和光市議会 > 2022-03-17 >
03月17日-08号

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  1. 和光市議会 2022-03-17
    03月17日-08号


    取得元: 和光市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 4年  3月 定例会          令和4年和光市議会3月定例会               第25日令和4年3月17日本日の議事日程   開議第1 議事日程の報告第2 委員長報告及び報告に対する質疑  (1)総務環境常任委員会    委員長 金井伸夫議員   ◯付託議案第4号、第5号、第8号~第10号、第12号~第14号(分割付託)、第17号~第19号(分割付託)、第23号~第25号  (2)文教厚生常任委員会    委員長 熊谷二郎議員   ◯付託議案第3号、第11号、第14号(分割付託)~第16号、第19号(分割付託)~第22号第3 議案に対する討論、採決(議案第3号~第5号、第8号~第25号)第4 議案の報告、上程   ◯議案第26号 令和4年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第1号)第5 議案の提案説明第6 議案第26号に対する質疑、討論、採決第7 議員提出議案の報告、上程  (1)議案第27号 和光市議会委員会条例の一部を改正する条例を定めることについて  (2)議案第28号 和光市議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについて第8 議員提出議案の提案説明、質疑、討論、採決第9 決議案の報告、上程(追加議事日程)   ◯決議案第1号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議第10 決議案の提案説明、質疑、討論、採決(追加議事日程)第11 元和光市職員の不祥事に関する調査特別委員会の令和4年度の調査経費について   閉会本日の出席議員     17名 1番   菅原 満議員      2番   猪原陽輔議員 3番   熊谷二郎議員      4番   鳥飼雅司議員 5番   内山恵子議員      6番   齊藤 誠議員 7番   伊藤妙子議員      8番   富澤啓二議員 9番   待鳥美光議員     10番   金井伸夫議員11番   赤松祐造議員     12番   小嶋智子議員13番   松永靖恵議員     14番   萩原圭一議員16番   冨澤勝広議員     17番   安保友博議員18番   齊藤克己議員   欠席議員      0名職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長     喜古隆広  議事課長       遠藤秀和  主査         高橋寛子地方自治法第121条の規定による説明のための出席者  市長         柴崎光子    副市長        大島秀彦  教育長        大久保昭男   企画部長       中蔦裕猛  総務部長       鈴木 均    市民環境部長     伊藤英雄  保健福祉部長     大野久芳    子どもあんしん部長  斎藤幸子  建設部長       漆原博之    危機管理監      中川宏樹  上下水道部長     深野充司    教育部長       寄口昌宏  監査委員事務局長   田中康一    建設部審議監     榎本一彦  建設部審議監     加山卓司    総務部次長      亀井義和午前9時30分 開議  出席議員   17名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  16番  17番 18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(齊藤克己議員) おはようございます。 出席議員数が定足数に達していますので、会議は成立しています。 ただいまから会議を開きます。           --------------------- △議事日程の報告 ○議長(齊藤克己議員) 日程第1、議事日程の報告をします。 本日の議事日程は、お手元に配付してありますとおり行います。           ---------------------総務環境常任委員会委員長報告 ○議長(齊藤克己議員) 日程第2、委員長報告及び報告に対する質疑を行います。 委員長報告については文書配付にて行います。 初めに、総務環境常任委員長の報告に対する質疑を行います。 委員長に対する質疑を許します。 金井伸夫委員長、登壇願います。     〔10番(金井伸夫議員)登壇〕 ○議長(齊藤克己議員) 3番、熊谷二郎議員、質問席へ御移動ください。 3番、熊谷二郎議員。     〔3番(熊谷二郎議員)質問席〕 ◆3番(熊谷二郎議員) おはようございます。 総務環境常任委員長報告について質問します。 議案第19号、一般会計予算審査における自動運転サービス導入に関することについて、4点伺います。最初の1回目で2点、そして2回目の質問であとの2点を質問しますので、よろしくお願いします。 1点目、自動運転サービス導入に関して、さきの9月議会において附帯決議が付されています。附帯決議の中で7つの項目が挙げられ、それに沿って対応しているとの執行部の報告がありました。 項目6、総工費、ランニングコスト利用者見込み、市の財政メリットを厳格に算定し、中期的に見て一般財源から補填しなければならない場合、また事業継続に疑義がある場合、事業を見直すことと、項目7、上記の6のような懸念がないと判断できて初めて予算執行することに関しての回答で、矛盾を感じる執行部からの答弁がありました。例えば第2期区間の設計区間の設計を進め、未来実装協議会やワーキンググループにより検討が進めば総工費における精度の高い内容が示せるという答弁でした。 執行部の答弁では、あたかも実際の総工費8.8億円よりも、各種補助金が交付されて低価格で事業が進みそうなニュアンスの表現をしていますが、算定根拠において疑義が生じます。 また、市内循環バスシェアサイクルにおける利用者の実績で、一定のニーズがあると判断しているという答弁に対しても、それぞれの利用目的が違うものです。それらを自動運転サービスとひもづけるに至らないと考えます。 ランニングコストに関しても、就業見込みを踏まえた算定をしているが、現時点では出せないとの答弁です。 そこで、このように未確定要素が盛りだくさんですが、総務環境常任委員会の審査において明確な回答があったのか、また附帯決議に対して軽く扱われていると考えざるを得ないが、審査は尽くされたと判断できますか。 2点目、人流調査業務委託料に関して何のための調査かという委員の質問に対し、地域再生計画をつくった上で地域再生推進交付金を頂いていると、またその中の指標を挙げていて、指標がきっちりと達成できているのかを判断するために人流データを収集するとしています。この件に対しては一定程度理解しますが、人流データの手法が今回変わることに対して指標にそごが出てくるのではないか。 そこで、今まで行ってきた調査の意義について、委員会で審査されて明確になっているかを伺います。 以上、1回目です。 ○議長(齊藤克己議員) 3番、熊谷二郎議員に対する答弁を願います。 金井伸夫総務環境常任委員長。 ◆10番(金井伸夫議員) (登壇のまま)それでは、熊谷議員の質問にお答えします。 総務環境常任委員会では、可能な限り審査を尽くしたと認識しています。 また、熊谷議員御指摘の課題につきましては、それぞれ今後明らかにされるべき課題と認識しています。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 3番、熊谷二郎議員。 ◆3番(熊谷二郎議員) それでは、2回目です。 3点目として、第1期区間専用レーン整備工事に関する委員の質問で、当初4億2,000万円から2億8,000万円に削減された要因についての質問に対する答弁は、独立した専用レーンを敷く考えでしたが、設計を見直して既存の道路の車道幅のゆとりの部分を活用し、現道を広げる形で専用車線みたいな設計に考え方を改め、縮減することができたとのことです。 そこで質問ですが、専用レーンと専用車線の違いは審査の中で明らかになっていますか。また、2車線化の話も出てきていますが、計画と用途が変わることに対しての住民説明は行き届いているかの審査はあったのか伺います。 最後に、4点目、埼玉県スーパーシティに選定され、県からの支援が受けられるとのことで財政メリットが期待できるということだが、どの程度の規模になるのかとの委員の質問に対し、財政的な取組は県議会等を経た上で検討していく内容と伺っており、その内容が決定したということはまだ伺っていないとの答弁と認識し、絵に描いた餅になるのではと危惧しています。 そこで、質問ですが、委員会の審査の中で財政的メリットの可否について回答はありませんが、審査内容を改めて確認します。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 2回目の熊谷二郎議員に対する答弁を願います。 金井伸夫総務環境常任委員長。 ◆10番(金井伸夫議員) (登壇のまま)熊谷議員の質問にお答えします。 今回の質問に関しましても、総務環境常任委員会では可能な限りの審査を尽くしたと認識しています。 先ほど御指摘のあったことにつきましても、それぞれ今後明らかにされるべき課題と認識しています。 ○議長(齊藤克己議員) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 以上にて質疑を終結いたします。 委員長、御苦労さまでした。           ---------------------文教厚生常任委員会委員長報告 ○議長(齊藤克己議員) 次に、文教厚生常任委員長の報告に対する質疑を行います。 委員長に対する質疑を許します。質疑はございませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 質疑がありませんので、質疑を終結します。           ---------------------
    △休憩の宣告 ○議長(齊藤克己議員) 暫時休憩いたします。午前9時40分 休憩午前10時01分 開議  出席議員   17名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  16番  17番 18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(齊藤克己議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。           --------------------- △議案第19号の修正案の提案説明 ○議長(齊藤克己議員) ただいま議案第19号に対し、地方自治法第115条の3及び会議規則第17条の規定により、安保友博議員ほか3名から修正動議が提出されました。この際、提出者の説明を求めます。 17番、安保友博議員、登壇願います。     〔17番(安保友博議員)登壇〕 ◆17番(安保友博議員) 議案第19号、令和4年度埼玉県和光市一般会計予算に対する修正案について説明をします。 まず、修正の内容を説明します。 原案の歳入歳出それぞれ280億1,100万円を277億1,850万円と修正をする。 修正をする主たるものは、歳出のうち、款8土木費、項1道路橋りょう費、目4交通安全対策費地域公共交通について、委託料、自動運転サービス導入に関する効果検証における人流等調査業務委託料自動運転サービス導入に関する3次元地図データ作成業務委託料工事請負費として、自動運転サービス導入に関する1期区間専用レーン整備工事を削除し、歳出の減額合計2億9,250万円とする。 そして、それに対応する歳入を削除する。 また、これに伴い地方債として自動運転サービス整備事業債も削除する。 次に、修正の理由を説明します。 令和4年度埼玉県和光市一般会計予算には、自動運転サービス導入に関する1期区間専用レーン整備工事等に係る経費が計上されている。本事業は、統一計画への位置づけや予算等の裏づけもないまま未来技術社会実装事業の採択を受け、市民や議会への説明を後回しにして事業が推進をされている。住民への周知が不十分であり、地域の多くの住民が計画を知らないままであること、また計画を知った住民の中には緑の保全、沿道における騒音・振動の変化、あるいは2車線化による横断時の危険性などについて疑問の声が多く存在をしており、それらを押し切る形で工事に着手することは到底認められるものではない。改めて議会及び市民に十分な周知をし、合意形成を図るべきである。 さて、自動運転サービスの導入に関する専用レーンは、和光市駅から松ノ木島交差点までの外環側道を整備する計画と承知をしている。 (1)今回初めての工事費の予算が計上されるわけであるが、その前提となる全体の工事計画が示されていない。これに要する経費も示されていない。これは工事費の予算計上としては、適切とは言えない。 (2)今回は、新倉交差点の先から北地域センターの手前までを整備するとのことであるが、これにつながる区間はどのような工事になるのかが示されていない。第1期区間の反対側の車線がどうなるのかも示されていない。 さらに、①和光市駅から新倉ロータリーまでの区間、②新倉ロータリー内、③北地域センターの交差点、④外環道の出入口、⑤松ノ木島交差点内は、技術的に見て専用レーンを設定するのは難しいと考えられる。このような区間はどのような工事をするのか、非常に疑問である。 (3)この事業は、和光市にとって重要な事業である。具体的な全体計画を示し、議会の承認を得た上で個々の工事を進めるのが本筋だと考える。実際に工事が始まれば、もう後戻りはできない。まず、全体の工事計画と必要経費を明らかにするのが先決である。 したがって、工事費の予算計上は時期尚早である。よって、一般会計予算から自動運転サービス導入に関する部分を削除すべきと考え、和光市議会会議規則第17条の規定により、この案を提出するものである。 以上、慎重審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(齊藤克己議員) 説明は終了しました。           --------------------- △議案第19号の修正案に対する質疑 ○議長(齊藤克己議員) 議案第19号に対する修正案について質疑を許します。 2番、猪原陽輔議員。     〔2番(猪原陽輔議員)質問席〕 ◆2番(猪原陽輔議員) それでは、ただいまの御説明に対しまして質問をさせていただきたいと思います。 今の修正理由の中で、2ページ目の部分の(2)のところでございます。こちらの5点示されているところで、和光市駅から新倉ロータリーまでの区間、②新倉ロータリー内、③北地域センターの交差点、④外環道の出入口、⑤松ノ木島交差点内は、技術的に見て専用レーンを設定するのは難しいと記載されているわけですけれども、これは技術的に見て難しいというのはどのように判断されて難しいと言われているのか、伺います。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)猪原議員の質問にお答えします。 今回、例示としまして1から5まで挙げさせていただきました。これはこれまでの委員会審査、議会での一般質問等々の中で、どこをどのように整備するかという話はさんざん議論されてきたところです。そうした中で、ここに挙げさせていただいた点については、カーブがあったりだとか、狭かったりだとか、そうしたいろいろな事情によって通常に考えて専用レーンを設定することが難しいのではないか、またそういう場合に関しては専用レーンを用いずに有人で走らせるとかその他方法を使ってやるということで、専用レーンを必ずしも使わないような答弁もありました。 したがって、全容が分からないというのが実際のところでございます。 ○議長(齊藤克己議員) 2番、猪原陽輔議員。 ◆2番(猪原陽輔議員) それでは、別の質問をさせていただきたいと思うのですが、この修正理由のことではなくて、委員会審議でもこの件に関して触れられた内容についてお伺いしたいんですけれども、一般質問や委員会の中のやり取りで、この事業は県、そして国も人材とコストを捻出されて、信頼関係を築きながら時間をかけてこれまで取り組んできているという旨の御答弁あったと思います。また、こちらの事業、事業者の方も既に参加されて動き出しているものでございます。 このように国・県・市の3者で歩調を合わせて実施している状況で、仮に和光市が一方的に事業の中止を唐突に申し出ると信頼関係を著しく損ない、今後の和光市政に悪影響を及ぼすのではないかと懸念しているのですが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)今の御質問にお答えします。 既に国とか県、それから民間の業者、そうした各種方面の方々と協議をしているということは重々承知をしております。ただし、これも繰り返し指摘をさせていただいておりますけれども、なぜそこに市民と議会が入っていないのか、それが一番大きな問題です。 既に出来上がったものに関して、こういうふうに出来上がりましたので、議会に諮りますというのは、私は順番が違うと思っています。そうしたことから、和光市として信頼関係に傷がつくようなことがもしあるとすれば、そこは丁寧に説明をしてお詫びをしてもう一度仕切り直し、それをすることによって市民の合意形成も図れますし、この結果ありきの審議というのは、私は間違っていると思っております。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 2番、猪原陽輔議員。 ◆2番(猪原陽輔議員) 承知しました。 最後の質問です。 ただいま丁寧に説明をされていくというのも一つの考えではないかということで承ったわけですけれども、相手のある話だと思いますので、今おっしゃったように相手の意見や御意向を聞いたり、国とか県、あるいはこちらの考え方も伝えるという機会が必要ではないかと感じております。国・県は組織として動いているわけでございますが、実際は担当者個々人それぞれ感情をお持ちだと思いますので、これまで時間かけてやってきたことが和光市だけの事情で無駄になってしまえば、当然和光市に対する心証というのは悪くなることは必至だと思います。そうならないために、相手側と話合いの機会を持つという選択肢もあるのではないかと思うんです。 今日結論を出してしまうのではなく、これから1期工事は議決されれば進めていくことになると思うんですが、それを見ながら、そして国や県と話合いを持ちながら信頼関係をさらに深めていって話合いを持つということで進んでいって、こちらの考えを十分に伝えていくようなやり方もあるのではないかということで、こちらは提案なんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)今の御説明も内容としては理解をいたします。 ただし、今回、提案説明にもありますけれども、設計段階でどういうふうになるかということをやってみようというところは、それはこれまでの議会の流れを見てもそこは否定はしていません。ただし、道路を工事をするということ、穴を掘ったり、木を切ったり、道路を拡幅したり、そういう土木工事が始まってしまえばもう後戻りはできないんです。その段階でやはり間違いましたといったときに、誰が責任を取るのか。 議会は御存じのとおり二元代表制です。市長と議員はそれぞれが市民から直接選ばれていて、議会が置き去りになって後で事後承諾しかできない、これは明らかに手続としてはおかしい、そのことだけを強く申し上げさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 9番、待鳥美光議員。     〔9番(待鳥美光議員)質問席〕 ◆9番(待鳥美光議員) 修正案に関して安保議員に御質問いたします。 まず、修正理由の中の(3)の中ほどですけれども、全体の工事計画と必要経費を明らかにするのが先決であると記されております。これまでも確定している部分、それからおおむね見えている部分についてはできる限りの御説明をしてこられたかと思いますし、必要経費についても現時点での総額を示されたところです。 ここで求めているのは、具体的にどのようなことが示されればこの予算計上は通ることになるのか、そこを伺います。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)どのようなことが示されればここが解決されるのかということですけれども、そもそも道路の拡幅をしますというようなものであれば具体的にイメージもつきますし、それが幾らかかるのか、どういう道路になるのかというイメージもつきます。 ただし、今回に関しては全体としてどのような事業になるのかが青写真はあるかもしれないですけれども、総工費の8.8億円も暫定の計上ですし、今回も当初予算に上げられたものとして、上げられた工事費が突然かなりの減額をされていて、それがどうしてそうなったかのかと言うと、専用レーンを造ると言っていたのに、道路の拡幅をしてそこを2車線化するから安くなったんですというような答弁もありました。全体像が見えないところで、それは当然最終的に安く抑えられるということであれば、それはいいのかもしれませんけれども、高くなるのか安くなるのか、全体8.8億円も本当のことなのか、それすら分からないということなので、まずは分かるようにしていただきたい、それから判断をしたい、そういう趣旨でございます。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 9番、待鳥美光議員。 ◆9番(待鳥美光議員) こうした大きな事業については、なかなか最初から全体がはっきりと見えるということは、ほかの事業においてもあまりないのかなとは思うのですが、先ほど国や県、それから事業者との話合いの中で市民と議会だけが情報から外れているような御発言があったかと思います。 附帯決議も出ましたし、その前からできる限りの説明は議会に対しても市民に対しても行われてきたと認識をしておりますが、これはさらにどういう説明があれば市民と議会が外されているとならないのか、伺います。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)待鳥議員も御承知のとおり、当初この事業というのは国もしくは県の補助金で全て賄われるので、市の持ち出しがないということで市民周知が始まっておりました、それは事実上かもしれませんが。その中で実際に総工費が幾らかというのが、既に当初予算で1,700万円の測量等設計業務が可決された後、議会で8.8億円という総額を聞いて、我々一堂、驚きを隠せなかったことをいまだに覚えております。 そうした中で市民に周知をするということはどういうことかというと、いま一度この事業がどういう意味があって、どういうメリットがあって、どういうデメリットがあって、そしてそこに和光市の将来にとってどういう意味があるのか、これをもう一度しっかりと市民周知をする必要があるということです。単に広報わこうに載せましたとかホームページに載せました、説明会をやって数十人の人が来ました、それはもちろん一つ一つ積み重ねるのは大事です。だけれども、まず議員の中でも納得できていない人がいる時点で、市民がそれをぱっと見たときに理解ができるか、そのことについて改めて考えていただきたい、そういう趣旨でございます。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 9番、待鳥美光議員。 ◆9番(待鳥美光議員) これまでの御説明の中でそういったことは説明をされてきたかなと私は認識をしております。 それで、先ほど前任者の質問の中にもありましたけれども、国や県との関係です。長い時間をかけて信頼関係を構築してきて、そして駅北側の開発、まちづくり、そうしたものと深い関連のある事業です。県においては、スーパーシティ構想ということで取り上げられております。そうすると、駅北側のまちづくり全体に、今回これを予算から外すことで影響が多大にあるかと思いますが、その点についてはいかがお考えでしょうか。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)繰り返しになりますけれども、今回市が積み上げてきたそうした信頼関係をもしかすると崩してしまうことにもつながりかねないということは、私も重々承知をしております。 だけれども、先ほども言ったように始まってしまってから後戻りができないんだったら、今ここで止めなければ、止めるというのは別にここで中止をすると言っているわけではありません。まずはしっかりと1回止まって、本当にそれでいいのかということを皆さんで合意形成をして、それでやるということです。今のままであれば先ほども申しましたけれども、決定事項だけで二元代表制で上がってきた議員として、責任を持ってこの事業をゴーサインを出すことはできない、そういう思いですので、それはもしかすると議員各位との思いの違いがあるのかもしれません。少なくとも私はこの事業に対して責任が持てませんので、確信が持てるまでは留保すべきだと申し上げております。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 11番、赤松祐造議員。     〔11番(赤松祐造議員)質問席〕 ◆11番(赤松祐造議員) それでは、安保議員にお尋ねします。 まず最初に、私の3月7日の一般質問で、かなりのものを皆さんに聞いていただくために担当審議監、副市長に質問したけれども、その内容を御存じでしょうか。かなり革新の部分をお聞きしました。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)どの部分でしょうか。 ○議長(齊藤克己議員) 11番、赤松祐造議員。 ◆11番(赤松祐造議員) 要するに外環側道の専用レーンを造るために街路樹を切って、また造ってそれに対する諸問題を5点ほど、これは2年前に9月議会、12月議会でも質問しています。それを皆さんが聞いていれば何も遅くないわけです。2年間の猶予を私は待っていました。それは今ここで議論しているようなことです。その内容です。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)質問の趣旨がよく分からないんですけれども、もっと明確にお願いします。 ○議長(齊藤克己議員) 11番、赤松祐造議員。 ◆11番(赤松祐造議員) 専用レーンを造った場合の諸問題について、5点ほどの質問を議会でオープンにしています。そして、そのときは木村部長が未来実装協議会をつくってから答えますということ、それから2年たっているわけです。何も議員に時間が与えられていなかったわけじゃないんです。拙速なあれじゃないんです。2年かかっているわけです。 ただ、私たちの会派はその答弁をいただけていないので、皆さんたちの会派は賛成したかも分かりませんが、私と金井議員は反対しました。それは今、安保議員が言っている疑念なんです。要するに何も分かっていないから反対したわけです。その後、その諸問題に対して私たちは一般質問で質問しました。それで、審議監を超えて、副市長から答弁をいただきました。それは多くの市民の代弁をした質問でございます。そのことを御存じですか、どういう内容か。