志木市議会 2024-03-13
03月13日-06号
○
鈴木潔議長 ほかに討論ございませんか。 与儀議員。
◆7番(
与儀大介議員) それでは、反対の立場から討論をさせていただきます。 市職員の皆様におかれましては、いつも市のためにご尽力をいただきありがとうございます。 今回、市職員の給料が上がることは全く問題ないと考えています。今、水谷議員もありましたが、私は市長の給料が上がるのは問題ないと考えています。しかし、
市議会議員の報酬を上げる理由が1つもありません。世論としては、議員の報酬が高過ぎる、人数多過ぎるという意見が大半だと考えています。そして、海外諸国では、地方議員はボランティアで構成している国は多くあります。日本もそうしていくべきだと考えていますし、1940年代までは日本も地方議員は無報酬だった経緯があります。市職員の報酬に準じて
市議会議員の報酬が上がるというのは理由になっておりません。 さらに、
志木市議会議員の皆様におかれましては、
辞職勧告決議などを使って公文書の中に個人をおとしめるためのうそや脚色を盛り込むなど、卑怯な人たちが12名もいます。これだけで報酬を上げてはいけない理由になっていると考えています。 つい先日議会で決議された辞職勧告の内容が、どのような理由でうそや脚色、そして差別意識にまみれた怪文書だと申し上げているのかご説明差し上げます。 1点目、所轄の
朝霞警察署も大きな関心を持っているに対して、こちらは
朝霞警察署が近くにあるために直接お電話をしました。
○
鈴木潔議長 与儀議員、ちょっとお待ちください。報酬に関する討論です。
◆7番(
与儀大介議員) 私は、
辞職勧告決議などを利用して公文書の中にうそや脚色を盛り込み、そして差別意識にまみれた怪文書をもって個人攻撃に使う卑怯な人たちが12名もいるから、議員報酬を上げてはいけないということです。これは、
うそつき呼ばわりだけして事実の摘示を行わないほうが不適切だと考えています。 続けます。1点目から始めます。所轄の
朝霞警察署も大きな関心を持っているのに対して、こちらは
朝霞警察署に事実確認のために直接お電話を差し上げました。私に興味関心を抱いて何か捜査でもしているのかと。
朝霞警察署からは、そんな事実はないし、仮にそのようなことがあったとしても第三者に漏らすことは絶対ないとのお返事をいただいております。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 はい。
◆7番(
与儀大介議員) 何でしょう。 〔「議案に関係ない」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 岡島議員。
◆7番(
与儀大介議員)
辞職勧告決議というのは公文書です。決議の内容をもってして、うそや脚色にまみれたと私は答弁しています。その中のなぜうそだと思うのか、なぜ事実に基づかないと説明するのかというのを……。
○
鈴木潔議長 岡島議員。
◆9番(
岡島貴弘議員) 議案の内容に関係ないお話だと思います。
○
鈴木潔議長 議案の内容が、議案が、今職員の特別職の給与に関する条例及び
市議会議員の議員の報酬及び費用弁償に関する条例ということで、この件を議題としているので、朝霞警察が云々という話が出てくるんですけれども……
◆7番(
与儀大介議員) もう一度言いますね。議員報酬を上げてはいけない理由を私は説明しています。その内容を……。 〔「休憩」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 暫時休憩します。 (午前10時10分)
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○
鈴木潔議長 休憩を閉じ、再開いたします。 (午前10時15分)
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○
鈴木潔議長 ただいまの件に絡みまして
議会運営委員会を直ちに開きますので、4-1の委員会室に
委員メンバーはお集まりください。 暫時休憩します。 (午前10時15分)
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○
鈴木潔議長 休憩を閉じ、再開いたします。 (午前11時11分)
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○
鈴木潔議長 休憩前の与儀議員の発言につきましては、
志木市議会規則第54条に規定する議題外の発言に当たりますので、議題の範囲を超えないように発言するよう申し上げます。 なお、発言が今後も議題外に及ぶ場合は、
志木市議会規則第54条2項の規定により発言を禁止しますので、注意して発言していただきたいと思います。 与儀議員。
◆7番(
与儀大介議員) では、引き続き討論をさせていただきます。 何が議題外かというのは、これはお伝えされないんですかね。私は冒頭から、
辞職勧告決議などを使って、その中にうそや脚色を盛り込んで個人攻撃、個人をおとしめるために使っている、そのような方々が11名もいらっしゃるので報酬を上げるべきではないとお話ししているんですが、これが議題外。
○
鈴木潔議長 はい。それは今、辞職勧告はもう終わった話で、ここは弁明の場所ではないので、それだからそれは嫌なんだって。
◆7番(
与儀大介議員) いや、弁明ではなくて、どこがうそや脚色なのかというのは説明申し上げないと、私は議員報酬を上げない、上げるべきではない。 〔「休憩して、もしあれだったら」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 はい。 与儀議員に、先ほど申しましたように、議長の指示、何がではなくて、議長の指示、議長が先ほど言いましたように、議題外のことでということでお話ししてありますので、地方自治法の129条1項の規定により、本日の発言がこれ以上続きますと禁止になりますので。 〔発言する者あり〕
○
鈴木潔議長 では、暫時休憩します。 (午前11時13分)
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○
鈴木潔議長 休憩を閉じ、再開いたします。 (午前11時18分)
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○
鈴木潔議長 ここで
議会運営委員会を開催いたしますので、委員の方及び与儀議員は4-1の委員会室へお集まりください。 暫時休憩いたします。 (午前11時18分)
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○
鈴木潔議長 休憩を閉じ、再開いたします。 (午前11時50分)
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○
鈴木潔議長 休憩前の与儀議員の発言につきましては、
志木市議会規則第54条の規定に規定する議題外の発言に当たりますので、議題の範囲を超えないよう発言をするよう申し上げます。 なお、発言が今後も議題外に及ぶ場合は、
志木市議会議員規則第54条2項の規定により発言を禁止しますので、注意して発言をお願いいたします。 与儀議員。
◆7番(
与儀大介議員) では、反対の立場で討論を再度させていただきます。
辞職勧告決議の内容に関しては、私は今も個人をおとしめるために出されたと思っているんですが、中身のご説明は省きます。 それ以外で反対する理由としては、今後地方議会というそのものへの問題提起というのもしていくべきかなと思っています。先ほども申し上げましたが、海外諸国ではボランティアで構成している国は多くあること、そして、日本でも1947年までは無報酬で回していたこと。そして、その頃インターネットやテクノロジーが一切なかった、概念として存在していなかったから、やっぱりそのときは最適解が今も最適解だとは限りません。インターネットを通じて民意を議会を通さずに届けることというのもできると考えています。例えば監査能力であったりですとか、そういったものは議会も持ち合わせていないことは住民の方々にお伝えしていきたいところです。市役所の方々、行政の皆さんというのは高度なレベルで予算を組んで、市のために毎日精進していただいていると認識しているところですが、地方議員という存在そのものが監査能力を持っていると勘違いをされることも多々あるかと思います。民意を行政に届ける、それが議会の仕事だと思うんですが、今は議会がなくても民意をインターネットを通じて届けることができる。つまり、地方議会の価値そのものは減っていくと、少なくなっていくと私は考えています。よって、地方議員の報酬を上げるべきではない。むしろ下げるべき。むしろ無報酬で回していくような論理というのを研究して、勉強して、そういったテクノロジーを使って議会を成立させるということが私はできると考えております。なので、
志木市議会に限らずですが、議員報酬というのはまず上げるべきではない。今回
志木市議会議員の報酬が上がる議案なので、これは反対として討論させていただきます。 以上です。
○
鈴木潔議長 ほかに討論ございませんか。 13番、河野議員、賛成、反対。 〔「賛成です」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 賛成。
◆13番(
河野芳徳議員) 第16号議案 志木市特別職員の給与に関する条例及び
志木市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論いたします。 本案は、特別職員及び議員の期末手当について改定する案となっておりますが、これは人事院勧告を考慮し決定した一般職の志木市給与改定基本方針を踏まえ、期末手当の支給月数を一般職と同様に0.10か月引き上げるものであります。これまでも一般職の改定に合わせて特別職等の期末手当を改定しており、今回は引上げの改定でもありますが、当然のことながら、引下げというものも勧告となれば、特別職等も一般職と同様に引下げの改定を行っておりました。志木市給与改定基本方針を勘案した適正な改定であると考えます。 一方で、議案に反対する方々に関しましては、この条例に基づいて支給されることとなる今回の期末手当等、差額の取扱いについてはどうされるのかなと。また、これまで再三にわたり反対の意思を表明されて、また過去の改定に増額された期末手当についてもどうなっているのかというのは私は不思議でしようがありません。 また、今現在、先ほど海外はボランティアであり、昔は無報酬だったと話がありました。現在に至るまで議員報酬全ての支給をもし受け取っているのであれば道理に合わないのかなとも思います。 今後違うやり方でやっていくという話も先ほどはされておりました。議員就任以来約4年に及ぶ議員活動での議会対応において、既にこういった条例3回上程されているわけでありますが、反対の意思を示されてこなかったというのは不思議です。例えば、今回、無断欠席の上、辞職勧告が出されていなかったら、期末報酬というものを上げてよかったのかなと考えます。例えば、受領を拒否することは公職選挙法で禁止されている寄附に当たりますが、供託という手法を取れば返納も可能であります。反対はするけれども、何ら返納の対応もせず、支給されれば淡々と受け取ることで、言行不一致としか取れません。 いずれにしても、私はこの仕事をプライドを持って議員という仕事をさせていただいております。私がこの議案に対して賛成をしますが、給与に対して働きとして私が見合っているかどうかというのは、これからの今後の市民の皆様方が見られるのではないかなと考えております。今回、インターネットでできるのではないか、無報酬でもいいかという部分がありますが、しっかりと今回の部分は私は賛成させていただき、その中で市民の方々にジャッジしていただければいいと思っております。 以上のことから、私は賛成の立場で討論させていただきました。
