和光市議会 > 2021-03-01 >
03月01日-03号

  • "しらこ保育園"(/)
ツイート シェア
  1. 和光市議会 2021-03-01
    03月01日-03号


    取得元: 和光市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 3年  3月 定例会          令和3年和光市議会3月定例会               第11日令和3年3月1日本日の議事日程   開議第1 議事日程の報告第2 議案に対する質疑(議案第5号~第23号)第3 議案の提案説明(追加議事日程)第4 議案第24号及び議案第25号に対する質疑、討論、採決(追加議事日程)第5 次会の日程報告   散会本日の出席議員     18名   1番   菅原 満議員      2番   猪原陽輔議員   3番   熊谷二郎議員      4番   鳥飼雅司議員   5番   内山恵子議員      6番   齊藤 誠議員   7番   伊藤妙子議員      8番   富澤啓二議員   9番   待鳥美光議員     10番   金井伸夫議員  11番   赤松祐造議員     12番   小嶋智子議員  13番   松永靖恵議員     14番   萩原圭一議員  15番   吉田武司議員     16番   冨澤勝広議員  17番   安保友博議員     18番   齊藤克己議員   欠席議員      0名職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長     喜古隆広  議事課長       末永典子  主査         中村智子地方自治法第121条の規定による説明のための出席者  市長         松本武洋    副市長        大島秀彦  教育長        大久保昭男   企画部長       中蔦裕猛  総務部長       鈴木 均    市民環境部長     伊藤英雄  保健福祉部長     川辺 聡    子どもあんしん部長  大野久芳  建設部長       木村暢宏    危機管理監      仲  司  上下水道部長     戸田伸二    監査委員事務局長   田中康一  建設部審議監     榎本一彦    企画部次長      松戸克彦  総務部次長      高橋雄二    総務部次長      亀井義和  市民環境部次長    寄口昌宏    保健福祉部次長    長坂裕一  子どもあんしん部次長 斎藤幸子    上下水道部次長    深野充司  教育委員会事務局次長 前島祐三午前9時30分 開議  出席議員   18名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番 17番  18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(吉田武司議員) おはようございます。 出席議員数が定足数に達していますので、会議は成立しています。 ただいまから会議を開きます。           ---------------------議事日程の報告 ○議長(吉田武司議員) 日程第1、本日の議事日程は、お手元に配付してありますとおり行います。           --------------------- △議案に対する質疑 ○議長(吉田武司議員) 日程第2、提出議案に対する総括質疑を行います。 議案第5号から第23号までを議題とします。 発言通告に従い、総括質疑を許します。 初めに、発言順位1番、6番、齊藤誠議員、質疑を願います。     〔6番(齊藤 誠議員)質問席〕 ◆6番(齊藤誠議員) おはようございます。 それでは、通告書に従い、議案に対する質問をさせていただきます。 議案第8号、和光市保健センター設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについて。 第3条関係、「母性・乳児及び幼児の保健指導に関すること」を削除する理由と、削除後に別の所管になるのか、改正後の対応を伺います。 議案第11号、和光市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例を定めることについて。 施行期日について、第4条中、指定居宅介護支援事業の人員及び運営に関する基準を定める条例第16条第20号の次に1号を加える改正規定が令和3年10月1日から施行する理由を伺います。 議案第13号、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第9号)。 (1)29、30ページ、款10、項2、目2教育振興費コンピュータ教育推進(小学校)マイナス4,395万5,000円について。 (2)31、32ページ、款10、項3、目2教育振興費コンピュータ教育推進(中学校)マイナス702万5,000円について。 それぞれICT端末整備リース開始時期の変更及び入札差金により減額補正するものとありますが、リース開始時期の変更の理由と変更時期、減額の内容について伺います。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉田武司議員) 6番、齊藤誠議員に対する答弁を願います。 川辺保健福祉部長。     〔保健福祉部長(川辺 聡)登壇〕 ◎保健福祉部長(川辺聡) おはようございます。 それでは、齊藤議員の御質問にお答えをいたします。 議案第8号、和光市保健センター設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについてお答えをいたします。 御指摘の母性・乳児及び幼児の保健指導に関することにつきましては、現在、組織規則において、母子保健医療に関することとして、子どもあんしん部ネウボラ課母子保健担当が所管しております。 また、事務専決規則において、母子保健相談・支援に関する事項が同課の専決事項として定められていることから、所管業務を現在の組織体制に合わせて規定を削除するものでございます。当該業務はネウボラ課が設置された当時に保健センターから移管されたものですが、その際に本条例の改正が行われなかったため、今般の保健センター移転に伴い改正するものでございます。 続きまして、議案第11号についてお答えをいたします。 この規定につきましては、平成30年度介護報酬改定において導入された生活支援の訪問回数が多い利用者のケアプランの検証の仕組みについて、実施の状況や効果を踏まえ、ケアマネジャー事務負担にも配慮しつつ、より利用者の意向や状態像に合ったケアプランの作成に資するよう、訪問介護利用サービスの大部分を占めるケアプランを作成する居宅介護支援事業所の点検・検証の仕組みを導入する規定でございます。 施行期日につきましては、効果的な点検・検証の仕組みの周知期間の確保等のため、国から統一した期日が示されており、令和3年10月1日からの施行となっております。 ○議長(吉田武司議員) 大久保教育長。     