新座市議会 > 2017-06-20 >
平成29年第2回定例会-06月20日-10号

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  1. 新座市議会 2017-06-20
    平成29年第2回定例会-06月20日-10号


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    平成29年第2回定例会-06月20日-10号平成29年第2回定例会  平成29年第2回新座市議会定例会 議事日程第10号                             6月20日午前9時開議 第 1 議案第50号 新座市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例                                   (総務常任委員会委員長報告) 第 2 議案第51号 新座市税条例の一部を改正する条例                                   (総務常任委員会委員長報告) 第 3 議案第52号 新座市都市計画税条例の一部を改正する条例                                   (総務常任委員会委員長報告) 第 4 議案第53号 新座市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の保育料に関する条例の一部を            改正する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第 5 議案第54号 新座市国民健康保険税条例の一部を改正する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第 6 議案第55号 平成29年度新座市一般会計補正予算(第2号)                                    (4常任委員会委員長報告) 第 7 議案第56号 平成29年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計補
               正予算(第2号)                                 (建設経済常任委員会委員長報告) 第 8 議案第59号 新座市道路線の認定について〔市道第57―95号線〕                                 (建設経済常任委員会委員長報告) 第 9 議案第60号 新座市道路線の認定について〔市道第65―64号線〕                                 (建設経済常任委員会委員長報告) 第10 議案第61号 新座市道路線の認定について〔市道第66―55号線〕                                 (建設経済常任委員会委員長報告) 第11 議案第62号 新座市道路線の廃止について                                 (建設経済常任委員会委員長報告) 第12 議案第63号 新座市公平委員会委員の選任について〔石原喜代彦氏〕 第13 議案第64号 新座市公平委員会委員の選任について〔西田康子氏〕 第14 議案第65号 新座市固定資産評価審査委員会委員の選任について〔赤塚鉄男氏〕 第15 議案第66号 新座市固定資産評価審査委員会委員の選任について〔岡村眞智子氏〕 第16 議案第67号 新座市固定資産評価審査委員会委員の選任について〔小川清氏〕 第17 議案第68号 工事請負契約の締結について 第18 請願第 1号 給付型奨学金制度改善に関する請願書                                 (文教環境常任委員会委員長報告) 第19 議第 9号議案 教員の長時間労働の解消対策を求める意見書 第20 議第10号議案 加計学園獣医学部新設に関わる疑惑の徹底解明を求める意見書 第21 議第11号議案 自衛隊を明記する憲法改定に反対する意見書 第22 埼玉県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙 第23 行財政状況についての調査     選挙及び監査事務についての調査                                   (総務常任委員会委員長報告) 第24 教育委員会所管事項についての調査     市民環境部所管事項についての調査                                 (文教環境常任委員会委員長報告) 第25 福祉部所管事項についての調査     健康増進部所管事項についての調査                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第26 都市整備部所管事項についての調査     上下水道部所管事項についての調査     経済観光部所管事項についての調査     農業委員会所管事項についての調査                                 (建設経済常任委員会委員長報告) 第27 閉会中の継続審査申出について     (総務常任委員会)    (1) 陳情第1号 新座市議会議場に国旗掲揚を求める陳情書 第28 閉会中の継続調査申出について     (総務常任委員会)    (1) 行財政状況について    (2) 選挙及び監査事務について     (文教環境常任委員会)    (1) 教育委員会所管事項について    (2) 市民環境部所管事項について     (厚生常任委員会)    (1) 福祉部所管事項について    (2) 健康増進部所管事項について     (建設経済常任委員会)    (1) 都市整備部所管事項について    (2) 上下水道部所管事項について    (3) 経済観光部所管事項について    (4) 農業委員会所管事項について     (議会運営委員会)    (1) 議会運営について    (2) 市議会だよりの発行について     (議会改革特別委員会)    (1) 議会改革等に関する調査研究について     (都市高速鉄道12号線特別委員会)    (1) 都市高速鉄道12号線の延伸について     (新庁舎建設検討特別委員会)    (1) 新庁舎建設等に関する調査研究について 出席議員 26名      1番   鈴  木  明  子         2番   助  川     昇      3番   小  池  秀  夫         4番   伊  藤  信 太 郎      5番   島  田  久 仁 代         6番   池  田  貞  雄      7番   平  野     茂         8番   中  村  和  平      9番   森  田  輝  雄        10番   滝  本  恭  雪     11番   鈴  木  秀  一        12番   白  井  忠  雄     13番   野  中  弥  生        14番   佐  藤  重  忠     15番   川  上  政  則        16番   亀  田  博  子     17番   平  松  大  佑        18番   塩  田  和  久     19番   石  島  陽  子        20番   辻     実  樹     21番   笠  原     進        22番   芦  野     修     23番   小  野  大  輔        24番   工  藤     薫     25番   木  村  俊  彦        26番   高  邑  朋  矢 欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   並  木     傑      副 市 長   山  崎  糧  平                           企画財政   総務部長    遠  山  泰  久              永  尾  郁  夫                           部   長   経済観光                    市民環境           細  沼  伊 左 夫              大  塚  力  也   部   長                   部   長                           健康増進   福祉部長    鈴  木  義  弘              竹 之 下     力                           部   長   都市整備                    上下水道           広  瀬  達  夫              橋  本  吉  弘   部   長                   部   長                           教育総務   教 育 長   金  子  廣  志              渡  辺  哲  也                           部   長   学校教育           梅  田  竜  平      会計管理者   江  原  達  夫
      部   長   選挙管理                           監査委員   委 員 会   川  島     聡              三  上  文  子                           事務局長   事務局長   代表監査                    農業委員会           松  本  四  郎              渡  邉  世  一   委   員                   会   長   選挙管理   委 員 会   鈴  木     茂   委 員 長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    島  崎  昭  生              河  尻  広  海                           副 局 長   専門員兼           関  口  勝  也   議事係長 △開議の宣告  (午前 9時30分) ○議長(森田輝雄議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △議長報告 ○議長(森田輝雄議員) 議長報告を行います。  報告は事務局長がいたします。  事務局長。    〔事務局長(島崎昭生)登壇〕 ◎事務局長(島崎昭生) おはようございます。議長にかわりましてご報告申し上げます。  初めに、市長から提出されました追加議案について申し上げます。議案第68号 工事請負契約の締結についてが市長から送付されましたので、お手元に配布いたしました。  次に、市長から提出された追加議案の参考資料について申し上げます。工事請負契約の締結に関する参考資料が送付されましたので、お手元に配布いたしました。  次に、議員提出議案について申し上げます。議第9号議案 教員の長時間労働の解消対策を求める意見書が工藤薫議員外5名から、議第10号議案 加計学園獣医学部新設に関わる疑惑の徹底解明を求める意見書が芦野修議員外4名から、議第11号議案 自衛隊を明記する憲法改定に反対する意見書が小野大輔議員外6名から提出されました。  以上の3件につきましては、それぞれ所定の賛成者がありますので、議案としてお手元に配布いたしました。  次に、専決処分の報告書として、損害賠償の額を定めることについて(平成29年)新座市告示第285号、(平成29年)新座市告示第290号、(平成29年)新座市告示第291号、損害賠償の額を定め、和解することについて(平成29年)新座市告示第297号。  以上の4件が市長から送付されましたので、お手元に配布いたしました。  次に、教育委員会委員長から所用のため本日欠席する旨の申し出がありましたので、ご報告申し上げます。  以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 以上で議長報告が終わりましたので、ご了承願います。 △議案第50号 新座市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例~議案第52号 新座市都市計画税条例の一部を改正する条例 ○議長(森田輝雄議員) 日程第1、議案第50号 新座市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例から日程第3、議案第52号 新座市都市計画税条例の一部を改正する条例までを一括議題とし、総務常任委員会委員長の報告を求めます。  総務常任委員会委員長。    〔3番(小池秀夫議員)登壇〕 ◆3番(小池秀夫議員) 皆さん、おはようございます。3番、小池です。早速議案の報告をさせていただきます。  まず、議案第50号 新座市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、総務常任委員会に付託されました部分について審査の結果を報告いたします。  初めに、執行部よりその説明をいただき、質疑に入りました。  その後、また結論を出していただきまして、結論は全会一致をもちまして原案可決となりました。  これについて質問はございません。  次に、議案第51号 新座市税条例の一部を改正する条例につきまして、総務常任委員会に付託されました部分についての審査の結果を報告いたします。  執行部より説明をまずいただきまして、質疑に入りまして、またその後に結論を出していただきました。  結論は、全会一致原案可決となりました。  質問がありますので、紹介いたします。  質問。個人市民税につきまして、控除対象配偶者の定義が変更されて、範囲の規定について。  それから、同一生計配偶者に改めるとあるが、具体的に新座市においてこの対象になる方、あるいは世帯は何世帯ぐらいあるのか。  それと、影響額はどのぐらいになるのか伺います。  また、軽自動車税についてグリーン化特例が今回延長されるということですが、この対象者数と影響額を教えてください。不正を行ったメーカーに対する納税義務を課するということで、具体的に何件で、合計金額は幾らぐらいかわかれば教えてくださいという質問です。  それに対しまして答弁。改正に伴う施行といいますか、適用されるのが平成31年度以降でありまして、現時点で算定することは難しいので、特に算定等はしていないが、今後時期を見て算定したいと考えております。  また、軽自動車税グリーン化特例の件の対象者数、影響額ですが、平成29年度の税について対象車両数ですが、約650台、金額で言いますと約222万円となっています。  また、2年間延長するということなのですが、対象も厳しくなるということもあり、またこれより減少するかと思います。  最後の燃料不正問題による影響額ですが、まず対象車両数は172台で、これは平成28年度分ですが、金額としては45万円ぐらいです。  議案第51号に対しましては、冒頭申し上げましたように全会一致原案可決となりました。  続きまして、議案第52号 新座市都市計画税条例の一部を改正する条例につきまして、審査の結果を報告いたします。  初めに、執行部より説明をいただき、審査に入り、その後結論を出していただきました。  結論、全会一致原案可決となりました。  質疑はありませんでした。  以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第50号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第50号は委員長報告どおり原案可決されました。  暫時休憩いたします。    休憩 午前 9時39分    再開 午前 9時40分 ○議長(森田輝雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、議案第51号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。
