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平成29年第3回定例会-09月12日-04号

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  1. 新座市議会 2017-09-12
    平成29年第3回定例会-09月12日-04号


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    平成29年第3回定例会-09月12日-04号平成29年第3回定例会  平成29年第3回新座市議会定例会 議事日程第4号                              9月12日午前9時開議 第 1 一般質問通告に関する資料要求 第 2 一般質問     8番 中村 和平 議員     6番 池田 貞雄 議員    11番 鈴木 秀一 議員     7番 平野  茂 議員 出席議員 26名      1番   鈴  木  明  子         2番   助  川     昇      3番   小  池  秀  夫         4番   伊  藤  信 太 郎      5番   島  田  久 仁 代         6番   池  田  貞  雄      7番   平  野     茂         8番   中  村  和  平      9番   森  田  輝  雄        10番   滝  本  恭  雪     11番   鈴  木  秀  一        12番   白  井  忠  雄
        13番   野  中  弥  生        14番   佐  藤  重  忠     15番   川  上  政  則        16番   亀  田  博  子     17番   平  松  大  佑        18番   塩  田  和  久     19番   石  島  陽  子        20番   辻     実  樹     21番   笠  原     進        22番   芦  野     修     23番   小  野  大  輔        24番   工  藤     薫     25番   木  村  俊  彦        26番   高  邑  朋  矢 欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   並  木     傑      副 市 長   山  崎  糧  平                           企画財政   総務部長    遠  山  泰  久              永  尾  郁  夫                           部   長   経済観光                    市民環境           細  沼  伊 左 夫              大  塚  力  也   部   長                   部   長                           健康増進   福祉部長    鈴  木  義  弘              竹 之 下     力                           部   長   都市整備                    上下水道           広  瀬  達  夫              橋  本  吉  弘   部   長                   部   長                           教育総務   教 育 長   金  子  廣  志              渡  辺  哲  也                           部   長   学校教育           梅  田  竜  平      会計管理者   江  原  達  夫   部   長   選挙管理                           監査委員   委 員 会   川  島     聡              三  上  文  子                           事務局長   事務局長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    島  崎  昭  生              河  尻  広  海                           副 局 長   専門員兼           関  口  勝  也   議事係長 △開議の宣告  (午前 9時30分) ○議長(森田輝雄議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △一般質問通告に関する資料要求 ○議長(森田輝雄議員) 日程第1、一般質問通告に関する資料要求を議題といたします。  資料要求は、19番、石島陽子議員が行います。  19番、石島陽子議員。    〔19番(石島陽子議員)登壇〕 ◆19番(石島陽子議員) おはようございます。19番、石島です。これから平成29年第3回定例会の一般質問通告に関する資料といたしまして、各議員と執行部とのヒアリングの結果、提出できるもの、または資料名の変更を行ったものを要求いたします。議長において、よろしくお取り計らいをお願いいたします。  それでは、質問順位順に申し上げます。  3番、鈴木秀一議員ひばりヶ丘北口駅舎エレベーター、エスカレーターの配置図、市内振り込め詐欺件数と被害額が分かるもの(過去3年)、8番、塩田和久議員、過去の給食費の延滞状況、9番、亀田博子議員、4月から実施している職員採用試験の結果、平成28年度に実施した職員研修の内容、11番、工藤薫議員県内自治体並びに練馬区、清瀬市及び西東京市の保養施設利用助成状況、12番、石島です。各保育園の延長保育料が分かるもの、13番、芦野修議員、①県内40市の職員一人当たりの人口が分かるもの、②本市の各課別の職員定数と現在の配置数が分かるもの、15番、笠原進議員、廃水路敷(石神二丁目1425番4)の売却概要について、①各小・中学校の警備システムの施開錠記録の一覧、②教職員の勤務時間の一覧、16番、木村俊彦議員、避難行動要支援者の登録区分ごとの対象者数と登録者数、①川の国埼玉はつらつプロジェクト協議会構成メンバー及びスケジュールの分かるもの、②第1回協議会で出された意見の分かるもの、21番、小池秀夫議員、耐震化に関する相談件数及び耐震助成実績一覧、22番、川上政則議員、平成29年8月1日付けバスダイヤ改正に伴う志木駅南口発着便の新旧対照表、市役所と学校ごとのストレスチェックの対象者数、受検者数、受検率、要面接指導者数面接指導受診者数の分かるもの、福祉型児童発達支援センターの平面図、25番、高邑朋矢議員市内中学校の1学期末前後の課題が分かるもの、全身性障がい者介護人派遣事業の事業内容の変更に係る案内、保谷・朝霞線に関する、新座市と県とのやりとりの内容が分かるもの。  以上の資料を要求いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(森田輝雄議員) お諮りいたします。  ただいま石島陽子議員から資料の提出要求がありましたが、これを市長に求めることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま石島陽子議員から提出要求のありました資料の提出を市長に求めることに決しました。 △資料配布 ○議長(森田輝雄議員) ただいま要求されました資料が送付されましたので、配布いたします。    〔事務局職員配布〕 △一般質問 ○議長(森田輝雄議員) 日程第2、一般質問を行います。  通告者は25名であります。質問の要旨は明確に、また答弁もわかりやすく明確にお願いいたします。  なお、質問時間でございますが、各議員の申し合わせのとおり第1回目は25分以内とし、第2回目以降は20分以内でお願いいたします。  また、関連質問及び通告外の質問は許可しないことになっております。時間のほうは特に厳守をお願いいたします。 △中村和平議員 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員の一般質問を許可いたします。  8番、中村和平議員。    〔8番(中村和平議員)登壇〕 ◆8番(中村和平議員) おはようございます。8番、中村和平です。議長に発言の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問をいたしますので、市長及び執行部の皆様には、新座市民の皆様の幸せのために前向きな姿勢で答弁をよろしくお願いいたします。  今回は、4点の行政問題を質問させていただきます。1、行政問題。1、東久留米・志木線についてお伺いいたします。  ことし12月末に神宝町二丁目交差点から水道道路までの区間が開通予定でございます。住民の皆様も開通を大変待ち望んでいます。そこで、以下の3点についてお伺いいたします。  (1)、路線バスの乗り入れについてお伺いいたします。神宝町二丁目交差点から水道道路までのバス路線開通に向け、西武バス株式会社との交渉の進捗状況をお伺いいたします。  (2)、信号機設置についてお伺いいたします。市道第62―16号線と東久留米・志木線との交差点、第六中学校付近、水道道路と東久留米・志木線交差点信号機設置に係る警察等の交渉について進捗状況をお伺いいたします。  (3)、石神小学校児童通学路変更についてお伺いいたします。同区間の開通に伴い、通学路の変更は予定しているのでしょうか、市の考え方をお伺いいたします。  それでは、スライドをよろしくお願いいたします。    〔「1番ですね」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) はい。こちらも昨年12月に私が一般質問しましたが、一番危険な箇所を今スライドで写真を撮ってまいりました。バス路線ですけれども、こちらは今東久留米・志木線でございます。ちょっと消していただいて。    〔何事か言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) いや、いいです。ちょっと消してください。これは、次の(2)の話なので。    〔「わかりました」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 済みません。  西武バスのほうは、12月に市長にお伺いをしました。一応ことしの12月に開通するので、やっぱり地元住民の方はぜひともバスを通してほしいと。市では、一応8月に執行部のほうから住民の方にアンケート調査を行っていただいたと。通告の中には、アンケート結果はどうなっているという話は入っていませんので、その質問はできませんので、西武バスと市長がどのように交渉したか教えてもらいたいと思います。  では、(2)、信号機設置についてお伺いいたします。
     では、済みません。よろしくお願いします。  今写真に出ています市道第62―16号線というところでございます。今写真に撮ってあるところが東久留米・志木線のメーン通りでございます。  では、(2)、お願いします。こちらが市道第62―16号線の、こちらが一番危険な箇所の交差点になっております。左の建物が見えますが、こちらが滝見観音の施設になっておりまして、こちらはかなり見通しが危険でございます。  3番、見せていただいてください。こちらも、手前のほうが東久留米市のほうから来ております。私の質問は、この市道第62―16号線と東久留米市の位置づけの交差点に信号機をつけたほうがいいのか、住民の方から「信号機設置してほしい」と言うのですが、ここの交差点が少し盛り上がっている場所なので、次の……ちょっとお待ちください。もう一度、4番です。こちら4番の下のほうは、水道道路のほうから下を下っていきます。東久留米・志木線を通っている車両は、東久留米の駅までは非常に見通しがよろしいのです。ただ、今右側が、先ほど言いました滝見観音の施設がありまして、左側が通称スーパー公園と言われているところのここの交差点に信号機を設置されるのか、それとも側道をつくるのか、その辺は警察との協議をしているのかということの質問でございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  (3)の石神小学校の通学路でございます。5番を見せてください。この左側が水道道路になっております。こちら直進のほうが東久留米市でございます。今少し見えませんが、黄色の看板で車両は通行禁止ですよとなっております。  6番をお願いします。その反対側から、このように毎朝児童が渡っていきます。ただ、今左側が通行どめになっていますので、今石神小学校の児童の子たちは安心して通学ができるのですが。  もう一度5番に戻していただいて、左側から東久留米市に開通されたときには、この黄色の看板のところがなくなりますから、看板のところからは直進はできません。この今左側の、実はここにファミリーマートというコンビニエンスストアがあるのですが、こちらを渡ることができるのか、それとも、この間の執行部の話し合いでは、こちらの横断歩道をつくることができないということなので、そうすると抜本的な通学路を改善しなければならないということで教育長に質問しますので、よろしくお願いいたします。  2、サービス水準についてお伺いいたします。市では、厳しい財政運営の改善を図るため、平成28年度にサービス水準の見直しを図りましたが、大部分の見直しを先送りしています。行財政改革をしっかり前進させるためにもサービス水準の見直しをさらに進めるべきと考えますが、市の考え方をお伺いいたします。  3、少子化対策についてお伺いいたします。平成28年度第3回定例会において、婚活支援に関する一般質問をした際に、どのような施策が有効的なのか調査研究するとの答弁をいただきましたが、その後の進捗状況をお伺いいたします。  また、今後どのように前進させていくのか、市の考え方をお伺いいたします。  4、防火水槽の増設についてお伺いいたします。防火水槽は、あらかじめタンクにためてある水をポンプで吸い上げて消火活動に利用するものであり、災害時に断水した場合にも利用できる有効な施設です。市には防火水槽設備方針があるとお聞きしましたが、市内全域に対して計画的に増設するべきと考えますが、市の考え方をお伺いいたしますということでございます。  2番のサービス水準でございますが、平成28年度に行財政改革ということで、政和会は全部賛成いたしました。本当に財政が厳しい中、これから今後市の運営として、やはり新しい施策もしていかなければなりませんし、それにかかわる潤沢な予算もありません。ということであれば、やはり昨年、平成28年度にサービス水準の見直しをして、私たちに見せていただいたものを極力やっていただきたいと思いまして質問させていただきました。ぜひよろしくお願いいたします。  次に、3番、少子化対策でございます。こちらも昨年の平成28年の第3回定例会で質問させていただきました。  では、7番をお願いいたします。ようやく国のほうも結婚応援のための全国フォーラムということを、主催が内閣府主催で、日本商工会議所とコラボして行っております。ですから、国もやはり今後子供たちがいなくなってしまうのを懸念しているわけです。ですから、新座市としてもどのように、結婚しなければ子供はできませんので、この辺を真剣に考えてもらうということでございますので、婚活が一番だと私は思っていますので、よろしくお願いいたします。  8番を見せてください。ちょっと見えませんけれども、こちらが、結婚をされた方が多い順番に埼玉県のデータが出ております。4市では……    〔「出生率」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) 出生率です。済みません。出生率ということは、やっぱりイコール結婚でございますので、結婚して子供が生まれるということを埼玉県が調査しております。  2番、和光市が10.6%ですか。    〔何事か言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) はい。次が朝霞市です。次が志木市です。12番目に新座市なのです。ですから、まだ少子高齢化というか、要するに新座市もそうですけれども、人口は微増に伸びておりますので、結婚イコール出生率だと思うのですけれども、出生率は市としてまだ少し考え方が優しいのかななんて思うのですけれども、この辺を市長に質問させていただきますので。  あと市長が考える今後の結婚活動の答弁をよろしくお願いいたします。  4番目に、防火水槽の増設でございます。こちらは、執行部のほうから公設の耐震の防火水槽の近々の設置箇所のデータが出ております。優先ランクの指定、Aランクが4か所でございます。野寺親水公園が一番最初に来ておりまして、2番目に栄三丁目児童遊園でございます。3番目に、池田五丁目児童遊園となっていまして、4番が北原第3児童遊園でございます。この4番までが、近々に耐震性の防火水槽を設置をしていかなければならないと。行政はこういったデータが出ているのですが、こちらもやはり潤沢な予算がありませんので、定期的に設置はしていくというのですが、平成29年度の設置要綱はありません。市としてどのように考えているのか、お聞きしたいと思います。  以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 皆さん、おはようございます。それでは、中村和平議員に対します答弁をさせていただきたいと思います。  まず、1点目、東久留米・志木線についてのご質問をいただきました。今後の交渉をする前に、前回中村議員にご答弁申し上げまして、お約束をさせていただきました。アンケート調査を実施する旨の答弁を前回の議会で申し上げました。7月27日からアンケート用紙の配布、あるいはホームページでの周知等を始め、8月31日現在で回収数が約1,000件のうち500件のアンケートの集計が終わりました。  特に沿線の町内会の皆様には、多大なるご協力をいただきましたことを厚く御礼を申し上げる次第でございます。特に中村議員のいらっしゃる北原町内会、あるいは石神町内会の皆様には多くのご協力をいただきました。ありがとうございました。  まだ全てのアンケートの集計が終わっておりません。今後集計及びアンケート結果を取りまとめて、沿線住民の皆さんの熱意を西武バス株式会社に伝えてまいります。  また、要望時期でございますが、西武バス株式会社と調整して10月11日を予定しておりますので、社長と面会をしてお話をさせていただきたいと思います。  西武バスは867両のバスを持っております。従業員が1,860名ということで、系統としましては436系統のバス系統を持っているというようなことでございます。埼玉県、あるいは東京都に隣接する地域をカバーしているというような大きな会社でございます。売り上げも217億円ということで、西武ホールディングの中では主力の会社というようなことでございますので、いろんな関係の中で、今回のバス路線の新設というようなことでお願いに上がってまいりたいと思います。もうしばらくお待ちいただきたいと思います。  2番目、信号機の設置についてのご質問をいただきました。平成29年第1回新座市議会定例会でのご答弁を申し上げましたとおり、まずは埼玉県警察本部新座警察署に継続して信号機設置の要望をしているところでございます。  県警察本部との協議状況でございますけれども、本市側の全線開通のめどが立ちましたので、今年度は4月5日と7月12日に実施をいたしました。