草加市議会 2023-09-06
令和 5年 9月 決算特別委員会-09月06日-04号
令和 5年 9月
決算特別委員会-09月06日-04号令和 5年 9月
決算特別委員会
令和5年
草加市議会一般会計決算特別委員会会議録(第4回)
◇開会年月日 令和5年9月6日(水曜日)
◇開催の場所 第1・2・3委員会室
◇付議事件 第51号議案 令和4年度草加市
一般会計歳入歳出決算の認定について
午前10時00分開会
◇出席委員 12名
田 中 宣 光 委員長 広 田 丈 夫 委員
森 覚 副委員長 矢 部 正 平 委員
藤 原 み ど り 委員 並 木 正 成 委員
菊 地 慶 太 委員 吉 沢 哲 夫 委員
河 合 悠 祐 委員 松 井 優 美 子 委員
平 山 杏 香 委員 鈴 木 由 和 委員
◇欠席委員 なし
◇説明のため出席した者
山 本 好 一 郎 教育長 長 峯 春 仁
農業委員会事務局長
津 曲 幸 雄 総合政策部長 田 口 尚 丘 交通対策課長
山 中 崇 之 自治文化部長 後 藤 弘 造
廃棄物資源課長
杉 浦 め ぐ み 子ども未来部長 加 藤 泰 也 市民課長
菅 沼 茂 夫 市民生活部長 林 智 子
くらし安全課長
鈴 木 博 幸 都市整備部長 馬 場 啓 介 都市計画課長
小 宮 山 隆 建設部長 生 亀 勝
みどり公園課長
山 岡 和 彦 会計管理者 石 井 玲 好 道路整備課長
福 島 博 行 教育総務部長 布 施 誠 維持補修課長
岡 田 浩 春
監査委員事務局長 浅 古 亮 一 総務企画課長
浅 井 裕 一 郎 新田駅周辺土地 岩 渕 健 志 学務課長
区画整理事務所長
宮 崎 嗣 久 建設部副部長 篠 崎 光 浩 教育支援室長
武 田 一 夫 議会事務局長 槇 吉 久 子 学校施設課長
和 田 卓 教育総務部副部長 鈴 木 俊 和
選挙管理委員会書記長
◇委員会に出席した議会事務局職員
麻 生 拓 弥 書記 中 村 聡 書記
平 島 瑞 月 書記 柳 沢 章 仁 書記
神 尾 平 書記
午前10時00分開会
○委員長 ただいまから
一般会計決算特別委員会を開会いたします。
──────────◇──────────
○委員長 初めに、傍聴については、随時許可することにいたしますので、御了承願います。
──────────◇──────────
○委員長 なお、本日の審査は、歳出中、都市整備部、建設部の順に審査を行い、その後、市民生活部から組織順部局別に審査を行うこととなりますのでよろしくお願いいたします。
──────────◇──────────
○委員長 都市整備部に係る部分の審査を行います。
初めに、都市整備部の決算概要について総括説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 初めに、台風13号の発生に伴う水防対応に関して、審査の順番に御配慮いただきまして誠にありがとうございます。
それでは、令和4年度の
都市整備部決算の概要につきまして、総括説明を申し上げます。
令和4年度の都市整備部の決算額といたしましては、人件費を除き、予算現額46億4,664万5,000円に対しまして、執行済額35億6,814万4,266円で、執行率は約76.8%でございます。執行済額を令和3年度決算と比較いたしまして5億4,766万2,085円の減額、率にいたしまして約13.3%の減となっております。
主な内容につきましては、第四次草加市総合振興計画に掲げた草加市の目指す都市像、快適都市、地域の豊かさの創出の実現に向け、1点目として、新田駅東西口の
土地区画整理事業の推進、2点目として、
コミュニティプラン策定に向けた取組、そうか
公園リニューアル、柿木地区周辺の状況変化に伴う土地利用検討などを含めた
都市計画マスタープランの中間見直し、3点目として、氷川町
土地区画整理事業等の見直し、谷塚駅西口地区における
まちづくり検討、新たな公園整備など、
都市計画マスタープランの実現に向けたまちづくりの推進、4点目として、公園広場や基盤整備が完了した地区の
都市施設維持管理などに取り組んでまいりました。
以上が、令和4年度の決算につきまして、都市整備部の総括的な説明でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
○委員長 執行部の総括説明が終わりました。
次に、8款4項都市計画費のうち都市整備部に係る部分の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 それでは、8款4項都市計画費のうち、都市整備部に関わる部分につきまして御説明申し上げます。
4項都市計画費につきましては、人件費を除き、予算現額46億2,526万2,000円、支出済額35億4,695万8,637円で、執行率は約76.7%でございます。
なお、繰越明許費を含んだ支出済額は44億1,368万7,637円で、執行率は約95.4%でございます。
それでは、1目
都市計画総務費から6目開発審査費まで順次御説明申し上げます。
初めに、1目
都市計画総務費につきましては、人件費を除き、予算現額5,699万7,000円、支出済額4,063万3,379円で、執行率は約71.3%でございます。
主な内容でございますが、特定生産緑地への移行、
都市計画マスタープランの中間見直しのための
地区別基礎データの更新、柿木地区周辺の状況変化に伴う土地利用の検討、氷川町
土地区画整理事業の見直し、
コミュニティプランの策定、都市計画に関わる審議会などに要した費用でございます。
次に、2目
都市整備推進費につきましては、予算現額1億5,901万7,000円、支出済額1億2,412万4,873円で、執行率は約78.1%でございます。
主な内容でございますが、稲荷1丁目地区の地区計画の変更に伴う測量、
柿木地区産業団地周辺の
排水路整備工事、
草加松原団地記念公園周辺における安全対策工事、谷塚駅西口地区におけるまちづくりの推進などに要した費用でございます。
次に、3目
土地区画整理費につきましては、予算現額36億8,245万9,000円、支出済額26億9,667万7,420円で、執行率は約73.2%でございます。
主な内容でございますが、新田駅東口の駅前交通広場の暫定整備、街路築造工事、新田駅
東口土地区画整理事業に関わる物件調査積算、水道等の工事費の負担、建物の移転補償、
新田西部土地区画整理事業及び新田駅
西口土地区画整理事業における特別会計への繰り出し、氷川町第二次
土地区画整理事業地内の住環境の向上を図るための旧赤堀用水路の
沿道水路整備工事などに要した費用でございます。
次に、4目街路事業費のうち、都市整備部に関わる部分につきましては、予算現額7,786万7,000円、支出済額6,074万3,296円で、執行率は約78%でございます。
主な内容でございますが、埼玉県が施工しております
都市計画道路草加三郷線に関する道水路工事、用地買収及び物件補償に関わる負担などに要した費用でございます。
次に、5目公園緑化費につきましては、予算現額6億2,945万7,000円、支出済額6億1,713万9,649円で、執行率は約98%でございます。
主な内容でございますが、保存樹林等を良好に保っていただくための補助、吉町あずま公園の整備や
松原団地記念公園の改修工事、そうか
公園リニューアルに向けた課題の整理、公園の樹木剪定、警備、除草、清掃、遊具点検などの維持管理や、
公園施設長寿命化計画に基づく施設更新などの工事、緑化の推進に協力していただいている団体への補助、草加松原遊歩道の松の保全や松枯れ対策などに要した費用でございます。
次に、6目開発審査費につきましては、予算現額1,946万5,000円、支出済額764万20円で、執行率は39.3%でございます。
主な内容でございますが、都市計画法に基づく開発許可や建築基準法に基づく業務に関わる事務経費、開発登記簿や建築物台帳等の電子化、データベースシステムの利用、耐震診断及び耐震改修工事の補助に要した費用でございます。
以上、8款4項について御説明申し上げました。御審査のほどよろしくお願いいたします。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
河合委員。
◆河合悠祐 委員
柿木地区まちづくり推進事業についてお伺いします。
まず、どういう施設をつくるのかというのをちょっと詳しめに内容を教えていただきたいのと、それを踏まえた上で、令和4年度の進捗状況についてお示しください。
○委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長
柿木地区まちづくり推進事業の整備なんですが、この産業団地周辺の田畑に隣接しております道路や水路の整備を主に行っているものでございます。
令和4年度の進捗率といたしましては48%となっております。
以上でございます。
○委員長 河合委員。
◆河合悠祐 委員 スポーツ施設とかスケボーの施設とか、またそれは別の話ですか。
○委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長 それとはまた別の事業となっております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 最初に、総括的な問題、ちょっとお尋ねをしたいんですけれども、今部長のほうから各目につきまして執行率を挙げていただきました。
したがって、都市計画、それには道路整備というところは相手のあるところだからなかなか前に進まないのは分かるんですけれども、全体では76.8%という形で、まあまあかなというふうには私思うんですけれども、ちょっと100%挙げておいて76.8%というのは相当の残額も出るし、この辺はどうなのかなと。
要するに、草加市を前に進めるというような形であるならば、最低でも80%強、これが妥当なのかなと、こういうふうには思っているわけです。
そういう中で、特に先ほど開発審査なんかは39%しかないと。これについてはいかがなものなのかと。これも相手があることだからこれはしようがないんですけれども、そういうような形で、それと、この要因はどういうところにあったのか。
さらには、もう一つのもの、73%、これは土地区画整理のほうですね。これも相手のあることですからなかなか進まないというのは分かっていながらも、やはり前年度を対象にしながら予算をつけて、それで執行していくという体制の中であるならば、それはちょっと低いのではないか、こういうふうに思っているんですけれども、その要因についてひとつよろしくお願いしたいなと、こういうふうに思っております。
○委員長 都市整備部長。
◎都市整備部長 まず、令和4年度の決算という状況の中で、今回新田が特に繰り越しという形で執行率が下がっているというところがございます。
その要因といたしましては、昨年度東口の暫定整備ができたということで、利便性の向上は一部図れたところではございますけれども、まだまだ補償、特に物件補償に関してはちょっと時間を要しているというところがございまして、また東口につきましては借地権者がかなり多いというところで、地権者の方プラス借地の方の合意を得る中で事業を進めていくというところがございますので、その辺のところの遅れをちょっと感じているところはあるのかなというふうには思っております。
今後ですけれども、先ほど言いました駅の暫定整備を行った形で、利便性の向上というところをしっかり市民の方々に御理解いただいて、地権者の方々にさらなる御協力をいただけるようにしっかり進めていく必要があるというところは感じているところでございます。
それとあと、昨年度、ちょっと御質疑とは変わるかもしれないんですけれども、耐震改修関係が非常にちょっと遅れているというところがございまして、最近の社会状況で物価が上昇したとかいうところもありますし、なかなか耐震の件数がちょっと伸びていないというところが昨年度ございました。
今年度、その辺の反省も含めまして、対象を拡幅したというところと、あと様々な周知できるようなプログラムというところを現在検討しているところでございまして、そういったところで進めていきたいというふうに考えております。
都市整備部におきましては、予算の多くが今新田につぎ込まれている中で、新田については計画どおりなるべく進めていきたいというところと、その他の事業につきましては、今現在計画を、特に谷塚の西であるとか氷川町の見直しであるといった計画、さらにそうか公園のリニューアルに向けた計画というところを進めていく中で、限られた予算の中で、しっかり計画をつくっていくための準備を昨年度進められたかなというところはありますけれども、今後その辺のちょっと中長期的なところも視野に入れた予算の確保とか、そういったところが課題になっているというふうに私のほうでは感じているところでございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 一定の理解は、相手のあることだから、それは理解できると。それから、来年度に向けてという、こういう課題についても整理しているようですね。
私が非常に心配をしているのは、草加市を前に進めていくというような形になったときに、執行率と当然人員、要するに体制、この問題についてちょっと
クエスチョンマーク私は持っているんです。
それはなぜかというと、例えばの話が、先ほど新田の問題ありました。繰出金の問題ですね。それは特別会計でやりますからあれなんですけれども、ここなんかは西と東一緒にやっていると。西と東が同じ人間がやっているという、人員でやっているというようなことを聞き及んでいるんです。
そうすると、事務体制の在り方、さらには事務枠の把握の在り方としてそういう形でいいのかという、こういう問題が体制の問題で出てくるのではないか。したがって、事業執行に遅延を来しているんじゃないか、こういうふうな形で見られてしまうというふうに、私はそういうふうに感じた。76.何%という、こういうような形。
継続的な問題もあります。ありますけれども、これは人員がいれば、当然何年もかけて、そしてそこへ入って対人関係をつくって、そして伸ばしていけば、それはもっとその予算100%挙げて、そして76%なんていうのはあり得ないというふうに私は思っているんです。
その辺についてはどうなのか、その辺について検証しながら決算をしたのか、そういうことなんです。その辺はどうなんですか。
○委員長 都市整備部長。
◎都市整備部長 前回御指摘いただいたことは感じております。
今新田東につきましては、前回もお話しさせていただいたかと思いますけれども、集団移転という形で、区画割でちょっと移転をしているというところで、本来ですと区画整理ですと保留地とかあって、そういったところに移動できるような仕組みというのがあるんですけれども、東口につきましては、建て替えした後にまだ戻ってこられる方が多いというところで、また保留地的な土地がないという状況の中で、移転から仮移転してまた築造するというような流れで進めている中で、どうしても、本来ですと年度内で見合った予算繰りが必要なところはございますけれども、どうしても1区画の中での移転ということ、集団移転ということで五、六件とかそういう形で一気に移転していただいた、御協力いただいた上で、速やかに道路を築造して、インフラ整備した上で戻ってこられるようなという、そういう形をしているということと、換地先がいろいろばらばらしていますので、その辺のバランスでどうしても時間がかかってしまうという状況がある中で、今職員のほうが計画づくりをしております。
これについては毎年転々としますので、毎年度必ず計画の見直しというのを行って実施しているということと、あと、補助金を活用するためには、早い段階で補助金の要望とかいったところがございますので、その辺については、財源を確保するための計画と移転するための計画というのを整合を図りながら見直しをしているというところでございますので、現状ではしっかり、私としては職員のほうについては頑張ってやっていただけているかなというふうには感じているところでございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 一定の理解はしながらも、
クエスチョンマークを持った決算かなと、こういうふうに私は思っているんです。
それは、前に進めようとする部長の人員体制の問題や財源の問題も含めて、そして要求していくという、そういう形での令和4年度の決算だったというふうに我々は理解していいんですか。
○委員長 都市整備部長。
◎都市整備部長 部としてはそういう考えでおります。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 じゃ、個別に入っていきます。個別でも時間を取らないようにしてやっていきたいというように思います。
氷川町の第二次区画整理について、これは執行率はどのぐらいいきましたか。
○委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長 執行率につきましては、今回
都市計画マスタープラン推進事業になりまして、執行率は71.57%になります。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 そうすると、先ほど私は低いというふうに言ったけれども、それに類似するんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長 事業の進捗につきましては、今回委託等で一般競争入札等も行っておりますので、進捗には大きく影響しないものと考えております。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 そうすると、それは、その低かったという理由については、それは入札等の問題でその差金が出たと、こういう判断でいいんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長 そのとおりでございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 そういう形の要するに事業の在り方であれば、それはいいんです。それはそれでいいんです。そっちほうのはそういうような形の決算は、それは市民としては大賛成なんです。しかし、ほかの問題についてやはり低いということはちょっとまずいなと思っているわけです。
そこで、氷川町の区画整理の問題について、今まではコロナがありまして、そして大変遅れましたよね。
ここのところ一、二年について、本格的ではないんだけれども、見直すというような形で説明会を何回かやりましたよね。年に4回やりましたよね。またそれと同時に、令和5年度についても予算ついているようですけれども、そういうような形で、その状況、それを踏まえた中での令和5年度への予算だろうというふうに私は思うんですけれども、要するに、住民に対する反応と、さらには住民がどんな思いで、こういうふうに遅れたものを今こういうふうな形できて、今さらというふうな形で思っている人もいるんですけれども、その辺についてはどういうふうな形で役所の方は考えて、そして執行していったのか、その辺をひとつよろしくお願いしたいと。
○委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長 委員さんのおっしゃるとおり、氷川第二次の見直しにつきましては4回行っております。
住民の方は前回、令和元年に説明会を行っておるんですが、それ以来ということで、コロナの影響でちょっと停滞していた時期があったんですが、4回昨年開催しまして、228名の方に御参加いただいたところです。
その中で、市としての課題ということで、区画整理事業による遅れというのがどのような影響が出るのかというところで、一番大きいのは都市計画道路の整備と公園の整備というのが、やはり区画整理を行っていればできたものができていなかったというところがございましたので、そこについては、区画整理を全域でやると91.7haと大変大きい面積がございまして、全事業をやってしまうと、簡単なシミュレーションなんですが、1,700を超えるという結果が市のほうで算定されまして、さすがに1,700の事業を行うということは、単純に30億円を入れても全然終わらないというところがございまして、住民負担が大変重いというところがございましたので、全域の区画整理というのはなかなか難しいというお話をさせていただきました。
ただ、そうしますと、区画整理であればできた都市計画道路と公園の整備というのが残ってしまいますので、ここは別途整備させていただけないかというような提案をさせていただいたところ、住民の方のアンケートの結果では、8割の方がそれについては御理解をいただけたというところでアンケート結果はまとっております。
ただ、2割の方はやはり区画整理を全面的にやるべきだというお話がございましたので、そういった方の意見も酌みつつ見直しを進めてまいりたいと考えております。
令和5年度につきましては、昨年のアンケート結果で8割の方が見直しについては御理解をいただけたというところなんですが、まだ個別の狭い道路とか路地、交差点などが幾つか課題がございますので、そういったところを3ブロックに分けて、それぞれ個別の説明会を開催していきたいということで、令和5年度に予算を組んで今事業を進めているところでございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 答弁されましたように、7割から8割の方が進めていただきたいと、こういうことで、それもいいと思うんです。
したがって、その中で、より一層役所のほうとしては前に進みたいということで、何か学習会をやると、公募するというような形で、
区画整理ニュースに、これについて載っていたようなんですけれども、その辺についてはどういうふうな形で今進んでいるんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長 こちらのほうにつきましては、コンサルと説明会をどのように進めていくかというところで今議論しておりますが、3回に分けて、まずは私どものほうで感じている課題とか地域の感じている課題というのを率直に吸い上げて、そこから地域の方と一緒に議論をして解決方法を見つけていきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
平山委員。
◆平山杏香 委員 5目公園緑化費で、令和4年度末の市民1人当たりの公園面積と前年度比、今後の方針を教えてください。
○委員長
みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 市民1人当たりの公園面積についてでございますが、令和3年度時点では1人当たりの公園面積は2㎡でしたが、令和4年度末については2.01㎡で、0.01㎡増加しているところでございます。
今後につきましても、現状の面積では不足しているという認識に立っておりますから、草加市みどりの基本計画に基づいて、公園の不足地域となっている地域では、引き続き公園の整備に向けて取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
菊地委員。
◆菊地慶太 委員 3目の新田駅
東口土地区画整理事業についてお伺いいたします。
令和4年度に行った主な事業についてお伺いいたします。
○委員長 新田駅周辺土地
区画整理事務所長。
◎新田駅周辺土地
区画整理事務所長 令和4年度に行った主な事業についてでございますが、工事請負費につきましては、街路築造工事4件、工事延長457.3m、電線共同溝整備工事1件、工事延長96.9m、基礎杭撤去工事4件、暫定バス回転広場の撤去及び整地工事等を実施したもので、2億191万5,363円の支出を行ったものでございます。
なお、街路築造工事4件、電線共同溝整備工事1件、基礎杭撤去工事1件につきましては繰越明許工事となっておりまして、前払い金のみの支出となっております。
また令和3年度繰越明許工事として、駅前交通広場暫定整備工事1件、街路築造工事3件を実施し、1億6,889万2,974円の支出を行っております。
次に、建物等の移転補償につきましては、令和5年度に工事を予定しております新田停車場線や区画街路の築造工事などに向けて、29棟の建物移転補償契約を行ったもので、建物等の補償費としては9億5,274万6,171円の支出を行ったものでございます。
また、令和3年度繰越明許分につきましては、15棟の建物補償金等として5億3,829万2,871円を支出しております。
ちなみに、令和3年度事故繰越分につきましては、移転完了した建物1棟の補償金2,227万円を支出しております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
菊地委員。
◆菊地慶太 委員 今の同じ事業で、道路の整備と建物の移転の令和4年度の全体計画の進捗状況と、令和3年度と比べてどれぐらい進捗状況が増えたのかお伺いいたします。
○委員長 新田駅周辺土地
区画整理事務所長。
◎新田駅周辺土地
区画整理事務所長 令和4年度の建物移転棟数、道路整備延長、また道路、建物の全体計画と令和3年度と比較した進捗率についてでございますが、令和4年度の建物移転につきましては、全体計画が190棟に対しまして、令和4年度の建物移転完了棟数は33棟、令和4年度末の建物移転累計は136棟で、建物移転率71.6%でございます。
昨年度からの進捗としましては約17.4ポイント増加しております。
道路整備につきましては、道路整備総延長2,158mに対しまして、令和4年度の整備完了延長は約331m、令和4年度末の整備延長の累計は1,095mでございまして、道路整備率は約50.8%でございます。
昨年度からの進捗としましては約15.4ポイント増加しております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
