├───┬──┴─────────────┬────────────────┼────┴───────────┤
│会 出
│総合政策部長 永尾
郁夫│人権推進課長兼女性困り
ごと相談室│資産税課長 穴井 義宏│
│議
席│総合政策部副部長兼
シティ │長兼
オンブズマン室長 遠藤
達雄│納税課長 飯塚 剛彦│
│事 し
│プロモーション課長 平野
静香│情報システム課長 飯塚
隆浩│検査室長 本多 和弘│
│件 た
│政策課長兼地下鉄12号線
│危機管理課長 伊藤
好治│会計管理者兼
出納室長 江原 達夫│
│説
者│延伸促進室長 工藤
邦裕│財政部副部長兼
施設営繕課長 │選挙管理委員会事務局長川島 聡│
│明 の│秘書広聴課長 浅島
忠睦│ 高野 勇│選挙管理委員会事務局副
局長 │
│の
職│オリンピック・
パラリンピック推進│財政課長 櫻井
浩│ 高村 俊晃│
│た ・
│室長 増田
順子│管財契約課長兼新
庁舎建設推進室長│監査委員事務局長兼
固定資産評価 │
│め 氏
│総務部長 細沼伊左夫│ 清水 達也│審査会書記 三上 文子│
│ 名│総務部副部長兼
総務課長伊藤 佳史│施設営繕課副課長 高橋
誠司│監査委員事務局副局長兼
固定資産 │
│ │人事課長 山口 聡
│市民税課長 小山
俊彦│評価審査会書記 加藤 武│
├───┼────────────────┼────────────────┼────────────────┤
│職出の│
│ │ │
│務席職│議会事務局 │ │ │
│のし・
│ 関口 勝也
│ │ │
│たた
氏│専門員兼
議事係長 │ │ │
│め者名│ │ │ │
└───┴────────────────┴────────────────┴────────────────┘
┌───────┬──────────────────────────────────────────────┐
│ │議案第 1号 市長及び副市長並びに
教育委員会教育長の給与の支給の特例に関する条例
│
│ ├──────────────────────────────────────────────┤
│ │議案第 5号 特別職の職員で非常勤の者の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する
条例 │
│会 議 事 項├──────────────────────────────────────────────┤
│ │議案第25号 平成30年度新座市
一般会計予算〔分割〕
│
│ ├──────────────────────────────────────────────┤
│ │陳情第 1号 「
原子力発電再
稼働中止を求める決議」の
陳情書 │
└───────┴──────────────────────────────────────────────┘
開 会
○
滝本恭雪 委員長 ただいまから
総務常任委員会を開会いたします。
これより陳情の審査に入ります。
最初に、傍聴人の方に申し上げます。傍聴席内では、事前の手続の際にお配りをいたしました諸注意をよく守り、傍聴をお願いいたします。
それでは、陳情第1号 「
原子力発電再
稼働中止を求める決議」の
陳情書について、これより審査を行いたいと思います。
暫時休憩いたします。
休憩 15時03分
再開 15時14分
○
滝本恭雪 委員長 では、休憩を閉じて再開いたします。
○平松大佑 副
委員長 今休憩中に
陳情者から
陳情理由についてお話をいただきました。休憩中の中で、委員の皆さんも
陳情書、結論出していきましょうという話でしたので、結論を今定例会のこの
委員会で出したほうがいいのではないでしょうか。
○
滝本恭雪 委員長 先ほど平松副
委員長のほうから結論を出すべきというご意見がございました。よろしいですか。
〔「はい」と言う人あり〕
○
滝本恭雪 委員長 では、陳情第1号の
陳情書について結論を求めます。
◆
中村和平 委員 結論は、不採択でよろしくお願いいたします。
陳情者の方の意見を聞きました。
原発事故から7年ぐらいたちます。基本的には、国の方たちが決めることなのですけれども、いろんな形で
原子力発電所で働いている方の雇用もありますし、
陳情者の書きようで原発の稼働を即刻中止という、少しこの辺がどうなのかなという感じがいたしました。
市議会議員として意見を申すというか、国の
国会議員にいろんな考え方があって、いろんな形で
調査研究なりしっかりして、本当に稼働をするかしないかというのは決めていただきたい。いや、私はそう思っております。議員として
中村和平といいますけれども、私は今回の事故によって、
陳情書に書かれていることは確かによくわかります。ですが、この即刻中止という求める議決を
市議会に陳情するということは、少し乱暴ではないかなと思うので、不採択でよろしくお願いします。
○
滝本恭雪 委員長 陳情者の方に申し上げます。ご静粛にお願いいたします。
◆
小池秀夫 委員 ただいま
陳情者の方にお伺いしまして、国に出すのかどうなのかという形でした場合に、
