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平成30年第2回定例会−06月14日-06号

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  1. 新座市議会 2018-06-14
    平成30年第2回定例会−06月14日-06号


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    平成30年第2回定例会−06月14日-06号平成30年第2回定例会  平成30年第2回新座市議会定例会 議事日程第6号                              6月14日午前9時開議 第 1 一般質問    24番 滝本 恭雪 議員     3番 小池 秀夫 議員     2番 助川  昇 議員 出席議員 25名      1番   鈴  木  明  子         2番   助  川     昇      3番   小  池  秀  夫         4番   伊  藤  信 太 郎      5番   島  田  久 仁 代         6番   池  田  貞  雄      7番   平  野     茂         8番   中  村  和  平      9番   森  田  輝  雄        10番   石  島  陽  子     11番   辻     実  樹        12番   笠  原     進     13番   芦  野     修        14番   高  邑  朋  矢     16番   工  藤     薫        17番   小  野  大  輔
        18番   塩  田  和  久        19番   平  松  大  佑     20番   鈴  木  秀  一        21番   野  中  弥  生     22番   佐  藤  重  忠        23番   白  井  忠  雄     24番   滝  本  恭  雪        25番   川  上  政  則     26番   亀  田  博  子 欠席議員 1名     15番   木  村  俊  彦 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名      長   並  木     傑      副  長   山  崎  糧  平   総合政策           永  尾  郁  夫      総務部長    細  沼  伊 左 夫   部   長                           市民生活   財政部長    遠  山  泰  久              大  塚  力  也                           部   長   総合福祉                    こども未来           鈴  木  義  弘              一 ノ 関  知  子   部   長                   部   長   いきいき                    都市整備           竹 之 下     力              広  瀬  達  夫   健康部長                    部   長   上下水道           橋  本  吉  弘      教 育 長   金  子  廣  志   部   長   教育総務                    学校教育           渡  辺  哲  也              梅  田  竜  平   部   長                   部   長                           選挙管理   会計管理者   江  原  達  夫      委 員 会   河  尻  広  海                           事務局長   監査委員           三  上  文  子   事務局長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    島  崎  昭  生              生 田 目  真  一                           副 局 長   専門員兼           佐  藤  寛  之   議事係長 △開議の宣告  (午前 9時30分) ○議長(島田久仁代議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △議長報告 ○議長(島田久仁代議員) 議長報告を行います。  15番、木村俊彦議員から病気療養のため欠席する旨の届け出がありましたので、ご報告いたします。  以上でございます。 △一般質問 ○議長(島田久仁代議員) 日程第1、一般質問を行います。 △滝本恭雪議員 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員の一般質問を許可いたします。  24番、滝本恭雪議員。    〔24番(滝本恭雪議員)登壇〕 ◆24番(滝本恭雪議員) おはようございます。24番、滝本恭雪です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告の順に一般質問いたします。市長、教育長を初め、執行部の前向きなご答弁をよろしくお願いいたします。今回は、行政問題2件、福祉問題1件、教育問題1件、道路問題1件、取り上げさせていただきました。  最初に、通告の訂正をお願いいたします。行政問題の1点目、街中避暑地の街中を平仮名に訂正をお願いいたします。  最初に、行政問題の1点目に、熱中症予防について伺います。今夏は、例年以上に気温が高くなる予想がされ、熱中症への注意が必要です。特に高齢者の方などへ重点的な呼びかけを初め、クールシェアの一つでありますまちなか避暑地の取り組みや、さらなる熱中症予防普及啓発注意喚起が必要ではないでしょうか。  先月の5月15日、日本列島の多くの地点で、最高気温が30度を超える真夏日や、25度を超える夏日となりました。16日以降も全国的に気温の高い状態が続きました。直近では、今月3日に開催されました福祉の里での福祉フェスティバルでは、昼間32度にまで気温が上がり、会場入り口付近に用意されました無料の冷えたお茶の提供を多くの市民の方がご利用されたことと思います。このご配慮は、本当に評価するものです。暑さにまだ体がなれていない中で、熱中症への注意が必要になっています。  厚生労働省も先月5月11日、例年よりも早く全国の自治体に熱中症予防普及啓発注意喚起を求める文書を出しており、この中では、小まめな水分、塩分補給や扇風機、エアコンの利用など、熱中症の予防を紹介しており、特に熱中症への注意が必要な高齢者、障がい児(者)、小児等に対しては、周囲の方々が協力して注意深く見守るなど、重点的な呼びかけ等を強調しています。  熱中症は、目まいや立ちくらみ、手足のしびれ、頭痛、吐き気などの症状があり、重症になると意識消失やけいれんなどが見られるとしています。屋内でも何もしないときでも発症することがあるので、注意が必要としています。日本最高気温40度を記録した「あついぞ!熊谷」の埼玉県熊谷では、熱中症ゼロを目指すべく暑さ対策プロジェクトチームを結成し、さまざまな熱中症対策に取り組んでおり、幼児や小学生、高齢者などの年齢に合わせた啓発活動や、大学、企業と連携した取り組み、町が暑くならない対策など、を挙げて暑さに多角的にアプローチしています。さらに、ホームページには熱中症予防情報として、熊谷の全域地図を掲載し、熱中症指標分布図を示し、危険、厳重警戒、警戒、注意、ほぼ安全と、見てわかりやすい情報提供をされています。もこのような取り組みをされてはいかがでしょうか。  また、夏の電力需要が最も高くなる時間帯に、家庭でエアコンやテレビをつけて過ごすのではなく、町中の店舗や公共施設などの涼しいところで過ごしてもらい、各家庭の省エネルギー、節電を図るとともに、町中のにぎわいづくりを進めます。クールシェアの一つでありますまちなか避暑地におきましても、これまで同様市内の公共施設を初め、市内の商業施設等、民間の参加協力店舗に呼びかけし、例えば買い物、飲食をするとサービスが受けられるなどのこういった取り組み、また夏場における快適な生活を支援するとともに、各家庭での節電や町や経済の活性化を図りながら、市民の皆さんに涼んでいただき、を挙げての熱中症対策熱中症予防に取り組んではいかがでしょうか、伺います。  次に、2件目に福祉問題として、オストメイト前広便座の設置について伺います。設置が容易で、便座の後部にゆったり腰かけながら、前部の広いスペースを利用してパウチ処理が行えるなど、健常者も一般的な便座と同じ感覚で使用できる前広便座を設置してはいかがでしょうかという質問です。  ストーマ、人工肛門、人工膀胱がある人のことをオストメイトといいます。ストーマとは、さまざまな病気や障がい、事故などが原因で、おなかにつくられた便や尿の出口のことをいいます。ストーマとは、ギリシャ語で口という意味です。ストーマになると、排せつを自分でコントロールできないので、おなかにパウチを張り、排せつ物をためて処理をします。人工という言葉から、おなかに機械のようなものをつけていると想像されている方もいらっしゃると思いますが、そうではなく、ストーマは自分の腸や尿管を使って、手術でおなかにつくられた排せつ物の出口です。ストーマをつくる可能性のある病気として、一般的には大腸がんがよく知られています。その他の消化器系、婦人科系、尿路系のがんや病気、炎症性腸疾患潰瘍性大腸炎クローン病などの場合もストーマをつくることがあります。また、先天性の病気や小児がんで生後すぐに幼少期にストーマをつくることもあり、オストメイトには赤ちゃんから高齢者まで、広い年齢の幅があります。  ストーマには、便が排せつされる人工肛門と人工膀胱の両方を持っている人もいます。そのため、おなかにパウチを張って、排せつ物がたまったらトイレに行って、パウチから排せつ物を出します。トイレに行く回数は、ストーマの種類によって違い、大体パウチの量の約3分の1から2分の1たまったら処理をします。現在国内のオストメイトは約21万人、平均年齢は約72歳とお聞きします。2007年から2012年で約18%増加となっております。オストメイトは、内部障がい者の一区分で、見た目ではわからないために誤解されやすいことが多いという悩みを抱えています。  ここで、写真をごらんいただきます。これは、私たちがふだん目にするオストメイト対応機能トイレです。この次の写真ですが、左上の写真が通常の便座、その下が今回提案します前広便座となっております。この便座の特徴は、広くあいた座面、幅広い座面です。これが前広便座となっておりまして、広くあいた口、ここです。あとは、幅広い座面、ここです、このあたり。奥行きのある座面、このところとなっており、便座の後部にゆったりと腰かけながら前の部分の広いスペースを利用してパウチ処理できること、排せつ物のはね返りが少なくお掃除の手間が省けること、無理な姿勢による身体への負担がないことが挙げられます。写真、ありがとうございます。  また、さらにすぐれている点として、健常者の方も一般的な便座と同じ感覚で使用することができること、また陰部洗浄、採尿、自己導尿など、介護や医療の現場でも使用しやすいことなどが挙げられます。現在この前広便座の設置事例としては、成田空港34か所、ウエルシアホールディングス1,500店舗に現在設置中であり、埼玉県庁、蕨市役所となっております。また、さいたまスーパーアリーナでは、アリーナ内の多機能トイレ1か所に、オストメイトの方のニーズにも対応し、誰でもみんなが安心してもらえる施設になればとの思いで設置をされたようです。  実は、私はこの便座を通して知ったことですが、オストメイト用のトイレの一般トイレ内の設置は、機能分散の意義以外にオストメイトの方のニーズであることがわかりました。つまりより重度の障がいのある方に多機能トイレを使用していただきたい、オストメイトと知られたくないので、目立つ場所にある多機能トイレは使用しにくい、外見で障がいがわからないため、多機能トイレの使用でトラブルになることがあるということがわかりました。  2012年、国土交通省の調査研究されたデータでは、多機能トイレで待たされた経験のある車椅子使用者が56%に対し、オストメイトは19%ということが判明されました。つまり2006年にバリアフリー新法が施行され、不特定多数の人たちが集まる商業施設2000平米以上にオストメイト用トイレの設置の義務が課せられ、施設内に多機能トイレに汚物流しが設置をされました。これにより、車椅子使用者の方、また乳幼児、そしてオストメイト、その他高齢者やけが人など利用者が集中し、そのため混雑を避けるために今後は多機能トイレ機能分散の必要も出てきたということになります。  実際に群馬県の富岡市役所では、多機能トイレとは別に一般トイレにこの前広便座を設置されて、機能分散をされています。今後このような取り組みは徐々に広がりつつあると思いますが、としても試験的な導入も含め設置をされてはいかがでしょうか、伺います。  次に、福祉問題の1として、(仮称)新座児童発達支援センターについて伺います。開所に向け、事業内容及び必要な人員体制等についてのお考えを伺います。  平成28年度に設計が終わり、平成29年度見送り、今年度当初予算に建設工事費が計上され、平成31年度中に開所を目指す(仮称)新座児童発達支援センターですが、事業内容、人員体制についてお聞きします。  みどり学園わかば学園を統合し、障がい児支援の提供体制を整備するため、福祉型児童発達支援センターが10月から建設工事が予定されています。予定では、代替駐車場の整備、埋蔵文化財発掘調査を経て、明年の10月、みどり学園わかば学園の統合、開園及び給食提供の実施、そして翌平成32年4月以降には福祉型児童発達支援センターの開始、保育所等訪問支援及び相談支援の実施となっております。  これまで私も、平成15年ころから特にわかば学園の療育について、非常勤による療育、心理、言語の相談回数の充実、療育相談の障がい児へのニーズについて、必要に応じて改善、充実をしていただくこと、職員体制についても1人当たりの負担を軽減させるためにも、子供たちの障がいの程度に応じた職員配置、また療育支援のあり方についても、保護者とも連絡体制を密にして、安心して相談が受けられるような相談支援体制の整備などを訴えさせていただきました。これまでの職員の方々のご努力を高く評価したいと思います。  事業内容についても本来であれば、この福祉型児童発達支援センターは平成29年度に開所予定でしたが、その間、平成25年度には所管課の障がい者福祉課みどり学園職員わかば学園職員で構成するプロジェクトチームの設置、の療育の拠点となる施設として、適当な事業内容、施設規模、必要な設備等についての検討を重ね、プロジェクトチームの検討結果をまとめていると議会答弁もされております。  このときには、現段階では福祉型児童発達支援センターのあり方について焦点を絞って検討、平成27年度は所管課の障がい者福祉課以外の職員も含めた庁内検討委員会を設置、センターの建設に向けた具体的な検討に入っていきたいとの考えも示され、国から示されている基本指針案の中で計画を策定するに当たって、子育て支援担当部局教育委員会との連携体制を確保し、子ども・子育て支援事業計画と調和がとれたものとするため、センターの専門機能を生かし、必要に応じ、子ども・子育て会議次世代育成支援対策地域協議会と連携を図ってまいりたいとも答弁されています。