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  1. 新座市議会 2018-03-06
    平成30年 3月建設常任委員会−03月06日-03号


    取得元: 新座市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    平成30年 3月建設常任委員会−03月06日-03号平成30年 3月建設常任委員会 ┌───┬──────────────────────────────────────────────────┐ │   │          建  設  常  任  委  員  会  記  録               │ ├───┼────────────────┬────────────────┬────┬───────────┤ │   │                │                │招  集│           │ │ 出 │委 員 長 小  野  大  輔 │委  員 森  田  輝  雄 │    │ 平成30年3月6日 │ │   │                │                │年日│           │ │ 席 │副委員長 鈴  木  秀  一 │委  員 石  島  陽  子 ├────┼───────────┤ │   │                │                │開  催│           │ │ 委 │委  員 伊  藤  信 太 郎 │                │    │ 第1委員会室    │ │   │                │                │場  所│           │ │ 員 │委  員 高  邑  朋  矢 │                ├────┼───────────┤ │   │                │                │開  会│           │ ├───┼─────────────┬──┴┬───────────────┤    │ 午前 9時30分  │ │欠 席│             │署 名│  森  田  輝  雄   │時  刻│           │ │   │             │   │               ├────┼───────────┤ │委 員│             │委 員│  石  島  陽  子   │閉  会│           │ ├───┴──┬──────────┴───┴───────────────┤    │ 午後 3時23分  │ │議長出席有無│  無                           │時  刻│           │
    ├───┬──┴─────────────┬────────────────┼────┴───────────┤ │   │都市整備部長     広瀬 達夫│まちづくり計画課副課長兼新座駅 │上下水道部長     橋本 吉弘│ │会 出│都市整備部副部長兼まちづくり計画│南口第2土地区画整理事務所副所長│上下水道部副部長兼下水道課長  │ │議 席│課長兼新座駅南口第2土地区画整理│           石田 一成│           久米田英之│ │事 し│事務所長       上村 勇治│道路課長兼東久留米志木線推進室長│水道業務課長     込戸 啓一│ │件 た│都市整備部参事兼新座駅北口土地 │           加藤 智之│水道施設課長     小寺 安次│ │説 者│区画整理事務所長   渡辺 一雄│みどりと公園課長   井澤 正則│水道施設課副課長   吉田 文雄│ │明 の│都市整備部参事建築開発課長  │新座北口土地区画整理事務所  │水道施設課副課長   松本 一弥│ │の 職│           内田 充一│副所長        服部 大輔│下水道課副課長    飯沼 健二│ │た ・│都市整備部参事兼大和田二・三丁目│大和田二・三丁目地区土地区画整理│                │ │め 氏│地区土地区画整理事務所長兼   │事務所副所長兼(仮称)大和田・ │                │ │  名│(仮称)大和田・坂之下橋整備事業│坂下橋整備事業推進室室長  │                │ │   │推進室長       廣澤 真吾│           井上 浩気│                │ └───┴────────────────┴────────────────┴────────────────┘ ┌───┬────────────────┬────────────────┬────────────────┐ │職出の│                │                │                │ │務席職│ 議会事務局議事係       │                │                │ │のし・│          猪鼻 佑己 │                │                │ │たた氏│ 主      事       │                │                │ │め者名│                │                │                │ └───┴────────────────┴────────────────┴────────────────┘ ┌───────┬──────────────────────────────────────────────┐ │       │議案第 4号 新座市グリーンスマイル基金条例                        │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第19号 新座市手数料条例及び新座市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一│ │       │       部を改正する条例                               │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第20号 新座市都市公園条例の一部を改正する条例                    │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第22号 新座市みどりのまちづくり基金条例を廃止する条例                │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第25号 平成30年度新座市一般会計予算〔分割〕                    │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │会 議 事 項│議案第27号 平成30年度新座市下水道事業特別会計予算                   │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第30号 平成30年度新座市都市計画事業新座駅北口土地区画整理事業特別会計予算     │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第31号 平成30年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計予算 │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第32号 平成30年度新座市水道事業会計予算                      │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第44号 三芳町の公の施設の利用に関する協議について                  │ └───────┴──────────────────────────────────────────────┘  開  会 ○小野大輔 委員長  これより建設常任委員会を始めたいと思います。  本日の議題は、まず特別会計予算、下水道事業特別会計について説明及び質疑を行います。  まず、執行部より説明をお願いいたします。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  議案第27号 平成30年度新座市下水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  予算書の2ページ、3ページをごらんください。歳入歳出予算の総額はそれぞれ42億1,129万1,000円で、前年度当初予算と比較しますと3億565万4,000円、率にしまして6.8%の減額となっております。歳入の主なものにつきましては予算書で、歳出の主なものについては事業別予算説明書でご説明申し上げます。  それでは、歳入からご説明申し上げます。予算書10ページをごらんください。1款分担金及び負担金、1項分担金、1目下水道事業分担金12万円につきましては、区域外流入分担金100平方メートル分を見込んだものでございます。2項負担金、1目下水道事業負担金2,986万円につきましては、新規下水道整備分及び過年度を見込んだものでございます。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料15億5,308万8,000円につきましては、現年度分年間使用料を1,593万81立方メートルと見込み、1立方メートル当たり平均使用単価及び収納率を乗じた額と滞納繰り越し分を計上したものでございます。2項手数料、1目下水道手数料14万円につきましては、下水道指定工事店指定事務手数料責任技術者登録事務手数料を見込んだものでございます。  次に、12ページ、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道国庫補助金1億4,800万円につきましては、野火止中央幹線工事その1ほかの補助金を計上したものでございます。  4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金10億6,847万3,000円につきましては、一般会計から下水道事業特別会計への繰入金を計上したものでございます。  5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金5,000万円につきましては、平成29年度からの繰越金を見込んだものでございます。  6款諸収入、1項延滞金、1目延滞金1万円につきましては、受益者負担金の延滞金を計上したものでございます。2項貸付金元利収入、1目貸付金元利収入、うち50万円につきましては、水洗便所改造資金融資預託金返還金を計上したものでございます。  次に、14ページ、7款市債、1項市債、1目下水道事業債13億6,100万円につきましては、公共下水道事業債、流域下水道事業債及び公営企業会計適用債を計上したものでございます。  続きまして、歳出について事業別予算説明書でご説明いたします。事業別予算説明書の2ページをごらんください。事業別予算説明書2ページから7ページ、1款下水道事業費、1項下水道事業総務費、1目一般管理費10億3,782万8,000円につきましては、職員人件費、一般事務費及び下水道施設維持管理に必要な経費を措置したものでございます。  2ページ、細々目02一般事務1億249万2,000円につきましては、平成29年度に比べて719万1,000円の増額となっております。なお、平成32年度に公営企業化するための公営企業会計移行支援委託料及び公営企業会計システム導入委託料等を計上して、本年度は会計システムの仮稼働等を行う予定でございます。  細々目03公共下水道汚水維持管理6億7,226万円につきましては、平成29年度に比べて768万9,000円の増額となっております。公共下水道汚水維持管理の主なものでございますが、節11需用費316万6,000円につきましては、汚水マンホールポンプ10か所分の電気料及び施設修繕を計上したものでございます。節13委託料1億2,387万6,000円につきましては、汚水マンホールポンプ10か所の保守点検委託料、特定事業場等水質検査委託料汚水管渠清掃委託料上下水道部水道業務課へ事務委託しております下水道使用料の徴収業務委託料、ストックマネジメント計画策定委託料等でございます。節15工事請負費2,057万2,000円につきましては、汚水管施設の維持補修工事費でございます。節19負担金、補助及び交付金5億2,094万2,000円につきましては、荒川右岸流域下水道維持管理負担金等を計上したものでございます。節21貸付金100万円につきましては、水洗便所改造資金貸付金及び水洗便所改造資金融資預託金を計上したものでございます。  次に、6ページをごらんください。細々目04公共下水道雨水維持管理1億7,961万4,000円につきましては、平成29年度に比べ6,084万1,000円の増額となっております。増額の主な要因につきましては、場内の耐震化工事に伴い、館第一排水ポンプ場維持管理負担金が増額したことによるものでございます。公共下水道雨水維持管理の主なものですが、節13委託料687万7,000円は雨水マンホールポンプ及び水門施設等の保守点検及び管渠清掃の委託料等でございます。節15工事請負費1,537万9,000円につきましては、雨水管施設の維持補修工事費でございます。節19負担金、補助及び交付金1億5,513万1,000円につきましては、館第一排水ポンプ場等維持管理負担金及び田子山排水機場等維持管理負担金を計上したものでございます。  細々目05公共下水道台帳整備1,082万4,000円につきましては、公共下水道施設台帳作成委託及び公共下水道台帳閲覧システムの更新委託でございます。  6ページから11ページ、1款下水道事業費、2項下水道建設費、1目下水道建設費16億2,003万5,000円につきましては、職員人件費、一般事務費、公共下水道整備費及び建設費負担金等を計上したものでございます。  8ページ、細々目02一般事務407万1,000円は、平成29年度に比べて110万円の増額となっております。  細々目03公共下水道汚水整備3億3,037万6,000円は、平成29年度に比べ4億6,381万6,000円の減額となっております。減額の主な要因につきましては、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業工事等委託料及び公共下水道新設工事費等が減額したことによるものでございます。公共下水道汚水整備の主なものでございますが、節13委託料1億9,087万6,000円につきましては野火止四丁目地区汚水枝線実施設計業務委託ほか2件及び大和田二・三丁目地区土地区画整理地区汚水枝線工事等の委託料でございます。10ページをごらんください。節15工事請負費1億3,500万円につきましては、公共下水道新設工事費として大和田二・三丁目地区土地区画整理地区汚水枝線工事その6ほか5件等でございます。節22補償、補填及び賠償金400万円につきましては、工事等に伴う水道管及びガス管等の移設補償金等を計上したものでございます。  続いて、細々目04公共下水道雨水整備11億5,208万円は、平成29年度に比べ1億3,293万6,000円の増額となっております。増額の主な要因につきましては、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業工事等委託料等が増額したものでございます。公共下水道雨水整備の主なものでございますが、節13委託料5億7,330万円につきましては、水道管理総合計画策定業務委託、平林寺第五幹線実施設計業務委託その2ほか3件及び大和田二・三丁目地区土地区画整理地内雨水枝線工事等の委託等の委託料でございます。節15工事請負費5億6,948万円につきましては、野火止中央幹線工事その1ほか14件等でございます。節22補償、補填及び賠償金650万円につきましては、工事等に伴う水道管及び電柱等の移設補償金等でございます。  次に、12ページをごらんください。細々目05流域下水道事業建設費負担金8,721万2,000円につきましては、平成29年度に比べて1,183万3,000円の増額となっております。増額の主な要因につきましては、荒川右岸流域下水道事業建設事業費が増額されたことによるものでございます。流域下水道事業建設費負担金につきましては、荒川右岸流域下水道事業の建設工事について、関係10市3町が事業費の一部を負担するうちの新座市分を計上したものでございます。  細々目06排水ポンプ場等整備負担金923万8,000円につきましては、田子山地区浸水対策事業費負担金を計上したものでございます。  次に、2款公債費、1項公債費、1目元金12億2,968万8,000円につきましては、下水道事業債償還金元金でございます。  2目利子3億1,374万円は、下水道事業債の利子でございます。これにより公債費の状況につきましては、予算書30ページに記載してありますとおり、平成30年度末の地方債残高は148億7,786万1,000円となる見込みでございます。  次に、事業別予算説明書12ページに戻りまして、3款予備費、1項予備費、1目予備費は、予備費として1,000万円を計上したものでございます。  平成30年度新座市下水道事業特別会計予算についての説明は以上でございます。よろしくご審査のほどお願い申し上げます。  以上です。 ○小野大輔 委員長  議案第27号 平成30年度新座市下水道事業特別会計予算について説明が終わりました。  質疑のある方は挙手にてお願いいたします。 ○鈴木秀一 副委員長  それでは、2点お伺いいたします。  まず、事業別予算説明書4ページ、5ページ、公共下水道汚水維持管理の13委託料のストックマネジメント計画策定委託料、こちらが今後の下水道施設の計画的、持続的な管理として非常に重要な施策であると私は認識しております。平成30年度は劣化状況調査を行うと表記されているのですけれども、具体的にはどういった調査で、またその結果を踏まえ、どのような計画を立てていこうとされているのかお伺いしたいと思います。これが1点目。  あと2点目、事業別予算説明書10ページ、11ページ、公共下水道雨水整備のところの細節42、雨水管理総合計画策定委託料、これ950万円というふうになっているのですけれども、平成31年度末までに策定とありますけれども、平成30年度行う内容についてと、あと平成31年度行う内容について伺いたいと思います。  