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令和 4年  2月 予算特別委員会-03月03日-03号

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  1. 草加市議会 2022-03-03
    令和 4年  2月 予算特別委員会-03月03日-03号


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    令和 4年  2月 予算特別委員会-03月03日-03号令和 4年  2月 予算特別委員会         令和4年草加市議会一般会計予算特別委員会会議録(第3回) ◇開会年月日  令和4年3月3日(木曜日) ◇開催の場所  第1・2委員会室 ◇付議事件   第8号議案 令和4年度草加市一般会計予算 午前10時00分開会 ◇出席委員 12名   西  沢  可  祝   委員長          中  野     修   委員   石  田  恵  子   副委員長         佐  藤  憲  和   委員   吉  岡     健   委員           吉  沢  哲  夫   委員   矢  部  正  平   委員           飯  塚  恭  代   委員   金  井  俊  治   委員           松  井  優 美 子   委員   田  中  宣  光   委員           鈴  木  由  和   委員 ◇欠席委員  なし
    ◇説明のため出席した者   高  橋  知  之   自治文化部長       柴  崎  隆  義   都市農業振興課長   坂  田  幸  夫   健康福祉部長       浅  川  俊  晴   スポーツ振興課長   高  橋  浩 志 郎   自治文化部副部長     吉  田  英  俊   福祉政策課長   杉  浦  め ぐ み   自治文化部副部長     村  松     誠   生活支援課長   今  野  禎  雄   健康福祉部副部長     林     智  子   長寿支援課長   森  田     健   みんなでまちづくり課長 ◇委員会に出席した議会事務局職員   岩  元  裕  志   主査           麻  生  拓  弥   書記   川  崎  瑠  衣   主任 ◇傍 聴 人  1名 午前10時00分開会 ○委員長 ただいまから一般会計予算特別委員会を開会いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 初めに、傍聴については、随時許可することにいたしますので、御了承願います。  ──────────◇────────── ○委員長 なお、本日の審査は、歳出中、自治文化部に係る部分からの審査となりますので、よろしくお願いいたします。  ──────────◇────────── ○委員長 自治文化部に係る部分の審査を行います。  初めに、自治文化部の予算概要について総括説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、自治文化部の令和4年度当初予算の概要につきまして御説明を申し上げます。  令和4年度における自治文化部の人件費を除く予算総額は23億4,333万7,000円で、前年度と比較して4億3,754万8,000円の増、率にして23.0%の増でございます。  令和4年度予算の総括的な概要でございますが、新型コロナウイルス感染症の収束がいまだ見通せない中、市民の生命・財産を守るという最も根源的な命題に向き合い、引き続き地域経済の持続性の確保に力を注ぎ、同時に文化活動やスポーツ活動など、市民の心身両面での健康を守っていくこと、地域のコミュニティを継続・発展させていくことにも留意した予算といたしました。  それでは、令和4年度予算の主な内容について御説明を申し上げます。  まず、2款1項総務管理費のうち自治文化部に係る部分につきましては、コミュニティセンター等の修繕や改修を計画的に行い、施設の適正な維持管理を確保するとともに、地域コミュニティの核である町会・自治会や市民団体の主体的な活動を支援し、市民同士、また市民と行政の結束力の強化につながるよう連携を深め、事業を推進してまいります。  次に、2款8項スポーツ振興費につきましては、(仮称)松原テニスコートの整備をはじめ、市民温水プール建て替えに伴う工事や市北東部スポーツ推進地区の施設整備に向けた用地取得を進めるとともに、スケートボードパーク整備における基本構想等策定業務委託など、新しいスポーツ施設の整備に向けた事業を行ってまいります。  さらに、スポーツ健康都市記念体育館のエアコン設置に向けた設計業務を行うとともに、既存体育施設の管理運営など、引き続き草加市スポーツ推進基本方針に定めた、だれもが、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに取り組める環境づくりを目指してまいります。  次に、2款9項文化観光費につきましては、草加市文化会館やアコスホールの施設の更新や改修をはじめ、市民の文化活動と草加らしい芸術文化の振興を促す事業に取り組むほか、松尾芭蕉にゆかりのある全国の自治体が集まる奥の細道サミットをほぼ30年ぶりに当市で開催するなど、本市と歴史と文化に根差したまちづくりを進めてまいります。  また、市民の皆様には草加のまちに愛着と誇りを持っていただき、市外からお越しになる方には草加市の魅力を知っていただけるよう、第二次草加市観光基本計画に掲げるおもてなしの心が息づく観光の実現を目指し、「おくのほそ道の風景地 草加松原」の魅力をさらに高め、ブランド力の向上につながる観光施策に取り組んでまいります。  次に、6款1項農業費のうち自治文化部に関わる部分につきましては、都市農業に関するワンストップ窓口の充実を進めていく中で、農業者の販路拡大などの取組を支援し、市内外への地場農産物のPRを進めるとともに、農業者一人ひとりに寄り添った支援に取り組んでまいります。  次に、7款1項商工費につきましては、引き続き民間主導、公民連携によるリノベーションまちづくりを推進し、担い手の育成を図りながら、主に谷塚駅周辺への展開を進めてまいります。  また、創業支援や、草加モノづくりブランド認定制度の活用、労働力創出や産業デザイン力向上支援など、市内産業が直面する経営課題の解決を引き続き推進するほか、草加の地場産業を代表する草加せんべいのブランド価値向上や販売促進を支援するなど、域内経済循環の活性化と域外収支の改善につながる産業の育成を推進してまいります。  さらに、新型コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策を令和3年度に引き続き推進し、地域経済を下支えするとともに、ポストコロナを見据え産業の強靱化に向けた取組を進めてまいります。  以上、自治文化部における令和4年度予算の主な内容でございますが、そのほかにもこれまで継続して実施してきた事業をより一層効果的・効率的に推進するための予算を計上させていただいたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の総括説明が終わりました。  次に、2款1項11目市民協働費の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、2款1項総務管理費のうち自治文化部に関わる部分について御説明を申し上げます。  11目市民協働費について御説明をいたします。  11目市民協働費につきましては6事業で、予算額は3億655万4,000円でございます。前年度と比較して3,281万9,000円、率にして9.7%の減となっております。減額となった主な理由としましては、地域ふれあい広場整備に要する工事費の減によるものでございます。  主な内容としましては、コミュニティセンターなどの管理運営委託料や修繕、改修に要する経費、町会や自治会等の自治協力団体や草加市コミュニティ協議会などに対する補助並びに自主的なまちづくり活動や草加ふささら祭りなどを主催する市民団体への助成、市民活動センターの管理運営に要する経費でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  金井委員。 ◆金井 委員  町会・自治会活動促進事業町会会館等建設事業補助金なんですけれども、ここの予定はどこになるのかということと、あと内容と補助率についてお伺いいたします。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 町会会館等建設事業補助金についてでございます。  まず、この事業の内容でございますが、地域における自治連帯意識の高揚、地域文化の発展及び福祉の向上のため、町会会館等の新築や改築などに対して市から補助をするものでございます。  令和4年度の該当する町会でございますが、両新田東町町会、こちらは防災倉庫の建設に11万円、八幡町会の防災倉庫の建設に198万2,000円、草加市新里町会の会館の内装修繕に31万円、新善町町会の町会会館のこちらは新規の建設になりますけれども、1,000万円、さらに、こちらは該当する町会はまだ未定でございますが、空調機等が町会会館で故障したときに早急に対応ができるようにということで、空調機の設置に80万円、合計で1,320万2,000円となっております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井 委員  地区まちづくり推進事業のところで、環境事後調査委託料がございますけれども、令和4年度のこの内容をお知らせください。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 環境事後調査委託料でございますが、こちらは令和3年度に実施しております谷塚西公民館の跡地に整備しております新里地域ふれあい広場の整備工事に当たりまして、土地が近隣の住宅と近接していることから、工事の影響で近隣の家屋等に損害を与えた場合を考慮しまして、工事の事後調査を行うための委託料となっております。  令和3年度予算でも計上させていただいていたところなんですが、工事が令和4年3月末ごろまでかかる予定となったことから、令和4年度予算で改めてお願いするものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  石田委員。 ◆石田 委員  町会・自治会の加入率、加入世帯数を昨年と比較してどうなったのかお伺いいたします。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 町会・自治会の加入率、加入世帯数でございますが、こちらは令和4年1月1日現在の数字になりますが、町会の加入率47.7%となっております。昨年と比較しますとマイナスで、1.2ポイント減となっております。加入世帯数につきましては5万8,021世帯で、昨年比でマイナス688世帯となっているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  市民活動促進事業について、これは参考資料に記載されております市民活動災害補償制度、これについてどういうものなのかお伺いいたします。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 市民活動災害補償制度についてでございますが、こちらにつきましては、本市で市民の自主的な市民活動が活発に行われておりますが、活動中におけがをされるなど、事故が発生することがございます。そこで、市が保険に加入しまして、市民活動時において発生した事故等に対する補償を行いまして、市民活動を行う皆様の事故による負担軽減とともに、安心して活動していただけるよう支援するものでございます。  具体的に補償の内容でございますが、三つございまして、損害賠償責任事故、これは活動中に第三者におけがをさせるとか、損害賠償を負った場合の補償をする内容となっております。さらに、傷害事故、こちらは活動中に活動されていた方がおけがをされたという場合の通院費ですとか、そういった事故を補償するものでございます。さらに、3点目として特定疾病事故、急性心疾患ですとか、急性脳疾患などを原因として、市民活動中にお亡くなりになった場合の補償をする内容、こういった3種類の内容がこの補償に含まれているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  金井委員。 ◆金井 委員  コミュニティセンター管理事業コミュニティセンター改修工事費なんですけれども、場所と内容についてお伺いいたします。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 コミュニティセンター改修工事費でございますが、こちらは令和4年度につきましては、柳島コミュニティセンターの空調設備の改修工事を予定しております。柳島コミュニティセンターの空調設備につきましては、前回改修から16年が経過しておりますので、計画的に更新工事を行うものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  佐藤委員。 ◆佐藤 委員  ふるさとにぎわい創造事業についてなんですけれども、草加ふささら祭り助成金が前年度の1,300万円から1,000万円に減となっております。この理由を伺います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 草加ふささら祭り助成金についてでございますが、こちらはふささら祭り、令和2年度、令和3年度、新型コロナの影響で開催ができなかったんですが、直近ですと令和元年度に開催しておりまして、その際、市からの助成金は1,300万円でございました。令和4年度の予算につきましては1,000万円としております。  理由でございますが、過去の開催の経費の総額ですとか、協賛金等の収入の状況、それから繰越金の状況などを考慮しまして、令和4年度につきましては1,000万円とさせていただきます。この点につきましては、実行委員会のほうにもお話をして御了解いただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  たしか令和3年度については、ふささら祭りと商工会議所まつりが分かれて別日で開催になっていたと思うんですけれども、それの影響というのではないということでよろしいのか伺います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 令和元年度までは商工会議所まつりとふささら祭り、同日の開催をしておりましたが、次回ちょっと日にちを変えるという予定でおりますが、そういった影響とはまた別に、令和元年度の繰り越しの状況などを踏まえて1,000万円としたところでございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  そうしますと、純粋にふささら祭りの収支の状況から見て予算を減らしたということだというお話なんですけれども、一方で、ふるさとにぎわい創造事業については、このお祭りだったりの事業によっては、補助金が非常に足りないから増やしてほしいという要望もあってきていると思うんですよ。  実績に合わせて減らしているのであれば、実績に応じてお祭りを開催するごとに予算が増えていっているようなお祭りについては、そこにその分を手当てしていくとか、そういった検討というのがなされなかったのかどうか。今お祭りがないので、いざ復活しようとしたときに、協賛金を集めるって非常に難しくなってくると思うんですよ。人的に集めるのも。  そういったことをただ令和元年度の状況で、ふささら祭り助成金だけ300万円下げましたじゃなくて、ほかのお祭り含めてそういった検討というのはなされなかったのか伺います。
    ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 各お祭り、実行委員会さんのほうとも市のほうといろいろ協議させていただいておりますが、助成金をもっと増やしてもらえないかというようなお話も確かに御指摘のとおりございます。その辺につきましては、今後のかかる経費ですとか、収支の状況などを伺いながら御相談させていただければというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  そうすると、今後のというと、例えば令和4年度もしかしたら復活させようというところが出てくるかもしれないんですけれども、そういった場合には補正予算もあり得るということでいいんですか。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 各お祭りにつきましては、令和4年度お伺いしている内容からしますと、繰り越しのお金が大分まだあるというふうにも伺っておりますので、今後のところにつきましては御相談させていただくことになるというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  今の関連ですけれども、もう少し詳しく言ってくれる。繰り越しがあるから大丈夫だとか、どうとかと言ってるけれども、どういうことですか。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 先ほどの繰り越しのお話でございますが、実行委員会さんのほうからお伺いした収支、令和2年、令和3年はお祭りがありませんけれども、令和元年度が終わった時点での収支としまして、ふささら祭りでいいますと700万円を超える繰り越しがございまして、宿場まつりは360万円強、よさこいサンバにつきましては300万円強、花火大会につきましては繰り越しがあまりありませんで、12万円程度なんですけれども、そういった繰り越しの状況から、ふささら祭りについては、令和4年度につきましては1,000万円でお願いしたいというふうに実行委員会さんのほうにはお話ししたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  ちょっと矛盾しているよ。最初は増額の要求がこういうふうにあったということを言ってるんでしょう。そうしたら、余っているんだったら、そういう声がないわけだ。どうなのよ、それ。もう1回答弁して。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 実際の令和元年度の収支としましては、繰越金が多い実行委員会さんが多いと思います。ただ、お祭り等を実行する団体さんとしましては、令和4年度ということではなくて、行く行く増額してもらえないかというお話は伺っているということでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  おかしいって言うんだよ、あんたの言ってるのが。そういう声があるんだったならば、今の答弁はないわけだ、本当は。じゃ何でそういう声が出るのよ。補助金を増額してほしいという、そういう声もあるんだと、そういうふうに言っているから、そういうことになるんですよ。その辺はっきりしないと、こんがらがっちゃいますよ。  補助金というのは、それに当てはまる、要するにそれだけ使う、だから頂戴ということなんでしょう。だったならば、それは余ったとか、総体的に余っているとか、元年度に余っているとかどうのこうのと言っているけれども、それだったならば、そういう声がないわけなんですよ。  そうすると、そういう声を聞くと、ほかの団体にもそういう形で波及するんですよ。補助金をそういうふうにすればもらえるんだという形になるわけですよ。補助金というのは大切なんですよ。大切な税金を補助金にするわけですから、もう1回答弁してくださいよ。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 委員御指摘のとおり、補助金、大切な税金を使わせていただいておりますので、税金が当然無駄にならないように、実行委員会さんのほうでも収支のほうを、無駄な支出、当然ないようにしていただかなければいけないと思いますので、その辺は実行委員会の中にも、市のほうでもお話をさせていただいて、適正な執行に市のほうも協力していきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  何言ってるんだか分からないな、あんたのな。もう1回でかい声で。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 申し訳ありません。  大切な税金が補助金として支出されておりますので、実行委員会の予算の支出につきましても、適正な執行がされるよう、市としても協力してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  それでは、自治文化部長のほうにちょっとね。先ほどこれは関連ですから、そこへ行っちゃったけれども、基本的な問題で、先ほど冒頭、あなたのほうで、総括の説明の中で23%の増、金額にすると約4億3,700万円の増という形で、いろいろ温水プールの問題等々挙げましたよね。  そういう中で、自治文化部としては令和4年度の予算を計上するに当たりまして、満足のいく予算の要求の獲得だったのか。さらには足りなかったのか。その辺についてちょっと答弁していただきたいというふうに思っております。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 こちらが要求したものについて満足がいくように予算がついたのかというようなことなのかなというふうに、そういう御質疑かなと思っているんですが、コロナ禍において必要な予算というのは、特に緊急経済対策の関係などでは、大幅につけていただいた部分もありまして、そういう意味ではしっかりと経済の下支えができるような予算は組めたと思っております。  それから、スポーツ施設の関係などは、これに関しては単年度ではなくて、今後、継続費などの関係もありますので、まずは来年度必要な部分については、予算はつけていただけたなというふうには思っているところです。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  自治文化部としては満足しているということの考え方でいいのかな。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 一定の予算をつけていただいていると思っております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  我々にしてみれば不足ですけれども、それはしようがないね。  そこで、大事なことなんですけれども、みんなでまちづくり自治基本条例副読本印刷業務委託料ですね、これは28万円ですけれども、これは何部ぐらい印刷をするのか。そして、印刷業務委託料ですからね。これは配布するのはどういうところまで、どの辺まで下げてもらって、そして皆さんに理解をしていただくのか、その辺を明らかにしていただきたいなというふうに思ってます。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 みんなでまちづくり自治基本条例の副読本の印刷業務委託料でございますが、こちらは令和4年度2,500部の印刷を行う予定の予算をお願いしているものでございます。  配布先でございますが、市内の小学校6年生向けでございまして、小学校6年生に配布して、みんなでまちづくり自治基本条例を理解していただくための資料とするものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  小学生に限定した理由は何ですか。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 小学校6年生に理解できるような自治基本条例,分かりやすく記載した副読本となっておりまして、これから大人になっていく小学校6年生に条例を理解していただきたいということで配布して活用していただくというものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  佐藤委員。 ◆佐藤 委員  お祭りのところに戻りますけれども、先ほど答弁で繰越金がふささらで700万円、宿場とサンバでそれぞれ300万円程度という話があったんですけれども、これ令和3年度末の繰り越し見込みなんですか、いつの繰り越し見込みか伺います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 令和元年度、お祭りが終わった時点でのお伺いしている内容でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  現時点での数値ってどうなってますか。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 ふささら祭りにつきましては、令和2年が終わった時点での数字になりますが、739万3,540円でございます。