令和 5年 3月 定例会和光市告示第21号 令和5年和光市議会3月定例会を次のとおり招集するので、地方自治法第101条第7項の規定により告示する。 令和5年2月10日 和光市長 柴崎光子1 期日 令和5年2月17日2 場所 和光市議事堂 応招・不
応招議員応招議員 17名 1番 菅原 満議員 2番 猪原陽輔議員 3番 熊谷二郎議員 4番 鳥飼雅司議員 5番 内山恵子議員 6番 齊藤 誠議員 7番 伊藤妙子議員 8番 富澤啓二議員 9番 待鳥美光議員 10番 金井伸夫議員 11番 赤松祐造議員 12番 小嶋智子議員 13番 松永靖恵議員 14番 萩原圭一議員 16番 冨澤勝広議員 17番 安保友博議員 18番 齊藤克己議員不応招議員 0名 令和5年和光市議会3月定例会 第1日令和5年2月17日本日の議事日程 開会 開議第1
会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 議事日程の報告第4 諸報告 (1)議長報告 (2)監査報告第5
議会運営委員会委員長報告第6 陳情の報告第7 施政方針第8 提出議案の報告、上程 (1)諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて (2)議案第1号 和光市
公平委員会委員の選任について (3)議案第2号 和光市
固定資産評価審査委員会委員の選任について (4)議案第3号
和光市部設置条例の一部を改正する条例を定めることについて (5)議案第4号 和光市
空家等対策協議会条例を定めることについて (6)議案第5号 職員の給与に関する条例及び職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて (7)議案第6号 和光市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについて (8)議案第7号 和光市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについて (9)議案第8号 和光市
家庭的保育事業等の設置及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについて (10)議案第9号 和光市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営並びに特定子ども・
子育て支援施設等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについて (11)議案第10号 和光市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利用者負担額に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて (12)議案第11号 和光市子ども・
子育て支援会議条例の一部を改正する条例を定めることについて (13)議案第12号 和光市学童クラブ設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについて (14)議案第13号 和光市
国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めることについて (15)議案第14号
和光市立公園条例の一部を改正する条例を定めることについて (16)議案第15号 令和4年度埼玉県和光市
一般会計補正予算(第9号) (17)議案第16号 令和4年度埼玉県和光市
一般会計補正予算(第10号) (18)議案第17号 令和4年度埼玉県和光市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) (19)議案第18号 令和4年度埼玉県和光市
介護保険特別会計補正予算(第3号) (20)議案第19号 令和4年度埼玉県和光市
和光都市計画事業和光市
駅北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) (21)議案第20号 令和5年度埼玉県和光市一般会計予算 (22)議案第21号 令和5年度埼玉県和光市
国民健康保険特別会計予算 (23)議案第22号 令和5年度埼玉県和光市
後期高齢者医療特別会計予算 (24)議案第23号 令和5年度埼玉県和光市
介護保険特別会計予算 (25)議案第24号 令和5年度埼玉県和光市
和光都市計画事業和光市
駅北口土地区画整理事業特別会計予算 (26)議案第25号 令和5年度埼玉県和光市
水道事業会計予算 (27)議案第26号 令和5年度埼玉県和光市
下水道事業会計予算第9 施政方針に対する質問第10 次会の日程報告 散会本日の出席議員 17名 1番 菅原 満議員 2番 猪原陽輔議員 3番 熊谷二郎議員 4番 鳥飼雅司議員 5番 内山恵子議員 6番 齊藤 誠議員 7番 伊藤妙子議員 8番 富澤啓二議員 9番 待鳥美光議員 10番 金井伸夫議員 11番 赤松祐造議員 12番 小嶋智子議員 13番 松永靖恵議員 14番 萩原圭一議員 16番 冨澤勝広議員 17番 安保友博議員 18番 齊藤克己議員 欠席議員 0名職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 議会事務局長 松戸克彦 議事課長 遠藤秀和 主査 松本理恵 主任 初見
光紘地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長 柴崎光子 副市長 大島秀彦 教育長 石川 毅 企画部長 中蔦裕猛 総務部長 伊藤英雄 市民環境部長 喜古隆広 保健福祉部長 大野久芳
子どもあんしん部長 斎藤幸子 建設部長 漆原博之 危機管理監 中川宏樹 上下水道部長 佐々木一弘 教育部長 寄口昌宏
公平委員会局長 田中康一 建設部審議監 加山卓司 企画部次長 渡辺正成 総務部次長 末永典子
市民環境部次長 高橋雄二
市民環境部次長 平川京子
保健福祉部次長 田中克則
保健福祉部次長 櫻井 崇
保健福祉部次長 梅津俊之
子どもあんしん部次長 長坂裕一 建設部次長 永野 淳 建設部次長 高橋琢磨
教育委員会事務局次長 佐藤真二
教育委員会事務局次長 亀井義和
教育委員会事務局次長 福田裕子
選挙管理委員会委員長 浪間 昇 代表監査委員 山田史明
公平委員会委員長 山崎宏征午前9時30分 開議 出席議員 17名 1番 2番 3番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 11番 12番 13番 14番 16番 17番 18番 欠席議員 0名 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ) 地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ)
△開会と開議の宣告
○議長(齊藤克己議員) おはようございます。 ただいまから令和5年和光市議会3月定例会を開会いたします。 出席議員数が定足数に達していますので、会議は成立しています。 これより直ちに会議を開きます。
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△
会議録署名議員の指名
○議長(齊藤克己議員) 日程第1、会議規則第88条の規定により、
会議録署名議員を指名します。 2番 猪原陽輔議員 3番 熊谷二郎議員 4番 鳥飼雅司議員 以上、3名の方にお願いします。
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△会期の決定
○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第2、会期の決定についてお諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から3月17日までの29日間と決定したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認めます。よって、会期は本日から来る3月17日までの29日間と決定しました。
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△議事日程の報告
○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第3、議事日程の報告をします。 本日の議事日程は、お手元に配付してありますとおり行います。
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△議長報告
○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第4、諸般の報告をします。 最初に、議長報告を行います。 令和4年12月定例会において採択されました陳情第2号及び陳情第3号並びに不採択となった陳情第4号については、陳情代表者へ審議結果を通知いたしました。 次に、出席しました会議の報告をいたします。 初めに、議長会の会議です。 1月10日、県と市議会議長会との新年懇談会が知事公館で開催されました。 2月3日、埼玉県
市議会議長会議員行政研修会が所沢市で開催され、
イーグルバス株式会社代表取締役社長、谷島賢氏による「見える化と人間力による交通まちづくりの取り組み」と題する講演が行われました。 次に、議長会以外の会議の出席について報告いたします。 12月23日、令和4年第4回朝霞地区一部
事務組合議会定例会が開催され、令和3年度
一般会計歳入歳出決算認定、監査委員の選任、職員定数条例の一部を改正する条例など、議案が4件提出され、審議の結果、各議案とも認定、同意、可決されました。 2月9日、令和5年第1回
朝霞和光資源循環組合議会定例会が開催され、令和5年度一般会計予算、令和4年度
一般会計補正予算など、議案が5件、発議が1件提出され、審議の結果、各議案とも可決されました。 以上で、議長報告を終わります。
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△監査報告
○議長(齊藤克己議員) 次に、監査報告を行います。
山田代表監査委員、報告をお願いいたします。 〔代表監査委員(山田史明)登壇〕
◎代表監査委員(山田史明) おはようございます。 本日の御報告は、現金出納検査、定例監査及び行政監査の3件でございます。 初めに、現金出納検査の結果について、令和4年10月から12月までの3か月分を一括して御報告申し上げます。 一般会計、特別会計、水道事業会計、
下水道事業会計、基金及び
歳入歳出外現金に属する現金の現在高並びに出納事務について証拠書類を審査の上、当月中における収入支出の計数を会計諸帳簿の計数及び預金・現金現在高表の金額とそれぞれ照合した結果、いずれも計数に誤りはなく、現金の出納及び保管は適切に行われていることを確認いたしました。 次に、定例監査の結果について御報告申し上げます。 地方自治法第199条第4項の規定に基づき、令和4年度上半期における市の財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理について定例監査を実施した結果、おおむね適正に行われていたものと認められました。 最後に、行政監査の結果について御報告申し上げます。 行政監査は、地方自治法第199条第2項の規定に基づき、監査委員が必要と認めるときに市の事務の執行を対象として行う監査です。当市におきましては、令和3年12月27日付、和光市不祥事の再発防止に係る対応方針に基づき、今年度から実施したものになります。 今回の行政監査につきましては、監査テーマを「情報システムの調達及び契約、運用に係る事務」として、令和4年9月から11月の間に実施し、おおむね適正に事務が行われていることを確認しました。 現金出納検査及び各監査結果の詳細につきましては、お手元に配付しております報告書の写しにより御確認いただき、御了承願いたいと存じます。 以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(齊藤克己議員) 報告に対し発言通告がありませんので、質疑を終結します。
山田代表監査委員、御苦労さまでした。
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△
議会運営委員会委員長報告
○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第5、
議会運営委員会委員長報告及び報告に対する質疑を行います。 閉会中の
議会運営委員会に付託しました議長の諮問に関することについて(議会改革)、その検討結果及び審査結果について報告を願います。
待鳥美光議会運営委員会委員長、報告を願います。 〔9番(待鳥美光議員)登壇〕
◆9番(待鳥美光議員) それでは、
議会運営委員会委員長報告を行います。 令和3年8月から1年余りにわたり
議会運営委員会で取り組んでまいりました議会改革について、概要を御報告いたします。 各会派から提出された検討事項を、
議会運営委員会の運営等についてをはじめとする計14項目について整理し、議論しました。 まず、1、
議会運営委員会の運営等についてです。 全会一致の原則の見直しについて、どうしても前に進めなければならない場合には、従来から多数決で決定してきたことや円滑な議会運営に当たっては、全員の合意が望ましく、今後も十分な議論を行い、合意形成を図っていくことが必要であることから、従来どおり、全会一致の原則により運用することとしました。委員外議員の発言については、その許可を委員長に一任することを各会議の冒頭で合意いただき、必要に応じて御意見を伺うこととしました。 次に、2、陳情の扱いについてです。 陳情については、提出者の提案として取り扱い、本会議での採決は行わず、委員会での議員間討議に重点を置き、まとまれば本会議で報告し、アクションを起こしていく。まとまらなければ賛同する議員が一般質問等で取り上げていくという方向の提案について議論しましたが、合意には至らず、扱いについては現行のままとし、今後先進事例等の調査、研究を行い、議員間討議をより活発化させていくこととしました。 次に、3、議員提出議案の扱いについてと4、意見書案、決議案の扱いについては、関連がありますので、まとめて御報告します。 従来、会議規則で本人以外2人の賛同者をもって提出できるとしておりましたが、定数の12分の1以上の賛成をもって提出できる地方自治法第112条の議案提出権の規定に沿った運用が求められ、議論の結果、合意に至り、令和4年3月議会において会議規則を改正し、本人以外1名の連署をもって提出できることとしました。 なお、定例会に提出するに当たっては、
議会運営委員会で全会派の賛成が得られた意見書案等は、副議長を提出者とする申合せが既にありましたが、合意が得られなかった場合、会議規則で定める提案者等の要件を満たしていれば本会議に提出できること。その場合は、一般質問3日目終了後の
議会運営委員会に提出することで合意し、申合せ事項にその旨、追記しました。 次に、5、一般質問等について、まず、一般質問の時間制限については、従来は6月、9月は30分、12月、3月は40分となっておりましたが、9月、3月を30分、予算・決算の審査のない6月、12月を40分とする提案があり、今年度は試行的に実施しています。3月定例会後に開催する
議会運営委員会で、今年度の試行状況について評価を行った後、来年度に申し送ることとしています。 また、一般質問の通告書について、執行部と調整がついた場合には、締切り後の修正を可能とする提案が出されましたが、合意に至らず、今任期中の改革案件からは除くこととしました。 次に、6、議会広報について、新たに議会だより編集委員会を創設することや、議会だよりを単独で発行する等の提案を受けて議論いたしましたが、予算、組織体制等を踏まえ、現状のままとしました。 次に、7、議会図書室について、議員の調査、研究に資する図書室機能の充実と市民の利用を含めた図書室の活性化について提案がありましたが、まずは各議員が議会図書室をさらに活用した上で、必要な書籍の購入、
データベース検索ができるパソコンの導入等、予算を必要とする取組について検討していくこととしました。 次に、8、議会報告会については、コロナ禍に配慮し、令和2年秋以降、令和4年春まで
