和光市議会 > 2024-03-11 >
03月11日-08号

  • "医療費支給"(/)
ツイート シェア
  1. 和光市議会 2024-03-11
    03月11日-08号


    取得元: 和光市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 6年  3月 定例会          令和6年和光市議会3月定例会               第19日令和6年3月11日本日の議事日程   開議第1 議事日程の報告第2 施政方針に対する質問(続き)第3 議案の提案説明第4 議案第1号、第2号に対する質疑、討論、採決第5 和光市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について第6 議案に対する質疑(議案第3号~第8号、第10号~第31号)第7 次会の日程報告   散会本日の出席議員     18名   1番   松永靖恵議員      2番   安保友博議員   3番   鳥飼雅司議員      4番   吉田活世議員   5番   齋藤幸子議員      6番   伊藤妙子議員   7番   渡邉竜幸議員      8番   片山義久議員   9番   小嶋智子議員     10番   萩原圭一議員  11番   赤松祐造議員     12番   待鳥美光議員  13番   菅原 満議員     14番   鎌田泰春議員  15番   岩澤侑生議員     16番   富澤啓二議員  17番   内山恵子議員     18番   吉田武司議員   欠席議員      0名職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長     松戸克彦  議事課長       工藤 宏  議事課副主幹     川辺 聡地方自治法第121条の規定による説明のための出席者  市長         柴崎光子    副市長        大島秀彦  教育長        石川 毅    企画部長       大野久芳  総務部長       田中康一    市民環境部長     喜古隆広  福祉部長       長坂裕一    健康部長       斎藤幸子  子どもあんしん部長  渡辺正成    都市整備部長     香取裕司  危機管理監      中川宏樹    上下水道部長     佐々木一弘  教育部長       寄口昌宏    監査委員事務局長   奥山寛幸  都市整備部審議監   加山卓司    企画部次長      茂呂あかね  総務部次長      櫻井 崇    総務部次長      渡部 剛  市民環境部次長    高橋雄二    市民環境部次長    福島達也  福祉部次長      田中克則    健康部次長      梅津俊之  子どもあんしん部次長 平川京子    都市整備部次長    高橋琢磨  都市整備部次長    入谷 学    上下水道部次長    前島祐三  教育委員会事務局次長 辻 英一    教育委員会事務局次長 福田裕子午前9時30分 開議  出席議員   18名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番 17番  18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(富澤啓二議員) おはようございます。 出席議員数が定足数に達していますので、会議は成立しています。 ただいまから会議を開きます。 ここで、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による東日本大震災から今日で13年を迎えます。犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災地の復興を祈念いたします。           --------------------- △議事日程の報告 ○議長(富澤啓二議員) 日程第1、本日の議事日程は、お手元に配付してありますとおり行います。           --------------------- △施政方針に対する質問(続き) ○議長(富澤啓二議員) 日程第2、施政方針に対する質問を行います。 初めに、日本共産党代表鳥飼雅司議員、お願いします。     〔3番(鳥飼雅司議員)質問席〕 ◆3番(鳥飼雅司議員) 皆さん、おはようございます。日本共産党、鳥飼雅司です。 日本共産党を代表しまして、発言通告書に従い、施政方針に対して質問を行います。 さきの議員と重複する点におきましては、割愛していただいて構いません。 質問に入る前に、令和6年、新しい年を迎えたその日、元日に能登半島沖において大きな地震が発生しました。被災され亡くなられた方に哀悼の意と被災された方に対し心よりお見舞い申し上げるとともに、いち早いライフラインの復旧、復興を願っているところです。 また、3月定例会、予算を審議する非常に大切な会期ですが、2月22日開会冒頭に大島秀彦副市長に対する辞職勧告決議が提出され、多数で可決されました。それ以降、議会が空転する状況となっていました。市側の主張は、理由のない決議に対して失望していると、市の公式ホームページに市長のコメントとして掲載されました。市の主張も分かりますが、決議に対して市の受け止め方に問題があったのではと考えます。多数で議決したという事実があり、たとえ事実無根と市側が主張しても、多数の議員はそれに対して納得していない。裏を返せば、市の対応、説明に疑念を持っているということです。 一方で、その場しのぎの対応、言葉では丁寧な説明やコミュニケーションを取ると言っても、実情は後手後手で問題を先送りにしてきました。今後の市長の決断、手腕、責任が大きく問われてきます。 また、不祥事の件においては、一つの裁判、元職員による詐欺横領事件が終わりました。市民からの税金を使用して和解が成立しています。早急に市民にしっかりと理解が得られるような丁寧な説明を行うことを求めます。このことはしっかりと受け止めて対応していただきたいと思います。 また、市長は、副市長や職員を指揮監督して具体的な職務を住民に対して行い、一方、議会は、法令または条例によってその権限となっているものについて意思決定を行うとともに、市長の業務執行を監視する役割を担っています。また、住民の代表として、住民の意思を行政、財政に反映させる重要な役割も担っています。 辞職勧告決議を通して日本共産党市議団は議会を退席し意思表示をしましたが、平行線の状況が続きました。今年度に執行される予算を審議もせずに3月定例会に上程される議案が粛々と処理されていくことは望まないため、日本共産党市議団は議会に出席し、予算の審議を尽くすことを決めました。今回の件に関し疑念が残る部分、また今後の市の対応や不祥事問題などについては、引き続き本会議の場において追求していくことを申し述べて、質問に入らせていただきます。 それでは、1ページ、「はじめに」。 1、能登半島沖地震の支援。 被災者に対しての支援活動を本市も行うとしていますが、支援内容(人的派遣、物的支援)と被災者の受入れに対しての市の見解を伺います。 2、新型コロナウイルス感染症。 5類に移行されましたが、新種株など予断が許さない状況がいまだ続いています。今後、市としての対策をどのように考えているのか、伺います。 3、わこうスポーツ祭り。 ARスポーツやアスリート選手との体験教室、トークショーなどで盛況であったと認識していますが、市の評価と、また恒例行事として今後も行っていくのか、伺います。 4、姉妹都市。 アメリカ合衆国のロングビュー市との姉妹都市となっていますが、今後新たに国際的な姉妹都市を結ぶ可能性について伺います。 5、重点施策。 重点施策について、やはり都市基盤整備と福祉施策の充実と述べていますが、「やはり」と強調して表現した意図について具体的にその内容を伺います。 6、都市基盤整備。 和光北インター東部地区まちづくり推進において、今年度の計画及び市としての支援について伺います。 7、和光版MaaSの推進。 来る超高齢化社会に備えて市内の移動のしやすさの向上とうたっていますが、市内循環バス事業者東武バスウエスト株式会社が昨年12月18日に撤退を表明しました。利用している方の移動手段が寸断される事態ですが、市の対応と今後の見通しについて伺います。 8、包括支援体制。 第五次和光市地域福祉計画の策定において、しっかりと位置づけて整備を進めるとしていますが、実際はどこまで進んでいるのか。市の評価と今後の見通しを伺います。 2ページ、「予算及び主要な事業の内容」。 9、令和6年度一般会計当初予算。 今後の財政運営について、人口推計、税収の推計、また投資的事業、経常的事業等のバランスを市はどのように受け止めているのか、その考えを伺います。また、前年度当初予算から3億4,600万円増となっていますが、財源措置を伺います。 「視点①日々の生活基盤が整っている」。 10、ワークショップ。 駅北口駅前広場整備並びに白子三丁目中央土地区画整理事業の公園整備において、ワークショップが実施されるとしていますが、市民からの声、またバリアフリー、多様性などの観点からその実現性について、市の考えを伺います。 11、外環上部丸山台広場。 外環上部丸山台広場の利便性向上のため、トイレ設置工事を実施するとしていますが、簡易的な仮設トイレなのか、上下水道がしっかり通る整備なのか、整備内容について伺います。 12、水道事業。 酒井浄水場高圧受電盤更新工事並びに南浄水場中央監視施設更新工事を令和6年度からの継続事業としています。予算書において示されていますが、改めて何か年の継続事業で進めていくのか、伺います。 13、廃棄物処理。 ごみ広域処理施設の稼働が2年先送りとなり、令和12年度から稼働を目指すことになりましたが、現行の清掃センターの延命が気にかかるところです。必要な修繕が今後どの程度見込まれるのか、伺います。 14、道路整備。 車の円滑な通行と歩行者の安全確保を図るため、市道1号線拡幅整備が計画されていますが、市内にはわだちや長い区間にわたってひび割れた市道があります。それらの市道の舗装整備についての市の見解、考えを伺います。 15、交通関連。 自動運転バスの本格社会実装に向けた2期社会実証を実施するとしていますが、1期社会実証の検証結果と費用対効果を伺うとともに、ランニングコスト(今後の市の支出)についてはいまだに示されていませんが、その点、明確に示していただきたいと思います。 3ページ、「視点②それぞれのライフステージを充実させる」。 16、小・中学校のコンピューター推進。 児童・生徒に対しICTを活用した教育及び情報モラル教育を引き続き実施するとしていますが、教育現場においてICTの運用が円滑に機能しているのか、更新や利便性の効果検証、情報教育推進アドバイザーの増員が現在必要と考えますが、市の考えを伺います。 17、教育活動。 各学校に主体的な学び手育成教員を配置するとしていますが、学び手育成教員の業務内容と役割について伺うとともに、教科担任制の評価を改めて伺います。また、水泳授業の民間業務の委託に関して全小・中学校で行っていくのか、その構想について詳細を伺います。これもさきの議員で答弁がありましたが、また改めて詳しく教えてください。よろしくお願いします。 18、学校給食。 学校給食の目的と意義に対する市の考えを伺います。また、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金以外からの補填は検討する余地もないのか、柴崎市長の考えを伺います。 19、小・中学校施設。 屋内運動場(体育館)の空調整備工事について、各小・中学校の整備状況と今年度の計画、今後の計画について伺います。 20、子供施策。 児童福祉法の改正に伴うこども家庭センターの設置に関して、設置場所とその機能について伺います。 21、保育施設。 利便性の向上に資するため、病児・病後児保育室を和光市駅周辺の医療機関建物内に整備するとしていますが、具体的にお示しください。 22、子ども医療費助成。 子ども医療費助成の対象年齢の引上げですが、いつ施行を目指して進めるのか、具体的に教えてください。 23、高齢者施策。 介護保険制度の改定年度です。介護予防において、本市は相当力を注いできていると評価します。自分らしく地域で暮らすために認知症対策の強化・推進を図ると示されていますが、御高齢の市民の皆さんは、長年住んできた地域で余生を迎えたいと望んでいる方も少なくありません。特別養護老人ホームの建設について、第9期和光市長寿あんしんプランにおいては定員数を増やして検討していくということが示されましたが、その実現性について伺います。 24、介護保険事業。 高齢化の進展に伴い、介護認定業務が増加する現状とありますが、どのように運営体制を強化していくのか、人員を単に増やしていくという意味なのか、市の構想を伺います。 4ページに移ります。 25、地域共生社会の推進。 市民の多様化する福祉ニーズとありますが、現状の市の認識を伺います。 26、障害福祉。 障害者雇用に関して、第七次和光市障害者計画・第7期和光市障害福祉計画において示されていますが、市の取組について伺います。また、現状に満足することなく、障害者雇用に対して積極的に進めていく必要があるのではないかと考えますが、市の認識を伺います。 27、次世代を担う子ども・若者応援クーポン給付。 次世代を担う子ども・若者応援クーポン給付事業の経緯を伺うとともに、どのような調査をして対象者をこの年齢に設定したのか、対象者数とこの事業の予算など詳細を伺います。 「視点③心豊かに、満足度の高い生活が送れる」。 28、予防接種。 帯状疱疹ワクチン任意予防接種費用の補助に関して、令和2年12月議会の一般質問において、帯状疱疹ワクチン費用の助成を求めてまいりました。こうして実現する運びとなったことに感謝します。 そこで、帯状疱疹ワクチンには2種類(生ワクチンと不活化ワクチン)がありますが、市はどのように考えているのか。また、対象年齢等々についても併せて伺います。 29、社会教育施設。 中央公民館において、雨漏りの改修工事が予定されていますが、坂下公民館や南公民館の老朽化も進んできています。今後の修繕計画について伺います。 30、緑地保全。 貴重な樹林地を守るため、特別緑地保全地区に指定した大坂ふれあいの森の安全対策工事が予定されていますが、大坂ふれあいの森以外の特別緑地保全地区、市民緑地の整備並びに保護に関しての市の考えを伺います。 5ページ、「計画推進に当たっての考え方」。 31、和光市DX推進。 和光市においてもDXを進めてきていますが、DXの推進状況に関しての進捗状況を伺います。 6、「むすび」。 32、平和都市宣言。 本市においても、平和な未来のために1人1人ができることを市民と共に考え、平和の大切さを発信していくとされていますが、令和6年度の平和事業の取組について伺います。 33、市民に信頼される誠実な行政運営。 建設的な対話により、最適解をみんなで目指す場面の多い、一歩前に踏み出す機運にあふれた和光市を創造していくとしていますが、本当に共感するところです。柴崎市長自身、市民の皆さんと多くの場面で対話することも多いことと推測します。現場に足を運び、市民の声を肌で感じることが今後さらに必要になってくるものと考えますが、柴崎市長の考えを伺います。 以上、1回目の質問を終わります。 ○議長(富澤啓二議員) 日本共産党代表鳥飼雅司議員の質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) それでは、日本共産党の質問について、順次お答えします。 初めに、1については、埼玉県を通して職員2名を石川県七尾市に派遣し、避難所運営支援業務を行いました。物的支援については、ニーズ調査はありましたが、現時点で実績はありません。被災者の受入れについては、統括する組織の要請に応じて検討していきます。 次に、2については、新型コロナウイルス感染症に限らず、基本的な感染予防の周知や感染症の発生状況についての情報発信、また朝霞地区医師会との連携に引き続き努めていきます。 次に、3については、総合体育館とプールの屋内プログラムを開催し、約1,400名の方に参加いただきました。気軽にスポーツへ参加する機会を提供できたことは、一定の成果と認識しています。今後も、誰もがスポーツを楽しめるようなプログラム提供を目指して、恒例行事として実施していきます。 次に、4については、新たな姉妹都市の可能性も含め、国際交流事業について検討していきます。 次に、5については、和光市が持つ高い地理的ポテンシャルを生かした都市基盤整備と、多様化する福祉ニーズやライフステージの変化に柔軟に対応できる福祉施策の充実について、引き続き当該施策を推進していく旨を表しています。 次に、6については、令和6年度は仮換地指定と工事着手が同時期に行われる予定です。