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09月20日-03号

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  1. 志木市議会 2022-09-20
    09月20日-03号


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    令和 4年  9月 定例会          令和4年志木市議会9月定例会議事日程(第3号)                    令和4年9月20日(火)午前10時開議第1 一般質問    5番 天田いづみ議員   10番 阿部竜一議員   11番 今村弘志議員   12番 西川和男議員   13番 河野芳徳議員出席議員(14名)  1番  岩下 隆議員    2番  吉澤富美夫議員  3番  鈴木 潔議員    4番  古谷 孝議員  5番  天田いづみ議員   6番  水谷利美議員  7番  与儀大介議員    8番  多田光宏議員  9番  岡島貴弘議員   10番  阿部竜一議員 11番  今村弘志議員   12番  西川和男議員 13番  河野芳徳議員   14番  安藤圭介議員欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 市長         香川武文   副市長        櫻井正彦 教育長        柚木 博   総合行政部長     村山 修 総務部長       豊島俊二   市民生活部長     松井俊之 福祉部長       中村 修   子ども・健康部長   大熊克之 都市整備部長     中森福夫   市長公室長      松永 仁 会計管理者      榎本章一   上下水道部長     細田雄二 監査委員事務局長兼            近藤政雄   教育政策部長     今野美香 選挙管理委員会事務局長---------------------------------------本会議に出席した事務局職員 事務局長       北村竜一   書記         小日向啓和 書記         原 理絵   書記         釘丸利也--------------------------------------- △開議の宣告 ○鈴木潔議長 おはようございます。 ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しております。 よって、議会は成立いたしましたので、会議を開きます。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △議事日程の報告 ○鈴木潔議長 本日の日程は、お手元に配付してございます議事日程により行います。--------------------------------------- △一般質問 ○鈴木潔議長 ここで、議長から申し上げます。 成田監査委員田中農業委員会会長、廣島選挙管理委員会委員長より、本日から22日までの会議を欠席する旨の届出がありましたので、ご報告申し上げます。 一般質問に入る前に申し上げます。 去る8月25日の議会運営委員会においてお決めいただいたとおり、今定例会の一般質問は、各議員の質問及び答弁を含めた時間を60分として運営いたします。 質問者は、質問の件名と要旨及び答弁者名を明確に述べるようお願いいたします。また、答弁者は、努めて簡潔、明瞭に答弁をお願いいたします。 日程第1、一般質問を行います。---------------------------------------天田いづみ議員 ○鈴木潔議長 初めに、5番、天田いづみ議員。     〔5番 天田いづみ議員登壇〕 ◆5番(天田いづみ議員) 皆様、おはようございます。 ただいまも影響が続いておりますけれども、台風14号、大きな台風で、不幸にもお亡くなりになられました方々のご冥福を心よりお祈りさせていただくとともに、被害に遭われましたたくさんの地域の方々のことを思い、一刻も早い復興を願うものでございます。そして、今後の影響が最低限にとどめられますように願いながら、一般質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 では、1、県道の再編に伴う影響について。(1)県道の再編について、(2)富士見橋について、(3)富士見大原線について、それぞれ都市整備部長にお伺いをさせていただきます。 では、(1)県道の再編について。 令和4年6月議会定例会において、埼玉県と交わした覚書に基づいて、富士見大原線を県道とすることに伴って、市役所は昨日、県道ふじみ野朝霞線の市道認定を先行して行ったわけですけれども、今回認定された市道2600号線が移管される前までの期間、維持管理はどのようになっていくのか。 また、県道となる富士見大原線、通称ユリノ木通りですけれども、富士見大原線引継ぎスケジュールと、市内の他の県道についても再編計画があるのかどうか、お伺いをさせていただきます。 次に、(2)富士見橋について。 県道ふじみ野朝霞線の再編計画では、現在志木市で管理している富士見橋について、将来的には埼玉県の管理になると伺っております。富士見市の都市計画道路富士見橋通線との接続や交通安全対策、関係機関との協議など、再編後どのように整備するのか、お伺いをしたいと思います。 ちなみに、これは2020年の9月議会での私の一般質問ですけれども、この時点では当然、まだ県道に再編されるということは全くなかった時点での私の、一つは河川整備計画の関係、そして富士見橋通線整備計画に伴う富士見橋の接続について、一般質問で取り上げさせていただきました。 現在の河川整備計画は、時間降雨量50ミリに対応しており、それ以前に用地買収をしたときの計画は、河川が用地買収されているんですよ。すみません、2006年度以前に県が策定した河川整備計画において、県は富士見橋左岸側に河川拡幅用地を確保しています。 現在の河川整備計画は、時間降雨量50ミリに対応しています。それ以前に用地買収をしたときの計画は、過去における最大降雨量に対応しています。そのために、1972年に志木市が富士見橋を建設したときには、富士見市側の橋台は設置せず、河川改修に対応して橋を延伸できるように造られているのです。 そのときには、私、できれば河川の拡幅や富士見橋の延伸と併せて行っていかれるとよいのではないかと考えて質問したわけですけれども、当時、中森都市整備部長からは、河川管理者である朝霞県土整備事務所に確認したところ、富士見橋の柳瀬川改修状況については、暫定的な整備は完了しているということで、朝霞県土整備事務所では、富士見市との河川占用における技術的な協議の中で、富士見橋の延伸が不可能とならないよう指導していただいているとの答弁がありました。 また、道路整備の関係においては、都市計画道路富士見橋通線については、計画幅員18メートルで、この時点では2022年までに整備完了予定とのことでしたけれども、現在工事は止まっておりますけれども、富士見橋は幅員8メートルであり、歩道も片側しかなく、交通安全が心配されます。 その時点で、中森都市整備部長からは、富士見橋通線については、両側に4.5メートルの自転車・歩行者道と片側3メートル1車線ずつの全体幅員18メートルの計画道路となっている。一方、富士見橋は、片側1.5メートルの歩道と片側3メートル、1車線ずつの有効幅員8メートルの道路となっている。このため、富士見橋通線と富士見橋の接続については、全体構成と比較するとボトルネックとなる。富士見橋通線が自転車・歩行者道なのに対して、富士見橋は歩道しかないんですよね、しかも片側歩道です。なので、歩行者や自転車にとっては少なからず影響があるものと見込んでいる。 富士見橋の整備については、富士見市に確認したところ、今回の事業においては橋梁の整備は行わず、今後の利用状況や要望等を考慮し検討するとのことで、市としては富士見橋の整備について、富士見市と協議していきたいと、2020年9月の時点ではこのようなご答弁が返ってきているわけですけれども、また、将来的に県に移管されるという方向が出てきましたので、より関係機関との協議等が心配されるところでありますので、そのような経緯と観点からお伺いさせていただきたいと思います。 (3)富士見大原線について。 県道が再編されて、将来的に県に移管されるとのことでありますけれども、現状の富士見大原線の歩道の状態は、街路樹の根上がりによる植樹ますのブロックが変形している箇所があるなど、自転車が通行できるということもあり、歩行者が安心して歩けないところがあります。非常に市民の多くの方々から、特に高齢者の方は、本当に危険であるというお声を何度も何度もいただいております。 県への移管の予定があることで、市民としては、市が施設改修に消極的になるのではないかという不安がありますけれども、移管までの期間、市の修繕対応に変化があるのかどうなのか、お伺いさせていただきたいと思います。 それでは、2、今後の雨水管理について。雨水管理総合計画について、上下水道部長にお伺いをさせていただきます。 今回の台風14号もですけれども、近年、各地で局地的な大雨による浸水被害などが頻発しております。既に新座市や朝霞市では、雨水管理総合計画が策定されており、重点対策地区や具体的な対策案が示されております。 本市でも、雨水管理方針基礎調査業務が令和4年度予算、水道事業会計で480万円が計上されておりますけれども、今年度の業務内容と今後の雨水管理計画策定に向けたスケジュール、計画に位置づけられるであろう雨水管理対策案などを伺いたいと思います。 結局、先般の例えば台風19号、かなり内水の浸水があったわけですけれども、そのときには、館第一排水ポンプ場、館第二排水ポンプ場、そして各排水機場、そして排水ポンプ等が、職員の皆さんや建設業組合の方々の本当に総力を結集してのお働きによって、フル稼働していたとお伺いしております。 本当に柳瀬川については、高橋のところが、1軒のお宅のところに溢水したんですかね、溢水ぎりぎりの状況で、その後、緊急的に土のうを積んでいただいたり、パラペットの擁壁を県で緊急に対応して、工事は完了しておりますけれども、さらに、柳瀬川の遊歩道整備に併せて遊歩道面を、河道断面を確保しつつ、結局、川底がだんだん上流から土砂が堆積して上がってきておりますから、その分、遊歩道の位置も高くしていただいております。 さらに、水谷調節池が、令和6年度までにですかね、順調にいけば令和6年度までにということで、水谷調節池の工事をしていただいており、河川については一定の対策が取られていくと思っておりますけれども、問題は内水対策ですよね。 結局、台風19号のときに、ポンプが既にフル稼働していたということですから、これ以上、現段階でポンプを増強するということは不可能だと思うんですよ。そうなりますと、やはり順次、19号以降も、学校の志木第二中学校、また志木第四小学校でしたか、学校の校庭で貯留できるようにしていただいたり、道路の横断側溝を造っていただいたり、止水板を設置していただくなど、様々な対策を取っていただいているとはいえ、さらなる対策を取っていく必要があると考えております。 一言で言いますと、それができるようなきちんと調査をして、調査をした上で、どこにどのような対策を取っていったらいいかと定めていくのが雨水管理総合計画でありますので、その辺についてお伺いをさせていただきたいと思います。上下水道部長によろしくお願いします。 続きまして、3、指定管理者制度について。今後の指定管理の方向性について、市長公室長にお伺いをさせていただきます。 志木市民会館志木市民体育館は現在、それぞれ指定管理者が管理運営しておりますけれども、再整備事業により、令和8年度には複合施設となります。 今までの公共施設は、市が直営で管理していた施設を民間が管理運営を引き継ぐ形でありましたけれども、今回予定されている新たに建設される複合施設は、全く新しい形になるわけですよね。新たに建設される複合施設の管理運営をどのように考えているのか、お伺いをしたいと思います。当初から指定管理者制度を導入していくのか、その場合の指定方法、スケジュール等をお伺いさせていただきたいと思います。 また、当複合施設は、志木駅東口からいろは親水公園までの中間にあり、中心市街地活性化計画でも中心に位置する施設であります。複合施設をどのように活用していくのか、また、施設の位置づけや方向性等が決まっていれば、ご答弁いただければと思います。 1回目は以上です。よろしくお願いいたします。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 初めに、中森都市整備部長。     〔中森福夫都市整備部長登壇〕 ◎中森福夫都市整備部長 おはようございます。 天田議員のご質問についてご答弁申し上げます。 初めに、1の(1)についてでありますが、市道2600号線の認定につきましては、現在県道として供用している県道ふじみ野朝霞線を円滑に市へ移管できるよう、県と取り交わした覚書で、市が先行して市道認定を行うとされていることから、6月定例会で認定をお願いしたものであります。 また、県が施工する新道及び富士見市が施工する計画道路が完成し、供用開始するまでは、富士見大原線は市で、市道2600号線は県道ふじみ野朝霞線として、県・市それぞれで維持管理することとなります。 富士見大原線の県道への移管時期につきましては、埼玉県及び富士見市で施工する新道の完成時期が未定であることから、現時点での移管についても未定となっております。 なお、そのほかの市内の県道については、現時点で、県と移管協議を行っている県道再編計画についてはございません。 次に、(2)についてでありますが、富士見橋については、県との移管協議で現状での移管を行うこととなっており、富士見橋で幅員が減少することに関しては、建設する富士見市にも確認したところ、富士見橋へは将来、県の架け替えを踏まえ、安全に接続できるよう進めているとのことです。 このことを踏まえ、市といたしましては、富士見橋の再整備やさらなる河川整備等について、広域的な取組であることから、今後においても積極的に埼玉県と協議してまいりたいと考えております。 次に、(3)についてでありますが、富士見大原線の街路樹の根上がり等については、本年度においても、本町6丁目交差点から柏町4丁目交差点までの区間、補修を行うなど、計画的な整備を行っております。 このような道路環境の経年による劣化については、将来の県道編入の予定を理由に放置することなく、他の市道と同様に維持管理し、必要であれば部分補修を行い、市民が快適・安全に利用できる道路環境をしっかり維持されるよう努めてまいります。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 細田上下水道部長。     〔細田雄二上下水道部長登壇〕 ◎細田雄二上下水道部長 おはようございます。 天田議員のご質問2についてご答弁申し上げます。 今後の雨水管理につきましては、近年、局地的な大雨により多発する浸水被害への対応を図るため、雨水管理総合計画の策定を進めているところであります。本年度においては、既に計画策定に必要な情報収集など基礎調査を実施しており、令和5年度以降、基礎調査の結果を基に、浸水被害の発生要因の分析や重点対策地区の検討などを行い、令和6年度末を目途に雨水管理総合計画を策定したいと考えております。 具体的な計画案につきましては、浸水対策の重点対策地区を明確にするとともに、雨水管の増強や貯留施設の設置などの整備目標を設定し、さらには投資可能額等を考慮しつつ、段階的に当面・中期・長期の対策の方針を定め、効率的に浸水被害の軽減が図られるよう、雨水管理総合計画を策定してまいりたいと考えております。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 松永市長公室長。     〔松永 仁市長公室長登壇〕 ◎松永仁市長公室長 おはようございます。 天田議員のご質問3についてご答弁申し上げます。 志木市民会館及び志木市民体育館の再整備に伴う複合施設は、市議会特別委員会での審議や基本計画策定検討委員会での議論などを経て、みんなに愛され、誰もが主役になれる複合施設を目指し、両施設の利用団体からのヒアリングを実施するとともに、高校生から高齢者まで幅広い年代の方々によるワークショップを取り入れながら、使いやすい施設となるよう基本設計を進めているところでございます。 ご質問の複合施設の管理運営につきましては、民間の能力を活用することで市民サービスの向上と経費の削減につながることができるため、公募による指定管理者の管理を予定しております。また、これまでの施設と異なり、文化とスポーツの複数の機能を持つ施設でありますので、指定管理事業者にとっても管理運営方法や人員の確保といった面において、より長い準備期間を要することが想定されますことから、条例の制定や公募、選定、指定までのスケジュールを通常よりも早めに進めなければならないと考えております。 さらに、複合施設は、文化活動やスポーツ、レクリエーション活動などの拠点施設という面だけでなく、災害時における防災機能を備えるとともに、現在策定を進めております中心市街地活性化基本計画においても、志木駅東口といろは親水公園との中間地点に位置していることから、まちの新たなにぎわいを創出する施設としての役割も担うよう、今後も関係部署と連携を図りながら進めてまいりたいと存じます。 ○鈴木潔議長 再質問、5番、天田議員。 ◆5番(天田いづみ議員) ありがとうございました。 再質問ですけれども、その前に、ご答弁でよく聞き取りにくかったところがあり、認識が擦れ違ってしまうと大変なことになるので、中森部長に一つ確認させていただいてよろしいでしょうか。 (2)の…… ○鈴木潔議長 1番、2番、3番と、一つずつ分けてお願いします。 ◆5番(天田いづみ議員) 1の(2)の富士見橋についてというところで、ご答弁の中で、県が橋を架け替えるんですかね、何かそんなふうに聞こえたんですよ。 ですから、本当に、いつの時点だか、まだ都市計画道路も進んでいないので、具体的な年次はともかく、将来的に県に移管された暁に、県が橋を架け替える、架け替えるとなれば、当然、現状より使いやすい形にしていくんだろうなと想像されるわけですけれども、そこはとても大事なところなので、そこがどうなのかお伺いしたいと思うんですけれども、いかがですか。
    ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 中森都市整備部長。 ◎中森福夫都市整備部長 ご答弁申し上げます。 先ほどのご答弁で、将来の橋の架け替えにつきまして、県と申し上げて、訂正させていただきます。将来、橋の架け替えにつきましては、県に移管された後に考えられることですので、ご理解いただきたいと存じます。 ○鈴木潔議長 よろしいですか。 5番、天田議員。 ◆5番(天田いづみ議員) 分かりました。 そうですよね、現状を改善するといえば、架け替えなのか、あるいは、全く土木に素人の私が申し上げるのも僭越ですけれども、現状にプラスアルファで、もう一本橋を架けるですとか、いろいろ考えられると思います。 今は、県に移管されるということがなければ、志木市と富士見市で50%、50%、2分の1ずつ負担金、お金を出し合って、橋の管理自体は志木市なので、富士見市と協議して考えていくということでありましたけれども、流れが変わって、将来的に県に移管ということになりましたので、その辺につきましては、なかなか県の2600号線も、これから用地買収と聞いていますし、富士見橋通線も工事は進んでいないですし、本当に一体何年後のことになるのか全く分からないという中で、やはり、ぜひ(2)の部分では、ご答弁にもありましたけれども、本当にややこしいのは志木市、富士見市、県も朝霞県土整備事務所、柳瀬川より向こうは川越県土整備事務所ということで非常に複雑ですよね。協議も大変だとは思いますけれども、市民に市境はないと私は常日頃から思いながら、活動させていただいておりますので、本当に市民が不幸な事故に遭うとか危ない目に遭わないように、高齢化も進んでおりますので、ぜひとも協議していっていただきたいと思います。 柳瀬川の管理については、朝霞県土整備事務所が担われているということで、将来的な河川整備計画で、2の雨水管理の質問でも申し上げましたけれども、やはり降雨量も増えていきますし、水谷調節池だけだということになれば、また河道の拡幅等も考えていかなければならないということも想定されるかと思いますので、手前みそではないんですけれども、志木市は富士見橋を造るところから、本当に、やはり技術系の職員の先輩方が総力を結集して、その辺も想定して、日常の管理ですとか耐震補強工事ですとか取り組んでこられているという意味では、本当に思いが強い富士見橋だと思いますので、ぜひその辺を中森都市整備部長からまた後輩の方々にも、何年になるか分からないということで心配なんですよ。ですから、後輩の方々にもしっかりと引き継いでいただきながら、市民にとって遺漏のないように進めていただけますよう、ご協議のほどをよろしくお願い申し上げます。 それから、(3)は再質問でさせていただきたいと思います。 そういうわけで、県の新道の完成時期が未定ということで、移管までに時間がかかる。富士見大原線の歩道の整備や改修工事は、今後どうなっていくのでしょうか。本年度の具体的な工事箇所が分かっているのであれば、お伺いしたいと思います。 そもそも以前、宗岡環状線で歩道の快適化計画が4年間かけて行われ、そのときの計画では、富士見大原線もやっていきますよということだったんですけれども、状況が変わりましたので、そこのところをお伺いさせてください。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 中森都市整備部長。 ◎中森福夫都市整備部長 ご答弁申し上げます。 歩道の快適化事業は、令和2年度に見直しを行っておりまして、街路樹の根上がりによる段差の解消に向け、高齢者率が高い館地区の歩道について改修工事を実施しております。あわせて、富士見大原線の歩道についても、部分的に補修箇所を位置づけ、歩行者等の安全を第一に維持管理に努めております。 また、本年度の工事箇所につきましては、本町6丁目の肥料屋さんの交差点から柏町4丁目の県道川越新座線までの歩道を予定しております。ご理解賜りたいと思います。工事内容につきましては、根上がり対策と段差解消し、舗装の打ち替えを行う予定でございます。 以上でございます。 ○鈴木潔議長 5番、天田議員。 ◆5番(天田いづみ議員) ありがとうございます。 まさに今、中森都市整備部長がおっしゃってくださいました本町6丁目の肥料屋さんの交差点から柏町4丁目のスーパーですとか医療機関等の複合施設がありますけれども、県道川越新座線までの歩道のところが本当に最も危ないということで、ある方、高齢者の方は、志木市で最も危ない歩道とかとおっしゃっていましたけれども、自分が生きているうちには無理なのかなとおっしゃっていましたけれども、今年度、整備していただけるということが分かりましたので、本当にありがたいと思います。 既に交通安全対策ガードパイプも、道路課で2年間かけてつけていただいて、あれは、もちろん市内全域ですけれども、非常に評判がいいです。肥料屋さんの交差点のところで、もう一か所違うところかな、死亡事故も発生しておりまして、小学校の通学路にもなっていて、とても危険であると、車椅子利用者の方からもご心配の声をいただいていたものですから、あのガードパイプがついて本当によかったと感謝のお声をいただいていますし、館地区のお子さんを保育園に入れていらっしゃる保護者の方も、何とかならないのかとおっしゃっていたんですけれども、ガードパイプをつけていただいて本当にありがとうございますというお声もいただいておりますので、併せてお伝えさせていただきたいと思います。ありがとうございます。 そうしましたら、2の雨水管理計画の関係ですけれども、先ほども申し上げましたように、令和元年の台風19号では、例えば館地区においても道路冠水などがありまして、車を避難させたりする事態になるなど、各地で局地的な大雨が頻発しております。志木市の雨水計画の計画降雨は、時間雨量50ミリと認識しているわけですけれども、雨水管理総合計画策定の際は、計画降雨を見直すことになるのでしょうか。 また、今年度、雨水管理総合計画を策定するための基礎調査を実施しているとお伺いしておりますけれども、基礎調査のデータにより、過去に床上や床下浸水、道路冠水などがあった地域は、いわゆる重点対策地区として、さらなる雨水対策を取っていく地域になっていくのかどうかお伺いしたいと思います。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 細田上下水道部長。 ◎細田雄二上下水道部長 天田議員の再質問についてご答弁申し上げます。 1点目の計画降雨の見直しについてでありますが、計画策定において重点対策地区を指定した区域については、計画降雨を見直した上で対策案を検討することとなりますが、市全体の計画降雨については見直しを行う予定はございません。 次に、重点対策地区についてでありますが、今後、計画策定の中で地区を決定することとなりますが、過去に浸水被害が発生した場所においては、重点対策地区の候補地になるものと考えてございます。 以上です。 ○鈴木潔議長 5番、天田議員。 ◆5番(天田いづみ議員) ありがとうございます。 ちなみに、そうしますと、基本的に時間雨量50ミリだけれども、例えば新座市や朝霞市なんかは既に雨水管理総合計画をつくっておりますけれども、重点対策地区においては、時間雨量60ミリですとか65ミリですとか、そう設定した上で、対策をしていくと位置づけているので、そのような形になっていくのかなと受け止めさせていただきました。まさに今、調査を行って、その辺をどのように設定していくのかという調査を行っているんですよと認識をさせていただきました。 ですから、部長、今、重点対策地区に指定された地域は計画を見直すということですけれども、それぞれの重点対策地区により、どの程度の計画降雨の増加を見込んでいるのかというのは、今調査をしていることですし、今後その辺を、少なくとも計画降雨を増やしていくということですけれども、今後、重点対策地区においては、当然50ミリ以上にしていくんですよという理解でよろしいんですかね。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 細田上下水道部長。 ◎細田雄二上下水道部長 ご答弁申し上げます。 計画降雨の増加見込みについてでありますが、重点対策地区では現在の計画降雨より確実に増加するものと見込んでおりますが、現時点では、想定している計画降雨の増加は未定であります。 以上です。 ○鈴木潔議長 5番、天田議員。 ◆5番(天田いづみ議員) 分かりました。 いずれにしてもこの計画は、河川担当ですとか、いわゆる河川担当というのは今、道路課になっているわけですけれども、あと防災担当ですね、防災危機管理課と、当然策定していく上でも連携していくとなろうかと思いますし、さらに重要なことは、この計画は単に重点対策地区を設定するというだけではなくて、やはり市民や事業者の皆さんにご協力いただきながらやっていく、ソフト的な対策をというのも盛り込んでいくようになるのかなと思ったときに、やはりご協力、そして連携を図りながら実施していくためには、計画策定に当たって、やはり市民や事業者の意見についても考慮しながら策定をしていくという必要があるのではないかと考えますけれども、いかがでしょうか。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 細田上下水道部長。 ◎細田雄二上下水道部長 ご答弁申し上げます。 計画に定められました対策につきましては、流域のあらゆる関係者が協働して取り組む事業でありますので、河川担当、また防災担当と連携はもとより、また市民の皆様や事業者にもご協力とご理解をいただきながら計画を策定し、対策を実施していきたいと考えてございます。 ○鈴木潔議長 5番、天田議員。 ◆5番(天田いづみ議員) どうもありがとうございました。 それでは、3の指定管理者制度の今後の指定管理の方向性についての再質問をさせていただきたいと思います。 新しい複合施設については、公募を行っていくというご答弁がありました。指定管理者で公募をしていくと、指定管理者制度という考え方で公募していくんですよというご答弁がありました。 当然、新しい複合施設は、市民会館と市民体育館という文化とスポーツの両方の機能を持つ施設になりますし、先ほど松永部長もおっしゃいましたように、防災の機能も持っていくんですよということもありますよね。なので、今までのように、それぞれが一事業者ということで管理運営を行うというのは、なかなか難しいのではないのかなと。そういう両方できるようなところがあるんであればいいんでしょうけれども、なかなか難しいのかなと考えます。 例えばですけれども、カルッツかわさきという物すごく大きい施設ですけれども、市民会館、市民体育館の複合施設、私も行ったことありますけれども、いろいろな団体のグループで管理運営をしていると承知しております。 その辺も含めて、やはり公募に当たっては多様な在り方を検討していただいて、また、管理運営ですけれども、単なる管理ではなくて、志木市らしい、先ほどにぎわいという言葉もありました。市民活動やまちづくりの活性化につながるような志を持った事業者にぜひ応募していただけるようにやはり工夫を凝らしていただいて、ぜひその辺を仕様書に、仕様書ではない、公募、名前が分からなくなってしまいましたけれども、委託だと仕様書ですけれども、指定管理の場合、名称違うんですよね。いわゆる仕様に盛り込んでいただけたらと考えますけれども、その辺いかがでしょうか。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 松永公室長。 ◎松永仁市長公室長 ご答弁申し上げます。 議員からもご指摘がありましたように、文化とスポーツの施設を併せ持つ施設ということでございますので、複数の企業がグループ化をして公募するということも想定されます。 まずは、指定管理の場合は公の施設管理方針というのを事前に立てますので、その段階でしっかりと、新しい施設となりますので、そういった準備もしていきたいと思いますし、指定管理者制度の一番の魅力は、やはり自主事業の実施というのが大きな魅力の一つでありますので、そういったところを民間企業として、いろいろとご提案していただけるような、そういう仕様にしていきたいと思っております。 ○鈴木潔議長 5番、天田議員。 ◆5番(天田いづみ議員) ありがとうございます。 私は検討委員会を、何回ぐらいやったんでした、少なくとも5回ぐらいはされたんですかね、非常に熱心な活発な議論を全部傍聴させていただきましたけれども、特に若い方々から、こんなこともやってみたい、あんなことができるといいと。実際できるできないはともかく、そういった自由な発想や、やはり市民の思いができる限りかなっていくような施設、ハードはおのずと決まってくるんでしょうけれども、やはりソフトでカバーできることって、管理運営のところでたくさんあろうかと思います。 ですので、ぜひそういった意欲のある、また本当に、もちろん市外の事業者もいらっしゃるでしょうけれども、私は居住地が市内であるなしにかかわらず、志木市役所の方もそうですけれども、志木市にご縁のある方は、みんな志木市民と私は思っておりますので、そういった思いで皆さんが総力を結集して、市民と共に管理運営を担っていただけるような事業者をぜひ公募していただけますようお願い申し上げます。 それから、条例ですとか準備も早めにしていきたいというご答弁がありました。条例では当然、いわゆる貸館の利用の在り方についても定めていくと思うんですけれども、以前も公共施設マネジメントの一般質問の中で提案させていただきましたけれども、本当に全国的に公共施設の、非常にお金をかけて造っても、公共施設の利用率って20%程度ですよね。本当にもったいないです。 利用区分を例えば1時間単位で借りられるようにするですとか、そういった工夫をしていくことによって、やはりより多くの方が使いやすい施設にしていくということも、指定管理、大変ですけれども、指定管理者制度だから、そういう柔軟な運用もやりやすいのではないかなと思いますし、例えば市民会館の場合は、今コロナで、なかなか難しいかもしれませんけれども、通常は飲食なんかもできるわけですから、ではお昼、飲食する場合に、午前・午後通して借りなくてはいけないのだとかということではなくて、お昼を挟んで3時間ですとか、そういった借り方をすることによって、子育て中のママたちがご飯を持ち寄って、私、こういうのを作ったのよとか、このおやつどう、みんなで味を見ようかとかという、そういったことも進んでいくのではないかと思うんですよね。 前にも申し上げましたように、私、残念ながら行っていないんですが、神奈川県大和市の文化複合施設、市民会館、図書館、それから屋内こども広場等の複合施設ですけれども、以前、公共施設マネジメントの勉強会で講師の方が、屋内こども広場を飲食自由にしたら、本当に湧き上がるように、親子連れの方々でものすごくにぎわっているんだそうなんですよ。 ですから、やはり管理運営の工夫一つで、今まで足を運ぶことがなかった方々が本当に喜んで、そこを拠点にして活動を活発にしていく。そもそも志木市は県の施設もないですし、なかなか民間の施設といってもないではないですか。そういう意味で、本当に貴重な施設になっていくと思いますので、ぜひそこはご配慮いただいて、子どもから高齢者までが、本当に多世代の方々が、その方々の生活やお体の状況に応じて、使いやすい、活動しやすいような、交通体系の工夫も必要だと思いますけれども、それは先般の総務厚生常任委員会で、皆さん活発な議論をされていましたので、今回は申し述べませんけれども、ぜひ皆さんが使いやすいような、活動が活発になるような施設の在り方にしていただけないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 松永市長公室長。 ◎松永仁市長公室長 ご答弁申し上げます。 まさに議員おっしゃるとおりでございますので、市民会館を管理しております市民生活部や体育館を管理しております教育委員会とも十分協議しながら、市民が利用しやすいようにというのが一番だと思いますので、これは条例ですので決め方ですので、1時間ごとにするのか、今のように午前・午後・夜間とするのかというところは決め方ですので、いかようにも変えられるのかなと。市民の方が利用しやすいように、利用団体等のご意見を頂戴しながら決めていきたいと思っております。 ○鈴木潔議長 5番、天田議員。 ◆5番(天田いづみ議員) ぜひよろしくお願いいたします。 なかなか市民も今までの、本当に長年の慣例というか、そういうのに縛られてしまっているところも、もしかしたらあるのかもしれないので、やはりまず市役所の方々が、そういった慣例を1回ゼロベースにしていただいて、新しい施設に向けては、本当に自由な発想で活動が活発になるような在り方を、市民の皆さん、利用団体の皆さんのご意見をよく伺いながら考えていっていただけますようにお願い申し上げまして、今回はこれで一般質問を閉じさせていただきます。ありがとうございました。 ○鈴木潔議長 以上で、5番、天田議員の一般質問を終わります。---------------------------------------阿部竜一議員 ○鈴木潔議長 次に、10番、阿部竜一議員。     〔10番 阿部竜一議員登壇〕 ◆10番(阿部竜一議員) おはようございます。 議長よりご指名いただきましたので、通告順に従いまして一般質問させていただきます。 初めに、1番、空き家の利活用について。非営利団体等の利用についてお伺いします。 前回6月議会でも質問させていただきましたが、空き家対策の一つとして、空き家を利活用した非営利団体等の活動拠点の確保の支援ができないか伺います。 非営利団体を主催している市内の方から相談をいただきました。運営するに当たり、安定した活動場所の確保が課題になっているそうです。公共施設は3か月前からの予約申込みができますが、現状、場所の確保がなかなか難しいそうです。 そこで、空き家や空き店舗の利活用ができないかお聞きいたします。 孤立・孤独が問題となっております昨今、新型コロナ感染拡大前は、職場・家庭・地域で人々が関わり合い、支え合う機会が減少してきていると言われておりました。