宿場まつり、それからよさこいサンバ、花火につきましては、申し訳ありません。実行委員会からお伺いしておりません。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  先ほど増額要望があっても増額しなかった理由が、繰越額があるからと言ってましたよね。それが2年も3年も前の繰越額で、ふささら祭りなら実際の事務方は市だから分かりますよ。いろいろ把握できますよ。でも、ほかのお祭りって、物をどこかの倉庫とかを借りて、お金を払って繰越額から出しているわけですよ。繰越額が増額しない根拠として上げているなら、その現状についてどうなのかという予算編成をしなければおかしいんじゃないですか。甘くないですか、予算編成の組み立て、考え方、伺います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 申し訳ありません。ほかのふささら以外の実行委員会につきましては、実行委員会さんのほうからの情報を得ておりませんので、そこにつきましては申し訳ありませんでした。引き続き実行委員会さんと連絡を密に取りながら対応してまいります。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  何で今私ここを聞いているかというと、今回の予算編成方針でも、私それはいいとは思わないですよ。ただ、予算編成方針として出されたのは、新しい事業とか増額しようとしたときには、まずその中で削れるものはないか、その中であればやっていこうというのが第一的にやっていく。それができなければ、さらにどこから捻出できるかの議論をしていくとなっているわけですよ。  予算編成方針からしたら、今ようやくほかの事業について増額できる予算が確保できる状況なわけじゃないですか。ここで増額しなかったら、恐らく今後増額は難しいんじゃないかなと。むしろこのままだと繰越額も減っていっている中で、草加を代表するお祭りを再開することが難しくなってくるんじゃないかなと危惧しているわけですよ。  予算編成方針の内容からして、今回のふるさとにぎわい創造事業についての予算の考え方って整合性取れてないんじゃないですか。伺います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 令和4年度ふささら祭りにつきましては、繰り越しがたくさんあるということで、助成のほうは減額させていただいたんですが、ほかの祭りにつきましては、申し訳ありませんが、実行委員会との連絡が密でありませんでしたので、引き続き実行委員会さんともお話ししながら、必要な助成ができるように今後も対応してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  飯塚委員。 ◆飯塚 委員  関連というか、このお祭りの助成金なんですけれども、これ前から私も予算委員会とかで聞くと、何かこの助成金の根拠が曖昧なんですよね。はっきりした根拠がなくて、今お伺いすると、令和4年度は繰越金があるということでこういう額になったと言うんですけれども、できれば今後、市の財政も厳しくなる中で、また、逆にこういうイベントも開催をしていかないとまちの活性化というのは図っていけないわけですので、やっぱりある程度の積算の根拠みたいなものが、集客なのか、実行委員会とよくその辺の調整をするとか、しっかり持って、この令和4年度で検討してもらいたいと思うんですけれども、これちょっと部長のほうから答弁いただけますか。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 予算の取り方、それから助成金の出し方、いろいろ問題、議論するところがあると思います。ただ、私どもとしては、やはり市民の税をお預かりして、それを補助金として出しているという中で、必要なものは出すけれども、要求されたものをそのまま出していくというわけにもいかない。その中で、今までの出してきた金額プラス足りないところがもしあるのであれば、それはどういう理由で足りないかということもお聞きしながら出していかなければいけないと思ってます。  それから、今回コロナという特殊な状況の中で、確かに寄附金が集めにくいという話、それは聞こえてきてます。ですから、そういう意味では、来年度に関してはある程度のプールがある中で、こういう予算の組み方をさせていただいた。それがもしプール金が減っていくという中で、もしそういう新しい状況が生まれるようであれば、それはそれでまた検討していくという形でやっていきたいと思ってます。  以上です。 ○委員長 ほかにございますか。  田中委員。 ◆田中 委員  ふるさとにぎわい創造事業についてお伺いします。  令和2年度、令和3年度は中止になったわけですけれども、現行、令和4年度、実行委員さんとか、開催の可否とかについて、何か聞いていることってありますか。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 令和4年度の各お祭りの状況でございますが、実行委員会さんのほうから伺っているところでは、まずふささら祭りにつきましては、10月頃開催をぜひしたいというふうに伺っております。それから、草加よさこいサンバフェスティバルにつきましては、年度の頭ではなくて、秋以降の開催を目指したいというふうに伺っております。それから、宿場まつりにつきましては、開催を6月に変更するというふうに決定しておりますので、今の段階で6月は厳しいかという判断をしているというふうに伺っております。それから、草加市民納涼大花火大会につきましては、例年8月に開催しておりますが、昨年は開催できませんでしたので、令和4年度についてはぜひ開催したいというふうに伺っているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款1項11目に対する質疑を終了いたします。  次に、2款8項1目スポーツ振興費の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 2款8項スポーツ振興費につきまして御説明を申し上げます。  1目スポーツ振興費については4事業で、予算額は7億6,010万8,000円でございます。前年度と比較して9,092万4,000円、率にして13.6%の増となっております。増額となった主な理由としましては、市民温水プール建て替えに係る費用、スポーツ健康都市記念体育館空調設備設置に向けた設計及びスケートボードパーク整備に向けた基本構想等の策定に係る費用の増によるものでございます。  主な内容としましては、(仮称)松原テニスコート整備工事、体育施設等の管理運営、スポーツフェスティバル、市民体育祭などの大会開催に関わる委託料、ロードレース大会実行委員会や全国大会等の参加に関わる補助金、学校施設や地域グラウンド等の管理運営、スポーツ指導者の養成やスポーツ団体の育成、スポーツによる健康づくり事業の開催や健康づくりを推進している団体への助成などに要する経費でございます。  以上でございます。
    ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  佐藤委員。 ◆佐藤 委員  スポーツ振興事業についてなんですけれども、予算書でかなりいろいろな事業が羅列されておりまして、非常に分かりにくいので、施設ごとに費用項目と、その施設の中での予算額がどうなっているのか、費用項目に対する総額がどうなっているのか伺います。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 まず、施設ですね、確かに複数ございまして、順番に申し上げさせていただきます。  まず、市民温水プール整備事業でございます。こちらは主に名称の記載されているのは委託料と工事請負費となってございます。あと備品購入費もございますけれども、その項目の中で順次内訳のほうを申し上げさせていただきます。  まず、市民温水プール整備事業でございますが、こちらは電気設備等保安点検委託料と警備委託料、市民温水プール建物等事前調査業務委託料、市民温水プール土壌調査業務委託料、廃棄物処理業務委託料、市民温水プール建設等工事監理業務委託料、市民温水プール建替工事設計単価入替業務委託料、最後に市民温水プール建設等工事費でございまして、総額につきましては1億8,578万3,000円となってございます。  続きまして、(仮称)松原テニスコート設置工事の関連の事業でございますけれども、こちらはまず公共施設予約システム改修委託料、松原テニスコート設置工事監理業務委託料、松原テニスコート設置工事費、最後に備品購入費がございます。総額では9,742万9,000円となってございます。  続きまして、スポーツ推進地区の整備でございます。こちらにつきましては、境界確認測量委託料、市北東部スポーツ推進地区整備事業委託料でして、合計で1,573万5,000円となってございます。  続きまして、スケートボードパークについてでございます。こちらはスケートボードパーク基本構想等策定業務委託料500万円となってございます。  続きまして、記念体育館の整備についてでございます。こちらは記念体育館空調設備設置工事設計業務委託料と記念体育館エレベーター改修工事設計業務委託料でして、この合計額が1,761万2,000円となってございます。  続きまして、そうか公園の既存施設の改修でございますけれども、まず一つ目がそうか公園クラブハウストイレ改修工事費、続きまして、そうか公園放送設備改修工事費となっておりまして、こちらの合計が1,511万8,000円となってございます。  そして最後に、市民体育館バスケットボールゴール改修工事費でございますけれども、こちらは473万8,000円となってございます。  内容につきましては以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  令和4年度はかなりのボリュームになるかと思います。施設も増えていて、通常の業務をやりながら、さらにこれをやらなければいけないと。これをやるに当たって、スポーツ振興課の職員体制が今どういうふうになっているのか。オリンピック・パラリンピックの影響で増員されていると思うんですけれども、これを実施する職員体制がどうなっているのか伺います。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 職員体制についてでございますけれども、こちらは従来オリンピック・パラリンピック開催前につきましては、正規職員6名、会計年度任用職員2名の合計8名で業務を行ってまいりました。そこで、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催による関連業務を行うために、令和2年度から正規職員が2名増員となりまして、現在、正規職員8名、会計年度任用職員2名の合計10名で業務を行っているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  そうしますと、オリ・パラ終わったので、新年度もしかしたら、ここは予算が分からないので、どういうふうになっていくか分からないんですけれども、6人に戻るかもしれないと。仮に6人に戻るとしたら、1人1事業をやっても間に合うかどうかというような状況になってくると思うんですね。  心配しているのは、こういった事業を失敗、ミスがあったりしては絶対にいけないわけで、これをどういうふうに進めていくのかなというのを非常に心配しております。  課長も含めて1人1事業を持つようなやり方でないとできない状況なんですけれども、そういうふうに担当を決めてやっていくのか、チーム制でやっていこうとしているのか、どういうふうにこれだけの事業を令和4年度やっていこうというふうに今検討されているのか伺います。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 人員の体制につきましては、ちょっと私の立場で申し上げることはできませんが、与えられた体制、人員において、従来業務も含めて業務を割り振って進めていくことになろうかというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 失礼いたしました。  あくまでも総務部の所管ではございますけれども、当然ながら事業を進めていくために必要な体制、予算の部分と体制の部分というのは調整しながら進めていきたいと思っております。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井 委員  スポーツ健康づくり推進事業の中で、スポーツ健康づくり事業委託料と高年者健康づくり協働支援事業助成金の令和4年度の内容をお願いします。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 スポーツ健康づくり事業委託料の令和4年度の事業内容についてでございますけれども、こちらは市主催のウォーキング大会、春と秋にございますが、これが2回、あと現状カローリング大会を行っておりまして、その1回の開催運営に係る業務委託料でございまして、そのウォーキング大会とカローリング大会を令和4年度も実施していく予定でございます。  続きまして、高年者健康づくり協働支援事業助成金についてでございますが、こちらは高年者の健康づくりを推進するための高年者のスポーツレクリエーション活動及び文化交流活動などの協働支援事業の助成といたしまして、まずスポーツサロン運営協議会というところがございまして、こちら3部門のの競技がございます。そちらに競技の運営の助成として44万円、そして文化交流運営協議会、こちらは健康体操であったり、あと音楽会を開催して、体と心を健康にしていただくという事業に120万円、あと町会10ブロックで構成される健康づくり運営協議会ですね、こちらにつきましても体操であったり、グラウンドゴルフであったり、そういったものを通じて心と体を健康にしていただくという活動の助成として130万円支出するものでございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  この高年者の健康づくりの部分なんですけれども、高年者の方たちがほとんど知らない。どういう周知をされているのか。それで、町会16か所の部分も、町会のスポーツサロンにしても、文化交流のための予算もついていますけれども、これも何か所ぐらいでやっているのか。やっているところの地域の高年者しか参加できていないか。  何かその辺が非常に指導者の方がいてやってくださっているんでしょうけれども、この事業を今までもやっていて、令和4年度もやるんだと思うんですけれども、同じ人間だけこれの恩恵を受けていませんか。その辺のきちっとこの事業の令和3年度なり、その前もやっていたとしたら、その辺をきちっと精査した上で令和4年度、またこの事業ということで予算組みをして出してこられたのか、ちょっとその辺をお聞かせください。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 まずこれら事業の周知についてでございます。  こちらにつきましては、広報紙などを活用いたしまして、広く募集させていただいているところでございます。当然会場も限りがございますので、定員というのは設けなくてはいけないというところがございますが、場合によっては抽せんになってしまうこともございます。  周知に関しましては、今こういった形で広報を中心にやらせていただいておりますけれども、よりよい周知方法があれば、またその辺は検討してまいりたいというふうに考えてございます。  あと市内何か所でやっているかということでございますけれども、基本的にはその事業のやる内容にもよるかと思いますが、基本的には市内のある程度のエリアを吸収できるような形で、例えば現状の取組として、前期、中期、後期と3期に分けてやっている部門もございます。前期、中期、後期で、例えば前期は市の北側で、中期については市の中央部、後期については市の南部という形で、会場を分散させるということをしながら、幅広い方に御参加いただけるように努力しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  こういう事業をやっていただくのはとてもありがたいことだと思っているんですけれども、高年者の健康づくりということで、どのぐらいの高年者の方の利用人数、その辺を考えてこの事業を進めていこうと思っているのか、その辺ちょっとお伺いしたいと思います。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 利用人数につきましては、まず、高年者健康づくり協働支援事業助成金のうちの一つで、スポーツサロン運営協議会というものがございます。スポーツサロンにつきましては、3部門ございまして、一つが民謡の部門、あとレクリエーションダンスの部門が二つ目、卓球の部門が三つ目でございますが、それぞれが民謡の部門が353名、レクリエーションダンスが372名、卓球が354名で、合計で1,079名の方に参加していただいております。  ただ、こちらは令和2年度の実績でして、コロナの影響を受けまして、なかなか利用者数が令和元年度に比べて減少しているところでございますが、ちなみにトータルの数字でございますが、令和元年度は2,862名の御参加をいただいているところでございます。  当然先ほども申し上げましたが、会場の制約等がございますが、会場に見合った、できる限り多くの方が参加できるような設定をしてまいりたいなというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  ごめんなさい、ちょっとしつこいんですけれども、今御答弁をお聞きさせていただいて、団体ごとで入っているんじゃないですか。スポーツサロンにしても、こういうふうな民謡さんです、卓球さんです、レクリエーションと。だから、個人的な形の参加もできるような配慮とかされていかないと、予算をかけて健康づくりとして事業をやっていくという部分では、ちょっとその辺がどうなっているのか。  それと、スポーツサロン、文化交流とか、この事業をやっていく目的といいますか、こういうあれでやるんだという部分が、先ほどの御答弁でちょっと曖昧なような感じがしましたので、その辺もう一度お願いいたします。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 これらの事業の募集についてでございます。団体という御質疑がございましたが、こちらにつきましては広報紙で募集させていただいておりますが、個人で応募できるような形を取らせていただいてございます。  続きまして、事業の目的についてでございますけれども、こちらについてはいろいろな運動であったり、音楽鑑賞とか、そういったものを通じて、高年者の方が心と体を元気にしていただく、運動して、あと音楽を聞いて元気になっていただくと、そういったことを目的に事業のほうを進めてございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  金井委員。 ◆金井 委員  ちょっと戻るんですけれども、スポーツ振興事業で、記念体育館空調設備設置工事設計業務委託料なんですけれども、これの設置までのスケジュールについてお伺いいたします。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 記念体育館の空調設備の設置工事のスケジュールについてでございます。  こちらにつきましては、令和4年度に設計業務をやらせていただきまして、令和5年度以降、記念体育館の大きさを考えますと、単年度では難しいかなというふうに現時点では考えてございます。ですから、ちょっとまだこの辺を来年度の設計業務委託の中で、利用者の影響も考慮しながら、工期のほうは設定してまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  鈴木委員。 ◆鈴木 委員  スポーツに係る大会参加補助金についてお聞きします。  前年度との金額比較をまず教えてください。増減ですね。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 スポーツに係る大会参加補助金についてでございます。  こちらにつきましては、前年度150万円を要望させていただきました。来年度につきましては130万円ということで、20万円減になってございます。その減の理由についてでございますけれども、こちらにつきましては、ここ2年程度の実績を鑑みて、この130万円というふうにさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木 委員  今根拠と積算を言っていただいたのであれなんですけれども、個人と団体で違うのかな、出す補助の額なんですけれども。その額は前年度と来年度、増額とかはあるのかどうか。分かりづらかったら規定でもいいですよ、1人幾らとか、団体はどうなんだと。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 1人当たりの補助を出させていただく金額でございますけれども、基本的には個人、団体で変わりはございませんが、関東大会につきましては、1人当たり8,000円の補助を出させていただいております。全国大会につきましては、1件当たり1万円の金額を出させていただいております。世界大会につきましては、要綱上、市長が定めるというふうな規定になってございますが、基本的には2万円程度お出しさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木 委員  その増額の検討というのは、今年度されたんですか。今言った金額を、どうしてもこれはちょっと足りないという意見も多い中で、今年度そういう検討をされたのかどうかお聞きします。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 こちらにつきましては、平成30年4月に改正しまして、全てではないんですが、金額を上げさせていただいた部分もございます。したがいまして、今年度も含めて、現状1件当たりの額を上げるということは検討してございません。  以上でございます。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木 委員  最後です。  多分これ参考資料を見ると、関東大会と全国大会と国際大会というふうになってます。例えば小・中学校とかで、市内で勝っていくと、今度は県大会がありますよね。これ県大会に補助金が出ない理由というのは何なのか。それを検討されなかったのかも聞いておきます。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 確かに御指摘のとおり、県大会へ出場するということも非常にすばらしいことだというふうに思っております。ですが、現状におきましては、こちらの趣旨といたしましては、予選大会を通過して、そして関東大会以上というふうなことで、オープンな大会には補助金を出さないことになってございます。種目によりましては、いきなり県大会から始まる大会もありますことから、関東大会以上というふうにさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  矢部委員。 ◆矢部 委員  スポーツ振興事業のスケートボードパーク基本構想等策定業務委託料の内容とスケジュールをお伺いいたします。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 スケートボードパーク基本構想等策定業務委託の内容についてでございますが、内容につきましては、関係法令などの精査、他事例の調査を行い、整備に当たって想定されます懸案事項の抽出及びその対策の検討を行う中で、現在検討している場所を含めた適地の選定を行い、併せて整備内容の検討を行うなど、整備に当たっての基本構想を作成するものでございます。  そして、スケジュールについてでございますが、来年度この基本構想を作成させていただき、令和5年度以降、整備に向けた取組に着手してまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  佐藤委員。
