7.
審査の
内容 (1)
開会時刻 7月4日 13時33分
及び結果
(2)
閉会時刻 7月4日 15時21分
(3)
審査の
経過概要及び結果
○
大石 委員長 第15
回議会改革推進特別委員会を
開会する。
それではまず、
代表質問の
検証についてだが、
前回以降、各
会派で
協議して
追加事項等があればお話しいただきたいと思う。
◆
比企 委員 新しい試みなので、まだ不完全なところはあるけれども、
方向性としてはいいのではないかと思っている。また、
代表になる方の
考え方によって、
質問内容など多少は変わると思うが、
変更点についての
意見は出なかった。
◆
鈴木 委員 前回も幾つか言ったが、それぞれが
代表質問を活かす上では、工夫が引き続き必要だろうと思う。ただ、
制度としては、今枠をはめていくのではなく、それぞれが
努力していくという
認識が一致していればいいというのがまず1点目である。
その上で、やはり最少の10分間という持ち時間の
設定は少々短いということもあり、実際に10分で行った
榎本委員の
意見などを聞いて、その
対応について、一度検討したほうがいいだろうと。うちの
会派としては、もう少々長い時間に延長するという措置を次回はお願いしたい。
◆
榎本 委員 代表質問ができるようになり、これまでの質疑と比べると、時間内であれば何度でも繰り返し聞けるので、
議論が深められるようになり、いろいろな面でいいことはあったと思うが、時間の面で、基本時間プラス1人10分ということで、もう少し再考が必要ではないか。全体の
日程の枠の中でまだ少し余裕があったので、もう少し考えることができるのではないかと思う。私や
一関議員も、もう少し時間が欲しいということを伝えておく。
○
大石 委員長 公明党としては、
前回も話したが、まだ1回しか実施していないので、時間も含めてそれについては、もう何回かやって
検証すべきではないかという
意見であった。
それともう
1つ、
一般質問はウインクが放映するので、
代表質問も放映してもいいのではないかという
意見があった。
公明党の
意見は以上である。
代表質問については細かい案件のところをここで最終的に決めていくのか。
前回の
代表質問の
方法を決めたときには最終的に議運で決定した。この件については、
議長に伝えるという形にして
検証を行ったという形でよいか。今の
段階ではこれ以上進まない。何か
意見はあるか。
◆
鈴木 委員 今時間について具体的な
意見が出たということもあるので、最終的に
議長に伝えるにしても、
特別委員会の中で
一定の
方向性を
議論することは必要だと思う。
○
大石 委員長 もう少し
議論したいということか。
◆
鈴木 委員 はい。
あとあり方として、ほかの時間
配分は
検証から今度は検討するというふうにする余地もあるだろうと思っている。今の我々の
議員の任期では
あと1回しかない
代表質問となるので、ここできちんと
議論した上で、もう1回の
代表質問に臨むという形になればと思っている。
○
大石 委員長 鈴木委員の
意見はわかった。
公明党としてはもう1回
代表質問を実施してからのほうがいいのではないかという話もあった。
◆
比企 委員 確かにいろいろな
意見があると思うが、私
ども新生会も1回やっただけで何もかもすぐ修正ということではなく、
委員長と同じでもう一度やってみて、それからでもいいのではないかと思っている。
○
大石 委員長 議論をしないということではなく、
議論をしつつ一応
報告という形をしておいたほうがいいと思ったが、それもしないでもう少し
議論する形がよいか。
◆
榎本 委員 とりあえずやってみて、いろいろな
問題点が見えて来たので、ここで次の3月
議会に向けて
議論ができればと思う。
○
大石 委員長 それぞれのいろいろな
意見交換をしながら進める形でよいか。どういう
方向性にするのか。
◆
鈴木 委員 きょう
議論しても、今の
到着点しか各
会派が持ち合わせていないので、きょうは
発言時間の問題として、延ばしたほうがいいだろうという
意見があったことを受けて、
議論を次回以降続けていただきたいというふうに思っている。
その上で、
代表質問を1回行ったということの
検証については、おおむね各
会派とも、その
方向性及びその
役割というものを認めて、引き続き行っていったほうがいいだろうということは一致している。このことについて
議長に
報告して、しかるべきところで活かしていってもらえればと思っている。
○
大石 委員長 ここで暫時
休憩する。
休憩(13:41〜13:50)
○
大石 委員長 再開する。
皆さんからの
意見を後ほど正式に
議長に
報告させてもらう。それと同時に、さらによい
方向に進められるように
議論を積み重ねていきたいと思う。
続いて、
危機管理体制の
整備の
方法について、
事務局から