新型コロナ感染拡大後は、交流・見守りの場、相談支援を受ける機会の喪失等、孤独・孤立の問題が深刻化してきているのではないでしょうか。 そういった意味で、見守り・交流や居場所づくりを確保し、人と人とのつながりを実感できる場所として空き家の利活用をと考えておりますので、ご所見をお伺いいたします。 また、埼玉県内、他の市町村でやっておりますが、非営利団体が空き家の利活用の事例が幾つかあるようですが、志木市の事例として、コミュニティふれあいサロンReiwaについて、どのような空き家の活用をされているのかお聞きします。あわせて、市民生活部長のご所見をお伺いいたします。 2番目の質問に移ります。 交通施策について。交通空白地域について伺います。 以前より、交通空白地域における交通施策の展開について要望してまいりましたが、その後、進展が見られておりません。コロナ禍で、既存バス路線やふれあい号の利用状況の統計がなかなか取れないといった事情もお聞きいたしますが、その地域で生活されている方の中には、通勤・通学、病院への通院、買物等に不便を感じている方がいらっしゃいます。また、高齢者の運転免許の返納が年々増加しているなど、受皿としての移動手段を確保することがますます重要な課題になっています。特に上宗岡3丁目及び幸町地区においては、路線バスの運行がなく、対象者や対象地が限られているデマンド交通やふれあい号では、市民の足はカバーし切れていない状況があります。 ついては、庁内における交通施策の検討状況の報告を求めるとともに、交通不便地域の解消、高齢者・交通弱者の社会活動参画機会の拡大のためにも、交通空白地域において、誰もが気軽に利用できるような小型バスなどを導入することができないか、都市整備部長のご所見をお伺いいたします。 3番目の質問に移ります。 私道の修繕について。私道の修繕補助について伺います。 近年、高度経済成長とともに築造された道路の多くは、経年劣化が進行し、舗装の打ち替えなどの補修工事を必要とする時期を迎えています。 志木市では、私道の整備補助金について、令和3年度より行き止まり道路についても対象となり、ありがたいと感じておりますが、今回、私も市民の方から相談を受け、担当課の説明を一緒に聞きながら学ばせていただきましたが、条件に側溝やL型溝の排水構造物があることや地権者全員の了解を得ることなど、交付要件が少々高いのではと感じました。 何人かの私道を所有される方のお話を伺いましたが、道路を直したいという思いは皆さん共通で、私道の整備補助を利用したいというお話でした。市内の私道には、穴の空いた道路やアスファルトがよじれて盛り上がった道路など危険な箇所が見受けられます。 そこで、今後、条件を緩和されるお考えはあるのか。また、現在、私道舗装整備補助金の交付件数はどれぐらいあるのか、何件ほどあるのか伺います。 また、私道に埋設されるライフラインについて、経年劣化での水道の漏水修理の費用や水圧の低下などによる水道管の増径に対する費用の補助はあるのか。また、汚水・雨水等の下水道の維持管理、特に雨水ますの清掃などに対する費用について、市で何らかの補助をするお考えはあるか、都市整備部長上下水道部長のご所見をお伺いいたします。 4番目の質問に移ります。 道路冠水について。想定を上回る大雨での市の対策について伺います。 今日も雨が心配されるところではありますけれども、何回か質問させていただいております。ほかの議員からも、いろいろな質問や提案が今まであったかと思います。市の対策を確認の意味も含めてお聞きしたいと思います。 昨日、一昨日と、台風の影響で大雨が降りました。地球温暖化の影響などにより、各地で今年も線状降水帯が発生し、300ミリを超える降雨が観測されています。2019年の台風では、志木市も被害が出ました。道路冠水も二十数か所であったかと記憶しておりますが、このような大雨による道路の冠水が発生することが想定されますが、本市での対策案などお伺いします。 また、令和2年6月議会で、雨水マンホールの蓋を鍵付へ交換することについてお聞きいたしましたが、まだ当時、五百数か所残っているというご答弁でした。その後、マンホールの蓋の交換の進捗状況についてお伺いいたします。 さらに、カパルの描かれたデザインマンホールがありますけれども、近年、静かなマンホールブームというんですかね、マンホールの写真などを撮られている方が多いということですが、カパルデザインのマンホールは市内に2か所設置されていると聞いておりますが、鋳型も残っていると思いますので、今後、設置箇所を増やすお考えがあるのかお聞きします。 以上、都市整備部長上下水道部長のご所見をお伺いいたします。 私の1回目の質問は終わります。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 初めに、松井市民生活部長。     〔松井俊之市民生活部長登壇〕 ◎松井俊之市民生活部長 阿部議員のご質問の1についてご答弁申し上げます。 全国的な人口減少や高齢化、建築物の老朽化等により空き家等が増加傾向にある中、市では、市民の皆様や地域の安全・安心の確保、生活環境の保全等を目的として、第2期志木市空き家等対策計画に基づき、空き家等対策に取り組んでおります。 議員ご質問の空き家等の利活用による非営利団体等の活動拠点の確保の支援につきましては、利活用が可能な物件の有無をはじめ、所有者のお考えや物件の状態なども関係するものと認識しております。 利活用が図られることにより、空き家等対策にもつながることから、まずは空き家等の情報を収集する中で、非営利団体等の利活用に賛同し、協力していただける所有者や物件を把握した場合には、非営利団体等を紹介するなど、活動拠点の確保に向けた支援に取り組んでまいります。 また、空き家等を利活用した事例といたしましては、令和元年7月にコミュニティふれあいサロンReiwaが開所いたしました。こちらは、空き家の所有者のご理解、ご協力の下、サロンとして利活用されており、市民団体であるReiwa会に運営を委託し、書道やちぎり絵などの趣味の教室やいろは百歳体操などの健康教室、また、小さなお子様も参加できるミニ縁日やクリスマス会を開催するなど、身近に集えるぬくもりあふれる憩いの場所として、子どもから高齢者まで多くの世代の皆様にご利用いただいているところであります。 今後におきましても、空き家等対策に取り組む中で、利活用が可能な物件の情報を収集してまいります。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 中森都市整備部長。     〔中森福夫都市整備部長登壇〕 ◎中森福夫都市整備部長 阿部議員のご質問に順次ご答弁申し上げます。 初めに、2についてでありますが、超高齢社会の進展等に伴い、高齢者の皆様をはじめとする外出が困難な方々が利用可能な市民の足の確保については、本市においても課題であると認識しております。 しき躍進計画35において、移動しやすいまちを目指した交通手段の検証の取組項目の一つとして、コミュニティバスや乗り合い型デマンド交通の実現性等について、他自治体の事例も参考に調査研究を行うとともに、民間バス事業者へのヒアリングを行うなど、様々な視点から、新たな施策の実施を含めた検討を行っているところであります。 こうした中、議員からご提案ありました上宗岡3丁目地区及び幸町地区等、バス路線がない地区へのコミュニティバス等の導入につきましても検討を行ったところでありますが、本市は他の地域と比較して交通網も充実しており、市全体では公共交通の利便性が高い地域となっていることから、新たにバスの運行許可を得るには難しい地域であるとともに、たとえ運行許可が下りたとしても、需要に見合った適正な運行が行えるかという課題がございます。 また、民間バス事業者においては、コロナ禍の影響による利用者の減少や燃料費高騰の影響などにより、既存路線の維持さえ危機感を募らせている状況であり、路線の拡大に当たっては、大規模な分譲住宅やマンションなどの大規模開発に伴う新たな需要が見込まれる場合を除き、新規路線の設置や拡大は、コロナ禍による追い打ちも相まって、非常に困難であると伺っているところであります。 こうしたことから、新たな交通施策を検討する際も、市民の足である既存の公共交通を運営する事業者への影響も十分に見極めながら、市民の皆様がより利用しやすい交通施策となるよう引き続き議論してまいります。 次に、3についてでありますが、私道の修繕補助につきましては、令和3年度より私道舗装整備補助金交付要綱を改正し、行き止まりの私道についてまで舗装の補助の対象を拡充し、私道所有者の利便性を図ったところであります。 令和3年度につきましては3件の申請があり、そのうちの1件の私道に対し、行き止まりの私道に舗装補助金を交付したところでございます。また、過去の私道舗装整備補助金の利用につきましては、令和元年度、令和2年度ともに、1件の私道に対して舗装補助を行っております。 ご意見である舗装補助の対象のさらなる拡充につきましては、私道については個人の財産に当たることですので、さらなる拡充については現在考えてございませんので、ご理解賜りたいと存じます。 次に、4についてでありますが、本市における雨水計画は、1時間当たり50ミリ規模の降雨を想定し、排水施設が整備されていることから、道路排水施設においても、この計画に合わせ、雨水の排水に対応しております。一方、河川を管理する県の計画においても、同様に1時間当たり50ミリ規模の降雨に耐え得る護岸を整備していると伺っております。 昨今の異常気象により発生する局地的な豪雨に対する本市の対策といたしましては、まず道路冠水対策として、計画的な道路排水施設改修を行っており、市内の高台地から低地へ流れ込む雨水を受けるための横断側溝の設置や集水ますの設置、さらに蓋の交換やます清掃など、平時から維持管理を実施しております。 また、道路が冠水するおそれのある箇所には8基の監視カメラを設置し、冠水が確認された場合には職員が現場に急行し、対応に努めております。加えて、雨水流出抑制対策として、これまでも学校敷地から雨水が流出しないよう、志木第四小学校、志木第二中学校において雨水流出対策工事を実施しているところであり、本年度より3か年で、高台地に設置された集水ますを改造し浸透機能整備をすることで、さらなる道路冠水被害を軽減していく計画としております。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 細田上下水道部長。     〔細田雄二上下水道部長登壇〕 ◎細田雄二上下水道部長 阿部議員のご質問に順次ご答弁申し上げます。 初めに、3についてでありますが、私道における水道や下水道の維持管理等につきまして、水道では、水道管の漏水修理費用を市が全額負担をしております。また、水圧の低下などによる水道管の増径に対する費用については、志木市水道事業給水不良改善工事取扱要綱に規定されてございます。 この要綱において、給水管等の不良改善工事の対象となる水圧低下については、使用者全員の承諾など工事の対象要件を備えたものであれば、市が工事を実施し、その工事費用を負担することとなっております。 次に、下水道では、汚水管の私道内にある1つ目のマンホールまでは市で維持管理を行っておりますが、その上流の排水設備については私道所有者による維持管理となっており、費用の補助などはありません。また、雨水については、雨水排水が原則宅地内処理となっていますことから、汚水と同じく私道所有者による維持管理となっており、費用の補助などはありません。 いずれにいたしましても、私道の水道や下水道につきましては、共に個人財産となっておりますことから、原則市による維持管理や費用の補助などは考えてございませんので、ご理解を賜りたいと存じます。 次に、4についてでありますが、雨水マンホール蓋の交換につきましては、前回ご質問をいただきました令和2年6月以降では、56か所の蓋交換を実施しております。令和2年度には、従前よりも排水機能が向上した雨水マンホール蓋への交換も実施するなど、大雨による蓋の浮上防止や蓋のがたつきによる事故などの危険性を未然に防ぐよう努めているところであります。 次に、カパルの描かれたデザインマンホール蓋については、市制施行50周年記念や地元PR、下水道事業の広報などを目的に作成したものであり、令和2年4月1日にいろは親水公園の中州ゾーンなど2か所に設置しております。 デザインマンホール蓋の増設につきましては、市内を散策しながらデザインマンホール蓋を見つけていただくことで、町なかの回遊性の促進も期待できますが、設置場所が限定されることやデザインマンホール蓋の構造上に課題等があるため、現在のところ、設置箇所を増やすことについては考えてございませんので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○鈴木潔議長 次に、再質問、10番、阿部議員。 ◆10番(阿部竜一議員) ご答弁いただきまして、ありがとうございました。 順次再質問させていただきます。 初めに、1番ですけれども、協力していただける所有者が、そういった物件を把握した場合は、活動拠点を支援していただけるということで、よろしくお願いいたしたいと思います。 ただ、ふれあいサロンReiwaですけれども、これ、すごく条件がよかったということでお話伺っていまして、こういった物件が出るということは、なかなかないということもいろいろお聞きいたしましたので、難しいのかなというのは理解はしておりますけれども、もしそういった物件がありましたら、積極的にぜひオーナーさんにアタックしていただいて、非営利団体とマッチングしていただければと思います。 孤独・孤立の支援というのは国の政策でもありますので、手の届かない方に空き家を利用した形で、そういった形で非営利団体とマッチングできれば、市独自の施策として、さらに考えていただければと要望しておりますので、要望で1番目は終わりたいと思います。 2番目の再質問をさせていただきます。 ご答弁いただきまして、ありがとうございました。志木市はコンパクトなまちということもありまして、他市に比較して公共交通の利便性が高いということはおおむね理解いたしておりますが、需要に見合った適正な運行ができるかというお話もありましたけれども、市民サービスという観点から、ぜひお考えしていただければと思います。 国からの補助もあるようですので、今後、幸町・館地域ですと高齢化での買物や通院、健康増進センターや市民体育館へのアクセス、上宗岡3丁目ですと通勤・通学の不便解消といった問題の解決のために、ぜひお考えいただきたいと思います。 民業圧迫といったことが起きないように、上宗岡3丁目地域でしたら市役所までとして、駅へのアクセスは市役所から既存路線に乗り換えていただくとか、そういったことも考えられるのではないかなと思いますけれども、幸町地域でしたら民間への影響も少ないのかなと思います。再度お聞きするのと、今後、交通施策のまとめのめどは、いつ頃とお考えでしょうか。 あと、国の制度で、地域公共交通計画の作成というのが努力義務化ということになっておりますけれども、計画の作成を国が予算やノウハウ面で支援してくれるという制度ですけれども、今後利用されるお考えはありませんでしょうか、お聞きします。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 中森都市整備部長。 ◎中森福夫都市整備部長 ご答弁申し上げます。 ご案内のシャトルバスやコミュニティバスの導入に当たっては、いずれも民間バス事業者との協議が必要でありますことから、引き続きご提案の手法を含めて、他の交通機関への影響を見極めながら、市民の皆様がより利用しやすい交通施策について議論してまいりたいと考えております。 次に、施策はいつ頃からかということでございますが、高齢者の皆様をはじめとする外出が困難な方の移動手段の確保については、本市の課題であると認識しておりますから、早期に方向づけができますよう議論してまいりたいと考えてございます。 最後に、地域公共交通計画の作成についてでございますが、地域公共交通計画は、地域にとって望ましい地域旅客輸送サービスの姿を明らかにする地域公共交通の基本計画でありますが、現在市が取り組んでいるのは、実現性を踏まえたより具体的な交通施策でございます。 しかしながら、公共交通計画に基づき実施する事業によっては、国や県の補助金の対象になることもございますので、今後必要に応じて、課題として捉えていきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○鈴木潔議長 10番、阿部議員。 ◆10番(阿部竜一議員) ありがとうございました。 なかなか難しい問題だなとは感じておりますので、ぜひ一つでも、一歩でも前進できるようにご検討いただければと思っております。 前もお話ししましたけれども、ご高齢の方が好きに買物に行くには足がないと。隣の市のバスに乗って、隣の市に買物に行くんだよという話をしてくれた方がいらっしゃいました。困っている方の中には、隣の市のバスもないという方もいらっしゃるかと思います。大変難しい問題かと思いますけれども、ぜひ前進していただけるよう要望とさせていただきます。 続きまして、3番目の質問に移りたいと思います。 ありがとうございます。いろいろと考えていただいていることは理解しております。 私、相談いただいたのは、道路舗装もそうですけれども、雨水ますの泥がぱんぱんになっているというケースがありまして、そういった住民の方で、泥を取り除くというのはすごい大変な作業だと思います。仮に泥を掘り起こしたとしても、その泥をどこに処分したらいいのかということも問題となってくるかと思いますけれども、そういった形で、雨水ますの清掃についての助成のお考えは今後ないでしょうか。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 細田上下水道部長。 ◎細田雄二上下水道部長 ご答弁申し上げます。 先ほどご答弁でも申し上げましたとおり、雨水ますに堆積した残土につきましては、発生する残土が廃棄物となるため、市においても収集運搬許可の業者へ委託しなければならず、また産業廃棄物の処理費用も発生しますことから、やはり先ほど申し上げたとおりですが、個人財産の維持管理に公費を投入することはできないということで、ご理解をいただきたいと存じます。 ○鈴木潔議長 10番、阿部議員。 ◆10番(阿部竜一議員) 分かりました。