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)私も同じような質問をしまして、今回、専用レーンというのは2車線化するものでもないし、スーパーシティ構想でそれほど大きい金額が入ってくるということもそれは確定していることでもないし、街路樹に関しても道路の拡幅にとどまるので、その分に関しては全部切り倒すわけじゃないとかそういうことも全部把握はしております。 その上で今、私が提案理由として申し上げたように、赤松議員は納得されたのかもしれませんが、私は納得していないので、こういう内容となっております。 ○議長(齊藤克己議員) 10番、金井伸夫議員。     〔10番(金井伸夫議員)質問席〕 ◆10番(金井伸夫議員) それでは、安保議員に質問します。 外環道の側道が市道部分は1車線ということで、日頃こういった1車線であるがために大型車両が渋滞を避けるために和光市内の生活道路に入ってきて、市民の安全が保たれないといいますか、安全面に問題があるということが現状で、今回の自動運転導入によって2車線化が可能な部分は2車線化する可能性が出てきたわけです。副市長もおっしゃっているようにこれが恐らく2車線化するための最後のチャンスではないかということなので、自動運転サービス導入によってということで附帯的な結果ではあるんですけれども、もしこの自動運転サービスをやめるということになると、そういった和光市の長年の懸念が解決されないというようなことがあるんですが、まずその点、2車線化できないということになった場合、どのように考えておられるのか、お聞きします。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)まず、外環側道が1車線であることで大変ひどい渋滞であることは現状認識としてあります。 その上でそれがなぜそうなっているのかという歴史をひもときますと、当時外環が開通する際にこれはそこの側道を県道にするか、市道のままに置いておくかということを議論をされて、それで市議会の中で判断した結果、ここは通過交通ではなくて、あくまで地元の住民の生活道路として使うわけだからそこは大きな車は入ってこないようにするし、地元の車だけで運用するから市道にするんだというそういうお話の経緯がありました。 しかしながら、私も一般質問で問うていますけれども、現状では現実的には生活道路という側面と同じかそれ以上の規模で、通過交通として今機能してしまっているところがあるわけなんです。だからその渋滞緩和のためにどうするのかということは、本当に非常に大事な問題です。だけれども、私も指摘していますけれども、仮に2車線化したとしてもボトルネックがあるから、通過交通として認識されたら余計に車が入ってくるのにボトルネックで詰まって余計渋滞するんです。それはあくまで可能性です。もしかしたら少しは渋滞緩和するかもしれない、でもどちらになるのかというのは、今誰も試算もしていないし分からないんです。そのような状況で2車線化を推進するために今回、自動運転実装をするということは、それは趣旨が違うと私は思っています。 また、これも指摘をしていますけれども、今回は内閣府の未来技術の実装のための事業ということでたまたま専用レーンを使う自動運転サービスということで、国から補助金をもらいますよという話をしています。仮に自動運転が失敗したとしても2車線化できますという話はあるとしても、2車線化したいからこの事業を推進するんだというのは、本筋からすると大きく間違っている。であれば、2車線化をするのであれば、2車線化をすることのメリット・デメリット、それから本当に県道に昇格できるのか、そういうことをしっかりと議論をして前に進めていかなければ、今回の未来技術の実装の補助金をもらって2車線化したいから賛成するんだという意見には、私は賛同しかねます。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 10番、金井伸夫議員。 ◆10番(金井伸夫議員) 2車線化することによって、委員会でも説明がありましたけれども、補修工事が片方止めなくてもしやすくなるということや、それから現状傷んでいる路盤をもっと厚くして補修工事がしやすくなって、補修費用も少なくて済むというようなところで2車線化のメリットはあるかと思いますが、いずれにしても今回の修正予算ということで、この自動運転サービス事業そのものを止めるということではなくて、安保議員のお考えはもっと冷却期間を置いて、もう少し議会と市民の納得が得られれば推進してもいいという趣旨だと思うんですが、もしそういった場合に今年度以内に見直してやり直すということにしたいのかどうか、恐らくそういうことだと思うんですが、確認をお願いします。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)これまでの一連の委員会審査もそうですし、議会での一般質問でもそうですし、私は一貫して言っていますけれども、とにかく分からないと言っているんです。今回、自動運転サービスの導入ということでその事業自体を私は進めるべきだとも言えないし、やめるべきだとも言えないというのが今の現状です。 また、これも述べましたけれども、実際に茨城県の境町に行って自動運転サービスに乗ってきました。個人の感想としては、こういう未来技術のバスが和光市内を走るとなったらこれはわくわくするし、すごい楽しそうだなという印象を率直に思いました。 けれども、そういう話と実際に和光市が市税を投入して、また今回は市債です、相当なパーセンテージの市債を組んでいて後世にもそういう負担を残していく、また国からお金をもらえるといっても国の税金ももともと市民が払った税金です。そういうことを考えたときに、今ここに巨額の金を投入するということが本当にいいのか、そういうことを考えて私はこういう提案をさせていただいております。決して中止ありきでもないし、推進ありきでもないし、分からないというのが今の私の結論です。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 1番、菅原満議員。     〔1番(菅原 満議員)質問席〕 ◆1番(菅原満議員) それでは、限られた回数ですが、質疑をさせていただきます。 まず初めに、総務環境常任委員会において提案者、議案に賛成をされておりますが、その際にこのような修正を出すというような留保を一切発言されておらなかったので、その理由について伺います。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)これは議会の問題と私は認識をしておりますけれども、今回、委員会で賛成した理由としましては、まずはこのような場合どうしたらいいのかということの確認を取っております。それは事務局を通じて全国市議会議長会のほうから回答を得た内容を基にしております。今回そもそも議案というのは議案不可分の原則というものがあって、委員会審査として1つの予算という議案を分割付託するということは、そもそも相当ではないということを原則として聞いております。その上で便宜上、和光市議会としてはそういう形を取っているということなので、文教と総務が矛盾した結果にならないようにというところで、今回は委員会の審査としてこのような形を便宜上取ったということに過ぎません。 また、大筋では賛成ということがありますので、あくまで全体としては賛成なんだけれども、今回この部分だけはどうしても修正をしたい、それは一般質問を経てさらにその思いが強くなったということもございます。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 1番、菅原満議員。 ◆1番(菅原満議員) 議会ということでもありますが、安保議員個人の御判断だと理解いたします。 それでは、内容についてなんですが、資料もつけていただいておりますが、何をどう削られたか、いじられたのか、御説明をいただきたいと思います。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)先ほど提案説明で説明したとおり、主なものとしましては、歳出のうち、自動運転サービス導入に関する委託料と工事請負費の3つを削減しており、歳入については、市の一般会計から出すものと市債を起債しますよということに関するものを削っている、その合計を計上しているので、比較的今回は単純な内容かなと思っております。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 1番、菅原満議員。 ◆1番(菅原満議員) 分かりました。 いずれにしろ国からの国費の関係でありますので、予算計上するに当たっていろいろと国とも調整されてきていたということで、先ほどの質疑でも国なりとの関係ということの心配が質疑されておりました。 それで、提案のところで、合意形成を図るべきである、あるいは私自身分からないという安保議員のお話がありましたが、どこまで分かったら進めるということができるのか、具体的に教えていただきたいと思います。 全国的に自動運転技術への取組、またこのMaaSについては自動運転をも含んで将来的な技術により利便性あるいは様々な決済、あるいはまちの中の様々な案内、いろんな技術を進展させようというまさにSociety5.0の取組を国家的戦略として取り組むんだということで、全国的にMaaS、そして自動運転の実証試験というのをやってきておりますので、安保議員の考える合意形成と合意がなされたとき、あるいは安保議員が理解されるときというのは一体いつなのか、お示しをいただきたいと思います。 また、ここまで来るに当たってもMaaSについては未来技術の協議会、また地域公共交通の会議、そしてまた研究会等でいろいろな取組や提言をされてきているのは委員会の中でもやり取りがあったわけでありますが、その点の評価についてどうされるのか。 また、附帯決議について委員会の中でも細かく説明がありましたが、その点の取組について評価について伺います。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)まず、第1点目として、これまで協議会その他関係各所と市が積み上げてきたというその事情は理解はします。それは先に申し上げます。 それから、委員会の評価というのはちょっと分からないですけれども、会議録を見ていただければ相当様々な議論がなされていて、皆さん納得したとは私は読み取れないんですけれども、そういうことでよろしいでしょうか。 それで、もう一点がどこまで分かったら賛成できるかということですけれども、何度も言うように工事が始まってしまったら後戻りできないという前提がある中で、少なくとも1期区間に関しては測量と設計を今しているんです。この3月に地域公共交通計画の完成版が上がってきますし、また今実際に執行している1,700万分の1期区間の設計図も上がってくる、そうした具体的なものが出てきたときに、それで一つの進展はあるのかなとは思っております。 ただし、先ほども言ったように、自動運転は専用レーンだという大前提があるにもかかわらず、全体として専用レーンが造れるという確証もないという中でどのように全体像を捉えればいいのかが分からないんですけれども、それを分かって賛成されているのか。その辺が私としては理解ができないんですけれども、分からないから積み上げていって、どんどん工事を一歩ずつ進めていけばいいんだと理解されているのか。私はそうではないです。質問の意図が分からないです。 ○議長(齊藤克己議員) 3番、熊谷二郎議員。     〔3番(熊谷二郎議員)質問席〕 ◆3番(熊谷二郎議員) これまでのさき議員の質問に対して丁寧な答弁をされていらっしゃいますけれども、私のほうでも確認しておきたいんですけれども、駅北側の地域開発等に対して県・市も取り組んできているし、影響が出てくるのではないか中止したらというような質問に対して、私は駅北側の新倉開発整備検討委員会というのも立ち上がっていて、自動運転サービスありきでそれが進められているわけではないと捉えているんです。ですから、自動運転サービスが北側の開発には最低必須条件であるとの捉え方なのかが1点です。 それから、自動運転サービス導入については丁寧な事業の進め方をしていってほしいと、ですからここで1回立ち止まってほしいという意味合いなのかなと私も理解しているんですが、その点を再度確認します。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) (登壇のまま)まず、1点目、駅北口の整備に関して、今回の自動運転サービスありきの話なのかということですけれども、これについては私の理解としてはそうではないと認識しております。もちろんそれがうまくかみ合って、その中に組み込まれるということは非常に好ましいことかもしれませんけれども、現状としてはそこも決まっていないというのが現状です。それが私の認識です。 それから、2つ目として、全体を中止するのではなくて一旦止める趣旨かということですけれども、先ほどから私も何度か申し上げていますように、この自動運転サービスそのものについて、最初から頭ごなしに駄目だということを言っているつもりは全くありません。あくまでこれが本当に和光市民のためになるのか、将来の子供たちに禍根を残すことにならないのか、そういうことをしっかりと見定めながら議会として丁寧に議論していきたいと考えているので、今回はこの工事については削除すべきだということで提案をさせていただきました。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 質疑はございませんので、以上にて質疑を終結いたします。 提出者、御苦労さまでした。           --------------------- △休憩の宣告 ○議長(齊藤克己議員) ここで暫時休憩いたします。