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令和 2年 3月定例会-03月26日-05号

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  1. 戸田市議会 2020-03-26
    令和 2年 3月定例会-03月26日-05号


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    令和 2年 3月定例会-03月26日-05号令和 2年 3月定例会              3月定例会 第37日(3月26日) 令和2年3月26日(木曜日) 第37日議事日程 1.開 議 1.市長提出議案等に関する各委員長報告並びに質疑 1.市長提出議案第2号~同第8号 一括討論、一括採決 1.市長提出議案第9号 戸田市立市民医療センター使用料手数料等条例の一部を改正する条例 討論、採決 1.市長提出議案第10号~同第15号 一括討論、一括採決 1.市長提出議案第16号 令和元年度戸田市一般会計補正予算(第8号) 討論、採決 1.市長提出議案第17号~同第24号 一括討論、一括採決 1.市長提出議案第25号 令和2年度戸田市一般会計予算 討論、採決 1.市長提出議案第26号~同第33号 一括討論、一括採決 1.市長提出議案第34号 令和2年度戸田市後期高齢者医療特別会計予算 討論、採決 1.市長提出議案第35号 令和2年度戸田市在宅介護支援事業特別会計予算市長提出議案第36号 令和2年度戸田市水道事業会計予算市長提出議案第37号 令和2年度戸田市下水道事業会計予算 一括討論、一括採決 1.各特別委員長報告及び議会運営委員長報告の承認について 1.市長提出議案第38号 戸田市副市長の選任について、市長提出議案第39号 戸田市教育委員会委員の任命について、市長提出議案第40号 戸田市公平委員会委員の選任について、議案第41号 戸田市監査委員の選任について 一括上程、一括説明、一括質疑、委員会付託省略、一括討論、採決 1.議員提出議案第1号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書
    上程、説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決 1.委員会提出議案第1号 新型コロナウイルス感染症対策のさらなる充実を求める意見書、委員会提出議案第2号 新型コロナウイルス感染症対策のさらなる充実を求める意見書 一括上程、一括説明、一括質疑、一括討論、一括採決 1.閉会中継続審査事項委員会付託 1.副市長退職挨拶 1.退職部長相当職挨拶 1.市長挨拶 1.議長挨拶 1.閉 会 〇出席議員(25人) 1番 矢 澤 青 河 議員   2番 浅 生 和 英 議員   3番 佐 藤 太 信 議員 4番 十 川 拓 也 議員   5番 林   冬 彦 議員   6番 むとう 葉 子 議員 7番 本 田   哲 議員   9番 竹 内 正 明 議員   10番 石 川 清 明 議員 11番 細 田 昌 孝 議員   12番 遠 藤 英 樹 議員   13番 馬 場 栄一郎 議員 14番 峯 岸 義 雄 議員   15番 斎 藤 直 子 議員   16番 土 屋 英美子 議員 17番 花 井 伸 子 議員   18番 酒 井 郁 郎 議員   19番 三 輪 なお子 議員 20番 手 塚 静 枝 議員   21番 三 浦 芳 一 議員   22番 榎 本 守 明 議員 23番 熊 木 照 明 議員   24番 伊 東 秀 浩 議員   25番 山 崎 雅 俊 議員 26番 高 橋 秀 樹 議員 〇欠席議員(なし) 〇説明者 菅 原 文 仁 市長    秋 山   純 副市長   戸ヶ崎   勤 教育長 栃 本 由 兼 消防長   森 谷 精太朗 危機管理監  山 本 義 幸 総務部長 駒 崎   稔 財務部長  安 部 孝 良 市民生活部長 吉 野 博 司 環境経済部長  久 川 理 恵 福祉部長 松 山 由 紀 こども青少年部長  小 森   敏 都市整備部長 飯 島 昌 一 市民医療センター所長  今 井 教 雄 市民医療センター事務長 山 上 睦 只 教育部長  中 川 幸 子 行政委員会事務局長 石 橋 功 吏 上下水道部長  櫻 井   聡 政策秘書室長  開 議 10時00分 △開議の宣告 ○手塚静枝 議長  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元にお配りしたとおりでありますので、御了承願います。 △市長提出議案等に関する各委員長報告並びに質疑 ○手塚静枝 議長  これより市長提出議案等を一括議題といたします。  各委員長から審査結果についてそれぞれ報告書が提出されておりますので、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。  各委員長から審査の経過並びに結果について、順次、報告を求めます。  総務常任委員長、11番、細田昌孝議員。 ◎細田昌孝 総務常任委員長  おはようございます。  それでは、本定例会におきまして総務常任委員会が付託を受けました各案件の審査経過並びに結果を、順次、報告いたします。  初めに、議案第2号戸田市監査委員条例及び戸田市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第10号戸田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例につきましては、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第12号戸田東小学校戸田東中学校改築等工事(Ⅰ・Ⅱ期)請負変更契約についてでありますが、本案は、当該施設を所管する文教・建設常任委員会の意見を踏まえ、審査を行ったところであります。その内容は、賃金増額分並びに資材高騰分が労働者や購入業者に支払われることの確認、労働者の確保に努め、工期を厳守することでありました。委員から、工期を厳守することは前提であるが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、工期については柔軟に対応してもらいたいとの意見がありました。  審査した結果、本案は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第13号喜沢南保育園改築工事請負変更契約についてでありますが、本案は、当該施設を所管する健康福祉常任委員会の意見を踏まえ、審査を行ったところであります。意見の内容は、追加工事等により工期の延長が発生しないよう十分調整を行い、工期を遵守することでありました。委員から、議案第12号と同様に、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、工期については柔軟に対応してもらいたいとの意見がありました。  審査した結果、本案は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第14号財産の取得については、種々質疑を交わし、審査した結果、本案は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第16号令和元年度戸田市一般会計補正予算(第8号)のうち、当委員会所管部分について申し上げます。  初めに、総務費の財産管理費では、委員から、公共施設等整備基金残高の目安額について質疑があり、執行部から、今後、公共施設の再整備計画に基づき整備が急速に進むことや、少子高齢化等により市税が減収するなど、多額の財源が必要となる。基金全体では、普通交付税不交付団体である類似団体と比較すると10%弱低い状況であることを勘案し、今後の積み立てを検討したいとの答弁がありました。  次に、消防費の防災費では、委員から、防災減災基金を本当に必要な備えや対策に、設置目的に沿って活用してもらいたいとの意見がありました。  その他の費目についても、種々質疑を交わし、審査した結果、討論に際し、一委員から、公共施設等整備基金財政調整基金への積み立てに関し、両基金の目的は理解しているが、そのために高額な積み立てをしてよいというものではない。基金の原資である税金を使うに当たっては、広い視野を持ち、市民の声を市政に反映させるためのバランスが必要であり、市民生活にも還元すべきとの理由から、本案に反対する旨の討論がありました。  一方、他の委員から、公共施設等整備基金については、現在多くの公共施設が老朽化により改築等を行っており、今後もこの状況が続くことが想定されるため、適正規模の積み立ては必要であること、財政調整基金については、災害や市税の減収等の不測の財政需要に対応するために必要であり、中長期的に見れば、積立額と同等の取り崩しを行っていることから、一定程度の積み立ては必要であるとの理由から、本案に賛成する旨の討論があり、採決の結果、賛成多数により、本案の当委員会所管部分は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第25号令和2年度戸田市一般会計予算のうち、当委員会所管部分について、順次、申し上げます。  初めに、総務費の財産管理費では、委員から、庁舎のエレベーター改修工事の内容について質疑があり、執行部から、2台のうち1台ずつ順番に新しいものに入れかえるもので、バリアフリー対応になる予定であるとの答弁がありました。  また、他の委員から、庁舎のスロープの改修工事の内容について質疑があり、執行部から、既存のスロープを撤去し、来庁者の利便性を考慮した2階への動線を考えるとともに、車寄せの整備や駐車場の増設などを一体的に行いたいとの答弁がありました。  次に、電子計算費では、委員から、印刷業務の経費削減について質疑があり、執行部から、現在高速プリンターで行っている業務を外注し、かわりに安価な中速プリンターを導入することにより、経費の削減が図られるものである。費用は、外注に1,500万円を要するが、機器を変えることにより5年間で約3,000万円削減され、差し引き1,500万円の削減になるとの答弁がありました。  次に、諸費の人権政策事業では、委員から、特定の団体による同和問題に偏った研修会に多く参加するのは問題あるので、研修会の回数を減らすなどの検討を行ってもらいたいとの要望がありました。  次に、選挙費の選挙管理委員会費では、委員から、市内県立学校との包括連携協定を活用した新たな取り組みについて質疑があり、執行部から、主権者の教育の一環として、模擬投票を行うなどの出前講座を実施したいと考えているとの答弁がありました。  次に、消防費の常備消防費では、委員から、ドローンの実用化について質疑があり、執行部から、今年度、2名がドローンの講習を受講し、免許を取得したが、災害現場での実用化にはまだ訓練期間が必要である。実用化に向けて来年度も選抜した2名が講習に参加する予定であるとの答弁がありました。  また、他の委員から、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中での防護服やマスクの備蓄状況について質疑があり、執行部から、防護服は130着、マスクは救急隊が毎日使用して半年もつ程度の備蓄があるとの答弁がありました。  次に、非常備消防費では、委員から、消防団の存在意義が非常に大きいので、機能別消防団の定員数が30名というのは少なく感じるとの意見があり、執行部から、まずはあと4名の定員を満たし、行く行くは定数の見直しを検討したいとの答弁がありました。  次に、防災費では、委員から、マンション及び事業所の防災資機材整備の補助金の実績について質疑があり、執行部から、発電機や救助用の工具セットの購入が多い。最近は、備蓄用の毛布や組み立て式の個室トイレもふえてきているとの答弁がありました。  委員から、補助金の周知方法について質疑があり、執行部から、町会の総会や役員会でのPR、マンションの管理人が集まるセミナーでのチラシの配布、広報やホームページへの掲載等で周知しているとの答弁がありました。これに対し、委員から、どういうものを購入したらよいのかわからない場合もあると思うので、イメージしやすくなるような情報提供やアドバイスをしてもらいたいとの意見がありました。  また、他の委員から、市で販売している防災ラジオの普及状況について質疑があり、執行部から、約1,500台配布され、在庫は192台であるとの答弁がありました。これに対し、委員から、購入者から非常に便利だという声が上がっており、約2万円する防災ラジオを3,000円の自己負担で購入できることを知らない市民の方が多いので、しっかりと周知を図ってもらいたいとの意見がありました。  他の委員から、土のうステーションの現状と今後についての質疑があり、執行部から、現在市内に17カ所の土のうステーションがあり、約1,900袋が常備設置されている。来年度は、台風19号で水が出た箇所を含めて、土のうステーションの増設を検討しているとの答弁がありました。  諸支出金の土地開発公社費では、委員から、現在の債務保証の金額について質疑があり、執行部から、令和元年度末で約22億円になる見込みであり、国や県が定める基準におさまっているとの答弁がありました。  次に、歳入の市税では、委員から、新型コロナウイルスによる経済への影響について、税収の見込みは大幅にずれる可能性があるため、情勢をしっかり見きわめて打てる手を打ってもらいたいとの要望がありました。  そのほかにも、種々質疑を交わし、審査した結果、本案の当委員会所管部分は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、継続審査になっておりました請願第1号「核兵器禁止国際条約」の日本の早期調印を求める請願についてでは、結論に至らず、継続審査と決定いたしましたので、御了承のほど、お願い申し上げます。  そのほか、執行部の市職員における障害者雇用について、戸田市庁舎免震オイルダンパー交換工事の実施について、それぞれ報告がありましたことを申し添えます。  最後に、当委員会の年間テーマについてでありますが、(仮称)危機管理の強化についてに決定いたしました。これまで当委員会では、地震をメーンとした災害対策について、主に調査研究を行っておりましたが、防災減災基金の設置や防災基本条例の制定が進められている中、今回の新型コロナウイルスのような感染症対策やSDGsに掲げられている気候変動の災害の対策など、幅広く調査研究する必要があるという結論に達し、テーマとして決定した次第であります。  本テーマを中心に今後の委員会活動に取り組んでまいることを申し添え、総務常任委員長の報告といたします。 ○手塚静枝 議長  文教・建設常任委員長、9番、竹内正明議員。 ◎竹内正明 文教・建設常任委員長  おはようございます。  