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12月21日-06号

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  1. 朝霞市議会 2004-12-21
    12月21日-06号


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    平成16年 12月 定例会(第4回)          平成16年第4回朝霞市議会定例会議事日程(第6号)             平成16年12月21日(火曜日)午前9時開議第1 議案の一括上程(議案第57号~議案第66号)   (1) 各常任委員長の報告   (2) 各常任委員長報告に対する質疑    +質疑の順序としては、議案第57号の分割付託分を先にして、+    +以下委員会審査の順により行います。           +   (3) 討論   (4) 採決第2 議案第67号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見を求めることについて第3 議案第68号 埼玉県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更することについて第4 議員提出議案第5号 平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書 ---------------------------------出席議員(28名)  1番  藤井由美子議員   2番  田辺 淳議員  3番  岡崎和広議員    4番  浦川和子議員  5番  佐藤昌義議員    6番  利根川仁志議員  7番  小池正訓議員    8番  佐野昌夫議員  9番  醍醐 清議員   10番  榎本正男議員 11番  野本一幸議員   12番  石原 茂議員 13番  高橋安喜夫議員  14番  星野文男議員 15番  小池秀雄議員   16番  大橋正好議員 17番  福川鷹子議員   18番  篠原逸子議員 19番  浅川万次郎議員  20番  陶山憲秀議員 21番  辻  勝議員   22番  石川啓子議員 23番  堀内初江議員   24番  斉藤弘道議員 25番  松岡幸生議員   26番  原山 典議員 27番  長島義宏議員   28番  獅子倉千代子議員欠席議員(なし) ---------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 塩味達次郎 市長        松下貞夫  助役 稲葉洋暎  収入役       比留間達雄 監査委員 蓮見 茂  教育長       紀 竜郎  企画財政部長 大嶋教男  総務部長      宮崎國利  市民環境部長 笠川 満  健康福祉部長    比留間栄和 都市建設部長 醍醐一昭  水道部長      山中健一  学校教育部長                       監査委員 船本祐志  生涯学習部長    鈴木征夫                       事務局長 三吉正徳  企画財政部次長   野本正幸  総務部次長 池内 孝  市民環境部次長   栗原俊男  健康福祉部次長 高橋芳伸  都市建設部次長   渋谷 晃  生涯学習部次長 ---------------------------------本会議に出席した事務局職員 細田昭司  事務局長      中村 進  事務局次長 田中秀雄  総務課長補佐    上篠卓史  総務課専門員 百瀬桂太郎 議事係主事補 --------------------------------- △開議の宣告 ○篠原逸子議長 ただいまから本日の会議を開きます。                         (午前9時2分) --------------------------------- △議案の一括上程(議案第57号~議案第66号) △各常任委員長報告篠原逸子議長 日程第1、議案第57号から議案第66号までの10件を一括議題とします。 ただいま一括議題としました議案につきましては、各常任委員会に付託してありましたが、それぞれ審査が終了し、各常任委員長から報告書が提出され、その委員会審査結果表はお手元に配布してあります。なお、去る1日に議案付託表もお渡ししてありますので、両方をよくごらんいただきたいと思います。 それでは、審査の順により、各常任委員長から審査の経過及びその結果について、報告を求めます。 まず、総務常任委員長の報告を求めます。     〔陶山憲秀総務常任委員長登壇〕 ◆20番(陶山憲秀議員) 皆さん、おはようございます。 それでは、12月7日の本会議におきまして総務常任委員会に付託となりました議案3件につきまして、審査経過の概要とその結果について御報告申し上げます。 本委員会は、12月9日、第1委員会室におきまして、全委員出席のもとに開催し、市長を初め関係部課長等の出席を求め、慎重に審査を進めたところでございます。 以下、その主なものについて順次御報告申し上げます。 初めに、議案第57号 平成16年度朝霞市一般会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。 歳入について執行部の説明を受けた後、歳入全般について質疑に入りました。 まず初めに、個人市民税が 4,500万円減額になりましたが、その理由と内訳について伺います。また、法人市民税が増額になっていますが、その点についても伺いますということにつきましては、個人市民税の所得税の減の理由ですが、1人当たりの給与所得を16年度当初予算で 366万 6,217円と見込みましたが、16年度決算見込みでは 364万 8,558円となり、所得で1人当たり1万 7,659円の減少、率にしまして0.48%、この減により税収が落ち込んだものでございます。 法人市民税の増額は大手3社で、いずれも3月決算法人で、5月の確定申告に基づき数値をとらえたところ、増収になったもので、3社の調定額は、業種で申し上げますと、自動車製造業で2億 8,766万 5,000円、前年度に対しまして 3,509万 4,000円の増、クレジット販売業1億 3,287万 5,000円で、前年実績ゼロ、写真感光材料製造業 8,733万 1,000円、前年度実績ゼロ。この3社合わせた差し引き2億 5,530万円が前年対比増となりましたということでした。 次に、分担金及び負担金のところで、和光市の方の関係で和光市境の道路工事が実施できなくなったための減額となったということですが、予算を計上するという立場でお伺いしますということにつきましては、今回減額となったのは、下水道・水道工事を先にやりたいので延期してほしいと和光市から申し出があったということですが、こういう形で減額するということは決して好ましいことではないので、今後そういうことがないようにしっかりと和光市の方と調整をする。別件でもこのようなことがないように、所管課の方には十分注意をしたいということでした。 次に、基金繰入金のことですが、財政調整基金の繰入金の減額1億円というこの減額をしておいて、みどりの基金に補正で 964万 1,000円を増額した理由は、それと16年度、17年度で29億円ぐらい必要とされる財政調整基金の中身について伺いますということにつきましては、財政調整基金ですが、これは15年度のときに、一応16年度、17年度で出る金額、今後予想される大規模工事等を見て必要な額は29億円ぐらいとしておりますが、これを16年度事業に充てるということで取り崩し、一般会計に繰り入れたものです。 みどりの基金については、今現在、どこを取得するという具体的なものはありませんが、相続等で突然に出てくる可能性もあり、対応というのは非常に難しいところです。財源が非常に少なくなっている中、例えば、1億円というものを積んでしまった場合、仮にですが、本来緊急なものに回せないということは出てきます。市民サービスにかける施策に影響が出ない程度で、もう少し余裕が出てきましたら基金への繰り入れを考えてみたいということでした。また、財政調整基金の29億円というのは、個々に申し上げるのは大変困難ですが、ここで第一中学校、駅前の開発、それから各都市計画道路等の整備等、今後必要である企画としての積算をしたものですということでした。 以上の主な質疑を経て、歳入の質疑を終結し、歳出について執行部の説明を受けた後、質疑に入りました。 初めに、秘書広報費子ども議会について伺いますが、一つは、参加人数のところで、各校2人ずつ合計30人ということですが、これはどういう基準で決められたのか。また、補正を組んで1月23日に行うということについては、学校と子供たちに対して相当無理があると思いますが、どういう観点でやったのか基本的な考え方を伺いますということにつきましては、参加人数30人の基準ですが、議場をお借りして実施したいと考えています。現行では28人の席ですが、小・中合わせて15校ですので、各学校2名ずつ計30名の出席を得て、その中に正副議長を選んでいただくということで、現在の議場をお借りして実施できるという判断から決めました。1月23日に行うことについては、関係する部局と調整し、この時期に実施しても可能であるということから日程を組ませていただきましたということでした。 次に、今回、秘書広報費で21万 1,000円が組まれておりますが、これはあくまで子供たちの教育的な効果をねらっての子ども議会であるべきと考える。そういうことから、これは教育委員会の一つの事業として組まなければいけなかったのではないかということにつきましては、今回の子ども議会につきましては、教育的な側面と、それから広聴の側面があり、議論になったところですが、一応予算的に広聴の側面から計上することが妥当ではないかということで、今回計上しております。 また、周辺の自治体の子ども議会の実施状況は、志木市は8月に実施し、主管課は学校教育課、新座市は11月に実施し、主管課は秘書広聴課ということでした。 以上の質疑を経て、質疑を終結して、討論に入り、1名の委員より反対討論、また、1名の委員より賛成討論があり、討論終結後、採決した結果、議案第57号の付託事項につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第64号 朝霞市個人情報保護条例につきまして御報告申し上げます。 執行部の説明を受けた後、質疑に入りました。 初めに、国の関連5法案の内容と、今回、朝霞市個人情報保護条例を改正に当たり、国の法律と照らしてどういう部分を参考にされたか。また、全文改正に当たり、住民参加の審議会は何回開かれたか。また、先進市を見られてつくられたと思いますが、その点についてと、そして4市についても伺いますということにつきましては、国の関係法案の五つの法律は、第1に、個人情報の保護に関する法律、2番目に、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律、3番目に、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律、4番目に、情報公開・個人情報保護審査会設置法、5番目に、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の、この五つの法律が可決成立しておりまして、本条例については朝霞市の条例ということで、この2番目の行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律とは所管を異にしており、関連としては、1番目の個人情報の保護に関する法律の基本部分、それと、その行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律に規定されている性質及び内容等を参考に、この条例の改正が行われており、全文改正に当たって、審議会は平成15年度、平成16年度の合計7回にわたり審議され、最終的に、平成16年8月2日に市長に答申をされました。 3市の状況については、平成17年4月1日に向けて改正を行うということを伺っており、志木市は全部改正、和光市が一部改正、新座市が全部改正としております。 特に先進市として参考にさせていただいたのは、埼玉県草加市と京都府宇治市ということでありました。 次に、実施機関の定義のことで土地開発公社を入れたのですが、当然これは施設管理公社も入れなくてはならないと思うが、この点について伺いますということにつきましては、施設管理公社につきましては、内部の検討段階で議論はありましたが、しかしながら、独立した法人であって、市の条例によって詳細に記述することは、条例制定権の限界を超えるおそれがあると判断し、対象に加えていませんということでした。 