新座市議会 2016-12-16
平成28年第4回定例会−12月16日-10号
平成28年第4回定例会−12月16日-10号平成28年第4回定例会
平成28年第4回新座市議会定例会
議事日程第10号 12月16日午前9時開議
第 1 議案第116号 新座市税条例等の一部を改正する条例
(
総務常任委員会委員長報告)
第 2 議案第117号 新座市都市計画税条例の一部を改正する条例
(
総務常任委員会委員長報告)
第 3 議案第118号 新座市葬祭条例の一部を改正する条例
(
文教環境常任委員会委員長報告)
第 4 議案第119号 新座市暴力団排除条例の一部を改正する条例
(
文教環境常任委員会委員長報告)
第 5 議案第120号 新座市障がい支援区分認定審査会の委員の定数を定める条例の一部を改正する条
例
(
厚生常任委員会委員長報告)
第 6 議案第121号 新座市放課後児童保育室条例の一部を改正する条例
(
厚生常任委員会委員長報告)
第 7 議案第122号 新座市こども医療費支給に関する条例等の一部を改正する条例
(2) 上下水道部所管事項について
(3) 経済観光部所管事項について
(4) 農業委員会所管事項について
(議会運営委員会)
(1) 議会運営について
(2) 市議会だよりの発行について
(議会改革特別委員会)
(1) 議会改革等に関する調査研究について
(都市高速鉄道12号線特別委員会)
(1) 都市高速鉄道12号線の延伸について
出席議員 26名
1番 鈴 木 明 子 2番 助 川 昇
3番 小 池 秀 夫 4番 伊 藤 信 太 郎
5番 島 田 久 仁 代 6番 池 田 貞 雄
7番 平 野 茂 8番 中 村 和 平
9番 森 田 輝 雄 10番 滝 本 恭 雪
11番 鈴 木 秀 一 12番 白 井 忠 雄
13番 野 中 弥 生 14番 佐 藤 重 忠
15番 川 上 政 則 16番 亀 田 博 子
17番 平 松 大 佑 18番 塩 田 和 久
19番 石 島 陽 子 20番 辻 実 樹
21番 笠 原 進 22番 芦 野 修
23番 小 野 大 輔 24番 工 藤 薫
25番 木 村 俊 彦 26番 高 邑 朋 矢
欠席議員 なし
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 並 木 傑 副 市 長 山 崎 糧 平
企画財政
総務部長 遠 山 泰 久 永 尾 郁 夫
部 長
経済観光 市民環境
広 瀬 達 夫 大 塚 力 也
部 長 部 長
福 祉 部 健康増進
鈴 木 義 弘 富 岡 三 樹 男
副 部 長 部 長
都市整備 上下水道
竹 之 下 力 橋 本 吉 弘
部 長 部 長
教育総務
教 育 長 金 子 廣 志 大 熊 正
部 長
学校教育
菅 野 潤 一 会計管理者 江 原 達 夫
部 長
選挙管理
監査委員
委 員 会 宇 家 孝 芳 三 上 文 子
事務局長
事務局長
教育委員会 農業委員会
鈴 木 松 江 渡 邉 世 一
委 員 長 会 長
選挙管理
委 員 会 鈴 木 茂
委 員 長
職務のため出席した事務局職員
事 務 局
事務局長 島 崎 昭 生 河 尻 広 海
副 局 長
専門員兼
関 口 勝 也
議事係長
△開議の宣告
(午前 9時30分)
○議長(森田輝雄議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、お手元に印刷配布してあるとおりであります。
△議長報告
○議長(森田輝雄議員) 議長報告を行います。
報告は事務局長がいたします。
事務局長。
〔事務局長(島崎昭生)登壇〕
◎事務局長(島崎昭生) おはようございます。議長にかわりましてご報告を申し上げます。
初めに、市長から提出されました追加議案について申し上げます。議案第141号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第142号 新座市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、議案第143号 新座市特別職で常勤の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例、議案第144号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例、議案第145号 新座市技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例等の一部を改正する条例、議案第146号 新座市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例、議案第147号 平成28年度新座市一般会計補正予算(第6号)、議案第148号 平成28年度新座市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第149号 平成28年度新座都市計画事業新座駅南口第2
土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)、議案第150号 平成28年度新座都市計画事業新座駅
北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)、議案第151号 平成28年度
新座都市計画事業大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、議案第152号 平成28年度新座市水道事業会計補正予算(第5号)、議案第153号 損害賠償の額を定めることについて、以上13件の議案につきましては印刷の上、お手元に配布をいたしました。
次に、市長提出追加議案の参考資料について申し上げます。平成28年度給与改定に伴う関係条例の一部改正の要旨、新座市技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例等の一部改正の要旨、新座市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正の要旨、平成28年第4回
新座市議会定例会追加提出諸条例案についての新旧対照表、平成28年第4回
新座市議会定例会追加提出新座市
一般会計補正予算事業別予算説明書、平成28年第4回
新座市議会定例会追加提出新座市
下水道事業特別会計補正予算事業別予算説明書、平成28年第4回
新座市議会定例会追加提出新座都市計画事業新座駅南口第2
土地区画整理事業特別会計補正予算事業別予算説明書、平成28年第4回
新座市議会定例会追加提出新座都市計画事業新座駅
北口土地区画整理事業特別会計補正予算事業別予算説明書、平成28年第4回
新座市議会定例会追加提出新座都市計画事業大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業特別会計補正予算事業別予算説明書、示談書(案)が市長から送付されましたので、お手元に配布いたしました。
次に、議員提出議案について申し上げます。議第20号議案 資産課税の軽減に関する意見書が芦野修議員外9名から、議第21号議案 安心な社会保障と強い地域経済を構築するための地方財政措置を求める意見書が鈴木秀一議員外6名から、議第22号議案 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書が野中弥生議員外6名から、議第23号議案 ホームドアの設置と「内方線付き点状ブロック」の整備促進を求める意見書が佐藤重忠議員外6名から、議第24号議案 高齢者の医療費や医療保険料の負担増の見直しをやめることを求める意見書が工藤薫議員外6名から、議第25号議案 福島原発事故の処理費を際限ない国民負担ではなく、東京電力、大株主、大銀行等が負うことを求める意見書が石島陽子議員外6名から、議第26号議案 南スーダンに派兵される自衛隊の新任務「駆け付け警護」を撤回し、南スーダンからの撤退を求める意見書が小野大輔議員外6名から提出されました。
以上7件の議案につきましては、それぞれ所定の賛成者がありますので、議案として印刷の上お手元に配布いたしました。
次に、議案第129号 新座市
都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部を改正する条例の修正案が笠原進議員外6名から提出され、所定の賛成者がありますので、印刷の上お手元に配布いたしました。
次に、専決処分報告書、損害賠償の額を定めることについて(平成28年新座市告示第467号)が市長から送付されましたので、お手元に配布いたしました。
次に、代表監査委員から、所用のため本日欠席する旨の申し出がありましたので、ご報告申し上げます。
以上でございます。
○議長(森田輝雄議員) 以上で議長報告が終わりましたので、ご了承願います。
△議案第116号 新座市税条例等の一部を改正する条例
議案第117号 新座市都市計画税条例の一部を改正する条例
○議長(森田輝雄議員) 日程第1、議案第116号 新座市税条例等の一部を改正する条例及び日程第2、議案第117号 新座市都市計画税条例の一部を改正する条例を一括議題とし、総務常任委員会委員長の報告を求めます。
総務常任委員会委員長。
〔3番(小池秀夫議員)登壇〕
◆3番(小池秀夫議員) おはようございます。3番、小池です。
まず、総務常任委員会に付託されました議案第116号 新座市税条例等の一部を改正する条例につきまして審査の結果を申し上げます。
まず、執行部より説明をいただきまして、結論は全会一致で原案可決となりました。
質問がございますので、紹介いたします。
質問。医療費控除の特例について、セルフメディケーションの推進によりということなのですが、提出議案の概要を見ると、特定健診や予防接種や定期健診を行った方というのが対象になれるという形なのですが、これをどのような形で本人は市に対して証明する形になるのか教えてください。
また、厚生労働省のホームページで見ると概要の説明があるのですが、注意として、ここに注意ということで、本特例の適用を受ける場合には現行の医療費控除を受けることができないとなっているのですけれども、この点も少し詳しく教えてください。
答弁。具体的にはまだ出てきていないのですけれども、数字の中には今後そのように受けましたという領収書なりを備えつけ提出をしていくような形でということで運ばれているのかなというような形で考えております。
また、今の通常の医療費控除、主に10万円以上医療費などがかかった場合に医療費控除という形で通常の医療費控除がされているのですけれども、今回のセルフメディケーション、OTC薬のほうを使った薬は1万2,000円以上になります。重複した形での医療費控除はできないことでございます。ですから、通常の医療費ですと10万円以上ということになりますので、10万円未満、OTC薬をどのぐらい使ったか、それが1万2,000円以上あれば10万円までですので、8万8,000円までは控除されるということになります。
あと、通常の医療費ですと、そうなってくると選択的になりますので、18万8,000円を超えるような場合は通常の医療費のほうが得なのかなと思います。
また、例えば15万円全部で医療費などがかかりましたというときに、通常の場合ですと10万円を引いて5万円が医療費控除の対象になるという形になります。その内訳として、例えば7万2,000円、OTC薬がその中にありましたということになりますと1万2,000円を引いた6万円が特例の対象になりますので、OTC薬、また特例のほうを使ったほうが控除が大きくなると、そのようなイメージということで重複した適用ができないという内容になっております。
以上で、冒頭申し上げましたように全会一致で原案可決となりました。
続きまして、総務常任委員会に付託された議案第117号 新座市都市計画税条例の一部を改正する条例について審査の結果を報告いたします。
まず、執行部よりその説明をいただき、質疑に入りまして、結論は賛成4、反対1で原案可決となりました。
また、質問がございますので、紹介いたします。
質問。都市計画税が平成25年度から引き下げされたわけですが、平成25年度は0.19%、平成26年度0.18%、平成27年度からは0.17%と、引き下げがされてきた経過があったというふうに思っておりますが、都市計画税は固定資産税とセットで徴収されているという基本的になっていると思うのですが、市民の生活が厳しい中、市民の方々の負担を軽減する、税率を引き下げていくというふうに認識をしているのですが、そのような認識でよいのか教えてください。
また、今回の引き上げは市民の方へ負担を求めるという改定になるわけですけれども、市民の生活の実態というのがどういう現状の認識を執行部はしているのかも伺うのと、大型開発の問題だとか、きちんと見直しされて、どうしても市民に負担を求めなければ、今の財政状況を見ればやっていけない現状なのか、どうしてもこのような状況に陥っているのかよく見えない。その辺をしっかり示していただきたい。
答弁。指摘のとおり、平成26年度より前市長の公約の中での負担は少ないほうがいいということで引き下げをされたのかなと思っています。市民生活の実態として、認識の部分では、やはり景気など、また所得環境などについても、国などが思い描いている部分と比べますとなかなか期待どおりには伸びていかないかなという状況は把握しておりますし、またその厳しい状況が続いているということは認識しております。
今回もサービス水準の見直しということで、昨年度から本格的に検討させていただいているのですが、法定のものなどについては検討の余地がない部分もありますので、そういったものを外していく中で裁量ある部分については全て検討するということで始めてきた経緯があります。
そのような中では、市民生活に直結する福祉サービスなどの部分についてはもう少し頑張ってほしいという強い意見もあり、本年度の検討についても全員協議会で報告したように大型事業、大和田二・三丁目、また新座駅北口の区画整理事業など、ここまでの検討の経緯などもありますし、将来の市のあり方を考えた上でぜひとも最優先で進めたいという判断をしてまいりましたので、中には事業としては縮小したりとか、先送りしたものもありますが、将来の市のあり方を考えますとやむを得ない部分ということで収入面についても検討させていただく中で、この都市計画税の引き上げをぜひ理解していただきたいものでございます。
また、別の方の質問でございます。今回税率を0.17%から0.2%に引き上げるということで条例として上程されましたが、今後の考え方について、もし例えば0.2%から上限の0.3%に近づくような方向に税率を改定する考えがあるのかと、また今後の見通しというか、思いを伺いたいと思います。
答弁。現時点では、さらに引き上げる考え方は持っておりません。ある意味事業としてはここ数年がピークなのかなという部分を意識してのことであります。また、0.2%はほかの自治体と比べますと低い部分があると思います。
また、全国で見ますと、約半数が制限税率の0.3%を採用しております。もし例えば埼玉県を見ますと、約半数が0.25%以上という状況になっています。税率を考えますと、低いほうがよいという考え方は持っておりますが、ただ事業を実施する上で、必要な事業をやっていく上で財政的に厳しいということであれば引き上げ、また引き下げ、やはり財政の全体の収支を見ながら判断ということになると思いますので、検討につきましては順次状況を見ながらと思っていますけれども、今の段階では当面0.2%で行かせていただければというふうに思っております。
以上、質問が終わり、結論を出していただきまして、冒頭申し上げましたように賛成4、反対1をもちまして原案可決となりました。
これに対して意見のある方がおりますので紹介いたします。
意見。いろいろな質疑のあったとおり、やっぱり必要なところに必要なお金を充当するというのは適当な判断だと思います。誰もが税金が高くて喜ぶ人はおりません。ただ、必要な計画をきちんと説明をいただいた上、その上でまた正しいところに使っていただくという点ではやむを得ない措置だと思います。賛成いたします。
また、さらに別の方の意見です。先ほど申し上げた目的税という中で、大型事業に限らず皆さんがイメージされている大型事業というよりは、下水道の整備だったり、雨水管の整備だったり、またさまざま充当率を見ても当然目的税という中で100%充当しているわけではないという部分、それが相対的にはほかの自治体と比べてどうかという部分、あわせて税率の部分でも、ほかの自治体と比べても状況を考えた中でやむを得ない措置なのではと思います。
また、ただあわせて、その目的という部分で市民生活を守っていく部分でしっかりと使っていただきたい。さらに、不要不急の事業というか、またさまざまな取り組みというものをあわせて精査を引き続き行っていただきたいところは要望させていただきたいと思います。賛成です。
反対の方の意見です。やはりまだ市民の人たちの生活実態というのは厳しい状況であると思う中で、市民に負担を強いるというところは賛成するわけにはいかない。そういう中で、市の施策についての見通し、大型開発についても将来のあり方で最優先として行っていく答弁もあったわけですが、そういったところをしっかり見直した上で、どうしても財源が足りないところで市民に負担を求めるということならば一定やむを得ない部分もあるが、そういったところが答弁の中では感じられないわけですから、市民に負担を強いるということは賛成するわけにはいきませんので、反対の意見としたいと思います。
以上で、総務常任委員会に付託された部分の結果を報告いたしました。
以上でございます。
○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第116号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第116号は委員長報告どおり原案可決されました。
続きまして、議案第117号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
22番、芦野修議員。
〔22番(芦野 修議員)登壇〕
◆22番(芦野修議員) 22番、芦野修です。議案第117号 新座市都市計画税条例の一部を改正する条例に反対の討論を行います。
都市計画税は、平成25年度から段階的に引き下げが行われ、現在は0.17%となっています。この引き下げは、市民負担の軽減のため、こう言って須田前市長が公約を行ったものであります。
都市計画税は、固定資産税とセットとなっていて、固定資産税は市の裁量で税率を決めることができないわけですが、都市計画税は100分の0.3を上限に市の裁量で決めることができます。須田前市長は、市民負担を軽減できる都市計画税の税率を引き下げる、こう言って公約をしていたわけであります。さらに、現在まだ市民の生活は依然として厳しい状況が続いているわけであります。新聞報道なんかでも、労働者の平均賃金は1997年の482万6,000円をピークにして2015年度は377万円に55万6,000円も減少していると。さらに、貧困層も拡大をして先進国の中でも貧困大国になっている。相対的貧困率も高い水準で推移をしている、こういう報道にもありますし、日本銀行に事務局を置く金融広報中央委員会、ここの報告では「家計の金融行動に関する世論調査」、こういうものも報道がありますが、2人以上世帯で金融資産を持たないという世帯は2016年が30.9%、4年連続で30%を超えている。1997年の10.2%から3倍にもふえているというのが今の現実であります。
こうした厳しい生活と状況というのは、市民の方々も同じだというふうに思います。委員会での質疑の中でも、執行部の方は必ずしも生活する上の感覚としてはよくなっているとは言えない。厳しい状況が続いているという認識をしている、こういう答弁もされているわけであります。
市民生活が厳しい、こういう状況が続いているという認識を持っているのであれば、市民負担を強いるということをなぜ行うのか疑問であります。市は、財政が大変だ、こういうふうに言いますが、今回の引き上げも財政が大変だ、こういう理由で引き上げの提案が行われています。市民に負担を強いるのであれば、財政が大変、こういうことであれば、市の事業をもっとしっかりと見直していく、こういうことが求められているのだと思います。大型開発の見直しや地下鉄の延伸の基金の取り崩しなど行うべきことをしっかりと行う、そして市民に負担を求めていく、これが筋ではないでしょうか。
大型開発についても最優先で進めていくという判断をした、積極的に推進をしていく、こういう判断をした、こういう答弁でありました。こうした大型開発の見直しも行わないで市民にだけ負担を求めるような、こういう提案は私は賛成をするわけにはいきませんので、議案第117号には反対の討論といたします。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
6番、池田貞雄議員。
〔6番(池田貞雄議員)登壇〕
◆6番(池田貞雄議員) 6番、池田貞雄です。議案第117号 新座市都市計画税条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の立場で討論いたします。
執行部の説明によると、現在の新座市の税率は0.17%、埼玉県内でも低い税率であります。また、全国的に制限利率であります0.3%を採用している地方公共団体が半数を超えている中、新座市の税金水準は非常に低いと説明がありました。
このような状況を踏まえ、新座市の将来を見据え、税収の伸びるまちづくりを実現するためには、現在推進している土地区画整理事業等の都市基盤整備を着実に行うことが必要と考えます。
また、インフラの老朽化、耐震化、長寿命化を推進していく必要がある中で、目的である都市計画税の0.03%の引き上げについては必要なものと考えます。
また、執行部におかれましては、都市計画税の有効活用をし、市長が所信表明で示したように都市計画事業を着実に推進することにより、安心安全で住んで快適未来都市、いい新座市の実現に向け、さらに積極的に取り組んでいただきたいと強く強く要望して賛成の討論といたします。
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
26番、高邑朋矢議員。
〔26番(高邑朋矢議員)登壇〕
◆26番(高邑朋矢議員) 26番、高邑です。今池田議員が他市と比べて非常に低い税率であると、だから市の財政が非常に厳しいわけで、これから区画整理事業にお金をたくさん投入しなければいけないと、未来を見詰めると税率を上げたほうがいいというお話でしたけれども、市の財政は苦しいですけれども、市民の財政はもっと苦しいわけで、市民の生活がもっと苦しいというのが今の新座市の状況だと思います。
確かに市の税収を上げるためには、こういったことが一番簡単にできることだと思うのですけれども、やはり先ほど芦野議員も言われましたけれども、大型事業をどんどんやっていけば税収が幾らあっても足りないわけです。やはり市民の懐、市民の生活、そういったものを第一に考えるべきだと思いますので、今回の値上げには反対いたします。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
14番、佐藤重忠議員。
〔14番(佐藤重忠議員)登壇〕
◆14番(佐藤重忠議員) 14番、佐藤重忠です。議案第117号 新座市都市計画税条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の立場から討論いたします。
この条例改正は、現在の大変厳しい財政状況や少子高齢化のさらなる進行等を見据え、今後とも継続して市民の皆様の福祉の増進を図り、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を担うためには、税収の確保を目的とする長期的展望に立った取り組みを実施することは必要不可欠なことであり、今後も土地区画整理事業を初めとした都市計画事業を推進していくためには、都市計画税の税率の見直しを行うというものであります。
税収の伸びるまちづくりのためには、その根幹である都市計画事業を着実に推進することが必要であります。そのための今回の都市計画税の税率改定は、市民の皆様に応分の負担をいただくというものであり、大変心苦しくもありますが、やむを得ないと理解するところでございます。
一方で、サービス水準等の見直しの検討の中には、障がい者や高齢者を対象としたサービスの見直しも含まれておりましたが、厳しい財政状況の中にあってもそういった特段の配慮が必要な方への施策については市として責任を持って財源を確保し、今後とも施策の維持を図っていただくようお願いいたします。
これまで市長より何度も財政状況が厳しいとのご説明をいただいておりますが、今後ともさらなる厳しい状況に進んでいくことが予想される中で、市の財政見通しを踏まえ、バランスのとれた事業の実施計画をお示しいただく必要があります。市長におかれましては、そうした今後のビジョンを明確に打ち出していただきますとともに、引き続き都市計画事業を初めとした税収の伸びるまちづくりを着実に推進していただくよう要望いたしまして賛成討論といたします。
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第117号は委員長報告どおり原案可決されました。
△議案第118号 新座市葬祭条例の一部を改正する条例
議案第119号 新座市暴力団排除条例の一部を改正する条例
○議長(森田輝雄議員) 日程第3、議案第118号 新座市葬祭条例の一部を改正する条例及び日程第4、議案第119号 新座市暴力団排除条例の一部を改正する条例を一括議題とし、文教環境常任委員会委員長の報告を求めます。
文教環境常任委員会委員長。
〔23番(小野大輔議員)登壇〕
◆23番(小野大輔議員) 23番、小野大輔です。議案第118号 新座市葬祭条例の一部を改正する条例についての審査内容と結果をご報告いたします。
結論としては、賛成の委員は5名、反対の委員は1名で、5対1で原案可決すべきとなりました。
議案第118号について執行部からの説明があり、質疑を行いました。
質問。説明の中で4万円廃止という考えもあったのだけれども、2万円にしましたということを考えると、これは将来的にはなくしたいと考えているのか。
答弁。今後の取り扱いということだが、考え方としては他市の状況も含めてということで検討のほうはしたけれども、最終的には財政状況の兼ね合いもあろうかと思いますので、行財政改革推進本部などの中で検討はされていくものではないかと思っております。
質問。近隣市の様子を見て助成をやっている自治体が少ないということですが、たしか志木市や和光市は5万円だったというふうに思いますが、近隣3市と、それから都区、近い区の様子を市民葬の助成額について教えてください。
答弁。近隣市の状況ということですが、検討して調べている範囲内ですと、朝霞市の場合市の負担額のほうは葬儀を行う場合で2万円、志木市の場合が4万円、和光市が5万円、新座市は現行は4万円でした。近隣で見ますと練馬区が3万円、清瀬市、西東京市は制度そのものがないように調査をしております。東久留米市も助成はありませんけれども、市民葬としての規格は持っていらっしゃる、このような状況でございます。
質問。助成額を4万円から2万円にするということで、市民葬のパッケージは維持するということでいいのでしょうか。
答弁。市民葬の仕組みとして、いわゆるパッケージを残すというのが当初の検討でしたけれども、今回の条例改正においてもそのパッケージは残しながら市の負担額について減額するという形になったものでございます。
委員からの意見です。賛成の委員の意見です。先ほども質疑の中でいろいろ伺いましたが、市民葬というパッケージも残っていますし、個別で国民健康保険のほうからも出るということもありました。賛成です。
別の賛成の委員の意見です。4万円の廃止ということのサービス水準での見直しをしたということなのですが、4万円から2万円になったということで賛成します。
反対委員の意見です。葬儀のあり方について家族葬でやるとか、友人葬でやるとか、告別式なしにして一日で済ますやり方だとか、大変簡素で縮小ぎみだというふうに思います。新座市が市民葬というパッケージを維持していくというのはとてもいいと思いますが、やはりわずかでも市民の方の負担をふやしていくということは反対です。
近隣市の様子を伺いましたが、朝霞市は4万円から2万円にしましたけれども、和光市が5万円、志木市が4万円、練馬区も3万円ということで、その中で近隣市の様子を見るという市の基本的な考え方にも反しているというふうに思うのです。この際これは現状維持すべきではなかったかなというふうに思います。
市民の方の経済状況というのは悪くなっています。市民葬さえできないという、本当にただ焼くだけみたいな、そういう方もふえていると聞きます。総務省の統計だと、1997年をピークに20年間サラリーマンの給料は55万円下がっています。そういう経済状況の中で市民への補助を減らしていくというのは賛成できません。条例には反対します。
次に、議案第119号 新座市暴力団排除条例の一部を改正する条例についての審査内容と結果をご報告いたします。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
議案第119号について執行部より説明がありました。質疑はありませんでした。