それでは、本定例会におきまして文教・建設常任委員会が付託を受けました各案件の審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。  初めに、議案第5号戸田市都市景観条例の一部を改正する条例、議案第6号戸田市営住宅条例の一部を改正する条例、議案第7号戸田市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例及び議案第8号戸田都市計画事業新曽第一土地区画整理事業施行規程及び戸田都市計画事業新曽第二土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例、以上4件につきましては、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第11号戸田市立少年自然の家条例を廃止する条例につきましては、委員から、施設の廃止後は、教育的な観点での集団宿泊等の事業は継続されるのか、また、民間等施設を利用した場合に生じる費用の保護者負担についてどのように考えているのかとの質疑があり、執行部から、集団宿泊活動や野外活動を行うことは教育的な観点から大変重要であると考えているため、施設廃止後も民間等施設を利用して、林間学校及びスキー教室を継続する予定であり、引き続き教育的な効果が得られるよう、内容を工夫しての実施を考えている。また、民間等施設を利用する場合は、戸田市立少年自然家では免除されていた宿泊費が新たに生じるが、当該宿泊費は保護者の新たな負担とならないよう、補助する方向で検討しているとの説明がありました。これに対して、委員から、民間等施設を利用する場合の宿泊費については、保護者に新たな負担が生じることのないよう、しっかりと補助していただきたいとの意見がありました。  そのほかにも種々質疑を交わしたところでありますが、審査した結果、本案は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第15号訴訟上の和解については、委員から、土地区画整理地内の仮換地の際に、仮換地先の土壌から基準値を超える土壌汚染が判明したことからの裁判であり、裁判長から原告のみが除却費用等を負担することは不合理であり、損失補償の対象になるとの考えが示され、協議により和解に至ったとのとこだが、市民への情報提供の考え方について質疑があり、執行部から、個人や団体などの財産に関することであり、情報の提供については、慎重に対応してまいりたいとの答弁がありました。  これに対して、委員から、事業の実施に当たっては、市民側の視点で情報提供を行うなどして、事業を進めていただきたいとの意見がありました。  審査した結果、本案は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第16号令和元年度戸田市一般会計補正予算(第8号)のうち、当委員会所管部分について申し上げます。  教育費の学校給食センター費では、委員から、第3子以降の給食費の半額を補助する補助金が大幅に減額されている理由について質疑があり、執行部から、第3子以降の児童手当受給者数から、受給対象である、第1子が18歳以下で特例給付を受給していない第3子以降の児童手当を受給している方を積算し予算計上したものの、実際の対象者数が想定を大きく下回ったための減額であるとの答弁がありました。  そのほかの費目につきましても、種々質疑を交わしたところでありますが、審査した結果、本案の当委員会所管部分につきましては、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第19号令和元年度戸田市海外留学奨学事業特別会計補正予算(第1号)、議案第20号令和元年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)及び議案第22号令和元年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、以上3件につきましては、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第25号令和2年度戸田市一般会計予算のうち、当委員会所管部分につきまして、順次、申し上げます。  初めに、土木費の道路橋梁総務費では、委員から、公共基準点改測業務について、令和元年度は3級基準点の改測業務を実施しており、令和2年度は4級基準点の改測業務を実施するということだが、等級の違いと実施理由について質疑があり、執行部から、等級は測量距離によって違うものであり、東日本大震災のときの地震による地殻移動により、ずれた座標を修正するために全国的に行われている業務であるとの答弁がありました。  次に、河川総務費では、委員から、水路維持管理費水路改修工事について、工事実施に至った経緯及び工事の概要について質疑があり、執行部から、当該箇所は、蕨市境の大雨の際にたびたび冠水している箇所であり、蕨市側の調整池築造が待たれる中、上戸田川に流入している水路の分岐や拡幅などにより、冠水の軽減を図る工事であるとの答弁がありました。これに対して、委員から、台風19号による被害、気候変動といった状況下で、本市の状況における最大限の取り組みであり、今後も継続した取り組みを進めていただきたいとの意見がありました。  次に、教育費の教育指導費では、委員から、特色ある学校づくりに対する補助金について、各学校での取り組みであるが、誰が主体となり取り組みを行っているのか、また、単年度で実施されているのか、質疑があり、各学校の教職員が主体となり検討を行い、学校長が決定しており、予算に基づいて単年度で実施しているとの答弁がありました。これに対して、委員から、各学校の特色であるので、一、二年ではなく、中長期的なビジョンで事業を展開し、特色ある学校づくりを進めていただきたいとの意見がありました。  次に、小学校建設費では、委員から、新曽小学校の運動場に給食調理場を含む教室棟を増築するに当たり、北校舎の存続が難しく、改築する必要があるため、設計変更を行うこととなった経緯についての説明を求める質疑があり、執行部から、新たに建物を建築するに当たっては、敷地内全ての建物に対して現状の建築基準法に適合させる必要があること、給食調理場と既存の管理教室棟が離れており、給食の運搬が困難なこと、既存の教室棟と管理教室棟との間の段差について、地域から段差解消が要望されていたことなどから、設計を見直し、変更するに至ったとの答弁がありました。  次に、中学校管理費では、委員から部活動を中心とした支援を行うスポーツサポーターについて、現場のニーズの状況と今後の展開について質疑があり、執行部から、各学校の希望に応じて配置したところであり、1つの部活動に1人の顧問となっている部活や競技に携わったことのない顧問の部活については、サポートしていかなければならないと考えているとの答弁がありました。  次に、図書館費では、委員から、令和2年4月から中央図書館となる図書館の新たな特色と、読書通帳についての取り組み状況について質疑があり、執行部から、新たな特色については、図書館の設備改修にあわせて、読み聞かせコーナーに間仕切りを設け、親子で気兼ねなく利用できるスペースとしたほか、平日に週1回程度、市内福祉団体からどら焼き、シフォンケーキ、コーヒーなどの軽食を提供していただくこととした。また、読書通帳については、全ての新小学1年生に配布させていただいており、令和2年度から始まる第3次子どもの読書活動推進計画の中で、取り組みを広げていくとの答弁がありました。  そのほかの費目についても、種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、異議なく、本案の当委員会所管部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第29号令和2年度戸田市海外留学奨学事業特別会計予算、議案第31号令和2年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計予算及び議案第33号令和2年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計予算、以上3件につきましては、審査した結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  そのほか、執行部から、第3次戸田市子どもの読書活動推進計画(案)に係るパブリック・コメントの結果報告について、生涯学習課所管施設における新型コロナウイルスの対応について、戸田市立小中学校における新型コロナウイルスの対応について、戸田第一小学校の建てかえに伴う基本設計(案)について、令和2年度市内小中学校特別支援学級の新設について及び市内中学校の生徒指導案件について、以上6件の報告がありましたことを申し添えます。  最後に、当委員会における年間活動テーマについてでありますが、教育現場の課題解決に向けてに決定をいたしました。学校現場において、業務及び役割分担の適正化についての取り組みが進められてはいるものの、現場の教職員の負担は依然として大きなものとなっている。そうした負担を少しでも取り除き、先生が児童生徒に向き合うことのできる環境が求められていると考え、そうした環境づくりに資するためのテーマを決定した次第であり、調査研究を進めてまいります。
     本テーマを中心に、今後の委員会活動に取り組んでいくことを申し添え、文教・建設常任委員長報告といたします。 ○手塚静枝 議長  健康福祉常任委員長、25番、山崎雅俊議員。 ◎山崎雅俊 健康福祉常任委員長  おはようございます。  それでは、健康福祉常任委員会が付託を受けました案件の審査経過及び結果を順次御報告いたします。  まず初めに、議案第4号戸田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する条例につきましては、種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第9号戸田市立市民医療センター使用料手数料等条例の一部を改正する条例につきましては、委員から、将来的な診断書料の値上げの可能性について質疑があり、執行部から、近隣病院とのバランスを考慮しながら検討していくが、現時点では、今後どの程度まで値上げするかということは決まっていないとの答弁がありました。  そのほか、種々質疑を交わし、審査をいたしましたが、討論に際し、一委員から、診断書などの手数料は医療保険適用外で実費負担となるため、何度も診断書を必要とする市民にとっては負担が大きいことや、市民のセーフティーネットとして重要な役割を持つ公的医療機関においては、受益者負担の考え方はなじまないと考えることから、本案に反対するとの討論がありました。  一方、他の委員から、本市の受益者負担の考えにおいて、普通診断書料等の手数料は、特定の人に提供する行政サービスであり、受益者負担の割合が原則100%と定められていることや、大幅な料金上昇は行わず、市民生活への影響を鑑み、2,200円にとどめていること、また、近隣病院と比較しても安価であることなどから、今回の料金改定は、適正であると考え、本案に賛成するとの討論があり、採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第16号令和元年度戸田市一般会計補正予算(第8号)のうち、当委員会所管部分につきましては、種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第17号令和元年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、委員から、歳入における国民健康保険税の減額の理由について質疑があり、執行部から、国では社会保険の適用拡大を進めており、年度途中において国民健康保険から社会保険に移動する人が見込みより多くなったため、減額補正をしたとの答弁がありました。  そのほかにも種々質疑を交わしたところでありますが、審査した結果、異議なく、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第18号令和元年度戸田市市民医療センター特別会計補正予算(第2号)につきましては、種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第21号令和元年度戸田市介護保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、委員から、介護予防・生活支援サービス事業費の減額の理由について質疑があり、執行部から、近年は要介護認定者の介護度の重度化が考えられることから、ヘルパー及びデイサービスの利用分のみの支出となっている本科目は減額したとの答弁がありました。また、委員から、介護保険給付費準備基金積立金の増額について質疑があり、執行部から、1年間通して余った繰越金を余剰金として基金に積み立てているとの答弁がありました。  そのほかにも種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第23号令和元年度戸田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び議案第24号令和元年度戸田市在宅介護支援事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、種々質疑を交わし、審査した結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第25号令和2年度戸田市一般会計予算のうち、当委員会所管部分について申し上げます。  初めに、民生費のうち、社会福祉総務費の社会福祉総務事業では、委員から、社会福祉協議会におけるコミュニティソーシャルワーカーの増員の理由について質疑があり、執行部から、コミュニティソーシャルワーカーは、地域に出向いて個別支援を行うアウトリーチを行っており、民生委員ともかかわりながら、市とのパイプ役も果たしていることから、さらなる事業の強化のために1名増員したとの答弁がありました。  次に、生活困窮者自立支援事業では、委員から、任意事業である家計改善支援事業や就労準備支援事業の導入に向けた検討状況について質疑があり、執行部から、財政当局等と調整、し、令和3年度以降に実施できるよう検討していきたいとの答弁がありました。  次に、障害者福祉費では、委員から、障害者施設に対する助成金の支給について質疑があり、執行部から、当該施設は、他の類似施設では受け入れできないような行動障害などの重い障害がある方も生活介護で受け入れているため、助成金を支給してきた経緯があるとの答弁がありました。また、他の委員から、重度の障害児を受け入れられる施設の建設や整備に対する考えはあるかとの質疑があり、執行部から、新たな公共施設の建設は、財政面や人材確保の観点から、現時点では難しいとの答弁がありました。