理解はいたしましたけれども、そういったことで悩んでいる方、困っている方がいらっしゃるということは承知していただければと思いますので、今後、何か国とか県で、そういった補助金みたいのが出たときには、ぜひ考えていただければと思います。お金のかかる問題でもありますのでですね。 4番目の質問に入らせていただきます。 今までいろいろと対策をしていただきまして、大変にありがとうございます。 一昨日、昨日と台風の影響があったかと思いますけれども、今回の台風で、道路冠水というのは市内でありましたでしょうか。また、もしありましたら、どういったことが問題でなったのか、その辺お願いいたします。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 中森都市整備部長。 ◎中森福夫都市整備部長 ご答弁申し上げます。 今回の台風では、市内の何か所かに、一時的な集中豪雨により、市内2か所より通報を受けまして、集水ますが掃ききれなく、また、風により木々からの落ち葉が流れ込みまして、雨水集水ますからの排水の流れが悪くなった影響で、道路へ一部たまったという状況がございます。 以上でございます。 ○鈴木潔議長 10番、阿部議員。 ◆10番(阿部竜一議員) ありがとうございます。 私も市民の方から連絡をいただきまして、1件だけですけれども、見に来てくれということで伺ったところ、やはりますに落ち葉、枯れ葉がたまったりとか、また今回の大雨で泥が流れ込んで、それで詰まってしまって、あふれてしまっているというところもありましたので、もしこういった台風とか大雨が想定されるときは、できましたら、台風前にそういったところの点検をしていただければと、全部を見るということは大変だとは思いますけれども、要所要所、過去に道路冠水があったところですとか、そういうところに関しては点検していただければと思います。 大雨が降らないと分からないということもあるのかもしれないですけれども、ぜひ前もって、事前の準備として点検をしていただければと思います。要望とさせていただきまして、私の一般質問を終わります。 以上です。ありがとうございました。 ○鈴木潔議長 以上で、10番、阿部議員の一般質問を終わります。---------------------------------------今村弘志議員 ○鈴木潔議長 次に、11番、今村弘志議員。     〔11番 今村弘志議員登壇〕 ◆11番(今村弘志議員) 議長よりご指名をいただきましたので、通告順に従いまして一般質問させていただきます。 初めに、大きな1番、市庁舎のライトアップについて。ピンクリボンやオレンジリボン等の各種啓発活動に市庁舎をライトアップすることについて、担当部長にお尋ねいたします。 本年7月19日に志木市の新たなシンボルとなりました市庁舎は、市民の方への見学会やイベントが盛大に開催をされ、待望の市庁舎完成に、市民の皆様はとても喜ばれているところです。 そこで、新しく建設された市庁舎を、10月は世界の乳がん月間ですので、早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えることを目的に、ピンクリボン運動の一環としてピンク色にライトアップし、自分の体を大切にしていただくとともに、家族や周りの方にも検診受診の後押しができればと思います。 また、11月は、厚生労働省が定めた児童虐待防止推進月間のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップして、家庭や学校、地域等の社会全般で、児童虐待問題に対する関心や理解を深めていただくためのライトアップを実施して、各種啓発についての働きかけを行っていただきたいと思いますが、ご所見を伺います。 次に、大きな2番、健康施策の推進について。学校の定期健診時における女子の保健調査票の記入について、教育政策部長にお尋ねいたします。 国は、生理痛で医療機関を受診した女性のうち、子宮内膜症などがあった人は20代で3割、30代で5割、40代で7割、身近な病気である一方、多くの子どもたちや働く女性は、生理の異常を感じても病気だと考えずに受診せず、発見が遅れがちになってしまうとのことです。 そこで、早期発見や重症化を予防するために、内閣府、文部科学省、厚生労働省が昨年、女性のライフステージや生活環境に寄り添った支援を行い、気づかれにくい不妊リスクをなくしていくために不妊予防支援パッケージを発表しました。 不妊予防支援パッケージにおける具体的な支援の一つに、学校での定期健診時の保健調査票の記入に際して、月経前そして月経中の下腹部痛などの身体的症状、いらいらなどの精神的症状等の月経随伴症状に関して記載する仕組みを追加し、必要な児童・生徒を適切に産婦人科の受診へつなげるとされています。学校健診において、月経痛や生理前の不調などに関する項目を問診内容に入れていただきたいと思いますが、本市の取組状況も含め、ご所見を伺います。 次に、大きな3番、行政手続きについて、流産・死産等に伴う国民健康保険出産育児一時金の申請手続きについて、子ども・健康部長にお尋ねいたします。 死産、新生児死亡は年間3万件と、自殺よりも多く、母親やその家族に大きな悲観、時には外傷後ストレス障がいを引き起こすなど、母親や家族の精神的健康に及ぼす重大性から見ても、おざなりにできない健康問題であります。また、行政の連携・配慮不足から、届出や支援に深く傷ついてしまうことが実際に起きています。 妊娠12週以降の流産・死産の場合、出産育児一時金の支給が受けられますが、現在、出産育児一時金の支給に当たっては、出産または死産等の事実確認のみで足りるにもかかわらず、出生児または死産児の氏名まで記入することとなっています。これによって、流産・死産等でお子さんを失った方が二度傷ついています。 流産・死産における出産育児一時金の支給申請をめぐって、厚生労働省は申請書に亡くなった子どもの名前を記入しなくて済むよう、健康保険組合や自治体に配慮を要請しています。流産・死産等で深い悲しみで苦しんでいるご家族を行政手続き等で再び傷つけることがないよう、最大限に配慮した対応が必要です。本市の取組状況を伺います。 次に、大きな4番、障がい者施策について。障がい者(在宅者)への紙おむつ給付について、福祉部長にお尋ねいたします。 私は平成28年12月議会において、平成25年4月に障害者総合支援法が制定されたことにより、他市では障がい者日常生活用具給付事業などの改正を行い、おむつの支給助成が、ほぼ身体・知的・精神の3障がいまで対象者を拡大していることから、本市においても対象者を拡大し、障がい者(在宅者)への紙おむつ給付制度の要件緩和について、福祉部長にお尋ねいたしました。 それに対して、当時の福祉部長からは、紙おむつの対象者の拡大につきましては、日常生活用具事業全体の給付の公平性や他の福祉制度との整合性のほか、対象者を拡大して給付したものにつきましては国庫補助の対象とならないことなど課題もあることから、他市町村の情報を注視し、実施の可否を判断してまいりたいとご答弁をいただきました。 本市には、知的障がい児に対して紙おむつを給付する制度自体がないことから、先日、中学1年生の男子で知的障がいを持ち、養育手帳は最重度Aの保護者の方から、紙おむつ給付についてご相談を受けました。 ご家族は、将来パッドなしで自分1人でトイレに行けるようにと考えて、幼少の頃より家庭にいるときはおむつを外し、トイレトレーニングを開始、失敗が絶えず、何度ももうやめようと思ったそうですが、その後もトイレトレーニングに取り組んだ結果、自分自身で尿意を感じ、自宅ではもちろん、学校でもおむつを外して生活ができていました。しかし、小学校高学年になると同時に、少しの環境の変化になじめずに、現在はおむつを使用していますが、お子さんの可能性を信じ、トイレトレーニングを続けています。 現在、本市は、志木市障がい者等日常生活用具給付事業実施規則にのっとり、紙おむつ給付を実施しています。必死に頑張っている方々が希望する十分な支援の提供がなされるよう、きめ細かい支援と家族の負担軽減につながる支援をしていただきたいと思います。他市町村の給付状況も含め、本市の要件緩和を図るべきと思いますが、ご所見を伺います。 次に、大きな5番、安心・安全対策について。公園の樹木や街路樹の維持管理について、都市整備部長にお尋ねいたします。 過去最強クラスの台風14号は、非常に強い勢力で北上し、18日には鹿児島県の一部が暴風域に入り、鹿児島市内では強風で街路樹や道路標識が倒れ、気象庁は暴風雨に最大級の警戒を呼びかけました。被災された方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。 本市におきましても、公園の木や樹木が大きくなり過ぎて、電線に繁茂していて不安を感じる等のお声をお聞きしました。平常時は緑をたたえる街路樹や樹木ですが、暴風にあおられて人や建物に倒れてくれば強大な危険物となり、強風で木が倒れれば、電線の切断、家屋や車の破壊などの2次災害の発生につながります。 危険な樹木を剪定し、間引きや太い枝を短く切り詰めたり、多くの枝や芽を切り落とし、樹木をコンパクトにするための強剪定を進めることも必要になるのではないでしょうか。本市の公園の樹木や街路樹の維持管理について伺い、1回目の質問を終わります。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 初めに、村山総合行政部長。     〔村山 修総合行政部長登壇〕 ◎村山修総合行政部長 今村議員のご質問1についてご答弁申し上げます。 議員ご提案のライトアップによる啓発活動につきましては、最近では東京オリンピックの開催やロシアのウクライナに対する反戦等で実施されており、また、一部の自治体ではライトアップによる啓発活動を実施していることからも、手法として一定の効果が期待できるものと認識しております。 しかしながら、一方では、現在の全国的な節電対策、近隣へのライトアップによる影響といった課題があるとともに、現在、市庁舎にはライトアップ設備がなく、設備の設置に多額の費用が必要となる状況であります。 このようなことから、現状といたしましては、市として広報紙やホームページ、さらには懸垂幕の掲出等を活用し、引き続き事業等の啓発活動を進めてまいります。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 今野教育政策部長。     〔今野美香教育政策部長登壇〕 ◎今野美香教育政策部長 今村議員のご質問2についてご答弁申し上げます。 本市の公立小・中学校における月経等に係る保健指導については、まず小学校では、小学4年生で思春期の体の変化について全児童が学習するほか、春の健康診断や宿泊学習、修学旅行の際に、養護教諭等により指導を実施するなど、児童の発達段階に応じた保健指導を行っております。また、中学校では全学年において、助産師による性教育の中で、月経随伴症状の指導を行っております。 そのほか、保護者への対応としましては、保健室に訪れる月経随伴症状の疑いのある児童・生徒の保護者に対しては個別に連絡を取るなど、随時対応し、必要に応じて医療機関へつなげております。 また、現在、本市の公立小・中学校で使用している保健調査票については、月経随伴症状の記載欄はありませんが、保護者が特記事項に記入した内容や、頭痛や腹痛に関する項目に印がついている場合には、月経随伴症状などを疑い、対応しております。 保健調査票は、児童・生徒の健康状態を知るための基礎資料であり、学校生活での健康管理に欠かすことのできない大変重要な資料であるため、保健調査票における月経随伴症状に関する記載方法につきましては、今後前向きに検討してまいります。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 大熊子ども・健康部長。     〔大熊克之子ども・健康部長登壇〕 ◎大熊克之子ども・健康部長 今村議員のご質問3についてご答弁申し上げます。 国民健康保険における出産育児一時金につきましては、国民健康保険加入者の出産に関する費用を軽減するため、出産時に一定の金額が支給される制度であります。その請求方法としましては、出産する方と分娩医療機関の間で代理契約を結び、医療機関から国民健康保険団体連合会に費用を請求する直接支払い制度と、出産育児一時金支給申請書を用いて、出産した被保険者等が各市町村において申請する窓口申請があります。 このような中、本市では、今村議員からご紹介のありました厚生労働省保健局からの通知を受け、死産児等のご遺族の心情をしんしゃくし、配慮した対応とするため、国民健康保険出産育児一時金支給申請書に死産児等の氏名の記載が不要である旨を補足事項として遅滞なく追加し、死産児等の氏名の記載は求めておりません。 また、窓口における申請受付におきましても、ご遺族の心情をしんしゃくした対応に努めるよう、委託職員も含め、周知徹底を図っているところであります。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 中村福祉部長。     〔中村 修福祉部長登壇〕 ◎中村修福祉部長 今村議員のご質問4についてご答弁申し上げます。 障がい者の紙おむつの補助については、現在、身体障害者手帳1・2級の脳原性運動機能障がいの方を対象に行っているところであります。そうした中で、恒常的に紙おむつを必要とする最重度や重度の知的障がい者に対しましては、令和4年8月末現在、県内6市3町が障がい者の日常生活用具給付事業として、国や県の財政支援を受けながら、紙おむつの支給を行っております。 また、事業の実施方法は自治体ごとに異なりますが、市の単独事業で紙おむつを支給している市も多くあることから、今後、近隣市の状況を踏まえて、令和5年度の予算編成の中で議論を進めてまいります。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 中森都市整備部長。     〔中森福夫都市整備部長登壇〕 ◎中森福夫都市整備部長 今村議員のご質問5についてご答弁申し上げます。 現在、市内の公園には約2,100本、街路樹については約1,700本の高中木があり、その多くを低木と合わせ、年間委託契約により樹木剪定を実施しております。その他、住民の方からの要望や委託業者からの情報提供等により、適宜、樹木剪定を実施しているところであります。 令和3年度の樹木剪定等の費用につきましては、公園の樹木につきましては約2,600万円、街路樹につきましては約4,100万円を支出したところでございます。樹木剪定に当たっては、樹木の育成に影響が出ないよう、樹種ごとに適した時期に実施するとともに、適切な選定方法で実施するよう努めているところでございます。 なお、公園の樹木や街路樹の枝が電線等にかかっている場合は、市とは別に東京電力及びNTTにおいても樹木剪定を実施しておりますので、今後におきましても、公園樹木や街路樹の適正な管理に努めてまいります。 ○鈴木潔議長 再質問に入ります。 11番、今村議員。 ◆11番(今村弘志議員) 1回目の答弁ありがとうございました。非常に心温まる答弁をいただいたと理解しております。 特に1番のところなんかは、本当に手法は期待できるものだということで、本市でもと思ったのですが、やはり現状では、そういった機材がないということで了解いたしました。今回、ぜひライトアップしてもらえたらと思いまして、今行われているところ、取り組んでいるところがありましたので、少しご紹介させていただければと思います。 茨城県高萩市、あとまた東京都町田市、こちらが庁舎のライトアップを実施しておりました。高萩市は、女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで、11月中旬から下旬にかけて、女性に対する暴力をなくす運動の取組と合わせて、紫色に庁舎をパープルライトアップされているそうです。時間はその期間だけですので、1日4時間ほど行いながらですね。 ライトアップの手法ですけれども、様々、今回答弁いただくに当たっても、どんな検討されたのかというか、実施ができるのか、お話もあったのかと思うんですけれども、庁舎内から投光器、これを5台準備しまして、1階から4階までの各フロアに投光器を置きまして、そして、それを1日、17時から21時の間ですかね、点滅させながら、やはりこのような啓発活動を行っているということでございました。 今回、どうして庁舎のライトアップされているんですかと、取り組んだ経緯をお聞きしましたら、女性の職員さんから、男女共同参画の観点から、やはりこういったことを行いながら、市民の皆様にも啓発活動を行っていきたい、そのような熱心な提案があり、今年も今のところ、電力の問題もありますけれども、実施していくんだと、そういうお話でありました。 直接この職員さんとお話しする機会があればよかったんですけれども、そこまではできませんでしたので、実施している内容について聞いてきました。また、先ほど答弁では、近隣の配慮もしなければいけないというお話がありましたけれども、そのことについても聞きましたけれども、特に近隣から苦情があるとか、指摘されることは特になかったということでありました。 ただ、町田市は、先ほど部長もおっしゃっていただいたとおり、東京2020オリンピック・パラリンピックのときには、オリンピックカラーの5色を、庁舎をライトアップして行ったそうです。そのとき、近隣の方からは、どうしてこのようなライトアップをしているんですかと、そういう問合せはあったみたいですけれども、趣旨を説明したらご理解いただいて、その期間、行うことができましたということでお話がありました。 いずれにいたしましても、機材がないわけですし、ご答弁の中でも懸垂幕、またホームページの活用で啓発を進めていただけるということでしたので、ちょうど来年度はホームページもリニューアルされる予定と聞いておりますので、ぜひインパクトのある啓発活動をホームページで行っていただきたいと思いますし、またライトアップの手法も様々ありますので、費用をかけずにできる方法もあると思いますので、ぜひまた今後、前向きに調べていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。要望といたします。 次に、大きな2番、答弁を聞いていて、これから記載方法について検討していただけるということで、検討の前には前向きにという力強いお言葉もいただきました。