鈴木委員。
◆鈴木由和 委員 5目の公園緑化費のところで、葛西用水の桜並木の再生工事が入っていると思います。
行政報告書を見ると、伐採だとか載っているんですけれども、ちょっとこれ詳細をお示しいただきたいのと、あと、年度当初に掲げたこの計画の年度末の執行率も教えてください。
○委員長
みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 今年度の葛西用水桜並木再生工事のまず内容についてでございます。
密集し、今後の生育が見込めず、隣接する桜への影響が懸念される葛西用水の桜につきまして、平成31年3月、平成30年度に作成いたしました葛西用水桜並木保存管理計画に基づきまして、計画的に伐採と新植を実施しております。
令和4年度につきましては、葛西用水の左岸では県道草加流山線と交差する青柳新橋の北側2本と南側10本、右岸では青柳新橋の南側9本の合計21本を伐採しております。
また伐採後、青柳新橋の左岸北側と右岸南側にはそれぞれ1本、合計2本のそうか桜を新植し、併せて新植した桜の踏圧防止のために、低木植栽としてヒラドツツジ6株ずつ、合計12株を植栽しております。
今現在の葛西用水の桜の進捗、この桜の再生工事の進捗についてでございますが、計画を実施する前については432本あったものを、最終的には265本間引く計画となっております。
令和元年から進めておりまして、令和元年から令和3年度で伐採を合計15本、新植を8本行っており、令和4年度は、先ほど申し上げたとおり伐採21本、新植2本をしておりまして、令和4年度末時点で現在の葛西用水の桜については396本となっております。
今後も引き続き伐採を進めて、計画に基づいていく予定ではございましたが、令和5年度に入りまして、カミキリムシ被害の拡大を受け、計画の見直しを行うため、橋詰の魅力アップのための新植は行うものの、伐採は一旦先送りする予定としております。改めて被害の状況を確認しながら計画の見直しを今年度は進めていく予定でございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
藤原委員。
◆藤原みどり 委員 5目の公園広場等維持管理事業についてお聞きいたします。
遊具点検を行われたということですが、点検後、補修及び交換が必要となった遊具の数、教えていただけますでしょうか。
○委員長
みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 都市公園等遊具点検管理委託についてでございます。
都市公園の遊具施設については、都市公園法及び国の指針において、摩耗、変形、腐食、劣化状況や安全基準等の点検を専門技術者により年1回行うことが規定されておりますので、行っているものでございます。
こちらの点検結果に基づいて更新が必要となったものについては23の遊具がございます。いずれも撤去または更新を行っているものでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 私のほうからは、補助金等の問題で、緑地に対する、公園等々に対する質問なんですけれども、実は、この令和4年度における緑化推進事業の中で、緑化推進団体育成事業として38団体があるんだそうですね。これは草加市の公園で草加市が管理している公園を指すんだろうというふうに思うんですけれども、そして、団体に対する補助、これは要綱等をきちんとして、そして正確な形で出しているのかどうかということなんです。
補助金の在り方として、やはりいろいろ問題が生じてきているということが明らかになってきているんです。私のところにもいろいろ補助金について、こういうところに使っているんだよ、申請をすればもらえる、そのまま審査もしないで、そして、申請をされると、そうするとそれを交付するというようなことが行われているのではないかと、
クエスチョンマーク、断定しませんよ、断定してはまずいですから。そういうことが日々あるんです。
だから、そういう点はあなたのところばかりじゃないんです、これは。自分から私言ったんです。こういうところから整理をして、そして財政の運営きちんとしなければならないんじゃないのかということなんですけれども、この問題は、さらには、これ以外のこれを見ると、また補助金出ているところありますね。これはいろいろなところに出ているよね。それをまず最初に、先ほどの38団体はどういうところにこれを出しているのか、それをまず教えてください。
○委員長
みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 緑化推進事業の緑化推進団体に対する補助金、こちらの補助金の支出先でございます。
主なところでは町会、自治会が中心となっておりますが、さらに町会、自治会の中で、この緑化推進を図るということで個別に団体をつくられて補助金を支出しているところ、また商店会などもこの補助金の対象者にはございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 じゃ、そういうことであるんだから、今内訳言っていませんよね。内訳どうなっているんですか、その38団体の。町会、自治会等、さらには商店街、さらに個人等と、こういうふうに言っていましたよね。どうなんですか。
○委員長
みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 緑化推進団体の内訳でございますが、町会、自治会については14団体ございます。そのほか商店会につきましては2団体ございます。そのほかについては、それぞれの周辺地域の皆様でこの緑化推進を図るために独自につくられた団体が中心となっております。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 それで38団体なんですか。
○委員長
みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 そのほかの団体について具体的に申し上げますと、毛長川堤防保全協力会、葛西用水美化促進協議会、谷塚松原線花とみどりの会、綾瀬川の緑を愛する会、金明中通り花の会、公園を守る会、長栄大沼公園フラワーメイト、西町ふれあい公園を愛する会、青柳ふれあいの道緑化推進会議、ふれあい通り親水緑道推進会、あじさいグループ、はなみずき、うるおい工房村、公園美化の会、草加グリーンジャックプロジェクトなど、それぞれ個別に団体をつくられておりまして、なかなかひとつで表現することができなくて申し訳ございません。
このように各個別の場所に応じてそれぞれ団体をつくられて活動していただいているところでございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員
クエスチョンマークだな。
だから、こういうところからきちんと整理整頓をしていかなくては駄目なんです。草加市がこういうふうな形で、財政難のときに草加市を挙げて、それで経費節減を図っていかないと、市民の皆さんに本当に必要なところに金が行かないじゃないですか。
それはさておき、いいですか、だから先ほど言うように、これは前から整理しろという形で私言ってきたんです。
個人のものについては団体にしたらいかがですかと、団体に。個人でやっていて、いいですか、個人で管理していたら、団体で頂戴よという形で、補助金が団体に行った。団体が変なところに、
クエスチョンマークですけれども、変なところにお金を使ってしまったらしようがないじゃないですか。そういうことだってあり得るんですよ。起きているんです、今現在に。だから税金はきちんとしなくてはいけないですよと、それなんです。
この決算では、そういうことを精査しながら決算をしたんですか。来年度に生かそうとしたんですか。
○委員長
みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 緑化推進団体の補助金に対する審査、決算を受けた、決算での対応についてでございますが、こちらみどりの条例に基づいて補助金を交付しているものでございまして、要綱も定めさせていただいております。
補助金の支出に関しては、領収書等、この活動において使用したものを提出していただいて、その内容について個別に確認もさせていただいて、その支出が適正かどうか審査を経た上で補助金を確定させていただいておりまして、上限10万円ということになっておりますが、全ての団体が10万円ということではなく、団体によっては、実際に使っていなかった費用が、不用額が生じたということで、交付決定が10万円であるものの、交付確定時には減額となっているというものもございまして、適正に対応させていただいたと考えているところでございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 適正ではないから、この決算はどうなんですかと私は言っているんです。いいですか。
領収書は複写でいいんですか、複写で。たらい回しされて、それで補助金をいただいていいんですか。そういうことは把握しているのかどうか。
さらには、決算において、じゃ、来年度はそういうことはやめさせようよという形の決算なのかどうなのかなんだよ、問題は。
○委員長
みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 領収書、先ほど言った緑化推進団体の補助金に関する領収書の写しにつきましては、領収書の原本を確認させていただいた上で、写しを添付して、こちらのほうは書類として残させていただいておりまして、原本を確認するということで対応はさせていただいております。
恐らく委員さんがおっしゃるのは、もう一つ、補助金ではないんですが、報償費として414万3,000円を公園広場等維持管理事業でお支払いしているものがございます。こちらにつきましては、公園の清掃や除草等に協力いただいている公園の面積に応じて、公園管理者として協力いただいている町会、自治会、子ども会、グランドゴルフ利用団体などに報償金をお支払いしているものでございます。
こちらにつきましては、先ほど申し上げた清掃、除草など、具体的に費用が生じるものでないというところで、報償金として、謝礼としてお支払いをさせていただいているものでございまして、こちらについては謝礼ということなので、領収書の添付は求めることなく、活動実績を提出していただいて、その内容をこちらとして審査をして、報償費としてお支払いしているものでございます。
以上でございます。
──────────◇──────────
△資料の要求
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 要綱、さらにはそれ以外のものについて審査するのは、当然のごとく当然やってもらわなければ困るんです。だから、きちんとそういうものを精査をする中で決算をして、そして来年度に生かして、そういうもののないような形でしなくてはならないんです。そうじゃないですか。
では、いいですか、長くなりますから余り追いませんけれども、私が言ったことは十分もう伝わったと思うんです。
そこで、先ほどいう、これ
クエスチョンマークですから、38団体、資料要求、これをきちんと精査をして、そして、資料要求をしますから、ひとつそちらのほうで諮っていただいて、よろしくお願いしたいなと、こういうふうに思っているところでございます。
○委員長 吉沢委員、確認いたしますけれども、38団体の名前と金額の内訳でよろしいでしょうか。
◆吉沢哲夫 委員 もちろんそうです。
○委員長 執行部、ただいま要求のあった資料は提出できますか。
◎
みどり公園課長 はい。
○委員長 お諮りいたします。
ただいま、吉沢委員から資料の要求がございましたが、委員会として資料を要求するということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
よろしくお願いいたします。
──────────◇──────────
○委員長 ほかにございますか。
河合委員。
◆河合悠祐 委員 谷塚駅西口地区市街地整備事業についてですが、去年より結構上がっている、増額されているのかなと思うんですけれども、事業の内容と、580万円程度のこの内訳と二つ、じゃ、お願いします。
○委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長 大きいのが委託費でございまして、これは令和元年度に地域の協議会から谷塚駅西口周辺のまちづくりの案をいただいておりまして、その検証等を行うための支援業務として委託を行ったものでございます。
主な内容といたしまして、検討会2回、あとまちづくり活動、大学、町会、また地域の事業者の方へのインタビュー、あとキャリアアンケートということで、ドコモだけになってしまうんですが、このインターネットアンケート、また整備手法の検討などを行ったものでございます。
以上でございます。
○委員長 河合委員。
◆河合悠祐 委員 獨協大学前〈草加松原〉駅西側地域まちづくり推進事業、約935万円ですけれども、交通安全施設整備工事費とありますが、これについての内訳、詳しく教えてください。
○委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長 こちらの事業につきましては、新しく公園とトーブイコートというのがオープンしておりまして、この間の中の道路でございます。
こちらにつきましては歩行者専用道路となったところでございまして、その歩行者専用道路、以前は車両も通行できた道路なんですが、歩行者専用道路にするために、歩道と車道が以前分離されていたものを平らにするため、歩車道分離境界ブロックというのがあるんですが、こちらのブロックの撤去、また公園等のフェンスがなくなりましたので、そういったところの進入防止ということでコンクリートウォールの設置などを行ったものでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、8款4項のうち都市整備部に係る部分に対する質疑を終了いたします。
次に、8款5項住宅費の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 それでは、8款5項住宅費のうち、都市整備部に係る部分につきまして御説明申し上げます。
1目住宅管理費につきましては、人件費を除き、予算現額2,138万3,000円、支出済額2,118万5,629円で、執行率は約99.1%でございます。
主な内容でございますが、松原団地建替事業における従前居住者の方々への継続的居住支援のための住み替え家賃の助成や、住宅資金融資事業の貸し付けなどに要した費用でございます。
以上、8款5項住宅費のうち、都市整備部に係る部分につきまして御説明申し上げました。
御審査のほどよろしくお願いいたします。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、8款5項に対する質疑を終了いたします。
以上で、都市整備部に係る部分の審査を終了いたします。
次に、建設部に係る部分の審査を行います。
初めに、建設部の決算概要について総括説明を求めます。
建設部長。
◎建設部長 初めに、台風13号の発生に伴う水防対応に関しまして、審査の順番御配慮いただきまして誠にありがとうございます。
それでは、よろしくお願いいたします。
令和4年度建設部の決算概要について御説明申し上げます。
建設部の主な取組といたしましては、一つ目として、安全安心なまちづくりの実現のため、排水路や排水施設の整備及び適正な維持管理など、近年の記録的な豪雨や大型台風による浸水被害の軽減に向けた取組を進めるとともに、二つ目として、都市計画道路や生活道路の整備推進、橋りょうの長寿命化、舗装打ち替えなど計画的な維持修繕を進め、安全で快適な道路網の構築を進めてまいりました。
建設部の決算総額といたしましては、人件費を除き52億3,035万4,697円でございまして、前年度と比較して1億6,560万5,837円、率にしまして約3.1%の減となっております。
以上でございます。
○委員長 執行部の総括説明が終わりました。
次に、8款1項土木管理費の説明を求めます。
建設部長。
◎建設部長 1項土木管理費の人件費を除く予算現額は1億2,230万5,000円、支出済額は1億711万242円、執行率は87.6%でございます。
1目土木総務費の主な事業につきまして御説明申し上げます。
道水路等境界確認事業は、測量委託など境界確認に関わる206件の事務処理を実施したものでございます。
公共用地(道路・水路)管理事業は、道路等の占用許可等に係る経費でございます。
水防及び建設調整事業は、総合防災気象情報提供等業務委託料など水防に関わる経費及び建設部全体に係る経費として、道路台帳の補正などを実施したものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、8款1項に対する質疑を終了いたします。
次に、8款2項道路橋りょう費の説明を求めます。
建設部長。
◎建設部長 2項道路橋りょう費の人件費を除く予算現額は12億3,764万6,000円、支出済額は10億1,746万9,863円、執行率は82.2%でございます。
初めに、2目道路維持費につきまして御説明申し上げます。
予算現額は1億5,131万4,000円、支出済額は1億4,832万1,805円、執行率は98.0%でございます。
道路維持管理事業は、市民の皆様から御連絡いただいた箇所を含む舗装、側溝の補修など1,060件や、路面清掃及び河川敷占用道路の草刈りなどを実施したものでございます。
3目道路新設改良費でございます。
予算現額は7億7,642万3,000円、支出済額は5億9,562万9,804円、執行率は76.7%でございます。
後退用地等整備事業は、道路後退用地等の寄附などに関わる87件の事務処理を実施したものでございます。
草加駅東口駅前広場整備事業は、令和5年度より都市構造再編集中支援事業による国庫補助金の充当が可能となることから、令和4年度から令和5年度の継続工事を取りやめたものでございます。
また、道路整備事業は、繰越分も含めて道路改良等の工事22件、延長3,637.7mを実施するとともに、生活道路用地として面積20.87㎡の取得を実施したものでございます。
4目橋りょう新設改良費でございます。
予算現額は3億990万9,000円、支出済額は2億7,351万8,254円、執行率は88.3%でございます。
橋りょう整備事業は、草加駅東口のアコス歩道橋、辰井川に架かる蜻蛉橋などの長寿命化補修工事を実施したものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
広田委員。
◆広田丈夫 委員 草加駅東口駅前広場の整備事業についてお聞きします。
令和4年度にやった主な工事内容についてお示しください。
○委員長 道路整備課長。
◎道路整備課長 草加駅東口駅前広場整備事業につきましては、令和4年度と令和5年度の継続事業で実施する予定だったんですけれども、国庫補助金が受けられるということでございまして、令和5年度と令和6年度の継続事業に変えさせていただいたところでございます。
したがいまして、令和4年度は特に実施している工事等はございません。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
河合委員。
◆河合悠祐 委員 8款2項3目の道路新設改良費、道路整備事業についてお伺いいたします。
工事内容と契約本数についてお示しください。また落札率について平均と最高、最低及びそれぞれの請負業者名をお示しください。
○委員長 道路整備課長。
◎道路整備課長 道路整備事業におけます道路整備工事費について順次お答えいたします。
工事件数は全部で17件ございます。
主な内容としましては舗装と側溝の設置を行ったものでございます。
契約方法は全て一般競争入札で、平均落札率は87.7%でございます。
最高落札率は99.1%、株式会社埼玉車輌でございまして、公共雨水管渠築造工事(古綾瀬川右岸第14排水区枝線)4-6及び道路改良工事(市道20450号線)でございます。
最低落札率につきましては82.7%で、第一工業株式会社、道路改良工事(市道40091号線)でございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、8款2項に対する質疑を終了いたします。
次に、8款3項河川費の説明を求めます。
建設部長。
◎建設部長 3項河川費の人件費を除く予算現額は8億6,966万6,000円、支出済額は7億4,004万389円、執行率は85.1%でございます。
初めに、2目排水路維持費につきまして御説明申し上げます。
予算現額は1億4,621万8,000円、支出済額は1億4,315万8,199円、執行率は97.9%でございます。
沈泥収集処理事業は、水路789.0m、側溝1万1,100.0mについて、合計468.50tの沈泥収集を実施したものでございます。
また、水路維持管理事業は、市民の皆様から御連絡いただいた箇所を含む水路の補修、清掃、消毒、草刈り及び危険箇所の改善など、合計624件を実施したものでございます。
3目排水路整備費でございます。
予算現額は6億2,873万1,000円、支出済額は5億1,554万3,718円、執行率は82.0%でございます。
水辺環境整備事業は、葛西用水路において親水護岸工事1件、修景護岸工事1件、延長186.9mを実施したものでございます。
また排水路整備事業は、繰越分も含めて
排水路整備工事10件、延長905.0mを実施したものでございます。
4目排水施設費でございます。
予算現額は9,471万7,000円、支出済額は8,133万8,472円、執行率は85.9%でございます。
排水施設整備事業は、排水施設の改修工事1件について実施したものでございます。
また排水施設維持管理事業は、市内の排水機場や小規模排水施設の維持管理及び修繕等を実施したものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
平山委員。
◆平山杏香 委員 2目の排水路維持費の沈泥収集処理事業、こちらの沈泥収集処理委託料5,363万3,866円とありますけれども、こちらの委託契約は入札で実施していたのか、また委託先と、相場というものがあると思うんですけれども、それと比べて適正だったかどうか教えてください。
○委員長 維持補修課長。
◎維持補修課長 沈泥収集業務の委託につきましては、水路清掃業務委託につきましては一般競争入札で行っております。また側溝清掃収集業務委託につきましても一般競争入札で行っております。
側溝清掃業務委託の委託先につきましては浅古商事有限会社、水路清掃業務委託につきましては株式会社三栄管理興業でございます。
入札の業者数は7社でございます。
以上でございます。
○委員長 単価等を聞かれたと思うんですけれども。
維持補修課長。
◎維持補修課長 側溝の収集業務委託につきましては、1m当たり5,905円、水路につきましては1t当たり2万6,315円でございます。
以上でございます。
○委員長 平山委員。
◆平山杏香 委員 一般的な相場というものがあると思うんですが、今教えていただいた単価はそこと比較してどうだったのか教えてください。
○委員長 維持補修課長。
◎維持補修課長 積算につきましては、県の設計基準を用いて積算しております。一般競争入札で7社の入札がございましたことから、契約単価につきましても妥当と考えております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
松井委員。
◆松井優美子 委員 排水施設、排水機場というのかな、建物はきちんとやっていらっしゃると思うんですけれども、その建物の周りがもう大変草ぼうぼうというので、いつも何とかしてほしいということで、その施設の周りの方々が大変困っているということなんです。
令和4年度も定期的にきちんと草刈りといいますか、その建物の敷地内の維持管理といいますか、その辺をきちんとやっていただいていたのかどうか、毎年出る話なものですから、その辺をお伺いしたいと思います。
○委員長 宮崎建設部副部長。
◎宮崎 建設部副部長 まず、施設の内訳といたしましては、排水施設におきましては県から受託を受けている施設もございます。こちらにつきましては、委員さんおっしゃるように、昨年から結構繁茂しているというような状況もお伺いしておりますことから、あくまで管理委託等を受けているものの状況がございますから、底地管理については県に雑草刈り払い等をやっていただきたいという申し入れはしたところ、令和4年度においては、結構時間がかかりましたがやっていただいた実積がございます。
また市の排水施設におきましては、管理委託している業者がございますから、必要に応じて適宜除草等の手続をさせていただいているといった状況でございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
松井委員。
◆松井優美子 委員 私も去年ですけれどもお願いさせていただいたんですけれども、草の刈り方や何かが、頭の上だけちょっと刈っているんですって。だから、ちょっとたつとまたぼうぼうというか。なので、やはり業者さんにきちんと指導してやっていただきたいということで、その辺の、決算ですから、どのぐらいかかって、それで定期的な形で、令和4年度は頼んだときだけやっているのか、定期的にやったというものがあるのかどうか、お伺いいたします。
○委員長 宮崎建設部副部長。
