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平成29年第4回定例会-12月06日-03号

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  1. 新座市議会 2017-12-06
    平成29年第4回定例会-12月06日-03号


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    平成29年第4回定例会-12月06日-03号平成29年第4回定例会  平成29年第4回新座市議会定例会 議事日程第3号                              12月6日午前9時開議 第 1 一般質問通告に関する資料要求 第 2 一般質問     8番 中村 和平 議員    11番 鈴木 秀一 議員     6番 池田 貞雄 議員    18番 塩田 和久 議員 出席議員 26名      1番   鈴  木  明  子         2番   助  川     昇      3番   小  池  秀  夫         4番   伊  藤  信 太 郎      5番   島  田  久 仁 代         6番   池  田  貞  雄      7番   平  野     茂         8番   中  村  和  平      9番   森  田  輝  雄        10番   滝  本  恭  雪     11番   鈴  木  秀  一        12番   白  井  忠  雄
        13番   野  中  弥  生        14番   佐  藤  重  忠     15番   川  上  政  則        16番   亀  田  博  子     17番   平  松  大  佑        18番   塩  田  和  久     19番   石  島  陽  子        20番   辻     実  樹     21番   笠  原     進        22番   芦  野     修     23番   小  野  大  輔        24番   工  藤     薫     25番   木  村  俊  彦        26番   高  邑  朋  矢 欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   並  木     傑      副 市 長   山  崎  糧  平                           企画財政   総務部長    遠  山  泰  久              永  尾  郁  夫                           部   長   経済観光                    市民環境           細  沼  伊 左 夫              大  塚  力  也   部   長                   部   長                           健康増進   福祉部長    鈴  木  義  弘              竹 之 下     力                           部   長   都市整備                    上下水道           広  瀬  達  夫              橋  本  吉  弘   部   長                   部   長                           教育総務   教 育 長   金  子  廣  志              渡  辺  哲  也                           部   長   学校教育           梅  田  竜  平      会計管理者   江  原  達  夫   部   長   選挙管理                           監査委員   委 員 会   川  島     聡              三  上  文  子                           事務局長   事務局長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    島  崎  昭  生              河  尻  広  海                           副 局 長   専門員兼           関  口  勝  也   議事係長 △開議の宣告  (午前 9時30分) ○議長(森田輝雄議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △一般質問通告に関する資料要求 ○議長(森田輝雄議員) 日程第1、一般質問通告に関する資料要求を議題といたします。  資料要求は、19番、石島陽子議員が行います。  19番、石島陽子議員。    〔19番(石島陽子議員)登壇〕 ◆19番(石島陽子議員) おはようございます。19番、石島陽子です。これから平成29年第4回定例会の一般質問通告に関する資料といたしまして、各議員と執行部とのヒアリングの結果、提出できるもの、または資料名の変更を行ったものを要求いたします。議長において、よろしくお取り計らいをお願いいたします。  それでは、質問順位順に申し上げます。  6番、亀田博子議員、各施設ごとのトイレの洋式化が分かるもの、10番、木村俊彦議員、①点字投票、代理投票、郵便等による不在者投票、指定施設内投票の実数、②投票所における支援事例、寄せられた意見や要望、職員の感じた課題等の分かるもの、③代理投票時における意思確認の取組方法、指定難病医療受給者証等の交付者数、難病患者見舞金の支給者数及び指定難病のみでの障がい福祉サービスの利用者数(平成28年度)、15番、工藤薫議員、今後のスケジュール、検討委員会の次第、バス停から300m以内の範囲図、16番、笠原進議員、国庫補助を申請している事業名、事業額、補助額の分かるもの、アンケートの集計結果、17番、芦野修議員、公表された労働賃金調査結果、市が作成した建退共のチラシ、18番、石島陽子議員、①市内の訪問介護事業所数通所介護事業所数、②総合事業の現行相当サービス訪問型サービスA通所型サービスAの事業所数、③総合事業利用者数、19番、辻実樹議員、事故の状況とその後の対応、23番、川上政則議員、過去3年間、工事の業種別市内本店・支店別の受注割合、過去5年間の年ごとの住所変更届け数、過去5年間の葬祭扶助件数、行旅死亡人取扱件数、引取手のいない遺骨取扱件数、避難行動要支援者登録状況、25番、高邑朋矢議員、説明会で住民から出された意見、それに対する県の答弁が分かるもの、新座市陸上競技協会から提出された陸上競技場に対する要望書、市内6中学校における制服、ジャージ、体操服、靴など学校指定の販売元と販売価格が分かるもの、市内6中学校3年生の2学期末テスト前後の提出課題の内容が分かるもの。  以上の資料を要求しますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(森田輝雄議員) お諮りいたします。  ただいま石島陽子議員から資料の提出要求がありましたが、これを市長に求めることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま石島陽子議員から提出要求のありました資料の提出を市長に求めることに決しました。 △資料配布 ○議長(森田輝雄議員) ただいま要求されました資料が送付されましたので、配布いたします。    〔事務局職員配布〕 △一般質問 ○議長(森田輝雄議員) 日程第2、一般質問を行います。  通告者は25名であります。質問の要旨は明確に、また答弁もわかりやすく明確にお願いいたします。  なお、質問時間でございますが、各議員の申し合わせのとおり第1回目は25分以内とし、第2回目以降は20分以内でお願いいたします。  また、関連質問及び通告外の質問は許可しないことになっております。時間のほうは特に厳守をお願いいたします。 △中村和平議員 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員の一般質問を許可いたします。  8番、中村和平議員。    〔8番(中村和平議員)登壇〕 ◆8番(中村和平議員) 皆さん、おはようございます。8番、中村和平です。議長の発言の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問いたします。市長並びに教育長には、本議場での一般質問をするのは最後になりますので、市民の皆様に対し、前向きで希望が持てる答弁をよろしくお願いいたします。  1、行政問題、東久留米・志木線についてお伺いいたします。  新座市石神地区神宝町二丁目交差点から堀ノ内地区水道道路までの区間、12月15日に開通予定です。そこで、住民の皆様の強い要望がありますので、以下の2点についてお伺いいたします。  (1)、路線バスの乗り入れについてお伺いいたします。去る10月11日に西武バス株式会社において、社長への直接要望書を提出していただいたことは、まことにありがとうございます。今後の進捗状況をお伺いいたします。  (2)、信号機や横断歩道設置等についてお伺いいたします。再三質問していますが、第六中学校付近と水道道路交差点の信号機設置についてお伺いいたします。また、横断歩道設置についてお伺いいたします。  ここでちょっと1回切らせていただきます。1です。10月11日に西武バス株式会社本社において、社長へ市長が面会に行ったということで、9月の一般質問をいたしまして、それにつきまして西武株式会社の答申というのは、人口増が見込めない限り路線バスの乗り入れは難しいとの回答がありましたという答弁書があります。やはりもう今現在、ようやく東久留米・志木線の新座市側は開通予定に向かっております。もう15日には開通をいたします。新座市民、特に石神地区の方にお話を聞いたりしますと、やはり中村議員、せっかくここまで来たのだから何とかバスを通してくれと言うのです。水道道路からやっぱり左折をして東久留米団地のほうに向かった循環バスとか、やはりいろんな方策を西武バスのほうに要望をしていかないと、なかなかバスが通らないかなというのは実感はしております。やはり地元の議員ですから、毎回毎回地域の方にお会いをしまして、まだなのかな、まだなのかなと言われるのも、私も一応苦しいものですから、一緒になってやっぱり市長と考えながら進めていきたいと思いますが、市長の見解をお伺いいたします。  (2)、信号機や横断歩道の設置でございます。では、ちょっとスライドをお願いします。1番、この写真が工事をする前の地権者の方がちょっと反対していたところでございます。  2番をお願いします。ようやくこういうふうに工事しております。  3番をお願いします。このように、これ先週の写真を撮ってきましたが、もう今週はきれいに舗装されていまして、開通を待っている状況でございます。  4番をお願いします。これが3月なり6月なりの一般質問したときの旧通りです。  5番をお願いします。見事にパイプが全て撤去され、右、左の久留米市側通りというのですが、こちらの通りが全く見えないような東久留米・志木線だけが見えるようになっております。  次に、6番をお願いします。もう東久留米・志木線だけしか見えないようなきれいな通りになっております。逆に4番、済みません、お願いします。この写真のときに、この久留米市側通りのところに信号を設置してくださいという要望をしたのですが、5番をお願いします。もうこのようにきれいになってしまいましたので、信号を設置することはなくなり、こういうふうなことを市の行政に対して、本当にありがとうございますというか、見事なきれいな道になったことは本当に高く評価しております。ただ、東久留米市側通りのほうは、必ず安全対策、停止線をつけていただいて、今写真が写っています手前のほう、ちょっと済みません、6番をお願いします。これだけの一本道のすばらしい道路になりましたので、左から自転車を下っていきますと、5番をお願いします。ここの交差点が自転車が猛スピードで渡っていく可能性がすごく高いので、こちらの安全対策をお願いいたします。  私の質問ですが、3番をお願いします。こちらの写真でございます。手前側が北原町会の住宅が建ち並んでいるところなので、ここから歩行者が、今重機のあるところまで横断歩道を設置してくれないかという強い要望がありますので、お願いしたいということです。  ちょっと2番もまた見せていただいて。こちらに横断歩道を設置していただかないと、手前側の坂の途中に手押しの信号機があるのですが、そこから前のほうですが、ファミリーマートの信号の区間、渡るところがないということで、こちらのところに横断歩道が設置できないかという質問でございます。  7番です。こちらも再三質問していますが、水道道路と東久留米・志木線の交差点でございます。朝晩はもうかなり渋滞していまして、東久留米・志木線のほうから水道道路の停止してから右折、本多交番に行く車両がかなり多くて、なかなか通行ができないということなので、強く要望しているのですが、市の見解をお伺いいたします。
     では、2番目です。運転免許証自主返納についてお伺いいたします。高齢ドライバーの事故が大変多くなっています。市として運転免許証自主返納ができる環境を整える方策をお伺いいたします。  この質問も昨年9月に私が一般質問いたします。その一般質問をしてから10月に新座団地の方から電話がありまして、一般質問をしてくれてありがとうございますという匿名の電話でした。その市民の方が言うのは、免許証は返したいと。返したいのだけれども、交通機関がないので私は車を乗り続けたいというお話でした。あともう一人の女性の方ともお会いをしました。お父さんの方が運転をして帰ってくると、傷をつけて帰ってくるのだ。お父さん、車またぶつけたのかと言うと、わからないと。ということなので、とても心配だと。どうにか自主返納をする方策を議員考えてくれないかということなのですけれども、私もやっぱり考えまして、やはり交通機関がまず第1だろうと。第2は、やはりそれに対して無料のバスの回数券を出すなり、いろんなパスポートを出すなりという、そういったサービスのことと、やっぱりその2点が肝心なのかなと。  それと、もう一つは、高齢者になりますと、事故を起こしたらこのぐらい大変なことになるのだとか、啓発とかいろんなことをやっぱり市として「広報にいざ」で掲載するなどできないかということの質問でございますので、よろしくお願いいたします。  2番目に、教育問題でございます。  1、東京2020オリンピック・パラリンピックホストタウンについてお伺いいたします。  子供たちに東京2020オリンピック・パラリンピックに興味を持ってもらうために、全小中学校の給食でブラジル料理を出してはどうでしょうかという質問でございます。  埼玉県でホストタウンになっている市を皆さんご存じでしょうか。新座市を含めて、さいたま市、三郷市、鶴ヶ島市、寄居町なのです。私が調べました結果は、埼玉県でも数が少ない中でも新座市がホストタウンに選ばれたということで、実際埼玉県の鶴ヶ島市のほうでは、もう実際給食を出したという報告があります。鶴ヶ島市のホストタウンは、ミャンマーです。ミャンマーの国のホストタウンということで、スープを出したり、郷土料理を出して食べてもらったということでございます。児童の感想は、とてもおいしくて共感を得たということがありますので、やはりあと3年後に向かって、小中学校の児童生徒の皆さんがオリンピックに関心を持ってもらうために市として何か考えることができないかということの質問でございます。  2番目に、石神小学校通学路についてお伺いいたします。  ふだんの登校時間帯は、校庭側の南門(ライラック門)から登校していますが、雨の日は正門から登校しなければなりません。雨の日でも南門から登校できるように校庭を改修できないか、お伺いいたします。  こちらも再三質問していることなのですが、12番の写真をお願いいたします。こちらが、手前側が北原住宅から石神小学校に行く子供たちが毎日通う横断歩道でございます。