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令和 5年 10月 総務文教委員会−10月24日-04号

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  1. 草加市議会 2023-10-24
    令和 5年 10月 総務文教委員会−10月24日-04号


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    令和 5年 10月 総務文教委員会−10月24日-04号令和 5年 10月 総務文教委員会         令和5年草加市議会総務文教委員会会議録(第4回) ◇開会年月日  令和5年10月24日(火曜日) ◇開催の場所  第1・2委員会室付議事件   特定事件メタバース活用したにぎわい創出について」         特定事件若者議会について」         特定事件図書館行政について」 午前10時00分開会 ◇出席委員  10名   斉  藤  雄  二   委員長        平  山  杏  香   委員   田  川  浩  司   副委員長       金  井  俊  治   委員   藤  原  み ど り   委員         田  中  宣  光   委員   河  合  悠  祐   委員         吉  岡     健   委員   川  崎  久  範   委員         小  川  利  八   委員欠席委員  なし
    ◇説明のため出席した者   津  曲  幸  雄   総合政策部長     岡  田  哲  弥   資産活用課長   山  中  崇  之   自治文化部長     藤  倉  智  弘   みんなでまちづくり課長   福  島  博  行   教育総務部長     鈴  木  智  美   中央図書館長 ◇委員会に出席した議会事務局職員   岡  崎     慧   書記         柳  沢  章  仁   書記   平  島  瑞  月   書記 ◇傍 聴 人  13人 午前10時00分開会 ○委員長 ただいまから総務文教委員会を開会いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 初めに、傍聴については、随時許可することにいたしますので、御了承願います。  ──────────◇────────── △資料の配付 ○委員長 次に、10月12日に実施いたしました愛知県新城市におけるオンライン視察及び桶川市における県内行政視察並びに10月16日、17日に実施いたしました佐賀県嬉野市及び長崎県佐世保市における県外行政視察に係る各委員報告書については、お手元に配付しておきましたので、御了承願います。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、本日の日程ですが、閉会中の特定事件メタバース活用したにぎわい創出について」、「若者議会について」及び「図書館行政について」を一括議題とし、「若者議会について」、「図書館行政について」、「メタバース活用したにぎわい創出について」の順に、それぞれ、さきの行政視察を踏まえて執行部との意見交換を行った後、委員間で意見交換を行い、次に、閉会中の特定事件の今後の取り扱いについて、御協議をいただくという形で進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  ──────────◇────────── ○委員長 閉会中の特定事件メタバース活用したにぎわい創出について」、「若者議会について」及び「図書館行政について」を一括議題といたします。  まず、「若者議会について」、10月12日に実施いたしました愛知県新城市におけるオンライン視察を踏まえて、執行部との意見交換を行います。  視察に随行していただいた執行部からの感想をお願いいたします。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 若者議会感想でございますが、新城市のいろいろなお話を聞く中で、若い人を巻き込んで、政治に興味を持ってもらったり、あと一ついいのは、その後、若者議会から若者議会委員市職員になっておりますので、非常に若い人に関心を持ってもらうのにはいいのかなというふうには思いますけれども、ただ、我々執行部を含めて予算的にかかるのと、あと職員体制をある程度構築しないとなかなかそこが進まないのかなというのが、私が一番感じたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 大変興味深く新城市の事務局の方のお話をお伺いしていく中で、やはりその若い方たちが自分の存在意義価値観というものを肯定的に持っている、認知するという自己肯定感であったりとか、あとはその人の役に立っている、または、人から感謝されているといった自己有用感、こういうものを獲得することによって地域のまちづくりに関心を持って、市議会議員、そして市職員審議会委員に携わっているという、こういったまちづくりに関心を持つ若者が多く出てきているということは大変興味深く、そして草加市も、私どもも見習わなければならないと感じました。  以上でございます。 ○委員長 総合政策部長。 ◎総合政策部長 今回、お話を聞かせていただきまして、先方がおっしゃっていましたが、消滅可能性都市若者の流入が必要だという、本当の切なる思いをまず感じたところでございます。  そういった中で、まちの施策に若者意見を取り入れていくという、今回の若者議会のことだけではなく、若者を定着させるための総合的な若者施策をやっているということが、まず大きな取組として理解できました。これは大きな施策であるなと思って、十分参考になるのかなと思ったところでございます。  また、若者議会経験者が、次の若者議会メンター市民として引き続きサポートをしたり、市の審議会や地区や地域の協議会の参加、それから市の職員市議会議員になるなど、市のまちづくりに携わっていく中心人物として活躍しているというような実績が見受けられましたので、そこも本当に定着できているなという感想でございます。  若者まちづくりの関心を持たせて、実際の活動の主体になっていってもらうという仕掛けづくりとしては、大いに参考になるなと感じたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかに意見執行部に対する質問等ございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、「若者議会について」のオンライン視察を踏まえた執行部との意見交換を終了いたします。  