県警察本部の見解といたしましては、本市側の全線開通、平成29年、ことしの12月を予定しております。  また、東久留米市側の全線開通が来年の9月、すなわち平成30年の9月に予定をしております。交通状況を見ながら、ご指摘いただいております3か所とも、来年度以降の設置を検討していくとの回答をいただきました。  信号機の設置につきましては、埼玉県警察本部が決定することであります。本線開通後の交通量の増加を想定いたしますと、ご指摘のありました3か所につきましては信号機設置が必要と考えておりますので、引き続き力強く要望してまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。  3、通学路の変更につきましては、教育長のほうからご答弁を申し上げます。  行政問題の2、サービス水準の見直しについてのご質問でございます。ご案内のとおり、平成27年、平成28年の2か年にわたって検討を進めてまいりました。  特に平成28年度は、平成27年に継続検討となったものを中心とした66事業を対象に、県内全市町村及び近隣の都内自治体の状況を参考にしながら、本市における各事業の利用実績や市民の皆様への影響を踏まえ、総合的な視点で検討を行ってまいりました。その結果、多くの事業において見直しの必要性は認識しつつも、特に手当等の市民生活に直接的な影響を与えるもの等につきましてはさらなる検討が必要であるとして、44事業を現状維持として結論づけたものでございます。  ご指摘のとおり、今後の少子高齢化の進行、施設の老朽化に伴う維持管理経費の増大等により、市の財政状況はさらに厳しさを増すものと見込まれます。そのため、市民の皆様に真に必要となるサービスを継続して提供していくためには、選択と集中の考え方に基づき、市民サービスのあり方について引き続き検討を行っていくことが必要でございます。  そこで、来年度以降改めて検討を進めてまいりたいと考えておりますが、特に検討に当たりましては市民の皆様にご理解をいただくことが最も重要であるため、市民の皆様、特に今サービスを受けている皆様や、受けていない方の市民の皆様に対して、その必要性を丁寧に説明し、ご理解をいただくことが重要と考えております。  これまでの検討では、市全体の事業を見直した中で、見直しを行う事業が相対的にどの程度の重要度、優先度があるかといった視点が不足しておりましたので、そうした点について整理をし、明らかにしていくことが重要であると考えております。  また、市民の皆様には、市の財政状況が厳しいというご理解はある程度いただいているものと考えておりますが、その要因、あるいは今後の財政見通しについての説明はまだまだ不足しているものと認識しております。  今後市民の皆様にとってわかりやすい説明ができる資料を作成するなど、検討を進めてまいりたいと考えております。  さらに、サービス水準の適正化により市民生活に与える影響を考慮し、必要に応じて激変緩和措置を適用することも検討してまいりたいと考えております。  いずれにしましても、サービス水準の適正化につきましては、社会情勢の変化に応じ継続して行っていく必要があるものと考えております。来年度以降検討を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  続きまして、3番、少子化対策のご質問でございます。婚活というようなことでございます。婚活支援に関する調査研究の進捗状況の質問でございますが、県内の状況としては、北部の市町村では深刻な人口問題の解決策の一つとして婚活事業を実施しているのに対し、埼玉県の南部の市町村では、多くは民間主催のイベントや市の記念事業、市のPRを兼ねたイベントとして実施している状況でございます。  現下の厳しい財政状況を考えますと、本市においても結婚支援に関する事業を実施していくということも考えておりますが、引き続き本市のホームページに、埼玉県結婚・妊娠・出産・子育て応援公式サイトへのリンクを掲載することで、県内の結婚支援事業にアクセスできる環境を整備してまいります。  なお、現在TBSテレビが企画する「ナイナイのお笑い大作戦!」という番組に開催地として応募しております。大変人気番組でありまして、まだ回答はいただいていないのですけれども、このようなところに取り上げられますと、新しい……    〔「お見合いじゃなくて」と言う人      あり〕 ◎市長(並木傑) 済みません。「ナイナイのお見合い大作戦!」です。失礼しました。まだ回答をいただいていませんけれども、このような新しい切り口の事業に取り組んでいきたいと思っております。  狭山市が10月1日に婚活をやるのです。市が主催しまして、西武鉄道とコラボしまして、狭山市は本田技研を初め多くの工場がありまして、なかなか工員の方の結婚が進んでいない。お住まいは狭山市でありまして、狭山市も人口が減少しているのです。そういう意味で、狭山市が主体で西武鉄道と提携をして、10月1日に狭山市で働いている従業員の方、25歳から39歳が対象だというようなことでございます。年齢制限はあるみたいですけれども、女性の方はどなたでも結構だということでございます。こういうふうに各自治体も積極的に取り組んでおりますので、今後も市としましても取り組んでいきたいというふうに思っております。  4点目、防火水槽の増設についてのご質問でございます。ご質問のとおり、地震等の災害時において、上水道が断水し、消火栓が使用できない状況下では、防火水槽が消火活動に有効な施設でございますので、本市では今後の耐震性防火水槽の計画的な整備方針について定めた新座市防火水槽整備方針を平成29年3月に策定いたしました。  本整備方針における考え方といたしまして、まず防火水槽の設置場所につきましては、将来的な不確定要素があります借地や道路上への整備を除いて、恒久的に土地を利用できる行政財産の空地、すなわち市が所有している土地を限定としました。  次に、当該地の広さ、形状、接道道路の幅員等から見る、設置工事及び消防車両が接道できるかなどの現実性を評価します。その上で、周辺施設や既設消防水利の配置状況等を総合的に勘案し、今後の耐震性防火水槽の整備に係る優先順位を決定することとしております。  なお、現在の方針では、市内16か所を優先設置場所として考えております。  現在市内全域には、平成29年9月1日時点におきまして、公設の防火水槽が278基、私設が376基、合計654基の防火水槽がございます。既存の防火水槽から放水可能エリアでは、包括できていない地域も一部ございますので、本整備方針にのっとり整備の優先順位、必要性を評価するとともに、設置工事費が高額のため、引き続き国及び埼玉県の補助金等を活用するための情報を注視しながら、計画的な予算の確保に取り組んでまいりたいと思います。  1回目は以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) おはようございます。中村和平議員から、行政問題、東久留米・志木線全線開通時の石神小学校の通学路についてご質問がございましたので、私からお答え申し上げます。  中村議員ご指摘のとおり、東久留米・志木線の全線開通となりますと、石神小学校の通学路を一部変更する必要が生じてまいります。現在石神緑地通りを利用して登校している児童、18班121名おりますけれども、東久留米・志木線の未開通部分、車が通行していない部分を横断して学校に登校しております。しかしながら、全線開通となりますと、今までどおり横断することができなくなるわけであります。そこで、学校では児童生徒の安全を第一に考えまして、石神緑地を右折して、そして馬喰橋通りに出るわけですけれども、馬喰橋通りと嵯峨山通りの交差点、ここには交通指導員がおります。信号もあります。その信号を渡して、新座病院側の歩道を通って登校をするという通学路の変更を考えております。  いずれにしても、地元の方や保護者と十分協議をして、児童の安全確保をしてまいりたいというふうに考えておるわけでございます。  ファミリーマートが交差点のすぐ近くにございますので、そこまで通すと出入りする車等がございますので、やはり新座病院側の歩道を通したほうが安全かと学校では考えているようでございます。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) 1回目の答弁、ありがとうございました。  では、順次再質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  1番の東久留米・志木線のことです。答弁は、(1)はわかりました。ただ、10月11日に西武バスの社長とお会いしてくると。何かネタを持っていくのですか。要するに通してくれと言うだけでは開通しませんよね。今回アンケート調査をやってもらいました。そのアンケート結果が、もし全員が東久留米・志木線にバスを通してもらいたいというのであればいいですけれども、いろんな方がいますから、アンケートの結果、バスを通さなくてもいいのだというアンケートが出たら、どのように考えているのか再質問させてください。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 今アンケートの半分が出ていますけれども、おおむねいい方向、当然来てほしいというふうに住民の方は望んでいるわけでございますし、また本日は共産党の皆様のほうからも、アンケートを通してくれという800以上の署名が来るということでございます。  当然そうなのですけれども、問題はやはり西武バス、系統をどう変更して、そこを通していただくかということが一番問題だと思います。  通るには、やはり慈善事業ではないですから、やはり採算性をどう見込んでいただけるか。通して採算があるのだというふうな確証があれば、当然西武バスはそのルートを新設するというふうに思います。ですから、いろんな形のルートもあると思いますので、そこら辺を含めて、社長と直接交渉させていただきたいと思います。  採算が一番重要なポイントだと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) 今答弁でおっしゃるとおりなのです。結局採算性が合わないとなかなか開通には至らないと。  いろいろ住民の方から聞きますと、水道道路は丁字になっています。水道道路から左に、東久留米団地のほうに巡回させたほうがいいのではないかという方とか、新座病院から右折されて、馬喰橋通りですか、ずっと県道まで行きまして、ひばりが丘とジョイントしてもいいのではないかと。私のところには、いろんな考えの方が来ます。ですから、やはりそういった西武バスが採算がとれるように何かしっかりとした提案を持っていかないと、話をされても、少し甘いねなんて言われてもちょっと恥ずかしいですから、新座病院もそうですけれども、やっぱり住宅もそうですし、いろんな意味で費用対効果ではないですけれども、住民の方に使ってもらえる、新座市として方策を考えてもらいたいので、住んでいる住民の代表でございますからいろいろ言われるのです。ですから、ぬるい、もっと厳しく質問をしてこいと、いろんな方々がありますので。ですから、並木市長、しっかり石神地区の住民のために考えを絞って、必ず通してくださいますよう、よろしくお願いいたします。  では、(2)に行きます。言っても、(2)番は水道道路の信号設置です。これは12月に開通しましたら、私がスライドを提出しました1番を見せてもらえますか。済みません。  12月に開通しましたら、こういったガードレールは撤去されるのですか。開通でいいのですよね。    〔「開通」と言う人あり〕 ◆8番(中村和平議員) だから、ここなのです。要するに開通したけれども、ガードレールはこのままだよと言うのだったら、これは解決にならないのです。信号機が設置されるまでこのまま放置されていたら、開通の意味がないのです。都市整備部長、答弁をお願いできますか。 ○議長(森田輝雄議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) ガードパイプでございますけれども、まだ暫定供用でございますので、暫定的に置いてあるだけで、東久留米・志木線が真っすぐになったときには、これは撤去する予定でございます。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) では、そうしますと、ことし12月には新座市側が神宝町から水道道路までは開通するけれども、石神の部分はまだこの暫定で、ガードレールを設置したままで開通してしまうということですね。一応来年の7月か9月には東久留米市のほうが開通しますので、そうしましたら最終的には撤去すると。そのときには、信号機が設置されるのか、それとも信号機が設置されないけれども、安全対策を図るということでよろしいのですか。 ○議長(森田輝雄議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 開通と申しましたのは、新座市側の開通はことしの12月でございます。今石神の一丁目のところを整備しておりますけれども、そこは未開通部分ができ上がれば、水道道路から神宝町の交差点まで新座市部分は通れるようになりますので、それを新座市側の開通と言っていますけれども、そのときにガードパイプは撤去いたします。    〔「撤去するの」と言う人あり〕 ◎都市整備部長(広瀬達夫) はい。それで、信号機でございますけれども、その後東久留米市側の開通は平成30年9月を予定しておりますけれども、その東久留米市側が開通後の交通状況を見て、3か所とも設置を判断していきたいという県警察の見解でございました。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) わかりました。  また、ちょっとスライドを見せてもらいたいのですが、最初1番を見せてください。今こちらの東久留米・志木線と市道第62―16号線、今東久留米・志木線の新座市部分で一番危険な箇所はここなのです。  今部長がおっしゃったとおりに、12月に神宝町二丁目から水道道路まで開通はすると、そのときにガードレールは撤去すると。撤去して、東久留米・志木線がメーンになりますから、市道第62―16号線は、今度これ停止線をつくるのですか。この3か月でここの箇所を近々に安全対策を図らなければ事故は必ず起きると思うのですけれども、どのように考えているかお伺いいたします。 ○議長(森田輝雄議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 12月の開通のときに合わせて、市道第62―16号線、この交差点ですけれども、今度は東久留米・志木線が主道路、メーン道路で真っすぐになります。その際に、今市道第62―16号線を主道路にしているのですけれども、それを東久留米・志木線に垂直になるように、丁字路の形でそれぞれ整備いたします。そこの場所には、「とまれ」の停止線は引かれる予定になっております。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) しっかりと安全対策をしてもらいたいです。今度は、自転車のほうも水道道路側のほうから下へすっとおりてきてしまいますから、市道第62―16号線のところは本当にしっかり停止線をつくらないとちょっと怖いなと。私も毎日通っていますけれども、今は「とまれ」という、東久留米・志木線側に停止線がありますから、一応右、左を目視して行きますけれども、これからは今度東久留米・志木線がメーンになるということは、お構いなしでメーンで下っていきますから、本当に注意をしてください。  というのは、その先に行った神宝町二丁目交差点のところで、今のところ事故が2件あるのです。要するに東久留米市側の交差点を改良するために、今警備員が立っているのですけれども、いろんな意味で整備が難しくて、高齢者の方がぶつかったり、ちょっとそういうことも聞いていますし、ですから本当に危険な箇所なのです。ですから、市が何か問題にならないように重点的にしっかりと市で照合されたほうがいいと思いますので、これは強く安全対策を図ってください。よろしくお願いいたします。
     (3)でございます。今教育長がおっしゃるとおりに、石神緑道からクリーニング店のところを、今は直進してファミリーマートのところを横断しているということです。それを東久留米・志木線が開通したら、そのクリーニング店のところを右折してと。それで、石神緑道のところを通りまして新座病院側のほうに通学路を持っていくと。本当にそれが一番安全だと思います。  児童は、少し距離は長くなりますけれども、どう考えても石神緑道のクリーニング店から上に上がると、どうしてもファミリーマート側に横断しなければいけないのです。今、児童は反対にクリーニング店の左なのです。中学生は右を渡っているのです。でも、右側の通り沿いに住宅があるので、車が飛び出してくるから危ないということなのですけれども、中学生の生徒は右側を渡っているのです。小学生は左を渡っているのです。なぜか左にグリーンベルトがあるのです。という状況なので、開通はもう3か月後ですから、私も一生懸命児童を見守り、朝やっていますけれども、いろんな部長ともちょっと会いますけれども。ですから、一番危険な箇所でございます。約20班の班がそこを通過してまいります。ですから、今教育長が言ったように、100人以上の児童が通学しますので、しっかり学校の校長先生と協議して進めてください。よろしくお願いいたします。  2番に行きます。サービス水準です。政和会は、市長部局から提出されたものに対して全部賛成してまいりました。ただ、いろんな意味で、福祉施策とかいろんなサービス水準も入っていますので、一気にサービス水準の全部が見直しされることはなかなかできないとは感じていますけれども、例えば放課後児童保育室の室料ですとか、そういったサービスを受けられる方と受けていない方の考え方ですよね。その辺の4市に比べて、そういったサービス水準が、少し廃止とか金額を上げるとか、例えば太陽光発電もそうです。これからはどんどん、どんどん蓄電池とかいろんな開発がされまして、そういったことも行政はサービス水準をしていかなければならないのですけれども、そういったことを市として、部長はどのように考えているか再度お伺いしたいのですけれども。 ○議長(森田輝雄議員) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(永尾郁夫) ご質問いただいたとおりだと思っております。  昨年と、それから一昨年と、サービス水準の見直しということで、さまざまな施策の検討をしてまいりましたけれども、幾つか見直しをさせていただく中で、全般的には今の制度を維持してほしいという声が非常に強かったものですから、この段階では現状維持というふうにしたものが非常に多かったと思っております。  今回も平成28年度の決算について審議していただいたわけですけれども、今の予算の中身を見ていただきますと、やはりいろんなところを切り詰めながら予算を組んでいるという状況がございますので、やはり必ずしも予算措置が十分でない部分があって、いろんな方々から細かいところも含めて苦情とかお叱りをいただくこともございます。その辺も課題でありますし、やはり足りない部分を基金を取り崩したりとか、土地を売ってということでやってきたところがありますので、やはりそういった見直しというのは必要だというふうに考えております。  今年度は、特に同じような形ではやらなかったわけですけれども、やはり財政状況であったりとか、そういった見直しの必要性を理解していただくための検討をしておりまして、少し時間がかかっておりますけれども、今後取りまとめてその辺の説明をさせていただきたいと思っております。  