○
島田玲子議長 次に、前回までの定例会において採択した請願を執行部に送付しておきましたが、当該請願の
処理経過ないし結果について報告がありましたので、報告第6号としてお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。
△会議の
説明出席者職・氏名の報告
○
島田玲子議長 次に、本定例会に説明員として
出席通知がありました者の職・氏名を報告第7号としてお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。
△
市長提出議案の報告
○
島田玲子議長 次に、市長から議案の提出がありましたので、報告いたします。
議事課長に朗読させます。 〔
藤浪孝之議事課長登壇〕
◎
藤浪孝之議事課長 朗読いたします。 越法 第79号 令和5年8月25日
越谷市議会議長 島 田 玲 子 様
越谷市長 福 田 晃 9月定例会に付議する議案の送付について 標記について、9月1日招集に係る令和5年9月定例会に本職から提案する議案として、別
添議案目録のとおり議案書を送付します。 議 案 目 録1 越谷市
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて1
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて1
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて1
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて1
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて1 今後の
越谷サンシティのあり方に関する方針の議決に関する
条例制定について1 越谷市
手数料条例及び越谷市
旅館業法施行条例の一部を改正する
条例制定について1
市道路線の廃止について1
市道路線の認定について1
越谷市立体育館条例の一部を改正する
条例制定について1
しらこばと
運動公園競技場改修工事請負契約の締結について1 財産の取得について(
しらこばと
運動公園競技場計時機器)1 財産の取得について(
空気清浄機)1
越谷市立小中一貫校整備PFI事業に係る
特定事業契約の締結について1 令和5年度越谷市
一般会計補正予算(第4号)について1 令和5年度越谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について1 令和5年度越谷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について1 令和5年度越谷市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について1 令和5年度越谷市
母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第1号)について1 令和5年度
越谷都市計画事業東越谷土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)について1 令和5年度
越谷都市計画事業西大袋土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)について1 令和4年度越谷市
一般会計歳入歳出決算認定について1 令和4年度越谷市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について1 令和4年度越谷市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について1 令和4年度越谷市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について1 令和4年度越谷市
母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計歳入歳出決算認定について1 令和4年度
越谷都市計画事業東越谷土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算認定について1 令和4年度
越谷都市計画事業七左第一
土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算認定について1 令和4年度
越谷都市計画事業西大袋土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算認定について1 令和4年度越谷市公共
用地先行取得事業費特別会計歳入歳出決算認定について1 令和4年度越谷市
病院事業会計決算認定について1 令和4年度越谷市
公共下水道事業会計利益処分及び
決算認定について 以上でございます。
○
島田玲子議長 ただいま朗読させました議案は、報告第8号としてお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。
△
議会運営委員会における
特定事件の調査結果報告
○
島田玲子議長 次に、去る6月定例会において
議会運営委員会に付託した
特定事件について、委員長から調査結果の報告がありましたので、報告第9号としてお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。
△
行政調査の
変更報告
○
島田玲子議長 次に、去る6月定例会において議決された
行政調査に係る議員の派遣のうち、盛岡市、八幡平市及び秋田市へ6人を7月26日から7月28日まで派遣することについて、盛岡市、八幡平市へ6人を7月26日から7月27日まで派遣することに変更いたしましたから、ご報告いたします。
△
行政調査の報告
○
島田玲子議長 次に、
行政調査へ派遣された議員の代表より報告を求めます。 6番
和泉田宏幸議員、登壇して報告願います。 〔6番
和泉田宏幸議員登壇〕
◆6番(
和泉田宏幸議員) 議長のご指名によりまして、
行政調査を行いました
竹内栄治議員、
瀬賀恭子議員、畑谷 茂議員、久保田 茂議員、
藤部徳治議員を代表して私からその概要をご報告申し上げます。 調査は、去る7月26日、27日の2日間にわたり、
環境経済部長の随行を求め、「
中心市街地活性化つながる
まちづくりプラン」、「環境に配慮した
市立病院」についての2項目を
調査事項として、岩手県盛岡市、岩手県八幡平市への調査を実施いたしました。 まず、盛岡市において「
中心市街地活性化つながる
まちづくりプラン」について調査いたしました。盛岡市では、将来にわたって持続的に発展し、特色ある
まちづくりを進めていくため、居住や交流などの核となってきた
中心市街地の活性化が重要との考え方の下、平成12年に盛岡市
中心市街地活性化基本計画を策定し、その後、平成20年に第1期計画を、平成25年に第2期計画を策定し、国の認定を受け、