同じく溢水対策事業として、今回図面もいただきました。石神幹線の改修工事については視察をさせていただきまして、非常に深く理解できたのですけれども、ほかの工事箇所の工事する前の状況と、また工事の詳細説明、どういった工事をして、またその工事後、市はどういうふうになっていくのだというふうに見ているのでしょうか。その辺をちょっと伺いたいと思います。  以上です。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  鈴木副委員長からのご質問の予算別説明書の4ページ、ストックマネジメントにつきましては、ストックマネジメントは長寿命化対策のような施設ごとでなく、下水道施設全体を効率的に管理する計画を策定するものでございます。施設は、汚水が対象になります。本年度は、その施設がどの程度のものかの基準づくりを策定する予定でございます。そして、それに伴って調査を行う計画でございます。来年度等につきましては、その結果に基づいての報告を策定する予定でございます。  次に、10ページの雨水管理総合計画でございますが、最近の大雨に対する既存の雨水計画による全域の同じ降雨量に対する事業計画認可では対応し切れない区域に対しまして、今まで不可能であった区域ごとの降雨量の設定を変え策定する柔軟な計画が雨水管理総合計画でございます。この計画を策定し、事業計画認可に位置づけることで、社会資本総合交付金の交付対象となるものでございます。  平成30年度につきましては、雨水管理の方針、対象区域の決定、それから簡易シミュレーション等を行う予定でございます。平成31年度につきましては、段階的対策計画を立てて、詳細なシミュレーションを行って計画を取りまとめる予定で、その後事業認可の変更というふうなスケジュールを組んでございます。  続きまして、工事箇所の説明なのですが……ちょっと休憩していいですか。 ○小野大輔 委員長  暫時休憩いたします。       休憩  9時52分       再開  9時52分 ○小野大輔 委員長  休憩を閉じて再開いたします。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  鈴木副委員長からご質問の溢水箇所の工事箇所の工事説明をさせていただきます。  1枚目の栄一丁目三番地雨水枝線工事その2(溢水対策)につきましては、口径300ミリを20メートル開削工事で行う予定でございます。この工事につきましては、今年度からその下流を行っておりまして、その上流でこの工事が最後の溢水箇所の解消工事となる見込みでございます。現在も既設管に取り込んでおりまして、かなり溢水は解消されているという報告を受けてございます。  次に、野火止五丁目22番地雨水枝線工事その2(溢水対策)につきましては、口径が350ミリ、10メートルの開削工事でございます。この工事も今年度から行っている工事の上流部分でございます。この工事が完成しますと、やはり溢水箇所の解消が見込まれると考えてございます。  次に、栗原二丁目地内雨水枝線工事その2(溢水対策)でございます。こちらは口径600ミリ、延長66.3メートル、300ミリが延長19.2メートルでございます。こちらの工事は、今年度繰り越しで予定してございます工事の上流部分にございます。この工事を行うことによって、中沢用水の負担が軽減されると考えてございます。  次に、東北二丁目地内雨水枝線工事(溢水対策)でございます。こちらのほうは、口径1,350ミリ、開削工事で130メートルでございます。こちらの工事も田子山排水区の溢水がこの大雨で発生してございまして、その対策工事として行う予定でございます。こちらは、朝霞市側でも溢水対策を行ってございますので、その工事と並行して行う工事でございまして、工事の実施時期については朝霞市との調整を行って実施したいと考えてございます。  次に、東一丁目地内雨水枝線工事(溢水対策)でございます。口径は300ミリ、推進工で10メートルでございます。こちらの工事は、野火止中央幹線に接続する既設の排水管の取りかえ工事となりますので、これを行うことによって幹線への流入がスムーズにいくものと考えてございます。  次に、石神幹線吐口改修工事(溢水対策)、こちらは視察でも見ていただきました貝沼橋の石神地区の排水口の口径を大きくするものでございます。  以上となります。 ○鈴木秀一 副委員長  ご答弁ありがとうございました。ちょっと再質問させていただきます。  まず1点目、ストックマネジメント計画策定委託料の中で、今年度劣化状況調査ということでうたってありますものですから、それを例えばどこかを抽出してやるのか、あるいは地域ごとに先行でやるのか、その辺をもうちょっと詳しく伺いたいと思います。
     あと2点目の雨水管理総合計画策定委託料については、今年度調査をして、何とか社会資本整備が使えるようなということで、よくわかりました。  あと溢水対策事業、細かく説明いただきまして、ありがとうございました。一般質問でも各議員から溢水対策、いろいろ出ていると思うのですけれども、この6か所で大体網羅されているのか。もうちょっとやりたかったのだけれども、予算的なものでなかなかできなかったと、その辺件数だけでもいいので、そこだけちょっとお伺いしたいと思います。  以上です。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  まず、ストックマネジメントのご質問のほうに答えさせていただきます。  来年度は汚水対象とご説明させていただきましたが、対象は全域です。ただ、調査はスクリーニングによる調査を検討してございます。箇所については、今後策定する予定でございます。スクリーニングは、重要幹線を主に行う予定で、年代別に行う予定でございます。  次に、溢水対策事業につきましては、雨水整備10か年計画の見直しを全協でご説明させていただきました。こちらの区域、14か所を我々位置づけて、対策を検討しようという形で行っておりまして、その中の一部で平成30年度は効果性の高いもの、特にここ近年急に大雨等が降って溢水が発生している箇所もございますので、平成30年度は実施しても効果性の高いものを最優先で今回計上させていただきました。金額的には若干少ないと言われる部分もあるかもしれませんが、件数は十分多くありますので、これを行いながら、また溢水地域の状況を見ながら整備を進めていきたいと考えてございます。  以上です。 ○鈴木秀一 副委員長  ありがとうございました。ストックマネジメントについては、劣化調査は抽出とか部分的なことではなくて、全域やられるということで、頑張っていただきたいと思います。  あと溢水対策の件なのですけれども、14か所ということで、今回効果性のあるものを選んで工事されるということなのですけれども、やっぱり今期また雨が降って、どうしてもここをやらなくてはいけないみたいな箇所が見つかった場合は、補正等でやっていただくという考えでよろしいのでしょうか。  以上です。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  鈴木副委員長の再質問についてご説明させていただきます。  下水道事業は、実際に急に溢水箇所が発生したからといって解消できる工事というのはごくわずかでございます。計画的に進めて排水しないといけないという形のものが多くて、特に河川の放流量は決められてございますので、この辺河川課と協議とか、またあと関係部署との協議もございますので、もちろん補正で対応できるものであれば、補正を計上させていただきたいと思いますが、今の現状からしますとなかなか対応は難しいところは現場から報告は上がっている状態でございます。 ◆伊藤信太郎 委員  今の鈴木副委員長の関連なのですけれども、事業説明書の10ページ、11ページの中で溢水対策事業として6件やっていただけるということなのですが、要するに溢水対策というのは口径を広げるということが対策の方法なのですか。溢水対策の内容をちょっと教えていただきたいというのが1つです。  それから、2つ目は、雨水管理総合計画策定業務委託ということなのですが、新座市も当然下水道の浸水対策をされてきたと思うのですけれども、それにさらに国土交通省から出た指針に照らし合わせると、長期的に見直しをしなければいけないということで、この委託がなされるということなのでしょうか。既に新座市にあるのだけれども、国の指針に基づいて見直しをするということの対策になっているのでしょうか。その辺お聞きしたいと思います。  それから、最後に12、13ページの荒川右岸流域下水道事業がありますけれども、この内容をちょっとお聞きしたいと思います。何年かけてこういう事業が計画されているのかということで、ちょっと内容をお知らせいただきたいと思います。  以上です。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  伊藤委員からのご質問に順次お答えさせていただきます。  10ページの溢水対策につきましては、いろいろ対策方法は正直言うとございます。ただ、今実際に行っているのは溢水箇所に計画の雨水管を整備していくという形の整備のものが多いです。口径を上げてというのは、多分貯留というふうな考え方のご質問だと思うのですが、こちらについては今現在のところは行ってございません。先ほどのご質問と重なりますが、雨水管理総合計画を行いますと、そういう貯留も含めたものも計画ができるような形になりますので、有効な手段として考えてございます。  そしてまた、雨水管理総合計画に対してのご質問ですが、現在雨水の整備計画認可は新座市でもございます。その降雨量に対しての今の集中豪雨が対応し切れないという状況もございますので、雨水管理総合計画は地区ごとに降雨量の設定をある程度緩和して立てられる計画でございますので、実際に計画を立てる段階で、その地域の溢水状況とかそういうものを見定めながら地域を限定して対策を考えていく形のものになると考えてございます。  そして、12ページの荒川右岸流域下水道負担金でございますが、昭和56年から荒川流域下水道は認可をとって現在行ってございます。10市3町は、川越から所沢を経由して荒川右岸に流れてございます。新座に流入しているのは、黒目川幹線といいまして、朝霞を経由して流下しているものと、柳瀬川を横断して富士見の中継ポンプ場に流れているもの、これは所沢に上流がございますが、そちらから来るものがございまして、10市3町で建設負担を行っているものでございますので、実際には完全整備となりますと、まだまだ先の形になりますので、整備費を負担している状況でございます。 ◆伊藤信太郎 委員  よくわかりました。溢水対策14か所のうち6か所ということで予算化されているわけですけれども、早く全てが対策できるようにお願いしたいと思います。  それから、雨水管理総合計画ですが、31年度末には策定できるということなので、それを見ながらまたお話を聞きたいと思います。  それから、右岸の下水道事業につきましては、昭和56年から始まったということなのですけれども、終わりのない継続事業というような解釈でいいのでしょうか。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  終わりないという言い方をすると難しいのですが、実際に流域下水道を順次今整備をして、区域が拡大してございます。また、それが終わりましても、実際に開発区域がどんどん広がっていけば、その中の流量もふえますので、処分場も拡大しないといけないと。もちろんその用地も確保されているのですが。あと実際に新座市もそうなのですが、ストックマネジメントのご質問ございましたが、施設の老朽化がやはり今喫緊の課題になってございます。こちらのほうの維持費も常時かかってくるかと考えてございます。  以上です。 ◆伊藤信太郎 委員  よくわかりました。どうもありがとうございます。 ◆森田輝雄 委員  全体的なことなのですけれども、まず下水に関しては汚水と雨水、大きく分けて2つに分かれますよね。汚水に関しては、一部ありましたけれども、逆流ですとか、雨水の流入ですとか、それはあってはならないということは、対策を主にしなければいけないという事業だと汚水のほうは思うのです。  雨水に関しては、今非常に溢水その他に関して対策にどちらかというと追われてしまう。それに終始、溢水がないことがよしというような部分に考えがちですけれども、でも昨年ですか、県のほうでは宅内処理、要するに浸透ますの奨励を打ち出しましたよね。県のほうで補助金を出して、それらでも市内でも結構なお宅で申請をされていますよね。それはなぜかといったら、今法的には宅内処理で浸透ますをつくってくださいというのが建築基準法その他でもうたわれているわけですよね。そういった部分の管理等々、その辺の調査もこれからやっていかないといけないのかな。  といいますのは、大型開発が非常に多いのです。今50棟、60棟、100棟という部分がありますよね。そうしたら、その中での雨水処理をすれば、その面積に関しての雨水って、雨水管にどっと流れることはないわけです。ましてや、大和田二・三丁目区画整理でも聞こうかなと思ったのだけれども、大手の企業があれだけの商業スペースをつくった、そうしたらその駐車場もきれいに水がはけるようにしている。その水がどっと出てきてしまうと、その雨水処理ってあの貯水池で間に合うのだろうかと私はすごく心配なのです。となると、大型商業施設の中でも浸透ますを幾つつくって、そして宅内処理をするという基本に返った中で考えていかないと、これからますます開発されればされるほど、既存の雨水管では物理的に間に合わなくなっていってしまうのです。そうなったときには、宅内処理、要するに戸建ての一般住宅で30坪のお宅でも、雨水処理はきっちりしてくださいという方向性を市のほうでもきっちり出さないと。形はできています。でも、正直言って、うちの息子のうちなんか言っても、「えっ、これが雨水ます」みたいな、ちょっとそういう言い方しては失礼なのだけれども、これで浸透するかなというような形ばかりのものがすごく多いです、はっきり言って。だけれども、「おじいちゃん、余り文句言わないで」と言われてしまうから、言っていないのですけれども、非常に甘いのです。雨の日にたまたま行ってみたら、当然のごとくあふれて、ちょっとした雨でもみんな出てしまっていますよね。ですから、先ほど半分安心したのですけれども、計画的、長期的な多方面にわたっての調整で計画を立てていくのが我々の仕事ですと先ほど述べました。それはすごくうれしかったし、考えてくれているのだなという部分があったのですけれども、やはり雨水に関しては本当に長期的な、要するに一つ一つの建物に関してもシビアにやっていかないと、ますます溢水箇所、今まで溢水していなかったところがどんどん出てきて、追いかけ追いかけ、追いかけられてしまいますよ。ですから、その辺をきっちり、例えば駐車場一つにしたって、多分1,000平米以上は浸透ますを幾つつくって、グレーチング入れて、雨水が道路に出ないように、その他の指導はされていると思うけれども、その辺をきっちりしていかないと、ますます道路が雨水の通り道で、道路にみんな流れていってしまうような傾向がすごくあるので、ちょっと大き過ぎるのですけれども、その辺をどう考えて、これからどう進んでいこうかというものを構築していかないといけないと思うのですけれども、その辺の方向性についてちょっとお聞きしたいなと思うのですけれども。       〔「ちょっと休憩」と言う人あり〕 ○小野大輔 委員長  暫時休憩いたします。       休憩 10時15分       再開 10時26分 ○小野大輔 委員長  休憩を閉じて委員会を再開いたします。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  森田委員のご質問に対しましてお答えさせていただきます。  雨水の対策につきましては、中長期的なものを含めて雨水管理総合計画で策定をさせていただきたいと考えてございます。  以上です。 ◆石島陽子 委員  今の森田委員の答弁で、ちょっと確認したいのですけれども、結局は国交省が示された指針とはいっても、下水道で行えることというのは管を太くするということになってしまうのでしょうか。何かほかの対策というようなことは、国から新たに何か示されたものというのがあるのかどうかというのをちょっとお聞きしたいというのが1点です。  それと、この予算概要と事業別予算説明書を見ますと補助事業がすごく少なくて、予算書から見ると建設費で汚水については事業費が3億3,000万円ですけれども、国庫支出金がゼロと。雨水については、事業費が約11億5,000万円で国庫支出金が1億3,800万円ということで、国庫補助がとても少なくなっているわけですが、これはどういうことかということ、単独事業に多分大きいものがいっぱいあるのだと思うのですけれども、どういうことなのかということです。  先ほど事業別予算説明書の8ページの大和田二・三丁目地区土地区画整理事業工事等委託料の約1億7,700万円、これは予算概要の35ページにあります大和田二・三丁目地区の汚水についての一括発注の部分だけの金額なのでしょうか。それとも、汚水の上に書いてあります延長490メートルというのも含めての金額なのか。それから、10ページの雨水についても、この大和田二・三丁目の委託料の部分というのは一括発注だけなのか、一括発注と延長189メートルという部分のも含めての予算なのか、ちょっと教えてください。  以上です。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  国の対策によります雨水管理総合計画の内容につきましては、策定をしてみないと実際にどのような対策工事があるのか、対策ができるのかは正直言うとわからない状態ですが、その中には貯留施設も含んでございます。これ貯留施設といいましてもいろんなものがございまして、─────────────────浸透方式、あと貯留方式、それぞれございます。これ用地も含んで対策を考えないといけない部分ございますので、その場所に適切なものが設置できるものを計画したいと考えてございますので、これは策定する中で検討させていただきたいと考えてございます。  次に、補助金額が少ない理由につきまして、予算概要の35ページの補助事業につきましては、平成30年度は4本の計上となってございます。特に去年度、平成29年度は平林寺第五幹線を2か年分計上して工事を実施してございます。下水道事業の補助事業というものは、都市整備の区画整理事業と異なりまして、路線ごと、その工事内容ごとに補助がついてございますので、実際に補助対象部分の工事をどの部分までやるのかによって工事費が若干上下するような形でございます。  