このほか、本案は全部改正ということで、各条ごとに数多くの質疑がありました。 質疑を終結し、討論に入り、1名の委員より反対討論があり、討論を終結後、採決した結果、議案第64号につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第65号 朝霞市防犯推進条例について御報告申し上げます。 執行部の説明を受けた後、質疑に入りました。 初めに、もう既に各自治会の中には、推進条例に似たような格好で行動をされている団体がありますが、犯罪を取り締まることと誤解の点もありましたが、啓発ということで昨今統一されたような行動でやっているようです。ある自治会では、これに対し保険の加入をされたそうですが、推進条例では、万が一の保険等は検討されていますかということにつきましては、この条例は理念条例ということで、基本的な考え方を中心に、市とか市民とか事業者、土地建物所有者等、地域社会を構成しているそれぞれのメンバーの役割みたいなものを基本的に決めさせていただくことで、今後、推進計画を作成していく中で検討させていただく内容と考えております。現時点ではその段階ではないということで御理解いただきたいということでした。 次に、地域防犯推進委員との違いは何かを伺いますということにつきましては、地域防犯推進委員は、朝霞警察署管内3市で構成する朝霞地区防犯協会の会長と朝霞警察署長連名で、地域の中から皆さんに委嘱を申し上げ、地域防犯推進委員という形で町内のパトロールを主体にした活動をしていただいております。場合によっては競合する部分もあると思いますので、今後、推進体制整備の中で推進協議会というものがありますので、自治会連合会からも参加いただき、議論していきたいと考えていますということでした。 次に、この条例が出てきた背景としてどんなものがあったか伺います。また、朝霞市の犯罪というのはどういうものがどのぐらいあるのか、また、それらの地域、特にどういう場所で多発をしているかということにつきましては、近年、身近な犯罪が朝霞市内で多発しております。埼玉県でも、それから県内の自治体でも、多くのところで条例を制定し、地域社会の構成員がそれぞれの役割を果たしながら、犯罪の機会を減少していこうという方向になってきており、警察の方より窓口に依頼はありました。 また、朝霞区市長会の協議でも議題になり、4市でそれぞれ条例をつくろうという話し合いもなされており、市議会でも一般質問をいただいているという、そういう状況の中、7月に条例制定の、自治会連合会を初めとした市内の各種団体10名で構成する連絡会議を設置し、そこで条例の骨子の答申をいただき、今回提案をさせていただきました。 犯罪につきましては、朝霞市内で主なものとしては、空き巣が宮戸地区で52件、北朝霞駅前で88件、朝霞駅前で68件、また、忍び込みの関係につきましては、朝霞駅前9件、宮戸12件となっており、また、出店荒らしと申しますか、そういった件については、北朝霞駅前11件、朝霞駅前16件となっており、いずれも駅周辺で犯罪が起きているという傾向ですということでした。 次に、推進体制の整備がこの条例を生かしていくかどうかにかかっていると思うが、推進計画の策定、その計画づくりはいつから始められ、いつをめどにつくられるのか。また、市の責務の中で、犯罪のない地域社会の実現に向けた環境整備をしていくということですが、庁内の中で横断的に犯罪を減らしていくという立場から、どのような取り組みを考えていますかということにつきましては、推進計画がいつごろかということですが、その前の段階として、推進体制の整備というところで協議会の構成メンバーを決めて、それを立ち上げて御意見をいただきながら取り組む事項について協議し、それから決めるということで、少し時間がかかると思います。できるだけ早く計画ができるよう努めていきたいと考えています。 庁内の横断的な体制ということにつきましては、体制整備の推進協議会の中に、市役所の方の関係各部については入るということを考えています。横断的に庁内の連絡会議が必要であれば、それも考え、横の連絡調整も十分に図っていきたいと考えていますということでした。 次に、すべてボランティアでお願いして、何かあった場合の補償みたいなことをどう考えているのかということにつきましては、現実問題として想定されると思いますが、現時点では、やはりそういう事態に至らないというようなやり方を十分研究して、実際の各自治会さんのパトロール等をやっていただく場合は、専門家から助言をいただきながらやっていきたいと考えていますということでした。 以上の質疑を経て、質疑を終結し、討論に入り、1名の委員より反対討論があり、討論を終結後、採決した結果、議案第65号につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、本委員会に付託されました議案3件の審査経過の概要とその結果につきましての報告を終わります。 ---------------------------------篠原逸子議長 次に、建設常任委員長の報告を求めます。     〔高橋安喜夫建設常任委員長登壇〕 ◆13番(高橋安喜夫議員) それでは、去る7日の本会議におきまして建設常任委員会に付託となりました議案7件について、審査の経過とその結果について御報告申し上げます。 本委員会は、去る12月9日、第2委員会室におきまして、全委員出席のもと開催し、市長初め関係部課長等の出席を求め、慎重に審査を進めたところでございます。 以下、審査案件について順次御報告申し上げます。 初めに、議案第57号 平成16年度朝霞市一般会計補正予算(第2号)について、付託を受けました事項について申し上げます。 関係部分について執行部の説明を受け、直ちに質疑に入りました。 歳出中、第8款土木費の中で、債務負担行為のうち、北朝霞の公衆トイレは清掃事業となっているが、公園トイレ管理事業となっているのは、清掃以外にどういったものを管理し、または水管理事業の内容及び入札予定日をお尋ねしたいとの質疑については、トイレの管理業務については、都市公園24公園で行い、12月29日、1月3日については5公園をさらに加え、内容としては、毎日のトイレ清掃、これは火曜日は除きますが、ペーパー等の補充、それからくみ取りについては田島公園、秋ケ瀬公園について行い、また、水施設については、青葉台公園水久保公園、城山公園、滝の根公園の定期清掃・安全点検を行い、委託期間については5月から10月までとなっている。また、契約締結については、3月が入札予定になっているとの答弁でした。 次に、都市計画費の中で、南口の所管がえについての質疑については、予算的には補正予算ということで、所管がえの点については、実務レベルについて、平成16年度当初から、市民環境部生活環境課から都市建設部都市計画課への所管がえがあり、引き続き作業を進めているとの答弁でした。 あと、施設等修繕料で需用費、また、道路維持費で増額されている部分についての質疑については、まず、施設等修繕料については、内間木排水ポンプ場において排水ポンプが2基設置されているが、そのうちの1基がモーター絶縁抵抗値の低下による機能不良のためオーバーホールするというもので、修繕期間3カ月ぐらいかかるとの答弁でした。 次に、都市計画総務費の中で、人事異動の増減についての質疑については、人事異動に伴い、個々の職給及び給料及び手当の増減であるが、都市計画費総務費については、朝霞駅南口の事務引き継ぎに伴うもので、そのほか、街路事業及び都市計画マスタープランといった作業の中での思った以上の時間外勤務を予定よりも進捗しているので、その辺の関係で今年度末までの補正を組ませていただいたとの答弁でした。 また、何で今ごろ補正なのかという質疑については、人件費の一般総務費についてであるが、今年度については人事院勧告がないために、12月に一括して補正をお願いしているとの答弁でした。 次に、道路新設改良費について、和光市の境界のところの分担金についてであるが、特定財源の中で 580万 1,000円の分担金について、一般財源で、またこれと同じ金額でやっているわけであるが、補正額の方にマイナスできないのかという質疑については、この内容については、朝霞市の根岸台地内で、和光市との行政境に当たるが、そこの市道 790号線という道路の改良工事を本年度予定していたが、ところが、行政境の中で和光市側の中から、上下水道が未整備のため、改良工事前に先行して上下水道の工事を行いたいとの申し入れを受け、協議し、その工事については朝霞市と和光市との負担割合を定め、和光市の負担金として見込んでいたのが 580万 1,000円であるが、今年度、和光市側の工事施行に伴い、当市の改良工事ができないということで負担金が発生しなくなり、したがいまして、財源内訳の中で580 万 1,000円というのが、その他ということで負担金として見込んであったがなくなったということで、減額させていただいたとの答弁でした。 また、補正額の方に入れて数字を残すということはできないのかという質疑については、金額の補正減ということではなくて、金額としては補正減はない。財源が振り替わるということで、工事としては予算はそのまま減額せずに、負担金で入ってくる財源が減になるとの答弁でした。 次に、根岸台の和光市境のところに国有地があるが、公園をつくるという計画はあるのかという質疑については、現在、本地は競売物件であり、財務省と公園としての協議中であるので、全部決定したわけではない。そこの土地については、今これから国の方とお話をして、公園にできるかという協議を今とりあえず話しているとの答弁でした。 次に、ちょっと疑問に思うのは、地下ケーブル影響調査というのに 1,500万円のお金をかけるという影響調査の内容について伺いたいとの質疑については、駐輪場の本体工事に伴い、駅前に地下ケーブルが、防護管25本、そのうち22本、光ケーブルを含む電話線ケーブル、それ以外にもNTTのマンホールがあり、それと近接するということが今回の工事であり、それに伴い、駐輪場工事に伴う薬液注入を行い、工事期間中、3カ年にわたって掘削された状況に置かれるので、それに伴い、地下ケーブル等への影響の事前調査、管内の調査、あと沈下、傾斜、そういった測定を事前事後やっていただくということでの調査内容になっているとの答弁でした。 次に、市民による公園管理について何らかの改善策、または予算の反映についてはという質疑については、現在、朝志ケ丘の花壇、根岸の花壇については、ボランティアの方に御奉仕願っており、泉公園の希望が1件あり、協議中とのこと。17年度の予算については反映していないとの答弁でした。また、広報等に新たな募集をかけてみようと思っているとのこと。 また、町中にある規模の一つの公園で管理費用は年間幾らかかるのかという質疑については、概算ではあるが、1公園、都市公園であるが、年間、約 200万円かかるとの答弁でした。 次に、公園管理事業からトイレだとか水施設の方に移管した部分があるにしろ、減になっているが、その内容についてはとの質疑については、公園管理事業については 195万 3,000円の減、公園トイレの管理事業は6万 3,000円、水施設については6万 3,000円、これらは労務費の減によるものであり、また、児童遊園管理事業については 140万 7,000円の増となっており、これは北中緑地の分の1公園の増と、それから児童遊園の桝の補修、清掃の回数を年4回から12回にふやしたことによる増であるとの答弁でした。 以上の質疑を経て、質疑を終結し、討論に入りましたが、討論はなく、起立採決の結果、議案第57号の付託事項は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第59号 平成16年度朝霞市朝霞都市計画事業広沢土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御報告申し上げます。 関係部分について執行部の説明を受け、直ちに質疑に入りました。 まず、市長がかわったことによって事業が変更するのかという質疑については、市長がかわったからといって、事業は継続になりますので、事業変更はないとの答弁でした。 次に、換地処分の委託料について、また、この建物の移転等についての見通しをお尋ねしたいとの質疑については、この換地処分の委託料については今年度予定していたが、残念ながら1年延期になり、換地処分後に発生するのであるが、換地処分を見据えた時点で来年度発注するということで、 680万円については来年度に組み替えということであり、残り1戸の家屋移転については、仮換地への移転については、ことしの5月の時点で了解に達しており、また、移転補償金についても7月の末に承諾しており、家屋の設計に時間を費やしたいので契約を延長したわけであるが、予定であると年内に計画をまとめ、年明けに着工すれば5月、6月ごろには竣工するのではないか。その後、旧家屋の取り壊しを含め考えるところでは、秋口には完了できるのではないかとの答弁でした。 