草加市議会 2023-10-24
令和 5年 10月 総務文教委員会−10月24日-04号
ただ、いろいろと
視察に行ってお話を聞くと、いろいろな費用がかかっていたので、もし
草加市で
メタバースを利用するのであれば、
観光だけではなくてもう少し
社会性を持った、例えばその
仮想空間の中で
市民サービスが提供できるような、そういったものも一歩足を踏み込んでやれたほうが、費用を考えればそういうところまでできれば非常にいいのかなというふうには思いました。
以上でございます。
○
委員長 ほかに
意見、
執行部に対する
質問等ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○
委員長 ないようでございますので、「
メタバースを
活用した
にぎわい創出について」の
県外行政視察を踏まえた
執行部との
意見交換を終了いたします。
次に、「
若者議会について」、
委員間で
意見交換を行います。
まず、各
委員さんからの
意見を受けてから、今後、
委員会としてどのような結論とするか御協議いただきたいと思います。
意見のある方は挙手をお願いいたします。
金井委員。
◆
金井俊治 委員 若者議会については、皆さん、各
委員さん前向きというか、設置することについては後ろ向きな
意見はなかったと思うんですね。ぜひ
草加市も設置に向けて進めていくべきだと思うんですけれども、ただ、新城市と同じことをやろうとするとなかなか予算が1,000万円あって、それを
活用するみたいなことを、そういうのが足かせになってしまうとなかなか進めづらいのかなと思うんですけれども、要はその単発の
議会じゃなくて、
若者が主導になって、
若者の
意見とかを取り入れられる
仕組みづくりは必要だと思いますので、今回、設置に向けての決議を
委員会として出してもいいんじゃないかと思っております。
以上です。
○
委員長 ほかにございますか。
委員長から指名いたしますので、それぞれ
意見をお願いいたします。
藤原委員。
◆
藤原みどり 委員 このたびは
視察ありがとうございました。
報告書にも申し上げたのですけれども、やはり本当に
まちのためにということで、そういう一人ひとりの思いがやっぱり強くなる、そういった
若者がたくさん創出されるということは、
草加市としても大変に有意義な財産になっていくと思いますので、積極的に取り組んでいけたらいいかなというふうに思いました。
よろしくお願いします。
○
委員長 田中委員。
◆
田中宣光 委員 私も
視察を受けて、
草加市もなかなか
投票率が上がっていない状況もございます。ただ、
オンライン視察の中でも申し上げさせていただいたんですけれども、私はある団体で
租税教室というのを小・中学校でやっておりますけれども、意外に
子どもたちというか、
若者自体は
社会課題に対して結構自分なりに思っている部分が多くて、この気持ちをさらに膨らませてあげるには、
若者議会という制度は大変有意義な
仕組みであると思います。これを経験することによって、やっぱり
社会参画に対する意識などをしっかりと持って
投票行動等に移っていくと思います。なおかつ社会の一員としても自覚も目覚めると思いますので、
草加市でも積極的にこの
若者議会というのは取り入れるべきだと考えておりますので、
金井委員がおっしゃった決議を出すというのも大きな手段であると思っております。
以上です。
○
委員長 小川委員。
◆
小川利八 委員 視察お疲れさまでした。
お三方と似ているわけですけれども、私が感じたのは、本当に種をまいて、芽が出て、実がなっているような事業だなというのをすごく感じました。あと、少しちょっとここは違うんですけれども、僕思ったのが、今本当に
ICT事業を行ってきたりとか
教育環境も変わってきているので、
教育委員会を巻き込んだ形で
メタバースなんかも
活用する中で
教育行政の在り方も考えていく、何か大きな
一つのきっかけをつくれるんじゃないのかなと思いました。
もし、決議を出すのであれば、何か絞った形の決議ではなくて、ちょっとこうぼんやりとした
メタバース的なことを入れ込んだ形の決議ができればいいのかなと思いました。
○
委員長 平山委員。
◆
平山杏香 委員 報告書にも書いたことなんですが、16歳から29歳の
若者限定でというような
取組で、
選挙権や被
選挙権もない層ですかね、16歳から17歳、その層に対してはすごくいいのかなと思いましたし、教育的な面もあるとのことだったので、知ってもらうとか、そういう面ではすごくいい
