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  1. 新座市議会 2018-09-07
    平成30年 9月文教生活常任委員会-09月07日-03号


    取得元: 新座市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    平成30年 9月文教生活常任委員会-09月07日-03号平成30年 9月文教生活常任委員会 ┌───┬──────────────────────────────────────────────────┐ │   │          文  教  生  活  常  任  委  員  会  記  録         │ ├───┼────────────────┬────────────────┬────┬───────────┤ │   │                │                │招  集│           │ │ 出 │委 員 長 鈴  木  明  子 │委  員 木  村  俊  彦 │    │平成30年9月7日  │ │   │                │                │年日│           │ │ 席 │副委員長 芦  野     修 │委  員 佐  藤  重  忠 ├────┼───────────┤ │   │                │                │開  催│           │ │ 委 │委  員 助  川     昇 │委  員 亀  田  博  子 │    │第2委員会室     │ │   │                │                │場  所│           │ │ 員 │委  員 平  野     茂 │                ├────┼───────────┤ │   │                │                │開  会│           │ ├───┼─────────────┬──┴┬───────────────┤    │午前 9時28分   │ │欠 席│             │署 名│  芦  野     修   │時  刻│           │ │   │             │   │               ├────┼───────────┤ │委 員│             │委 員│  木  村  俊  彦   │閉  会│           │ ├───┴──┬──────────┴───┴───────────────┤    │午後 4時48分   │ │議長出席有無│ 無                            │時  刻│           │
    ├───┬──┴─────────────┬────────────────┼────┴───────────┤ │   │教育長        金子 廣志│中央図書館長視聴覚ライブラリー│学務課副課長兼人事・学事係長  │ │会 出│教育総務部長     渡辺 哲也│館長         上原  隆│           金子 一人│ │議 席│教育総務部副部長兼生涯学習   │中央図書館副館長兼視聴覚    │教育支援課副課長兼指導主事   │ │事 し│スポーツ課長     金子 啓一│ライブラリー副館長  山崎知佳子│           渡邉 栄次│ │件 た│教育総務課長     鳥之海輝幸│学校教育部長兼指導主事     │教育相談センター副室長兼指導主事│ │説 者│教育総務課副課長兼管理係長   │           梅田 竜平│           八代  剛│ │明 の│           森山栄一郎│学校教育部副部長兼学務課長   │市民生活部長     大塚 力也│ │の 職│生涯学習スポーツ課副課長    │兼指導主事      杉原 浩二│市民生活部副部長兼地域活動   │ │た ・│兼社会教育主事    斉藤 政登│学校教育部参事教育支援課長  │推進課長       齋藤寿美子│ │め 氏│生涯学習スポーツ課副課長    │兼指導主事      大井 敏彰│経済振興課長     竹内 尚治│ │  名│兼スポーツ・青少年係長     │学校教育部参事教育相談センター│市民課長       松崎 武志│ │   │           小糸 克己│室長兼指導主事    浜田 祐加│環境対策課長     平岩 幹夫│ │   │中央公民館長     新井 正人│学務課副課長兼指導主事     │リサイクル推進課長  玉井 晶子│ │   │中央公民館副館長   佐藤  守│           丹野 俊宏│交通防犯課長     今村 治美│ │   │                │                │農業委員会事務局長  栗山 隆司│ ├───┼────────────────┼────────────────┼────────────────┤ │職出の│                │                │                │ │務席職│                │                │                │ │のし・│議事係主任  仁木 雅宏    │                │                │ │たた氏│                │                │                │ │め者名│                │                │                │ └───┴────────────────┴────────────────┴────────────────┘ ┌───────┬──────────────────────────────────────────────┐ │       │議案第76号 平成30年度新座市一般会計補正予算(第3号)〔分割〕             │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │会 議 事 項│議案第82号 平成29年度新座市一般会計歳入歳出決算認定について〔分割〕          │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │陳情第 4号 条例の改正及び資産課税の軽減に関する陳情書〔分割〕              │ └───────┴──────────────────────────────────────────────┘  開  会 ○鈴木明子 委員長  これより文教生活常任委員会を開会いたします。  昨日教育委員会より説明をいただきましたので、これより質疑に入りたいと思います。  質疑のある委員の方は、挙手をお願いいたします。 ◆佐藤重忠 委員  おはようございます。それでは、事業別決算説明書でページ数を申し上げながら質問させていただきます。  まず初めに、408ページ、学務課、一般事務のところで学校通学区域審議会委員報酬とありますが、どのような審議がされているのか。内容、そのとおり学区の話だと思うのですけれども、現状の生徒数の偏りを考えると大変これは重要な会議ではないかと思います。概略を教えていただければと思います。  それから、410ページ、教育振興費、入学準備金・奨学金貸付ですが、補正予算減と、それから不用額の合計で相当な金額が今回は使われなかった。きのうご説明いただいたのですけれども、せっかくの制度なので、いかに有効活用するかという部分で、具体的にどのような形で対象者が減ってしまったのかということを教えてください。  続きまして、418ページ、教育副読本整備の中で、事業概要に細かくありますが、2番と4番となっていて、中学校社会科地域教材資料集、これは中学1年生全員に配布、その下も中学校体育実技、これも中学校1年生全員に配布とありますが、なぜか冊数が違います。これは、何でこういう差が生まれたのか教えてください。  次に、426ページ、学校教育農園です。これ私毎回何か言わせていただいているのですけれども、大分頑張っていただいているのか、残り2校、二中と三中にまだ農園がありません。具体的にどのような今努力をなさっているのか、わかれば教えてください。  それから、428ページ、部活動ボランティア指導員配置、ふやしていただいているということで、大変頑張っていただいていると思います。私は、正直さらに増員を図るべきかと思います。また、報酬が、どうしても金額的にこれだとお一人様、1年間頑張ってやっていただいて2万円という計算になろうかと思いますけれども、やっぱりもっと上げてもいいのではないかなというのが正直な感想です。その辺のところの見解を教えていただければと思います。  続きまして、学校獣医師、430ページ、これも7校に対して学校獣医が委嘱されております。この7校以外の小学校はどうなっているのでしょうか、教えてください。  それから、432ページ、教育相談、これ決算資料の58ページに長期欠席児童数ということであるのですけれども、まず1点は、この不登校となっている方たちの理由についてどのようなことをお考えになっているのかと、それから(4)で資料の中のその他というのがあるのですけれども、その他というのはどのような方たちを指すのか、教えてください。  続きまして、448ページとあわせて460ページもそうなのですけれども、要保護及び準要保護児童生徒就学援助ということで、2番の援助の内容が、例えば学用品等だと小学校の場合には915人、460ページの中学校の場合には551人とありますが、このア、イ、ウ、エ、オと項目があるのですけれども、下のウ、エ、オが少なくなるのはある程度わかるかなと思うのですけれども、新入学の児童の学用品費はどちらも200人台ということで、このアとイの差がどうしてこういうふうに出てくるのかというのが理由がわかれば教えてください。  それから次、492ページ、03図書館資料整備なのですが、これも事業概要のところに分館と書いてあって、開館日が484日となっています。1年は365日なので、484日というのがどのような計算をして484日というふうに形づくられているのかを教えてください。  それから、あと3つです。500ページ、資料館費、歴史民俗資料館運営費ということで、決算年度の来館者数3,260人ということで記載がありますが、直近の近年の来館者数の変遷を教えていただきたいと思います。  それと、私も行ったときに思ったのが、置いてあるもののせいだと思うのですけれども、ちょっとカビ臭いというか、そういうにおいがすごくするので、リニューアルとかそういうことをするお考えはないかお聞かせください。  あと2個です。512ページ、05学校環境衛生検査の中でいろいろな検査をしていただきました。ありがとうございます。それで、検査をして問題のあった学校は具体的にありますでしょうか、教えてください。  最後に、524ページ、給食室施設整備です。給食室、この間も視察で給食をいただきました。大変おいしく食べさせていただきましたが、それをつくっていただいている給食調理員たちの仕事の環境を考えますと、やはりエアコンがどうなっているのかというのを確認させていただきたいと思います。この暑い中、どのようにことしを乗り切ったのかわかりませんが、具体的に給食室のエアコンが設置されている学校名を教えてください。  以上です。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  学務課関連のご質問3つかと思います。通学区域の審議会の審議内容、それから入学準備金等の貸付金について、それと就学援助関係で3つご質問いただいたかと思いますので、順次お答えいたします。  まず、408ページ、409ページ、学校通学区域審議会についてですが、今年度、年4回の報酬を見込んでいましたが、2回の開催となりました。会議では、主に大和田小学校、第四小学校及び陣屋小学校の教室数不足について検討、審議を行いましたが、現在のところまだ大丈夫だということで、今後注視していくというご意見をいただいております。  それから、410ページ、2つ目の質問ですが、貸し付けですけれども、700万円の不用額がございましたが、人数的にはほとんど変わりなく、平成26年度14名、平成27年度15名、28年度16名、29年度15名とほとんど人数は変わらないのですけれども、大学等の入学準備金の金額は70万円と私立の場合は大きいのですが、高等学校の入学準備金の申請は多かったのですけれども、その人数の差が金額の差になったかなと。平成28年度と29年度では、支出が200万円ほど少なくなっております。そんな関係が理由です。  それから、448ページ、449ページ、就学援助ですが、アの学用品費915名、これは準要保護の児童全員、新入学児童学用品費というのは新1年生の人数ですので、新1年生の264人に新入学児童学用品費を援助したということでございます。  以上でございます。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  お答えいたします。  419ページ、副読本の冊数につきましては、こちら2番の中学校社会科地域教材資料集というものは、本市で編集委員が作成している新座市の資料として取り扱っているものです。4番の中学校体育実技の副読本につきましては、こちらは市販のものでございます。4番の体育実技の副読本につきましては、生徒数に応じて購入を補助しているものでございまして、2番の地域教材資料集につきましては少し余剰分を見込んで作成しているものでございますので、100冊程度多く作成をしているものでございます。  続きまして、427ページ、学校教育農園につきましては、現在、平成30年度の段階で、第三中学校のほうは農園のほうを準備できましたので、現在農園がないのが二中のみということになっております。二中につきましては、住宅地の中に学校があるということと、現在校地内で農園を準備、整備しているところでございますが、まだ整備の途中ということで、今年度についてもまだ少し準備はできていないというところで、現在農園が準備できるように進めているところというふうに報告を受けております。  429ページの部活動のボランティア指導員の配置につきましては、見解としましてはこちらとしてもふやしたいところでございますが、ボランティア指導員につきましては校長が認める者ということで、やはり技術指導だけではなくて教員のかわりにいろんな面で指導ができるという部分で、校長が認めている者を部活動指導員として配置しております。ですので、単純にふやすというわけにはいかない部分ですので、学校として信頼が置ける人にお願いする形で少しずつふやしている段階でございます。費用につきましては、1人当たり2万円ということで、確認しましたところ近隣の市の中で一番安いということを伺っております。回数は、休日、2時間、30回をノルマとして2万円ですので、1時間当たりの単価は300円程度ということですので、こちらとしてはふやしてほしいなというのは、本当に佐藤委員のおっしゃるとおりかなというふうに考えております。  続きまして、獣医師につきましては、7校以外の状況につきましては獣医師を必要とする飼育動物がいないということですので、一応必要とする動物がいるというところで7校の配置ということになっております。  以上でございます。 ◎浜田 学校教育部参事兼教育相談センター室長兼指導主事  ご質問があった不登校の理由でございます。こちらの理由につきましては、個々の個人の対人恐怖といったところ、それからもちろん非行傾向で学校に来られないということもあります。もう一つは、他人とのかかわり、それから母子分離不安と、あと保護者のほうで保護者が外国籍でいらっしゃる方が結構ふえてきておりまして、そういう方々の中では学校に行くことが当たり前という考えではない方が何人かいらっしゃっていて、お知らせが非常に弱いというところもございます。特定の国の名前については控えさせていただきますが、そういったところはスクールソーシャルワーカーが家庭訪問してすごくアプローチしているのですが、なかなかお国柄の違いというところで、考え方が相入れないところがあって、非常に難しいような状況が起こっているような現状でございます。  それから、その他につきましては、例えばサッカーのクラブチームに入っていて、海外遠征のため長期お休みをするといったところ、それから芸能活動があって長期お休みをする、それから宗教上の理由でお休みをしているというところがございます。  つけ加えさせていただきます。インターナショナルスクールに通っていてという生徒もございます。籍はこちらにあるけれどもというところでございます。  以上です。 ◎上原 中央図書館長兼視聴覚ライブラリー館長  まず、492、493ページの03図書館資料整備について、分館の開館日についてご質問をいただきました。  まず、この分館につきましては、栗原公民館図書室、西堀・新堀コミュニティセンター図書室大和田公民館図書室中央公民館図書室、新座団地図書室、5館のトータルとなっております。この分館につきましては、週2回、週2日の開館日となっております。  内訳と申しますと、まず栗原公民館図書室が102日、西堀・新堀コミュニティセンター図書室が101日、新座団地図書室が95日、大和田公民館図書室が92日、中央公民館図書室が94日のトータルとなっております。  以上でございます。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  事業別決算説明書は500ページ、資料館費の一番下のところで歴史民俗資料館運営管理の件でございます。事業概要のほうで29年度の実績をお示ししております。合計では3,260人の来館者がございました。近年の利用者数の変遷ということでございますが、29年度の3,260名、1日平均にいたしますと11.1人という実績でございます。さかのぼりまして28年度は3,387人、1日平均では11.5人、27年度では3,415人、1日平均で11.6人、こういった状況でございます。  なお、展示の関係でございますけれども、利用者自体は大体横ばい、若干減っているというような状況もございますので、新たな視点で、例えば昨年からは歴民でお花見をという、室内というよりは屋外の桜の木を使って桜の季節にご来場いただく、その流れで館内を見ていただくというような工夫もしながら進めているところでございます。  また、昨年からは学芸員を配置いたしまして、展示等も工夫しているという状況にございますので、こういった工夫をしながら、新たなイベントも取り入れて来館者数を維持もしくは増加するような工夫をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◎鳥之海 教育総務課長  事業別決算説明書524ページの給食施設設備につきましてご質問いただきました。  現状を申し上げますと、給食調理室に現在エアコンがついている学校が大和田小学校、新堀小学校、池田小学校でございます。こちらにつきましては、給食室の大規模改修にあわせてエアコンを設置したものでございます。現状23校ある中で、エアコンが設置されているのが23校という状況の中で、ちょっとどういった形で暑さをしのいでいるのかということでございますけれども、給食調理室にはエアコンがついていないのですけれども、休憩室のほうにはエアコンが設置してございます。交代交代で休憩をしていただきながらやっていただいている状況でございますが、ただ昨今の猛暑、こういったものを鑑みますと、給食調理室へのエアコンの設置というのは必要であると考えておりますので、今後第4次基本構想の後期基本計画、こちらにも給食調理室の改修が位置づけられておりますが、財政のほうとも諮りながら、今後の計画の中にあるものから順次エアコンの設置を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  済みません。先ほどの歴史民俗資料館、500ページのところで1点、リニューアルの件で答弁漏れてしまいましたので、追加をさせていただきたいと思います。  展示内容につきましては、このところ平林寺のご老師の歴代の衣装等とか若干内容のリニューアルはしておりますけれども、建物自体は昭和56年に建設して37年が経過をするという老朽化が進んでおります。中央公民館ですとか保健センターとの統合等の話も一時出ておりましたけれども、なかなか財政上の事情があって進まないというところでございます。これも含めてリニューアルにあっては、引き続き協議検討してまいりたいと存じます。  以上です。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  1点、ご質問のお答えが漏れてしまいましたので、お答えいたします。  512ページの学校環境衛生検査についてのご質問ですが、(1)の室内空気環境衛生検査、こちら1校、1部屋について継続的に実施しているものがございます。  それと、プール水の水質検査で、今年度については1校、大腸菌が発見されまして、水の入れかえをして使用したという経緯がございます。  以上でございます。      〔「今年」と言う人あり〕 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  プール水については、昨年度はなかったということです。失礼しました。 ○鈴木明子 委員長  ただいま学務課長より発言の訂正がございましたので、これを許可いたします。 ◆佐藤重忠 委員  答弁ありがとうございました。順次再質問させていただきます。  まず、408ページ、学校通学区域審議会につきましては、大和田小と第四小と陣屋小が教室数に問題が提起されて、まだ大丈夫であろうということで、意見ということでわかりました。ありがとうございます。  ただ、通学区域も含めて、児童数ももちろんそうだと思うのですけれども、やっぱりちょっと遠くから通われている子供とかがあるので、抜本的にどこかで見直さなければいけないのかなという感覚は持っております。引き続き我々も注視していかなければならないし、教育委員会としても引き続きの検討をよろしくお願いいたします。細かくは触れないようにします。  続きまして、410ページ、入学準備金・奨学金貸付ですが、先ほどの課長のご説明ですと、そんなに人数は変わっていないけれども、公立学校に行くか、私立学校に行くかというところで最終的に金額は大きく差が出ているのだという認識なのでしょうか。補正減と不用額を足すと正直、執行率が全てではないのは重々承知しておりますが、約1,000万円からの、要は半分以上使わなかったという状況になります。ですので、使えばいいというものではないのですけれども、せっかくある制度なので、いかにそういう、例えば幅を広げるとか、そういったことも含めて、しっかりそういう困っている子供たちを守るという発想は必要かなと思うので、もうちょっと詳しく再度ここはお聞きしたいと思います。  それから、学校教育農園、426ページにつきましてはわかりました。二中は、学校の中に整備しているという認識でよろしいですか。      〔「もう進めている」と言う人あり〕 ◆佐藤重忠 委員  進めているということですね。わかりました。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。  次、部活動ボランティア、428ページにつきましては、増員については校長先生が認められたらということで、さまざま校長先生の認識もあろうかと思いますので、ただ増加傾向にあるということはすごくよいことだと思いますし、さらには2万円という報酬がやっぱり少ないという認識を持っていただいているのはよかったと思います。これは、どこかで費用を捻出していただいて、しっかり報いていく。それによって、より指導員の数がふえていくという相乗効果を生んでいって、どんどん施策としてよくなると思いますので、ぜひ実施していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  430ページ、学校獣医師については、そのほかの小学校にはその対象となる動物がいないということで、わかりました。ありがとうございます。  432ページ、教育相談について、資料58ページにある長期欠席児童生徒数一覧表の中の(3)と(4)の内容をお聞きしました。(3)のほうの不登校の理由については、個人の対人恐怖であったり、あるいは非行傾向であったり、他人のかかわりが余り好まない人であったり、お母さんと離れるのが難しい子だったり、学校に行かせるのが全てではないというふうなお考えの方もいらっしゃったりということで、もっともだなと思います。学校に行かせるのが全てではないというのは、私もある意味それは間違ってはいないのかなとは思うのです。学校に行くのが本当につらければ行かなくてもというのが、今そういう発想が流れになっておりますので、決してそれを責められるものではありませんし。ただ、個人の対人恐怖であったりとかというのは、やっぱりもともとがそういう環境に置かれて学校に行けなくなってしまっている。いじめが全部と言っているわけではないです。でも、そういう子たちもいるので、本当に教育センターの皆様は大変だと思うのですけれども、引き続きこういう子たちのケアをしていただいて、例えば小学校でだめだったら中学校でまた頑張ればいいし、中学校でだめだったら高校で頑張ればいいしみたいな、そういう背中を押してあげられるような、そういうご努力を引き続き頑張っていただければと思います。  その他の4番のクラブチームの海外遠征とか、芸能活動とか、あとは宗教上の理由とか、インターナショナルスクールに行っているという子が29年度では31人もいらっしゃるということで、小学校は。中学校も裏に書いてあって12人もいらっしゃるということで、結構いるのだなということで、ちょっとびっくりした次第なのですけれども、細かく聞くものではないのでいいのですが、どうかうまく長期欠席みたいな、こういうマイナスのイメージではなくて、そういう子たち、例えば芸能活動とかクラブの海外チームの遠征の子とかでも長期欠席という扱いになってしまうのですか。義務教育ですので進級できないとか、そういうことはないのだと思うのですけれども、こういう子たちの、例えばインターナショナルスクールは別なのですけれども、こういう子たちの勉学のケアみたいなのというのはどのように図っているのか、ちょっとそれだけ教えてもらっていいでしょうか。  それから、続きまして448ページと460ページの要保護及び準要保護に学用品等の援助と新入学児童の学用品の金額、人数の差についてはよくわかりました。済みません、ありがとうございました。