ユーチューブ配信を行ってまいりましたが、昨年8月に百条委員会調査結果報告会、11月には9月議会の決算審査を中心とする報告会と意見交換会を、感染予防対策を行った上で開催することができました。この2回の報告会についてはユーチューブでの配信も併せて行いました。コロナ禍におけるZoom等を活用した新たな方法で開催することについては今後の課題とし、引き続き市民の皆様に議会を知っていただく場、貴重な意見交換の場として、より意義のある報告会を目指してまいります。 次に、9、議会のICT化について、タブレットの導入及び議案の電子化、クラウド化については、当面、各自のタブレット等を試験的に活用して、庁内のDX推進の中で資料や議案の電子化を検討いただく等、
ペーパーレス化を目指して少しずつ進め、体制を整えていくこととしました。 また、
オンライン会議の拡充については、令和4年3月議会において
和光市議会委員会条例及び
和光市議会会議規則の一部を改正し、大規模な災害の発生、重大な感染症の蔓延、その他やむを得ない理由で委員会の開催場所に委員を招集することが困難な場合、委員会において
オンライン会議を開催できる体制を整えました。具体的な
オンライン会議の運営については、今後さらに議論していくことになります。 また、本会議、委員会の
オンライン生中継については、早期実施を目指して議論してまいりましたが、さきの12月議会より本
会議ライブ中継が実現しました。 次に、10、反問権の付与について、
和光市議会基本条例第6条第3項では、質問の趣旨を確認するための反問ができる旨を定めていますが、さらに質問の背景や根拠、代替案等について問う反問を認めて運用している先進市の事例があり、質問に係る事前の調査、研究の充実、議論の活性化を目的とする反問権の導入について議論を行いました。その結果、具体的運用等について、さらなる調査、研究をした上での議論が必要となるため、前向きな検討を来期に申し送ることとしました。 次に、11、議員研修について、議員として活動する前提となる基本的な法令、例えば、地方自治法、議会基本条例、委員会条例、会議規則等について、全議員の共通理解が議論の基本であることを踏まえ、改選ごとに全員で研修機会を持つことの提案があり、来期に課題として申し送ることとしました。 次に、12、
バリアフリー化について、傍聴席及び議場の
バリアフリー化及び議会運営上の
バリアフリー化等、数多くの課題がありますが、いずれも予算を必要とすることから、可能なことから
バリアフリー化を前進させるため、昨年11月7日に志木市議会の議場と議会システムの見学を行いました。本
会議ライブ中継の字幕テロップについては、昨年12月議会から実現しています。 次に、13、議員報酬の見直しについて、当市の議員報酬は県内市議会の中でも最下位に近い位置にあり、人口が増加する中でも類似する規模の自治体と比べ非常に低いままで推移しています。現在の財政状況や社会状況からタイミングとして難しいとの意見もありましたが、本年4月に改選を控え、また、市職員給与に対する人事院勧告も踏まえ、報酬等審議会への諮問をお願いする方向で合意しました。 最後に、14、新たな評価手法の導入、議会の見える化について、住民福祉の向上という観点から議会を見える化し、評価する手法として、
地方議会評価モデルの導入について提案があり、今後、先進市の視察等を含め、研究課題として検討していくこととしました。 以上、今期の議会改革のあらましを御報告いたしました。 引き続き、市民の皆様の多様な意見に耳を傾け、その負託に全力で応える議会を目指して、不断の努力を重ねてまいります。 これで委員長報告を終わります。
○議長(齊藤克己議員)
議会運営委員会委員長の報告は終了しました。 委員長報告に対する質疑省略に異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略します。 委員長、御苦労さまでした。
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△陳情の報告
○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第6、陳情1件を受理していますので、報告します。 事務局長に朗読させます。
◎事務局長(松戸克彦) 報告します。 陳情第1号 思想・良心の自由、請願権等を守る為の陳情 以上です。
○議長(齊藤克己議員) 以上の陳情は、お手元に配付してあります付託陳情表のとおり、会議規則第141条第1項及び第145条の規定により所管の委員会に付託いたします。
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△施政方針
○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第7、市長の施政方針を行います。 柴崎市長、お願いします。 〔市長(柴崎光子)登壇〕
◎市長(柴崎光子) おはようございます。 令和5年度予算及びこれらに関連する諸議案の御審議をお願いするに当たり、私の市政運営の基本方針と施策の大要を申し上げ、市民の皆様及び議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。 私の任期も折り返し地点が近づいてまいりました。令和2年から始まった世界的な災害ともいえる
新型コロナウイルス感染症との長い闘いに加え、ロシアのウクライナ侵攻や昨年急速に進んだ円安の影響による物価高騰といった背景が絡まり、多岐にわたる生活支援策が求められております。健全で効率的な財政運営を念頭に置きつつ、本市においても市独自の事業として、全ての生活者、事業者への支援となる水道料金の基本料金の免除や
キャッシュレス決済ポイント還元事業などを行うとともに、子育て世帯への支援として学校給食費の補助などを行ってまいりました。 今後も1人1人の市民の皆様に寄り添いながら、
新型コロナウイルス感染症の感染状況や物価高騰の状況を的確に把握し、市民の皆様の生活支援、事業者の皆様の事業支援などに取り組み、住んでよかったと思っていただけるようなまちにしていく決意を新たにしております。 一方で、
新型コロナウイルス感染症の影響で今まで開催できなかった事業につきましても、感染状況を注視しながら、感染対策を万全にすることで3年ぶりに市民まつり、鍋イベントの和光のほっこり鍋等が開催されました。また、わこらぼまつりでは、コロナ禍だからこそのつながりを
プロジェクトメンバーで模索し、澄み渡る青空の下、多くの市民の皆様とつながりを生み出すことができました。
新型コロナウイルス感染症との長い闘いに、いまだ終息の兆しは見えないものの、これまでの日常が戻りつつあります。 令和5年度における本市においての重点的に取り組む施策は、都市基盤の整備と福祉施策の充実です。 都市基盤の整備では、
和光北インター東部地区の
土地区画整理事業や駅北口の再開発等による新たな拠点の創出、高齢化社会に対応した
和光版MaaSの推進による市内の移動のしやすさを向上させる交通インフラの整備等、積極的に推進してまいります。 また、福祉施策の充実では、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大とともに物価高騰など、市民生活が厳しさを増す中、引き続き誰もが自立した生活を送り、社会参加ができるよう支援していくことで全ての方が参加する地域共生社会の実現を目指してまいります。例えば、和光市に住んでいる外国人を対象にした話合い・交流イベントの開催や認知症になっても安心して暮らし続けることができる地域づくりを進めるための活動、チームオレンジの立ち上げなどに取り組んでまいります。 また、
性的マイノリティーの方々の困難や生きづらさの軽減につながるよう、1人1人がお互いの人権を尊重し、多様性を認め、誰もが自分らしく生きることができる社会を目指し、パートナーシップ・ファミリーシップ制度を創設いたしました。今後も誰もが輝ける和光市を、市民の皆様と一緒に考え、一体的に推進してまいります。 また、文化振興公社と協働して、新たにまちなかminiコンサートを人が集まる広場や大型スーパーなどで開催します。身近な場所で音楽と触れ合える機会をつくることで、市民の皆様にとって芸術が身近な存在になるよう、今後も和光市の持っているよいものを市民の皆様の共感を得て発信できるような取組を推進してまいります。 それでは、令和5年度の予算及び主要な事業について説明させていただきます。 このような現状認識の下で編成しました令和5年度一般会計当初予算案は、前年度当初予算から12.5%、34億9,300万円増の315億400万円となっています。 また、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、
和光都市計画事業和光市駅北口
土地区画整理事業の4つの特別会計当初予算案の合計は、前年度に比べ0.6%、7,693万5,000円増の127億9,172万4,000円となっています。 続きまして、第五次和光市総合振興計画基本構想における施策体系に沿って、主要な事業の概要について説明いたします。 「視点①日々の生活の基盤が整っている」に関連する事業といたしまして、まず、和光市駅北口
土地区画整理事業につきましては、引き続き地権者との合意形成が得られるよう、着実に推進するとともに、駅北口地区高度利用化との事業整合を図るため、街区再編に向けた業務を行ってまいります。 白子三丁目中央土地区画整理組合活動支援事業と越後山土地区画整理組合活動支援事業につきましては、引き続き事業の完成に向けて組合の支援を行います。 都市計画業務につきましては、都市計画道路諏訪越-四ツ木線の道路測量業務を進めるとともに、道路予備設計業務を行います。 公園につきましては、地域の方が安心して利用できるよう適切に維持管理を行ってまいります。 水道事業では、老朽化している管路や地震等に脆弱な管路を、耐震化対応とした管路へ計画的に更新を行うとともに、安定的で持続可能な浄水場機能確保のため、南浄水場高圧受電盤更新事業等を引き続き実施してまいります。 下水道事業では、各
土地区画整理事業地区内の管渠整備を計画的に進めるほか、持続的な下水道機能確保のため、施設の長寿命化・改築更新を進めます。 廃棄物処理につきましては、ごみ処理広域化基本構想で掲げている令和10年からのごみ広域処理施設稼働を目指し、朝霞和光資源循環組合において、ごみ広域処理施設整備のための必要な調査、用地取得、建設工事等を実施するための負担金を支出します。また、現行の清掃センターの延命化を図るために必要な修繕を行ってまいります。 道路維持につきましては、強雨時等における内水氾濫を防ぐための排水ポンプ設備の改修及び修繕工事を実施します。 交通関連につきましては、
和光版MaaS構想の実現に向けて自動運転サービス導入に関する2期区間整備工事を実施するとともに、実証走行をスタートします。また、市内循環バスのルート、ダイヤの運行改正を実施します。 防災につきましては、防災施設の計画的な整備として、第4分団の車庫・防災倉庫新築工事を行います。 空家等対策業務につきましては、空家等対策計画の策定に着手し、空家等に関する施策を総合的かつ計画的に推進します。 消費者被害の未然防止と消費者力の強化につきましては、悪質商法などの手口の巧妙化や決済手段の多様化に伴い、引き続き消費生活相談員を配置し、消費者が抱える様々な問題・相談に対応し、消費生活における安心安全の確保に向けた取組を行ってまいります。 次に、「視点②それぞれのライフステージを充実させる」に関連する事業といたしまして、まず、コンピューター教育推進につきましては、新たに小学1年生及び2年生の教室に電子黒板、プロジェクターなどの大型掲示装置を整備し、全児童生徒に対し、ICTを活用した教育の充実を図ります。また、児童・生徒教育活動として、小学5・6年生及び中学2年生を対象にオーケストラ鑑賞会を実施し、豊かな心を育みます。 少人数学級の推進につきましては、小学5年生に少人数学級推進教員を配置し、小学5年生までの35人学級を実施します。 学校給食につきましては、学校給食の食材費支援を行うとともに、関連施設の修繕を行ってまいります。 小学校施設につきましては、第三小学校の建て替えに向けた用地の取得を進めます。 中学校施設につきましては、中学校屋内運動場の空調設備工事に向けて、設計業務を進めます。また、第三中学校における新たな特別支援学級の新設に向けて、設置工事等整備を行います。 地域学校協働活動につきましては、昨年立ち上げた各中学校区の地域学校協働本部により、地域団体などの力を生かした学校支援を行っていきます。 保育施設につきましては、保育環境の質の向上に向けた必要な整備や支援を行ってまいります。 介護保険事業につきましては、令和4年度末に北エリアに新たに整備する新介護予防拠点において、一般介護予防事業や高齢者版ファミリー・サポート事業等を開始します。また、和光市介護保険事業計画・高齢者保健福祉計画を第9期和光市長寿あんしんプランとして一体的に策定します。 介護老人保健福祉施設整備につきましては、福祉の里における駐車場の用地取得を進めます。 障害者福祉につきましては、第七次和光市障害者計画及び第7期和光市障害福祉計画策定業務を進めます。また、障害者支援として、手話を必要とする聴覚障害者のコミュニケーション支援のための講座を開催し、手話奉仕員を養成します。 生活困窮者自立支援事業につきましては、生活困窮者が困窮状態から早期に脱却することができるよう包括的な支援を実施します。また、生活保護受給世帯の自立促進を支援するため被保護者家計改善支援事業を新たに実施します。 次に、「視点③心豊かに、満足度の高い生活が送れる」に関連する事業といたしまして、まず、健康管理の推進につきましては、第二次健康わこう21計画・第三次和光市食育推進計画の中間評価と計画の見直しを行います。また、第3期和光市
国民健康保険事業計画・第3期和光市国民健康保険保健事業実施計画・第4期和光市特定健康診査等実施計画を和光市国民健康保険ヘルスプランとして一体的に策定します。
和光北インター東部地区における産業拠点の整備につきましては、
土地区画整理事業に係る都市計画の変更手続と環境影響評価業務を引き続き進めるとともに、地権者との合意形成を進めてまいります。 市民農園施設整備につきましては、農業体験センターの大規模改修工事を行います。また、都市農業支援として、和光市都市農業振興計画が中間年度に当たることから、計画の評価と見直しを実施します。 社会教育施設につきましては、中央公民館の外壁雨漏り改修工事に向けて、工事設計業務を行います。 スポーツ振興につきましては、災害応援協定を締結している佐久市や十日町市、那須烏山市と、市内のスポーツ少年団等と連携し、スポーツ交流会を実施します。 協働推進事業につきましては、協働をテーマとした、わこらぼまつりを開催し、新たな担い手を発掘するとともに、つながりを形成し、地域課題の解決に資する新たな活動を生み出します。 コミュニティ活動につきましては、引き続き自治会への支援を行うとともに、自治会連合会の60周年記念事業の支援も行います。また、コミュニティ施設では、計画的な維持管理等を行います。 国際文化の推進につきましては、姉妹都市であるロングビュー市へ公募の市民を派遣する市民海外派遣事業を実施し、積極的な交流を図ります。 文化財保護につきましては、午王山遺跡の展示会等を開催し、文化財の公開・活用を推進します。また、午王山遺跡史跡整備では、引き続き用地の取得に努め、整備を進めてまいります。 湧水・緑地保全につきましては、活動団体を育成するため、新たにみどりのパートナー研修会を実施します。 緑地整備につきましては、大坂ふれあいの森の用地取得を進めます。 広沢複合施設わぴあにつきましては、引き続き官民連携を図りながら、地域の交流拠点として、にぎわいを創出するイベント等を実施し、エリア全体の魅力向上に努めてまいります。 広報活動推進につきましては、行政情報を求めている市民が、必要なときに情報を入手できる環境を整えるため、市のホームページをリニューアルします。 最後に、「計画推進に当たっての考え方」に関連する事業といたしまして、まず、デジタルトランスフォーメーションにつきましては、市民が来庁することによる負担を軽減し、市民の利便性の向上を図るため、LINE等を活用し、行政手続のオンライン化を推進します。 コンプライアンスの推進につきましては、本年度に策定を進めている和光市内部統制に関する基本方針を運用し、業務の適正な管理及び執行を確保します。 広域行政の取組としては、朝霞市・志木市・和光市・新座市の4市共用の新たな火葬場の設置についての検討を進めます。 以上、令和5年度の市政運営の基本的な方針及び主要な事業の概要を述べさせていただきました。 結びになりますが、世界的な物価高騰であるグローバルインフレや、引き続く