       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第51号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第52号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第52号は委員長報告どおり原案可決されました。 △議案第53号 新座市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の保育料に関する条例の一部を改正する条例  議案第54号 新座市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(森田輝雄議員) 日程第4、議案第53号 新座市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の保育料に関する条例の一部を改正する条例及び日程第5、議案第54号 新座市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題とし、厚生常任委員会委員長の報告を求めます。  厚生常任委員会委員長。    〔12番(白井忠雄議員)登壇〕 ◆12番(白井忠雄議員) 12番、白井忠雄です。厚生常任委員会の審査内容と結果を報告します。  初めに、議案第53号 新座市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の保育料に関する条例の一部を改正する条例についてです。  結論は、全会一致原案可決となりました。  執行部の説明の後、質疑を行いました。主な質疑です。  質問。市民への周知方法は。  答弁。保育料の認定を行う際に、認定が決定された方に対して、保育料についてのお知らせを送付しています。その中に今回の改正内容もご案内をして、しっかりと周知していきます。  以上のような質疑の後、結論を出しました。  委員からの意見です。保育料の軽減、3年連続なので大変うれしいと思っています。  以上です。  続いて、議案第54号 新座市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、審査内容と結果を報告します。  結論は、全会一致原案可決となりました。  執行部の説明で、本改正による影響は平成28年度ベースで90世帯、141万2,000円と示されました。  その後、質疑、意見はありませんでした。  報告は以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第53号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第53号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第54号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第54号は委員長報告どおり原案可決されました。 △議案第55号 平成29年度新座市一般会計補正予算(第2号) ○議長(森田輝雄議員) 日程第6、議案第55号 平成29年度新座市一般会計補正予算(第2号)を議題とし、ただいまから4常任委員会委員長の報告を求めるわけでありますが、最初に総務常任委員会委員長の報告を求めます。  総務常任委員会委員長。    〔3番(小池秀夫議員)登壇〕 ◆3番(小池秀夫議員) 3番、小池です。早速議案第55号 平成29年度新座市一般会計補正予算(第2号)の総務常任委員会に付託された事項の審査の結果を報告させていただきます。  まず、執行部より歳入の部の全部などを説明いただき、補正後の予算総額が501億8,155万4,000円となるものという説明をいただき、審査に入りました。  まず、結論は全会一致原案可決です。  歳入のほうで質問がございますので、紹介いたします。  質問。予算書の10ページの歳入について、財政調整基金で残高が4億4,115万2,000円と、本来の数字からすると極めて少額なので、また積み増しはしていきたいとの話がありましたが、事新座市に関しては、基金が非常に目減りしている状況で、例えば借地を買い取るだったりだとか、いろいろな対応を考えたときに、この財政調整基金をどう充実させていくか非常に重要だと思っていますが、予算の議論ですが、ここ数年いろいろな土地区画整理事業とかでもそれなりに必要になってくるので、この時期までには目標設定をして財政調整基金を充実させていきたいという考えを持っているのか。改善策というか、また対策というか、その辺の考えをお聞かせください。  それに対しまして答弁。財政調整基金のあり方というか、これは監査のほうでも言われているところなのですけれども、新座市と標準財政規模、また先ほど言われたとおりで280億円ちょっとですので、大体33億円ぐらいが必要になってくるのかなと。それで、6月で補正予算が通った後、言われたように4億4,000万円程度となりますので、それこそ30億円ぐらい積み増ししていかなければ、そこには達成していかないというような状況でございます。  また、財政調整基金は、全国的な経済状況、不況に陥ったり税収が急落、災害、そういった不測の事態に備えるための基金でありますので、本来的な意味からすると、それこそ当初予算で取り崩さないで積み増しをしていく、不測の事態に備えていくというのが一番理想であると思うのですけれども、現時点ではその当初予算で取り崩し、10億円から20億円を取り崩して、やっと当初予算ができるという状況の中、なかなか難しいかなとは思っているところです。  市の借地29万6,000平米に対する考えも、いかなる現状で財政調整基金の積み増し、30億円に向けての積み増しはいかんせん見通しが見えず、その気持ちは十分にあるのですけれども、来年度当初予算に何とかまた取り崩しをできるだけ抑えてやっていくというような感じで今はいます。  続きまして、事業別予算説明書より歳出の説明もいただき、質疑に入りました。  質問がありますので、紹介いたします。  質問。事業別予算説明書2ページ、3ページのワイファイの関係で、来庁者の方に向け、ワイファイを提供するかどうかを今検討しているという話ですが、どのようなのかお伺いします。  それに対して答弁。今新座市のネットワーク設計のほうを行っているところですが、現段階では市民向けにワイファイ環境をつくる予定はございません。  しかし、本議会での話もありますので、経費の面も含めて、また今後検討させていただきたいと思っております。  また、別の方の質問です。新庁舎建設の喫煙所についてお伺いします。新庁舎ができ、今の現庁舎を壊した場合は、第二庁舎の喫煙所はそのまま使用できるのかが1点目で、新たに喫煙所をつくられるという話ですが、スペース的な問題はどうか。市の職員の方で喫煙される方は、就業前、就業後、また昼休みという形で、時間外の昼休みですとか、また来庁者の方も利用されることで、果たして今回のこの計画で喫煙所のスペースは本当に確保できるのかが心配なので、その辺をお伺いします。  それに対しまして答弁。第二庁舎の喫煙所については、第二庁舎の改修工事が始まりますので、この喫煙所については使用できなくなります。改修後には、喫煙所は市役所の敷地内の1か所のみの新設です。この1か所だけです。第二庁舎にある喫煙所については、もう当然なくなります。  2点目の喫煙所が1か所になり、スペースの問題ですが、今現在の状況ですが、昼休みに屋上に上がってみますと、大体屋上喫煙所が十二、三平米程度のスペースですが、それほど混み合っている状況は見受けられません。今の現状から判断しますと、お昼どき市民と一緒になりますが、それほど喫煙するのに困ってしまうということはないのではないかと想定しております。それは、あくまで私が見た限りでの状態でございますけれどもということで、今後運用していく中で、さらに必要だということになれば、また別途でそういった形で検討していく必要があるのかなと、また今後検討課題というふうに捉えております。  以上、質疑を終了しまして、結論を出していただきました。  先ほど冒頭でも申し上げたように、全会一致原案可決となりました。  委員の方より意見がありますので、紹介いたします。  賛成される方の意見です。喫煙所についての検討をさらに深めていただくお願いをいたします。  また、財政調整基金についても、市としてずっと続いている課題でもあります。  対応についての考え方、またもろもろを含め善処いただければと思います。  もう二方、別の意見です。歳入歳出とも必要な予算措置等にされている中身だと思います。  財政調整基金を含め、今後の財政運営のあり方というところを、またこれからさらに厳しい状況も予想されるわけですので、この辺検討いただきたいと要望いたします。  最後に、もう一方の別の意見です。皆様からも言われている部分など、また入退出、管理システム等についてもいろいろ出されている部分もあります。今後新庁舎建設について、しっかりと計画どおりに進行していくようお願いをしたいと思っていますので、よろしくお願いいたしますということで、議案第55号につきまして報告させていただきます。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 続いて、文教環境常任委員会委員長の報告を求めます。  文教環境常任委員会委員長。    〔23番(小野大輔議員)登壇〕 ◆23番(小野大輔議員) 議案第55号 平成29年度新座市一般会計補正予算のうち、文教環境常任委員会に分割付託された部分について、審査内容と結果をご報告いたします。  結論は、全会一致原案可決すべきとなりました。  議案第55号について執行部からの説明があり、質疑を行いました。  質問。事業別予算説明書2ページ、3ページの防犯対策、交通防犯課で消耗品を新たに計上24万円という、消耗品ということで、執行部としては何を購入することを考えているのか。  答弁。防犯対策の消耗品用として補助金をいただきましたので、防犯の今想定しているものは、自転車の盗難に遭わないような、自転車についているロックのほかに、さらにもう一種類、二重にかけるためのワイヤのロックを想定しております。
     自転車の盗難件数につきまして、平成27年中ランキングといたしまして、志木駅周辺では県内ワースト1位、新座駅では7位という届け出件数ですので、実際に盗まれたのか、盗まれたのではないかという届け出の件数のランキングではありますが、こういう実績もありまして、今回は防犯に対する補助金を県でも新座市に措置しようという動きがあり、今回いただいたものです。ロックに使わせていただきますので、ご理解賜りたいと思います。  質問。8ページ、9ページ、学力保障スクラム事業なのですが、県費で2名派遣されているというのは、もう派遣されて、加配教員は4月から勤務されていて、なおかつプラス学生ボランティアが何名か入ると、そういうことでよろしいでしょうか。  答弁。おっしゃるとおりでございます。4月の初めから県費の教員が2人入った上に、学習支援員を今後配置すると考えております。  質問。事業別予算説明書8ページ、9ページ、芝生の維持管理のほうをちょっと見させていただいたのですが、芝生というのは養生していかなければいけないということも考えたときに、すごく大変だなと感じたのですが、今回維持管理に関して専門の業者にお願いするのだと思うのですが、それこそ刈り、肥料をやり、平面にする、全てのことを委託するということです。その辺芝生の管理というのは非常に難しいように聞こえているのですが、3年後も大丈夫なのか、心配になったものですから確認させてください。  この1年、2年の中で、しっかり維持管理と技術を盗むというのですか。そんなことも考えられるのか。  もしくは、そうではなくて、やはりずっと委託していかなければいけないのか、その部分を教えてください。  答弁。芝生の維持管理について、基本的には業者に委託するわけですけれども、当初予算では1校30万円の範囲でしたので、考える委託としては、夏に1回程度の芝刈り、それと手作業による除草、それと肥料やり、この程度かなということだったのですが、ここで50万円の補助金がふえました。トータルで80万円になったので、今回委託では7月から10月、芝の繁殖期も合わせまして、芝刈りを月2回程度、それと除草もトータルの中で2回、あと肥料やりも4回程度委託できるのではないかと考えています。  補助金なのですが、ことしから3年もらえるという予定ですので、3年の間きっちり管理するということが大事だというふうに思います。それと同時に、ことしからですけれども、学校を使っている学校開放団体、少年野球ですとか、サッカーですとか、ソフトボールの方がいらっしゃるのですが、学校ごとに維持管理団体、こういうものを組織いただきまして、日曜日に少年野球をやっている中で時間を利用して芝刈りをしていただくとか、ちょっと気づいた草を取っていただくとか、そういうような協力をお願いして、開放団体のほうにはお願いをして、もう既に了承していただいておりますので、今年度の委託を含め、学校開放団体の方にもご協力していただきながら維持管理をしていただきたいというふうに思っています。  業者による維持管理団体への講習、どれぐらいになったら芝刈りをするのか、草を取るのか、そういったものも含めて今年度実施していきたいと考えている。  質問。事業別予算説明書8ページ、9ページ、大和田の遺跡調査見学会、今はとにかく忙しくてそんないとまはないと思うのですが、急がなければいけないところ以降で、時期は当然お任せなのですが、そういった市民に対する見学会か何かというのは考えているか。  答弁。教育費の文化財保護費のところで、見学会というようなお話をいただきました。これだけ大々的に発掘作業をするというのはなかなかないと捉えていますので、ニーズがあるというようにも考えております。  先般、昨年になりますでしょうか、嵯峨山遺跡というものもございまして、見学会というより説明会みたいな形でお話をさせていただきながら、日程を限定して実施したという計画もございます。いつでもどうぞというのは、やはり安全上の問題もございますので、期間はいつになるか、今のところは何とも申し上げられませんが、同様の説明会の形で実施してまいりたいと考えております。  質問。事業別予算説明書6ページ、7ページ、消防施設整備の中で、東一丁目の防火水槽を撤去するということで現場を見させていただきました。本会議の中で、防火水槽の整備方針に基づいて、新座市は140メートルメッシュの中で防火水槽をきちんと配置していくという、そういう話でございました。今年度の予算を改めて見ても、新しい防火水槽をつくるという予算が計上されていません。ことしはマイナス1という形になってしまうのかなと思いますが、新座市でつくっている防火水槽の整備方針に基づいて充足率は何%というふうになっているのか。  答弁。施設整備の中における防火水槽の充足率ということですが、充足率そのものにつきましては把握してございません。  ただ、現在市内における防火水槽の数というものは把握してございます。平成28年4月現在なのですが、公設、それから私で設置しているもの、合わせて655基ございます。今回撤去することになりますので654基になります。  消防水利というのは防火水槽、それから消火栓といったものも消防水利として消火の際には活用できるということで、120メートルメッシュの中ではそういった消火栓を合わせることで支障はないというふうに考えていることなのですが、その中で防火水槽の設置基準といったものを平成28年度新座市のほうで新座市防火水槽整備方針というものを定めさせていただきました。  今後整備を進められたらということで考えによるものなのですが、その中では設置に当たりまして、例えば福祉施設であったりとか保育園施設、それから周辺の水利設置の状況であったり、そういうものを踏まえて、今後優先的に防火水槽を設置していくべき箇所、さらに財政状況を踏まえ、公共空地があってということを踏まえて水利を設置していく場所というのも位置づけております。現時点では、15か所増を予定しているという状況です。  質問。事業別予算説明書10ページ、11ページの野球場の移転ということですが、これは2,434万円というのが野球場の設定委託だけではないということでしたので、野球場だけの委託料は幾らなのかということと、建設を予定している野球場の建設費は概算どれくらいなのか、想定しているのか教えてください。  答弁。体育施設のほうで工事費を今回計上させていただいております大和田運動場設計業務委託料の内訳でございますが、今回2,434万4,000円を計上しています。おおむねですが、新設に係るほうが約2,000万円強でございます。おおむね400万円ぐらいが既存の解体撤去設計のほうに当たるというふうに考えています。  工事の概算につきましては、費用については積算されておりません。設計業務に当たりまして、体育施設の設計に関しては設計の積み上げの基礎のようなものがないものですから、事業者による見積書が基本となりまして、算定の根拠といたしまして見積書に頼らざるを得ないというふうな状況がございます。したがって、工事費をもとにした設計の金額というような流れではございません。  こういった質疑の後、結論を出しました。  結論は、先ほど言ったように全会一致原案可決すべきとなりました。  賛成の委員の意見です。