中心市街地の活性化に関連する事業を推進してきました。また、平成30年度以降は、国の認定を受けない市独自の計画、
中心市街地活性化つながる
まちづくりプランを策定し、商店街における街路を活用した
イベントの開催や新
盛岡バスセンターの開業などに取り組み、継続的に
中心市街地の活性化を図ってきました。 現在、令和5年度から令和9年度までを
計画期間とする第2期プランの策定に向けて協議が進められ、プランのテーマを「
ウォーカブルで創造する価値がつながる
まちづくり」と設定されました。回遊性の向上や観光、交通などの各分野に共通する歩いて楽しいを
ウォーカブルで表現し、
ポストコロナに向けた
市内経済のV字回復を目指すこと、金銭的な評価が難しい盛岡のよさを価値で表現されたテーマとのことです。 令和5年1月に
ニューヨーク・タイムズ紙の「2023年に行くべき52か所」にイギリスのロンドンに次いで2番目に盛岡市が選出されたことから、
中心市街地への集客につながる取組を
重点事業として実施していくとのことでありました。 また、市民の交流の場であり、かつ地産地消の場でもある市を開催することで、
中心市街地の
にぎわいの創出を図ること、また商店街や各種団体、地域の事業者が開催する特色ある
イベントの支援、盛岡地域独自の
電子決済サービス「
MORIOペイ」を
各種事業に活用し、商店街の
キャッシュレス化など、地域内の
経済循環を図っていきたいとのことでありました。 次に、八幡平市において「環境に配慮した
市立病院」について調査いたしました。八幡平市では、45年にわたり
地域医療を支えてきた
西根病院を移転新築し、令和2年8月に名称を
八幡平市立病院に変え、新病院として開院いたしました。開院に当たって、最寄り駅から直結する連絡通路の設置、
人工透析室の
増床や緩和ケア病床の開設など、地域住民により良質な医療が提供できるよう取り組んだほか、特に
地中熱ヒートポンプシステムの導入による
施設整備に取り組まれたとのことでありました。
地中熱設備とは、年間を通してほぼ一定な地中の温度を利用することにより、外気に比較して夏は冷たく、冬は暖かい安定した地中の
熱エネルギーを冷暖房や給湯に有効活用できるものです。24時間稼働する
市立病院では、施設の
光熱水費の削減と
CO2排出抑制が課題であったため、それらの課題の対応するため、
再生可能エネルギーである地中熱を導入したとのことでありました。
八幡平市役所庁舎では、既に
地中熱設備が導入されていますが、
市立病院の新築に当たり、
地中熱ヒートポンプシステムの規模をさらに拡大し、建設に取り組まれたとのことです。現在
地中熱利用を行っている施設では、
八幡平市立病院が
国内最大級の施設とのことでありました。
地中熱ヒートポンプシステムの導入効果としては、令和3年実績によりますと、
CO2排出量が導入前と比較し、約324トン削減されました。
年間灯油使用量がゼロになったことが削減の大きな要因であるとのことです。しかし、
CO2排出量は削減となりましたが、昨今の
エネルギー価格の高騰により、電気料金については大きな削減とまでは至らなかったとのことでしたが、今後も環境に配慮した
施設運営に努めてまいりたいとのことでありました。 以上が今回の
行政調査の概要でありますが、全体を通して各調査地の貴重なお話を伺うことができました。今後、このことを議会及び市政の中で生かしていきたいと考えております。 なお、
調査事項の3項目め、「
デジタル市役所」について、秋田県秋田市への調査を予定しておりましたが、令和5年7月の豪雨災害により当該地が被災されたため、急遽調査を取りやめとし、2項目での
行政調査の実施となりましたことをご報告いたします。以上で報告を終わります。
○
島田玲子議長 次に、15番
野口高明議員、登壇して報告願います。 〔15番
野口高明議員登壇〕
◆15番(
野口高明議員) 議長のご指名によりまして、
行政調査を行いました武藤 智議員、
松島孝夫議員、
浅古高志議員を代表しまして私からその概要をご報告申し上げます。 調査は、去る8月1日、2日、3日の3日間にわたり、「
長崎スタジアムシティプロジェクト」、「移住・
定住促進の取組」、「佐賀駅前
周辺整備事業」について3項目を
調査事項とし、長崎県長崎市、福岡県糸島市、佐賀県佐賀市への
行政調査を実施いたしました。 まず、糸島市において「移住・
定住促進の取組」について調査いたしました。糸島市は、平成22年に3市町が合併し、当時は人口が10万人を超えておりましたが、その後の人口減少にて10万人を割る状況となったことで、移住・定住の取組を進め、令和5年3月現在は合併当初を上回る人口10万3,562人となっています。
人口増加となった要因は、糸島の
ブランド化による注目度の増加に加えて、
九州大学が福岡市の各
キャンパスを統廃合・合併し、
伊都キャンパスとして糸島市に移転してきたこと。それに伴い、糸島高校前駅を中心とした
区画整理の実施をしたことも要因です。また、
九州大学と提携して
九州大学サイエンスパーク構想を進めており、大学の周りに最先端の技術研究を行う研究機関や企業を集積させ、大学の研究を加速させるとともに、地域や社会に新たな雇用やビジネスを生み出そうとしております。 移住・定住者への支援としては、
空き家バンクの取組が受皿となると考えており、
空き家オーナー相談会を家族が集まりやすいお盆と年末の時期に実施しております。内容としては、相続、賃貸、売買や解体、
リフォーム適正管理等の
各種専門家に一度に相談できる相談会を実施しており、ニーズに応える形で相続と家財撤去の費用も補助する
空き家活用推進補助金を創設しております。 また、市内16小学校区のうち、15校区に
地域コーディネーターを配置し、
転入希望者に買物する場所、
子育て環境、地域行事などの
地域密着情報の提供や
転入希望者への相談対応、転入後のフォローアップを実施しております。情報発信としては、
定住促進ウェブサイト「糸島生活」を開設、移住を考えている人や住まいを探している人へ移住者の生の声を包み隠さず発信し、情報が古くならないように更新も頻繁かつ積極的に行っているとのことでした。 次に、佐賀市にて「佐賀駅前
周辺整備事業」について調査いたしました。現在佐賀市では、佐賀駅
周辺整備事業を行っております。この
整備事業の背景としては、令和6年、
国民スポーツ大会・
全国障害者スポーツ大会が開催されるため、佐賀駅北部に所在する
SAGAサンライズパーク整備を起爆剤にすることや、約8,600席を有する
SAGAアリーナの見る
スポーツ、コンサート、
各種大会、
展示会等の
イベントの集客力による
交流人口増加や活性化を目指すこと等が挙げられます。方向性としては、佐賀駅を中心に北部の
アリーナを含む
SAGAサンライズパークと歴史、文化、芸術の
拠点エリアである南部の繁華街とをつなぎ、南北軸を強化することで
にぎわいの波及効果を生み出す事業となります。 まず、行ったこととしては、佐賀駅南口の
商業施設跡地の民間開発、次に
タクシープールや駐車場といった
