新座市議会 > 2015-06-16 >
平成27年第2回定例会-06月16日-06号

ツイート シェア
  1. 新座市議会 2015-06-16
    平成27年第2回定例会-06月16日-06号


    取得元: 新座市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    平成27年第2回定例会-06月16日-06号平成27年第2回定例会  平成27年第2回新座市議会定例会 議事日程第6号                              6月16日午前9時開議 第 1 一般質問    11番 白井 忠雄 議員     3番 小池 秀夫 議員    23番 工藤  薫 議員     6番 鈴木 明子 議員 出席議員 25名      1番   榎  本  賢  治         2番   浅  野  寛  子      3番   小  池  秀  夫         4番   平  野     茂      5番   森  田  輝  雄         6番   鈴  木  明  子      7番   並  木     傑         8番   島  田  久 仁 代      9番   川  上  政  則        10番   鈴  木  秀  一     11番   白  井  忠  雄        12番   野  中  弥  生     13番   滝  本  恭  雪        14番   佐  藤  重  忠
        15番   亀  田  博  子        16番   高  邑  朋  矢     17番   城  口  博  隆        18番   小  野  大  輔     19番   朝  賀  英  義        20番   芦  野     修     21番   笠  原     進        23番   工  藤     薫     24番   木  村  俊  彦        25番   塩  田  和  久     26番   大  山     智 欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   須  田  健  治      副 市 長   山  崎  糧  平                           企画財政   総務部長    下  田     浩              遠  山  泰  久                           部   長   経済観光                    市民環境           大  塚  力  也              島  崎  昭  生   部   長                   部   長                           健康増進   福祉部長    山  中  一  英              富  岡  三 樹 男                           部   長   都市整備                    上下水道           竹 之 下     力              土  屋     誠   部   長                   部   長                           教育総務   教 育 長   金  子  廣  志              大  熊     正                           部   長   学校教育           小  松  敏  彦      会計管理者   宇  家  孝  芳   部   長   選挙管理                           監査委員   委 員 会   小  杉     誠              貫  井  秀  夫                           事務局長   事務局長   教育委員会           鈴  木  松  江   委 員 長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    並  木     衛              河  尻  広  海                           副 局 長   専門員兼           関  口  勝  也   議事係長 △開議の宣告  (午前 9時31分) ○議長(平野茂議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に印刷配布してあるとおりであります。 △一般質問 ○議長(平野茂議員) 日程第1、一般質問を行います。 △白井忠雄議員 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員の一般質問を許可いたします。  11番、白井忠雄議員。    〔11番(白井忠雄議員)登壇〕 ◆11番(白井忠雄議員) 皆さん、おはようございます。11番、白井忠雄です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告順に一般質問を行います。  今回は、行政問題3点、福祉問題1点、下水道問題1点、公園問題1点と、大きく6点に絞りましてお伺いします。市長、教育長、関係部長の皆様、前向きで市民の皆様からのご要望にお応えするご答弁を何とぞよろしくお願いいたします。  初めに、昨日の群馬県での突風により大きな被害が発生をしました。心からお見舞いを申し上げます。  それでは、1、行政問題です。1として、広域的な行政の取り組みについてです。日本は世界にも類を見ないスピードで高齢化が進んでいて、埼玉県はそのスピードが全国一早いと言われています。今後超高齢社会では、社会保障費の増加など財政状況等を勘案しても、市単独で行うよりは広域的に連携、協力して事業化したほうが、より効率的、有効的なものも数多くあります。既に朝霞地区一部事務組合と志木地区衛生組合で、広域的な事業も実施をしております。  むさしのクローバープラン、埼玉県南西部4市まちづくり基本計画が平成18年度に見直され、10年間の4市のまちづくり計画となっていました。計画期間としている10年後とは平成27年度、今年度までの計画でした。しかし、埼玉県南西部4市まちづくり協議会が平成20年に解散となったことで、この計画も現在は進められていないとお聞きをしました。この基本計画で示されている事業がスケジュールどおりに進んでいたとしたら、本当にそう思いますと少し残念な気がいたします。  市民の皆様が住みやすい生活環境づくりのため必要な事業や課題について、広域的に取り組むべきものは今後も検討していかなければなりません。こうした状況を踏まえて、今回はそのうち3つについて具体的に示したいと思います。  1つは、東京五輪の開催受け入れ態勢です。2020年の東京オリンピック・パラリンピックのライフル射撃会場は、陸上自衛隊の朝霞駐屯地となる予定です。実際に競技施設の場所は新座市です。競技種目の一つが我が市で開催されることは大変光栄であり、二度とないチャンスであります。競技種目を一つ行えば、選手のほかコーチや大会関係者、ボランティア、報道陣、そして競技観戦者など大勢の方が会場を訪れます。市として観光政策などに最大限、開催に向けた戦略を練るべきことは言うまでもありません。しかし、受け入れ態勢や大会の盛り上げ、おもてなし、また会場のアクセスなどを考えたとき、4市でじっくり協議をして地域の活性化につなげるような施策を検討する必要があると思います。例えばフラッグ、ステッカーなどの啓発グッズ、駅や沿道に多言語表示の案内、アクセス看板の設置、こうした場合にはやはり4市の共通性が欠かせず、そのほうが効果的です。また、会場を中心とした多国語対応の4市ガイドブックなども必要です。  さまざま動きがある中で、今月1日には県内キャンプ誘致に向けた市町村の初会合が埼玉県庁で行われ、30市町村が出席されたとのことです。埼玉県には埼玉県推進会議が設置され、2競技が実施予定のさいたま市では推進本部、ゴルフ開催の川越市には支援委員会が設置され、準備を進めています。  開催まであと5年に迫りました。4市で機運を高めて歓迎し、大会を盛り上げて地域が元気になるような開催とすべきではないでしょうか。  2つ目は、防災対策での連携についてです。むさしのクローバープランには、災害に強いまちづくりのあり方の研究、防災訓練の広域化、防災応援協力体制の推進、広域的な避難行動の確立、広域的な災害応急対策が実施できる体制の確立などが記されていました。これらのプロジェクトは今後も取り組むべきであり、広域的な視点が欠かせません。首都直下地震に備えて、それぞれの家庭、地域においてまず防災対策を進め、市の支援、さらに広域的な支援策があれば安心です。  4市には新座防災基地という防災拠点もあり、消防では県南西部消防本部として機能しています。そのもとで4市による広域的な防災対策を進めるべきです。4市の市境では入り組んだ地域が多く、火災の炎上や道路の寸断、橋梁の崩壊などにより避難路が塞がれるなど、最悪の事態も想定されます。4市で防災対策での地域連携について、改めて協議すべきです。  3つ目は、火葬場の検討です。以前からこの4市の中に火葬場を建設すべきと強調されている一人の要望者の方がいます。私は何度となくお話を伺いながら、調査をしてきました。その方は、とにかく必要性を熱心に訴えられていることから、今回取り上げることにしました。  私も葬儀に参列する機会が多くありますが、火葬場は東京都の民間施設まで行かれる方が多く、埼玉県から都内まで出向いているのが実情です。  平成20年に富士見市に入間東部広域斎場しののめの里が完成して、我が市でも利用される方がふえたようです。新座市からは距離的にもかなり近く便利ですが、施設使用料は組合の市、町の住民に比べて高い設定になっています。新座市民が利用する場合、かなりの経済的な負担となります。要望者の方の思いは、これからのことを考えて、あくまでもこの4市に建設すべきとの強い主張です。  現在埼玉県内に火葬場は21施設あります。そのうち人口規模の大きな市では1市で建設していますが、やはり一部事務組合等が多いようです。埼玉県の地図上で21施設に関係する市町村をマーカーで塗りつぶしていきますと、この4市がぽっかりとあいています。県内の状況からも、この4市にあってもおかしくはありません。火葬場は社会的に必要な施設ですが、いざ建設するとなれば建設費もさることながら、場所はどこにするかといったことでは、さまざまな意見があることと思います。しかし、新座1市では建設、運営できるものではありません。4市として一度必要性などから議論すべきであります。  以上3つのことについて具体的に触れましたが、広域的な行政運営の観点から、特にこの4市の新たな将来構想や課題などについて、市として今後どのように対応していく考えでしょうか、市の考えをお聞きします。  1、行政問題の2、外国人も暮らしやすいまちづくりについてです。  (1)は、外国語表記の拡大についてであります。地域の中で外国人の方が居住されるようになり、ごみの出し方や分別のルールなどがわからずに困ったとお聞きをしました。国が違えば宗教、文化、習慣等の違いもあり、ましてや言語の違う環境の中で生活することは大変なことであると思います。  統計にいざに国籍別外国人人口が掲載されていますが、直近の状況を把握したいので、今回資料要求をしました。それによりますと、平成26年12月末現在、62か国、2,564人の外国人の方が生活されています。市内にこれだけ多くの外国人の方がいて、生活する上で何か困っていないのか、地域で交流ができているのか、そういったことが大変気になりました。  第4次新座市基本構想総合振興計画前期基本計画の85ページに「多文化共生のまちづくり」と記されています。そこに、「外国人市民が日本人市民と同等の行政サービスが受けられるよう、市における体制づくりを推進するとともに、外国人市民が必要な情報を入手できるよう努めます。また、関係機関と連携し、外国人市民に対する相談体制の充実に努めます」、さらに具体的には「外国人市民への支援の充実」として、「外国人市民に日常生活の必要な情報を提供するため、外国語を併記した生活ガイドブックの配布やホームページでの情報提供を行うとともに、外国人市民が日本人市民と同等の行政サービスを受けられるようにするため、関係機関と連携し、外国人市民の相談に対応できる体制を整えます」とあります。  こうした市の取り組みを前提として、まず(1)です。市では、現在「新座市くらしのガイド」を日本語、英語、中国語、ハングル語の4か国語で対応しています。また、ごみ・リサイクル資源の分別表・収集日程表、それからこの不燃ごみ、有害ごみの収集日程表を作成されています。また、外国語併記では、文化財マップが2か国語とのことです。  やはり実際に市内で暮らす62か国、2,564人の外国人の方が日常生活で困らないよう、外国語表記されている市の刊行物、パンフレットなどの言語数をもっと拡大すべきではないでしょうか。国際社会となり、多文化共生のまちづくりとうたいながら、4か国語では少ない気がいたします。そして、外国語表記されている市の刊行物、パンフレットなどの印刷物の種類をもっと拡大すべきではないでしょうか、市の考えをお伺いします。  次に、(2)です。外国人ボランティアについてであります。群馬県では外国人住民がふえ、雇用、慣習や教育、生活習慣などの違いなどによる地域住民とのあつれきも表面化してくる中、平成22年から多文化共生の視点に立って地域の課題解決、活性化を図る人材として多文化共生推進士の養成に取り組み、現在16人の推進士が活躍しています。  石川県金沢市では、市役所窓口に多くの外国人が相談や行政手続などで訪れていて、今後5か国語の電話通訳サービスを窓口に導入して対応を強化するようです。  また、同国際交流財団では、外国人居住者の方からボランティアを募り、養成講座を開催することで、生活ガイドの翻訳や近隣に移り住んだ外国人の相談にも対応してもらうとのことです。こうした事例を参考にして、我が市でも外国人居住者の方に翻訳や困り事の相談などの協力をいただいてはいかがでしょうか。  また、観光都市にいざづくりアクションプランの18ページには「外国語ボランティアの活用」とあります。「市内在住の外国人を積極的に活用し、外国人であってもまちづくりに参画できる体制を整備する」とあります。日常生活に加えて観光都市にいざづくりにおいても、この外国語ボランティアにつながるように連携した要請もできないでしょうか。外国人に暮らしやすいまちづくりにさらに努めるべきではないでしょうか、市の考えをお伺いします。  1、行政問題の3、野火止四丁目暫定自転車駐車場の一時利用についてです。  この件は、前定例会で取り上げたばかりですが、要望が強いので、本定例会でも質問しました。スライドをお願いいたします。  こちらが、その野火止四丁目暫定自転車駐車場です。前回の答弁では、ここにありますネットフェス等の移設をして一時預かり所の場所をつくることも可能かと思っていますので、早急に再度現場を調べ、検討させていただきますといった前向きな答弁があったことから、大変期待をしております。前定例会から3か月しか経過していませんが、その後の一時利用の実施に向けた検討状況はどのように進んでいますでしょうか、市の考えをお伺いいたします。  2、福祉問題です。1、孤立死のないまちづくりについてです。平成26年版高齢社会白書には、孤立死と考えられる事例が多数発生しているとあり、UR都市再生機構が運営、管理する賃貸住宅約75万戸において、単身の居住者で死亡から1週間を超えて発見された件数(自殺や他殺を除く)は、平成24年度に220件、65歳以上に限ると157件となり、平成20年度に比べ全体で約4割、65歳以上では約8割の増加とあります。私の住む新座団地でも孤立死の話は時々お聞きしていましたが、最近身近なところでひとり暮らしの高齢者の方の異変に対して通報を促すという事態が起きてしまいました。その方は、残念ながら間に合いませんでした。もう少し早く対応できていればと悔やまれます。こうしたことを実際に目の当たりにして、改めて事態の深刻さを実感しました。誰にも助けてもらうことができずに孤立して、一人のとうとい命が絶たれてしまう、これほど悲しいことはありません。できる限りの手を打って、何とかそれを防がなければなりません。対策について考えながら調査をしてみました。  そこで、(1)、マニュアルの策定についてです。孤立死を防ぐため、市でもさまざまな取り組みを行っています。また、地域では日ごろから民生委員の皆さんがきめ細かく高齢者の方の訪問などをされています。地域福祉推進協議会でも活動されています。さらに、民間事業、団体などの見守り体制を確立して、ご協力をいただいています。こうしたこれまでの地道な支援策をさらに進めていくことが重要です。  社会問題にもなっている孤立死を未然に防ぐため、まずは早期発見の対応をすることです。今回の経験を通して感じたことは、まず異変に気づいてもどのタイミングで通報したらいいのか判断できない。そして、それをどこに通報すればいいのかわからない。そうしたことを誰に相談していいのか迷ってしまうことなどでした。他市を調査してみますと、喫緊の課題として取り組んでいることが見られ、参考事例も多くあります。  例えば大阪府摂津市の「孤立死防止のための安否確認マニュアル」というものがあります。同市では市職員、地域住民、地域団体などが孤立死につながるような情報をキャッチしたとき、その情報を確実に市につなげるための安否確認連絡窓口を設置し、その情報に基づき迅速かつ的確に対応できるよう行政内部の体制整備を図っています。地域住民から通報があると異変の通報を3つのケースに仕分けし、安否確認が必要かどうか判定します。それぞれのケースはどういう場合に該当するか、わかりやすく具体例が示されています。  その上で、ケース1、「緊急性が予想され、安否確認が必要なケース」、ケース2、「緊急性は無さそうだが、行政サービスや地域の支援が必要なケース」、ケース3、「虐待通報など」に分かれています。細かい説明は省略しますが、ケース1の場合、庁内で協議をして、それぞれの段階を経て安否確認が必要な場合、警察に委ねることになっています。いざというとき、流れが全てマニュアル化されていますので、迷うことなく素早い動きで対応できます。  我が市には4,757人のひとり暮らし高齢者、5,698世帯の高齢者世帯が生活すると伺っております。こうした取り組みを参考にして、市として孤立死を防ぐため孤立死防止マニュアルを策定すべきではないでしょうか。そして、イラストなどを交えてわかりやすいリーフレットなどを作成して、市民の皆さんにも十分PRしてご協力をいただくべきです。市の考えをお伺いします。  (2)は、市を挙げた見守り体制づくりについてです。(1)で作成したマニュアルに基づき、市を挙げて高齢者を見守るためのネットワーク体制を構築すべきではないでしょうか。  ここでも事例を紹介します。大阪府八尾市の高齢者見守りサポーターやおです。「地域のみなさんで高齢者を見守り、何か気がかりなことを感じたら、相談機関(地域包括支援センター社会福祉協議会など)に連絡して高齢者を支えるしくみみのことです。日常生活や仕事の中で、地域のみなさんが参加して見守りのネットワークがつくられます。特別な決まりごとなどはありません。まずは、あいさつや気軽な声かけなどで、高齢者と「顔見知り」になりましょう」と呼びかけています。
     また、「八尾市内に事業所を有する事業者で、日常の業務を行う中での“気づき”を通じた見守り活動に協力していただける事業者を募集しています」、登録すると店頭や商用車に張る啓発用のステッカーを渡しています。これが、そのステッカーです。大変大きく目立ちます。市を挙げた見守り体制をつくるためにも、こうした取り組みを参考にして検討してはいかがでしょうか、市のお考えをお伺いします。  3、下水道問題です。1、新座二丁目地内のマンホールポンプ廃止についてであります。平成26年第1回定例会でも取り上げましたが、スライドをお願いします。これが、旧新座小学校のまだ校舎があるときの地図ですけれども、その旧第七保育園の前、そしてここに志木市境のところのマンションの角のところですか、新座二丁目にはこの2か所にマンホールポンプがあります。本管より低く、ポンプアップして流しています。しかし、災害などで停電するとストップするため、志木市の汚水管に接続したらどうかと提案をしました。上下水道部長からは、「志木市の雨水管が支障となりまして、新座市の汚水管から志木市の汚水管への接続が困難でございます」、今後は新座リバーサイドあたりから汚水枝管を布設がえをして接続が可能か検討しますとの答弁がありました。  マンホールポンプ2基を廃止し、新たな管整備を検討されていますが、進捗状況はどのようになっていますでしょうか、市の考えをお伺いいたします。  4、公園問題です。1、公園施設の老朽化対策と防災機能向上についてです。(1)、北野第二公園の改良についてです。スライドをお願いします。  位置は、この北野中央通りの今ここに北野保育園が完成をしまして、その入り口のところのここに北野第二公園があります。位置はこのようなところなのですけれども、こちらが公園内に並んでいるベンチです。さらに、これは右側にあるベンチなのですけれども、木製なので右端がもう傷んできておりまして、木のほうがかなり腐っています。同じベンチの左側も、ちょっと見にくいのですけれども、えぐれているようなこういった状況に今なっていまして、座ると大変危険な状況です。子供たちも遊んでいて、大変危ない状況であります。  次に、遊具です。全景では普通の遊具のように見えますけれども、近くで見ますと、やはり木製ということでかなり傷んできております。こちらも大分傷んできております。こっちはまた別な部分ですけれども。ありがとうございます。  実は、このベンチと遊具が危険ですと市民の方から連絡があり、すぐに担当課に改善をお願いしました。そうしたところ、予算の関係で修繕をしますとのことでありました。このままでは本当に危ないので、応急的な対応としては大変助かる対応であります。しかし、どう見ましても交換の時期に来ているのかなというふうに思います。老朽化対策と防災機能向上からベンチをかまどベンチに交換をし、また複合遊具を新設すべきではないかというふうに思います。  次に、こちらはトイレなのですけれども、かなり汚れてきたこともあり、これを多目的トイレに改修すべきではないでしょうか。  次に、交通安全対策です。こちらは公園脇の市道第21―76号線と北野中央通りとの交差点です。保育園の保護者の方も通行するようになりました。左側の見通しが悪いと以前からご指摘を受けていたわけなのですけれども、そういったこともあり、改めて改善方法を検討して実施すべきではないでしょうか、市の考えをお伺いいたします。  (2)、野火止八丁目第1ポケットパークのかまどベンチ設置についてです。スライドをお願いいたします。  ちょっと見にくいでしょうけれども、位置は武蔵野北スカイハイツがこのようにありまして、その間のところにあります、第1と第2の間にありますポケットパークです。名称はポケットパークですけれども、広い公園です。  こちらは別角度であります。この武蔵野北スカイハイツには、マンションとして自主防災会があって、防災倉庫もあります。このポケットパークは災害発生時の防災拠点的な存在でありまして、マンション居住者の方からも、災害時に有効的なかまどベンチを設置してほしいとの要望があります。ぜひ検討していただきたいと思います。市の考えをお伺いいたします。  以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(平野茂議員) 市長。    〔市長(須田健治)登壇〕 ◎市長(須田健治) 皆さん、おはようございます。それでは、白井議員のご質問にお答えを申し上げます。  まず、1、行政問題の1、広域的な行政の取り組みについて数点ご質問をいただきました。4市合併はなりませんでしたけれども、4市の消防行政の統合を初めといたしまして、4市合同で事業を行ったほうがより市民サービスになるもの等々、今後連携できる事業等についての検討、こういったものは行ってきているところであります。現在は、朝霞区市長会を通じまして4市の連絡協調を図り、共通する広域的な行政課題などについて協議を行っているということでございます。  そこで、ご質問の今後の取り組みの中で、まず2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック大会では、陸上自衛隊朝霞訓練所が射撃競技の会場となります。多くの皆様が4市を訪れる機会となりますので、選手や大会関係者、観客などの受け入れ態勢の整備に加え、4市のPRなどにつきましても今後連携、協力のもと進めていきたい。現段階では、まだそういった状況でございます。  防災面でのご質問であります。平成8年に締結した4市の災害時相互応援に関する協定書、こちらに基づきまして災害発生時には相互に救援、協力することといたしておりますので、今後も県南西部消防本部、朝霞地区一部事務組合等の中での協議も含め、緊密に連携を図ってまいりたいと考えております。  また、火葬場の建設でありますが、4市内に設置されていないため、現在4市の市民の皆様には大変ご不便をおかけいたしております。4市共通の大きな課題であると認識をしております。  今後でありますが、朝霞区市長会で協議をさせていただいておりますが、なかなか難しさもございまして、進展をしない状況がございます。すなわち、火葬場は社会になくては困り、地域にあっては困るものだと、こんな言葉もあるわけでありまして、建設の場所、これでいつも行き詰まり、話が終わっているのが現状であります。今後とも4市の市長会で協議をしてまいります。  4市共通の行政課題や1市だけでは対応が難しい行政課題等につきましては、今後とも各市との連携を密にしながら対応を図っていきたいと思っているところでございます。  