新座市議会 2018-03-23
平成30年第1回定例会−03月23日-16号
(
文教生活常任委員会委員長報告)
第10 (平成29年)陳情第5号 教職員の勤務時間を
ICカードにより管理することに関する陳情書
(
文教生活常任委員会委員長報告)
第11 議第1号議案
洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求め
る意見書
第12 議第2号議案
バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書
第13 議第3号議案
所有者不明土地の利用促進を図るための制度の構築を求める意見書
第14 議第4号議案 学校における働き方改革の実施のため、
教職員定数の抜本増を求める意見書
第15 議第5号議案
生活保護基準の引下げに反対する意見書
第16 議第6号議案 「森友学園」
関係文書改ざんと
払下げ疑惑の全容解明を求める意見書
第17 閉会中の継続審査申出について
(
厚生常任委員会)
(1) (平成29年)陳情第 8号 保育園の保育標準時間及び延長料金に関する陳情書
(2) (平成29年)陳情第11号
介護職員確保の支援に関する陳情書
第18 閉会中の継続調査申出について
(
総務常任委員会)
(1)
行財政状況について
(2) 選挙及び監査事務について
(
文教生活常任委員会)
(1)
教育委員会所管事項について
(2)
市民生活部所管事項について
(3)
農業委員会所管事項について
(
厚生常任委員会)
(1)
総合福祉部所管事項について
(2)
こども未来部所管事項について
(3) いきいき
健康部所管事項について
(
建設常任委員会)
(1)
都市整備部所管事項について
(2)
上下水道部所管事項について
(
議会運営委員会)
(1) 議会運営について
(2) 市議会だよりの発行について
(
議会改革特別委員会)
(1)
議会改革等に関する調査研究について
(
都市高速鉄道12号線
特別委員会)
(1)
都市高速鉄道12号線の延伸について
(新
庁舎建設検討特別委員会)
(1) 新
庁舎建設等に関する調査研究について
(
オリンピック・
パラリンピック特別委員会)
(1)
オリンピック・
パラリンピックに関する調査研究について
出席議員 26名
1番 鈴 木 明 子 2番 助 川 昇
3番 小 池 秀 夫 4番 伊 藤 信 太 郎
5番 島 田 久 仁 代 6番 池 田 貞 雄
7番 平 野 茂 8番 中 村 和 平
9番 森 田 輝 雄 10番 石 島 陽 子
11番 辻 実 樹 12番 笠 原 進
13番 芦 野 修 14番 高 邑 朋 矢
15番 木 村 俊 彦 16番 工 藤 薫
17番 小 野 大 輔 18番 塩 田 和 久
19番 平 松 大 佑 20番 鈴 木 秀 一
21番 野 中 弥 生 22番 佐 藤 重 忠
23番 白 井 忠 雄 24番 滝 本 恭 雪
25番 川 上 政 則 26番 亀 田 博 子
欠席議員 なし
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 並 木 傑 副 市 長 山 崎 糧 平
総合政策
永 尾 郁 夫 総務部長 細 沼 伊 左 夫
部 長
市民生活
財政部長 遠 山 泰 久 大 塚 力 也
部 長
総合福祉
こども未来
鈴 木 義 弘 一 ノ 関 知 子
部 長 部 長
いきいき 都市整備
竹 之 下 力 広 瀬 達 夫
健康部長 部 長
上下水道
橋 本 吉 弘 教 育 長 金 子 廣 志
部 長
教育総務 学校教育
渡 辺 哲 也 梅 田 竜 平
部 長 部 長
選挙管理
会計管理者 江 原 達 夫 委 員 会 川 島 聡
事務局長
監査委員
三 上 文 子
事務局長
職務のため出席した
事務局職員
事 務 局
事務局長 島 崎 昭 生 河 尻 広 海
副 局 長
専門員兼
関 口 勝 也
議事係長
△開議の宣告
(午前10時05分)
○議長(
島田久仁代議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。
△議長報告
○議長(
島田久仁代議員) 議長報告を行います。
平成30年第1回
新座市議会定例会追加提出議案提案説明が市長から送付されましたので、お手元に配布いたしました。
次に、
代表監査委員から所用のため本日欠席する旨の申し出がありましたので、ご報告いたします。
以上でございます。
△議案第45号 新座市
指定地域密着型サービスの事業者の指定等並びに事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例〜議案第51号 平成30年度
新座都市計画事業大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(
島田久仁代議員) 日程第1、議案第45号新座市
指定地域密着型サービスの事業者の指定等並びに事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例から日程第7、議案第51号 平成30年度
新座都市計画事業大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)までを一括議題といたします。
議案の朗読は省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略することに決しました。
よって、直ちに
市長追加提出議案に対する
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長(並木 傑)登壇〕
◎市長(並木傑) 皆さん、おはようございます。
それでは、ただいま上程されました議案第45号から議案第51号までにつきまして、その
提案理由のご説明を申し上げます。
初めに、議案第45号 新座市
指定地域密着型サービスの事業者の指定等並びに事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでございますが、
介護保険法及び
地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の規定の整備を図るため、ご提案をするものでございます。
次に、議案第46号 平成29年度新座市
一般会計補正予算(第9号)についてでございますが、既定の
歳入歳出予算に8,768万2,000円を追加し、総額を532億285万8,000円とするものでございます。
本
補正予算は、(仮称)
まこと保育園の施設整備に対する補助に係る経費のほか、前年度に交付された
国県支出金の精算に伴い、必要となる返還金に係る経費等を計上するものでございます。
財源につきましては、
財政調整基金を取り崩して対応するもので、繰り入れ後の
財政調整基金の残高は23億4,861万9,000円となります。
継続費につきましては、旧
本庁舎解体及び外構工事の契約締結に伴い、新
庁舎建設事業(第2期)に係る総額及び年割額を変更するものでございます。
また、年度内の完了が困難となった事業について、
繰越明許費の措置をするものでございます。
以上、ご提案を申し上げます。
次に、議案第47号 平成29年度新座市
下水道事業特別会計補正予算(第6号)についてでございますが、新座市
公共下水道大和田二・三丁目
地区土地区画整理地区汚水枝線工事その3のほか5件の事業につきまして、年度内の工事完了が見込めないことから、
繰越明許費の措置をするものでございます。
以上、ご提案を申し上げます。
次に、議案第48号 平成29年度
新座都市計画事業新座駅
北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第5号)についてでございますが、歳入の内訳を変更するもので
歳入歳出予算総額の変更はございません。
変更の内容につきましては、歳入の
保留地処分金1,625万8,000円を増額することに伴い、
一般会計繰入金について同額を減じるものでございます。
また、
道路築造等工事及び
建物移転等補償事業につきまして、年度内の完了が見込めないことから、
繰越明許費の措置をするものでございます。
以上、ご提案を申し上げます。
次に、議案第49号 平成29年度
新座都市計画事業大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第7号)についてでございますが、既定の
歳入歳出予算から2,430万円を減額し、総額を45億5,153万6,000円とするものでございます。
本
補正予算は、大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業工事等委託料5億1,739万5,000円を減額するとともに、大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業基金積立金4億9,309万5,000円を増額するもので、これに伴い、歳入の市債2,430万円を減額するものでございます。
また、
埋蔵文化財本
調査委託事業のほか5件の事業につきまして、年度内の完了が見込めないことから、
繰越明許の措置をするものでございます。
以上、ご提案を申し上げます。
次に、議案第50号 平成30年度新座市
一般会計補正予算(第1号)についてでございますが、既定の
歳入歳出予算から6,454万8,000円を減額し、総額を494億7,345万2,000円とするものでございます。
本
補正予算は、旧
本庁舎解体及び外構工事の契約締結に伴う契約差金を減額するほか、
野火止運動場整備工事の設計に係る経費を計上するものでございます。
歳入につきましては、旧
本庁舎解体及び外構工事に係る経費の減額に伴う
国庫支出金、
庁舎建設改修基金繰入金及び市債の減額を行い、不足する財源については、
財政調整基金を取り崩して対応するもので、繰り入れ後の
財政調整基金の残高は3億4,211万2,000円となります。
以上、ご提案を申し上げます。
最後に、議案第51号 平成30年度
新座都市計画事業大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、既定の
歳入歳出予算に4億4,526万2,000円を追加し、総額を32億7,066万5,000円とするものでございます。
本
補正予算は、大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業工事等委託料5億1,739万5,000円を増額するとともに、大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業基金積立金7,213万3,000円を減額するもので、これに伴い、歳入の大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業基金繰入金1億3,766万2,000円及び市債3億760万円をそれぞれ増額するものでございます。
以上、ご提案を申し上げます。
以上、
提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
以上でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 以上で、
市長追加提出議案に対する
提案理由の説明を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議案は委員会の付託を省略することに決しました。