次に、精算金についてであるが、その最後の家屋移転補償費も含めた金額が出ないと計算ができないのか。また、計算の仕方について伺いたいとの質疑については、精算金については、補償とか事業費に関連して左右されるものではなく、地権者が従前所有していた土地と従後の財産としての土地がどういうふうな形になったという算定をするものであり、従前より従後価値がふえれば徴収という形で、増額分の徴収になり、その逆であれば交付という形で、徴収の方からいただいた上昇分あるいは増歩分について、その金額について、土地が目減りしたと、価値が目減りしたという方に対しては、交付という形で金額的な移動があり、その精算の方法については単価を算出するわけであるが、工事が大体8割程度の時点をとらえ、固定資産税評価額等を参考にし、土地の価格を算出し、点数という形で指数が出され、それによって徴収分、交付分という形で精算されるという答弁でした。 また、交付と徴収の額が同額になるというふうには考えないが、その辺はどうなのかという質疑については、確かに積算段階では、計算をした結果は多少の差は出るが、それを調整し、そういった方式で同数にするという作業をして、交付、徴収のポイント数としては同額になると。ということは、当然同じ額を掛けるわけであるから金額も合致するとの答弁でした。 また、点数についてはほぼ確定しており、精算指数、徴収指数 164万 8,000点ぐらいであり、これに単価が確定したところで総額が出るとのことでした。 次に、再度確認したいが、年内に家屋の設計を終了し、来年度の5月ないし6月に移転し、秋には完了というスケジュールであるが、これは確実に遂行できるのかという質疑については、不測の事態が起こらない限り完了するという答弁でした。 以上の質疑を経て、質疑を終結し、討論に入り、1名の委員より反対討論があり、討論終結後、採決した結果、議案第59号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続きまして、議案第60号 平成16年度朝霞市朝霞都市計画下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御報告申し上げます。 関係部分について執行部の説明を受け、直ちに質疑に入りました。 まず、人事異動で下水道課において1名減、これは建築課の方に1名異動しているわけであるが、課においての状況についてはとの質疑については、この影響については、1名当たりの仕事の量は増加しているが、事務の適正な管理の努力の結果、時間外勤務などで対応し、支障を来さないようにしているとの答弁でした。 以上の質疑を経て、質疑を終結し、討論に入りましたが、討論はなく、起立採決の結果、議案第60号の付託事項は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第61号 平成16年度朝霞市水道事業会計補正予算(第1号)につきまして御報告申し上げます。 関係部分について執行部の説明を受け、直ちに質疑に入りました。 初めに、それぞれ債務負担行為で今までやっていなかったものを債務負担行為に変えた理由及び改善点についてお尋ねしたいとの質疑については、変えた理由であるが、入札によって一応透明性を確保したので、指名競争入札になったので、随意契約より透明性が確保したとの答弁でした。 現在、水道事業は逆ざやで営業しているが、いわゆる1トン売れば幾らという赤字になっているわけであるが、最終的には、どれだけ経費を切り詰めていくか、運営管理費をどれだけ節約するかというのが主眼であるとの答弁でした。 次に、競争入札を行っているわけであるが、地元業者は何社であるかという質疑については、水道管理施設管理業務については、見積もりをとった業者が6社で、今年度落札しているのが日建総業という会社。この業務については、市内業者はそれだけであるとのこと。水道施設警備が地元業者の東邦警備保障、これは1社の随意契約で今年度までやっており、次に、電気設備保安点検は、地元業者の山加電気管理事務所が行っており、であるから3社とも地元業者が行っているとの答弁でした。 以上の質疑を経て、質疑を終結し、討論に入りましたが、討論はなく、起立採決の結果、議案第61号の付託事項は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第62号 朝霞市手数料徴収条例の一部を改正する条例につきまして御報告申し上げます。 関係部分について執行部の説明を受け、直ちに質疑に入りました。 まず、景観法の中で広告旗なんかが掲げられ、交通妨害等、景観からもよくないわけであるが、広告旗の申請をしなければ取り締まることになれば、商店街にしても非常に大変な状況になるのではないか。なぜこれを区別したのかという質疑については、今回の法改正に伴い、もともと広告幕の中に分類されていたものが、のぼり旗として単独に出てきたわけであるが、昨今、道路端にかなり掲出されている。従来、簡易除却については、捨て看板、張り紙、張り札に限定されていたが、それを法改正により、歩道、道路上に立っているのぼり旗を除却の対象にしようというのが国の方にあったのだろうという答弁でした。 また、徴収方法としては、そういう対象を探して徴収に回るのかという質疑については、この手続については許可申請に伴う手数料であり、そういったものを掲出するところからの申請行為による許可であり、当然現場の調査をするという答弁でした。 以上の質疑を経て、質疑を終結し、討論に入り、1名の委員より反対討論があり、討論終結後、採決した結果、議案第62号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次いで、議案第63号 朝霞都市計画事業広沢土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例について御報告申し上げます。 まず、平成11年6月25日、土地区画整理法施行令の一部改正に伴い、精算金を分割徴収する場合、当該精算金に付すべき利率を年6%から 1.7%へ引き下げられたが、年に何回徴収するのかという質疑については、年2回という答弁でした。 また、本町の市役所に移転後の人員体制形式上、どこの場所に入るのかという質疑については、都市計画課の中に2名体制で広沢土地区画整理事務所を併設するとの答弁でした。 以上の質疑を経て、質疑を終結し、討論に入り、討論はなく、採決した結果、議案第63号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第66号 市道路線の認定について御報告申し上げます。 執行部の説明を受け、直ちに質疑に入りました。 まず初め、事業用地から市道 816号線という市道路線認定という形で提案されたわけであるが、事業用地の説明を含めて、きょうは市道路線の認定の部分しか議論できないわけであるが、手順があべこべではないか。事業用地を含めた説明というのはどこかに機会で設けられているのかという質疑については、事業用地としての説明について前後したことについては配慮が足りなかったこと、この事業用地については、現在、駅前広場の県道へのアクセス、地権者2名と協議を進めており、1地権者と近日中に契約を結ぶことになっているとの答弁でした。 また、道路認定について何が必要か、何のためにそれが必要であるのかという質疑については、事業用地、これを生み出すための要するに移転ということ、他の地権者の移転等、また、都市再生機構の側の工事の作業用通路ということで振りかえられるということを伺っているとの答弁でした。 また、市道認定し、その後、市が公団から買い上げるのか、事業用地も含めて具体的な都市再生機構との話はあるのかという質疑については、市が買って都市再生機構の用地の代替用地と同じ価格で交換するという型、また、この道路についても、市が一部、都市再生機構側から有償取得する考えであるとの答弁でした。 また、現段階で駅前広場から駅東通線を抜く際に、商業地域の方々の協力がなければ事業は成り立たない。それに伴い、現況の事業代替用地を、その従前から33メーターまでのエリア取りをしていただいて用途地域の変更をし、パチンコ店の営業を確保し、建物をつくるという形の中で、双方のL型の道路が区画割りするために必要不可欠であるとの答弁でした。 また、バックヤードの関係であるが、店舗の荷さばき場という解釈をさせていただきたいとの答弁でした。 次に、このL字型の市道であるが、F棟と事業用地の間というのは歩道になるのかという質疑については、今回路線認定する一部は歩行者専用道路となる。したがって、車は、転回路を一部設けてそこでUターンをお願いしたいとの目下、警察とこの点について協議中との答弁でした。 以上の質疑を経て、質疑を終結し、討論に入り、1名の委員より反対討論があり、討論終結後、採決した結果、議案第66号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上をもちまして、本委員会に付託されました議案7件の審査経過と結果につきまして御報告申し上げました。 以上。 ---------------------------------篠原逸子議長 次に、教育環境常任委員長の報告を求めます。     〔石原 茂教育環境常任委員長登壇〕 ◆12番(石原茂議員) それでは、教育環境常任委員会の報告をさせていただきます。 去る7日の本会議におきまして教育環境常任委員会に付託となりました議案1件につきまして、審査経過と結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、12月13日、第1委員会室におきまして、全委員出席もと、市長を初め教育長、学校教育部長、生涯学習部長、市民環境部長ほか関係課長等の出席を求め、慎重に審査を進めたところでございます。 その主なものについて順次報告を申し上げます。 議案第57号 平成16年度朝霞市一般会計補正予算(第2号)のうち、付託を受けた事項について御報告申し上げます。 執行部の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。 初めに、教育総務費の事務局費の給料及び職員手当について、ほかの人件費に比べて金額が大きいですが、何人分の人件費について補正されておりますか伺いたいのですがにつきましては、一般職給29人分の給料 534万円減額ですが、 375万円分の職員手当の人件費補正、合計 909万円を減額しておりますとのことでありました。 次に、継続費補正について、所管がえに至った経緯についてお伺いしますについては、当初は市民環境部で担当しておりましたが、地下自転車駐車場の建設に伴って、駅前広場等は都市建設部が総合的に担当という考え方で、企画財政部が中に入り、市民環境部と今後担当する都市建設部で協議して所管がえを決めて補正するものですとのことでありました。 また、朝霞台や北朝霞の駐輪場の所管はどのようであったのでしょうかにつきましては、朝霞台駅南口の地下自転車駐車場については建設部で担当し、北朝霞の地下自転車駐車場については、当時、環境部、今の市民環境部で担当した実績がございますということでありました。 共同してやる今後の問題については、でき上がってから、運用は市民環境部でやります。実際の工事は全部所管がえをお願いするということですとのことでありました。 関連で、南口原動機付自転車駐車場建設設計の債務負担行為補正のことで、地下自転車駐車場を南口につくるときにバイクも置くという計画はなされなかったのでしょうかにつきましては、地下自転車駐車場のときにバイク置き場の件も検討しましたが、地下でエンジンをかけるので、排気の問題や、北朝霞も駐輪場のみですし、別にした方がよいということで、広場、和光市寄りのコンビニエンスストアの裏側に 400平米の土地を取得してあり、収容台数からして2階建てを予定しており、おおよそ金額1億数千万円程度かかると感じておりますということでありました。 また、バイク置き場の土地の代金と購入に当たっての金額は幾らでしたかということにつきましては、15年度に179.05平方メートルを購入し、金額は 6,159万 3,200円でございましたとのことでありました。 また、人件費の件で人事異動に伴うものと、退職された方の補充が若い方等ということで、どのようですか。年度の初めからわかっているのにどうして今出てきたのかと思いますが、その点を教えていただきたいということにつきましては、現体制の人員は現在のままでということで当初予算を計上しておりますが、4月に異動があり、職員の若い人が異動になって、年配者が配属になり給料がふえていくということで、そのような人事異動に伴うものが今回のほとんどの理由ですということでありました。 次に、リサイクルプラザの債務負担行為で、リサイクルプラザの清掃業務の中で、今年度の予算より前年度の方が低かったと思います。