北口駅前広場、
南口駅前広場の整備です。佐賀駅から
アリーナやスタジアムまでの片側2車線の市道並びに
中心市街地の片側2車線の市道の1車線を歩道化し、広い歩道を確保した片側1車線の道路として再整備、
キッチンカーや市場等の
イベントを日々行える道路として再整備しております。
南口駅前広場については、スペースの半分を車から人が中心となるように広場化し、
イベント等により滞留空間となるように
にぎわいを生み出す空間として再整備しているため、
駅前広場からつながる市道までが歩く人にとって大変楽しめる空間となっております。 次の段階としては、
SAGAアリーナの開業に伴い、
エンターテインメント興行や
プロスポーツチームのリーグ戦、MICEなど、国内外からの集客が大幅に増えているため、佐賀駅南東側の
民間施設駐車場跡地へのホテルを含む
民間施設の誘致を行い、
来訪者数、来訪機会をより拡大し、
宿泊施設不足などで他市に流れている消費を佐賀市内での消費になるように拡大する施策に取り組んでいくとのことでした。 佐賀駅前
周辺整備事業に携わる
土地戦略部佐賀駅
周辺整備室の職員の皆様の熱量がとても高く、様々な細かいところにまで市民の意見を取り入れ、または関係者の方々に納得していただく姿勢が見られておりました。例えば2車線から1車線への変更や車から人への道路や広場の変化など、市民から反対の意見が出る可能性がある施策については、期間を区切り可動式のガードレールなどで1車線化の
社会実験等を行うことでデータ化し、関係団体への説得を常に行っている姿勢に感銘を受けました。 現在佐賀駅
周辺事業は続いており、
国民スポーツ大会以降も続くとのことです。
SAGAアリーナの開業により、
アリーナは
プロバスケットボールチームB1
佐賀バルーナーズ、
女子バレーボールVリーグ久光スプリングスの本拠地となります。また、MICEにより今後
アリーナへの集客が休日、平日を問わず大幅に増えることで、佐賀駅周辺の
にぎわいは活性化すると見られます。
国民スポーツ大会が開催された後、
整備事業が終了する令和6年以降に再度訪れ、現地の
にぎわいの変化を確認してみたくなる、とてもわくわくする
整備事業でした。 以上が今回の
行政調査の概要でありますが、全体を通しまして各地の貴重なお話を伺うことができました。今後、この調査を十分に踏まえ、市政に反映してまいりたいと考えております。 なお、長崎市の「
長崎スタジアムシティプロジェクト」につきましては、調査結果報告書を御覧いただきたいと思います。以上で報告を終わります。
○
島田玲子議長 次に、9番
横井聖美議員、登壇して報告願います。 〔9番
横井聖美議員登壇〕
◆9番(
横井聖美議員) 議長のご指名によりまして、
行政調査を行いました
野口佳司議員、伊藤 治議員、
金井直樹議員、
島田玲子議員、小林豊代子議員、
清田巳喜男議員、
立澤貴明議員を代表しまして私からその概要をご報告申し上げます。 調査は、去る8月8日、9日、10日の3日間にわたり、
都市整備部長の随行を求め、「
苫小牧市立病院」、「
苫小牧都市再生コンセプトプラン」、「札幌市
SDGs未来都市計画」、「北欧の風道の駅とうべつ」についての4項目を
調査事項といたしまして、
北海道苫小牧市、
北海道札幌市、
北海道当別町への調査を実施いたしました。 まず、苫小牧市において「
苫小牧都市再生コンセプトプラン」について調査をいたしました。苫小牧市では、
ものづくり産業のさらなる展開、
臨海ゾーンにおけるロジスティックスの展開、
臨空ゾーンにおける
国際リゾートの展開というダブルポートシティの強みを生かした成長戦略を掲げており、これらの方向性を示す
苫小牧都市再生コンセプトプランを令和3年3月に策定し、同プランで定めた目標である
交流人口の増加と
次世代産業と連動した
中心市街地の再生を実現するため、令和5年3月に苫小牧
駅周辺ビジョンを策定しております。同ビジョンにおきまして、新しい駅周辺はほかのエリアと似たような方向性ではなく、エリアの強みを生かして他エリアとすみ分け、連携できる開発を目指すことが重要とされており、「
創造的学びと暮らしが出会う街」という
エリアコンセプトの下、8つの目標と具体的な
アクションプランで構成されております。 令和5年度以降は、
パブリックミーティングやワークショップでの市民意見を反映し、
事業者サウンディングなどを経て、駅前再
整備想定区域を中心とした
基本計画案を策定するとともに、
駅周辺ビジョンと並行してまちの魅力、価値を持続していくため、
エリアマネジメント組織の組成や実証実験を推進し、都市再生コンセプトプランの実現を目指していくとのことでありました。 次に、札幌市において「札幌市
SDGs未来都市計画」について調査をいたしました。札幌市では、平成30年3月に第2次札幌市環境基本計画を策定し、環境施策の推進をSDGs達成にもつなげ、経済や社会の分野へもその効果を波及させていくことを目指しており、札幌の将来像を「次世代の子どもたちが笑顔で暮らせる持続可能な都市「環境首都・SAPPORO」」と定め、市民、事業者、行政等が共に連携をしながら取組を進めております。目標年度である令和12年度に向けて、札幌市では地域全体の取組として、環境から経済への波及の面から、観光都市かつ北海道の一大消費地としての札幌の特性を踏まえ、都市のサステナビリティーの向上による国際観光、MICE誘致に向けた取組や持続可能な消費形態の確保を進めるほか、環境から社会に向けた波及の面から、積雪寒冷地である地域特性や今後の少子高齢者対策として高断熱・高気密住宅の普及によるクオリティー・オブ・ライフの向上や歩いて暮らせる
まちづくりに向けた取組を進めていくとのことです。 さらに、先導的に取り組むエリアとして、都市部においては環境、経済、社会の統合的解決に向けた取組を進めていくとのことでありました。 次に、当別町において「北欧の風道の駅とうべつ」について調査をいたしました。当別町は、札幌都市部から車で45分の距離に位置をしており、石狩湾新港と新千歳空港とを結ぶ交通の要衝として、昭和63年の札幌大橋開通、JR学園都市線の増便などから宅地造成がなされ、札幌近郊の田園都市として発展をしております。こうした中で「北欧の風道の駅とうべつ」は、農村と都市の
交流人口の拡大や農産物販売を通じた農業の振興、町内での購買の促進などを通じた経済活動の活性化を目的として、平成29年9月にグランドオープンをいたしました。施設内には、観光情報や飲食店情報の発信コーナーに加え、キッズコーナーや授乳室が設けられるなど、来場者への配慮がなされております。 また、北海道を代表するイタリアンシェフがプロデュースするレストランやテークアウトコーナー、農産物・特産品の販売所が数多く所在しております。運営に当たっては、地域商社株式会社tobeが運営主体となっており、指定管理者が地域商社として道の駅での販売に携わり、町内の生産物や加工品の販売を引き受けることで、集客や町経済に貢献しているとのことです。今後は6次産業化を推進する中で商品開発を進めるべく、生産者への加工、販売への働きかけを行っていくとのことでありました。 以上が今回の
