◎事務局長(松戸克彦) 報告します。 陳情第7号 資産課税の軽減等に関する陳情書 以上です。
○議長(
富澤啓二議員) 以上の陳情は、お手元に配付してあります付託陳情表のとおり、会議規則第141条第1項及び第145条の規定により、所管の委員会に付託します。
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△出席理事者の報告
○議長(
富澤啓二議員) 次に進みます。
地方自治法第121条の規定により、提出された議案説明のため、市長ほか理事者の出席を要求してあります。
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△提出議案の報告、上程
○議長(
富澤啓二議員) 次に進みます。 日程第6、提出議案の報告をします。 事務局長に朗読させます。
◎事務局長(松戸克彦) 報告します。 諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 諮問第3号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 議案第82号 財産の取得について 議案第83号
広沢複合施設整備用地の
想定外地下埋設物撤去等の和解について 議案第84号 損害賠償の額の決定及び和解について 議案第85号 職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を定めることについて 議案第86号 和光市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第87号 和光市
子ども医療費助成に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第88号 和光市
まちづくり条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第89号 和光市
水道事業給水条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第90号 令和5年度埼玉県和光市
一般会計補正予算(第4号) 議案第91号 令和5年度埼玉県和光市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第92号 令和5年度埼玉県和光市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第93号 令和5年度埼玉県和光市
和光都市計画事業和光市
駅北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 以上です。
○議長(
富澤啓二議員) 以上、諮問第2号、第3号及び議案第85号から第93号までを一括して上程します。
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△議案の提案説明
○議長(
富澤啓二議員) 次に進みます。 日程第7、議案の提案説明を行います。 市長の説明を求めます。 柴崎市長。 〔市長(柴崎光子)登壇〕
◎市長(柴崎光子) それでは、本会議に提出する議案について順次説明いたします。 初めに、諮問第2号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて説明いたします。
人権擁護委員の富澤隆司氏が令和6年3月31日をもって任期満了となるため、引き続き、同氏を推薦したいので、
人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものです。 次に、諮問第3号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて説明いたします。
人権擁護委員の田中朋子氏が令和6年3月31日をもって任期満了となるため、引き続き、同氏を推薦したいので、
人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものです。 次に、議案第82号、財産の取得について説明いたします。 和光市立第三小学校敷地内の国有地6,986.83㎡を取得したいので、
地方自治法第96条第1項第8号並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出するものです。 次に、議案第83号、
広沢複合施設整備用地の
想定外地下埋設物撤去等の和解について説明いたします。
広沢複合施設整備に際し、国より取得した用地において発見された
想定外地下埋設物撤去等費用に係る
損害賠償請求に関し、和解をするに当たり、
地方自治法第96条第1項第12号の規定により、この案を提出するものです。 次に、議案第84号、損害賠償の額の決定及び和解について説明いたします。 和光市が被告となった
国家賠償請求事件について、損害賠償の額の決定及び和解をするに当たり、