次に、「図書館行政について」、10月12日に実施いたしました埼玉県桶川市における県内行政視察を踏まえて、執行部との意見交換を行います。  視察に随行していただいた執行部からの感想をお願いいたします。  総合政策部長。 ◎総合政策部長 視察に随行させていただきまして誠にありがとうございます。  今回視察に随行させていただきまして、桶川市の図書館書店、それからカフェマッサージ店など同じフロアで行き来できるというのが斬新な印象を受けました。  私的には、これに古書店などを組み合わせれば、テーマパークではないですけれども、一つ集客スポットにできるのかなと感じたところでございます。  実際、私、草加市立中央図書館に結構通っている者でして、今回の視察に行ってみて、草加市立中央図書館の蔵書の豊富さを改めて実感しているところでございます。桶川市のほうは、図書館書店で合わせての蔵書というふうに考えているのかもしれませんが、草加市の図書館については蔵書のことは自慢ができるのかなと思ったところでございます。  あと、館のことですけれども、草加市で新しく単独の図書館の分館というような施設を造ることはなかなかちょっと厳しいのかなと考えております。今現在、サテライトみたいな形で公民館とかコミュニティセンターにも図書室や書架とかありますので、そのような閲覧スペースも含めて充実させていくことで図書館の分館的な扱いをしていくのが、草加市ではちょっと現実的なのかなと感じたところでございます。  また、実際に市内に1か所しかない図書館でございますので、電子図書の充実ですとか、そこに行くためのモビリティー等交通手段の充実などにより、利用者の来館する手間などの軽減を図ることが必要になるのかなと考えたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 資産活用課長。 ◎資産活用課長 今回は貴重なお時間をいただきありがとうございました。また視察に随行することで私たちもすごく参考になり、勉強になることが分かりました。  一応、私の感想ですけれども、資産活用課が所管しております草加公共施設等総合管理計画、こちらでは公共施設の総保有量適正化という基本方針が掲げられておりまして、委員さんの何人かもおっしゃっておりますが、公共施設を今後新たに整備するということはなかなか難しいという状況がある中で、桶川市さんにおいては、まずは図書館の分館を設けるに当たって公民館の分室からスタートして、それを育てていったというか、利用者意見を聞きながら分館につなげていったという話がありましたので、これはとても現実的な取組だな、草加市でも取り組むことができるのではないかなと感じたところです。  また同様に、総合管理計画編においては民間サービス活用という基本方針も掲げられておりまして、運営を指定管理にされているということで、実際に職員の皆様からも目からうろこの発見があったりだとか、また講座に有名人が呼ばれたりだとか、利用者目線では、やはりプロの方に任せたほうが価値があるのではないか、これも委員さんの多くの方がおっしゃっておりますけれども、そこは私としても感じたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 教育総務部長。 ◎教育総務部長 このたびは、総務文教委員会視察に御同行させていただきまして、先進的な取組視察できましたことを感謝申し上げます。重なるところもあるかと思いますが、私からも感想を述べさせていただきます。  桶川市立中央図書館におきましては、商業施設に入居している環境を上手に生かして、日々の運営はもちろんのこと、イベント等におきましても、他のお店や事業者等連携してメリットを生み出している点があると感じました。  現在、指定管理によりまして運営をしています桶川市立中央図書館ですが、商業施設の中に入居しており、そして図書館指定管理者の1社と同じグループの会社が書店として並んで入っているところから、図書館書店というどちらも本を扱う場所ではございますが、お互いに協力し合い、相互効果を生んでいる様子が印象的でございました。  具体的には、図書館は長く所蔵したい本、書店には話題の新刊本のように、取り扱う本を分けることによりまして、書店がもう一つ図書館のように機能を補完しておりました。  また、図書館の蔵書の検索機書店の書籍の検索機図書館書店の相互にそれぞれ並べて配置しておりまして、双方の本を探すことができるようにしまして利用者利便性を図っているということでしたので、そちらも印象に残りました。  また、利用者が容易に行き来できるように、正面の入口以外にも直接行き来ができる出入口を設けておりまして、そのような効果が図書館貸し出し数書店売り上げともにリニューアル前と比べて伸びているということも伺うことができました。  また、イベントスペース図書館の入口に設けて、そこでワークショップやコンサートなど多彩なイベントを行いまして、関連する本を図書館特設コーナーへ配架する工夫も見て取れました。  また、商業施設の同じ階には、リラクゼーションのお店ですとかカフェ、その他の階には様々な業種のお店が入っておりまして、そのお店に来たお客様イベントスペースに立ち寄り、ついでに図書館を利用してお帰りになるとのことで、イベントスペースと書架を連動させる取組などが大変参考になりました。  このたびの桶川市立中央図書館で学ばせていただきましたことを参考にしながら、今後、図書館の新たな利用者を拡大していく、読書人口を増やしていくために、今回の桶川市の視察は有用な手段の一つと捉えて、引き続き、今草加市立中央図書館で行っております公民館文化センターへのアウトリーチサービスなどの充実と並行して、こういった情報収集や課題の整理に努め、関係部長とも連携を図りながら図書館行政を進めていきたいと感じたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 中央図書館長。 ◎中央図書館長 このたびは、総務文教委員会視察に私まで同行させていただきまして、貴重な勉強の機会をいただきましたことを御礼申し上げます。  今回の案件でございます図書館行政について、桶川市立中央図書館視察させていただきました私の感想を述べさせていただきます。  まず初めに、図書館の運営についてでございますが、複合化による効果について、商業施設において、図書館書店やほかの店舗と連携することにより相乗効果を引き出している集客面でのメリットが大きいと桶川市の方から御説明がありました。商業施設ならではの、ほかのお店のお客様を誘導する取組大変勉強になりました。  フロアや導線が一体となっている桶川市の例とは異なりますが、草加市立中央図書館は、1階に松原ハーモネスプラザ商店会のお店やスーパーが入居しています。また旧松原団地の再開発により周辺の人口が増え続けています。