    ◆佐藤 委員  今説明の中で、検討項目の中に適地の選定とおっしゃったかと思うんですけれども、場所が変わることもあり得るということなんですか。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 現在、これまで御案内している柿木フーズサイトの中での整備を行うために取組を進めてございますけれども、できるだけ円滑にスムーズに整備するためには、その場所も含めてどの方法が最善かということも検討する必要があるのかなというふうに思いますので、様々な視点から検討させていただきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  スケボーのパークって、あそこに産業団地を最初に造りましょうと言ったときに、県のほうでやると言って、スケートボードパークの想定だったと思うんですけれども、そこはそれでまず間違いないのか。県のほうとしてやるということで、スケートボードパークというのは草加市が提案したんですか。県が提案したんですか。ここを伺います。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 こちらの産業団地整備に関わりまして、雨水の貯留槽の上部に蓋をしたので、活用できるというところから話は始まっておりまして、草加市のほうとしても、スケートボードパークの整備要望というのがございましたので、せっかくであればというところで、埼玉県のほうには要望させていただいたところでございます。ですが、ちょっと実現に至らなかったというところはございます。  ですので、今後、市のほうがその場の整備ということで進めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  要望を出したというのは分かりますけれども、県の企業局のほうでスケボーパークを造ると決めたわけですよね、最終的に。今実現に至らなかったというのは意味分からないんですけれども、それで県の企業局のほうで決めたんですよね。そこをまず確認しますけれども。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 我々としてもそのように造っていただけるならというところで、御要望はさせていただいたところでございますけれども、ちょっといろいろな調整の中で実現に至らなかったというふうに伺ってございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  ちょっと実現に至らなかったじゃなくて、これから造ろうという話なので、実現しようとしているのに実現に至らなかったというのは意味分からないんですけれども、そこじゃなくて、要望は要望でしました。市民が市に要望するので要望しました。そうじゃなくて、スケボーパークをここに造ろうと決めたのは企業局なんですよね。決定権はどこにあったんですか。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 造っていただけるという話も聞きましたので、要望はさせていただいたんですけれども、結局、造るに当たって要望したということですから、事業の主体はその時点では県のほうでやっていただけるというところで認識していたところでございますが、そこがちょっといろいろな流れがあったのか、その辺の詳細は我々も分かりかねるところがあるんですが、実現に至らなかったというところでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  ちょっと議会にも説明ないから、よく分からないと言われると、こっちなんてもっと分からないんですけれども、私の認識では、草加市で要望は出したけれども、あそこに蓋掛けたら何かできないかというので、スケボー今いいからという要望を出されたと。ただ、県の事業として、企業局のほうであそこの整備について、スケボーパークをじゃ造っていこうと決めて進めて、途中から費用負担の協定見直しがあって、草加市があそこはやりますということで移行したという認識なんですけれども、これ違いますか。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 産業団地整備事業が完了して、令和3年3月に整備に係る道路であったり、調整池であったり、公園であったり、そういったものがその時期に移管されたところでございます。そこから市による整備ということでスタートさせていただいたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  部長に聞きますけれども、私の認識が合っているのか、そうじゃない流れで来ているのか。今の説明だとよく分からないんですけれども。というのも、それでないと、場所までまた違う検討を始めますなんてやっちゃったら、事業自体が産業団地の周辺整備の一つとしてやろうと思っているものじゃなくなっちゃいますから、ちょっとそこをお願いします。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 この事業自体が、上面が空いているので、草加市としてお使いになりたい部分がありますかという話であったというところから、スケートボードパークの整備をしていただきたいというふうに草加市のほうで要望したというのは、それはうちのほうで決裁行為を取ってやっている話ですので、その後、結果的にそれができなかった、要は整備は県のほうではできなかったということで、草加市のほうにその土地自体が移管をされたというふうな流れだと私たちは思ってます。  草加市として改めて整備方針をつくって、そして草加市として整備することにしたと。この時点においては、あの上面をやっていきたいということで、当然我々は動いていたわけですが、その後、地元説明会などをやっていく中で、なかなかやはり越谷市との境ということもありまして、進めていくのにある程度時間がかかるんだろうなという感触でありますので、私どもとしては、とにかくスケートボードパークというものを早く整備していきたいと。その中で、市民の方に使っていただきたいというふうに思ってますので、もしそこでやることよりも早くできるような場所があるのであれば、そういうところも含めた検討をしていかなければいけないなと思っておりますので、今回の基本構想の策定業務の中で、そういう部分も含めて検討させていただければと思っているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  そうすると、今、柿木フーズサイトの開発の一環としてやってきたという位置づけは、一旦なくなるということでよろしいのか。それを外した上で、まっさらにまた検討するということでいいのか伺います。  結局そうなると、違うところでやりますと言うと、用地どうするんだという話もありますし、じゃ蓋掛けたあそこの予定地だった場所はどうするんだという話もありますので、それによっては、また柿木の周辺の整備計画の費用とか見通しというのがまた変わってくること、二つの部分が変わってくると思うので、このあたりのことの考えを伺います。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 フーズサイトの周辺整備という位置づけかどうかということに関しては、私たちの部に移管されたときに、スポーツ施設の整備だというふうに私たちは捉えておりますので、フーズサイトの中でその上部がどう利用されるか、それは今はやはり我々最優先であそこをスケートボードパークにしていきたいというふうに思ってますけれども、仮にそれがなかなか進捗が思うようにいかないようであれば、位置を変えることも含めて考えていく。そうすれば、今の上面に関しては別の利用方法を当然考えていくということになると思いますけれども、まずは来年度はそれも含めた形で調査をして、基本構想づくりをしていくというところ、その中でそういう課題についても検討していきたいというふうに考えてます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  じゃその検討は、実際いつくらいに私たちは分かるんでしょうか。スケジュール感として。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 来年度事業でございますので、来年度の中でそれは整理していきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  どうも今聞いていると納得できないな。だから、皆さんは説明会までやったんでしょう。説明会までみんなやっているわけだよ。それで、ここへ出てくるのは基本構想等策定業務委託料500万円上げた。基本構想ですから、どこへやろうかという形の考え方もあるけれども、皆さんは柿木のあそこだという形でみんな考えているわけですよ。我々にも青写真を見せてくれたり。  そうするとこれが基本なんだけれども、説明会はあそこのところへ造るんだという形の中で、それで説明会をやったのか。さらには、先ほどあなたが言ったみたいに、あそこ以外を考えているんだということをやったのか。この辺が非常に大事なので、その辺はどうなんですか。そこだよ、問題は。我々を幻惑しちゃいけないよ、あなた。ちゃんとこうやって出ているんだぜ。  一番大事なのが、今審査しているところが大事なんですよ。どうなんですか、その辺。それで違う方向に行ったらとんでもない話だよ。どうなんですかその辺。部長、しっかりしろよ、おまえ。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 当然、説明会をやるときには、今の場所で、つまり柿木のフーズサイトの中の北側のところでやりたいということで説明会をさせていただきました。  その中で、やはりいろんな方の御意見の中で、かなりそれに対する反対も御意見もいただいている中で、そこで進めていくことが、当然法律的にはそれはできることかもしれませんが、そういう反対者の方たちとの調整をしていくことにやはり一定の時間を要するだろうと我々は思ってます。  その中で、第一義的にはそこの場所を考えながらも、もしもっと早く進める場所があるのであれば、そういうことに関しても考えていきたい。私たちとしては、あそこに造ることが目的ではなくて、スケートボードパークを早く整備すること、それをやっぱり優先的に考えていきたいと思ってますので、その中で最終的にそこは場所も変わる可能性もあるのかなと。それはまたそのときの時点でちゃんとまた御説明をすることになると思いますけれども、今の段階ではそういう可能性も含めた検討をしていきたいというふうに考えてます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  なるほどね。まず第一にあなたが言ったスケートボードパークを造ることが先決なんだと。そうしたら、我々にああいう形で青写真まで出して、ここのところが予定地なんだというような形で出すのはおかしいんじゃない。我々はそういうふうに思ってますよ、正直言って。  あそこのところをどうしようか。蓋掛けるのはどうしようもない。じゃ、もっと進んで、そして本当は県がやるわけだったと。ところが、金がないんだか何だか分からないけれども、それは草加市でやってくださいという話になって、草加市はそれでのっかったわけだ。  のっかって、あの青写真を載せたやつを我々に見せて、そして、ああここかと我々は見に行ったよ。立派なものできてますよね、あれね。そういう中で、今度は粛々と説明会をやろうと、説明会をやった。そうしたら反対者が出た。反対者が出たら、いろいろなところを検討しなくちゃならないというふうにもなった。  そこで、先ほど言った草加市はスケートボードパークを造ることが本題なんだから、ほかのほうにもというふうに考えたんじゃないのか。どうなんですか、その辺。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 流れとしては、おおむねそういうことです。反対者が全然いなければ、当然そこでスムーズにできるんですけれども、そうではないので、それは行政としていろんな可能性を考えていかなければいけないというふうに考えてます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  反対者がいるから、だからほかのことも考えるんだと、こういうことなんだ、皆さん。これどうなんですか。じゃ、それは反対者がいても、そういうような形でやろうとしているんだから、今後そこを根強く納得、説得、合意をするような形で、そしてそこのところでやりたいんだと、こういうふうに言わなくちゃいけないんだよ、ここは本当は。そうじゃないですか。  やることが先決だと言って、そっちへ行っちゃ駄目なんだよ、あなた。何のためにあそこのところをああいう計画でやってもらって、そこのところをそんなほかへやるということになると、土地を買うかどうかだって大変だよ。そういう状況になったときに、あそこのところは、その建設だけで済むわけでしょう。だとするならば、金のない中、そこのところでやりたいんだと、だから理解してくださいよと、こういうことだって言わなくちゃいけないんですよ。それで、我々に納得させる。  あとは行政の努力によって、そしてあそこにどうしてもという形で、その合意、コンセンサスを取って、そしてやるのが当然だというふうに私は思いますよ。だとするならば、これをここへ出してきたのは時期尚早だと私は思いますよ。どうなんですか、その辺は。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 委員さんおっしゃるように、あそこでやりたいということで、今もそういう御意見の方たちに対しては意見交換をさせていただいて、説得をするという動きを続けております。その中で、説得材料としていろんな調査をしていかないと、相手が納得していくような説得材料が出せない部分もあるので、そういうことはこの委託料の中で考えています。  先ほども申し上げましたけれども、それを進めていくと同時に、次のもしそうでなかったことも想定しながら我々は進めていかなければいけないと思っているので、そこも併せて基本構想づくりの中でやっていくと。だから、場所を変えるためにやるんじゃないんですけれども、場所を変えることもやっぱり選択肢としては持ちながらやっていかないと、結果的に何年もできないという状況は、私たちは避けたい。今、スポーツの中で、スケートボードって盛り上がってきてますし、なるべく早急に整備をしていきたいという中で、いろんな選択肢を考えていくというところで、今回こういう予算を出させていただいています。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  ふらふらしないで、そこで説得してやるというような形で行かなくちゃいけませんね。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 引き続き説得してまいります。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  佐藤委員。 ◆佐藤 委員  ここまで聞くつもりなかったんですけれども、スケートボードパークを早く造りたいという気持ちは分かりますし、やっていっていただきたいという思いもありますよ。反対の方がいて、反対の方を押し切ってまで全て突き進むようなことはすべきでないし、合意形成を丁寧に図るべきだと思ってます。  ただ、今回の調査で、他の候補地も検討しますと言ったら、私、逆に反対側の立場だとしたら、ああ、じゃ言えば、この候補地じゃなくなるんだと思って、結局合意形成は遠のくだけだと思うんですよ。本当にここじゃないと、今吉沢委員が言ったように、財政的に厳しいんですという中での合意形成を図る努力ができなくなってしまうと思うんですよ。  今、スケボーパーク予定地の広さがどのくらいなのかということと、そういう土地が、住宅に張りついてないような土地が、今草加市で持っている土地があるんですか。思いつくところの中で。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 まず、現状の産業団地の雨水の調整池の上部の面積でございますけれども、おおむね5,000㎡ございます。その中で、当然スケートボード場だけではなくいろんな、例えば駐車場であったりとか、管理棟であったりとか、そういったものはこしらえていかなくちゃいけないというふうに思っておりますので、実際スケートボードができる面積としたら、もうちょっと狭くなるというふうには考えてございます。  今想定しているのは、その5,000㎡の中にいろんなものを入れなくちゃいけないということがありますので、大体今想定しているのは、スケートボード場としてはおおむね1,500㎡程度なのかなというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  答弁、答えてもらってないんですけれども、5,000㎡の土地がまずあるのかどうかですよ。ないなら買うしかないですから、その選択で調査したって、どんな研究したって、じゃ別の場所でいきましょうと言ったら、買う以外にほかないですから。  1,500㎡と言っても、1,500㎡だけ置いちゃったら、必要な管理棟もないですよ。駐車場もないですよ。スケボーパークの最低のスペースだけで言ったら1,500㎡と、それにさらに駐車場を入れてという話で5,000㎡というのは、じゃ1,500㎡だけで造っちゃったら、結局路駐とか、違う問題が出てくるじゃないですか。1,500㎡と言っても、市営住宅とかの広さ前後のものが土地として必要なわけじゃないですか。5,000㎡の土地ってあるんですか。  そもそも検討する中で、買う以外の選択肢として、今ある土地がないと、検討の結果って、買う以外なくなりますから、しかもそれを検討すれば、結果、じゃ違う候補地に言えば行ってくれるんだというふうに思いますから。私はそう思いますよ、私が反対だったら。それあるんですか、土地が。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 草加市内にそういう土地があるかどうか、5,000㎡というのは、いろんなものを入れて、スケートボードパーク以外のスポーツ施設も入れるような形で考えたときの、今ある面積を使うとしたらという想定ですので、その中で必要な面積はどれぐらいかということも考えていかなければいけませんし、それから実際そういう場所があるかどうか。  草加市内、やはり土地としては北東部にしか今まとまった空地は少ないと思ってます。その中で、そういう土地を見いだし得るのかどうかということも含めて、結果としてそういう土地がうまく見いだせれば、そこも候補地になる可能性もあるということだと思います。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  何か移転もできるよという期待だけを生ませていて、結果としてそういう土地ないですから、買う以外に。あと今建っている、そういうのは活用されているから、それをつぶすしかないですから。ちょっと今回の委託のやり方、検討って、場合によっては逆にスケボーパーク実質断念みたいな結論になっちゃうんじゃないかなと思って危惧しているんですけれども、スケートボードパークは最終的に造るというのは、間違いなくやるということでいいんですか。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 造っていきます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  田中委員。 ◆田中 委員  私もスケートボードパークについてお聞きしたいんですけれども、私は会派説明を受けたときは、地域の住民の方からそういう反対意見があるというのは聞いてました。ただ、結構今話を聞いているとかなり強固な反対なのかなと、その会派説明のときよりは思ってまして、何が原因なのか。令和4年度はそういう方たちにどういう説明をしていくのか教えていただけますか。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 いろいろなスケートボードパーク、イメージもあるのかなというふうには思うんですけれども、要はスケートボードパーク自体、今まさに建設が全国で始まりつつあるような状況の中で、多くの市民の方々がどのような施設であるのかというのがちょっとイメージが湧かない部分があるのかなというふうに思っております。
     それで、単純に例えば報道とかで、音がうるさいとか、そういった問題が報道されているかと思うんですけれども、そういったイメージが湧かない部分がありまして、住民の方々はちょっと不安に思われているようにも感じられたところでございます。  ですので、我々としても、大変申し訳ないんですが、ちょっと未知の部分がございますので、この業務を通じて市民の方々に、この整備に対して抱く課題の抽出を行って、その対処方法をお伝えすることで不安が和らいで、事業の一定の理解につながっていくのかなというふうに思っております。その問題を抽出して、それでお伝えしていくという方法を令和4年度は取っていきたいなと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井 委員  この500万円の来年度で予算が出ているわけですけれども、スケートボードパークをやると。だけれども、本当に市民の方から、住民の方というか、御理解がなかなか難しい方が出られたという部分なんですけれども、今の課長の御説明だと御理解をいただけるような、このスケートボードパークに関してのやり方、その辺を職員が知らない、分からない人が説明して分かってもらえるのかですよ。その辺の御理解をいただけるようなやり方をしなければ御理解いただけませんよね。素人に素人が、分からない人が説明したって。  それであと、ほかの場所も探さなければいけないようなお話とか、今すごく出ている。じゃこの500万円の予算ってもったいないと思いませんか。その辺のしっかり話し合いとかがついた上で、あそこでやるのか、ほかでやらざるを得なくなるのか、その辺がちゃんとしてからこういう予算を上げて、議会にももちろん説明が要りますし、予算を上げてくるものじゃないんですか。  じゃ、あそこじゃないんだと、みんなあそこだと思ってきているわけだから、急にここへ来てほかの場所の話も出ているわけだから、じゃこの500万円のお金はもったいなくないんですか。策定の委託料で500万円ですけれども、曖昧なままでこの500万円使うんですか。本当に予算が厳しい中で。  それで、今佐藤委員からも、ほかですと言ったら、ほかも場所、土地を買ったり何だり、そんなお金ないですよ、草加市。上げてくること自体がそんな曖昧な状態でこの500万円を上げてきている。早くやりたい、早くやってという部分の気持ちは買いますよ。でも、その気持ちの部分の実態がないまま、この500万円上がってきている。説明が十分にできないままでこの予算が上がってきている。私はこの500万円無駄にできませんので、その辺どうなんでしょうか。御答弁をお願いします。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 スケートボードパーク整備に伴って、その前段で様々なことも課題であったり、その課題に対する対処方法であったり、そういったものを整理していかなくちゃいけないというふうに思っておりますので、この業務委託を行わせていただく中で、その辺を明らかにさせていただきたいと思っておりますので、御理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  住民の皆さんの御理解をいただくための努力はスポーツ振興課のほうで、業務委託の委託はどこへ委託するんですか。その辺、この500万円というのは非常にきちっとしていただかないと困りますので、その辺じゃ御理解、最後まで努力していただくためのスポーツ振興課として、住民の皆様へのその辺の物すごい努力していただかないといけませんから、それも分からない人が物を言ったって理解してもらえませんから、それとじゃどこへ委託するんですか。その辺がきちっとしてから出してくるべきだと思ってますので、御答弁いただきたいと思います。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 例えば公園とか、そういったところを造ることに携わっているコンサルタントですね、そういった業者さんに業務委託をさせていただきたいと考えてございます。  なお、周知につきましては、市内にもこのスケートボードに精通している専門家と申しますか、精通されている方もいらっしゃいますので、そういった方も、例えばお伝えするのに一緒に協力いただきながら、そういった形で専門家の視点からこういうことですよといったところをお伝えしていき、そして一定の御理解をいただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  そうしましたら、その辺の報告を逐一議会のほうに御報告、説明をいただけるでしょうか。その辺どうでしょう。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 その辺はこれまでも会派説明等やらせていただいた経緯もございます。今後につきましても、節目、節目でその辺の情報、御説明させていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款8項1目に対する質疑を終了いたします。  次に、2款9項1目文化振興費の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、2款9項文化観光費につきまして御説明を申し上げます。  2款9項文化観光費につきましては7事業で、予算額は4億1,321万3,000円でございます。