このようなことから、現時点で判明されている事業内容と職員配置について伺います。  昨年の6月、厚生労働省は、障がいのある未就学の子供の発達支援を強化するため児童発達支援ガイドラインを策定し、都道府県を通して全国の施設へ通知されたとお聞きします。一昨日埼玉県庁へ確認したところ、昨年の8月3日付で各市町村へメールで送付されたとお聞きしたところです。その中で、施設が提供すべき支援として、発達支援、本人への支援、家族支援、地域支援の3つが明記されました。具体的には、児童発達支援センターが核となって、子供本人への機能訓練や指導のほか、家族に寄り添った相談支援や情報提供、虐待防止に取り組むよう促しています。地域支援については、地域の保育所や医療機関、児童相談所などと連携をとり、地域の子育て環境支援体制を構築するよう求めています。そのほか、子供一人ずつの支援計画や、施設利用者からの評価結果を公表することなども定められたとあります。  このようなガイドラインができた背景には、施設によるサービスの内容にばらつきがあることなどが指摘されてできたとお聞きしておりますが、これまで同様サービスの質の確保、相談窓口の充実、地域での連携が推進されることを期待しています。この点も踏まえて、ご答弁をよろしくお願いいたします。  次に、教育問題として、小・中学校の体育授業における児童・生徒の着がえについて伺います。保護者から体育授業における着がえ室、場所について明確に説明がされていないのではないかという指摘がありました。制服の中に着込んで登校する生徒もいるとお聞きしますが、現状はどのように対応されているのか伺います。  この件については、以前学校教育部長へお聞きしたところ、学校によってそれぞれ対応が違うということでお聞きしているのですが、私の地域の保護者の方から、ことし第三中学校へ入学された生徒が着がえ場所がないため、夏の暑い日でも体操着を着込んで登校しなくてはならないのでしょうかというご相談をいただいて、質問をさせていただきました。ご答弁をよろしくお願いいたします。  最後に、道路問題として、県道の歩道拡幅整備について伺います。産業道路沿い片山交差点の南東側は、児童・生徒の通学路でもあり、歩道拡幅整備を願う声が以前からあります。また、新座消防署片山分署付近についても同様の声があります。それぞれの現況について伺います。  この2か所は、いずれも今回私たち公明党が取り組んでまいりました100万人訪問調査アンケートで、地域の中で改善が必要だと思う場所はどこですかという問いかけで上がってきたところです。  写真があります。ここが片山交差点南東側で、住所でいうと片山一丁目側、交通指導員に毎朝誘導していただいているところですが、この角の右には西武バスひばりヶ丘駅行き片山小学校前のバス停留所があります。子供たちは、このコンビニエンスストアから信号を渡ってくる児童、またこちらのファミリーレストラン側から来る子供たち、そして庚申通り、産業道路から下ってくる子供たちがいて、住宅側の道路を通って小学校へ登校しています。ここであれば、この裏の道路を通って登校しております。私が思うには、この電柱が結構歩行者と自転車の妨げになっているような感じがしてならないのですが、移動ができないものなのでしょうか、あわせてお聞きしたいと思います。  次に、これも写真があります。次の質問は、新座消防署片山分署付近の道路です。誰もが一度は通られたことがあると思いますが、このブロック塀の仕切りがあるために歩きづらいという声がありますが、県の対応について伺います。もう一枚あります。  1回目の質問は以上です。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。
       〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) おはようございます。それでは、滝本恭雪議員のご質問に順次お答えを申し上げます。  1、行政問題、熱中症予防についてのご質問をいただきました。ことしの熱中症予防普及啓発ですが、まず「広報にいざ」の5月号で春の熱中症の注意喚起について掲載いたしました。7月号では、熱中症の注意喚起と予防法についての掲載を予定しております。また、老人福祉センターやいきいき広場など、市内60か所の熱中症予防ポスター掲示を行い、さらには7月1日から9月30日までの午後1時から2時までの間に、防災無線による熱中症予防注意喚起について定時放送をいたします。また、配食サービスの利用者に事業者を経由して注意喚起チラシの配布を行う予定でございます。今後は、高齢者支援事業者とも連携し、普及啓発注意喚起を行っていきます。  次に、エアコンの使い方の見直し、涼を分かち合うことで節電に取り組む考え方のクールシェアについてですが、例年公民館や図書館など、クールシェアスポットとして指定し、ホームページ等で周知しております。引き続き今後もクールシェア事業を続けてまいります。  2、オストメイト対応前広便座の設置についてのご質問をいただきました。埼玉県福祉のまちづくり条例に基づき、施設の新設または改修のタイミングに合わせ、順次オストメイトに対応した多目的トイレの整備を進めているところでございます。今後につきましても、基本的にはオストメイトに対応した多目的トイレの整備を第一に進めてまいりたいと考えております。  面積上の問題等で設置が困難な場合は、温水洗浄機能つき便座が設置されていないトイレに新たに設置する場合においては、ご提案いただきました前広便座の採用は、有効な対応策の一つであると考えます。各施設の用途や費用面の諸条件を踏まえつつ、検討材料の一つとしてまいりたいと思います。  福祉問題、1、(仮称)児童発達支援センターについてのご質問をいただきました。初めに、児童発達支援センターの開所に向けたスケジュールでございますが、本年7月から9月までの3か月間で埋蔵文化財の発掘調査を行います。その後工事請負に係る議案を9月議会に提案させていただきたいと思います。業者との契約完了後、10月から建設工事を開始しまして、平成31年10月の開所を目指しております。平成31年10月の開所の時点では、現在のみどり学園わかば学園を統合し、新たに給食の提供を行う予定でございます。また、平成32年4月以降には、障害児相談支援事業保育所等訪問支援事業など、児童発達支援センターの事業の充実を考えております。特に障がい児童支援事業につきましては、委託も視野に入れまして、詳しい事業内容及び必要な人員体制につきましては、児童発達支援センター開設庁内検討委員会で引き続き協議・検討してまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。  3、教育問題、1、小・中学校の体育授業における児童・生徒の着がえについては、教育長のほうから答弁を申し上げます。  4、道路問題、1、歩道拡幅整備につきましてご質問いただきました。まず、産業道路沿い片山交差点の南東側についての箇所でありますが、主要地方道保谷志木線に係る関越自動車道から片山交差点までの歩道整備につきましては、埼玉県施工により平成8年度から歩道整備が進められてまいりました。用地交渉が難航し、平成19年度に休止された経緯があります。その後埼玉県では、共有者の方から申し出を受けて、平成23年度に片山交差点角地のマンションの物件調査を行うとともに、平成25年度に地権者、借家人に対し、物件調査後の補償説明を行ったところでございます。交渉は、難航しているということであります。現在の状況を再び埼玉県に問い合わせました。状況に変わりはないということでございます。本年4月、児童・生徒の通学路安全対策として防護柵を設置したとのことです。  また、歩行者用の信号機が併設されている電柱については、現状の現場の状況から現時点で移設は困難なものと思われます。取り外しができないということでございます。  次に、新座消防署片山分署付近についてのご質問でございます。  本件につきましては、平成24年第3回及び平成25年第3回において、石島議員から同様のご質問をいただいており、片山分署に隣接するマンション用地については埼玉県としては歩道拡幅計画もなく、また協定や使用賃貸契約についても賃借契約についても締結する予定はないとのことでした。側において対応を図るべく、平成26年3月にマンションの総会にて歩道用地として使用をご審議していただいたところ、本市において、片山分署とマンション用地の間に存在しますブロック塀を撤去し、歩道としての使用を認める旨のご回答をいただいたところであります。  しかしながら、その後埼玉県に再確認したところ、本が当該ブロック塀を撤去し、道路法上の道路でない私道を私有地を歩道として利用し、事故が起きた場合、土地の所有者や被害者に不利益を生じさせてしまう可能性があるとの指摘があったことから、やむなく断念した経緯がございます。  いずれにしましても、どちらの箇所につきましても、新座といたしましては歩行者の安全確保上危険性があることは十分認識しておりますので、引き続き粘り強く埼玉県へ強く要望してまいりたいと思います。  私のほうからは以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) おはようございます。滝本恭雪議員から、教育問題、体育授業のための着がえについてのご質問がございましたので、私のほうからお答えを申し上げます。  体育授業のための着がえにつきましては、各学校がそれぞれ状況に合わせて対応しているのが現状でございます。多くの学校では、教室で着がえているという現状がございます。特に小学校では、1年生は着がえの指導も必要になってまいりますので、教室で指導しながら着がえを行っているという状況でございます。  更衣室のある学校も何校かあるわけですけれども、小学校は3校、中学校では2校設置していますが、これは余裕教室を活用して設置をしているわけですけれども、活用率が非常に低いという状況でございます。  というのは、限られた時間の中で着がえなければなりませんので、例えば遠く離れたところに着がえに行って、また戻ってきて、そして運動場とか体育館に出かけるというのは、もう休み時間の中でやらなければいけませんので、なかなかそれは難しいということで、実際は教室の中で時間差で着がえているというような状況でございます。登校につきましては、小学校は私服で登校し、体育の時間に着がえを行っているということでありますが、中学校では朝練習を行う部活もありますので、こうした部活に入っている生徒については、制服の下に体育着を着込んで登校したりする、そういう生徒もおるということであります。  いずれにしても、子供たちは、状況に合わせて限られた時間の中で上手に着がえるということを行っておりますので、特に更衣室を学校に1か所設けたとしても、そこまで行く時間とか、やっぱり活用する頻度というのは非常に少ないわけであります。ですから、今の状況は、子供たちは本当に上手に工夫をして着がえておりますので、このままの状況でいいのかなというふうには思っています。私は、着がえも一つのカルチャーかなというふうに思っておるわけですけれども、学校で更衣室をつくりたいという要請があれば、それは要請に応じて対応してまいりたいと存じます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) 1回目のご答弁、ありがとうございます。順次確認と再質問をさせていただきます。  最初の熱中症対策ですが、市長、ちょっとさらっとした答弁だったのですけれども、まずお聞きしたいのは、まちなか避暑地というか、公共施設を活用した、何年かたっているとは思うのですけれども、例えば昨年実施した公共施設は何か所になるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) ただいまのご質問は、クールシェアスポットのご質問でよろしいでしょうか。クールシェアスポットにつきましては、平成27年度から本市で図書館を含め10館登録しておりますけれども、その10館でふやしたということはございません。10館のままでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。済みません。クールシェアスポットですね。  わかりました。その10か所というのは、これまで平成27年から実施をされて、ポスター掲示もされているとは思うのですけれども、あと期間の定めだとか、施設の入り口に市民の方がわかりやすいような形で掲示はされていたのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) この10館に対しましては、埼玉県のほうから毎年、今の時期なのですけれども、ステッカーとかポスター、そういったものが配布されまして、期間は7月1日から9月30日までということで、そういったステッカーやポスターをその間に設置して、市民の方にわかるようにということで、毎年そういった形で進めているところでございます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。  中にやっぱり利用されている方で、わからないというような声もお一人とかお二人があったのですけれども、ことしも当然7月1日から9月30日まで実施されるということで、やはり目に入ってくるようにわかりやすい形での啓発というか啓蒙をうまくドアに掲示をしていただければと思います。要望です。  環境省の熱中症予防情報サイトの中にも、かなり細かく普及啓発資料のダウンロードができたりとか、熱中症対策ガイドラインとか、リーフレット、ポスターなどが掲載されて、自由に使ってくださいというような内容の形で掲載されていたのですけれども、このポスターというのは毎年県のほうからいただいているということで、内容というか、物は変わっているものなのでしょうか、確認をいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) クールシェアスポットのポスターについては、毎年図柄といいますか、内容は変わっております。それを毎年この時期にいただいて設置をするということでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。  先日、環境省の情報サイトを見ると、「熱い夏、熱中症に注意」ということで、こういったポスター、これもダウンロードができるポスターもありました。こういったポスターなんかも全国共通だとは思うので、活用されてはいかがかなというふうに思いました。これは情報提供ですけれども。  特にやはり訴えることは、多くの方々に熱中症予防強化月間であることを、広報だとかこれまで紹介されたということで市長からご答弁ありましたけれども、幅広く周知をしていただいて、ポスターもやっぱり目に入ってくるように掲示もしていただいて、しっかりとした取り組みをお願いしたいと思います。要望です。  私は、あくまでも熱中症は、合い言葉はやっぱり水分補給と暑さを避けるというようなことに尽きるとは思うのですけれども、建物の温度上昇を抑制する緑のカーテンの採用ですとか、いろいろとあるわけなのですけれども、熱中症対策といっても本当に幅広くて、ただ公共施設の場所を提供するだけではなくて、やっぱり例えば町の中であれば、多く市民が集まるような駅とかバス停留所とか、そういったところなんかも日陰をつくってあげるとか、公園でもやっぱり日陰、また藤棚というか、そういったものも熱中症対策の一つにはなるとは思うのですけれども、今回ちょっと教育長のほうで、私のあれでご答弁というかあれはできなかったのですけれども、例えば小・中学校であれば、霧状のエアーシャワーというかミスト、そういったものなんかも導入されているとは思うのですけれども、積極的にぜひ子供たちが夏休み期間中ですとか、そういったところで学校も来られる児童・生徒もいらっしゃると思うので、ぜひそういった取り組みも進めていただければと思います。  