私が提案したいのは、校庭のサッカーゴールの近辺を切っていただいて、こちらに南門の小さな門をつくっていただければ、校庭を入って安全対策がしっかり図れるということでございます。この馬喰橋通りは、朝夕はもうかなりの交通量が激しく、かなり車がスピードを出して走っていますので、再三質問をしていますが、今回また提案をしておりますので、前向きな答弁がもらえるかどうかというのを楽しみにしていますので、よろしくお願いいたします。  3番目、堀ノ内少年運動場駐車場利用についてお伺いいたします。  ことしの第1回定例会でも質問させていただきましたが、いまだに不法車両が放置されていますが、どのように対処していくのかお伺いいたします。  こちらもスライド、写真を撮ってまいりました。まず、13番をお願いします。こちらがことしの3月に一般質問したときのスライドでございます。皆様ちょっと車を数えてもらうと10台です。10台ありまして、14番をお願いします。角度がちょっとわかりにくいのですが、先週撮ってきましたら9台残っております。ということは、半年以上たちましたが、1台は撤去されたのか、持ち主が乗っていったのか。ただ、いまだにこのような状態が続いております。このスライド写真でございますから、ナンバーがついているものもあるはずです。ナンバーがついているものは、登録者がわかるので、なぜこの半年間以上たってすぐ撤去できないかということで、いろんな利用者の方から再質問が来ておりますので、素早く撤去していただきたいということの強い要望でございますので、答弁をよろしくお願いいたします。  1回目の質問は終わりにします。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 皆さん、おはようございます。  それでは、本日から一般質問の時間になりましたので、順次答弁させていただきたいと思います。  中村和平議員の質問にご答弁申し上げます。  まず、私のほうは、大きく2点いただきました。あとは教育長のほうから答弁を申し上げます。  1点目、東久留米・志木線についてのご質問でございます。前回の定例会に引き続きまして、東久留米・志木線への路線バスへの乗り入れについての話でございます。前回の定例会におきましては、西武バス株式会社へ直接要望することをお約束いたしました。去る10月11日に総数1,466件のアンケート結果を持参し、西武バス本社、所沢市でございますけれども、直接出向きまして要望してまいりました。西武バス株式会社からの回答といたしましては、東久留米・志木線への路線バスが乗り入れるためには、現行のダイヤ本数を減らし、車両を確保する必要があり、同時に運転手も確保する必要があるとのことでございました。また、十分な利用者が見込める必要もあるため、現状は大変厳しいとのことでございました。今後は、東久留米・志木線開通後の開発状況を見守った上で総合的に判断し、検討していきたいとの西武バスから回答をいただきました。本市といたしましても、東久留米・志木線への路線バス乗り入れの実現に向けて今後も粘り強く要望してまいります。引き続きルート案や路線バスを受け入れるための環境整備等についてさまざまなご提案をしておりますので、お時間をいただきたいと思います。東久留米市での整備が来年の暮れでございますので、それまでの間、時間がありますので、全線開通前に何らかの対応をしていきたいというふうに思います。  (2)、信号機や横断歩道設置等についてのご質問をいただきました。平成29年第3回新座市議会定例会におきましても、中村議員から同様な趣旨のご質問をいただきました。市としては、継続して信号機の新設、新規設置の要望はしていくと申し上げました。信号機の設置の可否につきましては、あくまでも埼玉県警察本部が判断しますので、ご理解を賜りたいと存じます。その上で、第六中学校入り口付近の変則交差点の信号機設置について、埼玉県警察本部の見解を述べさせていただきますが、当該交差点を約500名の生徒が登下校時に通行する状況となっていることから、開通に伴い交通量が増大すれば危険度も増すことは想定できるため、開通後の交通需要を鑑みて検討すると埼玉県警察のほうから回答をいただいております。  また、水道道路との交差点の信号機設置につきましては、埼玉県警察本部において設置の可否の判断を検討していただいているところでございます。信号機の設置可否は、県警察本部でございます。埼玉県議会議員の安藤友貴議員からも県議会から埼玉県警察のほうに一般質問等もしていただいておりまして、大変熱心に交渉をいただいていることを申し伝えたいと思います。  次に、横断歩道の設置につきましても、信号機と同様に県警察本部の所管であり、市は所管である新座警察署へ要望する立場にございます。ご指摘の横断歩道につきまして、新座警察署に確認いたしましたところ、開通後の交通量や横断者数が設置基準を満たさなければ県警察本部に要望できないということでございます。開通後の交通状況を注視してまいります。よろしくご理解を賜りたいと存じます。  2、運転免許証自主返納についてのご質問をいただきました。昨今高齢ドライバーによる事故が多発している中、バスやタクシー等の市内の交通網を整備することは、高齢ドライバーに運転免許証を自主返納していただくために大変有意義なものでございます。現在の本市の厳しい財政状況を考慮いたしますと、早期の交通網の整備は大変難しいものでございます。しかしながら、早急に高齢ドライバーが運転免許証を自主返納しやすい環境を整えることの重要性は認識しております。自主返納者がタクシー代の割引等の特典が受けられるシルバーサポート制度のPRのほか、広報紙や市ホームページに啓発記事を掲載するなど、市民の皆様へのさらなる通知啓発に努めてまいります。  2番目、教育問題につきましては、教育長のほうからご答弁を申し上げます。  第1回目の答弁を終わりにします。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) おはようございます。それでは、中村和平議員から、教育問題3つ、3点についてご質問がございましたので、順次お答え申し上げます。  まず、オリンピック・パラリンピックの啓発のための給食の提供ということでご質問がございました。新座市の学校給食は、地元新座市への郷土愛を育むために地場産の野菜やにんじんうどんを取り入れた地産地消を進めているところでございます。また、日本の食文化を伝えるために、和食の提供や郷土料理を中心とした献立も提供しています。中村議員からご質問のありましたオリンピック・パラリンピック啓発のための料理の給食の提供につきましては、私どもも推進すべきと考えておるところでございます。ブラジル料理ということにつきましては、既に東北小学校でブラジル料理を提供していまして、オリンピック応援献立として、フェイジョアーダ風カレー、カレーの中に豆がたくさん入っているという。ブラジルは、何か豆料理が大変多いそうでありまして、フェイジョアーダ風カレーというものを提供しています。また、オリンピックサラダというのも献立の中に入れていまして、これは色が5色の野菜を入れてサラダをつくっているということですが、しかしながら青い野菜というのはなかなかないそうなので、それをちょっと牛乳にかえたりして提供しているということで、これらの献立については、今後ブラジル料理、どんな料理があるか、そしてまた子供たちの口に合うかどうかということも大きな課題でありますから、そういったことを研究して、オリンピック・パラリンピック啓発のためのレシピを十分検討いたしまして、実施に向けて努力をしていきたいと考えておるところでございます。  続きまして、石神小学校の通学路についてご質問がございました。中村議員ご指摘のように石神小学校の校庭は雨水貯留施設となっておりまして、地域河川の溢水対策のために大雨が一時的に雨水を貯留するという施設になっております。このため、大雨が降りますと校庭が水没すると、湖のようになるというような状況でありまして、当然通行が困難になるわけでございます。そのため、石神一丁目、四丁目、五丁目方面から通学してくる児童がライラック門、校庭の側の門から入らないで、遠回りして正門から入ってくるというような状況が続いています。しかしながら、校庭の南側の歩道が大変狭く、交差するというのは容易なことではない。一度車道に出ないとすれ違うことができないような狭さでありまして、抜本的な対策が必要と私どもも考えてきたわけであります。  現在雨が降って校庭がある程度水浸しになっても、ライラック門から校舎に向かう通路を整備しなければならないということで、今計画を進めているところです。少し高目に歩道を設置しておれば、水がたまってもそこを歩くことができますので、そういった計画を進めています。ただ、ちょうどその経路には遊具が設置をしてありますので、遊具の移動も含めて工事を進めなければなりません。しかしながら、これはやはり喫緊の課題と考えておりますので、年度内に完成するよう今工事を進める準備を整えておりますので、間もなく着工し、年度内には完成をする予定で工事を進めてまいりたいと存じます。  あわせて、手押しボタン信号機の脇から直接校庭に入れないかというこのご質問は、今までも議会で質問をいただいていることでありますけれども、校庭が歩道よりも若干低くなっているために、雨水の貯留施設ですから道路よりも低いわけです。したがって、そのままフェンスをあけても段差ができてしまうというようなことでありますので、これはスロープを設置しないとうまく機能しないということで、スロープを設置する工事を実施いたしまして、信号機から校庭に直接入れるようにこの工事も進めていきたいと考えております。この工事も年度内に完成するよう今計画を進めておるところでございますので、もうしばらく……    〔「門は年内です」と言う人あり〕 ◎教育長(金子廣志) 門は、年内に何とか間に合うということでございますので、年内には完成するように準備を進めておりますので、もうしばらくお待ちをいただきたいと存じます。  続きまして、堀ノ内少年運動場の駐車場利用についてということでご質問がございました。不法車両が放置されているということでありまして、議員ご指摘のとおり、平成29年第1回定例会でご質問いただいた際、駐車場内に10台の不法車両がございまして、警告書の張りつけや判明している所有者への指導等を行った結果、うち1台の移動が見られましたが、いまだ撤去が進んでいないことにつきましては、大変申しわけなくおわびを申し上げたいと存じます。  本件は長期にわたっての懸案事項でございまして、不法駐車車両の撤去に向けては、まず所有者確認が必要になりまして、陸運事務所等、関係機関と連携して進めておりましたが、その結果、所有者が確認できたものが5台、そしてナンバープレートが外されており、所有者が判明しないものが4台という状況でございました。所有者が確認できたものにつきましては、所有者に対し、早急に車両を移動するよう注意文書を送付しておりまして、現在その結果を待っている状況でございます。  なお、居所不明等により送付した注意文書が返送され、所有者の所在が確認できない車両につきましては、その後廃物判定委員会に諮り、車両の撤去を進めてまいります。また、ナンバープレートがなく所有者が確認できない車両についてでございますが、新座警察に相談いたしましたが、これは事件性のないものについては協力はできないというような見解が示されましたので、法的な手続をとることで今準備を進めておるところでございます。諸事情によりまして、当該不良駐車車両の撤去につきましては、停滞したことにつきまして、施設利用者の皆様には深くおわびを申し上げ、今後は速やかに対応を図ることといたしますので、もうしばらくお時間をいただきたいと存じます。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) それでは、順次再質問していきますので、よろしくお願いいたします。  今堀ノ内運動場の利用者についてでございますが、やはりことしの3月に一般質問しまして、教育長が早急に対応すると言って、少し安心感を持っていたのです。9月か10月ぐらいに、そのちょっと質問してという方から、「いつ撤去するの」なんて言われていまして、見て、あれ、何もやっていないねみたいな。どうしてなのかななんて思っていたのです。やはり環境にもよくないです。要するに毎週子供たちが野球しに来るところですから。ですから、3月に一般質問をしまして、それで何も手をつけていなかったことが非常に残念なのです。そこを詳細をもう少し教えてもらえますか。 ○議長(森田輝雄議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 堀ノ内少年運動場の違法駐車車両について、3月の定例会におきまして教育長のほうから、所有者の確認作業を進め、所有者がわかり次第、警告文等を発送し、移動をお願いするということで進めてまいりたいというふうにご答弁を申し上げました。また、所有者が判明しないものにつきましては、市民安全課等と協議をして準備を進めたいということでご答弁を申し上げたところでございます。市といたしましては、警告文を早速配布をいたしまして所有者等の確認を行ったところでございます。従来であれば、廃物判定委員会にかけるのに、ナンバープレートが外れたものについては車体番号を確認して所有者を特定いたしまして、その所有者に連絡をするという手続がとれたのですが、その辺について警察とも、あるいは警察等の機関とも相談をしたのですが、やはり当時と過去とは状況が今変わっているようで、以前は警察が立ち会いまして車両を解錠して内部の車体番号の確認等を行えたのですが、なかなかその辺の手続を今警察のほうは、先ほど教育長のほうからもお答え申し上げましたが、事件性がないと警察のほうもそういったものに立ち会って、教育委員会のほうで解錠する、車両をあけるという行為を警察として認めることはできないという見解が示されて、こちらとしてもなかなかその所有者確認の手続が進まなかった状況もございます。顧問弁護士等と相談をいたしまして、どのような手続がとれるのかを調整をさせていただいていたところでございます。  今後につきましては、まず所有者のわかったものについては、今所有者のほうに文書を発送をしているところでございますので、そちらの結果を待って、所有者と連絡がとれないという状況が明らかになれば、これは市民環境部のほうの所管ではございますが、市の廃物判定委員会のほうにお諮りをいたしまして、廃物判定委員会の中で廃物の判定を、手続をしていただいて、市のほうで処理を進めていきたいというふうに考えてございます。  また、車両ナンバーが外されて所有者が確認できないもの、これにつきましては、法的な手続の流れといたしましては、裁判所に排除請求の提訴を行いまして、その後裁判所のほうで判決を得て行うというのが顧問弁護士等と相談した流れなのですが、こうしますと大変時間がかかりますので、この手続も踏まえながら、廃物判定委員会の中でこうした所有者が確認できないものについても対応できないか相談をさせていただきたいということで、今担当課のほうと相談をさせていただいているところでございます。  この違法駐車車両については、個々の車両の所有者が勝手に置いてそのままになってしまったということではなくて、なかなか詳細は申し上げられない部分があるのですが、そういった原因となる事情がやはりあるようなので、その辺についても担当課のほうでも調査を進めていた経緯がございますので、撤去に向けてちょっと時間がかかっていたというところでございます。こちらにつきましては、法的な手続も踏まえまして速やかに対応を進めてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) 実際教育総務部長から今答弁をいただきましたが、所有者がわかっているナンバープレートがついている車両が5台あったわけではないですか。だから、それが3月から今現在撤去されていればよかったのです。ナンバープレートがついていないのに対して今回12月の質問をして教育総務部長が答弁するのだったら、それが一番いいのですけれども、この所有者がわかっている車両も放置したままだったというのがちょっと問題かなとは思うのです。実際ここはもう再質問しませんけれども、やっぱり毎週子供たちが見ていますから、大変だと思いますけれども、一日も早く、しっかり来年度ぐらいまでに撤去されるよう強く要望しておきますので、もう再々質問なんかしないようにお願いします。