新座市議会 > 2018-02-26 >
平成30年第1回定例会−02月26日-03号

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  1. 新座市議会 2018-02-26
    平成30年第1回定例会−02月26日-03号


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    平成30年第1回定例会−02月26日-03号平成30年第1回定例会  平成30年第1回新座市議会定例会 議事日程第3号                              2月26日午前9時開議 第 1 市長施政方針表明に対する質問 出席議員 26名      1番   鈴  木  明  子         2番   助  川     昇      3番   小  池  秀  夫         4番   伊  藤  信 太 郎      5番   島  田  久 仁 代         6番   池  田  貞  雄      7番   平  野     茂         8番   中  村  和  平      9番   森  田  輝  雄        10番   石  島  陽  子     11番   辻     実  樹        12番   笠  原     進     13番   芦  野     修        14番   高  邑  朋  矢     15番   木  村  俊  彦        16番   工  藤     薫     17番   小  野  大  輔        18番   塩  田  和  久     19番   平  松  大  佑        20番   鈴  木  秀  一     21番   野  中  弥  生        22番   佐  藤  重  忠
        23番   白  井  忠  雄        24番   滝  本  恭  雪     25番   川  上  政  則        26番   亀  田  博  子 欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   並  木     傑      副 市 長   山  崎  糧  平   総合政策           永  尾  郁  夫      総務部長    細  沼  伊 左 夫   部   長                           市民生活   財政部長    遠  山  泰  久              大  塚  力  也                           部   長   総合福祉                    こども未来           鈴  木  義  弘              一 ノ 関  知  子   部   長                   部   長   いきいき                    都市整備           竹 之 下     力              広  瀬  達  夫   健康部長                    部   長   上下水道           橋  本  吉  弘      教 育 長   金  子  廣  志   部   長   教育総務                    学校教育           渡  辺  哲  也              梅  田  竜  平   部   長                   部   長                           選挙管理   会計管理者   江  原  達  夫      委 員 会   川  島     聡                           事務局長   監査委員           三  上  文  子   事務局長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    島  崎  昭  生              河  尻  広  海                           副 局 長   専門員兼           関  口  勝  也   議事係長 △開議の宣告  (午前 9時33分) ○議長(島田久仁代議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △議長報告 ○議長(島田久仁代議員) 議長報告を行います。  平成30年第1回新座市議会定例会提出平成30年度予算説明補足資料正誤表が送付されましたので、お手元に配布いたしました。正誤表のとおりご訂正をお願いいたします。  次に、代表監査委員、教育委員会委員長農業委員会会長選挙管理委員会委員長から、所用のため本日欠席する旨の申し出がありましたので、ご報告いたします。  以上でございます。 △市長施政方針表明に対する質問 ○議長(島田久仁代議員) 日程第1、市長施政方針表明に対する質問を議題といたします。  市長施政方針表明に対しまして質問願うわけですが、質問の通告がありますので、これを通告順に許可いたします。  それでは、26番、亀田博子議員の質問を許可します。  26番、亀田博子議員。    〔26番(亀田博子議員)登壇〕 ◆26番(亀田博子議員) おはようございます。26番、亀田です。市長施政方針に対して通告をいたしましたので、明快な答弁を求めるものです。  輝かしい新年に建設中だった新庁舎が開庁し、定例会も新議場で開会をされました。会派一同、新たな決意に立って定例会に臨んでおります。また、市議会議員の任期4年の折り返しの定例会になります。後半の2年間も真剣に市政発展のため、また住民福祉の向上のために働いてまいりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  市長施政方針では「新庁舎完成!職員一丸となって“新座快適みらい都市”実現に向けて邁進しよう!」、このようなスローガンを掲げ、平成30年度に向けた市長の思いをお聞かせいただきました。まず、市政運営の基本方針の1番目にシティプロモーションの推進と挙げられています。新庁舎開庁に合わせて、市の組織機構を見直し、総合政策部を創設し、シティプロモーション課を設置、庁内の検討委員会と外部の皆様によるシティプロモーション推進懇話会において検討され、シティプロモーション方針の決定、フィルムコミッションの検討を含め、新座市ならではの地域資源を掘り起こし、魅力を広く発信、浸透させることに努め、ブランドイメージの向上を目指すとしています。  そこで、6ページにも記載されている市のブランドイメージ向上に向けた取り組み、市の知名度向上と地域活性化を図るため、フィルムコミッションの設立、ふるさと納税制度について、体験型返礼品を検討するとありますが、市長として具体的なお考えをお聞きをいたします。  フィルムコミッションについても、ふるさと納税についても、会派として推進に向けた質問もさせていただき、特にふるさと納税については、具体的な提案をしてまいりました。フィルムコミッションと言えば、昨年高視聴率番組のドラマを思い出します。行田市の足袋の会社がモデルになり、撮影時、経済効果は1億5,000万円との新聞報道に驚きました。行田市商工観光課では足袋づくりの工場を探してほしいという要望に、撮影に適した場所を企業の協力を得ながら提供し、またマラソンの撮影には市内の大勢の市民の皆様がエキストラとして登場し、ドラマが終了した現在でも行田市観光協会ではロケ地めぐりとして市内各所を紹介しています。大いに期待しております。市長のお考えをお聞かせください。  次に、7ページに東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をきっかけとして、にいざ ネクストアスリート プロジェクトを立ち上げ、スポーツの支援をと述べられていますが、具体的な市長のお考えをお聞かせください。  また、さらにスポーツ施設整備や備品整備にも意を用いていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。  平昌オリンピックでの日本選手の活躍に日本中が沸きました。メダルを獲得した選手、そしてメダルに届かなかった選手にも熱い声援が送られました。スポーツが与える感動の大きさに改めて驚いたところです。また、昨日は東京マラソンで寄居町出身の設楽選手が16年ぶりに日本新を塗りかえる、そのような報道を目にしたところであります。今回の平昌オリンピックは、隣国での開催で、時差がなく、リアルタイムで競技を見ることができ、2020年には時差どころか自国開催ですから、すぐそこで熱い戦いが繰り広げられることを考えると、すごいことだと言わざるを得ません。オリンピックを目指す子供たちもたくさん誕生することでしょう。  そうした中、新座市のネクストアスリートの取り組みは時宜にかなった取り組みだと考えます。新年度予算には前回の定例会で提案をした大和田運動場サッカー場を人工芝で改修する予算が示され、また野火止運動場の整備についても提案をされております。全員協議会で確認をさせていただきましたが、特に野火止運動場については、1月19日会派として管理事務所、トイレ、更衣室の改修、ゲートボール場のフェンスの改修、コート内の砂の補充、桜の木の抜根、テニスコートの土の入れかえ等を含め、改修、また駐車場の拡充について要望書を提出をさせていただいております。早期の実施を望むところです。スポーツの振興のためには環境整備が必要です。市として今後の施設整備、また備品整備もあわせて市長の考えをお聞かせください。  次に、8ページにも記載されている子育て世代包括支援体制、ネウボラの構築について、今後の子育て支援の充実について市長の見解をお聞きいたします。保健センター内の母子保健型設置に続き、市北部地域に利用者支援員基本型を地域子育て支援センターに配置する予定とお聞きしておりますが、今後の取り組みについてお尋ねをいたします。昨年9月ふるさと新座館大ホールで、十文字学園女子大学が主催し、フィンランド大使館が講演をしたネウボラに関する国際シンポジウムが開催され、参加をいたしました。市長もご一緒に参加され、フィンランドのネウボラの取り組みやフィンランドからの招聘、シンポジストのお二人のネウボラナースの実践報告をお聞きをしたところです。フィンランドの妊娠期から就学前までの切れ目ないサポート体制の拠点であるネウボラの役割を学ばせていただきましたが、市としてどのように進めていくのでしょうか。シンポジストのネウボラナースは、保健師の資格を持つ専門職で、対話と傾聴を大切にして、親の主体性を育む子育て支援に努めているとの興味深いお話でしたが、必要な情報提供、相談、助言、寄り添い型の支援をと期待するところです。新座市全体を考えると、北部地域1か所だけではなく、身近な場所に設置をと考えます。市内には地域子育て支援拠点として、新座市児童センター内と、12か所の保育園内に地域子育て支援センターを設置し、乳幼児のいる子育て中の親子の交流や育児相談、情報提供を実施していただいております。毎年の決算で各支援センターの取り組みの結果を資料として提示されていますが、厚生労働省が示す利用者支援事業の概要を見ると、地域子育て支援拠点事業と一体的に運営することで、市町村における子育て家庭支援の機能強化を推進とあります。市全体への広がりを望むところですが、いかがでしょうか。  次に、10ページに記載されている地下鉄12号線の延伸の取り組みについてお尋ねをいたします。平成30年度の取り組みについてお答えください。15年に1度示される国土交通大臣の諮問機関である交通政策審議会の東京圏における今後の都市鉄道のあり方について、答申が示されてから4月で2年経過します。意義が示された中、3点の課題が示されています。新座市として今後どのように延伸活動を進めていくのでしょうか。  先日所沢市の東所沢付近にお住まいの議員4名からお話をお伺いする機会がございました。そのとき、ところざわサクラタウンのお話をお聞きをいたしました。旧所沢浄化センターの跡地、約3万7,000平米に株式会社KADOKAWAが新しい製造、物流拠点、図書館、美術館、博物館を融合した日本初の施設建設、建築面積2万5,000平米、延べ床面積8万4,000平米、展示場やホテル、イベント会場、商業店舗が建設を予定されています。2020年4月完成を目指すそうです。工事現場を見てみましたが、東所沢駅から徒歩10分に立地、広大な面積の用地でした。今まで所沢市の中心地は西武鉄道沿線でしたが、東所沢地域にも新たなにぎわいが生まれると、市議の皆様も地域の皆様も大いに期待をされていらっしゃるようです。清瀬市を含めた新座市、所沢市とともに練馬区と一体となって延伸活動をと望むものですが、市長のお考えをお聞かせください。  最後に11ページ、地域コミュニティの中核を担っていただいている町内会の加入率向上に向けた取り組み、より効果的な加入促進策について広く検討と述べられていますが、市長の見解をお聞きをいたします。全員協議会にて2年間実施した地域担当職員制度を廃止することになった経緯はお聞きをいたしました。2年間各町内会に担当になられた職員の皆様は、直接町内会の会合や行事に携わって町内会運営のご苦労や、また工夫されている点を学ばれたのではないでしょうか。役員の高齢化が進んでいるところも多く、自主防災活動を初めとする年々増加する役割の増加に対応できない町内会も出てくるものと考えます。市長のお考えをぜひお聞かせいただきたいと思います。  第1回の質問は以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 皆さん、おはようございます。それでは、施政方針につきまして、ご質問いただいております亀田議員のご質問に順次お答え申し上げます。  1点目、市のブランドイメージの向上に向けた取り組みについてのご質問をいただきました。まず、フィルムコミッションでございますけれども、映画等の撮影誘致や撮影支援を行う機関であり、エキストラ出演など、地域住民を巻き込んだ機運の醸成に取り組むほか、撮影に係る各関係機関への手続を一元的に引き受けるなど、映画等の撮影がしやすい環境整備に取り組むものでございます。埼玉県内においても自治体及び民間等のフィルムコミッションが現在33団体ございます。例えば所沢市、志木市、富士見市、川越市、さいたま市などがございます。地域が映像の舞台になることで、地域のPRと観光客増加によるにぎわいの創出、映像関係の文化振興、さらには既存の観光資源以外の魅力の発掘など幅広い効果が期待できるわけでございます。現在本市に対して映画やドラマなどのロケーション撮影に係る依頼があった際は、シティプロモーション課を初め、関係各課が個別に対応しておりますが、フィルムコミッションの設立に向けては、制作会社への円滑な情報提供や撮影支援、また撮影実績を本市のPRに活用する有効な手法等、多くの検討すべき課題がございます。他市におきましても、行政が事務局となって運営しているもののほか、法人格を有する外郭団体等が運営主体となるなど、さまざまな例があるようでございます。それぞれのメリット、デメリットについて調査研究を行い、また本市に合った設立の方法につきましても検討してまいりたいと考えております。  また、ふるさと納税制度における返礼品につきましては、本市の魅力を広く発信する効果的な手段であると考えております。そのため、これまでも新座ブランド認定品や友好姉妹都市、十日町ですとか、那須塩原市の特産品などの返礼品といたしました。そちらのほうの要求が多かったみたいです。平成29年、現在のところは。そちらのほうの特産品の注文が多かったようでございます。しかしながら、今後さらに市の知名度やブランドイメージの向上に向けて、より効果的な返礼品を考える必要がございます。そこで、例えば新座の見どころをめぐるウォーキングツアーやバスツアーのような体験型の返礼品や、かねて佐藤議員からご提案をいただきました本市にお墓を持ちながら遠方にお住まいの方を対象としたお墓の清掃サービスのような、物ではない返礼品も広い視野をさまざまな視点で検討し、新座市ならではの返礼品をメニューとして追加してまいりたいと考えております。  2点目のにいざ ネクストアスリート プロジェクトの立ち上げについてのご質問をいただきました。議員の皆様には既にご案内させていただいております、3月10日土曜日に、にいざネクストアスリート交流会と題しまして、今年度各種大会において活躍された小・中・高校生を対象とした交流会を開催することといたしました。この通知を発送させていただいた後に新座高等学校の女子のダンスドリルグループが全国大会で2位、そして世界大会に出場するというふうなことで報告を受けました。また、1つ栄誉ある成果だというふうに思います。この取り組みによりまして、東京オリンピックパラリンピック競技大会をきっかけとした若手アスリートの支援を開始させていただいたところでございますが、ご質問いただきましたにいざ ネクストアスリート プロジェクトにつきましては、子供自身の可能性とスポーツの楽しさを知ってもらうことを目的として、主に小学校就学前の児童を対象としたスポーツ体験会スポーツ能力測定会の実施を計画しております。内容につきましては、体育協会とその加盟団体に協力をいただきながら1つの種目に限定しないで、同時に複数の種目を体験できる機会として、まずはいろいろなスポーツになれ親しんで、その楽しさを知っていただこうというものでございます。また、体験会に合わせて、文部科学省が定めている幼児の運動能力調査要項に基づく測定項目から25メートル走、ボール投げ、立ち幅跳びといった主要なものを抽出して実施し、発達段階に応じて客観的評価を行いながら自己の可能性を高めることにつながる機会としたいと考えております。詳しくは現在体育協会と協議しておりますが、幼少期からのスポーツ体験が新座発のアスリートとして羽ばたくようなきっかけづくりとしたいと考えております。  スポーツ施設整備につきましては、過日全員協議会でもご説明を申し上げましたけれども、野火止運動場、大和田運動場の再整備を進めるとともに、東京オリンピックパラリンピック競技大会に向けては、総合運動公園、または総合体育館の駐車場拡充が必要であると考えております。この付近にイベント時に利用できる駐車場の確保を検討してまいります。  備品整備につきましては、引き続き適正な維持管理に努め、優先性を検討し、利用者の皆様の意見を伺いながら進めていきたいと思っております。過日市民総合体育館に空手用のフロアマットを設置してほしいという要望もいただきました。これにつきましては、災害時に床のフロアマットと同質のものでございますので、避難施設としてあわせて活用することもできるということで導入を検討していきたいと考えております。いずれにいたしましても東京オリンピックパラリンピック競技大会に向けてスポーツへの関心が高まる中、体育協会と協議しながら充実した事業展開を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、子育て世代包括支援体制、ネウボラのご質問をいただきました。子育て支援の充実をどのように図っていくかということでございますけれども、保育園等の施設整備も重要でございますけれども、子育てをする市民のニーズや悩みを拾い上げ、寄り添い、支援につなげる相談、連携体制の構築も重要であると考えております。ネウボラの導入でございます。平成30年度一般会計当初予算ではその第一歩として、市北部地域1か所に利用者支援事業(基本型)を整備するための予算を計上させていただきました。この利用者支援事業(基本型)は、地域で子育てにかかわる情報提供や相談業務を行うとともに、それに捉えられた課題やニーズを支援につなげたり、地域資源を掘り起こしたりするなど、連携の中心となるものでございます。また、保健センターでは、母子保健に対して特化した利用者支援事業(母子保健型)として、妊娠期から継続的な状況の把握、支援に取り組んでおりますが、新たに利用者支援型事業(基本型)を整備することで、子育て期まで切れ目のない総合的に対応する体制が構築できるものと考えております。地域に根差した連携は時間がかかるものでございますけれども、現在実施中で新たな課題やニーズを発見されるものと考えております。このため、利用者支援事業(基本型)1か所で全市域をカバーすることは性質上無理でございますので、今後も引き続き整備を目指していく必要があると考えております。新座市は東武東上線、JR武蔵野線、西武鉄道を中心とする圏域に分かれておりますので、まずは北部からということでございますけれども、次は中央部、南部という3つに区分して整備をしていきたいという考えを持っております。まずは、ここからスタートしたいと思います。これによりまして、平成30年度に利用者支援事業(基本型)を1か所整備し、その実践を踏まえながら子育て応援都市にいざとして子育て支援の充実を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  続きまして、平成30年度における地下鉄12号線の延伸活動の具体的な取り組みについてのご質問をいただきました。都市高速鉄道12号線延伸促進協議会につきましては、答申で課題とされました事項でございます沿線の概況調査や過去に実施された調査の再整備を行い、事業化へ向けてさらなる調査研究が必要な項目を洗い出すための基礎調査を本年度は実施したいと思っております。また、埼玉県や東京都との連携を図るため、要望を通じた働きかけを行ってまいりたいと思います。要望活動でございます。新座市都市高速鉄道12号線延伸促進期成同盟会におきましては、これまでに行いましたポスター、チラシなどの啓発事業、そして市民への機運のさらなる醸成を図るとともに、関係機関への要望を行ってまいりたいと思います。さらに、こうした取り組みの実施状況を市民の皆様にわかりやすくお伝えできるよう掲載方法を工夫しながら、過日1月に「広報にいざ」で大々的に取り上げさせていただきました。そして、また市ホームページでもしっかりと今後も周知してまいりたいと思います。いずれにしましても、地下鉄12号線の延伸は、本市の飛躍的な発展に資する非常に重要な事業でありますので、早期の延伸実現に向けて今後も全力で取り組んでまいります。  続きまして、地域コミュニティの中核を町内会で担っていただく、この件でございます。町内会のより効果的な加入促進策でございますけれども、町内会の加入率は最新のデータで申し上げますと、平成30年1月1日現在63.5%と、近隣市に比べると高い加入率ではありますが、近年減少傾向にあり、市としても大きな課題でございます。ちなみに、平成28年度の1月1日現在は67%でございました。この加入率低下の要因には町内会がどのような活動を行っているのかわからない、町内会に加入することのメリットがわからないなどが考えられ、さらには町内会の役員になった場合の負担に対する不安等も要因になっているからではないかと考えられます。市ではこれまでも新規転入者への加入啓発チラシや啓発品の配布を通じて広く加入を呼びかけてまいりました。平成30年度にはこれらに加え、加入率低下を食いとめるために、例えば町内会の活動内容が一目でわかる地域コミュニティの重要性を理解していただけるようなガイドブックの作成について検討しております。特色のある活動事例をホームページ上で紹介するなど、町内会の活動をわかりやすくお伝えすることで、課題解決や加入促進への一助となるよう、サポート体制をより一層強化してまいりたいと考えております。現在多くの町内会から役員の高齢化が課題になっていると伺っており、若い世代の方々の加入が望まれております。今後も町内会が抱えている課題やご意見を伺いながら加入促進及び退会の防止により効果的な方策を実施できるよう努めてまいりたいと思います。  1回目の答弁は以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 1回目の答弁をいただきました。何点か確認も含めて再質問をさせていただきます。  初めに、フィルムコミッションについて、市長からお話をいただきました。先ほど行田市の例をお話ししましたけれども、マラソンのときには行田市24の小・中学校があるという、教育委員会ももう全部それを徹底をして市を挙げてやったということです。大変すばらしい結果だったと思っております。