市としての支援については、交通利便性を生かした新たな地域資源となる産業拠点を創出するため、技術面や資金面から組合の事業を積極的に支援してまいります。 次に、7については、東武ウエスト株式会社に運行継続の要望を行い、引き続き運行継続に向けて協議を進めていきます。 次に、8については、令和5年3月に策定した第四次計画の中間見直しにより、包括的な支援体制の充実を図っていきます。今後については、地域住民が抱える複合的な生活課題に対し、各エリアの実情に応じた支援体制を検討していきます。 次に、9については、和光市中期財政計画に基づき、持続可能で健全な財政運営に努めていきます。また、財源措置については、関係基金との調整により対応しています。 次に、10については、様々な方からの御意見をお伺いし、検討をしていく予定です。 11については、仮設トイレではなく、公共下水道に接続します。 次に、12については、酒井浄水場高圧受電盤更新工事が3か年、南浄水場中央監視設備更新工事が4か年を予定しています。 次に、13については、施設閉鎖までの修繕計画を立てており、2年延期の内容も反映させて更新をしています。 次に、14については、交通量や道路の傷み具合に併せて計画的な整備に努めていきます。 次に、15については、手動介入の要因の確認のほか、アンケート調査により試乗者の6割以上の方から乗り心地が快適であった、実装後も利用したいという声をいただいております。費用対効果につきましては、実証による課題を改善し、より安全性の向上を図って1期社会実装を実施できております。本格社会実装以後のランニングコストにつきましては、事業主体となる企業と協議を行っていきます。 次に、16については、今後予定される端末の更新を見据え、これまでの成果と課題を検証し、人の増員等も含めた今後の方向性について引き続き検討していきます。 次に、17については、授業実践や不登校対応等の役割を担ってもらう予定です。教科担任制については、質の高い授業実践や働き方改革等において成果が出ていると認識をしております。水泳授業の民間委託については、全校実施も視野に検討をしていきます。 次に、18については、学校給食が児童・生徒の心身の健全な発達に資するものであり、食に関する正しい理解と適切な判断力を養うために重要な役割を果たしていると認識しております。また、臨時交付金以外からの補填につきましては、現時点では検討しておりませんが、今後の物価等の状況について注視してまいります。 次に、19につきましては、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、20については、設置場所等について、今後具体的に検討していきます。機能については、これまでの児童福祉機能と母子保健機能を引き続き生かし、一体的な組織として、子育てに困難を抱える家庭に対し切れ目なく対応することとなります。 次に、21については、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、22については、令和6年10月1日の施行を予定しております。 次に、23については、事業者が参画しやすいように定員数の見直しを行いますので、これまでよりも実現性が高まるものと考えております。 次に、24については、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、25についても、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、26について、和光市障害者就労支援センターで障害者及びその家族に対する就労支援を実施しているほか、増加傾向にある精神障害の方に併せた就労アセスメントの支援を充実させていく必要があると認識しています。 次に、27については、ライフステージの転換期により様々な経費が必要となる年代に設定したものです。対象者数はおおむね2,000人で、予算の総額は約5,500万円となります。 次に、28については、接種1回につき4,000円の費用補助をすることを予定しています。また、補助対象年齢は50歳以上の方を対象とすることとして、検討を進めています。 次に、29については、第2次和光市公共施設マネジメント実行計画に基づき、法令に基づく定期の保守点検や日常点検により発見された不具合に対し、予算の範囲内で適宜実施していくものです。 次に、30について、今ある特別緑地保全地区や市民緑地は大変重要な緑地でありますので、保全に努めてまいります。 次に、31につきましては、マイナンバーカードの普及促進、行政手続のオンライン化の推進など各種取組を進めていきます。 次に、32については、市内中学校の生徒及び市民を対象とした講演会や平和祈念パネル展などを開催するとともに、平和都市宣言について、「広報わこう」や市民まつり等において周知をしていきます。 次に、33については、一歩前に踏み出す機運にあふれた和光市を創造していくため、世代にかかわらず、多くの皆様との対話に努めております。皆様が御活躍されている現場を中心に足を運び、様々な市民の方の声を肌で感じ対話を重ねることで、よりよいまちづくりにつなげていきたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 日本共産党代表鳥飼雅司議員。 ◆3番(鳥飼雅司議員) 御答弁ありがとうございました。 それでは、7つ、再質問をいたします。 まず1点目、7の和光版MaaSの推進に関して、市の対応と今後の見通しについて答弁されました。来る超高齢化社会に備えて市内の移動のしやすさの向上について、市内循環バスのみならず、デマンド交通などあらゆることを再度検討していく必要があるんじゃないかと考えますが、その市の考えを伺います。 2点目、9の令和6年度一般会計当初予算、今後の財政運営について伺います。 個人市民税が定額減税の影響によって減収が見込まれると、しかし、減収分については地方特例交付金による補填を見込み、編成されているわけですが、来年度以降も定額減税により個人市民税が伸び悩むことが懸念されますが、不交付団体となっている当市において、補填でき得る額の地方特例交付金が入ってくるのか、そこら辺ちょっと確認したいと思います。 また、施政方針において、この重点施策において、やはり都市基盤整備と福祉施策の充実と述べていますが、福祉施策において、補助金を受けている多くの事業者がいます。物価高騰、人件費の引上げ等で補助金の見直しが必要になってくるんじゃないかと考えます。見直しは今後いつ行われていくのか、また福祉事業者への支援というのをどのように考えているのか、伺います。 3点目、11の外環上部丸山台広場について、トイレ設置工事後の外環上部丸山台広場の活用、また市民への開放は引き続き行うのか、今後の構想について改めて伺います。 4点目、12の水道事業に関して、それぞれ酒井浄水場高圧受電盤更新工事は3か年、南浄水場中央監視設備更新工事は4か年の継続事業ということは分かりました。 水道事業ということで上下水道部に関してなんですけれども、庁舎の狭隘化に伴い、上下水道部が旧保健センターに移設するということなんですけれども、その計画、また時期、予算はどのようになっているのか、確認します。 5点目、15の交通関連、自動運転バスの進捗において、遅れが生じているのではないかと感じます。令和6年度においては、どのように整備されていくのか、また市民説明の内容と開催時期について伺います。 6点目、18の学校給食に関して、食材の高騰で学校給食費を小学校で500円、中学校で1,000円上がることが説明され、令和6年度は物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金で値上げの半分の額を補填するということですが、今後の見通し、一般財源や基金からの補填で値上げをしないでいただきたいと思うんですけれども、柴崎市長の考えを伺います。 7点目、33、市民に信頼される誠実な行政運営についてですが、市民にとって不都合な点、不祥事問題や主に自動運転サービス事業、一般国道254号和光富士見バイパスなどの都市基盤整備の進め方について、市民に対し理解していただけるような説明が不十分で今まで来たのではないかと感じます。今後は改め、誠実な態度で市民に信頼される行政運営を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。 今定例会の専決処分において、市長、副市長の給与の減額が通されましたが、不祥事に対する裁判の判決が示されています。今後の市の責任、また市民説明に対して市はどのように進めていくのか、伺います。 以上で2回目の質問を終わります。 ○議長(富澤啓二議員) 日本共産党代表鳥飼雅司議員の再質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 分かる範囲でお答えをさせていただきます。 1番につきまして、市内の交通手段について、あらゆる手段を検討しないのかと御質問と理解しております。現時点で例えば自動運転バスであったりとか、シェアサイクルとか動いているものについては、当面このやり方でやっていくというふうに考えておりますが、そのほかの例えばラストワンマイルですとか、まだ実際形が見えていないものにつきましては、まだこれからいろいろな検討をして行っていきたいというふうに考えております。 次の住民税の定額減税が入るので、減収になるのではないかというところですが、今年度はその部分の補填があるというふうには聞いているんですが、ちょっと翌年度以降がどうなるかということは現時点で不明ですので、その辺は分かり次第、お知らせしたいと思います。 3番目の丸山台広場のトイレにつきましては、現時点でどういうふうに使うかというような確たる計画がございませんので、去年から市民の方に緩くといいますか、開放して使っていただいた感想を基に、今後の計画を立てていくようなことを考えている状況です。引き続き開放は行っていく予定ですので、またその辺もワークショップですとか、どういったやり方をするのかも含めてまとまり次第、お知らせしたいと思います。 次に、水道の旧保健センターへの移転ですが、現状、令和7年度に移転する予定で進めております。すみません、細かい予算ですとかちょっと今手元にございませんので、別途必要でしたらお知らせします。 次に、5番目ですが、自動運転バスの市民説明会の内容ということでよろしいでしょうか。こちらにつきましては、私たちとしては、当時、例えば工期ですとか、あとはどういったやり方をするですとか、そのあたりの説明を例えば対面で行ったりとか、あとはウオークインで行ったり、ハイブリッドで行ったりというような方法を取らせていただいたんですけれども、まだこちらの事業については続いていきますので、引き続き多くの方に聞いていただけるような説明会をしてまいりたいと考えております。 次に、学校給食ですが、こちらに関しましては今回、結構金額大きく値上げしますので、その分、市のほうで補助をするというようなことをお出ししていますが、来年度以降については現時点で検討しておりませんので、また物価の上昇がこのまま引き続き続くとかそういったような場合には、改めて検討をしてまいりたいと考えております。 最後に、市民の方への説明会につきましては、ちょっと自動運転のときにもお答えしたとおり、こちらとしてできることをいろいろやってきているつもりなんですけれども、もちろん全員の方に知っていただくのは難しいと思うのですが、やはり多くの方に聞いていただきたいという気持ちは常に持っておりますので、方法ですとか時期等も含めて引き続き検討して、丁寧な説明をしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 先ほど質問の15で、自動運転バスのアンケート調査の試乗者につきまして、6割以上の方から乗り心地が快適であると申し上げましたが、正確には9割でした。訂正をお願いいたします。     〔3番議員「物価高騰で人件費、補助金の見直しというのは今後いつ行われていくのか、福祉事業者への支援」と言う〕 現時点では特に時期については確定しておりませんので、また引き続き検討してまいります。     〔3番議員「支援も」と言う〕 支援も含めまして、福祉の件ですよね。 ○議長(富澤啓二議員) 以上で、日本共産党代表鳥飼雅司議員の質問を終了します。 次に、公明党代表、伊藤妙子議員、お願いします。     〔6番(伊藤妙子議員)質問席〕 ◆6番(伊藤妙子議員) おはようございます。公明党、伊藤妙子です。 本日は3月11日、東日本大震災から13年であります。また、能登半島地震により被害に遭われた方にお見舞いを申し上げるとともに、お亡くなりになられた方に追悼の意を表します。 ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルによる攻撃など、世界では理不尽な戦闘が繰り返されています。全ては生命を軽視した思想を持ち、相手を許容しない閉ざされた人間によるものだと思います。私たち公明党は、平和と福祉を掲げ、本年、結党60年です。昨年亡くなられた公明党創立者により掲げられた「民衆とともに」の精神の下、対話に求める解決を求めていきたいと思います。 昨年の3月31日に和光市平和都市宣言が行われ、間もなく1年です。多くの市民の声により待ちに待った宣言であり、未来の和光市のために、世界に平和の大切さを発信した宣言だと思います。まさにその宣言の中に「私たちは、お互いを尊重し、小さな声を大切にします。」、また、「私たちは、周りの人との交流を大切にします。」とあります。市長自ら市民の声を聞き、そして市民の代表である議員18人から成る議会とのコミュニケーションを取り、対話を重んじ、市政を進めていただくことを求め、本年の施政方針への質問をさせていただきます。 さきの議員と重なっているところもありますが、通告に従いまして質問させていただきます。 1ページ、「はじめに」。 1番目、姉妹都市であるアメリカ合衆国のロングビュー市が市制施行100周年を迎え、5年ぶりに交流事業を再開し、公式訪問団をロングビュー市に派遣しましたとありますが、継続事業としてどのように続けていくのか、市の方針を伺います。 2点目、令和6年度の和光市の重点施策に都市基盤整備と福祉施策の充実とありますが、重点施策にした理由について伺います。 2ページ、「予算及び主要な事業の概要」。 3点目、令和6年度一般会計当初予算案では、前年度より1.1%増でありますが、自主財源と依存財源の比率の推移と、類似自治体と比較して適正なのか伺います。 視点①、日々の生活の基盤が整っている。 4番目、令和6年度から下水道ストックマネジメント計画の策定及び下水道事業経営戦略の改定に取り組むとあります。汚水管渠の整備と雨水管渠の整備のうち、汚水管の整備率は95%以上と認識しています。課題である雨水管渠等の整備率の実績と計画を伺います。 また、気候変動の影響で豪雨の懸念がありますが、雨水管渠の工事は、大口径の管を埋設することが今後必要と認識いたします。整備費用がかさむ懸念がありますが、財源の確保について伺います。 また、世代間負担の公平性の確保という意味から、計画的に進める必要がありますが、コスト削減の取組の手法を伺います。 5点目、和光市道路整備実施計画に基づく市道の優先整備路線に準じた計画と認識しますが、市道1号線の拡幅整備の内容を伺います。 3ページ、6点目、和光版MaaS構想の実現のため、2期社会実証を実施するとありますが、内容と、東武バスウエストの市内循環バス撤退の要望との影響を伺います。 7点目、第6分団の消防ポンプ車の購入は、老朽化に伴い新たに購入するものと認識しますが、購入の理由について伺います。 「視点② それぞれのライフステージを充実させる」。 8点目、学校ごとの障害の種類に応じて、知的学級と自閉症・情緒障害学級を設置とありますが、内容を伺います。 9点目、教育活動について、各学校に配置するとされる主体的な学び手育成教員とは、各校に何名、どのように配置するのか具体的に伺います。 10点目、天候に左右されない水泳の民間業務委託とはどのようなものか、また、費用対効果について伺います。 11点目、小・中学校の屋内運動場の空調設備工事の実施計画について具体的に伺います。こちらは、全く内容が重なっていると思いますので、割愛していただいて結構です。 12点目、地域学校協働活動について、各中学校区の地域学校協働本部により地域団体などの力を生かした学校支援とありますが、これまでどのように準備されてきたのか伺います。 13点目、保育施設に関して、和光市駅周辺の医療機関の建物内に病児・病後児保育室を整備するとありますが、内容を伺います。こちらも重なっていますので、割愛していただいて結構です。 14点目、子ども医療費助成について、18歳まで対象年齢を拡大する制度の拡充とあります。入院費と通院費の助成か、また、いつからか内容を伺います。 