行政調査の概要でありますが、全体を通しまして各調査地の貴重なお話を伺うことができました。今後、このことを議会及び市政の中で生かしていきたいと考えております。 なお、苫小牧市の「
苫小牧市立病院」につきましては、調査結果報告書を御覧いただきたいと存じます。以上で報告を終わります。
△越谷・
松伏水道企業団議会議員の
補欠選挙依頼の報告
○
島田玲子議長 次に、越谷・松伏水道企業団企業長から企業団議会議員の補欠選挙について依頼がありましたので、報告いたします。
議事課長に朗読させます。 〔
藤浪孝之議事課長登壇〕
◎
藤浪孝之議事課長 朗読いたします。 水企総第351号 令和5年9月1日
越谷市議会議長 島 田 玲 子 様 越谷・松伏水道企業団企業長 野 口 晃 利 越谷・
松伏水道企業団議会議員の補欠選挙について このことについて、越谷市選出議員の辞職に伴い欠員が生じましたので、越谷・松伏水道企業団規約第6条の規定により、当企業団議会議員2名の補欠選挙を依頼いたします。 以上でございます。
○
島田玲子議長 以上で諸般の報告を終わります。
△
会議録署名議員の指名
○
島田玲子議長 次に、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員には、会議規則第88条の規定により、私から 7番
藤部徳治議員、8番 小林成好議員、9番
横井聖美議員を指名いたします。
△会期の決定
○
島田玲子議長 次に、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月26日までの26日間といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
島田玲子議長 ご異議なしと認めます。 したがって、会期は本日から9月26日までの26日間と決定いたしました。
△
議事日程の追加
○
島田玲子議長 お諮りいたします。 この際、越谷・
松伏水道企業団議会議員の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
島田玲子議長 ご異議なしと認めます。 したがって、この際、越谷・
松伏水道企業団議会議員の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。
△越谷・
松伏水道企業団議会議員の選挙
○
島田玲子議長 越谷・
松伏水道企業団議会議員の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
島田玲子議長 ご異議なしと認めます。 したがって、選挙の方法は指名推選に決しました。 お諮りいたします。指名の方法については、私から指名したいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
島田玲子議長 ご異議なしと認めます。 したがって、私から指名することに決しました。 越谷・
松伏水道企業団議会議員に
藤部徳治議員、
立澤貴明議員を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま指名いたしました2人を越谷・
松伏水道企業団議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
島田玲子議長 ご異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名いたしました2人が越谷・
松伏水道企業団議会議員に当選されました。
△
市長提出第61号議案ないし第92号議案の一括上程及び提案説明
○
島田玲子議長 市長提出第61号議案ないし第92号議案までの32件を一括して議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長、登壇して説明願います。 〔福田 晃市長登壇〕
◎福田晃市長 本日、9月定例会をご招集申し上げましたところ、議員の皆様方には大変お忙しい折にもかかわらずご出席を賜り、深く感謝を申し上げます。 本定例会には越谷市
教育委員会委員の任命につき同意を求める件をはじめ、都合32件の議案をご提案申し上げておりますが、十分にご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 それでは、各議案につき、順次ご説明させていただきます。 まず、第61号議案についてご説明申し上げます。本議案は、本年9月30日をもって越谷市
教育委員会委員、荒木明子氏の任期が満了することに伴い、その後任委員として足立夢実氏を任命することにつきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 なお、経歴等詳細につきましては、大変恐縮に存じますが、お手元の議案書をご参照いただき、ご了承賜りたいと存じます。 次に、第62号議案から第65号議案までの4議案につきましては、いずれも本年12月31日をもって任期満了となります人権擁護委員の後任委員候補者を推薦することにつきまして、人権擁護委員法の規定により、議会の意見を求めるものでございますので、一括してご説明申し上げます。 これら4議案につきましては、現委員の市川美砂子氏、駒場伸子氏、吉村総一氏及び高橋 護氏をそれぞれ推薦することにつきまして、意見を求めるものでございます。 なお、経歴等詳細につきましては、大変恐縮に存じますが、お手元の議案書をご参照いただき、ご了承賜りたいと存じます。 次に、第66号議案についてご説明申し上げます。本議案は、今後の
越谷サンシティのあり方に関する方針について、議会の議決事件とする必要があるため、提案するものでございます。 内容でございますが、本年6月定例会で採択されました請願の要旨を踏まえ、「今後の
越谷サンシティのあり方に関する方針」について、
地方自治法第96条第2項の規定に基づき、議会の議決すべき事件として定めるものでございます。 なお、本条例は公布の日から施行してまいります。 次に、第67号議案についてご説明申し上げます。本議案は、旅館業法の一部が改正されることに伴い、関係条例について所要の改正を行う必要があるため、提案するものでございます。 改正の内容でございますが、まず越谷市
手数料条例において、旅館業の事業譲渡による地位の継承の承認申請手数料を追加するもので、既存の法人合併・分割等による地位の承認申請と同額を手数料として定めるとともに、条例中で引用する旅館業法の条項の移動に伴う条文整備を行うものでございます。 次に、越谷市
旅館業法施行条例におきましても、条例中で引用する旅館業法の条項の移動に伴う条文整備を行うものでございます。 なお、本条例は、生活衛生関係営業等の事業活動の継続に資する環境の整備を図るための旅館業法等の一部を改正する法律の施行日またはこの条例の公布の日のいずれか遅い日から施行してまいります。 次に、第68号議案についてご説明申し上げます。本議案は、