〔教育長(大久保昭男)登壇〕 ◎教育長(大久保昭男) おはようございます。 それでは、議案第13号、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第9号)に関して順次お答えします。 初めに、(1)コンピュータ教育推進(小学校)につきましては、当初、リース契約期間を令和3年1月1日から令和7年12月31日としておりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、タブレット端末等の物品調達や初期設定に困難な状況が生じました。リースの契約会社より契約期間の変更の申出がありましたので、協議の上、令和3年4月1日から令和8年3月31日に契約期間を変更したため、減額補正することとなりました。 次に、(2)コンピュータ教育推進(中学校)につきましては、大型展示装置等はリースとして昨年9月から納入予定でしたが、3月の納入となりました。 また、端末機はリースではなく購入となりますが、入札により合わせて702万5,000円の差金が生じたため、減額補正することとなりました。 ○議長(吉田武司議員) 6番、齊藤誠議員。 ◆6番(齊藤誠議員) それでは、1点再質問をさせていただきます。 議案第8号、和光市保健センター設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについて、具体的な改正後の対応についてお伺いします。 ○議長(吉田武司議員) 川辺保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(川辺聡) 保健センターにつきましては、今後、広沢複合施設内に児童発達支援センター、それと連携する小児科の診療所が開設されることに伴い、新たな保健センターとしての機能強化のみならず、今回の改正で規定から削除した、いわゆる母子保健に関する業務を含めまして、庁内の関係各課、また関係機関との連携が今後一層重要となってまいりますので、そこら辺は十分に意を用いてまいりたいと考えております。 ○議長(吉田武司議員) 以上で6番、齊藤誠議員の質疑は終了しました。 次に、発言順位2番、5番、内山恵子議員、質疑を願います。     〔5番(内山恵子議員)質問席〕 ◆5番(内山恵子議員) 5番、緑風会、内山恵子です。 通告に従って、質問いたします。 議案第7号、和光市保育園設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについて。 和光市しらこ保育園を民設化することに伴い、現在配置されている保育士の民設化後の所属について伺います。 議案第9号、和光市介護保険条例の一部を改正する条例を定めることについて。 第7条第1項保険料の改正で、政令に定める保険料算定額の基準額が第7期と第8期で月額857円保険料が増加いたしますが、その算定根拠について伺います。 ○議長(吉田武司議員) 5番、内山恵子議員に対する答弁を願います。 大野子どもあんしん部長。     〔子どもあんしん部長大野久芳)登壇〕 ◎子どもあんしん部長大野久芳) しらこ保育園に配属している保育士の民設化後の所属につきましてお答えをいたします。 令和4年度からは、みなみ保育園では保育所保育指針に基づく保育を実践するモデル園が、また、(仮称)保育センターでは新たなプラットフォーム機能としての業務が本格的に稼働いたします。このほか、既に保育施設課に配属の保育士は、民設保育所の指導検査で保育面の指導を行っているところでございます。今後の公務員保育士はこれらの業務に従事することを予定しております。
    ○議長(吉田武司議員) 川辺保健福祉部長。     〔保健福祉部長(川辺 聡)登壇〕 ◎保健福祉部長(川辺聡) それでは、議案第9号についてお答えをいたします。 保険料が増加した主な要因としては、1つ目として、後期高齢者の人口増加に伴う要介護認定者の自然増、2つ目といたしまして、高齢化進行による現要介護認定者の介護度の悪化、3つ目といたしまして、介護報酬区分地域区分を5級地から4級地へ改定したこと、4つ目といたしまして、介護報酬プラス改定の増加分、そして、5つ目といたしましては、地域包括支援センター運営費費用負担の変更となっております。 高齢者数は、当面、毎年、150人から200人程度増加する見込みとなっておりますが、特に団塊の世代が今後75歳になることから、介護のリスクが高くなる75歳から84歳の増加が顕著でございます。介護予防についても今まで以上に積極的に取り組んでまいりますが、併せて要介護認定者も増加する見込みとなっております。 また、地域包括支援センターの運営費につきましては、令和3年度の当市の財政状況が大変厳しい中、介護保険特別会計への繰出金も見直しが行われ、これまで全額一般会計からの繰入金で負担していた運営費を特別会計からの負担へ変更したところでございます。 以上のような要因から、第8期介護保険事業計画期間における介護保険料は5,455円となり、内訳として、法定負担分が4,763円、市町村特別給付分として311円、地域包括支援センター運営費分として381円となり、第7期の4,598円から857円の増加となっております。 ○議長(吉田武司議員) 5番、内山恵子議員。 ◆5番(内山恵子議員) 御答弁ありがとうございました。 議案第7号から再質問をいたします。 しらこ保育園を民設化した後の公務員の保育士のそれぞれの役割につきましては、承知いたしました。 また、新たにオープンする保育センターにおける保育士等の配置数はどのようになっているのでしょうか。 続いて、議案第9号につきまして、いろいろ諸般の事情で保険料が増加するという理由につきましては承知いたしました。保険料の増加に伴うサービスの低下等は起きるのでしょうか。 以上について伺います。 ○議長(吉田武司議員) 大野子どもあんしん部長。 ◎子どもあんしん部長大野久芳) 令和4年4月に設置予定の(仮称)保育センターにつきまして、これは施政方針の答弁でも市長からお答えさせていただいているとおり、みなみ保育園内に事務室を配置いたしまして、保育士管理職を筆頭に必要な人員体制を配置し、業務を行ってまいる予定でございます。 ○議長(吉田武司議員) 川辺保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(川辺聡) 介護保険料の増加でございますが、こちらは65歳以上の第1号被保険者の基準月額が増加するものでございます。従来より実施しております介護サービス地域支援事業、それから市町村特別給付サービス、こちらのサービスの内容に変更が生じることはございません。 ○議長(吉田武司議員) 以上で5番、内山恵子議員の質疑は終了しました。 次に、発言順位3番、16番、冨澤勝広議員、質疑を願います。     〔16番(冨澤勝広議員)質問席〕 ◆16番(冨澤勝広議員) 16番、緑風会、冨澤勝広です。 通告に従い、議案に対する質疑を行います。 