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03月18日-10号

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  1. 和光市議会 2024-03-18
    03月18日-10号


    取得元: 和光市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 6年  3月 定例会          令和6年和光市議会3月定例会               第26日令和6年3月18日本日の議事日程   開議第1 議事日程の報告第2 市政に対する一般質問第3 次会の日程報告   延会本日の出席議員     18名   1番   松永靖恵議員      2番   安保友博議員   3番   鳥飼雅司議員      4番   吉田活世議員   5番   齋藤幸子議員      6番   伊藤妙子議員   7番   渡邉竜幸議員      8番   片山義久議員   9番   小嶋智子議員     10番   萩原圭一議員  11番   赤松祐造議員     12番   待鳥美光議員  13番   菅原 満議員     14番   鎌田泰春議員  15番   岩澤侑生議員     16番   富澤啓二議員  17番   内山恵子議員     18番   吉田武司議員   欠席議員      0名職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長     松戸克彦  議事課長       工藤 宏  主任         初見光紘地方自治法第121条の規定による説明のための出席者  市長         柴崎光子    副市長        大島秀彦  教育長        石川 毅    企画部長       大野久芳  総務部長       田中康一    市民環境部長     喜古隆広  福祉部長       長坂裕一    健康部長       斎藤幸子  子どもあんしん部長  渡辺正成    都市整備部長     香取裕司  危機管理監      中川宏樹    上下水道部長     佐々木一弘  教育部長       寄口昌宏    監査委員事務局長   奥山寛幸  都市整備部審議監   加山卓司    企画部次長      丸山洋司  企画部次長      渡邉宗臣    総務部次長      櫻井 崇  市民環境部次長    高橋雄二    福祉部次長      田中克則  健康部次長      梅津俊之    子どもあんしん部次長 平川京子  都市整備部次長    高橋琢磨    都市整備部次長    入谷 学  副危機管理監     細野文裕    会計管理者      横山英子  教育委員会事務局次長 福田裕子午前9時30分 開議  出席議員   18名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番 17番  18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(富澤啓二議員) おはようございます。 出席議員数が定足数に達していますので、会議は成立しています。 ただいまから会議を開きます。           --------------------- △議事日程の報告 ○議長(富澤啓二議員) 日程第1、議事日程の報告をします。 本日の議事日程は、お手元に配付してありますとおり行います。           --------------------- △市政に対する一般質問 ○議長(富澤啓二議員) 一般質問に入ります前に、会議規則第57条第1項の規定により、時間制限を設けたいと思います。 質問は再質問を含めて10分以内とし、答弁は時間に含まず無制限とします。答弁者は努めて簡潔明瞭な答弁をお願いします。 なお、発言順位2番、17番、内山恵子議員、発言順位9番、8番、片山義久議員、発言順位10番、13番、菅原満議員、発言順位11番、14番、鎌田泰春議員、発言順位13番、15番、岩澤侑生議員より、一般質問について、通告の取下げの申出がありましたので許可しました。 日程第2、市政に対する一般質問を行います。 発言順位1番、9番、小嶋智子議員、通告書に従い、お願いします。     〔9番(小嶋智子議員)質問席〕 ◆9番(小嶋智子議員) おはようございます。9番、やさしい未来へ歩む会、小嶋智子です。 議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。 3月14日の午後には、一般質問ができる状況となりました。しかし、市長より答弁ができないため、今日の一般質問はできないとの発言があったことが議会運営委員会で報告されました。14日の午後に多くの時間が確保されておりましたが、残念ながら一般質問することはできませんでした。このようなこともございましたので、質問ができる時間が非常に短くなりました。発言順位2と4については今回の質問は諦め、次回以降にしたいと思います。申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。 発言順位1、不祥事。 (1)ハラスメントへの対応について。 ハラスメントの実態調査が1月実施予定と伺っておりました。実態調査の実施状況について伺います。 (2)「損害賠償の額の決定及び和解について」に対する附帯決議への市の対応について。 今回の対応状況について、市としてはどのように評価されていますでしょうか。 発言順位3、公共交通。 施政方針や委員会において触れられている部分もありますが、改めて質問させていただきます。 (1)自動運転サービス導入事業。 ア、1期区間の現在の状況と今後について。 1月より実施されております実装走行について、現在の状況を伺います。 イ、2期区間の現在の状況と今後について。 計画より工事が遅れております。現在の進捗状況はどのようになっているのか伺います。 (2)市内循環バス。 ア、現在の状況と今後について。 今年の1月4日の改正に当たっては、各世帯に配布された時刻表に、いつから改正され、新しい運行が開始されるのかが明記されていなかったため、市民の皆様からお問合せをいただき、御迷惑をおかけいたしました。周知方法に課題を残したと思います。改正後、約2か月半が経過しましたが、現在までの運行状況を伺います。 イ、有料化について。 改正前まで実施されておりました70歳以上の市民を対象とした無料乗車制度が廃止されました。高齢者の外出の機会を奪うことになるのではないかなどのお声をいただいております。市民の利用者の声が届いておりますでしょうか。また、有料化についてはどのような判断の下、実施されたのかを伺います。 以上1回目となります。御答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員の質問に対する答弁を願います。 田中総務部長。     〔総務部長(田中康一)登壇〕 ◎総務部長(田中康一) 発言事項1、不祥事のうち(1)ハラスメントへの対応についてお答えいたします。 職員アンケート調査の実施につきましては、職場環境・ハラスメントに関する理解度及びハラスメントの実態について、現状を把握するとともに経年変化をはかることで、今後のハラスメント防止対策に取り組むため、令和6年1月15日、月曜日から26日、金曜日までの期間で、正規職員、暫定再任用職員及び会計年度任用職員を対象に実施いたしました。 回答状況につきましては、調査対象者776名に対し594名から回答があり、回答率は76.5%でありました。今後におきましては、アンケート結果を今年度末までに職員に周知するとともに、その結果を研修等に活用し、ハラスメントの再発防止に取り組んでまいります。 ○議長(富澤啓二議員) 斎藤健康部長。     〔健康部長(斎藤幸子)登壇〕 ◎健康部長(斎藤幸子) 発言事項1、不祥事、(2)「損害賠償の額の決定及び和解について」に対する附帯決議への市の対応についてお答えします。 附帯決議の要望事項4件については、2月15日開催の全員協議会において市の対応を説明させていただいております。御質問の市の対応についての評価といたしましては、行政として考えられる範囲でできる限りの対応を取らせていただいているものと評価しており、今後、市民の皆様にも御理解いただけますよう、市民説明会等において丁寧に説明させていただきたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 加山都市整備部審議監。     〔都市整備部審議監(加山卓司)登壇〕 ◎都市整備部審議監(加山卓司) 発言事項3、公共交通について順次お答えいたします。 初めに、(1)自動運転サービス導入事業のア、1期区間の現在の状況と今後についてお答えいたします。 1期社会実装は、令和6年1月22日から3月15日までの期日で、祝日を除く月曜日、水曜日、金曜日に和光市駅北口からSGリアルティ和光までの区間を乗合運行による運賃を収受する形で1日3便運行いたしました。運行ルートについては、1期社会実証と同じで、県道和光インター線と市道528号線の接続部から新倉北地域センターまでの約800mのバス専用車線において自動運転走行を行い、その他の区間は手動で走行しています。 次に、イ、2期区間の現在の状況と今後についてお答えします。 2期区間の整備については、専用車線整備に支障となる植栽の伐採や道路附属物等の撤去工事を完了し、現在、専用車線整備工事に着手しており、6月中には完了する予定となっています。 次に、(2)市内循環バスについてお答えいたします。 初めに、ア、現在の状況と今後についてお答えします。 市内循環バスの新たな運行については、令和6年1月4日から実施していますが、現在までの運行状況としては順調に運行しています。また、市内循環バス5路線の利用状況については、令和6年1月の運行実績として、総利用者数は8,854人となっています。なお、運行見直し前である令和5年12月の総利用者数は1万2,462人、令和5年1月の総利用者数は1万662人となっております。過去の傾向からは、見直し直後しばらくは利用者数が減少する傾向があり、単純に比較はできませんが、引き続き利用状況等を把握するとともに、市内循環バスの周知や利便性向上について検討してまいります。 次に、イ、有料化についてお答えします。 70歳以上の市民の乗車料金を無料から優待運賃100円としたことに対しては、無料を継続してほしかったという意見も一部の利用者からいただいておりますが、運行見直し以前に70歳以上の多くの市民から、乗車料金を支払ってもいいから運行本数を増やすなど、もっと便利にしてほしいとの意見をいただいておりました。また、課題となっている運賃収入による収支率の低さの改善に向け、公共交通計画の運賃施策に基づき、受益者負担による事業性確保を通し、持続可能な運行のため70歳以上の市民からも一定の御負担をいただくことを公共交通会議で決定したものです。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) ありがとうございました。順次2回目以降の質問をさせていただきます。 発言順位1、不祥事、ハラスメントへの対応についてです。 調査の内容ですが、どのような設問があったのでしょうか。また、設問の内容を決めるに当たって、参考にした事例などがあるのか伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 田中総務部長。 ◎総務部長(田中康一) まず、設問の内容についてでございますけれども、設問項目は合計17問、内容といたしましては、属性についての設問が3問、職場環境についての設問が4問、ハラスメントの理解度についての設問が5問、ハラスメントの実態についての設問が4問、ハラスメントの防止対策についての質問が1件となってございます。 それから、設問内容を参考にしたものなんですけれども、厚生労働省のアンケート実施マニュアルですとか、他市のアンケート調査を参考とさせていただきました。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 調査結果を研修に活用したいというお話を先ほど伺いましたけれども、そのほかに何か活用される御予定はありますでしょうか。