     492ページ、図書館資料整備につきましてもよくわかりました。分館の合計の数だということですよね。はい、ありがとうございます。  続きまして、500ページ、歴史民俗資料館につきましても、新たな試みも含めて見学者数の増員を図っているということで、涙ぐましいご努力も含めてありがとうございました。  次のページの503ページの事業概要に歴民土器ドキ体験教室なるものも書いてあるのですけれども、大和田二・三丁目でどれだけ出たのかわかりませんが、結構、たしかつぼみたいな土器が出たというふうに伺っております。こういったものも展示して多くの方に見せるとか、それをしっかりPRすれば来てくれる人もふえるのではないかなと思うので、そういったこともご検討いただければと思います。リニューアルについても厳しい財政状況でということで、いたし方ない部分あると思いますが、引き続き財政部と検討をお願いいたします。  それから、512ページ、学校環境衛生検査で、29年度は1部屋だけ、そういう室内の空気環境衛生検査、継続的に検査は続いているということですか。そういった部屋があるというふうに伺いました。どこのどの教室なんていうことは聞かないのですけれども、どのような再検査になったのかというのがわかれば教えてください。わからなければわからないで結構です。  最後に、524ページ、給食室のエアコンについて、大和田小、新堀小、池田小については大規模改修にあわせてエアコンが設置されているということで伺いました。休憩室にはついているということで、そこで交代しながらということもあろうかと思いますが、そんなに給食調理員、大勢の人数でやっているわけではございませんので、ほとんどの方が一遍にそこで働いていらっしゃると思います。ことしの暑い中で働くという環境を考えると、より熱が出る場所でもありますので、例えば生徒や先生たちよりもさらに厳しい中での仕事であるということは目に見えていますので、これについても計画的にというよりも、本当に一刻も早く来年に間に合うぐらいの勢いで財政当局としっかり闘っていただいてエアコンをかち取っていただければと思います。よろしくお願いします。  以上、何点か伺いました。再度答弁をお願いいたします。 ◎梅田 学校教育部長兼指導主事  まず初めに、410ページ、貸付金関係の残高が多いのではというお話がございました。こちら貸付金のほうは、もともと予算をとるのに過去、やはり多くの方がご利用になられたとき、この29年度当初予算では23名を予算で計上しております。その多くの部分が大学の私立、こちらを17名想定していたところ、実際には5名の方ということで、12名、70万円のものが、12名分は残ってしまっているというのはございます。ただ、学務課長が申しましたように申請数は、平成27年から20件、28年度が25件、昨年度が29件と申請そのものは多く、ふえているところでございます。ただ、実際に決定して貸し付けたものが横ばいという状態でございます。  また、さらに多くかかわっているのがもう一つの奨学金のほうでございます。こちらは、正直申し上げまして、こちらも申請数そのものが、昨年度は一昨年の7件から3件と、そして実質新規の方が1名という人数でございます。新規の方は、やはり少ないのも確かではあるのですが、27年度は5名いた新規の方が28年度に2名、そして昨年度が1名、さらに継続でこちらは行っていますので、その方が抜けていった分余りましたので、まず初めに補正減をさせていただいているところでございます。ですので、こちら側もPRはしているのですが、今どうしても大学生、奨学金で苦しんでしまうという新聞記事も目にしているところですが、そういったものも場合によると関係しているのかなという感じは個人的にはしています。  以上です。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  512ページ、513ページ、学校環境衛生検査について再度のご質問をいただきましたのでお答えいたします。  室内空気環境衛生検査、こちら継続的に検査をしている学校が小学校1校、1部屋ございまして、ホルムアルデヒドが基準値を若干超えているというところで、毎年9月の時期に行っております。  以上でございます。 ◎浜田 学校教育部参事兼教育相談センター室長兼指導主事  その他の児童・生徒への学習対応というところで再質問いただきまして、お答えしたいと思います。  そちらにつきましては、各担任、それから教科担任が放課後等時間を見つけ、また長期休業中の時間を見つけて個別指導に対応しているところです。ただ、保護者のほうがその辺を懸念して、おうちのほうで勉強を見ていただいているというケースも多々ございます。本年度につきましては、インターネットを介した学習支援システムをお試しで今行っているところです。そうすると、いろんなところで子供たちが時間を見つけて、インターネットを介して学習、自分のペースで進めていくということもできますので、そういったものも今後活用しながら、学習に対するサポートはしていきたいと考えております。  以上です。 ◆佐藤重忠 委員  ありがとうございました。先ほどの入学準備金、奨学金の件なのですけれども、事情はよくわかりました、説明をいただきましたので。例えば子供たちの進学予定している人数、あらかじめある程度想定しておいて予算どりをして、それが継続してやっていくから、年によっては使わない年も出てくるだろうと、そういうことですよね、結果的には。わかりました。しようがないというか、そういうふうな形でお金を用意しておくということがまずは大事なので、いざ使いたいという子供がいたときに、ごめん、足りないのですけれどもというよりは、はるかにこっちのほうがずっと大事なことなので、発想としてはよくわかりました。  本当は、私ついでに言いたかったのは、そういう子たちが使わないのだったら、もうちょっと経済的に、その子たちよりはゆとりのある子たちに対してもそういう貸し付けをと思ったのですけれども、そうしてしまうと毎年毎年ですものね。それがどんどん、どんどん膨れ上がっていってしまったりとか、この子は使えるけれどもこの子は来年は使えないと、同じような子たちの比較とかになってきてしまうと、それはできないということですものね。わかりました。これは、もう仕方がないのかなと思って、ありがとうございました。  それから、ホルムアルデヒドという接着剤とか壁紙とかに出てくる、そういう化学物質です。よく自宅でもシックハウスとかで言われるようなものですよね。しっかり換気をしていただいて、それを除去していただくように。そんなに大量なものではないと信じておりますけれども、引き続き子供の教育環境を整えていただけるようにご努力をお願いいたします。  それから、長期休暇児童については勉強のフォロー、よくわかりました。放課後と長期休暇中とか、あとはインターネットを介してということで、フォローしていただいているということで、先々のこともありますので、そういう子供たちがしっかり勉強を続けていける。一回つまずくと、なかなか戻ってくるのが大変だというのが教育だと思いますので、学校も大変だとは思うのですけれども、しっかりつながっていただいて、そういう子たちの長期にわたるフォローをお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  私からは以上です。 ◆木村俊彦 委員  幾つかたくさんあるので、順番に行きたいと思います。  全体を通して見て、やっぱり教員の多忙化という観点から少し、教育長も以前から言っていますけれども、スクラップ・アンド・ビルドという、1つ新しい事業をやったら1つ廃止していくとかしないと、どんどん膨らんでいくという。何かどうも小さな事業がたくさんあるような印象を受けているので、そこら辺の観点。  それから、日本はこれから少子高齢化といって高齢化の問題に本当に向き合っていかなければいけない。いろんな認知症だとか要介護の人たちも地域の中にいっぱい出てきて、それ私たちですけれども、年代的に言うと。だから、どうやって支え合っていくのかという、それを考えると、やっぱり学校教育の中でともに育ち学ぶというのを本気でやっていかなければいけない、そういう視点がどういうふうに盛り込まれているのかという、大きくその2点の視点から決算書を見させていただきました。  まず順番に、404ページですけれども、教育委員会点検評価検討会議という、こういうのがあるというのを初めて知ったのですけれども、これが一体構成メンバー、どういう人が入っていて、どういう内容をやっているのかを教えてください。  それから、410ページ、小学校第1学年の副担任13人が17名ということで、人数がふえたわけですよね。これは、私はかなりいい制度ではないかなというふうに思っているのです。障がいを持っている子なんかにとっても、とてもいい制度ではないかなという。介助員というと、その子にべったり張りつくという感じなのですけれども、そうではなくて子供たちがともに育ち合っていくことを支えるという、クラス全体の視点を持っているという。ただ、いろんな人が教室に、授業に入ってくるということを嫌がる先生もいるのではないかという気もするのですけれども、現場のほうでどんな意見が出ているのかということと、それからあと副担任の人というのは、教員資格というのは持っているのかどうなのか、授業というのはできるのかできないのか、そこら辺のことを教えてください。  それから、416ページ、学校評価システム推進、これですけれども、どうも何かこれが入ってきてからすごく忙しくなった気はしていて、全ての教職員が自己評価シートというのを出さなければいけなくて、地域からの評価があって、第三者評価があって、それで学校としての評価を出してという、ここら辺がよくわからないのですけれども、この自己評価シートの評価項目みたいなものは全部一律のものなのか、地域によってそれぞれの現場でつくっていたものなのか、そういうことと、評価の観点も含めてですけれども、教えていただきたいと思います。学校評価システムを導入してきたことによる成果と、それからいろいろ問題点もあると思うのです。現場の先生たちの意見も含めて、どういう問題点があるというふうに考えていらっしゃるか。教員にしてみると、年に2回、自己評価を出すということもあるし、日課表は出ているけれども、それとは別に1週間何やったということも細かく全部校長に出して判こをもらってという、すごくそういう仕事がふえているのではないかという、これにまつわるものとして。何かやっぱり息苦しくなってきているのではないかなという気もしますが、どういう現場の意見が上がっているのか教えてください。  それから、416ページ、学校応援団推進ですけれども、これについても随分いろんな人がPTA含めて協力してくれる人は多いと思うのですけれども、私も以前地元の中学でいろいろかかわっていたのですけれども、当時の校長先生は、やっぱりこれは双方向であるべきだと。一方的に学校が地域にやってもらうだけではなくて、学校が地域にどういう貢献ができるか、これを考えなければいけないのだとおっしゃっていたのです。だから、学校もたくさんの多忙な仕事があって、そういうのをいろいろ地域の人にやってもらうということだけではなくて、だから意外と地域の人からすると、学校の先生の顔というのはわからないのです。子供たちが地域に出て、いろんな形でボランティア活動をやるとか、学校の先生たちもそういう意味で地域へ出かけていって、学校の中だけで動くのではなく、そういう地域とのかかわりみたいなものというのはどう考えていらっしゃるのか教えてください。  それから、418ページ、小学校体育連盟の補助ということで、小学校だけだと思いますけれども、陸上競技大会を毎年やられている。これ北地区が中心になっているという、中心になった原因というのも1つ教えてもらいたいのと、それから秋の時期に全体で競技大会をやるために、学校はそれに向けた取り組みをしているわけですよね。だから、それが1個あることで学校の年間計画というのがすごく組みづらくなっているという話も聞いているのです。実際には当日は、ほとんどの子は50メートル走を1回走って、それでもう終わってしまうという、あとは何していいかわからないみたいな。  それから、また開閉会式みたいなことで各学校がずらっと並ぶと、そこでちゃんと並んでいるかどうかというのを比較されたりとか、結構いろんな負担が多いという話も聞いているのです。だから、そういうことを考えると130万円の予算を使って、あえてそういう競技大会をやっていく必要があるのかどうなのか。むしろ水泳大会なんかだと、水泳記録会ですか、各学校で記録だけとって、それで出るわけですよね。だから、陸上競技大会でも同じような部分はあるのではないかなと、タイムだけとって。だから、そんなようなやり方に少し変えて学校負担を減らしていくという意味では、ちょっとそういうことを考えてもいいのではないかなという、そういうことについては検討されているでしょうか。バスを出すだけでも130万円の予算があれば、むしろ体育備品に充てるとか、全体の体力アップのために使っていくとか、少ない予算の使い方としてはそういうこともあるのではないかな。教えてください。  それから、あとは426ページ、今佐藤委員からも出ましたけれども、学校教育農園ですけれども、残るは、あと二中だけが農園がないというお話だけれども、私はちょっと逆に学校教育農園というのは、本当にそういうふうに子供たちに役立っているかどうかという。どうも忙しくて学校の先生が担えないという。ほとんど農家の方が全部やっていて、みんな入らないでくれという話もあるぐらいで。夏休みなんかは、水場もないところで、学校からリヤカーで水を運んでいってとか、雑草を取ったりとか、物すごく負担も大きい。もちろん地域によってすごく理解のある農家があって、やりましょうというところでやるのはいいのだけれども、だからやっぱりそういう地域性ではなく、全体でやるべきだみたいな形で、そうすると相当負担になっている学校もあるのではないかなと、そういう見直しというのはどうでしょうか。  それから、あと432ページ、教育相談についてですけれども、不登校生徒の問題ですけれども、かなりふえているということで、私が気になっているのは、中学3年を卒業した後の進路ということは気になっています。子供のいろいろ問題というのは、中3までは学校や教育委員会が見ていくのですけれども、卒業してしまうとそれで終わりになってしまうのです。障がい者でもない、高齢者でもないというと、福祉のほうでもちゃんと把握できていないとか。そうすると、そういう子供たちがそのまま不登校がひきこもりになってしまって精神疾患を発症するという例もたくさんあるのです。だから、中3を卒業する段階でどこに引き継いでいくのかとか、進路はどうなっているのかということは、ちゃんと現場が把握して、しかるべきところにつないでいくという必要はあるのではないかな。そこら辺の切実な思いを多分現場は持っていらっしゃると思うので、お聞かせください。  それから次は、434ページ、特別支援教育整備ですけれども、これともに学び育つということにちゃんと特別支援教育がなっているかどうかというのは相当疑問もあります。特別支援教育支援員というのが配置されていますけれども、これ新しくできた障害者基本法、障害者基本計画ですよね。その中では、支援員については、普通学級に学ぶ障がいの子には今まで何の制度もなかったと。このコーディネーターを配置するというふうに書かれているのです、実際に。でも、実際のところは、むしろ特別支援学級にみんな、何か特別支援学級は大変だからあっちへ行ってくれという、そういう人が多いのではないかな。それ前にも資料を出していただきましたけれども、そこら辺のところはもうちょっとともに学び育つことを支えるということをやるべきではないかなということを聞きたいと思います。  それから、就学支援委員会ですけれども、これも就学指導委員会が学校教育法施行令が改正したことに伴って就学支援委員会に変わったのですけれども、適正な就学支援を行ってきたと書かれているのですけれども、適正な就学支援というのは何なのか。何か判定するだけのようなふうに思えるのです。もっと早い時期で、大阪市はそういう就学支援相談というのは各学校がやっているとおっしゃっていました。それで、各学校の中でいろんな相談が来て、基本は地域の普通学級ですよということをちゃんと明記してある。それで、あとはだからいろいろ保護者が選んでくださいと。普通学級へ行きたいという場合には、ちゃんとそれができるように9月の段階で体制を組むのです。だから、9月からやっていかないと、この子にはこういう施設整備が必要だとか、こういう人的な体制が必要だとか、そういうのは9月からやっていくのです。それがやっぱり就学支援委員会。特別支援学校移行に関しては、地域から分かれてしまうから、ちゃんと交流教育をやりましょうとか、そういうのを早い段階で形にしていく、そういう機関になっているのか、なっていないのかお聞きします。  それから448ページ、それから460ページもそうですけれども、特別支援教育就学奨励、これは国の制度ですから、知らぬと言っていればそれまでですけれども、何かおかしいですよね。対象者が特別支援学級へ通っている子と、通常学級に通いながら22条の3に該当する児童。そうすると、22条の3というのは比較的重度のお子さんが入っているわけです。軽度の発達障がいのお子さんに関しては、普通学級にいる場合には補助は出ませんと、障がいだけれども。でも、特別支援学級へ行けば補助金がもらえますよということなのです。だから、そこら辺のところはおかしいと思いませんかという。ちょっとそういうおかしさは、国に対して言っていくとか。だって、同じ子が普通学級に行ったら出ないけれども、特別支援学級へ行けば出ますよというのは、特別支援学級への誘導策になってしまうのです。それを教えてください。  それから、464ページ、成人式についてですけれども、出席者が1,028人ということで、市民会館に座れる数というのは多分1,000なかったですよね、九百幾つだと思うのですけれども、だからこれ入り切れているのかどうなのか。私も来賓で、議員ですから最初行っていたのですけれども、ある年、全然子供たちが入り切れないという様子を見ていて、それでその後も遠慮するようにしたのです。議員がいるより、やっぱり当事者の成人を迎えた子がちゃんと座ってほしいという。そこら辺の今状況がどうなっているか、教えてください。  それから、最後に488ページの公民館の施設整備についてですけれども、地域はどんどん高齢化してきているのに公民館が追いついていけないという、公民館のバリアフリーが全然進んでいないという、ここのところはどういうふうにお考えでしょうか。  それと、あとはその分、体制がない分というのは人的にやっぱり対応してほしいのですけれども、私のところにもちょっと相談があって、ある公民館ですけれども、職員に「ちょっと助けてくれ」と高齢の方が、いろいろ公民館講座なんかもうんと協力してきている方が言っても、そういうのは仕事に入っていないから自分でやってください、やりませんみたいな、何かもうちょっと。そういう高齢者とか障がいの方が来た場合に、例えば古いところで階段しかない場合には上へ上がれない、車椅子なんかだと。そういう場合にどういうふうに対応されているのか。職員に対する研修というのも必要なのではないかな、そんなふうに思いますけれども、どんな研修が組まれているとか、そういうのを教えてください。  以上です。 ◎鳥之海 教育総務課長  事業別決算説明書404ページの教育委員会点検評価につきましてご質問をいただきました。  こちらにつきましては、教育委員会の大きな重点施策を定めまして、その下に各教育委員会の担当というか、課が担当します事業がぶら下がっておるわけですけれども、そういった事業につきまして担当部署のほうでまず評価をいたしまして、その評価につきまして、今度は外部の学識経験者、これは市内3大学の教授、そういった方々を中心とした構成メンバーでございますが、意見をいただきまして、最終的に教育委員会のほうで評価を行っているというものでございます。  評価につきまして、先ほどスクラップ・アンド・ビルドというようなお話がございましたが、この中で効果があり継続していくべきもの、これがA評価というものでございます。あとは、改善点が必要なものについては今後改善をしていくと、これがB評価でございます。あとは、事業効果もなく、見直しまたは廃止が必要なものということで、こういったものをC評価としております。こういった形で、事業につきまして見直し等を行っている状況でございます。  教育総務課からは以上でございます。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  410ページ、副担任についてのご質問をいただきました。  副担任については、現場の意見とのことですけれども、学校には学生ボランティア等、担任以外の補佐する役といいますか、かなり現場には入っておりまして、開かれたものとなっており、担任は非常に助かっていると。負担等は、当初はありましたけれども、現在はどんどん入ってもらいたいという担任がほとんどでございます。  また、副担任の資格ですけれども、教員免許を持っている者が条件でございます。場合によっては、小学校免許でなく、中学校免許という方もいるかと思いますが、教員免許を持っている方ですが、基本的には担任ではないので、単独での事業というのは行っておりません。  もう一点、448ページ、特別支援教育就学奨励費でございますが、障がいのある児童の就学のための必要な経費、その児童の保護者に対して、国の援助をもとに市が行っているものでございます。確かに障がいをお持ちで、通常の学級に就学しているお子さんもいるわけですけれども、国の制度にのっとって進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  木村委員からのご質問にお答えいたします。  416ページ、学校評価システムの推進につきましては、こちらは法令に自己評価、学校関係者評価、第三者評価を行うようにということが明記されておりまして、それに基づいて新座市のほうで実施しているものでございます。また、評価項目につきましては、自己評価につきましては共通の評価項目もあるのですけれども、各学校の実態に応じて3項目ずつ、学校長が評価項目を定めて評価する部分もございます。また、こちらの評価につきましては、ただ教職員を査定するだけではなくて、教職員の実態を把握し、また学校運営の改善につなげていくために効果のあるものというふうにこちらとしては認識しております。  続きまして、416ページ、学校応援団、双方向のかかわりがあったほうがいいのではないかというところであるのですけれども、こちらにつきましては、学校応援団につきましては学校応援団に関する、こちら予算のほうがあるのですけれども、各学校、木村委員と同じようなことを把握しておりまして、全ての学校で把握しているわけではないのですけれども、第四中学校に学校訪問に行った際に、第四中学校ではこのような地域ジュニアリーダー活動記録というものを校長先生みずからつくっております。こちらのものを持って生徒が地域のボランティア等に参加をした際に、地域の方に記録をしてもらって、自分で自己評価をしてというような形で、各学校も木村委員がおっしゃったような地域貢献というものを考えております。こちらの実態につきましては、こちらも少し中学校を調べて、五中も六中も同じような取り組みをしているということで報告を受けております。また、その他は確認したいと思います。  418ページ、小体連の補助につきまして、中止の原因については、雨天が当日、また予備日、双方続いたことによります。やはり教育課程をそれ以上ずらすことはできませんので、昨年度は苦渋の決断で中止ということになりました。負担というご意見も出たのですけれども、これまで継続してきたメリットも多数見られます。1つは、水泳ですと水の中、条件変わらないで、25メートルプールということで、共通の条件ですけれども、やはりグラウンドは各学校によって状況が変わります。別々にとっても、なかなかそれが同等の記録ということにはなりません。また、陸上競技場は公式の陸上競技場ですので、そこで共通の条件で行えるということと、やはり子供たちが公式の陸上競技場で走ることができるという、そのようなメリットもございます。また、学校間の交流という、小学校が南地区、北地区、半分ずつにはなってしまうのですけれども、多くの学校の6年生が一堂に会して競い合うという、そういう交流の場にもなっておりますので、木村委員がおっしゃった負担もあるかもしれませんが、こちらはそのようなメリットが大切だと考えて実施のほうをしているところでございます。  学校農園につきましては、負担があるかどうかという調査については、ちょっとしておりませんので、少しそこの実態についてはわからないところではあるのですが、ただ教育委員会としてふるさと農園構想というものに基づいて、新座の一つの柱として実施しているところでございますので、今後も新座市の趣旨にのっとってこちらのほうを、負担については少し解消していく方向で進めながら、この農園については推進していければというふうに考えております。  以上でございます。 ◎浜田 学校教育部参事兼教育相談センター室長兼指導主事  不登校生徒の中学3年を卒業した後の対応というところなのですが、その進路先ということについては、教育委員会のほうは把握しておりません。内々でお母さんとお話しする中で聞いたりするようなことはございますが、取りまとめているということはございません。その後、先ほどもお話しさせていただきましたが、対人恐怖であったり、精神的な不安があるという生徒もふえているところでございますので、通信制とか定時制とか、どこか学校に行けるようになった子供たちはいるかなと思うのですが、そうではなくて完全に引きこもっている子供たちについては、卒業後しかるべきところにつないでいく必要があるのかなということは私的には感じております。これは、学校教育委員会から手が離れてしまいますので、行政のほうにつなげていく必要があるのではないかなということは感じております。  2つ目ですが、特別支援教育の支援員の件でございます。こちらですが、私どもが把握しているのはちょっと違っておりまして、私、今年度初めて室長になったということもありまして、全ての学校に視察に行かせていただいております。その中で、支援員の動きを確認させていただいて、お話を聞かせていただいたりしているところなのですけれども、やっぱり人数が多くてどうしても手が必要であるというところとか、あとは教室からぱっと飛び出してしまう子供が特別支援学級にいたりする場合については、支援員に入っていただくようなことはあるのですが、多くの学校は特別支援教育コーディネーターという方がおりますので、そのコーディネーターが週の時間割を組みまして、月曜日は2年1組、3年2組、5年2組に入ってというような感じで、支援員がどこの教室に入るかということを組んでいただいて、普通学級に行って特別な支援が必要という児童がふえてきておりますので、そちらのほうに入っていただいておりました。今年度視察させていただいた中では、そういう状況になっております。  3番目ですが、適正な就学支援とはというところでございますが、就学支援委員会、何回か設けて進めているところですが、やはり保護者の希望というところもありますので、そちらを尊重しながら、相談に乗って進めているところでございます。教育委員会としましては、どこに就学するかというところ以上に、就学した後どんな支援をその子は必要としているのかということを考えて、その子供の成長、子供の持っている力を最大限に引き出していくにはどういう支援をしていったらいいのかなという観点で相談に乗り、学校にフィードバックしているところでございます。支援学校を選択した親御さん、子供につきましては、支援籍というところを紹介させていただく中で、地域の学校との交流を進めていく中で、地域から孤立をしないような配慮を持って対応しているところでございます。  以上でございます。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  464ページの一番下の成人式の件でご質問をいただいております。    実績につきましては、事業概要記載のとおりで61.4%、1,028名の参加者をいただいたというとこ   ろでございます。ここ数年、やはり60%程度の1,000人強ぐらいの方が成人式に参加いただいているというような状況にございます。これに対しまして、市民会館の客席数としますと907席でございますので、やはり何人かは座れていないという状況は現実にございます。1,028名の中でも、これは新座市の場合は実行委員会形式で、成人になる方々が企画して、いわゆる裏方にもなっているという部分を含めますと、そちらの方は席には座らない状況もございますので、その方が30名強、40名ぐらいおりますので、1,000人には至っていないのかなというところです。  また、受け付け段階でパンフレットを配っているのですけれども、式の次第等を配っていますが、それをお配りして、写真を撮って帰ってしまうというような方もおりますので、100%は若干超えているかもしれませんが、確かに晴れ着を着たり、そういう状況の中で、早く来た方たちはちょっと余裕を持って座るので、なかなか詰めていただけないというところもありますので、現実的にどれぐらい席に座れていないかというのは明確ではありませんけれども、市民会館以外の場所は1月の中旬、成人式の祝日に行っておりますけれども、外でやるわけにもいきませんし、なかなか総合体育館でもそういった寒さ対策には適していないというふうに考えますと、当面は市民会館で実施せざるを得ないかなというふうに考えております。  以上です。 ◎新井 中央公民館長  488ページの公民館施設整備に関係しましてご質問いただきました。  現状、高齢化に対して公民館のバリアフリーが追いついていないという趣旨でご質問をいただきましたけれども、実際例えば公民館でエレベーターがあるのが野火止公民館、栄公民館、東北コミュニティセンターということで、それ以外の館にはエレベーターが整備をされていないというような現状でございます。公民館の利用者の皆様は、例えば中央公民館であれば、建築後40年を経過しておりまして、利用者の皆様も高齢化が進んでいると。そういった中では、当然エレベーターなりが求められているという現状ではございますけれども、施設によってはエレベーターがそもそもつけられないというような施設もございますし、財政的にそういったところまではなかなか対応し切れないという部分がございます。現状エレベーターのない館において、例えば車椅子の方がお見えになって2階に上がるといった際には、例えば同じサークルの皆さんですとか、会議でいらっしゃった場合には同じ会議の出席者の皆さんですとか、あとその公民館の職員が協力し合って2階までお連れするというような形をとっております。  また、高齢化に伴いまして、従来は元気に公民館を利用できたのだけれども、例えば荷物なりをたくさん持つと、なかなかそれを持ち運ぶのが難しくなってくると。