議案番号13、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第9号)、款2、項1、目14市民文化センター管理運営新型コロナウイルス感染症に係る指定管理者支援金882万7,000円及び款5、項1、目1勤労福祉センター管理運営新型コロナウイルス感染症に係る指定管理者支援金96万9,000円について。 初めに、支援金の内容と積算根拠についてお伺いをいたします。 ○議長(吉田武司議員) 16番、冨澤勝広議員に対する答弁を願います。 鈴木総務部長。     〔総務部長(鈴木 均)登壇〕 ◎総務部長(鈴木均) それでは、議案第13号、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第9号)、款2、項1、目14市民文化センター管理運営新型コロナウイルス感染症に係る指定管理者支援金882万7,000円及び市民環境部が所管する款5、項1、目1勤労福祉センター管理運営新型コロナウイルス感染症に係る指定管理者支援金96万9,000円の内容と積算根拠についてお答えします。 市民文化センター及び勤労福祉センターは、指定管理者制度による利用料金制度となっており、その収益等で事業を展開しております。新型コロナウイルス感染症の影響による施設の利用制限の実施や実施事業を中止したことにより、指定管理者が想定している収入が得られない状況が生じており、今後も続くとなると、適正な施設の管理運営や一定のサービスの質を維持し続けることが難しくなり、事業の継続性に支障を来すおそれがあることから、支援金を支出するものでございます。 積算根拠といたしましては、利用料金等の収入が減少した額と新型コロナウイルス感染症対策による支出額から事業未執行等による支出減少額を差し引いた額を、市と指定管理者とで折半することといたしました。 ○議長(吉田武司議員) 16番、冨澤勝広議員。 ◆16番(冨澤勝広議員) それでは、2回目の質問をさせていただきます。 今回の支援金については、いつまでの期間について支援するのか、まずお伺いしたいのと、今回、補正予算を計上していますので、多分、推測するに12月ぐらいまでの積算で提出された補正予算かなと思います。そうすると、今回の緊急事態宣言下の期間のほうが多分長いのではないかなと思いますので、今回の対応についてはどういう対応をされるのか、それについてお伺いします。 ○議長(吉田武司議員) 鈴木総務部長。 ◎総務部長(鈴木均) 市民文化センターにつきましては、令和3年1月5日付で、所管する文化振興公社から不可抗力により発生した費用等の負担についての通知を受けまして、そこから協議をスタートさせていただいております。その際に、市民文化センターの施設規模が大きく、また自主事業も数多く実施していることから、一応、令和2年4月から令和2年12月までの期間の支援金として、実際に支出している額で算出をさせていただいております。 当然、コロナ禍の影響がございますので、今後引き続いてそういった状況が生じてくるというような想定はされますけれども、そこは実際に収入を基本とするのが地方創生臨時交付金を活用した形になっておりますので、取りあえずはそこの範囲内でさせていただくと。今後の状況については、所管する文化センターと協議を図りながら、その対応を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(吉田武司議員) 16番、冨澤勝広議員。 ◆16番(冨澤勝広議員) 最後に1点だけお伺いします。地方自治法の第96条第1項第13号で、普通地方公共団体の議決事項を定めている部分がございます。基本協定、年度協定に照らして今回の支援金という判断をされましたが、支援金なのか、あるいは損害賠償に値するのか、その辺の判断はどのようにされたのか、最後にお聞きしたいと思います。 ○議長(吉田武司議員) 鈴木総務部長。 ◎総務部長(鈴木均) 賠償金もしくは補償金と支援金とのすみ分けというところで、判断でございますけれども、所管の企画部とも協議させていただいた中で、地方自治法第96条第1項第13号の「法律上その義務に属する損害賠償の額を定めること」とは、市の過失があった場合のもので、今回の支援金は両者にとって不可抗力であるという判断から、指定管理者業務継続に支障を来すおそれがあることから支援するという解釈に基づいて、地方自治法第96条第1項第13号の議決案件に該当しないと判断をさせていただいているところでございます。 ○議長(吉田武司議員) 以上で16番、冨澤勝広議員の質疑は終了しました。 次に、発言順位4番、4番、鳥飼雅司議員、質疑を願います。     〔4番(鳥飼雅司議員)質問席〕 ◆4番(鳥飼雅司議員) 議席番号4番、日本共産党鳥飼雅司です。 通告に従って質問いたします。 議案第5号、和光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについて。 提出議案の概要では、納付金等から被保険者が負担すべき国保税の必要額を算定し、適正な税率等を定めるものとしていますが、均等割に関して伺います。 この設定は、果たして妥当なものなのか。均等割は、世帯当たり国保加入者の人数に応じて均等に負担するものです。国保に加入している子供の多い世帯の負担は大変厳しいものです。その部分はどう考えているのか、まず初めに伺います。 議案第6号、和光市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例を定めることについて。 平成26年4月1日の地方青少年問題協議会法の一部改正により今回の改正に至ったということですが、まず、平成26年4月1日から令和2年2月3日までの約7年間放置していた理由を伺います。 また、令和2年2月3日から議案提出まで約1年余りかかっているわけですが、その理由を伺います。 次に、議案第8号、和光市保健センター設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについて。 第3条関係において、「母性・乳児及び幼児の保健指導に関すること」が削除されましたが、今後はどの部署が見ていくのかを伺います。これはさきの議員の答弁で理解しましたので、割愛していただいて構いません。 議案第10号、和光市学童クラブ設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについて。 学童クラブ利用保護者は、利用料、延長利用料及び実費負担分の補食代を指定管理者に支払うこととの説明です。また、今回の改正において、利用料等の金額に変更はないということですが、今後、運営状況に応じて安易に値上げができるようになるのではと危惧いたしますが、確認いたします。 ○議長(吉田武司議員) 4番、鳥飼雅司議員に対する答弁を願います。 川辺保健福祉部長。     〔保健福祉部長(川辺 聡)登壇〕 ◎保健福祉部長(川辺聡) それでは、議案第5号、和光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについてお答えをいたします。 均等割につきましては、被保険者が負担すべき国保税必要額を算定し、一般会計からの法定外繰入金及び基金繰入金を控除した額を応益割及び応能割の賦課割合により案分し、均等割として徴収すべき額を定めております。