議案第45号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第45号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第45号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第46号について質疑願います。
質疑ありませんか。
26番、
亀田博子議員。
〔26番(
亀田博子議員)登壇〕
◆26番(
亀田博子議員) 26番、亀田です。議案第46号 平成29年度新座市
一般会計補正予算(第9号)について、1点だけお聞かせください。
予算書の4ページの
繰越明許費補正があります。この
繰越明許で何も聞かなくてもよかったのですが、
大和田運動場、
サッカー場整備工事の
設計委託事業が繰り越しの中に1つ入っているのですが、この補正を出されたときにお聞きすればよかったのですが、仄聞するところによると、この
大和田運動場の
サッカー場のトイレが仮設だというふうにお聞きをしたのですが、その点だけどういう工事をするのか、確認をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
島田久仁代議員)
教育総務部長。
◎
教育総務部長(渡辺哲也)
大和田運動場、
サッカー場の整備の内容でございますが、現在設計を進める中で、一応トイレについては仮設ということで進めておりますが、
文教生活常任委員会の中でもご要望等をいただきまして、トイレについては、最終的には大和田二・三丁目の
区画整理事業の中で公園と共用の正式なトイレを設置をする予定でございますが、それまでの間は仮設でということで進めておりました。
ただ、ご要望等もございましたので、今大和田二・三丁目の
都市整備部のほうと協議をしているところでございますので、仮設でいくのか、あるいは前倒しをして早目にトイレだけ建設をすることができないか、今
都市整備部と協議をしているところでございますので、しばらく検討のお時間をいただきたいと思います。
○議長(
島田久仁代議員) 26番、
亀田博子議員。
◆26番(
亀田博子議員) 今
教育総務部長から答弁いただきました。せっかくいい
サッカー場ができるということで、
サッカー関係者にしてみたらみんな大変期待をしています。できたらトイレが仮設だというのでは、これは余りにも情けない話だと思いまして、わざわざこの
繰越明許で、ふだんだったらこんなことはお聞きしないのですが、質問に立たせていただきました。
しっかりといい
サッカー場をつくりながら、そしてまた多くの方も利用される。また、保護者の方も、子供たちの試合にはたくさん駆けつけるでしょうから、仮設ではなく、きちんとしたトイレをぜひつくっていただきたい。強く要望して終わりたいと思います。ありがとうございます。
○議長(
島田久仁代議員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
これより討論を行います。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
7番、
平野茂議員。
〔7番(平野 茂議員)登壇〕
◆7番(
平野茂議員) 7番、平野です。議案第46号 平成29年度新座市
一般会計補正予算(第9号)について、賛成の立場で討論させていただきます。
先日
全員協議会でも説明をいただきました。保育園の
法人保育園施設整備費補助金を前倒しをさせていただきたいという申し入れがありまして、今回
補正予算にも載ってきました。
全員協議会のほうでも私も話ししましたけれども、やはり45名のお子さんでしょうか、そちらのお子さんが保育園に入園予定ということで、そのお子さんに対して遅滞なく入園ができて、保護者の方がしっかりと働ける環境を整えていくということを切に願っている立場ですので、もちろん賛成はさせていただきたいなと思っています。
ただ、今後こういった
法人保育園の
施設整備費補助金というのが現状ではなくなっていく流れになっていくかと思いますので、今後こういったことは出てこないのかなとは思います。
ただ、今回のケースは、
法人保育園を設立した
社会福祉法人でしょうか、本来であればそちらの方のほうがしっかりと準備をして、金銭的な部分も、また施設的な部分もしっかりと整備を進めていっていただければよかったのですが、なかなかスムーズに進んでいないということで、こういった部分が出てきてしまったのかなと思っております。
今後は、ぜひ注意深く監視をすると言ったら変ですけれども、見ていっていただければなと思っておりますので、よろしくお願いしたいなと思います。
賛成いたします。
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議案第46号は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立全員であります。
よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
暫時休憩します。
休憩 午前10時21分
再開 午前10時21分
○議長(
島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま議決いたしました議案第46号に関する
附帯決議案が1件提出されております。
議案につきましてはお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
△日程の追加
○議長(
島田久仁代議員) お諮りいたします。
この際、本件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、この際本件を日程に追加し、議題といたします。
議第7号議案の議案第46号 平成29年度新座市
一般会計補正予算(第9号)に対する附帯決議を議題といたします。
議案の朗読は省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略することに決しました。
よって、直ちに議第7号議案に対する
提案理由の説明を求めます。
7番、
平野茂議員。
〔7番(平野 茂議員)登壇〕
◆7番(
平野茂議員) 7番、平野です。議第7号議案、議案第46号 平成29年度新座市
一般会計補正予算(第9号)に対する附帯決議ということで提出させていただきました。
賛成者の方は、
亀田博子議員、
笠原進議員、
高邑朋矢議員、
塩田和久議員、平松大佑議員の方々に賛同いただきました。
平成29年度の新座市
一般会計補正予算(第9号)は、
法人保育園施設整備費補助金に関する予算の増額を盛り込んだ内容となっており、(仮称)
まこと保育園の平成30年4月1日開所に向けて、平成30年度以降に支払う
民間保育所整備費補助金を前倒しで支払うため、
法人保育園施設整備費補助金を増額するものである。
本事業については、たび重なる開所時期の見直しがあった。
保育所整備は、多額の公費による補助金を投入して建設するものであるため、法人が主体的に適正に補助事業を執行しなければならない。そこで、市長を初め執行部に対し、今後下記に留意し、二度とこのような事態が起きないよう
再発防止策を強く求める。
1点目といたしまして、工事の進捗状況の的確な把握や適切な指示など、市と事業者との連携のあり方について検討を講じること。
2点目といたしまして、
当該保育園の運営に当たっては、保育の質と安全性が確保されるよう、市として適切な管理に努めること。
3点目といたしまして、今後補助金の支出に当たっては審査を厳正に行うことということで、以上3点を決議させていただきたいと思います。
お諮りいただければと思います。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
島田久仁代議員) 以上で、議第7号議案に対する
提案理由の説明を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議案は委員会の付託を省略することに決しました。
議第7号議案について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議第7号議案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議第7号議案は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第47号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第47号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第47号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第48号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第48号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第48号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第49号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第49号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第49号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第50号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第50号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第50号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第51号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第51号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第51号は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、議案第51号は原案のとおり可決することに決しました。
△陳情第1号 「
原子力発電再稼働中止を求める決議」の陳情書
○議長(
島田久仁代議員) 日程第8、陳情第1号「
原子力発電再稼働中止を求める決議」の陳情書を議題とし、
総務常任委員会委員長の報告を求めます。
総務常任委員会委員長。
〔24番(滝本恭雪議員)登壇〕
◆24番(滝本恭雪議員) 24番、滝本恭雪です。陳情第1号、
総務常任委員会に付託されました「
原子力発電再稼働中止を求める決議」の陳情書についての審査内容と結論を報告いたします。
開会後、休憩をとり、陳情者から陳情理由のご説明をいただき、各委員の方からの質疑を受け付けました。質疑が終わった段階で、休憩中に結論を出すべきとの意見の統一があり、休憩を閉じて再開後、正式な見解として、今定例会で結論を出すべきという結果となりました。
結果は、採択すべき委員が2名、不採択とすべき委員が3名の3対2で不採択となりました。
主な意見をご紹介いたします。
不採択とすべき委員の意見です。
原子力発電所事故から7年経過し、基本的には国で決めることであり、
原子力発電所で働いている方の雇用もありますし、稼働を即刻中止というのはどうなのかなという感じがします。さまざまな形で調査研究をし、稼働の判断をしてほしいと思っています。
陳情書の内容はよくわかりますが、即刻中止の決議を市議会に陳情するのは少し乱暴ではないかと思うので、不採択とします。