それと、あとはクールスポットの公共施設を活用したその中で、例えば子供たちが夏休み期間中親子で参加していただくために、落語だとか、マジックとか、ミニ演奏会だとか、そういったイベントなんかも開催してはどうかなというふうに思うのですけれども、それについてはこれまで平成27年度実施されてきて、そういった取り組みはあったのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) イベントということでございますけれども、私のほうからは環境という面からで答弁させていただきたいのですが、そもそもクールシェアスポットといいますのは、埼玉県、東京都、それから横浜、これを含む9都県によりまして、夏の時期の家庭での省エネルギー、それから節電対策として、1人1台のエアコンの使用を控え、涼しい場所を共有するということで、9都県がこれに賛同して、各市町村に依頼が来て、本市では10館について登録したということでございます。あくまで省エネルギー、節電という、こういった意味合いから今進めている事業でございますので、その中でちょっと環境面から言わせていただきますと、イベントとかそういったことは考えている施設ではございませんので、それはちょっとご了解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。  ぜひ、これは要望で結構なのですけれども、そういった取り組みなんかも親子で参加して、多世代交流の機会の創出をつくってあげることも一つは大事ではないかと思いますので、担当部署が違ってくるかとは思うのですけれども、こういったことも取り組みをぜひご検討していただければと思います。  あとは、先ほど私が1回目の答弁で話させていただきました商業施設等を活用してのまちなか避暑地について、これは参加していただける飲食店、またそういったところのお店屋、そういったところでお買い物をして、例えば食事をしたらコーヒーがつくとか、デザートがつくとか、そういった取り組みなんかも今後大事ではないかなと思うのです。例えば東京都の八王子なんかは積極的にそういったことも進めている、八王子に限らず、あるところでは、ある、各市そういった取り組みも進めておりますので、ぜひこういったまちなか避暑地、そういった商業施設を活用して、そういった参加していただけるようなお店の協力店、そういったことなんかもぜひ取り組んでいただきたいと思うのですが、市長、いかがでしょうか。では、いきいき健康部長。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 熱中症対策ということでございます。今のそういった民間企業を巻き込んだ取り組みといったものにつきまして、これ埼玉県のほうでまちのクールオアシスというような事業の中で、県が主体となってそういった民間企業に働きかけをして実施しているような状況がございます。  そういったところにつきましては、新座でもそういった県の取り組み等の中で協力をいただいている事業所等について、積極的にPRをしていくというような形で今後進めていければというふうに考えております。実際もう埼玉県のほうでも、そういった民間の協力店等をお願いしているような事業というのは実施しているというところでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。  県で進めていらっしゃるということで、ぜひ新座、早い段階で、例えばことし間に合うのかどうなのかなという具体的な部分で、その点もちょっと気になるわけなのですけれども、その点についてはいかがですか、いきいき健康部長。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 早速新座で協力していただいている店舗等について確認をさせていただいて、PR等をしていければというふうに考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) ぜひお願いいたします。その場合に、例えばホームページに掲載するとか、そういったことも大事ではないかと思いますので、ぜひその辺も要望させていただきます。  あとクールスポットの10か所、教えていただけますでしょうか。確認させてください。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 10か所でございますが、まず中央図書館、それから市立福祉の里の図書館、それから中央公民館、それから栄公民館、それから栗原公民館、それから畑中公民館、そして大和田公民館、それから東北コミュニティセンター、それから西堀・新堀コミュニティセンター、最後にふるさと新座館となっております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。ありがとうございます。  それと、あと熱中症対策で私が一番気になるのは、やっぱりひとり暮らしの高齢者の方たちだと思うのです。あと障がい者の方、また乳幼児。毎年暑い時期になると、結構若いお母さんたちが、保護者の方たちが車の中に子供を置き去りにして、熱中症で気の毒なことに亡くなったりとか、そういった事件もあることは事実です。  特にひとり暮らしの高齢者の方のための施策というか、そういった部分についてなのですけれども、例えば熊谷、先ほども紹介させていただきました。特に高齢者の方の訪問ですとか、そういった取り組みなんかもされているようで、あとはさっきホームページを使って暑さ指数というのですか、指標なんかも提供されたりとか、そういった取り組みもされております。ホームページとか広報の活用にはなると思うのですけれども、ぜひ高齢者の方のひとり暮らしの方への啓発というか注意喚起、そういった取り組みだとか、先ほどの熊谷ホームページを活用して、暑さ指数が今こういう状況ですよというような、そういった取り組みなんかも要望にとどめますけれども、ぜひ検討していただければと思います。  次に、2番目、オストメイトの件でございます。先ほど市長のほうから前向きに検討していただけるということで、評価したいと思います。設置状況と過去3年間のオストメイト、資料をいただきました。ありがとうございます。この中の資料で、ちょっと確認と質問をさせていただきたいのですが、設置状況についてはほぼ対応されていることがよくわかりました。確認ですが、例えば小学校という部分で、大和田小学校と裏面の東野小学校の2か所がバッテンになっているのですけれども、これは今後大規模改修で多機能トイレにされるという理解でよろしいのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 小・中学校におきますオストメイトの設置についてでございますが、未設置のまず状況でございますが、小・中学校につきましては、平成22年度以降の大規模改修、あるいは平成24年度、平成25年度を中心に行いましたトイレ改修、また体育館の改修に合わせてオストメイトを設置してまいりました。大和田小学校と東野小学校は、それ以前に新築や大規模改修を行いましたので、設置がされていない状況でございましたので、こちらにつきましては今後機会を捉えて、設置が可能かどうかも含めて調査・研究をして検討してまいりたいと考えてございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。  それと、あと上の部分の表面の公民館、保育園関係、例えば第四庁舎以降、第五庁舎、保健センター、それぞれバッテンの部分についても今後改修というか、建てかえだとか、そういったときにはこの前広便座設置に向けて対応していただけるということでよろしいのか。  例えばみどり学園わかば学園は、児童発達支援センターということで予定されていますけれども、あとは例えば今後第2老人福祉センターですか、こういったところなんかも積極的に設置すべきだとは思うのですけれども、これについてはどういうお考えでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 財政部長。 ◎財政部長(遠山泰久) いろいろなまだオストメイト対応トイレの未設置の公共施設への設置についてですけれども、今後の改修の時期ですとか、例えばトイレ改修をするというような時期に検討をしていきたいというふうに考えております。  特に今後改修、建てかえを予定しておりますのが、議員おっしゃられました第2老人福祉センターの建設工事が予定されています。また、今年度市営墓園の公衆トイレの改築工事も予定をされていますので、こちらの前広便座も含めてちょっと提案をして、検討をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。ぜひ対応方、よろしくお願いいたします。  次に、オストメイトの3年間のデータをいただきました。私、平成14年に初めてオストメイトに対して質問させていただきまして、この当時平成14年で94名、平成18年のときの質問では175名、平成22年では210名、6年後、平成28年200名、平成29年204名、平成30年232名ということで、今障がい者手帳をお持ちになっている方、正確な数はちょっと平成18年でしか私わかりませんが、この時点で3,454名だったのかな。ですので、大体5%ないし6%の方がオストメイトであるということがよくわかりました。平成28年4月1日時点以降は200名ということで推移しておりますけれども、大体横ばいなのかなというふうに感じております。人数的には、これから減るということではなくて、ふえていくというか、増加するということの部分も見据えて、今後またさらにそういった多機能トイレの需要というか、大事になっていくのかなと思います。  1点確認なのですけれども、この数字というのは、地域生活支援事業の自己負担軽減助成金でパウチの助成がされていると思うのですけれども、この給付をされている方たちの数字という理解でよろしいのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) ちょっと出ないそうです。  24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。事前にちょっと確認していませんでしたので、もしわかりましたらお願いしたいと思います。  先ほども述べましたけれども…… ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘) 申しわけございません。ただいまのご質問でございますけれども、議員ご指摘のとおり給付の対象者の数でございます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。ありがとうございます。  先ほども述べさせていただきました、この前広便座は、オストメイトの方が座って排せつ処理できること、またオストメイト以外の方も共有可能であるということ、また既存のトイレに後づけでできる福祉便座であるということ、また低コスト、小スペースで簡易水洗とあわせて導入することで、オストメイトマークも表示できるというふうになっております。  先ほども述べました多機能トイレ機能分散も必要であるという課題も出てきましたので、ぜひこの辺も視野に入れまして、これまでも、またこれからもあらゆる立場の方々が利用しやすいトイレの配備を心から要望させていただきます。要望にとどめます。  次に、3点目、児童発達支援センターについてお聞きします。10月からいよいよ建設開始ということで、これまで一応(仮称)新座児童発達支援センターという名称になっていますけれども、これ結局わかば学園みどり学園が統合されて、名称というのは今後どのような形になるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘)  名称については、まだ現状では未定でございます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。
     先ほど1回目の質問でもさせていただきました、埼玉県のほうに厚生労働省が昨年作成したガイドライン、これは担当部長はごらんになりましたでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘)  ガイドラインの関係でございますけれども、五十数ページにわたるもので拝見をさせていただきました。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) 膨大な量で、読むの大変だったと思うのですけれども、この中で私も特に感じたのは、発達支援、先ほども述べさせていただきました本人への支援、また家族支援、地域支援ということで、この3つが明記されたことで、具体的にやっぱり全国の児童発達支援センターが核となって子供本人への機能訓練や指導のほか、また家族に寄り添った相談支援等々、こういったものの提供を目指していくというか、こういったガイドラインを一つの資料として、のっとってこれから運営していきなさいよということになるとは思うのですけれども、今後職員の数についても、これまでわかば学園みどり学園が統合されることや、職員配置にも大きな変動があるとは思うのです。あと、わかば学園については支援制度の児童デイサービス該当施設ということで、園長、保育士、児童指導員、保育士補佐員、用務員は今いらっしゃらないと思うのですけれども、この辺の職員体制についても今後検討されるということなのでしょうか。確認です。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘)  職員の配置の体制でございますけれども、平成24年4月に児童福祉法の改正に伴いまして、しっかりとした基準が設けられております。それに基づきまして、また当然障がいのあるお子さんについては、さまざまな程度の方がいらっしゃることも想定できますので、必要な、また手厚い配置に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。  新座は、これまで国の定数というか、示された数よりも厚くされているということで、それは評価したいと思います。今現在障がい児お二人の子に対して職員の方お一人が配置されているということで、これまでも精いっぱい担当課の皆さん取り組まれてきた事業だと思うのですけれども、療育支援の今後のあり方について、特に私が当時保護者の方たちというか、要望が多かったのは、専任のやっぱり医師をつけていただきたいとか、あとは言語とか、療育とか、そういった部分の相談回数をふやしていただきたい。また、時間も例えば1人今平均45分ぐらいなのでしょうか。そういった時間的な部分についてもじっくりと時間を気にせずに相談ができるような体制、そういったこともかなり要望として出ております。その中で、また今回給食が提供できるということで、これは高く評価したいと思います。  先ほどの給食の提供なのですけれども、場所を提供するということの理解ですよね。そのように理解をしているのですけれども、確認をさせてください。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘)  給食の提供でございますけれども、自園での調理でお子さんたちに、状況によれば保護者の方たちも含めることになろうかとは思いますけれども、提供していくということでございます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。  