結論は、先ほど言ったように全会一致で可決すべきです。
賛成の委員の意見です。いろんな形でこういう人たちが入ってくるので、よく周知徹底していただいて、そういう人が入っていただかないようにしっかりやっていただければと思います。賛成いたします。
別の委員の賛成の意見です。こういう文章が入っていなかったというのが、逆に問題かなと思うぐらいです。賛成です。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第118号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
24番、工藤薫議員。
〔24番(工藤 薫議員)登壇〕
◆24番(工藤薫議員) 24番、工藤です。議案第118号 新座市葬祭条例の一部を改正する条例について、私は反対の立場で討論いたします。
これは、市民葬というのは、市の指定委託葬儀社36社あるそうですが、これを使って葬儀を行った場合、経費をかけないで心のこもった葬儀ができるようにということで設けられた市の制度でございます。仕様1と仕様2があって、祭壇をつくる、また火葬する、霊柩車という、この3つの最低のものについて、仕様1の場合は15万8,700円、仕様2の場合は24万2,700円ということで、最低限の葬祭ができるという仕組みになっています。これを市の助成額を4万円から2万円に下げて、効果額というか節約額は520万円の効果があるというふうに行財政改革推進委員会で示されています。
委員会の中で市民の利用状況を伺いますと、平成25年は死亡届の受理件数に対する市民葬の割合が1,166人分の289件ということで24.8%、平成26年度は24.2%、平成27年度は1,199件の死亡届に対して270件ということで22.7%ということでございました。約24%前後のご利用があるということで、この市民の利用状況としても私は決して少ないほうではないというふうに思いました。
市のサービス水準の見直し基準につきまして、市民の利用状況を見る、また他市の状況を見る参考にする、低所得者に配慮をすると、このような市の見直し基準が示されています。私は、これに照らしても反するのではないかというふうに思いました。
最近も私の知人が亡くなりましたが、マンションの一室で、自分の自宅でやりたいということで管理組合に伺ったところ、これだけ高齢化が進んでいるのでストレッチャーがエレベーターに入れば自宅の一室で、マンションで挙げることは大丈夫だということで、マンションに花を飾って最後のお見送りをした。今そうやって葬祭場も使わないで市民葬を利用して葬儀を挙げると、最後の見送りをするという市民もいます。こういった状況がふえていくのではないかというふうに思いました。
今委員長の報告にあるように、大変所得が下がっています。この3年間でも約15万7,000円の市民の所得が減っているという状況です。これだけ消費税も上がり、高齢者の年金が下がっているという状況の中で、少しでも市民の負担を軽くするために設けられたこの市民葬の助成制度です。近隣市の状況にも報告のとおり、志木市は4万円、和光市は5万円と、そういう状況であります。ぜひこの制度についても、私は新座市は現状維持をすべきではなかったかというふうに思います。
このような状況がわかりましたので、この市民葬の葬祭費の補助費を4万円から2万円に下げていくというこの条例については反対です。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第118号は委員長報告どおり原案可決されました。
続きまして、議案第119号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第119号は委員長報告どおり原案可決されました。
△議案第120号 新座市障がい支援区分認定審査会の委員の定数を定める条例の一部を改正する条例〜議案第128号 新座市国民健康保険税条例の一部を改正する条例
○議長(森田輝雄議員) 日程第5、議案第120号 新座市障がい支援区分認定審査会の委員の定数を定める条例の一部を改正する条例から日程第13、議案第128号 新座市国民健康保険税条例の一部を改正する条例までを一括議題とし、厚生常任委員会委員長の報告を求めます。
厚生常任委員会委員長。
〔12番(白井忠雄議員)登壇〕
◆12番(白井忠雄議員) 12番、白井忠雄です。厚生常任委員会の審査内容と結果を報告します。
初めに、議案第120号 新座市障がい支援区分認定審査会の委員の定数を定める条例の一部を改正する条例についてです。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑を行いました。主な質疑です。
質問。20名の委員がいて毎月5名ぐらいで審査されている。毎月どのくらいの人を審査されているのか。
実際に2年から3年になることの審査員の方の意見がなかったのか。
答弁。1回につき約15名で、平成28年度は28回の開催を予定しています。朝霞地区医師会に対して、障がい支援区分認定審査会の委員の推薦を依頼していて、4市におけるそれぞれの委員の任期を2年から3年に延ばす、4市足並みをそろえ12月各市議会で条例改正をするという方向で10月25日に協議が調ったことが条例改正に至った経緯です。特に3年に延ばすことに対するご意見等はいただいていません。
以上のような質疑の後、結論を出しました。
意見はありませんでした。
以上です。
続いて、議案第121号 新座市放課後児童保育室条例の一部を改正する条例について、審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑、意見はありませんでした。
続いて、議案第122号 新座市こども医療費支給に関する条例等の一部を改正する条例について、審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑、意見はありませんでした。
続いて、議案第123号 新座市重度要介護高齢者手当支給条例の一部を改正する条例について、審査内容と結果を報告します。
結論は、原案可決2名、否決4名で、4対2で否決となりました。
執行部の説明の後、質疑を行いました。主な質疑です。
質問。156人もの方が影響を受けるということで、非常に影響があると思うが、例えば激変緩和的な措置の検討はしなかったのか。
答弁。今般の見直しは、サービス水準等適正化に向けた取り組みの中で行われたもので、全体的な制度等との関連も含めて方針案を決定したものです。このため特に激変緩和措置について、この手当について検討を行ったわけではありません。激変緩和措置を講じた場合、5,000円から1万円に増額となる88名の方は据え置きで、1万円から5,000円になる156名は改正後1年間改正前の支給額の要件で判定した1万円のままにした場合、936万円程度の歳出が増額となる試算となり、平成27年度決算額よりかなり増額となることが見込まれます。
また、156名は減額、88名は増額という一律減額となっている状況ではないことも踏まえて、激変緩和措置は行わないこととしたものです。
質問。この対象者が介護保険施設に入所していない要介護認定4、また5の方というのは介護なしでは生活が困難な方々になるというわけで、改正するに当たり、対象の方、ご家族に現行の状況とか影響など意見として聞かれているのかどうか。
答弁。特に今回の改正についての意見は聴取していません。これまでについても、手当や保険料等の改正を行う場合に意識調査は市で行っている例は余りありませんので、考えませんでした。
ただし、検討の際には、影響が出る方の世帯の所得状況等は一件一件しっかり調べた上で影響がどのくらい出るかということを鑑みた上で、できるだけ影響がない方向に方針案を決定しています。
また、影響がある方々にもしご意見を伺うとした場合、減額となる方と増額となる方と両方いらっしゃいますので、それぞれの立場からの意見は大体想像がつくところでもありますので、今回についてはそういったことは行いませんでした。
質問。所得税から市民税に変更する一番の根拠は何だったのか。
答弁。今回の改正、長寿支援課でかなり案件が多いのですけれども、サービス水準の検討に際してはもっと本当は多くの件数があって、最終的に今回見直しが必要と判断された案件については、生計中心者の所得税で見ていたものを世帯の住民税で見ようということの見直しです。そもそも相当前の時代には、福祉の制度について国のほうでいろいろな補助が行われていたところに、生計中心者の所得税で判定するというのが一律の大体ルールという形で示されていたようです。
平成12年に介護保険法が施行され、世帯の住民税で見るという考え方にシフトされました。今回調査したのですが、県内や近隣の自治体は生計中心者の所得税を見直しているのがほとんどで、現在その当時のまま生計中心者の所得税を基準にしているのは本市を含め多くても3市のみといった状況です。生計中心者という特定が非常に曖昧な部分もあり、同じような家庭の状況でも、一方ではお母さんが生計中心者だといったこともあったり、一方では息子が生計中心者だと、その都度窓口で聞き取りをして、その方々の生計中心者という方を特定するのに非常に時間やトラブルのもとになったケースもあります。明確な市民税という基準で、世帯の中での判定をさせていただくのがいいのではないかということで、今回全体的な見直しを行わせていただいたものです。
質問。5,000円が1万円になる方もいるけれども、1万円が5,000円になる、減る方が156名いるということですが、この中で所得税は非課税だけれども、住民税が課税をされて影響を受ける方の人数は。
答弁。1万円が5,000円になる方156名のうち、所得税は非課税で市民税が課税は69名になります。
以上のような質疑の後、結論を出しました。
賛成の委員の意見です。今後介護認定者がふえる中で、これからますます重要視され、予算も必要になるかと思います。サービス水準の見直しはそういったものも視野に入れて、県内で3市しかない制度、マイナンバーもスタートしたことですし、必要な改正であろうという考え方に立ち賛成します。
別の賛成の委員です。手続の簡素化という意味でも賛成します。
反対の委員の意見です。制度自体の見直しに反対するものではありませんけれども、5,000円の加算をされない方が156人と影響が大きいことと、あとサービス水準の見直しの考え方が他市との比較ではなく、新座市の現状として見直しとお困りになる方の実態をきちんと確認をした上で改正することが大事な視点であると思います。非常に苦渋の決断でありますが、反対します。
別の反対の委員です。サービス水準の適正化という行政改革の中で出てきたという点で、サービスの引き下げにつながることが大変大きいと判断しました。156名の方が影響を受けることについて、黙って、よしというわけにはいかないと思っています。
別の反対の委員です。生計中心者の曖昧だった基準の正確性が確保されるという点は納得できるのですけれども、根拠となるものがサービス水準の見直しというところで反対します。
別の反対の委員です。サービス水準の見直しが発端だということと、やはり重度の要介護高齢者ということで非常に影響は大きいと思います。156名の方がその影響を受けるということで反対します。
以上です。
続いて、議案第124号 新座市
高齢者生活支援サービス事業条例の一部を改正する条例について、審査内容と結果を報告します。
結論は、原案可決3人、否決3人で可否同数となり、委員長裁決により原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑を行いました。主な質疑です。
質問。対象となるサービスは短期保護施設入所、影響額1,000円、高齢者デイサービスが1万7,000円、ホームヘルプサービスが3万6,000円、搬送入浴援護サービスが38万9,000円ですけれども、それぞれ影響を受ける人数、改正前と改正後の負担割合は。
答弁。ホームヘルプサービスは平成27年度実績で対象者数25名、そのうち今回の見直しにより影響を受けるのは6名と見込まれています。影響額は3万6,000円です。6名の内訳は、これまで2分の1の自己負担だったものが1割にふえる方が4名、1割から2割にふえる方が2名です。高齢者デイサービスは平成27年度実績で対象者数1名、実績は1万7,000円です。この方も2分の1の負担でしたが、1割に増額となる見込みです。
短期保護施設入所は、平成27年度実績で対象者数3名、1,000円で、影響額は1人の方1,000円と見込まれていて、2分の1の自己負担が1割になる見込みです。搬送入浴の38万9,000円は平成28年度の予算額ですけれども、利用者数はゼロなので、この予算額について不要となるということで見込みに書かせていただいています。
質問。高齢者の搬送入浴援護事業は、平成27年度は利用者がいなくて過去5年でも少ない人数だったということですが、制度廃止でかわりに60歳から64歳の方で介護保険の認定を受けていない方で代用できる制度はあるのか。
答弁。特に介護保険制度を利用されていない年齢、60歳から64歳までの方に対して代用となるようなサービスはありません。
以上のような質疑の後、結論を出しました。
賛成の委員の意見です。対象の人数の方が少ないこと、影響額が少ないこと、根本的には正規に介護保険を申請していただくことが目的だということも聞いていますので賛成します。
別の賛成の委員です。フォローする仕組みが別にあるように感じます。
反対の委員の意見です。サービス水準適正化という流れの中で出てきたものです。特に搬送入浴援護サービスは、今後60歳から64歳までの必要な方があらわれた場合、かわりのサービスがないので残しておいてもいいのではないか。
別の反対の委員です。やっぱりいざというときに受け皿を置いておけるというのが福祉ではないかと思っているので反対です。
別の反対の委員です。利用者は非常に少ないということですけれども、利用者が出てくる可能性のために残しておくべきものだと思います。
以上です。
続いて、議案第125号 新座市介護保険条例の一部を改正する条例について、審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑、意見はありませんでした。
以上です。
続いて、議案第126号 新座市指定地域密着型サービスの事業者の指定等並びに事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑、意見はありませんでした。
以上です。
続いて、議案第127号 新座市
指定地域密着型介護予防サービスの事業者の指定並びに事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑を行いました。
質問。同一敷地内に建てられたものについて兼務できるサービスはどういったものか。どういう職種の人が兼務できるのか。
答弁。従来ですと指定地域密着型特定施設、指定地域密着型介護老人福祉施設、指定地域認知症対応型、こういったものが規定をされていましたけれども、今回は通所介護が創設されたことに伴い地域密着型通所介護を併設する場合には、それを兼務することができることになったものです。管理者、介護職員が兼務できるということです。
以上のような質疑の後、結論を出しました。
意見はありませんでした。
以上です。
続いて、議案第128号 新座市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑を行いました。
質問。市内で対象となる人数は掌握しているのか。
答弁。市民税課で申請書を受け付けているのですけれども、その内容についてどこの所得というのは申告書上にも書いてありませんので、把握はできていません。
以上のような質疑の後、結論を出しました。
意見はありませんでした。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第120号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第120号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第121号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第121号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第122号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第122号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第123号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
議案第123号に対する委員長の報告は原案否決であります。したがって、原案に反対する討論を願います。
19番、石島陽子議員。
〔19番(石島陽子議員)登壇〕
◆19番(石島陽子議員) 19番、石島です。委員長報告に賛成、原案に反対の立場で討論をいたします。
この手当は、要介護4、5という最も介護が大変な方に対する手当であるにもかかわらず、他市との比較によるサービス水準適正化という行政改革の中で出されてきたものです。すぐれた福祉の制度はしっかりと維持をしていただいて、今市民の生活が、経済状況が大変厳しい中で生活も厳しくなっている中で、しっかりと維持をしていただきたいなというふうに思っております。
今回の変更につきまして、生計中心者を捉えるところで市の方もなかなか苦労する面もあるというお話もありまして、その点わからなくもないのですけれども、現状の手当を受給されている方が919名いらっしゃいまして、そのうち156名の方が今回5,000円の加算を受けられなくなるということで、支給額が月額1万円から5,000円に減ってしまうということでした。この手当を受けていらっしゃる方にとってみれば、毎月のことで当てにして生活をされているというふうに思います。その点での影響が大変大きいと思いますので、この今回の手当について削減する部分について同意するわけにはいきませんので、原案に対して反対といたします。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 原案に賛成する討論を願います。
5番、島田久仁代議員。
〔5番(島田久仁代議員)登壇〕
◆5番(島田久仁代議員) 5番、島田久仁代です。議案第123号 新座市重度要介護高齢者手当支給条例の一部を改正する条例について、厚生常任委員会委員長の報告は原案否決でありますが、私は原案可決すべし、原案に賛成の立場での討論を行います。
この重度要介護高齢者手当支給については、サービス水準等適正化の見直しの一つとして検討されました。ことしの10月に新座市市議会議員に示された行財政改革推進本部の当初見直し案では、所得判定基準を生計中心者の所得税から世帯の市民税にすることと、支給額の加算について一部減額となる案が示されましたが、市議会からの意見を踏まえ支給に係る判定基準を変更するにとどめる案に見直し、既に受給されている方への影響を最小限にとどめようと努力をされました。
介護保険制度や医療保険制度などの社会保障制度では、低所得者の負担能力に配慮し、低所得者の利用者負担限度額を設けたり、保険料の引き下げが行われています。その判断基準については、世帯の市民税が基準となっています。しかし、介護保険制度で認定された重度要介護者に対する手当についての支給に係る判定基準は、現行では同居する世帯の生計中心者の所得税が基準となっています。生計中心者が誰であるかを判断することについては、生計中心者とする概念が曖昧であり、判断が難しく、また申請の際聞き取りなどが必要となっており、申請者の負担も大きく、また申請を受ける市の事務についても効率的とは言えない状況にあります。
この議案で提案されているとおり、支給判定基準を世帯市民税とすることにより、申請者、市の事務の負担軽減が図られるだけでなく、基準がより明確になり、より公正で公平な制度となり、また財源を負担している市民の皆様にもわかりやすいものになると考えます。
本会議での質疑、厚生常任委員会での審査の中でも説明がありましたが、既に受給されている方919名のうち214名が影響を受ける見込みで、その内容は支給額が月1万円から5,000円に減額となる方が156名、月5,000円から1万円に増額となる方が88名とのことでした。
支給額が減額となる方については、本手当が生活費の一部ということも考えられることから大きな影響が生じるので、できれば激変緩和の経過措置をとることが望ましいと思いますが、それにはさらに約900万円を超える予算が必要となることをお伺いをいたしました。
現金給付という形での対応ができないのであれば、サービス給付での対応について検討をし、お一人お一人の個々の状況に合わせて丁寧にサービス給付についての説明や提案をお願いしたいと思います。
また、これは要望になりますが、今回サービス水準等適正化の見直し案で、この支給についての影響が示された資料では影響額、これは効果額と記載をされておりましたが、これはゼロとの記載がありました。その後、議案の審議、審査の中で影響額があることがわかったわけですが、今後も引き続き行財政改革、またサービス水準等の適正化については繰り返し行っていかれるので、特に影響額、影響を受ける方の人数などについてはしっかりとお示しをいただきたいと思います。
さいたま市では、超高齢化社会に突入し、福祉サービスの利用者がふえる中、現金給付からサービス給付への考えのもと事業の見直しを行い、限りある財源を有効に活用するために、ことしの3月31日をもってこの支給事業は廃止とされました。既に受給をされている方は、そのまま支給され、新たな申請を受けないということです。
この支給事業を実施していない自治体、また事業を廃止する自治体もある中で、新座市は引き続き支給事業を今のところは行うということと、支給額についても据え置きの努力をされているということ、そして今回の条例改正により支給基準がより公正で公平、明確なものになるというところを私は評価をいたしまして、原案賛成とする討論といたします。
○議長(森田輝雄議員) 原案に反対する討論を願います。
11番、鈴木秀一議員。
〔11番(鈴木秀一議員)登壇〕
◆11番(鈴木秀一議員) 11番、鈴木秀一です。議案第123号 新座市重度要介護高齢者手当支給条例の一部を改正する条例につきまして、私は原案に反対の立場から討論をいたします。
この条例改正は、平成28年11月11日に開催された新座市行財政改革推進本部会議で決定されたサービス水準等適正化に向けた検討に伴う条例改正であり、現行の所得判定基準を生計中心者の所得税基準から住民基本台帳の世帯の市民税基準に改める内容です。
私は、制度自体の見直しに反対するものではございません。今回の改正の説明をお聞きし、申請者の負担軽減や申請時における税情報の確認に際し、判定基準を市民税に変更した場合は課税情報により判定できますので、確かに申請者の負担軽減や迅速な所得判定が期待できます。
また、埼玉県内で同様の事業を実施しているほとんどの市で市民税基準にしているとの説明で、改正の趣旨は十分理解できます。
しかしながら、受給者919名のうち月1万円から5,000円となる方が156名と影響を受ける方が多く、今回影響を受ける方々の状況は65歳以上の方で要介護4、または5に該当する方々です。要介護4、または5の方々とは、身の回りの世話や排せつがほとんどできない、移動等の動作や立位保持が自分1人ではできない、またはほとんどできず、多くの問題行動や全般的な理解の低下が見られることがあるという方々です。高齢者や障がいのある方に負担の多くなる見直しは受け入れるわけにはまいりません。
委員会でも議論がありましたが、激変緩和措置の対象の方やご家族への影響などを配慮して、現状を我が痛みとして苦しんでいる方々に寄り添った視点が必要であったと思います。
よって、議案第123号につきまして、苦渋の決断ではございますが、反対といたします。
○議長(森田輝雄議員) 原案に賛成する討論を願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 原案に反対する討論を願います。
26番、高邑朋矢議員。
〔26番(高邑朋矢議員)登壇〕
◆26番(高邑朋矢議員) 26番、高邑です。議案第123号に反対の立場で討論いたします。
いつも鈴木秀一議員が賛成した後に反対討論するので何かおかしな感じがしますけれども、ほとんど鈴木議員に言っていただいたのですけれども、やはりこれは重度要介護者ということで、私の家にも92歳の要介護の母がいるのですけれども、さらに重い方たち、156名がこの影響を受けるということで、趣旨の中身は私も反対するものではありません。ただ、サービス水準の見直しということがもう発端になっているというか、そこがスタートラインでありますので、これはやはりその影響を考えると、そのご家庭の苦労を考えると、これは反対せざるを得ません。やはりもうちょっと、本当に弱い人の立場も考えていただきたいというふうに思います。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 原案に賛成する討論を願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 原案に反対する討論を願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
採決する前に念のため申し上げます。委員長の報告は原案否決でありますので、会議規則第70条第1項の規定により、この議案を可決とすることについてお諮りします。
本件を起立により採決いたします。
議案第123号は、原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立少数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立少数であります。
よって、議案第123号は否決されました。
続いて、議案第124号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
20番、辻実樹議員。
〔20番(辻 実樹議員)登壇〕
◆20番(辻実樹議員) 20番、辻実樹です。議案第124号 新座市
高齢者生活支援サービス事業条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論します。
搬送入浴援護サービスを廃止するということですけれども、その理由として利用実績が非常に少ないということ、ほかの自治体では新座市を含め3市しか実施していないことということです。この事業を廃止するけれども、その代用になる、そのかわりになるサービスはないということでした。
反対の理由は、もともと行財政のサービス水準の適正化の流れの中から出ている話だということと、これから高齢者がふえ、サービスを利用する方の状況も多様化していく中で、必要となったときの受け皿がなくなってしまいます。この制度を残しておくべきだと思いますので反対します。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
25番、木村俊彦議員。
〔25番(木村俊彦議員)登壇〕
◆25番(木村俊彦議員) 25番、木村です。議案第124号 新座市
高齢者生活支援サービス事業条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論を行います。
もともとこの制度というのは、介護保険の対象外の人たちをフォローしていくということでつくられてきている制度です。結構介護保険ができてからずっと気になるのは、透明性とか公平性という名前の中で非常に画一的な対応がされてきているということと、それから以前はケースワーカーというのはかなりきめ細かく家庭訪問とかもしながら実情をよくわかってやっていた部分というのが、今はだんだんそれがケアマネジャーとか、そういう民間の事業者のお仕事になってきて、ケースワーカーが見えにくくなってきている。
福祉というのは、やっぱり量の問題よりも本当に一人一人制度に合わない例外のことというのが多いのです。だから、型どおり制度で制度に反しているからということだけでやられていってしまうと、本当に1人、2人、そういう例外的に大変な人たちというのが切られていってしまうという、それがうんと気になっているところです。
そういう意味では、介護保険制度ができた後、そこでフォローし切れない、そういう人たちのセーフティーネットというか、少数者のそういう問題をフォローしていく制度としては、この市独自で生活支援サービスとしてやられてきていることというのは、とても大事な部分だと思うのです。私は、サービスが量的にどんどん拡大していけばいいとは思ってはいません。ただ、それはやっぱりそうではなくて、きちんと支えられる地域があれば一番いいけれども、それがどんどん削られてきている中で少数の人たちがこぼれていってしまう。