取組なのかなとは思ったんですけれども、ちょっと予算がつくということだったのと、実際に議員がやっている仕事の内容とはちょっとギャップが大きかったりするのかなと思うところもあったので、
草加市は今年の夏に初めて新議場に小・中学生を招いて、実際に見学してもらって、
議会を知ってもらう機会を設けた、
なつやすみ議会見学会を開催したと思うんですが、そういうところからちょっとずつ知ってもらう機会を広めていくというのもいいのかなと感じました。
○
委員長 吉岡委員。
◆
吉岡健 委員 私が思ったのは、
若者議会自体すばらしいことだなと思ったのが
一つと、これを
草加市に落とし込んだとき、どういうふうなアクションを起こせばいいのかなと思ったところで、まず新城市の場合はこれまで様々な、さっき
小川委員が言っていましたけれども、種をまいて、実がなるまで結構かかったという話をしていたんですけれども、やっぱり
草加市の場合、まだ種もまいていないんじゃないかなという気がしていて、いきなりこれをやっても、実際は絵に描いた餅になってしまうのではないかなという気がしています。
ただ、これ自体はいいことだし、今後の
草加市の人材を育成するためにも検討するべきではあるんですけれども、じゃ、どうしたらいいのかなといった場合、さっき
平山委員も言いましたけれども、
なつやすみ議会見学会みたいな、ああいうようなものをきっかけに種をまいて、それを定番化していって、徐々に小・中学生だとか高校生を巻き込んでまいていったほうが、最終的には早い道なのではないのかなという気がしています。
本当にお金をつけて、予算をつけて実際にやるということで、
若者議会としてはすごい意義があると思うんですね、ただ単発で終わるような、しゃんしゃんと終わる
議会よりは非常にいいことだと思うので、それを確実にやるためには種をまいて、ちょっと時間をかけて浸透させていったほうがいいのかなという気がします。
以上です。
○
委員長 河合
委員。
◆河合悠祐
委員 視察お疲れさまでした。ありがとうございました。
若者議会を
草加市で設置することについては、基本的には賛成だと思っています。現状のなかなか
投票率が上がらない社会状況、特に若い方が政治に興味を持っていないという状況に鑑みると、
一つの手段として、
若者議会で
若者の政治参画を促していくということについては賛成です。
決議を出すということに関しても、賛成の方向で考えています。
ただ、課題としましては、ヒアリングをした際に、
若者議会の
委員がそもそも定員割れしていたりとか、あと結局事業化されてもそれがなかなか続いていないというお話もあったので、ちょっと実効性というか、効果の点で課題があるのかなというふうに思いました。
委員が定員割れしているという状況を見ても、若い方に結局いまいち刺さっていないのかなというふうに思いましたし、あと、そのほとんどの事業が継続されていないというお話だったので、やっぱり若い方が出した事業で実効性のある事業ができていないのではないかというふうにも思いましたので、
草加市において導入しても、結局形だけの形骸化されたものになるのかなという気もして、その点をどうするのかというところを考えないといけないなというふうに思いました。
ただ、全く何もやらないのに比べればやったほうがいいとは思うので、導入に関しては賛成です。
以上です。
○
委員長 川崎
委員。
◆川崎久範
委員 私もおおむね皆さんと同じ考えでございまして、この
若者議会を進めていくことに関しては賛成です。
それを行うに当たりましては、前もちょっと
意見を、質問をさせていただいたことなんですけれども、大人目線というか、こちら目線でちょっと考えるのが、果たして
若者にとってどうなのかなという部分もありますので、その辺を
吉岡委員さん、
平山委員さん言われていましたけれども、この間行いました
なつやすみ議会見学会、ああいう単発の中で、一度実際に
若者の方がどのような思いでいるのか、そして、やっぱりやりっぱなしにしない体制をつくっていくことが大事かなと思います。
そういった意味では、人材を育てるという難しいジャンルにもしかしたらなってくるかもしれないんですけれども、ただそれを一気にやるのではなくて、この間のような夏の
取組を徐々に重ねていって、積み重ねて、
若者の
草加市に対するよりよい思いであったり、
行政に対する考え方、そして政治参加につながっていくような形で持っていくのがいいのかなというふうに考えております。
以上です。
○