説明がある。
◎助石
係長 今回配布した
資料は、
前回の
資料に法律的な部分を
追加したもので、下のほうに
定足数について
追加をしている。
定足数については、
地方自治法第113条「
普通地方公共団体の
議会は、
議員の
定数の
半数以上の
議員が
出席しなければ、
会議を開くことができない。但し、第117条の
規定による
除斥のため
半数に達しないとき、同一の事件につき再度招集してもなお
半数に達しないとき、又は
召集に応じても
出席議員が
定数を欠き
議長において
出席を催告してもなお
半数に達しないとき、若しくは
半数に対してもその後
半数に達しなくなったときはこの限りではない。」ということで、この
但し書きによる
例外規定についての
説明を加えている。
こちらの解説については、「
在職議員数が
議員定数の
半数以上ある
状態が
議会成立の要件となり、
議会不成立の場合においては、
本条但し書きを適用して本
会議を開くことはできない」ということで、こちらは判例もある。
そのまとめとして下の矢印のところになるが、
蕨市議会における
定足数は、
現状では9名であり、9名以上の
議員が
出席しなければ本
会議を開くことはできない。また、
在職議員数が9名
未満となる場合には
議会不成立となる。この場合には
補欠選挙を行い、9名以上の
議員が在職するという条件を満たした上でなければ、
議会の
召集を行うことができずに
議会を開けないという形になる。なお、
議会不成立の場合には、
議案は
専決処分されると考えられる。
もう1点、
安否確認の件について、
前回の
特別委員会で話が出ていたが、
執行部の
職員の
安否確認システムについては、
平成30年度末の
稼働予定ということで、あらかじめ
設定した震度によって、
職員に
災害状況やそれに伴う
配備体制の
情報のほか、
安否確認が自動配信され、
本部は配信後、
職員の
応答状況と
市内各地区の
被害状況等を
システムで随時集約しながら、
職員の
動員配備体制を整理することとなる。
この
システムで
市議会の
安否確認を行う場合、
議員18名を
システムに登録することは可能のようだが、
本部が
災害対応に人力を割かれる中、各
議員の
安否確認の集約、
報告にはかなりの時間を要する場合が予想されるため、本市の
システムを利用するよりも、
一般の
ライン等のSNSや
掲示板等の活用がよいと思われる。
◆
榎本 委員 議会事務局の
職員は何かあったときに市の
本部の
仕事があるわけで、
議会に対してどれぐらい労力を割けるのか
確認したい。
○
大石 委員長 私のほうから答えるが、
赤本の
規定だと、結構大変な
仕事が割り振られているので、これをちょっと変えたほうがよいと思う。やはり
議会としての機能を果たすには、
全員がそちらのほうに行くのはどうかということもあるので、これは
議長を通じて、しかるべき
方向性でやっていければと思っている。そのためには、
災害時の
規定をある程度つくっておかないといけないと思っている。
私から
質問だが、この9名を欠いた場合というのはけがで
出席できなかった場合ではなく、死亡ということでよいか。
◎助石
係長 在職議員数が9名ということで、存命しているが来られないということであれば
議会自体は成立している。ただ、集まることができないので本
会議が開けないという
状況になる。それに対して、亡くなられて9名
未満、8名以下になった場合には
議会が成立しないというような形になる。
○
大石 委員長 この場合には当然
専決になってしまうが、
専決というよりは、
不成立であっても
議会として何らかの話をしておいたほうがいいのか。それともそのまま
専決がいいのか。
皆さんの
意見をお聞きしたいと思う。
私は個人的には8名であっても5名であっても、その
議案について
説明をしてもらい、なおかつ
執行部には
意見等を伝える。でも、
専決は
専決だというようなことでもいいのではないかと思うが、
皆さんの
意見はどうか。
〔「
不成立なのではないか」と言う人あり〕
○
大石 委員長 不成立だけども、
議会としてそこをノータッチのまま済ませていいのかというところで、
専決は
専決でいいかと思う。ただ、本当に何もタッチしなくていいのかどうか。その辺の
意見はどうか。
◆
古川 委員 不成立となれば、それはそれ以上でもそれ以下でもないと思う。残りの人に
説明する、しないというのは
明文化する必要もなくて、そのときの
対応になると思うので、そこを特別に
議論するものではないと思う。
◆
鈴木 委員 この問題については
前回も言ったが、
議論するのであれば
論点を少し整理する必要があると思っている。とりわけ大
規模災害時の
議会の
役割というのが果たして何であるのか、それぞれ思いが
現状で違っている。また、きょう準備してもらったこの
資料は、