◎宮崎 建設部副部長 県のほうからお伺いしていることによりますと、やはり雑草の、要するに木々の種類によりまして委託方法が変わってきているという中で、上部部分を撤去したり下部部分を刈ったりしているという状況を聞いておりますから、そういうような状況から、要するに何回かに分けてやっているという形で聞いているところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 まず、排水路整備、宮崎建設部副部長のところなんですけれども、8本整備されましたよね。これは、主にでいいです、今後の問題もあるから。主に工法的にはどういう工法を使った。
○委員長 宮崎建設部副部長。
◎宮崎 建設部副部長 工法といいますか、まず、機能面からのお話をさせていただきたいと思います。
まず、機能維持という形で、水路の老朽化対策という形で5本対応させていただきましております。それと、新たな管路の新設という形で、流下能力の向上という形で2本対応させていただいております。
主に老朽化対策としましては、既存の構造物を補強するといった対応でございまして、また流下能力向上という形につきましては、新たに管渠の新設が主なものとなっているところでございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 流下能力なんですよね、問題は。既存のものをペタペタと直すのはいいんですけれども、御案内のとおり集中豪雨や、さらにはもう大変な突発的な問題も出てきていますよね。
今まではとにかく総延長を整備しようというか、延ばせ、延ばせだったんです。いいから延ばせと。流下能力、要するに流水抑制、さらにそういうことを考えないで。
私はこういう形でこの決算をするにおいて、河川課としてもこの流下能力の問題について、まさかこういう時期ですからほっと思ったんですけれども、今後の問題もこれでいってもらわなくては困るんですけれども、細くしてはいけない、流下能力狭くてはいけない、大きくするというような形でこれをやったのかなという形なんです。
そういうような形で、もちろんもうやっているんだろうと思うけれども、今の答弁を聞くと、少々あったけれども、そうでもないな。これどうだったんですか。
○委員長 宮崎建設部副部長。
◎宮崎 建設部副部長 先ほど申し上げました機能維持という形のお話ありますけれども、これはあくまで現況の流下能力を確保した上でのあくまで補強という形のものでございますから、シビアな話をしてしまいますと、コンクリート面を凹凸をなくすことで水の流れをよくするというような形もございますから、あくまでコンクリート面を上手に使った中で、流下能力の確保を大原則として整備を進めているといったものでございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 そういう決算だったんですね。分かった。
それから、この八つの中で、あなたのほうは契約じゃないから、よくそれは御存じじゃないかも分からないけれども、分かる範囲でお答えいただきたいんですけれども、入札率、これは上のほうからずっと出していただきたいなと、こういうふうに思っているんです。
○委員長 答弁出ますか。
宮崎建設部副部長。
◎宮崎 建設部副部長 順番に申し上げます。
A-192号水路につきましては88.44%、続きまして、C-304号水路につきましては87.37%、C-124号水路につきましては90.40%、続きまして、F-07号水路につきましては88.24%、A-04号水路につきましては92.92%、続きまして、D-01号水路につきましては89.27%、A-212号水路につきましては94.22%となっております。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 これは契約のほうじゃないからよく分からないかというふうに思うんですけれども、これはあなたは連携しているんだから分からなくては困るというふうに私は思うんですけれども、この間の補正予算の中で、駅前の同じく築造工事のことで入札率を聞きました。
それで、どうも最近は、部長、よく聞いて、あなたも県のほうの人間なんだから。草加市ではどうも不調が多い。あなたのところもあると思うんです、そういう点で。不調が多い。そうすると、不調が多いものですから、当然みんなに迷惑がかかっている。それで繰り越しになってしまう。繰越明許を出さなくてはならないという、こういうのが出ている。
そこで部長、草加市は最低制限価格、これ幾らにしているんですか。
○委員長 建設部長。
◎建設部長 工事ごとに労務費と材料費とかの率が若干変わってまいりますから、工事ごとに違うんですが、大体90%ちょっとぐらいというふうに把握しております。90%前後です。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 それが最低制限価格。
○委員長 建設部長。
◎建設部長 一つの工事を例に取りますと、88.5%が最低制限価格になっています。88.5%。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 いいですか。これ契約のほうとイコールでいいんですか。
○委員長 建設部長。
◎建設部長 これはあくまでも最低制限価格ということですから、入札額とは異なります。足切りの額です。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 最低制限価格というのは一般の論理で言うんです、あなた。一般論で言うの。それは要するに各自治体で決めるんですけれども、県だってやっているんだよ、あなた。だから、契約のほうとイコールですかと私聞いたわけ。同じかということを言っているんだよ、だから。
最低制限価格ってあなた分かるでしょう。最低制限価格に達しなければ今不調になってしまっているわけですよ、あの建物でも。
それで、何とか、不調になってしまうから、見積もりをして率を上げて、それで最低制限価格で近くして、同じにして、それでやってもらっているというのが実態なんだ、今。だから俺それ聞いている。
これ大事なんですよ、あなた。どうなんですか、その辺は。分からなければあっちで聞くからいいんですけれども。それはあなたのほうは向こうから下りてきたものを工事をやっているだけなんですからいいんですけれども。その辺はどうなの、イコールでいいんですか。そうじゃなくて、先ほどあなた変なこと言ったね。
○委員長 建設部長。
◎建設部長 最低制限価格は工事ごとに算出されるものです。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 それは工事ごとであれ何であれ、最低制限価格というのは発生するわけですよね。それはその自治体によって違うんですよね。そうでしょう。
だから、そういう形、工事ごとに違うというふうに言った。それは契約とイコールなんですねと私聞いているわけです。
○委員長 建設部長。
◎建設部長 算出方法は示されていて、恐らく県に準じたような算出方法が使われていると思いますので、その算出方法にそれぞれの工事で金額、人件費の部分の金額であるとか、材料費の部分の金額を入れて算出されたものが最低制限価格だと私は認識して、業者さんがどこで入札、札を入れてくるかは、それは業者さんの方で。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 それから、それは分かりました。
そういうことで、それで先ほど申し上げましたように、そういう形でなかなか落札できないという形は分かりました。
それから、先ほど申し上げましたように、宮崎君のほうなんですけれども、整備率、この整備率も下のほうによく書いてありますよね。前はこういうことはなかったんですけれども、これ今度載せてくれたんですね。これ市民に対して分かりやすくなりました。
そこで、毎年毎年どのぐらいの形で進捗をさせていくのかという形の、これは決算だったんだろうと私は思うんです。その辺はどうなんですか。
○委員長 宮崎建設部副部長。
◎宮崎 建設部副部長 二次整備率につきましては、やはり総体的な建設部の事業と、河川課としましても、他事業といいまして、いろいろな意味で老朽化対策とか、あとそれ以外のもの等もある中で、おおよそながら700m程度は順次更新していきたいと考えているところで、令和4年度については786.1m整備できたといった状況でございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、8款3項に対する質疑を終了いたします。
次に、8款4項都市計画費のうち建設部に係る部分の説明を求めます。
建設部長。
◎建設部長 8款4項都市計画費のうち、建設部に関わります部分につきまして御説明申し上げます。
4項都市計画費のうち、建設部に関わります事業の人件費を除く予算現額は33億9,396万8,000円、支出済額は33億6,573万4,203円、執行率は99.2%でございます。
初めに、4目街路事業費のうち、建設部に関わります部分の予算現額は1億785万8,000円、支出済額は1億86万2,938円、執行率は93.5%でございます。
都市計画街路整備事業は、谷塚松原線草加区間に係る用地として面積182.39㎡の取得及び過年度に取得した面積178.0㎡の仮舗装を実施したものでございます。
7目下水道費でございます。
予算現額は32億4,000万円、支出済額は32億4,000万円、執行率は100%でございます。
その内容でございますが、公共下水道事業会計繰出金は、公共下水道事業会計の安定支出の確保を図るため、公共汚水事業と公共雨水事業に32億4,000万円を支出したものでございます。
最後に、8目今様・草加宿事業推進費のうち、建設部に関わります部分につきまして御説明申し上げます。
予算現額は4,611万円ちょうど、支出済額は2,487万1,265円、執行率は53.9%でございます。
今様・草加宿道路整備事業は、獨協大学前〈草加松原〉駅東口駅前広場において、延長30.1mの歩道の整備などを実施したものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
河合委員。
◆河合悠祐 委員 今様・草加宿道路整備事業についてですが、令和3年度において用地取得の交渉を行っていたものの、結果としてはゼロ件だったというお話がありますが、令和4年度についてはどうだったんでしょうか。
○委員長 道路整備課長。
◎道路整備課長 令和4年度の用地取得の状況でございます。
令和4年度につきましては、全体といたしまして、あと3件の方の用地が残ってございます。そのうち令和4年度につきましては1件の契約ができてございますが、令和4年度中に用地の引き渡しまでいかなかったものですから、令和5年度へ繰り越しをさせていただいたところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、8款4項のうち建設部に係る部分に対する質疑を終了いたします。
以上で、建設部に係る部分の審査を終了いたします。
次に、市民生活部に係る部分の審査を行います。
初めに、市民生活部の決算概要について総括説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 令和4年度市民生活部の決算概要について申し上げます。
市民生活部の決算額は、人件費を除きまして、予算現額33億8,528万5,000円に対し、支出済額32億1,851万6,549円、執行率は95.1%でございます。令和3年度決算額と比較をし、2億3,309万3,894円、6.8%の減額でございます。
令和4年度の主な取組でございますが、交通施策では、市内各駅にホームドア設置を進める鉄道事業者に対し補助を行ったほか、草加市コミュニティバス「パリポリくんバス」の運行事業を推進し、公共交通の利便性向上に取り組みました。
環境施策では、第二次草加市環境基本計画に基づき、庁内各課と地球温暖化対策、環境保全のための各種施策に取り組むとともに、工場などへの立入検査、指導などを通じて公害の未然防止に努めました。
防犯対策では、埼玉県警察と連携をした特殊詐欺の被害抑止に取り組むとともに、生活衛生関連では、管理不全の家屋や空き地について是正に努めるなど、生活環境の改善に取り組みました。
市民生活部では、市民サービスのさらなる充実を目標に、各課題に迅速に対応ができるよう、スピード感を持ち、事業運営を図ってまいりました。
以上でございます。
○委員長 執行部の総括説明が終わりました。
次に、2款1項総務管理費のうち市民生活部に係る部分の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 2款1項総務管理費のうち、市民生活部に関わる部分について申し上げます。
14目支所及び出張所費につきましては1事業で、予算現額403万7,000円に対し、支出済額は349万9,669円、執行率86.7%でございます。
主な内容でございますが、谷塚、松原、新田の各サービスセンターにおける窓口業務や運営に要した経費でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、2款1項のうち市民生活部に係る部分に対する質疑を終了いたします。
次に、2款3項戸籍住民基本台帳費の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 2款3項戸籍住民基本台帳費のうち、市民生活部に関わる部分について申し上げます。
1目戸籍住民基本台帳費につきましては4事業で、人件費を除く予算現額2億4,799万5,000円に対し、支出済額は2億3,287万4,763円、執行率93.9%でございます。
主な内容でございますが、戸籍事務、住民基本台帳事務の取扱い、マイナンバーカード交付に要しました費用、総合窓口事業、市民福祉葬祭事業などに要した経費でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
藤原委員。
◆藤原みどり 委員 マイナンバーカードの交付枚数を教えていただけますでしょうか。あと交付率もお願いします。
○委員長 市民課長。
◎市民課長 令和4年度のマイナンバーカードの交付枚数は5万2,058枚、累計で15万2,709枚、令和4年度末の交付率は60.9%となっております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
矢部委員。
◆矢部正平 委員 関連で、マイナンバーの返納というのはあったのかどうか。死亡したりしての返納もあるかと思うんですけれども、その理由で、マイナンバーカードの問題とかで返したいというふうに言った方はいらっしゃるのかどうか伺います。
○委員長 市民課長。
◎市民課長 令和4年度につきましては、そういう自主的な返納についてはほぼございませんでした。
○委員長 ほかにございますか。
矢部委員。
◆矢部正平 委員 住民票の写しなどでのコンビニ交付について伺います。
1枚当たりの発行単価、また令和4年度の総数としてどれぐらいあったのか、コンビニ交付ですね。
手数料、収入と支出あると思うんですけれども、赤字というふうに伺っていましたけれども、一体幾ら1枚当たり赤字なのかというのを伺います。
○委員長 市民課長。
◎市民課長 コンビニ交付の1枚当たりの単価でございますが、1枚当たりの単価が令和4年度につきましてはおよそ327円でございます。
令和4年度のコンビニ交付の発行枚数ですが、市全体の枚数ですと5万6,491枚、窓口交付を含めた交付割合の21.5%でございます。
あとは、コンビニ交付の手数料減額に伴う歳入の減額については686万9,850円、またそれに伴います歳出の増加については491万7,276円で、影響額については合計しまして1,178万7,126円でございます。
以上でございます。
○委員長 矢部委員。
◆矢部正平 委員 1枚当たりに換算するとどれぐらいの収支になるのか分かりますか。市の持ち出しがあるのか、1枚当たり。
○委員長 市民課長。
◎市民課長 1枚当たりの単価が令和4年度につきましては327円です。今市民からいただいている手数料については100円で取っておりますので、差額の227円が市の持ち出しとなっております。
以上でございます。
○委員長 矢部委員。
◆矢部正平 委員 すみません、赤字ということは分かりました。
これ赤字でも続けている理由というのはあるのかどうか。なぜ続けているのかどうかということを伺います。
○委員長 市民課長。
◎市民課長 窓口の混雑緩和によりスムーズな窓口の運営を図りまして、それによって窓口につきまして、高年者とか手続に来た方に、より充実した窓口の運営が図れることを目指して実施しております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
藤原委員。
◆藤原みどり 委員 市民福祉葬事業についてお伺いいたします。
市民福祉葬につきまして、この事業の内容と、そしてここ数年の利用者の推移を、令和3年、令和2年と併せて教えていただけますでしょうか。
○委員長 市民課長。
◎市民課長 市民福祉葬につきましては、葬儀に係る経費の負担が困難な市民の方を対象に、経費の一部を市が負担して、市の基本仕様を用いた小規模の葬祭を行うことができる制度でございます。
要件としましては、亡くなった人と葬儀を行う人がいずれも草加市の住民基本台帳に記載をされていれば利用できることとなっております。
令和2年度の実施件数でございますが278件、令和3年度につきましては301件、令和4年度につきましては300件となっております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
河合委員。
◆河合悠祐 委員 マイナンバーカードの普及のためにいろいろな施策を行われてきたと思いますし、令和4年度でも何か考えられたのかなと思うんですけれども、新しい取組もしあれば教えていただけますでしょうか。
○委員長 市民課長。
◎市民課長 市民課における主な取組の中で、令和4年度に新たな取組としましては、出張申請サポート業務を行いました。
内容としましては、市内4駅で特設窓口を設置し、申請用の写真撮影等を行うなど、マイナンバーカードの申請補助を行いました。
実績としましては、1駅で10日間、市内4駅ありますので合計40日間実施しまして、3,524件の申請補助を行いました。
あと、あわせて、出張申請サポートの開始に併せて、広報の特集号のほうも発行していただいております。
以上、令和4年度の新たな取組としては、主なものは以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、2款3項に対する質疑を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午前11時53分休憩
午後 1時00分再開
○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
──────────◇──────────
△資料の配付
○委員長 先ほど要求いたしました資料につきましては、お手元に配付しておきましたので御了承願います。
──────────◇──────────
○委員長 次に、2款7項市民安全費のうち市民生活部に係る部分の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 2款7項市民安全費のうち市民生活部に関わる部分について申し上げます。
人件費を除く予算現額7億6,955万4,000円に対し、支出済額は6億8,641万840円、執行率89.2%でございます。
初めに、1目市民安全総務費につきましては、5事業で、人件費を除く予算現額5億4,976万円に対し、支出済額は4億9,709万762円、執行率90.4%でございます。
主な内容でございますが、コミュニティバス運行費補助金、鉄道駅ホームドア設置促進事業補助金、都市照明施設の新設、維持管理経費、防犯対策に関する各種事業経費、草加八潮地区防犯協会への負担金などに要した費用でございます。
次に、2目交通安全対策費につきましては、3事業で、予算現額1億6,498万1,000円に対し、支出済額は1億4,420万5,603円、執行率87.4%でございます。
主な内容でございますが、交通安全対策に関する事業経費、各種交通団体への負担金、補助金、草加駅東西口の短時間駐輪場の運営経費、道路交通安全施設の新設及び維持管理などに要した経費でございます。
次に、5目環境政策費につきましては、4事業で、人件費を除く予算現額5,412万6,000円に対し、支出済額は4,471万4,955円、執行率82.6%でございます。
主な内容でございますが、環境用水の導水費用、太陽光発電システム設置などに対する補助金、大気汚染常時監視に係る保守管理委託料などに要した経費でございます。
次に、6目放射線対策費につきましては、1事業で、予算現額68万7,000円に対し、支出済額は39万9,520円、執行率58.2%でございます。
主な内容でございますが、給食の放射性物質検査に使用する検査機器の保守点検委託などに要した経費でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
広田委員。
◆広田丈夫 委員 1目のところに鉄道新線誘致促進事業というのがあると思うんですけれども、具体的に8号線についての令和4年度にやった、要望とかをやっていると思いますので、その内容についてお示しください。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 地下鉄8号線に関わる誘致に関わります取組でございますが、まず、埼玉県知事、千葉県知事等に要望活動を当該期成同盟会として実施をしております。また、そのほかに当該期成同盟会としまして、整備の調査検討業務委託を令和3年度から令和6年度の4か年に分けて進めてございます。そちらのほうも期成同盟会として進捗をさせていただいているところでございます。
以上でございます。
○委員長 矢部委員。
◆矢部正平 委員 防犯カメラについて、令和4年度新規でついたところがあれば教えてください。あと、場所とかも分かれば、すみません。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 防犯カメラの令和4年度の新規の新設は、ございませんでした。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 まず、パリポリくんのバスの件ですけれども、長年やっていてもなかなか伸びないと、そして、草加市から多くの金が入っていると、これが入らなければもうこのバスは廃止です、入っていなければ。そこでこれを見ると、決算の状況を見ると、これではとてもじゃないけれどもやっていけないわという形で、東北、南西、新田、年間に15万6,347人、年間だよ、1便当たり10人乗っていない、8.7人、南西ルート17万5,611人、1便当たりこれは10人です。それから、新田のところは全くひどいです、年間に5万1,659人、1便当たり繰り上げて3人しか乗っていない。これではとてもじゃないけれども駄目ですね。でも、バスの再編計画ということで、今、次年度以降というような形でいろいろ検討はしているみたいですけれども、決算に当たりまして、いよいよこれでは駄目かというような形になったのだろうと。
私は、ここまで来るまでに相当いい努力をしながらやってもここまでだったと、一つはあなた方が忘れていることがある、いつでもどこでも誰でも乗れると。要するに、決算をするに当たって、ああなるほどこれが落ちていたか、これは再編計画にかける前にやっておけばよかったなと、こういう判断になったのかなと、こういうふうに思う。ということは、結局高齢化社会になっているんですよ。そうすると、いつでもどこでも乗れると、本数はなくても必ず来るんですよ、どうすればいいんだ、すぐ乗れるところなんだよ、停留所の確保なんですよ、近距離なんですよ、これをやらなかったのが一つのミスなんだよ。だから、そういう点で検証を、そういうものをしたのかどうかということです。それをやらずにして、乗らないから再編計画にかけるというのは、ちょっと片手落ちもあったのかなと私は思っている。ということは、税金を入れているのだから、あらゆる手段を使って、あらゆる知恵を使って、そしてやって、最後の手段はやっぱり再編をして、そしてやってみてよかったと言われるようにしなくてはいけないんじゃないかな、という形で、その辺はどうだったのかなと私は思っているのです。その辺をちょっと私は計算をして、決算をしている中で読んで、何だよ、こんな何年もやっていてそういうことに気がつかなかったのかよと、普通だったら気がつくんだよ。我々も言わなかったのかも分からない。我々は執行者ではないから、あれをやれよ、これをやれよというわけにはいかない。だから、それはあなた方がきちんと精査をして、そういうふうな形で決算をやるべきだったのか、そして、これは必ず先へつなぐと、こういう形になったのかなと思うのだけれども、その辺はどうなのだろう、どんな決算をしたのか。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 執行部のほうでも、吉沢委員さんがおっしゃるとおり、バス停留所、これが多いことにこしたことはないと考えてございまして、バス事業者と共に意見交換をさせていただきながら、増やす、もしくは増える候補地というのを市民の皆様から声をいただく中で地先交渉等を進めてまいりました。現状、300mに1か所程度のバス停の配置でございます。具体的に何か所増えたかといいますと、それは具体的に令和4年度は増加していないのですけれども、令和3年度から地先交渉等を重ねてきた経緯はございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 私がなぜそう言うかというと、要するに起点から終点を測って、時間を計って、そしてバスの回数、そして金が幾らあるか、それで計算をして、利潤が合うか合わないか、利潤になっているか、なっていなかったならばどうしようもないから市役所にお願いして公的資金をお願いしようじゃないかということにしても、それでもこういう形、でも、これはバス会社としては損はしていないのです、それは頭に入れておいてよ、損をしていればやっていません、損はしていない。人件費、さらに車を買うのもある程度は出していますから、そういう点で行って来いの話じゃないですか。