余りPRされるので、私も途中からはドラマを見たほうですけれども、本当に行田市の魅力を存分に発揮をしているというところで。先ほどお話をしましたように撮影地めぐり、ロケ地めぐりですか、それももうきれいな写真入りのマップが出ていまして、観光客を誘致しているようです。市長からは県内33団体、これは実施をしているということで、新座市のPRが一番の目的なのだと思います。新座市は東大泉の東映撮影所に近いところもありますし、また自然も残り、この前は野火止用水で何か撮影が行われたようですけれども、そういった自然も豊かなところですので、どうかフィルムコミッションの成功に向けて、検討して努力をいただきたいと思っています。でも、市がPRされるということだけではどうかなと思います。撮影時のときにはもう大勢のスタッフが見えるわけですから。このフィルムコミッションに兼ねて、地域活性化に向けて何かお考えがあればお聞かせいただけないでしょうか。  また、ふるさと納税については、体験型をいろいろ検討していくということで、バスでめぐるとか、ウォーキングとか、物ではなく体験型も検討していきたいという、そういうご答弁でした。会派から提案をさせていただいたお墓の清掃サービスも考えていきたいということですので、成功している自治体を調べて、そのニーズを掘り起こしていただきたいというふうに思っています。  過日1月に和光市の荒川右岸事務所に会派として視察に伺いました。そのときにマンホールカードというのでしょうか、すごくきれいなカードをいただいて、それぞれの県内の事務所に、その事務所独自でつくっているカードがあるということで、そのカードを収集をするコレクターがすごくたくさんいらっしゃって、そのカードをいただくために8か所を回っていらっしゃるという話を聞いたのです。だから、私たちはいただいて、ああきれいだなという単なるカードなのですが、コレクターにしてみたらもう垂涎の品物のようで、そういった、新座市でないといただけないような、そういう返礼品なんかもぜひ考えていただけたらというふうに思っています。これは要望したいと思います。  それから、次のにいざネクストアスリートについては、就学前から市長取り入れていきたい、体協としっかり協議をしてやっていきたいということですので、また体協との協議が調いましたら、議会のほうにぜひご報告をいただきたいというふうに思っています。  新座市は、何といっても三宅宏実選手、オリンピックで活躍した身近な選手が観光大使として、また新座市に大変縁のある選手ですから、そうやって実際にオリンピックで活躍した、そういったお話をぜひいろいろなところで聞かせてあげればありがたいかなというふうに思っています。あと、昨年の3月だったでしょうか、総合体育館で行われた体協が主催をした表彰式と、それから講演会にたまたま参加をして、あのときにはパラリンピックで活躍した選手が講演をしていただいて、私すごく感銘を受けた記憶があるのです。また、3月に同じような会合があることをお聞きをしていますけれども、そうした新座市は2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催会場になっています。埼玉県の中でも、さいたま市、川越市がそれぞれ会場になっていますが、そこと違うところは、まず既存の施設を使わないということです。仮設かもしれませんけれども、しっかりとした観客席を用いた施設をつくるということ、またさいたま市、川越市と違うことはパラリンピックが開催をされるということ、それは私は埼玉県3市の中でも新座市の特徴だというふうに思っています。ですから、どうかパラリンピックの夢と希望がまた広がるようにいろいろな障がい者スポーツをやっている方と連携をして、このにいざ ネクストアスリート プロジェクトの中でそういった情報発信もぜひしていただきたいと、これも強く要望したいと思います。  それから、先ほど市長のほうから先日行われた第8回新座市スポーツ少年団空手道交流大会の模様をお話をいただきました。私も毎回参加をさせていただいて、年々参加者が多くなっています。あそこではだんだん狭くなっていくのではないかな。この前も体育協会の会長から、今度上で、大きなアリーナでやりたいという、そういうお話がございまして、その中で馬場にお住まいのアライさんという、ご自分で使っている道場で使っているマットを広げて、そこで……    〔「石神」と言う人あり〕 ◆26番(亀田博子議員) 石神に住んでいるアライさん、馬場ではなくて、石神です。石神に住んでいるアライさんがご自分の道場で使われているマットを敷いて、試していられたという。本当に武道ですから、素足でやるわけです。だから、マットというのは本当にありがたいと思いましたし、先ほど市長のほうからお話ございました。そこは避難所になっていますので、マットをぜひ用意をしていただきたいということで、早期の整備をぜひお願いをしたいと思います。マット購入がいつになるか、もしわかれば教えてください。
     それから、ネウボラについてお聞きをいたしましたが、このネウボラは基本型に先駆けて初めに母子保健型を保健センターの中でつくっているわけですが、1年経過して、その母子保健型がどのような効果と言ったらおかしいですけれども、どのような影響を与えているのか、どのような効果があったのか、わかれば教えていただきたいというふうに思っています。  また、次の12号線についてはぜひ延伸活動を進めていただきたいと思います。先ほどお話をさせていただきましたが、所沢市のKADOKAWAだけに頼るわけではありませんが、所沢市域を考えれば、あの東所沢の一帯が大きく変わるということを所沢市も、また地域の市民の皆さんも大変期待をしている。半端ではないのです。あの広さ見てびっくりしました。本当に大きな一大拠点ができるということで、また所沢市全体の活性化にもつながってくると思いますし、いわば東所沢というのは所沢市の、そんなこと言うと怒られてしまうかもしれませんけれども、隅っこのほうでしたけれども、そこが本当に大きな施設で、人がにぎわう場所になりますので、ぜひまた所沢市の方々にも今まで以上の取り組みの強化を市長からお願いをぜひしていただきたいというふうに思っています。  また、最後に町内会加入ですけれども、調べてみますと全国で加入促進条例みたいなのを市でつくっているところがあるのです。でも、それは町内会のあり方考えるとやはり、そう言うとあれですけれども、強制力がないわけですから、自主参加にどうしてもなるので、その加入条例をつくっているところもいろいろな賛否があるようです。そして、加入条例をつくったとしても、拘束力がないので、理念的な条例になってしまっているので、条例の効果というのいかがなものかなと、私も何市か調べてみて思いました。だけれども、何か参考になればと思いますので、ぜひ新年度に向けてガイドブックをつくったりとかいろいろなPRをしていくということですので、この加入条例をつくって、それでなおかつそこで成功しているような事例があれば、1回調べてみてもいいのかなと思いましたので、ここで提案をさせていただきたいと思います。  それから、やはり施政方針の中にはもちろん触れてはいらっしゃらないのですが、地域コミュニティの拠点となれば、やはり集会所整備になるかと思います。今回の議案で新堀の集会所が議案として出ていますけれども、今年度の予算では集会所の建設の予算も載っていませんし、これからの計画もどうなっているかってなかなかわからないところですが、中心拠点となる集会所に対する、もし市長のお考えがあれば、お聞かせいただきたいと思います。  何点かよろしくお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 亀田議員のご質問に順次お答え申し上げたいと思います。  まず、1点目のフィルムコミッションにおける地域活性化とのかかわりでございますけれども、これは大きな活性化策の一つだと思います。また、インバウンドと言われる外国人客というか、お客様の受け入れにも効果的なものだと思います。何度も言っておりますけれども、場所、いわゆる物から事へというようなことになるとすれば、そのフィルムコミッションによって、爆発的な人気が博されますと、日本のみならず全世界から来ると。例えば昨年ヒットしました「君の名は。」、岐阜県飛騨市でございまして、そこがモデルとなったわけでございますけれども、大変外国からも大勢の観光客が来て、同じスポットで写真を撮る、アイコニックスポットというのですけれども、そういうスポットをいっぱい用意しているわけでございます。陸王の関係も行田市は、あるいは本庄市も盛り上がったというふうに思っております。今後もそのブームはやまないのかなというふうに思いますので、これはある意味ではそれほど資金を投入しなくても、新座市という市名も大変PRができますし、またインバウンド含めて全国から新座市に訪れるようなことにもなりますし、またイメージも大変アップすると思います。恐らく新座市で何かをするということであれば、都心に近いけれども、自然も多い、大変住みやすいいいまちなのだなというイメージをぜひともつけたいというふうに思いますので、それまでは地域活性化には大きな貢献をするというふうに思っております。  また、ふるさと納税の物から事へというようなことでございます。マンホールもこれ試験的に、全部ではないですけれども、試験的に新座市のカラーリングをしたマンホールを設置をさせていただきたいと思います。試していきたいと思います。また、それをカードにしてということですけれども、それもちょっと研究させていただきたいと思います。  2点目のネクストアスリートプロジェクトでございます。ご質問いただきました。今後も、これからの話でございますので、しっかりこれに取り組んでいきたいと思います。また、パラリンピックもすばらしい選手がいれば、ぜひ支援をしていきたいなというふうに思います。立教大学にはすばらしいプールがありまして、既にパラリンピック出場選手の水泳競技の支援も立教大学は行っているわけでございますので、もちろん陸上選手も立教大学は行っておりますので、立教とタイアップしながら新座市もかかわっていきたいというふうに思います。  マットの購入時期でございますけれども、6面欲しいということでございますが、初めは3面ぐらいで、次期の冬季、冬に向けて整備していきたいと思います。  3点目、母子保健型の効果でございますけれども、助産師を採用して電話等で相談、助言を現在は行っております。具体的な効果という形での評価はまだできていないそうでございますが、相談を行って市民は「相談できてよかった」、あるいは「専門的なアドバイスもいただいて、大変よかった」という評価をいただいておりますので、まずは1か所ネウボラの拠点をつくっていきたいと思います。埼玉県も平成29年度はぜひ全県下で取り組んでいただきたいということで、県も取り組んでおりますので、その流れに沿いながらやっていきたいと思いますし、また十文字学園女子大学の先生方も専門的に研究をしておりますので、大変心強い状況でございます。私も十文字の事例発表のとき行かせていただきました。もう日本の最先端を行っている考え方を取り入れておりますので、今度は新座市でもしっかり取り組めるように3拠点を、今後は財政の状況を考えながら取り組んでいきたいと思います。  4点目でございますけれども、地下鉄12号線の延伸ということで、最終駅の予定であります東所沢駅の周辺の開発につきましては、本当に順調に所沢市は進んでいるみたいでございます。KADOKAWAの本社が来るのではないかといううわさがございまして、またKADOKAWAはドワンゴというゲームソフトのメーカーとタイアップをしておりまして、そういうアニメですとか、ゲームソフトの大手メーカーでございますので、歌舞伎座の上に本社ございますけれども、一緒に本社共有しておりまして、それが移転してくるのではないかというような話もございます。KADOKAWAグループは400億円を投じてつくるそうでございまして、そのホテルも普通のホテルではなくて、何か地元市長から直接ちょっと立ち話で聞きましたけれども、外国の相当なホテルグループチェーンが来るみたいなことを言っておりました。そういう意味ではサクラタウン構想ということで、所沢市が考えておりまして、12号線の最終駅の一つでございますので、その間にある新座市もしっかりそういう方面で何か連携をとれる仕組みづくりをしていきたいなと思います。そういう意味では、新座中央駅に同様の施設ではないですけれども、いろんな考え方、例えば大泉にございます東映撮影所が今後どうなるかわかりませんけれども、新座市にということであれば、新座中央駅近辺にそういう世界的なアミューズメント施設を含めたものの誘致も考えていく必要があるのかなというふうに思っております。今後もしっかり取り組んでいきたいと思います。  5点目の町内会加入の件でございます。加入促進条例をつくったらというような話でございます。理念条例で効果はどうなのかなということでございます。市といたしましても研究をさせていただきたいと思います。要するに加入する方が一人でも多く入っていただくということが一番重要でございますので、かつては7割を超えておりましたので、しっかりそこら辺は周知していきたいと、サポートしていきたいと思います。どういうサポートがいいかというのは今後考える必要が、工夫する必要が大いにあると思いますので、研究させていただきたいと思います。しっかり本年度から進めていきたいと思います。  集会所の整備でございますけれども、特に今必要とされているところは馬場二丁目の集会所でございますけれども、用地がなかなか見つからないというようなことで、平成30年度は1か所も今ないわけでございますけれども、特に要望の強いところからということでございますと、やはり馬場二丁目が最優先になるだろうと思いますけれども、用地はまだ見つかっていないということでございますので、今後も真摯に受けとめまして取り組んでまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) ご答弁いただきましてありがとうございます。  最初のフィルムコミッションについては、市長からお話をいただいた「君の名は。」という飛騨市だけではなく、東京都内でもあちらこちらがあそこがここだというので、かなり観光客が来るということで、昨年の流行語大賞で「インスタ映え」と、私なんか余り上手に写真を撮れないのですけれども、インスタ映えするところがすごく有名になっているということです。そういうことを考えれば、新座市こんな立派な新庁舎もできましたし、本当に自然が豊かですので、すごく伸びしろがあるなというふうに、そういうふうに思っていますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  先日旧庁舎にちょっと用事がありまして、旧庁舎にはまだ教育委員会の皆さんも、水道の皆さんもいらっしゃるわけですが、そこで使っていないフロアを見て、ここで昨年の12月まで仕事していたのだなとびっくりしたのです。旧庁舎を解体する前にあの荒涼としたところで何か撮影ができないだろうかと、そんなこと、壊す前に、例えば戦隊物がやっつけるシーンだとか、あと何かシン・ゴジラの施設版とか、何かできないかなと、この間本当にしみじみ感じてしまいました。またいろんな工夫をぜひしていただきたいというふうに思っていますし、マンホールカードについては、たまたま6階に、めったに最近旧庁舎に行きませんけれども、6階に行きましたら大きなものが2つ提示をされていたので、こういう取り組みをするのだなと、そのときに思いましたけれども、ぜひ楽しみにしていきたいと思っております。  このフィルムコミッションも、またふるさと納税も地域の活性化というのが一つの大きな課題になっていると思いますので、その2つしっかりやりながら、また市のブランドイメージ向上に向けて頑張っていただけたらというふうに思っています。  それから、マットの購入についてはわかりました。ありがとうございます。空手道大会だけではなく、武道の方たちもきっと喜んでいただけるというふうに思っております。  それから、母子保健型はこれから基本型と提携をしてしっかりと進めていくということで、埼玉県でも力を入れていくということなので、これも大変に楽しみにしておりますし、先ほど市長のほうから今回北部1か所だけれども、やはり市内全域に少しずつ広げていかなければいけないということで、それはわかりました。1年間に新座市は1,200人から1,300人の出生児がいるわけです。本当に育児の孤立化を防げるように、そしてまた児童虐待の芽を摘むいろいろな部分でこの事業、大変に評価をされているところですので、頑張っていただきたいというふうに思っています。また、市長から言っていただいた十文字学園女子大学は本当にこの研究をしていらっしゃって、私もシンポジウム行ってもうびっくりしました。ここの近くでは和光市が特に有名になって、ネウボラというと和光市、ネウボラ、和光市って本当に有名になりましたけれども、新座市はおかげさまで市内にこういった専門機関があるということですので、どうかまたお知恵をかしていただいて、新座市ならではの取り組みをぜひしていただきたいというふうに強く思っているところです。  それから、12号線については先ほど市長からお話をいただきました。しっかりと進めていただきたいと思います。きのう我が家にも3月の広報が届きまして、3月の広報の後ろに、またゾウキリンと一緒に12号線の、これくらいですけれども、載っていました。だから、毎月ぜひそうやって載せていただいて、皆さんも広報見た方が12号線、新座市取り組んでいるのだなとわかるようにぜひPRをしていただきたいし、またそこからホームページにつながるような、そんな誘導の仕方もぜひしていただいて、市民の皆さんにPRをぜひ続けていただきたいというふうに思っています。それで、何といっても都営ですから、所沢市も大事ですけれども、清瀬市がどう取り組むのかと、これも大きな課題なのかなというふうに思っています。答申の内容を見ますと、事業性の確保に必要な沿線開発の取り組み等を進めた上で、事業主体を含めた事業計画について十分な検討が行われることを期待という、3つの課題の中の一つに挙げていますので、清瀬市のもう一個の取り組みをぜひ新座市と連携をしてできればいいかなというふうに思っていますので、これは大いに期待をしたいと思っております。  それから、最後のコミュニティの加入について、町内会の加入ですけれども、一例として加入促進条例のことをお話をしましたので、条例をつくったからどうと、そこまで私も調べ切っておりませんので、条例をつくったところでもし成功しているのであれば、何か参考にぜひしていただきたいというふうに思っていますので、ちょっと研究していただければと思っています。何といっても地域コミュニティの拠点は集会所になります。この前お話を聞きましたけれども、元気アップ広場も広げていただくということ、では、どこでやるの、集会所となるわけですから。いろいろなこと、例えば社協のふれあい会食もそうですし、また社協にお願いしているこども食堂もそうですし、いろいろなものがやっぱり集会所、拠点となって活動が進んでいきます。集会所の建設について、ぜひ今後検討していただきたいというふうに思っています。  集会所というか、町内会がどうかという、ほかの町内会がどうしているのかというのが一番何かPRするのが私は体育祭ではないかなとすごく思います。年々体育祭に参加をする町内会も減少しているやにお聞きをしていますけれども、あそこの体育祭で本当に新座市が一同になって、それぞれの体育祭、町内会同士で競うことは競いますけれども、あそこでいろいろな交流をしたりします。だから、今回市長のお考えの中で市民まつりのあり方が少し変わりましたけれども、その中でどうか快適みらい、都市がつくでしたっけ、体育祭って銘打っていますけれども、その中でより多くの人が楽しめるように、そして多くの町内会の魅力、あそこで発揮できるようなPRの場として、体育祭をぜひ捉えていったらいかがかなというふうに思っております。  いろいろ質問して、市長にも細かくお答えいただきました。市長が掲げた新座快適みらいプロジェクト、それから働き方改革プロジェクト、この2つが少しずつ、着実に進んでいることを予算書を見てもいろいろな執行部の方とお話をしても、それはすごく感じます。市長が考える新しい新座づくりにぜひ邁進をしていただきたいと思っていますし、この施政方針の中、最後に述べられていましたけれども、5S2Kもぜひ進めていただいて、せっかく新しい庁舎になりましたので、また違った意味で新座市の新しい魅力のためにぜひ頑張っていただきたいというふうに思っています。いろいろ要望させていただきましたが、以上で施政方針に対する質問終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、26番、亀田博子議員の質問を終わります。  続いて、18番、塩田和久議員の質問を許可します。  18番、塩田和久議員。    〔18番(塩田和久議員)登壇〕 ◆18番(塩田和久議員) 18番、塩田和久です。施政方針に対して、私の中で大きくお聞きしたいこと2つお尋ねさせてもらいます。  平成30年度ということで区切り、平成最後ということで、大きく時代は変わろうとしている中で、この新座市が引き続き取り組んでいる中で、これから平成30年度、どういうふうに取り組んでいくのかというのをお尋ねさせてください。  9ページの15行目の、将来の税収確保や定住促進を図るために各事業については着実に実施していくというふうにあります。現時点で大きな区画整理事業の進捗状況と平成30年度どのように進めていくおつもりなのかというのをお尋ねさせてください。これまでも新座市というのは、どうしても国との関係、時代背景があったりする中で、この区画整理事業が思っていたとおり進まなかったりして、市政運営に対して方向性が変わっていかざるを得ないときもありました。その中でしっかりと予定どおり進んでいるのかどうかというのをお尋ねさせてください。  もう一つです。12号線についてです。今亀田議員のほうからもありました。どうしてもゴールが見えにくいところがあると思います。何をしていいのかという今この施政方針の中で、何をすべきなのかというのを検討していくということなのですけれども、どうしてもそれを、その中でもその何をしていけばいいのかというのを検討していく中で、平成30年度はここに書いてあります期成同盟会を中心に市民の機運を盛り上げていくというふうにあります。少なくとも去年こういうのはなかったように思えるのです。その中でことしこうやって施政方針でしっかりと書いてもらっていますので、以前でしたら、決起大会というのですか、があったり、何らかのものがあるのかなと期待をこれを見るといたしました。その中で市長がこの平成30年度でどういったものを取り組もうとしているのか。先ほどこうなればいいなという、ほかと連携していく、市、区と、ほかの他市区と連携していくというのはお聞きしましたが、具体的な成果をどのように挙げていきたいのかというのをお尋ねできたらと思います。  以上2点、お尋ねさせてください。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、塩田議員のご質問にお答え申し上げます。  まず、1点目でございます。平成30年度の区画整理の見通しでございます。まず、新座駅北口土地区画整理事業の進捗状況でございますけれども、土地区画整理事業費の大半を占める建物移転補償の契約進捗率は本年2月末現在、建物移転補償全体棟数が317棟、契約済み棟数が142棟でございます。建物棟数ベースで約44.8%となっております。本格的に事業を始めてから5年が経過しておりますので、全体の建設、建物移転補償期間である平成33年度までの9年間から換算しますと、半分以上が経過しており、単純に比較しますと、44.8%はちょっとおくれぎみであります。残りの期間が4年間でございますので、事業完了予定年度までに移転補償、建物移転が完了できるよう努めてまいりたいと考えております。また、区画道路等の整備状況ですが、幹線道路としては、駅前広場から旧川越街道の神明神社へ続く10.5―2号線がほぼ完成しているほか、防衛道路と駅北口方面を結ぶ10.5―1号線につきましては、雨水幹線工事が順調に進んでおります。そのほか地区内の幅員6メートルを中心とした区画道路についても整備が進んでおり、本年度末までに合わせて720メートルが完成する予定となっております。  次に、平成30年度の見通しですが、今定例会でご提案を申し上げました当初予算では、建物移転補償につきましては、16件、26棟について予算計上をしております。