◎
香川武文市長 第38号議案 令和5年度志木市
一般会計補正予算(第4号)の
専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。 今回の補正につきましては、
新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種に係る経費について、緊急に支出する必要が生じたため、去る8月18日付で
専決処分を行いましたので、その承認を求めるものであります。 なお、詳細につきましては担当部長よりご説明申し上げます。
○
鈴木潔議長 続いて、議案の詳細説明を求めます。
豊島総務部長。
◎
豊島俊二総務部長 第38号議案 令和5年度志木市
一般会計補正予算(第4号)の
専決処分の詳細についてご説明申し上げます。 今回の補正につきましては、
歳入歳出それぞれ1億7,709万円を追加し、
予算総額を285億3,276万3,000円としたものであります。 内容につきましては、
事項別明細書でご説明申し上げますので、恐れ入りますが、
補正予算書の8ページからご覧いただきたいと存じます。 まず、歳入についてでありますが、15款1項2目
衛生費国庫負担金につきましては、
新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金として1億414万円、
新型コロナウイルス予防接種の副反応による
健康被害の認定に伴う医療費及び
医療手当の財源として157万8,000円を受け入れるものであります。 次に、15款2項3目
衛生費国庫補助金につきましては、
接種券印刷費用や
システム改修等に係る財源として7,137万2,000円を受け入れるものであります。 一方、9ページからの歳出についてでありますが、4
款衛生費、1項
保健衛生費、3目予防費につきましては、
新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種に当たり、令和5年9月から令和6年3月までの
医療機関等に支払う
接種委託料など、事業の実施に要する経費として1億7,709万円を措置したものであります。 なお、本補正における事業の財源は、
全額国庫支出金で賄われることから、本市の財政負担はございません。 説明は以上であります。
○
鈴木潔議長 以上で議案の
提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております第38号議案については、
会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、
委員会付託を省略することに決しました。 これより議案に対する質疑に入ります。 質疑のある方はどうぞ。
天田議員。
◆5番(
天田いづみ議員)
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種に要する経費の18節負担金、
予防接種健康被害給付費157万8,000円、これ、初めて出てきたかなと認識しております。副反応に関わるということですけれども、これによって、何名の方に給付されるということでしょうか。 また、手続きがどういう流れで、どこにどう申し出て、どのように調査したり認定したりして判定されてというところを、初めてのケースでありますので、お伺いできたらと思います。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。
近藤子ども・
健康部長。
◎
近藤政雄子ども・
健康部長 おはようございます。 ご質問にお答えいたします。
健康被害の関係でございますけれども、申請が3件ございまして、そのうちの2件につきまして、この7月に
厚生労働大臣のほうで認定されたという通知がございましたので、2件の方につきまして給付を行うというものでございます。 あわせて、事務の流れというものでございますけれども、まずは
健康被害を訴える方の申請でございますね。これ、添付資料が定められておりますので、その資料を市に出していただくと。市はこれが、
予防接種健康被害調査委員会というところで必要書類等々、確認事項をさせていただきまして、その後、国へ進達するという流れになっております。 以上でございます。
○
鈴木潔議長 よろしいですか。 5番、
天田議員。
◆5番(
天田いづみ議員) ありがとうございました。 2件が認定されたということで、お名前は出さないまでも、個人情報ですので、あまり内容を聞くのはどうかなとは思うんですが、命に別状はなかったというか、亡くなられたとかそういうことではなくて、何らかの、いわゆる
健康被害が発生したということで認定されたという理解でよろしいんですかね。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。
近藤子ども・
健康部長。
◎
近藤政雄子ども・
健康部長 お尋ねの
健康被害の内容というところでございますけれども、1件の方につきましては、
アトピー性の皮膚炎が悪化したというところ、もう一件に関しましては、急性の胃腸炎、脱水症ということでの認定となってございます。 以上でございます。
○
鈴木潔議長 よろしいですか。 ほかに質疑はございませんか。
水谷議員。
◆6番(