これに対して、委員から、近隣市とも協力しながら施設の整備について前向きに検討してもらいたいとの意見がありました。  次に、高齢者福祉費の介護老人保健施設管理運営事業では、委員から、介護老人保健施設の指定管理におけるモニタリング調査結果の検証について質疑があり、執行部から、年4回のモニタリングを実施しており、平成30年度からの2年間でスタッフの定着化に向けた処遇の改善やチームリーダーを設けるよう、組織体制の改善を指導するなどの対策を実施したところ、課題であった退職者が多かった問題については解消することができたとの答弁がありました。これに対して、委員から、スタッフの過度な入れかえは利用者に対するサービスの質の低下につながることもあることから、今後も引き続き指定管理者を支援してもらいたいとの意見がありました。  次に、地域交流センター運営費の福祉企画事業では、委員から、福祉総合相談窓口業務の設置に向けた相談員の増員の理由について質疑があり、執行部から、現在、生活自立相談センターにて3名体制で市の関係部署との連携をとりながら相談事業を実施しているが、さらに、福祉に関する相談経験が豊富でさまざまな制度を熟知している相談員1名を増員することによって、幅広い内容の相談に対してより円滑な対応が期待できるとの答弁がありました。これに対して、委員から、相談窓口業務に市職員は配置しないのかという質疑があり、執行部から、相談窓口への市職員の配置はしないが、福祉総合相談窓口を所管する福祉総務課職員を初めとした市職員との連携を密に図っていきながら、事例によっては職員が介入して相談業務を進めることも視野に入れているとの答弁がありました。  次に、児童福祉運営費の施設型給付事業では、委員から、保育士緊急確保・定着促進事業について質疑があり、執行部から、本事業の目的である保育士の人材確保、定着化について実績があることから、重要な事業の一つと認識しており、今後の状況や他市を参考にしながら検討していきたいとの答弁がありました。これに対して、委員から、保育士がかわると子供にとって環境が変わり、戸惑うところも出てくると思うので、保育士の定着に向けた支援を引き続き検討してもらいたいとの要望がありました。  次に、ひとり親福祉費のひとり親家庭等支援事業では、委員から、子供の第3の居場所事業の今後のあり方について質疑があり、執行部から、基本的な考え方は変えず、日本財団の事業を継承していくとの答弁がありました。  次に、衛生費のうち、成人保健事業費の健康増進事業費では、委員から、セルフ健康チェックサービスの通知のあり方について質疑があり、執行部から、本サービスは、約2,000人の29歳全市民を対象に案内を送付し、先着100名の定員を設けて申し込みを受け付けるとの答弁がありました。これに対して、他の委員から、30歳代健康診査の例年の受診者数を鑑みると、定員100人は少ないと思うとの意見があり、執行部から、新規事業ということもあり、今後市民の関心度を注視するとともに、30代健康診査の実績と照らし合わせながら対応していきたいとの答弁がありました。  また、他の委員から、他市の導入実績等について質疑があり、執行部から、自己負担額については自治体によってさまざまであり、1,000円のところもあれば、無料のところもあるが、無料とした場合、申し込みはしたけれども、検査は未実施だったという方が相当数いるということもあったので、本市では無料は考えなかった。また、問診、血圧測定、検尿など、セルフ健康チェックではできない検査項目はあるが、30代健康診査をセルフ健康チェックに置きかえたという自治体もあったとの答弁がありました。これに対して、委員から、しっかりと効果検証を実施してもらいたいとの意見があり、執行部から、本サービスにはアンケート機能もついており、それをもとに検証し、来年度以降の参考にしたいとの答弁がありました。  そのほかの費目につきましても、種々質疑を交わしたところでありますが、審査した結果、異議なく、本案の当委員会所管部分は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第26号令和2年度戸田市国民健康保険特別会計予算につきましては、委員から、ジェネリック医薬品使用促進通知作成業務の現状について質疑があり、執行部から、本市のジェネリック医薬品利用率は83%と、国の目標値である80%よりも高く、利用率は増加しているとの答弁がありました。  そのほかにも、種々質疑を交わしたところでありますが、審査した結果、異議なく、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第27号令和2年度戸田市市民医療センター特別会計予算につきましては、委員から、経営改革プランの進捗状況について質疑があり、執行部から、歳入については、入院、訪問等は伸びてきている一方で、外来においては思うように患者が伸びていない。また、歳出については、人件費においてはプランの見込みよりも抑えられており、繰入金はおおよそ目標どおりの数値となっているとの答弁がありました。  また、他の委員から、経営改革プランの見直しについて質疑があり、執行部から、定期的に開催している経営改革プランの進捗会議において、公的医療機関としてのあり方を考慮しつつ、さまざまな報告をもとに限りある資源の中で最大限の努力をして出せる数値を検討、見直しを行っているところであり、引き続き新しい提案をしながら進めていきたいとの答弁がありました。  そのほかにも、種々質疑を交わしたところでありますが、審査した結果、異議なく、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第32号令和2年度戸田市介護保険特別会計予算につきましては、委員から、TODA元気体操を実施している町会等に対する助成について質疑があり、執行部から、このような一般介護予防事業については、市民がみずから工夫して予防を図っていくという国の方針もあることや、介護保険特別会計からの支出となると、保険料に影響が生じてしまうことなどから、助成は行っていないとの答弁がありました。これに対して、委員から、行政が積極的に市民の努力を後押しするような介護予防支援策を検討してもらいたいとの意見がありました。  そのほかにも、種々質疑を交わしたところでありますが、審査した結果、異議なく、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第34号令和2年度戸田市後期高齢者医療特別会計予算につきましては、委員から、被保険者保険料軽減特例の見直しによる影響について質疑があり、執行部から、1,830人が8割軽減から7割軽減に、1,858人が8.5割軽減から7.75割軽減に変更になるとの報告がありました。  そのほかにも、種々質疑を交わし、審査いたしましたが、討論に際し、一委員から、被保険者保険料の所得割率及び賦課限度額引き上げなどの保険料の改定により、被保険者の負担が重くなることから、本案に反対する旨の討論がありました。  一方、他の委員から、後期高齢者医療保険料について、県広域連合において算定されたものに基づいて予算計上していることや、今後5年間で団塊の世代が後期高齢者になり、医療費の増加が見込まれる中、低所得者への影響が大きい均等割は現状維持とする配慮も見られるなど、本予算は適正かつやむを得ないものと考えることから、本案に賛成するとの討論があり、採決の結果、賛成多数により、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第35号令和2年度戸田市在宅介護支援事業特別会計予算につきましては、種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  そのほか、執行部から、第二期戸田市子ども・子育て支援事業計画(案)のパブリック・コメントの結果について、新型コロナウイルスの対応について及び(仮称)戸田市手話言語条例(案)に係るパブリック・コメントの結果について、以上3件の報告を受けましたことを申し添えます。  このうち、新型コロナウイルスの対応についてでありますが、福祉保健センターのほか、所管する各部局からも対応状況について報告を受けたところであります。各部局からの報告に対して、委員から、民間学童保育室利用者の負担に対する補助について質疑があり、執行部から、まだ詳細は決定していないが、国から交付金の追加措置があることとなっているため、今後、保護者に対して返金できる場合があるとの答弁がありました。これに対して、委員から、利用者がなるべく安心して学童保育室を利用できるよう、交付金の詳細な情報が出たら、速やかに民間各学童保育室にも通知してもらいたいとの要望がありました。  なお、新型コロナウイルス対策におけるマスクの備蓄につきましては、昨年11月の時点で16万500枚ありましたが、市職員への配布を初め、医師会への寄附などを実施していて、3月16日現在の残数は9万2,800枚となっており、今後6月までは備蓄で賄えるということでありますことを申し添えます。  最後に、当委員会における年間活動についてでありますが、就職氷河期世代を含めた中高年層のひきこもりが大きな社会問題として取り上げられるようになったことを受け、中高年のひきこもり対策についてを年間活動テーマと定めました。この問題については、社会全体で対策を講じ、市としても身近な場所での相談の実施や社会参加の機会をふやすことなどが必要であると考えることから、中高年の居場所や生きがいを見つける一助となるような支援事業を充実させるために、本テーマについて、本市の現状や先進事例を把握しながら調査研究を進めてまいります。  以上、申し上げまして、健康福祉常任委員長報告といたします。 ○手塚静枝 議長  市民生活常任委員長、19番、三輪なお子議員。 ◎三輪なお子 市民生活常任委員長  おはようございます。  それでは、本定例会におきまして市民生活常任委員会が付託を受けました各案件の審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。  初めに、議案第3号戸田市ポイ捨て等及び歩行喫煙をなくす条例の一部を改正する条例につきましては、委員から、既に委託している啓発員と、新たに設けられた指導、勧告、過料の請求までを行う指導員とのすみ分けについて質疑があり、執行部から、それぞれが巡回を行う駅を分けることなどを検討しているとの答弁がありました。  また、他の委員から、駅周辺の喫煙所については、条例改正だけではなく、環境整備もしっかりと行ってほしいとの要望がありました。  さらに、他の委員から、条例の周知方法について質疑があり、執行部から、10月1日の施行まで十分な期間があるため、新たに過料が発生するということが市民の目につくよう、のぼり旗の設置や路面シートでの表示など、周知方法を検討し、実施していくとの答弁がありました。  そのほかにつきましても、種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、異議なく、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第16号令和元年度戸田市一般会計補正予算(第8号)のうち、当委員会所管部分について申し上げます。  まず、総務費のコミュニティセンター費について、委員から、減額補正の金額が大きくなった理由について質疑があり、執行部から、入札により契約金額が下がったことによる減額であるとの答弁がありました。これに対し、委員から、減額補正の金額が大きくならないよう、予算要求時に慎重に検討してもらいたいとの要望がありました。  次に、商工費の商工業振興費について、委員から、中小企業への各種融資事業について、新規の貸し付けがなく、利率の引き下げなど、実効性を高めるための考えについて質疑があり、執行部から、今年度実施した企業アンケートをもとに、来年度も企業の声を聞きながら検討を続けていくとの答弁がありました。  そのほかの費目でも種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、異議なく、本案の当委員会所管部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第25号令和2年度戸田市一般会計予算のうち、当委員会所管部分について申し上げます。  まず、総務費の交通対策費について、委員から、コミュニティバスにおける新型コロナウイルス対策について質疑があり、執行部から、運行事業者において、空き時間や1日の運行終了後に消毒を実施し、運行中も小まめに換気を行っているとの答弁がありました。これに対し、委員から、市民が安心して利用できるよう、行っている対策について車内に掲示してはどうかとの意見があり、執行部から、運行事業者と連携して掲示したいとの答弁がありました。  次に、行政振興費について、委員から、新たに設置される外国人市民相談窓口の相談体制について質疑があり、執行部から、相談員として2名の採用が決定しており、毎週月曜日から金曜日の9時から5時まで1名ずつ勤務し、英語または中国語、韓国語での対応が可能であるほか、翻訳機も活用しながら対応していくとの答弁がありました。  次に、ふるさと祭りについて、委員から、助成金の増額理由について質疑があり、執行部から、今年度、市役所に場所を戻して開催する中で、前回の決算額から約1,000万円を超える経費が発生した。今年度は実行委員会の基金からの繰り入れや企業への協賛金の呼びかけで対応したが、来年度は実行委員会の基金からの繰り入れがなくなるほか、開催時期としてオリンピックとパラリンピックの合間を予定していることから、警備費などの高騰が予想され、増額となっているとの答弁がありました。これに対し、他の委員から、今後の予算編成の考え方について質疑があり、執行部から、今年度は場所を戻して初めての開催ということもあり、当初予定していた予算額を超える経費が発生した。来年度は2回目ということで、実行委員会においても予算内でおさめることを前提に精査をしながら、参加者に楽しんでいただけるお祭りとなるよう進めていきたいとの答弁がありました。  また、他の委員から、来年度の実行委員長について質疑があり、執行部から、現時点ではまだ決まっていないとの答弁がありました。これに対し、委員から、今年度は市長が実行委員長を兼任したが、災害や今回のような新型ウイルスへの対応など、市長の役割を優先すべき事態が発生する可能性があるほか、補助金のチェック体制という点で考えると、本来は分けるべきではないかとの指摘がありました。  次に、コミュニティセンター費について、委員から、新曽南多世代交流館の指定管理料が増額となっている要因について質疑があり、執行部から、今年度までの5年間の指定管理者による運営の中で、毎年赤字が発生していることから、来年度からの指定管理料が増額となっているとの答弁がありました。