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平成30年第17回議会改革推進特別委員会-10月26日-01号

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  1. 蕨市議会 2018-10-26
    平成30年第17回議会改革推進特別委員会-10月26日-01号


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    平成30年第17回議会改革推進特別委員会-10月26日-01号平成30年第17回議会改革推進特別委員会  第17回議会改革推進特別委員会記録 1.開会日    平成30年10月26日(金) 2.開会場所   市役所第一委員会室 3.出席委員   大 石 幸 一 委員     古 川   歩 委員          榎 本 和 孝 委員     鈴 木   智 委員          三 輪 かずよし委員     比 企 孝 司 委員 4.欠席委員   なし 5.事務局職員  次長   倉 石 尚 登   調査係長 助 石 高 士 6.協議事項   付託事項について
    7.審査内容 (1)開会時刻 10月26日 10時02分   及び結果         (2)閉会時刻 10月26日 12時03分         (3)審査経過概要及び結果 ○大石 委員長  第17回議会改革推進特別委員会を開催する。  本日の協議事項は、代表質問検証危機管理体制整備方法予算決算常任委員会育児休暇取り扱いについて、それと残り検討項目をどうしていくのかということを協議していきたいと思っている。  まず代表質問だが、1人会派あるいは無所属議員に対する時間の配分代表質問一般質問関係性については代表質問した方が一般質問をするかどうかという点、また、代表質問ウインクで放送することについて協議したい。  最初に、時間配分について、改めて皆さんからの意見を伺いたい。 ◆三輪 委員  前回も言ったが、代表質問を1回行っただけなので、何回か重ねた上で、評価をしたほうがいいのではないかと思っている。 ◆鈴木 委員  従来から言っているが、1人会派あるいは会派に属さない議員の方においても、もう少し発言時間の確保が必要だと思う。この制度を始めるに当たり、各会派間での取り扱いの差をどのように考えるのかという議論がされてきたところであり、そういう中でも、1人会派あるいは会派に属さない議員発言時間については、短いのではないかという懸念もある中で、最終的な合意としてきた。  1回行ってみて、明らかにその差が大きいことは皆さん感じたとおりかと思うので、その点について明らかなところはすぐにでも対応するべきである。そういった意味では、今回は1人会派もしくは会派に属さない議員の方の発言時間を延長する方向で、改めて具体的な検討に入るべきだと思う。 ◆榎本 委員  もう1回やってみてからという意見があったが、今回の3日目はまったく何もやらなかったし、議案数が多くなったとしても、現状でどれだけの方が議案質疑をするのかという疑問もある。  また一方で、残りの任期も少なくなったので、ここで頑張ってもほかのことが進まないということもあるので、今回はしょうがないかなという考えもあるが、やはり時間が少なかったのは事実なので、会派基礎時間の分くらいはもらえればと思っている。 ○大石 委員長  ここで議事を替わる。 ○古川 副委員長  私が議事を進行する。 ◆大石 委員  公明党としては、従前から言っているし、今新生会からもあったように、まだ1回しかやっていないので、2回目を実施してからのほうがいいと思っている。やはり2回、3回とやっていく中でいろいろと課題が出てくるであろうし、今いろいろな話があるが、議論は進めつつも次回についてはこのままでいいということで話がまとまった。 ○古川 副委員長  ここで議事を替わる。 ○大石 委員長  私が議事を進行する。  ここで暫時休憩する。    休憩(10:08~10:17) ○大石 委員長  再開する。  各会派それぞれの意見が出たが、それについてさらに皆さん考えはどうか。 ◆鈴木 委員  1回だけの実施であるからもう少し様子を見るべきだというのは、一般論であればそういう検討の仕方は十分あり得ると思う。  ただ、今回の代表質問で既に明らかになっているのは、3人の会派代表と1人の単位で行っている議員方々質問内容が大きく違ってきて、時間の差が大きく影響しているということは明らかになったと思う。  