さらに、今年度よりもふえているのはどうしてなのでしょうかにつきましては、見積もり合わせは5社で行っております。県の単価につきましては、県の所管の方で市況等の状況とか実際の金額の動きを調査した段階で、毎年金額が変更されます。これを県が調査し、市町村に通知され、ここの動きがあったことによって変更されているものでございますということでございました。 次に、教育の小学校、中学校のトイレ清掃とか用務員業務とか、今年度の予算と同額ですが、毎年この額でやるのか、それとも前年度の決算が出た段階でどうするかということはいかがですかにつきましては、中学校の学校用務員の委託料は15年度と少し違い、金額的に少し動いていますが、基本的には限度額を設定し、入札の段階で精査していきたいと考えておりますということでした。 また、中学校の用務員の条件の状況はいかがですかにつきましては、15年度の状態は、一中以外は4校委託されております。一中の用務員は定年ということで、16年度は中学校全部5校でスタートしておりますということでございました。 次に、債務負担行為の中で、第四小学校の仮設教室棟借り上げ事業について、17年8月から21年7月までの使用ということですが、17年8月使用開始ということですが、一日も早く4月からという思いはありましたが、それまでどのようなプロセスが必要となり、この時期になられるのですか伺いますにつきましては、タイムスケジュールについては、1月に管財課の助けを借りて、金額も大きいので、1月の入札行為、1月に事務手続を今考えて、担当課と打ち合わせをしているところでありますということで、業者が決まるのは1月の末あたりで、施工や現場監理等々はリース会社の方でやる感じで、規模的に普通教室17教室、配膳室及び保健室、昇降口、それに伴う廊下、トイレ等々、規模的には相当な規模でございますということでありました。 また、工事の方は、子供たちの安全を優先的に考えておりますので、いろいろ考えますと、1学期の7月ころに引っ越し、建物の検査等もあります。引っ越し4年間のリース期間があり、4年後には市のものになりますので、検査を入念にしたいと考えていますとのことで、7月あたり引っ越し、準備ができればと設定したところでございますという答弁でございました。 また、設計に当たって全協で説明をいただきましたが、現場の保護者の方や教職員や働いている方々などの要望等、どのように取り入れていただいておりますかにつきましては、校長先生には設計図は渡してあります。学校の先生の方は、校長先生を通じてお話をし、意見を伺っているところであります。保護者の方には、校長先生と日程、保護者にどういう話をされたか、いつだったかは、最終的にはまだ確認しておりませんということでありました。 関連して、校長先生だけではわからない部分もあると思いますし、設計図を見ている方、見ていない方があるようですが、毎日子供を見ている先生には意見を聞いていただきたいということにつきましては、校長先生にはお願いしてあります。職員の方にもお話をしていただきたいことを確認していきたいということでありました。 また、給食配膳室で給食用のエレベーターはついておりませんが、システム上できないのでしょうかにつきましては、市内の学校は給食用のコンテナがついていて、上下の移動に利用されております。四小は2階建てということですので、五小の3号館のように1、2階ですので、食器、食缶は上下に毎日動かしておりますので、四小も同じような形で始めていきたいと考えておりますということでありました。 また、四小は給食配膳員さんを学校支援ボランティア1人入れているということはいかがなのでしょうかにつきましては、四小では、学校支援ボランティアを予定上では1名配する計画がされております。給食補助という形でありますとのことでした。 また、もしエレベーターがつくられないのであれば、配膳員の補充を考えていくべきと思いますが、その点についてどうですかにつきましては、配膳員は各学校1名配置されております。第四小の仮設教室棟の方につくりましたので、車で運んで配膳員が配膳して、階段まで子供が取りに来なくても、配膳員による階段上まで配置も考えられますので、配膳員の補充をすぐということではなく、状況を見ながら検討していき、改善されると考えておりますということでありました。 関連で、借り上げリースで2億 2,220万円のことのようですが、買い取りということをお考えになったのでしょうか。また、5年間ということで、空調整備のその後はどのようになされますかについては、4年後には市のものになるという契約で今考えております。4年間しか使えていない空調が十何台もあるわけですが、有効活用を図っていかなければと考えております。朝霞市の特別教室のエアコン整備の課題もありますので、活用できればと思うということでありました。 また、リースを選んだのは、総合的に考えて財政負担等々ありますので、これを選んだ次第ですということでありました。 また、リースが終わり、仮設校舎ができて、その古い校舎は今後そのままで置くのか、古い校舎の取り扱いはいかがですかの質疑には、今の段階では古い校舎をどうするか考えておりません。立入禁止にするのか、必要に応じて使えるようにするのか、即壊すということは想定しておりません。検討していきたいと思いますということでありました。 また、融資の関係の貸し付け期間の変更について、期間が2年間ですが、2年間延長されるのかと思いますが、その延長の理由、変更の理由と、その効果についてお伺いしますにつきましては、少しでも軽減を図るため、10年の返済期間だったのですが、2年間延長し、軽減を図るという目的で行ったわけであります。効果につきましては、借りる方が少しでも返済が少なくなりますので借りやすくなるということが効果かなと思いますということでございました。 以上の質疑を経て、質疑を終結し、討論に入り、1名の委員より反対討論、1名の委員より賛成討論があり、討論終結後、採決した結果、議案第57号の付託事項について、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上をもちまして、本委員会に付託されました議案1件の審査経過と結果につきまして御報告を終わります。 ---------------------------------篠原逸子議長 最後に、民生常任委員長の報告を求めます。     〔辻  勝民生常任委員長登壇〕 ◆21番(辻勝議員) それでは、去る7日の本会議におきまして民生常任委員会に付託となりました議案2件についての審査経過の概要と、その結果について御報告申し上げます。 本委員会は、12月13日、第2委員会室において、全委員出席もとに開催し、市長を初め健康福祉部長、関係課長等の出席を求め、慎重に審査を進めたところでございます。 以下、審査案件について順次御報告申し上げます。 初めに、議案第57号 平成16年度朝霞市一般会計補正予算(第2号)の付託を受けました事項について申し上げます。 執行部の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。 主な質疑としては、まず、総合福祉センターの給食業務は前年度と同じなのか、また、入札をするのかとの質疑に対しては、前年度と同様で指名競争入札で行うとの答弁でした。 次に、本町放課後児童クラブ建設の場所、規模についての質疑に対しては、場所は第六小学校の北側プールの横を予定しており、規模は約 100平米、平家建てをリース方式で進めたいとの答弁でした。 さらに、現在の施設との使い分け及び人の配置についての質疑に対しては、現在ある施設は70人定員で残し、新しい施設は定員45名で、主に3年生が使用し、職員は臨時職員の増員で対応したいとの答弁でした。 さらに、出入り口や送迎等はどのように考えているかとの質疑に対しては、新しい施設はフェンスで囲い、北側に出入り口をつくり、ほかに校庭側にも出られるようにしたいとの答弁でした。 なお、新しく使用する道路は狭く、かつ夜も比較的暗いので、交通安全上あるいは防犯上の配慮をしてほしい。また、本町放課後児童クラブは、今回2カ所に分かれるのはやむを得ないが、今後はさらに適地を探して、他校と同じように1カ所にまとまるように配慮してほしい旨の要望があり、これには、交通安全、防犯上の対策はもちろん、適地確保についても引き続き十分検討していきたいとの答弁でした。 次に、(仮称)仲町保育園の規模、有償・無償の問題、施設の内容等についての質疑に対しては、用地については 1,700平米を予定し、うち 600平米は無償、残り 1,100平米は有償となっています。有償部分を購入にするのか借用にするのかは今後の協議によります。施設の内容としては、 100人規模の保育園と一時保育施設、それから支援センターと、三つに分けた2階建て、 1,400平米弱を考えていますとのことでした。 次に、完成時期については、平成17年度に設計、18年度工事、19年4月の開園を予定していますとの答弁でした。 以上に関連をして、宮戸保育園を例にして、専門的な知識による設計にはなっているが、使い勝手は必ずしもよくないとの意見が保護者からも出されているので、今後は設計の段階で利用者の意見もよく聞いてほしい。また、公設民営にするか、公設公営にするかについても慎重に検討してほしいとの要望がありました。 次に、保育園費の給与が 3,799万 9,000円減額補正されたことについての質疑に対しては、育児休業取得10人分への対応として、臨時職員並びに派遣職員で対応しました。また、退職者7人分の4月、5月分の影響もあるとの答弁でした。 この答弁に関連をして、保育士には結婚、出産、退職等の育児休暇が多いのはやむを得ないことであるから、保育士の体制はもっと厚くしてもらいたいと思う。さらにつけ加えて、朝と夕方にパートとして働いていた保育士の勤務時間を制限してローテーションを組んだ例を挙げて、本人の生活実態を把握していないのではないか。保育士が大事にされなければ子供も大事にされないと思うがいかがかとの質疑がありました。 これに対しては、公設公営の場合、一定の定着率を持っていますが、結婚、出産等によって退職につながることもありますので、職場環境や健康状態等を把握して、保育園全体の定着率を上げる努力が必要であります。よく保育園と協議しながら対応したい。また、ローテーションをスムーズに行うためにパートの時間を短縮したときも、保険加入等について説明し、本人の同意を得ているとの答弁がありました。 これに対しては、朝・夕の時間外保育に子供を預ける親の立場から考えると、朝は臨時職員、昼間は正規職員、夕方は別の臨時保育士が当たり、1日の子供の様子は細切れにしかわからないのが実態であり、朝と夕は同じ人にしてもらいたいと思うのが人情である。ローテーションのために人がかわることがないようにしてほしいとの要望があり、これに対しては、現在の実施状況を十分調査し、できるだけ同じ保育士で時間外保育ができるよう検討し、適切な対応に努めたいとの答弁でした。 次に、本町放課後児童クラブの建物の使用、月額リース料金、入札方法についての質疑に対しては、仕様は、既存のクラブと同様、保育室、厨房設備、静養室等を設けております。入札については、競争入札8社を予定し、リース料は月額68万 8,000円、面積は約 100平方メートルとの答弁でした。 また、リース料は非常に高いと思いますが、どのように検討されたのかとの質疑に対しては、リースといえばプレハブのイメージが強いのですが、実際は既存の建設物に遜色のない建設物で、建設費も変わらないものと考えます。リースにより金利が生じますので、その分若干高くなりますが、5年間月々払いということで財政的メリットもあるとの検討結果、リースにいたしましたとの答弁でした。 以上の質疑を経て、質疑を終結し、討論に入り、討論はなく、採決した結果、議案第57号の付託事項については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第58号 平成16年度朝霞市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 執行部の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。 主な質疑といたしましては、老人保健拠出金の増はこれで確定なのかとの質疑に対し、今回の補正は、12月補正でなければ間に合わない、来年3月当初の支払いに充てる分だけの3,118 万円であります。最終的には、他の歳入歳出の動きを見ながら、3月補正で残りの不足額を全額計上する予定ですとの答弁でした。 次に、現在の収納及び医療費の状況はどうかとの質疑に対し、保険税につきましては、11月末現在でおおむね予算ベースどおり収入されており、一方、歳出の療養給付費につきましては、今後、病気の大きな流行がなければ予算の範囲内でおさまりそうですとの答弁でした。 