水谷利美議員) 何点かお伺いします。 今回の費用は、接種率はどの程度見ているのかということをお伺いしたいということと、広報にお知らせが出ているということで見せていただいたんですが、未使用の接種券をお持ちの方については、今回接種券は発行しませんとなっていますが、この方たち、紛失した方については、当然要求すれば発行するという理解でよろしいでしょうかということの確認です。 もう一点、対象として、6か月以上の
子どもたちも含めてということですけれども、6か月以上ですが、初回の接種を完了した生後6か月以上という書き方をしています。このような書き方をしている理由についてお伺いしたいと思います。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。
近藤子ども・
健康部長。
◎
近藤政雄子ども・
健康部長 それでは、順次お答えさせていただきます。 まず、1点目でございますけれども、今回の接種に係る接種率はどれくらい見たのというお尋ねでございますけれども、今回、およそ5歳以上の人口の約6割を見てございます。6か月以上というところが対象でございますけれども、6か月以上、非常に対象が少ないということで、そこは数字から除外しようということで、5歳以上の6割を算定基礎としてございます。 それと、接種券でございますけれども、お手元にない方につきましては、議員の
見解どおり、お申し出いただければ再発行するというところでございます。 それと、3点目でございますけれども、対象が6か月以上という、
初回接種を完了したというお尋ねでございますけれども、あくまで今回、秋から始まる分につきましても、
追加接種という部分が建前でございますので、例えば6か月以上から4歳までの方というのは、
初回接種、1回から3回ございます。それと、12歳以上の方とか5歳から11歳の方というのは、2回目までが
初回接種というところになっていますので、そのような表現にさせていただいたというところでございます。 以上でございます。
○
鈴木潔議長 よろしいですか。 6番、
水谷議員。
◆6番(
水谷利美議員) 接種を完了して6か月以上となりますと、今後また接種を受けるときにもこういう条件がついてしまうと、なかなか受けるチャンスがないとなるんですが、それはどのように考えればいいでしょうか。 1回目のときには、1回から3回に分けて、多分少量ずつだろうと思うんですが、それについては独自に、例えば小児科へ行って受けて、体調を整えて、その後、国の無料のやつを受けるという体制を取らないとできないという仕組みになっているのか。その辺の受けていない人についてはどのようにするのかということ、何か指導みたいなものがあるのかどうか、お伺いしたいと思います。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。
近藤子ども・
健康部長。
◎
近藤政雄子ども・
健康部長 ご質問にお答えいたします。
追加接種ということから、
初回接種というところがまず必須になってまいります。ということをまず念頭に置いていただきまして、
初回接種につきましても、今回9月20日から、対象の6か月から4歳未満の方についても、
初回接種というところも秋接種に合わせてやりますので、そちらから、まずは
初回接種を受けてくださいという周知も併せてしておりますので、その辺をご理解いただければと思います。
○
鈴木潔議長 よろしいですか。 ほかにございませんか。
古谷議員。
◆4番(
古谷孝議員) 副反応の予算についての関係で1点質問があるんですが、157万円の予算に対して、2件該当があったということですが、そうなると、1件当たりの費用が70万円以上ということで、高額ではないかと思いまして、例えば外来などの治療でしたら、数千円とか数万円というぐらいの費用のケアで十分だと思うんですが、今回の該当されたケースというのは、例えば入院を要するほどの重篤な症状の治療のケースだったのか、答えられる範囲で確認をお願いいたします。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。
近藤子ども・
健康部長。
◎
近藤政雄子ども・
健康部長 古谷議員のご質問にお答えいたします。 さらに
健康被害の詳細ということのお尋ねかと思いますけれども、お一方につきましては、医療費、
自己負担額を除いた部分が今回の対象になってまいります。それと、
医療手当と申しまして、通院・入院状況に応じまして月額で補助単価が決まってございます。こちらで積算したものの合計になってございまして、お一方につきましては147万円、もう一方につきましては10万8,000円という中身になってございますけれども、例えば高額の方につきましては、医療費につきましては、実際
医療機関に行って、ご自分でお支払いになった医療費で、それに対しまして給付を受けたもの、あくまで
自己負担額と、それと
医療手当、こちらも32か月分というところで、月額補助単価3万7,800円でございますので、こちらだけでも金額としては高額になってしまうという内容でございます。 もう一方につきましては、医療費につきましては7万円、それと
医療手当、月額で支給する分につきましては、1か月分の3万7,800円という中身になってございます。 以上でございます。
○
鈴木潔議長 古谷議員。
◆4番(
古谷孝議員) ありがとうございます。 そうなると、2名の方のうち1名の方は軽症であったが、もう一名の方は少し重たい症状の症例となってしまったということで理解いたしました。 それで、先ほどの