ありがとうございました。 ヒアリングのときにも、月経随伴症状のこと、またPMS(月経前症候群)と呼ばれる身体的・精神的に現れる不快な様々な症状などについても、理解が進められたらとお話しさせていただきました。 子どもの体力向上課題対策プロジェクトというのがありまして、そのアンケート調査の中で、生理による不調を感じても病院に行かないと回答した生徒が94%いたそうです。ですので、今回の取組を進めるに当たり、また大事になってくるのは、学校と児童・生徒、そこにまた保護者が入っていただくことが、非常に大事な取組になってくるんだなと思っております。 今回、記載方法に項目を追加する際に、保護者に向けて取組の重要性などをお知らせしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 今野教育政策部長。 ◎今野美香教育政策部長 ご答弁申し上げます。 今、ご質問ありました月経随伴症状に関する保護者への周知につきましては、例えば保健調査票と一緒に配布している保健調査票の書き方の中で、月経随伴症状についてご案内することですとか、また、各小・中学校では、定期的に保護者に配布しております保健だよりというのもございますので、この中で月経随伴症状に関する情報を掲載することなども、かなり有効な手段かと考えておりますので、そちらも併せて検討してまいりたいと思います。 ○鈴木潔議長 11番、今村議員。 ◆11番(今村弘志議員) ありがとうございます。ぜひ周知を進めていただきたいと思いますので、定期健診に保健調査票の記入が決まれば、子どもたちも書きますし、また早めに見つけることができ、月経随伴症状に記載して、産婦人科の受診を勧めることもつながるかと思います。とても大切な取組だと思っておりますので、今後とも、ぜひよろしくお願いいたします。 次に、大きな3番ですが、答弁を聞いていて、死産・流産等でお子さんを失ったお母さんたち、またご家族に寄り添う支援の一歩が進んだと思っております。 教えていただければと思うんですが、本市における妊娠12週以降の死産届、直接窓口に申請に来られた方の数が分かれば、教えていただけますでしょうか。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 大熊子ども・健康部長。 ◎大熊克之子ども・健康部長 ご答弁申し上げます。 令和元年度から令和3年度までの3年度間でございますが、総申請件数が139件に対しまして、窓口における申請自体が9件、このうち、死産等に伴う申請については1件でありました。 また、ご紹介のありました厚生労働省の保健局からの通知以降、死産等に伴う申請実績はありません。 以上でございます。 ○鈴木潔議長 11番、今村議員。 ◆11番(今村弘志議員) 様々細かく数字を教えていただきまして、ありがとうございました。先ほど答弁いただきましたとおり、かなり委託の職員さんにも周知をしていただけるということでしたので、またここの部分については、お子さんを亡くされた方々に配慮した対応をしていただいたと思っております。 今後も、当事者の方々が心の傷をさらに深める事態が生じないように、また関係課と連携体制の強化も図っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、大きな4番ですが、令和5年度の予算要望の中で議論を進めていただけるということで、今回ご相談いただいた方にも、このことはまたしっかりとお伝えしていきたいなと思っております。ぜひとも当事者の声をまた聞いていただいて、予算の中で要件緩和が進められるように進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。要望といたします。 最後に、大きな5番、公園の樹木、また街路樹の維持管理についてですが、今回も台風14号など起きていますので、ここで、過去に発生した腐朽また気象が原因と見られる倒木、枝折れの件数、こういったものがつかんであるようであれば、教えていただけますでしょうか。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 中森都市整備部長。 ◎中森福夫都市整備部長 ご答弁申し上げます。 近年では、令和元年の台風15号や台風19号による暴風雨の影響で、公園の樹木や街路樹が倒木した事例がございます。 ○鈴木潔議長 11番、今村議員。 ◆11番(今村弘志議員) 分かりました。 倒木があったということで、今後、樹木の適正な維持管理を行うには、職員の方にも樹木を見る目、こういったことをしっかりと、専門的な知識、また経験を持つ樹木医などから、樹木の仕組み、点検のポイントなどというのの研修を受けていくことというのは、これからの管理には、私、必要なことだと思うんですけれども、その辺、部長のお考えをお聞きしたいと思います。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 中森都市整備部長。 ◎中森福夫都市整備部長 ご答弁申し上げます。 樹木剪定につきましては、行政職員対象の研修案内があり、担当する職員は随時受講してございますが、樹木の健全度等を調査する樹木診断については、県内での行政職員を対象とした研修がございません。今後、このような研修があった場合には、職員を積極的に受講させることと考えております。 ○鈴木潔議長 11番、今村議員。 ◆11番(今村弘志議員) 分かりました。 今、研修はないということで、今後、そういう専門的な知識のある研修があれば、そこに参加をしていきたいということですけれども、例えば委託業者だとか、そういった方々から、市内における樹木だとか街路樹、こういったところを点検した結果、管理するときには、例えば地図にプロットしておく、そんなことも今後は、管理体制の中では必要な項目になってくるのかなと思うんですけれども、現在、こういった危険な樹木、またそういったことに対しての把握、地図にプロットしておくとか、そんなこともあったらと思うんですけれども、その辺の管理体制についてお聞きしたいと思います。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 中森都市整備部長。 ◎中森福夫都市整備部長 ご答弁申し上げます。 管理体制でございますが、剪定業者から業務において、倒木や幹折れ、枝折れ等の危険性のある樹木が確認された場合につきましては、随時報告されますので、その都度、伐採や剪定等を適切に指示して対応しているところでございます。 一方、活力の衰えた樹木等の情報が現在報告されていないことから、これからの樹木の情報の管理等については、今後、研究課題とさせていただきたいと思います。 ○鈴木潔議長 11番、今村議員。 ◆11番(今村弘志議員) 分かりました。いろいろとありがとうございました。 今後、今言いましたけれども、剪定の維持管理に加え、また今回の台風のような想定外の事故を未然に防止するために、定期的に樹木、また街路樹、こちらの腐朽の具合の診断を行うなど、古木の保全管理をする取組も進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○鈴木潔議長 以上で、11番、今村議員の一般質問を終わります。 一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩いたします。 13時10分から開会いたします。                             (午前11時50分)--------------------------------------- ○鈴木潔議長 休憩を閉じ再開いたします。                              (午後1時10分)--------------------------------------- ○鈴木潔議長 休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。---------------------------------------西川和男議員 ○鈴木潔議長 12番、西川和男議員。     〔12番 西川和男議員登壇〕 ◆12番(西川和男議員) 議長よりご指名をいただきましたので、通告順に従いまして一般質問を行います。 初めに、大きな1番、共生社会への取組について。パートナーシップ認証制度の取組について、市長公室長にお聞きいたします。 令和2年3月定例会において、各議員の理解と協力の下、志木市におけるパートナーシップ認証制度及び性的少数者に関する諸問題への取組に関する請願書が採択されてより2年、現在、多様な性の理解促進へ、LGBTQなど性的少数者カップルの関係を公的に認めるパートナーシップ制度の導入が自治体に広がっております。 志木市においては、令和2年2月に策定されました第6次志木市男女共同参画基本計画において、性の多様性については十分に尊重されるべきものと認識し、より一層の理解促進を図っていくことが施策として位置づけられ、多様性を受け入れるための環境づくりとパートナーシップ認証制度実現に向けた取組が進んでいるものと理解しているところです。 そこで、パートナーシップ認証制度実現に向けての現状と今後の取組について、市長公室長にお聞きいたします。 次に、大きな2番、健康づくり施策について。高齢者筋力トレーニング事業の推進について、担当部長にお聞きします。 現在、志木市においても、高齢者と健康づくりについては、長寿応援課や健康政策課において様々な事業を展開し、健康づくりと介護予防の一体的な推進を図っていただいています。近年、意欲的に仕事や趣味の活動に取り組み、健康意識の高い活発な高齢者、いわゆるアクティブシニアの皆さんの活動が盛んであります。まさに、活力ある超高齢社会を生き抜く健康寿命の延伸の取組そのものであります。 そのような中、生活習慣病予防や介護予防の取組として、民間施設や医療機関との連携で、専門知識のある有資格者の指導により、運動に慣れていない方や高齢者の方も安心してトレーニングができるメディカルフィットネスの取組が自治体において始まっております。志木市においても、高齢者向けのトレーニングマシンは設置されていますが、一人ひとりに合った運動指導が行き届いているのかどうか、実際の利用者層は限られているのではないでしょうか。 そこで、民間施設や医療機関と連携したメディカルフィットネスを進めることで、アクティブシニアの皆さんはもとより、これまで積極的にジムなどで運動をしたことがない高齢者の皆さん、体力に自信のない高齢の方々など、安心して利用できる新たな高齢者の健康づくりとして事業展開をぜひ検討いただけないか、担当部長にお聞きいたします。 次に、大きな3番、教育施策について。中学校の通級指導教室の設置について、教育政策部長にお聞きいたします。 現在、市内の小学校2校、志木第三小学校と宗岡第三小学校に通級指導教室が開設されております。特に新設の宗岡第三小学校では、利用する児童も多く、設置したことにより、そのニーズの高まりがより顕著になったとお伺いしております。宗岡第三小学校では現在、6年生6名の児童が通級指導教室に通い、来年4月には中学校へ進学することになっております。 そうした中、通級指導教室に通った児童が中学校に進学後、様々な配慮を必要とする自立指導の環境はどのようになっているのかという課題がございます。彼らにとっての、いわゆる中一の壁となっていないか。現在、進学後、一人ひとりの状況に応じて、通常学級や特別支援学級での自立指導となっているようですが、これから中学校に通う児童への中学校での通級指導教室の環境整備が求められていると考えますが、中学校の通級指導教室の設置についてのお考えを教育政策部長にお聞きいたします。 次に、大きな4番、行政施策について。(1)リモート窓口サービスの取組について、担当部長にお聞きいたします。 本市においても、マイナンバーカードを取得し、自宅のパソコンやスマートフォンなどからインターネットを利用して各種申請や届出をすることができる電子申請・届出サービスが始まっており、行政のデジタル化が一歩一歩進んでおります。 さらに、本年の施策として、市役所に行かなくていい仕組みづくりの推進がデジタル推進課によって進められていると思います。その施策の概要に、このようにあります。オンライン申請の拡大やオンライン相談をすることができる市役所に行かなくていい仕組みづくりの実現に向け、新しい生活様式を見据えた環境を整備するとともに、市民の皆様の利便性の向上を図るため、新たなオンライン申請のシステムを導入します。少々長くなりましたが、さらなる行政のデジタル化の実現に向けた取組が示されております。 さらに、昨年実施されましたコロナ禍の影響に関する志木市全世帯意識調査においても、オンラインによる行政手続きや窓口相談など、市役所に行かなくてもいい仕組みづくりへの期待が寄せられております。 そうした中、他の自治体では、市役所以外の公共施設等と担当部署を遠隔でつなぐ仕組みにより、従来対応ができなかった業務を含め、多くの手続きや相談が可能になるリモート相談、さらに、パソコンやスマートフォンからウェブサイトを通じて、住民と自治体職員とのオンライン相談などの実証実験が進んでおります。 そこで、本市においても、高齢者や新生児・乳児を育てる住民や、けが、病気、介護施設に入所中の住民など、移動に制約のある人への相談サービスとして、住民が自治体職員とリモートでつながり、オンライン上での各種行政手続き内容の相談を行えるリモート相談サービスの取組を進めてはいかがでしょうか、担当部長にお聞きいたします。 次に、(2)学校給食費の多子世帯への補助制度について、香川市長にお聞きいたします。 長引くコロナ禍に加えて、原油価格や物価高騰の影響により、生活者や事業者は様々な分野で大きな負担を強いられております。その中で、本市ではこの夏、教育費の保護者の負担増を回避するため、食材費の増額分を臨時交付金を活用し支援してくださいました。香川市長の英断に改めて感謝いたします。 さて、子どもの健全な成長を支える上で重要な役割を担う学校給食です。現在、少子化対策や貧困家庭の食の安全網として、その費用を無償化する動きが全国で広がり始め、全国のおよそ30%の自治体において、小・中学生の給食費の無償化もしくは給食費の一部補助をするという取組が始まっております。こうした取組は、子育て世帯の経済的負担の軽減はもとより、安心して子育てできる環境と子育て支援の充実をさらに推し進めていきたいという各自治体の判断であろうかと思います。 そこで、我が志木市においても、安心して子育てできる環境と子育て支援の充実のため、新たな事業として、多子世帯への学校給食費の補助制度を進めることはできないでしょうか。香川市長のご所見をお聞きし、私の1回目の質問を終えます。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 初めに、松永市長公室長。     〔松永 仁市長公室長登壇〕 ◎松永仁市長公室長 西川議員のご質問1についてご答弁申し上げます。 近年、LGBTQという言葉の社会的認知が高まっている一方で、その理解は十分に進んでいるとは言えず、社会全体として理解促進に取り組むことが求められており、埼玉県においては令和4年7月8日に、埼玉県性の多様性を尊重した社会づくり条例が施行されたところであります。 本市といたしましても、性の多様性については十分に尊重されるべきものとの考えから、志木市第6次男女共同参画基本計画において、性の多様性についての理解促進を新たに位置づけ、研修会や広報紙等により啓発を実施することで、その理解促進を図っているところであります。 こうした中、パートナーシップ制度につきましては、これまでも答弁しておりますとおり、市町村ごとに制度を導入するのではなく、国が法整備をすべきものという基本的な考え方は変わっておりませんが、西川議員ご指摘のとおり、制度を導入している自治体は多くなっております。令和4年8月1日現在、県内で36の自治体が導入しております。 本市といたしましても、近隣3市との情報交換を行いながら、パートナーシップ制度における課題等をより具体的に整理してまいりたいと存じます。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 中村福祉部長。     〔中村 修福祉部長登壇〕 ◎中村修福祉部長 西川議員のご質問2についてご答弁申し上げます。 現在、本市において、高齢者を対象とした健康づくりの施策としましては、介護予防を目的とした身体機能の維持・向上につながる事業を民間事業者に委託し、実施しております。具体的には、セントラルスポーツ株式会社やALSOK株式会社など民間の健康運動指導士の指導の下に、シニア体操や脳リフレッシュ教室を市内各公共施設で実施しているほか、いろは元気サロン本町では、理学療法士によるマシンを使用した個別のリハビリテーションも行っております。 また、住民主体の活動として、参加者相互の交流や憩いの場ともなっているいろは百歳体操のほか、近年では、新型コロナの感染防止に配慮しながら、各地域で屋外でのラジオ体操なども行われているところです。 こうした住民相互の主体的な取組は、長期化するコロナ禍においても、様々に工夫を凝らしながら活動を広げており、地域において、介護予防への意識が着実に醸成されているものと認識しております。 いずれにしましても、市として高齢者を対象とした健康施策を進める上では、介護予防やフレイル予防につながる普及啓発とともに、地域のつながりを大切にした住民主体の取組に対して、引き続き支援してまいりたいと考えております。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 今野教育政策部長。     〔今野美香教育政策部長登壇〕 ◎今野美香教育政策部長 西川議員のご質問3についてご答弁申し上げます。 通常学級に在籍しながら、一部特別な指導を必要とする児童・生徒に対して、一人ひとりの特性に応じた指導を行う通級指導教室の教育的価値やニーズの高まりについては、十分に認識しているところです。そのため、小学校で通級指導教室に在籍していた児童が中学校へ進学しても必要な指導が受けられるよう、中学校にも通級指導教室を設置することは、児童・生徒の特性による困難さを改善・克服するために大変有効な手段であると考えております。 中学校への通級指導教室の設置に向けましては、設置場所、籍を置く予定のある児童・生徒の状況や人数、担当教員の確保、環境整備など様々な条件を精査しながら、今後、体制整備に向けた検討を進めてまいります。
    ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 村山総合行政部長。     〔村山 修総合行政部長登壇〕 ◎村山修総合行政部長 西川議員のご質問の4の(1)についてご答弁申し上げます。 リモート窓口サービスにつきましては、市役所に行かなくていい仕組みづくりの一つとして、自宅に近い公共施設からオンラインで相談などができることにより、市民サービスの一態様であると認識しております。 全国に目を向けますと、中核市や合併したことにより市域が拡大した面積規模が大きい自治体が実証実験を実施しており、支所や公民館等にプライバシーを確保したブースを設置して、事前予約した市民がオンラインで市の担当者と顔を合わせ、書類の記入方法や一般的な相談、制度の説明などを行っております。 一方、本市では、新庁舎が市の中心に位置しているとともに、志木駅前には出張所機能を拡充した志木市民サービスステーションを、来年度の開設に向け、今定例会に条例案を上程させていただくなど、9.05平方キロメートル、堤外を除きますと7.09平方キロメートルという狭隘な地域に、市民に身近な市役所や出張所を適切に配置しており、実証実験を実施している自治体の状況とは異なるものと考えております。 いずれにいたしましても、今後は、実証実験を実施している自治体から実験結果などを情報収集し、メリット・デメリットを整理するとともに、電子申請とのすみ分けも意識し、本市の地域特性に合った窓口サービス強化に努めてまいります。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 香川市長。     〔香川武文市長登壇〕 ◎香川武文市長 西川議員の4の(2)についてご答弁申し上げます。 西川議員ご提案の多子世帯への給食費補助につきましては、その効果としては、2つの視点があるのではないかと考えております。1つ目の視点といたしましては、多子世帯のうち、特に経済的に困窮されている世帯においては、子育てに係る経費が家計への大変大きな負担となっていることから、これを支援していくという視点、2つ目の視点といたしましては、給食費補助を安心して地域で子どもを産み育てることができる環境づくりに向けた施策として位置づけることで、子育て世代の定住と転入を促進していくという視点、この2つだろうと捉えております。 1つ目の視点であります経済的な支援につきましては、現在、市が実施している事業といたしまして就学援助制度がありまして、通学用品や修学旅行費、給食費等に対して援助をすることで、経済的な理由により教育の機会が失われないよう支援を行っているところであります。 また、西川議員からもお話がありましたとおり、さきの6月議会におきましてご議決をいただきました物価高騰に伴う給食費の値上げ相当分の補助を実施するなど、長引くコロナ禍や昨今の物価高騰における保護者の負担軽減に向けた取組を実施しているところであります。 2つ目の視点であります、安心して地域で子どもを産み育てることができる環境づくりにつきましては、本市におきましては、不妊及び不育症の検査でありますとか、産後うつケアや初めての赤ちゃん学級、加えて、保護者のリフレッシュを目的とした一時保育の拡充などを実施するとともに、学力や体力の向上に向けた取組といたしまして、教育委員会との連携による民間事業者を活用したスマートクラスでありますとか水泳事業を展開しているところでございます。 こうした取組の結果、本市におきましては、現時点では出生数が県内でも上位であるとともに、就学児人口が微増傾向となっている状況にございます。一方、県内で多子世帯等の給食費補助を実施している自治体の多くは、人口減少の課題を抱えている地域であり、そうした地域における少子化対策の一つであろうと理解をしているところでもあります。 いずれにいたしましても、これらの視点並びに本市の現状、状況を踏まえ、西川議員ご提案の多子世帯への給食費補助が本市の今後のまちづくりにどのように資するのか、実施の必要性と併せて、しっかりと見極めてまいりたいと存じます。 ○鈴木潔議長 これより再質問に入ります。 再質問、12番、西川議員。 ◆12番(西川和男議員) 市長はじめ執行部の皆さんのご答弁、大変ありがとうございました。 それでは、幾つか確認もしながら再質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、大きな1番の共生社会への取組の中でのパートナーシップ認証制度についてでございますけれども、ご答弁では、パートナーシップ制度における課題等をより具体的に整理していくということをお話しなさっておりました。答弁ございました。 これは、一つのパートナーシップ認証制度導入に向けてということで、具体的な課題等を整理していくと理解してよろしいのかどうか、その辺をお答えください。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 松永市長公室長。 ◎松永仁市長公室長 ご答弁申し上げます。 パートナーシップ制度は法律に定める婚姻に当たらないために、法的な効力を有するものではないということから、税の配偶者控除ですとか遺族年金の受給者などにはなれないといった課題もたくさんございます。ですので、そういった面も踏まえて、より具体的に、特に近隣3市とは協議を進めていこうと、そういう意味でございます。 ○鈴木潔議長 12番、西川議員。 ◆12番(西川和男議員) 分かりました。近隣3市、朝霞・新座・志木3市ということになろうかと思いますので、足並みをそろえながら、今後、いろいろなところをいろいろ精査しながら進めていきたいということで理解いたしました。それはすなわち、裏を返せば、制度導入に向けて進んでいくということをぜひお願いしたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、大きな2番に移らせていただきます。 ご答弁ありがとうございました。一つの課題としてというか、答弁を聞いた上で確認をさせていただきたいのは、民間との連携ということですね。特に、一つには、元気なアクティブシニアの皆さん、元気があり余って、もっと体を鍛えていきたいんだ、足腰を、膝をという方で、やっていきたいということで、メディカルフィットネスというのが今、自治体で広まっておりますけれども、ここで、メディカルフィットネスといったところに視点を置いた民間との連携等が行えないのかどうか、その辺はいかがでしょうか。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 中村福祉部長。 ◎中村修福祉部長 ご答弁申し上げます。 アクティブシニアということですけれども、確かに元気な高齢者という方の運動面、そういった支援も必要だと思います。その中で、まず本市としましては、高齢者施策としては、やはり元気な方も応援する気持ちはありますが、まず重点的に支援していきたいのは、介護予防、フレイル予防というところが重要かと考えております。 また、メディカルフィットネス、医療関係とのつながりというところでは、現在、長寿応援課、健康政策課、それと保険年金課、3課一体となりまして、国民健康保険のデータを基に、リスクの高い方を抽出しながら支援しているというところでありまして、やはり重要なところは、まずは運動の機会に触れていただく、そして、長寿としては、住民主体でつながっていただくというところを重点に、まずは考えていきたいというところでございます。 以上でございます。 ○鈴木潔議長 西川議員。 ◆12番(西川和男議員) 分かりました。 それで、今、総合センターやら、それから本町のところにトレーニングマシン等がございますけれども、これはやはり限られた人たちというところがあって、もう少し身近なところに、もう少し負荷をかけられるような、そういったメディカルフィットネスができる、そういった形で、指導員もきちんとついて、一生懸命やりたいという、そういう元気な高齢者の方々がおりますので、例えば宗岡にあるスポーツジムがございますけれども、こういったところと連携を今後進めていくことはできないのかどうか、その辺はいかがですか。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 中村福祉部長。 ◎中村修福祉部長 今ご提案のありました宗岡の民間の、恐らくフィットネスクラブといいますか、スポーツジムだと思いますけれども、やはり民間の目指すところと行政の目指すところと、そのあたりはしっかりと、導入するにしても精査しながら、どうしても高齢者の体力づくり、介護予防、フレイル予防というところですと、その方に適した機械といいますか、そういった機材を使いながら、マシンといいましても、そういった高齢者にも十分扱えるような、そういった部分も必要かと思います。 いずれにしても、民間とのそういった協力体制ということであれば、それは今後の課題ということになりますけれども、現状としましては、先ほど申し上げたとおり、どうしても健康といった意識を持っていただくというところに重点を置いているというところでございます。 以上でございます。 ○鈴木潔議長 12番、西川議員。 ◆12番(西川和男議員) 分かりました。 今後の課題として、また、そういったところもいろいろ含めて、健康政策課とも一生懸命、一緒になって考えて、高齢者の健康づくりという視点に立って、元気な人たちも含めて、ぜひ検討を進めていっていただきたいと思いますので、お願いいたします。 続いて、大きな3番、教育施策、中学校の通級指導教室のことについてお聞きいたします。というか、しっかりと前向きに検討して、いろいろ精査しながら体制整備に向けた検討を進めていくということで、100点満点の答弁でございましたので、再質問はございません。一生懸命やっていただけるなと思いますので、ぜひ具体的な形でしっかりと、設置がうまくいくように、一生懸命やっていっていただきたいと思います。 いろいろと現場の先生なんかにお話を聞きますと、やはり中学校に上がってから、自立指導のそういったところが果たしてどうなっているのかという課題が、心配があるようでございますので、今後その辺をきちんと調べた上で、また状況を調べた上で、設置に向けて整備をしていってほしいと思います。 ある先生にお聞きしましたら、通級指導教室、例えばALTの通級版というんですか、派遣指導というんですかね、こういったことも、例えば小学校でやっている通級指導教室の先生が中学校に派遣されていくという、ALTの通級版といったようなことも進めてはどうかななんていう、そういったことも検討してはどうかななんていうお話をしておりました。柔軟な形で、中学生の通級指導教室が進んでいただければなと思いますので、今後期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 続いて、大きな4番に移らせていただきます。 村山部長、例えば今年度のデジタル推進課の施策の一つとして、市役所に行かなくていい仕組みづくりの推進ということで、オンライン申請の拡大や、オンライン相談をすることができる市役所に行かなくていい仕組みづくりの実現に向け、新しい生活様式を見据えた環境を整備するとともに、市民の皆様の利便性の向上を図るため、新たなオンライン申請のシステムを導入しますということで、前段の部分のオンライン申請の拡大や、オンライン相談をすることができる、こういった仕組みづくりの実現に向けという概要が出ておりますけれども、当然、オンライン相談もしっかりと視野に入れた取組をきちんとやっていきますよということで理解してよろしいですか。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 村山総合行政部長。 ◎村山修総合行政部長 ご答弁申し上げます。 今、ご案内ありました議員ご指摘の取組ですが、こちらにつきましては、あくまでも申請行為に関わった取組でありまして、そこの部分で、新たにオンライン申請の部分を導入する取組を今年度実施していこうというものであります。 議員がご指摘しています相談できる仕組みにつきましては、やはり、まずはこういった申請行為の部分をしっかり拡大して定着させてから、オンライン相談については、そういった実証実験をしている自治体もありますので、そちらをしっかり確認しながら、調査研究をしてまいりたいと考えております。 ○鈴木潔議長 西川議員。 ◆12番(西川和男議員) 分かりました。 今日私が提案した、市役所以外の他の公共施設においてオンラインで結ぶということの提案というか、そういった手法をお話ししましたけれども、今はもう、中には自分の自宅のパソコンとか持っているスマートフォンで、市役所の職員とオンラインで結んで相談を受けるというようなところの、そういった実証実験も始まっておりますので、こういったところもしっかりとまた研究なさって、オンライン相談の形ができるように進めていただければなと思っておりますので、お願いいたします。 それでは、次、最後ですね、市長の答弁、ありがとうございました。いろいろ調べさせていただきました、私。せっかくですから発表させていただきますので。 今、前段として、中学校の食材費310円のところが20円上がって330円に増額してくれて、交付金で、市長の判断でやってくれましたけれども、今、1食1日330円になっているんですけれども、やはりまだ物価高騰が続いているということで、いろいろ現場のお話を聞きますと、中学校の場合ですけれども、結構330円でやっていますけれども、ぎりぎりで、本当に大変苦労しながら、今いろいろやっているというお話でした。 特にやはり、食用油が相当上がってしまっているというお話も聞きまして、結構やりくりをしながら、実は現場では給食を一生懸命作っているんだなということ、ご苦労がありましたので、大変だなという現実がまず一つあります。 それから、当然、給食費のことですけれども、文部科学省が平成30年に公表した調査結果、自治体に対してですけれども、市長おっしゃったとおりです。無償化を開始した目的、一つは食育の推進、2つ目としては、先ほど香川市長がお話しなさった保護者の経済的負担の軽減、それから子育て支援、少子化対策、そして、先ほどやはり市長がおっしゃいました定住・転入の促進といったところが大きな理由として、無償化した理由として挙げられていると。 それで、令和3年10月、昨年埼玉県で実施した調査によりますと、県内で完全無償化しているのは町村で5自治体、少ないです、やはり。一部無償化・補助を実施しているのが15、やはり少ないです。ところが、最近、皆さんもご承知のとおり、東京都に目を向けますと、一転、世田谷区で、年収760万円以下の世帯に対して給食費の無償化を実施している。皆さんご存じのように、葛飾区ですね、今回、来年度から所得制限なしの完全無償化の検討に入ったという報道が先日ございました。 ただ、無償化していく、一部補助していくという流れは、少しずつですけれども広がっているのかなと感じます。いずれにしても、大規模自治体がこうした動きを始めたということは、大変注目に値するのかなと認識しております。 一つの大きなネックとしては、私なりに考えたんですけれども、これはいろいろ調べると分かるんですけれども、多額の財源を恒久的に確保し続けていくということが、最大の課題だろうなと思っております。そこをどうクリアしていくのかということが、やはり大事な視点かなと思っております。 いずれにしても、第3子以降、第4子とかそういったところに無償化、一部助成といったことを続けられる財源を確保できるかどうかということが、一つの大きな課題になっているのではないかなと思っております。 ここまで、いろいろ調べているうちに、改めて今回の令和4年の香川市長の施政方針を読み返してみました。こうあります。長期化するコロナ禍から安心して暮らせる市民生活を守り抜くとともに、志木市の元気と活気を必ず取り戻すという決意を胸に、目まぐるしく変化する時代の荒波の中、市民力をお借りしながら、風を読み、波を読み、時には剛毅果断に市政のかじを切ることで、市民の皆様の夢と希望、私、大好きな言葉ですけれども、夢と希望を載せた志木市という船を進み続けてきたところでありますと。さらに、子育て世代定住プロジェクトでは、将来的な人口減少に備え、子育て世代が定住し、安心して子どもを産み育てられる環境の充実に努めてまいりますとありました。 いずれにしましても、先ほど香川市長から、保護者の経済的負担の軽減、それから定住・転入の促進といったところを2点、視点として挙げてくださいました。何よりも大事なのは、笑顔あふれる元気でたくましい志木っ子のために、また未来世代のためにも、学校給食費の多子世帯への補助制度について、まず議論の俎上にのせていただくことはできないのかなということを改めて再質問させていただきます。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 香川市長。 ◎香川武文市長 お答え申し上げます。 随分と今日は遠いところからお話をいただいて、今野教育政策部長には再質問なかったところでございますけれども、大分これに力点を置いているんだなという雰囲気を感じ取ったところでございます。 本市におきましては、一つは、給食費補助というのは、経済的支援策、そしてまた、子育てしやすい環境づくりという視点、大切な2つの視点の中での大きな役割を果たす一つの施策だろうと思っています。これらの2つの視点においては、埼玉県でも5の自治体がやっている、東京でもやっているということでございますけれども、それらの自治体に負けることなく、他の施策によって、しっかりと子育て施策の充実、教育環境の向上、そういった意味で、まさに未来をつくる志木っ子たちのために志木市は様々な展開をしてきた、施策を展開してきた。 こうした取組の結果、先ほど申し上げましたとおり、子どもたちの、いわゆる就業する子どもたちの人口も増えている状況でありますし、合計特殊出生率も埼玉県の中でもトップクラスという状況にあります。そういった意味では、いろいろな取組の成果が出ているんだろうと思います。 