以上の質疑を経て、質疑を終結し、討論に入り、討論はなく、採決した結果、議案第58号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上をもちまして、本委員会に付託されました議案2件の審査経過の概要とその結果についての報告を終わります。 ○篠原逸子議長 以上で、各常任委員長の報告が終わりました。 この際、暫時休憩します。                         (午前10時7分) ---------------------------------篠原逸子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                         (午前10時22分) --------------------------------- △議案第57号 平成16年度朝霞市一般会計補正予算(第2号) ○篠原逸子議長 これより各常任委員長報告に対する質疑に入ります。 初めに、議案第57号 平成16年度朝霞市一般会計補正予算(第2号)について、各常任委員長の報告に対して質疑を許します。 田辺議員。 ◆2番(田辺淳議員) 教育環境常任委員長に1点だけお伺いしますけれども、四小の仮設校舎の議論があったようですけれども、その関係者というか、学校長への説明という、図面を渡したという報告がありましたけれども、それ以外のPTA関係への説明に関しては定かではないやに説明、報告されていましたけれども、そのことに関してのもう少し具体的なことまでは詰められていないのかどうかお伺いします。 ○篠原逸子議長 答弁願います。 教育環境常任委員長。 ◆12番(石原茂議員) 田辺議員からの質疑がございました、債務負担行為の中で第四小学校の仮設教室棟の借り上げ事業についての四小の仮設校舎の議論で、学校長への説明、PTAの、こういうような質疑でございましたが、先ほど報告したとおりでありまして、学校長、そしてまた職員、そしてまたPTA等々の方にこうした話をされているということでありまして、それ以上の深いことは話し合いませんでした。報告のとおりでございます。
    篠原逸子議長 田辺議員。 ◆2番(田辺淳議員) 報告のとおりって、報告と、今、委員長がおっしゃったことと違うと思うんですけれども。 委員長報告では、先ほど学校長だけしか説明がないという報告だったと思うんですけれども、今は何かPTAまで説明していた、あとほかの職員も説明していたというふうに委員長が御回答されていましたけれども、そういう報告ではなかったと思いますけれども。 ○篠原逸子議長 この際、暫時休憩します。                         (午前10時25分) ---------------------------------篠原逸子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                         (午前10時25分) ---------------------------------篠原逸子議長 答弁願います。 教育環境常任委員長。 ◆12番(石原茂議員) 田辺議員の質疑につきまして、PTA、保護者ということでありましたが、そういったことにつきましては、先ほど申し上げましたように、保護者の方々には、校長先生と日程等、保護者にはどういう話をされたか、いつだったかということは、最終的にはまだ確認されておりませんでした。こういったようなことであります。 ○篠原逸子議長 ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 ほかに質疑がありませんので、質疑を終結します。 これより討論を許します。 石川議員。 ◆22番(石川啓子議員) 私は、議案第57号 朝霞市一般会計補正予算に反対の立場で討論します。 まず歳出では、子ども議会の開催のための予算が計上されました。1月23日に開催することに、非常に疑問を感じます。準備期間が短く、学校現場で授業へのしわ寄せや、短期間で子供たちの集団的論議ができるか、心配です。 これらの点について所管課からは、十分に配慮するようお願いしたい、伝えておきたいとの答弁でした。 教育委員会の説明を直接受けたいと総務常任委員会への出席を求めましたが、委員会での採決で否決され、教育的観点からの開催意義については全く論議することができませんでした。 この事業の主役は子供たちです。子供たちがやってよかったと思えるような内容に、また、30人の代表者だけでなく、その大切さやおもしろさなどを多くの子供たちに実感してもらえるような事業を考える必要があります。子ども議会の開催そのものに反対するものではありません。しかし、今回のように日程的にどう考えても無理な組み方は避けるべきであり、教育的配慮がされていなかったことに同意することはできません。 また、朝霞駅南口地下自転車駐車場建設事業については、衛生費から土木費へと所管がえするという継続費補正が計上されています。所管が変わることの理由として、朝霞市の顔であるため、駅広も含めて都市建設部が総合的に進めるとの答弁でした。 これまで、地下駐輪場の建設については、朝霞台駅南口は建設部、北朝霞駅は環境部であり、今回の朝霞駅南口は、設計までは市民環境部、建設工事は都市建設部と、まるで一貫性がありません。 そもそも区画整理事業の段階での市からの説明と、市民環境部が設計に当たっての説明と、市の説明に一貫性がなく、住民の皆さんに誤解を与え、設計変更に至った経過があります。そのことを教訓にするなら、今後二度とこのようなことが起こらないように、市として担当する所管課をどこにするのか、また、縦割りでなく、関係各課が協議できる機関の設置など、十分検討すべきですが、完成後の運用面では市民環境部の所管なので、声をかけてもらえればそれに応じて協議をしていくという答弁に終始していました。 また、債務負担行為補正で、地下駐輪場と同じ時期に朝霞駅南口に建設される原動機付自転車駐車場設計予算が計上されました。 地下駐輪場の計画の中で原動機付自転車駐車場も含めて考えられなかったのかという質問に対して、排気ガスの問題があり、また、朝霞台駅も北朝霞駅も自転車だけなので、別にした方がいいだろうということになったという説明でした。 原動機付自転車駐車場の建設を一緒にできるかどうか、また、他市ではどのようになっているのかも、調査も視察もされていませんでした。同じ時期に、地下自転車駐車場と原動機付自転車駐車場が建設されるわけですから、一緒にできないのか。また、それぞれ建設する場合との費用面での精査など、当然十分に考えていくべく問題を全く検討していないという点では、非常に甘いと言わざるを得ません。 また歳入では、一部企業の収益増により法人市民税が2億 8,284万 3,000円の増額、また、給与所得の減により個人市民税が 4,562万 8,000円の減額補正です。みどりの基金繰入金が964 万 1,000円計上されていますが、現残高は 592万 5,000円です。住民の皆さんから緑地保護の要望は強く、地権者の相続問題もいつ起こるかわかりません。所管課からは繰り入れの増額要望があったにもかかわらず、財政担当が、特定の場所があるわけではないとして、その要望を却下しています。 一方で、財政調整基金繰入金を1億円減額しています。当初予算では、老人医療の医療費補助、市負担分 2,655万円減額、お年寄りの市内循環バス利用券、憩いの湯の利用券を2,000 円分削減など、市民要望の切り捨てが行われました。個人市民税の大幅な減額の実態を見れば、市民の皆さんの暮らしが大変な状況にあることは明らかであり、市民要望に十分対応していくことこそが求められているのではないでしょうか。 以上の点から、この補正予算に反対します。 ○篠原逸子議長 ほかに討論ありませんか。 大橋議員。 ◆16番(大橋正好議員) 私は、平成16年度朝霞市一般会計補正予算(第2号)について、賛成の立場で討論いたします。 今回の補正は、歳入では、市税が一部企業の収益増により増額になったことに伴い、財政調整基金繰入額を減額するなど、将来の財政状況を見据えた措置を講じております。今後においても、財源確保については創意工夫をもって努力されることを期待するものであります。 歳出では、子ども議会や基地跡地シンポジウムの開催。この開催については、将来を担う子供たちが市政に関心を持つためのよい機会であると思います。また、朝霞市の重要課題である基地跡地利用について、市民の皆様に広く関心を持ってもらうためのシンポジウムです。さらに、緑地の確保を進めるための(仮称)宮戸緑地用地の購入など、まちづくりに資する施策を計上しております。 債務負担行為では、本町放課後児童クラブや第四小学校の仮設教室の借り上げ、また、(仮称)仲町保育園や朝霞駅南口の原動機付自転車駐車場の設計など、福祉あるいは環境、教育を中心に、市民生活に直接影響のある事業を、時期を失することなく円滑に進めるための配慮がされております。 以上申し上げたとおり、市民福祉の向上を優先する姿勢が積極的に示された予算であると高く評価し、補正(第2号)に賛成するものであります。 以上です。 ○篠原逸子議長 ほかに討論ありませんか。 田辺議員。 ◆2番(田辺淳議員) 私は、この補正(第2号)に反対の立場で討論を行います。 特に債務負担行為という形で来年度の委託事業というものをこの時期に設定して、今年度中に契約ができるような形をかなり多くとっているという、その主なものとしては庁舎管理事業。これは過去に 4,500万円近くの費用で、この本庁舎の管理業務と、非常に過大な見積もりではないかということを言ってきましたけれども、最近はそれが、そうしたこともあるかどうかわかりませんけれども、 3,800万円という額に下がってはきているわけですけれども、しかし、いまだに果たしてそれがどうしても必要なことなのかどうかということに関しても、議論が来年度の事業ということであるわけですけれども、今年度中に契約をしてしまおうとしているわけです。 また、総合福祉センター給食業務だとか放課後児童クラブの保育室借り上げ、仲町保育園建設設計、それから、南口原動機付自転車駐車場建設設計、その他、リサイクルプラザ清掃業務、さまざまな清掃事業、公園管理事業と、小学校のトイレの清掃と、あるいは用務員業務事業、また、四小の仮設校舎の借り上げ事業、小学校、中学校のトイレ用務員ですね。それから、博物館清掃事業と、こうしたものの委託を今年度中に契約を結ぼうということであるわけですけれども、やはりそうしたことをしてしまうことによって、この委託という形が固定してしまうと。特にこの中には、庁舎の管理もそうですけれども、その周辺の住民がかかわれば十分こなしていけるような、例えば公園管理に関してもっと積極的に進めるべきではないかということを何度も申し上げてきているわけですけれども、そうした部分に関してもなかなかそれが進んでいかないという、委託を固定してしまうという、そうした部分があるわけです。 それから、もう1点、特に申し上げておきたいのは、四小の仮設校舎の借り上げということで、この17年度から21年度という形で2億 2,220万円という、そういった費用で仮設校舎を借り上げるんだということですけれども、これは全員協議会等でも、私もその費用の設定の仕方も含めて、あるいは設計の内容、地域の、特に保護者の方や、あるいは職員の方たちに十分説明をされているのか、あるいはその設計段階からの議論にかかわれているのかということを再三伺ってきているわけですけれども、先ほどの委員長報告の中にもあったように非常にあいまいであると。 はっきりわかっていることとして、13日に教育環境常任委員会があって、先ほどの教育環境常任委員長の報告がありましたけれども、四小のPTA会長には、15日に校長から説明がありましたと私は聞いております。その図面で今期の議会を通過すると結構危険があるかなと自分が思うということを、その会長はおっしゃっているわけです。 教育委員会に先週、この件でお尋ねに行ったところ、市民代表として議員から意見を伺っているとのコメントで、四小の保護者は全く蚊帳の外だということをおっしゃっているわけです。計画自体はありがたいんだけれども、どうしてその結果しか伝わらないのかということをPTA会長も、それは私に個人的にですけれども、伝えてきているんです。 全く、私はPTA会長なり代表の方だけ伝えればいいとも思っていませんけれども、その方にすら伝わっていない。委員会が終わってから初めて伝わった。その委員会ではあいまいな返事をして、委員会自体も、そのあいまいな返事で了解したかどうか知りませんけれども、そうした事実。これは全く朝霞市で、今計画的に市民参画のまちづくりを進めていくんだと。行革の中でもそうしたことを明確に出しているにもかかわらず、これからやっていこうとしている事業に関しては、これは私は非常におくれをとっているなと思ってきた、その都市建設部においても、もう説明会は当たり前になってきているという中で、教育委員会の全く取り組みのおくれというものをやはり指摘せざるを得ないというふうに思うんです。 