2、外国人も暮らしやすいまちづくりについてのご質問であります。新座市内には現在62か国、2,564人、これは平成26年12月末現在の数字でございますが、外国籍の市民の方が住民登録され、お住まいをいただいております。  ご質問の中でもお話しいただきましたとおり、新座市くらしのガイドやごみリサイクルの日程表等をお渡しいたしまして、これらにつきましては日本語、英語、中国語、ポルトガル語の4か国語表記となっておりまして、これを活用いただいております。  本市の国籍別の外国人人口で見ますと、英語、中国語、韓国語の3か国語の併記で、人数上位4か国の国籍の方への対応はある程度大体可能だと、こういう認識を持っております。本市に住民登録をしている外国籍市民の8割以上の方には、ご理解をいただけるものと思っております。  刊行物等の種類拡大でありますけれども、外国籍市民の方々が本市で生活をするに当たりまして必要な情報は、今申し上げました市民課での配布物等がございます。さらに、市ホームページにおける英語、中国語、韓国語の自動翻訳機能によりまして、大部分は賄えているものと考えております。また、各課でも必要に応じ、その都度外国語を併記したパンフレット等も配布をさせていただいておりますので、現行の刊行物を改訂する中で内容の充実を図ってまいりたい、現段階ではそういった考え方でございます。  文化面における刊行物につきましては、教育長からご答弁を申し上げます。  次に、(2)、外国人ボランティアについてのご質問をいただきました。現在市では、日本語を話すことのできない外国籍の方からの問い合わせ、相談等を受けた際、コミュニティ推進課が対応させていただいておりまして、外国語を話せる市職員、あるいは国際交流協会の皆様にも、場合によってはご協力をいただいて対応いたしております。  そんな中、より専門的な知識や必要な相談、こういったものをお受けした場合につきましては、県の生活相談や法律相談、法律問題等の専門相談を実施しているところの外国人総合相談センター埼玉、こちらを紹介させていただき対応を図っていると、こういった状況でございます。  現状は、市役所に相談に来られる外国籍の方々は大変少ない状況となっております。その一方、外国籍の方の中には、相談したいことがあってもどこに相談していいかわからないと。だから、結果として相談が少ないと、こういったことも考えられます。そこで、今後ともこういった相談体制については、いわゆるご案内と申しますか、PRと申しますか、こういったものでさらなる充実を図っていきたいというふうに思っております。方策は検討したいと思います。  それから、他市におきましては、通訳や翻訳等ボランティアで外国籍の方にご協力をいただいている事例もあるようであります。今後そうした事例も参考とさせていただきながら、外国籍の方のボランティアとしての協力体制、これも研究をしていきたいと思います。  そんな中、新座市国際交流協会におきまして外国籍の方にご協力をいただく中で、毎年11月には国際交流デー、こういった事業を開催いたしております。また、市内3大学ございますが、これら3大学の留学生に呼びかけをいたしまして、国際交流協会の会員の皆さんとこういった方々との交流を目的としたバス視察旅行、この実施などを行いまして、さまざまな国際交流に関するイベントの企画をしていただいていると、こういった状況がございます。  市といたしましては、外国籍の方にボランティアとして協力をいただくためには、日ごろから外国籍の皆様との交流を深めていくこと。そして、市政へのご理解をいただき、結果としてボランティアの活動にご協力をいただければと思っておりますので、今後国際交流協会との連携も図りながら、本市の国際化へ向けた取り組みを進めていきたいと思っております。  1、行政問題、3、野火止四丁目の暫定自転車駐車場の一時利用につきましての対応についてご質問をいただきました。幸いにいたしまして、実はこの野火止四丁目の駐輪場の隣地の資材置き場がございましたが、こちらの方が返還をされました。契約が解除されましたので、過日地権者の方に私もお邪魔をいたしまして、駐輪場が狭くて障がい者の方の駐輪場もちょっと苦慮していると。何かあいたようなのでお貸しをいただけませんかと、駐輪場としてお願いをしたい、こういうお願いをいたしましたら、どうぞ使っていただきたいと、こういうお話をいただきましたので、今議会の最終日に補正予算の追加議案といたしまして整備工事費、測量費等々計上をさせていただく補正予算をお願いをさせていただきます。できるだけ早く契約、そして工事、使用開始を目指したいと思います。10月には使えるようになるかなと思っております。もうしばらくお待ちをいただきたいと思います。大変よかったと思っております。  次に、2、福祉問題の1、孤立死のないまちづくりにつきましてご質問をいただきました。本市の高齢者の孤立死防止に対する取り組みでございますが、日常生活圏域に1か所ずつ設置をいたしております高齢者相談センターを拠点といたしまして、町内会や民生委員、社会福祉協議会支部等々の皆様と見守りネットワーク体制を構築し、高齢者に対する見守りを地域ぐるみで行っていただいているところでございます。  さらに、平成25年度からは電気、ガス、水道の各事業者、それから新聞販売店、さらにはヤマト運輸など、合計39事業者と新座市安心・安全地域見守り活動に関する協定、こういった協定を締結いたしまして、見守りの強化に努めているところであります。こうした見守り体制の中で、例えばポストに郵便物がたまったままになっているでありますとか、雨戸が閉まったままであるとか、洗濯物が干しっ放しになっている等々の通報基準に当てはまる状況を発見した場合、市や高齢者相談センターに通報が入るようになっております。それを受けまして、ご自宅への訪問と並行し、市ではご本人の緊急連絡先や介護サービスの利用状況、あるいは救急車の搬送記録等々の確認を行う中で、それでもご本人の状況が確認ができない場合、新座警察署に立ち会いを依頼し、室内への立ち入り、そして確認を行う、このようにいたしております。  孤立死の防止のためには、どうしても地域の皆様のご協力も欠かせないことから、今後につきましても市民の皆様に、異常を感じた場合の通報先、あるいは通報の基準等々の情報をさらにわかりやすくまとめた案内、あるいはリーフレットの作成、こういったものを今検討いたしております。同様の情報につきまして、広報紙や市ホームページへの掲載、これも行っていくなど周知に努めていきたいと思っております。孤立死のない安心安全なまちを目指して頑張りたいと思っております。  3、下水道問題で、過去にもご質問をいただきました新座二丁目地内のマンホールポンプ2か所は、廃止をしたほうがいいのではないかというご指摘でございまして、検討をしてまいりました。旧新座小学校付近のマンホールポンプのほうは、柳瀬川横断部のマンホールまで新たに汚水管を布設をすることで接続が可能となるようであります。こちらにつきましては廃止をしてまいりたい、工事で対応を図ります。  もう一つの志木市境のマンホールポンプでございますが、こちらは、できましたら志木市のほうに接続をさせていただければと思っておりましたが、ちょっと諸般の事情でお断りをいただいております。今後別の方策を講じていきたいと思いますが、これらにつきましては担当部長から解消ルートにつきましてスライドでご説明を申し上げたいと思います。  次に、4、公園問題ということで、防災機能の強化も含め2か所につきましてご質問をいただきました。  まず、(1)、北野第二公園の改良についてであります。  その前にかまどベンチでありますけれども、この考え方をちょっと申し上げたいと思います。かまどベンチにつきましては、新規に公園を整備したり公園拡張など改修工事が必要となった際、必要性を検討いたしまして設置することといたしているわけでございます。  また、公園内の防災施設の整備に当たりましては、215か所ですか、現在公園がございますが、これら全てに設置をするという考え方は持っておりません。避難所までの距離、また自主防災活動の拠点となっているかどうか等々、地域の実情に合わせて設置をしていくということを基本といたしていることをまず申し上げます。  そこで、北野第二公園でございますけれども、指定避難場所となっております東北小学校、それから立教学院、こういったキャンパス等も比較的近い立地となっていることから、かまどベンチの設置は現段階では考えておりません。  多目的トイレでございますけれども、新たに設置する際には、これも地域の皆様の要望等を踏まえて設置をいたしております。そこで、北野第二公園の状況でございますが、現在和式便器のトイレが設置をされておりまして、老朽化はしてきておりますけれども、まだ施設の故障等々修理が必要な状況とはなっていないと認識をしておりますので、もうしばらく現状でお使いをいただきたいと、このように考えております。  複合施設、ベンチ等でございますけれども、これらはご指摘のとおり、もう区画整理を行ったときにつくった公園で、そのまま交換をいたしておりません。そういった意味で、木製でありまして損傷も見られておりますので、このベンチについては改修で可能か、あるいは新たに取りかえたほうがいいか検討して、対応方を図らせていただきます。  既存の遊具につきましては、費用もかかりますので補修で対応させていただきたいと思っております。  公園脇の市道第21―76号線と北野中央通りとの交差点の見通し、これはもう毎年のことでありますが、雑草あるいは樹木の繁茂等によりまして見通しが毎年悪くなり、対応方を図っておりまして、こちらについてもまた除草、それから枝の剪定等で見通しの改善方を図りたいと思っております。  こちらは対応を図りましたので、後ほど経済観光部長からスライドでちょっとご説明を申し上げます。簡単でいいと思いますが、お願いします。  それから、(2)、野火止八丁目の第1ポケットパークのかまどベンチであります。ご指摘のとおり、こちらは野火止八丁目の武蔵野北スカイハイツ自主防災会の皆様の前の公園であります。かまどベンチの設置につきましては、防災上有効であると認識はいたしております。しかし、この野火止八丁目第1ポケットパークは、ベンチの数も充足しておりますので、現在ベンチの改修をする必要もない状況もございます。今後ベンチの改修や交換等を行う時期に合わせまして、かまどベンチの設置はさせていただきたい、こういう考え方でございます。 ○議長(平野茂議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 白井忠雄議員から行政問題、外国語表記の拡大についてご質問がございましたので、お答えをいたします。  白井議員のご質問にありましたとおり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、国際化への体制づくりをあらゆる観点から進めていかなければならないと、教育委員会も認識しているところでございます。そのための一環といたしまして、パンフレット等の刊行物の表記に英語などの言語を併記していくということは必要なことであろうと考えておるところでございます。  現在外国語表記されている刊行物、パンフレットのうち、教育委員会で作成しているものといたしましては新座文化財マップがございます。また、図書館利用案内、この2点でございます。文化財マップにつきましては、日本語版のパンフレットの一部に英語表記をしているということでございます。スペース上の制約がございまして、詳しい英語表記というのはなかなかできない状況ではございますが、極力、例えば野火止用水についての案内とか、簡単に英語表記をしているという状況でございます。  また、図書館の利用案内につきましては、日本語版とは別に英語版を作成し、対応しているところでございます。これはなかなか、改訂のときにまた見直すというようなことで対応してまいりたいと思いますが、一回に大量の印刷をしていますので、改訂のときを待ってまた見直しを図ってまいりたいと考えておるところでございます。  今後も、ほかにも教育委員会で出しているパンフレット等がございます。特に観光に関係のあるようなパンフレットにつきましては、改訂の際に英語等の言語をそこに入れていくということで、国際化を図ってまいりたいと存じます。 ○議長(平野茂議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(土屋誠) それでは、スライドを用いましてご説明させていただきたいと思います。お願いします。  黒い丸の中にPというところがマンホールポンプの位置でございます。まず、旧新座小学校付近のマンホールポンプの配置についてご説明申し上げます。赤の点線が現在の汚水管ルートでございまして、このポンプでくみ上げ、黒い太い点線の汚水管線へ排水し、柳瀬川手前の③の左側、ここで伏せ越し部のマンホールがございまして、こちらに流しております。  その後、柳瀬川を横断し、国道463号に布設されている流域下水道に排水しております。平成26年第1回市議会定例会で答弁の後、広域的な観点から新座リバーサイド側に汚水管を布設し、志木市体育館前で志木市の汚水管へ接続するルートを検討いたしました。①から②のルートでございます。先ほど市長がご答弁申し上げましたように、志木市への接続が大変困難でございますので、柳瀬川方面に延伸し、柳瀬川手前の伏せ越し部マンホールに接続するルート③を検討いたしました。この①、③のルートですと自然流下で汚水を排水でき、マンホールポンプを廃止することが可能となることが確認できました。このことによりまして、このルートでの汚水管布設工事の実施設計業務を今後委託してまいりたいと考えております。  もう一か所の志木市境のマンホールポンプの廃止につきましては、このポンプが背負っている量というのがコンビニが1店舗と、それから集合住宅が1棟でございますので、今回考えております実施設計業務の中で廃止について検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(平野茂議員) 経済観光部長。 ◎経済観光部長(大塚力也) それでは、私のほうから北野第二公園の改良につきまして、スライドでご説明をいたしたいと存じます。  1枚目をお願いします。ここは、北野第二公園の北野中央通りと市道第21―76号線との交差点でございます。ごらんのとおり、公園内の樹木等によりまして非常に見通しが悪い状況でございました。  2枚目をお願いします。それをこのように中木の伐採、樹木の剪定、草刈りを実施いたしまして、交差点の見通しの改善を図ったものでございます。  以上でございます。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) 1回目の答弁、ありがとうございます。順次、再質問させていただきます。  まず、1、行政問題の1点目ですけれども、広域的な行政の取り組みについてであります。それぞれ上げた問題については、既に協議をしていただいているということでありましたけれども、その都度一度議題になってなかなか話が進まないものというのは、やはりその次の機会というのはなかなかないのかなという、その辺の状況がちょっとわからないのですけれども、そういった例えば今回の3点についても、また引き続き次の機会に議題として検討するというようなことというのは、今後考えられるのでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) 現在は、朝霞区市長会でこういった広域的な課題については協議をするという、そういったやり方に切りかえました。県南西部のまちづくり協議会は廃止をいたしまして、市長会が中心になって、その中にいろいろな専門部会、検討部会を置いてやるという形をとっております。ですから、市長会で協議案件で協議した結果として、ではこれは部会で検討してもらいましょうというやり方をとっております。  今ご指摘いただいたような課題については、確かに職員同士で話し合って決められるような問題ではない課題も多いわけでありまして、現状をしっかりと調査をすると、そういった形で報告を上げてもらい、その結果として、ではどうしようかという最終的な判断をするという会議のやり方をしておりますが、それでもなかなか結論を見出せない課題は非常に多いということであります。つまりこういった広域行政の限界、これも当然あるわけです。各市がそれぞれ自治体として独立して市民サービスを行っているわけですから、それぞれの市の事情も勘案して、その市長会での発言となります。  例えば、ご指摘いただいたいわゆる火葬場、火葬場はあったほうがいいね。では、どこにつくるのだ。つくる場所で、うちでは困ると。そうしたら、4市が嫌だと言ったら、もうそこでとまってしまうわけです。それでもつくってほしいという要望に対して、ではどう応えるのか。4市が一つならば、これは適地を探してということもできるかもしれません。ですから、そういった点でなかなか4市になくては困り、それぞれの市にあっては困るという話になってしまうような、課題も多いわけでありまして、この辺の4市の広域行政の難しさ。  だから、よく広域行政でやればうまくいくみたいな話が、合併しないで広域行政でいいのだなんていう話が一時ありましたが、全くナンセンスな理論だと思います。合併しなければ、しっかりとできない、対応できないこともたくさんあります。それを4市では、結果的には合併できなかったわけでありますから、広域行政に余り期待をしても難しさは残ると。ですから、必要なものはそれぞれの市で対応していくしかないかもしれません。  だから、先ほどの火葬場、4市では無理であれば、どうしても必要だとなったら、では新座市でどこにつくるのか、こういった議論を我が新座市の中でやる必要もあるのではないかと、こういうふうに考えております。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) 広域行政の必要性というのは、先ほども答弁の中でありましたように、やはり重要ではないかというふうに思います。  当然1市単独でできない事業だってたくさんあるわけですし、また連携をしないといけない事業もあるわけなので、そういった課題について市長会のテーブルの中で議論をされていくということでありますので、恐らくそれぞれやっぱり現実的な問題というのはその都度いろんな課題が出てくるかと思いますので、やはり本当にこの4市の課題というのは上げればたくさんありますので、そういう意味で大変かと思いますけれども、しかし一つ一つが大切な事業であるというふうに思いますので、機会を捉えてぜひやっていただきたいなと思います。  いろいろな考え方がありますけれども、国でもこの広域行政については後押しするような、そういう流れも実際にありまして、今回この地方版総合戦略なんかでも複数の市町村が共同して策定することも、実際に可能になっているということもありますし、昨年の地方自治法の改正によって連携協約という制度も導入をされたというふうにあります。そういう中で、一つ一つこういった広域的な課題というのは、やはり4市が力を合わせて連携を図ってやっていくべきだというふうに思いますし、そういう面で今後新たな4市の課題についてぜひ、いずれにしてもこの4市の中ではやはりぜひ市長がリーダーシップを発揮をして、一つ一つの課題に取り組んでいっていただきたいなというふうにも思いますので、今後そういう面で一つ一つの課題について丁寧にお願いをしたいというふうに思います。  次に、1、行政問題の2、外国人に優しいまちづくりですけれども、先ほど1回目で触れましたけれども、この新座市くらしのガイド、市長からも答弁でありましたけれども、こちらは日本語と英語、中国語、ハングル語という、その4か国語になっております。  もう一つのほうは、先ほど紹介したこのごみ・リサイクル資源の分別表・収集日程表につきましては、これは日本語と英語、中国語、ポルトガル語という4か国語になっているのです。それから、先ほど教育長のほうでは、教育委員会のほうでは、今の日本語でつくったものに改定の時期に合わせて英語を加えていくというお話だったと思うのですけれども、ある程度庁内でその辺の整合性というか、1つは言語をふやすということ。それから、ふやすに当たって、やっぱり市の刊行物が同じ言語で外国語も統一するというような、そういった検討も必要かなというふうに思うのですけれども、例えばこのごみ・リサイクル資源の分別表・収集日程表は、現在その4か国語になっておりますけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(島崎昭生) ごみの分別収集日程表については、ご指摘のとおりポルトガル語が入っております。これは、平成21年に作成、発行したということで、この当時はブラジル人が新座市の外国人の数としては上位にあったということで、当時の登録の多い、上位の言語の表示をしたというものでございます。  作成してから6年も経過しておりますので、若干在庫もあるのですが、財政状況も勘案いたしまして、改めて作成することも検討していきたいとは思っておりますが、ただこのごみ収集についてのご案内については、先日鈴木秀一議員からもご提案ありましたように、スマートフォンアプリの導入、これも有効策の一つと考えておりますので、これとあわせて検討させていただきたいと思っております。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) ぜひよろしくお願いいたします。  先ほどの答弁の中で、市内在住の外国人の方の言語でしょうか、国の上位4か国程度の対応というのは可能だというような、そういった内容のお話もあったかと思うのですが、実際にこれも当然変動もあると思いますし、このいただいた資料では、例えば4位の米国と、それから5位のベトナムは1人しか変わらないわけで、実質4位と5位といってもほとんど変わらないわけで、やはりその辺、いろんな社会の流れとか構造変化によってこういったこともかなり影響してくるのかなというふうには思うのですけれども。ですから、今後そういった意味で、やはり国際社会に対応できるように言語については広げていくという検討は、ぜひ必要ではないかなというふうに思います。  そういう面で、教育長のほうから東京オリンピック・パラリンピックというようなお話もある中で、英語だけを加えていくというお話もありましたけれども、ほかの言語についてはどのように考えていますか。 ○議長(平野茂議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) ほかの言語、例えば中国語とか韓国語等を入れられないかというご質問だと思いますが、英語でカバーできる国というのは結構あるわけです。フィリピンなんかも英語が通用しますから、そういったところでありますけれども、そもそもこの教育委員会で作成している刊行物につきましては、もう日本語表記を前提に、スペース的にもそういった配置でつくられていまして、例えば2か国語、3か国語、4か国語をそこに併記するというのは、レイアウト上なかなか難しいのです。ですから、つくるとすれば、例えば中国語版とか、あるいは韓国語版という形でつくらざるを得ないというふうに思います。  ただ、費用の関係もございますので、これは国際交流協会の方々ともよく協議しまして、今後どうすればいいかということは検討して進めてまいりたいと存じます。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) ぜひよろしくお願いいたします。  それから、相談体制ですけれども、やはり本当に何か困ったときにどうしたらいいかというのは、当然あるかと思います。私たち日本人であっても当然あるわけで、ましてや外国人の方が言葉もなかなかうまくしゃべれない中で、そういった困り事があったときは非常に困るかというふうに思います。  この新座市くらしのガイドブックにも、県の相談窓口みたいな形で表記がしてありますけれども、こういったことについてもやはりもうちょっとPRをしたほうがよろしいかと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 経済観光部長。 ◎経済観光部長(大塚力也) PRということでございますが、そちらにつきましては今後啓発等を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員