当市では所得割などの応能割の割合を大きく設定し、均等割などの応益割に係る部分の割合を小さくすることで、子供の多い世帯に配慮した税率設定を行っております。また、国民健康保険制度では均等割及び平等割に対する7割、5割、2割の軽減制度があり、低所得者の負担軽減を図っております。 御指摘の子供の多い世帯への均等割負担の軽減につきましては、軽減額に対する財源を確保するため、例えば、所得割率や大人の均等割額をさらに上げるなどの負担の増加を求めざるを得なくなります。現在、国では子育て世帯経済的負担軽減の観点から、未就学児に係る均等割額の5割を公費により軽減するという方針が示され、令和4年度の施行を目指し進めているところでございます。 続きまして、議案第8号についてはさきの議員にお答えをしたとおりでございます。 ○議長(吉田武司議員) 大久保教育長。     〔教育長(大久保昭男)登壇〕 ◎教育長(大久保昭男) それでは、議案第6号、和光市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例を定めることについてお答えします。 平成26年4月1日の法改正により、地方青少年問題協議会の会長は地方公共団体長をもって充てることや委員の資格要件が廃止されましたが、和光市青少年問題協議会組織体制に支障を来すものではありませんでしたので、現行の運営活動をしてまいりました。 しかし、青少年関連の問題が年々複雑かつ広域化していることや、また、各専門協議会審議会等が立ち上がっていることで既に複数で協議されているため、特定事項を設定することが困難になっていることなどの理由から、令和2年2月3日に令和元年度第2回和光市青少年問題協議会を開催し、法改正に伴う会長職や組織体制委員構成、今後の在り方などについて協議を行い、討議による委員からの意見や、また課題を精査し、現状分析や情報収集、今後の委員体制などを調整して、令和2年11月26日に青少年問題協議会検討委員会にて協議を行い、12月定例教育委員会の承認が得られたため、このたびの3月定例議会議案提出となりました。 今後の青少年問題協議会においては、令和3年度から新たな体制により委員の任期を2年と定め、各組織団体から推薦をいただき、和光市青少年問題協議会の再開をしてまいりたいと考えております。 ○議長(吉田武司議員) 大野子どもあんしん部長。     〔子どもあんしん部長大野久芳)登壇〕 ◎子どもあんしん部長大野久芳) それでは、議案第10号、和光市学童クラブ設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについて、指定管理者に支払う利用料等の金額の変更につきましてお答えをいたします。 和光市学童クラブ設置及び管理条例第8条で規定している利用料等につきましては、さらに第11条における準用等で「別表に定める額を標準として市長の承認を受けて指定管理者が定める額」と規定をしております。このことから、指定管理者運営状況に応じて安易に料金変更がなされるものではございません。しっかりと注視してまいりたいと考えております。 ○議長(吉田武司議員) 4番、鳥飼雅司議員。 ◆4番(鳥飼雅司議員) では、2回目以降の質問をさせていただきます。 議案第5号の和光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについてですが、今回、この税率の改正に当たって国保運営委員会というのがやっぱり開かれたと思うんですけれども、国保運営委員会は何回開かれて、また、この税率改正に当たって委員からどういった意見があったのか伺います。 ○議長(吉田武司議員) 川辺保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(川辺聡) 国保の運営協議会でございますが、こちらはたしか5回開催されたと思います。それで、こちらで税率改正のいろいろなシミュレーションをまずお示ししたところでございます、5%ですとか、7%ですとか。その中で、令和3年からの3年間の税率と、その後の、令和6年度からのそこら辺の税率のシミュレーションをお示ししたところでございます。当然、税率のアップは低いほうがいいんですけれども、5%のアップという形でシミュレーションをしますと、その次の3年間がちょっとアップ率が大きくなってしまうというような御意見もございました。それで、今回につきましては、7%の税率アップということで承認をいただいたところでございます。 ○議長(吉田武司議員) 4番、鳥飼雅司議員。 ◆4番(鳥飼雅司議員) 6年間中長期的に見て、今回は3年間の見直しということなんですけれども、今回のこの改正によって、3年間は値上げをしないで取りあえずいくと捉えていいのか、最後に確認させてください。 ○議長(吉田武司議員) 川辺保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(川辺聡) これから議決をいただくわけでございますが、御承認をいただいた上では、この税率で3年間ということでございます。 ○議長(吉田武司議員) 以上で4番、鳥飼雅司議員の質疑は終了しました。 次に、発言順位5番、3番、熊谷二郎議員、質疑を願います。     〔3番(熊谷二郎議員)質問席〕 ◆3番(熊谷二郎議員) 通告に従って、質問いたします。 令和3年度埼玉県和光市一般会計予算、歳入に関わって、28ページ、29ページ、款11、項2の納税見込者数や収入率の落込みを見込み、コロナ禍での市税等の減収を前提した予算計上となっています。款11地方特例交付金、項2新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金が科目設定されているわけですが、交付金等の見込みはどのように見通しされているのかを伺います。 続いて、歳出に関して、96、97ページの款2、項1、目8企画費で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会推進費2,196万3,000円が予算計上されていますが、昨年度当初予算より700万円余の減額となっています。減額理由とオリンピックの開催により追加計上されることはないのか伺います。 2点目は、議案第22号、令和3年度埼玉県和光市水道事業会計予算についてです。 昨年、和光市独自の市民生活緊急支援プランとして、上下水道料金の支払い猶予や免除をするとして6,000万円等の支援策を予算計上して実施したわけです。これは決算みたいになってしまいますけれども、その実績と評価を伺うとともに、来年度において、コロナ禍において感染拡大状況によってはこうした支援策を実施する予定があるのか、この点を伺うものです。答弁よろしくお願いします。 ○議長(吉田武司議員) 3番、熊谷二郎議員に対する答弁を願います。 中蔦企画部長。     〔企画部長(中蔦裕猛)登壇〕 ◎企画部長(中蔦裕猛) それでは、議案第17号、令和3年度埼玉県和光市一般会計予算の歳入、款11、項2の新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金の見込みについてお答えします。 