これに対し、委員から、赤字の縮小に向けた考えについて質疑があり、執行部から、来年度からの指定管理者の選定時に、仕様の中で自主事業をふやすよう変更するなど、収益を増やすための取り組みを進めるとの答弁がありました。  次に、民生費の市民保養所費について、委員から、公共施設再編プランに基づく施設の今後の方向性の検討について、市民に喜ばれ、稼働率も非常に高い施設であるため、市民の意見をしっかりと聞き、見きわめてほしいとの要望がありました。  また、他の委員から、これまで一生懸命働いてきた高齢者の方が無料で利用でき、元気になるという金額には換算できない効果もあると感じているので、市民アンケートの結果のみにとらわれず、検討を進めてほしいとの要望がありました。  次に、衛生費の環境衛生費について、委員から、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費補助事業について、事業を始めるに当たっての準備について質疑があり、執行部から、事業の周知としてチラシを作成し、公共施設への配架のほか、町会回覧での周知も検討しているとの答弁がありました。これに対し、委員から、チラシの作成に当たっては、猫による被害が少なくなるよう、市内の動物病院にも協力を得られるものにしてほしいとの要望がありました。  次に、清掃総務費について、毎年多くの予算をかけて監視、回収業務を行っている中で、不法投棄が減っていない。今後は新たな対策を講ずる必要があるのではないかという意見があり、執行部から、不法投棄に関する看板を設置するほか、捨てられやすい場所については、他課と連携した見回りの強化などについて検討していきたいとの答弁がありました。  次に、環境保全費について、委員から、環境基本計画改定業務の進行状況について質疑があり、執行部から、今年度実施したアンケートの集計作業を行っており、今後、その内容をどのように計画に反映していくか検討していくとの答弁がありました。これに対し、委員から、新たな計画の方向性について質疑があり、執行部から、環境基本計画と地球温暖化対策実行計画を一つにまとめ、また、気候変動適応計画についても盛り込んでいくことで、地球温暖化の防止と並行して、変化していく環境に対する取り組みについても計画の中に組み込んでいきたいとの答弁がありました。  次に、商工業振興費について、委員から、中小企業振興条例の活用状況について質疑があり、執行部から、条例に基づき設置している中小企業振興会議において、令和3年4月から開始となる第2期産業振興計画策定に向けた検討を今年度から進めていくとの答弁がありました。  次に、消費生活センター費について、委員から、今年度設置した消費者安全確保地域協議会の今後の運営について質疑があり、執行部から、協議会の設置により可能となった国からの情報提供については、協議会で合意を得ており、今後は提供を受けた個人情報の取り扱いやその利用方法について協議を進めていくとの答弁がありました。  次に、商工費の観光費について、委員から、戸田橋花火大会実行委員会に対する補助金額が増加している要因について質疑があり、執行部から、来年度はオリンピックの影響により開催を5月に前倒しにしていることから、今年度の開催から間もない協賛の依頼となり、協賛金の減少が見込まれたこと、警備員についても、今年度の花火大会実施直後に警備会社と協定を締結しており、早い段階での確保となったことから費用が増加したこと、日程変更のPRに係る追加費用なども必要となったことが要因であるとの答弁がありました。  次に、公園費について、委員から、ボール公園の年末年始の開放について質疑があり、執行部から、開設前に行った周辺の住民との調整で、年末年始は開放していないとの答弁がありました。これに対し、委員から、開放後の状況を見て、開放しなければもったいないという意見が周辺住民から出ていることから、検討してほしいとの要望があり、執行部から、今後研究していくとの答弁がありました。  また、公園リニューアル計画について、委員から、今後、議会として意見を出す場について質疑があり、執行部から、来年度の早い時期で、当委員会にアンケートの結果も含めて報告したいとの答弁がありました。  次に、教育費の体育総務費について、委員から、聖火台のモニュメント制作の意図について質疑があり、執行部から、聖火リレーのゴール地点が市役所入り口に決定したことを受け、記念式典において聖火台のモニュメントのお披露目と子供たちの手紙をモニュメントに詰めるイベントを行う予定である。その後、令和3年度ごろからはモニュメントをボートコースの入り口となる戸田公園駅の西口に移設し、市民の皆様にボートのまち、聖火台のあるまち戸田について、改めて認識していただくことを考えているとの答弁がありました。これに対し、他の委員から、レガシーに対する認識について質疑があり、執行部から、聖火台そのものというよりは、戸田市がボートのまち、聖火台のあるまちであることを市民が誇りに思う気持ちが今回の東京オリンピック・パラリンピックのレガシーとなると考えているとの答弁がありました。  また、他の委員から、前回の東京オリンピックの聖火台を活用すべきではないかという意見があり、執行部から、前回の聖火台の移設についても検討はしたが、前回の聖火台はボートコースにあるからこそレガシーであるという結論に至った。また、今回の聖火リレーのルート決定前から、市独自のイベントを実施するための準備委員会を設置し、市民も交えて検討を進めており、戸田公園にて行うイベントの際に、前回の聖火台に再び火をともすことなどを計画しているとの答弁がありました。  次に、学校施設開放事業費について、委員から、新型コロナウイルスへの対策として、中止となっている学校開放の今後の見通しについて質疑があり、執行部から、3月の運営委員会も中止となっていることから、来年度当初からの再開は難しいと考えている。今後の状況にもよるが、4月に運営委員会を開催し、5月からの再開を目指したいと考えているとの答弁がありました。  次に、議案第28号令和2年度戸田市交通災害共済事業特別会計予算及び議案第30号令和2年度戸田市火災共済事業特別会計予算につきましては、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第36号令和2年度戸田市水道事業会計予算及び議案第37号令和2年度戸田市下水道事業会計予算につきましては、委員から、来年度が最終年となる上下水道事業包括委託の課題について質疑があり、執行部から、浄水場の運転管理を業者に委託しているが、その総括は市が担う必要がある中で、民間事業者の技術者と市職員との知識の差を埋めていく必要があるなどの課題がある。令和3年度からの次期包括委託に向け、それらの課題への対策も検討していきたいとの答弁がありました。  次に、水道管の更新工事について、委員から、現状と見通しについて質疑があり、執行部から、市の水道管の総延長は約320キロであり、耐震化率は今年度末時点で約52%を見込んでいる。今後については、財源や人材確保の課題も踏まえ、民間企業の活用も視野に入れながら、計画的に進めていきたいとの答弁がありました。  そのほかにつきましても、種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  最後に、当委員会の年間活動テーマについてでありますが、再生可能エネルギーの活用についてと決定いたしましたので、御報告いたします。太陽光を初めとする再生可能エネルギーについては、温室効果ガスの削減など、地球温暖化対策の一つとして期待されており、国連の定める持続可能な開発目標、通称、SDGsの掲げる17の目標の一つにもエネルギーをみんなに、そしてクリーンにとして掲げられております。また、平成30年度には、災害時の非常用電源として、再生可能エネルギーを活用できるよう、国が蓄電池等を導入する企業への補助金を開設するなど、災害時の電力源として期待されております。  以上のことから、環境に優しく、災害に強いまちづくりを進める上で重要となる再生可能エネルギーの活用についてを当委員会の年間活動テーマとし、今後、先進地等への視察を行いながら、委員会活動を進めることといたしました。  以上を申し上げまして、市民生活常任委員長報告といたします。 ○手塚静枝 議長  まちづくり・交通対策特別委員長、22番、榎本守明議員。 ◎榎本守明 まちづくり・交通対策特別委員長  おはようございます。  それでは、まちづくり・交通対策特別委員長報告を申し上げます。  本定例会におきまして当委員会が執行部から、環境空間有効活用について承認を求められましたので、その概要を御報告申し上げます。  初めに、戸田73-1の一部において、環境空間の有効活用として、新たに駐輪場を開設するための申請が提出されましたことについてであります。  用途は従業員用の駐輪場で、申請者は東日本旅客鉄道株式会社大宮支社長、使用者は株式会社レストランエンタプライズ、区域は戸田市大字美女木字向田1269番118、面積は247平米、市の使用貸借面積、いわゆる合意書緑地については、戸田市川岸1丁目3107番1外において19平米であります。期間は10年間とし、工事着手は本年4月、使用開始は翌月5月をそれぞれ予定しているところであります。  次に、戸田58において、環境空間の有効活用として、新たに駐車場を開設するための申請が提出されたことについてであります。  用途は大型車用の駐車場で、申請者は東日本旅客鉄道株式会社大宮支社長、使用者は株式会社ジェイアール東日本都市開発、区域は戸田市大字新曽字稲荷1518番2外、面積は812平米、合意書緑地については戸田市川岸1丁目3107番1外において242平米であります。期間は、先ほどと同様、10年間とし、工事着手は本年4月、使用開始は令和2年5月を予定しているとのことであります。  以上2件について、当委員会が審査を行った結果、いずれも異議なく、承認することに決定いたしました。  なお、環境空間の活用に当たっては、地域住民の理解が必要不可欠であります。執行部においては、これまでも十分に対応していただいておりますが、今後も引き続き地域の方々に対して、丁寧な説明に努めるよう、また、安全面において十分配慮するよう、先方に要請していただくようお願いをいたします。  以上を申し上げまして、まちづくり・交通対策特別委員長報告といたします。 ○手塚静枝 議長  議会改革特別委員長、12番、遠藤英樹議員。 ◎遠藤英樹 議会改革特別委員長  おはようございます。  それでは、議会改革特別委員長報告を申し上げます。  当委員会では、災害時における議員活動についてをテーマとして協議を重ねてまいりましたが、結論が出ましたので、その経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、協議に至った経緯でございますが、昨年10月、台風第19号が関東地方を直撃した際に、初めて戸田市議会災害対策支援本部が設置され、平成26年11月に制定した戸田市議会における災害発生時の対応要領に沿って運営がされたところであります。その後に開催された全員協議会において、さまざまな反省点等が出され、当委員会において議論する必要があるとの認識に至った次第であります。  協議の結果、6点の改善等を行うことを確認いたしました。  1点目は、戸田市議会災害対策支援本部の設置場所についてであります。災害拡大期において、従前は全員協議会室に支援本部を設置しておりましたが、議員への安否確認、情報提供、情報共有等を実施するには電話やパソコン、テレビ等が備わっている場所のほうが支援本部機能が稼働しやすいことから、設置場所を全員協議会室から議会事務局執務室に移すことといたしました。  2点目は、各議員への情報共有のあり方についてであります。議員からの問い合わせ及び議員からの情報提供については、エクセル表などで、それぞれ一覧にして、質問または情報提供のあるごとに追記をし、その都度、全議員に周知をすることといたしました。  3点目は、各議員の安否確認でございます。現状は、メールや電話により各議員の安否等を確認しておりますが、回答の際は、メールや電話での回答とあわせて、状況把握のため、なるべくスマートフォンやタブレット端末のカメラで議員が撮影した画像を添付することといたしました。  4点目は、本部員の地域における活動の範囲についてであります。台風第19号の際は、議員が市の災害対策本部に直接要請したり、避難所で職員とともに指揮をした場面があったとのことでありました。しかしながら、対応要領では、議会の支援本部はあくまで市の災害対策本部を支援する位置づけであり、各地域における活動に協力することと規定されておりますので、要請したい場合は、支援本部を通すことを再確認いたしました。
     5点目は、本部長及び副本部長の交代についてであります。現行の対応要領では、本部長及び副本部長に事故があるとき、または欠けたときしか規定がなく、対応が長期間にわたった場合の規定がありませんでした。そこで、本部長及び副本部長の2人体制を廃止し、副議長及び議会運営委員長を本部長代理とし、議長、副議長、議会運営委員長の順に1人体制でおおむね12時間ごとに交代することといたしました。  6点目は、本部員としての留意点の周知についてであります。対応要領が制定されてから月日がたち、また、改選で議員がかわったことなどにより、緊急連絡先や災害時の対応のあり方などに認識不足の議員がいることから、支援本部設置を通知する際に緊急連絡先やマニュアルに沿って行動することなど、留意点等もあわせて周知することといたしました。  以上、6点の改善により、今後も議会が市の災害対策活動を支援するとともに、被害の拡大防止及び災害の復旧、復興に寄与し、災害時に市民の代表として役割を果たしてまいる所存であります。  なお、新型コロナウイルス等の感染症による災害発生時の議員活動については、必要に応じて別途協議を行うことを申し添え、議会改革特別委員長報告とさせていただきます。 ○手塚静枝 議長  議会運営委員長、21番、三浦芳一議員。 ◎三浦芳一 議会運営委員長  おはようございます。  それでは、議会運営委員長報告を申し上げます。  本市議会では、平成21年3月から常任委員会における年間活動テーマを定めた活動を、また、平成15年2月から特別委員会を設置しての議会改革をそれぞれ行っているところでありますが、そうした活動が戸田市議会の活動として余り認知されていないとかねてから感じておりました。  そこで、各委員会の活動を本市議会の活動として明確に位置づけるとともに、見える化する手法について、協議いたしました。その結果、今後は、各委員会の年間活動を明記した戸田市議会年間活動計画を作成し、議会だよりや議会ホームページを通じて周知していくことを、3月10日に開催いたしました当委員会において決定をいたしました。  次に、3月11日から3月16日にかけて開催されました各常任委員会及び3月17日に開催されました議会改革特別委員会において、それぞれ年間活動テーマが確認されました。