これらのお店や地元町会自治会などにお願いして、例えば図書館の事業やイベントポスターやチラシを置かせていただいたり、逆に自治会のお祭りや催しなどのポスターを館内に掲示するなどの取組から始められるのではないかと思った次第です。  また、テーマ本コーナー児童書を中心に充実しており、入口周辺の目立つ場所の書架を2週間から1か月という短期間で入れ替えしていると伺いました。  さらに、多彩なイベントも毎月複数回企画・実施されていました。それらを実施するには、イベントの企画・調整、それからテーマ本の選書を行うなど、多くの時間と労力を要します。  桶川市では、限られた職員でそれらを実現するため最新のデジタル技術を活用していることも伺いました。例えば蔵書へICタグを装着し、ICシステムの導入による貸し出し作業自動化セルフ化が行われ、座席予約システムによる座席予約セルフ化も進んでいました。  草加市は、桶川市と比べて図書館職員が常駐する分館がなく、図書館ネットワーク全館の配本、予約割り当て、それから苦情、トラブル対応など、中央図書館1館で対応しております。  また、蔵書規模も二つの市では異なります。そのため、一概に当てはめることはできませんが、桶川市のようにシステムや機械でできることはできるだけ任せ、職員は市民と本とをつなげる司書らしい業務にシフトしていくべきではないかと実感した次第です。  このたびの桶川市立中央図書館視察に同行させていただき気づいたこと、学んだことを生かして、市民と本を一層つなげられるよう取り組んでまいる所存です。  このたびは、ありがとうございました。 ○委員長 ほかに意見執行部に対する質問等ございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、「図書館行政について」の県内行政視察を踏まえた執行部との意見交換を終了いたします。  次に、「メタバース活用したにぎわい創出について」、10月16日、17日に実施いたしました佐賀県嬉野市及び長崎県佐世保市における県外行政視察を踏まえて、執行部との意見交換を行います。  視察に随行していただいた執行部からの感想をお願いいたします。  総合政策部長。 ◎総合政策部長 このたびは貴重なお時間をいただきまして、視察のほうに同行させていただきましてありがとうございました。実際に現場に赴かせていただきまして、まちの駅前の整備状況、それから人の状況とか、あとまちの中の状況とか人出とか、あと市役所周辺とかいろいろなところを実際に見せていただいた上で、いろいろなお話を聞けたことは大変貴重なことだと思っております。  初めに、嬉野市でございますが、DXについてメタバース自動運転を重点的な取組として設定してございました。今回の視察でのテーマとなったメタバースやVRにつきましては、観光施策につなげていくDX施策一つかと思います。また、自動運転メタバースと併せた観光施策として位置づけているとのことでした。  実際のDXは範囲が広いので、限られた予算の中では取り組む方向性をしっかりと絞っていく必要があると、改めて感じたところでございます。  人口減少が顕著な嬉野市では、宿泊客定住人口を増やすことを最大の目標としており、まちを知ってもらって実際に訪れてもらう、それから実際に来た人に長く快適に過ごしてもらう、それにはどうすればいいかをしっかりと考えて駅前整備にぎわいづくり商店街への交通手段の整備などとともにバーチャルリアルを連動させる様々な仕掛け仕組みを実施しているのを目の当たりしたところでございます。  草加市においては、置かれている状況は異なりますが、市の文化観光資源を訪れてほしい、長く滞在してほしい、できれば定住してほしいという思いは同じかと思っております。  草加市で観光施策を効果的に進めていくために、バーチャル活用するのであればリアルと連動させた様々な仕掛けを考えていく必要があるなと改めて感じたところでございます。  佐世保市のほうでございますが、VR技術活用した観光資源ということで、このVRそのもの草加市ではどう活用したらいいのかというのは、ちょっとなかなか思いつかなかったんですけれども、ただ佐世保市の文化財保護をしつつ、観光資源とするために様々な周辺整備を行い、観光客の集客に結びつけるというような考え方で整備していくという方法は、十分に参考になるなと思ったところでございます。  以上でございます。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 10月16日、17日につきましては、視察を御一緒させていただきまして誠にありがとうございました。時間がありましたので、総務文教委員の皆様といろいろとお話しすることができて、大変有意義だったなというふうに思っております。  それで、私の感想でございますが、まず嬉野市も佐世保市も観光の観点でメタバースを利用しておりまして、草加市で、もし観光の観点でメタバース活用を考えるのであれば草加松原松並木のところを中心に考えていかなくてはいけないのかなというふうには思っています。
     ただ、いろいろと視察に行ってお話を聞くと、いろいろな費用がかかっていたので、もし草加市でメタバースを利用するのであれば、観光だけではなくてもう少し社会性を持った、例えばその仮想空間の中で市民サービスが提供できるような、そういったものも一歩足を踏み込んでやれたほうが、費用を考えればそういうところまでできれば非常にいいのかなというふうには思いました。  以上でございます。 ○委員長 ほかに意見執行部に対する質問等ございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、「メタバース活用したにぎわい創出について」の県外行政視察を踏まえた執行部との意見交換を終了いたします。  次に、「若者議会について」、委員間で意見交換を行います。  まず、各委員さんからの意見を受けてから、今後、委員会としてどのような結論とするか御協議いただきたいと思います。  意見のある方は挙手をお願いいたします。  金井委員。 ◆金井俊治 委員  若者議会については、皆さん、各委員さん前向きというか、設置することについては後ろ向きな意見はなかったと思うんですね。ぜひ草加市も設置に向けて進めていくべきだと思うんですけれども、ただ、新城市と同じことをやろうとするとなかなか予算が1,000万円あって、それを活用するみたいなことを、そういうのが足かせになってしまうとなかなか進めづらいのかなと思うんですけれども、要はその単発の議会じゃなくて、若者が主導になって、若者意見とかを取り入れられる仕組みづくりは必要だと思いますので、今回、設置に向けての決議を委員会として出してもいいんじゃないかと思っております。  以上です。 ○委員長 ほかにございますか。  