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平成30年第1回定例会−03月07日-07号

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  1. 新座市議会 2018-03-07
    平成30年第1回定例会−03月07日-07号


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    平成30年第1回定例会−03月07日-07号平成30年第1回定例会  平成30年第1回新座市議会定例会 議事日程第7号                               3月7日午前9時開議 第 1 一般質問通告に関する資料要求 第 2 一般質問     8番 中村 和平 議員     6番 池田 貞雄 議員    20番 鈴木 秀一 議員    24番 滝本 恭雪 議員 出席議員 26名      1番   鈴  木  明  子         2番   助  川     昇      3番   小  池  秀  夫         4番   伊  藤  信 太 郎      5番   島  田  久 仁 代         6番   池  田  貞  雄      7番   平  野     茂         8番   中  村  和  平      9番   森  田  輝  雄        10番   石  島  陽  子     11番   辻     実  樹        12番   笠  原     進
        13番   芦  野     修        14番   高  邑  朋  矢     15番   木  村  俊  彦        16番   工  藤     薫     17番   小  野  大  輔        18番   塩  田  和  久     19番   平  松  大  佑        20番   鈴  木  秀  一     21番   野  中  弥  生        22番   佐  藤  重  忠     23番   白  井  忠  雄        24番   滝  本  恭  雪     25番   川  上  政  則        26番   亀  田  博  子 欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   並  木     傑      副 市 長   山  崎  糧  平   総合政策           永  尾  郁  夫      総務部長    細  沼  伊 左 夫   部   長   財政部                     市民生活           高  野     勇              大  塚  力  也   副部長                     部   長   総合福祉                    こども未来           鈴  木  義  弘              一 ノ 関  知  子   部   長                   部   長   いきいき                    都市整備           竹 之 下     力              広  瀬  達  夫   健康部長                    部   長   上下水道           橋  本  吉  弘      教 育 長   金  子  廣  志   部   長   教育総務                    学校教育           渡  辺  哲  也              梅  田  竜  平   部   長                   部   長                           選挙管理   会計管理者   江  原  達  夫      委 員 会   川  島     聡                           事務局長   監査委員           三  上  文  子   事務局長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    島  崎  昭  生              河  尻  広  海                           副 局 長   専門員兼           関  口  勝  也   議事係長 △開議の宣告  (午前 9時30分) ○議長(島田久仁代議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △議長報告 ○議長(島田久仁代議員) 議長報告を行います。  市長から、本日から3月9日までの3日間、親族の死去により財政部長が欠席するため、財政部副部長を出席させる旨の申し出がありましたので、ご報告いたします。 △一般質問通告に関する資料要求 ○議長(島田久仁代議員) 日程第1、一般質問通告に関する資料要求を議題といたします。  資料要求は、10番、石島陽子議員が行います。  10番、石島陽子議員。    〔10番(石島陽子議員)登壇〕 ◆10番(石島陽子議員) 10番、石島陽子です。これから……    〔「執行部に対して」と言う人あり〕 ◆10番(石島陽子議員) 執行部ですよね。    〔「執行部に対するやつだ」と言う人あり〕 ◆10番(石島陽子議員) はい。これから平成30年第1回定例会の一般質問通告に関する資料といたしまして、各議員と執行部とのヒアリングの結果、提出できるもの、または資料名の変更を行ったものを要求いたしたいと思います。議長において、よろしくお取り計らいをお願いいたします。  それでは、質問順位順に申し上げます。  5番、亀田博子議員、新座市社会福祉協議会支部における子ども食堂の実施状況、14番、白井忠雄議員、過去2年間の床上・床下浸水被害件数、18番、小野大輔議員、市民、市職員からの新庁舎に変わってからの相談状況が分かるもの、19番、工藤薫議員、平成28年度の確定申告時における来庁者数の状況、平成28年度及び平成29年度の公売状況、平成29年度(4月から12月)における差押件数及び金額、22番、笠原進議員入園希望者の判定状況、23番、辻実樹議員、平成30年度からの各小・中学校の準備状況が分かるもの。    〔何事か言う人あり〕 ◆10番(石島陽子議員) 済みません。14番の白井忠雄議員、2点目、追加をいたします。小・中学校における雨漏り状況。  以上の資料を要求しますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) お諮りいたします。  ただいま石島陽子議員から資料の提出要求がありましたが、これを市長に求めることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま石島陽子議員から提出要求のありました資料の提出を市長に求めることに決しました。 △資料配布 ○議長(島田久仁代議員) ただいま要求されました資料が送付されましたので、配布いたします。    〔事務局職員配布〕 △一般質問 ○議長(島田久仁代議員) 日程第2、一般質問を行います。  通告者は25名であります。質問の要旨は明確に、また答弁もわかりやすく明確にお願いいたします。  なお、質問時間でございますが、各議員の申し合わせのとおり第1回目は25分以内とし、第2回目以降は20分以内でお願いいたします。  また、関連質問及び通告外の質問は許可しないことになっております。時間のほうは特に厳守をお願い申し上げます。 △中村和平議員 ○議長(島田久仁代議員) 8番、中村和平議員の一般質問を許可します。  8番、中村和平議員。    〔8番(中村和平議員)登壇〕 ◆8番(中村和平議員) 皆さん、おはようございます。8番、中村和平です。議長の発言の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問しますので、市長及び執行部の皆様には、快適みらい都市の実現に向けて前向きな答弁をよろしくお願いいたします。
     新庁舎になりまして、1番目の質問者でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  1、東久留米・志木線についてお伺いします。(1)、神宝町二丁目交差点の改修についてお伺いいたします。新座市石神地区神宝町二丁目交差点から堀ノ内地区水道道路までの区間が開通しました。次に、神宝町二丁目交差点をどのように改修していくか、具体策をお伺いいたします。  (2)、水道道路から産業道路までの開通時期についてお伺いいたします。堀ノ内地区水道道路から本多地区産業道路までの開通時期をお伺いいたします。  それでは、ここで1回切らせていただきます。では、スライドをお願いいたします。  これが、1番目の神宝町二丁目交差点の地図でございます。今ちょっとマウスで説明しますが、右のほうが石神小学校になります。下を下っていきますと、こちらが今サンドラッグになっていますが、こちらが神宝町二丁目の交差点になります。実際石神地区の方の黒目川通りというところの交差点を、ここを越えて宝泉寺に行く道が、この交差点がなくなってしまうということで、去年も再三質問をいたしましたが、こちら今このマウスのほうが下から上に上がっていきますけれども、今後栗原地区の方もこちらの神宝町二丁目交差点を使っていますが、この左側を通って東久留米市のほうの上に上がっていく交差点ができるので、実際今工事が始まっていますので、その進捗状況をお伺いしたいと思います。  それと、黒目川通りの石神地区のこちらのサンドラッグのここのすりつけがどうなるかということを教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  そして、2番目、実際今の写真が黒目川通りの1本手前の通りです。この道路も左から右へ真っすぐ通っていたのですが、道路課の皆さんが完璧にとまれということで、東久留米・志木線が1本の優先道路になったということでございます。ですから、このような改良をされるのかどうかということをお聞きしたいと思います。  今現在は、このように今説明したとおりに左側がサンドラッグでございまして、今マウスのあるほうが黒目川通りなのです。こちら、今丸を描きましたが、こちらの交差点がなくなってしまうということなので、その辺を住民の方が非常に心配しておりますので、どのように改良をされるかということでございます。  次に、水道道路から産業道路までの開通時期でございます。こちらも去年再三質問をしております。  今目の前にある車のところが産業道路です。    〔「水道道路」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 済みません。水道道路でございました。水道道路から今こちらの水道タンク、こちらがどう抜けるのか。事業認可をされていると思いますが、いつやられるかどうか、都市計画決定はされていますが、認可はいつ認可をおろしていただけるのか、質問したいと思います。  あとこのガードレール、ガードパイプというのですか、こちらが非常に大変迷惑しているのです。神宝町の二丁目交差点からこの水道道路までは開通をしているのです。この間の執行部の方のヒアリングを聞くと、大型車が通らないためにあのガードパイプをしている。でも、実際はかなり大型車が通っているのです。大型車がでは何で通るのだといったら、大型車通行禁止という標識がないので勝手に通っているわけです。ですから、パイプを見て、あの大型車は通ってはいけないのだなというのがわかりませんから、標識を立てるなり、立てなければ、もうこちらのパイプを撤去していただいて、一般道路としての位置づけとして改修したほうがいいのではないかなとは思いますけれども、あわせて質問させてください。  こちらのガードパイプです。この辺も、要するに今このガードパイプのところに右折車線があるのです。今マウスがこうなっています。ここに右折車線があるのに、皆さん、こちらのパイプがあることによって直接はできないので、朝夕、全部こちらにすごく並んでしまうのです。ですから、右を右折車専用とすれば、右が混んでいれば左に曲がれるなと、こういうふうな改善をしたほうがいいのではないかということの質問でございますので、よろしくお願いいたします。    〔「関連」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) いや、関連ではございません。大丈夫です。  2番、道路維持補修についてお伺いいたします。財政状況が厳しい中、市道維持補修事業に関する市民要望への近年の対応状況をお伺いいたします。  3、横断歩道などの交通安全施設整備についてお伺いいたします。  横断歩道や一時停止線を含めた路面標示の補修が必要な場所が市内でも多くありますが、どのように対策を図るかお伺いいたします。  こちらは、スライドはないのですが、2番の道路改修工事でございます。市内約353メートルという延長の市道があります。それを平成30年度の予算では、ことしはこういうところを改修するのだよということはよくわかります。ただ、市民の方は、やはりひび割れている箇所はかなり多いと。私も市内を通りましても、かなり傷んでいるという状況はわかります。ですから、維持補修を定期的にやるのにはやはり予算が必要なのです。  市の道路課とお話ししますと、いや、予算がないのですと、ですからまた次年度だと。そういう考え方をしていると、新座市は練馬区から所沢市に抜ける裏道になっている。トラックなり車両がすごく通るのです。今回の雪もそうです。雪が降りまして、市道の大道路にも雪が残ってもいないのにチェーンをはめて、ガタガタ、ガタガタガタといって走ります。  今後道路の補修というのは少し前倒しというか、予算を少し充ててもらい、きれいな新座市にしてもらうのができるかどうかという質問でございますので、予算づけでございます。よろしくお願いいたします。  2番は、横断歩道もそうです。本当に1月、2月は大雪に対しましてチェーンをはめている車が多く見られ、その横断歩道がかなり削れています。市内に横断歩道が今何か所あるのか、それが今どれだけ削れて見えなくなっているのか、かなり学校の通学もそうですけれども、子供たちもうっすらとなっている横断歩道を渡る。夜が一番危険なのです。やっぱり車が夕方通るときに、歩行者は横断歩道を歩いているのですけれども、白い横断歩道が見えないので、急に急ブレーキをかけて事故を起こさないで済んだとか、そういった危険性があるので、せめて横断歩道ぐらいは随時点検をしていただき、埼玉県のほうの警察のほうに強く要望してまいりたいということの質問でございますので、よろしくお願いいたします。  4番、シティプロモーションによる市の発進力の強化についてお伺いいたします。  ことしから新たにシティプロモーション課が設置されました。市のブランドイメージやキャッチコピーなどを発信する推進実施計画の目標をお伺いいたします。  これは、ことし平成30年の1月から観光推進課を含め、全ての部署がシティプロモーションという課になりました。どんな課なのかななんて思いまして、インターネットで他市の状況を調べさせていただきました。そうしますと、いろんな作戦を練っている市がありまして、私が言いたいのは、快適みらい都市で進めていくのであれば、観光が平成18年度から始まりまして平成30年ですから、ことしで約12年たちました。この観光の12年たった市として、成功だったのか、失敗だったのか、そういうことも考えなければならない。これから人口減少になっていったときに、人口をふやすためには住んでよしということを考えて、そういうことのシティプロモーションのほうがいいのではないかと。  ちょっと試しに調べましたら、新座市、朝霞市、和光市、志木市の中に、今どこも微増ですけれども、一番ふえている市が志木市なのです。志木市が微増ですけれども、志木市がふえています。その次は和光市なのです。その次は新座市で、次が朝霞市なのです。ですから、そういうことを考えて、やっぱりこの4市の中でも勝ち組になれるシティプロモーションづくりを進めていったらどうかと。観光は、平林寺は観光という位置づけでは市としては宣伝はできませんから、その辺を市がどういうふうに考えているのかお伺いいたします。  先週、総務常任委員会でミカン園に視察に行きました。総合運動公園のところにありまして、ミカンがなっているのかななんて視察に行きましたら、みんな、常任委員会の委員の方は、ああ、そうという意見が多かったです。木は、本当に小さなまんまでした。北から風が吹きさらしで、ミカンの木だって寒い、寒いという声を出していませんけれども、そんな感じがしましたけれども、そういう意味で観光がいいのか、住んでよしということを考えるのかということは市で平成30年度の予算が組まれていますので、その辺の考え方をお伺いいたします。  2、福祉問題です。1、放課後児童保育室の適正化についてお伺いいたします。  充実した学童保育室のサービスを安定的・継続的に提供するために、保育料の利用者負担割合を引き上げることを検討してはどうかお伺いいたします。  これは、実際政和会でも、執行部からのサービス水準見直し学童保育室料の提案がありまして、政和会とすると仕方ないということで見直しをしてくれということをちゃんとお伝えをしました。  新座市、朝霞市、和光市、志木市、今4市の保育室料の大体の平均ですけれども、まず朝霞市は生活保護と非課税を除いた方はゼロです。そのほかは、全て受益者負担として1万円、おやつ代を含むということで、おやつ代が2,500円になっています。ということは、実質7,500円で1か月の保育室料というふうになっております。  次に、志木市です。志木市も生活保護と非課税世帯はゼロ円です。志木市もおやつ代を含む金額が3段階になりまして、7,000円の方もいます、8,000円の方もいます、9,000円の方もいますと。でも、全ておやつ代が込みですから、このような状況になっております。  新座市の場合は、階層を今言いましたけれども、朝霞市は階層が3なのです。生活保護非課税と、あとは受益者負担、3階層なのです。    〔何事か言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 志木市の階層は5段階なのです。  