地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、この案を提出するものです。 次に、議案第85号、職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、令和5年人事院勧告を受け、当市においても人事院勧告に準拠した職員給与の改定等を行うためこの案を提出するもので、また、同条例に規定される
会計管理者の職務の級を見直すなど所要の改正を行うものです。 主な改正の内容は、職員の給料表の改定及び期末・勤勉手当の支給割合を令和5年度から年間で0.1
月分引き上げ、
年間支給割合を4.5月とし、再任用職員については0.05
月分引き上げ、
年間支給割合を2.35月とするものです。 また、
会計管理者の職務の級について、その職務の複雑、困難及び責任の度に応じたものとなるよう、これまで次長級であったものを部長級に見直すものです。 次に、議案第86号、和光市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 今回の改正は、令和5年9月定例会で規定を追加した出産被保険者に係る
国民健康保険税の軽減税率、軽減措置について、当該規定の一部について解釈の明確化や体裁を整える内容の条例改正案が示されたため、この内容に沿い改正するものです。 次に、議案第87号、和光市
子ども医療費助成に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。
子ども医療費助成制度における市税等の完納及び申告要件を撤廃し、和光市
乳幼児医療費助成に関する条例及び和光市
子ども医療費助成に関する条例の規定を整理したいので、この案を提出するものです。 次に、議案第88号、和光市
まちづくり条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 和光市
まちづくり条例について、
家族向け住戸の設置及び集合住宅の管理に関する規定等を新規に設けるため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出するものです。 次に、議案第89号、和光市
水道事業給水条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。 令和2年に策定した和光市
水道事業経営戦略の検証及び諮問に対する和光市
水道事業審議会からの答申により、全体の料金上昇率を14%と設定した水道料金の改正等所要の改正を行うため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出するものです。 次に、議案第90号、令和5年度埼玉県和光市
一般会計補正予算(第4号)について説明いたします。 今回の補正予算については、既定の
歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ7,793万4,000円を減額し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ345億9,255万6,000円とするものです。 初めに、主な歳出について説明いたします。 今回の補正予算では、
和光北インター東部地区土地区画整理事業の円滑な事業進捗を支援するため、和光市
組合等まちづくり整備事業補助金を計上するとともに、小・中学校における食材費高騰による
学校給食費支援のための補助金を増額するほか、第三
小学校用地取得に要する費用を減額するなどしております。 次に、歳入につきましては、歳出事業に応じて
国庫支出金及び県支出金をそれぞれ増額または減額するほか、地方債の
対象事業費の変更などに伴い、市債を増額または減額するなどしております。 次に、議案第91号、令和5年度埼玉県和光市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。 今回の補正予算につきましては、既定の
歳入歳出予算の総額から、それぞれ195万2,000円を減額し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億1,845万4,000円とするものです。 歳入については、
保険基盤安定繰入金の額が確定したことに伴い、当該繰入金を減額し、
保険料還付金について
過誤納還付金が当初見込みより増加傾向のため増額しております。 次に、歳出については、歳入に連動して埼玉県
後期高齢者医療広域連合に納付する
後期高齢者医療保険料負担金を減額しております。 また、
保険料還付金については、歳入と同様に
過誤納還付金が当初見込みより増加傾向のため増額しております。 次に、議案第92号、令和5年度埼玉県和光市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。 今回の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,379万6,000円を増額し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ46億7,491万4,000円とするものです。 初めに、歳出について説明いたします。
