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平成30年第19回議会改革推進特別委員会−12月11日-01号

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  1. 蕨市議会 2018-12-11
    平成30年第19回議会改革推進特別委員会−12月11日-01号


    取得元: 蕨市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成30年第19回議会改革推進特別委員会−12月11日-01号平成30年第19回議会改革推進特別委員会  第19回議会改革推進特別委員会記録 1.開会日    平成30年12月11日(火) 2.開会場所   市役所第一委員会室 3.出席委員   大 石 幸 一 委員     古 川   歩 委員          榎 本 和 孝 委員     鈴 木   智 委員          三 輪 かずよし委員     比 企 孝 司 委員 4.欠席委員   なし 5.事務局職員  次長   倉 石 尚 登   調査係長 助 石 高 士 6.協議事項   付託事項について
    7.審査内容 (1)開会時刻 12月11日 13時31分   及び結果         (2)閉会時刻 12月11日 14時59分         (3)審査経過概要及び結果 ○大石 委員長  第19回議会改革推進特別委員会を開会する。  初めに、予算決算常任委員会の件を議題とする。私ども公明党意見を述べたいので、議事を替わる。 ○古川 副委員長  私が議事を進行する。 ◆大石 委員  前回から私たちもいろいろと協議をさせていただいて、最終的には会期を1日増やすこともなく実施できる現状のやり方が議会運用としては1番よいのではないかという結論になった。  今後については、私たちの中でもさらに協議をしながら、議会にとって1番よいものを見つけていければと思っている。他市の例もいろいろ見たが、なかなかいい形のものが思い描けなかったので、私たちとしては、予算決算常任委員会をつくるという方向性については賛成できるが、運用面も含めて総合的に考えると現状の形が1番よいと思っている。公明党としての意見表明は以上である。 ○古川 副委員長  ここで議事を替わる。 ○大石 委員長  私が議事を進行する。  ここで暫時休憩する。    休憩 (13:32〜14:02) ○大石 委員長  再開する。  予算決算常任委員会については、現状状態では一致が見られていないところもあるので、これを議長に報告したいと思う。  次に、代表質問の検証の中で、ケーブルテレビウインク議会放映について事務局から報告がある。 ◎倉石 次長  前回特別委員会でお話があったように、放送形態現状のままでお願いしたいという旨を先週の金曜日にケーブルテレビウインクに伝えたが、そのとき内々に来年の3月議会放映をもって、現状チャンネルではなく、別チャンネル放映をしたいという意向の申し入れがあった。理由を尋ねたところ、今後、正式に議長説明していく中で理由を示したいという回答を受けた。その回答をもって皆さん検討してもらい、今後の議会放映等をどうするかということも考えていかなくてはいけないと思っている。 ◆三輪 委員  明確な理由は示されているのか。 ◎倉石 次長  事務局としても、議会放送が開始された経緯を考えると「はいそうですか」というわけにはいかないので理由を聞いたのだが、あくまでも議長説明したいということで理由は言ってもらえなかった。 ◆古川 委員  改めて質問だが、この議会中継を行う上で、ケーブルテレビウインク側でもそれなりの人を出して、コストをかけて行っている。スタートした経緯としては、コンテンツが少ないので、議会中継を行うことで人から見てもらえるようなコンテンツを増やしたいということであったのだろうが、こちらから1円も払わないという状況がずっと続いているということもあり、コンテンツが充実してきている今の蕨ケーブルビジョンからすれば、お金が稼げないコンテンツというのはなかなか厳しいのではないかと正直思う。  例えば、現状チャンネルを確保するのに、議会放送のための費用を考えることができるのかとか、それを安くするための方法とか、もう少し交渉すべきものもあるのではないかと思うが、現状は何かしら聞いているのか。 ◎倉石 次長  現状としては、ウインク側コスト面部分があるのではないかというふうには思う。ただ、先ほども申したように、どういうような理由でそういう別の形態に移行したいのかという説明を受けてからになるが、1つの案としてはお金を払ってやっていくという手もあるのだろうと思っている。  また、今まで無料でやっていたのに、急に税金を使うことに納得いかないという市民の方がいるようであれば、別チャンネルでずっとやっていくという方法もあるかと思うが、どういう理由かというのが想像の域なので、現状としてははっきりとした事務局からの回答はできない。 ◆鈴木 委員  確認だが、ウインクからは決定事項として通告を受けたのか、相談されている段階なのか、どういう段階なのか。 ◎倉石 次長  あくまでも事務局への内々の案としての話で、正式には議長説明していくということである。 ◆比企 委員  ウインクが料金を取らないで放映しているのはウインクとの何か合意があってなのか、それともウインクの裁量でやってもらっているのか。義務や権利もなくて、私たちが何か言える立場でなければここで議論してもしょうがないと思うし、決まっていることがどのような内容なのかわからないと、私たちも何を質問していいのか、どういう方向に持っていけばいいのか、お金で済むことなのか、そういうことも含めてわかっていることがあれば教えていただきたい。 ◎倉石 次長  理由を教えてほしいと何度も言ったが、教えてもらえなかった。議会放映に至った経緯は、平成9年10月にウインク放送皆さんに広めていきたいという意図でウインクから議会放映のお願いがあり、その後、検討を重ねた上で放送が始まった。 ◆鈴木 委員  今がどういう状態での議論となるのかがわからない状況にあるが、今の話を聞いた見解として言わせていただければ、ウインクの公共的な責任ということから考えて、今回の通告相談内容というのは非常に残念な方向である。市民が長年にわたって親しんできたチャンネルであり、議会を知る窓口として定着していた部分について、重大な変更を行おうというのに、それがこういう急な伝達という形で進められているということに、違和感を感じざるを得ないという思いを持っている。  今までのウインク設立経緯是非も含めて、議会の中でも相当議論されてきたと思うし、蕨市が支出している番組制作費用の金額の是非についても、たびたび議会議論になってきたが、そういうことも総合して考えた上でも、やはりウインクとしてはより公共の役割というものを認識していただきたいし、市民が親しみのある方式を変えるのであれば、さらに慎重な対応議論を求めたいというふうに思っているというのが今この話を聞いた感想である。 ◆榎本 委員  理由については、これから示されるようだが、議会としてはこれまでどおり続けてほしいという立場を明確にしておいたほうがいいのではないか。今の話の流れだと全会一致意見表明ができると思うので、こちら側の強い意思を相手に伝えるべきではないか。 ○大石 委員長  いつ議長のところにくるのか。 ◎倉石 次長  まだ決まっていない。 ○大石 委員長  ここで暫時休憩する。    休憩(14:13〜14:29) ○大石 委員長  再開する。  ケーブルテレビの件については、早急にどういう内容なのかも含めて議長との話し合いの日程を早めることと、いつそれが実施されるのかを確認していただければと思う。  続いて、育児休暇取り扱いについて以前話をしたが、この件の報酬資料があるので、それについて事務局から説明がある。 ◎助石 係長  前回育児休暇議論の際に、育休規定は設けてはいないが、長期間欠席した場合、減額規定している市があると説明した。その参考資料として戸田市の条例を配付した。  この中で、減額割合部分があるが、かなり多くの議会でこれと同じ割合を使っている。市の病休規定等参考にしてつくられたという状況のようである。 ◆鈴木 委員  育児休暇扱いについては、報酬減額するという規定もありながら、そもそも議員育児休暇をどうとらえるかというあたりで少し揉む必要があると思っている。というのは、一般の企業みたいに、産休に続いて、例えば1年、2年という期間を決めての育児休暇議員にふさわしいかどうかという問題が1つある。  むしろこの間いろんな報道などで指摘されているのは、突発的に育児でどうしても手だてがとれないような状況の中でどう対応するのか。現状では、事故という規定があり、その対応の中に延長する形での制度の設計のほうがいいのか、もしくは両方用意したほうがいいのか、そういうこともあるので、論点としては、そのあたりになるのかなということで、うちの会派ではまだ議論中だが、そんな検討をしているということだけ紹介させてもらう。 ◆榎本 委員  現状会議規則の中で、まず育休で休めるというように早急に規定すべきだと思っている。  報酬部分については、何らかの減額規定は必要だと思うが、それについてはいろいろな議論があると思うので、早急にはなかなかできないと思う。休める理由のところに育休を盛り込むということは早急にやったほうがいいと思う。 ◆三輪 委員  細かいことまでは協議していないが、育休規定するということについては賛成である。期間については、そんなに長く休むわけにもいかないだろうから、良識の範囲内でということになるのかと思う。  この減額については協議していないので、会派に持ち帰って協議したいと思うが、できれば今は少子化が問題になっているので、子どもを産んで育てられる環境の整備については、前向きに考えていかなければいけないのではないかと個人的には思っている。 ○大石 委員長  ここで議事を替わる。 ○古川 副委員長  私が議事を進行する。 ◆大石 委員  公明党としては、先に育休規定して、報酬についてはそのあと考えるほうがいいかなと。しかも、報酬減額するということよりも、しっかりとした子育てのバックアップが必要だろうということで、特に報酬減額についてはしなくてもいいのではないかという意見も出ている。ただ、これは皆さん意見とかもいろいろあると思うので、現段階ではなくてもいいかなというところではあるが、条文としては育児という文言を載せておいたほうがいいのではないかという意見である。 ○古川 副委員長  ここで議事を替わる。 ○大石 委員長  私が議事を進行する。 ◆鈴木 委員  先ほど発言をしなかったが、もし育児休暇に係る規定を先行して議論するということであればそれについての異論はない。 ○大石 委員長  条文に載せることについてはどうか。 ◆鈴木 委員  条文に載せることについては先ほど言ったように、今は事故という規定がある中で、突発的に病気であるとか、いろいろな事情の中で、議会活動を休まざるを得ない規定と、育児については期間を決めて議長に報告するという規定だったと思うが、そういう二本立てになっていると記憶している。  そうであるならば議員育休期間を決めて、例えば半年とる、1年とるという形態での育児休暇がふさわしいのか、今日はどうしても保育園に預けられないなどの理由で随時とるという形がふさわしいのか、それともその両方を兼ね備えることが必要なのか、その辺の整理が必要かなと思っている。必要ということには異論はなく、会派でも一致しているが、規定としてどこに入れるのかという議論は必要かと思っている。 ○大石 委員長  日数についてはどうか。 ◎助石 係長  現状規則では、「出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長欠席届を提出することができる」というものである。実際に日数を定めて欠席届を出したという事例がないのが現状であり、例えば1日だけ期間を定めて欠席届を提出し、また期間を置いてから1日欠席するという提出方法とするのかなどの対応については決まっていないのが現状だと認識している。 ◆榎本 委員  育休をとるかとらないかとは別の話になるが、普段は議員活動をしていても、例えば子どもが突発的に熱を出してしまい、どうしても面倒を見てくれる人がいない時に、柔軟に休みを取ることができるような規則を考えてはどうかと思っている。 ◆三輪 委員  榎本委員意見と重複するのだが、例えば議員活動というのが、議会出席しなければ議員活動として認めないという問題ではなくて、自宅にいても相談に来る人がいればそれなり対応をしていかなければいけない。これも議員活動だと思う。やはり議員である限り動かなくてはいけないときは動く、それは議員活動の一環だと思うので、あまり拘束されないように、柔軟に対応できるほうがいいと思う。  あと育児休暇というと、まず女性がとると思うが、男性も育児休暇を取り得る可能性がある。そうした時にあまり縛らない格好で認める方向で考えたほうがいいと思っている。 ◆鈴木 委員  先ほど言った心配というのは、今の産休規定が例えば産後何週間と決めて休むというような前提でつくられた規定ではないのかと文面から感じたのでそういう発言をした。その運用の仕方において、期間を決めてというのが今日1日難しいとか、午後の議会出席が難しいということを含めた規定であるというのであれば、そこに出産及び育児においてと併記するだけでいいと思う。その辺の解釈を確認しておく必要があると思う。 ◆比企 委員  先ほど議員活動の話になるとなかなか規定しづらい。戸田市の条例には議員活動が90日を超えてと載っていて、先ほど多くの市で使われている規定だと説明があったが、そういうふうに考えてみると、余りきちんと決めないほうが運用しやすいのではないか。事故という形の範囲のほうが、育休文面を変えるなどして含むような形にして、あとは各個人の議員の常識的な判断に任せて、運用しやすい形がいいと思う。 ◆古川 委員  今の蕨市議会会議規則欠席の届け出については、第2条に事故のため出席できないというのと出産のため出席できないという2項目しかない。  例えばインフルエンザに罹患した、これは事故という扱いとして処理をしていると思う。ほかのところでは傷病とかそういう形で書いているのかなと思う。そういう意味では、これを機に条文をいろいろ見直したほうがいいのかと思うので、できれば出産のところに、傷病出産育児みたいな形で規定して、結果的に議員活動ができないことに対して、報酬減額というのはあとでつくってもいいのではないかと思う。 ○大石 委員長  皆さんから意見が出たが、次回までにある程度まとめて、先に条文を決めたほうがいいか、それとも報酬の件も含めてなのか、そこのところを話したいと思う。  最後に、事務局から費用弁償資料を出してもらったので、説明をお願いしたい。 ◎助石 係長  県内40市議会費用弁償状況を示した資料を配付した。 ○大石 委員長  これについても大事なことなので、これを参考にして会派で考えて議論していただき、次に話ができたらと思う。 ◆鈴木 委員  費用弁償あり方についての議論と、もう1つ政務活動費公開あり方についてを議論するということを今任期中に日程を定めて、議論すべきと考えている。  各会派議論するということであれば、次回1回目の議論を行うとか、そういう具体的な作業に入れればいいと思っている。 ○大石 委員長  ここで暫時休憩する。    休憩(14:46〜14:58) ○大石 委員長  再開する。  次回は、12月25日午前10時から第一委員会室で行う。  内容については、育児休暇取り扱いについて、費用弁償について、政務活動費公開について、災害時のマニュアルについてを議題とする。  これをもって、第19回議会改革推進特別委員会を散会する。 上記のとおり相違ありません。 平成30年12月11日 議会改革推進特別委員会委員長             大 石 幸 一...