自転車の防犯対策ですが、志木駅は大変厳しい状況だというのはわかりました。ぜひ効果が上がるように頑張ってください。  学力保障スクラム事業、4月1日からこのために加配をしていただいている、大変ありがたいという話で、今回50万円の予算がついて、そんなに細かい縛りがないので、学校としても本当に力を入れたいということを十分できるのだということで、校長先生が大変喜んでいらっしゃいました。校長先生は大変意欲的に考えていらっしゃったので、ぜひ効果が上がるように、そんなふうに思っています。  遺跡調査は、この前見させていただきました。庶民の暮らしがわかると。でも、どんな時代でも社会を支えているのは庶民ですから、大変大事な遺跡調査だと思っていますので、お金をかけてやるということですから、大変かもしれませんが、一つ一つ丁寧にやっていただきたいと思います。壮大な遺跡調査の場所というのが1か所ではないのですから、市民の皆様に説明会という言い方がいいのか、お披露目会というのがいいのか、市民の皆様に貴重な財産の一つだと思って、区画整理が進めば全てあそこはきれいになってしまうわけですが、その前に大事な時期ですので、ぜひやっていただきたいと思っています。賛成いたします。  別の賛成の委員の意見です。芝生の管理に関しまして、本当にしっかりと3年先のことまで見据えて、ちゃんと手を打ってくださっているのだと改めて感じました。学校の校庭に芝生があるということは、本当に子供たちにとってもうれしい。楽しい環境になっていくのではないかというふうな気がしますので、ぜひこの3年間しっかり技術を盗んでいただければというふうに思います。  別の賛成の委員の意見です。大和田球場の関係で設計管理費が出ております。甲子園にいっぱい出ているチームが、この大和田球場を使っておりました。去年来たとき図面を見せていただきました。今回180度方向が変わっておりました。そんな関係の中で心配しているのは、国道254号にボールが出ないような形の設計をしっかりしていただいてお願いしたいと思います。  別の賛成の委員の意見です。交通防犯対策ということで、自転車の啓発品を提供するということで質問させてもらいました。埼玉県でワーストワンだと、本当は質問しなかったほうがよかったと心が痛んでおります。ただ、それがわかった以上は、そういった鍵をつけて対策するのではなく、とられない、とってはだめなのだとか、当たり前のことですよね。何かそこが少し欠けているのかなというふうな感じがしました。  ですから、市民課のほうではそういった対策もとれるかどうかわかりませんけれども、警察と連携いたしまして、埼玉県で一番安心なまちだと言われるようにご尽力してください。  別の賛成の委員の意見です。学習支援のスクラムということで、県費の職員プラス学生の支援が入るということで、子供たちの学力向上に必ずつながっていくものだというふうに期待しています。よろしくお願いいたします。  遺跡の発掘調査のほうは、私も見させていただいて、非常に興味深く思いました。特にかまどの跡は、土の色が変わっていたり、鉄分があるので変色しているのだよと見せていただいて、それを写真に撮って皆さんに見せると、本当に皆さん興味深く、見たい市民が多いということを改めて感じています。  文化財保護法では、文化財というのは国民共通の財産ということがうたわれていましたので、全部埋め戻す前に、今の本掘の現場を見学できるような場を設けていただきたいというふうに強く要望しておきます。  説明会というと、何か対象者だけみたいな感じなので、どなたでも興味のある方、歴史に興味のある方どうですかという形で、全市民的な方を対象に見学会をしていただけるよう要望したいと思います。  ごみの排出量が40市の中で第1位に少ないということも本当に誇らしく思いました。担当課の皆様のご努力や市民の協力を実感しました。予算は賛成です。  別の賛成の委員の意見です。本会議、また委員会の中でもたくさんの質問がありました。県の学力スクラム事業の件ですが、常日ごろ教育長が2つのこぶがあるとおっしゃっていて、やはり学力の低いほうのこぶというのですか、そこを底上げしていくのには非常に有効な事業なのかなというふうに聞いて感じました。これまでもいろいろ支援策をされておりますけれども、今回新たな家庭の状況等に応じたきめ細かい支援策が見出せることを期待しております。頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 続いて、厚生常任委員会委員長の報告を求めます。  厚生常任委員会委員長。    〔12番(白井忠雄議員)登壇〕 ◆12番(白井忠雄議員) 12番、白井忠雄です。議案第55号 平成29年度新座市一般会計補正予算(第2号)のうち、厚生常任委員会に分割付託された部分について、審査内容と結果を報告します。  結論は、全会一致原案可決となりました。  執行部の説明の後、質疑を行いました。  質問。事業別予算説明書4ページ、中国残留邦人等支援、対象人数と予算の詳細な内訳を。市で定期的に訪問をして生活状況等を聞き取りして、フォローされているか。  答弁。対象となるのが現在9世帯12人の方です。内訳は医療費全般です。市では、中国語が話せる方を1人相談員で雇い、ご相談等あった際に訪問できる体制をとっています。  中国残留邦人の方の年に何回かの交流会で困り事などを聞き取ったりしていますが、定期的までは至っていないです。  質問。6ページ、法人保育園施設整備費補助、(仮称)石神四丁目保育園の開園に向けた進捗状況は。  答弁。現時点では、11月1日の開所を目指して事務を進めています。まだ工事着手している状況ではなく、早ければ今週中ぐらいに工事業者が決まり、順調にいけば今月末ぐらいに着工できると考えています。  ただ、かなりの短期間での工事が予想されるので、天候等で工事がおくれるという状況によっては、11月1日の開所がぎりぎりです。予定どおり開所できるよう、社会福祉法人と調整をとりながら進めます。  以上のような質疑の後、結論を出しました。  委員からの意見です。中国残留邦人等支援は、2007年11月に成立した制度です。対象者の方々に寄り添い、生活の不自由がないように取り組んでいただきたい。(仮称)石神四丁目保育園は、何とか11月開設に向けて努力していただきたい。  別の委員です。(仮称)石神四丁目保育園は工期が4か月しかない中で開所予定日が決まっています。進捗状況をできるだけ早目に知らせていただきたい。  別の委員です。子ども・子育て支援事業計画は、実態に見合ってしっかりと市民の要望に応えられるように見直しを行ってほしいと要望していましたので、市民の期待に応えられるようご提案いただきたい。  別の委員です。子ども・子育て会議の議事録を見て、突っ込んだ深い議論がされていると思ったので、どうしてその計画と現実と実際のところと乖離してしまっていたのか。休職者がふえているというような話も載っていましたが、これから働くお母さんがふえていくという見込みを想像しますが、そういったことをしっかり分析して計画をつくっていただきたい。  報告は以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 続いて、建設経済常任委員会委員長の報告を求めます。  建設経済常任委員会委員長。    〔10番(滝本恭雪議員)登壇〕 ◆10番(滝本恭雪議員) 10番、滝本恭雪です。議案第55号 平成29年度新座市一般会計補正予算(第2号)について、建設経済常任委員会に分割付託された審査内容と結論を報告します。  結論は、全会一致原案可決です。  最初に、執行部から説明をいただき、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。  意見として、5つの町内会へ備品整備の補助金の増額はいいことだと思います。ここに限らずほかにもあるのかどうか、要望も聞きながら広げていただきたいと思います。  もう一つ、土木総務費の道路拡幅用地取得ですが、現地も見せていただきましたが、道路の拡幅をし、隅切りの部分の拡幅をして安全にすることは結構なことですので、将来的には新座駅からコミュニティバスの運行の要望もあるところですし、危険な箇所がまだ残っていますから、地権者の皆さんの合意を得て進められていくよう要望いたします。  議案第55号の報告は以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 以上で、4常任委員会委員長の報告が終わりましたが、議案第55号全般について質疑願います。  質疑をする際には、所管の委員長名及びページ数をお願いいたします。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  26番、高邑朋矢議員。    〔26番(高邑朋矢議員)登壇〕 ◆26番(高邑朋矢議員) 26番、高邑です。4常任委員長の報告は全会一致で賛成ということでしたけれども、反対の立場で討論いたします。  我々の会派は、厚生常任委員会建設経済常任委員会にはいるのですけれども、文教環境常任委員会総務常任委員会にはおりません。私は厚生常任委員会ですから、石神四丁目にできる新しい保育園の補助金の増額だとか、そういうものはもちろん賛成しております。文教環境常任委員会の中でも、小学校の芝生の維持管理、そういったものももちろん賛成です。  賛成できないのは、文教環境常任委員会の部分の大和田二・三丁目に関する2つの予算です。1つは、大和田運動場の野球場の工事設計委託料、これ我々はずっと大和田二・三丁目に反対してきましたので、もともとそれがなければ発生することのなかった予算です。設計委託料でこれだけということで、本当の工事に入ればさらに億単位のお金が出ていくということです。  それから、発掘も、発掘そのものには別に反対はないわけですけれども、発掘にまさか12億円もかかるなんていうことは想定外でした。これも大和田二・三丁目がなければ、区画整理事業がなければもともとなかった予算ですので、やはり大和田二・三丁目ということが非常にひっかかってまいります。  区画整理そのものに反対ではないといつも言い続けてきましたけれども、やはりあの地区に重複して幾つもの大型の区画整理事業が重なっていくということに対しては、ずっと反対で居続けたいというふうに思っています。  今回のもう一つの反対の理由ですけれども、これは総務の関係で、新庁舎の喫煙所の設置の工事予算なのです。これロハス・メディカルという雑誌なのですけれども、完全に仕切られた喫煙室があったとしても、周囲でたばこ臭さを感じるとしたら受動喫煙になってしまいますと。我々が考えている以上に、受動喫煙というものの可能性というのは非常にこう今いろんなところで調べられてきて、わかってきています。日本の呼吸器学会は、受動喫煙は空気清浄機などでは防げず、非喫煙者の肺がんのリスクを二、三十%増加させ、虚血性心疾患を引き起こすとしています。子供では、気管支ぜんそくなどの呼吸器の病気や乳幼児突然死症候群などのリスクが高まりますと。  受動喫煙による健康被害を本当に防ごうとするなら、喫煙室を認めること自体がナンセンスと、こういうふうに言っているのです。たばこの害については、私も理科だったので子供たちにいろいろ説明しましたけれども、とにかく4,000種以上の化学物質が煙の中に含まれていると。一酸化炭素やアンモニアも入っていると。喫煙所から水平方向に25メートル離れた場所でも、日本の大気環境基準を超えるPM2.5が観測されていると。これは、私はもう全く想定外だったのですけれども、喫煙室があったとしても、かなりのところで吸い込んではいけないものを吸い込んでいるのだと。喫煙後の呼気、吸気でも呼気です。呼気を調べると、3分間は煙が出続けていると、45分間はその化学物質がその吸った人の肺から出続けていると。つまり受動喫煙の可能性が45分間出てくるということなのです。  市の職員の健康のためにも、私は敷地内では喫煙所はないほうがいいと思いますし、やはり市というのはサービス業ですから、受付の人が休憩時間、あるいは休み時間、昼食の時間だとしても、喫煙をして、そして窓口対応をする可能性があるわけですから、これは非常によくないと思います。  市の普通の施設、学校を初めとする公共施設は敷地内禁煙なわけですから、やはり新庁舎は先頭を切ってそれをやらなければ、市のそういう方向性というものに非常に私は疑問を感じると思いますので、ここは反対をしておきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。  4番、伊藤信太郎議員。    〔4番(伊藤信太郎議員)登壇〕 ◆4番(伊藤信太郎議員) 4番、伊藤信太郎です。議案第55号 平成29年度新座市一般会計補正予算(第2号)につきまして、賛成の立場で討論いたします。  本補正予算の主体は、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業地内において、移設する大和田運動場、野球場の建設工事に必要な設計委託料を初め、(仮称)石神四丁目保育園の施設整備に対する補助の増額や、新庁舎の入退室管理システムにおける機器の追加に係る経費を計上したものです。本補正予算の補正額の合計は7,606万3,000円ですが、その中で国や県などからの補助金などを有効に活用した補正予算であると私は注目いたしました。  例えば、(仮称)石神四丁目保育園に対する補助金は、国の保育所等整備交付金の基準額の改正に伴って増額するものですが、待機児童の問題は本市のみでなく全国的な問題ですので、国においても手厚くしていく方向であると考えられます。今回の一般質問におきましても、現在栗原地区に保育園を整備していく予定で、社会福祉法人と協議を進めているというお話がありました。今後とも国の補助金を有効に利用して、待機児童対策に引き続き取り組んでいただくようにお願いいたします。  このほか町内会から多くの要望が出されています備品の整備につきまして、補助率10分の10の一般財団法人自治総合センターからの補助金を活用しようとしています。  また、昨年度東野小学校及び新座小学校に設置しました芝生を維持管理していくための費用として、補助率10分の10の県からの補助金を活用して維持管理の充実を図ろうとしています。  財政調整基金の残高も約4億4,000万円という厳しい財政状況が続いていますが、以上のように国及び県の各種補助金を活用しまして市民サービスに努めていこうとしている点を高く評価しまして、本補正予算の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。  25番、木村俊彦議員。    〔25番(木村俊彦議員)登壇〕 ◆25番(木村俊彦議員) 25番、木村です。議案第55号 平成29年度新座市一般会計補正予算(第2号)に反対の立場から意見を申し述べます。  反対の理由というのは、大和田二・三丁目地区の文化財調査費、一般会計で入っているということでした。文化財が、予想以上にかなり広範囲に遺跡がありそうだという形で、これからまだどれだけお金がかかるか、もう既に6億円あって、プラス6億円、12億円の予算を一応とっているわけですけれども、今回新たにまた一般会計で文化財調査関係の予算が盛り込まれました。  今回の私が感じている問題というのは、正直言って文化財調査にこれだけのお金がかかるというのはびっくりしました。やはりそれだけお金がかかり得ることというのは、当初にもうちょっとちゃんといろんな検討をする必要があったなというふうに思いますけれども、問題なのは、今回がプロポーザル方式で清水建設がそれを仕切っているという、それでいついつまでに明け渡さなければいけない、それまでに発掘調査をやらなければいけないという、そういう形でどんどん予算がこう組まれてきている、一般会計をどんどん圧迫していくという。財政調整基金も本当に厳しくて、新座市はまだまだ公共施設の借り上げしているところがあるわけで、そういうところがどうなるか見通しも立たない、財政調整基金は本当に綱渡り的にやっている状況の中で、この大和田二・三丁目に関してはプロポーザルで引き渡さなければいけないということが最優先されて、一般会計からどんどん組まれていくという、そういうありようというのに対しては、やはりかなり大きな疑問を感じております。  ただ、遺跡発掘自身は、とても私個人としても関心のある部分ですし、普光明寺から清瀬市のほうまで鎌倉道があって、それに沿って住宅があったのではないかという、何かどきどきするような感じもします。  それについては、せっかくの機会だから、やはりそれはそれで大事にしながら市民の見学日もつくっていただくということなので、やってもらいたいという思いはありますが、そもそも大きなところで一般会計が最優先でどんどん使われていくということに関してはかなり疑問があるので、一応反対という形で言わせていただきました。
    ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。  14番、佐藤重忠議員。    〔14番(佐藤重忠議員)登壇〕 ◆14番(佐藤重忠議員) 14番、佐藤重忠です。議案第55号 平成29年度新座市一般会計補正予算(第2号)について、原案に賛成の立場から討論いたします。  今回の補正予算の具体的な内容について幾つか申し上げさせていただきます。  まず初めに、保育所の施設整備に対する補助金につきまして、今年度11月に新たに開所予定の(仮称)石神四丁目保育園の建設費に対する補助金を増額するものですが、待機児童解消に向けた取り組みを進めるものであると評価をいたします。  開所までの時間も短くなっておりますので、しっかりと事業者への支援をよろしくお願いいたします。  次に、学力保障スクラム事業についてです。県のモデル校として指定を受けた第四小学校において実施されるとのことで、この学力保障システム事業を活用して児童の学力向上につなげていただきたいと思いますので、市としてもしっかりと応援していただきますようお願いいたします。  次に、大和田二・三丁目地区における文化財調査につきまして、当初の想定を大幅に上回る埋蔵文化財の発見があったことから、試掘調査の範囲拡大に対する追加の経費を増額するものですが、調査に当たっては区画整理事業の進捗に影響がないよう配慮しつつも、丁寧な調査をお願いいたします。  また、このような大規模な調査は、市民の皆様にとっても市の文化財に触れる貴重な機会でもあります。本定例会における野中弥生議員の一般質問においても、現場の見学説明会を開催していただけるというご答弁をいただいております。ぜひとも早期に開催していただくよう、またできる限り多くの市民の皆様に見ていただけるよう、よろしくお願いいたします。  さらに、平成28年度に設置した東野小学校、新座小学校の校庭の芝生化に係る維持管理委託料の増額につきまして、補助率10分の10の県補助金を利用するなど、情報をしっかりとつかみ、補助金を有効に利用できていることを評価いたします。  最後に、財政運営の観点から申し上げます。今回の補正予算では、財政調整基金から4,947万2,000円の取り崩しを行い、繰り入れ後の残高は4億4,115万2,000円ということで、不測の事態に備えるための基金としては極めて少額となっています。財政調整基金については、ここ数年続く財政運営上の大きな課題でございます。今後につきましても、事業の取捨選択には配慮していただき、基金の積み増しについて善処していただきたいと思います。  以上、幾つかの要望も加えまして、このたび提出された補正予算に対しまして賛成といたします。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  4常任委員会委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。  よって、議案第55号は4常任委員会委員長報告どおり原案可決されました。 △議案第56号 平成29年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)~議案第62号 新座市道路線の廃止について ○議長(森田輝雄議員) 日程第7、議案第56号 平成29年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)から日程第11、議案第62号 新座市道路線の廃止についてまでを一括議題とし、建設経済常任委員会委員長の報告を求めます。  建設経済常任委員会委員長。    〔10番(滝本恭雪議員)登壇〕 ◆10番(滝本恭雪議員) 10番、滝本恭雪です。議案第56号 平成29年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の審査内容と結論を報告いたします。  結論は、3対2で原案可決です。  執行部の説明の後、質疑に入りました。  質問。資料要求をした土地汚染調査箇所図からです。1点目は、土壌汚染調査ですが、既に調査済みのところからは何も出ていないということでよいのか。  2点目に、調査予定箇所がふえた箇所の概略をお聞きしたい。  3点目は、事業別予算説明書の2ページ、土壌汚染調査委託料について、助成制度はあるのか。  4点目は、区画整理事業の基金積立金ですが、保留地処分金の流れを詳しくお聞きしたい。  答弁。1点目については、昨年度、平成28年度中に調査をした箇所については、国の基準を上回る値で有害物質が出てきたということはありません。  2点目の概略ですが、資料にもありますが、大きな理由として2点。まず、図面を見ていただくと、着色している部分の濃い色の部分が今回さらに追加をする部分になりますが、こちらはまずは地区北側、河川に近いほうです。このあたりは補正理由の①にも書いてあるとおりで、昔は水田だったということです。よそから土を持ってきて盛り土をし、そして畑にしたという経緯があります。そこで、実際に畑にするに当たって、どこからどのような土を持ってきたのかが相当昔の話で、地主にヒアリング等をしてもはっきりせず、場合によっては工場の跡地の土を持ってきたかもしれないというようなことも可能性として考えられるので、やはり土壌が汚染されていないかどうか調査をする必要があるため、今回調査の対象に追加をさせていただいたということです。  もう一か所は、補正理由の②の部分、お配りをした資料の下段のほうですが、元最終処分場があり、この部分については実際埼玉県の記録を見ても、埋めたものがガラ等としか記録上書いておらず、ガラ等ということになると非常に広く、例えば化学物質が入っているというようなことであれば、例えば掘削をして汚染された土壌が広がってはいけないので、今回この部分についていろいろ造成の設計を進める段階で、掘削をして擁壁を築くということも一つ案として浮上してきたので、やはりここは慎重に調査をしたほうがいいだろうということで、この部分についても追加をさせていただいたということです。  調査内容としては、まずは土壌採取をし、汚染物質が含まれていないか、それが基準値以内なのかどうかを調査することになります。今後仮に基準値以上のものが出たということになると対策が必要になるので、必要になるということであれば別途予算を計上しなくてはならないということになります。これは、調査をしてみないとわからない部分ですので、流れとしてはこのようなことになるということです。  3点目の助成ですが、この事業においては区画整理事業で国費を受けて実施していますので、この土壌汚染対策の調査の部分について補助が得られるというものではありません。  最後に、4点目の保留地処分金ですが、条例を定めて基金を積み立てられることになっていますが、今回約6億円、この額が出る部分については、あくまで今年度の多くは企業に売却する保留地ですが、企業の売却が約3万5,000平米の保留地を処分し、初めて約30億円くらいの保留地処分金が入りますので、そこから事業費を差し引いた残りが6億円ぐらい残るということになります。そして、今回増額をさせていただいた部分についても、この6億数千万円の中から切り崩しをして、今回の補正の調査の費用に充てたいという考えを持って、このような計上をさせていただいたということです。  質問。1点目は、今回計上された土壌の部分は、本会議場でも聞きましたが、もう一度説明をしていただきたい。  2点目に、進行状況が現在どのようになっているのかお聞きしたい。  3点目は、下請について、地元業者を入れるように指導しているということだが、内容について判明していることをお聞きしたい。  答弁。1点目は、土壌汚染調査箇所図の①の理由に、元水田というのは大和田三丁目側になります。資料中の図面の真ん中の道路より北側、河川に近い側ですが、こちらの色の濃いほう、凡例でいうと調査予定箇所に当たる部分、こちらがいろいろ資料を調べたり、地主からヒアリングをした結果、水田だったところを土を持ってきて畑にしたという部分ということになります。これが①です。  一方、②ですが、今度は二丁目の部分ですが、一番南側の道路になるのですが、この中ほどに細長く濃い色でついている部分があるかと思います。こちらは今中間処理施設で、昔は最終処分場だったというのが、過去の記録をずっとさかのぼっていくと出てきたという部分です。こちらについて、今回調査の対象とするということです。  2点目の進行状況は、一言で言うと三丁目の一括発注する部分ですが、調整池を除く部分についてはおおむねおくれることなく進んでいる状況です。  ただ、一方、埋蔵文化財が広範囲で出てきて、埋蔵文化財調査については10月末を目標に、今年度に完了させるという目標で作業を進めているところです。ただ、調整池のところは、実は調整池をつくるところに移転をお願いする物件があります。倉庫が建っているのですが、それを移転する場所が埋蔵文化財の調査をするところに当たっています。ですので、埋蔵文化財の調査が終わらないと移転の作業に入れないということがあり、調整池は大事な施設ですので、私たちはできるだけ早くやりたいのですが、影響を慎重に見きわめつつ、どの程度おくれてくるのかを見きわめていきたいと思っています。今のところ何か月ぐらいおくれるのか説明はできませんが、調整池についてはおくれる可能性が高いと考えているところです。  一方、二丁目については、基本的には個別に道路1本ずつとなるかどうか、ここも検討しつつということになりますが、基本的には分けて発注する形で、本日の資料でいうと、二丁目の真ん中の部分の道路については既に発注して工事にかかっているという状況です。今後も周辺の道路を順次発注をしていくということで考えています。  3点目は、お配りした資料で網かけがついている部分というのが市内業者ということになります。プロポーザルの提案の中にもあり、言いやすい部分ですが、できる限り市内の事業者に入っていただくという調整をしてもらうよう、節目節目で要望し、それで清水建設のほうで随時交渉しているということです。  今現在確定しているのは、この網のかかった部分ですが、我々もいろいろと要望を出していく中で、できるところはできるだけというところもありますので、参考ということにはなってしまうのですが、一番下段の交渉中とか、交渉予定というのがありますので、この辺はいろいろ要望、要請をしていく中で、このように今後進めていくということで清水建設と調整をしているところです。  このような質疑の後、結論は3対2で原案可決となりました。  反対の意見として、土壌汚染調査そのものが決して悪いわけではないのですが、財政の現状から見て、大和田二・三丁目にたくさんの税金を投入し、急がなければならないということはないと思います。  同じく反対の意見として、大和田二・三丁目に関してはずっと反対をしてきておりますが、大和田二・三丁目が優先されるというのは、地権者がいたり、プロポーザルの相手企業がいたり、お金がどんなにかかっても期限までに間に合わすことが最優先され、その結果として低層棟第2期工事が中止になったりと、かなり無理があるのではないかと思っています。  議案第56号の報告は以上です。  次に、議案第59号 新座市道路線の認定について(市道第57―95号線)の審査内容と結論を報告いたします。  結論は、全会一致原案可決です。  執行部からの説明の後、質疑、意見はありませんでした。  次に、議案第60号 新座市道路線の認定について(市道第65―64号線)の審査内容と結論を報告いたします。  結論は、全会一致原案可決です。  執行部からの説明の後、質疑、意見はありませんでした。  次に、議案第61号 新座市道路線の認定について(市道第66―55号線)の審査内容と結論を報告いたします。  結論は、全会一致原案可決です。  執行部からの説明の後、質疑、意見はありませんでした。  次に、議案第62号 新座市道路線の廃止についての審査内容と結論を報告いたします。  結論は、全会一致原案可決です。  執行部からの説明の後、質疑、意見はありませんでした。  報告は、以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第56号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  25番、木村俊彦議員。    〔25番(木村俊彦議員)登壇〕 ◆25番(木村俊彦議員) 25番、木村です。議案第56号 平成29年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)に反対の立場で意見、討論を行いたいと思います。  大和田二・三丁目地区というのは、もともとかなりの畑だったわけです。そこに大きな区画整理をやっていくということで、それ自身も私は反対をしてきましたけれども、今回一般質問で私は新座市の狭隘道路、位置指定道路もとれていないような、そういうところの問題を取り上げました。ずっと戦後高度経済成長の中で膨らんできた新座市というまちは、当初若い人たちが入ってまちづくりをやったのですけれども、そこが道路が4メートルに満たないような木造密集地帯というのがたくさんあるわけです。そういう問題というのが、防災上も大きな問題があることはわかりながらも、なかなか手をつけずに来てしまった。これは、単に防災上の問題だけではなくて、そこで高齢化していく人たちにとっては大きな福祉問題にもなっていると思うのです。2025年超高齢社会に向けてというふうに、この問題は福祉の問題で今一番大きな問題。それは、単に福祉制度の問題ではなくて、まちづくりの問題そのものというふうに、福祉とまちづくりがもうちょっとちゃんと向き合ってやる必要があるというふうに思っております。今北口の区画整理が100億円規模、大和田二・三丁目も同じように100億円規模。200億円というとても厳しい財政状況の中で、そういう予算がこう、いきなり大きな予算を組まれてきているという。それは予算の問題だけではなくて、職員のエネルギーも相当それに向けなければいけないというのがあると思うのです。  私は、だからやっぱり2025年に向けて今しっかり向き合わなければいけないのは、畑を潰して大きな道路をつくったり区画整理をするというのは、限られた地権者ですから、ある意味とてもやりやすい。しかも、最近はプロポーザルという形で企業に丸投げというか、お任せというふうになっているわけですから。ただ、やはり今新座市が目を向けなければいけないのは、ずっと新座市の中で働いてきた人たちが高齢化をして、防災上も問題がある、売るに売れない、そういうところがたくさんある、その問題にまずちゃんと向き合う。職員のエネルギーは、それはもう市にお任せくださいではなくて、住民同士がちゃんと合意形成を図らなければいけないという、とても難しい大変な問題を、そこをやっぱりやらない限り解決できない問題なので、ぜひそういうところに職員の力をもっと向けて、エネルギーを使っていただきたい。そういうことで、議案に関しては反対いたします。 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。  6番、池田貞雄議員。    〔6番(池田貞雄議員)登壇〕 ◆6番(池田貞雄議員) 6番、池田貞雄です。大和田二・三丁目土地区画整理は、計画どおり推進すべきとの立場から討論させてください。  議案第56号 平成29年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、賛成の立場で討論いたします。  この事業は、新座市で初めて企業誘致を中心とした土地区画整理事業になっています。調整区域を市街化区域に編入して税収の伸びる豊かなまちづくりを目指した事業です。確かにいろんな面でお金はかかりますが、このことによって完成することによりまして、平成33年からは今まで固定資産税が調整区域で都市計画でもなかった地区なのですけれども、約5億円の固定資産税が見込まれております。また、企業を誘致することによって、法人税が5,000万円程度という計画のもとで進められております。  確かに、ここで12億円の埋蔵文化財の費用とかいろいろなものが出ますが、ともかく長い目で見るというのがいいのかなというふうに思っています。  また、地権者の方々からは、想定換地という規格外の手法で事業認可をとりました。おりた後にすぐ仮換地指定を行い、早期の完成を目指しております。これに対しましては、執行部の方々の努力を評価したいと思います。  本年度は、下水道事業を含めて約18億円の事業を行う予定になっていますが、その財源は起債を除き、全ての保留地処分金を使った、土地を売ったお金で支払う計画になっております。  今回の補正予算は、土壌汚染調査委託金として1,157万8,000円を増額いたしましたが、補正のための財産としては一般会計から繰り入れるのではなく、また頼ることなく市の厳しい財政状況に配慮したものになっていると思います。土地の土壌汚染の調査につきましては、仮換地の地権者が安心して土地活用ができるようしっかりと調査をしていただき、また今後の工事等に伴う残土の搬出とか、影響がないようにしっかりと確認をしていただき、事業のおくれがないように進めて、進行管理を徹底していただきたいと思います。  本事業は、新座市の将来にとって必要な事業であり、ぜひ計画どおり事業を進めていただきたいとの思いを込めて賛成討論といたします。 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。  26番、高邑朋矢議員。    〔26番(高邑朋矢議員)登壇〕 ◆26番(高邑朋矢議員) 26番、高邑です。議案第56号に反対の立場で討論します。
