戸田市議会 2020-12-16
令和 2年12月定例会−12月16日-07号
〇
出席議員(25人)
1番 矢 澤 青 河 議員 2番 浅 生 和 英 議員 3番 佐 藤 太 信 議員
4番 十 川 拓 也 議員 5番 林 冬 彦 議員 6番 むとう 葉 子 議員
7番 本 田 哲 議員 9番 竹 内 正 明 議員 10番 石 川 清 明 議員
11番 細 田 昌 孝 議員 12番 遠 藤 英 樹 議員 13番 馬 場 栄一郎 議員
14番 峯 岸 義 雄 議員 15番 斎 藤 直 子 議員 16番 土 屋 英美子 議員
17番 花 井 伸 子 議員 18番 酒 井 郁 郎 議員 19番 三 輪 なお子 議員
20番 手 塚 静 枝 議員 21番 三 浦 芳 一 議員 22番 榎 本 守 明 議員
23番 熊 木 照 明 議員 24番 伊 東 秀 浩 議員 25番 山 崎 雅 俊 議員
26番 高 橋 秀 樹 議員
〇説明者
菅 原 文 仁 市長 内 田 貴 之 副市長 戸ヶ崎 勤 教育長
栃 本 由 兼 消防長 山 本 義 幸
総務部長 駒 崎 稔 財務部長
櫻 井 聡
市民生活部長 久 川 理 恵
福祉部長
松 山 由 紀
こども青少年部長 小 森 敏
都市整備部長
今 井 教 雄
市民医療センター事務長 山 上 睦 只
教育部長
石 橋 功 吏
上下水道部長 住 野 昌 洋
政策秘書室長
開 議 10時00分
△開議の宣告
○
手塚静枝 議長 おはようございます。これより本日の会議を開きます。
本日の
議事日程につきましては、お手元にお配りしたとおりでありますので、御了承願います。
△
市長提出議案等に関する各
委員長報告並びに質疑
○
手塚静枝 議長 これより
市長提出議案等を一括議題といたします。
各委員長から審査結果についてそれぞれ報告書が提出されておりますので、お手元に配付しておきましたから御了承願います。
各委員長から審査の経過並びに結果について、順次報告を求めます。
総務常任委員長、11番、
細田昌孝議員。
◎細田昌孝
総務常任委員長 おはようございます。
それでは、本定例会におきまして、
総務常任委員会が付託を受けました各案件の
審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。
初めに、議案第76号戸田市
行政組織条例等の一部を改正する条例については、審査した結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第83号戸田市
火災予防条例の一部を改正する条例について申し上げます。
委員から、50キロワット以上の
急速充電設備の安全性について質疑があり、執行部から、今回の
条例改正により、設備からの出火を事前に防止するための新たな基準が追加されていることと、万が一出火した場合でも建物から3メートル以上離して設置することが規定されるため、二重の安全性が確保されるとの答弁がありました。
審査した結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第86号戸田駅
西口駅前交通広場整備工事請負契約については、
当該施設を所管する文教・
建設常任委員会の意見を踏まえ、審査を行ったところであります。意見の内容といたしましては、
工事用搬入路について事前に業者と十分に打合せを行い、搬入路の確保には留意すること、
工事用車両の
出入口付近の住民には十分に事前説明を行うこと、周辺住民の日常生活に支障のないよう万全の騒音・
振動対策を講じること、工期を厳守するとともに、工事及び
資材搬入等に当たっては通行に支障のないよう、事故防止に万全の対策を講じること、
建設機器、資材の管理に十分留意することの、以上5点でありました。
委員から、1社応札は請負金額が高騰する要因になるという指摘もあることから、今後は改善をお願いしたいとの意見があり、執行部から、事前に公表している予定価格を超える金額を積算している業者は応札しないため、今回、1社応札になったと考えている。今後は案件に応じて地域要件を広げ、対象となる業者数を増やすことを検討していきたいとの答弁がありました。
審査した結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第87号財産の取得について(
市立小・中学校学習系学習者用パソコン機器一式)及び議案第88号財産の取得について(
戸田東小・中学校新
校舎備品一式)については、委員から、議案第86号と同様に応札が増えるような方法を検討してもらいたいとの意見がありました。
審査した結果、本案2件は、それぞれ異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第97号令和2年度戸田市
一般会計補正予算(第7号)のうち、当
委員会所管部分につきましては、種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、本定例会で付託を受けました
令和元年請願第1
号日本政府に対し「
核兵器禁止条約」への一日も早い署名・批准を求める請願及び令和2年請願第2号唯一の
戦争被爆国・日本の政府に「
核兵器禁止条約」の署名・批准を求め、条約の実効性を高めるための主導的な役割を果たすよう求める請願につきましては、一委員から、請願者は、政府が条約に批准することは強い
政治的道義を示すと訴えており、主導的な役割を果たすよう意見書の提出を求めている。
議員改選前の今議会での採択を求めるという意見がありました。
一方、複数の委員から、
核兵器廃絶に向けた思いはあるが、本件は複雑な問題であり、まだ結論を出すことが難しいとの意見が出され、当委員会といたしましては
継続審査とすることに決定いたしましたので、御了承願います。
以上が本定例会において
総務常任委員会が付託を受けました議案6件及び請願2件の
審査経過並びに結果であります。
続きまして、当委員会における
年間活動内容について御報告申し上げます。
当委員会では、
年間活動テーマを「
危機管理の強化について」に設定し、
調査研究を行ってまいりました。執行部から複数回にわたり戸田市
防災基本条例の制定に向けた取組について
ヒアリングを行い、現状を把握するとともに、10月に
新曽中学校、
福祉保健センター、
戸田競艇企業団の
防災備蓄倉庫を視察し、食糧品や救助用具、
感染症対策用具の
備蓄状況の確認を行いました。
これらを踏まえ、本日、お手元に配付しました、避難所における
防災備蓄及び
感染症対策に関する要望書を作成し、去る12月8日に執行部に提出した次第であります。
本要望書は、近年頻発している豪雨等による大規模な災害や
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大を背景といたして、避難所における
防災備蓄に関することと、
感染症対策について計10点の要望を行うものであります。
まず、
新曽中学校についてでありますが、1点目は、避難者の
避難スペースとなる体育館と
防災備蓄倉庫の位置が離れている。学校の改築や増築をする場合、
教育委員会と連携して場所を検討すること。2点目は、小中学校の
防災備蓄倉庫には備蓄品が目いっぱい詰まっている状態で、いざというときに出しづらい状況である。小さめのサイズの
防災備蓄倉庫を分散して配置するなど、
防災備蓄倉庫の増設を含めて検討すること。以上2点を要望しております。
次に、
戸田競艇企業団についてでありますが、1点目は、現在は周辺4町会だけの
備蓄品対応だが、今後、エリアの拡大を検討すること。2点目は、戸田市、
競艇企業団が連携し、
戸田競艇場の広い空間を避難所として有効活用すること。3点目は、
戸田競艇場が避難所として利用できることを市民へ周知徹底すること。4点目は、避難者の数によっては
戸田競艇企業団の職員だけでは対応できないため、市の職員を派遣するなどの協力を行うこと。以上4点を要望しております。
次に、その他
防災備蓄倉庫全体に言えることとして、1点目は、非
常用発電機は整備してあるが、携帯電話、
スマートフォンの充電器の備蓄はないといった