    ○議長(富澤啓二議員) 田中総務部長。 ◎総務部長(田中康一) もちろん研修はそうなんですけれども、そもそもこのアンケート調査が再発防止のための取組として実施してございますので、アンケート結果をこれから集計分析させていただいて、再発防止にも役立てていきたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 今まで様々な形でハラスメントへの対応をされてきておりますけれども、新たな取組などはありますでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 田中総務部長。 ◎総務部長(田中康一) ハラスメントが実際に起こってしまったときの対応で、現在、当市ではハラスメント被害処理委員会を設置しております。この委員会の構成委員について、現在は内部職員6名で構成してございますけれども、令和6年度からは外部の弁護士を加える予定でございます。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 弁護士を加えるということですが、顧問弁護士の方になるのでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 田中総務部長。 ◎総務部長(田中康一) 今、予定しているのは顧問弁護士ではございません。また今、外部相談窓口として弁護士の先生にお願いしているんですけれども、その方とも違う、また新たな弁護士の先生をお願いする予定としております。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 第三者的な専門家に入っていただくということは、公平性それから透明性を高めることが効果として考えられます。今回実施されました調査の分析にも専門家の視点が入ると、より実効性が増すと思われますが、いかがでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 田中総務部長。 ◎総務部長(田中康一) まだ来年度にお願いする弁護士の先生は決定しておりませんので、決定いたしましたら、そのようなことも可能かどうか協議をさせていただきたいと思います。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 弁護士でなくても、ハラスメントに専門性の高い方が効果的だと思いますので御検討いただきたいと思います。 また、相談窓口が外部化されてからの利用数を伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 田中総務部長。 ◎総務部長(田中康一) 外部相談窓口を設置したのが令和4年9月からでございます。令和4年度が6件、令和5年度は1月末までの集計でございますが、4件相談がございました。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 相談したい方が利用しやすいように、また秘匿性の高い相談窓口と相談への対応を求めて次の質問に移ります。 (2)「損害賠償の額の決定及び和解について」に対する附帯決議への市の対応についてです。 附帯決議の当事者に対して和解に当たり、説明ではなく、真摯に市長として謝罪することへの対応として、被害に遭われた方が入院中のため書面での謝罪をされたことは報告をいただいております。その内容については報告されておりません。どのような内容であったのかを伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 斎藤健康部長。 ◎健康部長(斎藤幸子) 謝罪文は被害者御本人に対して個人宛の文書になりますので、議会にお示しすることは考えておりません。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 今後でも構いませんので、全部詳しい内容ということでなくても構わないと思うんですが、このような内容で謝罪をしましたというようなことが御報告いただければいいのかなと思っております。御検討いただきたいと思います。 また、附帯決議の市民に対して説明を果たす場を設け、市長同席の下、しっかりと説明責任を果たすことへの対応はまだされておりません。市は、市民の皆様に対する説明の機会を設けますとされております。また、全員協議会では4月の開催を予定しているとの御説明でした。年度内である3月中の開催が望ましいという意見もありましたが、対応の状況について伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 大野企画部長。 ◎企画部長(大野久芳) 市民説明会の3月中の対応状況ということでございますが、説明会の3月中の開催につきましては、過去に行われました市民説明会などを参考に、100人以上で駐車場がある施設におきまして、土日での開催を検討しておりましたが、3月中については施設の空きがございませんでしたので、開催には至っていないといった状況でございます。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 説明会の開催方法ですが、説明時間はどのぐらいで、質問の時間はどのぐらいを予定されておりますでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 大野企画部長。 ◎企画部長(大野久芳) 説明時間その他の内容ということでございます。こちらにつきましては、いろいろな御指摘、御意見を全員協議会とかそういった場でいただいておりますので、まだ検討中で詳細は確定しておりませんので、この場での明確な回答は控えさせていただきますが、基本的には議案第84号に関連する附帯決議に端を発していることから、当該和解案件の説明、こういったものが中心になるのではないかと考えているところでございます。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 質問の時間についてですけれども、手を挙げていたのに質問ができなかったというような事態にならないように、十分に取っていただきたいと思います。これは求めたいと思います。 また、市からはどなたが出席されますでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 大野企画部長。 ◎企画部長(大野久芳) 市側の出席者につきまして、まだ検討段階で確定をしておりませんので、なかなかこれで確定ですというような形の答弁でないことをお許しいただければというふうに思っております。市長以下、企画部、総務部、健康部の職員が基本的には出席をさせていただくということで考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 今回、市の対応の内容で、市民の皆さんに御理解、御納得いただけるとお考えなのか、この点について改めて伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 大野企画部長。 ◎企画部長(大野久芳) 従来から市民の皆様の理解を得られるように、その内容や周知方法についても十分なものとなるよう検討する旨はお答えをさせていただいているかと存じます。そのような形で対応してまいりたいと思っております。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 全員協議会の中でも、丁寧な説明をということでおっしゃっているんですが、いつも丁寧な説明ということをお話しいただくんですけれども、この市の言う丁寧な説明とは、どのような説明のことを指すのかお願いします。 ○議長(富澤啓二議員) 大野企画部長。 ◎企画部長(大野久芳) ちょっと哲学的な御質問のようで、なかなか明確にお答えはできないのですが、いろいろな問題について一つ一つ分かりやすく説明をさせていただくことに努めてまいりたいということで御理解いただければと思います。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 市民の皆さんの御理解、御納得をいただくために重要なのは、やはり説明の内容だと思います。市民の皆さんが関心を寄せていることは、松本前市長と大島副市長がどのように責任を取るのか、そして賠償金がこのまま市民の負担になってしまうのかどうかということではないでしょうか。責任を取るべき立場の人がしっかりと責任を取ること、そして市が税金を使って支出した和解の賠償金4,870万円が、このまま市民負担とならないようにし、多くの方がおおむね納得できる内容の対応が求められております。 市長に伺います。市は、市民感情に寄り添った対応が求められていることを認識する必要があります。その上で、市民の皆さんに御理解、御納得いただける内容での対応をする必要があると思いますが、この点について市長のお考えを伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 今、議員がおっしゃったとおり、市民の方が理解し納得していただけるような対応をしてまいりたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 大切なのは内容であります。市が責任を持って対応するという姿勢を感じていただけなければなりませんが、今、残念ながらそういった状況にはございません。企業であれば、このような大きな不祥事が起きたときは、その不祥事について何も知らなかったとしても、早い時期に組織のトップの方たちが謝罪をし、責任の取り方について説明をします。社会に与えた影響、そして会社や社員に与えた影響に鑑み、社会の多くの方たちがおおむね納得できる内容の責任を取っております。御納得いただくぐらいに責任を負うのはなぜか、それは社会や社員の皆さんの信頼を回復しなければ、会社を守ることができないからではないでしょうか。 一方で和光市は、正式な謝罪もなく説明もなく、誰も責任を取っておりません。このままでは市役所という組織が正常に機能せず、市民にとって大きな不利益となってしまうのではないかと大変危惧しております。また、市民の御理解、御納得を得ることもできず、信頼の回復もできないことにもつながります。このような事態にはならないようにしなければいけないと考えております。法律だとか弁護士が言ったなどではなく、社会的な責任、道義的な責任、政治的な責任を取ることが求められていることを十分に認識して対応する必要があると考えます。それを行うのが市長です。市長の責任は重大であります。市民のため、和光市のために、この責任をしっかりと果たしていただけることを強く求めます。 では、発言順位3、公共交通に移ります。 もう時間がございませんが、循環バスについて伺いたいと思います。全体の利用者の声ですが、これが届いているかどうか伺いたいと思います。 ○議長(富澤啓二議員) 加山都市整備部審議監。 ◎都市整備部審議監(加山卓司) 市民や利用者からは、乗り継ぎが必要になり不便になった、また、ルートから外れて使いにくくなったとの御意見もいただいておりますが、運行本数が逆に多くなった、また、公共交通空白地域であった地域など、新たなバス停やルートを利用できるようになり便利になったとの意見も多くいただいております。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) また、バスの待機場所について伺いたいんですけれども、和光市外環南自転車駐車場やせせらぎ公園の前にバスが止まっております。また、駅南口線路沿いスポーツクラブイタリアンレストランの間の道のコインパーキングの横などにも停車しているバスを見かけております。時には運転席に誰もいない状況だったり、車線の真ん中に停車していたり等、交通の妨げになるとともに大変危険な状況だと思いました。市が待機場所としてこういった場所を指定しているのかどうか、どうしてこのような状況になったのか、重ねて今後の対応について3点伺いたいと思います。 ○議長(富澤啓二議員) 加山都市整備部審議監。 ◎都市整備部審議監(加山卓司) 現状、便と便の間が30分程度しか離れていない場合は、駅付近から離れると、次の便に間に合わないおそれがあるため、駅付近で待機しているという状況が発生していることは伺っております。特にどこに停車してくださいというのは市のほうから特に指示しておりません。ただ、今後、やはり路上駐車の状態になっているときがあると伺っておりますので、現在、是正に向けて駅付近の待機場所の確保とかについて協議をしているところですので、是正に向けて早急に取り組んでまいります。 ○議長(富澤啓二議員) 9番、小嶋智子議員。 ◆9番(小嶋智子議員) 御答弁ありがとうございました。 このほかの質問は、また次回以降にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(富澤啓二議員) 以上で、9番、小嶋智子議員の質問は終了しました。 次に進みます。 発言順位3番、11番、赤松祐造議員、通告書に従い、お願いします。     〔11番(赤松祐造議員)質問席〕 ◆11番(赤松祐造議員) 和光・まちづくり市民の会、11番、赤松祐造。 