戸田市議会 > 2021-03-26 >
令和 3年 3月定例会-03月26日-09号

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  1. 戸田市議会 2021-03-26
    令和 3年 3月定例会-03月26日-09号


    取得元: 戸田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-21
    令和 3年 3月定例会-03月26日-09号令和 3年 3月定例会              3月定例会 第33日(3月26日) 令和3年3月26日(金曜日) 第33日議事日程 1.開 議 1.市長提出議案等に関する各委員長報告並びに質疑 1.市長提出議案第4号 戸田市防災基本条例、市長提出議案第5号 戸田市附属機関における審議の実施方法の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例 一括討論、一括採決 1.市長提出議案第6号 戸田市高齢者総合介護福祉条例の一部を改正する条例 討論、採決 1.市長提出議案第7号 戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 討論、採決 1.市長提出議案第8号~同第13号 一括討論、一括採決 1.市長提出議案第14号 令和2年度戸田市一般会計補正予算(第11号) 討論、採決 1.市長提出議案第15号~同第23号 一括討論、一括採決 1.市長提出議案第24号 令和3年度戸田市一般会計予算 討論、採決 1.市長提出議案第25号 令和3年度戸田市国民健康保険特別会計予算 討論、採決 1.市長提出議案第26号 令和3年度戸田市市民医療センター特別会計予算市長提出議案第27号 令和3年度戸田市交通災害共済事業特別会計予算市長提出議案第28号 令和3年度戸田市海外留学奨学事業特別会計予算市長提出議案第29号 令和3年度戸田市火災共済事業特別会計予算市長提出議案第30号 令和3年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計予算 一括討論、一括採決  1.市長提出議案第31号 令和3年度戸田市介護保険特別会計予算 討論、採決 1.市長提出議案第32号~同第38号 一括討論、一括採決  1.請願第2号 75歳以上医療費2割化の撤回を求める意見書を政府に提出してほしい旨の請願討論、採決 
    1.請願第3号 「(仮称)戸田市川岸2丁目物流施設計画における児童生徒、周辺住民の安全確保」を求める請願 討論、採決  1.議会運営委員長報告の承認について 1.市長提出議案第39号~同第44号 一括上程、一括説明、一括質疑、委員会付託 1.市長提出議案等に関する各委員長報告並びに質疑 1.市長提出議案第39号 戸田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 討論、採決 1.市長提出議案第40号 戸田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 討論、採決 1.市長提出議案第41号 戸田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 討論、採決 1.市長提出議案第42号 戸田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、市長提出議案第43号 戸田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、市長提出議案第44号 戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例 一括討論、一括採決 1.市長提出議案第45号 戸田市教育委員会教育長の任命について、市長提出議案第46号 戸田市教育委員会委員の任命について 一括上程、一括説明 1.市長提出議案第45号 戸田市教育委員会教育長の任命について 質疑、委員会付託省略、討論、採決 1.市長提出議案第46号 戸田市教育委員会委員の任命について 質疑、委員会付託省略、討論、採決 1.委員会提出議案第1号 戸田市議会委員会条例の一部を改正する条例、委員会提出議案第2号 戸田市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例 一括上程、一括説明、一括質疑、一括討論、一括採決 1.閉会中継続審査事項の委員会付託 1.退職部長相当職挨拶 1.市長挨拶 1.議長挨拶 1.閉 会 〇出席議員(26人) 1番 小金澤   優 議員   2番 スーパークレイジー君 議員 3番 佐 藤 太 信 議員 4番 宮 内 そうこ 議員   5番 むとう 葉 子 議員   6番 竹 内 正 明 議員 7番 三 輪 なお子 議員   8番 林   冬 彦 議員   9番 古屋 としみつ 議員 10番 野 澤 茂 雅 議員   11番 矢 澤 青 河 議員   12番 本 田   哲 議員 13番 石 川 清 明 議員   14番 峯 岸 義 雄 議員   15番 斎 藤 直 子 議員 16番 そごう 拓 也 議員   17番 浅 生 和 英 議員   18番 酒 井 郁 郎 議員 19番 花 井 伸 子 議員   20番 三 浦 芳 一 議員   21番 伊 東 秀 浩 議員 22番 山 崎 雅 俊 議員   23番 細 田 昌 孝 議員   24番 遠 藤 英 樹 議員 25番 榎 本 守 明 議員   26番 熊 木 照 明 議員 〇欠席議員(なし) 〇説明者 菅 原 文 仁 市長    内 田 貴 之 副市長   戸ヶ崎   勤 教育長 栃 本 由 兼 消防長   森 谷 精太朗 危機管理監  山 本 義 幸 総務部長 駒 崎   稔 財務部長  櫻 井   聡 市民生活部長 吉 野 博 司 環境経済部長  久 川 理 恵 福祉部長 松 山 由 紀 こども青少年部長  小 森   敏 都市整備部長 今 井 教 雄 市民医療センター事務長  山 上 睦 只 教育部長 石 橋 功 吏 上下水道部長  住 野 昌 洋 政策秘書室長  開 議 10時00分 △開議の宣告 ○細田昌孝 議長  おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元にお配りしたとおりでありますので、御了承願います。 △市長提出議案等に関する各委員長報告並びに質疑 ○細田昌孝 議長  これより、市長提出議案を一括議題といたします。  各委員長から審査結果について、それぞれ報告書が提出されておりますので、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。  各委員長から審査の経過並びに結果について、順次、報告を求めます。  総務常任委員長、14番、峯岸義雄議員。 ◎峯岸義雄 総務常任委員長  皆さん、おはようございます。  それでは、本定例会におきまして、総務常任委員会が付託を受けました各案件の審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。  初めに、議案第4号戸田市防災基本条例につきましては、委員から、避難所運営に当たっての施設管理者等との連携について質疑があり、執行部から、台風19号の際は避難所運営に関し不慣れな点があったと認識している。今後はその教訓を生かし、訓練等を行い、連携し合って対応できるようにしたいとの答弁がありました。これに対し、委員から、協力関係を構築するため、ふだんからしっかりと情報交換や訓練等を行ってもらいたいとの要望がありました。  そのほかにも、種々質疑を交わし、審査をした結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第5号戸田市附属機関における審査の実施方法の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例につきましては、審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第11号戸田東小学校戸田東中学校改築等工事(Ⅲ期)小・中学校校舎解体工事請負契約についてでありますが、本案は当該施設を所管する文教・建設常任委員会の意見を踏まえ、審査を行ったところであります。その内容は、児童生徒が安全に登下校できるように、安全対策及び最適な動線の確保をすること、児童生徒の学習環境に支障のないよう万全の対策を講ずること、工事機材の搬入・搬出に当たり、児童生徒、歩行者の安全を確保すること、周辺住民の日常生活に支障のないよう、騒音、震動、粉じん対策を講ずること、アスベスト除去については基準を守り、万全の対策を講ずることなど、計5点でありました。  委員から、入札価格が調査基準価格を下回ったことから、実施された低入札価格調査の内容について質疑があり、執行部から、当該業者からの提出資料やヒアリングに基づき入札価格の決定理由や見積りの内訳、アスベスト除去の施工方法等を調査した結果、問題はないという判断に至ったとの答弁がありました。これに対し、委員から、アスベストの除去については万全の体制で行ってもらいたいという要望がありました。  また、他の委員から、落札価格が非常に低いことから、労働者の賃金がしっかりと保障されているかどうかを注視してもらいたいという要望がありました。  審査した結果、本案は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第12号戸田市東小学校・戸田東中学校改築等工事(Ⅲ期)中学校屋内運動場改修工事請負契約についてでありますが、本案は、当該施設を所管する文教・建設常任委員会の意見を踏まえ、審査を行ったところであります。意見の内容は、議案第11号と同様の計5点でありました。  審査の結果、本案は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第13号財産の処分については、種々質疑を交わし、審査をした結果、本案は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第14号令和2年度戸田市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会所管部分について、順次、申し上げます。  初めに、総務費の財産管理費では、委員から、公共施設等整備基金の積立ての考え方と残高の目安について質疑があり、執行部から、今後公共施設の再整備が急速に進むことや、少子高齢化等により市税が減収するなど、多額の財政負担への備えが必要となることから、適正な積立てが不可欠である、基金全体では普通交付税不交付団体である類似団体の平均値が標準財政規模の58.6%であるが、本市はそれを下回っている状況であり、当面は60%が一つの基準になるとの答弁がありました。  次に、諸支出金の財政調整基金費では、委員から、同基金の残高における不安要素について質疑があり、執行部から、本市は不交付団体であることから、税収減が発生した際は漏れなく同基金を充てざるを得ないこと、また、新型コロナウイルス感染拡大のような突発的な事案に対しても充てざるを得ないこと、さらに、本市の場合、全市域が浸水するような水害が発生した際、国からの援助が入るまでは同基金で賄わなくてはならないこと、以上のことを勘案すると、今の残高の状況は厳しいものと考えるとの答弁がありました。  その他の費目についても、種々質疑を交わし、審査をした結果、討論に際し、一委員から、各種基金の積立てに関し、基金という独自の財源確保が優先され過ぎている。コロナ禍である今、基金を取り崩して災害対策に最優先に充てるべきであるとともに、既存事業や大規模な公共施設建て替え等の事業計画などを総合的に見直し、今は新型コロナウイルスから市民と事業者を守ることを優先すべきであるとの理由から、本案に反対する旨の討論がありました。  一方、他の委員から、台風や集中豪雨による浸水被害や、今後30年以内のうちに高い確率で起こると言われている大規模な地震災害、昨年度から続く新型コロナウイルス感染症の拡大などから、市民の命と財産を守るためには今までの準備想定を見直す必要があり、基金への積立てはそういった危機意識を感じるものとなっている。また、今年度実施した新型コロナウイルス対策に関しても臨機応変に対応していることから、本案に賛成する旨の討論があり、採決の結果、賛成多数により、本案の当委員会所管部分は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第24号令和3年度戸田市一般会計予算のうち、当委員会所管部分につきまして、順次、申し上げます。  初めに、総務費の一般管理費では、委員から、来年度から新たに拡充する職員の健康相談体制について質疑があり、執行部から、内部の産業医だけに限らず外部の専門機関にも相談できるような仕組みを構築するものである。衛生委員会の意見を聞きながら、7月ぐらいには相談体制が整うように進めていきたいとの答弁がありました。  また、他の委員から、職員のスキルアップについて、市の考えについての質疑があり、執行部から、内部の職位別の研修やチャレンジ研修の実施、また、外部の市町村アカデミーや民間の研修会にも派遣している。内容については、職員で組織している研修委員会で時代や状況に合った研修を協議しているとの答弁がありました。これに対し、委員から、一般的な研修を受けただけでは対応できない本市特有の事例もたくさんあることから、そういった面にも配慮した職員のスキルアップに努めてもらいたいとの意見がありました。  次に、文書管理費では、委員から、テレビ埼玉で放映していた「ふれあい戸田」を中止し、来年度、J:COMで新番組を作成することによる費用対効果について質疑があり、執行部から、J:COMだと契約者しか視聴できないが、映像データが市に帰属するので、市のホームページにユーチューブで載せることで広く視聴可能であることと、費用は3分の1以下になるとの答弁がありました。  次に、財政管理費では、委員から、既存事業の見直しについて質疑があり、執行部から、来年度企画財政部が発足するので、企画部門と財政部門が一体となってイニシアチブを取り、職員の意識改革と具体的な事業の見直しを積極的に取り組んでいきたいとの答弁がありました。  次に、財産管理費では、委員から、庁用車の電気自動車等への切替えが進んでいないことについて質疑があり、執行部から、来年度は財政的な事情で予定していないが、2035年ぐらいまでに庁用車の3分の1程度を電気自動車、ハイブリッド車に切り替える計画を立てているとの答弁がありました。これに対して、委員から、今の状況だと環境配慮へ後ろ向きな姿勢であるように思えるという意見や、他の委員から、電気自動車は災害時に充電用にも使用できるという利点があるため増やしてもらいたいという要望がありました。  また、委員から、電話交換設備については費用が高額であることから、自動音声の導入なども検討し、次回更新時までに検証を行ってもらいたいとの意見がありました。  次に、企画費では、委員から、総合振興計画における市民意識調査の回収率について質疑があり、執行部から、平成30年度に実施した前回の調査の回収率は39.1%だったため、来年度実施する調査も40%程度を見込んでいるとの答弁がありました。これに対し、複数の委員から、QRコードを読み込んで行うウェブアンケートの実施や、回答のお礼として戸田市のキャラクターのLINEスタンプをプレゼントするなどの試みも検討してもらいたいとの意見がありました。  次に、諸費では、委員から、特定の団体に特化した研修はやめてもらいたいという要望がありました。  次に、選挙管理委員会費では、複数の委員から、先般の戸田市議会議員一般選挙期間における事務局職員の不適切な行為や、選挙の事務執行に対して苦言を呈す旨の意見があり、執行部から、しっかりと検証を行い今後の執行に反映させたいとの答弁がありました。委員からは、これから選挙が立て続けにあるので、公正公平な職務を遂行してもらいたいとの要望がありました。  次に、消防費の常備消防費では、委員から消防職員に対する新型コロナウイルスワクチンの接種の対象者とスケジュールについて質疑があり、執行部から、医療従事者優先枠として3月中に接種できるよう調整が進んでいるが、ワクチンの量が非常に少ない状況であることから、スケジュールは流動的になるとの答弁がありました。  また、他の委員から、市内に約1,300本ある街角消火器の周知について質疑があり、執行部から、広報や町会ごとに設置場所が載っている地図を回覧するなどにより周知徹底を図れるよう検討したいとの答弁がありました。  