大きくは次年度以降になるかと思いますけれども、どういった見直しをするかというのは個別にはまた今後の課題になってくると思いますけれども、いずれにしても収入に見合った施策をやっていくということで、さまざまな検討は進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) 今部長がされた答弁がもっともだと思うのです。  やはり新規事業もしていかなければならない。潤沢に予算があるわけでもないですから、議員の皆様がどう理解をされるか、しっかり説明をして、新規事業を楽しみに待っていますので、いろんな意味で企画してください。よろしくお願いいたします。  3番の少子化対策でございます。昨年の第3回定例会において質問しました。そのときの市長の答弁は、商工会青年部ですとかいろんな意味でちょっとやってみようかなみたいな感じでしたけれども、もう1年たちましたけれども、何も発信していないのかななんて思って再度質問させていただきました。  いろいろ1年間の流れでちょっと調べてみますと、今国のほうでも一応内閣府子ども・子育て本部というところで、新婚世帯に最大24万円支援しますとか、国も今動いているのです。ですから、こういったネットを市長部局も少し見られて考えたほうが。新座市は東京都に隣接していますから、人口はまだ減少はしていません。ただ、今市長が答弁でおっしゃるとおりに、先週狭山市はNHKのニュースでやっていました。それは私も聞きました。  埼玉県内でも人口が減少しているところは、やっぱり一歩も二歩も先手を打たないと本当に人は住まなくなってくるのです。ですから、新座市も微増はしていますけれども、そういうことを安心しないで、やはり婚活を進めて人口をふやす。やっぱり魅力あるまちづくりということを旗を上げて頑張るという。これもやっぱり企画です。企画のほうは、この辺は余り前向きではないのですか。ちょっと質問します。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 中村議員、再三にわたってこの件を熱心に研究をされております。2日前の埼玉新聞にも、参加者集めが困難もということで、福島県の事例でございますけれども、9市町村合同の集団の婚活を主催したというようなことを書いております。  当然ご指摘のとおり、人口が減るというのは自治体として存続が危ぶまれるわけでございますので、そういう意味では出生率を向上させていくということが重要でございます。そのために、やはり地域にお住まいの方が結婚していただくということは、重要な施策の一つだというふうに思います。  来年の1月4日から新しい部局編制を今考えておりまして、シティプロモーション課というのも総合政策部に設置をしたいと思いますので、そこら辺はタイムリーにいろいろと企画をしながら、こういう企画というのはなかなか行政がやると魅力がないのです。ですから、青年会議所ですとか、商工会青年部ですとか、商工会女性部とか、あるいはいろいろな団体を巻き込みながら、フォローしながらやっていくということは大変重要だというふうに思っておりますので、しっかり企画をして実施していきたいというふうに思います。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) 実際活動を、一回でもいいですから事業を展開してもらいたいと思います。  その結果、いろんな結果が出ると思いますので、しっかりお願いしたいと思います。  先ほどスライドで見せました出生率、埼玉県でも第2位に和光市が10.9%でした。第3位に朝霞市だと10.3%です。毎年です。次に、志木市が8位、9.2%と。新座市が15位で8.3%。和光市と新座市の差は約2%あるわけです。ですから、やっぱり和光市も東京都に隣接していますから、住みよいまちなのかなと。それで、今地下鉄も通っていますし。ただ、やっぱり新座市のほうが雑木林もありまして、住んでよし、訪れてよしということで、ここが市長にやっぱり旗振りをしていただいて、新座市で結婚していただければとか、これは4市の中で一番出生率が低いというのも、きょう初めて見たかどうかわかりませんけれども、しっかりこの辺も真ん中ぐらいに入るように頑張ってもらいたいと思います。よろしくお願いします。  では、次、4番、防火水槽です。執行部から資料もいただきまして、第一にぜひしていかなければならないというランクづけのAが4か所あります。見ましても、やはり南地区とは言いませんけれども、野寺地区、栄地区、池田地区、石神地区なのです。耐震性の防火水槽設置をどのように次年度行うか、しっかりとした答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(森田輝雄議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(大塚力也) 耐震性防火水槽、次年度どのような形で設置をしていくかというご質問でございますけれども、防災部局といたしましては、やはり大地震が発生した場合、水道管が破裂するということで断水をする。そうした場合には、消火栓が使えないということで、そういった場合にはやはりこの防火水槽というものは、この設置については大変重要であるという認識は持ってございます。  ただ、予算等の財政状況もございますので、ただしこの防火水槽の整備方針、こういったものもつくりまして、優先順位も特定したわけでございますから、やはりこういったものも財政当局にも示しながら、計画的な設置ができるように、予算確保ができるようにきちんと説明をし、予算確保できるように努力をしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) 部長、予算が限られていると。最後に、来年にやるということは言わなかったですよね。だから、やらなければいけないのです。だって、もうAランクになっているわけですから、やっぱり1番から4番にはAランクづけされているのですから、予算づけではなく、もうやらなければだめなのです。これも順次ということで、平成30年度はでは野寺をやりましょう、平成31年度はでは栄をやりましょうと。そういうのを予算づけをしてもらうというのが大事なのではないですか。  本当に潤沢な予算がないのはよくわかっています。ですから、先ほど質問したサービス水準の見直しもそうなのです。やらなければいけない仕事はいっぱいあるのです。ですから、部長がやっぱりそういった庁議の幹部会とかの中の話とか、そういうところでもやっぱり強くこういった、やっぱりAランクだけは順次やっていくとかという強い決意はないか、もう一回お聞きします。 ○議長(森田輝雄議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(大塚力也) 先ほど答弁いたしましたとおり、その重要性というのはもう十分理解しているところでございますので、こういった整備方針もつくったということで、やはり財政的な問題がございますので、補助金等も注視しながら、予算確保に向けては努力していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 8番、中村和平議員。 ◆8番(中村和平議員) わかりました。平成30年度の予算書を見て、どのようになっているか、楽しみにしております。  どうもありがとうございました。 ○議長(森田輝雄議員) 以上で、8番、中村和平議員の一般質問を終わります。 △池田貞雄議員 ○議長(森田輝雄議員) 続いて、6番、池田貞雄議員の一般質問を許可いたします。  6番、池田貞雄議員。    〔6番(池田貞雄議員)登壇〕 ◆6番(池田貞雄議員) 6番、池田貞雄です。議長から発言の許可をいただきましたので、通告に従い質問させていただきます。  きょうは、行政問題2題です。お願いします。  1、ふるさと納税について。(1)、本市の取り組み状況と実績について。新座市は、本年度から返礼品の追加や納付環境の整備など、取り組みの拡充が図られていますが、その状況とこれまでの実績についてお伺いいたします。  (2)、今後の方針について。総務省は、本年4月1日付で各自治体に通知をするなど、返礼品の送付について改善の指導を行っていますが、新座市の今後の取り組み方針についてお伺いいたします。  2、ごみ収集車の活用についてです。春日部市では、市内で稼働しているごみ収集車のドライブレコーダー記録を防犯や交通事故捜査などのために、警察署に提供する協定を結びました。  車両には、「走る防犯カメラ」と書いたステッカーを張り、犯罪抑止の一助となっているとのことです。また、春日部市はごみ収集車にAEDも搭載し、人命救助に備えているとのことです。新座市でも、このように市内で稼働するごみ収集車を活用する考えはないかお伺いいたします。  最初に、ふるさと納税ですが、並木市長が就任なさってから、ふるさと納税を、いろいろな提携都市とかの品物を今回選考し、現在に至っているかと思います。  また、新座市の平成29年度3月末の現状をお聞きしますと、新座市にふるさと納税する方より、新座市の住民の方で他市に納税する方のほうが多いと聞いております。その現状をお伺いいたします。  また、総務省の指導が入った本年度ですが、今後の取り組み状況についてお伺いいたします。  2番目のごみ収集車の活用についてですが、新座市のごみ収集なのですが、全て委託業者にお願いしているかと思います。その委託業者のドライブレコーダーの設置状況を把握していただき、協力することができないでしょうかという質問です。  また、新座警察署とは、この間の委員会のほうに志木駅前の防犯カメラの費用という形で決算が載っておりました。確認したところ、今までも新座警察署のそういう犯罪に対しての協力はしてきましたというふうなことをお聞きしました。  また、そういうものに対して、新座市と警察との協定等は組んでいるのかお聞きします。  また、AEDなのですが、新座市では集会所とかコンビニエンスストアとか、また新座市の施設にほとんど設置されているかと思いますが、ほとんどのものが建物の中に設置されているわけです。これも以前にちょっと質問したことがあるのですが、やはり外に置くと、盗難とかそういうふうな形のものとか保険の関係とかで、なかなかそういうふうにできないというふうに回答いただいておりますが、稼働する車に乗せることで、もしもの場合に備えてそういう準備ができないかということでお伺いさせていただきます。  以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、池田議員のご質問に順次お答え申し上げます。  1点目、ふるさと納税について2点ご質問いただきました。一括してご答弁申し上げます。  まず、1点目の本市の取り組み状況と実績についてですが、ご案内のとおり本市においては本年4月から抜本的な取り組みの見直しを行ったところでございます。この見直しにより、4月1日から8月31日までのふるさと納税の受け入れは79件、414万円となっており、平成28年度の受け入れが19件、294万500円であったことを踏まえますと、見直しの効果があらわれているものと捉えております。  そのような中、ふるさと納税に係る返礼品の送付等につきましては、自治体間の競争の過熱化等を受けて、平成29年4月1日付で総務省から各自治体に通知がなされ、返礼品の返礼割合は速やかに3割以下とすることや、市民に対して返礼品の送付を行わないようにすることが示されました。そのうち同年7月には、遅くとも秋ごろまでに返礼品の見直しを確実に実施するよう改めて総務省から通知がなされたところでございます。  本市におきましては、一部の返礼品につきましては返礼割合が3割を超えているとともに、市民も返礼品の送付対象としていることから、総務省の通知の趣旨に鑑み、本年11月から12月ごろまでは見直しを実施できるよう返礼品の送付事業者等と調整してまいります。  いずれにしましても、ふるさと納税制度は、本市の魅力の発信や地域経済の活性化を図るといった効果が期待できることから、制度の趣旨を踏まえた上で、今後も返礼品の拡充、納付環境の整備など、本市へのふるさと納税の促進に寄与する取り組みにつきましては、しっかり検討し、可能なものから随時導入してまいりたいと考えております。  昨日月山可也先生、「エリアの騎士」もふるさと納税の返礼品に組み入れさせていただきました。10万円を納付されますと57巻の全巻を差し上げるというようなことで、1件あったそうです。また、1万円を払うと月山先生の色紙にサインを書いて送るというようなことで、これも数件来ているというようなことでございます。  過日先生と会食をさせていただきまして、今後もいろんな協力をいただけるというような話もいただいておりますので、食べ物とかそういうものではなくて、こういうようなアニメですとかアミューズメントの活用も、今後はいろんな方もいろいろと議員の皆様からご案内いただいていますので、こういうような返礼品につなげればというように思っております。積極的に推進してまいりたいと思います。  ただ、3割の枠というようなことで総務省のほうから規定をされておりましたけれども、過日野田新総務大臣のほうからは、地域独自の施策なので尊重したいみたいな話もいただいておりますので、どういうふうな形になるか、今後総務省の動きも見逃さないように注視をしてまいりたいと思います。  2点目、ごみ収集車の活用についてのご質問をいただきました。まずは、ドライブレコーダーの搭載についてのご質問でございます。答弁申し上げます。  現在本市のごみの収集につきましては、可燃ごみ、不燃ごみ、リサイクル資源、粗大ごみ、動物死体の収集を全て業者委託しており、ごみの収集車両は最大で49台稼働しておりますが、ドライブレコーダーを搭載しているごみ収集車はございません。ごみ収集車にドライブレコーダーを搭載することになりますと、ドライブレコーダーを購入し、既存のごみ収集車に搭載する方法、または委託業者がごみ収集車を買いかえる際にドライブレコーダーを搭載していただく方法がございますが、いずれにしましてもドライブレコーダーの設置に当たっては、1台当たり約2万円の費用が必要となるため、市がドライブレコーダーを購入し、委託業者全てのごみ収集車に搭載する場合、約100万円程度の費用負担が生じることになります。  さらに、紙、布類を回収している集団資源回収協力事業者の収集車94台にもドライブレコーダーを搭載する場合には、追加で約200万円程度の費用負担が生じるなど、財政面での課題もございます。  池田議員からご提案をいただいたごみ収集車にドライブレコーダーを搭載することにつきましては、交通事故等が発生した際の交通事故調査ばかりではなく、ごみの収集作業を行う際の作業員の意識の向上、運転手の安全運転意識の向上の一助にもなることは認識しております。これらの課題を踏まえてさらに調査研究をしてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  続きまして、ごみ収集車にAEDを搭載することについてのご質問でございます。現在新座市内には、公共施設100か所及びコンビニエンスストア44店舗に合計で170台のAEDが設置されております。議員からご指摘、ご提案いただきましたごみ収集車にAEDを搭載することにつきましては、既にごみ収集車や市内循環バスにAEDを搭載している自治体もあり、迅速な救命処置が可能となる環境を整えていることで、救命率の向上を図るためには意義のあることだと認識をしております。  春日部市が先行して取り組んでおります。本市の財政状況は大変厳しい中でございますけれども、ごみ収集車にAEDを搭載することについては大変難しいと考えておりますけれども、今後も研究していきますので、ご理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 6番、池田貞雄議員。    〔「入っていない。休憩しちゃう」       「休憩しましょう」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 暫時休憩いたします。    休憩 午前10時46分    再開 午前11時00分 ○議長(森田輝雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  6番、池田貞雄議員。 ◆6番(池田貞雄議員) ご答弁ありがとうございました。  では、ちょっと再質問させてください。ふるさと納税につきまして、本当によくわかりました。昨年の3倍ぐらいの金額が3月までいくのかなというふうに楽しみにしておりますが、またちょっとお聞きしたいのですが、秩父市で出資を目的としたクラウドファンディングというふるさと納税事業を立ち上げたということが出ておりまして、山の中腹に展望台をつくるのに165万円の寄附を募ったという形で、無事達成しましたというようなことも出ております。  新座市では、このような品物だけでなく、この目的としたものに対してのそういうふるさと納税がいろいろあると思うのですが、新規に導入するお考えはないのでしょうか、お伺いします。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。 ◎市長(並木傑) クラウドファンディングによっていろいろお金を集めたり、あるいは目的を持った建物ですとか、ある事象ですとか、あるいは福祉基金を設置をして、ある目的、例えば医療なんかでは、がん撲滅とかいろいろな趣旨もあると思うのですけれども、新座市として何かいいアイデアがあれば企画、そしてまた検討はしていきたいというふうに思います。 ○議長(森田輝雄議員) 6番、池田貞雄議員。 ◆6番(池田貞雄議員) ありがとうございます。  私たちも提案させていただきますので、何か目的を持ったものを、ぜひひとつ前向きにお願いしたいなと思っております。  続きまして、ごみ収集車のほうに移ります。たしか委託業者という形の中で、全部が全部委託業者になっているわけですが、委託業者の方とよくお話をしていただいて、やはり会社のほうのメリットにもなると思うのです。もし事故があったときにどちらが悪いのかというのは、人身の場合には警察も立ち会ってかなりいろいろ捜査しますけれども、物損事故、物損、車と車になった場合には、ほとんどお互いに話ししてくださいねというような話の中で、解決する方向性になってしまうのが多いのです。そのときに、やはりドライブレコーダーがあるかないかによって、証拠写真というものの中で非常に今重要視されているのはドライブレコーダーなのです。ですから、これは市の財政もあると思うのですが、市が提供するのも一つあるかと思うのですけれども、検討をしていただきたいのですが、それを委託業者とよく相談していただいて、委託業者が自分でつけて、自分の会社のためになるのだよということでご理解をしていただくという形の相談というのはできないのでしょうか。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 議員ご指摘いただきました委託業者数社でございますので、今後こういうご提案があったということで、積極的に設置していただくようなお願いはさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(森田輝雄議員) 6番、池田貞雄議員。 ◆6番(池田貞雄議員) ありがとうございます。  あと市のほうの車にはついていないみたいなのですけれども、そちらも含めて、また考えていただければと思っておりますので、よろしくお願いします。  また、AEDなのですが、市長、前向きな答弁をいただきましてありがとうございます。新座市、全部で170台を市内に設置という形でお聞きしましたが、やはり建物の中にあるわけです。ご検討はいろいろあるかと思うのですが、車に搭載するのは前向きにコメントいただいたのですが、やはり外に設置というふうな形もこれからどうしても必要かなと思っております。以前川上議員のほうで、川上議員の自宅の近くの方が玄関につけているご家庭があるというふうなことも聞いております。  やはり市が前もって前向きになって、施設、集会所なんかの場所の中づけでなく、外づけをしていっていただけるような形はとれないのでしょうか、お聞きします。 ○議長(森田輝雄議員) 健康増進部長。