発言順位1、土地区画整理事業。 駅北口長期未着手・中央土地区画整理事業について。 民間開発などと連携した新たなまちづくり手法の取組と遅れている地域住民説明会と意見交換会の開催について。 この土地区画整理事業を住民に説明するための事前調査に1,300万円の経費をかけ、既に終了しております。遅れている間にワンルームマンションやアパートがさらに建設され、早く施策を打ち出す必要があります。説明会、意見交換会はいつ行うのか。この新倉地区と下新倉地区は問題が違うので、地区住民に分けて開催したほうがよいと思うが、部長にお聞きします。 発言順位2、交通困難者不便対策。 交通困難者向け福祉的介護アプリタクシーについて。 高齢者は、体が不自由になるとバス停まで歩きにくく、循環バスに乗るのが難しくなり、1人では乗れません。そこで、介護が必要な移動困難者向けの福祉的なアプリタクシーを考えていただきたい。現行の運賃の高い介護自動車やタクシー券の配付だけでなく、今後取り組んでいく必要があります。他市において介護アプリで呼べるタクシーを走らせ始めた自治体があります。当市も取り組んでいただきたいと思いますが、取組を伺います。 発言順位4番、高齢者福祉・和光市長寿あんしんプラン。 超高齢化社会に向け、遅れている特別養護老人ホーム拡充について、第9期のサービス基盤整備方針の開設時期の令和8年度以降では遅いです。令和8年までに建設し、開設するように取り組んでいただきたい。多くの方が遠い他市の施設で、家族は不便な生活を強いられています。また、和光市長寿あんしんプランに対するパブリックコメントでは、どのような意見があったのか、それを加味した市の取組をお聞きします。 発言順位5番、障害者福祉計画。 (1)精神障害者グループホームの基盤整備が必要について。 調査では、家族との同居が70%と多く、今後の親の高齢化8050問題と、親亡き後を考えると現行の1施設20人収容では逼迫します。また、和光市は、女性の施設がありません。それを加味したグループホームの整備に力を入れていただきたい。障害者福祉計画案に対するパブリックコメントではどのような意見があったのか、それを加味した取組を伺います。 また、厚生労働省が2月6日に、障害者福祉サービス報酬改定やグループホームでは外部の目と第三者会議の開催を義務化し、施設入所支援等の運営基準、各種サービス基準や報酬が改定されました。これらを和光市障害者福祉計画に配慮しなければならないが、市の考えを伺います。 発言順位7、学校教育・公的環境の整備。 ゆとり教育について。 子供の遊びなどの自由時間が足りないのではないかと思っています。小学生の下校時、多くの生徒から今何時ですかと聞かれます。自由に遊ぶと、創造性、子供間のコミュニティー、人格形成も高まります。学校から帰り、それから公園に出ても4時半には早く家に帰りましょうの放送が流れるので、外遊び時間が少ないです。もっと自由に遊べるように与える必要があるのではないでしょうか。また、下校時間を早くする工夫、掃除時間があるので減らす、掃除ロボットを使う工夫をしている自治体もあります。子供の遊べる自由時間を増やし、ゆとりが必要と思うが、教育長の考えをお聞きします。 また、6時間授業の帰宅は4時頃で、遅いと4時半頃になっています。4時に帰ってから外や公園で遊べるのは30分ぐらい、4時半の下校中に帰宅放送を聞くことがあるそうです。このときは外遊びができないことになります。このような状態なので、教育委員会のみんなで考えていただきたいと思い、取組をお聞きします。 小中学校等の和式トイレを洋式トイレに改善することについて。 12年前の議会で改善していただいて、今は全小学校に洋式トイレ、その後、市役所も洋式トイレに改善されております。しかし、当時はまだ和式トイレになじんでいた方がいるとのことで、全部洋式にせず、和式を残しました。その当時はそれでよかったのですが、あれから12年もたつと、今はほとんどの家庭やコンビニで洋式トイレ、温水洗浄機付きのトイレです。現在は、ある学校の旧和式トイレは、生徒が不慣れで嫌われているようです。これでは困る。先日、大和中のトイレを見ると、男子トイレの大のほうが半分和式でした。これは困るだろうと思います。小学1年生の入学前に、お母さんたちは、子供が使ったことがないので教えるのに困っていると思います。学校は、これからのものは家と同じ温水洗浄機付きの洋式トイレにすることだと思います。学校は災害時の避難所、和式トイレは高齢者、障害者も不便です。そのことを考えて取り組んでいただきたい。 また、学校の運動場の外トイレも改善する必要があります。このトイレは、生徒だけでなく市民も使います。また、運動場トイレの清掃は教師がするのは大変なので、私は市の公園トイレ管理と共同ですることを提案し、これらの取組を伺います。 発言順位8番、DX化推進。 高齢者へのDX教育、スマホ教室の推進状況を問います。 さきの議会で推進を要望し、そして前向きな答弁をいただいております。現在の進捗状況を伺います。また、今後、どのような取組を行うのか伺います。 1回目の質問は以上です。 ○議長(富澤啓二議員) 11番、赤松祐造議員の質問に対する答弁を願います。 香取都市整備部長。     〔都市整備部長(香取裕司)登壇〕 ◎都市整備部長(香取裕司) 発言事項1、土地区画整理事業、駅北口長期未着手・中央土地区画整理事業についてお答えいたします。 駅北口周辺区域については、昭和45年に約142haを中央土地区画整理事業施行区域として都市計画決定をし、順次事業を実施しておりますが、現在、全体の約7割の約105haが事業に未着手となっております。この区域は土地利用が進み、全域での区画整理事業の事業化は極めて困難な状況となっています。このような状況の中、土地区画整理事業にこだわらず、都市計画道路の整備や良好な民間開発の誘導、地域の主要道路の幅員確保なども組み合わせたまちづくりへの見直しが必要と考えております。 今年度は、和光北インター東部地区土地区画整理事業が令和5年10月6日に、駅北口再開発事業が令和6年3月28日に都市計画決定されるなど、和光市への注目度はますます向上してまいります。駅北口周辺地区においても、市の考え方についてまずは自治会役員を対象に令和6年3月19日と3月23日に事前説明会を開催し、その後、住民説明会を開催してまいります。これらの説明会での意見などを参考に、和光市の地域特性を生かしたまちづくりの仕組みについて検討を進めてまいります。 また、住民説明会については、対象となる区域が広く権利者数が多い状況になっておりますので、御提案いただきました開催方法についても参考にしながら、区分方法について検討してまいります。 ○議長(富澤啓二議員) 加山都市整備部審議監。     〔都市整備部審議監(加山卓司)登壇〕 ◎都市整備部審議監(加山卓司) 発言事項2、交通困難者不便対策のうち、交通困難者向け福祉的介護アプリタクシーについてお答えいたします。 議員御提案の介助が必要な移動困難者向け福祉的な介助アプリタクシーへの取組については、公共交通施策と福祉施策との間で移動に困っている方のための取組であると思われますので、現在、福祉部局と行っている協議において施策の選択肢の一つとして参考にさせていただきます。 ○議長(富澤啓二議員) 斎藤健康部長。     〔健康部長(斎藤幸子)登壇〕 ◎健康部長(斎藤幸子) 発言事項4、高齢者福祉・和光市長寿あんしんプランについてお答えします。 特別養護老人ホームの整備については、第9期長寿あんしんプランにのっとり、定員80名の広域型の施設として令和6年度に公募を実施し、令和8年度の開所を目指して進めてまいります。開所に至るまでの最短でのスケジュールは、令和6年度に事業者を選定した後、県補助金等を活用する場合、整備年度の前年度に事前協議を行うことが必要となります。令和7年度に整備を開始した場合、施設の形状にもよりますが、完了検査等を経て入居できる状況になるまでには1年程度を要するものと思われますので、開所年度は早くて令和8年度になるものと想定しております。 また、長寿あんしんプランに対するパブリックコメントでは、有効な御意見として13件提出いただき、意見の内容としては若年性認知症、高次脳機能障害に関する記載を求める意見、地域包括支援センターの設置や圏域に関する意見、交通弱者支援に関する意見、高齢者版ファミリー・サポート事業に関する意見、特別養護老人ホームの早期設置に関する意見・要望がございました。御意見に基づいた長寿あんしんプラン(案)の変更は行っておりませんが、それぞれの事業を実施していく上での参考とさせていただきたいと考えております。 次に、発言事項8、DX化推進のうち、(3)高齢者へのDX教育、スマホ教室の進捗状況について、高齢福祉部門での取組状況をお答えいたします。 高齢福祉部門でのスマホやタブレットに関する講座は、高齢者の社会参加を促し、介護予防につなげることを目的として実施しております。介護予防拠点まちかど生き活きプラザでは、一般介護予防事業としてタブレット講座を開催し、令和5年4月から本年1月までの間に中央公民館での出張講座と合わせて計46回開催し、延べ253名の方に御参加いただいております。 また、新倉高齢者福祉センター歩楽里では3月にスマホ教室を開催予定で、高齢者福祉センターゆうゆうではスマホ教室は開催しておりませんが、ちょいサポの名称で個人の習熟度に合わせたスマホに関する相談に応じており、相談件数は1月末時点で115件となっております。 ○議長(富澤啓二議員) 長坂福祉部長。     〔福祉部長(長坂裕一)登壇〕 ◎福祉部長(長坂裕一) 発言事項5、障害者福祉計画、(1)精神障害者グループホームの基盤整備についてお答えいたします。 第七次和光市障害者計画・第7期和光市障害福祉計画では、利用人数の増加率や利用ニーズを考慮して、質の高いサービスを提供できる事業者による女性の利用も含めた精神障害者グループホームの基盤整備を検討してまいります。パブリックコメントの主な内容といたしましては、市内に短期入所などの施設整備を求めるものや、児童発達支援センターと医療クリニックとの連携を求めるものなどとなっております。令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の趣旨を踏まえ、市といたしましては、指定権者として運営基準どおりに実施されているか等を確認するとともに必要な助言を行い、グループホームの質の確保に努めてまいります。 ○議長(富澤啓二議員) 石川教育長。     〔教育長(石川 毅)登壇〕 ◎教育長(石川毅) 発言事項7、学校教育・公的環境の整備、ゆとり教育、子供の遊びなどの自由時間が足りないのではないかについてお答えします。 議員御指摘の自由時間は、子供たちの下校後から防災行政無線の夕方の放送時刻までの時間のことかと存じます。子供たちの下校時刻は曜日によって異なりますが、各学校の教育課程に基づき1年を通じてほぼ同じ時間帯となります。一方、防災行政無線の夕方の放送は、子供たちの安全面に配慮し、日没の時刻に合わせて時刻を設定しています。この間は、各御家庭の実情や発達段階に応じて子供たちは過ごしているものと認識しております。 今後、子供たちが1日ゆとりを持って生活していけるよう、教育課程の編成等、工夫をしてまいります。 ○議長(富澤啓二議員) 寄口教育部長。     〔教育部長(寄口昌宏)登壇〕 ◎教育部長(寄口昌宏) それでは、赤松議員の御質問について順次お答えいたします。 まず、発言事項7、学校教育・公的環境の整備のうち、(2)小中学校等の和式トイレを洋式トイレに改善についてですが、小・中学校のトイレ改修については、平成13年度に新倉小学校、大和中学校、第二中学校を皮切りに順次改修をしてきており、昨年度には広沢小学校のトイレ改修を行い、各校のトイレ改修は完了した状況となっております。 議員御指摘のとおり、平成26年度の北原小学校トイレ改修工事までは、和式便器を残す方針で改修してまいりました。その後、平成28年度の第三中学校トイレ改修工事からは、全て洋式化する方針で工事を進めてきております。令和になり、日常で和式トイレを使う機会が少なくなってきている状況の中、時代の変化に合わせてトイレの洋式化は必須であると認識しておりますので、順次改善を進め、温水洗浄機設置についても検討してまいります。 次に、発言事項8、DX化推進のうち、(3)高齢者へのDX教育、スマホ教室の推進状況を問うについてお答えします。 公民館でのスマホ教室は、令和4年度から中央公民館、坂下公民館、南公民館でそれぞれ開催しています。令和5年度からは、公民館3館に加え図書館でも開催いたしました。スマホ教室の開催状況は、令和4年度、中央公民館が2回で12人、坂下公民館が2回7人、南公民館が2回12人、合計6回31人でした。令和5年度につきましては、中央公民館が6回41人、坂下公民館が6回41人、南公民館が6回50人、図書館が3回24人、合計21回156人になっております。 