そこで、先ほども言ったとおり、1人を単位発言している議員の時間の延長のことで議論を求めたい。もし、これで様子を見る、経過観察をすることが必要だということであるならば、実際それは何について明らかにしていくことを求めているのかというあたりを明確に示すことが必要だと感じている。 ○大石 委員長  ここで議事を替わる。 ○古川 副委員長  私が議事を進行する。 ◆大石 委員  公明党としてもその辺の議論はしてきたが、1回しかやっていないのと議案数の問題や時間の問題などがあり、新年度予算や3月定例会議案が出てこないとわからないというところもあり、今鈴木委員が言った部分については、議案が出てきた段階で改めて協議するというのは難しいかなと思うので、もう一度同じ体制でやった上で、議案の数、質疑の数などをしっかりと見ておいて、改選後に特別委員会が設置されるかどうかはまた改選後の話になるが、それは次に引き継ぐべき点かと思っている。 ○古川 副委員長  ここで議事を替わる。 ○大石 委員長  私が議事を進行する。 ◆鈴木 委員  一度やった上で、先ほども言ったようにその差が大きいということは認識しているかと思う。そういう点についてどうとらえるかというところだと思う。この問題にどう向き合うかということについては、当委員会の中で真剣な議論が求められている。そのこと自体も先延ばしにするということは、この委員会役割としてはふさわしくないと思っている。  それで、例えばほかの議案が多く出た場合の審議時間ということでの懸念がこれまでも表明されてきたので、例えば今1人の基準発言されている方々発言時間に、さらに10分それぞれ増やしたとして、長くても答弁と合わせて1人30分程度の増加になるのかと思う。そうしたときには合わせて1時間。すべての議案審議するのに丸3日要したとしても、プラス1時間であれば、議会の権能の責務を果たす上で、審議を続けていくということは行うべきことだろうというふうに考えている。  その辺についても、議員間でどう考えるか。行うべき議論内容と時間との関係についても意見交換ができればありがたい。そうした上で、今回の懸案についての判断をしていくということになるのかなと思っている。 ○大石 委員長  しっかりと議論をしていくというのは大事なことなので、それについては継続していきたいと思うが、やり方について今後議論をするという形になるのか。今10分の延長という話も出たが、それが本当にどうなのかという検証をするのは難しいと思うが、その辺のことについて、今後も協議していく形でよいか。 ◆比企 委員  そのことを検討していくのはやぶさかではないが、代表質問あり方自体が今までのようにたくさんの項目を各会派で聞き、重複もありながら時間をかけて行うという形から、大きな方針なり市の考え方なりにシフトしていくべきという意見もある。  こと細かに聞いていけば、時間は幾らでも必要であるし、代表者会派としてたくさんのことを託さなければいけなくなるが、市長考え、市のこれからについての行政の考えとなるとまた違った代表質問になると思う。そこら辺が議論されないまま時間のことだけ協議するのは少し心配な気がする。 ◆鈴木 委員  代表質問やり方については、これまでも皆さん合意してきたとおり、それぞれの会派持ち時間の中でどのように聞くのが最も代表質問としてふさわしいのかということについては、それぞれの会派議員により一層の研さんが求められていることは共通したところであり、それについてはそのとおりだと思う。  ただ、今回は1人の基準発言している議員持ち時間ということについて、質問時間が不足しているとはっきりしたと思うので、それについて検討したいと思っている。比企委員の言った代表質問内容については、それぞれの持ち時間の中でそれぞれが検証しながら、どのように行っていくのが最も市政に対して議会責務を果たせるのかというのは今後も努力しなければいけない。  それとはまた別に、今回の1人を単位として発言する議員発言時間は検討したほうがいいと考えている。 ○大石 委員長  それは1人の議員に対する発言時間に絞った意見交換ということか。 ◆鈴木 委員  内容の抜本的な問題については、この制度が始まる前に十分に交わしてきたと思っている。提案の段階では、私たちは違う意見を表明していたが、皆さんとの合意で今これがスタートしたということを現状として話をしているので、そうなったときに会派に与えられる基礎時間20分のところをどう扱っていくのかという部分が大きな差になってくるのかと思っている。  