私は何を言いたいかというと、要するに今、田口交通対策課長が300mと言ってくれた。なかなか声は住民は出せないのですよ。さあそこで、私は常に市内で運動をしていて、どこでも分かっています。どこからお客が出てくるまで分かっています。何でここでつくらなかったのだろうな、何でここだけ遠いのよ、例えばの話を一つ言ってやろうか。
○委員長 吉沢委員、簡潔にお願いいたします。
◆吉沢哲夫 委員 例えばの話は、AからB地点まで行くのにうんと離れていると、今度は違うところへ行って今度は短いと、こういう不公平がある。運転手が時間待ちをしているんですよ。時間待ちしているのだから、幾らでも停留所はできるんですよ。そういう形で考えて決算をしたのかどうかということなんだ、どうなの。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 バス停留所の数と決算というところに関して、申し訳ございません、しっかりと検証というところはしたとは言い切れないところが実情でございます。繰り返しではございますが、バス停留所を増やす、これは利便性が上がることにつながりますので、執行部としては増やす活動をしてきたところでございます。
実際に増えていないところを具体的に申しますと、地先の方に断られているであるとか、道路のカーブ上、カーブの途中であるだとか、カーブが終わったところで安全性をしっかり確保できないとか、いろいろな諸条件がございまして実現に至っていないところでございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 それから、もう一つ、くらし安全課のほうで、草加市は御案内のとおり犯罪の多いところ、事故の多いところ、有名ですね。そういう中で、よく議会でも出ています、防犯カメラ、これをつけてちょうだいということを言われています。なかなかつかない。例えば関連だから申し上げるけれども、カーブミラーと対比をするとこんな差がありますね。だから駄目なんですよ。率直に申し上げて、今、何基あるのですか、全部ついているの、市内に何基あるのですか、防犯カメラは。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 市内に防犯カメラは125台でございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 反射鏡、カーブミラー、これは何基あるのですか。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 令和4年度末で3,687基でございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 質は違うけれども、対策としては同じなんだよ。だからそれであまりにもこれはひど過ぎる。令和4年度も何基かつけたよね、令和4年度はついていない、令和4年度をお願いします。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 令和4年度の防犯カメラの新設についてはございません。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 決算上恥ずかしくないのか、こういうふうに私は言いたい。そこで、1台どのくらいするのですか、高低差はあるだろうと思うけれども。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 現在ついている防犯カメラについては、リースとなっておりまして、借上料と電気代を含めますと、1台当たりのコストは8万2,099円でございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 反射鏡は、片面ではなくて両面で、下もつけて幾らですか。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 あくまで参考でございますけれども、独立柱2面で約25万円から30万円程度でございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 分かるでしょう、言いたくなっちゃうんだよ、20万円もする、片方は8万円だよ、125台しかついていない。3,687、この差はどうした、この差はどういうふうに捉えればいいのですか、部長。
○委員長 市民生活部長。
◎市民生活部長 今、吉沢委員さんから御指摘をいただきましたが、これまで防犯のための対策といたしまして、本市で取り組んでまいりました一つに道路照明、夜間やっぱり暗いと犯罪に結びつくのではないかというような御指摘もいただく中で、道路照明を設置をしてきたという経緯がございます。もちろん防犯のためだけではなくて、交通の安全を守るというところもその目的にはございますが、そういうことで、夜間でも安全に歩行ができる道路を確保しようということで取り組んできた経緯がまず一つございます。
防犯カメラにつきましても、近年この防犯カメラの有効性が御指摘をいただくとおりでございまして、犯罪にすぐ、犯人を捕まえるという部分で犯罪の抑止につながっていくということと、何よりも市民の皆様の安心感につながっているというようなところは認識をしているところでございます。
現状、今、
くらし安全課長から申し上げましたが、防犯カメラにつきましては、今現在リースの契約を結びまして、市内の駅周辺を中心に125台、警察と協議をさせていただきながら設置をしているところでございます。
今後につきましても、増設についての御意見をいただいておりますので、この部分についてはしっかりと次年度以降どのように対応できるか、大切な市民からお預かりする税金を投入するわけでございますので、どのくらい設置ができるかというところを検討してまいりたいというふうに検証したところでございます。
1点、防犯カメラにつきましては、設置に際しまして、どうしてもプライバシーを保護しなければいけないという大変大きな問題がございまして、市が設置をするに当たりましては、例えば個人宅であるとかというところが映り込まないように設置を進めなければいけないというようなことも御指摘をいただいていまして、こういったところもクリアしながら検討を進めてまいりたいというふうに総括をさせていただいております。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 施設の部長が前向きな答弁で、要するに決算に対する意欲、これは十分あったと思う。
支出の成果として、駅周辺防犯カメラシステムの運用として、犯罪の発生を抑止するため人通りの多い駅周辺等に防犯カメラを設置しておりますと、ということは、設置しておりますということは、次年度も、次々年度も、その前のかよと、こういう話になっている、これを読むと今年度というふうに聞こえてしまう、これを見ると、これはどういうふうに表現したらいいのですか。私は市民に指摘されたんですよ、つけているんだよねと、前の議員に私は指摘された。ここにこういうふうに出ているけれども、今年はどこへつけたんだと、去年はどこへつけたんだということを言われて、それはなんたってつけないわけだよなと、あなたに私は聞いたわけです。そうしたらついていないと、表現がよくないよ、何でこんな表現にしたのですか。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 今、吉沢委員から御指摘のあったとおり、これですと、そのように今年やったというふうに理解されてしまいますので、こちらの表現が適切でなかったと思っております。大変申し訳ございませんでした。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
鈴木委員。
◆鈴木由和 委員 今の関連で、防犯カメラで、令和4年度の年度当初に設置する予定がそもそもあったのかなかったのか、お聞きします。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 令和4年度については、当初から設置予定はございません。
以上でございます。
○委員長 鈴木委員。
◆鈴木由和 委員 設置予定がないということで、防犯カメラは結構市民の皆さんからも要望があるのかなというふうに思いますが、設置しないというふうに決めたその話というか、どのような議論をされて最終的に令和4年度設置なしということを決められたのですか。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 防犯カメラについてですが、現在は先ほど申し上げましたようにリースということで設置をしてございます。その契約期間が令和7年9月30日で3期分のリースを合わせて、そのときに更新を検討をしていこうということでございまして、令和4年度に新たな設置はございませんでした。
以上でございます。
○委員長 鈴木委員。
◆鈴木由和 委員 ということは、あくまでもリースが優先で、その期間を優先するから新たなものは設置しないという結論に至ったということですか。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 そのとおりでございます。
○委員長 市民生活部長。
◎市民生活部長 ちょっと補足でございます。
今、御説明差し上げたとおり、リース期間というものがございまして、そこで判断をするというのがもちろん一つでございます。
それと、いま一つ、この防犯カメラの設置につきましては、設置の必要な場所につきまして、地元の警察署でございます草加警察署と協議を進めながら設置を進めているという状況がございます。こういった協議の中で、令和4年度当初につきましては、改めて設置を必要とするというような判断には至らなかったという状況でございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
矢部委員。
◆矢部正平 委員 防犯カメラの関連で、令和4年度、設置してほしいと市民からの相談の件数はどれぐらいあったのか、伺います。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 大変申し訳ありません。件数は把握しておりません。申し訳ございません。
○委員長 ほかにございますか。
藤原委員。
◆藤原みどり 委員 今の答弁に関連するのですけれども、令和7年がリースの契約期間ということでお話しがあったと思いますが、そうしますと令和5年、6年、7年と、令和7年度までは増やす検討がされないというふうな認識でよろしいのでしょうか。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 先ほど部長のほうからも申し上げましたが、警察との協議の中では、今の設置箇所でおおむねカバーができているというような形にもちろんなってございます。令和7年の9月末がリース期間の満了ですので、今の規模、今の設置箇所が果たして適切なのかを含め、今年、来年と警察でしたり、いろんな方の意見を伺いながら設置を検討してまいりたいと思っておりまして、今のところ今の125台の規模を維持することを考えているところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
矢部委員。
◆矢部正平 委員 防犯カメラの関連で、今の規模が適正だという御答弁だったのですけれども、警察からの照会に基づき168件あるということで、これは約3日に1回なんですか、令和4年度の決算書に書いてある、そこはあんしんメールの件数も非常に多くて、先月、うちの自宅は駅周辺なのですけれども、警察の方が防犯カメラを見せてほしいということで来ているのですよ。だから、やっぱり警察も防犯カメラの需要というのは高いと思いますし、市民のお宅に警察から防犯カメラに映っていませんかと御協力してほしいというふうなお願いがあるということは、まだまだ行政としても足りていない部分があるように感じるのです。その中でリースとかでお金がかかるというあれも分かるのですけれども、今で現状満足してしまうというのは私はちょっとどうかなと思うんですけれども、その辺をもう一度御答弁をお願いします。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 繰り返しになりますが、どうしてもリースというところを今のところは検討しておりましたので、増設に関しては特段考えてはいないというところではございます。
ただ、市民の方から防犯カメラの設置を要望されたりとか、御自宅の周辺で例えば不審者が出た、犯罪があったというような御相談は受けております。そういう際には、警察OBであります巡回指導員が広域のパトロールを行っておりますので、カメラと併せて地域のパトロールというところで、市民の皆様には不安を少しでも和らげていただけるような取組はしているところでございます。
以上でございます。
○委員長 委員の皆様にお願い申し上げます。
令和4年度の決算ですので、未来のこと、令和5年、令和6年のことというのは委員会として議論外になりますので、そこだけ徹底をお願いいたします。
○委員長 ほかにございますか。
河合委員。
◆河合悠祐 委員 今、巡回指導員のお話がありましたけれども、巡回指導員というのは常設というか、何名おられるものなのでしょうか。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 令和4年度につきましては、巡回指導員が12名おりました。その12名が、一番早出だと朝の7時から13時まで、通常ですと昼間の9時から夕方の4時までの班と、あと夕方、午後2時から夜の8時までの班、それと、夕方の4時から夜の10時までの班、3班に分かれて12人がシフトを組みながら広域パトロールなどを行っているところでございます。
以上でございます。
○委員長 河合委員。
◆河合悠祐 委員 それは毎日されているのかということが1点と、あと、どのエリアを巡回するのかというのはどういうふうに決まっていますか。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 令和4年度につきましては、草加駅西口にパトロールステーションがございましたので、夜間のほうは土日を含め毎日、交代で会計年度任用職員である巡回指導員が常駐して駅周辺のパトロールを行っておりました。それ以外は、先ほど申し上げた昼間と夕方の班は、小学生だったり、お子さんの登下校の見守りを主にやってございますので、平日の月曜日から金曜日までの勤務ということで、シフトを組んでパトロールを行っておりました。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 非常に防犯カメラの問題については、皆さんが関心を持ち、そして、市民が安心して暮らせる草加市にしようと、これにみんな共通している。関連ですから当然その脇脇はいいのですよ。そういうふうに表現しないと審議できません。したがって、警察だとか言っている、主体は草加市なんだよ。リースと言っていましたよ。ここで初めて明らかになるんだよ、皆さん、こういうところで、みんな知らないでしょう、知らないから聞いているんだ。そこで、リースの期間を短くするとか、さらには単価契約で、常に田口交通対策課長がやっているような形で、みんなで共有して、よかったと言われるような形にそのうち聞いてもらう、こういうような形にしなければ市民の安全と暮らしは守れないよ、皆さん、そうじゃないの。先ほど言うように、三千六百幾つもミラーがついていて、125基しかついていない。そんな市どこにありますか。だから、そういう点で鈴木委員が言ったように、令和4年度に、ここに書いてあるように、私が言っているの、これがあるから聞いているんですよ、これがなかったら聞きませんよ。すみませんと言っているんでしょう、冗談じゃないですよ。だから、そういう点で今後決算をここまでしてきたのだから、一生懸命あなた方もやったのだから、だから皆さんが安心して暮らせるような形で、我々委員会がこういう形で言っているのだから、それに応えるような形で決算をするということが前提じゃないですか。だから、今までの考えを全部捨てて、新しく考えて、そして金をうんとつけると、そして安心をさせるというふうに言うのが本当ですよね。だから、そういう形でどうしていくんですか。どんな決算をしたのですか、これについて、よろしくお願いします。
○委員長 市民生活部長。
◎市民生活部長 まず、吉沢委員さんからお話しのございました行政報告書の設置していますという表現につきましては、令和4年度の状態について御説明をさせていただく文章ではございますが、多分に誤解を生む表現でございます。申し訳ございません。状況としては、令和4年度においても125台が設置されて運用をしてきたということをお伝えする内容でございます。よろしくお願いいたします。大変申し訳ございませんでしたというのが1点でございます。
また、防犯カメラにつきましては、令和4年度、繰り返しになりますけれども、市では駅周辺の地域を対象に125台設置されました防犯カメラを運用し、そこで犯罪の抑止効果を目的として運用をしてきたという経緯がございます。ただ、これまで皆様から御意見をいただくとおり、防犯カメラにつきましては、駅周辺以外も含めまして市内全域、とりわけ例えば通学路ですとかといったところの安全を確保するためにも防犯カメラがあったほうがいいのではないかというような御意見もいただいてきたところでございます。こういった御意見をしっかり受け止めまして、次年度以降の防犯カメラの設置につきましては、どういった形で、貴重な財源でございますので、お預かりする財源をどれだけ効果的に活用させていただくかも含めまして、その設置のありようについてしっかりと受け止めて、検討してまいりたいというふうに総括をさせていただいたところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
藤原委員。
◆藤原みどり 委員 1目の都市照明施設設備事業についてですが、こちらのほうは先ほど部長からも照明、まちの明るさというところでお話しありましたけれども、今、LED化が進められていて、やはりLEDになってすごく明るくなったなと感じるところがあります。令和4年度でLED化はどのくらい進んでいるのでしょうか。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 令和4年度末のLED化率についてお答え申し上げます。総設置数が1万8,586基でございます。このうちLED化しているものが1万8,513基でございます。率にいたしまして99.6%でございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
菊地委員。
◆菊地慶太 委員 1目の生活安全推進事業についてお伺いいたします。その中の備品購入費、これ昨年度は計上されていなかったかと思うんですけれども、今年度は197万9,405円計上されていますが、その内容をお伺いいたします。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 備品購入費の内容でございますが、青色防犯パトロール車を新規に1台購入したものでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
河合委員。
◆河合悠祐 委員 バスのところに話が戻りますけれども、バス路線整備事業において、一般路線バスとコミュニティバスの減便の箇所がもしあれば具体的に教えていただけますか。理由も踏まえてお願いします。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 令和4年度中に発生いたしました一般路線バスの減便についてお答え申し上げます。
草加市内は46系統ございまして、このうち7系統で減便が実施されております。主な減便の理由といたしまして、収支率の状況でありますだとか、また、運転手さんの確保が課題となって減便に至っているとバス事業者から伺っているところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、2款7項のうち市民生活部に係る部分に対する質疑を終了いたします。
次に、4款1項保健衛生費のうち市民生活部に係る部分の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 4款1項保健衛生費のうち市民生活部に関わる部分について申し上げます。
3目環境衛生費につきましては、2事業で、予算現額1,741万円に対し、支出済額は1,189万1,569円、執行率68.3%でございます。主な内容でございますが、犬のふん害等の防止、害虫などの駆除、空き家や空き地などに関する対応及び狂犬病予防に要した経費でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
河合委員。
◆河合悠祐 委員 環境衛生事業、猫の不妊強制手術の補助金についてですが、これが予算は幾らで、結局何パーセント使ったということになるのですか。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 予算額が当初100万円、決算額が43万6,600円でございますので、執行率は43.7%でございます。
以上でございます。
○委員長 河合委員。
◆河合悠祐 委員 その補助金の申請件数は何件でしたでしょうか。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 手術の実施合計が55匹でございまして、内訳は、雄が29匹、雌が26匹となってございます。
以上でございます。
○委員長 河合委員。
◆河合悠祐 委員 その今おっしゃった数字は、過去3年間で増加傾向にあるのか、減少傾向にあるのか、傾向を教えてください。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 過去3年の実績で申し上げますと、補助総額ですが、令和2年度が74万2,790円、令和3年度は81万9,930円で、令和4年度が先ほど申し上げた43万6,600円でございますので、令和4年度はあまり多く御利用いただけていないという実態になってございます。
以上でございます。
○委員長 河合委員。
◆河合悠祐 委員 100万円予算があって全部使われていないと、43万幾らで半分以下だと思うんですけれども、ボランティア団体の方とか、民間の方は自分で手出しされている方はいっぱいおられて、私の周りでもすごく使っている方がおられるのですが、予算を全部使っていないということは非常にもったいない話で、なぜこんな少ないのかなと思うんです。だから、そもそもこういう補助金があることすら知らない人が多いのかなと思ったりするのですが、そこを全部ちゃんと使ってもらうために何か取組というのはされていましたでしょうか。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 この補助金の利用につきましては、広報「そうか」に掲載をいたしましたり、あとはお知らせメールなどでも配信して、市民の皆様にお伝えできるように届けているところでございます。
また、協力していただいている動物病院のほうにも同様のチラシを置かせていただきまして、少しでもボランティアの方の目に触れるような工夫はさせていただいているところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、4款1項のうち市民生活部に係る部分に対する質疑を終了いたします。
次に、4款2項清掃費の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 4款2項清掃費のうち市民生活部に関わる部分について申し上げます。
人件費を除く予算現額22億9,749万円に対し、支出済額は22億4,170万7,402円で、執行率97.6%でございます。
初めに、1目清掃総務費につきましては、3事業で、人件費を除く予算現額5,644万4,000円に対し、支出済額は5,348万5,425円、執行率は94.8%でございます。
主な内容でございますが、生ごみ処理容器等購入補助金、環境業務センター施設管理運営、クリーンふるさと推進協議会への補助金などに要した経費でございます。
次に、2目塵芥処理費につきましては、2事業で、予算現額21億9,433万4,000円に対し、支出済額は21億4,203万8,543円、執行率97.6%でございます。
主な内容でございますが、瓶、缶などの資源化に係るリサイクルセンター運転管理等業務委託料、家庭系一般廃棄物収集運搬業務委託料、東埼玉資源環境組合への負担金、動物死体処理業務委託などに要した経費でございます。
次に、3目
し尿処理費につきましては、1事業で、予算現額4,671万2,000円に対し、支出済額は4,618万3,434円、執行率98.9%でございます。
主な内容でございますが、
し尿処理委託料、東埼玉資源環境組合負担金などに要した経費でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
河合委員。