令和6年度以降も、地域住民のデジタルディバイド解消に向けた講座の充実を図ってまいります。 運動場トイレの改善についてのところで、一部答弁が漏れておりましたので、追加でお答え申し上げます。 まず、運動場のトイレの改善については、まずは児童・生徒の利用頻度の高い校舎のトイレを優先して進めてまいりたいと考えております。 屋外運動場のトイレ管理につきましては、ただいま議員から合理的な御提案をいただきましたとおり、公園トイレ管理との共同を、費用対効果も含めて維持管理の手法を検討していきたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 11番、赤松祐造議員。 ◆11番(赤松祐造議員) 1回目の前向きな、決意を込めた大きな答弁、ありがとうございます。 それでは、2回目の質問です。 駅北口長期未着手、これは非常に重要な問題です。私は、これをやるために議員になったんです。それで非常に難しい問題なので、大島副市長に、今後これを進めるならどうしていくか、その重要なポイントをお示し願いたいと思います。 ○議長(富澤啓二議員) 大島副市長。 ◎副市長(大島秀彦) それでは、赤松議員の質問に答えさせていただきたいと思いますが、前提として、私もこの3月で職を退く身でございますので、全てについて責任を持ったお答えができるか分かりませんが、これまで担当者のほうに指示してきた内容については伝わっていると思いますので、その点について御説明をさせていただきたいと存じます。 先ほど香取部長のほうから答弁がございましたように、既成市街地で区画整理事業を100haを超える広範囲でやるということは、非常に権利者の数が多い、補償物件も非常に多いということで、時間と非常に多くの費用がかかります。これは試算ですが、もしその100haの既成市街地の区画整理事業を実施した場合は、100年たっても終わらない。多分ここにいる人は誰も存在していなくても、粛々と事業を進めるような形になると思います。非常に非効率な形になると思います。 そこで、この長期未整備の土地区画整理エリアのまちづくりを効率的に進めるには、いっぱいあるのですが、大きく分けて3つポイントがございます。 まず1つ目が、我々の考え方というのは、予定調和説に基づいて、計画主義を取っております。この計画主義から脱却するということ。それがまず1点目です。 それを具体的に申し上げますと、区画整理ですと、区画街路ですとかいろいろな道路を直線で、格子状の目で良好な市街地をつくるということになります。そういうものが求められている時代はいいのですが、このまちづくりというのは、10年、20年という期間がかかります。その中でやるためには、そういう直線的な格子道路にこだわらず、現状ある道路の形状の中で、どうすれば車がすれ違えて、円滑に通れるのか、そういう優先的な考え方を持ってまちづくりを進めていくということが重要かと思います。 2点目が、民間活力の活用といいますか、融合ですね。先ほど言いましたように、非常に補償物件があって、大きなお金がかかる。そういう中で、やはり行政の予算だけではとても無理です。そのためには民間開発を誘発すると。そのためにどういうことをやるかというと、都市計画の手法を使って、規制であったり、また一方で規制を緩和することによって、開発者にその一部の道路の負担をしていただいたり、公園整備の負担をしていただいて、それによって事業を成り立たせるというような考え方が重要かなと思っております。 続いて、3点目です。これが非常に重要なことです。100年はかかるかどうか分かりませんけれども、長期未整備、今言ったような理念の下、まちづくりを進めたとしても、非常に長い時間がかかります。それをやり切るという機関としての和光市の意志です。このようなやり方をするのは全国で初だと思いますので、いろいろな困難が出てくるかと思います。そういう中で、どうしてもこれをやり抜くんだという。私は退きますので、後は、まちづくりの中心は香取都市整備部長にやっていただくような形になりますが、香取君も県からの派遣ですので、これを代々受け継いでいく。まさに和光市、議会も含めて機関としてこれをやり抜くんだという意志が大変重要だと思っております。 昭和45年に都市計画決定をして、市民の皆様に大変御不便をおかけしている区画整理事業のエリアのまちづくりを進めるには、この3つがそろって初めてできるものと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(富澤啓二議員) 11番、赤松祐造議員。 ◆11番(赤松祐造議員) 御教示ありがとうございます。議員として、覚悟して当たりたいと思います。 次に、発言順位4、特別養護老人ホームの拡充について。 これは柴崎市長にお伺いします。 特養ホーム開設について、担当部門は元保健福祉部長の裁判問題にも取り組んでおり、令和2年10月より長期にわたり、大変苦労している部門です。その中で、特養ホーム開設は大変難儀な取組と私は察します。しかし、この取組は重要です。この遅れを取り戻し、令和8年までに必ず完成するように万難を排して建設に取り組んでいただきたいと思います。 一案ですが、担当部門だけではなく、特別に建設プロジェクトチーム等の編制を考えることを提案いたしますが、いかがでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 第9期の長寿あんしんプランでは、特別養護老人ホームの定員をこれまでの29名から80名に変更しておりますが、これは待機者や今後の利用者増への対応を図るとともに、事業の採算性を高めることで事業者が参画しやすい環境を整備するために行ったものです。市としましては、令和8年度内の開所に向けて、さらなる環境整備に取り組んでまいりたいと考えております。 御提案いただきましたプロジェクトチームの編制につきましては、事業の進捗により複数の部局での対応が必要となった場合に、検討してまいりたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 11番、赤松祐造議員。 ◆11番(赤松祐造議員) ぜひお願いしたいと思います。 次に、学校のトイレの改善が進めば、次は市役所等の公共施設のトイレも全洋式化に取り組んでいただきたいと思います。 先日、川口市民会館リリアに行く機会がありましたが、トイレは全て温水洗浄器つきでした。当市の新健康増進センターも全て温水洗浄器つきで、快適だそうです。 サンアゼリアホールはまだ旧和式があり、これは温水洗浄器つきに改善できないでしょうか。 また、男子用は、ボタン式より自動洗浄のほうが衛生的です。これらの改善、また、施政方針に記された外環上部丸山台広場のトイレ設置には感謝いたします。この長期遊休地での活用を考えるトライアル・サウンディングのイベントを実験したが、トイレがなくてとても不便でした。 トイレがあればイベントに取り組め、また災害時の一時避難場所にも活用できますので、できましたら四、五百人が集まるのに対応した様々な人が利用できるトイレ設置を希望いたしますが、これらの取組を伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 大野企画部長。 ◎企画部長(大野久芳) 公共施設のトイレの全洋式化につきましては、施設用途ごとのトイレ整備の方向性を検討した上で、更新の際に洋式化を進めてまいります。 また、男子小便器の洗浄方式につきましても、利用頻度と費用対効果、これらを考慮の上、整備を検討してまいります。 また、外環上部のトイレにつきましても、御質問をいただきました。 今後、トライアル・サウンディング等の手法を活用しにぎわいを創出していくためにも必要なものと考えておりますので、しっかりと対応してまいりたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 11番、赤松祐造議員。 ◆11番(赤松祐造議員) 答弁ありがとうございます。保育園児があの広場でもう少し長くいられるようになると思います。 次は市長に、高齢者のスマホ教室についてお聞きします。 小学生には本当に億単位の教育費をかけていますが、高齢者は長く社会に貢献しておりますが、何か高齢者に不平等感を感じます。もっと高齢者に力を入れていただきたい。このスマホ教育が進めば、高齢者がスマホを便利に使え、いろいろな意味でまちづくりに参加できます。そこで、ここ三、四年が勝負だと思います。スマホ教室に力を入れ、多くの人が学べるようにしていただきたいが、再度、市長に取組を伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 高齢者のスマホ教室だけではなくて、それも一部なんですが、そういったDX化を進めていくような要となるデジタルツールを、高齢者の方をはじめとして市民の全体で使えるように、生涯学習としての講座の実施等を含めた環境づくりに努めていきたいと思います。 ○議長(富澤啓二議員) 11番、赤松祐造議員。 ◆11番(赤松祐造議員) この夏、海外に行ってきましたけれども、本当にヨーロッパでは年寄りがもうどんどん使っていますから、遅れないようにお願いします。 最後に、執行部にお願いします。 議会混乱が起き、議員の大切な発言時間が削減され、質問が半減し、誠に遺憾なことです。私の当初の発言事項、交通困難者不便対策、緑地保全対策、児童発達支援、療育診断指導、和光市国民健康保険ヘルスプランの改善、DX化推進政策の改善等は質問できませんでしたが、和光市のまちづくりの機会損失にならぬように、執行部に取り組んでいただきたいと思います。これは議員としての強い要望です。 ○議長(富澤啓二議員) 以上で、11番、赤松祐造議員の質問は終了しました。 次に進みます。 発言順位4番、5番、齋藤幸子議員、通告書に従い、お願いします。     〔5番(齋藤幸子議員)質問席〕 ◆5番(齋藤幸子議員) 5番、公明党、齋藤幸子です。 議長のお許しをいただきましたので、通告に従って一般質問させていただきます。 今回は時間の関係上、発言順位1、防災備品は取り下げさせていただきました。 発言順位2、市民サービス。 「お悔やみ窓口」の設置を。 不幸にも身近な方を亡くされたとき御遺族は、その悲しみの中で死亡や相続に関する手続をすることは大変な作業です。このような手続は慣れていないため、記入漏れや必要書類の不備によって、手続を何度も、そして庁舎にも何度と足を運ぶ場合もあります。 そこで、故人や遺族の状況によって手続の違いはあると思いますが、一般的に必要となる手続に対して、どのように対応されているかをお伺いいたします。 発言順位3、地域公共交通。 (1)は取り下げさせていただきました。 (2)バスロケーションシステムの導入について。 バスロケーションシステムとは、無線通信やバスに搭載されたGPSなどを利用して、バスの位置情報を収集することにより、バスが今どこを走っているのか、あと何分で到着するのか、バス接近案内などの情報をバス停表示板や携帯電話、スマホ、パソコンに提供するシステムです。これによって、バスの位置情報から利用者は待ち時間の大体の目安が分かり、時間を有効に利用することができます。道路渋滞や雨、悪天候などにより時刻どおりのバスの運行が困難となり、なかなかバスが来ないことに対する乗客の不満事項の一つが、このバスロケーションシステムを導入することでバスの運行や遅延の状況を手元のスマホアプリで確認するので、バスがどこを走っているのかが分かり、いつ来るのかが分からないという不安が解消できるのではないでしょうか。 和光市におきまして、市内循環バスの利便性向上としてこのバスロケーションシステムを導入してはいかがでしょうか。お伺いいたします。 発言順位4、帯状疱疹ワクチン。 (1)、(2)は関連する内容なので、一括で質問させていただきます。 施政方針でも市長は、帯状疱疹ワクチン接種助成に取り組んでいくとお話をいただきました。また公明党は、2022年12月、市長に帯状疱疹ワクチン助成金の要望書を提出しておりましたので、市民の皆様は待ちに待った喜びだと思います。 昨年6月の一般質問でも、帯状疱疹ワクチン助成の呼びかけをさせていただきました。改めて、この病気にワクチンが必要となることを伝えさせていただきます。 帯状疱疹とは、背中や胸にピリピリ、チリチリといった痛みやかゆみが起こる病です。その多くは、数日後、上半身左右どちらかに発疹が帯のようになって現れます。50歳を超えると発症率は高まり、80歳までに3人に1人がかかると言われております。発症率は、女性のほうが男性より若干多く、近年は20歳以下の若い人の発症も増えております。原因は、子供の頃になる水ぼうそうの原因である帯状疱疹のウイルスによって引き起こされると言われております。ウイルスは血液に乗って全身を回り、水痘として発疹や熱などを発症させ、免疫力が低下するとウイルスは再び活性化し、帯状疱疹を発症します。 