市道路線を廃止するため、道路法の規定により、提案するものでございます。 内容でございますが、終点変更に伴うもの1路線、起点及び終点変更に伴うもの1路線、合計2路線、延長43.00メートルを廃止するものでございます。 次に、第69号議案についてご説明申し上げます。本議案は、
市道路線を認定するため、道路法の規定により、提案するものでございます。 内容でございますが、宅地造成に伴うもの14路線、終点変更に伴うもの1路線、起点及び終点変更に伴うもの1路線、合計16路線、延長701.30メートルを認定するものでございます。 次に、第70号議案についてご説明申し上げます。本議案は、越谷市立地域
スポーツセンターの設置に伴い、所要の改正を行う必要があるため、提案するものでございます。 改正の内容でございますが、まず新たな体育館として、越谷市立地域
スポーツセンターを大沢2丁目10番21号に設置するものでございます。 次に、越谷市立地域
スポーツセンターの体育室の使用料につきまして、各地域に設置しております、北・南・西体育館と同額とするとともに、越谷市立地域
スポーツセンターに卓球場の使用料を新設するものでございます。 なお、本条例は、設置に係る改正については令和6年4月1日から施行し、使用料に係る改正については同年2月1日から施行し、同年4月1日以後の使用に係る使用料から適用してまいります。 次に、第71号議案についてご説明申し上げます。本議案は、
しらこばと運動公園競技場改修工事の請負契約を締結するに当たり、予定価格が「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」に規定する額以上となるため、提案するものでございます。 本件工事は、
しらこばと運動公園陸上競技場の改修のため、グラウンド・コート用舗装工事、
スポーツポイント工事などを行うものでございます。契約の方法は総合評価一般競争入札による契約、契約金額は2億3,870万円、履行期限は令和6年3月22日、契約の相手方はオザワロード株式会社でございます。 次に、第72号議案についてご説明申し上げます。本議案は、
しらこばと
運動公園競技場計時機器を取得するに当たり、予定価格が「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」に規定する額以上となるため、提案するものでございます。 このたび取得いたします財産でございますが、第3種公認陸上競技場としての要件となる電子音スタート発進装置一式、写真判定装置一式、超音波風速計3台、フィールド競技用制限時間告知器3台でございます。取得価格は2,618万円、契約の相手方は有限会社EVER・SPORTSでございます。 次に、第73号議案についてご説明申し上げます。本議案は、
空気清浄機を取得するに当たり、予定価格が「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」に規定する額以上となるため、提案するものでございます。 このたび取得いたします財産でございますが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、市内小中学校の教室等に設置する
空気清浄機1,141台でございます。取得価格は4,116万7,280円、契約の相手方は野口電気工事株式会社でございます。 次に、第74号議案についてご説明申し上げます。本議案は、
越谷市立小中一貫校整備PFI事業に係る
特定事業契約の締結をするに当たり、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の規定により、提案するものでございます。 契約の方法は総合評価一般競争入札による契約、契約金額は148億2,963万626円に金利変動、物価変動及び税制度の変更による増減額を加算した額、契約期間は契約締結日から令和23年3月31日まで、契約の相手方はPFIこしがや教育推進整備株式会社でございます。 本事業は、9年間にわたる学びと育ちの連続性を重視した教育活動の展開を図るため、PFIの事業手法により小中一貫校として(仮称)蒲生学園及び(仮称)川柳学園を整備するものでございます。事業の内容といたしましては、(仮称)蒲生学園につきましては、旧越谷市立蒲生小学校敷地内における校舎等の建設、既存屋内運動場の改修に係る工事とそれらの維持管理業務、さらには既存校舎等の解体工事を行うものでございます。また、(仮称)川柳学園につきましては、越谷市立南中学校敷地内における小学校高学年棟の建設及び既存柔剣道場等の解体工事を行うものでございます。 なお、詳細につきましては、大変恐縮に存じますが、お手元の議案書をご参照いただき、ご了承賜りたいと存じます。 次に、第75号議案から第81号議案までの7件につきましては、令和5年度の一般会計及び特別会計の補正予算でございますので、一括してご説明申し上げます。 今回の補正予算は、一般会計で124億4,000万円、特別会計全体で25億5,503万2,000円を追加するもので、補正後の予算総額は、一般会計で1,267億5,100万円、特別会計全体で619億903万2,000円となり、事業会計を含めました全体の予算総額は2,122億533万2,000円となります。 それでは、主な内容につきまして、一般会計より順次ご説明申し上げます。 まず、歳入でございますが、地方交付税のうち普通交付税では、交付額の決定により21億8,000万円を追加いたします。 分担金及び負担金では560万円を追加いたしますが、かんがい排水
整備事業費等負担金の追加などでございます。 国庫支出金では15億2,580万円を追加いたしますが、障がい者施設サービス給付費負担金をはじめ、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金や出産・子育て応援事業費補助金の追加などでございます。 県支出金では5億8,300万円を追加いたしますが、国庫支出金と同様に、障がい者施設サービス給付費負担金の追加などでございます。 寄附金では120万円を追加いたしますが、保育所費寄附金の追加などでございます。 繰入金では、公共施設等整備基金繰入金4,500万円を減額いたします。 繰越金では、令和4年度からの繰越金88億2,970万1,000円を追加いたします。 諸収入では6,929万9,000円を追加いたしますが、収入印紙等売捌収入の追加などでございます。 市債では7億960万円を減額いたしますが、発行可能額の決定に伴う臨時財政対策債の減額などでございます。 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。まず、議会費では事業費の確定に伴い、議員共済給付費負担金438万円を減額いたします。 総務費では67億2,307万円を追加いたしますが、財政調整基金積立金66億円を追加するほか、災害復旧委託料の追加などでございます。 