まるで一部の人が決めた、これは教育委員会の総務課でしょうけれども、その方たちの一方的な決定、それを決め込んでしまうというようなやり方に対しては、やはり強く抗議をしたい。 そういうものをこの予算の中に含みながら今回補正を組まれているわけですけれども、市長は今期中の任期で市長の座をおりるという表明をされたわけですけれども、私はやはり責任を持って、本来であるならば、こうした新たな施策を出されるというのであるならば、やはりそれなりの責任ある姿勢を貫くべきだというふうに思うわけですけれども、その部分に関しては非常にちぐはぐな対応と言わざるを得ない。子ども議会等もそうですけれども、どう考えてもこれは恐らく、この議案を提案する段階では、市長は次期市長選に出られるというおつもりだったのではないかなと、そういうふうに思わせるような、そういった議案の提案の仕方だというふうに思うんです。その部分も私はその意見として申し上げさせていただきながら、この補正予算に対しては反対をしたいというふうに思います。 ○篠原逸子議長 ほかに討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 ほかに討論がありませんので、討論を終結します。 これより採決します。 議案第57号について、各常任委員長の報告は原案可決です。 よって、本案を各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立者多数) ○篠原逸子議長 起立多数です。 よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △議案第64号 朝霞市個人情報保護条例篠原逸子議長 次に、議案第64号 朝霞市個人情報保護条例について、総務常任委員長の報告に対して質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 質疑がなければ、質疑なしと認めます。 これより討論を許します。 堀内議員。 ◆23番(堀内初江議員) 私は、この議案第64号 朝霞市個人情報保護条例について反対の立場で討論を行います。 昨年、個人情報保護に関する法律などの個人情報保護関連5法案が公布をされたことを受け、今回の条例の改正となりました。 まず、その法案の中身について触れさせていただきます。法案には、思想、信条など、個人の名誉、信用、秘密に直接かかわるセンシティブ情報収集の原則禁止規定が欠落をしています。また、自己情報コントロール権が明記をされていない。防衛庁が地方自治体に自衛官適齢者名簿を提供させていた事件や、警察からサラ金業者、武富士への犯歴データ流出事件、法案審議の中で、こうした事件を防止できないことが浮き彫りになりました。 参議院の個人情報保護特別委員会では、個人情報保護法案の採決を行い、与党の賛成多数で可決をいたしました。 同日、日本共産党、民主党、国会改革連絡会、社民党の野党4会派が、個人情報取扱事業者に対する報告、聴取、勧告、命令などの適用除外となる報道目的、著述目的など、主務大臣が判断するのではなく、行政から独立した第三者機関を設置することなどを盛り込んだ修正案を提出いたしましたが、与党の反対で否決をされました。 また、主務大臣制が言論、表現の自由を脅かすおそれがあること、思想、信条など、個人の名誉、信用、秘密に直接かかわるセンシティブ情報収集を原則禁止をしていないこと、自分の情報の取り扱いに本人が関与し、選択するという自己情報コントロール権が明記をされていないことなど、法案の問題を指摘をし、主務大臣制をやめて第三者機関を設置すること、センシティブ情報の収集を原則禁止をすること、自己情報コントロール権の明記を盛り込んだ野党の修正案を受け入れて、法案の欠陥を改めることを求めています。 法案の採決終了後、法施行から3年を目途に必要な措置を講ずることなどを盛り込んだ附帯決議が、全会一致で可決をされています。 今回のこの朝霞市の改正条例について、総務常任委員会では、1行ずつ、全体改正のために質疑を行う中、所管課がよいものをつくろうとする、その努力の結果として、前進部分もありました。しかし、問題点は多くあり、その主なものを指摘をしておきたいと思います。 第1条、目的。 ここでは、改正に当たり、自己情報コントロール権を明記するかどうか、議論をされた結果、国と同じような形にとどまってしまっています。憲法13条、幸福の追求権から派生する権利と言われる自己情報コントロール権の明記こそ、この条例の基本であり、草加市のように、自己の個人情報を管理する権利と打ち出すべきです。 第2条、定義。 実施機関に新たに土地開発公社が加えられたものの、施設管理公社が加えられなかった点は、不十分な点であります。事業者についても、市内でと限定されたことは、改正前より後退をしてしまっています。 第3条、実施機関及びその職員の責務。 「努めるものとする」から「努めなければならない」と改正され、新たな部分も加えられたことは、必要な点であります。 第6条、収集の禁止。 国では欠落をしているセンシティブ情報の禁止規定、これがさらに拡大された点は、前進面であると思います。 第9条、適正管理の原則。 先日、草加市で選挙人名簿が適正処理されなかったことが報道をされておりましたが、改正によってこの部分も厳しくなったことは、前進であると思います。 第12条、受託者に対する立入調査等。 新たに設けられた条文ですが、進んでいる草加市を見習って設けられたこの点は、大きな前進だと思います。 第14条、目的外利用及び外部提供の制限。 目的外利用を原則禁止とし、しかし、2項では提供できるとされています。4号では、和光市の例から加えられましたが、この条文中の相当な理由があるとき、この文言は非常にあいまいであります。国会でもその甘さが指摘をされた部分です。この部分はむしろ削除をすべきです。 第15条、市以外のコンピューターシステムとの結合の制限。 市以外のコンピューターシステムとの結合を禁止をしています。しかし、市では、平成14年8月5日稼働となった住基ネットへの対応として、平成14年6月市議会に対し、新たに法令の定めがあるときとの例外規定を加え、結合できるとしました。当時、市議会でも大議論となった点であり、今でも私は、この項は削除すべきであり、そして、住基ネットは国民の情報が丸裸にされ、これは行うべきではないと考えています。 さらに、15条3項の「その保護について必要な措置を講ずるよう努めなければならない」との文言は、その甘さ、あいまいさを残している点で、武蔵野市のように「講じなければならない」との義務規定にすべきです。 第20条、任意代理人による特例的開示請求。 死者の個人情報開示について新たに加えられた点は、前進です。 第54条から59条までは罰則、行政機関個人情報保護法と草加市との折衷案という形で出されております。 国の罰則規定は、参議院特別委員会で議論になった点であります。罰則を受けたことにより、個人情報の保護になり得るのかどうか、効果が本当にあるのかどうかという大きな疑問が残る点であります。 そしてもう1点は、59条。 59条は、「偽りその他不正の手段により、開示決定に基づく個人情報の開示を受けた者は、5万円以下の過料に処する」でありますが、このことこそ厳罰とすべきではなかったかという点であります。行政機関法の規定との均衡からこうなったとのことですが、参議院の特別委員会では、この法が抜け穴だらけになったことがはっきりしています。このような抜け穴だらけの罰則規定をつくっても、個人情報の保護はできないと考えます。 今回の条例改正は、一部前進はあるものの、国の法案に沿ってつくられ、結果、個人情報保護の観点からすれば不十分さを残し、その限界を示しています。しかし、先進市である草加市、宇治市や東京都等の例を引用し、限界の中でもよいものをつくろうと努力した点が見られ、その点は評価に値することをつけ加えておきたいと思います。 以上の点を指摘をし、本議案に対する反対討論といたします。 ○篠原逸子議長 ほかに討論ありませんか。 浅川議員。 ◆19番(浅川万次郎議員) 私は、議案第64号 朝霞市個人情報保護条例について賛成の立場で討論させていただきます。 本市の個人情報制度は、平成9年4月から足かけ8年を迎え、取扱登録、 878登録ある中をしっかりと取り扱っていただいていることに感謝を申し上げたいと思います。 このたび、国の個人情報条例の施行や情報通信技術の目覚ましい発展と、個人情報を取り巻く環境の大きな変化に対応するため、制度を全部見直した改正案であります。現行制度を基礎に、過去の実績を踏まえて補完すべき点を明らかにし、新たな条例の規定の改編に、また、草加市や宇治市などの先進自治体の取り組みを参考にされてもおります。非常に完成度の高いものであると思います。 特には、収集禁止事項の拡大など所要改正を行うことで一層の適正な取り扱いが可能となり、また、開示請求を初めとする請求権においても、病気で入院中の方や寝たきりの高齢者のために代理請求を認めるなど、細かい配慮がなされております。 さらに、不正行為の禁止を前提として、個人情報が万が一、危機に面した場合の対処や罰則が規定されて、従来に比べて一段と厳しいまでの内容となっておるわけでございますが、ぜひとも罰則の制定も、人を罰することよりも、不正行為を抑止することに効果を上げてほしいと願うものであります。 なお一層の御認識をいただき、庁内周知されまして、強い自覚を持って取り組んでいただきますようお願い申し上げ、また、それぞれがそれぞれのプライバシーを尊重し、お互いに認め合うまちづくりの第2のスタートとなるよう期待いたしまして、賛成討論といたします。 ○篠原逸子議長 ほかに討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 ほかに討論がありませんので、討論を終結します。 これより採決します。 議案第64号について、総務常任委員長の報告は原案可決です。 よって、本案を総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立者多数) ○篠原逸子議長 起立多数です。 よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △議案第65号 朝霞市防犯推進条例篠原逸子議長 次に、議案第65号 朝霞市防犯推進条例について、総務常任委員長の報告に対して質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 質疑がなければ、質疑なしと認めます。 これより討論を許します。 堀内議員。 ◆23番(堀内初江議員) それでは、65号 朝霞市防犯推進条例について反対の立場で討論を行います。 初めに、条例が出されたその背景について述べたいと思います。 警察庁が1994年に本部の機構を変え、新たに生活安全局をつくりました。生活安全局は、全国防犯協会連合会と一緒に、1997年ごろから生活安全条例と呼ばれている、埼玉では防犯推進条例と呼ばれている、そのひな形をつくり、各自治体で提案するという運動を進め始めました。この一連の動きの中で、埼玉県では「安全で安心な埼玉県の実現を目指して」とのタイトルで、埼玉県防犯のまちづくり委員会は提言書をつくり、昨年11月、県でも条例をされました。 朝霞市に対しても、警察が条例をつくってほしいと訪れています。警察が主導権を握り、直接自治体をその意向に沿わせるよう、警察の強い意図のもとにつくられたもので、今回の条例には多くの問題点をはらんでいます。 第1番目に、全国でひな形に沿って出されたこの条例では、住民の住民による監視、摘発という大変危険な要素をはらんでいることにあります。 基本理念では、市及び市民は、それぞれが人権を尊重しつつ役割を分担し、密接な連携を図りながら、犯罪を起こさせにくい地域・環境づくりを基本として推進するものとするとしながらも、市民や市、業者の責務と明記した点にあらわれています。 市の説明によれば、市民があくまでも自主的、主体的に行うことだと言いますが、責務とは責任と義務を指し、「努めなければならない」とは書かれていなくとも、強い責務規定の言葉であります。委員会で指摘したように、そうであるならば、「責務」ではなく「役割」とすべきです。 例えば、防犯パトロール等を地区団体で行ったとき、参加しなかった人々が出てきた際に、自分はやっているのに、なぜあの人はやらないのかとか、人によっては、そのことを注意する、あるいは排除をする。責務だから強制力を持つんだと考え、そうすることは世の中のためになるんだと勘違いをする人がたくさん出てくるのではないか、心配があります。住民自治に欠かせない地域のコミュニティーづくりの大切さが叫ばれている今日、地域コミュニティーにとって、従わない人がいてはならないという考え方が世論となってしまっては、それは逆効果なのです。危険な内容をはらんでいると思います。 