委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○
委員長 ただいま全
委員さんから、閉会中の
特定事件「
若者議会について」は、単発ではない形で
若者の
意見が取り入れられる会議体の構築、
仕組みづくり。また
メタバース視点で教育視点も取り入れた内容にするべきではないか。また種をまくこともできてほしい。あとは形骸化しないような
仕組みづくりというなどの御
意見がございました。
ほかに御
意見がないということでありますので、ただいま御協議いただきましたとおり、「
若者議会について」は、単発ではなく
若者の
意見が市政に反映される体制を構築する要望を決議の内容に盛り込むということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
次に、「
図書館行政について」、
委員間で
意見交換を行います。
まず、各
委員さんからの
意見を受けてから、今後、
委員会としてどのような結論とするか御協議いただきたいと思います。
意見のある方は挙手をお願いいたします。
金井委員。
◆
金井俊治 委員 図書館行政なんですけれども、以前にも申し上げましたけれども、
草加市は
図書館の分館がないというのが課題で、様々な議員さんが今まで要望してきて、なかなか実現に至らないと。どうしたら実現に至るのかという部分で、
公共施設の
複合化、
公共施設の建て替えに合わせて
複合化して分館をつくるのがいいんじゃないのかという思いもありましたし、今回、
視察に行かせていただきまして、
桶川市のような民間施設と
複合化した形での分館の設置というのも可能性があるのかなと思いました。
なかなか今の時点で、単体で
図書館を造るということは現実的ではないので、やはり分館というものをなるべく早く設置をお願いしたいところなんですね。本来、分館設置の決議を出したいところなんですけれども、とはいっても、やっぱり財源的な問題が当然大きな問題なので、ここは決議という形ではなくて、
委員長報告で分館の設置を求めていくということでお願いできればなと思っております。
○
委員長 ほかにございますか。
吉岡委員。
◆
吉岡健 委員 私も、
金井委員が言っているように、
図書館というのは非常に必要なもので、できたら分館も欲しいなと思います。
今回、
桶川市を見させていただいて、ああいうやり方もあるなと、
草加駅前だったらどうかなといろいろ考えました。
ただ、さっき
金井委員も言ったように、
公共施設の
複合化で多分今までいろいろ考えてきたんですけれども、民間施設とのこういったやり方もあるなと非常に思いました。
ただ、私
一つ考えたのは、それ以前に、今後の
図書館の役割というのはどうなのかなと。申し訳ないけれども、
図書館は10年後、20年後、果たしてあって当たり前なのかなという気がすごいしているんですね。もしかしたら、この間
視察をしてきた
メタバースを使って、何か
図書館というそのもの自体の役割が変わったりするとか、そういうのがあるかなという気がしていて。非常にいいものを見せていただいたんですが、私はちょっと
図書館自体の今後の役割を考えた上で、いろいろ
方向性を踏まえたほうがいいのかなという気がしています。
以上です。
○
委員長 ほかにございますか。
こちらも
委員長から指名いたしますので、それぞれ
意見をお願いいたします。
河合
委員。
◆河合悠祐
委員 分館すべきだと、そこに課題があるというお話が1点と、
桶川市は民間の丸善さんと共同の新しい事業ということで、
相乗効果を狙ってああいう先進的な
図書館をつくられているというお話だったんですけれども、ちょっとこの二つはまた別の話かなと思っていまして、特に
視察に行った丸善さんと
桶川市立中央図書館の
相乗効果の話というのは、
桶川市立中央図書館が今までよりもかなりリニューアルされて、来館者数もかなり増えたというお話で、この考え方というのは
草加市においても、
図書館に限らず、いろいろな
公共施設を発展させていくのに必要な考え方なのかなという気がしましたので、
執行部は
図書館に限らず、そういう考え方を取り入れてもらいたいなというふうに思いました。
分館に関しては、またちょっと別の話だと思っていて、分館は分館でやらないといけないと。市内に
図書館が獨協大学前〈
草加松原〉駅のところしかないので、ほかの駅を利用する人が電車に乗らなくても行けるような
図書館をつくるべきだとは思うんですが、なかなか財政的な問題があって難しいというところだと思います。
今