    ◆11番(白井忠雄議員) ぜひ外国人の方が住みやすいというふうに思っていただけるように、引き続き努力をしていただきたいというふうに思います。  続きまして、1の3、野火止四丁目暫定自転車駐車場の一時利用ということで質問をしたわけなのですが、隣地を今回の補正予算によって新たに自転車駐車場を拡大していただけるということですね、ありがとうございます。  ご答弁いただいたのですけれども、もし概要がわかれば詳しく。今は実質定期利用だけなわけなのですけれども、私のほうでは一時利用もということをお願いしているわけなのですけれども、その敷地を拡大することによって一時利用と定期利用がどういう形になるのか、わかる範囲でお願いいたします。 ○議長(平野茂議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(島崎昭生) 計画の概要ということでございますが、現行の定期利用スペースは20台、これは屋根つきでそのまま残したいと思います。  お隣の今回借地をさせていただく面積でございますが、約170平米でございますので、換算いたしましたところ、ここには無人のラックを設置して130台規模の一時利用が可能になる施設ができます。この130台でございますが、このうち一般利用者用を100台とりまして、高齢者、障がい者用のシルバースペースというのをまずは30台設けて、利用状況を見ながら今後対応していきたいなと考えております。  以上です。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) ありがとうございます。  料金等については決まっているのでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(島崎昭生) 一時利用でございますので、従前と同様1日100円をかけさせていただきたいと思っております。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) ありがとうございます。  本当にちょうどうまいタイミングと言ったら失礼かもしれませんけれども、隣地が使えるようになったということで本当によかったと思いますので、補正予算のほうを期待したいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、2、福祉問題、1、孤立死防止についてですけれども、本当に今これだけ社会問題になっておりまして、やはり今後いろんな形の事態が起きるということも想定できます。そういった中で、やはり緊急性とか、そういったことも求められることもあるでしょうし、今の体制ではできているのですけれども、この庁内で人事異動等もありますので、しっかりとその制度が庁内、課の中で引き継がれていくためにしっかりとマニュアル化しておいて、こういったときにはすぐこういうふうにマニュアル沿って対応するのだという意味で、そういう取り組みが必要であるというふうに思います。  いろいろ市民の方にも周知をしていただくということで、リーフレット等も作成を検討したいというお話だったのですけれども、私もちょっとその辺の捉え方というか、聞きそびれたのかもしれないのですけれども、実際にこういう事態にはこういうふうにするのだというマニュアル自体の策定というものについての考えをもう一回確認させてください。 ○議長(平野茂議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(山中一英) マニュアルの策定ということでございますけれども、先ほど市長答弁の中にありましたように、この新座市安心・安全地域見守り活動に関する協定、この中に一つの基準がございまして、その基準の中で郵便物、新聞がポストにたまっている状態が続くであるとか、また同じ洗濯物が干されたままの状態であるとか、また夜なのに室内の電灯がついていない状態が続いている、そういった通報の基準はあります。  ただ、その中で、もう一つ、例えば通報先については、明らかな異変の場合については、これは即時通報ということで、対象者が傷病の状態である場合には消防署に、対象者が明らかに死亡している場合は警察署。また、対象者は確認できているが、生存または死亡が確認できない場合は、これは消防署と警察署に通報してくださいという、そういった取り決めもあります。  また、異変が疑われる場合については、市役所の生活福祉課の地域福祉係に連絡、通報ということになっておりまして、市役所との連絡がとれない、例えば日曜日、祝日だとか、そういった場合については警察署に通報してくださいと、そういった取り決めがされております。ですので、新たに細かなマニュアルということではなくて、この基準の中で今は進めていきたいというふうに考えているというところでございます。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) 今もやっていただいているというのはわかります。  今回申し上げたのは、例えばどなたでもそういった疑わしいような事態が起きたときに、まずどこに連絡すればいいかということを明確に、1つにしてほしいということなのです。だから、こういうケースの場合はこうだというのはわかる。確かに皆さん市でも、警察でも、消防でも、高齢者相談センターでも、何か異変に気がついたら連絡していただくのは構わないのですけれども、ただわかりやすいのは、この相談窓口、ここにまず連絡をしてくださいということを決めたほうが、より皆さんは、特に市民の方はわかるのではないでしょうかということを言っているのです。  例えば、春日井市孤立死防止に係る通報ガイドラインでは、通報窓口を高齢福祉課に設置していまして、これは24時間対応になっています。ですから、何かあればもうすぐにそこに連絡をすれば、あとは対応していただくと。当然通報後の対応については、先ほど申し上げたような摂津市のように、それぞれ段階に応じて対応するように決まっております。ですから、先ほどの協定というものも、そのマニュアルの中の一つの部分として、そのネットワークの中の一つのものとして、まずは一番最初の窓口を設けていただいて、そのもとでこういうふうにしていきましょうという流れをつくってはどうかということまで申し上げているのですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 健康増進部長。 ◎健康増進部長(富岡三樹男) それでは、再度の質問でございますけれども、今福祉部長のほうから見守り協定のほうの連絡先については、生活福祉課のほうにまずは連絡が入るというような体制になってございます。  そのほか民生委員ですとか、町内会のほうの見守りの中での高齢者の通報体制ということであれば、長寿支援課のほうに通報が入るような形になってございます。  したがいまして、どちらに入るかというのも確かにあるのですけれども、そういったところで、先ほど市長答弁にもございましたけれども、そういった情報をどういった形で市のほうに通報していただくかというような点につきましては、こういったご案内の中で検討はさせていただきたいというふうには思っております。  以上でございます。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) ぜひそのリーフレット等の作成のときに、何かあったらまずここに連絡をしてくださいというものはやっぱり明確にしていただいたほうが、よりスピードが求められるという部分もございます。人の命にかかわることですので、それについてはぜひ検討をしていただきたいなと思います。  実際にそういった通報があって、市のほうでそういった安否確認等にかかわった件数というのは、これまでどれぐらいあったのでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 健康増進部長。 ◎健康増進部長(富岡三樹男) 今までの安否確認の件数でございますけれども、これは長寿支援課のほうでかかわった件数でございますけれども、平成26年度は18件でございます。平成25年度は31件でございます。平成24年度は28件が安否確認の件数ということで捉えております。  以上でございます。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) 実際に市内でもそれだけのケースがあったということでありました。本当に今後そういったことがふえないことを願うわけですが、でも実際、現実的なこととしてやはりふえる可能性のほうが高い状況になっていますので、引き続きよろしくお願いします。  そのネットワークという部分ですけれども、先ほど八尾市の高齢者見守りサポーターやおというものを紹介しました。このシールとリーフレットがあるのですけれども、これは亀田議員が八尾市でいただいてきてくださったのですけれども、先ほどの協定の話もありました。個別にそういった協定を結ぶということもすごく大事で、引き続き進めていただきたいと思いますが、ただ市全体、市を挙げてネットワークをつくるという意味では、それもまたそういったネットワークの中の協定も一つであり、それぞれのいろんな活動も一つであるというふうに思います。したがって、その登録制度というのは、いろんな地域の事業者等も含めて、本当に効果的であるというふうに思います。  八尾市の場合、その地域の皆さんから始まって民生委員、町内会、地区福祉委員会、そしてまた郵便事業者、宅配サービス事業者、ライフライン事業者、コンビニ、金融機関、新聞販売店、スーパー、そういった日常生活や仕事の中で異変にもし気がついたりしたときに、すぐに通報していただくという、こういったことなのですけれども、こういった登録を通じてのネットワークというのはどう考えていますでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 健康増進部長。 ◎健康増進部長(富岡三樹男) 八尾市の例を出してネットワークづくりのご質問でございますけれども、現在本市のそういったネットワークづくりにつきましては高齢者相談センターが中心となりまして、各圏域におきましてネットワークの構築ということでネットワーク会議の開催ですとか、ネットワークの構築というところで活動はしていただいております。  このネットワーク会議につきましては、高齢者相談センターが開催しまして、そこに民生委員ですとか自治会、町内会の方々。また、介護事業者ですとか、ケアマネジャー等々がお集まりいただきまして、そういったネットワークの会議というのは開催をして、ネットワーク体制をとっているというところがございます。  ご指摘のとおり、この中には介護事業所が入っておりますけれども、他の事業所という面ではこの会議の中には入っていない状況でございますので、そういった点については今後の検討課題かなというふうには考えております。  以上でございます。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) ぜひ今後、その辺についても検討を進めていただきたいと思います。  次に、3、下水道の問題ですけれども、先ほど市長また部長のほうから、本当に前向きというか、新たな案のもとでの布設についての答弁をいただきました。ありがとうございます。  この現場というのは、先ほどの地図でもわかりますように、旧新座小学校跡地のすぐ周辺の地域の皆さんの話であります。今回跡地に建設される45戸の住宅の一部の下水も、ここのほうに流れるということでありますし、また実はこの管が許容量を超えると、旧新座小学校の東側の住宅の皆さんのトイレの水が逆流して流れない、どうにかしてほしいということを以前にも聞いていたわけなのです。そういった解消も、このマンホールポンプがなくなることによって図られるというふうに期待をしております。  今後調査、設計を進めていただいて、工事というふうになるかと思います。この来年度の工事ですけれども、そういった旧新座小学校周辺の皆さんへのそういう跡地利用等、いろいろご迷惑をおかけしたこともありますし、ぜひ来年度工事の実施を強く望むわけですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(土屋誠) 来年度工事をというご質問でございますが、本年2月に見直しをさせていただきました新座市公共下水道汚水整備10か年計画に、市内のマンホールポンプの解消事業ということを位置づけさせていただきました。新座二丁目地内のマンホールポンプの解消につきましては、平成28年度に整備ということで計画を立てさせていただきました。  ただ、市の単独事業でございますので、実施設計を進める中で財政状況等を考慮いたしまして、平成28年度に実施できるかどうか判断してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) ぜひ平成28年度に計画どおりの実施を要望いたします。よろしくお願いします。  最後に、4、公園問題ですけれども、公園施設の考え方もいろいろいただいたわけですけれども、やはり北野第二公園については公園全体のリニューアルの時期なのかなというふうに思います。大分いろんな意味で、ベンチにしても遊具にしても傷んできています。  ベンチについては、先ほどのお話ですと、かまどベンチではないベンチを交換するかどうかを検討したいという話でした。それで、かまどベンチは考えていないというふうにはっきりおっしゃっていましたけれども、そこをやはり防災機能を強化する意味で、かまどベンチというようなことでの検討というのはできないのでしょうか、再度お伺いします。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) 先ほども申し上げましたけれども、全ての公園にかまどベンチを設置していく必要があるかどうか、これはやっぱり考える必要があると思うのです。かまどベンチの有効性はもちろん認識しておりますけれども、やはり公園は一時避難場所になりますが、そこで煮炊きまでしてそこでずっとそこで生活をしていただくようなそういった公園、全ての公園がそういう状況になるということは、市としては余り考えていないわけです。何か大災害があったときはいっときは避難場所としてまず避難をしていただくと、安否確認をしていただく。それから、もしどうしてもご自宅が倒壊をしたとか、そういった大災害であったら、次に広域避難場所があるわけですから、そちらのほうでしっかりとした対応をしていくというのが、やはりこれが災害時の一つのマニュアルとしては、防災計画ではあるわけです。ずっと公園でかまどベンチを使って生活ということは、ちょっと無理だと思いますので、全ての公園にかまどベンチを設置する必要はないと、こういう考え方であります。  そこで、ご提案いただいている北野第二公園、ここがどうかということを考えますと、やはりあそこでずっと生活をされるよりも、近くには北野ふれあいの家もございます。また、広域の拠点としては東北小学校があるわけでございます。そういったことも勘案しながら、市としての今後の防災計画、かまどベンチの設置はどういったところにすべきかということを考えていると、そういうふうにお答えをしたわけでございます。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) もう一つのほうの野火止八丁目の第1ポケットパークについては、ベンチが老朽化等の交換の時期にかまどベンチを検討したいということでしたので、そちらはそれでよろしいかと思います。  ただ、この北野第二公園は、先ほどスライドでも紹介したように、本当にベンチ自体が交換の時期に来ているわけなので、そのベンチを交換するときにまた普通のベンチよりかはやはり一歩踏み込んで、防災機能という意味ではかまどベンチにすべきではないかという気がするもので、再度お聞きをしたわけですけれども、市長のそういった答弁でありますので、恐らくもう一度お聞きしてもそういった答弁になるかと思いますので、もう一度要望だけしておきたいというふうに思います。  本当に私ども公園というのは、災害時に延焼防止とか避難場所としての重要な役割を担っていて、防災機能の整備が求められていますということを訴えておりますので、ぜひそういった観点からももう一度ご検討していただければなというふうに思います。  スライドの3をお願いできますか。先ほどの公園脇の見通しの件ですけれども、実際にここのところの話ですけれども、草刈りをしていただいたのは大変ありがたいです。見やすくなったと思います。ただ、抜本的なことというのは、要するにこの脇の道路と北野中央通りが交差するここのところです。この地図でもわかるかと思うのです。多少斜めに道路が入っているのです。ですから、直角の交差点ではないのです。だから、この角度からすると本当に見にくいということが言われているわけなのです。  ですから、まず草を刈ることによって見通しが改善されたのはありがたいのですけれども、さらにそういう意味での何か交通安全対策というものも必要であるというふうに思いますが、それについて何か検討されましたでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(島崎昭生) ほかの交通安全対策ということでございますが、私も先日現場を見てまいりました。草刈りだけではなくて、公園の中の中木も1本根本から伐採されておりまして、しっかりと視界は確保されていると判断いたしました。隅切りもございますし、現段階では新たな交通安全対策をする必要はないというふうに考えております。 ○議長(平野茂議員) 11番、白井忠雄議員。 ◆11番(白井忠雄議員) 利用者の皆さんが見にくいとおっしゃっていますので、本当にそういう声を私は今お届けしているわけなので、これ以上安全ということはないかと思いますので、ぜひ言い切らないでいただいて、引き続き何か方策があれば検討していただきたいなというふうに思います。  いずれにいたしましても、私たち公明党でも、また話はちょっと戻りますけれども、この公園については災害時の重要な空間だという認識で、これは野中議員も鈴木秀一議員もこのかまどベンチ等について、また公園の防災機能向上についてはこれまでも取り上げてまいりましたけれども、本当に私たちは1万5,514名の市民の皆様の声を市長にもお届けをさせていただきました。その中に具体的には公園にかまどベンチ、ソーラー照明、多目的トイレ、外国語表示を含む案内看板などを備え、防災機能の整備を図るようにお願いをしております。  したがいまして、本当にいろいろ市の考えというのは当然あるかと思いますけれども、その中でこういった皆さんの声を少しでも反映をするために、ぜひ今後とも努力をしていただきたいというふうに思います。ぜひよろしくお願いします。  以上です。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) かまどベンチをつけないということではありません。  ただ、防災計画でどういった形で避難をしていただくのか、大災害が起きたときのそういったシミュレーション等も行っていく必要があるというふうに考えておりまして、そういったところも見ながらやらせてもらっているつもりです。  ですから、今ご指摘あった北野第二公園、私は公園というのは、ああいった黒い鉄柱のフェンスでぐるっと囲ってしまう、あの鉄柱のフェンスが見にくいのです。ちょっと市民環境部長は見通しがいいと言っていましたけれども、私はあそこをよく通るのですが、見通しは悪いです。だから、ああいった鉄柱のフェンスで囲う公園というのが、これからいいのかどうか。もう全部取っ払って低い植栽だけでやるとか、あるいはもう全部芝生にして、芝生で公園にどこからでも入れるようにするとか、そういった発想を変えていくことも必要ではないかなという気もするのです。鉄柱が見にくいのです、あれは。だから、この辺も考えたいと思いますし、直ちに全部とってしまうというのは乱暴かもしれません。いずれにしても、見通しをよくして安全対策を図るということは必要だと。  それから、かまどベンチも決してつけないという意味ではありません。ですから、野火止八丁目の第1ポケットパークは、これはあそこはあったほうがいいと思います。ですから、場所によって検討させていただきたいと思いますし、ただご指摘のとおりもう大分ベンチも老朽化して、ここで取りかえたほうがいいかなと思っておりますので、検討をさせていただきますと申し上げました。そういう機会を捉えて、ある程度はつけておくのもいいのかなとは思っておりますので、ちょっとこれは検討をさせていただきたいと思います。 ○議長(平野茂議員) 以上で、11番、白井忠雄議員の一般質問を終わりにいたします。  暫時休憩いたします。   休憩 午前10時59分   再開 午前11時15分 ○議長(平野茂議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △小池秀夫議員 ○議長(平野茂議員) 続いて、3番、小池秀夫議員の一般質問を許可いたします。  3番、小池秀夫議員。    〔3番(小池秀夫議員)登壇〕 ◆3番(小池秀夫議員) 3番、小池です。ただいま議長より質問の許可をいただきましたので、行政問題の2点につきまして順を追って質問させていただきます。前向きな答弁をよろしくお願いしたいと思います。  まず、1、行政問題の1点目で馬場二・三丁目地区への集会所新設についてお伺いいたします。馬場二・三丁目地区には、町内会発足以来地域の拠点となる集会所がいまだにありません。ここ数年は新しく住宅が日増しにふえてきています。このような状態で人口もふえていると同時に、また子ども会も大分発展というか、多くなりまして、毎月の子ども会の定期的な打ち合わせ、あるいはまた町会の定例の班長会議、一番はとっさの地域での問題、打ち合わせしたいものでも、やはり会議を開くにしても、近くに集まれるところがないため大変困っています。また、やむを得ない会議などには、近くにあるというか、馬場集会所や畑中公民館などを活用せざるを得ません。  特に夜間などは、この県道保谷・志木線を渡るということが大変なことで、また馬場集会所にしても畑中公民館にしても距離があるので、高齢者の方や、またお子様連れの方々には大変危険です。    〔「稲荷会館は使わないの」と言う人あり〕 ◆3番(小池秀夫議員) もうほとんど使える状態ではないです。  二・三丁目地区の皆さんたちは、近くに集会所などを待ち望んでいます。何年待てば集会所ができるのだとか、合い言葉的なような状態になっております。これは、現状集会所、集会所と言いますけれども、決して場所の広いところを望んでいるわけではありません。そういう班長会議だとか、とっさの会議だとかそういった場合も緊急に集まれる場所、そういった面から見ても早急に集会所を新設していただく必要があると考えますが、これまでの検討状況と、またこのほかに新たな考えがあるのかもお伺いいたします。  次に、行政問題の2つ目としまして、戦後70周年平和祈念事業についてお伺いいたします。本年7月25日土曜日に市民会館において戦後70年新座市平和祈念事業の開催が予定されていますが、この戦後70年と言いましても一言で語り切れないほどの戦争の悲惨さや、またお国のためとはいえ、とうとい命を奪われ、また残された家族の悲しみなどを思うと、もう二度とこんな苦しみがあってはならないことで、70年前にこんな悲惨な戦争を起こしてしまったことなどを後世に伝えていくべきで、市としてはどのような内容と、また企画されているのかも伺います。  1つとしまして、戦後70年が既に過ぎているのに、いまだに故郷への帰還を果たせない大勢の方々のご遺骨のことも、決して忘れてはならないことだと思います。  私も、もう十数年前なのですが、沖縄県の遺骨収集に参加したこともありますが、ことしの2月15日付の読売新聞の記事で、この激戦地だったパラオのペリリュー島に日本兵の集団埋葬地があったことなどを示す複数の資料が米国の博物館に保管されていたことがわかり、またペリリュー島では戦死された方約1万2,000人もの、またその日本兵のうちまだ2,600人余りの遺骨が見つかっておりませんでしたが、その日本兵が埋葬されている位置などを示す複数の資料が、ここに来て確認されたのは初めてで、また遺骨収集団を初め、もうこれは大変なニュースで、ありがたいことだと思います。また、ことしの4月には、天皇皇后両陛下が慰霊のため訪れてくださいました。