前年度と比較して1億3,961万4,000円、率にして25.3%の減となっております。  初めに、1目文化振興費につきましては4事業で、予算額は3億8,040万4,000円でございます。前年度と比較して1億4,673万2,000円、率にして27.8%の減となっております。減額となる主な理由としましては、草加市文化会館の改修に係る経費などが減額となることによるものでございます。  主な内容としましては、アコスホール及び草加市文化会館の管理運営委託料や施設改修に要する経費並びにおくのほそ道草加松原国際俳句大会の授賞式、奥の細道サミットin草加実行委員会への補助、草加市美術展の開催などに要する経費でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  石田委員。 ◆石田 委員  アコスホール維持・管理事業のところで、アコスホール舞台及び客席照明LED化工事費、アコスホール舞台及び客席照明LED化工事施工監理業務委託料の内容についてと、工事に伴う開館日程への影響を含めた工事スケジュールについてお伺いいたします。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  アコスホール舞台及び客席照明LED化工事費及び施工監理業務委託料につきまして御答弁申し上げます。  まず、アコスホール舞台及び客席照明LED化工事でございますが、アコスホール内の舞台、客席の照明が老朽化していることから、照明本体及び調光器など周辺機器の更新が必要であること、また、令和元年度に本市が策定しました草加市公共施設における高効率照明導入推進指針に基づいて、省エネルギーと温室効果ガスの排出抑制効果等を目指すため、照明のLED化を進めようと工事を行うものでございます。  また、施工監理業務委託料でございますが、LED化に伴う配線など専門的な知識が必要となることから、専門知識を持った工事監理者による適切な施工のチェックや現場との調整を行う業務委託を行うものでございます。  スケジュールでございますが、令和4年11月頃まで仕様の確定や入札手続等を行い、工事予定総額が3億6,619万円と大きな予算額でございますので、12月定例会において契約の御承認をいただきたいと考えております。その後、令和5年5月ぐらいまで機器の制作を行い、照明の設置を6月から9月まで行いたいと考えております。  なお、照明設置期間はホールの一般利用が休止となりますので、市民の皆様には御迷惑をおかけする形となりますが、御理解をお願いしていく予定でございます。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  今御答弁いただきましたけれども、よりはっきりと市民の方が利用できない期間、いつからいつまでということをアコスホールと文化会館についてもお伺いしたいんですが。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  文化会館の工事につきましてでございますが、文化会館は令和4年度に舞台の暗幕などの諸幕を更新する工事を予定しております。この舞台に設置されています諸幕でございますが、一度もこれまで更新をしたことがございませんで、劣化が非常に進行しておりまして、既に破損が起きている箇所が多々ある状態でございます。保守点検の際の補修では対応が難しくなっておりますので、更新をしようとするものでございます。  工期につきましては、令和5年1月中旬から2月上旬までを予定しておりまして、こちらも市民の皆様に御迷惑をおかけしますが、ホール等の利用が休止となる予定でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  矢部委員。 ◆矢部 委員  奥の細道・芭蕉企画事業の奥の細道サミットin草加事業補助金の内容とスケジュールをお伺いします。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  まず、奥の細道サミットin草加の内容について御答弁をさせていただきます。  奥の細道サミットは、奥の細道紀行300年を契機として、昭和63年度からゆかりのある全国の加盟自治体で毎年開催しておりまして、松尾芭蕉の顕彰及び地域の活性化に結びつく活動と歴史文化の活用について、互いに連携し、広く内外に向けて展開しているものでございます。令和4年度は本市を会場として開催する予定でございまして、日程としては7月30日、31日の2日間の開催を予定しているものでございます。  この奥の細道サミットin草加事業補助でございますが、こちらは奥の細道サミットin草加を開催、運営するために、既に市民と行政とで協力しまして実行委員会が結成されたところでございます。この実行委員会さんに補助金を交付するものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  田中委員。 ◆田中 委員  関連するんですけれども、実行委員会さん、草加事業ということで、単年制でいいんですか。草加事業が終わったら解散するんですか、実行委員会さんは。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  奥の細道サミットin草加の実行委員会さんでいらっしゃいますので、基本的には開催をして運営をしていただきまして、会計の締めを行いましたら解散という形になります。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款9項1目に対する質疑を終了いたします。  次に、2款9項2目観光費の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 次に、2目観光費について御説明をいたします。  2目観光費につきましては1事業で、予算額は2,952万1,000円でございます。前年度と比較して694万6,000円、率にして30.8%の増となっております。増額となる主な理由としましては、物産・観光情報センターの閉館に伴う観光案内所の設置に係る費用が増額となることなどによるものでございます。  主な内容としましては、国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」のPRに要する経費をはじめ、本市の観光推進に向けた観光協会や神明庵運営協議会の補助等に要する費用でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  佐藤委員。 ◆佐藤 委員  まず、第三次草加市観光基本計画の調査を行うということなんですけれども、この内容とどういったところへ調査というのを行っていくのか伺います。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  まず、第三次草加市観光基本計画調査業務委託の内容でございます。  現在は第二次草加市観光基本計画に基づいた観光施策を行っているところでございますが、計画期間が平成28年度から令和5年度までの8年間で終了する予定でございます。ですので、令和5年度に次の計画を策定するために、令和4年度は観光ニーズ調査を行おうとするものでございます。  どういったところに委託を出していくのかという御質疑でございますが、観光の計画に知識、経験を持っているようなコンサル会社のほうに委託をしながら、併せて観光の専門の知識、御経験を持たれる大学の先生だとか、そういった方に御相談しながら、そういった調査を行っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  聞き方が悪かったんですね。どういったところに調査をしていくのかと言うのは、どういう対象にそういう調査とかニーズとかを聞いていくのかなということを伺います。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  大変失礼いたしました。  ニーズ調査の対象でございますが、まず市民の方にアンケートを取るということ、それから、観光の事業に日々御協力いただいております団体さん、関係機関のほうに調査を行っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  こういうのって、例えばふるさと納税で草加市に寄附していただいた方に、返礼品と併せてそういったアンケートを求めたりとか、観光はやっぱり草加市民だけじゃなくて、外にも打っていかなければいけないわけで、そういった市外に向けた調査というのもやっていくんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  委員さんおっしゃるとおりだと思います。そういった形でも充実した調査がやっていければと考えておりますので、そういったことも含めて考えていきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  あともう1個、観光案内所を新たに造られるというののスケジュールと、あと今回いろいろなところに少し含まれているのかなと思いますので、令和4年度の事業費の中で観光案内所に係る予算というのが結局幾らになるのか伺います。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  まず、観光案内所の開設のスケジュールについてでございますが、令和4年9月の草加駅南側の高架橋耐震補強工事に伴い、現在の物産・観光情報センターが9月に閉館されることになりましたが、当センターが有する観光機能につきましては、引き続き草加の交通玄関口である草加駅周辺に設置し、これまで以上に市内外の方々に草加の魅力をお伝えできるようにしてまいりたいと考えております。  開設スケジュールでございますが、令和4年9月末の物産・観光情報センター閉館後、継続的に観光案内を行えるように調整を行っていきたいと考えております。  続きまして、事業費でございますが、まず、設置の工事費でございますが、観光案内所設置工事費として200万円を計上させていただいております。あわせまして、観光案内所運営業務委託料として395万円、それから、この予算書の中では見えないんですけれども、場所をお借りするための賃料として78万円を使用料及び賃借料の中で計上させていただいております。それから、需用費の中で電気代を4万6,000円、役務費の中で通信料10万5,000円、保険料を1万円、併せて備品購入費を60万円計上させていただいておりまして、合計で749万1,000円でございます。  以上でございます。
    ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  先ほど観光案内所の運営の委託料なんかを言いましたよね。9月末をもって、そしてそれに引き続き開設するという形ですね。これと、それから観光案内所設置工事、これ関連していると思うんですけれども、これはどこなのか。どこへ造るのか。  それから、業務委託なんだけれども、今までは東武鉄道の高架下、あそこのところで借りてやってましたね。高架工事をするので移転してくれと。議会でもどこがいいかなと、こういう答弁を自治文化部長からありましたよね。一番先のと言ったら、あそこは駄目だという形で、ほかもという形で言われましたよね。それで、これは観光案内の工事費200万円出てますけれども、どこにするのか。このところに恐らく持ってくるんだろうと、移動するんだろうと、ここで開設するんだろうと私は思っているんですけれども。  それで委託者ですよね、これについては前は商工会議所に委託していたと。今度は、まだ新年度ですから、どことは決まってませんけれども、どういう業種に委託をするのか、それを教えていただきたい。  それから、観光案内の受付業務の委託ですよね。これみんな関連をしているんですから、1本だろうと私は思うんですよ。受付業務11万5,000円ね。これ1本だろうと思うんです。ところが、受付だけでこれは出ていると。  それから、神明庵運営協議会助成金、前に私が運営費はどうなっているんだという形でいただきましたよね。ああ、こういうものをやっているのかと、何だ合わないな、これはなというような形で思ったんですけれども、こっちのほうとの関係は、この補助金を出すほうとの運営団体との関係は、これは全然関係ないのかどうか、それをまずお知らせをしていただきたいと思ってます。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  まず、観光案内所の場所の検討でございますが、ヴァリエの工事に伴いまして、東武さんのほうからは当初、今のマツモトキヨシさんのあたりですね、あのあたりの場所を御提案いただいております。  ただ、あの場所は、今の物産・観光情報センターよりもさらに分かりにくい場所になりますし、駅からもちょっと遠い場所になりますので、あそこで賃料は無料でいいですよとはおっしゃってはいただいたんですけれども、ほかにかかるテナント料ですとか、そういったことを考えますと、費用対効果としてどうなのかというような部分もございましたので、あそこじゃない、もっと分かりやすい場所をということで、現在探しているところでございます。  場所を探している状況でございますが、やはり草加松原のほうに主に御案内したいというのがございますので、草加駅の東口の周辺で現在探しているところでございますが、やはり皆様に分かりやすい場所、目立ちやすい場所というところで考えますと、アコスの北館もしくは南館の中が適正なのではないかなということを念頭に置いて、現在調整中でございます。まだここというところは、申し訳ありません、決まっておりません。  それと運営の委託の業者さんをどこを想定しているのかという御質疑でございますが、もちろん今現在物産・観光情報センターを運営してくださっています指定管理者のアコス株式会社さん、こちらの業者さんも御経験を持っていらっしゃるということで、もちろん候補の業者さんになると思いますが、ほかにも観光案内ができる業者さん、団体さんはいらっしゃると思いますので、仕様を私どものほうで固めて、その仕様に沿った形でやっていただけるところを競争していただいて決めさせていただきたいと考えております。  それから、受付管理業務委託料と、それからこの観光案内の業務委託料の関係性でございますが、受付管理業務委託料のほうは、いつもここに出てなくて大変失礼したんですけれども、別の事業でございまして、観光の推進のために、毎年年末に干支手ぬぐい展という昼間さんの干支手拭いの展示をしておりまして、こちらの展示会の受付と管理の業務を委託するものでございまして、全く別物でございます。大変失礼いたしました。  それから、補助金を出している団体、また神明庵運営協議会との業務委託の関わりについてでございますが、今のところ神明庵さんにも観光案内所の運営についてどうですかねというような御相談はさせていただいてますが、積極的にやりますというようなお話も特段いただいておりませんので、今の段階では特段、特別に補助金を出している団体さんにお願いするといったことは考えておりません。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  なるほど。ちょっと私が勘違いしていたんですけれども、整合性が合わないなと私は思っているんですよ。  私は物産・観光情報センターがこの観光案内所運営業務委託料で、これかなというふうに私は思っていたんです。そうすると395万円、これは何なんですか。  それから、先ほど言った、これが抜けていたような気がするんですけれども、観光案内所設置工事費200万円、これはどこなんですか。  それで、先ほど言った昼間さんどうのこうのと言ったけれども、受付管理業務委託料11万5,000円ね、これについてどうも何だこれはというふうに私は思っているんですけれども、これもう1回詳しく内容を説明してくれますかね。ちょっとお願いします。この積算も含めて。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  まず、観光案内所運営業務委託料の内容でございますが、観光案内所を9月の物産・観光情報センターの閉鎖後、継続的に運営するために、10月以降、観光案内の業務を委託する経費として積算をさせていただいております。主に内容でございますが、その観光案内をする人件費、消耗品費、保険、そういった内容を計上しているところでございます。  それから、観光案内所設置工事費でございますが、まだ場所のほうは確定しておりませんが、どこかに場所をお借りして、そこに観光案内所としてブースを設置する必要がありますので、そのブースの建設費用と、建設と言ってもそんなに大きなものではないんですけれども、造る費用として考えております。大体観光案内所の大きさとして、6坪程度ぐらいかなというふうには思っておりますので、そのスペースを観光案内所にするための工事費用でございます。  それから、続きまして、干支手ぬぐい展の受付管理業務委託でございますが、干支の手拭いを展示しまして、草加市の地場産業の一つとして市内外の方に広めるということを目的として、観光の側面から広く周知を図るということを目的としてやっておりますが、積算の根拠でございますけれども、こちらは毎年いつもシルバー人材センターさんのほうにお願いをしているものですが、人件費としまして、1時間当たり1,018円を基点としまして、14日間展示をいたしますので、その合計として11万5,000円を計上させていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  ちょっとかみ合わないんですけれどもね、実は観光案内の業務の委託料395万円、これなんですが、これはそうすると先ほど課長が答弁をしたアコスのどこかという形で、いいところを見つけると、まだ決まってないということですよね。決まったら、そこのところへ行くと、こういう考え方でいいのかどうかだよね。  それから、もちろん名称も物産もつくのかどうかということも、物産・観光情報センターと言うんですから、これには載ってませんけれども、これはどうするのかですね。  それから、もう一つ、観光案内所の設置工事費なんですけれども、6坪ぐらいと言ったよね。まだ決まってないと。借りるのか、さらには買収するのか分からないけれども、これは観光案内だから、この案内所の運営というところと違うところなのかどうか、その辺を確かめていただきたいと私は思っているんです。  これはなぜかというと、これはくっつきですからね。案内所、運営するところ、案内は別のところかも分からないし、さらには実に運営するところはアコスなのかどうか分からないけれども、そこのところかということなんですね。その辺はどうなのか、その辺をお知らせしてください。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  まず、物産・観光情報センターの閉館に伴いまして、この物産・観光情報センターで持っております物産販売の機能と観光案内の機能と二つに分けてこれまで検討をしてきております。物産とそれから販売の機能につきましては、こちらは物産館の閉館に伴いまして、一応この駅周辺では取りあえずなくなりますが、別のところ、例えば最近できました今様本陣さんですとか、それから草加芭蕉庵ですとか、ぱりっせさんもしかりですが、それからこれから本庁舎ができたときにできますギャラリーのほうでもそういった物産機能を持たせていくというところで、市内に散りばめた形で発展的にやっていこうというふうに考えておりますので、駅前で特段物産の機能を改めてつくり直すということは今のところ予定はしておりません。  一方、観光案内機能でございますが、こちらはやはり草加駅近く、草加の玄関口でございますので、これは草加駅周辺に残そうということで、観光案内機能だけ残していこうというふうに考えております。でございますので、今のところこの観光案内所で物販や物産の機能を積極的に行っていくというところは、特段今のところは予定はしておりません。  場所と運営でございますけれども、場所のほうは、今、駅の周辺でアコスを中心として探しております。そこの借りた場所に対しまして賃料をお支払いして、場所は確保いたします。その借りた場所に、いただきたいと考えています200万円の工事費を用いまして、工事業者さんにお願いをして、契約をしまして、工事をして、観光案内所の設営をさせていただきます。出来上がった観光案内所にこの395万円の運営業務委託料を使わせていただきまして、どこか観光案内に知識、経験をお持ちの業者さんにこの業務を委託、お願いして行っていきたいと考えているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、この200万と395万円、くっつきですね。くっついているんですね。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  同じ観光案内所設置事業ということでは、一つの事業として考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  それで、場所はまだ決まってないと。9月以降ですから、これから決めると、こういうことですよね。私はこういうことであれば、観光案内所の案内所というやつは、これは案内所運営の中でいいんだろうと私は思うんですよ。何も一緒なんですから。何でここのところとこういう形でほかにつくって、なおかつ395万円も出して、それでそこのところで運営しなくちゃならないのかと。395万円、これは分かりますよ。アコスのところを借りるんですから。だけれども、この200万円というのは6坪ぐらいと言っているんだから、違うんでしょう、これは。違うところなんでしょう。同じところなの、これは。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  すみません、説明が下手で大変申し訳ございません。  場所をお借りしましたらば、設営する、場所を造るための設営工事費として200万円を頂きたいと思っております。なので、その200万円を支出する先は、恐らく工事の業者さんになろうと思います。ですが、出来上がったところで、実際観光案内の業務を行っていただくために395万円を業務委託費として計上させていただいておりますが、その業者さんは観光案内ができる、例えば今やっていらっしゃるアコスさんですとか、そういったところがやっていかれるのかなというふうに思っております。工事費と運営業務委託はそういった形で、全く別物というふうに御理解いただければと思います。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そういうことでよく分かりました。  ただ、問題は、今までの観光案内業務と、今度移動したところの観光案内業務ですね、それが整合性をきちっと図れるかどうかという、こういう問題が出てくるんですね。  相当今のところ、現在のところは定着をしてきてますからね。今度新たになります。だから、相当いいところじゃないと、同じような形で維持できないんだろうと私は思ってるんです。これ非常に観光の問題は大切ですから、その辺はどういうふうな形でPRしていくのか、その辺を明らかにしていただきたいと思います。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  委員さんおっしゃるとおりだと思います。駅の東口のどこか、もっといいところにということで、今一生懸命探しておりますけれども、設置の際には、やはり草加駅、もしくは草加駅周辺、どこから見ても皆さんから分かりやすいようなしつらえというのが必要になってくるだろうというふうに考えております。  ですので、例えば駅の近くにどこそこに観光案内所がありますよというようなものが分かるような、目立つようなサインを設置したり、道案内をつけたりというようなことも含めて検討しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款9項2目に対する質疑を終了いたします。  次に、2款9項3目国際・都市山村交流費の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 次に、3目国際・都市山村交流費について御説明いたします。  3目国際・都市山村交流費につきましては2事業で、予算額は328万8,000円でございます。前年度と比較して17万2,000円、率にして5.5%の増となっております。増額となる主な理由としましては、姉妹都市である福島県昭和村との交流を深めるためのキャンペーンの実施に係る費用が増額となることなどによるものでございます。  主な内容としましては、国際姉妹都市などとの交流に関わる経費をはじめ、福島県昭和村との交流事業に要する経費でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  山村交流の推進事業ですね。この間、広報を見たら、山村交流の体験ツアーですね。それで見て、春、秋、冬と3回ですね。春なのか秋なのか分からないけれども、募集しましたよね。載ってましたよね。  