介護予防サービス費等の介護給付の増額や
システム改修等に伴い
保険給付費、総務費、
市町村特別給付費を増額するほか、国からの交付金の交付に伴い基金積立金を増額するものです。 次に、歳入について説明いたします。
保険給付費等の増額に伴い、国・県支払基金、市のそれぞれの法定割合分などを増額するほか、交付金の交付に伴い
国庫支出金を増額補正するものです。 次に、議案第93号、令和5年度埼玉県和光市
和光都市計画事業和光市
駅北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について説明いたします。 今回の補正予算については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ33万4,000円を追加し、補正後の歳入歳出の総額をそれぞれ10億3,765万7,000円とするものです。 初めに、歳出について説明いたします。 款1
区画整理総務費では、職員異動に伴う予算の組替えなどにより職員人件費を減額するものです。 款2
区画整理事業費では、委託料について再開発事業により
従前地分筆等が必要になるため増額するものです。 次に、歳入につきましては、款2
国庫支出金において、
社会資本整備総合交付金の交付決定、款3県支出金において、
県道整備費補助金の交付決定により
国庫支出金、県支出金をそれぞれ減額するものです。 また、款7市債においては、
公共事業費等の減額及び
地方道路等整備事業債の
起債対象事業の増額に伴い
区画整理事業債を増額するほか、款4繰入金においては、歳入歳出の増減額に合わせて
一般会計繰入金を増額するものです。
○議長(
富澤啓二議員) 以上にて説明は終了しました。
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△委員会付託の省略について
○議長(
富澤啓二議員) お諮りします。諮問第2号、第3号及び議案第85号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、諮問第2号、第3号及び議案第85号については、委員会の付託を省略することに決しました。
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△諮問第2号に対する質疑
○議長(
富澤啓二議員) 次に進みます。 日程第8、諮問第2号を議題とします。 諮問第2号について質疑を許します。 3番、
鳥飼雅司議員。 〔3番(
鳥飼雅司議員)質問席〕
◆3番(
鳥飼雅司議員) おはようございます。 諮問第2号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて質問したいと思います。 諮問第2号と第3号で市の考えを伺いたいんですが、この
人権擁護委員のお二方は大分長い期間、この
人権擁護委員、また和光市に対していろいろ一生懸命尽力されてきた方というふうに認識しています。また、それと同時に徐々に年齢が上がってくる、高齢となってきて体調面とかそこら辺の状況というのはどうなのか、また、出席率がどうなのか確認させてください。
○議長(
富澤啓二議員) 3番、
鳥飼雅司議員に対する答弁を願います。
大野企画部長。 〔企画部長(大野久芳)登壇〕
◎企画部長(大野久芳) 鳥飼議員の御質問にお答えをさせていただきます。
人権擁護委員の推薦につきまして、長きにわたって任務を担っていただいている方の体調面というような御質問かと存じます。第2号についての質疑かと思いますが、お二方とも体調は特に問題なく良好であると聞いております。引き続き、自分の与えられた任期の間一生懸命やりたいというようなことも確認をさせていただいておりますので、そのあたりについては問題がないものと考えております。 市の考え方ということでも併せて御質問をいただいていたかと存じます。こちらについてもやはりお一人の方にあまり長期にわたって御負担、御苦労をおかけするのは望ましくないとは考えておりますが、何分後継者というか担い手不足の問題等もありますので、そちらの周知についても改めて市のほうで考えてやっていきたいと思っておりますので、御理解いただければと思います。
○議長(
富澤啓二議員) 3番、
鳥飼雅司議員。
◆3番(
鳥飼雅司議員) 分かりました。 今、御本人から決意表明みたいなことが述べられたとおっしゃられていましたが、推薦に当たって市長と懇談だったり面談という部分で、市長にはどのように言われているのか確認させてください。
○議長(
富澤啓二議員) 柴崎市長。
◎市長(柴崎光子) 私もお会いしてお話しさせていただいたときに、お二人とも長くやらせていただいていて大変であると同時にすごくやりがいがあって、引き続き、まだまだ経験不足の部分もあるのでもっともっと自分を磨いて続けていきたいという大変意欲的なお話を伺っております。 あと、やはり