     また、そのほかにも硫黄島だとか、沖縄県だとか、それぞれの遺骨などを収集すべきで、戦死された方々全てが帰還を果たせた、そのときこそ本当の終戦なのではないかと思います。  そして、きょうの平和は言葉には出せないぐらいの悲惨な戦争を戦ってきた戦没者の礎の上にあると思います。戦争の悲惨さを悲しみ、平和のとうとさを次世代に伝えるとともに、長くいつまでも変わらない恒久平和を願っています。ここで戦後70年新座市平和祈念事業を実施していただくことに対しまして、本当に感謝いたします。  また、新座市遺族会との連携を図ってもらえる考えはないかもお伺いいたします。  さらに、そのほかに戦後70周年を祈念する事業を実施する予定などもあるか、あわせてお願いしたいと思います。  もし例えば連携を図ってもらえるようなことになれば、今の新座市の遺族会の状況を見ますと、新座市だけではございませんけれども、会員の高齢化とともに会員数の減少が進んでいます。日本遺族会としても、また組織の老化と会員の減少を防ぐ方策を講じようと、孫、ひ孫までに会の結成を呼びかけている現状です。最近は少しは理解していただいて、お孫さんの会員も少しずつでありますがふえてきていますが、まだまだのところです。新座市遺族会としましても、今回の戦後70年新座市平和祈念事業を活用させていただければ、前に会員をやめられた方にまた現会員からできるだけの呼びかけをしまして、戦後70年新座市平和祈念事業に大勢の方々に参加していただき、新座市あるいは日本遺族会の実態も理解していただける最高の機会だと思います。  さらにまた、非常に問題になっていました特別弔慰金支給というものも、これは継続されることになりました。今回の事業で戦没された方々の思いを新たに認識していただける機会なのではないかと思いまして、ぜひ連携を図っていただければありがたいと思います。  まだたくさん言いたいこともありますけれども、再質問のほうでさせていただきたいと思います。1回目を質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(平野茂議員) 市長。    〔市長(須田健治)登壇〕 ◎市長(須田健治) それでは、小池議員のご質問にお答えを申し上げます。  まず、1、行政問題の1点目、馬場二・三丁目地区への集会所新設について、要望を含めご質問をいただきました。新座市といたしましては、集会所を地域の自主的なコミュニティー活動を推進するための重要な拠点と捉えております。そこで、計画的に整備を進めてまいりました。現在61町内会ございますが、公設の集会所41か所となっております。  また、第4次新座市基本構想総合振興計画前期5か年計画の中で、今年度は野火止一丁目地区に集会所新設のための準備を今進めております。  小池議員から、馬場二・三丁目地区集会所の建設をと、その検討状況はというご質問をいただいたわけでありますが、馬場二・三丁目地区の世帯数は約1,100世帯でありまして、市といたしましてはおおむね1,000世帯を目安に集会所の建設をしたいというのを基本的に考えておりますので、この馬場二・三丁目地区の状況を勘案いたしますと、集会所の必要性は十分認識をいたしているということでございます。  しかしながら、集会所の建設となりますと、まず用地の確保、これが重要であります。若干の駐車場や駐輪場もスペースが必要でありますし、防災倉庫等の設置等も考えなければなりません。そういった意味では、土地の面積もおのずと400平米近くは必要になろうかと思います。  そこで、馬場二・三丁目地区集会所建設の検討に当たりまして、小池議員から集会所建設の候補地をご紹介いただきました。ありがとうございました。しかしながら、この土地につきましては接道の道路の幅員、これがちょっと狭いようであります。それから、候補地の隣が住宅地で私道がございまして、こういった私道に利用者が無断で駐車をしてしまうという心配もございます。  また、土地をお借りしたといたしましても、その土地の所有者の地権者の方の残りの土地の活用等々地形の問題等々も考えなければなりません。いろいろな面からの検討が必要かと思っております。もうちょっとお時間をいただきたいと思います。  いずれにいたしましても、馬場二・三丁目地区につきましては近くに集会施設もございません。集会所の新設に対する地域の皆様の要望も大変強いことから、この件についてはお近くにお住まいの亀田議員からも要望をいただいておりまして、この必要性は十分認識をいたしておりますので、引き続き検討をさせていただきます。  現在策定を進めているところの第4次新座市基本構想総合振興計画後期5か年計画の中に位置づけはしてまいりたいと、こう思っております。もうしばらくお時間をいただきたいと思います。  次に、行政問題の2番目、戦後70周年平和祈念事業についてのご質問をいただきました。本年は戦後70年、加えて我が新座市制施行45周年の節目の年に当たっております。そこで、より多くの市民の皆様に戦争や平和について改めて考えていただくことを目的といたしまして、7月25日の土曜日でありますが、戦後70年及び市制施行45周年、戦後70年新座市平和祈念事業、こちらを市民会館におきまして開催する予定といたしております。  内容は、フィリピンにおきまして戦火の中を一家で逃げ回ったという体験をお持ちの所沢市在住の戦争語り部である金子富子氏をお招きをいただきまして講演をいただくほか、新座市観光親善大使でもあります歌手の上江理都氏のコンサート、さらには大和田小学校金管バンドの平和コンサート等の実施を予定いたしております。  また、赤紙や千人針など、戦争に関するいろいろな当時の資料等を展示したいと思っておりますし、「戦前・戦中の学校」というテーマでパネルの展示、こういったものもご来場をいただいた皆様に見ていただきたいと、予定をいたしております。  ご指摘いただきました新座市遺族会との連携についてでありますが、本市といたしましては本事業に新座市遺族会の会員の皆様にも多くご参加をいただきたいと考えておりまして、代表であるところの小池会長、きょうは高橋副会長もお見えでございますけれども、初めとして多くの方々にご来場いただければと思います。  そこで、ご案内を差し上げたいと思っておりますが、会員の皆様やご家族の皆様へのご案内等ではぜひ小池会長、高橋副会長を初め役員の皆様にはご協力をいただきたいとお願いを申し上げておきたいと思います。  また、他の祈念事業を実施する予定はということでございますが、7月25日のこの戦後70年新座市平和祈念事業の開催に先立ちまして、今市で考えておりますのは植樹事業がございます。こちらは、広島・長崎の原爆投下に耐えまして現在も生き続けている広島市のアオギリ、それから長崎市のクスノキ、この種から育てたそれぞれの苗木があるようでありまして、こちらを平和首長会議、旧平和市長会議から寄贈を受けることとなりましたので、総合運動公園で植樹式、余り大げさなものではございませんけれども、来週の月曜日に行う予定といたしております。植樹式を行いまして、この様子をビデオに撮り、戦後70年新座市平和祈念事業、7月25日の市民会館の中で市民の皆様に報告方々、上映をしたいと思っているところでございます。  さらに、戦後70年新座市平和祈念事業当日に展示するところの資料、あるいは戦争パネル、これらはせっかくの機会でもございますので、他の公共施設におきましても展示をさせていただき、多くの市民の皆様にごらんをいただき、この戦争の悲惨さ、平和のとうとさ、恒久平和への願い、こういったものをご理解をいただく場にしたいと思っております。こうした取り組みによりまして、市民の皆様の平和意識の高揚も図れればと考えているところでございます。 ○議長(平野茂議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) 1回目の答弁ありがとうございました。再度質問させていただきます。  先に、1、行政問題、1、集会所の件で今市長に言っていただきましたが、今の現状、二丁目、三丁目、この場所だけではないということもわかっておりますけれども、特に我々地元の二丁目、三丁目には、大きいところでなくてもいいですから、もうとにかく人が集まれるような場所をぜひつくっていただきたいということで伺い、今市長のほうの答弁もいただきました。  1つ、今の現状で最初市のほうにお願いされた場所的な問題で、地形の問題ということも市長もおっしゃったのですけれども、この場所的なもので入口、今二丁目のほうから入る入口と、それと三丁目から入る稲荷会館の脇のところが昔、旧水路というのですか、そこを暗渠にしまして、その脇に住宅がもうたくさんできております。そこからも入れるようなことも考えられたのか。あるいは、また二丁目からの隅切りの提案で、集会所自体があの場所では難しいものなのか、それとも入口、出口のことを考えれば少しは今の現状、提案された場所に設置できる可能性はあるのかどうか、その辺もちょっと伺いたいと思います。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) 先ほどお答え申し上げましたが、今ご指摘あったようなことも含め、検討をいたしております。  今この場でどこが問題だからだめとか、ここをこうすれば可能だとかという結論はまだ出ておりませんので、この場ではご指摘いただいたような点についても含め、検討しているというふうにお答えをしておきたいと思います。 ○議長(平野茂議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございました。  確かに説明されたようなことで、現地だとかそういったところをよく見ると、難しい面だとかいろんな面が、問題点があるかなということは自分も確認しまして、いろいろどうしたらいいのかなということで。でも、それで、では何年か待つかというのではなくて、一つここのところで、通告にはないのですが、提案をしたい場所がありますので、ちょっと提案で、そのものを見まして、またそれに何か答弁があれば聞かせていただければと思います。  2つ目としまして、この馬場二丁目の馬場第二公園内、これは今の現状ですと第二公園という形で馬場二丁目独自でお祭りだとかそういったこともやっているのですが、この場所ですと当然区画整理で市の所有になっているのではないかなと思うのですけれども、そういったところの状態で、もし例えば民家から離れたところの隅のほうに集会所を新設した場合に、では公園がないではないかということの状態を、この間もその現場に行って面積的なものをはかったりしても、それと同時に三丁目町会の役員、二丁目町会の役員も同席のもとこういう案はどうだろうという形で、もし例えば馬場第二公園のところの隅のところ、民家がないほうに集会所をつくった場合に、今の現状の二丁目馬場第二公園の面積としては相当広いです。ですから、公園としての役割は十分に果たせると思いますので、この辺が一番提案的なものはいいのかなということを感じまして、その町会の役員を初め、とかいっても、ではここのところで祭りができなくなるのではないかとも言われました。でも、現実にその祭り自体は十分に可能な場所です。  それと、子供たちだとかの公園にしても、集会所が建ったからといって何もできない公園になってしまう、そんなことは一切ありません。そういう形のものをちょっと、今提案ということで申したのですが、それに対して何か意見だとか、提案で意見を求めるのは失礼だと思うのですけれども、いかがなものかなと思いまして、今提案させてもらいました。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) いずれにいたしましても、馬場二・三丁目地区に集会所を新設するということについては理解をいたしておりますので、いろいろ場所の選定で提案はいただいておりますが、今ここで、ではそこならいいですとか、そこもだめですとかそういうことではなくて、ご提案はどうぞしていただいて結構ですが、しっかりと検討し、地域の皆様が、ここならいいね、ありがとうと言っていただける場所を決めたいと思っております。今後の一つの提案として受けとめさせていただき、検討をいたします。 ○議長(平野茂議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございました。  ぜひ、その提案に対しての検討。  それと、またこれついでで言ってはいけないのでしょうけれども、また再度の提案なのですが、先ほど市長が質問の際に稲荷会館はどうなのということも言われました。現状稲荷会館自体も、もう過去10年ぐらい前ですか、そういう質問をさせていただいて、氏子一人でも反対があれば寄附行為として絶対成立しないという形で、現実に2人の反対があって、せめて地代だけはいただかないとというような話がありました。でも、今現状、その氏子の人たちは非常に困っています。誰が解体するのだ、誰がお金を出すのだよということで、今稲荷会館そのものの存続がすごく、どういうふうにしようかというのを氏子の人たちで悩んでいます。それと同時に、壊すにしても新しくつくり直すなんてとんでもないなんてことも言っております。  それで、できれば、ついこの間も、昔小池さんにそういうことをお願いしたのだけれども、またもう一度その辺を復帰というか、話を持っていってくれないかという話も今現状伺っていますので、今これはここのところで答弁はできないと思いますので、提案の一つとして馬場第二公園、それと稲荷会館のこれからの進み方。今現状ほとんど使っておりません。そういった面も考慮しながら、また最後にもし提案でまた聞いていただければ、黒目川の山川橋のところの埼玉県のほうの河川敷、これも以前何年も前に、私も質問いたしました。当然集会所であればちょうど二丁目、三丁目の真ん中と同時に、住宅から離れておりますので、その当時は県のほうも非常にシビアでもって、土地を買ってくれということまで言われたと思います。でも、買ってまで集会所を建てるということはまず不可能だと思いますけれども、今現状、黒目川まるごと再生プロジェクトという感じで、遊歩道からそれぞれのもので散策されている、散歩されている方もたくさんいます。そうすると、何がそこのところでの問題かというと、やはり防災関係のこともしかり、またトイレだとか、一休みできるところだとか、そういった形でもかなりあの場所に、山川橋のたもとというか、そこのところにもしそういうのが設置できれば、なおさら地域の住民だけではなく散策する、あるいは防災、防犯的なものにも相当活用できる場所ではないかなということで、あの当時は買ってくれということなのでしょうけれども、またこれからの交渉いかんによっては、せっかく黒目川まるごと再生プロジェクトであそこまできれいになってもらったところをうまく活用していただければ、場合によっては貸していただけるような面も考えられるのかなということも期待しながら、今の馬場二丁目、三丁目のあくまでこれは提案ということで、図々しい提案かもしれないですけれども、今それだけの3つの候補ということがありますので、十分にその辺を検討しながら、できるだけ早く二丁目、三丁目に、大きいところでなくてもいいのです、小さいところで人が集まれるところで結構ですから、そういった形でぜひ進めていっていただければありがたいと思いますので、集会所の件に関しては提案ということで、それを検討した上でよろしくお願いしたいと思います。  次に、2、戦後70周年平和祈念式典ということで伺いまして、また答弁もありがとうございます。早速連携を図っていただけるということで、ぜひ新座市遺族会としてもできるだけのことを協力というのは、もう当然当たり前のことですけれども、また逆に新座市遺族会としてもお互いに活用できれば、先ほど市長も言ってくれたように、できるだけの方に声かけして、今この場で言ってはいけないのでしょうけれども、新座市遺族会としてもある何人かは、10年間で特別弔慰金というのが1年に4万円ということで、10年間で40万円が支払われたのです。そうすると、中には、それをもらって、終わると、遺族会をやめていってしまうと、そういう人も大分ふえてきていました。  再三何年も何年も国会議員、あるいはそれぞれの方々にお願いしながら、この特別弔慰金の継続的なものはどうだろうということでお願いしていたあげく、ここへ来まして、10年ではなく5年、5年の区切りで、年間に5万円という形の弔慰金が支払われることに決まったということで、これもすごくありがたいことだなと思いまして、そういった面からも、ぜひ新座市遺族会の会員と同時に会員ではない方も、遺族会ということに対しての理解をぜひやってもらいたいと思いますし、その辺で一緒に連携させていただけるということを伺いまして、安心しまして、私どもも一生懸命やりますので、ぜひお願いしたいと思います。  あと、それと先ほどもそのほかの祈念事業ということで、祈念樹を植えていただけるということで広島市のアオギリ、また長崎市のクスノキ、これを総合運動公園に植樹していただけるということは非常にありがたいと思います。祈念のあれで、戦没というか戦死にはまるきり関係ない人でも、これから何年たった後でも、その場所の祈念樹を見て、こういうことがあったのだということを思い出していただけるだけでも、こういうような祈念樹を植樹していただけるということはすごくありがたいなということで思っておりますので、ぜひその形をお願いしたいと思います。  それで、最後というか、このほかということで、また逆に提案なのですけれども、先日の新聞にこれは、先ほど市長は植樹されるというようなものを7月25日にビデオ放映していただけるということを伺った上で、また再度提案させてもらうのですが、これもDVDだとか、そういったこともあるということも電話して伺いまして、これは2月28日土曜日の埼玉新聞に戦争の現実を若者にということで、中国残留孤児の父というような山本慈昭さんの生涯にわたってのものを映画化されて、それがDVDだとか、それぞれに行って、3月5日には浦和区の埼玉会館で上映されました。これも相当の人数が来て、もう中には大分涙をもらったり、大変なようだったということを伺っています。  これを簡単というか、その方に言うと、何の連絡だとかそういったこともなく、この内容をちょっと読みますと、「望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」という映画だったです。それで、70年前の国策によって何人もの罪のない人たちが満州に送り込まれ、また家族も別れ別れになってしまった悲劇の起きたことなどをこの映画を通じて、戦争とは一体どういうことなのかを感じてほしい。戦争を知らない若者たちにも、ぜひこうした事実があったことを知ってもらいたいと話しています。戦後70年新座市平和祈念事業、開催事業の中にもし組み入れられるようなことがあれば、提案して要望したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  DVDもあるし、映画の場合ですと、まだこれはそんなに時間がたっていない、常盤貴子さん、そういう人たちの配役で構成されているようなもので、ちょっとフィルム代が15万円だとかそのぐらいするらしいのです。トータルで15万円で、何かそんなようなんで、でもDVDだったらそんなでもないですよということも伺いましたので、提案の中に入れてもらえれば幸いかな。そのときに、7月25日あたりに一緒にそういうものが放映できたら、放映というかビデオ放映だとか、そういったような形ができたらありがたいなということで思っておりますので、ぜひお願いしたいと思います。要望ばかりで本当に済みません。  また、新座市遺族会としても、これ主催の9月に行われるのですが、戦没追悼慰霊式典を9月に予定しております。前回の3月のときに質問させていただきまして、また市として支援をいただけるということで予算化していただきまして、ありがとうございます。この場所をおかりしまして感謝いたします。  これ、最後になりますが、最後にやはり戦没された方々、最後にまた家族を思い、また国を思い、戦争という悲惨な戦いに戦没された方々の皆さん、それにご家族にまたご冥福をお祈り申し上げながら質問を終わらさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) 申しわけありません、要望いただきましたけれども、お答えをしておきます。  戦後70年新座市平和祈念事業を7月25日に開催をさせていただきます。この内容につきましては、当初予算でお認めをいただいた範囲でもう今計画をしておりまして、時間配分から出演依頼、その他もう全部行っておりますので、今要望をいただいて中国残留孤児の映画上映をやってほしいという要望ですが、申しわけありません、もう全部でき上がっておりまして準備に入っておりますので、この要望についてはお応えができないことを申し上げておきたいと思います。 ○議長(平野茂議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) 済みません、確かに電話でフィルムのほうも問い合わせしたところ、せめて2か月ぐらいないと準備ができないということも言われたのですけれども、でもDVDの方向でしたら大丈夫ですよということも言われまして、きょうそういうような形で言わせてもらったのですが、でも逆にぜひ今回だけではなくても、何かの機会があった場合のときも、少し頭の隅に置いておいていただいて、行政として何かの行事があるときに、そういった映画の上映もあるよという形のものを置いておきながら、何かのチャンスのときにしていただけるような方向になれば、なおさら幸いだと思いますので、ちょっと追加してしまいまして済みません、ありがとうございました。失礼しました。 ○議長(平野茂議員) 以上で、3番、小池秀夫議員の一般質問を終わりにいたします。  1時まで休憩といたします。   休憩 午前11時53分   再開 午後 1時01分 ○議長(平野茂議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △工藤 薫議員 ○議長(平野茂議員) 続いて、23番、工藤薫議員の一般質問を許可いたします。  23番、工藤薫議員。    〔23番(工藤 薫議員)登壇〕 ◆23番(工藤薫議員) 23番、工藤です。通告に基づきまして一般質問をしますので、どうぞ前向きなご答弁をお願いいたします。  初めに、1、行政問題の1です。今年度先送りや縮小された事業の今後の対応についてということで、学校の大規模改修や増築工事、給食室の増築工事が先延ばしにされましたが、今後の対応を伺います。  また、学校給食の食器は今年度中に改善するとともに、国民健康保険の宿泊助成や宅配弁当の助成などをもとに戻すべきですということです。  3月議会で石神小学校の大規模改修、また大和田小学校や新堀小学校などの給食室の改修、そしてまた学校給食の食器をアルマイトからPEN食器への改善などが先送りをされました。  そして、また国民健康保険も今まで保養施設に対して1年間で2回、1回に当たり3,000円の助成があったのが、それが1年間に1回で、1回2,000円というふうに、3分の1になったわけです。宅配弁当の業者への補助も100円下がるというようなことになりました。  子供たちが楽しみにしていたもの、また設計まで行ったものの建設事業の先送りというのは、大変遺憾です。教育は特に待ったなしだというふうに思いますので、この点でぜひことしの補正で措置できるものはやっていただきたいというふうに思うわけです。前向きなご答弁をお願いいたします。  次に、行政問題の2で、安全保障関連法案です。(1)、安全保障関連法案への見解について。自衛隊の海外での武力行使に道を開くと危惧をされている安全保障関連法案は、憲法第9条の精神を逸脱すると考えますが、市長の見解を伺います。  6月4日の衆議院の憲法審査会で3人の憲法学者がそろって今回の法案は違憲だというふうに断じました。長谷部恭男早稲田大学教授は昨日も記者会見をして、政府は砂川判決を持ち出しているけれども、在日米軍の駐留は合憲としただけで、集団的自衛権については全く争点になっていないと。数々の問題点があり過ぎるので、直ちに撤回すべきだというふうに、きのうテレビで強い口調で述べられておりました。  また、6月12日には日本記者クラブで歴代の自民党幹部の方、政調会長、閣僚などを務めた4氏が記者会見を行いました。山崎拓氏は、今回はもう不戦国家から軍事力を行使する国家へと大転換を意味するので、戦争法案は国策を誤る、大きく誤るとおっしゃっています。我々は戦前生まれだということを強調されています。  そして、また亀井静香氏も、日本は戦後は普通の国ではない国として歩むことを国是としてきたが、これを一内閣で変えてしまうというのはむちゃだと。  また、藤井氏は、これは元民主党最高顧問の財務大臣でしたけれども、藤井氏も今中国の肥大化が危惧されていますが、これは軍事同盟ではなくて国連を中心に対応を第一義とすべきだと。これが国防の基本方針、4項目めのトップに国連の対応を平和の基本として掲げていることを想起すべきだというふうにおっしゃっています。  また、武村正義元新党さきがけの党首ですけれども、この方も米軍などに戦争協力をするいわゆる後方支援というのは、極めて高いリスクに直面する。戦っている米軍に弾丸や戦闘機の油などを運ぶことは、まさに兵たん活動であり、相手国から見れば当然格好の攻撃対象になる。数を頼んで一方的に今回採決をすれば、大きな禍根を残すというふうに思う、このように元自民党の方も含めてこういう歴代の方たちが声を上げ始めているわけです。ぜひこうした点で、米軍大和田基地がある新座市の首長、そして市民の命と暮らしを守ることを第一に考えていらっしゃる首長として、私は今回はっきり率直なご意見を伺いたいというふうに思いました。  そして、また先日5月20日にオスプレイの横田配備に対しても、防衛省北関東防衛局に須田市長も含む14市町で構成する基地対策協議会が今回の墜落事故の事故原因などの説明などを申し入れたというふうに言われています。  このように市民の暮らしと平和を守る立場から積極的な申し入れや要望をするのは、とても心強いというふうに思うわけです。今回の法律、法案に対して、市長の率直な忌憚のないご意見を伺いたいというふうに思います。  次に、(2)、陸上自衛隊朝霞駐屯地の整備についてです。陸上自衛隊の総司令部が朝霞駐屯地に新編整備されるということですが、新座市への影響を伺います。  これも新聞報道によりますと、防衛大綱に基づいて今度は5つの方面隊を1つにまとめて、その中央本部が朝霞市に来ると。そして、これはやはり離島などを侵攻する際に、陸、海、空の自衛隊の指揮をするのが新設のこの陸上総隊司令部になる見通しだ。本当は、米軍のキャンプである陸軍の中心は座間市でしたけれども、座間市ではなく中央政府と近い練馬区にしたと。朝霞駐屯地にするというふうに報道されています。予想されるものはどんなことがあるかというふうに考えましたが、結構基地があるところでは中学生の職場体験に自衛隊基地の中を使ったりとか、また佐世保市ではパレードが行われまして、町なかを武装した自衛隊の方が650人でパレードをするということがあったり、さまざまな影響があるというふうに考えます。自衛官の募集や勧誘が強まるのではないか。また、合同訓練なども行われるのではないか。ここは学校や公園が多い文教地域であります。そうした新座市への影響が何か考えられるのではないかというふうに考えます。  職場体験なども、もし行われるとすれば、これは練馬区の一部中学校で行われていましたが、判断力がまだ十分でない中学生に対して銃を持たせるようなことはいかがなものかというふうに思うわけです。ぜひ伺います。  次に、2、道路問題です。1、保谷・朝霞線について伺います。保谷・朝霞線問題を市民の立場で県に対応することについて伺います。  (1)、安全対策の進捗について。調布保谷線の開通に伴う安全対策の進捗状況はどうでしょうか。  昨日休会日だったので、朝、野寺小学校の通学路の通学の様子を見てまいりました。多くの子供たちが15分ぐらいの間に大変多く通っていまして、そして指導員も2人配置されておられました。お一人の方は、もう17年間指導員を続けているというので、お聞きしますと、ともかく子供たちが多くて、それで第五中学校の子供たちは朝練があるので、もう7時ぐらいからずっと8時半までばらけて通っているということや、高校生の自転車が車道をすごいスピードで下ってくるので、その子たちの安全も心配だというようなことだとか、また旧第二保育園に向かう保育園の通りも狭くて、横断歩道が消えているので整備してほしいなど、さまざまなお声も聞いてきました。  今まで市長は、この安全対策については開通をしてから状況を見てというふうにおっしゃっていますが、それでは大変遅くて、住民は安心できませんので、特に生活道路に流入しないように立て看板をつけるとか、栗原交差点は今年度事業ですが、これはいつをめどに、早急に整備していただくように県に要請をしているのかどうかという点を伺います。  次に、(2)、県の取り組み状況について、市のお考えを伺います。主要構造物や道路線形、交通量推計調査などについて、県の取り組み状況を伺います。