そのほかの費目についても、種々質疑を交わし、審査した結果、討論に際し一委員から、令和3年度の市政運営において最も求められていることは、新型コロナウイルスの災害から市民の命と暮らし、事業者の営業をしっかりと守ることである。加えて職員のコンプライアンス教育スキルアップ等に向けた研修の強化とともに、きめ細やかな健康管理、柔軟かつ適正な収納事務、障害者雇用の促進と自然災害時等における備えの充実、選挙における公正な事務執行等を要望し、本案に賛成する旨の討論がありました。  また、他の委員から、本予算は新型コロナウイルス感染拡大による市税減を考慮しているとともに、臨機応変に新型コロナウイルス対策を実施できるものとなっていることから、本案に賛成する旨の討論があり、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第37号令和3年度戸田市一般会計補正予算(第1号)のうち、当委員会所管部分は、種々質疑を交わし、審査した結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、本定例会で付託を受けました、請願第1号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求め、条約の実効性を高めるための主導的役割を果たすよう求める意見書を提出してほしい旨の請願については、複数の委員から、核廃絶に向けた思いは一緒だが、非常に重要な問題であることから、もう少し時間をかけて慎重に審議すべきとの意見があり、結論に至らず、継続審査と決定いたしましたので御了承のほどお願い申し上げます。  そのほか、執行部から、戸田市第3次情報化推進計画策定に係るパブリック・コメントの実施について報告がありましたことを申し添えます。  最後に、当委員会の年間活動テーマについてでありますが、「デジタル市役所の推進について」及び「市役所業務におけるICT化に関する提言書の検証について」に決定いたしました。本テーマを中心に、今後の委員会活動に取り組んでまいることを申し添え、総務常任委員長報告といたします。 ○細田昌孝 議長  文教・建設常任委員長、13番、石川清明議員。 ◎石川清明 文教・建設常任委員長  それでは、本定例会におきまして、文教・建設常任委員会が付託を受けました各案件の審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。  初めに、議案第8号戸田市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例について申し上げます。  委員から、建築物省エネ法及び同施行令の施行に伴い、省エネ適合判定が本市の新たな所管事務となるが、その対象について質疑があり、執行部から、住宅以外の店舗や事務所といった非住宅建築物で300平米を超える新築などが対象であり、省エネ基準に適合しなければ着工できない旨の答弁があり、審査した結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第9号戸田市が管理する市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例及び議案第10号未来へはばたく人財育成資金条例の一部を改正する条例につきましては、種々質疑を交わし、審査した結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第14号令和2年度戸田市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会所管部分について申し上げます。  土木費の交通安全施設費では、委員から、交通安全施設の設置について、令和2年度中の工事内容についての質疑があり、執行部から、他県で起きた交通事故を例に通学路や保育園のお散歩コースなどを点検した結果、交差点部に車止めを設置するといった交通安全対策を行った旨の答弁がありました。これに対し、委員から、新しい車止めが設置されているのを見かけるが、必要なものだと理解しているものの、破損していることもあるので、引き続き万全な交通安全対策を図るよう意見がありました。  次に、教育費の学校給食センター費では、委員から、新型コロナウイルスの影響から学校が休業となり、給食調理回数の減少に伴う経費の補正減額について、食材等の納入業者への対応についての質疑があり、執行部から、国が新たに設けた補助金制度を利用し、給食がなくなった分については補助金から補填することで対応を行った旨の答弁がありました。  そのほかの費目につきましても、種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、本案の当委員会所管部分につきましては、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第17号令和2年度戸田市海外留学奨学事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。  委員から、奨学金を受給するに当たり、コロナ禍による相談内容について質疑があり、執行部より、奨学金の受給に当たり、1年目は海外留学の受入れ証明書を必要とし、2年目については1年目の単位取得証明書と在学証明書の提出が必要な旨や、コロナ禍による影響からその書類がそろわないといった相談を受けているとの答弁がありました。これに対し、委員から、現在の状況が続くと思われることから、相談を受けた場合には引き続き丁寧に相談に乗り、柔軟な対応ができるよう要望がありましたが、審査した結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第18号令和2年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)及び議案第20号令和2年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第24号令和3年度戸田市一般会計予算のうち、当委員会所管部分につきまして、順次、申し上げます。  初めに、土木費の道路新設改良費では、委員から、無電柱化推進計画策定業務について、計画策定に当たりその方向性について質疑があり、執行部から、市全体としての計画であることや、緊急輸送道路を中心に無電柱化を進めていくべきという国のガイドラインに基づき、交通量や地域の実情等を総合的に勘案し進めるとともに、策的後においても必要に応じて見直しを行うとの答弁がありました。
     次に、建築総務費では、委員から、今後空き家を市営住宅として活用できないかとの質疑があり、執行部から、本市の場合、空き家は比較的早く市場に流通する傾向にあるので、有効活用については十分調査をし、今後の市営住宅の在り方についても検討する旨の答弁がありました。  次に、教育費の教育指導費では、委員から、補習授業業務について民間の力を借りて行うとのことであるが、学習塾との違いについて質疑があり、執行部から、小学校は学力向上も目的の1つであるが、学習機会の保障という親の願いも含まれていることや、中学校については学習面での学力向上を主に目指しており、1人1台パソコンを使用しICTコンテンツを活用していく予定である旨の答弁がありました。  次に、保健費では、委員から、学校教職員のメンタルヘルスについてのフォロー体制について質疑があり、執行部から、メンタルヘルスの結果を各学校へフィードバックし、各校長が教職員管理に役立てるということや、産業医や健康管理医が業務過多になっている教職員の診断を行うといったメンタルヘルスケアに努めているとの答弁がありました。  次に、教育センター費では、委員から、教育センターの利用頻度等についての質疑があり、執行部から、新型コロナウイルスの影響により、一般の利用については一部制限があった状況や、教育研修についても対面での研修を控えている傾向にあるが、指導主事がオンラインで各学校とつなぎ指導するという部分において活用している旨の答弁がありました。これに対し、委員から、教育センターの機能強化について、今後の学校建て替え時に教育センターを学校の一部に移設する案や、教育政策の要としての教育センターをしっかり位置づけていくことの必要性について要望がありました。  次に、小学校管理費では、委員から、校務員業務における感染症対策としての消毒作業について質疑があり、執行部から、校務員業務については、学校の様々な事務補助、接客及び清掃美化業務を行う中で、学校によってはPTAの協力を得ながら消毒やトイレ清掃を適宜行っている旨の答弁がありました。これに対し、委員から、新型コロナウイルスの変異株による感染拡大が不安視される中、学校ごとの対応ではなく教育委員会として方針を打ち出し、しっかり予算措置をして感染症対策をすべきではなかったかという意見がありました。  また、他の委員から、戸田東小学校・戸田東中学校屋内プールにおける地域への施設開放について質疑があり、執行部から、今後児童生徒数が増加していくことにより、プールを使用できる期間を設けられるか、また、開放した場合の施設管理体制について課題がある旨の答弁がありました。これに対し、委員から、プール実施計画を作成する際には、地域が入る隙間がないか事業を整理した上で議論にのせてもらいたい旨の要望がありました。  次に、小学校建設費では、委員から、戸田第一小学校改築等工事について、文部科学省のバリアフリー化推進により公立小中学校も義務化されることに伴い、その考え方について質疑があり、執行部から、国のバリアフリー法や埼玉県の福祉のまちづくり条例を網羅した学校施設づくりを行っていく旨や、学校の運営上最適な施設について議論をしていきたい旨の答弁がありました。これに対して、委員から、特別支援学級も設置されていることから、他自治体の例も参考にしながら進めていただきたい旨の要望や、コスト意識よりもバリアフリーの観点をしっかり捉えていくことが重要であるとの意見がありました。  次に、中学校管理費では、委員から、部活動サポート業務の配置状況について質疑があり、執行部から、各中学校へ希望調査を行い、ソフトテニス部、バスケットボール部及び陸上部について希望があった旨の答弁がありました。これに対し、委員から、本来は希望制ではなく、将来的には部活動の在り方そのものを考え、専門的な知見を持った指導者と教員がすみ分けできるような仕組みを考えてほしい旨の要望がありました。  次に、図書館費では、委員から、図書購入の考え方について質疑があり、執行部から、指定管理者が一次選書を、生涯学習課図書館担当が二次選書を行い、精査し、発注しており、市民からのリクエストにも応えるよう努めている旨の答弁がありました。これに対し、委員から、図書館は市民のいろいろな学びの場になる環境空間であることから、今後もしっかり予算措置をして図書購入を行うよう要望がありました。  また、他の委員から、図書館の返却ポストの設置場所について質疑があり、執行部から、図書館の各施設に6か所、市内3駅にそれぞれ設置している旨の答弁がありました。これに対し、委員から、喜沢地区への返却ポストの設置要望もあることから、現在の9か所以外の場所への設置の検討について要望がありました。  次に、学校給食センター費の第3子以降の給食費の半額を補助する学校給食費補助金について、委員から、たとえ第3子であっても条件によっては補助を受けられない場合があるが、第3子以降であれば全て半額にすることについて質疑があり、執行部から、導入当時、他市の状況を参考に制度導入を行ったが、他市と比較しても年齢幅を広げて設定をしていることや、今後も他市の状況を研究していく旨の答弁がありました。  次に、単独校給食費では、委員から、災害時における食事の提供の場としての活用について質疑があり、執行部から、現在のところ給食調理場の災害時の活用については計画がない旨の答弁がありました。これに対して、委員から、災害時の食料確保については非常に重要なことであることから、関係部署と協議の場を持つことへの要望がありました。  そのほかの費目についても種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、異議なく、本案の当委員会所管部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第28号令和3年度戸田市海外留学奨学事業特別会計予算、議案第30号令和3年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計予算及び議案第32号令和3年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計予算、以上3件につきましては、審査した結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、本定例会で付託を受けました請願第3号「(仮称)戸田市川岸2丁目物流施設計画における児童生徒、周辺住民の安全確保」を求める請願について申し上げます。  既に解体工事も始まっており、大型トラックも出入りしている状況から、緊急を要することでもあるため、しっかり採択して市への要望を上げていきたいとの意見や、採択し、今後本委員会で執行部からしっかり報告を受けていきたい旨の意見があり、その他、複数の委員からも同様の意見があり、当委員会におきましては、多数の委員から採択すべきとの意見が出され、全会一致により採択することと決定いたしました。  そのほか執行部から、道路愛称の設定について、第5次生涯学習推進計画(案)のパブリック・コメント実施結果について、生涯学習課所管施設における新型コロナウイルスの対応について及び第4次戸田市教育振興計画(案)のパブリック・コメントの実施結果について、以上4件の報告がありましたことを申し添えます。  最後に、当委員会における年間活動テーマについてでありますが、「教育環境の現状と今後の課題について」及び「都市整備の現状と今後の課題について」に決定をいたしました。  教育分野及び都市整備分野においての本市における現状を把握し、そこから課題を抽出し、その課題について調査、検証することにより、教育及び都市整備に資するためのテーマを決定した次第であり、調査、研究を進めてまいります。本テーマを中心に、今後の委員会活動に取り組んでいくことを申し添え、文教・建設常任委員長報告といたします。 ○細田昌孝 議長  健康福祉常任委員長、11番、矢澤青河議員。 ◎矢澤青河 健康福祉常任委員長  それでは、健康福祉常任委員会が付託を受けました案件の審査経過及び結果を、順次、御報告いたします。  初めに、議案第6号戸田市高齢者総合介護福祉条例の一部を改正する条例について、委員から、第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画における令和3年度から令和5年度までの介護保険料の引上げについて質疑があり、執行部から、低所得者に配慮し、保険料の所得段階を16段階から17段階に広げるとともに、第1段階から第3段階について負担軽減をしているが、各段階において引き上げているとの答弁がありました。  また、令和4年度整備予定のグループホームについては介護保険料の算定に含まれるかとの質疑があり、執行部から、建設費や設備投資は保険料の算定に含めず、上昇見込みがある保険給付金を介護保険料算定に反映しているとの答弁がありました。これに対して、委員から、本市は埼玉県内の市では最も高い介護保険料でもあることから、一般会計からの繰入れにより介護保険料を維持してほしいとの要望がありました。  そのほか種々質疑を交わし、審査しましたが、討論に際し、一委員から、市は所得に応じた保険料段階を細分化し低所得者への負担軽減に努力しているが、基準額においては月額625円の大幅な増加となっている。増え続ける介護サービスの量に比例して介護保険料の値上げが余儀なくされているといった構造上の問題があるにせよ、国からの調整交付金が十分に賄われないのであれば、市が一般会計から繰り入れて保険料の増加を抑えるべきだと考えることから、本案に反対するとの討論がありました。  一方、ほかの委員から、一般財源から負担を転嫁するということは費用負担の公平性を損なうものであると考える。介護保険料の所得段階の見直しや、介護給付準備基金の取崩しによる負担軽減を行うなどして保険料の上昇を最小限に抑えていることから、様々な配慮が十分になされ保険料の引上げは適正であると考え、本案に賛成するとの討論があり、採決の結果、賛成多数により、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第7号戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、委員から、国民健康保険法定課税限度額の基礎課税額及び介護納金課税額の引上げの影響を受ける世帯数について質疑があり、執行部から、基礎課税額引上げ対象は約500世帯、介護納付金課税額引上げ対象は約120世帯であるとの答弁がありました。