採択すべき委員の意見です。東京新聞によると、いまだに不自由な避難生活を送っている方が7万3,000人を超え、埼玉県にも3,671名が避難しています。日本は、唯一地震国ですし、活断層の上にまで
原子力発電所がある状態です。本当に福島事故で目が覚めて、やはり自分たちの電力をどうするのかというのは、私たち真剣に考えたものだと思うのです。
ドイツなどでは、福島をきっかけにして、自然エネルギーの比率を高めていくと猛反省しているのに、日本がこれを教訓とせずに、まだ事故も収束していないのに
原子力発電所の再稼働を進めたり、トルコなどの地震国に
原子力発電を輸出するために安倍首相がトップセールスをしているということまで聞きまして、何だろうかというふうに私は感じています。
原子力発電所に頼らないで、本来豊かな漁業とか農業の産地ですので、そうした地域経済も活性化することで新しい雇用も生まれると思うのです。ですので、雇用の心配はありません。やはりこの事故をきっかけに、私たち日本人がどういうふうに生きていくかということがすごく問われていると思います。
原子力発電に依存していくのか、それともきっぱりとやめて、日本の豊かな自然エネルギーを使っていくのかと、今岐路に立っていると思います。
子供たちの甲状腺がんが出ているという、本当に深刻なことも今あらわれ始めていますので、これはぜひ新座市議会として可決をし、新座市の議会は
原子力発電に頼らないと、そういうことをアピールしていくというのは大変意義があると思いますので、市議会として決議を上げることには賛成です。
不採択すべき委員の意見です。福島県の現状を考えれば、今すぐにでもとめていただきたいという思いはよくわかります。事故以降
原子力発電をやめたおかげで、日本の電力が火力発電に頼らざるを得なくなってきたということはあります。全く資源が少ない日本で、石炭、石油に頼らざるを得なくなり、それが全て電気代にも反映されてきて、私たちの生活を直撃しているということもあります。再生可能エネルギー、太陽光発電等、いろいろありますが、そういう発電にも危険というのは必ずあります。日本として、どうすれば電力を安定供給できるのか、研究を重ねていかなければいけない問題だと思っています。
公明党としては、将来的には
原子力発電所ゼロを目標にしており、そこを目標にし、徐々にエネルギーの供給の転換を図っていきたいという考え方です。今回の決議のお気持ちはよくわかりますが、不採択とさせていただきます。
採択すべき委員の意見です。結論としては、採択すべきという立場です。個人的にも、被災地にはボランティアで訪問したり、一昨年も被災地を回ってきました。また、先々月も所用で帰還困難地区へ行ってまいりましたが、本当に
原子力発電所の事故は大きな影響を与えていて、以前新座市内に避難をされている方々とも意見交換をさせていただいたり、私の近所にも親族を頼って避難されている方々がいますので、何の落ち度もない方々の平穏な生活をこの事故で奪われてしまい、それがまだ続いているというのは、これは紛れもない事実であります。そういった中で、もとの状態に戻っていってしまうというのは、私は強く違和感を持っていますし、容認できないことと考えています。
この文の中に、「原発再稼働の必要性は全くありません」という表現があります。ここについては、私とは違う見解を持っています。とはいえ、これだけのことが起きたことを、またもとの状態に戻るのは容認ができないと思っています。
再生可能エネルギーは、不安定な要素はありながらも、やはりこうした事故を経験した日本は、しっかりと天然ガスや地熱発電等、再生可能エネルギーの研究、活用を進め、子供たちのためにも真に持続可能な日本になることを祈念いたしまして、採択すべきという立場です。
不採択とすべき委員の意見です。本当に当事者の方、またそのご家族の方々のことを考えると大変なことだと思います。市議会としても、なかなか細かい資料がないのと同時に、結論を出していいのかどうなのかというところもありますが、今現状でその結論をと言われれば、不採択ということでお願いいたします。このような意見があり、結論は冒頭述べましたように3対2で不採択となりました。
陳情第1号の報告は以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長の報告が終わりましたので、陳情第1号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
これより討論を行います。
委員長の報告は不採択であります。
委員長報告に対する反対討論を願います。
16番、工藤薫議員。
〔16番(工藤 薫議員)登壇〕
◆16番(工藤薫議員) 16番、工藤です。陳情第1号 「
原子力発電再稼働中止を求める決議」の陳情書につきまして、委員長報告は不採択でありますが、私は採択すべきとの立場で討論いたします。
陳情書にあるように、今福島県民健康調査検討委員会によりますと、18歳未満の38万人の中で甲状腺がんの疑いがある子供が197人という診断が出されました。本来であれば、これは10人以下であるべきだというのに、異常な事態が生じています。
土壌や海洋の汚染などで内部被曝、また食物連鎖による被曝など、影響はこれからだというふうに思います。
福島
原子力発電所事故は、収束とはほど遠い状態にあります。いまだに避難者は7万人を超えていまして、避難先は47都道府県、1,054市区町村に及んでいます。今家賃無料化が打ち切られましたので、民間アパートから親族の家に移るケースもあるそうです。避難指示が介助されても、暮らしを支える商店や病院などがないために帰還できない方もふえて、課題は山積しています。被害者への賠償が避難解除と連動して打ち切られようとしているというのは、大変無慈悲なことだというふうに思います。
政府は、
原子力発電所事故の収束宣言はきっぱりと撤回をして、汚染水を海に放出するなどということはやってはいけないというふうに思います。
委員会の中で、
原子力発電所が動かないから、火力発電により電気代が上がったという委員がおられました。しかし、この21兆5,000億円にも膨れ上がった巨額の事故処理費用を電気料金に今上乗せしています。そして、賠償金を将来世代にまで負担をさせて、さらなる税金投入ができるように国民のほうにつけ回すような仕組みが、原子力損害賠償・廃炉等支援機構法及び福島復興加速化基本方針ということが出ています。電気代に転嫁していくというのは本当におかしいというふうに思います。
また、雇用が心配だという方もいらっしゃいました。確かに福井県など
原子力発電所立地の多くは、経済的に
原子力発電所に依存しています。このように誘導した国と電力会社の責任は重大だというふうに思います。
しかし、
原子力発電所の廃炉、また核燃料の管理、処理などに多くの知性と労力が必要です。また、
原子力発電に頼らず、本来の漁業や農業、また再生可能エネルギーに関連する新産業の誘致などで雇用は心配ないというふうに思います。
陳情代表者がおっしゃいました、埼玉県の県議会が
原子力発電所の再稼働促進決議を上げたということにも触れていました。この
原子力発電所が一基もない埼玉県が、使用済み核燃料など、また高レベル放射性廃棄物など、再処理しても使う当てのないプルトニウムなどを含む、こういった
原子力発電所のごみを引き受ける覚悟あってのことなのかというふうに私は怒りに震えるというふうにおっしゃっていました。私も全く同感であります。
原子力発電所の再稼働中止を求める国民の世論は69%、福島県ではもう8割を超えています。ぜひこうした今の現状を考えて、この
原子力発電再稼働中止をこの新座市議会が上げていくというのは、大変大きな意義があるというふうに思います。
よって、委員長報告には反対です。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する賛成討論を願います。
21番、野中弥生議員。
〔21番(野中弥生議員)登壇〕
◆21番(野中弥生議員) 21番、野中弥生です。平成30年陳情第1号 「
原子力発電再稼働中止を求める決議」の陳情書の委員長報告に賛成の立場から討論をいたします。
私自身も、地震の多い日本で
原子力発電所を継続していくことに対して疑問を持っております。ただ、福島県の事故以降、石炭、石油など、化石燃料を使っての火力発電に頼らざるを得なくなり、資源のない日本にとっては、輸入燃料の高騰は電力料に反映して国民生活に大きな影響を及ぼしております。また、CO2排出による温暖化によって気候変動ということも心配されるところでございます。
家電製品が普及して、私たちの生活は電気への依存度を増しております。特に病院では、人工呼吸器など電気を使って生命維持を図っている機器が多くあります。現代社会では、電気はまさに生死に直結したライフラインとなっております。また、企業、工場などにとっても、安定した電力供給がないと生産ラインがストップしたりなど影響があり、経済に大きな打撃を与えかねません。電気は、安全に発電すると同時に、安定して供給されなければならないエネルギーです。再生可能エネルギーの普及に大いに期待したいところですけれども、なかなか安定した電力供給とはなっていないのが現状です。太陽光発電にしても広い土地が必要ですし、風力発電では低周波音など人体に影響があるため、やはり広い場所が必要です。どんなものでも、一旦事故が起きるとリスクは大きいと思います。
この狭い日本の国土の中で資源のない中、効率的、安定的に電力供給ができるには、どのようにしていくのか考えていかなければなりません。それにしても、
原子力発電は一旦事故が起きた場合、放射能の影響が何万年も続くことを考えると、やはり
原子力発電に頼る方向は改めなければならないと考えます。
公明党は、生活を混乱させず、着実に
原子力発電所ゼロに向けて進むエネルギー政策を掲げております。
原子力発電所の新規着工は認めず、40年を過ぎた
原子力発電所の廃炉、国民、地元の理解がない再稼働は認めないという姿勢で、生活、産業、立地地域の経済、雇用、技術者の確保に万全を期しながら、可能な限り速やかに
原子力発電所ゼロを目指します。技術革新などによる省エネ、再生可能エネルギーの活用を2030年度までに30%まで高める、コージェネレーションなどによる高効率火力発電の促進などで新しいエネルギー社会を創造していくという姿勢です。
以上のように公明党は、将来的には
原子力発電所ゼロに向けて努力いたしますが、何事もソフトランディングが大事かと思います。
即時停止という陳情の趣旨には賛同できかねますので、公明党の姿勢をお伝えしながら委員長報告に賛成という立場です。
以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する反対討論願います。
15番、木村俊彦議員。
〔15番(木村俊彦議員)登壇〕
◆15番(木村俊彦議員) 15番、木村です。陳情第1号 「
原子力発電再稼働中止を求める決議」の陳情書に対して、採択の立場で意見を述べたいと思います。
オリンピック・
パラリンピックへ向けて、安倍総理がアンダーコントロールと世界に発信しましたけれども、アンダーコントロール、大丈夫だと言って、それに基づいて、とにかく安全なのだということを今言いたいわけです。それで、避難指示解除してどんどん戻してきている。今までもう安全なのだから、戻るという前提となると、今までの仮設住宅の人たちは出ていかなければいけない。住宅に対する避難した人に対する補助も打ち切るという、そういう形で今追い込まれてきているわけですけれども、避難解除するための基準というのを年間20ミリシーベルト、被曝限度を20ミリシーベルトにしている。この20ミリシーベルトというのは安全という、それがよくわからないわけです。一般的に私たちは、普通生活しているときには、基準というのは普通の人は被曝限度年間1ミリシーベルトです。だけれども、なぜ福島県の人たちだけは20ミリシーベルトで大丈夫だと言えるのか。20ミリシーベルトというふうになってきたのは、