確かにそういう形で人的関係、さらには交流関係、大切だというふうに私は思ってます。日光であれ、さらにはこの山村交流であれね。  それで、問題はこのやつについては、前から私はクエスチョンマークを持っていたんですよ。あなた方を私は信用はしているんです。まず最初に、山村交流の中で、最初は草加市役所が汗をかいていたんですよね。ああ暑い、ああ暑いと汗をかいて仕事をしていたんです。今でもやっていると思います。それは評価したい。  募集も何もかけて、人員の問題も私はあるんだろうというふうに思うんですけれども、いつの間にか報償費だとか、旅費だとか、需用費だとか、役務費だとか、体験交流事業業務委託料だとか、さらに使用料及び賃借料、これはあるかも分からないけれどもね。姉妹都市昭和村宿泊施設補助金だとか、こういうのが出るようになったんだよね。これは当然仕事をすれば、こういうような形でだんだんなってくるんです。市民も喜ぶ、あなた方も人員が少ないから、こうふうにしたほうがいいんですよ、これは。  ただ、問題は体験交流の業務委託料という、こういうふうにしたんですよね。前はみんなやってましたから、バスも借り上げて、そして相見積りを取って、それで安いほうにやっていたんだよ。前はそういうふうにしていたの。いつの間にか今度委託になってしまった。数年前から。  それで、恐らく受託者については、それは懸命にやっているんだろうと私は思うんです。ただ、公平、平等にやってもらいたいと私は思っているんです。業者がいなかったらしようがないんです。でも、やっぱり公募すれば、手を挙げるところがあるんですよ。1者競争なんていうのはないんですよ。何でもそうですよね。そういう形で、市民はクエスチョンマークを持っているということがあるんですよ、皆さん。だから、公平、平等にやってくれということなんです。  それで、この旅費が増えたのと、全部で前年度よりも17万2,000円増えているんですね。人員の関係も私はあるんだろうというふうには思うんですけれども、宿泊補助金、これが多くなったから増えているんだろうと私は思うんですけれども、それでこういう形で推進事業として一つにしたから、やっぱり報酬とか報償費だとか、そういうのが含むようになっちゃったんですよ。だから、どういうところ、誰に報酬を出しているのか分からない。  だから、そういうことも明らかにしながら、委員会で私は話をしているんですから、みんなに理解できるように説明をしていただければ、私はそれでいいんだろうと、こういうふうに思ってるんです。  前も私はこういう形で話はしたんですよ。だけれども、やっぱりいろいろなところから悪いように話があるんですよ。そうしたときには、やっぱり取り上げなくちゃならないんです。1業者じゃいけませんよ。公募しなくちゃいけませんよ。そういうような形で、今までは、繰り返すけれども、バスだって、とにかく入札じゃないけれども、相見積りで、それで安いほうをかけたんですよ。今は委託しちゃっているから、その人に全部任せちゃっているということなんですよ。  だから、その辺はどうしてそういうふうになってきたのか。だから、後で調べますけれども、本当は最初にやったときから、どこのバス会社が入っているのか、その辺を私は調べたいんですよ、正直言って。だから、そういう点で、それは後で私は調べるからいいんですけれども、私が先ほど言ったことをちょっと説明をしていただきたいなと、こういうふうに思ってます。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  まず、この体験交流バスツアーが委託という形になった経緯でございますが、委員さんおっしゃるとおり、数年前までは委託ではなくて、市のバスを使って職員が添乗員のような形で、そういう形でツアーを行っていたことがございます。  ところが、この形なんですが、実は観光庁から県を通じて通知がございまして、旅行業者でなければこういったツアーを主催することはできないから注意してねというような形の通知を平成28年に頂いたことがございます。でございますので、旅行業者の資格を持った業者さんに委託をするのが適正であろうと考えまして、そのときから委託という形に切り替えさせていただいております。  委託の内容は、バスを出していただくということ、それと添乗業務をしていただくことでございます。この業者さんの決め方でございますが、市内の業者さん優先という形を念頭に置きながら、公募型の競争という形で募集をしているところでございます。  それから、予算の経費の増減の状況でございますが、委員さんおっしゃるとおり、都市山村交流推進事業の事務事業の全体事業費としましては、前年度よりも17万2,000円増額となっているところでございます。  報償費につきましては、内容は、年に数回、5回から6回、昭和村のほうから昭和村の物産を持って草加市で販売するというような事業を行っておりまして、その事業に昭和村の方に御協力いただくような場合もありますので、そういった方に対する協力者への謝礼ということで4万5,000円を計上させていただいているところでございます。  旅費でございますが、旅費は前年度よりも6万2,000円減額となっているところでございます。こちらは職員の旅費でございますが、昭和村への体験ツアー、バスの委託には出しておりますが、やはり目的は職員も含めての村との交流でございますので、このバスツアーには必ず職員が同行するようにしているところでございますので、その分の旅費を含めて計上させていただいているところでございます。  ほかには、毎年夏にやりますからむし織の里フェアの出店のための職員の旅費、そのほか交流事業の打ち合わせなどでお互い行ったり来たりしますので、その分を計上しているところでございます。  続きまして、需用費、役務費でございますけれども、これは増額になっておりまして、実は職員が動くための経費ではございませんで、これは令和4年度に新規で昭和村と一緒にキャンペーンをやりたいと考えておりまして、その分が増額となっているものでございます。と申しますのは、やはりここ2年、新型コロナウイルスの感染拡大によりまして、人が行ったり来たりというような交流が思うようにできない状況が続いております。特に体験ツアーにつきましては、令和3年度は3回のうち一度も開催ができなかったというような状況もありまして、これがすぐによくなるような状況はあまり期待できないというところもありますので、需用費のほうで増額で計上させていただきまして、昭和村の人たちにもっと草加をより深く知っていただくためのキャンペーンを行いたいと思ってます。  例えばクイズのような形で草加市についての知識を深めていただくような形ですとか、SNSを使ってフォロワーを増やすですとか、そういったことをやりまして、参加してくださった方には、草加市の例えばパリポリくんのグッズですとか、そういったものをプレゼントするというようなものを考えておりまして、そういったものの需用費を増額という形でお願いをしているものでございます。  それから、宿泊補助でございますが、こちらのほうはやはりこの新型コロナウイルスの感染拡大によりまして、昭和村のほうからもあまり来るのは控えてほしいというような時期もございましたので、宿泊補助の支出につきましては、令和3年度激減しております。今のところ実績ゼロでございます。ですので、令和4年度につきましては、前年度より10万円減額した形で40万円を計上させていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  一定の理解はできました。  これは先ほど課長が申し上げたように、そのとおりなんですね。最初は草加市のほうがやっていた。何年かたって、これも私は分かっているんですよ。どうしてそういうふうになったのか。先ほど言ったとおりですよね。しかし、その裏にはいろいろあるんですね。あなた方は分からないけれども。  そこで、公募だというふうに言ったよね。公募は一番いいんですよ。というのは、要するに相見積りと同じですよ。  それで、聞きたいんですけれども、体験交流事業業務委託料159万円、この業務はどこからどこまでやっているんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  昭和村の体験ツアーの業務委託料159万円の内容でございますが、まず、大型バスを出していただくということ、それから、添乗していただくこと、それと昭和村と草加市との間で体験ツアーの内容をあらかじめ決めておきますけれども、その体験の場所にお連れしてガイドをすること、こういったことをお願いしております。回数は春、秋、冬の年3回ございまして、この3回分を積算して計上させていただいているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  それだと全然内容をただ言っているだけで、積算が分からないね。積算はどうなっているんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  1回のツアーの委託料を、これは実績からですけれども、48万1,677円という委託料を3回分という形で計算をしているところでございます。
     以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  1回が48万1,677円、それできるんですか、バスも含めて、輸送も含めて、それでできるんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  これまでこの予算同額で計算をしていたところでございますが、一応この範囲内で実施をしておりましたので、可能と考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、それだと1回48万円で昭和村に輸送できると、こういう判断でいいわけですね。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  1回当たり、市民の皆さんに募集をして、定員はコロナ前ですと40人程度、現在コロナ禍でございますので、20人定員で開催を考えておりますが、そのお客様をお連れして体験をしていただいて、1泊泊まっていただいて帰ってきていただくと、そういった業務を全部含んでいるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  なるほどね。状況はよく分かりました。戻りますけれども、公募を始めたのはいつ頃からですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  体験ツアーの業務委託を行うに当たっての公募をいつから始めたかという御質疑でございますが、平成28年の5月に観光庁から通知がございましたので、平成29年度から公募をしているという記録となっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  平成29年度からで公募して、現在まで何者が入ったんですか。  ──────────◇────────── △答弁の保留 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  ここ2年ぐらいは1者の御応募がありましたけれども、大変申し訳ありません、それより以前の記録は、今資料を持ち合わせておりません。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  委員長、すぐ出してください。 ○委員長 吉沢委員、答弁保留ということでよろしいですか。 ◆吉沢 委員  答弁保留じゃない。 ○委員長 資料要求ですか。 ◆吉沢 委員  資料じゃなくて、答弁をすぐ頂きたいんです。 ○委員長 では、吉沢委員、暫時休憩させていただいて、資料を持ってきて再開ということでよろしいでしょうか。 ◆吉沢 委員  はい。 ○委員長 答弁調整のため、暫時休憩いたします。 午後 零時30分休憩 午後 1時30分再開 ○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ──────────◇────────── △答弁保留の答弁 ○委員長 先ほどの答弁保留部分の答弁を求めます。  杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  貴重なお時間をいただきましてどうもありがとうございました。  先ほどの平成29年度以降、公募型簡易競争入札について何者の応募があったのかという御質疑についてお答えいたします。  平成29年度以降、公募型簡易競争契約を実施した場合の業者数ですけれども、全て1者参加ということを確認してまいりました。ただし、平成31年度、令和元年度につきましては、公募型簡易競争契約ではなく、3回分一括で契約をしようということを考えまして一般競争入札を行いましたが、こちらも同様に1者の参加という記録を確認いたしました。  以上でございます。  ──────────◇────────── ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  1者だったということは分かった。1者はどこだったんですか。 ◎杉浦 自治文化部副部長  その1者は有限会社共栄旅行サービスでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  どうしてこういうふうに長い間やらせていたんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  あえてこの共栄旅行サービスさんにお願いしたくてというわけでは決してございませんで、市内の業者さん優先に公募をしたいということを考えたのでございますが、市内ですとこの1者さんしかございませんので競争原理が働かないということで、県内に拡大して公募をしたものでございますが、たまたま御参加された方がこの1者さんだということでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  たまたま1者、したがって、東京だと。だから参加しにくかったということですね。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  県内に対して公募をかけたところ、たまたま共栄旅行サービスさん1者だけ御参加されたということでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  その公募は何回やったんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  平成29年度以降6回行いました。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  一つの案件について何回やったんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  一つの契約案件につきましては公募を1回行いました。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  特殊な事情がなかったら、あなたは御案内ですよね、役所へ来て何年もたっているんだからね。特殊な事情がなかったら、競争原理を働かせるために何回もやることになっているのは知っているんですか。  ──────────◇────────── △答弁の保留 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  申し訳ありません。少々お時間をいただきたいと思います。 ○委員長 吉沢委員、答弁保留ということでよろしいでしょうか。 ◆吉沢 委員  ほかにあるから、はい。 ○委員長 それでは、先に進めさせていただきます。  ──────────◇────────── ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そういうことで、令和元年まではそういう形でずっと1者でやってきた。令和元年から令和3年まではどういう状況だったんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  令和元年度につきましては、春、秋、冬、3回分をまとめて契約することを目指しまして、一般競争入札をさせていただきました。このときも1者の参加という結果でした。  令和2年度につきましては、コロナの拡大というところで、開催できるかどうかというところが不安定な状況がございましたので、令和2年度には1回ずつの契約という形に戻させていただきました。そして、公募型簡易競争契約を行いまして、1者の参加という形になりました。このときは、秋の体験ツアーのみの実施となりまして、春と冬は中止になってございます。  令和3年度につきましては、春はもともと中止でございましたので公募しておりませんが、夏と冬につきましては公募しましたが、このときも公募型簡易競争契約において1者の参加という結果になっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  どこが実施されたんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  平成31年度、令和元年度以降も1者の参加でございましたが、こちらも共栄旅行サービスさんにお願いした形になっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  流れがそういう形でできているみたいですね。公募型というんですから、当然、それは先ほどの答弁保留と関連するんですけれども、それは、公募型であっても1回で終わったんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  1回でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、それも先ほど保留の部分と一緒ですね。
    ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  はい、同じです。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  とにかく、流れ的にはそういうふうな形で、普通の誰もが常識的に考えてクエスチョンマークを持たざるを得ない。それはなぜかといえば、私のほうにも垂れ込みがあったのですけれども、そういう形でつくられていれば、誰もそこのところへ行けませんよと。こういうふうな形で言われているんですよ。そういうことを聞いたときに、どんな考えを持っていますか、あなた方は。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  私ども担当といたしましては、公募型もしくは一般競争入札という形をとりまして、あくまで公平公正な競争をしようというスタンスで臨んだ形でやっていると考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  公募型という形になると公という話になるんです。そうすると一般競争入札と同じなんですけれども、そう思わない。そういうふうに思わない業者もいるんですよ。だから、そういう点で、こういうふうに問題が生じていれば、あなた方は生じているか分からない、私は生じていると思っているんです。生じていれば、方法としては変える必要、そういう考えというか、そういう形での方法も一つの手法だと私は思っているんですけれども、あなた方はこれが正しいというふうに思っているんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  委員さんの御指摘につきましては、申し訳ありませんが、私も勉強不足のところもございますので、今後につきましては、どなたが見ても公平公正だと言えるような形について、契約課等庁内関係課と確認しながら改善に向けて考えていきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  一歩進んだようですけれども、問題は、委託をすると、こういうふうな形を考えて、そして公募をかけるような形になったんです。これは、どういう形でこういう仕組みにしたんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  平成28年に、県を通じて観光庁から、旅行業の事業者登録をしていないところがお客様を引率してバスのツアーを行うことは御注意くださいというような通知がございましたので、その通知を受けて、バスに添乗して、バスにお客様を乗せて昭和村にお連れするというような業務内容を、資格のある旅行業者様に委託するのが適切であろうということで、委託という形に切り換えたものでございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  要するに国土交通省のほうから、適切ではないというような形で通知が来たわけですよね。そんなことは、こんな小さい問題を、それは、訴えられれば相手は言いますよ。そういうことを知り得たということは、どういうところから知り得たんですか、それは。普通は知らないわけでしょう。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  平成28年5月に観光庁から県宛てにそのような通知があったということを受けて、県から私ども市のほうにその通知をいただいたという形で、その事実を知ったという経緯がございます。  以上でございます。  ──────────◇────────── △資料の要求 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  その通知を提示してください。 ○委員長 執行部、ただいま要求のあった資料は提出できますか。  杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  申し訳ありません。今手元には持っておりませんが、お時間をいただければ提出は可能かと思います。確認いたします。  以上でございます。 ○委員長 お諮りいたします。  ただいま、吉沢委員から資料の要求がございましたが、委員会として資料を要求するということで、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  ──────────◇────────── ○委員長 すぐに出ますか。取りに行けばすぐ出るんですね。  吉沢委員、今資料を取りに行ってもらっていますけれども、答弁保留ということでよろしいですか。 ◆吉沢 委員  答弁保留はしています。それから、資料要求もしましたね。 ○委員長 それでは先に進めますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  もう1つある。観光庁からそういう形で来たということで、それは今資料要求したという形です。  それは、普通はどこからか垂れ込みがなかったらそういうのはないんです。でも、そういうような形で来たということは、それは、来たらあなた方はやらざるを得ませんよ。その辺はどういうふうに思いましたか、そのときに。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  やはり、行政でございますので、コンプライアンスというところは重要視しているつもりでございますので、やはり、国・県から通知がございましたので、それに従って改善しようというふうに認識したものでございます。  以上でございます。  ──────────◇────────── △答弁保留の答弁 ○委員長 先ほどの答弁保留部分の答弁を求めます。  杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  公募型簡易競争契約を1回行っただけというところで、それをもう一度やらなくてよいのかというような御指摘でございますが、もともと、公募型簡易競争契約は随意契約というカテゴリーの中に含まれていると認識しております。随意契約の場合は、入札ほどルール的に厳しくなく、1者のみの参加でもオーケーという形でルールが決まっているというふうに伺っておりまして、複数回それをやるのは特段必要ないというようなルールと伺っております。  以上でございます。  ──────────◇────────── ○委員長 吉沢委員、今の答弁でよろしいですか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  確かに、それは法的にはそういうような形。しかし、我々に、問題があるんじゃないか、こういうような形で言われたときには、我々は当然市民の代表ですから、話を聞かなくちゃならない。常識的に問題はないといっても、透明性を明らかにするには、そういう形で、例えばの話、万が一というそういう問題があっちゃいけないという形の中で、そして、本来の姿としては、これは2回も3回もやって、ここまでやった、だから市民の皆さんは理解してください、これが本当のやり方なんですよ。