新座市議会という形のことで答えをいただきました。私個人としても
市議会としてこれだけの大切なというか、大変な状態のものを、本当に当事者にしてみたらこれ大変なことだと思います。また、その当事者、家族の方を考えれば大変なことだと思いますけれども、何せ
新座市議会としても
資料不足というか、資料がなかなかこういった面で細かい資料がないという形と同時に、
新座市議会で果たしてそれを結論出していいのかというような形のものもありましたですけれども、今の現状でその結論を出せと言われれば、不採択という形でお願いしたいと思います。
以上です。
◆
工藤薫 委員 私は、採択すべきだと思います。
東京新聞のきのうの新聞によりますと、いまだに不自由な
避難生活を送っている方が7万3,000人を超えているということで、本当に
家賃補助がなくなりましたので、親族や知人の家にいる方がふえているという記述でした。小池委員おっしゃったように、埼玉県にも3,671人が避難していることなのです。なので、本当に私も何人か被災者の方とお話ししましたけれども、大熊町から来た方は本当に帰ることができず、一時帰還のときに帰ったらば、家はもうネズミの巣で、
イノシシが入って荒らされて、もう掃除どころではないと。
イノシシが入らないように
侵入防止の工事を頼んだのですけれども、
放射線量が高くてやってくれる方がいないと、そういうことも聞きました。
また、ある方は、
自主避難で南相馬から来ていますけれども、子供、避難するか、それともとどまるかということで夫婦の中で険悪になってしまって別れたという方だとか、新居を建てたばかりなのに、原発で帰れずに二重ローンを払っている方にも会いました。避難者の方の今の現状を考えますと、私は本当に、
原発事故はまだ後始末が終わっていないとさっき
陳情者おっしゃいましたけれども、そのとおりだというふうに思います。
日本は、
唯一大変地震国でありますし、活断層の上にまで原発があるという、そういう状態です。本当に
福島事故で目が覚めて、やはり
自分たちの電力をどうするのかというのは私たち真剣に考えたものだというふうに思うのです。ですので、ドイツなどでは、福島を
きっかけにして
自然エネルギーの比率を高めていくというふうに、外国のほうがそういうふうに猛反省しているのに、日本がこれを教訓とせずに、まだ事故も収束していないのに原発の再稼働を進めたり、トルコなどの地震国に原発を輸出するために
安倍首相が
トップセールスをしているということまで聞きまして、何だろうかというふうに私は感じています。
2年近く電気を節電して、原発なしでも日本はやっていけるということも証明されてきました。さっき
中村委員、雇用とおっしゃいましたけれども、これからまだ事故の収束と廃炉をしていくために莫大な予算と尽力も必要です。確かに原発の立地県は原発に依存していましたから、今度は
廃炉作業に入ればそうした雇用もしっかりと確保できますし、原発に頼らないで、本来豊かな漁業とか農業の産地ですので、そうした
地域経済も活性化することで新しい雇用も生まれるというふうに私は思うのです。なので、雇用の心配はありません。やはりこの事故を
きっかけに、私
たち日本人がどういうふうに生きていくかということがすごく問われていると思います。原発に依存していくのか、それともきっぱりとこれでやめて、日本の豊かな
自然エネルギーを使っていくのかと、今岐路に立っているというふうに思います。なので、
子供たちの
甲状腺がんが出ているという、本当に深刻なことも今あらわれ始めていますので、これはぜひ
新座市議会として可決をして、新座の議会は原発に頼らないと、そういうことをアピールしていくというのは大変意義あるというふうに思いますので、私はこの
陳情書、
市議会として決議を上げることには賛成です。
以上です。
◆
野中弥生 委員
陳情者の皆様のお気持ち、本当にわかりました。私も福島の現状を考えれば、今すぐにでもとめてもらいたいと、そういう思いは心情的には本当によくわかります。ただ、今すぐというのは難しいのかなと思っております。
あと福島の事故以降、原発をとめたおかげで日本の電力が
火力発電に頼らざるを得なくなってきたということもございます。本当全く資源が少ない日本で、石炭、石油に頼らざるを得ない、そういうことで輸入に頼らざるを得なくなったということで、それが全て電気代にも反映してきて、私たちの生活を直撃しているということもございます。
また、本当に
再生可能エネルギー、
太陽光発電、また水力、風力、いろんな形の発電がございますけれども、そういう発電にしてもやはり危険というのは必ずどこかにございます。また、風力にしても大きな土地のところでなければ、超音波みたいな、そういう被害もあるわけです。いろんな形で、日本みたいな狭い国でどうやったら電力をきちんと安定供給できるのかなというのは本当に研究を重ねていかなければいけない問題だなと思っております。
なので、公明党としては、将来的には原発ゼロを目標にしております。そして、そこを目標にしながら徐々に