午前10時43分 休憩午前11時30分 開議  出席議員   17名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  16番  17番 18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(齊藤克己議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。           --------------------- △議案第3号に対する討論 ○議長(齊藤克己議員) 日程第3、議案に対する討論、採決を行います。 議案第3号、討論の通告がありますので、発言を許します。 反対討論、13番、松永靖恵議員。     〔13番(松永靖恵議員)登壇〕 ◆13番(松永靖恵議員) 議案第3号、訴えの提起につきましては、委員長報告は賛成でしたが、私は反対の立場から討論いたします。 今回の訴訟に至った原因は元職員の不法行為にあること、そして訴訟の目的は損害賠償請求権の請求名義を取得するためであること、さらに訴訟の対象となった生活保護業務は、市長から福祉事務所長であった元職員が全面的に負うべきであるとの考えが示されました。 反対の主な理由は、議案の審査において、本件に関する全面的な責任は市長ではなく、元職員にあるとの見解が示されたことに違和感を持ったこと、また公金を支出して民事訴訟により損害賠償請求を行うことの合理的な理由が示されていないことです。3点ほど疑問に感じる点をこれから述べさせていただきます。 1点目、説明のあったとおり、原因は元職員の不法行為にあったことは間違いのない事実であると思いますが、この事案は事情が複雑に絡み合っているため、単純に全ての責任を元職員に負わせることが果たして適切なのかという疑問がございます。生活保護業務に関わる権限が市長から福祉事務所長に委託されていることから、市には責任がないという趣旨の答弁がされましたが、市長には職員に対する指揮監督権があるはずです。生活保護業務で担当者による事故等が発生した場合、福祉事務所長はその職員と共に責任を負う立場です。その福祉事務所長が起こした不祥事ならば、本人はもちろん市長、副市長も監督上の責任を負うというのが道義的かつ常識的な対応ではないかと感じます。 また、本来であれば対象者に生活保護費の返還を求め、保護を廃止すべきところを、元職員の指示によりこれらの手続が行われなかったとされていますが、指示が口頭であったために証拠となる文書も残されていないという状況です。第三者委員会の報告書や特別委員会での調査から、パワハラ等により元職員に誰も逆らえなかったという当時の状況は理解するところですが、元職員の不法な指示があったとしても生活保護法に反する手続が許されるという理由にはならないと考えます。 2点目、地方自治法第243条の2の2第1項では、職員の賠償責任について規定されており、職員等が故意または重大な過失により法令の規定に違反して支出等を行ったことまたは怠ったことにより地方公共団体に損害を与えたときは、これによって生じた損害を賠償しなければならないとされております。 また、同じく第3項では、普通地方公共団体の長は、職員が市に損害を与えたと認めるときは、監査委員に対しその事実があるかどうかを監査し、損害賠償責任の有無及び賠償額を決定することを求め、その結果に基づき期限を定めて賠償を命じなければならないとされ、和光市監査委員条例、そして和光市監査基準を定める規定にもその事務手続が定められています。実際にほかの自治体でも、生活保護の廃止や返還請求等の事務処理を怠った事例において監査が実施され、職員の損害賠償責任が認定された事例がございます。 なお、第8項では、「監査委員が賠償責任があると決定した場合において、普通地方公共団体の長は、当該職員からなされた当該損害が避けることのできない事故その他やむを得ない事情によるものであることの証明を相当と認めるときは、議会の同意を得て、賠償責任の全部又は一部を免除することができる。」とし、さらに「この場合においては、あらかじめ監査委員の意見を聴き、その意見を付けて議会に付議しなければならない。」とされ、相当な理由があれば、職員の賠償責任を免除することもできるとされております。 3点目、生活保護法に定められた手続を行わなかった理由が元職員の不法な指示であったとしても、本来ならばそれが正当化されるものではありませんが、地方自治法の定めに基づく手続により、相当な事情があったとして、議会同意の上で担当職員の賠償責任を免除することもできたはずです。 職員等が市に損害を与えたときは賠償しなければならないことや、市長は監査委員に事案に関する監査を求めなければならないこと等が定められているにもかかわらず、公金を支出して民事訴訟を提起することは、仮に地方自治法の解釈・運用上認められるとしても、手続を軽視しているのではないかという印象を拭うことはできません。地方自治法の規定によらず、元職員に全ての責任があると断定し、民事訴訟により損害賠償することの合理性を見いだすことはできません。よって、公費を用いた民事訴訟ではなく、市長が地方自治法に基づく手続により損害賠償命令を行うことを要請しまして、議案第3号に対する反対討論といたします。 ○議長(齊藤克己議員) 続いて、賛成討論、3番、熊谷二郎議員。     〔3番(熊谷二郎議員)登壇〕 ◆3番(熊谷二郎議員) 議案第3号、訴えの提起は、文教厚生常任委員長の報告は挙手多数で可決でした。日本共産党を代表して、賛成の討論を行います。 訴えの提起は、損害賠償請求事件として東内元職員の不法行為がなければ、市は、多額の現金保有発覚前の保護費の返還手続及び多額の現金保有発覚後に生活保護費の廃止手続を行ったものであることから、損害賠償金684万4,792円並びに訴訟費用の負担を求めるものとしています。東内元職員に対して損害賠償を請求するのは市として当然の行為であると認識しますが、問題点を指摘します。 東内元職員の不法行為は、保護費の返還手続は行わないように指示したこと、廃止すべき生活保護を継続して対応するように指示したこととしています。この不法行為により、その後長期にわたり多額の金額を元職員が手にすることになりました。このような事態は、担当職員が不法行為と認識しながらも不法行為が黙認され続けたことにあります。全て元職員の不当な指示により生じた損害になることから全ての責任は元職員にあるとしていますが、元職員のパワハラにより担当職員が不正に対して対応できなかったとしても、和光市の行政行為が適切に行われたのか、問題はなかったのか、市の行政の長の責任が問われているのではないでしょうか。 今回の訴えの提起以外に契約に関する事案においても、元職員の責任として損害賠償を求めていますが、元職員に全ての責任とすることにより幹部を長期にわたる同一部署に置く人事の在り方、内部統制の在り方、パワハラに対する対応等市の責任が免罪されていると思わざるを得ません。今後こうした課題に真摯に対応し、市民への説明責任と信頼回復に努めることを強く要望し、討論とします。 ○議長(齊藤克己議員) 以上にて通告が終わりましたので、討論を終結します。           --------------------- △議案第3号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 採決します。議案第3号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のどおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(齊藤克己議員) 着席ください。 起立多数。よって、議案第3号、訴えの提起については、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第4号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第4号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第4号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第4号、駐車場の有料化に伴う財産の貸付については、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第5号に対する討論 ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第5号、討論の通告がありますので、発言を許します。 賛成討論、4番、鳥飼雅司議員。     〔4番(鳥飼雅司議員)登壇〕 ◆4番(鳥飼雅司議員) 議案第5号、和光市勤労福祉センターの管理を行わせる指定管理者の指定については、総務環境常任委員会委員長報告は全員賛成で可決であります。日本共産党を代表しまして、可決に対して賛成の立場から討論を述べます。 和光市勤労福祉センターの管理を行わせる指定管理者の指定について、本議案は令和4年3月31日をもって現在の指定管理者の指定期間が満了することに伴い、令和4年4月1日から9月30日までの半年間、指定管理者として指定するものです。 市役所事業総点検の結果を経て、この施設の老朽化対応と今後の運営において市が管理し、無駄な支出の削減を目的として、12月議会において、市が直営管理運営する方式に改めることの議案が提出され、反対多数で否決されました。そのような経緯を踏まえ、アクシスの利用者に対しアンケート調査を行って、現在集計しているとのことです。また、在り方検討委員会を立ち上げ、1回目は書面開催し、また2回目、3回目でアンケート調査の結果を示し、方向性や意見を聞くという答弁でした。 このようなプロセスを踏み、総合的な検討がなされ、市長へ上がってきます。基本的な方向性は、市役所事業総点検で打ち出した内容と変わらず進めていくことになろうかと考えますが、当施設の運営者の所在、指定管理になるのか市直営になるのか、また老朽化問題、施設の内容(浴場施設、アスレチック施設の有無)とまた財政面などいろいろな問題や課題があります。その一つ一つの問題や課題を決定ありきで強引に進めるのではなく、在り方検討委員会においても、指定管理者とまた市との協議においてもしっかりとプロセスを踏み、利用者の理解と周知、利用しやすい勤労福祉センターにしていくのかしっかりと精査し、丁寧に取り組んでいただくことを切に望みます。 また、半年後、待ったなしに勤労福祉センターの運営管理や方向性が再度示されますが、その際はしっかりと利用者をはじめ市民、議員に対しても説明していただくことを強く求め、賛成の討論といたします。 ○議長(齊藤克己議員) 以上にて通告が終わりましたので、討論を終結します。           --------------------- △議案第5号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 採決します。議案第5号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第5号、和光市勤労福祉センターの管理を行わせる指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第8号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第8号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第8号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第8号、和光市防災会議条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第9号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第9号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第9号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第9号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案のとおり可決されました。           ---------------------