それはどう思いますか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  今後につきましては、やり方について庁内関係課と相談しながら、勉強しながら、改善できるところはやれるように努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○委員長 執行部、先ほどの資料要求の部分ですが、もう届いていますか。  杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  今取りに行っております。もう少々お時間をいただければと思います。 ○委員長 吉沢委員、今資料要求をしまして、それについてもまた御質問がございますか。 ◆吉沢 委員  別にないよ。 ○委員長 よろしいですか。では、資料要求だけということで。  ほかにございますか。  田中委員。 ◆田中 委員  国際交流事業についてお伺いしたいのですけれども、コロナ禍の収束が見込めない中、直接的な交流は難しいと思いますけれども、令和4年度の事業内容を教えていただけますか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  国際交流事業についてお答え申し上げます。  草加市は、アメリカ合衆国カリフォルニア州カーソン市と青少年使節団等を派遣し合って、直接的な交流をこれまで進めてまいりました。本来ですと、令和3年度に草加市から青少年使節団をカーソン市に派遣する予定でございましたが、新型コロナウイルス感染拡大により令和4年度に延期しようということで、草加市国際交流協会と協議し、そのように決定いたしましたが、令和4年度につきましても、やはりコロナが収まらないという状況を受けて、草加市国際交流協会から再延期しましょうという旨の通知をいただきまして、令和4年度も行わず、延期することにいたしました。  ですが、このまま何もやらないということではなく、令和3年度につきましても、カーソン市と直接的な交流がなかなか難しいということを受けて、動画のメッセージをお互いに作り合って送り合うというような事業に取り組みましたが、令和4年度につきましても、同様な形で市民同士の交流ができるような手段について、国際交流協会の皆さんと現在考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款9項3目に対する質疑を終了いたします。  次に、6款1項3目農業振興費の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 6款1項農業費のうち自治文化部に関わる部分について御説明を申し上げます。  6款1項農業費のうち自治文化部に関わる部分は、3目農業振興費と4目農地費で、予算額は2,250万2,000円でございます。前年度と比較して220万7,000円、率にして8.9%の減となっております。  初めに、3目農業振興費につきましては3事業で、予算額は952万8,000円でございます。前年度と比較して55万8,000円、率にして6.2%の増となっております。増額となった主な理由としましては、地産地消の推進を図るため庭先販売農家の施設改修等に対する補助金について、補助金の限度額の上限を見直した結果、増額となったことによるものでございます。  主な内容としましては、農業祭運営協議会や草加市農業振興協議会への補助のほか、庭先販売農家の施設改修等に対する補助、庭先販売農家や草加産の農産物を扱う飲食店、小売店を掲載した地産地消マップ作成に要する費用等を計上したものでございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  飯塚委員。 ◆飯塚 委員  今、部長のほうから御説明がありました庭先販売施設改修等補助金が、全体が増額になっていますけれども、これは1件の上限額が変わったということですよね。幾らになって、上限額を引き上げた理由と見込みの件数をお示しいただきたいと思います。 ○委員長 都市農業振興課長。 ◎都市農業振興課長 庭先販売施設改修等補助金の内容についてでございますけれども、令和3年度までにおきましては、補助金の上限額を20万円で見込んでおりました。令和4年度におきましては、見込額を50万円に引き上げさせてもらいまして、事業を進めてまいりたいというふうに考えてございます。  上限額を引き上げた理由でございますけれども、庭先販売農家さんに対しまして、毎年アンケート調査ですとか意見交換会の中で意見を伺っております。その中で、やはり、庭先販売の改修に関する補助を、負担軽減につながりますので、できるだけ多くしていただきたいとの内容がございましたので、来年度より補助金の上限額を引き上げて事業を実施したいというふうに考えてございます。  令和4年度の件数につきましては、見込みですけれども、一応3件の方々に補助をするという見込みで考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、6款1項3目に対する質疑を終了いたします。  次に、6款1項4目農地費の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 次に、4目農地費について御説明を申し上げます。  4目農地費につきましては1事業で、予算額は1,297万4,000円でございます。前年度と比較して276万5,000円、率にして17.6%の減となっております。減額となった主な理由としましては、農業用水施設の改修に要する費用などがなくなった結果、減額となったものでございます。  主な内容としましては、農業用水路の維持管理に要する経費のほか、農業用水路を広域的に管理する関係団体の負担金等でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。
     質疑のある方は挙手をお願いいたします。  石田委員。 ◆石田 委員  古利根堰耐震化工事負担金の内容についてお伺いいたします。 ○委員長 都市農業振興課長。 ◎都市農業振興課長 古利根堰耐震化工事負担金の内容についてでございますけれども、こちらは、葛西用水路土地改良区におきまして、平成26年度と平成28年度に越谷市と松伏町の境にございます古利根堰の耐震化診断を実施したところでございます。診断の結果は、石柱やゲートなどにおいて耐震補強が必要というものでございました。このことから、埼玉県が主体となりまして、国、県、葛西用水路土地改良区及び関係市町である6市1町で費用を負担しまして、耐震化工事を実施していくこととなっております。  この耐震化事業につきましては、埼玉県が主体となって行うものでございます。令和4年度につきましては、石柱補強、基礎補強、あとゲートの更新などの工事が予定されておりまして、その工事等に係る費用につきまして各団体で負担するものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、6款1項4目に対する質疑を終了いたします。  次に、7款1項2目商工振興費の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 7款1項商工費のうち自治文化部に関わる部分について御説明を申し上げます。  7款1項商工費のうち自治文化部に関わる部分につきましては、2目商工振興費でございます。事業数は8事業で予算額は8億4,096万円でございます。前年度と比較して5億2,129万2,000円、率にして163.1%の増となっております。増額となった主な理由としましては、新型コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策事業が5億1,053万9,000円の増額となることなどによるものでございます。  主な内容としましては、草加駅及び谷塚駅周辺の市街地の活性化を推進するためのリノベーションまちづくり事業をはじめ、商店街のにぎわいづくり事業や草加商工会議所などに対する補助、草加モノづくりブランド認定制度の充実、関係団体と連携した市内における労働力創出や競争力ある商品・サービスなどの創出につなげる産業デザイン力向上支援並びに商工業融資利子補給などによる中小企業への支援、創業支援や草加せんべい等の地場産業の振興促進に要する経費でございます。  さらに、新型コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策として、第二次産業強靱化戦略と銘打ち、地域経済の下支えとともに、ポストコロナを見据えた市内事業者の販路拡大、新分野展開や業態転換などを支援する八つの事業の実施に要する経費を計上したものでございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  金井委員。 ◆金井 委員  創業支援事業なんですけれども、ここに草加市創業塾等開催委託料とあるのですが、こちらは増額しているのですけれども、増額の理由についてお伺いいたします。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  草加市創業塾等開催委託料の増額理由でございますが、まずこの内容でございますけれども、草加市創業支援等事業計画に基づく二つの事業で構成されておりまして、一般的な創業を支援する創業啓発講演会や創業塾の開催等に関する委託料、これは草加商工会議所に委託をしてございますが、こちらの創業啓発講演会、創業塾運営委託費が297万9,000円でございます。もう一つが、子育てや介護と並行した女性の皆様の小商いでの創業を支援する草加市女性創業スタートアップ事業としまして、月3万円ビジネス連続講座運営委託費、こちらが199万4,000円になっております。  増額理由でございますが、創業啓発講演会、創業塾運営委託費につきまして、これまで地場産業振興事業で実施をしてまいりました皮革産業等経営強化事業、草加皮革職人塾でございますね、こちらについて、3年の期間を終えまして卒業生が出てまいります。この皆様が皮革業界での創業や就業及び定着を目指して頑張っておりますので、引き続き、技術向上、仕入れ・販路開拓、事業計画策定等の支援をこの創業事業の中で行っていくため100万円の増額をするというものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  佐藤委員。 ◆佐藤 委員  草加駅周辺等市街地活性化事業についてなんですけれども、リノベーションまちづくりを令和4年度はどういうことをやろうとしているのか伺います。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  リノベーションまちづくりの令和4年度の計画でございますが、令和2年度から草加駅周辺に加えて谷塚駅周辺の展開も進めております。  こういった中では、二つのエリアをイメージしながら、引き続き、講演会等を開催しながら、事業の啓発、新たな担い手の発掘・育成、また、既に事業を開始いただいたまちづくり会社、家守会社のさらなる営業展開に向けた支援などにつきまして、そうかリノベーションまちづくり協議会さんと連携をしながら継続しつつ、草加駅東口周辺の中心市街地につきましては、さらなるにぎわいの創出のために、地域の商業施設、商店会や農家さん、都市再生推進法人家守会社と連携をした公共空間の利活用を進めてまいりたいと思っております。  また、谷塚駅周辺につきましては、令和3年度に続きまして、2回目となるリノベーションスクールを展開いたしまして、引き続き、まちの変化のきっかけとなるビジネスの創出に向け頑張っていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  そうすると、草加駅周辺等市街地活性化事業というのは、リノベーションまちづくりの事業以外はない、基本的にこの事業の項目だということでいいでしょうか。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  はい、そのようでございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  そうすると、リノベーションまちづくりの支援業務委託や事業委託料について、草加と谷塚で積算をするときに分けたりしているものなのか伺います。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  こちらの積算なんですが、二つの項目、リノベーションまちづくり支援業務委託料ないしリノベーションまちづくり事業委託料ということでございますけれども、事業委託料のほうは、いわゆるリノベーションスクールの開催ですとか、それに向けた講演会等のチラシの作成ですとか、こういったものが中心になりますので目的がはっきりしておりますから、主に、リノベーションスクールの開催費用と草加におけるリノベーションまちづくりの啓発に関する印刷の費用という形で分けられます。  一方、リノベーションまちづくり支援業務委託料は、全体のアドバイスに関する費用ですとかが中心になりますので、事業全体のアドバイス並びに既に立ち上がったまちづくり会社に対するアドバイスや、新たに立ち上がった会社の支援ということで、幾つかの事業を複合的にやっておりますので、厳密に分けるということは難しいところがございます。全体的な支援業務ということで御理解いただければと思います。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  予算書上の見え方の部分の話になってしまうのですけれども、谷塚もいよいよ本格的にこうやって動いてきて、どんどん頑張って取り組まれている中で、やはり、谷塚の方々は谷塚の方々で、自分たちの地域が、まちが一番だと思ってやられていらっしゃると思うんです。ただ、事業名が草加駅周辺等市街化活性化事業のまま変わらいないんですよね。この「等」に谷塚が入るというのは、谷塚の方々からしたらいかがなものかなというふうに思っていて、やはりこれもそのままで今回予算計上されているんですけれども、この辺りはそういう話はないんですかね。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  御指摘のとおりと思います。中身に関しては鋭意前に進めておりますけれども、名称に関して前例踏襲になってしまいました。この辺について、谷塚の動きをしっかり先鋭化させながら、次年度、令和5年度に向けて見直しを検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  次に、企業支援・育成事業についてなんですけれども、産業観光施設等整備事業補助金、これについて内容を伺います。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  産業観光施設等整備事業補助金につきましては、住環境と操業環境が近接をする本市の特色を踏まえまして、工場直売や工場見学などができる産業観光施設の開設など、市内事業者が地域に開かれ、地域に貢献する取組を支援することが、地域住民の事業者の皆さんの活動への理解の促進につながるとともに、人材不足に悩む市内事業者の人材確保、ひいては、特に、新たに市内進出をする企業の地域貢献、地域との連携を促すことにつながると考えまして新設した事業でございます。  具体的には、工場等の新設や改修時に年間で一定人数以上の団体や個人の来場を想定していただいた上で、自社の工場の製造品に加えて地場産品等を販売する店舗や工場見学、製造体験等を実施する設備等を整備した場合に、内装や備品等の設備投資額の2分の1、上限で1,000万円を補助するものでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  これは、実際に手を挙げている事業者がいらっしゃるということで新たに予算がつけられたのか伺います。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  市としましては、この産業観光施設をぜひ整備していきたいという思いはずっとございまして、このような中で、このたび、令和4年度につきましては、草加柿木フーズサイトの進出を予定しております食品製造業の企業からこうした設備の検討を進めているという意向がございましたので、こちらの1社が申請するだろうということを想定して予算措置しております。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  そうすると、フーズサイトの中にそういう施設を造っていくということで想定されているということでいいでしょうか。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  そのとおりでございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  ふるさと納税推進事業返礼品等支援業務委託料なんですけれども、昨年より約900万円増えていますね。これはどういう状況なのか、内容ですね。  それから、物産・観光情報センターの管理ですね。これは前の観光推進事業のほうでやりとりしたんですけれども、ちょっとダブっているんです。これはどういうふうに我々は判断したらいいのか。  それから、場所を、あそこのところ移転すると、これもどこか決まっているのかどうかです。それをひとつよろしくお願いしたいと思っております。  ──────────◇────────── △資料の要求 ◆吉沢 委員  それから、新型コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策、産業振興課なんですけれども、これですね、国の予算の問題で、ほとんど国から来ていると。これを含めて、草加市の負担も少しありますよね。これはいっぱいありますから、資料で全部内訳を提出していただけるかどうか、これをよろしくお願いしたいのですけれども。新型コロナの関係は、国のコロナのやつで来たやつですね。これがいっぱい書いてあるから、相当時間がかかっちゃいますから、資料を提出という形でよろしくお願いします。 ○委員長 執行部、ただいま要求のあった資料は提出できますか。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  資料を御用意できます。 ○委員長 では、御質問もございましたが、先にお諮りいたします。  ただいま、吉沢委員から資料の要求がございましたが、委員会として資料を要求するということで、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  よろしくお願いいたします。   〔3月4日配付(委員会)〕  ──────────◇────────── ○委員長 では答弁を。  高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  まず、御質疑の1点目ですが、ふるさと納税推進事業返礼品等支援業務委託料の増額理由というところでございました。  ふるさと納税に関しましては、草加市に市外のふるさと納税いただいた方に市内事業所等の製品を返礼品として贈呈する、こういう事業になってございます。  増額の主な理由でございますが、本市へのふるさと納税のPRと申し込みが可能なポータルサイトとしてこれまでふるさとチョイスを使ってまいりましたけれども、令和3年度から新たに楽天ふるさと納税を採用したり、返礼品を増やすことを努めておりました結果、令和3年度は大きく増えております。それを見込んで、令和4年度につきましても、同様の規模のふるさと納税があると見込みまして、返礼品等の代金が増加するものでございます。具体的には、寄附見込額を令和3年度が3,161万6,000円だったのですが、こちらが寄附として5,603万円になるだろうと見込みまして、それに相当する返礼品の支援業務委託料、返礼品相当額ということで910万円の増額となっているものでございます。  また、物産・観光情報センターの関係でございますけれども、まず、産業振興課のほうの商工振興費で計上してございます物産・観光情報センターが、現在の物産・観光情報センターは9月まで営業いたしますが、こちらの指定管理料がまず1点。それから、鉄道の耐震化工事に基づきまして立て壊すための費用、この二つを計上してございます。指定管理のほうは9月までの指定管理料として1,515万6,000円を計上しておりますし、解体撤去工事負担金につきましては、現在の物産・観光情報センターを壊すための費用ということで、市で工事をしますと非常に高くつくということで、東武鉄道に工事をお任せして一括してやっていただこうということで、1,219万9,000円を計上したものでございます。  なお、閉館後の物産PR・展示販売機能でございますけれども、こちらは、新たに施設を設けるわけではございませんで、現在の芭蕉庵ですとか民間施設の今様本陣さんですとか、あとは文化会館の展示室のぱりっせですとか、こういったところでのPRをしながら、本庁舎ができましたら、そちらの1階にギャラリーですとか販売スペース等ができると伺っておりますので、こういったところを生かしながらPRを続けてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  物産・観光情報センターの管理委託は分かりました。こういうことだろうということで。  それから、ふるさと納税で、行って来いの話で助かっている方も。草加市は、大分税金のマイナス、これがあって大変苦慮しているということも私は聞いております。そういう中で、返礼品は、主に草加市の地場産業とか、そういうものをやっているんだろうと思うけれども、これはどういうやつをやっているんですか。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  返礼品の主なものでございますが、現在市内の36社129品目あるのでございますけれども、令和2年度の実績で上位5品目を申し上げますと、1位が草加せんべいでございます。2位が地球儀や月球儀です。3位が寝具、枕ですとかお布団でございます。4位が、市内にも幾つか工場がございますチョコレート、5位が食用油という形で、食品が中心の、地場のものが中心でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうだろうと思っていました。  喜んでいる人も大変多くて、これは、国の奨励によって、これは菅さんがやったんだな。全国でも好評だと。ただ、問題は、この前も新聞に大きく出ていましたけれども、ふるさと納税を認知していないところもある。その人の話なんかを聞くと、それは、自分のところは大事なんだよと、ほかへ行っちゃったら話にならないんだよ。だから我が身を守るんだというような形で、俺たちがやっているのが正しいんだと、こう言っている人もいるんです。  そこで、草加市においては、計算しているかどうか分かりませんけれども、納税が始まってどのぐらいの税金の損失というか、不納があったのか。そして、919万円を乗せることによって、これは今年度ですから分からないので想像で、先ほどおたくが言ったような状況かなと思うんですけれども、どういうふうな形で跳ね返ってくるのか、それを推測でいいですけれどもお聞かせしていただきたいと思います。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  まず、どれだけ草加市から税が流れていっているのかという点でございますが、これは課税の形ですので直近のデータしかなくて恐縮なんですけれども、伺っている範囲では、令和3年度の課税で、市民税の流出額が約4億8,000万円ほどあるというふうに伺っております。ですから、残念ながら、都市部ということもございまして、流出が大きくなっている状況であるというのが、まず1点ございます。