防災備蓄倉庫がある。実際の使用場面を想定した備蓄品を備えること。2点目は、避難所において炊き出しを行うためのガスコンロや調理器具などを備えること。以上2点の要望を行っております。
最後に、避難所における
感染症対策についてでありますが、感染症の疑いのある避難者への対応策として、一般の避難所で受け入れる場合には、人権やプライバシーに配慮した
専用スペースを設けることと、
感染症対策キットの十分な備蓄に向けた協議を要望しております。
以上が要望書の概要でありますが、執行部におかれましては、本要望書の内容を踏まえて、避難所における適正な
防災備蓄及び
感染症対策に御尽力いただくようお願いいたします。
最後に、執行部より、
新型コロナウイルス感染症協力医療機関助成金の
申請状況と今後について、
庁舎スロープ改修等工事設計について、戸田市立少年自然の家の処分方針について、令和3年度組織改正(案)について、戸田市第5次
総合振興計画基本計画(案)に係る
パブリック・
コメントについて、第2期戸田市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略(案)に係る
パブリック・
コメントについて、戸田市
国土強靱化地域計画(案)に係る
パブリック・
コメントについて、戸田市
防災基本条例(案)概要版への意見募集について、他機関主催の訓練の参加について、戸田市
行財政改革大綱(案)に係る
パブリック・
コメントについて、及び戸田市
防災基本条例(案)概要版の
パブリック・
コメント進捗状況について、以上11件の報告がありましたことを申し添え、
総務常任委員長報告といたします。
○
手塚静枝 議長 文教・
建設常任委員長、9番、
竹内正明議員。
◎竹内正明 文教・
建設常任委員長 おはようございます。
それでは、本定例会におきまして文教・
建設常任委員会が付託を受けました各案件の
審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。
初めに、議案第80号戸田市
屋外広告物条例の一部を改正する条例について。
委員から、どのような規制が緩和されたのかとの質疑があり、執行部から、
公共デジタルサイネージなどの設置や
維持管理費に
広告料収入を充てることや、法人その他の団体が地域における公共的な活動の
自主財源確保を目的とし、良好な景観形成に寄与する場合に限り、
屋外広告物の
表示禁止地域内であっても
一般広告物を表示できることとなるとの答弁があり、審査した結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第81
号戸田市営住宅条例の一部を改正する条例、議案第82号戸田市
道路占用料条例の一部を改正する条例及び議案第84
号戸田市立学校設置条例の一部を改正する条例、以上3件につきましては、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第90
号損害賠償の額を定めることについて、申し上げます。
委員から、
プロジェクター機器の一部である
ケーブル延長送信機を紛失したことについて、大
規模設備改修業者等への確認はされたのかとの質疑があり、執行部から、紛失した送信機をつないでいた
プロジェクター機器とは別の
視聴覚機器の撤去業者や
設備改修業者への確認を行ったが、期間が経過していることもあり、発見には至らなかったこと、また、今後の管理について、再発のないよう、
リース機器等の適正な管理に努めていく旨の答弁があり、審査した結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第95号町の区域を新たに画し及び変更することについて、申し上げます。
委員から、向田という昔の名称を残してほしいという声はなかったのかという質疑があり、執行部から、向田町会は残してほしいという話はあったが、昨年8月に行った
アンケート調査の結果、美女木北という意見が多かったということもあり、向田町会とその結果について話合いをしたところ、住民の意見は尊重するべきとの結論に至ったとの答弁があり、審査した結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第96
号市道路線の廃止について、申し上げます。
委員から、廃止に当たり
地域住民の理解は得られているのかとの質疑があり、笹目南町会、早瀬町会及び近隣の大
規模共同住宅への説明を行うとともに、橋の両側に撤去するに至った経緯の掲示を行ったことで理解を得ているものと判断しているとの答弁があり、審査した結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第97号令和2年度戸田市
一般会計補正予算(第7号)のうち、当
委員会所管部分、議案第101号令和2年度戸田市新曽第一
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第103号令和2年度戸田市新曽第二
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、以上3件につきましては、審査した結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、本定例会で付託を受けました請願第3号子供一人一人を大切にし、感染症にも強い少
人数学級を求める請願について申し上げます。
委員から、一人一人に行き届いた教育を保障し、ゆとりを持って分かりやすい授業を行ってもらうために、国に対して意見書を上げるべきではないかとの意見や、ほかの委員からは、少
人数学級のよい面もあれば悪い面もあり、大勢の
子供たちの中から意見を出し合うことから学ぶ部分もあるため、必ずしも少
人数学級がよいとは言えないといった意見もありました。また、教員不足や教室不足に陥る状況や、その対応には多額の予算が必要となることから、現段階では結論を出すのは難しいとの意見がありました。
その他、複数の委員からも同様の意見があり、当委員会におきましては、慎重に審査を行っていく必要があるとの結論に至り、
継続審査といたしましたので、御了承願います。
次に、
年間活動テーマについて申し上げます。
当委員会では、「
教育現場の
課題解決に向けて〜児童・生徒と向き合うために〜」を
メインテーマに設定し、調査を行いましたので、御報告をいたします。
まず、
メインテーマ設定時、働き方改革や不
登校対策など様々な課題を抱えている
教育現場について、
子供たちと向き合うための
調査研究を行っていくこととしておりました。しかしながら、
新型コロナウイルス感染症の影響から学校が一斉休業となり、その間の対応や
学校再開後の対応において新たな課題が生じたことにより、様々な課題の中でも急遽始まった
オンライン学習の在り方及び不
登校児童生徒への
アプローチについて調査を進めていくこととし、8月から10月にかけて執行部から、
オンライン学習についての
取組状況について説明を受けました。また、10月には
学校現場の
状況把握として、戸田第一小学校の校長先生をお招きし、説明を受け、種々質疑を交わしました。
これらの調査を踏まえて、本日、お手元に配付をいたしました「
教育現場の
課題解決に向けて〜児童・生徒と向き合うために〜
調査報告書」として取りまとめ、去る12月8日に執行部に提出した次第であります。
本報告書の趣旨を申し上げますと、これまでも教員の負担増については課題が様々ありましたが、
コロナ禍において始まった形式として、
オンライン学習と対面授業の
ハイブリッド型が本市の新たな教育の手法の一つとなり、また、この
ハイブリッド型の教育手法が
教育現場の様々な課題を解決してくれることを望み、また、
コロナ禍という未曽有の状況を記録するという意味でも、執行部からの報告や
ヒアリングを基に
調査報告書として取りまとめたものであります。
まず、ICTの
活用状況につきましては、4月28日から始まった
オンライン学習は、主に動画の配信を行い、動画の内容に基づいて紙のプリントや
デジタルコンテンツによる学習を行うものでありました。内容につきましては、