それとあわせて、また今本当に障がいのある子供たちの低年齢化ですか、今年齢別にグループ分けされているというふうにもお聞きしますし、またほとんど目の離せない児童もいらっしゃるとお聞きしていますので、適正な母子関係づくりや、二次障がい、また重度化の防止、また療育にかかわる関係機関施設との連携をさらにまた深めながら、児童に対する指導が効果的に実施できることを改めてまた要望させていただきます。  特にやっぱり施設の中では、保育士、児童指導員の役割、また経験の蓄積、研修機会の拡充とか、医療や訓練の専門家とのコーディネート能力を今後またさらに高めていくとともに、また充実した保育、そして療育支援が行われるように要望したいと思います。  それと、最後に、今志木のほうにあるみつばすみれ学園ですか、心身障がい児とか知的障がい者を支援する地域支援センターとなっておりますけれども、4の相談センターとしての機能を持ち合わせているみつばすみれ学園なのですけれども、として今後支援センターができたときには、独自でこういった役割というか、みつばすみれ学園のような機能というか、そういった持ち合わせになるのか、その点もしわかればお聞きしたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘)  ただいまのご質問でございますけれども、現状ではそこまで踏み込んだ機能をということは考えてございません。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。  いずれにしても、今後事業内容、また職員の関係について検討されていくということですので、ぜひ対応をよろしくお願いしたいと思います。  最後、4点目に体育の件について、体操着の件ですが、先ほど教育長のほうから回答いただきました。何となくちょっと理解に苦しむというか、今後工夫して子供たちは、中学生ですね、中学校においては工夫をして子供たち独自でもう着がえをされているということで、これは例えば保護者の方とか子供たちは納得しているという理解でよろしいのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 納得しているかどうかという確認をとったわけではございませんが、子供たちは本当に上手に短時間のうちに着がえるのです。これは、本当にすごい技術だと思うのですけれども、学校も余裕教室が全ての学校にあるわけではございませんので、更衣室をつくるとなるとやっぱり1か所程度にしかつくれないので、遠くなってしまうと本当に利用しないのです。あっても利用しない子が多いので、ですから普及していかないという現状があろうかと思います。  ただ、特別に配慮の要する子とか、そういうのはやっぱりきちんと着がえさせる場所を必要としますので、それは学校で用意している状況でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。  あと、小学生で更衣室が3校ですか、あと中学校2校というご答弁がございましたが、これ学校をお聞きしてよろしいですか。 ○議長(島田久仁代議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) 更衣室のある学校ということでご質問いただきました。  中学校につきましては、第二中学校と第五中学校、いずれも教育長が申しましたように、これは1年生の学年の階にあるものですから、どうしても2年生、3年生は距離が遠くなってしまうという現状がございます。また、小学校においては、片山小学校、池田小学校、栄小学校の3校が余裕教室を利用しています。ただ、そのほかにも、校舎にプールを設置している学校、もともと校舎を設置する際に更衣室というものが元来ないものですので、プールについては男女別の更衣室が設置されています。それで、校舎の屋上にプールがある学校については校舎内に更衣室がありまして、そういったところを体育の折にも利用しているという現状がございます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。  小学校、プールの授業については更衣室があるので、問題はないとは思うのです。中学生、特に新1年生の場合、やっぱりそういった不安があって聞かれてきたと思うのです。ですので、十分その辺のところ、特に新1年生について、全く本当に小学校を卒業して新しい中学校生活になるわけで、その辺のところを丁寧にまた対応していただければと思います。要望に終わらせていただきます。  最後、道路歩道整備についてはわかりました。ありがとうございます。今後も粘り強く県と交渉していただきたいと思います。  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、24番、滝本恭雪議員の一般質問を終わります。 △小池秀夫議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、3番、小池秀夫議員の一般質問を許可いたします。  3番、小池秀夫議員。    〔3番(小池秀夫議員)登壇〕 ◆3番(小池秀夫議員) 3番、小池です。ただいま議長より質問の許可をいただきましたので、通告順に質問させていただきます。希望の持てる回答をぜひお願いしたいと思います。  まず、行政問題の1番ですが、シティプロモーション戦略の取り組みについてということでお伺いいたします。  ここに来てシティプロモーション課が設置され、シティプロモーションの方針としては主にどのような施策で進んでいるのか、生意気ですけれども、私なりに思っているのは、住んでよかった、来てよかった、ずっと住み続けたいと思えるまちづくりを、移住・定住人口の増加が目的ではないかなということで思っております。そういう形で質問させていただきます。  先日のヒアリングというか、説明ですと、シティプロモーション課の方針はまだ未定であり、新たな方針を今年度中につくり上げていくとの説明でした。また、目標に向かっての期間を設定することがなじむのかもわからない。人口増加を目指すのであれば、指標として目標の期間まで、またどれだけ達成できたとかいう効果測定も入れる形でつくっていく予定で、方針は概念的なものであるとも言っております。  そこで、新座としまして、国に提出しています新座地方創生総合戦略人口ビジョンに基づいて、区画整理事業などのまちづくりを進めていくものだと思いますが、ここに来て多くの自治体においても人口減少が進み、少子高齢化による構造が大きく変化してきます。20年、30年と先を見据えますと、人口減少が急速に進展していくと考えられます。本市においても、早速ここでシティプロモーション課が設置されました。市長の公約の一つである、「住んでみたい ずっと住み続けたい魅力ある快適みらい都市」づくりの実現を目指しますとも言っております。今後の具体的なシティプロモーションの取り組みについてお伺いいたします。  2つ目としまして、移住・定住人口の受け入れ体制の促進についてお伺いします。本には、観光を含め、また魅力ある資源や充実した施策があります。1つには、区画整理事業、駅前周辺の整備、また武蔵野の面影を残す学園都市の拡充、さらに地下鉄12号線延伸などです。さらに、新座は、また都心との隣接地にもあり、今後のまちづくり次第では飛躍的な成長が期待できる、ほかの自治体にはない可能性を秘めている魅力のある施策などを進めていることを知っていただき、市内外に向け積極的にPRすることで本市の認知度や好感度を上げ、移住・定住人口の拡大及び地域経済の活性化に向けて取り組むべきと考えますが、の考えをお伺いいたします。  ここで、それぞれの自治体も人口減少という形で、それぞれのシティプロモーションの対策として考えているがたくさんございます。これは、参考までなのですが、5月にですか、総務常任委員会の視察で山口県の岩国にシティプロモーション戦略について伺ってきました。  参考に申し上げます。人口的には、新座と比べそんなには変わりません。13万5,662人と余り変わりませんが、特に市内にはこの岩国の米軍基地などがあり、新座とは条件的には違いがありますが、平成30年度の予算は802億円となって、新座とはちょっと違い過ぎます。また、岩国も同様に、少子高齢化による構造が大きく変化していく心配もあり、ここでシティプロモーション課を設置し、移住・定住の確保に向け方策を打ち出したようです。  例を挙げますと、一つとしまして、岩国米軍基地内の児童・生徒との交流で国際感覚の推進、またアメリカ本土の大学教育を市内で行っている。また、さらには、オリンピックのホストタウンとして、アメリカ合衆国がホストタウンとしていることも決まっているそうです。今年度より市立小・中学校の給食費が無料化、今年の4月から実施しているそうです。  3つ目としましては、所得にかかわらず、乳幼児から小・中学校までが医療費無料化、これは山口県だけですけれども、山口県では岩国だけだそうです。ここは、新座は高校生までが無料です。  4番目としまして、子供が誕生しますと、子宝給付金、または出産祝金として1人につき10万円の支援、何人でも同額の支給だそうです。  5つ目としまして、岩国医療センターの施設もあり、青少年健全育成のためにスポーツ施設の充実に特に力を入れていく方針だそうです。  6つ目としましては、将来の人口目標、2050年の希望出生率を1.92に定め、また2040年には2.07まで上昇させることで、さらに2060年には10万人以上の人口を維持することを目標にしますということで、岩国の魅力を向上させる事業を実施していき、移住・定住人口の受け入れ体制の整備、相談の窓口を設置し、移住・定住人口の意欲を向上させる事業を実施することで、社会移動の増加を図ることを徹底して実施していくと言っておりました。これが山口県岩国の一例ですけれども、参考にしていただければと思います。  続きまして、行政問題の2つ目としまして、まちづくり構想についてという形でお伺いします。  1つとしまして、スマートインターチェンジの設置についてお伺いいたします。関越自動車道新座料金所付近へのスマートインターチェンジ設置の状況について、進展はしているのかお伺いいたします。  料金所付近の道路状況を見ますと、今の段階では、出入りはできても車の流出を考えますと難しいと思いますが、このほど保谷朝霞線整備計画の中で第1期工事区間と定め、県道保谷・志木線より産業道路までを整備を進めていく方針と説明され、既に3月よりまた県側より産業道路、関越自動車道、また黒目川などまでを測量に入ります。センターを中心として左右30メートルずつをというような連絡と、また回覧がこういう形で回ってきました。これは、スマートインターというか、そういう感じには一歩前進したのかなという少しは希望が出てきたと思いますが、まずはスマートインターの出入り口が問題だと思っています。  また、地下鉄12号線の延伸も、まだ延伸されるか難しい現状のように思うようには進んでいません。南部地区の交通利便性だけではなく、スマートインターチェンジの活用で流通関係や周辺の活性化にも必要不可欠だと思います。まちづくり構想の一環として、「住んでよかった、来てよかったと思える快適みらい都市づくり」の実現に向け、また東日本高速道路株式会社、通常ネクスコ東日本と言っています、や関係機関などにとして、これは本当に市長にもう訴えるほかございません。市長の考えのもと、スマートインターチェンジの設置を改めて再度交渉を積極的に働きかけが必要と考えますが、市長の考えをお伺いいたします。  2つ目としまして、保谷朝霞線の整備について伺います。当初の計画では、都県境から川越街道、254バイパス、榎木ガードまでを幅員20メートルで一体整備で進められてきていたと思いますが、埼玉県知事が2年前ですか、幅員20メートルを27メートルに拡幅し、都市計画の変更を行うという県の方針について新座の課題を提案し、その対応策を提示されたと思いますが、改めての提案とその改善策を聞かせてください。また、都市計画の変更、幅員を20メートルから27メートルにするには、都県境から川越街道のバイパスまでを一体で変更してもらうべきだと考えますが、またどのように進んでいるかもお聞かせください。  2つ目としまして、県側の20メートルから27メートルについての説明会があって、2年以上経過して、昨年ですか、県側の説明によると、先ほども言いましたように第1期工事整備として、県道保谷・志木線より産業道路までを定め、進めていくとの説明でした。3月より、また県道より産業道路、関越自動車道、黒目川までの間を測量に入りますと連絡と回覧が届きました。現状は、どのように進んでいるものかもお伺いします。また、第1期工事区間の県道から産業道路までの都市計画の変更はどうなっていますのかもお伺いいたします。  以上で、1回目の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、小池議員のご質問に順次お答えを申し上げます。  1、行政問題、1番、2番、あわせまして一括でご答弁申し上げます。  まず、今後の具体的なシティプロモーションの取り組みについてでございますけれども、シティプロモーション戦略の取り組みにつきましては、今年度中にシティプロモーションの方向性や魅力増進策をまとめたシティプロモーション方針を策定する予定でございます。  現在の進捗状況といたしましては、方針の策定に当たりまして、シティプロモーション推進懇話会や庁内検討委員会からの意見集約、の現状分析や隣接自治体及び競合となり得る自治体との比較分析を始めているところでございます。今月末に実施する市民意識調査においても、シティプロモーションの推進に当たり、市民の皆様からのご意見、ご提案を募集させていただく予定でございます。  また、移住・定住の受け入れ体制の促進につきましては、例示していただいた施策は、シティプロモーションを推進する上で大変重要であると考えており、今後方針の作成に当たり、シティプロモーションのターゲットを絞り、ターゲットに効果的な施策を検討する中で勘案してまいりたいと存じます。今後につきましては、7月にはシティプロモーションのターゲットやブランドメッセージの案を取りまとめ、市議会議員の皆様にお示しして、ご理解をいただく予定でございます。また、それらの意見を踏まえて、今年度中には方針の方向性及び具体的な取り組みを方針案としてまとめ、12月に予定をしておりますパブリックコメント手続による意見募集に合わせて、市議会の皆様にもご意見を伺ってまいりたいと思います。ご協力をお願い申し上げます。今年度内には、シティプロモーション方針を策定し、「住んでみたい ずっと住み続けたい魅力ある快適みらい都市」の実現に向けて方針に基づき、各施策を推進してまいりたいと存じます。  スマートインターチェンジのご質問をいただきました。これまで実施した新座スマートインターチェンジの設置に向けた調整会議の中で、スマートインターチェンジまで誘導する接続先道路の整備も大切であり、周辺道路網の整備とあわせ、一体的に検討したほうがよいとのご意見が出されており、といたしましても関越自動車道周辺の道路事情を勘案いたしますと、スマートインターチェンジの直接の接続先道路としては、都市計画道路保谷朝霞線が最適であると考えております。  そのような状況におきまして、昨年11月に埼玉県が保谷朝霞線の整備につきまして住民説明会を行い、具体的な内容及び今後のスケジュールが示されました。そのスケジュールに従いまして、本年3月から8月にかけて、県道保谷・志木線から関越自動車道先までの区間における路線測量を行っている状況でございます。