民生費では30億9,361万5,000円を追加いたしますが、生活介護給付費をはじめとする給付費のほか、学童保育室のWi―Fi環境の整備に要する経費の追加などでございます。 衛生費では4,975万円を追加いたしますが、出産・子育て応援給付金や新型コロナウイルスワクチン接種に係る個別接種促進支援金の追加などでございます。 農林水産業費では7,467万円を追加いたしますが、かんがい排水整備工事費の追加などでございます。 商工費では935万円を追加いたしますが、住宅・店舗改修促進補助金の追加などでございます。 土木費では6億7,974万円を追加いたしますが、道路や公園に係る修繕料や工事費の追加などのほか、過日の台風第2号に伴う浸水被害などを踏まえ、冠水センサー設置工事費や洪水ハザード標識設置調査委託料などを追加いたします。 消防費では1,000万円を追加いたしますが、火災・救助活動に係る備品購入費の追加などでございます。 教育費では2億4,875万5,000円を追加いたしますが、小中学校の校舎や設備等の改修工事費の追加などでございます。 公債費では蒲生小学校の校舎解体に伴い、市債の繰上償還を行うため、元金1,209万円を追加いたします。 諸支出金では14億4,334万円を追加いたしますが、公共施設等整備基金積立金の追加などでございます。 予備費では今後の災害等への備えとして、1億円を追加いたします。 以上が一般会計歳入歳出の主な内容でございます。 次に、債務負担行為の補正でございますが、12件の追加と1件の変更でございます。 また、地方債の補正につきましては、12件の変更でございますので、補正予算書の7ページ、8ページを御覧いただきまして、ご了承賜りたいと存じます。 次に、特別会計につきましてご説明申し上げます。 まず、国民健康保険特別会計では、繰越金の整理のほか、国保税電算委託料の追加が主なものでございます。 後期高齢者医療特別会計は、繰越金の整理を行うものでございます。 介護保険特別会計は、繰越金の整理をはじめ、介護保険給付費準備基金積立金の追加や、国県支出金の精算が主なものでございます。 母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計は、繰越金の整理を行うものでございます。 土地
区画整理事業費特別会計につきましては、繰越金の整理のほか、西大袋会計で街路築造工事費などの追加を行うものでございます。 以上が一般会計、特別会計の補正予算の主な内容でございます。 次に、第82号議案から第90号議案までの令和4年度一般会計及び各特別会計の
決算認定につきましては会計管理者から、第91号議案の令和4年度病院事業会計の
決算認定につきましては
市立病院事務部長から、第92号議案の令和4年度公共下水道事業会計の利益処分及び
決算認定につきましては建設部長からそれぞれご説明させていただきます。 以上、ご説明申し上げましたが、十分ご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、私からの提案説明を終わらせていただきます。
○
島田玲子議長 次に、会計管理者。 〔池澤 登会計管理者登壇〕
◎池澤登会計管理者 第82号議案から第90号議案までの9件につきましては、令和4年度一般会計及び各特別会計に係る決算でございますので、一括してご説明申し上げます。 初めに、一般会計につきましては、当初予算額が1,060億円で、その後10回の補正を行い、前年度からの繰越明許費を含めた予算現額は1,305億3,541万8,000円となっております。決算額は、歳入では、対前年度比0.3%減の1,331億9,283万2,707円、歳出では、対前年度比0.8%増の1,232億2,820万8,474円でございます。執行率は、歳入が102.0%、歳出が94.4%となっております。 次に、主な内容につきましてご説明申し上げます。 まず、歳入では、自主財源の柱である市税につきましては、収入済額が510億4,176万4,002円でございます。個人市民税や固定資産税、市たばこ税が増収となったことなどから、対前年度比3.0%の増となっております。なお、令和4年度における市税の収納率は98.2%で、前年度に比べ0.2ポイントの増となっております。 その他の自主財源では、財産収入や繰入金などが減となっておりますが、繰越金や諸収入などは増となっており、自主財源全体としては対前年度比10.0%、66億3,293万53円の増となっております。 依存財源では、地方消費税交付金や県支出金などが増となっておりますが、国庫支出金や市債などは減となっております。依存財源全体としては、対前年度比10.5%、70億6,747万2,702円の減となっております。 次に、歳出では、厳しい財政状況の中、経常的経費の一層の節減と限られた財源の効率的、効果的な活用に努め、第5次総合振興計画に掲げた事業の着実な進捗を図るとともに、補正予算や予備費の活用などにより、新型コロナウイルス感染症をはじめ、
エネルギー価格や物価高騰への機動的な対応に努めました。各款の主な内容につきましてご説明申し上げます。 まず、議会費につきましては、対前年度比1.6%の増となっております。 次に、総務費では、対前年度比4.5%の減となっておりますが、市ホームページのリニューアルや本庁舎建設事業に係るエントランス棟の整備などのほか、新たな大袋地区センター・公民館の設計に着手しました。 次に、民生費では、対前年度比3.1%の減となっておりますが、本市独自のこしがや「プラス保育」幼稚園事業のさらなる拡充や(仮称)緑の森公園保育所の整備に取り組むとともに、北越谷学童保育室の整備を行うなど、子育てしやすい環境づくりに取り組みました。 また、新型コロナウイルス感染症の長期化や急激な物価高騰などから、市民の生活や暮らしを守るため、子育て世帯等臨時特別支援事業をはじめ、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業や住民税非課税世帯等への生活支援臨時特別給付金給付事業のほか、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援事業を行うなど、各種支援に取り組みました。 次に、衛生費では、対前年度比19.2%の増となっておりますが、引き続き国や県などと連携し、新型コロナウイルス感染症への対応に努めたほか、可燃ごみやし尿の収集事業者への支援や省エネエアコンへの買換えを促進するための補助金を創設するなど、
エネルギー価格高騰への対策に取り組みました。 次に、労働費につきましては、対前年度比4.6%の増となっております。 次に、農林水産業費では、対前年度比69.0%の増となっておりますが、農産物の輸出拡大を図るための