そういった場合に、職員のほうで何らかの対応といった部分ですけれども、公民館といたしましては利用者の皆さんと公民館の職員がお互い協力し合って、また利用者の皆さん同士で協力し合って公民館を利用しやすいようにしたいというふうに考えておりまして、利用者の方に対する対応ですけれども、この辺は先ほど研修というようなお話がございましたけれども、当面一人一人の職員に対して、接遇のレベルだと思いますので、そういった公民館職員が利用者の皆さんに協力していくといった部分をしっかりとその接遇面で指導して、利用者の皆さんに利用しやすいように協力していくというような対応をとっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○鈴木明子 委員長  休憩します。      休憩 10時42分      再開 10時44分 ○鈴木明子 委員長  休憩を閉じて再開いたします。 ◆木村俊彦 委員  答弁ありがとうございました。  404ページの教育委員会の点検検討会議はわかりました。3大学の先生とかに入ってもらって、いわゆる第三者評価みたいな、そういう動きですよね。教育長とかも評価される感じになるのですか。ここで評価されるのですね。A、B、Cで大体今の事業を続けるか、続けないかというような評価を第三者評価ということですよね。わかりました。  410ページの副担任については、結構学生ボランティアだとか、いろんな形で今は入ってきているから、外の人が入るというような構えは余りなくなってきているという、オープンな気持ちになってきている、それはいいことだなというふうに思いました。  教員免許、ちょっともう一遍確認したいのですけれども、基本的には教員免許状は持っているということでいいのでしょうか。中学校の免許を持って小学校はやっているという。多分中学校のほうが上位免許と言われていたから授業はできるのだろうと思うのですけれども、例えばその先生がお休みをとっているときに授業をやるみたいなことはあるのかどうなのか、ちょっとお聞きしたいと思います。  それから、416ページ、学校評価についてですけれども、ちょっとこれも確認したいのですけれども、自己評価については各学校ごとに校長先生がつくるという理解なのでしょうか。私、これ出したのは、何かこういうのがばっとインターネットではとれるのですけれども、これとは別に各学校ごとに評価項目みたいなものをつくられているのかどうなのか、そこのところの確認をもう一回したいと思います。  コミュニティ・スクールにだんだんつなげていくというときに、新座市全体として一律の評価項目があってというか、その地域地域で地域性もあるし、そこに通っている子供たちのいろんな問題もあると思うのです。そういう意味では、ここの学校は今こういう問題が地域でもあってこうだから、ここら辺に力入れましょうとか、コミュニティ・スクールの正しいスタイルというのはそういうところにつながらないといけないと思っているのですけれども、何かそこのところが一律のものでやらなければいけないということなのかどうなのか、ちょっと再度お聞きしたいと思います。  それから、学校応援団については、地域ジュニアリーダー活動記録という、四中ではつくられているという。この間四中の生徒が地域の活動に来たときには、それが出ていないのです。従来どおり生徒手帳の中に書くスタイルで、だから全然生徒にも通じていないなということと、それからもう一つ、生徒には声をかけても、なかなか先生たちが地域とつながっていないと生徒に伝わらないのです。今までも毎回校長先生や教頭先生には話しているのだけれども、出てきているのは、1つは生徒会の担当の先生が人事異動でいなくなってしまうと、その後生徒たちに伝わらなくなってしまったりとか、だからどういう過程でつながっていくのかなというのと、生徒たちが今地域のボランティア活動をやりたい気はあるのだけれども、土日は運動系の部活に入っている生徒は、まず出られないというのです。昔の生徒は、運動系に入っていても生徒会活動という形にすれば出やすいから、生徒会活動にしておいてくれという話も聞いていたのだけれども、最近は生徒会活動として仕切っていても、なかなか運動系の部活の場合には何だかんだ練習があったりというので、自分だけそっちへ出ていくというのはとても出づらいという、まだまだ工夫の余地があるのではないかな。だから、主に中学生だと思いますけれども、生徒が地域でボランティア活動をするための条件みたいなものをどういうふうに考えておられるか、もう一回ちょっと答えてください。  それから、あと陸上競技大会に関しては、当然メリットもあればデメリットもあるということだと思いますけれども、現場としては結構そういう意見も出ているという話も聞いていますので、ぜひ今後のあれに考慮してもらいたいと思います。バス代だけで130万円という、これをどういうふうに見るかですけれども、現場の意見もちょっといろいろ聞いてもらいたいなと思っています。  それから、あと426ページ、学校農園ですけれども、これも同じですよね。私が思って、さっきも言いましたけれども、何か全校どこもみんな一律でやりましょうということではなくて、畑を探すのも大変だし、畑中心のところで、農家でうんと協力したいと言ってくれるところは、ではそれを中心に総合事業を組もうとか、いろんなやり方はあると思うのです。だけれども、とてもそういう状況ではない地区もある中で、全部一律に学校農園をやるのだというようなやり方ではなくて、もうちょっとコミュニティ・スクールを考えるのであれば、その地区地区の独自性にある程度任せたいろんな事業があっていいのではないかな。そこら辺のところは、ぜひ検討していただきたい。  学校農園については、負担は解消していくと今おっしゃったのですけれども、例えばまず畑に水道がないとか、そういう対応は結構先生大変なのです。夏場の暑いときにリヤカーに水を積んでいくとかという、何とかなるのかどうなのかお聞かせください。  それから、不登校の問題では、今個人的にという部分でのお話は伺いましたけれども、当然現場で相談に当たっている方は心配でしようがないわけだし、ぜひシステムとしても、個人の思いではなくて、教育から福祉につないでいくということだけはしっかり制度的にやっていただきたいということで要望しておきます。学校としても卒業後の進路というのをしっかり、個人的に知っているというだけではなくて、やっぱり把握しておくべきだというふうに思うのです。先生たちは異動というのもあるわけですから、お願いします。  それから、特別支援教育の支援員についてですけれども、かなり以前は特別支援学級についての例が多かったものですからお聞きしました。特別支援学級は、もともとそういう仕切りではなくて、手厚い教育。私は、手厚い教育と思っていません。動き回る子がいっぱいいたときに大変な状況は、私も自分で経験しているので。ただ、特別支援教育支援員という位置づけは、もともと施行令改正に伴って、普通学級で今まで先生一人でできないよという話があったときに、そのための人事としてつけられたものだというふうに認識していますので、ぜひそれはそれで伝えていただきたいというふうに思います。  それから、就学支援委員会ですけれども、何か就学支援委員会が、本来であれば今お話しいただいたように子供の支援について、学校に入った後の支援をどうするかということをしっかり検討する場だというふうに思っているのですけれども、どうも従来の就学指導委員会のときのような判定業務に主力が置かれているような気がしないでもない。だから、実際には今お話があった特別支援学校へ行っている生徒についても、支援籍がありますよと言っているけれども、ご存じかどうかわかりませんけれども、特別支援学校の場合には大抵どこも小学校1年生の場合には支援籍ありません。やらないというふうになっているのです。先生がつけないし、様子がわかってからだという。だから、年1回やれるかやれないかなのです。だから、これもやっぱり特別支援学校中心の支援籍ではなく、新座市の側、小学校の側の取り組みとして相当支援籍教育が必要で、いずれ地域に戻ってくるのだから、ちゃんと地域とつながっておかなければいけない。そういうことでの認識を持ってもらいたいし、そのための就学支援委員会として機能してほしいという、これは要望しておきます。  それから、あと就学奨励費に関しては、今のお話は変だよねと誰も思いますよね。子供が大変だから就学奨励費が出るのに、同じ子供がこっちへ行ったら出るけれども、こっちは出ないとかというのはおかしいと思うので、ぜひそういうおかしさは県なり国なりへ伝えてもらいたいと思います。  成人式については…… ○鈴木明子 委員長  木村委員、済みません、ページ数を言っていただけますか。 ◆木村俊彦 委員  ごめんなさい。今の就学奨励費は448ページでした。464ページの成人式は、今お伺いしましたけれども、何か余り入っているというか、最初からそれだけの人数を予定しているのに席がないということ自身がどうなのだろうという気は一つあるのです。ただ、ほかに行く場所がないというのはよくわかっていますので、しようがないのかなという気もしますけれども、思います。  それから、ちょっと後から今出ましたけれども、私も成人式というのはみんなに案内が行っているかどうかというのは気になっていた部分があるのと、学校が市立だったり、私立だったり、特別支援学校だとか言っている場合には、その地区の住民であって案内が来ても行きにくいとか、いろんな問題はあるなという。だから、ここの成人式は公立の中学校を卒業している生徒だけではなく、全ての生徒が行っていいはずの成人式なので、そこら辺の考慮というのはぜひしてもらいたいと要望しておきたいと思います。  それから、488ページ、公民館について質問しましたけれども、バリアフリーは施設の問題、財政上の問題でなかなかつかないというお話があったのですけれども、やっぱりなかなかつかないでは済まなくて、今後地区によっては高齢化しているので、エレベーターがないと上へ上がれないとかそういう問題があるので、ちゃんと計画的に配置していくということは考える必要があると思います。  それと、バリアフリーがなければ、あとはやっぱり人手でやるしかないのですけれども、今のお話で職員と協力してと言うけれども、例えば土日とかの障がい者団体なんかが使う場合には、頼もうと思ってもシルバーが受けているから、みんな高齢の方が窓口をやっていて頼めないという。私は腰を痛めているからできませんとか、私は年ですからとか言われてしまって、そういうのが現実だということは知ってもらいたいと思います。  それと、あと市民の方の意見で出てくるのは、以前はもうちょっと職員の方と一緒にやっていた気がすると。最近は、職員の人たちがみんな部屋にこもったまま、余りそういう親密感というのが、もちろんちゃんとやっている公民館もあると思うのですけれども、そういう声は上がっているのです。私が前いろいろ障がいのある人たちと一緒に連れていったときに、職員の方から最初言われたのは、「ちょっと聞きたいんだけど、障がい者という言葉は差別かい」と聞かれたの。でも、つき合っているうちにみんなわかってくるから、誰々君とか誰々さん、名前を覚えてしまうとどうでもよくなってしまうのです、そういうことは。だから、しっかりバリアフリーがあるのは前提だけれども、バリアフリーがなくてもその職員がちゃんと知っている職員で、そういう親密感がちゃんとあれば、そのほうがいいという声もたくさんあるのです。困ったときにちょっと頼めたりとか。だから、ぜひいろんな利用者もいると思うのですけれども、中だけでこもらないで、外へ出て利用者と、そういうところにも目を向けていくようなぜひ職員になってもらいたいなという、これも一応要望しておきたいと思います。  以上です。再質問ですけれども、お願いします。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  410ページ、副担任についての再度のご質問をいただきました。  副担任については、教員免許を持っていることが前提となっております。中学校免許は上位免許ですけれども、たとえ小学校免許をお持ちの方でも単独での授業はさせておりません。そういった状況です。  以上でございます。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  ただいまの再質問にお答えさせていただきます。  まず、416ページの学校評価システム推進に関してですが、私の先ほどの説明が言葉足らずで申しわけございませんでした。こちら自己評価書については、幾つかの項目については決まっております。大きく組織運営、あとは生きる力の3要素である学力向上、豊かな心の育成、健康、体力の向上、また地域ということで、保護者、地域との連携協力という項目に対して質問項目が2つ、3つございます。そのほかの質問項目として、学校で独自で3つの質問項目を設定できるという意味で先ほどお答えさせていただきました。ですので、全てを学校でつくるというものではございませんということでご承知おきいただければと思います。  2つ目でございますが、416ページの学校応援団のところで、先生方の地域での参加、またボランティア活動を子供たちができる条件ということでご質問いただいたのですが、こちらについて、質問内容自体は学校応援団ですので、そことは大きくかけ離れてしまうところになりますけれども、先生方の参加につきましては、もし教育委員会として設定していくのであれば、そこは地域への参加は時間外という形になってしまいますので、少しまた別の形で検討しなければいけないところかなというふうに考えています。ただ、先生方は先日の野火止用水クリーンキャンペーンでも、関係する学校の先生方で参加してくださる先生もいらっしゃったので、先生方が参加できる範囲内でかかわっていただいている部分はあるかなというふうに捉えております。  また、子供たちにつきましても部活動との両立という部分はあるのですけれども、そこはやはりできる範囲内でという部分で、各四中、五中、六中等で工夫をして進めている、子供たちが参加しやすい環境づくりを進めているところであるというふうに認識しております。  また、学校農園につきましては、こちらにつきましては農園につきましても、先ほど成果と課題について少し昨年度のものがございまして、働く意義であるとか、あとは豊かな心の醸成等が主な目的になっております。また、学校と地域との連携であったり、また食育の観点からも大変重要な活動であるというふうに捉えております。また、水が出ない等の課題につきましては、学校個々の課題になってくるかと思いますので、そこにつきましてはそういった課題が上がってきたら、各学校に指導、助言する形で、少し解消できる部分は解消するという形で対応していければというふうに考えております。
     以上でございます。 ◆木村俊彦 委員  ありがとうございました。  まず、学校評価システムですけれども、こうありますよね、基本の。これはやりながら、そのほかに学校として3つまでは評価項目をつくることができるという、そういう理解でいいのでしょうか、今の。      〔「その中の質問項目の1番目で……」と言う人あり〕 ◆木村俊彦 委員  質問項目。      〔「古い」と言う人あり〕 ◆木村俊彦 委員  これは古いですか。 ○鈴木明子 委員長  暫時休憩いたします。      休憩 11時03分      再開 11時04分 ○鈴木明子 委員長  休憩を閉じて再開します。 ◆木村俊彦 委員  済みません。ありがとうございました。                           それから、学校応援団についてですけれども、先生方との関係で、先生方に土日でも勤務外で出てこいという話ではなくて、いろいろ生徒たちとつながっていくためには先生を通してつながらなければいけないのです。だから、例えば生徒会としてのボランティア活動をずっと続けていても、なかなか先生たちから下へおりてこないという。そういうことで、先生たちとの意識、大体校長先生、教頭先生に最初伝えるわけですけれども、そこから担当の先生だとか、これがなかなかうまくいかないのです。せっかく地域では子供たちと一緒にやろうという思いがあっても、うんと理解のある先生の場合にはつながるけれども、その先生が異動してしまうと後につながらなくなってしまったりとか、そういうのはぜひ考慮してほしいということで、研究してもらいたいというふうに思います。  以上です。ありがとうございました。 ○鈴木明子 委員長  暫時休憩をいたします。      休憩 11時05分      再開 11時21分 ○鈴木明子 委員長  休憩を閉じて再開をいたします。 ◆木村俊彦 委員  ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ○鈴木明子 委員長  ─────────────────────────────────────────────────────      ────────────── ○鈴木明子 委員長  ────────────────────────────  続きまして、質疑のある委員は挙手をお願いします。 ◆亀田博子 委員  何点かお願いします。  初めに、414ページの中で、国際理解教育推進と英会話の時間推進があります。これは、2つ合わせて約7,000万円……6,000万円、かなりの金額を使ってやっているわけですが、英語教育の効果というのを教育委員会がどういうふうに考えているか教えてください。  また、2020年から英語が教科化という、そんな報道を聞いていますが、29年度、どのような準備とか、ここのところの国際理解教育推進と英会話の時間推進を今後どのようにしていくのか、お考えがあればお聞かせいただきたいと思います。  それから、428ページ、429ページで、先ほど佐藤委員も質問をしましたけれども、部活動ボランティア指導員をたくさん頑張っていただいて、大変ありがたいというふうに思っています。ずっと言われている教師の皆さんの多忙化の解消というのも一つ大きくあるのだろうと思います。予算の中に出てこないのであれなのか、ちょっと私の勘違いなのか、県でスポーツエキスパート事業というのがあったかと思うのですが、これは新座は活用しているのか。もしその実態が29年度あれば教えていただきたいと思います。  それから、432ページ、433ページで、これは本会議でも質問が出ましたし、先ほどもほかの委員のほうから質問が出ましたけれども、教育相談という、やはり不登校とか、いじめとか、子供に対するものというのはすごく手厚くもしていただきたいし、また子供にとって寄り添って、ぜひ相談をしていただきたいというふうに思っているのですが、以前教育長から本会議の中でお話をいただいて、新座市の児童・生徒の自己肯定感がすごく低いのが気になるという、そういうお話、すごく印象に残っていて、なぜそういうふうになってしまうのか。これは、新座市だけではなくて全世界の、各国のいろんな数値をあれして教育長、お話をいただいたと思うのですが、新座市としてはここ29年度、こういうところに力を入れたということがあれば教えていただきたいと思いますし、またここで聞いてもあれなのかなと思うのですが、よく教育長が学力で2つのこぶがあるということで、やっぱり学力不振の児童・生徒にどう対応していくかというのも教育委員会として大きな仕事の一つだと思うのです。その一つが、学校で少しでも勉強できるようにということで、第六中学校に学習室をつくったということは大変大きく評価をしているところなのですが、この学力不振の児童・生徒への対応をどうしているか。  それから、また全国の中で相談を、幾らフリーダイヤルにしようが何しようが、なかなか相談ができない子たちにSNSを使った相談がすごく効果が出ているというそんな、試行的にやっているのでしょうけれども、そういう報道も目にするのですが、市教委としてそこを何か研究をしたとか、他の事例を検討したとか、そういうのがあれば29年度の取り組みを教えてください。  それから、440ページの中で小学校施設整備があります。これは、中学校にも関連していますが、昨年雨漏りをする学校があってという話ですが、この雨漏りは全部解消したのか、今でも雨が漏っているのか、教えてください。  それから、ハザードマップを見て浸水想定地域の学校というのが、あそことあそこかなと思うのですが、浸水想定地域の学校を改めて教えてください。それで、それらの学校でタイムラインを作成していると思うのですが、そのタイムラインの作成をしているかどうかも含めて教えていただきたいと思います。  それから次が、448、449ページの中で、要保護及び準要保護の児童生徒の就学援助ですが、これは昨年補正予算をとりながら、例えば新入学に必要なランドセルとか制服とか、それは入学前に支給をしようということで、かなり多額な補正予算をとって取り組んでいただきました。その成果はどうだったのか。子供、保護者からもし声を聞いていれば教えていただきたいし、教育委員会としてその事業が、制度を変えたわけですから大変だったと思うのですが、どのように工夫して、特に保護者の皆さんに喜んでいただけたのか、教えてください。  それから、466ページの中で市民総合大学があります。ここでは市民総合大学の目的が書いてあって、修了者には学長である市長が修了証書を授与し、ボランティア活動の参加協力希望者には学習内容を生かせる分野のサポーターへ委嘱したということで、一つの観光づくり学科、食育推進学科、健康づくり学科という3つの学科があるのですが、この3つの学科で3大学に協力してやっていただいているのですが、この事業がこの目的を達成しているのかどうなのか。その後の修了者を委嘱して、それは希望によるのだと思うのですが、どのようなことで地域貢献につながっているのか。それは学ぶだけだよと言えばそれ以上のことは言えないと思いますので、その実態がわかれば教えてください。  それから、474ページの中で、子どもの放課後居場所づくりについて、これは主要な施策の成果に関する説明書にも書いてありますけれども、多くの子供たちが参加をしていてすばらしいと思って、新座の誇れる一つの事業だというふうに思っているのです。この子どもの放課後居場所づくりが、ただけがさえしなければいいということではないというふうに思っているのです。それぞれ居場所ごとに質の確保も必要だというふうに感じるわけです。そして、ここの細節を見ますと、例えば非常勤一般職員報酬だとか、教育活動サポーター謝礼金だとか、その下の委託料になると教育活動サポーター委託料というのが出てくるものですから、どのようにして質の確保に努めているか、教えていただければありがたいと思います。  あと最後に、524ページの中で給食室の施設整備があります。この前陣屋小学校で給食を試食させていただいて、本当においしくて、何か毎日240円を持って食べに行きたいぐらい、とてもおいしかったです。だから、あそこの献立のご説明をいただいた栄養士の先生にも、また調理された方たちにも大変好評だったということはぜひお伝えをいただきたいというふうに思っていますし、献立も工夫され、また地産地消にも心がけてやっていただいている。また、子供たちに給食一口メモというのを渡したり、またクイズ形式で工夫をして、給食にどのようにより関心を持っていただけるか、すごく工夫してありがたいなと思いました。改めて新座市の学校給食というのは、例えば他市から来た先生も「本当に新座の給食おいしい」と評価は高いですし、教育委員会でいらした先生が現場で校長先生に戻ると「学校給食がおいしくて太っちゃった」なんて、そんな話も聞くくらいですから、すごくレベルが高いとは思うのですが、この前視察のときに、例えば陣屋小の前に第二中学校にお邪魔しました。あそこは、回転釜をずらっと並べて、全て回転釜でやっているのです、エアコンのないところでという、そんな話だったのです。陣屋小は、スチームコンベクションがありますよね。だから、つくり方、調理方法の中で、途中でコンビ②180度10分というのが多分これなのだというふうに思うのです。片やそれがある学校と、回転釜でやっている学校と献立に差がないのかなと。すごく何か素朴な疑問なのですけれども、多分この陣屋小のようにスチームコンベクションのあるところが少ないのか多いのか、その設置状況がわかれば、ぜひ教えていただきたいと思います。  以上、何点かお願いします。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事   亀田委員の質問に2点お答えしたいと思います。  まず、英会話の時間推進、また英語の教員配置に関する成果ということでございますが、こちらにつきましては英語のネーティブを話せる先生を非常勤として活用することにより、小学校におきましては児童の英語を聞く力や、臆せず外国の方とコミュニケーションを図ろうとする態度が育まれたということが一つ挙げられております。  また、中学校におきましては、英語の専門指導員とTTで行っていくことによって、個に応じた支援について行うことができたり、またペーパーテストだけではなくて、評価としてパフォーマンステスト、別室でコミュニケーションの評価を行うといった事業の効果も図られております。  また、数値上の成果につきましては、なかなか出しにくいところではあるのですけれども、今年度の埼玉県の学力・学習状況調査におきましては、英語の平均が県平均を上回ったという、こちらは数値上の結果が出ておりますので、こちらについては成果があらわれているというふうに捉えております。  2つ目の部活動ボランティアに係る中学校スポーツエキスパート活用事業補助がどのように使われているのかということではあるのですけれども、こちらにつきましては中学校の、先ほどは部活動ボランティア、28年度は運動部が14人で、文化部が2人ということなのですけれども、運動部の14人に対して、その3分の1を県が補助するという形で使われております。こちらには、29年度決算なのですが、28年度の実績ということで上がっているのですけれども、補助対象額14人分、28万円に対して、その3分の1ということで9万3,000円の県からの補助が出て、そういう部活動ボランティア指導員に充てているということが記されております。  以上でございます。 ◎浜田 学校教育部参事兼教育相談センター室長兼指導主事  不登校、いじめに対して、自己肯定感が低いというところで、どういうところに力を入れたかというご質問でございました。  教育委員会としましては、教育長から校長会、教頭会で何回も学校に向けて自尊感情を高めていくようにという指示を出しているところでございます。それを受けて、各学校ではできる喜びを味わわせたり、その子の得意分野、そういうところを見抜いて伸ばしていく、声をかけていく、できたときに賞賛をする、そういった取り組みを積み重ねることで肯定感を上げていく、自尊感情を高めていくという取り組みを行っております。  全国学力・学習状況調査の結果が出ているところですが、児童の質問紙のほうを見てみますと、その自尊感情という項目について平均に近づいてきたり、あるいは平均を超えてきたりということで、数値で高まってきている学校も今現在ふえてきているところでございますので、ゆっくりではありますが、少しずつ効果は見られているのではないかなというふうに思っております。引き続き学校のほうにはお話をしていくことになるかなと思います。  それから、2つ目でございます。相談ができない子たちのSNSについて、どうであるかというところでございますが、SNSの導入ということについては検討していきたいと思っているところなのですが、何分予算がかかってくるところがございます。なぜかというと、面談以上に言葉がひとり歩きする、行き交うものでございますので、非常に慎重に言葉を選びながら返していかなければいけない。そういうことを考えますと、やはり専門的な知識を持った方にやっていただかなければいけないというところがございます。そうすると、そういう方々をまた雇っていかなければいけない、それから時間はどうするのか、それからそれに導入する諸費用等もかかるというところで、やっぱり経費がかかるというところと維持費用がかかるというところで非常に大きな問題になっているところが現状でございます。  相談センターの相談内容とかを見てみますと、保護者の相談が非常に多うございます。児童・生徒の電話による相談というのは、ないことはないのですけれども、数は少ないなということを感じております。それ1つは、しっかりここに電話をするといいよというPRが少ないのではないかなということを考えまして、本年度このようなカードを作成しまして、何か相談ができる、悩み事があるときにはこちらのほうに相談をするようにということで、生徒手帳に入るような、ポケットに持って、いつでも持っていられるようなカードを作成して配布したところでございます。子供の相談は待ったなしでございますので、そういったところでSNSの導入についてはいろんな問題が起こっているという現状を鑑みまして、こういうような取り組みも相談センターとしては進めていって対応しているところでございます。  以上です。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  先ほど亀田委員の質問、1つお答えしていなかった点がございますので、追加させていただければと思います。  英語教育について、どのような準備を教育委員会が行っているかということでございますけれども、こちらにつきましては、これまで平成15年より英会話の時間の特例校ということで、本市では文科省の指定を受けて進めておりました。