当該交付金につきましては、新型コロナウイルス感染症対策緊急経済対策における税制上の措置として、地方税法附則第63条及び附則第64条の課税標準の特例により、固定資産税及び都市計画税に対する軽減措置が講じられました。これによる市町村等の減収を補填するため、同法附則第65条に基づき、新たに設けられた交付金であります。 なお、令和3年度課税に係る軽減措置に対する交付金であるため、課税前の現時点で金額を見込むことができませんので、科目設定としたものでございます。 続きまして、歳出、款2、項1、目8企画費、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会推進費の減額理由及び追加計上についてお答えします。 まず、大会推進費が約700万円減額した理由につきましては、厳しい財政状況もあることから、主に啓発用消耗品やイベント実施に伴う設営業務委託料などを見直し、事業のスリム化を図りました。 次に、大会開催による予算の追加計上につきましては、現時点では予定しておりませんが、組織委員会等における協議の中で新型コロナウイルス感染症対策の強化・徹底が求められた場合には、さらなる負担も考えられるところであります。 ○議長(吉田武司議員) 戸田上下水道部長。     〔上下水道部長(戸田伸二)登壇〕 ◎上下水道部長(戸田伸二) それでは、議案第22号、令和3年度埼玉県和光市水道事業会計予算、市民生活緊急支援プランとしての上下水道料金の支払い猶予や免除等についてお答えいたします。 市民生活緊急支援プランの一環としまして、昨年5月半ばから10月末まで実施した上下水道料金の支払い猶予及び2調停4か月分の免除につきましては、猶予が34件、免除が207件で、1,006万1,768円の免除実績がありました。 また、対象となった中小企業やフリーランスの方々からは「助かった」、「もっと継続してほしい」、「簡便な手続で申請しやすかった」などの評価をいただき、一定の成果があったものと考えております。 今後につきましては、ワクチン接種の普及が見込まれることから、新年度予算に特別な予算は計上しておりませんが、感染の拡大状況や国・県等の支援施策に合わせ柔軟に対応していきたいと考えております。 ○議長(吉田武司議員) 3番、熊谷二郎議員。 ◆3番(熊谷二郎議員) 歳入に関わっては、見込額は想定できないというお話ですけれども、実際には年度途中でもこの部分については何かしらの交付金が下りるということはあるのかどうか、その可能性ですね、その点を伺います。 また、不交付団体ということで、これの地方特例交付金に対する、実際には交付団体と比較してどれだけ、いわゆる交付金が減額されてしまうのかという点で、もし分かることがありましたらお願いいたします。 ○議長(吉田武司議員) 中蔦企画部長。 ◎企画部長(中蔦裕猛) ちょっと質問が前後しますが、まず不交付団体に伴うデメリットでございます。本市は不交付団体でございますが、この交付金については特段そのような措置はないということであります。 続きまして、今回の減収分に伴う影響額ですけれども、その影響額につきましては、歳入総額で固定資産税の市税減収分をこの交付金で補うということなので、影響分については上げ下げゼロということで影響はないと考えているところでございます。 ○議長(吉田武司議員) 以上で3番、熊谷二郎議員の質疑は終了しました。 次に、発言順位6番、13番、松永靖恵議員、質疑を願います。     〔13番(松永靖恵議員)質問席〕 ◆13番(松永靖恵議員) 13番、やさしい未来の会、松永靖恵です。 通告に従いまして、議案に対する質疑をさせていただきます。 議案第13号、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算、款2、項1、目8広沢複合施設整備、検診検査機器費用を計上していましたが、検診バスを併用した市直営に変更したことにより検診検査機器費用分を減額補正とあるが、その理由、並びになぜこの時期なのかを伺います。 款2、項1、目14市民文化センター管理運営新型コロナウイルス感染症の影響により、コロナ禍での施設制限や中止等による利用の還付など大変だったかと思われます。そんな中、サンアゼリアでは工夫を凝らしたいろいろな企画を実施しており、一昨日もコンサートに行ってまいりましたが、コロナ禍での対策もしっかり行っていましたので、今後の支援の考え方、そして支援金について伺います。 款5、項1、目1勤労福祉センター管理運営新型コロナウイルス感染症の影響による支援の考え方と支援金について伺います。 款8、項1、目3、埼玉県により施工中の芝宮橋架け替え工事において、河床から湧き水が確認されたとありますが、現状を伺いたいと思います。 1回目の質疑は以上です。 ○議長(吉田武司議員) 13番、松永靖恵議員に対する答弁を願います。 中蔦企画部長。     〔企画部長(中蔦裕猛)登壇〕 ◎企画部長(中蔦裕猛) それでは、議案第13号、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第9号)、款2、項1、目8広沢複合施設整備についてお答えします。 まず初めに、広沢複合施設整備・運営事業を契約した時点では、保健センターについては指定管理者制度を導入し、検診センター機能を持たせることも視野に入れて検討しておりました。その後、従来どおり市直営とすることに決定したことから、検診の検査機器費用分を減額したものであります。 また、この時期に補正を行う理由になりますが、令和3年3月中、今月中になりますけれども、保健センターが完成し、保健センターに関する費用が確定したことからでございます。 ○議長(吉田武司議員) 鈴木総務部長。     〔総務部長(鈴木 均)登壇〕 ◎総務部長(鈴木均) それでは、議案第13号、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第9号)、款2、項1、目14市民文化センター管理運営新型コロナウイルス感染症の影響による支援の考え方と支援金についてお答えします。 さきの議員にもお答えしたとおりでございますが、市民文化センター指定管理者制度による利用料金制度を取っており、指定管理料と施設の利用料金収入、事業収入等により管理運営を行っております。新型コロナウイルス感染症による施設利用のキャンセルや事業の中止等により収入が減少する中、指定管理者から和光市民文化センター管理運営に関する基本協定書に基づく通知を受け、協議の結果、市として必要な支援を支出するものでございます。 ○議長(吉田武司議員) 伊藤市民環境部長。     〔市民環境部長(伊藤英雄)登壇〕 ◎市民環境部長(伊藤英雄) 議案第13号、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第9号)、款5、項1、目1勤労福祉センター管理運営新型コロナウイルス感染症の影響による支援の考え方と支援金についてお答えいたします。 