どういう協議をしているかということなのですけれども、今回資料要求として国道254号との接続案を出しましたけれども、まだ線形が決まっていないというようなことで、出せないというようなことでした。けれども、日経新聞によりますと、ことしの3月27日納期で産業道路までの修正設計と産業道路から国道254号までの予備設計ができていて、そしてそれをもとにルートの見直しや関越自動車道、黒目川の横断方法や国道254号の取りつけ部分について検討していると、このように7月18日付の日経に書いてありました。ですので、もうとっくに予備設計はできておるというふうに考えるわけです。この線形については、なぜこのようにおくれているのでしょうか。  また、主要構造物は大変難関があるわけで、それがもしきちんとクリアできない場合は、20メートル、2車線ということも選択が消えたわけではないというふうに聞いておりますが、その点はどうなのか伺います。  調布保谷線も36メートル全部ではなくて、場所によっては狭くなっていて、東京都はその点では柔軟です。また、緊急輸送道路が4車線整備が必要だというふうに国が言っているというふうに知事が言ったと市長は答弁していましたが、これも全くうそだということがわかりました。  住民の方が国土交通省に伺ってお聞きしたところによると、保谷・朝霞線については県から何の話も聞いていないと。県から相談もないのに、国が事業主体に幅員だとか車線数をとやかく言うことはないと。だから、大震災後の道路整備について、国が4車線にしてほしいとか、そういうことを言っていることはないということもはっきりとわかってまいりました。ですので、住民の方はこの問題に長く取り組み、やっと20メートル2車線ならということで落ちついて、納得せざるを得ないというふうにまとまっているところに、またこの27メートルということで、大変市や県に対して不審を抱いているわけです。私もこの間、市のやり方を見ていて、具体的な回答がないのに、なぜ市長が了としたのかも今もってわかりません。ですので、この点について概略設計ができているのではないか。また、防災道路が4車線必要だということは、今でも変わらないのかどうかの点を伺います。  また、交通量の推計についてですけれども、これは住民説明会が去年行われて、このときに一番混んでいるのが国道254号と志木街道だというふうに言われました。ここに、もう赤丸がいっぱいついていて、新座市は11か所の渋滞箇所があって、そのうち6か所が国道254号だと。そして、志木街道だと。これが4車線をつくることによって変わるのだというような話だったのですけれども、肝心の都市計画道路保谷・朝霞線ができることによって、この渋滞がどういうふうに変わるのかという交通量は示されていませんで、国道254号はどうなるのか、志木街道はどうなるのかについて全く数字がないというのはおかしいではないかという質問が出ているわけです。ですので、例えばこういうことについて、近く行われるでありましょう次回の説明会については、きちんとその数値を出していくのかどうかという点をまず伺いたいと思います。  また、埼玉県は、将来交通需要推計は、国がOD値を出さないので計算できないのだというふうに言っているのですけれども、私が調べますと、千葉県は千葉県将来交通量需要推計というのを平成24年7月つくっています。また、奈良県も独自の調査で広域道路の見直しを行っています。他県は結構そういった国土交通省が出した平成22年度の交通量推計にプラスして県で独自に推計を出しているわけです。埼玉県の場合は、そういうことを行っているのかどうかなのです。  平成42年がピークというふうに聞いていますが、国土交通省のほうでももう平成17年からどんどん交通量は減っているということが出ています。埼玉県の場合は、この交通量のピークをどこだというふうに見て今回こういう、何年度にピークになって、そこから下がるというふうに考えているのか、その点などもお願いしたいというふうに思うわけです。  そして、住民説明会で納得いかない点はたくさん質問が出ていますので、それについても市としても聞きたいことがいっぱいあるというふうに思うわけです。今度の説明会でそれは県がきちんと用意できるように要望したいというふうに思います。  また、説明会のスケジュールや、日程や内容はどのようになっていくのかという点を伺います。今言ったとおりです。  次に、3、道路・雨水問題、1、畑中公民館通りの交通安全対策と雨水対策について伺います。畑中公民館通りは、最近雑木林が広範囲に伐採されて資材置き場などが造成をされ、狭い道路に大型車の交通量が多くなっています。開発に伴い道路拡幅やS字カーブの緩和、歩道の整備、スピード規制を求める市民の声がありますので、改善を求めます。
     また、畑中二丁目の東福寺通りは昨年雨水が冠水しましたが、公民館通りからの雨水増量も予想され、対策が必要ではないでしょうかという点であります。  これは読み上げたとおりでありまして、馬場のほうの雑木林がどんどんなくなってしまいまして、これからの台風シーズンなども大変心配なわけです。非常に狭い道路の割に大型車が多いという点で、住民の方から要望が出ました。スライドをお願いいたします。  これが、1番が、これは5時ごろでしょうか、大変西日が、今まで雑木林があったのがなくなったので、真っ正面から夕日を浴びるような形になって、そうでなくても危ないというところです。  2番です。これが、道路で車がすれ違うという場面です。  3番をお願いします。これもそうです。結構大きなトラックがすれ違っています。周りにレントゲン車だとかたくさんの車庫がありますので、そこからの車の出入りが大変多いということです。左側は今、昔大洋サプライズというクリーニング屋が今は大きく改装して、そこもクリーニング店の搬送車が今度設置される予定です。上は資材置き場です。  次をお願いします。このように普通車が歩道のほうに乗り上げて左のほうに入る、そのくらい大変狭くなっています。  5番目をお願いします。これは道路、ちょっとわかりづらいですが、車道の分をはかっても5メートルないのです。4メートル50センチとか60センチ、70センチ、そのくらいの車道の幅です。大変狭いところになっています。こういった資材置き場やクリーニング屋ができるときにバックしてもらって、もう少し道路を広げるという要望を住民の方はしていたのですが、それもできずになっているという状態です。以上です。ぜひ安全対策をお願いいたします。  最後に、4、教育問題です。1、学校現場や市民の希望が十分反映されるような教科書採択について伺います。  (1)、スケジュールについて。教科書採択のスケジュールを伺います。これは、ことしは4年に1度の中学校の教科書の採択の年になりました。十分な調査研究に基づいて、適正かつ公正に採択をというふうに文部科学省も言っています。そして、展示会場を充実して、積極的に周知をしていく。また、保護者なども展示会場に迎えるようにしてほしいという通知も文部科学省から出ているところです。  ILOのユネスコの教員の地位に関する勧告では、教師というのは特に教授法、また生徒に最も適した教材を選択するに当たって主要な役割を与えられるものとするというふうに言っているわけです。  そこで伺いますが、(2)、先生たちの意見や保護者の意見や希望はどのように反映されているのでしょうか。昔はこの教科書がいいとか丸をつけたり、教科書名を書いたりすることができたそうなのですが、今でもそういうやり方をしておるのでしょうか。  そして、また保育者の意見は、展示会場でアンケートがあると思いますが、どのような書式になっていて、これは採択の協議会に反映されているのかどうか伺います。  (3)、また教科書の展示会については、資料によると6月19日から始まって志木市総合福祉センターで展示会が行われます。これについてもわずか2週間ですので、見に行けるように広報や学校だよりなどで保護者や市民に広く周知していただきたいというふうに思うわけです。  この展示会の参加者を見ますと、和光市のときが398人、志木市総合福祉センターが345人、新座市のふるさと新座館が423人ですが、一般の父母の参加者はどんどん減っています。今回は志木市総合福祉センター、ちょっと駅からも離れたところですので、交通も不便なところです。  また、その時間については何時から何時というふうに考えているのでしょうか。中学校の先生たちはほとんど部活をやっておられますので、例えば5時とか6時だと全然見に行けないわけで、その点を伺います。  また、(4)、教科書採択については、中学校の社会科教科書については、侵略戦争を美化したり事実をゆがめる教科書を採択すべきではないというふうに思いますが、教育委員会のご意見を伺います。  昨日、慰安婦の問題で教育長の驚くべき発言を聞きまして、私も本当にびっくりしました。今回の歴史の、さっき小池議員は戦争の悲惨さを伝えるとおっしゃっていましたが、悲惨さと、それと日本がアジアで何をしてきたかということをきちんと両方と教えることが、やはり子供たちのバランスのあるグローバルな人格を育てて、将来アジアの人たちとも国際的にきちんとやっていけるような人格、教養を身につけるというふうに思うわけです。  私も、ドイツのベルリンでは、つまずきの石というのがあって、ユダヤ人が亡くなったところに全部わざとそこに石碑を置いて、そこでつまずかせるようにしているというのを見ました。ベルリンのまちに170か所あって、そこで亡くなったと。ナチスによって抹殺された人たちのことを忘れないというふうにして、道路に埋め込んであるというわけです。こういうことを国民が知ることが自分の国に対して自虐的であるだとか、誇りが持てないかといえば、ドイツはそんなことはありません。世界にきちんとした国だというふうになっているわけです。  日本が今従軍慰安婦のことや南京虐殺もなかったかのようなそういう風潮がありまして、教科書に書くともう右翼団体が教科書会社に押しかけて、その教科書をなくすということも行われているわけで、特に教育委員会の考えを伺いたいというふうに思うわけです。  最後に、(5)、ホームページの改善について伺います。教科書の採択結果や採択理由などは、教育委員会のホームページに議事録を掲載すべきです。検索がしづらいので改善を求めます。  教育委員会の議事録がなかなか出てきませんので、改善をお願いいたします。  以上です。 ○議長(平野茂議員) 市長。    〔市長(須田健治)登壇〕 ◎市長(須田健治) それでは、工藤議員のご質問にお答えを申し上げます。  まず初めに、1、行政問題の1番、今年度先送りや縮小された事業の今後の対応についてということでご質問をいただきました。今年度実施予定の事業でありますが、大変多くの事業を計画させていただきました。しかしながら、さきの第1回定例会で施政方針の表明の中でも述べさせていただきましたとおり、限られた財源の中で全ての事業を予算化することはできなかったわけでありまして、そんな中での見直し、先送りをさせていただいたという状況であります。  ご案内のとおり、先送り等を行った事業の中には、教育関係予算も多く含まれております。石神小学校校舎の大規模改修、それから大和田小学校や新堀小学校の給食室の増築工事、それから八石小学校や新座小学校へのPEN食器の導入等々であります。大変残念ではありましたが、平成27年度の当初予算では見送りをさせていただいたものもあるということであります。  特に、この教育に関する施設の改修等につきましては、既に設計も完了をしている事業もございます。できるだけ早く対応をしてまいりたいと考えておりますが、これらの先送りの事業につきまして、具体的な実施時期については、現段階ではまだはっきりと申し上げられる状況ではございません。しばらくお時間をいただきたいと思います。  それから、国民健康保険税の宿泊所助成や高齢者の方々への配食サービスの委託料等につきまして、もとに戻すべきではというご質問をいただきましたが、これら事業につきましては近隣市の状況等々も勘案いたしまして、見直しをさせていただいたところでもあり、当面現在の水準でお願いをしたいと考えております。  いずれにいたしましても、今後実施する事業等につきましては、現在進めております第4次新座市基本構想総合振興計画の後期5か年計画を策定中であります。この中で長期的な財政見通し、2025年問題等もございます。これらも踏まえながら、実施時期等について検討を行っていきたいと思います。    〔「3月議会の答弁と違うんじゃないの」と言う人あり〕 ◎市長(須田健治) 変わっておりません。3月にもやむなく先送りをさせていただきましたと、できるだけ早い時期に対応方を図らせていただきますという趣旨の答弁をさせていただいております。そのできるだけ早い時期というのが来年ということは申し上げておりません。できれば来年度やりたいという考え方は持っております。  次に、2、安全保障関連法案ということでご質問をいただきました。市長の今までこういった安全、防衛等々いわゆる国で議論をする、国政の場で議論をし、方針を決めていく国の方針等について見解を述べる立場ではないということは、小野議員からもいろいろご質問をいただいたときにもお答えをしてきたところでありますので、考え方は全く同じでありますが、この安全保障関連法案、ちょっと新聞報道等もございますし、今国を挙げての大きな課題になっておりますので、私の見解というのはなくて状況を、全国市長会でも議論がございましたので、その状況をちょっとお話を申し上げたいと思います。  この安全保障関連法案、5月26日から国会で議論がなされているわけであります。特に、この集団的自衛権の行使の容認を内容としているわけでありまして、この点について憲法に反するか否かという議論になっていると認識をいたしております。  今回の法案は、一つは新法としての国際平和支援法案、それから現行法の10ありますか、この10を改正をして、最終的に集団的自衛権の行使、憲法の範囲での解釈を変えての法改正をお願いするという政府の考え方であります。  実は、過日6月10日水曜日、全国市長会の本年度の総会が開催をされました。私も出席をいたしまして、国への意見がたくさん、全国の815の市から出ているわけで、これを取りまとめるのは大変なのですが、私も一時この役をいただいて取りまとめ役をいたしましたけれども、取りまとめが大変でありますけれども、いずれこれを決議いたしました。  その際に、緊急提案ということで宝塚市長から、この安全保障法制の論議がなされていると、この安全保障法制案について全国市長会としても国に意見を述べるべきではないかと、決議をしていただきたい、こういう緊急提案がありました。内容は、慎重審議を求めるべきだということが1点。それから、やはり地方自治体の意見も聞く機会をつくるべきだ、こういう意見が出されまして、ぜひ採用をいただきたいということでありました。  議長は、全国市長会会長、森会長でございます。2期が終わりましたので、3期目はもうないと思いまして、私、立候補いたしまして、そうしたら間際に、後出しじゃんけん、誰かと似ていますが、私もう一期やりたいというので手を挙げられまして、選挙になりまして、見事に私が敗れたという経過があります。そうしたら、また今度4期目やるのだと、今度は無投票でございまして、もういいかげんにしたらいいのではないかと。何か人ごとではないのですけれども、思っておりましたが、森会長が議長でありまして、どう取り扱うかなと思っておりましたら、全国市長会815の市があって、それぞれの市長の意見を全部一々総会で取り上げることはできない。ですから、各都道府県の市長会で協議をして、地区支部の市長会があります。新座市は関東支部に属しておりますが、そこで議論をしてまとめたものを全国市長会の理事会にかけていただいて、最終的に取りまとめをする、こういうルールがあるので、今急に言われてもだめだと門前払いをいたしました。私が会長だったら、そういった意見があったことを、安倍総理も見えておりました。高市早苗総務大臣もお越しをいただきました。ですから、ぜひ総理に伝えると、そのくらいのことは言ってほしかったなと、私自身はそう思っておりましたけれども、残念ながらこの緊急動議は採択を諮る間もなく一蹴されたわけであります。  ちょっとやり方としてどうかなという気はいたしましたけれども、いずれにしても全国市長会でもこういった意見が出されるぐらい、この安全保障法制関連法案、異常な議論が今なされているという状況であります。  裏の声というのはおかしいのですが、安倍総理、なぜそんなに急ぐかということがよく言われます。安倍政権、憲法第9条の早期の改正、本来ならば憲法を改正して、しっかりとした集団的自衛権も認めていただけるような憲法にすべきだと私は、私が余り言ってはいけないのです。そういう意見があるわけでありますけれども、どうもちょっと憲法の改正は無理だろうという裏の判断があるようでありまして、憲法の解釈の変更、ちょっとこそくな手段だとよく言われておりますが、これによって集団的自衛権の一部行使容認に踏み切っていきたいのだというところのようであります。  そうなりますと、当然憲法学者からはおかしいという、この政府見解に対しての批判、これも出るわけでありまして、事実昨日の高知県公聴会等でも6人の委員から5人が憲法に違反しているのではないかと、ちょっとおかしいのではないかという指摘を受けているようでありまして、この問題は非常に大きな国を挙げての課題かなというふうに思いますが、冒頭申し上げましたとおり、国政の場で議論をされるべき国の安全と防衛にかかわる部分に対しまして、地方自治体の長が今ここで意見を述べることにつきましては控えさせていただきたいと思いますので、ご質問につきましては現状の状況と全国市長会の経過につきましてお答えを申し上げ、答弁とさせていただきたいと思います。  次、(2)、陸上自衛隊朝霞駐屯地の件でご質問をいただきました。本年5月15日防衛省から報道発表がございました。本市へも陸上自衛隊朝霞駐屯地等から情報提供がありましたので、その内容をご報告申し上げます。  陸上自衛隊朝霞駐屯地に新編整備される陸上総隊司令部、各方面司令部をまとめた総司令部のようであります。これにつきまして、陸上総隊司令部と呼んでおります。国の防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画に基づき島嶼部への攻撃、いわゆるいろいろな大小の島々がございますけれども、これらを総称して島嶼部と呼んでいるようであります。島嶼部への攻撃や大規模災害対応等に迅速かつ柔軟に対応する指揮統制の確立を目的とするため、こういった陸上総隊司令部を陸上自衛隊朝霞駐屯地に置くという説明でありました。  陸上自衛隊にある5つの方面隊を統括する組織、その司令部設置ということであります。  防衛省では、朝霞駐屯地内に司令部の庁舎等を整備するため、既に調査、設計の準備に入っているそうであります。庁舎等が完成する平成29年度を目途に陸上総隊司令部を新編するということでございます。  また、司令部に従事する職員数でありますが、具体的にはまだ決まっていないが数百人程度になるのではないかということであります。  陸上総隊司令部の設置による新座市への影響はということでございますが、新編される陸上総隊司令部は指揮機能を主体とする部隊であり、航空機等の装備を配備するものではないため、大規模な訓練を行うようなことも想定はされていないということであります。  しかしながら、ご指摘のとおり、陸上総隊司令部が設置されることにより不安を感じておられる市民の方々もおられるかとも思いますので、今後情報提供、情報収集に努め、できるだけホームページ等で市民の皆様への情報提供には努力をしてまいりたいと思っております。  次に、2、道路問題、1、保谷・朝霞線につきましてご質問をいただきました。この件につきましては、過日亀田議員、また榎本議員からもご質問をいただきお答えをしたとおりでありますが、改めてかいつまんでお答えをさせていただきます。  都市計画道路の調布保谷線でございます。こちらのほうにつきましては、西武池袋線との踏切部分がアンダーパス化されまして、本年3月保谷秋津線まで交通開放されております。現在都県境までの工事が進められておりまして、7月末には工事完了と聞いております。その後開通となるわけでございますが、まだ開通の日取り等についてはお聞きしても、秋ごろまでには開通の予定です、日取りははっきり決まっておりませんというお答えであります。  そこで、直接の接続先道路となる主要地方道練馬・所沢線の安全対策でありますが、歩道の整備につきましては県道でありますので、これまでも朝霞県土整備事務所との連絡調整協議会等でも毎年度強く要望をしてまいりました。今年度も5月22日に開催した同協議会で要望をさせていただきました。  栗原交差点でありますが、平成26年度から買収済みの用地を利用した暫定的な交差点改良事業を検討してきたと。そして、平成26年度には交差点の北側と東側の暫定整備が既に完了をしたという報告でありました。本年度は南側の暫定整備を予定しているとのことであります。引き続き歩道の整備やその他の安全対策等につきましても、あわせて強く要望をしてまいります。  次に、(2)、計画道路の主要構造物や道路線形等の県の取り組み状況でありますけれども、過日お答えをしたとおり、現在県内部でこれら案の検討を重ねているということでありました。  何か保谷・朝霞線の予備設計ができているやに質問の中でお話をされておりましたが、そういう情報は承知いたしておりません。  本市といたしましては、事業の推進に当たりましては、これは埼玉県が保谷・朝霞線を広域幹線道路として位置づけまして、埼玉県が事業主体となり、現在20メートルで都市計画決定されているこの路線を27メートルに野寺地区から国道254号バイパス、榎木ガードまで都市計画の変更を行い、そして事業認可を取得して整備をしていくという方針でありますので、県にこの情報の提供を密にしていただき、地元の住民の皆様への丁寧な対応もしっかりやっていただきたい、こういうお願いを申し上げてまいりました。  その中で昨年7月、地元説明会が延べ4回にわたり開催をされたわけでありますが、これに続く早期の説明会の開催をお願いしているところであります。県からは、現在いろいろな課題を検討している状況であり、来年の夏ごろということで、ことしの7月、8月ごろを予定しておりましたが、内部の検討に時間を要しているということもあり、まだ方向も決定できずにいる状況で、もうしばらくお時間をいただきたい。夏の開催は知事選もあり、ちょっと厳しいかもしれない、こういう報告を受けているということでございます。引き続き早期の説明会の開催へ向けて、強く要望をしてまいりたいと考えております。  なお、これも情報をいただきましたので、ご説明申し上げたいと思いますが、練馬・所沢線と新設の調布保谷線の交差点、有限会社サンワードでんきですか、あそこにある信号機を移設をするようでありまして、もう既に新しい信号機が設置をされております。昨日職員が写真も撮ってまいりましたが、設置をされております。  この信号機の移設につきましては、地元への説明がございません。そこで、東京都北多摩南部建設事務所、こちらのほうに問い合わせをいたしまして、やる考えはないというようなことでしたが、結果的に平成25年8月、これは田無警察署が信号機、直近の西東京市のお宅に説明に行ったということでありますが、埼玉県新座市側には説明がないということから、東京都北多摩南部建設事務所に説明をお願いしたいというふうにしたところ、7月1日にこの信号機を移設しますという案内のチラシを近隣の新座市の住民の皆さん、野寺地区の方々に東京都北多摩南部建設事務所がチラシを配布をすると、このようになりましたことを申し添えたいと思います。  次に、3、道路・雨水問題、1、畑中公民館通りの交通安全対策、雨水対策につきましてご質問いただきました。  まず、交通安全対策でございますが、計画予定地付近は墓地計画がございます。と同時に、資材置き場ということで、山林が伐採をされております。あわせまして、このカーブのところの洗濯工場が建てかえ工事を行うということで、開発の許可を出しました。その際、このS字型の道路でもあり、何とか後退をお願いできないかという行政指導をいたしました。もしどうしてもだめなら市のほうで買収をさせていただきたいというお願いまでいたしましたが、残念ながら面積を減らすことはできないということを理由に、道路の後退に協力をいただけなかったという過去の経過がございます。  しかし、今までは道路際まで建物が建っておりましたが、今は全て壊しまして、ちょっと入りまして今度は建設をするということになりまして、前は駐車スペースということでありますので、若干見通しはよくなるかなと思っております。  また、墓地側も擁壁を下げて植栽をいたしますので、これまた見通しはよくなるかなと、改善はある程度図られるというふうに期待をいたしております。  スピード規制でございますが、畑中公民館通りは既に時速30キロ規制が設定をされておりますので、これ以上は無理と思います。  市としては、注意を要する下り坂の中腹部分の急カーブ、このあたり前後に、この先急カーブ最徐行の看板を設置することで注意喚起を図るということ。また、消えかかっていた速度規制の路面標示、これらにつきまして再ペイントを新座警察署にお願いをいたしました。  次に、東福寺通り周辺の雨水冠水の件でございます。これはご案内かと思いますが、いわゆる沼袋幹線と呼んでおります。この幹線を整備させていただきまして、雨水を黒目川へ流す計画でありまして、本年2月の新座市公共下水道汚水整備10か年計画で見直しをさせていただきました。沼袋幹線整備を新たに位置づけをしたこと、これは3月の第1回定例会でもご説明申し上げたところでございます。  平成28年度に河川管理者と協議を行って幹線整備を実施する計画であります。もうしばらくお時間をいただきたいと思います。  私からは以上でございます。 ○議長(平野茂議員) 教育委員会委員長。 ◎教育委員会委員長(鈴木松江) それでは、工藤議員の4、教育問題の質問に順次お答えいたします。  