汚水につきましては、ほぼ整備が終わっている状況でございまして、汚水につきましては今現在補助事業となる対象部分は計画上、来年度はないというふうなものでございます。  次に、事業別予算説明書の8ページ及び10ページ、一緒にお答えしてよろしいでしょうか。大和田二・三丁目地区土地区画整理事業工事等委託料につきましては、これ一括発注分でございます。  以上となります。  済みません、発言の取り消しをお願いいたします。貯留施設の説明について、一部削除をお願いいたします。 ○小野大輔 委員長  ただいま下水道課長から発言の取り消しの申し出がありました。委員会として取り消しを許可することにご異議ありませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小野大輔 委員長  ご異議がありませんので、取り消しを許可することにいたします。 ◆石島陽子 委員  雨水計画のほうについてはわかりました。用地の確保が必要になるということは、また今回大和田の調整池をつくっているような、そういうことを市内のどこかにやらなければならないということですね。  あとは、国庫補助についてはわかりました。大和田の区画整理については全く国庫補助がつかないということですね。35ページの補助事業で、これ新座駅の北口の土地区画整理地内の雨水枝線工事その3については補助事業ということになっているのですけれども、これは区画整理の中で違いが出るというのはどういう理由なのでしょうか。  あと補助がつかないという部分でやるということについては、起債をしていく部分と、それから市の一般財源でやる部分とありますけれども、基本的には起債の割合とか、一般財源の割合とかというのはどんなふうに考えてやっておられるのでしょうか、お願いします。 ◎橋本 上下水道部長  では、私国庫補助に関して、1点目のご質問にご答弁申し上げます。  国庫補助金の区画整理、北口の土地区画整理に絡みます雨水枝線工事その3が補助対象になっておりますが、ほかのものが補助対象になっていないのはなぜかということですが、基本的には関係と内容から補助になるかどうかというのは決まってくるのですが、県のほうと協議をしていく中で、いわゆる区画整理事業についての補助金については、補償等によって用地があいたところに整備する事業は余り補助をつけるのは好ましくないと。なぜかといいますと、補償ができなくて工事が翌年度とかになってしまう場合もありますし、その辺が工期がはっきりしないので、補助にする場合はできれば限度上で行う工事については補助対象にしますよと。限度以外の補償で建物が移転した後のところに入れるものについては、なるべく補助にはしないでもらいたいというような調整がありまして、それで該当するのが新座駅北口の土地区画整理に関します雨水枝線工事その3ということで上げさせてもらっております。  補助については以上です。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  もう一つの質問の起債につきましては、工事に対しまして起債を適用させてございます。起債率は95%で対応させていただいている状況でございます。  以上です。 ○小野大輔 委員長  暫時休憩いたします。       休憩 10時39分       再開 10時39分 ○小野大輔 委員長  休憩を閉じて委員会を再開いたします。 ◆高邑朋矢 委員  今石島委員から出たのですけれども、大和田二・三丁目関係のものが幾つかあって、済みません、電卓なくて、今年度の総計は幾らかということと、それから最終的な総計は下水道関係で幾らになるのか。大和田二・三丁目関係だけです。 ○小野大輔 委員長  暫時休憩いたします。       休憩 10時40分       再開 10時40分 ○小野大輔 委員長  休憩を閉じて委員会を再開いたします。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  高邑委員からのご質問に対しまして、大和田地区の一括発注工事等を含めて8億5,227万6,000円となります。  以上です。 ○小野大輔 委員長  暫時休憩いたします。       休憩 10時40分       再開 10時40分 ○小野大輔 委員長  休憩を閉じて委員会を再開いたします。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  最終の総合計は20億9,925万8,000円でございます。       〔委員長、副委員長と交代〕 ○小野大輔 委員長  先ほどいろんな質問等ありまして、雨水対策は委員の皆様と私は同意見です。頑張ってやっていただきたいと思いますけれども、管だけではなくて、ほかのことも都市整備部とも一緒に頑張っていただきたいと思うのですけれども、1点だけ質問いたします。  汚水の維持管理のところ、4ページ、5ページですけれども、去年は汚水管が破裂するという、すごくびっくりするようなことが起こりましたけれども、ここには見えないわけですよね。対策は考えていただいているというふうに思いますけれども、ここの部分はどういうふうに考えているでしょうか。  市長ともこれはプライベートでお話ししたのですけれども、大変だよねと、そんなことあってはいけないよねと話していただきましたけれども、市外のこともあると思うのです。新座市だけで対応できることではないとは思うのですけれども、担当課としてもこの部分はしっかり、ことしはそういうことは絶対起こってはいけないということで対応していただきたいと思いますが、30年度はどういうふうに考えているか、教えていただきたいと思います。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  本市下水道課としましても、今小野委員長からご質問のありましたことは、重要な問題案件だと考えてございます。この被害の状況については、大雨の影響によって、本市でもそうなのですが、他市から埼玉県の荒川右岸流域下水道柳瀬川幹線に大量の雨水が浸入したことに伴い、県管理の幹線が満管状態になって流下不能になり、柳瀬川を横断している伏せ越し施設からあふれ出たという被害でございます。本来は、汚水につきましては、処理場までの配管ルートはどのようなことが起きても確保されなければいけないというようなライフラインの施設であると考えてございます。  今後の対策につきましては、幹線管理者である埼玉県荒川右岸下水道事務所に対し、管渠能力の向上及び富士見ポンプ場施設の運転方法の見直しを行い、流下不能にならないように現在も要望しております。  また、市としましても、URの駐車場管理者でありますUR都市機構に同駐車場の車両の移動も依頼してございます。これが最大限だと思っておりますが、被害が起きても最小限に抑えるための方策を講じながら、今後も対応を検討してまいりたいと思っております。ご理解いただきたいと思います。 ○小野大輔 委員長  建設常任委員会は任期2年があるので、しっかりずっと見ていきたいと思いますから、私も住んでいますし、たくさんの人が住んでいるところなので、ぜひ長い期間ではなくて、ことしからもうならないようにお願いしたいというふうに思います。  以上です。       〔副委員長、委員長と交代〕 ○小野大輔 委員長  それでは、進行をかわります。  ほかに質疑ありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○小野大輔 委員長  なしと認めます。  暫時休憩したいと思います。       休憩 10時45分       再開 11時00分 ○小野大輔 委員長  休憩を閉じて委員会を再開いたします。  続きまして、議案第30号 平成30年度新座都市計画事業新座駅北口土地区画整理事業特別会計予算についてを議題にいたします。  まず、執行部からの説明をお願いいたします。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  議案第30号 平成30年度新座都市計画事業新座駅北口土地区画整理事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。  それでは、予算書の1ページをごらんください。平成30年度予算の歳入歳出の総額は、歳入歳出それぞれ10億519万1,000円でございます。前年度当初予算と比較いたしまして1億146万8,000円、率にいたしまして11.2%の増額となります。  歳入歳出予算の款項区分の金額等は、予算書2ページから3ページの第1表歳入歳出予算のとおりでございます。地方債につきましては、4ページ、第2表のとおりでございます。歳入歳出それぞれの款ごとの本年度、前年度及び増減等につきましては、6ページから9ページの歳入歳出予算事項別明細書のとおりでございます。  それでは、歳入につきましてご説明を申し上げます。予算書の10ページをごらんください。1款使用料及び手数料、1項手数料につきましては、仮換地指定証明書などの事務手数料といたしまして1,000円を計上するものでございます。  2款国庫支出金につきましては、社会資本整備総合交付金補助基本額1億4,500万円に対しまして、補助率10分の5.5の7,975万円を計上するものでございます。  3款県支出金5,000万円につきましては、土地区画整理事業に伴う県道新座・和光線、旧川越街道の歩道拡幅整備における埼玉県からの公共施設管理者負担金でございます。
     4款繰入金4億944万4,000円につきましては、一般会計からの繰入金でございます。  5款繰越金100万円につきましては、前年度からの繰越金でございます。  12ページの6款市債につきましては、社会資本整備総合交付金事業に充当いたします公共事業等債5,870万円及び市単独事業に充当いたします地方道路等整備事業債4億630万円の合計額4億6,500万円を計上するものでございます。  続きまして、歳出の主なものにつきましてご説明を申し上げます。事業別予算説明書の2ページをごらんください。1款区画整理費、1項総務費、1目土地区画整理総務費、細目001土地区画整理総務費でございますが、予算額は8,797万5,000円で、前年度と比較いたしまして1,235万4,000円、率にいたしまして16.3%の増額になります。  細々目01職員人件費8,491万6,000円につきましては、職員10名分の給料及び職員手当等でございます。  細々目02土地区画整理総務305万9,000円につきましては、土地区画整理審議会委員、評価員の報酬及び共通事務経費等でございます。  次に、4ページ、1款区画整理費、2項事業費、1目土地区画整理事業費、細目001土地区画整理事業費でございますが、本年度の予算額は9億780万1,000円で、前年度と比較いたしまして9,175万3,000円、率にいたしまして11.2%の増額となります。節の主なものにつきましてご説明を申し上げます。節11需用費6万5,000円につきましては、道路照明灯の電気料でございます。節13委託料5,241万6,000円につきましては、平成31年度に計画をしています建物移転等の調査積算及び平成31年度施工予定の道路築造工事等の実施設計などを行うものでございます。節15工事請負費1億4,709万6,000円につきましては、雨水浸透トレンチ工事や区画道路築造工事等の工事費でございます。節16原材料費18万8,000円につきましては、工事や建物移転に伴いまして設置いたします境界石を購入するものでございます。節19負担金、補助及び交付金4,860万円につきましては、道路築造工事に伴う上水道管布設工事の負担金でございます。  続きまして、6ページの節22補償、補填及び賠償金6億5,943万6,000円につきましては、平成30年度に予定しております16件の建物移転補償費等でございます。  2款公債費、細目001元金270万1,000円につきましては、当該事業にかかわる市債の償還元金でございます。  同じく2款公債費、細目002利子571万4,000円につきましては、当該事業にかかわる市債の償還利子でございます。  3款予備費につきましては、100万円を計上するものでございます。  給与費明細につきましては、予算書の18ページから23ページの給与費明細書のとおりでございます。  地方債の残高につきましては、予算書24ページの調書のとおりでございます。  以上、平成30年度新座都市計画事業新座駅北口土地区画整理事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げました。ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○小野大輔 委員長  議案第30号について説明が終わりました。  議案第30号について質疑のある方は挙手にてお願いいたします。 ○鈴木秀一 副委員長  1点ご質問させていただきます。  私のほうは、平成30年度予算概要の新座駅北口土地区画整理事業のところで、平成30年度は主に物件移転補償や道路築造工事等のインフラ整備を実施するというふうにあります。現場も見させていただいて、お話もお聞きしまして、今までが非常にインフラ整備で大変だったのだというふうにお聞きいたしました。このインフラ整備、あと残り何%ぐらい残っているのかをちょっと伺いたいと思います。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  ただいまの鈴木副委員長からのご質問にお答えいたします。  まず、工事につきましては、進捗状況でございますけれども、大きく分けまして着手している部分が道路築造工事まで完了している部分と、それからインフラ整備を埋設工事中の部分、それから建物移転が終わりまして、その辺の整地の状況、用地があいて整地をしているという、一応大まかに分けますと3段階に分かれます。  それで、進捗状況でございますが、道路築造工事まで終わっているものにつきましては、全体の8%が終わっています。  それから、鈴木副委員長からご指摘ありましたライフラインの埋設行為、これにつきましては16%が完了しております。それから、建物移転が終わりまして道路用地があいたと、それで宅地の整地程度を行っているものが19%ございます。合わせまして43%でございます。これが工事に着手しているというような状況でございます。  以上でございます。 ○鈴木秀一 副委員長  細かく説明いただきまして、ありがとうございました。今までが本当に大変だったのだよというお話を聞きましたので、これから何とかスムーズにいくように頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ◆石島陽子 委員  今までのインフラ整備だったりとか、すごく大変だったというお話が今ありましたけれども、この北口が始まるときには市民のここの対象になる方の中で、表立っては余り言えないけれども、なかなか賛成とまでは言い切れないみたいな方もいらしたかのように記憶しているのですけれども、今物件移転についても少しずつ進めている、まだ半分にならない状況ですけれども、こちらは住民の方のそういういろんなお考えとか、この事業を進めるに当たってのご意見とかというのはどんなふうにお聞きしているのかということが1つと。  それから、資料を出していただきましたけれども、社会資本整備交付金の要望額と内示額、内示率の一覧表というのを出していただきましたが、新座駅北口の土地区画整理事業については、これ見ると平成25年度は内示率が53.6%だったものが、平成29年度になりますと28.7%ということで、半分近くまで下がってきているという状況があります。こういう傾向というのは、今後も続いていくというふうに見ているのかどうか。今回30年度の予算の中では交付率をどのくらいに見て予算を立てているのかということをちょっとお聞きいたします。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  ただいまの石島委員からのご質問に順次お答えいたします。  まず、地権者の区画整理事業に対するお考えということでございますが、この区画整理事業につきましては、仮換地指定前に仮換地の個別説明を皆様方にいたしまして、その地権者の方々の意見やご要望をおおむね反映した形で仮換地指定をしております。  それから、仮換地指定後につきましては、そういった事業に不服がある場合には行政不服審査法に基づく審査請求というのがございますが、それはこの地区には1名も提出された方はいらっしゃらなかったということでございます。ただ、事業をする中で、建物移転があったり、減歩がありましたり、土地の再配置がありましたり、移転をしていただいて工事をして新たな建物を建てていただくというような、かなりの地権者のご負担をおかけする事業でございますので、例えば移転するのには一回仮住居に越して、今ある建物を撤去して、それから新たな仮換地先に建てなければならないというようなことで、高齢者の方が多いので、なかなかその辺の引っ越しを何回もするのは大変だよとか、そういったご意見はいただいておりますが、そういったご意見をいただきながらも、ご理解をいただきながら事業を粛々と進めているという状況でございます。  それから、2点目の社会資本整備総合交付金の内示率、これにつきましては平成25年度が53.6%、それから平成29年度につきましては28.7%ということで、年々内示率が下がっている状況でございます。特に29年度は28.7%ということで、30%を切りましたので、この辺がどういうことなのかということも含めまして、埼玉県の市街地整備課の担当の方にちょっとお聞きしたところ、今国の関東地方整備局管内の区画整理が物すごく全国的にもふえまして、約300地区の区画整理があるということで、特にそういった地区全体に対して要望額を全て満たすようなお金が国の予算では不足しているのが大きな理由ということでございます。  それから、平成30年度の予算編成につきましては、前年度、平成29年度の内示率を考慮いたしまして、29年度が内示率が28.7%でございますので、整数に四捨五入いたしまして、補助基本額5億円の内示率を29%に見込みまして30年度は予算編成をしております。  以上でございます。 ◆石島陽子 委員  地権者の方はご高齢の方が多いということで、本当にそれは大変なことだなというふうに思うのですけれども、そういう方が早く移転をしたいとか、それからもう少し時間をかけたいとか、いろんなご要望ってあると思うのですけれども、そういうご要望などには十分配慮というのができる状況なのか。地域ごとにこういう順番にやるのでということで、必ずしもそれには沿えないという状況なのかというのを教えていただきたいなと思います。  