委員長から指名いたしますので、それぞれ意見をお願いいたします。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  このたびは視察ありがとうございました。  報告書にも申し上げたのですけれども、やはり本当にまちのためにということで、そういう一人ひとりの思いがやっぱり強くなる、そういった若者がたくさん創出されるということは、草加市としても大変に有意義な財産になっていくと思いますので、積極的に取り組んでいけたらいいかなというふうに思いました。  よろしくお願いします。 ○委員長 田中委員。 ◆田中宣光 委員  私も視察を受けて、草加市もなかなか投票率が上がっていない状況もございます。ただ、オンライン視察の中でも申し上げさせていただいたんですけれども、私はある団体で租税教室というのを小・中学校でやっておりますけれども、意外に子どもたちというか、若者自体社会課題に対して結構自分なりに思っている部分が多くて、この気持ちをさらに膨らませてあげるには、若者議会という制度は大変有意義な仕組みであると思います。これを経験することによって、やっぱり社会参画に対する意識などをしっかりと持って投票行動等に移っていくと思います。なおかつ社会の一員としても自覚も目覚めると思いますので、草加市でも積極的にこの若者議会というのは取り入れるべきだと考えておりますので、金井委員がおっしゃった決議を出すというのも大きな手段であると思っております。  以上です。 ○委員長 小川委員。 ◆小川利八 委員  視察お疲れさまでした。  お三方と似ているわけですけれども、私が感じたのは、本当に種をまいて、芽が出て、実がなっているような事業だなというのをすごく感じました。あと、少しちょっとここは違うんですけれども、僕思ったのが、今本当にICT事業を行ってきたりとか教育環境も変わってきているので、教育委員会を巻き込んだ形でメタバースなんかも活用する中で教育行政の在り方も考えていく、何か大きな一つのきっかけをつくれるんじゃないのかなと思いました。  もし、決議を出すのであれば、何か絞った形の決議ではなくて、ちょっとこうぼんやりとしたメタバース的なことを入れ込んだ形の決議ができればいいのかなと思いました。 ○委員長 平山委員。 ◆平山杏香 委員  報告書にも書いたことなんですが、16歳から29歳の若者限定でというような取組で、選挙権や被選挙権もない層ですかね、16歳から17歳、その層に対してはすごくいいのかなと思いましたし、教育的な面もあるとのことだったので、知ってもらうとか、そういう面ではすごくいい取組なのかなとは思ったんですけれども、ちょっと予算がつくということだったのと、実際に議員がやっている仕事の内容とはちょっとギャップが大きかったりするのかなと思うところもあったので、草加市は今年の夏に初めて新議場に小・中学生を招いて、実際に見学してもらって、議会を知ってもらう機会を設けた、なつやすみ議会見学会を開催したと思うんですが、そういうところからちょっとずつ知ってもらう機会を広めていくというのもいいのかなと感じました。 ○委員長 吉岡委員。 ◆吉岡健 委員  私が思ったのは、若者議会自体すばらしいことだなと思ったのが一つと、これを草加市に落とし込んだとき、どういうふうなアクションを起こせばいいのかなと思ったところで、まず新城市の場合はこれまで様々な、さっき小川委員が言っていましたけれども、種をまいて、実がなるまで結構かかったという話をしていたんですけれども、やっぱり草加市の場合、まだ種もまいていないんじゃないかなという気がしていて、いきなりこれをやっても、実際は絵に描いた餅になってしまうのではないかなという気がしています。  ただ、これ自体はいいことだし、今後の草加市の人材を育成するためにも検討するべきではあるんですけれども、じゃ、どうしたらいいのかなといった場合、さっき平山委員も言いましたけれども、なつやすみ議会見学会みたいな、ああいうようなものをきっかけに種をまいて、それを定番化していって、徐々に小・中学生だとか高校生を巻き込んでまいていったほうが、最終的には早い道なのではないのかなという気がしています。  本当にお金をつけて、予算をつけて実際にやるということで、若者議会としてはすごい意義があると思うんですね、ただ単発で終わるような、しゃんしゃんと終わる議会よりは非常にいいことだと思うので、それを確実にやるためには種をまいて、ちょっと時間をかけて浸透させていったほうがいいのかなという気がします。  以上です。 ○委員長 河合委員。 ◆河合悠祐 委員  視察お疲れさまでした。ありがとうございました。  若者議会草加市で設置することについては、基本的には賛成だと思っています。現状のなかなか投票率が上がらない社会状況、特に若い方が政治に興味を持っていないという状況に鑑みると、一つの手段として、若者議会若者の政治参画を促していくということについては賛成です。  決議を出すということに関しても、賛成の方向で考えています。  ただ、課題としましては、ヒアリングをした際に、若者議会委員がそもそも定員割れしていたりとか、あと結局事業化されてもそれがなかなか続いていないというお話もあったので、ちょっと実効性というか、効果の点で課題があるのかなというふうに思いました。委員が定員割れしているという状況を見ても、若い方に結局いまいち刺さっていないのかなというふうに思いましたし、あと、そのほとんどの事業が継続されていないというお話だったので、やっぱり若い方が出した事業で実効性のある事業ができていないのではないかというふうにも思いましたので、草加市において導入しても、結局形だけの形骸化されたものになるのかなという気もして、その点をどうするのかというところを考えないといけないなというふうに思いました。  ただ、全く何もやらないのに比べればやったほうがいいとは思うので、導入に関しては賛成です。  以上です。 ○委員長 川崎委員。 ◆川崎久範 委員  私もおおむね皆さんと同じ考えでございまして、この若者議会を進めていくことに関しては賛成です。  それを行うに当たりましては、前もちょっと意見を、質問をさせていただいたことなんですけれども、大人目線というか、こちら目線でちょっと考えるのが、果たして若者にとってどうなのかなという部分もありますので、その辺を吉岡委員さん、平山委員さん言われていましたけれども、この間行いましたなつやすみ議会見学会、ああいう単発の中で、一度実際に若者の方がどのような思いでいるのか、そして、やっぱりやりっぱなしにしない体制をつくっていくことが大事かなと思います。  そういった意味では、人材を育てるという難しいジャンルにもしかしたらなってくるかもしれないんですけれども、ただそれを一気にやるのではなくて、この間のような夏の取組を徐々に重ねていって、積み重ねて、若者草加市に対するよりよい思いであったり、行政に対する考え方、そして政治参加につながっていくような形で持っていくのがいいのかなというふうに考えております。  