これに対し、委員から、市民一人一人の収入が減る今日においては、一般会計からの繰入れを行い、値上げをなくしてほしいとの要望がありました。  そのほか種々質疑を交わし、審査しましたが、討論に際し、一委員から、平成30年4月に国民健康保険制度が変わり、一般会計からの法定外繰入れを削減し国民健康保険特別会計の赤字削減解消計画の目標を達成してきたところだが、コロナ禍で全世帯が困難な状況である今般において、国保税の値上げをするのではなく、国庫負担を求めることや、法定外繰入れをすべきであると考えることから、本案に反対するとの討論がありました。  一方、ほかの委員から、国民健康保険制度には根本的な構造上の問題があるということを認識している一方で、応分の負担をして制度を維持していくものが保険であり、限度額を引き上げる上で所得のある世帯に負担を求めるということは、目標を達成していく過程としてはやむを得ないものであると考えることから、本改正案は適正であると考え本案に賛成するとの討論があり、採決の結果、賛成多数により、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第14号令和2年度戸田市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会所管部分について申し上げます。  初めに、民生費のうち、児童福祉運営費のこども医療費支給事業では、委員から、こども医療費の減額補正の理由について質疑があり、執行部から、国の緊急事態宣言が影響し、特に乳幼児の受診件数が減少したとの答弁がありました。これに対して、委員から、乳幼児は重症化しやすい年齢でもあることから、受診をためらうことがないよう対策等提案してほしいとの要望がありました。  次に、扶助費の生活保護扶助費では、委員から、病院への通院や受診を控えることによる生活保護受給者の体調管理について質疑があり、執行部から、ケースワーカーが細かくコミュニケーションを取りながら体調を確認しているとの答弁がありました。これに対して、委員から、様々な支援を検討しながら、今後もケースワーカーによる支援を継続してほしいとの要望がありました。  次に、衛生費のうち成人保健事業費の健康増進事業では、委員から、がん検診の受診状況について質疑があり、執行部から、令和元年度に比べて減少傾向にあるとの答弁がありました。これに対して、委員から、新型コロナウイルスもさることながら、がんの脅威についても周知し、がん検診受診のさらなる啓発をしてほしいとの要望がありました。  そのほかの費目につきましても、種々質疑を交わしたところでありますが、審査した結果、本案の当委員会所管部分は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第15号令和2年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、議案第16号令和2年度戸田市市民医療センター特別会計補正予算(第4号)、議案第19号令和2年度戸田市介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第21号令和2年度戸田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)及び議案第22号令和2年度戸田市在宅介護支援事業特別会計補正予算(第2号)、以上5件については、種々質疑を交わし、審査した結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第24号令和3年度戸田市一般会計予算のうち、当委員会所管部分について申し上げます。  初めに、民生費のうち、社会福祉総務費の社会福祉総務事業では、委員から、自立支援ホームの運用における他課との連携について質疑があり、執行部から、一時的に住宅困窮している市民の方が利用できる施設であり、引き続き関係課と連携しながら対応していくとの答弁がありました。  また、火事で被災された方に対する手続の案内について質疑があり、執行部から、提供サービスや手続方法などを一覧にしてまとめた書類を被災された方にお渡しして周知していく予定であるとの答弁がありました。  次に、障害者福祉費の障害者自立支援事業では、委員から、移動支援の利用状況について質疑があり、執行部から、今年度は新型コロナウイルスや法定サービスの移行などの影響を受けて利用件数は伸びなかったと考えられるが、法定サービスが使えないケースなどで活用されているとの答弁がありました。これに対して、委員から、市民には非常に喜ばれているサービスであるため、過度の負担にならない範囲で本事業を推進してもらいたいとの要望がありました。  次に、児童福祉運営費の地域型保育給付事業では、委員から、小規模保育園の運営に対する対応について質疑があり、執行部から、近年出生数が減少し、ゼロ歳から2歳児が在園している小規模保育園の運営の厳しい現状を把握しており、定員の空きに対する対応として、令和2年度から各クラス年齢の定員について、年度の途中に一度だけ変更を可能にしたとの答弁がありました。これに対して、委員から、今後も引き続き、保育園の運営に対する柔軟な対応や、保育士の確保及び定着に注力してほしいとの要望がありました。  次に、児童福祉運営費の待機児童緊急対策事業では、委員から、保育ニーズの減少が予想されることや保育園の地域的な偏在への対応について質疑があり、執行部から、児童数の減少に対する対策などについては課題であると認識しているが、各園の児童数を平準化させることはたやすいことでない実情もある。今後も各保育園の状況に応じた運営面の相談に乗りながら需給のバランスを見極め、弾力的運用を検討していくとの答弁がありました。これに対して、委員から、問題意識を持ってもらい、市がしっかりと関与して根本的な問題の解消に力を尽くしてもらいたいとの要望がありました。  次に、児童センター費のプリムローズ管理運営事業では、委員から、令和2年度と比較して委託料が減額した理由について質疑があり、執行部から、選定業者が運営経費について減額した金額を提示したためとの答弁がありました。これに対して、委員から、引き続きモニタリングなどを行い、現在の質の高いサービスの維持に努めてほしいとの要望がありました。  次に、生活保護総務費の生活保護事務費では、委員から、生活保護システム更改の概略について質疑があり、執行部から、10年以上使用しているシステムを改め、ペーパーレス化、債権管理機能の充実及び住民基本台帳との連携など、効率化を備えた仕様で更改を進めているとの答弁がありました。これに対して、委員から、コストに見合う業務の効率化、ひいては社会福祉、市民福祉の向上につながるようなシステム更改を実施してほしいとの要望がありました。  そのほかの費目につきましても種々質疑を交わしたところでありますが、審査した結果、本案の当委員会所管部分は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第25号令和3年度戸田市国民健康保険特別会計予算について、委員から、国民健康保険税の滞納者への対応について質疑があり、執行部から、収納推進課の窓口にてきめ細かく納税相談に応じているほか、滞納予防の取組として口座振替の推進などを図っているとの答弁がありました。  また、新型コロナウイルス感染症に係る国保税減免の周知方法について質疑があり、執行部から、コロナに関する市の取組や提供サービスなどの情報を市ホームページで案内しているとともに、電話による個別の問合せにも応じているとの答弁がありました。これに対して、委員から、引き続き減免についての周知を徹底すること、また、必要に応じて他課と連携し、生活困窮者自立支援事業などの窓口への案内をしてほしいとの要望がありました。  そのほか種々質疑を交わし、審査しましたが、討論に際し、一委員から、議案第7号においても討論したとおり、新型コロナウイルス感染症対策でどの世帯においても心身ともに疲弊しており、国民健康保険税の値上げは妥当でないと考えることから、本案に反対するとの討論がありましたが、採決の結果、賛成多数により、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第26号令和3年度戸田市市民医療センター特別会計予算については、種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第31号令和3年度戸田市介護保険特別会計予算については、委員から、介護サービス給付費及び介護予防サービス給付費の積算根拠について質疑があり、執行部から、第8期事業計画に沿って予算化しているが、全体の高齢者数が増加する中で、特に重度の要介護認定者の増加を見込み、要介護者は増加、一方の要支援者はおおよそ横ばいを見込んで積算しているとの答弁がありました。  また、ほかの委員から、緊急時連絡システム事業の現況について質疑があり、執行部から、現在約600名弱の利用者がいるが、緊急通報のほか、専門職による健康相談や、月1回安心センターからの電話による確認などを実施しており、充実した本制度を当面の間維持していくとの答弁がありました。  さらに、ほかの委員から、同事業の契約更新時における事業内容の見直しについて質疑があり、執行部から、現サービスは十分に充実していることから、本サービスを維持していく方向で改めて仕様書などを精査し、前回と比較して半額近い金額で予算化できたとの答弁がありました。これに対して、委員から、他自治体においても様々なタイプのシステムがあるため、今後サービス内容について検討してほしいとの要望がありました。  そのほか種々質疑を交わし、審査しましたが、討論に際し、一委員から、議案第6号においても討論したとおり、第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画での介護保険料の大幅な値上げは高齢者にとっては大きな負担となり、介護サービスを満足に利用できない高齢者の増加が危惧される。高齢者の健康を維持し、生活を守ることが第一と考えることから、本案に反対するとの討論がありましたが、採決の結果、賛成多数により、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第33号令和3年度戸田市後期高齢者医療特別会計予算及び議案第34号令和3年度戸田市在宅介護支援事業特別会計予算については、種々質疑を交わし、審査した結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第37号令和3年度戸田市一般会計補正予算(第1号)のうち、当委員会所管部分について申し上げます。  衛生費のうち、予防費の新型コロナウイルスワクチン接種事業について、委員から、本市における医療従事者の新型コロナウイルスワクチン接種状況について質疑があり、執行部から、国から十分なワクチンが供給されていないため、一部の医療従事者しか接種が済んでいないとの答弁がありました。  また、ほかの委員から、ワクチン接種の優先順位について質疑があり、執行部から、医療従事者等、高齢者、基礎疾患のある方、高齢者施設などの従事者、60歳から64歳の方、その後にそれ以外の方という順番が国で定まっているとの答弁がありました。  さらに、ほかの委員から、ワクチン接種会場における障害者などに対する合理的配慮について質疑があり、執行部から、過日実施した集団接種訓練において、実際に車椅子利用者が来場し接種を受けることを想定した訓練を行ったほか、障害福祉課と連携して様々なケースに対応できるよう調整しているとの答弁がありました。  そのほかにも種々質疑を交わし、審査した結果、本案の当委員会所管部分は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第38号令和3年度戸田市市民医療センター特別会計補正予算(第1号)について、委員から、報酬の増額補正の妥当性について質疑があり、執行部から、実際にワクチン接種を実施しないと詳細が分からないが、現時点で考えられる必要な接種体制を検討し予算を計上したとの答弁がありました。これに対して、委員から、今後、今回の補正を超えるような事態になる場合は、随時必要な予算を提示してもらい、しっかりと対応してほしいとの要望がありました。  そのほかにも種々質疑を交わしたところではありますが、審査した結果、異議なく、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、請願第2号75歳以上医療費2割化の撤回を求める意見書を政府に提出してほしい旨の請願について、委員から、コロナ禍が長引く中で高齢者の負担増はさらなる受診抑制につながることが危惧されることから、本請願に賛同するとの意見が出されました。  一方、複数の委員から、コロナ禍においては子育て世代もさることながら、全ての年代において困難な状況であり、保険制度においては応分の負担を求めるべきであることから、本請願には賛同できないとの意見が出されました。  また、ほかの委員から、同様の意見ではあるものの継続審査とするべきとの意見が出されましたが、採決の結果、賛成少数により、本請願は不採択とすべきものと決定した次第であります。  そのほか、執行部から、戸田市立介護老人保健施設における新型コロナウイルス感染症の発生について、戸田市立健康福祉の社の大規模改修について及び第2期埼玉県国民健康保険運営方針(令和2年12月版)に基づく戸田市国民健康保険赤字削減解消計画(平成29年度届出)の変更について、以上3件の報告を受けましたことを申し添えます。  最後に、当委員会における年間活動についてでありますが、発生から1年以上たった今もなお新型コロナウイルス感染症の収束する見通しが立たないため、「ウィズコロナ・ポストコロナ対策について」を年間活動テーマと定めました。感染症対策を実施することにより引き起こされる社会的な分断がもたらす孤立やひきこもり、自粛生活が長引き心身ともに疲弊し、健康にも悪影響を及ぼすなどといった様々な弊害、課題に対して市として対策を講じるために、先進事例や本市の状況を把握しながら、調査、研究を進めてまいります。  以上、健康福祉常任委員長報告といたします。 ○細田昌孝 議長  市民生活常任委員長、16番、そごう拓也議員。 ◎そごう拓也 市民生活常任委員長  それでは、本定例会におきまして、市民生活常任委員会が付託を受けました各案件の審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。  初めに、議案第14号令和2年度戸田市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会所管部分について申し上げます。  まず、総務費の行政振興費について、委員から、外国人市民相談窓口の体制について質疑があり、執行部から、当初2名の相談員がそれぞれ週3日間ずつ勤務する体制を想定していたが、まずは平日5日間を1日1名体制で対応する形に変更したとの答弁がありました。これに対し、委員から、利用した外国人の方には好評でありながら、まだまだ認知度の低い外国人市民相談窓口をさらに周知し、利用者を増やしてもらいたいとの要望がありました。  そのほかの費目でも種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、異議なく、本案の当委員会所管部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第23号令和2年度戸田市下水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第24号令和3年度戸田市一般会計予算のうち、当委員会所管部分について申し上げます。  まず、総務費の行政振興費について、委員から、来年度のふるさと祭りの見通しについて質疑があり、執行部から、5月頃には開催の可否を判断したいと考えているとの答弁がありました。これに対し、委員から、どのような形であれ開催に向けて進めてほしいとの要望がありました。  また、委員から、今年度から施行導入している地域担当職員制度の成果について質疑があり、執行部から、施行導入している地域において水害ワークショップを開催し、地域担当職員も参加し、問題提起や課題解決のサポートをすることとなっていた。