教科学習だけではなく、
学校生活の過ごし方、持ち物、教室の場所、鉛筆の持ち方、校歌などや学習の取り組み方のほか、朝の健康観察を
オンラインによる対面で行ったり、
教科学習を中継した学校もあったりしたとのことで、動画撮影においては何度も撮り直しや編集をしたために時間がかかったという教員の苦労話もありました。
また、不
登校児童生徒への
アプローチとしての
オンライン学習は各地で事例も創出されつつあり、効果もあると考えているが、基本的には学校からの電話や訪問など個に応じた丁寧な支援が重要であると考えているため、支援の方策の一つとして
オンラインを活用した授業の提供なども検討していきたい旨を確認できました。
次に、
学校現場での取組として、
戸田市立戸田第一小学校の状況を調査いたしました。
コロナ禍においても学びを止めないこと、
子供たちの心をつなぐために様々な取組を確認することができました。例年実施しているゲストティーチャーによる授業を、別室から5クラス同時に映像を配信し、
質疑応答も各教室からモニターを通して行ったとのことであります。また、9月には
オンライン授業参観を行い、
固定カメラによる映像をライブ配信し、保護者に見てもらったとのことであり、
子供たちの学校での様子を少しでも伝えたいという学校の思いがあったとのことでありました。学校での様々な取組により、
オンラインによる効果はまだ不明であるが、例年と比べて差はなかったということや、休業の遅れも回復しつつあるとの確認ができました。
当委員会といたしましても、
GIGAスクール構想が前倒しとなり、さらに
オンライン化をはじめとするICTの活用は進んでいくと思われます。今後、
子供たちの将来のためのさらなるICTの活用となることを願い、また、本市における
ウィズコロナの
学校づくりが全国のモデルとなるよう期待し、これからも後押しができるように引き続き取り組んでいきたいと思います。
次に、活動の成果でありますが、
新型コロナウイルスの
感染拡大から先進地の視察なども実施できず、初めての経験に、どう進めていくか苦慮いたしました。議論を重ね、それぞれの委員が地域からの声を伝え、現場の状況などについて課題や効果などの質問を重ね、
調査報告書を作成したことが最たる成果であると考えております。
以上が当委員会における
年間活動テーマの概要及び結果であります。
最後に、今定例会中の委員会におきまして、執行部から、戸田市
移動等円滑化促進方針(素案)に関する
パブリック・
コメントについて、第2次戸田市
歩行者自転車道路網整備計画(素案)に関する
パブリック・
コメントについて、
市内小中学校における
新型コロナウイルス感染症の状況について、
教育振興計画パブリック・
コメントについて、
校外学習及び
体育的行事の
実施状況について、
長期次世代教員養成プログラムTESTについて、及び
生徒指導案件について、以上7件の報告を受けましたことを申し添え、文教・
建設常任委員長報告といたします。
○
手塚静枝 議長
健康福祉常任委員長、25番、
山崎雅俊議員。
◎山崎雅俊
健康福祉常任委員長 おはようございます。
それでは、
健康福祉常任委員会が付託を受けました案件の
審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。
初めに、議案第77号戸田市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第78
号戸田市営福祉住宅条例の一部を改正する条例、議案第79号戸田市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例、議案第85号戸田市
学童保育室条例の一部を改正する条例、議案第89
号損害賠償の額を定めることについて、議案第92
号指定管理者の指定について(
戸田市立心身障害者福祉センター・
戸田市立福祉作業所もくせい園)及び議案第93
号指定管理者の指定について(
戸田市立福祉作業所ゆうゆう・
戸田市立福祉作業所かがやき)、以上7件につきましては、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第94
号指定管理者の指定について、委員から、
児童センタープリムローズの
指定管理者選定における2次審査前に行われた、
指定管理者候補者に対する
施設設備に関する説明について質疑があり、執行部から、
施設管理に関する個別の詳細な書類の提示はしなかったが、事前の現地視察を実施し、
老朽化箇所や
設備管理及び
操作方法等の説明や
質疑応答を行ったとの回答がありました。これに対して委員から、公募の際に可能な限り多くの詳細な情報を提示し、手を挙げる全ての業者がよりよい提案ができるよう対応してほしいとの要望がありました。
そのほか、種々議論を交わし、審査の結果、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第97号令和2年度戸田市
一般会計補正予算(第7号)のうち、当
委員会所管部分について申し上げます。
民生費の
児童福祉運営費のうち
施設等利用給付事業について、委員から、給付対象となる
幼稚園等利用者が減少した理由について質疑があり、執行部から、
新型コロナウイルス感染症対策による
緊急事態宣言が発令され、4月から5月にかけて
臨時休園等を行ったことにより、特に幼稚園の預かり
保育利用者が減少したと考えられるとの回答がありました。これに対して委員から、
幼稚園等に対する情報提供や相談対応についても引き続き丁寧な対応を継続してほしいとの要望がありました。
次に、衛生費の
感染症対策事業について、委員から、
PCR検査費用助成の対象者の理由について質疑があり、執行部から、特に
重症化リスクが高いとされている65歳以上の高齢者を対象にした国の
助成事業に基づいて実施しているとの回答がありました。これに対して委員から、市民が検査をより受けやすいものにするために、
自己負担額について検討してほしいとの要望がありました。
そのほか、種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、本案の当
委員会所管部分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第98号令和2年度戸田市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第99号令和2年度戸田市
市民医療センター特別会計補正予算(第2号)、議案第102号令和2年度戸田市
介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第104号令和2年度戸田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び議案第105号令和2年度戸田市
在宅介護支援事業特別会計補正予算(第1号)、以上5件につきましては、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決するべきものと決定いたしました。
次に、当委員会における
年間活動テーマにつきまして御報告いたします。
当委員会では、「
新型コロナウイルス感染症の現状と今後について」というテーマの下、勉強会や
議会懇談会等を開催し、市内の
医療機関、
保育施設及び
介護施設等の現状について知見を広めてまいりましたので、その概要並びに成果につきまして御報告いたします。
まず、8月に開催した勉強会では、蕨戸田市医師会の先生方から御講演いただきました。講演内容を踏まえて委員会で討議した結果、今後増加が見込まれる陽性患者に対応するために、さらなる医療体制の整備が必要になることから、随時バックアップするよう市に働きかけていく必要があること、また、地域包括ケアシステムについては改善、検討の余地があり、コロナ収束の兆しが見えず手探りの状態が続く中、市と連携して引き続き
調査研究を進めていくことを確認いたしました。