仮にこれら全ての案件について建物移転補償契約ができた場合、建物棟数ベースでは約53%の進捗率になります。  続きまして、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業の進捗状況でございますが、まず地区中央を走る都市計画道路志木・大和田線、幅員16メートルでございますけれども、大和田交差点及び清瀬市境の一部区間を除きまして、おおむね完成をいたしました。  次に、地区の北側である大和田三丁目地区の進捗状況でございますが、(仮称)大和田・坂之下橋に至る幅員13メートル道路や東京都水再生センターに至る幅員13メートル道路など地区のメーンとなる道路も本年3月には完成する予定でございます。また南部、南側でございますけれども、大和田二丁目ですけれども、中央を南北に横断する幅員13メートルの道路につきましても本年3月に完成をします。平成30年度の見込みでありますけれども、4月から5月にかけて誘致企業の建設工事が順次始まります。これら誘致企業の中では株式会社カインズ様の店舗がいち早く完成をする予定でございまして、ことしの10月には開業する予定でございます。これに合わせてJR貨物の敷地に面する幅員10.5メートルの道路や店舗に至る幅員8メートルの道路につきましても開業までに整備を完成させる予定となっております。一方、雨水調整池につきましては、埋蔵文化財調査や昨年秋の長雨、本年の1月の大雪の影響によりまして、平成30年度からの着工となる見込みです。ちょっとおくれます。このため、当該調整池の工事を含む株式会社清水建設への一括発注工事につきましても工事延長を検討しているところでございます。  以上、現状及び平成30年度の見通しについてご説明申し上げました。全体といたしましては、所期の目的である平成30年度からの誘致企業建設工事に着手できる予定となっているなど、おおむね順調に事業が進んでいるものと考えております。施政方針で申し上げましたとおり、将来の税収確保や定住促進を図るため、着実に実施してまいりたいと存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。  2番、地下鉄12号線の件でございます。亀田議員にご答弁申し上げましたとおり、都市高速鉄道12号線延伸促進協議会におきまして、事業化に向けてさらなる調査、研究が必要な項目を洗い出すための基礎調査を実施することで、構成市区の認識の共有を図るとともに、平成31年度以降に予定している具体的な調査の実施につなげていきたいと考えております。また、延伸実現に向けては、埼玉県や東京都の支援が不可欠でありますので、要望等を通じた働きかけを行ってまいります。新座市の都市高速鉄道12号線延伸促進期成同盟会においては、これまでに引き続き関係機関への要望等を行うとともに、ポスターやチラシなどの啓発品の作成、配布により、市民の機運の醸成を図ってまいります。さらに、市の広報や市のホームページでこうした取り組みをわかりやすくお伝えをし、延伸活動に対する市民の皆様の理解を深めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 18番、塩田和久議員。 ◆18番(塩田和久議員) ご答弁ありがとうございます。  力強いご答弁をいただきましたけれども、若干一部、少し区画整理についてはおくれている部分があるというふうに説明もありましたけれども、全体的に見てはしっかりと進んでいっているというふうにお聞きしました。税収に大きくここはもう影響を与える部分だと思いますので、少しおくれている部分というのはもう取り返してもらって、しっかり滞りなく遂行してもらえるように引き続き努めていただけたらと思います。  12号線については、ちょっとやっぱりなかなか何をしていいのか、何をすればいいのかというのをしっかりと研究していくということですので、せっかくですから、ここには機運を盛り上げていく、積極的にという言葉も施政方針で述べていただいていますので、しっかり積極的に取り組んでいただけたらと思います。ぜひ期待していますので、よろしくお願いいたします。  私から以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、18番、塩田和久議員の質問を終わります。  続いて、19番、平松大佑議員の質問を許可します。  19番、平松大佑議員。    〔19番(平松大佑議員)登壇〕 ◆19番(平松大佑議員) 19番、平松大佑でございます。許可をいただきましたので、施政方針について質問させていただきたいと思います。  1点目ですが、2ページ、6ページのシティプロモーションの推進についてであります。シティプロモーション課を設置し、シティプロモーションに本格的に取り組まれていくわけです。魅力を広く発信、浸透させることに努め、本市のブランドイメージの向上を目指すとありますが、その取り組みの結果、新座市がどのような状態になっていれば、成功と言えるのでしょうか。市長のお考えをお聞かせくださいという質問です。  成功イメージをしっかりと共有することが事業の成功につながると考えます。以前の私の一般質問での答弁の中で現状分析の重要性も強く認識し、分野ごとに他自治体との比較を行う中で、改めて本市の強み、弱みを浮き彫りにして、課題を整理し、他との差別化により、本市の優位性を際立たせる戦略を立て、シティプロモーションを進める必要がある。さらにこの分析結果等に基づき、メーンターゲットを定めることは、プロモーション活動をより集中して行い、高い成果を上げることにつながるものと考える。また、KPIの設定についても、シティプロモーションの客観的な数値目標を立て、その効果を検証するために必要と考えるので、今後検討していくという答弁でした。こういった作業を進める上でも、まずは市長の描かれている明確な成功イメージを共有する必要があると考えますが、いかがでしょうか。  続いて、今後の観光都市づくりについてですが、今後の観光都市づくりについては、どのようになっていくのでしょうか。今までの観光都市づくりを基礎としながら、本市のブランドイメージの向上を目指していくとあります。これからは、シティプロモーションの一環としての観光政策であるとも読み取れるわけであります。今後の観光都市つくりはどのように変化していくのでしょうか、お聞かせをいただきたいと思います。  続いて、フィルムコミッションを設立するとありますが、どのような団体がどのような活動を行うのかお聞かせください。私もフィルムコミッションについては、平成19年と平成23年に一般質問でも取り上げさせていただいております。フィルムコミッションを通じて、市のPR、イメージアップを図ることができることが大きな効果だと私は考えております。しかしながら、実施にはかなりのパワーが必要なため、どのような団体がフィルムコミッション事業を実施するのかなど、実施に当たっては課題も多くあると考えます。この事業の実現可能性というところで、市長は事業の担い手や今後の事業展開、市のかかわり方などをどのようにお考えでしょうか。  続いて、2点目です。3ページ、2、子育てを応援するまちづくりの推進についてであります。子供を安心して預けられる受け皿や、子育てをしていく上での不安を相談できる体制など、課題の解決にスピード感を持って取り組むとあります。それぞれの今後の事業展開、スケジュールについてお聞かせください。  待機児童対策についてはどのようにお考えでしょうか。他市では緊急のアクションプランなども策定して取り組んでいる例もあります。今後どのように計画的に進めるおつもりかお聞かせをください。  また、相談体制につきましては、8ページに地域子育て支援センター1か所に利用者支援員を配置するとありますが、今後の展開についてお聞かせいただきたいと思います。こちらも去年一般質問で取り上げさせていただきました。平成30年度より現在の利用支援事業をさらに前へ進められ、基本型についても実施し、妊娠、出産期から子育て期にわたる総合的相談や支援をワンストップで行えるようになることは評価をしたいというふうに思います。今回地域子育て支援センター1か所に配置をするとのことですが、地域子育て支援センターは、先ほどの質問の中でもありましたとおり13か所あるわけであります。こちらに利用者支援員を配置すれば、新座市の子育て支援策はかなり充実したものになると考えますが、今後の展開についてお聞かせいただきたいと思います。  続いて、4点目でございます。4ページの3、第二の人生を楽しむまちづくりの推進についてであります。仕事や子育てに一段落した方々に学びの機会や活躍する場の提供、そして地域デビューの後押しを行うとあります。どのような問題、認識で既存の取り組みをどのように発展させるのか、新規でどのようなことに取り組んでいくのか、それぞれお聞かせください。  このような取り組みを進めていくことについては評価をしたいと思います。その上でどのような問題認識で事業を進めていくのかが重要だと思います。例えば学びの機会をふやすために若年層向け、若い家族向けの公民館講座を充実させていく、あるいは図書館のレファレンスサービスを充実させていく、また市民総合大学をさらに発展させるなどいろいろな取り組みが考えられるわけでありますが、現状にどのような課題があり、それをどのように変えていかれていきたいのか、そのためにどのようなことに取り組まれてきたのか、お聞かせをいただきたいと思います。  5点目です。8ページ、障がい者、高齢者等の福祉についてであります。にいざ元気アップ広場の拡充とありますが、今後の展開についてお聞かせください。こちらも去年質問させていただいたところでありますが、介護予防、健康づくりの取り組みとして平成26年度からにいざ元気アップ広場をスタートされております。この事業は、介護予防の取り組みとして効果があるものと私は評価をしているところです。しかしながら、事業の目標である歩いて通える範囲にまだ元気アップ広場がないエリアがあります。以前の答弁では、新座駅周辺、道場地区、本多地区等について、優先的に元気アップ広場を実施できるような場所を確保しながら事業を進めていきたいと考えているとのことでした。今後どのエリアに拡充していくのか、今後の展開について具体的にお聞かせください。  6点目です。10ページ、都市基盤整備について。地下鉄12号線の延伸についてお伺いします。早期の実現に向けて引き続き積極的に取り組んでまいりますとありますが、どのようなスケジュール感で取り組んでいくのでしょうか。東京都では交通政策審議会の答申で、事業化に向けて検討などを進めるべきとされた6路線について、事業化に向けた検討の深度化を図っていくとして、検討のための調査費を計上、合わせて6路線に係る事業などの財源として、この平成30年度の当初予算で東京都鉄道新線建設等準備基金(仮称)を新たに創設されるとのことです。この6路線については、12号線光が丘から大泉学園町までも選ばれております。刻々と情勢は変化しているわけでありますが、今後どのような取り組みをどのようなスケジュールで進めていくのかお聞かせください。  最後、7点目として、12ページ、そのほかの取り組みについてであります。平成29年度の仕事の見直しプロジェクトの取り組みと成果についてお聞かせください。  また、先端テクノロジーの活用を通じた内部業務の効率化を目指すとありますが、どのような課題をどのように解決していくものなのでしょうか。この1年どのような検討をされてきたのか、お聞かせください。  1回目の質問は以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 暫時休憩します。    休憩 午前10時44分    再開 午前11時00分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、平松議員のご質問に順次お答えを申し上げます。  まず、1点目、シティプロモーションについてのご質問でございます。人口減少及び少子高齢化は本市のみならず、日本全体が抱える問題であり、解決すべき最重要課題の一つでございます。全国の自治体が選ばれるまちになるための取り組みを推進しており、本市といたしましても施政方針で述べさせていただきましたとおり、平成30年度中にシティプロモーション方針を策定し、市が一丸となって、市のブランドイメージ向上に向けた取り組みを推進していく必要がございます。この方針において、市の目指すべき方向性や主要な施策を定めてまいりますが、方針に基づく取り組みにより、市民の皆様にはずっと住み続けたいと思っていただき、市外の皆様には来てみたい、住んでみたいと思っていただくこと、すなわち定住人口及び市内への転入者を増加させることにより、人口減少及び少子高齢化といった課題を克服し、あらゆる世代の皆様にとって、未来に希望の持てるまちの実現を目指すものでございます。これが成功の一つのターゲットといたします。  続きまして、観光都市づくりについてはどのように推進していくかというご質問でございますが、市政運営のスローガンといたしました「住んでみたい ずっと住み続けたい 魅力ある快適みらい都市」を実現するためには、今後ともグリーンツーリズムの推進やお祭りの振興など、従来の観光都市づくりの推進も重要と考えております。観光都市づくり元年とした平成18年度から10年以上が経過し、これまでの観光都市づくりにつきましては、一定の成果と課題が明らかとなっております。これらについてしっかりと事業の効果検証を行いながら、必要な場合は事業の見直しを行うなど、さらに効率的、効果的に推進してまいります。  続きまして、フィルムコミッションについてどのような団体がどのような活動を行うかというご質問でございます。亀田議員からのご質問についてもお答えをさせていただきました。現在本市に対して映画やドラマなどのロケーション撮影にかかわる依頼があった際は、シティプロモーション課を初め、関係各課が個別に対応しておりますが、制作会社への円滑な情報提供や撮影支援、また撮影実績を本市のPRに活用する有効な手法など、フィルムコミッション設立に当たって多くの検討すべき課題がございます。運営主体につきましては、他市におきましても行政が事務局となるもののほか、法人格を有する外部団体等さまざまな例があるようでございますので、それぞれのメリット、デメリットについて調査研究を行い、本市に合った設立の方法について検討してまいりたいと考えております。  2点目及び3点目、あわせて答弁申し上げます。子供を安心して預けられる受け皿づくりにつきましては、平成30年4月1日に認可保育所2園と、小規模保育施設4園を開設し、認可定員204名を増員する予定となっております。今後の事業展開につきましては、引き続き待機児童解消を目指して、受け皿づくりを行うため、平成31年4月の認可保育所の開設に向けて取り組みを進めてまいりたいと存じます。また、子育てをしていく上での不安を相談できる体制につきましては、亀田議員にもご答弁申し上げましたとおり、平成30年度一般会計当初予算において、市北部地域1か所に利用者支援事業(基本型)を整備するための予算を計上させていただきました。この利用者支援事業(基本型)は、地域で子育てにかかわる情報提供や相談業務を行うとともに、そこで捉えられた課題やニーズを支援につなげたり、地域資源を掘り起こしたりするなど連携の中心となるものでございます。地域に根差した連携は時間がかかるものでございますので、また実践の中で新たな課題やニーズも発見されます。このため、利用者支援事業(基本型)1か所で新座市全域をカバーすることは到底無理でございますので、今後も引き続き整備を目指していく必要があると考えております。まずは、平成30年度に利用者支援事業(基本型)を1か所整備し、その実践を踏まえながら子育て応援都市にいざとして、子育て支援の充実を図ってまいりたいと思います。中央、南部にも今後検討してまいりたいと思います。  第二の人生を楽しむまちづくりの推進についてのご質問をいただきました。仕事や子育てに一段落した方々が第二の人生を豊かにするためには、その能力を生かし地域で活躍していただけるとともに、生涯にわたる学習活動をしていただくことが必要であります。市といたしましては、広く学びの機会を提供しておりますが、例えば市内8つの公民館、コミュニティセンターでは、スポーツ、ダンス、語学、パソコンなど幅広く講座を開設しており、新たな目標に向かうきっかけとなるなど大変好評をいただいております。また、サークル活動も行われておりまして、新たな仲間との交流も期待されています。さらに、専門的な学びをしたい方は市民総合大学を開講しておりますので、毎年多くの方に受講していただいております。市民総合大学を修了した方には新座市観光都市づくりサポーター、新座グリーンサポーター、にいざ食育サポーター、にいざの元気推進員などを委嘱させていただき、市政にご協力していただいておりますし、これから学ばれる方を支援していただくなど、学んだ成果を地域に還元する仕組みとなっております。ご指摘のとおり仕事や子育てに一段落した方に対して、ニーズに合った学習メニューをタイムリーに届けることが重要であると考えております。一方で初めの第一歩というようなことで踏み出しにくい人もいることから、こうした方の学習を支援するきっかけづくりのためのイベントなどを通じて呼びかけていきたいと思っております。  また、本市では退職後に地域に戻り、どういった活動をしたらよいかわからない人や、新たなやりがいを見つけたいというシニア世代の方を対象に、地域活動への第一歩を踏み出す契機となるよう平成20年度から地域デビューセミナーを開催しております。ことしも3月3日土曜日に野火止公民館にて開催させていただく予定になっております。このセミナーには例年100名以上の方が参加しており、出展団体も増加していることから、本セミナーに対する需要を見ましても、一定の成果を得られるものと考えております。今後は参加者と出展団体からのニーズを的確に捉え、これから地域デビューを迎える方々を後押ししていくとともに、本市の地域活動の充実となる、さらなる活性化を図っていきたいと考えております。  続きまして、障がい者、高齢者の福祉についてのご質問をいただきました。にいざ元気アップ広場でございますが、歩いて通える地域の集会所において主体的に介護予防に取り組む市民を育成することを目的として平成26年度に市内16か所の集会所から開始し、来年度につきましては今年度38か所でございましたけれども、2か所追加しまして、40か所で開催する予定で事務を進めているところです。2か所の選定の地域でございますけれども、昨年の6月議会、平松議員からご指摘をいただきました元気アップ広場が円を描いて、メッシュで空白になっている地域がわかりましたので、その箇所、大和田一丁目集会所箇所と道場一丁目集会所箇所につくらせていただきたいと思います。あわせて本市では平成27年度から住民運営の通いの場づくり支援として、元気アップトレーニング事業も推進しております。このトレーニングは効果が検証された体操を週1回以上実施するものでございますが、本市では現在19グループが市内の集会所で活動しております。運営につきましても各グループで行い、健康づくりとともにグループ活動を通じた社会参加による生きがいづくりの場にもなっております。来年度につきましては、現在より6グループふやし、25グループの活動を目指しているところでございます。今後につきましては、元気アップ広場のみならず、住民が主体的に健康づくりの充実を図る元気アップトレーニングを実施する市民のバックアップ等の支援に注力してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、元気アップトレーニングを初めとした介護予防事業を拡充することにより、市内全域で介護予防の取り組みが展開されるよう努めてまいります。  続きまして、都市基盤整備のご質問でございます。地下鉄12号線の延伸実現に向けての具体的スケジュールにつきましては、現時点ではまだ想定できておりません。しかしながら、交通政策審議会の答申におきましては、地元自治体や鉄道事業者の主体的な取り組みを重視し、課題が解決された路線から国が支援するという考え方が示されております。まずは、解決すべき課題を整理し、その上で取り組みを進めていくべきだと考えております。そのため、平成30年度は都市高速鉄道12号線延伸促進協議会において、沿線の概況調査や導入空間の状況整理など事業化へ向けてさらなる調査研究が必要な項目を洗い出すための基礎調査を行いまして、この結果を踏まえまして、平成31年度以降により具体的な調査を実施していきたいと思っております。また、市民の機運醸成も延伸に必要であります。同盟会において啓発品の作成や関係機関への要望を行っていきたいと思います。12号線の光が丘から大泉学園までの整備にとどめることなく、本市といたしましては、光が丘から東所沢までの一体整備を目指して、今後も早期の実現に向けて全力で取り組んでまいりたいと思います。過日東京都は6路線の調査研究費を計上したものでございます。その中に、4番目に12号線も入っていたということでございます。大いに期待したいと思います。  続きまして、そのほかの取り組みについてでございます。仕事の見直しプロジェクトについてのご質問をいただきました。まず、幹部職員が率先して仕事に対する意識を変え、働き方の刷新を図ることを目的とし、昨年6月には副部長級以上の職員を対象に、8月には課長級職員を対象にイクボス研修及びイクボス宣言を実施いたしました。また、業務の効率化や負担軽減を図るため、6月下旬に仕事の内容の見直しについて調査を全庁的に行いました。600を超える提案がありました。改善策につきましては、全庁で共有し、各所属において可能なものから実践していきたいと思います。特に全庁的に影響のあるものは、市といたしましての方針を転換することとなる案件につきましては、行革本部や今後の方針決定としたいと思います。地域担当職員制度の見直しや電話応対業務などの委託なども実施に向けて準備を進めているところでございます。  また、イクボスが中心となって、各部局で抱えている問題及び解決についてもさらなる改善を目指していくことを見通しに三役及び部長級職員によるイクボス会議を定期的に開催をしております。取り組みの成果でございますけれども、今年度は新たなプロジェクトの始動や庁舎の移転もありまして、超勤時間は昨年度と比較してやや増加傾向にありましたけれども、仕事の見直しによります業務負担の軽減や職員定数の見直しや新規職員の前倒し採用も行っております。次年度からは超勤時間が、あるいは休日取得が大いに成果があることを期待しているわけでございます。  次に、AI、RPAにつきましては、民間企業では既に道案内やチャット形式での問い合わせなどAIを導入しております。自治体でも先進的に先端技術を導入しているところもあります。川崎市や掛川市などはそのよい例でございます。来年度からは埼玉県、特に上田知事がAIを活用したさまざまな実証実験をするということを宣言をされております。本市でもAIやRPAをどのように活用していくかについては、埼玉県の動向や先端技術を扱う民間事業者の意見を参考にして、効果的な導入方法について研究をさらに進めていきたいと思います。  1回目は以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 19番、平松大佑議員。 ◆19番(平松大佑議員) ご答弁ありがとうございます。  それでは、ちょっと再質問させていただきたいと思います。まず、1点目、シティプロモーションの推進ですが、目的としては定住人口をふやしていくのだというところで、大きな目的ということで今確認できたわけであります。そういった中で観光都市づくりについても、例えばある程度幅があっていいと思うのですけれども、定住人口をふやすという観点でいけば、例えば記述の中に外国人観光客の観光需要や消費動向も研究するという記載があったりだとか、定住人口をふやす、交流人口をふやすという話であれば、この辺というのも力を入れていく部分かなと思うのですけれども、当然幅があっていいとは思うのですけれども、定住人口ということに焦点を定めるのであれば、その辺多少のそごがあるのかなというふうに感じるわけでありますが、先ほど事業の見直しもしていきたいという話でありましたけれども、その定住人口をふやすという観点でのアクションプランの変更だとかもご検討される考えはあるのかどうかという点をちょっとお聞きしたいと思います。  