○
鈴木潔議長 ほかに討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 討論なしと認め、討論を終結いたします。 第16号議案の採決を行います。 第16号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
鈴木潔議長 起立多数であります。 よって、第16号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第17号議案 志木市
特別職非常勤職員の報酬及び
費用弁償条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第17号議案の採決を行います。 第17号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第17号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第18号議案 志木市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第18号議案の採決を行います。 第18号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第18号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第19号議案 志木市
会計年度任用職員の報酬等に関する条例等の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第19号議案の採決を行います。 第19号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第19号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第21号議案 志木市
重度心身障害者手当支給条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議あります」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 水谷議員。
◆6番(
水谷利美議員) 第21号議案 志木市重度心身障害者手当支給の支給条例の一部を改正する条例に反対し、討論を行います。 今回の内容は、手当の支給額の減額です。月8,000円を5,000円に引き下げるという改定です。他市も5,000円が多くなり、それに合わせたということでした。 重度心身障がい者の方々の生活は、私たちの想像もつかない大変な苦労が多いと思います。経済的にもそして大変で、志木市はそれに対してきちんと支援をしてきました。他市が5,000円に下げてきているのは聞いておりましたが、本市はよく頑張っていると、私はこの点は評価をしておりました。 今回出てきました新複合施設の予算が2倍になるという説明がありました。2倍になりますが、そのまま事業は進めるという、その内容でした。このときに私は、市民の方々が福祉の削減にならないかと大変心配していると、その確認をさせていただきました。それは考えていないという答弁がありましたので安心をしていたのですが、舌の根も乾かぬうちにこのような提案がされ、その場しのぎの答弁であったのでしょうか。今回の手当の引下げに反対をいたします。
○
鈴木潔議長 ほかに討論はございませんか。 賛成拾いますので。賛成ですか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 今村議員。
◆11番(
今村弘志議員) 第21号議案 志木市
重度心身障害者手当支給条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論をいたします。 本案は、重度心身障害者手当の補助額を県の補助基準に合わせ月額8,000円から5,000円に見直すものであります。 本市の令和4年度の障害福祉サービス費は、6年前と比べると2倍以上に増えており、令和6年度当初予算ではついに20億円を超える見込みとなっています。 本市では、令和5年度から地域共生社会を実現する条例を施行し、障がい者の有無にかかわらず、このまちに関係する全ての人が互いにつながり、支え合うことで安心して生活できるまちづくりに取り組んでおり、障がい者の社会参加支援として、福祉タクシー券の利用についても令和5年度から1回2枚まで利用可能になったことにより、年間の利用枚数が大幅に上昇することが想定され、そのような障がい者の社会参加や移動支援についてもさらに拡充することができるようになります。 今回の見直しは、埼玉県内でもおよそ85%の市町村が手当額を県の補助基準に合わせている中で、限られた一般財源をバランスよく配分することにより、全ての人が自分らしく生活できる地域共生社会の実現に資するものであります。 以上のことから本案に賛成をいたします。
○
鈴木潔議長 ほかに討論はございませんか。 古谷議員。反対、賛成ですか。
◆4番(古谷孝議員) 第21号議案 志木市
重度心身障害者手当支給条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論をさせていただきます。 本議案は、重度心身障害者手当月額8,000円だったものを5,000円に削ってしまうという議案であります。この8,000円の内訳は、5,000円が埼玉県、3,000円が志木市の負担でありました。今回5,000円に引き下げるということは、志木市の負担がゼロになるということであります。常時介助を必要とし、非課税で働くことができない重度心身障がい者にとって必要不可欠な手当を志木市は1円も負担しない。このような行為は、弱者の切り捨て、共生社会推進の放棄にほかなりません。 本市は今年度、志木市地域共生社会を実現するための条例を制定しました。この条例の第7条に、市は地域共生社会の推進に必要なときは財政上の措置を講ずるものとするという財政上の措置が規定されております。この規定に本案は違反しておりますと私は考えます。 また、昨今は未曽有の物価高騰に各世帯が見舞われておりまして、このタイミングで本議案を認めるわけにはまいりません。 また、このような状況でも近隣の和光市などは月額8,000円を維持しております。本市も同じように月額8,000円を何としてでも維持してほしいと考えております。以上の理由から、私は本案に反対します。 以上で反対討論を終了します。 〔「議長、議事進行」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 議事進行がかかりました。 天田議員。
◆5番(
天田いづみ議員) 大変恐縮ですけれども、今、古谷議員の賛成討論の中で……
○
鈴木潔議長 反対討論。
◆5番(
天田いづみ議員) ごめんなさい。反対討論の中で、市民の方に誤解があるといけませんので、正しい認識をしていただければと思って議事進行させていただきます。 8,000円が5,000円になると。5,000円が県の補助基準額であって、その2分の1ずつをそもそも県と市で負担するという制度ですので、1円も負担しないということではなくて、5,000円になってもなおかつ県が2,500円、志木市は2,500円を負担していくという本条例改正案ということでありますので、大変恐縮ですけれども、議事進行させていただきました。議長においてどうぞよろしくお願い申し上げます。
○
鈴木潔議長 後日精査いたします。 ほかに討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 討論なしと認め、討論を終結いたします。 第21号議案の採決を行います。 第21号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
鈴木潔議長 起立多数であります。 よって、第21号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第22号議案 志木市
重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第22号議案の採決を行います。 第22号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第22号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第23号議案 志木市要
介護高齢者手当支給条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 水谷議員。反対ですか、賛成ですか。
◆6番(
水谷利美議員) 第23号議案 志木市要
介護高齢者手当支給条例の一部を改正する条例に反対し、討論を行います。 この手当は月8,000円でしたが、それを5,000円に引き下げるというものです。対象者は、要介護4と5で非課税世帯です。現在は100名程度と聞いております。この支給の目的に、高齢者及び介護者の経済的及び精神的負担の軽減を図るということを目的としております。この8,000円を5,000円に合わせたのは、先ほどの手当に合わせるという形で引下げをしました。要介護4と5の方はほぼ寝たきりの高齢者です。このような方に対して、介護者の負担の軽減です。非課税世帯ですから、生活は本当に大変です。この寝たきりの方は本当にお金がかかるという私は何度も相談を受けております。この在宅での介護を強いられるのは、施設に入れないということが長年続いて、寝たきりの介護の方を四、五年介護していた方でした。この方は、本当に自分は全く働くことができずに、何年もわたってお父さんとお母さんを介護するという環境でございました。この要介護の8,000円は非常に助かるということをお話を伺っております。このお金は、なかなか経済的に本当に払えずに、その滞納していたお金をこれをもらって充てているというような状態でした。今回のこの手当は、本当に介護している方にとっては重要なものであります。私は、このような福祉の切り捨ては行うべきではないと考えますので、今回の引下げに反対するものです。
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鈴木潔議長 ほかに討論はございませんか。 阿部議員、賛成、反対ですか。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
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鈴木潔議長 賛成。お願いします。
◆10番(