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響があり、会議を開催できていなかった。3月中には会議を開催し、地域担当職員も参加する予定であるとの答弁がありました。これに対し、委員から、来年度以降に向けて、地域担当職員にどのような役割を求めるのかを明確にし、方向性をしっかりと検討してもらいたいとの要望がありました。  次に、文化振興費について、委員から、文化芸術団体に対し市が実施した支援について質疑があり、執行部から、市の文化祭は中止になったものの、芸術団体が活動に利用できるよう、確保していた会場を提供したほか、国からの支援に関する情報を発信したとの答弁がありました。これに対し、委員から、活動に制限がかかり思うように活動できない団体の声を聞く機会を設けるなど、可能な限り支援を続けてほしいとの要望がありました。  次に、防犯対策費について、委員から、市全体の防犯対策の考え方について質疑があり、執行部から、新年度から市内全小学校区で運用が始まる、見守り防犯カメラの犯罪抑止力を生かしつつ、町会への情報提供による効果的な防犯パトロールの実施や必要な箇所への防犯灯の設置を行っていきたいとの答弁がありました。これに対し、委員から、ビジョンを持って市全体の防犯対策を進めてほしいとの要望がありました。  次に、衛生費の清掃総務費について、委員から、災害廃棄物処理計画の策定時期について質疑があり、執行部から、来年度中の改定が予定されている地域防災計画と併せて策定を完了したいとの答弁がありました。  次に、労働費の労働諸費について、委員から、労働者意識調査の目的について質疑があり、執行部から、昨今のテレワークの推進を受けての実情など、市内労働者の実態を把握することで、今後、市がどのような支援を実施するべきなのかを探っていきたいとの答弁がありました。  次に、農林水産業費の農政対策費について、委員から、土に親しむ広場の見回り業務における農作物の盗難への対応についての質疑があり、執行部から、見回りは除草やごみの回収などが主な目的であるとの答弁がありました。これに対し、委員から、課題に対し、防犯くらし交通課など、他部署とも連携して取り組んでもらいたいとの要望がありました。  次に、商工費の商工業振興費について、委員から、工業見える化事業のホームページについて、参加企業の一覧を利用者がニーズに合わせて企業を検索できるようにするなど、改善してもらいたいとの要望がありました。  また、委員から、来年度実施する景気動向調査について質疑があり、執行部から、市内およそ500社を対象に、25問程度の調査を年に2回実施する予定であるとの答弁がありました。これに対し、委員から、対象や設問数が多いのではないか、他自治体の事例も参考に、企業が答えやすく結果をすぐに活用できるような調査にしてもらいたいとの要望がありました。  次に、教育費の体育総務費について、委員から、聖火台を模した炬火台モニュメントの設置場所について質疑があり、執行部から、7月の聖火リレー記念イベントでのお披露目を経て、10月頃に戸田公園駅西口に設置する予定であるとの答弁がありました。  また、委員から、モニュメントをオリンピックのレガシーとしていくための取組について質疑があり、執行部から、ただモニュメントを設置するだけでなく、市民が思いを寄せられるものとなるよう継続的な取組を実施していきたいとの答弁がありました。これに対し、委員から、モニュメントがただの記念碑とならないよう、人々の記憶をつないでいくような仕掛けを考えてもらいたいとの要望がありました。  そのほかについても、種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、異議なく、本案の当委員会所管部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第27号令和3年度戸田市交通災害共済事業特別会計予算及び議案第29号令和3年度戸田市火災共済事業特別会計予算、議案第35号令和3年度戸田市水道事業会計予算、議案第36号令和3年度戸田市下水道事業会計予算につきましては、種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第37号令和3年度戸田市一般会計補正予算(第1号)のうち、当委員会所管部分につきまして申し上げます。  まず、商工費の商工業振興費について、委員から、キャッシュレス決済ポイント還元事業の実施時期について質疑があり、執行部から、今後、商工会やポイント事業者との調整が必要だが、一般的に消費が冷え込むと言われる夏と冬の2回に分けて実施を検討しているとの答弁がありました。  そのほかにつきましても、種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、異議なく、本案の当委員会所管部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  そのほか、執行部より、戸田市環境基本計画の改定に係るパブリック・コメントの結果について及び戸田市公園リニューアル計画に係るパブリック・コメントの結果について、それぞれ報告がありました。  最後に、当委員会の年間活動テーマについてでありますが、「コロナ禍における市民活動の在り方について」と「戸田市スポーツセンターの在り方について」の2つと決定いたしましたので、御報告いたします。  初めに、コロナ禍における市民活動の在り方については、新型コロナウイルスの感染拡大により活動に大きな制限を受けている市民活動について、今後、活動の現状を把握しながら、どのような支援ができるのかなどについて、調査、研究してまいります。  次に、戸田市スポーツセンターの在り方については、令和4年度に大規模修繕が予定されており、修繕に向けて、現状の把握を行い、戸田市のスポーツ振興の中心としてふさわしい施設となるよう調査・研究をしてまいります。  以上、申し上げまして、市民生活常任委員長報告といたします。 ○細田昌孝 議長  議会運営委員長、26番、熊木照明議員。 ◎熊木照明 議会運営委員長  おはようございます。議会運営委員長報告を申し上げます。  本市議会では、平成21年3月から常任委員会における年間活動テーマを定めた活動を、また、平成15年2月から特別委員会を設置しての議会改革をそれぞれ行っているところであります。  令和3年におきましても、今定例会中の各委員会における年間活動計画などを確認いたしました。  そして、各委員会活動を本市議会の活動として明確に位置づけ、見える化するための戸田市議会年間活動計画を作成し、議会だよりや議会ホームページを通じて周知していくことを、3月19日に開催いたしました当委員会において、決定したところであります。  令和3年における4常任委員会及び議会改革特別委員会における活動テーマ及び年間活動計画につきましては、お手元に配付の戸田市議会年間活動計画のとおりであり、本計画によりまして、市政の発展や市民福祉の向上のため、効果的な政策提言等を行ってまいりますとともに、議会活動について、市民に周知を図ってまいりますことを申し上げ、議会運営委員長報告といたします。 ○細田昌孝 議長  以上をもって各委員長の報告は終わりました。
     これより各委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  討論通告受付のため、休憩いたします。  休 憩 11時10分  開 議 11時20分 ○細田昌孝 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △市長提出議案第4号 戸田市防災基本条例 △市長提出議案第5号 戸田市附属機関における審議の実施方法の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例 討論、採決 ○細田昌孝 議長  これより討論、採決に入ります。  議案第4号戸田市防災基本条例及び同第5号戸田市附属機関における審議の実施方法の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例について、討論通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案2件に関する委員長の報告は、原案の可決であります。  本案2件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案2件は、委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第6号 戸田市高齢者総合介護福祉条例の一部を改正する条例 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第6号戸田市高齢者総合介護福祉条例の一部を改正する条例について、討論の通告がありますので、順次、発言を許します。  反対討論者、5番、むとう葉子議員。 ◆5番(むとう葉子議員) それでは、日本共産党戸田市議団を代表して、議案第6号戸田市高齢者総合介護福祉条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論いたします。  本条例改正は、令和3年度から令和5年度までの3年間である、第8期高齢者福祉計画、介護保険計画における改定であります。  今回の改定における介護保険料は、第7期計画の保険料所得段階を16段階から17段階へと細分化を行いましたが、第5段階の基準額は年間7,500円、月額625円と大幅な値上げとなりました。戸田市においては、第6期介護保険計画のときから、大幅な値上げがされ、埼玉県内、市で一番高い介護保険料となっており、これまでも高齢者から、戸田市の介護保険料は高過ぎるとの声をいただいてきました。  第8期計画における委員会審査の中で、2000年からスタートした介護保険事業は、20年間で介護保険料が約2.3倍にまで値上がりされているとの答弁がありました。高齢者人口の増加に伴い、介護サービスの給付費の増加が主な要因となり、今後も増え続ける介護サービスの量に比例して、介護保険料の値上げが余儀なくされているといった構造上の問題があることは理解しているところです。  しかし、戸田市の場合はほかの自治体より高齢化率が低いこと、また、高齢者の所得が高いことにより、調整交付金が本来国から5%交付されるところ、令和3年度は2.11%、令和4年度は2.41%、令和5年度は2.97%と見込み、総額5億8,000万円を介護保険料算出の計算式に加えており、65歳以上第1号被保険者の大きな負担となっています。また、第8期計画における保険料収納率を97.8%と見込み、不足する2.2%を第1号被保険者に加えており、さらに負担を増やしています。  そもそも介護保険事業計画は、総事業費の50%を公費で負担することとなっており、残りの50%が65歳以上の第1号被保険者と40歳から64歳までの第2号被保険者の負担となっているはずです。この公費負担50%の中の5%が調整交付金であり、市からも国に対して要望をしているところですが、引き続き要望を出すとともに、現時点で調整交付金が国から賄われないのであれば、市が一般会計から繰り入れて保険料の増加を抑え、高齢者の生活を守るべきだと思います。  保険料の大幅な値上げによって、滞納者が増えるなどして、必要なサービスが受けられなくなるようなことがあってはなりません。介護保険法の理念は、加齢に伴って生じる心身の変化による疾病等により、介護を必要とする状態となった方を対象として、その人々が有する能力に応じ、尊厳を保持しながら、その人らしい自立した日常生活を営むことができることを目指しております。  令和3年度は年金が0.1%減らされる年でもあります。今こそ市民の命、暮らしを守るという立場で、自治体として高齢者の命と健康を守ることを最優先に考えるべきだと考えますことから、議案第6号戸田市高齢者総合介護福祉条例の一部を改正する条例に反対いたします。(拍手) ○細田昌孝 議長  賛成討論者、11番、矢澤青河議員。(拍手) ◆11番(矢澤青河議員) 戸田の会を代表して、議案第6号戸田市高齢者総合介護福祉条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論いたします。  介護保険制度は2000年に始まり、本格的な高齢化社会を迎える日本において、社会全体で高齢者の暮らしや健康、安全を保障していこうとする理念の下、誕生した制度です。  この介護保険制度上、一般会計の費用負担割合が決まっているため、法定外の一般会計からの繰入れについては想定されておられず、一般財源に負担を転嫁することは全体の費用負担の公平性を損なうものと考えられます。  調整交付金については、戸田市の特性上、被保険者における後期高齢者加入割合が全国平均よりも低く、所得段階別の人数割合では全国平均よりも高いため、調整交付金割合が5%下回り、不足分は1人当たり月額660円の負担増となっております。  こういった負担増を軽減すべく、今回の第8期では、介護保険料の所得段階を16段階から17段階に設定し直すなど、低所得者への配慮を行っているほか、介護給付準備基金3億7,200万円の見込額の取崩しを行い、1人当たり、月421円の負担軽減を行うなど、執行部は介護保険料の上昇を抑えるため、工夫と努力を行っております。  また、今後、戸田市においても高齢化に伴い要介護認定者の増加や重度化が見込まれ、介護給付費の増大を避けることができません。これらのことからも、本改正はやむを得ないものであり、介護保険料の設定は一定の配慮がなされた適正なものであると考えます。調整交付金5%や制度の改善など、今後も国への要望なども引き続き行っていただくよう要望を申し添え、本改正に賛成いたします。  以上、戸田市高齢者総合介護福祉条例の一部を改正する条例についての賛成討論といたします。(拍手) ○細田昌孝 議長  以上をもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する委員長の報告は、原案可決であります。  本案は、起立により採決いたします。  本案を、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。  (起立多数) ○細田昌孝 議長  起立多数と認めます。  よって、本案は、委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第7号 戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第7号戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に討論の通告がありますので、順次、発言を許します。  反対討論者、5番、むとう葉子議員。 ◆5番(むとう葉子議員) それでは、日本共産党戸田市議団を代表し、議案第7号戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論いたします。  国民健康保険税は、平成30年4月より都道府県が財政の主体となり運営されるようになりました。国より、一般会計からの法定外繰入れをなくすよう指導され、平成29年12月定例会での条例改正では、大幅な引上げを行い、赤字解消のための計画における目標を達成してきたところです。  委員会審査において、ここ数年間の限度額改定について、平成30年度は医療分54万円、介護分16万円、後期高齢者分19万円であり、翌年の令和元年度に医療分58万円と4万円の限度額引上げ、介護分16万円、後期高齢者分19万円とのことでした。そして、令和2年度介護分、後期高齢者分は変わらなかったものの、医療分61万円と3万円の引上げが行われています。そして、令和3年度、今回の限度額改定における委員会審査では、医療分が61万円から63万円に2万円引き上がります。その所得は700万円の世帯であり、対象世帯数は500世帯、市に対する影響額は930万円とのことでした。また、介護分が16万円から17万円に1万円引き上がります。その所得階層990万円の世帯であり、対象世帯数は120世帯、影響額は110万円とのことでした。3万円の値上げとなる世帯は120世帯であり、市への影響額は1,040万円ということになります。市にとっては大した額ではなくても、市民にとっては大変大きな値上げとなります。  国民健康保険の課題を解決するためには、国庫負担をまず増やすことが先決であり、国に対してしっかりと国庫負担増を求めていくとともに、市町村は賦課徴収の権限を有していることから、法定外繰入れを行い据え置くべきだったのではないかと思います。  