今後この路線測量の成果として、関越自動車道周辺の保谷朝霞線の線形が明確になってくると思われます。その成果をもとにスマートインターチェンジの調査・研究を進めてまいりたいと考えておりますので、お時間をいただければと存じます。  (2)、保谷朝霞線の整備についてのご質問をいただきました。昨年11月29日及び21日に埼玉県主催の保谷朝霞線説明会が開催されました。この説明会におきましては、埼玉県の整備方針として、産業道路以南の約1,740メートルを第1期区間として位置づけ、先行して事業に着手し、産業道路以北について今後必要となる調査検討関係機関協議を実施し、第1期区間の事業推進を踏まえ、引き続き事業に着手するという方針説明がございました。この説明会の後、埼玉県におきましては、県道保谷・志木線から先の区間の路線測量が未実施であること、説明会で示した黒目川との交差や関越自動車道との交差をどのようにするかといった課題を検討するため、県道保谷・志木線から関越自動車道先までの区間に係る路線測量を行う必要があることから、平成30年2月26日に関係する町内会にお知らせを行い、3月中旬から8月中旬までの工期で路線測量を実施しているところでございます。また、都県境から県道保谷・志木線までの区間につきましては、コントロールポイントが第五中学校のみとなったことから、今年度中に改めて路線測量を実施する予定であると伺っているところでございます。  このように埼玉県におきましては、課題解決に向け調査検討が進められているところでございますが、引き続き埼玉県に対し、課題解決に向けて対応していくとともに、早期に整備するよう要望してまいります。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 暫時休憩いたします。    休憩 午前10時50分    再開 午前11時05分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に続き会議を再開します。  3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) 1回目の答弁、ありがとうございました。再度、できるだけ簡潔に進めていきたいと思います。  まず、一つお伺いしたいのですが、シティプロモーション課が設置されました。そういった面で、市長の説明にもございましたが、今年度中に作成というか方針をつくっていくということの答弁でした。ならば、今の現状の新座の地方創生総合戦略人口ビジョンを担当する課はシティプロモーション課だと思いますが、その辺を伺います。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 総務常任委員会の中でも少し話をさせていただいたところですけれども、このシティプロモーションの方針と地方創生総合戦略は、別のものだというふうに捉えております。  確かに人口の減少ですとか、少子高齢化を克服して地域社会の活性化を図っていくということでは共通する部分はあるわけですけれども、その使い方といいますか、地方創生のほうは分野としても現状を見ていただいてもわかりますとおり、都市整備ですとか観光、子育て、それから健康、防災、防犯と多岐にわたっておりまして、それにかかわってくる方も非常に多くなってくると思いますけれども、シティプロモーションのほうについては、確かに広く多くの方に新座を知っていただいて、いいイメージを持っていただくということもあるわけですが、できればターゲットにする方というのは、絞って取り組みを進めていきたいと考えています。岩国の事例もそうであったように、岩国もターゲットとするのは岩国のとその周辺の子育て世代ということで、絞ってやっているということもありましたので、そういった意味で計画は別のものとして、整合を図りながらやっていきたいと思っています。担当課については、シティプロモーションは当然シティプロモーション課ですけれども、地方創生のほうは政策課で引き続きやっていきたいと思っています。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。  今部長がおっしゃってくれた総合政策部の5課のうちの中に入るというような方向ですね。そうであれば、現実に国に提出している平成27年度から平成31年度、3年を経過したわけなのでしょうけれども、新座地方創生総合戦略の目標の柱というか、5つあるわけなのでしょうけれども、それについては総合政策部でしょうが、またその担当は別個としても、これについては進めていただきたいと思いますが、今後シティプロモーション戦略を進めていくにつれてどのように進めていこうとしているのか、何かあればお聞かせ願えますか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 関連してくる地方創生総合戦略ですけれども、昨日も鈴木明子議員にご答弁申し上げたところですけれども、次年度までの計画ということで、今後のあり方についてはまた改めて検討をしていきたいと思っておりますけれども、現状でシティプロモーションの方針を策定するに当たって、地方創生総合戦略の考え方を変えていくということはございませんので、柱にしている5つの部分、特に質問の中でも区画整理事業とか、12号線ということで話はありましたけれども、これについては引き続きしっかりとやっていきたいと思っています。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございました。
     また、冒頭に申し上げて、これえらい失礼なことだったかなと思うのですけれども、現実のシティプロモーション課を設立した際の目的というか、そういった形というのは、自分なりに考えますと、まず何が目的といったときに、やはり今の新座の流出させない、要するに住んでみたい、定住人口をふやすというものが、それだけではないでしょうけれども、特に人口減少に歯どめをかけるための策という感じで思ってはいますが、それでよろしいでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) シティプロモーション課の役割は、多岐にわたるところはありますけれども、当面特に今年度についてはその方針の策定をやるということで、その方針の主たる目的については、今のところ定住人口の増加ということが中心になってくるということは認識はしております。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。  今それこそ部長もおっしゃってくれたように、シティプロモーション課の設置と同時に総合戦略ビジョンというか、そういう形の状態で、今の現状は総合戦略人口ビジョンのそのもとにのっとって進んでいっているものと思います。ぜひその形を進めていってもらえればありがたいと思います。  総合戦略の人口ビジョンの基本目標のトップでもある、今部長もおっしゃってくれたように区画整理事業や、特に地下鉄12号線の延伸で人口をふやし、税収の伸びるまちづくりを目指すことがまさにこれからのシティプロモーションだと思うのですが、この点についてはいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) シティプロモーションの方針を検討するに当たって、改めて新座の強みは何なのかということで考えていく、あるいはいま一度新しい強みをつくり出していくということは大事な部分だと思っております。  そのような中で、たしかに区画整理による良好なまちづくりが進んでいますよということですとか、12号線の延伸によってさらに発展していく可能性がありますよということは、新座の強みの一つであると捉えておりますので、その辺もしっかり検討していきたいと思っておりますけれども、方針がどういうものになるかというものは、先ほども申し上げたとおり、対象ですとか内容についてはできる限り絞り込んで、あれもこれもという形で、いろんな方に対して、地下鉄もいいですよ、区画整理もいいですよ、福祉も教育もあらゆる分野がいいですよというような話をしていくと、結局全部いいですよみたいなことで、余り効果が見込めないということも考えられますので、その中で何を訴えていくかということについては今後の検討の中で決まっていくものというふうに考えています。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。  また、シティプロモーション課という形の方針と、それと再度また伺いますけれども、総合戦略の人口ビジョンのこのものに対しては、現状はシティプロモーション課が今の状態でどういう方針かというのはまだまとまっていない。それをこれからあえてすぐ何か月も待つわけではないと思いますし、この総合戦略人口ビジョンのもとについて、シティプロモーションというか、総合政策部としてはこの目標に対して進んでいくと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 先ほども申し上げましたとおり、定住人口の増加を目指すという意味では共通する部分がありますので、当然現在策定している地方創生総合戦略との整合は図っていく必要があるとは思っていますけれども、議員がおっしゃるように余りこれに基づいて、この内容を踏まえながらというか、横ににらみながら進めていくつもりはありませんので、当然いろんな強みがある中で、この戦略で抱えている要素も考慮しながらということで進めていきたいと考えています。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。  先ほども今部長もおっしゃってくれたように、今までの総合戦略も同時に一応進めていきながら、このシティプロモーション課としましてはまた別の角度から新たに見出してシティプロモーションを進めていくものだと思いますけれども、ぜひその形でシティプロモーション課としての役目と、また同時に、総合戦略のものに対しての進めを進んでいただければと思います。  それぞれのことがありますけれども、最後に、新座がやはりこの状態では他からも選ばれるようなまちづくりになるように、新座の特色を生かしたまちづくりを市長が先頭に立って進めていっていただきたいと思いますが、ぜひ目標に向かって頑張っていただければありがたいと思います。  続きまして、スマートインターチェンジの設置についてのことで再度質問させていただきたいと思います。このスマートインターにしても、保谷朝霞線、地下鉄の12号線、これも南部地区というか、新座にとってはどういうような形であれ、ぜひ必要なことだと思いますので、その辺はまた市長を中心にしながら頑張っていただきたいという形で、一つ、二つ質問させてもらいますが、このスマートインターチェンジの設置に関してで伺いたいのですが、これに関しての調整会議などは定期的に行っているものだと思いますけれども、これに関してはどうなのでしょうか、伺います。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) スマートインターチェンジの設置に関する、設置に向けた調整会議でございますけれども、定期的というよりは必要に応じて開催しているということでございまして、過去には平成26年11月と平成27年8月ということで会議は開催させていただいたのですけれども、その中で市長答弁にもございましたように、スマートインターチェンジまで誘導する接続先道路の整備が大切だと。その検討がなされていないうちは次の段階に入れませんので、今現在は保谷朝霞線の線形のほうがどのようになるかというのを、その辺のところを視野に入れながら検討していきたいなと思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) 答弁、ありがとうございました。  今定期的という形では行われていないと、平成27年まで、平成26年、平成27年と、そうすると平成28年、平成29年、平成30年と、この期間は調整会議などは行っていないという判断をしますと、これ調整会議の開催する側としましたら、私もちょっとわからないのですけれども、新座市長のほうから会議を開いてほしいと皆さんに声かけするものなのでしょうか、その辺を確認しておきます。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 調整会議でございますけれども、市長というよりは新座のほうで必要があれば、お願いして来てもらうということになりますので、ですから国土交通省ですとか、ネクスコ東日本が構成になっておりますけれども、そういったことではなくて、こちらのほうからお願いして会議を開くということでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。  今部長がおっしゃってくれたようなことでしょうから、スマートインター、スマートインターだけではなく、関連的な保谷朝霞線だとか、12号線だとかも当然1つのものになるかもしれないですけれども、先ほども言ったように南部地区だけではなくて、やはり新座とした場合に、新座だけの問題でもないような状態がしますけれども、ならば先ほど言ったように新座が声がけをするという形を言ってくれましたですが、このことに対して、今の現状、先ほども言いましたように保谷朝霞線の流出できる道路関係も少し一歩、二歩進んできたのかなという感じがしますけれども、そういった面を含めながら新座の実態を訴え、理解していただけるように関係機関に働きかけするべきと思いますが、今のまず調整会議を開いていただきたいという形の旨を思っているのですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) スマートインターチェンジの調査研究に関しましては、12号線の延伸実現に係る新駅周辺地区におけるまちづくり構想、こちらの有効要素の一つとして捉えておりますので、こういったまちづくり構想、これ12号線の延伸活動と一緒なのですけれども、それとは別に、これだけ先行してやるという考えはないのです。ですから、スマートインターチェンジだけで進められればいいと思うのですけれども、なかなかやっぱり有効要素の一つという位置づけがございますので、12号線の延伸促進活動とあわせて、またさらに接続先道路、保谷朝霞線になりますけれども、この保谷朝霞線についても昨年の説明会では第1期と第2期に分けて都市計画変更を進めていくということでございまして、第1期のほうには産業道路までとなりますと、保谷朝霞線、スマートインターチェンジの接続先を想定している料金所周辺、その辺については第2期ということになりますので、さらにおくれてまいるということになりますので、今現在で調整会議だけ先行してやるとなると、なかなか第2期区間というのはまだまだ先ではないのなんていう話になると思いますので、その辺については第1期の進捗状況、それから第2期のほうについての測量の成果のほうが明らかになった段階で招集して、招集という言い方は失礼なのですけれども、開催していきたいということで考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。  確かに今部長がおっしゃるとおりだと思います。やはり先ほども何度も言っているように、南部地区の中央部分に関してのこの事態はスマートインターだけではなく、確かにスマートインターが、では上りおりはできましたよといった場合に逆に流出する場合の車のどうにもならない状態になると思います。そうした場合に、今部長がおっしゃったように保谷朝霞線が今の段階では一番の、まず保谷朝霞線が一つの接続産業道路に接続する、またさらに測量とした場合には関越自動車道の下及び黒目川のところまでも測量して今やっていると思います。