2番目に、第8条で推進体制の整備、第9条では推進計画の策定をうたっています。 執行部の説明によれば、防犯推進協議会なるものを立ち上げようとのことですが、構成メンバーに警察関係者も想定していることは、大変大きな問題です。市民が警察の意図に沿って、警察の肩がわりをして監視をしたり、摘発をするような、そのような内容であってはならないのです。 3番目に、この条例の基本理念で、せっかく「人権を尊重しつつ」との言葉がうたってあります。しかし、この観点が本当に守れるのかどうかというところに大きな疑問を持ちます。 昨年11月、埼玉県防犯のまちづくり委員会の提言書の内容を見ると、11ページには、防犯カメラの活用として、商店街や公園、広場、駐車・駐輪場など、多数の人が利用する場所については、防犯カメラの設置は効果的であると考えられる。設置されていることによって監視性が高まり、犯罪の防止効果が期待されるほか、記録された映像には、犯罪捜査にも有効であるとされています。 市内のあちこちに防犯カメラを設置をし、市民が市民を監視をし、その上、警察は犯罪捜査のためと言い、そのカメラの記録や映像をいつでも見ることができることを明記をしているのです。市民のプライバシーは守れなくなるどころか、これでは人権を尊重することとはほど遠くなることは明らかです。 警察は、その任務を市民に肩がわりをさせるのではなく、警察自身の綱紀粛正こそ行うべきだと思います。北海道警察問題は、社会に大きなショックを与えました。犯罪防止をするのであるならば、警察はみずから綱紀粛正に努め、まじめにその職務に当たるべきです。自治体や業者や市民に防犯の責務を負わせても、共同の責任を負わせようとしても、犯罪の防止にはつながりません。地域での温かいコミュニティーづくり、人間関係を築くことこそ、犯罪を防止する市民の役割であろうと考えます。結果、そのことが犯罪の防止につながる道と考えます。 以上のことを指摘をして、この議案に反対の討論といたします。 ○篠原逸子議長 ほかに討論ありませんか。 田辺議員。 ◆2番(田辺淳議員) 私も、この防犯推進条例には反対の立場で簡単に討論を行います。 前者の討論もありましたけれども、実際にこうしたものというのは、本来、今、地方分権と言われているわけで、住民の側からの発議、あるいは執行部が提案するにしても、それなりの住民の側からの大きなうねりがあって、こういった新たな条例の制定ということであるならば、まだわかるわけですけれども、全くそういう状況にはないと。これはまさに国なり、いわゆる有事法制というのがどんどん整備されつつあるわけですけれども、有事という言葉も非常にあいまいな表現ですけれども、簡単に言えば、有事というのは戦時法制ということになるわけで、気がつけば非常に監視社会、あるいは私たちの社会が身動きのできないような社会になりつつあるという、その反映だろうというふうに思うわけです。 特にやはり住民が住民を監視していくというような、その責務を負わせていくというような、そうした条例を今直ちにここでつくるべきなのかどうか。むしろ、私たちのまちをどうしていくのか、まちづくりのあり方というものをもっと住民がじかに交えて議論をしていく中で、まちづくり条例こそ早急に考えていかなければいけない。何ら主体性がない。執行部の側がどうしてもつくらなければいけないという、そういう提案の仕方でもなければ、ましてや住民の側からの積極的な動きがあっての条例の制定案でもないということも考えながら、非常に、今すぐ直ちにこれが何らかの問題になるとはもちろん申し上げませんけれども、しかし、この背景には、そうした世情がどんどんと住民監視型の危険な方向に向かっているという、その反映であろうということを警鐘を鳴らしながら、反対をしたいというふうに思います。 ○篠原逸子議長 ほかに討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 ほかに討論がありませんので、討論を終結します。 これより採決します。 議案第65号について、総務常任委員長の報告は原案可決です。 よって、本案を総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立者多数) ○篠原逸子議長 起立多数です。 よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △議案第59号 平成16年度朝霞市朝霞都市計画事業広沢土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) ○篠原逸子議長 次に、議案第59号 平成16年度朝霞市朝霞都市計画事業広沢土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、建設常任委員長の報告に対して質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 質疑がなければ、質疑なしと認めます。 これより討論を許します。 松岡議員。 ◆25番(松岡幸生議員) 議案第59号 広沢土地区画整理事業特別会計補正に反対の立場で討論します。 事業計画も1986年より2004年の現時点で18年の期間を過ぎ、残り1棟となりました。当初の計画から、今回で第5回目の変更で計画延長となります。1998年に第3回目の変更で6年間延長し、事業を終了していくと計画を変更しました。ところが今回、完了間近とはいえ、またもや延長することについて、問題です。 そもそもこの計画は、 100人を超える皆さんから事業に対する意見書が出るなど、地権者を初め関係者の理解を得ずに進められた事業でした。私たち日本共産党は、お住まいになっている方々、営業をやっている方々、地権者の方々の合意を得ることが重要であり、そのための市長を先頭にした努力を市に対して求めてきました。しかし、延長された期間内に終了させることができなかったことは、率直に言って、市のそうした努力不足によるものです。 そうした繰り返しが、当初の計画から事業費、事務費の総額を 2.4倍に膨れ上がらせた原因です。このことを指摘して、反対の討論とします。 ○篠原逸子議長 ほかに討論ありませんか。 野本議員。 ◆11番(野本一幸議員) 私は、議案第59号 平成16年度広沢土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論いたします。 本事業は、朝霞市の中心市街地としての中心商業地区と、それに隣接する健全な住宅地区の整備、さらに、適正な道路の配置による交通の安全面などの重要な事業として位置づけられているわけであります。市民の期待も、それに沿って大変大きいものと私は考えております。 また、本事業も平成16年度の完成を目指し、積極的な事業を展開し、残り1棟となりました建物所有者とも再三交渉を重ねた結果、仮換地先への移転及び建物移転補償料について同意を得ているものの、残念ながら1年間の事業期間の延長となってしまいましたが、いよいよ一大プロジェクトのゴールが見えてきたことは間違いありません。 完成に近づくにつれまして、駅前の商店街も大変にぎやかになっていることも間違いございません。私は、事業期間の延長はあるものの、すべての地権者の同意による完了を迎えることは大変意義あるもので、価値あるものと考えているわけであります。 今後も、職員一丸となって区画整理事業の完成に向け、一日も早い事業の完成を願いまして、賛成討論といたします。 ○篠原逸子議長 ほかに討論ありませんか。 田辺議員。 ◆2番(田辺淳議員) 私も、この広沢の補正(第1号)に反対の立場で討論を行いますけれども、この継続の補正というものをたびたび繰り返しているわけですけれども、そのたびに私は反対をしてきたわけですけれども、結局その継続するたびにこれで終わるんだという、そういった確認をしながら、実際はここまで延びてしまったという、この結果の責任というものは一体どなたが負うのか。非常にその行政の責任のあいまいなところというのが、今回、特に広沢土地区画整理事業においては、それが露呈してしまっていると。駅前の開発に関しても、広沢と結局結果的には全く分離した形で、全く別の予算でこれが執行されているということもそうですし、また、もともとこの近隣に住まわれていた方たちが、それではずっと今までそこに住み続けられているような、そういうその権利が確保されてきたかといえば、恐らくかなりの方たちがこの地を去っていったというふうにも思うわけです。反対の声を踏みにじりながら強引に進めてきた結果が、こういう再三の継続費の補正と、事業の延長ということに結果しているわけです。 そういうことを申し上げながら、実際はだけれども、その事業自体は区切りをつけざるを得ないということで、それはやむを得ない部分だと思いますけれども、今までの広沢土地区画整理事業をめぐっての、今ようやくその事業の全体の状況というのは、市民の目にだれもがわかるような形であらわれてきているわけですけれども、これが必ずしも朝霞市の、朝霞の駅の中心部分を網羅しているような事業でなかったということも明らかになっているわけです。 そういうことも含めて、本来は、この市役所周辺のまちづくりのやはり今後の課題というものは非常に残された形で、この広沢においては異常な財政投資がされてきたということを申し上げながら、今回の補正予算に対しては反対をしたいというふうに思います。 ○篠原逸子議長 ほかに討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 ほかに討論がありませんので、討論を終結します。 これより採決します。 議案第59号について、建設常任委員長の報告は原案可決です。 よって、本案を建設常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立者多数) ○篠原逸子議長 起立多数です。 よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △議案第60号 平成16年度朝霞市朝霞都市計画下水道事業特別会計補正予算(第1号) ○篠原逸子議長 次に、議案第60号 平成16年度朝霞市朝霞都市計画下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、建設常任委員長の報告に対して質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 質疑がなければ、質疑なしと認めます。 これより討論を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 討論がなければ、討論なしと認めます。 これより採決します。 議案第60号について、建設常任委員長の報告は原案可決です。 よって、本案を建設常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 異議ありの声がありますので、議案第60号については起立によって採決します。 本案を建設常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立者多数) ○篠原逸子議長 起立多数です。 よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △議案第61号 平成16年度朝霞市水道事業会計補正予算(第1号) ○篠原逸子議長 次に、議案第61号 平成16年度朝霞市水道事業会計補正予算(第1号)について、建設常任委員長の報告に対して質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 質疑がなければ、質疑なしと認めます。 これより討論を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 討論がなければ、討論なしと認めます。 これより採決します。 議案第61号について、建設常任委員長の報告は原案可決です。 よって、本案を建設常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 異議ありの声がありますので、議案第61号については起立によって採決します。 本案を建設常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立者多数) ○篠原逸子議長 起立多数です。 よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △議案第62号 朝霞市手数料徴収条例の一部を改正する条例 ○篠原逸子議長 次に、議案第62号 朝霞市手数料徴収条例の一部を改正する条例について、建設常任委員長の報告に対して質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 質疑がなければ、質疑なしと認めます。 これより討論を許します。 松岡議員。 ◆25番(松岡幸生議員) 議案第62号 手数料徴収条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論します。 今回の条例の改正は、別表24の1の屋外広告物許可申請手数料徴収に広告旗が加えられたことにあります。今回の改正の経過は、屋外広告物法の改正及び県の条例改正に伴い、実施しようとしているものです。 改正された県の条例では、目的として、良好な景観の形成、風致の維持、公衆の危害防止としています。新たに広告旗について許可申請と手数料の納付が必要となり、これが行われていない場合には簡易除却されることになります。また、許可を要する地域について、県内全域になっています。 私は、美観を害する広告物を野放しにすることは認めるものではありません。しかし、県の条例及び本条例改正により、政治活動や正当な市民運動が規制されるおそれがあります。総括質疑では、政治活動は対象外としていましたが、委員会審議を通じ、県条例を厳守すれば、ごく短時間のものを除いてすべて簡易除却されることが明らかになりました。政治活動の自由及び表現の自由が侵害されるおそれがあり、本議案に反対します。 ○篠原逸子議長 ほかに討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 ほかに討論がありませんので、討論を終結します。 これより採決します。 議案第62号について、建設常任委員長の報告は原案可決です。 よって、本案を建設常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立者多数) ○篠原逸子議長 起立多数です。 よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △議案第63号 朝霞都市計画事業広沢土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例 ○篠原逸子議長 次に、議案第63号 朝霞都市計画事業広沢土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例について、建設常任委員長の報告に対して質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 質疑がなければ、質疑なしと認めます。 これより討論を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 討論がなければ、討論なしと認めます。 これより採決します。 議案第63号について、建設常任委員長の報告は原案可決です。 よって、本案を建設常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 御異議なしと認めます。 よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △議案第66号 市道路線の認定について ○篠原逸子議長 次に、議案第66号 市道路線の認定について、建設常任委員長の報告に対して質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 質疑がなければ、質疑なしと認めます。 これより討論を許します。 田辺議員。 ◆2番(田辺淳議員) 市道路線の認定について、反対の立場で討論を行います。 これ、何度もたびたび申し上げるわけですけれども、朝霞駅の北口の駅前広場、その事業、一部駅前の都市計画道路にかかる分が代替用地ということで事業用地が計画され、その裏手に市道 816号線が敷かれるということで、何ら説明が我々にないところで、議会で今回、市道路線の認定案だけを提案してきた。事業用地とされる部分に関して事業の何ら説明もされない。また、駅前広場の用地の、もともと説明が全員協議会で、この一部地下式駐輪場も含めて説明がされてきているわけですけれども、その時点でも、何らこの事業用地に係る、あるいはこの市道 816号線というものの存在というのが想定されていたということであるならば、その時点からそうした説明がされるべきであったわけですけれども、非常に当初、駅前のこの広場に関しては、この道路の交通の整備の仕方、バスがどういう形で出ていくのか、歩行者の動線はどうなのかということに関しての議論が全員協議会等でされたわけですけれども、その時点では、 816号線の想定というものは全く私たちにはつまびらかにされてこなかったという事実があるわけです。 そして、この事業用地というのは、つまり駅のパチンコ屋さん等の事業者の移転という、そのために用意されているわけですけれども、明らかに、この事業者を異常に利するような構造になってしまっている。もともと歩行者の動線を考えるならば、非常に移転される方のみが大きな利益を受けるような、そういう構造になってしまっている。しからば、その市道第 816号線というものが果たして、この駅前を利用する、こちら側を利用する方たちの本当に必要、利便を考えた上での設計かといえば、全くそうではない。これは、事業用地を生み出す、そのためにまた県や国に対して認可を得るという、そのために、この市道路線の認定案というものが今回、その必要性において出てきたということであって、何らこの住民の要望なり、あるいは歩行者の安全なり、そういうものを十分に配慮した構造にはなっていない。また、それを考えた上での計画でもないという、この一つをとっても、非常に提案の仕方もしかり、また、その内容に関しても、非常に事業者を利するような、そうした提案の仕方ということに対して、私は反対の立場で討論したいというふうに思います。 ○篠原逸子議長 ほかに討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 ほかに討論がありませんので、討論を終結します。 これより採決します。 議案第66号について、建設常任委員長の報告は原案可決です。 よって、本案を建設常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立者多数) ○篠原逸子議長 起立多数です。 よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △議案第58号 平成16年度朝霞市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) ○篠原逸子議長 次に、議案第58号 平成16年度朝霞市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、民生常任委員長の報告に対して質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 質疑がなければ、質疑なしと認めます。 これより討論を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 討論がなければ、討論なしと認めます。 これより採決します。 議案第58号について、民生常任委員長の報告は原案可決です。 よって、本案を民生常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 御異議なしと……     (何事か呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 聞こえませんでしたから。     (何事か呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 それでは、採決は大事なことですので、異議ありの方は大きな声でお願いします。今は全然こっちまで届いておりませんので、お願いします。 討論がなければ、討論なしと認めます。 これより採決します。 議案第58号について、民生常任委員長の報告は原案可決です。 よって、本案を民生常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 異議ありの声がありますので、議案第58号については起立によって採決します。 本案を民生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立者多数) ○篠原逸子議長 起立多数です。 よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。 以上で、委員会付託議案の審議は終了しました。 --------------------------------- △議案第67号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見を求めることについて ○篠原逸子議長 日程第2、議案第67号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見を求めることについてを議題とし、直ちに討論を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 討論がなければ、討論なしと認めます。 これより採決します。 議案第67号について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 御異議なしと認めます。 よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △議案第68号 埼玉県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更することについて ○篠原逸子議長 日程第3、議案第68号 埼玉県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更することについてを議題とし、直ちに討論を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 討論がなければ、討論なしと認めます。 これより採決します。 議案第68号について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 御異議なしと認めます。 よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △議案の委員会付託の省略 ○篠原逸子議長 次に、日程第4については、会期中に新たに追加議案として提出されたものですが、この議案については、お手元に配布しておきましたので御了承を願います。 なお、追加提出された議案について、あらかじめお諮りします。 議員提出議案第5号については、議会運営委員会にお諮りした結果により、会議規則第37条第2項の規定に基づき委員会への付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 御異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第5号については、委員会への付託を省略することに決しました。 ---------------------------------議員提出議案第5号 平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書 ○篠原逸子議長 日程第4、議員提出議案第5号 平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書を議題とします。 お諮りします。 ただいま議題となりました議案については、議会運営委員会にお諮りした結果により、正規の手続を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 御異議なしと認めます。 よって、直ちに採決します。 議員提出議案第5号について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○篠原逸子議長 御異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。 お諮りします。 ただいま可決されました意見書の取り扱いについては、議長に御一任願いたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    篠原逸子議長 御異議なしと認め、さよう決しました。 --------------------------------- △閉会の宣告 ○篠原逸子議長 以上で、本定例会の付議案件の審議はすべて終了しました。 これにて、平成16年第4回朝霞市議会定例会を閉会します。                         (午前11時26分)    議長     篠原逸子    署名議員   福川鷹子    署名議員   浅川万次郎    署名議員   陶山憲秀...