新型コロナウイルス感染症への対応、大災害の要因となる気候変動問題など、全世界的課題は依然としてありますが、私としては、まず、市民の皆様が一層和光市に愛着を持ち、ワクワクしながら暮らしてゆけるまち、多様性を認め合う共生社会の実現に向け、一歩一歩進んでまいりたいと思います。 また、平和を積極的に希求する市としての姿勢を示すために、市民の皆様とのワークショップを通じてつくり上げた、子供から大人まで誰もが理解し、親しみを持てる、将来の指針となるような平和都市宣言を表明いたします。 さらに、和光市内部統制に関する基本方針を決定し、組織内においての業務を適切に進めるためのルール・手続を明確化することで、業務を効率的かつ効果的に遂行してまいります。 以上をもちまして、令和5年度を迎えるに当たっての市政運営における所信の一端を述べさせていただきました。今後とも議員の皆様をはじめ、市民の皆様の御理解、御協力をお願い申し上げまして、令和5年度の施政方針といたします。
○議長(齊藤克己議員) 市長の施政方針は終了しました。
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△出席理事者の報告
○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 地方自治法第121条の規定により、提出された議案説明のため、市長ほか理事者の出席を要求してあります。
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△提出議案の報告、上程
○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第8、提出議案の報告をします。 事務局長に朗読させます。
◎事務局長(松戸克彦) 報告します。 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 議案第1号 和光市
公平委員会委員の選任について 議案第2号 和光市
固定資産評価審査委員会委員の選任について 議案第3号
和光市部設置条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第4号 和光市
空家等対策協議会条例を定めることについて 議案第5号 職員の給与に関する条例及び職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第6号 和光市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第7号 和光市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第8号 和光市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第9号 和光市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営並びに特定子ども・
子育て支援施設等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第10号 和光市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利用者負担額に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第11号 和光市子ども・
子育て支援会議条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第12号 和光市学童クラブ設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第13号 和光市
国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第14号
和光市立公園条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第15号 令和4年度埼玉県和光市
一般会計補正予算(第9号) 議案第16号 令和4年度埼玉県和光市
一般会計補正予算(第10号) 議案第17号 令和4年度埼玉県和光市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第18号 令和4年度埼玉県和光市
介護保険特別会計補正予算(第3号) 議案第19号 令和4年度埼玉県和光市
和光都市計画事業和光市
駅北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 議案第20号 令和5年度埼玉県和光市一般会計予算 議案第21号 令和5年度埼玉県和光市
国民健康保険特別会計予算 議案第22号 令和5年度埼玉県和光市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第23号 令和5年度埼玉県和光市
介護保険特別会計予算 議案第24号 令和5年度埼玉県和光市
和光都市計画事業和光市
駅北口土地区画整理事業特別会計予算 議案第25号 令和5年度埼玉県和光市
水道事業会計予算 議案第26号 令和5年度埼玉県和光市
下水道事業会計予算 以上です。
○議長(齊藤克己議員) 以上、諮問第1号及び議案第1号から第26号までを一括して上程します。
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△施政方針に対する質問
○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第9、施政方針に対する質問を行います。 施政方針に対する質問に入ります前に、会議規則第57条第1項の規定により時間制限を設けたいと思います。質問は2回までとし、答弁は時間に含まず、45分以内とします。 施政方針に対し、順次、代表者の質問を許します。 初めに、緑風会代表、内山恵子議員、お願いします。 〔5番(内山恵子議員)質問席〕
◆5番(内山恵子議員) 緑風会、内山恵子です。議長のお許しをいただきましたので、通告に従って質問いたします。 3年前の市議会ではコロナ感染の中、出口の見えない長いトンネルに入った、その中での議会の開催でした。市議会としても議案の審議のみに努め、一般質問を取り下げるという、そういう処置をいたしました。そして令和5年を迎え、少しずつ日常が戻りつつ、そういうものを感じる状況ですけれども、しかし、このアクリル板が立っている状況は決して元どおりには戻らないんだ、そういうことを感じながら日々を過ごしております。 ただいま市長から令和5年度の施政方針を伺いました。令和5年度の指針となる、この施政方針を受けて、緑風会を代表して質問をさせていただきます。 まず、「はじめに」。 1、多岐にわたる生活支援とありますが、具体的にどのような支援を考えているのでしょうか。 2、健全で効率的な財政運営とは何でしょうか。和光市の当初予算には、それをどのように反映しているのでしょうか。 3、1人1人の市民に寄り添いながら市政運営をするとはどのようなことでしょうか。 4、市民の皆様の生活支援、事業者の皆様の事業支援などの取組、住んでよかったと思ってもらえるようなまちにしていく決意を新たにしておりますとありますが、具体的にどのようなことをしていただけるのでしょうか。 5、わこらぼまつり等により多くの市民の皆様とつながりを生み出すことができましたとありましたが、そこで生み出した多くの市民とのつながりを、今後まちづくりにどのように生かしていくのでしょうか。具体的にお示しください。 6、
和光版MaaSのうち、自動運転サービスはこれまでの議会への説明及び審議の結果を踏まえると、半数の議員はいまだにその意義を認めず、多額の市税の投入に賛成しかねる状況が続いています。ほかの事業よりもこの事業を優先させることに、どのような意図があるのか伺います。 7、誰もが自立した生活を送り、社会参加ができるよう支援していくとありますが、どのような支援を行っていくのか伺います。 8、全ての方が参加する地域共生社会の実現を目指してまいりますとありますが、それに伴う市の施策について伺います。 9、地域づくりを進めるために活動するチームオレンジの立ち上げなどに取り組んでまいりますとありますが、市として具体的にどのような取組を行うのか伺います。 10、パートナーシップ・ファミリーシップ制度の創設とありますが、これは当事者の方にとってどのような利益がもたらされるのか、具体的にお示しください。 11、まちなかminiコンサートとありますが、どのような内容で行われるのでしょうか。特定の演奏者による定期的な催しなのか。その演奏が行われる時期は。単独の開催なのか、イベントの開催に合わせたものになるのでしょうか、具体的なイメージをお願いいたします。 12、市長が考える和光市の持っているよいものとは、どのようにお考えでしょうか。また、それを生かすために、どのような政策を行うのでしょうか。 次に、「予算及び主要な事業の概要」について。 13、一般会計当初予算案が前年度当初予算から12.5%、34億9,300万円増の315億400万円となっています。その要因について伺います。 14、4つの特別会計当初予算の合計が、前年度に比べて0.6%、7,693万5,000円増の127億9,172万4,000円となった要因について伺います。 続いて、「視点①日々の生活の基盤が整っている」。 15、和光市駅北口
土地区画整理事業では、地権者との合意形成が得られるように、着実に推進するとありますが、どのように合意形成を図っていくのでしょうか。これまでと何か違いがあるのでしょうか。 16、公園につきましては、地域の方が安心して利用できるよう適切に維持管理を行ってまいりますとありますが、具体的な内容を伺います。 17、安定的で持続可能な浄水場機能確保とは、そのために何を行っていくのか伺います。 18、下水道機能確保のため、施設の長寿命化・改築更新を進めますとありますが、令和5年度で何を行っていくのか伺います。 19、現行の清掃センター延命を図るため、必要な修繕を行うとありますが、その内容を伺います。また、延命化計画についても伺います。 20、道路維持について、強雨等における内水氾濫を防ぐための排水ポンプ設備の改修及び修繕工事の内容を伺います。 21、交通関連について、
和光版MaaS構想の実現に向けて自動運転サービスの実証走行のスケジュール及び結果をどのように評価・検証をするのか伺います。 22、防災施設の計画的な整備として、第4分団の車庫・防災倉庫新築工事を行いますとありますが、新年度における防災整備はこれだけなのか確認をいたします。 23、空家等に関する施策を総合的かつ計画的に推進しますとありますが、具体的に何を行うのか伺います。 24、消費者が抱える様々な問題・相談に対応し、消費生活における安心・安全の確保に向けた取組を行ってまいりますとありますが、消費者が抱える様々な問題の現状認識とそれに伴う相談体制について伺います。 今までも消費生活相談員による相談を行っておりましたが、不十分であったのでしょうか。消費生活における安心・安全の確保とは何でしょう。それに向けた具体的取組について伺います。 続いて、「視点②それぞれのライフステージを充実させる」。 25、児童・生徒教育活動として、オーケストラ鑑賞会を実施し、豊かな心を育みますとありますが、従来から行っていた事業との違いはあるのでしょうか。 26、学校給食における関連施設の修繕とは何でしょう。具体的にお示しください。 27、第三小学校の建て替え工事に向けた用地取得を進めるとありますが、進捗状況と令和5年度の見通しについて伺います。 28、中学校施設について、中学校屋内運動場の空調設備工事に向けた、設計業務のスケジュールを伺います。 29、第三中学校における新たな特別支援学級の新設に向けた設置工事等整備のスケジュールを伺います。 30、地域学校協働活動における各中学校区の地域学校協働本部と地域団体などの力を生かした学校支援とは、どのようなことを想定しているのか伺います。 31、保育環境の質の向上に向けた必要な整備や支援を行ってまいりますとありますが、保育環境の質の向上のために行う具体的な取組について伺います。 32、福祉の里における駐車場の用地取得を進めますとありますが、場所、面積、駐車台数、取得にかかる金額について伺います。 33、障害者支援として行う手話奉仕員の養成について、養成した後の手話奉仕員はどのような位置づけになるのか伺います。 34、生活困窮者自立支援事業では、包括的な支援を実施しますとありますが、具体的な支援内容について伺います。 続いて、「視点③心豊かに、満足度の高い生活が送れる」について。 35、
和光北インター東部地区における産業拠点の整備について、
土地区画整理事業に係る都市計画の変更手続と環境影響評価業務を引き続き進めるとともに地権者との合意形成を進めるとありますが、具体的にどのように進める予定か伺います。 36、産業支援において、商工会との連携などの言及がありませんが、市内産業支援は市長の施政方針としては重視しないのでしょうか。市長のお考えを伺います。 37、農業センターの大規模改修工事を行いますとありますが、大規模改修工事の内容について伺います。 38、和光市都市農業振興計画の評価と見直しを実施しますとありますが、都市農業支援の今後の方向性について伺います。 39、スポーツ振興については、毎年災害応援協定を締結している市とのスポーツ交流が挙げられています。市長は、和光市のスポーツ振興をどのように考えているのでしょうか。新たなスポーツ推進計画も策定されています。市民のためのスポーツ振興を、市長はどのように考えているのか伺います。 40、自治会連合会60周年記念事業の支援の内容について伺います。 41、コミュニティ施設の計画的な維持管理を行いますとありますが、内容について伺います。 42、国際文化の推進では、市制100周年を迎える姉妹都市ロングビュー市への公募市民の派遣が5年ぶりに再開いたします。派遣の時期はいつになるのか。市民への周知についてはどのように行うのか伺います。 43、午王山遺跡史跡整備では、引き続き用地の取得に努め、整備を進めてまいりますとありますが、令和5年度末における用地取得は全体の予定の何%になるのか。また、何年度までに遺跡史跡整備が完了するのかを伺います。 44、湧水・緑地保全について、活動団体を育成するため、新たにみどりのパートナー研修会を実施しますとありますが、その内容を伺います。 45、大坂ふれあいの森の用地取得を進めますとありますが、地権者との交渉状況について伺います。取得後の維持管理については、どのように行われるかについても伺います。 続いて、「計画推進に当たっての考え方」。 46、デジタルトランスフォーメーションで、市民が来庁することなく負担を軽減し、市民生活の利便性を向上させるため、行政手続のオンライン化を推進しますとありますが、利用する側の市民への周知とサービスから取り残されてしまう市民を生み出さないための施策について伺います。 「むすび」について。 47、市民の皆様が一層和光市に愛着を持ち、ワクワクしながら暮らしていける多様性を認め合う共生社会の実現に向け、一歩一歩進んでまいりますとあります。市長は、このことを実現するため、施政方針や予算でどのように反映したのか伺います。 48、平和を積極的に希求する市とは、どのようなイメージなのか、市長のお考えを伺います。 以上で質問終わります。
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△休憩の宣告
○議長(齊藤克己議員) ここで代表質問の途中ですが、暫時休憩いたします。午前10時25分 休憩午前10時40分 開議 出席議員 17名 1番 2番 3番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 11番 12番 13番 14番 16番 17番 18番 欠席議員 0名 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ) 地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ)