    ◎健康増進部長(竹之下力) AEDの設置で、公共施設の外に設置できないかというご質問でございますけれども、この件につきましては川上議員からもご質問をいただく中で、集会所等、外に設置をしても、その利用者の方たちの救急救命に影響を及ぼさないような形で、利用が可能な場所につきましては積極的に外につけていきたいということで、前回も平成30年度に新たに更新をする集会施設については、できるだけ外づけができるような形で検討していくというような答弁も差し上げているところでございます。  今後につきましては、外づけが可能な施設については積極的に外づけをするような形で進めていきたいというふうには考えているところでございます。 ○議長(森田輝雄議員) 6番、池田貞雄議員。 ◆6番(池田貞雄議員) ありがとうございます。  それでは、前向きに新しいものからという形なのですが、できれば現状つけているAEDもあります。そこを変更するのも大変かもしれませんけれども、多分充電式のバッテリーになっていると思うので、つけるのはねじを外して外につけるだけで済むかと思いますので、ぜひ中にあるものも早目に移動できるような形でご検討していただければと思いますので、これは要望で結構です。よろしくお願いします。  以上で質問を終わりにします。 ○議長(森田輝雄議員) 以上で、6番、池田貞雄議員の一般質問を終わります。 △鈴木秀一議員 ○議長(森田輝雄議員) 続いて、11番、鈴木秀一議員の一般質問を許可いたします。  11番、鈴木秀一議員。    〔11番(鈴木秀一議員)登壇〕 ◆11番(鈴木秀一議員) 11番、鈴木秀一です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  一般質問前に、日本時間で9月8日に起こりましたメキシコ大地震で61名の方がお亡くなりになりました。哀悼の意を表したいと思います。また、被災された方々にもお見舞いを申し上げます。  また、8月30日の市内集中豪雨により1名の方がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈り申し上げます。  それでは、一般質問させていただきます。今回の一般質問は、行政問題4点、福祉問題、教育問題、防犯問題、交通安全問題2点を取り上げ、質問をいたします。並木市長を初め執行部の皆様には、市民にとって明るい希望の持てる、実りある答弁をよろしくお願いいたします。  まずは、行政問題の1点目です。ひばりヶ丘駅北口整備についてであります。  6月28日に保谷秋津線の説明会が行われました。その折、ひばりヶ丘駅北口駅舎のバリアフリー工事がことしの夏着工、来年の夏に竣工との報告がありました。具体的スケジュールとエレベーター、エスカレーターの配置などを伺います。  また、ロータリー工事の際には、大屋根の設置を市から西東京市へ要望することを提案いたします。  新座市南部の皆様の悲願でありましたひばりヶ丘駅北口にエレベーター、エスカレーターが設置されます。ロータリー工事の完成予定が平成31年3月ですので、駅舎工事は前倒しでの工事となります。この問題は、平成24年第1回定例会で質問し、今回で9回目の質問になります。  また、ひばりヶ丘駅北口駅舎バリアフリー化を西東京市に働きかけていただく署名活動を展開し、平成27年1月30日に8,164名の署名を新座市長に提出させていただきました。私は、来年夏に完成と聞き、本当に胸が熱くなりました。この場をおかりして、8,164名の署名をしていただいた皆様に改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。また、先輩各位にも感謝をしたいと思います。  そこで、具体的工事スケジュールとエレベーター、エスカレーターの配置等を伺います。  また、ロータリー工事の件ですが、数多くの方から大屋根設置の声をいただいております。ぜひ新座市から西東京市に要望していただきたいと思います。  この問題は、西武バスはロータリーができるということで、駅前停留所に上屋の設置を検討されているとお聞きしております。しかしながら、近年の頻繁なゲリラ豪雨や、歩行者を雨から守るという観点では、大屋根の設置が望まれます。  また、ひばりヶ丘駅は、新座市民の利用が6割から7割と言われております。志木駅の大屋根工事がことし8月21日から始まり、完成予定が平成32年3月31日です。西暦ですと2020年です。志木駅開業が大正3年、西暦1914年です。大屋根設置まで106年かかりました。であれば、ひばりヶ丘駅北口駅舎工事のこの機会を逃せば、いつ設置されるか見当がつきません。この機会にぜひ設置いただきたい。ぜひ並木市長からも西東京市に強く申し入れをしていただきたいと思います。よろしくお願いします。市の見解をお伺いします。  続いて、行政問題の2点目です。フィルムコミッションについてです。フィルムコミッションに力を入れ、さらに映画や大河ドラマ撮影場所の誘致を実現し、新座市観光大使の皆さんにもPRに参加いただき、市のイメージアップに努めるべきと考えます。  さらに、新座市初のアニメーションを作成してまちおこしをすべきと考えますが、市の見解を伺います。  フィルムコミッションとは、映画撮影などを誘致することによって、地域活性化、文化振興、観光振興を図ることが狙いであります。今NHKの大河ドラマの主人公の郷土が一大ブームを起こし、日本ばかりか、今や世界中から観光客が訪れるほどになっております。  参考ですが、私は山形県の米沢市出身です。直江兼続を主人公にしたドラマ「天地人」、2009年に放映されました。舞台が新潟県と山形県でしたが、米沢市も駅前には「天地人」ののぼり旗が立ち並び、上杉公園は「天地人」フェアで人で埋め尽くされた記憶があります。経済効果は、新潟県と山形県で204億円と言われています。また、毎週放送されるため、一度は米沢市に行ってみたい、直江兼続の遺品を見てみたいと、また必ず主人公の俳優が当地を訪れます。コラボ企画でNHKのドラマ館も併設されます。  新座市にゆかりのある人物として、松平信綱公と電力王の松永安左右衛門翁、さらに漫画家手塚治虫氏がおります。  松平信綱公は、江戸前期の老中で、初代川越藩主でお墓が平林寺にあります。  松永安左右衛門翁は、電力事業に生涯をささげ、電力の鬼と言われた大実業家、新座市にあるサンケン電気株式会社の前身である東邦産業研究所の創始者であり、昭和13年、飛騨高山付近からカヤぶきの民家を新座市に移築、睡足と名づけ、わび茶を普及させました。  手塚治虫氏は、言わずと知れた漫画界の第一人者、武蔵野の風情を残す自然と雑木林の風景に心奪われ、新座市に手塚プロのアニメーション制作の新座スタジオを1986年に開設しました。代表作「鉄腕アトム」のアトム君は、新座市に特別住民票があります。しかも、松永安左右衛門翁と手塚治虫氏は、既に原作本も発刊をされています。ぜひこのご三方の大河ドラマ実現に向けての働きかけをお願いしたいと思います。  また、過去にもそのような運動をされたことがあるのかも伺いたいと思います。  また、新座市を舞台にしたアニメーションについては、参考例として県内秩父市での取り組みが際立っております。取り組みは、2010年から長引く不況や大震災による観光客の減少や、若い世代の新規観光客を獲得できないなど、深刻な問題を抱えていました。その問題の解決策として、アニメを活用した地域観光振興プロジェクトで、秩父市や西武鉄道、秩父鉄道など10団体から構成される秩父アニメツーリズム実行委員会を平成22年に設立し、2011年4月より秩父市をモデルにした「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」がテレビ放映されると、聖地巡礼で秩父市を大勢の若者が訪れるようになり、商店街が活気を取り戻しました。これが第1次ブームです。  そして、第2弾、2015年9月より「心が叫びたがってるんだ」、興行収入10億円を超え、観客動員数も75万人を超え、若者が秩父市へ、秩父市へとの大ブームが起き、ことし7月22日、実写版「心が叫びたがってるんだ」が劇場放映されました。ぜひ新座市も新座市初のアニメに挑戦し、経済の活性化に努めるべきと考えますが、市の見解を伺います。  行政問題の3点目、官民連携施策についてであります。第6次新座市行財政改革大綱にも民間活力の活用を掲げています。鉄道事業者と連携して市の魅力を伝える事業や、市内大手販売店や市内コンビニエンスストアと連携してのアンテナショップの開設で新座ブランド販売などを提案しますが、市の見解を伺います。  未来開ける新座市、ずっと住みたい新座市にするためにも、経済政策はその柱になります。その一つの鍵が、民間活力の活用であると思います。新座市には、新座駅のJR東日本、志木駅の東武鉄道、さらに言えば、ひばりヶ丘駅の西武鉄道があります。その鉄道事業者と連携して、新座市をアピールしたポスターを駅構内に張っていただいたり、新座市と鉄道事業者がコラボして駅からハイキングを企画したり、さまざまなコラボが考えられます。  日本総研の丸山武志氏によると、鉄道事業者がまちづくりを主体的に取り組む形となれば、民間のノウハウを生かした高水準な住民サービスが期待できるばかりでなく、行政コストの低減と行政機構の効率化にも貢献すると予想されるなど、自治体、そして住民のメリットは大きいと考えると述べております。  さらに、新座市内の大手販売業者、イオンや西友、いなげや、ライフなどの事業者や市内コンビニエンスストアに働きかけ、新座ブランドコーナーなどのミニアンテナショップのブースを設けていただき、より身近に新座ブランドを市民、または観光客に知っていただく、民間と連携して地域の活力を広げていくことこそが新座市の未来を開く一つの鍵と考えます。市の見解を伺います。  4点目、都市計画道路東久留米・志木線のバス運行について。市では、バス運行について市民アンケートを行っています。アンケートの結果については、市はどのように分析し、バス会社に訴えていくのか、またにいバスの運行についてはどのように考えていますか、見解を伺います。  東久留米・志木線へのバス乗り入れに関するアンケートが、石神町会、北原町会、堀ノ内町会の一部に配られ、地域のコンビニエンスストアやドラッグストアにもアンケートが置かれ、8月31日の締め切りで調査が行われました。その調査結果について伺います。  また、アンケートを終了し、並木市長はどういう観点を強調し、西武バス株式会社に要望を出していくのか、またその実施時期などを伺います。  並行して、東久留米・志木線が開通した折、にいバスの運行はどのように考えているのかもあわせて伺います。  続きまして、2、福祉問題です。1、子供たちの居場所づくりについて。狭隘化の問題解決のために、放課後児童保育室も点数制を採用し、待機児童が出た場合、その受け皿をココフレンドが担い、福祉部と教育委員会が密に連携を図り、狭隘化解消の問題解決を図るべきと考えますが、市の見解を伺います。この問題も毎議会で取り上げられている問題です。  厚生労働省が出している放課後児童クラブ運営指針の第1章、総則の3、放課後児童クラブにおける育成支援の基本に、放課後児童クラブにおける育成支援にこのように書かれております。「放課後児童クラブにおける育成支援は、子どもが安心して過ごせる生活の場としてふさわしい環境を整え、安全面に配慮しながら、子どもがみずから危険を回避できるようにしていくとともに、子どもの発達段階に応じた主体的な遊びや生活が可能となるよう、自主性、社会性及び創造性の向上、基本的な生活習慣の確立等により子どもの健全な育成を図ることを目的とする」と書かれてあります。  私も毎年学童保育の会の総会に出席しています。毎年狭隘化の問題が取り沙汰されております。子供たちが安心して過ごせる環境の改善を図るには、大きな決断をする時期に来ているのではないでしょうか。  この夏、各児童保育室、夏入室でどの児童保育室も子供たちを多く受け入れ、担当された方もご苦労は多かったと思います。  私も地域の方から相談を受け、石神小学校が夏休み、大規模修繕工事に入ったために、新座第六中学校で子供たちを受け入れていただきました。現場を見ていただきたいとの相談があり、現場を視察させていただきました。平均65名から70名の受け入れがあり、新座第六中学校では金工室と木工室の一部を開放してくださり、子供たちのために堀ノ内運動場を週3日借りていただいたり、金工室と木工室近くの校庭を開放し、子供たちが遊べるよう工夫していただき、配慮してくださいました。  現場で精いっぱいの努力をしてくださっているのは十分わかりました。その努力も限界に来ております。狭隘化問題は限界に来ていると思います。発想の転換が必要な時期に来ているのではないでしょうか。大胆な発想の転換を断行し、福祉部、教育委員会の枠にとらわれず、子育てのプロである並木市長の英断により、児童保育室とココフレンドを放課後の居場所づくりの場と考え、児童保育室にも定員を超えた場合は、ココフレンドを受け皿にして狭隘化の解決を図るべきです。いかがでしょうか。市の見解を伺います。  次は、教育問題です。給食費の無償化についてです。子育て世代の負担を軽くするために、小学校、中学校の給食費の無償化に踏み切るべきです。また、新座市人口ビジョンでは、子育て支援施策として、第3子以降の小中学校給食費の原則無料化の検討を掲げております。検討状況と実施時期についても伺います。  少子高齢化時代を迎え、各自治体も人口増の政策に力を入れております。今一番ご苦労されているのが、子育て世代の皆様であります。たくさんの方からご相談をいただきます。  子育て世代の現状については、中京大学現代社会学部教授の松田茂樹氏によりますと、子育て世代の現状を見ると、以下の2点の理由から経済的支援の必要性が増している。1点目は、経済力の弱い家庭がふえ、社会が子供、子育てを支えることが必要になっているという社会性。  2点目は、少子化対策です。子育て、教育にお金がかかる時代になりました。これは、決して今の親たちがぜいたくなわけではありません。物価や国民の平均的な生活水準や進学率の上昇など、社会全体の変化のためです。我が国を子供を産み、育てやすい国にするには、「家庭の子育てにおける経済的負担を軽減する必要があります」と述べています。  新座市の18歳までの医療費無料化はすばらしい政策です。大変評価をしています。  一方、現実にくまなくかかるのが給食費です。そこにメスを入れずして、将来のためにお子さんを産み、育てようと言っても、説得力がありません。並木市長の英断で小中学校の給食の無料化を断行すべきです。政治とは、一番困っている方に手を差し伸べることが本義ではないでしょうか。  現在公立の小学校、中学校の給食を無償で提供する自治体は61市町村に達しました。家計の負担軽減による子育て支援や少子化対策として取り組んでおります。  ことしの4月からは、群馬県みどり市が教育費の負担軽減として、子育て世代の定住促進を目指し、全ての市立小中学校13校で給食費の無償化を実現させました。  選ばれる都市新座市として、給食費の無料化を提案します。また、無料化が大前提でありますが、確認でお伺いいたします。  人口ビジョンに掲げている第3子の給食費の無料化の検討状況と実施時期をあわせて伺います。  市長、教育長の未来あふれる答弁を期待いたします。  続いて、防犯問題です。詐欺被害と過量販売防止対策について。詐欺被害事件が絶えません。電話での詐欺、はがきでの詐欺など、多種多様になっています。福岡市では、電話詐欺に対して、自動音声によっての撃退を開始しました。市の防止対策の現況を伺います。  また、改正消費者契約法がことし6月に施行されました。これにより、高齢者を狙った悪質商法への対策が強化されることになります。改正後の市の取り組みとPRの強化について伺います。  この詐欺問題も毎議会で取り上げられています。今回は、詐欺事件全体について伺います。  電話での詐欺対策は、現在150台の通話録音装置を新座事業所防犯協力会及び新座こぶしロータリークラブ様から市への寄贈があり、設置をいただき、対策を強化していただいているところでございます。現況と防止効果がどのようにあるのかを伺います。  また、はがきでの詐欺も横行しています。栗原地域では、ことし6月に市民のところに総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせなるはがきが突然来て、市民が苦慮いたしました。新座警察署に丁寧に対処していただき、事なきを得ましたが、ご本人はびっくりしてパニックに陥り、非常に悩んだとのことです。はがきによる詐欺にも、冷静に警察署に連絡してくださいとの告知の強化が必要ではないかと感じました。  また、最近見られるのが、高齢者や認知症で判断力が低下した方が商品を大量に購入させられるケースです。国民生活センターによりますと、2015年度の高齢者の消費生活相談は約24万件、認知症の高齢者による相談は約8,800件だが、表面化していない被害がある可能性もあります。  ことし6月に改正消費者契約法が施行されました。改正された消費者契約法で契約を取り消せる主なケースは、1、重要事項でうその説明を受けた、2、将来の変動が不確実なことを断定的に言われた、3、利益になることは言われたが、不利益になることは故意に言われなかった、4、通常の分量を著しく超える取引を押しつけられたなどです。対象者が高齢者や認知症の方々なので、法改正があったことを丁寧にわかりやすく告知することが必要と思います。  被害に遭われて困っている方もいらっしゃると思います。市の取り組みと告知の強化についても伺います。  最後に、交通安全問題です。市道第62―05号線のスピード抑制対策について。市道第62―05号線は、道路が狭く、交通量が激しく、スピードを出す車の交通が絶えません。特に石神5―4―9付近は、新住宅がふえ、子供たちの数も多く、地域の方々から心配が絶えないとのお話を伺います。市道第62―05号線の道路上にハンプなどを設置し、車のスピードを抑制し、飛び出し事故防止の対策を実行すべきと考えますが、市の見解を伺います。  場所を確認いたします。スライド1をお願いいたします。場所は、こちらの道路が先ほど都市計画道路東久留米・志木線となります。こちらの道路を真っすぐ行った突き当たりがセブンイレブンの石神店になりまして、こちらの住宅が新住宅で20世帯ぐらい世帯があるというところで、ここのところに子供たちが飛び出してくるという非常に心配なところがあって、何とかいろんなスピード抑制の対策ができないかというお話でございます。ここは、長年相談を受けている地域です。この問題は、再三道路課にも相談し、カーブミラーの設置などの要望を出させていただいておりますが、なかなか調整がつかず、路面にスピードを落とす標示をしていただくことが決まっております。  相談者に報告したところ、この道路には立て看板も数か所置いていただいているが、スピードを出して走る車は後を絶たない。