これを受け、3月17日に開催されました当委員会におきまして、令和2年戸田市議会年間活動計画を確認したところであります。ことしの本市議会における4常任委員会及び議会改革特別委員会に係る年間活動計画につきましては、お手元に配付の活動計画及び先ほどの各委員長報告のとおりであります。なお、この戸田市議会年間活動計画による成果につきましても、戸田市議会年間活動成果として取りまとめ、周知していくことを申し添えます。  今後はより一層議会活動の見える化を図りながら、議会活動に対する市民への説明責任を果たしつつ、市政の発展や市民福祉の向上のため、効果的な政策提言等を行ってまいる所存でありますことを申し上げ、議会運営委員長報告とさせていただきます。 ○手塚静枝 議長  以上をもって、各委員長の報告は終わりました。  これより、各委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  討論通告受け付けのため、休憩いたします。  休 憩 11時15分  開 議 11時15分 ○手塚静枝 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △市長提出議案第2号~同第8号 討論、採決 ○手塚静枝 議長  これより討論、採決に入ります。  議案第2号戸田市監査委員条例及び戸田市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正に関する条例から同第8号戸田都市計画事業新曽第一土地区画整理事業施行規程及び戸田都市計画事業新曽第二土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例まで、以上7件について討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案7件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案7件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案7件は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第9号 戸田市立市民医療センター使用料手数料等条例の一部を改正する条例 討論、採決 ○手塚静枝 議長  議案第9号戸田市立市民医療センター使用料手数料等条例の一部を改正する条例については、討論の通告がありますので、順次、発言を許します。  反対討論者、6番、むとう葉子議員。(拍手) ◆6番(むとう葉子議員) 日本共産党戸田市議団を代表して、議案第9号戸田市立市民医療センター使用料手数料等条例の一部を改正する条例について、反対の立場から討論させていただきます。  市民医療センターでの診断書発行において、現行の手数料を1,100円から2,200円に引き上げる条例改正は、近隣病院での診断書が3,000円以上であることや、受益者負担の考え方から改正するとの説明でした。また、診断書の内容は、病状や治療内容、健康診断の結果が書かれたもので、用途は勤務先に提出する等が上げられています。診断書は、医療保険外であることから、実費負担となり、生活保護者の医療扶助対象からも外れます。  年間800から900通の診断書を発行されていますが、病状によっては、同じ利用者が病気で会社を休むために何度も診断書と必要とすることなどを考慮すると、決して安いものではありません。市民医療センターの独立採算制に立った経営改善となれば、当然として、民間との差を縮めることが優先されます。しかしながら、公的医療機関である市民医療センターは、地域住民の命と健康を守る役割があり、重要なセーフティーネットであることから、今回の値上げは、いま一度考えるべきだと思います。  日本共産党戸田市議団としては、市からの市民医療センター繰出金は当然であると考えますことから、議案第9号戸田市立市民医療センター使用料手数料等条例の一部を改正する条例に反対いたします。(拍手) ○手塚静枝 議長  賛成討論者、1番、矢澤青河議員。(拍手) ◆1番(矢澤青河議員) 議案第9号戸田市立市民医療センター使用料手数料等条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論いたします。  普通診断書料については、戸田市の受益者負担の考え方において、手数料は各種証明など特定の人に提供する行政サービスであり、受益者負担の割合は原則100%と定められております。職員人件費などが受益者負担の範囲となっておりますが、普通診断書料の実際の経費は1件当たり人件費が4,000円かかっております。戸田市は、これまで普通診断書料の実費負担は1,100円でしたが、ほかの近隣病院を見ますと、実費負担はおおむね2,200円以上、民間では3,000円を超えております。また、大幅な料金の上昇による市民生活への影響なども鑑み、2,200円への変更としていることから、今回の料金改正は適正であると考え、本条例改正に賛成いたします。(拍手) ○手塚静枝 議長  以上をもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する委員長の報告は、原案可決であります。  本案は、起立により採決いたします。  本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。  (起立多数) ○手塚静枝 議長  起立多数と認めます。よって、本案は、委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第10号~同第15号 討論、採決 ○手塚静枝 議長  議案第10号戸田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例から同第15号訴訟上の和解についてまで、以上6件について討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案6件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案6件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案6件は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第16号 令和元年度戸田市一般会計補正予算(第8号) 討論、採決 ○手塚静枝 議長  議案第16号令和元年度戸田市一般会計補正予算(第8号)について、討論の通告がありますので、順次発言を許します。  反対討論者、7番、本田哲議員。(拍手) ◆7番(本田哲議員) それでは、日本共産党戸田市議団を代表し、議案第16号令和元年度戸田市一般会計補正予算(第8号)中、款2総務費、項1総務管理費、目6財産管理費、大事業5公共施設等整備基金積立金と款13諸支出金、項1基金費、目1財政調整基金費、大事業1財政調整基金費への新規積み立てについて、反対の立場から討論をいたします。  公共施設等整備基金に10億3,632万9,000円を新たに今回積み立てます。この積み立てで、令和元年度末残高は62億5,812万6,000円となります。令和2年度に11億1,500万円の取り崩しを行うと令和2年度末の残高見込みは51億6,077万円となります。公共施設等整備基金においては、公共施設の健全度をしっかりと見きわめながら、公共施設の長寿命化や建てかえに備えるための適正な積立額があるかどうか、議会や市民にしっかりと理解できる十分な説明が必要であり、公共施設のためとのことで、青天井に基金をふやしてよいというものではないと考えます。  また、財政調整基金も7億9,933万9,000円の新規積み立てを行います。令和元年度末残高は、これにより61億4,203万8,000円となります。同じく、令和2年度に取り崩し24億8,607万5,000円行いますと、令和2年度末残高見込みは36億7,405万7,000円となります。財政調整基金は、経済事情の著しい変動等により、財源が著しく不足する場合において、当該不足額を埋めるための財源に充てるとき、また、災害により生じた経費の財源、または災害により生じた減収を埋めるための財源に充てるときなど、緊急、不測の事態に対応するための基金であり、一定額積んでおくことは必要であると考えます。  しかし、昨年10月、消費税率が10%へと引き上げられ、市民生活は厳しさが増しております。基金の原資は税金です。市民が納めた税金をどこにどのように使っていくかは、広い視野を持ち、市民の暮らしの隅々までに生かす財政バランスが必要であると考えます。  今補正による両基金の積立金額の合計は18億3,566万8,000円となります。18億円全てではなくとも、積立額のごく一部を使えば、年度末においても、また、新年度予算においても、市民生活への負担軽減や市民サービス向上に生かせたと考えますし、生かすべきであったと考えます。  市民の税金は積極的に市民に還元することを強く求め、議案第16号令和元年度戸田市一般会計補正予算(第8号)の反対討論といたします。(拍手) ○手塚静枝 議長  賛成討論者、18番、酒井郁郎議員。(拍手) ◆18番(酒井郁郎議員) 議案第16号令和元年度戸田市一般会計補正予算のうち、反対討論者御指摘の論点について、戸田の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。  まず、公共施設等整備基金につきましては、現在多くの公共施設が更新、修繕を必要とする時期であり、資金需要は当面続いていくと考えられます。それに応じた資金残高が必要であると考えます。もちろん基金残高の水準につきましては、議論されるべきものであるとは考えますが、公共施設の整備には合意形成が必要であり、今後議論が進んでいくものと期待いたします。  次に、財政調整基金につきましては、御存じのとおり、歳入の増減や災害などの突発事象における不測の財政需要に備えるためのものであります。委員会におきまして、執行部から御説明ありましたけれども、本市は不交付団体であり、市税の減少が財源喪失に直結しかねません。例として法人税収入が一部大型事業者に依存しており、その水準は毎年大きく増減しているとのことであります。もちろん昨年の大型台風、また、ことしに入ってからの新型コロナウイルス感染症などの災害があれば、歳入の減少のみならず、復興事業や経済対策に大きな予算が必要となります。ふだんからの市民の生活を手厚く支援することはもちろん大切なことではありますが、しかし、一定程度の積み立てがなければ市民の命や雇用を本当に守らなくてはならないときに機動的な政策の実施が困難となることも考えられます。  さらに、基金残高につきましては、その水準は類似の自治体と比べて高くはなく、大災害が想定される昨今におきましては、むしろ基金の積み増しも検討が必要な状況であると認識いたします。  以上をもちまして賛成討論といたします。(拍手) ○手塚静枝 議長  以上をもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案は、起立により採決いたします。  本案を各委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。  (起立多数) ○手塚静枝 議長  起立多数と認めます。よって、本案は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第17号~同第24号 討論、採決 ○手塚静枝 議長  議案第17号令和元年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から同第24号令和元年度戸田市在宅介護支援事業特別会計補正予算(第2号)まで、以上8件について討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案8件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案8件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案8件は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第25号 令和2年度戸田市一般会計予算 討論、採決 ○手塚静枝 議長  議案第25号令和2年度戸田市一般会計予算について、討論の通告がありますので、順次、発言を許します。  賛成討論者、2番、浅生和英議員。(拍手) ◆2番(浅生和英議員) それでは、戸田の会を代表いたしまして、議案第25号令和2年度戸田市一般会計予算に賛成の立場から討論いたします。  昨年の台風19号は、本市にも大きな爪跡を残し、そして、多くの課題が明らかとなりました。想定外の大規模災害がこれからもいつ起こるのかわからない中、市民の多くは台風通過時に現実を目の当たりにし、将来の不安を覚えました。それを踏まえた令和2年度の予算となっていると感じました。防災、減災のほか、安全・安心のまちづくり、教育、産業支援など、広範囲にわたりながらも市民目線で優先順位の配慮がされている予算であると考えます。以下、幾つか賛成理由を申し上げます。  1つ目として、防災、減災のまちづくりでは、浸水対策事業の雨水貯留浸透施設である雨水ますの設置、上戸田川の流下能力の向上、調節池整備事業、そして、雨水貯留管の設置事業が始まります。治水事業を優先する予算が意味することは、人の命や市民の財産を第一に考え、そして、積極的に守ることであると判断いたしました。特に雨水貯留管の設置事業は、今まで市民の声に十分応えられていなかった課題に最大の効果を狙った大規模な治水事業となります。今後、約5年間をかけて戸田駅西口付近から山宮橋付近まで、北大通りの地下に約1キロメートル、直径6メートルの雨水貯留管を設置する事業となります。この事業の完成により、雨のたびに近隣住民が憂慮する事態から解放される上、救急車両を初め、緊急輸送用の道路が確保されます。  2つ目として、産業育成、企業の支援では、人材確保支援事業が始まります。地域資源を活用し、産業の活性化が本市の発展に不可欠であるという強いメッセージと考えられます。人材不足が課題である企業の人材確保が安定することで、市内事業者の経営力の強化や発展につながるよう、継続的な取り組みを要望いたします。