新座市は、生活保護・非課税世帯を含め、11段階層に分かれています。    〔「分かれている」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 要するに所得に応じて、2,000円の方もいますし、3,000円の方もいますし、1か月に必要です。一番高い方は1万円になっています。  そうしますと、仮に2,000円の方が、新座市も要するにおやつ代が含まれているのです。そうしますと、2,000円払ってもおやつ代を引くとゼロで入っている状況なのです。ですから、この辺をどのように適正にしていくのか。階層が2,000円、3,000円、4,000円、5,000円と、ずっと2,000円から1万円までの細かい階層になっているのです。ですから、職員の仕事の多忙化もありますし、この辺で朝霞市のように受益者負担として、お野菜を含めて1万円にするのかとか。  今和光市は、その検討委員会を去年から開きまして、今実際は段階階層が6段階なのです。ただ、新座市は11段階階層ですから、まだ和光市のほうが階層は少ないのですけれども、かなり和光市も安いです。  去年から検討委員会を開いて、条例つくりをするらしいです。もう少し値上げに踏み切るらしいのですけれども、ですから新座市としてこのような今後の支援員の給料の問題ですとか、施設の老朽化の問題もあるではないですか。ということを考えれば、本当に今の市の保育料が果たして適正なのかということを少し検討委員会でも開かれて、しっかりとしたものにしてもらいたいなということの質問でございますので、よろしくお願いいたします。  では、1回目の質問を終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 皆さん、おはようございます。それでは、本日から一般質問でございます。初めに、中村和平議員のご質問に順次お答え申し上げます。  1点目、東久留米・志木線、(1)、神宝町二丁目交差点の改修につきましてご質問いただきました。  昨年の12月15日、念願の一部未開通部分の工事竣工に伴いまして、本市の区間1,440メートル、全線開通をいたしました。  現在東久留米市側におきまして、本年9月開通に向けて鋭意工事を進めているところでございます。  ご質問にございました神宝町二丁目交差点の改修につきましては、施行主体は東久留米市になりますが、東久留米市に確認した内容につきまして、都市整備部長からスライドにてご説明を申し上げます。  2点目、水道道路から産業道路までの開通時期についてでございます。  この整備の時期につきましては、市の財政状況や事業認可を取得するための準備期間も必要でありますので、東久留米市側を含めた開通後の交通状況を見きわめながら、長期期間に位置づけるなど検討してまいりたいと考えておりますが、現時点では未定でございます。  2、道路維持補修についてのご質問をいただきました。  市民から舗装補修の要望を受けた際には、職員が現地で要望者から状況をヒアリングして、舗装の傷み状況を把握しております。現地の状況に応じて補修方法及び優先順位を検討する中で、順次補修の対応を行っているところであります。  また、幹線道路などで広範囲での補修が必要な場所につきましては、国庫補助金を活用して対応してまいりたいと思っております。  今後におきましては、限られた予算を有効的に活用するため、舗装が傷んでから補修する事後保全型から、舗装が傷む前に補修し、道路の長寿命化を図る予防保全型に切りかえていくことにより、将来的な維持補修費の縮減とともに、安心安全な道路環境を保ってまいりたいと存じます。  横断歩道などの交通安全施設整備についてのご質問をいただきました。横断歩道や一時停止線の引き直し、再表示については、埼玉県公安委員会の所管でありまして、新座警察署へ要望する立場であります。  職員が市内を巡回する中で、表示が薄くなっている横断歩道や一時停止を発見した際はもちろんのこと、市民の方から市に再表示の要望をいただいた際には、必ず現場の確認を行い、必要があると判断した場合は警察署へ依頼をしております。  市が行う路面標示は、市道の外側線、グリーンベルト、文字表示など、規制表示に該当しないものになります。摩耗し見えにくくなっている路面標示は、交通事故の原因にもなりかねないため、日常業務におけるパトロールや年2回実施する市内全域の道路パトロールにより状況を確認しております。  ご質問いただいた横断歩道や一時停止の再表示につきましては、引き続き警察署に強く要望していきたいと思っております。ご理解を賜りたいと思います。  4、シティプロモーションに関するご質問をいただきました。  本市は、武蔵野の面影を残す豊かな自然と、平林寺や野火止用水などの歴史的文化遺産を有しており、市内農産物新座ブランド認定品を初めとする特産物、市内外に積極的に発信すべき魅力にあふれていると思っております。  2020年には、東京オリンピック・パラリンピックの競技大会で、陸上自衛隊朝霞駐屯地が射撃場になります。また、ブラジルの事前キャンプのキャンプ地になっているわけでございます。多くの来訪者がいらっしゃる絶好の機会と思っております。  こういう市内外のお客様に向けて、魅力の発信をさらに進めて、住んでみたい、ずっと住み続けたいと思っていただける快適みらい都市の実現へ向けて、例えば映画、ドラマやCMのロケーション撮影を誘致、支援するフィルムコミッションの設立に向けた検討を行うなど、市の知名度を向上させるとともに、本市ならではの地域資源を最大限に生かした独自のコンセプトを掲げ、効果的に発信するための方向性と主要な施策をまとめたシティプロモーション方針を策定してまいりたいと考えております。  方針策定に向けては、さまざまな見地から意見を聴取するため、学識経験者、事業者、団体、公募市民等で構成するシティプロモーション推進懇話会を立ち上げ、2月23日には第1回会議を開催いたしました。  今後は、市の副部長級職員で構成する庁内検討委員会を組織し、職員からのアイデアや懇話会での意見をもとに、方針策について検討を行ってまいります。  年内には、方針策について市議会議員の皆様、市民の皆様にご意見をいただき、これらを踏まえた方針を平成30年度中に策定する予定でございます。  策定後は、本方針に基づき、住んでみたい、ずっと住み続けたい、魅力ある快適みらい都市の実現に向けて、各施策を推進してまいりたいと存じますので、ご理解を賜りたいと存じます。  続きまして、放課後児童保育室の保育料の適正化についてのご質問をいただきました。  本市の放課後児童保育室の保育料につきましては、生活保護世帯及び市民非課税世帯を除いて、前年度分の所得税額を基準に最高月額を1万円とした9段階の段階により算出しております。  近隣3市の保育料を確認したところ、朝霞市は月額1万円を基準に、生活保護世帯や多子世帯を対象に減免規定を設けて保育料を算出しております。  志木市は、生活保護世帯及び市民税非課税世帯を除く前年度の市民税の所得割額を基準に、最高月額を9,000円とした3段階の階層により算出しております。  また、和光市では、生活保護世帯及び市民税非課税世帯を除いて、前年度分の所得税額を基準に、最高月額を9,100円とした5段階の階層により算出している状況でございます。  本市の保育料は、算定方法に違いはあるものの、近隣3市と比べて低い水準ではございません。  一方、国は、放課後児童保育室の運営費の負担割合について2分の1を保護者負担とし、残りの経費を国、県、市で3分の1ずつ負担する考えを示しております。  放課後児童保育室の運営に係る経費は、支援員に対する処遇改善や平成32年度からの支援単位の増設に伴う支援員の増員などから、今後も増加していくことが見込まれます。引き続き、児童が安全に、安心して放課後を暮らせるような居場所を提供するため、保護者負担については県内の状況を十分に注意しながら検討していく必要があると考えております。  以上でございます。あとは、都市整備部長のほうから答弁を申し上げます。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) それでは、私のほうから、行政問題1、東久留米・志木線についての(1)、神宝町二丁目交差点の改修の詳細につきまして、プロジェクターにより説明させていただきたいと思います。画面がつくまで少々お待ちください。  こちらのスライドでございますけれども、改良工事によります新たな神宝町二丁目交差点の位置を示したものでございます。当該交差点を境に、新座市の都市計画道路であります東久留米・志木線、それと東久留米駅に向かって東久留米市が施行いたします都市計画道路東久留米駅神山線が位置しております。  また、北側には、東久留米市の上の原地区から当該交差点に向かってアクセス道路が接続される状況となっております。  次、お願いします。こちらの資料は、現在の神宝町二丁目交差点を示したものでございます。  まず、位置関係でございますが、水色で表示したところが現在の道路でございます。黒目川通りと東久留米市の宝泉寺通りになります。南北の通り、これは市道第63―52号線でございますけれども、それにピンクで示したとおり、東久留米・志木線が流入しているという状況でございます。南北に縦断しております市道第63―52号線、4番でございますけれども、こちらの中央が行政界となってございます。赤の一点鎖線で示しております。  石神三丁目地内のドラッグストアの位置はこちらになります。下側のやや右寄りですか。黒目川通りと宝泉寺通りとの交差点Aが、現在の神宝町二丁目交差点という状況になってございます。  次、お願いいたします。3枚目、こちらの資料が改良工事後の神宝町二丁目交差点の計画を示したものでございます。1番が東久留米・志木線、それと2番が東久留米駅神山線で、都市計画道路の完成後は黒目川通り、こちらは東久留米・志木線に3番の位置で接続となります。  また、南北に縦断しております市道第63―52号線の南側、5番でございますけれども、こちらについては上の原地区からの道路、6番で表示しておりますけれども、これは幅員12メートルございます。これと接続されるため、交差点改良後の神宝町二丁目交差点はBの位置へ移動するとともに、あわせて信号機についてもこちらに移設する予定となってございます。  これに伴いまして、宝泉寺通り、7番については、6番の位置で接続することとなります。また、3番の黒目川通りにつきましては、本年の6月上旬を目途に、本線への切りかえを予定しているとのことでございます。  なお、3番の黒目川通り、それと4番の市道第63―52号線、7番の宝泉寺通りにつきましては、本線への右左折が可能になる予定とのことでございます。  以上、神宝町二丁目交差点の改良工事後の計画につきましてご説明させていただきました。 ○議長(島田久仁代議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) 再質問のときはこちらでよろしいということなので、こちらで再質問させてください。    〔「座りなさい」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) はい。では、1番目の質問に今部長から答弁してもらいました。  今の写真は見せてもらえませんよね。大丈夫、3番。結果的に、神宝町二丁目交差点がこのような改良になると。実際最終的には、信号移設ですよね。どのように信号移設をして、今の既存の神宝町の二丁目交差点が最終というのは、常に車両はまだ走っているではないですか。いきなりどこかで信号をつけるわけで、改良で新しい道になるわけではないですか。  やっぱり一番問題なのは、今スライドの3番なのです。(3)のところの黒目川通りのところが、東京都から抜けてくる方たちの裏道になっているのです。ここでとまれという表示で、赤い斜線のところの(B)のところにみんな流れていくわけです。ただ、(3)番から(B)のところに行って、今度6番のほうに行く車両が多くなってくるのかなと。見ていますと、やっぱり(3)番の方は、(2)番の東久留米の駅に行く方と6番に行く方が多分メーンなのです。1番に戻るという方は少ないのです。ですから、3番の交差点が……    〔「1番の交差点じゃない」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 石神地区の方がここの交差点はどうなるのだという関心事なのです。こうなるのですけれども、仕方がないのですけれども、要するに(B)と3番の信号の間の距離がどれぐらいあるのかとか、この接続部分はいいのですけれども、朝晩は1のほうからも車両は通ってきますし、3番の方が赤い東久留米・志木線に停止してスムーズに入れるかどうかなのです。それが心配だということです。    〔「そうじゃないんじゃない」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 市長がおっしゃるのであれば。でも、ここが関心事項なのです。一応開通の大体の日程はいつなのか、再質問させてください。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長
    都市整備部長(広瀬達夫) 開通の予定でございますけれども、本年の9月ということを聞いております。 ○議長(島田久仁代議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) では、今3月ですから、あと半年後には開通ということで、本当に楽しみにしておりますので。楽しみにしていますよ、もちろん。だって、東久留米・志木線がすばらしいですから。もう真っすぐ東久留米市まで抜けるというのは、きれいなのです。本当に早くて、道はきれいな道で、今現在でもちょっと天候がいいときは散歩に皆さん、市民の方が使っていますので、非常にいい道だということは評価していますので、しっかりとした安全対策を図り、開通を目指してください。よろしくお願いいたします。  次に、2番です。スライドをお願いします。こちらです。水道道路から昭和43年ぐらいに都市計画決定をされていると聞いております。ただ、事業認可がまだされていない。やはり今後の水道道路から産業道路までの建物が何件あるのか、その辺をちょっとお伺いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) この部分については、まだ測量に入っておりませんので、何件の方がかかるかとかというのはまだ調査しておりません。 ○議長(島田久仁代議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) そのような答弁でございます。  要するに私が言いたいのは、ことしの9月に東久留米の駅から水道道路まで開通するわけです。もう前倒しで、やはりこの水道道路から産業道路は、新座市のこれからの背骨の部分が開通する時期なのです。    〔何事か言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) だから、そこが。そこをやらないと、いつまでたっても新座市は評価されないのです、南の地区の方々からは。    〔「南に光を」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) はい。ですから、ここでとめてはだめなのです。ですから、いつやるのですかということを聞きたいのですけれども、その見通しは立っていないですよね。ですから……    〔「立っていないです」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 立っているのかどうか、ではお伺いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 中村議員おっしゃるとおり、これ背骨になることだと思いますし、私も議員時代から再三にわたってお願いをしておりました。  とりあえずは水道道路にぶつかって、水道道路を右折をしていただいて、本多の交番がありますよね。あそこの通り、産業道路を左折して、また次の信号を右折して、市役所前通り、大門通り、そこにずっと行くということで、志木駅のほうへ行くということで、とりあえずの道はできたということだと思います。  今後は、大体6億円から7億円ぐらいかかってしまいますので、1本通していくのは大変有意義なものがあるとは思いますけれども、財政状況を考えますと、ちょっと難しいのかなというふうに思います。  ただ、新座市にとって、志木駅南口から東久留米市まで1本の道ができる。この志木駅南口通線を含めて、今後の整備の優先順位も考えていく必要があるのですけれども、例えば今国土交通省が電柱の無電柱化というようなことも言っておりまして、せっかく志木駅南口の地下自転車駐輪場の整備も進んでおりますので、例えば広場はもう無電柱化ですから、この東久留米志木線の整備という位置づけでは、ここの部分を開通するということも重要ですけれども、例えば志木駅南口の広場から島忠まで両側の電線を地中に埋めて、無電柱化して景観を整えるということも、東久留米・志木線の考え方の一つかなというふうに思っているということを申しつけたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) 実際今市長の答弁だと、やっぱり南に光ではないのです。志木駅から島忠までを無電柱化にすると。それは背骨ができてからでいいのです。だから、南のほうにちゃんと開通をさせてから、その次に電柱は地中化すればいいのであって、大和田二・三丁目の区画整理だとか、いろんな事業が二、三年後には見通しが出るではないですか。そのときに、次は背骨だねとか、そういったちょっと前向きなことを考えてください。これ以上質問しませんから。  だから、本当にもう市長にお願いするしかないのです。もうできないのですから。あと市民生活部長に言ったって、市長に言わなければ、市長の腹づもりではないですか、やっぱりやるか、やらないかは。南の地域の町会長はよく見ていますから、お願いいたします。  では、次に入ります。道路維持補修でございます。  本当にこの質問は、新座市の議員だけではなく、地方議員は皆さん、市民の方から言われていることでございます。ですから、議員とかにちょっと道路を直してくれとか、市民の方が直接道路課にお願いをしても、辛うじてやってもらえるのはチョコレート片みたく、ひび割れたところをコンクリートをこういうふうに塗ると、本当の。