吉岡委員がおっしゃられたとおり、確かに
図書館を今後そんなにたくさん造って、ずっと何十年も必要なものになるのかというと、やっぱりなかなか微妙なところで、私自身も、もうスマホ使って読んだりしているぐらいなので、
図書館を造ったのはいいものの、結局あまり利用されないものになってしまうと財源的にももったいないということになるので、なかなかその辺考えると、分館というのは難しいのかなという印象を持っています。
以上です。
○
委員長 川崎
委員。
◆川崎久範
委員 僕は
草加市立中央図書館を比較的よく使うほうだと思うんですけれども、
図書館という大きなくくりで見ると、今回、
桶川市さんと比較した場合、
草加市のほうがいいなというのが正直な
感想です。
本当に御利用される市民の方も非常に多くて、あそこがある意味憩いの場というか、
一つの心の安らぎの場になっているのではないかなという思いでおります。そういった意味で、
図書館という位置づけ、
図書館という建物はとても大事なものだと思います。
ただ、やはり時代のニーズもあり、今後、どうなっていくか冷静に見てみると、御年配の方の御利用がやっぱりちょっと多いかなということもあり、その辺も鑑みて。あとは
桶川市立中央図書館は付加価値で
図書館行政、
一つ成功している例だと思います。その辺はちょっと慎重に見ていきながら、やはり一度
草加市の
図書館はどうあるべきなのかというところを、もうちょっと揉んでから物事を先に進めたほうがいいのかなというふうに感じております。
以上です。
○
委員長 平山委員。
◆
平山杏香 委員 桶川市さんの
図書館運営の
指定管理者制度の導入において、成功事例だなというふうには感じまして、
桶川市以外のほかの自治体でも
図書館の民間企業の管理の成功事例というのは多くあるようなんですけれども、再現性というのがすごく高くて、恐らく
草加市でやってもある程度成功はするのかなとは思ったんですが、
吉岡委員と同じ
意見で、インターネットの普及だったりとか、
図書館に求められている役割というのがちょっとずつ変わってきているのかなというのも思います。
あと、どの層が多く利用しているのかなと考えたときに、割と小・中学生、あるいはある程度年配の方など、割と偏った層が利用しているのかなという印象があるんですけれども、今小・中学校の授業とかでもタブレットが導入されたりとか、やっぱりどんどん変わってきている部分というのがあると思うので、そういうところを考えると、今の
図書館に投資をしていくっていうのも大事な部分ではあるかなとは思うんですが、その在り方をちょっと議論していく必要があるのかなと感じました。
○
委員長 藤原委員。
◆
藤原みどり 委員 やはり活字離れというのが、言われてから久しいと思うんですけれども、ただ、やはり本によって得られるものというのは本当に貴重なものがありますし、また利用されている方もたくさんいらっしゃって、私も市民の方からもっと
草加市の
図書館を充実させてほしいという、そういった要望もいただいております。
草加市は広い面積もありますので、やっぱり1か所というところで地域格差といいますか、利用したくても利用できない、そういった方たちもいらっしゃると思いますので、そういう意味では、拠点となる分館設置などが考えられれば、またそこでこんなに身近になったから利用しようかなという方も増えていくと思いますので、そこはすごく大事なことなんではないかなというふうに思っております。
ただ、本当に先ほど
執行部の方もおっしゃられていたように、予算の部分では大変に難しい、たくさん乗り越えなければいけない課題というのもあると思いますので、その辺は十分にまた審議をしながら熟慮して、でもやっぱりその
方向性という部分では分館を何とか皆さんのためにも考えていければという思いで
視察させていただきました。
今電子版というか
電子図書なども
活用が少しずつ注目されておりますが、
図書館の中でも十分に
活用できると思いますし、あと先日館長からちょっとお聞きしたのが、高校生の図書
委員さんとのコラボというか、そういったことも今
草加市の
図書館としてはいろいろと着手しているということで、先ほどの
若者議会と関連するかもしれませんが、やはり若い方の発想だったりとか力で、協力してもらえるところってたくさんあるのかなというふうに思いますので、ぜひこの部分ではしっかりとまた協議をしていけたらというふうに思っております。
以上です。
○
委員長 田中委員。
◆
田中宣光 委員 そうですね、
桶川市さん見させていただいて、