     今税収が伸びるまちづくりということで、将来の税収を考えてぜひ推進すべきだという意見でした。もしこれが単独であったら、私は多分反対はしないと思うのです。ただ、何度も言いますけれども、新座駅周辺に大型の区画整理事業が次々とやられていくと。税収を上げるにはいろんな方法があると思うのですけれども、やはり教育の質だとか、保育の質だとか、そういったものを高めていったほうが地道ではありますけれども、税収は伸びていくのではないかなというふうに思います。やはり我々の税金を、市民から集めた税金を新座駅周辺に局地的と言ったらおかしいですけれども、ゲリラ豪雨ではないですけれども、全市民から集めた税金をそこにどんどん、どんどん投入していくと、非常に危険を感じます。  学童支援員の待遇は非常に悪いこともわかりましたし、教員の待遇だって埼玉県の中で新座市は悪いわけです。ですから、そういった人に対するものをもう少し、我々の税金をそっちのほうに投入をしてほしいと思いますし、企業を誘致したからといって企業はいつまでも安定しているわけではありませんので、先のことはわかりませんので、やはりここは一旦とまるべきだというふうに私は思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。  13番、野中弥生議員。    〔13番(野中弥生議員)登壇〕 ◆13番(野中弥生議員) 13番、野中弥生です。議案第56号 平成29年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、賛成の立場で討論いたします。  大和田二・三丁目地区土地区画整理事業については、昨年9月5日に事業認可を受け、本年1月からは大和田三丁目地区の一括発注工事などを含め、本格的な工事に着手しているとのことでございます。本事業の完成によって大規模店舗などの企業誘致が実現するとともに、市民の雇用機会が大幅に増加し、法人市民税を初めとした大幅な税収の伸びが期待できることから、1年でも早く完成することができれば、その効果は本市の財政運営にとって非常に大きなものとなります。  また、本事業は、地方創生総合戦略にも位置づけられているとおり、多くの方から選ばれるまちを目指して実施している事業でもあります。国全体が人口減少、少子高齢化に向かっていることからも、本事業は早期に完成することが求められており、確実な予算の確保が大切であると考えます。  今回は、土壌汚染調査委託料の増額ということですが、安心安全な事業実施のために慎重な調査をお願いしたいと思います。  また、現在埋蔵文化財が多く発見されているようですが、現場見学会、見学説明会の開催もされるとのことで、そちらのほうもしっかりと対応していただきながら、スピード感を持って計画どおりに事業が進められるよう、また企業誘致が円滑に進むようしっかりと進行管理をしていただき、新座市の希望あふれる地方創生の第一歩となる区画整理事業を推進していっていただくようお願いして賛成討論といたします。  ぜひ早期完成を目指して頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。  21番、笠原進議員。    〔21番(笠原 進議員)登壇〕 ◆21番(笠原進議員) 21番、笠原進です。大和田二・三丁目、今回出されている補正は土壌汚染調査ですから、そのものだけ取り上げてみれば、土壌の汚染調査がされていないところがあれば、それを調査するというのは当たり前の話ですから、そのこと自体、土壌汚染調査をやることが悪いと言うつもりはさらさらありません。  ただ、今野中議員がおっしゃいましたけれども、希望あふれるまちづくりのために、大和田二・三丁目のところに莫大な市の予算を使うのが本当に大事なのだろうかと、最優先すべき課題は、大和田二・三丁目のところに企業誘致をすることが新座市のまちづくりにとって最優先の課題なのだろうかというふうに考えれば、決して私たちはそうではないと思います。  市長は、年度当初の施政方針演説の中に、堀ノ内のところの児童発達支援センターの建設を、財政が大変なので平成30年度以降に繰り延べざるを得ないという話をしました。何で財政が大変なのだろうか。子供たちの教育の予算がふえて財政が大変なのだろうか。福祉を充実させていくために財政が大変なのだろうか。全然そうではないです。大型の開発事業にたくさんの私たちの税金をつぎ込んだから、だから障がい者の皆さんへの施策はちょっと待ってね。もう何年もずっと準備してきて、実施設計までやって、さあいよいよというときに大和田のほうにたくさん、私も何回も言っていますけれども、長い間議員をやっていて、1つの単独事業に60億円の予算を組むなんていうことはかつてないことです。そのことを最優先したために、待ってねという話になったので、よっぽど多くの市民の目から見たら、子供の教育、この間までは石神小学校の大規模改修を待ってねという話だったわけですけれども、子供の教育だとか、福祉だとか、そういうところをしっかりやってもらいたいというのが税金を払っている市民の願いだと思います。  私たちは、区画整理そのものの手法に反対しているわけではありません。これの根本の議論をするときにも討論しましたけれども、新座市は駅前の区画整理事業は、全体の市民との関係からいって、これは市施行にしましょうというふうにやってきました。それ以外のところの地域の土地区画整理事業は、地権者の皆さんがお金を出して組合施行でやるという原則をやってきました。今回初めて破ったのが、この問題です。これは、地権者の皆さんが土地の有効活用したいから、ここに区画整理事業をやりたいという話ではなくて、市のほうがやりたいから、地権者を説得してやっていくために始めたものなのです。同じようなものは、前に中野もやっています。中野のところで地権者がお金を出し合って組合施行して、そしていろんな会社を入れたわけです。そこは、確かに池田議員おっしゃるように税収は上がっています。税収は上がっていますけれども、それは地権者の皆さんたちも負担をしてやってきたわけです。同時に、地権者の皆さんは土地を貸したり売ったりして、それなりの利益を上げたわけです。今回はそういうものとは違うのです。今回のは、あくまでも市が原則を破って、本来組合施行でやるのであれば、こんなにたくさんの税金を投入しなくて済むところを、税金を投入し、しかもやる手法の中で、最初のときの方式も何で清水建設になったのかというところがよくわからないまま、まさに残念ながら我々はいろんな資料提示を求めていますけれども、まだ十分出ていなくて、何で清水建設になったのだろうかということが疑惑でしようがない。  次の問題のときも、戸田建設のほうがはるかに安かったけれども、そこを選ばないで高いほうの清水建設を選んだ。組合施行にしなかったことも問題だし、業者選定もたくさんの問題がある。だから、私たちは税収が上がるまちづくりというふうに考えたら、大局的にいろんな角度から見たらいいのであって、企業誘致だけが税収の上がるまちづくりだとは思っていません。先ほど木村議員がおっしゃったこともすごく理があることだと思います。  もう一つ、これは調べてもらうとわかりますけれども、この事業がスタートするときに一つのモデルにした鶴ヶ島市、ご存じだと思いますが、あそこにたくさんこういう大型のセンターがあります。鶴ヶ島市は市施行ではありません、組合施行です。だから、そういうふうにやっているものをきちんと調査や検討をしないでつまみ食いして、自分たちの都合のいいところだけでやっているような、そういうものです。  だから、今回いろいろお金がたくさんかかっていますけれども、お金がかかった部分についても、これは本来ならば組合施行でやっていればみんな市の税金を使うのではなくて、組合の皆さんが負担する。負担して、そのかわり地価が上がれば、その恩恵はその人たちが受けるという話です。今度のは全く違うので、そういう点について、私たちは繰り返しますけれども、土壌汚染調査が悪いと言っているのではありません。しかし、何より優先して今大和田二・三丁目にたくさんの税金を投入するのはおかしいでしょうと言っています。  同時に、区画整理事業の補助金の関係で言えば、もう北口は補助金が100分の55というのが、もう100分の55どころか半分以下の20%台にまで落ちているという、そういう時代ですから、今度の大和田二・三丁目も、もともとそんなにたくさんの補助金を予定していませんけれども、どんどん減って、その分を税金で補填するという話になるだろうというふうに思いますので、ここはしっかり見直して、税金の投入を防ぐようにしたほうがいいというふうに思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。  よって、議案第56号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第59号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第59号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第60号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第60号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第61号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第61号は委員長報告どおり原案可決されました。  暫時休憩いたします。    休憩 午前11時05分    再開 午前11時06分 ○議長(森田輝雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、議案第62号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第62号は委員長報告どおり原案可決されました。  暫時休憩いたします。    休憩 午前11時07分    再開 午前11時20分 ○議長(森田輝雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △議長報告
    ○議長(森田輝雄議員) 議長報告を行います。  代表監査委員、農業委員会会長、選挙管理委員会委員長から所用のため退席する旨の申し出がありましたので、ご報告いたします。 △議案第63号 新座市公平委員会委員の選任について~議案第67号新座市固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(森田輝雄議員) 日程第12、議案第63号 新座市公平委員会委員の選任についてから日程第16、議案第67号 新座市固定資産評価審査委員会委員の選任についてまでを一括議題といたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております議案は委員会の付託を省略することに決しました。  議案第63号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を起立により採決いたします。  議案第63号は、これに同意することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(森田輝雄議員) 起立全員であります。  よって、議案第63号は、これに同意することに決しました。  続いて、議案第64号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を起立により採決いたします。  議案第64号は、これに同意することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(森田輝雄議員) 起立全員であります。  よって、議案第64号は、これに同意することに決しました。  続いて、議案第65号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を起立により採決いたします。  議案第65号は、これに同意することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(森田輝雄議員) 起立全員であります。  よって、議案第65号は、これに同意することに決しました。  続いて、議案第66号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を起立により採決いたします。  議案第66号は、これに同意することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(森田輝雄議員) 起立全員であります。  よって、議案第66号は、これに同意することに決しました。  続いて、議案第67号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  本件を起立により採決いたします。  議案第67号は、これに同意することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(森田輝雄議員) 起立全員であります。  よって、議案第67号は、これに同意することに決しました。 △議案第68号 工事請負契約の締結について ○議長(森田輝雄議員) 日程第17、議案第68号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。  議案の朗読は省略することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案の朗読は省略することに決しました。  よって、直ちに市長提出議案に対する提案理由の説明を求めます。  市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、ただいま上程されました議案第68号につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  議案第68号 工事請負契約の締結についてでございますが、新座市公共下水道平林寺第五幹線工事の請負契約を締結するため、議会の議決に付すべく契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、ご提案をするものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森田輝雄議員) 以上で、市長提出議案に対する提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております議案は、委員会の付託を省略することに決しました。  議案第68号について質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。  22番、芦野修議員。