次に、10月中に開催した議会懇談会では、私立保育園協会、民間学童連絡協議会、介護施設の各団体と情報交換を行いました。懇談会では、感染症リスクが常に高い状況にある保育所や学童等の児童福祉施設、
介護施設等において、従事者、園児、利用者等から新規感染者がいつ出てもおかしくなく、生命及び健康を維持することが困難な状況に陥っていること、また、人手不足等の課題があることを確認いたしました。
これらを踏まえて、当委員会では、お手元に配付しております、「
コロナ禍における各施設に対する支援を求める要望書」を作成し、去る12月8日に執行部へ提出したところであります。
本要望書では、各
医療機関や施設関係者及び利用者の安心・安全な生活、不安の解消、また、事業所の経営危機を打開するため、以下の4点について要望しております。
1点目として、特に
コロナ禍において、業務量の増加による医療、介護、保育等の従事者の疲弊が見受けられることから、人材確保やそれに伴う人材育成にも配慮した支援策を実施すること。2点目として、今後増加が見込まれる陽性患者に対応するために、さらなる医療体制の整備が必要になることから、
医療機関への財政的支援を継続すること。3点目としては、市内保育所を対象に、大規模な感染症の流行時における運営ガイドラインを作成し、周知に努めること。4点目として、介護施設利用者において感染者との濃厚接触が判明した場合の緊急時の受入先を、民間事業者と連携するなどして、市内もしくは近隣に確保するよう努めること。
以上、要望書の内容について御説明いたしましたが、執行部におかれましては、このたび提出いたしました要望書を参考に、かつて経験したことのないこの危機を何とか乗り切れるよう、引き続き力を尽くしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上が当委員会における
年間活動テーマの概要及び結果であります。
最後に、執行部から、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止等に係る埼玉県との連携について、戸田市障がい者総合計画(中間見直し)に係る
パブリック・
コメントの実施について、戸田市地域包括ケア計画(第8期戸田市高齢者福祉計画・介護保険事業計画)に係る
パブリック・
コメントの結果について、戸田市産前産後支援ヘルプサービスにおける協定事業者の募集について、保育園・学童保育室における
新型コロナウイルス感染者について、令和3年成人式の内容変更について、及び市民医療センター経営改革プランの見直しについて、以上7件の報告を受けましたことを申し添え、
健康福祉常任委員長報告といたします。
○
手塚静枝 議長 市民生活常任委員長、19番、三輪なお子議員。
◎三輪なお子 市民生活常任委員長 おはようございます。
それでは、本定例会におきまして市民生活常任委員会が付託を受けました各案件の
審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。
初めに、議案第91
号指定管理者の指定については、委員から、選定における2次審査の結果について質疑があり、執行部から、全体として基準評価値である6割の評価を超えているとの答弁がありました。これに対し委員から、四半期ごとのモニタリングなどを通して指定管理者の管理運営状況をしっかりと確認してもらいたいとの要望が出されました。
そのほかにつきましても種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第97号令和2年度戸田市
一般会計補正予算(第7号)のうち、当
委員会所管部分、議案第100号令和2年度戸田市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)、議案第106号令和2年度戸田市水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第107号令和2年度戸田市下水道事業会計補正予算(第2号)、以上4件につきましては、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、当委員会における
年間活動テーマにつきまして御報告いたします。
当委員会では、
新型コロナウイルス感染症が市民生活に多大なる影響を及ぼしていることを受け、当委員会が所管する範囲での
新型コロナウイルス対策として、経済対策をテーマに
調査研究を進めてまいりましたので、その概要並びに結果につきまして、順次御報告いたします。
当委員会では、まずは
コロナ禍において厳しい環境に置かれている地域経済の現状を把握する方法について協議を進めておりました。その中で、
状況把握の方法の一つとして、事業者向けアンケートの実施を検討しておりましたが、委員から、戸田市商工会において事業者向け緊急アンケートを実施しているとの発言があり、商工会に依頼し、アンケート結果の提供を受けるとともに、商工会との議会懇談会を開催し、市内事業者の現状や、今後必要とされる支援について意見交換を行いました。
その後、懇談会での意見交換や執行部の報告などを踏まえて協議した結果、当委員会の成果として、お手元にお配りしております、「
新型コロナウイルス感染症から地域経済を守るための要望書」を作成し、去る12月8日に執行部に提出したところであります。
本要望書では、
新型コロナウイルス感染症が収束する兆しは見えず、その影響の長期化が予想されている中、
ウィズコロナという厳しい時代を迎えている地域経済を守るため、次の5点について要望しております。
1点目として、今後の支援策に生かすため、これまでに本市が実施した様々な経済対策について、その効果検証を十分行うとともに、当委員会が商工会との懇談会を実施したように、事業者の声を聞く機会を設けることを求めております。
2点目として、既に国や県、市、商工会が様々な支援を実施しておりますが、どの支援が利用できるのか、また、利用すべきなのか分からない。気づいたときには受付が終わっていたなどということを防ぐため、支援の情報が迅速に事業者の下に届くよう、市の広報力を生かしたPRを行うとともに、事業者が最善の選択をできるよう、相談・支援体制を強化することを求めています。
3点目として、事業主にとって大きな負担となっている家賃支援について、国が実施している家賃支援給付金では対象外とされている自己所有物件のローン返済に対する支援も含めた、市独自の幅広い家賃支援制度の創設を求めています。
4点目として、ここ数年融資実績がない中小企業制度融資について、
新型コロナウイルス対策の一つとして実施された無利子、無保証料による臨時制度融資に対しては多くの申込みがあったことを鑑み、広く利用される制度とすべく、貸付条件を抜本的に見直すことを求めています。
5点目として、中小企業の約8割を占める小規模事業者や、
コロナ禍によりさらに増加することが予想されるフリーランスや副業希望者に対し、様々な働き方への支援として、起業支援や環境整備支援を行うことを求めています。
以上、要望書の内容について御説明いたしましたが、当委員会では、今回の要望書以外でも、議案審査などを通して市の
新型コロナウイルス対策に対する様々な意見、要望を伝えてまいりました。一例を申し上げますと、去る6
月定例会にて執行部から提案された、テイクアウト等販売促進補助金に対し、事業者にとってもっと助けになる制度としてほしいと要望し、執行部において、キャンペーン開始までの非常に短い期間で制度の在り方について改めて検討したことにより、1店舗当たり最大25万円の補助金のうち、まずは10万円を先に交付するという、手元の資金不足に苦しむ事業者にとってさらに助けとなる制度となりました。このキャンペーンに対しては、商工会との懇談会においても大変好評だったとの御感想をいただいているところです。
執行部におかれましては、
ウィズコロナという、かつてない厳しい時代を迎えている地域経済を守るため、このたび提出いたしました要望書を参考に、実現に向け尽力されますようお願いいたします。
以上が当委員会における
年間活動テーマの概要及び結果であります。
最後に、本定例会の当委員会におきまして、執行部から、戸田市上下水道事業包括委託の業者選定結果について、