特に石神5―4―9付近は、新住宅がふえ、子供たちも多く、いつ交通事故が起こっても不思議ではない、起こってからでは遅い。であるならば、スピードを落とすという環境づくりを何とか検討してほしいとの相談を受けております。  スピードの抑制で一番効果があるのは、ハンプを標示することではないかということで、一般質問に取り上げました。  続きまして、カーブミラーについてであります。カーブミラーに破損や移設の際の連絡先を明記し、素早い対応を図り、事故防止に努めるべきと考えますが、市の見解を伺います。  カーブミラーについては、9月議会の補正予算で総点検を行うことを高く評価させていただきます。その折にぜひ実行していただきたいのが、カーブミラーに連絡先を明記し、素早い対応を図ることであります。  スライド2、3をお願いします。こちらが所沢市のカーブミラーでございまして、このように破損、移設の際はご連絡下さいというふうに張ってあります。  もう一枚お願いします。このように所沢市道路維持課ということで連絡先が書いてあります。ありがとうございます。  カーブミラーは、よく大型車などがカーブミラーに接触し、角度が変わったりということがあります。放置しておけば大きな事故につながりかねません。また、新座市は、以前カーブミラーは市民安全課が所管しておりましたが、道路課に所管が変わりました。市民に広く知っていただくためにも、所管先と連絡先を明記することが非常に必要と感じます。市の見解を伺います。  1回目の質問は以上であります。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、鈴木秀一議員からご質問いただきました。順次ご答弁申し上げます。  1点目、ひばりヶ丘駅北口整備についてのご質問でございます。ひばりヶ丘駅北口のバリアフリー化工事については、鉄道事業者が駅舎を改修し、エレベーターとエスカレーターを設置するもので、それぞれの施設の配置については要求資料のとおりであります。  駅舎のほぼ中央部にエレベーターを1基設置するとともに、広場側から見て駅舎の左側に上り専用エスカレーターと階段、右側に階段を設置予定とのことでございます。  工事スケジュールにつきましては、本年8月17日から来年の9月下旬までを予定しているとのことでございます。設置までしばらくお待ちください。  次に、駅前広場への大屋根設置要望についてのご質問をいただきました。  過日西東京市から、駅利用者の利便性の向上及び障がい者、高齢者等の移動の円滑化の観点から、駅舎出口から路線バス及びタクシー乗り場にかけまして、シェルターを連続的に設置することを検討しているというお話をいただいたところでございます。  ただし、この事業の実施に当たりましては、新座市民の利用が多く見込まれることから、本市への事業費の負担についてもあわせて要請されたところでございます。  本市では、朝霞市民及び志木市民の利用も見込まれる志木駅南口駅前広場の工事においては、隣接する自治体に対し、事業費の負担を求めない状況であることや、逆にバス路線として新座市民の利用が見込まれる朝霞台、あるいは北朝霞駅への負担を行っていないこと等を考えますと、ひばりヶ丘駅北口につきましては、あくまでも西東京市内の場所に位置することから、本市が駅前広場に設置する施設の整備費について負担を行うことは慎重な検討を要するものと考えておりますので、丁寧に対応してまいりたいと考えております。  2番目、フィルムコミッションについてのご質問でございます。フィルムコミッションは、映画等の撮影誘致や撮影支援を行う機関であり、地域住民を巻き込んだ機運の醸成に取り組むか、撮影に係る各関係機関への手続を一元的に引き受けるなど、映画等の撮影がしやすい環境整備に取り組むものでございます。  埼玉県内においても、自治体及び民間等のフィルムコミッションが現在30団体ございます。例えば所沢市、志木市、富士見市、川越市、さいたま市などは既に行っております。  地域が映像の舞台になることで、地域のPRと観光客増加によるにぎわいの創出、映像関係の文化振興、さらには既存の文化資源以外の魅力の発掘など、幅広い効果が期待できます。そのため、多くの地域でロケーション撮影を受け入れる組織が設立されております。運営主体は、自治体、観光協会、民間、NPO法人など、多様でございます。  新座市では、平成29年度の新規重点施策として、住んでみたい、ずっと住み続けたい、魅力ある快適未来都市の実現に向け、市民、事業者、市内3大学の学生及び市職員が連携、協力し、新座市のブランドイメージの向上を目指した新たな取り組みや課題について検討する新座快適未来プロジェクト会議を5月に立ち上げ、8月までに計4回の会議を開催いたしました。  当該会議においても、本市は首都近郊にありながら、緑豊かで映画撮影等に適した立地であるとのことから、フィルムコミッションの設立を要望する声があり、本市といたしましても、本市を舞台地とした映画撮影やアニメーション制作を誘致、支援することは、市民の愛着の醸成につながるだけでなく、市外からの誘客にも期待のできる取り組みであると考えております。  鈴木議員からご指摘、ご提案いただきました大河ドラマの誘致につきましても、映像化された場合の経済効果や市の知名度向上に大きな影響をもたらすことは承知しておりますので、新座市ゆかりの偉人を取り上げていただくための取り組みについても検討してまいりたいと存じます。  また、新座市観光親善大使は現在8名の方々に委嘱し、それぞれご活躍の分野で本市の魅力を発信していただいておりますが、鈴木議員のご提案のとおり映像の舞台地となった際には、PRにご協力をいただくことで一層の情報発信が図られるものと考えております。  いずれにいたしましても、さきに申し上げましたとおり、映画等の誘致活動においては受け入れる組織が整っていることが重要であり、このたびの機構改革によりシティプロモーションに取り組む課を新設する予定でありますことから、フィルムコミッション等、映画やアニメ、大河ドラマの誘致活動に向けて今後検討を進めてまいりますので、いましばらくお待ちいただきたいと思います。  特に新座市は、お隣の大泉学園にございます東映の撮影所がございます。老朽化をしているということで、いろいろと連携を図っていただきたいというようなことも具体的に映画監督等からも私のほうに話が来ております。そういう意味でも、今後大きなインパクトの事業の一つかなというふうに思っておりますので、積極的に検討をさせていただきたいと思います。  行政問題3点目、官民連携施設支援策についてのご質問でございます。初めに、鉄道事業者との連携につきましては、平成19年度から平成26年度を除く毎年東日本旅客鉄道株式会社八王子支社及び西武鉄道株式会社主催の駅からハイキング等に後援、協力し、市内の観光名所等をめぐるコースを設定しております。
     また、平成26年度には、東武鉄道株式会社主催の東武鉄道100周年記念イベントにおいて、東武東上線車体広告や中づり広告に、新座市イメージキャラクター、ゾウキリン及び市の観光名所等を掲載するなど、鉄道事業者と連携しており、今後も市のPRのため、積極的に鉄道事業者を初めとした民間企業との連携を図ってまいりたいと存じます。  続きまして、市内大手販売店、コンビニエンスストアとの連携でございますが、アンテナショップを開設し、新座ブランド認定品を販売してはどうかというご提案でございます。  現在認定品は、ふるさと新座館内にございます新座農産物直売センター、とれたて畑や、市内外で開催される各種イベントのほか、一定の認定品については大手販売店において販売しております。今後販路拡大のため大手販売店等に働きかけてまいりたいと思います。  また、ゾウキリングッズに関しましては、新座市産業観光協会がまちなか観光案内所として、大学を含む販売店及び大学構内のコンビニエンスストア等において販売をお願いしていますが、あわせて新座ブランド認定品につきましても販売していただけるよう働きかけてまいりたいと存じます。  なお、今年度も新座ブランド認定品をPRするのぼり旗を新たに作成し、ふるさと新座館内のとれたて畑に設置いたしました。さらに、イベント出店等に活用するなど、一層のPRを図ってまいります。  今後も地域経済の活性化、市のイメージアップ向上のため、新座ブランド認定品の積極的なPRに努めていくとともに、認定事業者にとって販路の拡大が負担の増加や品質の低下につながることがないよう、認定事業者の意向も確認しながら進めていきたいと存じます。  次に、行政問題4番目、都市計画道路東久留米・志木線のバスの運行についてのご質問でございます。  先ほど中村和平議員からもご質問をいただきました。ご答弁させていただきました。改めて答弁申し上げます。  アンケートにつきましては、7月27日からアンケート用紙の配布、ホームページでの周知等を初め、8月31日現在回収数約1,000件内のうち500件のアンケートの集計が終わりました。現時点での主なアンケート結果につきましては、ふだん路線バスやにいバスを余り利用しない、または利用しないと回答した人、141人のうち約69%、97人の人が利用しない理由に、「近くにバス停がない」を選んでおりました。  次に、路線バスが乗り入れた際の行き先としては、全体の約63%、313人の人が東久留米駅を選び約26%、123人の人が志木駅行きを選んでおり、バス停留所につきましては、サンドラッグ新座石神店前やココファン新座石神の周辺にバス停留所を設置してほしいとの回答が多数でございました。  さらに、バスが乗り入れた際には、どれくらいの頻度で利用したいかといった質問に対しては、毎日、週に数回と回答した人が全体の約48%、242人選んでおりましたので、こういった結果を踏まえて、西武バス株式会社へ要望してまいりたいと考えております。  要望時期につきましては、既にご案内のとおり10月11日を予定しております。  なお、西武バス株式会社から、東久留米・志木線への路線バスの乗り入れが難しいとの方針が示された際には、にいバスの乗り入れも検討課題の一つとして、東久留米・志木線沿線の公共交通について再検討してまいります。  続きまして、福祉問題1番、子供の居場所づくりについてのご質問でございます。本市では、放課後児童保育室の入室につきましては、入室要件を満たしていれば、全ての児童を受け入れるとのことです。このため放課後児童保育室において、利用者の増加に伴い大規模化、狭隘化が進んでいるところでございます。  今回狭隘化の問題解決のために、放課後児童保育室も点数制を採用して、定員を超えた場合には、その受け皿としてココフレンド等を担うのはいかがというご質問をいただきました。  ココフレンドの設置状況につきましては、17校中9校に設置されており、そのうち長期休暇中に一日中開設しているのが2校ございます。このため、点数制を導入する場合、ココフレンドの設置状況や開設時間等を考慮して進める必要があると考えているところでございます。  一方、現在見直しを行っている子ども・子育て支援事業計画では、埼玉県から待機児童を前提としない計画策定を求められており、それに沿った見直しを行っております。そのためには、まずココフレンドの全校設置及び長期休暇中の一日中開設の実施が喫緊の課題であると考えております。教育委員会には、新規開設並びに既存のココフレンドにつきまして、可能な限り長期休暇中の一日中開設をお願いしたいと考えております。  このほかに、今回の計画の見直しでは、引き続き市で放課後児童保育室の整備を進めていくとともに、民間事業者による整備を加えたところであります。民間事業者の参入につきましては、民間事業者の受け入れを行っている朝霞市など先進事例を参考にし、検討してまいります。  いずれにしましても、今回のご質問いただきました点数制を含めて、放課後児童保育室の狭隘化解消に向けて、さまざまな手法を用いて検討してまいりたいと考えております。  続きまして、給食費の無償化につきましては教育長のほうから答弁をさせていただきます。  続きまして、詐欺被害と過量販売防止対策についてのご質問でございます。本市の詐欺被害防止対策の現状でございますが、広報及びホームページでの注意喚起や防災行政無線での放送、消費者月間におけるパネル展示、公共施設への啓発ポスターの掲示、啓発品及びリーフレットを配布するほか、ご利用いただきました団体に対し出前講座を実施し、被害状況の傾向及び対策等の呼びかけをしております。  また、昨年度からさらなる防止策として、福祉部門と連携を図り、通報シートを活用した取り組みを行っております。これは、高齢者相談センターの職員が高齢者宅のお宅を訪問した際に、詐欺被害や悪質商法被害が疑われるような状況を発見した場合、必要事項を記入し、ご本人に了解を得た上で消費生活センターへ情報提供をするものでございます。  現在は、高齢者相談センター職員とご本人、消費生活相談員の3者で、問題解決に向けて取り組んでおります。今後民生委員の方にもご協力をお願いし、見守りの輪を広げてまいりたいと考えております。  また、福岡市で電話詐欺を自動音声により撃退できる対策機器の無料貸し出しを開始されているとのことでございますが、新座市におきましても、新座事業所防犯協力会及び新座こぶしロータリークラブから、自動警告つき通話録音装置150台のご寄附をいただきまして、昨年度無料配布事業を実施したところでございます。  次に、本年6月3日に消費者契約法の一部を改正する法律が施行されたことに伴う市の取り組みとPRの強化についてのご質問でございます。  今回の改正に当たりましては、平成13年の消費者契約法施行後の社会経済情勢の変化、判例の傾向、民法との関係等といった視点を踏まえて、改正消費者契約法が本年6月に施行され、その中で新たに第4条第4項として、消費者にとっての通常の分量等を著しく超える契約、いわゆる過量販売を取り消すことができる規定が盛り込まれたところでございます。  本市におきましては、現段階においては、過量販売に係る消費生活センターへの相談はそれほど多くはないものの、ご承知のとおり詐欺や悪質商法の手口も巧妙化しております。昨年度本市の消費生活センターに寄せられた相談件数は1,151件であり、60歳以上の相談は全体の約42%を占める高い割合となっております。  高齢者の見守りにつきましては、家族の周囲の目配りが重要と考えておりますので、引き続き出前講座や通報シートの活用を積極的にPRしてまいりたいと存じます。  今後につきましても、市民の皆様の被害を未然に防げるよう、継続的に情報提供や注意喚起、啓発に努めてまいります。  5番、交通安全問題、1、市道第62―05号線のスピード抑制対策についてのご質問でございます。既に新座警察署において速度20キロ規制の交通規制を行い、さらに市による注意啓発看板並びに路面標示を行っているところでございます。  鈴木議員からご質問いただきましたハンプは、道路に凸部の段差をつけることにより車両のスピードを抑制する方法でございます。しかしながら、段差をつけることにより、車両が通行した際の騒音や振動の原因となり、また通行車両の側面を傷つけてしまうおそれもございます。このことから、ハンプの設置は行わずに、当該市道に関しましては、新たに「飛び出し注意」といった旨の路面標示を行うことで、通行車両に対しスピード抑制対策を講じてまいります。  2点目、カーブミラーについてのご質問でございます。ご指摘いただきましたカーブミラーへの連絡先の明記につきましては、現在カーブミラー等点検業務を計画し、今定例会へ補正予算として道路附属物点検業務委託に係る予算を提案させていただいております。  この予算をお認めいただきましたら点検業務を実施していくこととし、その中で点検を行ったものには点検済みのステッカーを貼付する予定でございますので、そのステッカーに連絡先を記載することで対応を図りたいと考えております。  ステッカーのデザインの詳細につきましては検討中でございますが、ご提案いただきました連絡先についても記載を行う方向で検討してまいります。  以上でございます。あとは教育長のほうから答弁申し上げます。 ○議長(森田輝雄議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) それでは、鈴木秀一議員から、福祉問題、教育問題、2点についてご質問がございましたので、お答え申し上げます。  1点目の福祉問題、子供の居場所づくり事業でございますが、私どもはココフレンド事業と呼んでいますが、この事業は現在17校中9校で実施をしておるところでございます。第4次新座市基本構想総合振興計画の後期基本計画におきましては、平成32年度までに全ての小学校に開設をするということになっております。これらに向けて努力をしている状況でございます。来年度におきましても、設置可能な学校から順次開設をしてまいりたいと、こうした計画をつくってあります。  来年度におきましては、2校から3校開設をしていきたいということで予定をしているところでございます。  また、現在は放課後の居場所づくりということで、夏期休業中等における長期休業日に午後実施をしていない学校が多くあります。ことしは、大和田小学校と東北小学校で午後も実施をしまして、大変好評でございました。午後の実施についても順次拡大をしてまいりたいと考えておるところでございます。  これらの事業を進めるに当たりましては、市や、あるいは子育て支援課と十分に協議を行いまして、狭隘化している放課後児童保育室等の一つの受け皿になれるように、私どももそうした開設時間等も延ばしまして対応してまいりたいと考えておるところでございます。  計画年次、平成32年度に全ての学校にということを目途に、しっかりと実施をしてまいりたいと考えておるところでございます。  続きまして、2点目の教育問題、給食費の無償化についてのご質問にお答え申し上げます。  給食費の無償化、あるいは補助については、これまでも同様のご質問をいただいておるところでございますが、私どもは安心、安全なおいしい給食を提供するために、施設設備の改修や食器の改善、あるいはまた地産地消の推進に力を注いでまいりました。おかげさまで、全校からアルマイト食器は消えまして、強化磁器食器、あるいはまた環境ホルモン等の影響を受けないPEN食器となりました。大変ありがたいことだと思っています。  また、現在導入を進めておりますスチームコンベクションオーブンでございますが、大変高額な設備でございますが、この導入によって給食の献立のバリエーションが大変広くなってきて、今まで調理できなかったものも調理ができるようになる。焼き物というのができなかったのですが、この機械の導入によってできるようになる。さらに、子供たちにおいしい給食を提供することができるのではないかというふうに考えておるところでございます。  そうした施設設備に予算を使って、力を注いできたということでご理解をいただきたいと思います。  給食費の無償化でございますけれども、私どもとしましては、給食の施設設備、あるいはドライ化等について予算を投入してまいりました。市の財政的な状況を踏まえますと、全児童生徒を対象とした給食費の無償化ということについては、困難な状況にあるということをご理解をいただきたいと存じます。  全ての子供たちに、小中学生を無償化した場合、年間予算が5億9,900万円、約6億円の予算が毎年経費として必要になってくるということでございますので、給食関係の予算を考えますと、もうそれだけで足らない、今いただいている予算でも足らない。そうなると、施設設備の改善等もおぼつかなくなるかなと考えておるところでございまして、ご理解をいただきたいと思います。  しかしながら、子供の貧困の問題というのは非常に深刻な問題でございまして、経済的に困難と認められる場合、しっかりとしたセーフティネットを確立しなければならないというのは、私どもも同様の意見でございます。  