エネルギーの供給の転換を図っていきたい、そういう考え方で今おりますので、それが一番現実的なソフトランディングといいますか、そういうことで、今回の決議、本当にお気持ちはよくわかるのですけれども、不採択でさせていただきたいかなと思っております。よろしくお願いいたします。
○平松大佑 副
委員長 陳情第1号 「
原子力発電再
稼働中止を求める決議」の
陳情書でありますが、結論としては採択すべきという立場であります。
個人的にも被災地にはボランティアに行ったりだとか、おととしも被災地を回ってまいりました。また、先々月もちょっと所用で
帰還困難地区を通ってきたわけでありますけれども、本当に
原子力発電所の事故というのが大きな影響を与えていて、先ほどほかの委員の方からもお話ありましたけれども、
新座市内にも避難をされている方がいて、以前そういう方々とも
意見交換をさせていただきました。私の近所にも親族を頼って避難されている方々がいらっしゃっています。何の落ち度もない方々がそういった平穏な生活というのをこの事故で奪われてしまったという状況があって、それがまだ続いているというのは、これは紛れもない事実であります。
そういった中で、このままぬるっともとの状態に戻っていってしまうというのは、私は強く違和感を持っておりますし、容認できないことだなというふうに考えております。
この文面の中に、原発再稼働の必要性は全くありませんという表現がありますけれども、ここについては私はちょっと違う見解を持っておりますけれども、とはいえこれだけのことが起きたことをまたもとの状態にぬるっと戻っていくと、これは容認ができないというふうに思っております。
発電というのは、全てどういう方法でやるかというと、ご存じのとおり、蒸気を出して、それでタービンを回していくという仕組みであります。そういった意味では、
再生可能エネルギーというのは不安定な要素はありながらも、やはりこういった事故を経験した日本の中でしっかりと
天然ガスだったりだとか、あるいは
地熱発電なども
再生可能エネルギーの研究、活用というところを進めていって、それで
子供たちのためにも真に持続可能な日本になるということを私は祈りまして、この
陳情書については採択すべきという立場であります。
○
滝本恭雪 委員長 ただいま各委員の皆様から結論を出していただきました。
陳情第1号 「
原子力発電再
稼働中止を求める決議」の
陳情書につきましては、3対2で不採択と決しました。
暫時休憩いたします。
休憩 15時27分
再開 16時59分
○
滝本恭雪 委員長 では、休憩を閉じて再開いたします。
では、条例につきまして結論を出していただきたいと思います。
初めに、議案第1号 市長及び副市長並びに
教育委員会教育長の給与の支給の特例に関する条例について結論をお願いします。
◆
小池秀夫 委員 ちょっと原稿がないもので、私賛成いたします。
◆
中村和平 委員 賛成いたします。
◆
工藤薫 委員 賛成いたします。
◆
野中弥生 委員 賛成いたします。
○平松大佑 副
委員長 議案第1号ですが、賛成いたします。
○
滝本恭雪 委員長 議案第1号は、
全会一致で
原案可決となりました。
次に、続きまして議案第5号 特別職の職員で非常勤の者の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について結論をお願いいたします。
◆
野中弥生 委員 賛成いたします。
◆
工藤薫 委員 賛成です。
◆
中村和平 委員 議案第5号につきまして、賛成です。
◆
小池秀夫 委員 議案第5号につきまして、賛成いたします。
○平松大佑 副
委員長 議案第5号、賛成いたします。
○
滝本恭雪 委員長 議案第5号については、
全会一致で
原案可決となりました。
暫時休憩いたします。
休憩 17時01分
再開 17時17分
○
滝本恭雪 委員長 では、休憩を閉じて再開いたします。
続きまして、議案第25号 平成30年度新座市
一般会計予算について、他の
委員会の結論が出ましたので、ご報告いたします。
文教生活常任委員会、4対2で
原案可決です。
厚生常任委員会、4対2で
原案可決、
建設常任委員会、3対2で
原案可決となりました。
以上、報告を終わります。
続きまして、議案第25号 平成30年度新座市
一般会計予算、
総務常任委員会に付託された部分についての結論をお願いいたします。
◆
野中弥生 委員 議案第25号 平成30年度新座市
一般会計予算、
総務常任委員会に分割付託された部分について、賛成でございます。
歳入については、厳しい
財政状況の中でも景気の好転を見越した市民税の確実な伸びなど、あらゆるところで歳入の確保に努めていただいているご努力に対して評価をいたします。
総務課では、仕事の
見直しプロジェクトの確実な推進で、職員の
負担軽減、
業務改善で市民のための市政が実現できると期待をしております。
また、ドキュメントハンドリングソフトウエアの導入などで
業務改善されることを期待をしております。
秘書広聴課では、市民の
意識調査をインターネットでの実施など、提案をさせていただきました。
また、
小中学生議会の
同時実施ということで、議場の席が足りないということもあって、ちょっと残念ですけれども、ぜひ毎年これもしっかりと続けていただきたいと思います。