医療手当についてですが、約32日間ですか、支払いが発生したということで、つまり、完治するまでに約1か月ぐらい治療期間が及んでしまったという、割と、全治1か月というか、それぐらいの症状の副反応の事例が出てしまったという理解でよろしいでしょうか、お願いします。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。
近藤子ども・
健康部長。
◎
近藤政雄子ども・
健康部長 お答え申し上げます。 高額の方につきましては、一応32月分ということで、日ではなくて32月分ということでお考えください。 その方につきましては、現在もまだ治療を行っているというところでございまして、現在もまだ継続治療をされているということでございますので、また今後、その費用に関したものについては、請求が上がってくるということが考えられるところでございます。 以上でございます。
○
鈴木潔議長 よろしいですか。 ほかにございませんか。 阿部議員。
◆10番(
阿部竜一議員) 今回、無償での接種ということですけれども、これが最後の無料での接種ということになるんでしょうか。次回からは有償という形になるのか、その辺教えてください。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。
近藤子ども・
健康部長。
◎
近藤政雄子ども・
健康部長 今回の接種が、来年の3月31日というところでございまして、それ以降はどうなるのというお尋ねかと思います。 来年度以降継続されるかという問題につきましては、国の予防接種の部会がございまして、そちらで今、具体的に検討を進めているということでございまして、年内に方針を取りまとめて決めていくという案内がございます。 いずれにいたしましても、現段階では詳細が示されていないというのが現状でございまして、あとは、考え得るところによりますと、来年度予算編成にも直接また影響してくるというところもございますので、担当課といたしましては、十分国の動向に注視してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○
鈴木潔議長 よろしいですか。 ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なし認め、第38号議案の採決を行います。 第38号議案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第38号議案は原案のとおり承認することに決しました。
---------------------------------------
△第39号議案の上程、説明、質疑、採決
○
鈴木潔議長 次に、日程第6、第39号議案
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての件を議題といたします。 議案の
提案理由の説明を求めます。
香川市長。 〔
香川武文市長登壇〕
◎
香川武文市長 第39号議案
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。 本案は、
人権擁護委員であります大貫正男氏の任期が令和5年12月31日をもって満了となりますことから、引き続き大貫氏にお願いしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により提案するものであります。 なお、大貫氏の略歴につきましては議案のとおりでありますが、長年にわたり司法書士としてご活躍されており、さいたま
人権擁護委員協議会会長や本市の成年後見制度利用促進審議会会長を務められるなど、人格・識見ともに高く、人権擁護について深い理解と経験を有しておられることから適任者であると考えておりますので、よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。 以上、提案説明を終わります。
○
鈴木潔議長 以上で議案の
提案理由の説明が終わりました。 これより議案に対する質疑に入ります。 質疑のある方はどうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 第39号議案は人事案件のため、
委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第39号議案は
委員会付託及び討論を省略することに決しました。 お諮りいたします。 第39号議案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第39号議案は原案のとおり同意することに決しました。
---------------------------------------
△第40号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○
鈴木潔議長 次に、日程第7、第40号議案 令和5年度志木市
一般会計補正予算(第5号)の件を議題といたします。 議案の
提案理由の説明を求めます。
香川市長。 〔
香川武文市長登壇〕
◎
香川武文市長 第40号議案 令和5年度志木市
一般会計補正予算(第5号)についてでありますが、今回の補正につきましては、
歳入歳出それぞれ2億1,780万円を追加し、
予算総額を287億5,056万3,000円とするものであります。 内容につきましては、市民会館の解体工事において、アスベストを撤去する必要が生じたため、解体工事に係る経費を増額するものであります。 なお、詳細につきましては担当部長よりご説明申し上げます。