       〔22番(芦野 修議員)登壇〕 ◆22番(芦野修議員) 22番、芦野修です。議案第68号に賛成の立場で討論を行います。  この議案第68号は、新座市公共下水道平林寺第五幹線工事の契約の案件でありますが、この工事については野火止三丁目地内、山下通り、西分集会所付近の溢水対策の一環として実施される工事であるわけですが、この山下通り沿いのお宅はもう本当に溢水とか、雨が降ると浸水、水がたまってしまって玄関先まで水が来てしまうのだと、こういうような相談もずっと寄せられ、対策が求められていたわけです。  私も数年前からここの溢水対策について議会でも取り上げさせていただいて、ちょうど1年前、平成28年6月の議会での一般質問でも、ここの対策を取り上げさせていただきました。そのときに、新座市公共下水道雨水整備10か年計画、これを見直しをして、5か年計画でこの西分集会所周辺まで総延長が839メートル、この工事を計画的に実施をしていきたいと、こういうような答弁もありました。  ただ、この事業は国庫補助事業として行うから、国の補助がつかないとなかなか実施ができないのだということも、そのとき答弁であったわけですが、今回それが国の補助というのがついたということで工事契約がされるということだと思います。今回の工事は、その839メートルというこの総延長の中の308メートルの第1回目の工事というふうになるわけですが、西分集会所周辺の方々も本当に念願というか、対策を求めていたことで工事が進むということで、本当に喜んでいるのだというふうに思っています。  今回の工事は、そういう面ではスタートの工事というふうになるわけですが、引き続いて今回こもれび通りまでですが、そこから先こもれび通り、そして山下通りと計画的に工事も進めていただいて、1年でも早く完了していただくということが何より住民の人たちも喜ぶことだというふうに思いますし、しっかりと工事を進めていただきたいということをお願いをして、賛成の討論にさせていただきたいと思います。 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  議案第68号は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(森田輝雄議員) 起立全員であります。  よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。 △請願第1号 給付型奨学金制度改善に関する請願書 ○議長(森田輝雄議員) 日程第18、請願第1号 給付型奨学金制度改善に関する請願書を議題とし、文教環境常任委員会委員長の報告を求めます。  文教環境常任委員会委員長。    〔23番(小野大輔議員)登壇〕 ◆23番(小野大輔議員) 文教環境常任委員会で継続審査となっていた請願第1号 給付型奨学金制度改善に関する請願書について結論を出しましたので、ご報告します。  結論は、趣旨採択すべきという委員5名、採択すべきという委員1名で、趣旨採択すべきという結論になりました。  趣旨採択すべきという委員の意見です。給付型奨学金制度なのですが、自公政権で一生懸命財源のない中で、どうしたらお金がないからといって希望する学校に行けない、そういう人を一人でも少なくしていかなければいけない。そういう観点から、本当に自公連立政権の中で、まず第一歩として2017年、今年度から試験的にというか、生活保護だとか、住民非課税世帯に対して、まず第一歩を踏み出した。そういう中で、また次の2018年度にはもう少し拡大していきますよと、一つ一つ財源をしっかり確保した上で、この給付型奨学金制度を改善していく、そういう姿勢が私は今国で一生懸命やっている、そのように認識しておりますので、ここで言っていることもよく趣旨はわかりますので、趣旨採択ということでお願いいたします。  別の趣旨採択すべきという委員の意見です。国においては、今年度から給付型奨学金が先行導入されたということをまずは評価したいと思います。来年度から本格的に導入されるということですけれども、例えば所得連動型返還制度の導入ですとか、あるいはこれと同時に私は給付型奨学金制度のみではなく、アメリカとか幾つかの奨学金制度を組み合わせてカバーしているというようなことですし、例えば入学金ですとか、学費の面を免除するというやり方、あるいは国のほうで大学に支援をするというやり方、あるいは大学独自で基金ですとか寄附を活用して学費を抑えると、そういうやり方もありますので、さまざまな角度から高い学費を下げていく。皆さんが学びやすい環境をつくっていくというのは重要だと思います。  今回請願事項に関しては、給付型奨学金制度の改善、あるいは県で創設してほしいという意見でありましたけれども、やはり税金を投入するわけですから、どこまで公的負担で賄うのか、あるいは私的負担はどこまでなのかという議論も当然必要となりますし、また財源に裏づけについてもしっかり考えなければいけないのではないかと思います。  請願理由のところに、学費と生活費のためにとありますけれども、この給付型奨学金を授業料とか学費のために支給するのか、あるいは生活費の一部として支給するのか、その辺の考え方もいろいろあろうかと思います。そういった部分も請願の内容としては少し明確ではなかったかなというふうに感じました。  今後本格導入をされるということ、必要な制度であるとは思いますけれども、まずは始まったばかりですので、様子を見て財源の裏づけ、それから国民的なコンセンサスといいますか、納得が得られた上で進めていくべきだと思いますので、今回は趣旨採択と結論を出させていただきました。  採択すべきという委員の意見です。請願第1号については採択でお願いします。  予算編成の前にこういう請願をぜひ自治体から国のほうに出していくべきではないかというふうに思います。書いてある内容はもっともなことでありますし、まだまだ対象者が少ないので成績要件などを緩和してほしいとか、ひとり親だけではなく、一定の所得以上の方を対象にしてほしいという内容も十分了承できる内容です。ぜひ全会一致で採択して国に意見書を上げてはどうかというふうに考えます。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、請願第1号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  24番、工藤薫議員。    〔24番(工藤 薫議員)登壇〕 ◆24番(工藤薫議員) 24番、工藤です。請願第1号 給付型奨学金制度改善に関する請願書に対しまして、委員長の報告は趣旨採択ですが、私は採択をして意見書を出すべきという立場で討論いたします。  この請願書は、ごらんのとおり2018年度から本格実施となった奨学金制度の対象者がまだ2万人でありまして、大変少ない。また、成績要件なども厳しいということで、その改善を求めるものであります。  この2万人の選抜方法としては、全国約5,000の高校に1人の推薦枠ということでありました。また、選定も学習成績が優秀である者ということで、毎年度ごとに成績状況を確認した上で、悪化した場合は奨学金の打ち切りや返還などを求めるというもので、安心して学べるものではありません。  また、対象者は2万人ですが、今でも生活保護世帯、児童養護施設の卒業者、また非課税世帯などは15万9,000人おられて、そのうち進学が見込まれるのが6万1,000人ということでありますので、2万人というのはその中でも3分の1で、余りにも少ないというふうに思います。  また、財源的にも問題でありまして、2008年には約72億円でこれが行われましたが、その財源は母子寡婦福祉資金など厚生労働省所管の低所得者への貸付金制度を削減する、また今現在の日本学生支援機構の貸与奨学金の引き下げをする、また大学院生の返済免除制度の変更などの話も出ていました。つまり困っている方のための財源を削って、別の困っている人のほうに回すというような形で財源が組まれています。なので、財源的にも問題だというふうに思います。  今日本は、国家予算に占める教育費の割合やGDPに占める公的支出の割合がOECDの中で最低基準だというふうになっています。経済協力開発機構、OECDは、加盟国の教育状況の調査結果をあらわしていますが、例えば2010年の日本の国内総生産、GDPに占める教育機関への公的支出の割合は前年と同じ3.6%でありまして、加盟国で比較可能な30か国中で最下位でした。最下位が今4年連続続いているということで、今でも最低ランクのほうに回っています。財源は、こうした国家予算の中で大変低いと言われる教育機関への予算を抜本的に高めるという形で補うべきだというふうに考えます。  始まったばかりでありますが、今非常に不十分で、奨学金制度をぜひ抜本的に改善するように、対象者、また成績要件のこと、また財源的な問題でも、やはり抜本的な改善が必要ですので、採択をして国に意見書を上げるという形で議会で結論を出すべきというふうに思います。なので、私は委員長報告に反対の立場です。採択をすべきだという立場です。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。  26番、高邑朋矢議員。    〔26番(高邑朋矢議員)登壇〕 ◆26番(高邑朋矢議員) 26番、高邑です。請願第1号に対して、委員長報告は趣旨採択ですけれども、私は工藤議員と同じように採択すべきという立場で反対討論いたします。  給付型の奨学金ということなのですけれども、工藤議員は今OECDで最下位がずっと続いているという話をしましたけれども、我々の時代はそうではなかったと思うのです。我々のちょっと先輩まで学費が国立大学が1,000円だったし、我々の時代は3,000円、入学するときに3万円あれば学校に行けたという時代だったのです。今はもう58万円ぐらいですか、とても普通の家では行けないというか、当時の私の家では絶対に行けなかった。  今教育ローンで悩んでいる、苦しんでいる学生たちがたくさんいるわけです。卒業した段階で400万円、500万円も借金があると。やはりこういうことを救っていくには、給付型の奨学金は、これ当たり前のことだし、それからやはり国立大学、私立もそうですけれども、国立大学の学費を下げるべきだというふうに思います。まず、これをきっかけにして、やはり教育にお金をかける国に戻すのだと、日本を取り戻すのだというような、そういう議論になっていったらいいなと思いますので、ぜひこれは全員で採択をして、国のほうに上げて、もっと子供たちにお金をかけようと、そういう国になるように訴えていったらいいなというふうに思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は趣旨採択であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。  よって、請願第1号は委員長報告どおり趣旨採択されました。 △議第9号議案 教員の長時間労働の解消対策を求める意見書~議第11号議案 自衛隊を明記する憲法改定に反対する意見書 ○議長(森田輝雄議員) 日程第19、議第9号議案教員の長時間労働の解消対策を求める意見書から日程第21、議第11号議案 自衛隊を明記する憲法改定に反対する意見書までを一括議題といたします。  議案の朗読は省略することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案の朗読は省略することに決しました。  よって、直ちに議第9号議案 教員の長時間労働の解消対策を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。  24番、工藤薫議員。    〔24番(工藤 薫議員)登壇〕 ◆24番(工藤薫議員) 24番、工藤です。議第9号議案 教員の長時間労働の解消対策を求める意見書について提案いたします。  賛成者は、笠原進議員、亀田博子議員、高邑朋矢議員、平松大佑議員、塩田和久議員です。  教員の長時間労働ということは、新座市においても大変喫緊の課題となっています。夜9時、10時になっても学校から明かりが消えない。土日も、早朝から夕方まで部活の練習や試合の引率などで出勤する状況が問題となってきました。  今回6月13日に文部科学省とスポーツ庁は、教員の長時間勤務の改善策を検討して、部活動に休養日を設けるなどの報告書をまとめています。その報告書によりますと、部活動の顧問のあり方を抜本的に検討し直して、教職員も子供も心身ともに健全に過ごせるようにということで、文化部も含めて休養日を設けること、また外部の部活動指導員を法令に位置づけて配置を促すことなどなどが提案に明記されました。このようなことも案文に含まれております。  また、今教員定数の改善は、少子化を理由として足踏み状態です。35人以下の少人数学級を実現すれば、大変教職員も楽になるわけです。こうしたことが入っている意見書を国に出す意義は大きいというふうに考えます。  では、案文を読み上げますので、よろしくお願いいたします。    教員の長時間労働の解消対策を求め    る意見書   公立小・中学校教員の長時間労働が問題になってからすでに久しいものがありますが、一向に解消の兆しが見えません。文部科学省が10年ぶりに実施した2016年度の公立小・中学校教員の勤務実態調査で、中学校教諭の約6割、小学校教諭の約3割が週60時間以上勤務し、厚生労働省が過労死ラインとしている月80時間以上の残業をしていることが明らかになっています。また、全日本教職員組合の調査でも月100時間を超えて時間外勤務をしている教職員は5人に1人に上っています。特に20代の若い教職員は、月の半分の土、日曜日は学校に来て仕事をしていると答えています。また「とても忙しいと感じ、健康に働けているか不安がある」「定年まで働き続けられるかわからない」と答えています。  病気休職者は年間8,000人、うち約5,000人がうつ病などの精神疾患です。多くの教員が健康を害し、命を脅かされるほど働かされている現状はこれ以上放置できません。  国と自治体は教員の生命・健康を守るためにも、子どもの教育のためにも、直ちに長時間労働を解消する責任があります。  よって、政府は教職員の長時間労働を解消するため、以下の対策を講ずるよう強く要望します。  1 教員を大幅に増やし、教員の負担を軽減すること。中でも35人学級の完全実施、教職員定数の抜本的な改善を急ぐこと。
     2 教職員の長時間労働の大きな要因の一つとなっている部活動について、抜本的な見直しを図ること。  3 教職員の勤務時間管理が服務監督権者の責任であることを明文化し、校長による適正な勤務時間管理を制度化すること。  4 不要不急の報告書類や業務を思い切って整理し、授業準備と子どもに向き合う時間を勤務時間の中心に置くこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  送付先は、文部科学大臣と厚生労働大臣です。  議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(森田輝雄議員) 続いて、議第10号議案 加計学園獣医学部新設に関わる疑惑の徹底解明を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。  22番、芦野修議員。    〔22番(芦野 修議員)登壇〕 ◆22番(芦野修議員) 22番、芦野修です。議第10号議案 加計学園獣医学部新設に関わる疑惑の徹底解明を求める意見書。  賛成議員は、笠原進議員、高邑朋矢議員、平松大佑議員、塩田和久議員です。  加計学園の獣医学部新設をめぐっては、官邸の最高レベルが言っている、総理のご意向などと書かれた文書をめぐって、再調査がなかなかされてこなかったわけですが、国民の声に耐えられなくなってようやく再調査というのが実施されたと。その結果、文部科学大臣は文書の存在というのを認めるに至ったわけであります。  さらに、文部科学省の再調査では、内閣府萩生田官房副長官の関与も疑われるようなメールが新たに出てきたというのも言われているわけですし、文部科学省だけでなくて、内閣府もあわせて疑惑解明がやっぱり必要になってきているのかなというふうに思います。  また、国会の最終盤16日には、参議院予算委員会での集中審議というのも行われたわけですが、まだまだ疑惑解明にはほど遠い状況にあったのだというふうに思います。  そういう面では、国会が閉会したわけですが、閉会中の集中審議というのもやはりしっかりと行って、国民の声に応えていくことが求められているというふうに思いますので、意見書を提出していきたいというふうに思います。  それでは、案文を読み上げて提案をさせていただきます。    加計学園獣医学部新設に関わる疑惑    の徹底解明を求める意見書   学校法人「加計学園」(岡山市)が経営する岡山理科大学が来年4月に愛媛県今治市に開設を計画している獣医学部の新設をめぐって、同学園理事長と「腹心の友」の関係にある安倍首相の関与が疑われています。獣医師が足りているにも関わらず、「国家戦略特区」という仕組みを使って、52年ぶりの獣医学部の新設が認められ、この計画には37億円の公有地が無償で提供され、加えて96億円もの補助金が予定されています。  しかし、マスコミの報道や国会での追及などによって、国家戦略特区による獣医学部の新設が「加計ありき」だった疑いが強まり、新たな獣医学部の新設に難色を示していた文部科学省(以下「文科省」という。)に対して、首相サイドから様々な働きかけがあった事実が関係者の証言などで明らかになりつつあります。中でも、当時、文科省の事務次官だった前川喜平氏が記者会見を行い、獣医学部の新設計画について総理府から文科省に対して「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」と要求していた記録文書を「本物」と認めるとともに、どんな獣医師がどの程度必要なのかの見通しすら示されないまま獣医学部の新設について特例を認める結論が出てしまった経過を詳細に明らかにしました。  この前川氏の証言について、菅義偉官房長官が記録文書を「怪文書」と決めつける一方、前川氏に対する人格攻撃に終始したことは、真相解明に背を向けるもので、到底国民の理解と納得を得られるものではありません。