以上です。  2です。石神小学校の通学路についてでございます。本当にびっくりしました。いきなり前向きな教育長の答弁でありがとうございます。本当にありがとうございます。年内にもやってくれるということで、本当に石神小学校の校長先生初め、教職員も児童の保護者も多分喜んでいると思いますので、本当にありがとうございます。  ただ、それは、小学校児童のための通学路は安全確保はできました。ただ、そもそもの校庭の南口の歩道はずっと狭いままです。要するに第六中学校に通う生徒もいるわけです。まだ全面解決には至っていないということで、あとは地域の方もいますので、南門の校庭、いわゆる馬喰橋通りの歩道をどういうふうにしていくかというのは、まだまだ課題は残っていますので、小学校の安全対策を図ったからもうやらないよということではなく、しっかり北原地区の安全対策を図ってもらうよう強くまた要望しておきますので、よろしくお願いいたします。  東京オリンピック・パラリンピックについてでございます。早速何かもう東北小学校でやっていたということを聞いて、わかりました。教育長が言うとおりに、私もネットで調べましたら、ブラジル料理というのはやっぱり豆なのです。あと、ブロックの牛をちょっとスライスして、そういった肉を食べさせるみたいな料理が多いのです。ですから、この一般質問をするに当たって、私もどこかで食べてこようかなと思ったのですけれども、なかなか近隣でないものですから。    〔「あるよ」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) そうですか。そういうことなので。でも、児童とか生徒の方もやっぱり食べてみたいなと。3年後にブラジルのそういった選手が来るということは、やっぱり一生の思い出になるのではないかなと。大人になって、やっぱり石神小学校、中学校でこんな料理が出たよねと。すごくいい思い出になると思いますので、1回だけではなく、定期的に給食提供してもらうようにお願いします。  ただ、これは栄養士が一番大変なので、つくる方も大変だと思いますけれども、その辺も皆さんにやっぱり理解してもらってよろしくお願いいたします。  では、次、運転免許証自主返納です。こちらは、昨年の9月に一般質問をさせていただきました。そのときは、すごくテレビ報道で高齢者の運転のドライバーの方が事故を起こしたということの報道がされておりました。実際去年からことし、どれぐらい新座市民の方が自主返納をしたかのデータをお聞かせください。 ○議長(森田輝雄議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(大塚力也) 自主返納した人数ということでございますけれども、平成28年1月から12月までの1年間につきましては631人、そして平成29年1月から10月まででございますけれども、562人ということでございます。  以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) この数字が多いか少ないかはわからないのですけれども、ただかなりの方が自主返納しているなというのは実感しております。先ほども市長から答弁してもらいましたけれども、交通機関がしっかりとしていかないと、やっぱり免許は返したいのだという高齢者もいるのです。私の地域でも、この間ちょっと懇談会をしたときに、12月の一般質問でこんなことを言いますよと言って自主返納のお話をしたら、何かむっとしているのです。何だ、おまえ返すのかみたいな、いやいや、そういう質問ではないのですと。ですから、市に対して高齢者の方が返せるような環境づくりをしてもらいたいということです。それを強く質問をしていかないと、どうしても高齢者マークで車のステッカーをつけていますけれども、やっぱり車線があっても真ん中のセンターラインをはみ出して走っている人たちを見たりすると、ああ、そうだよね、返したほうがいいのではないかななんて思ったりするのです。ただ、安易に返したほうがいいですよなんて言えないです。では、そこにはやっぱり交通機関がないですから。だから、では免許証を返納すれば、バスのチケットが、何枚かわかりませんけれども、無料ですよと言っても、バスの機関がなければ意味がないではないですか。では、タクシーの利用券を24枚上げますよと言っても、タクシーは来ますけれども、たかだか24枚です。そうしたら、あめを上げて自主返納していただいて、タクシー券がなくなったら、交通機関がないからタクシーを呼ばなければいけない、お金がかかると。返したいのです、本当に皆さん、言っています。皆さん、東久留米・志木線の道路が開通してバスが通れば私は返したいという方も多いですから。ですから、その辺をしっかりと返していただいていけるような新座市で交通網をしっかりしていってもらいたいということなので、これはなかなか再質問しても答弁は同じだと思いますので、しっかり調査研究をしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  では、今度、東久留米・志木線に入らせていただきます。まず路線バスです。市長が10月11日に西武バス株式会社本社に行っていただいたことは、本当にありがとうございました。ただ、来年度中には、その東久留米市から水道道路までは開通いたします。そのときに開通をしていないと、新座市の石神地区の方は煙に巻かれてしまったようなものなのです。石神地区から東久留米の駅まで、きれいな道が真っすぐもう見えるのです。中村君、バスどうしたのだと言われるのです。言われるからといって、私は一般質問して市長にお願いをするばかりではなく、私も考えなければならないのです。ですから、水道道路まで突き当たったら左に左折して、史跡公園のほうで東久留米団地の循環バスを通すとか。一番いいのは、水道道路から今未開通の平林寺まで抜いてもらえれば一番いいのです。そうしたら、本当に背骨がぴしっと志木市から東久留米市までできて、並木市議会議員のときよく言っていたではないですか、背骨だ、背骨だと。それを皆さん、待ち望んでいるのです。ですから、何回かもう一、二回強く勇気を持たれて西武バス株式会社の社長にもまたお会いをして、ちゃんと提案を示していただきたいと思いますので。ただ、これも来年また質問しなければならないかもしれませんけれども、そのときまでにちょっといい答弁ができますようによろしくお願いいたします。  (2)の信号機です。本当に来週、12月15日には、新座市の部分だけは開通をいたします。それに当たって、やはり安全対策、先ほども言いました歩道の設置、あと自転車、やっぱり坂からいきなり下ってきますので、その辺をしっかり考えて、もう至急停止線なり看板設置をするお考えがあるか、都市整備部長にお伺いします。 ○議長(森田輝雄議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 安全対策についてのご質問をいただきました。  安全対策として今考えておりますのは、市道の第62―16号線、これが本線へ流入する手前、チャンネルで変えたところです。その手前に、停止線ととまれの表示等の規制標識、停止線ととまれは規制標識になりますので、こちらの設置を予定しております。開通が近いので、もう場合によっては設置できているかもしれません。また、本線のほうの車両、坂道は下ってくるものですから、やっぱり車両もスピードが出るということで、スピードの抑制を促すための対策を何かできないかということで検討しているところでございますので、検討でき次第必要な対策は講じてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) では、12月15日までには早速安全対策を図ってください。本当にきょうも朝見てまいりました。真っすぐ通っていますから、もう気持ちいいです。本当にありがたいなという気持ちは皆さん持っているのです。ただ、やっぱり最終的なのは、やはり信号設置と安全対策と、最後にはバス開通でございますので、市長大変だと思いますけれども、一生懸命応援していますので、頑張ってください。  以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 以上で、8番、中村和平議員の一般質問を終わります。 △鈴木秀一議員 ○議長(森田輝雄議員) 続いて、11番、鈴木秀一議員の一般質問を許可いたします。  11番、鈴木秀一議員。    〔11番(鈴木秀一議員)登壇〕 ◆11番(鈴木秀一議員) 11番、鈴木秀一です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  今回の一般質問は、行政問題3点、福祉問題2点、教育問題、防災問題を取り上げ、質問いたします。並木市長を初め執行部の皆様には、市民にとって明るい、希望の持てる前向きな答弁をよろしくお願いいたします。  まず、行政問題の1点目です。ひばりヶ丘駅北口ロータリー工事について。ロータリー工事の際は、大屋根の設置を市から西東京市への要望を提案していますが、進捗状況を伺います。この問題は、9月議会で取り上げ、西東京市に要望していただきたいと訴えました。並木市長は9月議会で、いろんな意味で西東京市とも、これからは道路のみならず、教育、あるいはいろんな文化面でも連携を図っていくという意味で、本当に屋根のことも、所在地、自治体がやっていくというのも私は当然のことかなと思っていたのですけれども、そのような話もありますので、丸山市長等を含めまして西東京市の方々と協議をしていきたいとの答弁でありました。地域の皆様からも、北口ロータリー工事の際、最近ゲリラ豪雨や台風などが多く、何としても大屋根設置をとの声もいただいております。また、この施工時期を逃しますと、屋根設置というのはなかなか実施しにくい面もあるかと思います。西東京市との協議内容及び進捗状況を伺います。  行政問題の2点目です。バス停付近の駐輪場スペースの確保についてです。バス利用者の利便性を高めるために、栗原交差点の拡幅工事が予定されている栗原バス停や、東久留米団地バス停付近の駐輪場スペースの確保についての考えをお伺いします。栗原交差点は、今拡幅工事が予定されており、バス停に上屋も設置されると伺っております。栗原バス停の近くに駐輪場が設置されれば、市民の利便性が高まります。栗原バス停に駐輪場スペース確保については、公明党新座市議団として毎年予算要望をしている項目でもあります。予算要望の回答でも、埼玉県で行っている栗原交差点改良工事の推進状況を確認しながら、残地等を利用するなど研究していくということでありました。地元住民としては、いよいよ栗原交差点改良工事が開始の予定です。図面も確認をさせていただきました。バス利用者からも期待の声が上がっています。ぜひこの機会に駐輪場を設置していただきたいと思います。  また、東久留米団地バス停は、近くに駐輪場がなく、近くの公園に自転車をとめる方が多く、公園利用者が困っております。東久留米バス停近くも駐輪場のスペース確保が必要と考えます。市の見解をお伺いします。  行政問題の3点目は、集会所の整備についてであります。栗原四丁目集会所の新設は、市民からの声が高くなっています。場所や検討状況について伺います。  また、地域のグループの皆様が、介護予防の一環としてカラオケ教室の推進に努められていますが、集会所にテレビが設置されておらず、開催できないとの声を伺っております。各集会所最低1台のテレビ設置が望まれますが、市の見解を伺います。  また、地域利用に対する補助制度についても伺います。集会所は地域のかなめです。また、栗原四丁目の集会所の新設については、市民からの要望が高く、複数回にわたり質問をさせていただいております。  また、新座市南部地域は、西東京市や東久留米市と隣接をしているため、西東京市図書館の利用やスポーツ施設も、南部地域の方は新座市運動公園よりも東久留米スポーツセンターを利用しているのが実情であります。せめて集会所は、同じ町会内で歩いて行ける施設を使用したいというのが市民の心の声ではないでしょうか。平成28年第1回定例会で当時の新座市長の須田市長は、「ご質問の栗原四丁目地区への集会所の新設でございますが、地元町内会からも強い要望をいただいております。また、平成27年第3回定例会で鈴木秀一議員からもご質問をいただくなど、その必要性、建設の必要性は十分認識をいたしております。大体市といたしましては、町内会1,000世帯に1か所程度の集会所ということで考えておりまして、栗原四丁目町内会は950世帯を超えておりますので、何とか建設へ向けて検討させていただきたいと思っております。もうしばらくお待ちをいただいて、しっかりと交渉をさせていただきたいと思います」。また、平成28年第4回定例会で並木市長は、「集会所建設につきましては、地元からの強いご要望に加え、鈴木議員を初め、これまでも何度か市議会の一般質問でもご要望をいただいており、新座市といたしましてもその必要性は十分認識しております。将来的には、栗原四丁目地内に幅員18メートルの都市計画道路放射7号線が整備される計画もありますことから、集会所の建設に当たりましては、これらのことを含め慎重に検討してまいりたいと思います」と答弁をいただきました。ご答弁より1年がたちます。また、大地震発災時、地域の拠点ともなります。予算編成のこの時期、検討状況を伺いたいと思います。  また、石神集会所を利用している地域の皆様から、介護予防の一環として行っているカラオケ教室でテレビが設置されていないので、非常に困っているとの声が寄せられています。集会所でのテレビ設置は、防災対策としても欠かせません。最低1台の設置は必要不可欠と感じています。ぜひ前向きな答弁を期待します。  また、毎年予算要望している都市機構の集会所、地域会館、公民館の地域利用に対する市の補助制度の検討状況もお伺いします。補助制度に関しては、市は建物の新築や改修など、施設整備に対する補助等により支援を行ってまいりますとの回答が昨年の予算要望の回答でありました。その後進展はないか、また補助制度の創設についての直近の考えをお伺いいたします。  続きまして、福祉問題です。1点目、特定健診受診率向上について。KDDIが平成29年度保健事業として提供している「スマホdeドック」に全国42市区町村の団体が参加しています。本市でも、受診率向上のために参加を提案しますが、市の考えを伺います。  大きな観点から、社会保障費をどうやって縮減していけるのか、その中でも医療費をいかに縮減できるかが新座市の将来を左右すると言っても過言ではありません。特定健診の無料化は、新座市の誇れる政策です。その誇れる政策をもってしても、特定健診の受診率が上がらないのはなぜでしょうか。健康診断を受診する時間がなかなかとれないという方が非常に多いからだと思います。公明党新座市議団としては、毎年の予算要望に郵送健診を提案してきましたけれども、なかなか前に進みません。今回提案する「スマホdeドック」は、平成29年度全国42市区町村を含む45団体が参加しています「スマホdeドック」とは、動脈硬化や心筋梗塞など生活習慣病が気になる方が、一般的な健康診断と同等の検査を自宅で受けられます。検査項目は、中性脂肪、総コレステロール、尿酸、血糖値、総たんぱくなど、生化学14項目となっております。検査を申し込むと検査セットが送られてきて、吸引機で血液をとり、キャップで密封して送付する方法です。  検査でわかることは、動脈硬化のリスク、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変のリスク、糖尿病が進行し、合併症である心筋梗塞、脳梗塞、腎障がいのリスク、急性腎炎、慢性腎炎、腎不全のリスク、体力低下や免疫力低下などのリスク、高尿酸値症や痛風のリスクなどが判定されます。サービス体制については、リージャー、これは検査キットのほうが供給するのですけれども、KDDI検査会社が連携してセルフ健康チェックを行います。以上が生活習慣病チェックで、そのほか希望に応じて、ピロリ菌の有無と胃粘膜の萎縮を検査する胃がんリスクチェックがあります。先ほど申しましたように全国42市町村が参加しており、自治体によっては助成を行っているところもあります。  参考までに、現在では血液検査の技術が進み、たった1滴の血液から13種類ものがんを早期に発見できるまでになっています。