全て無償化するということではなくて、経済的な理由で就学が困難と認められる場合について、給食費を含め、学校で係る経費を援助するという就学援助制度がございますので、この制度の周知徹底を図って、こうした適用をすることによって子供たちの負担、あるいは親の負担を軽減をしていければと考えておるところでございます。  また、第3子以降の給食費の無償化につきましても、検討してまいったわけでございますけれども、第3子を無償化した場合、1,560万円ほどの予算もかかるということでございます。  また、こうした予算だけではなくて、小中学校に在籍する第3子のみを抽出するという作業を進めるに当たっては、コンピュータシステムのシステム改修等が必要になってまいりまして、これらの経費も1,600万円近く経費がかかるという試算でございます。  また、コンピュータシステムを改修したとしても、例えば現在要保護や準要保護の子供たちは無償になっているわけでございまして、こうした子供たちの数を抽出をしていくというのは職員の手作業になってまいりますので、市の職員のみならず学校の教職員の事務負担というのが相当増大するものと懸念されますので、平成29年度の実施は見送らせていただきました。ご理解をいただきたいと存じます。 ○議長(森田輝雄議員) 暫時休憩いたします。    休憩 午前11時58分    再開 午後 1時00分 ○議長(森田輝雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) ご答弁ありがとうございました。  それでは、順次再質問させていただきます。行政問題の1点目、ひばりヶ丘駅北口整備について、具体的なスケジュールとエレベーター、エスカレーターの設置については資料も配布いただきました。ありがとうございます。  スケジュールについては、完成予定が2018年9月下旬とのこと。工期がおくれることのないように、新座市のほうからも西東京市のほうに定期的に確認をとっていただければと思います。  また、エレベーター、エスカレーターの配置についてもよくわかりました。  あとロータリー工事の件でございますが、大屋根設置については、既にもう西東京市の担当者のほうから話があったということで、わかりました。改めて並木市長から西東京市の丸山市長に設置の要望をしていただきたいと思うのですけれども、市長、決意のほど、一言ちょっとお願いします。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 実は、そういうような話は来ていまして、シェルターをつくるに当たっては新座市に負担していただけませんかという話なのです。ただ、西東京市と新座市とはいろんな意味で深い関係がありまして、図書館の総合利用ということで締結をしております。  一方で、新座市と西東京市は、保谷秋津線の整備事業は東京都が行っておりまして、保谷駅から新座市境まで来ているわけで、そこからひばりが丘片山線に接続するのですけれども、その道路は本来ならば埼玉県が整備しなければいけない都市計画街路なのですけれども、そこの部分は新座市でやってほしいと、埼玉県から要請を受けておりまして、それも新座市が頑張っていこうというような方向でございます。  また、放射7号線でございますけれども、これも西東京市から新座市に来まして、新座市の栗原地区でございます。栗原地区から東久留米市を通って、今度は新座市の新堀地区に行って、そして新堀地区から今度は東京都の清瀬市に抜けていくというようなことで、これも西東京市と新座市が連携をするということで、これは埼玉県が事業主体でございますけれども、新座市も5分の1負担という、そういう負担があるのですけれども、払わなければいけないと、そんな相互連携もある。  一方で、いろんな意味で、西東京市ともこれからは道路のみならず、教育、あるいはいろんな文化面でも連携を図っていくという意味で、屋根のことも所在地自治体が持っていくというのは、私は当然のことかなと思っていたのですけれども、そういうようなお話もありますので、先ほど答弁申し上げましたように、丁寧に丸山市長等を含めまして、西東京市の方々と協議をしていきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) ありがとうございます。  本当に将来性を考えて、いろいろ市長も考えていらっしゃいますので、いろんなアイデアを持って西東京市のほうと折衝していただきたいと思います。ありがとうございます。  さて、ひばりヶ丘駅北口整備問題、実は西東京市と新座市、公明党も連携をしておりまして、公明党の佐々木順一前議員は、平成15年の第1回定例会で取り上げてから、佐々木議員が本会議、委員会で取り上げた回数が28回、小幡議員が2回、そして田代議員が9回、新座市では亀田議員、細田議員が取り上げ、西東京市と新座市が連携で進めてまいりました。完成まで新座市からも声を上げ続けてまいりますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、2点目、フィルムコミッションについてお伺いいたします。検討していただけるということでよろしくお願いしたいと思います。  先ほど米沢市の大河ドラマの誘致をちょっと1回目で発言したのですけれども、大きな成功の影には必ず地道な活動があります。大河ドラマ「天地人」の誘致は、民間有志の活動から始まり、上杉家と直江兼続のゆかりの地となる新潟県、山形県、福島県の3県へ誘致活動が広がっていきました。  当初地域住民の反応は芳しくなかったと聞いております。そのために、小学生向けの直江兼続を紹介する副読本を作成、配布したり、地域住民の広報に力を入れました。  NHKに対しては、要望書に始まり、2000年以降2004年まで5回ほど陳情し続けました。一番の問題点は、有力な原作本がないことでありました。推進する会のメンバーは、作家の火坂雅志氏に原稿を依頼し、信濃毎日新聞で2003年10月から、福島民報で2003年11月から、新潟民報では2004年1月から、山形新聞で2004年4月から連載が始まりました。そして、2007年4月に、2009年大河ドラマ「天地人」が決定いたしました。放映後のブームの成功は、1回目の質問で紹介したとおりです。  ぜひ新座市も、ゆかりのある方がいらっしゃいますので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと強く要望いたします。  あとアニメーションにつきましては、新規にシティプロモーション課を中心に検討を進めていくというご答弁でございましたので、ぜひ地域活性化のためにもよろしくお願いしたいと思います。  全国各地でアニメーションによるまちおこしが展開されております。シティプロモーション課が新座市の未来を決定づけると言っても過言ではないと思います。大いに期待をしております。  また、アニメーションを使った観光資源掘り起こしなどを目的に設立されました官民連携組織、アニメツーリズム協会は8月26日、ゆかりのある自治体88か所を選ぶ「アニメ聖地88」を発表いたしました。  協会は、認定した聖地を巡礼とする観光ルートを策定し、訪日外国人を呼び起こし、まちおこしにもつなげております。協会は、来年は認定をふやすという方向でもございますので、新座市もゆかりの漫画家とか非常に多くいらっしゃいますので、ぜひ推進するために検討していただきたいと思います。これは要望でございます。  続いて、3点目、官民連携施策についてお伺いします。さまざまに鉄道事業会社にアプローチして展開されているとのことをお聞きしました。  平成26年、東武鉄道100周年イベントで、既にもうコラボ企画をやっているということでお話をお伺いしました。未実施の鉄道事業者ともコラボ企画ができるように、ぜひ努力をしていただきたいと思います。  あと新座ブランドの拡大については、とれたて畑ののぼりを新たにつくっていただいたり、PRに力を入れてくださるということでわかりました。  あと大手販売店への新座ブランドのミニアンテナショップの設営も一部実施されているということを聞きました。非常に努力していただいているのだなということがわかりました。ほかの大手販売店やコンビニエンスストアにも連携について、ぜひ実現できるようアプローチしていただきたいと思います。新座市の経済の活性化のためには、民間の活力の活用は必要不可欠だと私は思っております。今後もあらゆる角度での官民連携を考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  4点目、バス運行についてお伺いします。今度10月11日に要望されるということでお聞きいたしました。ぜひ粘り強い交渉をお願いしたいと思います。  あといろいろ大枠のところは市長答弁であったのですけれども、市のアンケートの自由記述の欄で、特に多かった声などがあったのであればお伺いしたいと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(大塚力也) アンケートの自由記述での多かった意見ということでございますけれども、特に多かったのは、東久留米駅まで行ってほしいということ、それから現在住んでいるところから最寄りのバス停留所までが遠くて不便なので、近くにバス停留所ができると大変うれしいというような意見が大半でございました。  そのほかにも、志木駅や朝霞台駅にも行ってほしい、それから近くにバス停留所ができたら利用したい、地域の活性化につながるといった意見が大半でございました。  以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) ありがとうございます。  先ほど第1回目の答弁で、どうしても費用対効果が非常に関係するということで、採算が非常に大事になってくるのだという答弁がございました。  ただ、この問題は共産党も推進しています。あと政和会も推進しております。公明党も一生懸命やっております。ということで、熱意を込めて、市長、市民の声を西武バスに届けていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  あと先ほどにいバスの件で答弁をいただきました。恐らく新たな公共交通システムの中で検討されていくのだとは思うのですけれども、現時点で都市計画道路東久留米・志木線ににいバスを運行してはいかがかという、委員からの意見というのは出ているのでしょうか。お伺いします。 ○議長(森田輝雄議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(大塚力也) 検討委員会でございますけれども、8月16日に第2回目の検討委員会を開催いたしました。
     その際出した資料の中で、これはまだ定義づけしたわけではございませんけれども、バス停留所から半径300メートルということで円を書きました。その円が重ならない部分、空白の地域でございますけれども、そちらの地域が市内で幾つか点在していることがわかりました。その中の一つに、石神の三丁目、四丁目あたりが入ってくるということで、ちょうどそこには東久留米・志木線が通るということでございます。そういったことを勘案して、検討委員会の中では、この石神地区の公共交通の改善というのは検討すべき項目であるということで認識されまして、万が一路線バスの乗り入れが難しい場合には、にいバスの乗り入れについても検討する必要があるであろうというような意見が出たところでございます。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) ありがとうございます。  私も路線バスは通っていただきたいということが第一の希望でありますけれども、万が一のときはにいバスでも検討するということで、何らかの形で本当にいい道路になりますので、地域の方にとって、本当にここの道路が通って便利になったなというように思っていただけるように、ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思います。  あと路線バス運行でのアンケート調査の結果も視野に入れて、前向きな検討をお願いしたいと思います。せっかく皆様からアンケートをいただいたわけですので、ぜひ利用していただきたいと思います。  続いて、福祉問題に参ります。子供たちの居場所づくりについてですけれども、教育長の答弁では、ココフレンドの全校設置というものを平成32年度までに考えているのだというご答弁がございました。あと朝霞市が行っている民間の学童保育も検討していきたいというご答弁でした。この民間の学童保育の検討についてなのですが、実際検討する時期というのは、何か具体的なスケジュールはもう決まっているのでしょうか、お伺いします。 ○議長(森田輝雄議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(鈴木義弘) 民間の学童のスケジュールについてのご質問を頂戴しましたが、まだ現状において具体的なスケジュールは決めてはございません。ただ、子ども・子育て支援事業計画、今の計画年度が平成31年度まででございますので、余り時間のない中ではございますけれども、その中で実現可能なところで進めてまいりたいと考えております。  ちなみにですけれども、先日朝霞市の社会福祉法人が設置している学童保育のほうを視察をさせていただきました。大変参考になる点もございましたので、そういった点も踏まえ、急ぎ検討を進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) わかりました。民間学童保育の検討ということで、今までにない考え方をお聞きしましたので、やっぱりあらゆる方策で学童保育の狭隘化の対策というのは手を打っていかなくてはいけないと思います。  先ほどココフレンドについて、教育長の答弁で、来年度二、三校を予定しているのだというご答弁をいただきました。どちらを検討しているのかをお伺いしたいと思うのですけれども。 ○議長(森田輝雄議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 平成30年度のココフレンドの開設予定校でございますが、まだ放課後児童保育室の狭隘化の状況ですとか、今後の児童数の増加状況、そういったものを見ながら、候補となる学校について個々にいろいろ協議を進めておるのですが、一応候補となっておりますのは、今残り8校ございまして、そのうち狭隘化が進んでいるところといたしまして、例えば八石小学校ですとか栄小学校ですとか、あるいは野火止小学校、池田小学校、陣屋小学校、そういったところが狭隘化が進んでおるのですが、教室数の状況等を見ますと、なかなか設置が難しいところもございます。  そういった中で、具体的な協議につきましては、八石小学校とか、あるいは栄小学校、そちらに設置をできないかということで、今学校のほうとも協議を進めているところでございます。  できれば、あともう一つぐらい設置できればなというふうには考えてございますが、ちょっと教室数の状況からその辺についてはまだ協議が進んでいない状況でございます。  現在のところ、以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) ありがとうございます。やっぱりココフレンドを整備するというのは非常に大事な事業だと思いますし、あと狭隘化の解消にもつながっていくことだと思っております。  それで、どうしても現時点、今委員会でも放課後児童保育室の直近の状況を出していただきました。標準定員1,189名に対して、現行では329名多い1,518名、夏入室を含めると770名多い1,959名というようになっております。ココフレンドの環境整備、これは平成32年度まで実施したいという意向なのですけれども、その平成32年を待たずに、現状整備されているところから狭隘化の解消ということで、その放課後児童保育室、狭隘化解消のためにココフレンドで受け入れるのだという、そういう体制を先行で検討するというお考えはいかがでしょうか。 ○議長(森田輝雄議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) ココフレンドにおきます放課後児童保育室の受け皿となる体制づくりでございますが、先ほど教育長のほうも申し上げましたが、まずは既存のココフレンドにつきましては、やはり長期休業日の午後開設を進めていかなければ、しっかりとした受け皿にはなり得ないということで、今福祉部とも具体的な協議を進めてございます。  先ほど新設は2校程度ということでお話し申し上げましたが、平成30年度につきましては、既存校につきまして2校程度、できる範囲で長期休業日の午後開設を進めて、放課後児童保育室の受け皿づくりを充実させていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) わかりました。  本当に毎年学童保育室の総会では、この狭隘化の問題が非常に大きくなってきております。今回提案という形で問題提起させていただきましたけれども、ぜひ今回の案を含む問題解決に向けての協議を福祉部と教育委員会でともに検討していただきたいと思いますので、あわせてよろしくお願いいたしたいと思います。  続いて、教育問題。給食費の無償化について、財源の問題がありということで、約6億円近く財源が必要だというお話がございました。非常に厳しい答弁だったのですけれども、子育て世代の皆さんの現状というものについて、教育委員会としてはどのように捉えているのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 子育て世代の現状についてというご質問でございますけれども、今国でも問題視している子供の貧困の問題というのが非常に重要な課題になってきていて、これらについて教育委員会も具体的な手を打っていかなければならないというふうに考えているわけであります。  特に貧困の連鎖という問題がありまして、そうした連鎖を断ち切るためのさまざまな学習面、経済的な援助だけではなくて、学習の面でもさまざまな地域ぐるみの援助が必要になってくるだろうというふうに思っています。  したがって、今そうした保護家庭の子供たちへのサポート、アスポート事業というのが福祉のほうで展開をしていますけれども、教育委員会としてもさまざまな形で、そのアスポート事業のようなサポートをするような態勢をとっていく必要はあるかなというふうに考えております。  幾つかの団体がぜひそういった事業に参加したいと、参画したいというような申し出も受けておりますので、これらを少しずつ具体化しながら、しっかりとしたサポートをして、貧困の連鎖を断ち切っていくような施策を展開していきたいなと考えておるところでございます。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) わかりました。教育長も非常に貧困の連鎖ということで危惧されているというお話を伺いました。  あと先ほど人口ビジョンに掲げてある第3子の給食費の無償化についても、まず費用だけで1,560万円、あと第3子の抽出で、システム改修で1,600万円というふうな話で、これも財源的に非常に難しいというふうなお話だったのですけれども、これは教育ビジョンに掲げてある以上、市民も非常に期待されている方もいらっしゃると思うのです。  例えば無償化は無理でも半額にするとか、そういう検討というのはいかがなのでしょうか。 ○議長(森田輝雄議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 第3子あるいは第4子、少子化の時代ですから、こうした子供たちを育てるという観点に立って、さまざまな援助が必要になってくるかと思います。  そうした中で、とりあえずは第3子だけ抽出するということは大変難しいのです。すぐにわかるように思いますけれども、これはコンピュータのシステムを変えなければならないとか、学校の事務も煩雑化するというようなこともあって大変難しい部分がございます。ただ、財政状況が好転をしていく中にあって、そういった状況になれば、多少の援助というのですか、全額ということよりもそういったことも考えていく必要があろうかなというふうに思っているわけでございます。それは、基本計画の中にそういった文言が盛り込まれている以上は、全く何もしないというわけにはいかないだろうというふうに思っていますので。  しかしながら、今非常に財政が逼迫をしている中にあって、しかも給食の施設設備の改善には相当な金額が必要となるということで、少なくともこの埼玉県におきましては完全給食が実施をされている。全国的に見ると、まだまだ中学校なんかはお弁当を持っていくという地域が非常に多いわけでありまして、そうした中で、教育委員会としても少しでもそうした多子家庭については援助したいところですけれども、なかなか財政的に難しいものがあろうかなと、やがて新座市の財政状況が好転をしていく中にあって、また財政当局と協議をしながら補助等についても考えていければなと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) 私としては、本当に小中学校生の給食費無料化というのが一番の要望ではあるのですけれども、まず第一歩として、本当に人口減少世代と言われている今、3人、4人とお子さんを持って育てられている親御さんの気持ちを思うと、まず第3子のお子さんから手を差し伸べるというのが第一歩かなというふうにも思っておりますので、財政面のお話はありました。並木市長もいろいろと政策で手を打っておられますので、環境改善した暁には、まず何としても第3子からの給食の無償化、これは要望させていただきます。  また、ことしの4月の参議院厚生労働委員会で、公明党の山本香苗参議院議員は、子供の貧困対策の観点から学校給食は食のセーフティーネットだと強調いたしました。給食費の補助制度を設ける自治体がふえ、無償化に踏み切る事例も出ている実情を踏まえ、実施自治体の制度の仕組みや効果、子供たちへの影響を調査、分析する全国調査を求めました。  当時の義家副大臣は、実施すると明言をいたしました。公明党の提案で、文部科学省は公立小中学校の学校給食の無償化に関する全国調査を今年度初めて行う方針を明らかにいたしました。無償化の実施に当たっては、財源の確保を初め、解決すべき問題も多いと思いますけれども、この点も含め、今後行われる全国調査を学校給食無償化の論議を深める契機としていただきたいと思いますので、要望させていただきます。  続きまして、詐欺被害についてであります。高齢者の皆様への理解の推進については、出前講座に力を入れたりとか、防犯対策の強化をするということをご答弁いただきました。また、通報シート、こちらを活用して、高齢者の生活の異常を察知したら消費生活センターに通報して、被害額を最小限度に抑えるということでよくわかりました。  確認でありますけれども、電話録音装置、現在150台ですか、市民に配布されているのですけれども、希望、要望があれば、もう少しふやして高齢者の方に利用していただくという考えは市は持っているのでしょうか。 ○議長(森田輝雄議員) 経済観光部長。 ◎経済観光部長(細沼伊左夫) 自動警告つき通話録音装置の関係でご質問いただきましたけれども、こちらにつきましては、ご存じのとおり、市内の事業者の2団体の団体のほうから無償で寄附をいただいたものでございます。  現在のところ、150台中140台の設置が完了しているような状況でございます。今後これをふやしていく状況があるかということなのですけれども、今のところそうした考えは特にはないのですけれども、実際のところ市で購入するとなりますと、また費用もかかることですし、またそういったものにつきましては、今後の動向を見ながら、状況によって検討はしていきたいとは思っております。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) わかりました。ぜひ実態に沿って、またご高齢者の方の声もよく聞いていただきたいと思います。  あと振り込み詐欺事件の件数、これを出していただきました。ありがとうございます。件数、平成27年が27件から平成28年は15件に減っているということで、これは評価をさせていただきたいと思います。  ただし、被害額が若干これふえています。これの内容について、1件当たりの被害がふえているのか、その辺どういうふうな内容になっているか、わかる範囲で伺いたいと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 経済観光部長。 ◎経済観光部長(細沼伊左夫) 資料にあります振り込め詐欺の件数と被害額がわかる資料に関するご質問をいただきましたけれども、こちらに書いてあるとおり平成28年度はまだ暫定値ということなのですけれども、被害件数15件、被害金額3,491万円となっております。  この内訳なのですけれども、大まかに被害額の大きさで説明させていただきますと、まずこのうち、15件のうち500万円以上の被害があったものが3件、それと100万円以上500万円未満の被害額が5件、100万円未満の被害額が5件、それとその他としまして、ちょっと被害額はわからないのですけれども、クレジットカードを渡してしまった被害というのが2件ございます。  申しわけございません。それで、この1件当たりの被害額につきましては、昨年度の資料はございませんので、ここで比較することはご答弁できなくて申しわけないのですけれども、いずれにしましても件数が少ない中で被害が大きくなっておりますので、今後もこういったもの、被害はできるだけ防ぐように今後もこうした消費対策については積極的にいろいろ周知、啓発を図っていきたいと思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) わかりました。とにかく27件から15件に減ったというのは、非常に効果があったのではないかというふうに認識しておりますので、さらなる防止の強化ということで力を入れていただきたいと思います。  また、過量販売の防止については、丁寧に改正した内容を伝えていくということでしたけれども、例えば専用のチラシを作成して高齢者の方に配布するというお考えはないのでしょうか。 ○議長(森田輝雄議員) 経済観光部長。 ◎経済観光部長(細沼伊左夫) 今のところ、先ほど市長答弁にもありましたように、こういったものも含めまして、特に出前講座とか広報やホームページで周知していきたいとは考えておりますけれども、今ご提案いただきましたので、そのチラシについても今後研究させていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) 被害に遭う方が、パソコンとかいじったりとかなかなかできない方が結構多い年代層になってきておりますので、できましたら丁寧にチラシとかはつくっていただいて、告知を強化していただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  実はさいたま市では、8月30日にコンビニエンスストアに防犯活動の協力を求め、特殊詐欺の声かけ訓練というものを行いました。市でできる対策は、あらゆる角度で対応が必要だと考えます。  全国では、健康食品や化粧品を1回だけのお試しのつもりが定期購入の契約になったり、そのようなトラブルが2016年度、全国消費生活センターに1万3,129件寄せられています。4年間で約20倍に急増しているという事実もあります。  また、9月に入ってからも、高齢者への訪問販売で貴金属等を強引に買い取るという新手の詐欺も多発しております。角度を変えた詐欺事件が横行しておりますので、取り締まりの強化、今後ともよろしくお願いしたいと思います。要望しておきます。  最後に、交通安全問題です。市道第62―05号線のスピード抑制について。先ほどご答弁で、ハンプですと、車が傷んだり、周囲に振動とか騒音とかという影響があるということで、余り前向きな答弁ではなかったのですけれども、逆にそれだけ危険な箇所は効果が大きいというふうに考えます。  例えばハンプのほかにイメージハンプというやり方もあるのですけれども、イメージハンプの設置についてはいかがでしょうか。 ○議長(森田輝雄議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 現地にイメージハンプを設置してはどうかという再質問でございますけれども、イメージハンプといいますのは、路面に3色程度の色で三角形のマークを標示いたしまして、目の錯覚によりまして障害物に見せかけて車両のスピードの抑制を狙うという効果がございます。  市内には、既に3か所の路線で、3路線で設置しておりまして、それなりの効果は発揮しているところでございますけれども、ご質問の市道第62―05号線は、安全対策として既にすごく多くの路面標示がなされている状況でございます。  それで、ここにまたそのイメージハンプを設置することによりまして既存の路面標示の効果が薄れてしまうということも懸念されるのです。ですから、文字としてアピールすることのほうが重要であると考えますので、まずは注意看板、啓発看板で対応していきたいと、このように思っております。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) 先ほど言いましたけれども、この道路は抜け道にもなっていまして、スピードを出して走行する車が後を絶たないというのが実情であります。事故が起きる前に、市でできる手だてはよろしくお願いしたいと思います。  先ほど「スピードを落とせ」、この標示をというお話だったのですけれども、この実行時期について伺います。 ○議長(森田輝雄議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(大塚力也) 路面標示の関係につきましては、8月の31日に既に施工してございます。  以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) ありがとうございます。確認させていただきます。  最後に、カーブミラーについてお伺いいたします。先ほどのご答弁では、点検済みのところにステッカーとして連絡先もつけるというふうなお話だったのですけれども、これは張る位置によって、その連絡先がなかなかわからないとかということもあると思うのですけれども、張る位置とかについては、どれぐらいの高さにその点検済みのステッカーを張っていくのでしょうか、お伺いします。 ○議長(森田輝雄議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 張る位置でございますけれども、可能な限り目の高さというのですか、通常の人が見られる高さが好ましいと思いますので、そちらのほうに設置していきたいと、張りつけしていきたいと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) ありがとうございます。その点検済みのステッカーなのですけれども、大きさはどれぐらいのものなのでしょうか。 ○議長(森田輝雄議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) ステッカーのデザインというのはまだ考えていないのですけれども、やっぱり点検の経過がわかるように、過去二、三年ぐらいのものは残しておいたほうがいいと思うのです。点検の日というのはやっぱり記載したいと思いますので。そうしますと、やっぱりそんな大きなものを張ってしまうと、もうどれが何だかわからなくなってしまいますので、その1枚の紙に点検の時期と連絡先と、そういったものを全部入れ込んでしまうのがいいのか、はたまた最初は、点検時期と連絡先というのをまず今年度の委託の中でやって、あとは次年度以降は例えば点検の日だけを張っていくような、そんな方法もあると思いますので、これからの委託でございますので、その辺のところは検討してみたいと思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 11番、鈴木秀一議員。 ◆11番(鈴木秀一議員) ぜひよろしくお願いしたいと思います。  これは要望ですけれども、本当に点検の日にちと連絡先だけですと、カーブミラーに異常が起こったとき、ここに連絡するのかというのもわからない市民もいると思いますので、一言カーブミラーの異常については何々みたいな一言をつけていただきたい。これは要望で結構でございます。  繰り返しになりますけれども、カーブミラーの異常は大きな事故につながりかねませんので、今回点検ステッカーとともに連絡先もつけていただけるということで、非常にいいことだと思いますので、発見した人がすぐに連絡できる方法だと思います。対応方、よろしくお願いいたします。
     以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 以上で、11番、鈴木秀一議員の一般質問を終わります。 △平野 茂議員 ○議長(森田輝雄議員) 続いて、7番、平野茂議員の一般質問を許可いたします。  7番、平野茂議員。    〔7番(平野 茂議員)登壇〕 ◆7番(平野茂議員) 7番、平野茂です。議長より発言の許可をいただきましたので、順次質問させていただきます。  1、行政問題といたしまして、職員定数適正化計画の見直しについてということで、今年度職員定数適正化計画の見直しを行うこととなっておりますが、現在の進捗状況についてお伺いをいたします。  2、仕事の見直しプロジェクトの進捗状況について。現在仕事の見直しプロジェクトについて、業務の効率化の検討が進められておりますが、検討状況についてお伺いをいたします。  2点目といたしまして、教育問題、1、キッズウイークの導入について。国では、夏休みなどの長期休暇の一部を他の時期に移して、新たな大型連休とするキッズウイークについて、来年度の導入に向けた検討をしております。本市及び教育委員会の考え方についてお伺いいたします。  1回目の質問を終わります。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、平野議員のご質問に順次お答え申し上げます。  1点目、職員定数適正化計画の見直しについてのご質問でございます。職員定数適正化計画につきましては、平成26年度から平成32年度までの7年間を計画期間としております。策定時には見込んでいなかった事業が発生するなど、現在の業務量と計画上の職員数が合致していない状況が見受けられます。そのため、現在の業務量を把握し、現状に合致した計画とするため、現在見直し作業を進めているところでございます。  見直しに当たりましては、新座市職員定数検討委員会を組織し、検討を行っており、これまでの仕事の内容や進め方ありきではなく、仕事の見直しをすることで事務事業の効率化を図り、生産性の高い組織を目指すといった仕事の見直しプロジェクトの取り組みを反映させることで、定例的な業務での超過勤務を極力なくして、職員のワークライフバランスの実現について留意した検討を行う必要があると考えております。  現時点におきましては、各所属における業務量及び必要な職員数の調査を行った上で、各部局とのヒアリングを実施したところでございます。  今後につきましては、ヒアリング結果に基づき、検討委員会において各所属の現状の業務量、適正配置数等についての検討を重ねてまいります。仕事の見直しプロジェクトでの検討状況や、平成30年1月の新庁舎開庁に合わせた機構改革が予定されているため、機構改革による影響も考慮した上で計画の見直しを行ってまいります。  いずれにしましても、当初の見直しスケジュールから若干の変更が見込まれるところですが、来年1月の新庁舎移転までには、現状の業務量に即した適正な職員数を配置できるよう計画の見直しを進めてまいります。  2点目、仕事の見直しプロジェクトの進捗状況についてのご質問です。ご答弁申し上げます。  まず、幹部職員が率先して仕事に対する意識を変え、働き方の刷新を進めることを目的として、6月には三役を初め副部長級以上の職員を対象に、8月には課長級職員を対象に、イクボス研修及びイクボス宣言を実施いたしました。  また、定時退庁に向けた職員の意識改革に係る取り組みといたしましては、内閣府が行っておりますワーク・ライフ・バランス推進のための国民運動、カエル!ジャパンキャンペーンの趣旨に賛同し、同キャンペーンの参加と庁内での運動を進めるための準備をしているところでございます。  これらの取り組みと並行して、業務の効率化や負担軽減を図るため、6月下旬に仕事内容の見直しについて、全庁に紹介し、超過勤務の原因となっている事務及びその改善策を抽出したところ、600件を超える提案がありました。これらの提案を、その内容や今後の方向性によりプロジェクトで分類をいたしまして、一部の所属で実践済みのアイデアにつきましては、既に全庁で共有し、各所属において応用可能なものから実践を始めております。  今後検討するアイデアの多くは、基本的にはイクボスを中心として、各所属において実施に向けた検討をしていくことになりますが、電話対応業務に係る業務委託のほか、勤怠管理システムや文書管理システムの導入、タブレット端末の活用など、特に全庁的に影響のあるものや、主としてこれまでの方針を転換することとなるような事案等については、行財政改革推進本部に諮るなど、実施に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。  なお、全体の業務改善の状況につきましては、今年度末に調査を行い、成果と今後の方針等について確認する予定です。  いずれにいたしましても、ワークライフバランスを実現するためには、各所属において業務改善を継続的に行う必要があります。イクボスを中心に、改善状況についての情報共有や新たなアイデアの提案を行い、各所属において改善の風土を拡大し、職員が意欲を持って仕事ができるような組織を目指して取り組んでまいります。  キッズウイークの導入についてのご質問でございます。教育長からも答弁がございますが、私のほうからも答弁させていただきます。  キッズウイーク、本日閣議決定をされました。あしたから施行されるそうです。よろしくお願いしたいと思います。  キッズウイークは、夏休みや冬休みなどの学校休業日の一部をほかの時期に分散化させる取り組みであり、政府は来年度の導入に向けて検討している。これは、導入が決まりました。休暇時期を地域ごとに設定することで、観光需要の平準化や個人消費の喚起、大人と子供が一緒に休暇を過ごす機会を創出することが期待されますが、導入に当たっては、子供の休みに合わせて親も休暇を取得できるような職場環境の整備が必要となってまいります。  政府は、2020年までに有給休暇の取得率を70%に引き上げる目標を掲げており、キッズウイークの導入はその手だての一つとなるものと考えられています。  一方で、その地域の親が一斉に休暇を取得できるのかという問題や、子供のいない人にとっては、同僚が休む、仕事のしわ寄せが来るのではないかという不公平感、また人手不足と言われる職場においては業務に支障が出ることも考えられ、導入に当たってはこうした課題を解決する必要があると考えます。  