フィルムコミッションについては、今後事業主体が行政がやっていくのか、あるいは外部団体にお願いしていく形なのか、これから検討していきたいという話でしたので、これはわかりました。今後の展開を注視していきたいなというふうに思っております。  待機児童、受け皿づくり、子供を安心して預けられる受け皿づくりでありますけれども、待機児童の問題、非常に大きな問題になっていて、なかなか取り組みはされていて、この10年ぐらいで1,000人ぐらいですか、定数を伸ばされたりだったりだとか、取り組みとしてはされているところですが、なかなか現状に追いついていないというところが実態だと思います。やはりこれは解決していかなければいけない、解消していかなければいけない問題だと思いますので、他市ではアクションプランつくって、集中的にやっている市もあったりはしますので、近隣市でありますので、そういったところも含めて、ちょっと今後どのような、今までどおりの手法というところでもなかなか限界があると思いますので、ちょっとその辺ご検討いただきたいなというふうに思います。あわせて、50年後、100年後を見据えて、50年後、100年後、何十年かたてば当然待機児童という現象も状況変わってくるのかなとも思いますので、そういった長い視座で自治体経営というのもしっかり行っていただきたいなというところも要望しておきたいと思います。  それと、地域子育て支援センター1か所に利用者支援員を配置するというところで、それで今後はエリアを北部だけでなくて、中央部だとか、南部のほうにもこういった支援員を配置していきたいというお話でした。今13か所、地域子育て支援センターがあるわけなのですけれども、最終的に今後この支援員の配置を、例えばこの13か所全てには配置していきたいという考えを持っているのかどうかとか、その辺ちょっとお考えをお聞かせいただきたいと思います。  それと、第二の人生を楽しむまちづくりの推進についてということでご答弁をいただきました。先ほどシティプロモーションの中で定住人口をふやすことを目指していくのだということで明確に方向性をおっしゃったわけであります。定住人口をふやすというのは2つあって、先ほどちょっと言及していただいた新しく市民になっていただく方をいかに呼び寄せるか、新規の住民の獲得といいますか、そういった取り組みと、あとはもう既に住まわれている方の満足度上げることでずっと住み続けたいと思っていただくという観点も非常に重要だと思っております。そういった中で、こういった地域での学びの機会だったりだとか、さまざまなこういった地域で活躍する機会だったり、あるいは生涯学習として常にどんな年齢、どんな立場でも学び続けられるようなそんなまちづくりというのは、これは住んでいる方の満足度を上げる施策にもなると思うのです。そういった中で今既存の事業を充実させていくのだというお話も伺いましたけれども、新規で市長としてこういったことも今後取り組んでいきたいのだというお考えがあれば、その辺をお聞かせいただきたいなというふうに思います。  それと、8ページ、障がい者、高齢者等の福祉についてということで、にいざ元気アップ広場の拡充について質問させていただきました。その中で、空白エリアの新座駅周辺ということで、大和田一丁目、そして道場地区で、道場集会所でということで2か所元気アップ広場を追加するということで、こちらは評価したいというふうに思っております。また、元気アップトレーニングについても6グループふやすということで、この辺の取り組みも評価をしたいと思います。健康で長生きしていただくということがやっぱり生活の質というか、幸せにつながっていく話だと思いますので、こういった取り組みに引き続き前向きに検討していただきたいなというふうに思います。本多地区もまだ空白地域でありますので、そういったところも今後しっかり取り組んでいただきたいなというふうに思います。  地下鉄12号線の延伸についてでありますけれども、先ほど市長からもお話しいただきましたとおり、東京都のほうも東京都鉄道新線建設等準備基金といったものを開設して、900億円ぐらいですか、それで取り組みをしていくという話であります。こういった形で非常に事態は刻々と変化をしておりまして、また先ほど亀田議員のお話の中にもKADOKAWAの話も出ておりましたけれども、今回この地下鉄12号線でいきますと、沿線の事業開発、これどうしていくのかというところと、それと事業主体をどうしていくのかというところが2つ、大きなところだと思いますけれども、しっかりやはり今一体整備、東所沢までの一体整備であれば、B/Cでいっても黒字になるよというようなことも出ているわけで、新座市として目指すのはもう一体整備しかないという状況であります。そういった中で刻々とこういった状況が変化をしていく中で、先ほど市長が一つの例として東映撮影所の話もありましたけれども、そういったさまざまな思いというものをことしは、来年度は調査、研究をしていくというお話でしたけれども、やっぱりもういろんな思いを形にしていかなければならない時期なのかなというふうに思っておりまして、その辺のちょっとご認識をお伺いしたいと思います。
     それと、最後に12ページのそのほかの取り組みについて、仕事の見直しプロジェクトについて、今お聞かせいただきました。600程度の提案があって、それをどういった形でいろいろ実現ができるかどうかというところを検討しておられるようなお話だったかなというふうに思います。こちら委員会等でも結構ですので、昨年の仕事の見直しプロジェクトでどういったような成果が出てきて、今後どのような内容に取り組むかといったもの、ちょっとまとまったものがあれば、資料としてお出しをいただきたいなというふうに要望しておきます。  以上、幾つか再質問いたしましたので、お願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、平松議員の再質問にお答え申し上げたいと思います。  まず、シティプロモーションの定住人口をターゲットにして、交流人口はというわけではないのですけれども、アクションプランの変更かということなのですけれども、あらゆる世代の人たちに住んでいる方はずっと住み続けていただきたい、新しい人も住んでほしいということで、若い人、子育て世代を含めた人にも入っていただきたいと思います。ですから、アクションプランは今後また細かくはシティプロモーション推進懇話会が立ち上がったばかりでありますので、そのアクションプランを幅広い各界各層の方入っておりますので、集めてさせていただいておりますので、皆さんの意見を聴取して、もっとしっかりした具体的なものを本年度集約をして、そしてまた方針としてまとめていきたいというふうに思っております。  2点目の待機児童の今後のスケジューリングでございますけれども、本年度ですか、子ども・子育て支援計画、数量含めまして、数値の見直しを図りました。それに合わせて順次計画策定にはそのスケジュールをもとに進めていきたいと思います。ただ、議員ご指摘の、特に平成17年から見ますと、約倍のいわゆる保育園児の入所をふやしました。約3,000人を超えていますので、平成17年当初は1,500人ぐらいでございました。倍以上にはふえているというようなことでございましたが、ふえ続けるということはなかなか難しいところでございますけれども、現実には今待機児童がおるというようなことでありますので、平成30年度は1か所、2か所、候補地を探しながら新設の保育園をつくっていきたいなというふうには思っております。  それから、元気アップ広場2か所、そして6グループを追加して25グループで、推進員も進めていきたいと思います。本多地区につきましても今後調整をしていきたいと思います。  地下鉄12号線の延伸の新座中央駅のまちづくりに対する市長の思いということでございますが、思いを形にということであります。東京都が事業主体になるのか、そこら辺がちょっと見きわめをしっかりしていかなければいけないと思います。当然しっかり要請をすることだと思います。1月には上田知事、埼玉県に協議会で要望活動させていただきました。2月には東京都小池知事宛てに要望活動もさせていただきました、協議会です。上田知事とはしっかり予定時間をオーバーする中で延伸に向けた取り組みを埼玉県しっかりやるよというようなことをしていただきましたし、いろんな意見も知事とはさせていただきました。東京都のほうは小池知事がいらっしゃるかなと思いましたけれども、いらっしゃいませんでした。東京都の技監の方がいらっしゃいまして、ちょうどその前日が東京都の予算方針を発表したときに6路線について調査研究をしていくよと、それから営団地下鉄の、いわゆる東京都が出資している四十数%の出資に対する配当金があるということで、600億円を超えているそうなのですけれども、それをこの東京都が目指す6路線の事業費1兆円と言われていますけれども、1兆円の一部にしていきたい、積み立てていきたいというような、新聞発表にもありましたけれども、そんな話もされておりました。都議会の議員の方がその6路線の優先順位と、その6,000万円とか、8,000万円とかと言われる調査費の優先順位はどうなのですかというようなことも聞いていましたけれども、今後の課題だなんて言っておりましたけれども、そこら辺が大変重要なことかなというふうに思います。そんなお話をさせていただきました。しっかり東京都、埼玉県、1区3市の協議会の皆さんとともにしっかり今後とも状況を注視していきたいと思います。  また、仕事の見直しプロジェクトの600に上る庁内の意見ということで、取り組みも含めまして、資料として委員会のほうで提出させていただきたいと思います。  子育て支援、ネウボラの関係でございますけれども、子育て支援センター、保育園等を中心に現在13か所ございますけれども、高齢者相談センター6か所に、6圏域で7か所ございます。中学校区域が6か所でございますので、これに合わせて高齢者相談センターは西部地区に2か所ありますので、7か所ございますけれども、それに合わせてネウボラの拠点をつくるというのは膨大な人件費等もかかりますので、とりあえずは南部、北部、中央部というようなことの3圏域でとりあえずはスタートを、スタートというか、近未来はそれを目標としていきたいというふうに思っております。    〔「子育て支援センター。13か所についてどうするか」と言う人あり〕 ◎市長(並木傑) そうですか。13か所に全て設置するということはちょっと考えてはおりませんけれども、この子育て支援センターをさらにふやしていくというようなことは、今後ちょっと検討させていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 市長、地域デビューの件の新規事業は考えていますかという。 ◎市長(並木傑) 第二の人生の新しく……地域デビューの何だっけ。    〔「再質問でやります」と言う人あり〕 ○議長(島田久仁代議員) 19番、平松大佑議員。 ◆19番(平松大佑議員) ご答弁ありがとうございます。  シティプロモーションについてもいろいろご答弁をいただきましたけれども、新座市としては非常に重要な取り組みだと思っています。幾つかシティプロモーションだとかで成功した自治体、具体的には例えば埼玉県内でしたら、戸田市ですとか、あるいは千葉県の流山市ですとか、幾つかの自治体ございますけれども、そういったところと比べても新座市いろいろな交通の便だったりだとか、住環境だったりだとか、決して劣っていない、政策面についても決して劣っていないというふうに思っております。そういったものをしっかりPRをしていただく中で、新座市の50年後、100年後の基礎といいますか、礎をしっかり築いていただきたいなというふうに思っております。新座市の印象、市民意識調査ですと、印象が薄いというような声もありますけれども、そういった意味ではある意味ではこれからでも幾らでも工夫次第でまさに政策がブランドとしてこのまちの印象を変えていくというふうに思いますので、ぜひその辺市長リーダーシップとってやっていただきたいなというふうに思っております。  それと、観光都市づくりのアクションプランについても、これは定住人口をふやすという観点でしっかりそごが出ないような形での見直しも進めていただきたいというふうに思います。そういった中で新しい住民を獲得していくのと同時に、住んでいただいている方々に引き続き住み続けていただきたいというふうに思っていただくというのは非常に重要だと思っておりまして、そういった中で市長の今回施政方針の中にもありました第二の人生を楽しむまちづくりの推進についてということで、そういった永住意欲につながるような取り組みもできると思っておりますけれども、そういった部分で今ご紹介いただいたのは既存の取り組みをこんな形で進めていくというお話でしたけれども、新規でこんなこともやっていきたいのだという部分がありましたら、お聞かせをいただきたいと思います。  それと、戻ってしまって恐縮ですけれども、利用者支援の関係についてはわかりました。まずは、中央部、南部についても配置をしていきたいと、今後配置をしていきたいというところで、子育て支援センターをふやすというお話もいただきました。わかりました。  ちょっとその辺第二の人生の関係についてちょっとお聞かせをいただければと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 第二の人生を充実させる取り組みというのは大変重要だと思います。今市民大学講座を3大学ございますから、立教大学、跡見学園女子大学、十文字学園女子大学で行っております。限られたプログラムの内容でありまして、また時代に合わせて、いろいろプログラムの内容を変えておりまして、そういうような方もおりますし、またリカレント教育ということで、今大学に限らず、ネットでも再教育というようないろんな仕組みもできていますし、そういう利用もされております。また、図書館の充実というようなことでレファレンスもしっかり充実をする、それもネットでやっていくというような時代だと思いますし、また今後の高齢者といってもSNSでも強い高齢者がどんどんふえていきますので、そういうような利用も必要だと思います。市としては、本来ならばいろんなサークルに入っていただいたり、あるいはいろんな趣味の会を新座市が主催して、いろんなものつくったり、ひいては町内会に入っていただいて、それぞれ人生歩んできたいろんな職業上のものですとか、ずっと長年行ってきた趣味の部分をどうかまちづくりに、また町内会を通じていろいろ広めていただくような取り組みみたいなものが私は理想的なのかなというふうには思いますし、それは人それぞれの多様性がありますし、価値観も違いますから、そういうものは強要するものでは全くありませんので、そうなのですけれども、町内会に例えばこういうクラブがあるよとか、いろんな形での取り組みも町内会の加入率アップの一つの法則にもなるのかなというふうには思っておりますけれども、今後は町内会の皆様、あるいは各種団体の方々ともタイアップして、いろいろと施策を展開したいと思います。商工会青年部も前は定年が40歳まででしたけれども、今は50でしたっけ、45。    〔「45」と言う人あり〕 ◎市長(並木傑) 45ですか。平松議員もこれずっと入っていられるかもしれないですけれども、法人会も50歳まで青年部はなっておりますので、青年部が70歳ぐらいまでになったらどうしようなんて思いますけれども、人生百年時代ですから、そういうようなことで、これはいろいろな意味で今後市が民間、あるいはいろんな大学も含めて産学官民合わせて取り組む大きな事業かなというふうに思っております。具体的に何がどうするということは今ありませんけれども、今後研究をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、19番、平松大佑議員の質問を終わります。  続いて、12番、笠原進議員の質問を許可します。  12番、笠原進議員。    〔12番(笠原 進議員)登壇〕 ◆12番(笠原進議員) 12番、笠原進です。市長施政方針に対する質問を行います。  私、市会議員に当選させていただいてから、ことしが31年目になります。いろんな市長、一番長かったのは須田市長ですけれども、たくさんの市長の施政方針演説をお聞きをし、討論をしてまいりました。並木市長のことしの施政方針演説を聞いて、プリントされたものを読んでいて、これほどびっくりした施政方針演説はありませんでしたし、これほどがっかりした施政方針演説もありませんでした。私のお配りされているプリントを見ていただければわかるように空白部分が3つあります。最初の1ページ目のほうの空白部分は3番目に当たるものなのですけれども、国民健康保険税の値上げに関する質問でした。それから、その次の裏のページは4番目に関する質問なのですけれども、これは教育にかかわる質問です。一番最後のところは地域経済にかかわる質問です。いずれも提出した後、議員の申し合わせ事項が施政方針表明に対する質問は施政方針に記載されている事業に関するものに限るというのを2年前に申し合わせをしましたというふうに言っていて、余り印象に残っていなかったのですけれども、自分も参加をして決めたことなのだということなので、今回はルールに基づいて、議長、新議長ですけれども、認められないという話だったので、その3つは空白にしてお配りすることに了解をいたしました。  私、非常に残念なのは、国民健康保険税の値上げが、意見がいろいろあります。しかし、7年連続の値上げ、ことしはその1回目ですけれども、裏には7年連続値上げですと、しかも1人3万円の値上げをしますなんていうのを国保税の値上げをしたときも値下げしたときもありますけれども、そんな経験は一度もありません。言うならば、私30年議員だったり、一時5年議員ではなかったときもありますけれども、その経験を通じて今回出されたこの議案は、非常に新座市の歴史にとっても議会にとっても非常に大きい中身だというふうに思っています。それを市長が施政方針表明の演説の中に一言も入れないということが一体何なのだと。市長は、こういう問題についてやっぱりどうしても値上げしないとやっていけないのですと思っているのなら、そのことを率直に述べて、反対の議員等も含めてやっぱりきちんと議論するのが私は議会だと思います。だから、こういう申し合わせ事項が考えようによってはあることをいいことにして、そのことについて触れないというのは非常に残念だし、それはどっちにしても今後の市政のあり方としては非常に問題だというふうに思います。  教育の問題もコミュニティスクールのものしか書いていないのです。だから、私だけではなくて、今回は誰も教育の問題は取り上げられない。地域経済の問題は、2年前の市長選挙のときには公開討論会やっていただいて、公開討論会の中の非常に大きな中心テーマの一つが地域経済問題でした。新座市内で働いている業者の皆さんどういうふうにしていくのか、地域産業をどういうふうに活発にしていくのか、非常に大きな私はテーマだと思っています。福祉も大事、教育も大事、基盤整備も大事だけれども、同時に地域経済をどうするかというのは、5本を挙げれば必ず私はそのうちの一つに入るというふうに思っているのですけれども、その問題についても一言も触れない。そういう施政方針演説でいいのかということをぜひ最初に並木市長に考えていただきたいというふうに思います。  オーケーになった部分について、これから質問いたします。1番目です。2ページ目、子育てを応援するまちづくりの推進という問題についてお聞きいたします。子育てをサポートする体制を充実させることは、市の責務であります。スピード感を持って、これらの課題の解決に取り組むとありますが、待機児童の解消などはどのように取り組むのでしょうかと書きました。これは待機児童などのところもあるのですけれども、待機児童の問題は9月も12月もお聞きしました。しかも、スピード感があって取り組むのだというふうに言っているのですけれども、具体的なことはほとんど書かれてありません。どんなことを考えて、スピード感ある取り組みをこの平成30年度にやるのかということをお聞きしたい。  同時にこれは新座市の地域創生総合戦略です。平成28年3月ですから、まだ2年前につくられたものです。この人口ビジョンが書いてあって、人口ビジョンの大きな柱の部分が、一つは社会増で、区画整理事業をやって流入人口をふやすのだというのが1個です。もう一個は出生率を高めて、自然増で人口をふやすのだと。だから、子育て支援政策は非常に大事なので、しっかりやると書いてあるわけです。その具体策の、幾つか書かれてありますけれども、1つがこういうくだりですけれども、具体的には、県内で最も高い水準である18歳までのこども医療費の無料化や待機児童ゼロを目指した保育園等の整備への支援などに引き続き取り組みます。また、希望する人が第2子、さらには第3子と産み育てていけるような環境整備を進め、特に第3子以降についてはゼロ、1、2歳児の保育料の原則無料化を継続して実施するほか、新たな取り組みとして第3子以降の市立小・中学校給食費の原則無料化に向けた検討を進めていきますということも書いてあります。この第3子の、わざわざ当局のほうが小・中学校給食の無料化ということについて、何回も聞いていますけれども、全然進まないというのも問題だと思いますし、さっき言った国保税の問題でいえば、私反対の署名も今集めているのですけれども、訪問した若いお母さんがうちは夫が自営業で、今子供2人いるのですけれども、自営業で一生懸命やっているのですけれども、なかなか暮らしは大変だ、国保税上げられたら大変だというふうに言っていますけれども、同時に私問題なのは全協でもお聞きしましたけれども、応能率と応益率だというふうに言って、要は頭割りなわけです、国保だけが。頭割りで子供たくさん産めば産むほど国保税が高くなるように計算されている。それ以外の健康保険はそういうことは全然ない。どれだけ給料もらっているかによって、健康保険の保険料は決められていくので、要は1人子供いたって、3人いたって、5人いたって払う税金は変わりません。国保だけが子供たくさん産めば税金たくさん取られるようにつくられていくわけです。だから、言っていることとやろうとしていることは全然違うことをやろうとしているわけです。どうやって子育てを応援していくのか、しっかり市長のお考えを聞きたいと思います。  2番目です。4ページ、第二の人生を楽しむまちづくりの推進です。新しく学びたい、もう一度学び直したいという希望に対する学びの機会や、これまで積み上げてきた知識や経験を生かして活躍する場の提供というふうに言って、ニーズにしっかり応えてまいりますと書いてあります。書いてあることは私非常にいいと思うのです。学びの提供、活躍する場の提供。そのことが具体的にどういうふうに進められるのかということが一番問題なのです。お年寄りの部分でいうと、私前介護保険の3年ごとにやって広聴会というか、ご意見聞いているところがありますよね。私、もう今はかわられましたけれども、石神町会の会長をやられていた方が発言をされて、元気で頑張っている高齢者、スポーツ施設を利用するのを無料にするか、もっと安くしてもらいたいというのを言って、私、会長さんの日ごろのことよく知っていますから、長く石神町会の会長やられたり、副会長やられて、中心の人でしたけれども、こういうことを言う人なのだというふうに改めて思いましたけれども、やっぱり元気で一生懸命スポーツやったり、公民館使ってやったりという人たちはそういうことを考えて利用しやすくしてほしいわけです。だから、ただ活躍する場を出しますとか、学びの機会をふやしますとかというのではなくて、今どうなっているか。逆に公民館などの有料化になって、どっちかというと使いにくくなっている。それをどうやって改善するかという具体策こそが私は必要だと思うのです。どういうふうに考えているのか。施設利用料の無料化、軽減化などが必要ではありませんと書いたのはそういう意味なのですけれども、今言ったことをどう具体化して促進するのかというそこに知恵が必要だし、市長の決意が問われているのだと思いますので、ぜひお答えください。  裏へ行きます。5番目の問題です。8ページ、障がい者の福祉について。その人らしい生活ができる地域づくりを推進するための施策を展開してまいりますとありますが、障がいがあってもともに暮らし、働ける社会に変えていくことが必要です。2018年4月から障害者雇用促進法の中で精神障害者雇用義務化がされます。この点での施策はどのように進められるのでしょうかとお聞きしました。