検査キットも進化しています。地域の方に特定健診、新座市は無料ですと訴えても、会社を休んでまではなかなか受診できないという声を聞きました。その方々の声に市は応える義務があると思います。そして、長い目で見れば、重病を防ぎ、医療費の削減につながるのです。三重県桑名市では、子育て中の専業主婦や自営業者の方々など、なかなか健康診断を受診できない人を対象に、自宅にいながら血液検査を受けられる「スマホdeドック」の申し込み受け付けを始めました。対象となるのは、いずれも桑名市在住で35歳から39歳の国民健康保険の加入者か、43歳から59歳の国民健康保険加入者で、3年間特定健診を一度も受けていない方々です。市によると、対象者は3,400人に上るそうです。対象者は、郵便で通知を受けたらパソコンやスマートホンで申し込み、その後指に押しつけると微少な針が出る採血器具や消毒セットなどが入ったキットが送られてきて、数滴の血液を自分で採取し、同封された封筒で送り返す。届いてからは、2日から7日間でウエブ上で検査結果を確認できるという仕組みです。検査項目は、さきに述べたとおりですが、結果を見てから30日間は、医師や栄養士にウエブ上で個人的な健康相談を受けることができます。KDDIによると、他社のスマートホンでも利用でき、通常は送料込みで5,650円ですが、桑名市は市の補助を出しており、一律500円で受診できる体制をとっています。ぜひ新座市でも検討していただき、新座市民の健康を守る「スマホdeドック」を活用して市民の健康を守るべきとの観点から提案しますが、市の見解をお伺いします。  福祉問題の2点目は、残薬問題解消についてであります。この問題も、医療費の削減のために残薬回収バッグを活用して残薬問題解消に取り組むべきと考えますが、市の見解を伺います。  通院の際に、処方されたものの飲み残される薬は、全国で年間500億円規模と推計されています。この残薬を有効活用するため、神奈川県横須賀市薬剤師会は、回収バッグ、名称を横須加ネイビーバッグというものを作成し、昨年9月から薬局で無料配布を実施。その結果、約274万円分の残薬が再利用され、医療費の削減につながっています。具体的には、まず患者本人が家庭で飲み残した薬を薬局に持参し、薬剤師が使用期限等を確認。再利用できる薬を薬局で一定期間保管し、同じ薬が再び処方された場合、薬剤師がかかりつけ医に連絡した上で重複分を残薬で賄う仕組みです。横須賀市薬剤師会は、昨年9月から横須賀市、三浦市、逗子市の各市と、葉山町にある薬局約80店舗で不織布でつくられた紺色のバッグの配布を開始いたしました。ことし8月末時点で約2,500枚を配布し、380人から合計約613万円相当の薬を回収。そのうち約274万円分の薬が再利用され、医療費が削減されました。横須賀市としては、バッグの作成費や市民への周知方法を支援しています。  この取り組みを発案したのは、横須賀市薬剤師会の中村康之さんであります。中村さんは、薬の適用使用を促進するために何かできないかと薬剤師のメンバーと話し合い、残薬の有効活用につながったそうです。薬剤師が飲み残しの状況をチェックすることで、誤った服用や過剰な摂取を防ぐことができる。薬局に気軽に立ち寄るきっかけにしてほしいと訴えています。この施策で、横須賀市内の薬局も前向きに取り組まれております。ある薬局屋は、自宅に残薬があって、薬局に行くことができない高齢者のために、介護施設や在宅介護のマネジャーとも連携して残薬回収バッグを活用していきたいと述べています。さらに、奈良県大和郡山市でも同じように節約バッグの配布をことし9月から始めました。また、大阪府内での薬局では、ポスター等で残薬の整理を呼びかけています。大阪府の薬剤師会理事の道明雅代さんは、残薬問題に対し、このように述べています。「なぜ薬が残ってしまうのかを解明することが大切です。1日2食の高齢者に食後3回分の薬が処方されていたり、漢方薬が苦手で全く飲めていなかったりなど、こういった場合医師がその事実を知って、処方を変える必要があります」と述べています。さらに、残薬問題には、自宅に大量の残薬があるため、高齢者がどの薬を飲んでよいかわからなくなって、飲み合わせが悪くて体調を崩し、病院に運ばれる事態も相次いでいます。さらに、薬を飲まなかったため症状が改善されず、医師がさらに薬の処方をふやすといった悪循環に陥っているケースもあります。  残薬発生の理由として、厚生労働省調べでは、飲み忘れが67.6%、新たな薬を処方が21.5%、飲むのをやめたが21.5%となっています。こうした残薬が生まれる背景は、医師が処方する薬の種類や量が多過ぎるという問題とともに、薬の管理が患者任せという背景があります。今回の横須賀市や大和郡山市の取り組みは、患者から一度残薬を引き取るという意味で、残薬問題の解決の糸口になると考えられます。新座市でも検討して医療費の削減に努めるべきです。市の見解を伺います。  続きまして、教育問題です。芸術・文化振興のための文化財保護施策について。文化財保護は、市として大変重要な観点です。シティプロモーションの一環として、担い手の育成や新座市の芸術・文化を振興して、新座市の魅力を発信すべきと考えます。市の考えを伺います。  新座市の無形文化財担い手の育成が急務です。そのためにも、新座市の魅力の一つである、新座市の文化財や無形文化財をシティプロモーションの一環として全国に発信してはいかがでしょうか。新座市には、ご存じのとおり、無形文化財として武州里神楽、大和田囃子、中野の獅子舞があります。全国に誇れる無形文化財です。市として伝統を残し行く義務があると思います。無形文化財に対して担い手の育成として、市はどのように考えているのか伺います。特に中野の獅子舞は、後継者がなく、苦慮しているとのお声をいただいております。福島県では、伝統文化の保存、継承に力を入れております。特に将来を担う子供たちへ、民族芸能に取り組む伝承活動の支援を行っています。新座市の無形文化財の方々に協力をいただき、小中学生に里神楽や大和田囃子、中野の獅子舞などに取り組んでいただき、文化祭などで披露などのきっかけづくりはできないものでしょうか。担い手を育成していく、その観点が非常に重要です。ぜひ考えをお聞かせいただきたいと思います。  また、市は新たに総合政策部シティプロモーション課を新設予定です。シティプロモーションの一環として、新座市の芸術・文化を全国に発信すべきです。文化芸術を前面に出してシティプロモーションに取り組んでいる自治体は、福岡市や袋井市や下関市などです。福岡市は、文化芸術の役割、機能を再認識し、今後の文化芸術政策に当たり、福岡市文化芸術振興ビジョンを策定し、福岡市の特性や魅力を生かした文化芸術によるまちづくりを進め、文化芸術振興をうたい文句にしています。
     袋井市は、どまんなかシティプロモーション公式ブログを発信して、カテゴリー欄に文化芸術の項目を設け、袋井市が取り組んでいる文化芸術行事をわかりやすくPRしています。  また、下関市は、芸術文化の創造と振興と銘打って下関市シティプロモーション公式チャンネルを設け、ユーチューブを下関市の公式ホームページのトップに掲載をしています。多様性は可能性というテーマで、魅力的なユーチューブを発信しています。  新座市も特有の文化芸術を所有しています。文化芸術を前面に出してのシティプロモーションを提案しますが、市の見解を伺います。  最後に、防災問題です。水害対策について。石神四丁目、栗原三丁目付近において、集中豪雨と秋の長雨により水の流れる箇所が1か所に集中し、数日間水がおさまりませんでした。市として根本的解決を考えるべきと思いますが、市の見解を伺います。  公明党新座市議団は、ことしの8月31日に並木市長に、より万全な大雨、豪雨対策に対する要望書を提出しました。詳細については、白井議員が後日質問に立ちますが、石神、栗原区域でも20年ぶりと言われる水害被害に遭われました。現状を知っていただくとともに、市として原因をどのように捉えているのか、また対策をどのように考えているのかを伺います。  まず、スライド1を見ていただきます。地域的には、石神4―9付近、あと石神4―7の付近ということで、赤い線のところが東久留米・志木線になっていまして、あと大きいマンションの手前側が今のサンドラッグ、旧マルフジになるところです。そこの道路沿いの歩道の部分と、その裏側の自宅の庭が水浸しになったということであります。  スライド2をお願いします。こちら栗原三丁目、左側がもう第二保育園になっています。栗原の3―7付近と栗原の3―4付近、こちらも水浸しになりました。  スライド3をお願いします。これが石神4―9の状況です。自宅の庭が池状態になっており、給水ポンプ3台で水をくみ出しました。数日間この状況で、市民の方の話によりますと、ゲリラ豪雨や秋の長雨によって水道が1か所しかなく、自宅の庭に水がたまったということでした。お隣の方で、水がたまった状態が続いたため、塀の下が腐って塀が倒れるのではないかというご心配がありました。  スライド4をお願いします。これ暗くて恐縮ですけれども、夕方の撮影のためちょっと見づらい図面になりましたが、これが石神4―7、歩道の状況です。もう歩道がずっと水浸し状態になっているという状況です。ここは、長い間歩道の水が引かず、水草も生え始め、寒くなり凍って全てで転倒者が出るのではとの地域の方が非常に心配されています。  続きまして、スライド5をお願いします。こちら、奥のほうが池の状態になっているのがわかると思います。これ1つの空き地で、奥が全部池の状態になっています。こちらは第二保育園の裏手であり、不法投棄の多い場所ですが、不法投棄に関しては看板の差しかえなどをやっていただいておりますが、このまま乾いてくるとにおいが立ち込めてきまして、第二保育園のほうにも影響が出るのではないかと地域の方が心配をされております。何らかの対策を講じるべきではないでしょうか。  スライド6をお願いします。これが栗原3―4付近です。こちらも裏の塀より自宅敷地内に水が入り、長くとまらないということで相談をいただきました。スライドをありがとうございました。特に水かさがあるところは、危機管理課が動いてくださり、給水ポンプで水を吸い上げるなど応急処置をしていただきました。しかし、市民が望んでいるのは、今後同じようなことが起きないよう市で何らかの対策を講じてほしいというものです。今回の原因と今後の対策をどのように考えているのか、市の見解をお伺いします。  以上で、1回目の質問を終わります。 ○議長(森田輝雄議員) 暫時休憩いたします。  休憩 午前10時53分  再開 午前11時09分 ○議長(森田輝雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、鈴木秀一議員のご質問に順次お答えを申し上げます。  行政問題の1、ひばりヶ丘駅北口ロータリー工事についてのご質問をいただきました。大屋根につきましては、以前新座市民の利用者が多く見込まれることから、西東京市から大屋根設置に当たり費用の負担について要請がありました。設置場所が新座市域ではないことから、お断りをした経緯がございます。そのため、大屋根設置の要望も新座市からは積極的には行っていない状況でございます。改めて大屋根設置の考えを西東京市に確認したところ、新座市から費用負担はできない回答であったことから、現在白紙の状態とのことでございます。今度とも西東京市の状況を注視してまいりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げたいと思います。  図書館は相互利用させていただいておりますし、逆に保谷秋津線は、これ西東京市からひばりヶ丘駅北口通線にぶつける部分は新座市が主体でやるということなので、これは連携でございますので、西東京市のほうにも、市長にもご理解いただいて、うまく今後解決していくように図っていきたいと思います。  2番目、バス停付近の駐輪場スペースの確保についてのご質問をいただきました。栗原交差点でございます。新たに駐輪場を設置するためには、土地の確保が必要でございます。朝霞県土整備事務所に拡幅工事後の道路状況について確認を行ったところ、今のところ残地は残る予定はないとの回答をいただきました。しかしながら、朝霞県土整備事務所が行う地権者交渉は全て完了しているわけではないため、最終的に残地が確保できるかを注視し、駐輪場として利用できる残地が確保できるようであれば、早速駐輪場の設置について調整を図りたいと思います。  次に、東久留米団地バス的付近の駐輪場でございます。市では、当該バス停から約200メートル離れた場所に168台収容できる西堀一丁目無料自転車駐車場を設置しております。また、現在UR都市機構では、東久留米団地バス停に隣接する公園の一部を新たに約130台収容できる駐輪場として整備をしております。このため、今後東久留米団地バス停付近には、十分な駐輪場スペースが確保されているものと考えておりますので、現状では新たな駐車場は設置せず、今後の動向に注視してまいりたいと存じます。  3、集会所の整備についてのご質問をいただきました。初めに、栗原四丁目の集会所の新設でございます。何度もこれご質問いただいております。まず、建設用地の選定に苦慮しているということで、駅前で残地がほとんどございません。用地の確保が大きな課題となっております。集会所の整備につきましては、第4次基本構想総合振興計画後期基本計画に位置づけ、昭和50年代に建設した古いタイプの集会所の建てかえや新設を計画的に進めております。現在後期基本計画の見直し作業を行っております。その中で、集会所の整備計画につきましても見直しを行っているところでございます。当該基本計画の見直し後、市の財政状況も踏まえながら計画的に進めてまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。用地が見つからないということと財政的に厳しいということを理解をいただきまして、次の計画を今検討しておりますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。  次に、集会所へのテレビ設置のご要望ですが、現在のところ、平成24年度以降に整備した集会所につきましては、順次テレビの設置を進めております。一方で、そのほかの集会所につきましては、寄附をいただき設置したあたご・菅沢集会所を除き、テレビ設置はしておりません。  また、既存集会所へテレビを設置するためには、テレビ本体や附属備品の購入のほか、アンテナ引き込み工事費やNHK受信料、またはケーブルテレビ契約等の財源も必要となることから、現在の厳しい財政状況を考えますと、全ての集会所にテレビを設置することは難しく、今後も寄附を受けた場合を除き、集会所の新設や建てかえに合わせて整備してまいりたいと思います。  最後に、地域利用に対する補助制度として、地域会館の利用に対する市の補助制度の創設についてのご質問でございますけれども、テレビの設置と同じでございます。市の財政状況を考えますと、現状では大変厳しいと考えますので、ご理解を賜りたいと存じます。  2番目、福祉問題1、特定健診受診率向上についてのご質問をいただきました。KDDIが提供している「スマホdeドック」の参加のご提案をいただきました。現在のところ「スマホdeドック」の健診は、特定健診の受診とは認められていないため、受診率の向上には直接にはつながらないものでございます。「スマホdeドック」を実施している自治体等では、特定健診の対象となる前の若年層、39歳以下でございます。健診意識を高める目的で実施しているところが多いようでございます。本市といたしましては、特定健診の受診率がちょっと伸び悩んでいる状況でございますので、「スマホdeドック」を実施している自治体の受診率向上の効果を注視してまいりたいと存じます。  福祉問題の2点目、残薬問題解決についてのご質問をいただきました。本市では、今年度から朝霞地区医師会、朝霞地区薬剤師会と連携し、ポリファーマシーに対する検討の場を設ける上での問題点を洗い出すため、試験的な取り組みを始めたところでございます。これは、多剤投与の実例を抽出し、その改善を図る場として協議会の設置を目指すもので、まずは10件程度の事例について検討し、本事業を実施する上での問題点を確認する作業を行うものでございます。来年度には、効果の検証等ができるように準備しているところでございます。