新型コロナウイルス対策市民活動支援補助金について、戸田市保養所「白田の湯」に関する市民意識調査について、「第2期戸田市スポーツ推進計画(案)」に係る
パブリック・
コメントの実施について、戸田市環境基本計画等の改定に係る
パブリック・
コメントの実施について、及び戸田市産業振興計画の改定に係る
パブリック・
コメントの実施について、以上6件の報告を受けましたことを申し添え、市民生活常任
委員長報告といたします。
○
手塚静枝 議長 議会改革特別委員長、12番、遠藤英樹議員。
◎遠藤英樹 議会改革特別委員長 おはようございます。
それでは、議会改革特別委員会において協議を重ねてまいりました案件につきまして、順次、御報告を申し上げます。
初めに、政務活動費について、平成29年6月からこれまで3年半の間、一つ一つ丁寧に合意を得ながら協議を重ねてまいりましたので、その結果を御報告申し上げます。
協議の経緯についてでありますが、政務活動費につきましては、これまでも適時見直しを行ってまいりましたが、平成29年5月29日の議会運営委員会において、政務活動費について課題が2点提起されました。
1点目といたしましては、政務活動費は条例等により使途基準等が規定されているが、不明確な部分もあり、適否の判断に迷うことがあること。2点目といたしましては、特に近年、政務活動費の適切な活用や透明性の確保が求められていることでありました。
そこで、協議の必要性が確認され、同年6月から当委員会において、政務活動費の在り方についての全般的な視点と個別具体的な視点の双方から協議してまいりました。
その結果、主に3点について見直しを図りましたので申し上げます。
1点目は、領収書等のインターネット公開についてであります。市民への説明責任を果たすためには、透明性を確保する必要があることから、平成30年7月に兵庫県芦屋市議会と神戸市会を視察してまいりました。視察内容やその検証結果を踏まえ、公開に向けた書式の整備や公開方法の検討などの協議を重ねた結果、既に昨年9月から議会ホームページ上で領収書等のインターネット公開を開始しているところであります。
2点目は、旅費の見直しについてであります。令和元年6月に外部講師を招き、全議員を対象に政務活動費全般についての研修会を開催し、改めて政務活動費のあるべき姿を全議員で共有し、当委員会にて、本市の政務活動費の運用状況や判例等を踏まえ、課題の整理などを行いました。その中で、旅費に関しては、今後の政務活動にも影響することから、早急に協議すべき事項と捉え、研修費、調査費の宿泊料と食事代に関する旅費についての金額の見直しを行い、こちらについては、既に本年4月に、戸田市議会政務活動費を充てることができる経費に関する細則を改正したところであります。
このように早急に対応すべき事項については迅速に協議し、即時実行に移し、見直しを図ってまいりました。
3点目は、政務活動費の運用指針の策定についてであります。これまでも過去の申合せ事項を積み上げたものはありましたが、細部の取決めが不十分であったり、体系的に整理されていなかったり、活用しづらい状況にありました。そこで、先ほどの研修会の内容を踏まえ、その上で、当委員会にて判例の事例検討や他市議会の運用状況の調査なども行いながら、細部の取決めについて検討してまいりました。その際、説明責任と市民目線に重点を置き、説明責任については、第一義的には支出した会派にあるが、最終的な説明責任は議長にあることを明確化したり、市民目線については、領収書等のインターネット公開において、市民の方が見たときに、より分かりやすく御覧いただけるよう、新たな書式を追加したりいたしました。
こうして政務活動費の使途の透明性の確保や適正な制度運用を図るために、従前の申合せ事項を踏まえながら新たに取り決めた事項を体系的に整理し、令和3年4月1日を施行とする政務活動費の運用指針を策定するものであります。お手元に配付してありますので、後ほど御参照をお願い申し上げます。
なお、この運用指針につきましては、使途基準の明確化及び透明性の確保の観点から、当委員会の
委員長報告の承認を得た後、来年4月1日施行に合わせ議会ホームページにて掲載いたしますことを予定しております。
次に、
オンライン会議について申し上げます。
今般の
新型コロナウイルス感染症の拡大や、近年頻発している豪雨等による大規模な災害により、今後、市役所への参集が困難で委員会等が開催できないことが想定されることから、当委員会では本年6月から、タブレット端末等の活用により
オンラインで委員会を開催できるよう
調査研究を開始いたしました。
7月には委員会で
オンライン会議についてのウェブセミナーを受講し、法制度上の課題や必要な環境のほか、他市の事例等を学び、8月から9月にかけては、委員の自宅のWi−Fi環境の確認、及びアイパッドに標準搭載されているビデオ通話アプリFaceTimeの接続テストを行いました。
そして、10月に、試行でありますが、FaceTimeを使用した
オンライン委員会を開催いたしました。開催後の検証では、多数の委員から、特に問題なくスムーズに会議を行うことができたという意見が出されたほか、訓練を兼ねて定期的に実施すべきなど、様々な意見が出されました。
議員改選後の来期の委員会では、他市議会の動向を踏まえ、条例や規則の改正等、本格実施に向けた準備を行っていただくよう申し送りをさせていただきます。
次に、議会基本条例の見直しについて申し上げます。
同条例第29条には、必要に応じて見直しをする規定がありますが、平成24年2月の制定以来、実質的な改正がなされていないこと、また、同条例制定後、政策提言の拡大等のため議会懇談会が実施されていたり、透明性の確保の観点から政務活動費の公表の対象に領収書が追加されたりするなど、現状とのそごが生じてきている状況にありました。
そこで、当委員会で協議した結果、「調査事項に議会基本条例の見直しに関すること」を追加するとともに、
議員改選後の議会改革特別委員会の議題の一つに同条例の見直しを掲げて検討することを確認いたしましたので、申し送りいたします。
以上申し上げ、議会改革特別
委員長報告といたします。
○
手塚静枝 議長 議会運営委員長、21番、三浦芳一議員。
◎三浦芳一 議会運営委員長 おはようございます。
それでは、議会運営
委員長報告を申し上げます。
本年3
月定例会で申し上げましたとおり、本市議会では、かねてから各委員会の活動が戸田市議会の活動としてあまり認知されていないと感じておりました。そのため、今年から「戸田市議会年間活動計画」を作成し、各常任委員会における
年間活動テーマを定めた活動及び議会改革特別委員会における活動を本市議会の活動として明確に位置づけ、見える化を図り、各委員会において活動を行ってきたところであります。
令和2年の活動内容等につきましては、先ほど各委員長から報告されたとおりであります。それら令和2年における各委員会活動における成果につきまして、お手元のとおり、「令和2年戸田市議会年間活動成果」として取りまとめましたので、御報告いたします。
この「戸田市議会年間活動成果」につきましては、市議会ホームページ及び議会だよりにより周知してまいります。
今後も市政の発展や市民福祉の向上に向けた効果的な政策提言等を行う活動に取り組むとともに、議会活動の見える化と周知に努めることで市民への説明責任を果たしてまいる所存でありますことを申し上げ、議会運営
委員長報告とさせていただきます。
○
手塚静枝 議長 以上をもって各委員長の報告は終わりました。
これより各
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○
手塚静枝 議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
討論通告受付のため、休憩いたします。
休 憩 10時54分
開 議 10時54分
○
手塚静枝 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
△
市長提出議案第76号〜同107号 討論、採決
○
手塚静枝 議長 これより討論、採決に入ります。
議案第76号戸田市