資産活用課の岡田課長もおっしゃっていましたけれども、目からうろこが落ちた発見も多かったということでした。私もいろいろな発見をさせていただいて、常々民間
活用というのは非常に大事だと私は思っています。やっぱりなかなか予算が足りない中、
公共施設の
複合化の話もされていましたけれども、市内にもアコス南館等があります。既存の施設で民間
活用するというのは非常に大きな力があるのではないかと。その裏にあるデータの
活用というのは、民間さんはデータを持っていますから、やっぱり連携することによってデータを
活用する、なおかつ民間さんのほうが代わり映えが早い、本業が駄目な場合はいろいろな業態に転換することもできます。例えば、富士フイルムさんはもうフィルムつくっていないように、民間さんのほうが早い、ということは民間のほうが変わる力がある。なかなか
行政ですと固執してしまって、結局陳腐化していってしまうようなこともあり得るので、民間
活用の観点からしっかりと提携を結んだりしながらやるべきではないかと。確かに決議等は難しいと思いますが、
委員長報告等、民間
活用の提言なんかを入れていただければいいんじゃないかなとは思っております。
以上です。
○
委員長 今の
委員さんたちの
意見を聞いていると、インターネットなどが普及して、今後20年、30年の
図書館の在り方を検討したほうがいいという方と分館は必要だという
意見がそれぞれあるんですけれども、これはどのように反映していったら
委員会としていいのか、御
意見があれば。
委員会ですので、まとめて
委員長報告を本会議で行うので、どのような
意見をするべきなのか、
委員会としての報告をするべきなのか、御
意見ございますか。
吉岡委員。
◆
吉岡健 委員 一つは、
図書館の今後を踏まえた上で、もう一回再構築をしていただきたい。その上で、例えばこれまでは
公共施設の
複合化で
図書館を設置することを考えていたけれども、民間
活用という点も十二分に考えてくださいというような感じでいいんじゃないですか、
委員長報告としては。
あと、ただ単に民間
活用云々ではなくて、民間というのは、さっき
田中委員が言ったように、データだとか後の利用とか、そういったデータを有効に利用するノウハウを持っているわけじゃないですか。だからそれも再度
行政として再確認をしていただきたいのと、
図書館というものの今後の在り方も考えつつ、今後の
方向性を決めてくださいという感じではいかがでしょうか。
○
委員長 ほかにございますか。
金井委員。
◆
金井俊治 委員 すみません、先ほどと同じような
意見になってしまうと思うんですけれども、やっぱりちょっと分館ありきというところで。そこは民間の施設の
複合化、
公共施設の
複合化、これどちらか早いほうで速やかに分館をつくっていただきたいということで、
公共施設の
複合化ありきということでもなく、必ずしも民間との
複合化ありきということでもなく、どちらか検討していただいて、その状況に合わせて早いほうの方法で分館というものをまず設置していただきたいなというふうに思います。
○
委員長 財政状況について多くの皆さんが言われていたかと思います。皆さんの
意見を丸く収めると、この財政状況を勘案しながら、分館機能は否定しないというところでは、そうした備えた施設を整備するという形で
委員長報告にまとめるというのはいかがでしょうか。
吉岡委員。
◆
吉岡健 委員 さんざん
田中委員とかも民間
活用もあり得るんじゃないかと、むしろ民間のほうがいい場合もありますよというのをうたっているので、それをぜひとも入れていただいたほうがいいと思います。
○
委員長 財政状況を勘案しながら、民間の施設なり、
指定管理者なり、民間のノウハウを生かした施設を整備する要望という形で
委員長報告という形でよろしいですか。
御
意見、挙手をお願いいたします。
田中委員。
◆
田中宣光 委員 そうですね、僕は
金井委員と違って、分館の設置ありきというわけではないんですけれども、例えば民間の
活用をしながら、皆さんおしゃっているように、時代は今後変わってきますから、建てたところでというのが後で怖いわけです。
ただ、例えば、
中央図書館のデジタル図書等を専門的にやる部署とかが民間
活用する、分かりません、これ民間
活用しながらうまく時代の変遷に合うような知恵というのは、多分、僕民間さんが持っていると思うので、なので民間さんの話を聞くチャンネルを
図書館にも持ってもらって。
委員長報告には民間
活用のことだけで僕はいいと思うんですけれども。