阿部竜一議員) 第23号議案 志木市要介護者高齢者手当支給条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論いたします。 本案に係る手当は、先ほどの
総務厚生常任委員会委員長報告にもありますように、介護離職された方への収入補助ではなく、在宅で非課税世帯の要介護4以上の高齢者に対し、慰労の目的で支給している手当であります。条例が制定された当時は、まだ市内にも介護保険事業所や介護施設が非常に少ない状況下において、在宅で介護せざるを得ない状況にあったことから、身体的及び精神的な負担は現在とは比較できないものがあったと思われます。現在は、全国的にも介護事業所や介護施設の整備が進んでおり、必要なサービスもそれほど待たずに受けられることを背景に、埼玉県内でも手当の縮小傾向が続いており、令和4年の調査では県内40市中18市が5,000円で、9市は既に手当が廃止済みの状況にあります。近隣4市でも既に手当廃止済みの市がある中、税を財源とした給付として現在の支給金額のまま継続するのは、市民の理解を得るのは困難ではないでしょうか。 突然の手当の廃止となると現在の支給対象者の生活に影響が大きいことから、手当の廃止ではなく、まず支給額の均衡を図ることはやむを得ないと判断し、本案に賛成するものであります。
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鈴木潔議長 ほかに討論はございませんか。 古谷議員。賛成、反対ですか。 〔「反対」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 はい。
◆4番(古谷孝議員) 第23号議案 志木市要
介護高齢者手当支給条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論をさせていただきます。 本議案は、非課税世帯の要介護者の高齢者の方を在宅介護されている方の状態の世帯に月額8,000円支給していた手当を5,000円に削減するものであります。 今こうした在宅介護、家族介護の問題は、いわゆる5080問題などと言いまして、80代の親御さんを50代の子ども世代が介護する、こういった社会問題になっております。こういった在宅介護をバックアップするためにも、こういった要介護者高齢者手当というのは様々な自治体で支給されておりまして、こういう手当というのは削るよりもむしろ増やさなきゃいけないものであります。近隣の朝霞市では1万円という金額を維持しておりますし、ほかの自治体に目を向けますと、江戸川区では月額1万5,000円、岐阜県神戸町では最大で年額70万円の同様の手当を支給して在宅介護者をバックアップしているものであります。 また、本議案のこの上程のタイミングとして、本当に今、未曽有の物価高騰が家計を直撃している状態でありますので、このタイミングでの引下げ、改悪というものには反対させていただきたく、反対の討論とさせていただきます。 以上です。
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鈴木潔議長 ほかに討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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鈴木潔議長 討論なしと認め、討論を終結いたします。 第23号議案の採決を行います。 第23号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
鈴木潔議長 起立多数であります。 よって、第23号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第24号議案 志木市
介護保険条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 水谷議員。討論ですか。反対討論。
◆6番(
水谷利美議員) 第24号議案 志木市
介護保険条例の一部を改正する条例に反対し、討論を行います。 今回、来期から始まります第9期の計算式が出てきました。それの引上げというのが今回の大きな内容になっております。基準値第5段階の保険料が、月4,966円が5,690円、723円の引上げ、14.6%の引上げとなりました。前回は238円だったのですが、大幅に増えてしまいました。大きな要因としては、基金の金額が全く今回は少なかったということも要因となっております。 そもそも介護保険料の算定におきましては、3年間の必要な介護費用を積算しながら、それを割り返して保険料を出すという単純な方式であります。当然、3年ごとに高齢者が増えておりますので、値上げがされるという内容になっております。 この24年間この制度を続けておりますが、毎回制度改悪が行われてきております。介護認定者のこの数字を引き下げていくことや、施設入所につきましては介護度3以上というひどい内容になりました。さらに、入れる対象者であっても、施設の料金が高過ぎてとても入れないという状態です。在宅で家族が介護をするということは引き続いています。私は、この制度はもう本当に破綻しているとしか思えません。 今回、訪問介護事業者の報酬の単価が引き下げられました。36%が赤字と報道されております。在宅で介護の柱でありますヘルパーさんが来てくれないというような事態を招くことになります。この制度については、国がもっとしっかりとお金を入れることをきちんと求めていくしかないと思っています。 さて、今回の解約によりまして、支払う側の負担は本当に厳しくなってきています。物価高騰も含め、同時に国保税の10%程度の引上げもありまして、生活に与える影響は大きく、この値上げに賛成することはできません。私は反対討論とさせていただきたいと思います。 もう一点考えていただきたいのは、このような負担が大変な人たちの救済の制度であります。これまで減免制度についてきちんと徹底してほしいということを繰り返して私は声を上げてきましたが、なかなか実現がされておりません。これは本当に徹底してやっていただきたいと思います。その分につきましては一般会計からきちんと入れると約束をしながらこの会計を維持し、そして国に対してはきちんと制度改正を求めていくということが必要だと思っています。反対討論とさせていただきます。
○
鈴木潔議長 ほかに討論ございませんか。 2番、吉澤議員。賛成。
◆2番(
吉澤富美夫議員) 第24号議案 志木市
介護保険条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論をいたします。 本案は、令和6年度から令和8年度まで、第9期介護保険事業計画における介護保険料について、基準保険料月額を現在の4,967円から5,690円と見直すもので、令和7年には団塊世代が全員後期高齢者となることや要介護認定率が上昇することを踏まえ、今後も給付率、給付費の上昇は避けられない状況であります。高まる介護需要に対応するため、保険料必要収納額については、本市に不足するサービス基盤の整備も考慮した上で設定したものであります。基準給付費などについても、国・県・市社会保険報酬支払基金の負担割合が決まっていて、介護保険料についても、市が基準外の繰入れなどを行って軽減することは制度上認められていません。 なお、今回介護保険料の見直しに当たっては、基準月額が現在から723円増の5,690円となっているが、朝霞地区4市の中では最も低い保険料に抑制されていると伺っています。世代間、世代内の公平性を確保しつつ、制度の持続可能性を高める観点から、低所得者への配慮と世代内所得再配分機能の強化のため、所得区分は国標準を超える17段階とし、一定以上の所得を有する方には相応の負担をお願いすることで低所得者の負担抑制に一定の配慮をしていることから、本案に賛成するものであります。
○
鈴木潔議長 ほかに討論はございませんか。 古谷議員。賛成、反対。 〔「反対」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 はい。
◆4番(古谷孝議員) 第24号議案 志木市
介護保険条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論をさせていただきます。 本議案によって介護保険料が大幅に改定される見込みでありまして、前回の基準額の改定の金額よりも大幅な値上げとなっております。このような保険料引上げの措置というのは、介護保険サービスを受けさせていただくに当たって、給付と負担のバランスから値上げというものはやむを得ないことだとは思いますが、しかし、近年の未曽有の物価高騰による社会経済情勢の激変や、また年金だけで暮らしている方々は介護保険料が天引きされてしまうんですが、こういった方の家計の苦しさなどを勘案すれば、激変緩和措置としてやはりもう少し低所得者への配慮として、高所得者への負担をもう少しお願いするですとか、あるいはほかの財政上の措置等を講じて激変緩和措置を講じていただくことで、今回の保険料のこれ以上の値上げというものは今回は見送っていただきたいという立場で反対をさせていただきます。 以上で討論を終了します。
○
鈴木潔議長 ほかに討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 討論なしと認め、討論を終結いたします。 第24号議案の採決を行います。 第24号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
鈴木潔議長 起立多数であります。 よって、議案24号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第25号議案 志木市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 第25号議案の採決を行います。 第25号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第25号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第26号議案 志木市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第26号議案の採決を行います。 第26号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第26号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第27号議案 志木市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第27号議案の採決を行います。 第27号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第27号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第28号議案 志木市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第28号議案の採決を行います。 第28号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第28号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第29号議案 志木市