15点目、母子保健について、1か月児健診と5歳児健診を実施とありますが、本市で現在行われている健診に追加する形で行うのか伺います。 16点目、介護保険事業について、介護認定業務が増加する現状を踏まえ運営体制を強化するとありますが、要介護認定事務の各フェーズにおいて、AI等のデジタル技術を導入し、業務フロー・内容の見直し、業務の効率化を実現する方針なのか伺います。 4ページ、17点目、令和5年11月から埼玉県思いやり駐車場制度が始まっていますが、導入の目的と優先駐車区画の整備箇所を伺います。 18点目、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、18歳から20歳の市民に対して2万円相当の電子アプリクーポンを支給とありますが、基準日と年齢基準の理由と予算額を伺います。 「視点③ 心豊かに、満足度の高い生活が送れる」。 19点目、帯状疱疹ワクチン任意予防費用の補助を実施していただくとありますが、こちらについて費用の助成について、公明党として一昨年、市長へ要望させていただき、前向きなお答えをいただいていました。いよいよ実現することに感謝いたします。これについては近隣3市と歩調を合わせて行うのか伺います。 20点目、市民農園施設整備にアグリパーク(仮称)第11農園整備工事とありますが、内容を伺います。 21点目、特別緑化保全地区に指定した大坂ふれあいの森の安全対策工事の内容を伺います。 5ページ、「計画推進に当たっての考え方」。 22番目、市庁舎及び市民文化センターの空調設備等の老朽化に伴い快適な環境整備に向けて省エネルギー改修とありますが、期間と費用を伺います。 1回目の質問は以上です。 ○議長(富澤啓二議員) 公明党代表、伊藤妙子議員の質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) それでは、公明党の質問について順次お答えします。 初めに、1については、令和6年度はロングビュー市からの訪問団を受け入れるとともに、今後においても和光市ロングビュー市の相互に市民海外派遣事業を行う予定です。 次に、2については、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、3については、令和6年度当初予算における市税等の自主財源の比率は61.1%となっており、令和5年度の60.4%から増加しています。令和4年度普通会計決算における県内類似団体の自主財源の比率の平均が50.7%であることから、類似団体と比較して自主財源の比率は高くなっております。 次に、4については、整備率が約50%となっています。財源については、一般会計からの繰入金と国からの交付金等を活用して事業を推進します。 次に、5については、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、6については、自動運転走行ルートを約830m拡大して自動運転走行を実施するものです。また、東武バスウエストからの通知の対象事業は、循環バス事業となっております。 次に、7については、平成15年3月に購入し、21年経過しているためです。 次に、8については、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、9については、各校に1名ずつ、学校長からの活用計画を基に配置予定です。 次に、10については、民間施設の活用と専門的な指導による水泳事業を委託するものです。また、老朽化を迎えているプールの改築や維持管理の面から、費用対効果があると考えております。 次に、12については、各中学校区の活動を記した地域学校協働本部だよりの発行や市広報への掲載など情報を発信し、支援者の輪が広がるように周知に努めています。 次に、14については、令和6年10月1日診療分から入院と通院について助成を行います。 次に、15については、医療機関に委託して行う個別健康診査とし、その健診に係る費用の助成を行います。5歳児健診については、現在行っている健診に追加する形で集団健診として実施します。 次に、16については、デジタル技術の導入について事業者と意見交換をする中でニーズ把握に努めます。 次に、17については、さきの会派にお答えしたとおりです。優先区画の整備箇所については、制度利用者がより多く見込まれる総合福祉会館等の公共施設駐車場を想定しており、台数は10台程度を予定しています。 次に、18のうち年齢基準の理由と予算額については、さきの会派にお答えしたとおりです。基準日については、令和6年6月1日としています。 次に、19のうち内容については、さきの会派にお答えしたとおりです。近隣3市の状況については、各市とも同じ補助内容となる予定と確認しております。 次に、20については、さきの会派にお答えしたとおりです。 また、21についても、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、22のうち、期間については16年間となります。費用については施設改修整備の限度額を5億8,300万円と見込んでおります。           ---------------------
    △休憩の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 暫時休憩します。午前10時19分 休憩午前10時30分 開議  出席議員   18名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  16番  17番 18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 休憩を閉じて、会議を再開いたします。           --------------------- △施政方針に対する質問(続き) ○議長(富澤啓二議員) 公明党代表、伊藤妙子議員。 ◆6番(伊藤妙子議員) 2回目の質問をさせていただきます。 1点目の姉妹都市交流についてです。 はじめにのところの姉妹都市交流について、近年の経済状況を見ますと、交流費用がかなり上昇しております。海外を見聞することは若者の未来にとってとても有益だと思います。今後の学生や若者への交流支援、補助などについてお考えを伺います。 続きまして、2ページの和光市道1号線の拡幅整備について、改めまして県道、下新倉、氷川神社ということで、さきの議員のほうの御答弁で内容は分かりましたけれども、県道88号線と1号線の交差点、新倉小学校側のほうの拡幅については多くの声があって求められているところだと思いますけれども、そちらのほうの拡幅については計画をされていないか伺います。 続きまして、4ページ、埼玉県思いやり駐車場制度について、ゆめあいに10台予定ということで伺いましたけれども、和光市役所の駐車場にも予定されていないか伺います。 同じく4ページの市民農園施設整備、アグリパークの第1農園整備工事のほうの内容ですが、さきの議員への御答弁で分かりましたけれども、こちらの計画されている土壌が砂利質が多いということを市民の方から聞いているんですけれども、こういった土壌の整備について十分されるのか伺います。 最後に5ページ、市庁舎及び市民文化センターの空調設備等の老朽化に伴い、省エネルギー改修のところですけれども、5億8,000万円の予算ということで御答弁ありましたけれども、さきの一般質問、昨年の一般質問等で指摘がある安全対策についての指摘がされています。こちらについて災害時に想定外がないのかというところについて、どのようにお考えか伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 公明党代表、伊藤妙子議員の再質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) では、公明党からの2回目の質問に対して順次お答えいたします。 1番目の姉妹都市との交流に係る費用の件ですが、こちらに関しましては、私どもも重々承知しておりまして、こういったお話も補助とか支援をどうしていこうかという話は出ていたところです。具体的にはまだそういった予算とかにはお示ししていないんですが、今後の支援につきましては、特に若い世代を中心に検討してまいりたいと考えております。 次に、市道1号線と県道88号線でしたか、交差点、新倉小学校の前の道が狭いということについては、私も何度も行っておりますので痛感しておるところです。ただ、簡単にその拡幅ができない場所でもありますので、例えばそういった何か申出などがありましたら、機を捉えて拡幅は検討してまいりたいと考えております。 3番目の思いやり駐車場ですが、約10台というのは、全て総合福祉会館ではありません。市役所と、あと総合福祉会館と総合体育館合わせて約10台を検討しております。 4番目の市民農園の土壌の件ですが、そこまでまだ具体的にどのような土壌で、どういうふうにしていくかというようなお話は伺っていないんですけれども、当然内容につきまして何か農園としてなかなか使いにくいですとか、そういったことがありましたら検討をしてまいります。 5番目の施設の空調設備の件ですが、こちらの安全対策につきましては、当然その安全基準に基づいて行っておりますので、そういった範囲内であれば対応できるものと考えておりますが、想定外というのが、今までもいつも地震が起きるたびに想定外のというお話がありましたので、どこまでそこを備えるかというところは検討すべき課題と考えておりますが、現時点では適切な安全率に基づいて行っております。 以上となります。 ○議長(富澤啓二議員) 以上で、公明党代表、伊藤妙子議員の質問を終了します。 次に、新しい風・希望代表、菅原満議員、お願いします。     〔13番(菅原 満議員)質問席〕 ◆13番(菅原満議員) 新しい風・希望、菅原満でございます。 それでは、施政方針に対する質問をさせていただきます。 まず、同僚議員からもございましたように、能登半島地震で亡くなられた方、また被災された方に、哀悼とまたお見舞いの意を表するものでございます。また、東北地方太平洋沖地震から13年、復興に向けて進むことを祈念する次第であります。また、ほかにも災害、大きな災害が起きてきておりますので、災害に対する備えの重要性を改めて認識する次第でございます。 それでは、通告に従い質問をさせていただきます。私のところまで来る間に、相当質問が展開されております。質問をさせていただきますが、重複する点については割愛していただいて結構ですので、その点御了承いただきまして御答弁をいただければと思います。 まず、1ページ、「はじめに」であります。 「和光市でも、市民の価値観やライフスタイルの多様化からコミュニティ意識の希薄が懸念されています」とされていますが、どのような理由からの認識なのか伺います。 2点目、「既存の枠組みを越えて、趣味や子育てなど様々なきっかけから、人と人とがつながる新たなコミュニティの創造に取り組むことが必要不可欠」とのことですが、具体的にはどのような取組を考えているのか伺います。 3点目、「また、昨年は」以下で、「わこうスポーツ祭り」の「スポーツを通じた健康づくりにつながるイベント」さらに「公式訪問団をロングビュー市に派遣しました」とありますが、その効果をどのように評価しているのか伺います。 4点目、和光版MaaSの推進で、令和6年度での事業はどのようなものか、市内の移動のしやすさの向上に関して令和6年度での具体的施策、支出と財源、さらに市内循環バスの継続的運行への取組について伺います。 5点目で、「市内各エリアの実情に応じた包括支援体制については、第五次和光市地域福祉計画の策定の中でしっかりと位置付けて整備を進める」とありますが、第四次中間見直しも行われた中での包括支援体制の評価、今後の取組はどのようなものか伺います。 6点目、令和6年度一般会計予算案において、定額減税、寄附金税額控除の影響をどのように捉えているのか、また定額減税の減額分は補填されることとなるのか伺います。 「視点① 日々の生活の基盤が整っている」の2ページ目でありますが、7点目、和光市駅北口土地区画整理事業の令和6年度における進捗見通しについて伺います。 8点目で、「駅北口駅前広場整備に向けたワークショップを実施」のワークショップ参加者、開催時期、手法についてどのように想定しているのか伺います。 9点目、「外環上部丸山台広場の利便性向上のため、トイレ設置工事を実施」とありますが、外環上部丸山台広場の利活用についても具体化していくのか伺います。 10点目、水道事業での老朽化管路の更新、管路耐震化で、令和6年度末の更新化率や耐震化率はどの程度か伺います。 11番目で、浄水場機能確保のための更新工事の資金計画はどのようになっているのか伺います。 12番目で、令和6年度から下水道ストックマネジメント計画の策定の内容と経営への効果、さらに、下水道事業経営戦略との関係について伺います。 13点目、「令和12年度からのごみ広域処理施設稼働を目指し」とありますが、令和6年度での進捗、また、現行の清掃センターの延命化修繕の費用見通しはどうなるのか伺います。 14点目、自動運転バスの本格社会実装に向けた2期社会実証の実施時期、本格実装の見込みはどう想定しているのか伺います。 15点目、児童生徒に対しICTを活用した教育において、現在のタブレットの利活用の状況や教員への利活用支援について伺います。 16点目で、情報モラル教育での課題、効果はどのように把握し、今後進めていく考えなのか伺います。 17点目、「主体的な学び手育成教員を配置」とありますが、選考状況、配置見通し、具体的に担う業務はどのようになるのか伺います。 「多様な児童生徒の実態に応じて適切な支援・指導を推進」とありますが、実績の評価、また、令和6年度に新たな取組を進めるのか伺います。 19点目で、「水泳の授業を民間業務委託」とありますが、市内全小・中学校が対象となるのか、また、事前に学校と民間委託先との授業内容の調整をどのように進めるのか伺います。 20点目で、学校給食での補助の内容、期間、交付金の交付は継続的なのか、一般財源で補助を行うことを考えているのか伺います。 21点目で、第3期和光市子ども・子育て支援事業計画の策定で「就学前児童の保護者、妊婦及び児童生徒に対するアンケート結果を施策に反映」とありますが、アンケートの概要及び結果はどのような内容なのか伺います。 22点目で、「こども家庭センターの設置に向けて具体的検討」とありますが、設置検討の背景、令和6年度中の設置となるのか、また、どこで検討していくのか伺います。 23点目で、「和光市駅周辺の医療機関の建物内に病児・病後児保育室を整備」とありますが、具体的な場所、定員について伺います。 24点目で、子ども医療費助成での対象年齢を拡大しての助成は、令和6年4月からとなるのか、実施時期について伺います。 25番目で、「1か月児健診と5歳児健診を実施」とありますが、それぞれの健診内容、また、令和6年度以降継続して行うこととなるのか伺います。 26点目で、「生後2~4か月の乳児を対象にした発育発達相談を実施」とありますが、対象乳児、具体的な相談回数について伺います。 27点目で、「第9期和光市長寿あんしんプランに基づき、高齢者が生きがいを持ち、自分らしく地域で暮らすために、認知症対策の強化・推進」とありますが、第8期のプランと変わった点があるのか、また、特別養護老人ホームの整備に着手されるのか伺います。 28点目、「介護認定業務が増加する現状を踏まえ運営体制を強化」とありますが、具体的に何を、どのように強化するのか、ICTの利用を想定しているのか伺います。 29点目で、「第五次和光市地域福祉計画の策定に向けたニーズ調査」の対象者と、抽出調査なのかニーズ調査の実施方法について伺います。 30番目で、「手話奉仕員養成講座の基礎講座とステップアップ講座を実施」とありますが、令和5年度の実施状況と令和6年度に想定している計画について伺います。 31点目、埼玉県思いやり駐車場制度において、「所定の公共施設の駐車場において優先駐車区画を整備」とありますが、具体的な公共施設及び台数はどのように考えているのか伺います。 32番目で、「18歳から20歳の市民に対して、2万円相当の電子アプリクーポンを給付」とありますが、予算規模、対象者の要件と人数、どのようなアプリを利用するのか伺います。 33点目で、「新たに帯状疱疹ワクチン任意予防接種費用の補助」とありますが、実施時期と補助方法はどのように考えているのか。また、近隣市での実施状況について伺います。 34番目で、「健康寿命の延伸と安定的な国民健康保険運営」での被保険者数、保険税収入、1人当たりの医療費の見通しは、どのように想定しているのか伺います。 35点目、中央公民館の雨漏り改修工事に関しては、工期はどのように考えているのか伺います。 36番目で、「市民文化センターにおける施設の不具合等を把握するための劣化診断調査を実施」では、建物、設備など具体的にどのような調査を実施するのか伺います。 