○
委員長 今
田中委員から民間
活用を入れるだけでいいのではないかという御
意見だったんですけれども、そうすると分館は横に置いておいて、今ある
図書館の中で民間
活用を進めていくべきではないかみたいな
委員長報告となると思うんですけれども、それでよろしいですか。
大まかな
方向性を今御協議いただいているところで、分館については
意見が割れていて、
委員長報告には少し盛り込めない形に今なっていて、民間の
活用の在り方をどうしていくのか、決議では無理そうなので
委員長報告という形で
委員会としての総意を報告するものですので、民間
活用を盛り込んだものを
委員長報告するという形で御異議はないですか。
田中委員。
◆
田中宣光 委員 休憩いただいてもよろしいですか。
○
委員長 暫時休憩いたします。
午前10時56分休憩
午前11時04分再開
○
委員長 休憩前に引き続き、
委員会を再開いたします。
ただいま御協議いただきましたとおり、
図書館行政については、財政状況を勘案しながら、民間のノウハウを生かし、市民が気軽に本を手に取れる環境を整備する内容を
委員長報告に盛り込むということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
次に、「
メタバースを
活用した
にぎわい創出について」、
委員間で
意見交換を行います。
まず、各
委員さんからの
意見を受けてから、今後、
委員会としてどのような結論とするか御協議いただきたいと思います。
意見のある方は挙手をお願いいたします。
田中委員。
◆
田中宣光 委員 視察して思ったことですけれども、なかなか
メタバース、先進的ですけれども、まだまだ予算がかかる部分があります。一回ここで
特定事件は閉じていただいて。決議等もちょっとなかなかこれをやれというのは難しい状況ですので。2自治体見てきましたけれども、両方とも選定する上で国の補助金をうまく使っていらっしゃる。私は近年、
草加市で国の補助金を何とかという話をあまり聞いたことがなくて、やっぱり
草加市も積極的に選定事業に耳を傾けながら、国の補助金、県の補助金等をうまく
活用するような体制づくりをお願いして、その結果、
メタバース等を進められればいいかなというのをぜひ
委員長報告に盛り込んでいただければいいんじゃないかなと思っております。
以上です。
○
委員長 ほかにございますか。
吉岡委員。
◆
吉岡健 委員 私も
田中委員と一緒で、二自治体見させていただきまして、本当に勉強にはなったものの、じゃ、
草加市ではどうだとなった場合に、申し訳ないですけれどもあまりイメージが湧かなかったというのが第一印象です。両方とも
観光地ということもありますし、コロナ禍ということもあったので、ちょっと
草加市ではどうかなというはてなマークがつきました。
やっぱり、もうコロナ禍が終焉になって、
バーチャルから
リアルの時代だし、
草加市の立地を見るとやっぱり
観光地だけで推せる立地でもないということなので、ちょっと
委員長報告だけにして、むしろ
メタバースは、非常にいい
システムだと思うので、何もやらないのも申し訳ないし、今後継続して勉強していくことだけをうたうほうがいいのかなという気がします。
以上です。
○
委員長 ほかにございますか。
田中委員。
◆
田中宣光 委員 すみません、少し今
吉岡委員の話も含めながら、山中
自治文化部長がやっぱり
にぎわい創出単体ではなかなか難しいと、ただ、
メタバースの
活用というのは結構大きな分野に可能性があるような発言をされていましたので、庁内一体となって調査研究を続けていってもらいたいと、そこを盛り込んでいただければいいのかなと思っております。
以上です。
○
委員長 ほかにございますか。
藤原委員。
◆
藤原みどり 委員 私も本当になかなか不勉強のところの分野なので、もう何かすごいという、そういった感じで拝見をさせていただいたんですけれども、
草加市の例えば
松並木のところとか以外に、あまり具体的に
草加市で
観光という部分では皆さんと同じように具体的にこういうイメージがどんどん湧いてくるなという、そういったところではなかったんですが、不登校だったりとか、ひきこもりの方だったりとか、そういった別の観点からこの
メタバースは有効的に
草加市で
活用できるのではないかなというふうに思いました。実際に嬉野市の担当の方も、GIGAスクールのところで
子どもたちも1人1台タブレットを持っていることなど環境が少しずつ整ってきている部分もあるので、これから嬉野市でも少し検討しながら、そういった分野での