今後さらなるバージョンアップをしていくための一方策が、給食費の多子世帯への補助の一つだろうとは捉えているところでございます。お話にありましたとおり、恒久的に実施するには、それなりの予算がかかります。ざっと見積もっても、1,000万円ぐらいはかかるだろうという見立てもしておりますし、恒久的にやっていくには財源も必要、さらには、それらの取組について、さらに志木市が子育て世代の充実に資するのかということは、十分に議論をしていかなければいけないと思っています。 いずれにしても、今、非常にコロナということもあって、経済的に厳しいご家庭があるのは重々承知しておりますし、学校給食を作る現場においても相当の苦労があると思っています。恒久的に実施するのか、あるいはコロナを見極めて短期的に実施するのか、そういったことも含めて、必要性の可否と併せて今後十分に議論をしていきたい、このように思っています。 ○鈴木潔議長 12番、西川議員。 ◆12番(西川和男議員) ありがとうございました。 力強いお答え、ありがとうございました。しっかりと議論していくというお答えをいただきましたので、また引き続きしっかりとやっていっていただければと思っております。今日はいろいろとありがとうございました。 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○鈴木潔議長 以上で、12番、西川議員の一般質問を終わります。---------------------------------------河野芳徳議員 ○鈴木潔議長 次に、13番、河野芳徳議員。     〔13番 河野芳徳議員登壇〕 ◆13番(河野芳徳議員) 議長のご指名をいただきましたので、順次質問させていただきます。 初めに、大きい1番、交通安全について。子どもや保護者への交通安全教育について、教育政策部長に質問いたします。 朝霞警察署の発表によると、令和3年度の人身事故件数が139件、死者数1人、負傷者数154人、物件事故が973件となっており、市内の事故数が、令和2年度より若干でありますが増えていると記載がありました。また、今のところですが、今年度は志木市では死亡事故は起きていないということで、安心いたしました。 今回の質問は交通安全についてです。 交通安全については、子どもから大人まで非常に重要な課題です。市内の小学校では、4年生で自転車を活用しての自転車の安全な乗り方について、交通安全教室を開催し、指導しています。1年生には、歩道の渡り方などの交通安全教室が開催されております。しかしながら、現状は、低学年から多くの子どもたちが自転車に乗っている姿が見受けられます。 今は、幼少期からストライダーが普及したことにより、ほとんどの子どもたちが早い段階から補助輪が取れ、自転車に乗れるような環境になってきており、昔とは少し流れが変わってきているものと思われます。 私の家にも小学2年生と3年生の息子がおりますが、自転車に乗っております。我が家のルールですが、2年生までは近所の公園まで、3年生からは、少し遠い公園でも自転車を可にしました。子どもからは1年生の頃から、友達の家は自由に自転車に乗って遊んでいると何度も言われ、親子で話し合い決めましたが、できる限りは現在も徒歩を促しています。 また、家では親子で自転車に乗り、子どもとどこかに行く際も、交通安全教育をしながら目的地に向かいますが、かなり危険な状態だといつも感じます。例えばですが、大人が反対側の車線に渡れば、後ろを確認せずについてきたり、交差点も止まらず突進、私の家だけかもしれませんが、危険だと感じます。 学校では、小学1年生に対し、歩道の渡り方などの交通安全教室を行ってくれていますが、早い段階から自転車についての交通安全マナーを身につけていく必要があると感じています。 そこで、1年生から、自転車の乗り方についての交通安全教室を併せて行うことはできないでしょうか。 また、交通安全に対する保護者の意識をより高める必要を感じます。実際、子乗せ自転車も6歳までしか乗せることはできません。しかしながら、子どもたちの自転車運転技術が安定していないことから、低学年のうちは子乗せ自転車に乗せている家は多数見受けられます。こちらに関しては、本来違反となります。ぜひ、保護者も一緒に参加し、交通安全のマナーを再認識していただきたいと考えるが、ご所見をお伺いいたします。 また、市役所前のいろは橋の上を自転車に乗った市民または学生等が往来し、宗岡第四小学校、宗岡中学校に登下校中の子どもたちと擦れ違う場面がよく見られます。本来歩道は自転車を降りて通らなければならないこととなっており、大変危険な状況です。 担当課では、歩道は自転車を降りるよう看板にて注意喚起をしてくれていますが、残念なことに、まだまだ自転車にて逆走する方が多く見られます。 そこで、交番も近くにあることから、警察等とも連携を図り、自転車で逆走する方に注意をしてもらうなど、子どもたちの通学路の安全確保を図ることができないか、ご所見をお伺いいたします。 次に、大きい2番、自習室について。子どもたちが利用できる自習室について、教育政策部長に質問いたします。 市内の図書館に行くと、大きな紙でこのように貼り紙がされています。自習スペースはありません。図書館内の机は図書館資料を用いない(持込みによる自習)場合の利用はご遠慮いただいております。ご理解、ご協力をお願いします。 今回の質問のことの経緯は、市民相談にて保護者から、子どもたちの自習ができる自習室のような環境をつくってもらいたいというところからスタートしております。その際、担当課に要望させていただいたところ、また、別日に高校生の学生さんからも、ご意見をいただきました。 高校生に、なぜ自習室をつくってほしいかと理由を尋ねてみると、全ての子どもが自分の部屋があるわけではない。塾でも自習できる環境はあるが密である。図書館では、先ほどお伝えしたように、閲覧のみと記載がされているため、堂々と勉強がしづらく、周囲の目が気になる。また、閲覧しながら自習していたが、以前注意されたことがあるとのことでした。 さらには、保護者の方からは、新座市などの参考事例も教えていただき、新座市では公民館に自習室を開設していると教えていただきました。例えば、新座市の中央公民館では、自主的な学習の場として講義室等の空き部屋を開放しています。時間帯としては、開館中で空き部屋がある時間帯、利用料金は無料、来館されたら公民館1階の事務室で受付をし、当たり前ですが、学習目的での利用のみと限ります。静かに集中できる環境とするため、個人利用のみとし、集団での利用はできないようです。他の利用者の迷惑となるゲームや携帯電話の使用ももちろんできません。貴重品は自己責任で管理し、飲食は水分補給程度であれば可能とのことです。 新座市では、公民館等の予約が前日までの予約となっており、当日予約は行っていないため、当日の空き部屋が確定すると、ホームページ等で自習室の開放を周知しているそうです。 また、他の自治体では、図書館に自習室や公民館や児童館、さらには市役所の空きスペースに自習室を設置しています。 そこで、質問させていただきます。 市内の図書館における現在の状況、あわせて、市内で自習できる環境はどのようになっているのか。また、さらには、今後、市内の公共施設や市役所の空きスペース等を利用して、子どもたちが自習できる場所を設けることができないか、ご所見をお伺いいたします。 次に、大きい3番、小中一貫教育について。現状と今後について、教育長に質問いたします。 志木市では令和7年度より、全ての中学校区において小中一貫教育をスタートさせることを目標とし、小中一貫教育推進委員会を中心とした組織体制が構築されました。そして、志木市小中一貫教育推進委員会の会議が7月27日に開催されたことで、議事録を読ませていただきました。 小中一貫教育推進委員会では、志木市小中一貫教育基本方針の策定に向けた議論を行い、基本方針策定後は、教職員が中心となる中学校区ワーキンググループ及び合同ワーキンググループで検討された中学校区ごとの推進計画の策定に向けた議論を令和4年度から令和5年度にかけて行っていくこととなり、推進委員会から様々な意見をいただき、令和4年度の会議の開催回数は7回を予定していると書かれていました。また、7月27日に続き、8月31日にも2回目の会議が開催されたとお聞きしております。 先日、私が学校運営協議委員を務める学校でも、議題として小中一貫教育について議論がなされました。しかしながら、協議委員に関しては、様々なメリットやデメリットを含め、何も小中一貫教育について知識がない状態での議論となったため、おのおの何も分からない中での発言となり、よく分からない状態で終了してしまいました。 私としては、小中一貫教育に関しては賛成です。志木市として小中一貫教育を令和7年度から全校で進めていくためには、校長先生や現場の先生方、さらには運営協議会の委員や保護者に対し、丁寧にメリット・デメリットをお伝えしていく必要があると思います。 メリットは多数ありますが、デメリットに関しては、議事録にも書かれているように、教師の負担や免許について、最高学年でのリーダーシップや新しい場所での人間関係の構築などありますが、デメリットに関しては、工夫することによって解決できるものだと私は考えております。 志木市が目指す子どもたちの教育大綱には、このように記載があります。次代を担うたくましい志木っ子と地域を支える市民を育む教育、次代を担う子どもたちが社会の激しい変化の中でも自立し、夢を持って元気に成長できるよう、一人ひとりの可能性を伸ばし、豊かな人間性と新しい時代を生き抜く力を家庭や地域とともに育みます。全ての市民が心豊かで生きがいのある人生を過ごせるよう、生涯学習の充実や地域文化及びスポーツの振興を図ります。 志木市では令和7年度より、小中一貫教育を全校にてスタートすると決定しています。この基本理念を目指すためには、各学校の校長先生と教育委員会が密になり、おのおのの特色をより連携し、つくり上げていかなければなりません。今現在でも、各学校、中学校区には特色があります。それをさらに発展させた特色が出来上がることを期待しています。 おおむねの学校からは、各学校の特色が教育委員会まで上がってきていると聞いております。その特色が、中学校区となり交わり、次代を担う力を持った子どもたちとして志木っ子たちが育っていきます。令和7年度開始を目指し、いよいよ本格的な議論がスタートとなりましたが、志木市が目指す小中一貫教育像を改めてお伺いいたします。 また、どのような各中学校区での特色を生かした取組を推進していくべきと考えているのか。さらには、現在までの経過と今後のスケジュール及び課題について、ご所見をお伺いいたします。 続いて、大きい4番、いろは親水公園について。いろは親水公園の今後について、都市整備部長に質問いたします。 いろは親水公園の再整備が完了し、8月1日よりリニューアルオープンいたしました。オープン日から連日、子連れの方々でにぎわい、私自身も何日か足を運び、拝見させていただきましたが、子どもたちの楽しそうな姿は今でも目に浮かびます。また、市外からも多くの方が足を運び、SNS等で拡散されたことで、よりにぎわいにもつながったものと思います。 さらに、多くの方から、リニューアルに対し、喜びの声もいただくことができたことはうれしい限りです。志木市のにぎわい創出として、大成功の事業だと思います。香川市長はじめ執行部皆様の決断に感謝いたします。 また、指定管理者の方々も都度都度お話を聞いてくださるなど、さらには近隣のゴミ拾いをしている姿なども拝見させていただき、こちらに関しても、よい指定管理者の方が管理されているということに感謝いたします。 そこで、リニューアルオープンを皮切りに、いろは親水公園がさらに楽しく安全に遊べる公園になっていくためにも、何点か質問をさせていただきたいと思います。 8月1日にいろは親水公園がリニューアルオープンし、ウォーターパークも終了したところで、いろいろと要望もしくは苦情等もあったのではと思います。まず私は、リニューアル後すぐに、公園内の雑草について要望をいただきました。市民の方々からの要望は、リニューアルに合わせ、堤防の雑草の除草をしていただければとのことでした。 商工会青年部のイベントが8月21日にあり、翌日に除草作業が行われておりましたが、すぐに伸びてきてしまうのが現状です。予算はかかりますが、除草を適切に行っていくことによって公園のきれいさが保たれ、安全に歩道も通行ができ、よりよい環境となります。除草を適切な時期にお願いしていただきたいと考えるが、どのような計画で除草が行われるか、教えていただきたいと思います。 また、ウォーターパークは、子どもたちで非常ににぎわっておりましたが、遊具の周りを走り回っている子どもが多数見受けられました。子どもに、楽しいところで走らないでねと言っても、なかなか難しいところであります。よちよち歩けるようになった子どもから、大きい子は6年生まで子どもがウォーターパークにいるため、ぶつかることによって、けがをする可能性というものは非常に高く感じます。ぶつかって、ごめんね程度で済めばよいのですが、大けがとなる可能性もあることから、危険行為等に対し、注意喚起の体制はどのようになっているのか。また、けがなどの報告はあったのか教えてください。 また、市内外から多くの方が来場したことは非常に喜ばしいことでありますが、本来庁舎を利用する方々が庁舎の駐車場を利用できず、駐車場待ちになるような場面が見受けられました。また、都市整備部の方々が朝から、いろは親水公園のコンクリートの部分に都市整備部管轄の車を移動している姿も見受けられました。お盆期間中や土日など、来年も同じようなことが想定されるため、駐車場問題に関しては今後検討していかなければと思います。 いろは親水公園のコンクリートの部分を、ウォーターパーク開催時等は駐車場にすることはできないでしょうか。私としては、多少なり料金を頂き、その予算で警備員等を雇用し、運営していくものが適切と考えますが、ご所見をお伺いいたしまして、1回目の質問を終わります。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 初めに、今野教育政策部長。     〔今野美香教育政策部長登壇〕 ◎今野美香教育政策部長 河野議員のご質問に順次ご答弁申し上げます。 初めに、1についてでありますが、本市では小学4年生におきまして、交通安全教育の一環として、朝霞警察署及び関係団体と連携しながら、自転車の正しい乗り方を学ぶ自転車安全教室を市内全小学校で実施しております。 自転車安全教室につきましては、埼玉県警察で推進している子供自転車運転免許制度に基づき、模擬コースを使用した実技試練、安全ルールなどに関した学科試験を行い、合格した児童に子供自転車運転免許証を交付しております。 これらの試験では、自転車の一定の運転技術や交通ルールなどの正しい理解が必要となってくることから、児童の発達段階などを踏まえ、小学4年生という適切な時期に実施しているものと認識しております。 なお、実施に際しましては、各校で保護者にも実施日時などを周知し、安全な自転車の乗り方について、お子さんと一緒に確認をしていただけるよう対応しております。また、現在、小学1年生におきましては、登下校時の安全な横断歩道の渡り方について、実習を交えた交通安全教室を実施しております。 河野議員ご質問の小学1年生に対する自転車の安全な乗り方の指導につきましては、最も大切であることから、朝霞警察署と連携しながら、保護者に対する効果的な意識啓発の方策について、可能性を探ってまいります。 一方、河野議員ご指摘の志木市役所前の歩道における自転車の通行につきましては、現在、担当課において、歩道を通行する際には自転車を降りていただくよう、注意喚起の看板を設置しているところです。教育委員会としましては、今後も引き続き、朝霞警察署及び関係各課と連携しながら、児童・生徒の登下校時の安全確保に努めてまいります。 次に、2についてでありますが、まず、市内の図書館については、柳瀬川図書館、いろは遊学図書館ともに、配架している図書などを使って調べ物学習などをすることができる閲覧席を設けておりますが、資料を持ち込んでの自習はご遠慮いただいております。 次に、公民館施設につきましては、まず宗岡公民館では、1階のロビーがフリースペースとなっており、図書の調べ物学習や休憩、談話、自習などに利用いただいております。あわせて、今年度は、夏休み期間中の7月29日から8月26日までの間の毎週金曜日午前9時から正午までの時間に、第1研修室を自習室として開設したところであります。 また、宗岡第二公民館では、図書室の前に、総合福祉センターの管轄ではありますが、フリースペースが設けてあり、休憩、食事、談話と併せ、自習もできるスペースとなっております。 河野議員ご提言の自習室の設置につきましては、本市の公民館施設においては、貸館施設としての本来の機能を十分に果たすため、当日申込みも随時受け付けており、空き部屋を自習室として開設することは難しい状況にあります。また、自習室を常設する場合、公民館の設置目的である市民の生涯学習活動の推進に支障が生じることも考えられ、さらに、防犯・管理面などの課題の整理も必要と考えております。 このようなことから、まずは自習ができるスペースの情報につきましては、市ホームページなどで周知を図り、しっかりとPRするとともに、本市の限られた公共施設において、子どもたちが自由に自習できるスペースを確保できるか、関係各課と連携を図りながら、その可能性を探ってまいります。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 柚木教育長。     〔柚木 博教育長登壇〕 ◎柚木博教育長 河野議員のご質問3についてご答弁申し上げます。 本市における小中一貫教育につきましては、次代を担う子どもたちが社会の激しい変化の中でも自立し、一人ひとりの可能性を伸ばし、豊かな人間性と新しい時代を生き抜く力を育むために推進しております。 今年度は、有識者や学校長、PTA会長などで構成する小中一貫教育推進委員会を設置し、義務教育9年間を通した教育活動による、目指す子ども像をはじめとする小中一貫教育の基本方針の策定に向けて、検討を進めているところでございます。 また、各中学校区におきましても、学校長のリーダーシップの下、3校合同の協議会や研修会を定期的に開催し、新しい取組の検討や既存の取組のさらなる進化を図っております。 