そこで、帯状疱疹ワクチンの効果、接種の推進を伺います。 (3)ワクチン接種の助成について。 帯状疱疹ワクチンの任意予防接種の補助事業について、助成内容をお伺いいたします。 1回目の質問は以上です。御答弁よろしくお願いいたします。           --------------------- △休憩の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 暫時休憩します。午前10時34分 休憩午前10時44分 開議  出席議員   18名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番 17番  18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。           --------------------- △市政に対する一般質問(続き) ○議長(富澤啓二議員) 喜古市民環境部長。     〔市民環境部長(喜古隆広)登壇〕 ◎市民環境部長(喜古隆広) 発言事項2、市民サービス、「お悔やみ窓口」の設置をについてお答えいたします。 御遺族の方が亡くなられた際の一般的な手続として、まず、死亡届の届出をしていただきます。こちらは、所定の用紙に御記入の上、亡くなられた方の本籍地、死亡地または届出人の所在地、いずれかの市区町村の戸籍窓口に届け出ていただき、火葬・埋葬を行うための許可証を発行いたします。その後、各行政機関で行う手続と民間で行う手続に分かれ、亡くなられた方の年齢や生活形態、その方の世帯の状況などに応じて、手続が多岐にわたることが想定されます。 行政機関のうち市区町村で行う主な手続では、マイナンバーカードや印鑑登録証の返還、国民健康保険など各保険の喪失等の手続のほか、納税者の変更などがあります。 また、市区町村以外の行政機関では、年金事務所での手続や法務局での不動産登記の変更、税務署での相続税申告などが想定されます。 一方、民間においての手続では、金融機関の口座関係、生命保険の保険金の受け取り、電気、ガス事業者等への契約変更、遺産分割協議書の作成等が想定され、こうした各種手続の添付資料として、亡くなられた方の助成金の謄抄本や住民票の写しの除票を取得する必要がございます。 議員御指摘のとおり、御遺族が大切な方を亡くされ、精神的にも負担が多い中で不慣れな手続を行うことに配慮し、必要に応じた的確なサポートを行い、負担を最小限にして差し上げることが重要だと考えております。 当市では、こうした亡くなられた方に関する手続をまとめた「家族が亡くなったときの手続き」という冊子を作成しており、御遺族の方にお渡しして、御案内しているところでございます。 ○議長(富澤啓二議員) 加山都市整備部審議監。     〔都市整備部審議監(加山卓司)登壇〕 ◎都市整備部審議監(加山卓司) 発言事項3、地域公共交通、バスロケーションシステムの導入についてお答えいたします。 議員御提案のバスロケーションシステムの導入については、和光市地域公共交通計画の施策に位置づけており、利用者の利便性の向上や運行状況の問合せ対応業務の効率化が図れるなど、大変有効であると認識しております。 引き続きバスロケーションシステムの導入に向けて、検討を進めてまいります。 ○議長(富澤啓二議員) 斎藤健康部長。     〔健康部長(斎藤幸子)登壇〕
    ◎健康部長(斎藤幸子) 発言事項4、帯状疱疹ワクチンについて、順次お答えします。 初めに、ワクチンの効果について、現在薬事承認がされているワクチンは、乾燥弱毒性水痘ワクチン、生ワクチンと乾燥組換え帯状疱疹ワクチン、不活化ワクチンの2種類があります。 50歳から59歳の方の発症予防効果と効果の持続期間は、生ワクチンは69.8%で5年程度、不活化ワクチンは96.6%で9年以上とされています。 帯状疱疹ワクチン任意予防接種の補助事業の開始については、広報わこう、市ホームページ、各種SNSを利用して周知する予定です。また、医療機関にポスターの掲示も依頼してまいります。 帯状疱疹ワクチンが任意接種であること、補助対象が50歳以上の方であり、現時点で期限のある制度ではないことから、医療機関等でよく相談した上で接種していただきたいと考えておりますので、個別通知ではなく、さきに答弁した方法での周知をまずは行ってまいります。 次に、ワクチン接種の助成についてですが、帯状疱疹ワクチン任意予防接種の補助事業では、補助対象者を50歳以上の市民として、接種1回につき4,000円の費用補助をすることを予定しています。補助方法については、受領委任払いと償還払いのいずれも選択できるような制度とする方向で検討し、令和6年4月から補助事業が開始できるよう準備を進めています。 ○議長(富澤啓二議員) 5番、齋藤幸子議員。 ◆5番(齋藤幸子議員) 御答弁ありがとうございました。 順次、「お悔やみ窓口」設置から再質問させていただきます。 御答弁にありました「家族が亡くなったときの手続き」の冊子について、どの場所でどのように活用されているか伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 喜古市民環境部長。 ◎市民環境部長(喜古隆広) 先ほど御紹介させていただいた「家族が亡くなったときの手続き」、こういった冊子になります。こちらにつきましては、死亡の戸籍届出の際に届出人、もしくは代理人を通じて御遺族の方にお渡し、手続の際の一助となるように御案内しているところでございます。 また、戸籍住民課の窓口や市民相談の窓口等で死亡後の手続に関する問合せがあった際にも、円滑に手続を行うための資料として活用させていただいているところでございます。 ○議長(富澤啓二議員) 5番、齋藤幸子議員。 ◆5番(齋藤幸子議員) ありがとうございます。 そこで、「お悔やみ窓口」コーナーについて、簡単にお伝えさせていただきます。 ここは事前に予約制として亡くなられた方の住所・氏名が分かれば、手続に必要となる書類を事前に用意することが可能で、手続ごとに窓口に移動する必要がなく、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療制度などの手続をワンストップで完了することができる窓口となります。今では多くの自治体の取組が公明新聞にも紹介されておりました。 先日、西東京市田無庁舎に訪問し、お悔やみ窓口設置コーナーを視察しました。経費を投じて専用のシステムを導入する形ではなく、家族に必要な手続を全庁的に洗い出し、集約上でエクセルという既存のソフトウェアのみを用いてお悔やみ窓口を実現するという画期的な取組でした。予算の限られている本市としても参考にすべきと考える事例でありました。 お悔やみ窓口の実現は、新規事業の導入と捉えるのではなく、あくまでも業務改善という観点から進めていくべき取組であります。お悔やみ窓口設置をどのように考えているかお伺いいたします。 ○議長(富澤啓二議員) 大野企画部長。 ◎企画部長(大野久芳) 議員からの御提案につきましては、さきの議会においても答弁をさせていただいておりますが、この窓口の設置に当たり、事務を実施する人員の確保であるとか、関連する多くの手続の全てに精通した職員の育成などの人的なコストが新たに発生するといった課題もございます。 今後も費用対効果などを念頭に置きながら、引き続きお悔やみ窓口の設置を含む窓口サービス改善につきまして、調査研究を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 5番、齋藤幸子議員。 ◆5番(齋藤幸子議員) 最後に要望をさせていただきたいと思います。 私のもとに市民の方からも、ワンストップで完了できるお悔やみ窓口を早い段階でと期待されておりますので、前向きな改善をぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、地域公共交通も要望させていただきます。 今では、幼稚園バス、路線バス、朝霞市ではわくわく号もバスシステムの導入をされております。今年1月から和光市も5ルートの市内循環バスが運行されております。運行管理の効率化、利用者のサービスの向上に向けて、1日も早い段階でバスロケーションシステムの導入を強く願います。 続きまして、帯状疱疹ワクチンについて再質問を行います。 周知方法については分かりました。 帯状疱疹ワクチンの接種推進について、市の方策を伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 斎藤健康部長。 ◎健康部長(斎藤幸子) さきに答弁させていただいた周知をしっかりと行っていくことに加え、利用者の負担軽減を図るために、あらかじめ補助額を差し引いた額を接種医療機関に支払う受領委任払いを制度化します。受領委任払いについては、朝霞地区4市と多くの医療機関で実施できるように、現在朝霞地区医師会と調整をしております。 ○議長(富澤啓二議員) 5番、齋藤幸子議員。 ◆5番(齋藤幸子議員) ありがとうございます。 それでは、朝霞地区4市以外、特に東京都内で接種した場合の補助方法について伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 斎藤健康部長。 ◎健康部長(斎藤幸子) 受領委任払いを実施していない医療機関で接種した場合には、一旦接種費用の全額を負担することになりますが、その後、市に補助申請をすることで償還払いによる費用補助ができるように検討しています。まずは、朝霞地区4市の医療機関に受領委任払いへの協力を募っていきますが、制度開始後の接種ニーズなどを踏まえ、実施医療機関を拡大できないか検討してまいります。 ○議長(富澤啓二議員) 5番、齋藤幸子議員。 ◆5番(齋藤幸子議員) ありがとうございます。 最後は要望で終わります。 今、物価高騰している状況の中、50歳以上の方が1人でも多くワクチンが受けられるよう、和光市独自の助成も検討していただけることを強く願って、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(富澤啓二議員) 以上で、5番、齋藤幸子議員の質問は終了しました。 次に進みます。 発言順位5番、12番、待鳥美光議員、通告書に従い、お願いします。     〔12番(待鳥美光議員)質問席〕 ◆12番(待鳥美光議員) 12番、新しい風・希望の待鳥美光です。 今回、3月定例会の議事日程が大幅に遅れ、市民の皆様には御心配をおかけし、また、職員の皆様には、大変お手数をおかけいたしました。議会の一員として、また会派としておわび申し上げます。 今回通告したうち、順位1の(3)と順位2、順位5についてのみ質問させていただき、今回できなかった項目は、次回以降に質問させていただきます。準備していただいた方々には、大変申し訳ありませんでした。 それでは、順位1、子ども福祉については、(3)のみ質問させていただきます。 医療的ケア児支援施策推進庁内検討委員会及び令和6年度設置予定の医療的ケア児等支援協議会について。 12月定例会での前任者への御答弁で、医療的ケア児支援施策推進庁内検討委員会については、第1回会議を11月7日に開催し、また第2回は12月18日に開催とのことでした。ペースとしては毎月開催ということなのか、また、この検討委員会と来年度設置予定の医療的ケア児等支援協議会がどのように関連しながら進んでいくのか、設置予定の協議会は具体的にいつ頃スタートするのか、またその頻度、委員構成を伺います。 次に、庁内検討委員会第1回では、医療的ケア児に対する支援の取組の現状と課題の洗い出しをされたと前任者への答弁がありましたが、具体的にどのような課題が上がったのか伺います。 また、今後の支援の方向性について意識の統一化を図ったということでしたが、どのように意識を統一したのか具体的に伺います。 また、これまで一般質問で取り上げてきたレスパイト事業と人工呼吸器のバッテリー等の補助について、進捗状況を伺います。 順位2、障害児支援。 1、第六次和光市障害者計画・第6期和光市障害福祉計画における障害児支援の評価について。 障害児支援の各施策について、今年度までの達成度、現状の課題等について伺います。 2、今後の取組について。 2月19日まで来年度から3年間の第七次和光市障害者計画・第7期和光市障害福祉計画のパブリックコメントが募集されていましたが、どのような意見が出たのか、意見に対する対応を含め、今後の障害児支援の取組を伺います。 また、重症心身障害児・医療的ケア児に対応する児童発達支援事業所、放課後等デイサービス事業所の今後の確保見込み、居宅訪問型児童発達支援の来年度以降の基盤整備についての見込みを伺います。 次に、国は児童発達支援センターを中核とした重層的な地域支援体制の構築を目指すとしていますが、当市は既に設置している児童発達支援センターを中核的な施設として位置づけ、令和6年度からは報酬改定も行われるかと思います。 