それと、予算の面で国庫補助がどんどん減っていくという中では、前に平成28年の第2回定例会だから、6月議会のときに笠原議員が要求した資料がちょっと手元にあったのですけれども、それを見ますとかなり一般財源とか市債とかで補填をしなければいけない金額というのがあるのですが、直近で補填をしなければならない、市債あるいは一般財源で補填をしなければならない部分の金額、累計というのがわかれば教えていただきたいと思います。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  ただいま石島委員から再質問をいただきました。まず1点目、高齢者の方に対する配慮はということでございますが、この区画整理事業につきましては、優先順位的なものを決めてやっている部分がございます。まず都市計画道路、それと都市計画道路に準ずる準幹線道路、そういったものにかかわる建物移転、それから工事というものを、まず公共性が高いということから優先的に整備をしております。そういった中で、やはり高齢者の方もいらっしゃいます。高齢者の方と交渉する中では、やはり先ほどお話ししました引っ越しするのが大変だと。それから、この建物移転補償をする場合に、今ある建物を補償するということで、経過年数を考慮した形の補償金ということで、新たな建物を建てるにはグレードアップ等をした場合とか、ある程度自己資金というのが要ると。そういった自己資金を工面するのに、高齢の方はなかなかお金を融資してもらえないとか、そういった相談も受けておりますが、そういった話も十分お聞きした上で、すぐご契約ということではなしに、いろいろな高齢者の方のご意見というのはあります。中にはご自分が生きている間に区画整地を完成してくれと、自分の相続のときには区画整理が終わっているようにしてくれという方もいらっしゃいますし、さまざまな方がいらっしゃいますので、随時その方々のご意見を十分考慮しながら進めていきたいというふうに考えております。  それから、2点目でございますが、国庫補助金の内示率が低いということで、要望額と内示額との差の部分につきましての補填状況ということでございますが、これは予定どおり事業を進めるに当たりましては、不足する国庫補助金に値する部分というのは、市債が90%、それから残りの10%が一般財源ということになります。  それから、今後の将来的な全体額でございますが、今まで平成22年度から平成29年度まで国庫補助をしてまいりましたが、その内示率の平均をとりますと39.6%でございます。したがいまして、平成31年度以降のものにつきましては、この平均の39.6%を見込んで計算をいたしますと、国庫補助金につきましては全体額で17億6,940万円不足します。それでその17億6,940万円の90%、これが起債を充当することになりまして、これが15億9,200万円。それから、残りの10%につきましては一般財源を充当いたしまして、1億7,700万円ということになります。  以上でございます。 ◆伊藤信太郎 委員  1点だけお伺いします。  事業計画説明書の5ページに説明文として現存する緑と調和した安全で快適な市街地環境をつくると書いてありますが、事前に雨水のときにもらった図面があるのですけれども、これを見ながら今質問しているのですけれども、現存する緑というのは、この北口かいわいではどのぐらいの面積があるのでしょうか。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  ただいまの伊藤委員からのご質問にお答えいたします。  北口の区画整理事業区域というのが31.6ヘクタールございます。それで現存する緑ということでございますが、これは生産緑地ということで表現をさせていただきますと7万7,000平米ほどございます。したがいまして、地区全体の約4分の1ぐらいが生産緑地ということでございます。  それから、地区中央には大きな2号公園というのが、ちょうど視察でも見ていただきましたが、そういった公園用地が予定されております。傾斜地でございますが、今雑木林になっておりますので、公園を整備するに当たりましてはそういった雑木林も保存するような、そういった整備ができたらなというふうに考えております。  以上でございます。 ◆伊藤信太郎 委員  ありがとうございます。緑を残したいという気持ちがありますので、2号公園ですか、これを十分整備して残していただきたいと思います。雑木林のまま残すというのではなしに、市民が憩えるそういう公園ということで、高木を切って整備していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆高邑朋矢 委員  総事業費が予算概要に書いてあって105億円ということで、先ほど聞いた下水道の総計は大体21億円で、合わせると126億円になるのです。この数字というのは、私が前に建設にいたときに128億円とたしか言っていたので、かなり近いと思っているのですけれども、市民に説明するときに、やはり内訳というか、一般会計からの繰り入れの総額、それから国庫補助は大分減ってきたようですけれども、今ちょっと説明してもらいましたけれども、私が聞きたいのは最終的な総額、それから市債の総額、それから保留地処分金が当然あると思うので、それと、利子が幾らぐらいになるのかと。それによって126億円がちょっとプラス・マイナスするのではないかと思っているのですが。あとこれができたことで、人口はどのぐらいふえるというふうに積算しているのでしょうか。それによって当然税収がふえてくるということで、どこかに何か数字が載っていたような気もするのですが、その辺を教えていただきたいと思います。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  高邑委員のご質問にお答えいたします。  新座駅北口の土地区画整理事業の資金計画でございますが、これ全体の総事業費は105億円でございます。それで、その内訳といたしまして、国庫支出金、これが29億2,820万円でございます。それから、県支出金がございます。これにつきましては8億7,900万円でございます。それから、市債につきましては26億7,300万円でございます。それから、保留地処分金につきましては22億5,100万円でございます。それから、最後に一般財源でございますが、17億6,880万円でございます。  それから、計画人口のほうでございますが、これにつきましては都市計画運用指針というのを参考に求めておりまして、1ヘクタール当たり100人ということで、区画整理整備後には3,200人を予定しております。  それから、起債の最終的な利子につきましては、これから利率なんかもいろいろ変動することもありまして、最終的な率の総額につきましてはちょっと今わからない状態でございます。  以上でございます。 ◆高邑朋矢 委員  一般会計の繰入総額17億6,870万円ですが、それ105億円に対してですよね。下水道の21億円に対しても一般会計からの繰り入れがあると思うのですけれども、それはどうですか。  それから、利子はわからないということなのだけれども、大体幅というものがあると思うので、大体の金額ってわからないですか。例えば利率が今の状態だったら幾らだとか。やっぱりお金借りたら返さなくてはいけないわけですから、26億円も借りておいて、利子全然わからないではちょっと市民も納得できないと思うのですが、それはどうでしょうか。  それから、この委員会とはちょっと関係ないというか、3,200人ふえるとなると、当然子供たちは保育園行ったり、学校行ったりということがあると思うのですけれども、ここの地区に住んでいる子供たちは基本的には大和田小に行くということでいいのですか。それここでは答えられないかな。答えられないですよね、全然答えられないですよね。でも、きっとそうなのでしょうね。  では、以上のところだけお願いします。学校のことはいいです。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  ただいまの高邑委員の再質問にお答えいたします。  先ほどお答えいたしました一般財源17億6,880万円につきましては、北口の区画整理事業区域、北口の土地区画整理事業の事業費のみの内訳でございまして、下水道につきましては私どもは把握しておりません。  それから、大和田小につきましては地区内の……いいですか、それは。  それから、起債の利子につきましては、起債額が26億7,300万円ということで、少々お待ちください……済みません、お待たせしました。起債の利子の総額につきましては、これからの利率もございまして、なかなか想定できない部分がございますが、直近の利率0.03%ということで計算いたしますと、約8,000万円でございます。  以上でございます。       〔「0.3%ですね」と言う人あり〕 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  ただいまの答弁、訂正させてさせていただきます。  0.03%とお答えいたしましたが、0.3%でございます。  以上でございます。 ○小野大輔 委員長  ただいま新座駅北口土地区画整理事務所長から発言の訂正の申し出がありましたので、委員長においてこれを許可いたします。  ほかに質疑ありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○小野大輔 委員長  なしと認めます。  続きまして、議案第31号 平成30年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計予算について審議を行います。  まず、執行部からの説明をお願いいたします。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼(仮称)大和田・坂之下橋整備事業推進室長  それでは、議案第31号 平成30年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  予算書の1ページをごらんください。平成30年度予算の歳入歳出の総額は、歳入歳出それぞれ28億2,540万3,000円です。前年度当初予算と比較して16億514万1,000円の減額となります。  歳入歳出予算の款項区分の金額は、予算書2ページ、3ページの第1表歳入歳出予算のとおりです。  地方債につきましては、4ページの第2表地方債のとおりです。歳入歳出それぞれの款ごとの本年度、前年度及び増減額等につきましては、6ページから9ページの歳入歳出予算事項別明細書のとおりです。  それでは、歳入についてご説明申し上げます。予算書10ページ、11ページをごらんください。1款分担金及び負担金、1項負担金、1目地元負担金でございますが、保留地処分金として12億9,273万3,000円を計上するものです。また、2目区画整理費負担金として1,374万4,000円を計上しております。これは、平成30年度に本事業地区及び隣接する清瀬市にまたがる幅員7メートルの道路を整備する予定ですが、当該道路の清瀬市内に存する部分の整備費については清瀬市が負担するものでございます。  次に、2款使用料及び手数料、1項手数料、1目区画整理手数料でございますが、仮換地指定証明書等の事務手数料として1,000円を計上するものです。  次に、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目区画整理費国庫補助金でございますが、社会資本整備総合交付金の要望額2億5,500万円に対しまして、平成29年度の内示率である10分の3.2を掛け、それに補助率である10分の5.5を掛けた4,488万円を計上するものです。  次に、4款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金についてでございますが、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業基金の利子として1,000円を計上しているものです。  次に、5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でございますが、1億3,094万4,000円を一般会計から繰り入れるものです。  次に、12ページ、13ページ、6款繰越金、1項繰越金、1目繰越金の100万円につきましては、前年度繰越金でございます。  最後に、7款市債、1項市債、1目区画整理事業債でございますが、社会資本整備総合交付金事業に充当する公共事業等債3,300万円及び市単独事業に充当いたします地方道路等整備事業債4億3,140万円及び上水道管布設負担金に充当いたします一般事業債8億7,770万円の合計額13億4,210万円を計上するものです。  続きまして、歳出の主なものについてご説明申し上げます。事業別予算説明書の2ページ、3ページをごらんください。まず、1款区画整理費、1項総務費、1目土地区画整理総務費、細目001土地区画整理総務費、細々目02土地区画整理総務でございますが、前年度448万4,000円に対し、平成30年度は487万5,000円を計上しております。具体的な内容といたしましては、土地区画整理審議会委員等の報酬、旅費、需用費及び役務費等、共通事務経費等を計上したものです。  次に、4ページ、5ページをごらんください。1款区画整理費、2項事業費、1目土地区画整理事業費、細目001土地区画整理事業費、細々目01土地区画整理事業でございますが、前年度27億7,522万円に対し、平成30年度は26億2,232万4,000円で1億5,289万6,000円の減額となっております。大和田三丁目地内の一括発注工事を引き続き進めるとともに、大和田二丁目地内の工事につきましても着実に進めてまいりたいと考えております。具体的には道路築造等の工事費のほか、工事を行うために必要な測量、土壌汚染調査、地質調査、建物等移転を行うための物件調査積算、環境影響評価の事後調査等の各委託料、都市ガス管及び上下水道管布設の負担金、建物移転等の補償金等を計上したものです。  次に、6ページ、7ページをごらんください。2款基金積立金、1項基金積立金、1目大和田二・三丁目地区土地区画整理事業基金積立金、細目001大和田二・三丁目地区土地区画整理事業基金積立金、細々目01大和田二・三丁目地区土地区画整理事業基金積立金でございますが、平成30年度までに処分する保留地処分金の残金等として7,213万4,000円を計上するものです。  次に、3款公債費、1項公債費、1目利子、細目001利子、細々目01市債利子償還について1,117万1,000円を計上するものです。  次に、4款予備費、1項予備費、1目予備費、細目001予備費、細々目01予備費でございますが、前年度と同様100万円を計上するものです。  続いて、給与費明細につきましては、予算書の20ページから25ページの給与費明細書のとおりです。  次に、債務負担行為で翌年度以降にわたるものについての前年度末までの支出額または支出額の見込み及び当該年度以降の支出予定額等については、26ページ、27ページの調書のとおりです。  最後に、地方債の残高につきましては、28ページのとおりでございます。  以上、議案第31号 平成30年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計予算につきましてご説明申し上げました。よろしくご審査のほどお願い申し上げます。 ○小野大輔 委員長  執行部より説明がありました。  質疑のある方、挙手にてお願いいたします。 ○鈴木秀一 副委員長  それでは、1点質問させていただきます。  事業別予算説明書の2ページ、土地区画整理総務の細節31大和田二・三丁目地区土地区画整理審議会委員報酬ということで書かれてあるのですけれども、平成30年度については開催予定は何回ぐらいで、審議する内容はどういった方向性なのかをお伺いいたします。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼(仮称)大和田・坂之下橋整備事業推進室長  審議会についてのご質問をいただきました。30年度につきましては、審議会は5回程度を予定しております。法定で、もうこの項目については審議会の意見を聞いたり議決を経たりしなければならないものとして定められているものがございます。平成30年度につきましては、そうした定められているもののうち、主なものとしては保留地を定めるというもの、事業の予算に充当していくために、ここがある程度仕上がってきたので定めて売却したいというときに、ここに保留地を定めますよというところを採決をいただくというものが主な内容になります。  ただ、法定以外のものでも、一応地区の代表として集まっていただいているので、今年度始めましたが、公園の設計とか、そういったところでこういった公園にしたいのだとか、そういった案のご提案などを差し上げた上でご意見などを伺うとか、あとは例えばですけれども、信号を1基つける予定なのですけれども、そういったところの信号につける名称ありますよね。何々交差点というようなところ、そういったところも一応提案は差し上げた上で、やはり地元の代表の方々なので、名称はわかりやすいものがいいですから、そういったところでもご意見は伺いたいなと。これは法律で定められたものではないのですけれども、地区の代表ということで集まっていただいているので、こういったことについてもご意見を伺うというような機会にもしたいというふうに考えています。  以上です。 ○鈴木秀一 副委員長  ご答弁ありがとうございました。5回ほど予定しているということと、あと今までがいろいろ問題があったので、今の所長の説明聞きますと、非常に今年度はスムーズな内容になるのかなというふうに思いましたので、遅滞なく進めていただきたいと思います。  以上です。