人権擁護委員は業務の内容からなかなかお若い方では難しいのかなという側面もありまして、多世代の方にやっていただきたいと思うのと同時に、なかなかそういった適切な人材が見つからないというところもあります。ただ、今部長から答弁したとおり、次の後継者といいますか、そういったことも考えて今後きちんと対応してまいりたいとは考えております。
○議長(
富澤啓二議員) 3番、
鳥飼雅司議員。
◆3番(
鳥飼雅司議員) 最後に、推薦ということで市長がこの
人権擁護委員に期待すること、そこら辺を教えてください。
○議長(
富澤啓二議員) 柴崎市長。
◎市長(柴崎光子) お二方とも9年やっていただいて、やはり9年前とは相談の内容も大分変わってきているというようなお話を伺っておりますので、今後はその時代に応じた相談に対応できるようなやり方も含めて検討してまいりたいと考えております。
○議長(
富澤啓二議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
富澤啓二議員) 質疑がありませんので、質疑を終結します。
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△諮問第2号の採決-適任-
○議長(
富澤啓二議員) 諮問第2号について、人事案件でありますので、討論省略に異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
富澤啓二議員) 異議ないと認め、討論を省略します。 採決します。諮問第2号について適任とすることに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
富澤啓二議員) 起立全員。よって、諮問第2号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、適任とすることに決しました。
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△諮問第3号に対する質疑
○議長(
富澤啓二議員) 次に進みます。 諮問第3号を議題とします。 諮問第3号について質疑を許します。 1番、
松永靖恵議員。 〔1番(
松永靖恵議員)質問席〕
◆1番(
松永靖恵議員) 諮問第3号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて質疑をさせていただきます。
人権擁護委員の方々、大変お忙しいと思うのですが、会議のほかに研修等があるかと思われます。その研修が年何回あるのか、その研修は全員で参加をしているのか、もしくは例えば少数で行っているのであれば1人当たりどのぐらい研修に参加されているのかを伺いたいと思います。
○議長(
富澤啓二議員) 1番、
松永靖恵議員に対する答弁を願います。
大野企画部長。 〔企画部長(大野久芳)登壇〕
◎企画部長(大野久芳) それでは、松永議員の御質問にお答えをさせていただきます。
人権擁護委員の会議というか活動について、初めに申し上げさせていただきたいと存じます。
人権擁護委員は、地域社会において人権相談や人権啓発などの各種人権擁護活動に従事するため、地域社会において信頼され、人格、識見や中正、公立さを兼ね備えているほか、社会貢献の精神に基づいて熱意を持った方に活動していただいていることは御存じのとおりでございます。毎月、原則第4水曜日に、人権相談を開設しております。そのほか市内小学校を対象に、児童たちが花の苗を植えることを通じて命の尊さを実感し、豊かな心を育み、優しさと思いやりの心を体得することを目的とする人権の花運動と、相手を思いやる優しい気持ちを育てる人権教室を実施しております。さらに、中学生の人権作文の審査、法務局における相談受付、こどもの人権SOSミニレターの返信、人権啓発活動の業務を行っております。 直接の御質問の研修等については、これらの活動を行うと同時に、研修的な色彩の活動をしているというようなことで御理解をいただければと思います。 会議の頻度についても御質問いただいたかと存じます。相談については毎月1回ということですが、会議のそのほかの活動については年間10回程度開催をさせていただいている状況でございます。当然に全員で4人の委員がいらっしゃいますので、それらを振り分けて人権相談活動等はしていただいている状況でございますが、今回諮問をお願いする委員につきましても御自分に与えられた活動については従来から全て出席というか、しっかりと任務を果たしていただいている状況でございますので、御理解をいただければと思います。
○議長(
富澤啓二議員) 1番、
松永靖恵議員。
◆1番(
松永靖恵議員) 承知いたしました。 先ほど鳥飼議員からもお二人の体調には問題はないということでしたが、
人権擁護委員の方々はやはりほかにお仕事も持たれているようなんですね。委員以外のこともお仕事をされながら研修とか会議、あと活動ですかね、そういうこともかなり多いというところで負担が来ているとお聞きしております。実際、今回の諮問の方ではないのですが、もう既にかなり負担が来ているのでお辞めになりたいというか辞退されたいという方もいるんですが、こういうことも含めて受けていただくに当たって御説明をしていただいて、それを承知の上で受けていただいていると思うのですが、そういう負担があるとかいう御意見は実際出ているのか伺いたいと思います。