大坂ふれあいの森の安全対策工事に関して、工事の具体的内容、期間について伺います。 38番目のシティプロモーションにおけるオリンピック・パラリンピック出場選手への応援の具体的行事を検討しているのか伺います。さらには、市民と協働しての施策についての認識を伺います。 5ページ目で、39番目ですが、「市の知名度の向上及び地域愛着度を高めていきます」とありますが、具体的取組について伺います。また、取組はオリンピック・パラリンピック後も継続していくことを想定しているのか伺います。 次に、「計画推進に当たっての考え方」でありますが、40番、「和光市DX推進全体方針の中間見直しを受けて、フロントヤード改革の推進など重点施策に取り組み」とありますが、中間見直しの内容、フロントヤード改革の具体的内容を伺います。さらに、業務運営そのものの改革ともいうDXにつながるのかどうか伺います。 41番目で、「快適な環境整備に向けて省エネルギー改修」について、令和6年度での取組内容について伺います。 42番目で、「内部統制体制の強化」とありますが、具体的にどのような考えに基づいての強化なのか伺います。さらに、前年度の内部統制に係る取組に対する評価は、公開されるのか伺います。 43番目で、「4市共用の新たな火葬場の設置について引き続き検討を進めます」とありますが、令和6年度での取組について伺います。 44番目で、第五次和光市総合振興計画の中間見直しについて、市民意識調査の対象及び対象者数の選定については、どのように考えているのか伺います。 6ページ、「むすび」になりますが、45番目、「平和の大切さを発信」とありますが、令和6年度の取組についてはどのようなものがあるのか伺います。 46番目で、「外国籍市民と地域住民との共生」とありますが、具体的な取組はどのように実施していくのか伺います。 47番目で、「異なる価値観を個性として尊重し認め合い」とありますが、行政としての取組についてはどのように考えているのか伺います。 48番目で、「信じ合う気持ち、支え合う気持ち、責任を分かち合う気持ちが大切になります」とあり、「建設的な対話により最適解をみんなで目指す場面の多い、一歩前に踏み出す機運にあふれた和光市を創造してまいります」とあります。このための情報共有については、どのように認識しているのか伺います。 49番目で、建設的な対話について、語ること、話すことも必要ですが、聞くに早く、語るに遅く、怒るに遅くあっての対話ということも大切かと認識しますが、市長の認識を伺います。 「職員一人一人が法令等を遵守することを基本」とありますが、多くの事務量等を踏まえ、的確に法令や例規等の検索、確認の利便性を確保することについて伺います。 以上、重複する点が多々ありましたが、質問をさせていただきましたので、御答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(富澤啓二議員) 新しい風・希望代表、菅原満議員の質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) それでは、新しい風・希望の質問について順次お答えします。 初めに、1については、コロナ禍を契機として働き方やコミュニケーションの在り方が多様化し、既存のコミュニティーに依存しないライフスタイルを選択できることなどを理由としています。 次に、2については、自治会や地区社会福祉協議会などの地域コミュニティーだけでなく、趣味や子育てなどのテーマコミュニティーなども含めて、様々なきっかけを通じて新しいつながりが生まれるような取組を想定しています。 次に、3、わこうスポーツ祭りの評価については、さきの会派にお答えしたとおりです。また、ロングビュー市への派遣については、現地の市民との交流など貴重な体験を通じて、多文化共生の意識を高めるきっかけになったものと認識しています。 次に、4については、自動運転バスによる2期社会実証を行い、令和6年度末の参画社会実装を目指していきます。また、ラストワンマイル施策の推進に当たり、当市の特性に適したモビリティーなどの在り方について検討を行っていきます。財源については、国の交付金等を活用できるよう情報収集を行っています。市内循環バスの継続的運行については、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、6については、定額減税に関する影響力を4億4,400万円の減額と想定し、これは全て地方特例交付金で補填されます。寄附金控除の影響額としては、控除額5億3,300万円の減額を想定しています。 次に、9については、トライアルサウンディング等を実施しながら面的な利活用を図っていきます。 次に、10については、56%程度を見込んでいます。 次に、11については、令和6年度は公営企業債で賄う予定とし、残りは補填財源で賄う予定です。 次に、12については、さきの会派にお答えしたとおりです。下水道経営戦略との関係については、経営戦略の一環として下水道ストックマネジメントを策定するものです。 次に、13については、再入札に向けて、事業者と調整しているものと認識しています。延命化の修繕については、新施設稼働が2年延期となった影響を受け、清掃センター閉鎖までの間に、新たに2億円程度の修繕が必要となる見込みです。 次に、14については、2期整備工事完了後、下半期の実施を見込んでおり、その後、積み上げた実証内容を検討し、令和6年度末の本格社会実装を目指していきます。 次に、15については、児童・生徒が積極的に活用しています。教員への支援では、情報教育推進アドバイザーなどによる支援に加え、学校としての研究・研修も進められるなど、多様な支援が行われています。 次に、16については、各学校が実際に子供たちへの指導や様子の確認を通じて、課題や効果を確認しています。今後も教育委員会で作成したタブレット利用10の約束や県発行のネットトラブル注意報を活用し、啓発していきます。 次に、17については、現在、選考中で、今後、市内12校に1名ずつ配置予定です。担う業務としては、授業実践や不登校対応等、各学校のニーズに合わせた内容となります。 次に、18については、これまでの補習や授業支援等を行ってきており、高い成果が上げられているものと認識しています。それらを踏まえ、不登校対応など現代的な課題にも柔軟に対応していくために、主体的な学び手育成教員を配置することとしました。 次に、20については、内容はさきの会派にお答えしたとおりです。補助や財源については、今後の状況等を踏まえて検討していきます。 次に、21については、アンケートは、就学児童の保護者約2,000人、妊婦の方約200人を無作為で抽出し、回答をお願いしていきます。また、児童・生徒に対するアンケートは、市内の小学4年生、中学1年生を対象に、日頃の生活、今の気持ち等の内容を聞き、子供の施策に反映させるため各学校へ協力を依頼しています。いずれの調査も、3月4日までを回答期限としています。 次に、23については、具体的な場所は、さきの会派にお答えしたとおりです。定員は2名を予定しています。 次に、25、1歳児健診につきましては、身体発育状況、栄養状態、疾病及び異常の有無などの項目を行います。5歳児健診については、集団健診として実施し、身体発育状況、栄養状態、精神発達の状況、言語障害の有無などの項目に加え、必要に応じ専門相談やカンファレンスを行います。当該事業については、令和6年度以降も継続を予定しています。 次に、26については、令和6年4月1日以降に出生した乳児を対象とし、相談回数は1回です。 次に、27については、さきの会派にお答えしたとおりです。また、特別養護老人ホームの整備についても推進していきます。 次に、29については、プロポーザル方式による事業者選定を予定しており、その結果を踏まえて判断します。 次に、32のうち予算規模対象者の要件と人数は、さきの会派にお答えしたとおりです。アプリは、対象者の携帯端末にアプリケーションをダウンロードし、登録店舗に設置する二次元コードを読み取ることにより決済が行えるシステムを想定しています。 次に、33については、令和6年4月から補助事業が開始できるように準備を進めています。補助方法については、医療機関への受領委任払いと接種後の償還払いの両方を制度化する方向で検討を進めています。近隣市での実施状況については、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、34については、令和6年度の被保険者数を約1万2,300人、保険税収入を約13億円、1人当たりの医療費を約39万円と想定しています。 次に、35については、令和6年4月に入札を行い、落札業者と仮契約をし、6月定例会に上程、議決後、本契約締結から令和7年3月末までを工期とする予定です。 次に、36については、建築物及び建築設備の劣化状況や危険箇所を把握するため、建物全体の外観目視点検調査や構造及び配管などの物理的探査調査を実施します。 次に、38については、広報紙、SNSを活用し、和光市に由来する出場選手をPRし、和光市一丸となって選手を応援していきます。また、オリンピック・パラリンピックに限らず、市民協働によるシティプロモーションは重要であると認識しています。 次に、39については、和光市応援大使である梶原悠未さん等、有名アスリートと市民が直接関わり合うことで、市民の地域愛着度を高める取組を継続して行っていきます。 次に、40の中間見直し内容については、さきの会派にお答えしたとおりです。フロントヤード改革の推進については、国の自治体DX推進計画で自治体DXの重点取組事項として掲げられており、当市では行政手続のオンライン化の拡充に加え、キャッシュレス決済の導入について検討を進めていきたいと考えています。DXとは、デジタル技術を活用し、業務を変革することです。特にトランスフォーメーションに当たる変革が重要と認識していますので、職員一人一人が自分ごととしてその視点を持ち、業務改革につながるDXの推進に取り組んでいきます。 次に、42、内部統制制度の強化については、さきの会派にお答えしたとおりです。なお、取組の評価については、市のホームページ等により公開していきます。 次に、44については、市内に在住する満18歳以上の方3,000人を住民基本台帳から無作為抽出する予定です。 次に、46については、姉妹都市との交流事業を通じて市民の多文化共生意識の醸成を図るとともに、多文化共生ボランティア制度や多文化子育て支援事業により外国籍市民への支援を行います。 次に、47については、市民や企業を対象としたセミナーや研修会の開催及び市ホームページ等への掲載により、人権啓発に努めていきます。 次に、48については、私の考え方について、この施政方針での発信を通じて市民の皆様をはじめとする和光市に関係する全ての方々に対し、対話を深め情報を共有することが大切であると考えております。 次に、49については、よりよい答えを導くためには、互いに相手の意見を聞き尊重した上で話し合うことが大切であると考えています。 次に、50については、和光市職員コンプライアンスハンドブックの中で、庁内グループウエアにおける法令や例規等の検索方法を具体的に掲載しており、今後も職員研修を通じて業務の根拠となる法令等を把握することの重要性について理解を深めるよう努めます。 ○議長(富澤啓二議員) 新しい風・希望代表、菅原満議員。 ◆13番(菅原満議員) 重複する点が多々ありましたが、御答弁ありがとうございました。 以上で終わります。 ○議長(富澤啓二議員) 以上で、新しい風・希望代表、菅原満議員の質問を終了します。 以上にて、施政方針に対する質問を終結します。           --------------------- △議案の提案説明 ○議長(富澤啓二議員) 次に、日程第3、議案の提案説明を行います。 市長の説明を求めます。 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) それでは、本会議に提出する議案について順次説明いたします。 初めに、議案第1号、和光市副市長の選任について説明いたします。 和光市副市長に新たに諸戸修二氏を選任することについて、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものです。 次に、議案第2号、専決処分の承認を求めることについて(令和5年度埼玉県和光市一般会計補正予算(専決第2号))について説明いたします。 令和5年度埼玉県和光市一般会計補正予算(専決第2号)については、住民税均等割のみ課税されている世帯などに対して、デフレ脱却のための総合経済対策給付金を支給するための経費を計上するとともに、その財源として国庫補助金を計上したものです。当該補正予算につきましては、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしたので、その承認を求めるものです。 次に、議案第3号、和光市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正及び和光市乳幼児医療費助成に関する条例及び和光市乳幼児医療費助成に関する条例施行規則の廃止に伴い、和光市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の整備等を行うため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出するものです。 次に、議案第4号、和光市空家等対策協議会条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、空家等対策の推進に関する特別措置法の一部改正に伴い、同法を引用する本条例について所要の改正を行うため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出するものです。 次に、議案第5号、和光市監査委員条例及び和光市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、地方自治法の一部改正に伴い、関係条例の引用条項について所要の改正を行うため、この案を提出するものです。 次に、議案第6号、職員の育児休業等に関する条例及び和光市会計年度任用職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、地方自治法の改正により、令和6年度から会計年度任用職員に対する勤勉手当を支給するため所要の改正を行うため、この案を提出するものです。期末手当・勤勉手当を合わせた年間支給割合は、一般職の常勤職員と同様に4.5月とします。 次に、議案第7号、和光市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の報酬額につきましては、令和元年度の消費税率の引上げに伴い増額改定して以降、財政状況等に鑑み据置きとしてきたところです。しかしながら、昨今の物価の高騰や新型コロナウイルス感染症に伴う業務の増加等の影響に鑑み、報酬額について朝霞地区4市ともに算定基準に基づく昇給率により改正を行うため、この案を提出するものです。 次に、議案第8号、和光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、令和6年度からの新たな和光市国民健康保険ヘルスプランに基づき保険税率を改正するとともに地方税法施行令の一部改正に基づき、後期高齢者支援金等課税額の賦課限度額を引き上げるため、この案を提出するものです。 次に、議案第10号、和光市手数料条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律の改正法の施行に伴い、引用する法律名の変更をする改正をしたいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定によりこの案を提出するものです。 次に、議案第11号、和光市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営並びに特定子ども・子育て支援施設等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、国の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の改正に伴い、掲示が求められていた重要事項を電磁的方法でも公衆の閲覧に供さなければならない規定等を加えるため、地方自治法第96条第1項第1号の規定によりこの案を提出するものです。 次に、議案第12号、和光市介護保険条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、介護保険法第129条の規定に基づき、令和6年度から令和8年度までの3年間を計画期間とする第9期和光市介護保険事業計画による介護保険料を定める等の和光市介護保険条例の一部を改正するため、この案を提出するものです。 