新座市は、須田市長のときから障がいがあってもなくてもともに暮らせるようなまちづくりをしましょうよと言って、条例も早くつくって進めてきたわけです。同時に障がい者の部分で大ざっぱに言うと、知的の分野と身体の分野と精神の分野と大ざっぱな分け方で3つのところが分けられていますけれども、国の施策そのものも精神のほうがおくれてスタートしたから、精神のほうが非常におくれているわけです。だけれども、働く労働の、精神の障がいがあったって働きたい人はたくさんいるわけで、そういう人たちに対してもきちんと場を提供する必要があるよと、国はそういう方向に流れていって、これはいいことだと思うのですけれども、そういう事態の中で障がい者のこういう問題を市はどう位置づけて平成30年度をやろうとしているのかということについてお聞きをいたします。  次は、公共交通の充実です。第二老人福祉センターの建てかえに合わせ、市内循環バスにいバスのルート変更等について、検討を進めてまいりますとあるが、どのようなスケジュールで検討していくのかということです。12月議会に工藤議員がスケジュール表を質問して出していただきました。大ざっぱな話は2段階というか、とりあえず第二老人福祉センターが完成する平成32年の、供用開始1月ですか、それに合わせてとりあえずの見直しをやる。全面的な見直しはちょっと1年おくらせてその後やるというのが今の中身だと思うのです。同時にそこで私が住んでいる石神については、西武バスが路線バス入れてくれないかというので、市長にも行っていただきましたし、私も直接所沢の西武本社に行ってきましたけれども、今はなかなか首縦に振らなくて、かわりににいバスのようなコミュニティバスを走らせたらどうですかと、それだったら西武バスは協力しますよというふうに言っている話なわけですけれども。いずれにしても地域要望も非常に高い話だし、市長も路線バスがどうしてもだめなら、コミュニティバス走らせるようにしますよという答弁しているわけですけれども、こういういろんなものが重なったスケジュールですよね。これをどんなふうに平成30年度、当然それに行くには庁内での検討も必要でしょうし、市民交えた検討になるのか、どういうふうに考えて平成30年度はやっていこうとしているのかお聞かせ願いたいと思います。  最後、12ページから13ページの行財政改革についてです。他市より進んだ市民サービスを見直して、後退させることを検討したことが過去にあった。これは市民サービスが、お金が大変だから見直ししますよというふうにやって、一昨年度、昨年度とやったけれども、一部手直しはされましたけれども、かなりの部分が市長頑張りますよと言って、18歳の子供の医療費も盛りますよと、いろんなもの盛りますよというふうに言ったわけです。ただ、心配なのはこのくだりが、市民サービスを安定して提供できるよう市政運営のあり方について検討してまいります。というのは、考えようによっては平成30年度はまたこのサービス後退の問題が出てくるということを示唆するような書き方なので、そういうことはやらないと思っているのですけれども、そういうことを含めたこれは話なのかどうかということをお聞きしたいと思います。  新座市のブランドイメージを上げると、シティプロモーションやりますよと盛んに言っているわけです。ブランドイメージが何が大きいのかと、共産党は市民アンケートを2年に1回ぐらいずつとっているのです。前は全部自前でやりましたけれども、今は政務活動費が使えるというふうになってから広聴費としてそれも使ったりしているのですけれども、たくさんの人たちからご返事をいただく。特に去年の秋行ったのは、従来は800から900くらいの範囲だったのですけれども、戻ってくるのが、今はもう1,500くらい戻ってくるというので、今までになくたくさん戻ってくるのですけれども、新座市に住んでどうでしたかと、住みやすいですかと、住みにくいですかというときが10年くらい前ですか、は結構住みにくいというのがすごく多かったのです。途中から徐々に変わり始めて、最近は住みやすいというのが結構多いのです。何がいいですかと聴くと、若い人の、例外なく書いてくるのが18歳、こども医療費の無料化です。非常によくなったと。お友達にもみんな、自分が自慢できるわという感じなのです。だから、シティプロモーションで何を発信するかということが一番問題なのです。新座市はどこがいいのか。だから、住んでもらいたいと言うときに、いや、お金が大変だから、いろいろ削りますよ、よその市並みに削りますよというふうにやっていったのでは、ブランドイメージなんかできないです。だから、大変なのだけれども、それをどうやっていいところを伸ばしながら、よその市よりはこんなところが進んでいますよということを発信するのがシティプロモーションなので、そこだけ、ただ制度上強化しますといっても、ブランドイメージがみんななかったら、全然いいと思わないので、ぜひそういうことも考えてしっかりやっていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 暫時休憩いたします。    休憩 午前11時54分    再開 午後 1時00分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、笠原議員のご質問に順次お答えを申し上げます。  1点目、子育てを応援するまちづくりの推進についてのご質問をいただきました。今後の保育園の施設整備の予定でございますけれども、平成30年4月に栗原地区に定員70名、石神地区に定員78名の認可保育園を開設する予定となっております。また、同じく栗原地区に定員15名の小規模保育施設を2か所、石神地区に定員19名の小規模保育施設を1施設、池田地区に定員7名の小規模保育施設を1か所開設する予定となっております。合計で204名の定員の拡大が図られることになります。しかしながら、待機児童の解消につきましては、引き続き継続して取り組んでいかなければならない課題であると考えておりますので、平成31年4月にも新たな保育施設が開設できるように取り組んでまいりたいと存じます。  2点目、第二の人生を楽しむまちづくりの推進についてのご質問をいただきました。新座市では市民一人一人が生き生きとした人生を過ごせるよう新たに学びたい、もう一度学び直したいという学びの機会といたしまして、市内3大学にご協力をいただきながら新座市民総合大学を開設しています。市政、健康面の観点から地域生活や地域の課題等に対応した学習の場を継続して提供するもので、自己実現や仲間づくりの一助として、あわせて学習の成果を還元できるような仕組みとなっております。平成29年度は2学部3学科を開講し、応募者の7割が60歳から70歳代という結果でございました。アンケートの結果を見ましても、内容の充実等高い評価をいただいております。修了生の方々には希望者をにいざの元気推進員などのサポーターとして委嘱し、市民総合大学で学んだ経験、知識を生かして、地域活動に還元していただきたいと思っております。さらに、身につけている知識や経験を生かす場として、新座市生涯学習ボランティアバンク事業がございます。音楽や文学、ダンスなどさまざまな分野においてご登録いただき、依頼者のご要望に応じまして、ご紹介する制度でございます。平成29年度は117名、団体も含みますけれども、の方にご登録をいただいております。90件近くの紹介が成立しているということでございます。このほかにも公民館等の事業によりまして、市民の皆様の学習、文化、スポーツの生涯学習活動を指導及び側面から支援することを継続的に進めてまいりたいと考えております。なお、公民館、コミュニティセンターの使用料につきましては、ほかの生涯学習施設、スポーツ施設、総合運動公園の公平化を図る目的で、平成17年7月から有料化とした経緯がございます。継続して活動しているサークルや団体の方には減免団体登録をしていただき、5割減免の使用料でご利用いただいております。新座市としましては、市民の皆様のニーズに応えながら継続的な学習機会の提供を図ることで、学習意欲を高めるとともに地域デビューにつなげていきたいと考えております。  続きまして、障がい者の福祉でございます。ご質問いただきました。障がい者福祉の推進につきましては、本市では平成17年3月に市の障がい者に対する基本的な支援の姿勢を示すため、共に暮らすための新座市障がい者基本条例を制定し、障がい者の自立や社会参加、ノーマライゼーションの理念を共有し、障がい者支援についての各種施策や事業を推進してまいりました。平成26年3月にはこの条例の一部を改正し、新たに地域社会における共生、コミュニケーション手段の確保、差別禁止と合理的な配慮を基本理念に規定するとともに、障がいによる誤解や偏見をなくし、理解を深める心のバリアフリーについても規定したものでございます。障がい者福祉の施策をまとめた基本計画でございますが、平成29年度をもって第4次新座市障がい者基本計画の計画期間が終了することから、現在平成30年度から平成35年度までの6年間を計画期間とした第5次基本計画の策定作業を進めているところでございます。  次に、精神障がい者への取り組み施策でございますが、日常生活の支援といたしましては、生活サポート事業や移動支援事業、また福祉タクシー利用券の交付、自動車燃料費、鉄道、バス利用料の補助を行う社会参加事業を実施しております。金銭面における補助といたしましては、精神障がい者保健福祉手帳の申請時における診断書料の補助、助成、通院医療費の助成や重度心身障がい者福祉手当の支給を行っているところでございます。  続いて、精神障がい者の雇用についてでございますが、障害者の雇用の促進等に関する法律において、身体障がい者と知的障がい者が対象となっておりましたけれども、精神障がい者の雇用促進を図ることを目的として、平成30年、ことしの4月から法定雇用率の算定に精神障がい者が新たに加えられることとなりました。埼玉県及び埼玉労働局におきましては、平成30年度から障がい者雇用ゼロ企業と本年4月以降に新たに法定雇用率の対象となった従業員が45.5人以上の企業を重点支援対象とし、事業者に対する法定雇用率の改定に伴う周知や、特に精神障がい者の雇用を積極的に働きかけることなどを目的とした訪問支援が新たに開始されます。本市におきましても企業の法定雇用率の達成に向けて、今後連携支援についての要請が求められた際には関係機関との連携を図り、積極的に取り組んでまいります。さらに、本市の障がい者就労支援センターにおきましては、引き続き障がい者の方が長くその企業に勤められるよう就労後におきましても障がい者の方と民間企業とのパイプ役として、障がいの種別に関係なく職場巡回や定着支援を実施することにより、継続した就労支援を行ってまいります。  続きまして、公共交通の充実についてのご質問でございます。第二老人福祉センターの建てかえに合わせたにいバスの今後のスケジュールについてでございますが、平成29年第4回定例会におきまして工藤薫議員、滝本恭雪議員から市内循環バスの見直しについてご質問をいただき、おおむねのスケジュールをお示ししたところでございます。今後のスケジュールといたしましては、まず平成30年度から庁内の検討委員会を開催し、にいバスのルートやダイヤの変更案を作成したいと考えており、平成30年10月ごろには地域公共交通会議を開催し、委員の皆様から変更案についてご意見をいただきたいと考えております。関東運輸局へ申請をしてから認可がおりるまで3か月程度の時間を要することを踏まえまして、平成31年夏ごろには変更の申請を行い、第二老人福祉センターの供用開始と合わせ、平成32年1月から変更後のルート及びダイヤで運行したいと考えております。  続きまして、行財政改革についてのご質問でございます。ご質問にありましたとおり、本市では平成27年度から平成28年度にかけて事務事業の総点検を行い、制度開始当時から状況が変化した事業や利用者が著しく少ない事業などを中心に厳しい財政状況を踏まえ、見直しを行いました。しかしながら、当時の検討におきましては、その厳しい財政状況の要因や社会情勢等を踏まえた今後の財政見通しについてのご説明が不足しており、事業の見直しに当たって、市民の皆様のご理解をいただくことが難しい状況でありました。そこで、平成30年度におきましては、改めて財政状況の分析を行い、今後の財政見通しを明らかにした上で、この見通しに基づき将来にわたって市民サービスを安定して供給、提供できるための事業の見直しや財源確保に向けた検討を行う必要があると考えております。事業の見直しに当たりましては、新たな財政見通しに基づく財政上の目標値を踏まえながら議員からのご指摘がありました新座市のブランドイメージの向上につきましても、念頭に置いて検討をしてまいります。その一方で今後の高齢化の動向や自治体における市民サービスの状況等も考慮するなど、総合的な視点で事業の取捨選択を行ってまいります。いずれにいたしましても、持続可能な市民サービスの提供を行うためには、財政の立て直しが必要となりますので、事業の見直しにつきましての検討に当たりましては、その趣旨を丁寧に説明し、ご理解をいただきながら進めてまいりたいと存じます。  以上、1回目のご答弁を申し上げました。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) さらっとしたご答弁で、最初の子育ての問題などは、先ほど私が市長にお見せしましたけれども、地方創生の総合戦略、これについての答弁もありませんでした。もう一度お聞きしますけれども、待機児童対策というのは、これは大事だというのは市長もおっしゃっているとおりなのですけれども、例えばこの4月に2園開園しますよというふうに言っているけれども、1園は去年開園する予定だったものがずっとおくれてことし、石神のですけれども、開園するという格好です。今までの計画と違って、先ほどの人への答弁はつくった、見直しの計画の、それをもとにして施策を講じるのだという話でしたけれども、見直しの数字が実態と乖離しているよというのはこの間議会でやって、前の計画と違うのは、前の計画って須田市長のときにつくった計画はもう建てなくてもいいよという数字だったけれども、そのとおり建てないという方針だったのが変更したわけです。今回は、数字は建てなくてもいい数字のままなのです、見直したけれども。だけれども、建てることは建てますよという、そういう数字なのだと、方針だと思うのです。  市長は、市長選挙のときにもこの待機児童問題は大きく取り上げて、待機児童ゼロというのが市長の選挙の、たしかスローガンでしたよね。しかし、現実に市長になって2年、今たたれましたけれども、待機児童はずっと右肩下がりに減っているのではなくて、逆にふえているでしょうというふうに私は思っているのですけれども、これはどういう認識ですか。私、だから前のときにも質問していましたけれども、1年間に1つつくればもう足りるというのではなくて、2つ、3つつくらないと間に合いませんよという話です。これは何も新座市に限らず、ほかのまちもそうですけれども、定員かなりふやしたつもりだったけれども、それでも本当に入れなくて困っていると。フルタイムで働いている人ももう入れないということだから、仕事をしたくてパートで働いている人でいうと、とてもではないけれども、可能性はないというぐらいの話だと思うのですけれども、それを市長が選挙のときのスローガン、待機児童ゼロというのはすごくいいことだと思うのです。そこに向けてやっていくにはどうなのかということです。  私すごく注目したのはこの3ページのところにスピード感を持って取り組むと言っているのです。このスピード感を持つというのをわざわざ入れた言葉でしょう。これ読んでいて、ここはいいなと思いました。スピード感を持って取り組むというふうに言っているのだから、平成30年度はどう取り組むのだよということを聞いているわけです。待機児童だけ聞いているわけではなくて、子育てするなら新座市へと、一時期須田市長は高らかに言ったではないですか。子育てするなら新座市へ、それはもう一番いいのは18歳までの医療費無料化というのはすごくよくわかるわけですけれども、それだけではなくて、出生率をふやしますよというふうに言って、1回目でわざわざ読んだけれども、読んだことについてのご答弁は全然ありませんでした。例えば第3子の学校給食の無料化と、こう言っているわけです。それから、ここで議論するわけではないのですけれども、国保の値上げの問題でいうと、富士見市は12月議会で一部分、6年間の話ではありませんけれども、一部分上げたのです。そのときに新しく出てきたのは第3子の無料化なわけです、国保について。これは、担当課と私たちとヒアリングのときやったときにそういうことは考えないのですかと言ったら、今のところ考えていませんという話でしたけれども、全体で私聞いているのは出生率上げるために子育て支援の施策を充実させると言っているのだから、少なくともわざわざここで書いた学校給食の第3子というのはもう2年も検討のままなのですから、やったらどうですか、どんなふうに考えているのですかということを市長にお聞きしたいのです。  待機児童についてもやっぱり来年、さっき別の人には1か2と言いましたよね。1園か2園というふうにおっしゃったと思うのですけれども、新増設。私は2園は必要だと思います。やっぱりここ数年間は2園ずつぐらいつくらないと、右方下がりに、一遍にゼロになるのは難しくてももうちょっと待ってください、あと1年たてば待機児童ゼロになりますよというふうになるようにするにはやっぱりふやさないと。今みたいに右肩上がりに依然としてふえているという、そういう数字だと、ゼロというふうに聞いたってむなしいではありませんか。何だと。ゼロと言いながら、どんどんふえているではないかという話になると思うので、この点で市長の決意をぜひお聞かせ願いたいと思います。  2つ目の質問の高齢者の学びの場や活躍の場なのですけれども、大学の話は悪くはないです。でも、市長、それだと目新しいといったら変ですけれども、わざわざ学びの場をつくるとか、活躍する場をつくるとかというふうに言って、平成30年度はここ目玉で頑張りますよと、須田市長とここが違ったプラスの部分ですよというのがないと、やっぱり物足りないのではないですか。さっき聞いていると、そういう点ではちょっと物足りないような気がするのです。それで、一つの施策としてなかなか何回言っても公民館の無料化というのは難しい、うんと言わないのですけれども、体育施設の軽減化とか、元気な70歳以上なら、65歳はないにしても、70歳になったら健康な人たちの年齢ではないけれども、人たちが施設利用するときにはちょっと使いやすくしますよとか、いろんなところにやっぱり考えながら施策を展開してもらいたいと思うのですけれども、そういう点はいかがなものでしょうか。  障がい者の問題ですけれども、雇用の問題をここでは聞いたわけです。全体として一緒に暮らしていけるような施策はやらなければいけないのはたくさんあるわけで、それはまた後の予算やいろんなところでお聞きしたいと思いますし、私も今度は厚生常任委員会なので、本会議では厚生問題聞けませんけれども、委員会ではいろいろ障がい者の人たちの話も聞こうと思っていますけれども、特にここでは雇用の話でお聞きしたいのですけれども、2つあって、多分回ってやっていただいていると思うのですけれども、新規開拓として担当課や支援センターが回りながら市内の企業に障がい者の皆さんの、今までは知的と身体だったけれども、今度精神のほうもこの数字の中に入れて法定雇用率を守ってもらいたいというので、ぜひおたくでも雇用してくださいよというのを県任せにしないで、市内の企業については、新座市が回るのではないかと思うのですけれども、さっきちょっとくだりがわからなかったのですけれども、求められたらというくだりがあって、これは自分たちが積極的にやるのかなと私思っていたら、県からなり、そういうところから求められたらやるのかというくだりがよくわからなかったのですけれども、新しく新規開拓をどんなふうにどんどんしていくのか。市外まで出ていけとは言いませんけれども、市内の企業の部分にそういう担当課や支援センターが回ってやっていくというのも大事な仕事ですし、それからさっき定着支援と言いましたけれども、定着して、せっかくお勤めになった方がいろいろ事情があって結局やめてしまうという方も多いから、そうではなくて、定着できるように支援していきますよというのはさっき言った定着支援ですよね。だから、そういう定着するような部分と、新規開拓と定着と、大きく分けると2つあると思うのですけれども、そういう部分について大ざっぱな話で結構ですから、新しい決意を持って障害者差別法ができたりして、そういう時代になっているから、その精神を積極的にとって頑張って市はやっていきますよという、そういうふうに考えていいのかなと思っているのですけれども、市長の決意をお聞かせください。  バスについては、スケジュール表も出てきたので、大ざっぱにはわかるのですけれども、私第二老人福祉センターはもう間違いなくスケジュールに合わせて新しいコースになるのだと思うのです。それに合わせて石神や堀ノ内地区の新しい路線というのは、この時期に考えられていくのか、それとももう一年後の全面見直しというところで市長は考えていこうと思っているのか。私は地域のいろんな点からいって、もうスケジュール表にも出ているように、ことしの9月以降東久留米も工事が終わって、それこそ東久留米駅まで真っすぐに行けるというコースになるので、第二老人福祉センターの見直しとあわせて、石神の堀ノ内地域の新規路線というのはぜひ見直していってもらいたいなと思っているのですけれども、市長の決意をお聞かせ願いたいと思います。  最後の行財政の改革なのですけれども、やるともやらないとも言わないような話で、財政状況を見てという話なのですけれども、私やっぱり何をブランドにして売っていくのかという話ですから、財政はもちろんいろんなことをやれば大変なことはわかるのですけれども、でも新座市の、特に若い世代の人たちは新座市に来てよと盛んに言うとしたら、いや、新座市は土地区画整理事業やって、あそこにもこんなお店ができましたとか、あそこに大きな輸送センターができましたから、新座市はいいまちですよということは余りないと思います。やっぱり市民が住んでいきたいまちというのは、こういう施策、子ども・子育て施策や住んでいると、こんなメリットがあるのだなと思うところのほうが多いので、私たち公共事業は悪いわけではないけれども、基盤整備も悪くはないけれども、そこにたくさんのお金を注ぎ込んだから、だから福祉施策はどこか見直さなければいけないというのは違うのではないですかというふうに思っているので、ここは質問というよりは市長によく考えてもらって、特に今回市長は新座市からの発信を強くしたいと意識しているわけです。発信するにはいいものがないと発信できないわけですから、何をいいものと見るか。100億円規模の土地区画整理事業2つやっていますから、新座市は住みよいまちですよというふうに言うのがアピール度が強いのか、いや、子育て支援策でいうと、こんなことをどんどんやっているから新座市のまちに来たら安心して子供が暮らしていけますよとか、教育の部分でいうと、こんなふうにお金もかけて、教員もふやして、学校施設もよくしているから、あなたのお子さんは育てやすいまちですよというのか、やっぱりそこはよく考えどころだと思うのです。ここは、サービス水準の低下が金の問題だけに捕らわれないでやってもらいたいなというふうに思います。これは要望しておきます。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 笠原議員の再度のご質問にお答え申し上げます。  まず、1点目、子育てに関してのお話でございました。質問でございました。実質待機児童ゼロを目指すというような私の公約に対して、まだまだ待機児童というのは減らないわけでございます。特にゼロ、1、2歳のお子さんをどうするかということだと思うのです。小規模児童保育施設も手挙げで15人以下でございますけれども、手を挙げていただいている。もう一つは保育園をつくっていくということなのですけれども、平成30年度に向けてどうするのだというようなお話だと思います。平成31年です。用地の部分、それともう一つ北部地区にないわけでありまして、北部のほうに今用地含めて具体的に進めております。中部から南部につけても土地が何とかできそう、手当てができそうかなというふうには思うのですけれども、まだちょっと具体的にそこらはできていないので、1か所から2か所というようなお話を先ほどの答弁ではさせていただいたわけでございます。