人事課では、
職員採用試験を昨年から年2回実施ということで、
売り手市場の中、大変厳しい中でいい人材を確保していただいて、このご努力に対して評価をいたします。今後は、
IT人材の確保など視野に入れていただきたいと思います。
南三陸町への
職員派遣もしっかりとやっていただいて、評価をいたします。
管財契約課のほうでは、公用車の
一括管理で車の台数を減らすということで、無駄を省くというその姿勢に対して評価をいたします。新
庁舎建設についても安全に配慮しての工事、よろしくお願いをいたします。
また、BGMについてお聞きをいたしました。今後の工夫をしっかりしていただいて、よろしくお願いしたいと思います。
人権推進課については、女性困り
ごと相談など、細かい施策、しっかりと実施をしていただいていると思います。今後は、
男女共同参画に
プラスLGBTなど、多様な性自認の方のための施策なども必要になってくるのかなと思っております。
情報システム課については、今後ますます重要になってまいりますし、大きな金額がかかるということですので、しっかりと内容を精査できるような体制を整えていただきたいと思います。その中でもいろいろと今でもご努力をしていただいていることを評価をさせていただきます。
シティプロモーションについては、新座の
魅力発信ということで、今後の市政のかなめとも言える大事な施策が大変たくさんございます。
フィルムコミッション、
観光都市づくり、グリーンツーリズム、
祭り補助、
新座ブランドなど、評価をさせていただきます。
また、本多の森のミカンワイナリーについては、中止の英断を評価をさせていただきます。
地下鉄12号線も基金を持っていることは、それだけ他に対する真剣味がアピールできるということで、大事なことだと思っております。評価をいたします。
オリ・パラ推進の
取り組みについては、本当にあと2年の大切な時期ですので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。これも評価をさせていただきます。
財政課では、
地方公会計についていろいろとお伺いをいたしました。これも本当にただつくって終わりではなくて、どのように活用をさせいくかが大事だと思います。ぜひ先進市の研究をしていただいて、今後の
取り組みに期待をいたします。
危機管理課のほうでもたくさんお伺いをいたしました。
防災備蓄倉庫とか
防災行政無線、また
水防体制など、市民の
安全安心を守るための体制を着実に整えていただいております。評価いたします。
また、消防団の皆様のための装備品など、今後も充実をお願いしたいと思います。
そのほかにもたくさん市民の生活の向上のためのさまざまな施策、また税金についてもしっかりと確保していただいております。今後本当いろいろと税の確保など、大変かと思いますけれども、しっかりと頑張っていただきたいと思いまして、賛成の討論とさせていただきます。
◆
工藤薫 委員 議案第25号に対しては、私は賛成ができないという立場でございます。
評価する点をまず初めに述べたいと思います。1つは、
職員定数を見直しして、74名の
新規採用職員が入職をしているということです。これまで削減ありきだったところが業務量に見合った増員をし、また職場のワーク・ライフ・バランスを考慮した
部内配置がなされるというふうに聞きました。
総務課長が
職員アンケートをとった中で、
福祉分野の職員が特に大変だとわかったとおっしゃったことが大変私も印象に残りました。現場の実態に照らした
職員配置がされるというふうに期待しております。
職員の子育てを応援するという事業者の計画に基づいて、
超過勤務を減らし、また
年次有給休暇の取得や、男性の
育休取得などが目標に掲げられていました。男女とも働きやすい職場を目指して、市役所が率先した
取り組みをしているということに大変注目しております。期待したいと思います。
また、新座の魅力を掘り起こして、
シティプロモーションは住んでよし、訪れてよしの
まちづくりを進めていくということで、この
取り組みにも期待したいと思います。
また、
防災行政や
消防行政は、市民の安心安全の暮らしを守るかなめですので、よろしくお願いしたいと思います。
私が賛成できない
問題点2つを申し上げます。1つは、市民の
生活実態に見合った
個人市民税の
調定見込みを立てているかということと、
納税収納率を設定したということであります。去年の
景況調査なども見ても、今景気がよいとか、この先よくなるとか、後継ぎがいるというふうに回答した市内の業者というのは大変少なかったです。資料で要求しました総務省や厚労省の家計調査、また
実質賃金なども低下していました。これから納税が大変厳しくなってくるというふうに思います。納税課の職員を5人ふやして徴収に力を入れるというふうにおっしゃっていましたが、財産調査よりか、むしろ市民の