その中で、今度平成32年度より新しい学習指導要領で、小学校で英語を実施するということになっております。これに向かうに当たりまして、昨年度より教育課程プロジェクトというプロジェクトを組んで、新しい学習指導要領の改訂、完全実施に向けた教育課程の編成について市として検討をして、どのように実施していくかという準備を進めているところでございます。  以上でございます。 ◎鳥之海 教育総務課長  小・中学校の施設修繕、施設整備につきましてご質問いただきました。雨漏りについてということでございます。      〔「440ページ」と言う人あり〕 ◎鳥之海 教育総務課長  済みません。440ページでございます。雨漏りについてなのですけれども、台風、この間も発生しております。そういった折々、学校のほうにふぐあいがないか確認をさせていただきまして、その都度対応を行っております。しかしながら、雨漏りの原因が不明な箇所ですとか、あとは大規模な改修を伴わなければ解消できない部分、こういったものも中にはございます。そういったものにつきましては、今年度実施しておりますけれども、西堀小学校や第三中学校屋上防水、こういった大規模な工事が必要な場合につきましては、計画を立てて実施させていただいている状況でございます。  以上でございます。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  448ページ、449ページ、就学援助、特に新入学児童生徒学用品費についてのご質問をいただきました。  昨年補正を組みまして、入学前の支給ということで、3月ですけれども、大変ありがたかったとかという声は残念ながら学務課のほうには届いておりません。喜んでいただいているのだとは思うのですけれども、もっと早くしてほしいという声もあるのかもしれませんが、その反応というのは、保護者からの反応は学務課のほうには届いていない状況です。  工夫といたしましては、新小学1年生については、今年度、昨年度も同様なのですが、10月の就学時健診の通知を9月に発送いたします。その中にこの新入学児童学用品費の申請について通知をしております。また、新中学1年生については、昨年度は申請に基づいて認定、支給していたのですけれども、今年度就学援助を認定されている方については、原則新中1については支給をしていこうと、ことし改めて。原則申請なしで今年度については支給をしていくという予定でおります。  もう一点ございました。ご質問、学務課関連で、給食に関してのスチームコンベクションオーブンの設置状況ということでご質問いただきましたが、この夏に池田小学校が設置されまして18校に。まだ設置されていないのが第二中学校、中学校はこの1校だけでございます。それから、八石小学校、野寺小学校、東野小学校、新座小学校、この5校にはまだスチームコンベクションオーブンが設置されておりません。  以上です。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  466ページ、市民総合大学の件で、市民総合大学の目的の達成という観点でご質問をいただいております。  事業概要に記載のとおり、100名の受講者数のうち92名が規定の単位を得まして修了したというような状況にございます。それぞれ観光学部観光都市づくり学科では14名の方が新座市観光都市づくりサポーターへ、食育推進学科では27名の方がにいざ食育推進リーダーへ、健康づくり学科では22名の方がにいざの元気推進員へ、全学部を通しまして4名の方が新座市グリーンサポーターへ、同じく4名が新座市環境保全協力員へ、合わせて71名の方をボランティアとして委嘱したというような実績でございます。修了者の4分の3の方が委嘱にご協力をいただいたという面では、高い確率なのかなというふうに認識をしておるところでございます。  続きまして、474ページ、細々目05の子どもの放課後居場所づくり事業について、質の確保ということでご質問をいただいております。事業別決算書の中で非常勤一般職員報酬、こちらのほうはいわゆる各ココフレンドに配置しておりまして、企画と学校等の調整を行うコーディネーターへの報酬でございます。  その下の教育活動サポーター謝礼金は、いわゆるそのもとで子供たちを見守る作業をするボランティアスタッフへの謝礼金でございます。  次に、13番委託料の中の一番下に教育活動サポーター委託料というのがございますが、こちらは夏休み等、午後も開設している東北、それから大和田ココフレンドに対して、シルバー人材センターへ業務を委託しておりますので、見守りについてはシルバー人材センターへお願いしている部分と、それから学習活動について別途民間企業に委託をしているものでございます。この民間企業のほうでは、いわゆる英会話ですとかダンス、プログラミング等、ココフレンドの夏休み期間中において学習の機会も提供するということで進めております。地域の方々のご協力を得ながら、民間からの学習指導も同時に進めているというふうな状況でございます。  以上です。 ◎鳥之海 教育総務課長   事業別決算説明書440ページの小学校施設整備の関連で、先ほど1点答弁漏れがございました。ハザードマップの対象となっている学校ということでご質問をいただきました。こちらにつきましては、新座小学校並びに第四中学校が対象地域となっております。この2校におきましては、訓練計画を策定して訓練のほうも実施しているというような状況だと伺っております。  以上でございます。 ◎浜田 学校教育部参事兼教育相談センター室長兼指導主事  申しわけありません。1つ回答を漏らしてしまいました。学力不振児童に対してどう対応するかというご質問があったかと思います。先ほどもお話をさせていただきましたが、授業が終わった後、放課後、子供たちの学習を見るという取り組みを各学校で、余りやり過ぎてしまうと逆に不登校の原因になってしまうものですから、そういうところを見ながら必要に応じて進めているところですが、それ以外にもある学校では3時間授業の後、地域の人材を招いて、先生方も入って、個別に指導が必要な子供たちを学校に呼んで学習を見ているという学校もございます。それから、長期休業中、サマースクールというような形で子供たちが学校に来て、個別に指導しているというような取り組みも行いながら、できるだけ学力が不振な児童については、そういう形でサポートすることで、勉強ができないから学校へ行きたくないというような気持ちにならないようなアプローチを現在しているところでございます。  以上です。 ◆亀田博子 委員  ご答弁るるいただきました。  初めに、414ページなのですが、文科省の指定をとって英会話に力を入れているというのはわかっていますから、それは教育委員会としては成果が出ていると。これだけのお金をかけているから、しっかりと成果が出ているのだという、そういう認識でいいのかどうか、もう一回答弁してください。  それから、2020年に向けて、29年に教育課程プロジェクトを進めてやっているのだということで、もちろんこれは小学校が教科化になるわけで、この前何かのテレビで、小学校の先生たちが一生懸命夏休みに英語の勉強をしている様子をあれしていました。「小学校は英語がないから小学校の教師になったんですよね」とかと言いながら一生懸命やっていたの、そういう方たちもいらっしゃるななんて思いながら見ていたのですけれども、2020年に向けてどれくらいの人たちが、小学校の先生たちがどれくらいやったものなの。29年はどれくらいの研修をしたのか。中学校の先生も入っているのかな。ちょっとそこ、もしわかれば教えていただきたいというふうに思っています。  それから、428ページの県エキスパートの県から補助金が出ているというのは聞きました。県から補助金が出ているのですから、先ほどの2万円というのは、ちょっとそれを上乗せしたっていいよねとは思うのですが、個人的には。すごく報酬が少ないように思いましたし、課長もできたら上げたいという、切々と感じましたので、来年度の予算にぜひ頑張っていただければというふうに思っています。  それで、これは先ほど誰がなってもいいということではないと、もちろんそうだと思います。部活動も子供たちの大事な教育の一環ですから、きちんと校長先生に見ていただいて、しっかりした人にやっていただきたいというふうに思っているのですが、もっとふえる余地はあるのか。今のこの実態で、ほぼほぼいっぱいなのかどうなのか、そこのところがもしわかれば教えていただきたいというふうに思います。  それから、432ページで教育相談のことのお話をいただきました。SNSについては、必要だとは思うのだけれども、すごくお金もかかり、人もかかるので、費用の面ですごくちゅうちょしてしまうということと受けとめたのですが、例えば長野県だったですか、どこかの企業と一緒になってやったというのを新聞報道で見ているのですが、ほかで導入をしている例というのは、どこか何か研究をしてみたとか、検討をしてみたとかというのがあるのでしょうか。  あとざっくりした、このSNSでやるとしたらどれくらいお金がかかるのだろうという、そんな試算をしたことがあれば教えていただきたいというふうに思います。  それから、自己肯定感が低いことに対しては、すごく教育委員会としても重く受けとめていただいて、いろいろやっていただいているというお答えで、そういうのがなかなか数値ではかれるものではないかもしれないけれども、効果が出ているという話で、大変それはうれしく思っていますし、それはぜひ頑張っていただきたいというふうに思っています。やはり認めてあげる、褒めてあげるというのは、すごく大事なのだというふうに思っています。図書館から借りてまだ読んでいないのですけれども、「「ほめちぎる教習所」のやる気の育て方」という、そういう本をこれから読もうかなというふうに、テレビで取り上げられていたので読もうかなと思って用意しているのですけれども、どこかで自分の居場所というのはおかしいかもしれませんけれども、自分の価値を見出すところをきちんと置くというところがすごく大事なことだと思いますし、頑張っていただきたいと思います。  それから、学力不振の児童・生徒の対応は、いろいろサマースクールをやったりとか、学校の放課後に目を向けていただいたりとかと、そういうこともわかりました。  それから、あとはアスポート事業の中で市内3か所でやっていただいて、あとは本当に自発的に地域でやっていただいているところもあるようにお聞きをしています。  また、この前馬場にある特別養護老人ホーム菜々の郷にちょっとお邪魔をしたときに、菜々の郷独自で毎週火曜日に夜やっているということで、菜々の郷の皆さんからお声がけして、例えば教師のOBの方とか大学生とか来ていただいて、それでいろいろな調理業務も、特養ですから調理業務もありますので、しっかりと夕食を出しながらやっているという、そんなお話も聞きました。ですから、学校でやっている以外のところで、こういうところでご支援いただいているというところを教育相談センター、どこでもいいのですが、支援課でも構いませんけれども、掌握しているのかどうなのか、ちょっとそこのところを確認させてください。  それから、449ページの中で、就学前に新入学児童・生徒に出せるということで、よかったと思います。教育委員会のほうには喜んだ報告はないと。それはそうなのです。私たちも褒めるということは余り、けなされることはあっても褒めることというのは余りされないほうですから、内心喜んでいてもわざわざ教育委員会のほうによかったです、ありがとうと余り言わないのかなというふうに思っていますけれども、内心とても喜んでいただいているというのは大きな成果だと思います。小学校も中学校もいつ、何月何日に支給したのか、支給日がわかれば教えてください。  それから、466ページの市民総合大学についてですけれども、細かいところまで課長に教えてご説明をいただきました。修了者の4分の3が委嘱ということなので、ぜひこの方たちに頑張っていただきたいというふうに思っています。この事業概要を見ますと、自分を高め、地域を高める生涯学習の場として市民総合大学を開設し、市民一人一人が学んだことを地域で生かすとともに、生き生きとした人生を送れることを目指すという、大変高い目標を掲げた事業ですので、せっかく委嘱でいいですよと受けていただいたので、その先がどうなっているかというのもちょっと後追いを、今後でまたお聞きしたいと思いますので、後追いをしていただきたいというふうに思っています。観光づくりのサポーターなり、また食育のサポーターなり、また健康づくりのサポーターにそれぞれなっていただいたので、せっかくこういう目的でやった市民総合大学を修了して、市の半ばお願いみたいな形でサポーターとして委嘱をして、それを受けていただいたわけですから、その後追いのことをまたぜひしていただければありがたいというふうに思っていますし、今後またお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。  それから、474ページの子どもの放課後居場所づくりなのですが、先ほど質も必要なのではないかというのは、ここの事業概要に地域の方たちの参画を得ながら、まさにこの部活動サポーター謝礼金の中で、地域の方たちにボランティアスタッフとしていっぱい来ていただいたり、また中には指導者としてやっていただいているというのもあるかとは思うのですが、勉強、スポーツ、文化活動、地域との交流活動の取り組みを実施することにより、子供たちが心豊かで健やかに育まれる環境づくりを推進したということですから、これに沿った、各学校がそういう内容になっているかというのをぜひチェックしていただければありがたいというふうに思っています。  先ほど何で委託料なのと言ったときに、夏休みの午後やっている東北、大和田に限ってシルバー人材センターにお願いしたり、また学習面で応援をいただいているということなのですが、民間の学習面の応援は夏休みの午後のこの2校だけなのか、全校にわたっているのか、もう一回それご説明いただけたらありがたいと思います。  ごめんなさい。戻ってしまって申しわけない。440ページの小学校、また中学校もそうなのですが、現在雨漏りしているところというのは何校ぐらいあるのか。  それから、さっきのハザードマップの新座小と第四中学校というのは浸水区域になってしまっているわけですから、訓練計画をまた実施しているということですが、タイムラインというのがよくあるではないですか。国も、今は我が家でもつくりましょうというくらい、タイムラインも作成していると思うのですが、それの現状を教えてください。  それから、最後に524ページの給食室のスチームコンベクションの設置状況を聞いて、18校にあるということですが、ない学校とある学校で献立の差はあるのですか。ない学校は、回転釜でいろんなことをやっているのだろうと思うのだけれども、ある学校だからこういう献立ができて、ない学校はやりたいのだけれども、このスチームコンベクションがないからできないというのは、給食も大事な学校教育の一つですから公平性に欠けると思うのですけれども、そこはどうなのでしょうか。たまたまおいしい給食を試食させていただいて、その後こんなぐずぐず質問するのもなんですけれども、答えていただきたいと思います。 ○鈴木明子 委員長  暫時休憩をいたします。      休憩 12時00分      再開 13時04分 ○鈴木明子 委員長  休憩を閉じて再開いたします。  午前中に資料要求の件を委員の皆様方にお諮りをいたしましたが、資料は初日に決められた時間に出すということでございますので、お諮りいたしました件につきましては削除をさせていただきます。よろしくお願いいたします。      〔何事か言う人あり〕 ○鈴木明子 委員長  済みません。午前中の発言につきまして削除をしたいのですが、委員の皆様方、これにご異議はございませんでしょうか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○鈴木明子 委員長  では、ご異議がないということですので、議事録から削除をさせていただきます。  それでは、亀田委員の再質問の答弁からということで、よろしくお願いいたします。 ◎梅田 学校教育部長兼指導主事  亀田委員からのご質問で、414ページ、国際理解教育推進並びに英会話の時間推進のことについて、このような取り組みの成果があったかと、また研修体制はというご質問をいただきました。こちらは、平成15年に国際化特区を本市が受けまして、英会話の時間がスタートして、その後平成22年度、特例校という形で、形は変わりましたが、ずっと続けているものです。他市の取り組みに比べて1年生から、低学年からの取り組みということで、その成果としては非常に低学年から英会話に親しみを持ち、外国の方にも臆せずコミュニケーションがとれるというような成果が上がっているものと捉えております。また、文部科学省の視学官の訪問を受けて、低学年の英会話の授業をかつて平成23年度に見ていただいたこともあるのですが、かなり感動して帰られたことを記憶しております。ただ、高学年になるにつれて、会話が中心ですので、どうしても読み書き、知的な部分を刺激する中学校へ向けた継続という点では、基本的に文字を書いたり、教えるということは避けてきましたので、これを平成27年度ごろから実際には本市は国に先駆けて取り入れ始めまして、実際には28年度から読み書きが小学校の高学年に入って実施をしてきているところでございます。ですので、そういった意味で直接的に中学校の英語の授業、教科としてのつながりというところでは課題が残っているものと捉えております。こちらについては、現在2年後の、平成があれば平成32年度から新学習指導要領で外国語活動にかわってまいりますので、外国語活動を3、4年、5、6年の外国語、教科になってまいりますので、その移行期間として、この平成29年度については体制を、先ほど課長が申し上げましたとおり、プロジェクトをつくって、年間の計画とこれまでの学習をどのように組み合わせて進められるかというものを取り入れながら、現在試行しているところでございます。  なお、実際の教科になりますと、学級担任が主担当となってまいりますので、そういった意味では本市はかなり英会話講師の力をかりながら来ています。かなり学級担任が入り込んでスタート、終わりの挨拶から内容までも踏み込んできていますが、純粋に学級担任が実施をするということについては、こちらについても本年度、この29年度ではないのですが、新たに英語専科指導員というものを2名県からいただいておりますので、その研修を進めながら広めていければと考えているところでございます。
     続いて、428ページの部活動ボランティアについてでございますが、お話しいただきましたように、年間を通して2万円の謝礼金では余りにも失礼かなと私ども考えております。そこで、30年度予算編成については、財政当局とも話し合いをさせていただいております。残念ながら30年度予算には盛り込むことはできなかったのですけれども、引き続きこちらは声をかけていきたいと思います。  なお、謝礼金を払った方は21名とありますが、公務員の方には謝礼金を払えないというのがありますので、公務員の方、あるいはインターンシップ、学生のお手伝い、あるいは学校応援団の方たちの協力もいただいておりますので、実際には21名より多くの方が部活動の指導に携わっていただいているところでございます。  以上です。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  474ページの子どもの放課後居場所づくりのうち、委託料、教育活動サポーター委託料について、夏休みの午後のみということでご説明をしたところでございます。昨年度は試験的に導入をしたという経過でございまして、29年度は9校を開設する中で、東北小と大和田小のココフレンドのみが午後開設したという状況にございますので、そのうち大和田小学校の部分だけ民間に全てを、教育活動サポーターの部分について全てを委託しているという状況で、イコール地域の方々のボランティアスタッフはなしという状況だったのです。大和田小学校のココフレンドのみでございますけれども。したがって、そこに試験的に民間事業者に教育サポーター活動を委託しまして、その中で英会話ですとか、ダンスですとか、プログラミング事業とか、そういったことを実施いたしました。  なお、本年度は6校、11ココフレンドを開設しまして、そのうち午後も開設しているのは6校でありますので、その6校について民間事業者の中で同様に、英会話ですとか、そういった教育活動を実施しております。なお、他の午前中のみを開設しているココフレンドにつきましては、例えばボランティアガイドバンク等を活用しまして、音楽活動を聞いたり、読み聞かせをしたり、その他紙芝居を見たりというようなことで、事業の展開をしているところでございます。  以上です。 ◎鳥之海 教育総務課長  事業別決算説明書440ページの小学校施設整備についてでございます。雨漏りの件数ということでご質問いただきました。昨年の11月の段階で34か所の雨漏り箇所というのが散見されております。これは、その時点において全て発生したものではなくて、経年的にというか。これについては、これまでに全て雨漏りを解消しております。その後、ことしに入りまして台風が非常に多うございますけれども、直近で申し上げますと、台風21号によりまして第四小学校、新座小学校、西堀小学校、大和田小学校、こちらで雨漏りが確認されております。こちらにつきましては、申しわけございません、現在ちょっと調査中ということで、まだちょっと解消には至っていないような状況でございます。また今挙げました四小、新座小学校につきましては、雨漏りがしている場所を修繕しても、そうするとまた違う場所から雨漏りがしたりとか、そういった症状が見受けられております。こういった場所につきましては、西堀小学校、三中で実施しておるような屋上防水であったりとか、大規模改修、こういったもので対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  ページが448ページ、就学援助関係ですが、新入学児童・生徒学用品費の支給日についてのご質問をいただきました。昨年度は、小学校、中学校ともに3月16日が振り込み日でした。  以上です。 ◎浜田 学校教育部参事兼教育相談センター室長兼指導主事  432ページ、433ページの教育相談のところでございます。2つご質問がございました。  菜々の郷につきましては、この菜々の郷が立ち上がるときに教育長から各学校の校長先生方にお話をさせていただいておるところでございます。  もう一つ、SNSの件でございます。SNSを導入した際の費用につきましてというところで、人件費というところが大きくかさんでくるかと思いますが、こちらについてきっちりした数を出しているわけではございません。ただ、昨年度の第3回定例会の際に学校カウンセラーが本市は2名おりまして、週1日、1日5時間というところで、年間100回までで、180万円の予算を計上しております。これ1人当たり90万円ということになるのですが、これは1日5時間働いた際の金額となってきます。SNSを導入するということになりますと、24時間態勢で臨まなければいけないということで、450万円以上かかってくる。それが一人ではもちろん難しいということになります。3人、5人となってくると、やっぱり何千万円もかかってくるであろうというところで把握しているところでございます。  以上です。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  国際理解教育推進につきまして補足をさせていただきます。なかなかエビデンスがお示しできなくて苦しいところではあるのですけれども、ご理解いただきたい内容としましては、今学習指導要領というものを持ってきました。英語が入ってくるということなのですけれども、こちら目標につきましては、外国語によるコミュニケーションにおける見方、考え方を働かせ、外国語による聞くこと、話すことの言語活動を通して、コミュニケーションを図る素地となる資質、能力を育成するということが目標になっております。具体的には、日本語と外国語の音声の違いに気づくとともに、外国の音声や基本的な表現になれ親しむということが1つ。2つ目に、外国語で聞いたり話したりして、自分の考えや気持ちなどを伝え合う力の素地を養うということが2つ目。3つ目が主体的に外国語を用いてコミュニケーションを図ろうとする態度を養うということが挙げられております。  これらのことから、AETの先生方に入っていただいて、実際に外国の方と触れ合うことを通して、外国語に親しんでいくということは非常に必要であるということをご理解いただき、そこに価値があるということでひとつご理解いただければと思います。  2点目でございます。440ページのところで、新座小学校と、あと第四中学校の水害に関するタイムラインということで、先ほど教育総務のほうに質問があったかと思うのですけれども、一応こちら、支援課のほうには洪水時の避難確保計画ということで、平成29年7月に新座小学校、第四中学校に示されたものがございます。休憩時間の中でタイムラインに関する資料は調べられなかったのですが、こちらにおかれまして防災体制であるとか、情報収集及び伝達、避難誘導に関する指示等が示されている資料がございまして、それに基づいて新座小学校、第四中学校で水害に関する防災計画を進めているということで、ご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◎金子 教育長  亀田委員から526ページ、527ページのスチームコンベクションがあるとないとでは献立に違いが出るのかというご質問がございました。現在スチームコンベクションが18校に入っておるわけですけれども、直営校の新座小、東野小、野寺小、八石小の直営校4校と、それから第二中学校には入っておりません。これは、やっぱり献立の違いは出ます。なぜ出るかというと、焼くという調理ができないのです、回転釜では。スチームコンベクションを導入することによって、焼くという調理ができるようになりますから、したがいまして日本食は焼くということは大変多いわけで、米飯給食、お米の給食を提供していくためにはこの焼くという調理ができないとなかなか難しいというようなこともあります。したがって、スチームコンベクションを、非常に高価なものでありまして、400万円を超える金額でありますので、少しずつ充実を図ってきました。直営校については、委託になるに当たって改修をしますので、そのときに入れていきたいと考えていますし、二中はちょっとスペースが足らないのです、残念ながら。これは何とかしなければいけないとは思っていますが、今後どのような形で導入していくかは検討してまいりたいと存じます。  以上です。 ◆亀田博子 委員  いろいろ再答弁をいただきました。ありがとうございます。  初めの414ページの国際理解教育推進と英会話の時間推進ですけれども、英語が教科化されるということで、新座市が本当に一生懸命ここは取り組んできたわけです。教育長もちろんのこと、前市長も力を入れて、子供のときから英語に親しみを覚えるようにということで、新座の一つの特色だというふうに思っています。ですから、英語の教科化になったときに、新座が先駆けてこういうことをやってきたから、やっぱりすばらしい成果が出たのだというふうにぜひなってほしいと思いますし、これだけお金かけて毎年やってきたわけですから、ならなくては変だぐらいに思っているのです。だから、2020年まで長いようでもあっという間ですから、そこはプロジェクトをしっかり決めていただいて、教科化になった場合に英会話のこの予算を使って、同じようにやっていくかどうかというのはまた考えていただいて、しっかりと子供たちのためになるように、2020年に向けて準備を進めていっていただきたいと思っています。新座の誇れる教育の一つだと思っていますし、効果は出ているのかなんて嫌みな質問をしましたけれども、効果が出ていなくてはおかしな話で、それぞれ、こんなやりとりだけではなくて、たくさん子供の声をお聞きになっているかと思いますので、どうかそれを生かして、教科化に向かってやっていただきたいと思います。  担任の先生が主担当になるということで、英語の専科指導員を県から派遣をいただいているということですので、先生たちもこれは大変大きな制度改正になるかと思いますので、両方、子供も教師の部分もしっかりと準備を進めていただければありがたいというふうに思っています。  それから、428ページの部活動のボランティア指導員ですけれども、やはり金額の面で、金額は安いからやらないよという方はいらっしゃらないのかもしれません。だけれども、学校教育の一つと考えれば、余り地域の方のボランタリーに頼るのもいかがなものかなというふうに思っています。実際に実働として出ていくわけですから。だから、30年は予算化できなかったという、これは大変残念だなと今聞いて思いますが、31年度また再チャレンジをぜひしていただきたいと思いますし、教育支援課長からお話を伺って、ボランティア指導員だけではなくて、多くの方たちに子供たちお世話になっているのだな、ありがたいなというふうに思いました。