    △議案第10号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第10号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第10号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第10号、和光市手数料条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第11号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第11号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第11号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第11号、和光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第12号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第12号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第12号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第12号、和光市消防団条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第13号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第13号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第13号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第13号、市道路線の認定については、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第14号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第14号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第14号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第14号、令和3年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第8号)は、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第15号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第15号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第15号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第15号、令和3年度埼玉県和光市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第16号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第16号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第16号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第16号、令和3年度埼玉県和光市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第17号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第17号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第17号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第17号、令和3年度埼玉県和光市和光都市計画事業和光市駅北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第18号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第18号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第18号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第18号、令和3年度埼玉県和光市下水道事業会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第19号に対する討論 ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第19号、討論の通告がありますので、発言を許します。 原案に対する賛成討論、11番、赤松祐造議員。     〔11番(赤松祐造議員)登壇〕 ◆11番(赤松祐造議員) 皆さん、こんにちは。まちづくり市民の会、赤松祐造。 議案第19号、委員長報告に対して賛成の立場で討論いたします。 私たちの会派は、2年前の9月と12月で、外環側道の植栽帯を自動運転車両専用レーンに転換して走らせる場合の諸問題について対策を問うていましたが、そのときの答弁では、今後、和光市の未来技術協議会で検討しますとの答弁で先送りとなっておりました。 この間、諸問題についての未確認事項が多く、私としては自動運転の走行は必要なことであると賛同しているが、諸問題についてまだまだ対応が未確認、ゆえに昨年の9月議会では、会派として反対いたしました。 そして、今3月議会で再度質問し、次の点の議会答弁を得たこと、またこのことに関係する和光版スーパーシティ構想や、それに強く関係する埼玉県のスーパーシティプロジェクトについても3月14日に会派で埼玉県庁に行き、埼玉県の和光市のスーパーシティ構想、MaaSへの関わり、人的支援、財政支援等について県側のプロジェクト担当から埼玉県の基本的な考え方、これからの高齢化社会に向けての対策などをお聞きし、和光市への支援をじかに聞き、確かめました。その調査結果を見て、私たちは合意に決することにいたしました。 議会答弁では、自動運転車両の安全と責任、自動運転専用レーンを自動運転車線にして実装後、循環バス、乗合バスの走行、また時期を見て一般車の共用を考えている。損傷・陥没が多い市道の側道の路盤強化を行う。そして、道路振動、騒音問題、修復費用を少なくするように対応する。また、道路拡幅も1.5mに縮小し、市民の反対の多い街路樹の伐採も極力考慮するとの答弁、また経費も削減との答弁をいただきました。 慢性的交通渋滞問題も一般車との併用となれば緩和され、道路補修も1車線では交通車両を止めて行うため、市道で側道だが、和光市だけでは基幹道路を簡単に止められなく夜間工事となり、費用も倍額以上かかります。2車線になれば昼間の工事となり費用も低額になり、今まで多いときには年間2,000万円以上かかったときもあると聞きます。また、1車線になれば、災害が起きたときには通行止めになります。交通事故でも同じです。2車線になれば片側通行でき、また大型車両の市内生活道路、例えば赤池通り、上谷津通りへの進入を抑制いたします。この道路は災害避難のときに重要な基幹道路です。このことは和光のために重要な課題です。 皆さん、昨夜の福島県、東北での地震、新幹線が脱線もしています。和光市も大変揺れ、災害の恐ろしさを痛感いたしました。これは専用道路問題だけではなく、北インター地区の道の駅、254バイパス延伸、市内の都市計画道路の延伸工事も埼玉県と大いに関わり、主に県や国の財政支援があって行えるものです。また、このことが和光市の学校建設や第三小学校など公共施設の建て替えや福祉施策への財政負荷はないと聞きました。 そこで、埼玉県のスーパープロジェクトは県内11市町村、市はさいたま市、熊谷市、入間市、久喜市、秩父市などの大きな都市の中に和光市が選ばれており、和光版スーパーシティ構想にも埼玉県が人的・財政的支援をして、和光市と共に住みよい埼玉県をつくりたいと掲げています。埼玉県議会では、埼玉県知事、また県土整備所長が議会で答弁しているのを確認いたしました。そういうことで、埼玉県の大きなプロジェクトであることを確認いたしました。 皆さん、天が下には時があります。和光市がこれから発展する大きなチャンスです。この大きなチャンスを逸しないようにしたい。私たちは和光市民であるが、埼玉県民でもあります。このプロジェクト推進に期待したいものです。私は、これら埼玉県の計画をもう少し早く知らされ、また知っていれば、当まちづくり市民の会は反対をしていませんでした。誠に残念です。そこで、この和光版スーパーシティ構想に関係する議案について、賛成することにいたします。 和光市に対しては、もっと市民に情報を公開していただきたいことを付与します。よりよいまちづくりは、オープンな協働です。このことを要望して、賛成いたします。 以上です。           --------------------- △休憩の宣告 ○議長(齊藤克己議員) 会議の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。午前11時58分 休憩午後1時00分 開議  出席議員   17名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  16番  17番 18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(齊藤克己議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。           --------------------- △議案第19号に対する討論(続き) ○議長(齊藤克己議員) 次に、修正案に対する賛成討論、12番、小嶋智子議員。     〔12番(小嶋智子議員)登壇〕 ◆12番(小嶋智子議員) 議案第19号、令和4年度埼玉県和光市一般会計予算に対する修正案に賛成の討論を行います。 事業予算は、基本的に市民ニーズに応じて効率的な財政計画で進めるべきであると考えます。今回の予算にあります自動運転サービス導入に係る事業は、市民の理解を得られておりません。また、完成後の姿が明らかではなく、市民の期待度が低いです。事業を進めるか、進めないかの判断は、市民の皆様のニーズ、期待、満足感を基準にして行うべきであります。 もう一点重要なのは、市の財政全体のバランスだと考えます。市役所事業総点検を実施し、市民生活に負担を招きながら財政確保を進める中で、無理な財政支出は市民の理解も得にくく、控えるべきです。事業の完成図が不明瞭であり、計画が不透明な点などからも今執行するのではなく、しっかりとした安全性の確保と技術的な安定を確認してから取り組むべきであると考えます。 あまりにも先の見えない事業は、一旦立ち止まり時期を見るべきであることを申し上げ、市民を取り残さない市政を求めて、議案第19号、令和4年度埼玉県和光市一般会計予算に対する修正案に賛成の討論といたします。 ○議長(齊藤克己議員) 次に、原案に対する賛成討論、1番、菅原満議員。     〔1番(菅原 満議員)登壇〕 ◆1番(菅原満議員) それでは、議案第19号、原案に賛成をするものであります。 令和4年度当初予算でありますが、いろいろと市民要望、あるいは予算審査の際に課題として挙げられた点もございます。そういった点は踏まえつつ、令和4年度予算について賛成の立場から討論を申し上げます。 まず、話題となっております修正案でありますが、附帯決議に対する市の執行部側の対応については総務環境常任委員会において、関連審査で丁寧な説明がなされたと、私は認識をしております。説明に対してまだ不十分だとかいろいろな御意見があったとも記憶しておりますが、説明や理解を求めることについては説明会を開催、あるいは新型コロナウイルスの感染という状況を踏まえウェブ開催等が行われてきておりますし、つい先日も説明会が行われております。 また、交付金についても、極力交付金を確保するという立場から、地方創生交付金、社会資本整備交付金の確保に努めてきたことが予算に示されております。 また、健全財政の関係について、審査の中で教育費への予算が減少しているのではないかというお話もありましたが、最近までの予算を見ると、教育費に関しては、政策的な経費に関して一般財源の伸びを見ると平成30年では19億6,500万円ということで20億円を切っておりましたが、令和4年度では25億7,900万円余となっております。これは子供たちのICT教育を進める、あるいは5年生までの35人学級を積極的に進める、あるいは教育現場での様々な施策を展開をされていくその表れだと認識しておりますし、その執行を期待するものであります。 また、民生費について見ても、同じく平成30年度63億円だった一般財源の額が令和4年度では65億7,900万円、この中にはしらこ保育園が民営化するとかいろいろな組織の見直しもされておりますが、そういった中で障害者の相談支援については拡充が図られております。 そういったなかなか厳しい予算の中でもやりくりをしてバランスを取ろうとうかがえますが、まだまだ先行き今後、経済状況どうなるか分かりませんので、この点については十分意を持って取り組んでいっていただきたいと思います。 また、MaaSに関しては、未来技術地域実装協議会で協議を進めていくということで、これは次年度、令和4年度にまた協議会が開催され、様々な課題について協議され、その中でお話が先ほどもありましたけれども、和光市の考え方、和光市の取組について十分説明をして、国・県とも連携を強化して将来に向けた技術の開発、あるいは身近な交通規制や環境問題、あるいは道路整備に取り組んでいっていただきたいと思います。 また、今も触れましたが、安全性その他についても各地で実証試験をしております。交通規制、あるいは信号処理の課題、これらについても国において様々な検討・研究がなされていると理解をいたします。 また、事業者が入って今後のコスト面の問題、事業運営の関係においても事業者あるいは関係機関と共に十分な検討を進めて、自動運転あるいは地域公共交通の確保に努めていっていただきたいと認識をいたします。 地域の足の確保においては、どうしてもこれは一般財源を使う面は否めないわけで、ただ、だからといってむやみに一般財源を投入すればいいというものではなく、その辺の収入の在り方、あるいは市民負担をどの程度まで求めるのか、そういった議論も併せて今後なされていくことを期待いたします。また、循環バスの関係についても検討を進め、新たな路線を検討されていくということも審査の中で示されております。 