以上です。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ただいま全委員さんから、閉会中の特定事件若者議会について」は、単発ではない形で若者意見が取り入れられる会議体の構築、仕組みづくり。またメタバース視点で教育視点も取り入れた内容にするべきではないか。また種をまくこともできてほしい。あとは形骸化しないような仕組みづくりというなどの御意見がございました。  ほかに御意見がないということでありますので、ただいま御協議いただきましたとおり、「若者議会について」は、単発ではなく若者意見が市政に反映される体制を構築する要望を決議の内容に盛り込むということでよろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  次に、「図書館行政について」、委員間で意見交換を行います。  まず、各委員さんからの意見を受けてから、今後、委員会としてどのような結論とするか御協議いただきたいと思います。  意見のある方は挙手をお願いいたします。  金井委員。 ◆金井俊治 委員  図書館行政なんですけれども、以前にも申し上げましたけれども、草加市は図書館の分館がないというのが課題で、様々な議員さんが今まで要望してきて、なかなか実現に至らないと。どうしたら実現に至るのかという部分で、公共施設複合化公共施設の建て替えに合わせて複合化して分館をつくるのがいいんじゃないのかという思いもありましたし、今回、視察に行かせていただきまして、桶川市のような民間施設と複合化した形での分館の設置というのも可能性があるのかなと思いました。  なかなか今の時点で、単体で図書館を造るということは現実的ではないので、やはり分館というものをなるべく早く設置をお願いしたいところなんですね。本来、分館設置の決議を出したいところなんですけれども、とはいっても、やっぱり財源的な問題が当然大きな問題なので、ここは決議という形ではなくて、委員長報告で分館の設置を求めていくということでお願いできればなと思っております。 ○委員長 ほかにございますか。  吉岡委員。 ◆吉岡健 委員  私も、金井委員が言っているように、図書館というのは非常に必要なもので、できたら分館も欲しいなと思います。  今回、桶川市を見させていただいて、ああいうやり方もあるなと、草加駅前だったらどうかなといろいろ考えました。  ただ、さっき金井委員も言ったように、公共施設複合化で多分今までいろいろ考えてきたんですけれども、民間施設とのこういったやり方もあるなと非常に思いました。  ただ、私一つ考えたのは、それ以前に、今後の図書館の役割というのはどうなのかなと。申し訳ないけれども、図書館は10年後、20年後、果たしてあって当たり前なのかなという気がすごいしているんですね。もしかしたら、この間視察をしてきたメタバースを使って、何か図書館というそのもの自体の役割が変わったりするとか、そういうのがあるかなという気がしていて。非常にいいものを見せていただいたんですが、私はちょっと図書館自体の今後の役割を考えた上で、いろいろ方向性を踏まえたほうがいいのかなという気がしています。  以上です。 ○委員長 ほかにございますか。  こちらも委員長から指名いたしますので、それぞれ意見をお願いいたします。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  分館すべきだと、そこに課題があるというお話が1点と、桶川市は民間の丸善さんと共同の新しい事業ということで、相乗効果を狙ってああいう先進的な図書館をつくられているというお話だったんですけれども、ちょっとこの二つはまた別の話かなと思っていまして、特に視察に行った丸善さんと桶川市立中央図書館相乗効果の話というのは、桶川市立中央図書館が今までよりもかなりリニューアルされて、来館者数もかなり増えたというお話で、この考え方というのは草加市においても、図書館に限らず、いろいろな公共施設を発展させていくのに必要な考え方なのかなという気がしましたので、執行部図書館に限らず、そういう考え方を取り入れてもらいたいなというふうに思いました。  分館に関しては、またちょっと別の話だと思っていて、分館は分館でやらないといけないと。市内に図書館が獨協大学前〈草加松原〉駅のところしかないので、ほかの駅を利用する人が電車に乗らなくても行けるような図書館をつくるべきだとは思うんですが、なかなか財政的な問題があって難しいというところだと思います。  今吉岡委員がおっしゃられたとおり、確かに図書館を今後そんなにたくさん造って、ずっと何十年も必要なものになるのかというと、やっぱりなかなか微妙なところで、私自身も、もうスマホ使って読んだりしているぐらいなので、図書館を造ったのはいいものの、結局あまり利用されないものになってしまうと財源的にももったいないということになるので、なかなかその辺考えると、分館というのは難しいのかなという印象を持っています。  以上です。 ○委員長 川崎委員。 ◆川崎久範 委員  僕は草加市立中央図書館を比較的よく使うほうだと思うんですけれども、図書館という大きなくくりで見ると、今回、桶川市さんと比較した場合、草加市のほうがいいなというのが正直な感想です。  本当に御利用される市民の方も非常に多くて、あそこがある意味憩いの場というか、一つの心の安らぎの場になっているのではないかなという思いでおります。そういった意味で、図書館という位置づけ、図書館という建物はとても大事なものだと思います。  ただ、やはり時代のニーズもあり、今後、どうなっていくか冷静に見てみると、御年配の方の御利用がやっぱりちょっと多いかなということもあり、その辺も鑑みて。あとは桶川市立中央図書館は付加価値で図書館行政一つ成功している例だと思います。その辺はちょっと慎重に見ていきながら、やはり一度草加市の図書館はどうあるべきなのかというところを、もうちょっと揉んでから物事を先に進めたほうがいいのかなというふうに感じております。  以上です。 ○委員長 平山委員。 ◆平山杏香 委員  桶川市さんの図書館運営の指定管理者制度の導入において、成功事例だなというふうには感じまして、桶川市以外のほかの自治体でも図書館の民間企業の管理の成功事例というのは多くあるようなんですけれども、再現性というのがすごく高くて、恐らく草加市でやってもある程度成功はするのかなとは思ったんですが、吉岡委員と同じ意見で、インターネットの普及だったりとか、図書館に求められている役割というのがちょっとずつ変わってきているのかなというのも思います。  