◆河合悠祐 委員 4款2項2目の動物死体処理事業についてですが、約479万円ということで、この金額というのは過去3年で増加傾向にあるか、減少傾向にあるか、教えてください。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 過去3年間の動物死体処理委託料を順番に申し上げます。令和2年度は860万3,100円、令和3年度が622万7,004円、令和4年度が479万9,753円でございますので、委託料自体は減少傾向でございます。
以上でございます。
○委員長 河合委員。
◆河合悠祐 委員 これは内容がいまいち理解していないのですが、要は道路でひかれていたりとかする猫ちゃんを処理するとかということなのかなと思ったのですけれども、そうなんだとしたら金額がどんどん下がっているということで、要は野良猫とかも減ってきているのかなという気がしたのですけれども、そういう評価で間違いないのでしょうか。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 行政報告書にもございますが、飼い主のない猫につきましては、過去3年で申し上げますと、令和2年が425件、令和3年が367件、令和4年が287件でございますので、そういう飼い主のいないような猫の死体処理というのが減っている現状はございます。
あわせて、昨年度よりも、単価契約をしているのですけれども、その単価が下がったことも委託料全体が下がった要因であると考えております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
矢部委員。
◆矢部正平 委員 不燃ごみ等の処理の実績で、市民の方から粗大ごみとかをお預かりして、まだ使えるものをリサイクルで売ったりとかしていると思うんですけれども、令和4年度の実績を伺います。
○委員長 廃棄物資源課長。
◎廃棄物資源課長 リサイクルに関しましての実績を申し上げます。粗大ごみとして出されたものでまだ使えるもの、たんすとか机とか椅子を引き取りまして、リユース品として毎月の第4土曜日、リサイクルセンターで販売させていただいております。
令和4年度の実績に関しましては、215点の販売がありまして、トータルでごみにならなかった重量なのですが1,739kgがごみにならずに再利用いただいたという現状がございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
藤原委員。
◆藤原みどり 委員 1目の廃棄物減量化推進事業についてお聞きいたします。生ごみ処理容器等購入補助金というのがありますが、こちらの詳細についてお聞きいたします。
○委員長 廃棄物資源課長。
◎廃棄物資源課長 生ごみ処理容器等購入補助金につきまして御答弁申し上げます。
家庭から排出される生ごみの自家処理を促進し、ごみの減量と資源化を図ることを目的として補助金を支出しております。生ごみ処理容器といたしましては、これはコンポストと呼んでおりますけれども、生ごみ処理機以外のもので堆肥化できる容器のものでございます。あと、生ごみ処理機、生ごみを堆肥化または減量化させる機械でございます。
令和4年度の実績といたしましては、冒頭に申し上げましたコンポストに関しましては12件、機械式に関しましては34件、合計で46件の補助を実施いたしました。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
平山委員。
◆平山杏香 委員 2目の廃棄物処理事業で、資源物持ち去り・不法投棄防止パトロール業務委託料、こちらが495万円とございますが、令和4年度の活動実績などがあれば教えてください。
○委員長 廃棄物資源課長。
◎廃棄物資源課長 委託に関する活動実績に関しましては150件でございます。
以上でございます。
○委員長 内容を。
◎廃棄物資源課長 失礼いたしました。内容に関しましては、早朝より夜間において、市内の資源物集積所、古紙類とか、アルミ缶類が出されたときに監視及び巡回パトロールを行う内容となってございます。
以上でございます。
○委員長 平山委員。
◆平山杏香 委員 150件というのは、防止ができた数ということでよろしいですか。
○委員長 廃棄物資源課長。
◎廃棄物資源課長 失礼いたしました。150日活動していただいております。そのうち防止に関しましては、持ち去りの現認を行ったものに関しましては6件ございました。そのうちその6件に関しまして、報告があった場所に関しましては市の職員が現場に、同じことが繰り返されますので現場に行って、再度現認をした場合には、警察とタイアップしながら1件検挙した事例がございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
松井委員。
◆松井優美子 委員 今の質問とちょっと関連があるのですけれども、この委託先はどこなのかと、このパトロール業務なのですけれども、昨年度は1年通してでも、地域でもこのパトロールをしているのはほとんど見掛けない、住民の方が逆に持ち去りや何かを防ぐような形ですし、持ち去りをする時間帯と、そのパトロールをもし今おっしゃったようにしているとしたら時間が全然違うわけですよね。だから、その辺で毎年問題になってきていたのですけれども、令和4年度の場合はどのように検討されて、いつも起きること、毎年起きることですから、その辺をお示しいただきたいと思います。
○委員長 廃棄物資源課長。
◎廃棄物資源課長 初めに、委託先でございます。有限会社ライフ・サポート草加支店に委託をしております。警備業の会社でございます。
時間帯に関しましては、4月から10月までに関しましては午前5時から8時まで、11月から3月までに関しては午前6時から9時まで、金曜日に関しましては、一部午後3時から午後6時までという時間帯でパトロールを行っております。
令和4年度はどのような対策をとってきたかというお話なのですけれども、令和4年度に関しましては今、松井議員さんが御指摘のとおり通報等が多々ありました。よって、それに伴って時間帯を特定して、そういうことに挑む場合は大体同じ時間帯になってくるというような分析もしておりまして、その時間帯に関しましては、市の職員がそこに張りついて状況を確認して、現認した場合には当然指導も行います。あまり繰り返しやるような場合には警察にも同行いただいて、警察と一緒に対応をしたというようなことを進めておりました。
以上でございます。
○委員長 松井委員。
◆松井優美子 委員 今業務のちょっと内容をお示しいただいたんですけれども、時間帯も5時、8時とか6時、もう持ち去った後ですよ、この時間帯。
私も自分の地域を、持ち去りがすごく多いので一晩あれして回らせていただいたんですけれども、夜中の1時半から3時半の間です。みんな寝ている時間。だから、パトロール事業をしておりますけれども、持ち去りをされる時間とパトロールしている時間もかみ合いませんし、この495万円というのは人件費とあれかしら。その辺でちょっとやっぱりこの業務の内容というのを、決算ですからあれですけれども、やっぱりもっときちっと精査してこの業務をして委託をしないと、この委託料が生きないんじゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
○委員長 廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 当市といたしましては、ごみの出す時間帯に関しましては、明るくなってから8時までということで、今市民の皆様にお願いしているところでございます。
この辺の出し方に関しまして、私どもの周知の仕方が足りないというところは認識しておりますので、明るくなってから8時の間で出していただきたいということを、市民の皆様に訴えていきたいと思っております。
あわせまして、今住民の人の目というお話もいただきましたけれども、本当に地域の人たちからの通報によって、私ども、要は市の職員がそこに張りつくというようなこともありますので、本当に市民の人がごみが持ち出されないよう、草加市の歳入に入ってくる資源ごみを取らないようにしていただくという、本当にありがたいことですので、そこに関しましてはまた引き続き市民の方ともやっぱり連携する中で、進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
矢部委員。
◆矢部正平 委員 パトロールの関連で、資源ごみということだったんですけれども、不燃ごみも入っているのかどうか伺います、パトロールの対象かどうか。
○委員長
廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 不燃ごみに関しましても、その業務の中には含まれております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
広田委員。
◆広田丈夫 委員 2目の廃棄物処理事業について、令和4年度はまだコロナの影響があったと思うんですけれども、コロナになってくると多分巣籠もりといいまして、結構その影響ですね、いわゆる巣籠もりでごみが増えたと思いますけれども、その影響についてお示しください。
○委員長
廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 令和4年度におきましては、家庭から出るごみの総量といたしましては、5万6,808tが令和4年度は家庭から出されました。
コロナになる前ですと、平成30年をちょっと例に取って申し上げますと、5万8,484tのごみが出されておりまして、令和4年度に関してはごみの量は少なくなっているというような状況、出されるごみの量は少なくなっているという状況でございました。
以上でございます。
○委員長 広田委員。
◆広田丈夫 委員 関連してですけれども、多分粗大ごみは非常にかかっていたという何か記憶があったと思うんですけれども、それに対して、粗大ごみのまず量と、あとそれに対する対応というか、粗大ごみを効率的に回すために何をしたとか、そういうことについてお示しください。
○委員長
廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 粗大ごみに関しましては、令和4年度で市の職員が回収に行く件数でございます。
2万2,429件の回収がありました。そのほかに粗大ごみは私どもの環境業務センターにお持ち込みをいただくということも可能でございます。そちらに関しましては、1万3,786件の持ち込みがございました。
この令和4年度に関しましては、年々粗大ごみの量は増えてきているというような状況でございます。その対策に関しましては、現業の職員で回収に関しましては行っていますけれども、どうしてもちょっと日数が延びる場合には、私ども事務の職員も投入する中で対応していたというような状況でございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 先ほどの持ち去りの件だけれども、これ前に私も1回取り上げたことある。前の議事録見たかも分からないけれども。ちょっと不明瞭な点があったんだ前に、本当。だから、また皆さんからやっぱり集中的に出ているということは、どんなんなってんだというふうに私思っているのよ、残念に思っているのね。
前の課長、その前の課長のときだったかな、やっぱり問題にした、私は。そうしたらぞくぞくだった。それで、確かに実績等を誰かの委員が聞きましたよね。実績って言ったって、あんた、ぐるぐる回って歩いているだけなんだよ。最近見ないんだよ、私もしょっちゅう歩いているけれども。この間1件かな、見たの。前は、私がこれやってからがんがん回ってきたんだけれども、またおかしくなっちゃったなと私思っているの。
それで、これは委託事業ですから、競争で恐らく取ったんだろうと思うんです。それで聞きたいのは、前の業者と同じかどうかということを聞きたいんです。
○委員長
廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 まず、前の業者と一緒かという御質問に関しましては、違った事業者となっております。
現在は、有限会社ライフ・サポート、令和4年度に関してましては有限会社ライフ・サポート草加支店という会社が受託しております。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 委託料の差額は、令和3年度と令和4年度の増減は。
○委員長
廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 令和3年度決算額が573万5,400円でございます。令和4年度決算に関しましては495万円でございます。差額が78万5,400円安くなっている状況でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 これ、競争ですから安くなったほうがいいことなんですね。同じことしかやっていないんですからね。
先ほども言ったように、それが今の体制が何回もあるか分からないけれども、何回回った、何mだ、時間はどのぐらいだということで掛けて割って、そして単価を出したんだろうと思うんですね。それで七十何万円安かったんですね。
私は、勘ですから何も、何ていうのかな、後をついているわけじゃないからよく分からないんですけれども、回数がちょっと少ないような気がするんですよ。その辺については決算上、どういうふうな形で捉えて、皆さんの意見などを聞いてどういうふうに捉えたのかなと私は思っているんです。それ、どうなんですか。
○委員長
廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 まず、実績の報告書というものを必ず上げていただいておりまして、そこの中で何時から何時までという形で必ず確認は取っております。報告書の中で、行政側のほうとしては必ず確認を取っているという状況でございます。
今、日数的に150日という多分日数が少ないかというお話かと思われますけれども、ここに関しましては、現状、今150日で進めております。
特に市民の皆様から持ち去りの御指摘をいただいた場所に関しましては、私ども市の職員が朝ちょっと早出して、そこに張りついて見ているというようなことをやって、穴埋めをしているという状況でございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 それから、大変心配をしているんですけれども、不燃残さ処分委託料なんですね。
これは、前年同様かなというふうに私思っているんだけれども、業者名とそれから金額、そして今どこに処分をしているのか、そして処分地はどことどこにあるのか、県の施設なんかもあるわけですよ。それで今どこに入れているのか、どこに入れていて、それで今の入れているところの要するに利用数というか、指数100とするとどのぐらいまで今埋められているのか。
それはあなた、一番最後の埋め立てですから、どこもそういう形でとっておかないと埋めさせてもらえないんだよ、あんた。だろう、だから心配しているんだよ。それを分かる範囲でいいから、ちょっと答弁してください。
○委員長
廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 まず、運んでいる場所なんですけれども、まず一つ目が埼玉県の環境整備センターというところで、場所は寄居町にあります。もう一つ、1か所が、ジークライト株式会社というところで、これは山形県の米沢市にある処分地でございます。
この二つに関しましての搬出する比率なんですけれども、埼玉県のほうに約9割の不燃残渣を搬出しております。埼玉県の不燃残渣を受ける条件といたしまして、残渣が15㎝以下でないと、残渣が受け入れてもらえないという制限がございます。
山形県の米沢市のこのジークライト株式会社という会社に関しましては、15㎝超える物も受けていただけるということがありまして、ちょっとこの二つを最終処分として使わせていただいているという状況でございます。
この両方とも現場のほうを現地確認という形で必ず、令和4年度に関しましても現場を見てまいりました。現場を見たところで、現場の事業者の方たちとお話しする中で、まだ今後30年は受け入れることは可能ですというお話をいただいております。
特に、このジークライトの山形県のほうは、今山をあれしている中で、まだ後ろにはたくさん埋め立てられる余地はあるというお話をいただいているところでございます。
金額に関しましては、埼玉県のほうに関しまして、3,246万3,216円になってございます。米沢市のほうに関しましては、686万3,241円となっております。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 前年度との増減はどうなんですか。令和3年度。
○委員長
廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 令和3年度におきましては、まず、米沢市のほうから申し上げますと令和4年度のほうが少ないです。705万9,261円、米沢市に関しましては少なくなってございます。
埼玉県に関しましては、合計で2,026万5,792円となっておりますので、令和4年度に関しましてはプラスになっているところでございます。約1,000万円ぐらいのプラスになっているという状況でございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 大体もう分かったし、ある程度安心をしました。ただ問題は、他の自治体の兼ね合いね、それはどういうふうに捉えているかと。
それからもう一つは、増減があるみたいですよね、残渣の増減ね。それは、なかなか出し方難しいんだろうというふうに思うんですけれども、要因としてはどういうふうに捉えているか、その辺まで分析をしているかどうかということなんですよ。
なぜ、私はそれを聞くかというと、今後ずっと続くわけです。それを累計的に出して、そして今度その種類をいろいろ変えていくという方法、こういう方法も取らなくちゃならないから私言っているんですよ。一番最後の残渣ですからね、どこへも捨てられないんですから、それを私は心配している。それ捉えていなかったかな、令和4年度の決算では、プラスマイナスの要因。
○委員長
廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 まず、他の市町村ということなんですけれども、それに関しましては、毎年埼玉県とか米沢市の民間のジークライト株式会社さんと協議して、実際の計画量、大体どの程度あるのかということを決定して搬入しているという状況でございます。
後段のほうにありました残渣を増やさない、極力増やさないのが一番ベストです。要は最後埋め立てるだけというようなことにならないようにするために、政策を取っていくのが一番重要だというふうに考えておりまして、今進めておりますのがリサイクルの関係ですね、使えるものは使っていただくということと、あと、缶とか瓶とかに関しましては、有価物として買い取ってもらうというようなところに力を入れて、ごみを出さない取組を今進めているところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
松井委員。
◆松井優美子 委員 瀬崎の仮置場管理業務委託料のこの委託先と業務の内容をお示しください。
○委員長
廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 瀬崎の仮置き場の委託先に関しましては、有限会社烏川商事になっております。
業務の内容といたしましては、仮置き場の安全確認、巡視と、あと積み込み及び選別の業務を委託しているところでございます。
以上でございます。
○委員長 松井委員。
◆松井優美子 委員 仮置き場をずっと囲ってありますよね。そうしましたら、毎年ですけれども、あの中で分別をしたりとかいろいろやっているということですか。
それと、この委託料の内訳はどういうふうになっておりますでしょうか。
○委員長
廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 仮置き場の中で常時分別をやっているというわけではございません。
伊奈町にありますリサイクルセンターで受け入れができなくなっちゃったものに関しまして、一時瀬崎の仮置き場のほうに運搬して、そこで仕分けをするというような利用の仕方をしてございます。
委託料の内訳に関しましては、仮置き場の安全確認、巡視業務に関しまして約70万円程度の支出、積み込み及び選別作業で約200万円。重機、どうしてもトラックで運んできたものを下ろして、そこでまた積み込む、要は瀬崎の仮置き場に運ばれたものを、できるだけ早くまたリサイクルセンターに戻して、それでリサイクルをするというようなことをしておりますので、どうしてもそこで積み下ろしのための重機が必要になってまいります。その重機の費用とあと往復する運搬費用及び小型家電とかそういうものを分別したときの、分別するときの処分料ですね、そういうもの等が含まれております。
以上でございます。
○委員長 松井委員。
◆松井優美子 委員 この仮置き場があることで、隣の桑袋団地とか瀬崎のほう、風に乗って異臭がずっと続いているわけですよ。
地域住民の皆さんが承認していませんので仮置き場になっているんですけれども、令和4年度こういうふうに委託をして、ここで作業的なことやなんかしているわけなんですけれども、その辺についての検討はなされたんでしょうか、住民に迷惑かかっている部分の。その辺はちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長
廃棄物資源課長。
◎
廃棄物資源課長 廃棄物の仮置き場ということで、やっぱり近隣住民の方には本当に御迷惑をおかけしているという状況は理解しております。
その中で、本市といたしましては、今リサイクルセンターでリサイクル作業を全て行っていますけれども、どうしてもあそこの設備だけでは処理できないものが現状としてはあるのが現実でございます。
本当に、近隣の方には御迷惑をおかけしておりますけれども、瀬崎の仮置き場に関しては、廃棄物行政を進めていく上で今現在本当に必要な場所だということで、現在継続しているところでございます。
あわせまして、近隣の方に御迷惑をかけないようにするために、極力変なものが飛散したりするようなことがないように、ネットやあと危険なものに関してはドラム缶と言うんですかね、ドラム缶の中に物を入れていくというようなことで、近隣に極力御迷惑がかからないような対策を進めているところでございます。
令和4年度に関しましては、近隣から直接私どもの市のほうに、担当課のほうにそういう苦情等はございませんでした。
以上でございます。
○委員長 松井委員。
◆松井優美子 委員 苦情やなんかがいかないのではなくて、地域としまして、最初あそこは瀬崎グラウンドの駐車場にするというお話が、急遽この仮置き場になって使っているわけなんです。
町会長さんはじめ地域では、黙って変えてあそこを使って、だんまりこくって地域にも何にもお話がないと、そういう状況で使っているという部分では、地域が言うよりも担当のほうできちっと地域に説明をするべきだろうと言われてきているんです。
だから、ちょっと今の御答弁は違うと思いますけれども、そういう意味では毎回毎回そういうお話出ていますので、本当に桑袋団地も大変というお話で、だからこういって予算がずっとついてきながら使っているわけなんですけれども、もうちょっと検討していただきたいという部分で、令和4年度の部分でちょっとお聞きしたんですけれども、その辺ちょっと部長、お願いいたします。
○委員長 市民生活部長。
◎市民生活部長 ただいまの松井委員さんのほうから御指摘をいただきましたとおり、地域の皆様の御理解をいただきながら運営をしていくというのが大原則になるかと思います。
説明がないというお話を改めていただきまして、令和4年度そういった対応が取れませんでした。令和5年度に向けてそういった説明を、地域の皆様と御意見をいただく機会なども設けながら、その必要性も御理解をいただきながら運営をしていくような、そういった取組を進めてまいりたいというふうに総括をさせていただきます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、4款2項に対する質疑を終了いたします。
次に、5款1項労働諸費の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 5款1項労働諸費のうち市民生活部に関わる部分について申し上げます。
人件費を除く予算現額3,421万9,000円に対し、支出済額は3,086万9,275円、執行率90.2%でございます。
初めに、1目労働諸費につきましては1事業で、人件費を除く予算現額133万6,000円に対し、支出済額は117万2,672円、執行率87.8%でございます。
主な内容でございますが、労働講座、職業相談、内職相談など、就労の安定支援などに要した経費でございます。
次に、2目勤労福祉会館費につきましては1事業で、予算現額3,288万3,000円に対し、支出済額2,969万6,603円、執行率90.3%でございます。
主な内容でございますが、勤労福祉会館の管理運営に要した経費でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
河合委員。
◆河合悠祐 委員 1目労働諸費の就労の安定支援事業についてなんですが、内容については職業相談とか内職相談とかっておっしゃられたと思うんですが、これ、例えば生活支援課の生活困窮者自立支援事業なんかでも就労支援のことを相談していると思うんですけれども、またハローワークとかもあったりすると思うんですけれども、この事業の内容、そういったほかの事業との違いというのがちょっとよく分かっていなくて、内容について詳しくお伺いします。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 就労の安定支援事業でございますが、────────────────────────働ける人、働く意欲のある方の就労を図るために、主にハローワークや県などと連携をしながら、就職面接会などを開催しているような事業でございます。