自動運転に目が行きがちでありますけれども、MaaSの意義というのは、最適移動の確保、そしてその利便性を確保する、そして決済、そして様々な公共施設を把握し、その方がどういったことを望んで移動したいのか、そのためにはどういった手段があるか、そしてそのための費用、決済をどのようにしたらいいか、そういったことも含めて検討がなされていくものだと私は認識しておりますので、この辺についても和光版MaaSでありますけれども、全国の実証の展開を和光市でも取り入れつつ、また和光市から発信していくことに努めていっていただきたいと考えます。 この事業は和光市単独の事業ではなくて、今後の国家的戦略の中で位置づけられているものの一つと認識をいたします。和光市単独で当然できるわけではなく、国・県・事業者、そういった中にはシステム関係のソフト面の事業者だとか様々な関係者が入って、将来に向けたまちづくりの基盤をつくっていくという必要性もあると私は認識をいたします。そういった点から、令和4年度に盛り込まれた予算を上手に執行、また関係機関と相談しながら整備を進めていっていただきたいと思います。 私事でありますけれども、外環側道を地蔵橋から新倉ロータリーに向かって坂を上がっている最中に、私の車が故障をいたしました。結果はどうなるか想像がつくかと思いますが、後ろにずらっと並びました。大変冷や汗もかきましたし、怒られもしました。幸い左に寄せるスペースがあるところでしたので、寄せることができました。やはり防災上の観点、あるいは様々な緊急事態を想定した場合に2車線化、当然今回の目的の車線整備ということもありますけれども、緊急事態というものも想定して将来的なことも考え進めていくことが必要だと思います。 都市計画マスタープランを見ても、MaaSについて高いか低いか、その認知度あるいは期待度、評価はあるかもしれませんが、私自身はここに来てようやく知られてきたのかなという気もいたします。そういったことからいくとまだまだ説明が届かないというか、届ける努力も併せてしていっていただきたいと思います。 今後、10年の和光市総合振興計画ができて、その中の人口推計で伸びるとなっていますけれども、ここに来て新型コロナの関係でそれほど伸びていないか、微減の状況ではないかと認識します。3月1日時点の住民基本台帳の人口を見ても、過去から追ってくるとここに来て伸びが止まっております。しかも出生数の関係を再三、一般質問でも聞かせていただきました。和光市の場合、子供の人口は最初の10歳程度までは減りながら転入しながらということである程度なだらかに伸びてきていたのが、出生数が減って、転入も開発が進まなくて伸びが鈍っていった場合に、そういった将来的な構造も考えていく必要があると思います。将来を見据えた投資を行っていく必要があると考えます。 また、福祉や教育、さらには農林水産業、商工の活性化、そういったことにも取り組んでいただくことを要望し、私の令和4年度予算に対する原案賛成の討論とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(齊藤克己議員) 次に、修正案に対する賛成討論、4番、鳥飼雅司議員。     〔4番(鳥飼雅司議員)登壇〕 ◆4番(鳥飼雅司議員) 議案第19号、令和4年度埼玉県和光市一般会計予算に対する修正案について、日本共産党を代表しまして、賛成の立場から討論をいたします。 当初、この令和4年度の一般会計予算の最大の特徴は、施政方針において掲げられているとおり、都市基盤整備の充実という名を借りて大型開発事業優先の予算となっていることがうかがえます。 令和4年度の一般会計予算は、歳入歳出総額それぞれ280億1,100万円、前年度当初予算比で2億1,600万円、0.8%の減となっており、歳入では、市税が157億4,644万円で、対前年度比10億2,138万6,000円増加で6.9%の増加となっています。主要税目の状況として、個人市民税7億1,078万円で対前年度比11.5%の増、法人市民税686万円で対前年比1.9%の増、固定資産税2億4,213万円で対前年度比3.9%の増加となっています。コロナ禍の影響等を前年度の実績を踏まえて、今年度は市税収入は増加です。 新年度予算編成に当たって、将来を見据えて行政運営の骨格となる都市基盤整備と社会保障施策に対して重点的に予算配分するとしていますが、実際の予算書を見ると、将来を見据えるどころか目先の新規事業に飛びつき、福祉行政は後回し、様々な分野で計画が先送りとなり、都市基盤整備に猪突猛進する予算配分となっています。 そこで、何点か指摘しておきたいと思います。 現状の社会情勢、新型コロナウイルス感染症の拡大とともに、ロシアによるウクライナの侵略で経済が停滞し、市民生活においても価格の増加により逼迫しています。そのようなさなか、大型開発事業に邁進すべきでしょうか。 重点事業として、和光市の都市基盤の将来の骨格を通していくための一連の事業として、駅北口開発事業、また国道254号線和光富士見バイパス延伸事業や和光北インター周辺の開発事業、和光版MaaS事業と一体となって自動運転サービス導入とめじろ押しです。また、白子3丁目の区画整理事業は大幅に遅れ、10年延長で進めていき、第2次和光市公共施設マネジメント実行計画においては、5年先延ばしにして着工していくとしています。限りある財源の中で、市長が打ち出す選択と集中は、果たして市民の納得の得られる判断なのかが今問われています。 その財源を生み出すために、和光版スーパーシティ構想の実現に向けて自動運転サービス導入事業の値打ちを述べられていますが、自動運転サービスに対する計画や検証、費用対効果に対して総務環境常任委員会において審査しましたが、どれも明確に示されず、事業を行っていく上で見えてくる、事業を進めながら示していくという方向性に疑問を呈します。しっかりとした計画の下、事業を進めていくべきです。 また、総務環境常任委員会において、自動運転サービス事業に関してはしっかりと審査しましたが、十分な審査がし尽くされたとは言えません。答弁も不確定要素が多く、決まっていない、分からない、このようなことが起こることもあるなど当初計画していた自動運転サービス専用レーンの使途も二転三転変わっており、市が本当に目指しているものが全く見えてきません。当初、市民に説明してきたことも変わってきており、食い違いが出ています。果たして市民に理解されているのか、周知できているのか、安全・安心が担保されているのか、本当に不安です。議員として、市民から自動運転サービス事業に対して説明を求められた際、市民を安心させることのできる要素が見当たりません。なぜなら計画が未確定だからです。 このように矛盾や疑問が生じている状況下で予算を執行し、進めてしまえば後戻りはできなく、市税の無駄遣いになることを指摘します。このような疑義が解消されないまま、予算審査は2時間以上経過し、十分に審査し尽くされたとは言えません。また、委員間においても、認識の差異が生じており、結論を出すのに非常に難しい審査でした。 和光市のMaaS事業の自動運転サービス導入に関わって他会派の議員の一般質問で示されたように、自動運転サービス導入を実施している自治体においては、事業開始に当たり、事前に市民や議会に十分な説明と合意をした上で導入が図られています。和光市は市長や一部幹部職員による決定で手を挙げ、具体的な整備内容や財源確保を後づけにしたことが様々な問題点を生じている要因です。拙速に事を進めず、市民や議会の合意を求めて進めていくべきです。 以上の理由から、修正案に対してさきの附帯決議にのっとって自動運転に関わる予算を削除する修正案に賛成いたします。 ○議長(齊藤克己議員) 以上にて通告が終わりましたので、討論を終結します。           --------------------- △議案第19号の修正案の採決-否決- ○議長(齊藤克己議員) 採決します。まず、議案第19号に対する修正案について採決いたします。修正案に賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(齊藤克己議員) 着席ください。 ただいまの採決は可否同数でございます。 ただいま報告しましたとおり可否同数であります。よって、地方自治法第116条の規定により、議長において本案に対する可否を裁決いたします。可否同数の場合、いまだ議会の意思が定まっていないとのことで、議長は現状維持を旨といたします。よって、議案第19号に対する修正案については、議長は否決と裁決いたします。よって、修正案は否決されました。 △議案第19号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に、原案について採決いたします。議案第19号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(齊藤克己議員) 御着席ください。           --------------------- △休憩の宣告 ○議長(齊藤克己議員) 暫時休憩します。午後1時24分 休憩午後1時25分 開議  出席議員   17名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  16番  17番 18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(齊藤克己議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。           --------------------- △議案第19号の採決(続き)-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 可否同数でございます。 可否同数の場合、地方自治法第116条の規定により、議長において本案に対する可否を裁決いたします。議案第19号、一般会計当初予算は可決と裁決いたします。よって、議案第19号、令和4年度埼玉県和光市一般会計予算は原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第20号に対する討論 ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第20号、討論の通告がありますので、発言を許します。 反対討論、3番、熊谷二郎議員。     〔3番(熊谷二郎議員)登壇〕 ◆3番(熊谷二郎議員) 議案第20号、令和4年度埼玉県和光市国民健康保険特別会計予算は、文教厚生常任委員会委員長報告は可決でしたが、日本共産党を代表して、反対討論を行います。 本予算は、第2期事業計画の中間年度に当たります。国保の被保険者数は、世帯数でも被保険者数でも3%近くの減少となり、その一方、医療給付費の増により国保運営は困難さを増してきています。市の国保運営財源は被保険者が負担する保険税分13億5,600万円余と、前年度に比べても3%減少しています。県支出金の普通交付金40億円と、自治体間の競争をあおる努力に応じて交付金を増減額する保険者努力支援制度交付金や特別調整交付金として7,990万円余となっているのが現状です。令和4年度予算はコロナ感染の拡大収束を想定し、収納率を例年より0.5%ほど高く見積りもし、財源確保の姿勢を示しています。 これまで全国知事会が主張するように、国が1兆円の公費負担を実施することなしに被保険者に負担を強いることとなり、受診抑制にもつながりかねません。国民皆保険制度として、国民の健康と生活を守る制度のため、国がもっと公助すべき制度ではないでしょうか。 和光市は令和5年度までは税率を固定したまま運営していきますが、国の方針どおり一般会計からの繰入金を令和6年より廃止した場合、被保険者の負担増は大きくなることが必至です。国の国庫負担金の増額なしには成り立たないことを延べ、反対討論とします。 ○議長(齊藤克己議員) 以上にて通告が終わりましたので、討論を終結します。           --------------------- △議案第20号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 採決します。議案第20号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(齊藤克己議員) 御着席ください。 起立多数。よって、議案第20号、令和4年度埼玉県和光市国民健康保険特別会計予算は、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第21号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第21号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第21号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議あり」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議がありますので、起立採決いたします。議案第20号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(齊藤克己議員) 着席ください。 起立多数。