まず、(1)、教科書採択のスケジュールにつきましては、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律に基づき、新座市教育委員会と志木市教育委員会が設ける第六採択地区協議会において7月22日に協議し、教科書を選定し、教育委員会で採択してまいります。  次に、(2)、教職員や保護者の意見や希望をどのように反映していくかにつきましては、朝霞市と和光市で構成する第五採択地区と、本市と志木市から成る第六採択地区の教職員の方から教科書調査員を置き、報告を求め、教職員の考え等が聞けるようにしております。そして、第六採択地区協議会には関係市の保護者代表が出席し、意見を聞けるようにしております。  (3)、教科書展示会の周知につきましては、教育長のほうから答弁いたします。  次に、(4)、中学校社会科教科書の採択につきましては、社会科に限らず適正かつ公正に行ってまいります。  最後に、(5)、教科書の採択結果、採択理由など議事録につきましては、これまでどおりホームページに掲載してまいります。  教育委員会といたしましては、適正かつ公正に教科書採択を行ってまいります。 ○議長(平野茂議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 工藤薫議員から教育問題、そして行政問題の質問がございましたので、1、行政問題からお答えを申し上げたいと存じます。  まず、1、先送りされた事業の今後の対応についてということでご質問がございました。学校関係施設の大規模改修や増築につきましては、市長答弁いたしましたとおり、一部の改修工事につきましては既に設計が完了しているという状況がございます。そうしたことから、教育委員会といたしましても、早期に計画していた工事に着手できるよう市長部局と調整を図ってまいりたいと存じます。  また、PEN食器への導入につきましては、残り2校ということになっておりまして、教育委員会としましても全ての学校に早期に実現させたいと考えております。  引き続き、これも多額の予算が必要となりますので、市長部局と調整を図り、早期の実現を目指してまいりたいと存じます。  続きまして、4、教育問題、1、教科書採択についてご質問がございました。  (1)の意見や希望をどのように取り入れていくのかということでございますが、各教科に精通した教員を教科書調査員として任命をいたしまして、現在研究を行っているところでございます。その際、保護者の意見も当然聞くような機会も設けてありますし、また教科書展示会の会場においても、さまざまな意見が聴取できるような体制をとっているところでございます。  (2)、教科書の調査員は、該当する教科に対して専門性を有しておりますから、こうした先生方が十分現場の意見等も徴取しながら研究を進め、報告していただけるものと考えておるところでございます。  次に、(3)、展示会でございますけれども、展示会は第六採択地区周辺の会場として、志木市総合福祉センターが11時から19時の間、開催をされます。また、第五採択地区は、朝霞市と和光市でございますけれども、ここでも朝霞市コミュニティセンターで教科書展示会を開催をしております。12時から20時の間、閲覧することができることになっています。  また、教科書の採択が終わりましたら、この教科書を中央図書館にも置いて、いつでも閲覧できるような体制はとってありますので、これは採択に関するときは置けませんけれども、終わった後はいつでも市民の方がごらんいただけるという体制はとっておるところでございます。  (4)、教科書採択についてご質問がございましたが、教科書採択につきましては文部科学省からも文書が4月7日付で来ておりまして、採択については公正かつ適切に行われるようにということで、幾つかの条件というのでしょうか、指導要綱が配布されているところであります。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律及び教科書の発行に関する臨時措置法に基づいて、公正かつ適正に行われることが極めて大事であるということでありまして、教科書採択に当たりましては採択権者の権限と責任において行っていくということで、この時期になりますと外部からの圧力とか、過度な宣伝とか、あるいは不当な介入等があるわけですけれども、そうしたことに屈せずに公正に採択が行えるように進めてまいりたいと存じます。  続いて、(5)、ホームページについてでございますけれども、教育委員会の議事録が見にくいということでございますが、そういう話は初めてここでお聞きしますけれども、検索をしていけば必ず出てくることであります。  また、教科書採択に関する協議、あるいは採択理由等々につきましては、これはインターネット上に公開をする予定になっておりますので、少しでも見やすく公開できるように工夫もしてまいりたいと存じます。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) ご答弁ありがとうございます。  初めに、1、行政問題、1、先送りされた事業なのですが、たしか3月議会では学校については既に設計も完了しているので、1年先送りとおっしゃったと思うのです。これについては、いかがなのでしょうか。  石神小学校は、特に大規模改修を待ち望んでいまして、住民や保護者や先生たちも非常に失望したわけです。これは、また設計からやり直しということにならないのでしょうか、来年度やるのかどうかということ。  それと、PEN食器などについて多額な予算がかかるとおっしゃいましたが、どのくらいかかるのでしょうか。  前にタブレット端末を全校に配備したいとおっしゃって、1台10万円のを今買い取りでやっていて、第二中学校には10個入れたけれども、これも全学校に入れたいというようなことを先日教育長はおっしゃっていましたが、こういうものに比べてもそんなに多額ではないのではないかというふうに思いますが、教育の予算について伺います。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) さっきも申し上げましたが、できたら平成27年度に実施したいと思っておりました。そういった意味で設計等も行ってきたわけですけれども、財政上の理由から1年先送りをさせていただきたい旨のお話を申し上げました。  ただ、今の段階で3月議会と変わっておりませんけれども、できれば来年度やりたいという気持ちはありますけれども、今の段階で来年の事業をやるかやらないか決める段階ではありませんから、今の段階でやれるかどうかはっきりとしたことは申し上げられないと。まだ来年の予算編成方針は、10月1日に市長として発表するわけです。その中で来年度こういった事業はやりたい、予算をもう一回組んでみようと。当然積算に当たっては若干の変更も必要かと思います。人件費等も去年設計した設計図書でそのまま使えるとは思いません。ですから、そういったことも指示をしながら来年度の予算編成の方針を出し、それから具体的な、全体的な財源との兼ね合いも見ながら予算は編成するわけですから、まだ今の段階では来年度やるということは申し上げられないということを申し上げているわけです。  できれば1年先送りをということでお願いをした事業ですから、来年度実施をしたいという考え方は変わっておりません。決定は、まだこれからでございます。 ○議長(平野茂議員) 学校教育部長。
    ◎学校教育部長(小松敏彦) それでは、PEN食器に係る費用についてお答え申し上げます。  PEN食器そのものだけではなくて、その他備品も購入しなければなりませんので、その額ですけれども、八石小学校でおよそ601万円、新座小学校でおよそ607万円、合わせて1,208万円程度かかる計算になります。  以上でございます。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) もし来年度やらなければ、設計図書もやり直しになるというようなことですか、そこを確認したいのですけれども。  大規模改修が2年も先送りになったという例は今までありますか、その点もお願いします。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) 設計を全部やり直す必要はありません。人件費の入れかえと部材等も若干価格が変わっていれば、当然そういった差しかえをして改めて対応方図るということになりますが、設計を全部やり変えるなんてことは申し上げておりません。 ○議長(平野茂議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(大熊正) 新座中学校の体育館の改修につきましては、2年おくらせていただいたという過去がございました。  以上です。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) 石神小学校にとってはずっと待ちかねていたもので、順番にやっていったわけですね。ですので、これは来年度やるべきだというふうに思います。  PEN食器についても、そういうふうに思います。  タブレット端末ということを急におっしゃっていましたけれども、いつまでもアルマイトの食器で食べるというのは、いかがなものかというふうに思うのです。  国民健康保険の宿泊助成などは、大変これも市民から要望が、利用されていたものですが、今現在はどのように活用されているのでしょうか。せめて温泉と宿泊の助成というのは、新座市も後期高齢者の方にも漏れなくやってくださっているわけで、大変市民に喜ばれた施策です。この点についても見直す考えは全然ないのでしょうか。    〔「ちょっと行き過ぎた質問じゃない。宿泊の件がどうなっているかわかんないよ、この質問で聞いてないでしょ」「わかんないですか」「今わかんない」と言う人あり〕 ○議長(平野茂議員) 手元にないのでわからないそうです。    〔「国保の件が今どうなっているかなんて質問にないじゃない。全体的な事業の話でしょう。もう一回やってくださいよ」「答弁しないの」「調べるの。調べればわかる」と言う人あり〕 ○議長(平野茂議員) 暫時休憩いたします。   休憩 午後 2時06分   再開 午後 2時20分 ○議長(平野茂議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁を求めます。  健康増進部長。 ◎健康増進部長(富岡三樹男) 貴重なお時間を大変ありがとうございました。  国民健康保険の宿泊利用の件数が手元にございませんでしたので、お時間のほうをいただきました。  それで、ご質問の利用件数でございますが、昨年の4月が67件、5月が105件、それで今年度、平成27年度の4月が67件、5月75件がとなっております。  それで、平成27年度につきましては、まだこれは申請の件数でございまして、申請されて実際に宿泊券を使うわけですけれども、それがまだ確定はしておりませんので、今後若干数値のほうは変動する可能性はございます。  以上でございます。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) 学校のほうの大規模改修がおくれたということはなくて、体育館は2年おくれたということをおっしゃいましたけれども、特に石神小学校については計画的に新座市も改修しているわけなので、これは必ず設計が本当にやり直しにならないようにという意味もあって、ぜひ来年度予算化していただきたいというふうに強く要望します。  また、学校の給食食器のほうも教育部局として、ぜひ市長に強く要望してもらいたいと思います。  2、安全保障のほうですが、市長が全国市長会でのお話をしていただいて、大変興味深く伺いました。緊急動議までされたということで、そのくらい今慎重審議を求めるという点は、国民多数の世論だというふうに思うわけです。  市長は、もしやるならば解釈改憲、解釈の変更ではなくて憲法を改正してやるべきだというふうに、そのように受け取ってよろしいでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) ちょっと口が滑って本音を言ったようでありますけれども、あくまでも公式の場で市長のこういった見解を国政で議論されるべき案件について述べる必要はないと私は思っております。  述べてもいいのだろうとは思っているのですが、今までずっとそういう姿勢でやってきて、この件だけ自分の思いを話させていただくというのも、これはもう議員の皆様にも失礼だし、そういった姿勢は好ましくないと思います。  あくまでも一般論として、憲法の拡大解釈をして、個別の自衛権のみならず集団的自衛権まで、国際法では認められている権利だとは思いますけれども、日本のやり方として拡大解釈をして集団的自衛権を認めていただけるような、そういった法案を整備していくのはどうかという議論はあるというふうに認識をしているというふうにご理解をいただきたいと思います。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) さっき申し上げたとおり、山崎拓、元自民党幹事長だとか、本当に保守のそうそうたる重鎮の方が口を開いていらっしゃるわけです。死んでも死に切れないと、戦争を体験した者としてこのままでいいかというふうなことで次々におっしゃって、しんぶん赤旗にも野中広務さんが出たり、古賀日本遺族会会長が出たりという、そういう状況です。  やはり戦後70年の年にこういう事態になるということは、よもや皆さん思っていなかったわけですので、市長が率直なご意見を述べるというのは、市長の性格からいってもいいというふうに私は思うわけです。ぜひ知事に対してでもきちっと意見を言える立場にあるわけなので、この大事な問題について意見を言っていただきたいというふうに思います。  また、次の(2)、自衛隊の基地のあれですけれども、ここは新聞報道によりますと、今度新しく水陸両用車を配備して、離島侵攻の場合には指揮をするのは陸上総隊司令部だと。その司令官が朝霞駐屯地に来るということで、オスプレイも配備されるかもしれないと、こういうふうに書いてあるわけです。万一朝霞駐屯地にそういうことがあれば、市長としても意見を言っていただけるのでしょうか。  そして、また先ほど聞きましたが、練馬区などでは中学校で職場体験に練馬駐屯地に行ったりとか、そういうことがあるわけです。ことしからなくなったそうですけれども、そういった点は新座市はどうなっているか伺います。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) 先ほども、過日もちょっとお話ししましたけれども、市として、あるいは市長としていろいろな外部の協議会ですとか会議体があります。そういったものに対してどんな会議がなされ、どんな要望をしたかというようなことをお知らせをする機会を余りつくってこなかった、これは一つの反省材料として私自身持っております。  ですから、防衛省にオスプレイの問題で基地対策協議会がどういった要望をしたかとか、あるいは一例を申し上げましたけれども、東上線の改善協議会があるわけです。そういったものもどんな要望をして市民の皆様の利便性向上をやっているかとか、この朝霞駐屯地に今度はこういった陸上総隊司令部が来るわけです。こういったのも、できれば市民の皆様にはホームページ等でもご案内をしていくと。それに対してどういう説明を受けたとか。  ただ、オスプレイが配備されるかどうか、そのことについて見解を述べる必要もないだろうし、それはまたそういったことがあれば事前の説明があるでしょうから、そのとき例えば基地対策協議会として、あるいは4市としてどういう対応をしていくか協議はしたいと思います。そのときの状況によって、またご案内を申し上げたいと思います。    〔「職場体験とかやってるかどうかって聞いたんですが」「答弁者が入ってないんです」「えっ、そうなの。本当」と言う人あり〕 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) それでは、よく情報収集をして、市民に情報提供していくという点を強く期待しています。  次に、2、道路問題、保谷・朝霞線の問題ですけれども、初めに聞いたのですけれども、全線県が整備するというのは、何かもう既成事実のようになっていますが、この点については去年の段階からその方向で検討するだとか、そういう方向しか私たちは正式には聞いていないわけですが、この全線市が施行すると前に言っていた部分も含めて、全て県が整備するという点は何か文書確認はされているのでしょうか。  また、5月22日に朝霞県土整備事務所と話し合ったときに、そうした点での要請というのはなされたのかどうか伺います。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) 今まで県との話し合い、特に私知事とも何回か話し合いをさせていただいておりまして、埼玉県として野寺地区、練馬・所沢線から川越街道、国道254号バイパス榎木ガードまで全線都市計画の変更を行って県が整備しますというのを知事からも聞いておりますし、また昨年7月、8月に開催された説明会でも、全線県のほうで対応することになったということは言っているはずだと認識をしております。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) その点は、文書で確認はないということですね。口頭では私たちも何回も聞いたのですけれども、知事は今度出馬なさるようですけれども、市長もどうなさるかわかりませんが、聞いたとか言ったとかいうことではなく、文書確認はされているのかどうか、そこを聞いているのです。 ○議長(平野茂議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(竹之下力) 具体的に文書での確認はしておりません。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) これは、きちっと文書確認をしていくという、そういった覚書を交わすのが必要だと議会で市長もたしかおっしゃっていましたが、その点では今後ともこれは……    〔「それ意味ないと思いますよ」と言う人あり〕 ◆23番(工藤薫議員) ないのでしょうか。その点をきちっと確認するという考えはないのでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) 例えば、1つの道路をお互いに負担し合って対応していくような場合の覚書というのはあるかと思いますけれども、今までの県と市の関係では、県が対応をする道路について覚書結んだ記憶はありませんし、これからもそういうことはないと思います。どこが担当するかということが決まっている道路について、一々地元市と覚書を結ぶということはありません。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) 保谷・志木線までは県がやって、その先は市がやるということ、平成19年にやったもの、それが破棄されて全線だということは、ではそれは破棄をするということもなくて、その確認もなくて大丈夫だということでよろしいのでしょうか、再度。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) 私が市長をやっている限り、また上田知事が知事をやっている限り、2人で話し合って、これで行くぞと、わかりましたと最終的には申し上げたわけですから、それでいいのだろうと私は思っています。  今までも県の事業でいろいろな協議はしますけれども、県が行う道路整備事業等で覚書を結んだことはありません。  ただ、今ご指摘のとおり、言われてみれば1回覚書を結んでおりますから、これを今後どうしていくかということは、やはり調整をしておいたほうがいいのかなというふうに思いますので、検討し、覚書を破棄する契約というのはないのだろうと思いますけれども、何かそういった場合の方法があるかどうか、検討をしてみたいと思います。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) 1回結んでいるわけですから、お二人が現職にある間はいいということで、その先がわからないと。この道路だってどのくらいの期間がかかるかわからないわけですから、県だっていろいろ財政状況があって、やっぱりあの覚書が生きているなんて後で言われては困るわけなので、その点はちゃんとやるべきではないでしょうか、その点を伺います。  それと、さっき聞いたのですが、交通量の推計とか、それが説明会でいろいろ出ていたわけです。国道254号や志木街道がどうして変わっていくのかという、その点が書いていないだとか、また主要構造物がなかなか難しければ、20メートルという線も消えてはいないのではないかという。県は27メートルはもう既定事実ではないというふうに、去年まで説明会でおっしゃっていたわけです。その点はどうなのでしょうか。  先ほど聞いた交通量のピークというのを埼玉県は何年というふうに見ているのでしょうか。平成42年まで上がり続けるとしてこの説明会をなされているのか、その点も伺ったのですが。 ○議長(平野茂議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(竹之下力) 再度のご質問でございますけれども、県のほうからは具体的なそういった何年までというような話の情報はいただいておりません。  先ほど市長のほうから予備設計の部分については情報をいただいていないというお話だったわけですけれども、確かに具体的にこの件に関してそういった情報を直接はいただいてはいないのですけれども、市のほうにはこれは街路事業でございますので、街路事業における市町村負担金の精算内訳といったものが毎年送られてきます。その中で、平成26年度で概略設計を行うという予算を組んでいるというような情報は手元にはございます。平成27年度はそれの修正設計と地質調査を行うというようなこともわかっております。  概略設計というのは、あくまでもいろいろな案の中でその条件等に基づいて可能と思われる線形等をいろいろと調査して、数量でありますとか、概算工事費等を積算するということで、いろいろな案を県としても平成26年度あたりから概略設計をしてやっているのだと思います。  ただ、その中で、この間5月22日の会議の中でも、なかなか朝霞県土整備事務所だけでは決められないことですから、そういった何案かを示しながら県の都市計画部局でありますとか道路管理部局と、今それぞれのメリット、デメリット等について検討していると。最終的な県としての方向性が見えない限り、コンクリートできない情報をお示しすることはできないということで、そこの最終案というのを県のほうで決めかねているという状況の中で、なかなか地元住民の方にも説明会を開けないというような状況を伺っておりますので、もちろん27メートルということでこの概略設計はされていると思いますけれども、いろいろな検証をそういった中でまだしている段階だというふうに考えております。  以上です。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) その平成26年度の補正予算で318万4,000円という事業費が3月に概略設計で出ました。そのときに、だからもうこの5倍、市が2割ですか負担で、約1,600万円ぐらいの概略設計が平成26年度予算に入っていたわけです。なので、私は今回いかにもそれは出るだろうなと思って要求したのですけれども、これまで出ないということなのです。  だから、相当大変になっているということは予想できますけれども、さっきから聞いている交通量についてのいろいろな質問であるだとか、そういった去年の説明会で住民から出ているものについては、これは県にただしていないのですか、その点を聞いているのですが。 ○議長(平野茂議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(竹之下力) 昨年の7月に開催されました説明会の中でさまざまなご意見をいただいたわけですけれども、市としてそれを地元説明会の前に先んじてお聞きするというようなことではなく、そういった問題点についてもしっかりと整理をして、次回開かれる説明会で説明をしてくださいというような要望はしております。  今そういったことも含めて検討して、次回行われる説明会に向けて県のほうは調整をしている段階だというふうに思っています。  したがいまして、今の段階で市がそういった情報を聞いているということはございません。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) これの志木街道と国道254号が大変混むと。4車線にすればこんなふうに変わりますよという、こういうふうに言葉では言いながら数字的には出ていないということが、やはり大変不思議なわけです。  だから、それについて、市としてもこの説明会資料を見ておかしいというふうに思わなかったわけですか。そこで、先んじて聞くというのではなくて、やっぱり市のほうでも事業費を負担していくわけですから、どんなふうに渋滞が変わるのかとか、それはやはり大きな関心事ではではないかと思うのですが、その点はしっかり県にちゃんと調査をしてもらいたいと思うのです。  それと、安全対策のほうでお答えがなかったのですが、栗原交差点の南側については平成27年度事業だというので、それの完成のめどというのはいつなのでしょうか。来年3月まで平成27年度ですから。もう調布保谷線がすぐ開通するとして、余り後だと困るわけです。その点についてはいつをめどにというふうに県に、そういう情報はあるでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) 全く何もやっていないのではなくて、昨年の7月、8月の説明会のときに住民の皆さんからもいろいろな要望や、また意見が出されました。それらについて検討の時間をいただきたいと、市でも5項目でしたか、こういったところはどうするのかはっきりしていただかないと、27メートルでやりますと言うだけではとても地元の皆さんも納得できませんよと、これ検討してくださいねというふうに提案はしているのです。宿題をお願いしている。それらについて、1年かけて検討した結果を説明させていただきますということで、今こちらとしてもそれを待っているわけなのです。  ですから、何か工藤議員が何をおっしゃりたいのか。今検討しているのです。ただ検討していても、例えば難しいですよとこっちも言ってある。つまり榎木ガードのすりつけなんかはどうするのですか、1年でできますかね、私は心配しているのです。  ですから、そういう意味でもうちょっと時間が必要ですねと今言ってきているのです。ですから、7月、8月ぐらいでちょうど1年になりますけれども、知事選もあるし、もうちょっと延ばしていただけるとみたいなことで、もうちょっと弱気になっているところも何か感じられました。ですから、本当に夏に説明会をやっていただけるかどうかわかりませんけれども、何しろこちらで提案をした課題、それから地元の住民の皆さんがお願いしたいろいろな検討課題を今検討をしている最中でありますから、その検討結果を待って説明会を開いていただけるものと思っております。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) 大変難しい設計になるということは、素人が見ても本当にわかります。  だから、しっかりと市が5項目を出していると。住民からもいろいろわからないところとか、ずっと懸案になっている疑問点があるので、その点をしっかりお答えをしてもらいたいというふうに思うので、その点を強く要望したいと思います。