     3つ目として、システム投資では、今まで主としてタイムカードで管理されていた全職員の労務管理が手作業からシステムへ移行します。システム投資をすることで業務が大幅に改善されることが明らかである上、単純作業がシステム化されることで、本来の職員としての能力を政策の策定、執行へと活用できるようになり、働く意欲向上が期待できます。働き方改革を積極的に推進していると考えます。  4つ目として、安全・安心のまちづくりでは、見守り防犯カメラが全小学校区へ約250台設置されます。埼玉県警の刑法犯認知件数犯罪率一覧より、戸田市の順位が平成30年はワースト17位、令和元年は7位と確認できます。多少の順位の変動はあるものの、ワーストの常連であるように感じます。この見守り防犯カメラの設置事業は、ワーストからの脱却という強い決意が伝わります。子供たちの通学時安全確保にとどまらず、犯罪の抑制にも効果が大きいと考えます。地域の安全が確保され、安心して暮らせるというまちづくりの方向性が理解できます。  5つ目として、未来への投資では、市内全小中学校の体育館へエアコンが設置されます。教育日本一への道は決してなだらかな一本道ではない中で、この事業は、異常気象に左右されず児童生徒の教育環境向上に加え、学校開放などの市民の利便性向上の相乗効果も期待できます。また、30年以内に70%の確率で起こると予測されている首都直下型地震への備えは、防災、減災とも重なりますが、想定外とならないよう適切に準備することが急務であると考えます。災害時には、避難所として活用するため、エアコンの設置は機能向上の視点においても納得できます。  6つ目として、福祉総合相談窓口が市役所に設置されます。我が会派からも福祉のワンストップ窓口を以前から要望しておりました。よく言われる縦割り行政が利便性向上の弊害となることがないよう、市民ファーストで柔軟で執行されることが重要であると考えます。福祉総合相談窓口の設置により、利用者の滞在時間の短縮と必要書類の合理化などが実現可能と考えます。本市行政サービスのスタンダードとなることを期待しています。  最後に、各委員会の予算審議におきまして、会派メンバーが質疑、質問を通し、このたびの一般会計予算約598億円が適切に配分されていると判断いたしましたことを申し添えます。  以上、賛成理由を申し上げまして、議案第25号令和2年度戸田市一般会計予算への賛成討論といたします。(拍手) ○手塚静枝 議長  賛成討論者、7番、本田哲議員。(拍手) ◆7番(本田哲議員) それでは、日本共産党戸田市議団を代表し、議案第25号令和2年度戸田市一般会計予算に賛成の立場から討論をいたします。  私たち日本共産党戸田市議団は、市民の声を広く聴取し、各種団体とも懇談をし、取りまとめた2020年度予算要望書を菅原市長に提出をし、令和2年度予算が市民生活の実態にしっかりと寄り添ったものになるよう求めてきたところであります。  今、市民の生活、なりわいは、昨年10月からの消費税率10%引き上げにより、日々その厳しさが増しております。党市議団は、令和2年度戸田市一般会計予算が、厳しさを増す市民の暮らし、なりわいに対応しているものとなっているのかどうかなども注視をし、審査に臨みました。そして、令和2年度戸田市一般会計予算で党市議団が予算要望書で要求してきた市民要求の実現、災害、浸水対策の強化、中小企業への振興対策強化、国民健康保険税の税率引き上げが行われなかったことなどを考慮し、賛成することといたしました。  それでは、賛成すると判断した主な事業、理由について述べたいと思います。  今、気候変動による地球温暖化を起因とした異常気象や自然災害が世界各国、日本全国で発生し、甚大な被害をもたらしています。昨年10月の台風19号もその一つであり、市内でも河川等の越水、溢水、床上、床下浸水などの被害が多数発生いたしました。党市議団は、いち早く市民から寄せられたさまざまな要望を取りまとめ、菅原市長に「でき得る限りの生活債権への支援と災害対策の強化」と題した要望書を提出いたしました。いつ何どき起こるかわからない災害に対し、市民の暮らしを守る観点から、災害、浸水対策の強化、地球温暖化への対応が強く求められております。  令和2年度戸田市一般会計予算では、台風19号で浸水被害を受けた喜沢南1丁目、川岸3丁目、本町5丁目、氷川町、笹目南町への浸水対策工事、戸田駅西口付近から山宮橋までの北大通りの地下に整備する雨水貯留施設の実施設計、健康福祉の杜周辺の浸水被害を軽減するための迂回水路の改修工事、さくら川のしゅんせつ・護岸整備工事、山宮橋北東側に整備される3号調節池整備事業などの浸水対策が実施されます。  また、災害時に救護所となる市民医療センターへの災害用医薬品、食料、発電機等の備蓄品の購入、災害時に避難時となる市内小学校5の体育館への停電対策としての非常発電機設置工事、台風19号災害の教訓を生かしたハザードブックの見直しと一斉水害避難行動訓練の実施、災害時の組織体制の見直しを主とした地域防災計画の見直し、消防職員の増員などの災害対策強化も実施されます。  そして、引き続き地球温暖化を起因とした猛暑による熱中症から子供たちを守り、災害時の避難所としての防災機能向上を図るための全中学校の体育館へのエアコン設置工事、また、令和3年度、小学校12の体育館にエアコンを設置するための設計業務も令和2年度実施をされます。  今年度、党市議団が長年求めてきた、市内事業所の全数調査が実施されました。回答は22%ということでしたが、令和2年度は、この調査結果からわかった人手不足という課題の解決に積極的に取り組んでくれるとのことです。求人情報誌の活用や、既に一部訪問による聞き取り調査が始められているとのことで、令和2年度補正予算で全額減額となった公的資格取得支援事業費の予算も令和2年度要望に合った、より実効性のあるものに用途を改善されるとのことでした。戸田市は中小の商工業や倉庫等が集積しているまちです。中小企業が振興し、地域雇用が創出されれば、まちも市民生活も一層潤っていきます。融資制度の改善も含め、期待をするところであります。  党市議団が提出をした予算要望書の最重点項目では、これ以上の国民健康保険税の値上げは絶対に行わないこと、高過ぎる国保税を引き下げることを求めてきました。令和2年度戸田市一般会計予算からの国民健康保険特別会計予算への繰入額は7億400万円です。広域化前と比較とすると、市の財政負担は10億円も軽減された一方で、市民負担は大きく2億5,900万円もふえております。国保事業が広域化となるとともに、大幅に引き上げられた国保税に、市民からどうしてこんなに高くなったのか、何かの間違いではないか、国保税を引き下げてほしいとの声が大きく上がっております。  国民健康保険は、年金者や中小零細企業等の低所得者が約8割を占める健康保険事業であり、戸田市における被保険者数は約2万7,000人となっております。国は、国民皆保険制度を維持するために、必要不可欠な補助金を大きく削減し、その負担を担ってきた市町村保険者の繰入金を減らすよう迫り、加入者への一層の負担増を求めておりますが、国保加入者の負担は限界を大きく超えております。令和2年度は引き下げとはいかなかったものの、税率改定による引き上げはなく、繰入金も前年度実績相当額が計上されており、これ以上上げてほしくないという市民の要望に応えているものだと判断いたしました。  以上、賛成すると判断した主な事業とその理由を申し上げましたが、4点について要望を述べたいと思います。  まず、今議会で新曽小学校の設計変更が突然委員会で報告をされました。設計変更は大きな変更であり、なぜ事前に議会に説明がなかったのか、今後このような大きな変更に関しては、しっかりと議会へ事前説明を行うよう要望するものであります。  2020東京オリンピック・パラリンピックが約1年延期となることが決定をいたしました。令和2年度予算においては、オリンピック関連の予算が多く計上しておられます。予算執行に当たってはしっかりと精査されることを要望するものであります。  令和2年度において、第7次行財政改革プランの策定が行われます。総括質問でも要望しましたが、公共施設等の安易な民間への移管や廃止をするなどのコスト縮減に偏った行革、受益者負担の見直しによる使用料、手数料等の値上げで新たな市民負担をふやす行革とならないよう強く要望するものであります。  市は、令和2年度一般会計予算の歳入において、市税全体を前年度比0.3%、8,592万9,000円の減収を見込んでおります。しかし、転入者の増や、約9割を占める給与所得者による個人市民税、安定した固定資産税の増収、さらに、地方消費税交付金28億円、新たに創設された法人事業税交付金2億6,300万円など、歳入全体として安定した税収が見込め、年度末補正で各基金に高額な積み立てを行っていることも考慮すれば、令和2年度も戸田市は県下1位の財政力を維持できるものと考えております。  このような戸田市の豊かな財政を生かし、子育て支援においては、こども医療費が入院費のみではありますが、高校卒業まで無料化が拡大をされました。しかし、高齢者支援においては、前市長時代に高齢者サービスの削減等が行われてきました。今こそ戸田市の豊かな財政を高齢者へも生かすべきであります。ありとあらゆる高齢者施策に対し、大胆な財政支援を行うことを強く要望するものであります。  さて、地方公共団体の役割は、地方自治法にも定められている住民福祉の増進を図ることであります。戸田市民誰に対しても幼少期から高齢期までバランスよく戸田市の豊かな財政を生かすことを求め、議案第25号令和2年度戸田市一般会計予算の賛成討論といたします。(拍手) ○手塚静枝 議長  以上をもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案を各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認めます。よって、本案は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第26号~同第33号 討論、採決 ○手塚静枝 議長  議案第26号令和2年度戸田市国民健康保険特別会計予算から同第33号令和2年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計予算まで、以上8件について討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案8件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案8件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案8件は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第34号 令和2年度戸田市後期高齢者医療特別会計予算 討論、採決 ○手塚静枝 議長  議案第34号令和2年度戸田市後期高齢者医療特別会計予算について、討論の通告がありますので、順次発言を許します。  反対討論者、6番、むとう葉子議員。(拍手) ◆6番(むとう葉子議員) 日本共産党戸田市議団を代表して、議案第34号令和2年度戸田市後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場から討論させていただきます。  まず、埼玉県後期高齢者医療広域連合議会が2月18日に開催され、保険料を改定する条例改正や2020年度一般会計予算、同特別会計予算など、7件の議案を可決しました。保険料の改定では、均等割額4万1,700円は据え置かれたものの、所得割率が現行の7.86%より0.1ポイント引き上げられ、7.96%となり、特例軽減の縮小や廃止が盛り込まれ、賦課限度額は現行の62万円から2万円引き上げられました。今回の保険料改定によって、埼玉県全体では負担増となる被保険者は約40万6,000人となる見通しであり、特例軽減の縮小や廃止を含めれば98%に相当する94万3,000人が影響を受けます。年金収入が80万円の単身世帯などでは、4,160円もの負担がふえ、低所得者ほど負担が重くなることが明らかとなっています。  このことから、日本共産党の城下議員は、約100億円もある財政安定化基金などを活用して、保険料の負担軽減を図るべきだと反対いたしました。  3月13日に開かれた戸田市議会健康福祉常任委員会での答弁では、戸田市においての対象となる人数について、埼玉県に確認したが、自治体単位での人数は公表していないとのことでした。しかしながら、令和元年度においての後期高齢者の総数は1万683人であり、特例軽減8割軽減から7割軽減に縮小される人数は1,830人、8.5割軽減から7.5割軽減となる人数は1,853人、合わせて3,683人が特例軽減の縮小に該当することがわかりました。この人数を含めれば、約1万人の方が負担の増加、または特例軽減の縮小に該当します。令和2年3月1日、戸田市の総人口は14万685人、14人に1人が改定の影響を受けることとなります。日本共産党戸田市議団にも後期高齢者医療保険料が高いとの声が届いております。  年金が下がる一方で、社会保障費はどんどんと値上がりをし、高齢者の暮らしがますます厳しさを増す中、適切な医療を受けることができなくなる可能性が高くなります。どんな疾患であっても、高齢者が安心して受診ができ、重篤化を未然に防ぐことは市の責任だと思います。  以上のことから、議案第34号令和2年度戸田市後期高齢者医療特別会計予算に反対いたします。(拍手) ○手塚静枝 議長  賛成討論者、1番、矢澤青河議員。(拍手) ◆1番(矢澤青河議員) 議案第34号令和2年度戸田市後期高齢者医療特別会計予算について、戸田の会を代表し、賛成の立場で討論いたします。  後期高齢者医療保険料については、県全体で広域連合をつくり、保険税の算定はそちらで決定しております。それに基づいて、市で予算計上しているものであり、適正なものだと考えます。後期高齢者の医療費は、今後5年間が団塊の世代が後期高齢者になる転換期であり、今後の医療費の増加に耐え得る医療費の確保が難しい状況です。そのような中、低所得者への影響が大きい均等割について、現行のまま維持するなど、配慮も見られ、本予算は適生かつやむを得ないものと考えます。  以上をもちまして、本予算の賛成討論といたします。(拍手) ○手塚静枝 議長  以上をもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案に関する委員長の報告は、原案可決であります。  本案は、起立により採決いたします。  本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。  (起立多数) ○手塚静枝 議長  起立多数と認めます。よって、本案は、委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △市長提出議案第35号 令和2年度戸田市在宅介護支援事業特別会計予算市長提出議案第36号 令和2年度戸田市水道事業会計予算市長提出議案第37号 令和2年度戸田市下水道事業会計予算 討論、採決 ○手塚静枝 議長  議案第35号令和2年度戸田市在宅介護支援事業特別会計予算から同第37号令和2年度戸田市下水道事業会計予算まで、以上3件について討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案3件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案3件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認めます。  