○
鈴木潔議長 続いて、議案の詳細説明を求めます。
豊島総務部長。
◎
豊島俊二総務部長 第40号議案 令和5年度志木市
一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。 今回の補正につきましては、
歳入歳出それぞれ2億1,780万円を追加し、
予算総額を287億5,056万円3,000円とするものであります。 内容につきましては、
事項別明細書でご説明申し上げますので、恐れ入りますが、
補正予算書の10ページからご覧いただきたいと存じます。 まず、歳入についてでありますが、19款繰入金につきましては、本
補正予算の財源を補填するものとして、公共施設安心安全化基金から2,180万円を繰り入れるものであります。 次に、22款市債につきましては、事業費の増加に伴い、新複合施設建設事業に係る借入限度額を1億9,600万円増額するものであります。 一方、11ページからの歳出についてでありますが、2款総務費、1項総務管理費、9目新複合施設建設費につきましては、市民会館の解体工事において、アスベストを撤去することによる追加経費として2億1,780万円を計上するものであります。 また、本事業につきましては、事業完了が令和6年度となることから、繰越明許費を設定するものであります。 なお、今回の補正により、本年度末の公共施設安心安全化基金残高は、およそ19億2,200万円となる見込みであります。 説明は以上であります。
○
鈴木潔議長 以上で
提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております第40号議案については、
会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、
委員会付託を省略することに決しました。 これより議案に対する質疑に入ります。 質疑のある方はどうぞ。
天田議員。
◆5番(
天田いづみ議員) 今回、新複合施設建設に要する経費、工事請負費、建設工事費、市民会館解体ということで、2億1,780万円ということですけれども、ご説明によりますと、これは全てアスベスト処理の関係ということでしょうか。 当初も一定程度は見込んでいらしたのかなと認識しておりますけれども、相当大きな額ですので、当初どのような調査をして、改めてこういった調査をしたら、どの程度、どことどこ、全てではなくてもいいですけれども、どういったところにアスベストが含まれているということが分かってというあたりのところの経緯をお伺いさせていただきたいと思います。 それから、繰越明許費が出ていますけれども、来年度のおおむね何月ぐらいまで工事が延びるということで想定されているのか。心配になりますのは、全体スケジュールへの影響ですけれども、その辺をどのように考えていらっしゃるのか、お伺いさせていただきます。 以上です。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。 松永
市長公室長。
◎松永仁
市長公室長 ご答弁申し上げます。 まず、今回は、設計段階では把握できなかったアスベストが、解体前の調査を行った結果、広範囲に確認されたというところでございまして、まだ市民会館がやっている最中は、表面上を削っての調査ぐらいしかできませんでした。解体前は、ドリルで穴を開けて詳細を調べたところ、広範囲にほぼほぼ全面、市民会館のタイルはタイル貼りになっていると思いますけれども、そのタイルの下地にほぼほぼあるということもありまして、そうなると、解体工事をする前にタイルを一旦剥がす、そのためには足場を造るということも必要になってきますので、高額な費用になるというところでございます。 また、繰越明許費について設定させていただいておりますけれども、この解体作業等で3か月程度延びると思っております。ですが、この後の建設工事にはほぼほぼ影響はないと、そのように見込んでおります。 以上でございます。
○
鈴木潔議長 天田議員。
◆5番(
天田いづみ議員) ありがとうございました。 言うまでもないことですけれども、足場を組んでということで、相当大がかりな工事になるということで、当然、このケースに限らず、市庁舎のときもそうでしたけれども、法令にのっとって、しっかり囲いをして、周囲に大気に飛散しないようにという万全の措置をしながら工事をしていくということでよろしいんでしょうか。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。 松永
市長公室長。
◎松永仁
市長公室長 アスベストの除去作業というのは、法令にしっかりと作業工程等も記載されてございますので、またその作業等は、マニュアルに沿って作業を進めていきたいと、そのように考えております。
○
鈴木潔議長 よろしいですか。 ほかに質疑はございませんか。
古谷議員。
◆4番(
古谷孝議員) アスベストの関係で、今回、撤去工事が必要だということで、令和6年度への繰越明許費ということで、工事がかなり長引くとのことですが、全体のスケジュールには影響がないという答弁をいただいて、当初の予定どおり令和8年4月にオープンということの予定ということで、今認識しているんですが、ただ、工事というのは水もので、やってみないと分からないということがございます。 例えば、志木市の市役所本庁舎に関しましても、アスベストが出てきたときに、大分開庁の時期が遅れたということがありまして、仮にですが、市民会館・市民体育館複合施設の開庁が遅れた場合に、その場合に、今稼働しております志木市立市民体育館の利用できる期間もその分延びるということで、切れ目なく利用できるかどうかの確認をお願いいたします。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。 松永