△開議の宣告
○議長(齊藤克己議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。
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△施政方針に対する質問(続き)
○議長(齊藤克己議員) 緑風会代表、内山恵子議員の質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。 〔市長(柴崎光子)登壇〕
◎市長(柴崎光子) それでは、緑風会の質問について順次お答えします。 1については、お示しました水道料金の基本料金の免除や運送事業者支援事業等のように、市民生活や事業活動の支援に直結する方策を想定しています。今後も国からの交付金の動向を注視しつつ、社会情勢を踏まえながら、影響を受けている生活者、事業者に対し、必要な支援を検討していきます。 次に、2については、和光市健全な財政運営に関する条例の基本方針に基づき、限られた財源を有効に活用することや中長期的な財政見通しを示し、市民に説明責任を果たすなど、持続可能で透明性の高い財政運営を行っていくことです。また、令和5年度当初予算においては、各基金残高の水準から見て、健全性は保たれていると考えております。 次に、3につきましては、私自身が直接現場に出向くことや市民の皆様との対話を通じて課題の把握、解決を図ることで市民に寄り添い、市民と協働で施策を展開していくことと考えています。 次に、4については、今回の施政方針における「予算及び主要な事業の概要」でお示しした、一つ一つの事業を着実に進めていくことが肝要であると考えています。 次に、5については、住民の価値観やライフスタイルの変化に伴う市民ニーズに対応し、地域特性を生かしたまちづくりを実現していくとともに、市民の皆様の地域への愛着を深めていただくため、市民協働を推進していきます。 次に、6につきましては、既に始まっている運転手不足という重要な交通課題において、国や県、民間企業からの協力や支援を得られるこの機会を適期と捉えて、事業を推進していきます。 次に、7については、障害のある方や経済的に困っている人が、生活をする中で、困らず将来へ希望を持ち、社会参加や就労のニーズを実現するために、相談支援や就労のサポート体制を充実させる等、誰もが不自由なく暮らせるよう、安定した生活を送るためのサポートを行います。 次に、8については、相談支援、地域づくり支援及び参加支援の3つの支援を包含した上で、全ての地域住民を対象とする支援を行い、今後も誰もが輝ける和光市を、市民の皆様と一緒に考え、一体的に推進してまいります。 次に、9については、具体的には認知症の方と家族を含む様々な地域団体等がそれぞれで地域の実情に合わせた活動を決めていくこととなります。各チームオレンジを登録するとともに、チームオレンジコーディネーターを新介護予防拠点に配置し、チームオレンジの立ち上げや運営支援、関係機関との連携体制の構築を図っていきます。 次に、10については、当事者の方に対し、法律上の権利・義務を生じさせるものではありませんが、届出をした方々の心理的・精神的な面で、人生のパートナーと自分らしく安心して暮らせるよう、市が応援しているという大きな意味合いがあると考えています。 次に、11については、市内の方々に音楽を身近に感じていただくことを目標に、和光市民文化センター開館30周年記念事業として、ミニコンサートを和光市文化振興公社と協働で開催するものです。各回様々な演奏者の演奏を間近に鑑賞できるコンサートを年に4回程度、市内の人が集まる場所で開催する予定です。詳しい開催時期や内容については、現在、文化振興公社と調整を進めている最中です。 次に、12については、本市には多種多様な歴史資源、自然資源及び人的資源などといった地域資源があることから、それらの市の魅力について、情報提供の内容の充実を図り、積極的に情報発信を行うことで効果的なシティプロモーションを展開していきます。 次に、13については、民生費や土木費が増加するほか、第三小学校の用地取得などにより、教育費が大きく増加したことから、予算総額は増加となっております。 次に、14については、高齢化の進展などに伴い、介護給付費が増加したことから、介護保険特別会計の予算総額が、前年度と比べて3億653万円増加したためです。 次に、15については、これまでどおり、早期生活再建が図れるよう丁寧な交渉に努めていきます。 次に、16については、引き続き清掃、除草、砂場の掘り起こし、トイレ清掃、遊具点検、樹木の管理等を行っていきます。 次に、17については、水道が日常生活に必要不可欠なライフラインであるということを踏まえ、将来にわたって安定的に水を供給できるよう、維持管理に加え、必要な更新投資を計画的に実施していきます。 次に、18については、下水道施設の長寿命化に必要な適切な管理を行うため、継続的な下水道管路内カメラ調査等を実施し、老朽化の進展状況の把握をして計画的な管路の補修・更生工事を行います。 次に、19については、新しい施設ができるまでのあと5年間の安定稼働を図るため、焼却炉においては、耐火物の補修や摩耗した部品の取替え等を予定しています。さらに、定期的なメンテナンスが必要となる装置などは、必要な整備を予定しています。 延命化計画では、故障がごみ処理に与える影響の大きさ、復旧までに要する時間と費用、補修部品の耐用年数と調達状況などに配慮し、令和7年度以降、大きな修繕はなく継続稼働できるような計画としています。 次に、20については、2か所を予定しており、藤ノ木橋雨水ポンプ場のポンプ2基と制御盤及び水位計などの交換を行います。また、市道475号線隧道ポンプ場では、ポンプ1基の交換を行います。 次に、21については、検討体制である、国、県、民間団体から成る和光市未来技術地域実装協議会で評価・検証を行い、協議会の内容について、市のホームページにて公表していきます。 次に、22については、令和5年度は第4分団倉庫・防災倉庫新築工事を行い、その他の施設については適宜対応をしていきます。 次に、24については、消費生活相談員は常に情報収集を行い、消費者問題の解決に十分取り組んでいます。 消費生活における安心・安全を確保するため、引き続き、チラシの作成・配布、広報、市ホームページ等で各世代に向けた啓発活動や情報提供を行い、被害の未然防止に取り組みます。 次に、25につきましては、
新型コロナウイルス感染症等の影響で令和3・4年度は実施できませんでしたが、3年ぶりに実施することになりました。従来から行っていた事業との違いはありません。 次に、26については、給食室の雨漏り、調理機器の部品交換、給食配膳室の扉の修繕などを行います。 次に、27については、令和4年度に民有地の取得を行い、令和5年度に国有地の取得を予定しています。 次に、28については、大和中学校の屋内運動場について、令和5年度中に設計業務を行う予定です。 次に、29については、令和5年度中に建設工事を完了し、令和6年4月の開設を予定しています。 次に、30については、現在、学校の要望に応じて、地域団体などの協力の下、授業支援やクラブ活動支援、環境整備支援、面接練習支援を実施しています。子供たちが地域の様々な仕事や地域活動を経験し、視野を広げることで、社会的・職業的な自立ができるよう支援していきます。 次に、31については、ほんちょう保育園の全面的な設備更新に向けた工事設計業務の実施、しらこ保育園の空調機器老朽化改修工事への支援、キッズエイド和光保育園の給食室老朽化改修工事への支援及びゆめの木保育園の保育所型認定こども園化を見据えた整備への支援です。 次に、32については、場所は施設利用の利便性を考慮し、施設の近隣に取得を予定しており、現在、関係者と協議を進めています。面積及び駐車台数ですが、これまでの駐車台数と同程度の駐車台数を確保できる面積とし、用地取得については1億3,000万円程度となります。 次に、33については、養成講座を修了した者には修了証書を交付し、手話通訳者として活動するための必要な支援等を行っていきます。 次に、34については、相談支援、地域づくり支援、参加支援の要素を包含した上で、くらし・仕事相談センターを中心に、自立相談支援、家計改善支援、就労準備支援、住居確保給付金等の事業を着実に行います。 次に、35については、引き続き、都市計画手続を法令に基づき進めるとともに、環境影響評価については、評価書の作成や縦覧の実施を行います。また、合意形成については、現在、組合設立準備会により取得している認可申請に必要な法定同意数をさらに進め、令和5年9月頃の都市計画決定・変更及び組合設立認可を目指して手続を進めています。 次に、36については、産業支援施策を実行するに当たり、当然、和光市商工会との連携は不可欠なものと認識しています。 次に、37については、屋根、外壁塗装、トイレ改修、調理場補修などの工事を予定しています。 次に、38については、地域の実情に即して、農業の担い手へ農地を集約し、都市農業が有する機能について市民の理解を得ながら、利用が継続されるよう支援を行っていきます。 次に、39については、全ての市民がスポーツに親しめるよう、第2期和光市スポーツ推進計画に沿って進めていきます。 次に、40については、自治会連合会と協議の上、財政面での支援を行います。 次に、41については、修繕箇所の検証を行い、計画的な修繕・工事を行っていきます。 次に、42については、令和5年10月を予定しており、日程や詳細なプログラムについては、ロングビュー市姉妹都市委員会と協議を進めております。市民の方への周知については、広報わこうや市ホームページ、公式SNS、公共施設への掲示等、広く行っていきます。 次に、43については、令和5年度末における用地の取得率は全体の約36%となる見込みです。また、整備完了の時期については、用地取得の進捗状況により左右されるため未定ですが、令和7年度頃から部分的供用を目指し、整備を進めていく予定です。 次に、44については、ふれあいの森にある資源を使い、森の魅力の発信の仕方を学び、みどりの担い手としてのスキルアップを図ります。 次に、45については、現在、交渉を続けています。また、用地取得後の維持管理については、市民団体と共に管理を行っていく予定です。 次に、46については、市民の皆様が利用しやすいものとなるように、積極的な情報発信や十分な説明に努めていきます。また、誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化の実現を目指すことについて、総合振興計画実施計画に位置づけた各種の取組を推進していきます。 次に、47については、総合振興計画実施計画において地域共生社会の推進として位置づけ、令和5年度予算案では具体的に保育施設、介護保険事業、障害者福祉、生活困窮者自立支援事業等の事業に反映しています。 次に、48については、市民の皆様がこのまちを愛し、安心して暮らしていけるような環境づくりを積極的に推進する市であると考えます。平和の形や平和なまちの理想像、平和なまちを実現するための手段等は多種多様な考え方がありますので、それぞれの考え方を尊重し、引き続き、市民の皆様と協働で平和なまちづくりを行っていきたいと考えています。 御質問の23番について抜けておりましたので、答弁させていただきます。 23につきましては、令和5年度策定予定の空家等対策計画において、空家等に関する基本的な方針、計画期間、空家等の適切な管理の促進、特定空家等への対応など、空家等の対策に必要な事項を定めます。
○議長(齊藤克己議員) 緑風会代表、内山恵子議員。
◆5番(内山恵子議員) 御答弁ありがとうございます。 それでは、2回目の質問をさせていただきます。 まず、1、多岐にわたる生活支援について、水道の減免は昨年と同様な規模なのでしょうか。 続いて、2、財政比率は基金残高だけで見れば健全性が判断できるのでしょうか。 続いて、6、
和光版MaaSについてですが、議会が求めた十分な説明会は改めて開催したのでしょうか。今後、議会と市民にどのように説明し、合意形成を図っていくのでしょうか。自動運転は運転手不足が今やる最たる理由なのでしょうか。 続いて、8、地域共生社会について、外国人や認知症対策も重要ですが、まずは一般の人々との意見交換や聴取が必要だと考えますが、この点はどのようにお考えでしょうか。 続いて、一般会計当初予算についての2回目です。 市長公約として、事業総点検を行いましたが、それにもかかわらず今年度の当初予算は12.5%増の315億400万円と、過去最高になったのはなぜなのでしょうか。事業総点検の結果を受けて、どのように評価をしていますか。 続いて、15、駅北口
土地区画整理事業では、合意形成について、これまでの違いを特に答えておりませんが、これまでとどのような違いがあるのでしょうか。 16、公園の維持管理について、昨年の夏は市内の全ての公園で草の繁茂により使用が危険な状況が続きましたが、そのようにならないための対策は考えているのでしょうか。 19、現行清掃センターの延命について、故障が発生した場合の修繕については承知いたしましたが、修繕が終わるまでのごみ収集処理については、近隣市に応援を求める等の対応を検討しているのでしょうか。 続いて、22、防災体制について、今年度予算案では、消防団第6分団のポンプ車更新時期にもかかわらず計上されていませんが、その理由を伺います。 46、デジタルトランスフォーメーションについては、1月に行われたキャッシュレス決済の生活者支援では、電子マネータイプで登録ユーザー数、利用可能店舗数が多いものが選ばれておりますが、事業者支援と生活者支援の双方での不公平感というものが残ったと印象を受けております。今後は幅広く支援が行き渡るような事業を要望いたします。これは要望です。 48、平和都市宣言について、1月24日の全員協議会の際に、平和都市宣言の素案について協議をいたしましたが、その際、ワークショップで得られたものをまとめただけではなく、市独自の考えを盛り込むことが、また、説明をつけるべきという指摘がなされましたが、この点について市長のお考えを伺います。 以上、2回目の質問です。
○議長(齊藤克己議員) 緑風会代表、内山恵子議員の再質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。
◎市長(柴崎光子) 1つ目の水道料金の減免の件ですが、社会情勢等を踏まえながら、今後も同等の支援を行うかどうかは、今後、検討してまいりたいと考えております。 2つ目が、健全性の件ですが、現状におきましては、先ほど答弁したとおり、基金の残高の水準から見て健全性は保たれていると判断しております。 3つ目が、MaaSの説明会ですが、適宜、説明会はこれまでも開催しておりますが、また、工事が始まる場合であったりとかステージが変わるごとに丁寧な説明会をしていきたいと考えております。 4つ目が、地域の方との意見交換ですが、コロナ禍でなかなかできなかった部分がありますので、今後は機会を見て、また、やり方も検討しながら進めていきたいと考えております。 5つ目が、予算が増加した件ですが、こちらも世界情勢ですとか、いろいろな事情で光熱費や材料費など、いろいろなものが高騰しているということもありまして、今回このような金額になっていると理解しております。 6つ目の駅北口の交渉につきましては、特にこれまでと大きく違わないのですが、これまでと同様、丁寧に地権者の方とは交渉を進めていきたいと思っております。 7つ目が、公園の雑草ですが、こちらは、回数であったりとか、例えば、予防的な措置であったりとか、近隣であったり、先進的に簡単にやられているようなところがないかということを研究して、取り入れられることがあれば取り入れていきたいと思います。 次に、ごみ処理施設が、もし修繕が必要になった場合ですが、これまでもそういった事例があったと伺っているのですが、近隣に応援する体制があるようなので、そういった場合は、応援をお願いして助けていただくような予定で考えております。 次に、ポンプ車ですが、こちらに関しましても、いろいろな情勢ですとか、あと、実際にポンプ車を製造している会社の事情ですとかで、今、需給が非常に逼迫しているといった状態もございましたので、適宜買換えは行ってまいります。恐らく来年度、令和6年度以降になると思います。 それで、購入のめどがつきましたら、補正予算を組むことも検討してまいります。 10番目が、平和都市宣言ですが、こちらにつきましては、全員協議会でもお話しさせていただいたと思うんですけれども、この背景であったりとか、そういったものはホームページで順次説明をしていきたいと考えております。 〔5番議員「6番目のMaaSの自動運転の運転手不足について、質問に答えをいただいていないものがあります」と言う〕