子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第29号議案の採決を行います。 第29号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第29号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第30号議案 志木市
ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第30号議案の採決を行います。 第30号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第30号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第31号議案 志木市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第31号議案の採決を行います。 第31号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第31号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第32号議案 志木市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第32号議案の採決を行います。 第32号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第32号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第33号議案 志木市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議あります」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 反対。水谷議員。
◆6番(
水谷利美議員) 第33号議案 志木市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例に反対し、討論を行います。 今回の改正の理由は、埼玉県の国保の運営方針に従い、令和9年度までに県内同一の標準税率にしていくための第一歩であります。現在の志木市の4方式を2方式の所得割、均等割の2方式に変えていくというものであります。もう一点は、その中に一般会計からの法定外繰入れを禁止をするという内容が含まれております。 まず、この4方式の所得割、人数割の2方式にすることは、所得が少なくても家族が多い人は大変な負担が大きくなるということになります。ますます本当に払えなくなるという状況に追い込むことは目に見えています。基本は、所得割で行っていくべきだろうと私は思っています。 そして、もう一つ、法定外繰入れの問題なんですが、これをなくすことは当然というような発言がされました。しかしながら、本当にそうでしょうか。これも全てこの国保税に求めていくとなりますと、さらに大変な負担になることは目に見えています。法定外繰入れというのは、これは本当に何十年にわたって、この保険者の保険税を引き下げるために、全国の市町村で行われ、本当に大変な思いをして頑張ってきました。これに対して、国の負担をちゃんとしてほしいということで、全国市長会は1兆円の増額を国に対して求めています。国の負担をきちんと増やすこと、法定外繰入れを認めるということを県に私はきちんと要求すべきだと思っています。 今回の値上げによりまして、2つの例を出していただきました。モデル例として、所得100万円です、資産がありません、単身世帯です。志木市の現行は11万5,900円がこの令和6年度から12万5,800円、9,900円の値上げとなります。税率といたしましては8.5%ですが、所得に占める割合は12.6%になりました。 もう一つです。これは、所得400万円で、資産なし、4人世帯です。現行では52万6,900円ですが、令和6年度から58万2,300円です。5万5,400円の大幅な値上げ、14.5%の値上げとなりました。本当に家族が多い方にとりまして、大変な負担となっております。 私は、今回の改正は幾つも多くの問題があります。本当にこの問題は、ますます大変厳しい制度になっていきます。国の制度に合わせるということは非常に怖いです。私は、市民の暮らしをきちんと守るため、市として、きちんと考えていくべきだろうと思います。今回の2方式にしたことによりまして、大幅な値上げとなります今回の改悪には反対をいたします。
○
鈴木潔議長 ほかに討論はございませんか。 岩下議員、賛成ですか。
◆1番(岩下隆議員) 第33号議案 志木市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 本案は、令和6年度の国民健康保険税について、税率を見直すとともに、賦課限度額を現在の102万円から法定の104万に引き上げるものでございます。そもそも国民健康保険を取り巻く環境は被保険者の減少と超高齢化社会の進展、それに伴う医療費の増加、また、被保険者数も減少しておりまして、かつ医療技術の向上などに伴って、1人当たりの医療費の増加もございます。それによって、年々に厳しさが増して、今回、議会に上程された令和5年度国民健康保険特別会計の補正予算に関わる法定外一般会計繰入金額は5億3,000万円を超える状況となっております。 本市の場合、例年、決算に伴う翌年度への繰越金が3億円程度あることから、この財源を活用して法定外一般会計繰入金を解消してきたのが実情でございます。 しかしながら、令和5年度に発生しました5億3,000万円という金額は、この繰越金をもってしても清算できる額をはるかに超えるものでございます。執行部の説明によりますと、今後も厳しい財政状況は避けられないものであり、将来世代につなぐ安定的で持続可能な制度を維持するためには、歳入構造の抜本的な見直しが急務であるとのことでございます。 今回の改正においては、国民健康保険税のうち、基礎課税分、後期高齢者支援金等分、介護納付金分の税率がそれぞれ引き上げておりますが、基礎課税分における資産割と平等割は引き下げているとともに、低所得者の約15%の方が減税になるなど、一定の配慮がなされたものとなっております。 また、令和6年度の
国民健康保険特別会計予算において、約4億5,000万円の法定外一般会計繰入金を計上するなど、被保険者の急激な負担増を抑えるため、十分に配慮された形跡がうかがえます。今回の保険税の見直しはやむを得ないものだと判断しております。 さらには、税率見直しの検討プロセスにおいては、被保険者の代表含む国民健康保険運営協議会を今年度は5回開催し、被保険者の意見が反映されたものであるものに加えて、その全てが公開されており、会議録、検討資料につきましても、都度都度市のホームページで公表されておりますので、透明性も担保されているのではないかと考えます。 本案に、先ほど、一般会計繰入れの是非についての言及がございましたが、本案に反対することは、特定の歳入をもって特定の歳出に充てるという地方自治法の規定する特別会計及び国民健康保険税制度の本来の趣旨に反するものであり、国民健康保険者以外の市民に過剰な負担を強いることになりかねません。 分かりやすくお伝えしますと、
総務厚生常任委員会の
委員長報告にも記させていただきましたとおり、市内の全世帯の約4分の1、人口で見ると17.6%の方が国保に加入しておりますので、人口でいいますと80%超の方が、80%超える方が国保以外ということになります。 したがいまして、一般会計から繰入れをすることは、国保以外の方へご負担を強いてしまう、そのようなことを常任委員会でも再確認をいたしました。したがいまして、持続可能な国保会計としていくために本案について賛成いたします。
○
鈴木潔議長 ほかに討論ございませんか。 4番、古谷議員、賛成、反対。反対です。
◆4番(古谷孝議員) 第33号議案 志木市国民健康保険条例の一部を改正する条例について反対の立場で討論させていただきます。 今回の議案は、国民健康保険税の値上げということですが、その内訳は、所得割と均等割が増税、資産割と平等割は減税ということになっております。これはどういうことかというと、多子世帯は、子どもがいっぱいいる世帯は増税、それから単身の資産家の方の世帯は減税ということに、今回の条例が可決された場合なります。 本市は、子育て支援策として、
子ども医療費の高校生までの無償化や、また来年度から志木っ子給食応援事業として3子目からの給食費を無償にするなど、多子世帯の方を応援するような形で少子化対策を行っております。 せっかくそのような施策を行っていただいているのに、この今回の均等割の増税ということになりますと、多子世帯の方ほど負担が増えてしまい、少子化対策の根本的な効果をなしません。 しかし、令和9年度に向けて市町村の国保が、志木市も含めて、県単位に移行するということで、行く行くは平等割、資産割をゼロにしなければならない。そういった状況の中で、やはり今、このタイミングでは、やはり物価高騰等の世界経済情勢を鑑みて、資産割、平等割は据え置き、そして例外的ではありますが、一般会計からの繰入れなど、激変緩和措置を講じること、今回の減税というものには賛成できませんので、反対させていただきます。 以上、討論終了します。
○
鈴木潔議長 ほかに討論ございませんか。 〔発言する者なし〕
○
鈴木潔議長 討論なしと認め、討論を終結いたします。 第33号議案の採決を行います。 第33号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
鈴木潔議長 起立多数であります。 よって、第33号議案は
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第34号議案 志木市
市営住宅条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第34号議案の採決を行います。 第34号議案は、
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第34号議案は
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第35号議案 志木市水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第35号議案の採決を行います。 第35号議案は、
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第35号議案は
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第36号議案 志木市
水道事業給水条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第36号議案の採決を行います。 第36号議案は、
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第36号議案は