活用も考えていきたいというようなお話もお伺いできたので、ぜひそういった分野での
活用も視野に入れて、単なる
観光という観点ではなく、もう少し広い分野での
活用というのは積極的に検討していけるんではないかと、そのように感じました。
よろしくお願いします。
○
委員長 ほかにございますか。
平山委員。
◆
平山杏香 委員 視察でお伺いさせていただきまして、やっぱり
行政で
メタバースとかを
活用しているところはまだなかなかないと思いますので、貴重な事例として
大変参考になった部分はあったんですけれども、やっぱり
草加市でやろうと思ったら、
観光地に振り切っているわけでもないというところもあり、なかなか同じようには難しいのかなと感じました。
ただ、これ10年前とかに同じことをやっているところがあったかと言われたら絶対になかったと思うので、時代の流れというか、現代の技術というか、そういう部分を
行政全体としてこういうのもあるんだな、こういう時代なんだなというのを把握した上で、
観光だけじゃなくて、例えば市役所に来なくても何か手続きができるようになるとか、そういったいろいろな方面で、いろいろな分野で生かしていけるような
取組として勉強していったりだとか、把握していく
仕組みをつくっていくというのが大切なのかなと思いましたので、そういう内容を盛り込んでいただけたらなと思います。
○
委員長 ほかにございますか。
河合
委員。
◆河合悠祐
委員 フェイスブックも社名をメタという名前に変えて、
メタバースがこれから世界の主流になっていくみたいなイメージがあったので期待していたんですけれども、ちょっと実際にゴーグルみたいなのをつけて見させていただいたりもしましたけれども、正直な
感想で言うと、ちょっと思っているよりもそこまでの技術じゃないなというふうな印象があって、果たしてそのニーズというか、これを使って何の役に立つのかというところがあまりしっくりこなかったんですよね。
例えば、クーラーとかだったら暑いから絶対必要とか、洗濯機とか、そういう必ずニーズとして必要なものであれば普及していくと思うんですけれども、あの
メタバースが果たして何にニーズがあるのかというところがいまいちつかめなかったんで、そういう面で考えると
草加市に導入するというのは、なかなか予算もある中で難しいのかなというふうに思いました。
もちろん
草加松原という景勝地があるので、それを普及するという意味では導入の
一つの手法なのかもしれませんけれども、嬉野市のLINEと連結させてファンつくるとかというのも、そんなにすごい成功しているイメージもなかったので、全然お金かからないんだったらいいのですが、お金かかるという状況を考えると、
草加市で導入するというのは時期尚早というか、現状においては否定的です。
以上です。
○
委員長 ほかにございますか。
川崎
委員。
◆川崎久範
委員 全て
田中委員と同じ
意見でございます。
ただ、本当にこの新しい技術に挑戦しようとか、その将来への投資、ここの部分は
意見の中に盛り込んでいただきたい。
今河合
委員も言われましたが、個人的には非常に悩ましいところではあるんですけれども、ちょっと時期尚早かなというのは、やっぱりいろいろな空間を見て回って、まだ利用される方が少ないという現状を目の当たりにしましたので、そこはしっかりと自分自身も今後継続、後追いしていきますので、
田中委員と同じ
意見とさせていただきます。
よろしくお願いします。
○
委員長 ただいま国や県の補助金を積極的に
活用すべき、庁内一体となって進めていただきたいという御
意見と、あと
草加市では
メタバースの
活用は難しい、しっくり来ない、時期尚早であるなどの御
意見がございました。これを
委員長報告として盛り込むには、どんな感じのほうがいいですか。今のをまるっと丸めたもので大丈夫ですか。
田中委員。
◆
田中宣光 委員 ちょっとネガティブなものは外していただいて、今後
メタバースが
活用されると、使われると値段も下がってきますから、そのときにしっかりと対応できる体制というのは絶対に整えておくべきで、そのための民間
活用も含めた調査研究は庁内一体で進めてもらえればいいというような感じでいいんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○
委員長 今後の状況を注視しながら、
メタバースをはじめとした新しいツールを用いた
観光施策というところでは皆さん一致できるところですか。