○議長(
富澤啓二議員)
大野企画部長。
◎企画部長(大野久芳)
人権擁護委員の活動につきましては、やはりボランティア的な色彩が強いというようなこともありますし、なかなかやっぱり肉体的にも精神的にも大変な部分があるというような相談は事務局として受けていると聞いております。 今回、諮問第3号で提案させていただいている委員につきまして、当然にそういった内容の意見交換もさせていただいておりますが、意見交換の中では、気持ちの切替えが大切だということで、意識してか無意識だか分かりませんが、しっかりと切り替えられるような状況になっているので務めを全うしたいというようなお言葉を頂戴しております。
○議長(
富澤啓二議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
富澤啓二議員) 質疑がありませんので、質疑を終結します。
---------------------
△諮問第3号の採決-適任-
○議長(
富澤啓二議員) 諮問第3号について、人事案件でありますので、討論省略に異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
富澤啓二議員) 異議ないと認め、討論を省略します。 採決します。諮問第3号について適任とすることに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
富澤啓二議員) 起立全員。よって、諮問第3号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、適任とすることに決しました。
---------------------
△議案第85号に対する質疑
○議長(
富澤啓二議員) 次に進みます。 議案第85号を議題とします。 議案第85号について質疑を許します。 3番、
鳥飼雅司議員。 〔3番(
鳥飼雅司議員)質問席〕
◆3番(
鳥飼雅司議員) 議案第85号、職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を定めることについて伺いたいと思います。 今回、人事院勧告を受けて当市においても人事院勧告に準拠した給与改定ということなんですけれども、毎年度行われているものと思うんですが、組合との妥結であったり、その経過がもしも分かれば教えてください。
○議長(
富澤啓二議員) 3番、
鳥飼雅司議員に対する答弁を願います。 田中総務部長。 〔総務部長(田中康一)登壇〕
◎総務部長(田中康一) それでは、今年度の給与改定についての組合、
職員団体との協議についてお答えいたします。
職員団体との協議につきましては、令和5年8月7日に人事院勧告が出されまして、10月20日に、国が人事院勧告どおり改定を実施することを決定しております。この決定を受けまして改定案について
職員団体と協議をいたしまして、計2回事務折衝を重ね、改定案につきまして、11月1日に、合意をさせていただいております。
○議長(
富澤啓二議員) 3番、
鳥飼雅司議員。
◆3番(
鳥飼雅司議員) あともう1点、今回、給与改定ということで12月1日に間に合わせるために初日に持ってきたわけですが、その財源がこの後の一般会計補正のほうで多分出されていると思うんです。仮に今回の先議、出し方というところで、本来であれば85号と一般会計補正で抱き合わせで出してくるのが普通なんじゃないかなと。仮に一般会計補正が否決された場合はどこから財源を持ってくるのか、そこら辺の出し方について伺いたいんですけれども。
○議長(
富澤啓二議員) 田中総務部長。
◎総務部長(田中康一) 人件費の予算につきましては、予算の年間の総支払額を計上しております。科目によっては少し足りない部分があるということも考えられますが、その人件費の総額の中で流用等によって措置することができますので、そちらで対応させていただく予定としております。
○議長(
富澤啓二議員) 3番、
鳥飼雅司議員。
◆3番(
鳥飼雅司議員) では、仮に補正予算が否決されるということがあっても、この議案が通れば滞りなく支払うことはできると捉えていいのでしょうか。
○議長(
富澤啓二議員) 田中総務部長。
◎総務部長(田中康一) 今回の12月支払い分は流用等により対応できると思いますが、最終的にはそのほかの手当てですとか、給料が足りなくなる可能性もございますので、もし予算が否決となった場合はその後のどこかのタイミングでまた増額補正をお願いすることになるかと思います。
○議長(
富澤啓二議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
富澤啓二議員) 質疑がありませんので、質疑を終結します。
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△議案第85号に対する討論