次に、議案第13号、和光市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、和光市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例、和光市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例、和光市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例、和光市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例について所要の改正を行うため、この案を提出するものです。 次に、議案第14号、和光市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律が改正され、令和5年4月1日から障害福祉サービス等における居住地特例の対象施設に介護保険施設等が追加されました。これに伴い今回の改正は、重度心身障害者医療費助成の実施市町村と障害福祉サービスに関する援護の実施市町村を一本化し、重度心身障害者医療費の受給者等の利便性を向上させるため、住所地特例の対象施設に介護保険施設等を追加するため、この案を提出するものです。 次に、議案第15号、和光市墓地等の経営の許可等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、墓地に対するニーズの増加や変化に適切かつ柔軟に対応すること及び現行規定の不備を解消するため所要の改正を行うもので、施設の適合基準に関する適用除外規定の見直しと墓地の経営等の許可申請に係る手続における適用除外規定の新設を行うため、この案を提出するものです。 次に、議案第16号、和光市ペット霊園等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、近年のペット供養に対するニーズの増加、埋葬形態の変化等に柔軟かつ適切に対応するため所要の改正を行うもので、ペット霊園の設置場所の基準に例外規定を新設するほか、人用の墓地の区域内にペット用の墓地等を併設することができるよう規定の見直しを行うため、この案を提出するものです。 次に、議案第17号、和光市路上喫煙の防止に関する条例及び和光市空き缶等のポイ捨て及び飼い犬のふんの放置の防止に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、近年の喫煙習慣や喫煙を取り巻く環境の変化に対応するため、条例の目的規定や定義規定の見直し、受動喫煙に対する配慮を求める規定の新設などに加え、いわゆるポイ捨て等防止条例との整合を図るため、この案を提出するものです。 次に、議案第18号、和光市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、和光市駅北口地区の市街地再開発事業に伴い、この地区の地区計画の内容を変更することから、変更内容を本条例に反映させるため、この案を提出するものです。 次に、議案第19号、和光市水道事業給水条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、生活衛生等関係行政の機能強化のための関係法律の整備に関する法律による水道法の一部改正に伴い、所要の改正を行うため、この案を提出するものです。 次に、議案第20号、市道路線の認定について説明いたします。 都市計画法第29条の規定による開発行為により帰属された道路用地を和光市道として認定したいので、道路法第8条第2項の規定により、この案を提出するものです。 次に、議案第21号、令和5年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第6号)について説明いたします。 令和6年2月29日付で一般会計補正予算の専決処分をしたことから、補正前額等の補正係数が変更されておりますので、変更後の数値に基づいて説明をいたします。 今回の補正予算につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,460万2,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ352億1,099万2,000円とするものです。 初めに、主な歳出について説明いたします。 今回の補正予算では、戸籍法一部改正に伴う振り仮名対応等のためのシステム改修費用を計上するほか、福祉の里のICT化推進のため、指定管理者への支援金を計上するなどしております。 次に、歳入につきましては、歳出事業に応じて国庫支出金及び県支出金をそれぞれ増額、または減額するほか、地方債の対象事業費の変更などに伴い市債を増額、または減額するなどしております。 なお、歳入歳出調整後の歳入超過額については、財源調整のため財政調整基金に積み立てております。 そのほか、今年度中に事業の終了が見込めない事業として、12事業の繰越明許費を設定するなどしております。 次に、議案第22号、令和5年度埼玉県和光市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について説明いたします。 今回の補正予算につきましては、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,281万4,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ67億6,807万9,000円とするものです。 歳出については、国民健康保険財政調整基金の預金利子の確定による積立金及び保険給付費等交付金の確定に伴う償還金を増額しております。 次に、歳入については、財政調整基金預金利子や一般会計繰入金の確定に伴いそれぞれ増減額をしております。 次に、議案第23号、令和5年度埼玉県和光市介護保険特別会計補正予算(第3号)について説明いたします。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ333万2,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ46億7,158万2,000円とするものです。 初めに、主な歳出について説明いたします。 今回の補正予算では、居宅介護等サービス保険給付業務や地域密着型介護サービス保険給付業務など、それぞれの業務におけるサービス給付者見込数は、当初の想定と比べて増減する見込みとなったため、保険給付費及び市町村特別給付費を増額し、総務費、地域支援事業費では減額しております。また、利子の確定に伴い介護給付費準備基金積立金を増額しております。 次に、歳入につきましては、保険給付費や地域支援事業費などの増減に伴い、国・県・市などそれぞれ法定割合分について増減しております。 次に、議案第24号、令和5年度埼玉県和光市和光都市計画事業和光市駅北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)について説明いたします。 今回の補正予算につきましては、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ1億4,905万4,000円を減額し、補正後の歳入歳出の総額をそれぞれ8億8,860万3,000円とするものです。 初めに、歳出について説明いたします。 区画整理事業費のうち工事請負費及び補償費などについて事業の進捗により減額するものです。 次に、歳入について説明いたします。 事業収入及び市債を減額するとともに、区画整理事業費の減額に伴い繰入金を減額するものです。 なお、今年度中に事業終了が見込めない事業として、再開発事業に伴う2事業について繰越明許費とするものです。 次に、議案第25号、令和6年度埼玉県和光市一般会計予算について説明いたします。 歳入の根幹をなす市税収入については、個人市民税が定額減税の影響で減収が見込まれる一方で、固定資産税については固定資産の評価替えにより増加が見込まれます。 なお、個人市民税の定額減税による減収分については、地方特例交付金による補填を見込んでいます。 令和6年度予算編成に当たっては、重点施策として都市基盤整備と福祉施策の充実に関する取組に予算を配分しています。 主な内容につきましては、都市基盤整備の分野では、土地区画整理事業の推進のため、各区画整理組合への支援を行うほか、和光版MaaS構想の実現に向けて自動運転バスの本格社会実装に向けた2期社会実証を行います。 福祉の分野では、子供、若者に対する生活支援及び物価高騰対策として、18歳から20歳の市民に対してクーポン給付事業を行うほか、駅周辺の医療機関内に病児・病後児保育室の整備を行います。 教育の分野では、小・中学校の屋内運動場空調機の整備を進めるほか、物価高騰に伴う保護者の負担軽減のため、学校給食の食材費支援を行います。 防災の分野では、防災行政無線及び第6分団消防ポンプ車の更新を行います。 また、和光市健全な財政運営に関する条例に基づき、中期財政計画についても予算に関する説明書と併せて提出しております。 なお、歳入歳出の概要については、副市長から説明いたしますので、よろしくお願いします。 ○議長(富澤啓二議員) 大島副市長。     〔副市長(大島秀彦)登壇〕 ◎副市長(大島秀彦) それでは、市長に代わりまして、議案第25号、令和6年度埼玉県和光市一般会計予算の歳入歳出の概要について説明いたします。 恐れ入りますが、令和6年度埼玉県和光市予算及び予算説明書を御用意願います。 1ページをお開きください。 地方自治法第215条に規定する予算の内容について説明いたします。 まず、第1条では、令和6年度一般会計予算の総額を歳入歳出それぞれ318億5,000万円と定め、対前年度比では3億4,600万円、率にして1.1%の増加となっております。 第2条の債務負担行為については、その事項、期間及び限度額を定めています。 第3条の地方債については、その目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めています。 第4条の一時借入金では、一時的な資金不足に備えるため、限度額を10億円と定めています。 第5条の歳出予算の流用では、人件費に係る同一款内での各項間の流用について定めております。 続きまして、歳入歳出予算事項別明細書について説明いたします。 21ページ及び23ページをお開きください。 初めに、主な歳入予算について説明します。 款1市税については、前年度から5,362万3,000円増加し、161億2,405万5,000円を計上しています。 内訳を申し上げますと、個人市民税は、納税義務者数や1人当たりの所得割額は増加しているものの、定額減税の影響などにより、前年度から2億4,684万5,000円の減を見込んでおります。 法人市民税は、前年度から413万2,000円の微増を見込んでいます。 固定資産税は、固定資産の評価替えなどにより、前年度から2億2,526万2,000円の増加を見込んでいます。 軽自動車税は、前年度から120万2,000円の増加を見込んでいます。 市たばこ税については、前年度と同額を見込んでいます。 都市計画税については、固定資産税と同様に、評価替えによる増加、和光北インター東部地区の市街地編入などにより、前年度から6,987万2,000円の増加を見込んでいます。 款2地方譲与税から款13交通安全対策特別交付金までの依存財源については、地方財政計画や交付実績などを踏まえて積算しております。 なお、款11地方特例交付金については、個人市民税の定額減税による減収分の補填として、前年度から4億3,900万円の増加を見込んでいます。 また、款12地方交付税のうち普通交付税については、令和5年度と同様に不交付となることを見込んでいます。 款16国庫支出金については、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金や社会資本整備総合交付金などの増加により、前年度から1億7,154万7,000円増加し、58億1,160万9,000円を計上しています。 款20繰入金については、前年度から3億2,723万4,000円増加し、19億9,852万4,000円を計上しています。 款23市債については、和光北インター東部地区土地区画整理組合活動支援事業債や市庁舎空調設備省エネルギー改修事業債など計16事業の財源として16億2,780万円を計上しています。 歳入について以上でございます。 次に、主な歳出予算について説明いたします。 23ページを御覧ください。 款2総務費については、庁舎等空調設備省エネルギー改修費用や市民文化センターの劣化診断調査費用などにより、前年度から8億640万5,000円増加し、40億7,773万3,000円を計上しています。 款3民生費については、次世代を担う子ども・若者応援クーポン給付事業費や介護給付費、訓練等給付費の増加などにより、前年度から3億1,658万2,000円増加し、149億649万8,000円を計上しています。 款8土木費については、和光北インター東部地区土地区画整理組合への補助金や、市街地再開発事業補助金などの増加などにより、前年度から4億696万1,000円増加し、34億1,306万円を計上しています。 款9消防費については、第4分団車庫・防災倉庫新設工事の減少などにより、前年度から4,712万1,000円減少し、11億3,455万4,000円を計上しています。 款10教育費については、小学校の屋内運動場空調機設置工事費や、中央公民館の雨漏り改修工事費の増加、第三小学校の用地取得費の減少などにより、前年度から11億2,825万4,000円減少し、35億5,076万円を計上しています。 以上が令和6年度一般会計歳入歳出予算の主な内容でございます。 よろしくお願いをいたします。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 次に、議案第26号、令和6年度埼玉県和光市国民健康保険特別会計予算について説明いたします。 国民健康保険については、令和6年度予算において、歳入歳出予算の総額をそれぞれ63億7,161万1,000円と定め、対前年度比較では0.31%の増となっております。 主な歳入につきましては、国民健康保険税として13億603万7,000円を、県支出金として41億9,876万5,000円を計上しております。また、一般会計からの繰入金については3億4,333万4,000円を計上し、そのうち法定繰入金を除いたその他繰入金については6,000万円を計上しております。なお、基金繰入金については4億5,463万7,000円を計上しております。 続いて、主な歳出につきましては、被保険者の診療等に係る保険給付費として41億6,841万6,000円を、また、国民健康保険事業費納付金として20億1,565万2,000円を、保険事業費として1億1,410万6,000円を計上しております。 国民健康保険については、安定的な財政運営を目指すため、和光市国民健康保険事業計画に基づき、引き続き積極的な保健事業を展開し、被保険者の健康の保持増進とともに、医療費の適正化についても取り組んでまいります。 次に、議案第27号、令和6年度埼玉県和光市後期高齢者医療特別会計予算について説明いたします。 令和6年度予算については、埼玉県後期高齢者医療広域連合が推計した市負担金算定に用いる諸係数及び当市における被保険者数に基づき予算を編成し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ11億2,027万2,000円と定め、対前年度比較では22.0%の増となっております。 初めに、歳入につきましては、後期高齢者医療保険料9億7,742万9,000円、保険基盤安定繰入金1億4,049万1,000円のほか、保険料還付金などを計上しております。 続いて、歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合に納める後期高齢者医療保険料負担金11億1,822万1,000円のほか、保険料還付金などを計上しております。 次に、議案第28号、令和6年度埼玉県和光市介護保険特別会計予算について説明いたします。 令和6年度埼玉県和光市介護保険特別会計は、第9期介護保険事業計画の初年度であることを踏まえ、計画及び推計に基づく介護サービス費を計上するほか、介護予防・日常支援総合事業や包括的支援事業・任意事業も継続的に力を入れ、その中でも認知症支援事業、高齢者の地域のつながり、支援の充実を図るための予算編成を行い、歳入歳出それぞれ47億8,935万1,000円となっております。 