まず、中核的機能とはどのような機能を指すのか伺います。また、当市の中核的施設と位置づけられた児童発達支援センターの現状として、中核的機能を十分果たせているのか、幅広い高度な専門性に基づく発達支援、家族支援の機能についても果たせているという認識なのか伺います。 順位5、災害対策。 災害時の口腔ケアについて。 能登半島地震では、災害発生から約1か月後の数字で、亡くなられた240人の方のうち、15人ほどが災害関連死に認定されています。災害関連死は、927人が災害関連死と認定された阪神大震災を機に認識されるようになり、中でも、約4分の1を占めている死因が肺炎でした。東日本大震災でも熊本地震でも関連死の最も多い死因は誤嚥性肺炎だったということです。 極端な水不足から口腔内の清掃が不備になり、免疫力の低下した高齢者に誤嚥性肺炎を引き起こす原因となると考えられ、災害時の口腔ケアの重要性が指摘されています。 当市の災害時の口腔ケアへの備えと取組について伺います。 また、歯科医関係の市民の方から、水不要の歯磨きの備蓄について聞かれましたが、防災備品の中に水を使わなくてもいい歯磨きや洗口液等を含めるのは、消費期限の観点から難しいでしょうか。確認します。未開封のものであれば、3年程度は支障なく使えるものが出ています。防災ガイド&ハザードマップの中でも口腔ケア用品の準備等啓発していますが、特に高齢者の肺炎は生命の危機に及び、これを防ぐには口腔ケアが簡単かつ有効な手段であることを、より積極的に広く市民に啓発していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。 これで1回目の質問を終わります。御答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(富澤啓二議員) 12番、待鳥美光議員の質問に対する答弁を願います。 渡辺子どもあんしん部長。     〔子どもあんしん部長(渡辺正成)登壇〕 ◎子どもあんしん部長(渡辺正成) 発言事項1、子ども福祉のうち、(3)医療的ケア児支援施策推進庁内検討委員会及び令和6年度設置予定の医療的ケア児等支援協議会などの御質問につきましてお答えいたします。 庁内検討委員会は令和5年度は2回開催し、今後は、協議会からの意見等を実践に生かす実施体制として存続してまいります。 協議会は、庁内検討委員会で検討した施策案への意見聴取、医療的ケア児及び御家族並びに支援機関等における情報共有、医療的ケア児等への理解等を深める研修等を行いながら、支援機会などにおけるネットワークを構築してまいります。 なお、設置要綱を令和6年2月に制定し、第1回会議を5月頃、年2~3回開催することを予定しています。 委員構成は、医療的ケア児及び重症心身障害児に関する学識経験者、医師、訪問看護ステーション、和光市立小・中学校長会、特別支援学校、幼稚園、認定こども園、保育所等、子育て世代包括支援センター、相談支援事業所、医療的ケア児または重症心身障害児通所支援事業所、医療的ケア児の保護者、医療的ケア児等支援センター、地域センター、朝霞保健所の代表者、職員等24人以内で組織する予定です。 また、第1回庁内検討委員会では、1、各課での医療的ケア児等の全体把握は困難、2、医療的ケア児の家族の交流の場が少ない、孤立している、3、レスパイト事業、放課後等デイサービス等の事業所の不足、4、研修を含め受入れ態勢や入園、就学に関するガイドラインが未整備、5、避難行動要支援者制度において未登録者がいること、6、医療的ケア児コーディネーターの不在等の課題が上がり、一つ一つ解決しながら、一丸となり施策を推進することを共有いたしました。 次に、レスパイト事業については、令和6年4月から埼玉県事業に参加する形で、医療的ケア児等重症心身障害児が県内の医療機関または医療型障害児短期入所施設においてショートステイ事業を利用した場合に、当該児童を受け入れた施設へ補助金を交付する事業を実施する予定ですが、引き続き医療的ケア児支援協議会において検討を進めてまいります。 人工呼吸器用のバッテリー等の補助は、3月1日から障害福祉サービスの日常生活用具の給付品目に追加し、広報2月号で周知をしております。 ○議長(富澤啓二議員) 長坂福祉部長。     〔福祉部長(長坂裕一)登壇〕 ◎福祉部長(長坂裕一) 発言事項2、障害児支援、(1)第六次和光市障害者計画・第6期和光市障害福祉計画における障害児支援の評価についてお答えいたします。 児童発達支援センター設置、保育所等訪問支援実施については、令和3年度に広沢地区に児童発達支援センターを1か所設置し、保育所等訪問支援は3事業所から2か所増えて5事業所となっており、目標数値を達成しております。主に、重症心身障害児を支援する児童発達支援事業所、放課後等デイサービス事業所については、放課後等デイサービス事業所は確保できませんでしたが、児童発達支援事業所は広沢地区に目標数値の1か所を設置いたしました。 医療的ケア児支援のための関係機関の協議の場の設置につきましては、さきの答弁のとおり、令和6年2月に医療的ケア児等支援協議会設置要綱を制定しておりますが、コーディネーター配置につきましては、令和5年度中の配置には至っておりません。 次に、(2)今後の取組についてお答えいたします。 パブリックコメントの主な内容につきましては、さきの御質問にお答えしたとおりです。 今後の障害児支援の取組については、医療的ケア児及びその家族に対する支援体制の仕組みづくりや支援サービスの在り方等を検討するなど、児童発達支援センターを中核とした障害児に対する重層的な地域支援体制の構築を目指してまいります。 基盤整備の見込みについては、主に重症心身障害児を支援する児童発達支援事業所は、現在市内に1事業所ございますが、主に重症心身障害児を支援する放課後等デイサービス事業所や居宅訪問型児童発達支援は市内にはございませんので、今後新たな事業所の参入を促進するため、市内事業者などとも意見交換や協議を重ねてまいります。 児童発達支援センターとしての中核的機能には、幅広い高度な専門性に基づく発達支援や家族支援の機能などがあり、地域の関係機関と連携した取組を進めるなど、地域の中核的役割を担うものとなっております。 当市の児童発達支援センターは、他職種連携による専門的な支援を実施しているものの、現状において、他の障害児施設への助言や援助は行っておらず、中核的役割としての事業展開が十分ではない状況にあると認識しております。 なお、幅広い高度な専門性に基づく発達支援や家族支援の機能については、医療的ケア児等を受け入れているほか、強度行動障害の受入れに対応できる職員を配置しており、段階的に強化を進めている状況にあると認識をしております。 ○議長(富澤啓二議員) 中川危機管理監。     〔危機管理監(中川宏樹)登壇〕 ◎危機管理監(中川宏樹) 発言事項5、災害対策、災害時の口腔ケアについてお答えします。 災害時の口腔ケアは、命を守るケアとして重要性は認識していますが、議員のおっしゃるとおり、備蓄期限等の観点から市では、口腔ケア用ウエットティッシュ等は備蓄していません。 自助の備えとして、和光市防災ガイド&ハザードマップやわこう市政学習おとどけ講座などで口腔ケアの備えを周知啓発しています。 また、当市で災害が発生した際には、被災者に対する歯科医療の提供及び口腔ケア活動を行っていただけるよう、朝霞地区歯科医師会と協定を締結しております。現状では備蓄はしておりませんが、今後口腔ケアに関する備蓄の必要性と可能性について、関係部署、歯科医師会などと検討するとともに、より多くの市民の方に口腔ケアの重要性を関係部署と連携して、着実に啓発してまいります。 ○議長(富澤啓二議員) 12番、待鳥美光議員。 ◆12番(待鳥美光議員) 再質問については、1点だけ確認をさせていただきます。 順位2、障害児支援について。 中核施設と位置づけられた児童発達支援センターの機能が現状十分とは言えないという御答弁でしたが、今後の改善について、具体的な方策、人材配置の現状、今後のチェック体制を伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 長坂福祉部長。 ◎福祉部長(長坂裕一) こちらにつきましては、人材配置の現状についてから申し上げたいと思います。 人材配置の現状は、令和6年2月末現在で、管理者1名、児童発達支援管理者、責任者1名、保育士8名、児童指導員2名、嘱託医1名、看護職員1名、機能訓練担当職員4名、管理栄養士1名、調理師1名と確認をしております。 また、今後の具体的な改善策等につきましては、指定基準等に基づき適正な運営となるよう事業者との対話により進めていくほか、令和5年3月に設置いたしました児童発達支援施策推進協議会において、児童発達支援センター、広沢複合施設内の診療所及び関係部局との連携により、今後の児童発達支援施策の在り方を協議し、課題を共有しながら施策の推進に取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 12番、待鳥美光議員。 ◆12番(待鳥美光議員) 御答弁ありがとうございました。 この中核的施設としての機能を今後十分に発揮していけるようしっかり見ていっていただきたいと思いますし、また議場でもやり取りをさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 さて、先日の新聞報道で1月1日時点の埼玉県の推計人口が2月に発表され、県内人口が3年連続減少し少子化が進む中で、和光市は唯一自然増、人口増加率も2位だったということです。職員の皆様の地道な努力、頑張りがこうした形で実を結んでいると感じました。これからもより子育てしやすい、そして誰もが暮らしやすいまちを目指して、一歩前へと進める仕事を期待し、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(富澤啓二議員) 以上で、12番、待鳥美光議員の質問は終了しました。 次に進みます。 発言順位6番、10番、萩原圭一議員、通告書に従い、お願いします。     〔10番(萩原圭一議員)質問席〕 ◆10番(萩原圭一議員) 萩原圭一です。よろしくお願いいたします。 1月に成人式があって、端のほうで見させてもらいました。正確には、成人は18歳に引き下げられたので、正確には二十歳を祝う会です。 実は、私自身は成人式に参加しなかったので、成人式を実際に見るというのは初めてでした。その中で印象に残ったのは、かつての恩師、先生たちが7人くらい壇上に上がり、二十歳になった教え子たちに語りかけるところでした。 市長と議長と教育長は御覧になっていたと思います。教育部長も御覧になっていたと思いますけれども、先生たちが話されていたのは、大人になるとはどういうことなのか、大人になったら何をするべきなのかということをそれぞれ話しておられましたが、正直、今の私が聞いても、心に響く話がありました。むしろ、大人のほうが納得できるのかもしれません。 二十歳の人たちはまだほとんどは学生なので、社会に出て働いているわけではありません。ですので、本当は社会に出て1年目から2年目くらい、23歳から24歳くらいの人が聞けば、本当に実感できる話だったと思います。だから、新成人の集いだけではなく、新社会人の集いのようなものも開催したらよいのではないでしょうか。 ともかく、成人になられた皆さんにおめでとうの言葉を贈ります。 それでは、質問に入ります。 今回は債務負担行為について伺います。 (1)予算は単年度で完結するのが原則だが、債務負担が複数年度にわたる契約を結んだりすることを予算で決めておくのが債務負担行為です。 本市で過年度に設定した主なものは、広沢複合施設、市民文化センター、総合体育館、学童クラブなどの管理運営委託や道路関連の維持・修繕、各種の利子補助などです。 過年度に設定した主な債務負担行為の支出の状況や令和6年度で設定する新たな債務負担行為について、改めて確認します。 (2)注意しなければならないのは、議決された債務負担行為の執行、つまり契約締結はその年度にしかできないということです。 例えば、令和6年度予算として議決された債務負担行為の契約を令和7年度以降に締結することはできません。 また、費用が増加して、令和7年度以降に増額契約を締結する場合は、改めて債務負担行為の追加議決を得なければなりません。 しかし昨年、さいたま市のESCO事業(街路灯LED化事業)の債務負担行為について、追加議決を得ずに増額契約を結んだという不適切な手続が判明して議会で問題となり、新聞などでも大きく取り上げられました。 さいたま市はこれを機に債務負担行為を設定している現行の事業を全庁的に点検したところ、同じように議決を得ずに増額契約を締結していたり、議決された債務負担行為の年度でないときに新規契約を締結したなどの不適切な手続が21事業で判明しました。 