○議長(
富澤啓二議員) 議案第85号について討論を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
富澤啓二議員) 討論がありませんので、討論を終結します。
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△議案第85号の採決-原案可決-
○議長(
富澤啓二議員) 採決します。議案第85号について原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
富澤啓二議員) 起立全員。よって、議案第85号、職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を定めることについては、原案のとおり可決されました。
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△議案第94号の報告、上程
○議長(
富澤啓二議員) 次に進みます。 日程第9、
議員提出議案の報告、上程を行います。
鎌田泰春議員ほか6名から、
地方自治法第112条及び会議規則第14条第1項の規定により、議案第94号、和光市副
市長定数条例の一部を改正する条例を定めることについてが提出されていますので報告し、上程します。
---------------------
△議案第94号の提案説明
○議長(
富澤啓二議員) 次に進みます。 日程第10、
議員提出議案の提案説明を行います。 議案第94号の提出者の説明を求めます。 14番、
鎌田泰春議員、登壇願います。 〔14番(
鎌田泰春議員)登壇〕
◆14番(
鎌田泰春議員) おはようございます。 議案第94号、和光市副
市長定数条例の一部を改正する条例を定めることについて御説明させていただきます。 本議案につきましては、市役所のガバナンス体制の強化及び組織マネジメントの推進を図る観点から、副市長の定数を2人以内とするものになります。 以上となります。
○議長(
富澤啓二議員) 以上にて説明は終了しました。 提出者、御苦労さまでした。
---------------------
△委員会付託の省略について
○議長(
富澤啓二議員) お諮りします。議案第94号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、議案第94号については委員会の付託を省略することに決しました。 また、議案第94号の質疑、討論、採決は閉会日に行いたいと思います。 なお、質疑、討論は通告を取らずに行いたいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、議案第94号については、質疑、討論は通告を取らず、閉会日に採決することに決しました。
---------------------
△朝霞地区一部
事務組合議会議員の選挙について
○議長(
富澤啓二議員) 次に進みます。 日程第11、朝霞地区一部
事務組合議会議員の任期が来る令和5年12月21日に満了しますので、朝霞地区一部
事務組合議会議員の選挙を行います。 選挙の方法については、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これに異義ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定しました。 お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、議長が指名することに決定しました。 朝霞地区一部
事務組合議会議員に、
松永靖恵議員、
吉田活世議員、
伊藤妙子議員、
吉田武司議員、以上4名を指名します。 お諮りします。ただいま議長が指名した4名を朝霞地区一部
事務組合議会議員の当選人と定めることに異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
富澤啓二議員) 異議ないと認めます。よって、ただいま指名した4名が朝霞地区一部
事務組合議会議員に当選されました。 当選されました
松永靖恵議員、
吉田活世議員、
伊藤妙子議員、
吉田武司議員が議場におりますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知をします。
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△次会の日程報告
○議長(
富澤啓二議員) 次に進みます。 日程第12、次会の日程を事務局長に報告させます。
◎事務局長(松戸克彦) 報告します。 第2日、12月1日、金曜日、調査休会。 第3日、12月2日、土曜日、休日休会。 第4日、12月3日、日曜日、休日休会。 第5日、12月4日、月曜日、調査休会。 第6日、12月5日、火曜日、調査休会。 第7日、12月6日、水曜日、午前9時30分から本会議を開き、議案に対する総括質疑を行います。 なお、総括質疑の発言通告書の提出については、12月4日、月曜日、正午までにお願いいたします。 以上です。