そうではなく、やはりちゃんとした、何百メートルぐらいは次年度に改修するから待っていてねとか、そういった少し夢がある未来の、要するに希望が持てることを市民の方に言ってあげないと、なかなかではできないのだねという、ちょっと寒い、冷たいイメージになるので、少しそれは実際道路改修10か年計画はあったわけではないですか。でも、突発的にこういうふうな話が来ますので、それを少し予算立てをされて、少し余裕を持って道路改修の費用に、次年度でも構いませんから予算づけをしてもらいたいと思いますので、これは強く要望しておきますので、よろしくお願いいたします。  では、次は横断歩道です。こちらも同じように、市民の皆様からやはりこういった要望は来ます。市に言って、市のほうから埼玉県の公安のほうに要望してくれると、実際新座市に何か所ぐらいあるのか、わかりましたら教えてください。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 横断歩道が何か所あるのかということでよろしいですか。市内には824か所ございます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) 824か所のうち昨年度改修していただいた箇所は、何か所ぐらいですか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 警察のほうに確認いたしましたところ、平成29年1月から12月までですと、横断歩道で47か所補修をしたということを聞いております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) 1月から12月まで47か所を改修してもらったと。でも、最低でも、この47か所が多いのか少ないのかよくわかりません。  ただ、やはり順次これぐらいの100か所でも、市内に824か所あるわけですから、せめて年間70か所ぐらいやってもらえればなというには思っておりますので、皆さんも多分わかっていると思いますけれども、やっぱり車に乗る方はわかっていますので、かなり削れていますから。やっぱり全てがきれいになるのが普通だと思うのですけれども、余りにも見るからに8割方が削れているところがあるのに、要望してもなかなか順番だからということかもしれませんけれども、緊急性があるところはすぐやってもらいたいなということを、これも強く要望しておきますので、児童生徒、高齢者の方もそうですけれども、やっぱり夕方が非常に見にくいのです。横断歩道かなと思って、3メートルぐらい来るとわかるみたいな。やっぱりそういうような危険な箇所というのは、総務部長しっかり見られて、至急対応してください。よろしくお願いいたします。  では、4番でございます。シティプロモーションでございます。この案件は、並木市長がシティプロモーションにしたのだと。実際千葉県の流山市とか、ネットで見ますと成功事例だというふうに出ているのです。そうすると、流山市は移住者をふやすためにやってみたいというお話です。ですから、訪れてよしではなくて、もう住みたいということなのです。だから、さっきも言ったように微増ですけれども、志木市に人口を移住されているということがいいのかどうか、新座市のほうがもっと福祉施策もやっているし、高校生の医療費は無料なのに、住みやすいのに何で志木市に住民がとられている。とられているというのは失礼ですけれども、こんないい新座市ではないですか。私は、誇りを持っているのです。ですから……    〔「スライドを見せてください」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 済みません。ちょっとスライドです。スライドをお願いします。市長、これどこかわかりますか。    〔「わかりません」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) これは、埼玉県の芦ノ湖の氷柱というのです。    〔「芦ヶ久保」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 済みません。芦ヶ久保の氷柱。    〔「氷柱ですか」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 氷に柱と書いて、氷柱というのですけれども、この間ちょっとたまたま娘と一緒に行ってきたのですけれども、ここも年間1回の観光スポットです。今びっくりします。おととしに比べるとお客がかなり来ています。何にもないところです。道の駅が横にあって、これです。見てください。夜ライトアップして。ですから、こういうふうな観光をできないではないですか、新座市は。ですから、私が言いたいのは、住民をふやす方策でいくシティプロモーションのほうがいいのではないかと思いますけれども、どうですか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 全くよくわからない質問なのですけれども、シティプロモーション。    〔何事か言う人あり〕 ◎市長(並木傑) ええ。本当に要するに人口をふやすシティプロモーション、当然なのです。私が施政方針で述べたこと、今までずっと話していることは、中村議員は理解されていませんけれども、要するに人口をどうやってふやしていくか。要するに人口減少社会の中で、どうやったら選んでもらって、新座市に住んでもらう、あるいは住んでいる人も、ずっと住み続けたいのだ、そういう快適新座を目指す、そういう新座快適みらい都市を目指すのだということが私の選挙公約であります。  そういう意味では、いろんな形で人口をふやして、いろいろと来ていただきたい、そんな施策を展開しているわけです。だから、区画整理をして、調整区域40%を市街地に編入をして住むような環境をつくる。また、鉄道網、東武東上線、西武池袋線、JR武蔵野線、そしてまた地下鉄12号線を延伸をして、地下鉄も来るよというようなことで東京都の利便を図る、そんないいまちです、あるいは福祉施策も充実しています、教育分野でもしっかり頑張っています。そういう総合的な評価をいただいて、住んでみたい、ずっと住み続けたい、そんなまちづくりを総合的にやると。その中で、さらにそのシティプロモーション課を設け、そしてこの新座市のイメージをいろんなところで発信をしていくというようなことであります。  短期間で近視眼的に昨年度の人口の増加、誇れるのは新座市も増加、他市3市も、朝霞市、志木市、和光市も増加しているというようなことで、こういう地域は全国的にも大変珍しい地域でございます。他市に負けないように競っているわけでございますので、頑張りたいと思います。  特に朝霞市は、ゼロ歳、1歳、2歳の人口が急にふえております。これは、子ども・子育て施策を朝霞市は頑張っているなということで、負けないように我が市も頑張りたいと思います。  総合力を評価していただきたいと思います。それがシティプロモーションでありますし、その人口増加のためのあらゆる施策が結集しているというようなことでございますので、正確にご理解を賜りたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) わかりました。やはり実際は4市でいうと、和光市もかなり順位を上げているのです、住みやすいまちとして。ですから、いろんな形で切磋琢磨できるのであれば、4市に住みたい、その中で新座市が選ばれるように平成30年度のシティプロモーション、市民生活部長も大変だと思いますけれども、本当に毎年毎年人口減少が本当に問題になってきますので、やはり微増に人口が伸びる、常に伸びる方策を考えていただきたいと思います。頑張ってください。よろしくお願いします。  では、最後に、学童保育室です。先ほども質問しましたけれども、朝霞市のように実際生活保護の方と非課税の方はゼロだと、あとの方は受益者負担で1万円にしていると。    〔「時間です。だめです」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) もうだめなのですか。    〔「そう」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) これは初めてでしたね。済みません。ですから、おやつ代を含んでの1万円ですから、おやつ代を引けば大体1人の児童が5,000円ということですよね。ですから……    〔「何で」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) では、7,500円です。済みません。1万円ですよね。1万円引く2,500円がおやつ代ですから、実質7,500円です。    〔「合ってない」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 合っていますよね。    〔「そうか」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) そうなのです。ただ、第2子とか、いろんな条件がある方は安くなっていますけれども、第1子の方は受益者負担として一律1万円なのです。  新座市として、11段階の階層の中で一番多い人口の方はどれぐらいの金額を払っているか、ちょっとお伺いいたします。    〔「いいんですか。後でいいでしょう」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 多分わかっていると思います。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 放課後保育室の保育料分につきましては、月額8,000円の区分に該当する方が最も多い状況となっております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) ですから、こちらにそういった資料があります。約……    〔「わかるの。言って聞かないと」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) だから、8,000円の方が最も多いのです。ただ、8,000円の方というのは、要するにおやつ代を含んでいますから、引くと6,000円ですよね。    〔「さっき2,500円と言った」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) いや、新座市は2,000円だよね。  要するに……    〔「1,000円ってあるよ」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 要するに私が言いたいのは、適正化をしてくださいと。要するに私が言いたいのは、朝霞市のような階層区分は、生活保護と非課税世帯だけは除いて、あと一律1万円なのです。    〔「つまり要らないでしょう。だから、いいんじゃないのか」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) だって、朝霞市はそれによって支援員の給料も準公務員です。そのような待遇をしたらどうなのですかということの質問なのですけれども、どうですか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 中村議員、ちょっとトータルの市の持ち出し、あるいは保育料でいただいている金額がどうなっているか、これはいろいろ他市まちまちなのです。和光市は、今度おやつ代2,500円を条例改正して、別途取るようなことになるみたいなのですけれども、朝霞市は朝霞市で例えば4年、5年、6年については、今度公民館にランドセル何とか事業ということで無料にするのです。だから、いろんなやり方があるのです。この新座市の細かい所得階層分の前年度も階層によって分けているこのやり方は、いいやり方だと私は思います。  その階層を細かく分けていますから、例えば8,000円、9,000円というようなところでも、むしろ新座市のほうがちょっと高い部分もありますし、きっちり分けていますから、ここら辺は新座市のほうがちゃんとした受益と負担というやり方では明確になっているというふうに思って、自慢するべきことだと思います。  だから、私はこれは一切変えないと思いますので、中村議員とは全く意見が違います。 ○議長(島田久仁代議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) そのような答弁が出ましたので、実際はやはり施設の改修ですとか、学童保育室の改修もそうです。老朽化しているところ、やはり狭隘化もそうですし……    〔「仕方ない」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) いや。ですから、トータル的に考えれば、受益者負担とすると、年収層ではなく、受益者なのですから……    〔「だから、廃止」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) いや。一律にしたほうがいいかなと。それで、支援員の報酬だって少し手厚くするとか。    〔「控除」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) いや。ですから、相対的に考えたときに、朝霞市のやり方のほうがすっきりしていいなと。    〔「算定基準」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) だから、そのように一回検討委員会を開けるのであれば、検討委員会を開いていただいて、今後。  全然かみ合いませんでしたけれども、以上で一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
    ○議長(島田久仁代議員) 以上で、8番、中村和平議員の一般質問を終わります。 △池田貞雄議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、6番、池田貞雄議員の一般質問を許可いたします。  6番、池田貞雄議員。    〔6番(池田貞雄議員)登壇〕 ◆6番(池田貞雄議員) 6番、池田貞雄です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に従い質問させていただきます。  本日は、行政問題2点お願いします。  1として、野火止下交差点の改良についてということです。旧川越街道(県道新座・和光線)なのですが、それと水道道路の交わる野火止下交差点は、川越方面から来て志木方面に左折するには非常に大回りしないと曲がり切れません。左折ラインを緩やかにする交差点の改良が必要と考えますが、市の考え方をお伺いします。  2番目、雪の対策についてです。本年1月22日午後から、県内全域で大雪になりました。交通網も乱れ、翌朝には朝から雪かきが必要になりました。  市の要請で、新座市建設業防災協会会員の皆様の雪かきのおかげで、志木駅南口、新座駅南口、新座駅北口の各駅の駅の周辺の歩道は、翌朝には雪がなくなっていました。しかし、道路というか、志木駅南口ロータリー、新座駅北口ロータリーの雪がなくなっていましたが、新座駅南口ロータリーはマンションに囲まれて日が当たらず、雪が残っております。車のスリップが多発しました。  また、1月25日午後3時過ぎには、新座駅南口ロータリーの雪かきも終了しました。そのために、新座市南口ロータリーは日当たりが悪い場所ですので、歩道と同時にロータリーの雪かきができないかで市の考えをお伺いします。  これで、一旦プロジェクターをお願いします。これが野火止下交差点なのですが、こっちが川越市、こっちが朝霞市という、これを左に曲がる、これは水道道路なのですが、ここを緩やかにできないかと。ここの電信柱とこのピンコロですか、これが出っ張ってしまって直角です。これは、多分市長もよく通っている道だと思うのです。2車線になっているのですが、右折車線があると左に曲がれないのです。これが反対側の朝霞市のほうなのですけれども、電柱が中に引っ込んでいて、ここにピンコロはないのです。非常に緩やかで曲がりやすい場所なのです。ここを改良してあるかと思うのですが、この反対側の家が歩道の協力がないということで、全体的な改良がまだ済んでいないのかなとは思っておりますが、ここの改良をこのように緩やかな形で、道幅等はほとんど変わらないので、可能だと思っておりますので、その点、県道ですので、市のほうから難しいかと思うのですが、今どのように市が考えているのかということをお伺いさせてください。  続きまして、雪対策ですが、これが翌朝の新座駅前のロータリーなのですが、これが254に抜ける道です。新座駅南口ロータリーです。ここが……    〔「そこは言った」と言う人あり〕 ◆6番(池田貞雄議員) はい。こっちは武蔵野銀行になります。この足で北口へ行ったら、北口はロータリーがきれいになっているのです。雪かきもちょっとされたような記憶もありますし、北口を使っている某大学から朝苦情が入ったというのを聞いております。この日、これが駅に入ってくる道なのですが、この辺はトイザらスです。このような状態になっております。マンションが確かに今言ったように日陰なのです。そういう中なのです。それで、聞きましたら、この日は志木駅は夜中の12時から雪かきが入っている。防災協会の方が100名ぐらいですか、ここは朝4時から入っていただいてということを防災協会の会長と話しさせていただいて、言っていました。  ただ、そのときに言われたのが、歩道をメーンにやってほしいというふうなお話だったもので、そうですかと。また、先般平成30年の予算の中で、総務部長のほうから確かに道路もやりましたと、坂道とかというふうな形で、あと一般的な道路のところは、申しわけないのですけれども、それはすごくわかるのですが、新座駅南口は新座市の出入りの顔になるので、できるのであれば歩道と同時に朝きれいにしていただければ、非常にいいまちづくりが朝から見えるのかなと思いますので、その点の市の考えをお聞かせください。  以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、池田議員のご質問に順次お答えを申し上げます。  1点目、野火止下交差点の改良についてのご質問をいただきました。