生活実態をつかむ相談業務に力を入れていただきたいというふうに感じました。監査委員からも納税できるのか、早目に担税力、資産力を見きわめるようにと指摘をされています。しかし、ここ数年、執行停止や不納欠損が1億円以上も減っていることもわかりました。地方税法の第15条の第7項第1項に基づいて、滞納処分をする、財産がない、または生活を窮迫させるおそれのある場合は執行停止にするという、こういった地方税法に沿った納税指導をしていただきたいというふうに強く要望したいと思います。
2点目は、地下鉄12号線の基金のことです。事実上、塩漬けになりました。平成28年の答申では、30路線が意義ある路線というふうに位置づけられましたが、東京都はこのうち6路線に基金を620億円積むということが報道されています。12号線は、光が丘から大泉学園町まで約900億円というふうに発表されています。しかし、その延伸が確実である練馬区の部分も土地買収率はまだ半分ほどであり、事業主体も事業費の内訳、負担割合もわからないというふうに回答されています。埼玉に延伸される可能性は、須田前市長がおっしゃったように、ほぼ99%消えているというふうに思います。所沢市や清瀬市が基金がゼロなのは、同様の判断をしたためではないかというふうに思います。基金は取り崩し、待機児童対策や公共施設の改修など、優先的な事業に使うべきだというふうに思いました。
今学校のエアコンが6年間メンテナンスをしなかったために、設定温度が下がらないということで陳情が出されていました。私去年文教だったのですが、127台あって、1台当たり3万円かかると。一遍に直せないからと今回の予算には1,200万円ずつ3年計画で直すという予算が出されています。ことしの夏は、半分の小中学生の
子供たちは猛暑の中でエアコンがきかないという教室で授業をするということになります。3,500万円が財政難で出せないということは教育
委員会で言っていました。
また、厚生のほうでも精神障がい者の方の医療費の補助を削るとか、財政が厳しいということでことしの予算でもそういったところの予算が削られていることがわかりましたので、全体としてやはり優先すべき課題、事業というのが違うというふうに思うわけです。特に地方創生でうたわれた子育て支援策も予算化されていないということは、問題だというふうに思います。そうした点を指摘させていただいて、この当初予算に対しては私は賛成できないということでございます。
以上です。
◆
中村和平 委員 議案第25号につきまして、賛成の立場から討論をさせてください。
まず、歳入につきましては、
個人市民税が増額になっているということで、ひとまずは安心ですが、少子高齢化でございますので、その辺の人口増がどれだけ今後見込めるかということをちょっと注視して予算組みをしてください。
それと、地方たばこ税もそうです。今後の収入が心配なので、そういったことも考えながら予算組みをしてください。よろしくお願いいたします。
次、歳出につきましては、人事の関係で職員採用でよくわかりました。ただ、29年度が74名ということで、30年度発進していくと。少し今後職員たちが30代、40代、50代になれば、それだけの税金が投入されるわけですから、できれば基本計画というか、職員で人員策定、それをしっかり組まれて、29年度……だから計画があるのに、一応今回74名が計画があったのかななんて少し疑問に思いますので、しっかり職員の採用の計画、採用策定をしっかりやってもらいたいと思います。
新庁舎についてはよくわかりました。ただ、これからもっともっと市民の皆様が来ますので、今後新庁舎をもっと使いやすく、わかりやすくということで、非常に大変だと思いますけれども、ちょっとその辺の管理というのを注視して行ってください。やはりきのうもちょっと1階通りまして、小さいことですけれども、自動販売機のごみ箱がすぐ満タンになっていたり、そういうことを整理整頓、その辺も新庁舎なので、瞬時にごみ箱のごみを回収するとか、大変ではございますけれども、その辺もしっかり管理してください。よろしくお願いいたします。
次に、
シティプロモーションですが、残念ながらすぐそこ春まつりが中止というか、廃止になってしまったと。その理由が
財政状況の悪化だということで、ただまだ夏祭りも行われますし、その辺も少し考えられてということかなと思います。実際
シティプロモーションで行政として観光で新座市を売っていくのか、やはり住んでよしということで、住民の皆様に対しての
シティプロモーションをやっていくのか、それを今度30年後に予算立て計画されると思いますので、12年間、観光をやってきましたけれども、果たしてそれがいいのかどうか、その辺をしっかり
調査研究されて、本当に16万4,000人が17万人になるような人口ビジョンを
シティプロモーションに取り組んだほうがいいかもしれないし、その辺をしっかり研究調査をしてください。よろしくお願いいたします。
次に、危機管理のほうですけれども、これは本当に今市民の皆様の安心安全に直結することなので、大変だと思います。これから関東大震災が来るかもしれませんし、絶対に水害はゲリラ豪雨などが発生しますので、今回のように1月、2月、大雪が降りました。そのときに、どうしても都心型ですから、すぐ交通網が麻痺したりしますので、いや本当に危機管理の職員は大変だと思います。その辺、ご苦労されるのは一生懸命やってもらうしかないと思いますので、お願いいたします。