原子力発電所が爆発して、その後放射能がばらまかれて、日本政府が原子力緊急事態宣言というのをしているわけです。いまだにこの緊急事態宣言というのは解除されていないのです。されないままアンダーコントロールしているという。それで、緊急事態宣言があるから、20ミリシーベルトという基準が出てきているわけです。
それが安全だということで、どんどん戻すという方向をとっているわけですけれども、昨年私も7月に福島県の現地の視察に行ってきました。現地の市議会議員の人たちに案内してもらって、ずっと回ってきましたけれども、飯舘村も避難指示解除された地区ですけれども、実際には物すごく大きなお金がおりるのです。自治体には大きなお金がおりて、40億円ぐらいかけて学校をつくっているのです。だけれども、子供たちはほとんど戻ってこないという、そんなような状況。今現地で生活しているのは、ほとんど子供とかいません。高齢者がほとんどです。やっぱりちっちゃい子を抱えていたり、子供たちを戻せるような状況ではないという。私も市役所から測定器を借りて、実際持っていろいろはかってきましたけれども、私たちは、普通は新座市で0.246マイクロシーベルトでした。それ以上になると除染の対象になるというふうに言われているわけです。だけれども、飯舘村で実際に調べてみたら、学校のすぐ横にもう除染廃棄物を詰め込んだフレコンバッグというのがもう山積みになっている状況なのです。そういうところで、道路の草むらをちょっとはかってみたら、飯舘村で私のはかった限りでは2.19マイクロシーベルトありました。除染をしているといっても、ほとんどそれは家の周囲だけなのです。福島県の多くの山林は、もうほとんど何も手つかず状態です。だから、雨が降ると、一旦除染したところもどんどんまた放射能に汚染されていくという、そんな状況で、とてもアンダーコントロールなんて言えないような状況がありました。
ずっと海岸沿いに浜通りのほうを通っていくと、双葉町とか大熊町というのが、
原子力発電所、まだそこは立入禁止地区ですけれども、道路は通れるわけです。国道の中をずっと通って、バスの中で新座市の測定器をはかってきましたけれども、どんどん上がっていくのです。5.96マイクロシーベルトまで上がりました。ちゃんと写真も撮ってきました。新座市の測定器がちゃんと働いているというふうに思いますけれども、そういうような状況が現実にあって、それでとにかく現地の人の話をいろいろ聞いても、高齢者ばかりだから、すごく高齢化率は高いのです。日本一です、今福島県は。病院はあっても、医者や看護師はいないのです。若い人たちは、若い医者とか看護師も入ってこられないわけです。ちっちゃい子を抱えてこられないという、そんなような状況でした。高齢者の方は病院に入っても薬局がないとか、そんなような働く場もないとか、これでどこがアンダーコントロールなのだ。今のツケを何とかしなければいけないという状況がまず最初で、再稼働なんてとんでもないという。今ある状況、福島県にちゃんと向き合ってやれていない現状の中で、安全だ、安全だと言って再稼働していくという、これはどう考えても納得できないなと思います。
ぜひ陳情を通していただきたいと思います。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する反対討論願います。
14番、
高邑朋矢議員。
〔14番(
高邑朋矢議員)登壇〕
◆14番(
高邑朋矢議員) 14番、高邑です。陳情第1号に対して、委員長報告は反対ですが、それに反対の立場で、採択すべきという立場で討論します。
今野中議員は、賛成討論の中で、二酸化炭素がたくさん出るとかいうような話をしていましたけれども、未来の日本にとって、二酸化炭素が出るのと放射性物質が出るのと、どっちがいいかという話だと思うのです。
この間の事故が全く収拾がついていないということは、本当は皆さんご存じなので、今の日本の科学力では全く汚染物質を除去することはできないし、本当に今木村議員も言われたけれども、コントロールすることは全くできないわけです。そんな中で、安心だ、安心だと口で言っているだけで、あれだけの事故を起こした国があの福島県の人たちに寄り添わないで、再稼働を認めていいのかという話だと思うのです。
この陳情書にも書いてあるように、2010年の夏に比べて15%も消費電力が減少しているということで、火力で二酸化炭素が出るのであれば、本当に風力だとか火力だとか太陽光だとか、そういったことに力を入れていけばいいわけで、よく日本の安全を守るためにとかいう言葉がありますけれども、
原子力発電所稼働しているところに近隣のちょっと狂った国家がぴょんと通常の兵器を打ち込んだら、それで終わりではないですか。
原子力発電所があること自体が、稼働していること自体が非常にリスクが高いわけだから、やっぱりこういう事故を通じて我々は学ばなければいけないし、実際に本当にそこの自分が生まれて育ったところを追われた人たちの立場に立って、やっぱり寄り添わなければいけないと思うのです。
広島市や長崎市に原爆が落ちましたけれども、あれは広島市や長崎市に落ちたのではなくて、日本に落ちたという感覚が必要なのであって、福島県の
原子力発電所の事故は福島県で起きたのではなくて日本で起きたのだという、そういう感覚が私は必要だと思います。
ぜひこの陳情を通していただきたいと思います。
以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
委員長の報告は不採択であります。
委員長報告に賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、陳情第1号は委員長報告どおり不採択されました。
△(平成29年)陳情第4号
新座市内公立小・中学校のエアコンのメンテナンスに関する陳情書
(平成29年)陳情第5号 教職員の勤務時間を
ICカードにより管理することに関する陳情書
○議長(
島田久仁代議員) 日程第9、(平成29年)陳情第4号
新座市内公立小・中学校のエアコンのメンテナンスに関する陳情書及び日程第10、(平成29年)陳情第5号 教職員の勤務時間を
ICカードにより管理することに関する陳情書を一括議題とし、
文教生活常任委員会委員長の報告を求めます。
文教生活常任委員会委員長。
〔1番(鈴木明子議員)登壇〕
◆1番(鈴木明子議員) 1番、鈴木明子です。平成29年第3回定例会より継続審査となっておりました陳情第4号
新座市内公立小・中学校のエアコンのメンテナンスに関する陳情書について、
文教生活常任委員会においての審査内容と結果を報告いたします。
結論は、不採択の委員4名、採択の委員1名、趣旨採択の委員1名で不採択となりました。
不採択の委員の意見です。もう予算化されており、実際に動き出しているわけですから、不採択でよいかと思います。
採択の委員の意見です。エアコンは、確かに予算がついていますが、3年がかりでやるということで、この趣旨からいって採択でいいと思います。
以上のような意見があり、結論は冒頭申し上げましたとおり、陳情第4号は不採択となりました。
同じく継続審査となっておりました陳情第5号 教職員の勤務時間を
ICカードにより管理することに関する陳情書について、審査内容と結果を報告します。
結論は、不採択の委員5名、採択の委員1名、5対1で不採択となりました。
不採択の委員の意見です。
ICカードにより管理していくというのは、なじまないというか、教員の現場でどうかと思うので、不採択です。
別の委員の意見です。もう導入されている、話し合う必要はないということで不採択です。
また、別の委員の意見です。私は、陳情第4号、陳情第5号とずっとかかわってきました。陳情者の教職員組合と教育委員会との話し合いの様子とか伺ってきました。教職員組合と教育委員会は、予算とか施設の整備、労働条件、教職員の人事について定期的に話し合っており、7月に話し合いを持ったときに、エアコンのメンテナンスも
ICカードによる勤務時間の管理も話題に出ています。予算をしっかりととって頑張りますからとお話をしてという話を教育委員長からお聞きをしています。
陳情が8月22日に出てきたものですから、そのときの文教環境常任委員会の皆さんは不信に思って継続にしてきました。予算審査の中でも確認をしましたから、陳情の必要がありません。不採択でお願いします。
採択の委員の意見です。予算がついて4月から始まるわけです。先生に聞いたわけではありませんが、お互い必要なものだと思って、予算化もして始めるわけです。そういった意味で、採択してもいいのではと思っています。
以上のような意見があり、結論は冒頭申し上げましたとおり、陳情第5号は不採択となりました。陳情についての報告は以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長の報告が終わりましたので、(平成29年)陳情第4号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
これより討論に入ります。
委員長報告は不採択であります。
委員長報告に対する反対討論願います。
17番、小野大輔議員。
〔17番(小野大輔議員)登壇〕
◆17番(小野大輔議員) 17番、小野大輔です。委員長報告に反対、陳情第4号を採択すべきという立場で討論したいと思います。
私、文教環境常任委員長でしたし、その後は文教生活常任委員長でもありました。そのときにこの陳情が出されて、そのときにけりをつけたかったというふうに思いましたけれども、次の
文教生活常任委員会に回ってしまいました。この陳情が出る前に、私は一般質問でこのエアコンの問題をさせていただきました。エアコンのメンテナンスをしていただきたいと、ここにあるように衛生的な部分でも、それからききが悪くなっているよということでもお願いをしたわけですけれども、そのときに教育長はもうやりたいと、すぐにでも全部やりたいというふうに答弁をしていただきました。私は、すごく心強い答弁だったなと思ってびっくりしたのですけれども、そのときに市長にお願いをして、市長、どうですかという話をしたら、市長は何と答えたかというと、お金がないので一遍にはやりませんという答弁でした。そのときには残念だったのですけれども、教育長はそういう意味では、一生懸命やる気がある、そういうことだったのだなというふうに思いました。
この陳情を読んでみますと、教育委員会はもう頑張ってやっていただいているという案文だと思うのです。ただ、予算の部分で、財政的に厳しいというところでついていかないということで、そこをさらに一歩進めるために頑張ってほしいという、そういう陳情だというふうに思います。
文教生活常任委員会の議事録を読ませていただきました。私が委員長のときもそうでしたけれども、これから実現するものだから取り下げろというふうなことが議論されておられましたけれども、これから実現するものに対しても陳情、請願は通してきたという実例がありますし、まだ実現していない、3年間を通して、全部一気にではなくて少しずつやっていくということですから、これはなるべく早く実現したほうがいいというふうに思いますので、ぜひ陳情は賛成していただいて採択していただきたいと思います。
平成29年に行われた文教環境常任委員会のときには、平成28年度の決算に対して、前回意見書を付しているわけですけれども、各学校の施設維持補修工事費については各学校の要望に応えて増額すべきだというふうに、これは全員の議員が、この文教環境常任委員会に入っていた会派が付したものですから、ぜひこれは採択していただきたいというふうに思います。