だから、地域でできる基盤があれば地域でやればいいけれども、地域でやれない人たちに関しては、やはり行政がセーフティーネットとしてしっかり守っていかなければいけないという、そういう1人、2人の問題にしっかり目を向けていく意味では、ある程度サービスのいろんな種類を置いておかないと対応できないというのがあると思うので、量的な拡大よりも質的にはやっぱりこういう量が少ないから、5年間で1人しか使っていないからと、そういうことで切っていくという発想というのは、かなり今後いろんな問題を引き起こすのではないかなというふうに思っております。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第124号は委員長報告どおり原案可決されました。
続きまして、議案第125号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第125号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第126号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第126号は委員長報告どおり原案可決されました。
続きまして、議案第127号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第127号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第128号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第128号は委員長報告どおり原案可決されました。
暫時休憩いたします。
休憩 午前10時58分
再開 午後 1時02分
○議長(森田輝雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△議長報告
○議長(森田輝雄議員) 議長報告を行います。
教育委員会委員長、農業委員会会長、選挙管理委員会委員長から所用のため本日午後退席する旨の申し出がありましたので、ご報告いたします。
△議案第129号 新座市
都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部を改正する条例
○議長(森田輝雄議員) 日程第14、議案第129号 新座市
都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部を改正する条例を議題とし、建設経済常任委員会委員長の報告を求めます。
建設経済常任委員会委員長。
〔10番(滝本恭雪議員)登壇〕
◆10番(滝本恭雪議員) 10番、滝本恭雪です。
それでは、議案第129号 新座市
都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部を改正する条例についての審査内容を報告します。
結論は、3対2で原案可決となりました。
最初に、執行部からの説明をいただき、質疑に入りました。
質問。1点目に委員会で送付されました第2負担区から第4負担区までの町名ごとの内訳についてからです。第1負担区は平米300円で、これは基本的に市街化区域全域が入るということなので、町名は入っていません。第2負担区の道場一丁目、二丁目及び堀ノ内二丁目の各一部のほか、ほかの負担区もそうなのですが、各一部というのが非常に意味深長な言い回しで、道場一丁目、二丁目だとか、堀ノ内二丁目を特定環境保全公共下水道で工事をするというのは古い話ですが、そのころは今のように工事費と面積を割って幾らと金額を出した記憶が余りないのです。調整区域で特別に工事をしたので、分担金は大ざっぱな話300円を倍にして600円にという話で決まったと私は認識をしているのですが、この点についてお聞きをしたい。
同じく、資料からです。2点目に第4負担区の中のあたご一丁目、二丁目、三丁目というのは全域なのか。つまり第4負担区というのは飛び地で、周りは住宅がないが、下水管が近くに入っているから、この際申請すれば入れますという区域が全てここに記載されているものなのか、さきに述べたあたご一丁目、二丁目、三丁目は本来もとは調整区域だったのに、今度市街化区域に変えたから1,200円とされたのかわかるようにご説明をいただきたい。
答弁。1点目の特定環境保全公共下水道の区域ということですが、こちらは当時第1負担区の300円を2倍にすればということだったのですが、同じように今回も総事業費と面積で割り算したものと、負担率を掛け合わせて工事費は設定していたという記録が残っています。答弁の中では、そのような表現があったのかもしれませんが、実際には当時の建設省から受益者負担金についての基本的な考え方というものが示され、それによって求めていたというのが現状です。
2点目の第4負担区ですが、あたご一丁目、二丁目、三丁目と堀ノ内ですが、あたごについては特に市街化区域編入という話もあったのですが、当時市街化区域の編入の前にこの第4負担区認可拡大の話があり、全体的な市街化調整区域の面積を同じような手法で総事業費を面積で割ったものに負担率を掛け合わせたもので求めていますので、同様に計算結果としては1,200円となったということです。
特に、現在あたご三丁目は市街化編入されているところですが、一丁目、二丁目についてはまだ市街化調整区域です。
質問。第4負担区のあたご三丁目ですが、これは一部なのか、それとも三丁目の大半が1,200円なのか。
答弁。あたご一丁目、二丁目、三丁目は、一部表記とはなっておりますが、将来下水道が流せるようになっても第4負担区の意向です。
質問です。もう一度念のために確認をいたします。新堀一丁目とか池田地域とか、逆線引きで今まで調整区域のところが市街化調整区域になって、新築の家が随分建って下水を引いているというところがあります。そういうところは、基本的に第1負担区の300円ということでよろしいのか確認をいたします。
2つ目に、第4負担区のごく一部というのは、今言った調整区域とか、本来は下水が入らないけれども、便宜上近くに下水管が入っているので、そのかわり分担金は1,200円と300円ですから4倍なわけです。分担金は一番最初のときだけですが、その4倍についても、これは私の考えですが、1個ずつそこの場所を計算して割り返しているのではなくて、一律全部4倍のところでやってくださいとしているのと考えてよろしいのか、確認をいたします。
答弁。市街化調整区域については、条例の改正を行ったときに全体の第4負担区の区域の総事業費を求めて、そこから金額を面積で割ったものに負担割合を3分の1ということで、通常の市街化区域であったりとか、特定環境保全公共下水道の区域では4分の1ということで採用させていただいているのですが、こちらについては住宅地というか、整備に関しては整備をして効果が上がるところが点在しているというところが多々あったものですから、その点でこの負担割合については通常の4分の1ではなく3分の1という建設省のほうからの基準の一番上限をとらせていただいたというようなことでございます。
このような質疑の後、結論は先ほど述べましたように3対2で原案可決となりました。
意見を紹介いたします。
最初に、反対の方の意見です。負担金は最初のときに払うという形で、通常市街化区域は平米当たり300円で払っていて、認識は少し違いますが、市街化調整区域で都市計画税も払っていなかったところに特定環境保全公共下水道として入れたが、道場とか堀ノ内とかは都市計画税を払っていなかったのだから600円の負担になったという。今なぜ問題かというと、あたごは従来市街化調整区域だったわけです。形態からいって市街化区域になって、都市計画税も払っていただいたほうがいい地域ではないのかという話になって制度変更したわけです。けれども、特定環境保全公共下水道での堀ノ内は600円で、あたごは1,200円と、そのときに一悶着あったのです。今回畑がほとんどで、住んでいる人は数十人という地域です。だから、これから負担金を払う多くは、企業のほかいろんなところと思うのです。あたごの方たちから見たら、我々は1,200円も負担しているのに、畑のところを今度市街化区域に変えて、しかも莫大な公費を投入して区画整理事業を進めるわけです。そこがなぜ安い下水道の負担金なのか、市民の偽らざる気持ちです。やはりこれは平米当たりの1,200円の負担金は、大和田二・三丁目でも負担すべきです。あたごの人たちに1,200円負担してくださいというのは、市民目線からしたら同意できない話だと思います。よって、反対いたします。
かわって、同じく反対の方の意見です。新座市も市街化区域があり、市街化調整区域があり、暫定逆線引きの地域がありと、その時期時期でとてもやりくりが大変だと思うのです。もう少し整理が必要ではないかという感じがしました。このようなご意見がございました。
議案第129号の報告は以上です。
△修正動議について
○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第129号に対しまして質疑願うわけでありますが、本議案に対しまして笠原進議員外6名から修正動議が提出されております。修正動議は所定の賛成者がありますので、本動議は成立いたしました。
よって、本動議を直ちに議題といたします。
本修正動議の朗読は省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、本修正動議の朗読は省略することに決しました。
本修正動議に対する提案理由の説明を求めます。
21番、笠原進議員。
〔21番(笠原 進議員)登壇〕
◆21番(笠原進議員) 21番、笠原進です。下水道の受益者負担金の条例について、修正の案を提案いたします。
今委員長が報告したように、今度の第5負担区は500円にするという提案ですが、この500円を1,200円に改めるというのが修正の提案です。
私が住んでいるのは石神三丁目なのですけれども、第4負担区の一部に石神一丁目が入っています。ちょうど今工事が終わったか、途中工事をやっているのかと思いますけれども、この工事が終わると接続をする方たちは平米当たり1,200円で分担金を払って接続をするということだと思います。
第1から第4まであって、今度第5をつけ加えようということですけれども、第4負担区というのが一番新しい負担区です。14年前に提案されています。そのときのコピーを持ってきましたけれども、第4負担区は市街化調整区域のところに下水道工事を広げるという、そういう認可にして、それで全部の工事を計算してみたら、4分の1ではなくて3分の1にしたというのも一つのみそですけれども、先ほど報告あったように5分の1から3分の1までの負担割合が一応許されているというので、今まで新座市は4分の1でやってきたけれども、14年前に初めて、多少割高の3分の1、接続する市民の人にたくさん負担してくださいという格好で初めて3分の1にしました。是非があるところだけれども、初めて3分の1にして、それで今まで300円と600円と2つしかなかったのを1,200円という、そういう負担割合にしたのです。いろんな意見があると思いますけれども、でも都市計画税を払っていなくてそういうのを入れるのだからいいのではないのという話だったと思います。
ところが、今回出されたものは同じ都市計画税を払っていない区域だけれども、3分の1ではなくて4分の1にするというのです。その理由は、もっと前にやった中野のところは4分の1だったから、14年前を計算しないでもっと前の中野に合わせて4分の1にしようということですから、当然値段は下がるという話です。やっぱりこれは本当に整合性があるだろうか。大和田二・三丁目の工事そのものにも私は異論がありますけれども、さまざまな意見があると思いますけれども、しかし今言ったように石神一丁目だとか、いろんなところの調整区域の人たちは今も1,200円払う、あたごの人たちも全部1,200円払うというふうになっているのに、これからほとんど住んでいない。この間の大和田二・三丁目は、将来の人口も88人ぐらいですか、だからほとんどふえないというふうに言っているから、50ヘクタールというのは50万平方メートルということですけれども、その広い区域で、例えば8割、40万平方メートルぐらいの下水道の割合になるとしたらすごい分担金の値段になるわけです。
今度提案されている500円というのは、市街化区域以外で見たらどこよりも安いわけです。何で大和田二・三丁目で、しかもほとんど市民が住んでいなくて、これから進出してくる企業がほとんど分担金を払うというところを、最も安い値段にしなければいけないのだというのが、まず私の疑問です。
14年前に分担金をつくった制度で3分の1にして、それで1,200円という従来の市街化区域の人から見たら300円ですから4倍、特定環境保全公共下水道の人たちと比べても2倍だけれども、そういう値段で払って接続してくださいと、今言ったようにこれから石神一丁目で言えば、なる人たちはそれを払うわけです。払わないと接続できないです。あたごの人たちは、全部そうやって今まで接続した人は払ってきました。それ以外もずっとたくさん池田一丁目、池田二丁目、池田三丁目とか、こうやって並んでいますけれども、みんなそういうふうにして接続してきたのです。それなのに、何で今回大和田二・三丁目だけを一番安い値段にするの、これはやっぱり合理性がないではないのというのが修正案の提案の理由です。
14年前に市街化調整区域はみんなそうやって1,200円にしたのだから、今回も同じ値段の1,200円にするのが極めて合理的だと思います。市がこんなにお金がない、お金がないと言っているときですから、ちなみに計算してみますと今問題になって、はっきり進出が決まっている清水建設、約10万平方メートルです。
これが、この市の提案だと、全部接続して分担金を一括して払うとなると5,000万円です。私の修正案で、あたごやほかの人と同じような割合で、何も特別に高いお金を取れと言っているのではないのです。市内であたごにある事業者は全部1,200円を払っているのです。それと同じ値段の分担金を払うとなると1億2,000万円払うのです。差は7,000万円です。カインズホームが約4万平方メートルですから、ここはこの提案でいくと、500円でやると2,000万円払うのです。あたごや石神一丁目のように、市民が払っている値段と同じで払うと4,800万円払うのです。差が2,800万円なのです。清水建設とカインズグループと既に進出がほぼ決まっている、この部分だけで下水道の分担金が9,800万円違うのです。本当に財政が厳しいと言っているのなら、繰り返すようですけれども、特別ここだけ目のかたきにして高くしろと言っているのではないのです。ほかで市民や事業所が払っているのと同じ値段にしたらいいでしょう、何でそういう値段にしないで破格の格安にするのですか、おかしいではないですか。市民の目線に立って、ぜひ皆さんに考えていただきたいと思います。
○議長(森田輝雄議員) 議案第129号に対する
建設経済常任委員会委員長報告及び修正動議に対しまして質疑願います。
質疑をする際には、委員長名、または修正動議提出者を明らかにしてからお願いいたします。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
原案に賛成する方の討論を願います。
13番、野中弥生議員。
〔13番(野中弥生議員)登壇〕
◆13番(野中弥生議員) 13番、野中弥生です。議案第129号 新座市
都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部を改正する条例につきまして、原案に賛成する立場で討論いたします。
公共下水道受益者負担金につきましては、公共下水道の整備により下水道管への接続が可能な土地に対して、衛生環境の改善、利便性、快適性の向上、土地資産の利用価値の増進が図られることから、都市計画法の規定に基づき公共下水道の整備に必要な費用の一部を公共下水道を使用する土地の所有者に対し負担していただく制度であります。
11月29日の全員協議会で担当課からご説明があったように、過去に設定した第1負担区から第4負担区のいずれについても、旧建設省の通達の原則に基づいて設定されたものであり、第5負担区についてもその原則に沿ったもので、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業区域内の汚水施設の整備事業費を具体的に示し、単位金額を1平方メートル当たり500円と算出していることから適正であると考えます。
高額の単位金額を設定することは、事業費に対して一定の割合から単位金額を算出していた第1負担区から第4負担区と異なり、当該地の地権者の方々に対してより大きな負担を求めることとなるため、負担の公平性という観点から問題があり、本来の目的である公共下水道の普及率の向上、衛生環境の改善に悪影響を与えるものであると考えられます。
以上をもって賛成討論といたします。
○議長(森田輝雄議員) 原案及び修正案に反対する方の討論を願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 原案に賛成する方の討論を願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 修正案に賛成する方の討論を願います。
22番、芦野修議員。
〔22番(芦野 修議員)登壇〕
◆22番(芦野修議員) 22番、芦野修です。議案第129号 新座市
都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部を改正する条例の修正案に賛成の立場で討論を行います。
下水道受益者負担金は、現在4つの負担区が設定をされているわけであります。第1負担区は、市街化区域全域で負担金は平米300円であります。市街化調整区域については、2、3、4の負担区を設けており、ほとんどの市街化調整区域は第4負担区の平米1,200円となっています。市街化調整区域で市街化区域に変わったあたご地域についても、最大負担区の平米1,200円を適用してきた、こういう過去があるというのが先ほどの提案者の説明でもありました。
しかし、今回新たに負担区を設定し、それも平米500円にするというものである大和田二・三丁目はほとんど住宅もなく、今回は土地区画整理事業に伴うもので、ほとんどは進出企業が負担するものではないでしょうか。
提案者の説明にもありましたが、清水建設とカインズグループの2企業最大負担区と比べて9,800万円の差になる、こういう説明もあったわけであります。新座市は、財政が大変と常に言われているわけでありますが、財政が大変というのであれば、新たな負担区の設定などを行わずに最大負担区の平米1,200円を適用すればよいというふうに私も思います。市街化調整区域負担区で最も低い設定は、既に市街化調整区域で下水の整備工事などを実施をし、受益者負担金を払っている市民の方々がやはり納得する話だというふうには思いません。ほとんどの調整区域の方々が負担している平米1,200円の適用は当然だというふうに私も思いますので、この修正案に賛成の立場で討論を行います。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 暫時休憩いたします。
休憩 午後 1時28分
再開 午後 1時30分
○議長(森田輝雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
原案に賛成する方の討論を願います。
1番、鈴木明子議員。
〔1番(鈴木明子議員)登壇〕
◆1番(鈴木明子議員) 1番、鈴木明子でございます。議案第129号 新座市
都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部を改正する条例について、原案に賛成する立場で討論を行います。
大和田二・三丁目地区土地区画整理事業の認可に伴いまして、新たに同地区を公共下水道認可地区に追加したことから、同地区を第5負担区に設定するとのことですが、公共下水道整備には河川環境及び生活環境の向上を図る一面、膨大な費用がかかる一面もあり、特定の地域について環境が改善され、未整備地区に比べて利便性、快適性が著しく向上することから、整備費用の一部を地権者などに負担していただくため、受益者負担金制度がつくられた経緯があります。
このため、今回第5区負担地区の設定に当たりましては、受益者負担金の単位金額の算出について、総事業費から国庫補助金を引いて、整備面積で割り、負担割合を掛けて求めることは、今までの第1負担区から第4負担区までの単位金額と同様な算出方法をしているということで、統一性が図られていると思われます。
この大和田二・三丁目地区土地区画整理事業以外の未整備地区につきましても、早期の公共下水道整備が望まれるところですので、社会資本整備総合交付金を活用して整備できるよう今後とも強く要望いたしまして、賛成の討論といたします。
○議長(森田輝雄議員) 原案及び修正案に反対する方の討論を願います。
説明いたします。原案にも修正案にも反対する方の討論となります。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 原案に賛成する方の討論を願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 修正案に賛成する方の討論を願います。
26番、高邑朋矢議員。
〔26番(高邑朋矢議員)登壇〕
◆26番(高邑朋矢議員) 26番、高邑です。議案第129号の修正案に賛成の立場で討論します。
今鈴木明子議員が公平性があると、理にかなっているというふうに言われましたけれども、そもそも大和田二・三丁目というか、あの付近一帯に区画整理事業を集中させること自体が私は反対で、ずっと反対してきたわけです。
しかも、今回は受益者負担ということで大きな企業がそこに入って、3億円も高い清水建設になったこと自体がそもそも頭にきたわけですけれども、とにかくこのことで結局市の負担がふえるわけです。受益者の負担が減るということは市の負担がふえていく。この財政難、財政難と皆さんおっしゃるわけですから、やはりこういうときこそ取れるところから取らないと話にならない。
それから、市民の立場からすれば、やはり同じような状況で1,200円を払っている方たちがほとんどなわけですから、その人たちから見れば、これは全く不公平感でいっぱいだと思います。
ですから、ここはぜひこの修正案に賛成をしていただきたいというふうに思います。それこそ本当に市民目線で見たときに、これは企業に随分有利ではないかと、市民は1,200円で企業のほうは500円なのかと、これは幾ら何でもおかしいだろうと。しかも今までの600円のところよりも安いわけですから、これは到底原案に賛成できるものではありません。修正案に賛成いたします。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 原案に賛成する方の討論を願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 原案及び修正案に反対する方の討論を願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 原案に賛成する方の討論を願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 修正案に賛成する方の討論を願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を採決いたします。
まず初めに、笠原進議員外6名から提出されました修正動議を起立により採決いたします。
本修正動議に賛成する方の起立を求めます。
〔起立少数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立少数であります。
よって、笠原進議員外6名から提出されました修正動議は否決されました。
修正案が否決されましたので、原案について起立により採決いたします。
議案第129号は、原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第129号は原案のとおり可決されました。
△議案第130号 平成28年度新座市一般会計補正予算(第5号)
○議長(森田輝雄議員) 日程第15、議案第130号 平成28年度新座市一般会計補正予算(第5号)を議題とし、ただいまから4常任委員会委員長の報告を求めるわけでありますが、最初に総務常任委員会委員長の報告を求めます。
総務常任委員会委員長。
〔3番(小池秀夫議員)登壇〕
◆3番(小池秀夫議員) 3番、小池です。議案第130号のうち、総務常任委員会に分割付託された部分での平成28年度新座市一般会計補正予算(第5号)につきまして、審査の結果を報告いたします。
まず、結論は全会一致で原案可決となりました。
執行部のほうから説明をいただき、まず歳入の補正額としまして、総額では10億7,543万円の増額補正となって、補正後の予算総額は499億6,696万6,000円となっておりますとの説明をいただき、質疑に入りました。
質問がありますので紹介いたします。
質問。議案書12ページ、13ページの総務費国庫補助金の管理費、社会保障・税番号制度システム整備費補助金と社会資本整備総合交付金のところでマイナスの1,400万円ぐらいになっている。要は、国から補助金が来なくなったというふうに見ていいのですか。マイナス1,400万円という社会資本整備総合交付金が何の交付金なのかわかりませんのでお伺いします。
答弁。交付金の減額ということですが、新庁舎の部分におきます交付決定額が減っていることなどありまして、当初最も進捗した状況で交付申請をさせていただいたわけですが、今年度末の進捗率がここである程度見えてきましたので、その進捗率に合わせ変更の申請をした額です。
減った部分につきましては、平成29年度に改めまして補助の申請をいたすというところでございます。
まず、歳入のほうで以上でございます。
また、続きまして、歳出におきまして執行部より説明をいただき、質疑に入りました。
質問がございますので、紹介いたします。
質問。事業別予算説明書の2ページ、3ページの職員人件費でのことですが、次年度については計画上職員定数に対して7人上回るような見込みという話も伺いましたが、状況を見ていますと、本会議の中で明らかになりましたけれども、定員数を割っていくような話があったりして、今後の採用だとか、また内定辞退だとか、中途退職の状況をどう見ているか。あるいは対策をどう考えているのかをお伺いします。
答弁。内定辞退、中途退職など、その家族の環境の変化や本人の個人的な事情、また病気なんかも考えられ、こういった事情が傾向としてあると思います。
退職者の中には、議員が指摘のとおり、ほかの自治体に転職する職員もおりますが、このような職員に対して市の業務に対するやりがい、またモチベーションを高めることがある程度抑止力というか、そういうふうには考えられると思っております。
そういう中で、今やっていることは、例えば市としていろいろ職員の中でもスキルアップを目指している職員がおりますので、そういった職員については市長みずから表彰するとか、また新規で管理職に上がった方、また係長に上がった方々に市長、副市長からじきじきに、新座市はこのような方向に向かっているのだというような研修などを実施したり、またやりがいを見つけるということも考えられるかと思いますが、引き続き何らかの工夫が必要と思っております。
また、内定辞退者に対しても複数の自治体を受験され、本市でなく、また他の自治体にという場合もありますが、新庁舎で新しい環境で仕事ができる。また、若手職員とか、また女性職員が多くて非常に働きやすいですよというようなPRにつきまして、また今年度は埼玉県のスーパーアリーナで合同説明会を開いたこともあります。
最後に、人材の確保という部分で新座市の採用試験を現状9月でやっていますが、その時点では本人に対して内定が出ている方もたくさんいると思いますが、民間企業と公務員の併願を検討している大学生でも、民間企業の内定が出た時点で就職活動が終わってしまう学生も非常に多いということなので、結果として新座市の受験者も少なくなってくるのかなということも思っております。
その辺を勘案いたしますと、民間企業が採用活動を本格化する6月ごろかと思いますけれども、市としてもそういった時期に採用試験を実施していきたいということも今後検討しているところでございます。
以上です。
また、それぞれ質問がございましたけれども、このところで結論を出していただきまして、冒頭申し上げましたように全会一致をもちまして原案可決となりました。
また、これに対して意見がありますので紹介いたします。
意見。財政調整基金をどういうふうに確保していくかという部分はあると思いますけれども、借地にしてもそうですし、不測の事態に備え、財政調整基金は非常に重要ですので、そこの充足、充実に努めていただきたいことの要望をいたします。
また、職員の方々の育成の部分、あるいは採用という部分、採用時期の前倒しも含めて、より職員力が高まっていくような取り組みを行っていただくことを要望し、賛成いたします。
もう一方、別の方の意見でございます。職員の人件費というか、職員にかかわる部分について適正な数での配置をしっかりと平成29年度に向けて職員定数適正化計画の見直しの検討も行い、その中でも組織機構についての見直しもあわせて総合的にやっていくところを検討した上で、働きやすい職場をつくっていくための努力を一緒にしていきたいというふうに思います。
以上、意見を述べて賛成いたします。
冒頭に申し上げましたように、全会一致をもちまして原案可決となりました。
以上でございます。