主な歳出につきましては、款2保険給付費では、居宅介護サービス費、地域密着型サービス費、施設介護サービス費などとして42億5,687万円となっております。 款4市町村特別給付費では、和光市独自の取組として、紙おむつ、地域送迎、配食・栄養改善などのサービスを実施し、7,325万4,000円となっております。 款5地域支援事業費では、介護予防・日常生活支援総合事業費及び包括的支援事業・任意事業費として3億7,831万9,000円となっております。 次に、主な歳入につきましては、款1介護保険料では、第9期和光市介護保険事業計画による第1号被保険者の介護保険料増額及び被保険者数の増加率を反映し、12億237万8,000円を計上しております。 歳出の見込みに連動する法定負担の款2国庫支出金、款3支払基金交付金、款4県支出金は、合わせて28億804万4,000円を計上しております。 款6繰入金では、保険給付費及び事務費等に充当するため、一般会計及び介護給付費準備基金からの繰入金7億7,865万8,000円を計上しております。 次に、議案第29号、令和6年度埼玉県和光市和光都市計画事業和光市駅北口土地区画整理事業特別会計予算について説明いたします。 和光市駅北口土地区画整理事業につきましては、令和5年度末に再開発事業の都市計画決定を予定しており、令和6年度は区画整理事業との一体的施行による駅北口まちづくりを推進していくための予算編成となっております。 令和6年度予算は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ11億6,939万2,000円、対前年度比較では1億6,091万2,000円、16.0%の増額となっております。 主な歳入については、保留地処分金が9,690万7,000円、そのほか国県補助金、一般会計繰入金、区画整理事業債を計上しております。 次に、主な歳出については、駅前周辺の建物移転交渉業務をより充実させる必要があるため、建物移転に伴う移転補償費6億1,459万6,000円のほか、工事請負費など区画整理事業費として11億33万9,000円を計上しております。 次に、議案第30号、令和6年度埼玉県和光市水道事業会計予算について説明いたします。 予算第2条の業務の予定量については、給水戸数を4万4,156戸、年間総給水量を9,129万9,000立方メートル、年間総有収水量を900万2,000立方メートルと見込み、主要な建設改良事業は、酒井浄水場配水ポンプ盤更新事業・3か年継続事業、酒井浄水場高圧受電盤更新事業・3か年継続事業及び南浄水場主要監視設備更新事業・4か年継続事業です。 次に、予算第3条の収益的収入については16億296万2,000円、支出については15億31万6,000円を計上しております。 予算第4条の資本的収入については3億772万3,000円、支出については8億7,943万2,000円を計上しております。 次に、議案第31号、令和6年度埼玉県和光市下水道事業会計予算について説明いたします。 予算第2条の業務の予定量については、水洗化世帯数4万2,268世帯、年間処理水量895万2,000立方メートル、1日平均処理水量2万4,526立方メートルを見込み、主要な建設改良事業は、新倉小学校下マンホールポンプ更新工事、午房通りマンホールポンプ制御盤更新工事です。 予算第3条の収益収入については12億2,039万9,000円、支出については12億351万1,000円を計上しております。 予算第4条の資本的収入については1億210万1,000円、支出については3億8,794万1,000円を計上しております。 ○議長(富澤啓二議員) 以上にて説明は終了しました。           --------------------- △委員会付託の省略について ○議長(富澤啓二議員) お諮りします。議案第1号、第2号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、議案第1号、第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。           --------------------- △議案第1号に対する質疑 ○議長(富澤啓二議員) 次に進みます。 日程第4、議案第1号、第2号に対する質疑、討論、採決を行います。 初めに、議案第1号を議題とします。 議案第1号について質疑を許します。 2番、安保友博議員。     〔2番(安保友博議員)質問席〕 ◆2番(安保友博議員) それでは、質問させていただきます。 どこまでいっても不祥事の責任ということになるわけですけれども、まず裁判の結果が出たら、過失割合に応じて処分、判断等をするということを一貫して市長は答弁されてまいりました。 1つの結果が和解という形で出たわけですけれども、その結果を受けて、市長は、当時の首長である松本前市長及び大島副市長の責任をどのように考えていらっしゃるのか、改めて確認します。 ○議長(富澤啓二議員) 2番、安保友博議員に確認します。 これは議案第1号に関しての質問に関連するのでしょうか。 ◆2番(安保友博議員) 副市長の責任です。 ○議長(富澤啓二議員) 副市長の人事。 その後に議案第1号に関連する質問に入っていくわけでしょうか。 ◆2番(安保友博議員) この質問が議案第1号に対する質問。 ○議長(富澤啓二議員) 2番、安保友博議員。 ◆2番(安保友博議員) 改めまして、お答えできないということですので、質問を変えたいと思います。 現実に4,870万円と弁護士費用が市の負担、つまり市民の負担となっているわけです。これはもう確定している。既に支払われている。これに対して市側としては、今、誰も責任を取っていないという状態になっているわけです。そうした中で、市長が管理監督責任を果たして今後も部下、つまり新しく選任される副市長に対して、その権限を行使、全うできるのか、そこが非常に懸念点だということで、今この質問をさせていただいております。 現実に4,870万円と弁護士費用が市民が支払っている状態になっていること。そのことを踏まえまして、大島副市長に対してどのように対応しているのか。これまでも不祥事に対する調査特別委員会等々で、それ以外のところでも、大島副市長の責任を常々追及をしてまいりました。御本人も裁判の結果が出たら、過失割合に応じて、それは処分なり何なりをするという話をされてきたわけです。その話が今何もないままに、このまま任期が終わって、市民から出たお金がそのままになる。また、副市長はおとがめなしという状況が今実現しようとしている中で、新しい副市長を選ぶというのは、時期尚早ではないかということを指摘したいんですけれども、その点についての市長の考えを伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 議案第1号を上程するのは時期尚早だと、そういう判断の質問ですか。 2番、安保友博議員。 ◆2番(安保友博議員) どういうおつもりで新しい副市長を選びたいということなのかという質問です。 ○議長(富澤啓二議員) そのままお待ちください。 2番、安保友博議員。 ◆2番(安保友博議員) 市長が副市長を選ぶということ、これを議会が同意するということあると思うんですけれども、それに当たって、選んで就任をした後は、市長が任命責任、また管理監督責任を負うことになる。部下という言い方が正しいか分かりませんけれども、そういうことを負うことになります。 今、現時点を見たときに、不祥事の追及がずっとなされてきたものに当たって、裁判の結果が出たら、前市長、それから大島副市長、それから今実際に今回の4,870万円と弁護士費用は、現市長の柴崎市長の決裁で市民のお金から出しているわけです。そうしたときに、大島副市長に対しては、これまで大島副市長御自身もそうだし、柴崎市長もそうだし、お辞めになった松本前市長もそうでしたけれども、結果が出たら、副市長も含めて処分は検討するという話をしていたにもかかわらず、このたびの辞職勧告まで議題を出さざるを得なくなった状態を引き起こし、そしてそれに対して事実誤認だといって100%突っぱねている状態。そのような状況で我々に市長が今後、新しい副市長が選任されたときに、その任命責任と管理監督責任を果たせるのですかという質問です。端的に言うとそういう質問、分かりますか。お分かりでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 副市長は私の部下になりますので、当然そのように考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 2番、安保友博議員。 ◆2番(安保友博議員) もう1回繰り返しますけれども、現実に裁判の結果が出ました。それは和解という形ではありましたけれども、市の責任のうち4,870万円を支払うということが裁判所から示され、それが実際に支払われたということがあるわけです。これについて、今、現実に、当時、上司であった副市長に対しての処分等は何らなされていないわけですけれども、その上でもう1回確認しますけれども、今、市長は十分に任命責任、管理監督責任を感じてやることをやっているという御認識であるということでよろしいでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) ちょっと新しい副市長の質問と関係しているかは不明ですが、御質問いただきましたのでお答えさせていただきます。 今回の和解の件につきましては、今、市は立て替えをしているような状況です。また、あと裁判の結果が出た場合には、どのような職位にあっても、例えばお辞めになっても、その結果によって賠償請求する必要がある場合には、前市長も当然ですが、現副市長に対しても請求をしていくつもりでおります。 ○議長(富澤啓二議員) 2番、安保友博議員。 ◆2番(安保友博議員) 立て替えをしているということをおっしゃっていますけれども、現実に市の一般財源からこれを被害者には払っているという状況。そこには変わらないわけで、求償をしているから立て替えをしているというふうに御判断されているんだと思いますけれども、求償できなかったらどうするんですか。そういうことも含めて少し冷静に御判断いただけたら、今の状況、先ほど時期尚早と申し上げましたけれども、時期尚早の意味は、御自身の部下に対する管理監督責任、任命責任を果たせるようになったらという意味ですので、お間違いないようにしていただきたいと思うんですけれども、このままだと、本当に市民が割を食ってしまう、そんな結果がもうほぼほぼ明らかです。一般的にこのような詐欺事件、窃盗事件、こういう財産犯の場合、求償しても、本人は、もう今、刑務所に入っているわけですし、無資力であって、裁判で勝っても取り戻せないということは往々にしてあるということは弁護士からも聞いていると思いますよ。聞いていないですか、一般論ですけれども。そういうことも含めて、今この状況で、新しい副市長を選びたいというふうにおっしゃられても、我々としては市長が今の副市長に対して、しっかりとした責任を果たしていただかない限り、認めにくいのではないかというそういう御質問なんですけれども、最後に伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 安保議員のお考えは分かりました。ただ、私は今回は新しい副市長を選任するに当たりまして、皆さんにこれまでも御説明をさせていただいたとおりです。ですので、任命責任も当然ですが、管理監督責任もきちんと果たしていきたいと考えております。           --------------------- △休憩の宣告 ○議長(富澤啓二議員) ここで暫時休憩します。午前11時50分 休憩午後1時15分 開議  出席議員   18名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番 17番  18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 休憩を閉じて、会議を再開いたします。           --------------------- △発言の訂正について ○議長(富澤啓二議員) 初めに、先ほどの施政方針における答弁の訂正が求められております。 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 午前中の施政方針に対する質問に関しまして、新しい風・希望の御質問に対する答弁のうち一部誤りがありましたので、訂正をお願いいたします。 御質問の25番、1か月児健診と5歳児健診の実施につきまして、答弁中1歳児健診と申し上げましたが、正しくは1か月児健診となりますので、おわびして訂正をお願いいたします。           --------------------- △議案第1号に対する質疑 ○議長(富澤啓二議員) 議案第1号について質疑を許します。 18番、吉田武司議員。     〔18番(吉田武司議員)質問席〕 ◆18番(吉田武司議員) 議案第1号について質問させていただきます。 先ほどの前任者の質問は大変重要な質問だと認識しているところでございます。私からは簡単に質問させていただきます。 副市長の選任について、諸戸氏選任に至った経緯について伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 御質問にお答えいたします。 諸戸氏を選任するに至った経緯ですが、私はこの3年弱、就任して以来いろいろな方とお会いしてきた中で、なかなか例えば和光市に近い方ですとか地元でというところで、そのような副市長をやっていただけるような方に、今までの間では出会う機会がなかったというふうに思っています。そのような中で、もう少し全体といいますか、地方行政について知見を有する方というところで探すようになりまして、そのような中で、諸戸氏は知人を介して紹介していただきました。 ○議長(富澤啓二議員) 18番、吉田武司議員。 ◆18番(吉田武司議員) ありがとうございます。2回目の質問で、副市長を選任するまでの経過、また複数の候補がいたのか、今ちょっと知人からの紹介ということなんですけれども、ほかにも複数の候補がいたのか、また和光市からの選出は考えなかったのか、改めて伺います。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 候補者の人数ですが、まず先ほど答弁したとおり、いろいろな方とお会いする中で、個人的に探してはいたんですけれども、その中でお願いをした知人、お話しさせていただいた知人について、知人にこういった方を探しているというお話をして、御紹介いただいた1人目が諸戸氏になります。もし諸戸氏を御紹介いただいて、いや別の方がいいということであれば、また御相談くださいということでしたが、諸戸氏の経歴ですとか、これまでの知見をお知らせいただいて、ぜひ和光市でというふうに思いましたので、特に別の方の御紹介は受けておりません。また和光市との関わりということなんですが、そういった中でも先ほどお話ししたとおり、探していた中でなかなかそういった方に巡り会えなかったというふうに今回は考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 18番、吉田武司議員。 ◆18番(吉田武司議員) 和光市からの選出は考えられなかったのかとお伺いをしていたんですけれども、考えられなかったという答弁だったのかなというふうに思います。 副市長の選任に当たって、市の幹部職員との意見交換、またそういった場が設けられたのか。市長と幹部の人たち、また諸戸氏と幹部の人たちでそういった意見交換の場が設けられたのか、また副市長の選任に当たり、諸戸氏からこういう条件とか提示があったのかなかったのか、伺います。もし条件提示があったのであれば、どんな条件があったのか。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 選任についての市の職員との協議ですが、ちょっと詳しい時期は覚えていないんですが、半年以上前からどういう方にお願いしたいと、まだそのときは具体的に考えがありませんでしたので、お話を何度もさせていただいております。この諸戸氏を紹介いただいてからは、私は私で諸戸氏とお話しさせていただいて、また幹部の方はまた別途、諸戸氏とお話をしていただいております。 条件については全くありません。むしろ私のほうからお願いしたいことを今幾つか出して知人に伝えてありまして、それに関して諸戸氏のほうからは特にございませんというふうに伺っております。これまでいろいろな地方で部長ですとか副市長をされてきた中で、その地域それぞれの御事情があるということを諸戸氏はよく御承知でした。ですので、和光市の状況が特殊というよりは、どこの地域、自治体もそれぞれ個別の事情があって特殊であるというふうにお話ししたときに伺いました。