やり方はいろいろあると思うし、私は会派と同じように基礎時間20分があってしかるべきだと思っているが、合意の仕方として、例えば半分ということもあり得るだろうし、いろいろな検討の仕方はあり得ると思っている。少なくとも現状を改善するという方向での議論が具体的になされるべきというのは冒頭に話したとおりである。 ○大石 委員長  さらに議論を重ねていきたいという形でよろしいか。 ◆鈴木 委員  委員長からのお尋ねなので、私の見解として言えば、毎回2時間この議論をやるつもりはないが、それぞれの会派の中での見解についてはきちんと確認し合いながら、そして最終的にどの段階で3月議会対応を決定するかというところで、あとは決断になっていくのかと思っている。 ◆榎本 委員  やはり私も一関議員もそうだが、いかに市長がやっている中から問題点を見つけ出す、市政問題点をチェックしようという意味質問しているわけである。  議会市長関係考えれば、議会はそういうチェック機能を広げていかなくてはいけないと思っている。中身のない質問をだらだらとしているわけでもないので、ここで10分、20分増やすことは非常に有意義に時間を使えるのではないかと思う。先ほど比企委員から大きな質問とあったが、何が大きくて何が小さいかというのはそれぞれの考え方があると思う。  例えば、100円ぐらいの補助金を不正に使ったとしても、それが細かいかどうかというのは考え方一つだと思う。何でそういうふうになったのか、何が細かくて細かくないかというのはいろいろな考え方があるから、やはりチェックすることはどんどんやっていける方向に改革していくべきだと思うので、時間はもう少しいただきたい。 ○大石 委員長  比企委員の言っていた細かいというのは、議案の隅々についての話をしていたのかと思う。そういうことを代表質問でするのではなくて、もっと大局的な内容質問をすべきということだと思う。 ◆三輪 委員  先ほども言ったように、まだ1回しかやっていない。今回は議案に対しての質疑があまりなかったから、2日で終わったが、もしほかの議案に対して質疑が出てくれば当然もっと長くなってくる可能性がある。まだ1回だけなので、もうちょっと様子を見て結論を出してもいいと思っている。決して今の時間が適切だというふうに個人的には思ってはいない。 ○大石 委員長  ここで議事を替わる。 ○古川 副委員長  私が議事を進行する。 ◆大石 委員  今鈴木委員榎本委員三輪委員からも話があったが、よりよい方向に進めたいという気持ちの中からだと思う。三輪委員からもあったように、まだ1回ということで、今回は全体的に議員も市の執行部も何か様子を見ていたような感じが否めないと思っていて、ある意味で2回目以降から少しいろいろなことが出てくるのかなと思っている。  その中で、また検証して変えていくということがいいのではないかと思う。今回はまだ1回なので、このまま実施してみて、そのあと時間的なことを含めて具体的な話を進めていくということで、私は決して悪くないと思っている。公明党としてはもう1回様子を見て、皆さんの状況をしっかりと踏まえて、2回行ったところ検証していくべきではないかと思っている。 ○古川 副委員長  ここで議事を替わる。 ○大石 委員長  私が議事を進行する。  この件については、これで終わるということではなく、いろいろな意見をさらに深めていくということでよろしいか。    〔「はい」と言う人あり〕 ○大石 委員長  それでは次に、代表質問一般質問関係性について、これは各会派考え方が交錯していたというところもあるが、どう考えているか再度お聞きしたい。 ◆榎本 委員  代表質問一般質問は性質が異なるので、代表質問をやったから一般質問をやらないというのは理解できない。別の物なので、両方できるようにするべきだと思う。 ◆鈴木 委員  結論から言うと別の物なので、それぞれ行うべきと思っている。 ◆比企 委員  新生会としては、代表質問した方は一般質問を辞退しているというのが通例である。他の会派にそれを絶対に求めるという考えではないが、新生会の事情はそういう形できている。 ◆榎本 委員  この間の議論の中でも、ウインクに映るとか議会だよりの件とかあったが、それは後からついてくるもので議会での議論をどうするかというのが本質であり、本末転倒な議論である。今の新生会の話で、会派の中でそうする分には構わないので、それを全体として強制しないでいただきたい。 ○大石 委員長  ここで議事を替わる。 ○古川 副委員長  私が議事を進行する。 ◆大石 委員  公明党としては、代表質問した人は一般質問をしないというスタンスである。ただ、1人会派あるいは無所属については、時間的な制限もあるので、猶予があってもいいという意見が出ている。 ○古川 副委員長  ここで議事を替わる。 ○大石 委員長  私が議事を進行する。これについてはなかなか合意が難しいと思っている。  ここで暫時休憩する。    休憩(10:36~10:59) ○大石 委員長  再開する。  代表質問一般質問関係性については、当面このままいくような方向で、またどこかで議論する場面が生まれると思うので、そのときには再度協議したいと思う。また、ウインク代表質問の放映については、皆さんのお手元に配付してある「蕨ケーブルテレビウインクについて」という資料をもとに、各会派検討していただいて、その内容をお聞かせいただきたいと思う。  次に、危機管理体制整備方法についてに移りたい。安否確認システムについての説明事務局からある。 ◎倉石 次長  安否確認システムの件だが、先日カタログを見ていただいたとおり、株式会社パスカルのオクレンジャーという製品を導入予定としている。  特徴としては、特許取得のアプリケーションで、メッセージの受信のために、大規模災害時にメール遅延障害の影響を受けないこと、アプリなので緊急時に通常とは異なる着信音を鳴らすなど、災害時に強いシステムであるといったところである。  そのほかに、マイクロソフトワード、エクセル、パワーポイント、PDFのファイルを送受信できるというのがこのシステム特徴となっている。  金額的には、初期設定費用年間で1万2,000円、基本利用料年間2万9,640円、オプションとして家族安否確認2,280円とほかのオプションも加えた合計金額税込み4万7,435円を今のところ当初予算に計上している。財政当局と話をしたところ、この導入については年度途中にしろ、当初予算にしろすぐには判断できないといったところで、いずれも市長に伺ってから決めたいと聞いている。あとオプションで設定している家族安否確認に関して、家族の件は公的資金での計上は難しいと聞いている。  特別委員会で決めてもらいたいこととしては、システムをいつ導入するのか。今年度中にやるのか、当初予算で計上して行うのかといったところ検討していただきたいと考えている。 ○大石 委員長  今説明があったが、皆さん意見をお聞かせいただきたい。 ◆古川 委員  前回あった導入の話を皆さんが納得した上で、今現在も話がそのまま進んでいると思うが、議会費の今年度分の予算でも対応できるのではないかという話があり、今年度中に入るという前提で多分考えていると思う。それに対して、市からは議員は別枠であると言われておきながら、止められるというのは、はなはだ遺憾に感じる。  テスト導入という形でもいいので、まずは運用してみていいのではないかと思う。その結果、来年度正式に導入するかという形で決めてもらい、どんどん進めていったほうがいいと思っている。 ◎倉石 次長  先ほど家族安否確認オプションの件についてだが、こちらが公的資金での支出が難しいということで、委員長先ほど話をしたのだが、1人当たり1年間で120円の支出であるならば、使う方に払ってもらえばいいのではないかという話も出た。そのシステムを個人的にそれぞれが払うというやり方が正しいのかどうかはこれから検証しなくてはいけないが、そういうやり方もあるのではないかということで認識していただければと思う。 ◆比企 委員  議員として安否確認体制を整えるというのは市の当然の義務だと思う。それを市のほうでは今年度予算でも当初予算でもどうのこうのと言っているのか。 ◎倉石 次長  財政課とのちょっとした話し合いにおいて、判断は早急には致しかねるので正式に話を持って来たときに判断するというようなところだと思っている。議員さんとしての災害対応の一部であるならば、金額も何十万円というものではないので、恐らく認めてもらえるだろうと個人的には考えている。 ◆三輪 委員  重複になるが、前回話を聞いたときに、市の職員安否確認システムが入ると。議員のほうは全く蚊帳の外というのはどう考えても不自然だと思う。我々も市政にかかわっているので、当然対象になってしかるべきだと思っている。これはぜひ議長のほうから、直接市長に申し入れをしていただくとか、何か方法考えてもらい、実施してもらうのは当然のことだと思う。そうでないと我々の立場は何なのかと思わざるを得なくなるような気がする。 ◆榎本 委員  今の話で、市長はまだだめと言ったわけではなく、あくまでも職員の話なので、市長判断を待ちたいと思う。  あと家族安否確認オプションについては1人120円ということだが、それだけでできるわけではなく、大もとは公金が使われているわけなので、なかなか議員家族部分まで入れるというのは市民から誤解を招く危険があるので、控えたほうがいいと思う。