どの世帯においても、市民は新型コロナウイルス感染症で心身ともに疲弊しております。その中での国民健康保険税の値上げは、市民の生活を一層苦しめるものだと考えます。  以上のことから、議案第7号戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に反対いたします。(拍手) ○細田昌孝 議長  賛成討論者、11番、矢澤青河議員。 ◆11番(矢澤青河議員) 戸田の会を代表して、議案第7号戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論いたします。  国民健康保険は、持続可能な社会保障制度の確立を目指し、平成30年度より県が財政運営の責任主体となり、国保事業の広域化が図られました。  しかしながら、加入者の高齢化や高度医療の普及などに伴う医療費の上昇や制度の支え手である現役世代の減少など、国保財政は大変厳しい状況に置かれ、簡単には改善され難い状況です。持続可能な国保運営を目指し、市においても法定外繰入れの段階的な削減を進めておりますが、他市と比較して年齢が若く所得が高いという戸田市の特性のため、納付金の負担が重くなっております。  今回の改正は、医療分となる基礎課税額の限度額を61万円から63万円に、介護納付金課税額の限度額を16万円から17万円に引き上げる改正であり、国民健康保険者間の保険税負担の公平性の確保及び中間所得層の被保険者の保険税負担の軽減を図ることを目的としております。また、低所得者への国民健康保険税の軽減判定所得の見直しを、令和2年に先んじて適用するなどの配慮を行っております。  国民健康保険の安定的な運営と保険税負担の公平性や財政のバランスを保つことにつながるものであり、中・低所得者の方に配慮を行っていることからも、条例改正を行う市の判断はやむを得ないものと考えます。制度に根本的な問題があるとの認識は同じであり、国に対して国庫負担や制度改正の要望などを行っていただくよう、要望を申し添え、本改正に賛成いたします。  以上、第7号戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の賛成討論といたします。(拍手) ○細田昌孝 議長  以上をもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  本案は、起立により採決いたします。  本案を、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。  (起立多数) ○細田昌孝 議長  起立多数と認めます。  よって、本案は、委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第8号~同第13号 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第8号戸田市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例から同第13号財産処分についてまで、以上6件について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案6件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案6件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案6件は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第14号 令和2年度戸田市一般会計補正予算(第11号) 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第14号令和2年度戸田市一般会計補正予算(第11号)について、討論の通告がありますので、順次、発言を許します。  反対討論者、19番、花井伸子議員。(拍手) ◆19番(花井伸子議員) それでは、議案第14号令和2年度戸田市一般会計補正予算(第11号)について、反対の立場から討論をいたします。  本補正予算は、一般会計歳入歳出総額770億9,909万9,000円に16億877万7,000円を追加し、歳入歳出総額を787億787万6,000円とするものです。歳入の増額の最も大きなものは、繰越金の15億8,160万円で、前年度からの繰越金は34億2,700万円となりました。歳出の大きな特徴は、前年度大きく余らせて繰り越したお金を、公共施設整備基金に5億8,788万円、土地開発基金に2億9,738万円、防災減災基金に1億9,943万円、財政調整基金に21億8,732万円、合計32億7,201万円、そのほとんどを各基金に積み立てるというものです。今、コロナ禍で自治体の財政運営に何が求められるか考えるときではないでしょうか。基金という市独自の財源確保が優先されているのではないでしょうか。今こそ、災害時に対応すべく蓄えてきた基金を取り崩して、災害対策に最優先に充てることは当然のことです。  災害時における市財政運営の在り方を見直し、優先すべき必要な事業の継続と既存事業や大規模な公共施設建て替え等の事業計画を総合的に見直すことや先送りすることなどで、今はコロナ災害から市民生活と営業を守ることを最優先すべきであり、基金確保優先の本補正予算に反対といたします。(拍手) ○細田昌孝 議長  賛成討論者、17番、浅生和英議員。(拍手) ◆17番(浅生和英議員) 戸田の会を代表いたしまして、議案第14号令和2年度戸田市一般会計補正予算(第11号)について、賛成の立場から討論いたします。  毎年の基金積立額が課題であるという認識には賛同することができません。もし基金積立額が課題であるならば、基金残高は際限なく積み立てられ、膨らんでいくことになりますが、実際にはそうはなっておりません。  現在、幾らぐらい基金が残っているのか、すなわち基金残高を見てみますと、戸田市に類似した他自治体と同水準かむしろ少ない程度の積立額であります。首都直下地震や荒川の堤防決壊など、戸田市に固有の災害リスクを考えますと、心もとない事実でありまして、長期的に見れば基金を使うことよりも、むしろ基金を積み増すことを考える必要があります。  なお、本市は不交付団体でありますので、市税の減少が財源喪失に直結いたします。毎年の税収は景気動向その他により大きく変動いたします。令和元年度は例年よりも多額の税収がございましたが、それを1年の単体で瞬く間に使ってしまうのではなく、むしろ令和3年度のように、税収が大きく落ち込む年に備えて、一定以上のお金を蓄えておくのは、行政の責任として当然のことであります。  今年度、来年度の予算は基金を大きく取り崩し、コロナ対策や市民サービスの維持に充てられます。どこまで支援を行えばよいのかについての判断は難しいところでございますが、一定の基準を持って、ぎりぎりまで取崩しを行っての体制運営であり、これ以上の取崩しを進めるならば、災害や新型コロナウイルス感染症の再流行など、不測の事態に対する対処が困難となります。  以上の理由によりまして、本案について賛成いたします。(拍手) ○細田昌孝 議長  以上をもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する各委員長の報告は、原案可決であります。
     本案は、起立により採決いたします。  本案を、各委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。  (起立多数) ○細田昌孝 議長  起立多数と認めます。  よって、本案は、各委員長の報告のとおり原案可決とすることに決定いたしました。 △市長提出議案第15号~同第23号 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第15号令和2年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)から同第23号令和2年度戸田市下水道事業会計補正予算(第3号)まで、以上9件について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案9件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案9件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案9件は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第24号 令和3年度戸田市一般会計予算 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第24号令和3年度戸田市一般会計予算について、討論の通告がありますので、順次、発言を許します。  賛成討論者、3番、佐藤太信議員。(拍手) ◆3番(佐藤太信議員) 議長、聴覚障害がある方のために、マスクを外してもよろしいでしょうか。ありがとうございます。  それでは、戸田の会を代表いたしまして、議案第24号令和3年度戸田市一般会計予算に賛成の立場から討論いたします。  令和3年度から第5次総合振興計画がスタートする年度であり、それに伴い大幅な組織改正が予定されております。その内容は、新型コロナウイルスへの対応としての経済対策、生活支援、感染症予防、一昨年の台風19号から見えてきた課題である浸水対策、今後の高齢化に起因する課題への対処を基としたものになっております。  また、予算においてはデジタル化を進め、市民サービスの向上がなされる一方、市税全体として前年度比10億円を超える減収が見込まれる部分に対しては、財政調整基金を取り崩し対応することで、市民サービスが低下せぬよう考慮した内容であります。  以下、幾つか賛成理由を申し上げます。  1つ目として、出産や子育てに関する不安を解消するため、戸田市版ネウボラをはじめ、子育て世代包括センターの機能強化が図られました。戸田の会からも要望しておりました産前産後支援ヘルプサービス、協定事業者の拡大、申請手続の簡略化が図られることになり、子育て世代の声が反映された施策となっております。子育ての悩みを抱えた保護者に対し、お子様の発達度合いに応じて、関係機関との連携、懇切丁寧な対応を今後も引き続きお願いいたします。  2つ目として、スポーツセンターの改修工事が今後予定されております。スポーツセンターは、竣工してから40年が経過しており、一般的には建て替えの時期となっており、改修するにはリスクが高いことが、平成28年3月の報告書で指摘されています。長寿命化が望ましいのか、時代のニーズやコストパフォーマンス等、総合的な精査をした上で計画を進めていただけることを期待しております。  3つ目として、浸水対策事業として、戸田駅西口付近から山宮橋付近の北大通りの地下に、雨水施設の設置、また、市内の河川改修工事が進められます。いつ発生するか分からない台風災害に備えた治水事業に重きを置き、市民の安全を重視した予算配分であると捉えております。防犯については、見守り防犯カメラが全小学校区へ設置され、4月以降、稼働の予定と伺っております。設置だけにとどまらず、効果検証をしっかりと進めていただき、犯罪撲滅につながることを期待いたします。  4つ目として、戸田駅西口の駅前交通広場が整備され、戸田駅が生まれ変わります。誰もが利用しやすい環境整備を進めるとともに、周辺における下水道事業である汚水未整備地区の早期解消についても進めていただけるものと期待しております。本市のバリアフリー基本構想策定業務においては、子育て世帯や障害のある当事者の視点を取り入れた構想策定に向け協議が進められると聞いております。充実した議論により、全市民が利用しやすい道路環境の整備、心のバリアフリーが進むことを期待しております。  5つ目として、公園リニューアル計画につきましては、公園施設の長寿命化や公園のにぎわいを取り戻すことを目的としたリニューアル計画、コストパフォーマンスの向上を視野に入れた包括指定管理者の選定により、公園管理の効率化を図るとともに、幅広い世代が利用できるユニバーサルな公園、インクルーシブの視点を取り入れた公園づくりなど、大いに期待されるものであります。  6つ目として、小学校屋内運動場における猛暑対策として、エアコン導入の予算が盛り込まれており、児童の体調管理、ひいては児童の体力向上につながるものと期待されます。戸田第一小学校改築工事につきましても、新しい時代に即した教育に対応し得る施設を期待するとともに、災害時の一時避難所として利用が予定されている屋内運動場は、しっかりとバリアフリーに対応したものとなるようお願いいたします。  最後に、新型コロナウイルスによって私たちの生活環境は一変いたしました。デジタル化に対応した社会環境を築き上げていかなくてはなりません。新型コロナウイルス感染症が就労に及ぼす影響の実態把握、デジタル化への支援等を通した企業支援、申請手続の簡略化に伴う市民サービスの向上などが網羅された予算編成であると捉えております。  以上、賛成理由を申し上げまして、議案第24号令和3年度戸田市一般会計予算への賛成討論といたします。(拍手) ○細田昌孝 議長  同じく賛成討論者、19番、花井伸子議員。(拍手) ◆19番(花井伸子議員) それでは、日本共産党戸田市議団を代表いたしまして、議案第24号令和3年度戸田市一般会計予算に賛成の立場から討論をいたします。  未曽有の災害をもたらした東日本大震災から10年が経過しました。この間も余震と見られる揺れが続いております。さらに、大規模風水害、土砂災害が毎年のように日本各地を襲い、多大な人的、物的被害をもたらしています。いつ、どこで、どのような災害が起きても不思議ではありません。防災対策は市政の最優先課題となっています。  昨年1月、中国から発生した新型コロナウイルス感染症は、全世界へと広がるパンデミックという状態になりました。まさに想定外の災害に見舞われています。この間、長引く感染拡大の中で、富裕層を中心に預金が急増する一方で、非正規雇用を中心に所得環境が厳しさを増し、格差がかつてなく拡大していると言われています。市民の生活と雇用、営業実態等を把握し、実態に沿った市独自の支援策を実施することが求められています。  本予算の歳入におきまして、市は、令和3年度については新型コロナウイルスの影響で、市税収入を13億2,700万円減と見込んでおります。市税収入は本市の歳入の根幹をなすものです。市民生活と市内事業者の営業が守られてこそ、市税収入の安定も保たれるというわけです。今こそ、災害に備えて蓄えてきた基金を活用し、コロナ災害から市民の命と暮らし、営業をしっかりと守ることが求められております。  令和3年度一般会計予算においては、日本共産党市議団が要望してまいりました幾つかの事業が実施されることになりました。評価する点におきまして、主なものを申し上げたいと思います。  まず、民生費におきまして、1点目として、市民医療センター繰出金5億1,925万円についてです。前年より1億1,000万円増の予算が計上されております。内容としましては、新型コロナウイルス感染による診療収入の大幅減少に対応するため、7,700万円を増額したほか、新型コロナウイルス感染症検査体制の強化のため、検査機器の購入や抗原検査キットの医薬材料費等に約3,000万円ほか内科常勤医師、看護師等の採用のための予算など、直営方針の下、市民の命と健康を守る役割を果たす積極的予算が組まれたと受け止めました。  2点目として、聴覚障害者の早期発見、早期支援のための新生児聴覚スクリーニング検査の助成が実施されます。  また、3点目として、障害者に対する総合的な相談に当たる相談支援センターが設置されます。  4点目として、戸田市保育士宿舎借り上げ並びに保育士緊急確保定着促進のための補助事業が引き続き実施されます。令和3年度は、事業終了後の経過を見据えて、事業継続への検討も併せて行うよう求めたいと思います。  次に、教育費におきましては、1点目として、新曽小学校に自校式給食場建設を含む教室棟増築工事の実施が行われます。  2点目として、戸田市少年自然の家廃止に伴うスキー教室宿泊費の補助が実施されます。  3点目として、今年度中、中学校へ設置をされた事業に引き続き、建て替え時に設置する小学校を除く全10校の小学校の体育館へ、エアコンが設置されます。防災対策として、市内中学校5校の体育館へ非常用電源機械が設置され、改修工事中の中学校を除き、全小中学校への設置が完了します。  2点目として、市内河川の改修工事は、引き続き計画的に進められます。  次に、商工費におきましては、1点目として、実態を把握し、今後の施策へ反映させるためとして、労働者意識調査を実施します。  