○議長(森田輝雄議員) 続いて、文教環境常任委員会委員長の報告を求めます。
文教環境常任委員会委員長。
〔23番(小野大輔議員)登壇〕
◆23番(小野大輔議員) 23番、小野大輔です。議案第130号 平成28年度新座市一般会計補正予算(第5号)のうち、文教環境常任委員会に分割付託された部分について審査内容と結果をご報告いたします。
結論は、全会一致で原案可決すべきとなりました。
議案第130号について執行部からの説明があり、質疑を行いました。
質問。事業別予算説明書14ページ、15ページの中で、交通指導員活動と書いています。328万2,000円増額になったと、4人欠員が生じたこと、交通指導員が欠員されてシルバー人材センターに移行したのかどうか、その辺を教えてください。
答弁。交通指導員正規の方に欠員が生じたため、その分をシルバー人材センターへ委託で代替したという部分で増額となりました。
質問。48ページ、49ページ、第五中学校プールろ過器の金額別の詳細を教えていただきたい。
答弁。ろ過器の質問ですが、新年度になりましてプールが始まる前に、全部のプールについて業者による点検をしてもらいます。第五中学校については、その点検の段階でタンクに穴があいていることがわかりました。水が漏れてしまっている状況で、夏のプールに間に合わせるため当然補修したわけですが、1回補修したら補修が十分にきかず、再度補修という形になりました。この夏は乗り切ることができましたが、メーカーのほうから、この装置はもう保証できないということで、来年度はどうなるかわからないということで補正を上げさせていただきました。毎年シーズン前に当然こういう点検をして、そういう支障がある場合に維持補修をしてやっている状況です。
金額について妥当かということですが、当初故障したのがタンクのみでした。タンクに穴があいたということで、タンクだけの交換というのも考えました。タンクだけの交換ですと586万円という見積もりが来ました。ただ、設置したのがタンクもその装置、システムも一体で整備、納入していますので、タンクがおかしくなっていれば当然その周りのシステムもそのうち異常を来すだろうということで、タンクのみではなくシステム全体を交換すべきだという判断に至りまして、今回の金額737万6,000円、これは業者からの見積もりでありますが、2社見積もりをとりましてその安いほうを計上しております。
質問。48ページ、49ページの中で、中学校施設整備の中で平成29年度の特別支援学級を第三中学校と第六中学校ということで、これも第三中学校、第六中学校に特別支援学級をつくれば、市内6校全部に支援学級を設置することになると思うのですが、それで間違いないか。
第三中学校と第六中学校に設置するに当たって、第三中学校と第六中学校にどれくらいの生徒が通うのか、今のところ見込み数がわかれば教えていただきたい。
答弁。来年度第三中学校、第六中学校で特別支援学級を設置すべく準備を進めているところでございます。これによって市内中学校6校全てに支援学級の設置となる予定になります。今見込みの段階ですが、第三中学校におきましては11月までの見込みとしましては4名、第六中学校においては1名の見込みで準備を進めているところです。
こういった質疑の後、結論を出しました。
結論は、先ほど言ったように全会一致で可決です。
賛成の委員の意見です。それぞれ必要な予算が措置されていると評価しているところです。
まず、太陽光発電についてですが、制度は変わりましたけれども、これがふえているというか、平成27年、平成28年と見た場合に、本当にお使いをいただく方が少しふえているということは市民の皆様の環境に対する意識が高いものと考えております。どうか、またさらなるPRをぜひしていただきたい。
教育予算の中では、小学校施設整備も野寺小学校、これは担当部が違いますが、放課後児童保育室が1つ増設となるということで、学校を少し変えるという、そんな予算も入っていますし、福祉の面でもこれは賛成したいと思っています。
第三中学校、第六中学校に特別支援学級ができるということで、市内全6校全てに特別支援学級が配置されることも高く評価したいと思います。
中学校ですので、通う子が遠かったりすることも先ほどお聞きしましたが、通学にいろいろ時間がかかったりとか、遠くからおいでになる子供もいらっしゃると思うのです。一人一人の子供の状況を見ていただいて、配慮できるところはしっかり配慮していただきたい。
第五中学校のプールのろ過器改修工事も737万6,000円という単価ですが、水泳の授業も中学校の教育課程の中で大変大事なことです。きちんとした中で子供たちが教育を受けられると思っていますので、これも賛成したいと思います。
別の賛成の委員の意見です。児童を守る交通指導員が高齢化していくのはよくわかりますが、なかなか若い方がやってくれない。少しやってみたら、ちょっとやめてみたいということもある。そういう方もお聞きしております。ですが、すぐにシルバー人材センターで対応したということは、本当に高く評価しております。
別の賛成の委員の意見です。全ての中学校に特別支援教室ができて、しかも第六中学校は対象者生徒が1名ということですけれども、先生を配置していただけるということで、そういったきめ細やかな教育に心を砕いてくださっているのではないかというふうに考えて評価したいと思います。
交通指導員の欠員については、速やかに配置をしてくださるとか、太陽光発電についてもことしの予算は終わりですからというふうに補助を出さない自治体が多い中で、新座市は補正増という形できちんと市民の要望に応えているというところもいいと思いました。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 続いて、厚生常任委員会委員長の報告を求めます。
厚生常任委員会委員長。
〔12番(白井忠雄議員)登壇〕
◆12番(白井忠雄議員) 12番、白井忠雄です。議案第130号 平成28年度新座市一般会計補正予算(第5号)について、厚生常任委員会に分割付託された部分について、審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑を行いました。主な質疑です。
質問。事業別予算説明書16ページ、医療費助成、精神障がい者通院医療費助成費が当初の見込みを上回っていることをどのように分析しているか。
答弁。医療費の負担の上限額が人それぞれで異なっていることや、受給者が申請書を市のほうに提出する時期がばらばらであるということもあり、伸び率等を見込むのが非常に困難な状況です。
質問。18ページ、自立支援、通行料6万7,000円、諸収入677万円の詳細は。
答弁。通行料は、障がい支援区分の認定調査のため有料道路を使用したり、施設面会のためで、今年度は遠方での認定調査が非常に多かったことで増額をお願いするものです。
諸収入は、障がい者医療費の国庫負担金として427万1,000円、県費負担金が249万9,000円という内訳になっています。
質問。26ページ、地域子ども・子育て支援、延長保育事業費補助金が当初の見込みを上回るということですが、どのくらいふえているのか。
答弁。利用される園児の人数もありますが、実のところ延長保育をやっていただける事業者がふえたのが補正増の主な要因です。元気キッズ新座園、元気キッズ新座栗原園、元気キッズ新座新堀園で当初予算では予定していなかった延長保育を現在は実施していただいています。
また、にいざ馬場保育園でも年度途中から実施していただいています。
質問。30ページ、生活保護の扶助費、医療扶助費が大幅増になっていますが、その内容は。C型肝炎治療はなかったのか。
答弁。現在わかっているのが、10月支払い分まで半年分の医療費をもとに計算されていますが、半年で昨年度に比べて1億1,000万円ほど多くかかっています。伸び率は前年対比10.3%です。
入院外が前年に比べて4,100万円増、伸び率7.5%、入院が8,200万円増、伸び率14.1%です。通院より入院が多くかかっています。入院の中身で、例えば10月診療分で昨年の入院で一番お金がかかったのが、1件220万円です。ことしで見ますと最高額364万円、2番目が355万円、3番目が275万円と、軒並み前年同月の一番かかっている入院費より多くなった状況です。
現在の分析では、調剤の前年度より高い伸びは示していません。C型肝炎の薬剤の影響は今のところ考えていません。
入院の場合は、その都度病名は変わってきます。10月分で高額だったのが、食道がんの手術、脳血管障がいの手術が高額の医療費になっています。
以上のような質疑の後、結論を出しました。
委員の意見です。精神障がいの方の通院医療費増額や自立支援費、生活保護の医療費扶助の増額も入っていますので評価できます。
別の委員です。子育て支援のいろんな行事にかかわる支出もちゃんと見込まれているので賛成します。
別の委員です。さまざまな福祉の予算について、実態に合わせて補正増する内容で、小規模保育への移行や新たに建設をするための補助金が盛り込まれているので賛成します。
別の委員です。精神の通院医療費助成、ひとり親家庭の医療費もふえていたり、生活保護の医療費もふえていたり、市民の暮らしが何か大変になってきているのかなという印象をこの議案を見て思いました。保育園の待機児童の解消に向けても少しずつ進んでいるのだと思いました。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 続いて、建設経済常任委員会委員長の報告を求めます。
建設経済常任委員会委員長。
〔10番(滝本恭雪議員)登壇〕
◆10番(滝本恭雪議員) 10番、滝本恭雪です。議案第130号 平成28年度新座市一般会計補正予算(第5号)、建設経済常任委員会に分割付託された審査内容をご報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
最初に執行部から説明をいただき、質疑に入りました。
質問。事業別予算説明書38ページ、39ページ、土木総務費、道路拡幅用地取得です。ここは通学路として使われ、道が塞がれている箇所になります。早急に歩道の設置が望まれている場所だと思うのです。完成までの計画と予算についてお聞きしたい。
答弁。陣屋通りの23平米の土地の買収の移転補償費の補正予算ですが、用地費は既存予算で対応が可能で、この予算が承認されればすぐに用地交渉に入り、契約という予定です。
それで、実際には階段部分の改良が必要で、出入り口でもあるので、そちらの改良が行われないと撤去ができないという状況ですので、年度内に改良工事をし、工事については来年度の実施で考えています。
質問。38ページ、39ページ、建築指導費の耐震診断・耐震改修助成です。耐震診断等改修助成金については、PRしながらたくさんの方に利用していただくことによって、地震対策をしっかりしていただこうということで大事な仕事だと思います。現在の状況と今後の取り組みについてお聞きをします。
答弁。11月28日現在の申請件数ですが、耐震診断助成は現在110件、耐震改修助成は51件です。耐震診断は県内で1番で、耐震改修のほうはさいたま市に続き2番です。マンションはゼロ件です。
取り組みについてですが、去年も実施したのですが、4月時点で耐震の助成となる住宅について、所有者等に耐震の説明会及び助成の内容のダイレクトメールを送付しました。こちらが7,134通、それと「広報にいざ」に耐震の説明会の実施としてお知らせをし、5月22日の日曜日と5月29日の日曜日の2回、市役所会議室5で説明会を行い、参加者数310名の参加がありました。
そのほか10月20日に畑中公民館、11月26日に大和田公民館で出前講座を実施、その他マンションのほうはまだゼロ件ですが、今回初めて5月にマンション耐震の説明会を行い、マンションの管理組合のほうに218通の説明会の内容と助成の内容のダイレクトメールを送付し、第1部で耐震化の説明会、第2部で個別のマンションの相談、管理、説明等を実施し、1部のほうには22名12組合、2部のほうには14名6組合の参加をいただきました。
その他マンションネットワークの登録制度の新設を6月1日付で行いました。
質問。40ページ、41ページの道路維持費、道路新設改良費からです。委員会で送付された資料要求から、橋梁耐震補強、修繕の施工実施年度について、橋梁点検の調査委託12橋について、具体的に橋の名前をお聞きしたい。
答弁。向橋、高橋歩道橋、菅沢歩道橋、堀乃内橋、新屋敷橋、馬喰橋、新堀歩道橋、高橋、中郷橋、貝沼橋、旧市場坂橋、隅屋敷橋の12橋です。
質問。44ページ、45ページ、公園費の畑中黒目川公園用地取得、総合運動公園費の総合運動公園用地取得です。この2か所のどこを買い取っていくのか、審議経過をお聞きしたい。
答弁。畑中黒目川公園と総合運動公園を買い取ることになった主な理由は、畑中黒目川公園は全体で4,308.69平米です。その中の今回222.52平米を買い取るわけですが、公園の一部分ですので、こちらを地権者に返してしまうと公園そのものの機能を失ってしまうので、買い取らざるを得なかったということです。
総合運動公園も同じで、総合運動公園は全体で17万7,025.98平米です。今回そこの中の一部分、3,640.96平米を買うわけですが、こちらも同様の理由で、こちらを買わないと公園としての機能を有さなくなってしまうので、今回この2か所を買取りさせていただくという結論に至りました。
以上のような質疑の後、結論は全会一致で原案可決です。
意見です。耐震改修助成金、しっかりと取り組んでいただいていると思いました。
また、道路維持補修、また道路施設管理ということで、橋の耐震化、長寿命化計画に沿って実施され、また社会資本整備総合交付金をしっかりと活用していただいているところを評価いたします。
別の方の意見です。質疑をしたのは耐震診断と改修でしたが、必要な予算を組まれ、道路などもこれでよいかどうかというのはよくわかりませんが、執行部の皆さんから見て、これでやろうという話だと思うので賛成します。
別の方の意見です。公園に関しては、使う立場からしたら、ただ公園が面積的にあればいいというのではなくて、どのように使われているのかという集会所と公園との併用の使い方などについて耳を傾けていただければと思います。
このような意見がございました。
議案第130号の報告は以上です。
○議長(森田輝雄議員) 以上で4常任委員会委員長の報告が終わりましたが、議案第130号全般について質疑願います。
質疑をする際には、所管の委員長名及びページ数をお願いいたします。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
4常任委員会委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第130号は4常任委員会委員長報告どおり原案可決されました。
△議案第131号 平成28年度新座市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第133号 平成28年度新座市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(森田輝雄議員) 日程第16、議案第131号 平成28年度新座市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)及び日程第17、議案第133号 平成28年度新座市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を一括議題とし、厚生常任委員会委員長の報告を求めます。
厚生常任委員会委員長。
〔12番(白井忠雄議員)登壇〕
◆12番(白井忠雄議員) 12番、白井忠雄です。議案第131号 平成28年度新座市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑、意見はありませんでした。
続いて、議案第133号 平成28年度新座市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑、意見はありませんでした。
○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第131号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第131号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第133号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第133号は委員長報告どおり原案可決されました。
△議案第132号 平成28年度新座市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)
議案第134号 平成28年度新座都市計画事業新座駅南口第2
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)〜議案第139号 新座市道路線の認定について〔市道第64―81号線〕
○議長(森田輝雄議員) 日程第18、議案第132号 平成28年度新座市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)から日程第24、議案第139号 新座市道路線の認定について(市道第64―81号線)までを一括議題とし、建設経済常任委員会委員長の報告を求めます。
建設経済常任委員会委員長。
〔10番(滝本恭雪議員)登壇〕
◆10番(滝本恭雪議員) 10番、滝本恭雪です。議案第132号 平成28年度新座市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、審査内容を報告します。
結論は、全会一致で原案可決です。
最初に、執行部からの説明の後、質疑に入りました。
質問。事業別予算説明書の4ページ、5ページ、下水道建設費、公共下水道雨水整備費です。平林寺第五幹線工事の先送りについて、事業別予算説明書の5ページには、実施設計に時間を要し、工期が十分に確保できないことに伴って先送りという説明です。
一方、本会議場で市長が読み上げた提出の議案の説明では、平林寺第五幹線工事におきまして、国庫補助金が見込みを下回ったことに伴い施行年度を先送りするという説明です。両方の説明が微妙に食い違っており、この経緯について説明をいただきたい。
答弁。平林寺第五幹線の先送りの理由として、国庫補助金の内示額が減額されたこととあわせて、実施設計に発進立て坑の位置とか、地権者との交渉等と工事時期についての交渉に時間を要したこと。
あと、到達立て坑の位置、規模の決定に時間を要したこと、あと山下通りとこもれび通りとの交差点のところまでの立て坑の位置の決定に時間を要したことです。
今回の平林寺第五幹線工事については、実施設計自体を同じ時期、平成28年度で設計業務を発注しており、設計業務が終わった段階で早急に幹線工事のほうも発注するという見込みを持っていたのですが、実際にこの国庫補助金の内示をいただいたのですが、見込みが下回ったことが判明したために設計の委託も12月中ごろまでに工期を延長させていただき、まだ事実上終わっていない状況です。その内示が示された段階で年度内での工事の竣工が見込めないというところもあり、総合的に考えて今回先送りという形にさせていただいた状況です。
少し先の話になりますが、平成29年度事業で平林寺第五幹線については重要な溢水対策事業ですので、下水道課の内部でも優先的に行わせていただきたく、新座市公共下水道雨水整備10か年計画の中にも示した事業ですので、平成28年度に先送りした部分を平成29年度で2か年分について整備をする予定で、新年度予算を提案する予定です。
質問。国庫補助金が思った以上に少なくなっていく中で、平林寺第五幹線は中心的な対象事業です。その大きな幹線工事の国庫補助金が思ったように来ないということについて、今後の対応についてお聞きしたい。
答弁。補助金に対しての今後の対応については、どうしても内示額が年々下がってきている状況というのは否めないところです。担当内部としても、補助金内示額が少ないものについては国の追加の補助金も注視しながら、追加要望などがあればすぐ手が挙げられるような形で、設計もすぐに着手できるような形で整えていくようなるべく設計を前年度に行いながら、翌年に工事が早期に発注できるよう今後検討していくつもりです。
このような質疑の後、結論は全会一致で原案可決です。
意見です。減額で最初驚きましたが、ご説明をいただき、平成29年度には優先的に整備をするということでよかったと思います。安心しました。このようなご意見がありました。
議案第132号の報告は以上です。
次に、議案第134号 平成28年度新座都市計画事業新座駅南口第2
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の議案審査内容を報告します。
結論は、全会一致で原案可決です。
執行部からの説明の後、質疑に入りました。
質問。事業別予算説明書の2ページ、3ページ、土地区画整理総務費の土地区画整理総務です。南口の事務所は閉めて、その土地も売り出すというのが最初の予定です。つまり引き続き残して、そこで仕事をしなければならなくなったということですが、その中身がわかるように説明をしていただきたい。
答弁。事務所の維持管理費を延長する理由ですが、当初は年内で主な事務が完了するので事務所を引き払う予定でしたが、事業が思ったよりも完了がおくれてしまったということです。
詳しく具体的に述べますと、平成28年度の当初予算編成時において、ことしの6月中旬に換地処分の公示を行い、その後年内までには登記事務と精算金の徴収、交付事務が終了するものと見込んでいましたが、平成27年度内に保留地の処分がおくれてしまったことにより換地計画の事前協議に時間を要したことと、それから換地計画を縦覧したところ、精算金が高いというご意見が提出され、その意見の取り扱いについて伺うために審議会を開催したことから、換地処分の公示が10月28日となり、予定より約4か月の事業の進捗がおくれることになりました。それに伴い、精算金の徴収交付事務が年度末までにかかるために、引き続き区画整理地内の事務所において事務を行うために維持管理費の補正を3か月分お願いするものです。
質問。今精算金は高いというお話で、その後の調整をされていると思うのですが、事務所はすぐそばですから市役所までは行かずに、事務は南口事務所ですという話です。しかし、3月まで延ばせばほぼ決着がつき、あとは一部残っても、それは本庁で作業すれば済むという判断でよいのか。
答弁。委員おっしゃるとおりです。予定では今月中に地権者の皆様に精算金についてお知らせを送付します。そこで、徴収の方、精算金をお支払いいただく方には、一括で納めていただけるのか、分割を希望されるのかを伺います。1月上旬には返信をしていただき、それに基づき第1回目の徴収の期限は3月末を設定しています。
一方、交付の方は、お支払いする口座番号、具体的な口座番号を2月中に教えていただきまして、3月末には振り込むという手続を行います。
徴収の方は、第1回目の納付期限が3月末になるので、第2回目以降については事務所が本庁舎内に移り、事務を行うと考えています。
以上のような質疑の後、結論は全会一致で原案可決です。
意見はありませんでした。
議案第134号の報告は以上です。
次に、議案第135号 平成28年度新座都市計画事業新座駅
北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の議案審査内容を報告します。
結論は、4対1で原案可決です。
最初に、執行部の説明の後、質疑に入りました。
質問。1点目に事業別予算説明書の2ページ、3ページ、土地区画整理事業費の土地区画整理事業です。県支出金5,000万円と考えていたのが1,000万円減るということです。1,000万円減ることについてわかりやすく説明をいただきたい。
2点目に、今回の補正は人件費関係の大半が減額です。北口事業は予定よりもおくれているという認識だが、進行状況を概略で教えていただきたい。
答弁。県支出金ですが、これについては県道新座・和光線、旧川越街道ですが、この拡幅事業に伴う県からの負担金です。具体的には、今の旧川越街道は幅員9メートルですが、これが県の将来計画が12メートルで、区画整理側に歩道が1.5メートルほど拡幅され、それに当たる用地費、それとその1.5メートル拡幅されたところの建物移転、あるいは工作物などの補償費、そういったものが県から負担金としていただけるものです。これについては、埼玉県と覚書を平成25年度に交わしており、平成26年度から実際に年度協定を交わし、県の負担金をいただいていますが、平成26年度については4,500万円要望して4,500万円の負担金がつきました。平成27年度は5,000万円を要望して5,000万円つきました。ただし、今年度については要望は前年度にするのですが、要望は5,000万円しましたが、やはり県の予算の中で詳しい事情を聞くと、県の朝霞県土整備事務所管内でほかの市町村の区画整理事業で交換金をいただいているところが最終年度ということで、そちらに重点配分する必要があるということから、今回1,000万円減額になったという状況です。
それから、保留地処分金については、これも仮換地指定後の平成25年度から保留地処分をしており、まだ実際のところ本格的な道路整備などが進んでいませんので、一般保留地の処分というのはまだしていませんが、今のところつけ保留地として買い戻し的な保留地、これについて地権者の方々から要望があるので、そちらに対応しているという状況です。
今回の補正では、3件のつけ保留地のご要望がありました。面積にして193.18平方メートルです。2点目の進捗状況ですが、建物移転補償というのが総事業費の過半数、総事業費が105億円のうち約57億円を占めていますので、まずそちらの進捗状況が今後の進捗を大きく左右するということが言えると思います。
今現在建物の棟数の建物移転補償の契約率の進捗状況は約35%です。平成33年度まであと5年ありますが、平成33年度までには全ての建物移転を進めていきたいと今のところ考えています。
質問。建物移転ですが、平成33年まで残り5年間という話です。35%終わって約3分の1終わって、3分の2はこれからという話です。残っている65%を、先ほど述べた進捗状況から見て5年間でできるのか。
答弁。今現在で約35%ですが、今現在というのは仮換地指定後の平成25年度から始めており、経過年数からすると4年と8か月たっています。したがって、あと残り3年と8か月あると思うのですが、年数的には平成25年度から平成33年度まで9年間あり、そのうちの3年と8か月経過したという状況の中で、ややおくれぎみとは思いますが、まだ5年以上残りがありますので、予定年度の平成33年度までには事業が完了するよう努めていきたいと思います。
このような質疑の後、結論は4対1で原案可決です。
意見です。賛成の方の意見です。県の支出金が1,000万円も希望額より減らされ、国庫補助も随分ずっと減っている中で、いいこととは思えないのですが、来年ぜひこの分はカバーしていきたいというので賛成いたします。
事業の35%の進捗で少しおくれぎみと思います。なかなか大変な事業だと思いますが、地権者と納得いくような話をしながら進めていただきたいと思います。
反対の方の意見です。北口の問題に関しては、大規模事業を相次いで次々打っていくということについていろんな問題があると思っています。このような意見がございました。
議案第135号の報告は以上です。
次に、議案第136号 平成28年度
新座都市計画事業大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の議案審査報告をいたします。
結論は、3対2で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑に入りました。
また、質疑の途中で、平成28年度社会資本整備総合交付金(補正2号)、財政部長査定時資料、平成28年10月24日付の資料が配布され、この資料に沿った質疑がありましたこともつけ加えて報告させていただきます。
質問。委員会で資料要求し、送付されました
新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業施行箇所図案からです。
この資料の中の平成28年度第2次補正施行内容である金種枠に道路(旧交付金)、この意味と申請額3億円ですが、2つの工事を記しております。それぞれ1億5,000万円となっておりますが、この金額の意味を教えていただきたい。
答弁。この旧交付金とは、以前まちづくり交付金と呼んでいた補助金ですので、その意味での旧交付金ということで表示をしています。今は、社会資本整備総合交付金という名称に変更となっています。
2点目の申請額の3億円ですが、内訳が1億5,000万円ずつということになっていますが、今回申請した額としては、工事が1億5,000万円、補償が1億5,000万円ということで、合計が3億円ということです。
質問。平成28年度国の第2の補正予算を活用することは結構ですが、資料として出された申請額が3億円というところがひっかかるのです。補正の工事費と建物移転補償費、それぞれ全部合わせても2億6,000万円しかありません。国庫補助は両方それぞれ1億5,000万円ずつ、3億円申請され、乖離があります。これはどのように考えたらよいのか。