さきの議員に総務部長がお答えしたとおりでございますが、指定管理者の収入が減少する中、適正な管理運営サービスの維持のために支援金を支出するものでございます。 ○議長(吉田武司議員) 木村建設部長。     〔建設部長(木村暢宏)登壇〕 ◎建設部長(木村暢宏) それでは、議案第13号、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第9号)、款8、項1、目3道路整備、埼玉県により施工中の芝宮橋架け替え工事において河床から湧き水が確認されたとあるが、現状を伺うについてお答えします。 当該工事は、河川管理者である埼玉県朝霞県土整備事務所が事業者となり、道路管理者である和光市が応分の費用負担をする協定に基づくものです。現状を県に確認したところ、既存の旧橋の橋脚を撤去した際に河床から大量の湧水が発生したことから、予定していた工事の一部を取りやめ、湧水対策として新橋の橋脚の基礎部分に地盤改良を実施したとのことです。 ○議長(吉田武司議員) 13番、松永靖恵議員。 ◆13番(松永靖恵議員) 2回目の質疑をさせていただきます。 款2、項1、目8広沢複合施設整備ですが、当初の計画についてどういう計画をされていたのかというのを承知いたしました。 それでは、この時期までどうされていたのかということについて伺います。 そして、款8、項1、目3道路整備、予定していた工事の中止はいつまでなのか、また、再開時期を伺います。 ○議長(吉田武司議員) 中蔦企画部長。 ◎企画部長(中蔦裕猛) 当初計画については、保健センターの維持管理は市が別途公募する指定管理者が行い、現在、検診バスで行っている検査業務も実施するようなスキームを想定したということは先ほど答弁申し上げたとおりでございますが、それ以降につきましては、所管をする保健福祉部等の調整もございまして、そちらで市直営に変更するというような決定がされました。それで、具体的に申し上げますと検査機器になるんですけれども、胸部エックス線写真やマンモグラフィーや超音波等、そういう機材をこの計画の中から除外するというような調整を図りまして、保健センターがここのところで完成をする暁になったこのタイミングで、減額の措置をさせていただいたという経緯でございます。 ○議長(吉田武司議員) 木村建設部長。 ◎建設部長(木村暢宏) 予定していた工事の中止がいつまでかと、再開時期がいつかといった御質問にお答えいたします。 大量の湧水が発覚いたしましたのが令和2年の春先でございまして、工事ができなくなり、その対策工事の検討中というのは出水期となっておりまして、もともと河川工事が許可されない時期でございました。その後、渇水期となる秋口から対策工事を実施いたしましたので、当初より工程は遅れましたが、現在も継続して、今、橋脚の設置工事を実施しているということでございます。 ○議長(吉田武司議員) 以上で13番、松永靖恵議員の質疑は終了しました。 以上で通告による質疑は終了しましたので、提出議案に対する総括質疑を終結します。 ただいまの各議案は、お手元に配付してあります委員会付託議案表のとおり、会議規則第37条第1項の規定により、所管の委員会に付託しますので、了承願います。           --------------------- △休憩の宣告 ○議長(吉田武司議員) 暫時休憩します。午前10時26分 休憩午前11時30分 開議  出席議員   18名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番 17番  18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(吉田武司議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。           --------------------- △日程の追加について ○議長(吉田武司議員) お諮りします。市長から議案第24号、控訴の提起について及び議案第25号、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第10号)が提出されました。この際、議案第24号及び議案第25号を日程に追加し、議題とすることに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田武司議員) 異議ないと認めます。よって、議案第24号及び議案第25号を日程に追加し、議題とすることに決しました。           --------------------- △議案の提案説明 ○議長(吉田武司議員) 日程第3、議案第24号及び議案第25号の提案説明を行います。 市長の説明を求めます。 松本市長。     〔市長(松本武洋)登壇〕 ◎市長(松本武洋) それでは、本日提出する追加議案について順次説明をいたします。 初めに、議案第24号、控訴の提起について説明いたします。 本件につきましては、市職員が心身の故障を理由として市が行った5回の分限休職処分について、いずれも休職事由がなく手続上も瑕疵があるから、全て違法、無効であると主張して、市に対し、各分限休職処分の無効確認、同処分によって減額された分の賃金の支払い、同処分によって精神的苦痛を被ったとして、慰謝料及び弁護士費用の支払いを求めて訴訟を提起したものであります。 令和3年2月19日にさいたま地方裁判所において、本件に係る第1審判決の言渡しがあり、市といたしましては、今回の判決は承服し難い内容であることから、上級審の判断を仰ぐため控訴を提起したいので、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、この案を提出するものでございます。 次に、議案第25号、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第10号)について説明いたします。 今回の補正予算につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ13万9,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ400億8,467万円とするものであります。 当該補正予算につきましては、議案第24号、控訴の提起についてに伴う訴訟委託料13万9,000円を計上するとともに、債務負担行為を設定しております。 なお、歳入歳出調整後の歳入の不足額13万9,000円については、財政調整基金からの繰入れをもって措置しております。 ○議長(吉田武司議員) 以上にて説明は終了しました。           --------------------- △委員会付託の省略について ○議長(吉田武司議員) お諮りします。議案第24号及び議案第25号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田武司議員) 異議ないと認めます。よって、議案第24号及び議案第25号については、委員会の付託を省略することに決しました。           --------------------- △議案第24号に対する質疑 ○議長(吉田武司議員) 次に進みます。 日程第4、議案第24号及び議案第25号に対する質疑、討論、採決を行います。 初めに、議案第24号を議題とします。 議案第24号について質疑を許します。 17番、安保友博議員。     〔17番(安保友博議員)質問席〕 ◆17番(安保友博議員) 今回、控訴をするということで議決を求められているわけですけれども、当初の第1審における応訴に関しては議決事件ではないということで、今回控訴をこちらからするということで議決事件になるというふうに理解をしております。 その中で、一旦訴えられた以上は仮にそれで負けた場合とか、判決に対して不服がある場合には控訴をするということは想定されたはずであったと思うのですが、今回に関しましては、私たち議員はニュースで初めてこれを知ったという状況になっております。それで今日の今日、今これを審査しなくてはいけないという状況になっている。議会に対して報告が当初からなかったその理由について伺います。 ○議長(吉田武司議員) 鈴木総務部長。     〔総務部長(鈴木 均)登壇〕 ◎総務部長(鈴木均) 議会に報告がなかったかという御質問でございますが、原告につきましての個人のプライバシーに関わる非常にデリケートな内容でございますので、慎重に取り扱う必要があるということで、御報告は差し控えさせていただいているということでございます。御理解をお願いしたいと存じます。 ○議長(吉田武司議員) 17番、安保友博議員。 ◆17番(安保友博議員) プライベートな内容だということで、それは理解するところですけれども、やっぱり何も知らされていなかったということに関して、強く違和感を覚えるわけです。その辺について情報を共有していただくということについては、これまでいろんなところで、いろんな場面でさせていただいていますので、その辺ぜひ今後気をつけていただきたいと強く申し上げまして、質問を終わらせていただきます。 ○議長(吉田武司議員) 3番、熊谷二郎議員。     〔3番(熊谷二郎議員)質問席〕 ◆3番(熊谷二郎議員) 今議会に追加提案として上程されましたけれども、これの経緯について改めて確認したいわけですが、令和3年2月19日に判決の言渡しがあって、それを受けての動きということになるわけですけれども、今回、本日上程した経緯について確認したいと思います。 ○議長(吉田武司議員) 鈴木総務部長。     〔総務部長(鈴木 均)登壇〕 ◎総務部長(鈴木均) 今回、上程に至った経緯でございますけれども、判決文の受領が令和3年2月24日となっております。その後、訴訟代理人でございます顧問弁護士と協議をさせていただいて、26日に控訴を決定させていただきまして、控訴を決定する場合、翌日ですから、2月25日から起算して2週間以内に裁判所に提出をしなければならないという決まりになっておりますので、期限としては3月10日に裁判所に提出をする義務が生じます。 したがいまして、その関係上、今回の総括質疑、今日のタイミングで上程をさせていただいている状況でございます。 ○議長(吉田武司議員) 3番、熊谷二郎議員。 ◆3番(熊谷二郎議員) さっきの議会への報告、情報提供という点ではデリケートな部分であると、個人のプライバシーの関係からということでしたけれども、このような事件が起きている、あるいは裁判が進行しているという、そういった点だけでもきちんとやっぱり情報を共有すべきだったというふうに考えるのですが、この点についてもう一度お答えをお願いしたいと思います。 ○議長(吉田武司議員) 松本市長。 ◎市長(松本武洋) 今回、一部、市が敗訴という形を取っているので、当然マスコミにも情報がいって報道されていますが、基本的に市が完全に勝訴であれば、この件はこれで終わって、御本人のプライバシーについてもこのような形で表に出ることはなかったのかなというふうに思っていますが、今回ちょっと思わぬ展開になっており、やはり精神疾患であるとか、あるいは精神的な気質に関する個人情報が裁判なのでこのような形で出てしまいますので、もちろん御本人も御承知でやられているとは思うんですけれども、やはり非常にデリケートな問題ということで、少なくともその取扱いについては慎重を期す必要があるだろうという判断をさせていただきました。 ただ、今後、議会との情報共有に関して、いや、それでは不十分だという御意見をいただいた中でございますので、今後の取扱いについてはまた議会側とは相談させていただきながらになろうかと思っております。 ○議長(吉田武司議員) 12番、小嶋智子議員。     〔12番(小嶋智子議員)質問席〕 ◆12番(小嶋智子議員) 大変短い間でこの内容を確認しなければいけない状況でありますので、ちょっと読み取りが間違っていたら御指摘をいただきたいんですけれども、平成30年8月28日付で医師が診断をされていて、病状は安定しており、復職が可能な状況という診断がされている。また、8月21日のカウンセリングでも大変落ち着いた状況でいらっしゃったというようなことが読み取れるのですが、これにもかかわらず、やはり9月1日から分限休職処分をすると判断した理由をもう一度確認させてください。 ○議長(吉田武司議員) 鈴木総務部長。     〔総務部長(鈴木 均)登壇〕 ◎総務部長(鈴木均) 平成30年8月21日のカウンセリングで落ち着いた対応というふうな見解がありますけれども、総合的に勘案をしまして、やはりその辺の復帰については難しいという判断をさせていただいて、9月1日付で分限処分の決定を下しているところでございます。 ○議長(吉田武司議員) 12番、小嶋智子議員。 ◆12番(小嶋智子議員) その判断に至る理由みたいなものはありますでしょうか。あと、それを判断するに至る根拠というんですかね、例えば和光市の中ではこういったルールがつくられているとか、何かその判断をするに当たって、皆さんが納得できるような理由、根拠みたいなものがございましたらお示しいただきたいと思います。 ○議長(吉田武司議員) 鈴木総務部長。 ◎総務部長(鈴木均) 一般的な心的病気の場合に、本人の希望を踏まえながら、メンタルヘルスカウンセラーとか職員課を通じてまず相談するような形になっていまして、その中で復帰につきまして、まず主治医の判断の下、カウンセラーの面談とか、また産業医との面談、所属長、本人、カウンセラーによる3者の面談を経て、そういったところを総合的に勘案しながら、まずは職場復帰訓練の実施なども行いながら順調に職場に復帰できるような環境を整えて、決定を下させていただいているという状況になります。