よくよく感謝をしていただいて、また少しでも対価が上がるようにぜひ頑張っていただければというふうに思っています。  それから、432ページの教育相談で、先ほどセンター長に見せていただいた新座市相談案内一人で悩まず相談しようというの、子供たちが持てるようにということです。これを見ると、電話相談、それから警察の電話相談というのがありますけれども、今全国でいろいろな相談窓口があるではないですか。例えば人権相談だとか、子供の人権相談とか、全国でやっているものというのもありますから、もう少し幅を広げて、例えば24時間子供SOSダイヤル、0120―0―78310、悩み無用ではない、何だろう、これ。悩み言おうだね。それからあとは、子どもの人権110番が0120―007―110で、これは子どもの人権110番、またチャイルドラインというのがあって、全部0120何々ですから、フリーダイヤルになっている。そんなのも書いていただければ、中学校の6つ書いてありますけれども、これもこれも必要だと思うけれども、それもふやしてぜひやっていただきたいと思います。  SNSについては、ほかの何か事例を研究検討したのかということに対してはお答えがないので、していないのだろうというふうに思っています。必要なところは必要な情報を得ていただいて、子供たちにとって……それは応対するほうは大変ですよね、言葉も選ばなくてはいけないし、時間だっていつ送られてくるかわかりませんから。でも、いいところはこんなによかったというところは、ぜひそれは先進事例として学んでいただきたいというふうに思っています。  さっきセンター長のほうから、人件費とシステム費がかかるのだという、そんなお話をいただきましたので、人件費については今ご説明ありましたので、システム費がどれくらいかかるのかもぜひ試算をしていただきたいというふうに思っています。  29年度、いろいろやっていただいて、でもいじめもあり、不登校もありということで、これいじめゼロ。いじめは、どんなこといったっていじめるほうが悪いに決まっているのです。両方が悪いということは絶対ないです。これはいじめるほうが悪い。でも、これだけの数が出ているということは、やはりもっと力を入れていくべきだと思いますので、ぜひまた研究をしていただきたいと。30年度の今ちょうど真ん中ぐらい来ましたから、いろいろ成果を出していただいているかと思うのですが、これからもぜひ頑張っていただきたい。29年度の結果を見て、頑張っていただきたいというふうに思っています。  それから、学力不振については、菜々の郷についてはお答えがありましたけれども、ほかでもいろいろ地域のそれこそボランティアでやっていただいているところあるのです。多分教育委員会のほうで情報を収集していらっしゃらないのだろうというふうに思うのですが、例えば町内会単位で、畑中なんかで一生懸命やっていただいていますよね。そうやって地域で子供たちを面倒見て、学習も支援しようというところ、結構あります。そういうところもぜひ、学校でやっていないからいいやというのではなくて、地域の方たちのお力をどれだけかりているのか、子供たちがどこでSOSを出すかわかりません。そういうところもしっかりと把握をしていただきたいというふうに思っていますし、これは要望しておきたいと思います。  それから、440ページ、雨漏り対応で、去年は34か所全て解消したということで、よかったなと思ったら、四小、新座小、西堀小、大和田小が出て、なかなか雨漏りって原因がわからなくて、それはご苦労のことかと思いますけれども、29年度頑張って改修したわけですから、30年度のこの結果もぜひ解消できるように頑張っていただきたいと思います。  あと、タイムラインについても、きっときちんとしたものをおつくりになっていると思うので、また何かのときに確認をさせていただきたいと思います。  それから、474ページの中で、金子課長からいろいろありました。ココフレンドで、下がってはまずいのだろうというふうに思うのです。ここ行くと特別なこと、英会話できるけれども、こっちはやっていないよとか、こっちはあれというのが、地域の方たちの得意な分野で教わるという部分だったらいいのです、まだ。そういう勉強以外のところでプラスアルファみたいなところだったら別にいいけれども、学習支援となってしまうと、あそこはできて、こっちはできないという差があるのはちょっといかがなものかなと正直思いますので、そこはまた今後の課題にしていただいて、29年度やってみて、30年度今やっているわけですから、また30年度やった中で来年度の予算に向けて検討していただければというふうに思っています。  それから最後、スチームコンベクションで献立違うと、それもまた気の毒だなと思います。それで、米飯給食をするようにと、昔はパンと牛乳でしたけれども、今は御飯を食べますので、教育長おっしゃるように、焼くというところの献立が必要なのだろうというふうに思っています。お金がかかるので、エアコンを入れるとそれくらいかかるのかな、エアコンかスチームコンベクションで悩んでいるのかどうかわかりませんけれども、お金がかかるかもしれませんけれども、不公平があってはいけません、子供たち。同じ義務教育で、学校教育の中の一つの給食ですから、あっち行ったらこれが出て、こっちへ行ったらこっちが出ないというのも、何かそれも変な気がしますので、不公平感をぜひ是正をしていただきたいと思います。  あと、あっち行ったり、こっち行ったりですけれども、449ページ、就学前の3月16日振り込みですけれども、これ課長、もっと早くというのはできないのですか。もう一回だけ聞かせてください。時期をもっと早めるわけにいきませんか。3月16日というと、卒業式終わりますよね。だから、よく卒業式に行きますと、皆さん新しい格好して出ていらしたり、そこから学校終わってしまうわけですから、学校が卒業式前に全部それをそろえられれば、特に中学校なんかいいかなとは思うのですけれども。中学校は、もう高校だから関係ないのか。だから、それまでに、小学生だから今の卒業式の日にちはちょっと関係なくして、もっと早い時期にできれば、子供たちも安心して進学の準備ができるのだと思うのですけれども、これ最短で3月16日ですか。頑張ればもっと早くなるのかな。それだけお聞かせください。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  今年度につきましては、新中学1年生、現在小学6年生で認定されている児童について、全員支給をしようと考えております。こちらについては、原則申請なしで支給しようと思っていますので、2月を目標に担当としては努力をしていこうというところです。新1年生については、就学児検診の際に通知を出して、1月からの申請を受け付けてという形なので、3月は仕方ないかなと考えているところです。新中学1年生については、できる限り早く支給をしようと努力しているところです。  以上です。 ◆亀田博子 委員  新小学校1年生も、ランドセルを買うではないですか。私、ランドセルって今幾らするのですかと聞いたら、ピンからキリかもしれません、結構金額張りますよね。高いのは8万円とか10万円とか、びっくりして、そんな高いのがあるのだなんてびっくりしましたけれども、平均でいうと5万円から6万円するみたい。だから、子供たちが入学式楽しみにすると、何楽しみにするかというと、新しいランドセルを見てきっと楽しみにされるのだろうと思います。一日も早くやっていただけるように頑張っていただきたいと思いますし、去年の3月16日よりも1週間でも2週間でも、できたら2月中ぐらいにでも支給できるように、ぜひ頑張っていただきたいと思いますので、強く要望したいと思います。  以上です。 ◆助川昇 委員  それでは、事業別決算説明書の436ページの次代に語り継がれるレガシー創出について、こちらについてなのですけれども、前回も予算立てのときに質問させてもらったのですが、成果といったところをお聞かせ願います。  続きまして、468ページ、子ども大学にいざ実行委員会補助といったところです。こちらに関しては、恐らく十文字女子大学でやっている事業なのかなとは思うのですけれども、その内容と参加人数についてといったところでお聞かせください。  続きまして、470ページ、文化芸術鑑賞の一番右の来場者数延べ656人と書いてあるのですけれども、こちら開催場所がほっとぷらざなのです。ほっとぷらざで開催をしていて、7月28日から8月3日までの開催でした。5日、6日程度ですか、開催をしているのですけれども、656人というのがすごく残念な数字なのかなと思っているのですけれども、その来場が少なかったことに対してどう思っているのかといったところでお聞かせください。  518ページ、体育施設費といったところで、こちらは利用人数とか利用率が出ているのですけれども、堀ノ内少年運動場に関して、利用率が37.6%とちょっと低い状況になっています。その点について、今後利用率を高めるとか、そういった考えは持っているのかといったところでお聞かせください。  以上です。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  436ページ、次代に語り継がれるレガシー創出事業の成果についてお答えをいたします。学校からいただいた報告書によりますと、まず児童・生徒の変容としましては、オリンピック・パラリンピックへの認知度が小学校で低かったのですが、3学期には100%になったと、またそれらを楽しみにする児童が100%になったということが挙がっています。  また、オリンピック・パラリンピックはスポーツの競技大会ですけれども、それだけではなく、平和を願う気持ちや多様性への理解を深めることが大切であることへの認識は深まった、おもてなしの精神について振り返る機会となった、他者理解に関するスキルが高まり、理解も深まった、また栄小学校で受けているのですが、栄小学校が日本一オリンピック・パラリンピック会場に近い学校であることの認知が進み、自己への誇り、愛校心が深まったということが挙げられております。  また、これらの平成29年度の成果を生かし、今年度、カリキュラムマネジメントの視点を重視し、既存の取り組みを生かしながら、さらにその機運を高めていく、そういう取り組みに力を入れていく必要があるということで、学校より報告を受けています。  以上でございます。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  468ページ、子ども大学にいざ実行委員会補助でございます。こちらは、お話しのとおり、十文字学園女子大学と、それからボランティアの団体と市ということで、共催する形で実施しております。  もともと県の補助等もあったのですけれども、数年前から補助はなくなって、市の補助のみで実施している状況でございます。  平成29年度は、小学生を対象にしている事業ですけれども、実質参加者は21名でした。定員は40名ということなので、若干少なかったというような状況でございます。参考に、28年度は40名定員中40名の参加がありました。  内容といたしましては、実行委員会ということで、それぞれボランティア団体等も企画をいたしまして、実体験をするような子供への学習、例えば何かつくる、創作するというようなことを中心に実施をしているところでございます。  続きまして、470ページ、文化芸術鑑賞でございます。西尾路子さんという市内に在住の方の芸術展ということで、もともと建築士でいらした方なので、そういった建築素材を中心に絵画と合わせるような形の展示をさせていただいて、一部ではパフォーマンスも実施したという内容でございます。人数、延べ656名ということで、数字的には少ないというふうにも見えますけれども、一昨年は丸沼芸術の森コレクション展のほうのそれと比較をいたしますと、数字的には少ないというふうに見えますけれども、内容的には子供も楽しめるということでは、また違った観点で楽しいものができたのかなというふうには考えております。  3点目の518ページの体育施設運営管理の中で、利用者数、それから稼働率の表示をさせていただいておりますけれども、堀ノ内少年運動場、野球場でございますが、稼働率37.6%と低い数字になっておりますが、当然学童野球連盟が中心に使われるということで、正直なところ、なかなか平日の利用は見込めないというところから、土曜日、日曜日、祝日が中心になっている関係で、稼働率が低くなっているというような状況にございます。  以上です。 ◆助川昇 委員  それでは、順次再質問させていただきます。  まず、次代に語り継がれるレガシー創出といったところで、今お話を伺ったのですが、オリパラのところの認知度が100%になったとか、あとは栄小学校が射撃会場から一番近い学校だよと、小学校のみんながわかってくれたというような事業で、機運醸成に努めていくといったところだと思いますが、こちらの内容についてなのですけれども、ラグビーワールドカップにもちょっと触れているのです。ここについての取り組みというのがもしあったら教えてください。  次、470ページの文化芸術鑑賞についてでございます。こちらに関しては、どちらかというと人数は少な目に文面で見ると見えてしまうのですが、結局子供たちがワークショップのような形で取り組んだという形でよろしいでしょうか。そのワークショップの内容といったものをもしわかれば教えてください。  済みません。1個抜かしてしまいました。468ページの子ども大学にいざ実行委員会補助といったところで、子ども大学にいざに関してはすごくいい取り組みをしている、私見に行ったことあるのですけれども、いい取り組みをしているなというのが正直なところです。それで、参加人数は定員40名中21名といったところで、少し少ないのかなといったところだと思います。それで、場所が十文字学園女子大学って、学校で行うというのが少し閉鎖的なところもあったりとかするのです。子ども大学、朝霞のほうを見たりとかすると、東洋大学のキャンパスでその当時はやっていたのですけれども、東洋大学のキャンパスのほか、総合体育館みたいなところを借りて、いろんな懇親を図るような事業をやったりとか、そういった感じでかなり周りに対しての周知力というのもあったのです。大学内だけで全ておさめてしまうというと、規模感も小さくなってきてしまうのかなというところあるのですけれども、今後そういうふうに会場を変えてやっていく方向があるかとか、そういった考えがあればお聞かせください。  あと最後です。体育施設費に関して、こちらに関しては堀ノ内少年運動場、学童野球が中心で、週末メーンで使っているということでしょうか。平日はなかなか稼働がしないという状況の中で、そこの平日の稼働といったところが何かお考えがないかといったところでお聞かせください。  以上です。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  ただいまの再質問についてお答えいたします。  ラグビーに関しましては、国語科や道徳科の中でラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピック両大会の歴史や競技種目に関するテーマや題材を積極的に取り入れていくということで、こちらについてはまた今後教育課程に入れていくという部分で、今後の取り組みになっていくことかと思います。また、4年生におきましては、総合的な学習の時間にラグビーの種目について、ラグビーが盛んな国々の文化について調べる学習を行うということで示されております。また、体育科でタグラグビーという授業を実施していく中で、その競技を通して他者と協働し、主体的に課題解決を図ろうとする態度を育成するという目標も示されております。昨年度1年目でしたので、どちらかというと事業という形でオリンピック中心の内容でしたが、今後は教育課程に少し織りまぜていくというところで、30年度、ラグビーを踏まえて入れていく活動を進めていくような形になっております。  以上でございます ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  468ページの子ども大学にいざ実行委員会補助でございます。今会場につきましては、十文字学園女子大学を利用させていただきまして、その中で入学式、それから全てが終わりますと修了式も行って、十文字女子大学の学長にもご参加いただいて、かつ教育長からは修了証書をお渡しするとか、そういった流れで、大学と子供たち、小学校に行っている児童では、小学校とは全く違う規模のものなのだよと、ぜひ大学にもみたいな、気軽に来てくださいというようなイメージも持っていただく中で、今実施しているというのが状況でございます。  確かに市内の子供たちが十文字女子大学に来るということは、足の便では車で行くこともなかなか難しいところもありますので、なかなか遠い学校からは来づらい部分ではあるのかなと思っておりますけれども、子供たちは大変楽しく過ごして、大学に入って、例えば学食というのですか、そういうところも触れながら過ごしているというような状況ですので、現在のところは十文字学園女子大学と一緒にやっていこうというようなスタイルでおります。  続きまして、470ページの文化芸術鑑賞の西尾路子展なのですけれども、ワークショップもございました。展示のみならずパフォーマンスと、それから子供たちが直接作業をするということで、西尾路子さんが指示をしながらワークショップを行うというようなこともございまして、大変色とりどりの子供たちならではの発想の中で作業をしていて、子供たちは大変満足をしていたというふうな状況です。  また、議員の皆様にもご案内をさせていただいた関係で、たくさんの議員の皆さんもお越しいただく中で、楽しく実施できたというふうに評価をしているところでございます。  最後に、518ページの体育施設運営管理、堀ノ内少年野球場なのですけれども、やはり学童野球専用グラウンドになっている。大人は使うことはできないサイズ、かつマウンドがあったり、野球しかできないという意味では、なかなか多目的に利用することは難しいのかなというふうに捉えておりますので、学童野球連盟ともちょっとお話をしながら、広く使っていただくように協議をしてまいれればというふうに考えております。  以上です。 ◆助川昇 委員  それでは、436ページのレガシー創出の、ラグビーについてといったことでは、ラグビーを何はやっているかといったことでお話を伺いました。タグラグビー、いいですよね、非常に。腰あたりでしたっけ、リボンみたいなのをつけて、とり合うようなスポーツで、私もやったことあります。通常のラグビーとは違って、けがもしないですし、あとコミュニケーションを図る上ですごくいい、スポーツというのですか、遊びなのかスポーツなのかちょっとわからないですけれども……スポーツですね。いいスポーツだと思いますので、ぜひこういうものを取り入れる機会がございましたら、進めていっていただけたらと思います。わかりました。ありがとうございました。  続きまして、子ども大学にいざ実行委員会補助についてですが、会場についてはなかなか動かしづらいのかなという印象もありました。ただ、本当に事業はいいのです、子ども大学にいざというのは。一般の企業の方が講師をしてくれて、世間ではこういう仕事を私たちはしていますよとか、あとは火に対する教育だったり、食育だったりだとか、すごく子供たちがあの時期に学んでいいことをすごくやっているのです。こういったというものが要はもう少しオープンな場所でやることによって、十文字女子大学って、要は入るのに身分を証明したりだとか、一般の方々が来る機会、なかなか入りづらいといったところで、オープン的な例えばふるさと新座館、固有名詞出して、ふるさと新座館とか、そういったところでできたりしたらすごく発展性があるのかなと思って。この話はわかりました。ありがとうございました。  続きまして、文化芸術鑑賞のワークショップについてといったことで、子供たちも楽しんでいろいろやっていらしたといったことで、非常に盛大に、人数的には656人とちょっと、文章的には見ばえはちょっといまいちだったような気がするのですが、すごくいい取り組みがあったといったことで、よくわかりました。ありがとうございます。  それと、体育施設費の堀ノ内運動場の使い方について、平日の使い方についてですが、少し狭いのです。大人の方がなかなかできないというところもあって、マウンドがあるのは1か所なので、ほかにちょっとはじっこのほうで子供たちが遊ぶスペースができたりだとか、そういったふうに使い道が今後できたらいいなと思ってのことでしたので、こちらのほうは今後検討していただけたらなと思っております。  以上です。ありがとうございました。 ◆平野茂 委員  ページ418、教育副読本整備ということでこれあるのですけれども、これは毎年購入して、ご本人に渡しているものなのかなと思うのですけれども、ちょっとそれまず1点確認したいなと思います。  それから、ページ420、中学校体育連盟補助の部分のところだったと思うのですけれども、管財のバスを利用できたら少しお金が余りましたみたいなのが、音楽会でしたっけ、何かどこかこの辺でちょっと話があって、メモしたのですけれども、これは管財のほうでバスを借りて、管財契約のほうで契約したから、管財契約課のほうで逆に言えば予算が出ているものなのか、ちょっとそこが私聞いていて、どういうことなのかなと思って聞いていたのですけれども。  それと、ページ428、429の部活動ボランティア指導員配置の件ですが、亀田委員のほうからもお話ありましたけれども、今後これ積極的に取り入れていくというお話だったのですけれども、私の認識だと、どちらかというと部活動の顧問の先生がいるのであれば、部活動の顧問の先生がいたとしても、外部の方で積極的に先生とご一緒にやりたいという方がいれば、排除はもちろんしないのかなと思うのですが、基本的には部活の顧問の先生がいらっしゃれば、積極的にどなたかやる方いますかという感じで、応募をかけるわけではないのですけれども、お声がけをするというイメージがなかったのです。ちょっと先ほどのお話だと、どちらかというと積極的にお話をしていって、もう少しふやしていこうみたいな感じなのかなというふうにお聞きをしたので、そこをもう一度確認できればと思います。  もう一点は、公務員の方でボランティアで入っていただいている方がいるというお話がありました。この方に関しては、学校教育法か何かで報酬をもらえないということなのでしょうか。ただ、私、年間2万円の金額で、変な話ですけれども、普通この場合って、私個人的には交通費か何かで支給して、それだとひっかからないのではないかなと思って聞いていたのです。もちろんやっていただいている方はボランティアなので、私もボランティアを自分がやっているから、別にお金もらわなくても全然平気なのですけれども、ただそのあたりはどうなのかなというふうに思うので、考え方がどうなっているのかなというふうにちょっと思いましたので、お聞きします。  あともう一点は、ページ514、515、スポーツ教室のところです。ここも考え方をちょっと確認させてください。例えば(1)、夏休み水泳教室は立教大学で行っているかどうか。  それから(2)は体力テストは1日25名、これがどういう形でやった体力テストなのか。25人が少ないのか、多いのか、普通なのか、どのように考えていらっしゃるのか。  あと、(4)、市内高等学校硬式野球市長杯争奪大会、これが私スポーツ教室という名目と合致していなくて、何をもってこれがスポーツ教室なのか、何か名称違うところに予算づけしたほうが正確なものではないかなと思うのです。かかわっている方いらっしゃるの、私知っていますけれども、ちょっとこれはこの位置ではないような気がして、何をもってこれがスポーツ教室なのかもお聞きできればなと。  (5)と(6)なのですけれども、ラケットテニスなのですけれども、これって体協か何かで事業とかでやったりとかというのはできないものなのかな。何かこれだけここにぽんと出ていたので、これって体協で何か事業として行うことができるような気がするなと思ったのですけれども、そのあたりの考えはどうかなと思います。  あと、一番最後、下のところの、体育協会補助のところで、考え方は例えばバスケットボールをやりますとか、バドミントンの事業を始めますとかというと、基本的にはそこに参加する人のご負担ではやらない。要するにプラスアルファお金が発生してしまうから、その分足らない部分は市が持ちますよという体育協会補助の事業になっているのかなと、そこちょっと確認したいなと。単体で例えばサッカーだとか、僕なんかも教えていますけれども、年間通じてそんな大した金額は取らないですけれども、ペイができるところまで引き上げていく、要は受益者というか、受益者負担ですよね、受益者負担を考えていくべきなのではないかなと思うのですけれども、そのあたりが今の段階でどういうふうになっていて、どう考えているのかなというところでお願いします。  以上です。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  平野委員の質問にお答えいたします。  まず、418ページ副読本に関してですけれども、こちらにつきましては学校で必要な教材、教科書ではないですけれども、副読本ということで、学校で必要な教材ということで、一人一人に渡しているものでございます。  2点目の中体連と、あと音楽会にもかかわってくることかと思いますけれども、管財契約課のバスですけれども、こちらにつきましては26ページのところに管財契約課のほうであります、バスにつきましては年間で委託契約しているということが示されております。必ずこのバスを使用できればいいのですけれども、ほかの課とかち合ってしまって、バスがとれなくなってしまう場合にやはり困りますので、基本的にはバスの部分の予算を確保しておいて、管財契約課のバスがとれなかったらそちらを使って、もし管財契約課のバスがとれたらこちらの部分をキャンセルしてという形で進めているところでございます。そちらについては子供たちが困らないようにということでご理解いただければと思います。  また、部活動ボランティアにつきましては、必要に応じて、ことし部活動の方針等も今後策定していく予定ありますので、一番は教員の多忙感の解消という部分がございますので、学校の実情、また部活動の実情に応じて徐々にふやしていきますけれども、頑張っている先生方もたくさんおられますので、そこを全部こちらで引き取ってボランティアにかえていくというわけではございませんので、部の実情に応じて今後対応していくということで、ご理解いただければと思います。  以上でございます。      〔何事か言う人あり〕 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  公務員に2万円ですけれども、こちらについてはちょっと調べていきたいと思います。済みません。今お答えできません。申しわけございません。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  514ページのスポーツ教室に関してのご質問でございます。事業概要の中の(1)、夏休み水泳教室、こちらのほうは一昨年までは陣屋小学校のプールをお借りする中でスポーツ推進員が実施をしていたという流れから、立教大学のプールのアピールも含めて、立教大学を会場にして水泳教室を実施しているというところでございます。会場は、立教大学のプールでございます。  (2)の体力テスト1日25名というのは、いわゆる保健センターの健康まつりと同時に開催をしている中の、健康まつりの一環という形で体力テストを中央公民館の体育室を使って実施をしております。例年20名から30名というところで実施をしておりまして、午前中の半日の中で実施をする中では、人数的にはこれぐらいが限界なのかなというふうに考えております。また、この結果について、県の教育委員会のほうに提出をしているという流れでございます。  それから、(4)の市内高等学校硬式野球市長杯争奪大会、おっしゃるとおり、これがスポーツ教室になるのかと言われると大変返答に困るわけでございますが、事務手続上ここの中に、ほかに入れる場所がないと言ったらあれなのですけれども、適切なところに入れられなかったので、これだけ単独にするのもということなので、スポーツ教室に入れたというだけでございまして、実は今年度からは、実施はするのですけれども、主体的に高校のほうでやっていただくということで、一般財源を直接は市のほうで予算をとっていないのです。そういう形で、やるのであれば、例えば教育振興基金の中の助成事業でやるというような形に変更しているところでございます。  それから、(5)番と(6)番でラケットテニス事業を体育協会に委託をするような流れではどうかというようなところもございますが、これ実はいずれもスポーツ推進委員が主体となってやっている事業でございまして、定着しているという意味では今後もスポーツ推進事業としてはやっていくというようなことで考えているところでございます。  同じページの体育協会補助につきましては、それぞれ教室を実施していく中で、それぞれ参加費は頂戴をしまして、参加費があって、自己負担をしていただく中で、その他について市が補助しているというような状況でございます。  以上です。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  418ページ、先ほどお答えした副読本の内容につきまして訂正のほうをお願いいたします。先ほど全ての副読本を全員に渡しているということでお答えしてしまったのですが、こちら資料をよく確認しましたところ、申しわけございません、訂正をお願いいたします。新座市でつくっている社会科の副読本、また中学校体育実技に関する副読本につきましては全員に渡しております。それ以外の道徳の副読本、小学校、中学校のものにつきましては、全員ではなくて、40冊購入して、それらを教室に置いて、各クラスで使用するという形で、中学生の市の副読本につきましてもそのような形で40冊を購入して、教室に置いて、回して使うという形をとっております。申しわけございません。訂正をお願いいたします。 ○鈴木明子 委員長  ただいま教育支援課長から発言の訂正がありましたので、このように議事録を訂正いたします。 ◆平野茂 委員  ありがとうございました。