議案第25号につきまして賛成でございます。よろしくお願いします。
◆
小池秀夫 委員 議案第25号 平成30年度新座市
一般会計予算につきまして、
総務常任委員会に分割付託されました部分につきましては、結論は賛成とさせていただきます。
また、今年度より
総務常任委員会に
危機管理課、またさらに
シティプロモーション課なども加わり、今まで以上に幅広い
委員会になりました。歳入の部分で本当に厳しい
財政状況の中、また予算もよくここまで組んでくれたなと思います。感謝いたします。
現状厳しい
財政状況の中なので、早期納付指導の強化で不納欠損は出させてはいけない、また現状には滞納者に対しても徴収の強化に努めていただきたいと思います。当然皆さんの税金で取り組まれているものですから、ぜひお願いしたいと思います。
歳出につきましては、職員採用の件ですが、29年度試験において75名の採用、またその中には退職者が当然19名おりますが、30年4月1日付で職員数は879名となりますということで、
職員定数適正化計画での30年度の859名ですか、それに対して20名上回る見込みになっています。また、今年度も職員採用の試験を行うものだと思いますが、昨今の厳しい採用事情も踏まえ、適正な職員数を守っていってほしいと思います。
また、もう一つ、職員の健康管理のお尋ねの中で、これ当然素晴らしいと思うのですけれども、職員ストレスチェックの件ですが、当初私個人として考えていたところは、要するに正規職員の方だけかなと思いましたら、もう臨時職員、非常勤職員の方々までも健康管理チェックを行っておられるということで、まず健康が第一なものですから、ぜひこれは進めていってもらいたいと思います。
それと次に、新庁舎の完成によりまして、それこそそれぞれ私の仲間にしても、また新しく最初に来た人もみんなこの空間もあり、すごく喜んでおります。でも、ただ1つが、前回も質問いたしましたですけれども、エレベーターの階数の表示ができれば、なおさらいいなという形も言われております。それとまた、一般の人は、1階、2階、3階が主だと思います。ですから、2階に行く場合でもエレベーターを押して今何階かということがわかれば、少し待つのがいいとすればいいし、また逆に余り時間かかりそうだった場合には隣の階段があるのですけれども、階段の表示をわかるようにしていただければありがたいと思います。
それと、これありがとうと言ったのですけれども、案内係が今たくさんというか、3人ぐらいでやっております。これ案内係の人たちが独自で案内所に来られた方に対して、どこに行きたいのですかといったときに、2階は1番から10番までの番号振っているのです。それ案内係の人が地道にやったと思います。そうしたときに、来たときに、いや実はコミセンに行くのですけれどもといったとき、2階の6番に行ってくださいだとか、そういうわかりやすいことを案内係の人がやってくれていたということ、すごくうれしいなという感じしました。ぜひこういった形でも案内係の人だけではなくて、皆さんもできるだけ早く市民に使いやすい新庁舎であるような方向で、こういう人たちも努力しているのかなという感じをいたしましたので、ぜひ感謝したいなという形でおりました。
次に、地下鉄の12号線延伸の件ですが、新座市にとっても、これもう再三私も言っていることなのですけれども、本当に重要なまた事業で、将来にわたっても税収の伸びる豊かな
まちづくりには絶対欠かせない事業ですので、市長、本当のこれからも市長が中心に関係機関にできることは何でもやるというようなその意気込みで、早期の実現に向けて進めていってもらいたいと思います。
また、さらに2020には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。また、当然市内においてもクレー射撃の競技大会が開催されるわけなので、市内の機運醸成をすぐ図り、また特に観光についても新座ならではの観光資源を生かした新座のよきところを感じ取っていただけるよう、受け入れ態勢を今からでも準備していくべきではないかなという形で思っておりますので、ぜひこれも成功に持っていくように、皆さんで努力していければと思いますので、以上をもちまして議案第25号につきましては賛成とさせていただきます。
以上です。
○平松大佑 副
委員長 議案第25号 平成30年度新座市
一般会計予算のうち、
総務常任委員会に分割付託されました部分ですが、結論は賛成です。
結論に当たって意見を申し上げたいと思いますけれども、まず初めに歳入についてであります。市民税関係、市民税でありますけれども、質疑もさせていただきますけれども、収納率の向上というところをしっかりお
取り組みをいただきたいなというふうに思っております。しっかりここで確保することで税率を上げたりだとか、そういった部分も影響がないような形で進められると思いますので、ぜひ収納率の向上というところについてはしっかり引き続き
取り組みをしていただきたいというふうに思います。埼玉県の47都道府県の中の状況ですとか、あるいは埼玉県内での新座市の状況ということもお話しさせていただきましたけれども、ぜひ