あと、どの層が多く利用しているのかなと考えたときに、割と小・中学生、あるいはある程度年配の方など、割と偏った層が利用しているのかなという印象があるんですけれども、今小・中学校の授業とかでもタブレットが導入されたりとか、やっぱりどんどん変わってきている部分というのがあると思うので、そういうところを考えると、今の図書館に投資をしていくっていうのも大事な部分ではあるかなとは思うんですが、その在り方をちょっと議論していく必要があるのかなと感じました。 ○委員長 藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  やはり活字離れというのが、言われてから久しいと思うんですけれども、ただ、やはり本によって得られるものというのは本当に貴重なものがありますし、また利用されている方もたくさんいらっしゃって、私も市民の方からもっと草加市の図書館を充実させてほしいという、そういった要望もいただいております。  草加市は広い面積もありますので、やっぱり1か所というところで地域格差といいますか、利用したくても利用できない、そういった方たちもいらっしゃると思いますので、そういう意味では、拠点となる分館設置などが考えられれば、またそこでこんなに身近になったから利用しようかなという方も増えていくと思いますので、そこはすごく大事なことなんではないかなというふうに思っております。  ただ、本当に先ほど執行部の方もおっしゃられていたように、予算の部分では大変に難しい、たくさん乗り越えなければいけない課題というのもあると思いますので、その辺は十分にまた審議をしながら熟慮して、でもやっぱりその方向性という部分では分館を何とか皆さんのためにも考えていければという思いで視察させていただきました。  今電子版というか電子図書なども活用が少しずつ注目されておりますが、図書館の中でも十分に活用できると思いますし、あと先日館長からちょっとお聞きしたのが、高校生の図書委員さんとのコラボというか、そういったことも今草加市の図書館としてはいろいろと着手しているということで、先ほどの若者議会と関連するかもしれませんが、やはり若い方の発想だったりとか力で、協力してもらえるところってたくさんあるのかなというふうに思いますので、ぜひこの部分ではしっかりとまた協議をしていけたらというふうに思っております。  以上です。 ○委員長 田中委員。 ◆田中宣光 委員  そうですね、桶川市さん見させていただいて、資産活用課の岡田課長もおっしゃっていましたけれども、目からうろこが落ちた発見も多かったということでした。私もいろいろな発見をさせていただいて、常々民間活用というのは非常に大事だと私は思っています。やっぱりなかなか予算が足りない中、公共施設複合化の話もされていましたけれども、市内にもアコス南館等があります。既存の施設で民間活用するというのは非常に大きな力があるのではないかと。その裏にあるデータの活用というのは、民間さんはデータを持っていますから、やっぱり連携することによってデータを活用する、なおかつ民間さんのほうが代わり映えが早い、本業が駄目な場合はいろいろな業態に転換することもできます。例えば、富士フイルムさんはもうフィルムつくっていないように、民間さんのほうが早い、ということは民間のほうが変わる力がある。なかなか行政ですと固執してしまって、結局陳腐化していってしまうようなこともあり得るので、民間活用の観点からしっかりと提携を結んだりしながらやるべきではないかと。確かに決議等は難しいと思いますが、委員長報告等、民間活用の提言なんかを入れていただければいいんじゃないかなとは思っております。  以上です。 ○委員長 今の委員さんたちの意見を聞いていると、インターネットなどが普及して、今後20年、30年の図書館の在り方を検討したほうがいいという方と分館は必要だという意見がそれぞれあるんですけれども、これはどのように反映していったら委員会としていいのか、御意見があれば。委員会ですので、まとめて委員長報告を本会議で行うので、どのような意見をするべきなのか、委員会としての報告をするべきなのか、御意見ございますか。  吉岡委員。 ◆吉岡健 委員  一つは、図書館の今後を踏まえた上で、もう一回再構築をしていただきたい。その上で、例えばこれまでは公共施設複合化図書館を設置することを考えていたけれども、民間活用という点も十二分に考えてくださいというような感じでいいんじゃないですか、委員長報告としては。  あと、ただ単に民間活用云々ではなくて、民間というのは、さっき田中委員が言ったように、データだとか後の利用とか、そういったデータを有効に利用するノウハウを持っているわけじゃないですか。だからそれも再度行政として再確認をしていただきたいのと、図書館というものの今後の在り方も考えつつ、今後の方向性を決めてくださいという感じではいかがでしょうか。 ○委員長 ほかにございますか。  金井委員。 ◆金井俊治 委員  すみません、先ほどと同じような意見になってしまうと思うんですけれども、やっぱりちょっと分館ありきというところで。そこは民間の施設の複合化公共施設複合化、これどちらか早いほうで速やかに分館をつくっていただきたいということで、公共施設複合化ありきということでもなく、必ずしも民間との複合化ありきということでもなく、どちらか検討していただいて、その状況に合わせて早いほうの方法で分館というものをまず設置していただきたいなというふうに思います。 ○委員長 財政状況について多くの皆さんが言われていたかと思います。皆さんの意見を丸く収めると、この財政状況を勘案しながら、分館機能は否定しないというところでは、そうした備えた施設を整備するという形で委員長報告にまとめるというのはいかがでしょうか。  吉岡委員。 ◆吉岡健 委員  さんざん田中委員とかも民間活用もあり得るんじゃないかと、むしろ民間のほうがいい場合もありますよというのをうたっているので、それをぜひとも入れていただいたほうがいいと思います。 ○委員長 財政状況を勘案しながら、民間の施設なり、指定管理者なり、民間のノウハウを生かした施設を整備する要望という形で委員長報告という形でよろしいですか。  御意見、挙手をお願いいたします。  田中委員。 ◆田中宣光 委員  そうですね、僕は金井委員と違って、分館の設置ありきというわけではないんですけれども、例えば民間の活用をしながら、皆さんおしゃっているように、時代は今後変わってきますから、建てたところでというのが後で怖いわけです。