2点目として、市内中小企業への現状、見通しを調査するため、年に2回、市内500社への署名アンケートが実施されます。私の一般質問における答弁で、現状を正確に把握し、実態に即した適切な支援を迅速に実施するとのことでした。今後に期待するところです。  以上、医療や障害者、子育て支援、商工振興やコロナ対策、防災力の強化等実施されることについて評価をするものです。今後の市政運営におきましては、職員のコンプライアンス教育スキルアップ等、研修の強化と同時にきめ細やかな健康管理、柔軟かつ適正な収納事務、障害者雇用の促進と自然災害における備えの充実、選挙における公正な事務執行、また、今後、感染力が強いとされる変異株の感染拡大の危険にも注視する必要があります。今後、開始されるワクチン接種が有効な手段とはなりますが、ワクチン頼みにならないよう、同時にPCR検査の拡充をすることで、2021年度が一日も早く新型コロナウイルス感染の収束と市民の生活と営業の再建の年になるよう、迅速、的確な対応を求め、賛成討論といたします。(拍手) ○細田昌孝 議長  以上をもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案は、各委員長の報告のとおり、決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第25号 令和3年度戸田市国民健康保険特別会計予算 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第25号令和3年度戸田市国民健康保険特別会計予算について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する委員長の報告は、原案可決であります。  本案は、起立により採決いたします。  本案を、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。  (起立多数) ○細田昌孝 議長  起立多数と認めます。  よって、本案は、委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第26号 令和3年度戸田市市民医療センター特別会計予算市長提出議案第27号 令和3年度戸田市交通災害共済事業特別会計予算市長提出議案第28号 令和3年度戸田市海外留学奨学事業特別会計予算市長提出議案第29号 令和3年度戸田市火災共済事業特別会計予算市長提出議案第30号 令和3年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計予算 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第26号令和3年度戸田市市民医療センター特別会計予算から同第30号令和3年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計予算まで、以上5件について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案5件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案5件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案5件は、各委員長の報告どおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第31号 令和3年度戸田市介護保険特別会計予算 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第31号令和3年度戸田市介護保険特別会計予算について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する委員長の報告は、原案可決であります。  本案は、起立により採決いたします。  本案を、委員長の報告どおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。  (起立多数) ○細田昌孝 議長  起立多数と認めます。  よって、本案は、委員長の報告どおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第32号~同第38号 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第32号令和3年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計予算から同第38号令和3年度戸田市市民医療センター特別会計補正予算(第1号)まで、以上7件について討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案7件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案7件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案7件は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △請願第2号 75歳以上医療費2割化の撤回を求める意見書を政府に提出してほしい旨の請願 討論、採決 ○細田昌孝 議長  請願第2号75歳以上医療費2割化の撤回を求める意見書を政府に提出してほしい旨の請願について、討論の通告がありますので発言を許します。
     賛成討論者、5番、むとう葉子議員。 ◆5番(むとう葉子議員) それでは、日本共産党戸田市議団を代表して、請願第2号75歳以上医療費2割化の撤回を求める意見書を政府に提出してほしい旨の請願の採択を求め、討論いたします。  日本の公的医療制度は、病気やけがをして医療機関を受診した場合、治療にかかった費用の一部、1割から3割を患者が医療機関の窓口で支払い、それ以外の費用が公的医療保険から給付されることとなっています。現役世代は3割負担、70歳から74歳までは原則2割負担、後期高齢者である75歳以上は原則1割負担です。70歳から74歳までの方や後期高齢者でも、単身で年収が383万円を超えるなど現役並み所得者と認定された人は、窓口負担が3割となっています。  今回の法案は、この現役並み所得者に該当しない後期高齢者のうち、単身で年収が200万円、2人世帯で320万円を超える人の窓口負担を1割から2割に引き上げるというものです。75歳以上の高齢者といえば、最も病気にかかりやすく、糖尿病や高血圧症などの慢性疾患や骨折による通院など治療にも時間がかかる方々です。現行の原則1割負担の下であっても、後期高齢者は平均して8万円の窓口負担をしており、これは74歳以下の平均額の2倍です。この上さらに窓口負担が2倍化すれば、安心して病院に行けず、通院を減らせば病気が悪化し、ますます医療費がかかったり、手後れになったりするのではないでしょうか。結果的に国の財政を圧迫することにもつながります。こういった理由から、本請願は撤回してほしいという内容となっています。  菅首相は若い世代の負担上昇を抑えると、あたかも今回の法改正で若い世代の負担を減らせるかのような宣伝をしていますが、そうではありません。政府が提案する2割負担導入によって軽減される現役労働者の保険料負担額は、1人当たり月30円、事業主負担と合わせても月60円にすぎません。このことは2020年1月28日、参院予算委員会における政府の答弁で明らかになっています。  その一方で、この負担増が実行されれば、国と地方における公費負担は1,010億円も節税されます。国の社会保障予算の削減が目的と言わざるを得ません。新型コロナウイルス感染症で、今、みんなが医療の大切さを痛感し、重篤化しやすい高齢者の命を守ろうと必死の努力を続けています。にもかかわらず後期高齢者の負担を2倍化すれば、低い年金で厳しい生活をしている高齢者が負担を苦にした通院を控えることにもつながり、高齢者の命と健康が一層深刻化することになります。  こういった理由から、本請願を採択していただけるよう、皆さんの御賛同をお願いいたしまして、請願に対する賛成討論とさせていただきます。(拍手) ○細田昌孝 議長  反対討論者、11番、矢澤青河議員。(拍手) ◆11番(矢澤青河議員) 戸田の会を代表して、請願第2号75歳以上医療費2割化の撤回を求める意見書を政府に提出してほしい旨の請願について、反対の立場で討論いたします。  現在の後期高齢者医療保険制度の財源は、現役世代の拠出する後期高齢者支援金が4割、高齢者の保険料が1割、国・県・市町村の公費が5割で賄われており、今後さらなる高齢化が進むと、団塊の世代が75歳以上になる2025年には、後期高齢者人口は約2,200万人、国民の4人に1人の状況となり、医療費は増大し、現役世代に対する大きな負担増が想定されます。  このような想定から、政府は2月5日、75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担について、年金を含む年収が単身200万円以上、複数人世帯で合計320万円以上を対象に、これまでの1割から2割に引き上げる改正案を閣議決定いたしました。これにより、現役世代は約720億円の負担減となります。  今回の改正について、日本経済新聞社の世論調査によると、39歳以下では賛成61%、反対が35%、40歳から59歳は賛成56%、反対38%、60歳代は賛成52%、反対42%、70歳以上では賛成45%、反対50%、賛成は全体で52%に上り、反対41%を上回っております。70歳以上は反対が上回りましたが、60歳代までは賛成のほうが多く、世代が若いほど賛成が多いといった調査結果も出ております。  今回の請願について、年金暮らしの高齢者の負担増加については一定の理解を感じております。その一方で、現役世代にこれ以上負担を押しつけてよいのかとも感じており、若い世代の負担は詭弁だとの記載は疑問にも感じております。高齢者でも裕福な状況にある方もいますし、年代に関わらずコロナなどで厳しい状況の方もおります。4人に1人が後期高齢者となる将来において、一定の所得の方に対して、年齢に関わらず負担を強いるなど、何かしらの対策を行うことは致し方ないことと考えております。また、施行後3年間は負担増を、1か月当たり、最大3,000円に抑える激変緩和措置を設けるなど、受診控えを防ぐための対策を講じております。  以上のことから、本請願について賛同できないと考えております。  以上をもちまして、請願第2号75歳以上医療費2割化の撤回を求める意見書を政府に提出してほしい旨の請願についての反対討論といたします。(拍手) ○細田昌孝 議長  以上をもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する委員長の報告は、不採択であります。  本件は、起立により採決いたします。  本件を、採択することに賛成の議員の起立を求めます。  (起立少数) ○細田昌孝 議長  起立少数と認めます。  よって、本件は、不採択とすることに決定いたしました。 △請願第3号 「(仮称)戸田市川岸2丁目物流施設計画における児童生徒、周辺住民の安全確保」を求める請願 討論、採決 ○細田昌孝 議長  請願第3号「(仮称)戸田市川岸2丁目物流施設計画における児童生徒、周辺住民の安全確保」を求める請願について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本件に関する委員長の報告は、採択であります。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本件は、委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。 △議会運営委員長報告の承認について ○細田昌孝 議長  これより議会運営委員長報告の承認の件についてお諮りいたします。  議会運営委員長の報告は、これを承認することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認め、承認することに決定いたしました。 △市長提出議案第39号~同第44号 上程、説明、質疑、委員会付託 ○細田昌孝 議長  これより市長提出議案の上程に入ります。  件名を事務局長が朗読いたします。  栗原議会事務局長。 ◎栗原誠 議会事務局長  朗読いたします。  議案第39号戸田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例、議案第40号戸田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第41号戸田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第42号戸田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第43号戸田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第44号戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例。  以上でございます。 ○細田昌孝 議長  ただいま朗読いたしましたとおり、市長提出議案6件を一括上程し、直ちに議題といたします。  提出者の説明を求めます。  菅原市長。 ◎菅原文仁 市長  追加議案として提出いたします案件につきまして、御説明申し上げます。  このたび追加議案として提案いたします案件は、戸田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例をはじめとする一部改正条例が6件でございます。  詳細につきましては、それぞれ担当から説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○細田昌孝 議長  詳細説明を求めます。 ◎山本義幸 総務部長  議長。 ○細田昌孝 議長  山本総務部長。 ◎山本義幸 総務部長  議案第39号戸田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例につきまして、御説明申し上げます。  議案書No.9、1ページでございます。本案は、国において新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令が、令和3年2月13日に廃止されたことに伴い、本条例の引用規定を整備する必要が生じたことから、所要の改正を行うものでございます。  それでは、議案第39号、参考資料により御説明申し上げます。  制定附則第2項につきましては、防疫作業手当の特例となる新型コロナウイルス感染症の定義を改正し、「病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)である感染症」とするものでございます。  改正附則につきましては、施行期日を公布の日とするものでございます。  以上で議案第39号の説明を終わります。 ◎久川理恵 福祉部長  議長。 ○細田昌孝 議長  久川福祉部長。 ◎久川理恵 福祉部長  初めに、議案第40号から43号までは、介護保険関連の4つの条例の一部改正でございます。  介護保険の分野では法令により、全国一律に定められていた様々な介護サービスの運営基準等の一部が市町村に権限移譲され、本市も条例を制定し基準等を定めております。  今般、各条例が基準としている厚生労働省令がそれぞれ改正されたことに伴い、それに合わせた条例改正を行うものでございます。  それでは、議案第40号戸田市指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。  議案書の2ページから18ページでございます。地域密着型サービスとは、地域の特性に応じた柔軟な体制により提供されるサービスで、戸田市が指定、指導、監督権限を有し、原則、市民のみが利用できるサービスでございます。代表的なものとしては、認知症高齢者グループホームや小規模のデイサービスが上げられます。  参考資料2により、主な改正点を申し上げます。改正項目は9項目ございます。  1、高齢者虐待防止の推進につきましては、利用者の人権の擁護、虐待の防止等のため、委員会の開催、指針の整備、研修を実施するとともに、これらの適切な実施のための担当者を定めることを義務づけるものでございます。  