     今のところの副読本に関しては、そうするとページ419の1、2、3……3がない。1、2、4が書いてあるとおりで、配布をして、5が40冊ずつということですね。副読本とか、教育長これ、やっぱり毎年配らなければいけないものなのですか。使う量とかタイミングとかを考えると、何か貸し出しでもいいのかなというふうに思うときもちょっとあるのです。実は、私も自分がちっちゃいとき持っていたので、「新座」というやつですよね、私も持っていたので、いまだに野火止用水の洗濯をしている写真だとかというのを思い出しますけれども、その中に載っていたみたいな。覚えていないの。      〔「覚えていない」と言う人あり〕 ◆平野茂 委員  あったのです。なので、そういう意味ではいいものなのかなと思いながら、何か今のご時世だとちょっと削減をなんていう声もあるので、そのあたりの考えを、どうなのかなと思うので、教育長のほうで何かお考えがあればと思います。  バスの件はわかりました。  部活動の件もわかりました。せっかく来ていただいている方ですので、何か方法があれば、無理に、先生お金持ちみたいなので、要らないのかなと思うので、2万円ごときでそんなばたばたしないと思いますけれども、ただ気持ちの問題だと思いますので、お出しできれば出していただければなというふうに思っております。  あとは、ページ514、515のスポーツ教室の部分は、体力テストは健康まつりで行っているという、なるほどなと思いました。  硬式野球のこれは、載せておかなければいけないのですか、逆に。予算化していないから、載せなくてもいいのかなという気もしてしまうのですけれども、独立単独事業でやっているのであれば、何か必要あるのかなという気がするのですけれども、別にその辺は考えてもらってとは思うのですけれども。      〔何事か言う人あり〕 ◆平野茂 委員  では、その辺後で、部長。  あと、済みません。もう一点、私さっき質問し忘れて、ページ474の子どもの放課後居場所づくりのところで、亀田委員のほうからお話もありましたけれども、午後の民活、この民活でやっている部分というのは、金額はどのぐらいのウエートを占めるというか、金額がどのぐらいになっているのか、違いがあるのか、ないのか。民間活力を使わないでやっているところもあるのです。それはもうないのですか。あるのか、ないのか、ちょっと済みません、そこもわかればと思います。  以上です。 ◎金子 教育長  事業別予算説明書の418、419ページの教育副読本整備について、平野委員からご質問がございました。毎年この副読本を作成する必要があるのかどうかというご質問でございますけれども、小学校の社会科の副読本については、教科書も配布されているのですが、教科書と同等に地域学習の教材としてこの副読本を活用しています。かなりの時間を割いてこの教科書を使いますので、重要な教科書であると私どもも捉えているところでありますが、例えば昨年使ったものをことしも使えないかということでございますが、データの入れかえ等がありまして、いろいろ新しい記事もそこに載せていくという、例えば大和田二・三丁目の発掘の状況なんかもこれからは載せていくことになると思いますけれども、本当に年ごとに刻々と新座の社会そのものも変化していますので、そういったものをリアルに掲載していくためには、何年も前のを使うよりも毎年新しく編さんをし、印刷をして使用したほうがより喫緊の話題が掲載された副読本になるのかなというふうに思っています。  中学校の社会科の地域教材も同様に、これは本当にデータ、いろんな統計データを入れていますので、これらを刷新をしていくというようなこともありますので、何年も同じものを使うということは、ちょっと私どもは今考えてございません。  以上です。      〔「体育実技はどうなの。そこがどっちかというと気になる」と言う人あり〕 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  体育実技の副読本につきましても、各中学校1年生のときに3年間使うものとして与えております。体育の授業そのものは、体を動かす運動の授業が中心ですので、一人一人がそれを持って、授業で行ったことを副読本を通して確認したり、また事業等で教員が活用したりというところで、一人一人が持つということに意味はあるというふうに考えております。  以上です。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  先に474ページの子どもの放課後居場所づくりについてでございます。13番の委託料、教育活動サポーター委託料、夏休み中の午後の活動についてでございますけれども、体制自体はどの学校もコーディネーターがいまして、午前中は地域のボランティアスタッフがいらっしゃる。午後は入れかわって、業務委託として、東北小学校にはシルバー人材センターが、大和田小学校には民間事業者が、教育活動サポーター事業を委託するという中で見守り活動をしていただいたというような内容でございます。  大和田小学校のココフレンドについては、民間委託業者が見守り活動をする中で教育事業を、英会話等を実施したということでございます。基本的にはコーディネーター、ボランティアスタッフ、地域の方々が中心となっていく中で、夏休みの午後だけは民間業者も一部試験的に導入したという経過でございます。  今後は、昨日も28年度の決算からのご要望もいただく中で、余裕教室、活動拠点もなかなか確保できなくなってきたということ、それからコーディネーターやボランティアスタッフという人材確保も厳しくなってきたという面では、民間の導入を全体的に実施するということも視野に入れて進めていきたいといぅふうに考えております。 ◆平野茂 委員  課長、金額の違いはあるの。例えば大和田は民間で、東北小はシルバーでやっていて、その金額の違いははあるの。片方は50万円だったけれども、片方は20万円だったとか、ざっくりでもいいのだけれども。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  この160万5,468円の内訳は、東北のほうが80万5,548円、大和田のほうが79万9,920円でございます。 ◎渡辺 教育総務部長  514ページ、515ページの市内高等学校硬式野球市長杯争奪大会についてでございますが、こちらにつきましては新座市内に高校が県立が3つ、私立が2つと5つの高校があるということで、いずれも野球部があるということで、長年にわたりまして市内大会ということで開催しておりまして、市が主催ということで、この予算といたしましては行事協力者謝礼金として、審判員ですとか、あと開催に係ります消耗品費等を市のほうの予算で支出いたしまして、市の職員が準備等も一緒になって行っていたというものでございます。そういった意味で、このスポーツ教室の一環としてこれまで位置づけをしてやってきたということでございます。  30年度以降につきましては、実行委員会形式をとっていただいて、それに対して青少年教育振興基金のほうからその実施費用について一部を補助してやっていただくということで、今準備のほうを進めているということで、30年度予算についてはこのスポーツ教室の欄からは高等学校野球大会については事業としては除かれているということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○芦野修 副委員長  何点か質問させてください。  まず1点目は、事業別決算説明書の428、429ページの先ほど来から出ている部活動のボランティア指導員配置なのですが、私もこれは広められるものであれば広めていったほうがいいのかなというのもあるのです。この予算というか、これを見ますと、50万円の予算で42万円を支出したということで、25人分の予算化はしていたのだけれども、21人だったということだと思うのですが、そもそもが21人以外に公務員の方もいらっしゃるというようなあれもあったわけなのですが、21人の申請というのは、申請がなかったからこれ以上の支出がなかったという捉え方なのか、21人というのがそういう面ではいっぱいの今の状況なのかという、その辺の予算と支出の関係を教えていただきたいのと、多忙化との問題なのですけれども、教員の多忙化の解消の一つの取り組みとしてこういうのを進めていきたいというのも予算審議の中でもあったのかなというふうに思うのですけれども、そういう教職員の多忙化の解消という捉え方からいったときに、このボランティア指導員の位置づけというのは教育委員会としてどういうふうに見ていらっしゃるのかというのを教えてください。  それから、432、433ページの教育相談の関係で、先ほど来からるる出ているわけなのですが、先ほどの部分の不登校の問題、私も非常に重要な問題だというふうに思っていまして、不登校の理由の一つが対人恐怖だとか、担任とのかかわりだとかというような、幾つかの理由を挙げていただいていたわけなのですが、この対人恐怖というのはすごく「うっ」というふうに実は思いまして、対人恐怖というのはただ単に不登校の問題だけではなくて、一生と言ったら大げさなのかもしれませんけれども、ずっと続くような問題に発展していくことなのかなというふうに思っているのです。そうしたときに、この対人恐怖というのが子供同士での対人恐怖という原因もあるだろうし、担任というか、教師と生徒との関係の対人恐怖というのが一方ではあるのかなというふうに思うのですけれども、そういうような部分というのはどこまで、ただ単に対人恐怖ということではなくして、対子供のものなのか、教師と子供の問題なのかという、その辺の捉え方というのはきちんとされているのかどうなのかというのを教えてください。  それから、資料の57ページに相談の種別の件数というのも細かく、件数だとか割合がずっと記されているわけなのですが、先ほどのところでは相談は子供の相談よりも保護者の相談が非常に多いのだというような答えもあったのですが、この相談の件数という、いじめから不登校、友人関係、性格、行動、学業等その他というのがるる書いてありますが、この相談の件数というのも保護者の相談が非常に割合的には多いという捉え方をしていい資料なのかどうか、教えてください。  それから、434、435ページの特別支援教育整備の関係なのですが、私ずっと一般質問でも取り上げてもいるのですが、通常学級に在籍をして特別に支援が必要な子供たちというのはずっとふえてきていて、そういう中で通級指導教室を新座は取り入れていただいて、今年度から中学校も始まったというのがあるのですけれども、特に情緒の関係なんかで言えば、新座小学校に通級指導教室が1個あるわけなのですが、反対側のほうにはないという部分で、そこはふやしていく必要があるのではないかというのをずっと提案というか、ずっとさせていただいているのですが、29年度については通級指導教室をふやしていきたいというのは、努力はしていきたいという答弁がずっと続くわけなのですが、それに対しての29年、どういう取り組みをされてきたのかというのを教えてください。  それから、438、439ページの小学校運営、これは450、451ページの中学校運営にもかかわる問題なのですが、ここの小学校運営のところの細節のところを見ると、施設修繕料というのが小学校でいうと315万1,882円というふうになっていて、中学校もあるわけなのですが、私本会議で小規模工事登録制度の問題で質問したときに、小規模工事の発注の偏りの一つの原因というか、小規模工事のそもそもの発注が小・中学校の修繕が中心みたいな答弁が本会議でされたのです。それで聞くわけなのですが、実際に小学校、中学校に修繕費用ということで、予算は各学校に幾らずつ配分がされているものなのか、またこの間の答弁でも校長会や教頭会を通じて、この業者の名簿も含めてお渡しをして、登録制度が活用できるように教育委員会としては学校に働きかけていくというのがあったわけなのですが、実際に学校はそれに対してどういう対応をしているのか、教育委員会はどこまでつかんでいるのか、教えていただきたいというふうに思います。  それから、444ページ、445ページの関係で、石神小学校の大規模改修がようやく行われて、本当にきれいになったということで、非常に喜んでいるところなのですが、こことの関係で、小・中学校の大規模改修なのですけれども、本会議のところでもありましたが、各学校の施設修繕の要望の実施状況という、50の5ページというのを見ると、取り下げAというやつが大規模改修によってやっていくものだということで、結構取り下げられているということを聞いているのですが、大規模改修で施設の改善をしていくというふうになりますと、今後の計画というか、大規模改修の計画をつくっていかなければ、学校からの施設改善の要望というのも実現がされないのではないかというふうに思うわけなのですけれども、決算というふうにならないかもしれませんが、大規模改修の今後の計画というか、設計だけでもやっていく必要があるだろうし、大規模改修が必要な学校というのは必ずまだあるのだというふうに思うのですけれども、そこら辺がどうなっているのかというのを聞かせていただきたいというふうに思います。  以上、よろしくお願いします。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  芦野副委員長の質問にお答えいたします。  428、429ページ、部活動ボランティア指導員配置についてお答えいたします。21人という数ですけれども、こちらにつきましては学校の部活動の個々の事情に応じて対応して、また教員の多忙感が昨今話題になっているところでふやしていくということでお話はさせていただきましたが、あっせんするものではなく、学校長からの申請に応じて配置をしていくものでございます。予算を少し多くとっておかないと、申請があった際に配置をすることができないので、現状の人数よりも多い予算を少し確保させていただいて、その申請に応じて部活動指導員を配置できる、そういう用意をさせていただいているというところでございます。  また、1部活動に1人という、そういうような規定もございますので、1つの部活動に3人も4人もつけるわけにいきませんので、その中で人数が微増という形でふえているということで、お含みおきいただければと思います。  また、部活動ボランティア指導員の位置づけにつきましては、何点か考えられることがございまして、まず1つ目は顧問がその競技の専門外である場合に、部活動ボランティアについていただいて、専門性を顧問と指導員とで連携しながら子供たちの競技力を高めていく。また、教員自身もそこで技術指導について学んでいくという、そういった機会にもなっていきます。  また、2つ目に、競技によっては、チームスポーツとかは複数のパターン練習をしなければいけないような競技もございます。そういった際に指導できる者が複数いないと、効率的な練習が進まないといったところで、部活動ボランティア指導員についていただいて、例えばサッカーで、ゴールキーパーの練習と、あとは攻撃の練習を別々に同じ時間で行うという形で配置しているケースもございます。また、野球なども、バッティング、守備、さまざまなプレーがありますので、その中で効率的な練習を行っていくにはボランティア指導員についていただいてという、そこに意味があるかなというふうに考えております。  また、複数つけることで安全面にも目が行き届くという部分がありますので、そういった部分で部活動ボランティア指導員の位置づけとして価値があるものだと捉えております。  以上でございます。 ◎浜田 学校教育部参事兼教育相談センター室長兼指導主事  不登校の理由の件につきましてお答えいたします。  対人恐怖というところで先ほどお話をさせていただきましたが、こちらで把握しているところでは、担任等とかというよりは人と顔を合わせるのが怖いというところで、家から出られないという状況を把握しています。そういった子供、親御さんに対しては、やっぱり医療的なケアが必要というところで、そちらのほうも紹介させていただき、動いているところでございます。  2つ目です。保護者の相談件数というところで、相談件数が載っているわけでございますが、保護者の相談が非常に多いというふうに捉えていただきたいと思います。  最後です。特別支援整備についてでございます。通級ということでご質問があったかと思います。情緒に関する通級が今新座小学校にあるというところでございますが、昨年度につきましては特別支援学級の設置率にもまだ本市は課題がございまして、特別支援学級をふやしていくというところ、県の目標にもう一歩というところでございますので、そちらのほうを先に動かさせていただいているところですが、同時に通級をふやしていくというところも考えながら整備を進めておりまして、今年度はそちらのほうも申請するような動きをもう既にとっておるところでございます。  以上です。 ◎鳥之海 教育総務課長  事業別決算説明書438ページ、439ページの小学校運営、中学校運営についてでございます。それで、まず修繕費につきまして、こちら少額の5万円以下の修繕費につきましては学校のほうでの配当という形でやらせていただいています。小学校につきましては1校当たり25万円、それから中学校につきましては50万円という形で、配当という形でやらさせていただいております。それ以上の金額のものにつきましては、教育総務課のほうで直接行っております。その中で、小規模事業者に発注できるものとして、100万円未満という形のものがございます。こういったものは工事という形で発注をしているわけですけれども、この辺ちょっと調べましたところ、小規模事業者に対して……まず取り組みなのですけれども、学校に対する取り組みなのですが、管財契約課のほうから小規模事業者を積極的に使いなさいという通知がございます。こういったものを学校のほうにご案内すると同時に、同時にというか、時期的にはちょっとずれるのですが、年度当初、学校事務員に対する説明会というのがございます。こういった中で、小規模事業の積極的な活用というのを指導しております。  また、教頭先生、校長先生、異動がございます。異動された先生を対象にしまして説明会を行っておりますけれども、こういった中におきましても小規模事業者を積極的に活用するように指導しております。  また、校務システムとかそういった中にも当然、ではガラスが壊れてしまったという場合に、どういった業者があるのかということで、小規模事業者のリストみたいなものも学校のほうに行っております。  そういった中で、利用の率ということなのですけれども、ざっくりなのであれなのですけれども、これは学校配当とこちらが発注しているものも含めてなのですけれども、契約数の割合でいうと、小規模事業者との契約がおよそ6割ぐらいございます。ただ、業種によって発注している事業者等の偏りもございます、正直。そういったものにつきましては、学校のほうに偏らないように、なるべく地元の業者を使っていただくように、これからまた今までの活動とは別に積極的に指導のほうはさせていただきたいというふうに考えております。  教育総務課からは以上でございます。 ◎金子 教育長  事業別決算説明書の444ページ、石神小学校大規模改修について、ほかの学校の改修計画はどうなっているというご質問がございました。私ども教育委員会としましては、計画的な改修工事を進める必要があると考えています。と申しますのは、新座というのはやはり急に人口がふえて、学校の建設も1年に3校も4校もできたというような時期もあって、集中的に学校がふえた時期があります。したがって、傷む時期も同じような時期を迎えていて、ここをやれば当分の間はいいという状況ではないのです。ですから、やはり計画的に、一度にはできませんので、せめて年に1校ぐらいずつやっていくのが一番いいかなというふうには思っています。そうはいっても、やはり財政の状況がございます。ただ、古くなったり、多少使い勝手が悪くなるということだったらば、子供の安全を確保できればというふうには思っているのですが、実は近年、ちょっと危険な状況も見えてまいりまして、例えば第二中学校の窓枠が落ちるというようなことがあって、その窓枠防止の工事をしたところです。それから、これはこの事業別予算説明書の510ページをちょっと見ていただくと、真ん中あたりに補償という欄があります、賠償金という欄。この車両損傷事故賠償金という項目がありまして、この項目は2件あるのですけれども、この1件は校舎の3階から、窓をあけようとしたら窓枠が落ちて、下に駐車してあった車両を傷つけたという事故でした。これもし子供が下にいたら、大変な事故になっていたわけであります。こういう状況も出てきているということでありますので、私どもはできれば本当に年次計画を立てて、毎年1校ずつでも大規模改修をしつつ、子供の施設設備の瑕疵による事故を防ぐ、そういった努力をしていかなければならないというふうに思っておるところでございます。 ○芦野修 副委員長  ありがとうございます。  私の聞き方が悪かったのかなと思うのですが、ボランティアの関係で、ボランティアそのものの位置づけというのはわかるのですけれども、教職員の多忙化を解消する一つの手段でもあるのかなというふうに思っていて、その多忙化の解消という観点から見たときのこのボランティア指導員の位置づけはどういうふうに教育委員会では捉えているのかというのを聞きたかったのですけれども、お願いします。  それから、教育相談の関係はわかりました。なかなか対人恐怖というのは、将来にわたって、今言われるように医療的な措置も含めてというふうに、そういう支援というか、そういうつながりもきちんと支援をしていかないといけないのかなというふうに思うのですが、私がすごく感じているのが子供同士での対人の恐怖というのももちろん大変なのだけれども、教師との問題で、教師とうまくいかなくて、学校に行けなくなってしまうという例があるのだというふうに思っていて、そういう子というのは、教師その人だけではなくして、大人に対する恐怖心というのも出てきてしまうのです。それは、私ごとで申しわけないのだけれども、うちの子供が実はそういう状況になって、学校に行けなかった時期があったのですけれども、そういったときに将来にわたってそういうケアが必要になってくるというのが必ず出てくる事例だというふうに思うので、そういったところを教育委員会としてきちんと支援をしていく体制というのをつくっていかないといけないなというのをすごく感じているので、その辺を教育委員会としてはどういうふうに感じているのかというのも聞きたいというふうに思うところであります。  それから、通級指導教室については、特別支援学級を設置していくということで、新座もそこをずっとふやしていっていただいているということで、すごくありがたい部分だし、通級指導教室についても申請をしていくという答弁もあったわけですが、それは小学校をふやしていくということだというふうに思うのですが、していくということは、これからしていくということなのか、もうされたのかというのがちょっとニュアンス的によくあれなので、もう一回そこだけ確認をさせてください。  あとは、修繕の問題は、学校が実際どこに発注するかと、学校に任される部分というのが非常に多いわけで、教育委員会としてはやるべきことというか、できることはきちんと学校にも伝えながらやっていらっしゃるということではありますので、引き続き地元の業者につながるように指導していきたいということを課長も今おっしゃっていましたから、そこは引き続き、市内の地元の業者の人たちの仕事確保というのが非常に大きなウエートを占める取り組みだというふうに思いますので、ぜひ地元の学区内で仕事が回るという、そのスタイルをつくるのが必要だと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。  それから、大規模改修については必要だということで、今非常に危険な状況になっているというのを改めて聞いて、ああ、そうなのだというのは認識をさせていただきました。それが財政の問題も含めてあるから、なかなか教育委員会の思いどおりにはいかないというのはよくわかるわけなのですが、実際に二中の問題が今出されたわけなのですけれども、そういうふうにここの学校は本当に大規模改修をやっていかないといけないよという学校というのはあるわけですよね、実際問題としては。そういうところというのは、今この学校が必要だというのは言えない問題なのか、教えていただけるものなのか。  29年度の決算では、大規模改修を石神小やっていただいたのだけれども、計画をするためには設計をやって、実際に工事というふうになりますから、すぐできるという問題ではないわけですよね。そうしたとき、設計だけでも先に必要な学校にはやっていくというふうに体制をとるということも必要なのかなというふうに思うのですけれども、その辺の考えもちょっとお聞かせいただければなというふうに思います。よろしくお願いします。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  先ほどは済みません。少し的が違っているお答えになってしまいまして、大変失礼いたしました。  多忙化解消ということなのですけれども、先ほどの答弁と少しかぶってしまう部分があるかと思います。というのは、もし部活動ボランティア指導員がいなかったら、競技の専門性がない者が顧問になった場合に、やる気があったとしても練習方法を一から学んだり、また大人数の部活動になってしまった場合には、一人で複数のパターン練習に対応しなければいけないという負担がどうしてもかかってしまいます。また、目が一つしかありませんので、子供たちの人間関係の情報等もその顧問しか担えなくなってしまいます。そこのところが複数になることによって、練習メニューを特に自分で学ばなくても、指導員に教えてもらったり、また複数の目で見ることによって子供たちの安全を一人で見るときよりも保障できたりという形では、多忙感を少なくしながら、また技術的なアドバイスをその指導員にもらいながら行うことで、よりよい部活動の運営を行っていくことができるというふうに考えております。そうすることで、多忙化を少しでも解消することにつながっているというふうに考えます。  以上でございます。 ◎梅田 学校教育部長兼指導主事  今の428ページ、部活動ボランティアについて私のほうからも、結局具体的に時間的なものとして教職員の多忙化解消という意味にはならないと思います。というのは、県の部活動指導員の場合には、引率も認められています。ただ、本市で行っている部活動ボランティアは、その一部の限られた市に宛てがわれている指導員ではございませんので、ただしやはり部活動顧問というのはどうしても校内人事で、それぞれが専門のものを持てるわけではございません。ですので、まず一番多いのは吹奏楽を含めて専門的にきちんと指導をしたい、ただ顧問としてはそこまで専門的な技術を持っていない、ですのでより専門的な知識を持っている方に来ていただいて指導いただく。これは、多忙化ではないですが、多忙感、要するに精神的な苦痛を除いてやることはかなりできるのではないかなと思います。また、複数で見ることで生徒の安全面でも配慮はできますので、そういった点で多忙感解消につながるものと考えております。  以上です。 ◎渡辺 教育総務部長  大規模改修工事の件でございますが、たびたび本会議等でも大規模改修工事の必要な学校ということで列挙させていただいておりますが、改めて申し上げますと、今後大規模改修工事が必要な学校、また大規模改修工事がされていないというふうに認識されている学校につきましては、西堀小学校、第四小学校、東北小学校、野火止小学校、池田小学校、栄小学校、新開小学校、栗原小学校、新座小学校、第二中学校、第三中学校、第五中学校というところが今後計画的に大規模改修が必要であるというふうに認識をしているところでございます。ただ、現在の校舎の状況等から鑑みまして、なるべく早目に対処しなければいけないところといたしまして、第二中学校や東北小学校、あるいはかなり手狭になっております第四小学校等が早目に対処しなければいけないかなと思ってございます。  