答弁。今回の国の追加補正の考え方ですが、7月に考え方が示されて急遽国の経済対策の一環で募集があり、10月11日には内示が出るという驚くようなスピードの補助金でありました。国の経済対策の一環ということで、本事業で当たる部分について述べますと、成長の投資となるインフラ整備、内訳としてアクセスを高める現道の拡幅というのがあります。アクセスというのは、インターチェンジとか空港、駅、あと湾岸とか、そしてそこに一つとして工業団地というのがあります。大和田のこの本地区については、工業団地ではないのですが、国のほうに確認したところ物流施設を建てるという事業なので、これもアクセスに該当するという回答をいただきました。それで3億円の事業ということで補正を出したものです。
今回は物流施設に接続する道路ではないといけませんので、大和田二丁目の真ん中と、その道路と国道254号線を接続する区間、この道路の部分の築造費、雨水の700ミリ未満の雨水管の整備、道路の築造費約690メートルですが、これをまず一つ申請をしており、1億5,000万円です。
移転補償費については、移転の対象となる建物としては14か所あります。追加の補助の申請分としては、運輸会社の事務所、作業所、作業場、そちらを約1億円です。純粋に追加したのは、実はこの1棟です。当初の国費を充てるために考えていたものを今回補正にしたものです。
このビニールハウス、資材置き場、セブンイレブンの5か所の総額が約5,000万円です。先ほどの運輸会社の事務所等と5か所を足すと1億5,000万円となって、道路築造のほうが1億5,000万円ですから、足して3億円になるということです。この当初交付申請だったものを補正に切りかえた理由ですが、今回の補正はアクセスをよくするための現道の拡幅に当たらなければいけないということで、単なる区画道路に充てるとか、造成にかかわって移転をする建物ということには充てることはできません。
あと、埋蔵文化財調査、これについては現道拡幅とかではないので、追加の補助の金額を充てることができません。当初の国費については、埋蔵文化財は充てることができます。ですので、ここで5,000万円を入れかえてしまえば当初の補助金も使えて、追加の補助金も満額使え、より補助金を活用できるということで、埋蔵文化財調査については当初の国費を充てることにして、当初の国費を充てる予定だった5,000万円分の建物移転費をこの追加のほうに充てることで対応した結果、このような予算構成になっています。
このような質疑の後、結論は3対2で原案可決です。
意見です。賛成の方の意見です。いろいろとても複雑というか、とても上手に事業計画されていると思います。しっかりと国の交付金も活用されていると思います。これからもよろしくお願いいたします。
反対の方の意見です。臨時議会やいろんなところでも話しましたが、今回公園の話が話題になって、公園を買うお金はないのですという話です。前から言っているように北口の区画整理事業が実際にはおくれているわけです。当初予定していた計画よりおくれていて、国庫補助金も減っているという、そういった中で大和田二・三丁目のほうは国庫補助金が出ますという国の政策も変な話で、何を一番大事にするのかということを考えると、これはもっと待ったほうがいいと思います。
別の反対の方の意見です。今市役所の新庁舎の問題もあるし、引っ越しという問題もあったり、財源の面でもどこにお金をかけなければいけないのかを考えなければいけない。それに伴って、職員の力量の問題というか、本当に大丈夫なのか心配しています。自然災害とか食料の問題でも、やる気のある農家はどんどん新座市から転出してしまうという状況の中で、大和田二・三丁目でどれだけ生産緑地で残っていくのだろうか、心配しています。このような意見がございました。
議案第136号の報告は以上です。
次に、議案第137号 平成28年度新座市水道事業会計補正予算(第4号)についての議案審査内容を報告します。
結論は、全会一致で原案可決です。
最初に、執行部の説明の後質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。
議案第137号の報告は以上です。
次に、議案第138号 新座市道路線の認定について(市道第62―73号線)について、議案審査内容を報告します。
結論は、全会一致で原案可決です。
執行部の説明の後質疑に入りましたが、質疑、意見はありませんでした。
報告は以上です。
議案第139号 新座市道路線の認定について(市道第64―81号線)について、議案審査内容を報告します。
結論は、全会一致で原案可決です。
執行部の説明の後質疑に入りましたが、質疑、意見はありませんでした。
議案第139号の報告は以上です。
以上で報告を終わります。
○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第132号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第132号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第134号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第134号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第135号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
25番、木村俊彦議員。
〔25番(木村俊彦議員)登壇〕
◆25番(木村俊彦議員) 25番、木村です。議案第135号 平成28年度新座都市計画事業新座駅
北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について、反対の立場で討論を行います。
北口の土地区画整理事業特別会計は、大和田二・三丁目と同時に一貫して反対してきていますけれども、やはり新座駅の周辺に特に偏って予算がずっと配分されてきているという、そのことは大分市長もいろいろな場面で片山方面に対して気を使われているのだなというふうに思いますけれども、特に財政もうんと厳しい状況の中で、南口の開発がまだ終わらないうちに北口が始まって、北口がまだまだこれからというときに大和田二・三丁目が今度始まって、同時進行で市役所の新庁舎も建てなければいけないという、将来にわたって税収を上げるとか、いろいろそういうことは言われているけれども、本当にもつのだろうかという不安が多くあります。
それと同時に、南口だけでもマンションがどんどん建っていて、その問題が待機児童の問題で、特に新座駅周辺の待機児童というのが数も多いという。保育園の問題が出るということは、当然それが小学校に入っていくわけですし、先日も大和田放課後児童保育室、福祉部副部長の答弁がありましたが、定員118名に対して予想されているのが209名という形で膨れ上がるという、そういうふうに放課後児童保育室の受け皿の問題が出されていました。
それは、同時に、大和田小学校そのものがどうなるのだという問題にもつながると思うのですけれども、前に企画財政部長の答弁があったと思いますが、現在大和田小学校は増築をされていますけれども、それは南口の子供たちの受け皿であって、北口は今度開発されて、そこで住宅が出てきたときに、それの受け皿というのはないのだというようなお話もありました。
やはり都市計画でまちづくりをする場合には、どんどん人がふえて、若い人がふえれば税収は上がるということがあるかもしれません。と同時に、システムも考えなければいけないと思うのです。それに見合った形で新しい公共施設もどんどんつくらなければいけないし、保育園、小学校、そういうことを含めて見通していく必要があるのではないかというふうに思います。
この後新しく建てようにも、お金もない、また土地をどこかに建てようと思っても、土地ももうあっちもこっちも全部売り払ってしまってという、そういう状況の中で、旧新座小学校の跡地ももう今住宅になりましたし、旧第七保育園と旧大正保育園の跡地も見てきましたけれども、更地でぽっかりあいていて、新座団地方面は小学校もあったのです。保育園もあったのです。高齢化してきているという、やっぱり高齢化したそういうところに若い人たちを誘導していくような施策、今まである公共施設を大事に使っていくという。そうではなくて、スクラップ・アンド・ビルドという形でどんどん潰して、新しいものをどんどんつくっていくという、そういう考え方が基本で進んでいるのではないかなという。そういう意味では、大きな問題がこれから出てくるのではないかなというふうに思っております。
北口の補正予算に反対です。
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第135号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第136号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
21番、笠原進議員。
〔21番(笠原 進議員)登壇〕
◆21番(笠原進議員) 21番、笠原進です。大和田二・三丁目地区の土地区画整理事業の補正予算(第1号)について、反対の討論を行います。
私たちは、財政の事情も考慮して、大和田二・三丁目の土地区画整理事業は急いでやるべきではない、北口についてもやるべきではないというふうに考えています。ただ、補正予算については、その項目の中を検討して賛否を決めるというふうに考えていて、先ほどの北口については事業所の職員が1人減ったので、その予算を削るというものだったので、私たちは賛成をいたしました。
今回は、この大和田二・三丁目は事業別予算説明書を見ていただければわかりますけれども、001の部分の土地区画整理事業の総務費は、これは職員の人員等の問題で減額をしたりする問題ですから、ここについては別に異存というか、結果ですから、反対だというわけではないのですけれども、問題なのはその下の土地区画整理事業費に2億5,700万円追加補正をして、本予算は9月でスタートしたばかりですけれども、何と9月以降の総事業費を12億5,469万6,000円にまで膨らませるという、事業費を膨らませているというところに私たちは問題があるというふうに考えています。
委員会の審査の中でも資料も出されましたけれども、例えば建物移転等補償費は三本木通りに面したヤマト運輸の事業所がありますけれども、あの事業所を移転してもらうために払うお金が1億200万円です。立派に営業しているところが、そこをどいてもらって別のところに行けよという話ですから、当然新しいところにああいう規模の事業所をつくるとなると、ヤマト運輸から見たらお金をもらわなかったら移転できないのは当たり前ですから、その点だけ見れば至極当然な話ではありますけれども、財政が大変だと言っている折に十分にやっているそのお店を移転させて、そしてそこに事業を立ち上げていくということが本当に今緊急に必要なことだろうかというふうに考えれば、私は一例を挙げただけですけれども、そんなことはないのではないのというふうに多くの市民は考えると思います。
委員会でも申し上げましたけれども、建設経済常任委員会は野火止五丁目の児童遊園の視察に行ってまいりました。これは陳情が出されたから現地を見てきたわけですけれども、集会所のすぐ横に児童遊園があって、その児童遊園を町内会の皆さんが餅つきで利用したり、いろんなところで利用してきた。子供たちのいい遊び場にもなっていた。それが、相続が発生したら買ってほしいという、値段を聞いたら担当は9,100万円ぐらいのそういう試算だったけれども、今財政状況が大変なので買うことはできないとお断りしたら、結局売却という形になった。9,000万円のお金を出せないから、だから町内会の皆さんが一生懸命頑張ってやってきたその公園は買えないのだけれども、今言ったように1つの事業所の移転費だけで1億200万円はお金を出してやるから、大和田二・三丁目の事業はどんどん進めたいと。やっぱり政策の選択が違っているのではないの、今住民の皆さんが暮らしていく上で何が一番大事なのかということを考えて政策を考えなければいけないのではないのというのが私たちの主張であります。
ぜひ皆さんにも考えていただいて、本当に住民、今暮らしがどこも大変なときですから、財政が大変だというのはそれなりにはわかりますので、そういうときにお金の使い方については慎重にし、判断を間違えないようにしてもらいたいと思います。
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第136号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第137号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第137号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第138号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第138号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第139号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第139号は委員長報告どおり原案可決されました。
△議案第140号 公の施設の指定管理者の指定について
○議長(森田輝雄議員) 日程第25、議案第140号 公の施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議案は、委員会の付託を省略することに決しました。
議案第140号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第140号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第140号は原案のとおり可決することに決しました。
△議案第141号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例〜議案第153号 損害賠償の額を定めることについて
○議長(森田輝雄議員) 日程第26、議案第141号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例から日程第38、議案第153号 損害賠償の額を定めることについてまでを一括議題といたします。
議案の朗読は省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略することに決しました。
よって、直ちに市長提出議案に対する提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長(並木 傑)登壇〕
◎市長(並木傑) それでは、ただいま上程されました議案第141号から議案第153号までにつきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。
初めに、議案第141号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、一般職員の給与につきまして、人事院及び埼玉県人事委員会の勧告を踏まえ、給料月額、勤勉手当等の支給割合を改定するとともに、扶養手当の額を段階的に改定するもので、地方自治法第204条第3項の規定によりご提案をするものでございます。
なお、議案第141号から議案第146号までは人事院勧告等に関連して条例の一部を改正するものであり、今回の改定内容につきましては既に職員組合と合意しております。
次に、議案第142号 新座市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、市議会議員の期末手当の支給割合を改定するため、地方自治法第203条第4項の規定によりご提案をするものでございます。
なお、議案第142号及び議案第143号による条例の一部改正につきましては、平成12年12月6日付の新座市特別職報酬等審議会による答申におきまして、「議員及び特別職の期末手当については、報酬月額を改正する必要がない場合は、今後特別職報酬等審議会に諮ることなく一般職員の改正と連動して行うよう付言する」とされておりますことから、今回実施するものでございます。
次に、議案第143号 新座市特別職で常勤の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、議案第142号と同様に特別職で常勤の職員の期末手当の支給割合を改定するため、地方自治法第204条第3項の規定によりご提案をするものでございます。
次に、議案第144号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、議案第143号による特別職で常勤の職員の期末手当の改定に合わせ、教育委員会教育長の期末手当の支給割合を改定するため、地方自治法第204条第3項の規定によりご提案するものでございます。
次に、議案第145号 新座市技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例等の一部を改正する条例についてでございますが、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、所要の規定の整備を図るためご提案するものでございます。
次に、議案第146号 新座市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、介護時間に係る給与の減額について定めるとともに、扶養手当の見直しに伴い、所要の規定の整備を図るためご提案をするものでございます。
次に、議案第147号 平成28年度新座市一般会計補正予算(第6号)についてでございますが、歳入歳出予算につきまして6,141万5,000円を追加し、総額を500億2,838万1,000円とするものでございます。
本補正予算は、国の補正予算を活用して実施する子どもの放課後居場所づくり事業(ココフレンド)における備品購入に必要な経費を初め、法人保育園における防犯カメラの整備等に対する補助に係る経費を計上するほか、人事院勧告に基づく職員の給与に関する条例等の改正に伴い、職員の人件費等を増額するものでございます。
財源につきましては、国県支出金を計上するほか、不足する財源につきましては財政調整基金を取り崩して対応するもので、繰り入れ後の財政調整基金の残高は11億2,674万3,000円となります。
また、債務負担行為につきましては、新座市社会福祉協議会建物借上事業及び地域活動支援センターにいざ生活支援センター建物借上事業について設定するものでございます。
以上、ご提案申し上げます。
次に、議案第148号 平成28年度新座市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてでございますが、歳入歳出予算につきまして78万9,000円を追加し、総額を42億4,478万2,000円とするものでございます。
本補正予算は、職員の給与に関する条例の一部改正により職員人件費を増額するもので、これに伴い歳入の一般会計繰入金を増額するものでございます。
以上、ご提案申し上げます。
次に、議案第149号 平成28年度新座都市計画事業新座駅南口第2
土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、歳入歳出予算につきまして13万6,000円を追加し、総額を6億3,814万9,000円とするものでございます。
本補正予算は、職員の給与に関する条例の一部改正により職員人件費を増額するもので、これに伴い歳入の一般会計繰入金を増額するものでございます。
以上、ご提案を申し上げます。
次に、議案第150号 平成28年度新座都市計画事業新座駅
北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、歳入歳出予算につきまして48万円を追加し、総額を9億928万8,000円とするものでございます。
本補正予算は、職員の給与に関する条例の一部改正により職員人件費を増額するもので、これに伴い歳入の一般会計繰入金を増額するものでございます。
以上、ご提案を申し上げます。
次に、議案第151号 平成28年度
新座都市計画事業大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)についてでございますが、歳入歳出予算につきまして267万1,000円を追加し、総額を12億8,831万6,000円とするものでございます。
本補正予算は、職員の給与に関する条例の一部改正により職員人件費を増額するもので、これに伴い歳入の一般会計繰入金を増額するものでございます。
以上、ご提案を申し上げます。
次に、議案第152号 平成28年度新座市水道事業会計補正予算(第5号)についてでございますが、市長の事務部局の職員の給与改定に準じて水道企業職員の給与改定を行うことに伴い、職員人件費199万4,000円を増額するとともに、再任用短時間勤務職員に係る厚生年金保険、健康保険の事業主負担分の保険料5,000円を増額するものでございます。
以上、ご提案申し上げます。
最後に、議案第153号 損害賠償の額を定めることについてでございますが、平成28年6月10日に発生した負傷事故について、相手方との示談の見通しが立ちましたので、損害賠償の額を定めることにつきまして、地方自治法第96条第1項第13号の規定によりご提案をするものでございます。
以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
○議長(森田輝雄議員) 以上で、市長提出議案に対する提案理由の説明を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議案は委員会の付託を省略することに決しました。
暫時休憩いたします。
休憩 午後 2時56分
再開 午後 4時31分
○議長(森田輝雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△会議時間の延長
○議長(森田輝雄議員) お諮りいたします。
本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、時間の延長をすることに決しました。
議案第141号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
18番、塩田和久議員。
〔18番(塩田和久議員)登壇〕
◆18番(塩田和久議員) 18番、塩田です。議案第141号に反対の討論をさせてもらいます。時間も差し迫っていますので、端的に討論させてください。
市としましても、下げるときにはしっかり下げてきたというところで、いつ上げるのだといったら、もうこの状況なくしていつ上げるのだという話もあるかもしれませんが、そういう状況を踏まえましても、現状まだまだこの新座市というのは今投資していっている、これからというところだと思います。現在は、決して財政状況もよくないのは皆さん共通の認識ですし、これから市長が頑張って区画整理やほかの努力も実っていってよくなってもらわなければというところなのですけれども、現状今回の定例会でも市長は無理、だめ、もうやりません、できませんが復活してきました。その中で市民サービスだけ我慢してもらい、一方給料だけ上がっていくというのは、なかなか納得してもらうのは難しいのではないでしょうかという考えです。
そもそも人事院勧告というのは、大きな企業、大企業をもとにデータをとっていっているのです。その中で、新座市も全国的に見てもそうですし、この新座市を見てもそうですし、中小企業がほとんどです。そんな中で、12月に入っても、私たちは期末手当というものをいただきましたし、ボーナスですか、かといって、この辺の民間企業の人に聞いても、もう何年ももらっていないというところもあったり、会社自体がなくなったりというところも決して珍しくありません。その中で、この現状でこの人事院勧告に伴う引き上げというのには現状では賛成できないということで、これ関連するものがこの後出てきますけれども、もちろん特別職、市議会議員だったり、市長、副市長、教育長もそうですが、同じく反対をさせてもらうつもりです。
来年以降胸を張って賛成していけるように、市長の手腕にかかっていると思いますので、ぜひ期待を込めまして反対の討論とさせていただきます。
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
21番、笠原進議員。
〔21番(笠原 進議員)登壇〕
◆21番(笠原進議員) 21番、笠原進です。この後議員とか特別職については、塩田議員と同じで、私は意見がありますけれども、職員の皆さんが人事院勧告に基づいて給与の改正をするというのは極めて当たり前な話であって、市内の中小企業で働いている皆さんの労働条件が芳しくないというのはよくわかります。さまざまなところがありますけれども、それに応じて市の職員も芳しくないのに合わせて給料を上げるなという議論は極めて暴論で、とても納得できる話ではないと思います。
公務員の場合には、残念ながら労働基本権がいろいろ制約されて、その制約にかわるものとして人事院が全体の状況を見て、それで勧告をするという格好で、下げられるときには、随分この間本当に、私議員になった最初のころは、民間もそうでしたけれども、公務員も毎年ぼんぼん上がるという時期がたくさんありましたけれども、今の若い人はもう下がるばかりでちっとも希望がないというぐらい下げられています。民間との対比でも、決して新座市の職員は大企業などと比べればよくないし、それは民間はさまざまありますから、低いところと比べれば高いという意見がありますけれども、公務員の場合にはいわゆる相場の平均的なところになるというのは当たり前な話であって低いところと比べて高いからもっと下げろというふうな考え方はなじまないと思います。
ずっと下げ続けられてきたものを民間と比べてちょっと低くなり過ぎているから是正しようというのが人事院勧告で、その是正に基づいて職員の皆さんは上げるというのは当然な話だというふうに思いますので、何でもかんでも全部給料を下げたらいいのだというような塩田議員のようなそういう議論はなじまないと思います。
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議案第141号は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第141号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第142号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
21番、笠原進議員。
〔21番(笠原 進議員)登壇〕
◆21番(笠原進議員) 21番、笠原進です。議員の期末の勤勉手当が0.1%上がると、これは人事院勧告に基づいて、先ほどの一般の職員と同じようにするというので、考えようによっては、下げるときは議員も同じように下げられたのだから、上げるのも同じように上げなさいというのはわからないわけではありません。それは、さっき塩田議員が来年胸を張ってというふうに言われるのは、職員ではなくて、議員や特別職についてはそういうことも考えられると思います。
ただ、この12月議会で財政は大変なので、市民の皆さんには都市計画税を上げなければならないし、サービスも削らなければならないというふうに言っています。そういう苦しい経済状況の中だから、市民には負担増やサービスの低下はやむを得ないのだという格好で、私たち共産党は上げることには反対でしたけれども、議会の議決としてはそういうふうに決まりました。
議会の議決で決めて上げる部分には市民に上げる負担を求めておきながら、片方で財政は大変なのに、自分たちの報酬については上げるのかというのは、当然市民の側からは出てくる意見だというふうに思います。
この事業別予算説明書を見ますと、議員の期末手当の分でふえるのが125万8,000円です。この金額が多いと見るか、大した金額ではないのだというふうに見るかはさまざまで、この金額を26人の議員で分けるという格好ですから、1人当たりにすると4万五、六千円か7,000円か、そんな金額になるのですけれども、でも上がることには変わりありません。だから、そういう点で考えると今は財政が本当に大変なときだというふうに思っているわけですから、職員は別ですけれども、議員や三役の特別職はやっぱり今は我慢して、しっかり財政の立て直しのために頑張るときだというふうに思いますので、議員の報酬値上げについては反対です。
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議案第142号は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第142号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第143号について質疑願います。
質疑ありませんか。