○議長(齊藤克己議員) それでは、追加の答弁をお願いいたします。 柴崎市長。
◎市長(柴崎光子) 運転手不足と、高齢化社会を今後見据えまして、高齢者の方も含めた皆さんが、市内を自由に移動していただけるようにということを考えて、この施策を進めてまいります。
○議長(齊藤克己議員) 以上で、緑風会代表、内山恵子議員の質問を終了します。 次に進みます。 新しい風・希望代表、猪原陽輔議員、お願いいたします。 〔2番(猪原陽輔議員)質問席〕
◆2番(猪原陽輔議員) 新しい風・希望の猪原でございます。令和5年度施政方針について、会派を代表して質問させていただきます。 質問に際しまして、前任者と重複する部分がございますので、その点、考慮いただきながらの御答弁お願いいたします。 それでは、通告に従い質問させていただきます。 まず、1ページの「はじめに」から伺います。 1番、円安による物価高騰により、和光市の財政運営への影響はありましたか。また、令和5年度財政運営への影響をどのように見ているのか伺います。 2番、水道料金の基本料金の免除、
キャッシュレス決済ポイント還元事業、子育て世帯への支援としての学校給食費の補助などの効果測定はどのように行うのか伺います。 3番、
和光北インター東部地区の
土地区画整理事業、駅北口の再開発事業の令和5年度での具体的事業について伺います。また、このほかの新たな拠点の創出には、どのようなものを考えているのか伺います。 4番、チームオレンジの立ち上げについて、取組の具体的内容と立ち上げ時期について伺います。一部、前任者の質問と重複しますが、改めて伺います。 5番、こちらは前任者の質問と重複しますので、省略させていただきます。 「予算及び主要な事業の概要」について伺います。 6番、令和5年度一般会計当初予算が昨年度から34億9,300万円増の315億400万円となった要因、また、財政の健全性を確保できる予算となっているのか伺います。一部、前任者と質問が重複しますが、改めて伺います。 「視点①日々の生活の基盤が整っている」について伺います。 7番、都市計画道路諏訪越-四ツ木線の道路測量業務の区域は、どの程度を考えていますか。また、道路予備設計の実施内容を伺います。 8番、公園の維持管理について、次の3点を伺います。 1、具体的にどう管理していきますか。予防保全管理はできていますか。 2、公園台帳の活用、更新はできていますか。 3、公園施設の長寿命化等、計画はできていますか。そして、計画に沿った実施がされていますか。一部、前任者の質問と重複しますが、改めて伺います。 3ページに移ります。 9番、水道事業における令和5年度での管路耐震化の進捗率はどの程度考えていますか。また、水質の安全性確保の取組を伺います。 10番、こちらは前任者の質問と重複しますので、省略いたします。 11番、こちらも前任者の質問と重複いたしますので、省略させていただきます。 12番、内水氾濫を防ぐための排水ポンプ設備の改修は、計画によるものですか。改修と修繕工事についてそれぞれ伺います。一部、前任者の質問と重複しますが、改めて伺います。 13番、
和光版MaaS構想の実現に向けて自動運転サービス導入に関する2期区間整備工事を実施するとともに、実証走行をスタートしますとありますが、実証走行の見通し、また、
和光版MaaSのシステム構築手法についての考えを伺います。 14番、空家等対策計画の策定に当たっての具体的方法を伺います。また、令和5年度内に策定するのか伺います。一部、前任者の質問と重複しますが、改めて伺います。 15番、消費生活における安心・安全の確保に向けた取組の内容、和光市内での主な被害状況を伺います。一部、前任者の質問と重複しますが、改めて伺います。 「視点②それぞれのライフステージを充実させる」について伺います。 16番、電子黒板、プロジェクターなどの大型掲示装置の整備が完了となると認識しますが、現在までの活用状況及び教師への支援についてはどのように考えているのか伺います。 17番、学校給食の食材費支援とありますが、具体的内容及び無償化への考えについて伺います。また、給食費の公会計化は令和6年度導入に向けて予定どおり準備は進捗しているのか、併せて伺います。 18番、第三小学校の建て替えに向けた用地の取得における対象の用地の筆数、取得見込み、時期の見通しについて伺います。また、複合化の方針について伺います。 4ページに移ります。 19番、各中学校区の地域学校協働本部活動の状況及び今後期待する学校支援活動の内容を伺います。一部、前任者の質問と重複しますが、改めて伺います。 20番、こちらは前任者の質問と重複しますので、省略いたします。 21番、新たに整備する新介護予防拠点の場所、高齢者版ファミリー・サポート事業の具体的内容を伺います。 22番、障害者支援として、手話を必要とする聴覚障害者のコミュニケーション支援のための講座を開催し、手話奉仕員を養成しますとありますが、具体的にどのように進めていくのか伺います。さらに、手話のみならず他の意思疎通の方法については考えているのか伺います。 5ページに移ります。 「視点③心豊かに、満足度の高い生活が送れる」について伺います。 23番、スポーツ交流会の開催内容について伺います。 24番、地域課題の解決に資する新たな活動を生み出すとありますが、いかなる活動をどのように生み出すのかお考えを伺います。 25番、ロングビュー市へ公募の市民を派遣する市民海外派遣事業の具体的内容、さらに、積極的な交流とありますが、どのようなものを想定しているのか伺います。また、中断している中学生の姉妹都市派遣については、検討しないのか伺います。 26番、湧水・緑地保全に関し、活動団体を育成するための新たなみどりのパートナー研修会の内容及び既存の活動団体との関係については、どのように考えているのか伺います。一部、前任者の質問と重複しますが、改めて伺います。 27番、交流拠点としてにぎわいを創出するイベント等を実施する目的、効果について伺います。また、児童センター、発達支援センター、こども園等、子ども・子育て拠点としての機能強化はどのように考えているのか伺います。 28番、市のホームページのリニューアルは、具体的にどのような点を改善するのか伺います。 計画の推進に当たっての考え方について伺います。 29番、市民が来庁することによる負担を軽減し、市民の利便性の向上を図るため、LINE等を活用し、行政手続のオンライン化を推進しますとありますが、令和5年度でのオンライン化の内容、セキュリティ対策について伺います。 30番、和光市内部統制に関する基本方針をどのように策定していくのか、また、いつ頃をめどに策定し、どのような運用体制で運用開始するのか伺います。 31番、広域行政の取組として新たな火葬場の設置について検討を進めますとありますが、関連自治体との連携が重要と考えます。広域化の取組に当たっての市長の考えを伺います。併せて、友好都市との連携についての取組への考えを伺います。 1回目の質問は以上です。
○議長(齊藤克己議員) 新しい風・希望、猪原陽輔議員の質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。 〔市長(柴崎光子)登壇〕
◎市長(柴崎光子) それでは、新しい風・希望の質問について順次お答えします。 初めに、1については、ガス料金や電気料金が上昇したことを受け、公共施設の維持管理に係る経費が増加しているほか、指定管理者への支援金や小・中学校の保護者への給食費の補助などにより、財政負担は増加しています。 次に、2については、
新型コロナウイルス感染症に係る国からの交付金の実施計画に記載された各事業ごとの成果目標などを踏まえつつ、事業内容に応じて、より実態に即した効果測定を実施していきます。 次に、3の
和光北インター東部地区については、さきの会派にお答えしたとおりです。組合設立認可後は、仮換地指定や工事着手に向けて、組合により事業を進めていきます。また、駅北口の再開発事業については、令和5年度の市街地再開発事業等の都市計画決定・変更を目指して手続を進めていきます。 なお、新たな拠点については、
和光北インター東部地区の
土地区画整理事業を含めた和光北インターチェンジ周辺地域の開発事業と駅北口の再開発事業の2つの拠点整備を指しています。 次に、4のうち、具体的な活動については、さきの会派にお答えしたとおりです。また、立ち上げについては、今年度中に第1号が発足する予定です。 次に、6につきましては、34億9,300万円増加となった要因については、さきの会派にお答えしたとおりです。また、財政の健全性については、令和5年度当初予算編成後の一般会計基金残高を約24億5,000万円確保するなど、一定の健全性を保った予算となっております。 次に、7、道路測量業務の区域については、まました橋付近から朝霞警察署新倉交番付近までの都市計画道路諏訪越-四ツ木線周辺の延長約1km程度を対象としています。また、道路予備設計については、道路線形や構造設計を実施します。 次に、8のうち、具体的な管理については、さきの会派にお答えしたとおりです。また、遊具については、壊れる前に修繕をする予防保全型で行っています。 2点目の公園台帳の活用は、遊具の日常点検や定期点検の際、台帳で確認し、施設の撤去・更新した際には、台帳の更新も併せて行っています。 3点目の長寿命化計画については、現在は未策定の状況でありますが、更新費用の平準化を図るためにも計画を策定していく必要があると考えております。 次に、9、耐震化率については、約62%を想定しています。また、水質の安全性確保については、国で定める水質基準に基づき、各項目に定めのある年間の検査回数を実施し、水質の安全性の確保に努めています。 次に、12については、ともにポンプの保守点検で判明した経年劣化等を考慮して策定した工事計画に基づいて工事を行っています。 次に、13の実証走行の見通しについては、自動運転の走行において、1期区間の整備完了後、自動運転車両が走行するための詳細な地図データを作成し、夏頃をめどに実証走行できるよう調整しています。また、システム構築手法については、既存の交通検索サービスに、和光市民の交通利便性向上につながる内容を付加するサービスの検討を想定し、交通サービス提供事業者や通信事業者との調整を予定しております。 次に、14の空家等対策計画策定については、さきの会派にお答えしたとおりです。また、計画の策定に当たっては、令和4年度に実施した空家等実態調査結果に基づき、現状確認と課題分析を行い、和光市の空家等の特性を考慮して市内の空家等について横断的に対応できる計画を策定します。 次に、15の取組の内容については、さきの会派にお答えしたとおりです。引き続き、関係機関等と連携を図りながら、配慮を要する消費者の見守り体制を構築していきます。 なお、昨年度の消費者相談実績は700件、特殊詐欺の認知件数は23件、被害額約3,000万円となっています。 次に、16については、全ての小・中学校でほぼ毎日使用しております。導入当初は接続方法等について、情報教育推進アドバイザーの支援が必要だった教師もいましたが、現在は問題なく授業で活用できています。 次に、17、学校給食については、物価高騰に伴う値上げ分を令和5年度も引き続き市で負担します。無償化については、社会情勢等を考慮しつつ検討してまいります。給食費の公会計化は、給食費支援を今回優先としたため、令和6年度の導入は先送りすることといたしました。 次に、18の対象用地の筆数については4筆で、令和5年度中の取得を見込んでいます。また、複合化の方針については、第2次和光市公共施設マネジメント実行計画の方針に沿って検討します。 次に、19につきまして、活動の状況ですが、令和4年度は開始初年度のため、前半は地域の方々や地域の活動団体等とのつながりづくりを進めました。後半からは、学校の要望に応じて、小学校の生活科の授業支援やクラブ活動支援、中学校の環境整備支援や面接練習支援を地域の方々等の協力の下、実施しました。 次に、21、新介護予防拠点の場所については、下新倉1丁目地内となります。具体的内容については、提供会員の募集や研修、周知活動等を含めた準備を行い、介護保険等の公的サービスでは受けられないようなことを互助的に支援することを想定しています。 次に、22、手話奉仕員の養成については、手話奉仕員養成講座を再開し、ステップアップ講座の開催を予定しています。また、他の意思疎通の方法については、意思疎通支援事業として、手話通訳者及び要約筆記者の派遣を行っています。 次に、23については、スポーツ少年団加盟の少年野球連盟・ミニバスケットボール連盟・少年サッカー連盟と連携して各競技大会を開催し、交流を深めていきます。 次に、24については、わこらぼまつりにおいて、企画運営委員を募集し、様々なつながりづくりを創出します。さらに、新たに近隣市との市民活動団体交流会を開催し、団体同士の交流を通してつながりを形成し、活動エリアを広げ、地域課題の解決に資する新たな活動を生み出す支援を行います。 次に、25、ロングビュー市への市民派遣については、さきの会派にお答えしたとおりです。 なお、中学生の姉妹都市派遣の再開については、検討してまいりたいと思います。 次に、26、みどりのパートナー研修会の内容については、さきの会派にお答えしたとおりです。 なお、研修会は既存の団体を対象としております。 次に、27、イベント等を実施する目的、効果については、世代を超え、多様な方が集まり交流することで、広沢地区の魅力や価値を高める効果があると認識しています。 また、子ども・子育て拠点としての機能強化については、広沢複合施設わぴあ内の各児童施設における施設運営の充実を図り、各施設が地域共生社会における地域資源として活用されるよう、地域とのつながりを応援します。 次に、28については、トップページのデザイン変更など、実際にユーザーが見るホームページ画面等の改善と編集側の操作性の向上を図ります。 次に、29、令和5年度のオンライン化の内容等については、公的個人認証を活用した証明書の発行手続をはじめ、申請手続や窓口予約等のさらなる機能の充実を図ります。また、セキュリティ対策については、引き続き、情報の取扱いについて、安全性の確保に努めます。 次に、30については、本定例会で上程している部設置条例一部改正の施行に併せて、本年10月1日からの運用開始を目指しています。当該基本方針に基づき、内部統制推進、内部統制評価のそれぞれの部署を整備することに併せて、内部統制推進本部を設置して円滑な運用体制を整備していきます。 次に、31、広域化の取組については、関連自治体に共通する広域的な行政課題のほか、自治体ごとの課題についても情報を共有し、連携、協力して、その解決に取り組んでいくという考えになります。 また、友好都市との連携については、これまでどおり、スポーツ交流や市内のイベント出店などを中心に、それぞれの市民が交流できる取組を行ってまいります。
○議長(齊藤克己議員) 新しい風・希望、猪原陽輔議員。
◆2番(猪原陽輔議員) 御答弁ありがとうございました。 それでは、再質問でございますが、3点お伺いいたします。 まず、3番に関してでございます。和光北インターの関連で、新倉PAエリアのサービスエリア化についてお伺いしたいのですが、当初、民間のデベロッパーと一体的に整備する形から、デベロッパーと高速道路会社、それぞれが別々で活用を検討していくということになりましたが、それぞれどのような整備方針で考えておられるのか、情報をいただいているようでしたらお示しいただければと思います。 続きまして、7番、都市計画道路諏訪越-四ツ木線に関してでございますけれども、道路測量、予備設計後の次のステップはどういったことを行う予定なのか、方向性が決まっているのかお伺いをいたします。 3番目でございます。28番、ホームページのリニューアルについてでございますが、リニューアル後は、現在、市ではツイッター、LINE、ユーチューブなど、SNSを運用されていると思いますが、これらのSNSとの連携についてはどのようにお考えなのか伺います。 以上、3点でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(齊藤克己議員) 新しい風・希望、猪原陽輔議員の再質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。