行政組織条例等の一部を改正する条例から同第107号令和2年度戸田市下水道事業会計補正予算(第2号)まで、以上32件について討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
本案32件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。
本案32件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○
手塚静枝 議長 御異議なしと認めます。よって、本案32件は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。
△各
委員長報告の承認について
○
手塚静枝 議長 これより議会改革特別
委員長報告及び議会運営
委員長報告の承認の件についてお諮りいたします。
各委員長の報告は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○
手塚静枝 議長 御異議なしと認め、承認することに決定いたしました。
△
市長提出議案第108号 令和2年度戸田市
一般会計補正予算(第8号) 上程、説明、質疑、
委員会付託
○
手塚静枝 議長 これより議案第108号令和2年度戸田市
一般会計補正予算(第8号)を上程し、直ちに議題といたします。
提出者の総括説明を求めます。
菅原市長。
◎菅原文仁 市長 おはようございます。
それでは、追加議案として提案いたします案件について御説明申し上げます。
議案第108号について申し上げます。
今回補正をお願いするものは、国の施策であります、ひとり親世帯臨時特別給付金の支給に係る歳入及び歳出の増額補正でございます。こちらは全額国庫補助事業でございます。
詳細につきましては担当より説明をいたしますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○
手塚静枝 議長 詳細説明を求めます。
◎駒崎稔 財務部長 議長。
○
手塚静枝 議長 駒崎稔財務部長。
◎駒崎稔 財務部長 議案第108号令和2年度戸田市
一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。
ナンバー4の補正予算書1ページをお開き願います。第1条において、今回補正をお願いしておりますのは、既定の歳入歳出にそれぞれ5,
810万9,000円を追加し、総額を769億2,875万4,000円とするものでございます。
それでは、3ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書に基づき、歳出から御説明申し上げます。
5ページをお開き願います。初めに、款3民生費、項2、目3ひとり親福祉費、7ひとり親世帯臨時特別給付金支給事業については、児童扶養手当受給世帯等に対する1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円の給付金を再支給することに伴う増額でございます。
次に、歳入でございます。4ページにお戻り願います。款15国庫支出金、項2、目2民生費国庫補助金、節2児童福祉費補助金については、ひとり親世帯臨時特別給付金の再支給に伴う事業費及び事務費に係る国庫補助金の見込額精査に伴う増額でございます。
以上でございます。
○
手塚静枝 議長 以上で説明は終了いたしました。
これより本案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○
手塚静枝 議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより
委員会付託を行います。
議案第108号については、
総務常任委員会及び
健康福祉常任委員会に付託いたします。
この際、休憩いたします。
休 憩 10時59分
開 議 13時15分
○
手塚静枝 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第108号について、各委員長から審査結果報告書が提出されておりますので、お手元に配付しておきましたから御了承願います。
△
市長提出議案に関する各
委員長報告並びに質疑
○
手塚静枝 議長 各委員長から審査の経過並びに結果について報告を求めます。
総務常任委員長、11番、
細田昌孝議員。
◎細田昌孝
総務常任委員長 それでは、
総務常任委員会が付託を受けました議案第108号令和2年度戸田市
一般会計補正予算(第8号)について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
委員から、ひとり親世帯臨時特別給付金の再支給分の対象世帯数及び支給時期について質疑があり、執行部から、対象世帯数は928世帯、支給時期は年内の振込を予定しているとの答弁がありました。
審査した結果、本案の当委員会所管分は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、
総務常任委員長報告といたします。
○
手塚静枝 議長
健康福祉常任委員長、25番、
山崎雅俊議員。
◎山崎雅俊
健康福祉常任委員長 それでは、
健康福祉常任委員会が付託を受けました議案第108号令和2年度戸田市
一般会計補正予算(第8号)のうち、当
委員会所管部分についての審査の経過及び結果を御報告いたします。
委員から、国におけるひとり親世帯臨時特別給付金の2次補正分の基本給付の申請を行っていない者についての申請期限について質疑があり、執行部から、年度内の支給が必須であることから、現在は来年1月29日までの申請期限を設定しているが、今般の状況を踏まえ、申請期限の延長についても検討するとのことでありました。
また、周知方法について質疑があり、執行部から、引き続きホームページや広報戸田市での周知を予定している。児童扶養手当の新規対象者については個別のお知らせを送付しているとの回答がありました。
そのほか、種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、本案の当
委員会所管部分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、
健康福祉常任委員長報告といたします。
○
手塚静枝 議長 以上をもって各委員長の報告は終わりました。
これより各
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○
手塚静枝 議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
討論通告受付のため、休憩いたします。
休 憩 13時20分
開 議 13時20分
○
手塚静枝 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
△
市長提出議案第108号 令和2年度戸田市
一般会計補正予算(第8号) 討論、採決
○
手塚静枝 議長 これより討論、採決に入ります。
議案第108号について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
本案に関する各委員長の報告は、原案可決であります。
本案は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○
手塚静枝 議長 御異議なしと認めます。よって、本案は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。
△
議員提出議案第9号 不妊治療への
保険適用の拡大を求める意見書
△
議員提出議案第10号
犯罪被害者支援の充実を求める意見書 上程、説明、質疑、討論、採決
○
手塚静枝 議長 これより
議員提出議案第9号不妊治療への
保険適用の拡大を求める意見書及び同第10号
犯罪被害者支援の充実を求める意見書を上程し、議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎21番(三浦芳一議員) 議長。