ほかの部分から流用するのではなく、この項目として予算に計上してもらうのが筋だと思う。 ◆鈴木 委員  これについてはもう合意してあることなので、予算措置をお願いするということに尽きる。家族の扱いについては榎本委員と同じ意見で、入れるべきではないというふうに思っている。  また、もしこのシステム導入しないとしても、議会の招集が必要となった時点で、事務局が各議員安否確認をせざるを得ないし、そこへの連絡文書を何らかの形で届けるということになるかと思う。  今回のシステムはいろいろな諸連絡においても活用可能性があるということでも聞いているので、そういった議会での連絡あり方についての再検討ということも含めていろいろな可能性を持つということで、今後予算要望活用についての議会内の合意づくりをしていけばいいのかと思っている。 ◆三輪 委員  先ほど家族を含めるかどうかというふうなことについて、個人的に負担をするにしても若干市民の人に誤解を与えかねないなというふうに私は不安に思うので、そこは除いた格好で進めたほうがいいと個人的には思っている。会派ではまだこの話はしていない。 ○大石 委員長  ここで議事を替わる。 ○古川 副委員長  私が議事を進行する。 ◆大石 委員  進める方向でだが、家族のことについて、私の個人的な見解を含めた意見を述べさせてもらう。
     議会だけではなくて、一般職員の方も実際に災害があったときに家族一緒にいる分にはいいと思うが、働いている昼間、3.11のときもそうであったように、家族安否がどうなのかという不安を抱えたまま業務に移行したとき、その力加減というのが非常に曖昧になるという検証もあった。神戸の地震のときにも同じようなことで検証している研究者がいて、そういうことを考えるよりはきちんと安全か安全でないかというところを自分が把握して業務に専念するということは大事なことかと思い、以前市のほうに話をした経緯がある。  市のほうが家族安否確認を入れないというのは私としてはどうかと思っているし、それに加えて、私たちも常に家族一緒にいるわけではないので、ほかのツールを使って確認をするという手も確かにあるが、何らかの形でこのシステムを使えるのであれば、私たち自身もきちんと家族現状を把握した上で、私たち業務に専念できると思い、私は家族部分も入れたほうがいいのではないかという意見である。  ただ、皆さん公的資金が投入されている以上は、個人の負担であれ、やらないほうがいいと言うのであればそれに従うつもりではある。さらに皆さん意見をいただきながら、全体的にいい方向に進めていきたいと考えている。 ○古川 副委員長  ここで議事を替わる。 ○大石 委員長  私が議事を進行する。 ◆鈴木 委員  委員長見解は理解するものであるし、実際に一般論としては家族安否確認できないもとでは行動が十分にとることができないという話もそのとおりかと思っているが、例えば職員の場合はそのまますぐ非常時の体制に入り、緊急事態として配備についてもらうことになる。  我々議員も、もちろん地域の中で全力を挙げる決意でいるが、そういった体制の中というよりも、いわゆる一市民として、その中で責任や役割を果たしていくということになるので、そこは一般市民皆さんと同じ立場として地域で頑張るということになるので、そこは区別をして考えたほうがいいのかと思う。  家族の問題については、まずは職員皆さん行動の中で、やはりそういった点の充実を図ってもらうという立場はそのとおりだと思うが、議会についてはまた別の考え方なのかと思っている。 ○大石 委員長  それでは、先ほど三輪委員から話があったように、これは議長から市長に話をしてもらうという方向で進めてよろしいか。    〔「はい」と言う人あり〕 ○大石 委員長  それではそのような方向で、まずは議長に私から話をしたいと思う。その上で、代表者会議で協議され決定していくものと思う。導入の開始についてはどう考えるか。 ◆比企 委員  いつ災害が起きるかわからないので、できるだけ早く導入をしていただきたいと思う。 ◆古川 委員  家族安否確認の件が邪魔をしているような印象を受けている。公的なお金を使うという意味合いで、委員長以外は皆さん入れないほうがいいという意見である。今回、すぐに導入するということであれば家族のサービスはなしで、提案してもらうということを決めていただいてから話したほうがいいのではないか。 ○大石 委員長  家族安否確認についてはとりあえずつけないという方向で、議長代表者会議を開いてもらい、決まれば議長から市長に話をしてもらうようにしたいと思う。 ◎倉石 次長  安否確認システム予算の件だが、年度途中でやるということで手順を踏んで行うのだが、これは金額的には補正予算ではなく、流用なりで実施していくということでご了承いただければと思う。 ◆三輪 委員  トータルで幾らなのか。 ◎倉石 次長  オプションをすべて入れて、年額で税込み4万7,434円である。 ◆大石 委員 長 ここで暫時休憩する。    休憩(11:16~11:20) ○大石 委員長  再開する。  次に、災害対策マニュアルについて事務局から説明がある。 ◎倉石 次長  前回の非公式の打ち合わせで指摘のあった2カ所について修正している。  まず、1点目が3の「議会及び議員行動基準」の(1)の①、「議員は、地域において、市民の安全確保や避難所への誘導、被災者の救出・支援等を行う」としていたものを議員家族の事情やその他の状況などで行えない場合もあるという意見から、文末の「を行う」を「に努める」に修正した。  2点目は、「災害における市内の情報等を市本部から収集して議員に伝えてほしい」という意見と、それとは逆に「議員からも地域における災害情報等を市本部に伝える仕組みが必要」との意見については、4の「蕨市議会災害対策会議の設置・運営」の(4)所掌事務の②において、「災害に係る各種情報等を議員及び市本部から収集・整理し、必要に応じて議員及び市本部に情報を提供して連携を図ること」として、明記している。  なお、議員の市への関わり方の整理については、2の「市議会及び議員役割」や3の「議会及び議員行動基準」に、どのようなことを加えるかといったところでクリアできると考えているので、協議していただきたい。 ○大石 委員長  この件について皆さんからの意見を聞きたい。 ◆三輪 委員  新生会としては、前回も言ったように議会改革としていろいろと課題があると思っている。協議している最中で、次から次と協議するよりは一つずつ決めて、クリアした後で、こういうものについて検討するというふうにしていかないと、なかなか先に進まないのではないかという意見が多々出ている。それなので、この件については今までの課題をきちんと達成した後で協議していきたいというふうに思っている。 ◆鈴木 委員  今までも申したきたとおり、合意ができるのであれば、災害時に混乱を来さないという意味で、一定のマニュアルは必要であろうと思っている。共産党としては、当然全委員合意が前提であるが、今回のマニュアルの提案については、合意の用意があるという段階である。 ◆榎本 委員  これまでも内容についていろいろと意見があって、これをまとめた形でさらに細かい文言とかも修正をしてきているので、とりあえずこれで合意が得られるのであればこのマニュアルをつくって、問題点があればその都度柔軟に変えていくようにできればと思う。 ○大石 委員長  新生会はもう少し議論するという形でよいか。 ◆三輪 委員  これよりも先に別のことを協議して決めるべきものがあるという見解である。 ◆鈴木 委員  新生会の中ではそういう議論のようだが、例えばこれについて、さらに大きな論点が残されているかどうかというあたりで、合意形成までの議論がまだ相当の時間が必要であるというのであれば、引き続きの検討でよいだろうと思う。  ただ、今まで出されてきた懸案事項について、一定程度まとめられてきている段階で、あと1回、2回程度の確認合意できるのであれば、さほどほかの議事との不都合は生じないだろうと思っている。そのあたりについて、もしこういう中身で合意できるのかどうかというところで、判断できればいいのではないかと思った次第である。 ○大石 委員長  それでは、この議論については全体を含めて検討するという方向で進めていきたいと思う。また、文言等について、さらに修正したほうがいいところがあれば伝えてもらいたいと思う。公明党としては特に問題はないと思っているので、皆さん合意ができる段階合意ができればと思っている。  ここで暫時休憩する。    休憩(11:26~11:45) ○大石 委員長  再開する。  予算決算常任委員会については、皆さん合意ができるような方向について、会派内で話をしたいと思う。  次に、育児休業の取り扱いについて、前回の打ち合わせのときに議長から提案があったが、これをまず正式な議題とするかどうかについてはどうか。 ◆鈴木 委員  当初から協議項目として掲げてきたものについても結論が出ていないものもあるが、今まで掲げてきたものの中でも、今すぐやらなければいけないもの、まだ長い協議が必要なもの、あとまだ掲げていないものの中でも1度項目として確認すべきものであるとか、育児休業のように各地では議論が非常に具体的になってきているものがあるので、きちんと何を扱うのかということについても、一度整理をして、最終的に何を協議するかということを決めていったらどうかと思っている。  このメンバーで、議事整理のための意見交換というのは十分できることであるし、これまでもやってきたが、一応それを委員会として、今後残された議題の確認ということを経て、議論していくということが必要だと思っている。育児休業の議論そのものについては重要なものだと思っているので、それ自体はなんとか議題として、この委員会の中でもし結論が出なければ、引き継げるような形での対応がとれればと思っている。  あともう1点、この委員会の中で合意したもの、合意できなかったものがこの後もいろいろと出てくるかと思うが、例えば合意できなかったものも、合意できなかったと終わらせるのではなくて、もしその中で問題点が明らかになったのであれば、せっかくこれまで議論を積み重ねたわけなので、委員長報告という形なり、または最後のまとめとしての文書といった形などで、残すべきではないかと思っている。 ◆三輪 委員  先ほども話したが、課題として幾つかあった中で、代表質問についてもクリアしているし、文書質問については詳細な規定を設ける必要はないという一定の方向性が出てきている。  ただ、費用弁償などの項目が全く手つかずの状態なので、むしろそちらのほうを最優先に、議長から出された話が必要ないということではなく、それよりも先にこちらのほうについて、一定の方向が出るような協議をしていったほうがよいのではないかと思っている。 ◆榎本 委員  費用弁償などを早くやるというのはそのとおりだが、今話があった育児休業について、資料でもらった川越市議会会議規則を読んでいくと、疾病、看護、介護、出産、育児、その他やむを得ない理由というのがあるが、その他やむを得ない理由というのを拡大解釈すればある程度何でもカバーできてしまうのではないかと思うが、現状の蕨市議会の休む場合の規定というのはどのようになっているのかお聞きしたい。 ◎助石 係長  今の蕨市議会の会議規則だと、第2条第1項に「議員は事故のため出席できないときは、その理由をつけ、当日の開議時刻までに議長に届け出なければならない」、第2項で「議員は、出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長に欠席届を提出することができる」というような規定となっている。  第1項の「事故」という内容については、会議に出席することのできない作為または不作為を問わず一切の場合を言うということで、例えば病気や災害による交通機関の麻痺、犯罪容疑のための拘留とか、そういうことも資料には書かれているが、一般的に社会通念上やむを得ないという事由であればという規定となっている。  そこに育休が当てはまるかということについてが問題となるわけだが、他市では「事故」という規定があるにもかかわらず、それとは別に「育児、介護及び看護」というふうに会議規則に規定して、明確にしている。 ◆榎本 委員  ほかに議論することがたくさんあるのはわかるのだが、育児休業を取ってもいいということに反対する会派はいないのではないか思う。次の任期で若い女性が立候補して議員になりたいという人が出てくるとも限らないので、もし反対するところがいないようであればすぐやるべきだと思う。 ○大石 委員長  この件については、この場ではなくて議運で決めてもらってもいいのではないかと思っている。 ◆三輪 委員  ここは議会改革特別委員会なので、内容的に今委員長が言ったように、ここで協議することがふさわしいのかどうかというところで言うとちょっといかがなものかなという気がする。榎本委員が言うようにそれほど難しい問題ではないと思っている。場所を変えて、話をしていったほうがスムーズにいくのではないかと思う。 ○大石 委員長  ここで暫時休憩する。    休憩(11:54~12:02) ○大石 委員長  再開する。  この取り扱いについては、各会派意見集約をしてもらい、次回その意見を紹介してもらえればと思っている。  また、先ほど鈴木委員からあったように、今後の協議について整理をしつつ、残された日程の中できちんと取り上げるものと分けていきたいと思う。  これをもって第17回議会改革特別委員会を散会する。 上記のとおり相違ありません。 平成30年10月26日 議会改革推進特別委員会委員長             大 石 幸 一...