◎市長(柴崎光子) 1つ目の質問、北インターのサービスエリアの再開発の件ですが、ただいま検討中でして、ただ、全体の計画といいますか、それはなるべく現状のまま進められるようにというふうには考えております。 2つ目、諏訪越-四ツ木線の設計業務の次の段階ですが、事業化に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。 3つ目のホームページのリニューアルですが、SNSとの連携などについては、まだ検討していなかったのですが、今後どのようにするかを含め、使いやすいものにしていきたいと思いますので、検討してまいりたいと思います。
○議長(齊藤克己議員) 以上で、新しい風・希望代表、猪原陽輔議員の質問を終了します。 次に、日本共産党代表、鳥飼雅司議員、お願いいたします。 〔4番(鳥飼雅司議員)質問席〕
◆4番(鳥飼雅司議員) 日本共産党、鳥飼雅司です。日本共産党を代表しまして、発言通告書に従い施政方針に対して質問を行います。 さきの議員と重複する点もありますが、ニュアンスが違うので、改めて答弁をお願いします。 それでは、1ページ、「はじめに」。 1、
新型コロナウイルス感染症や円安による物価高騰といった背景があり、多岐にわたり国からの交付金を活用し、市独自の支援事業を行ってきましたが、その支援の評価と今後の施策展開を伺います。 2、
新型コロナウイルス感染症はいまだに終息していませんが、全国的にイベントの再開やマスクの解禁などがささやかれています。罹患者の状況などを常に市は把握し、感染拡大防止対策と的確な支援を今後も進めていかなければならないと考えますが、市長の見識を伺います。 令和5年度の重点施策について。 3、令和5年度における当市においての重点的に取り組む施策は、都市基盤整備と福祉施策の充実と示されていますが、市長の思う重点的な都市基盤整備と福祉施策とは何か、一例が示されていますが、掲げられた政策と市民の切なる声や要望をどのように反映していくのか伺います。 2ページに移ります。 4、
性的マイノリティーの方々の困難や生きづらさの軽減につながるようお互いが尊重し、多様性を認め、誰もが自分らしく生きることのできる社会を目指すとされていますが、国会においては総理秘書官による差別的な発言が問題となっています。改めて市長の多様性の認識を伺います。また、パートナーシップ・ファミリーシップ制度が当市において創設されましたが、市民への幅広い周知、理解等について施策展開を併せて伺います。 5、誰もが輝ける和光市を市民の皆さんと一緒に考え、一体的に推進していくとのことですが、基本的なことだと感じます。実際に新規事業に対する情報発信や事業を進めていく上でのパブリックコメント、市民説明会などの周知などを徹底し、形式的にするのではなく、定員はあるものの誰もが参加しやすいものにしていく必要があると考えますが、その認識を伺います。 予算及び所要な事業の内容について。 6、令和5年度の一般会計当初予算は、前年度当初予算から12.5%、34億9,300万円増の315億400万円となっています。予算が増加した主な事業は何か、市民のためになる事業なのか伺います。また、前年度は、市役所[事業]総点検において、財源確保に尽力されていたかと思いますが、今後の財源確保について併せて伺います。 7、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、
和光都市計画事業和光市駅北口
土地区画整理事業の4つの特別会計予算案の合計は、前年度に比べ0.6%、7,693万5,000円増の127億9,172万4,000円とし、特別会計という枠組みでおのおのが示されています。主だって、介護保険においては約7.3%の増、3億1,296万8,000円となっていますが、どういう理由で増えたのか、その要因を伺います。 第五次和光市総合振興計画基本構想、「視点①日々の生活基盤が整っている」について。 8、和光市駅北口
土地区画整理事業の進捗状況と、また、駅北口地区高度利用化との事業の整合性を図るとして、街区再編に向けた業務を行うということですが、現在の進捗状況と、いつ頃のめどで完成を目指しているのか、今後の計画について伺います。 9、白子三丁目中央土地区画整理組合活動支援事業と越後山土地区画整理組合活動支援事業に関して、清算や未整備の道路整備の進捗状況は、おのおのどのようになっているのか伺います。また、来年度の計画として、どのようなことが想定され、計画されていくのか併せて伺います。 10、公園に関して、地域の方が安心して利用できるよう適切に維持管理を行うとありますが、現状、新設公園の設置に関しては市民と協働で進められていますが、既存の公園に関しては、問題のある遊具は撤去され、市が判断し、遊具が新たに設置されたり撤去したままになったりしています。そういう面では、より市民が利用しやすいように整備していく必要があると考えます。時代とともに、公園で遊ぶ子供のニーズが変わってくるのではと考えますが、その部分について市の対応と考えを伺います。 11、水道事業に関して、市民のライフラインの1つです。耐震化の整備や安定的で持続可能な浄水場の機能確保、下水道に関しては、施設の老朽化対応が課題だと認識しています。物価の高騰等の影響に伴い、水道事業に関しては、今後の経営として、県水の値上げによる料金の引上げが懸念されるところですが、今後の県の動向と市の方向性について伺います。 12、道路維持に関して、市民から歩道の整備や狭隘道路の拡幅等の要望が出ていますが、その財源の確保と対応についてどのように進めていくのか伺います。 13、交通関連に関して、
和光版MaaS構想の実現に向けて自動運転サービス事業が着々と進められています。議会として附帯決議が出ており、具体的な計画がいまだに見通せない中、実証走行が始まっていきます。物価高騰の影響でさらに市の持ち出しが増えると考えますが、その見通しをどのように捉えているのか伺います。また、完成後のランニングコストはどのようになるのか併せて伺います。 14、市内循環バス運行改善について、運賃を民間事業者に合わせて設定され、以前の運賃に比べ、引き上げられた運賃設定となっていますが、福祉事業の位置づけを、市としてどのように捉えているのか伺います。 15、昨年の施政方針においても、空き家対策問題について触れられていました。現在の計画策定に向けての進捗状況、総合的かつ計画的にどのように進めていくのか伺います。 「視点②それぞれのライフステージを充実させる」について。 16、コンピューター教育推進に関して、新たに小学1年生、2年生の教室に電子黒板、プロジェクターなどの大型掲示装置を整備するとしていますが、ほかの学年の状況はどのようになっているのか、今後の計画について確認いたします。また、大型掲示装置の活用と有効的に使用されているのか併せて伺います。 17、少人数学級の推進に関して、昨年度も同様に35人学級を掲げていましたが、その状況を伺うとともに、和光市において先行して小学6年生まで実施できないのか、今後の計画を伺います。 18、学校給食費に関して、食材支援を行うとしていますが、令和5年度は給食費の値上げは行わないとの理解でよいのか伺います。また、全国的に給食費の無償化に取り組む自治体が増えてきていますが、市の考えを伺います。 19、小学校施設に関して、各学校施設に対する小中学校個別施設計画に基づいて行われるものとしていますが、2026年から始まる第三小学校の建て替えへの取組の進捗状況と建て替え計画について伺います。 4ページに移ります。 20、地域学校協働活動について、昨年立ち上がった各中学校区の地域学校協働本部ですが、地域団体などの力を生かして学校支援を行うとしていますが、市は地域にどこまでのことを望んでいるのか伺います。 21、保育施設に関して、保育の環境の質の向上に向けた必要な整備や支援を行うとしていますが、前任者の答弁で、ハード面の整備ということで理解しましたが、保育の環境の質の向上としては保育センターの役割がより一層求められると感じます。保育センターの昨年度の評価と課題を市はどのように捉え、認識し、今後の施策に生かしていくのか伺います。 22、介護老人保健福祉施設整備に関して、一切特別養護老人ホーム建設に触れられていませんが、計画はどのようになっているのか。建設していく気があるのか伺います。 23、障害者福祉に関して、昨年、障害者宛てにアンケート調査が実施されましたが、そのアンケートが令和5年度の施策に生かされているのか。次期計画策定(第七次和光市障害者計画・第7期和光市障害福祉計画)に向けての調査と認識しますが、今後の施策に関して伺います。 24、生活困窮者自立支援事業に関して、被保険者家計改善事業の内容を伺います。また、生活保護制度の活用を広く周知し、生活困窮者が路頭に迷うことのないよう、積極的な施策を行う必要があると考えますが、市長の見解を伺います。 「視点③心豊かに、満足度の高い生活が送れる」について。 25、第3期和光市
国民健康保険事業計画及び同実施計画の策定に当たり、一般会計からの繰入れについて、改定ごとに現状、繰入額が引き下げられてきていますが、財源をしっかりと確保し、繰入れを充当していくべきと考えますが、市の考えを伺います。 26、
和光北インター東部地区における産業拠点の整備に関して、和光市が都市基盤整備するに当たって力を入れている事業の1つと認識していますが、当初計画とこの計画を取り巻く周辺環境の状況に差異が生じてきていると感じます。地権者との合意形成はもちろんのこと、再度この地区の整備に当たって、計画を再考していく必要があると考えますが、市の見解を伺います。 4ページから5ページにわたって、27、スポーツ振興、協働推進事業、国際文化推進、広沢複合施設わぴあに関して、ワクワクなイベント交流がめじろ押しとなっていますが、
新型コロナウイルス感染症が終息したわけではありません。
新型コロナウイルス感染症の再拡大、また、市内の医療機関の逼迫状況に応じて、施策展開をしていくべきと考えますが、市長の見解を伺います。 28、湧水・緑地保全に関して、新たにみどりのパートナー研修会を実施するとありますが、その目的と実施に当たっての具体的な内容、研修後の活動に関して市は何を望んでいるのか、市としては湧水・緑地をどのように保全していくのか、その考えを伺います。 29、広報活動推進に関して、和光市のホームページには情報が詰まり過ぎて、知りたい情報になかなかたどり着けない現状があります。例えば、検索をかけても古い情報に先にたどり着くなどのことを指します。また、様々な事業の市民説明会やパブリックコメントの開催など、トピックとして、いつでも、すぐ市民の皆さんが検索できるようにすべきと考えますが、リニューアル内容を伺います。 6ページに移ります。 「むすび」。 30、和光市内部統制に関する基本方針を決定し、組織内においての業務を適切に進めるルール・手続を明確化することによって、業務を効率的かつ効果的に遂行してまいりますと締めくくっていますが、職員の不祥事に関して、施政方針では言及されていません。市としての取組、また、議会において調査特別委員会最終報告書の重みをどのように受け止めているのか、今後の市政にどのように生かしていくのか、市民をはじめ、この問題に疑念を抱く方々が数多くいらっしゃいます。今後の市民説明と対応に関して伺いまして、1回目の質問を終わります。
○議長(齊藤克己議員) 日本共産党代表、鳥飼雅司議員の質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。 〔市長(柴崎光子)登壇〕
◎市長(柴崎光子) それでは、日本共産党の御質問について順次お答えします。 まず初めに、1については、
新型コロナウイルス感染症に関する国からの交付金の動向を注視しつつ、影響を受けている生活者、事業者に対し、必要な支援を検討していきます。 次に、2については、引き続き、国や県などの方針に基づいて、適正に対応を図っていきます。また、支援については、そのときの社会情勢に応じた対策を検討していきます。 次に、3については、それぞれの取組において市民の皆様との対話を通じて課題を把握し、施策への反映に努めます。 次に、4については、全ての人があらゆる場において性の多様性を尊重され、安心して生活ができ、自分らしく生きることのできる社会を目指していかなければならないと考えております。また、市民等に対しては、ホームページや広報等による周知を行うとともに、セミナー、パネル展を開催し、理解促進に努めてまいります。 次に、5については、市民参加条例の趣旨を踏まえ、今後も重要な施策を実施する際には、市民の皆様が参加しやすいものとなるように、積極的な情報発信や十分な説明に努めていきます。 次に、6については、第三小学校用地取得、第三中学校特別支援学級設置工事、越後山土地区画整理組合活動支援となっており、いずれも和光市にとって重要な事業です。また、今後の財源確保については、予算執行過程において、剰余金の確保に努めるとともに、国県補助金等の特定財源の確保に最大限の努力をしていきます。 次に、7については、本年度の給付費の実績見込額に、高齢化が進展したことによる増加分を加味したためです。そのうち約2億9,000万円分が通所介護サービスや施設介護サービスといった介護給付費の増加が主な要因です。 次に、8、和光市駅北口
土地区画整理事業の進捗状況については、地区西側の主要幹線の全線整備に向け、移転交渉を重点的に進めています。 駅北口高度利用化の現在の進捗状況と今後の計画については、令和5年度は、市街地再開発事業等に伴う都市計画決定及び変更に向け、手続を進めていきます。今後は、街区再編に伴う諸手続を進め、市街地再開発事業の令和10年度の完成予定をめどに、組合設立などに取り組んでいきます。 次に、9のうち、道路整備については、白子三丁目中央
土地区画整理事業では約85%、越後山
土地区画整理事業ではほぼ100%が整備されています。また、清算業務については、それぞれの組合が工事完了後に換地計画を策定し、実施していきます。 来年度の計画については、白子三丁目中央
土地区画整理事業では、早期事業完了に向け、引き続き支援を行います。越後山
土地区画整理事業では、令和5年度に残りの工事を全て完了させ、換地処分を行い、令和6年度から清算業務を開始する予定となっています。 次に、10については、整備された公園を再整備したことはこれまではありませんが、他市の事例を参考にして調査、研究を行っていきます。 次に、11については、県からこれまでに料金改定に関する通知は受けておりませんが、今後の県の動向に注視しながら、水道事業の方向性を検討していきます。 次に、12については、補修計画に基づき、より多くの工事を実施するために、補助金等も活用し、財源を確保して進めていきます。また、日頃から情報収集に努め、その都度、土地所有者に用地交渉を行っていきます。 次に、13のうち、