以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 暫時休憩いたします。
休憩 午前11時05分
再開 午前11時06分
○議長(
島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長報告に対する賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
委員長の報告は不採択であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、(平成29年)陳情第4号は委員長報告どおり不採択されました。
続いて、(平成29年)陳情第5号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
これより討論を行います。
委員長報告は不採択であります。
委員長報告に対する反対討論願います。
16番、工藤薫議員。
〔16番(工藤 薫議員)登壇〕
◆16番(工藤薫議員) 16番、工藤です。陳情第5号 教職員の勤務時間を
ICカードにより管理することに関する陳情書に対しまして、委員長報告は不採択ですが、私は採択すべきとの立場で討論いたします。
これは、平成29年の去年の9月議会に出されまして、9月議会、そして閉会中の10月19日、12月議会、そして閉会中の2月5日と、合計4回審査をされました。私も文教環境常任委員でしたので、経過もよく存じています。
この陳情書によりますと、平成25年、2013年度の早くから新座市では
ICカードによる方法は試行されてきて、平成25年度の新座市小中学校負担軽減検討委員会報告書では、
ICカードを活用した方式の効果を検討していくと言っていますが、現在平成29年度に至るまで、この勤務時間把握の職場はふえていないと、なのでぜひ必要な予算を確保してほしいという陳情でありました。
そして、その陳情が出た直後に、去年の8月29日には、中央教育審議会の初等教育分科会で学校における働き方改革にかかわる緊急提言が出されております。その内容は、教職員の長時間勤務の実態が看過できない状態であると、学校教育の根幹が揺らぎつつある現実を重く受けとめるべきというふうに強い口調で申していまして、勤務時間の管理は校長や服務監督権者である教育委員会の責務であるというふうに言っています。
そして、文部科学省の調査によると、
ICカードを活用して記録していると回答した学校は、小学校で16.6%、中学校で13.13%にとどまっており、いまだ限定的である。自己申告ではなく、
ICカードやタイムカードなどの勤務時間を客観的に把握して集計するシステムが直ちに構築されるように努めること、このように緊急提言が出されておりました。もちろん教育委員会もよくご存じであります。そして、審議の中で、この設置費用を伺いますと、パソコンは既に配備されていると、その勤務時間用のソフトは数種類あるが、5,000円から1万円であると、
ICカードはSuicaなどの手持ちのものでよい、
ICカードを読み取るカードリーダーは3,000円程度ということで、1校当たり1万円から1万5,000円で導入できるという説明でありました。つまり全校配備しても二、三十万円で整備できるということもわかりました。
ところが、私は、文教環境常任委員会のたびに採択すべきというふうに言ったのですが、いつも継続になってしまうのです。ところが、委員の方は、教育委員会がやると言っているのに陳情を出すのはおかしいとか、予算の計上をお願いしますという言い方はおかしいとか、理解に苦しむ意見が出されて継続となっています。
平成30年度の予算化されたことを今議会が否決するというのは大変おかしいことだと思います。独自の予算をつけてほしいと陳情者が言っているわけは、先行している第五中学校などの実施している3校は各校に配分された消耗品費の中で購入していると、だからきちんと教育委員会が予算化してほしいと、そのために独自の予算というふうに言っているということでありました。
この陳情が出された背景は、教育委員会が、担当課がやる気であっても、市長査定や財政課の査定で削減されることもあり得るということで議会にも出されているというふうに私は受けとめました。陳情者の願意を真っ正面から受けとめて、議会が速やかに態度を決するべきだったというふうに思います。4回やって全部継続ということで、こういうふうな事態になっています。
このような少額の予算でやることができます。私は、教育委員会も、9月議会、12月議会で
補正予算が組まれる機会もあったのに、それがなされなかったのは今でも不思議ですけれども、最後の議会で聞きますと、11月30日に33万3,700円でICソフトウエアなどを購入して、1月19日の教頭の研修会で各校に手渡したということを伺いました。ですので、閉会中の審査、2月5日では、これはもう採択すべき案件だったというふうに思います。
ずるずると継続にして、そして予算化されたら、今度はこれは取り下げるだとか、必要ないとか、意味がないとか、不採択にするというのは全くおかしいことであります。ぜひこの陳情の趣旨に賛同するのであれば、議会としてもこれは採択をして意思を示すべきだというふうに私は思います。
以上で委員長報告に反対であります。採択すべきということで討論いたしました。
以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する賛成討論願います。
15番、木村俊彦議員。
〔15番(木村俊彦議員)登壇〕
◆15番(木村俊彦議員) 15番、木村です。陳情第5号に対して、不採択の立場で意見、一言言っておかなければいけないと思う。
私は、いろいろ先生たちの労働環境を整えていくという意味で、その趣旨はわかるのですけれども、タイムカードを押すということと、ICチップカードで管理していくというのは大分違うなという思いもあって、今もう既に始まっているところだし、世の中の流れがそういうことであるのを承知の上なのですけれども、かなり危なさというのも感じています。
とにかくそのICチップにいろんなものが入ってくる危険はこれから相当出てくると思うのです。アメリカなんかの話を聞くと、
ICカードでやってきているのだけれども、なくす職員が相当多かったり、それを悪用するという話もあって、今どうなっているかというと、ICチップを手の中に埋め込むという、そういうのが出てきているのです。だから、カードをかざさなくても手かざしでこういうふうにやればできていってしまうという。マイナンバーの問題もあるし、そういう流れというのは、やっぱり気にしておかなければいけないなという思いはかなりあって、今回私はそういう思いで不採択ということにしました。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 委員長報告に対する賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
委員長の報告は不採択であります。
委員長報告に賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、(平成29年)陳情第5号は委員長報告どおり不採択されました。
△議第1号議案
洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書〜議第6号議案 「森友学園」
関係文書改ざんと
払下げ疑惑の全容解明を求める意見書
○議長(
島田久仁代議員) 日程第11、議第1号議案
洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書から日程第16、議第6号議案 「森友学園」
関係文書改ざんと
払下げ疑惑の全容解明を求める意見書までを一括議題といたします。
議案の朗読は省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略することに決しました。
よって、直ちに議第1号議案
洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書に対する
提案理由の説明を求めます。
23番、白井忠雄議員。
〔23番(白井忠雄議員)登壇〕
◆23番(白井忠雄議員) 23番、白井忠雄です。議第1号議案
洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書を提案します。
賛成者は、
平野茂議員、
笠原進議員、平松大佑議員、
塩田和久議員、
高邑朋矢議員、
亀田博子議員であります。
本定例会でも水害対策について議論させていただきましたが、昨年の台風21号を初め、豪雨、台風、大雨により市内でも数多くの被害が発生しています。市内には、柳瀬川、黒目川の2本の1級河川が流れています。開発による宅地化の進展と昨今の異常気象もあり、降雨量がふえていることもあり、特に柳瀬川では大雨のたびに監視強化が欠かせません。
昨年の8月30日には、お二人の方が中州に取り残され、お一人は県の防災ヘリで救助されましたが、お一人は流されてしまい、お亡くなりになりました。同年10月22日から23日の台風21号でも避難準備情報が出されるなど、水位が上昇しました。平成28年8月22日の台風9号では、最大水位が清流橋水位計で19.62メートルとなり、水防団待機水位を超えて、氾濫注意水位の19.65メートルにあと3センチメートルというところまで上昇しました。こうした河川の堤防を超えるような勢いで水位の上昇が続き、雨水が下水道管から河川に放流できなくなり、道路冠水や住宅浸水など内水氾濫を起こしています。その対策については、国、県、市で取り組みを進めているところです。
そうした中で、九州北部豪雨等の豪雨災害による中小河川の氾濫など、近年の豪雨災害の特徴を踏まえて、国土交通省では全国の中小河川約2万河川を都道府県と連携して点検を実施し、優先順位を抽出、その緊急点検に基づき、平成32年度を目途に対策が行われるよう、交付金による支援等を実施するのが今回の中小河川緊急治水対策プロジェクトです。具体的に3つの対策となっています。
1つ目に、土砂、流木として、土砂、流木捕捉効果の高い透過性砂防堰堤等の整備、対象箇所が約500河川となっています。
2つ目に、多数の家屋の重要な施設の浸水被害を解消するための河道の掘削等、これは近年中小河川で溢水等によりたび重なる浸水被害が発生していることから、浸水家屋数が多いなど、緊急的に再度の氾濫防止対策が必要な区間において、河道の掘削などにより流下能力を向上させ、多数の家屋の重要な施設の浸水被害を解消するものです。流下能力の不足により、洪水に対して弱部となっている区間を重要水防区間といいますが、この区間のうち再度の氾濫により、多数の家屋や要配慮者利用施設、市役所、役場等の重要な施設の浸水被害が想定される区間となっています。対象箇所は約300キロメートル、約400河川となっています。
3つ目に、洪水に特化した低コストの水位計、危機管理型水位計の設置、避難の状況判断や河川計画等の策定のための水位計の設置が進んでおらず、洪水時における河川水位等の状況把握が困難であることから、水位把握の必要性の高い中小河川において、洪水に特化した低コストの危機管理型水位計を設置し、近隣住民の避難を支援します。人家や重要な施設の浸水の危険性が高く、適切な避難判断のための水位観測が必要な箇所です。
危機管理型水位計とは、洪水時の水位観測に特化した小型で低コストの水位計で、従来型の10分の1以下のコストのものです。対象箇所は約5,800か所、約5,000河川となっています。