設計だけでもということでございますが、現在32年度までの後期の計画には位置づけがない状態でございます。少なくとも33年度以降の新たな計画にはしっかりとその辺も位置づけてやっていきたいと思います。また、31年度、32年度につきましては、見直しが予定されておれば、その中でしっかりと検討していきたいと思っておりますし、またその年度、年度の当初予算の編成の中でも財政当局とは協議をして、教育委員会としては早目に対応できるように主張をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◎浜田 学校教育部参事兼教育相談センター室長兼指導主事  432、433ページ、教育相談に係る内容で回答を申し上げます。  芦野委員からお話があったように、担任の先生とのかかわりの中で不登校になって、大人に対する恐怖心を抱きながら今後生きていかなければいけないというようなことは、やはりあってはいけないことだと思っております。そうならないために、不登校の理由というのは、簡単に1つというものもあれば、複合的に絡まっているというものもございますので、そうした理由を学校によく話を聞いたり、保護者、子供によく話を聞きながら、正確に把握していくようにしていきます。それを受けて、子供が本心を話せるようなところ、そしてその状況が解決できるような学校の中での、そういうことができるかかわりを持てる先生、例えば養護教諭であったり、部活の先生であったり、そういう突破口となるようなかかわれる窓口を探りながら、子供が元気に学校に行くことができるよう今後も支援してまいりたいと思っております。学校と教育相談センターが連携をとり合ってやっていかなければいけないことかなと思いますので、今まで以上に努力をしてまいりたいと思います。 ○芦野修 副委員長  今の教育相談についても、言われるとおりだというふうに思いますので、連携をきちんとしていくということが必要だと思います。毎日のように家に通っていただいて、会えないのわかっているのだけれども、家に毎日通って、子供の様子を見に来るとかという努力もされているというのを見ていますので、そういう努力をしているというのわかるわけなのですが、学校と相談室との連携というのは極めて重要だなというのはつくづく思っていますので、ぜひお願いをしたいと思います。  大規模改修についても、それだけの学校があるというの、改めてわかりまして、これは前倒ししてでも設計だけでもやっていくという体制をとっていかないと、先ほど教育長の学校の危険な状況というのも実際に起きているというのもわかったわけですので、そこは何だかんだの形で対応していかないといけないなというのを改めて感じましたので、そこは強く要望していきたいというふうに思います。  多忙化の解消のボランティアの関係は、なかなか難しい部分というのもあると思うのですが、私もボランティア指導員の専門性をつくっていくという部分では、一定必要な問題だというふうに思いますし、ただ一方で一緒に考えておかないといけないのが指導の過熱化という問題というのが一方では出てこないとも限らない。専門の先生というのはどうしても熱が入るというのがありますので、今部活のあり方についてもいろいろと出ている問題もありますから、そういったところも注意をしながら、ぜひここは伸ばせるものは伸ばしていってもらいたいなというのは要望しておきたいと思います。  以上です。      〔委員長、副委員長と交代〕 ○鈴木明子 委員長  510ページ、511ページの学校健康管理のところで、一番下の04、(3)の胃の検診が40歳以上、県費負担教職員による40歳以上の者、(5)番が35歳以上は健康診断というふうに書いてありますが、人数があるのですけれども、パーセンテージや何かがわかったら教えてください。  この年齢に達する前の方については、何も健康診断等についてはしていらっしゃらないのでしょうか。  以上、2点お願いいたします。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  510ページ、511ページ、学校健康管理についてのご質問をいただきました。(3)、胃検診と(5)、教職員健康診断ですが、パーセンテージですけれども、県費の教職員はおよそ700人、小・中おります。その40歳以上の者の割合というのはちょっとすぐ出ないのですが、人間ドックなども受ける職員も多くいます。人間ドックを受ける職員のほうが40歳以上は多いかと思われます。県のほうの教職員の互助会のようなものから補助も出ますので、自己負担額も少なく済みますので、これについてはあくまでも新座市で行っている健康診断です。40歳以上の者は胃検診が義務づけられておりまして、35歳以上の者はそれ以外の健康診断というものも、学校保健安全法で定められておる、その基準にのっとって行っているという状況です。  以上です。 ○芦野修 副委員長  暫時休憩します。      休憩 14時51分      再開 14時55分 ○芦野修 副委員長  休憩を閉じて再開します。 ◎梅田 学校教育部長兼指導主事  事業別決算説明書510ページ、学校健康管理の教職員に関する健康診断及び胃検診にかかわるところでご質問いただきました。こちらにございますように、基本的に健康診断については本市においては35歳以上の者で、そのほかの尿検査等は子供たちが実施しているものと同時に実施しております。ただ、強制的に血液検査や心電図等の案内を出しているものが35歳以上でございます。また、人間ドックは40歳を過ぎると毎年きちんと受けなさいということになってまいりますので、それプラス、それ以外に40歳以上でこの胃検診を受けている者がこの人数になるかと思います。  以上です。      〔副委員長、委員長と交代〕 ○鈴木明子 委員長  ほかに質疑のある委員の方はいらっしゃいますでしょうか。      〔「なし」と言う人あり〕 ○鈴木明子 委員長  なしと認めます。  それでは、議案第82号 平成29年度新座市一般会計歳入歳出決算認定について、文教生活常任委員会に分割付託された部分について、以上で審査を終了いたします。 ○鈴木明子 委員長  暫時休憩をいたします。      休憩 14時57分      再開 15時14分 ○鈴木明子 委員長  休憩を閉じて再開いたします。 ◎竹内 経済振興課長  昨日の文教生活常任委員会において、助川委員からいただいたご質問にお答えをいたします。  事業別決算説明書350ページ、351ページ、7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、細目002商工振興費、細々目06商店街共同施設事業補助のうち、(3)、商店街共同施設維持管理事業の街路灯電気料について、平成28年度決算では289万2,000円であったが、同じ件数なのに平成29年度は329万7,000円と増額になった理由についてでございますが、平成29年度は志木駅南口商店街がイルミネーションを設置したことに加え、平成29年5月分より燃料費の高騰により電気料が値上げされたことによるものでございます。  続きまして、細々目07商店街活性化推進事業補助のうち、(2)、商店街事務所等維持推進事業について、平成28年度決算では146万1,000円であったが、平成29年度は161万9,000円に増額となった理由についてでございますが、こちらにつきましては栄四丁目商店会で平成28年9月より、すこやか広場に隣接する店舗を借り上げたため、平成28年度においては1年分ではなく、7か月分の賃借料に対して補助金を支出したため、平成29年度は増額となったものでございます。  以上でございます。 ○鈴木明子 委員長  ただいま経済振興課長から昨日の質疑に対しての答弁がございました。  それでは、議案の採決に移りたいと思います。  まず、議案第76号 平成30年度新座市一般会計補正予算(第3号)、分割付託された部分について結論を求めます。 ◆木村俊彦 委員  議案第76号 平成30年度新座市一般会計補正予算(第3号)については反対です。
     理由は、マイナンバーのところが大きいと思います。旧姓併記のためにということで、マイナンバーがどんどん膨れ上がっていくということについては、毎回会計補正予算のたびに新しい形でマイナンバー関係が出てくるということについて、やっぱり大きな問題があるというふうに思っています。特にコンビニの交付サービスは新座市独自でつけ足したものですので、やらなくても済むのが入っていくということについても問題かなというふうに思います。もともと国がやり始めていることですから、市独自で反対ということもできないことも多々ありますが、ただそういう意見というのは上げておきたいという、そういうバランス感覚というのもあって反対します。 ◆平野茂 委員  賛成です。 ◆助川昇 委員  賛成します。  補正の部分に関しましては、視察にも行かせてもらったブロック塀の補正といったところで、これは危ない箇所がたくさんありましたので、早急に改善をしていただけるようにとお願いして賛成といたします。 ◆佐藤重忠 委員  補正(第3号)、賛成です。  今木村委員のほうから指摘のあった旧姓併記の部分では、今回一般財源になっておりますが、ちゃんと国の補助金の対象が決まりましたら、つけかえのほうをしっかりやっていただくようよろしくお願いいたします。  それから、ブロック塀につきましても本当にそのとおりなので、しっかり頑張っていただきたいと思います。  1点、栄の福祉の里図書館の閲覧コーナーの床の張りかえについては、今回予算としてこれは認める部分ではございますが、逆にしっかり全体をやる必要があるかどうか、もう一度立ち戻っていただいて検討した上で、12月の補正等で今後のやり方について検討していただくようしっかり要望させていただきたいと思います。  以上です。 ◆亀田博子 委員  補正(第3号)、賛成いたします。  たくさんうれしくなるような予算が盛り込まれた内容だと高くこれは評価いたします。野火止運動場もきれいになるということで、トイレも、そして管理棟も新築をしていただけるということで、これは前から会派として要望してきましたので、よかったなと思います。  また、市民要望の強かった大和田のトイレ、仮設トイレではなく、きちんとしたトイレをつくっていただけるということですので、これも高く評価をしたいと思います。  それから、体育館施設整備の中でトイレの洋式化、ここの所管ではございませんが、総合運動公園のトイレの洋式化、これは議会の中のオリンピック・パラリンピック特別委員会の中で、事前キャンプでいらっしゃるならば、やはり洋式化というのは大前提ではないかということで、池田委員長、私がたまたま副委員長をしていますが、オリンピック・パラリンピック特別委員会で市長、教育長のほうに要望を出したことがこうして形になることは大変うれしく思っていますし、楽しみにしたいと思います。総合体育館は、1階、2階、多少スペースが違うのだということで、私は1階も見せていただいて、2階も見せていただきましたが、どうぞ工夫をしてつくっていただいて、使いやすい洋式トイレにと高くこれは評価したいと思います。  それから、質疑の中でお話ししましたが、総合体育館の備品購入費として空手競技用マットの購入ということで、これも大変うれしく思っております。たまたま空手道の大会に、毎年2月の極寒にやる大会にいつもお招きいただいて毎年参加をさせていただいているのですが、子供たちが本当にはだしで冷たい思いをしているということが、道場の主宰者が忍びなくて、自分の道場のマットを持ってきて敷いてやっているという、そういう状態を見ていましたので、ぜひお願いしたいということでこちらも要望しましたので、大変うれしく思っていますし、また今度2月にも同様な大会があるでしょうから、子供たちは楽しくできるかなと今からうれしく思っております。  それから、今もお話ございましたけれども、ブロック塀に関しては6月18日の大阪北部地震を受けて、翌日、議会の最終日だったでしょうか、6月19日に公明党として要望を出させていただきました。学校も公共施設も、また通学路もしっかりと点検をしてほしいということで。文部科学省もぜひ点検をといって、その後文部科学省から通知が出ましたし、ブロック塀で通学路が危ないところは通学路を変えてでもきちんと点検をしなさいという、そういう話がございまして、それを受けて市の教育委員会、また担当部局でしっかりとやっていただきました。ことしは、本当に暑い夏でしたので、その点検だけでも大変だっただろうと思います。そのご労苦に心から感謝申し上げますし、またこうして8月中に直せるところは直そうということでやっていただきましたし、またお金がかかることは設計をこの予算でやる、工事はこの予算でやると全て計画も立てていただいて、また民間においては道路に面しているところ、公共施設に面しているところを条件として、いろいろな条件を付しながら民間の補助も踏み込んだということは大変高くこれは評価をしたいというふうに思っております。この計画どおりにきちんと進めていただけますようにと思うとともに、またそれぞれの皆さんがそれぞれのご自宅でブロック塀をしっかりと点検を、いま一度点検をしていただけるようにこれも望んでいくところです。難しい工事もあるかもしれませんが、市内の業者の方にしっかりとこれはお仕事をしていただければ、市内の経済の活性化にもつながると思いますので、これはあわせて要望しておきます。大変うれしい補正予算だと思っております。  そして、質問もしませんでしたけれども、サッカー連盟ですね、サッカー協会とこころのプロジェクトの夢の教室ということで、子供たちにとってサッカーを通じて、またスポーツを通じて、今スポーツ界の中でいろんな問題が出て何か心配をするところですけれども、子供たちの夢が大きく広がって、また子供たちが何かをやるきっかけになって、また未来に対して希望を持てるような事業になるように心から望んでいます。大賛成です。 ○芦野修 副委員長  賛成します。  マイナンバーについてもあるのですが、ただマイナンバー自体についての意見はいろいろとありますが、この補正については旧姓併記のネットワークシステムの改修ということで、これは全額国からの補助が来るということも答弁がありましたので、いいのかなというふうには思います。  また、新座駅の駅前のトイレの環境整備をやっていただけるということで、あそこも、私も新座駅、結構利用しますが、トイレが直ればいいなというふうにずっと思っていた部分もありますので、ぜひきれいにしていただきたいというふうに思います。  また、体育館のトイレだとか、大和田運動場のサッカー場だとか、野火止運動場、こういう運動施設の改修というか、整備についてもしっかりとやっていただきたいというふうに思います。  また、ブロック塀の問題についても、本当に一日も早く改修というか、工事を進めていただきたいというふうに思います。ただ、財政上の問題だとか、いろいろ構造上の問題ですぐできない部分というのがあるというのも答弁でもありました。今後の国の補助の動向も見ながら、できるものは早くやっていきたいというようなこともありましたので、ぜひそういう国の補助の状況もしっかりと見きわめていただいて、本当に一日でも早くここは改善が出ていくということを要望させていただきたいと思います。  以上です。 ○鈴木明子 委員長  議案第76号、文教生活常任委員会に分割付託された部分につきましては、原案可決の委員が5名、否決の委員1名、5対1で原案可決と決しました。  続きまして、議案第82号 平成29年度新座市一般会計歳入歳出決算認定について結論を求めます。 ◆亀田博子 委員  認定です。  細かいところまでかなり質問もさせていただいて、答弁もしっかりとしていただきました。29年、1年間、本当にご苦労さまですとまず言いたいです。  市民課に関しては、新庁舎の移転に伴って大変な事務量と作業があったかと思います。年末年始にも大変気を使ったでしょうし、それぞれ忙しい中の移転だったと思います。スムーズにできたという、そういうお答えだったのでほっとしているところですけれども、その中でワンストップサービスが伸びたということは高く評価をしたいと思います。市民の皆さんにとって、より利便性が広がったということは大変評価をしたいというふうに思っています。  質問の中でもお話しさせていただきましたが、まだまだ新庁舎にふなれな来庁の方も多いのではないでしょうか。コンシェルジュの方が一生懸命総合窓口の中で、記載の補助やら庁舎の案内をしていただいて大変助かっているわけですが、しっかりとまたご案内を続けていただければというふうに思っています。  ただ1点、東北出張所の事務スペース、また職員の皆さんのお休みになるところですか、ちょっと休憩をするスペースが大変狭いのではないかと懸念をされているところです。決められたスペースの中ですが、工夫ができればというふうに思っています。  それから、交通防犯課に関しては、空き家の計画を少しずつ進めていただいたと、これは高く評価したいと思います。空き家問題といっても数年かかりますし、法が変わるのを待ってこの計画を立てていただいて、しっかりと取り組んでいただいたというふうに思っています。1つ、2つ、これからということもありますが、まだ32年度までの計画ですので、しっかりと取り組んでいただければと思っています。着実に成果を出しているものと、これは高く評価をしたいと思います。  それから、毎年の話ですが、にいバスとデマンドの関係は、しっかりとまた市民の皆さんのご意見を聞いていただきたいというふうに思っています。  また、今南口の整備を進めています。あれが進めば、あそこの地下に自転車駐輪場もできますし、その移転等もこれからいろいろなことがあるかと思いますが、ぜひ事故のない工事を望んでいますし、スムーズな移動ができるようにと、それも今からお願いしたいと思います。  それから、町内会の加入率、なかなか課の名前を覚えられないのだけれども、何だっけ。      〔「地域活動推進課」と言う人あり〕 ◆亀田博子 委員  地域活動推進課なのですが、集会所が大変古くなっていて、いきいき広場を集会所は使っていて、いきいき広場の担当の方にすごく利用されるところ、利用されないところで差があると言ったら、古い集会所はなかなか使い勝手が悪くて利用率が低いというお話を伺いました。質問の中でエアコンの改修を要望されているというところもあったりするので、古いのはなかなか難しいのかなと、そんなふうに思いました。直すのは大変かもしれませんけれども、後期の中でしっかりと計画を立てていただければと思っております。  あと町内会の加入率が下がっていると大変心配をしています。ここに来て大変大きな災害があります。よく防災は自助、共助、公助といいますけれども、私は自助と共助の間に近助というのが必ず入ってくるのだと思っています。お互いに声をかけ合うという。その塊が集まっての町内会であると思っていますので、町内会の加入率の向上に向けては、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思っています。要望したいと思います。  あと環境対策課については、雨水貯留槽について随分細かくごちゃごちゃ言いましたし、うるさくも言いましたし、要望もさせていただきました。いろいろ取り組んでいただいて、これからということがあれば一つ一つ点検をしていただいて、わかりやすい周知の仕方、どうか工夫をしていただきたいと思います。  きのうもお話をしましたけれども、この浸水被害を何とか少しでも軽減しなければいけません。雨水貯留槽の中で不明水が少しでも少なくなればラッキーではないですか。だから、雨に対するものに対して、この市民生活部の中で雨水貯留槽が一番の効果があると思いますので、ぜひこれは頑張っていただきたいし、大いに期待をしたいと思います。細かい点までいろいろ発言させていただきましたが、どうかまた前向きに頑張っていただければと思っています。  あとリサイクル推進課は、「家庭ごみの減量化はもう限界か」と聞いたら、「全く限界ではない」ということで、課長の力強い答弁ありがたいなというふうに思いました。でも、課長おっしゃるように、この市の中の努力で何とかできるものではなく、多くの市民の皆様のご協力をいただいてこその減量化だと思いますので、またいろいろなところで心がけていただきたいと思います。  愛知県のあるまちで、1日イチゴ1個分、ごみ減量しようというのを合い言葉にしたそうです。私も1日イチゴ1個分というのが、それでどれくらいなのだろうと思うけれども、そういう具体的な取り組みというのもいいのかなと思いました。3Rから4R、5Rに。4Rにと言ったら、5Rを34年までに考えたい。それはちょっと遠大なあれなので、34年待たずとしても決して悪いことではありませんので、4Rでも5Rでも、リフューズがかなり広がったということで提案したので、頑張っていただきたいと思います。  経済振興課に関しては、消費者啓発の中でオレオレ詐欺、振り込め詐欺の実態がすごくあるということで、本当に高齢者の皆さんが一生懸命老後の資金としてためられたお金をそうやってむざむざと持っていかれるというのは大変悲しいことですので、防ぐ手段というのがなかなか限られているかもしれませんけれども、どうかいろんな工夫をしていただきたいというふうに思って、これは要望したいと思います。  あと教育委員会の中では、部活動ボランティア指導員の配置についていろいろお話をさせていただきましたし、質問もさせていただきました。県のエキスパート事業の補助金も使いながらということで、教師の多忙化ではなく多忙感の解消にはなっているのだと、そういう話で、なるほどと思います。そのとおりだと思いますし、また人選等いろいろあるかもしれませんけれども、教師の皆さんの多忙化、また多忙感の解消に向けて少しでもと思っていますので、頑張っていただきたいというふうに思っています。  教育相談に関しては、ぜひSNSについてちょっと研究をしていただけますでしょうか。  あとそれから、学力不振の子の学力の向上に向けて、いろいろな皆さんから考えていただいています。それはなぜかというと、やっぱり子供の貧困というのが顕在化されているのだと私は思います。だから、地域で何とかしようということで、ありがたいことだと思います。だから、そうやってやっていただいている皆さんの情報を少しでもまた得ていただきたいなというふうに思っています。どこかで子供たちSOS、何かあったらSOSを出していただきたいと思っています。それが学校現場だったり、地域だったり、また隣近所だったりするかもしれないけれども、そういうところを見逃さないような温かい政策をさらに進めていただきたいし、また自己肯定感を高めるいろいろな取り組みも聞かせていただいて、成果が上がっていることもよくわかりましたので、またこれも進めていただければと思っています。  また、就学前にということで、就学援助も一生懸命取り組んでいただいて、ことしは3月16日に振り込みができたということで、中学1年生は申請が要らない、新しい中1は申請要らないので、2月中にとお話しいただきました。これは、大変なご家庭にとっては大きな一歩だったというふうに思っています。一日も早い振り込みができるように、またご努力をいただきたいというふうに思っています。  また、学校関係に対しては雨漏りの対応だったり、やらなくてはいけないこと、あと大規模改修、どこが必要なのか、たくさんあって、必要ではない学校のほうが少ないのだなと改めて思いました。でも、私も長く文教の委員に属させていただいて、どこがというと必ず挙がるのが第二中学校と西堀小学校、その2校は変わることはないです。だから、本当に教育委員会でも大変だと思っていらっしゃるのだなと思っています。だから、これは芦野委員から設計だけでもできないかといみじくもお話ありましたけれども、しっかりと考えていただきたいというふうに思っています。  言葉があっち行ったりこっち行ったりで申しわけないのですが、子どもの放課後居場所づくりも頑張っていただいていますし、またコミュニティ・スクールも新座市は先進市ですから、コミュニティ・スクールでこのように学校教育も、また地域の学校観も変わった、また応援態勢も変わったと言っていただけるような先進市としてぜひ頑張っていただきたいというふうに思っています。  あと最後になりますけれども、本当に給食はおいしかったです。毎回食べたいくらいですが、そうわがままも言えませんし、本当においしい給食で子供たちはよかったなというふうに思っています。でも、コンベクション何とかというのがないところは、焼き物が食べられなくてかわいそうだなと最後感想を申し上げて認定とさせていただきます。  以上です。 ◆佐藤重忠 委員  平成29年度新座市一般会計の決算の当委員会に分割付託された部分につきまして、認定の立場です。  内容としまして、市民課の窓口にコンシェルジュを置いていただいたこと、あれは本当に個人的にもすごく助かったなというふうに、手とり足とりで書き方から窓口への対応まで教えてくださったので、本当にこれはありがたいなと思いました。  また、交通防犯としては、交通安全全般に対する対策、防犯対策等、多岐にわたる活動に頑張っていただいているというふうに日々実感をしております。  地域活動として町内会やボランティア活動へのサポート、また集会所の整備などなど、この辺も本当に頑張っていただいているというふうに認識をしております。評価をしております。  環境についても、住みやすい快適な環境づくりということで、日々ご努力を重ねていただいていることも本当にありがたいと思っておりますし、またリサイクル推進という部分で、ごみの減量化、また再資源化について細かく施策を打っていただいていること、本当に高く評価をしたいと思います。  また、経済振興については就労支援、また産業の活性化について、これも予算の限られた中で本当に頑張っているなというのはすごく実感として受けております。  ただ、意見として何点か申し上げたいのは、まずは空き家対策について、空家バンクの創設については大変よろしいと、喜ばしいことだと思うのですけれども、その空家バンクにつなげるような相談については、もうちょっと改善の余地があるのかなというふうに。大きく家がぼろぼろになってしまって危険だという、そうなる前に手が打てるようになると、より事前の対策としてはよろしいのではないかなと思うので、一つ意見をさせていただきます。  また、にいバスを含めた市民の足という部分で、平成32年度にバスの耐用年等の問題があるということで、それまでには例えばデマンドとの併用であったりとか、さまざま方針があると思います。それの決定を急いでいただくとともに、今回第二老福の移転という問題があります。それに伴って最小限のコース変更というお話がありましたが、市民の要望というのが出ているのであれば、しっかりそれに対応していく、そういった市民の要望に沿った変更をお願いしたいと思います。  それから、自転車ヘルメットの普及促進につきましても、さらなる工夫を頑張っていただきたいというふうに思います。  それから、環境対策ではカラス対策についての検討、本当にこれも予算があればできるのだろうなというふうに担当課として歯がゆい思いなのかなという部分を感じながらも、しっかり対策についてはアンテナを張っていただくという部分、頑張っていただきたいと思います。  それから、課長、いみじくもお触れになりましたけれども、太陽光発電に対する蓄電システム、今回北海道の地震を経て、やっぱりこういうものが災害対策にも環境対策にも非常に効果があるのだろうなというふうに考えますので、ぜひこれの実現についてもご検討、研究していただきたいというふうに思います。  それから、先ほど亀田委員からも話がありました雨水貯留槽の設置の拡大については、これは本当に雨水対策という部分は最優先の課題なのではないかなと思います。しっかり雨水管で、上下水道部がメーンになるのかとは思いますが、全庁を挙げての対策という部分で力になれることがあるとすれば、こういう雨水貯留槽の普及拡大というのがすごく大事なことだと思いますので、これについても大きな拡大につながるよう、ぜひ努力を払っていただきたいというふうに思います。  それから、リサイクル石けんについては、ぜひ製造の再開に向けてのさらなる研究をしていただきたいというふうに思います。やっぱりいいものはいいというふうに思いますので、このまま尻つぼみにならないようにお願いしたい。  それから、新座版のユニバーサル農業につきましても、なかなか大変な部分はあると思いますが、ぜひ推進に向けて頑張っていただきたいというふうに思います。  それから、最後に振り込め詐欺についての対策についても、引き続き頑張っていただきたいと思います。  それから、教育委員会につきましては、ちょっと順不同になってしまいますけれども、英語教育の充実等はすごくすばらしいものだと思います。  また、ココフレンドについては、他市に視察に行く中でちょっと話に聞くと、やっぱり新座市は先進的な市なのだなということはすごく感じました。これも頑張っていただきたいと思いますし、ぜひ全校に着実な設置の推進をお願いしたいと思います。  それから、石神小の大規模改修もきれいになって本当によかったなと思います。子供たちも本当に喜んでいると思います。