△
議案第59号の
採決-推薦
○
小林利規 議長 次に、
議案第59号「
人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。
本案については討論の通告がありません。
よって、通告による討論を終わります。
討論を終結いたします。
次に、採決でありますが、本案については推薦することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
小林利規 議長 ご異議なしと認めます。
よって、
議案第59号は推薦することに決しました。
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△
提出議案に対する
質疑
△
議案第52
号~議案第55号に対する
質疑
○
小林利規 議長 次に、
提出議案に対する
質疑を行います。
議案第52号から
議案第55号まで、以上4件を
一括議題といたします。
以上4件については、
質疑の通告がありません。
よって、通告による
質疑を終わります。
質疑を打ち切ります。
━━━━━━━━━━━━━━━━
△
議案第56号「
平成30年度蕨市
一般会計補正予算(第2号)」に対する
質疑
○
小林利規 議長 次に、
議案第56号「
平成30年度蕨市
一般会計補正予算(第2号)」を議題といたします。
質疑の通告がありますので、順次発言を許します。
最初に、2番
榎本和孝議員。
〔2番
榎本和孝議員 登壇〕
◆2番(
榎本和孝議員) おはようございます。無所属の
榎本和孝です。
議案第56号「
平成30年度蕨市
一般会計補正予算(第2号)」について
質疑をさせていただきます。
まず、新
市庁舎建設に向けた仮
庁舎建設工事に伴う
埋設物の
撤去について、近隣の
家屋調査をするということの
委託料について、1、
調査の方法はどのようか。
調査対象の範囲はどのようか、お伺いをさせていただきます。
また、
庁舎第2
駐車場埋設物撤去工事について、
埋設物の内容はどのようか。また、金額の
根拠はどのようか、お伺いさせていただきます。
さらには、新
市庁舎建設に伴う
敷地拡張に向けた
土地の
購入につきまして、
土地所有者との
交渉経緯はどのようか、金額の
根拠はどのようか、お伺いをさせていただきます。
続きまして、
住民票等コンビニ交付システム修正委託料について、旧
氏併記の
利用見込みはどのようか、お伺いをさせていただきます。
また、
県議会議員選挙費について、時間
外勤務手当の
積算根拠はどのようか。また、今後、今回の
補正予算以外にかかる
費用はどのようか、お伺いをさせていただきます。
最後に、
子ども・
子育て支援事業計画利用希望把握調査委託料について、
調査の具体的な内容・方法はどのようか。得られた結果をどのように活用するのか。
以上、登壇してからの1回目の
質疑とさせていただきます。
〔
佐藤慎也総務部長 登壇〕
◎
佐藤慎也 総務部長 おはようございます。
私からは、
総務部所管のご
質疑にお答えいたします。
1番目、
家屋調査委託料についての
①調査の方法につきましては、
庁舎第2
駐車場埋設物撤去工事による
事前調査として、
建物等の内部や外壁、基礎などについて現況における損傷や傾斜の有無の
調査を行うものであります。
②調査対象の範囲につきましては、
工事施工箇所に近接する家屋4棟と門扉や
看板等の
附帯構造物6件であります。
2番目、
庁舎第2
駐車場埋設物撤去工事についての
①埋設物の内容につきましては、旧
蕨郵便局舎の
地下部分の壁や基礎、くいなどの
構造物であります。
②金額の
根拠につきましては、地上の
工作物及び
地下の
構造物等の
撤去及び処分、
掘削部分の埋め戻しに加え、
地下の掘削に当たって周囲の地盤に壁をつくる山どめの設置などの直接
工事費が約1億2,000万円で、そのほか
現場管理費等を含めた総額が1億4,800万円となっております。
3番目、
土地購入費についての
①土地所有者との
交渉経緯につきましては、埼玉県が
県道蕨停車場線の整備を行っていた
平成22年度より、市として
市庁舎の
利便性を考慮し、
市庁舎敷地が県道に直接面するよう交渉を行ってまいりましたが、昨年12月に
蕨市庁舎耐震化整備基本方針を策定したことなどを踏まえて、さらに本格的な交渉並びに
取得価格の提示を行い、
土地所有者と売買に関する条件の合意が得られたものであります。
②金額の
根拠につきましては、
不動産鑑定評価書を作成の上、ことし4月に