よって、本案3件は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △各特別委員長報告及び議会運営委員長報告の承認について ○手塚静枝 議長  これより特別委員長報告及び議会運営委員長報告の承認の件についてお諮りいたします。各特別委員長及び議会運営委員長の報告は、これを承認することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認め、承認することに決定いたしました。 △市長提出議案第38号 戸田市副市長の選任について △市長提出議案第39号 戸田市教育委員会委員の任命について △市長提出議案第40号 戸田市公平委員会委員の選任について △市長提出議案第41号 戸田市監査委員の選任について 上程、説明、質疑、討論、採決 ○手塚静枝 議長  これより市長提出議案の上程に入ります。  件名を事務局長が朗読いたします。  栗原議会事務局長。 ◎栗原誠 議会事務局長  朗読いたします。  議案第38号戸田市副市長の選任について、議案第39号戸田市教育委員会委員の任命について、議案第40号戸田市公平委員会委員の選任について、議案第41号戸田市監査委員の選任について。  以上でございます。 ○手塚静枝 議長  ただいま朗読いたしましたとおり、市長提出議案4件を一括上程し、直ちに議題といたします。  提出者の説明を求めます。  菅原市長。 ◎菅原文仁 市長  それでは、追加議案として提案いたします案件につきまして、御説明申し上げます。  このたび追加議案として提案いたします案件は、人事案件4件でございます。  初めに、議案第38号について申し上げます。  本案は、戸田市副市長であります秋山純氏から本年3月31日をもって退職する旨、申し出があり、これを承認いたしましたことから、その後任といたしまして、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を得て、内田貴之氏を新たに選任いたしたく提案するものでございます。  次に、議案第39号について申し上げます。  本案は、本年3月28日に任期満了となります戸田市教育委員会委員、仙波憲一氏を引き続き任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の御同意をいただきたく提案するものでございます。  次に、議案第40号について申し上げます。  本案は、戸田市公平委員会委員であります江口嘉一氏の任期が本年3月31日をもって満了いたしますことから、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の御同意を得て、牛山久仁彦氏を新たに選任いたしたく提案するものでございます。  最後に、議案第41号について申し上げます。
     本案は、本年3月31日に任期満了となります戸田市監査委員、小川千恵子氏を引き続き選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の御同意をいただきたく提案するものでございます。  以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○手塚静枝 議長  お諮りいたします。本案4件は、質疑を終結し、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  討論を終結し、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認め、討論を終結し、採決いたします。  議案第38号は、同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認め、同意することに決定いたしました。  この際、休憩いたします。  休 憩 12時05分  開 議 12時07分 ○手塚静枝 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第39号は、同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認め、同意することに決定いたしました。  議案第40号は、同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認め、同意することに決定いたしました。  議案第41号は、同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認め、同意することに決定いたしました。  この際、休憩いたします。  休 憩 12時08分  開 議 13時15分 ○手塚静枝 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △議員提出議案第1号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書 上程、説明、質疑、討論、採決 ○手塚静枝 議長  これより議員提出議案第1号中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書を上程し、議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎21番(三浦芳一議員) 議長。 ○手塚静枝 議長  議員提出議案第1号、21番、三浦芳一議員。 ◎21番(三浦芳一議員) 議員提出議案第1号につきましては、案文の朗読をもって説明にかえさせていただきます。  中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書。  従来、ひきこもりは主として若年、青年層の課題としてイメージされてきた。しかし、最近では、就職氷河期世代も含め、中高年層に及ぶ大きな社会問題としてクローズアップされてきている。政府が中高年層を対象に初めて実施した全国規模の調査が昨年3月に公表されたが、40から64歳のひきこもりが全国で約61万人に上るという推計は、社会に大きな衝撃を与えた。ひきこもり期間の長期化や高齢化により、高齢者の親とともに社会的に孤立するケースも少なくない。政府としては、これまで都道府県、政令市へのひきこもり地域支援センターの設置やひきこもりサポーター養成研修、派遣事業を行ってきたが、今後はより身近な場所での相談支援の実施や社会参加の場の充実など、就職氷河期世代も含めた中高年のひきこもりに対して、これまで以上に実効性ある支援と対策を講ずるべきである。  そこで、政府においては、中高年のひきこもりは、個々人やその家族だけの問題ではなく、社会全体で受けとめるべき大変重要な課題と捉え、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。  記。1、より身近な場所での相談支援を行うため、自立相談支援機関の窓口にアウトリーチ支援員を配置し、同行相談や信頼関係の構築といった対本人型のアウトリーチ支援を実施すること。また、自立相談支援の機能強化に向けたアウトリーチ等を行うための経費については、新たな財政支援の仕組みを創設すること。  2、中高年のひきこもりにある者に適した支援の充実を図るため、市区町村によるひきこもりサポート事業のさらなる強化を図ること。具体的には、中高年が参加しやすくなるような居場所づくりやボランティア活動など、就労に限らない多様な社会参加の場の確保。さらには、家族に対する相談や講習会などの取り組みを促進すること。  3、8050問題など、世帯の複合的なニーズやライフステージの変化に柔軟に対応できるよう、断らない相談支援や伴走型支援など、市区町村がこれまでの政策の枠を超えて、包括的に支援することができる新たな仕組みを構築すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年3月26日。埼玉県戸田市議会。  提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。  以上、よろしく御決定くださいますようお願い申し上げまして、説明といたします。 ○手塚静枝 議長  お諮りいたします。本案は、質疑を終結し、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  討論を終結し、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認め、討論を終結し、採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。 △委員会提出議案第1号 新型コロナウイルス感染症対策のさらなる充実を求める意見書 △委員会提出議案第2号 新型コロナウイルス感染症対策のさらなる充実を求める意見書 上程、説明、質疑、討論、採決 ○手塚静枝 議長  これより委員会提出議案第1号新型コロナウイルス感染症対策のさらなる充実を求める意見書及び委員会提出議案第2号新型コロナウイルス感染症対策のさらなる充実を求める意見書を上程し、議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎三浦芳一 議会運営委員長  議長。 ○手塚静枝 議長  議会運営委員長、21番、三浦芳一議員。 ◎三浦芳一 議会運営委員長  委員会提出議案第1号及び第2号につきましては、いずれも新型コロナウイルス感染症対策のさらなる充実を求める意見書であります。説明につきましては、案文の朗読により一括して御説明させていただきます。  第1号は、国への意見書になります。  昨年12月、中国武漢市で確認された新型コロナウイルス感染症は、今や世界各地に爆発的な感染拡大を続け、世界保健機関、WHOでは、世界的大流行、いわゆるパンデミックが加速していると表明した。我が国においても、連日、新たな感染者が確認され、さらなる感染拡大の様相を見せる新型コロナウイルス感染症への早急かつ確実な対策が求められている。  国においては、感染拡大の防止を図るため、入国制限や空港での検疫強化など、水際対策の強化を図り、さらには、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策や新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を取りまとめ、正確でわかりやすい情報の提供、国内感染防止対策の強化、医療提供体制の整備、治療薬等の開発加速等を進めていくこととしている。  また、予算面においても、過去に例を見ない大胆な財政出動により、迅速かつ着実な対策を実施するとともに、学校の臨時休業やスポーツ、文化イベントの中止などに伴い発生する諸課題にも適切に対処し、各種助成制度や貸付制度の創設等を初めとする支援策を積極的に行うこととしている。  しかしながら、中国から欧米、さらには五大陸へと感染が広がっていく中、未知の部分が多く、今後の動向が予見困難な新型コロナウイルス感染症に対して、国と地方自治体等が緊密に連携し、状況の変化に即応できる対策に取り組むことが今後さらに重要になってくる。  よって、国においては、このような状況の中、国民の生命、健康を守ることを最優先課題として、新型コロナウイルス感染症対策を推進しつつ、雇用、企業への実効性のある対策を講ずるとともに、地方自治体が実施する各種対策に対する財政支援や事業活動の縮小に伴う損失に対する経済支援の拡充を図ることを強く求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年3月26日。埼玉県戸田市議会。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、法務大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(新型コロナウイルス感染症対策)であります。  次に、第2号は、戸田市長への意見書になります。  昨年12月、中国武漢市で確認された新型コロナウイルス感染症は、今や世界各地に爆発的な感染拡大を続け、世界保健機関、WHOでは、世界的大流行、いわゆるパンデミックが加速していると表明した。我が国においても連日新たな感染者が確認され、さらなる感染拡大の様相を見せる新型コロナウイルス感染症への早急かつ確実な対策が求められている。  市においては、感染拡大を防止するために、新型コロナウイルス対策本部会議を立ち上げ、各部局の連携により、イベント等の開催自粛や市内の小中学校の臨時休業、公共施設の利用制限などの取り組みが進められている。  しかしながら、中国から欧米、さらには五大陸へと感染が広がっていく中、未知の部分が多く、今後の動向が予見困難な新型コロナウイルス感染症に対して、国と地方自治体等が緊密に連携し、状況の変化に即応できる対策に取り組むことが今後さらに重要になってくる。  よって、市においては、このような状況を踏まえ、各部局における横断的で迅速な情報共有を図りつつ、市民の生命、健康を守ることを最優先したさらなる新型コロナウイルス感染症対策に全庁を挙げて取り組み、市民への影響が最小限となるよう、下記の事項に取り組むことを強く求める。  記。1、市民の混乱や不安、風評被害や人権侵害等の防止のため、市民及び議会に対して正確かつ適切な情報を迅速に提供すること。  2、感染拡大を防止するための情報を市の有するあらゆる情報手段を駆使して市民に周知すること。  3、感染の疑いのある市民に平日、休日を問わず適切に対応できるよう、関係機関との連携を強化し、万全な相談、検査、医療等の体制を確立すること。  4、新型コロナウイルス感染症により生活困窮に陥った市民に対する救済措置を速やかに講ずること。  5、今後さらなる停滞が予想される経済活動の状況に応じて、市内中小企業及び小規模事業者等への支援を強化すること。  6、市内小中学校等の臨時休業等に対応し、授業時間を確保するなどの学力低下対策を図ること。  7、児童生徒等に悪影響を及ぼさないよう健康管理指導を徹底するとともに、犯罪被害防止に向けた対策を講ずること。  8、学童保育に関しては、民間事業者も含めた指導員の健康管理や人件費等の支援策を講ずること。  9、国、県との緊密な連携により、各種対策を迅速かつ確実に実施すること。  以上、意見書を提出する。  令和2年3月26日。戸田市議会。  提出先は、戸田市長であります。  説明は以上となります。よろしく御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○手塚静枝 議長  お諮りいたします。