ですので、これってあまり一般的じゃないよねとかというようなこととか、あと諸戸氏がこれまで経験されてきた中で、多分こういうことが多いとか、そういったことはあると思うんですが、これは自分の条件としてある、できないとか、こういうことをしたいとかということは特に伺っておりません。こちらからお願いしたことについては、御自身の経歴とあと御経験、そしてお力を持って全力で尽くす所存であるというふうに伺っております。 ○議長(富澤啓二議員) 3番、鳥飼雅司議員。     〔3番(鳥飼雅司議員)質問席〕 ◆3番(鳥飼雅司議員) 和光市の副市長の選任について伺いたいと思います。 前市長の松本市長のときには、副市長を置かなかった時期というのが、議事録を読み返してみますとあるんですけれども、副市長を置く意味だったりとか、置かないという方法もあるんですけれども、置くというところで、柴崎市長はどのように考えているのか伺いたいと思います。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 副市長を選任しようと思った理由ですが、私が和光市生まれで出身で、ずっと和光で過ごしております。また、職員も最近中途採用で、どこか民間であったりよその役所で働いてから入庁する者も増えておりますが、基本的に職員も和光市役所で働いている期間が長い方が多くいらっしゃいます。そういった中で、私やその職員がついこれが当たり前とか一般常識と思って、日々業務を行っていることが増えているんじゃないかなというふうにも考えております。そういったところで、先ほどちょっとお答えしたとおりなんですが、いろいろな地方を見ていらっしゃる方、あとはいろんな事例を御存じの方とか、あとは外部の客観的な視点、そういったものをお持ちの方に入っていただくことで、つい考え方が狭くなってしまうんじゃないかというふうな部分を、一緒に相談させていただきながら進めていけるといいなというふうに考えて、今回選任をしております。 ○議長(富澤啓二議員) 3番、鳥飼雅司議員。 ◆3番(鳥飼雅司議員) 今回副市長選任についてなんですけれども、非常にこの市政運営を推進するに当たって、重要な責任があるというふうに思っています。選任するに当たって、これからの市政運営において、市長と副市長の任務分担だったりとか、こういったところがどういうふうになるのか、また最高責任者の代行、代わりになるわけですよね、副市長って。責任を負っていくという関係で、これまでの大島副市長と任務分担というのがされてきたのか、そこら辺確認させてください。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 特に規定もありませんし、細かく分けているものではないんですけれども、副市長と私の任務分担としましては、やはり私は外に出る仕事が多いものですから、概要であったりとか、あと実際やっていきたいような方向性を主に考えるのが、自分の業務だと思っております。それに対しまして、副市長はさらに細かい部分、こういったことをやりたいときにはどうしたらいいかというようなことについて、これまでの御経験ですとか、あとはほかの自治体での事例ですとか、そういったところを見ていただいて、相談して、私が例えば何か考えを出したときに、実際に実行するんだったらこうしたほうがやりやすいとか、そのような運営の面での補助をいただいているというようなことを、今までも考えておりました。 あと、やはり対外的な仕事が多いので、そういった場面で内部を見られないようなときには、副市長に見ていただいているというふうに考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 3番、鳥飼雅司議員。 ◆3番(鳥飼雅司議員) 今回いろいろ不祥事の問題で、責任というところで道義的責任というところと法的責任というところが相当議論されていたんですけれども、今後、例えば何かあったときに、法的責任ではなくて道義的責任というのは、市長自身がトップとして決めるのか、それとも、やはり御本人に任せて委ねて、本人の決断で出処進退だったり自分の責任というのは副市長にお任せするのか、そこら辺の考えだけ最後教えてください。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) それはその内容にもよると思うんですけれども、例えば起こった事柄に対して私が決めなければいけないときというのは当然あると思いますので、そういった場面では、御本人にお任せしないで、私のほうからそういった決断をするようなこともあると思います。ただ、本当に難しいので、一概にはいえないというところで御理解いただければと思います。 ○議長(富澤啓二議員) 12番、待鳥美光議員。     〔12番(待鳥美光議員)質問席〕 ◆12番(待鳥美光議員) 議案第1号について質疑させていただきます。 まず、先ほどから地方自治に非常に精通されていて、それで期待することというのも一旦お聞きいたしましたけれども、特に市民のための市政を一歩前に進めていくという見地から、この諸戸氏にどのようなことを期待されているのか、伺いたいと思います。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 諸戸氏に期待していることは、これまでの経歴を見せていただいて、やはりいろいろな地方に行かれているということで、まずは私たち和光にいる者が考えている問題点、それ以外に何かないかというようなこと、また和光市の特性ということについても、私たちが考えている以上に何かポテンシャルがあったりですとか、もっと伸びる面があるのではないかとか、そういったところをもし気づいたら教えていただきたいというふうに考えております。 また、経歴の中で特に災害対応を長くやっておられましたので、和光市も危機管理強化しておるところですが、さらに何か足りない面があったら手伝っていただきたいというふうにも考えております。 そのほかにも、たしか市町村関係のお仕事もずっとやっておられたので、内部的なお仕事になるんですが、法令ですとか条例ですとかそのあたりも詳しいと伺っておりますので、和光市がよりコンプライアンスをきちんと強化していく中でも、お力をいただけると思っております。 ○議長(富澤啓二議員) 12番、待鳥美光議員。 ◆12番(待鳥美光議員) もう1点、伺います。諸戸氏御本人が和光市政に関わることについてどのような思いを持っていらっしゃるのか、もしお聞きになっていれば伺いたいと思います。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 諸戸氏からは、市長と職員とのつなぎ役になるように努めたいというふうに伺っております。細かくは聞いていないんですけれども、とにかく私1人で対応できないところについて、自分がいろいろな橋渡しができるような役割を担っていきたいというふうに伺っております。 ○議長(富澤啓二議員) 4番、吉田活世議員。     〔4番(吉田活世議員)質問席〕 ◆4番(吉田活世議員) 今までいろいろ説明いただいているのですが、市長と諸戸氏との御関係、接点なんですが、友人からの紹介ということのみで大丈夫でしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 諸戸氏は直接私知り合いではございませんでしたので、知人に和光市の副市長を探しているということと、あとはどういった方、お人柄ですとかそういった希望を伝えまして御紹介いただいて、そのあとに一度面談をさせていただきました。 ○議長(富澤啓二議員) 4番、吉田活世議員。 ◆4番(吉田活世議員) 地方行政に大変お詳しいということで、経歴も、国の機構でそういった業務に就かれていたというのは分かりますが、ここ和光市に来られて実際に実現したいことなど、具体的にお聞きでしたら教えてください。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 諸戸氏からは、副市長はやはり市長を支える仕事なので、御自身で何かやりたいというふうなお話は伺っておりません。ただ市長を全力で支えますというような力強いお言葉をいただいております。 ○議長(富澤啓二議員) 4番、吉田活世議員。 ◆4番(吉田活世議員) この方を選んだ理由というので、何か決め手になったことなどございましたら御紹介ください。
    ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 最初、経歴を見せていただいたときに、本当にすばらしい経歴でしたので、ちょっとお会いするまではどのような方かというのが不安もあったわけなんですけれども、実際お会いしてみたら大変気さくな方で、お話もしやすくて、それはきっとこの後も副市長に就いていただいたら、ほかの方に対してもそのように気さくにコミュニケーションを取っていただけるのではないかというふうに考えて、諸戸氏にお願いしようというふうに考えました。 ○議長(富澤啓二議員) 8番、片山義久議員。     〔8番(片山義久議員)質問席〕 ◆8番(片山義久議員) 議案第1号についての質問です。 先ほど来の答弁で、御友人の紹介ということだったんですけれども、全国的には副市長を例えば公募でやっているようなところもあるようですが、そういったことは検討されなかったのでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 公募というのは、ちょっと想定しておりませんでした。まず、自分が行動する範囲内で適任の方がおられなかった場合には、例えばまた幹部の方に御相談してほかの方法もあったかと思うのですが、今回はたまたまこういった縁に恵まれましたので、諸戸氏にお願いしようと思いました。 ○議長(富澤啓二議員) 8番、片山義久議員。 ◆8番(片山義久議員) ありがとうございます。市長と我々市議会議員は和光市に住んでいなければいけないというような居住の要件があります。副市長に関してはこの居住の要件はないものと認識しておりますが、この諸戸氏は東京都内にお住まいということで、例えばですけれども、休日とか夜間に災害が発生した場合に、こちら市役所のほうに駆けつけていただくのにちょっと距離があるのではないかなという懸念が私あるんですけれども、例えばこれ就任されましたら和光市のほうに引っ越してこられるですとか、そういったお話は聞いていますでしょうか。 市長も居住要件はないということなので、我々市議会議員には居住要件がありますが、副市長にはないのかというところでお聞きしたいと思います。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) その点に関しましては、初めて諸戸氏を御紹介いただいたときに、私のほうからも真っ先に伺ったところです。何かあったときとかあとは市の行事、そういったところにも小まめに来ていただきたいというふうにお願いしていまして、それは既に了承いただいております。引っ越しをするというお話は今伺っておりません。 ○議長(富澤啓二議員) 8番、片山義久議員。 ◆8番(片山義久議員) 最後に、こちらの議案が通った場合ですけれども、就任は何月何日からの予定でしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 任期が令和6年4月1日から4年間となりますので、4月1日の就任となります。 ○議長(富澤啓二議員) 11番、赤松祐造議員。     〔11番(赤松祐造議員)質問席〕 ◆11番(赤松祐造議員) 経歴を見ると、本当に立派な方なんですけれども、私たち議員はまだ会っていないので、市長のお言葉を信頼して聞いているわけですけれども、もし決まれば、早い時期に議員、また市民の方と、私は対話が大切だと思うんですよ。そういう場をぜひ設けていただければと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 現時点で具体的にそのような対話をするような場は考えておりませんが、もし就任が決まりましたら、そのような場を設けることも検討してまいりたいと思います。 ○議長(富澤啓二議員) 11番、赤松祐造議員。 ◆11番(赤松祐造議員) 和光市は4市、日本の国の自治体の中でも先駆的に市民参加条例っていうのがあるわけです。市長さんであれ議員であれね。独断専行で物事をせずに、市民に施策を公開して、説明して、パブリックコメントをやって。当初はそれがなかなか執行部できなくて、私は市民参加していましたけれども、やはりその辺の市民参加意識というか、これはもうまちづくりの基本なんですけれども、そういうような地方自治体をいろいろ回っているから、教師もしているから間違いないと思うんですけれども。その辺の意識というか、そういう人柄というか、その辺はどのように見られているのかお聞きします。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 先ほどもお話を少しさせていただいたとおりなんですが、いろんな地方都市を回られていますので、その場所によるやり方というのも御存じかと思います。そして和光市に来ていただいたら、やっぱり和光市の今までのやり方を見ていただいて、当然そのやり方をしていただくだけではなくて、より良い、何か市民参加とか市民との交流のやり方などありましたら、ぜひそちらについても御意見いただいて、より良い和光市をつくっていきたいと考えております。 ○議長(富澤啓二議員) 11番、赤松祐造議員。 ◆11番(赤松祐造議員) 多くの時間がないので言いますけれども、和光市は市民参加条例をつくって、そして総合振興計画ってあります。第4次のときは、「みんなでつくろう」だったんです。「つくろう」、投げかけ。第5次は「みんなでつくる」なんですよ。その意識が、やっぱり和光市に来た場合は、もちろん議員もそうだし市の職員も、市民もみんなでつくるんだというそういう意識が、もちろんこのレベルの高い人だから、地方自治にあると思うんですけれども、本当にそこをやっぱりしっかりつながっていないと、やっぱりみんなとつながらないんだよね。ぜひその辺をお願いしたいんですけれども。あるはずでしょうけれどもね。会っていないから分からないので。ぜひその辺をみんなでつくるということね、まちづくりを。その辺を市長から副市長さんへお願いをしていただきたいんですけれども。一応、返答をお願いしたいんですけれども。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 今赤松議員からお話ありましたとおり、「つくろう」から「つくる」になったとか、そういったことも踏まえて、現状ですとか今後についてもしっかりとお話をさせていただいて、一緒につくっていきたいと思います。           --------------------- △緊急質問の動議について      〔14番議員「議長、緊急質問お願いします」と言う〕 ○議長(富澤啓二議員) ただいま鎌田泰春議員から緊急質問の動議が提出されました。 賛成者はいらっしゃいますか。     〔賛成者挙手〕 ○議長(富澤啓二議員) 所定の賛成者がおりますので、動議は成立しました。           --------------------- △日程の追加について ○議長(富澤啓二議員) お諮りします。この動議を日程に追加し、議題とすることに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、この動議を日程に追加し、議題とすることに決定しました。           --------------------- △緊急質問 ○議長(富澤啓二議員) 鎌田泰春議員の質問を許可いたします。 14番、鎌田泰春議員。     〔14番(鎌田泰春議員)質問席〕 ◆14番(鎌田泰春議員) ありがとうございます。私のほうから緊急質問をさせていただければと思います。 今回、また和光市でも新たに現金が21万円紛失してしまうというような事態が起こったというふうにお伺いしております。これは、和光市のこれまでの一連の不祥事の再発防止に取り組んできたけれども、それが功をなさなかったと言わざるを得ない状況かというふうに捉えております。これは問題の本質について考えず、議会に対しても事実誤認として回答してこなかった、そういった態度からも明らかです。これはひとえに、これまで取り組んできた再発防止策が不十分だった、それは事実に基づかない再発防止策だったからだと考えています。これを踏まえ、新たな不祥事の事実関係及び責任の所在、そして市長としての受け止め、併せて市の再発防止策が不十分だと思われるが、それに対する見解及び議会や市民の声に真摯に耳を向けてこられなかったことについて、非常に重要な問題でございますので、ぜひ簡潔な答弁ではなく、これに対する市長の認識をお伺いできればと思います。 1回目の質問は以上です。 ○議長(富澤啓二議員) 緊急質問でありますので、今の質問が有効と判断をいたします。 