財産評価委員会を開催し、適正な価格を決定したものであります。
対象の
土地は、すべて
県道蕨停車場線に面する
土地3カ所で、1カ所目が115.44平方メートルで3,116万8,800円、2カ所目が54.33平方メートルで1,154万5,125円、3カ所目が31.94平方メートルで463万1,300円となっております。
次に、5番目の
県議会議員選挙費についての時間
外勤務手当の
積算根拠についてですが、
県議会議員選挙の
選挙期日が
平成31年4月第2週と想定しておりましたが、4月第1週に実施される
見込みとなったため、年度内に行う
事前準備や期日前
投票事務にかかる時間
外勤務手当を補正するものです。
今後、今回の
補正予算以外にかかる
費用についてですが、新年度になり発生する
費用として、投・
開票事務従事者の時間
外勤務手当、
投票立会人等の
費用弁償、
投票事務従事者派遣委託料等でございます。
〔
伊藤浩一市民生活部長 登壇〕
◎
伊藤浩一 市民生活部長 おはようございます。
私からは、4点目、旧
氏併記の
利用見込みについてご答弁申し上げます。
旧
氏併記につきましては、
閣議決定等の内容に基づき、
女性活躍推進の観点から、
住民基本台帳及びそれに連動する
個人番号カード等に本人からの
届け出により旧氏を併記することが可能となるよう
住民基本台帳法施行令等の
関係法令の改正を行い、全国の
市区町村の
既存住基システム等の改修を実施するものであります。
戸籍上の氏の変更は、婚姻、離婚、
養子縁組等の
届け出をした場合であり、その上で
社会生活上、旧
氏併記の
届け出を行う
必要性は個人のさまざまな事情によることから、
利用見込み数を想定することは困難であります。
以上でございます。
〔関
久徳健康福祉部長 登壇〕
◎
関久徳 健康福祉部長 おはようございます。
私からは、
健康福祉部所管のご
質疑にご答弁申し上げます。
6番目の
子ども・
子育て支援事業計画利用希望把握調査委託料の1点目、
調査の具体的な内容・方法についてでありますが、就学前児童及び
留守家庭児童指導室入室児童の
保護者を
対象に、
保護者の
就労状況、教育・
保育事業及び
子育て支援事業の
利用状況と
利用希望状況、
留守家庭児童指導室の
利用状況等についてお聞きする内容となっており、
行政連絡員により
対象者へ
調査票を配布し、同封の
返信用封筒を用いて郵送にて回答をいただくこととしております。
次に、2点目の得られた結果の活用につきましては、今回の
利用希望把握調査結果をもとに、教育・
保育事業及び
子育て支援事業の量の
見込みを算出し、
計画に反映してまいりたいと考えております。
以上です。
◆2番(
榎本和孝議員) それでは、何点か再
質疑をさせていただきたいと思います。
まず、
家屋調査委託料について、何か異常があった場合のその後の対応がどうなのか、もう少し詳しい説明をお願いしたいと思います。
また、近年、市の
工事で同様のこういった
調査をやったことはどういうのがあって、そのときはどういう対応だったのか。また、事後に異常がどれだけあって、どういった対応をしたのか、
お尋ねをしたいと思います。
また、
市庁舎第2
駐車場の
埋設物撤去工事についてなんですけれども、
土地開発公社とか、まず
購入の
経緯はどうだったのか。最初、
土地をどういうつもりで買ったのか。また、
購入時の
埋設物の認識について、買ったときは、この
埋設物はどういう認識だったのか。また、そのときの価格への算入とか、
費用がかかるからそれを引くとか、そういうのは当時はされていたのかどうなのか、
お尋ねをしたいと思います。
また、
市役所の
敷地拡張の
土地購入についてですけれども、
購入はスムーズにいくのか、スムーズにいっているのか、合意がスムーズに得られているのか、
お尋ねをしたいと思います。
さらには今、新
庁舎について面積とかも含めてどこまでが確定しているのか、再度確認をさせていただきたいと思います。
さらには
子ども・
子育て支援事業計画利用希望把握調査委託について、今回2期目のものをつくるための
ニーズ調査ということですけれども、前の期、1期目のときにも
ニーズ調査をやったんですけど、そのときはどういった
ニーズが多くて、それは1期目のときにはどういうふうに反映されたのか、
お尋ねをしたいと思います。
◎
佐藤慎也 総務部長 家屋調査の関係でございます。事前にこの
調査を行いまして、この
工事に伴って何か近隣の近接する家に被害があった場合には補償を前提とすると、そんなようなことで