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△散会の宣告
○議長(
富澤啓二議員) 本日はこれにて散会します。午前10時11分 散会 和議委第44号 令和5年11月30日
和光市議会議長 富澤啓二様
総務環境常任委員会委員長 吉田武司 行政視察の結果について(報告)
総務環境常任委員会の視察の概要について、下記のとおり報告します。 記1 日時 (1) 令和5年11月14日(火) 14時00分~15時30分 (2) 令和5年11月15日(水) 9時00分~10時30分2 場所及び目的 (1) 北海道千歳市 特定事件7 防犯・防災対策について ・千歳市防災学習交流センター「そなえーる」について (2) 北海道札幌市 特定事件3 事務改善について ・DⅩ化の推進について3 派遣委員の氏名 吉田武司 待鳥美光 安保友博 鳥飼雅司 齋藤幸子 渡邉竜幸 小嶋智子 岩澤侑生 富澤啓二4 旅費 支出総額 477,900円 ・内訳 1人当たり 53,100円 (交通費 35,100円 宿泊費 14,000円 日 当 4,000円)5 視察の結果と委員会の所見は、別添のとおり
総務環境常任委員会委員長 吉田武司日時令和5年11月14日(火) 14時00分~15時30分視察先北海道千歳市視察目的特定事件7 防犯・防災対策について
・千歳市防災学習交流センター「そなえーる」について視察概要 市民、自治会自主防災組織、ボランティア、防災関係機関が単独または相互に連携し、防災学習や防災訓練を実施することで、市民や防災関係機関の防災力を高めるとともに、防災関係機関に対する理解を深めることを目的とする施設で、災害時には、災害対策の拠点となる施設である。所見及び所感 防災学習交流センター「そなえーる」は、災害を「学ぶ・体験する・備える」をキーワードに、いろいろな災害の擬似体験をしながら、防災に関する知識や災害が発生したときの行動を学ぶことができる施設で、Aゾーン・Bゾーン・Cゾーンの3つの施設で構成されている。
Aゾーン「防災学習交流センターそなえーる」は、防災講座や救急講習、自主防災組織の訓練など防災学習の拠点施設である。疑似体験では、災害学習・地震体験・通報体験・予防実験・防災情報検索・煙避難体験・避難器具体験ができるほか、クライミングボード(山岳救助訓練板)も整備されていた。
Bゾーン「学びの広場」では、消火訓練・救出体験訓練ができる。
Cゾーン「防災の森」では、災害時を想定した野営生活訓練ができる3つの施設で構成されていた。
Cゾーン「防災の森」野営生活訓練広場は、キャンプ場としても使用することができる。また、サバイバル広場は、自然の中で体力増進のための遊具を設けた広場で、アスレチックと同等の広場である。
大規模災害時に迅速に初動体制を確立し、的確な応急対策をとることは、被害を最小限にするために重要であり、そのためには日頃から実践的な対応力を身に付けておく必要がある。防災訓練は住民等の多くの主体が連携した訓練を実施し、実践的かつ効果的な訓練となるよう努めることとされている。このようなことからも、防災学習交流センター「そなえーる」のような施設は大変重要だと感じた。
総務環境常任委員会委員長 吉田武司日時令和5年11月15日(水) 9時00分~10時30分視察先北海道札幌市視察目的特定事件3 事務改善について
・DⅩ化の推進について視察概要 札幌市は、これまでもICTの積極的な活用を進めてきたが、新型コロナウイルス感染症の対応においては、行政サービスの徹底的なデジタル化が必要不可欠であると痛感し、人口減少やデジタル社会に対応するとともに、あらゆる面で持続可能な札幌のまちをつくり、次の時代につなげていくことが重要だと考えた。
そのためには、デジタル技術の有効活用によって、行政分野にとどまらず、都市・地域全体のデジタル化を図るスマートシティを実現し、市民の快適な暮らしや個別最適化された官民のサービス提供を確保していくために行政の責務として、デジタルトランスフォーメーションという命題に対し、全庁一丸となって取り組んでいる。所見及び所感 札幌市は、1980年代から情報産業の振興に努めてきており、全国的な超高速情報通信ネットワークの整備やIT化に先駆けて、平成9年度には「札幌市情報化構想」を策定し、まちづくりへの積極的なITの活用を推進している。
また、平成13年度に策定した「札幌市IT経営戦略」及び平成16年度に策定した「札幌IT戦略」に基づいて、行政の効率化を進めてきている。社会全体のデジタル化が加速していく中、費用対効果や業務効率化の視点のみならず、市民の利便性向上を主眼にデジタル技術を活用し、複雑多様化する社会課題の解決と、地域社会の持続的な発展につなげるという意識を持ちながら、デジタル改革に取り組んでいる。
人口減少社会において、誰もが安心して利便性を実感し、真に市民生活の質の向上につながる市民目線によるデジタル改革を、地域社会全体で計画的に進め、デジタル活用による行政サービスの効率化・行政のデジタル改革だけでなく、スマートシティの取組や、地域産業のデジタル化を両輪として進めている。