県道新座・和光線につきましては、県の管理する道路であり、所管する朝霞県土整備事務所に確認いたしましたところ、ご指摘いただいた交差点の隅切り部分につきましては、整備は行っているが、信号柱があるため、川越市方面から来て志木市方面に左折する際の角度がきつくなっている状況であるということでした。朝霞県土整備事務所におきましても、大回りしても十分に曲がり切れるように信号柱の移設や水道道路側の停止線の後退等の改善を検討していきたいということでありました。  いずれにしましても、埼玉県警察との協議や予算の確保等の県での課題もあるため、すぐに対応はちょっと難しいということでございました。つきましては、ご指摘いただきました箇所の改良をされるまではしばらく時間を要するということでありますので、しばらくお待ちいただきたいと思います。  2、雪の対策でございます。1月22日午後から県内全域に積雪をもたらした大雪の対策でございます。本市では、降雪対応の優先順位を歩行者の安全確保第一として、通行人が多く見込まれる駅前広場や利用頻度の高い歩道、急斜面で日当たりの悪い歩道を優先的に対応させていただきました。  車道につきましては、運転者の責務として、雪上対応車の使用が前提であることから、降雪対応区域からは除いておりました。1月23日から除雪対応につきましては、新座市建設業防災協力会に依頼したほかに、本職員にて各所で融雪剤散布や除雪作業をさせていただいたところでございます。その中に、新座駅南口ロータリーの車道も含まれておりましたが、大きな建物に囲まれて日当たりが悪いことや、バス等の大型車により雪が踏み固められてしまったことで、結果的に車道上に雪が残る状態が長く続いてしまいました。  今後の対応につきましては、議員ご指摘のとおり、大雪のときには駅内のロータリーの中は長く雪が残ってしまう状況であること、また駅前であり、車両の利用頻度も高いことから、降雪の状況を見ながら、歩道部の除雪とあわせて、駅前ロータリーの車道部分についても新座市建設業防災協力会に対応を依頼したいと今後は考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 6番、池田貞雄議員。 ◆6番(池田貞雄議員) ご答弁ありがとうございます。  野火止下交差点のほうは、時間をかけていただいても整備のほうをしっかりやっていっていただきたいなと思います。  また、同時に、要望ですが、反対側─────に私も電話はしているのですか、なかなかいいご返事をいただけないので、一生懸命協力してやっていきたいと思いますので、市のほうも県とあわせて、────────ご納得していただいて、よりよい交差点になるように今後やっていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  また、雪対策につきましては、本当に市の職員も夜徹夜で市に待機していただいたと聞いております。本当にご苦労さまでございます。  年に1回か2回という形の中ですので、市の顔になりますので、一生懸命努力していただいて、朝にはきれいになっていただくようにお願いしたいと思います。  これで、質問のほうを終わらせていただきます。ありがとうございました。    〔「個人名を出した」「あの交差点の話だ」と言う人あり〕 △発言の取り消し ○議長(島田久仁代議員) 6番、池田貞雄議員。 ◆6番(池田貞雄議員) 済みません。地権者の方の名前を言いましたので、削除していただければと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(島田久仁代議員) お諮りいたします。ただいま、6番、池田貞雄議員から、会議規則第65条の規定により発言の取り消しの申し出があったとおり、取り消しを許可することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。  よって、6番、池田貞雄議員から申し出のあったとおり発言の取り消しを許可することに決しました。  議長において、申し出のあった部分について、調査の上会議録から削除いたします。  以上で、6番、池田貞雄議員の一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。    休憩 午前10時49分    再開 午前11時06分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △鈴木秀一議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、20番、鈴木秀一議員の一般質問を許可いたします。  20番、鈴木秀一議員。    〔20番(鈴木秀一議員)登壇〕 ◆20番(鈴木秀一議員) 20番、鈴木秀一です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして一般質問させていただきます。  今回の一般質問は、行政問題2点、福祉問題2点、教育問題、道路問題を取り上げ、質問いたします。並木市長を初め執行部の皆様には、新議場での公明党としての1番手の質問となります。ぜひこの議場のように明るく、希望の持てる前向きな答弁をよろしくお願いいたします。  まず、行政問題の1点目です。聴覚障がいの方を守るNET119緊急通報システムの登録者拡大とスマートフォン購入補助の実施についてです。  埼玉県南西部消防本部では、平成29年10月1日より、聴覚、音声・言語、またはそしゃく機能に障がいを有している方を対象に、NET119緊急通報システムの運用を開始しました。  利用には事前登録が必要となります。このシステムの有効活用のために登録者の拡大に市は取り組むべきです。  また、聴覚障がいの方々にスマートフォンを持っていただくよう、対象者を限定してスマートフォン購入の補助を検討すべきです。市の見解を伺います。  聴覚、音声・言語またはそしゃく機能に障がいを有しているなど、電話による音声での119番通報が困難な方を対象として、新しいシステム、NET119緊急通報システムの運用を埼玉県南西部消防本部では、昨年10月1日より運用しています。スマートフォンや携帯電話のウェブ機能を使用し、簡単な画面操作で119番通報を行うシステムです。通報と同時に、GPSの位置情報を利用して、外出先でも通報者の居場所が把握できますので、異常があった場合、すぐ消防車や救急車が駆けつけることができます。利用対象者は、新座市、朝霞市、志木市、和光市に在住、在勤、または在学の方で、聴覚、音声・言語、またはそしゃく機能の障がいにより音声で会話することが困難な方となります。すばらしいシステムで、聴覚障がいの方々に安心を与えるシステムであり、実際聴覚障がいの方とお話をさせていただいたところ、外出していてもいざというときに簡単に通報することができるので、とても便利で安心ですと感想を述べておられました。  ただし、このシステムは事前登録が必要です。現在の登録者数は、新座市が31名と伺っております。また、身体障がい者手帳交付状況を見ますと、平成29年3月31日現在で新座市は、聴覚障がいの方と、音声・言語、そしゃく機能に障がいのある方の合計が409名となっております。残り378名の方は、まだ未登録の状況です。このシステムをよりよく生かすためにも、告知拡大と登録者拡大の施策を進めるべきと強く感じます。このシステムは、聴覚障害者協会の方々と朝霞市の公明党、遠藤光博市議会議員がともに要望し、運用が開始され、その運用の拡大を朝霞地区一部事務組合定例会でも、滝本議員とともに私も訴えかけてまいりました。  その答弁の中で、拡大のためには消防本部では個人情報保護の観点から限界があると、ぜひ4市の協力をお願いしたいとのことでした。そこで、このシステムの運用拡大に向けての施策を伺います。  また、別の見方で、このシステムを利用するためには、スマートフォンを持っているということが前提条件となります。例えば聴覚障がいの方に限定をして、スマートフォン購入の補助などを行い、市が環境づくりの一役を担うということも必要と感じます。市の見解を伺います。  行政問題の2点目です。この問題は、スライドを使います。職員、教師のプレミアム休暇の取得推進についてです。  市内小学校では、平成29年4月より働き方改革の一環として誕生日等に積極的に休暇をとることを推進して、さまざまな成果を出しています。新座市全体に広げるべきと考えますが、市の見解を伺います。  そもそもプレミアム休暇とは、誕生日休暇、結婚記念日休暇、試験勉強休暇など、企業によって独自のものを設定しております。  並木市長も重要施策として、平成29年度より仕事の見直しプロジェクトを打ち出しています。そのうちの休暇制度や勤務体系等の見直しによる多様な働き方の構築の中で、すばらしい取り組みを実践しているのが野寺小学校です。野寺小学校では、率先して教師のプレミアム休暇の取得に力を入れています。教師の誕生日や自己研さんとしての休暇や家族で過ごす日など、必ずプレミアム休暇をとるよう推進しています。  スライドをお願いします。まず、プレミアムカレンダーとして職員室に貼ってあり、1か月の予定を示しています。そして、次、プレミアム休暇をとった場合、このようにその教師の机にプレミアム休暇の表示をする徹底ぶりです。この方法は、次は私の番と意識を高めますし、学校内での浸透力にも大いに効果を発揮します。すばらしい工夫と取り組みだと思います。スライド、ありがとうございました。  また、参考ですが、実は誕生日にはいろいろなお店で特典があります。例えば東京ジョイポリス、これは東京都にあるのですが、お台場にある屋内型の近代的な遊園地、ジョイポリス、誕生日当日に行くと、入場料プラスアトラクション1日乗り放題のパスポートが何と無料、そして皆さん承知の東京ディズニーランド、限定のバースデーパスポートほか、たくさんの得点がつきます。そのほか、ファミリーレストランやカラオケ店、居酒屋など、誕生日の得点がめじろ押しです。普通の日と比べて楽しさ3倍にも5倍にもなります。  また、非常に大きな効果も生み出しています。例えば野寺小学校の子供たちの一人一人の学力向上や、プレミアム休暇を推進するため、その教師が休むためのフォローに先生方が一致協力していることです。また、コミュニティ・スクールを平成29年度から行っていますが、その一環として保護者や地域の方々が、学級補助として事務作業の代行や九九の聞き取りなどを手伝ってくださり、チーム野寺としての団結力が増しているところであります。ぜひ教職員にとどまらず、新座市職員の方にも積極的にプレミアム休暇をとっていただき、リフレッシュして次の仕事に精を出していただくためにも、新座市内での取り組みの拡大を提案します。市の見解を伺います。  続きまして、福祉問題です。  1点目、がん患者への就労支援体制の強化策についてです。がん患者の方の就労支援のために、埼玉県へがん患者就業支援奨励金創設の働きかけをしたり、市でがん患者への支援体制の強化を提案しますが、市の見解をお伺いいたします。  この問題は、平成27年第2回定例会におきまして島田議長が取り上げた問題でもあります。ますます重要と感じており、取り上げさせていただきました。  内閣府は、全国の男女3,000人を対象にがん対策に関する世論調査を実施、がんの治療や検査のために通院しながら働き続けられる環境だと思うかと聞いたところ、そう思わないの64.5%が、そう思うの27.9%を大きく上回りました。実際がん患者の3割以上が、依願退職、または解雇をされております。しかし、医療の進歩に伴い、がんは不治の病から長くつき合う病へと変化をしています。仕事を続けられる環境さえ整えば、離職を余儀なくされるケースを減らせると思います。  さらに、厚生労働省はことし1月に2,000人超のがん患者を対象に、がん治療中の働き方の実態に関する大規模調査を行いました。働きながら通院するがん患者は全国で30万人以上いますが、仕事との両立が難しく、離職者が多いことが明るみになっています。がん患者の多くは、就労可能年齢でがんになっています。  国立がん研究センターによると、がんと診断された86万2,000人のうち、20歳から64歳の働く世代は25万人で3分の1を占めています。私のところにも、がんによって仕事をやめ、治療に専念しながらも仕事を続けていきたいという方からの相談がありました。すると、障がいのある方には企業も受け入れる体制がある程度整っていますが、がん患者の皆さんにはまだまだ環境が整っていないのではないか。また、その相談された方は、仕事場に迷惑をかけてはいけないという思いから、がん宣告後すぐ退職されたということであります。まだまだがん患者の就労支援が日本はおくれていると強く感じました。  改正がん対策基本法では、がん患者の雇用継続に配慮する努力義務を企業に課すことを柱としています。がんの治療と仕事を両立したいとの患者の思いに応える環境整備を急がねばなりません。  その中で、東京都は全国初となる平成29年度の新規事業として、東京都難病・がん患者就業支援奨励金を創設をいたしました。内容としては、採用奨励金と雇用継続助成金というものがあります。要件としては、採用奨励金は都内のハローワークから紹介を受けた難病、がん患者を週所定労働10時間以上の常用労働者として新たに雇い入れること、雇い入れたときに労働者と話し合った上で就業時に必要な配慮事項を定めた支援計画を策定し、6か月以上雇用を継続すること、雇い入れた労働者が都内の事務所に勤務していることがあり、週所定労働時間に応じて1人当たり40万円から60万円を事業主に支給するもので、企業規模は問いません。雇用継続助成金は、難病、がんの発症などにより1か月以上休職した労働者が復職した際、要件としてその労働者と話し合った上で支援計画を策定し、6か月以上雇用を継続すること、復職した労働者が都内の事務所に勤務していること、この要件を満たした企業事業主に1人当たり30万円を支給、さらに復職時に治療と仕事の両立に配慮した勤務休暇制度を新たに設けた場合、1制度当たり10万円、最大30万円を加算する内容になっています。ぜひ埼玉県にも、同じような就業支援奨励金の創設を市から強く要望していただきたいと思います。  また、もう一点、新座市の中でも、がん患者の就労支援体制を充実していただきたいと思います。  がんと宣告された方の苦しみ、悲しみはいかばかりでしょう。今回相談に入った中で感じたことは、がん就労支援の窓口がわかりづらく、相談者が非常に困っている現実であります。また、就労までの期間、納税猶予や国民健康保険の猶予なども、申請主義のため、そういった猶予があることもなかなかわかりづらい現実があるということです。市に相談窓口ということになりますと、人の手配や予算面で厳しい面があると思いますので、相談支援体制の強化ということで、ぜひ検討していただきたいと思いました。市の見解を伺います。  福祉問題の2点目です。薬の正しい飲み方教室の開催拡大について。  元気アップ広場、老人福祉センター、社会福祉協議会のふれあい会食会などで、薬の正しい飲み方教室を開催し、社会問題にもなっている薬の多量摂取やおくすり手帳の一元化などを推進し、医療費の削減に努めるべきです。市の見解を伺います。  ことし1月21日、東部第二地区地域福祉協議会主催で、薬の飲み方についてのセミナーが開催をされました。  講師は薬剤師が担当し、薬の飲み方について疑問やわからないことの質問を薬剤師がてきぱきと答えてくださいました。非常に有効なセミナーで、なかなか聞けないことを基本からわかりやすく解説いただき、出席者は大変有益だったと感想を持っておりました。  処方箋に危惧があることや、おくすり手帳は一元化し、災害時には大変役立つこと、薬は水以外で飲んでもいいのかとか、食後30分後に飲む意味はとか、ジェネリック医薬品は安価だけれども、本当に効くのとか、残った古い薬はどうしたらいいのかとか、飲み忘れたので、次に2回分飲んだが、それでいいのかなどなどです。私は、こういったセミナーを逆に健常者である方々にこそ聞いていただき、将来のために知識として蓄積されていれば、薬の多量摂取などが大幅に減少するのではないかと考えております。  また、介護する立場の人にも大いに役立つ知識です。市の見解を伺います。  続いて、教育問題です。教科「日本語」導入について。この問題もスライドを使います。  佐賀県鳥栖市では、平成27年度から全ての市立小・中学校で日本語の教科化をスタートさせました。全国で3番目となりますが、日本人の心や所作などを小・中学校で学ぶことは、新座市の子供たちが世界に羽ばたくためにも欠かせません。新座市でも導入を検討すべきです。市の見解を伺います。  公明党新座市議団は、ことしの1月9日に鳥栖市へ視察に行ってまいりました。項目は、教科「日本語」についてです。  これが実際鳥栖市で使われている教科書になっています。傍聴の方にもわかるようにスライドをお見せします。視察前は、言葉の日本語についての授業かなと思っていました。内容を聞いて、目からうろこでありました。スライド、ありがとうございました。  その取り組みで、鳥栖市の教科「日本語」の目標は、日本の言語や文化に親しむことにより、日本語の持つ美しさや日本人が持っている感性、情緒を養い、日本人としての教養を身につけ、我が国の言語や文化を継承し、新たな創造へとつないでいく態度を育てる、この態度を育てるということが重要です。  次に、具体的な内容ですが、領域としては、言語領域、伝統的言語・文化領域、伝統文化領域、礼儀作法領域と、4つの領域に分かれており、まず言語領域は、詩、ことわざ、慣用句、方言など、伝統的言語文化は、昔話、神話、伝承、俳句、短歌、漢詩、論語、古文などです。日本文化で論語が入っているのは、昔の人は論語を声を出して読み、その教えが日本文化にしみ込んでいるという考え方から、論語を入れているとのことでした。  伝統文化領域では、数え歌、伝承遊び、川柳、能楽、狂言、歌舞伎、落語、伝統行事などです。  礼儀作法領域では、挨拶や日本文化の衣食住文化、いわゆるマナーの基本などです。  自習については、小学校1年生、2年生は年間20時間、3年生から6年生は年間35時間、中学1年生は年間20時間、中学2、3年生は年間35時間、時間のとり方については、国語科、生活科、総合的な学習の時間から教科「日本語」の時間に振り分ける工夫をしています。教科書については、先ほどお見せいたしましたが、鳥栖市独自の教科、日本語の教科書を作成しています。