調査を行いまして、
通常穴を掘って行う、例えば下水道の
工事とかそういったこともやっておりまして、その中には
クロスにちょっとひびが入ったとか、それ以外にも少し壁に損傷があるとか、そういったものに対しては
調査をした上で、
必要性を見きわめた上で補償を行っているという
状況があります。
そんなことから、この本
工事に対してもそういった万全の体制をとっていくというようなことで今回補正を上げさせていただいたということがございます。
それから、第2
駐車場の
土地の
購入の
経緯ということでございますけれども、
平成7年3月に
庁舎の
駐車場とするために
郵政省のほうから取得したという
経緯がございまして、このときに
建物込みで
購入をしておりますので、
地下があるということは認識の上で
購入をしていると。定かではありませんけれども、この
購入の金額に対しては、
解体費用相当のものを控除しているというような話で
購入しているということがあります。
それから、
土地の拡張のことでございますが、これまでも交渉というものは続けておりましたけれども、昨年、現在地で
市庁舎を建て直すというような方針が決まりまして、そういった話も
地権者の方にお話をさせていただきまして、そういったことで理解を得られているということで、最終的に合意をいただいたということなんで、不平とかそういったことはないものと認識しているところでございます。
◎
関久徳 健康福祉部長 ただいま1期目の
調査の関係でご
質疑いただきました。2期目の
調査という形で今回予算のほうを計上させていただいておりますが、1期目の
調査につきましても2期目の
調査とほぼ同じ内容にはなります。
先ほども登壇で申し上げましたが、就学前児童の内容、それと
留守家庭児童指導室の
入室児童、こちらの
保護者の方を
対象にいたしまして、
教育保育事業及び
子育て支援事業の
利用の
状況、
あと利用希望の
状況等を把握するということが大きな目的で行っているところでございます。これを
計画にどのように反映したかということなんですが、具体的な部分で申し上げますと、その中で親の就労についての
調査等も入っておりまして、母親のうち、就労していない方と就労している方が、その当時の
調査でいうとほぼ半々というような
状況があったり、また、
認可保育所の
利用希望がどのくらいあるのかということも明確に見えてまいりました。
また、学童の土曜日の
利用、どのぐらい希望があるのかとか、そのようなことも聞いている中で第1期の
計画に反映してきたというところでございます。
◎
佐藤慎也 総務部長 敷地の拡張で確定している部分でございますが、現
庁舎3,700平米程度の
敷地に加えて、今回200平米程度の
購入を
補正予算を上げさせていただいた。あとは北側に面する県道のほうの
用地取得に当たって、県のほうと現在交渉中であるということでございます。
◆2番(
榎本和孝議員) 細かい点は
委員会でお伺いします。最後に1点だけお伺いするんですけれども、例えば
わらび公園のときもそうですけれども、
家屋調査して、その後、
クロスのひび、あるいは壁の損傷があった場合、どこまで補償を通常やっているのか。あるいは今回行うのかを再度確認させていただきたいと思います。
◎
佐藤慎也 総務部長 基本的には
ケース・バイ・
ケースだと思うんですが、その
工事に対して影響が出たものと認められるものについては、その復旧に対しての補償はしていくというのが基本的な考えだというふうに思っています。
○
小林利規 議長 次に、1番 みやした
奈美議員。
〔1番 みやした
奈美議員 登壇〕
◆1番(みやした
奈美議員) おはようございます。
私は、
日本共産党を代表して、
議案第56号「
平成30年度蕨市
一般会計補正予算(第2号)」の
質疑を行います。
最初に、
家屋調査委託料及び
庁舎第2
駐車場埋設物撤去工事についてお聞きします。
市役所第2
駐車場は、
平成7年に
土地開発公社が
関東郵政局から
購入したと聞いています。そこで、
土地開発公社が
土地を
購入した
経緯と価格の
根拠を
お尋ねします。
そして、当時
郵便局の
建物ごと土地開発公社が
購入したとも聞いていますが、この
土地を
駐車場として
利用するため、
地下の
建物部分は
撤去せずに
地上部分だけを解体したと思いますが、建物の
解体費用はどのようであったか。
次に、この
土地を
市役所の
仮設庁舎として
利用するために、
地下部分の
状況を確認するための