     ただ、例えば、中央図書館のデジタル図書等を専門的にやる部署とかが民間活用する、分かりません、これ民間活用しながらうまく時代の変遷に合うような知恵というのは、多分、僕民間さんが持っていると思うので、なので民間さんの話を聞くチャンネルを図書館にも持ってもらって。委員長報告には民間活用のことだけで僕はいいと思うんですけれども。 ○委員長 今田中委員から民間活用を入れるだけでいいのではないかという御意見だったんですけれども、そうすると分館は横に置いておいて、今ある図書館の中で民間活用を進めていくべきではないかみたいな委員長報告となると思うんですけれども、それでよろしいですか。  大まかな方向性を今御協議いただいているところで、分館については意見が割れていて、委員長報告には少し盛り込めない形に今なっていて、民間の活用の在り方をどうしていくのか、決議では無理そうなので委員長報告という形で委員会としての総意を報告するものですので、民間活用を盛り込んだものを委員長報告するという形で御異議はないですか。  田中委員。 ◆田中宣光 委員  休憩いただいてもよろしいですか。 ○委員長 暫時休憩いたします。 午前10時56分休憩 午前11時04分再開 ○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ただいま御協議いただきましたとおり、図書館行政については、財政状況を勘案しながら、民間のノウハウを生かし、市民が気軽に本を手に取れる環境を整備する内容を委員長報告に盛り込むということでよろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  次に、「メタバース活用したにぎわい創出について」、委員間で意見交換を行います。  まず、各委員さんからの意見を受けてから、今後、委員会としてどのような結論とするか御協議いただきたいと思います。  意見のある方は挙手をお願いいたします。  田中委員。 ◆田中宣光 委員  視察して思ったことですけれども、なかなかメタバース、先進的ですけれども、まだまだ予算がかかる部分があります。一回ここで特定事件は閉じていただいて。決議等もちょっとなかなかこれをやれというのは難しい状況ですので。2自治体見てきましたけれども、両方とも選定する上で国の補助金をうまく使っていらっしゃる。私は近年、草加市で国の補助金を何とかという話をあまり聞いたことがなくて、やっぱり草加市も積極的に選定事業に耳を傾けながら、国の補助金、県の補助金等をうまく活用するような体制づくりをお願いして、その結果、メタバース等を進められればいいかなというのをぜひ委員長報告に盛り込んでいただければいいんじゃないかなと思っております。  以上です。 ○委員長 ほかにございますか。  吉岡委員。 ◆吉岡健 委員  私も田中委員と一緒で、二自治体見させていただきまして、本当に勉強にはなったものの、じゃ、草加市ではどうだとなった場合に、申し訳ないですけれどもあまりイメージが湧かなかったというのが第一印象です。両方とも観光地ということもありますし、コロナ禍ということもあったので、ちょっと草加市ではどうかなというはてなマークがつきました。  やっぱり、もうコロナ禍が終焉になって、バーチャルからリアルの時代だし、草加市の立地を見るとやっぱり観光地だけで推せる立地でもないということなので、ちょっと委員長報告だけにして、むしろメタバースは、非常にいいシステムだと思うので、何もやらないのも申し訳ないし、今後継続して勉強していくことだけをうたうほうがいいのかなという気がします。  以上です。 ○委員長 ほかにございますか。  田中委員。 ◆田中宣光 委員  すみません、少し今吉岡委員の話も含めながら、山中自治文化部長がやっぱりにぎわい創出単体ではなかなか難しいと、ただ、メタバース活用というのは結構大きな分野に可能性があるような発言をされていましたので、庁内一体となって調査研究を続けていってもらいたいと、そこを盛り込んでいただければいいのかなと思っております。  以上です。 ○委員長 ほかにございますか。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  私も本当になかなか不勉強のところの分野なので、もう何かすごいという、そういった感じで拝見をさせていただいたんですけれども、草加市の例えば松並木のところとか以外に、あまり具体的に草加市で観光という部分では皆さんと同じように具体的にこういうイメージがどんどん湧いてくるなという、そういったところではなかったんですが、不登校だったりとか、ひきこもりの方だったりとか、そういった別の観点からこのメタバースは有効的に草加市で活用できるのではないかなというふうに思いました。実際に嬉野市の担当の方も、GIGAスクールのところで子どもたちも1人1台タブレットを持っていることなど環境が少しずつ整ってきている部分もあるので、これから嬉野市でも少し検討しながら、そういった分野での活用も考えていきたいというようなお話もお伺いできたので、ぜひそういった分野での活用も視野に入れて、単なる観光という観点ではなく、もう少し広い分野での活用というのは積極的に検討していけるんではないかと、そのように感じました。  よろしくお願いします。 ○委員長 ほかにございますか。  平山委員。 ◆平山杏香 委員  視察でお伺いさせていただきまして、やっぱり行政メタバースとかを活用しているところはまだなかなかないと思いますので、貴重な事例として大変参考になった部分はあったんですけれども、やっぱり草加市でやろうと思ったら、観光地に振り切っているわけでもないというところもあり、なかなか同じようには難しいのかなと感じました。  ただ、これ10年前とかに同じことをやっているところがあったかと言われたら絶対になかったと思うので、時代の流れというか、現代の技術というか、そういう部分を行政全体としてこういうのもあるんだな、こういう時代なんだなというのを把握した上で、観光だけじゃなくて、例えば市役所に来なくても何か手続きができるようになるとか、そういったいろいろな方面で、いろいろな分野で生かしていけるような取組として勉強していったりだとか、把握していく仕組みをつくっていくというのが大切なのかなと思いましたので、そういう内容を盛り込んでいただけたらなと思います。 ○委員長 ほかにございますか。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  フェイスブックも社名をメタという名前に変えて、メタバースがこれから世界の主流になっていくみたいなイメージがあったので期待していたんですけれども、ちょっと実際にゴーグルみたいなのをつけて見させていただいたりもしましたけれども、正直な感想で言うと、ちょっと思っているよりもそこまでの技術じゃないなというふうな印象があって、果たしてそのニーズというか、これを使って何の役に立つのかというところがあまりしっくりこなかったんですよね。  