本市においても、柳瀬川ではこれまで河川の氾濫防止対策と内水氾濫防止対策から、しゅんせつ工事、つまり河床の土砂を掘削することで水の流れる断面の拡大を図ることで、流下能力を向上させるべき、また河川の水位をより詳細に把握するため、柳瀬川では観測所が上流の所沢市、清流橋に設置されていることから、新座市内の英橋などにも新設すべきであります。これまで市から県に要望してきましたが、なかなか実施されませんでした。今回の意見書のとおり、中小河川、緊急治水対策プロジェクトは、おおむね3か年の時限的措置で、河道の掘削の対象箇所も限られています。地方自治体が柔軟に対応できるように対策箇所の拡大をすること、また防災安全交付金を活用した中小河川の河道掘削は恒久的な制度とするよう検討することを求めるものであります。
以上、皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、議第2号議案
バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書に対する
提案理由の説明を求めます。
20番、鈴木秀一議員。
〔20番(鈴木秀一議員)登壇〕
◆20番(鈴木秀一議員) 20番、鈴木秀一です。議第2号議案
バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書を提案いたします。
賛成者は、
平野茂議員、
笠原進議員、平松大佑議員、
塩田和久議員、
高邑朋矢議員、
亀田博子議員です。
案文を読んで
提案理由といたします。
バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書
新
バリアフリー法施行から10年以上が経過し、バリアフリー化は一定程度進展を見せているところである。
しかしながら、急速に地域の人口減少・少子高齢化が進む中で、地域の一体的バリアフリー化のニーズはますます高まっているにも関わらず、全国の市町村においては様々な事情から基本構想等の作成が進まない地域もある。
また、公共交通事業者の既存施設のバリアフリー化や接遇のあり方について、一層の向上が急務となっている。
2020年には、東京
オリンピック・
パラリンピック競技大会が開催され、これを契機とした共生社会の実現をレガシーとすべく、また、政府の一億総活躍社会の実現を具体化するため、東京のみならず全国各地の一層のバリアフリー化が進められる必要がある。そのためには、
バリアフリー法を改正し、制度面から地域の抱える課題の解決を目指すことが不可欠である。
政府は、平成29年2月に関係閣僚会議において決定された「ユニバーサルデザイン2020行動計画」に基づき、同法の改正を含むバリアフリー施策の見直しを進めていると聞く。
こうした状況を踏まえ、政府におかれては、全国各地のバリアフリー水準の底上げに向けて、同法の改正及びその円滑な施行を確実に実施するよう、また、その際には下記について措置するよう求めるものである。
記
1 地域の面的・一体的なバリアフリー化を進めるため、
バリアフリー法の基本構想制度の見直しも含めた新たな仕組みについて検討すること。
2 公共交通事業者がハード・ソフト一体的な取り組みを計画的に進める枠組みについて検討すること。
3 バリアフリー施策を進める際には、高齢者、障がい者等の意見を聞くような仕組みを検討すること。併せて、バリアフリーの促進に関する国民の理解を深めるとともに、その協力を求めるよう国として教育活動、広報活動等に努めること。
4
バリアフリー法改正後速やかな試行を行う観点から、改正内容について、十分に周知を行うこと。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、内閣総理大臣、国土交通大臣です。
皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、議第3号議案
所有者不明土地の利用促進を図るための制度の構築を求める意見書に対する
提案理由の説明を求めます。
22番、佐藤重忠議員。
〔22番(佐藤重忠議員)登壇〕
◆22番(佐藤重忠議員) 22番、佐藤重忠です。議第3号議案
所有者不明土地の利用促進を図るための制度の構築を求める意見書を提出をさせていただきます。
この意見書の賛成者は、
平野茂議員、
笠原進議員、平松大佑議員、
塩田和久議員、
高邑朋矢議員、
亀田博子議員でございます。
所有者不明土地とは、不動産登記簿等の所有者台帳により所有者が直ちに判明しない、または判明しても所有者に連絡がつかない土地のことを指します。より具体的には、所有者台帳が更新されていない、台帳間の情報が異なるなどの理由から土地所有者の特定を直ちに行うことが難しい土地、所有者を特定できたとしても転出先、転居先が追えないなどの理由によりその所在が不明な土地、登記名義人が死亡し、数代にわたり相続登記がされていないなど相続人が多数となっている土地、所有者台帳に全ての共有者が記載されていない共有地などが該当します。
この
所有者不明土地問題は、さまざまな分野で直面している課題です。例えば昭和初期には、五十数人の共有地だった土地所有者が相続の連鎖によりネズミ算式に拡大し、現在約700人になっているケースもあるそうです。また、東日本大震災で被災された方々も、高台移転事業における新たな区画での土地取得がこの問題の影響もあって非常に難航しているという話もあります。さらに、土地保有や管理、相続に対する国民の関心は大変に希薄化しております。問題が発覚したときには既に対応が困難になってしまっており、
所有者不明土地問題は大量相続時代を迎える日本において喫緊の課題であると言えます。
現時点における実態として、例えば国土交通省による平成28年度地籍調査における土地所有者等に関する調査では、地籍調査を実施した558市区町村の約62万筆において、不動産登記簿上で所有者の所在が確認できない土地は20.1%であり、これを全国の市区町村に拡大した推計では、面積換算が九州の土地面積368万ヘクタールより大きい約410万ヘクタールとなります。さらには、引き続きこの問題を放置した場合、2040年にはほぼ北海道の面積に相当する約720万ヘクタールに拡大すると推定されております。
この問題に対する現行の制度として、土地収用法における不明裁決制度や民法上の不在者財産管理制度などが適用になりますが、どれも多大な時間と労力と費用が必要となります。
費用についての推計として、
所有者不明土地による経済的損失は、2016年単年の経済的損失で約1,800億円、2017年から2040年の累積では何と6兆円か、それ以上となる可能性があります。このように
所有者不明土地の適切な利用に対して、明らかな反対者がいないにもかかわらず、多大な時間と労力とコストを要する現状に対して、
所有者不明土地そのものの発生を抑制する仕組みを整備すること、土地の管理責任のあり方をしっかりと見直しをすること、そして所有者探索の合理化を図ることをもって、
所有者不明土地の利用促進を図るための制度を構築すべきだと考えます。
案文は別紙のとおりであります。
皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、議第4号議案 学校における働き方改革の実施のため、
教職員定数の抜本増を求める意見書に対する
提案理由の説明を求めます。
11番、辻実樹議員。
〔11番(辻 実樹議員)登壇〕
◆11番(辻実樹議員) 11番、辻実樹です。議第4号議案 学校における働き方改革の実施のため、
教職員定数の抜本増を求める意見書について提案します。
賛成者は、
亀田博子議員、
高邑朋矢議員、平松大佑議員、
塩田和久議員、
笠原進議員です。
案文を読み上げて
提案理由といたします。
学校における働き方改革の実施のため、
教職員定数の抜本増を求める意見書
教員の一日平均12時間近い長時間過密労働の是正は、教員の命と健康にとっても、子どもの教育にとっても、喫緊の課題となっています。
この問題解決には、中央教育審議会などで検討されているように、教員が負担している業務の思い切った整理・削減が必要です。創意あふれる授業と子どもの生活指導のための時間を確保した上で、それ以外の業務の整理・削減が、教員らの意見を反映させた形で進むことを強く期待します。
同時に、問題を根本的に解決するためには、業務を担う教員の増員を図ることが不可欠の課題となっています。
教員勤務実態調査によれば、小学校教諭は1日平均4時間25分の授業を行っています。「1時間の授業について1時間程度の準備が必要」(平成19年3月20日、政府答弁)という国の基準に照らせば、連日の超過勤務を必然としています。教員の増員により、教員一人当たりの担当授業時数を適正な水準まで引き下げることが必要です。それなしでは、様々な対策を講じても、教員の勤務を基本的に勤務時間内に終わらせることは、絵に描いた餅と言わざるを得ません。
以上の観点から、教員定数の抜本増を強く求めます。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、内閣総理大臣、文部科学大臣です。
ご賛同よろしくお願いします。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、議第5号議案
生活保護基準の引下げに反対する意見書に対する
提案理由の説明を求めます。
16番、工藤薫議員。
〔16番(工藤 薫議員)登壇〕
◆16番(工藤薫議員) 16番、工藤です。議第5号議案
生活保護基準の引下げに反対する意見書につきまして、原文を読み上げて提案いたします。
賛同者は、
亀田博子議員、
高邑朋矢議員、
塩田和久議員、
笠原進議員です。
生活保護基準の引下げに反対する意見書
厚生労働省は生活保護の生活扶助基準を「一般低所得者世帯」に合わせるとして最大5%、平均1.8%、総額210億円引き下げる方針を明らかにしました。生活保護の生活扶助は2013年から2015年に平均6.5%、上限10%引き下げられ、加えて住宅扶助、冬季加算も減らされています。生活保護利用者の声や生活保護世帯の生活実態の検証を抜きにした引下げは到底容認できません。
そもそも厚生労働省が、
生活保護基準引下げの根拠にしている検証方法や統計自体に問題があります。第1・十分位(最も所得が低い下位10%層)の消費実態と比較しており、生活保護制度自体の捕捉率が2割程度とされている現状では、第1・十分位との比較は、引下げありきの計算と言わざるを得ません。しかも、第1・十分位の実質所得の上限値は1999年には162万円だったのが、2014年には134万円へと下がり続けており、一般低所得者世帯の生活水準が困窮状態に置かれているのが現状です。
また、今回の基準引下げが実行されるならば、年金や住民税非課税基準、保険料、最低賃金などにも連動し、国民生活に大きな影響を及ぼすことは避けられません。
そもそも、現在の
生活保護基準は憲法第25条が保障する健康で文化的な生活を保障するものとは言えず、現基準の引下げは政府の貧困対策にも逆行するものです。
よって、政府においては、
生活保護基準の引下げ方針を撤回するよう強く要望します。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣です。
議員各位のご賛同、よろしくお願いします。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、議第6号議案 「森友学園」
関係文書改ざんと
払下げ疑惑の全容解明を求める意見書に対する
提案理由の説明を求めます。
13番、芦野修議員。
〔13番(芦野 修議員)登壇〕
◆13番(芦野修議員) 13番、芦野修です。議第6号議案 「森友学園」
関係文書改ざんと
払下げ疑惑の全容解明を求める意見書を提出をいたします。
賛成者は、
高邑朋矢議員、平松大佑議員、
塩田和久議員、