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第37号議案 志木市道路線の認定について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第37号議案の採決を行います。 第37号議案は、
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第37号議案は
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第2号議案 令和5年度志木市
一般会計補正予算(第10号)について討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第2号議案の採決を行います。 第2号議案は、各
常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第2号議案は各
常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第3号議案 令和5年度志木市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第3号議案の採決を行います。 第3号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第3号議案は
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第4号議案 令和5年度志木市志木駅
東口地下駐車場事業特別会計補正予算(第2号)について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第4号議案の採決を行います。 第4号議案は、
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第4号議案は
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第5号議案 令和5年度志木市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第5号議案の採決を行います。 第5号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第5号議案は
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第6号議案 令和5年度志木市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第6号議案の採決を行います。 第6号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第6号議案は
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第7号議案 令和6年度志木市
一般会計予算について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議あり。反対」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 水谷議員。
◆6番(
水谷利美議員) それでは、第7号議案 令和6年度志木市
一般会計予算に反対し、討論を行ってまいります。 まず、一番大きなところでは、中心市街地活性化事業に反対をいたします。今回の支出の主なものに、出店支援センターの運営費1,850万円が出ております。これを5年間で計算をしていただきましたが、5年間で8,800万円の支出となるということです。昨年3月議会でこのセンターの場所について、出資者の所有するビルでないですよねと、何度も確認をしてきました。その答弁は、今、検討中ですということだったんですが、結果は案の定、出資者が持っています所得するそのビルの中に事務所が造られました。特定の方が利益を上げる構図になっていることは大変問題だと思っております。 そして、チャレンジショップの開設に向けての予算が出てきます。2か所の実施設計で500万円となっていますが、令和7年度はこの出店に向けての改修費用というのが出てきます。5年間でこのチャレンジショップは3か所行うということになっておりまして、1か所2,500万円という予算でした。計7,500万円がこのチャレンジショップに使うということになっております。 そのほかに出てきておりますのが、この地域での出店した方々への特別な支援策が次々と出てまいりました。改修の費用の増額、固定資産税の軽減です。駅周辺につきましては、それなりに今でも食事ができる店、買物ができる店舗が一定程度あります。大変なのは、その他の地域です。どんどんと店舗がなくなっているからです。これは本当に深刻な状態です。今、できることは個人宅の改修した店舗や空き店舗を利用して商店街造る方たちが中心市街地以外に出店する方たちが一定程度おります。この方たちにも平等に支援をするということが大変必要だと思っております。 駅だけにぎやかにすればいいという考え方は、私は大変問題があるということで、この事業そのものに反対をいたします。 先ほど、条例で反対しました重度心身障がい者手当の減額、要介護高齢者寝たきり手当の減額、そして教育委員会の費用で小学校5年生、中学校2年生で実施されております宿泊学習への補助金、1人5,000円が全額廃止となりました。これらは、福祉の大きな後退ということで、反対をするものです。 ふれあい号の廃止に反対をします。説明会でも多くの方たちの残してほしいという切実な声が挙がっておりました。なくなると福祉センターに行けなくなります。生きがいを奪い、そしてひきこもりが多くなるということが心配です。デマンドタクシーを利用してくださいとの発言が何度もありましたが、貧乏人のことが全く分かっていないと、怒りの声が挙がっています。このふれあい号は乗る人が減ったという理由で廃止をしましたが、現に利用している人の声を全く聞こうとしませんでした。私はこのふれあい号を残すべきだと思っております。 4点目です。生活保護の業務の中に、元警察官の配置というのが来年度も行うということでした。この元警察官によります尾行が行われた方から相談をずっと受けております。その後も何度も尾行がされて、やむなく生活保護を辞退したということでした。しかしながら、大きな病気を抱えての辞退でしたので、生活は本当に大変です。また、相談に来ました。もう一度、申請をしますかと聞きましたが、志木市の生活保護は絶対に受けたくない、何度も繰り返しましたが、本当に嫌な思いをしたということです。これは人権侵害です。一刻も早く元警察官の配置はやめてほしいと思います。 市政運営について、先日、小中一貫教育を考える会の方から、庁舎前のテラスの貸出しについて、確認をしてほしいというお願いがありました。この貸出基準について、資料を頂きましたところ、その中に、その行為が市の方針に反するものでないことというとんでもない文章が入っております。大変びっくりしました。これは本当に正しい判断でしょうか。思想信条の差別につながる憲法違反です。このようなことが何度もこの市議会では繰り返されました。志木市の運営は本当に公平でなければなりません。公平平等な市政運営をすることを求めていきたいと思います。 教育委員会の非公開の問題について、柚木教育長が就任しましてから教育委員会は原則非公開となってしまっております。予算決算の議案等が全く非公開になりました。何人もの方が教育長になったのですが、そのときは、全て人事案件だけは個人情報ですので、非公開ですが、その他は全て公開で行われ、全く問題がなかったにもかかわらず、なぜか非公開にしております。これは、大変おかしなことです。きちんと元のように公開すべきだと思います。 新複合施設に反対をいたします。建設の事業費が116億8,000万円に膨れ上がりました。数年前に公表されていた金額は64億と記憶しておりますので、約2倍になりました。資材の高騰及び人件費の増ということですが、これは異常な数字ではないでしょうか。他市におきましても事業費が1.5倍程度膨れ上がっているという記事は見ております。そのときには、事業の延期または縮小をするということが多いと聞いておりますが、志木市は事業費の45%が交付税措置になるので、この有利な起債を求めてこのまま進めるという方針にしております。当然、志木市の負担も2倍になります。 そもそも私はこの新複合施設に反対をしてきました。ニュータウンにあります市民体育館は年間23万人に利用がされているすばらしい施設です。残してほしいという声がたくさん挙がりました。事業費の45%がもらえるという、この理由だけで市民会館との複合を決定しました。説明会でも多くの反対の意見に対し、方針決定をしたということが繰り返されました。多くの方が利用している公共施設は、当然、その場所で建て替えることが原則だと思います。無理やり狭いスペースに2つの施設を入れ、計画に反対してきた、ましてや今回の事業費が反対をしてきました。ましてや今回の事業費が2倍になるという建設は絶対に認めることはできません。 最後になります。小中一貫教育の問題です。今回の予算に、空中渡り廊下の基本設計の予算がついております。1,980万円ですが、この渡り廊下の設計につきましては、まだ多くの方たちが反対をしております。これが進められますと、数億円がかかるというこの問題につきまして、この渡り廊下そのものに反対する声が非常に多いです。志木第二中学校区の義務教育学校にまだまだ批判が多く、このまま進めていい状況ではないと思います。この費用は一旦保留すべきだと考えます。 さらに、小・中学校の銘板設置の予算が出ました。お名前を変更するということで、231万円の予算がありますが、これも保留すべきだと考えております。 さて、小中一貫教育ですが、令和4年度10月に基本方針を教育委員会が決定しましたという説明が繰り返されております。令和7年度から全市で小中一貫教育を進め、志木第二中学校区にのみ義務教育学校ということとなります。令和5年1月に全市で説明会が行われましたが、特に志木第二中学校区には多くの反対の声が出されました。1年間にわたって説明会を繰り返しておりますが、いまだに100%理解などという状況ではありません。本当に理解されていないと思います。今後も丁寧に説明を続けてください。 そして、皆さんが内容の理解がされたと判断されたときには、きちんと是非を問うアンケートを実施すべきだと思います。教員のアンケート、子どもたちのアンケート、保護者のアンケート、地域住民のアンケートです。これが参議院の附帯決議の趣旨であります。 私の考え方は、教育の基本は小規模学校で少人数学級だと思っております。コロナで分散登校が行われたときに、全国で少人数の教育が実施されました。少人数学級のすばらしさを改めて実感したという声が一斉に全国から挙がりました。教員にとっても、子どもたちにとってもこの少人数学級が一番いい環境だと思います。17年間、志木市は少人数学級を進めて、多くの保護者の方から本当にたくさんの喜びの声をいただきました。 しかしながら、教育委員会は保護者や教員の意見も全く聞かずに、少人数学級を一方的に廃止しました。それに代わって出てまいりましたのは、教えることが上手な塾の講師の派遣をするといううたい文句でした。何度もこの塾の講師という発言がありました。Z会の塾の講師ということでした。大変高いお金を払っています。 今回、改めてこの問題について現在金額は幾らになっているかという質問をしましたところ、塾の講師の派遣はしていないですよ、Z会の傘下の教員派遣会社からの派遣ですと、塾の提携は全くありませんよという、とんでもない発言がされて、大変びっくりしています。そして費用ですが、8名の派遣で、約5,000万円です。時給で換算しますと3,500円以上になります。 なぜ、このお話をしたかというと、志木市の少人数学級で大きな問題だったのは、賃金が非常に安かったということです。年間約300万円でした。教職員組合が毎年のように改正を求めて、ようやくこの金額に達しております。そして、これはこの300万円では皆さん納得せず、翌年には他の学校に移る方も多かったという大きな欠陥がありました。この費用で、今回、塾に払っているこの5,000万円で改めて少人数学級を進めるべきだと私は思っております。派遣されております講師はあくまでも担任のお手伝いです。担任に就くことが絶対できない法律になっております。教員を増やしてほしいという、この大きな要望は教員を増やし、少人数学級にして、担任の負担を減らしてほしいという、これが教員の皆さんの大きな願いです。 改めて、教員や子どもたちを大切にする少人数学級をきちんと進めていくべきだと私は思っています。今回の小中一貫教育の進め方に反対をし、反対討論といたします。 最後になりました。36年間、本当に長い間お世話になりました。ありがとうございました。