    ◆伊藤信太郎 委員  1点だけ、事業別予算説明書の6ページです。ここに市債の利子償還金額がありますけれども、これは先ほどの北口と同じように利子の率は0.3%で計算されているわけですか。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼(仮称)大和田・坂之下橋整備事業推進室長  利子につきましては、0.8%で計上しております。 ◆伊藤信太郎 委員  一応確認したまでです。ありがとうございます。 ◆高邑朋矢 委員  北口と同じようなこと聞きますけれども、橋梁だとか下水道も入れた総事業費というのは106億円足す11億円足す20億円で137億円でいいのかどうか。それから、一般会計からの繰り入れの総額が全部で幾らなのか。国庫補助だとか県の補助が幾らなのか。市債の総額が幾らなのか。保留地処分金が幾らなのか。それから、利子が0.8%ということなのですけれども、これだとすると利子は幾らになるのか。予定計画人口を教えていただきたいと思います。  以上です。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼(仮称)大和田・坂之下橋整備事業推進室長  総事業費の関係なのですけれども、先にちょっと合計を言わせていただくと149億4,941万7,000円です。内訳につきましては、高邑委員おっしゃったもののとおりなのですが、それにプラスして起債の利子がございます。これが約4億円弱を見込んでおります。先ほど私申し上げた0.8%ということで考えた場合なのですけれども、それで大和田の区画整理、下水道事業、あと橋梁の部分とそれぞれの起債の利子を合わせると、繰り返しですが149億4,941万7,000円となるということで見込んでいるところでございます。  続きまして、区画整理事業のほうなのですけれども、大和田の区画整理事業のそれぞれの内訳ということなのですが、これは最新のものとしては建設常任委員会、今回の資料としてお配りしたものに記載させていただいたのが最新なので、ここでもう一度この金額を申し上げたいと思います。区画整理事業の総事業費といたしましては106億3,694万円です。このうちなのですが、国庫支出金としては4億4,618万2,000円です。起債につきましては36億9,910万円でございます。保留地処分金等につきましては50億3,476万2,000円でございます。基金につきましてなのですが、5億6,106万4,000円、一般財源については8億9,583万2,000円ということでございます。ただ、保留地処分金につきましては、実質的には基金も合わせてということになりますので、55億9,582万6,000円ということになります。内訳としては以上です。  最後に、計画人口なのですけれども、こちらにつきましては工業系、一部商業があるのですけれども、なので定住の人口というのはこの事業によってふえるということは見込んではおりません。現実的には家が建ったりはするのでしょうが、計画人口と私たち言うのですけれども、計画上はここは産業系のところなので、定住人口がふえるという考え方は持っておりません。なので、現在95名ということなのですけれども、同じく計画人口も95名ということで考えております。  以上です。 ◆高邑朋矢 委員  ありがとうございました。ほとんどわかりました。  先ほどの北口のほうの利子と何か余りにも想定が違うのですけれども、これって大丈夫なのですか。何か桁がちょっと違うかなという気もしないでもないのですけれども、これって利子を考えるときに北口だったらこれぐらい、大和田だったらこれぐらいで、合わせないものなのですか。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼(仮称)大和田・坂之下橋整備事業推進室長  確かに0.3%という利率もあります。実績で申しますと、平成28年度が0.3%でした。29年度が0.8%だったので、大和田二・三丁目につきましてはこの0.8%を採用したということでございます。  以上です。 ◆石島陽子 委員  今、資料を要求したものに沿っていろいろお話をしていただいたのですけれども、やはり国庫補助金が区画整理についてはなかなか来ないのではないかというふうに思うのですけれども、この資料では平成29年度は内示率が32%ということになっています。ということは、先ほどお話しいただいた31年、32年度、今年度以降についての内示率というのはほぼこれに見合った形で出しているという、それに見合っての起債と一般財源を計上しているということでよろしいのでしょうか。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼(仮称)大和田・坂之下橋整備事業推進室長  石島委員おっしゃるとおりです。この32%というものをベースに算出をした結果でございます。       〔委員長、副委員長と交代〕 ○小野大輔 委員長  予算書の6ページ、7ページですけれども、分担金及び負担金の部分なのですけれども、この内訳というのを少し教えていただければというふうに思います。お願いします。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼(仮称)大和田・坂之下橋整備事業推進室長  分担金及び負担金の内訳なのですが、予算額13億647万7,000円のうちなのですが、保留地処分金につきましては12億9,273万3,000円です。  そして、もう一つございまして、これは今年度新規のものですが、先ほど私清瀬と隣接するところに7メートルの道路を築造するというお話を差し上げましたが、それの清瀬市にかかっている用地部分の整備費分、今年度分ということなのですけれども、こちらが1,374万4,000円です。合計が13億647万7,000円ということでございます。  以上です。 ○小野大輔 委員長  そうすると、ちょっと建設常任委員会に2年間ブランクあったので教えていただきたいのですけれども、さっき総事業の歳出の話は教えていただきましたけれども、全体の総事業の歳入に係る部分では、この分担金及び負担金というのはどれぐらいまでいただけたのかという言い方でいいのかな。今回何%ぐらいになるのかというところ、そこを教えていただければと思います。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼(仮称)大和田・坂之下橋整備事業推進室長  まず保留地なのですが、保留地につきましては今現在ですけれども、大体5万3,000平米ぐらいになるのかなと。もうかなり処分進んでいますから、およそこれぐらいで固まるのかなというふうには思っています。本地区での保留地の面積としては5万3,000平米ぐらいかなというふうに考えております。既に3万8,000平方メートル、これにつきましては売却を、契約済みですね。契約はしているのですが、全額入ってくるものと、造成が終わればもう全額入ってくるのですが、造成がまだ終わっていないので、一部だけ納めていただいているというものもございますので、一概に言いがたいのですけれども、面積で言いますと3万8,000平方メートルは29年度中に契約が済みになります。今回予算化させていただこうとしている12億9,273万3,000円については、残る1万5,000平米、こちらを売却した場合の保留地処分金として提案をしているというものでございます。ですので、既に5万3,000平方メートルのうち3万8,000平方メートルについては契約もしておりますので、その分の収入は間違いなく入ってくるものというふうに見込んでいるというものでございます。  以上です。 ○小野大輔 委員長  そうすると、今回の30年度の予算が執行されるというか、進めば全部保留地処分金は入ってくるということでいいのでしょうか。さっき室長の話だと、おくれて来るという話もあって、地権者とのいろんな交渉というのがあると思うのですけれども、額として全体でどれぐらい入ってきていて、これからどれぐらい歳入として入っていくのかというところをちょっと額で、土地の広さはわかったので、3万8,000平米はもう済んでいますよというお話ですけれども、全額は入っていないと今おっしゃっていたので、その部分がわかるように教えていただければと思います。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼(仮称)大和田・坂之下橋整備事業推進室長  今年度につきましては、実績としてなのですけれども、入ってくる予定というものは今年度につきましては約32億円が入ってくる予定です。これにつきましては、もう造成も仕上がって引き渡してという形になりますので、もうこれで完了する部分、それが32億円ということになります。残りなのですが、残りにつきましては今回保留地処分金として予算化させていただいた12億9,273万3,000円……失礼しました。12億9,273万3,000円に、今年度契約はしたのですけれども、前金だけいただいて、30年度にいただくものというのが約2億円ございます。それで30年度の全部の処分が完了すれば、最終的な55億円に至るというふうに考えているということでございます。  以上です。 ○小野大輔 委員長  全体が55億円ということですよね。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼(仮称)大和田・坂之下橋整備事業推進室長  総額が55億円ということで結構です。  以上です。       〔副委員長、委員長と交代〕 ○小野大輔 委員長  ほかに質疑ありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○小野大輔 委員長  なしと認めます。  暫時休憩いたします。       休憩 12時03分       再開 13時05分 ○小野大輔 委員長  休憩を閉じて委員会を再開いたします。  続きまして、議案第32号 平成30年度新座市水道事業会計予算について審査を行います。  まず、執行部より説明をお願いいたします。 ◎込戸 水道業務課長  議案第32号 平成30年度新座市水道事業会計予算につきましてご説明いたします。  水道事業は、地方公営企業法の適用を受けて行われますので、予算の体系が一般会計、特別会計とは異なっており、地方公営企業法施行規則に定められている書式に従って作成しております。  予算の説明に当たりましては、予算書とともに配布しました平成30年度新座市水道事業会計予算概要説明書を使用いたしますので、あわせてごらん願います。  予算書の1ページをごらん願います。初めに、第2条、業務の予定量についてですが、予算概要説明書1ページの(1)、業務の予定量の表をあわせてごらん願います。予算書(1)の給水戸数は7万5,074戸で、前年度に対しまして1,428戸の増を見込んでおります。  (2)、年間総配水量は1,775万9,000立方メートルで、前年度に対し13万2,000立方メートルの増を見込んでおります。  (3)、1日の平均給水量は4万8,655立方メートルであり、(4)の主要な建設改良事業の事業費は8億7,814万円で、前年度に対しまして1億2,407万円の減額となっております。  次に、予算概要説明書のみに掲載がありますが、有収水量、これは水道料金徴収等の対象となる水量ですが、1,669万3,000立方メートルとなり、前年度に対し12万4,000立方メートルの増を見込んでおります。  配水量に対する有収率は、前年度同様94%を見込むものです。  予算書の1ページに戻っていただきたいと存じます。水道事業会計において、3条予算と表現しております第3条、収益的収入及び支出の予定額ですが、ここでは平成30年度の水道事業の営業活動によって発生する事業収益及び経常的な支出である事業費を定めるものです。まず、収益的収入ですが、予算概要説明書1ページの(2)、収益的収入の表をあわせてごらん願います。収入、第1款事業収入ですが、水道使用料を含む第1項の営業収益のほか26億6,773万4,000円を見込むものであり、前年度に対しまして1,518万5,000円、総額で0.6%の減額となっております。  次に、収益的支出ですが、予算概要説明書2ページの(3)、収益的支出の表をあわせてごらん願います。支出、第1款事業費ですが、県水受水費や浄水、配水経費などの、通常事業を運営していく上でかかる費用である第1項の営業費用のほか、総額で25億7,969万7,000円を見込むものであり、前年度に対しまして3,196万4,000円、1.2%の減額となっております。  以上によりまして、3条予算の収支においては8,803万7,000円の利益が生じる予算編成となっております。  続きまして、予算書1ページ、水道事業会計において4条予算と表現しております第4条、資本的収入及び支出の予定額ですが、将来の経営活動に備えて行う建設改良工事費及びこれに要する資金並びに企業債収入及び企業債の元金償還金等の収支を定めるものです。  予算額は、次ページに掲載してございます。まず、収入についてですが、予算概要説明書3ページの(4)、資本的収入の表とあわせてごらん願います。予算書2ページ、収入、第1款資本的収入ですが、企業債の借り入れや給水装置の新設等に伴う分担金、工事負担金の収入として5億5,095万円を見込むもので、前年度に対しまして1億641万2,000円、16.2%の減額となっております。  続きまして、支出についてですが、予算概要書3ページの(5)、資本的支出の表をあわせてごらん願います。支出である第1款資本的支出ですが、浄水場施設改良工事及び配水管の整備工事等に係る請負工事費並びに企業債償還金等の支出として13億193万2,000円を見込むもので、前年度に対しまして8,744万5,000円、6.3%の減額となっております。  この結果、4条予算の収支は7億5,098万2,000円の不足額が発生しますが、予算書の1ページの第4条の本文の記載のとおり、過年度分損益勘定留保資金及び建設改良積立金により補填するものです。  続きまして、予算書2ページ、第5条の企業債ですが、起債の目的や限度額等を定めるものであり、新座市上水道第6次施設整備事業計画に基づく整備事業の資金として、新たに2億円を借り入れるものです。  続きまして、第6条ですが、これは収益的支出の予算の営業費用及び営業外費用の間の流用を可能とするため定めるものです。  続きまして、第7条ですが、職員給与費及び公債費については、議会の議決を経なければ流用できないと定めるものです。  次に、3ページの第8条ですが、棚卸資産の購入限度額を定めるものです。これは、棚卸資産である量水器、水道メーターのことですが、この購入限度額を5,930万5,000円と定めるものです。1万2,957個を購入する予定です。  続きまして、4ページ以降の予算に関する説明書についてご説明いたします。4ページ、5ページの平成30年度新座市水道事業会計予算実施計画ですが、3条予算の収益的収入及び支出並びに4条予算の資本的収入及び支出の予定額をそれぞれ予算科目の款項目で集計したものです。内容につきましては、後ほど22ページから31ページの平成30年度新座市水道事業会計予算実施計画明細書によりご説明いたします。  次に、6ページをごらん願います。平成30年度の予定キャッシュフロー計算書です。この計算書は、水道事業会計の現金預金の増加及び減少をそれぞれ業務活動、投資活動及び財務活動の3つに区分して表示したものです。下から3行目になりますが、平成30年度におきましては1億1,884万207円の資金が減額となり、平成30年度末の現金預金の残高は16億8,647万4,825円となる見込みです。  次に、7ページから10ページにつきましてですが、職員等に係る給与費明細書です。給与月額及び手当の支給額等につきましては、一般会計と同様の支給内容となっております。  次に、11ページの債務負担行為に関する調書ですが、前年度当初予算にて承認をいただきました上下水道情報管理システム包括的業務運用事業の支払い義務発生予定額の調書となっております。  続きまして、12ページですが、前事業年度である平成29年度における予定損益計算書であり、3条予算の営業収益及び営業費用等を予算科目の目で集計したもので、水道事業会計の経営の状況を示すものです。下から3行目ですが、消費税を含まない額で4,502万8,000円は、平成29年度における純利益の予定額です。  次に、13ページ、14ページをごらん願います。前事業年度である平成29年度における予定貸借対照表ですが、水道事業の財産の状態を明らかにするため、水道事業が保有しております全ての資産、負債、資本を平成29年度末における予定額として示したものです。13ページの一番下の行の資産の合計金額と14ページの一番下の行の負債、資本の合計金額は一致しており、それぞれ195億4,708万4,551円となる見込みです。  続きまして、15ページ、16ページをごらん願います。こちらは、平成30年度の予定貸借対照表です。資産の合計額と負債の合計金額は、それぞれ196億737万9,832円となる見込みです。  続きまして、17ページから21ページですが、平成30年度及び平成29年度の財務諸表の注記となっております。地方公営企業法施行規則第35条の規定に基づき、先ほどの予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表及び予定損益計算書を作成するに当たり採用しました会計処理の基準及び手続を注記として開示し、明瞭に表示しているものです。  続きまして、22ページから31ページまでですが、平成30年度の新座市水道事業会計予算実施計画明細書です。22ページから28ページまでが3条予算である収益的収入及び支出の実施計画明細書で、29ページから31ページまでが4条予算である資本的収入及び支出の実施計画明細書となっております。  それでは、22ページをごらん願います。収益的収入予定額26億6,773万4,000円の主な科目につきましてご説明いたします。まず、項1営業収益22億6,903万9,000円の主なものは、目1給水収益の水道使用料22億5,061万3,000円であり、内訳は水道の基本料が6億3,461万8,000円、水道料金が16億1,599万5,000円を見込んでおります。なお、先ほど説明いたしましたとおり、有収水量が前年度と比較すると12万4,000立方メートル増量となりますので、水道料金が前年度と比較して843万円の増額となるものです。  続きまして、項2営業外収益3億9,868万5,000円ですが、主なものは目2長期前受金戻入3億200万3,000円であり、固定資産の取得に充てた補助金等を長期前受金として負債計上してある分のうち、補助金等により取得した固定資産の平成30年度中の減価償却額に見合う分を収益化するものです。  また、目3雑収益9,508万円ですが、節その他雑収益の下水道使用料徴収業務等受託料9,244万8,000円については、下水道使用料の調定徴収業務等を水道業務課で行っておりますので、調定1件当たり200円、件数42万8,000件を見込むものです。  続きまして、23ページをごらん願います。収益的支出予定額25億7,969万7,000円ですが、この主な科目につきましてご説明いたします。項1営業費用24億7,950万8,000円の主なものについてご説明いたします。まず、目1原水及び浄水費12億694万8,000円ですが、県からの受水費、井戸からの取水費及び浄水費並びに各浄水場の管理業務等に係る支出です。主な支出ですが、24ページ上段の節受水費9億595万7,000円で、県水受水量1,357万8,000立方メートルを見込んでおり、県水の受水率は総配水量の76.5%となるものです。なお、平成30年度の県水の購入単価は、税抜きで61円78銭ですが、この購入単価につきましては平成32年度まで据え置くことが決定されております。  次に、目2配水及び給水費1億8,661万4,000円ですが、配水管、給水管及び水道メーター等の給水装置の維持管理等に係る支出です。