例えば、クーラーとかだったら暑いから絶対必要とか、洗濯機とか、そういう必ずニーズとして必要なものであれば普及していくと思うんですけれども、あのメタバースが果たして何にニーズがあるのかというところがいまいちつかめなかったんで、そういう面で考えると草加市に導入するというのは、なかなか予算もある中で難しいのかなというふうに思いました。  もちろん草加松原という景勝地があるので、それを普及するという意味では導入の一つの手法なのかもしれませんけれども、嬉野市のLINEと連結させてファンつくるとかというのも、そんなにすごい成功しているイメージもなかったので、全然お金かからないんだったらいいのですが、お金かかるという状況を考えると、草加市で導入するというのは時期尚早というか、現状においては否定的です。  以上です。 ○委員長 ほかにございますか。  川崎委員。 ◆川崎久範 委員  全て田中委員と同じ意見でございます。  ただ、本当にこの新しい技術に挑戦しようとか、その将来への投資、ここの部分は意見の中に盛り込んでいただきたい。  今河合委員も言われましたが、個人的には非常に悩ましいところではあるんですけれども、ちょっと時期尚早かなというのは、やっぱりいろいろな空間を見て回って、まだ利用される方が少ないという現状を目の当たりにしましたので、そこはしっかりと自分自身も今後継続、後追いしていきますので、田中委員と同じ意見とさせていただきます。  よろしくお願いします。 ○委員長 ただいま国や県の補助金を積極的に活用すべき、庁内一体となって進めていただきたいという御意見と、あと草加市ではメタバース活用は難しい、しっくり来ない、時期尚早であるなどの御意見がございました。これを委員長報告として盛り込むには、どんな感じのほうがいいですか。今のをまるっと丸めたもので大丈夫ですか。  田中委員。 ◆田中宣光 委員  ちょっとネガティブなものは外していただいて、今後メタバース活用されると、使われると値段も下がってきますから、そのときにしっかりと対応できる体制というのは絶対に整えておくべきで、そのための民間活用も含めた調査研究は庁内一体で進めてもらえればいいというような感じでいいんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長 今後の状況を注視しながら、メタバースをはじめとした新しいツールを用いた観光施策というところでは皆さん一致できるところですか。  吉岡委員。 ◆吉岡健 委員  報告では観光に限る必要もないんじゃないですか。 ○委員長 今回、特定事件がにぎわいだけなんです。  吉岡委員。 ◆吉岡健 委員  にぎわいがメインなので報告ではそうするんですけれども、他部門にも活用できるかもしれないわけじゃないですか。なので、それをさっき田中委員が言ったように、観光部門だけではなくて、ほかの部門も今後の進捗管理というか、流れを見ていたほうがいいんじゃないですかみたいなことを言っていただけるといいなと思います。  草加市の場合、もしかしたら観光だけじゃなくほかに利用できる可能性もあるわけですから、それをそういったタイミングでうまくできるような調査研究を続けていくべきだよと。 ○委員長 暫時休憩いたします。 午前11時16分休憩 午前11時25分再開 ○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ただいま御協議いただきましたとおり、メタバース活用したにぎわい創出については、本市の現状を鑑みると、メタバース活用した観光施策は時期尚早であるが、今後の状況を鑑みながら、メタバースをはじめとした新しいツールを用いた技術を活用し、市政に反映できるよう検討していくべきという内容を委員長報告に盛り込むということでよろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、閉会中の特定事件メタバース活用したにぎわい創出について」、「若者議会について」及び「図書館行政について」の今後の取り扱いについて御意見をいただきたいと思います。  意見のある方は挙手をお願いいたします。  金井委員。 ◆金井俊治 委員  若者議会については決議を出してくださるということなので、今回の委員会で終了してしまっていいのかなと思います。  あと、図書館行政についても委員長報告をされるということですので、今回の委員会をもって終了ということでいいんじゃないかと思います。 ○委員長 ほかにございますか。  田中委員。 ◆田中宣光 委員  基本まとまるところでいいと思うんですけれども、自分はメタバース活用したにぎわい創出について、特定事件をお願いいたしましたので、そこは一回今回で閉じていただいて、委員長報告していただくことでいいのではないかと思っております。  以上です。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ただいま金井委員から閉会中の特定事件若者議会について」は決議を出し、「図書館行政について」は委員長報告をして調査終了、田中委員からは「メタバース活用したにぎわい創出について」、委員長報告をして調査終了という御意見がございました。  御協議いただきたいことがございますので、暫時休憩いたします。 午前11時28分休憩 午前11時29分再開 ○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ただいま御協議いただきましたとおり、閉会中の特定事件、「メタバース活用したにぎわい創出について」、「若者議会について」及び「図書館行政について」は、今回をもちまして調査を終了させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  また、ただいま御協議いただきましたとおり、委員長報告において、市に対し提言を行うこととし、「若者議会について」は、決議に関する議案を委員会として提出するということでよろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  また、ただいま御協議いただきましたとおり、閉会中の特定事件委員長報告及び決議については、12月定例会最終日に行うということでよろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  また、ただいま御協議いただきましたとおり、12月定例会中の委員会において、委員長報告及び決議の内容について協議を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  ──────────◇────────── ○委員長 以上で、総務文教委員会を終了いたします。 午前11時30分閉会       委員長    斉   藤   雄   二       署名委員   河   合   悠   祐       署名委員   田   中   宣   光...