また外に出て働けない方もいらっしゃいますので、内職相談につきましては、草加市の独自の事業ということで、相談員を配置しまして週に2回行っている、そういう事業でございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、5款1項に対する質疑を終了いたします。
次に、7款1項商工費のうち市民生活部に係る部分の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 7款1項商工費のうち市民生活部に関わる部分について申し上げます。
3目消費生活対策費につきましては3事業で、予算現額1,458万円に対し、支出済額は1,126万3,031円、執行率77.2%でございます。
主な内容でございますが、消費者団体支援、消費生活センター運営経費、特定計量器定期検査委託等に要した経費でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
河合委員。
◆河合悠祐 委員 消費生活対策費についてお伺いします。
消費生活相談の相談件数について増加傾向にあるのか、減少傾向にあるのか、過去3年、直近3年分でお伺いします。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 消費生活相談件数、総数で申し上げます。
令和2年が1,480件、令和3年が1,391件、令和4年が1,452件で、相談数はその時々に応じて多かったり少なかったりというのが実態でございます。
以上でございます。
○委員長 河合委員。
◆河合悠祐 委員 相談内容について、主な内容を言える範囲で教えていただきたいんですけれども。
あと、NHKの訪問営業なんかの相談も、もしどれぐらいあるかとかデータあるんだったら教えていただけたらと思います。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 主な相談内容でございますが、初回は無料で購入というところで申し込んだけれども、実は定期購読であったですとか、あとは副業サイトに登録したんだけれども、その後、研修テキストとか別の契約をさらに迫られるといった相談。また、トイレなど水回りの修理や害虫駆除を依頼したところ、訪問時の点検で依頼したところ以外の修理なども迫られて、結果高額な代金を請求されたなどの相談が令和4年度は多かった状況となっております。
なお、NHKの相談については、特になかったという報告を受けております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、7款1項のうち市民生活部に係る部分に対する質疑を終了いたします。
以上で、市民生活部に係る部分の審査を終了いたします。
次に、会計課に係る部分の審査を行います。
初めに、会計課の決算概要について総括説明を求めます。
会計管理者。
◎会計管理者 令和4年度の決算概要につきまして総括説明をさせていただきます。
初めに、歳入につきましては、市税だけでなく、国庫支出金や県支出金及び諸収入など、歳入科目や納入金額など確実に調査を行い、調定し、収納いたしました。また歳出につきましては、債務が確定していることや法令や予算に違反していないことなど、正確にかつ遅滞なく迅速に確認し、支払い事務を行いました。
令和4年度の決算概要につきましての総括説明は以上でございます。
○委員長 執行部の総括説明が終わりました。
次に、2款1項総務管理費のうち会計課に係る部分の説明を求めます。
会計管理者。
◎会計管理者 2款1項総務管理費のうち6目会計管理費につきまして御説明申し上げます。
予算現額4,789万6,000円に対しまして、支出済額は4,626万3,645円で、執行率は96.6%でございます。
支出済額の主な内容でございますが、決算書及び決算事項別明細書の作成に係ります印刷製本費、埼玉県への許認可やパスポートの申請、各種試験の際に県に手数料として納めるために使用いたします、会計課窓口などで販売しております埼玉県収入証紙の購入に係ります消耗品費、指定金融機関に負担をいたします公金振込手数料、さらには納付いただいた市税などの公金の集計などを委託いたしました公金統合収納業務委託料などでございます。
説明は以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、2款1項のうち会計課に係る部分に対する質疑を終了いたします。
以上で、会計課に係る部分の審査を終了いたします。
次に、議会事務局に係る部分の審査を行います。
初めに、議会事務局の決算概要について総括説明を求めます。
議会事務局長。
◎議会事務局長 議会事務局に関わります令和4年度決算につきまして総括説明を申し上げます。
令和4年度の業務執行に当たりまして、議会の補助機関として円滑な議会運営が図られるよう議員活動をサポートするとともに、市民に開かれた議会の実現に向けて、議会活動に関する情報発信の強化充実に取り組んでまいりました。
御説明は以上でございます。
○委員長 総括説明が終わりました。
次に、1款1項議会費の説明を求めます。
議会事務局長。
◎議会事務局長 1款1項1目議会費につきまして御説明申し上げます。
まず、職員の人件費を除きました予算現額でございますが、2億9,827万6,000円でございます。支出済額は2億8,385万5,299円で、執行率は95.2%となってございます。
支出の主な内容でございますが、議会事務事業は、議員さんの報酬、期末手当、共済費などの人件費、また政務活動費等に係る費用でございます。
市議会議員改選関連事業につきましては、改選に伴います消耗品費、市議会だよりの臨時号の発行、配布等に要した費用でございます。
続きまして、議会運営事業は、会議録の作成に係る費用となってございます。
最後に、市議会広報活動事業につきましては、市議会だよりの発行及びインターネット放映に要した費用となってございます。
御説明は以上でございます。
○委員長 説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、1款1項に対する質疑を終了いたします。
以上で、議会事務局に係る部分の審査を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午後 2時41分休憩
午後 3時03分再開
○委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
教育委員会に係る部分の審査を行います。
初めに、教育委員会の決算概要について総括説明を求めます。
教育長。
◎教育長 教育委員会の決算概要について御説明申し上げます。
正規職員の人件費を除く教育委員会の事業費でございますが、予算現額は68億7,708万1,000円、支出済額は58億9,252万4,723円、執行率は85.7%でございます。
主な内容でございますが、昨年度におきましても新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて国からの臨時交付金等を活用しながら学校等に対する支援を行い、子どもたちの学びの充実を図るとともに市民の皆様への生涯学習機会の提供に努めてまいりました。
子ども教育の連携につきましては、全中学校区で幼・保・小・中を一貫した教育を実施するとともに、子どもたちの自己肯定感、自己有用感を一層高めるため、各中学校区の教育実践を支援してまいりました。
学力向上に向けた取組につきましては、市独自の学力・学習状況調査等各種調査を分析・活用し、指導方法の改善を図るとともに、子どもたちの学ぶ意欲を高め、学力を伸ばす取組を推進いたしました。
また国のGIGAスクール構想に基づき整備をいたしましたICT機器を効果的に活用し、教育の情報化に対応した学習活動の充実を図ってまいりました。
多様なニーズに対応した教育と支援の充実につきましては、スクールソーシャルワーカーを全ての中学校区に派遣し、不登校を初め、支援が必要な様々な状況に対応するなど、学校や園、関係諸機関と連携し、一人ひとりの状況に応じたきめ細かな支援の充実に努めてまいりました。
学校・家庭・地域の連携・協働の推進につきましては、学校運営協議会を設置し、コミュニティスクールとして整備した市内全小・中学校が家庭や地域と目標を共有し連携・協働を図るため、定期的に協議会を開催するなどしながら、地域とともにある学校づくりを推進してまいりました。
学校施設の整備につきましては、老朽化した中学校トイレやブロック塀等の改修、外壁、屋上改修工事を進めるとともに、屋内運動場へのエアコン等の設置を完了させ、災害時における避難所機能を強化するとともに、教育環境の改善を図ってまいりました。
生涯学習関係につきましては、市民の皆様それぞれのライフステージに応じた多様な学習情報や学習機会を提供するとともに、得られた技能や知識等を地域づくりにも生かしていただくなど、学びの成果が発揮される生涯学習の推進を図ってまいりました。
また国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」を未来へ継承していけるよう、保存活用計画に基づき適切な保存に努めてまいりました。
中央図書館では、快適な読書環境を提供するため、ユニバーサルデザインに配慮した電子図書館の充実や児童書を含めた魅力ある蔵書の整備、公民館図書館等とのネットワークの活用など、市民サービスの一層の向上を図ってまいりました。
なお、詳細につきましては、教育総務部長から御説明をさせていただきますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
○委員長 執行部の総括説明がおわりました。
次に、10款1項教育総務費の説明を求めます。
◎教育総務部長 10款1項教育総務費でございますが、正規職員の人件費を除く予算現額は12億8,836万6,000円、支出済額は11億6,340万7,639円、執行率は90.3%でございます。
主な内容を目ごとに説明させていただきます。
1目教育委員会でございますが、予算現額は505万3,000円、支出済額は472万1,128円、執行率は93.4%でございます。主な内容でございますが、教育委員会委員の報酬、旅費及びタクシー負担金等でございます。
次に、2目事務局費でございますが、正規職員の人件費を除く予算現額は5億8,342万1,000円、支出済額は5億2,576万9,895円、執行率は90.1%でございます。
主な内容でございますが、入学準備金、奨学資金貸付金及び学校調理士や技能員など会計年度任用職員の給料等でございます。
次に、3目学校教育費でございますが、予算現額は3億8,155万4,000円、支出済額は3億5,317万1,688円、執行率は92.6%でございます。
主な内容でございますが、市独自の学力・学習状況調査や中学校放課後学習等の実施、学習指導員など学校教育補助員の配置、また小学校の外国語及び外国語活動並びに中学校の英語教育の充実を図るためのALTの配置や英検の委託料、外国籍の児童・生徒に初歩的な日本語を教える教室SOKAいっぽの実施、教科書等の整備に要した経費でございます。
次に、4目教育支援費でございますが、予算現額は1億4,665万2,000円、支出済額は1億3,429万3,916円、執行率は91.6%でございます。
主な内容についてでございますが、全ての中学校区へのスクールソーシャルワーカーの派遣やさわやか相談員の配置など、教育相談体制及び特別支援教育の充実に要した経費でございます。
次に、5目自然の家費でございますが、予算現額は1億1,324万6,000円、支出済額は9,615万7,520円、執行率は84.9%でございます。
主な内容でございますが、小学校5年生及び中学校2年生で実施をいたしております奥日光や福島県昭和村、赤城や那須甲子など国立青少年教育振興機構の施設などでの自然学習教室に関わる経費、また奥日光自然の家の維持管理に要した経費でございます。
次に、6目人権教育費でございますが、予算現額は489万円、支出済額は374万8,815円、執行率は76.7%でございます。
主な内容でございますが、学校人権教育に係る各種負担金や平和講演会の開催及び社会人権教育における吉町集会所の維持管理などに要した経費でございます。
次に、7目子ども教育連携推進費でございますが、予算現額は5,355万円、支出済額は4,554万4,677円、執行率は85.1%でございます。
主な内容でございますが、幼保小・中を一貫した教育に係る児童・生徒の実態を把握するためのアンケートの実施、教育・家庭指導資料等の作成、教員・保育士向けの研修会の開催、子ども教育連携教員の配置、親の学習講座や子育て講演会の開催など、幼・保・小・中を一貫した教育の充実に要した経費でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
並木委員。
◆並木正成 委員 2目事務局費の入学準備金・奨学資金貸付事業について伺います。
令和4年度入学準備金・奨学資金貸付事業に申請した方の人数を校種別にお示しいただくとともに、令和3年度との比較、また申請したにもかかわらず認定されなかった方の人数をお示しいただければと思います。
○委員長 総務企画課長。
◎総務企画課長 入学準備金と奨学貸付資金の実績を学校区分ごとに前年度と比較して最初に申し上げます。
まず、入学準備金につきましては、高等学校への進学者につきましては、令和4年度が3人、令和3年度が4人でございまして、1名の減でございます。
高等専門学校への進学者につきましては、令和4年度、令和3年度ともにおりませんでした。
専修学校への進学者につきましては、令和4年度が3人、令和3年度が2人で、1人の増でございます。
大学への進学者につきましては、令和4年度が3人、令和3年度が9人で、6人の減でございます。
短期大学につきましては、令和4年度が1人、令和3年度が3人で、2人の減でございます。
合計といたしましては、令和4年度が10人、令和3年度が18人で、8人減となっております。
続きまして、申請したにもかかわらず決定に至らなかった方の人数でございますが、令和4年度につきましては、まず入学準備金です、こちら12名の申請者がありまして、10名決定しましたので、2名の方が決定に至らないという状況になってございます。
奨学資金貸付金につきましては、6人の方が申請がございまして、5名決定しておりますので、1名の方が決定に至らなかったという状況になります。
続いて、令和3年度の状況でございます。入学準備金につきましては、20件の申請者の方がいらっしゃいまして、20件全員が決定しております。
奨学資金貸付金につきましては、11人の申請がございまして、9件決定しておりますので、2件の方が決定に至らなかったとなります。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
矢部委員。
◆矢部正平 委員 奥日光自然の家の管理運営事業のところで、令和4年の実績として修理したりした実績があるのか。工事したならば、その内容と、工事業者の市内なのか、市外なのかということを伺います。
○委員長 学校施設課長。
◎学校施設課長 奥日光自然の家の工事としては発注はしておりませんが、修繕として発注しておりまして、給排水の設備の関係ですとか照明の関係の修繕を発注しております。あとは車の関係、修繕を発注しております。
給排水に関しましては、日光の地元の業者さんのほうに発注しておりますが、電気設備については草加市の業者さんのほうに発注しているものもございます。
以上でございます。
○委員長 矢部委員。
◆矢部正平 委員 電気設備が草加市の業者ということで、どういった工事内容か。規模ですね、地元の業者さんじゃ対応できなかったのか、なぜ草加市を使ったのか。ここから奥日光まで行くということじゃないですか。その辺の、規模によるんでしょうけれども、その辺詳しくお願いします。
○委員長 学校施設課長。
◎学校施設課長 基本的には大きなものは出しておりませんが、電柱の修繕とあとは部屋の中の照明のLED化を一部しておりますので、それについて発注しております。
地元の業者さんに出さなかった理由といたしましては、基本的には3者見積もりを取っている中で、地元の業者さんと草加市の業者さんと見積もり合わせをしている中で、そこの業者に決まったものになっております。
以上でございます。
○委員長 矢部委員。
◆矢部正平 委員 これ、工事の見積もり、交通費とかも含めてこっちのほうが妥当だったということでよろしいですか。
○委員長 学校施設課長。
◎学校施設課長 経費も含めた形で見積もりを依頼しております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
平山委員。
◆平山杏香 委員 3目の学校教育費のいじめ撲滅推進事業で、二つの委託料、131万540円と120万9,780円、この二つが計上されていると思いますけれども、それぞれ委託先、どのように決めたのかというのと、委託内容と効果を教えてください。
○委員長 和田教育総務部副部長。
◎和田 教育総務部副部長 委託料でございますが、一つがネットいじめ防止事業支援業務委託料となりまして、これまでもずっと継続して行ってきておりますいじめ相談のアプリの契約になります。そこを継続して、1年生から3年生まで全部、1年生のときに入会してそれを継続して行っておりますので、その会社にずっと委託をしております。
昨年度からSTANDBY(スタンドバイ)という名前に変更になりまして、やっております。
続きまして、二つ目の委託料ですけれども、学級集団アセスメント検査業務委託料としまして、学級集団アセスメント検査というのがございます。級友検査というものですが、こちらは1社のみ、その会社だけが行っておりますので、図書文化社というところなんですが、そちらにずっと継続して委託をしております。
以上でございます。
○委員長 効果も。
和田教育総務部副部長。
◎和田 教育総務部副部長 ネットいじめ防止事業支援業務委託料なんですが、こちらのほう、中学生が自分のタブレットから相談をできるようになっておりまして、昨年度の相談としましては、相談件数としましては延べ24件ございました。またその中には嫌がらせなどの件であったりとか、部活動についての件、友達関係の相談事について、教育委員会にその相談事が届くようになっておりまして、教育委員会から返信をしますし、必要に応じて学校が限定されるものについては学校と連携を図って見守り活動を行っております。
また、学級集団アセスメント検査でございますが、一人ひとりの児童・生徒がどの程度その学級に満足しているかというような検査になっておりますので、1学期の期間に調査をしまして、2学期初めまでにはその検査結果が来ますので、その学級の子どもたちがどのように思っているかというのが2学期当初には分かって、2学期にその学級をどのように運営していくかというような担任のアドバイスが入って、そのアドバイスを業者からもらいますので、そのアドバイスによって、よりよい学級経営をするように努めております。またそれが子どもたちにも還元されるというふうに結果が出ております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
藤原委員。
◆藤原みどり 委員 3目のところですけれども、学校教育補助員、この人数と充当率を教えていただきたいと思います。
○委員長 和田教育総務部副部長。
◎和田 教育総務部副部長 学校教育補助員としましては、学習指導補助員が37人、学習補助員が15人、主に学級に入って子どもたちの学習の補助をしております。先生たちのサポートをしております。
また、図書館に配置しております学校司書が全校で32人、それから、日本語指導が必要な、指導の補助をするための国際理解教育補助員が8人。
学習補助員、学習指導補助員は全ての学校に、それぞれの児童・生徒数によりますが、その配置をしております。
学校司書については先ほど申し上げました32名になります。
国際理解教育補助員につきましては、必要な学校に曜日を変えて配置をしております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 大枠で、まず教育長のほうから概算的に概要を説明をしていただきました。教育長は何年か教育長をなさっていて、令和4年度の予算全体で、当初予算が約80億円、それに対して支出済額が約70億円と、87.3%と、予算に対する割合ですね、こういうような形で、各目で説明を部長のほうから受けました。
したがって、草加市のお金はこういう形で受け持って、各部に配分をし、そして教育委員さんを分散をして事業を執行をさせていただきました。その中で、教育長が決算に当たりまして、そしてどのような形でこの執行を進めてきたのか。そして、この決算に対して、このところが問題があった、ここのところが消極的だったというところがあって、そして自分として最終的に総括して、この決算はどのぐらいの決算に当たるのか、パーセントにするとね。それは自己的な採点ですからなかなかできないと思うけれども、それが教育長の役目だろうと私はこういうふうに思っております。
したがって、検証するものについては、これは令和5年度に検証するような形で申し送りをしたのか、その辺について、ひとつざっくばらんにお話をし、決算の在り方について、ひとつお答えをしていただきたいと、こういうふうに思っているわけでございます。
○委員長 教育長。
◎教育長 ただいまの吉沢委員さんの御質疑にお答え申し上げます。
まず、令和4年度の決算はどういう形の中で、これ指導も含めたかと思いますけれども、進めてきたのか。当然のことですけれども、適正な執行、これはもちろんですけれども、やはり予算を組む上で目標としたものがあります。学習面でいえば一人ひとりを取り残さないとか、その形の中で実際予算がきちっと使われてきているのか。これは年度当初・末だけではなくて、年度の途中途中で各課長には伝えています。
まず、一つは、やはり適正な執行、それが自分たちが考えている目標に沿ったものになっているかをしっかり見極めていくということが一つでございます。
もう一つは、今、吉沢委員さんのお話にも関連しますけれども、これは本年度で完結するものですけれども、当然次につながる。ですから、やはりやっている過程の中で不足しているところ、それはきちっと見ていく。私自身も感じるものありますが、まずそれぞれの各課、室、館、長がいますから、それぞれの事業を持っていますので、その中で狙いに沿って、本当にこれでいいのかどうかはまずその年度で押さえていってほしいということは伝えますので、それが一番初めのお答えになるかと思います。
2点目は、実際に執行してみて、私自身として、まだこれでは不十分ではないかと思われる点の御質疑だったと思いますけれども、これやはり子ども教育に関して言うとやはり一人ひとり私たちは絶対見ていこうと考えています。
例えば、今も学力のお話が出ていますけれども、その平均がどうかということだけではなくて、やはりできていない子どもたちをどうやって支援していくのかということにうんとこだわりを持って組みました。
本年度新たにそういう意味で支援をしていこうと組んだものがあるわけですけれども、まだスタートしたばかりで、その実際に使われている成果が上がっていないものもありますから、それは検討して、今も進めていますけれども、今後の非常に大きな課題だと考えています。
あとは、学校施設関係については、もう十分学校施設課のほうで様々な修繕、緊急的なものも対応していますけれども、まだまだ学校施設そのものが見ていかないといけないところがたくさんありますので、そういったもの、これが非常に大きな課題ですので、それをいかに伝えて、必要な予算をいただくか、また今の学校施設課の担当だけではやはり賄い切れるものがあるかというのは難しいところなので、学校施設はやはり学校教育の基盤ですから、非常に重視しなければならないというふうに考えています。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 そういうことかなと思いながらも質疑させていただきました。
ということは、教育というのは数字だけじゃないよね、あなたが言ったようにね、数字だけじゃない。
特に人間をつくる、人生を育てていく、そういう観点から、もう執行するに当たりまして、教育長を中心にして、どのぐらい今執行されているのか。さらには、金以外の問題について、学務課や支援課等に話をして、どのくらい合意とコンセンサスができているのか、こういうことは教育長ですから、もうおそらくやっているだろうと思うけれども、それも一つの教育長の役目なんですね。その辺はどうだったんですか。数字だけで言うと85%ですね、85.7%、これ数字だけですよ。なんだけれども、その辺についてはどうだったんですか。
○委員長 教育長。
◎教育長 令和4年度の執行、率だけで言えばその執行率ですけれども、今お話ししたように目標に沿って成果が上がったのかどうかということに関して言えば、厳しい目でいけば、大体7割と捉えています。私自身ですよ。数字的なものはきちんと数字で出ていますので。
やはり不足している部分が非常に難しいテーマなんですけれども、子ども教育に関して言えば一人ひとりを見なければいけない。そのためにどうするかということは一生懸命考えていますが、なかなかそこまで行き着いていないので、これは引き継いでいきたいと思います。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 そうすると大体85.7で、今7割というふうに言いましたけれども、大体これに相当するというふうに私は判断をしております。