施設整備に対する支援をはじめ、燃油や肥料価格高騰の影響を受けた農業経営者の経営安定等を図るための支援を行いました。 次に、商工費では、対前年度比5.3%の減となっておりますが、中小企業振興計画を策定するとともに、コロナ禍や物価高騰の影響を受けた事業者への支援をするため、経営相談体制の強化を図りました。また、プレミアム付地域振興券の発行をはじめ、ビジネスパワーアップ補助金の拡充や一般貨物自動車運送事業者等への燃料価格高騰対策支援金を交付するなど、各種支援策を展開いたしました。 次に、土木費では、対前年度比4.7%の減となっておりますが、排水ポンプの増強や平新川の調整池の整備に着手するなど、市民の命と暮らしを守るための取組を進めたほか、燃料価格高騰の影響を受けるバス・タクシー事業者への支援により、地域公共交通網の維持・確保に努めました。 次に、消防費では、対前年度比18.1%の増となっておりますが、新型コロナウイルス感染症をはじめとする救急需要の増大に対応するとともに、(仮称)共同消防指令センターの設計や(仮称)桜井分署の造成工事に着手するなど、消防力の強化に努めました。 次に、教育費では、対前年度比3.0%の増となっておりますが、小中学校では新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を継続したほか、小中一貫校の整備に向けた取組を進めました。また、災害時の避難所となる屋内運動場等への空調設備の設計に着手するとともに、(仮称)越谷市立地域
スポーツセンターの整備を進めました。 次に、公債費では対前年度比2.8%の増、諸支出金では対前年度比18.2%の増となっております。 また、予備費では、予算外の支出または予算超過の支出に充てるため、24件の充用を行いました。 歳入歳出差引額は99億6,462万4,233円となりますが、繰越明許費及び事故繰越に係る翌年度へ繰り越すべき財源1億3,492万3,000円を差し引いた実質収支額は98億2,970万1,233円となっております。 次に、普通会計ベースの決算状況のうち代表的な財政指標につきましてご説明申し上げます。本市の財政力指数は0.893と前年度に比べ0.015ポイントの減となっており、経常収支比率につきましては89.0%と、前年度に比べ4.5ポイント増加しています。 次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく
健全化判断比率等につきましてご説明申し上げます。実質赤字比率、連結実質赤字比率ともに黒字となっております。 実質公債費比率につきましては6.0%となり、前年度に比べ0.7ポイント減少しております。将来負担比率につきましては2.1%となり、前年度に比べ10.8ポイント減少しております。また、一般会計等に属さない特別会計に係る
資金不足比率につきましては、それぞれ資金不足は生じておりません。 以上が一般会計決算及び
健全化判断比率等の状況でございます。 次に、国民健康保険特別会計につきましては、当初予算額が310億1,000万円で、その後3回の補正を行い、予算現額は318億3,285万4,000円。決算額は、歳入では、対前年度比0.8%減の312億3,882万4,145円、歳出では、対前年度比0.2%減の306億942万8,124円で、歳入歳出差引額は6億2,939万6,021円でございます。 次に、後期高齢者医療特別会計につきましては、当初予算額が48億円で、その後2回の補正を行い、予算現額は47億5,786万3,000円。決算額は、歳入では、対前年度比12.6%増の46億2,232万933円、歳出では、対前年度比12.7%増の45億7,841万9,504円で、歳入歳出差引額は4,390万1,429円でございます。 次に、介護保険特別会計につきましては、当初予算額が207億3,000万円、その後3回の補正を行い、予算現額は236億7,120万6,000円。決算額は、歳入では、対前年度比1.5%増の244億5,129万6,792円、歳出では、対前年度比0.7%増の229億7,877万1,269円で、歳入歳出差引額は14億7,252万5,523円でございます。なお、令和5年3月末日現在の65歳以上の人口は8万7,720人で、要介護・要支援実認定者数は1万4,939人でございました。 次に、母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計につきましては、当初予算額が3,900万円で、その後1回の補正を行い、予算現額は4,540万5,000円。決算額は、歳入では、対前年度比52.5%減の5,839万5,209円、歳出では、対前年度比64.2%減の3,704万4,187円で、歳入歳出差引額は2,135万1,022円でございます。なお、令和4年度の貸付件数は6件で、うち新規貸付件数は2件でございました。 次に、東越谷土地
区画整理事業費特別会計につきましては、当初予算額が5,000万円で、その後1回の補正を行い、予算現額は1億6,493万1,000円。決算額は、歳入では、対前年度比3.0%減の1億6,697万879円、歳出では、対前年度比26.9%減の3,375万7,159円で、歳入歳出差引額は1億3,321万3,720円でございます。なお、土地
区画整理事業としての基盤整備は完了しておりますが、換地清算金に係る清算期間を令和11年度末まで設定しております。 次に、七左第一土地
区画整理事業費特別会計につきましては、当初予算額が7,000万円で、その後2回の補正を行い、予算現額は1億9,250万6,000円。決算額は、歳入歳出同額の1億9,241万3,154円でございます。なお、本会計は換地清算業務が終了となったことから、令和4年度をもって廃止となりました。 次に、西大袋土地
区画整理事業費特別会計につきましては、当初予算額が16億3,000万円で、その後3回の補正を行い、前年度からの繰越明許費を含めた予算現額は18億9,885万3,000円。決算額は、歳入では、対前年度比0.9%増の18億61万877円、歳出では、対前年度比5.0%減の15億1,056万7,667円で、歳入歳出差引額は2億9,004万3,210円となりますが、繰越明許費に係る翌年度へ繰り越すべき財源866万7,000円を差し引いた実質収支額は2億8,137万6,210円でございます。なお、令和4年度末における事業進捗率は、街路築造延長ベースで70.6%となっております。 次に、公共用地先行取得事業費特別会計につきましては、当初予算額が2億6,000万円で、その後1回の補正を行い、前年度からの事故繰越を含めた予算現額は2億9,913万円。決算額は、歳入歳出とも、対前年度比34.3%減の2億9,778万2,686円となっております。 なお、決算附属書類といたしまして、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び基金運用状況調書を添付してございます。 以上で説明を終わらせていただきます。
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島田玲子議長 次に、
市立病院事務部長。 〔早山裕之
市立病院事務部長登壇〕
◎早山裕之