取り組みしっかりやっていただきたいなというふうに思っております。
また、
調定見込み額については、他の委員の方からいろいろと意見もありましたけれども、ご説明聞く中でしっかりと適正に算定をされているなというふうに感じたところです。
それと、先般的な予算の考え方なのですけれども、どうして今こういった厳しい
財政状況になっているかは、大きなところはやはり扶助費の伸びが原因なのだよと改めてご説明をいただいて、理解をしたところであります。まずは、今後の見通し、これをしっかり立てていただきたいなというふうに思っています。2月にプロジェクトを立ち上げたという話でしたので、その辺、しっかりおつくりをいただきまして、また単純な見通しだけではなくて、さまざまな大型事業を実施した場合だったりだとか、いろいろな想定をする財政シミュレーションというものもしっかりつくっていただきたいというふうに思いますので、その点をお願いをしたいと思います。
歳出ですけれども、仕事
見直しプロジェクトということでお話をお聞かせいただきました。職員の方、厳しい環境に置かれている。業務量の増加ですとか、あるいはさまざまな業務の多様化ですとか、制度改正によるものですとか、大変な状況の中、仕事が複雑な中で仕事されている。その結果として、さまざま属人的になっていって、かわれる人間がいなくて休みづらいというところもあったということが今回の質疑の中で明らかになりました。ぜひ職員の方々がしっかりとした労働環境の中で働けるように、仕事の
見直しプロジェクトもしっかりと前に進めていっていただきたいというふうに思っております。ご努力を期待するところです。
それと、人事課の職員採用についてですけれども、こちらについては民間に負けない採用をということで、30年度に関しては5月に教養試験を廃止しての試験を実施されるということであります。この点、昨年もそうですけれども、高く評価をしていきたいというふうに思います。
1点、これは申し上げますけれども、教養試験を廃止しての試験で採用になった方の分析といった部分も引き続き進めていただきたいなというふうに思います。
それと、職員研修でありますけれども、こちらについても
IT人材の育成と政策形成能力の向上、シンクタンクについても言及をされておりましたけれども、予算のない中でもしっかり取り組んでいきたいということでご答弁をいただきました。今後の
取り組みに期待するところであります。
また、民間との人事交流も進めていきたいということでご答弁ありました。この点については、新しい
取り組みというということで高く評価をしたいというふうに思っております。
続いて、人権推進関係で
男女共同参画プラザですけれども、質疑の中でもお話を伺いました。概ね皆様、今の状況の中でうまく進められているというふうにお聞きをしたのですけれども、細かい点を言えば情報交流コーナーのあり方だったりだとか、そういったものも考えていく必要があるのかなというふうに思っておりますので、そういった細かなところもしっかり
取り組みをしていただきたいなというふうに思います。
情報管理費の関係ですけれども、住民情報システムの中でコンサルタントを入れているという話でありました。この辺、額も非常に大きなところでありますので、こういったコンサルタントを設けるというところもそうですし、たしか課長も係長もエンジニア出身の方ですけれども……ですよね。違った。違いましたね。間違いました。係長の方がエンジニア出身だったと思いますけれども、任期つき職員の活用といったところもひとつちょっと考えていただければなというふうに思っております。先ほどお話しした
IT人材の育成にもかかわってくるのですけれども、そういったところもぜひお考えをいただきたいと思います。余計なことを言いました。
それと、地方創生総合戦略でありますが、平成28年度の報告は今月会議を開かれて、それで出るというお話でした。
市議会としてもどのような進捗状況かは把握をしたいので、しっかり報告をお願いしたいなというふうに思います。平成27年のときは、もう少し早かったかなという印象も持っておりますので、ぜひその点、よろしくお願いしたいと思います。
それと、大きな柱の一つの出生率を上昇させるというところでありますけれども、やはりしっかりとした情報、そしてそういうエビデンスに基づいて行政経営をしていくということがこれから非常に大切になっていく、求められるところだと思いますので、その辺、補足する方法を検討していきたいということでご答弁もいただいたと思いますので、
取り組み、進めていただきたいと思います。
シティプロモーション関係もわかりました。ちょっと私と意見の違うところもありましたけれども、市の事業として非常に大切な事業でございますので、しっかり前に進めていただきたい。進捗状況についても細かく議会でご教示いただければというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
それと、
観光都市づくり推進でありますけれども、ぜひ、先ほど