主な支出についてですが、節委託料の給配水管管理システムデータ更新業務委託料2,167万6,000円は、新たな給水管工事のデータ更新及び給水管の取り出しデータの更新2,000件等を見込んだものです。また、同節の満期メーター交換業務委託料2,639万7,000円は、計量法に基づきまして検定後8年を超えないように各家庭等の水道メーターを交換しており、1万1,063件を見込んでおります。なお、平成30年度に交換する区域は、本多、あたご、菅沢、中野、大和田及び新座地区を予定しております。25ページをごらん願います。節修繕費の給水管修理費3,353万4,000円は、道路上及び宅地内の自然漏水等の修理費を見込んだものです。  続きまして、目4業務費1億8,793万3,000円ですが、水道メーターの検針業務及び上下水道料金の調定徴収業務等に係る支出です。主な支出は、26ページの節委託料の水道事業料金徴収等業務委託料1億1,479万2,000円ですが、これにつきましては平成30年度から5年間、新たに包括委託の契約を締結したもので、平成29年度まで委託していた水道メーターの検針業務や電算処理システムの保守管理及び運用支援業務に加え、滞納整理業務や調定、収納業務、電話窓口の受け付け業務などを含めた包括的な業務委託に係る費用です。なお、この受け付け業務の窓口については、水道業務課の窓口とは別に、新座市水道お客様センターの名称で設置することとしております。  また、同節のクレジットカード代理納付導入委託料及び節手数料のクレジットカード代理納付手数料についてですが、平成30年度から水道料金等を納付する手段として、市民から要望の多かったクレジットカードでの納付を新たに導入するための費用となります。  続きまして、26ページ中段の目5総係費7,115万2,000円ですが、水道事業の全般に係る費用に関する支出です。主な支出は、27ページの節委託料の経営戦略及びアセットマネジメント策定委託料1,727万円で、中長期的な経営の基本計画である経営戦略の策定を総務省から求められていること及び水道ビジョンに掲げた持続可能な水道事業を実現するために、中長期的な視点に立ち、水道施設のライフサイクル全体にわたって効率的かつ効果的に水道施設を管理運営する体系化された実践活動を指すアセットマネジメントの策定を厚生労働省から求められていることから、それぞれの策定業務を外部事業者に委託するための費用です。また、節使用料及び賃借料の事務室等賃借料1,077万2,000円につきましては、第2庁舎4階の事務室及び公用車駐車場の一部を市から借り上げるための賃借料です。  続きまして、同ページの中段ですが、目6減価償却費、節有形固定資産減価償却費7億6,848万1,000円ですが、地方公営企業法施行規則第13条の規定に基づきまして、水道事業の資産である浄水場の建物、配水管及び高架水槽等の構築物並びに機械装置等の減価償却を実施するものです。なお、償却方法につきましては、各資産の償却額が毎年度同額となります定額法により行っております。  続きまして、目7資産減耗費、節固定資産除却費5,559万2,000円ですが、浄水場施設や配水管の除却に伴う費用及び配水管を撤去する費用です。  続きまして、項2営業外費用9,416万9,000円の主なものについてご説明いたします。まず、目1支払利息及び企業債取扱諸費、節企業債利息6,119万2,000円ですが、水道施設設備の建設改良費用資金として借り入れました企業債の利息です。  次に、28ページの目2消費税及び地方消費税2,650万円ですが、地方公営企業事業者は消費税及び地方消費税の納税義務者となることから、納付するための費用です。  続きまして、29ページ以降の資本的収入及び支出についてご説明いたします。29ページ上段の資本的収入5億5,095万円ですが、この主な科目についてです。項1企業債2億円は、整備事業費の資金として2億円を借り入れるもであり、項2分担金2億806万2,000円は戸建て住宅、マンション等の新設に伴いまして納付していただくもので、件数は1,026件分を見込んでおります。  項3寄附金、目1負担金、節工事負担金1億4,288万8,000円ですが、下水道工事に伴う切り回し工事並びに新座駅北口及び大和田二・三丁目地区の土地区画整理事業など、市が行う工事に伴う配水管布設工事等の負担金です。  続きまして、資本的支出13億193万2,000円ですが、各浄水場の施設整備事業、配水管等の管路整備事業を実施するための費用です。それでは、項1建設改良費10億6,836万円の主なものについてご説明いたします。まず、目1新設拡張費2億5,290万6,000円ですが、次の30ページの節請負工事費2億1,636万1,000円の配水管布設等工事費です。なお、括弧書きで増径分、工事負担金分とあるのは、工事負担金分は市からの負担金で行う工事費、増径分は将来の給水需要を見込み、工事負担金分での工事で依頼があった口径より大きな口径で施工するための工事費です。工事箇所につきましては、予算概要説明書の4ページ、一番裏になるのですけれども、工事実施計画のとおりです。  続きまして、目2改良費7億5,614万1,000円ですが、主なものは31ページの節請負工事費6億6,177万9,000円であります。内訳としましては、浄水場施設改良工事費、配水管布設がえ工事費、配水管等整備工事費であり、工事箇所につきましては予算概要説明書4ページの2、工事実施計画のとおりです。  続きまして、目3固定資産購入費、節量水器費5,930万5,000円ですが、これはメーター購入費であり、住宅、マンション等の新設や改造及び満期メーターの交換等に伴う水道メーター1万2,957個の費用です。  続きまして、項2企業債償還金2億2,957万2,000円ですが、企業債の償還元金となります。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○小野大輔 委員長  議案第32号について執行部から説明がありました。  質疑のある方、挙手にてお願いいたします。 ○鈴木秀一 副委員長  では、2点お伺いいたします。  まず1点目、新座市水道事業会計予算概要説明書、こちらの1ページ、収益的収入の中の事業収益の営業収益の(3)、その他の営業収益、これが前年度と比べて3,000万円ほど落ちているのですけれども、その辺の理由を伺いたいと思います。これが1点目です。  あと2点目、水道事業会計予算書の27ページ、下水道のところでもちょっとお伺いしたのですけれども、27ページの委託料、経営戦略及びアセットマネジメント策定委託料、こちらも恐らく平成32年までの予定でいろいろやられると思うのですけれども、30年度、31年度、32年度、どういったことをやっていくのかをお伺いいたします。  以上、2点です。 ◎込戸 水道業務課長  鈴木副委員長のご質問についてお答えさせていただきます。  まず、1点目のその他の営業費用で3,000万円ほど落ちている理由なのですが、配水管の撤去費のほうが、区画整理のほうなのですけれども、去年3,640万円ほど撤去工事を見込んでいたのですが、今年度については799万2,000円ほどの工事しか見込まないことになりまして、その結果負担金が落ちているということで、その差になると思います。  あと27ページの経営戦略及びアセットマネジメントの策定委託料なのですが、水道としましては、平成30年度にこちらのほうの策定を全部終わらせる予定となっております。なので、31年、32年度についてはもう策定された後の実際やっていく、運営していくことになります。  以上です。 ○鈴木秀一 副委員長  1点目のご回答は、撤去工事費が少なくなって、その負担金が少なくなったという、よくわかりました。  あと2点目も、平成30年度中に全部策定を終えて、31年、32年は運営のほうに回していくということで、よく理解できました。ありがとうございました。 ◆伊藤信太郎 委員  予算概要説明書の3ページで、資本的支出の中で新設拡張費、改良費、この金額が出ております。これに見合う内容というのは、4ページの一覧表になると思うのですけれども、私がお聞きしたいのは本会議で川上議員が質問されて、執行部のほうから答えられたのは、老朽化した管をもし取りかえるとすると90年ぐらいかかるでしょうという話が出たのですけれども、今のこういう表の中で老朽化した管をどんどん切りかえていくというのはどういう計画性を持ってやられているのか、その辺をお聞きしたいと思います。 ◎小寺 水道施設課長  まず、こちらの4ページの改良費の中、7番から22番なのですが、これが基本的に浄水場の施設と本管の老朽化のための布設がえ並びに改修工事でございます。
     こちらは、どういう形で決められているかというと、以前水道のほうから渡していると思うのですが、新座市上下水道第6次施設整備事業という計画書があるのですが、30年度に行う予定箇所ということで計画が決められておりまして、こちらの内容に沿って行っております。  先ほど伊藤委員のほうが、川上議員の一般質問のときに90年かかるというような、要するに今までの方法でこのまま続けていくと、単純に計算しますと大体1年老朽化した管の1%弱しか直されていないと。それを単純計算すると90年ぐらいかかるのですが、アセットマネジメントもそうなのですが、中長期的にどうしたらいいかと、そういうのを今回30年度のほうのそういった額、これから全部布設がえしていくのではなくて、例えば更生を入れていくとか、そういったいろいろ手段があると思うのですが、もしくはもう少したってから予算を増額したりというような方法もその計画書に検討させていただいて進めていくということですので、単純計算すると90年かかるということなので、ではこれからどうしようかというのも、そういうアセットマネジメントとか中長期的な計画でどうするかというのはまたそこで再度検討していくという形になると思います。  以上でございます。 ◆伊藤信太郎 委員  わかりました。ちょっと素人考えであれですけれども、手元で当然どの箇所がかなり古い埋設したもので、老朽化しているだろうという想像ができるわけで、何らかの台帳があって管理をされていると思うのです。それは、そちらの執行部のほうで管理されていると思うのですけれども、例えば午前中にやりました汚水管だとか雨水管、こういったものの埋設が一覧できるような地図が、ちょっとこれ古いですけれども、平成22年ででき上がっているわけです。こういった類いのもので、手元の資料としては、もう見てすぐわかるようなそういう地図というか、ここの箇所は何年ぐらいに布設したので老朽化しているだろうとか、そういう一覧できるものというのはお持ちなのでしょうか。 ◎小寺 水道施設課長  一応水道台帳というのがありまして、今給水システムということで水道部のほうで場所を特定していただきますと、本管が入っていて給水管が入っているという図面があります。そこの場所に一応何年度埋設されたかというのは、市で管理している本管、そちらの年度は一般の方でも閲覧していただければ確認はできます。ただ、下水道のように、そういう一面でなっているということはないのですが、新座市、一応私どもで把握しているものに関しては、全てそれで年度は確認できるようになっております。  以上でございます。 ◆伊藤信太郎 委員  わかりました。その管理されている台帳というのは、コンピュータ化されているのでしょうか。 ◎小寺 水道施設課長  コンピュータ化というか、システム化されておりまして、画面でも出てきますし、そこの場所のプリントアウトすることも可能になっております。  以上でございます。 ◆伊藤信太郎 委員  わかりました。また一度見せていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆石島陽子 委員  今伊藤委員も質問しましたけれども、私も第6次の施設整備事業、この新座市水道事業ビジョンの計画書を改めて見たのですけれども、これによると第6次の事業期間では年平均4.8キロ程度の布設がえの需要があるのだということですけれども、過去5年間の整備の状況というのは1年当たり平均2キロ程度だということで、全然追いつかないような計画になっているようなのですけれども、この内容というのが今度経営戦略及びアセットマネジメントというのですか、先ほどお話があったあれをやれば、どの程度の布設がえの需要に対して、かえていくことができるというふうに見込めるものなのか。ちょっとよくわからないので、その点も教えていただきたいなというふうに思うのが1点と。  あと先ほどいろいろな包括委託の件で、ばばばばっと早くおっしゃられたので、よく聞き取れない部分があるのですけれども、受け付けの業務と、あと滞納の部分ですか、何かそこの滞納整理の部分とかについても30年度について行っていくというふうに聞こえたのですけれども、それはこの計画書の3の28ページというのですか、ここに案が載っていますけれども、ここに書いてある第6次で行うというものを全部1から5まで丸がついていますが、それを全部30年度に実施をするということなのかということ。  それと、あと今年度の職員の数が前年度27名だったところが23名に4人減っているということですけれども、それは委託を進めていくという中で、業務量としてその人数というのは見合って大丈夫なのかということの確認です。  それと、あと技術関係の職員の方が以前からなかなか継承が大変だというようなお話がありましたけれども、この計画の中では平成28年からの5年間で集中的に技術を継承していく強化期間で取り組むのだというふうに書いてあるのですが、これ見ますと若い50歳未満の方の職員の数って何かずっと変わらず3人とかとなっているのですけれども、そこに書いてあることと、実際の職員の状況というのがどんなふうになっているのかなというのがちょっとよくわからないので、教えてください。       〔「済みません、ちょっと休憩」と言う人あり〕 ○小野大輔 委員長  暫時休憩いたします。       休憩 13時46分       再開 13時46分 ○小野大輔 委員長  休憩を閉じて委員会を再開いたします。 ◎橋本 上下水道部長  それでは、私のほうから一番最初のアセットマネジメントに関するご質問と、一番最後の技術職員の関係、その関係でご説明申し上げます。  まず、アセットマネジメントを今年度実施して、今年度予算をまず見ていただきますと、3条予算では黒字が出ております。8,800万円の黒字が出ておりまして、4条予算のほうでは、この予算書の1ページにもありますとおり7億5,000万円余りの資金が不足しているということで、その不足した資金につきましては、ここにありますように過年度分損益勘定留保資金ですとか、建設改良積立金のほうから支出しております。7億5,000万円不足するような状況は、大きな原因としては施設の更新工事費が一番大きなウエートを占めるわけなのですが、今後これがかなり今以上にふえてまいります。当然この黒字の額と不足する額を見比べてみますと、もう桁が違うということで、過去に内部留保的に置いた金額ですとか、建設改良の積立金も、いずれは底をつく時期が参ります。その辺を見込んでアセットマネジメントを行いまして、当然料金の改定にも踏み込んでいかなくてはならないのかなと思っております。ですから、いつの時期にどの程度の料金を改定すれば、今後更新工事を進めるに当たって経営を圧迫することのないような料金設定ができるのかというのをアセットマネジメント及び経営戦略で検討してまいりたいと思っておりますので、その結果次第によっては、また皆さん方に一応お諮りするような形でお示ししたいと思っております。  それと、職員の関係でございますが……済みません、ちょっと休憩を。 ○小野大輔 委員長  暫時休憩いたします。       休憩 13時50分       再開 13時53分 ○小野大輔 委員長  休憩を閉じて委員会を再開いたします。 ◎橋本 上下水道部長  まず、職員の関係でございますが、今年度23名ということで、昨年度27名でしたが、4名減っているというのは先ほどご説明ありましたように、来年度から包括委託が始まる関係で、料金関係の職員が減っております。その関係で4名減となっております。  また、技術職員の関係については、これは当委員会のほうからご意見という形で、毎年度ご意見を頂戴しておりまして、技術の継承ということで重要なことだと認識はしております。ただし、技術職員の高齢化が進んでおりまして、若手技術職員がなかなか少ないような状況でございます。また、50代以上は多くて、40代が極端に技術職員は少ない状況です。20代、30代は最近入ってきておりますが、その中が少ないような状況で、技術の継承等をしていかなければならないという状況でございますが、水道の場合は日本水道協会の研修会ですとか、県の研修会を通じて、その辺の技術の継承は行ってまいりたいと考えております。  また、水道独自の職員というのは採用しておりませんで、市の職員で採用した中で、異動で水道のほうに来ていただくということなのですが、これは人事課との調整という形になりますが、なるべく多くの職員に水道のほうの事業を経験してもらいたいということで、技術職員の要望はしてまいります。  以上でございます。 ◎込戸 水道業務課長  先ほど石島委員が言われました包括委託の関係なのですけれども、第6次施設整備事業計画のところに書いている段階計画の案の状況のほうはどうなっているかということだったのですが、一応こちらのほうに書いてある28年から32年の中で、段階的に移していくという予定どおりにはいっています。一番最後の6番、7番というものについては、ここでは委託はまだ実施しておりませんので、これはまた将来的にやらせていただくことになります。  以上です。 ◆石島陽子 委員  ありがとうございます。では、技術職員については、いろいろ職員の方の人事配置の中で、今上下水道部のところにいなくても、いろいろ技術を持っている方を少しずつふやしてきているというふうに考えていいわけなのですか。いろんな思いで皆さん市の職員になられていると思いますので、いろいろなほかの部署との関係もあるから、ここだけというわけにもいかないのでしょうけれども、いろいろやりながら、いざというときには対応できる方がふえているというふうに考えていいのかどうかというのを確認をします。  それと、これは包括委託の計画段階は、計画どおりにいっているということで、私これがいいのか悪いのかというのがちょっと判断がよくわからないのですけれども、1から5まで全部いっているということなのですね。未収金の整理という部分の仕事の内容とか、受け付け業務の仕事の内容というのは、あと4番、料金徴収の具体的な仕事の中身というのはどういったものになるのでしょうか。そこも教えてください。  