2、利用者の利便性向上や業務効率化に向けた見直しにつきましては、事業所が介護保険関連情報の活用に努めることを規定するほか、ケアプラン、重要事項説明書等の説明、同意について、電磁的な対応を原則認めること、また、事業所における記録の保存について、原則として電磁的な対応を認める規定等を設けるものでございます。  3、ハラスメント対策の強化につきましては、ハラスメント対策を強化する観点から、事業所の責務に関する規定を設けるものでございます。  4、感染症や災害時の業務継続に向けた取組の強化につきましては、感染症や災害が発生した場合に、各事業所において必要な介護サービスが提供できるよう、業務継続に向けた計画の策定、研修、訓練の実施等を義務づけるものでございます。  5、感染症対策の強化につきましては、感染症の発生及び蔓延等に関する取組を徹底するため、委員会の開催、指針の整備、研修、訓練の実施等を事業所に義務づけるものでございます。また、各種会議において、テレビ電話等の活用を認めるものでございます。  6、運営基準等の見直しにつきましては、地域の特性に応じたサービスの整備、提供及び介護人材の確保の観点から、事業所における人員配置基準等の見直しを行うものでございます。  7、認知症介護研修の受講につきましては、事業所の介護に関わる全ての職員の認知症対応力の向上に向け、医療、福祉資格を持たない者に対する研修受講への取組を義務づけるものでございます。  8、地域と連携した災害対応につきましては、災害対応は地域との連携が不可欠であるため、事業所の避難訓練等において地域住民の参加が得られるよう連携に努める規定を設けるものでございます。  最後に9、その他につきましては、当該条例改正に伴う規定の整備及び文言の整理等を行うものでございます。  各項目の該当条文は、表に記載のとおりでございます。施行日につきましては、令和3年4月1日でございます。  続きまして、議案第41号戸田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。  議案書の19ページから26ページでございます。地域密着型介護予防サービスとは、議案第40号で申し上げた地域密着型サービスのうち、要支援者、いわゆる介護度の比較的軽度な方に対して提供されるサービスでございます。  参考資料2を御覧ください。改正項目は9項目ございますが、議案40号と全て同じ改正内容でございます。  1、高齢者虐待防止の推進、2、利用者の利便性向上や業務効率化に向けた見直し、3、ハラスメント対策の強化、4、感染症や災害時の業務継続に向けた取組の強化、5、感染症対策の強化、6、運営基準等の見直し、7、認知症介護研修の受講、8、地域と連携した災害対応、最後の9、その他につきましては、当該条例改正に伴う規定の整備及び文言の整理を行うものでございます。  各項目の該当条文は表に記載のとおりでございます。施行日につきましては、令和3年4月1日でございます。  続きまして、議案第42号戸田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。  議案書の27ページから31ページでございます。居宅介護支援とは、介護を必要とする要介護1以上の方に対し、居宅介護支援事業所がケアプランを作成し、介護サービスが適切に提供されるよう、サービス提供事業者との連絡調整などの支援を行うものでございます。  参考資料2を御覧ください。改正項目は6項目ございますが、1、高齢者虐待防止の推進、2、利用者の利便性向上や業務効率化に向けた見直し、3、ハラスメント対策の強化、4、感染症や災害時の業務継続に向けた取組の強化、5、感染症対策の強化、以上5項目については議案第40号及び41号と同じ改正内容でございます。  6、質の高いケアマネジメントの推進につきましては、ケアマネジメントの質の向上に向け、ケアプランの妥当性について、利用者及び保険者に対して説明する仕組みを規定するものでございます。  各項目の該当条文は表に記載のとおりでございます。施行日につきましては、各制度の開始日に合わせ、表の記載のとおりとするものでございます。  続きまして、議案第43号戸田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。  議案書の32ページから35ページでございます。指定介護予防支援とは、介護を必要とする比較的軽度な方、いわゆる要支援者に対し、地域包括支援センターがケアプランを作成し、介護サービスが適切に提供されるよう、サービス提供事業者との連絡調整などの支援を行うものでございます。  参考資料2を御覧ください。改正項目は、1、高齢者虐待防止の推進、2、利用者の利便性向上や業務効率化に向けた見直し、3、ハラスメント対策の強化、4、感染症や災害時の業務継続に向けた取組の強化、5、感染症対策の強化、以上5項目でございますが、議案第42号と同じ改正内容でございます。  各項目の該当条文は表に記載のとおりでございます。施行日につきましては、令和3年4月1日でございます。  続きまして、議案第44号戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について申し上げます。  議案書の36ページでございます。本案は、新型コロナウイルス感染症を定義する文言を変更するものでございます。  それでは、参考資料、新旧対照表を御覧ください。これまで、新型コロナウイルス感染症の定義については、新型インフルエンザ等対策特別措置法附則第1条の2の規定に基づいておりましたが、同法の改正により文言を変更するものでございます。  施行日につきましては、公布の日からとするものでございます。  以上で説明を終わります。 ○細田昌孝 議長  以上で説明は終了いたしました。  これより質疑に入ります。
     初めに、議案第39号に対する質疑を許します。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第40号に対する質疑を許します。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第41号に対する質疑を許します。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第42号に対する質疑を許します。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第43号に対する質疑を許します。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第44号に対する質疑を許します。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより委員会付託を行います。  議案第39号については、総務常任委員会に、議案第40号から同第44号までについては、健康福祉常任委員会にそれぞれ付託いたします。  この際、休憩いたします。  休 憩 12時32分  開 議 16時15分 ○細田昌孝 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △市長提出議案等に関する各委員長報告並びに質疑 ○細田昌孝 議長  議案第39号から同第44号まで、各委員長から審査結果報告書が提出されておりますので、お手元に配付しておきましたから御了承願います。  各委員長から審査の経過並びに結果について報告を求めます。  総務常任委員長、14番、峯岸義雄議員。 ◎峯岸義雄 総務常任委員長  それでは、総務常任委員が付託を受けました議案1件の審査結果を御報告申し上げます。  議案第39号戸田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例につきましては、審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、総務常任委員長報告といたします。 ○細田昌孝 議長  健康福祉常任委員長、11番、矢澤青河議員。 ◎矢澤青河 健康福祉常任委員長  それでは、健康福祉常任委員会が付託を受けました案件の審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。  初めに、議案第40号戸田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について、委員から本改正が4月1日施行であるが、事業者は対応可能かについて質疑があり、執行部から、事業所の準備が必要なものについては、3年間の経過措置があり、その間、市も様々な支援をしていくとの答弁がありました。  また、人員規定の緩和による影響について質疑があり、執行部から、国が利用者の処遇に影響がない範囲で見直したことに伴い、グループホームにおける計画作成担当者の配置基準等が変更となったとの答弁がありました。  また、計画作成担当者の負担増による質の確保に対する市の考えについて質疑があり、執行部から、国が専門家を交えて利用者に影響がないと判断した上で基準緩和が実施された経緯があり、サービス水準は維持されると考えているとの答弁がありました。  そのほか、種々質疑を交わし審査しましたが、討論に際し、一委員から、全体的に人員配置の緩和がされており、コロナ禍の影響もある中で人員の削減はサービスの質の低下が懸念されるところであると考えることから、本案に反対するとの討論がありました。採決の結果、賛成多数により、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第41号戸田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、討論に際し、一委員から、議案第40号と同様の理由により、本案に反対するとの討論がありました。採決の結果、賛成多数により、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第42号戸田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例については、委員から、質の高いケアマネジメントの推進について質疑があり、執行部から、訪問介護の利用回数が多い方への対応として、訪問介護が利用サービスの大部分を占める、ケアプランを作成している居宅介護支援事業所を抽出し、その事業所について、点検、検証する仕組みが導入され、今後、国から詳細が示されるとのことなので注視していきたいとの答弁がありました。審査した結果、異議なく、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第43号戸田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例及び議案第44号戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例については、種々質疑を交わしたところでありますが、審査した結果、いずれも異議なく、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  最後に、追加議案を受けて、委員から、今回のように追加議案として上程された場合は、審査時間が十分に確保できないことから、今後、極力早い段階での上程に努めてもらいたいとの要望がありました。  以上、申し上げ、健康常任委員長報告といたします。 ○細田昌孝 議長  以上をもって各委員長の報告は終わりました。  これより各委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  討論通告受付のため、休憩いたします。  休 憩 16時21分  開 議 16時21分 ○細田昌孝 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △市長提出議案第39号 戸田市職員の特殊手当に関する条例の一部を改正する条例 討論、採決 ○細田昌孝 議長  これより討論、採決に入ります。  議案第39号戸田市職員の特殊手当に関する条例の一部を改正する条例について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する委員長の報告は、原案可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案は、委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第40号 戸田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第40号戸田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について、討論通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する委員長の報告は、原案可決であります。  本案は、起立により採決いたします。  本案を、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。  (起立多数) ○細田昌孝 議長  起立多数と認めます。  よって、本案は、委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第41号 戸田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第41号戸田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する委員長の報告は、原案可決であります。  本案は、起立により採決いたします。  本案を、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。  (起立多数) ○細田昌孝 議長  起立多数と認めます。  よって、本案は、委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第42号 戸田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 △市長提出議案第43号 戸田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 △市長提出議案第44号 戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例 討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第42号戸田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例から、同第44号戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例まで、以上3件について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案3件に関する委員長の報告は、原案可決であります。  本案3件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