21番、笠原進議員。
〔21番(笠原 進議員)登壇〕
◆21番(笠原進議員) 21番、笠原進です。この12月議会でいろいろやりとりをした中で、市長は繰り返し財政が大変なのだという話でした。今までになくこの数年は財政が本当に大変なのだと、だから来年の予算編成もすごく苦しいのだということを繰り返し言ってきた市長が、市長の報酬が随分カットされているのは知っていますけれども、人事院勧告どおり値上げを、みずからのものを上げたいのだという提案をしたのは非常に解せないのです。
議員に対しては、別のことだから遠慮もあるという格好で提案したのだというふうに思いますけれども、ここで出てきたのは市長と副市長の分です。金額にしたら15万7,000円ですから、そんなに大した金額ではないという人がいるかもしれませんし、次のところで教育長が出てきますけれども、教育長の分が8万9,000円なのです。だけれども、やっぱり本当に気持ちとして今財政が大変で、来年の予算編成をするのも大変。さっき全員協議会の中では、大変なので、市が持っている第三庁舎の土地も売って来年の予算編成をしたいのだというふうに言っているのであれば、やっぱり提案権を持っている市長が、みずからのその部分については今回は提案しないというのが、ある意味では当たり前だというふうに思うのですけれども、そういうことは考えなかったのでしょうか。
○議長(森田輝雄議員) 市長。
〔市長(並木 傑)登壇〕
◎市長(並木傑) 笠原議員のご質問にご答弁申し上げます。
基本的には、今まで新座市からの提案で市議会との関連で、慣例ですけれども、人事院勧告に沿って報酬を上げていくと。市議会議員の皆様の議員報酬、あるいは三役も含めまして、いわゆる報酬等審議会を開いてやっている議会もありますし、三役についても諮るというようなこともやっておりますけれども、新座市議会は慣例といいますか、先ほど提案説明を申し上げましたとおり、人事院勧告どおりにやっていくというような慣例でございますので、議員の皆様はそれに沿ってという形でございますけれども、我々三役についても基本的には全体で10%カットというのをさせていただいておりますが、それを上げるのはちょっと整合性がないのではないかなというふうに言いますけれども、今回につきましては慣例どおり、今までのとおり人事院勧告の指示に従ってやったというようなことでございます。
○議長(森田輝雄議員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第143号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第143号は、原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第143号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第144号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第144号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第144号は、原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第144号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第145号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第145号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第145号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第146号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第146号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第146号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第147号について質疑願います。
質疑ありませんか。
14番、佐藤重忠議員。
〔14番(佐藤重忠議員)登壇〕
◆14番(佐藤重忠議員) 14番、佐藤重忠でございます。議案第147号 平成28年度新座市一般会計補正予算(第6号)について質問させていただきます。
議案書の36ページ、37ページになります。先ほど全員協議会におきまして市役所第三庁舎の今後のあり方ということでご説明をいただきました。建物は昭和54年に建築された建物ということで、耐震診断の結果耐震補強工事が必要という判断がなされております。建てかえ等も含めて、るるこれから論議が進められるべきことであるかと思います。
質問したいのは、債務負担行為として今回1億円社会福祉協議会の建物として計上されます。また、地域活動支援センターにいざ生活支援センターの建物借上事業として今回5,000万円が限度額として設定されるという話を伺いました。これによって、もろもろの建物であったりとか、場所、または内容、そのようなことがどの程度決まるようになるのか。具体的には建物の場所ですとか、あるいは建物の形状ですとか、そういったものに含めて、どこまで債務負担行為を決定するということによって決まるのかということを教えてください。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 企画財政部長。
◎企画財政部長(永尾郁夫) 債務負担行為についてのご質問でございますけれども、今回債務負担行為ということで社会福祉協議会については1億円、にいざ生活支援センターについては5,000万円を上限額とする債務負担行為の設定をお願いするわけですけれども、若干時間が十分ではない中でこれまで関係機関と協議をしてまいりまして、全員協議会でもおおむねご説明を申し上げましたけれども、例えば社会福祉協議会との協議の中では、詳細な図面は今回まだお示しをしておりませんけれども、ある程度のどういった部屋ですとか、どういった機能を持たせたいのかということで数度にわたって社会福祉協議会と協議を進めてくる中で、大まかにこういったレイアウト、各部屋の規模といったものについては想定するものはおおむね合意できているものと認識しております。
そういう中で、今回全員協議会でご説明を申し上げましたので、ある程度の範囲は説明の中で申し上げたとおり、場所等についてはご説明した場所を想定しておりますし、若干建物の中の細かい部屋の仕様ですとか、あるいはちょっと影響があるかと思いますけれども、建物の向き等についてはあの場所を利用する中で、場合によっては変更等もあるかと思いますが、予算、例えば社会福祉協議会であれば1億円の範囲の中で検討を進めさせていただきたいということでご了解をお願いするものです。
○議長(森田輝雄議員) 14番、佐藤重忠議員。
◆14番(佐藤重忠議員) 今答弁いただきました。
債務負担行為として1億円と5,000万円の設定がなされるということですが、もう一つ、ちょっと先ほど聞き漏れたので、この1億円、あるいは5,000万円という金額が設定された場合において、この金額を超える形で例えば1億1万円とか、そういった形の工事を行うことは可能なのでしょうか。
○議長(森田輝雄議員) 企画財政部長。
◎企画財政部長(永尾郁夫) 今回債務負担行為の設定をお願いしておるわけですけれども、その限度額を超えて市のほうで独自に超過する金額の契約をすることはできませんので、仮に検討の中でこれを超える必要性が生じた場合については、追加で補正予算のお願いをするという形になるかと思います。
○議長(森田輝雄議員) 14番、佐藤重忠議員。
◆14番(佐藤重忠議員) わかりました。
やっぱりどうしても突然に出てきた内容で、具体的なその売却の方向とか建物の位置、あるいは形状等全く見えてこない中での議案の提案かなというふうに感じます。
大変大事な役割をしょっていただいております社会福祉協議会、またにいざ生活支援センターでございます。しっかりと打ち合わせをしていただいて、市にとってよりよきものをつくっていただくように希望いたします。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 13番、野中弥生議員。
〔13番(野中弥生議員)登壇〕
◆13番(野中弥生議員) 13番、野中弥生です。議案第147号、一般会計補正予算(第6号)について質問いたします。
事業別予算説明書の12ページ、3款民生費、児童運営費の法人保育園施設整備費補助535万9,000円について、もう一つが20ページ、10款の教育費のところの青少年育成費の子どもの放課後居場所づくり、備品購入費639万6,000円についてお伺いをいたします。
2つとも平成28年の国の第2次補正予算の中で決まっておりてきている予算かと思っておりますけれども、まず法人保育園の防犯対策としてどのような保育園がどのような設置をされるのか、具体的に教えていただければと思います。
そして、またこの私の手元の資料では防犯対策強化事業ということで、国のほうでは保育園等におけるフェンス等、外構等の設置、修繕や非常通報装置、防犯カメラの設置等に係る費用の一部支援ということで2分の1国の支援となっているのですけれども、ちょっと見ますと、数字を計算しますと国の支援が3分の2になっているようなのですが、この経緯を教えていただけたらと思います。
あと、ココフレンドについては、大変財政が厳しき折子供たちの予算、先ほどの保育園もそうなのですけれども、予算がとれてよかったのですが、639万円ということで大変大きな金額がおりてきたのもよかったのですけれども、これだけあれば1つココフレンドができそうな金額だったかなと思ったのですが、具体的にココフレンドの活動充実を図る備品購入ということなので、どのようなものを購入されるのか、されたのかというのをお伺いしたいと思います。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 福祉部副部長。
◎福祉部副部長(鈴木義弘) ただいま野中議員から事業別予算説明書12ページ、法人保育園施設整備費補助の関係のご質問、大きく分けると2点のご質問を頂戴したかと思います。
まず、1点目でございますけれども、今回保育所整備等の交付金というものの中に、新たにこの防犯対策の補助金が加えられました。私ども市のほうでこの通知をいただきましたのは11月4日でございました。これを受けまして、市内の全法人保育園にこの補助金を使っての事業実施の希望の有無を調査させていただきまして、今回6園からこの補助金を活用して事業を実施したいというお答えをいただきましたので、この補正予算の中で予算計上させていただくものでございます。
若干簡単にどんな整備内容かということを申し上げますと、フェンスの改修が2園、それから監視カメラの設置が2園、それから門扉の改修が1園、それから防犯センサー及び通報ブザー等の設置が1園、以上の6園の状況になってございます。
また、費用負担の関係でのご質問を頂戴したかと思いますが、この補助の仕組みでございますけれども、全事業費、対象となる事業費の2分の1を国が負担をいたします。そして、4分の1を市が負担をいたします。残りの4分の1については事業者のご負担という仕組みとなってございます。
以上でございます。
○議長(森田輝雄議員) 教育総務部長。
◎教育総務部長(大熊正) それでは、野中議員からご質問いただきました事業別予算説明書の20ページ、21ページ、子どもの放課後居場所づくりに係る備品購入費についてでございますが、実はこちらの予算計上につきましては国の2次補正で文部科学省分の申請通知が本年11月15日に県のほうから到着しまして、11月末締め切りということでとりあえず提出させていただきました。
実のところ、まだ内示が来ていないのでこの額が確定というわけではないのですが、とりあえず申請しておかないと、この購入予定数が幅広くわたっておりますので申請していただいて、県のほうも精査を経て国のほうに現時点で出しているというような状況でございます。
内定については、年明け1月というようなことが県のほうから申し伝わってきております。
その中で、どのような備品を購入するのかというご質問でございますので、現在ココフレンドを開設している各学校のコーディネーターの方々と調整しまして、一応それぞれ申請していただきました。その中で、テレビ50インチ、テレビ台、空気清浄機、多機能プリンター、長机、ホワイトボード、拡声機等々21品目99点を購入するということで申請してございます。
原則国のほうからの通知で、備品に限る補助金ということで3万円以上の物品というようなことで通知が来ておりまして、合計で639万5,000円という額を申請させていただいたということでございます。
この補助については、10分の10補助ということになっております。
○議長(森田輝雄議員) 13番、野中弥生議員。
◆13番(野中弥生議員) 済みません、ありがとうございます。
それで、ココフレンドなのですけれども、コーディネーターの方からのご希望ということで、とても大量の備品購入ということで、これ全て、これから申請して、まだこれからということですか。1月、来年ということ。まだ決まってはいないという、そういう理解ですか。
○議長(森田輝雄議員) 教育総務部長。
◎教育総務部長(大熊正) 再度のご質問ですが、1月に入りましてから内示額が来ますので、その予算の範囲内で購入させていただくという形になると思います。
○議長(森田輝雄議員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
21番、笠原進議員。
〔21番(笠原 進議員)登壇〕
◆21番(笠原進議員) 21番、笠原進です。一般会計補正予算(第6号)は、総額が6,141万5,000円という規模のものであります。
私たちの反対の理由は、先ほど条例で議決をしましたけれども、議員26人分の0.1か月分の期末手当の増額及び市長、副市長、教育長の同じく0.1か月分の期末手当の増額という部分がこの予算に含まれているということがあって反対をするというものです。
先ほど言った6,000万円以上の中で、以上の部分は計算してみますと150万4,000円の部分に当たりますけれども、今財政が厳しい中でこういうものを支出するのはよくないのではないかということで反対をいたしました。
ただ、先ほどの説明にもありました法人保育園の皆さんへの補助金の535万円だとか、ココフレンドの部分の備品購入費が639万6,000円だとかいう部分については私たちも賛成です。
同時に、債務負担行為で、先ほど全員協議会でも話がありました。ただ、今回計上されているものはあくまでも社会福祉協議会の事業として上限が1億円、地域活動支援センターの建てかえの上限が5,000万円ということを決めているのみであって、先ほど部長が言いましたようにいろいろ話し合った結果、例えば5,000万円では済まなくて6,000万円かかるというふうになれば、当然次のときには補正でこの上限が変更されるでしょうから、何よりここで言っていることは建てかえが必要になっている、これは耐震との関係で必要になっている第三庁舎部分の利用されている方たちを新たに建て直しをしますよということがはっきりここで示されたということですから、場所等についてもここで議決するわけではないので、いろいろまだ検討しなければならないものがあるだろうと思いますけれども、少なくとも第三庁舎を建てかえるという決意を執行部が示したということについては私たちも賛成です。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議案第147号は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第147号は原案のとおり可決することに決しました。
続きまして、議案第148号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第148号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第148号は、原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第148号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第149号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第149号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第149号は、原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第149号は原案のとおり可決することに決しました。
続きまして、議案第150号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第150号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第150号は、原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第150号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第151号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第151号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第151号は、原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第151号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第152号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第152号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第152号は、原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立多数であります。
よって、議案第152号は原案のとおり可決することに決しました。
続きまして、議案第153号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第153号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第153号は原案のとおり可決することに決しました。
△陳情第22号 公園等設置に関する陳情書
○議長(森田輝雄議員) 日程第39、陳情第22号 公園等設置に関する陳情書を議題とし、建設経済常任委員会委員長の報告を求めます。
建設経済常任委員会委員長。
〔10番(滝本恭雪議員)登壇〕
◆10番(滝本恭雪議員) 平成28年陳情第22号 公園等設置に関する陳情書の審査内容を報告します。
結論は、全会一致で採択すべきとなりました。
意見がありました。説明だと、4か所も5か所も相続が発生して、買ってほしいところがあったので全部は買えなかったという話です。選択そのものが間違っていると思います。陳情で述べていることはよくわかります。今ある集会所の横に長い間あった公園を9,000万円で購入できないから売るのは仕方ないという話は、市は選択を間違っています。今度は補正予算でも約5,000万円近いお金を残して、それを財政調整基金に積み立てようという話なわけですから、財政調整基金もこれで11億円残っているわけですから、去年から比べると少ないとはいえ、買えない話ではありません。住民の皆さんがなくなった公園を今までと同じようにいろいろな行事ができるように至急探してもらいたいという気持ちはよくわかるので、それに応える仕事をすべきと思います。
別の方です。この場所は10月にまち歩きで見せていただき、そのときは公園がなくなるという話は一切なくて驚いているところです。地域の皆様方のためにも、この件は採択でお願いします。
別の方です。私は消防団に所属をしているのですが、あの公園のところに防災倉庫が奥のほうに残っていて、防災拠点としても野火止上五町内会の皆様にとってはとても大切な場所だと思うのです。あの公園がなくなってしまうと、防災訓練など集まるといったことも難しくなるのではないかと思います。家が密集している地域だけに、これまでどおり訓練ができるような施設があればと思っています。
別の方です。この公園を拝見して、集会所とはずっと一体で利用されてきて、陳情者の皆様のお気持ちも鑑みながら、市としても別の場所にという思いもあると思うのです。この野火止五丁目地内は住宅も多く、適地を探すのは難しいかもしれないですが、何とか住民の方のお気持ちに沿えるようにできたらと願っています。
陳情第22号の報告は以上です。
○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、陳情第22号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
23番、小野大輔議員。
〔23番(小野大輔議員)登壇〕
◆23番(小野大輔議員) 23番、小野大輔です。陳情第22号に賛成の立場で討論をしたいと思います。
全会一致で通ったということで、本当にうれしいなというふうに思っています。
ただ、私はこの野火止五丁目児童遊園を閉園することは間違いだったというふうに思います。大型公共事業や地下鉄12号線の延伸の基金を取り崩してでも残すべきだったと思います。これは笠原議員がずっと言っていましたので、その話はしませんけれども、ただ公園を閉園するという選択肢のところでも、市長はそういう立場をとったわけですけれども、丁寧な対応、誠実な対応がちゃんとできていたのかというのが、少し心配になりました。
私、一般質問でも取り上げさせていただきましたけれども、この話をしたら担当部長がメッシュで区切って近くに公園があるから大丈夫なのではないかという話をされていました。私は、そういうふうに四角四面に捉えていただきたくないというふうに思います。地元の町内会は、無給でこの活動を支えていただいています。町内会だけではなくて、そこで生活を営んでいる人たちもこの公園を使っていたわけです。そういう人たちの立場に立っていろんな発言、対応していただきたいというふうに思います。
この陳情を出した方々は、どちらかといえば市長の側に近い人たちで、そういう人たちが陳情書を出すというのは相当なご覚悟だったと思うのです。なので、ここにある陳情事項3つですけれども、全て守れるように。それから、私は市長に頭を下げて対応していってほしいと思うのです。ぜひこの後誠実な対応、誠意ある対応、丁寧に対応していただきたいと思って賛成の討論としたいと思います。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
25番、木村俊彦議員。
〔25番(木村俊彦議員)登壇〕
◆25番(木村俊彦議員) 25番、木村です。陳情第22号 公園等設置に関する陳情書に賛成の立場で討論を行います。
建設経済常任委員会で視察しに行ったときには、遊具とか撤去されていたのですけれども、まだ防球ネットはそのまま残っていたのです。その後陳情が一応委員会の中では通ったわけ。これは、もう当然、それで要望も集会所の隣に公園が欲しいと、それはもっともな話だというから、多分市長は考えを変えるのではないかというふうに思っていたのですけれども、ついこの間横を通ってみたら、もう防球ネットもきれいになくなっていて、ちょっとショックだったのですけれども、やはりこれから相続に伴う買い取り要請というのがたくさん出てくる中で、新座市は既に建物が建っているところは残していくけれども、それ以外のものは相続の場合にお金がないからもう買わないという、そういう形になると、まず公園からどんどんなくなっていくのではないかなという、そういう危機感があるのです。
市は、大規模な区画整理事業というのは、大和田二・三丁目もそうですし、これからいろいろ予定されているところも、人家のない畑みたいなものを、畑とか雑木林を潰して区画整理をやっていく、まちづくりをやっていくというのは比較的やりやすい部分だと思うのです。
だけれども、新座市で一番問題になっているのは、もう既に高齢化していたり、ごちゃごちゃしているそういう住宅街というのがいっぱいあって、それはもう福祉の面でも大変だし、防災上からもどうなるのだと、一旦火が起きたらもう収拾がつかないなと思う、そういう危険な箇所がいっぱいあって、そういうところこそきちっとまちづくりというのを考えていく必要があるというふうに思うのです。
ことしも市議会議員の選挙があって、私も車でずっと回りましたけれども、本当に今まであったちょっとした駐車場とか、公園ではないけれども、空き地みたいな、畑みたいなものがどんどんもうなくなって家が建っているのです。そういうことについて、ちゃんと手を打てるようなことをやらないと、いつ来るかわからない大災害とかと一方で言いながら、本当にそういうまちづくりというのは市民の合意形成もしながら進めていかなければいけないから、大変ではあるのです。住んでいる人たちの折り合いをつけながらやっていかなければいけない。
でも、やっぱり一番大事なのはそういうところなので、そういうところで今までここの公園がどういう役割を果たしてきたか、どれだけ大事な公園だったか、それを考えた場合には、やはりこれはもう一度何とか考え直して、集会所の横にああいう公園、広場というのはもう何をやるにしても絶対必要なことで、あそこの地区でそれにかわるようなものを探そうと思ってもないわけですから、やはりあそこをもう一度買い戻して、買い戻すというか、買い取ってやるべきではないかなということで、強く市長にはお願いしたいというふうに思います。
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
委員長の報告は採択であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(森田輝雄議員) 起立全員であります。
よって、陳情第22号は委員長報告どおり採択されました。
△陳情第23号 資産課税の軽減に関する陳情書
○議長(森田輝雄議員) 日程第40、陳情第23号 資産課税の軽減に関する陳情書を議題とし、総務常任委員会に付託された陳情事項1及び2について委員長の報告を求めます。
総務常任委員会委員長。
〔3番(小池秀夫議員)登壇〕
◆3番(小池秀夫議員) 3番、小池です。陳情第23号につきまして、総務常任委員会に分割付託されました部分の資産課税の軽減に関する陳情書の分割としまして、陳情事項の1項、2項につきまして審査の結果を報告いたします。
最初に、陳情者の方が見えまして、その説明をいただき、審査に入りました。
まず、結論は全会一致で採択されました。
採択される方の意見もありますので、紹介いたします。私たちの近隣でも、都市農業ということで農業を営んでいる方々がいらっしゃいます。そういった方々が税という部分で大変な思いをして農業経営をしております。また、相続のタイミングで生産緑地なり、農地なりを手放さなければいけない状況というのは、実際に私も目の当たりにしております。
そういった中で国も、また都市農業振興基本計画というものを立てて振興していこうという立場にあるわけですけれども、そういった基本計画との整合性という部分でも、こういった陳情の中身というものは私は理解ができるというふうに考えておりますので、採択すべきです。
また、意見書を出して、この地域の意見としてしっかりと出せればよいと思います。
委員全員が採択という形でございます。
以上でございます。
○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、陳情第23号の陳情事項1及び2に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は採択であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、陳情第23号の陳情事項1及び2については委員長報告どおり採択されました。
△陳情第23号 資産課税の軽減に関する陳情書
○議長(森田輝雄議員) 日程第41、陳情第23号 資産課税の軽減に関する陳情書を議題とし、建設経済常任委員会に付託された陳情事項3から6までについて委員長の報告を求めます。
建設経済常任委員会委員長。
〔10番(滝本恭雪議員)登壇〕
◆10番(滝本恭雪議員) 10番、滝本恭雪です。平成28年陳情第23号 資産課税の軽減に関する陳情書の建設経済常任委員会に付託された審査内容を報告します。
審査に入る前に休憩をとり、提出者から説明をいただき、その後再開をして審査に入りました。
結論は、全会一致で採択し、国へ意見書を提出すべきとなりました。