     現在計4冊で、小学校1、2年生用、小学校3、4年生用、小学校5、6年生用、中学生用と分かれております。  私が一番感動したのは、徹底した日本文化、礼儀の継承です。現代では、さまざまな事件が起きています。根底は、自分さえよければとの考えです。人の迷惑を顧みない、ひとりよがりの事件の何と多いことか。鳥栖市の教科「日本語」を学んで、日本の魂を学んだ子供たちが全国にふえれば、今起きている事件は必ず将来相当数減少するのではないかと確信をいたします。  日本のよさは、何といっても日本の伝統文化、いわば日本人の心を学ぶことです。礼儀作法を学ぶことです。小学校1年生、2年生の教科書に「論語を楽しもう、読もう」とのページには、こんな言葉があります。「子いわく、義を見てせざるは勇なきなり」、孔子先生がおっしゃいました。やらなければいけないことを目の前にしながら何もしないのは、勇気がないのです。あとは、「食事のマナーを身につけよう」のページでは、正しい箸の持ち方を絵入りで教えています。  小学校3年生、4年生では、論語がさらに深くなり、「子いわく、君子はこれをおのれに求め、小人はこれを人に求む」、孔子先生はおっしゃいました。すばらしい人は、失敗の原因を自分ではないかと反省するが、そうでない人はそれを他人のせいにする、あとは「相手にふさわしい話し方をしよう」のページでは、同級生や年下の友達と話すときはどんな言葉遣いか、年上の人と話す場合はどんな言葉遣いがよいか、空欄にして一人一人に考えさせます。  小学校5、6年生になると、故事成語を勉強したり、落語を楽しんだり、漢詩を味わうなどのページが加わります。ぜひこういった内容、教科「日本語」は、本来は家庭で自然に身についていたものを学校でしっかり教え込むという内容になっています。このように日本文化の失ってはいけない日本の心を継承する教科「日本語」をぜひ新座市の小中学校で導入をと強く願います。市の見解を伺います。  最後は、道路問題です。この問題もスライドを使います。東久留米・志木線の安全対策についてです。  東久留米・志木線の新座市内の開通は、多くの市民が喜んでいることでありますが、開通したことにより車の量がふえ、安全対策の声が上がっています。  石神一丁目の6付近は、以前行きどまりだったため横断に支障がなかったのですが、開通のために横断が非常に危険になったとのことです。この付近に横断歩道を設置すべきと考えます。市の見解を伺います。  昨年12月15日、市民待望の東久留米・志木線の新座市部分が開通をしました。市民は大変に喜んでおり、続々と喜びの声が寄せられています。その声の中に1件、「開通して喜ばしいのだが、今まで行きどまりで横断に支障がなかったが、開通したため車の交通量が多く、横断するのに非常に危険を感じる、ぜひ横断歩道を設置してほしい」との声がありました。  スライドを使います。まず、場所の確認なのですが、こっちが東久留米・志木線で、下のほうが東久留米市、ちょっとこの地図がまだ開通していないのですけれども、昔の地図で。ここが今までは行きどまりになって、全然横断に支障がなかったのが、ここが開通したことによって、ここを横断する人が、車の量も多くなっておりますので非常に危険に感じるということです。これが実際の通り、こういう形です。通っていないところ、これが逆側でございます。これは、車が通っています。スライド、ありがとうございました。  このように十字路になったため、特に高齢の方が横断に苦慮されています。安全対策の上でも横断歩道設置が望ましいと考えますが、市の見解を伺います。  以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、鈴木秀一議員のご質問に順次お答え申し上げます。  1点目、NET119のご質問でございます。このNET119緊急通報システムは、埼玉県南西部消防本部が実施する事業でございまして、スマートフォンや携帯電話のウェブ機能を使用し、簡単な画面操作により119番通報を行うシステムで、平成29年10月1日から導入となりました。導入に当たりましては、事前に登録が必要となることから、埼玉県南西部消防本部からの依頼を受け、利用が見込まれる315人の方に登録、説明会の開催ご案内を送付したものでございます。  本市では、昨年の9月19日、午後1時から3時まで、野火止公民館を会場として登録説明会が開催されました。当日の登録者は29名で、その後ことしの2月15日時点で登録者は32人となっております。そこで、このシステムの有効活用のため、市は登録者の拡大に取り組むべきとのことですが、システム導入前におきましては、平成29年7月号の「広報にいざ」において、NET119の運用開始に関する記事、また8月号では登録説明会の開催の記事を掲載しました。  システム導入後におきましても、課内の窓口に案内リーフレットを設置するとともに、転入者に対してはこのリーフレットを手渡しするなど、より多くの方々にNET119通報システムに登録していただくよう周知を図っているところでございます。  次に、スマホの購入の補助の検討でございます。NET119につきましては、スマートフォンではない、従来型の携帯電話による登録も可能なこと、また市が実施する事業ではなく、埼玉県南西部消防本部が実施する事業であること、さらに仮に購入補助を実施した場合、対象者の範囲をどこまでにするかといった問題もあることなどから、購入補助に向けた検討をいたしますと、幾つかの課題が見えてまいります。このようなことを踏まえますと、スマートフォン購入補助を実施する考えは現在ございませんので、聴覚障がい者の方にとりましては非常に有効なシステムであると思いますので、拡大に向けて利用者に周知を努めていきたいと思います。  2点目、職員のプレミアム休暇の取得推進についてのご質問でございます。本市では、第3次新座市特定事業主行動計画において、アニバーサリー休暇、育児家庭の日の定期的な休暇を積極的に取得することを掲げております。また、国の進める働き方改革と連動して、全国的に実施されているプレミアムフライデーの取り組みについて、庁内広報及び職員が使用するノートパソコンのポップアップシステムを通じて周知を図るなど、休暇の取得促進に努めております。  職員1人当たりの年次休暇、有給休暇の取得日数がなかなかふえない状況でもあり、引き続き仕事の見直しによる事務事業の効率化を進め、休暇の取得促進についてさらなる取り組みが必要であると考えております。  現時点で考えている取り組みといたしましては、厚生労働省が掲げている「仕事休もっ化計画」も活用し、休暇は仕事と同様に計画的に取得するものとして、職員の意識改革を図ってまいります。  特に「仕事休もっ化計画」の一つであるプラスワン休暇は、土日、祝日に年次有給休暇を組み合わせて、3日以上の連続休暇を取得するというものでございます。  すぐに実施する取り組みでありますので、職員に広く周知し、アニバーサリー休暇のプレミアム休暇とあわせて取得の促進に努めております。  一方で、休暇を取得するためには、職員一人一人の業務の負担軽減が不可欠でございます。引き続き仕事の見直しを進め、業務の改善及び効率化についても取り組む必要があると考えております。  いずれにいたしましても、職員のワークライフバランスのために計画的に年次休暇、有給休暇を取得することは重要なことと認識しておりますので、特定事業主行動計画にも掲げる目標の達成に向けて取り組んでまいりたいと存じます。  学校、教員につきましては、教育長のほうからご答弁を申し上げます。  福祉問題、1点目、がん患者への就労支援体制の強化策についてのご質問をいただきました。  東京都は、平成29年6月から東京都難病・がん患者就業支援奨励金を創設いたしました。この制度は、がん患者を雇い入れた事業主や、がんで休職した方を復職させた中小企業事業主に対し、奨励金を支給するものでございます。  東京都が今年度から全国で初めて創設した制度でございますので、埼玉県にはこのような制度は残念ながらございません。今後埼玉県市長会や県と市の行政連絡協議会を通じて、機会を捉えて制度の創設に向けて働きかけてまいりたいと思います。  次に、市でがん患者への支援体制の強化ということでございます。がん患者と仕事の両立で大切なのは、治療を受けながら今までと変わらぬ生活ができるよう支援することであります。市といたしましては、がん患者に必要な情報をわかりやすく提供させていただきたいと考えております。  今回ご質問いただきました市ホームページでがんに関する相談窓口について、医療費の高額医療費に関することや、納税の猶予について追加掲載し、内容の充実を図りました。また、がん患者への支援体制について、来年度の「広報にいざ」に掲載し、広く周知を図っていきたいと考えております。  2点目、薬の正しい飲み方教室の開催拡大についてのご質問をいただきました。この薬の飲み方やお薬手帳の活用をPRすることは、大変有効なことだと考えております。老人福祉センターにおきましては、現在指定管理者となっておりまして講座も行っておりますので、今後講座内容を調整してまいりたいと存じます。講師におきましても、朝霞地区薬剤師会から薬剤師の派遣をいただきますよう調整してまいります。  また、元気アップ広場では教室を実施する時間が限られていることから、薬に関するパンフレットを配布し、看護師、保健師が説明するなど、時間内でできるように工夫し、周知を図ってまいりたいと存じます。  そのほか周知できる機会がありましたら実施していきたいと考えております。  教科「日本語」導入につきましては、教育長のほうからご答弁を申し上げます。  道路問題、東久留米・志木線の安全対策についてのご質問をいただきました。該当の横断歩道の設置につきましては、埼玉県公安委員会の所管であり、警察署へ要望する立場でございます。この該当のところを確認しましたら、交通量や横断者数が設置基準を満たさなければ県の公安委員会に要望できないということでございました。  2月20日の午後3時30分から午後4時まで及び2月21日の午前9時から午前9時半までの車両の交通量及び歩行者の横断者数を調査いたしました。その結果、車両の交通量は平均55台、横断者数は平均20人でございました。現場の様子を見てみますと、車両の交通量が多くて歩行者が横断するのに困っている様子は見られませんでしたので、引き続き様子を注視させていただきたいと存じます。  1回目の答弁は以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) それでは、鈴木秀一議員から、行政問題、教育問題、2点についてご質問がございましたので、お答え申し上げます。  まず、行政問題。職員のプレミアム休暇の取得推進についてのご質問でございますが、学校に勤務する教員は、毎日予定された授業があるために、年次休暇については、夏休みや春休み、あるいは冬休みなど長期休業日に取得するものが多く、授業のある日には年次休暇はとりづらい状況があるわけでございます。そのため、南部教育事務所管内の13市町の平均の年給取得率ですが、11.6日ということで、年間の付与日数の半分とちょっとということでありまして、本市においても同様の状況でございます。本市は、少し上回るかなという状況でございます。  そうしたこともございまして、県等に新座市教育委員会で合同で全校を人事学事学校訪問ということで、帳簿類を点検をしたり、危険な箇所を点検したりというようなことを中心に学校訪問しておるわけですけれども、そこでも年次休暇のさらなる取得を進めるよう指導をしているところでございます。  こうした状況の中、市内の野寺小学校において、誕生日になるべく年次休暇をとるよう、取得を積極的に進めているということでございまして、これは校長会、会議等で紹介をしていきたいというふうに考えております。  市内のほかの学校においても、計画的な年給取得については、前期、後期に1日ぐらいはとりましょうよというようなことで進めている学校もありますし、さまざまな工夫をして年次休暇の積極的な取得に努めているところでございます。  働き方改革を推進していくためには、年給の取得だけではなくて校務全般にわたった改革が必要になってくるわけであります。例えば部活動の活動日を制限をしたり、あるいは会議を効率的に行ったり、ノー会議デーの習慣をつくって、この週は定時に帰りましょうというようなことをしたり、今さまざまな工夫を学校で進めているところでございます。こうしたことを通じて、教職員の意識改革を図っていきたいと考えております。  なお、教育委員会におきましては、夏季休業日のお盆の時期ですが、この日は閉庁日を設けまして、数年前から設けておりまして、学校を閉めるということで、今年度もそれを3日間実施をする予定になっております。  こうしたさまざまな学校での取り組みについては、校長会議等で周知し、また広めてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。  次に、教育問題。教科「日本語」について、新座市も取り組むべき、導入すべきというご質問にお答え申し上げます。  各校が教育課程を組んで実施していくためには、学習指導要領と県が示している教育課程編成要領というのがございまして、こうしたものに準拠して教育課程を組んでいかなければなりません。これは、日本の教育がどこに行っても一定の水準で行われているという、つまりナショナルスタンダードを維持していくためには必要なことだと私は考えておるところでございます。  特別なことを行う場合は、本市が英会話の特区申請をして、平成16年から進めているように、こうした特区申請をして、国の許可を得た上で実施をするということが必要になってくるわけです。現在特区といいませんで、特例校という名前に変わっていますけれども、そういった許可が必要だということであります。  ご紹介のあった教科「日本語」は、世田谷区で日本語教育特区として始まったものでありまして、日本のよさや文化、所作に至るまで学習をして、日本人が培ってきた心を身につけさせようというようなことで進められているものでございます。  日本には、茶道とか華道とか、あるいはスポーツの分野においては柔道とか剣道とか、立ち居振る舞いやルール、あるいは所作について文化として育ててきた伝統というのがございます。そうした文化については、非常に日本人の心の基本になっているものと私も捉えているところでございます。  例えば儀式的行事、今回3月には、議員の皆様方の学校で卒業式に参加していただけるということでございますけれども、そうした儀式的行事には、象徴的に色濃く反映されているというふうに思っておるところでございます。  こうした日本人の秩序や、それから礼節を重んじる心というのは、例えば災害に遭ったときに混乱が起きずに、何か食料を配るときも整然と並んだり、あるいはお互いに助け合ったり、思いやりを持って行動したりというようなことの、世界がびっくりするような行動にあらわれているわけであります。  私どもも教育委員で、今年度地震の後の熊本県の状況がどうなっているかということを、学校はどう対応したかということで熊本県に視察に参りましたけれども、そこの校長先生が、避難を受け入れた際のさまざまな具体的なことをお話しいただきましたけれども、とにかく深夜に食料がトラックで運ばれてくる、しかしそれが足りるか足らないかわからない、2個パックのものを1つずつばらして配らなければならないような状況にもなると。そういったときに、大勢の人々がこれから朝食を配りますと言ったときに、とにかく整然と並ぶのだそうです。これは、世界的に見ても珍しいことでありますし、これは日本人が持っている一つの特性というか、よさかなというふうに思って、そこの学校の校長先生も感動しましたというぐらい整然と、人々は困難な状況の中にあっても行動したということで、これは日本の誇るべき伝統ではないかなというふうに思っています。  ただ、こうしたことを特区として進めるというのはなかなか難しいことがございまして、今現在私どもは、英会話の特区、特例校の指定を受けて進めているわけでありまして、これをまた続いてやるということはなかなか難しいことでございますので、これから道徳が教科化され、特別な教科道徳ということで推進されていくことになります。こうした道徳の授業を通じて、あるいはまた学校生活全般を通じて、この日本の持つ伝統的なよさをしっかりと子供たちに継承していきたいと考えておるところでございます。  2つ答えました。ということで、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 暫時休憩いたします。    休憩 午前11時48分    再開 午後 1時00分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  20番、鈴木秀一議員。 ◆20番(鈴木秀一議員) 1回目の答弁、ありがとうございました。順次再質問させていただきます。  まず、行政問題の1点目、NET119緊急通報システムの登録者拡大とスマートフォン購入補助の実施については、まず登録者拡大について、登録説明会時に聴覚障がいの対象の方315名に通知してくださったということ、また昨年の「広報にいざ」7月号、8月号でも告知をしていただいたということで、市が拡大の努力をしていただいていることはよくわかりました。  さらに、フェイスブックでも告知拡大ということはいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘) ただいまのNET119のフェイスブックでの周知でございますけれども、対応方可能であると考えてございますので、早速対応してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 20番、鈴木秀一議員。 ◆20番(鈴木秀一議員) ありがとうございました。ぜひフェイスブックでの拡大をよろしくお願いしたいと思います。  また、スマートフォン購入の補助に関しては、厳しいというご答弁でありました。例えば登録者を絞って、またスマートフォンメーカーとも協議して検討していただくという点についてはいかがでしょうか。もう一度ご答弁をお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘) スマートフォンに対する補助でございますけれども、スマートフォン、このシステムにつきましては、従来型の携帯電話、ガラケーと呼ばれているものですけれども、そちらでも対応が可能となってございます。