最新の世論調査でも、加計問題についての政府説明について「納得できない」という回答は7割に上っています。  よって、本議会は「森友問題」と併せ、加計学園問題について前川氏らの証人喚問を含め国会において徹底した調査を行い、真相を解明するよう強く要望します。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  提出先は、内閣総理大臣、文部科学大臣です。  皆さんのご賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(森田輝雄議員) 続いて、議第11号議案 自衛隊を明記する憲法改定に反対する意見書に対する提案理由の説明を求めます。  23番、小野大輔議員。    〔23番(小野大輔議員)登壇〕 ◆23番(小野大輔議員) 23番、小野大輔です。議第11号議案 自衛隊を明記する憲法改定に反対する意見書。  賛成者は、笠原進議員、高邑朋矢議員、芦野修議員、辻実樹議員、石島陽子議員、工藤薫議員です。  それでは、案文を読み上げます。    自衛隊を明記する憲法改定に反対す    る意見書   安倍晋三首相は憲法記念日の5月3日、改憲派集会へのビデオメッセージなどで「(憲法)9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」と表明し、その後の国会審議でも「1項、2項をそのまま残し、3項に自衛隊を明記する」との考えを示しました。  憲法第9条は、その第1項で戦争と武力による威嚇、武力の行使の放棄、第2項で陸海空軍その他戦力の不保持、交戦権の否認を定めています。自衛隊の規定がないばかりか、戦力の保持を一切禁止しています。  しかし、歴代の政府は9条の規定にもかかわらず、「自衛隊は、わが国の自衛のための必要最小限度の実力組織であって、戦力ではない」との建前のもと、自衛隊の増強を計り、今日では世界有数の軍事力を有するまでになっています。しかも、安倍政権は集団的自衛権の行使について「9条の下では許されない」としてきた歴代政権の憲法解釈さえ180度転換し、安保関連法の制定によって実行可能にしました。  このような状況下で、自衛隊を9条に書き込むことは、「戦争放棄」を定めた1項や「戦力不保持」を定めた2項と矛盾するだけでなく、専守防衛という従来の「歯止め」をなくし、海外での武力行使を文字どおり無制限に認めることにつながりかねないものです。発足以来、海外で一人も殺さず、一人も殺されることのなかった自衛隊の性格を、根本から変える重大な改悪に他なりません。  しかも、安倍首相が国会答弁で、9条を優先して改定する意向を示し、国会の憲法審査会での改憲案づくりを求めたことは極めて重大です。改憲を先導する安倍首相の言動は、国務大臣や国会議員らに憲法の「尊重擁護義務」を課した憲法第99条の規定にも違反するものと断ぜざるを得ません。  よって、本議会は政府及び国会に対し、自衛隊の存在を憲法に明記する憲法の改定を行わないよう強く要望します。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  送付先は、内閣総理大臣、防衛大臣です。  5月3日と、その後に憲法第9条第1項、第2項をそのままにして、第3項に自衛隊を明記するというふうに安倍首相は言っているわけなのですけれども、その第3項にどういうものを入れるかというのはまだわかっていない。  ただ、首相の改憲案の発信源とされる改憲団体の日本会議系のシンクタンク、日本政策研究センターが出版した、「これがわれらの憲法改正提案だ」という本には、第9条第1項、第2項を残して第3項に自衛隊を明記するということを露骨に語っています。そこには、第2項を削除し、自衛隊を世界の国々が保持している普通の軍隊として位置づけることが最もストレートな解決方法だが、70年間にわたって浸透してきた国民の9条平和主義は根強い。だから、第2項はそのままにして、憲法9条に新たに第3項を設けて、第2項は保持しないと定める。戦力は別のものであるとして国際法に基づく自衛隊の存在を明記するというふうにこの本には書いてあって、第1項と第2項を変えることに反対する国民を欺いて自衛隊を普通の軍隊にする危険な策略だというふうに思います。  自民党の改憲草案というのを自民党が野党のときにつくっていますけれども、ここには憲法9条の部分を国防軍というのを書き込むとまで言っているわけです。そういう今の安倍首相のやり方には、やっぱりちょっと待ちなさいということを言ってほしいというふうに思います。  この間、特定秘密保護法、安保関連法制、私たちは戦争法と言っていますけれども、それから今回の共謀罪法、安倍政権は強行採決をしてきましたけれども、自民党の中にもちょっとまずいのではないの、そういうふうに言っている人もかなりいると思います。やっぱりこの憲法9条に踏み込むということは絶対あってはいけないことだと私は思います。ぜひ賛同していただけることをお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております議案は委員会の付託を省略することに決しました。  暫時休憩いたします。    休憩 午後 零時02分    再開 午後 1時02分 ○議長(森田輝雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議第9号議案 教員の長時間労働の解消対策を求める意見書について質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。  26番、高邑朋矢議員。    〔26番(高邑朋矢議員)登壇〕 ◆26番(高邑朋矢議員) 26番、高邑です。議第9号議案に賛成の立場で討論します。  中学校の57%が過労死ラインで、小学校の33.5%が過労死ラインということが言われていて、やはり問題はこの4番の「授業準備と子どもに向き合う時間を勤務時間の中心に置くこと」という、ここがすごく大事だと思うのです。  自分のことを思い出してみても、授業の準備ができていないときというのは授業がすごく苦痛なのです。教員は、やはり授業がうまくいかないと子供たちから相手にされませんし、もちろん尊敬もされないし、授業が中心でなければいけない。その授業の研究というか、授業の準備ができないぐらい忙しいというのは、私なんかはちょっと想像がつかないのですけれども、週60時間以上勤務と書いてあって、私100時間ぐらい勤務していたと思うし、それから時間外が月に100時間と、私多分200時間ぐらい学校の中にいたので、最初はこれを読んだときに大したことないなと私自身は思ったのです。だけれども、よく考えてみたら、授業の教材研究ができなかったというのは1年目だけなのです。1年目だけが3年生と2年生の両方の授業に出されたので、これは本当にきつかったです。この私が急性胃炎で2学期に救急車で運ばれたのです。今の自分でもちょっと想像がつかないのですけれども、やっぱり目いっぱい、いっぱいいっぱいになってしまって、そういう先生たちがきっとここにいるのではないかなと思うのです。次の年は1年生だけだったので、5クラス持っても、これ全然楽勝で、何ていうことはなかったのです。  だから、最初の1年間だけなのですけれども、教材研究が間に合わない、追いついていかないと、これはもう本当に厳しい状況になります。他教科、理科と数学とか国語とかを持ったこともあるのですけれども、それでも余裕があれば何とでもなってしまうのです。部活も子供と一緒にやっている時間なので、苦痛にはなりませんでした。  だけれども、結局は子供と一緒にいられない、それから授業の準備ができないという、それぐらい事務的なことがたくさんあると思うと、本当に気の毒です。  やはり部活動もそれがメーンになってはおかしいし、事務的なことなんか私やった記憶は全くないのですけれども、やっぱり授業が一番大事なのです。だから、やっぱりそこに集中できるような環境にぜひしていただきたいなと。これ、教員の側からはなかなか言えないことなので、ぜひこの意見書を全会一致で出していただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  議第9号議案は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(森田輝雄議員) 起立全員であります。  よって、議第9号議案は原案のとおり可決されました。  続いて、議第10号議案 加計学園獣医学部新設に関わる疑惑の徹底解明を求める意見書について質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。  20番、辻実樹議員。    〔20番(辻 実樹議員)登壇〕 ◆20番(辻実樹議員) 20番、辻実樹です。議第10号議案について賛成の立場で討論します。  6月19日付の新聞各紙が一斉に世論調査の結果を発表しました。毎日新聞の調査では、加計学園問題での政府の説明に納得しているが10%だったのに対し、納得していないは74%にも上っています。東京新聞が紹介した共同通信の調査でも、加計学園問題での政府側説明に納得できないが73.8%、また加計学園をめぐる記録文書についての政府の調査で真相が明らかになったと思うはわずか9.3%、一方で、思わないは84.9%になっています。
     森友学園に続き、加計学園の問題でも、政治家による国政の私物化の疑惑に国民の怒りと不信が広がり、真相を解明してほしいという世論が圧倒的多数になっています。このまま疑惑にふたをされ、真相が解明されなければ、国民の政治の不信、政治離れ、諦めはますます広がるばかりです。国政とも密接につながっている市政を担う私たち市議会として、真相究明を強く要望することは、市民の政治への信頼を広げ、政治参加への意識を高めていく上で大きな意義があると考えています。  そういうわけで、議第10号議案に対して賛成いたします。よろしくお願いします。 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。  26番、高邑朋矢議員。    〔26番(高邑朋矢議員)登壇〕 ◆26番(高邑朋矢議員) 26番、高邑です。議第10号議案に賛成の立場で討論します。  国家戦略特区という話なのですけれども、国家戦略特区諮問会議の議長は安倍晋三首相なのです。麻生大臣だとか石原大臣だとか山本大臣だとか、そういう大臣の方が半分で、あとは民間人の方、竹中平蔵さんみたいな方たちがいて、岩盤規制に穴をあけるようなことを言っているのですけれども、その岩盤規制というのは国民のためにある規制であって、それを何でもそこに穴をあけて自分たちの都合のいいようにやればいいというものではないと思います。  総理の意向というのは、もう間違いないことで、国家戦略特区の諮問会議の意向なわけですから、もうこれはこの人たちの意向に間違いないわけです。  ですから、私は、国家戦略特区そのもの自体がどうかなというふうに思っていますけれども、やはり前川前事務次官が文部科学省を代表して意見を言ったということは、すごく国民もさすがだなと拍手をしたと思うのですけれども、彼の証人喚問も否定しているようでは話にならないし、とにかく全面的に解明をしてもらいたいと、これ国民全体の今の願いだと思いますので、これは自民党の人も公明党の人もみんな同じだと思うのです。国会の人は別かもしれませんけれども、ここにいる方たちはみんな多分全員賛成してくれるのではないかという期待を込めて討論といたします。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  議第10号議案は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。  よって、議第10号議案は原案のとおり可決されました。  続いて、議第11号議案 自衛隊を明記する憲法改定に反対する意見書について質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。  19番、石島陽子議員。    〔19番(石島陽子議員)登壇〕 ◆19番(石島陽子議員) 19番、石島です。議第11号議案 自衛隊を明記する憲法改定に反対する意見書に賛成の立場で討論いたします。  私は、ノーベル平和賞にもノミネートされた世界に誇る憲法9条を壊したくないですし、平和国家の日本の形を変えて、これからの若い方、それから子供たちの未来を変えてしまうことにもなるかもしれないという、こういう憲法9条の改定には反対です。  小沢隆一さんという憲法研究者の方は、憲法9条に自衛隊の存在を明記する第3項を加えると、第2項の戦力不保持という規定は死文化するというふうに言っています。後からできた法は前からある法に優越するという、これは法律の世界での一般原則で、今回の第3項を加えるという加憲論は、そのことを意図的にごまかしているのだというふうにおっしゃっています。  先ほど小野議員も提案のときに言いましたけれども、日本会議系のシンクタンクの日本政策研究センターの出版した書物では、70年にわたって浸透してきた憲法9条の平和主義は根強いから、第2項はそのままにして第3項を設けるのだというふうに言っています。この第1項や第2項を変えることに反対する国民の根強い気持ちというのがありますから、この国民を欺くような形で変えていこうということを狙っています。  そして、今災害救助などで大変頑張って活動していらっしゃる自衛隊員にいいイメージを持っている方もたくさんいらっしゃると思います。でも、今回この憲法9条に第3項を書き込もうというのは、そういう自衛隊というのではなく、安保法制によって集団的自衛権の行使の権限を付与され、後方支援という兵たん活動を担うことを付与された、そういう自衛隊でもあるわけです。これによって、限定的になっている武力行使を無制限に可能にしていこうということを狙っているというのは、いろんな解体と言っている方が日ごろ言っていることからも明らかだと思います。  今でも、憲法9条に明記されていない今でさえいろいろなことをやって広げてきているわけですし、自衛隊の権限がそれ以上に次々、さらにいろんなことができるように提起していくというふうになるのは、もう明らかではないかと私は思います。  自衛隊の権限が拡大されるにつれて、自衛隊員の方の大変な命の危険というのも大きく広がっていくと思います。既にイラクに派遣された自衛隊員の中から、みずから命を絶った方がたしか56名ですか、いらっしゃいました。先日南スーダンに派遣された自衛隊員の方が、お一人みずから命を絶ったということも報道されました。大変なストレスの中で、恐怖の中でこのことをされているわけです。私は、もうこれ以上こういう犠牲を生むようなことはしたくありませんし、戦争する国づくりはもう絶対に許せないという思いで憲法9条を変えていくということには絶対反対なので、この意見書に賛成です。 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。  26番、高邑朋矢議員。    〔26番(高邑朋矢議員)登壇〕 ◆26番(高邑朋矢議員) 26番、高邑です。議第11号議案に賛成の立場で討論します。  自衛隊というのは自衛の隊なのです。それ以外のことはやってはいけないわけで、やっぱり最近見ていると、先ほどイラクだったり、南スーダンだったり、米日の合同演習だったり、憲法に書かれていないわけですけれども、自衛隊の本分をどんどん、どんどん、それこそ規制を緩和して、何でもできる軍隊にしようという意図を非常に感じます。  71年間日本の男の人たちは戦争に行かずに済んで、自衛隊も誰も殺さずに、殺されずに済んだわけですけれども、やはりそれは憲法9条があったからだと思うのです。名をとるか実をとるかだと思うのですけれども、自衛隊を明記すれば、憲法に明記されたのだからということで、自衛隊として、自衛隊員としては誇らしいかもしれませんけれども、結局自衛隊員を守るのも憲法9条だったわけだし、それから今いろんなところでテロが起きていますけれども、そのテロの標的となる可能性が非常に大きくなってくると思うのです。自衛隊が米軍と一緒に動けば動くほど、いろんなところに出て、誰かとどこかの国で戦闘態勢になって、誰かを殺す、殺されるという状態になれば、当然日本もその標的になっていくと思うのです。そうなったときに誰も責任をとれないではないですか。  今の状態であって、一番平和な状態が71年間続いていて、何でここで変えなくてはいけないのか。そこのやっぱり後ろのほうには、アメリカの意図が働いているような感じがします。  だから、やっぱりアメリカに追従していくのではなくて、今までこう憲法9条をベースに日本という国が平和であったことを、ぜひこれからも私たちの子供たちに絶対残していかなくてはいけないと思うのです。