意見です。陳情事項の最後のところに緑地保全というところがありますが、新座市も健康都市として緑地がどんどん少なくなって、その緑地をどのように守るのかというのがすごく大事な問題と思います。同時に、健康な都市農業は、なかなか農業だけで暮らしていけないという今の実態があると思いますし、相続の発生で自分の土地を売らざるを得ないということで農地や林が減っていくという時代が本当に新座市でも続いています。その点では、農家の皆さんが農業を守り、生産緑地を守っていくということは新座市のまちづくりにとって大変大事なことだと思います。
私は、教員の仕事で新座市に来ましたが、市民の方々と話をすると、転入されてくる一番大きなポイントの一つが、緑が多いから新座市を選んだという人が結構いるのです。その緑がなくなっていくというのはすごく残念だと思います。林も農地もそのものも保全されていく、相続の部分についても、税制制度を変えて緩和していくということがすごく大事だと思うので、JAの皆様にこうして頑張っていただいているというのはすごく大事なことだと思います。
別の方の意見です。この陳情書の5番のところで、500平方メートルというと100坪以上となってきます。新座駅周辺などを拝見すると、500平米以上の生産緑地を駅前にたくさんつくって、緑ができていいのかもしれませんが、もう少し縮小して細かく、土地の価値もあるわけですから、土地と農地との融合といった意味でも大体300平米とか、それぐらいの規模におさまるようであれば、農家の方々もやりやすくなってくるのではないかと私は思っています。いろいろと勉強させていただき、ありがとうございます。
陳情第22号の報告は以上です。
○議長(森田輝雄議員) 委員長の報告が終わりましたので、陳情第23号の陳情事項3から6までに対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
△発言の訂正
○議長(森田輝雄議員) 10番、滝本恭雪議員。
〔10番(滝本恭雪議員)登壇〕
◆10番(滝本恭雪議員) 訂正をお願いいたします。
平成28年陳情第23号 資産課税の軽減に関する陳情書に訂正いたします。
○議長(森田輝雄議員) ただいま10番、滝本恭雪議員より発言の訂正の申し出がありました。会議規則第65条の規定により、発言の訂正の申し出があったとおり訂正を許可いたします。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は採択であります。報告どおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、陳情第23号の陳情事項3から6までについては委員長報告どおり採択されました。
△議第20号議案 資産課税の軽減に関する意見書〜議第26号議案 南スーダンに派兵される自衛隊の新任務「駆け付け警護」を撤回し、南スーダンからの撤退を求める意見書
○議長(森田輝雄議員) 日程第42、議第20号議案 資産課税の軽減に関する意見書から日程第48、議第26号議案 南スーダンに派兵される自衛隊の新任務「駆け付け警護」を撤回し、南スーダンからの撤退を求める意見書までを一括議題といたします。
議案の朗読は省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略することに決しました。
直ちに、議第20号議案 資産課税の軽減に関する意見書に対する提案理由の説明を求めます。
22番、芦野修議員。
〔22番(芦野 修議員)登壇〕
◆22番(芦野修議員) 22番、芦野修です。議第20号議案 資産課税の軽減に関する意見書を提案いたします。
賛成者は、平野茂議員、佐藤重忠議員、平松大佑議員、塩田和久議員、木村俊彦議員、野中弥生議員、助川昇議員、鈴木明子議員、笠原進議員です。
提案理由は、都市農地が持つ、公益的機能など多面的機能を更に発揮し、地域貢献、市民生活の安全確保及び都市農業の維持を鑑み、都市近郊農家の納税負担の軽減を求めるため、この案を提出するものです。
それでは、案文を読み上げたいと思います。
資産課税の軽減に関する意見書
都市の農業・農地は、地域住民に安全安心で新鮮な農産物を供給する最も身近な存在であるほか、豊かな緑と潤いのある空間を提供するとともに、次世代への食農教育や土に触れるレクリエーションの場の提供、災害時の市民の緊急避難場所等オープンスペースの確保など、多面的な機能を持ち、健全な都市生活を営む上で公共的役割と価値を備え、地域づくりに貢献しています。
一方、農業者は、消費者に囲まれた環境を活かしながら多彩な農業を展開していますが、昨今の経済情勢及び社会情勢から農業収入の減収、固定資産税・都市計画税による納税負担のために農地の一部を別事業等に転用するなど農地が減少している状況にあります。農業後継者が引き続き農業経営を維持していくため農地は必須でありますが、都市近郊農家では、高額な相続税の納税負担により農地の売却を余儀なくされ、大きな課題となっています。相続税の課税が強化されたことにより、今まで以上に農地を売却し相続税支払い資金に充てなければならなくなり、都市農地の一層の減少に拍車をかけることになっています。
また、「市民農園」の開設希望、担い手の賃貸による規模拡大、災害時の避難場所のスペース確保など、市街化区域内農地についても賃貸の要望が高まっています。
政府が策定した「都市農業振興基本計画」では、都市農地を保全し、都市農業の振興を図っていくためには、農地の適切な利用による多様な機能の発揮を図るため、必要な税制上の措置を講じる必要があるとされています。
よって、国及び政府におかれては、都市農地が持つ、公益的機能など多面的機能を更に発揮し、地域貢献、市民生活の安全確保及び都市農業の維持を鑑み、納税負担の軽減のため、下記の措置を講じられるよう強く要望します。
記
1 固定資産税を減額すること。
2 相続税の納税負担を軽減すること。
3 三大都市圏特定市における市街化区域農地の相続税納税猶予制度の20年営農継続による免除制度を復活すること。
4 相続税納税猶予制度適用生産緑地の賃貸を認めること。
5 生産緑地の面積要件を現行の500平方メートルから指定下限面積を引き下げること。
6 生産緑地の追加指定を緑地保全の観点から促進すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣です。
以上、よろしくお願いをいたします。
○議長(森田輝雄議員) 続いて、議第21号議案 安心な社会保障と強い地域経済を構築するための地方財政措置を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
11番、鈴木秀一議員。
〔11番(鈴木秀一議員)登壇〕
◆11番(鈴木秀一議員) 11番、鈴木秀一です。議第21号議案 安心な社会保障と強い地域経済を構築するための地方財政措置を求める意見書について提案いたします。
賛成者は、平野茂議員、高邑朋矢議員、平松大佑議員、塩田和久議員、亀田博子議員、笠原進議員です。
提案理由は、安心な社会保障と強い地域経済を構築するための地方財政措置を求めるため、この案を提出いたします。
それでは、案文を読み上げて提案にかえます。
安心な社会保障と強い地域経済を構築するための地方財政措置を求める意見書
政府は、日本が世界に誇る社会保障の充実・安定化とそのための安定財源の確保及び財政健全化の同時達成を目指し、社会保障と税の一体改革を進めてきました。しかしながら、今般、世界経済が直面するリスクを関係諸国が一体となって回避するために、消費税率の10%への引上げが、平成31年10月まで再延期されることになりました。
他方で、2012年には約1,500万人だった75歳以上の高齢者数は、2015年には約1,700万人、そして2025年には約2,200万人と推計されており、このように急激に進行する高齢化への対策は確実に進めることが必要です。また、日本は、本格的な人口減少の時代に突入し、2015年の人口減少幅が約27万人と過去最大となりました。正に高齢化対策も少子化対策も待ったなしです。
さらに、これらの施策を支える安定財源を確保するための日本経済の底上げも正念場であり、GDPと雇用の約7割を占める“地域経済圏”の活性化が求められています。今こそ、地域資源や地域の特色に着目した、農林水産業の6次産業化や、魅力ある観光産業の開発など、産・学・金・官の連携による地域産業の創造と、地方への移住促進や小さな拠点、生涯活躍のまちづくりなど、将来にわたって活気ある地域づくりを本格的に推進すべき時であると考えます。
そこで、政府においては、全ての国民が等しく住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように、安心な社会保障と強い地域経済を構築するための地方財政措置を適切に講じられることを強く求め、下記の事項について要望します。
記
1 消費税率の引上げ延期による、地方における社会保障の充実施策の実施に支障が生じることのないよう所要の財源を確保すること。特に、要望の強い保育の受皿整備に係る財源については、地方負担分も含めて国の責任において適切に財源措置を講じること。
2 人材確保が喫緊の課題になっている保育士・介護職員などの処遇改善など「一億総活躍プラン」関連施策の実施についても、地方負担分も含めて国の責任において適切に財政措置を講じること。
3 人口減少社会への対応という中長期的な課題に取り組む地方自治体をサポートし、地域の実情に応じて自主性・主体性を発揮し、地方創生を推進することができるよう、1兆円の「まち・ひと・しごと創生事業費」を中期的に継続すること。
4 地方自治体が提供する社会保障の充実策を始め、福祉、学校教育、消防、道路や河川等の社会基盤の整備など国民生活に密接に関連する多くの行政サービスを確実に実施するためには、地方一般財源の確保が不可欠であり、特に、地方交付税総額については確実に確保すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、内閣府特命担当大臣(少子化対策)、内閣府特命担当大臣(地方創生)。
ご賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(森田輝雄議員) 続いて、議第22号議案 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
13番、野中弥生議員。
〔13番(野中弥生議員)登壇〕
◆13番(野中弥生議員) 13番、野中弥生です。議第22号議案 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書を提出いたします。
賛成者は、平野茂議員、高邑朋矢議員、平松大佑議員、塩田和久議員、亀田博子議員、笠原進議員です。
提案理由は、地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求めるため、提出いたします。
では、案文を読ませていただきます。
地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書
東日本大震災、熊本地震を始め、土砂災害、大水害等各地で想定を超える大規模な自然災害が発生し、甚大な被害が相次いでいる。本年においても、4月の熊本地震のみならず、8月以降の複数の台風により、特に、北海道や東北地方を中心に多くの人命が失われ、甚大な被害に見舞われた。また、10月には鳥取でも震度6弱の地震が発生している。
迅速な復旧・復興とともに、安全・安心な国づくりに資する防災・減災対策は喫緊の課題である。
よって、政府においては、地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を図るため、下記の事項について取り組むことを強く求める。
記
1 被災者支援システムの全自治体への完備・普及、学校区単位での自主防災コミュニティの組織化や訓練の実施等地域防災力の向上を図ること。
2 大規模水害から住民の命と暮らしを守るための自治体の枠を超えた流域ごとのタイムラインの作成や避難行動に直結するハザードマップの作成、適切な避難勧告・指示発令のための体制構築を図ること。
3 災害に強い防災拠点の整備として、スマートフォン等で家族の安否や緊急連絡を得られるようにするための公衆無線LANの設置や災害時におけるトイレ機能確保のためのマンホールトイレの整備を促進すること。
4 子どもや女性、高齢者や障がい者が、避難所生活でつらい思いをすることがないよう避難所の環境整備や防犯体制を強化すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
埼玉県新座市議会
提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、国土交通大臣、内閣府特命担当大臣宛てに提出をいたします。
皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(森田輝雄議員) 続いて、議第23号議案 ホームドアの設置と「内方線付き点状ブロック」の整備促進を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
14番、佐藤重忠議員。
〔14番(佐藤重忠議員)登壇〕
◆14番(佐藤重忠議員) 14番、佐藤重忠です。議第23号議案 ホームドアの設置と「内方線付き点状ブロック」の整備促進を求める意見書を提出させていただきます。
この意見書の賛成者は、平野茂議員、高邑朋矢議員、平松大佑議員、塩田和久議員、亀田博子議員、笠原進議員でございます。
視覚障がい者を始め駅利用者が安心して駅ホームを利用できるよう、駅ホームの更なる安全性向上に取り組むことを強く求めることを提案理由とし、この案を提出するものであります。
それでは、案文を読ませていただきます。
ホームドアの設置と「内方線付き点状ブロック」の整備促進を求める意見書
本年8月、東京メトロ銀座線青山一丁目駅で、盲導犬を連れていた視覚障がい者の男性がホームから転落し、死亡するという大変痛ましい事故があった。また、その対策に動き出していた矢先、10月には、近鉄大阪線河内国分駅で、全盲の男性がホームから転落し、特急電車にはねられ、亡くなるという事案が発生した。
現在、1日に10万人以上の乗降客がある全国251駅のうち、ホームドアが設置されている駅は77駅にとどまっている。また、平成28年3月末現在、全国約9,500駅のうち、ホームドアの整備が完了しているのは665駅である。駅の安全対策の観点からも、列車との接触や転落防止に効果が高いホームドアや転落防止柵の設置は急務である。
また、ホームドア等が設置されるまでの対策として、視覚障がい者がホームの内側を判別できる「内方線付き点状ブロック」の整備も重要である。
現在、1日の利用者が1万人以上の駅での整備率は63%であるが、是非、全駅において整備を進めるべきである。
よって、政府においては、視覚障がい者を始め駅利用者が安心して駅ホームを利用できるよう、ハード及びソフト両面における総合的な転落事故防止対策の検討を急ぐとともに、駅ホームの更なる安全性向上に向け、下記の事項について取り組むことを強く求める。
記
1 ホームドアの設置に当たっては、全ての鉄道駅ホームの危険箇所の実態調査を速やかに行うこと。とりわけ、転落の危険性が高い駅については、現在計画中の駅と併せて、速やかな設置を実現すること。
2 「内方線付き点状ブロック」の整備については、全駅での整備を促進すること。
3 ソフト面の対応として、希望者への駅係員のアテンドや、一般旅客に対する誘導案内、さらには視覚障がい者への積極的な声掛け等事故を未然に防ぐ対策を強化すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、内閣総理大臣、国土交通大臣です。
皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(森田輝雄議員) 続いて、議第24号議案 高齢者の医療費や医療保険料の負担増の見直しをやめることを求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
24番、工藤薫議員。
〔24番(工藤 薫議員)登壇〕
◆24番(工藤薫議員) 24番、工藤です。議第24号議案 高齢者の医療費や医療保険料の負担増の見直しをやめることを求める意見書について提案いたします。
賛成者は、高邑朋矢議員、笠原進議員、辻実樹議員、石島陽子議員、小野大輔議員、芦野修議員であります。
この高額医療費などの上限を上にするというこれについては、法改正の必要がありませんので来年度から実施をされようとしています。これを審議している社会保障審議会の部会では、経済力の差で医療へのアクセスを阻害してはいけないとか、日本歯科医師会のほうでは受診抑制につながると。窓口負担を上げることで、外来だけで済めばよいのに、入院になれば財政的にも負担になる、このような意見が出ているところです。まだ決まっていませんので、ぜひ国会に送りたいということで提出いたします。
案文を読み上げて提案にかえさせていただきます。
高齢者の医療費や医療保険料の負担増の見直しをやめることを求める意見書
社会保障審議会医療保険部会は12月8日、「世代間の負担の公平」として70歳以上の医療費の負担増を含む医療制度の見直し案を了承しました。
自己負担の上限を定めた「高額療養費」について、70歳以上で住民税を払っている1,400万人は69歳以下と同水準に引き上げ、年収約370万円以上の場合は、月約4万4,400円の自己負担を最大25万2,600円に引き上げます。それ以下の一般世帯も入院時は月4万4,400円を5万7,600円に引き上げ、さらに、療養病床に入院している65歳以上には、居住費(光熱水費)を1日320円から370円の値上げで、食費と合わせ月5万2,500円もの負担を課すなど、高齢者を狙い撃ちしたような負担増です。
また、75歳以上の後期高齢者医療の保険料「特例軽減」を2017年度から段階的に廃止するとしており、扶養家族だった人などの保険料は2倍〜10倍に引き上げられます。しかし、75歳以上で年金収入が年80万円以下の人は4割を超えており、負担増が受診抑制を招き、重症化でかえって医療費が増えることは明白です。「“下流老人”」と言われるほど深刻な高齢者の貧困化に拍車をかけるものです。
「世代間の負担の公平」は名ばかりで、今後、現役世代に対する入院居住費の導入や、「かかりつけ医」以外を受診した際の追加負担を検討することも盛り込まれており、結局は老いも若きにも負担増を迫るものです。この案には与党からも「負担増は影響が大きすぎる」「現状維持にすべきだ」と意見が噴出し、早くも見直しに追い込まれています。
よって、高齢者の医療費や保険料の引上げを中止し、毎年5,000億円の自然増分を削る方針を撤回し、公的医療保障を再生・拡充する方向に転換することを求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
送付先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣です。
皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(森田輝雄議員) 続いて、議第25号議案 福島原発事故の処理費を際限ない国民負担ではなく、東京電力、大株主、大銀行等が負うことを求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
19番、石島陽子議員。
〔19番(石島陽子議員)登壇〕
◆19番(石島陽子議員) 19番、石島です。議第25号議案 福島原発事故の処理費を際限ない国民負担ではなく、東京電力、大株主、大銀行等が負うことを求める意見書の提案理由を説明いたします。
賛同者は、高邑朋矢議員、笠原進議員、辻実樹議員、小野大輔議員、芦野修議員、工藤薫議員です。
経済産業省が、福島第一原子力発電所の廃炉ですとか、損害賠償、除染などの費用が21兆5,000億円になるという試算を公表しました。これは、2013年に想定した11兆円の約2倍になる金額です。この先まださらにふえる可能性もあります。
有識者会議からは、この大きくふえた費用を税金や電気料金に上乗せをして、原子力発電所を持ったことのない新電力も含めて上乗せをするということで、国民に転嫁、国民の負担増につながる案が出されています。
また、送配電や原子力発電所に関連して他の大手電力会社と共同事業体を設立するとして、新潟県の柏崎刈羽原子力発電所について、他の電力の協力もちゅうちょなく要請するとして、書かれていますように再稼働を後押しするような内容も示されています。本来のこの賠償の費用などについては、国民負担ではなく、東京電力、大株主、大銀行などがしっかりと負うべきだと思います。
案文を読んで提案をいたします。
福島原発事故の処理費を際限ない国民負担ではなく、東京電力、大株主、大銀行等が負うことを求める意見書
東京電力福島第一原発事故の賠償や除染、廃炉などの費用分担を検討してきた経済産業省は、消費者の電気料金や原発を持ったことがない「新電力」にも負担を求める方針を打ち出しました。必要とされる費用は、賠償はこれまでの5.4兆円が7.9兆円に、除染は2.5兆円が4兆円に、中間貯蔵施設は1.1兆円が1.6兆円に、最も困難な廃炉は2兆円が8兆円に膨らむ見込みで、総額は11兆円の見込みが21.5兆円と約2倍になります。
事故を起こした東京電力(以下「東電」という。)の責任は曖昧にして、なし崩し的に国民の負担を拡大するのは許されません。安易な国民への負担転嫁ではなく、東電の責任を明確にして、国と東電で必要な資金を確保する原則を確立すべきです。
経済産業省は、賠償や除染の費用は国が東電に代わって支払い、賠償分は東電に加え沖縄を除く電力会社の負担で、除染分は担保に取った東電株の売却益で賄うとしています。東電への国の資金交付は合計13.5兆円に上る見込みで、今後国民負担も懸念されます。賠償の費用を負う「新電力」を含めた電力会社の負担は、電気料金に上積みされます。また、中間貯蔵分は税金で賄うため丸々国民の負担です。
東電の利益は電気料金の引下げではなく、送配電の事業拡大や停止中の柏崎刈羽原発の再稼働、他の電力会社との「共同事業体」推進に使われ、言わば、東電を“焼け太り”させるのに等しく、大株主や出資している大銀行の責任は求められていません。
そもそも福島原発事故の責任は、地震や津波対策を怠った東電と、国策として推進してきた政権、メガバンク等にあることは明らかです。消費者の負担を拡大し、東電自体はもうけを上げ続けるというのでは、国民の納得は得られません。
よって、東電自体の破綻処理や大株主、大銀行の負担など抜本的な対策を図ることを強く求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、内閣総理大臣、経済産業大臣です。
ご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(森田輝雄議員) 続いて、議第26号議案 南スーダンに派兵される自衛隊の新任務「駆け付け警護」を撤回し、南スーダンからの撤退を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
23番、小野大輔議員。
〔23番(小野大輔議員)登壇〕
◆23番(小野大輔議員) 23番、小野大輔です。議第26号議案 南スーダンに派兵される自衛隊の新任務「駆け付け警護」を撤回し、南スーダンからの撤退を求める意見書を提案します。
賛成者は、高邑朋矢議員、笠原進議員、辻実樹議員、石島陽子議員、芦野修議員、工藤薫議員です。
それでは、案文を読み上げます。
南スーダンに派兵される自衛隊の新任務「駆け付け警護」を撤回し、南スーダンからの撤退を求める意見書
南スーダンPKO(国連平和維持活動)=UNMISSに派兵されている自衛隊に2016年12月12日から「駆け付け警護」が付与されました。安保関連法制によって「駆け付け警護」では武器の使用も認められています。
南スーダンでは、2013年12月以来、深刻な内戦が続いています。2016年7月には、首都ジュバで大規模な戦闘が起きました。80人から100人の政府兵士が国連やNGO職員の滞在するホテルを襲撃し、殺人、暴行、略奪、レイプなどを行いました。
国連報告書では、南スーダン政府・軍がUNMISSに対し「業務執行中の妨害」や「要員の逮捕、拘束、迫害、襲撃、脅迫」などの敵対的行為を持続的、組織的、恒常的に行っていることを明らかにしています。
自衛隊への「駆け付け警護」の付与は、文字通り「殺し、殺される」任務を付与することになります。よって、違憲の武力行使につながる新任務付与の撤回はもちろん、自衛隊を速やかに撤退させることを求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、内閣総理大臣、防衛大臣です。
派兵される自衛隊の肉親からは、手足をつけて戻してほしいというふうに言っている方がおられるというふうに聞きました。派兵されるのは若い自衛隊員です。ぜひ自分たちのお子さんたちのことだと思って賛同していただきたいというふうに思っております。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議案は委員会の付託を省略することに決しました。
議第20号議案 資産課税の軽減に関する意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議第20号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議第20号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第21号議案 安心な社会保障と強い地域経済を構築するための地方財政措置を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議第21号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議第21号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第22号議案 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議第22号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、議第22号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第23号議案 ホームドアの設置と「内方線付き点状ブロック」の整備促進を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
25番、木村俊彦議員。
〔25番(木村俊彦議員)登壇〕
◆25番(木村俊彦議員) 25番、木村です。議第23号議案 ホームドアの設置と「内方線付き点状ブロック」の整備促進を求める意見書に賛成の立場から意見を申し述べます。
これは、視覚障がい者の人にとってはかなり切実な問題で、私の友人も新座市に在住の方で全盲の方ですが、駅から転落して指を切断しています。こういう怖い思いというのは、視力障がいの方はみんな経験しているのです。誰か1人死なないと変わらないのだよという、そういう言葉を何回も私も聞いてきました。なかなか進まないのですが、視覚障がいだけではなくて、車椅子だとか、特に脳性麻痺で歩いている方なんかはとても安定が悪いのです。すごく怖いというのは、もう何年も前からずっと言われてきています。
それで、ここにも、駅のバリアフリーとかそういうことというのは、大体乗降客10万人以上とか利用頻度の高い駅からついていくというふうになるのです。ところが、視覚障がいの方にとっては、人の流れがある、そういうところは流れについていってわかりやすいのです。怖いのは、余り人がいないような駅というのが本当に怖いのです。それは、車椅子なんかでも、逆に人がいるところは階段にエレベーターがなくても、声をかけて誰かに手伝ってもらえるけれども、誰もいないという駅こそ怖いという声もずっとあるのです。
ですから、やはりそういう必要度みたいなものをしっかり把握して、早い段階でこういうことはやっぱりつけていかないと命の安全に本当にかかわる問題なので、私もそういうことを常々いろいろ聞かされているから、いい意見書を出していただいたなというふうに思っております。よろしくどうぞお願いします。
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議第23号議案は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(森田輝雄議員) 起立全員であります。
よって、議第23号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第24号議案 高齢者の医療費や医療保険料の負担増の見直しをやめることを求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
21番、笠原進議員。
〔21番(笠原 進議員)登壇〕
◆21番(笠原進議員) 21番、笠原進です。議第24号議案 高齢者の医療費や医療保険料の負担増の見直しをやめることを求める意見書に賛成の討論を行います。