それも含めますと相当の普及率に達しているかと思いますので、現状市長申し上げましたとおり、スマートフォン購入に関する補助については考えてございません。  また、携帯電話との連携でございますけれども、電話会社についても相当の数会社はございますので、どういう対応が可能なのか難しいところかとは思います。  ただ、携帯電話会社によれば、身体障がい者手帳をお持ちの方については割引等もされてございますので、そちらを周知していく等々で対応方を図ってまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 20番、鈴木秀一議員。 ◆20番(鈴木秀一議員) わかりました。携帯電話会社のほうにもお声がけして、割引等のそういった推進をしていただくということで、よろしくお願いしたいと思います。  これは、私もいろいろ実際に障がいのある方にもお話をお聞きしたりとかという機会がありまして、やっぱり登録者がなかなかふえない一番の要因というのは、聴覚障がい者の方々がなかなかスマートフォンを持つ環境が整っていないのではないかなというのを今一番強く感じています。  このシステムは、命を守るシステムになっています。平成29年3月に総務省、消防庁、防災情報室が作成した119番通報の多様化に関する検討会、これの報告書概要によりますと、NET119の導入及び運用に当たっては、利用者の利便性の向上や利用促進の観点から、自治体の福祉部局や聴覚障がい者情報提供施設などと連携して取り組むことが効果的であるというふうに記載されておりますので、ぜひ連携を密にしていただき、またメーカーとも話し合っていただいて、障がいのある方がスマートフォンを持って操作できる環境づくりにも、ぜひ市としても一翼を担っていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。  次に移ります。次は、職員、教師のプレミアム休暇の取得推進についてであります。市長答弁、大いに推進に努めてくださるということ。市長部局では、アニバーサリー休暇や育児休暇、プレミアムフライデー、あと「仕事休もっ化計画」ということで、非常に数多くの施策を推進していただいていることはよくわかりました。  また、教育委員会も野寺小学校の事例を校長会等で紹介していただくということで、前向きな答弁をいただきました。  野寺小学校以外で、ほかの小学校での取り組み状況というのはどうなっているのか、伺いたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) ほかの学校でのプレミアム休暇等に関する状況でございますが、私ども十分把握しているものではございませんが、この休暇、計画年次休暇取得につきましては、4年ほど前から、まずある小学校のほうで計画年次休暇の取得ということで、全教員が休暇を取得できるような体制を整えております。それを校長会等で広めてきておりますので、私の知るところでは今のところ3校は確実にやっておるところですけれども、引き続き校長会を通じて各学校にも呼びかけてまいりたいと存じます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 20番、鈴木秀一議員。 ◆20番(鈴木秀一議員) 今学校教育部長のほうからも、3校というふうに挙がったのですけれども、3校を教えていただけますか。 ○議長(島田久仁代議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) 3校ですが、野寺小学校よりもまず一番初めに始めたのが新堀小学校、それから現在は東北小学校も実施しております。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 20番、鈴木秀一議員。 ◆20番(鈴木秀一議員) ありがとうございます。  新堀小学校、野寺小学校、あと東北小学校、わかりました、3校が取り組んでいるということで、新座市が働き方改革の旗振り役で全国に波及することを期待します。  このプレミアム休暇制度が新座市全体に広がって、職員、教職員の多忙化解消の一助になることを期待します。推移を見守っていきたいと思います。ありがとうございました。  続きまして、福祉問題です。がん患者への就労支援体制の強化策について。  まず、がん患者就労支援奨励金の創設につきましては、市長会に働きかけてくださるということでありました。ぜひお願いしたいと思います。  あと市での支援体制の強化に対しても、ホームページ等でわかりやすくがん患者への告知を検討してくださるというご答弁をいただきました。どのような内容になるのか、もう少し具体的にお伺いをいたします。
    ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 今新座市では、もう既にがんに関する相談窓口についてということで、埼玉県のがん相談支援センターをご案内しているところでございますが、そこのところに新たに医療費が高額になったらというようなことで、例えば新座市の国民健康保険加入の方には、高額療養費自己負担限度額がこうなりますというような別ウィンドウをつくって、そちらにご案内したり、あと75歳以上の方につきましては、長寿はつらつ課に連絡してくださいというようなこと、あとその他の健康保険に加入の方については、勤務先の担当にご確認くださいというような内容と、あとは納税猶予制度といったものにつきましても、病気等の理由により市税をいっときに納付できない方のための納税の猶予制度がありますというようなご案内を差し上げて、その納税の猶予制度についてといったところにリンクを張るというような、そういうような形でご案内をしているといったところでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 20番、鈴木秀一議員。 ◆20番(鈴木秀一議員) わかりました。いろいろホームページのほうで情報を追加していただけるということで、非常にいいことだと思います。  今いきいき健康部長がおっしゃった内容を例えば「広報にいざ」でも告知するという考えはいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 先ほどの市長答弁の中でも申し上げましたけれども、「広報にいざ」につきましては、6月号か7月号に掲載する予定で今準備を進めております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 20番、鈴木秀一議員。 ◆20番(鈴木秀一議員) わかりました。ありがとうございます。  がん対策に全力を挙げてきた公明党は、患者の就労支援を強く訴えています。患者やその家族に寄り添った取り組みに知恵を絞る努力を続けていくべきだと私は思います。  がん患者の就労支援など、環境整備をぜひ一日も早く整えていただければと思いますので、これは要望とさせていただきます。  公明党は、2016年12月の成立を主導した改正がん対策基本法では、がんになっても働き続けられるよう配慮することを事業主に要請しています。第8条には、事業主の責務の新設等があり、「がん患者の雇用の継続等に配慮する」とともに、「がん対策に協力するよう努力」と明記しております。ぜひ市からも訴えかけていただきたいと思います。  続きまして、薬の飲み方教室の開催拡大についてであります。老人福祉センターでの講座などを検討していただけるということと、あと薬の飲み残しはありませんかのリーフレットを元気アップ広場や社会福祉協議会のふれあい会食会の場において置いていただけるという告知の努力をしてくださるということで、非常にありがたく思っております。  実は、品川区では、薬の基礎知識としてホームページが非常に充実しています。薬の形や服用時間、あと飲み方、かかりつけ薬局を見つけましょうや、おくすり手帳の活用の仕方など、詳しく掲載されています。市でも、ホームページでの掲載で市民にわかりやすく告知するというお考えはいかがでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 今回の鈴木議員のご質問がございましたので、早速3月1日付でホームページにアップさせていただきました。 ○議長(島田久仁代議員) 20番、鈴木秀一議員。 ◆20番(鈴木秀一議員) 一般質問前の更新、ありがとうございました。早速見させていただきたいと思います。  私は、何回も一般質問でこの薬問題を取り上げております。それは、今高齢者の薬の飲み過ぎが大きな社会問題になっているからです。  厚生労働省が調べたデータを分析したところ、3割近い高齢者が10種類以上の薬を飲んでいることが判明しています。この中には、成分や薬効がかぶっているものも数多く含まれており、そのために同じような薬を倍以上飲んでいることになり、その副作用も重大になります。それを防ぐには、薬の正しい飲み方を元気なうちにきちんと知識として持っていることが大事であると感じるからであります。ぜひ今後も市民への告知の努力をよろしくお願いしたいと思います。  続いて、教育問題です。教科「日本語」導入についてであります。先ほどの教育長の答弁では、道徳の時間とか生徒指導の時間を使って日本の礼儀や文化を教えているということでしたが、例えば箸の使い方とか、こういったことは学校ではどのように指導しているのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 特に箸の使い方ということについては、この教科で教えるということはないのでありますが、ただ給食のときに箸を使いますので、そのときに担任の先生が指導するということはあろうかと思います。  ただ、こうしたものは家庭教育が担うべき分野だというふうに私どもは基本的には考えております。例えば箸の持ち方に興味を持つのは、大体2歳児から3歳児ぐらいだと言われています。そのとき一番関心を持って、両親の箸の持ち方をじっと幼児は見詰めてまねをしようとする、そのときに正確に教えてあげることができれば、生涯を通じて正しい箸の持ち方を獲得することできると思うのですが、学習適時性というのですが、そういうチャンスを失ってしまうとなかなか正しい持ち方ができない。今は、いろいろな箸を持つ、エジソンの箸とかという、これは商品名でしょうか、そういうものが用意されていて、家庭でも箸の持ち方について十分指導できると思いますので、幼保小の連絡協議会等がございますので、そういった機会も通じながら啓発を図っていきたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 20番、鈴木秀一議員。 ◆20番(鈴木秀一議員) わかりました。本当に教育長のおっしゃるとおり、やっぱり家庭できちっと教育が、また普通のしつけとしてやるのが一番であると思うのですが、今本当に子供たちがなかなか箸が使えないとか、いろんな状況で目にするものですから、学校現場でもちょっとしたことにも目を配っていただいて、指導のほどよろしくお願いしたいと思います。  あと先ほど日本語教育導入については、特区としての取り組みが必要であるという教育長のご答弁でありました。  今新座市は、国際化教育特区の認定を受けて英会話の時間を推進しているということでありました。次の機会というのがあるのかどうか、ちょっと私もあれなのですけれども、もしまた英語教育の後に特区制度で新座市が手を挙げることがありましたら、ぜひこの日本語の導入ということも、教育長の英断で新座版教科「日本語」の導入というものを強く要望させていただきます。ここは要望させていただきます。  実は、昨年の2月に鳥栖市では、教科化から10か月後に子供や職員、保護者を対象にアンケートを実施をいたしました。  教科「日本語」が好きと回答した子供は、小中の全学年で8割を超え、鳥栖市や日本についていいなと思う回答も、小学生が全ての学年で8割、中学生が同じく9割を超えています。また、保護者にもおおむね好評で、「日本語の学習は大切だと思うか」と「日本語の授業は自分にも役立つか」との設問には、それぞれ96%、89%の賛同がありました。  課題としては、「教員を対象にした授業を行うのは難しいか」との設問には、92%が難しいと感じていたとの回答でした。  また、鳥栖市の天野教育長は、教科「日本語」の実践で期待することを次のように述べています。「日本教育を通じて詩歌や俳句など、さまざまな表現に触れることで語彙がふえるだけでなく、思考力と表現力を伸ばせるのではないかと考えている。また、こうして養われる思考や表現は、ほかの科目にもよい影響を与えると推測している」、このように述べております。  ぜひ新座市でも、世界に飛び立つ子供たちのためにもこういったことを参考にしていただき、日本語の導入に向けて研究をし、実施に向けて検討を重ねていただきたいと強く思います。その教育長の英断が、50年、100年の新座市の発展につながっていくと私は確信しておりますので、この問題も引き続き要望してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。  最後、道路問題です。複数回にわたり道路調査をいただき、ありがとうございました。2月の20日は夕方の時間、3時半から4時、あと2月の21日は朝の時間、9時から9時30分ということで、車が55台、人に関しては20人ということで、今の段階では横断歩道を設置するまでに至らないのではないかという市の見解でありました。  実は、逆にその20人が横断歩道のないところを通っているということで非常に危険だなというのは感じていまして、例えば「注意して渡りましょう」とか、そういう看板の設置というのは何か考えはあるのでしょうか、お伺いいたします。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 横断者への注意看板ということでございますけれども、早速現場を確認させていただきまして、設置をしたいと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 20番、鈴木秀一議員。 ◆20番(鈴木秀一議員) 早速の回答、ありがとうございました。どうかよろしくお願いしたいと思います。  先ほど中村議員の質問でも、ことしの9月に東久留米・志木線の東久留米市側の開通と伺いました。今後さらに車の交通量が非常にふえていくのではないかと思いますので、安全性にぜひ目を配っていただいて、必要があるのであれば、また県のほうに要望活動を続けていただきたいと思います。  以上で再質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、20番、鈴木秀一議員の一般質問を終わります。 △滝本恭雪議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、24番、滝本恭雪議員の一般質問を許可いたします。  24番、滝本恭雪議員。    〔24番(滝本恭雪議員)登壇〕 ◆24番(滝本恭雪議員) 24番、滝本恭雪です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に沿って一般質問いたします。市長、教育長並びに執行部の誠意ある前向きなご答弁をよろしくお願いいたします。  初めに、環境問題の1として、犬の飼い方教室について伺います。  愛犬を飼われる飼い主の方々へ正しい犬の飼い方を学んでいただくことを目的に、町内会を主体とした普及啓発を実施されてはいかがでしょうかという質問です。  これまで2013年、2015年の定例議会の中で、飼い主と住民間とのトラブルなどを取り上げ、市独自のマナー教室の実施を提案させていただき、2016年3月20日に旧市役所の5階で初の犬の飼い方教室が開催されました。このことは高く評価するものです。  教室では、日本訓練士養成学校の教頭を務めます藤井聡氏を講師に講義が行われ、藤井氏は「犬は人間と全く違う。擬人化してはならない」と強調されました。また、「犬には甘えた対応はしないという前提の上で、人間がしっかりリーダーシップを発揮していくことがよい信頼関係を築くことにつながる」と述べました。  このほか、犬のルーツや成長過程、適切な飼育環境などについて、プロジェクターを使い、解説をされました。  さらに、講義後には、訓練学校の学生が実際に連れてこられた犬の訓練の様子を実演され、参加者と質疑応答も行われましたが、終了時間になっても参加者の多くの方が質問されていたのが印象的でした。  その後昨年には、新堀ふれあいの家でも、町内会主体による、1部に振り込め詐欺などの防犯講話の後に、2部として飼い方教室の開催が持たれ、参加者の方々も関心深く講義を聞かれておりました。  これは余談ですが、今回私がこの通告を提出した後日、ある体験をいたしました。先月の某日にあるお宅に伺ったときに、家主との会話を済ませ、帰ろうとしたそのとき、そのお宅で飼っていた犬の足を誤って踏んでしまい、左足の膝下をかまれるというアクシデントがありました。そのお宅の犬は、庭が広く、長いリールでつながれ、私と犬とが余りにも至近距離だったために起きた、あっという間の出来事でした。私の中では、犬は足を踏まれると、そこから逃げるという行動に出ると思ったのですが、まさに意表をつかれた出来事でした。家主は、私との会話を済ませると、すぐにドアを閉めて奥に行ってしまったので、このことは全く知りません。私は、即座に自宅に帰り、かまれた足を洗浄し、消毒、現在跡は残っていますが、完治をいたしました。年男の私にとって、初めての出来事でした。私は、この貴重な体験を通して、犬につなぐリール一つとっても、長さは適切なのか、人に与える影響はないのかどうなのか。犬を飼うということは、その犬の面倒を一生見るということ。食事はもちろん、散歩や排せつの処理、しつけ、安全管理、病気の予防など、全てが命を預かる飼い主の責任だと思います。  犬と人間との共生社会をこれからも持続させていくためにも、一人でも多くの飼い主の方にルールやマナーを学んでいただく仕組みづくりが大事だと思います。  そうすることによって、近隣とのトラブルもなく、人も動物にとっても住みよい新座市がもっと住みやすくなると思います。ご答弁をよろしくお願いいたします。  次に、防犯問題として、1、わんわんパトロールの普及啓発について伺います。  