○
手塚静枝 議長
議員提出議案第9号、21番、三浦芳一議員。
◎21番(三浦芳一議員)
議員提出議案第9号につきましては、案文の朗読をもって説明に代えさせていただきます。
不妊治療への
保険適用の拡大を求める意見書。
日本産科婦人科学会のまとめによると、2018年に不妊治療の一つである体外受精で生まれた子供は5万6,979人となり、前年に続いて過去最高を更新したことが分かった。これは実に16人に1人が体外受精で生まれたことになる。また、晩婚化などにより妊娠を考える年齢が上がり、不妊に悩む人々が増えていることから、治療件数も45万4,893件となり、過去最高となった。
国においては、2004年度から年1回10万円を限度として助成を行う特定不妊治療
助成事業が創設され、その後も助成額や所得制限などを段階的に拡充してきた。また、不妊治療への保険適用もなされてきたが、その範囲は不妊の原因調査など一部に限られている。保険適用外の体外受精や顕微授精は1回当たり数十万円の費用がかかり、何度も繰り返すことが多いため、不妊治療を行う人々にとっては過重な経済負担になる場合が多い。
厚生労働省は、不妊治療の実施件数や費用などの実態調査を10月から始めているが、保険適用の拡大及び所得制限の撤廃も含めた助成制度の拡充は早急に解決しなければならない喫緊の課題である。
そこで、政府においては、不妊治療を行う人々が今後も安心して治療に取り組むことができるよう、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。
記。1、不妊治療は一人一人に最適な形で実施することが重要であるため、不妊治療の
保険適用の拡大に当たっては、治療を受ける人の選択肢を狭めることがないよう十分配慮すること。具体的には、現在、助成対象となっていない人工授精をはじめ、特定不妊治療である体外受精や顕微授精、さらには男性に対する治療についてもその対象として検討すること。
2、不妊治療の
保険適用の拡大が実施されるまでの間については、その整合性も考慮しながら、所得制限の撤廃や回数制限の緩和など、既存の助成制度の拡充を行うことにより、幅広い世帯を対象とした経済的負担の軽減を図ること。
3、不妊治療と仕事の両立ができる環境をさらに整備するとともに、相談やカウンセリングなど、不妊治療に関する相談体制の拡充を図ること。
4、不育症への
保険適用、事実婚への不妊治療の
保険適用及び助成についても検討すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年12月16日。埼玉県戸田市議会。
提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。
以上、よろしく御決定くださいますようお願い申し上げまして、説明といたします。
◎25番(
山崎雅俊議員) 議長。
○
手塚静枝 議長
議員提出議案第10号、25番、
山崎雅俊議員。
◎25番(
山崎雅俊議員)
議員提出議案第10号につきましては、案文の朗読をもって説明に代えさせていただきます。
犯罪被害者支援の充実を求める意見書。
2004年に犯罪被害者等基本法が成立し、犯罪被害者は、個人の尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利の主体であることが宣言され、
犯罪被害者支援施策は一定の前進を果たした。しかしながら、犯罪被害者の多種多様なニーズに応えられるだけの整備は、いまだ十分になされているとは言い難い。
犯罪被害者の権利に対応するために、国は、たゆまず支援施策の充実を進めていく責務を負っていることから、
犯罪被害者支援の充実を図るため、下記の事項を実施するよう強く要望する。
記。1、犯罪被害者が民事訴訟等を通じて迅速かつ確実に損害賠償を受けられるよう、損害回復の実効性を確保するための必要な措置を講ずること。
2、犯罪被害者等補償法を制定し、犯罪被害者に対する経済的支援を充実させるとともに、手続的な負担を軽減する施策を講ずること。
3、犯罪被害者の誰もが事件発生直後から弁護士による法的支援を受けられるよう、公費による被害者支援弁護士制度を創設すること。
4、性犯罪・性暴力被害者のための病院拠点型ワンストップ支援センターを都道府県に最低1か所は設立し、人的・財政的支援を行うこと。
5、地域の状況に応じた
犯罪被害者支援施策を実施するため、全ての地方公共団体において
犯罪被害者支援条例が制定できるよう支援すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年12月16日。埼玉県戸田市議会。
提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣、厚生労働大臣、国土交通大臣、国家公安委員会委員長であります。
以上、よろしく御決定くださいますようお願い申し上げまして、説明といたします。
○
手塚静枝 議長 お諮りいたします。本案2件は、質疑を終結し、
委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○
手塚静枝 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
討論を終結し、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○
手塚静枝 議長 御異議なしと認め、討論を終結し、採決いたします。
本案2件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○
手塚静枝 議長 御異議なしと認めます。よって、本案2件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
△閉会中
継続審査事項の
委員会付託
○
手塚静枝 議長 次に、各委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付の
継続審査事項表のとおり、閉会中の
継続審査の申出があります。
お諮りいたします。本件は、申出のとおり閉会中の
継続審査に付することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○
手塚静枝 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【参照】巻末資料297ページ
△
退職議員挨拶
○
手塚静枝 議長 この際、私ごとで大変恐縮でございますが、任期最後の定例会に際し、今期をもって退職いたしますので、一言、御挨拶をさせていただければと思います。
皆様の御配慮により、このような場を与えていただきましたことに感謝申し上げます。
今期をもって議員を退任するに当たり、一言、御挨拶を申し上げます。
5期20年の長きにわたり、私に貴重な1票を投じてくださった市民の皆様、党員、支持者の皆様に、まず深く御礼を申し上げます。そして、議員各位の皆様、現市長の菅原市長、前任の神保市長をはじめ歴代の執行部の皆様、関係各課の皆様、議会事務局職員の皆様には、終始丁寧な御対応をしていただき、心より感謝申し上げます。
私は、2001年1月の選挙で多くの市民の皆様、党員、支持者の皆様の温かい御支援をいただき、戸田市議会の一員に加えさせていただきました。庶民の幸福に直結する政治の実現と、その衆望に応えられる議員を目指し、初当選以来、無我夢中で走ってきた20年でありました。この間、諸先輩方からいただいた様々な御指導のおかげで今日を迎えることができました。全ての方々に感謝でございます。
私の議員活動の一端を申し上げますと、議会質問におきましては、今定例会に至るまで2回の議長時代を除き、全ての議会で一般質問か総括質問に立たせていただきました。女性の視点、生活者の視点を基軸に、市民の皆様からいただいた小さな声を必ず形にするとの思いで質問に臨ませていただきました。主に子育て世帯の負担軽減となる子供医療費無料化の年齢拡大、女性の健康と命を守るためのがん対策、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせる地域包括ケアシステムの構築、阪神・淡路大震災、東日本大震災を教訓にした防災・減災対策の強化、犯罪弱者に配慮した避難所運営の改善、環境にもったいないを取り入れた環境循環型社会の構築、tocoバス車両の改善など、生活に密着した様々な質問を取り上げ、悪戦苦闘しながらも毎回臨ませていただきました。