本市では、今年度仕事の見直しプロジェクトを立ち上げ、超過勤務の削減及び積極的な休暇の取得に向けた業務の改善や効率化の取り組みを行っております。  この仕事の見直しにより業務の負担軽減を図ることで、さらに休暇を取得できるような職場環境の構築を目指しているところでございます。  また、第3次新座市特定事業主行動計画において、有給休暇の取得促進を掲げ、取得率の目標数値を平成31年度までに80%、年平均16日に設定をしております。さらに、職員自身や家族の誕生日、結婚記念日をアニバーサリー休暇とすることや、毎月19日から22日までを育児家庭の日とするとともに、全国的に実施されているプレミアムフライデーに合わせて、定期的な休暇取得を職員に対して呼びかけているところでございます。  なお、今年度は、市長以下課長級までを対象にイクボス宣言を行っておりますので、このイクボスを中心に職員一人一人の意識改革を図り、積極的な休暇の取得に努めてまいりたいと考えております。  さらなるワークライフバランスの充実を目指し、全職員が主体的に休暇を取得できるような職場環境を整備し、キッズウイークが自治体にとりまして率先して対応できるように努めてまいりたいと思います。  私からは、1回目は以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 平野議員から、教育問題、キッズウイークの導入についてご質問がございましたので、お答え申し上げます。  キッズウイークは、今市長が答弁したとおり、大人と子供が向き合う、休み方改革を進めるために設定されているものでありまして、キッズウイーク総合推進会議により検討されてきました。  7月18日に第1回目の総合推進会議が持たれたようでありますけれども、パブリックコメントを経て、9月13日、あす施行となります。  キッズウイークは、子供たちが家族や仲間とともに休日を過ごして、地域の行事に参加したり、あるいは仲間のきずなを深める、また子供たちの豊かな心や人間性を育むという目的で設定されたものと私ども理解しているわけですが、このことは働き方改革と表裏一体のものでございまして、休み方改革の推進でもあると考えておるところでございます。  具体的には、夏休みなどの長期の休みを分散化をして、例えば秋休みをつくるとか、あるいはまた飛び石の休日を埋めて休日にして連続した休みにする、こういったことをそれぞれの教育委員会が進めなさいというようなものであります。  私どもは、このキッズウイークの情報は早期にキャッチをいたしまして、具体的な検討を進めてまいりました。  ただ、やはりなかなか社会的な熟成ができていない状況の中で、子供だけ休みにするというのは難しいものがありますので、簡単に休日を指定するというのは難しいというふうに考えてまいりました。  しかしながら、例えば5月の連休の間に登校日があるのです。そうした間の登校日を埋めることによって連続した休みをつくっていく、こうしたことは可能ではないかというふうに考えているわけでございます。  5月の連休については、例えば社会的には、連続した休みをとられるお父さん方、お母さん方も多いと聞いておりますし、途中1日だけ学校に行く、あとは前も後ろも休みというのだったらば、そこの休みを休日にすれば連続した休みができるということで、理解も得られるのではないかと、いろいろ考えているところでございます。  そうした考えているうちに、実は学校教育法の施行令の一部を改正するということで通知が参りまして、きょうの新聞にも「キッズウイーク施行へ」というふうに大きく掲げられて報道されているわけで、あした公布、施行するというようなことであります。  この改正の条文を読んでみますと、こんなふうに書いてあります。「市町村教育委員会は、体験的学習活動等、休業日を定めるに当たっては、家庭及び地域における幼児、児童生徒、または学生の体験的な学習、その他の学習活動の体験的学習活動等、休業日における円滑な実施及び充実を図るため、休業日の時期を適切に分散させて定めること、その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとする」という、この条文が加わったわけなのです。したがって、教育委員会がその地域の実情に応じて休みの日を指定しなさい、長期の休みから持ってきて、例えば秋とか春とかにそういった連続した休みをつくりなさいというような改正になりました。あしたからこれが施行されるということでありますので、具体的にはどのような形にするかということを今後教育委員会で検討していきたい。  ある程度具体的なところで私どもが考えたのは、ゴールデンウイークの間の登校日を休日にするというのが一番妥当な線かなというふうに思っていますけれども、情報収集を図りながら今後の対応を検討してまいりたいと存じます。 ○議長(森田輝雄議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) ありがとうございました。  話を聞いていると、仕事の見直しプロジェクトのところから質問させていただいたほうがよろしいのかなと思いましたので、再質問のほうをさせていただきます。  まず確認なのですけれども、アイデアが600件を超えるものが出てきたということで、恐らくその中で既に実施ができるものがあって、現在もう実施済みになっているのかどうか、あるいは件数が多少わかれば、そちらもお聞きできればなと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 総務部長。 ◎総務部長(遠山泰久) それでは、仕事の見直しプロジェクトで全庁に紹介をして、出されたアイデアというのですか、見直しのアイデア、全部で654件ありまして、その中で実施済みのものがどのぐらいあるかというご質問ですけれども、既に実施済みであるとか実施予定であるというものが95件ございました。どういったものが出たかと申しますと、例えば会議に関するマニュアルを作成して、会議時間の短縮、資料の簡素化、会議内容の充実を図ったというようなものですとか、あとは市税等の口座振替のデータを、これまでフロッピーディスクとかDVDで各金融機関に持ち込んでいたのですけれども、それをLGWAN回線によって伝送するようにしたとか、あとは届け出の審査とかに当たりまして、係内で審査上よく疑問に上がる内容についてまとめた係内の審査マニュアルを作成して事務の効率化を図ったとか、そういった細かいものからさまざま出まして、全部で95件というような状況でございました。 ○議長(森田輝雄議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) わかりました。  そうすると、あと変な話ですけれども、大きなものというか、全庁的にかかわるもので大きなものと、あとコストがかかるものというのが残ってきているのかなというイメージをしてお聞きをしていたのですけれども、例えば行財政改革推進本部のほうで、今後これがどのぐらいの件数で、その辺は内容が多岐にわたっているものでなければ、内容等がわかれば軽く教えていただければと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 総務部長。 ◎総務部長(遠山泰久) アイデアの中には、本当にさまざまのものがありまして、それを事務局のほうで分類をさせていただいたわけですけれども、中には本当に費用がかかるものもかなりありまして、それらの中で、特に全庁にかかわるものとか大きな方向転換になるようなものについては行政改革本部で検討しようということで、今年度実施に向けて検討していこうということで13件を取り出して、これから行政改革本部の中で検討していきたいと思っております。  内容的には、これはまだ案の状態ですので、アイデアということでお聞きいただきたいのですけれども、例えば粗大ごみの受け付けの電話、今職員と非常勤の職員で電話対応しているわけですけれども、これを業務委託化をするとか、あとはこれはほぼ実施の方向ですけれども、勤怠管理システムということで、人事課のほうで職員の勤怠管理システムを入れることで、出退勤を今まで手作業でやっていた部分がシステム上で合計、集計とかができるというようなものです。あとは、庶務業務ですとか給与支払い業務のシステム導入委託化とか、あと終業後、5時15分以降の外線電話の対応というようなものもアイデアとして上がっておりますので、一応検討していきたいというふうに考えております。  行政改革本部で今年度実施に向けて検討するものは、これら13件ということで取り出したのですけれども、それ以外でも各所属で今後検討をしていこうというもので286件ありました。これらは、すぐに実施できるというものから、やはり予算を伴うもの等もありますので、所属の中で検討して、所属の中でなかなか結論が難しいことであれば部内でよく検討して、さらにちょっとそこでも難しいということであれば、今後市長と調整ですとか、行政改革本部に上げる等の形で、今回イクボスということで課長以上は宣言をしておりますので、そのイクボスが中心となってこれらのアイデアを各所属で検討していこうということで、取り組み方法としては決めているという状況でございます。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) ありがとうございました。しっかり進めてほしいなと思います。  粗大ごみも委託化みたいな、粗大ごみのことというのは志木地区だとかそういったことも検討の一つになるのかなと、私なんか聞いていてちょっとイメージがあって、きっと共通している悩みというか、課題なんかもあるかと思うので、そのあたりも相談してみてもおもしろいのかなというふうに思いました。  出退勤の管理は、部長もご一緒させていただきましたけれども、視察で見させていただいたりとか、委託をかけていくとか、そういういろんな方法というか、考え方があるのかなとも思いますので、しっかりと検討していただければなと思います。  スケジュール的には、定数の見直しとの兼ね合いとかも当然出てくると思うので、全部の結論が出ないにしても、どの時点である程度結論を出して、それを採用して進めていこうというリミットというか、そこはどのように考えているのかをお聞きしたいと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 総務部長。 ◎総務部長(遠山泰久) スケジュールの面ですけれども、先ほど申し上げました行政改革本部で今年度検討するものについては、今年度中というか、ある意味来年度予算の編成までには方向性を出して、例えばすぐに平成30年度から実施できるものですとか、あるいはこれはもう少し先送りをすべきだというような検討になるものもあるかと思いますが、一応この13件については今年度中に方向性を出していきたいというふうに考えております。  先ほど申し上げました、それ以外の各所属で検討する286件については、特にいつまでということはしておりませんけれども、ずっと温めておいてもしようがないことですので、順次所属の中で他市の状況ですとかも研究しながら、取り組めるものについては取り組む方向で、早目にというか、スピード感を持って検討を進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(森田輝雄議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) わかりました。  定数の見直し、12月に機構改革とかと段階がちょっとあろうかなと思うので、そこに間に合う部分に関しては、確実にこれは実行しようというものに関しては、前倒しで進めて考えていただければなというふうに要望はしておきます。  職員定数の見直しの件ですけれども、この仕事の見直しプロジェクトがきちっと実行されていくと、また変化をしていくのかなというふうにお聞きして思いました。  市長のほうで1点私お聞きしたいのは、この定数の見直しをする上で最も重要視しているというか、私なんか一つ気になっていたのは、ここ何年間かどうだったのかなとちょっと自分なりに振り返って考えてみると、本来行政が行うべき業務以外と言ったら変なのですけれども、例えば観光ですとか、そういったものが今までのもともとの考え方の行政のやるべきこととはちょっと違うかなというものが取り入れられたりして、それがこのまちを変えていくために必要だったものなので、当然いいのかなとは思うのですけれども、本来の行政たるものが行うべき業務外というふうに感じているものがあって、そういったものをこれからもう一度精査をして分離していくべきなのかなとかというふうに、この10年ぐらいを振り返ったら思ったことが一つあったのですけれども、市長として何か大切にしているというか、考えていることがあればお聞きしたいなと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 1回目の答弁でもお答え申し上げましたけれども、毎年毎年、日々刻々割と業務の内容は変化をしております。  例えば区画整理事業にしましても、当初は予定していた人数よりも、大和田二・三丁目地区土地区画整理は平成32年完成というようなことを目標にしております。そして、そのスケジュールの中では、当初見込んだよりもやっぱりいろんな事例が発生したりしていまして、職員を事務従事というような形で投入していたりするわけです。そうすると、そこの今言った所属していた人たちがいなくなって負担がふえていくというようなことになります。当然そういうところには、正規職員で補充していかなければいけないというようなこともあると思います。変わるということです。  また、既存の政策的に行ってきた事業もある程度成熟をするのであれば、正規職員の職員が担当するのではなくて、その部分は切り離して委託化するとか、あるいは外部の団体に移管するとか、そういうことも考える必要があると思います。  また、当然新庁舎になりますと、IT、ICT化が図られていくわけでございますので、そういう意味ではいろんな業務の改善も図られ、省力化されると思います。また、ペーパーレス化も進んでいくということになりますと、そういうところでは人が必要にならなくなっていくというようなことでございますので、そういう意味では業務の内容は著しく変わっていくということですので、ある程度の人数は当然確保するのですけれども、重きを置くところ、あるいは分散できるところはしっかり整理をしていくというようなことは図られていくべきだと思います。  今825人の正規職員がおりますけれども、ふやす方向で今考えているというようなことでございます。 ○議長(森田輝雄議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) わかりました。ありがとうございます。  ここ二、三年でも、議会にかかわる書類でしたりとか、そういったところでも非常に大きなミスというか、そういったことがすごく多かったのです。やはりそういうのというのは、恐らく人がかかわる時間ですとか業務量であったりとか、そういったところが多少適正ではないのかなというふうに感じていたところがありましたので、ぜひ早急に見直しをしていただいて、皆さんが働きやすい環境を整えていただければなと思いますので、要望しておきます。  最後に、キッズウイークなのですけれども、教育長のほうにお話をお聞きしたいのは、例えばゴールデンウイークというお話が出ていましたけれども、私もそれは比較的賛成かなと。それは、やはりある程度の企業にお勤めの方ですと、実際にお休みをしている方もいらっしゃいますので、そういったところはきっと影響する方の人数がちょっと少ないのかなと。ただし、全員がそういう状況にはないということなので、周知をどのようにするかというのが大切なのかと、あとは決定する時期なのだと思うのです。閣議決定されて、明日から施行。そうすると、来年度やるのかやらないのかというのをどの時点で判断をしていこうと考えているのか、お聞きしたいなと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 学校の休業日を指定するというのは、やはり社会的な認知が必要だというふうに思うのです。教育委員会がこの時期勝手にというわけにはいかないわけで、やはり国がそうした方向性を出した以上は、努力義務ということではありますけれども、各教育委員会はそういった方向に方向転換していくのだろうというふうに思います。  世田谷区などは秋休みをとっていたりしますので、これもなかなか認知されるまでいろんな意見があったのではないかなというふうには思います。  まだ試案にすぎませんけれども、私が考えているのは、一番社会的な認知として通りやすいのは、例えば来年度は3日連休が続いて、2日登校日があって、その後また3日間休みが続くのです。間に登校日があるということで、ちょっと長期の休みを子供たちがとるわけにはいかないという状況がありますから、そうしたところを埋めるということも、これはかなり理解していただけるのではないかなというふうに思っていますが、まだこれ決定したわけではございませんので、あくまでも試案にすぎませんから。ただ、これからよく教育委員会内で協議をして、もし実施するならば早期に決めて、そして各スポーツ団体とか社会教育団体等にもお知らせをしなければなりませんので、早期に対応を図っていかなければならないと考えております。 ○議長(森田輝雄議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) ありがとうございました。来年度の感覚でいくと、その2日間のお休みをという考え方が試案としてあるというお話をいただきました。  うちの家庭なんかですと、母親の感覚は、どちらかというと夏休みがそうやって2日削れて、そういう時期に2日間をくっつけて、多少短目の長期というか、中間的な7日間の休みになるというほうを望むという保護者も結構いるのです。こんなことを大きい声で言ったらおかしいですけれども、母親は子供にずっといられるのもなかなかつらいというのもありますので、夏休みが余りにも長いとという、夏休みというのは長いものなのですけれども、子供たちにとってはその長いものがすごくいいものであるのですけれども、母親からすると、毎日の食事を考えたりとか、ずっといるということの大変さというのがあるようですので、そういった考え方からも、そういうゴールデンウイークをうまく活用して、多少休みが分散されるというのも、今の社会を考えると、特に男性よりも女性の方の今の生活環境を考えると、すごくありかなと思って今回質問をさせていただいたというところでもあります。  ぜひ教育長のほうからお話があった世田谷区の秋休みですとか、どれぐらい前から開催しているのかどうかわかりませんけれども、そういった部分も調査研究をしていただいて、ぜひ実行できると判断いたしましたら、周知徹底していただいて実行していただければなと思いますので、要望しておきます。ありがとうございました。 ○議長(森田輝雄議員) 以上で、7番、平野茂議員の一般質問を終わります。 △次会日程の報告
    ○議長(森田輝雄議員) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  明13日は本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(森田輝雄議員) 本日はこれにて散会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。    散会 午後 2時13分...