よって、議案第21号、令和4年度埼玉県和光市後期高齢者医療特別会計予算は、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第22号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第22号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第22号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第22号、令和4年度埼玉県和光市介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第23号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第23号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第23号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第23号、令和4年度埼玉県和光市和光都市計画事業和光市駅北口土地区画整理事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第24号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第24号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第24号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第24号、令和4年度埼玉県和光市水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第25号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第25号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第25号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第25号、令和4年度埼玉県和光市下水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案の報告、上程 ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第4、議案の報告、上程を行います。 市長から議案第26号、令和4年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第1号)が提出されていますので、報告し、上程いたします。           --------------------- △議案の提案説明 ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第5、議案の提案説明を行います。 市長の説明を求めます。 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) それでは、本会議に提出する追加議案、議案第26号、令和4年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第1号)について説明いたします。 今回の補正予算については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ837万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ280億1,937万円とするものです。 今回の補正予算では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、食料支援件数が当初の想定を上回るため費用を増額し、その財源として新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を増額しております。 ○議長(齊藤克己議員) 以上にて説明は終了しました。           --------------------- △委員会付託の省略について ○議長(齊藤克己議員) お諮りします。議案第26号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認めます。よって、議案第26号については、委員会の付託を省略することに決しました。           --------------------- △議案第26号に対する質疑 ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第6、議案に対する質疑、討論、採決を行います。 議案第26号について、質疑を許します。 4番、鳥飼雅司議員。     〔4番(鳥飼雅司議員)質問席〕 ◆4番(鳥飼雅司議員) それでは、議案第26号、令和4年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第1号)について質問させていただきます。 こちらは食料支援ということで、和光市が今までやっている食料支援、本来であれば県がやることを、市が市民のところに早く届くようにということでやっていることで、こちらも新型コロナウイルス感染症対策の地方創生臨時交付金を使われるということなんですけれども、ここの件数の算定根拠や何食分なのかをまず初めに伺いたいと思います。 ○議長(齊藤克己議員) 中川危機管理監。     〔危機管理監(中川宏樹)登壇〕 ◎危機管理監(中川宏樹) 御質問にお答えします。 算定の根拠ですが、食料品について1日当たり60人分、これは第6波のピークの実績値を取らせていただきました。これの一月当たりを換算いたしまして3,600人分を想定しております。 ○議長(齊藤克己議員) 4番、鳥飼雅司議員。 ◆4番(鳥飼雅司議員) もう一点伺いたいんですけれども、本来であればこの事業というのは県がやって保健所だったりというところで、さきの議員の一般質問でもあったんですけれども、例えば県との覚書をすれば本来であれば県に移譲されて、いろいろな県からの負担金ではないですけれども、そういうものを利用してできるんではないか。またここの地方創生交付金というのは違う支援に使えるのではないかなと思うんですけれども、そこら辺のやり取りというのは、この間の一般質問であったとおり変わらず市独自でやっていく方向性なのか、そこら辺はどのようになっているのか、確認させてください。 ○議長(齊藤克己議員) 中川危機管理監。 ◎危機管理監(中川宏樹) 先般もさきの議員に答弁させていただいたとおり、市民、特に真に困窮している方々に迅速かつ確実に支援をお届けするといった観点から、このやり方を継続してまいりたいと思っております。 ○議長(齊藤克己議員) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) ほかに質疑がございませんので、質疑を終結いたします。           --------------------- △議案第26号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 議案第26号について、討論を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 討論がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第26号について、原案のとおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕
    ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、議案第26号、令和4年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。           ---------------------議員提出議案の報告、上程 ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第7、議員提出議案の報告、上程を行います。 会議規則第14条の規定により、安保友博議員ほか7名から議案第27号、和光市議会委員会条例の一部を改正する条例を定めることについて、議案第28号、和光市議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについてが提出されていますので、一括して報告し、上程いたします。           --------------------- △議案第27号の提案説明 ○議長(齊藤克己議員) 日程第8、議員提出議案の提案説明、質疑、討論、採決を行います。 初めに、議案第27号を議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 17番、安保友博議員、登壇願います。     〔17番(安保友博議員)登壇〕 ◆17番(安保友博議員) 議案第27号、和光市議会委員会条例の一部を改正する条例を定めることについて。 初めに、提案理由を読み上げさせていただきます。 大規模な災害の発生や重大な感染症の蔓延防止の観点から、委員会の会議の特例を設けることとしたいので、地方自治法第112条及び和光市議会会議規則第14条第1項の規定により、この案を提出するものである。 次に、条文を朗読いたします。 和光市議会委員会条例の一部を改正する条例を次のとおり定める。 和光市議会委員会条例の一部を改正する条例。 和光市議会委員会条例(昭和46年条例第28号)の一部を次のように改正する。 次の表中下線又は太線の表示部分(以下、改正前の欄にあっては「改正部分」と、改正後の欄にあっては「改正後部分」という。)については、次のとおりとする。 (1)改正部分及びそれに対応する改正後部分が存在するときは、当該改正部分を当該改正後部分に改める。 (2)改正部分のみ存在するときは、当該改正部分を削る。 (3)改正後部分のみ存在するときは、当該改正後部分を加える。 表につきましては、改正後の部分だけを朗読いたします。 改正後。 (招集) 第15条、略。 2、略。 (会議の特例) 第15条の2、委員長は、大規模な災害の発生、重大な感染症のまん延その他やむを得ない理由により委員会を開会する場所へ委員を招集することが困難であると認めるときは、映像と音声の送受信により相手の状態を相互に認識しながら通話をすることができる方法(以下「オンライン会議システム」という。)を活用した委員会を開会することができる。 2、委員は、オンライン会議システムによる委員会への出席を希望するときは、あらかじめ委員長の許可を得なければならい。 3、前項の規定によりオンライン会議システムにより委員会に出席した議員は、次条及び第17条第1項の出席委員とする。 4、オンライン会議システムを活用した委員会における表決の方法その他必要な事項は、議長が別に定める。 (秘密会) 第20条、委員会は、その議決で秘密会とすることができる。ただし、オンライン会議システムを活用した会議は、秘密会とすることができない。 2、略。 附則、この条例は、公布の日から施行する。 令和4年3月17日提出、和光市議会議長、齊藤克己様。 提出者 和光市議会議員、安保友博。 賛成者 和光市議会議員、以下敬称を略させていただきます。待鳥美光、富澤啓二、赤松祐造、鳥飼雅司、小嶋智子、松永靖恵、萩原圭一。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 以上にて説明は終了しました。           --------------------- △委員会付託の省略について ○議長(齊藤克己議員) お諮りします。議案第27号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認めます。よって、議案第27号については、委員会の付託を省略することに決しました。           --------------------- △議案第27号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 議案第27号について、質疑省略に異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、質疑を省略します。 提出者、御苦労さまでした。 議案第27号について、討論、採決を行います。 議案第27号について、討論省略に異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、討論を省略します。 採決します。議案第27号について、原案のとおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認めます。よって、議案第27号、和光市議会委員会条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第28号の提案説明 ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 議案第28号を議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 17番、安保友博議員、登壇願います。     〔17番(安保友博議員)登壇〕 ◆17番(安保友博議員) 議案第28号、和光市議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについて。 初めに、提案理由を読み上げさせていただきます。 特例による委員会の会議の運営方法を定めるとともに、所要の規定の整備をする必要があるので、地方自治法第120条及び和光市議会会議規則第14条第1項の規定により、この案を提出するものである。 次に、条文を朗読します。 和光市議会会議規則の一部を改正する規則を次のとおり定める。 和光市議会会議規則の一部を改正する規則。 和光市議会会議規則(昭和46年議会規則第1号)の一部を次のように改正する。 