和光版MaaS構想の見通しについては、令和2年度の検討開始から現在まで、市の持ち出しが想定よりも増加しているという事実はなく、今後の物価高騰を注視しながら事業を推進していきます。また、完成後のランニングコストについては、基本的には民間事業者が運営することとなりますので、運営状況によっては支援も必要になってくるものと考えておりますが、循環バスと同等の支援を検討していきます。 次に、14については、路線バスとの運賃格差の是正等により、市内の多様な交通サービス同士が使いやすく、持続可能な地域公共交通を実現するため、運賃の見直しを検討しています。地域公共交通会議で検討された運賃であることから、市としては適正なものと認識しております。 なお、福祉事業との位置づけについては、見直し後の利用状況を踏まえて検討していきます。 次に、15については、現在、空家等実態調査を進めており、今年度内に調査結果を取りまとめていきます。また、空家等に関する施策については、さきの会派にお答えしたとおりです。令和5年度は、空家等の適切な管理の促進、特定空家等への対応など、空家等の対策に必要な事項を定める予定です。 次に、16、大型掲示装置については、小学1・2年生以外の教室には、令和4年度までに全て整備としており、整備計画は令和5年度で完了となります。活用状況については、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、17については、本市では小学校5年生までを35人学級としています。6年生については、35人学級ではなく、教科担任制の充実のための教員配置への移行を検討しているところです。 次に、18については、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、19のうち進捗状況については、借地の解消に向け、令和4年度に民有地の取得を行い、令和5年度に国有地の取得を予定しています。改築計画については、借地の解消後に検討を進めてまいります。 次に、20については、これまで学校支援に御協力をいただいてきました団体や組織の方々に加え、ふだん、地域団体などの活動に参加する機会のなかった方々にもお声がけをし、できるときに、できる範囲での御協力をお願いしています。この活動により学校を核とした地域づくりを進めていくことを目標としています。 次に、21については、これまでの事業者に対する研修支援を強化したことにより、保育の質の向上につながったと考えています。一方で、先駆的な取組の実施や市内保育施設が有する知見を活かした保育内容の共有等は十分と言えないことから、保育の質のガイドラインを作成し、どの保育施設を利用する場合にも、安全で安心な保育を提供することができるよう取り組んでいきます。 次に、22については、地域密着型介護老人福祉施設の整備が第8期和光市介護保険事業計画におけるグランドデザインにも位置づけられており、来年度も引き続き事業者を公募し、整備に向け取り組んでいきます。 次に、23については、令和5年度に策定する第七次和光市障害者計画・第7期和光市障害福祉計画の基礎資料として活用します。 次に、24のうち被保護者家計改善支援事業については、家計に課題を抱える生活保護受給者を対象に、専門的な観点から適正な家計収支への助言・指導等のきめ細かい支援を行うものです。生活困窮者自立支援事業については、くらし・仕事相談センターを中心に、自立相談支援、家計改善支援等の事業を着実に行っていきます。 次に、25については、県の運営方針では、令和8年度までに決算補填等目的の法定外一般会計繰入金の解消を求めていますので、当該繰入金は解消すべきものと認識しております。保険税率や当該繰入金等については、被保険者の負担と制度の持続可能性を踏まえながら、国民健康保険運営協議会において検討をしていきます。 次に、26については、本事業は組合施行ですので、計画再考については組合により検討することであり、市がお答えするものではないと認識しております。現在の地権者との合意形成の状況は、法定要件を満たす同意を得ていることから、事業への理解はおおむねいただいているものと認識しております。持続可能な行財政運営を進めるためにも、新たな産業拠点の整備により雇用の創出や税収の確保を図ることができる本事業は、市としては必要であると考えております。 次に、27については、国や県の方針に基づき、引き続き市内の感染状況、医療機関の状況等を見極め、実施していきます。 次に、28、みどりのパートナー研修会の目的、内容については、さきの会派にお答えしたとおりです。研修後は、散策会等のイベントに加え、新しい森のイベントの企画や開催が行われることを期待しています。市としては、引き続き緑の利用価値や存在価値を向上させ、緑の重要性を高めることで保全に取り組んでまいります。 次に、29につきましては、御指摘いただきました、知りたい情報にたどり着けない状況について、リニューアルの際に現在使用されていないページを洗い出し、削除することで情報の整理を図っていきます。また、様々な事業の周知については、イベントカレンダーの充実などを通じて利便性を高めてまいります。 次に、30については、不祥事を受けて提出された調査特別委員会や第三者委員会の報告書において御指摘いただいている内容は、和光市内部統制に関する基本方針策定に当たっての礎となっております。今後も、定期的に市の取組を市民の皆様へ発信するとともに、市民説明については、係争中の裁判の判決を待って、しかるべき時期に行ってまいりたいと考えております。
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△休憩の宣告
○議長(齊藤克己議員) ここで代表質問の途中ですが、暫時休憩いたします。午前11時53分 休憩午後1時15分 開議 出席議員 17名 1番 2番 3番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 11番 12番 13番 14番 16番 17番 18番 欠席議員 0名 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ) 地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ)
△開議の宣告
○議長(齊藤克己議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。
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△施政方針に対する質問(続き)
○議長(齊藤克己議員) 日本共産党代表、鳥飼雅司議員。
◆4番(鳥飼雅司議員) では、2回目の質問をする前に、発言の訂正をお願いします。 まず初めに、1点目は、11番の下水道に関しては施設の老朽化対応が課題と認識していますがというところが、「老朽化」ではなく「長寿命化・改築更新」していくということの文言に訂正していただきたいと思います。 あともう一点が、24番の生活困窮者自立支援事業に関して「被保護者家計改善事業」と述べるところを「被保険者家計改善事業」と述べてしまったので、その部分、訂正させてください。よろしくお願いします。 それでは、2回目の質問をさせていただきます。6点質問させていただきます。 こちらのほうも通告書に従って発言していますので、恐れ入りますが、発言通告どおり、順番どおり答弁していただけたらと思います。 まず、1点目、要旨の6、予算に関して伺います。財源の確保に関しては理解しましたが、今後の財政運営の見通しについて伺います。 当初予算において、前年度と比べて12.5%、約35億円増えています。定例会ごとに補正予算が組まれてきますが、最終決算では、歳入歳出の総額が相当増えるのではないかと予想されます。補正予算においては財源をどのように充てていくのか。借金が膨れることを危惧しますが、改めて市長の認識を伺いたいと思います。 2点目、要旨の9、白子三丁目中央土地区画整理組合活動支援事業に関してですが、計画を延ばして、昨年予算が組まれました。また、この未整備の道路や公園の整備が残っています。正直進んでいるように見えないです。人件費は、その予算に組み込まれて支払われていくわけですが、計画より工事を早く進めて、無駄を省くべきと考えるんですけれども、その状況と計画を改めて伺いたいと思います。 3点目、要旨の13、先日、和光版スーパーシティ構想のシンポジウムが開かれ、MaaS事業等の説明が各分野の方々からありました。国や県から、どのように支援していくかということも話されていましたが、やはり今このMaaS事業の1つ、自動運転サービス事業を進めていくべきか疑問を呈するところです。財政が厳しい中、都市基盤整備を邁進して本当にいいのか。例えば、北インターの東部区画整理事業が始まってくる。白子3丁目の区画整理事業は終わっていない。そういうふうに、どんどん重なっていくと、借金がどんどん膨れていくのではないか。そういうふうに心配するんですね。だから、将来の子供たちにツケを残す、禍根を残すのではないかなと本当に危惧するんですけれども、いかがなものか伺いたいと思います。 4点目、要旨の18、学校給食費に関して、学校給食の意味は、給食を子供たちが食べるという目的だけではないと私は思うんです。給食には栄養バランスの取れた食事など、給食から学ぶことがたくさんあり、食育の1つ、学習だと考えますが、市長は学校給食をどのように認識しているのか伺います。 5点目、要旨の22、介護福祉施設整備に関して、年金で入所できる低料金の施設、ミニ特養老人ホームの建設、市民は本当に求めています。どうしたら実現できるのか。課題や問題を、市は既に認識していると思いますが、その実現性について伺います。 そして、最後に、6点目、要旨の30、不祥事問題に対し、この間、公益通報、ハラスメント相談窓口の外部化、組織改正、人事ローテーションの在り方など、再発防止の対応はしっかりと取ってきています。しかし、この問題の本質、どこに問題があったのかはしっかりと精査されていないように感じます。各議員の一般質問においても、場当たり的な答弁で誠実さはなく、臭いものには蓋をしているように見えます。また、責任の所在などは裁判の判決後に行うとしており、この問題に本当に向き合おうとしていないのではないかと考えるわけですけれども、改めてこの不祥事問題に関して第三者評価委員会の提言があり、特別調査委員会の報告、どのように受け止めて、市として何を精査して、どのように責任を取っていくのか、最後に伺います。 以上です。
○議長(齊藤克己議員) 日本共産党、鳥飼雅司議員の再質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。
◎市長(柴崎光子) 1つ目の財源の御質問ですが、こちらに関しましては、今年度だけではなくて将来に関しましても負担をなるべく平準化していくですとか、健全性に関しては既にもう注意をして検討しておりますので、引き続き、そこに関しましては注意深くといいますか、経常経費の見直しなども含めて検討してまいりたいと考えております。 2つ目が、区画整理の件ですが、こちらに関しましては、最初やはり計画の延長期間が大分長くなってしまいますので、以前、別の議員からも御質問いただいたと思うのですが、こういった状況ですと、長引けば長引くほど経費がかかってしまいますので、なるべく早くという議員の御指摘のとおり、同じような認識で進めてまいりたいと考えております。 3つ目の自動運転を含むMaaSの御質問かと思うのですが、こちらに関しましても、確かにほかにもいろいろな予算事業がありまして、いろいろな支出が多いという御質問だと思うのですが、その中でもやはり運転手不足を含めた、あと高齢者の方の移動の自由ですとか、そういったトータル的なものとしては将来、皆さんが、あのときに大変だったけれども、やってよかったなと思えるようなものをつくっていきたいと考えております。 給食の件ですが、議員のおっしゃるとおり、給食は、ただ食べるものとは私も考えておりませんので、今までも地元産の食材を使ったりしてまいりましたが、引き続き、できることはもっと多く、いろいろなことを取り入れていって、やはり食べるということに対する興味をお子さんたちがもっと持っていただけるような取組にしていきたいと思います。ようやくマスクを外して、食べてもいいことになりましたので、黙って食べるだけではなくて、やはり一緒に食べることで、ふだん家では食べられない物が食べられるとか、そういった状況をつくっていけるといいなと思っています。 次に、介護事業所の件ですが、何度も入札してもなかなか応募がありませんで、もう一度、令和5年度も引き続き公募を行いますが、もし、それでまた応募がない場合には、再度その条件とかを見直すことも含めて検討してまいりたいと思います。 最後に、不祥事の再発防止につきましては、議員がおっしゃるとおり、いろいろなことを今、始めておりますが、原因につきましては、報告書の中でも様々な要因ですとか、そういったお話をいただいております。1つだけではなくて職場の環境ですとか、いろいろな要素があるのではないかなと思っているのですが、やはり裁判の結果に基づいてと以前から申し上げているのですが、それの結果が出ましたら、きちんと御説明を議員の皆様、また、市民の皆様にもしてまいりたいと考えております。
○議長(齊藤克己議員) 以上で、日本共産党代表、鳥飼雅司議員の質問を終了いたします。 次に、公明党代表、富澤啓二議員、お願いいたします。 〔8番(富澤啓二議員)質問席〕
◆8番(富澤啓二議員) 公明党、富澤啓二でございます。施政方針に対する発言通告書に従って質問させていただきます。 まず、さきの議員との重複がございますので、3番、5番、6番、7番、9番、12番、13番、合計7点、省略をしたいと思います。また、分かるように質問いたします。 それでは、1ページ目、「はじめに」。 1、ステップアップ講座を受講した認知症サポーター等が支援チームをつくり、認知症の人やその家族の支援ニーズに合った具体的な支援につなげる仕組みがチームオレンジであります。令和2年度実績調査では、埼玉県では5市町村が実施をしておりますが、当市ではどうでしょうか。和光市の現状を伺います。 次に、「視点①日々の生活基盤が整っている」。 2番、
性的マイノリティーの方々の困難や生きづらさの軽減につながるよう、1人1人がお互いの人権を尊重し、多様性を認め、誰もが自分らしく生きることができる社会を目指し、パートナーシップ・ファミリーシップ制度を創設とあります。人権侵害のない社会、多様性を認め、尊重し合う社会の実現を目指し、同性パートナー制度を導入している自治体が全国で200を超えております。同制度を導入した経緯と状況を伺います。 次、3番は省略いたします。 次に、4番、ごみ処理広域化基本構想で掲げている令和10年からのごみ広域処理施設稼働を目指し、朝霞和光資源循環組合において、ごみ広域処理施設整備のための必要な調査、用地取得、建設工事等を実施するための負担金を支出するとありますが、負担金の概算を伺います。 5番、6番、7番は省略いたします。 8番、第三中学校における新たな特別支援学級の新設に向けて、設置工事等整備するとありますが、開校までのスケジュールを伺います。 9番は省略します。 10番、生活困窮者自立支援事業に包括的な支援とありますが、内容を伺います。また、生活保護受給世帯の自立促進を支援するため、被保護者家計改善支援事業を新たに実施とありますが、事業内容を伺います。 次に、「視点③心豊かに、満足度の高い生活が送れる」。 11、都市住民が憩い、ゆとりを感じ、また、子供たちが土に触れ、教育の場となる市民農園は施策として重視いたします。市民農園並びに農業体験センター施設の整備を行うとありますが、市の南側にも市民農園設置の計画があるか伺います。 12番、13番は省略いたします。 次に、「計画推進に当たっての考え方」。 14、デジタルトランスフォーメーションについては、市民が来庁することによる負担を軽減し、市民の利便性の向上を図るため、LINE等を活用し、行政手続のオンライン化を推進しますとありますが、自治体の窓口で申請書類を記入せず簡単に手続ができる、書かない窓口が全国の自治体で広がっております。利用者と職員双方に手続時間の短縮や業務改善にメリットがあるが、デジタル庁でもこのプロジェクトを進めております。当市の見解を伺います。 1回目、以上です。
○議長(齊藤克己議員) 公明党代表、富澤啓二議員の質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。 〔市長(柴崎光子)登壇〕
◎市長(柴崎光子) それでは、公明党の御質問について順次お答えします。 まず初めに、1、埼玉県内におけるチームオレンジの設置状況についてですが、63市町村のうち、令和3年度までに11市町村に設置されております。当市の現状については、本年度中に第1号が発足する予定です。 次に、2、パートナーシップ・ファミリーシップ制度については、平成30年9月定例会において陳情が採択され、その後、性の多様性に関して、ホームページ及び広報紙等による意識啓発を行ってきました。和光市内を含め、性の多様性に対する認識が高まったことから、当市としても導入すべきと判断し、創設しました。 次に、4については、調査、建設工事等に係る清掃費負担金は約770万円、用地取得に係る公債費負担金は約6,500万円となっています。 次に、8については、令和5年度中に建設工事を完了し、令和6年4月の開設を予定しています。 次に、10のうち生活困窮者自立支援事業については、さきの会派にお答えしたとおりです。 また、被保護者家計改善支援事業については、家計に課題を抱える生活保護受給者を対象に、家計の見える化及び金銭管理の指導を行い、家計を生活保護受給者自らが管理できるよう支援を行います。 次に、11については、新たに市の南側へ市民農園を設置する計画はありません。当該地域への設置を希望する市民に場所を提供することは、都市農業を推進する一つの有効な手段だとは認識しておりますが、具体的な整備箇所については未定となっております。 次に、14については、市民の利便性の向上を図るとともに、職員にとっても窓口業務の負担軽減といった観点でのメリットが想定されます。先進自治体等の事例を研究し、本市での導入について引き続き検討を行ってまいります。