ボーリング調査が行われ、その結果、
地下部分は
軟弱地盤であるとの結果が出たと聞いていますが、
ボーリング調査の結果の詳細はどのようか。そして、ここに
仮設庁舎を建設するための今後の対策はどのようか。
次に、
地下埋設物の
撤去工事の
スケジュールと方法はどうか。近隣には歯医者さんなどがありますが、そこへの影響はどうかと、振動や騒音などを減らすための対策はどのようか。
補正予算では、
家屋調査の経費が計上されていますが、
家屋調査の
スケジュールはどのようか。
新しい
市役所が完成すると、
仮設庁舎はその役割を終えるわけですが、
仮設庁舎を解体するのか、解体した後の跡地はどのように活用する見通しなのでしょうか。仮
庁舎の跡地の予定についてお聞きします。
次に、
市役所敷地の拡張のために約200平方メートルの
土地を約4,700万円で
購入する
土地購入費について
質疑します。
1点目に、価格の
根拠はどのようか。
2点目に、
購入する約200平方メートルの
民有地と現在の
市役所の間には道路があります。この道路は、県の所有と聞いていますが、この道路を県から
購入することが合理的であると考えますが、
道路部分の
購入を含めての
市役所敷地の拡張はどのようか。また、県との
話し合いの
状況はどのようか。
3点目に、
民有地の
購入と道路の
購入によって約600平方メートル
市役所の
敷地が広がることとなりますが、このことによって
市役所機能はどう向上するのか、
お尋ねします。
最後に、大きな3点目の
子ども・
子育て支援事業計画利用希望把握調査委託料について、2015年度、
平成27年度から始まった
子ども・
子育て支援事業計画では、これまで保育園に入れなかった乳幼児を預かる
家庭保育室を新たに少人数の定員6人から19人を
対象に、預かる市町村の
認可事業として
地域型保育へと移行することになりました。
当時、
家庭保育室が5年間で
地域型保育の
小規模保育へと移行することになりましたが、定員が19人へと減らさなくてはいけないところが出たり、
認可事業として改修が必要になったり、ゼロ歳から2歳までを
対象としますので、3歳になったら受け入れができる
連携施設を設けなくてはいけないなどさまざまな課題がありました。
そこで、以下お聞きします。
前回の
調査時の
経緯と特徴、また、その結果はどのようか。
調査の
スケジュールと
調査対象や
調査項目等はどのようか。また、
計画策定は、
スケジュールも含めてどのように進められる予定でしょうか。
次に、今回の
調査はどのような特徴が見られるのか。その結果はどのように活用していくのか、お聞きして、1回目の登壇での
質疑は以上になります。
〔
佐藤慎也総務部長 登壇〕
◎
佐藤慎也 総務部長 私からは、
総務部所管のご
質疑にお答えいたします。
1番目、
家屋調査委託料及び
庁舎第2
駐車場埋設物撤去工事についての(1)
土地開発公社が
購入した
経緯と価格の
根拠、建物の
解体費用につきましては、
平成7年3月に
庁舎駐車場とするため、旧
郵政省より旧
蕨郵便局舎のある
敷地面積約1,650平方メートルの
土地を
購入しており、金額は、
建物等の
解体撤去費用を市が負担する前提で6億5,253万4,000円が同省より提示されたものであります。
建物の解体は、
土地開発公社が
平成7年度に2,781万円で実施しております。
(2)
ボーリング調査の結果と今後の対策につきましては、液状化しやすい土質であることや
支持層が
地下15メートル程度という脆弱な地盤であるとの結果を受け、
仮設庁舎の建設に当たっては、
埋設物を
撤去の上、くい基礎を施工いたします。
(3)
撤去工事の
スケジュールと方法、近隣への影響と対策につきましては、
入札手続を経て、来年3月までに
工事請負契約を締結し、
近隣住民等へ説明を行った後、4月ごろより
地上部の
工作物を
撤去し、
地下の掘削に当たっては山どめを設置しながら、埋設された建物の壁や基礎、くいなどの
撤去及び
掘削部分の埋め戻しを行い、12月末までに
工事を完了する予定であります。
また、近隣への影響と対策といたしましては、
工事による騒音や振動を抑制するため、
防音シートの設置のほか、低騒音型や低振動型の
建設機械を使用するなどの対策を講じる予定です。
(4)
家屋調査の
スケジュールにつきましては、
対象となる
近隣家屋等の
工事着工前の現況を
調査するため、
平成31年1月には
委託契約を締結し、2月より
調査を実施する予定であります。