     ただ、手をこまねいていてはいけませんので、市内製品のPRをしながら、1円でも取り返そうということで頑張ってございますが、仮に令和4年度に5,600万円ほど寄附いただきますと、約半分が手元に市に残ります。事務手続と返礼品で半分ぐらいの経費がかかりますので、半分が残りますから、およそ2,800万円ぐらいが取り返せたという形でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  佐藤委員。 ◆佐藤 委員  先ほど吉沢委員から出たところの中で、物産・観光情報センターの解体についてなんですけれども、自分たちでやるよりも東武さんで一緒にやってもらったほうが安く済みそうだという話を伺っていたのですけれども、額を見ると1,200万円で、あそこは、中を解体するんじゃなくて、原状復帰するまでの契約だったと思うんですけれども、あそこはそこまで広いわけじゃなくて、それを取り除くだけなのにこんなにかかるというのが、どこまで解体工事というのをやる予定なのか。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  委員さんがおっしゃる原状復帰ということでございますが、原状が何であるかといいますと、更地でございます。したがいまして、高架下の建物は市が建てた形になっておりますので、いわゆる建物を取り除くということでございまして、市が直接やりますと2,920万円ほどかかるということでございましたので、東武さんにお願いすることで1,219万円程度に何とか抑えたというところでございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  新型コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策事業について、行政報告書で具体的な事業名を挙げられているんですけれども、この中で新規の事業があれば、その内容を伺います。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  過去にやったものを除き、本当の新規の事業ということでございますけれども、こちらは、経営革新持続強化支援事業補助金でございます。これが令和4年度の新規事業でございます。  こちらの事業概要でございますが、新型コロナウイルス感染拡大を乗り越えまして、自社の商品やサービス、業務効率化等を通じて事業拡大や事業革新を目指す取組の継続を後押しするものでございます。  具体的には、草加商工会議所の支援を受けまして、都道府県知事から経営革新計画の承認を受けた、こういった事業者さんに向けまして、この計画を推進中の事業者さんが、1事業年度経過後、つまり計画推進2年目以降に、さらなる売り上げの向上、または、外的環境から予期せぬ事態に陥って売り上げがなかなか伸びなかったというところからの回復を目指すために、当初の販売計画の軌道修正を行い、新たな販売促進事業に取り組むという際に、その経費の一部を補助するものでございます。  具体的には、販路の開拓や新たな販売方式の導入、新商品・新サービスの開発などに要する費用について、そのかかる費用の4分の3、上限30万円まで補助をするものでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  内容について、積算がどういうふうになっているのかということと、これを実際に実施するのは、商工会議所さんにお願いするのかなと思うんですけれども、その辺り、スケジュールを含めて伺います。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  こちらの積算でございますが、これまでに経営革新計画を取得し、2年目以降になっている事業者さんのうち、30事業者が上限の30万円を交付すると見込みまして、900万円と積算しております。そこに、商工会議所さんにお願いしてまいりますが、申請の審査や振込等に係る事務費として15万円を加算しまして、915万円の補助金を商工会議所に交付してまいります。  なお、5月下旬頃からの申請受付開始を想定しまして、商工会議所さんに補助金を交付してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井 委員  地場産業振興事業のところで、草加せんべい活性化事業負担金と草加せんべい販売促進事業補助金があるんですけれども、草加せんべいの事業者さんが、コロナの影響を本当にもろに受けたというか、影響がすごく大きくて、それこそ、事業というか、販売にしてもやっていかれるかどうかというお話がすごく多いんですけど、令和4年度の事業で予算もつけられているんですけど、どういう予算の内訳になっているのか、事業内容といいますか、その辺お願いします。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  草加せんべいの令和4年度の取組でございますが、草加せんべい活性化事業負担金につきましては、草加せんべいの業界団体、草加せんべい振興協議会の活動支援という形の負担金でございます。こちらは、いわゆるせんべい屋さんが、団体として連携しながら、市内を中心としたPR活動ですとか、ふるさと納税の返礼品の準備ですとか、こういったような団体としての活動を支援する基本的な支援事業という形でございます。  一方、販売促進事業補助金のほうは、主に、せんべい屋さん個々が新しい商品開発をするですとか、新しい販促をやるとかいう個々の取組について支援していく事業というふうに位置づけております。  こういった形で、団体の基本的な取組プラス個々の取組も応援はしてまいりますけれども、委員御指摘のように非常に厳しい状況に置かれておられます。特に、お土産物屋さん等々に出していたお店が、旅行客が減って売り上げが厳しいという声もあります。このような中で、草加せんべいの業界の皆さんは、市内での販売をしっかりやってファンをつくっていこうという取組を頑張っていく、市内での固定客をより増やしていこうという取組を頑張っておられます。こういった取組は、今ほどの草加せんべい振興協議会の取組プラスコロナの緊急経済対策などで予定しております事業者連携型売上V字回復チャレンジ事業補助金、こちらも活用いただきながら積極的に応援してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  飯塚委員。 ◆飯塚 委員  新型コロナウイルスの緊急経済対策について伺いたいんですけど、まず1点目は、商品券事業です。プレミアム付商品券だと思いますけれども、いつ頃を予定しているのか伺いたいと思います。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  プレミアム付商品券事業のスケジュール、予定でございますが、現時点での市の想定といたしましては、令和2年度、令和3年度同様、草加市商店連合事業協同組合に主体になっていただいて、草加商工会議所が参加する実行委員会を、予算成立後、新年度に入ってすぐ設立いただきまして、5月頃から参加店の募集を開始する。その後、7月頃から商品券の購入申し込みの受付を開始しまして、9月頃から商品券を引き渡し、お使いいただきまして、令和5年2月頃まで使っていただく、こんなスケジュールで考えておりまして、おおむね令和3年度と同様のスケジュールを目指していきたいと思っております。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  広報「そうか」の特集号なんですけど、恐らく、前に発行していただいたように、この緊急経済対策が分かりやすく掲載していただけると思うんですけれども、事業者さんの中には個人事業主の方とかいらっしゃって、この補助金とかを見逃しちゃったと、そういう方もいたので、できる限り分かりやすい広報の発行をお願いしたいと思うのですけど、どのように考えているか伺いたいと思います。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  委員御指摘のとおり、これは、令和2年度に一度発行させていただいて、国や県、自治体等の支援策が多岐にわたるものですから、それを整理して、全体を網羅して載せさせていただきました。今回も基本的な方向性は一緒なんですが、できる限りどなたに向けての支援なのかというところを分かるように、なお工夫してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  田中委員。 ◆田中 委員  同じく、新型コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策事業の草加地域経済活性化事業実行委員会補助金、商工会議所さんがやられる事業ですけど、内容とスケジュールを教えていただけますか。 ○委員長 高橋自治文化部副部長。 ◎高橋 自治文化部副部長  草加地域経済活性化事業実行委員会補助金の内容でございますが、令和3年度同様、今後、内容は実行委員会で検討することになりますけれども、市の想定としましては、市内リフォーム補助事業、市内事業所等設備投資支援事業、モノづくりダイレクトセール事業の3事業をやっていただく前提で予算措置をしてございます。なお、実行委員会につきましては、4月当初に予定されているというふうに伺っておりますので、これを踏まえまして、令和3年度同様、例えば、リフォームにつきましては5月頃から受付開始ですとか、こうした形で遅滞なく進めてまいります。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、7款1項2目に対する質疑を終了いたします。  以上で、自治文化部に係る部分の審査を終了いたします。  暫時休憩いたします。 午後 2時31分休憩 午後 2時35分再開 ○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  健康福祉部に係る部分の審査を行います。  初めに、健康福祉部の予算概要について総括説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、初めに、令和4年度の健康福祉部の予算概要につきまして御説明を申し上げます。  令和4年度におきましては、新型コロナウイルス感染症対策を引き続き実施する中で、地域共生社会の実現に向け、地域福祉、高年者の介護予防、健康の維持増進、障がい者への自立支援などのさらなる推進を図るとともに、将来の投資となるような予防や健康づくりなどにも留意した予算といたしました。また、地域福祉計画、高年者プラン、障がい者計画及び障がい福祉計画の令和6年度の策定に向けた調査を行ってまいります。  なお、令和4年度における健康福祉部の人件費を除く予算総額は260億1,247万4,000円となりまして、前年度と比較して1億778万2,000円、率にして0.4%の増となってございます。本市の一般会計予算総額に占める健康福祉部の割合は、人件費を除きますと29.1%となってございます。  以上が令和4年度一般会計予算につきまして、健康福祉部の総括的な説明でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の総括説明が終わりました。  次に、3款1項1目福祉総務費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、3款1項社会福祉費につきまして御説明申し上げます。  3款1項社会福祉費につきましては、1目から4目、6目から8目が健康福祉部の所管でございます。  令和4年度の予算額は139億628万9,000円、前年度と比較して5億6,094万6,000円、4.2%の増となってございます。  1目福祉総務費について御説明申し上げます。  福祉総務費は3事業で、人件費を除く予算額は1億5,746万8,000円でございます。前年度と比較して3,122万9,000円、率にして24.7%の増となってございます。  主な内容といたしましては、地域福祉活動推進事業につきましては、地域共生社会に向け重層的支援体制整備事業実施や成年後見制度利用促進に向けた体制整備に係る委託料、地域福祉計画の改定に伴うアンケート調査実施に係る経費のほか、民生委員・児童委員協議会をはじめ、福祉関係団体への事業補助や社会福祉活動センター管理運営の委託に係る経費などでございます。  社会福祉法人運営事業につきましては、草加市社会福祉協議会の事業及び事務局運営費の一部に補助を行うものでございます。  社会福祉法人指導監査等関係事業は、社会福祉法人の設立認可及び指導監査等に関する事務執行上必要な経費となってございます。  以上、御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  飯塚委員。 ◆飯塚 委員  まず、地域福祉推進委託料です。代表質問の中でも何回も出てきています重層的支援体制整備事業交付金、幾つかの課にこの国の交付金が設定されているのですけれども、福祉政策課ではどのような体制になるのか、まず聞きたいと思います。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 重層的支援体制整備事業につきましてでございますが、こちらは、地域共生社会の実現に向けて、長寿、障がい、子ども、生活困窮などの各分野の既存の事業を生かしながら、複雑化、複合化した生活課題を抱える世帯に対しまして、相談支援、地域の参加支援、地域づくりに向けた支援という三つの事業を一体的に実施する体制を整備するものになりますけれども、福祉政策課といたしましては、このうちの地域の参加支援、それから、地域づくりに向けた支援につきましての委託料をこちらの地域福祉推進委託料に計上させていただいているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  それは具体的にどういう。それは本会議で何回も聞いていて、よく分からないんです、具体的な取組が。そこをちょっと教えてもらいたいんですけど。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 相談支援につきましては、まるごとサポートSOKAや基幹相談支援センターなど既存の相談窓口ですとか関係機関におきまして包括的に相談を受け止め、複雑化、複合化した生活課題を抱える世帯に対しましては、コミュニティソーシャルワーカーが継続的に伴走的な支援を行っているところでございます。  先ほど申し上げました新たな取組となります参加支援と地域づくりに向けた支援につきましては、支援が必要な方のニーズに寄り添いながら、社会とのつながりをつくることを支援し、また、様々な地域活動や地域における居場所などを生かしながら、その人らしく生活ができる体制を整備してまいるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  それが分からないので、もう少し具体的な説明をしていただけませんかと聞いているんです。これは新しい事業なので、私たちは、分からないと予算は通せなくなっちゃいますので、いいですか。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 それでは、参加支援事業につきまして一例を挙げて説明させていただきます。  例えば、地域の商店ですとか農業を営む農家さんなどに掛け合いまして、作業の場として開拓させていただいて、そこを中間的な就労の場として、例えば、コミュニケーションが苦手な方の社会参加の場として活用するといった、そういった例が考えられるものでございます。  地域づくり事業につきましては、NPOですとか地域の任意の団体など、多様な地域づくりの担い手が出会って学び合う場であったり、多世代が交流する場など、地域に必要な場や居場所をつくっていくことが考えられるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  部長、もう少し分かりやすく。多分、今聞いていて、委員の人は誰も分からないと思うんです。相談支援と参加支援と地域づくりは分かりました、これをやっていくということは。国が非常に複雑な制度をつくって、やってくださいねとなっているので、担当も御苦労だと思うんですけれども、もう少し具体的に分かるように、現状のものが生かされるのかどうか、そこをちょっと伺いたいと思うんですけれども。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 飯塚委員おっしゃるとおり、非常に分かりづらいというか、イメージが湧きにくいものかなと思うんですけれども、まず、参加支援事業について、例えば、ひきこもりの方とか、市内には多数いらっしゃるかと思うんですけれども、そういった方を社会参加できるところに引っ張り出すといいますか、まずは社会参加への意識を高めていただいて、ぜひ社会に参画していただく、そういうきっかけづくりを行う事業ということで私も認識しているところです。  ですので、当然、参加する場というのが必要になってきますので、それを地域づくりというところで、例えば、既存の介護予防教室ですとかジャンプ教室、地域の資源を生かした集まりの場というのを地域づくり事業の中でつくっていく。そういった場を通しながら、市民の方がより地域に参画できる仕組みづくりを進めていこうというものになってございます。  以上でございます。
    ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  現状あるものを使って、そこがつながるように包括的に取組を行うという、ざっくり言うとそういう考え方でよろしいのでしょうか。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 委員さんおっしゃるとおり、今、既存のものを中心に考えて進めてまいりたいと思います。また、その中で、新たに、より地域の中で活動する場づくりというのは、今後も増やしていきたいという考え方はございますので、その辺、市民への意識の啓発も含めながら、新規のものについても考えていきたいと思っているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井 委員  今の関連でちょっとお伺いさせていただきたいのですが、新事業ですけれども、地域福祉推進委託料とあるのですけど、この委託先が非常に大事だと思っているんですよ。委託先が本当にきちっとやってくださらないと、この新しい事業が回っていきませんよね。それで、必要と思われて地域福祉推進という事業をされたと思うんですけど、この委託先、今いろいろ出ていましたけど、全然こういうことをやったことのないところへ委託しているわけはないと思いますので、その辺の委託先の態勢がとれていて、きちっと事業の展開や何かを担当のほうで確認していけるようなところに委託をし、その辺はいかがなものかという部分をお伺いしたい。  それから、地域福祉計画策定実態調査業務委託料、これも委託先から内容、予算の内訳から先ほどの地域福祉推進委託料の予算の内訳、両方、すみませんが御答弁いただきたいと思います。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 まず、参加支援と地域づくり事業の委託先でございますけれども、こちらは、どちらの事業も、地域共生社会の実現に向けまして、福祉分野にとどまらず、多様な観点を持って事業に取り組むことが重要となりますので、地域の実情を踏まえつつ、また、新たな事業への提案力や実行力を持った事業者を選考する必要があると考えております。選定方法につきましては、総合的な観点から適切と考えられる方法により業者を選定してまいりたいと考えてございます。  それから、地域福祉推進委託料の予算の内訳でございますけれども、コミュニティソーシャルワーカーに関わります委託料につきましては、1,967万2,000円に、コミュニティソーシャルワーカーの人件費の定期昇給分など111万1,000円を合わせまして、コミュニティソーシャルワーカーに係る委託料は2,078万3,000円になります。  それから、参加支援事業及び地域づくり事業の委託料につきましては853万6,000円、さらに成年後見制度利用促進に係る中核会議の整備事業につきましては1,131万1,000円となっております。それから、地域福祉計画策定実態調査の対象者の抽出委託料になりますけれども、調査対象者抽出委託料が55万円、地域福祉計画策定実態調査業務委託料は250万8,000円でございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  今ちょっと御答弁いただきましたけど、新規事業と言いますけれども、今までも、ソーシャルにしても、後見人の部分だって、参加型であろうが、みんなやっていましたよね、事業として。それで、今までの、前年度までの実績といいますか、その辺がどうだったのか。令和4年度として、新規としてこれをやっていくという部分で、これから担当の業者さんというか、担当もやっていかれるということなんですけど、その辺、ちょっと何か説明が。ごめんなさい、いま一度、分かるように御説明をしっかりしていただければと思います。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 今までも、参加支援事業、地域づくり事業につきましては、各分野ごとに事業を実施しておりまして、今回新たに実施しようとしておりますのは、先ほど部長のほうからもありましたけれども、ひきこもりの方ですとか制度のはざまにある方ですとか、複合的な複雑な課題を抱えた世帯の方を対象とした地域づくりですとか参加支援事業になります。ただ、業者の選定については、そういった事業の実績なども踏まえまして、総合的な観点から選定してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  すみません、今御答弁にあったものは前からありましたでしょう。それをやってきていて、その辺を、じゃ今まではどこがまとめて対応されてこられて、それで新規の事業としてこれをまた令和4年度にやっていかなければいけないという意図はどういうところにあるのか、その辺の理由を御答弁いただきたい。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 今までは各分野ごとと申し上げましたけれども、例えば高年者の分野であれば、地域づくりあるいは生活支援体制整備事業ですとか、障がいの分野であれば地域活動支援センター事業ですとか、それぞれの分野ごとに行っていたのですけれども、先ほど申し上げましたひきこもりの方ですとか、8050問題を抱えた世帯とか、それらの複合的な課題を抱えた世帯の方に対しては、特にその方に向けての参加支援事業ですとか地域づくり事業は行っておりませんでしたので、その部分について、今回新たに事業化していきたいと考えているところでございます。  今まではそれぞれでやっていたところなので、例えば、高年者の方であれば高年者の事業のほうで対応できたのですけれども、そういう複合的な課題を抱えた方に対して、どこかで取りまとめて対応するということができていなかったものでございますので、そういった対応ができるような参加支援、地域づくり事業を行っていきたいと考えているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  ちょっと部長にお聞きしたいのですけれども、どんどんこういういろいろな事業の打ち出しが出てきているわけなのですけど、今の御答弁でも、今までも、みんな複合的な事情のある方でやって来ているわけですよね、社協が受け持ったり、いろいろで。別に目新しい事業じゃないわけです。既存にあってやってきているんですけど、何かその辺で、本当にこれを打ち出していく意図の部分、それと、令和4年度に打ち出して成果を上げていくような部分に関して、部長のお考えをちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 委員さん御指摘のとおり、重層的支援体制整備事業ということで新規事業を挙げさせていただいておりますけれども、イメージ的には、何か新しいことをやるというイメージがやっぱり先行してくるのかなと思うところなんですけれども、松井委員さん御指摘のとおり、既存の事業を生かしつつ、今までは障がいの分野であったり、介護の分野であったり、子どもの分野であったり、やっぱり縦割りの部分というところでうまく連携がとれなかったと。  今、社会状況としては、一つの分野だけに限らず障がい児のいる生活困窮者の方とか、介護の両親を持った障がいの方とか、いろいろ課題が複合化しております。それらに対応する支援策としては、今の枠組みでは十分に果たし切れないだろうと。そこで、それぞれの分野ごとの包括的支援を重層的に横の連携をとりながら進めていこうというのが、この重層的支援体制整備事業の趣旨でございます。  なおかつ、全てが市役所、行政側でやるのではなくて、これからは、地域の皆様や事業者の方々、また団体の方々の御協力も得ながら、一方的な支援ではなくて包括的支援ですね。その辺は、委員さん御承知のとおり地域包括ケアシステムという高年者の取組がございますので、それを生かしつつ、全方位型の支援体制を構築するというところに意義があると思いますので、令和4年度、何か新しいことというと、先ほどの地域づくり事業ですとか参加支援事業というものはあるんですけれども、基本的には今ある支援策を包括的、連携的に進めていこうというところが、この重層的支援体制整備事業の肝になるところでございます。  ですので、まずは意識啓発をして、それぞれが意識を持っていただくところから令和4年度については始めていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  佐藤委員。 ◆佐藤 委員  参加支援、地域づくりを、今までのものを全てまるっとやっていくということで、人と人、人と場を今後つないでいくというところで、コーディネートしていくというのがどこで、草加市ではこれをできるのが何人ぐらいいる体制なのか伺います。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 当然、業者の選定をしておりませんので、どこでということは申し上げられないのです。あと、それができる方がどれだけいるかというのも把握はできておりません。