○議長(齊藤克己議員) 公明党代表、富澤啓二議員。
◆8番(富澤啓二議員) ありがとうございました。 再質問は1点のみさせていただきます。 全体の施政方針に対する包括的な質問になると思います。端的に言いまして、市長の福祉についての考え方をお聞きします。 先に公明党としての福祉の考え方を述べます。その後に、市長の福祉の考え方について伺いたいと思います。 昨年の出生数は統計開始以来、初めて80万人を割り込む見通しで、少子化は国の想定より8年早いペースで進んでおります。少子化対策は年金、医療、介護など、社会基盤の持続可能性を維持していくためにも大変重要であります。 公明党は、第1の柱に、子育てに安心を、この国に希望を掲げ、子ども・子育て世帯への支援拡充など市政に盛り込み、特に子育て支援については児童手当の大幅な拡充、高校3年生までの医療費助成の拡大、ゼロから2歳児の保育無償化の対象拡大の実現を訴えてまいります。 児童手当は、公明党が他党に先駆けて法案を国会に提出するなど、制度創設をリードした産みの親であり、実現後も拡充してきた育ての親でもあります。18歳までの対象拡大や所得制限の撤廃など、大幅な拡充を目指し、支給額の増額と併せて、ネットワーク力で取り組んでまいります。 子供の医療費に関しては、全ての自治体で助成制度が設けられておりますが、その内容は異なります。厚生労働省の調査、2020年4月時点では、少なくとも通院で高校3年生、18歳の年度末までを対象としている市区町村は47.2%、入院は61.1%となっております。公明党は地方財源を確保しつつ、和光市においても高校3年生までの無償化を目指していきたいと思います。 これまで手薄だったゼロ・2歳児童への支援も大事な視点であります。幼児教育・保育の無償化は、現在ゼロ・2歳児は住民税非課税世帯のみが対象となっております。所得制限の緩和や第2子以降の無償化など、対象拡大を図ってまいります。また、ゼロから2歳児の6割が保育園を利用していない未就園児であります。このため、専業主婦家庭でも定期的に利用できる保育制度の創設へ、モデル事業の実施に取り組んでまいります。 ロシアのウクライナ侵略などを背景としたエネルギー価格高騰により、家計の苦しさが増しております。内閣府が1月24日に公表した世論調査では、今後、政府が力を入れるべき政策について、物価対策が64%に上り、最大の関心事になっていると言えます。 こうした中、公明党が強く訴えてきた電気・都市ガス料金の負担軽減策として、1月使用分から使用量に応じた料金の値引きが始まっています。この負担軽減策は政府が示した標準世帯の場合、ガソリンなど燃油補助金を含め、1月から9月使用分で総額4万5,000円程度の負担軽減が見込まれております。 地方自治は、介護保険や国民健康保険などの特別会計を含めると、自治体の予算の5割以上を福祉・保険関係が占めております。それだけ地方行政で福祉は大事な分野であり、議会が行政の取組をチェックする上で公明党は福祉を重視してまいります。 市長の福祉についての考え方を伺います。
○議長(齊藤克己議員) 公明党代表、富澤啓二議員の再質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。
◎市長(柴崎光子) 福祉についての考えということで、最初、福祉という言葉をいただいたときに、まずやはり高齢者福祉のことが私も頭に浮かんでしまいましたので、今、議員から公明党として子育てを特に重視しているというお話を受けまして、これからは、引き続き高齢者の福祉は続けていくのですけれども、やはり今後は子育て、子供に対する施策を多くしていきたいなと考えておりました。 今回、給食費の補助はさせていただいたのですけれども、なかなか全額恒久的に無償化というようなことを、すぐに対応するにはいろいろとほかに検討しなければいけないことがありまして、見送っておりますが、少子高齢化のためには単に手当を増やすというようなことよりは、実際生活している方が楽になったと思うようなことをしていけるようにしていかなければならないと考えておりますので、何をするのが、現金をお渡しするよりも、実態として、何か市として助けていきたいと思っておりますので、そういった施策を今後考えていきたいと思います。
○議長(齊藤克己議員) 以上で、公明党代表、富澤啓二議員の質問を終了します。 次に、まちづくり市民の会代表、金井伸夫議員、お願いします。 〔10番(金井伸夫議員)質問席〕
◆10番(金井伸夫議員) まちづくり市民の会、金井伸夫です。それでは、通告に従いまして施政方針に対する質疑を行います。 まず、1ページ目、「はじめに」。 (1)市民の皆様の生活支援、事業者の皆さんの事業支援に取り組み、住んでよかったと思ってもらえるようなまちにしていく決意を新たにしているとのことですが、生活支援と事業支援が、多くの市民にとって住んでよかったと思うまちになるのか。むしろ市民税や固定資産税・都市計画税などの減税が多くの市民にとっては住んでよかったと思う施策ではないか伺います。 (2)につきましては、先ほど答弁をいただきましたので、割愛させていただきます。 次に、(3)
和光北インター東部地区の
土地区画整理事業や駅北口の再開発等による新たな拠点の創出や高齢化社会に対応した
和光版MaaSの推進による市内の移動しやすさを向上させる交通インフラの整備等、積極的に推進するとのことですが、新たな拠点の創出とはどのような拠点を目指すのか。誘致する手法について考えがあるのか。また、
和光版MaaS推進による市内の移動のしやすさを向上させる交通インフラ整備とは、どのようなものを想定しているのか伺います。 次に、(4)認知症になっても安心して暮らし続けることができる地域づくりを進めるために活動するチームオレンジの立ち上げなどに取り組むとのことですが、係る事業のより詳しい内容と予算規模について検討状況を伺います。 事業の内容については先ほど答弁をいただきましたので、予算規模についてどの程度のことを考えておられるのか検討状況を伺います。 次に、2ページ、「予算及び主要な事業の概要」。 (5)令和5年度一般会計当初予算案は、前年度当初予算から12.5%、34億9,300万円増の315億400万円となっているとのことですが、主な歳出増の内容を伺います。また、歳出増の要因として電気料金など、光熱費の高騰が考えられますが、市の直営の公共施設分と間接的に委託料などに反映されるものなど、全体的に光熱費がどの程度増加し、本件当初予算にどの程度の影響を与えているのか伺います。 主な歳出増の内容につきましては先ほど伺いましたので、割愛します。 「視点①日々の生活基盤が整っている」。 (6)和光市駅北口
土地区画整理事業につきましては、引き続き地権者との合意形成が得られるよう、着実に推進するとともに、駅北口地区高度利用化との事業整合を図るため、街区再編に向けた業務を行うとのことですが、地権者との話合いを市長と副市長のトップで行うことが期待されます。地権者との話合いを予定しているのか。また、街区再編に向けた業務の内容と進捗状況を伺います。 街区再編に向けた業務の内容と進捗状況については先ほど答弁をいただきましたので、割愛させていただきます。 次に、(7)都市計画業務につきましては、都市計画道路諏訪越-四ツ木線の道路測量業務を進めるとともに、道路予備設計業務を行うとのことですが、沿道の住民への説明はいつ行うのか、周辺住民の意見をよく聞く必要があると考えますが、伺います。 先ほどの御答弁では、こういった業務を終了したら事業を実行するというような御答弁をいただいていますので、その前に沿道の住民への説明がなされる必要があると思いますので、質問させていただきます。 次に、(8)廃棄物処理につきましては、令和10年からのごみ広域処理施設整備のための必要な調査、用地取得、建設工事等を実施するための負担金を支出するとのことですが、想定される事業規模と用地取得に係る進捗状況を伺います。 次に、「視点②それぞれのライフステージを充実させる」。 (9)については先ほどの答弁で分かりましたので、割愛します。 次に、4ページの(10)についても割愛させていただきます。 次に、5ページ、「視点③心豊かに、満足度の高い生活が送れる」。 (11)緑地整備につきましては、大坂ふれあいの森の用地取得を進めるとのことですが、和光市に残された斜面林や湧水を保全するためには、開発規制をかけるほうが財政負担がないことから望ましいと考えますが、見解を伺います。 (12)広報活動推進につきましては、行政情報を求めている市民が、必要なときに情報を入手できる環境を整えるため、市のホームページをリニューアルするとのことですが、現在のホームページでも情報をスムーズに入手できていると思います。どの点を改善・改良するのか伺います。 先ほどいろいろな質問に対する答弁で、あらかた分かったんですが、特に利用者側から見て、改善・改良する点について特に訴えたいというか、特徴的な改善・改良点についてどんなものがあるのか伺います。 次に、「計画推進に当たっての考え方」。 (13)デジタルトランスフォーメーションにつきましては、市民が来庁することによる負担を軽減し、市民の利便性の向上を図るため、LINE等を活用し、行政手続のオンライン化を推進するとのことですが、紙による手続の電子化に向けた取組が必要と考えます。検討するのか伺います。 6ページ、「むすび」。 (14)和光市内部統制に関する基本方針を決定し、業務を適切に進めるためのルール・手続を明確化することで、業務を効率的かつ効果的に遂行するとのことですが、内部統制の明確化で業務が効率的かつ効果的に行えるとする根拠を伺います。 1回目の質問は以上です。
○議長(齊藤克己議員) まちづくり市民の会代表、金井伸夫議員の質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。 〔市長(柴崎光子)登壇〕
◎市長(柴崎光子) それでは、まちづくり市民の会の御質問について順次お答えします。 まず初めに、1については、貴重な自主財源である地方税の減税を行うということよりも、皆様から納税を受けた財源により良質な市民サービスを提供することで、住んでよかったと思えるまちづくりに努めます。 次に、3、新たな拠点の創出については、
和光北インター東部地区では、交通利便性を生かした新たな産業拠点を創出するよう取り組んでいきます。誘致する手法については、事業主体である土地区画整理組合と共に、産業界等の希望も踏まえて土地利用の誘導を図ります。 駅北口の再開発について、市の玄関口である和光市駅周辺の魅力の向上につながる拠点を目指します。また、
和光版MaaS推進による移動しやすさを向上させる交通インフラ整備については、自動運転車両の走行車線整備やバス停留所の設置のほか、市内循環バスの運行ルートの増設や運行回数の増加を想定しています。 次に、4のうち予算規模については、委託料及び謝礼として合わせて77万円を計上しています。 次に、5の予算への影響については、原料価格の高騰等により、公共施設の光熱費は前年度から約1億6,000万円増額し、施設維持管理委託料は前年度から約1億3,000万円増額しています。 次に、6、地権者との話合いについては、今後の事業が進む中で、必要に応じて説明会への出席を検討するなど、地権者の皆様の御理解を得てまいります。 次に、7、沿道の住民への説明等については、当該設計業務の進捗の中で、必要に応じて行ってまいります。 次に、8のうち、ごみ焼却施設等の規模については192tとなっており、用地取得に係る面積は約1万6,200㎡であり、進捗状況は令和4年度末現在で89%を見込んでおります。 次に、11については、開発規制等により何らかの規制をつくることは、財産権の侵害に当たる可能性があるだけではなく、将来的に市が購入を考えなければならないことも十分予想されますので、他市の事例を参考にして検討を進めてまいります。 12につきましては、さきの会派にお答えしたとおりです。 次に、13につきましては、さきの会派にお答えしたとおり、手続の電子化に向けた取組を検討してまいります。 次に、14については、和光市内部統制に関する基本方針を策定するに当たり、現在、各課所等で行われている業務を十分に把握し、ルール・手続を明確化することで、当該業務にかかるリスクを分析することが肝要です。こうしたリスク分析により、不合理な制度や非効率的な事務が明らかになり、事務の見直し等を経ることで業務の効率的かつ効果的な遂行につながっていきます。
○議長(齊藤克己議員) まちづくり市民の会代表、金井伸夫議員。
◆10番(金井伸夫議員) それでは、再質問、2回目です。(3)の
和光版MaaSについての御説明は前任者への答弁でも出ており、通信事業者との連携も考えているとのことですが、先ほど市長がおっしゃったのは、既存の交通インフラを充実させていくという観点でおっしゃったと思うのですが、この
和光版MaaS推進によった、そういった通信事業との連携による交通インフラの利用に関しての利便性の向上というのはどんな関係で取り組むのでしょうか。 それから、(6)の和光市駅北口
土地区画整理事業ですけれども、これは駅北口土地区画整理事務所における人件費の負担を考えますと、やはり1年で何千万円もかけているわけですから、1年早いと、例えば8,000万円安くなるということで、やはり時間をかけているということが、この
土地区画整理事業の事業費の増大につながっているわけなので、もう10年以上たって、計画も延伸したわけですが、地権者との説得を高めるには、やはり市長と副市長のトップで実際に地権者と話合いを行う機会を設けて説得していただく行動が必要なのではないかと思いますので、その点、もう一度お伺いします。 (7)については、適宜住民説明を行うということですが、この地域は御存じのように起伏の多いルートになりますので、沿道の住民への十分な説明を尽くす必要があるわけで、恐らく騒音等がかなり問題になるのではないかと思うんで、その辺丁寧に沿道の住民への説明を行っていく必要があって、こういった予備調査、あるいはこういった設計業務に関しても住民への説明を現段階でも尽くしておいたほうが、後々いいのではないかということで、これも改めて質問させていただきます。 2回目の質問は以上です。
○議長(齊藤克己議員) まちづくり市民の会代表、金井伸夫議員の再質問に対する答弁を願います。 柴崎市長。
◎市長(柴崎光子) 1つ目の
和光版MaaSによる利便性の向上につきましては、スマートフォンのアプリを使っていろいろな交通機関を結びつけて、その後、決済とか検索、そういったものを全てつなげて使えるようにすることであったり、そのためには今、循環バスのデータをビッグデータとして利用できるようにするですとか、そういったことを進めておりますので、和光市内の公共的な交通インフラが全て一括して使えるようになるような、便利に使えるようなものを目指しております。 2つ目の区画整理の事業につきましては、先ほどもお答えさせていただいたとおり、早く行っていきたいという気持ちは私の中でも大きくはございますので、なるべく早く行ってまいりたいと考えております。 3つ目の地権者への説明の件なんですけれども、こちらに関しましても、最初から私たちが行ってしまうと、逆に戸惑ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんので、適宜説明会などに出席するなどを検討してまいりたいと思います。 最後の諏訪越-四ツ木線につきましても、議員がおっしゃるとおり、こちらは住民も多くて、そして、起伏が激しいですとか、いろいろな特徴がある土地ですので、その進捗状況に応じて説明会を行ってまいりたいと考えております。
○議長(齊藤克己議員) 以上で、まちづくり市民の会代表、金井伸夫議員の質問を終了します。 以上にて、施政方針に対する質問を終結します。
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△次会の日程報告
○議長(齊藤克己議員) 日程第10、次会の日程を事務局長に報告させます。
◎事務局長(松戸克彦) 報告します。 第2日、2月18日、土曜日、休日休会。 第3日、2月19日、日曜日、休日休会。 第4日、2月20日、月曜日、午前9時30分から本会議を開き、議案の提案説明、諮問第1号及び議案第1号、第2号、第15号に対する質疑、討論、採決を行います。 以上です。
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△散会の宣告
○議長(齊藤克己議員) 本日はこれにて散会いたします。午後1時56分 散会...