当然ゼロ、1、2の対応ということで、小規模児童保育室の整備と、保育園の新設というのは必要不可欠なのかなというふうに思っております。これもしっかり図っていきたいと思います。  また、子育てのスピード感を持っての施策、その一つが第3子の給食の無償化というようなことで、地方創生総合戦略の中にはうたってしまったではなくて、うたわれているということでございまして、これは財政との兼ね合いもあるわけでございますので、引き続き検討させていただくということにとどめさせていただきたいと思います。  それから、高齢者の施策、大学だけではなくて、第二の人生をいろんな形で楽しみ、そしてまた健康で過ごし、また学習意欲もさらに高めていくということであれば、公民館は70歳以上の皆さんには無償化をするというのも一つの施策の方向ではないかという笠原議員のご提案でございますけれども、確かに財政が許せば、そういうことも非常に特色のある施策だと思います。福祉、教育の面は確かに新座市進んでいると私も自負するわけでございますけれども、そういう意味ではそういう部分もいい部分なのかなと思いますが、これも財政の関係もありますけれども、ちょっと検討はさせていただきたいなというふうに思います。今後の課題というふうに捉えさせていただきたいと思います。  それから、障がい者のご質問いただきました。新規開拓の部分については、現在も新座市内の、新座市の担当者、あるいは就労支援センターの職員が各企業に訪問してまいっておりまして、調査をさせていただいておりますし、相談されたらマッチングをするために努力させていただいております。そして、定着支援もせっかく就職して、なかなかやはり受け入れる先のいろんな事情もありますから、いろんな受け入れ先の悩みもありますし、そういうところのパイプ役としてしっかり定着を図るような支援も引き続きさせていただきたいと思います。とにかく数字を明確に平成30年4月から示されたわけでございますので、国の方針に従って市でもしっかり取り組んでまいりたいと思います。  それから、東久留米・志木線でございます。平成31年に公共交通システム検討委員会を経て、関東運輸局のほうに第二老人福祉センターへのにいバスのルート変更ということを申し入れるのですけれども、そのときに東久留米・志木線の部分でもというようなことだと思いますけれども、特にこれはことしじゅうに開通するわけですから、今のにいバスですと、東久留米駅に行かないと意味がないわけですから、ルート変更もさることながら、東久留米市との協議もしなければいけないと思います。西武バス株式会社が新規路線をつくっていただけるのが一番いいのですけれども、そういうことはできないということであれば、にいバスの検討もしたいと思います。公共交通システムの検討委員会でする前に庁内でしっかり検討させていただきと思います。  それから、最後に何をブランド化ということでございました。確かに新座市といえば18歳までの医療費の無料とか、がん検診が集団、個別ともに無償化というようなことは大変高い評価をいただいておりますし、教育施設、小・中学校の大規模改修含めまして、トイレも大変きれいだというようなことで、高い評価をいただいております。給食費の件は、まだそこまで財政の関係もありますけれども、そういう意味ではトータルでやはりブランド力というのは必要だと思いますので、十分私は認識しているわけでございますので、今後トータルでブランドイメージの、高品質化といいますか、イメージの高さを保ち、支援をしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) 3回目の質問をいたします。  最後に出てきた子育て支援の部分で、再三言うように第3子の無料化というのは、これはもう地方総合戦略の目玉の一つだと、具体的に。どうやって出生率上げていくかという話で、あのとき須田市長、覚えていますけれども、私たちの会派の部屋に来て、笠原さん、もう今度子育てしっかりやりますから、子育て支援しっかりやりますからって、今度出るものを見てくださいよというふうに誇らしげに来たのをすごく覚えていますけれども、踏み込んだなとは思いました。私たちは学校給食については、無償化は一遍にはいかなくても、月1,000円の補助をやったらどうかという、そういう提案していましたけれども、でも市長のほうから第3子の無料化検討しますよというふうに言ってきたのだから、決意はかたかったのだろうなというふうに思うのです。だから、財政力というのはいろいろあって、どう見るかというところなのですけれども、私たちは再三言っているけれども、新座市は財政力の指数でいくと、全国ある市町村の中で上位6分の1のところにいるわけです。和光市はそれより高くて、本当に20番から30番ぐらいの間にいつもいるわけです。そういうまちでも市長はいつもお金が足りない、お金が足りないと、こう言うわけです。私は、新座市は決して財政力の弱いまちだとは思っていないのです。今言ったように全国たくさんある中で上位6分の1でいるし、埼玉県内でといえば半分以上のもちろん高いところにあるし、問題はそのお金をどう使うかというところで、どう使って、どんなふうに市民に満足していただけるかという話だと思うのです。  その点でいろいろあったけれども、18歳までの医療費の無料化だとか、私たちもがん検診はそんなの無料化のほうがいいよと、1,000円出すよりはという、それの無料化だとか、基本健康診査の無料化だとかとこうやって、それが売りになって、すごく高く評価をされるようになったわけです。だから、再三言うように私区画整理事業がだめだと言っているのではないけれども、そこがたくさんやっているから、新座市はいいまちだねという人は余りいません、正直言って。だから、そこに100億円一遍につぎ込んでいくよりは、こういう制度をしっかり持続させて、そして市民の皆さんにやっぱり新座市来てよかったよねというふうに思ってもらうようにするには何がブランドかという、市長は全体で見てもらってというふうに言っているけれども、ちょっとここ数年は基盤整備のほうに力を入れ過ぎて、それで財政を非常に厳しくしているというのが現状ではないかなというふうに思うので、そこはスローダウンをして、やったものをやめるということはできませんから、スローダウンをして、福祉やそういう教育の施策について、やっぱりよく検討してもらうほうがいいと思います。教育の問題もここではしゃべれないので、でもずっと新座市の教育予算は減っているのは事実ですから、そういうところについてもしっかり見直しをしていただきたいなというふうに思います。施政方針の部分なので、細かい部分については、待機児童の問題はまたこの後一般質問でもやりますし、議論をずっと続けていきますけれども、ぜひお互いにやっぱり新座市をいいまちにしたいと私も思っていますので、金の使い方をよくよく考えてもらいたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、12番、笠原進議員の質問を終わります。  続きまして、7番、平野茂議員の質問を許可します。  7番、平野茂議員。    〔7番(平野 茂議員)登壇〕 ◆7番(平野茂議員) 7番、平野です。議長より発言の許可をいただきましたので、施政方針について質問させていただきます。  まず、1点目といたしまして、3ページ、ライン16、子供を安心して預けられる受け皿や、子育てをしていく上での不安を相談できる体制など、整理すべき課題は依然山積しておりますとあるが、どのような課題があり、課題解決に向けて、どのようなスケジュールで取り組むかを伺います。  2点目、5ページと13ページに入っております財政の健全化に向けた取り組み、財政状況について分析し、今後の見通しを明らかにするとあるが、具体的な方針と検討スケジュールについて伺います。  それから、3としまして、7ページ、にいざ ネクストアスリート プロジェクトの具体的な内容及びアスリート支援のための財源確保策について伺います。  4、10ページ、地下鉄12号線延伸について、都市高速鉄道12号線延伸促進協議会について、事業化に向けて検討が不足している項目を整理、事業主体のあり方など、協議会としての方向性を明確化とあるが、これらの具体的な内容及び今後の取り組み方針についてお伺いいたします。  1回目は以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、平野茂議員のご質問に順次お答えを申し上げます。  1点目、子供を安心して預けられる受け皿づくりについては、課題となっております待機児童対策として、平成30年4月1日に認可保育所2園と、小規模保育施設4園を開設し、認可定員204名を増員する予定となっております。現在平成30年度入所に向けた選考作業を行っている最中でありますが、まだ待機児童ゼロが達成できる状況にはなっておりません。今後につきましても引き続き待機児童対策に積極的に取り組む必要があると考えておりますので、平成31年4月の認可保育所の開所に向けた取り組みを進めてまいりたいと存じます。  核家族化による子育ての孤立化や出産の高齢化による育児と介護のダブルケアが大きな課題となっております。子育てをしていく上での不安を相談できる体制につきましては、これまで亀田議員、平松議員にご答弁させていただきました平成30年度一般会計予算において、市北部地域1か所に利用者支援事業(基本型)を整備するための予算を計上させていただきました。この利用者支援事業は、地域で子育てにかかわる情報提供や相談業務を行うとともに、そこで捉えられた課題やニーズを支援につなげたり、地域資源を掘り起こすための連携を中心とするものでございます。地域に根差した連携は、時間がかかるものでありますので、まだ実践中で新たな課題やニーズも発見されるものと考えております。このため、利用者支援事業(基本型)1か所で市全体をカバーすることはできません。先ほど申し上げましたとおり、将来は3か所をとりあえずは設置をしていきたいと思っております。  続きまして、財政健全化に向けた取り組み等のご質問でございます。社会保障関係経費や人件費などの経常的な経費を市税を初めとする経常的な収入で賄う余裕がなくなっており、財政調整基金の取り崩しや、土地の売り払いなどによる臨時的な収入に頼らざるを得ない状況が続いている状況でございます。近年の予算編成におきましても、市民生活に直結する社会保障関係経費を削減することはなかなか困難であります。同じ経常的経費の中でも道路や公共施設の維持補修に係る経費について、緊急性を考慮して一部事業の先送りをするなど厳しい取捨選択を行っている現状でございます。このような中、将来にわたって持続可能な市民サービスの提供が行えるよう、安定した財政運営を行うためには既存の事業の見直しや、さらなる財源確保に向けた検討を行うことなどの取り組みを進めていく必要があると考えております。そこで、平成30年度につきましては、第5次基本構想総合振興計画の計画期間でもある平成42年度までの財政見通しをまず作成した上で、改めて財政状況を分析し、財政上の数値を設定するなど、その目標に向けての歳入歳出の検討を行ってみたいと考えております。
     具体的な検討スケジュールでございますが、2025年問題なども視野に入れ、社会保障関係経費の将来見通しを中心に今後の財政見通しを作成するためのプロジェクトチームをこの2月に設置したところでございます。今後はこのプロジェクトチームによる分析や検討を踏まえ、平成30年度の早い時期に目標値を設定した上で平成32年度までを計画期間といたします第5次行財政改革大綱の見直し及び第4次基本計画の見直しに反映するとともに、10月の平成31年度予算編成方針に生かしていきたいと考えております。  3番目、にいざ ネクストアスリート プロジェクトのご質問でございます。亀田議員のご質問にご答弁させていただきました3月10日に開催を予定しておりますにいざネクストアスリート交流会を足がかりとして、若手アスリートの支援をスタートさせていただいたところでございます。この平成30年度に実施するネクストアスリートプロジェクトにつきましては、子供自身の可能性やスポーツの楽しさを知ってもらうことを目的に、主に小学校就学前の児童を対象としたスポーツ体験会スポーツ能力測定会の実施を計画しております。内容につきましては、体育協会とその加盟団体にご協力をいただき、1つの種目に限定せずに、同時に複数の種目を体験できる機会とし、まずはいろいろなスポーツになれ親しんで、その楽しさを知っていただこうというものでございます。また、体験会にあわせて文科省が定める幼児の運動能力調査要項に基づく測定項目から25メートル走、ボール投げ、立ち幅跳びといった主要なものを抽出し、発達段階に応じて客観的評価を行いながら自己の可能性を高めることにつながる機会としたいと思います。具体的な実施方法や体力測定とスポーツ体験会をどのように組み合わせていくか、体協と検討してまいりたいと思います。幼少期からのスポーツ体験が新座発のアスリートとして羽ばたくようなきっかけづくりをしたいと考えております。  次に、今後のアスリート支援のための財源確保でございます。青少年の健全育成を図ることを目的として設置された新座市青少年教育振興基金を積極的に活用してまいります。現在スポーツ活動の支援といたしましては、同基金を財源とし、小・中・高等学校の部活動やスポーツ団体が全国大会以上の各種大会へ出場する際に助成しているものですが、これを拡充し、新座発のアスリートを支援してまいりたいと考えております。本基金に関しましては、ふるさと納税による寄附が中心となっておりますが、支援拡充に当たっては十分な資金の確保が必要となるため、今後は広報、ホームページ、各イベントにおいても広く理解と協力を求めてまいりたいと考えております。拡充に関しましては、クラウドファンディングのことも活用したり、いわゆるファンドのプラットホーム化を自治体でまずすることも必要かなというふうには考えておりますので、今後の取り組みを図ってまいりたいと思います。  続きまして、地下鉄12号線のご質問でございます。これまでのご答弁で申し上げましたとおり12号線におきましては、平成30年度の主な取り組みとして答申で課題として示された事項を踏まえ、事業化へ向けてさらなる調査、検討が必要な項目を洗い出すための基礎調査を実施いたします。この基礎調査においては沿線の概況調査や導入空間の状況、延伸の意義や必要性、事業主体の考え方などについて課題整理を行うこととしております。平成31年度以降はこの調査結果を踏まえて、具体的な調査を実施することで、延伸実現に向けて構成市区間の認識の共有を図りながら協議会としての方向性を明確にし、取り組みを進めてまいりたいと考えております。いずれにしましても地下鉄12号線の延伸は本市の飛躍的な発展に資する非常に重要な事業でありますので、早期の延伸実現に向けて、今後も全力で取り組んでまいります。  以上、1回目のご答弁を申し上げました。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) ご答弁ありがとうございました。  まず、1点目ですけれども、市長のほうからいただきましたが、課題が山積しているという中の、全部お話しできるわけではありませんので、一部の部分だと思うのですが、私の年代、あるいはもう少し下の年代からでしょうか、ちょうど出産であり、育児であり、介護であるというところのそのダブルケアで困っている方が多いというお話をいただきました。本当私の周りでも最近そういう話が出てきまして、だんだん、だんだん年をとってきたのだなというふうに自分自身も最近感慨深く思うところではございます。これ1か所目を今とりあえず試験的に始めてということで、ほかの議員の方もお話ししていましたけれども、中央部、南部と3か所でしょうか、最終的にはやっていくと。理想として、変な話ですけれども、できるだけ多くのものがあったほうがいいのではないかなという点では、現実を踏まえると、今の段階では試験的にまず1つやって、その後3か所までふやして、それをちょっと圏域をもう少し狭いところまでの範囲にすると。例えば中学校区の圏域の6か所、先ほどの話だと今のところはちょっと3か所しか考えていないと。せっかく、夢と現実はちょっと違うとは思うのですが、目指していただければなと思うのですが、そのあたり考え方はどうかなと思いますので、もう一回お聞きします。  2点目の財政の件です。健全化に向けた取り組み等お話をいただきました。市のブランドイメージを向上させるために総合的に判断しながら社会保障費など、さまざまなものを今後見直していくのかなということを市長のほうからお話をいただいて、感じているところでございます。基本構想の話が出ましたけれども、当然前市長のやられたことを継承しながら進めていっていただいているというところと、新たな市長のカラーが出てき始めていることもあろうかと思うのですけれども、これ基本構想の見直しはいつ終わると言ったら変ですけれども、見直しを、今後期5か年計画のところですよね。でも、ちょっと内容がずれてきているようなイメージが私はあるのです、正直なところ。そこの見直しというのは図っていかないのかなというふうに思うのですけれども、そのあたりはいかがかなと思います。  あと、2月にプロジェクトチームを立ち上げて、今後の課題を抽出しながら次につなげていくということのお話でしたので、そのあたりはわかりました。  3点目なのですけれども、ネクストアスリートプロジェクトの件お聞きしました。体協と協力をしながらやっていくというところでお話を聞きました。最終的に幼児の年代ですとか、そういった子供たちに体験をさせたり、実際に測定をしたりということのお話だったのだと思います。最終的にこのネクストアスリートプロジェクトというのは、各個人が努力をして、アスリートになった人間たちを集めてアスリート教育をしようとしているのか。今回のお話だと、まだどういうお子さんたちなのかわからない草の根の裾野のお子さんたちをまずいろいろな体を動かすということを学んでもらったりとか、あるいはその中からスペシャリストの人間が今後出てくる可能性、小さな年代はきっと競技自体は絞るわけではなくて、3種目だとか、4種目だとかいろんな競技を県で小学生で何かやったのが、何とかプロジェクトって、教育長ありましたね、たしか。それがアーチェリーの経験をしたりとか、乗馬の経験をしたりとか、たしかいろいろ。私が教えている子供が、それでお世話になったお子さんがちょっと1人、今の高1でいたのですけれども、全然違う競技を経験したなんてこともあるのですけれども。今後のこの課題としてセレクトをしていかないのかというところをお聞きしたいなというのが1点。  それから、もう一点は青少年教育振興基金を活用する。それが変な話ですけれども、お金を集める手段としてはふるさと納税の活用、それからクラウドファンディングというお話も出ました。これあともう一点は、市長大変ご足労願って申しわけないのですけれども、最終的にはこれにプラスしていくのは市長の意気込みで、市長が先頭になっていろんな会社さんとか、個人の方とか、そういったところにも依頼をしていく以外は正直ないのかなというふうに思っております。そのあたりの考え方もいかがかなと思います。  それから、ふるさと納税の活用なのですけれども、済みません、ちょっと私最近見ていなかったのですけれども、もう既にこれはこういうのでアスリートプロジェクトを立ち上げるので、具体的にふるさと納税に活用させてもらいたいのでということでもう表示をされておるものなのでしょうかというところをお聞きします。  あとは、4点目の12号線です。ほかの方のご答弁でも東京都が6路線調査研究で入ると。ちょっと進み方として、平成30年は概況調査を行って、基礎調査を行うと。それに基づいて翌年どうしましょうかというのを3市1区ですか、そちらで協議会でご相談をいただくということなのですけれども、だと思うのです。この進め方として、市長変な話ですけれども、これ間に合うのかなという感じがするのですけれども、そのあたりのイメージは。進み方って、いきなり進んでいくものなのかなという気がするのですけれども、何かちょっとゆったりしているかなというイメージがあるのですけれども、そのあたりの考え方は大丈夫かどうかをちょっと伺いたいと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、平野議員の再質問に順次お答えを申し上げます。  まず、1点目のネウボラの件でございます。平成30年度に1か所つくりますけれども、とりあえず南部地区、中央部、そして北部ということで、3か所、それを何年度までにというような、まだスケジューリングはできていませんけれども、議員ご指摘のとおり中学校区6か所にはつくっていきたいというような、それは希望でございますけれども、やはり保健師さんとかケアマネジャー等々の人員配置をしていくことになるわけでございまして、そのセンター化するところをどこにするかとか、いろいろとあると思いますので、連携型でやっていますけれども、その拠点をつくるのかというような検討もする必要もあると思いますので、そういう意味では財政出動も当然必要でございますので、理想はそういうような形になりますけれども、スケジューリングとしては、まだちょっと1か所スタートしてからどのような対応になるか検討させていただきたいと思いますので、この場では具体的にはどうこうというスケジューリングはございませんので、よろしくお願いしたいと思います。  2点目の健全な財政というようなことで、今は第4次基本構想総合振興計画の後期5か年計画の最後の3年の位置づけであります。ことし、先ほど来申し上げておりましたとおり、財政の見通しについてプロジェクトチームを立ち上げて、今精査をしております。それを反映して平成31、32年度に、その方向性を反映をするということでございます。ことしさらに見直しをしているということでございます。  3点目のネクストアスリートプロジェクトでございますけれども、平野議員のご指摘ですと、どこにターゲットを絞っていくのか。草の根なのか、逸材を発掘をして、その方に特化していろいろとオリンピック選手に向けて育てていくというような、そういうような対応をしていくかというようなことだと思いますけれども、これ手始めにことしやるわけでございまして、そういう意味ではそういうすばらしい選手を見つけていくことも一つの作業だと思いますし、その方にどういうふうなかかわりを持ってやっていくかということも必要だと思いますので、また基金創設といってもしっかりそういうものが集まるかどうかも検討する必要があると思います。そういう意味で、ことしスタート元年でございますので、今後の対応についてもちょっと見ていきたいと思います。ファンディングにつきましては、市長のトップセールスで資金を集めろというようなお話でございますので、あらゆる企業にいたしましても、個人の方にしましてもこういう趣旨でぜひ賛同願いたいと。こういう話というのは平昌オリンピックみたいなときとか、オリンピックがあったり、いろんな何か一つのきっかけがあると、結構皆さん心が動くというか、そういうことが、場面が出てきますので、そういうときに私もしっかり頑張っていきたいと思います。カーリングの女子のチームも大変資金的に苦労されていたというようなことで、北見市挙げて支援して銅メダルとられたという、大変すばらしい事例もございますので、新座市発世界に挑戦できるようなすばらしいアスリートの人たちが一人でも多く育成できるような環境づくりをしていくということも新座市のブランディングの一つかなというふうに思いますので、しっかり取り組ませていただきたいと思います。  12号線でございますけれども、今後の進め方でございます。東京都の6路線の検討、どのようにされていくかということも注視する必要がございますけれども、これ2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けての取り組みも大きく左右するのかなというふうに思います。1つが田町駅と品川駅の間に新駅を、JR山手線の新駅をつくって、そこがリニアモーターカーの東京の始発駅になるみたいですね。そこから新東京国際空港であります羽田空港に地下鉄が1本、恐らくオリンピック以降に開通になりますけれども、それが主力でございます。それが1本目、もう一つは、蒲蒲線というやつです。JR蒲田駅と京急蒲田駅を結んで、いわゆる北部地区からの地下鉄、あるいは私鉄のアクセスをよくして、羽田空港につなげていくということであります。これは要するに外国人観光客がいっぱい羽田空港に来るわけで、それの受け皿づくりということもあるでしょう。