そういうようなもので進んでいるので、これは一概に、はい、できたから、こういう測量をやったからすぐにではインターをやっていく、これは難しいと思います。でも、そういった面でも、ぜひやはり1つだけではなくて、2つがそろった状態のものであれば、この先の3つ目の地下鉄の12号線延伸にしても、その交渉に当たっての有利面も常に出てくるのではないかなという感じがしますので、町が先なのか、鉄道が先なのかという、この質問とはちょっと違いますけれども、やはり今の状態を地下鉄12号線、保谷朝霞線、スマートインター、この3つを鑑みますと、やはり3つが、まず2つが一体となって同時に進んでいくような方法、それをぜひ測量が1つは完了というか、こういう形で測量ができました、案としたらこういうような案で進んでいきたいと思うというものがある程度見出されるような方向になりましたら、今部長がおっしゃったように早速調整会議的なものを前に前に進んでいっていただければと思いますけれども、その辺はひとつよろしくお願いしたいと思います。  時間もちょっとないので、これも今言ったようにスマートインター、それと保谷朝霞線の整備に関してもそうなのですが、1つは先ほども説明がございましたけれども、私なんかが一番心配しているのは、上田知事があれだけの20メートルから、いきなり当初は県道から産業道路までは施工でやってくれというようなところまでありながら、それを20メートル、これやむを得ないという形で進んでいったところが、逆にいきなり20メートルを27メートル、全線にわたってという、県がやりますというところまで言い切ったわけです。そうしたときに、もうそれも2年も3年もたったら何の進展もしていなくて、やっとここで産業道路までの1区間というか、第1期工事というか、そういうものになってきたと思いますけれども、これは確かに進展だと思います。では、ならば保谷朝霞線自体の都県境からの状態のもの、今その状態で、先ほども市長から言ってくれたように第五中学校の体育館だとか、そういったのはもう当然、避けてと言うのは失礼でしょうけれども、図面上その形でかからない状態、これはすごくいいことだと思います。そういった形もそうなのですけれども、これを都県境から県道というか、産業道路までの整備というか、変更の手続、それは済んでいるのですか、これからやろうとしているのですか、その辺をひとつ伺いたい。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 測量というか、都市計画の変更の手続の関係でございますけれども、去年の説明会で第1期と第2期に分けて都市計画変更はしていくと。第1期区間について測量等を実施した上で線形を決めて、まずは二、三年をめどに第1期区間をやるということで、ただその第1期区間をやるに当たって、産業道路まで測量すればできるかというと、線形の関係もありますので、産業道路よりも先の部分、それも測量しなければ産業道路までの線形が決まらないと。  例えば産業道路から超えた後、黒目川を上で横断するわけなのですけれども、その横断部分についても河川法や何かで、例えば交差角が60度よりも鋭角になってはいけないですとか、そういった細かい基準があるらしいのです。そういったところも踏まえてやるということで、今回地元町内会にも回覧でお知らせいたしましたけれども、産業道路よりも北の部分、こちらについては2工区に分けて、2つの会社が測量に入ってきますよということで今現在進めているわけなのです。  それと並行しまして、今年度も第1工区、野寺地区のほうですか、こちらについてもコントロールポイントは今までは鉄塔ですとか、第五中学校の体育館というところをコントロールポイントにしてきたわけなのですが、今回の説明会で第五中学校の体育館が災害時の避難場所にもなるということで、そちらについては動かさないというところで、コントロールポイントをこの1か所に絞ったという関係で、今まである程度の測量は保谷・志木線までの部分というのは県のほうでやってきたのですけれども、コントロールポイントが変わったということで、改めて追加、補足の測量を実施するということを今年度夏以降やるということを聞いていますので、その測量成果をもって都市計画変更していくということでございますので、今現在はまだなされていないということです。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございました。  長いといえば長い保谷朝霞線、スマートインターというような形もそうなのでしょうけれども、ぜひ少しでも前に前進したのかなという感じがしておりますので、やはり新座にとってもこのものに関してはぜひ必要なことだと思います。  それと同時に、保谷朝霞線の延伸についても、特に住民の方々の心配、どうなるのと。あのまま行って、このままずるずる、ずるずるいって10年も20年もそのままではないなんて言う人もいます。でも、今現状は、やはり地区、この保谷朝霞線がなってもう40年近く経過しようとしているわけです。そうすると、住まいのことにしても何にしても、ここのところで家族の構造、構成も変わってきておりますし、そういった面で住民としてみたら、本当にはっきり来るのなら来る、来ないのなら来ないだとか、はっきりしてもらいたいというのも一つありますし、でも新座としても来ないという形では決してなってもらいたくないですし、やはりそういった面を今言ったように設計、測量、またさらにそういうような県のほうと逆によく連絡をとり合いながら、でき得ればある程度中間のところでまとまったときには、ここのところで地元の説明会的なものを即、できるだけ早く住民の人たちにも方向性を示してあげるというのが絶対必要だと思いますので、ぜひその辺もお願いいたします。  最後になりますけれども、関越自動車道の料金所近くへのスマートインターチェンジの開設は、市民だけではなく市内外からの長年の願いでもありますし、また総合戦略の一つとしても、さらにシティプロモーション構想のためにもぜひとも頑張って取り組んでいただきたいと思います。これは、強く強く要望しておきますので、ぜひ関係者の皆さん、特に並木市長、よろしく先頭に立ってお願いしたいと思います。  以上で、私の質問はこれで終わりたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、3番、小池秀夫議員の一般質問を終わります。 △助川 昇議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、2番、助川昇議員の一般質問を許可いたします。  2番、助川昇議員。    〔2番(助川 昇議員)登壇〕 ◆2番(助川昇議員) 2番、助川昇です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問をいたします。市長並びに執行部の皆様には前向きなご答弁をいただけますようによろしくお願いいたします。  1、道路問題、1、平林寺周辺歩道整備について。平林寺周辺歩道整備について、市民より早期完成が要望されている状況です。次の点の工事進捗状況、計画についてお伺いいたします。  地権者である平林寺様にご協力をいただき、陣屋通り歩道整備計画が始まり2年余りの時間がたちました。これは、地権者である平林寺様が、悪天候などにより古木が倒れ、市民を初めとする道路使用をする皆様にご迷惑をかけないようにと配慮をしていただけたこと、新座中学校へ登校する生徒の交通安全を守るため、また平林寺周辺を散策に訪れた方が平林寺外周を快適に安全に散策できるようにと配慮をしていただけて実現し、進んできている事業です。  現在進んでいる陣屋通りの歩道整備は、近隣住民の皆様にとっては関心の高い事項であり、早期完成が待たれているところであります。平林寺境内内の森林伐採については、平林寺周辺の陣屋通り、こもれび通り、平林寺大門通りに及んでおり、こもれび通り、平林寺大門通りへの問い合わせも市民より多数いただいている中で、こもれび通りはかねてより一部道路線形が真っすぐではなく、市役所から志木街道へ向かい、平林寺北門を過ぎて100メートルぐらいでしょうか、なだらかなカーブ付近でたびたび自動車同士のすれ違い接触事故が発生するなど、危険だとの声もよく耳にするところであります。近隣住民にとって、平林寺周辺歩道の整備がされた折には、こもれび通り、車道の安全性も高まるのではといった期待の声も寄せられています。平林寺大門通りに関しては、現在解体工事の進む市役所旧庁舎、平林寺正門に面し、新座市内でも有数の主要道路であります。この平林寺大門通りについても、平林寺境内林は森林伐採をされた状況です。現在の状況から、今後何も変わらずにこのままの現状で整備をしないとは考えづらく、今後何らかの計画がされているのかと期待も膨らむところです。  (1)、陣屋通り歩道整備について。  (2)、こもれび通り歩道整備について。  (3)、平林寺大門通り歩道整備計画について。  以上3点の工事進捗状況、計画についてお伺いいたします。  続きまして、2、環境問題、1、新庁舎周辺景観の維持向上について。現在新庁舎周辺工事、平林寺周辺道路等整備が行われていますが、現在の良好な景観をどのように維持向上させていくか、の考えをお伺いいたします。  現在は、新庁舎が開庁し、旧庁舎の解体工事、周辺道路の整備が急ピッチで進んでいるところであります。は、市民の安全を考慮し、細心の注意を払い工事を進めている状況ですが、市民からは工事の影響で、市役所周辺の環境について、がちゃがちゃしていて危なく感じる、第二駐車場から横断歩道を渡った付近、新庁舎駐車場入り口付近の自動車の出入りが危ない、危険ではないか、また市役所周辺で環境の劇的な変化を感じ、自動車を運転する市民ドライバーからは、工事箇所に目線が飛んで注意力が散漫になってしまうなどの声が上がっていて、環境については現状よくはないといった意見が多数聞かれる状況です。新庁舎第2期工事が終了するまでの期間では、市民の安全と景観の維持を、第2期工事完了後は新庁舎周辺がより安全に市民にとって誇れる環境と景観になるように配慮している状況であると考えていますが、今後市役所周辺の景観をどのように維持向上させていくか、の考えをお伺いいたします。  続きまして、3、行政問題、1、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会について。(1)、東京2020大会に向けた取組推進部会での議論について。  東京2020大会に向けた取組推進部会ではどのような議論がされているのか、またとしてどのように市民検討委員会での意見を反映させていくのか、の考えをお伺いいたします。の関係部署、東京2020大会に関する取り組みを推進する民間事業者から構成される東京2020大会に向けた取組推進部会は、具体的な事業について検討されていく部会とのことですが、この東京2020大会に向けた取組推進部会ではどのような議論がされ意見が出ているのか、また具体的な事業に関して検討する部会との位置づけの中で、具体的な事業としてはどのようなものがあるのか、それらの意見をはどのように集約して反映させていくのか、の考えをお伺いいたします。  (2)、オリンピック・パラリンピック市民大会議開催について。全町内会、小・中学校、高等学校、市内3大学、市内団体などに広く呼びかけをし、100人規模以上のオリンピック・パラリンピック市民大会議を開催してはどうか、の考えをお伺いいたします。  東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催まで、あと2年と1か月余りとなりました。新座が射撃の会場であること、ブラジル共和国のホストタウンであることも、まだ市民にとってははてなの浮かぶ状況であり、完全に認知をされている状況ではないと感じております。そこで、市民に広く東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会について新座の現状を知っていただくため、機運醸成といった観点でも、また市民ボランティアの参加協力や、ブラジルホストタウンとしての協力を求めるといったこと、大会開催に当たり、理解をいただく場をつくるといった面でも、大規模なオリンピック・パラリンピック市民大会議を早い時期に開催すべきではないかと考えます。オリンピック・パラリンピック市民大会議開催を検討してみてはいかがでしょうか、の考えをお伺いいたします。  (3)、市民ボランティア募集について。大会を迎えるに当たり、市民ボランティアを広く募集し、海外から訪れる方々におもてなしをできる環境を整えてはどうか、の考えをお伺いいたします。  市民ボランティア募集に関しては、(2)で質問させていただいた市民大会議を開催することを前提として考えることが一番の近道だと思っています。まずは、大会開催に理解をいただき、そして市民ボランティアに参加していただき、海外からお越しになった外国人観光客のおもてなしができる環境を、と市民が一体となり準備をしていくことが必要であると考えます。市民ボランティア意識を成熟させることには時間もかかるということは周知の事実であり、ボランティアに関しては早期募集をすることが望ましいと考えられます。市民ボランティア募集について、外国人観光客に対するおもてなしについて、はどのように考えを持っているのか、の考えをお伺いいたします。  (4)、機運醸成について。市内各所で活発に行われているお祭りやマルシェ等のイベント開催時に、現在よりもさらに積極的に大会関連ブースを出店し、機運醸成に努めてはどうか、の考えをお伺いいたします。機運醸成を高めるといった面で、祭りやイベントで大会関連ブースを積極的に出店することは、地道な活動となるとは思いますが、PRとしては非常に効果的と考えます。現在市内の大きな祭りやイベントでの大会関連ブース出店がメーンとなっている状況だと感じていますが、今後市内各所で行われている地域のお祭りやマルシェ等、地域密着型のイベントにも積極的に参加をしてみてはどうか、のお考えをお伺いいたします。  (5)、射撃会場への特別バスルート設置について。大会開催期間中に、新座駅から市内名所を循環しながら射撃場までを走るバスルートの設置を検討してみてはどうか、の考えをお伺いいたします。  オリンピック組織委員会の決定では、近隣駅から射撃場までの公式バスルートは、和光駅、朝霞駅、光が丘駅から射撃会場まで向かう3つのバスルートで決定となりました。新座市内の駅から動線がない決定であったということです。射撃会場が新座市内であるのにもかかわらず、オリンピック組織委員会の決定で公式に動線ができないといった現状になってしまったことは、非常に残念と言わざるを得ないところです。そこで、大会期間中に新座駅から市内名所、ひばりヶ丘駅等を循環しながら射撃場までを走る特別バスルートの設置を検討してみてはいかがでしょうか、の考えをお伺いいたします。  (6)、民泊について。住宅宿泊事業法(民泊新法)が、本年平成30年6月15日、あしたに施行されますが、民泊の活用についての考えをお伺いいたします。また、衛生面や治安面の確保を図る対応策についてもお伺いいたします。  近年新たなマッチングビジネスとして民泊が、空き家の活用や宿泊先不足といった社会問題を解決する手段になるのではないかと期待を集めています。一方、民泊をめぐっては、日々ニュースでも報道されていますが、犯罪の温床になるのではといった心配や、感染症の拡大の心配、文化の違いから起きる騒音の問題、備品の窃盗、施設破壊等のトラブルが発生するなど、よいことばかりではなく、衛生面や治安面の対策も必要であると考えられます。