したがって、教育長たる者は目配り、気配り、心配りをして、そしていい先生方さらには職員に叱咤激励をし、そして決算に向けて、そして指導なさったのかどうか、その辺についてはどうでしょうか。
○委員長 教育長。
◎教育長 先ほど初めのところで触れたことにも関連しますけれども、私自身が直接集めて伝える会議、課長会議があるんですけれども、全体の職員に対してそれを伝えたという機会はあまりなかったです。
ただ、課長、館長、室長、そういった長に対しては、決算の心構えについては定期的な課長会議がありますので、私の記憶では回数にすると4回になりますけれども、それを具体的に伝えています。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 4回ですね。
それから、今度は細かいことになります。概略は分かりました。そういうことで頑張っていただきたいと思います。
そういう中で、教育というところは委員会組織になっておりまして、教育委員会がありますね。事務局のほうですけれども、教育委員会は、この令和4年度については何回開いたんですか。どういう案件が審議されたのか、そして、それについて結果はどうだったのか。その辺についてちょっとお答えをいただきたいなと、こういうふうに思っています。
○委員長 総務企画課長。
◎総務企画課長 令和4年度の定例会などの開催回数でございますけれども、定例会が12回、臨時会が3回、合計15回開催しております。
続きまして、審議の内容でございますけれども、規則、要綱等の制定または改正、それから人事案件などでございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 可否の問題はどうなっていますか。委員会開きっぱなしじゃないでしょう。
○委員長 総務企画課長。
◎総務企画課長 定例会につきましては、月1回、臨時会につきましてはその都度必要に応じて開催しております。
以上でございます。
○委員長 もう一度答弁お願いいたします。
総務企画課長。
◎総務企画課長 令和4年度の結果でございますけれども、可決が53件、修正可決が2件、承認が23件となっております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
鈴木委員。
◆鈴木由和 委員 4目の教育支援費で、これ予算書見ると予備費から96万円充当しています。なおかつ、自然の家費より55万2,000円を流用されています。
これ補正予算じゃなく予備費対応とした理由、さらにはこの使途、何に使われたかお答えください。
○委員長 教育支援室長。
◎教育支援室長 まず、予備費についてでございますが、こちらは新しく事業をスタートしました草加市立小・中学校医療的ケア支援事業に充てたものでございます。
もう一つの流用のほうにつきましては、こちらのほうは光熱費が足りなかったところがございまして、光熱費のほうに充てさせていただいております。
なぜ予備費にしたかというところでございますが、この新しい事業を立ち上げるに当たりまして、当時の市長さんと相談をさせていただき、スムーズにできるものでということで、該当するお子様がいらっしゃいましたので、予備費を使い、すぐに充てるようにという形で進めさせていただいたところがございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
河合委員。
◆河合悠祐 委員 教育費全体についてお伺いしたいんですが、令和4年度における教育費の決算額、草加市の一般会計に占める教育費の割合と、その割合における県内順位について教えていただきたいんですが、これは他市と計算方法が違うんですよね。スポーツ振興費などの教育委員会が行っていた事務を市長部局に移管した事務がありとかということで、他市として計算方法が違うんだと思うので、他市と比べるのに同じ基準じゃないと意味がないと思うので、その教育委員会から移管された事務費を含めた金額で教育費の割合の県内順位をお示しください。
○委員長 総務企画課長。
◎総務企画課長 最初に、令和4年度の一般会計に占める教育費の割合でございますけれども、決算額69億6,940万6,691円の割合は7.4%となっておりまして、順位は県内、高いほうから38位でございます。
続きまして、他市との異なった事業内容を合わせた場合の順位でございます。
市長事務部局に移管している文化やスポーツ事業を加えた場合の教育費は93億3,059万4,066円となりまして、一般会計に占める教育費の割合は9.9%となり、県内39市中、12位となります。
以上でございます。
○委員長 河合委員。
◆河合悠祐 委員 教育費の占める割合が高いほうがやっぱり教育に強い草加市というようなイメージで、他市からも草加市に住もうとかと高い評価を得られたりするのかなと思ったりするんですが、適正と考える教育費の割合というのはどのように考えておられますか。
○委員長 河合委員、もうちょっと具体的にお願いいたします。
◆河合悠祐 委員 現在の割合よりも高いほうがいいと考えているのか、低いほうがよいと考えておられるのか、部として。
○委員長 総務企画課長。
◎総務企画課長 予算が多くいただけるのであれば、これまでできなかった事業などもあると思いますので、そういった意味では多いに越したことはないと思います。ただ、限りある予算でございますので、効果的な事務執行をしていきたいとも考えております。
以上でございます。
○委員長 委員の皆様に申し上げます。総括的な質疑につきましては、本会議で日程を取っておりますので、そちらのほうでお願いいたします。個別案件について質疑いただきますよう、改めましてお願い申し上げます。
ほかにございますか。
並木委員。
◆並木正成 委員 3目の学校教育費の中学校部活動推進事業についてお伺いします。
中学校11校あるわけですが、運動部活動、文化部、それぞれ部活動派遣事業ということで外部指導者を派遣していると思いますけれども、運動部活動に派遣した外部指導者の数、文化部の部活動へ派遣した人数、またその指導者が年間平均何日指導しているのかお示しいただければと思います。
○委員長 和田教育総務部副部長。
◎和田 教育総務部副部長 中学校部活動、外部指導者でございますが、運動部には37人、文化部には16人、合計53人で、平均で24回指導に当たっております。
以上でございます。
○委員長 並木委員。
◆並木正成 委員 続きまして、同じく3目の学校教育費の教科書等整備事業という事業があるわけですけれども、それについてお伺いします。
教科書については国の無償給付ということに原則なっているわけですが、この中で特に需用費が800万円という高額な需用費になっておりますが、この需用費の内訳をお示しいただければと思います。
○委員長 和田教育総務部副部長。
◎和田 教育総務部副部長 教科書は国からの支給になりますが、教科書以外の例えば小・中学校で使います体育の準教科書というもの、こちらを全小・中学校、児童と生徒に配布を毎年しております。こちらがあります。
それから、学級増等がありましたときに、その教師用の教科書、また指導書ということで、この需用費の中で使っております。
また小学校のほうが地図帳のほうが3年生から使うんですけれども、そちら子どもたちには無償で行きますが、教員分、学級分にはありませんので、そちらの整備に毎年3年生新しくなっていきますので、そちらのほうで使っております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
藤原委員。
◆藤原みどり 委員 4目です。教育相談数というのは、令和4年度どれくらいあったんでしょうか。
○委員長 教育支援室長。
◎教育支援室長 令和4年度の教育支援室の全体になりますけれども、相談件数は延べでいきますと1万928件になります。
以上でございます。
○委員長 藤原委員。
◆藤原みどり 委員 それは例年に比べるとどのくらい増えている、減っているというの、前年度比で教えていただけますでしょうか。
○委員長 教育支援室長。
◎教育支援室長 令和3年度の相談件数のほうが1万1,462件ございました。また令和2年度のほうが1万750件だったということで、1万件から1万1,000件ぐらいでこのところは推移しているところがございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
河合委員。
◆河合悠祐 委員 10款1項4目教育支援費、教育相談充実事業についてお伺いいたします。
不登校の児童・生徒数の前年と比べての増減とその理由についてお示しください。
○委員長 教育支援室長。
◎教育支援室長 まず、増減についてでございますが、令和3年度に比べ令和4年度は小学校で8件の増、中学校で59件の増、合わせて67件の増となっております。理由につきましては、不登校は個人一人ひとりの問題でございますので、一概に何が理由でというところはちょっと申し上げにくいところがございます。
以上でございます。
○委員長 河合委員。
◆河合悠祐 委員 その前の年もたしか結構増えていたと思うんですが、ということはもう増加傾向ということだと思うんですね。それに向けて、復帰に向けた取組を教えていただきたいんですが、これGIGAスクール構想でタブレットとかで結構遠隔でも、例えば風邪で休んだ子どもとかがネットで授業を聞いたりとか、そういうこともやっているというようなお話も聞いたんですが、何か無理に、例えばいじめられている子とかをそんな無理に学校に行かせることもないのかなという考え方も一つできると思うんですよね。
だから、取組されている中で、基本的には登校を促すような形なのかなとは思うんですが、そんな無理にそれする必要があるのかなという問題意識も一つあって、そのあたりの考え方含めて、復帰に向けた取組、どういったことされているか教えてください。
○委員長 教育支援室長。
◎教育支援室長 まず不登校についての考え方というところで、河合委員さんの御指摘のとおり、2017年に教育機会の確保法というものができまして、不登校の子であったりとかそういったお子様も教育が受けられるような、学校以外のところで受けられるような支援体制というところを重視してやっていくという内容のものがございます。
本市としましても、まずは、ただ不登校を出さないというところが一番というふうに考えておりますので、まずは不登校未然防止ということで、市内の小学校、中学校では137サポートというものを今実施しております。
内容につきましては、欠席1日目で家庭への電話連絡、3日目で家庭訪問、そして欠席が7日続いた場合には学校としてチームを立ち上げて、チームがどのように支援をしていくかということで担任以外の先生方やソーシャルワーカー、スクールカウンセラーなども入りながら支援体制をつくっているところがございます。
また不登校であったり、教室に入れないお子様の対応につきましても、今、例えば教室に入れない場合には、中学校ではさわやか相談室、さわやか相談員という相談員がいまして、悩みなどを伺って、解消に向けてやっていったりですとか、あと学習支援としましても、それぞれの学校が教室以外の場所に学習室等を設けてそういった教室に入れないお子様のサポートをしております。
また、小学校のほうでは、さわやか相談員という者はいませんので、各校の管理職をはじめ先生方がやはり教室以外の場所、空いているというか、その時間に空いている教室などを使って別室で個別の対応ということで学習支援をしたり、悩みの相談などを受けております。
また本室のほうでは、ふれあい教室というものがございまして、学校に行けない、通えないお子様を対象に学習支援や相談に乗っている、昔は適応指導教室と言っていたものですけれども、今はふれあい教室とうちのほうは名前をつけておりますが、そちらのほうで対応のほうをしております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、10款1項に対する質疑を終了いたします。
次に、10款2項小学校費及び10款3項中学校費の説明を求めます。
教育総務部長。
◎教育総務部長 10款2項小学校費でございますが、正規職員の人件費を除く予算現額は25億7,782万6,000円、支出済額は22億1,408万2,105円、執行率は85.9%でございます。
主な内容を目ごとに説明させていただきます。
1目学校管理費でございますが、正規職員の人件費を除く予算現額は24億4,196万5,000円、支出済額は20億8,944万6,874円、執行率は85.6%でございます。
主な内容でございますが、小学校21校の年間維持管理費をはじめ、小学校11校の屋内運動場へのエアコン設置、全児童に配置いたしましたタブレット端末の活用やネットワーク回線の整備に要した経費でございます。このほか学校給食の実施、教職員及び児童の健康診断委託料や学校配当予算などでございます。
なお、新型コロナウイルス感染症対策としましては、各校で使用する消毒液などの保健衛生用品や飛沫感染防止ボード等の購入など、感染症対策や児童の学習保障の支援に要した経費でございます。
次に、2目教育振興費でございますが、予算現額は1億2,207万8,000円、支出済額は1億1,204万231円、執行率は91.8%でございます。
主な内容でございますが、小学校の保護者に対する学校就学援助や事務局で執行する教材教具備品の購入などに要した経費でございます。
次に、3目学校建設費でございますが、予算現額は1,378万3,000円、支出済額は1,259万5,000円、執行率は91.4%でございます。
主な内容でございますが、小学校のトイレを安全で快適に維持するための清掃業務委託料でございます。
次に、10款3項中学校費について申し上げます。
10款3項中学校費でございますが、予算現額は26億7,347万8,000円、支出済額は21億9,413万1,671円、執行率は82.1%でございます。
主な内容を目ごとに説明させていただきます。
1目学校管理費でございますが、予算現額は20億9,095万6,000円、支出済額は16億7,102万1,228円、執行率は79.9%でございます。
主な内容でございますが、中学校11校の年間維持管理費をはじめ、中学校7校の屋内運動場へのエアコン設置、全生徒に配置いたしましたタブレット端末の活用やネットワーク回線の整備に要した経費でございます。このほか学校給食の実施、教職員及び生徒の健康診断委託料や学校配当予算などでございます。
なお、新型コロナウイルス感染症対策としては、各校で使用する消毒液などの保健衛生用品や飛沫感染防止ボード等の購入など、感染症対策や生徒の学習保障の支援に要した経費でございます。
次に、2目教育振興費でございますが、予算現額は1億2,088万円、支出済額は1億1,496万6,443円、執行率は95.1%でございます。
主な内容でございますが、中学校の保護者に対する学校就学援助や事務局で執行する教材教具備品の購入などに要した経費でございます。
次に、3目学校建設費でございますが、予算現額は4億6,164万2,000円、支出済額は4億814万4,000円、執行率は88.4%でございます。
主な内容でございますが、中学校7校のトイレ改修工事などに要した経費でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
藤原委員。
◆藤原みどり 委員 2項3目と3項3目共通してなんですけれども、トイレ清掃業務委託料ということで、どういった内容で清掃作業というのを委託されているのか教えてください。
○委員長 学校施設課長。
◎学校施設課長 小・中学校長期休みにおきまして、便器の尿石の除去ですとか、床をポリシャーで磨く、それから、換気扇、照明設備等の清掃を行っております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
矢部委員。
◆矢部正平 委員 小学校、中学校で学校に相撲場があると思うんですけれども、令和4年の実績として市民の方からいただいたのは、相撲場は草ぼうぼうで使われていないんじゃないかという学校があると。
諸実績と把握、そういった学校があるのか把握されているのか伺います。
○委員長 和田教育総務部副部長。
◎和田 教育総務部副部長 校庭に相撲場がある学校がございますが、コロナウイルス感染症の影響もありまして、相撲授業についてはお休みしていることが昨年度までございました。その前、平成30年まで相撲をやっておりましたけれども、相撲大会につきましては体育館で土俵マットを使って、その中で対戦をしておりました。なので、外の土俵につきましては、整備しているところはシート等を張っておりまして、練習のときにたまには外でやってみようというようなことで、外の土俵を使っているところもございましたが、大会が体育館で行われるものですから、そのまま、申し上げにくいんですが、整備をなかなか怠っている学校もあったように思います。
今年度から少しずつ相撲のほう、復活されておりますので、また体育館での練習、また空いている教室とかで土俵マットを敷いて練習を進めていると聞いております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
鈴木委員。
◆鈴木由和 委員 2項1目の学校管理費で予備費のところなんですけれども、予備費で86万4,000円充当されています。
2目の教育振興費へ19万3,000円がこの流用として今度出しているんですね。足りないからこの予備費で充当されていると思うんです。されておきながら、ほかの目に流用して出していると。なぜこのような手続となったのか、お聞かせください。
○委員長 和田教育総務部副部長。
◎和田 教育総務部副部長 こちら情報教育のほうで、コロナウイルス感染症の拡大におきまして学級閉鎖に伴うオンライン学習を実施することにつきまして、著作権使用料、SARTRASというものがあるんですけれども、家で教科書等を見る部分の著作権の扱いに関する使用料の支払いをするために予備費の充当をお願いしたところでございます。
以上でございます。
○委員長 あと流用した理由もお願いいたします。
──────────◇──────────
△答弁の保留
○委員長 出ないようなら先に進めさせてよろしいでしょうか。
和田教育総務部副部長。
◎和田 教育総務部副部長 ただいま手持ちの資料がございますので、少々お時間いただけますでしょうか。
○委員長 鈴木委員、答弁保留ということでよろしいでしょうか。
◆鈴木由和 委員 はい。
○委員長 それでは、先に進めさせていただきます。
──────────◇──────────
○委員長 ほかにございますか。
吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 教育振興費の件なんですけれども、いいでしょうか。小学校、そして中学校ですね。
これにつきまして、小学校は準要保護のほうですね、小学校のほうは1,433人、そして中学校のほうは879人、準要保護として出ておりますね。両方で約2億円出ているんですよね。これは、出しちゃいけないということを言っているのではなくて、正常な形で出ているかどうかということなんですよ。もちろん正常な形でですよ、こういう話になると思うんだけれども、今、非常に、あの人がもらっているから私ももらう、こういう感覚なんですよ。今はどうも手続上も簡単になっていると。本当に生活困窮だったらいいんですよ、それは要綱、さらに規則に沿っているんですから。
そうではなくて、今、民生委員も通さないという、こういうことも言われている、どんななっちゃっているの、これ。どんどん増えちゃっていると。何を考えているんだって住民が訴えてきていますよ。
まず、手法ですよね、やり方、どういう手続で教育委員会までいくのか、その辺をちょっと明らかにしてくださいよ。それでないと、市民の皆さんは納得しないんですよ。隣の人がもらっていて、私のところだけがもらえない。吉沢さん、何であの人が、あんないい生活しててもらっている。うちは本当に貧困なんだよ、で、もらえない。どういう行政をしているの。こういう形になっているんです。だから、私はあえて取り上げている。
是正するところは是正しなくちゃいけないんじゃないの。決算はどういうふうにしてやったんですか。手続上どうなっているんですか。年々増えているんじゃないですか、これ。明らかにしてください。手続上はどういうふうになっているんですかということを聞いているんです。
○委員長 学務課長。
◎学務課長 それでは、就学援助を受給するまでの手続、流れをお話しさせていただきます。
まず、保護者の方々に案内を全家庭にお知らせをしています。その中で、4月末日までに申請書を学校のほうに出していただき、学校が取りまとめて教育委員会のほうに出します。その後、教育委員会のところで審査をして、学校に通知をして、保護者のところに通知がいくというのが申請から決定までの流れになっております。
それと援助を受けられる方ですけれども、生活保護の停止または廃止された世帯や児童扶養手当を受けている世帯、また収入が少なく経済的に困っている方ということで、年間の総所得額が、世帯の人数によって基準がありまして、そこの基準に沿って判断をさせていただいております。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 用紙を家庭に配布するということですか。
○委員長 学務課長。
◎学務課長 全家庭に案内は配布しております。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 前はそういうことではなかったんだよね。前はね。なぜそういうふうになったんですか。
○委員長 学務課長。
◎学務課長 何年からという正確な年は分かりませんが、把握しているここ数年間の中ではこのやり方でずっとやらせていただいております。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 そうすると中学校と小学校の内訳を、小学校がどこの学校が何人、中学校がどこの中学校が何人、総計、中学校だったならば879人というような形で、ちょっとお知らせをください。前年度との比較を出して、そして決算をしたんだろうから、そういう形でお答えくださいよ。それでないと市民は納得しませんよ。
○委員長 学務課長。
◎学務課長 それでは、小学校で何人、中学校で何人という言い方でよろしいでしょうか。
まず令和3年度の小学校の準要保護の人数は1,567人、令和4年度の小学校の準要保護の合計人数が1,433人になっております。
続きまして、中学校です。令和3年度の準要保護の人数は918人、令和4年度の準要保護の中学生の人数は879人となっております。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 ちょっと少なくなっているようですね。これは生活困窮が少なくなった、こういうふうな判断を私はしているんです。
その決算において、これ一般質問じゃないから多くは語らないけれども、どうしたんだ、これだけ減ったんだ、こういう形で決算ですよ、これじゃ納得できないでしょう。だから俺が聞いているんですよ。それじゃないと、市民が訴えてきた人だって納得しないんですよ。隣の人が立派な家を建てている人がもらっていて、それで本当に生活困窮者がもらえない。全くそのとおりなんだよ。あんな格差社会を産ませちゃいけないんじゃないの。
例えばの話が、家買った、ローン払っていて、厳しいから準要保護くれよって、それでいいの。よくないでしょう。それが実態なんだよ。
だから、全部にそういう形で配布しちゃうと便乗するんですよ、便乗。便乗するんですよ、みんな。前は民生委員さんが判こを押して、それで見に行って、そして判こを押してくれなかったんだよ。判こを。そういう状況もあったんですよ。だからその対比で比較をしているわけですよ。
だから、その辺について、確かに令和3年度よりちょっと減っていますよね、10何人減っていますよね。これは経済状況がよくなったというふうに俺は判断しているんですけれども、住民の皆さんはそうじゃないんですよ。そう思ってないんですよ。だから取り上げているんです。だから問題だというんです。
そういう形で、これは決算ですから、こういうような形でですね、それをしっかり頭に入れて、そして手法を変えるなりして、教育長よく聞いていてよ、手法を変えるなりして、そして、今度の決算のときには検証をきちっとして、そしてやって、そうすれば貴重なその財源を無駄遣いしないで済む。
住民に言わせれば、裕福で、そして楽な生活をしている人はいないんですよ。家を買った、ローンはある、ローンあるから大変だから生活保護もらう、これはないでしょう。だから私は言っているんですよ。
だから、そういうような形で、その辺について、もう一度答弁していただきたいと、こういうふうに思います。長くはやりませんから、よろしくお願いします。
○委員長 学務課長。
◎学務課長 今後も目安の基準というのがございますので、その基準をしっかり見て、所得超過等もしっかり確認をして判断をしていきたいと思っております。よろしいでしょうか。
以上でございます。
──────────◇──────────
△答弁保留の答弁
○委員長 先ほどの答弁保留の答弁求めます。
教育支援室長。
◎教育支援室長 先ほど鈴木委員からございましたものについて、まずは答弁保留ということで申し訳ございませんでした。大変失礼いたしました。貴重な時間をすみませんでした。
御質問のありました流用についてでございますが、指導課のほうの情報機器の借上げの契約差額ができたということから、そのときに支援室のほうで行っております特別支援教育就学奨励費のほうの申し込みの数が非常に昨年度多い状況がございまして、予想していたよりも多くなりまして、補助の予算にちょっと不足が生じる見込みができたことから、指導課のほうに相談をさせていただきまして、その差額のところから流用させていただいたというところがございます。