市長公室長。
◎松永仁
市長公室長 ご答弁申し上げます。 現在は令和8年度中に完成の予定でございまして、令和8年4月オープンではない、令和8年度中に完成の予定でございます。 ですので、若干、今のところ、まだオープン時期というのは分かりませんので、何とも言えませんけれども、当然、市民の利用に支障を来さぬように、現在の体育館は完成するまではオープンしますし、また市民会館の仮設を、今、丸井の8階でありますけれども、それも延ばすような形では対応していきたいと思っております。 以上です。
○
鈴木潔議長 よろしいですか。 ほかにございませんか。 阿部議員。
◆10番(
阿部竜一議員) 結構な工事だと認識しておりますけれども、今回、粉じんも飛ぶのかなというのもあるんですけれども、住民の方に説明とかそういったのは、今どのようにお考えでしょうか。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。 松永
市長公室長。
◎松永仁
市長公室長 先ほど申し上げましたとおり、アスベストの飛散防止対策というのは、そういった告示ですとか、県への申請とか、作業工程というのは詳細に決まってございますので、当然、市民の方にも安全性を確認しながら、公表しながら進めていくと。 アスベストのレベルがございまして、高レベルなのかどうか、レベル1からレベル3まであるんですが、ほとんどがレベル3の、あまり飛散性のないものではございますので、できる限り、近隣住民も近いですから、そういった影響のないように、安全対策を図りながら進めていきたいと思っております。
○
鈴木潔議長 阿部議員。
◆10番(
阿部竜一議員) ありがとうございます。 レベル3ということで、大体固形で出せるものだと思いますけれども、話変わりますけれども、国の措置で補助金というのが多分あると思うんですが、今回これは対象になるんでしょうかね。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。 松永
市長公室長。
◎松永仁
市長公室長 アスベストだけに関しての補助金は、再度確認をいたしますけれども、今回の工事は、市民会館の建て替えに伴う有利な起債を使いながら実施しているので、解体工事も全て、そのような交付税措置のある起債を活用して実施するという予定をしております。
○
鈴木潔議長 阿部議員。
◆10番(
阿部竜一議員) アスベストに対する補助金というのが、国土交通省のホームページで見たのかなとは思うんですけれども、あったかなと思いますので、確認していただければと思います。よろしくお願いします。
○
鈴木潔議長 よろしいですね、それは確認でね。 ほかにございませんか。
水谷議員。
◆6番(
水谷利美議員) アスベストの関係ですが、やはりアスベストが広範囲にあるだろうということは予測できていたと思っていたんですね。6月議会に工事の関係が出たんですが、この中でアスベストというのは、費用的にはどれくらい見ていたのでしょうかということです。 それと、今回の調査の関係ですが、6月議会の前に調査をきちんとするということはできなかったということですか。やはり予算を決めるときには、その辺まできちんとやらないと、後から調査をして、後から追加すればいいやというやり方については困る、全体の予算を含めて、工事の日程も含めてそうなるので、その辺についてはどのように考えていたのかということです。1回でできなかった理由は何なのかです。 それで、地下の廃プラの関係なんかも心配ですが、これについては、ないでしょうという答弁だったと思うんですが、これはちゃんと調査をしたのかということをお伺いします。 全体工事の関係で、今年度中に本体工事の業者選定をするという予定になっていたんですが、この作業については、今年度中にやると、変わらないのかということをお伺いします。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。 松永
市長公室長。
◎松永仁
市長公室長 まず、調査についてでございますけれども、事前に行ったものについては設計段階で、先ほど申し上げたとおりやりました。設計書上で分かるもの、あるいは表面を削ってできるもの、まず、会館がやっている最中ですので、大規模な調査はできなかったというのが主な要因でございまして、今回見込んでおったのは大体3,000万円程度、16.7立方メートルほどを見込んでおりましたけれども、今回、最終的に調査を行った結果、65.7平方メートルが確認されたところでございます。タイルの下地等でございましたので、なかなかそこまでは分からなかったというところでございます。 また、先ほども申し上げたとおり、全体のスケジュール的には、今のところ影響はないと、特に来年度は建設工事の予算を組ませていただく予定でございます。そうしますと、契約等の手続きで数か月は要するということにもなりますので、また議会等にも、事前に債務負担行為の設定等が必要になってくると思いますが、業者選定作業は今年度中から始めていきたいと、今のところ予定しております。 以上です。
○
鈴木潔議長 水谷議員。
◆6番(