ブラジル共和国ホストタウンとして、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会射撃場会場として、新座に訪れていただいた外国人観光客に新座にとどまっていただく、新座がインバウンド施策を講じていく上で、この民泊は必ず必要となってくるものではないでしょうか。この民泊の活用について、衛生面や治安面の確保を図る対応策を含め、どのように考えているのか、の考えをお伺いいたします。  1回目の質問は以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、助川議員のご質問に順次お答えをしてまいります。  1、道路問題、1、平林寺周辺歩道整備につきまして3点ご質問いただきました。順次お答えを申し上げます。  まず、(1)の陣屋通りの歩道整備についてでございますけれども、伊豆殿橋から平林寺、黒門先までの約360メートルにつきましては、今年度から3か年かけて実施する予定としております。スケジュールといたしましては、今年度と来年度で平林寺側を整備し、最終年度に反対側の歩道と野火止用水への歩道橋のいわゆる橋をつけるという、そういうふうな予定でございます。伊豆殿橋でございますけれども。  次に、(2)のこもれび通りの歩道整備についてでございますが、こちらにつきましては、一部道路幅員の狭い箇所がありまして、議員ご指摘のとおり車両の通行や歩行者の安全性を確保するためには、車道の拡幅とともに両側の歩道の整備が必要であると認識しております。しかしながら、境内林につきましては、都市緑地法に基づく平林寺近郊緑地特別保全地区に指定されており、さらには文化財保護法に基づく国指定天然記念物でもあることから、樹木の伐採や道路整備などの現状変更を行うためには、文化庁を初め多くの関係機関との調整が必要となります。早急な整備は難しいと考えておりますけれども、事業化に向けて引き続き関係機関と積極的に協議をしてまいりたいと思います。  最後に、(3)の平林寺大門通りについてでございますが、こちらにつきましては新座の幹線道路でもあることから交通量も多く、また平林寺などを訪れる観光客も年々増加していることから、歩行者の安全確保のみならず、新座らしさを生かした魅力あるまちづくりの観点からも、平林寺側への歩道整備の重要性は高く感じております。しかしながら、こちらにつきましても、こもれび通り同様、天然記念物である平林寺境内林の現状変更だけでなく、並行して流れる埼玉県指定史跡の野火止用水平林寺堀が存在していることから、これらの文化財の現状変更が必要となってまいります。そこで、平林寺堀の現状変更の可否について、関係部署と調整を行いましたが、大規模な改修は認められないとの意向でございました。平林寺周辺の歩道整備を検討するに当たりましては、平林寺様や野火止用水が本における重要な貴重な歴史的文化遺産であることを考慮し、文化財保護や景観形成に最大限配慮したもので、なおかつ経済性にもすぐれているものでなければいけないと考えております。平林寺大門通りの歩道整備については、現在のところ難しい状況ではございますけれども、こもれび通りの計画とあわせて引き続き検討を重ねてまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。  2、環境問題、1、新庁舎周辺景観の維持向上についてのご質問をいただきました。助川議員もご認識のとおり新庁舎周辺は、本市の貴重な歴史的文化遺産である平林寺境内林や周辺を流れる野火止用水など、大変魅力があふれ、恵まれた環境を有しております。このため、新庁舎の建設に当たりましては、平林寺を初めとする周辺環境との調和や新座景観計画で定める景観形成基準及び色彩基準に十分配慮してまいりたいと思っております。現在は、新庁舎建設第2期工事として、こもれび通り及び平林寺大門通り沿いの外構工事を実施しているところでございます。  工事の概要でございますけれども、道路沿いには歩道及び植樹帯を整備するとともに、こもれび通り側にタクシー乗降場、平林寺大門通り側にバス乗降場を設ける計画でございます。また、敷地内にはイベント等に活用できる広場、市民オープンテラス及び来庁者用の駐車場を整備しております。  また、工事スケジュールについてでございますけれども、6月中旬にタクシー乗降場、9月上旬にはバス乗降場が完成する予定でございます。その後旧本庁舎の解体工事に移り、年内には解体工事はおおむね完了し、12月、ひさしの工事、オープンテラス工事及び駐車場整備工事を進めまして、来年7月末には全て完成する予定でございます。工事が終了するということでございます。といたしましては、市役所の敷地だけにとどまらず、周辺を含めたグランドデザインを描き、良好な景観を形成して、その魅力を発信していくことは、のブランドイメージの向上を目指すシティプロモーションの観点からも大変効果の期待ができるものと考えております。今後は、市役所を中心としたシビックゾーンのデザイン及び活用を総合的に検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  3、行政問題、1、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会について6点のご質問をいただきました。順次お答えを申し上げます。  (1)、東京2020大会に向けた取組推進部会での議論についてのご質問でございますが、本市の東京2020大会に向けた推進体制といたしましては、昨年12月21日に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会新座推進委員会の第1回会議を開催させていただきました。ご質問いただきました東京2020大会に向けた取組推進部会につきましては、市内関係団体等の代表者の皆様が参加する推進委員会の下部組織として、推進委員会参加団体のうち主に大会の機運醸成につながる取り組みを実施される団体から、実際に取り組みの推進に係る担当者の皆様に委員としてご参加をいただき、去る2月23日に第1回会議、4月20日に第2回の会議を実施したところでございます。第1回につきましては、委員の皆様に東京2020大会との関係をご説明するとともに、委員の皆様の自己紹介を行っていただきました。また、第1回のときには、話題提供として、部会の座長であります、当市の教育委員でもあります、大東文化大学教授であります宮瀧先生に、大学生を先生が率いて、ロンドンオリンピックテコンドー競技の応援に出向いた経験に基づき、オリンピック会場での国際交流についてお話をいただきました。  宮瀧教授は、大東文化大学の応援団長の顧問です。ですから、大変ユニークな、ブラタモリにも出演されまして、タモリと仲いいと言っていましたけれども、そういう先生でございます。  第2回のテーマは、ブラジルホストタウンを契機とした国際交流についてといたしまして、ブレーンストーミング方式で自由にアイデア交換をしていただきまして、ブラジル事前キャンプの周知や盛り上げにつながるアイデアや、本市に来訪する外国人をおもてなしするためのアイデアなど、委員の皆様からさまざまなご意見をいただくことができました。今後の部会につきましても、大会に関するテーマを設定する中で、ボランティアや環境美化、共生社会、スポーツ、文化振興など、東京2020大会をきっかけに積極的に取り組むべき課題の解決につながるアイデアをご提案いただき、その内容をで検討し、として取り組むべきものについては実施に向けた協議を進めるとともに、部会への参加団体を初めとする関係団体において実施することが有効であると、内容については各団体と個別に調整を進めてまいりたいと存じます。  (2)、オリンピック・パラリンピック市民大会議開催についてのご質問、100人規模の大会議ということのご質問をいただきました。できるだけ多くの市民の皆様にの取り組みを知っていただき、大会に向けてご協力いただきたい内容については、直接お願い申し上げることがボランティアの参加につながり、機運の醸成にもつながるものと考えているところでございます。  そこで、ご提案いただきました市民大会議についてでございますが、東京2020大会の2年前のカウントダウンイベントといたしまして、8月中旬に市民会館でオリンピック・パラリンピックのアスリートを招いた講演会を予定しております。大勢の市民の皆様にご参加いただきたいと考えております。有名な講師をお招きする予定でございます。皆さん、ご存じだと思います。まずは、そうした機会も活用しながら、市民の皆様から直接ご意見を頂戴できる場を設け、その結果を踏まえて、町内会の皆様や市内小・中学校、高等学校、市内3大学、市民団体の皆様にご参加いただく市民大会議の開催に向けた検討を進めてまいりたいと思います。  (3)、市民ボランティア募集についてのご質問をいただきました。東京2020に係るボランティアにつきましては、ことしの夏ごろから大会の組織委員会が大会ボランティアの、また開催会場自治体が都市ボランティアの募集を開始する予定となっております。それぞれの活動の内容につきましては、大会ボランティアは競技会場の運営補助、都市ボランティアは駅や案内所、観光地の案内業務のほか、環境美化活動などのおもてなしの提供に関する活動が位置づけられております。  埼玉県におきましては、競技会場があるがそれぞれ都市ボランティアを募集するのではなくて、埼玉県が関係と連携しながら一括して募集、選考し、さらにボランティアリーダーの育成やボランティアの研修を実施して配置するという方法で進めていく方向が示されました。本市におきましても、多くの市民の皆様が市内でのボランティア活動にかかわっていただき、全体の機運を高めるために、まずは埼玉県の都市ボランティアに積極的に応援していただけるよう周知を図ってまいります。  また、本市では、ブラジル選手団の事前トレーニングキャンプが予定されており、ホストタウンにも登録されていることから、大会の会期にかかわらず、事前トレーニングキャンプの運営補助についてもボランティアの必要性が想定されます。こうした活動に対しましても、都市ボランティアの活用を視野に入れながら、必要に応じて本市独自の市民ボランティアの募集についても検討してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。  (4)、機運醸成についてのご質問をいただきました。大会の開催に当たっては、の取り組みを広く市民の皆様に知っていただき、地元から大会を盛り上げる雰囲気づくりが大変重要であると考えております。このため、今年度は既に4月7日と8日に栄緑道で開催されたさくらまつりや、6月3日に開催された福祉フェスティバルにPRブースを出店させていただきました。今後につきましても、7月の大江戸新座祭りや10月の産業フェスティバルなど、市内で開催される各種イベントへの参加を予定しているところでございます。  また、助川議員からのご質問のとおり、積極的に地域のお祭りやマルシェに出向き、大会のPRを行うことは非常に効果的であると考えておりますので、機会がございましたらPRの場を頂戴したいと存じます。よろしくお願いいたします。  (5)、射撃会場への特別バスルートの設置についてのご質問をいただきました。  大会時に使用する輸送ルートについては、現在東京オリンピック・パラリンピック組織委員会において検討されているところでございます。特別バスルートの運行につきましては、大会で使用する輸送ルートとのすみ分け、バスの手配やバスの乗降場の確保など輸送に関する課題のほか、お客様やスタッフの暑さ対策、緊急時の体制など、安全面でも課題があり、独自のバスルートを運行するためにはさまざまな団体との調整が必要となってまいります。  しかしながら、助川議員からご提案いただきました本に競技会場があることは、大会を機に本を訪れる皆様に本の魅力を感じていただける貴重な機会であるということから、まずは輸送ルートなど大会運営に関する情報収集に努め、特別バスルートの設置について検討してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  (6)、民泊についてのご質問をいただきました。民泊につきましては、近年増加している訪日外国人観光客による宿泊ニーズの多様化や少子高齢化を背景とした空き家の有効活用が期待される一方で、公衆衛生の確保や旅館業法の無許可営業が問題となっております。この状況に対応するため、一定のルールを定め、健全な民泊サービスの普及を図るものとして民泊新法が施行されました。民泊に関する事務は、原則として都道府県が担い、政令指定都市や中核などは協議によりこの事務を実施することができます。県内では、中核であります川口が唯一実施地域及び期間を規定する独自条例を6月議会に上程し、議決されました。新座市内の住宅を活用して民泊を行う場合は、埼玉県への届け出が必要となります。6月8日時点で、新座市内の民泊の届け出件数は1件でございます。市内には宿泊施設が少ないため、としても民泊について情報提供をしっかり行ってまいります。
     また、衛生面や治安面の確保につきましては、市民の皆様が安心して生活していけるよう、埼玉県や新座警察署など関係部局との連携を図りながら対応をしてまいります。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) ご答弁、ありがとうございました。それでは、順次再質問させていただきます。  まず、平林寺歩道整備について、一つずつ確認を含めまして再質問させていただきます。今年度から3か年をかけて平林寺、陣屋通りは伊豆殿橋から黒門まで360メートルの区間を整備をしていって、初めの2年間は平林寺境内林寄りの歩道の整備をしていって、最後の1年間は高校跡地の側を整備をしていくということでよろしいでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) その予定で進めていく予定でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) ありがとうございます。  地元の方は、歩道が、かなり広く森林を伐採されているもので、かなりの関心事があるといったところです。伊豆殿橋のちょうど橋のかかっている部分なのですけれども、ここもやはり質問がすごく多いのです。歩道を拡幅した折にはここの地域に橋がかかって、少し広くなるというふうな計画だと思うのですけれども、具体的にどのように橋がかかって、どんなふうに市民の方に使いやすくなるのかといったところをお聞かせ願いたいです。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 歩道の関係でございますけれども、平林寺側には車道プラス歩道が2メートルということでできる予定でございます。それでいきますと、今現在ずっと野火止用水のところで、今ケヤキの木とお地蔵があると思うのですけれども、そちらにかかると思うのですけれども、そちらへ架橋をするということで考えておりまして、ただ野火止用水が埼玉県の指定史跡だということで、そちらとの現状変更に関する協議が必要になってきますので、この2年間、平成30年度、平成31年度平林寺側を整備、なおかつ平成32年度については反対側を整備するのですけれども、その中で文化財のほうと慎重に協議した上で進めてまいりたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) ご答弁、ありがとうございました。  おおむね橋の部分に関してもそういった細かいことまで決まっていて、それで順調に工事が進んでいくのかなという印象があるのですけれども、あと地元の方の中からは、黒門からひるねの森までの区間、そこの区間も結構問い合わせがあったりとかするのですけれども、黒門からひるねの森の交差点のところまで、平林寺の外周のところです。