     信号機の移設の点をちょっと伺いますけれども、先ほど調布保谷線が開通するので移設をするというふうに聞いたのですが、地元の方に伺うと、ここは新座市のほうから出ていくときには大変見通しが悪いので、有限会社サンワードでんきのところについていて、それがなくなるということに対してはとても危ないのではないかと、困るという声もあるわけですけれども、その点についてはあれでしょうか、連動してやっていくという方向はなくて、移設ということなのでしょうか。もうこれは、この点について住民の声をちゃんと聞いて進めてもらいたいと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(島崎昭生) 今回の信号機の移設については、東京都と警視庁と当然事業主体である東京都北多摩南部建設事務所、それと埼玉県警のほうで方針が決められておりまして、西東京市ですとか新座市とかは、この協議の中に入らずに方針が決定されているという状況でございます。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) 市民が使っていた手押し信号がなくなるということについて、市民のほうの不都合になるということは、意見聴取とか全然ないものなのでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(島崎昭生) 信号機の移設といいますか、統合という表現をされていましたけれども、この件については東京都側、西東京市側の管轄については所轄であります田無警察署が説明に回ったということを聞いております。  新座市側についての説明はどうなっているのかということで、新座市がこの情報を得たときに、5月21日でしたが、東京都北多摩南部建設事務所のほうに問い合わせをいたしましたところ6月10日に返事をいただきまして、7月上旬に近隣の住民の皆様と、それと野寺小学校へは説明をしたいというお話がありました。  先ほど市長答弁にもありましたように、本日また新たに新しい情報が東京都北多摩南部建設事務所から来まして、7月1日に実際にビラをまく範囲と表示があったと、こういうことでございます。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) ビラをまくということだけで、説明会ということではないのでしょうか。とても大事なことだと思いますけれども。信号機を簡単にとられてしまっても困るわけで、説明会を要望していくという考えはないでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) その辺になりますと、もう東京都の警視庁と東京都北多摩南部建設事務所でやっているわけでありまして、大変残念ながら東京都や警視庁のやり方というのは、そういった住民説明してどういうふうにしたらいいかというようなことはせずに、信号機はここはもう移設と決めたらそれでやるということで、住民説明はしませんということを言っているわけなのです。  ですから、私どもが今やっても、もう信号機をつけてしまっている。あとは開通するときに火入れ式をやるだけなのです。もうそんな状況にまでなっておりますから、今から地元の皆様に説明しろと言っても、東京都、警視庁はやる考えはないと言っておりますので、今からは無理だというふうに認識をしております。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) 調布保谷線が開通して相当交通量がふえて、市のほうから出るというのはますます危なくなるわけです。  なので、そこについてはやはり連動式で残すということもできるわけで、手押しというのはいつも赤になって交通が妨げられるということはないので、ぜひそこはこれからもちょっと、まだ考え直すようにしていただきたいと思います。  栗原交差点の完成については、ちゃんと答弁してもらいたいのですが。 ○議長(平野茂議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(竹之下力) 栗原交差点の整備でございますけれども、先ほど市長答弁のとおり、平成27年度、今年度南側のほうを暫定整備するということで、まだ一部地権者の方が同意を得られていなくて、拡幅用地が確保できていない部分というのがあるようでございます。  したがいまして、暫定整備といった形で平成27年度南側を行うという話は聞いております。  以上です。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) 早い整備を強く要望します。  4、教育問題、1、教科書のほうなのですけれども、先生たちの希望をよりよく反映するには、昔はこの教科書がいいというふうに書けたそうなのですが、今は教科書会社の名前が全部書いてあって、その横に特徴を書かなければならないというようなことなのですが、順番だとか評価だとか、そういうものを書かないと調査員の方もよくわからないのではないかというふうに思いますが、この書式については新座市と志木市と同じものをやるのでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 新座市も同様の書式で行う予定になっております。  教科書採択の採択権を有する者は市町村の教育委員会でございますので、さまざまな方々から広範に意見を聴取し、また調査員も任命しておりますので、その調査員からの報告を受けながら最終的には教育委員会で判断をし、採択をしていくという手順で行ってまいります。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) 教科書の評価というか、これがいいということを書くことについては下村文部科学大臣も、これは禁止しているわけではないと。でも、それが決定ではない。ただ、教師が評価をするということについては、これはやっていいことだというふうに国会でも答弁していますが、それについてはそういう認識は教育長はお持ちでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 教科書を採択する際のあくまでも調査研究という範囲で行っているわけでありまして、この教科書がいいとか悪いとか、そういった内容に踏み込んで順位をつけるとか、人気投票ではありませんので、それぞれの教科書の特徴について研究を進めていくと、それで報告をいただくということになっております。  教育委員会の委員もそれぞれ教科書が配布されておりますから、それぞれがそれぞれの立場で検定教科書を全て読みまして、協議会に臨んでいくという手順でございます。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) ちゃんとよくわかる先生が、この教科書が使いやすいとか子供に合っているとか、そういうことを書かない限り、調査員の方もたくさんの資料の見るわけですから、なかなか難しいというふうに思うわけなのです。  昔は、この教科書がいいとこう書けたのに、新座市の場合は全部の教科書の出版社が書いてあって、その横に特徴を書けというふうに書式がなっているというのですが、これはなかなか悪平等というか、どれがいいというふうなことを書いたほうが私は、それはあくまで参考にするわけですから、それが決定ではないわけで、その評価をしていいということは国も認めていることではないかというふうに思うのです。  やはりそういうふうに書式をもっと自由に書けるようにすべきではないでしょうか。ほかの市はそういうふうにしているのですけれども、志木市と違う、志木市と書式は本当に同じですか、違うと思いますけれども。 ○議長(平野茂議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 第六採択地区は協議をして進めているところでありますので、同様な方法で進めていると考えています。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) よく精査していただきたいと思います。  この展示会については7時までだというふうにおっしゃったのですが、朝霞市コミュニティセンターでやるのは8時までで、少しでも長いほうがやはり先生たちも部活動が終わってから見に行くというわけなので、そこはどうでしょうか。  特に、志木市の会場がとても少なかったわけで、その点については時間の延長なりということは考えていないのでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 職員は出張で教科書採択展示会の会場に参りますので、この時間で支障がないと考えています。 ○議長(平野茂議員) 教育長、7時、8時、どっちですか。私さっき答弁を聞いていたのは8時と聞いていた気がしたのだけれども、勘違い。    〔「8時は朝霞市」と言う人あり〕 ○議長(平野茂議員) 朝霞市が8時。    〔「朝霞コミセン」と言う人あり〕 ○議長(平野茂議員) 済みません。  23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) 教職員が参加できる時間帯というのは、やはり大事だと思うのです。なので、この志木市福祉センターに聞いたらば、開館時間は10時までです。なので、やはりそこは考えて、1時間でも長くすればもっと参加者がふえるというふうに考えますので、ぜひそこはお願いします。  また、教育長はさっき何か外部の圧力に屈せずとかおっしゃいましたが、それはどういうことなのでしょうか。  きょうの新聞に神奈川県教育委員会が、高校は各校で選びますので、実教出版という歴史教科書を選ぶと街宣車が来るといって、それで高校の校長先生たちが次々に採択をやめたと、そういうことがないようということで申し入れをしたというのが新聞に載っていました。例えばそういうことを外部圧力というふうにおっしゃっているのですか。 ○議長(平野茂議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 先ほどから教科書採択についてご質問を受けているわけですけれども、今このスケジュール表を議員の皆さんにもお配りしているとおり、採択の研究の最中なわけです。私どもは、こうした研究しているそれぞれの先生方が、教科書を見ながら次期の教科書はどの教科書がいいかということを研究をしているこの期間中においては、静ひつな採択環境を確保するということが極めて大事だというふうに私は考えています。  したがって、どの教科書がどうこうというようなことで、この議場で答弁することは差し控えたいというふうに思っております。    〔「それ答弁じゃないよ、今の答弁何だよ」「外部圧力に屈せずとおっしゃったから聞いたんです。何を意味してんのか」と言う人あり〕 ○議長(平野茂議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 先ほど申し上げたのは、文部科学省の通知で、平成28年度使用教科書の採択についてという通知が4月7日付で出ているわけであります。そうした中に外部からの働きかけについて、「不当な影響等により採択の適正,公正の確保に関し問題があると考えられる場合には」云々というような文書がありまして、そうしたものに屈することなく公正な採択を進めていかなければならないというようなことを申し上げたところでございます。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) もちろん公正、適正にやるのは当然なことです。  今各県で起こっているいろいろな事件というのが、そういうふうに、例えばあの戦争が間違っていなかっただとか、南京虐殺はなかっただとか、そういった教科書。あの戦争も大東亜共栄圏をつくるためで、アジアを解放する正義の戦いだったと、このように書いてある扶桑社という教科書を採択するようにという圧力があるわけです。そういった中で、この中学校の教科書というのは今問題になっているわけなので、その点でそういったものが不当な圧力だと私は思うわけで、教育長はそういう認識があるのかどうかというのを伺いたいのです。  埼玉県議会でも、実教出版を採択した、選んだ高校の校長先生が8人全部呼び出されて、文教委員会で一人一人採択理由を言わされるということが去年、おととしあって、その実教出版の採択はゼロになるのです。そういうことがこの県内でも行われているということは、認識あるでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) ですから、先ほど申し上げたとおり、今は採択の研究をしているさなかにございますので、私どもとしましてはこうした研究を委託した先生方の静ひつな採択環境を確保するという意味においても、それらの質問にはお答えできません。 ○議長(平野茂議員) 23番、工藤薫議員。 ◆23番(工藤薫議員) 去年の7月23日の教育委員会で、小学校の社会科教育について東京書籍の教科書を採択したに当たって、教育長が領土問題についてもっと明記しているほうがいいと。また、国を愛する気持ちを育てることを書いてある教科書がいいと、そういうふうに言っていますが、これはどういう意味でしょうか。東京書籍はふさわしくなかったけれどもということなのでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 工藤議員、どこに書いてありますか、そういうこと。今(4)の教科書採択についての質問ですよね。    〔「そうです、そうです」と言う人あり〕 ○議長(平野茂議員) そこの部分で聞いているのは、「事実を歪める教科書は採択すべきでないと考えますが、教育委員会の考えをお伺いします」ということで話ししているから、できるだけその範囲でやってほしいのです。今のだと、やっぱりちょっと関連になっていくかなと思います。    〔「そうでしょうかね。愛国心のことで聞いたんですけどね」と言う人あり〕 ○議長(平野茂議員) いや、だからそれもどこに書いてあるのかという話なのです。    〔「つながるんですけれども」と言う人あり〕 ○議長(平野茂議員) 「中学校社会科教科書については、侵略戦争を美化したり」という話ではないですか、これと今の質問はつながっていかないと思うのです。    〔「つながりませんか、つながりませんかね」と言う人あり〕 ○議長(平野茂議員) ええ、関連になってしまうかなと思うので、できればここでおさめてほしいなと思いますけれども。    〔「はい。もう時間もないですから」と言う人あり〕 ○議長(平野茂議員) よろしいですか。    〔「はい」と言う人あり〕 ○議長(平野茂議員) 以上で、23番、工藤薫議員の一般質問を終わりにいたします。 △鈴木明子議員 ○議長(平野茂議員) 続いて、6番、鈴木明子議員の一般質問を許可いたします。  6番、鈴木明子議員。    〔6番(鈴木明子議員)登壇〕 ◆6番(鈴木明子議員) 6番、鈴木明子でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告順に従いましてお伺いをいたします。市長並びに執行部の皆様には、前向きなご答弁をどうぞよろしくお願いいたします。  本日は、行政問題、環境問題、道路問題について質問をいたします。  まず、1、行政問題についてお伺いいたします。1、プレミアム付商品券について。5月から販売総額10億円のプレミアム付商品券の販売が開始されましたが、5月25日までの事前申し込みを受け付けたところ、申し込みが販売数に届かなかったと聞いています。この件について、以下3つお伺いいたします。  (1)、今後の販売について。商品券の今後の販売方法についてお伺いします。事前申し込みの際は、引きかえ日が3日しかなく不便だという声があった。改善を図るべきと考えますがいかがでしょうか。  (2)、取り扱い加盟店について。商品券を使える店舗が少ないため、使い切れるか不安で購入できないとの意見を聞きますが、加盟店の募集の状況や市民への周知方法についてお伺いいたします。  また、市民の皆さんの使い勝手をよくするために、新座市商工会の会員以外にも加盟店の拡大や、コンビニ等にも登録を呼びかけるなど、さらに商品券が使える加盟店をふやす考えはないか、お伺いいたします。  (3)、PR方法について。プレミアム付商品券の発行を知らない市民も多いようです。今後PRをどのように行うのか、お伺いいたします。  プレミアム付商品券につきましては、過日全員協議会で説明をお伺いいたしました。塩田議員も質問されておりますが、通告をいたしましたので、改めてお伺いいたします。  プレミアムつき商品券については、4月18日に販売を開始した行田市を初め、鴻巣市、幸手市など現在7市町で販売されていて、近隣の志木市や朝霞市では、はがきによる申し込みを6月26日まで行っています。県のホームページを見ますと、各市の販売開始日や販売方法が載っておりますが、販売を開始しているところがわずかで、ほとんどがこれからのようでございます。  新聞報道がされておりました。4月にプレミアムつき商品券を販売した行田市では、販売総額が2億5,000万円、市内在住在勤に限定し、1人10万円の限度枠を設け、商工センターの2階で販売、最大3時間待ちの行列ができた。また、県内2番手に発売した幸手市では、市役所敷地内に設けた特設会場に販売開始前に1,000人以上が並び、販売総額2億円を3時過ぎには完売した。幸手市では購入の対象を市民に限らなかったため、購入者の12%が県外の方だった。また、越谷市では、総額13億円プレミアムつき商品券の予約、こちらと6月1日から26日まで応募はがきにより、現在申し込みをしているところではございますが、市内の商店で使える商品券、これのほかにプレミアムつき旅行券、こちらを7月4日に販売をするそうです。1万円で1万3,000円分の旅行券と、こしがやブランド認定品の購入券、こちらの1,000円が一つづりになっています。旅行に行かれる際には、こしがやブランドを持っていって、こしがやブランドを広めてほしいというのがコンセプトにあるようです。このような記事が載っておりました。  新聞には、多くの殺到した市などが掲載されたのだろうと思います。新座市では、多分このような殺到するようなことがないようにということで、事前申し込みをしたところでございますが、5月25日の締め切りでは3億円程度の申し込み。残った分の販売は7月の広報でお知らせをし、商工会で直接販売を行うということをお聞きをいたしました。今申し上げた新聞報道などがあり、今後関心が高まっていくのではないかなと思いますが、販売対象者や限度額など、追加販売についてお伺いいたします。  (2)の取り扱い加盟店ですが、周知方法については、全員協議会で7月の広報に一覧を同送するということをお聞きをいたしました。  先日塩田議員の質問に、のぼり旗やステッカーを作成するという答弁がございました。デザイン等まだ案の段階だとのことでしたが、事前申し込みの販売が7月1日から始まります。商品券の使用がこの7月1日よりできますので、早急な対応が必要かと思いますが、進捗状況はいかがでしょうか。
     また、市民の方から商品券が使える店舗が少ないので、購入しないとの意見をお聞きしました。生活に身近なコンビニなどへの登録の呼びかけや、加盟店の拡大についてもどのようにされていくのか、お伺いいたします。  (3)、PR方法についてですが、新聞の記事を見た市民から市役所に問い合わせが寄せられたとお聞きをいたしました。取り扱い加盟店の周知はもちろんでございますが、今後一般販売に向けプレミアム付商品券自体のPRについてお伺いいたします。  次に、2、環境問題、1、ごみ減量への取り組みについてお伺いいたします。  ここで、申しわけございませんが、通告書の訂正を1点お願いいたします。ごみ問題の(2)、「ららぽーと富士見の開店により、富士見環境センター」と書いてございますが、ここのところを「志木地区衛生組合」のほうに訂正をお願いをいたします。  それでは読み上げます。  (1)、食べ切り運動の推進について。所沢市では食べ残しを減らすため、「食品ロスゼロのまち協力店」の登録制度を開始しました。さらなるごみの減量のため、新座市でも同様の制度を導入し、市、市民及び事業者が一体となって食べ切り運動を進めてはいかがでしょうか。  (2)、事業系ごみの料金改定について。ららぽーと富士見の開店により、志木地区衛生組合に搬入される事業系ごみの増加が予想されますが、料金改定を行う考えはないかお伺いをいたします。  (3)、バイオによる生ごみ処理機の導入について。バイオによる生ごみ処理機を学校等の公共施設に順次導入し、市から排出される生ごみの減量に取り組んではいかがでしょうか。  ごみの減量のことについてですが、農林水産省の統計によりますと、日本の食品ロスは年間500万トンから800万トンとのデータが示されています。食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことをいいます。家庭から発生する食品ロスは全体の約半分、年間200万トンから400万トンと試算され、1人当たり年間15キログラムになります。野菜の皮を厚くむき過ぎる、つくり過ぎてしまい食べ残される、消費期限や賞味期限が切れてしまうなどが発生の原因となっております。  一方、事業系食品ロスは年間300万トンから400万トンと試算されています。規格外や売れ残りなどによる返品、外食産業での食べ残しなどが原因となっております。この外食産業から発生する食品ロスの約6割、こちらは食べ残しなどによるものです。  そこで、ごみ減量の取り組みとして、(1)、食べ切り運動についてお伺いいたします。  所沢市では、食のもったいないをなくすために、所沢市内で食品ロスの削減に積極的に取り組んでいただけるお店を募り、「食品ロスゼロのまち協力店」として登録をしています。  取り組みの内容は、小盛り、ハーフメニューなど食べ切りサイズでの提供、お持ち帰り希望者へ本人の自己責任でお願いをしてでございますが、持ち帰りへの対応、食べ切りタイムの推奨などです。  所沢市のホームページ、こちらを見ますと、マスコットキャラクターの「トコろんが行く!食品ロスゼロのまち協力店」という項目でエリア別に写真で1店舗ずつ紹介がされています。  埼玉県でも彩の国エコぐるめ協力店や、食べきりSaiTaMa大作戦など展開していますので、新座市でも同様の制度を導入できないか、お伺いいたします。  (2)、事業系ごみの料金の改定についてですが、志木地区衛生は新座市、志木市、富士見市で組織されており、各市から組合の議員を選出しております。処理手数料については、廃棄物処理手数料に関する条例の第2条に定められております。昨年ららぽーと富士見が開業いたしましたが、搬入される事業系ごみの増加、これをどのように見込まれていらっしゃるでしょうか。  また、今後大和田二・三丁目地区土地区画整理事業が重点事業として掲げられ、この区画整理により今後事業系ごみはますますふえていくであろうと思われます。料金改定の協議を志木地区衛生ではどのようにお考えになられているのかをお伺いいたします。  (3)、バイオによる生ごみ処理機の導入についてですが、これまでの生ごみ処理機としては堆肥型、こちらが資源環境の観点からよいとされてきましたが、近年消滅型へ取り組む自治体がふえつつあります。この消滅型生ごみ処理機ですが、木くずチップやもみ殻などに自然界に存在する微生物、こちらを添加し、菌床をつくります。そこに生ごみを投入すると攪拌され、生ごみを発酵、分解、最後に水となり、汚水として処理されます。  いろいろなメーカーを調べましたが、ホテル、学校、駅ビル、自衛隊などに納入しており、生ごみを投入するだけで、こちらは自動運転をされるので誰でも扱える。処理中のにおいが少ない、最終処理された水は液肥として使用できるなど紹介されておりました。  東京都台東区では、小中学校に生ごみ処理機を設置しているのですが、堆肥型は堆肥を利用できずに業者に有料で引き取ってもらっている。そのため微生物により分解して水に流す消費型を検討している。これは1998年の学校教育ニュースに掲載されておりました。現在台東区の小中学校では、堆肥型と消滅型2タイプの処理機が設置されています。  新座市でも学校等の公共施設に生ごみ処理機を導入し、学校給食で出た残菜の処理はもちろんのこと、近隣にお住まいの方にも広報して家庭での生ごみ、こちらを持ってきていただいて、ごみの減量に取り組んではいかがでしょうか、お伺いいたします。  