吉岡委員。
◆
吉岡健 委員 報告では
観光に限る必要もないんじゃないですか。
○
委員長 今回、
特定事件がにぎわいだけなんです。
吉岡委員。
◆
吉岡健 委員 にぎわいがメインなので報告ではそうするんですけれども、他部門にも
活用できるかもしれないわけじゃないですか。なので、それをさっき
田中委員が言ったように、
観光部門だけではなくて、ほかの部門も今後の進捗管理というか、流れを見ていたほうがいいんじゃないですかみたいなことを言っていただけるといいなと思います。
草加市の場合、もしかしたら
観光だけじゃなくほかに利用できる可能性もあるわけですから、それをそういったタイミングでうまくできるような調査研究を続けていくべきだよと。
○
委員長 暫時休憩いたします。
午前11時16分休憩
午前11時25分再開
○
委員長 休憩前に引き続き、
委員会を再開いたします。
ただいま御協議いただきましたとおり、
メタバースを
活用した
にぎわい創出については、本市の現状を鑑みると、
メタバースを
活用した
観光施策は時期尚早であるが、今後の状況を鑑みながら、
メタバースをはじめとした新しいツールを用いた技術を
活用し、市政に反映できるよう検討していくべきという内容を
委員長報告に盛り込むということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
──────────◇──────────
○
委員長 次に、閉会中の
特定事件「
メタバースを
活用した
にぎわい創出について」、「
若者議会について」及び「
図書館行政について」の今後の取り扱いについて御
意見をいただきたいと思います。
意見のある方は挙手をお願いいたします。
金井委員。
◆
金井俊治 委員 若者議会については決議を出してくださるということなので、今回の
委員会で終了してしまっていいのかなと思います。
あと、
図書館行政についても
委員長報告をされるということですので、今回の
委員会をもって終了ということでいいんじゃないかと思います。
○
委員長 ほかにございますか。
田中委員。
◆
田中宣光 委員 基本まとまるところでいいと思うんですけれども、自分は
メタバースを
活用した
にぎわい創出について、
特定事件をお願いいたしましたので、そこは一回今回で閉じていただいて、
委員長報告していただくことでいいのではないかと思っております。
以上です。
○
委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○
委員長 ただいま
金井委員から閉会中の
特定事件「
若者議会について」は決議を出し、「
図書館行政について」は
委員長報告をして調査終了、
田中委員からは「
メタバースを
活用した
にぎわい創出について」、
委員長報告をして調査終了という御
意見がございました。
御協議いただきたいことがございますので、暫時休憩いたします。
午前11時28分休憩
午前11時29分再開
○
委員長 休憩前に引き続き、
委員会を再開いたします。
ただいま御協議いただきましたとおり、閉会中の
特定事件、「
メタバースを
活用した
にぎわい創出について」、「
若者議会について」及び「
図書館行政について」は、今回をもちまして調査を終了させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
また、ただいま御協議いただきましたとおり、
委員長報告において、市に対し提言を行うこととし、「
若者議会について」は、決議に関する議案を
委員会として提出するということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
また、ただいま御協議いただきましたとおり、閉会中の
特定事件の
委員長報告及び決議については、12月定例会最終日に行うということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
また、ただいま御協議いただきましたとおり、12月定例会中の
委員会において、
委員長報告及び決議の内容について協議を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
──────────◇──────────
○
委員長 以上で、
総務文教委員会を終了いたします。
午前11時30分閉会
委員長 斉 藤 雄 二
署名
委員 河 合 悠 祐
署名
委員 田 中 宣 光...