○
鈴木潔議長 ほかに討論ございませんか。 安藤議員。
◆14番(安藤圭介議員) 第7号議案 令和6年度志木市
一般会計予算について、賛成の立場から討論いたします。 令和6年度志木市
一般会計予算案は、香川市政が掲げた「しき躍進計画35」の集大成を飾る予算であり、執行部で一丸となり取り組んだ成果を市民に届けることはもちろん、志木市のさらなる発展に向け全力で邁進するという、揺るぎない決意の表れが随所に見受けられています。 本予算案の編成過程においては、様々な分野にわたる物価高騰の影響により、経常経費が増大している中、公共施設マネジメントの推進に伴う経費がかさむなど、多大な財政出動が見込まれる非常に厳しい状況下であったものと推察されます。 しかしながら、建設事業に対しては交付税措置のある有利な地方債を余すことなく活用し、実質的な財政負担を最小限に抑えるとともに、後年度に生じる公債費の増に対しても綿密なシミュレーションを基に対策が練られているのは間違いありません。厳しい財政環境にありながらも、将来を見据えた施策の着実な推進に向け、創意工夫と膨大な議論を重ねた結果、提案された令和6年度予算案であると評価したいです。 予算案に盛り込まれた事業を見ると、まず、先般実施されたヤングケアラー実態調査の結果、志木市の児童・生徒全体の1.1%にも上るヤングケアラー支援対象者の存在が浮き彫りになったところですが、これに対しても決して誰一人も取り残さない、取りこぼさないという、大変力強い信念の下、ヤングケアラー家事支援事業をはじめ、市が一丸となって、対策に取り組むことが示されました。これは、大変心温まる取組ということだけではなくて、香川市長が、本市の未来を担う志木っ子たちに全力で向き合っている証拠であり、この取組は必ず将来的な志木市の原動力につながっていくものと大いに期待できます。 加えて、本年度より始動している中心市街地活性化基本計画推進事業においては、空き店舗等を活用したチャレンジショップについて、令和7年度のオープンに向け、候補地の選定や店舗の設計を進めるとともに、中心市街地で創業を考える方を対象としたセミナーを開催するなど、行政、地域、企業が一体となって臨む地域再活性化に向けた事業が展開されます。本市の魅力、活力はさらに上のステージへ引き上げるものと確信しております。 このような歩みを止めない事業展開を可能としているのは、市が実施する全ての事務事業の総点検による業務プロセスの改善や徹底した無駄の削減はさることながら、幅広いアンテナによって財源確保を図りつつ、交付税措置のある有利な地方債を有効活用するなど、執行部の皆様の知恵と工夫によるものであり、香川市長が着実に積み重ねてきた努力と英知が結集されているものと認識しています。 改めて令和6年度はまちづくり第3ステージとして進めてきた取組が完成を見る年度であり、本市のさらなる躍進が期待される予算案となっていて、これを大いに評価いたしまして、本案の賛成討論とさせていただきます。
○
鈴木潔議長 ほかに討論ございませんか。 与儀議員。 賛成、反対。
◆7番(
与儀大介議員) それでは、反対の立場から討論させていただきます。 大きく分けて3点あります。まず、議会費ですが、当然、議員報酬だけではありませんので、議会を維持するために年間約2億円、毎年2億円予算を割く価値が議会にあるのかというのは考えなければいけないことかと存じます。 私は、地方議員はボランティアで構成すべきという、仕組みへの問題提起をしておりますので、来期、ここに私がいればですが、議員報酬は直接懐に入れないということを明言しております。議員報酬と同額の2,100万円相当額分を使って、本市に不足している施設やサービスをつくることを約束しています。市の議案や予算案に誰でも細部までリーチできるほどの行政の透明化、そして監査委員をより充足させ、民間にも百条調査権を付与し、行政が暴走する際は百条調査権を行使し、法で罰する、100年後には地方議会という存在そのものがテクノロジーに取って代わられると確信しております。 もちろん市議会は、議会の設置が憲法で義務づけられておりますので、議会を設置しないということはできませんが、考え方として持ってほしいなと思っております。しかし、町村議会は議会の設置が義務づけられておりませんので、いずれ私の運営する地域起業党で市長を輩出し、町村総会制度を利用し、議会のない自治体運営を実践するので刮目していただけたら幸甚に思います。それをもって志木市政に反映させていただきたく存じます。 また、そのような活動をしていると、今日までの議員報酬を返還しろという低次元な意見が飛ぶことがありますが、私は、個人的なボランティア活動をしたいわけではなく、仕組みへの問題提起をしています。当選してから、今日に至るまで、議員活動として日々勉強していく中で至った結論は選挙をもってして公約として、市民の皆様に判断していただきたいなと思っております。 あわせて、市としては、自治体用ChatGPTを導入していますが、月額10万円という低予算、こちらにもっと予算を組んでいただけたらと思っております。 2点目なんですが、高齢者の生きがいに対する経費の中の報償費、敬老祝い金やご長寿応援買物券など2,000万円を超える予算ですが、即刻廃止にすべきだと考えています。重度心身障がい者の手当は減額であったりですとか、ほかにも今後予算が逼迫していく中で、削っていくものは削っていく、これは必要なことかと思っております。その中で、報償費として高齢者へのお祝い金、これが2,000万円を超えているというのは、少し矛盾が生じているなと考えております。 3点目、ふるさと納税の2億5,000万円の赤字に関してですが、ふるさと納税制度は喜ぶ方々がいることは重々承知しているんですが、2億5,000万円の赤字を埋めていくのは不可能に近いと考えておりますので、市の予算のために廃止すべきだと考えています。志木市だけふるさと納税に参加しないというのはやりづらいことかとは存じますが、何とぞ検討のほどよろしくお願いいたします。 以上です。
○
鈴木潔議長 ほかに討論はございませんか。 古谷議員。賛成、反対。 反対。
◆4番(古谷孝議員) 第7号議案 令和6年度志木市
一般会計予算に反対の立場で討論をさせていただきます。 まず、教育施策について、義務教育学校の設置に関しての基本設計についてこの予算を見送るべきだと思います。文部科学省の指針では、義務教育学校は設置ありきではなく、地域とともにある、地域とともに進めるという指針を出しておりまして、また、平成27年の参議院での附帯決議では、義務教育学校は小・中学校の統廃合ありきではなく、計画段階から地域との合意形成を得て進める必要があると決議しております。こうした指針や決議に志木市は無視をする形で計画を進めております。 こうした進め方の影響で、本市では、市民による反対が起きています。このことは、大手新聞社による報道で市民との合意形成が取れていないことが社会問題化されております。また、直近の四小だよりでは、学校評価アンケートにて、市の小中一貫教育の方針や取組が市民に周知されていないという学校評価アンケートの結果となっております。 このようなことから、志木第二中学校区において、タウンミーティングやワークショップなどを取り入れて、市民の意見を合意形成を十分取りながら、説明を徹底し、周知を徹底して合意形成した上で、アンケートを実施した上で、市民の意思を確認した上で、この基本設計を再び進めていただきたい、そのように思っております。 次に、福祉施策について、まず、ヤングケアラーの今回支援策ということで計上していただきましたが、その一方で、今回、先ほどの議案でもありましたが、要介護高齢者手当が削られるという状況になっています。これは、退職を余儀なくされたそれこそ大人のケアラーの方が収入のない状態で、こういった手当を頼りに、日々、家族の介護をなさっている。つまり、ヤングケアラーの予算は増える、大人のケアラーの予算はその分下がるというような、このような帳尻合わせの予算では、ケアラー問題、在宅介護問題の根本的な解決にはなりません。 また、同じ福祉施策で長寿お買物券、あるいは長寿功労祝い金が例年どおり予算を組んでいただいておりますが、その一方で、先ほどの議案でもありましたが重度心身障がい者、まるっきりもう介助を必要とする非課税の方の手当が削られるということも、福祉の施策のバランスから考えて、順番が間違っているのではないかと思います。こういった重度心身障がい者手当をもしこういう長寿お買物券事業などを進めるのであれば、重度心身障がい者手当は改悪すべきではないと考えています。 そして、同じ福祉の施策で交通施策である運転免許返納の奨励金1万円についても反対いたします。同じ1万円を寄与するのであれば、SuicaやPASMOなど持参していただいた交通系ICカードにチャージするですとか、同じ金額分のタクシー券を交付するなどして、公共交通機関にもっと目を向けていただくことが運転免許証返納者の意識啓発になると考えております。ただ、1万円を免許返納したからということで給付するのは、ただのばらまきにほかなりません。 また、同じ福祉交通施策で、今年度、今年3月で路線バスが廃止になるのですが、これに対する代替案が本年度の予算に盛り込まれておりませんし、こうしたものも早急に計上していただく必要があると考えます。 最後に課税の施策について、3年に一度航空写真を700万円かけて、固定資産税の3年の評価替えごとに撮っていたのが、今年度から毎年700万円かけて撮るようになるということで、これに対する費用対効果のことを常任委員会で質疑しましたが、その費用対効果の面では納得のいく回答が得られませんでした。毎年700万円をかけて飛行機を飛ばして航空写真を撮るのであれば、それに見合ったような税収の増加などが見込まれるべきと考えます。 以上の点などを修正していただいて予算を組んでいただきたいと要望し、本案に反対いたします。 以上で、討論を終了します。