これは私たち大人の、今この時代を生きている大人の責務だと私は思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  議第11号議案は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立少数〕 ○議長(森田輝雄議員) 起立少数であります。  よって、議第11号議案は否決されました。  お諮りいたします。ただいま可決されました議第9号議案、議第10号議案については、議長において関係機関へ送付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま可決されました議案については、議長において関係機関へ送付いたします。 △埼玉県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙 ○議長(森田輝雄議員) 日程第22、埼玉県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を行います。  埼玉県後期高齢者医療広域連合議会議員のうち、市議会議員から選出の議員に欠員が生じたため、今回選挙が行われることになりました。  この選挙は、広域連合規約第8条の規定により、全ての市議会の選挙における得票総数により当選人を決定することになりますので、会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人への告知は行いません。  そこで、お諮りいたします。選挙結果の報告については、会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを埼玉県後期高齢者医療広域連合に報告することとしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、選挙結果の報告については、会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決定いたしました。  選挙は投票で行います。  議場の閉鎖を命じます。    〔議場閉鎖〕 ○議長(森田輝雄議員) ただいまの出席議員は26名であります。  投票用紙を配布いたします。    〔投票用紙配布〕 ○議長(森田輝雄議員) 投票用紙の配布漏れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 配布漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。    〔投票箱点検〕 ○議長(森田輝雄議員) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に候補者の氏名を記入の上、点呼に応じて議長席に向かって右のほうから登壇し、順次投票した後左のほうへ降壇願います。  点呼を命じます。  事務局長。 ◎事務局長(島崎昭生) 1番鈴木明子議員、2番助川昇議員、3番小池秀夫議員、4番伊藤信太郎議員、5番島田久仁代議員、6番池田貞雄議員、7番平野茂議員、8番中村和平議員、10番滝本恭雪議員、11番鈴木秀一議員、12番白井忠雄議員、13番野中弥生議員、14番佐藤重忠議員、15番川上政則議員、16番亀田博子議員、17番平松大佑議員、18番塩田和久議員、19番石島陽子議員、20番辻実樹議員、21番笠原進議員、22番芦野修議員、23番小野大輔議員、24番工藤薫議員、25番木村俊彦議員、26番高邑朋矢議員、そして9番森田輝雄議長。 ○議長(森田輝雄議員) 投票漏れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 投票漏れなしと認めます。
     投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。    〔議場開鎖〕 ○議長(森田輝雄議員) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に6番、池田貞雄議員及び20番、辻実樹議員を指名いたします。  よって、両議員の立ち会いをお願いいたします。    〔開  票〕 ○議長(森田輝雄議員) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数26票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち有効投票  26票       無効投票  0票   有効投票中     大 泉 一 夫 氏  18票     矢 作 いづみ 氏  8票   以上のとおりであります。  この結果については、埼玉県後期高齢者医療広域連合に報告いたします。 △行財政状況についての調査  選挙及び監査事務についての調査 ○議長(森田輝雄議員) 日程第23、行財政状況についての調査、選挙及び監査事務についての調査を議題とし、総務常任委員会委員長の報告を求めます。  総務常任委員会委員長。    〔3番(小池秀夫議員)登壇〕 ◆3番(小池秀夫議員) 3番、小池です。総務常任委員会に付託された調査案件について、閉会中に調査を行いましたので、その結果を報告いたします。  調査事項は、行財政状況、選挙及び監査事務についてです。  調査年月日は、平成29年5月16日と17日です。16日は、宮崎県宮崎市に行ってまいりました。17日は、大分県大分市で調査をいたしました。  この宮崎市では、行財政改革についての勉強をいたしてきました。  それと、大分市では、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプ誘致に向けた取組について、それぞれを調査しまして、大分市の場合にはもう数年前からこういうような誘致をしているところの県でありまして、新座市としてもまたここへ来てブラジル関係、東京オリンピック・パラリンピックに対してもすごく勉強になりました。  それと、また調査の結果の詳細につきましては、報告書がお手元にございますので、それをごらんいただければありがたいと思います。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 総務常任委員会委員長の報告が終わりましたので、委員長の報告に対してご質問がありましたら許可いたします。  質問ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質問なしと認めます。  以上で、総務常任委員会委員長行財政状況についての調査、選挙及び監査事務についての調査の報告を終わります。 △教育委員会所管事項についての調査  市民環境部所管事項についての調査 ○議長(森田輝雄議員) 日程第24、教育委員会所管事項についての調査、市民環境部所管事項についての調査を議題とし、文教環境常任委員会委員長の報告を求めます。  文教環境常任委員会委員長。    〔23番(小野大輔議員)登壇〕 ◆23番(小野大輔議員) 23番、小野大輔です。文教環境常任委員会に付託された調査案件について、閉会中に調査したので、その結果をご報告いたします。  調査事項は、教育委員会所管事項について、市民環境部所管事項についてです。  調査年月日は、平成29年5月17日、愛知県東温市、5月18日に愛媛県松山市に視察に行きました。  東温市では、地域公共交通活性化の取組について、そして松山市では放課後子ども教室について視察を行いました。  個人的な感想ですけれども、東温市の路線バスなのですけれども、年間8,000万円の費用がかかっているけれども、運賃収入は約2,000万円、差額の赤字は市とバス事業者が負担しているということだったのですけれども、伊予鉄道がかなりこの部分を負担しているということで、その鉄道会社の姿勢と意気込みというのにすごく感動して帰ってきました。  報告書は、お手元のアイパッドに送付されているというふうに思いますので、ぜひご確認ください。  以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 文教環境常任委員会委員長の報告が終わりましたので、委員長の報告に対して質問がありましたら許可いたします。  質問ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質問なしと認めます。  以上で、文教環境常任委員会委員長の教育委員会所管事項についての調査、市民環境部所管事項についての調査の報告を終わります。 △福祉部所管事項についての調査  健康増進部所管事項についての調査 ○議長(森田輝雄議員) 日程第25、福祉部所管事項についての調査、健康増進部所管事項についての調査を議題とし、厚生常任委員会委員長の報告を求めます。  厚生常任委員会委員長。    〔12番(白井忠雄議員)登壇〕 ◆12番(白井忠雄議員) 12番、白井忠雄です。厚生常任委員会として調査を行いましたので、報告いたします。  調査事項は、福祉部所管事項について、健康増進部所管事項についてです。  調査年月日は、平成29年5月17日、18日です。  17日には兵庫県明石市、18日は福岡県大牟田市で調査をいたしました。  明石市では、離婚後のこども養育支援について、保育所待機児童ゼロに向けた緊急対策について。  大牟田市では、認知症施策について、それぞれ調査をしてまいりました。  調査結果の詳細につきましては、報告書をごらんいただければと思います。  報告は以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 厚生常任委員会委員長の報告が終わりましたので、委員長の報告に対してご質問がありましたら許可いたします。  質問ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質問なしと認めます。  以上で、厚生常任委員会委員長福祉部所管事項についての調査、健康増進部所管事項についての調査の報告を終わります。 △都市整備部所管事項についての調査  上下水道部所管事項についての調査  経済観光部所管事項についての調査  農業委員会所管事項についての調査 ○議長(森田輝雄議員) 日程第26、都市整備部所管事項についての調査、上下水道部所管事項についての調査、経済観光部所管事項についての調査、農業委員会所管事項についての調査を議題とし、建設経済常任委員会委員長の報告を求めます。  建設経済常任委員会委員長。    〔10番(滝本恭雪議員)登壇〕 ◆10番(滝本恭雪議員) 10番、滝本恭雪です。建設経済常任委員会として調査を行いましたので、報告いたします。  調査事項は、都市整備部所管事項について、上下水道部所管事項について、経済観光部所管事項について、農業委員会所管事項について。  調査年月日は、平成29年5月17日、三重県桑名市へ、1点目に国際観光まちづくりKUWANA、2つ目に桑名市観光パンフレット。  そして、翌日18日には、岐阜県大垣市中心市街地活性化基本計画を、それぞれ調査を行いました。  調査結果の詳細につきましては、報告書をごらんいただければと思います。  報告は以上です。 ○議長(森田輝雄議員) 建設経済常任委員会委員長の報告が終わりましたので、委員長の報告に対してご質問がありましたら許可いたします。  質問ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) 質問なしと認めます。  以上で、建設経済常任委員会委員長の都市整備部所管事項についての調査、上下水道部所管事項についての調査、経済観光部所管事項についての調査、農業委員会所管事項についての調査の報告を終わります。 △閉会中の継続審査申出について  閉会中の継続調査申出について ○議長(森田輝雄議員) 日程第27、閉会中の継続審査申出について及び日程第28、閉会中の継続調査申出についてを一括議題といたします。  報告は事務局長がいたします。
     事務局長。    〔事務局長(島崎昭生)登壇〕 ◎事務局長(島崎昭生) 議長にかわりまして、閉会中の継続審査及び調査の申し出について申し上げます。  初めに、閉会中の継続審査の申し出について申し上げます。  総務常任委員会、陳情第1号 新座市議会議場に国旗掲揚を求める陳情書。  次に、閉会中の継続調査の申し出について申し上げます。  総務常任委員会行財政状況について、選挙及び監査事務について。  文教環境常任委員会教育委員会所管事項について、市民環境部所管事項について。  厚生常任委員会福祉部所管事項について、健康増進部所管事項について。  建設経済常任委員会都市整備部所管事項について、上下水道部所管事項について、経済観光部所管事項について、農業委員会所管事項について。  議会運営委員会、議会運営について、市議会だよりの発行について。  議会改革特別委員会議会改革等に関する調査研究について。  都市高速鉄道12号線特別委員会都市高速鉄道12号線の延伸について。  新庁舎建設検討特別委員会、新庁舎建設等に関する調査研究について。  以上でございます。 ○議長(森田輝雄議員) 以上、報告のとおり承認することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、報告したとおり承認することに決しました。  以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。 △市長の挨拶 ○議長(森田輝雄議員) 市長から発言の申し出がありましたので、許可いたします。  市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、議長から発言の許可をいただきましたので、平成29年第2回新座市議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。  本定例会は、去る5月31日から本日までの21日間にわたり、極めて熱心に、そして慎重にご審議をいただきました。その結果、先議でお願いいたしました工事請負契約の締結及び財産の取得を初めといたしまして、追加議案も含め提案をさせていただきました19議案全て原案どおりご議決、ご同意をいただいたところであります。まことにありがとうございました。本定例会中に各議員の皆様からさまざまなご意見等をいただきましたが、皆様からいただいたご意見等につきましては、これを真摯に受けとめまして、今後の市政運営の参考にさせていただきたいと思います。  また、先議で追認をお願いいたしました財産の取得につきましては、今後このようなことがないよう細心の注意を払ってまいります。  さて、ことしの梅雨は、例年よりも雨が少なく、水不足や農作物への影響が懸念されております。梅雨が明けますと、本格的な夏を迎え、市内各地で多くの夏まつりが盛大に開催する予定であります。私も7月22日土曜日に開催される第3回大江戸新座祭りに新座市役所連の連長として初参加し、新座市の暑い夏を盛り上げてまいります。  議員の皆様におかれましても、それぞれのお立場で多忙な日々を過ごされると存じますが、くれぐれも健康にはご留意をいただきまして、なお一層のご活躍をお祈り申し上げ、閉会に当たりましてのお礼のご挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。 △議長の挨拶 ○議長(森田輝雄議員) 平成29年第2回新座市議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  今定例会は、去る5月31日に開会以来、本日までの21日間にわたり、補正予算など議員各位の熱心なご審議により、全議案を議了し、さらに休日議会や議場コンサートも開催され、本日ここに無事閉会の運びとなりました。これもひとえに皆様方の議会運営に対するご理解とご協力のたまものと心から感謝を申し上げます。執行部の皆様には、審議にご協力いただきましたことを改めて感謝申し上げます。  さて、梅雨が明けますと、暑さもいよいよ本番を迎えます。ホタルの夕べ、大江戸新座祭り、そして各町内会では盆踊り大会等の各種行事も行われますので、議員の皆様におかれましては健康に十分留意され、市政推進にご協力を賜りますことをお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 △閉会の宣告 ○議長(森田輝雄議員) 以上をもちまして、平成29年第2回新座市議会定例会を閉会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。    閉会 午後 1時52分 以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。   新 座 市 議 会 議 長     森   田   輝   雄    (署 名 議 員)   新 座 市 議 会 議 員     亀   田   博   子   新 座 市 議 会 議 員     平   松   大   佑...