ご提案の残薬袋の活用の検討を行う前段階でありますので、今検討中ということでございますので、ご理解を賜りたいと思います。  3番、教育問題1、芸術文化振興のための文化財保護施策についてのご質問をいただきました。シティプロモーションの一環として、芸術文化振興による魅力発信をすべきとのご質問でございますが、さきの全員協議会でご説明申し上げましたとおり、市では平成30年度中の策定を目指して、本市の目指すべき方向性を明確に挙げたシティプロモーション方針の策定に着手することとしており、今後学識経験者、事業者団体、公募市民の皆様等で構成するシティプロモーション推進懇話会を設置した上で、平成29年度から平成30年度にかけて幅広くご意見等をお聞きしていく予定でございます。  また、庁内の取り組みとしまして、今後職員から広くアイデア募集等を行うとともに、平成30年度には庁内検討委員会を組織し、懇話会で出されたご意見等も含め、方針の検討を進めていく予定でございます。市議会の皆様にも、方針策定を進める過程においてご意見をお伺いしたいと考えております。このたび鈴木議員からご指摘いただきましたとおり、文化財保護、芸術文化振興も本市の重要な施策であると考えておりますので、シティプロモーション方針の策定に当たり、魅力発信の観点の一つとして十分に検討してまいりたいと思います。  ご指摘のとおり、無形文化財、里神楽、大和田囃子、中野の獅子舞、これは重要でございます。特に中野の獅子舞が今休止をしているということで、復活に向けていろいろ協議をしていただいているみたいなところがありますので、これもシティプロモーションの大きなエンジンの一つになると思いますので、今後ともしっかり取り組みをさせていただきたいと思います。この件につきましては、教育長からもご答弁を申し上げます。  4、防災問題1、水害対策についてのご質問をいただきました。石神四丁目、栗原三丁目付近において、数日間湧水がおさまらなかった箇所について根本的解決を図るべきとのご質問をいただきました。初めに、同箇所において数日間水がおさまらない現象が発生した直接の原因としましては、10月13日から断続的に降り続いた雨と、10月22日から23日にかけて総雨量約350ミリとなった台風21号の影響で、地中に含まれる水が許容量を超えたことにより傾斜地の裾から湧水となってあふれ出たと考えられます。石神四丁目におきましては、湧水の箇所が個人の住宅地内でありましたが、水の侵入が隣地へ及ぶなど広範囲に影響しており、急遽災害対応として排水ポンプを設置して被害の縮小に努めさせていただきました。今後根本的な解決を図るべきとのことでございます。自然現象であり、地下水位の変動を制御することは非常に難しく、また湧水の箇所も私有地であることから、市での対応はできませんので、ご理解を賜りたいと思います。  以上、1回目のご答弁を申し上げました。 ○議長(森田輝雄議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 鈴木秀一議員から、芸術文化振興のための文化財保護施策についてのご質問をいただきましたので、お答え申し上げます。  教育委員会では、平成28年度から第2次新座市文化芸術振興アクションプランを策定をいたしました。これがアクションプランでございますけれども、この中の文化財保護については、地域の魅力の源泉である豊かな自然環境や歴史的文化財、伝統芸能等の文化遺産を将来に継承するとともに、新しい文化芸術の振興に大胆かつ積極的に取り組んでいくというふうに記されていまして、こうした精神に基づいて保護施策も進めておるところでございます。  鈴木秀一議員から特に無形文化財の保護についてのご質問がございました。無形文化財の保護につきましては、高齢化社会が急速に進行していく中、この保護については喫緊の課題であると捉えておるところでございます。現在新座市には、この無形文化財に指定しているものが4つございまして、1つは武州里神楽、それから大和田囃子、それから中野の獅子舞、そして大和田氷川神社のはだか神輿の4つでございます。武州里神楽、大和田囃子、大和田氷川神社のはだか神輿については、教育委員会としても財政的な支援を行っておるところでございますが、中野の獅子舞については現在辞退をされているという状況でございます。  無形文化財を将来にわたって継承していくためには、この後継者を育てるということが喫緊の課題であると捉えております。中野の獅子舞につきましても、踊り手の高齢化のために飾り獅子の展示のみでの実施というふうに現在なっておるところでございますが、学校として協力できないかということで、保存会の役員会に校長を派遣しまして、今模索をしているところでございますが、地域の文化ということもありまして、学校として支援をしていくということがなかなか難しいというような状況でございます。今後調整を図りまして、中野地域の方以外の方でも支援ができるという状況になれば、学校を挙げて支援していくという方向もあろうかと思うわけですが、現在のところ中野の獅子舞については、中野地区の方々が継承していくということになっておりまして、外部でお住まいの子供たちがお手伝いするというのは、なかなか難しい状況であるということであります。今後これは調整を図ってまいりたいと思います。  いずれにしましても、無形文化財を保護し、将来にわたって継承していくということは、地元にとっても大事なことでございますので、今後教育委員会としても財政的な支援、それから、あるいはまた機会あるごとに市民に発表するような、そういう機会を提供する等々、啓発の機会も準備をいたしまして保存に努めてまいりたいと存じます。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) それでは、再質問させていただきます。ご答弁ありがとうございました。  それでは、行政問題の1点目、ひばりヶ丘駅北口ロータリー工事についてであります。市長答弁では、西東京市地内のことでありますので、やっぱり原則論としては西東京市のほうで検討してやるべきではないかというご答弁でございました。先ほどちらっと市長も相互利用的な考えをおっしゃっていましたけれども、新座市と西東京市の施設の相互利用などを通じて、例えば新座市が多少でも負担することで西東京市の児童センターを使わせていただいたりなどの複合的な検討というのは、何かお考えはお持ちでしょうか。考え方を伺います。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。 ◎市長(並木傑) ロータリーとはちょっと違うのですけれども、とりあえず図書館だけですけれども、具体的なアプローチはしていませんけれども、丸山市長といろいろと話し合う場面がありましたら、ちょっと話はしてみようかと思いますけれども、今具体的にどういうふうにするとかはございません。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) わかりました。今後も粘り強い交渉をよろしくお願いしたいと思います。やはり何といっても、ひばりヶ丘駅北口というのは新座市民の利用が多くて、特に新座市南部地域の方が多く利用されております。市長が言うように西東京市地内である工事でございますから、西東京市が100%事業負担というのがこれ大原則であると思いますので、新座市と西東京市が相互に協力して市民の利便性が上がるような結果といいますか、それを導き出せるような粘り強い交渉というものをよろしくお願いしたいと思います。これは要望でございます。  2点目、栗原バス停付近の駐輪場スペースの確保については、残地がもし工事終了後残った場合は、それを利用して何とか駐輪場スペースの確保に努力したいというご答弁でございましたので、こちらも非常に要望が高い問題でございますので、何とか並木市長のお力で残地を利用して駐輪場のスペースの確保に努力していただきたいと思います。今後の用地買収の進捗スケジュールがわかれば、お伺いしたいと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(大塚力也) 用地買収のスケジュールということでございますけれども、細かなスケジュールはちょっと確認はしておりませんが、朝霞県土整備事務所ですか、確認したところ、まだ幾分用地買収が完了していない部分があるということで、そちらにつきまして今後買収に向かっていくのだろうとは思うのですが、その時期的なものについては、はっきりしたことはちょっとこの時点ではわかりません。ただ、最終的に完了した時点で、残地が残るかどうか、その辺ははっきりしますので、その段階で駐輪場については検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) わかりました。よろしくお願いしたいと思います。東久留米団地前に関しましては、UR都市機構のほうで公園の一部を、130台ですか、これの駐輪場スペースにしていただくということで、市民の方も非常に喜ばれると思います。その工事の具体的スケジュールがわかれば、伺いたいと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(大塚力也) 東久留米団地横のバス停の駐輪場のスケジュールということでございますけれども、先月下旬より工事が始まっております。年度内には完了するという予定ということで伺っております。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) わかりました。ぜひ年度内に完成するように、また新座市からもよろしくお願いしたいと思います。  続いて、3点目、集会所の整備について。栗原四丁目集会所の新設につきましては、後期基本計画の見直し等でまた検討してまいりますという、あと財政面ということで、なかなか市長のほうからは前向きな答弁をいただけなかったのですが、集会所の役割というのは、高齢社会においてますます役割に脚光が注がれているというのが実情でございます。2025年には、団塊の世代が75歳以上となる超高齢化社会を迎えます。地域では、高齢者が安心して老いを迎え入れる社会体制づくりを急ぐべき時期に直面していると思います。社会保障制度をめぐる財政問題など課題も多く、健常高齢者をふやす健康長寿社会を達成していくということが各自治体に求められているところであります。よって、歩いて行ける集会所をいかにふやすかというのが非常に大事な観点だと思います。あと、コミュニティの雇用増大の諸機能も果たす集会施設の存在と役割は、本当に重要になってくると思いますので、この観点からも今後もぜひいろんな厳しい問題はあると思いますけれども、非常に要望の高い事案でありますので、さらなる今後の検討を強く要望させていただきます。引き続きの努力をよろしくお願いいたします。  あと、補助制度に関しましては、非常になかなか厳しいというご答弁でございました。こちらについても引き続きの検討、これも市民の方からの声が非常に高いものですから、検討をよろしくお願いしたいと思います。  あと、集会所のテレビ設置についての質問なのですけれども、例えば今寄附があったときに検討するというようなお話だったのですけれども、例えば今庁舎移転やっています。その庁舎の中で不必要なテレビがあったり、寄附を待っているのではなくて、広く市民や市内業者にテレビの買いかえのとき募ってみたり、市のほうから積極的に呼びかけるというような方法はいかがでしょうか、伺います。 ○議長(森田輝雄議員) 経済観光部長。 ◎経済観光部長(細沼伊左夫) ただいま2点ほどご質問をいただきました。まず、1点目の庁舎の移転に合わせて、既存の現在あるテレビが活用できないかというご質問なのですけれども、その点につきましては、私どもも担当課である新庁舎のほうにもちょっと確認させていただいたのですけれども、今あるテレビにつきましては、大変恐縮ですけれども、全て新庁舎のほうで使われるということですので、市役所にあるテレビについての活用は、ちょっと集会所で活用するのは難しいという現状でございます。  また、寄附の関係なのですけれども、なかなか寄附を求めるというのは、ではどこに求めたらいいのかというところもあるのですけれども、実際のところ、先ほどあたご・菅沢集会所以外でも、新設に合わせて寄附をいただいたものを設置している状況もございますので、そういった寄附のお話があったときには、積極的にぜひ集会所のほうにということは寄附者の方とご相談させていただければと思います。  また、先ほど質問のありましたテレビの設置については、なかなか正直申し上げまして、今設置されていないところがまだ30か所以上ございます。それを全て設置するのはなかなか難しいという状況もございますけれども、石神集会所のほうは、実際のところ、土砂災害に対する避難場所等も指定されていたり、ちょっと確認しましたら、利用者が一番多い集会所にもなっていますので、そういった寄附の申し出とかがありましたら、そういった利用状況等もろもろ勘案させていただきまして検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) では、ちょっと踏み込んだ話をさせていただきます。高齢の方のカラオケの効能というのは、これははかり知れないのです。高齢者にとって腹筋を鍛えることはとっても重要で、歌を歌うことでおなかに力が入るのです。これを繰り返すことで、楽しく腹筋を鍛えることができて、体幹の向上、さらには腰痛予防にもつながるのです。歌うために大きく息を吸い込むことが必要です。そうすることで、血液の体内循環も円滑になって心臓病予防にも役立つのです、カラオケというのは。さらに、重要なポイントは、楽しく仲間と歌うことで、気の合った気心がわかる仲間とのカラオケは効果増大なのです。そのカラオケを、テレビが設置されていないため断念というのは非常に悲しいものがあります。もう私相談を受けたとき、愕然といたしました。テレビは、最低1台は集会所にあるべきと考えますので、ぜひテレビの設置については、改めて前向きに検討していただきたいと思います。答弁は結構です。要望で。  続きまして、福祉問題の……    〔「答弁聞きなさい」と言う人あり〕 ◆11番(鈴木秀一議員) では、答弁よろしくお願いします。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 大変力強いご要望をいただきましたけれども、大変財政が厳しくて、まだ平成30年度の予算は10億円以上の乖離がありまして、もう新庁舎のこけら落としのいろんな、皆様にご案内申し上げますけれども、大変切り詰めてそれも企画をしておりまして、1万円、2万円の部分でも切り詰めている状況でございますので、石神集会所、大変利用も多いということで活発に行われておりまして、私も春夏秋冬合わせていろいろと招待されまして、そのお祭り、お祭り、一つ一つに大勢の皆さんが来ておりますので、ここで石神集会所だけテレビとカラオケと言うと、ほかのところも言われますので、検討をさせていただきたいということでよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) では、前向きに検討をよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、福祉問題に移ります。「スマホdeドック」は、国のほうでは特定健診には認められていないということはよくわかりました。ただし、既に先ほども述べましたが、全国42市町村が参加しています。国のほうで特定健診と認めることは時間の問題であると思います。市としてもすぐに対応できるよう研究、あと実際使っていらっしゃる自治体のどういうふうに使っているかということも含めて研究していただきたいと思います。医療費の削減は、真っ正面から取り組まなければならない市の課題であると思います。市民の健康を守るため、実施自治体の聞き取りなどを含め、引き続きの努力をよろしくお願いしたいと思います。  1点これ提案です。全員では無理でも、桑名市のように46歳から59歳までで3年間特定健診を受けていない方だけ限定で、市民の健康維持のために実施してみるという考えはいかがでしょうか、お伺いします。 ○議長(森田輝雄議員) 健康増進部長。 ◎健康増進部長(竹之下力) 鈴木議員のご提案でございますけれども、確かになかなか3年間未受診という方につきましては、時間がなくて特定健診が受診できないという方もいらっしゃるのかもしれませんけれども、市といたしましては、受診率の向上に向けた取り組みとして、やはりまだ啓発等が足りていないのではないかというふうに考えております。そういったものも含めて、今後につきましては、この受診率向上に向けた取り組みとして啓発を重視させていただきまして、ここで「スマホdeドック」のほうに移行してしまいますと、まだいわゆる受診率の向上につながらないといった部分がございますので、まずはそういったところで受診率の向上に向けた特定健診を受けていただくような取り組みというのを重視したいと思っております。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) わかりました。「スマホdeドック」は、既にツールができているわけであります。あとは、国が認めれば、市が利用するかしないかだけの問題なのです。  何度も言いますけれども、長い目で見れば、重病患者を出さずに医療費削減ができるのです。そこの観点をもっともっと深く考えていただきたいと思うのです。病気も初期で見つかれば医療費も少なくて済みます。市民の皆さんも、時間がつくれれば健康診断受けたい、これ全体そうだと思います。でも、なかなか時間がとれなくて受診できない。私がメスを入れているのは、なかなか時間がとれない方にどうやって、自分の健康状態を知り、早目に手を打っていくのかの環境づくりへ市がかかわっていくかというこの問題なのです。市は高齢者に対していろんな施策を打っておりますので、やはり43歳から59歳の少しずつ体に異常の変化があらわれてくる年代でもあります。かつ3年間も特定健診を受けていない方を対象にして、血液検査で自分の体の状態がわかり、医師や保健師にアドバイスを受けることができれば、私は二重、三重の施策になると思うのです。財政が厳しければ、最初は例えば実費での推進とか、こういった健診方法もありますという告知だけでも結構だと思うのですが、もう一度ご答弁をお願いします。 ○議長(森田輝雄議員) 健康増進部長。 ◎健康増進部長(竹之下力) 再度のご質問でございますけれども、この「スマホdeドック」で受診できる内容というのが血液検査の14項目ということでございますけれども、特定健診を受けていただきますと、それに加えまして、例えば尿検査でありますとか心電図をとっていただくとか、そういったこともできるわけでございます。したがいまして、そういったところで「スマホdeドック」のみで受診されるのではなく、やはりどうしても特定健診のほうに来ていただければというところを今力を入れてやっております。その中で、またあといわゆる「スマホdeドック」と似たような事業を行っているところは、KDDI以外でもございますので、「スマホdeドック」のみをPRして進めていくというのは、なかなか市としても難しいというふうには考えております。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) わかりました。再度言いますけれども、なかなか時間がとれなくて、自分の健康状態を知り、早目に手を打つというのが非常に大事だと思いますので、その観点でまた政策を前に進めていただきたいと思います。これは要望で結構です。  続きまして、残薬問題の解消について。新座市がいち早く動いて、今いろいろ検討していらっしゃるというようなお話がございました。残薬問題に関しましても、これも本当に医療費削減に直結する問題であります。埼玉県のほうでも取り組みが始まっております。埼玉県の施策は、高齢者の残薬解消へかかりつけ薬剤師を普及させようという、これは公明党の石渡県議会議員の質問に対し県は、高齢者の薬の飲み残し対策事業の実施をいたしました。内容は、埼玉県薬剤師会へ委託し、薬局の薬剤師が2か月間に3回程度50歳以上の慢性疾患を有する患者の居宅を訪問し、残薬の実態や残薬が生じる原因について調査したものであります。残薬を積極的に減らすため、生活習慣などに応じた服薬のアドバイスや医師との処方調整など、適正な医薬品の使用につなげる取り組みを行って、その効果について調査を行いました。調査対象者は150人で、残薬が約95万円、1人当たり6,300円削減ができたということです。また、このような調査の結果、残薬の解消については、医師や看護師、ケアマネジャーなどの連携が不可欠であったということであります。  ここで質問なのですが、新座市では残薬解消について、医師や看護師、ケアマネジャーとの連携はどのように行っているのか、また残薬対策について密に連携がなされているかどうかについても伺います。 ○議長(森田輝雄議員) 健康増進部長。 ◎健康増進部長(竹之下力) 残薬問題の解消についてのご質問でございます。市といたしましてもこの残薬の問題につきましては、重く認識をしているところでございます。  ことしの第1回の定例会で鈴木秀一議員からもご質問をいただきまして、市では平成29年度、この薬の飲み残しはありませんかというパンフレットをつくって、各市内の薬局に置いて今やっているところでございます。そういった中で相談ですか、かかりつけ医でありますとか、かかりつけ薬局との相談につなげるような取り組みというのはしているところでございますけれども、このケアマネジャーや看護師との連携といった部分につきまして、これは先ほど市長答弁申し上げましたけれども、今ここで朝霞地区の薬剤師会と医師会のほうでそういった協議の場といったものが設けられたところでございますので、今度そういった中で、どういった形で連携をしながら進めていけばよいのかというのは検討されるものだというふうに考えております。今現在でそういった部分について、市として今こういったことをやっていますというようなところについては、まだそこまでの状況ではないというところでございます。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) わかりました。朝霞市の薬剤師会と医師会との意見交換のちょっと推移を見たいということなので、ぜひその意見をまた参考にして、次なる残薬対策に力を入れていただきたいと思います。残薬問題は、取り組み過ぎということはないと思います。所沢市でも節約バッグ運動を開始して、参加いただいた方に西武ライオンズのチケットを配布したり、コットンバッグプレゼントなど工夫を凝らしています。所沢市のすぐれているところは、対象者に推奨はがきを送付して参加を奨励しているという取り組みをされているのです。ぜひ医療費削減のために今後も残薬解消に向けた取り組みの強化を、これは要望いたします。  続いて、教育問題です。芸術文化振興のため、文化財保護施策について。1回目の質問で、子供たちに無形文化財の里神楽や大和田囃子、中野の獅子舞の取り組みの推進について伺いましたけれども、中野の獅子舞は中野地区の方でないと継承できないという問題はわかりました。担い手の育成については、何かビデオでも映像が保存されているとヒアリングでお聞きしたのですけれども、ぜひ有効活用していただいて、例えば中野在住の小学生、中学生にビデオ映像をお見せして、興味ある子供たちを募って獅子舞を指導するというのはいかがなものでしょうか。いいアイデアだと思うのですけれども、教育長、いかがでしょうか。 ○議長(森田輝雄議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 中野の獅子舞については、ビデオで保存してございますので、これらを活用して継承のための準備をしていくということは可能かと思います。  やはりネックになっているのは、この中野地区だけの伝統芸能ということで、ほかの地域からの参加が得られないというか、そういうことで門を開いていただけないと、なかなか継承のためのさまざまな支援を行うということは、教育委員会としては難しいわけです。ですから、その辺は保存会と十分協議しながら今後進めてまいりたいというふうに思います。  例えば大和田氷川神社のみこしについても、以前は恐らくその地域だけの担ぎ手だったと思いますが、今は広く担ぎ手を募集していますので、いろんな方がみこしを担いでいるという状況で維持されているということでありますので、そういうやはり考え方をちょっと変えていかないと、なかなかこうした高齢化が進んで、しかも少子化も進んでいるという状況ですから、これは新座市だけではなくて全国的な問題なのです。もう高齢化と少子化が相まってきていますので、継承できないという地域が各地で起こっているということで、もうちょっと門を開いていくということを考えていかないと難しいかなというふうに思います。保存会とこれから話を進めてまいりたいと存じます。
    ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) 先ほどビデオの有効活用も考えていくというお話でしたので、ぜひ保存会の皆さんとも綿密に協議していただいて、やっぱり伝統芸を残すという観点でよろしくお願いしたいと思います。  12月1日の読売新聞で、小鹿野町で伝統芸能である歌舞伎を中学生が引き継いで、町のイベントである歌舞伎郷土芸能祭で公演という伝統の継承を行っております。ぜひこれも参考にしていただきたいと思います。  あと、文化芸術のシティプロモーションにつきましては、過日開催されました全員協議会で詳しく説明をお聞きいたしました。しっかり取り組んでくださり、新座市の魅力発信に力を注いでいただきたいと思います。期待をしております。  最後に、水害対策について伺います。私有地であり、市ではなかなか手が出せないということでありました。そういった環境になってしまったことに対して、市も対策を考える必要があると思うのですが、これは市が負担するとか個人が負担するということは別として、今回お示しした4つの事案でどのようにすれば今回のようなことが起きないかというのは、考え方があれば伺いたいと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(大塚力也) 今回の湧水の問題につきましては、特に石神四丁目の地区でございますけれども、先ほど議員からのお話がございましたように、排水ポンプ、これ先ほど3台とおっしゃっていましたが、4台なのですけれども、10月24日から11月24日までの1か月間排水をいたしました。また、裏がちょうど傾斜地になっていますので、土砂災害の危険性もあるということで地盤調査なども今している状況でございます。ただ、あくまでも今回これ緊急的な対応ということで、市のほうでその費用を出して、そういう調査等をしているわけでございますけれども、原則はやはり私有地、民有地でございますので、所有者の方に根本的な改良工事等はやっていただく必要があるのかなと思っております。ただ、今度もこういった状況、あるいはその前の段階で相談等があれば、市のできる範囲の中で対応はしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) やはり住民の方は、今後また、本当に今の気候というのは、いきなり大雨が降ったりとか、今回20年ぶりというふうに聞いていますけれども、今のいろんな気候の状況を見ますと、あした、あさってがまた大雨になってもおかしくないような状況でもありますので、最低限調査して市民に現状を伝えるというものは必要だと思いますので、ぜひ努力をしていただければなと思います。  私有地ということでなかなか難しい面もありますけれども、私もこの問題につきまして、自治体でどういったことができるのかなといろいろ研究させていただきました。いろいろ調べていく中で、家庭でできる浸水対策というものを市民に広く提案している自治体がございます。平塚市では、家庭でできる浸水対策として、平塚市のホームページに常時掲載し、日ごろからの市民へのいざというときの心構えや対策をわかりやすく訴えかけて充実しています。土のうの設置や小規模な水害での水深が浅い段階に行う簡易水防工法の行い方や、敷地内に浸入した雨水を排水するための水中ポンプの設置、雨水ますの詰まりの防止、道路上にカーステップやプランターなどを置くと雨水流入を妨げるためカーステップは設置しないようにの呼びかけ、河川や下水道施設への流出量の低減と庭への散水などにも利用できる雨水貯留槽の設置について、河川や下水道施設への流出量を低減させる雨水浸透ますや雨水浸透トレンチの設置、雨水を地中に浸透させることができる透水性舗装の使用、建築時の敷地のかさ上げや家屋の敷高、敷地回りの囲いなど配慮の勧め、止水板の設置、大雨時のトイレや洗面器具のトラブル、逆流防止弁の設置、圧流開放釜の設置、応急処置、情報収集等、イラストを交えた内容になって理解しやすいように作成されています。  市も、私有地だから何もできないという姿勢ではなく、市民に対してこんな対策ができますよという寄り添いの姿勢が大切であると思います。ぜひ参考にしていただきたいと思います。このような内容がイラスト入りで家庭でできる浸水対策のチラシが届けば、市民も安心し、問題意識が強まると思います。市民に寄り添う姿勢が大切だと感じます。家庭でできる浸水対策のチラシ作成も要望させていただきます。国でも、公明党が主導して豪雨対策として自治体向けの防災安全交付金を大幅拡充し、地域が防災対策に取り組むよう提言しています。  最後に、水害対策として庭の水はけに有効なのが、透水管の埋設工事と言われています。市民に告知したり、将来市の補助を検討したりなどの対策を要望して私の再質問を終わります。 ○議長(森田輝雄議員) 以上で、11番、鈴木秀一議員の一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。  休憩 午前11時56分  再開 午後 1時00分 ○議長(森田輝雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △池田貞雄議員 ○議長(森田輝雄議員) 続いて、6番、池田貞雄議員の一般質問を許可いたします。  6番、池田貞雄議員。    〔6番(池田貞雄議員)登壇〕 ◆6番(池田貞雄議員) 6番、池田貞雄です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い質問させていただきます。  1、行政問題、1、街灯設置について。新座駅南口区画整理が終了しましたが、夜歩くと暗い場所があり、街灯の設置を望む声があります。街灯の設置ができないか伺います。  2、教育問題、1、オール新座のジャージについて。市内の小学生、中学生、高校生が国体等の全国レベルの大会に出場した場合に、ジャージ、Tシャツ等、新座独自のユニフォームをつくり、大会に出席できないか伺います。  3、災害問題。災害時の備蓄品の保管場所について。新座市には、災害に対して多くのものが備蓄されています。保管場所が地震災害により損壊することも考え、市外にも保管場所を設置する必要があると思いますが、市の考えを伺います。  2、災害時の職員体制について。市の職員のうち、地震災害が発生してから1時間以内、2時間以内、3時間以内に市役所に出勤できる人数をそれぞれ把握していますか。どの職員がどこの避難場所に行くか、及び避難場所の中で役割が決まっていますか。  また、避難場所で、市の職員、また議員と市民がわかる目印等はありますか。現在建物の罹災証明書を作成できる市の職員は何人いますか、それぞれお伺いしますということの質問でございます。  まず、最初に街灯設置についてですが、スライドをちょっとお願いします。場所が、これ区画整理の新座駅南口です。ここがヤオコー。新座郵便局があってヤオコーです。これ入りまして、この裏の道なのですが、ここが新座市の公園になっています。ここからここまで電柱が7本あるのですが、この中に一本もないのです。また、ここにちょっとトラックの出入り口があるので、ここも心配だというのもありますし、このセレモニーホールと、保育園があるのですが、部屋の電気が多少外に出るぐらいで、意外とここまで約200メートルぐらいの間は何もないので、ぜひこの辺に設置できないかという市民の方の、地元の方の要望がありますので、設置ができるかどうかお伺いします。  もう一枚お願いします。ちょうどこの電信柱がこの6本、7本が一個もない状況になっていますので、そういうことで設置のほうをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございます。  