     (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案3件は委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第45号 戸田市教育委員会委員長の任命について △市長提出議案第46号 戸田市教育委員会委員の任命について 上程、説明 ○細田昌孝 議長  これより議案第45号戸田市教育委員会委員長の任命について及び同第46号戸田市教育委員会委員の任命についてを上程し、直ちに議題といたします。  提出者の説明を求めます。  菅原市長。 ◎菅原文仁 市長  それでは、追加議案として提案いたします案件につきまして、御説明を申し上げます。  このたび追加議案として提案いたします案件は、人事案件2件でございます。  初めに、議案45号について申し上げます。本案は、令和3年3月31日に任期満了となります戸田市教育委員会教育長、戸ヶ崎勤氏を引き続き任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の御同意をいただきたく提案するものでございます。  次に、議案第46号について申し上げます。本案は、戸田市教育委員会委員、鈴木晃氏の任期が令和3年3月31日をもって満了いたしますことから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の御同意を得て、長道修氏を新たに任命いたしたく、提案するものでございます。  以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○細田昌孝 議長  この際、休憩いたします。  休 憩 16時25分  開 議 16時33分 ○細田昌孝 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。 △市長提出議案第45号 戸田市教育委員会教育長の任命について 質疑、委員会付託省略、討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第45号戸田市教育委員会教育長の任命についてお諮りいたします。  本案は、質疑を終結し、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  討論を終結し、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認め、討論を終結し採決いたします。  本案は、同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認め、同意することに決定いたしました。 △市長提出議案第46号 戸田市教育委員会委員の任命について 質疑、委員会付託省略、討論、採決 ○細田昌孝 議長  議案第46号戸田市教育委員会委員の任命について、お諮りいたします。  本案は、質疑を終結し、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  討論を終結し、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認め、討論を終結し採決いたします。  本案は、同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認め、同意することに決定いたしました。 △時間延長の宣告 ○細田昌孝 議長  定められた時間内に議事が終了する見込みがありませんので、時間延長いたします。 △委員会提出議案第1号 戸田市議会委員会条例の一部を改正する条例 △委員会提出議案第2号 戸田市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例 上程、説明、質疑、討論、採決 ○細田昌孝 議長  これより委員会提出議案第1号戸田市議会委員会条例の一部を改正する条例及び同第2号戸田市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例を上程し、議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎熊木照明 議会運営委員長  議長。 ○細田昌孝 議長  議会運営委員長、26番、熊木照明議員。 ◎熊木照明 議会運営委員長  委員会提出議案第1号及び第2号における提案理由及び改正内容について、一括して御説明いたします。  初めに、委員会提出議案第1号戸田市議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。  戸田市行政組織条例の一部を改正する条例が、令和3年4月1日に施行され、同日から行政組織の名称が一部変更されます。これに伴い、戸田市議会委員会条例に規定しております各常任委員会が所管している行政組織の名称についても、所要の改正を行うものであります。  それでは、改正内容について御説明申し上げます。お手元に配付しております、新旧対照表を御覧願います。  まず、第2条第2項第1号中の政策秘書室につきましては市長公室に、総務部、財務部につきましては企画財政部、総務部に、同項第3号中の福祉部、こども青少年部につきましては健康福祉部、こども健やか部に、同項第4号中の上下水道部につきましては水安全部に、それぞれ改めるものであります。  最後に、附則といたしまして、施行期日を戸田市行政組織条例の一部改正に合わせ、令和3年4月1日からとするものであります。  次に、委員会提出議案第2号戸田市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。  令和2年12月定例会最終日に、議会改革特別委員長より報告がありましたとおり、政務活動費の運用指針が、令和3年4月1日に施行されます。これに伴い、同運用指針の根拠規定であります、戸田市議会政務活動費の交付に関する条例の別表について、広聴費の内容を改めますとともに、そのほかの項目の字句等につきましても見直しを行うものであります。  それでは、改正内容について、御説明申し上げます。お手元に配付しております、新旧対照表を御覧願います。  まず、別表の項目の広聴費につきましては、「会派が住民からの市政に関する要望又は意見を吸収するための会議及び会派の政策等を審議するための会議に要する経費(会場費、器材借上げ費、印刷費、茶菓子代等)」と記載しております内容を、「会派が行う住民からの市政及び会派の活動に対する要望又は意見の聴取等の活動に要する経費(アンケート代、印刷製本代、会場費、器材借上げ費、茶菓子代等)」に改めるものであります。  また、広聴費以外の項目、研修費、調査費、資料作成費、資料購入費、広報費、人件費、事務諸費、その他につきましては、字句及び例示の表記を見直し、改正を行うものであります。  最後に、附則となりますが、本条例を令和3年4月1日から施行するものであります。  以上、本案2件につきましては、よろしく御決定くださいますようお願い申し上げまして、説明といたします。 ○細田昌孝 議長  お諮りいたします。本案2件は、質疑を終結し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  討論を終結し、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認め、討論を終結し採決いたします。  本案2件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案2件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。 △閉会中継続審査事項の委員会付託 ○細田昌孝 議長  次に、各委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付の継続審査事項表のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。  お諮りいたします。本件は、申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○細田昌孝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本件は、申出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。  【参照】巻末資料436ページ △退職部長相当職挨拶 ○細田昌孝 議長  この際、3月31日をもって退職される部長職から御挨拶をお願いいたします。  初めに、山本総務部長。 ◎山本義幸 総務部長  議長のお許しをいただきましたので、定年退職に当たりまして、御礼の挨拶を申し述べさせていただきます。  私は戸田市役所に入庁後、38年間、勤めさせていただきました。この間、多くの得難い経験をさせていただき、このたび、定年退職を迎えることができます。これは、ひとえにこれまで御指導いただきました市長、そして、議員の皆様、今まで各部署で支えていただいた職員の皆さんのおかげであり、この機会に改めまして御礼を申し上げます。  私が入庁しましたのは、昭和58年、1983年でございました。埼京線はまだ開通前、市内に駅はなく、戸田市が大きく発展していこうとしている、まさにそのような時代でありました。ちょうど市立図書館、郷土博物館の開館を控えた年であり、専門職の募集があり選考していたことから、応募したのが本市との御縁でございました。  入庁後、図書館に配属され、司書として新館の開設準備からオープンに関わるという希望した職に就くことができました。まだ、本が並んでいないがらんとした新曽の図書館の様子が印象深く思い出されます。その後、本庁に異動し、社会教育主事として生涯学習の分野に携わり、多くの市民の方々と一緒に取り組む機会を得て、見識を広めることができました。後の教育部長としての期間も含めますと、一番長くお世話になったのが教育委員会でございました。  市長部局では総合政策室、行政経営課と企画、行革部門で仕事をさせていただき、効率的な行政運営のツールとなる行政評価の導入にも関わることができました。また、秘書広報課、政策秘書室と、いわゆる官房部門の仕事にも携わらせていただき、とても得難い経験となりました。  特に印象に残っている仕事は、3次後期と5次の2度、総合振興計画の策定に関わることができたことでございます。策定を通じ、戸田市の変化を見ることができたのは、私にとって大変意義深い仕事でありました。また、政策研究所の開設に携わることができたことも、興味深い取組でございました。  公営企業である上下水道事業では、初めての企業会計に戸惑いながらも、当時、先進的であった上下水道一体の包括委託を、職員の協力を得ながら一丸となり導入できたことが印象に残っております。  こうして、今、38年間を振り返りますと、異なる分野においても常に興味を持ち、仕事に当たってこられたのは、大変幸せなことであったと思います。気持ちをどこに向け、それをどう保つかは、自分次第なのだと改めて感じているところでございます。  今後は、また異なる立場で戸田市に関わることとなりますが、引き続き様々なことに対して興味を欠かさず、市政のお役に立てるよう気持ちを保ってまいります。  結びに、昨年来続く新型コロナ禍の中、本市においても対応やワクチン接種など、まだまだ大変な状況が続くと思われますが、皆様の御健勝と戸田市のますますの発展を祈念いたしまして、退職の挨拶とさせていただきます。  長きにわたりお世話になりました。本当にありがとうございました。(拍手)
    ○細田昌孝 議長  次に、栃本消防長。 ◎栃本由兼 消防長  議長よりお許しをいただきましたので、恐縮ではございますが、定年退職に当たりお礼の御挨拶を申し上げます。  私は、昭和54年4月、消防本部に採用され、以来42年間、本市消防行政に携わらせていただきました。曲がりなりにも職務を全うし、定年退職を迎えられることは、私自身、大きな喜びであり、これもひとえに菅原市長はじめ、多くの先輩、皆様方の御指導、御支援のたまものと心から感謝申し上げます。  入庁した昭和54年は、インベーダーゲームの大流行、第2次石油ショック、国公立大学共通一次試験実施、自動車電話サービスを東京23区で開始、ドラえもんの放送開始などがあり、戸田市では、彩湖を含む荒川第一調整池が生み出す広大な水辺空間を活用するため、道満グリーンパークの建設に着手した年でありました。  私の歩みを振り返ると、消防隊、救助隊、平成6年から3年間、埼玉県防災航空隊への派遣、その後、救助隊長として6年、予防課6年、総務課主幹を経て消防署課長、総務課長、消防署長、消防本部次長、最後の2年間、消防長として務めさせていただきました。  私が経験した最大の災害活動は、埼玉県防災空港隊派遣期間中に発生した、阪神・淡路大震災で、私自身、現地での活動は1週間でありましたが、目の当たりにした神戸の様子、活動経験は、その後の消防活動、活動方針の決定に大きな影響を及ぼしたことを覚えています。  消防の教えの一つに、訓練をやめるときは制服を脱ぐときであるという言葉があります。訓練に取り組む姿勢や訓練の大切さを教える言葉でありますが、いよいよ私自身、定年退職の日を迎えます。コロナ禍で緊張状態が続いておりますが、市民の負託に応えるべく365日変わることのない消防体制を担う一人の職員として、その役割が終わる日まで、しっかりと務めてまいりますので、最後までよろしくお願い申し上げます。  結びに、議員の皆様のますますの御活躍、本市の限りない発展を心から御祈念申し上げ、退職の挨拶とさせていただきます。  長い間、本当にありがとうございました。(拍手) ○細田昌孝 議長  ありがとうございました。長年にわたる市政への御尽力に心から敬意を表するとともに、今後の御健勝、御活躍を心からお祈り申し上げます。  長い間、誠にありがとうございました。 △市長挨拶 ○細田昌孝 議長  この際、閉会に先立ち、市長より発言の申出がありますので、これを許します。  菅原市長。 ◎菅原文仁 市長  令和3年3月戸田市議会定例会の閉会に当たり、御挨拶を申し上げます前に、2点、御報告させていただきます。  初めに、2月24日の本会議で御報告させていただきました、議員に対する選挙管理委員会事務局職員の不適切な言動に関しましては、戸田市職員懲戒委員会に諮り、本日付で当該職員に懲戒処分の発令をいたしましたことを御報告させていただきます。  なお、今後はこのようなことのないよう、職員の綱紀保持に努めてまいります。  続きまして、民間企業との災害協定の締結について申し上げます。  去る3月23日に、埼玉県石油商業組合戸田支部と災害時の緊急車両や避難所等への燃料の優先供給について、また、ロイヤルホームセンター株式会社と災害時の生活物資や応急資機材の供給及び大規模水害が発生するおそれがあるときの緊急避難場所としての店舗屋上駐車場の開放について、それぞれ協定を締結いたしましたことを御報告させていただきます。  報告は以上でございます。 ◎菅原文仁 市長  それでは、改めまして、閉会に当たり御挨拶を申し上げます。  本定例会は2月22日に開会し、本日まで33日間の会期の中、御提案申し上げました新年度予算等、多くの重要案件につきまして慎重審議を賜り、御決定いただきましたことに心から御礼を申し上げます。  議員各位より賜りました御意見、御要望等につきましては、真摯に受け止め、今後の市政運営に生かしてまいる所存でございます。  さて、1月7日に発出されて以来、2月半にわたって継続されてまいりました緊急事態宣言が、3月21日をもって解除されました。この間、多くの市民の皆様に御協力をいただき、年末には1日平均で20人を超えていた市内の新規感染症数も、現在は2人以下まで減少してきております。  また、ワクチン接種につきましても、本市は4月19日より、高齢者施設の入所者や85歳以上の高齢者へのワクチン接種を始める予定にしております。  しかしながら、本市を含む首都圏の新規感染者数は下げ止まりの状況にあります。ワクチン接種を滞りなく進めていくためにも、新規感染を抑制して、医療機関の負担を軽減していかなければなりません。  市といたしましては、感染拡大防止のため、引き続き新しい生活様式の徹底の普及、啓発などに努めるとともに、迅速かつ確実なワクチン接種に向けて、今後も取り組んでまいります。  結びに、議員各位におかれましては、御自身の体調管理にも十分御留意され、今後とも市政発展のため、より一層、御活躍されますよう御祈念を申し上げ、閉会に当たりましての私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 △議長挨拶 ○細田昌孝 議長  閉会に当たりまして、私からも一言、御挨拶申し上げます。  今定例会は議員改選後、新たな顔ぶれによる初めての定例会となりました。議員の皆様におかれましては、PCR検査を受けていただき、無事陰性であることを確認して臨んだ33日間の会期の中で、新年度当初予算をはじめとする多くの議案を慎重審議いただき、ここに閉会の運びとなりました。  議員並びに理事者各位の御協力によりまして、円滑な議会運営ができましたことを、心より深く感謝申し上げます。  さて、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言は解除されたものの、感染者数はいまだ収まる見通しが立っていない状況であります。そうした中、4月1日から戸田市第5次総合振興計画がスタートいたします。この計画が描く本市の将来都市像の実現に向けて、市民、行政、議会の三者が引き続き協働で取り組んでいかなければなりません。  皆さんにおかれましては、これまで以上に新型コロナウイルス感染防止策を徹底するなど、健康管理に十分御留意され、市政発展のため、さらなる御活躍をされますよう御祈念申し上げまして、挨拶とさせていただきます。 △閉会の宣告 ○細田昌孝 議長  以上をもって本定例会の日程は全部終了いたしました。  これをもって令和3年3月戸田市議会定例会を閉会いたします。  閉 会 16時57分...