それと、済みません、私さっき聞き方が悪かったのだと思いますけれども、いろんな老朽管の布設がえがちゃんと計画どおりというか、今よりも進んでいくのかどうかということを聞きたかったのですけれども、そういうことで進めていくということで大丈夫なのかどうかということをお聞きしたいのと、あと具体的に野火止六丁目で、辻議員がちょっと地域の方から言われた中で、濁り水が出たということがありまして、その件で水道の職員の方に対応をしていただいたそうなのですけれども、実際に老朽管の布設がえをやるに当たって、耐用年数もあって、古い年代からというのもあるのでしょうけれども、具体的にこういう濁りが出たりとか、いろいろよくない状況になっているものについて早目に布設がえをするとか、そういう対応というのは具体的にどんなふうにできるのかということをちょっと教えてください。 ◎橋本 上下水道部長  それでは、石島委員の再度のご質問でございます。まず、技術職員の関係でございますが、募集は先ほど申しましたように、市全体で技術職員何名という形で募集しておりまして、それぞれ上下水道部、水道だけではなくて、下水のほうにも配属されますし、都市整備部にも当然配属はされます。ほかの部にも技術職員は配属されます。ただ、最近の傾向としては、非常に応募が少ないというような状況はあるようです。そういうのは人事課のほうから聞いております。少ない中で試験にかけますので、さらに合格者は少なくなってくるような状況で、正直なところ各部で取り合いのような形になっております。  今後見込みとしては、これはちょっと私どもではなかなかお答えしづらい部分もあるのですが、人事課を通じて広く募集をしていただいて、確保はしてまいりたいと。水道に入ったらずっと水道かと言われると、そうではなくて、ある程度技術職なので、長いスパンではいていただくようなのですが、市内部のいろいろな仕事を経験させて、成長してもらったほうが本人のためにもなりますので、当然人事異動というのはついてまいります。ですから、定期的には人事異動で異動して、水道へ行ったら次はどこ、次はどこみたいな形で、私なんかもそうなのですが、そういう形で今までやってきておりますので、その辺はもう人事課にお任せするしかないと思います。要望は当然してまいります。  それと、あともう一点、老朽管の布設がえの関係ですが、先ほどのアセットマネジメントに絡んで、このままどうするのかということなのですが、先ほどもちょっと説明したように、今のような金額支出の割合でも1%いかないような状況で、これを例えば桁を変えて、毎年5%ずつ更新しましょうといいますと、例えば今の10倍とか、そういう形の工事費をかければ当然やっていけるわけなのですが、そこまで予算をかければ、当然今の経営は成り立たなくなってまいります。その辺を今度のアセットマネジメントでどこまでできるのか。例えば料金を見直した後どういう形になるのかというのを検討してまいりたいと考えております。当然老朽化はどんどん、どんどん進んでまいります。待ったなしでございます。それに合わせて耐震化の事業も進めてまいるわけで、非常に頭の痛い問題ではあるのですが、この辺は避けて通れませんので、その辺を経営戦略及びアセットマネジメントの策定によって、今後どういう形になっていくのかというのを委託が終わった時点でまたお示しさせていただきますので、皆さんのご意見を頂戴したいと思っております。  私のほうからは以上です。 ◎小寺 水道施設課長  先ほど管路の更新の方針で、濁り水の多い箇所というのはどうするのだというようなご質問だったと思うのですけれども、基本的には耐用年数が40年以上過ぎた箇所というのを優先的に布設がえをしておるのですが、当然そういった濁り水が頻繁に起こる箇所とか、漏水が多い箇所、例えば40年、大体みんな40年以上たっていると思うのですけれども、そういった箇所も考慮に入れまして年度で計画を立てております。ですから、例えばどうしても漏水の多い箇所とか、濁り水の多い箇所もなるべく早く布設がえをするような、考慮に入れまして計画をしていきたいと考えております。  これ一般質問で出たところなのですけれども、今年度も野火止六丁目が、一番後ろの改良工事の23番のところにあるのですが、これがかなり古い年代に入れたところで、内径が150ミリの距離が100メートルというのが一部分だけかなり古くて、ここが原因で濁りが生じたのではないかということで、急遽30年度に布設がえをする予定も入れております。  以上でございます。 ◎込戸 水道業務課長  先ほどの石島委員の再度のご質問で包括委託の内容ということなのですが、受け付け業務のほうなのですけれども、具体的には電話受け付け、窓口受け付け、うちのほうは平成30年度から新座市お客様センターという窓口をつくるのですけれども、こちらにつきましては業者の方に窓口のほうをやっていただくことになります。なので、給水の開始や停止、そういった業務も新しいお客様センターのほうで受け付けていただきます。検針業務委託は、以前からやっていたメーターの検針を各お宅のほうに回ってチェックしてもらうものです。料金計算は、検針業務委託でメーターの指針を読んだ後に、そちらのほうを前回に比べてどのくらいの水量を使ったかというのを計算して、各個々の水道料金及び下水道使用料の計算のほうをしていただくことになります。  料金徴収のほうなのですけれども、こちらのほうは納入通知書を発行したり、実際そちらのほうを納付書で納められたり、銀行の振りかえとかで納めてもらうときに、銀行への振りかえのデータを依頼したり、または実際納められない方がいらっしゃいましたら督促を発送したり、そういったことをするものになります。  未収金整理も同じなのですけれども、要は納めてこない方に督促状を発送したり、もしもそれでも納めてこられない方には実際給水停止ということで、現地に行って水をとめたりしてもらう業務まで含まれております。  以上です。 ◆石島陽子 委員  わかりました。この給水の停止なども含めて、いろいろ未収金の整理の中で行っていくという意味では、すごくライフラインにかかわって、個人情報なども大事な部分だと思いますので、そこのところは当然法的にもいろいろあると思いますけれども、丁寧にやっていただくように配慮というか、そういうことは十分気をつけていただきたいなというふうに思います。  給水の停止の話が出たのですけれども、今現在わかる数字でいいのですけれども、停水の実施状況ですとか、件数とか、停止する基準とか、また開栓するときの条件というのですか、教えてください。 ○小野大輔 委員長  暫時休憩いたします。       休憩 14時10分       再開 14時10分 ○小野大輔 委員長  休憩を閉じて委員会を再開いたします。 ◎込戸 水道業務課長  停水の条件なのですけれども、うちのほうで水道料金を請求するのが1調定とすると、それが2調定以上で、かつ2調定を合わせた金額が1万円以上のご家庭を対象にはしています。もちろん全て回ることはできないので、件数はちょっと厳選させてもらうのですけれども、督促とかを出して電話連絡とかあった場合については対象から外してはいます。  とめた後に開栓する場合の条件なのですけれども、原則は全額納付ということにしてあるのですけれども、そこのご家庭の事情とかにもある程度考慮して、一部納付でも開栓はしています。ただし、一部納付の場合は納付約束を前提にしていますので、例えば全部で3万円あったとして1万円もらいました、その場合だと2万円をどのようにして納めていきますかという約束まで交わさせていただいて、そのとおりに納めていただければ大丈夫ですということで、その場はあけさせていただくのですけれども、その後にそれがまた不履行になった場合は予告なしにとめる場合もあります。  件数なのですけれども、28年度の決算時点でなのですけれども、28年度にとめた件数が年間で145件でした。  以上です。 ◆高邑朋矢 委員  今民間委託の話が出たのですけれども、国のほうで民営化の動きがあるという話を聞いたことがあるのですけれども、それというのは本当というか、市のほうではどうつかんでいますか。 ◎橋本 上下水道部長  民営化というお話でございますが、部分的に限って民間への委託というのはもう既に行っています。例えば浄水場の運営、運転業務というのはもう委託で行っていますし、浄水場の水質検査等も委託で行っております。また、配水管の布設工事の設計も、これも委託で行っておりまして、国のほうとしてはそういったばらばらの委託ではなくて、経営の合理化を考えて全体を委託というのを随分推進はしております。その中でもいろんな形の委託方法がございまして、よく言われているのがPFIですとか、DBOですとか、あとコンセッションとか、いろんな方式があるようなのですが、水道事業ということで、いわゆる全体の包括委託をしているところはあるのですが、公設民営化ですとか、完全民営化というのはこれまだ水道事業ではございませんので、今後の課題になってくるのかなというところでございます。  以上です。 ◆森田輝雄 委員  今の高邑委員の続きなのですけれども、その前に個人的な意見を述べさせていただければ、やっぱり特殊な状況なので局化にして、企業法に沿った形でやるには、先ほど人事の話もありましたけれども、他の自治体でやっているように完全に局にされて、市の規模云々は置いておいて、そちらの方向を考えた中で水道局として、上下水道部はきちっと特殊業務という部分で捉えて皆さんから総意を挙げて提案していくと。我々もそのときには協力できるところはしますけれども、そういった形にしていかないと、何かこの部分だけこの部分だけという、課の事情だけで外部委託ではないけれども、虫食いになっていってしまうと、それこそ取りまとめが非常に大変になっていってしまうような気がするので、今後その辺も視野に入れて考えられたらいかがでしょうかということで、提案です。 ○小野大輔 委員長  暫時休憩いたします。       休憩 14時15分       再開 14時20分 ○小野大輔 委員長  休憩を閉じて委員会を再開いたします。 ◎橋本 上下水道部長  ただいまの森田委員からのご質問でございますが、今後の検討課題とさせていただきます。  以上でございます。 ◆伊藤信太郎 委員  予算書の22ページで、その他雑収入のところなのですけれども、ちょっと私の見方が悪いのかどうかわかりませんけれども、ここに森透水の販売代金が88万5,000円載っています。28ページのほうに移りますと、製造費として金額が193万円出ています。これは、つくればつくるほどマイナスになるという、そういう捉え方でいいのでしょうか。 ◎込戸 水道業務課長  伊藤委員の質問にお答えします。  こちらのほうなのですけれども、28ページのほうの製造については、うちのほうも原価かかっておりますので、これ全部で1万9,200本ほどつくってはいるのですけれども、それの原価になります。販売のほうなのですけれども、自販機業者と、あと市のほうにも売ってはいるのですけれども、自販機業者のほうに売っている部分につきましては、基本赤字経営でやっています。1本100円というのを上限にしていますので、うちのほうのコスト的に、そこの100円で売るためには自販機業者がどうしても、うちのほうから売る原価を上げられないもので、どうしてもそれについては赤字になっています。  あとうちのほうで災害の備蓄として1万本とか持ってはいるのですけれども、実際どこかほかのところで災害とか起きたときには、その水をお持ちしたりはしているのですけれども、そちらのほうに使ったりはしています。  以上です。 ◆伊藤信太郎 委員  一般会社と違って、収益だけで判断するものではないと。ほかの理由があってこういうことが認められているという解釈でよろしいですね。 ○小野大輔 委員長  ほかに質疑ありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○小野大輔 委員長  なしと認めます。  それでは、続きまして、議案第44号 三芳町の公の施設の利用に関する協議について審査を行いたいと思います。  執行部より説明をお願いします。 ◎小寺 水道施設課長  議案第44号 三芳町の公の施設の利用に関する協議についてご説明申し上げます。  それでは、まず提出資料の案内図をごらんください。新座市中野二丁目2816番1、案内図斜線部分になりますが、そちらの土地所有者から上水道を設置したい旨の要望がありましたが、当該地の北側前面道路には当市の水道管が布設されておらず、配水管布設計画もない箇所でありますが、前面道路には三芳町水道施設があることから、地方自治法第244条の3第2項の規定により、三芳町水道施設を新座市民の利用に供させることについて協議を行いたいので、地方自治法第244条の3第3項の規定により、この案を提出したものでございます。  また、別紙提出資料の公の施設の利用に関する協定書でございますが、議案の議決をいただいた後に三芳町と協議を行い、同協定書を策定する予定でございます。  説明は以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○小野大輔 委員長  説明が終わりました。  質疑のある方、挙手にてお願いいたします。質疑ありませんか。 ◆森田輝雄 委員  このお宅1件だけでしょうか。 ◎小寺 水道施設課長  今回提出したところにつきましては、市街化調整区域でございまして、三芳町と事前協議した結果、これはすぐに新座市で水道管を布設するところではないので、こういう協定書をつくって協議をしたいということが出ましたので、これは資材置き場になっているのですけれども、一応今回の協議については1件だけでございます。  以上です。 ◆森田輝雄 委員  では、例えば我が市で議決できたという場合で、三芳町のほうでまた議会にかけたら、何言っているんだ、あそこは調整区域じゃないかという話にはならないでしょうか。 ◎小寺 水道施設課長  同じ案件を三芳町の議会のほうにも提出をしておりまして、基本的には議決を得られるのではないかと考えておりますけれども。 ◆森田輝雄 委員  わかりました。いいです。 ◆伊藤信太郎 委員  そうしますと、今1件ということですよね。これ周り見ると田んぼですけれども、市街化調整区域ではあるのですけれども、また広がっていくということになってくると、その都度、その都度ということになるわけですか。 ◎小寺 水道施設課長  皆さんもご存じだと思うのですが、中野地区は市街化調整区域になっておりますので、地区計画とか区画整理でも起きない限りは、ちょっと道路も広がらない、計画もございませんし、その他の施設も建つ予定がありませんので、現況としては家が建つようなところではないですので、仮にほかでこういう水道があった場合には同じような方法で進めていくかもしれませんけれども、これ以上はすぐにそういった開発とか区画整理がない限りは起きないものだと考えておりますので、頻繁に起こるものではないと現状では考えております。  以上です。 ◆伊藤信太郎 委員  わかりました。 ○小野大輔 委員長  ほかに質疑ありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○小野大輔 委員長  なしと認めます。  暫時休憩いたします。       休憩 14時28分       再開 14時46分 ○小野大輔 委員長  休憩を閉じて委員会を再開いたします。
     続きまして、議案の採決に入りたいと思います。  まず初めに、議案第4号 新座グリーンスマイル基金条例についての採決を行います。 ◆伊藤信太郎 委員  賛成いたします。 ◆森田輝雄 委員  賛成いたします。  使用については、十分に有効に活用できることを望みます。  以上です。 ◆石島陽子 委員  賛成です。 ◆高邑朋矢 委員  賛成です。 ○鈴木秀一 副委員長  賛成です。 ○小野大輔 委員長  全会一致で議案第4号 新座グリーンスマイル基金条例については原案可決すべきという結論となりました。  続きまして、議案第19号 新座市手数料条例及び新座市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について採決を行います。 ◆高邑朋矢 委員  賛成です。 ◆石島陽子 委員  賛成です。 ◆森田輝雄 委員  賛成いたします。 ◆伊藤信太郎 委員  議案第19号に賛成いたします。 ○鈴木秀一 副委員長  議案第19号、賛成です。 ○小野大輔 委員長  議案第19号につきましては、全会一致で原案可決すべきという結論となりました。  続きまして、議案第20号 新座市都市公園条例の一部を改正する条例についての採決を行います。 ◆伊藤信太郎 委員  賛成いたします。 ◆森田輝雄 委員  賛成いたします。 ◆石島陽子 委員  賛成です。 ◆高邑朋矢 委員  賛成です。 ○鈴木秀一 副委員長  賛成です。 ○小野大輔 委員長  議案第20号については、全会一致で原案可決すべきという結論となりました。  続きまして、議案第22号 新座市みどりのまちづくり基金条例を廃止する条例について採決を行います。 ◆高邑朋矢 委員  賛成です。 ◆石島陽子 委員  賛成です。 ◆森田輝雄 委員  賛成いたします。 ◆伊藤信太郎 委員  廃止することに賛成いたします。これにかわる議案第4号のほうに移り変わるわけですけれども、用地買収をメーンの使途とすることによろしくお願いいたします。 ○鈴木秀一 副委員長  賛成です。 ○小野大輔 委員長  議案第22号 新座市みどりのまちづくり基金条例を廃止する条例については、全会一致で原案可決すべきという結論となりました。  続きまして、議案第25号 平成30年度新座市一般会計予算、建設常任委員会に分割付託された部分についての採決を行います。 ◆伊藤信太郎 委員  賛成いたします。  特に止水板に対して予算化が十分にされていること、それからカーブミラーに対しましても老朽化したものを順次切りかえていくことなどに対して評価いたします。  景観審議会の活動につきましては、説明を受けましたけれども、もう少し踏み込んだ景観の改善といいますか、そういったことに焦点を絞って開催をしていただきたいと思います。  以上です。 ◆森田輝雄 委員  議案第25号、建設常任委員会に付託された部分につきまして賛成いたします。  全体的に限られた予算でありますので、それぞれ管理運営については町内会も含めていろいろ声かけをして、一歩踏み込み、二歩踏み込んだ中で、行政が管理をするということだけではなくて、みんなで使うものだし、みんなの財産だからということで、もっともっと市民を巻き込むような方策を今後考えていってほしいし、いきたいと思います。  以上です。 ◆石島陽子 委員  結論は反対です。  もちろん評価する部分もたくさんあります。今年度溢水対策として止水板の助成制度をつくったり、またマンションの耐震化率を上げるために耐震診断の助成制度を拡大したことや、道場地域にセントラルキッズパーク、じゃぶじゃぶ池などを開設していくという点などについては評価をしております。  