答弁をお願いいたします。 鎌田議員に確認しますが、議案の第1号との関連性を端的に指摘していただけますか。 14番、鎌田泰春議員。 ◆14番(鎌田泰春議員) 今回大きな不祥事というところで質問させていただきました。これは、これまでの現金の管理だったり様々な問題が重要な局面であったというふうに捉えています。これは新副市長を選ぶという際においても、どのような管理体制であるのか、そういった観点からも非常に重要だと捉え、この際に質問させていただきました。 ○議長(富澤啓二議員) 関連性があると認識をいたしますので、答弁をお願いしたいと思います。 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 今回の紛失事件につきましては、私も大変残念でかつ申し訳ないと思っております。ただ、先週金曜日に議長報告させていただきましたとおり、詳細につきましては、紛失した事実と、あと警察の調査が入った、捜査が入ったというところまででございます。今後につきましては、もう今日もこの後、関係部署と協議を行って対応を進めてまいるところです。 新しい副市長に関しましては、当然いろいろな状況の引継ぎですとか現状を御説明する際に、和光市の今の状況を御説明するつもりでおりますが、新しい副市長には今の状況、和光市の状況お伝えはいたしますが、現時点で何か新しい副市長に対して現状を御説明する、またそれで再発防止に一緒に取り組んでいただくということが、私がやっていくことだというふうに考えております。ですから、受け止めにつきましては議員のおっしゃるとおりです。私も十分に徹底してきていたつもりですが、足りない部分があったというふうに大変残念に思っております。ですので、今日もこの後、関係部署と協議を行って、今後の対応について検討してまいります。 ○議長(富澤啓二議員) 14番、鎌田泰春議員。 ◆14番(鎌田泰春議員) ありがとうございます。これまで和光市の不祥事というのは、様々一般質問であったり委員会審議等でも行われてきて、それが再発防止策を行っていくことが市長のこれからの責任だというふうに、常々おっしゃっていたかと思います。それが今回新たに21万円の紛失という形で出てしまったということは、私自身も非常に遺憾に思いますし、これをしっかりと市長としてどういうふうに今後行っていくのかというのも、ぜひ見届けたいというふうに思っています。それに合わせて、この現状は、やはりこれまでの市の対応については問題の本質にしっかりと事実に基づいて対応していなかったからこそ起こったことだというふうに捉えています。それで、改めて市のホームページで記載されていた事実誤認というところについて詳細に確認していきたいと思っております。 まず初めに、元職員の不祥事に関する責任についてでございますが、ホームページに記載された市の考え方によると、今回和解が成立した国家賠償請求事件の被害者から、市が現金300万円を預かり、元職員が預り金を横領したのは、大島副市長が就任する前のことで、管理責任を負うものではないというふうな形で反論がされています。ただ、これについては現金300万円、通帳及びキャッシュカードであるということを受け取った時点で認識しており、そして元職員は預かったキャッシュカードを用いて、平成28年4月8日頃から平成31年4月2日までの間に窃盗を行っているものでございます。したがって、副市長就任前に発生した事象のみを取り上げて、管理責任を負うものではないというふうに主張することには問題があると考えます。これについての市長としての認識をお伺いします。 また、犯罪行為の通報があったことについて、直ちに対応せず放置した責任のところでは、ホームページに記載された市の考え方として、通報した職員と元職員の両者からの事情を精査する必要があることから、副市長が職員の呼び戻しを行ったというふうに答弁しています。これについての問題点として、担当職員は犯罪を思慮したからこそ県警に赴いたはずであり、事情の精査を警察に委ねる目的もあったはずであります。それなのに、自らの判断で職員を呼び戻すという行為、これは副市長の権限を超えると言わざるを得ません。これについて市長の見解を伺います。 以上になります。 ○議長(富澤啓二議員) 鎌田泰春議員に申し上げますが、関連質問があるということで緊急質問は了解いたしましたが、議長の議事整理権として、ただいまの質問は緊急質問に対する関連質問とは判断できませんので、質問は認められません。 この議案第1号に対する関連質問と、今の2項目ですか。     〔「緊急質問は独立していると思います。1号に対する質疑を先にやれば」という声あり〕           --------------------- △休憩の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 暫時休憩します。午後1時55分 休憩午後2時05分 開議  出席議員   18名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番 17番  18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 休憩を閉じて、会議を再開いたします。           --------------------- △緊急質問(続き) ○議長(富澤啓二議員) 先ほどの鎌田泰春議員の質問に関しては、緊急性を要しないと認めます。そのために中止を命じます。これは議長の議事整理権としてみなします。           --------------------- △休憩の宣告 ○議長(富澤啓二議員) ここで暫時休憩します。午後2時07分 休憩午後4時50分 開議  出席議員   18名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番 17番  18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 休憩を閉じて、会議を再開いたします。           --------------------- △時間延長の宣言 ○議長(富澤啓二議員) この際、本日の会議時間を議事の都合により、会議規則第9条第2項の規定により時間延長します。           --------------------- △議案第1号に対する質疑(続き) ○議長(富澤啓二議員) 議案第1号について、ほかに質疑はありませんか。 14番、鎌田泰春議員。 ◆14番(鎌田泰春議員) 失礼しました。この諸戸修二氏について質問させていただければと思いますが、今回副市長の辞職勧告決議が可決されたことについて、諸戸氏にはどのようにお伝えしているのか、市長からどういうふうにお伝えされているのかお伺いします。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 諸戸氏には決議が出たということについて、簡単な概要とともにお知らせしております。 ○議長(富澤啓二議員) 14番、鎌田泰春議員。 ◆14番(鎌田泰春議員) ありがとうございました。その内容だったり、どういう経緯でこの副市長辞職勧告が出たかというところについては、市長はお伝えする、そういった意向はあるんでしょうか。お伺いします。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 不祥事のことも併せて簡単な概要ですとかをお伝えするとともに、御本人も和光市のホームページを御覧になっているというふうに伺っております。 ○議長(富澤啓二議員) 14番、鎌田泰春議員。 ◆14番(鎌田泰春議員) 和光市のホームページ御覧になっていただいているということ、それはすごくありがたいことかなというふうに思っておりますが、現状では我々市議会と市側のホームページに記載されているように、事実誤認という形で記載されているかと思います。そのような形でどのようにお伝えするかというのが非常に重要なものかなというふうに思うんですが、その点お伝えする際には、どのような手段でどういった方法で、その上で、内容としては我々に共有していただけるのか、そこの点もお伺いします。 ○議長(富澤啓二議員) 柴崎市長。 ◎市長(柴崎光子) 諸戸氏には不祥事の概要についてと、あとは関連することについて、市のホームページに出ている内容を御確認いただいているというふうに理解しております。今回3月定例会の市のホームページについては、詳細については私からはお伝えしておりませんので、御本人から、例えば詳細について知りたいですとかそういった依頼があれば、後日お伝えすることもあるかと思いますが、現状では状況、例えば議会がちょっと日程どおりに行われていないですとかそういったことはお伝えしております。御本人もその選任の議案について大変気にされておりますので、その状況についてはお伝えしておりますが、細かいことについては現在お伝えしていないような状況です。 現在、例えば私がどのようなやり取りをしているかということについては、議員の方に共有するつもりは今のところはございません。 ○議長(富澤啓二議員) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 質疑がありませんので、質疑を終結します。           --------------------- △発言の訂正について ○議長(富澤啓二議員) ここで、市長より答弁の訂正を求められております。 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 議案第1号、副市長の選任についての吉田武司議員の3回目の質問に対する答弁の中で、諸戸氏はいろいろな地方で部長ですとか副市長をされてきたと答弁いたしましたが、正しくは、いろいろな地方で部長や局長をされてきたでした。訂正をお願いいたします。           --------------------- △議案第1号の採決-不同意- ○議長(富澤啓二議員) 議案第1号について、人事案件でありますので、討論省略に異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 異議ないと認め、討論を省略します。 採決します。議案第1号について、同意とすることに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(富澤啓二議員) 御着席ください。起立少数。よって、議案第1号、和光市副市長の選任については、不同意とすることに決しました。           --------------------- △議案第2号に対する質疑 ○議長(富澤啓二議員) 次に進みます。 議案第2号を議題とします。 議案第2号について質疑を許します。 質疑はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 質疑がありませんので、質疑を終結します。           --------------------- △議案第2号の採決-承認- ○議長(富澤啓二議員) 議案第2号について討論を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 討論がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第2号について承認することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(富澤啓二議員) 御着席ください。起立全員。よって、議案第2号、専決処分の承認を求めることについて(令和5年度埼玉県和光市一般会計補正予算(専決第2号))は承認することに決しました。           --------------------- △和光市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について ○議長(富澤啓二議員) 次に進みます。 日程第5 和光市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。 まず、事務局長に説明させます。 ◎事務局長(松戸克彦) それでは、和光市選挙管理委員会委員の選挙及び和光市選挙管理委員会委員の補充員の選挙について説明いたします。 この選挙は、選挙管理委員会委員及び補充員の任期が令和6年3月14日に満了しますので、議会において委員及び補充員の選挙を行うものです。 以上です。 ○議長(富澤啓二議員) 以上で説明が終わりました。 最初に、選挙管理委員会委員の選挙を行います。 お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にしたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、この選挙は指名推選で行うことに決しました。 お諮りします。指名の方法については、議長が指名したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、議長が指名することに決しました。 選挙管理委員会委員に浪間昇氏、川畑嘉氏、柳下照美氏、清水弘子氏、以上4名の方を指名します。 お諮りします。ただいま議長が指名した4名の方を選挙管理委員会委員の当選人と定めることに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、ただいま指名した4名の方が選挙管理委員会委員に当選されました。 次に、選挙管理委員会委員の補充員の選挙を行います。 お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にしたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、この選挙は指名推選で行うことに決しました。 お諮りします。指名の方法については、議長が指名したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、議長が指名することに決しました。 選挙管理委員会委員の補充員に白井和広氏、郷間慶子氏、長谷川香月氏、石田美穂氏、以上4名の方を指名します。 お諮りします。ただいま議長が指名した4名の方を選挙管理委員会委員の補充員の当選人と定めることに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、ただいま指名した4名の方が選挙管理委員会委員の補充員に当選されました。 次に、補充の順序についてお諮りします。補充の順序は、ただいま議長が指名した順序にしたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、補充の順序は、ただいま議長が指名した順序に決定しました。           --------------------- △提出議案に対する総括質疑 ○議長(富澤啓二議員) 次に進みます。 日程第6、提出議案に対する総括質疑を行います。 総括質疑の発言通告書の提出は明日の午前9時までにお願いします。           --------------------- △休憩の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 暫時休憩します。午後5時00分 休憩午後5時01分 開議  出席議員   18名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番 17番  18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 休憩を閉じて、会議を再開いたします。           ---------------------
    △延会の決定 ○議長(富澤啓二議員) お諮りします。本日の議事はまだ残されていますが、この程度にとどめ延会したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、本日はこれにて延会とすることに決しました。           --------------------- △次会の日程報告 ○議長(富澤啓二議員) 日程第7、次回の日程を事務局長に報告させます。 ◎事務局長(松戸克彦) 報告します。 第20日、3月12日、火曜日、午前9時30分から本会議を開き、議案に対する総括質疑を行います。本会議終了後、予算決算常任委員会を行います。予算決算常任委員会終了後、予算決算総務環境分科会及び予算決算文教厚生分科会を行います。 なお、総括質疑の発言通告書の提出は3月12日、火曜日、午前9時までにお願いいたします。 以上です。           --------------------- △延会の宣告 ○議長(富澤啓二議員) 本日はこれにて延会します。午後5時02分 延会...