議会を休会にするのか、
延会にするのかという扱いについてということであるので、さらにこれを
議論するのであればもう少し
論点を整理する必要があると思っている。
これまでの主だった
意見というのは、
一定の
安否確認の仕組みは相談しておく必要があるのだろうと。ただ、実際に
災害発生中という
段階において、
議員の
役割はそれぞれの
地域の中で、それぞれが果たすべきであって、かつその
情報を伝えるにしても、
議長を通すなり、そういった形で直接現場へというような形ではない
方法がいいのではないかという
意見などがこの間
意見交換されてきたと思っている。
今、
委員長から
赤本の
事務局の
役割ということで踏み込んだ
発言があったが、もしそういった点も含めて
議論するのであれば、その
大前提として
議会の
役割とか、それについても
議論しなければいけないのだろうと。そういった意味ではまだ整理ができていないと思っている。
◆
榎本 委員 どういう
状況かということを考えてみると、
議員が半分以上亡くなっているということは、壊滅的なことが
市内でも起こっているのではないかと思う。同じ割合で
市民が半分亡くなっていないとしても、相当なことが起きているので、そこで
執行部が
議会に何か
説明をするというのは現実的ではないのではないかと思う。少し落ちついた
段階で
議会を成立させるために、本来であれば6分の1の欠員が出た
段階で
補欠選挙があるだろうから、落ち着いた
段階できっちりやればいいのではないかと思う。
○
大石 委員長 発災してすぐということではなくて、ある程度落ち着いてからの話で、それでもすぐに
選挙はできないと思う。例えば
予算であれば、3月31日までと決まっているので、そのままいっていいのかどうかという
議論ができればということで話をしている。
古川委員や
榎本委員の言った、何から何まで
説明させてというわけではなくて、できる限りでの
対応ということである。
◆
比企 委員 それぞれが想定していることが違うと困ると思う。
専決処分ができるというのは決まっているので、その
説明を頼むことはできるかもしれないが、
市側が今忙しくて無理だと言われればそれまでだし、個人や
会派なりで、
専決なるものの
内容をもう少し詳しく聞きたいというのはまた別な話だと思うので、何か
明文化しておいてということまでしなくてもと思う。
委員長はもう少し経ってからと言うが、
専決でということが決められていれば、それを実行するしかないような気がするがいかがか。
○
大石 委員長 細かく
明文化するとは思っていない。
議会としては
議論ができる
体制があってもいいのかなという話なので、当然
明文化はできない話である。
皆さんの
共通認識の中でそれを持っておいてもいいのかなと。
専決だからそのままでいいというのはどうかなと思っているだけである。
明文化しようと受け取られているのなら、それは間違いで
明文化はできないと思っている。
◆
鈴木 委員 専決しなくてはならない事態というのは相当な
災害が発生した場合であるということもあり、それは
必要性、
スピード等そこは優先すべき問題なのであろうと。ただ、我々は
議員としてその時何をすべきかといえば、直接
地域のためになる
活動をするというのももちろんだが、恐らく
専決とはいえ、後ほど
専決処分したものについては
議会での承認が求められるという形で問われることになる。
また、そうでなくても、後の
議論の中で
専決を行った市の
判断がどうであったのかということは
検証されるべきであろうと。そのために
議員の
活動としては、市で何が行われているのかを
地域の中でよく見ておくこととか、可能な範囲で
資料を集めておくということが必要であって、
専決処分を行うという時間が差し迫った中で、我々が
判断を妨げるような
設定というのは、本来の姿勢の趣旨からいうと、若干の疑問というか心配な点があると思っている。
○
大石 委員長 ここで暫時
休憩する。
休憩(14:05〜14:34)
○
大石 委員長 再開する。
災害時におけるマニュアルという表現がいいのかどうかは、今後の
議論にゆだねたいと思うが、そういうものを今後つくる
方向で
協議をしていくということとしたい。
それに当たっては、
議会の
開会中と
閉会中にどういう
対応をとるのかということ、
安否確認の
方法、
情報の
確認方法などを各
会派で
議論をしてもらえればと思う。
発災時については
皆さんのお手元にある
資料を基に、この全部を載せる必要はないかと思うが、
必要最低限を押さえておいて、細かいところについては
事務局のほうで押さえておいてもらうというのもありかと思う。それぞれいろいろな
意見も出てくると思うので、それをまとめて、次にすべて決まるとは思わないが
意見を出していただければと思う。
あと発災した
段階で、
自分たちがどういう