2、教育問題です。オール新座のジャージについてですが、先般市制の47周年に対しまして、中学生、小学生でたくさんの方が全国レベルの大会に出ています。私もスポーツをやっていたのですけれども、一つは甲子園という目標で行かせていただいたのですが、やはり何か目標を持ってやる方は、何かを目標にしていくと。また、小学生であれば、日本で言うオールジャパンではないのですけれども、ああいうようなイメージの大会の大きな大会で、入場式とか閉会式に特別なジャージとかがあれば非常にいいのかなと。まして、この間、先月の31日に日本大学第三高等学校の生徒が市長室に見えたのですが、U―18のユニフォームを持っていたら、市長がくれるのかなというぐらいに手を出して、いや、それはもらえないですよという話ししたのですが、そのぐらいのような新座市の大会へ出たら、そういうようなユニフォームができないかということでお伺いさせていただきたいと思います。  3番目、災害問題なのですが、先般熊本市役所のほうに視察に行かせていただきました。本当に新座市というと、平林寺が熊本城になっているような感じなのですが、そのときに視察の中身で今質問するようなことが出ました。やはり自分のところにも備蓄があったのですけれども、やっぱりそこが壊れてしまったと。やっぱり急遽その後に近くの市なり外の県外で都市提携をしたとか、そういう話が来ました。  また、一番の問題だったのが、市の職員本人も被災しているわけです。でも、自分の家族も大事ですが、やっぱり市の職員という立場の中で、できるだけ早く市のほうに向かったというふうな話を聞きました。  それと、あと最終的に一番大変だったのが罹災証明、やはり保険の関係とか補助金の関係とか、そういう中で罹災証明をいかに早く出してあげるかというのが一番大変だったそうです。そういうもろもろを聞いた中で、新座市でも災害マニュアルあるとは思います。ちゃんと構築していると思いますが、現状の体制をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上で終わります。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、池田貞雄議員のご質問に順次お答えを申し上げます。  1点目、行政問題1、街灯設置についてのご質問をいただきました。新座駅南口第2土地区画整理事業地内の道路照明灯について調査いたしましたところ、市道第41―103号線沿いの野火止七丁目ふれあい公園から西に延びる約150メートルの区間において、道路照明灯の設置がなく、暗い状況が見受けられましたので、その区間内において2灯の道路照明灯を設置いたします。なお、設置の時期につきましては、予算を勘案した上で検討を進めてまいりますので、しばらくの間ご不便をかけますが、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  オール新座のジャージについては、教育長のほうからご答弁申し上げます。  次に、災害問題のまず1番目でございます。災害時の備蓄品の保管場所についてのご質問をいただきました。本市では、市内の指定避難所及び指定緊急避難場所43か所に順次防災備蓄倉庫を設置し、災害時等における備品、食料等の備蓄を進めております。そこで、本市では平成28年3月に災害時総合応援に関する協定を、茨城県日立市、栃木県小山市、愛知県豊川市及び愛知県西尾市と、本市を含め5市で協定を締結しております。本協定を締結するいずれかの市において、地震等の大規模な災害が発生した際、食料、飲料水、資機材の物資のほか、応急、復旧に必要な職員の派遣の応援体制を構築しております。この協定において、災害時における広域的なネットワークの支援として、備蓄品等の確保の一助になるものと考えております。  2点目のご質問でございます。災害時の職員体制についてでございます。発災から1時間以内、2時間以内、3時間以内に参集可能な職員についてでございますが、1時間以内及び3時間以内に参集可能な職員につきましては、内閣府における参集可能職員の条件設定をベースとして、本市の業務継続計画、BCPといいますけれども、において算出しております。発災から1時間後に参集可能な職員として、4キロメートル圏内に住む職員の約6割が参集可能とする計算といたしますと388名、3時間後に参集可能な職員として12キロメートル圏内に住む職員の約6割が参集可能とした場合は487名となっております。  また、職員がどこの避難所に参集し、どのような役割を担うかといった質問でございますが、本市では新座市緊急時初動マニュアルに基づき、震度6弱以上の地震が発生した際、全職員はあらかじめ指定された避難所等に指示がなくとも参集することとしており、今年度及び昨年度の2か年で指定避難所及び指定緊急避難場所において実際に参集する職員及び自主防災会の皆様と連携して避難所参集開設訓練を実施しているところでございます。  次に、避難所で市の職員、議員と市民がわかる目印があるかというご質問でございますが、避難所運営を行う職員等を見分けるものとして、現時点で各避難所に黄色いビブスを5枚配置しております。しかしながら、5枚では不足することが予測されるため、不足分につきましては今度拡充に努めてまいります。なお、議員の皆様におかれましては、新座市議会災害対策支援本部設置要綱及び新座市議会災害発生時行動マニュアルに基づき災害活動を行うものと存じますが、現状において目印となるものは用意しておりませんので、今後協議をさせていただきたいと思います。  最後に、建物の罹災証明を作成できる職員が何人いるかというご質問でございます。新座市地域防災計画におきまして、災害対策本部が設置されている場合におきまして、市民窓口班となる人権推進課及び市民課の職員が罹災証明の発行業務に当たることとなっており、現在52名となっております。しかしながら、市民窓口班につきましては、罹災証明の発行業務だけではなく、市民の相談対応や来庁者の対応、誘導の業務もあることから、52名全員が罹災証明の発行業務に従事することは困難であると考えております。また、罹災証明の発行につきましては、調査復旧班の被災家屋調査に基づき発行されるため、この家屋調査も早急に対応する必要があります。過去の災害では、職員の不足により被災家屋調査に時間を要し、結果的に罹災証明の発行及び被災者支援そのものがおくれてしまったという報告もございます。このことから、災害時にはマンパワーの確保は重要課題であり、必須となりますので、先ほど申し上げました県外の自治体との災害時総合応援に関する協定に基づく応援体制を初め、全国市長会を通じての職員派遣応援要請など、他県等からの応援職員による受援体制についてもしっかりと構築して早期対応が図れるよう努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 池田貞雄議員から教育問題、スポーツで活躍した児童生徒に新座市作成のジャージを支給し、大会に出場できないかというようなご質問をお受けしましたので、お答え申し上げます。  ことしの子供たちの活躍は目をみはるものがありまして、平成29年度の市制施行記念式典におきましても新座市表彰式が開催されまして、各種スポーツ大会で優秀な成績をおさめた市内の小学生、中学生、また高校生が数多く表彰されたわけでございます。特に今年度は、市内の児童生徒の活躍が目立った年でありまして、教育委員会としましても、新座市の子供たちのスポーツ活動が盛んであることを非常に誇らしく思っておるところでございます。  また、表彰式の後におきましても、第五中学校の女子が県の駅伝大会で優勝して全国大会への出場を果たすなど、活躍が続いている状況であります。  ご質問の新座市の子供たちが国民体育大会や全国大会レベルにおきまして新座市のユニフォームを着用するということにつきましては、新座市の代表であるという意識の高揚を図ることができ、また全国へのアピールも効果があると考えておるところでございます。しかしながら、国民体育大会は都道府県対抗の大会でありまして、ユニフォームは原則として所属する都道府県名を表示するということになっておりますし、また個人によって異なるものを着用してはならないという規定がございます。各種スポーツ大会におきましてもユニフォーム規定がございまして、そうしたユニフォームの規定によりますと、子供は学校のユニフォームを着用することが通例であるというふうに考えられます。したがいまして、新座市独自のユニフォームを作成したとしても、選手の着用機会が望めないということ、また財政上の問題も踏まえまして、現在のところ新座市独自のユニフォームの作成については考えておりません。  なお、全国大会への出場等、一定の規模の大会に参加する児童生徒につきましては、新座市青少年教育振興基金から助成金を交付しておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 6番、池田貞雄議員。 ◆6番(池田貞雄議員) ご答弁ありがとうございました。  最初に、街灯の関係ですが、本当にありがとうございました。早期に対応していただき、感謝いたします。地元の方も大変喜ぶと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、オールジャージにつきましてですが、大変よくわかりました。ただ、表彰もいいのですけれども、やはり何か残る、子供がお互いに切磋琢磨できるような形で、できれば練習中に使えるTシャツでもいいし、極端にゾウキリンのポロシャツに後ろに名前を入れてあげるとか、何かそういう形のものをしていただいて、新座市の代表だというイメージ、それも全員ではなくて私いいと思うのです。あくまでも個人、小学生とか、あと中にはスポンサーがついている方もおいでになるでしょうし、団体競技でやられていて団体のユニフォームがあるとか、そういうのもあるし、あとクラブ活動でクラブで出ている方も、それはクラブのものがあると思うので、あくまでも個人で出ている方でそういうふうなユニフォームを、本当の中学校の体操着ではなくて、何か対応をしていただければ、今後そういうふうな方向でいっていただければと要望しておきますので、よろしくご検討していただければと思います。  続きまして、災害に対してですが、大変よくわかりました。ヒアリングのときも内容を聞かせていただきまして、わかりました。ただ、町内会活動で私ども年に1回防災訓練をやっておるのですが、その中で市の今危機管理課ですか、の方々に出ていただいて、いろいろご協力していただいて、新座市の消防団、消防署、あと8分団にも協力していただいて、現場でやらせていただいておるのですが、先般町内会連合会のほうで地域担当職員の関係の中で、防災のときに地域担当の方が来てくれるのかとか、そういうお話あったかと思うのです。そのときふいに思ってあれなのですけれども、今市長の答弁の中で職員の方がどこの避難場所に行くというのはある程度決まっているというお答えでしたので、逆に地域の防災訓練がどこの町内会でも年に1遍ぐらいやられると思っているのです。だから、逆にそういう場にそこの地域の担当になっている方、例えば私野火止七丁目なのですけれども、野火止七丁目とか野火止八丁目の集会所に市の職員が行きますよとか、そういうふうな形の対応ですか、防災訓練のときに顔見せとか、そういうものができれば、市民の方もあの人が来てくれるのかなとかという、そういう顔見せもできるかと思うのです。今後そういう考え方ができないかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(大塚力也) ただいまのご質問でございますけれども、先ほど市長答弁の中にもございました新座市緊急時初動マニュアル、これに基づきまして震度6弱以上の地震が発災した場合には、職員がどこに行くのか、どの避難所に行くのかというのは決められております。  そんな中で、昨年とことし2年間に分けまして、避難所参集開設訓練というのをこれ実施しております。その訓練の中には、当然職員も行きますし、町内会の皆さんも来ておりますので、そういったところで顔合わせといいますか、どういった職員が来るのかというのは確認はできているのではないかというふうに考えております。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 6番、池田貞雄議員。 ◆6番(池田貞雄議員) 済みません、その研修会、うちことしだったのです。ちょうどうちの地区が、市民清掃の日と、あと大和田小学校と何かで、確かに私も何か用事があって行けなかったのです。それはわかりました。では、そういう形の中で担当の職員が行っているという形で。  それで、多分トイレの設置とかやられた、今回は。地区ごとに、去年、おととし、3年前ぐらいからやられているのかな。私町内会長で初めての経験だったもので、わかりました。  ただ、あと年に1遍、うちは野火止七丁目の中の公園の中で防災訓練をやっているのです。その中に、もう一回そういうふうな形で、その地域で見られる職員の方というのが危機安全課だけでなくて、一緒に訓練に参加していただけるということはできないでしょうか。というのは、顔見せだけでも。  それと、うちの町内会でも市の職員の方、現在5人いるのです。野火止の中だけで。ただ、中には、職員の方もこの地域に住んでいるのだというのを知られたくないとか、そういう方もおいでになるかと思うのですけれども、でもやっぱり市民としては、どういう方がおいでになるのかというのも一つあるかと思うのですが、今後そういうことも前向きに検討していただけるようにお願いして要望しておきます。  それと、先ほど議会は議会で確かにありました。私も勉強不足で申しわけないのですが、局長のほうから提示されて、確かにマニュアルがございました。本当にありがとうございます。ただ、中身もいろいろなところがまだ不備というか、記載が余り明確ではない点も確かにございますので、議会としても議長、または事務局長を筆頭にいろんなことを市のほうと協力しながらいろいろ作成して、市民のために安全安心な防災のマニュアルができるようにご協力させていただきたいと思いますので、今後ともご協力していただければと思いますので、よろしくお願いします。  以上で、質問を終わります。 ○議長(森田輝雄議員) 以上で、6番、池田貞雄議員の一般質問を終わります。 △塩田和久議員 ○議長(森田輝雄議員) 続いて、18番、塩田和久議員の一般質問を許可いたします。  18番、塩田和久議員。    〔18番(塩田和久議員)登壇〕 ◆18番(塩田和久議員) 18番、塩田和久です。行政問題を3つお尋ねさせてもらいます。  一番最初が、スクールゾーンの見直しについてお尋ねいたします。市内小中学校の授業の時間数の変化や新たな道路の完成など、スクールゾーン設定時と状況が変化している箇所が見受けられますが、児童生徒及び運転者にとっても安全かつ有効な整備を行うため、スクールゾーンの再設定に向けた調査を求めますというのが1番目になります。  市内にたくさんスクールゾーンというのは各学校に設置されていますけれども、一番有効な設置をぜひしていただきたいということで、それに努めていただいているとは思うのですけれども、その中でも状況が変化しているところの対応をしていただけないかという質問になります。  2番目に行きます。都市高速鉄道12号線の延伸活動についてお尋ねいたします。市内の受け入れ態勢の進捗状況が見えにくいと言わざるを得ません。今後の積立金の活用方法や、活用というのは今すぐの、来年使うとか再来年使うとかというよりも、どちらかというと市民の方が一番気にされているのは、運用、積んでいくのか、昨年のように取り崩すのかというのを市民の方は大変気にされております。そこのところをお尋ねできたらと思います。今後の積立金の活用方針や来年度の活動予定をお尋ねいたします。  最後に、自殺の予防対策についてお尋ねいたします。先日座間市における事件が発生いたしました。報道されているとおりであります。それからも、行政のさらなる自殺予防対策の必要性を痛感いたしました。保健センター等の相談窓口が記載されたシール、マグネット及びチラシを配布してはいかがでしょうかというお尋ねをさせてもらいます。何らかの対策を行政でもしていただけたらという強い思いを持って、3つ目の質問とさせていただきます。  