最後、3、道路問題。1、新座中央通り歩道へのベンチ設置についてお伺いいたします。  新座中央通りの志木駅近くには、すきっぷたうん商店街が設置したベンチがあります。中央通りの歩道は広く整備されておりますので、散歩やウォーキングなどされている方が一休みできるようなベンチを市で設置できないか、お伺いいたします。  写真をお願いいたします。こちらがすきっぷたうん商店街が設置したベンチになります。  次をお願いします。こちらもそうです。すきっぷたうん商店街は花壇とベンチ、これが一体となって環境に配慮された、ブロックがこう積み上がったような形になったベンチが設置されておりまして、お座りになっている方をよくお見かけいたします。  次をお願いいたします。こちらのベンチなのですけれども、こちらは日の丸自動車興業株式会社のところから入った、野火止用水が復元されておりますけれども、その最後の出口、ふるさと新座館近くの歩道のところに設置をされているベンチになります。ありがとうございました。  先ほど言いましたすきっぷたうん商店街のベンチは、すきっぷたうん商店会が設置をしているので、パーシモンホテルの先にはベンチがない状況です。  新座市では、介護予防のウォーキング教室や東海道五十三次行ったつもりウォーキングなど、健康づくりを応援した事業を行っておりますので、散歩やウォーキングの途中で一休みできるようなベンチを設置できないか、お伺いいたします。  以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(平野茂議員) 市長。    〔市長(須田健治)登壇〕 ◎市長(須田健治) それでは、鈴木明子議員のご質問に順次お答えを申し上げます。  まず、1、行政問題、1、プレミアム付商品券につきましてご質問をいただきました。過日の全員協議会でもご説明申し上げたところでございますが、その後の経過も含め、お答えをしたいと思います。  このプレミアム付商品券は、10億円で20%、2億円のプレミアムをつけて発行をさせていただいております。5月25日をもって締め切りましたが、申し込み件数では4,704件、金額で2億7,998万円、3億円弱でございました。販売予定額の10億円には達しませんでしたので、今後改めて販売をさせていただきたいというふうに思っております。  そこで、(1)、今後の販売についてでございますけれども、まず申し込んでいただいた方がおられまして、お一人10万円までということでございましたが、上限の10万円に達しない方も多数おられます。そこで、引きかえ販売のときに優先的に購入口数を追加できる旨のご案内をさせていただくことといたしました。引きかえ券をお持ちいただければ、もしお買い求めの希望があれば、お一人10万円までは購入可能とさせていただきます。ご家族分の引きかえも可能でありますので、どうぞご利用をいただきたいと思います。  その後、予約販売が終わった後、7月6日月曜日から新座市商工会の窓口で平日の9時から午後5時まで、17時までの時間帯で販売予定額に達するまで、一般販売を行う予定といたしております。  この一般販売では、市内在勤在学の方も購入いただけるように、対象者の拡大をさせていただきます。また、1人当たりの購入限度額も増額、お一人上限50万円とさせていただく予定でございます。  次に、(2)、商品券の利用できる取扱店でございます。取り扱い加盟店6月15日現在で市内252店舗までふえてまいりました。大型店は18店舗、小型店が234店舗という状況でございます。コンビニエンスストアにつきましても徐々にふえているところであります。今後も引き続き商工会の拡張員による勧誘活動を行ってまいります。最終的には、ご協力をいただける店舗は500店舗を超えるのではないかと思っております。  加盟店舗の募集に当たりましては、商工会会員であることを原則とさせていただいております。これは、本商品券の事業の適正な運営を図る上で営業実態が明確に把握できること。また、本事業を契機として商工会の組織強化にも協力をいただきたい旨の考え方から、会員でない店舗には入会をお願いしているところであります。基本的には、今後も同様の考えで進めていきたいと思っております。  なお、加盟店の一覧表、どこで買えるのかわからないので、ちゅうちょしたという市民の方も大変多いわけであります。この一覧表を一般販売に合わせまして「広報にいざ」7月号の同送品として全戸配布をさせていただく予定といたしております。  (3)、PRにつきましても、今までも行ってまいりました。今後も「広報にいざ」7月号のトップページで一般販売につきましてはご案内をさせていただく予定であります。  さらに、加盟店舗にのぼり旗、あるいはステッカー等々の表示も行っていきまして、より多くの市民の皆さんにPRをさせていただく予定といたしております。  次に、2、環境問題、1、ごみ減量への取り組みについてご質問をいただきました。  我が新座市では、「ごみを出さない、出てしまったものはリサイクルへ」というスローガンのもと、生ごみの水切りや食べ物の食べきり運動、さらには5種15分別の細かい分別によるごみ収集、さらには集団資源回収事業等々も実施をいたしておりまして、市民の皆様のご理解、ご協力のもとごみの減量が進められました結果、ここ数年連続してごみの排出量は県下40市でありますけれども、市民1人当たりごみ排出量が一番少ない市となっております。そんな中、本年4月から所沢市が開始をいたしました「食品ロスゼロのまち協力店」登録制度、こちらにつきましてご質問をいただいたところでございます。  この制度は、ご質問の中でもお話がございました飲食店の食品ロスの削減を促すとともに、訪れた市民の皆様にその工夫を見てもらうことで、自宅でも食品ロスを減らすことを実践するきっかけづくりになるとともに、市が登録した市内飲食店を紹介するという側面支援から、経済活性化としての効果も期待できるようであります。我が市でも、この新座市バージョンとして検討をさせていただきたいと思っております。  現在新座市商工会加盟店のうち、飲食店として登録をいただいている店舗は約130店あるようであります。食品ロス削減とごみの減量をテーマに商工会とも連携をいたしまして、この事業の展開ができればと思っております。ご提案ありがとうございました。  次に、(2)、事業系ごみの料金改定はということでご質問をいただきました。この志木地区衛生組合、事業系の一般廃棄物処理手数料について申し上げますと、可燃ごみでは3市、トン当たり2万2,500円であります。近隣自治体を申し上げますと、朝霞市、和光市ともに2万2,000円、所沢市が2万4,000円という状況であります。  この事業系ごみの状況でありますが、平成26年度の可燃ごみ排出量は9,000トンを超えておりまして、前年度比で1.32%の増となっております。  また、新座市、志木市、富士見市の構成3市全体の事業系可燃ごみは1万6,498トン、前年度比0.98%増ということで、3年連続の増加傾向がございます。そんな中、富士見市市内に大型の商業店舗ららぽーと富士見、293店舗のようでありますが、オープンをいたしました。今後事業系ごみの増加がますます懸念をされております。  そこで、志木地区衛生組合ではららぽーと富士見と年末年始の繁忙期や焼却施設の修繕、あるいは事故、災害の際には、ごみの搬入を制限すること。また、年間500トンまで、1日最大4トンを上限とすること等々、ごみの減量につきまして事前協議をいたしたところであります。現在オープンから2か月が経過いたしましたが、これらにつきましては遵守をされている状況にございます。  今後事業系ごみの搬出状況を十分注視いたしまして、ごみの減量に向けての指導もさせていただきます。  ご提案は手数料の改定をするのはどうかということでございます。これらにつきましても、所沢市並みでもいいかなと思っておりますし、また清瀬市、東久留米市等の料金はもうちょっと高いようであります。手数料改定等も3市で構成する志木地区衛生組合で検討をさせていただきたいと思います。  次に、(3)、バイオによる生ごみ処理機の導入はということでご質問をいただきました。生ごみでございます。全体のごみ量、可燃ごみのうち16%程度が生ごみに当たると言われております。そこで、この生ごみの減量化を図るため、家庭から排出される生ごみの堆肥化につきまして、この調査研究を進めているところでありますけれども、なかなか堆肥化には課題も多く、検討はしておりますが、実行、実施までには至らない状況もあるわけであります。  同時に、バイオによる生ごみ処理機の導入につきましても現在検討を進めているところでありまして、既に大和田小学校には平成13年度に1日100キログラムの生ごみを処理する機器を試験的に導入、給食残渣を処理しているところであります。  また、過日、鈴木秀一議員のご質問にもお答えを申し上げました。5月28日でございましたが、東京ビッグサイトで開催をされました本年度の環境展を“見直そう・ごみ半減”推進新座市民議会の委員の皆様と私を初め、市民環境部の職員が視察に参りました。バイオによる生ごみ処理機につきましても、説明を受けてまいりました。このバイオ技術は日進月歩でありまして、今回説明を受けたこの生ごみ処理機は、画期的でありました。また、市のほうにもお越しをいただき、説明を受けることとなっておりますので、できましたらこの業務用の大型機器の導入、またこのメーカーは家庭用の小型機器も製造販売をいたしているようであります。家庭用のシンク取りつけタイプ等もございますので、これらにつきまして、例えば購入をいただいた市民の方には購入費の一部補助をするとか、そういったことも検討するか、あるいはまた直ちに購入するのではなくて試験的に購入をし、その実証実験をした後購入を進めていくとか、何らかの方策は講じていきたいと思います。  水切りの徹底、それから先ほどのこういった食べ切りの徹底、さらにはこの生ごみを分解してごみ収集に出さないと、こういったことも今後は検討し、県下で一番ごみの少ない市、できれば日本一市民1人当たりのごみ量の少ない市を目指して頑張っていきたいと思っているところでございます。今後とも研究をさせていただきます。ご提案ありがとうございました。  3、道路問題、1、新座中央通りの歩道へのベンチの設置のご提案をいただきました。すきっぷたうん商店会が県と市の補助によりまして、このすきっぷたうん商店会の中央通りにベンチと花壇を設置をいたしました。大変好評であります。  その後の補助事業としての対応が今ないわけでございますが、すきっぷたうん商店会とも協議をさせていただき、さらなる延長をできないか。もしできない場合、市でやったらどうかというご質問かと思います。今後検討させていただきますが、過日のすきっぷたうん商店会の総会では、阿波踊り大会は中止をするということの決定と、それからLED照明を使ったイルミネーション、これを歩道にやりたいというような、そういった検討がなされておりました。ですから、この歩道へのベンチの設置を延長するということは当面はないようであります。この辺につきましても、今後検討をさせていただきたいというふうに思っております。  市といたしますと、当面は志木駅南口の駅前広場の再整備計画、これを早急に推進をしたいと考えているところであります。しかしながら、総工事費も15億円をはるかに超えるような状況もあるようでありまして、大変厳しい財政状況の中、さらに志木駅南口の駅前広場、地下駐輪場と大屋根の設置等々をやっていくこと、厳しい状況ではありますけれども、お約束でもございますので、この事業は早急に結論を出していきたい、こんな考え方を持っております。  このベンチの設置につきましては、そういった志木駅南口周辺整備とあわせて検討をさせていただきたいと思っておりますので、ちょっと検討の時間をいただきたいと思います。 ○議長(平野茂議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 鈴木明子議員から、2、環境問題、(3)、バイオによる生ごみ処理機の学校への導入についてご質問がございました。  ただいま市長が答弁したとおり、大和田小学校におきましては平成13年に生ごみ処理機の導入を校舎を新設する際に一緒に導入したところでございます。バイオによる生ごみ処理機は、生ごみを水と炭酸ガスに分離するために大変環境に優しく、生ごみの減量にも有効であります。と同時に、ごみ問題の教育にも大変効果があると考えておるところでございます。  こうした生ごみ処理機を全ての学校に導入したいという思いはありますけれども、一つ問題となるのは稼働時の音、あるいはにおい、それから近接住民への影響等も配慮しなければならないところであります。すぐに学校施設への導入はなかなか難しいかなと。  こうした技術は日進月歩、急速に進んでいるというふうに聞いておりますので、今後さらに技術が進み、価格的にも導入しやすくなりましたら、検討してまいりたいと存じます。  以上です。 ○議長(平野茂議員) 6番、鈴木明子議員。 ◆6番(鈴木明子議員) ご答弁ありがとうございます。  それでは、順次再質問させていただきます。  まず、1、行政問題、1、プレミアム付商品券でございますが、のぼり旗とステッカーですが、前回塩田議員の質問の際のときのご答弁で出てきましたが、今案をつくっている段階だというところで、もう7月1日から売り始めますので、あと半月しかないのですけれども、こちらは今つかんでいる情報で構わないのですが、いつぐらいまでにできる予定でしょうか、お伺いをします。 ○議長(平野茂議員) 経済観光部長。 ◎経済観光部長(大塚力也) ただいまのぼり旗とステッカーのご質問でございますけれども、今もう案が決定いたしまして、6月25日に各事業主の皆様に配布をする予定ということで、商工会のほうから聞いております。  以上でございます。 ○議長(平野茂議員) 6番、鈴木明子議員。 ◆6番(鈴木明子議員) ありがとうございます。  そうしましたら、1日の販売開始のときにはもうのぼり旗等も立っていて、ここに行けば使えるのだということがわかるということでよろしいでしょうか。ありがとうございます。  それと、今回上限が50万円というところで、事前申し込みの反応のあれと、また今いろいろ報道がされていて、どうなのでしょう、まだ販売していないからわからないのでしょうが、並ばれたりとか、その辺のことについて何かした場合に考慮されるとか、こういうふうにしていこうとか、何か決まっているようなことはございますでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 経済観光部長。 ◎経済観光部長(大塚力也) 7月6日から一般販売に切りかわるわけでございますけれども、こちらにつきましては販売するところは商工会館1か所ということで販売をさせていただきまして、議員おっしゃる並ばれていることというのは警備とかと、そういったことでございましょうか。  商工会館1か所でやりますので、その辺につきましても警備のほうはきちんとできているというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(平野茂議員) 6番、鈴木明子議員。 ◆6番(鈴木明子議員) わかりました。  今回埼玉県のほうで、これは13日土曜日の新聞なのですが、「「プレミアム付き商品券」の発行に、県も乗り出す」ということで、「埼玉O・MO・TE・NA・SHI物産観光券」、県内の宿泊、レジャー施設などで使える商品券を今月の15日から来年1月末まで使えるというところで、県内の宿泊・レジャー施設、飲食店、ローソンなど約1,100か所で使うことができる。この券と、「「近いがうまい埼玉産」県産農産物プレミアム付商品券」、これは8月1日から来年の1月末まで県内のJA支部や農産物直売所117か所で使えるということで、こちらのほうは全国のローソンで9日から先行発売をもうしていますというふうな記事が載っておりました。新座市には今ローソンが2店舗、100円ローソンを除いて普通のローソンは2店舗なのですが、こちらのほうのローソンはこの埼玉県のプレミアムつき商品券は使えるのですけれども、この新座市のほうでも使えるようにはなっているでしょうか。済みません、私加盟店の一覧を最新のものをチェックしていないので、申しわけございません。 ○議長(平野茂議員) 経済観光部長。 ◎経済観光部長(大塚力也) 加盟店でございますけれども、今のところ小型店ということで234店舗加盟されております。  私もはっきり覚えていないのですが、セブンイレブンは何店舗か加盟をしていただいておりますけれども、ローソンのほうにつきましてはちょっと今わからない状況でございます。  以上です。 ○議長(平野茂議員) 6番、鈴木明子議員。 ◆6番(鈴木明子議員) そうしましたら、今言いましたように埼玉県のプレミアムつき商品券は、これは県外の方でも使えるということなので、新座市でももしよろしければローソンが2店舗ございますので、コンビニのほうにもお声がけをいただいて、加盟店の拡大をしていただきたいと思います。  それでは、続いて次の2、環境問題、1、ごみ問題のほうの再質問をさせていただきます。今都市近郊では堆肥型はできた堆肥の利用が限られているため、先ほどご紹介をいたしました消滅型、最後水に変わるというものを導入しているところが多く見受けられます。いろんなメーカーを調べたのですが、導入実績はかなり多く出ておりました。小学校、中学校や学校給食センター、駅とかホテルとか、今いろいろなところで導入をされているようです。  久喜宮代衛生組合、こちらは生ごみ減容処理システム、HDMシステムというのは1日4トン処理ができるそうで、今台所の生ごみをモデル地区から回収をしてやられているそうです。生ごみが24時間で90%、最終的には98%減容できるというところで、この間小金井市のほうでも堆肥型ではなくて消滅型の視察をされているようです。  こちらのほうのホームページに、設備が簡単で故障しにくい、日常的な運転管理が簡単、費用が安価である、微生物の作用により悪臭の発生がほとんどないというふうに載っておりました。  環境展のほうも見に行かれて、これから市にもご説明をしていただけるということでございましたが、例えば今私の提案のほうに公共施設等に置いてお近くの住民の方、市民の方に持ってきていただいて、家庭ごみをこちらのほうで減量していくというような試みについて、再度お考えと、導入されるよう検討していただけないでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(平野茂議員) 市長。 ◎市長(須田健治) ご指摘のように、今本当にバイオ技術は進んでおりまして、今回5月28日の環境展の中でもすばらしい分解処理機でした。においも全くありません。その場で入れて、入れるものはにおっておりましたけれども、中で攪拌をしますが、あけてにおいをかいでもどんどんにおいが薄くなっていく、そんな感じで、もう本当ににおいの心配はありません。追加しても大丈夫ですし、最終的には水と炭酸ガスになってしまうという画期的なものです。  比較的安価でありまして、これを市民の皆様にお持ちをいただいてというのではなくて、やっぱりこれはそれぞれ家庭用が販売されております。家庭でお使いをいただいてご協力をいただく、その購入費の補助をしていくというようなことが最終的にはいいかなというふうに思っておりますが、いずれにしても購入をいただくまでにこの商品、分解処理機がいいかどうかの最終判断をするまでちょっと試験的に、例えばまたこれは大和田小学校ではありませんが、学校でやっていただくとか、そういった経過観察をした後、我が市としての導入へ向けての判断をしたいと、こんな状況でございます。 ○議長(平野茂議員) 6番、鈴木明子議員。 ◆6番(鈴木明子議員) 私もこれを調べていきまして、最初大型の事業用のものを調べていたのですけれども、結構小型の家庭用で、ここの市だと補助が出ますよみたいなこともどうですかというメーカーからのあれもありましたので、試験的にやられてみて、もしよろしければ新座市でも補助を出していただいて、ご家庭に広めていただければと思います。  済みません、前後しますが、(1)、食べ切り運動の実施についてですが、これは妙高市のほうでもやられておりまして、こちらのほうの取り組み内容が、御飯など小盛りの対応ができる、苦手食材を取り除くことができる、食べ残しのお持ち帰り容器を提供できる、予約時にお客様の男女比、好みに合わせ適量の料理提供ができる、宴会の幹事さんへ宴会進行例の情報提供をする、地元の食材を使った料理の提供、その他独自の食べ残しゼロの取り組みというところで、現在55店舗が参加をしていらっしゃるそうです。
     先ほどのご答弁で、商工会のほうとも協議をしていただいて前向きに取り組んでいただけるということでしたので、かくいう私とても好き嫌いが多くて、結構あれ要らない、これ要らないとか言って残しておりますので、そういうようなことが事前にやれるようでしたら、私自身とてもうれしいと思いますので、この点取り組んでいただければと思います。  (2)、ららぽーと富士見ができてのごみなのですけれども、総体的に一番最初のお約束は守っていただいているというようなお話でした。  これから大和田二・三丁目地区土地区画整理事業等もありまして、先ほどごみの金額、価格の変動等について志木地区衛生組合のほうで今後議題に上げて話し合っていただきたいと思うのですが、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(島崎昭生) 先ほど市長答弁がございましたように志木地区衛生組合、朝霞地区一部事務組合で経営している関係から、そこで議論していただいて決定していくというのが一番いいのかと思いますが、タイミングとしては今後大規模改修等も発生いたしますので、今の段階では最近の運営状況を見ましても、特に市の負担、各市の負担金に特別大きくはね返っているとか、そういう状況があるわけではないので、こういった将来の運営状況を勘案して、今後組合で検討していきたい、提案してまいりたいと思っております。 ○議長(平野茂議員) 6番、鈴木明子議員。 ◆6番(鈴木明子議員) それでしたら、各自そのときに組合のほうでご検討いただきたいと思います。  市長は、先ほどごみが日本一少ない市を目指していかれるというようなお話もいただきましたので、今後ともごみ減量のほうに力を入れていただきたいと思います。  最後に、3、道路問題、1、新座中央通り歩道のベンチなのですが、志木駅近くのところはすきっぷたうん商店街、先ほど写真を見ていただきましたが、ベンチと一体型のものをつくっておられて、花壇のほうの手入れはそこのお店の方が、ネームプレートがついていまして、ここの方がこの花壇の手入れをしますよというふうになっておりました。すきっぷたうん商店街のところから離れて島忠とか野火止の浄水場のほうに行きますとお店等も少ないですから、そういうような形ではなくて、一番最後に見ていただいた野火止用水の復元のところの出口のところに置いてあるような、ただちょっとぽんとベンチがあるようなタイプで構わないのですが、市のほうでその辺つけていこうというようなお考えはないでしょうか。 ○議長(平野茂議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(竹之下力) 新座駅中央通りのベンチ設置のご質問でございますけれども、この新座中央通りにつきましては歩道幅員が4メートルほどございまして、植栽の部分が1メートルあります。残りの3メートルの部分を歩道と自転車道で1.5メートルずつで分けて今通行していただいているわけですけれども、もしベンチをつけるとなるとこの植栽の部分、ここの部分にしか置けないのかなというふうに考えました。  今回ご質問いただいて、そういった場所があるかなということで検討もさせていただいたのですけれども、何か所かそういったあいている場所があるのですけれども、そこに仮に設置をするとしても、なかなか大きなものではなく、置けてもこういった石のような、本当に普通タイプのものを固定しておくということなのかなというふうに考えたわけですけれども、それでも1基設置するのに約8万円ほどかかるということで、そうしますと先ほど市長答弁にもありましたけれども、いわゆる志木駅周辺整備につきましては、今南口の事業がありますので、なかなかそこまで経費をかけて整備ができるのかというのは、一体の中で考えていきたいというふうに考えておりまして、写真でお示ししていただいたようなああいう大きなものはちょっと設置できないですし、小さいものであっても8万円ほどかかるということで、ちょっと財政状況も勘案しながら、検討させていただきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(平野茂議員) 6番、鈴木明子議員。 ◆6番(鈴木明子議員) 新座市でもウォーキングを推奨していらっしゃいますし、結構今お年寄りの方が健康目的に歩いていらっしゃったりするのです。ご病気とか何かしたり、ぐあいが悪いときに、ちょっと座れるようなベンチがあるといいよねとご提案をいただきましたので、今回質問させていただきました。  本当に植栽も結構枯れているところがあったりするので、とりあえず小さいものでもいいので、もしよろしければ1個でも2個でもつけていただきたいと思います。こちらは要望させていただきます。  以上で質問を終わります。 ○議長(平野茂議員) 以上で、6番、鈴木明子議員の一般質問を終わりにいたします。 △次会日程の報告 ○議長(平野茂議員) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  明17日は休会、18日は本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(平野茂議員) 本日はこれにて散会いたします。  大変熱心にありがとうございました。    散会 午後 3時51分...