笠原進議員であります。
今国会で大問題となっています森友学園との国有地の引き取りをめぐる決裁文書の改ざん問題については、憲法に明記がされた国民主権と議会制民主主義を踏みにじる犯罪行為だというふうに思います。
公文書管理法は、国などの活動や歴史的事実の記録である公文書について、民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源であり、国民主権の理念にのっとり、管理、保存、利用されるということが求められているわけであります。
今回の公文書改ざんの背景をやはりしっかりと解明するということが国会に求められていると思うし、多くの国民が望んでいることだというふうに思います。
その全容を解明するためにも、佐川前理財局長とともに安倍昭恵氏の証人喚問というのは、やっぱり絶対的に必要なことだというふうに思います。
この間行われてきた参議院の予算委員会での集中審議、またその後行われている参議院の予算委員会でも、新たな疑惑というのが今明らかになってきているわけであります。
朝日新聞の調査で、安倍昭恵氏が国会で説明する必要がある、こういうふうに答えている方々は65%にも及んでいるという報道もあります。こうした国民の思いを、やはり地方議会からしっかりと声を上げていくことが求められているのだと私は思います。
森友学園問題の全容解明を求める意見書、隣の富士見市は全会一致で採択がされたそうです。
また、所沢市も全会一致で本会議に提案がされて、28日に可決の見通しだというのも聞いています。
新座市も皆さんの賛同で、意見書を国に上げられたらいいなというふうに思っています。
そういうところで、皆さんのご賛同をよろしくお願いをしたいと思います。
案文は既に配布をされているとおりでありますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
島田久仁代議員) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議案は委員会の付託を省略することに決しました。
議第1号議案
洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議第1号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議第1号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第2号議案
バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議第2号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議第2号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第3号議案
所有者不明土地の利用促進を図るための制度の構築を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
これより討論を行います。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
12番、
笠原進議員。
〔12番(笠原 進議員)登壇〕
◆12番(
笠原進議員) 12番、笠原進です。賛成の討論を行います。
先ほど提案者の佐藤議員もお話ししましたけれども、これは非常に大きな社会問題になっています。今回は土地だけですけれども、連動して空き家も同じような中身を持っていると思います。
所有者不明の土地がなぜふえ続けるのか、空き家でいうと全国で約820万戸というふうに報道されていますから、本当に大きな問題だと思います。
私もよく中身がわからなかったという部分もあって、調べてみました。この問題をたくさん扱っている弁護士とのインタビュー記事が新聞に載っていたのを読んで、ああ、そうだなというふうに改めて思いました。
どうして所有者不明の土地が発生するのだろうかという一つの原因は、土地については放棄できない、今の法制度ではできないということです。
ニュースを見ていて、これはリゾート地の話でしたけれども、リゾート地を購入した、今はもう要らなくなって、結局管理費ばかりがかさむし、税金も払わなければならない。だけれども、買い手は全然見つからない。だから、逆にお金を積んで受け取ってもらう人を探しているというのが出て、びっくりしました。あっ、こんな時代なのだというふうに思いました。だから、時代がもう変わっている。時代が変わっているのに、それに応じた制度設定になっていないという問題が非常に大きい問題だと思います。
この弁護士のお話では、登記の場合も所有権をとったけれども、登記の義務がないから、当然価値がたくさんあったりしたときには急いで自分が登記して、登記するのにお金がかかりますから、登記してちゃんと確保しておかないと危ないというふうに思うけれども、価値がなくなったり、さっきのようにマイナスになってしまったりすると、登記するのにも一々金をかけて登記する必要がないという話になります。
登記すれば誰が持っているかというふうにわかるけれども、亡くなってしまったり、または移転して住民票を異動すると、今法的には5年間保有だけれども、5年たつとその書類がなくなってしまうから、どこへ転出したかわからなくなってしまうという格好で、今どんどん、どんどん膨れているという話です。
今回私は、3回一般質問した西堀の墓地、水道道路に沿った墓地も非常に厄介な問題で、今回やっと頑張っていただいて解決をするというふうにしてもらいましたけれども、こういうケースがやっぱりあちこちで起きている。だから、私は最初に案をもらったときには、一部分削除してもらったのですけれども、土地収用法の強化という話ではなくて、収用体制を強化するという問題ではなくて、今言ったように時代設計に合わない法制度が今残っているし、制度設計になっている。この時代に合う制度設計をどうやって早くつくるかということが一番大事なことなのだ、そのことで解決しようという話だと思います。
そういう提案を受け入れていただいたので、やっぱり今大事な問題は時代に合わせた制度設計をすることなのだ、これを政府が早急に専門家の意見も聞いてやる必要があるのだというふうに思ったので、賛成討論いたしました。
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議第3号議案は、原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立全員であります。
よって、議第3号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第4号議案 学校における働き方改革の実施のため、
教職員定数の抜本増を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
これより討論に入ります。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
12番、
笠原進議員。
◆12番(
笠原進議員) 12番、笠原進です。賛成の討論を行います。
教職員の多忙化解消、一番大事なのは、多忙化解消は先生たちの働き方改革そのものであるけれども、教えている子供たちに対してきちんと目をかけてあげる、生活指導も教科指導も、いろんな成長に必要な指導をしてあげる、そういうところとの連動する一番大事な問題だと思うのです。決して、働く人の働き方改革だけではない。
今いろんな改善をずっと十数年求めて、教育委員会は一生懸命努力していただいているけれども、なかなか思うようには改善されない。今度は、中央教育審議会もやっぱり喫緊の課題だというふうに出てきた。
私は、その全部の問題をこの意見書に載せるわけではなくて、その大きな柱が教職員の定数そのものをふやさないと、人数をふやさないとやっぱり改善できないのだよということだと思うのです。
だから、意見書の中にも出ていたように、中央教育審議会の調べによると、今1日当たりの授業時間というのは4時間25分だというふうに言っているわけです。授業準備に1時間は必要だよね、1時間の授業をやるのに1時間必要だよねというふうにすると、8時間50分、どうしても今の人数でやっているとやらざるを得ない。これを45分のこま数で4こまにすると180分で3時間になるわけです。だから、3時間ぐらいに減らせば、そうすると準備に3時間、実際に授業するのに3時間、それ以外に先生たちの打ち合わせやいろんなものに1時間45分と考えると、7時間45分の勤務時間の中にきれいに入る。多少はみ出る人がいたって、基本的にはそれで終わるという格好になっていくので、ぜひそういう改革をやってもらいたいと思います。
これに必要なお金というか、人数は大体4割増しなのだそうですけれども、今全体では子供たちの数が減ってきているわけです。子供たちが減っているときに、今の定数法でいくと、教員もそれに合わせて減らすわけです。そうではなくて、減っているときにちょっと教員をふやせば、今言った人数をふやしていくわけですから、一遍にできなくても何年かけてやるとかということができるので、やっぱりこの定数改善がすごく大事なのだなということで賛成討論といたしました。
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議第4号議案は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立全員であります。
よって、議第4号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第5号議案
生活保護基準の引下げに反対する意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
これより討論に入ります。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
10番、石島陽子議員。
〔10番(石島陽子議員)登壇〕
◆10番(石島陽子議員) 10番、石島です。議第5号議案に賛成の立場で討論いたします。
日本では、意見書にありますように、生活保護を受給できる生活レベルなのに受給していない方というのが8割もいるのだと専門家の間では言われています。
今回厚生労働省が生活保護と比較した所得が最も低い下位10%の層の中には、こうした
生活保護基準以下で生活している方がたくさん含まれていると思います。
しかも、今格差と貧困が大変広がっていますから、そういう中で今回行われる最下位との比較検証というのは、本当に
生活保護基準を引き下げるために行ったと言われても仕方がないなというふうに思います。
今回の引き下げも本当にひどいと思いますが、5年前から3年かけて行われた引き下げで、健康で文化的な最低限度の生活を保障するという憲法第25条に違反する引き下げではないかという訴訟が今全国で行われている最中です。当事者がどのような生活を送っているのかというのは、なかなか立ち入ったところまで話を聞くことは余りありませんが、今回新聞報道で日本弁護士連合会の集会での当事者の方の発言などを紹介されて載っておりましたので、実情がよくわかりますので、少し紹介したいと思います。