    ○議長(吉田武司議員) 11番、赤松祐造議員。     〔11番(赤松祐造議員)質問席〕 ◆11番(赤松祐造議員) 控訴の提起ということで出されているんですけれども、市役所には職員の労働組合があると思いますが、この情報は議員と今ここだけの人だけが知っていることなのか。こういう一連に至ることを組合の幹部というか組合の人にお話をしているのかどうか。というのは、やはりこういうことがあると職員全般に話がいくわけです。正しい情報が伝わらないといけないと思うんですけれども、そういうことはされているのか、しているとしたら、いつ訴えられたことだとか、そういうのは情報を話し合っているのか、その点ちょっとお聞きしたいです。 ○議長(吉田武司議員) 鈴木総務部長。     〔総務部長(鈴木 均)登壇〕 ◎総務部長(鈴木均) 報告の関係でございますけれども、先ほども答弁させていただいたとおり、個人のプライバシーに係る非常にデリケートな内容でございますので、当然慎重に扱う必要があるということで判断をさせていただいております。 したがいまして、職員組合につきましても、こちらから積極的に情報提供はさせていただいておりません。 ○議長(吉田武司議員) 11番、赤松祐造議員。 ◆11番(赤松祐造議員) 今のお話だと、そうすると組合の人は誰も知らないということですか。それか、当分、裁判がいくまではオープンにしない、新聞で既にもう知っているかも分かりませんけれども、その辺について、今後どのようにされるのかお聞きします。 ○議長(吉田武司議員) 鈴木総務部長。 ◎総務部長(鈴木均) 先ほども答弁したとおり、市から積極的にその辺の報告、説明等はしておりませんので、機会とするのであれば、新聞報道によって知るということがその機会になるのかなと考えております。 ○議長(吉田武司議員) 11番、赤松祐造議員。 ◆11番(赤松祐造議員) 新聞から聞くというのではなくて、私はやっぱりちゃんと組合の人としっかり顔を合わせて、文書でやり取りするのではなくて、しっかり、やっぱり職員課として話すべきだと思うのです。いかがですか。 ○議長(吉田武司議員) 鈴木総務部長。 ◎総務部長(鈴木均) 今回のこの事案につきましては、個人と市との話の中での取扱いとなっておりますので、そこはやはりプライバシーは最大限配慮して行うべき必要があるのかなと考えています。 ○議長(吉田武司議員) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田武司議員) 質疑がありませんので、質疑を終結します。           --------------------- △議案第24号に対する討論 ○議長(吉田武司議員) 議案第24号について、討論を許します。 17番、安保友博議員。     〔17番(安保友博議員)質問席〕 ◆17番(安保友博議員) 議案第24号に対して、賛成の立場から討論したいと思います。 今回、議会への適切な情報提供ということで質疑をさせていただきましたけれども、やはり議会としては、適切な審査、議決をするためには適切な情報提供があってしかるべきだと思っております。 今回の内容につきましては、弁護士との協議の上で決めたということですので、それについて問題はないと考えておりますけれども、改めましてプライバシーに配慮したので報告しなかったという答弁もありましたが、プライバシーに配慮した上で、議会に適切な情報提供は訴えが起こされた時点からできたはずだと判断いたしますので、今後しっかりその点を留意して、議会に対しての適切な情報提供をしていただきたい。それだけ申し述べさせていただきまして、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(吉田武司議員) 以上にて討論を終結します。           --------------------- △休憩の宣告 ○議長(吉田武司議員) 暫時休憩します。午前11時54分 休憩午後1時00分 開議  出席議員   18名  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番 17番  18番  欠席議員    0名  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ) △開議の宣告 ○議長(吉田武司議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。           --------------------- △議案第24号の採決-原案可決- ○議長(吉田武司議員) 採決します。議案第24号について、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(吉田武司議員) 御着席ください。 起立全員。よって、議案第24号、控訴の提起については、原案のとおり可決されました。           --------------------- △議案第25号に対する質疑 ○議長(吉田武司議員) 次に進みます。 議案第25号を議題とします。 議案第25号について、質疑を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田武司議員) 質疑がありませんので、質疑を終結します。           --------------------- △議案第25号に対する討論 ○議長(吉田武司議員) 議案第25号について、討論を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田武司議員) 討論がありませんので、討論を終結します。           --------------------- △議案第25号の採決-原案可決- ○議長(吉田武司議員) 採決します。議案第25号に原案のとおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田武司議員) 異議ないと認め、議案第25号、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第10号)は、原案のとおり可決されました。 ただいまの議案第25号の可決により、議案第13号、令和2年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第9号)の総額の変更等は、会議規則第43条の議決事件の字句及び数字等の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任されたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田武司議員) 異議ないと認めます。よって、議決事件の字句及び数字等の整理は議長に一任することに決しました。           --------------------- △次会の日程報告 ○議長(吉田武司議員) 日程第5、次会の日程を事務局長に報告させます。 ◎事務局長(喜古隆広) 報告します。 第12日、3月2日、火曜日、第13日、3月3日、水曜日、第14日、3月4日、木曜日、第15日、3月5日、金曜日、それぞれ9時30分から総務環境、文教厚生の各常任委員会を行います。 第16日、3月6日、土曜日、休日休会。 第17日、3月7日、日曜日、休日休会。 第18日、3月8日、月曜日、午前9時30分から本会議を開き、市政に対する一般質問を順位1番から行います。 以上です。           --------------------- △散会の宣告 ○議長(吉田武司議員) 本日はこれにて散会します。午後1時03分 散会...