本案2件は、質疑を終結し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  討論を終結し、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認め、討論を終結し、採決いたします。  本案2件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認めます。よって、本案2件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。 △閉会中継続審査事項委員会付託 ○手塚静枝 議長  次に、各委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付の継続審査事項表のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。本件は、申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○手塚静枝 議長  御異議なしと認めます。よって、本件は、申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。  【参照】巻末資料238ページ △副市長退職挨拶 ○手塚静枝 議長  この際、3月31日をもって退職される秋山副市長から御挨拶をお願いいたします。  秋山副市長。 ◎秋山純 副市長  議長から発言のお許しをいただきましたので、退任に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。  このたび、私の派遣元でございます埼玉県の人事異動方針によりまして、この3月末をもって、県への帰任ということになりました。平成30年6月定例会におきまして、全会一致で副市長選任の同意をいただきました。1年9カ月という大変短い期間ではございましたけれども、戸田市副市長を務めさせていただきました。在任中、手塚議長を初め、議員の皆様におかれましては、大変さまざまな御指導をいただきまして、本当にありがとうございました。私にとりましても、戸田市に在籍した1年9カ月は大変貴重な経験となりましたし、菅原市政を少しでも前に進めることができたのあれば幸いというふうに考えております。私のようなよそ者の視点から市役所内のいろいろな改善に取り組ませていただきました。道半ばということで退任することになりますけれども、その点については非常に残念な気持ちでおります。  私ごとで恐縮ですが、4月からはまた再び埼玉県職員として県全体の発展に取り組んでいくという立場になります。配属は産業労働部の企業立地課の課長となります。立場は変わりますが、戸田市にお世話になった者として、引き続き戸田市の発展に少しでも寄与できればと思っております。重ね重ね、在任中の御厚意に対しましてお礼を申し上げ、退任に当たりましての御挨拶とさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。(拍手) ○手塚静枝 議長  ありがとうございました。 △退職部長相当職挨拶 ○手塚静枝 議長  次に、同じく、3月31日をもって退職される部長職から御挨拶をお願いいたします。  初めに、松山こども青少年部長。 ◎松山由紀 こども青少年部長  議長のお許しをいただきましたので、退職に当たり一言御挨拶を申し上げます。  私は、昭和63年5月に戸田市に就職し、約32年間勤めさせていただきました。振り返りますと、多くの人に出会い、充実した公務員生活であったとさまざまなことが感慨深く、懐かしく思い出されます。  最初の20年間は、当時の健康管理センターで心理職として、乳幼児健診や障害児の発達支援に携わりました。埼京線開通後10年で出生数が約2倍となった母子保健の体制を同僚たちとけんけんがくがく議論しながらつくり上げた活気ある日々は忘れることができません。相談者として未熟な私は、障害児を育てる御家族の心情、生活の中での努力や苦労にかえって励まされることも多く、今日の仕事の原点、原動力となりました。福祉部長となり、成長した子供たちが福祉作業所で働く姿、御両親の元気な姿に再会したことも大変うれしいことでした。当時、いろいろなことにチャレンジさせてくださった所長を初め、上司の理解があり、また、先輩方の保健事業に対する仕事への熱意に大いに刺激を受けました。さまざまな事業を支えてくださった医師会や歯科医師会の皆様、非常勤の専門職の方々の御協力、御支援に改めて感謝を申し上げます。  後半の10年間は、平成23年4月の福祉保健センター開設とともに福祉部に移り、障害者施設や特養、福祉センターなどの福祉施設再整備事業に携わりました。また、生活保護制度の改正や地域包括ケアシステムの構築、障害者雇用の促進、国民健康保険制度の広域化と税率改正、こども青少年部では、幼児教育・保育の無償化など、大きな制度転換を経験しました。戸田市の実情に合わせてどのように具体化していくのか、市民生活への影響はどうかなど、市長、副市長の指導、助言を仰ぎ、職員と一緒に考え、施策案を練り上げていったこともよき思い出です。その間には、民生委員や保護司会、地域ボランティア、審議会の委員、その他多くの市民の皆様から地域の歴史や実情を教えていただき、たくさんの意見も頂戴しました。立場が違っていても、職員を温かく迎え入れ、御支援いただいたこと、本当にありがとうございました。  また、議員の皆様からは、この場で厳しい御意見もたくさんいただきました。手に汗をしながらの答弁でございました。できるだけ市の考えや議論が市民にわかりやすいようにと思ってきましたが、終わった後も質問や提案にしっかりと答えられなかったとずっと心に残る事案も多くありました。ともによりよい市民生活、施策づくりを目指しての議論であり、緊張感のある貴重な時間を過ごすことができたと思っております。本当にありがとうございました。  結びに、これからは大変な時代が予想されますが、戸田市並びに戸田市議会のますますの発展と市民の幸せを心よりお祈り申し上げまして、退職の挨拶とさせていただきます。本当にお世話になりました。(拍手) ○手塚静枝 議長  次に、栗原議会事務局長。 ◎栗原誠 議会事務局長  手塚議長のお許しをいただきましたので、恐縮ではございますが、定年退職に際しましての御礼の御挨拶をさせていただきます。  まずは、議員の皆様、議会事務局長として3年間、気のきかない私を寛容なお気持ちで御指導いただきまして、まことにありがとうございました。  私は、昭和59年に戸田市に採用となりました。なぜ戸田市かと申しますと、当時、東北新幹線の開業に伴い併設されたJR埼京線の開業を目指し、田畑の中に鉄道の桁があらわれ始め、自分も生まれ育った我が戸田市に自分のした仕事を残したいとの思いからでありました。希望どおりに土木課に配属となり、わくわくしながら駅前暫定整備の資料づくりや道路のつけかえ、道路占用、境界査定のくい探しなど、希望に満ちた生活を送っておりました。その後、残念ながら異動となり、訪問した際に、正座をさせられ、長時間市政への苦情を言われた税の徴収、自殺志願の老人が自宅の古アパートで灯油をまいたとの通報で仲間とともに突入した生活保護、枠配分の以前の予算編成で毎晩書類に埋もれた財政、猛烈な業務量で精神的に追い込まれ、次々に部下が潰れていく中、ストレスで一人激太りをした国体、戸田公園駅前広場に毎日500台を超える違法駐輪があり、おまえの責任で何とかしろと言われた交通対策、吐き気がするほど悩みに悩んだtocoバス路線の新設や編成、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故で放射能対応としての学校除染やプールの安全確認に追われた教育、地震や集中豪雨で日々緊張していた危機管理、市制施行50周年事業に伴うオーストラリア・リバプール市、中国開封市のダブル訪問を受け入れた国際交流、そして、最後の議会事務局長であります。何とか無事に36年以上の公務員生活を全うできそうではありますが、さて、しっかりとした仕事が残せたでしょうか。  思い起こせば、どれもこれも厳しい道のりではありましたが、縁あって、私の周りで励まし、協力し、助けてくれた上司、職場の仲間たち、そして、家族がいてくれたからこそ、ここまで来ることができました。本当に感謝しかありません。加えて、私が勇気をいただいたのが、今度こっちにもtocoバスが走っているのよとか、役所、おまえの言っていることは正しいぞなど、何げない市民の声でありました。本当にうれしかったものです。議場にいらっしゃる皆様も、市の職員をちょっと褒めてあげてください。皆、誠実で一生懸命働いています。さらに勇気をいただき、よい仕事をして、戸田市に貢献するものと信じます。  結びに、皆様には、健康に留意され、今後も御活躍されることを御祈念申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきます。本当に長い間お世話になり、まことにありがとうございました。(拍手) ○手塚静枝 議長  次に、中川行政委員会事務局長。 ◎中川幸子 行政委員会事務局長  手塚議長のお許しをいただきましたので、定年退職に当たりまして、お礼の御挨拶を申し上げます。  私が入庁しました1985年は、7月に埼京線が開通し、8月に日航機事故があった年です。そして、ことし、退職の年は、新型コロナウイルスが流行し、節目の年は忘れられない年となりました。この約35年、長きにわたって勤められましたのは、市長を初め、職員の皆様と議員の皆様の御指導のおかげと大変感謝しております。ありがとうございます。また、市民の皆様にも温かい励ましや、時には厳しい御意見をいただき、それら全てが仕事のモチベーションにつながったと大変感謝しております。  さて、在職中には本当にいろいろなことを学ばせていただきました。管理職になって、専門外の部署も経験させていただいたことで、地方自治という言葉の重みや人材育成の重要性、大変痛切に感じております。なかなかうまくいかなかったことも多かったんですけれども、僣越ながら、後進の皆様に3つのことをお伝えしたいと思います。  1つ目は、市民の声を聞く、市民の暮らしを知ることを大事にしてほしいということです。市民のニーズに合った施策を展開するには、市民がどんな暮らしをしているかを見なければ、地域の課題やニーズはつかめないからです。2つ目は、管理職の皆様には、人材育成にもしっかり力を注いでいただきたいということです。今現在の業務の成果も上げなければならないですが、この先、成果を上げられる人を今から育てるということは、管理職にとって重要で、大事な仕事だと思うからです。3つ目は、職員の皆様には、家庭を大切にしていただきたいと思います。いい仕事は、家庭が円満であってこそできるものだと思うからです。  結びに、戸田市並びに戸田市議会のますますの御発展と皆様方の御健勝、御活躍を祈念いたしまして、退職の挨拶を終わります。本当に長い間ありがとうございました。(拍手) ○手塚静枝 議長  秋山副市長及び3名の部長職の皆様方の長年にわたる市政への御尽力に心から敬意を表するとともに、今後の御健勝、御多幸を心からお祈り申し上げます。長い間本当にありがとうございました。(拍手) △市長挨拶 ○手塚静枝 議長  この際、閉会に先立ち、市長より発言の申し出がありますので、これを許します。  菅原市長。 ◎菅原文仁 市長  令和2年3月戸田市議会定例会の閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。  初めに、新型コロナウイルス感染症への本市の対応について御報告いたします。  全国的に感染拡大が懸念される中、本市では、2月21日に新型コロナウイルス対策本部を設置し、市が主催するイベントの開催方針や公共施設の休館を決定するなどの措置を講じて、感染拡大防止に向けて取り組んでまいりました。市内におきましては、3月11日に初めて感染事例が確認され、現時点で5例が確認されております。このような中、執行部が対応に専念できるよう、今定例会中の一般質問を取りやめて、休会にしていただくなど、手塚議長を初め、議員各位におかれましては、多大な御配慮を賜り、心より感謝を申し上げます。国内の感染状況は依然として予断を許さないところではございますが、引き続き埼玉県と連携しながら、感染拡大防止と迅速な情報発信に努めてまいります。なお、3月4日以降、臨時休業としておりました市内小中学校につきましては、春休み後の4月8日からの再開を予定しておりますことを報告させていただきます。  新型コロナウイルスにつきましては、今後の見通しが不透明な状況であり、新年度の事業展開に影響を及ぼすことが懸念されるところでございます。今後、市民の安全確保を最優先に図るため、事業の見直しが必要になった場合には、議会へ御報告させていただきますので、議員各位におかれましては、引き続き御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。  さて、本定例会は、2月19日に開会し、本日まで37日間の会期の中、御提案申し上げました新年度予算等、多くの重要案件につきまして慎重審議を賜り、御決定いただきましたことに心から感謝を申し上げます。この会期中、議員各位より賜りました御意見、御要望等につきましては、真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしてまいる所存でございます。  結びに、議員各位におかれましては、御自身の体調管理にも十分留意され、今後とも市政発展のため、より一層御活躍されますよう御祈念を申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 △議長挨拶 ○手塚静枝 議長  閉会に当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。  今定例会は、37日間の会期において、執行部による新型コロナウイルスの感染拡大への早急な対応を実施していただくべく、本市議会といたしましては初となる一般質問を取りやめ、休会といたしたところであります。そうした中、新年度当初予算を初めとする多くの議案を慎重審議をしていただき、ここに閉会の運びとなりました。議員並びに理事者各位の御協力によりまして円滑な議会運営ができましたことを心から深く感謝申し上げます。  新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けては、いまだ見通しが立っておりませんが、一日も早い終息を切に願うばかりであります。皆様方におかれましては、今後とも健康に十分注意され、市政発展のためにさらなる御活躍をされますよう御祈念申し上げまして、挨拶とさせていただきます。 △閉会の宣告 ○手塚静枝 議長  以上をもって、本定例会の日程は全部終了いたしました。  これをもって令和2年3月戸田市議会定例会を閉会いたします。  閉 会 13時49分...