あとは、豊洲駅と住吉駅です。江東区、墨田区にありますその路線を結成するというものが3点。これもオリンピック、あるいはインバウンドに向けた東京都の考え方だと思います。4番目が12号線であります。5番目、6番目が立川を起点とするモノレールです。南北のモノレールが1本ずつということで、6路線についての事業の検証ということであります。平成30年度になりまして、東京都のほうもいろいろと具体的に出てくると思いますので、それに呼応しながらとりあえず12号線につきましては、1区3市でその課題の整理をさせていただいて、東京都の状況も見ながら今後は平成31年度に向けてしっかり進めていきたいというふうに思っております。  以上でございます。  失礼しました。1点答弁漏れでございます。ネクストアスリートプロジェクトのファンドでございますけれども、ふるさと納税もそれに活用しているかということでございますが、まだ表示はしておりませんので、ふるさと納税にこういう項目があるということはまだ明示しておりません。早急にしたいと思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) ありがとうございました。  1点目の子育てに関することに関してはわかりました。市長が掲げたことを推し進めていただければなと思います。  2点目の財政健全化についてもわかりました。今のうちのまちの状況ですと、先を見越してというのはなかなかちょっと難しいのかなというところはあるのですが、他の方の一般質問の中でも出てはおりましたけれども、2年たったらまた3年後、4年後のことが変わってしまうということはもうあり得ると私は思ってはいるのですけれども、ただいずれにしてもことし1年どうなるのだろうということだけを考えて、何かをやっていくというわけにはいかないというふうに思いますので、しっかりと変更することがあったとしても、予定を立てていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。  ネクストアスリートプロジェクトの件ですが、特にすごく全体が固まっているわけではないのだなというイメージは持ちました。今後いろんな形でスポーツを広めていく、それから生涯学習につなげていくということも視野に入れながらやっていくことなのかなというふうに感じました。  市長、もう一点ちょっとお聞きしたいのが、多分こういう体の構造であったり、体を動かすとか、アスリートの基本原則とか、きっとそういうことって今多分、私ちょっとほかはわからないのですけれども、立教大学にスポーツウエルネス学科があるのですけれども、そちらの先生方、私は安松教授なんかはちょっと前にお話を、相談させていただいたことがあったのです。やっぱりスポーツと頭の構造というのはすごくつながっているというか、大切な部分があるというお話をちょっと受けながら、先生に一度相談させていただいたのは、やっぱりそういうデータをとって、データに基づいて何人か、例えば30人の人間でもいいと思うのですけれども、その人間が本当に幼児の年代だと3か月、6か月、多分3か月置きぐらいでも、1か月置きぐらいでも多分変化がすごく出るのだと思うのです。そういう何かデータを活用するというか、多分大学側もそういう調査研究をしたりとかという考え方も全くないとは思いませんので、そういったどこかのすばらしい研究機関にお金をかけてというのも一つですけれども、たまたまうちには3大学ございますので、その中でそういう食に関することなんかは多分十文字学園女子大学なんかが熱心にやられていると思いますし、そういったことを組み合わせながら、やっぱりアスリートをつくるというのは、きっと食からすごくしつこくやっぱり言われておりますので、そういったことも検討していくことが大切なのではないかなと思うのですけれども、そのあたり市長の見解をお伺いいたします。  12号線の件はわかりました。なかなか意思だけのことではない部分も多々ありますので、かといってゆったりとというわけにもいかないのかなと。進むときはきっと一気に進んでしまうのかなというイメージが私ちょっと持っているので、できる限り準備を早めていければなというふうに思いますので、他市区町村がありますので、うちだけのことではございませんので、市長が先頭に立って引っ張っていただければなというふうに思いますので、こちらは要望させていただきます。  ネクストアスリートプロジェクトの件だけご答弁をお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 平野議員のご質問にお答え申し上げます。  ネクストアスリートプロジェクトで、今平野議員ご指摘いただきましたとおり、本当に立教大学にはスポーツウエルネス学科がございます。専門的な先生方の集団でございますし、また、十文字学園女子大学には食物栄養学科というのが大学院までございますし、専門でそういうような食に関する教授、先生方は豊富でございますし、そういう意味では跡見女子学園も含めまして、大学の専門的な知見を利用することは当然でありますし、それをつなげて活用して何かをつくっていくというのは今後特に幼児の時代からいろんなデータをとりながら、例えばこの子は大変能力が高いねという話であれば、専門的に家庭というか、ご家族と相談しながらいろんな実験といいますか、検証をしていく必要がおもしろいなというふうに思いました。今後の特に課題といたしまして、新座市発のすばらしい選手をつくっていくということも必要なのかなというふうに思います。今のオリンピックの世界に出る選手は、幼児期に本当にすばらしい能力を発揮して、ずっと専門の教授とか、先生に添って鍛えられて、その道をたどっているというのは、世界各国同じような流れでございますので、メダルをとるのがいいというわけではないのですけれども、一つの試みとして、しっかり今後とも進めていきたいというふうに思います。ご提案ありがとうございました。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、7番、平野茂議員の質問を終わります。  続いて、2番、助川昇議員の質問を許可します。  2番、助川昇議員。    〔2番(助川 昇議員)登壇〕 ◆2番(助川昇議員) 2番、助川昇です。議長に発言の許可をいただきましたので、市長施政方針について質問をいたします。  まず1点目の質問です。シティプロモーション推進とあるが、今後のスケジュール、詳細な内容について伺います。こちらの質問なのですけれども、先ほど亀田議員、また平松議員のほうから似たような質問があったのですが、再度こちらに関しては質問させていただきます。  続きまして、2点目の質問です。11ページ、町内会へのよりよい効果的な加入促進策について広く検討とあるが、現段階で考えられる具体的な方策や目標について伺います。こちらにつきましても、先ほど具体的な方策については亀田議員のほうの答弁の中に多少含まれていたのかなと思っております。ただ、目標について、こちらのほうにはまだ全然ご答弁はなかったと思いますので、こちらの答弁をよろしくお願いいたします。  3点目。12ページ、新庁舎建設事業の第2期工事において、本市の顔として利便性が高く、訪れやすい空間づくりを進めるとあるが、前面道路の平林寺側の歩道整備を早期に実施し、新庁舎整備と一体的に進めていく考えはないか伺います。こちらの前面道路、平林寺大門通りの歩道の整備という話なのですが、利便性が高く訪れやすい空間づくりといったことで、訪れやすくするためにはバス通りである平林寺大門通り、こちらの整備も絶対的に必要なのかなと思っておりますので、こちらのほう答弁よろしくお願いいたします。  続きまして、4点目です。13ページ、5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)運動の徹底、2Kの視点について、改善、改革の視点について、具体的な取り組みと効果について市長の考えをお伺いいたします。  以上で1回目の質問終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、助川議員のご質問に順次お答えを申し上げます。  1点目、シティプロモーションのスケジューリングはどうなっているかということでございます。ご答弁申し上げます。  本市は、武蔵野の面影を残す豊かな自然と平林寺や野火止用水などの歴史的文化遺産を有しており、また市内農産物や新座ブランド認定品を初めとする特産品など、市内外に積極的に発信すべき魅力にあふれております。また、2020年に開催される東京オリンピックパラリンピック競技大会において、本市に所在する陸上自衛隊朝霞訓練場が射撃競技の会場となりますし、本市がブラジル連邦共和国のオリンピック選手団の事前キャンプ地に決定するなど、本市の魅力を市内外に広め、来訪者や定住者の増加につなげることのできる絶好の機会を迎えております。これらを踏まえまして、市では市内のみならず国内外に向けた本市の魅力の発信力を強化することで、住んでみたい、ずっと住み続けたいと思っていただける快適みらい都市実現を目標に、例えば映画、ドラマ、CMのロケーション撮影を誘致、支援するフィルムコミッションの設立に向けた検討を行うなど、市の知名度を向上させるとともに、本市ならではの地域資源を最大限に生かした独自のコンセプトを掲げ、効果的に発信するための方向性と主要な施策をまとめたシティプロモーション方針を策定してまいりたいと考えております。方針策定に向けては、まず本年1月、本市内外に本市を強く印象づけるようなキャッチコピー、新たな施策や事業に関するアイデア等を職員から募集いたしました。また、さまざまな見地から意見を聴取するため、学識経験者、事業者、団体、公募市民等で構成するシティプロモーション推進懇話会を立ち上げ、2月23日には第1回会議を開催いたしました。今後のスケジューリングといたしましては、懇話会を適宜開催するとともに、市の副部長級職員で構成する庁内検討委員会を組織し、職員からのアイデアや懇話会での意見をもとに方針案について検討を行ってまいります。  なお、平成30年度当初予算において、市の現状分析や方針案の作成等に係る業務委託料を提案させていただいております。委託業務の支援を受けながら、おおむね10月末には懇話会や庁内検討委員会の意見を集約した方針案を作成し、年内に市議会議員の皆様、市民の皆様にご意見をいただき、これらを踏まえた方針を平成30年度中に策定する予定でございます。策定後は本方針に基づき、「住んでみたい ずっと住み続けたい 魅力ある快適みらい都市」の実現に向けて、各施策を推進してまいりたいと存じますのでご理解、ご協力を賜りたいと存じます。  2点目、町内会へのよりよい効果的な加入促進についてのご質問をいただきました。先ほど亀田議員のご質問にもご答弁させていただきました。本市の町内会の加入率は最新のデータでは63.5%と、近隣市に比べると高い加入率ではありますが、近年減少傾向にあり、市としても大きな課題であると認識しております。低下の原因ですが、町内会がどのような活動を行っているかわからない、加入のメリットがないといった状況に対応するため、本年度は加入促進の事業に加え、町内会の活動をわかりやすく伝えるガイドブックの作成や、活動事例の紹介をしていきたいと思います。現在町内会との連携を図る中で、町内会からさまざまな課題につきまして伺っております。今後もご意見を伺いながら、町内会へのサポート体制をより一層強化していくとともに、加入率低下を食いとめるため、加入促進及び退会の防止により効果的な方策を実施できるよう努めてまいりたいと存じます。  3点目、新庁舎の第2期工事のご質問をいただきました。平林寺大門通りの平林寺側への早期の歩道整備の考えはないかということでございます。平林寺大門通り市道第41―01号線につきましては、市役所から平林寺前交差点、陣屋通りとの交差点につきまして、市役所側への片側歩道が整備されている状況であり、平成26、27年度には平林寺で実施した半僧門の改修工事に合わせまして、平林寺総門から平林寺前交差点を経て、平林寺南門先まで約180メートルの区間に3メートルの散策路整備を実施したところであります。平林寺大門通りにつきましては、市の幹線道路でもあることから交通量も多く、また平林寺などを訪れる観光客も年々増加していることから、歩行者の安全確保のみならず、新座市らしさを生かした魅力あるまちづくりの観点からも平林寺側への歩道整備の重要性を高く感じております。しかしながら、歩道整備の実施に当たっては平林寺側への拡幅が必要であり、平林寺様のご理解とご協力が不可欠となってまいります。さらに、ご承知のとおり平林寺境内林につきましては、平林寺近郊緑地特別保全地区に指定されており、文化財保護法に基づき、国指定天然記念物に指定されていることや平林寺大門通りと並行して流れる県指定史跡の野火止用水平林寺堀が存在していることから、これらの現状変更を行う場合においては、文化庁や埼玉県の教育委員会との協議や許可が必要となってまいります。また、当該路線上には幅員16メートルの都市計画決定された東久留米・志木線の計画路線が存在しているから、この計画路線との整合を考慮していく必要もあります。このように事業着手に当たっては、関係機関とのさまざまな協議や許認可が必要となり、相当の時間を要することになります。平成31年の夏ごろに完成予定の新庁舎整備と一体的な整備はちょっと困難と考えております。平林寺周辺の整備につきましては、現在陣屋通り市道第42―01号線の伊豆殿橋から平林寺黒門先までの散策道整備を3か年で実施していくこととして準備をしているところであります。これらの事業と並行して、今後もこもれび通り、市道第41―18号線沿いや平林寺大門通りの散策道につきましても順次整備計画を検討し、関係機関との協議、調整を踏まえ事業化の検討を行ってまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  続きまして、5S2Kのご質問でございます。初めに整理、整頓、清掃、清潔、しつけ、この5つのSでございますが、業務の効率化を図り、生産性の高い組織を目指すには欠かせないものであると考えております。現在職員への意識づけのため、毎週月曜日の朝、職員が使用しているノートパソコンに5S2Kを呼びかけるポップアップが表示されるように設定しております。今後の取り組みといたしましては、現状を把握するための5Sチェックリストの導入や各所属において5Sを確認する時間の設定など、推進運動の展開をしてまいりたいと考えております。  また、2K、改革、改善でございますが、職員一人一人の気づきによる改善、提案が重要であると考えております。そして、小さな改善の積み重ねにより大きな改革が実現するものであると考えております。昨年度仕事内容の見直しについて調査を実施したところ、600件を超える提案がございました。このように職員一人一人が多くの改善策を持っておりますので、引き続き改善の提案をしやすい環境づくりを進め、大きな改革につなげていきたいと思います。  町内会の加入率の目標はというようなこともご質問いただきました。新座市の地方創生総合戦略の数値は、平成31年に75%目標とあります。現在が64.9%でございますので、具体的な数字につきましては、目標値が75%ですけれども、来年が75%にはちょっとなりませんので、現状の64.9%を少しでも上方修正をしていきたいと、そんな目標でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) それでは、再質問させていただきます。  まず、シティプロモーションのほうから再質問させていただきます。こちらのほうですが、いろいろなブランディングをしていこうといったお話を市長のほうから、先ほども平松議員のときも、亀田議員のときも、笠原議員のときも高校までの医療無償化だとか、がん検診の無償化、こういったことが特色なのだよと、こういったことでシティプロモーションやっていったらどうかというお話もありましたけれども、私いろいろ話を聞いている中で、どうしてもこの施政方針の3ページの、私2ページのほうのブランディングを担う専門部署としてシティプロモーション課を設置したといった、この文言の後がすごく気になっているのですけれども、新座らしさを生かしたまちづくりをさらに推進するものとして、本市ならではの地域資源を掘り起こすとともに、魅力を広く発信、浸透させることに努め、本市のブランドイメージの向上を目指してまいりますといったところがあります。ただ、ブランドイメージって、私ずっとやはりここにいる方々はほとんどずっと新座市にゆかりがあって住んでいる方が多いと思うのですけれども、新座市のブランドって一体何なのといったときの、そのしっかりとした柱といったものがなかなかぼんやりとしてしまっているのかなといったところがあります。そういったところなのですけれども、市長のビジョンの中でこういったものを大きな柱、1本の柱なのか、2本の柱なのか、3本かわかりませんけれども、大きな柱はこういったところなのだよというビジョンがあれば、お聞かせを願いたいと思います。  続きまして、町内会加入促進策のところ、亀田議員からの話もありまして、町内会加入率、近隣の加入率の中ではすごく高い部類に入るのです。それはすごく近隣都市で高い町内会加入率が誇れるところだと思いますし、非常に高く評価をしているところではございますが、ただ近年平成28年1月1日には67%あった町内会加入率が平成29年には64.9%、そして平成30年の1月1日には63.5%、減少傾向にあるわけなのです。ただ、都市化が進んできている中で、この町内会の加入率を維持できているというのは、すごく評価をすべきところだと思っていて、ただ先ほど目標のところでお聞きした75%、平成31年が75%、ここを目指していって、ようやく現状維持がやっとなのかなというところがあります。その改善策として、なかなか町内会に入ってもらえないというのがメリットがないだとか、あとは何をしているのかわからない、あとは役員をやるのが大変だとか、そういったお声があってなかなか入ってもらえないよねというところがあると思うのですけれども、ただそこの改善に向けて市もしっかり取り組みをしていくという準備ができていて、ガイドブック作成であったり、ホームページへ周知をしたりですとか、あとは加入してもらったときの加入品の配布、あとは退会の防止策といったものを講じるといった話がございました。こういったことをしっかりとやっていただいて、今後も町内会加入促進に向けて邁進をしていっていただけたらと思います。こちらに関してはわかりました。  続きまして、新庁舎第2期工事についてでございます。こちら新庁舎の第2期工事をする中で、空間整備、新庁舎を利便性高く、訪れやすく使っていただけるように空間づくりを、その中で訪れやすい新庁舎をつくっていくということで、やはり前面、平林寺大門通りの歩道の整備も必要なのかなというところでお話を申し上げたところですが、なかなか答弁の中では難しいといったお話だったと思います。その理由としては、緑地保全地区であったり、平林寺境内の中が天然記念物があって、いろいろ協議をしていかないとなかなか難しいのだよ。ただ、今年度なかなか難しいという状況ではありましても、行く行くその平林寺の周りと、この新庁舎、市役所周辺というのは一体的に市民の皆様、市外から来る皆様も使っていかれる場所だと思いますので、粘り強く交渉をしていただいて、相手のあることなので、ここは強くはなかなか言えないのですが、しっかりと取り組んでいっていただけたらと思います。  最後です。5S2Kに関しての質問です。5Sに関して、整理、整頓、清掃、清潔、しつけといったところで、ここが最後の13ページ目の結びにというところに、市長が最後に述べているところなのですけれども、凡事徹底という言葉が結びにの下5行あたりですか、五、六行あたりにありますよね。これというのは、私、母校新座中学校なのですけれども、こちらに行ったときにもしっかりと凡事徹底といった張り紙がしてありまして、学校の標語のような形でやっております。少し調べたところ、その凡事徹底というのは、当たり前のことを当たり前にやるのだよという話でした。また別の辞書、インターネットですけれども、こちらのほうで調べたら、平凡を非凡に努め上げることだといったこともあります。市職員の皆様、常日ごろ業務が多様化してまいりまして、すごく忙しく繁雑化している中で、当たり前のことを当たり前のようにできなくなってきてしまう、それがまたクレームになってきたりとかしてしまうと思いますので、こちらのほうは毎週月曜日にパソコンに朝ポップアップですか、をしていらっしゃるといったことで、こういったことも具体的な取り組みとしているということで、こちらのほうは職員の皆様の頭の中にはしっかりと入っているのかなと思っております。こちらのほうは徹底していっていただけたらと思います。  それとあと、改革、改善、2Kのほうです。こちらのほうに関しては、問題意識を持って、その後、凡事徹底の後に、常に問題意識を持って工夫して業務に取り組むことというのがあります。こちらが改革なのかなと思っています。こういったふうに問題意識を持ってもらって、改革をしていくといったことも非常に大事だと思っておりますし、その改善についてもこういったことの積み重ねによって改善がされていくといったお話、先ほど市長にもありました。なので、ここはもうしっかりと毎週ポップアップを送信していただいて、職員の皆様にも市民サービス向上に向けて頑張っていただけたらと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、助川議員の再質問にお答え申し上げます。  1点目のブランドイメージで市長が持っている新座市のブランド、そのビジョンは何かというようなご質問でございます。大変これを探すのが難しいわけでございまして、新座市といえば例えば平林寺様ですとか、野火止用水ですとか、あるいは雑木林というのがあると思います。それが観光資源になるかどうかというのはまた別な話でありまして、それをどうするか、物はそうですよね。事柄もいろいろ映画の撮影地になって、そういう映画のまち、新座みたいなこともいいのかなというふうに思います。また、食べ物ですよね。食べ物の戦略、例えば宇都宮市なんか行きますと、ギョーザのまち宇都宮、カクテルのまち宇都宮等々、あれも戦略的につくったものだと思います。ブランドイメージというのは、企業でいえばコーポレートアイデンティティーとか、いわゆる商品戦略というのあるわけです。ですから、私もトヨタにずっといまして、そのときに企業の商品開発というのは物すごく、やはり自社をどうやって発展させるかということで、物すごく研究、検討をするわけで、まさにいわゆる企業戦略にとって大切な一番の心臓部であります。ですから、1980年代後半になりますと、日本の車というのはボクシータイプで、前にボンネットがあって、後ろにトランクがあって、こういうボクシータイプの車だったのですけれども、1990年の初頭にはワンボックスカーが出たわけです。そんなものというのは国内の2%も満たないような市場だったのです。それがホンダのオデッセイが出て、そしてまたトヨタのエスティマが出て、等々が出て、どんどん、どんどんワンボックスカー化して、こんなもの乗れるわけないよと思ったにもかかわらず、大変乗用車の感覚でファミリーの方が多く乗れるというような、それでいわゆる視高も高い部分で、目線も高い部分で車が走るというようなことで、もう今はそれが主流になっているというようなことで、そういう何かのきっかけで大きく世の中も変わる、そしてイメージも変わっていくということは大変重要だと思います。ですから、そのマーケティングのイロハのイですけれども、それをどういうふうに持っていくかということも必要ですけれども、それは私業でございますので、何といっても地方自治体というのは法律に守られたものでありますので、自由度というのは大変制限されている中でのブランドイメージの向上というようなことでございますので、どうか議員の皆様からも斬新な提案も受け付けておりますので、取り入れながらしっかりオール新座、市民でつくり上げていくのが一番私はいいことかなというふうにも思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) ご答弁ありがとうございました。  シティプロモーションで、ブランディングの部分でどういったものを柱にしていいのかといったお話を伺いました。その中で地方自治体というのは非常に選択肢の幅が民間と比べては狭いのかなというお話だったと思います。