これらのミスの原因としては、事業の担当部局職員の知識不足や、財政局や監査・議会のチェック不足などが挙げられます。 本市では、債務負担行為のチェック体制はどのようになっているのでしょうか。 また、債務負担行為に限らず、契約事務などについて職員の知識を向上させるために、どのように取り組んでいるのでしょうか。 以上、1回目の質問といたします。御答弁よろしくお願いします。 ○議長(富澤啓二議員) 10番、萩原圭一議員に対する答弁を願います。 大野企画部長。     〔企画部長(大野久芳)登壇〕 ◎企画部長(大野久芳) 発言事項1、債務負担行為についてお答えをいたします。 まず、(1)過年度に設定した主な債務負担行為の支出の状況や、令和6年度予算で設定する新たな債務負担行為についてお答えいたします。 過年度に設定した主な債務負担行為での支出の状況につきましては、広沢複合施設整備26億8,370万4,000円、アーバンアクア公園管理運営委託7,440万円、総合体育館管理運営委託6,300万円、高齢者福祉センター管理運営委託2館で合計3億1,742万円、北エリア及び南エリア児童館管理運営委託合計で2億4,895万3,000円、北・中央エリア及び南エリア学童クラブ管理運営委託、合計9億702万3,000円、北・中央エリア及び南エリアわこうっこクラブ管理運営委託合計2億9,509万2,000円などが主な支出の状況となっており、その他の事項につきましては、令和6年度一般会計当初予算書の債務負担行為調書にお示ししているとおりでございます。 また、令和6年度予算で設定する新たな債務負担行為につきましては、設定期間令和6年度から令和21年度のESCO事業の手法による庁舎等空調設備省エネルギー改修業務委託をはじめ、各種利子補助や年度前契約、年度当初履行開始となる各種業務の合計17件となっております。 次に、(2)債務負担行為のチェック体制と契約事務に関する職員の知識向上への取組についてお答えいたします。 債務負担行為のチェック体制につきましては、予算の調製作業の際に各所管課に対し、サイボウズ掲示板において新たな債務負担行為設定の有無や過年度に係る債務負担行為調書の確認を実施するなど、所管課と財政課職員によるチェック体制を取っております。 また、契約事務に関する職員の知識向上への取組につきましては、職員採用から2年目に行われる初級研修において、契約事務をはじめとする地方自治法の研修を行っており、さらに、令和6年度からは新規採用職員研修において契約事務全般の研修を新たに実施することにしており、これらの研修やおのおのの職場におけるOJTなどを通じて、契約事務に関する職員の知識の向上を図っていきたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 10番、萩原圭一議員。 ◆10番(萩原圭一議員) 御答弁ありがとうございました。 今回は、1つだけ再質問いたします。 このたび、さいたま市で起こったミスはほかの自治体でも起こり得ることなので、念のため本市でも全庁的な調査をしてはどうでしょうか。提案させていただきます。 ○議長(富澤啓二議員) 大野企画部長。 ◎企画部長(大野久芳) 債務負担行為に係る契約関係につきましては、財政課においても全て詳細に把握できていない部分もございます。 そういったことから、今後全庁的に調査することを検討してまいりたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 10番、萩原圭一議員。 ◆10番(萩原圭一議員) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 これ以降の質問は、次回の6月定例会で行います。 以上で質問は終わりますが、副市長、2期8年お疲れさまでした。 和光市に来られて、本当にいろいろあったと思います。最後の最後まで。 2期8年お疲れさまでした。 ○議長(富澤啓二議員) 以上で、10番、萩原圭一議員の質問は終了しました。 次に進みます。 発言順位7番、6番、伊藤妙子議員、通告書に従い、お願いします。     〔6番(伊藤妙子議員)質問席〕 ◆6番(伊藤妙子議員) 6番、公明党、伊藤妙子です。 通告に従いまして、一般質問させていただきます。 発言順位1、防災。 能登半島地震から見る和光市における避難所運営。 元旦に起きた能登半島沖地震により、時を選ばない災害に対する準備の必要性が迫られています。 ア、トイレトレーラーの活用について。 東日本大震災における災害関連死のうち、避難所による死因が3分の1を占めるとの報告もあり、避難所のトイレの不足、不衛生が高齢者、女性、障害者の関連死や関連病ともつながり、生死に関わる重要な課題となっています。           --------------------- △休憩の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 暫時休憩します。午前11時27分 休憩午前11時48分 開議  出席議員   18名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番 17番  18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。           --------------------- △市政に対する一般質問(続き) ○議長(富澤啓二議員) 6番、伊藤妙子議員。 ◆6番(伊藤妙子議員) このたびの能登半島地震の避難所では、断水が長く続く中、全国から応援で派遣されている移動式のトイレトレーラーの活躍が目に留まりました。 トイレトレーラーについては、トレーラーのボディサイドに吸水口と汚水を排出する操作口があり、簡単に設置できるものです。災害が発生した際には、近隣や協定締結自治体を中心に全国から速やかに駆けつけるというものです。 このトイレトレーラーの活用については、令和元年6月定例会で提案させていただきました本市において災害時のトイレの備えについて伺います。 イは割愛させていただきます。 ウ、ペットと同行できる避難所について。 東日本大震災以降、ペットと一緒に過ごせるペット同伴避難所の設置が進む一方で、能登半島地震の被災地は、被災者がペットと壊れた自宅で避難するケースが多く見られたようです。理想と現実は違うとの指摘があり、ペット愛好家からは、同行避難の実現を望む声が広がっています。 現在、ペットと同行し避難できる避難所は計画されているのか伺います。 発言順位2、子ども・若者支援。 (1)増加する自殺対策~第2期和光市自殺対策計画の取組について。 こちらの計画における令和5年度の取組について、また過去5年間の自殺者数の推移と今後の対策について伺います。 (2)若者の居場所づくりについて。 子ども・若者育成支援推進法は、発達障害など若者たちの抱える様々な問題が顕在化し、限界になりつつある縦割り行政での対応を変えるために、2009年7月に制定されました。これに基づき、各市町村でも支援計画の策定が求められ、15年も経過しています。 本市において、子ども・若者の支援はどのように進んでいるのでしょうか。また、その子ども・若者の声をどのように反映させていくのか伺います。 発言順位3、高齢者支援。 (1)認知症サポーター養成講座の充実について。 本市においては、昨年度よりチームオレンジを立ち上げ、認知症サポーター養成講座については早い段階から実施されていますが、現状を伺います。 (2)高齢者版ファミリーサポートセンター事業について。 私も子育て中ファミリーサポート制度を利用し、経験いたしました。ニーズに合わせ、マッチングにより大変よい制度でありました。このたびスタートした高齢者向けのファミリーサポート制度について、現在の状況について伺います。 発言順位4、産前産後ケア。 (1)妊産婦の孤立化~和光市の状況について伺います。 核家族化が進み、地域のつながりが稀薄化する中、伴走型相談支援、安心して子育てできる環境整備が求められています。 本市については、早くからネウボラという言葉が定着し、子育て応援の事業が様々展開されてまいりました。 その中で、妊産婦の状況ついて伺います。 (2)産前・産後ケア施設の充実について。 現在、3施設で実施されている産前産後ケア事業の状況について伺います。 1回目の質問は以上です。御答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(富澤啓二議員) 6番、伊藤妙子議員の質問に対する答弁を願います。 中川危機管理監。     〔危機管理監(中川宏樹)登壇〕 ◎危機管理監(中川宏樹) 発言事項1、防災、能登半島地震から見る和光市における避難所運営について、順次お答えします。 初めにア、トイレトレーラーの活用についてお答えします。 報道などにより被災地以外の全国から駆けつけたトイレトレーラーの有効性は認識していますが、現在、市にはありません。 市では、当市が被災した場合の災害用簡易組立てトイレ、携帯用のトイレを備蓄するとともに、自助の備えとして、和光市防災ガイド&ハザードマップや和光市防災動画、地域防災訓練、わこう市政学習おとどけ講座などでトイレの備えを啓発しています。 次に、ウ、ペットと同行できる避難所についてお答えします。 市では、ペットと同行避難をすることは可能としていますが、避難所ごとに設置されるペット専用のスペースでの受入れとなり、一般の避難者と同じ区画に滞在することはできません。これは石川県も同様と認識しています。 ○議長(富澤啓二議員) 斎藤健康部長。     〔健康部長(斎藤幸子)登壇〕 ◎健康部長(斎藤幸子) 発言事項2、子ども・若者支援、(1)増加する自殺対策~第2期和光市自殺対策計画の取組についてお答えします。 昨年度策定した第2期和光市自殺対策計画に基づき、本年度は初めての講座となるゲートキーパー養成講座を市民向け、市職員向け、市内相談事業所等の職員向けに計3回開催したこと、東京医科大学との協定の下、生活習慣と自殺したいという思いの関連を把握するための市民調査の実施、市内小・中学校在籍児童・生徒による命の標語の募集、市役所窓口に「心の相談窓口」一覧を記載したパンフレットの設置を実施いたしました。 今後も計画に基づいた自殺予防対策を進めるとともに、今回実施した市民調査の結果の傾向等を分析し、効果的な自殺予防対策を目指してまいります。 また、過去5年間の和光市の自殺者数は、厚生労働省「地域における自殺の基礎資料」によりますと、平成30年度が男性14人、女性2人、令和元年度が男性12人、女性ゼロ人、令和2年度が男性7人、女性4人、令和3年度が男性8人、女性1人、令和4年度が男性11人、女性4人となっています。 女性の自殺予防については、女性特有の要因も含まれるため、庁内関係機関と連携しながら対策するとともに、若年層の自殺予防については、小・中学校の児童・生徒に対し標語の募集をきっかけとした意識啓発等、今後も引き続き教育委員会の御協力を得ながら取り組んでまいります。 さらに、再企図防止として、未遂者への個別アプローチが重要ですが、現状、個別アプローチには至っていません。 今後、消防署や搬送先医療機関と連携できるよう、体制構築の在り方を検討してまいります。 次に、発言事項3、高齢者支援について順次お答えします。 初めに(1)認知症サポーター養成講座の充実についてでございますが、平成21年から開始した養成講座には、令和4年度末までに延べ2,949人の方に受講していただいており、本年度は3月までに15回開催し、受講者は400人を超える見込みとなっております。 また、令和5年度では、認知症関連事業へのボランティア協力の促進を目的としたステップアップ講座を新たに開催し、チームオレンジひまわりの参加者23人に受講いただいております。 次に、(2)高齢者版ファミリーサポートセンター事業については、事業の実施に当たり、協力会員の養成講座を11月と2月に合計4回開催し、30代から80代までの79名の方に協力会員として登録いただいております。 依頼会員は2月末時点で7名の登録があり、依頼内容は、掃除補助や庭の草むしり、話し相手等で、マッチング数は19件となっております。 ○議長(富澤啓二議員) 渡辺子どもあんしん部長。     〔子どもあんしん部長(渡辺正成)登壇〕 ◎子どもあんしん部長(渡辺正成) 発言事項2のうち、(2)若者の居場所づくり~国・県の相談窓口(若者サポートステーション)の活用について、順次お答えいたします。 令和5年4月に施行されたこども基本法では、子供の意見表明の機会を確保し、子供施策の策定に当たっては、子供の意見反映に係る措置を講じることが義務づけられました。 当市では、子供が気軽に話せる窓口として、総合児童センターや各児童館でも相談を受けているほか、意見や気持ちを自由に記載できるコーナーを設置するなど、日々子供のニーズを把握する取組を行っているところです。 