情報をどういうふうにして得るのかとか、私
たちが得た
情報をどう伝えるのかということも含めて
議論をしたいと思う。
◆
保谷 委員 各
会派において、どういうルールが必要なのかという大体のイメージというのは固まっているかと思う。そろそろ次の
議論を進めるために何らかの
たたき台があったほうがいいのかと思う。シンプルな
バージョンと湖西市のような
フルバージョンの
たたき台をつくって、その上で
議論を進めていくのはどうなのか。
○
大石 委員長 たたき台については
事務局で用意してもらう。できた
段階で
皆さんにお渡しして、いろいろな
意見をいただければと思う。その後、
会派で
協議してもらうことになると思う。
安否確認システムについては
皆さんもどういう形がいいか検討いただければと思う。市とは別に、
議会は
議会として実施していければいいかと思っている。
続いて、
予算常任員会の件についてはどうか。
◆
比企 委員 新生会は
前回言ったように、
予算決算常任委員会を設置するということで、
意見はまとまっている。多少
会期日程のこととかはあるが、よくなる点もあるので、その点も含めて設置の
方向でお願いしたい。
◆
鈴木 委員 前回も
発言したが、基本的には無理に
現状を変更する必要はないという考えを持っている。
ただ一方で、
分割付託をすることが違法または不合理という
理由をまず明確にする。
議論の中でも結構である。他市で
分割付託が行われている
現状があるので、その辺の
理由を明確にすること。
あと議会の
開催日程をふやさないという
努力を徹底して行う。
費用弁償の対象となる日数をふやさない
努力を徹底的に行う。
あともう
1つ、これは
大前提だが、現時点で
議論に参加している2人以上の
会派に属さない
議員の人も含めて、
現行制度と同等またはそれ以上の
委員会審査の機会を保障する
制度にすること等が
確認できれば、
議論に入ってもいいだろうと思っている。
◆
榎本 委員 この
議論の
大前提として、
違法性ということが
出発点としてある。
議会運営の実際のコピーを読ませてもらったが、これが概念なのか、何の法律の何条に違反しているのかをもう少し明確にすべきである。もし手間をかけてこういう
制度に変えるのであれば、
市民に対して納得のいくようなわかりやすい
説明が必要なのではないか。
あと、他市の
状況とかいろいろな
先進事例を見ると、
分科会にしたとしても、
連合審査会という何十人かで
審査するという
方法もあるようだが、そういった
方法も含めて、先ほど
鈴木委員からも
発言があったように、
全員がかかわれるような
方法にしてもらえればと思う。
○
大石 委員長 ここで
議事を替わる。
○
保谷 副
委員長 私が
議事を進行する。
◆
大石 委員 公明党としては、
予算常任委員会をつくるのはずっと言ってきたことなので、問題はないが、今までも人数の問題とかで折り合いがつかなかったのかと思う。
今
榎本委員が
発言したように、どこに抵触しているのかというのは疑問に思うし、
事務局で線を引いてもらったところは
委員会から
分科会に
分割付託するのは問題ないと書いてあるが、それだったら今やっているのとはそんなに変わらないのではないかと。
また、この
資料には
半数の
議員が
予算常任委員会に就任してとあり、私
たちが言っていたことが書いてあるので、我々もここに書いてあるようなことであれば、今の
決算常任委員会のメンバーが
予算常任委員会になるという形のものであり、ずっと
意見としては変わっていない。それを含めて今後どういうふうに
皆さんと
議論をしていくのかということになるかと思う。
○
保谷 副
委員長 ここで
議事を替わる。
○
大石 委員長 私が
議事を進行する。
ここで暫時
休憩する。
休憩(14:44〜15:05)
○
大石 委員長 再開する。
議長の
提案で、
事務局でつくってもらった
資料もある。各
委員の
皆さんのほうからもいろいろと
意見をもらったので、それを踏まえて新たな
提案という形になるのか、今の
状態の疑義の問題というか、本当に法に抵触しているのか
確認をしてもらい、
議論を進めていければと思う。
それでは次回の
日程についてだが、ここで暫時
休憩する。
休憩(15:07〜15:20)
○
大石 委員長 再開する。
次回8月27日月曜日13時30分より、第1
委員会室で行う。
その際には、
代表質問の
検証で時間
配分等について、各
会派それぞれの
考え方があると思うので、そのときに話してもらえればいいと思う。
危機管理体制の
整備方法については、
事務局で
たたき台をつくってもらう。
予算常任委員会についてはきょう出た話を持ち帰って
議論してもらうという形で進めたいと思う。
これをもって第15
回議会改革推進特別委員会を散会する。
上記のとおり相違ありません。