先ほどの犬の飼い方教室にも関連いたしますが、ボランティア団体、市民団体の方々へ配布しているわんわんパトロールの防犯グッズは、飼い主の方が犬の散歩時に活用しておりますが、今後においても犬の飼い方教室への参加者を初め、飼い主の方々へ啓発品として配布し、防犯に協力していただいてはいかがでしょうか。  平成26年から市民の方からの提案で実施され、自主防犯として、主体として、このわんわんパトロールは現在3団体、西堀小学校PTA、新堀二、三丁目の方々が自主的に行われているとお聞きをしております。  この活動の趣旨は、居住する地域を愛犬とともに散歩することで住民と犬とのコミュニケーションを図り、かつ地域の防犯意識を高め、活性化を育むことを目的としています。全国的に見ますと、このわんわんパトロールは市や区などの各自治体で参加者を募り、犬の散歩時に防犯に貢献するボランティア活動として、現在その活動は全国に広がりつつあるとお聞きします。  ここで、スライドをお願いいたします。これがパトロール時に身につけて歩く防犯グッズです。「わんわんパトロール」と書いてあります。スライド、ありがとうございます。  特に犬の散歩の時間を子供たちの登下校の時間に合わせて、このグッズを身につけ、散歩しながらパトロールをします。このグッズによって、犯罪防止、抑止を目的とします。また、犬を通して子供たちとの会話が生まれ、地域とのつながりを目的とします。  さらには、小学生の登下校時に愛犬の散歩を合わせることで、子供たちと愛犬とが触れ合ってコミュニケーションを図ることにより、犬の従順性、うそをつかない動物のよさを知ってもらい、たとえ少しずつでも、人や動物を愛する豊かな心を育んでもらえることを期待しています。  そして、不審者、不審車両、悪質な駐車違反車両等を発見したときは、警察への110番通報、または所管警察署、最寄りの交番へ通報します。警察への素早い情報提供は、犯罪を未然に防ぐ高い効果があります。  また、不幸にして犯罪発生後の情報であっても、警察側から見れば不審者等の情報は貴重なものであり、積極的な通報を図るものであります。このようなことからも、趣旨に協力していただける市民の方へ広報でのお知らせやホームページなどを活用し、さらなる普及啓発に取り組まれてはいかがでしょうか、伺います。  次に、行政問題の1として、市内循環バスにいバス利用者について伺います。  運転免許証を返納した高齢者の方々へ自動車にかわる生活の足を確保していただくため、にいバスの利用を終身無料にしてはいかがでしょうかという質問です。  近年高齢者の方による認知機能の衰えによる運転操作のミスなどが原因で、増加傾向にある高齢者ドライバーの交通事故対策、自動車にかわる生活の足を十分に確保する対策として、運転免許証を返納された高齢者の方々を支えるためにも終身無料化とすべきと提案しますが、いかがでしょうか、伺います。  栃木県の小山市では、2008年から運転免許証を返納された65歳以上の市民を対象に、地域バスの1年分の定期券を発行することで自主的な返納を促してきました。担当課によれば、これまでに約620人がこの制度を利用され、今後はさらに1年限りの定期券ではなく、終身無料化にする考えを示され、市では既に制度を利用された人や、過去に免許証を変更された人も対象に加える方向で制度設計を進めており、関連予算110万円を今定例会に計上する方針を示されたようであります。  市におきましても、毎年約500人から600人の免許証を返納される方がいらっしゃる中で、このような支援は意義あるものと考えます。  過日埼玉新聞に、2017年の75歳以上による運転免許証の自主返納件数が25万2,677件で、1998年の制度導入以降で最も多いと報道されておりました。これは、2017年3月に75歳以上の認知機能検査を強化した改正道路交通法が施行された効果があらわれたほか、高齢者の事故の防止に理解が進んだためと見られ、このうち埼玉県の75歳以上の自主返納件数は1万2,801件、さらに昨年11月に実施された返納制度に対する意識調査では、自主返納しようと思う時期について、70歳以上の免許保有者の74.3%が自分の身体能力の低下を感じたと回答、その一方で、家族や医師などからやめるよう勧められたときは26.3%となり、みずからが納得しないと返納につながりにくい実態がうかがえるとありました。  私は、この記事を呼んで、埼玉県内40市、町と村が23、合計63市町村を単純に割ると、1自治体で約200件近くの返納者、40市だけで見ると320件ほどの返納者がいる計算となります。今後も毎年このような返納者の方々がいることを考えると、この方たちの足の確保をどうするのか、新座市だけではなく、それぞれの地域においても大きな課題と言えます。このような点も踏まえまして、ご答弁をよろしくお願いいたします。  次に、行政問題の2として、1月22日の降雪について伺います。  市内の被害状況と降雪対策の備蓄品について、以下の2点を伺います。  (1)、22日の降雪による生命、生活及び市の対応について伺います。2014年以来の大雪となった1月22日から23日、明け方にかけて、ふだん雪の少ない関東甲信地方や東北地方の平野部でも雪が降り、広い範囲で大雪となりました。道路という道路は全面通行どめ、片側通行どめ、交通機関も運転休止となるなど、ふだん降雪のない関東方面が大パニックとなりました。  埼玉県もホームページを通して、大雪に対する被害状況についての概要、生命、生活以外の概要、気象情報等を第1報から第4報まで発信をされました。  今回質問の趣旨でありますこの大雪に対して、市内における生命に関する情報、生活に関する情報、被害の概況、特に地域の方からは、降雪後の道路の雪かき、除雪についての問い合わせも多くあり、来ていただきたいというご要望も何件かあり、その都度市へお電話をさせていただき、職員の方々も県からの手配や散布など、その対応に追われ、ご苦労されたことと思いますが、特に雪かき、除雪に対しての市の対応についてお聞かせ願えればと思います。  (2)として、除雪用の配備について伺います。平成26年第2回定例会でも質問させていただきましたが、市内公共施設、小中学校及び町内会組織によります備蓄品としての大型シャベルを初めとした除雪用具の配備は充足されているのでしょうか、伺います。  前回のご答弁では、市庁舎の備蓄品として、角形スコップ10本、スノーダンプ3台、塩化カルシウムの散布、地元業者の方による除雪作業の委託をされていること、町内会については、自主防災会への補助金の活用での備品購入の奨励、集会場やふれあいの家などの施設は、降雪があった場合、管理をお願いしている管理人の方や町内会の方々を中心に降雪のご協力をいただいているとのご答弁でした。  そして、学校などの教育施設では、小中学校のグラウンドへの対策として、塩化カルシウムの散布、雪かき用の大型シャベルは小学校で2校、中学校で1校の配備のみで、その他の学校では一般的なスコップを使用して、通学路等の除雪に教職員の方々が対応されているとのことでした。公民館等の施設では、市民会館と栗原公民館には大型の雪かきシャベルを配備しており、その他の施設には配備されていないとのことでした。  今回の大雪やこれまでの降雪について、特に毎年1月、2月は大雪が発生する可能性は大きいことを考えると、いざというときのために大型の雪かきシャベルを初め、除雪用具の備蓄は必要不可欠と考えます。その後の対応として配備は十分なのでしょうか、伺います。  次に、道路問題として、栄四丁目、市道第57―50号線(栄二条通り)のL形側溝整備について伺います。  平成28年第1回定例会でも質問させていただきましたが、栄四丁目、市道第57―50号線のL形側溝について調査の上、計画的な財政措置をして整備すべきではないでしょうか、再度伺います。  この件は、栄二条通りの一部でL字の側溝整備が未整備のままになっており、担当課の職員の方もご努力をしていただき、これまで集水ますの高さ調整や何度か手を加えていただきましたが、なかなか改善が見られなく、地元の方からも整備のご要望を改めていただいております。  当時の答弁では、道路自体が昔から傾斜されているため、雨水は片側でとるということになったとされておりますが、改めて調査も含め、側溝整備をすべきでないでしょうか、伺います。  最後に、交通問題として、青矢信号の設置について伺います。  市道第41―03号線(産業道路)と市道第56―05号線(武野通り)との交差点にあります信号機について、青矢信号設置の要望があります。特に朝夕は交通量も多く、産業道路側には右折レーンもあるため、設置を急ぐべきではないでしょうか。  ご要望いただきました交差点付近にお住まいの方からのお話では、歩行者用の横断歩道が青になって渡る際に、車道の信号が赤になっても急いで右折をする車で何度か身の危険に遭遇された体験をお聞きいたしました。  この右折矢印信号機の設置場所について調べたところでは、十字交差点などにおいて右折需要が多く、青信号表示でさばくことができない場合、または右折車両と対向直進車両等の衝突事故を防止するために、直進、左折と分けて右折車両をさばく必要が高い場合で、右折専用車線、もしくは右折待ち車両が滞留できる車線幅員があるときに設置することとされております。設置条件は十分にあると思いますが、見解を伺います。  以上で1回目の質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、24番、滝本恭雪議員のご質問に順次お答えを申し上げます。  1、環境問題、1、犬の飼い方教室についてのご質問でございます。ご答弁申し上げます。
     犬の飼い方教室につきましては、毎年12月ごろに近隣4市で構成する埼玉県朝霞保健所管内狂犬病予防協会が主体で、犬の正しい飼い方教室を開催しております。会場が毎年朝霞保健所ということもあり、新座市内からの参加者は少ない状況でございます。  そこで、平成28年3月20日、本市の単独事業として犬の飼い方教室を開催したところ、参加者からは大変好評でございました。  一方、市役所ではなく、近隣の集会所等で開催してほしい、地域で同じような講義をお願いしたいといったご意見もありました。この結果を踏まえて、町内会主体となり、市が実施費用を補助する方向で開催できないか検討しましたら、調査の結果、希望する町内会が極端に少なかったことから実施には至りませんでした。  一方で、ある地域からは、町内会単位で事業を実施することについては、参加者が多く見込めないために実施しない方向であったが、近隣の町内会と合同であれば独自で開催したいとのご意見をいただいておりました。  日程の都合で、平成29年度中には実施しませんでしたが、平成30年度もこの地域でこの教室を行った場合、市で会場の確保の支援をさせていただきたいと考えております。  町内会の希望調査では、平成28年度に実施したのですが、平成31年度の予算編成時を目途にある程度広域的な範囲を対象として、この教室を実施することを考えていきたいというふうに思っております。  わんわんパトロールの普及啓発についてのご質問でございます。町内会やPTA、保護者会連合会、そのほかにも事業者の団体にご協力いただき、新座市自主防犯パトロール隊として、児童生徒の登下校時を中心とした見守り活動を行っております。  わんわんパトロールは、市民の方から、日ごろ行っている犬の散歩中に子供の見守りや地域の防犯活動にご協力をいただいているということで、平成26年度から自主防犯パトロール隊に参加していただき、3団体に加入しているところでございます。  市では、パトロール隊の皆様に対して、リードの持ち手にひっかけて活動中であることが一目でわかる防犯グッズの配布、パトロール中の隊員の皆様の事故やけがに対する補償のための市民公益活動補償制度への登録により、安心してパトロールを行っていただけるよう支援しているところでございます。  議員のほうからパトロールのグッズを表示していただきまして、ありがとうございました。  しかし、一方で、わんわんパトロール隊に登録することへの責任や抵抗を感じている市民の方も多くいらっしゃり、参加団体がなかなかふえていかないのが実情でございます。  このため、わんわんパトロールを個人で実施されたい方につきましては、団体活動でなく、個人的なボランティア活動として、犬の散歩という日常生活の中で気軽に子供たちや地域の見守り活動にご協力していただければと考えております。  つきましては、今後犬の登録申請時や市のホームページで新たな考え方や活動内容を周知させていただき、現在数に限りがございますが、ご協力いただける皆様には防犯グッズを配布させていただきながら、わんわんパトロールの拡大に努めてまいります。  3、行政問題、1、市内循環バスにいバス利用者についてのご質問をいただきました。  にいバスの無料乗車証は、現在70歳以上の高齢者の方及び障がい者手帳をお持ちの方を対象に、手数料500円をいただいて発行しております。  にいバスの運賃については、地域公共交通会議において、民間路線バス事業者が公共交通有識者の意見を踏まえて決定をしております。このため、本市では、平成31年度から公共交通システムの見直しを行うこととしておりますので、この見直しの中でにいバスの料金設定について、民間路線バス業者の経営を圧迫しないこと、運転免許証を持っていない高齢者や障がい者の方との公平性、他市の事例を踏まえて、地域公共交通会議にて協議していただき、慎重に検討してまいりたいと考えております。  3、行政問題の2、ことしの1月22日、降雪についてのご質問でございます。  初めに、(1)、生命、生活及び被害の状況でございますが、状況といたしましては、自動車による物損事故が13件、立ち往生が25件、歩行者、自転車及びバイクでの転倒事故が36件、保谷・志木線、志木陸橋、英橋インター、産業道路が道路通行規制となりました。このうち保谷・志木線英橋インターは道路管理者が埼玉県のため朝霞県土整備事務所が、産業道路につきましては市道のため本市職員による交通規制を実施いたしました。  本市の対応でございますが、当日の13時30分及び17時15分に職員による降雪対策調整会議を実施し、今後の対応方針や連絡体制を確認し、防災協力会に除雪作業に備えた体制の整備を依頼をいたしました。  また、凍結防止対策として、防災協力会及び職員による駅前や坂道を中心に塩化カルシウムの散布及び除雪作業の実施や、自転車駐輪場に塩化カルシウムを配布し、散布を依頼しました。  閉庁後の対応として、危機管理課及び道路課において各4名を現場待機させ、情報収集、ホームページやツイッターを活用し、注意喚起をいたしました。  道路通行規制の情報発信も行いまして、除雪が必要な場所につきましては除雪を実施したわけでございます。先ほど池田議員にも申し上げました。  防災協力会への除雪依頼につきましては、駅前や坂道を中心とした15か所となっております。歩道優先というふうにしておりましたけれども、今後は車道もしっかり対応していきたいと思っております。  また、万一電車が運休した場合の帰宅困難者対策として、栗原ふれあいの家、ほっとぷらざ、ふるさと新座館を開設できるよう、9名の職員を自宅待機といたしました。  以上が1月22日の対策でございます。今後も迅速に対応してまいりたいと思います。  (2)の除雪用具の配備についてのご質問をいただきました。備蓄品につきましては、庁舎内に角形スコップ10本、スノーダンプ3台がございます。1月22日の豪雪時でも不足はなかったと認識をしております。また、天気予報で降雪、大雪が予測される場合は、事前に塩化カルシウムの散布を行い、凍結防止の安全対策を講じているところであります。  なお、降雪時には、職員による雪かき作業で対応しておりますが、積雪量が多く、駐車場等、広範囲にわたり職員だけの対応が困難な場合は業者に来ていただきまして、除雪作業をしていただいております。  町内会の対応でございます。市から町内会へスコップを直接配備しておりませんけれども、毎年交付しております新座市町内会補助金を持ち寄るなどして、防災や除雪用の角形スコップを町内会で配備していただいて、地域内で活用していただけるよう、平成26年9月に開催された連合会の定期総会でご協力をお願いしているところでございます。  スコップは、新座市自主防災資機材整備費補助金の対象としており、多くの自主防災会が配備をしております。  平成27年度では、自主防災会の保有状況は62本でしたが、平成29年度は322本と、2年間で260本のスコップが配備されていることから、各地域でのスコップの配備は進んでいると考えております。  道路問題の1番、栄四丁目にある市道第57―50号線のL形側溝整備についてのご質問をいただきました。  当該箇所については、栄二条通りの北側にU字側溝が整備されており、道路の勾配をU字側溝に向けた片勾配の構造となっております。現地を職員により測量調査しましたところ、敷設範囲内においてはU字側溝への勾配が確保できている状況を確認しております。  また、当該箇所にL形側溝を県道東京・朝霞線まで一体的に敷設する場合、現況の横断勾配を変化させる必要があることから、宅地と道路とに著しい段差ができてしまい、車を初めとして、道路への出入りに支障が生じることからL形側溝を整備することは困難であると思います。  しかしながら、現地確認時に勾配が続くます及び側溝への集水能力が低い箇所でございましたので、その箇所につきましては集水ますの高さの調整と舗装道路とあわせ行わせていただきますので、ご理解をいただきたいと思います。対応方をさせていただきます。  続きまして、交通問題、青矢信号の設置についてのご質問でございます。青矢信号につきましては、県警察が実施しております。新座市は要望しております。  埼玉県警察では、まず1点目として右折レーンが整備されていること、2点目に右折車両により甚大な渋滞が生じていることが条件でございます。  右折レーンは整備されておりますが、もう一つの設置要件である甚大な渋滞発生という点については現場確認したところ、市道第41―03号線、産業道路には交通量に起因する渋滞は確認できるものの、右折車両の渋滞を起因とする渋滞の発生は確認できませんでした。埼玉県警察に要望書を提出したとしても、要件に合致せず、青矢信号が設置されない場合もございます。  また、現在右折先にある市道第64―17号線において、通り抜け車両の増大による問題が発生しておりますことから、新座警察署と協議しましたところ、青矢信号を設置することにより通り抜け車両がふえてしまうと、そしてそれによる深刻な問題が防げる可能性もあるということでございました。  