実績を残せたもの、実現半ばのものもありますが、おおむね議員としての責務を果たせたと思っております。
議会だよりについても一言触れさせてください。
今任期の3年間、議会広報特別委員長を務めさせていただきました。委員長として、委員の皆様と一緒に大幅な紙面の刷新に取り組めたことが、よき議会活動の思い出となりました。諸先輩方がこれまで一生懸命、読みやすさ、分かりやすさを追及し、築いてこられた議会だよりでありますが、さらによりよいものにしていけたらと常々考えてまいりました。改善のための懸案事項を整理していく中で、課題を先送りせずに、まずはできるところからやっていこうとの結論に至り、紙面の顔となる表紙をはじめとする大幅なリニューアルに取りかかることとなりました。たたき台となる素案を作成してくれた委員をはじめ、議会事務局職員担当のお力もお借りし、議会広報委員全員の総合力で取り組んだ結果、多くの方から、これまでよりも読みやすくなったとの高評価をいただく議会だよりをつくることができました。
また、議会だよりと併せて議会のホームページのリニューアルも行いました。トップページの大幅な変更のほかに、
スマートフォンやタブレットから議会中継や録画を視聴できるようにもなり、議会からの情報発信がスピーディーになりました。
このような大幅なリニューアルに関わらせていただきましたことに感謝申し上げます。多少なりとも議会広報委員長としての役目が果たせたと安堵しております。改めて、お力添えをいただきました関係各位の皆様に御礼を申し上げます。今後の議会広報委員会に御期待申し上げ、毎号の議会だよりを楽しみにしております。
最後に、議会改革についても触れさせてください。
本市議会は、議会改革特別委員会の設置以来、今日まで、議会が担うべき機能の充実と信頼される議会を目指し、議会改革に精力的に取り組んでまいりました。私は、2度目の議長に就かせていただいた際に、円滑な議会運営とさらなる議会改革を続行してまいりたいと申し上げました。今年は
新型コロナウイルス感染拡大に歯止めが利かない中で、議会活動も移動の自粛を余儀なくされるなど、
調査研究活動が思うように行えませんでしたが、その中でも
年間活動テーマをはじめとする議会活動を進めてきました。本年の議会改革の取組として、議会活動の見える化を図るために「戸田市議会年間計画」の作成を行い、活動成果などホームページに公開いたしました。また、政務活動費の使途の透明性の確保や適正な制度の運用を図るための政治活動費の運用指針を作成いたしました。そのほかにも多くの改革に取り組み、市議会としても、令和2年度もある一定の成果を残すことができたと思っております。これもひとえに議員の皆様と議会事務局職員の皆様のおかげであります。感謝申し上げます。
今後におきましても、議員の皆様には議会改革を精力的に進める戸田市議会のよき伝統を継承し、より分かりやすい議会、開かれた議会、信頼される議会をさらに目指して前進されますことを期待いたしております。
終わりに、今年は世界中が
新型コロナウイルスの
感染拡大により未曽有の危機に直面しました。いまだ先の見えない不安定な状況ではありますが、来年1月の改選に臨まれる議員の皆様におかれましては、健康には十分御留意され、晴れて当選の栄誉を勝ち取っていただき、改選後の議会で活躍されますことを心からお祈り申し上げます。
私はこの20年、議員として得難い貴重な経験と充実した時間を過ごさせていただきました。本当にありがたく思っております。今後は一市民として、地域に貢献できるよう頑張ってまいります。そして、戸田市の発展と議員の皆様の御活躍を見守り、応援してまいりたいと思います。
これまで長きにわたり至らない私をお支えいただきました全ての皆様に心から感謝申し上げ、御礼とさせていただきます。大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
△
市長挨拶
○
手塚静枝 議長 この際、閉会に先立ち、市長より発言の申出がありますので、これを許します。
菅原市長。
◎菅原文仁 市長 令和2年12月戸田市議会定例会の閉会に当たり御挨拶を申し上げます。
本定例会は11月24日に開会し、本日まで23日間の会期の中、手塚議長をはじめ議員各位におかれましては、御提案申し上げました諸議案につきまして慎重審議を賜り御決定いただきましたことに心から感謝を申し上げます。
議員各位より賜りました御意見、御要望等につきましては、真摯に受け止め、今後の市政運営に生かしてまいります。
さて、在任中に多くの功績を残されました議員各位の任期もいよいよ満了が迫ってまいりました。この4年間では元号が平成から令和へと移り、本市の人口も14万人を突破するなど、本市を取り巻く環境も大きく変化をしてまいりました。
その中で、私も市政の一翼を担わせていただくこととなり、歴代議長をはじめ議員の皆様には多くの御指導を賜りました。特に、今年猛威を振るっております
新型コロナウイルス対策に関しまして、市民の声を踏まえた様々な御提言をいただき、スピーディーな対応を講じることができております。この場をお借りいたしまして心より厚く御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
また、このたびの任期満了をもって御勇退される
手塚静枝議長におかれましては、5期20年の長きにわたり数多くの要職を歴任されるとともに、市民生活の向上に多大な功績を残され、市政発展のために御尽力されました。
私自身も政治家として、また地域の後輩として、いつも太陽のような温かなまなざしで様々な御指導を賜りました。数え切れないほどの御厚情をいただき、本当にありがとうございました。御勇退されましても、市政に対しましての変わらぬ御指導と、大所高所からのお力添えを賜りますよう、切にお願い申し上げます。
また、引き続き市政での活躍を予定されております議員各位におかれましては、心より御健闘をお祈り申し上げます。
結びに当たり、議員各位の任期中の御厚情に対し重ねて感謝を申し上げるとともに、体調管理には十分御留意いただき、新年を健やかにお迎えされますことを御祈念申し上げ、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
△議長挨拶
○
手塚静枝 議長 閉会に当たりまして、私からも一言、御挨拶を申し上げます。
11月24日に開会いたしました本定例会も、本日ここに閉会の運びとなりました。円滑な議会運営ができましたこと、また、本年2月に2度目の議長に御選任いただき、本日まで何とか大役を果たすことができましたことは、これもひとえに皆様方の御理解と御協力のたまものと、改めてこの場をお借りいたしまして深く感謝申し上げる次第でございます。
さて、再選に向けて立候補される各議員におかれましては、厳しい寒さに加え
コロナ禍での選挙を戦うわけであります。これまでとは全く違った選挙活動を強いられることになろうかと思いますが、くれぐれも健康にはこれまで以上に十分御留意され、晴れて当選の栄誉を勝ち取られることを心からお祈り申し上げます。
そして、来年4月からは第5次総合振興計画がスタートいたします。この計画が描く将来都市像の実現に向けて市民一人一人が御活躍され、本市がますます発展していくことを楽しみにしております。
結びに、本年も残すところ半月余りとなりますが、皆様におかれましては、穏やかな新年を迎えられますようお祈り申し上げ、私からの挨拶といたします。
△閉会の宣告
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手塚静枝 議長 以上をもって本定例会の日程は全部終了いたしました。
これをもって令和2年12月戸田市議会定例会を閉会いたします。
閉 会 13時43分...