中村委員のほうからもしっかりこれからどういうふうにしていくかというところを絞って
取り組みをしてほしいというようなことがありましたけれども、私も同じ意見でして、あれもこれもというのはなかなか難しいと思います。
シティプロモーション、新座市として目指すところは定住人口をふやしていくということで、もう市長のほうからもご答弁いただきました。そういった意味では、
シティプロモーション課の中の
観光都市づくり推進でございますので、定住人口にしっかり絞って、あれもこれもは無理ですので、住んでよしという視点でぜひ
取り組みを進めていただければなというふうに思っております。
それと、新座観光親善大使ですけれども、こちらもさらに活用できるなというふうに思っておりますので、こちらの活用についてもぜひご検討をいただきたいと思っております。
地下鉄12号線延伸促進でありますけれども、ぜひ県ですとか、さまざまな団体巻き込んで前に進めていただきたいと思っております。私全然この問題、塩漬けになっているというふうに思っておりませんので、新座市にとっても残りの39%の市街化調整区域、これをどうしていくのか、非常に大きな話であります。そういった中で、交通不便の解消というだけではなくて、10年、100年の計という中で、やはり39%の市街化調整区域をどうしていくのか、非常に大きなテーマでありますので、今チャンスがあるわけであります。東京都が大泉学園町までの基金という形で計上しているという話でしたけれども、それは東京都の予算なので、そういう計上になるだけだと思っておりますので、そういった意味では全然まだこれからも努力次第というふうに思っておりますので、ぜひ
取り組みをしていただきたいと思います。そういった中で、
取り組みの加速化というか、スピードを速めるということが大切だと思っております。ご説明の中でもありましたけれども、平成31年度までには練馬区の基金積み上げるというような、そういうスケジュール感でみんな動いているわけです。そういった意味では、もう実際の道路の買収状況がどうこうという話もありましたけれども、思っているよりも事態は速く動いているだろうなというふうに私は認識をしているところであります。ぜひそのスピードの中に乗りおくれない形で、しっかりと一体整備という形で進められるよう、
取り組みを進めていただきたいということをお願いしたいと思います。
それと、東京2020オリンピック・パラリンピック推進でありますが、2名という少人数の体制の中で実際的には取り組まれていると思うのですけれども、そうは言いましてももう時間が迫ってきておりまして、質疑の中でも申し上げましたけれども、絶好の機会であります。そういった機会は活用しない手はないと思っておりますので、ぜひ事業の早期実現をしていただいて、使われている言葉でレガシーというところをしっかり残していっていただきたいなというふうに思っております。
それと、
地方公会計なのですけれども、こちらについては皆さん大変な思いで今整備をされていると思うのですけれども、大切なのはこれを活用するということだと思いますので、その辺いかに活用していくかというところも引き続きご検討いただきたいなというふうに思っております。
最後になりますけれども、消防団活動であります。多分認識は一緒なのですけれども、言葉上でちょっとうまくかみ合わなかったかなというところがあるのですけれども、消防団の方々、いざというときのために非常に大切な組織だと私は思っております。殉職者が出るのはよくない話なのですけれども、東日本大震災のときにも200名を超えるような殉職団員が出ているような状況で、いざというときには消防団の方が活躍されるわけです。そういった中で、私のちょっと質問の仕方が悪かったのだと思います、推移を聞いたときに、そこまでそんなに減ってはいないという話ですけれども、定数と比べれば、今30人充足していないという状況がまずありますよね。それと、次年度の新入団員数、これも今のところですけれども、ゼロというふうにも聞いております。そういった意味でもなかなかこれからの消防団員数の確保というのは相当大変なところだと思っております。ですので、ホームページでのPRですとか、イベントでのPRですとか、あるいは広報の活用だったりだとか、そういったことはぜひお願いをしたいところですので、よろしくお願いをしたいと思います。幾つか申し上げましたけれども、賛成をさせていただきます。
以上です。
○
滝本恭雪 委員長 議案第25号については、賛成が4名、反対が1名、4対1で
原案可決となりました。
以上で
総務常任委員会に付託されました全ての案件について審査を終了いたしました。
閉会中の
委員会の調査事項の申し出についてですが、行
財政状況について、選挙及び監査事務についてでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
滝本恭雪 委員長 以上をもちまして
総務常任委員会を閉会いたします。大変に熱心にありがとうございました。
閉 会
上記会議の経過を記載し、その相違ないことを証するためここに署名する。
総務常任委員会委員長
副
委員長
署名委員
署名委員...