そういった中でもやはり何かのきっかけがあれば、それが今だったら例えばSNSがあったり、その中でインスタグラムというのがあって、若者の中でこういったものが火がついて、一気に新座市が有名になったとか、そういった事柄も今後起きないとは言えないことであると私は思っています。どういったことがきっかけとしてこの新座市のブランドというものができ上がっていくかというのは、今後先の課題としてといった話になるとは思いますが、ここに向けていろいろアンテナを高く張って、市長のほうでアンテナを高く張って、しっかりとしたブランドづくりの一端を発送を持って考えて進めていっていただけたらと思います。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、2番、助川昇議員の質問を終わります。  以上で通告による質問は終わりました。  暫時休憩をいたします。    休憩 午後 2時33分    再開 午後 2時51分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質問ありませんか。  15番、木村俊彦議員。    〔15番(木村俊彦議員)登壇〕 ◆15番(木村俊彦議員) 15番、木村です。施政方針について1点だけ質問させていただきます。  8ページにコミュニティ・スクールについて新たに16校加えて市内全ての小・中学校をコミュニティ・スクールとするというふうに記述されていますが、コミュニティ・スクールに関しては、今まで教育長には質問させていただいたことありますけれども、市長が学校施設というものをどういうふうに今後考えていかれるのかというお話を伺いたいと思います。ここには地域ぐるみで学校教育を支援するためというふうになっていますけれども、コミュニティ・スクールだけではなくて、学校応援団に関しても地域が学校を支えていくという、そういうことはあったと思います。今学校施設というのはやっぱり地域の中ではかなり大事な施設だというふうに思うのです。防災の中でも避難所にもなっているし、そういう意味では一番身近な地域にある施設としての学校の意味というのがあると思うのですけれども、ただ実際には私もそうですけれども、子供が学校行っている間は結構頻繁に行くのですけれども、卒業してしまうと何か地域の中では一番遠い施設になってしまうのです。もう少し今後やっぱりコミュニティというのは福祉の領域でも防災の領域でも、あっちでもこっちでもコミュニティと言われていますので、そういう意味では教育と福祉、防災等々がうまくつながって動いていかなければいけない時代になっていくと思いますが、地域の中にある学校施設というのをどういうふうに福祉、教育、防災が連携した形で使っていけるかというのを教育長ではなくて、市長の立場で一度お話を伺いたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 木村議員のご質問にご答弁申し上げます。  コミュニティ・スクールを市長の立場でどう考えるかということでございますけれども、平成30年度に小学校17校、中学校6校、23校に全てコミュニティ・スクールが設置をされるというようなことでございます。基本的にはコミュニティ・スクールは地域に開かれた学校ということで、学校経営に地域の皆様が参与をするというようなことでございます。学校施設は、みんなのものだと。公の施設で管理が教育委員会の方、校長がされるわけですけれども、さまざまな団体の方も入っていただいて、学校経営を地域の人とともにやるというようなことで、今後とも日本の国はこのコミュニティ・スクールが新座市がもう最先端でございます。新座市の教育の一つの大きな特色だと思います。本当に全国に誇れるコミュニティ・スクールの制度を導入したわけでございます。これは、今議員ご指摘のとおりお子さんがいるときは学校には頻繁に行くのだけれども、卒業したら全く行かなくなると、そういうことなのですけれども、その地域の人がいろんな形で学校との連携も昔に比べるとかなりふえました。また、防災の活動、あるいは町会のいろいろな行事でも学校との連携が常日ごろ図られているわけでございまして、そういう意味では各地域の拠点になりますので、今後ともコミュニティ・スクールという場を通じながら、より一層教育部局と市民の皆様との連携が深まっていくということは間違いないなというふうに思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 15番、木村俊彦議員。 ◆15番(木村俊彦議員) ありがとうございます。学校施設を使っていくということに関しては、学校というのは地域のみんなのものだという、その使い方に関しても、いろいろ運営会議等々で話をしていければいいというふうに思います。ずっと地域福祉をやってきて感じるのは、地域福祉の主役というのが高齢者なのです、やっぱり。若い人たちと一緒に動かないと、その先がなかなかつながらないなという思いはあって、そうするとやっぱり中学を卒業すると、若い人たちもうみんなばらばらになってしまうので、何とか中学の間に若い子たちが、中学生が地域とかかわりを持って、そのままつながっていくという仕組みが本当は必要だというふうに思っているのですけれども、そういう意味では学校と中学、小学校もそうですけれども、地域とどうつながっていくのかというのがとても大きな問題で、PTAはあるのですけれども、なかなか地域という動きとはちょっとまた別ですので、そういうあたりで具体的な何かつながるための市長としての何かイメージというか、そういうものはあるでしょうか。例えば防災、避難所訓練みたいの私たちもやっていますが、学校施設を使っていくということをもっと頻繁にやっていけるといいなと思うのですが、学校の先生たちとつながるというのがとても難しいのです。勤務の問題もあって、ただでさえ忙しい中でなかなか引っ張り出せないという問題もある。本当はもうちょっと一緒にやったほうがいいと思っているのですけれども、なかなかそういう難しさもあるのですが、教育長の立場はやっぱり教職員のそういう労働に関してのことも考えなければいけない立場だと思いますが、市長として学校の教員と地域が一緒に動いていくということについての何か思いはありますでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 学校の教員と地域の人のつながり、地域の行事ですと、やはり学校の管理者であります校長先生ですとか、教頭先生ですとか、主任の先生方が来て地域の方と接するということで、普通の先生方は、特に行事が土日に集中しますので、そうしますと皆さん休暇を、休日ですから、いらっしゃらないので、その方たち出勤をして、地域の人とさらに深くかかわれということも、そういうご趣旨だとは思いますけれども、今後コミュニティ・スクールの中で先生方との連携をどう図っていくかということは議題にはなると思いますので、そちらのほうの議論に委ねたいかなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 15番、木村俊彦議員。 ◆15番(木村俊彦議員) ありがとうございます。  具体的に始まっていったら、北部のほうはまだ余りコミュニティ・スクールという取り組みが少ないですので、なかなかイメージが湧かないということもあるのですが、始まっていったらまたぜひいろんな意見を上げていきたいというふうに私たち思いますので、教育部局との連携をぜひよろしくお願いいたします。  終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、15番、木村俊彦議員の質問を終わります。  ほかに質問ありませんか。
     14番、高邑朋矢議員。    〔14番(高邑朋矢議員)登壇〕 ◆14番(高邑朋矢議員) 14番、高邑です。何点か質問します。  最初4ページです。下から6行の本市の財政状況でありますが、平成28年度決算における経常収支比率が95.2%と3年連続で95%を超える状況となっております。この数値は県内自治体の中で非常に高いものであり、最後、経常的な経費を賄う余裕がなくなってきている状況をあらわしておりますと。ちょっと人ごとみたいに書いてあるのですけれども、この経常収支比率が95%連続超えた要因は何だと、市長まず考えていますでしょうか。  それから、5ページです。2行目です。市の業務量が増加傾向にある中、職員定数適正化計画を見直すとともにと書いてありますが、これは職員数が不足をしていたと、過去不足していたのだということを認めたということでよろしいでしょうか。  それから、そのページの5行目ですか、市税につきましては、これらを補うだけの大きな伸びは期待できずと、こう書いてあるのですけれども、この市税がふえないというのは、人口増が見込めないのか、それとも市民の方たちの実質賃金が上がらないというふうに考えているのか、伸びを期待できない理由を教えてください。  それから、同じページの12行目、11、12ですか、必要性、緊急性の観点から事業の取捨選択を行い、さらに選択した事業につきましても可能な限り事業費の縮減を図ることといたしました。可能な限り事業費の縮減を本当に図られたのでしょうか。例えば公用車については何回も議場で私は指摘しているわけですけれども、公用車の廃止などについては、ことしも1,470万円ほど計上されていますけれども、その公用車の廃止については、机の上に話題がのったのかどうか、それを伺いたいと思います。  それから、8ページ、今木村議員も質問したのですけれども、笠原議員も先ほど言われましたが、ここの教育環境の整備として、コミュニティ・スクールというのが書かれているわけなのですけれども、未来を担う子供たちが地域の中で伸び伸びと学び、成長できる環境を整えてまいりますということで、このコミュニティ・スクールが市内23校に配置されることで、本当に子供たちは伸び伸びと学んで成長できるというふうにお考えなのでしょうか。市長は、ブランド力ということを先ほども言われていましたけれども、本当の意味で新座市のブランド力を上げるには、やはり子供たちの学力向上と切り離せないと思いますし、それから教職員の待遇改善等も考えないと、なかなか子供たちが伸び伸びと学力を伸ばしていくということは難しいのではないかと私は思うのですけれども、教育に関して本当にこれだけしかないのがちょっとがっかりしました。  それから、11ページです。市民の皆様とともに進める魅力あるまちづくりについて、町内会の加入率が下がっているということで、先ほどからいろんな質問が出ていますが、私はちょっと違った観点で、ずっと住み続けたいと思っているまちを実現するには、各地域内のさまざまな分野における連携、一体感が必要であります。その中核を担っていただいているのが町内会、これはこれでいいのですけれども、住民の皆様が安全・安心に暮らせるよう災害への備えとしての自主防災活動や子供・高齢者の見守り、清掃活動など、行政サービスが行き届かないきめ細やかな活動にご協力をいただいておりますと、こう書いてあって、何かこれ入らないと、これ読んでいると、町内会に入っていないと、安心安全ではないのというようにも聞こえるのです。それから、町内会側からすると、こんなにもたくさんのことを市から依頼をされてしまっているのだなという重さみたいなものも感じるのではないかなというふうにも思うのですけれども、加入率が6割ということで、依然この地域では非常に高いところだと思うのですけれども、いつも私が思うのは、残りの4割の方たちにもやはり安心安全で、住み続けたい新座市であってほしいと思うのです。ですから、町内会の加入率を高めるということが目的ではなくて、市民全体が幸せになることが目的なはずなので、余り加入率、加入率と言って、よく広報のことでも言いましたけれども、全ての市民の方から税金いただいていて、市が広報で町内会に入りましょうと、入るとこんないいことがありますよというのは、私はどうかな、いかがなものかなというふうに思うのです。やはり選択できて当たり前ですし、町内会に入っても幸せ、町内会に入らなくても幸せというようなまちが本来の姿ではないかと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。  最後に、13ページなのですけれども、5S2K、いいのですけれども、整理、整頓、清掃、清潔はわかるのですけれども、最後のしつけと書いてあるのですけれども、これは誰が誰に対してしつけるということなのですか。中学校にあるというのもさっき助川議員が新座中学ですか、書いてあったというようなことありますけれども、何かしつけというのは、もうちょっと小さい子たちにするべきことであって、市庁舎の中でしつけというのはいかがなものかなと。誰が誰に対する言葉なのか、その辺を教えていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 高邑議員から7点のご質問いただきました。順次お答えを申し上げたいと思います。  まず、1点目、経常収支比率が95%、3年連続になってしまった要因は何かということでございます。経常収支比率は、いわゆる一般財源の中での歳入分の歳出でございますけれども、95を超えているというようなことでございます。これは当然社会保障関係経費がやっぱり、生活保護費含めまして、児童手当の額ですとか、保育園費、それから高齢者の関係費がありますけれども、これが増大をしているというようなことで、95%を超える部分かなというふうに思います。その中でも人件費等は大変新座市は正規職員が県下一番少ないわけでございますけれども、そういうところでは抑制は図られておりますけれども、そういう部分で95%を超えていると、一つの要因かなと思っております。  2点目の職員数の不足の要因でございます。それによって、今後は825人体制から870人前後にふやしていくという体制をとっているということでございますが、その理由はということでございます。ある面ではやっぱり仕事の業務量がふえている、あるいはいろんな意味での業務の複雑化、多様化等々があるわけでありまして、そういう意味では正規職員の不足というのは否めなかったのかなというふうに思います。また、昨今の厳しい雇用環境、厳しい雇用環境というのは要するに引く手あまたということで、1人の有効求人倍率が1.5を超えている、この状況であれば、公務員の採用にも大変厳しいところがありますので、先行的にちょっと多目に採るということも一つの方策として考えられるということで、平成30年当初は870を割るけれども、860を超える人数を、体制でいくということでございます。  3点目、市税がふえない、これはどういうことかということであります。人口が見込めないのか、あるいは1人当たりの収入が減っているのかというようなことでございます。2つの要因があると思います。もう一つは高齢化です。ですから、65歳以上の退職者の方がふえているというのは、これはもう事実としてあるわけでございます。しかしながら、市税全体の、予算で計上しましたけれども、平成29年度よりも数%市民税も歳入がふえております。そういう意味では景気の動向で、個人所得もふえてきているのかなというふうに思います。アベノミクスの一部の効果も出ているのかなというふうに思います。しかしながら、担税力を持っている方が人口に占める割合が減っていることは事実かなというふうに思います。  4点目、公用車の廃止、1,470万円につきましては、今市長車、議長・教育長車等々含めまして、廃止については検討はいたしませんでした。特に三役は365日活動をしておりますので、その必要性は3台を2台にしたという英断があったと思いますが、維持をさせていただきたいと思っております。  5点目、コミュニティ・スクールでございますけれども、市長として職員の、教員の処遇改善をもっと図るべきではないかというような話でございますけれども、この分野につきましては、教育委員会の分野でございますので、処遇につきましては、差し控えさせていただきたいと思いますが、恐らく高邑議員の意図するところは教職員の駐車料金のお話かなというふうに思います。大変申しわけございませんが、引き続き徴収をさせていただきたいと思いますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。  6番目、町内会の加入率が7割を切ってしまった、町内会の加入率を上げる方策をということでございます。確かに入っていらっしゃらない方の幸せをどうするのかと、市民生活も充実するの当然ございます。これは市長が考える当然のことだと思います。町内会に入っていない方でも、入っている方でも平等に扱い、また同じように幸せな市民になっていただく願いは市長として同じでございます。そういう意味で、ただ私は町内会に入っていただいたほうがさらにその人のいわゆる生活も、その人の人生も幅が出て、また含みが出て、また幅が広がって、大変幸せな人生が暮らせるというふうに確信をしているわけでございますので、その分については私の考え方と高邑議員の考え方は違うかもしれませんけれども、私は加入率をアップして、ともに袖振り合うのも他生の縁だし、隣の芝生はよく見えるかもしれませんけれども、いわゆる遠くの親戚よりも近くの地縁というようなことも言いますし、そういう意味では町内会にぜひ入っていただきたい、これを市長が先頭になって旗を振らせていただきたいと思います。  7点目、5S2KのSでございます。最後のしつけということでございますが、どういう意味かというようなご質問でございます。これは、誰が誰にというよりも、先ほど助川議員から話ありました凡事徹底を図っていくということでございます。しつけというのは、当たり前のことを当たり前のようにやっていく、例えば市民の皆様窓口に来たとき職員のA、B、C、D、E、F、G、Hの方は同じような対応をする、これが標準化された高い市民サービスだというふうに思います。したがって、整理、整頓、清潔、清掃をきちっと心がければ、おのずと同じような対応、態度をとると、これが公務員にとって大変必要なものだと思います。公務員のみならず一般企業でもこういうことは必要だと思います。サービス業もそうだと思います。そういう意味ではぜひ自分自身に対する整理だというふうに思っていただきたいと思います。しつけは同じようなことを、当たり前のこと同じようにしていく、こういうような意味でございます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) ありがとうございました。  最初の経常収支比率ですけれども、社会保障の増だとか言われていましたけれども、その中でやはり大型の区画整理事業を同時にやるというのはどうだったのかなという疑問があります。なってしまったことはしようがないわけですけれども、やはりちょっと無理があって、先ほども質問されていましたけれども、待機児童などを本当は先にやらなければいけなかったのに、それがなかなか解決しないという一つの要因がここにあるのではないかと私は思っています。  それから、職員数をふやすということは、私はよかったことだと思っていますので、やはり職員の方が無理に、無理な労働を強いられているというか、非常に働きづらくなって、仕事の量がふえ過ぎていたのでは本当にいい仕事はできないので、これはとてもよかったことだと思っています。  それから、公用車の件ですけれども、机の上に話にのらなかったというのはやっぱりちょっと残念で、可能な限りという、そこに可能な限りと書いてあるわけですから、やはり一応何回も提案しているわけですから、一応はのっけておいて、いや、やっぱり必要だよねというのであれば納得するのですけれども、最初からいや、公用車は手つかずでいこうというのはやっぱりちょっと違うかなというふうに思いました。これは一般質問でもやりますので。  それから、8ページの教育環境の整備なのですけれども、やはりこれ読んでいると、コミュニティ・スクールを全部つくったら、子供たちが伸び伸びと学べるのだよというような感じにしか受け取れないので、やはりブランド力を高めるためには本当に子供たちの学力向上ということが必ず出てくるわけで、やっぱりほかの市に比べて新座市の学力はすごく高いよということになれば、それがブランド力になるし、発信力になると思いますので、ぜひぜひそういう意識を持っていただきたいというふうに思います。  それから、町内会に関してですけれども、裏返すと町内会に入ったら幸せなのと考えると、それは違うと思うのです。ですから、私は町内会を否定するものではないのですけれども、私のいるところの町内会は総会も行かせてもらって、なかなか立派な総会やっていて、うわあ、すごいなと思ったのですけれども。ただ、うちはマンションなものですから、マンションでとりあえず何人か選んで、選んでではなくて、総会のほうで呼びかけて、何かで入ろうと。では、5家庭でいいですかみたいな感じで行ったら、いや、それは少ないからだめだよという感じで、マンション全部が入らなければだめだよというような感じで、逆に拒否されてしまったことがあって、ではいいかというふうになったのです。ですから、町内会の中には入るのが当たり前という考え方が多分あると思うし、ここにいる議員の皆さんも多分皆さん入っていて、入っていないの私だけかもしれないのですけれども、だけれどもやっぱり入っていない人たちの言い分というか、そういうのもあると思うのです。ですから、随分市の広報のことで須田市長とやり合いましたけれども、市の広報も全部配られるようになって、それでもやはり町内会に入ると、こんないいことがあるよという形でやっぱり開かれた町内会というか、みんなが入りたくなるような、そういうコミュニティというか、そういうものをつくり上げていってほしいと思うし、市のほうも町内会前提の考え方をぜひやめていただきたいというふうに思うのです。先ほど市長も言われましたけれども、町内会入っていない人もやっぱり同じ市民なわけですから、とにかく入っていてもいなくても、やはり入りたくなるような町内会、みんなが、市が宣伝するなとは言わないけれども、でもやっぱり自然に入りたくなるようなものであれば、私はいいと思っていますし、私も何軒でもいいよということになれば、いつでも入る用意はあるので。ただ、マンション全部でないと入れないというふうになると、やっぱりそれはいろんな考え方の人がいますし。ぜひぜひそんな感じで自然に入れるような形にしていただきたいと思います。加入率イコール幸せ度とは関係ないと思いますので。  それから、最後の5Sですけれども、けちつけるわけではないのですけれども、つけていますけれども、整理、整頓、清掃、清潔、例えばそこに笑顔って入るのだったら私はまだいいと思うのです。だけれども、しつけって、何か違わないかなと思うのです。みんな同じ態度って、だってみんな同じようにぶうっとしていて笑顔がない、皆さんみんなどの市民に対しても笑顔がない職員だったら、これはやっぱり違うではないですか。幼稚園の先生ですから、しつけって自然にSで出てきてしまったのかもしれませんけれども、だけれどもカーリングで笑顔で銅メダルのチームいましたけれども、やっぱり笑顔には力があるので、それはぜひ市の職員みんなにも広げてもらいたいし、学校の先生たちにも広げてもらいたいし、市民に笑顔で接するような、笑顔と書けと言っているのではないですけれども、何かちょっとしつけというのは違和感がありました。その点だけ指摘しておきたいと思います。全部要望でしたか。    〔「そうです」と言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) では、これで終わりにします。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、14番、高邑朋矢議員の質問を終わります。  ほかに質問ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(島田久仁代議員) なしと認めます。  以上で、市長施政方針表明に対する質問を終わります。 △次会日程の報告 ○議長(島田久仁代議員) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  明27日は本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(島田久仁代議員) 本日はこれにて散会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。    散会 午後 3時22分...