次の表中下線又は太線の表示部分(以下、改正前の欄にあっては「改正部分」と、改正後の欄にあっては「改正後部分」という。)については、次のとおりとする。 (1)改正部分及びそれに対応する改正後部分が存在するときは、当該改正部分を当該改正後部分に改める。 (2)改正部分のみ存在するときは、当該改正部分を削る。 (3)改正後部分のみ存在するときは、当該改正後部分を加える。 表につきましては、改正後の部分だけを朗読いたします。 改正後。 (会議時間) 第9条、会議時間は、午前9時30分から午後5時までとする。 2・3、略。 (議案の提出) 第14条、議員が議案を提出しようとするときは、その案を備え、理由を付け、法第112条第2項の規定によるものについては所定の賛成者とともに連署し、その他のものについては1人以上の賛成者とともに連署して、議長に提出しなければならない。 2、略。 (修正の動議) 第17条、修正の動議は、その案を備え、法第115条の3の規定によるものについては所定の発議者が連署し、その他のものについては1人以上の賛成者とともに連署して、議長に提出しなければならない。 (定足数に関する措置) 第94条、開議時刻後相当の時間を経ても、なお出席委員(和光市議会委員会条例(昭和46年条例第28号)第15条の2第2項に規定する出席委員を含む、以下同じ。)が定足数に達しないときは、委員長は散会を宣告することができる。 2・3、略 (委員外議員の発言) 第117条、委員会は、審査又は調査中の事件について、必要があると認めるときは、委員でない議員に対し、会議への出席(和光市議会委員会条例第15条の2第1項に規定するオンライン会議システム(以下「オンライン会議システム」という。)により会議に出席する場合を含む。第142条第1項において同じ。)を求めて説明又は意見を聴くことができる。 2、略。 (委員長の発言) 第118条、略。 2、委員長がオンライン会議システムにより会議に出席するときにおける前項の規定の適用については、同項中「委員席に着き」とあるのは「その旨を宣告してから」と、「委員長席に復さなければならない」とあるのは「委員長として議事進行を再開する旨を宣告しなければならない」と、「委員長席に復することができない」とあるのは「委員長として議事進行を再開することができない」とする。 (不在委員) 第129条、表決の際、会議室にいない委員(オンライン会議システムにより会議に出席している委員を除く。)は、表決に加わることができない。 (起立による表決) 第131条、略。 2、略。 3、オンライン会議システムを活用した会議における前2項の規定の適用については、第1項中「起立させ」とあるのは「挙手をさせ」と、前2項中「起立者」とあるのは「挙手者」と、第2項中「記名又は無記名の投票で表決を採らなければならない」とあるのは「挙手者の多少を認定して可否の結果を宣告する」とする。 (投票による表決) 第132条、略。 2、略。 3、前2項の規定にかかわらず、オンライン会議システムを活用した会議においては、投票による表決を行わない。 (簡易表決) 第137条、略。 2、オンライン会議システムを活用した会議における前項の規定の適用については、同項中「起立」とあるのは「挙手」とする。 (紹介議員の委員会出席) 第142条、委員会は、審査のため必要があると認めるときは、紹介議員に対し、会議への出席及び説明を求めることができる。 2、略。 (携帯品) 第152条、議場又は委員会の会議室に入る者又はオンライン会議システムにより会議に出席する者は、帽子、外とう、襟巻、つえ、傘の類を着用し、又は携帯してはならない。ただし、病気その他の理由により議長又は委員長の許可を得たときは、この限りではない。 (協議又は調整を行うための場) 第166条、略。 2・3、略。 4、議会は、大規模な災害の発生、重大な感染症のまん延その他やむを得ない理由により協議等の場を設ける場所へ議員を招集することが困難であると認めるときは、オンライン会議システムを活用した協議等の場を設けることができる。 5、前各項に定めるもののほか、協議等の場の運営その他必要な事項は、議長が別に定める。 附則、この規則は、公布の日から施行する。 令和4年3月17日提出、和光市議会議長、齊藤克己様。 提出者 和光市議会議員、安保友博。 賛成者 和光市議会議員、以下敬称を略させていただきます。待鳥美光、富澤啓二、赤松祐造、鳥飼雅司、小嶋智子、松永靖恵、萩原圭一。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 以上にて提案理由の説明は終了しました。           --------------------- △委員会付託の省略について ○議長(齊藤克己議員) お諮りします。議案第28号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認めます。よって、議案第28号については、委員会の付託を省略することに決しました。           --------------------- △議案第28号の採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) 議案第28号について、質疑省略に異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、質疑を省略します。 提出者、御苦労さまでした。 議案第28号について、討論、採決を行います。 議案第28号について、討論省略に異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、討論を省略します。 採決します。議案第28号について、原案のとおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認めます。よって、議案第28号、和光市議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについては、原案のとおり可決されました。           --------------------- △発言の訂正について ○議長(齊藤克己議員) ここで、私の発言を一部訂正いたします。 先ほど議案第21号の採決時に、議案第21号と読み上げるところを議案第20号と申し上げたようでございます。訂正させていただきます。           --------------------- △日程の追加について ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 お諮りします。ただいま会議規則第14条の規定により、安保友博議員ほか7名から決議案第1号、ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議が提出されました。この際、決議案第1号を日程に追加し、議題とすることに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認めます。よって、決議案第1号を日程に追加し、議題とすることに決しました。           --------------------- △決議案の提案説明 ○議長(齊藤克己議員) 日程第9、決議案の提案説明、質疑、討論、採決を行います。 決議案第1号を議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 17番、安保友博議員、登壇願います。     〔17番(安保友博議員)登壇〕 ◆17番(安保友博議員) 決議案第1号、ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議。 案文を朗読することで、提案説明に代えたいと思います。 我が国を含む国際社会が強く自制を求める中、ロシアは本年2月24日、ウクライナに侵攻した。そして、その状況はいまだ続いている。ロシア軍によるウクライナへの侵攻は、力による一方的な現状変更を認めないとの国際秩序の根幹を揺るがすとともに、ウクライナの主権と領土の一体性を侵害する明白な国際法・国連憲章違反であり、断じて容認することはできない。 よって、本議会は、今回のロシアによるウクライナへの侵攻に対し強く抗議し、軍の即時撤収、国際法の遵守を強く求めるとともに、政府においては、ウクライナ在住邦人の安全確保、ウクライナへの人道的支援及び国際社会とも連携し速やかな平和の実現に向けて取り組みを要請するものである。 以上、決議する。 令和4年3月17日、埼玉県和光市議会。 和光市議会議長、齊藤克己様。 提出者 和光市議会議員、安保友博。 賛成者 和光市議会議員、以下敬称を略します。待鳥美光、富澤啓二、赤松祐造、鳥飼雅司、小嶋智子、松永靖恵、萩原圭一。 以上です。 ○議長(齊藤克己議員) 以上にて提案理由の説明は終了しました。           --------------------- △決議案第1号に対する質疑、討論、採決-原案可決- ○議長(齊藤克己議員) お諮りします。決議案第1号について、質疑省略に異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、質疑を省略します。 提出者、御苦労さまでした。 決議案第1号について、討論、採決を行います。 決議案第1号について、討論省略に異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認め、討論を省略します。 採決します。決議案第1号について、原案のとおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認めます。よって、決議案第1号、ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議は、原案のとおり可決されました。           --------------------- △元和光市職員の不祥事に関する調査特別委員会の令和4年度の調査経費について ○議長(齊藤克己議員) 次に進みます。 日程第10、元和光市職員の不祥事に関する調査特別委員会の令和4年度の調査経費についてを議題とします。 2月16日、元和光市職員の不祥事について調査している特別委員会から、令和4年度も調査を継続するため、令和4年度の調査経費を30万円以内と設定したいと申出がありました。 お諮りします。本件につきましては、特別委員会の申出どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(齊藤克己議員) 着席ください。 起立全員。よって、本件は特別委員会の申出どおり決しました。           --------------------- △議決事件の字句及び数字等の整理について ○議長(齊藤克己議員) ここで、今期定例会の発言につきまして、会議規則第43条の議決事件の字句及び数字等の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認めます。よって、議決事件の字句及び数字等の整理は議長に委任することに決しました。           --------------------- △市長の挨拶 ○議長(齊藤克己議員) この際、市長から挨拶のため発言を求められておりますので、これを許します。 柴崎市長。     〔市長(柴崎光子)登壇〕 ◎市長(柴崎光子) 議長のお許しをいただきましたので、閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 まず初めに、昨日発生した宮城・福島沖を震源とした地震で被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。 去る2月21日に開会となりました今定例会におきましては、令和4年度当初予算をはじめ提出いたしました重要案件につきまして、活発な御審議を賜り、誠にありがとうございました。成立を見ました案件につきましては、今後の執行に当たり万全の体制をもって適切なる運用を図ってまいります。 また、議案第19号の御審議の中で議員の皆様から御指摘のありました意見については、真摯に受け止め、丁寧な説明を行うとともに、適切な事業の推進に努めてまいりますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。 さて、来年度は組織改善プロジェクトチームが中心となり、不祥事再発防止対策を推進してまいります。一日でも早い市民の信頼回復に向けて取り組んでまいりますので、皆様の御理解と御協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。 最後に、年度末を迎え、議員各位におかれましては何かとお忙しいこととは存じますが、今後とも市政発展のため、なお一層のお力添えを賜りますよう心からお願いを申し上げます。 また、皆様方のますますの御健勝、御活躍を祈念いたしまして、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。           --------------------- △閉会の宣告 ○議長(齊藤克己議員) お諮りします。今期定例会の会議に付議された案件は全て議了しました。よって、会議規則第8条の規定により、本日をもって閉会したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(齊藤克己議員) 異議ないと認めます。よって、今期定例会は本日をもって閉会いたします。午後1時58分 閉会地方自治法第123条第2項の規定により署名する    議長     齊藤克己    署名議員    13番    松永靖恵    14番    萩原圭一    16番    冨澤勝広     1番    菅原 満...