○
鈴木潔議長 ほかに討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 討論なしと認め、討論を終結いたします。 第7号議案の採決を行います。 第7号議案は、各
常任委員会委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
鈴木潔議長 起立多数であります。 よって、第7号議案は各
常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第8号議案 令和6年度志木市
国民健康保険特別会計予算について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第8号議案の採決を行います。 第8号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 異議がありますので、起立により採決を行います。 第8号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
鈴木潔議長 起立多数であります。 よって、第8号議案は
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第9号議案 令和6年度志木市志木駅
東口地下駐車場事業特別会計予算について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第9号議案の採決を行います。 第9号議案は、
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第9号議案は
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第10号議案 令和6年度志木市
介護保険特別会計予算について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第10号議案の採決を行います。 第10号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 異議がありますので、起立により採決を行います。 第10号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
鈴木潔議長 起立多数であります。 よって、第10号議案は
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第11号議案 令和6年度志木市
後期高齢者医療特別会計予算について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第11号議案の採決を行います。 第11号議案は、
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第11号議案は
総務厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第12号議案 令和6年度志木市
水道事業会計予算について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第12号議案の採決を行います。 第12号議案は、
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第12号議案は
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に、第13号議案 令和6年度志木市
下水道事業会計予算について、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第13号議案の採決を行います。 第13号議案は、
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第13号議案は
市民文教都市常任委員会委員長報告のとおり可決されました。
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△第38号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○
鈴木潔議長 日程第3、第38号議案 志木市税条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 香川市長。 〔香川武文市長登壇〕
◎香川武文市長 第38号議案 志木市税条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本案は、令和6年能登半島地震の被災者等に対し、雑損控除等の申告の特例を定めるものであります。 なお、詳細につきましては、総務部長よりご説明申し上げます。
○
鈴木潔議長 それでは、続いて詳細説明を求めます。 豊島総務部長。
◎豊島俊二総務部長 第38号議案 志木市税条例の一部を改正する条例の詳細についてご説明申し上げます。 議案資料といたしましては、お手元に配付いたしております資料25-2、志木市税条例の一部を改正する条例の概要をご覧いただきたいと存じます。 今回の改正は、令和6年能登半島地震の被災者等が住宅や家財などに被害を受けたとき、あるいは災害等に関連してやむを得ない支出をした場合において、これらの雑損控除額などを本来であれば令和7年度分の個人住民税にて申告するものを、1年前倒しいたしまして令和6年度分の個人住民税において申告できるようにすることで、納税者の税の負担の軽減を図るものであります。 また、対象者はこの特例を選択した住民税所得割の納税義務者であり、適用の条件といたしましては申告書を提出する前日までに支出した額となります。 地方税法等の改正が本年2月21日に公布され、同日から施行されたことを受け、本日閉会日での追加議案の提出となったものであります。 説明は以上であります。
○
鈴木潔議長 以上で、提案理由の説明が終わりました。 これより、議案に対する質疑を行います。 質疑のある方はどうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 第38号議案は、会議規則第37条3項の規定により、委員会付託を省略することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第38号議案は委員会付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 第38号議案は、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第38号議案の採決を行います。 第38号議案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第38号議案は原案のとおり可決されました。
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△引退議員挨拶
○
鈴木潔議長 次に、今期をもって勇退される議員からご挨拶の申出がございますので、これを許します。 12番、
西川和男議員。 〔12番
西川和男議員登壇〕
◆12番(
西川和男議員) 議長よりお許しをいただきましたので、3期12年議員活動を終えるに当たり、感謝の言葉を述べさせていただきます。 香川市長をはじめ執行部の皆様、そして、鈴木議長並びに各議員の皆様、大変ありがとうございました。また、私を今日まで応援し、支え、育ててくださいました党員、支持者の皆様に心より感謝申し上げます。 初当選が平成24年、2012年ですが、ちょうどこのときは内外共に志木市民病院の問題で揺れる中でありました。不慣れで戸惑うばかりの私にそっと、分からないことはどんどん遠慮せずに聞いてくださいねと優しく背中を押してくださったのが、当時、総務委員会の委員長をされていた香川市長でした。ありがとうございます。そして、翌年、2013年の6月の市長選でのあの歴史的大勝利、香川市政の下、市政刷新の舞台に居合わせたことは私の誉れであり、最高の思い出として命に刻まれております。 また、この12年、福祉や教育の課題に取り組む中、地元宗岡の方から、高齢者や様々な世代が集うサロンをぜひつくってほしいと強い要望のお声がございました。平成27年、2015年の6月議会の一般質問で設置への取組を取り上げてより、当時、市民活動推進課の課長でした野口さんや職員さんと一緒になって要望者の皆さんと毎日のように相談検討を重ね、何度も挫折しかかりながらも、晴れて2019年の7月に空き家を活用した理想的なふれあいコミュニティサロンの誕生に至りました。このことは、地域福祉と地域コミュニティーの1つの形として、住民福祉の増進に一つでも貢献できたかなと思っております。 結びに、私の好きな言葉を引用させていただきます。もともと地上には道はない、歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。これは魯迅の言葉ですが、議員として香川市長はじめ執行部の皆さん、そして、各議員の皆さんと一緒に希望の道の労作業の一翼を担えたことは心より感謝いたします。そして、未来にわたって志木市の力強い発展と皆様のご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げ、感謝の言葉といたします。 皆様、大変ありがとうございました。(拍手)
○
鈴木潔議長 以上で、勇退される議員の挨拶を終わります。
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△退職職員挨拶
○
鈴木潔議長 次に、本年3月31日付で部長職を退任となります細田
都市整備部長から挨拶の申出がございますので、これを許します。 細田
都市整備部長。 〔細田雄二
都市整備部長登壇〕
◎細田雄二
都市整備部長 議長よりお許しをいただきましたので、役職定年による部長職の退任に当たりまして、お礼のご挨拶を申し上げます。 私は昭和58年4月に志木市役所に入庁し、当時、建設部建設課技師補として配属されました。これまでの41年間、無事に職責を全うすることができましたのも、香川市長、櫻井副市長、柚木教育長をはじめ多くの先輩方のご指導と同僚の部局長、職員の皆様に支えられ、さらには
志木市議会の鈴木議長をはじめ議員の皆様のご指導と温かいご支援の賜物であると心よりお礼申し上げます。 私の市役所勤務は昭和58年の建設課に始まり、この間、4部7課のほか和光市、埼玉県で様々な経験をさせていただきました。その中でも特に思い出に残っていることは、みどりのまちづくり課で公園緑地を担当したとき、志木市親水公園建設事業において、用地交渉から工事設計まで一連の業務に従事し、こもれびのこみち、三日月湖ゾーン及び中洲ゾーンを整備することができましたこと、また、財政課に配属されたときは、平成18年度予算の試算において15億円の赤字が生じるという財政非常事態宣言が発令された年でありました。この年、財政非常事態特別対策プロジェクトチームを組織し、財政改革についての議論や対策をまとめるなど、過去に例がないほど厳しい予算編成の作業を行ったこと、さらには、道路課に配属されたときは道路橋梁の耐震補強、補修や歩道の快適化、道路の緊急維持補修などの道路事業を行う一方で、平成28年8月の台風9号により約10年ぶりとなる大きな水害の被害があったときの市民への対応、様々な水害対策に取り組んだことが特によき思い出とつらかった思い出でございます。 そして、最後の2年間は執行部の一員として議場に立たせていただき、毎回市議会定例会におきまして多くの議員の皆様からたくさんのご質問などをいただいたことは大変光栄なことであり、よい経験を積ませていただき、この職責を果たすことができました。深く感謝申し上げます。 今後につきましては、今年の仕事始めに香川市長より訓示がありましたとおり、管理職をサポートしながら自分自身の業務を遂行するとともに、若手職員のサポート、育成に助力するなど、今まで養った経験を生かし、自分の役割を全うしたいと思っております。 結びに、志木市政並びに