本市といたしましては、こうした周辺の状況を勘案して、青矢信号の設置に対する要望につきましては、とりあえず慎重に判断してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。  1回目は、私のほうは以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 滝本議員から、小中学校及び教育施設への降雪対策用具の配置状況についてのご質問がございましたので、お答え申し上げます。  小学校、中学校や教育委員会が所管する公民館等、教育施設への除雪の用具の配備につきましては、その規模に応じて対応を図っているところでございます。具体的に申し上げますと、除雪用大型シャベルにおきましては、小・中学校を初め全ての施設に配備されておりまして、小学校で97本、中学校53本、公民館等教育施設33本、計183本について配備済みでございます。  また、多目的に使用できるスコップ等については、合計で433個、スノーダンプという、これは雪をすくって滑らせて排出するという、そういうものですが、スノーダンプについては小学校5校、中学校1校、教育施設3施設に合計13個配備をしております。  また、雪を押して除雪をしていくというフラッシャーラッセルという道具がございますが、これが中学校1校、教育施設は2施設に計6個配備し、降雪に対応している状況でございます。  前回お答えしたときと比べて、除雪用具の種類及び保有数が充実しておりますので、各施設でこれまでの除雪経験をもとに効率的に除雪できる用具を選択をし、必要数を購入しているものと考えております。  なお、1月22日、23日の降雪につきましては、各施設の職員、あるいは小中学校の教職員の懸命な除雪作業によりまして、不足なく対応できたと認識しておるところでございます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) 1回目のご答弁、ありがとうございます。では、順次再質問とご要望もさせていただきます。  最初に、犬の飼い方教室についてですが、新年度継続して取り組まれていかれるということでお考えはよくわかりました。特に広報というか、お知らせの仕方、その辺について確認させていただけますでしょうか。  それと、あと現在4市、埼玉県の朝霞保健所管内狂犬病予防協会によります犬の飼い方教室に参加されている新座市民の方が非常に少ないということは承知しております。その辺の参加状況は何名ぐらいなのか、直近でおわかりになれば教えていただきたいと思います。  あと現在市で登録されているここ数年間の犬の頭数をお聞かせ願えればと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 犬の飼い方教室ということで、市のほうとしてもこれは重要な施策ということで考えておりますので、町内会を中心にそういった形でできればと思っておりますので、その辺の周知につきましては、ホームページや広報等で周知をしてまいりたいというふうに考えております。  それから、正しい犬の飼い方教室の参加者ということでございますけれども、こちらにつきましては、過去3年間ということでお知らせしたいと存じます。  朝霞保健所管内で実施しているものでございまして、こちらにつきましては平成27年度は30名、そのうち新座市民の参加者ということでは、ちょっと詳細がわからないということでございますので、申しわけございません。それから、平成28年度については全員で21名、平成28年度につきましても新座市民の参加者はちょっと不明でございます。平成29年度につきましては、参加者41名ということで、こちらにつきましては、新座市民の参加者が3名ということでございました。  それから、あともう一点、犬の登録頭数ということでございますけれども、こちらも3年間ということでお知らせしたいと存じます。平成27年度が7,476頭でございます。それから、平成28年度につきましては7,599頭、そして平成29年度、平成30年の1月末現在でございますけれども、7,734頭でございます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) ありがとうございます。よくわかりました。朝霞4市で開催されている予防協会の犬の飼い方教室については、遠いということもあるのでしょうか、参加者の方が少ないという状況がよくわかりました。  この件については、党としても提出させていただいております要望書の回答でも、市として施行された際のアンケート結果も好評で、実施については有意義なものと認識しているということで、引き続き研究していくというような旨の回答もされましたが、今回この犬の飼い方教室に関連して、現在市にはペットのふん害防止策として、平成8年に新座市ふん害等防止条例が制定されたところですけれども、担当課の皆さんもこれまで、狂犬病の予防注射接種会場での啓発活動や啓発看板の配布などを中心に、飼い主の方に対します意識の高揚を図っていただいているところですけれども、この条例は犬と猫に限らず、ペット全般のふん害防止条例になっていると思うのですけれども、今後におきましても、先ほどの登録頭数のようにペットの増加が見込まれるように思えますので、さらに啓発強化に取り組んでいただくことをお願いするとともに、今回の犬の飼い方教室が開催されたときにはこの条例の周知も図っていただいて、飼い主の方へのマナー向上に努めていただくことも要望させていただきたいと思います。  先ほど犬の登録頭数の数をお聞きしました。やはり年々ふえているなという状況が手にとるようにわかるわけなのですけれども、ここら辺もやはりこれからますますこの登録頭数もふえていく、増加の一途をたどっていくと思いますので、またしっかりとそういった予防接種等々、犬の管理者の方のPR、また啓発強化、よろしくお願いしたいと思います。  次に、防犯問題のわんわんパトロールの普及啓発について伺います。  お考えはわかりました。今のところ平成26年から実施されて3団体ということで、先ほど市長答弁の中でホームページ等、これから徐々に告知をしていくということで、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  このわんわんパトロール隊の発足の動きというのは、私の調べたところ急速に全国的に広まっているようで、さらに別の形態の防犯パトロールとして、例えばご高齢のお散歩パトロールとか、新聞配達、牛乳配達のパトロール等、地域の状況に合ったパトロールを実践しているようであります。このような市民の方々による取り組みは本当に高く評価するものでありますし、またさらにはごみ袋とトングを持って吸い殻や空き缶やごみを拾い、町内清掃しながら犬を散歩している方もいて、それもごみのポイ捨てを防止する抑止力にもなっていると。そうすることで、大切な愛犬が拾い食いをして体調を壊すということもなくなるということもうたっております。  このようなことも踏まえて、今後におきましても登録されていらっしゃる各種団体の皆様のご意見、ご要望を聞きながら、ぜひ普及啓発に努めていただければと思います。  1点、先ほど私も1回目の質問をさせていただいた中で、その防犯に関して、例えばこういう現場を見つけたとか、そういう防犯登録をメールでもできるような、そういった仕組みづくりはできないでしょうか。    〔「登録」と言う人あり〕 ◆24番(滝本恭雪議員) 防犯登録という、メールででも、そういった怪しいような動きをしている方とか、そういった方を発見したときに、いつ、どこどこ、何時で……    〔何事か言う人あり〕 ◆24番(滝本恭雪議員) ええ、そうです。そういったことをメールで発信するような、そういった仕組みが、そういったことができないかどうかの質問です。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 今議員がおっしゃったような、そういったメール等の仕組みにつきましては、ちょっと研究させていただきたいと存じます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  では、次に、行政問題のにいバスの利用者について伺います。これから平成31年の見直しの中で検討されていくということですので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  今現在にいバス利用者の方で、70歳以上の方と障がい者の方は無料ということで、先ほどこれもご答弁の中でありましたが、無料乗車券の発行枚数と運転免許証の自主返納件数と年代別を、直近の数とともにここ数年間の件数状況をお聞かせ願えればと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) まず、にいバスの無料乗車証の発行枚数ということでございますけれども、3年間で申し上げますが、平成23年度は1,549枚でございます。平成28年度は1,583枚、平成29年度につきましては1,532枚ということでございます。  それから、運転免許証の自主返納者数ということでよろしいですか。    〔「はい」と言う人あり〕 ◎市民生活部長(大塚力也) 自主返納者数につきましては、平成25年1月から12月までの集計でございますが、224人、平成26年1月から12月までは338人、平成27年につきましては504人、平成28年につきましては631人、平成29年につきましては589人ということでございます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長、最初平成23年と言っていた。    〔「そう、さっき23年とおっしゃいました」と言う人あり〕 ○議長(島田久仁代議員) 一番最初1,549人という。 ◎市民生活部長(大塚力也) 失礼しました。無料乗車証の件数で、平成23年と言ったということですが、平成27年度の誤りでございます。訂正をお願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) ありがとうございます。無料乗車の件数は横ばいであるかなと。横ばいといっても千五百何件あるわけですけれども、そして免許証の返納件数についてはわかりました。  先ほど私も1回目の質問でもお話ししたように、やはり200名、300名、多いところでは631名と、本当にふえているのだなというのが実態としてよくわかりました。  あとこの中で年代別の再質問で言ったのですけれども、よろしいでしょうか、答弁。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 運転免許証自主返納者の中で年代別ということでございますが、平成29年中の589人の中の内訳を申し上げます。  59歳以下が7人、60歳から64歳までが14人、65歳から69歳までが88人、70歳から74歳までが195人、75歳から79歳までが137人、80歳から84歳までが106人、そして最後、85歳以上が42名ということでございます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) ありがとうございます。大変よくわかりました。年齢的にもばらつきはありますけれども、やはり70歳代、60歳代、80歳代の方がやっぱりふえているのかなというのがよくわかりました。  今車業界でも、高齢者用の自動運転カーですとか、自動制御カーの開発等、いろいろと進んでいるようですけれども、今後においても、しっかり免許を返納された方の足をどう確保していくのかが、やっぱり大きなこれからの各市町村において大きな課題になると思います。
     ぜひこの終身無料の提案を受け入れ、提案としては採用していただきたく、要望させていただきます。よろしくお願いいたします。  次に、道路問題として、栄四丁目のL形側溝整備について伺います。  これは、市長が先ほどご答弁いただきました勾配を変化させるというか、対応にするにはかなり難しいというようなご答弁でしたけれども、これまで何度か担当課の職員の方を通していろいろと手直しをしていただいたわけなのですけれども、雨が降ったときに流れがなかなか落ちつかないというような状況があるわけなのですけれども、先ほどおっしゃったような市長の答弁の内容で間違いないというか、その辺は大丈夫なのか、再度確認をさせていただいてよろしいですか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 今回ご質問いただきまして、改めて現地のほうを測量させていただきました。  L形側溝のほうのご要望がある場所のほうが高いものですから、そこにL形側溝を整備しても意味がないということがありまして、ただ現地を確認したときに、基本的には反対側のU字溝に勾配が向いているのですけれども、その一部で勾配が緩いところがありましたので、またますへの勾配が緩いところもありましたので、そこについては、舗装補修とあわせて、今後高さ調整等を行ってまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) ありがとうございます。L形側溝についてはわかりました。対応方、よろしくお願いいたします。  でも、いずれにしても、私自身としては、まだ納得いっていない部分もありますので、ぜひ再度またよく調査研究をしていただいて、前向きに目指すはL形側溝整備ということでよろしく要望したいと思います。  行政問題の2として、1月22日の降雪について伺います。(1)の22日の降雪による市の対応についてはよくわかりました。  過日私たちへも挙げさせていただきました大雪に伴う被害状況と対応状況の詳細もいただきましたけれども、本会議でも担当部長のお話で、職員の方が深夜に待機をされていたとか、特に道路の除雪作業では防災協力会の応援もいただきながら、職員の方々も市内の至るところで雪かきや塩化カルシウム散布等に出向かれたことなどは承知しているところでございます。  午前中も池田議員のほうからも質問がありました。ことしは、もうこのような大雪被害はないと思いますけれども、昨今の異常気象で年々状況も変化しておりますので、ハード、ソフトにわたって、ぜひとも特に除雪対応等についてはよろしくお願いしたいと思います。要望にいたします。  あわせて、国のほうも今豪雪に見舞われましたこのたびの福井県などからの要望として、警報、特別警報の2種類以外にきめ細かく雪の降り方に対して警報を発することができるよう、一層タイムリーな発表ができるように改善を進めていきたいという国土交通省からのお考えも示されましたので、この辺についても今後期待をしたいと思っております。  (2)についてはわかりました。前回の質問よりもかなり本数もふえて、整備もされたなという印象を強く受けました。特に学校については、グラウンドもあって敷地が広いということもあって、教職員の方々による除雪作業も大変だろうと想像するわけですけれども、大型シャベルも含めまして今後必要な配備をしていただければと要望いたします。  最後の交通問題、青矢信号についてですが、新座警察署の見解についてはわかりました。渋滞の発生も確認されたということで状況はわかったのですけれども、通り抜け車両がふえるという、その意味がよくわからないのですけれども、要は朝は本当に渋滞というか、かなり直進する車もあれば、右折する車もあるわけなのです。その辺で、あそこ産業道路、右折レーンもしっかりありますし、新座警察というか、公安委員会のほうは難しいというようなお考えを示されたわけなのですけれども、今後これは慎重に検討されていくということでしたけれども、全くつけないということではなくて、今後交通量等を見ていきながら、その中で設置していただけるのかなというような、その辺の見解をご答弁よろしいでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 警察と協議をいたしまして、先ほど市長答弁にもありましたが、右折レーンが整備されていることと、あと右折車両によって甚大な渋滞が発生しているということ、この要因があれば青矢信号設置可能であるというような見解なのですけれども、今のところそれほどの渋滞が発生していないということで、今後その状況で渋滞してくる可能性もあります。  そういったときにもう一度要望して、青矢をつけるかどうかは警察の判断になろうかと思います。  ただ、それともう一つ、先ほど市長の答弁にもございましたが、青矢信号をつけることによって、あそこを右折して、そして市道第64―17号線ですか、保谷駅のほうに向かう道ですけれども、そちらを通過して、結局調布保谷線のほうに回っていく車が今ふえているわけなのです。ですから、青矢信号を設置したことによって、今までは真っすぐ直進して迂回をして、その調布保谷線に行っていた車が逆に右折しやすくなったということで、その中を通って、調布保谷線のほうに行くということで、逆に交通量がふえてしまって危険であるというようなお話も別ではあるわけなのです。ですから、その辺も警察のほうも苦慮しているところでございまして、先ほど言いました要件の関係と、それから中といいますか、右折させて調布保谷線のほうに向かわせる交通量の増という問題、その辺を今後勘案をして、警察とも協議をしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。ただ、私の記憶が間違っていなければあれなのですけれども、以前数年前にあそこで巻き込みの事故があったのです。市長もご存じかどうかあれですけれども、そういったこともありますので、ぜひ引き続き継続して対応方をよろしくお願いしたいと思います。  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、24番、滝本恭雪議員の一般質問を終わります。 △次会日程の報告 ○議長(島田久仁代議員) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  明8日は本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(島田久仁代議員) 本日はこれにて散会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。    散会 午後 2時11分...