埼玉県の方ですけれども、30歳代の女性です。お一人暮らしのようです。「私の生活保護費は、月約11万5,000円です。ガス代が高くつくので、シャワーだけにし、お風呂には入っていません。自室の2連の丸形蛍光灯は1つしかつけないので、いつも薄暗いです。衣料のほとんどが数百円の古着、読書や映画、観劇などは節約です。常に節約することを考え、それでもお金の不安は減りません。私は、摂食障がいがあり、自分の意思でコントロールできない支出は削ることができません。2013年からの保護費引き下げの後は、家電が壊れたときなど、何かあったときのための貯金がほとんどできなくなりました。貧血の原因は、栄養不足であることがわかり、新たな薬が処方されるようになりました。昨年末、新たな引き下げの話が出た際には、頭が真っ白になりました。既に極限まで節約しており、この上どこを削ったらよいか、悩んだ末に人とかかわるためのお金を削ることにしました。生活保護の生活は孤立しやすいものです」と、「これまでに家族や親戚はもちろん、生活保護を受給する前の友人との縁もほぼ切れてしまっています。そんな中で、生活保護を差別や偏見の目で見ない人たちとのかかわりは、私にとって大事なものです。だからこそ、交通費や通信費、人と会って恥ずかしくなく、相手にも気を使わせない程度の身なりを整えるための費用はやりくりをして捻出しています。もしそれを削るしかなくなったら、最低限の命をつなぐためだけの生活、ただ死んでいないだけというような生活になってしまう。とても不安です」、こういうものです。
また、千葉県のシングルマザーの方の生活は、こういうふうに言っています。「買い物は値段が下がるまで待っていきます。食パンは8枚切りで98円が49円と、必ず半額になってから買います。品物ごとに安売りの底値が頭に入っていて、底値以上の値段のものは食べてはいけないと思っています。子供に食べさせるのが最優先で、私は子供たちが食べた後で、残りがあったら食べるという程度です。お風呂は、冬場に週1回沸かすだけで、あとは水シャワー。お風呂は絶対に1人で入らず、まとまって短時間で済ませています。テレビも炊飯器も、掃除機も冷蔵庫も壊れてしまい、買いかえることができません。冷蔵庫だけは夏にまで何とかしなければと悩んでいます」と、こういう話なのです。本当に経済大国の話とは思えない、大変悲しい話です。
もう弱い者いじめはやめるべきだというふうに思います。ぜひこの意見書を上げて、国にきちんとした貧困対策をしてもらう、政策に力を入れてもらうということにしていきたいと思いますので、ぜひ意見書を上げたいと思います。賛成です。
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議第5号議案は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、議第5号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第6号議案 「森友学園」
関係文書改ざんと
払下げ疑惑の全容解明を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
これより討論を行います。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
17番、小野大輔議員。
〔17番(小野大輔議員)登壇〕
◆17番(小野大輔議員) 17番、小野大輔です。議第6号議案、賛成の立場で討論いたします。
改ざんされた文書の中で削除されたところですけれども、首相夫人の昭恵氏が学園の小学校建設予定地を視察して、「いい土地ですから前に進めてください」と述べた学園側の発言、昭恵氏が学園の教育方針に感涙したという、そういうところも削除されていたということです。これは、世論調査ですけれども、この改ざんには首相に責任があるかどうかというふうに聞いて、責任があるというふうに答えた方は、朝日新聞では82%、毎日では68%、共同通信では66.1%でした。ただ、安倍首相は関係していないというふうにおっしゃっているわけですから、やはりそうおっしゃっているのであれば、しっかりと全容解明をする姿勢が必要だというふうに思います。
これも世論調査ですけれども、首相や昭恵氏のかかわりを否定しているこの首相の発言に納得ができないというふうに答えている方も72%を占めています。ぜひこの議案には賛成していただきたいというふうに思います。
それから、新しい慎重審議の中で出てきたことですけれども、今国会の中で共産党の小池晃参議院議員、辰巳孝太郎参議院議員の質問に、太田理財局長が「なぜ昭恵氏の名前が盛り込まれたのですか」というふうに聞かれたことに対して、「総理夫人だからだ」というふうに答えています。これも重要な発言だというふうに思います。市民、国民は、このことを、本当のところを知りたがっているというふうに思います。
ぜひその立場の人がしっかりとした説明責任、ここには佐川元国税庁長官だけではなくて、昭恵氏も証人喚問して、しっかりと説明してほしいというふうになっていますので、そのように諮っていただきたいと思いますので、賛成討論といたします。
以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議第6号議案は、原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立少数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立少数であります。
よって、議第6号議案は否決されました。
お諮りいたします。
ただいま可決されました議第1号議案、議第2号議案、議第3号議案、議第4号議案、議第5号議案については、議長において関係機関へ送付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま可決されました議案については、議長において関係機関へ送付いたします。
△閉会中の継続審査申出について
閉会中の継続調査申出について
○議長(
島田久仁代議員) 日程第17、閉会中の継続審査申出について及び日程第18、閉会中の継続調査申出についてを一括議題といたします。
報告は事務局長がいたします。
事務局長。
〔事務局長(島崎昭生)登壇〕
◎事務局長(島崎昭生) 議長にかわりまして、閉会中の継続審査・調査申し出について申し上げます。
初めに、閉会中の継続審査の申し出について申し上げます。
厚生常任委員会、(平成29年)陳情第8号 保育園の保育標準時間及び延長料金に関する陳情書、(平成29年)陳情第11号
介護職員確保の支援に関する陳情書。
次に、閉会中の継続調査の申し出について申し上げます。
総務常任委員会、
行財政状況について、選挙及び監査事務について。
文教生活常任委員会、
教育委員会所管事項について、
市民生活部所管事項について、
農業委員会所管事項について。
厚生常任委員会、
総合福祉部所管事項について、
こども未来部所管事項について、いきいき
健康部所管事項について。
建設常任委員会、
都市整備部所管事項について、
上下水道部所管事項について。
議会運営委員会、議会運営について、市議会だよりの発行について。
議会改革特別委員会、
議会改革等に関する調査研究について。
都市高速鉄道12号線
特別委員会、
都市高速鉄道12号線の延伸について。
新
庁舎建設検討特別委員会、新
庁舎建設等に関する調査研究について。
オリンピック・
パラリンピック特別委員会、
オリンピック・
パラリンピックに関する調査研究について。
以上でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 以上、報告のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、報告したとおり承認することに決しました。
以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。
△市長の挨拶
○議長(
島田久仁代議員) 市長から発言の申し出がありましたので、許可いたします。
市長。
〔市長(並木 傑)登壇〕
◎市長(並木傑) それでは、議長から発言の許可をいただきましたので、平成30年第1回
新座市議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。
本定例会は、去る2月20日から本日までの32日間にわたりまして、議員の皆様に極めて熱心なご審議をいただき、平成30年度一般会計予算を初め、追加議案も含め、51議案を全て原案どおりご議決、ご同意をいただいたところでございます。まことにありがとうございました。本定例会中に各議員の皆様からいただきましたご意見、ご提言につきましては、これを真摯に受けとめまして、今後の市政運営の参考にさせていただきたいと存じます。
さて、日本人選手が大活躍をいたしました平昌冬季
オリンピック・
パラリンピックが閉幕し、いよいよ2020年東京
オリンピック・
パラリンピックに向けた準備が本格化してまいります。
過日開催いたしましたにいざネクストアスリート交流会につきましては、多くの議員の皆様にご参加をいただき、2020年を目指す本市の若きアスリートに対して温かい励ましをいただいたところでございます。
今後も、本市出身のアスリートが2020年の世界最高の舞台で活躍できるよう支援してまいります。
また、本市が射撃競技の開催自治体及びブラジル共和国とのホストタウンであることにつきましても、さらなる機運醸成にスピード感を持って取り組んでまいりますので、議員の皆様におかれましては、引き続きご支援、ご協力をお願いしたいと存じます。
ことしも桜が開花いたしました。美しい満開の桜が見ごろを過ぎますと、いよいよ平成30年度がスタートいたします。議員の皆様におかれましても、新年度当初は何かとご多忙のことと存じます。健康に十分ご留意いただきますとともに、なお一層のご活躍をお祈り申し上げまして、閉会に当たりましてのお礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
△議長の挨拶
○議長(
島田久仁代議員) 平成30年第1回
新座市議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
今定例会は、去る2月20日に開会以来、本日までの32日間にわたり、提案されました平成30年度各会計予算を初め、多数の重要議案について終始熱心なご審議により全議案が議了されましたことに心から感謝申し上げます。
今期定例会から第30代新座市議会議長にご推挙いただき、新しい庁舎、新しい議場での初めての定例会という中で円滑な議会運営に努めてまいりましたが、議員初め執行部、行政委員の皆様方の常に真摯な態度をもって審議にご協力いただきましたことに対し、深く敬意を表しますとともに感謝申し上げます。
また、執行部におかれましては、各常任委員会委員長の報告で述べられました意見や要望事項などにつきましては、特に考慮を払われ、行政執行に当たられますよう強く要望いたします。
さて、いよいよ春の息吹が感じられる時節となりました。今期定例会で任期2年を過ぎ、折り返しとなり、
議会運営委員会、常任委員会、
特別委員会、ともに新たなるメンバーでの再スタートとなり、決意も新たにされていることと思います。
間もなく新年度を迎え、ますますご多忙な時期となりますが、健康には十分ご留意され、市政発展のため一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。
△閉会の宣告
○議長(
島田久仁代議員) 以上をもちまして、平成30年第1回
新座市議会定例会を閉会いたします。
大変熱心にご苦労さまでございました。
閉会 午後 零時20分
以上、
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
新 座 市 議 会 議 長 島 田 久 仁 代
新座市議会副議長 石 島 陽 子
新座市議会前議長 森 田 輝 雄
(署 名 議 員)
新 座 市 議 会 議 員 木 村 俊 彦
新 座 市 議 会 議 員 高 邑 朋 矢...