水谷利美議員) 解体工事は遅れるけれども、業者選定については、今年度中にやるということについては変わらないんだと。早々に決めてしまうといいますか、そういう形になってしまう、今年度中に決めるということでよろしいんですね。そうですか。 それと、住民説明の関係、追加でお伺いしたいんですけれども、これについては、工期が延びましたと、アスベストがありましたのでという通知だけで終わらせるんですか。住民説明、改めてきちんと集めてご説明するという考えは持っていないですか、お伺いします。
○
鈴木潔議長 答弁を求めます。 松永
市長公室長。
◎松永仁
市長公室長 地域の方々につきましては、設計の段階から、全体的な説明というのは丁寧に、1軒ずつご説明をして行っておりますので、改めてこれに関係するものだけでの説明というのは今は考えてございません。 今後も、建設工事も進んでいきますし、解体工事も当然、これだけではなくて、音が出たりとか、ご不便をかけることはありますので、それは丁寧には対応していきたいと思っております。
○
鈴木潔議長 よろしいですか。 ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認め、第40号議案の採決を行います。 第40号議案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、第40号議案は原案のとおり可決することに決しました。
---------------------------------------
△第46号議案、第41号議案~第45号議案及び第47号議案~第53号議案の一括上程、説明並びに報告第7号~報告第10号の報告
○
鈴木潔議長 次に、日程第8、第46号議案 志木市印鑑条例の一部を改正する条例、日程第9、第41号議案 令和5年度志木市
一般会計補正予算(第6号)から日程第13、第45号議案 令和5年度志木市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)まで及び日程第14、第47号議案 令和4年度志木市
一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第20、第53号議案 令和4年度志木市
下水道事業利益剰余金の処分及び決算の認定についてまでの件を一括して議題といたします。 各議案の
提案理由の説明と日程第21、報告第7号から日程第24、報告第10号までの報告を求めます。
香川市長。 〔
香川武文市長登壇〕
◎
香川武文市長 初めに、第46号議案 志木市印鑑条例の一部を改正する条例についてでありますが、市民の利便性の向上を図るため、印鑑登録証明書の交付申請の方法の追加等をするものであります。 次に、第41号議案 令和5年度志木市
一般会計補正予算(第6号)についてでありますが、今回の補正につきましては、
歳入歳出それぞれ4億2,953万9,000円を追加し、
予算総額を291億8,010万2,000円とするものであります。 主な内容につきましては、前年度決算や普通交付税の確定などに伴い、予算の整理をするとともに、保育所等に対する物価高騰対策給付事業補助金などの歳出を主体として、予算を編成するものであります。 今回の補正により、財政調整基金からの繰入れを一部取りやめ繰り戻すこととし、基金残高を25億円とするとともに、さらに生じる財源については、今後の財政需要を見据え、公共施設安心安全化基金に積み立てることとしたところであります。 なお、今回の補正後の公共施設安心安全化基金残高につきましては、およそ24億2,600万円となります。 次に、第42号議案 令和5年度志木市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、今回の補正につきましては、
歳入歳出それぞれ3億2,547万9,000円を追加し、
予算総額を68億3,111万5,000円とするものであります。 主な内容につきましては、前年度決算の確定に伴い、予算の整理をするものであります。 次に、第43号議案 令和5年度志木市志木駅
東口地下駐車場事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、今回の補正につきましては、
歳入歳出それぞれ440万1,000円を追加し、
予算総額を5,616万円とするものであります。 主な内容につきましては、前年度決算の確定に伴い、予算の整理をするものであります。 次に、第44号議案 令和5年度志木市
介護保険特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、今回の補正につきましては、
歳入歳出それぞれ2億7,988万3,000円を追加し、
予算総額を57億140万9,000円とするものであります。 主な内容につきましては、前年度決算の確定に伴い、予算の整理をするものであります。 次に、第45号議案 令和5年度志木市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、今回の補正につきましては、
歳入歳出それぞれ477万9,000円を追加し、
予算総額を12億1,381万3,000円とするものであります。 主な内容につきましては、前年度決算の確定に伴い、予算の整理をするものであります。 次に、令和4年度志木市一般会計特別会計
歳入歳出決算の概要についてご説明申し上げます。 本決算は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、