こちらのほうの計画というのは、もし何か答えられる状況だったらお答えしていただきたいのですけれども。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 歩道整備の関係でございますけれども、第1工区といたしまして、半僧門から交差点を右折いたしまして、住宅地のところまでは第1工区といたしまして183メートルがもう平成28年1月に完成してございます。今回の場合は、黒門付近までということなのですけれども、そちらより陣屋通りの陣屋小学校側というのですか、についてはあと住宅なのです。住宅については、あくまで平林寺の協力を得られるところについての事業化ということで考えていますので、今現在のところ住宅の部分については計画はございません。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) まだ全然わからないといったところでよろしいでしょうか。民地なので、なかなかここも答えづらいところがあると思いますが、大体おおむね話はわかりました。  次に、こもれび通りについてです。ここに関しては、都市緑地法の中で、あとは文化庁のほうで天然記念物に指定されているといったことで、こういったことが変更されないとなかなか難しいのかなといったところを感じました。  それと、あと平林寺大門通りも、また同様にそのように変更されないと難しい。特に野火止用水堀が流れていて、そこの変更が難しいといった点や、開発をしていいか悪いかといった部分に関しても、大規模な改修はちょっと難しいといったお話も現状あると思うのですけれども、これは市民にとって、もし歩道の整備がされていくというような状況であれば、非常に景観としてもよくなりますし、町並みもすごく、訪れる方も非常に平林寺にもっと親しみを持ってもらえるのかなといったところもございますので、ここはもう粘り強く頑張っていっていただけたらと思います。  続きまして、新庁舎周辺の景観の維持向上についてのところで再質問をさせていただきます。  ここに関しては、先ほど私の1回目の質問の中でも言ったのですけれども、緑に関しては平林寺が目の前にあって、今平林寺の森林伐採がされておりますけれども、非常に緑豊かでいい場所だよねというお話はよく伺うところでございます。ただ、工事をしている中で、やはり周辺ががちゃがちゃしてどうしようもないといったところなのですけれども、ここに関して工事が終了するのが来年7月までですか、7月までは工事をされて、ちょっと雑然としたような状況が続くと思うのですけれども、例えば市民からここはすごく危ないのだといったような要望があったときには、対応はしていただけるかどうかといったところでお尋ねしたいです。 ○議長(島田久仁代議員) 財政部長。 ◎財政部長(遠山泰久) 第2期工事に入ってから、今歩道の整備とか、タクシープールがちょうどでき上がったりして、今度バス停留所のバスの乗降場の工事を今始めているところなのですけれども、なかなか難しい部分があって、市民の方には本当にご不便をおかけしているところだと思います。市民の方からもかなりいろんな意見をいただいていて、タクシープールをつくっているときも、車線が1車線になってしまったものですので、渋滞がひどいとか、いろいろお声をいただきました。  ただ、どうしても最優先するのは市民の方の安全第一ということで、事故がないようにということで、通路というのですか、歩行者が歩けるところを何とか確保しようということで、やむなくああいう形になってしまいました。今後もバス停留所を今つくる段階においては、車道と工事のフェンスの間に1メートルぐらいの通路を設けて、何とかガードマンがいないときでも事故が起きないようにということで、苦肉の策をいろいろとっているところなのですけれども、市民の方からのご意見もこれからいろいろお聞きしながら、安全第一と、なるべくご不便をおかけしないようにということで、いろいろ検討して進めていきたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) ご答弁、ありがとうございます。  いろいろとのほうでも、この交通がちょっと雑然としている状況の中でもしっかりと対応していただけているといったことがよくわかりましたので、こちらのほうは引き続き、もし市民から要望があった場合ですとか、そういった場合は対応していただくのと、あとの中でも、やはり細かく見ていっていただけたらなと思っております。ありがとうございました。  続きまして、3、行政問題、1の東京2020大会に向けた取組推進部会での議論についてです。ここに関しては、位置づけとして、具体的な策というか、アイデア出しとかそういったものをしていくといった中で、メンバーの皆様からはどんな具体的な意見が出たかといったところでお伺いしたいです。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 取組推進部会での議論の内容ですけれども、先ほど市長から答弁あったとおり、実質的には第2回から議論を始めたところですけれども、第2回の会議の中では、テーマをブラジルホストタウンを契機とした国際交流についてということで、主に2つのテーマを設けたのですけれども、ブラジル事前キャンプの周知ですとか盛り上げにつながるアイデア、それからもう一点は、新座に来ていただける外国人の方をおもてなしするアイデアということで、いろいろとお話をしていただきました。  非常にたくさん、おもしろいアイデアが出てきまして、ちょっと全部紹介することはできないのですけれども、当然考えられるような、例えばブラジルの食材を使った料理の紹介ですとか、飲食店で提供するとか、あるいは外国語で新座の各見どころを紹介するマップを作成するとか、あるいは日本の新座の文化を体験していただくためにツアーを設ける、例えば茶道とか、最近よく書道とかなんか受けているみたいですけれども、それ以外にも例えば剣道とか、そういったものもおもしろいではないかというふうな話もありましたし、その辺は当然考えられるわけですけれども、それ以外でも例えばブラジルのオリンピックの選手というのは有名な人はどういう人がいるのと聞かれて、正直私も答えられない状況なので、その辺もやっぱり主たる競技とか、こんな選手がいらっしゃるというのは、パネルをつくったりとかしてお知らせする、その辺もはっとしたところです。  おもしろいアイデアは、例えばブラジルまで遠いですよね。その距離をみんなで交代で走ってみるとか、何かそういうのがおもしろいかなとか、あとかなり奇抜な意見ですけれども、例えば新座駅を、名前をブラジル駅に改めるとか。これは当然現実的ではないのですけれども、例えば春日部でやったクレヨンしんちゃんのサトーココノカドーとかありましたよね。あんな感じで、ちょっと一部だけでも何かそういうサンパウロ駅とかというふうにやれたらおもしろいなという、そういう非常に我々でも思いつかなかったアイデアもたくさん出していただきました。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) ご答弁、ありがとうございます。  何か今話を聞いて、ブラジル駅というのは、非常におもしろいですね。例えばブラジルと何か直接的な契約の日か何かあったときには、その日一日だけ例えばブラジル駅にするとか、そういったせっかくアイデアが出た話なので、こういったものを取り入れていっていただけたら、すごくユーモアのある新座だというところもPRできるかと思いますので、そういったところも考えていっていただけたらと思います。  会議については、おおむねいい感じで進んでいるというような状況だと思いますので、引き続きよい議論をしていただけるようにのほうもサポートをしていっていただけたらと思います。  続きまして、東京2020オリンピック・パラリンピック市民大会議開催についてといったところで、これはやはりたくさん人を集めて、そういう町内会の例えば会長、副会長ですとか、あとは小学校のPTAの会長ですとか、そういった影響力のある人を大体100人ぐらい集めて、一通り今の現状を知っていただいたりですとか、あとはボランティアはこういう状況だから必要なのだよといったことを周知することによって、すごく情報の拡散能力、またはボランティアをではいざ募集するとなったときには、すごくたくさんの人に急に集まってきていただけるような環境ができると思うのです。これに関しては、やはり早くやったほうがいいと思うのです。なので、8月中旬にアスリート講演会というのがあって、そこの結果を踏まえてという、その後に検討ということなのですか、そういうふうに私の中では捉えたのですけれども、市長にお伺いしたいのですけれども、この会議開催とかというアイデアについては、市長はどう思われますか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) イベントを二、三年後に控えた手法の一つとしては、市民大会議というのは各地でやっていますよね。そこを主催するのは、青年会議所は得意中の得意でございますので、青年会議所でやったことでありますけれども、朝霞青年会議所が音頭をとっていただきまして、助川議員もOBでございますので、ぜひそういうアイデアというのは得意中の得意だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) わかりました。  青年会議所の話が出ましたけれども、市長も青年会議所出身といったことで、いろいろこういったイベントごととかいうと、そうするとやはりすごく経験値の高い方ですので、市長にもアイデアをちゃんといただきながら、私も青年会議所のOBとして現役メンバーのほうにしっかりと伝えて、それで大会議が開催できるようにと頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。  続きまして、市民ボランティア募集についてです。県のほうから募集をするといったお話でありましたけれども、県の募集でなければ例えばボランティアはだめとか、そういった話なのでしょうか。そこのところを、で独自にボランティアを募集した場合は、オリンピックになかなかかかわることができないのかどうかといったところで、お話をお聞かせください。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 東京2020オリンピック・パラリンピックに絡んでボランティア募集ですけれども、ここで先ほど市長からあったとおり組織委員会のほうで大会ボランティアと、それから各自治体ということで、県のほうでも都市ボランティアを募集するわけですけれども、ちょっとその辺の特に都市ボランティア、新座も会場ということで実際に配置がされると思いますけれども、その辺のどこまでお願いできるかという部分を見ながらということになるわけですが、それと別にで個別にボランティアを募集したりすることについては特に制約はありませんので、並行して考えていきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) ご答弁、ありがとうございます。  東京2020オリンピック・パラリンピック特別委員会のほうで、熊谷に視察に行ったときに、1度しかないラグビーワールドカップといった話で、「1度しかない」というキャッチフレーズが使われていたのです。これは、私の頭の中にすごく残っていて、市民ボランティアを募集するときに、例えば本当に、もうオリンピックがこんな近くに来ることというのは、一生に恐らく1度しかないことなので、こういったこともしっかりとPRをしていただいて、市民ボランティア参加をやっぱり促してもらいたいです。そういったところは私のほうからもお願いをして、やっていっていただきたいなと思います。  市民の方も、本当に1度しかないオリンピックだよと言ったら、ボランティア参加したいという人たくさん出てくると思うのです。そういった方の受け入れ体制といった面でも、やっぱり整えていただけるようにといったことでお願いをしたいと思います。このボランティアのことに関しては、わかりました。ありがとうございます。  (4)、機運醸成について。東京2020オリンピック・パラリンピックのブースの出店ですよね。これは、大きなお祭りとかにはたくさん出ていただけているような感覚です。4月7日のさくらまつり、6月3日の福祉フェスティバル、今後7月21日に行われる大江戸新座祭り、10月に産業フェスティバル、こういった大きいお祭りには出るといったところですけれども、機会があれば小さいお祭りにもぜひ参加をしていただいて、たくさんの方々に知っていただく機会をつくっていただけたらなと思います。こちらのほうはよろしくお願いいたします。  (5)、射撃会場への特別バスルート設置について。このバスルートに関してなのですけれども、やはり話を聞いたときに、恐らくみんな思うのですけれども、非常に新座としては悔しいですよね。だって、住所が射撃会場は新座なのに、新座市内からはバスルートが一本も出ないで、朝霞、和光、光が丘と、そういった路線からはバスは出るのだけれどもといったところで、やはり何か寂しい思いもするのです。それでしたら、例えば武蔵野線からはバスルートはないわけですから、武蔵野線、あと西武線、例えば新座駅を出発をして、それで市内名所を回って、ひばりが丘に行って西武線です。西武線で、妙音沢を通って射撃会場へ行くという。こんなバスルートがあってもおもしろいのかなと思って、ここも検討をしていただけるといったことですので、しっかり検討していっていただいて、もし実現可能であれば進めていってもらいたいなというお話ですので、こちらのほうはよろしくお願いいたします。  (6)、民泊について。こちらの民泊については、おおむねわかりました。政令指定都市ですとか中核以上でしたら独自に条例をつくって、自分のところでどういった形でやっていくかといったところは決めていけるとは思うのですけれども、やはり新座は県の条例で定められたところに従って、申請をいただいて民泊をやっていくといった形ですよね。  私、民泊のところを大分今回調べさせていただいたのですけれども、かなり日本企業も参入をしてきているのです。それが、まずJAL、あとリクルート、レオパレス21、楽天、住友林業、あとANAと、全日空です。それと、あとみずほ銀行と、こういったところがエアビーアンドビーという海外大手のところと提携をして、海外大手と提携をして、どんどん日本企業が参入しているといった現状です。県の条例をちゃんと見てみないとまだわからないのですけれども、今後人ごとでない状況になってくると思うのです。今いただいている届け出ですか、県への届け出は1件にとどまっているということですけれども、今後さらに盛んになっていくところだと思いますので、しっかりと注視をしていただいて、民泊に対してもトラブルがないように対応していただければなと思います。  以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、2番、助川昇議員の一般質問を終わります。 △次会日程の報告 ○議長(島田久仁代議員) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  明15日は本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(島田久仁代議員) 本日はこれにて散会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。    散会 午後 零時21分...