さらなる小・中学校の、先ほどお話がありました課題のあるところについては、ぜひ実施していただきたい。実施に向けての折衝を財政部隊とよろしくお願いしたいというふうに思います。  それから、先ほど話ありましたコミュニティ・スクールについても、しっかりと拡大と推進が図られております。これも大変に評価する部分であります。  それから、部活動ボランティアについても、しっかりと拡大が図られているということは、私はすごく評価するところであります。  それから、要保護及び準要保護児童生徒への補助、援助なども頑張って続けていただいている。先ほど亀田委員からも話あったように、入学準備金の前倒しの支給については本当に大きな一歩だと思いますし、さらに小学校1年生の子供たちに対しても、ぜひ一日も早い支給を頑張っていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  それから、公民館、コミュニティセンター等についても適切な管理をなされていると思いますし、図書館の運営についても私どもは評価するものであります。  少し意見を申し上げますけれども、部活動ボランティアにつきましては拡大という点で、私は先生たちの部活動に対する、そういう熱意を削るものであってはならないと思います。先生たちの一つの多忙になることではありますが、好きでやっていらっしゃる先生にとっては多忙感を持たずにできることでありますので、ぜひそういう方には頑張っていただきたいし、ただ全然分野が違うのに担任として宛てがわれているような部分については、やっぱりそういった地域の力をおかりして、より子供たちがしっかりできるようなことは当然やっていただきたいと思いますし、また芦野委員から指摘があったように、熱くなってはいけないのですけれども、それはしっかり最初に言っていただく中で、私は拡大をどんどん図るべきだと思いますし、謝礼のアップについてもぜひかち取っていただきたいと思います。  それから、公務員の方々のボランティアについても、私は謝礼は払うべきだと思います。今例えば生駒市であったり、それから神戸市であったり、公務員の副業について大いに門戸が広がっている部分があります。こういった観点はしっかり取り入れるべきだと思いますし、公務員だからといって、ボランティアだからといって謝礼が出ないというのは、受け取らないというのは、やっぱりちょっと検討する必要があるのではないかなと思います。  それから、いじめの撲滅、また不登校ゼロへの取り組みという点については、これはずっと続く難しい問題ではありますし、大変な課題ではあると思いますが、地道に取り組んでいただくということをしっかりとお願いしたいというふうに思います。  最後に、給食調理室のエアコンの整備と、それから小・中学校の体育館のエアコンの整備については、しっかりとこれも財政部とかけ合っていただいて、必要なものとして実施に向けて検討していただくということが必要なのかなと思います。ぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 ◆助川昇 委員  認定します。トピックスというか、そういった形で伝えさせていただきたいと思います。  まず、市民課窓口の時短についてといったところで、3分から1分半になった。要は証明書の発行が3分3秒でしたか、かかっていたのが1分半になったという話を聞いて、いや、すごい成果だなと思いました。新庁舎になって環境が変わったといったところもありますが、それはご努力があってのことだと思いますので、非常に高く評価をさせていただきたいと思います。  それと、環境衛生費のところ、ごみを減らすといったところで、先ほど亀田委員のほうからもありましたが、まだごみを減らす余地があると課長がおっしゃっていたところを聞いて、私もすごく安心をしたというか、まだまだやれる余地があるのだなといったところで、今後にさらに期待をさせていただきたいと思います。  続きまして、経済振興の部分、こちらまず商店会への補助といったところで、しっかりと補助を毎年のように出していただいて、商店会の方々、本当に体力が今なくなってきている状況になっています。そんな中でも、やはり補助を続けていただけていることがすごくありがたくて、これも後押しになると思いますので、今後とも引き続きよろしくお願いいたします。  それと、ユニバーサル農業のところですか、シイタケも601本の原木から100キロのシイタケがとれるようになるといったお話も聞きました。一度、前視察に行ったときにはすごく立派なシイタケができていて、こんな立派なシイタケが新座市でできるのだといったところがありました。ですので、これは福祉施設とか、あとは農業者の方々に事業をやっていただいてという方向性で考えていると思うのですが、引き続き誰かやっていただける方を探していただけたらと思います。  続いて、学校教育費のほうです。学校教育のほうに関しましては、学校のことに関しては全体的にバランスのいい予算がついているなというのが正直なところでした。何かこれがだめとかそういう話は全然なくて、子供たちというのはすごく狭い世界に生きているものだと私は思っているのです。家庭と友達の環境と、あとは少しのおつき合いの中の環境、あと部活動とか。その狭い中の環境を、学校というのは占める割合が大きいわけですから、そこの教育の現場がしっかりしていれば、すごくいい子供たちが育っていくと私は思っているので、そういったところをいろいろ考えてみても、すごくいい予算がついていたのかなと思います。  それと、施設に関してといったところで、先ほど質問もさせていただいたグラウンドの使用というところで、堀ノ内少年運動場の利用率とか、こういったところも上げていく、要は使われていない施設がもしあるのであれば、ちょっと上げていくということを考えていっていただけるような、先を考えていただければいいなと思っております。  あと子ども大学、各種イベントみたいなもの、そういったものにも力を入れていってほしくて、前年度が40名の定員で、40名の参加があったといったことですが、今年度は22名でしたか、残念ながら少し規模が縮小してきているのかなと思いました。子ども大学だけの話をさせてもらえば、朝霞でも志木でも子ども大学というのがあって、子ども大学あさかに関しては東洋大学がキャンパスになってやっているわけですけれども、そこは入学式と卒業式は大学で行うのです。ですけれども、途中の座学ではない授業に関しては体育館で行ったりだとか、人目にさらされるところでイベントをやるわけですから、すごくイメージもいいし、周りの方がみんな知っている状況なのです。ただ、新座はなかなかそういうところのPRがちょっとうまくいっていないのかなというところがありますので、今後そういうところは検討していってもらいながら、拡大に努めていっていただきたいと思います。  ざっくりの話ですが、以上をもちまして認定といたします。 ◆平野茂 委員  認定いたします。  全般的に本当に苦労しながらやって実行した結果の決算なのだなというふうに思いながら拝見しました。何点か、部活動ボランティアの件は、ちょっと皆さんからお話が出ていましたけれども、オリンピック後ぐらいに、きっと働き方改革の一環で、少し部活動の指導の仕方であったりとか、そういうボランティアでかかわる方の流れが変わっていくのかなというふうに私は思っています。実際に案が出たりしていますから、そういったところも注視しながら、現状もやっているやり方を踏まえて今後の準備という段階で、多分来年ぐらいから私は準備に入っていかなければいけないのかなというふうに思っていますので、そういった情報をしっかりとキャッチしていただいて、次の準備をしていただくということが大切かなと思っておりますので、こちらは考えていただければなと思います。  また、子どもの放課後居場所づくりということで、夏休みの午後を使ってということで、食事の問題であったりとか、いろんな問題点があるのかなと思いますが、もし子供のためになっていることであれば、ぜひとも拡充していくというか、広げていくことになっていくのかなと思いますので、やっていただければなと思います。  以上です。認定いたします。 ◆木村俊彦 委員  議案第82号 平成29年度新座市一般会計歳入歳出決算認定について、不認定というふうにさせていただきます。  個々の職員の皆さんの頑張りというのは十分わかりました。ただ、日本はこれから少子超高齢社会へ行くということで、みんなが障がいとか高齢の問題に向き合わなければいけないというときに、地域で動いてみると展望が本当にあるのだろうかという、そういう怖さも感じております。地域は行政にお任せくださいだけではいかなくて、一人一人の市民が自分たちの問題として、ちゃんといろんな人とつき合っていけるという、そういうような地域社会をつくっていくという、そういうことにまだまだつながっていないような、そういう気がいたします。  具体的には今回私も出したところですけれども、空き家対策の中で空き家活用の問題とか、それからバリアフリー、路線バスのバス停の問題だとか幾つか挙げさせていただきました。どれも1つの課だけでは解決できないという、市の中でも複数の課がいろいろたこつぼ化しないで連携してやっていくという、機構的にはそういうふうになっていると思いますが、まだまだいっていないと思います。答弁の中でも先進市として、ちゃんとそのための会議を設定しているというお話もありましたけれども、具体的なそういう場をつくっていかないとなかなか解決しない問題がいっぱいあるのではないかなというふうに思います。ぜひそういう形で、課を超えた形で連携しながら取り組んでいただきたいというふうに思います。  それから、教育の問題についても、今後コミュニティ・スクールを目指すということですけれども、なぜこんなに学校というのは余裕がないのだろうという。教員の多忙化の問題もずっと言われていますけれども、多忙化というのは抱え切れないぐらいの仕事を抱え過ぎているという。私のいろいろ聞いた範囲だけでも、やたらとパソコンに向かう時間が多くなったという記録だとか、そういうものというのが、そういう話はずっと聞いていますし、もうちょっとちゃんと子供と向き合えるような余裕というか、そういうものを学校の中でつくっていく必要があるのではないかなというふうに思います。少しそういう学校の教員も、生徒のほうも余裕が持てるような見直しというのは、ぜひしてもらいたいと思います。何かそのためにも各学校や地域の独自性というのはやっぱりあると思うのです。一律にあれをやってください、これをやってくださいというふうに上から押しつけていくような、そういうやり方ではなくて、各学校なり地域なりのそういう独自性を大事にしながら取り組んでいくような、そういうことに積極的に予算をつけていくようなことをやられたほうがみんな頑張るのではないかなという、そんなふうにも思っています。  不登校の生徒の問題も、どんどん不登校の生徒もふえていますけれども、これも教育委員会と福祉との連携ということもありますし、ぜひみんなで見ていってほしいという、卒業後の進路の問題もしっかりやってほしいというふうに思っております。  それから、ユニバーサル農業に関しては、少しお話もさせていただきましたけれども、今後いろんな市政を考えるときに、やっぱりこれだけ災害が続いている以上、緑を守るとか、水の問題だとか、自然というものとどういうふうに共存していくかという環境の問題は大事だと思うのです。だから、そういうことから考えると、やはり緑や雑木林を守っていくという観点からのユニバーサル農業という、そういう考え方というのがとても大事ではないかな。シイタケ栽培、随分頑張っていただいていますので、ぜひ農福連携をしながら進めていただきたいと思います。  それから、教育の問題に関しては、私がここで一番大きく不認定としたのは、教育の予算が全然足りないです。この予算に関しては、たまたま設計をしていたということで、石神小学校の大規模改修の予算がつきましたけれども、ただ大きな流れからしたら、もっとちゃんと福祉だとか教育だとか、そういうところに予算をつけるべきだなというのは思っています。予算がないと、やっぱり余裕もなくなってしまうというのはありますし、しっかりそういうことに目を向けて、人に投資をしていくということを考えたら、やっぱり教育予算は全然足りないなという、反対の一番大きい理由はそこにあります。  以上です。 ○芦野修 副委員長  不認定とさせていただきたいと思います。  もちろん評価できる部分、また努力されている部分というのもたくさんありますし、また指摘をしないといけない部分というのもあります。評価できる部分、また指摘をしないといけない部分というのがごちゃまぜになってしまうかもしれませんが、若干意見を述べさせていただきたいというふうに思います。  まずは、マイナンバーカードの交付について、答弁でもありましたが、新座の人口比でいうと11.22%ということで、1割ちょっとの発行に終わっているといったところで、課長も言っていましたが、これは全体的にいうと少ないのではないかというような見解もありましたが、そこの進まない状況というのがあるなと。
     質疑の中で、メリットとデメリットはという部分で、メリットの部分が結構話されたわけなのですが、そういう部分とともに個人情報に対する不安というのをまだまだ多くの市民の方々は持っていて、なかなか進まない状況というのもあるのだというふうに思います。マイナンバー制度そのものに対しても、多くの市民の方々がまだまだ不安を持っている。そういうことで、メリットというのも言われているのですが、そういった面でのデメリット感というのが拭えない制度なのかなというのは感じている部分であります。  また、空き家対策についても、空家等対策計画について、検討状況についても伺いました。いろいろと努力をされながら、できることはやるということでやっていただいているわけなのですけれども、皆さんからつくっていただいたこの計画に即して、それを達成させていくということが必要だというふうに思いますし、特に助成制度については財政上の問題だとか、いろいろな問題でなかなか進まないという、そういうのを出されましたが、検討が進んでいないということ自体が問題だというふうに思います。しっかりとここは検討をしていってほしいというところであります。  また、集会所の備品の整備についても質問させていただいて、財政状況でなかなか要望はいただいているのだけれども、全部が行き渡らなくてというような苦労も話されたわけですが、市民の方々が利用する場所でもありますし、市民の人たちからの要望が出されているといったことも結構あるわけですので、しっかりとその要望に応えるような努力をさらにしていってほしいというふうに思います。  それから、太陽光発電システムが29年度で廃止になってしまったといったところは、私は非常に残念でなりません。また、それに対しての新座市としての再生可能エネルギー政策についての見解というのも聞いたわけなのですが、なかなかしっくりするような、私は受けとめができなかった部分も含めてあるわけですが、再生可能エネルギー政策という、そういう観点から、財政上だけで考えるということではなくて、こういう再生可能エネルギーの政策全体として、しっかりと市としての見解を持って、こういったところへの補助についても進めていく必要があるのだというふうに私は思っていますので、そこはしっかりと指摘はさせていただきたいというふうに思います。  ごみの減量については、さまざまな努力もされて、工夫もされているというのが改めてお伺いをしてわかりました。また、ごみの現状についても全県的に進んでいるというのもあるわけですが、ただ私も質疑の中でも言いましたが、事業系のごみについて今後増加していくという予想を担当のところもしているということをお伺いしました。ですので、そういったところのしっかりとした対策を今からとる体制を進めていってほしいなというふうに思います。  それから、労働費については毎回言っているのですが、やはり予算、新座市の全体の会計に占める割合が極めて少ないというふうにこれは言わざるを得ません。事業の中身についてもセミナーが中心というふうになっているわけで、面接会の開催等も行うような話もあったわけですが、もっともっと内容の充実というか、内容の工夫で、こういう就労支援というのはさらにもっと位置づけをしてふやしていくことができる分野だというふうに思いますし、また業者がしっかりとここは担っていくことも必要だというふうに思いますから、予算確保にもさらに努力をしてほしいというふうに思います。  それから、商店街の共同施設事業についての補助について、街灯の電気代について10分の9の補助を全額補助にすべきではないかという指摘もさせていただきましたが、これは課長も苦しい答弁だったのかなというふうに思うわけですが、ここは全額補助に踏み切るような形でぜひお願いをしたいと思います。  教育関係についても、部活動ボランティア指導員について、いろんな方々からも出ました。私も一定の見解を述べさせていただきましたが、多忙化の解消の一つにはなかなかつながるものではないというのも一面的にはあるのかなというふうに思いますが、ただそういうことを、やり方次第では多忙感といいますか、そういうことも含めて少しはできるというふうに思いますし、また私は広げていけるものであればこれは広げていって、専門性で子供たちのそういう実力をもっと伸ばすということも必要だというふうに思います。ただ、指摘もしましたが、一方では過熱面という部分ではやっぱりそこも考慮しながら、しっかりと進めていってほしいというふうに思います。  教育相談について、いろいろと努力されている部分もわかりました。教育相談の分野については本会議でも質問が出されて、部長もこの不登校の増加については非常に重く受けとめているのだというような答弁もあったわけです。私もやっぱりそういう部分では重く受けとめる必要があるし、いろいろ努力もされているのだというふうに思いますけれども、さらなる相談体制というのもしっかりと充実させていく必要があるなというのも感じているところであります。  学校の修繕について、いろいろと市の教育委員会としては、各学校へ働きかけをするという部分では努力もされているのだというふうに思いますが、なかなか小規模工事の修繕の発注の偏りというものの解消ができない。管財契約関係のあっちの部署からいえば、小・中学校に占める割合が非常に多いのだというような答弁もあった中で、教育委員会として、ここはどう努力ができるのかといったところにまだまだ検討の余地、また工夫の余地は残されているのだというふうに思いますので、ここは指摘をさせていただきたいというふうに思います。  それから、学校の大規模改修についても、私は1つ、2つの学校なのかなというふうに思ったらば、いっぱいの学校の名前が出てきてびっくりしてしまったという部分があるわけです。そういう中で、長期計画の中に含まれていないからできないのだということで本当に済ませていいのかというのが今問われているのだというふうに思います。教育長からも学校の危険な窓枠の問題だとか、具体的にそういう問題も指摘が実際に出されているわけですから、長期計画にないからできないのだということでいいのかといったところを真剣にもっと検討していく必要があるのだというふうに思いますし、せめて設計だけでも予算を確保してやっていくのだということは、今本当に求められているなというのは感じた部分であります。  それから、最後に教育費の関係、市全体の会計の割合からすると、29年度については教育費は8.9%という割合なわけで、28年度が8.4%で、29年度は若干上がったということがあるのかもしれませんが、この10%目安といったところ、教育長も小・中学校費についての増額についても努力したいというのを本会議でも決意を述べられたわけですので、そういう教育費に対する予算というのをしっかりと確保し、新座の子供たちの教育をもっとさらに充実させていく、こういうことが求められているなというのを感じた次第であります。以上、そういうところから不認定の意見というふうにさせていただきます。  以上です。 ○鈴木明子 委員長  議案第82号 平成29年度新座市一般会計歳入歳出決算認定文教生活常任委員会に分割付託された部分について、認定の委員4人、不認定の委員2人、4対2で認定すべしと決しました。  暫時休憩をいたします。      休憩 16時05分      再開 16時07分 ○鈴木明子 委員長  休憩を閉じて再開をいたします。  続きまして、陳情第4号 条例の改正及び資産課税の軽減に関する陳情書、委員会に分割付託されました5項と7項について審査に入ります。  本日陳情者の方がお見えになっておりませんので、この陳情について何か執行部に質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。 ◆亀田博子 委員  この7番はどういう意味なのか、わかったら。 ◎竹内 経済振興課長  こちらにつきましては、農地の相続税納税猶予制度というのが変わりまして、生産緑地等の指定した農地の相続が発生した場合、今の生産緑地は30年という期限であったのですけれども、それを相続した場合は終身の延納というような形で、納税猶予にはなるのですけれども、終身農業へ進めなければいけないというようなことでなっております。  以上でございます。 ○芦野修 副委員長  5番の農業関連の補助金の増額及び項目の追加ということで、新座市はこの1、2、3についての状況はどういうふうな状況になっているのかというのを。 ◎竹内 経済振興課長  今回ご要望いただいた農業体験農園の維持管理費と出荷用段ボールの購入費、あと有機質の肥料の購入費というのは、現在は新座市のほうでは補助の対象にはなっておりません。それ以外のものが多々ありますけれども、予算全額でいきますと新座市では約2,100万円分の農業用の補助金のほうを用意しています。それにはトラクターの購入とかニンジン洗浄機、あるいはビニールハウスとか、そういったものに対して全て補助しておりまして、ちなみに志木市ですと補助の予算全体で415万円ぐらいと聞いております。そのお隣の朝霞市は、補助事業は全体で500万円ぐらい、和光市については農業者数も少ないでしょうけれども、150万円という話を聞いております。  ちなみに、農業体験農園の維持管理費というのは、ほかの3市とも一切補助のほうはしておりません。ただ、新座市については農業体験農園を開園する際に、水道等の引き込み工事費で最大120万円、それから区画等を分けるための工事費として最大60万円、合計180万円までの準備金については補助をさせていただいています。出荷用段ボールについては、和光市のほうは一応上限が認定農業者5万円、農業団体及び認定農業団体については上限10万円というような形で補助のほうを出しているようです。朝霞市については、ニンジンとホウレンソウの出荷に係る段ボール購入費についての補助があるということで、そちらについては予算が全体で200万円ほどの予算があるということです。ただ、朝霞市全体で500万円の農業関係の補助なので、それ以外でいくとほかのところは300万円ぐらいしかないのかな。新座市の場合、トラクターとかそういうのにも1台80万円とか、ニンジン洗浄機は50万円とかありますので、ましてや新座市の場合は通常、毎年秋に農家のご要望をお聞きして、それに対して補助をつけているものでありますけれども、他市については補助金が上限という形で、早い者勝ちというか、金額までの補助という形で制度が成り立っているようでございます。  以上でございます。 ◆亀田博子 委員  新座市は、すごく手厚くやっていただいていると思っています。私もずっと農業委員をやらせていただいていて、この都市農業推進対策事業費補助で、中にはこういうのをプラスしてくれよみたいな、そういう要望にもきちんと応えていただいて、今お話ししたように前の年に何か必要なのと皆さんからお聞きして、それに対して予算をつけるということだから、いわば言うとおりみたいな、そんな補助金なわけよね。それで、その中でこの出荷用の段ボールの購入費だとか、有機質肥料とか、堆肥の購入費は補助してくれよという話はないの。 ◎竹内 経済振興課長  我々のほうには直接いただいたご意見というのは、今現在ございません。 ○鈴木明子 委員長  ほかに質問のある委員の方は。よろしいですか。      〔「なし」と言う人あり〕 ○鈴木明子 委員長  陳情第4号 条例の改正及び資産課税の軽減に関する陳情書の5項と7項について結論を求めます。 ◆木村俊彦 委員  採択でお願いします。 ◆平野茂 委員  私は、趣旨採択でお願いしようと思っています。  今お話を執行部のほうから聞いても、要望に応えていくというスタンスで本市においてはやっておりますので、必ずしもこの3つ、ご要望いただいているところが該当していくかどうかというところもちょっとわかりませんし、必ずこういう補助金を出していって農業振興に寄与していくということをしていただいているので、今後もしっかりとまたご相談をしていただいて、このようなもののご要望があれば取り入れていくということをしていただければなというふうに思っております。  7番目については、趣旨はよくわかりますので、今後の推移を見ていきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ◆助川昇 委員  趣旨採択でお願いします。 ◆佐藤重忠 委員  私も趣旨採択でお願いします。 ◆亀田博子 委員  私も趣旨採択でお願いします。  先ほどもお話しして、他市の状況を見てみましたけれども、新座市のこの補助制度、大変厚くなっていますし、現に5の中の要望が出ているかといったら、そうではないのだということは、新座市の実態とはちょっと違うのかなと思いました。  それから7項目に関しては、まさに今回の条例改正の中で、2022年問題で生産緑地をどうするかという大きな問題の中で、国もいろんなことを考えた中での今回の条例改正に至っていると思うのです。これからまだ2022年までありますので、いろんな方向で国が矢を放ってくるのだというふうに思っているのです。だから、ちょっとお気持ちはわかるけれども、すぐ採択というのはいかがなものかなと、そんな気がしますので、趣旨採択でお願いしたいと思います。 ○芦野修 副委員長  採択でお願いしたいと思います。 ○鈴木明子 委員長  陳情第4号については、趣旨採択の委員が4名、採択の委員が2名で趣旨採択となりました。  暫時休憩をいたします。      休憩 16時16分      再開 16時44分 ○鈴木明子 委員長  休憩を閉じて再開をいたします。  議案第82号 平成29年度新座市一般会計歳入歳出決算認定、分割付託された部分について、決算審査報告をいたします。  副委員長が朗読をいたします。 ○芦野修 副委員長  文教生活常任委員会審査報告書。  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決すべきものと議決したので、新座市議会会議規則第110条の規定により報告します。  なお、本委員会は下記のとおり意見を付すことに決しました。  記。1、議案第82号 平成29年度新座市一般会計歳入歳出決算認定について〔分割〕、認定。  意見。1、新座市空家等対策計画の着実な推進をすべきである。  2、市民の声を広く取り入れ、にいバスの充実と併せて、デマンド型交通の導入に向けた研究をすべきである。  3、地球温暖化防止を進めるため、自然エネルギーを積極的に取り入れられる施策を検討すべきである。  4、台風や集中豪雨等による被害を軽減するため、雨水貯留槽の設置を推進すべきである。  5、全国一ごみが少ない市を目指し、ごみの減量化と再資源化を推進し、ごみ分別の周知徹底とリサイクル意識高揚を図る努力をすべきである。  6、地域経済活性化のため、商工業や農業への支援策等について調査・研究し、強化すべきである。  7、振り込め詐欺等、消費者トラブルの被害防止のための施策を充実すべきである。  8、子どもたちと向き合う時間を増やすために、教職員の多忙化解消策を強化すべきである。  9、教育相談センター、さわやか相談員、親と子の相談員、スクールソーシャルワーカー、学校が連携し、不登校、いじめの未然防止、また解決に向けた対策を強化すべきである。  10、障がいのある児童・生徒に寄り添った、就学支援体制の構築を検討すべきである。  11、計画的に小・中学校の大規模改修を着実に進め、各学校の要望に応え、施設維持補修工事費等を増額すべきである。  12、子どもの居場所づくり事業の全校実施に努めるべきである。  以上です。 ○鈴木明子 委員長  続きまして、閉会中の調査事項について確認をいたします。  教育委員会所管事項について、市民生活部所管事項について、農業委員会所管事項について、以上でございます。  以上をもちまして文教生活常任委員会を閉会いたします。大変お疲れさまでございました。  閉  会        上記会議の経過を記載し、その相違ないことを証するためここに署名する。            文教生活常任委員会委員長                    副委員長                    署名委員                    署名委員...