市立病院事務部長 次に、第91号議案についてご説明申し上げます。 なお、決算報告書につきましては消費税込み、損益計算書から貸借対照表までにつきましては消費税抜きでの計数の取扱いとなっておりますので、ご了承賜りたいと存じます。 まず、決算報告書でございますが、収益的収入及び支出のうち、収入の決算額は119億1,759万6,799円でございます。内訳につきましては、入院収益や外来収益などの医業収益が101億1,348万6,446円、補助金などの医業外収益が16億5,350万8,156円、特別利益が1億5,060万2,197円でございます。 次に、支出の決算額は121億6,158万5,276円でございます。内訳につきましては、給与や薬品・診療材料などの医業費用が120億4,442万5,143円、企業債の支払利息などの医業外費用が1億460万3,068円、特別損失が1,255万7,065円でございます。 次に、資本的収入及び支出のうち、収入の決算額は6億6,060万9,902円で、内訳につきましては、企業債が4億3,000万円、補助金が3,060万9,902円、他会計負担金が2億円でございます。 支出の決算額は12億4,052万6,423円で、内訳につきましては、建設改良費が病院施設の整備、全身血管撮影装置などの医療器械購入、医療用画像管理システムなどのリース資産購入、それら合わせて6億2,755万9,398円、企業債償還金が6億1,296万7,025円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額5億7,991万6,521円は、過年度分損益勘定留保資金などで補填をさせていただきました。また、一般会計からの繰入金につきましては、収益的収入と資本的収入を合計いたしまして13億円でございます。 次に、損益計算書でございますが、医業収益につきましては、入院収益、外来収益、他会計負担金など合わせて100億8,578万3,818円で、対前年度比で2億1,245万2,857円の増加でございます。 次に、医業費用につきましては、給与費、材料費、経費など合わせて120億2,948万4,521円で、対前年度比で6億738万6,840円の増加でございます。したがいまして、医業損失は19億4,370万703円となっております。 次に、医業外収益につきましては、新型コロナウイルス感染症に関連する補助金など16億4,691万6,790円でございます。医業外費用は、企業債の支払利息など合わせて8,714万7,368円でございます。したがいまして、経常損失は3億8,393万1,281円となりました。その他特別利益が1億5,059万5,414円、特別損失が1,255万5,624円でございます。 これらの結果、令和4年度は2億4,589万1,491円の純損失を計上することとなりました。なお、前年度繰越欠損金を加えた未処理欠損金は9億2,657万9,794円となりました。 以上が令和4年度の主な決算内容でございます。 その他詳細につきましては、大変恐縮でございますが、決算書の関係書類をご参照賜りたいと存じます。 以上で説明を終わらせていただきます。
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島田玲子議長 次に、建設部長。 〔大徳昭人建設部長登壇〕
◎大徳昭人建設部長 次に、第92号議案についてご説明申し上げます。 なお、決算報告書につきましては消費税込み、損益計算書から貸借対照表までにつきましては消費税抜きの計数の取扱いとなっておりますので、ご了承賜りたいと存じます。 まず、決算報告書でございますが、収益的収入及び支出のうち、収入の決算額は67億4,288万9,845円でございます。内訳につきましては、下水道使用料などの営業収益が47億5,195万9,666円、他会計負担金などの営業外収益が19億9,091万4,279円、特別利益が1万5,900円でございます。 次に、支出の決算額は59億6,201万5,780円でございます。内訳につきましては、管渠やポンプ場の維持管理費などの営業費用が54億3,836万9,843円、企業債の支払利息などの営業外費用が5億2,364万5,937円でございます。 次に、資本的収入及び支出のうち、収入の決算額は21億9,966万6,078円でございます。内訳につきましては、企業債が11億1,420万円、国庫補助金が1億7,760万5,000円、他会計負担金が7億9,891万796円、負担金等が24万9,900円、他会計補助金が1億845万5,742円、その他資本的収入が24万4,640円でございます。 支出の決算額は40億4,649万2,254円で、内訳につきましては、建設改良費として管渠の整備、ポンプ場の改修など合わせて7億3,081万1,322円、固定資産購入費が1,243万円、企業債償還金が33億300万6,292円、その他資本的支出が24万4,640円でございます。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額18億4,682万6,176円は、当年度分損益勘定留保資金などで補填をさせていただきました。また、一般会計からの繰入金につきましては、収益的収入、営業収益の雨水処理負担金、営業外収益の他会計負担金及び他会計補助金に資本的収入の他会計負担金及び他会計補助金を合計いたしまして、19億8,000万円でございます。 次に、損益計算書につきましてご説明させていただきます。営業収益につきましては、下水道使用料、雨水処理負担金など合わせて44億573万3,029円でございます。 次に、営業費用につきましては、管渠費、ポンプ場費など合わせて52億5,445万9,554円でございます。したがいまして、営業損失は8億4,872万6,525円となっております。 次に、営業外収益につきましては、他会計負担金、長期前受金戻入など合わせて19億9,088万3,311円でございます。営業外費用は、企業債の支払利息など合わせて4億2,511万5,877円でございます。したがいまして、経常利益は7億1,704万909円となりました。その他特別利益が1万5,900円でございます。これらの結果、令和4年度は7億1,705万6,809円の純利益を計上することとなりました。 なお、未処分利益剰余金はその他未処分利益剰余金変動額と合わせて12億1,667万8,293円となり、これを減債積立金及び補填財源として処分することについて、決算の認定と併せて議会の議決を求めるものでございます。 その他詳細につきましては、大変恐縮でございますが、決算書の関係書類をご参照賜りたいと存じます。 以上で説明を終わらせていただきます。
△散会の宣告
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島田玲子議長 以上で本日の日程は終了いたしました。 2日から6日までは、休日及び議案調査のため休会といたします。 7日は、午前10時から会議を開き、市政に対する一般質問を行います。 なお、一般質問の発言通告の受付は、本日議事終了後から1時間以内となっておりますので、ご了承願います。 本日はこれをもちまして散会いたします。 大変ご苦労さまでした。 (散会 11時22分)...