きょうこの新聞の切り抜きを持ってきました。けさの朝日新聞の1面の切り抜きです。医療や介護、高齢者負担増と大きな見出しで書かれてあります。いろんな負担増があるのですけれども、この中から医療の1点、介護1点、2つの点について申し述べたいと思います。
この朝日新聞の記事にも書いてありますけれども、75歳以上の保険料の軽減の縮小とあります。ご存じのように75歳以上の人たちは、後期高齢者医療制度がつくられました。私たちは反対しましたけれども、国民の強い批判の声があったために、つくった制度の保険料のかなり大きな軽減措置をずっとつくってきました。この軽減特例と呼ばれるものを小さくしていく。言葉をわかりやすく言えば、保険料が高くなるということです。
75歳以上の人がどの程度高くなるのかという一例を挙げますけれども、年金収入のみで年211万円の場合、月額に直すと約17万5,000円です。厚生年金の人たちは、かなりこれにもう当てはまる。市役所のOBの人たちもほとんどここに当てはまると思いますけれども、この人たちは今75歳以上の後期高齢者医療制度の場合には月4,090円、年に直すと約4万9,000円です。この人たちが2年後、2018年度になると何と50%以上ふえて年7万5,480円にもなります。年金は変わらないのに、減ることはあってもふえるということはないのに、医療負担がぐっとふえるというのが今やろうとしている見直しです。
2つ目に、介護の問題で言うと、現役並み所得の高齢者の自己負担割合を3割にするというのです。基本的に介護保険の場合には、利用したことの1割を自己負担というふうになっていますけれども、今2割になっています。現役並みにたくさん所得がある人というと、すごく所得があるように思うのですけれども、年金収入のみで年383万円以上というのですから、月額に直すと30万円ちょっと、31万円ぐらい年金をもらっている人は今度から3割にするというわけです。それは、国民年金なんかに比べれば30万円というのはいいよねという話になりますけれども、3割も負担しなければならないほどの高額所得者なのかと言えば、ちっともそんなことはないと思います。
そういう点で考えると、本当に高齢者を狙い撃ちにした、では若い人たちはぐっと安くなるのかと言ったら、そんなことはなくて、若い人たちも医療費の負担は出てきます。若いといっても、やがてみんな高齢者の道を必ずたどるわけですから、先行き負担増だけが待っているというのがこの記事だと思います。こういう見直しはすべきではありません。
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議第24号議案は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立少数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立少数であります。
よって、議第24号議案は否決されました。
続いて、議第25号議案 福島原発事故の処理費を際限ない国民負担ではなく、東京電力、大株主、大銀行等が負うことを求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
23番、小野大輔議員。
〔23番(小野大輔議員)登壇〕
◆23番(小野大輔議員) 23番、小野大輔です。議第25号議案、賛成の立場で討論いたします。
東京電力、大株主、大銀行等が負うべき責任を国民に負担を負わせるということで、私はとんでもないことだというふうに思います。原子力発電を進めてきたのは、どういうふうにして進めてきたかというのを思い出していただきたいというふうに思うのですけれども、今ではもうほとんどそれが間違いだったということを言って原子力発電の政策を進めてきたと思います。
例えばコストが安いだとか、原子力発電所は絶対安全だとか、それからCO2を出さないから地球温暖化にはならないだとか、それから核燃料サイクルがあって永久にエネルギーを取り出せるだとか、これはもうほとんど全て破綻した論理だというふうに思います。これを進めてきたのが東京電力、そして政府だというふうに思います。
福島第一原子力発電所事故で一番わかったのが、コストが安いというのが全くのうそだったということと、原子力発電所は絶対安全だということも間違いだったということです。この2つの間違いを振りまいてきた、こういうことを言ってきた、進めてきた東京電力と政府は全くその責任をとらないで、それを信じてついてきた国民の人たちに電気料金を転嫁して、もしくは税金で、これは直接ではありませんけれども、負担を強いるというのは大きな間違いだというふうに思います。ぜひ皆さんの賛同をお願いしたいと思います。賛成討論です。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
25番、木村俊彦議員。
〔25番(木村俊彦議員)登壇〕
◆25番(木村俊彦議員) 25番、木村です。議第25号議案 福島原発事故の処理費を際限ない国民負担ではなく、東京電力、大株主、大銀行等が負うことを求める意見書に賛成の立場から討論を行います。
私も定期的に脱原発にいざウォーキングの呼びかけ人の一人として参加していますけれども、放射能というのはやっぱり目に見えないですから、だんだんこう、そういう嫌なことは忘れるようにしたい、ないものにしてしまおうという、そういうムードがあるのかなという気はしていますけれども、決してそうではないという。東北の地震で自然災害、津波の被害はありましたけれども、それは復興はしていますが、福島県の原子力発電所事故というのは簡単に復興できない、現在進行形でずっと進んでいるのではないかなというふうに思うのです。
この間の新聞で見ましたけれども、福島原子力発電所で撤去作業をしていた作業員が白血病にかかって、その白血病は原子力発電所での放射線業務に起因しているのだという労働基準監督署のそういう労災認定がおりたのです。それをもとに東京電力を提訴するという、そういうのがニュースで出ていました。
原子力発電所の事故というのは、福島県の原子力発電所の事故、それの処理業務というか、物すごい数の労働者が動員されているのです。ほとんど福島県の人が多いです。地元の人が集まる。そういう形で仕事を得ているという。作業員の人数というのは、ことし3月までだと4万6,974人というふうに報道されていますけれども、その9割が東京電力の社員以外の作業員なのです。今後まだまだそういう一つ提訴する部分があれば、やっぱり次々に出てくるだろうという。経済産業省の試算では、今後賠償費とか、廃炉しなければいけない、除染だとか、そういうもろもろの費用というのが、これまでの11兆円というのを21.5兆円というふうに修正したわけですけれども、国や東京電力が原子力発電所の事故を起こしたという、そういう責任というのを余りに曖昧にして国に転嫁させていくという、それはもうとんでもない話だなというふうに思うのです。
国は、やっぱり東京オリンピック・パラリンピックを誘致したということで、盛んにもう福島県の原子力発電所事故の処理は終わったのだと、安全なのだというふうに言っているわけですけれども、そういうことを言うために来年3月いっぱいで避難指示も解除して、それで自主避難している人たちの住宅支援を打ち切るとか、そんなような話がもうどんどん出てきているのですけれども、でも実際には2011年3月11日、あの日に事故が起きて、国は原子力緊急事態宣言というのを出しているのです。緊急事態なのだという形で、その宣言というのはいまだにちゃんと解除されていないまま続いているという。メルトダウンしたそういう原子炉の中には溶け落ちた燃料がまだそのままあって、それをどうやって取り出したらいいかまだわからないという、そんなような現状の中で再稼働だとかいろいろこう出てきている。とんでもない話だなというふうに思います。
やはり責任を曖昧にしないで、きちっと今までやってきた流れを変えていくという方向へ意見書をぜひよろしくお願いします。
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議第25号議案は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立少数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立少数であります。
よって、議第25号議案は否決されました。
続いて、議第26号議案 南スーダンに派兵される自衛隊の新任務「駆け付け警護」を撤回し、南スーダンからの撤退を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
討論を行います。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
22番、芦野修議員。
〔22番(芦野 修議員)登壇〕
◆22番(芦野修議員) 22番、芦野修です。議第26号議案に賛成の立場で討論を行います。
安保関連法制に基づいて、自衛隊の新たな任務が付与されたこの駆けつけ警護は、12月12日から実施可能となったわけであります。その最初が南スーダンPKOとなるわけです。今この南スーダンは、政府軍によって国連南スーダン派遣団やNGO職員の人たちへの攻撃というのが続発をしており、自衛隊員が殺し殺される現実的な危険が差し迫っているのだと思います。
南スーダンの人権を担当している国連人権理事会専門委員会のスーカ委員長という方が、14日に南スーダンは全面的な民族間の内戦に陥る危機に直面している、こういう警鐘も鳴らしているという報道もあります。
安倍内閣を含めて、政府はこの駆けつけ警護に伴う武器使用を国、または国に準ずる組織に対して行えば、憲法9条が禁じる武力の行使に該当するおそれがある憲法解釈を示しているわけであります。南スーダンは、2013年12月以来深刻な内戦が続いているわけで、ことし7月にも首都のジュバで大規模な内戦も行っています。こうした事態のもとに自衛隊が駆けつけ警護を行えば、武器の使用をすることになって、政府の解釈からも憲法が禁じる武力の行使になる、これは明らかだと思います。違憲の武力行使につながるこの新任務付与の撤回というのはもちろんでありますが、自衛隊を速やかに撤退をさせて、日本の支援というのは非軍事の人道支援、そして民生支援に切りかえていく、これが今やるべきことなのだ、こういうことを言いまして、この議案に賛成の討論にさせていただきます。
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
26番、高邑朋矢議員。
〔26番(高邑朋矢議員)登壇〕
◆26番(高邑朋矢議員) 26番、高邑です。議第26号議案に賛成の立場で討論します。
自衛隊というのは1954年にできているので、ちょうど私と同い年です。62年間国民から愛されてきたと思います。
私もそうですけれども……
〔何事か言う人あり〕
◆26番(高邑朋矢議員) いやいや、違うかもしれないね。
とにかく自衛隊というのは、周りから皆から好かれているわけです。それは、やはり武器を持っていないということや、災害があったときに海外に駆けつけたりとか、国内はもちろんですけれども、やはり自衛に徹していたからこそ愛されていたわけで、それが南スーダンに行くわけです。皆さん、南スーダンがどこにあるかわかる人いますか、知っていますか。何人かいますけれども、ほとんどの方がその場所がわからない。何でそんなところに愛する自衛隊が行かなければいけないのか、武器を持っていかなければいけないのか。武器を持っていくということは、相手からすると敵とみなされるわけです。初めて自衛隊が、自衛隊員が海外の人から敵とみなされるわけです。こんなことがあってはいけないし、これから本当に今度危険な目に遭ったときに自衛隊員が減っていくと思うのです。そうなったときにどうなるかというと、考えられる一つは徴兵制です。もう一つは、アメリカと同じような仕組みで行かざるを得ない子たちがたくさん出てくると、私はそれが一番怖いです。韓国はあるけれども、アメリカは徴兵制がないわけではないですか。何であんなでかい軍隊が、強大な軍隊があるかというと、もう奨学金が払えないとか、仕事がないとか、そういう人たちを海兵隊とかがリクルートしていくわけです。そうやって軍隊ができている仕組みがあるわけです。格差社会になっていくと、必ずそうやって貧しくて仕事がないとか、ハーバードに入ったけれども、奨学金を3,000万円も払わなければいけないということが出てくるわけです。そうなったときに、自衛隊においでよ。昔自衛隊に入ろうという歌がありましたけれども、自衛隊においでよ、奨学金を払ってあげるから。自衛隊においでよ、免許取らせてあげるから。飛行機運転させてあげるから。操縦させてあげるから。やっぱり希望して出ていく子たちが出てくる。今までの自衛隊は本当に武器がなかったわけだから、自衛の場合はしようがないです。だけれども、海外へ行って武器を使用してこなかったわけですから、なかなか自衛隊で誰かに殺されたりとか、誰かを殺したりということはなかったわけですけれども、これからはそれがあるわけで、こういうことを許していたら。やはり日本の原点に返って、本当に自衛という意味では、いろんな近隣の脅威というのがあるわけではないですか。だとしたら、本当に自衛に徹するべきだと。そんなアフリカなんかに行っている間に誰かに攻められたらどうするのだということを私は思ってしまいます。ですから、ぜひ皆さんもこれに賛成していただいて、やはりもう一度自衛隊の原点に戻るべきだと、62年前に戻るべきだと私は思います。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議第26号議案は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立少数〕
○議長(森田輝雄議員) 起立少数であります。
よって、議第26号議案は否決されました。
お諮りいたします。ただいま可決されました議第20号議案、議第21号議案、議第22号議案、議第23号議案については、議長において関係機関へ送付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま可決されました議案については、議長において関係機関へ送付いたします。
△新庁舎建設検討特別委員会の設置
○議長(森田輝雄議員) 日程第49、新庁舎建設検討特別委員会の設置についてを議題といたします。
新庁舎建設等に関する調査研究についてを調査事項とし、13名をもって構成する新庁舎建設検討特別委員会を設置し、これに付託の上、調査いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、新庁舎建設等に関する調査研究についてを調査事項とし、13名をもって構成する新庁舎建設検討特別委員会を設置し、これに付託の上、調査することに決しました。
お諮りいたします。ただいま設置されました新
庁舎建設検討特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により議長において行います。
事務局長がいたします。
事務局長。
〔事務局長(島崎昭生)登壇〕
◎事務局長(島崎昭生) 議長にかわりまして新
庁舎建設検討特別委員会委員を指名いたします。
2番、助川昇議員、4番、伊藤信太郎議員、5番、島田久仁代議員、7番、平野茂議員、10番、滝本恭雪議員、11番、鈴木秀一議員、15番、川上政則議員、17番、平松大佑議員、18番、塩田和久議員、19番、石島陽子議員、21番、笠原進議員、22番、芦野修議員、25番、木村俊彦議員。
以上でございます。
○議長(森田輝雄議員) ただいま指名したとおり選任することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました13名の方々を新
庁舎建設検討特別委員会委員に選任することに決しました。
ただいま選任されました新
庁舎建設検討特別委員会委員において正副委員長の互選を願うわけですが、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において口頭により委員会を招集いたします。
休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を報告願います。
暫時休憩いたします。
休憩 午後 6時38分
再開 午後 6時46分
○議長(森田輝雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△新
庁舎建設検討特別委員会正副委員長の互選
○議長(森田輝雄議員) 先ほど選任いたしました新
庁舎建設検討特別委員会における正副委員長の互選の結果について報告がありましたので、事務局長が報告いたします。
事務局長。
〔事務局長(島崎昭生)登壇〕
◎事務局長(島崎昭生) 議長にかわりましてご報告申し上げます。
新
庁舎建設検討特別委員会委員長、15番川上政則議員、副委員長、4番伊藤信太郎議員。
以上でございます。
○議長(森田輝雄議員) 以上報告のとおりでありますので、ご了承願います。
△新
庁舎建設検討特別委員会委員長就任の挨拶
○議長(森田輝雄議員) 新
庁舎建設検討特別委員会委員長の就任の挨拶をお願いいたします。
15番、川上政則議員。
〔15番(川上政則議員)登壇〕
◆15番(川上政則議員) ただいま新
庁舎建設検討特別委員会の委員長を拝命いたしました川上政則です。
新庁舎の建設につきまして、執行部からの検討結果を踏まえながら、議会としてのご意見をまとめていきたいと思っております。副委員長とも力を合わせながら、皆さんの真摯なるご協力をいただきながら進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上、就任の挨拶とさせていただきます。
△日程の追加
○議長(森田輝雄議員) お諮りいたします。
この際、新
庁舎建設検討特別委員会の閉会中の継続調査についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、新
庁舎建設検討特別委員会の閉会中の継続調査についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
△新
庁舎建設検討特別委員会の閉会中の継続調査について
○議長(森田輝雄議員) 新
庁舎建設検討特別委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。
お諮りいたします。新庁舎建設等に関する調査研究についてを閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、新庁舎建設等に関する調査研究についてを閉会中の継続調査とすることに決しました。
△行財政状況についての調査
選挙及び監査事務についての調査
○議長(森田輝雄議員) 日程第50、行財政状況についての調査、選挙及び監査事務についての調査を議題とし、総務常任委員会委員長の報告を求めます。
総務常任委員会委員長。
〔3番(小池秀夫議員)登壇〕
◆3番(小池秀夫議員) 3番、小池です。総務常任委員会に付託された調査案件について、閉会中に調査してまいりましたので、その結果を報告いたします。
まず、調査事項としまして、行財政状況について、それと選挙及び監査事務についてということで、調査年月日が平成28年11月20日、滋賀県大津市にはオープンデータについて視察しました。同21日に大阪府の池田市で人材教育について視察というか勉強させていただきました。大変いい勉強になりましたので、本当に助かりました。
以上、報告いたします。
○議長(森田輝雄議員) 総務常任委員会委員長の報告が終わりましたので、委員長の報告に対しまして質問がありましたら許可いたします。
質問ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質問なしと認めます。
以上で、総務常任委員会委員長の行財政状況についての調査、選挙及び監査事務についての調査の報告を終わります。
△教育委員会所管事項についての調査
市民環境部所管事項についての調査
○議長(森田輝雄議員) 日程第51、教育委員会所管事項についての調査、市民環境部所管事項についての調査を議題とし、文教環境常任委員会委員長の報告を求めます。
文教環境常任委員会委員長。
〔23番(小野大輔議員)登壇〕
◆23番(小野大輔議員) 23番、小野大輔です。文教環境常任委員会に付託された調査案件について、閉会中に調査をしたので、その結果をご報告いたします。
調査事項については、教育委員会所管事項、市民環境部所管事項についてです。
調査年月日は、平成28年10月12日、愛知県春日井市、同月13日、西尾市です。
報告書をぜひ読んでいただければと思います。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 文教環境常任委員会委員長の報告が終わりましたので、委員長の報告に対してご質問がありましたら許可いたします。
質問ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質問なしと認めます。
以上で、文教環境常任委員会委員長の教育委員会所管事項についての調査、市民環境部所管事項についての調査の報告を終わります。
△福祉部所管事項についての調査
健康増進部所管事項についての調査
○議長(森田輝雄議員) 日程第52、福祉部所管事項についての調査、健康増進部所管事項についての調査を議題とし、厚生常任委員会委員長の報告を求めます。
厚生常任委員会委員長。
〔12番(白井忠雄議員)登壇〕
◆12番(白井忠雄議員) 12番、白井忠雄です。厚生常任委員会として調査を行いましたので、報告をいたします。
調査事項は、福祉部所管事項について、健康増進部所管事項についてです。
調査年月日は、平成28年10月26日、27日です。
26日には、香川県丸亀市、27日は愛媛県西条市で調査をいたしました。
丸亀市では、生活困窮者自立支援モデル事業について、西条市では高齢者などが交流を通じて生きがいづくりをする施設について、それぞれ調査をしてまいりました。
調査の結果の詳細につきましては、報告書をごらんいただければと思います。
以上です。
○議長(森田輝雄議員) 厚生常任委員会委員長の報告が終わりましたので、委員長の報告に対してご質問がありましたら許可いたします。
質問ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質問なしと認めます。
以上で、厚生常任委員会委員長の福祉部所管事項についての調査、健康増進部所管事項についての調査の報告を終わります。
△都市整備部所管事項についての調査
上下水道部所管事項についての調査
経済観光部所管事項についての調査
農業委員会所管事項についての調査
○議長(森田輝雄議員) 日程第53、都市整備部所管事項についての調査、上下水道部所管事項についての調査、経済観光部所管事項についての調査、農業委員会所管事項についての調査を議題とし、建設経済常任委員会委員長の報告を求めます。
建設経済常任委員会委員長。
〔10番(滝本恭雪議員)登壇〕
◆10番(滝本恭雪議員) 10番、滝本恭雪です。建設経済常任委員会として調査を行いましたので、報告をいたします。
調査事項は、都市整備部所管事項について、上下水道部所管事項について、経済観光部所管事項について、農業委員会所管事項について。
調査年月日は、平成28年10月25日、岡山県倉敷市へ、下水道事業経営戦略ビジョン、翌日26日、岡山県玉野市、中心市街地活性化計画について、それぞれ調査を行いました。
調査結果の詳細につきましては、報告書をごらんいただければと思います。
報告は以上です。
○議長(森田輝雄議員) 建設経済常任委員会委員長の報告が終わりましたので、委員長の報告に対してご質問がありましたら許可いたします。
質問ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) 質問なしと認めます。
以上で、建設経済常任委員会委員長の都市整備部所管事項についての調査、上下水道部所管事項についての調査、経済観光部所管事項についての調査、農業委員会所管事項についての調査の報告を終わります。
△閉会中の継続調査申し出について
○議長(森田輝雄議員) 日程第54、閉会中の継続調査申し出についてを議題といたします。
報告は事務局長がいたします。
事務局長。
〔事務局長(島崎昭生)登壇〕
◎事務局長(島崎昭生) 議長にかわりまして、閉会中の継続調査申し出について申し上げます。
総務常任委員会、行財政状況について、選挙及び監査事務について。
文教環境常任委員会、教育委員会所管事項について、市民環境部所管事項について。
厚生常任委員会、福祉部所管事項について、健康増進部所管事項について。
建設経済常任委員会、都市整備部所管事項について、上下水道部所管事項について、経済観光部所管事項について、農業委員会所管事項について。
議会運営委員会、議会運営について、市議会だよりの発行について。
議会改革特別委員会、議会改革等に関する調査研究について。
都市高速鉄道12号線特別委員会、都市高速鉄道12号線の延伸について。
以上でございます。
○議長(森田輝雄議員) 以上、報告のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(森田輝雄議員) ご異議なしと認めます。
よって、報告したとおり承認することに決しました。
以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。
△市長の挨拶
○議長(森田輝雄議員) 市長から発言の申し出がありましたので、許可いたします。
市長。
〔市長(並木 傑)登壇〕
◎市長(並木傑) それでは、議長から発言の許可をいただきましたので、平成28年第4回新座市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
本定例会では、新座市税条例等の一部を改正する条例を初め、一般会計補正予算、そして追加提案させていただきました職員の給与に関する条例の一部を改正する条例等全38議案を上程させていただきました。去る11月29日火曜日から本日までの18日間にわたりまして、議員の皆様には極めて熱心にご審議を賜りました。その中で、議案第123号の重度要介護高齢者手当支給条例の一部を改正する条例を除く37議案につきましてご議決、ご承認をいただいたところでございます。まことにありがとうございました。
また、本定例会におきまして、議員の皆様からいただいたご意見、ご提言等につきましては、これを真摯に受けとめ、今後の市政運営の参考にさせていただきたいと思います。
現在本市では、平成29年度当初予算の編成作業を進めております。本定例会答弁等でも申し上げましたとおり、来年度の予算編成は大変厳しい状況となっておりますが、しっかりと取りまとめまして3月議会にご提案したいと思います。
また、平成29年度は、長年待ち望んでおりました新庁舎も10月に完成し、心機一転気分も新たに新座市民の福祉の向上に努めてまいりますので、引き続き市政に対する議員の皆様のご協力を心からお願いする次第でございます。
いよいよ平成28年も残すところあと2週間余りとなりました。インフルエンザなど風邪もはやり始めているようでございます。年の瀬を迎え、議員の皆様におかれましては、それぞれの立場で何かとお忙しい時間を過ごされると思いますが、くれぐれも健康にご留意され、より一層のご活躍を心からお祈りいたしまして、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
△議長の挨拶
○議長(森田輝雄議員) 平成28年第4回新座市議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る11月29日に開会以来、本日までの18日間にわたり、条例改正や各会計の補正予算、指定管理者の指定などの議案が上程され、ご審議いただきました。また、このほか議員提出議案、各種陳情等、いずれも重要な案件でありましたが、議員各位の終始極めて熱心なご審議により全議案を議了し、本日ここに無事閉会の運びとなりました。これもひとえに皆様方の議会運営に対するご理解とご協力のたまものと心から厚く感謝申し上げます。
また、市長を初め執行部、行政委員各位におかれましては、常に真摯な態度をもって審議にご協力いただきましたことに対しまして、厚く敬意を表します。
なお、成立いたしました各議案につきましては、速やかに執行され、市政発展のため、より一層のご努力をされますようお願いを申し上げる次第でございます。
年の瀬も迫りいよいよ寒さも厳しくなりましたが、健康には十分留意され、今後とも市政の推進にご尽力を賜りますようお願い申し上げますとともに、希望に満ちた新年を迎えられますようご祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。
△閉会の宣告
○議長(森田輝雄議員) 以上をもちまして、平成28年第4回新座市議会定例会を閉会いたします。
大変熱心にご苦労さまでございました。
閉会 午後 7時04分
以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
新 座 市 議 会 議 長 森 田 輝 雄
(署 名 議 員)
新 座 市 議 会 議 員 滝 本 恭 雪
新 座 市 議 会 議 員 鈴 木 秀 一...