それによる指導課のほうの流用という形で、申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○委員長 鈴木委員。
◆鈴木由和 委員 さっきも触れましたけれども、お金が足りないから、足りない分を予備費として充当するわけですよね。それで差金が出たから足りないところに予備費を充てているにもかかわらず、こっちで予備費が余ったということですか。予想よりも予備費を多く取ったということですか。だからほかの目に流用したと。これ予備費充てていなければ、単純に事業を終えて、余って、それをほかの目に流用するというんだったら分かるんですよ。
私の記憶でいくと、あまりこういった手続をやっているなという記憶がないので、聞いているんですよ。もう一度お願いできますか。
○委員長 和田教育総務部副部長。
◎和田 教育総務部副部長 昨年度新型コロナウイルス感染症の学級閉鎖等がどの程度出るかという部分が予算をつくるときにはなかなか難しい状況がございました。そこで、予算を立てる段階でなかなか難しかったこともありますので、年を明けてみて、学級閉鎖、読みが甘かったところは大変申し訳なかったところなんですが、年が明けて春先から学級閉鎖、5月頃から学級閉鎖等もありまして、その際に家庭でのオンライン学習をするために、先ほど申し上げましたSARTRASの手続であったりとか、家庭用にWi-Fiがない御家庭にはそちらを貸し出すというところで、指導課のほうでそこの部分の予算化をしていなかったところがございます。そこで急遽必要になる部分がございましたので、市長のほうにお願いをしまして、予備費のほうの一部を充ててもらいました。
ただ、その後、そこまで学級閉鎖が2学期、3学期と増えるところもなかった部分もありましたので、また学校にあります情報機器ですね、そちらの借り上げの契約期間がちょうど秋で終了するところがありまして、その新しい契約をしたときに差額が生じましたところで、そこの読みも甘かった部分もございますが、そちらのほうが余ったというところで、そちらを流用、なかなかこちらのルーター代とかそちらに流用することが難しかった部分もございます。申し訳ございません。
○委員長 鈴木委員。
◆鈴木由和 委員 理由があるのは分かりますよ。だったら、この2目への流用ではなくて、2目がそのまま予備費から充当するという考えはなかったんですか。わざわざこれ分かりにくくしているなとは思うんですけれども。
○委員長 和田教育総務部副部長。
◎和田 教育総務部副部長 新型コロナウイルスの学級閉鎖の状況がどの程度になるかというところの予想が本当に甘かったところがあるかなと考えております。
なので、その時点では5月の契約のどれくらい差額が出るかというのも予想もなかなか難しかったものですから、その目が変わってしまったところがございまして、申し訳ございません。
○委員長 鈴木委員。
◆鈴木由和 委員 そうしたら、予備費を充てた時期と流用した時期、分かりますか。
○委員長 和田教育総務部副部長。
◎和田 教育総務部副部長 予備費につきましては、学級閉鎖が出始めたのがゴールデンウイーク明けぐらいからだったかとは記憶しておるんですが、それで今後どのくらい学級閉鎖が出るかというのが分からなかったものですから、5月ぐらいから市長のほうから、これぐらいということで頂いております。
教育支援室のほうに流用したところは年度末3学期分の特別支援教育の就学奨励費、そちらを支払う段になって足りなくなったというところで、年度末の3月の時点で教育支援室のほうに流用しております。
以上でございます。
○委員長 鈴木委員。
◆鈴木由和 委員 こういう手続というのは前からやられていたのか、この令和4年度だけなのか。このような流用で。予備費で充てておいてほかに流用で出すというような、こういった手続は令和4年度だけなのか、もしくはその以前からやられていたのか。
○委員長 教育総務部長。
◎教育総務部長 なかなか予備費をあらかじめ充当するということ自体もなかなかないことだと思いまして、今回どうしてもコロナウイルス感染症の突発的な学級閉鎖とかそういったものの予想がつかないところで、もしそういった場合が出たときにルーターを貸し出すというときに初めからなかなかこう予算措置というのがどのくらいというのが時期も難しかったところで、関係課とも調整しながら、予備費その部分については、発生した場合は予備費を充てようということで今回計上させていただいたところなんですね。
時系列的に予備費を突発的に充てた後に流用という形になってしまいまして、これは関係課と協議しながらやっていくところではございますけれども、令和4年度につきましてはこういった形で決算させていただいたということで、実際には本当に分かりづらい、なかなかこういう決算の説明が分かりづらいいろんな状況になると思います。
今後さらに精査して、執行を適正にしていきたいと思っております。
以上でございます。
○委員長 鈴木委員、よろしいですか。
◆鈴木由和 委員 はい。
──────────◇──────────
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、10款2項及び10款3項に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
△発言の一部訂正(10款1項)
○委員長 次に、学校施設課長から、先ほどの発言の一部訂正を求められておりますので、これを許します。
学校施設課長。
◎学校施設課長 10款1項5目奥日光自然の家の修繕に関しまして、先ほど矢部委員さんのほうから修繕の関係御質疑いただいた件で訂正させていただきます。
地元業者と市内業者との見積もり合わせということで御説明させていただいたんですが、電気工事に関しては日光市内の登録業者がございませんでしたので、市内業者での見積もり合わせとなっております。大変申し訳ありませんでした。
以上です。
○委員長 以上のとおり、発言の一部訂正を御了承願います。
──────────◇──────────
○委員長 次に、10款4項社会教育費の説明を求めます。
教育総務部長。
◎教育総務部長 10款4項社会教育費でございますが、正規職員の人件費を除く予算現額は3億3,741万1,000円、支出済額は3億2,090万3,308円、執行率は95.1%でございます。
主な内容を目ごとに御説明させていただきます。
1目生涯学習費でございますが、正規職員の人件費を除く予算現額は3,978万1,000円、支出済額は3,549万5,933円、執行率は89.2%でございます。
主な内容でございますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を講じた上でそうか市民大学や子ども大学そうか、二十歳のつどい等を開催いたしました。
また平成塾の管理運営に係る経費や国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」をはじめ、文化遺産の保存・活用や歴史民俗資料館の年間維持管理運営に係る経費でございます。
次に、2目公民館費でございますが、正規職員の人件費を除く予算現額は1億6,127万6,000円、支出済額は1億5,242万5,089円、執行率は94.5%でございます。
主な内容でございますが、公民館6館における各種事業の開催や年間維持管理費に要した経費でございます。
なお、コロナ禍においても感染拡大防止策を講じながら、市民の皆様への生涯学習機会の提供に努めてきたところでございます。
次に、3目図書館費でございますが、正規職員の人件費を除く予算現額は1億3,635万4,000円、支出済額は1億3,298万2,286円、執行率は97.5%でございます。
主な内容でございますが、中央図書館や公民館図書室などの蔵書の整備や電子図書館サービスの充実及び施設の維持管理に要した経費でございます。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用による電子図書館の充実や子ども読書活動を推進する取組などにより、図書館サービスの利用促進に努めてまいりました。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、10款4項に対する質疑を終了いたします。
以上で、教育委員会に係る部分の審査を終了いたします。
次に、選挙管理委員会に係る部分の審査を行います。
初めに、選挙管理委員会の決算概要について総括説明を求めます。
選挙管理委員会書記長。
◎
選挙管理委員会書記長 それでは、選挙管理委員会に関わります決算の総括説明をさせていただきます。
選挙の管理・執行面において、適正かつ公正に運営され、併せてきれいな選挙が行えるよう推進するとともに、選挙標語の募集を行い、明るい選挙の推進に努めました。
令和4年度は7月10日に参議院議員通常選挙、10月23日に草加市議会議員一般選挙及び草加市長選挙の執行をいたしました。また令和5年4月9日執行の埼玉県議会議員一般選挙の準備がございました。
以上が選挙管理委員会の令和4年度決算の総括説明でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長 執行部の総括説明が終わりました。
次に、2款4項選挙費の説明を求めます。
選挙管理委員会書記長。
◎
選挙管理委員会書記長 それでは、2款4項選挙費につきまして御説明申し上げます。
選挙管理委員会に関わります事業でございますが、職員の人件費を除きまして予算現額3億1,828万6,000円に対しまして、支出済額2億4,480万9,438円、執行率は76.9%でございます。
初めに、1目選挙管理委員会費につきましては、予算現額542万2,000円に対しまして、執行済額は496万8,966円、執行率は91.6%でございます。主な内容といたしましては、年4回の選挙人名簿定時登録に係る電算委託料、選挙管理委員会委員報酬及び在外選挙人名簿登録事務に係る経費等でございます。
次に、2目市議会議員選挙費につきましては、予算現額1億4,289万4,000円に対しまして、支出済額は1億2,139万899円、執行率は85.0%でございます。
主な内容といたしましては、市議会議員の任期満了に伴い、令和4年10月23日に市長選挙と同時に執行した当該選挙の管理執行事務全般に要した経費でございます。
次に、3目市長選挙費につきましては、予算現額3,838万9,000円に対しまして、支出済額は1,064万6,936円、執行率は27.7%でございます。
主な内容といたしましては、市長の任期満了に伴い、令和4年10月23日に市議会議員一般選挙と同時に執行した当該選挙の管理執行事務全般に要した経費でございます。
次に、4目県議会議員選挙費につきましては、予算現額3,567万2,000円に対しまして、支出済額は2,553万1,673円、執行率は71.6%でございます。
主な内容といたしましては、県議会議員の任期満了に伴い、令和5年4月9日に執行した当該選挙の管理執行の準備に要した経費でございます。
次に、5目参議院議員選挙費につきましては、予算現額9,590万9,000円に対しまして、支出済額は8,227万964円、執行率は85.8%でございます。
主な内容といたしましては、参議院議員の任期満了に伴い、令和4年7月10日に執行した当該選挙の管理執行事務全般に要した経費でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 市議会議員選挙、それから市長選挙、それから県議会議員選挙、それから参議院議員選挙のポスターの掲示の設置、撤去費がありますね。委託料ですね。これは撤去する手法、要するに業者の選定は市議会議員からずっと県議会議員までどういうふうにしたのか。参議院までね、どういうふうにしたのか、それをお知らせをしていただきたいというふうに思っております。
○委員長
選挙管理委員会書記長。
◎
選挙管理委員会書記長 選定につきましては、全て一般競争入札でございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 そうすると、先ほど言った市議会議員選挙から参議院選挙までですね、一般競争入札。当然ですよね。
したがって、何者入って、そしてどこが落ちたのか、それが一般競争入札ですから当然それは分かるわけですよね。という形で市議会議員選挙から参議院選挙まで、これをお示しをしていただきたいというふうに思っております。
○委員長
選挙管理委員会書記長。
◎
選挙管理委員会書記長 市議、市長につきましては、2者でございまして、契約をしたところが草加環境事業協同組合でございます。ほかの業者につきましては、草加鳶職組合でございます。
続きまして、参議院の選挙につきましては、草加鳶職組合が契約しておりまして、ほかに入札した業者が草加環境事業協同組合になっております。
続きまして、県議につきましては、契約をした業者が草加鳶職組合でございまして、ほかの業者につきましては草加環境事業協同組合でございます。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 市長選挙は。
○委員長
選挙管理委員会書記長。
◎
選挙管理委員会書記長 市長も市議と同じでございます。同時選挙であったことから、同時に入札のほうを行っておりまして、草加環境事業協同組合が契約しておりまして、ほかの業者は草加鳶職組合でございます。
以上です。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 一般競争入札ですから。いつもこの業者なんですよ。だから私は聞いているんです。この業者なんです。お互いにこうやっているんです、お互いに。当然2者だからいいんですけれども、あなたのほうは執行する側ですから、もっと入れるような形で、そして競争意識を高めるために当然考えるべき。
そういう形で、これ決算をするんですよ、あなた方。2者が入っているからそれでいいということじゃないんだよ。どういうふうに決算したんですか、これ。金額はしようがないよ、これ入札なんだから。2者でいつも取っていると、市内業者の育成にならないじゃないか、これじゃ。ほかにもあるんだ、いっぱい。だから、そういう形で、どんな決算したんですかということ。お願いします。
○委員長 吉沢委員の質疑に答弁できますでしょうか。
吉沢委員、決算をして、この2者入札に対してどういう総括をしたかという質問でよろしいでしょうか。
選挙管理委員会書記長。
◎
選挙管理委員会書記長 こちらの設置する箇所が356か所ございますので、箇所数が多いところもございますので、そちらをお願いするところになりますと、どうしても限られたところで、なおかつ地元の場所に詳しいところに限られてしまうというようなところはあるかと思っております。
以上でございます。
○委員長 吉沢委員。
◆吉沢哲夫 委員 それが決算の総括なんですか。
○委員長
選挙管理委員会書記長。
◎
選挙管理委員会書記長 そのように考えております。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、2款4項に対する質疑を終了いたします。
以上で、選挙管理委員会に係る部分の審査を終了いたします。
次に、監査委員事務局に係る部分の審査を行います。
初めに、監査委員事務局の決算概要について総括説明を求めます。
監査委員事務局長。
◎
監査委員事務局長 初めに、監査委員事務局の決算につきまして、総括的な説明を申し上げます。
監査委員事務局は、監査委員及び公平委員会の事務を所掌しており、委員の活動及び事務局としての業務に係る経費を取り扱っております。その主なものは各委員の報酬及び費用弁償でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長 執行部の総括説明が終わりました。
次に、2款1項総務管理費のうち監査委員事務局に係る部分の説明を求めます。
監査委員事務局長。
◎
監査委員事務局長 それでは、2款1項総務管理費のうち、監査委員事務局に係る部分につきまして御説明を申し上げます。
15目公平委員会費につきましては、予算現額136万1,000円に対しまして、支出済額114万4,700円で、執行率は84.1%でございます。
支出の主な内容でございますが、公平委員会委員3名の報酬及び費用弁償並びに全国公平委員会連合会等の加入団体負担金でございます。
説明は以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、2款1項のうち監査委員事務局に係る部分に対する質疑を終了いたします。
次に、2款6項監査委員費の説明を求めます。
監査委員事務局長。
◎
監査委員事務局長 それでは、2款6項監査委員費のうち、監査委員事務局に係る部分につきまして御説明を申し上げます。
1目監査委員費につきましては、人件費を除きまして予算現額323万円に対しまして、支出済額298万6,223円で、執行率は92.5%でございます。
支出の主な内容でございますが、監査委員2名の報酬及び費用弁償、決算審査意見書の印刷製本費及び関係法令の追録代等の需用費、工事監査に係ります委託料、並びに全国都市監査委員会等の加入団体負担金でございます。
説明は以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、2款6項に対する質疑を終了いたします。
以上で、監査委員事務局に係る部分の審査を終了いたします。
次に、農業委員会事務局に係る部分の審査を行います。
初めに、農業委員会事務局の決算概要について総括説明を求めます。
農業委員会事務局長。
◎
農業委員会事務局長 それでは、農業委員会に関わります令和4年度一般会計決算の概要について御説明申し上げます。
行政委員会である農業委員会は、優良農地の確保と有効利用を目的に、農地法に基づく農地の権利移転の審査、許可及び農地転用の業務等、その他関係法令に定められた農地及び農業者に関する所掌事項を公正かつ適正に処理してまいりました。
また農業経営に必要な情報の収集、提供を進めるために、農地台帳の整備、農業だより及び農地統計書の発行などを進めてまいりました。
農業委員会事務局におきましては、以上の業務を執行するために要した経費を支出させていただいたところでございます。
以上が農業委員会の決算概要でございます。
○委員長 執行部の総括説明が終わりました。
次に、6款1項農業費のうち農業委員会事務局に係る部分の説明を求めます。
農業委員会事務局長。
◎
農業委員会事務局長 それでは、6款1項農業費のうち、農業委員会に関わる部分について御説明申し上げます。
初めに、1目農業委員会費につきましては、予算現額は911万4,000円に対しまして支出済額は789万6,159円、執行率は86.6%でございます。
主な内容といたしましては、農業委員の報酬及び費用弁償、農地の権利異動、転用に関わります農業委員会の活動及び運営に要した費用でございます。
次に、2目農業総務費でございます。
2目農業総務費につきましては、人件費を除く事業費の予算現額は245万円に対しまして、支出済額は219万4,195円、執行率は89.6%でございます。
主な内容といたしましては、農業者年金業務、諸証明事務及び農家基本台帳電算処理業務委託など、農業委員会事務局が行う事務に要した経費でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、6款1項のうち農業委員会事務局に係る部分に対する質疑を終了いたします。
以上で、農業委員会事務局に係る部分の審査を終了いたします。
──────────◇──────────
△発言の一部取消し(市民生活部・5款1項)
○委員長
くらし安全課長から、先ほどの発言の一部を取り消したい旨の申し出がありました。
会議録から削除いたしますので、御了承願います。
〔「異議なし」と言う人あり〕
──────────◇──────────
○委員長 以上で、歳出の審査を終了いたします。
次に、実質収支に関する調書の説明を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長 実質収支に関する調書につきまして御説明申し上げます。
令和4年度につきましては、歳入総額1,017億368万5,438円、歳出総額945億6,941万3,943円、歳入歳出差引額71億3,427万1,495円でございます。
歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源13億8,013万9,680円を控除した額が実質収支となり、57億5,413万1,815円となるものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、実質収支に関する調書に対する質疑を終了いたします。
次に、財産に関する調書の説明を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長 財産に関する調書について御説明申し上げます。
一般会計の財産に関する調書でございます。
公有財産土地及び建物についでございますが、土地につきましては、令和4年度中の実際の増減は15㎡の増加で、令和4年度末の現在高は132万5,111㎡となってございます。
建物につきましては、木造・非木造を合わせまして、令和4年度中の実際の増減は1万9,717㎡の増加で、令和4年度末の現在高は40万2,177㎡でございます。
続きまして、債権につきまして、草加市土地開発公社貸付金の令和4年度末の現在高は23億8,662万4,670円でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、財産に関する調書に対する質疑を終了いたします。
次に、継続費精算報告書の説明を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長 継続費精算報告書のうち、総合政策部に関わる部分について御説明申し上げます。
初めに、2款1項総務管理費、本庁舎建設事業(新庁舎建設工事・監理業務委託)でございます。当工事及び業務委託は、令和元年度から令和4年度の4か年にわたり実施した事業で、年割額の合計113億9,978万1,000円、支出済額102億9,620万8,900円、執行率は90.3%でございます。
次に、2款1項総務管理費、本庁舎建設事業(本庁舎西棟改修工事等設計修正業務委託)でございます。当業務委託は令和3年度から令和4年度の2か年にわたり実施した事業で、年割額の合計869万円、支出済額865万9,200円、執行率は99.6%でございます。
以上でございます。
○委員長 自治文化部長。
◎自治文化部長 それでは、継続費精算報告書のうち、自治文化部に関わる部分につきまして御説明申し上げます。
2款8項スポーツ振興費、スポーツ施設整備事業でございます。
当該業務につきましては、令和2年度から令和4年度の3か年にわたり実施した事業で、年割額の合計2億2,870万1,000円、支出済額は2億2,703万25円、執行率は99.3%でございます。
以上でございます。
○委員長 子ども未来部長。
◎子ども未来部長 継続費精算報告書のうち、子ども未来部に関わる部分について御説明申し上げます。
3款2項児童福祉費、児童館・児童センター運営事業((仮称)松原児童センター建設工事・監理業務委託)でございます。
当該建設工事及び工事監理業務委託につきましては、令和2年度から4年度の3か年にわたり実施した事業で、年割額の合計9億7,273万円、支出済額9億6,881万1,675円、執行率は99.6%でございます。
以上でございます。
○委員長 教育総務部長。
◎教育総務部長 継続費精算報告書のうち、教育総務部に関わる部分について御説明申し上げます。
10款2項小学校費、エアコン等設置事業(小学校)(屋内運動場エアコン設置等工事・監理業務委託)につきましては、令和3年度及び令和4年度の2か年にわたって実施した事業で、事業費の年割額の合計10億3,769万4,000円に対しまして、支出済額は9億655万4,000円、執行率は87.4%でございます。
次に、10款3項中学校費、エアコン等設置事業(中学校)(屋内運動場エアコン設置等工事・監理業務委託)につきましては、令和3年度及び令和4年度の2か年にわたり実施した事業で、事業費の年割額の合計7億3,403万円に対しまして、支出済額は5億8,174万6,000円で、執行率は79.3%でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、継続費精算報告書に対する質疑を終了いたします。
以上で、当委員会に付託されております第51号議案 令和4年度草加市
一般会計歳入歳出決算の認定についてに対する質疑を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午後 5時13分休憩
午後 5時14分再開
○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
──────────◇──────────
○委員長 討論を行います。
討論のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、討論を終了いたします。
──────────◇──────────
○委員長 直ちに採決を行います。
第51号議案 令和4年度草加市
一般会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第51号議案は認定されました。
──────────◇──────────
○委員長 以上で、
一般会計決算特別委員会を終了いたします。
午後 5時15分閉会
委員長 田 中 宣 光
臨時委員長 松 井 優 美 子
署名委員 菊 地 慶 太
署名委員 鈴 木 由 和...