今後につきましては、令和7年度の実現に向け、今年度中に小中一貫教育基本方針を策定し、令和5年度に、各中学校区ごとの特色を生かして3校を一体的にマネジメントする仕組みづくりや、9年間を見通した教育課程の編成など、具体的な取組方法を示す小中一貫教育推進計画を策定してまいります。 また、小中一貫教育の実現に向けた取組を進めるに当たっては、学校・家庭・地域の方々と小中一貫教育についての認識の共有を図っていくことが課題であると捉えております。このため、志木市の子どもたちの義務教育9年間を、学校・家庭・地域が共に手を携えて取り組んでいけるよう、様々な手段を通じて、小中一貫教育のさらなる浸透を図ってまいります。 ○鈴木潔議長 次に、答弁を求めます。 中森都市整備部長。     〔中森福夫都市整備部長登壇〕 ◎中森福夫都市整備部長 河野議員のご質問4についてご答弁申し上げます。 いろは親水公園の来訪者は、リニューアルオープン後1か月間で4万人を超えており、ウォーターパークや飲食店舗など、平日・休日を問わず、にぎわいを見せております。また、公園利用者から寄せられた苦情や要望につきましては、安全確保を最優先として、指定管理者が順次対応しております。 なお、お盆期間中における駐車場の確保策につきましては、仮に新河岸川の高水敷を一般の駐車場として利用するためには、河川を管理する県との調整や駐車場区画の整備、警備員の配置などが新たに必要となりますことから、今後、指定管理者や関係機関と協議し、考えてまいります。 次に、除草の時期につきましては、8月は指定管理者による管理が始まったばかりであったため、実施時期が少し遅れましたが、計画では、場所によりますが、年間で5回から8回実施することとなっておりますので、適切な時期に除草を実施してまいります。 また、ウォーターパークにおける注意喚起につきましては、監視員が1日3回拡声器で行うとともに、個別に呼びかけを随時行っております。 なお、現在までに、遊具の周りを走り回り、子ども同士がぶつかり、けがをしたという報告は入っておりません。 ○鈴木潔議長 再質問、13番、河野議員。 ◆13番(河野芳徳議員) ありがとうございます。 1番の交通安全について再質問させていただきます。 先ほどお話しさせていただきましたが、やはり低学年から自転車に乗る機会というのが、今はより増えてきているのかなと思います。うちの子だけなのか分からないですけれども、やはり危ないなという認識がありまして、低学年のうちから、より自転車教育というのをやっていく必要がかなりあるのではないかなと感じます。 また、先ほどもお話しさせていただきましたが、保護者に関しましても、やはり子乗せ自転車、同じで、保護者に関しましても危ないという部分がありますので、ぜひ低学年のうちからも、横断歩道を渡るとか、そういうのも大事ですが、あわせて、交通安全教育の部分で、自転車教育も親と一緒にやっていただければなと思いますが、もう一度ご答弁いただければと思います。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 今野教育政策部長。 ◎今野美香教育政策部長 ご答弁申し上げます。 議員おっしゃるとおり、小学1年生の段階から交通安全意識を高めることは、生涯にわたって安全な生活を送る基礎を養うことにつながるため、大変、交通安全教育については重要な役割を担っていると認識しております。 まずは、さっき議員もおっしゃっていたとおり、交通安全教育を進めるに当たっては、学校ももちろんですけれども、ご家庭と連携した取組を進めることが最も大切だと考えておりますので、まずは保護者の意識啓発を図ることというのが最も大切であるとは思います。そのため、例えば学校だよりやメール配信などを活用いたしまして、児童が自転車に乗るときの注意点なども含めた交通安全に関わる情報を定期的に保護者の方にも提供させていただき、その提供させていただいている情報を基に、ご家庭でも保護者の方がお子さんと一緒に、こういうときはこうしようねということが一緒に確認ができて、日常でもお互いに交通安全に対する認識を高めるということもできるのかなと考えていますので、まずは効果的な保護者への意識啓発の方策について、可能性を探ってまいりたいと思っております。 また、学校につきましても、児童の発達段階を踏まえながら、計画的に交通安全教育に係る指導が進められるよう、教育委員会としても各学校に対して、引き続き指導していきたいと考えております。 以上でございます。 ○鈴木潔議長 河野議員。 ◆13番(河野芳徳議員) ありがとうございます。 なかなか難しい部分はあると思うんですが、例えばですが、今、さくら連絡網でいろいろ、例えば県からインターネットのICTリテラシーとか、そういうのではないですけれども、送られてきて、さくら連絡網で、そのままPDFがぽーんと流れてきたりするんですが、やはり保護者にいろいろお聞きすると、県からそのままぽーんと流れてきたやつをそのまま流しても、皆さん読まれないというのが多いので、学校の中の先生や校長先生等が書くところとかの中にでも入れていただくと、皆さん読んでいるようなので、そういった部分を学校と連携しながらやっていっていただけると、より保護者にも周知ができるのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。 また、もう一点ですが、今現在も、昔よりは少しずつ、はやっていなくなっているのかもしれないですけれども、キックボードとかスケートボード、またキャスターボードというんですか、ブレーブボードというんですか、車輪が2個、後ろと前について、こうやってやるやつですけれども、あの部分というのも、やはり公道でやられている子ども、家からそれに乗って公園まで、友達の家まで遊びに行くという子が多々見られるんですが、その辺の指導というのは、学校ではどのようになっているか教えてください。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 今野教育政策部長。 ◎今野美香教育政策部長 ご答弁申し上げます。 キックボード等の使用につきましては、学校におきましても、長期休業の前ですとか生徒指導の中で行っているとは伺っておりますけれども、これにつきましても、ルールをきちんと守って、安全な環境で使用していただくということは大変重要でございますので、朝霞警察署などとも連携を図りながら、きちんと交通ルールを遵守し、正しく使用されるように意識啓発を図ってまいりたいと思います。 ○鈴木潔議長 13番、河野議員。 ◆13番(河野芳徳議員) ありがとうございます。 ぜひ、交通安全教室とかも含めて、そういったときにも合わせて、その辺もお伝えしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、自習室に移らせていただきます。 自習室ですが、やはり閲覧のみと書かれていると、なかなか自習がしづらいということもありますので、まず図書館で自習スペースというのがもし設けられるようでしたら、設けていっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 また、教育施設だけではなく、市の管理している建物等でも、自習室というものを設けている自治体というのが多々ありますが、そういった部分で、教育施設ではなく市が所有している施設で自習室をほかに設けることができないか、ご質問いたします。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 松永市長公室長。 ◎松永仁市長公室長 公共施設全体のマネジメントをしておりますので、私からご答弁申し上げます。 公共施設はご案内のとおり、条例にも規定しておりますとおり、それぞれの設置目的に沿って設置をしているものでございます。市民の公平性という観点からも、適切な使用料も規定しているところでございます。たとえ空いているからといって、中高生にのみ無料で貸し出すということになると、では、何で高齢者から取るんだという意見も出てもおかしくはないのかなと。 子どもたちの健全育成を目的にした、例えば児童センターですとかでしたら、条例の改正は必要ですけれども、検討の余地は十分あると思いますが、それ以外の施設で、中高生にのみ開放するということになると、施設の設置目的からすると非常に厳しいものと、そのように考えております。 ○鈴木潔議長 13番、河野議員。 ◆13番(河野芳徳議員) なかなか厳しいということですが、もしかしたら児童センターとかでしたら、条例を変更すればできる可能性もあるということですので、いろいろと今後検討していっていただければと思います。よろしくお願いいたします。 次に、小中一貫に移らせていただきます。 先ほどお話しさせていただきましたが、運営協議委員会の中で話が出ましたが、やはり委員さんたちも何も分からない状態で、ぽんと資料が出た中でお話が進み、私は反対、私は賛成、そういう話になってしまうだけで、やはりメリットもデメリットも含めて、子どもたちのことを考えた中での議論ができていなかったなという、たまたま私が行った学校だけですが、そういった状況になっておりました。 そういった部分の中でも、やはり丁寧に今後説明していくというお話でしたが、運営協議委員さん、また学校の先生方、保護者等にも丁寧に説明していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 また、前回のご答弁とかでも、義務教育学校という部分のご答弁は、前回質問させていただいたときにいただいたんですが、例えばですが、今回の学校運営協議委員会の中でも、義務教育学校と小中一貫の違いという部分で、やはり分からないということでご質問が出ておりました。そこの部分のメリット・デメリットというのを、よかったら教えてください。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 柚木教育長。 ◎柚木博教育長 ご答弁申し上げます。 議員の所属されるコミュニティスクールで、今お話のあったような様々なご意見が出たということは私も承知しております。 議員のお話にもありましたけれども、今現在、基本方針を策定しているところでございますが、今後、そういった基本方針を踏まえて、市民の方、あるいはコミュニティスクールを構成されているPTAの方とか、教職員ももちろんですけれども、そういった関連する関係者の皆さん方に共通認識を図って、丁寧にそれは進めていかなくてはいけないと感じております。 義務教育学校と小中一貫型の小・中学校、違いはということで申し上げれば、まず義務教育学校は、小中一貫型学校の一つの基本形でございます。大きな違いは、1つの学校か、2つあるいは3つの学校のグループなのかということで、義務教育学校になりますと、1つの学校組織になります。1年生から9年生までの学年編成で、一つの一貫した教育課程の中で学習指導が行われるということになります。校長は当然1人になります。 ただ、小中一貫9年間を通したカリキュラムをつくるという点では、小中一貫型も同じです。別々な小学校、中学校においても、9年間を通したカリキュラム、教育課程は同じようにつくります。ただ、1つの学校か複数の学校かによります。当然、義務教育学校になれば、校長が1人で、校長のリーダーシップの下、教職員組織をマネジメントしながら学校経営を進めていくということで、非常に統一した運営・経営ができることは期待できます。 小中一貫型の小・中学校になりますと、やはり複数の学校長がおりますので、その学校長との連携というんでしょうか、調整というものを常に図っていかなければならないという課題はあります。ただ、共に小中一貫9年間、義務教育を系統的な教育課程の中で実施していくことということには変わりはございません。 逆に義務教育学校は、先ほどのような、1人の校長の下で学校経営が進められるということでございますが、表裏一体として、大きな組織、教職員組織も児童・生徒の数も大きなものになった場合、そのマネジメントをしっかりやっていくためには、それなりの学校組織を構築していかなければならないという課題があるのではないかなと思います。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○鈴木潔議長 13番、河野議員。 ◆13番(河野芳徳議員) 丁寧な説明ありがとうございます。 やはり今回、市内全校小中一貫教育を目指してやっていくという中で、私としては、一つでもモデル地区として、義務教育学校というのがあってもいいのではないかなと考えております。 学校運営協議委員会とかも出させていただくんですが、やはり6年生とかも含めて、余裕授業とかそういうのもないんですよね、全然。例えばインフルエンザで学級閉鎖になってしまうと授業時間が足りなくてとか、そういうのも多分、義務教育学校とかですと、よりそういった部分もよりゆとりを持ちながら、9年間をより目指した部分で授業が運営できたりとか、いろいろな部分があると思いますので、全市内小中一貫教育を目指しながら、私としては、ぜひ義務教育学校も、どこか一つでもいいので目指していただければと思いますので、教育委員会の強いリーダーシップの下、学校長と連携しながらやっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、親水公園に移らせていただきます。 親水公園の質問、何点かさせていただきます。 ウォーターパーク期間中は、公園に多くの人が市内外から来訪しました。 そこで、私から提案させていただきたいのですが、例えばですが、管理棟周辺、管理棟の脇に駐車場がありますが、そこの部分に、市内業者に飲食店やキッチンカーなどを出店してもらうことはできないでしょうか。市外から来た方々が公園で楽しんでいただき、そこで市内の事業所に少しでもお金を落としていく経済の仕組みづくりというものができればなと思っておりますが、ご所見をお伺いいたします。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 中森都市整備部長。 ◎中森福夫都市整備部長 ご答弁申し上げます。 議員ご提案の地域経済の活性化につながる飲食店の出店につきましては、指定管理者より、にぎわいのきっかけとなる企画の一つとして提案を受けてございます。その中で、どのような形で実施できるか調整を図ってまいりたいと考えてございます。 ○鈴木潔議長 13番、河野議員。 ◆13番(河野芳徳議員) 今、DAISY志木店等も出ておりますが、そういった中で、また市役所にもキッチンカー等も出ていますが、いろいろな兼ね合いの中で、ぜひ市内にも、せっかく市外から、また市内からも、多くの方がこのエリアに来てくださっているので、市内業者に少しでもお金が落ちる仕組み、経済の仕組みができるようにお願いいたします。 次の質問に移ります。 また、市民から、いろは親水公園にて、バーベキュー、花火ができる場所を設置してもらいたいという声もいただいております。バーベキューや花火に関しては、やられている方というのも見られますが、いろいろな方々に、私のところに、本当にあの場所でやっていいのかと多くの質問をいただきます。私としても、友人たちと堂々とバーベキューや花火ができると、非常にありがたいなと思っているところでありますが、例えばですが、区画をつくり、利用料金を徴収するのも私はよいのではと思います。 また、花火に関しても、ある遊園地ですが、期間限定で、バーベキューと同じように区画をつくり、手持ち花火を家族や友人と楽しむイベントが企画されていました。花火に関しても、家の前や近所の公園でできない時代となってきています。そうしたことから、できる場所を提供することは、市民にとって非常に喜ばれます。ぜひバーベキューや花火のできる場所について検討していただけたらと思いますが、ご所見をお伺いいたします。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 中森都市整備部長。 ◎中森福夫都市整備部長 ご答弁申し上げます。 バーベキュー場や花火ができる場所につきましては、公園には様々な利用者がおります。安全確保の観点から、現時点では公園内に常設することは難しいと考えております。 今後、期間や範囲を限定した利用やイベントでの開催などでの方法やルールづくりを含めて、指定管理者と協議してまいりたいと考えております。 ○鈴木潔議長 13番、河野議員。 ◆13番(河野芳徳議員) ありがとうございます。 ぜひ期間限定でも構いませんので、できる場所というのがあるだけで、本当に我々もできますし、ほかの方々も喜びますので、ここがやりたいというわけではないんですけれども、よろしくお願いいたします。市長もできますので。本当にできないんです、花火やりたいなと思っても、例えば、花火もそうですけれども、公園でやれないですし、家の前でやっていても近所の方に言われてしまいますし、ではどこでやるのというと、なかなか難しいなというのが非常にありますので、よろしくお願いいたします。 最後に、以前の質問でもお話しさせていただいたんですが、いろは親水公園に行けば毎週末楽しいイベントが行われていると言われるような、にぎわいができたらなと思っているところでありますが、今後のにぎわい創出のイベント開催について、どのような予定が、決まっているようでしたら教えてください。 ○鈴木潔議長 答弁を求めます。 中森都市整備部長。 ◎中森福夫都市整備部長 ご答弁申し上げます。 イベントの開催の今後につきましては、子どもたちが自主的にやりたいことを実現するプレーパーク事業の実施や、市の関係課と連携した企画事業を予定してございます。引き続き、にぎわいづくりの拠点となるようなイベントの開催を実施してまいりたいと考えております。 ○鈴木潔議長 以上で、13番、河野議員の一般質問を終わります。--------------------------------------- △延会の宣告 ○鈴木潔議長 お諮りいたします。 一般質問の議事日程の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木潔議長 ご異議なしと認めます。 よって、本日は延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。 ご苦労さまでした。                              (午後2時31分)...