志木市議会のますますのご発展と皆様方のご健勝、ご活躍をご祈念申し上げ、お礼及び私の退任の挨拶とさせていただきます。 本当にありがとうございました。(拍手)
○
鈴木潔議長 ただいま退任の挨拶をされました細田
都市整備部長におかれましては、これまでのご労苦に心より感謝申し上げます。長い間、本当にご苦労さまでした。 これからもご自愛いただき、ご活躍されることをご祈念申し上げます。お疲れさまでございました。 以上で、退任職員の挨拶を終わります。
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△市長挨拶
○
鈴木潔議長 次に、市長から議員の皆様に挨拶の申出がございますので、これを許します。 香川市長。 〔香川武文市長登壇〕
◎香川武文市長 閉会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。 去る2月15日に開会いたしました令和6年
志木市議会3月定例会におきましては、議員皆様方には終始ご熱心に、かつ慎重なるご審議を賜り、誠にありがとうございました。 令和6年度
一般会計予算をはじめ市政に関わる全ての重要案件を原案どおり可決いただき、厚く御礼を申し上げます。一般質問などにおきまして頂戴いたしました建設的なご意見、ご提言につきましては、今後の市政運営の糧とさせていただきたいと存じます。 ここで、専決処分の予定について申し上げます。 現在、国会におきまして地方税法等の改正案が審議されており、法案の成立時期につきましては流動的な状況であります。これらの法案が成立した場合には、速やかに関係条例等の一部を改正する必要があり、専決処分で対応せざるを得ないと判断をいたしておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 それでは、この場をお借りいたしまして、3点ご報告申し上げます。 初めに、大変残念な報告となりますが、新複合施設建設工事における入札参加申込者の辞退についてご報告申し上げます。 本件につきましては、今回の3月定例会開会時の市長諸報告において、本工事に係る入札参加申込みが1社であった旨をご報告させていただいたところでありますが、去る3月8日に当該申込者より、全国的に設備工事の繁忙度が大変高く、本工事の実施に際し設備等の下請業者の確保が難しいなどの理由から、急遽入札参加を辞退する旨の申出があったところであります。これにより、新複合施設建設工事の施工業者の決定等が予定どおりに進めることができなくなったため、今後改めて新複合施設建設工事におけるスケジュールの見直し等について早急に協議を進めてまいります。 次に、国際興業株式会社が運航しているバス路線志04-3系統の運行時間拡大についてご報告申し上げます。 既にご案内のとおり、志木駅東口と柳瀬川駅を結ぶバス路線志04、志04-2系統につきましては、バス車両の老朽化に加え、現行路線のルート上にある狭隘な道路や交差点を安全に運航できる代替車両の調達が困難であることから、今月末で路線が廃止されることとなっております。一方で、朝の通勤通学時間帯のみの運行ではありますが、志木の杜を始発とし、志木駅東口に向かう志04-3系統につきましては、ルート上に狭隘な区間がないことから、4月以降も引き続き運行される検討がなされておりました。 市では、志木駅東口と柳瀬川駅を結ぶバス路線廃止の報告を受けて以降、沿線住民の皆様の利便性が少しでも確保されるよう、国際興業株式会社に対し、志04-3系統の運行時間帯の拡大について粘り強く要望していたところ、今般、4月のダイヤより当面の間、帰宅ラッシュ時の利用が見込まれる平日の18時と19時台にも志木駅東口から志木の杜までの運行を行い、利用状況の推移を見極めていきたいとの報告がありました。バス業界における運転手不足が全国的に課題となる中、帰宅時間帯の運行が決定されたことは喜ばしいことであります。今後におきましても、市民の皆様の交通手段が確保されるよう、バス事業者とも協議をしながらしっかりと取り組んでまいります。 次に、春の健康DAYの開催についてご報告申し上げます。 来る3月23日、24日に春の健康DAYと称して、いろは親水公園とグランドテラスを会場とし、桜満開の中、志木さくらフェスタとノルディックウォーキング・ポールウォーキング全国大会などが合同開催され、多くのにぎわいが期待されるところであります。議員の皆様方におかれましても、イベント会場に足を運んでいただき、本市の健康づくり、にぎわいづくりに応援を賜りますようお願いを申し上げます。 以上で報告を終わります。 さて、先ほどは今期をもってご勇退をされる
西川和男議員よりご挨拶がございました。西川議員におかれましては、平成24年から3期12年にわたり
市議会議員としてご活躍をいただきました。平成28年には第27代
志木市議会議長に選任されるとともに、
総務厚生常任委員会委員長、
市民文教都市常任委員会委員長を歴任され、現在は監査委員もお務めいただいております。 持ち前の行動力と人を包み込むその笑顔で、地道に暑い日、寒い日も地域を歩き、小さな声を行政に届け、国政、地方選挙においても劣勢が伝えられる選挙区には、遠方でも我先に現地入りして、懸命に応援する西川議員の姿勢からは、私もたくさんのことを学ばせていただきました。お話にありましたとおり、11年前の市長選挙におきましても、西川議員からは、何としてでも勝ち抜くぞとハッパをかけていただき、共に喜び合えたことは、私にとっても消えることのない一生の思い出となりました。 同僚、後輩議員からは和男ちゃんと親しまれ、そして、愛された西川議員、まだまだ
市議会議員として第一線でご活躍をいただきたかった思いでいっぱいでございますが、ご勇退後におきましても町内会長を務められております宗岡四区をはじめとする地域の皆様の声をお聞かせいただきながら、志木市の前進に向けて共に力を合わせてまいりたいと存じますので、引き続いてご協力を賜りますようお願い申し上げます。本当にありがとうございました。 また、今期限りで引退を表明されました
水谷利美議員におかれましては、昭和63年の4月の初当選からこれまで、9期36年という長きにわたり
市議会議員としてご活躍をいただきました。私の
市議会議員時代を振り返りますと、水谷議員の毎年
一般会計予算を反対し執行部に食ってかかり続ける姿勢は大変印象的でありました。私の市長就任後もその姿勢は変わることなく、さらに磨きがかかり、常に水谷議員からは、反対、恥ずかしい市政だ、憲法違反だ、乱暴だなどと、議場では幾度となくそれこそ乱暴な言葉を投げかけていただき、私もその都度心が折れかけておりましたが、来年度は
子ども医療費助成制度においては税の分納要件は見直しをいたしますので、ご安心いただければと思っております。 僭越ながら、犬猿の仲とはいえ好敵手が去り、これから議場での論戦を張れなくなると思うと深い寂しさと大きな安堵感でいっぱいでありますが、要求は常に声を出していくという水谷議員の姿勢に心から敬意を表しつつ、ご勇退後におきましても健康に留意されまして、ますますご活躍をされますことをお祈り申し上げます。36年間、大変お疲れさまでございました。 さて、ご案内のとおり今定例会をもって市議会は改選となります。これまで市政運営に関して議員の皆様から数多くの提言、ご意見を頂戴いたしました。振り返りますと、本市の重点施策や新規事業で実施した施策は議員皆様からのご提案によるものも多く、議会からの応援があったからこそ志木市は着実に歩みを遂げてこられたと感じております。本当にありがとうございました。いよいよ来る4月7日は
志木市議会議員選挙の告示となります。今後も志木市のさらなる前進に向けて、皆様から引き続いてお力をいただきたいと思っております。選挙戦は時に誇張や虚構、歪曲や脚色と、正しくない事実、情報が流れることがありますが、皆様には堂々と王道で真っ当に戦い抜かれ、当選を果たされますことを切に念じつつ、閉会に当たってのご挨拶に代えさせていただきます。 誠にありがとうございました。
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△議長挨拶及び閉会の宣告
○
鈴木潔議長 これをもちまして本議会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。 ここで、令和6年3月定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。 去る2月15日に開会された今定例会も、本日の採決をもって無事終了の運びとなりました。改めまして、議員の皆様、執行部の皆様のご協力に対し深く感謝と御礼を申し上げます。 さて、私どもは令和2年4月に議席をいただきましてから、はや4年の歳月が過ぎようとしております。今任期中は、先の見えないコロナ禍の中、ふだんとは異なる工夫をしながら議会運営となりましたが、令和4年7月にこの新庁舎が完成し、仮議場から新しい本議場へと移動し1年半が過ぎたところでございます。また、議会改革の1つとして
タブレット端末を全議員に配付し、ペーパーレスの観点から議案等の資料についても対応したところであります。今後とも二元代表制の一翼を担う議会としての役割をしっかりと務めてまいります。 ここで、今任期をもって勇退される西川議員におかれましては、議長経験者としての大所高所からのご提案により、大変ご尽力いただきました。また、
水谷利美議員におかれましては、私と唯一同期の当選の議員であります。本当に長きにわたりお疲れさまでございました。お二人のご功績に深く感謝申し上げ、ますますご活躍されますことをご祈念いたしております。 重ねて、退任のご挨拶をいただきました細田雄二
都市整備部長におきましては、袋橋をはじめとしたインフラ整備等にご活躍をいただきました。心より感謝申し上げます。 さらに、香川武文市長におかれましては、今後とも「市民力でつくる 未来へ続くふるさと 志木市」の実現に向け、ますますの指導力を発揮されますようご期待申し上げます。お体にはくれぐれもご自愛いただき、一層のご活躍ご祈念を申し上げます。 結びに、今後の志木市、そして
志木市議会のさらなる発展と飛躍を心からご祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。 以上をもちまして、令和6年
志木市議会3月定例会を閉会し、直ちに散会いたします。 長期間にわたり、ご審議お疲れさまでございました。 (午後1時50分)議長 鈴木 潔署名議員 安藤圭介署名議員 岩下 隆...