監査委員の意見を付けて議会の認定に付すものであります。 初めに、第47号議案 令和4年度志木市
一般会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。 決算額につきましては、歳入330億8,017万8,576円、歳出311億1,601万8,533円、差引き19億6,416万43円となり、ここから翌年度へ繰り越すべき財源3,784万6,712円を控除した19億2,631万3,331円が実質収支額となっております。 次に、歳入のうち市税につきましては、およそ114億3,000万円であり、前年度と比較し、およそ2億1,000万円の増となっております。 また、国庫支出金につきましては、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費補助金や新型コロナウイルス接種対策費負担金の減などにより、およそ80億2,000万円で、前年度と比較し、およそ10億円の減となっております。 一方、歳出では、性質別経費で見てみますと、歳出全体の44.8%を占めております義務的経費のうち、扶助費については前年度よりも減となっておりますが、人件費及び公債費については前年度よりも増となっております。 このうち公債費につきましては、およそ1億4,000万円、8.2%の増となっておりますが、これは主に、令和2年度に借入れを行った臨時財政対策債や庁舎建設事業債の元金償還が始まったことによるものであります。 このほか、消費的経費につきましては、民間保育園等運営改善費補助金や水道基本料金減免事業補助金などを含む補助費等が増加したことなどにより、およそ7億5,000万円、8.8%の増、投資的経費につきましては、庁舎建設事業費等の減少により、およそ9,000万円、1.9%の減となっております。 なお、財政構造の弾力性を示す指標であります経常収支比率につきましては94.7%となり、前年度と比較して3.9ポイントの増となったところであります。 次に、第48号議案 令和4年度志木市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。 決算額につきましては、歳入71億8,433万3,963円、歳出68億3,085万4,593円、差引き3億5,347万9,370円であります。 まず、歳入では、現年度分の保険税の調定額、収納額は減少し、収納率は94.6%と、前年度と比較して0.6ポイントの増となったものの、保険税収入全体では、被保険者数の減に伴い、前年度よりもおよそ3,300万円減となる、およそ15億3,100万円となっております。 また、県支出金につきましては、保健給付費を賄うための普通交付金などで、およそ45億4,500万円となっております。 なお、国民健康保険財政調整基金からは、およそ570万円を繰り入れたところであります。 一方、歳出では、保健給付費はおよそ43億9,600万円となっており、県への国民健康保険事業費納付金につきましては、およそ20億2,800万円となっております。 形式収支としては、およそ3億5,300万円の黒字となっておりますが、この形式収支から法定外繰入金、基金繰入金及び前年度繰越金を差し引き、基金積立金を加えた単年度の実質収支は、およそ3億4,900万円の赤字となり、前年度と比較しておよそ2億2,800万円増加し、12年連続の赤字となったところであります。 次に、第49号議案 令和4年度志木市志木駅
東口地下駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。 決算額につきましては、歳入4,085万3,124円、歳出3,644万1,527円、差引き441万1,597円であります。 歳入の主なものは、指定管理者からの納付金、およそ3,800万円であります。 歳出の主なものは、自家用発電機のオーバーホール等の工事請負費として、およそ1,580万円、志木駅東口地下駐車場管理基金への積立金として、およそ1,750万円であります。 次に、第50号議案 令和4年度志木市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。 決算額につきましては、歳入53億3,541万8,926円、歳出50億5,641万745円、差引き2億7,900万8,181円であります。 歳入の主なものは、介護保険料がおよそ11億3,300万円、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び繰入金が、およそ40億7,700万円となっております。 一方、歳出の主なものは、保険給付費で、およそ45億2,500万円であります。また、地域支援事業費につきましては、およそ3億1,200万円となっております。 次に、第51号議案 令和4年度志木市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。 決算額につきましては、歳入11億2,098万2,958円、歳出11億1,320万3,053円、差引き777万9,905円であります。 まず、歳入では、後期高齢者医療保険料がおよそ9億1,700万円、一般会計繰入金がおよそ1億8,700万円となっております。 一方、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金で、およそ10億7,600万円となっております。 次に、第52号議案 令和4年度志木市