また、令和7年度からを計画期間とする第3期和光市子ども・子育て支援事業計画策定のため実証している未就学児童の保護者や妊婦の皆様へのアンケート調査のほか、今回は教育委員会や学校の御協力の下、市内小学4年生と中学1年生に対し、学校で配付したタブレット端末を利用して、アンケート調査を実施しています。 さらに、アンケート調査だけでなく、児童館や学童クラブへも職員が出向き、直接子供たちの意見を聞き、計画策定に反映させる予定です。 子供、若者の意見を聞き、施策に反映することは、子供、若者が自身の声によって自らの生活や社会に何らかの影響を与え、変化をもたらす経験となり、自己肯定感や自己有用感を持つことや社会の一員としての主体性を高めることにつながります。 子供、若者が一市民として意見や気持ちを言っていい、表現していいという意見を形成する力を持てるよう意見を発出できる場を提供するとともに、受ける側としては、意見を聞く意識醸成に努めてまいります。 次に、発言事項4、産前産後ケアについて、順次お答えします。 初めに、(1)妊産婦の孤立化~和光市の現状については、当市は若い世代の転出・入が非常に多く、核家族世帯が多いことから、近隣に支援者がおらず、妊産婦が孤独になりやすい現状があります。 このため市では、そのような課題を解決するためにも、妊娠期から切れ目のない支援体制として、和光版ネウボラを実践しています。市内4か所の子育て世代包括支援センター及び市役所で母子健康手帳を交付する際、里帰りの予定や産後の支援者等について、聞き取りによるアセスメントを行っています。アセスメントの結果はリスク判定会議において情報共有し、今後の支援目標を立て、母子保健ケアマネジャーによる支援を開始します。 また、出産・子育て応援事業の一環として、妊娠8か月にアンケートの実施と希望者へは面談を実施しています。アンケートや面談の中で妊婦の出産環境や産後の支援者について確認を行い、支援が必要な妊婦には母子保健ケアマネジャーが連絡するなどの対応を行っています。妊娠から出産までの間に課題や困り事について把握する機会を2回設け、産前から妊婦に寄り添うことができる体制をつくっております。 次に、(2)産前・産後ケア施設の充実につきましては、市は産後も安心して子育てができる支援体制の一つとして、現在3か所の事業者に委託し、デイケア、居宅訪問及びショートステイといった産前産後ケア事業を実施しております。 今後もさらに委託先の拡充を目指し、近隣の産院等との協議を進め、産前産後ケア事業の充実を図ってまいります。 ○議長(富澤啓二議員) 6番、伊藤妙子議員。 ◆6番(伊藤妙子議員) 御答弁ありがとうございました。 順次2回目以降の質問をさせていただきます。 発言順位1、防災。 アのトイレトレーラーの活用について、携帯用のトイレの備蓄、またおとどけ講座などでのトイレの備え啓発は大変重要であると認識しています。NPO法人日本トイレ研究所の加藤代表は、3点提案しています。1、平時からトイレ対策の責任者を明確にすること、2、段取り、時間経過に応じた計画、3、備蓄。その場に物がないと対応できないということを述べています。 本市においての災害時のトイレ確保管理計画を策定されているのか伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 中川危機管理監。 ◎危機管理監(中川宏樹) 大規模な災害時には、建物や下水道管に破綻が生じたり、水道の停止により多くの水洗トイレの使用が困難になることが予想されるため、災害時のトイレ需要に初動時点で対応できることを重視して、マンホールトイレや携帯トイレを備蓄しています。 このほか、埼玉県が備蓄している防災用資機材の活用、協定を締結している企業、自治体と連携し、仮設トイレ等の調達体制を整えることとなっています。 また、トイレトレーラーの使用には、牽引免許を持った車両の運転手、保管場所、維持管理費用など解決しなければならない人的・財政的な問題がありますので、関係部署と調査研究してまいります。 そして、災害時に牽引免許を持った方の活用が可能かどうかについては、地元の運送業者やボランティアセンターなどに確認をしています。 ○議長(富澤啓二議員) 6番、伊藤妙子議員。 ◆6番(伊藤妙子議員) ありがとうございます。 災害時のトイレ対策は、多くの専門家が最重要視しています。断水により汚物で埋め尽くされ、悲惨な状況になり、食事や水分摂取を我慢、また避難生活のストレスを高め、エコノミークラス症候群への誘発にもつながります。 このトイレトレーラーは、1台約2,000万円と高額ではありますが、災害時に太陽光発電で稼働、子供と入れる洋式水洗トイレを4室設置、断水時には給水車等から給水でき、上下水道が使えなくても約1,500回分の汚物も溜められるため、くみ取式、また直接マンホールに流して使うこともできます。 先ほど、牽引車のことなどありましたけれども、設置場所、保管場所についても、現在計画されている丸山台の外環蓋かけ上部のような自由型の公園のような場所、またトイレを求められているような公園についても検討していただけないかと思います。 また、牽引免許取得については、災害防災協定を締結している地元の事業者、プロのドライバーに依頼することで、緊急時の対応なども可能なのではないでしょうか。 最後に要望させていただきます。 和光市と同じ不交付団体である君津市や刈谷市、西伊豆町などでは、クラウドファンディングやふるさと納税で目標額を大きく上回る金額を集めることができ、購入に至っています。市民の災害時の共助への意識や関心を高めていく効果にもつながると思いますので、様々な角度から前向きな検討をよろしくお願いいたします。 続いて、ウのペットと同行できる避難所について。 朝霞市では、全30か所の避難所にてペット受入れのスペースが確保され、また同行避難訓練も行っています。 本市においてもぜひ同行避難訓練を行っていただけないでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 中川危機管理監。 ◎危機管理監(中川宏樹) ペット同行避難訓練については、以前、和光市が会場となった九都県市合同防災訓練で実施をいたしました。これまでの和光市地域防災訓練や職員災害対応訓練では想定のペット同行避難はありましたが、実際の同行避難はありませんでした。令和6年度も令和6年6月8日土曜日に地域防災訓練を予定していますので、実際のペット同行避難について、自治会連合会と協議してまいります。 ○議長(富澤啓二議員) 6番、伊藤妙子議員。 ◆6番(伊藤妙子議員) ありがとうございました。 発言順位2、子ども・若者支援、(1)(2)併せて質問させていただきます。 今年度実施された生活習慣と希死念慮との関連性を把握するための市民調査の分析、こちらを生かして、ぜひ今後の方向につなげていただきたいと思います。 個別アプローチについては至っていないということでしたが、子ども・若者がSOSを出しやすい社会となり、地域で見守る目となるゲートキーパーを増やし、自殺者ゼロになるようぜひお願いいたします。 愛知県豊橋市のこども若者総合相談支援センターココエールでは、まさにゼロ歳から39歳を対象に多角的に総合支援を行っているところで、専門職の職員を複数配置することでよりスピーディーに解決に進むということでした。 しかし実際には、若者自身が相談に来るというよりは、親が相談に来る件数が多いということで、悩んでいる当事者が行きやすい場所が求められると思いました。今後の計画策定に御答弁のとおり、子ども・若者が意見を発出できる場を提供し、多角的に就労や自立への包括的な体制づくりをお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 斎藤健康部長。 ◎健康部長(斎藤幸子) 先ほど答弁させていただきましたいろいろな場所で意見を聞いたりとか、また今後その内容について、検討していきたいと思っております。 ○議長(富澤啓二議員) 6番、伊藤妙子議員。 ◆6番(伊藤妙子議員) ありがとうございます。 最後に、要望させていただきます。 子どもというネーミングに引きずられて、若者の視点が抜け落ちてしまっていることがないよう、若者に問題意識を持った対応を強く求めたいと思います。 子育て世代が多く転入している本市において、住み続けたい環境とするため、今後開発される駅北口や、和光高校跡地など様々な広い視点で子ども・若者の居場所、相談センター設置を推進していただけるよう要望いたします。 続いて、発言順位3の高齢者支援について要望させていただきます。 繰り返し学び、より最新の講座内容にすることが大切だと思いますので、今後の推進をよろしくお願いいたします。 発言順位4、産前産後ケアについて。 今年1月にある事業者にお話を聞きました。そこでは近年の傾向として、身近に相談できる人や協力をお願いできる人がいないため、メンタル的な相談が増加している。また、夕方日没頃、不安な気持ち、ブルーな気持ちになると、夫が帰宅する夜8時ぐらいまでのニーズもあるということでした。 現在、3事業所においてデイケアの利用は、9時から17時までの3時間と時間制限がありますが、今後、事業所拡充の予定と利用時間の柔軟な対応ができないか伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 渡辺子どもあんしん部長。 ◎子どもあんしん部長(渡辺正成) 産前産後ケア施設の充実につきましては、現在、3か所の事業所と交渉を進めております。全ての事業所との交渉が整えば、令和6年度中に利用できる施設は3か所から6か所に増える見込みとなっております。利用時間につきましては、利用者の方のニーズを把握するとともに、サービス提供側の課題を確認しながら検討してまいりたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 6番、伊藤妙子議員。 ◆6番(伊藤妙子議員) よろしくお願いいたします。 これまで所有物件のみであった産後ケア事業を実施するための改築修繕費助成が今年4月から賃貸物件にも対象が拡大されることになりました。こうした国の制度を活用し、今後の施設拡充も期待できるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 渡辺子どもあんしん部長。 ◎子どもあんしん部長(渡辺正成) 産前産後ケア施設の開設等を希望する事業者があった場合には、財政状況を踏まえまして、国の補助金制度の活用等の検討を含めて協議を進めてまいりたいと考えております。 様々な理由により産後鬱を発症する方や、情報化社会の中で育児不安が強くなっている方が孤立して、病状の悪化や虐待につながることなどが大きな社会問題となっていると認識しております。 市では、母子健康手帳交付時ですとか、こんにちは赤ちゃん訪問時、また、子育て世代包括支援センターつながり事業など複数の機会によりまして、リスクのある妊産婦を把握し、支援につなげていきたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 6番、伊藤妙子議員。 ◆6番(伊藤妙子議員) ありがとうございます。 最後に、子育てしやすい和光市のため、しっかり産前産後ケアの充実も推進していただきたいと思います。 以上で一般質問を終わります。 ○議長(富澤啓二議員) 以上で、6番、伊藤妙子議員の質問は終了しました。           --------------------- △延会の決定 ○議長(富澤啓二議員) お諮りします。本日の議事はまだ残されていますが、この程度にとどめ延会したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、本日はこれにて延会とすることに決しました。           --------------------- △次会の日程報告 ○議長(富澤啓二議員) 日程第3、次回の日程を事務局長に報告させます。 ◎事務局長(松戸克彦) 報告します。 第27日、3月19日、火曜日、休会。 第28日、3月20日、水曜日、休日休会。 第29日、3月21日、木曜日、午前9時30分から本会議を開き、市政に対する一般質問を順位8番から行います。その後、予算決算常任委員会を行います。その後、委員長報告及び報告に対する質疑、議案に対する討論、採決を行います。その後、追加議案、議員提出議案、決議案の報告、上程、提案説明、質疑、討論、採決を行います。終了後、閉会の予定です。 以上です。           --------------------- △延会の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 本日はこれにて延会します。午後0時12分 延会...