ただ、本会議でも述べましたけれども、セントラルキッズパークの開園につきましては、隣接する障がい者施設のけやきの家の送迎に関しては、連携をとりながら配慮をきちんといただきたいなということを要望します。  また、県の街路事業については、保谷朝霞線にしても放射7号線にしても、なかなか県の説明がわかりづらかったり不十分であるということがありますので、住民が納得していないという部分もあるということをしっかりと踏まえていただいて、負担金も市として出すわけですから、高邑委員も言っていましたけれども、県の事業の結果をきちんと聞いていただいて、住民の立場に立って県との対応をしていただきたいなということを要望いたします。  反対の一番の理由は、この間言っていることですけれども、大きな事業を幾つも同時に進めているという点です。志木駅の南口の周辺整備、総事業費が約20億6,700万円ですけれども、中間年度ということで5億6,800万円に昨年度より2億円以上予算もふやしているというぐらい多額の費用がかかる事業です。また、区画整理事業の特別会計繰出金も5億4,000万円ということで、国庫補助の交付率がどんどん減っている中でも、区画整理事業については緩めずに、どんどん進めていくということをやっています。ほかの予算について言えば、施政方針演説で市長もおっしゃったように、厳しく見直していくというようなことなんかもある中で、どんどん進めているという点では、こういう財政のあり方でいいのかなという点を疑問に思います。担当の皆さんの責任ではないというふうにも思いますけれども、前須田市長の方針を受け継いでという部分の大型事業とかというのもあるのかなと思いますけれども、大型事業優先に余りに優先し過ぎているのではないかなという点を大変心配しています。  特に今回ほかの委員会の中で精神障がい者の補助ですとか、介護保険の利用料補助なんかも削減していくというようなこともわかったというふうに聞いておりますので、そういうことをやりながら、どんどん補助が少ない中でやっていくという点についてはちょっと疑問に思います。そういう点で反対といたします。  以上です。 ◆高邑朋矢 委員  久しぶりに戻ってきて賛成したいのですけれども、反対です。  今石島委員も言われたのですけれども、やはり保谷朝霞線の街路事業費負担金の問題が、そんなに金額は大きくないですけれども、住民は全く納得していませんので、これについて反対と。  それから、志木駅南口駅前広場の整備工事、単品でとっていけばどれもいいことだと思うのですけれども、新座駅北口の区画整理事業と大和田二・三丁目の区画整理事業に繰出金を出しているということで、同時にこれだけ大きなものが幾つも、ここだけで言うと3つですか。保谷朝霞線がそれに今度加わってくると4つということになってきて、やはり今の財政状況が非常に厳しいという認識があるのであれば、これは少し無理ではないかなというふうに、もちろん皆さんの責任ではありませんけれども。  あとお願いとしては、総合運動公園の利用者の安全対策をしっかりお願いしたいということと、児童公園の遊具、これも利用者の安全を考えて、一歩先行く設備をお願いしたいと思います。  あとは、都県境のカーブミラーのこともちょっと質問したのですけれども、まだ対応、調整ということはないと伺っていますけれども、そういうものが出てきた場合にぜひよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○鈴木秀一 副委員長  議案第25号、一般会計予算ですけれども、建設常任委員会に付託された部分について賛成いたします。  意見といたしましては、雨水対策としていろいろお聞きいたしました。止水板補助が盛り込まれた点、大いに評価をしたいと思います。  また、志木駅南口の工事の状況も視察をさせていただきました。平成30年度は掘削工事と、あと地下自転車駐車場の整備工事が始まるとのことで、安全重視の無事故での工事をよろしくお願いしたいと思います。  あと建築開発関係では、指定道路図ホームページの作成委託料が入っていまして、これは業者の方への利便性と職員の業務の削減にもつながりますので、大いに評価をいたします。  あとマンション耐震診断、耐震改修、これは上限額が引き上げられ、使いやすくなったということと、あと耐震化率の上昇にもつながってまいります。告知に力を入れていただき、利用の拡大を望みます。  あと3点目、これも質問いたしました。個人住宅リフォームの資金補助の事業も、毎年160から170件前後利用されると伺いました。平成30年度も告知に力を入れていただきまして、多くの方に利用していただくことを望みます。評価をさせていただきます。  あと公園関係では、セントラルキッズパークと新堀一丁目緑地公園の現況を視察させていただきました。市民にとって憩いの場としての公園整備、大いに評価をしたいと思います。  要望としては、カーブミラーについてなのですが、要望が高いにもかかわらず設置数が限られているということで、安全面を第一と考えて検証していただき、ここの部分は市民にとって本当に必要と至った場合は公正な判断をいただきたいと思います。また、設置できない場合でもきちんと要件を含め、市民に説明をしていただきたいと思います。また、腐食しているカーブミラーが多いと伺いました。事故につながらないよう、平成30年度に入りましたらなるべく早い対応をお願いしたいと思います。  また、道路補修についても限られた財源の中での対応となりますが、本当に危険と判断された場合は的確な対応も必要になると思いますので、以上を意見として賛成といたします。 ○小野大輔 委員長  議案第25号 平成30年度新座市一般会計予算、建設常任委員会に分割付託された部分について、原案可決すべきという委員の方3名、否決すべきという委員の方2名で、原案可決すべきという結論となりました。  続きまして、議案第27号 平成30年度新座市下水道事業特別会計予算についての採決を行います。 ◆高邑朋矢 委員  42億円の予算のうち8億円が大和田二・三丁目ということで、反対しようと思ったのですけれども、下水道に罪はないなと思って、賛成をしたいと思いますが、何か矛盾しているようですけれども、事業そのものは今やるべきではないと思うのですが、特に待機児童とかあって、8億円だって同じお金ですから、ただやるとなったらやらなければいけないわけで、これはしようがないなと思って、下水道には罪はないという考え方で賛成したいと思います。ゲリラ豪雨、ことしも心配ですので、溢水対策をよろしくお願いします。  それから、何も質問しませんでしたけれども、黒目川がさらにきれいになるように、公共下水道に未接続の件数を減らす努力をしていただきたいというふうに思います。  以上です。 ◆石島陽子 委員  共産党も下水道は賛成します。  溢水対策について早急な対応をしていただいたという点ですとか、それから老朽化対策、雨水管の管理の総合計画など、今後心配される管の老朽化なども含めていろいろ新たに展開をしていくということになると思いますので、期待をしたいというふうに思います。  ただ、大和田二・三丁目の土地区画整理地内への汚水管や雨水管の整備ですとか、北口の汚水管の整備ですとか、そういったものの費用が多額に及んでいるという部分では、この下水の方の責任ではありませんけれども、どんどん補助金がない中で進めていくというものが盛り込まれているという点ではちょっと指摘をしたいなというふうに思います。  以上です。 ◆森田輝雄 委員  議案第27号につきまして賛成いたします。  下水に関しては、悪い結果だけが表に出てきて、緻密にやった部分は非常に評価されにくいのです。ですから、そういうことがわかった上で、雨水管理総合計画策定業務などもあるわけですけれども、これは業務委託してでき上がったのが終わりではなくて、それをどう活用し、どのように生かすかということだと思いますので、その辺十分に、さらに力を入れて頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ◆伊藤信太郎 委員  議案第27号に賛成いたします。  特に雨水管理総合計画が平成31年末に策定予定されているというふうにお聞きしましたので、これをぜひとも成功させていただきたいと思います。  それと、雨水の浸透策に対しましていろいろお話をお聞きすることができました。1ヘクタールの開発箇所に対しては500トンの貯留池をつくるとか、それ以上の場合には950トンの貯留池をつくるとか、そういうような方策があるということをお聞きしましたけれども、やはり開発行為はこれからどんどんふえてくると思いますので、こういうことに注目をして、注意して、よろしくお願いしたいと思います。 ○鈴木秀一 副委員長  議案第27号、賛成いたします。  意見といたしましては、公営企業会計システムの仮稼働や、あと今後の下水道事業のための経営戦略策定支援委託、また持続的に管理するためのストックマネジメント計画策定委託など、さらに昨年の水害対策のための溢水対策の事業も盛り込まれており、大いに評価をしたいと思います。非常に大事な予算編成になっておりますので、将来を見据えて慎重な執行をお願いしたいと思います。  以上です。 ○小野大輔 委員長  議案第27号 平成30年度新座市下水道事業特別会計予算については、全会一致で原案可決すべきという結論となりました。  続きまして、議案第30号 平成30年度新座都市計画事業新座駅北口土地区画整理事業特別会計予算についての採決を行いたいと思います。 ◆伊藤信太郎 委員  賛成いたします。  特にこれから市街地を形成するわけですけれども、先ほど指摘しましたように現存する緑と調和した快適な未来都市というようなスローガンがございますので、それに沿って区画整理をよろしくお願いいたします。 ◆森田輝雄 委員  議案第30号、賛成いたします。  区画整理自体が将来に向けてのまちづくりということでありますので、その辺十分に皆さん理解されているかと思うのですが、その部分では工事中は何もいい部分がないようでありますけれども、でも地権者にとっては自分の土地でありながら収益が上げられない現実というものを踏まえて協力してくださっているわけですから、その辺十分に理解をしていただいていると思いますけれども、それは全然数字とか表面には出てきませんけれども、耐え忍んで頑張っている人もおりますし、皆さんとともによりよい将来に向けてのまちづくりにこれからも協力をしていきたいなと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。 ◆石島陽子 委員  結論は反対です。  北口の地権者の皆さんの中には、どんどん進めて良好なまちづくりをということで賛成されていらっしゃる方もいらっしゃると思いますし、地元の方がそういうことであればという気持ちはもちろんあります。ただ、質疑でも言いましたけれども、なかなか国庫補助がない中でどんどん進めていくということで、結果的には市債がどんどんふえていってしまうということ、それから一般財源もそちらにかなりの額をつぎ込まなければならないというような点で、いろいろ同時に進めているという点が一番の反対の理由になります。  以上です。 ◆高邑朋矢 委員  議案第30号に反対です。  大体の話ですけれども、105億円の総事業費のうちの国と県の補助金と保留地処分金の60億円を引くと45億円は市民の負担になっていくという事業だと思います。  いつも言っていることですが、区画整理事業そのものは反対ではないけれども、新座駅に集中していることは確かなわけで、同時期に同じ地域に区画整理事業が南と北で、ちょっとずれていますけれども、展開したということで、今でも難しい保育園と小中学校の問題が出ていますので、これがなかなか実際に2,800人でしたか、計画人口がふえたときに、今度はその問題がまた浮上してくると思いますので、非常に無理があるというふうに思います。  以上です。 ○鈴木秀一 副委員長  議案第30号、賛成です。  視察もさせていただきまして、質問もさせていただきました。インフラ整備にしても、あと移転する方のそれぞれの作業についても、今までが非常に大変だったとお聞きをいたしました。平成33年度までの工事となりまして、残り4年間となりますので、平成30年度も計画どおりに工事が進むことを望みます。  以上です。 ○小野大輔 委員長  議案第30号 平成30年度新座都市計画事業新座駅北口土地区画整理事業特別会計予算については、賛成の委員の方3名、反対の委員の方2名で、原案可決すべきという結論となりました。  続きまして、議案第31号 平成30年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計予算についての結論を出していきたいと思います。 ◆高邑朋矢 委員  議案第31号、反対いたします。  これも大体の話ですが、150億円の総事業のうちの保留地処分金が50億円で、国の補助金5億円合わせて55億円引くと95億円が市民の負担になるということで、ただ計算してみると17年とか20年ぐらいで回収できるのかもしれませんけれども、やはり今本当に市民が何を必要としているかということを考えたときには、この区画整理事業ではなくて、やはり保育園だとか、教育だとか、福祉だとか、国保に対する繰り出しもそうですけれども、本当にせっぱ詰まった中で生きている人たちがいるわけで、そのときにこういう事業をやることはいかがなものかということで反対いたします。
    ◆石島陽子 委員  結論は反対です。  大和田二・三丁目地区の土地区画整理事業は、駅周辺でないにもかかわらず、市施行で行うということで、しかも一括発注というような形で始まった事業です。企業の進出の予定も決まっているということで、補助金が来なくても進めていくということで、どんどんいっているのですけれども、他の予算に対して随分厳しいと言われている中で、ここだけすごく特別扱いかなというふうに思えるような予算の使い方というのはおかしいのではないかなというふうに思います。やっぱり今暮らしが大変な中ですので、そちらのことも考えれば、同時にやるべきではなかったのではないかなということです。  以上です。 ◆森田輝雄 委員  議案第31号につきましては賛成いたします。  この大和田二・三丁目の区画整理については、たまたま近隣に北口があり、たまたま新座駅周辺ということであって、それは今しかできない事業でありますので、期限内にできることを十分留意しながら頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ◆伊藤信太郎 委員  議案第31号に賛成いたします。  この開発区域は、国道254号に面しますし、それから新座駅に近い、交通の便が非常にいい場所になるわけですけれども、できてからの心配ですけれども、さらに254号に渋滞が生じるかなという懸念が考えられます。そういうことも払拭できるような再開発にしていただきたいと思います。 ○鈴木秀一 副委員長  議案第31号、賛成いたします。  こちらも視察をさせていただきまして、詳しく説明を伺いました。平成30年10月にホームセンター等の商業施設がオープンするとも伺っております。より市民から注目が集まる年度になると思います。今まで遺跡調査等でちょっと足踏みした部分もあったのですけれども、工事のおくれのないように、無事故での工事をよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○小野大輔 委員長  議案第31号 平成30年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計予算につきましては、原案可決すべきという委員の方3名、否決すべきという委員の方2名で、原案可決すべきという結論となりました。  続きまして、議案第32号 平成30年度新座市水道事業会計予算について結論を出していきます。 ◆伊藤信太郎 委員  賛成いたします。 ◆森田輝雄 委員  議案第32号、賛成いたします。  新座の水道につきましては、今まで本当どこよりも安全で、止水がない誇れる水道でありますので、そういった中、たまたま経年劣化という部分が多少出てきたようなので、より計画的に修繕その他を進め、またいろんな事業というか、制度ができてきて、これから水道事業のほうでも民間の方に指導していく部分が出てくるかと思うのですけれども、その辺も十分頑張って、今以上に安全な供給をお願いしたいなと思います。  以上です。 ◆石島陽子 委員  賛成です。  新座のおいしい水のために、いろいろ日ごろ努力されていることに感謝いたしたいと思います。ただ、施設のいろんな老朽化の更新について、これから大変難しい時期に入るのかなというふうに思います。独立採算制でやっている公営企業会計ですので、そこら辺をどんなふうに進めていくかというのが大変難しくなりますけれども、水道料金のことなど大幅値上げとか、そういうようなことにならないようなことをいろいろ含めて今後検討していただきたいと思います。  以上です。 ◆高邑朋矢 委員  第32号、賛成です。  安くておいしくて安全な水をよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○鈴木秀一 副委員長  議案第32号、賛成です。  質問もさせていただきました。アセットマネジメント委託料の予算も入っています。平成30年度策定と伺いました。また、議案審議の中で水道事業の今後についてもいろいろと議論されました。アセットマネジメントの結果が非常に大事になってくると思います。今年度この策定をしっかりやっていただき、今後に役立てていただきたいと思います。  以上です。 ○小野大輔 委員長  議案第32号 平成30年度新座市水道事業会計予算につきましては、全会一致で原案可決すべきという結論となりました。  続きまして、議案第44号 三芳町の公の施設の利用に関する協議について結論を出していきます。 ◆高邑朋矢 委員  賛成です。 ◆石島陽子 委員  賛成です。 ◆森田輝雄 委員  賛成いたします。 ◆伊藤信太郎 委員  賛成です。 ○鈴木秀一 副委員長  賛成です。 ○小野大輔 委員長  議案第44号 三芳町の公の施設の利用に関する協議については、全会一致で原案可決ということとなりました。  これで全議案の審査と採決を終了いたします。  続きまして、閉会中の調査事項の確認に移ります。(1)、都市整備部所管事項について、(2)、上下水道部所管事項についてです。  これで建設常任委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。  閉  会                     建設常任委員会委員長                     副委員長                     署名委員                     署名委員...