水道事業利益剰余金の処分及び決算の認定についてご説明申し上げます。 損益計算において、当年度純利益は1億2,484万7,754円となり、前年度からの繰越利益剰余金を加えた当年度未処分利益剰余金は2億6,128万1,707円となりましたが、令和5年度予算がいわゆる赤字予算であることなどから、全額を繰越利益剰余金として令和5年度に繰り越すものであります。 資本的収入及び支出につきましては、収入額9億282万41円に対し、支出額は14億1,892万6,229円で、収入不足額が5億1,610万6,188円となっておりますが、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補填をしているところであります。 次に、第53号議案 令和4年度志木市
下水道事業利益剰余金の処分及び決算の認定についてご説明申し上げます。 損益計算において、当年度純利益は2億713万1,813円となり、前年度からの繰越利益剰余金を加えた当年度未処分利益剰余金は4億6,165万3,234円となったことから、減債積立金に2億5,452万1,421円を積み立て、残りの2億713万1,813円を繰越利益剰余金として令和5年度に繰り越すものであります。 資本的収入及び支出につきましては、収入額4億8,589万859円に対し、支出額は7億8,120万6,869円で、収入不足額が2億9,531万6,010円となっておりますが、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補填をしているところであります。 次に、報告第7号 令和4年度志木市
一般会計継続費精算報告書についてご説明申し上げます。 本件は、庁舎建設事業のほか3事業について、令和4年度をもって継続費に係る継続年度が終了したことから、継続費を精算いたしましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものであります。 次に、報告第8号 令和4年度志木市
健全化判断比率報告書についてご説明申し上げます。 この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、全ての自治体に公表が義務づけられた実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の財政指標について、
監査委員の意見を付けて報告するものであります。 この指標は、それぞれの判断比率が国の示す数値を上回った場合に、財政の健全化に向けた取組が求められるものであります。 本市の令和4年度決算状況調べにおける実質収支は、およそ19億3,000万円の黒字となっているため、実質赤字比率については比率の表示はありません。 また、特別会計や公営企業会計を合計した連結実質赤字比率につきましても、全会計とも黒字収支となっており、比率の表示はありません。 次に、実質公債費比率につきましては2.2%となっております。 最後に、将来負担比率につきましては4.7%となっております。 このように、義務づけられた4指標は、国で定めた早期健全化基準及び財政再生基準を下回っており、健全な状況にあります。しかしながら、本市におきましては、現在進行中の新複合施設建設事業をはじめとし、その他、耐震性能が不足する公共施設の更新経費や借地している学校用地の購入費など、今後、健全化判断比率に大きく影響を与えるであろう潜在的な将来の財政負担もありますので、それらの課題解決に取り組みながら、引き続き健全な財政運営に努めてまいります。 次に、報告第9号 令和4年度志木市
資金不足比率報告書についてご説明申し上げます。 この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律により公表が義務づけられた、公営企業ごとに資金不足額が事業規模に対してどの程度であるかを示す指標について、
監査委員の意見を付けて報告するものであります。 該当する会計は、水道事業、下水道事業の2会計であり、いずれの会計も、前年度に引き続き資金不足額はなく、今後とも経営基盤が強固なものとなるよう努めてまいります。 次に、報告第10号 令和4年度志木市
水道事業会計継続費精算報告書についてご報告申し上げます。 浄水場機械設備更新事業の完了により、令和3年度及び令和4年度の継続費を精算いたしましたので、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により報告するものであります。 なお、事業費は2か年で9億1,080万円となりました。 以上、提案説明及び報告を終わります。
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鈴木潔議長 以上で各議案の
提案理由の説明及び報告が終わりました。
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△散会の宣告
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鈴木潔議長 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 来る9月5日は本会議を開き、本日提案されました各議案に対する総括質疑を行います。 本日はこれにて散会いたします。 お疲れさまでした。 (午前11時08分)...