以上、どうかよろしくお願いします。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、塩田議員のご質問に順次お答え申し上げます。  1、行政問題、1、スクールゾーンの見直しについてのご質問をいただきました。本市では、原則としてスクールゾーンの要望が寄せられた際には、当該スクールゾーンを要望する方に規制を実施する沿道全員の承諾書を集めていただき、地域の総意として新座警察署に要望しております。  ご指摘の交通事情の変化等から、不必要なスクールゾーンなど全体的な見直しを行ってはどうかについてでございますが、ご案内のとおりスクールゾーンは各地域の市民の皆様の総意に基づいて設定した規制であることから、見直しに当たってもそれぞれの設定したスクールゾーン内の地域や各小学校の意向が大変重要であり、これを重要視しなければ見直し等はできないものと考えております。つきましては、市が主体となってスクールゾーンの全体的な見直しを行う考えはございませんが、地域の方々から個別具体的な見直し等の要望等がありましたら、改めて地域の総意を形成していただくようお話をさせていただくとともに、各小中学校の協議を踏まえ、新座警察署に改めて要望させていただきたいと存じます。  それから、都市高速鉄道12号線延伸活動についてのご質問をいただきました。国の交通政策審議会の答申において、事業性の確保に必要な沿線開発や事業主体の明確化といった課題が示されたところであり、現在新座市、所沢市、清瀬市及び練馬区で構成する都市高速鉄道12号線延伸促進協議会を中心に、これらの課題の解決に向けた取り組みを進めているところでございます。  そこで、今後の活動予定についてでございますが、主なものといたしましては、同協議会において平成30年度には、今後延伸に向けた調査研究事業を進めるに当たり、これまで事業化に向けて検討が不足している項目を整理するとともに、事業主体のあり方、協議会としての方向性を明確化する必要がある事項について、構成各地区において共通認識の共有化を図りたいと考えております。さらに、この事業主体の問題も最も大きな課題であると思っております。検討協議に当たっては、埼玉県及び東京都の連携をさらに深めていくことが重要であるため、まずは埼玉県に同協議会における平成30年度事業への参加を要請してまいります。今後は、市民の皆様にわかりやすく取り組み状況をお伝えできるよう掲載方法を工夫し、広報でPRをしたり、広報の特集記事を組んで、あるいは市のホームページでしっかりと周知していきたいと思っております。  最後に、基金の件でございますが、12号線の建設促進に係る経費の財源をあらかじめ確保するとともに、延伸の早期実現に向けた内外へのアピール材料とするため、設置をしているものであります。現在の厳しい財政状況の中では、さらに積み立てをすることは難しいと言わざるを得ませんが、事業の進捗状況等を見定めながら、今後も可能な範囲で積み増しを行っていきたいと思っております。いずれにいたしましても、地下鉄12号線の延伸は、本市の飛躍的な発展に資する非常に重要な事業でございますので、早期の延伸実現に向けて今後も全力で取り組んでまいります。  3点目の自殺の予防対策でございます。保健センターでは、平成28年度と同様に本年も9月の自殺予防週間に合わせて、「広報にいざ」9月号の同送品として、こころの相談窓口一覧と自殺予防事業を紹介したチラシを全戸配布するとともに、市内公共施設に設置いたしました。また、同時期に中央図書館にて自殺予防の企画展示をし、ホームページ及びツイッターでの啓発も実施いたしました。自殺は、児童から高齢者まで幅広い世代に起こり得る問題であり、その背景には、精神保健上の問題だけではなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などのさまざまな社会的要因があることが知られています。年代や悩みの内容が異なっていても多くの悩んでいる方に相談窓口の情報が行き届くよう、効果的な周知方法の研究、案内チラシやリーフレットを手にとってもらう工夫をしてまいりたいと考えております。ご理解をいただきたいと存じます。  1回目の答弁は以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 塩田和久議員から、行政問題、スクールゾーンの見直しについてのご質問がございましたので、お答え申し上げます。  スクールゾーンの設定につきましては、児童生徒の登下校の安全確保の観点から、学校周辺の道路につきまして指定しておるところでございます。時には、警察による取り締まりも行われております。  時代の変化の中で、道路事情、あるいはまた教育課程に伴うその授業時数の変化というか、延長がございまして、見直しの必要があるかどうかということで、そうした要望があれば対応していきたいと考えておりますが、現在いわゆるスクールゾーンの見直しの要望というのは、こちらには上がってきていない状況でございます。通学路の点検につきましては、危険箇所について保護者や学校教職員が定期的に通学路の点検を行っておりまして、危険箇所があれば教育委員会が報告を受け、市のほうの交通安全関係を所管する部署に報告をしているという状況でございます。  登下校には、交通指導員やスクールガードリーダーを中心とした方々の児童生徒の安全を見守っていただく、そういうシステムが確立をしておりまして、危険な事案があれば、その都度各学校から報告をいただいているということでございます。
     なお、先ほども申し上げましたけれども、現在スクールゾーンの新たな指定、あるいは設定場所、時間の変更等についての要望はございませんので、ご理解のほどお願い申し上げます。 ○議長(森田輝雄議員) 18番、塩田和久議員。 ◆18番(塩田和久議員) ご答弁ありがとうございます。  再質問させてください。スクールゾーンについてなのですけれども、設定するときというのは、設定するのも大変だと思うのです。地域の総意が必要なわけですから。逆に言うと、時代の変化があって、今ご答弁にもありましたけれども、要望はないということで、なかなか設定するときも大変ですけれども、変更するのも大変だと思うのです。  そこで、一つだけ確認したかったのは、設定するときもそうですけれども、変更するというときも、総意があれば、今後も対応していただける、設定ではなくて、今あるものの変更、それも難しいと思うのですけれども、それもしっかりと総意があれば対応していただけるということだけを確認させていただきたいのです。 ○議長(森田輝雄議員) 塩田議員、変更は具体的に何の変更ですか。時間、場所。 ◆18番(塩田和久議員) そうです。 ○議長(森田輝雄議員) それは言ってください。 ◆18番(塩田和久議員) 時間だったり、場所、距離なんかの変更というのは、今後もし声が出てきたら、地域の総意をまとめて伝えることができたら、変更に関しても対応していただけるということでよろしいでしょうか。 ○議長(森田輝雄議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 実は、スクールゾーンの指定につきましては警察の所管になっておりまして、私どもが各学校から要望を受けて警察のほうに例えばその要望をお伝えすることは可能でございますけれども、直ちにその要望が実現するかどうかということについては私どもではよくわからないということでありまして、要望があればお聞きして、こちらでも調査をいたしまして警察にお伝えするということは可能でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 18番、塩田和久議員。 ◆18番(塩田和久議員) わかりました。なかなかこれまでなかったこともこれから出てくることもあるかもしれませんし、柔軟な対応をしていただけたらと思います。  次に移ります。12号線についてなのですけれども、私がここでお聞きしたかったのは、市長のほうからは、特集記事だったり、ホームページなんかでも工夫をしていただけるというふうに今ご答弁いただきましたけれども、何せ答申が出てからがなかなかその活動が見えにくいというのが本音でありまして、その特集というのはいつぐらいを想定されているのか。去年ですから、もう結構時間がたっているわけです。その方法というのは、工夫をしてもらえるということなのですけれども、時系列で想定されている範囲で教えていただけたらと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 先ほど答弁申し上げましたとおりなのですが、埼玉県と東京都の協議が一番重要でございまして、我々1区3市で協議会がありますけれども、その協議会から埼玉県と東京都に要望活動を行っていくというようなことでございます。どういう調査を今後したらいいかということを4団体で平成30年度は整理してまいりましょうということです。ただ、課題はわかっているわけで、大きく2点でございます。事業主体の件、それから延伸の駅周辺のまちづくり構想をどうするかと、まちづくりをどうしていくかというような2点だと思います。特にその事業主体が明確になっていないです。東京都になるのか、第3セクターになるのか、部分で連携を図っていくのか、いろいろとあると思いますけれども、そこら辺は東京都が重要な位置を占めておりますので、東京都、そして東京都にアプローチするときはやはり埼玉県が重要でございますので、埼玉県、東京都に今後とも働きかけをしていくというスケジュールでございます。来年は、同様にその点を強く要望していくという流れでございます。 ○議長(森田輝雄議員) 18番、塩田和久議員。 ◆18番(塩田和久議員) その特集記事とかを検討されているというふうに一番最初の答弁でお聞きしたのですけれども、それはお願いしていいですか。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 地下鉄12号線の特集記事を来年の1月号に、来月ですけれども、考えております。どういうことの内容かというと、みんなの力で大江戸線を新座市へ、地下鉄12号線、都営大江戸線の延伸に向けてということで、Q&A方式みたいな感じで考えております。  例えば1点目、「新駅はどのあたりを考えているの」ということで、回答は、「新駅は馬場一、四丁目及び野火止二丁目地区周辺への設置を想定しています。近接する」云々、云々というような感じです。それで、2点目としましては、「どうすれば延伸は実現するの」とか、3番目に「新座市は大江戸線の延伸を諦めたって聞いたけれども、東京オリンピック・パラリンピックまでに延伸するって本当」なんていうような質問を、Q&Aです。それで、「いや、そんなことございませんよ」と、「しっかりやっていますよ」ということを書きます。それから、4点目としては、「延伸にはどれぐらいお金がかかるの」というようなクエスチョンに対して、「1キロメートル当たり150億円かかる」みたいなことが書いてあるのですけれども、云々というような感じで、わかりやすく掲示したいと思います。塩田議員おっしゃるとおり、ちょっとこの1年間どうしたのというふうに言われている人も多いので、そういう意味ではしっかりやっていますよということで、平成30年当初からしっかり市民の皆様にはお伝えしていこうかなと思いますので、ご期待いただきたいと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 18番、塩田和久議員。 ◆18番(塩田和久議員) ありがとうございます。積み立てに関しても、きょうのあしたは厳しいけれども、今後できるときに頑張っていくということもいただいていますので、ぜひ頑張っていただけたらと思います。  最後に、自殺の予防についてお尋ねしているのですけれども、9月で同送品で全戸配布していただいたというのは私も見させてもらいましたし、その状況もヒアリングでもお聞きしました。その後こういった事件も起きたりして、再度行政としてできることはないのかなというのを私も考えて、自分でちょっと調べてみたら、こうやってシールとかマグネットを行政側でつくられているところもあるというのをお聞きしたものですから、本市でもできないかなということを提案させてもらいました。要するにこのマグネットとかシール、チラシの場合だと、今必要ないなという人は処分されてしまうけれども、結構おうちなんかにもマグネット式の水道の工事のものなんかが入ってきたりしますけれども、今必要なくても結構べちゃっと置いておいたり、必要になるかどうかは別としても置いていたりします。シールなんかも、すぐ捨てるというよりかは、どっちかというと、今要らないけれども、置いておこうかなというのもあったりするかもしれません。  そこで、お聞きしたかったのは、今現状やられているのを周知を工夫していくという答弁をいただいたのですが、そういうこころの相談窓口の連絡先を書いたシールとかマグネットの導入についての検討状況をお尋ねいたします。 ○議長(森田輝雄議員) 健康増進部長。 ◎健康増進部長(竹之下力) 自殺の予防対策についての再度のご質問でございます。  ただいま平成30年度の予算編成の作業をしておるわけでございますけれども、その予算の中で、今具体的にシールにするのか、マグネットにするのかと、チラシにするのかというのは、特に具体的には検討していないわけでございますけれども、その予算の範囲の中で、先ほど答弁しましたとおり効果的な周知の方法については考えて、来年度実施していきたいというふうに考えております。 ○議長(森田輝雄議員) 18番、塩田和久議員。 ◆18番(塩田和久議員) ということは、ことしは9月の同送品でチラシをやられたわけですけれども、来年シールなりマグネットなり、チラシなり何らかの対応はもう、今決まっていないという答弁でしたけれども、この3つなりのどれかをやるというのが決まっているというふうに解釈してよろしいでしょうか。 ○議長(森田輝雄議員) 健康増進部長。 ◎健康増進部長(竹之下力) 今現在予算の関係では、今年度と同様の考え方でチラシを全戸配布するような予算の積み上げはしております。  そういった中で、今回も6月に辻議員からご質問いただいて、全戸配布もする中で、各公民館等にもチラシを置かせていただきまして、市民の方からそのチラシを見たというような形で相談に来られたというようなことも担当から聞いております。そういった中では、全戸配布もそうですけれども、チラシを公民館等に配置しておくというのも効果的かなというようなことは考えておるわけでございますけれども、今回塩田議員のほうからマグネットやシールといったようなご提案をいただきましたので。ただ、予算の中で、全戸配布に追加してその予算を要求するというようなことは今の中では考えていないわけですけれども、今後予算の中で、どういった形が一番いいのかというのは検討していきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(森田輝雄議員) 18番、塩田和久議員。 ◆18番(塩田和久議員) より効果的な方法を研究していただけたらと思います。特にお金に換算できる問題でもないと思いますので、そこはチラシを全戸配布してどのような結果が出たのかというのをはかるというのは難しいと思います。ただ、一つ昨年、ことしやられたその結果で、チラシを見て問い合わせしてこられた方もいらっしゃるというふうにお聞きしましたし、やっぱり何らかの対応をしていただいて救われる方がいるのだとしたら、これは絶対にやるべきだと思いますので、それはしっかりと調査研究していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。  以上で、一般質問を終わります。 ○議長(森田輝雄議員) 以上で、18番、塩田和久議員の一般質問を終わります。 △次会日程の報告 ○議長(森田輝雄議員) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  明7日は本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(森田輝雄議員) 本日はこれにて散会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。    散会 午後 1時48分...