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  さっき、まるごとサポートSOKAとかコミュニティソーシャルワーカーという話があったのですけれども、そこでやるんじゃないんですか。新たに別の方々を雇って、委託してやっていくということですか。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 参加支援と地域づくり事業につきましては、イメージとしては、コーディネーターの方を委託して配置する形を想定しているものでございまして、コミュニティソーシャルワーカーにつきましては、既に伴走的、継続的な相談支援ということで実施をしておりまして、包括につきましては、相談窓口として事業を実施しております。まるごとサポートSOKAにつきましても、生活困窮者の方を中心とした様々な相談の窓口として設置しているものでございますので、地域づくりと参加支援の事業とは別になるのですけれども、ただ、連携をして事業を進めていくものでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  そうすると、人と場とかをつないでいく方はコミュニティソーシャルワーカーさんとかではなくて、そういった方々に相談が来ても、委託するコーディネーターの方につなげていくということですか。1回そこにつなげてから、またそこから場をつないでいくみたいな感じになっていくということですか。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 コミュニティソーシャルワーカーの方に、場づくり、人と人をつなげていくことについての相談があった場合には、当然、コミュニティソーシャルワーカーも今まで一部その業務を担っておりましたのでできるんですけれども、今後は、委託業者のほうでその相談をコミュニティソーシャルワーカーから引き継ぎまして、地域づくり、参加支援の事業として行っていく形になります。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  そうすると、その委託業者というのが、想定されるのが、どういったところを対象にしていくのか。株式会社とかにお願いしたりとか、草加市の事情が分かっていたり、行政とかなり連携がとれていないとできないかなと思うんですけど、その辺りはどうなのか。委託なので積算はあるかと思うんですけど、その体制がどのくらいの人数で積算しているのか。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 積算につきましては、コーディネーター1人分の委託料ということで積算をしております。  業者につきましては、社会福祉法人を想定しているところでございまして、社会福祉協議会を中心として考えられる業者があるかと思いますので、その中から適正な方法で選定してまいりたいと考えているところでございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  今、例を出しただけでも結構な数の方々が対象になってきて、かなり事業としては大変だなと思ったんですけど、お一人だけでやるということなんですか。それはコミュニティソーシャルワーカーとかまるごとサポートSOKAとは別で、一人だけの方がその業務を担うということなのか。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 参加支援と地域づくり事業につきましては、併せた形で事業を考えているんですけども、この事業はお一人のコーディネーターを配置する形で、まずは進めていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  それで本当に回るのかなというのが、どういう話でそういうふうになっているのかということと、そうなってくると、結局コミュニティソーシャルワーカーに委ねざるを得ない部分がいっぱい出てくると思うんですけど、令和4年度は、コミュニティソーシャルワーカーは増えるんですか。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 コミュニティソーシャルワーカーにつきましては、今の3人のままでございます。というのも、この参加支援と地域づくり支援事業につきまして新たに行っていく中で、今までコミュニティソーシャルワーカーが担ってきた部分もありますので、今回、新たに別に委託する形にすることで、コミュニティソーシャルワーカーの業務の整理ですとか、本当にコミュニティソーシャルワーカーがやるべき業務の範囲というのを整理していく必要があるかと思っておりますので、その整理の中で、来年度以降、増員も含めて検討を進めていきたいと考えているところでございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  想定していたのと随分落差があってしまっているんですけれども、部長に確認したいのですけれども、まず、この予算でやっていくという中で、年度ごとに変えていくんじゃなくて、状況を見れば絶対に人が足りないのははっきり分かるんで、1人でできることじゃないと思うんで、そういうのを年度内で動いていくということだって考えていくべきだと思うんですけど、そういうのを視野に検討していくことは部長の中でどういうふうに考えているのか伺います。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 委員さんが御心配いただいているとおり、地域づくりというと、今まで、コミュニティソーシャルワーカーだったり、介護の分野でいうと生活支援コーディネーター、これも社会福祉協議会のほうにお願いしているものなんですけれども、それらの今までの経験を生かしつつ、新たに委託をする人にもその辺の情報提供をしつつ、まずは、今の草加市の現状を把握しながら、今後、個別にどういった支援体制が必要かということを考えていきたいというふうに考えています。  状況に応じて、年度途中になるのか、来年度、その先になっていくのかというのはまだ不透明な状況ですけれども、その辺の状況次第で今後の対応策等も検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井 委員  本当に皆さんが心配して御質疑されていると思うんですけれど、今まで、社会福祉協議会の中にある程度このものが入っていまして、それでやるような形になっていましたよね。それでもなかなか回っていなかった、実績も本当に分からない程度しか。いろいろなものがつくられて、一つの中に入っていても回らない、実績も思うように動きがないというか。そういう意味で、横の連携から何から、一つひとつだったんですよ。  そこへ今度、既存のものを利用しながら、プラスになる部分がありますよね。それでやっていって、それぞれにリーダーがいて、船頭がいて、その上に頭、船頭1人つくるという今のお話ですけれども、その辺をどういう形でやっていこうとしているのかという部分に心配はあっても見えないんですよ、既存のものを生かしていくと言いながらも。  必要な人は、草加市の中にすごくいる。その辺で、みんな今までだって重層的な対象者ばかりで、そこがいまいちきちんと伝わらないというか、安心してこの事業に期待ができないというか。それで予算だけはしっかりついていてという部分で何回も同じことを聞いているんですけれども、部長、皆さんがこの事業に期待できるように、いま一度ちゃんと、その辺を今までも踏まえて御答弁いただきたいと思います。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 松井委員さん御指摘のとおり、今まではそれぞれの分野ごと、高年者であれば長寿支援課、生活困窮であれば生活支援課、障がいの方であれば障がい福祉課ということで、縦割りといいますか、それぞれの分野ごとにおいてそういった支援を行っているところでございまして、なかなかその中での連携というのがとれていないと。  その中で、来年度この事業を進めるに当たって、今までと変わらないのだと当然うまくはいってこないんじゃないかという御心配だと思うんですけれども、内部的にも、その辺は、今後福祉政策課がそういった重層的支援体制整備の総括役として事業の進捗、取組の方向性等を整理していく担当課という位置づけで進めてまいりたいと考えてございます。当然、総括ということで、それぞれの各課と連携をとりながら事業を進めてまいりますけれども、福祉政策課だけではなくて、そこは部として総括的に状況を把握しながら進めていくとともに、やっぱり、事業者ですとか、団体ですとか、地域の皆さん、そういったところの連携も総括的に把握しながら、事業のほうをしっかりと既存の枠組みを生かしつつ進めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  これをやっていくに当たって、今までネックの一つになっていたことが、担当する人が育っていない。だから、対応も不十分だったし、連携を組みながら仕事をしていく部分でちぐはぐだったんです。だから、そういう意味では、これをいい事業としてきちっとやっていくには、つくりました、連携をとっていくようにといって、人もきちっと育てていないと、この事業は全部人が相手ですから、その辺を非常に心してやらないとこの事業が生きないと思うんですけども、その辺は部長どうですか。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 本当におっしゃるとおりといいますか、今までは縦割りといいますか、自分のテリトリーだけを理解していればいいということで仕事もある程度は進められたのですけれども、今の草加市の状況といいますか、市民生活の状況を見ると、それだけでは十分な対応をとれないというのは、私も重々理解しているところです。  ですので、こういった重層的支援体制整備事業を徐々に進めながら、組織の中でも決して自分のところだけを勉強すればいい、理解すればいいということではなくて、それぞれの分野も理解するとともに、どういうネットワークがあるのかとか、どういう社会資源があるのかというのも当然理解しなければ、事業はうまく進んでいかないと思いますので、その辺の意識啓発といいますか、意識の在り方についても、今回がいいきっかけと申しますか、今後も組織として力を入れていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  飯塚委員。 ◆飯塚 委員  小規模法人のネットワーク化による協働推進事業補助金の内容についてお示しいただきたいと思います。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 小規模法人のネットワーク化による協働推進事業補助金の内容でございますが、市内の社会福祉法人団体が参画するネットワークが既にございますけれども、こちらのネットワークにおいて行われております地域貢献のための取組や福祉・介護人材の確保、定着に向けた合同面接会、福祉避難所の設置に関する訓練や勉強会に要する費用などを新たに補助していこうとするものでございます。  なお、この補助につきましては、全額国の補助の対象となっているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  先ほど部長のほうから大枠の説明を受けました。福祉は多岐にわたっての仕事ですから、非常に大変だと思います。予算編成を組むにおいて、特に中心的な総務ですから聞きたいのですが、あれもやってくれ、これもやってくれ、あれもこれもというような形で、大変膨大な予算です。見たときに一般財源が27.7%も占めている。これは本当におかしな現象なんですけれども、特定財源が逆転しちゃっているんです。52.3%ということです。そういう中で、大変な予算の獲得というか、紛争というか、そういうのは大変だったと私は思うんです。どこでもそれは同じです。  そこで、部長が描いていた、要するに、令和4年度の積算を積み上げていった中で何%ぐらい取れたのか。要求に対して全額取れたのかということで、そして全体の福祉を賄えるような形になったのか、その辺を明らかにしていただきたい。基本中の基本ですから、ひとつよろしくお願いします。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 吉沢委員さん御指摘のとおりといいますか、いろいろと心配をいただいているところだと思います。福祉費については、令和4年度だけではなくて、やっぱり、今後を見据えた、将来を見据えた中で段階的に、徐々に進めていくべきものも多数ございますので、そういった中で、令和4年度に必要となる施策や事業についての予算については、おおむね確保できているものと考えてございます。  また、今後を見据える中で段階的に、先ほどの重層的支援体制整備事業なんかもそうなんですけれども、単年度で終わることではございませんので、令和4年度の実施状況等を勘案しながら次年度につなげるということも当然必要でございますので、そういった意味で、令和4年度については、大体といいますか、おおよその予算はできていると認識しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  福祉を問わず継続が多いんだよね。継続がほとんど、新規というのはあまりないですけれども、新規というのは、建物で、特養とか、グループホームとかいうような形のやつですよね。
     という中で、先ほど言ったように、今後、長期的な展望について、そして、福祉政策をきちっと捉えてしていく必要があるんだろうと思っているけれども、いかがでしょう。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 委員さんおっしゃるとおりだと思います。コロナ禍の現状もございますけれども、市民生活の厳しさというのは今後も不透明な状況が続いていくと思われます。  その中で、今問題となっているのは、やはり、縦割りといいますか、種別ごと、高齢は高齢、障がいは障がいということではなく、やっぱり、包括的に連携をとりながら支援をしていくというのが基本的なスタンスだと考えておりますので、今後数年は、10年ぐらいのスパンになるか分かりませんけれども、まずはそういったことに力を入れて優先的にやっていきたいと。やはり、時代の流れによって福祉のサービスというのも変わっていくものだと考えておりますので、その時々、時代時代のニーズを的確に捉えて、必要な支援を今後も福祉としてやっていくべきだと考えておりますので、それについては、まだ、不透明な状況は、今後もコロナ禍において続くものと考えておりますけれども、市民のニーズを的確に捉えて、福祉政策というものを、今後も引き続き持続可能性を高めながら続けていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そのとおり。  それで、中身に入りたいんですけれども、社会福祉法人運営事業の社会福祉協議会補助金です。これは、前々から私は取り上げております。  皆さんも御案内のとおり、社協がなかったら草加市は何もできない。福祉においてはだよ。そういうふうに誰もがこれは評価しなくちゃならないというふうに思います。あれだけの人数で、そしてあれだけの大きな仕事をやっているという中で、私は前から、給与を中心にして、そしていろいろ条件も、私が社会福祉協議会の理事をやったときに大分改革はしましたよ。そういう中で、なぜ給料が少なくなっちゃったのか分からないんだけれども、残念ながらそれを立て直しをしてきたというのが実態です。  そういう中で、予算の中で6,692万8,000円を計上されております。これは、社協からされた予算要求どおりなのか、さらには増減があったのか、その辺について明らかにしていただきたいと思います。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 社会福祉協議会の補助金につきましてでございますが、こちらにつきましては、社会福祉協議会が行う福祉事業、それから事務局職員の人件費についてが対象になっておりますので、毎月のように社会福祉協議会の上層部の方と協議を重ねております。その中で、令和4年度にどういった事業を行おうと考えているのか、また、事務局職員はどのような形で配置をしようと考えているのかというのを確認する中で、予算の積算をさせていただいているものでございます。  こちらの金額につきましても、社会福祉協議会が提案をしてきた金額をそのまま、こちらでも確認をしておりますけれども、適正だということで積算をさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  田中委員。 ◆田中 委員  草加市民生委員・児童委員協議会補助金についてお伺いしたいのですけれども、うちの地域の民生委員さんと福祉政策課長のところに御相談させていただいたと思いますが、やはり、成り手不足がかなり深刻で、令和4年度、成り手不足解消ではないですが、何か取組等をされるようでしたらお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 今、民生委員さんの成り手不足ということで、それに対しての対応ということでございますけれども、令和3年度から、新たな取組といたしまして、地域の団体、草加市の草加地区保護司会やボランティア草加連絡協議会など地域で活動している団体の方から民生委員の要件に該当する方で適任と思われる方がいれば、その情報を提供していただけないかということで、団体のほうと調整を進めているところでございまして、直近では、保護司会のほうからお一人の方を御紹介いただきまして、この4月1日に委嘱される予定となっているところでございます。  また、草加安行地区が欠員率が高くなってしまっているんですけれども、その中の特に少なくなっている松原地域におきまして、草加松原団地自治会ですとか、松原団地地区の民生委員の方と現状や課題などについて協議を重ねておりまして、その中で松原団地自治会からも、令和3年4月からでございますが、1名民生委員となっていただいたところでございます。今後も、こういった欠員を減少させる活動について取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款1項1目に対する質疑を終了いたします。  暫時休憩いたします。 午後 3時21分休憩 午後 3時41分再開 ○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ──────────◇────────── △資料の配付 ○委員長 先ほど要求いたしました資料につきましては、お手元に配付しておきましたので、御了承願います。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、3款1項2目高年者福祉費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 では、2目高年者福祉費について御説明申し上げます。  高年者福祉費は8事業で、予算額は32億4,664万8,000円でございます。前年度と比較いたしまして1億4,586万4,000円、率にして4.7%の増となってございます。  主な内容としまして、老人施設入所委託事業は、養護老人ホームへの扶助費等の経費となってございます。  高年者在宅生活支援サービス事業は、配食サービスや移送サービスなどのサービスを提供する経費となってございます。  また、認知症検診事業においては、認知症の早期発見や状況に応じて適切な治療につなげていくためのものでございまして、検診委託料などの経費となってございます。  高年者プラン策定事業につきましては、令和6年度から3か年の第九次草加市高年者プラン策定のための実態調査に係る経費となってございます。  その他、高年者の健康増進や高年者団体に対する補助、敬老事業に係る経費を計上してございます。  また、後期高齢者医療広域連合事務事業では、後期高齢者医療制度の運営主体である埼玉県後期高齢者医療広域連合に対し、医療給付費の法定負担分及び運営に係る事務負担金を支払うとともに、被保険者の健康づくり支援といたしまして、健康診査や人間ドック等の助成を行うものでございます。  以上、御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  金井委員。 ◆金井 委員  高年者在宅生活支援サービス事業の中の配食サービス委託料と訪問理容サービス委託料、これがどちらも増額しているんですけれども、その理由をお願いいたします。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 在宅生活支援サービス事業のうちの配食サービスと訪問理容サービスの増加の理由でございます。  配食サービスにつきましては、高年者のみの世帯や単身の世帯の増加による新たな利用者の増が見込まれておりますので、増額となっております。さらに、訪問理容サービスでございますが、こちらは、事業の周知が図られたことによる実利用者の増加傾向がございましたので、その増加を見込んだものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井 委員  今の関連で、配食サービスのほうですけれども、令和3年度は、このサービスを利用された方は何人ぐらいで、令和4年度は何人ぐらいを見込まれているのか。それから、この委託先と単価が幾らになっているのかお願いします。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 配食サービスの利用実績と令和4年度の見込みから申し上げます。令和3年度末の見込みで申し上げますと、実利用者数が346人程度を見込んでおりまして、令和4年度の予算編成においては394人を見込んでおります。食数につきましては、令和3年度は5万277食を見込んでおりまして、令和4年度の予算では6万620食を見込んでいるところでございます。  委託の単価につきましては、令和3年度、令和4年度、金額に変更はございませんで、税抜きで267円が委託料となっております。  委託先につきましては、令和3年度、現在6事業者と契約をしておりまして、令和4年度も同じような仕様内容で事業者を募集することとしておりますので、おおむねそのぐらいの数と契約ができるのではないかと想定しております。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  配食サービスを利用される方は、足の具合によって、作れなくなってきたとか、買物に行かれないということでお願いする方がこれからも増えていくと思うんですけど、配食されているお弁当といいますか、お食事が実際どういう内容なのかという確認をされたことはございますか。  今単価をなぜ聞いたかというと、267円で、安いといいますか、安価な形で配食サービスをやっていただいていると思うんですけれども、お食事が、安ければいいというものじゃなくて、本当にこの食事ですかというような内容なんです。だから続けられなくて民間の配食サービスに切り替えていったり、どうしても経済的に大変という方がこの配食サービスを利用されているんですけど、私はずっと見てきていまして、お昼とかを頼んでいる方が多いんですけれども、食べられるのは御飯だけだと。─────────────────────────────────  きちっと配食サービスとしてやっているのであれば、ちゃんとその辺も確認しながら、単価も考えながら、業者は6でも7でもいいんですけど、それできちっと年度年度の予算を取っていって、やっぱり、そういう方の食事だという部分でやっていただくように、検討とか確認とかを今までされてきているのかお聞きします。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 申し訳ありません。答弁のほうが分かりにくかったと思うんですが、配食サービスの単価についてでございますが、業者と市が契約をしている単価が税抜きで267円ですが、それ以外に、実際の利用者の方が、例えば、普通食ですとプラス380円とか、特別食ですと550円とか、差額を払った形の全体のお弁当の値段となってございます。  それと、御質疑のございました食事の中身についてですが、利用者へのアンケートを定期的に行っておりまして、コロナで去年はできなかったんですが、今年はやりましたが、委員さんがおっしゃるほど、味とか量に不満があるという声もございませんし、実は、職員も、ムース食から何から全部取ってみて、みんなで味をみたりとかいうことはしておりますので、それなりにきちんと調理されたものをお届けしているのではないかと認識しているところでございます。 ○委員長 ほかにございますか。  佐藤委員。 ◆佐藤 委員  高年者プランについてなんですけれども、実態調査でアンケート対象をどういうふうに想定されているのか伺います。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 高年者プランのアンケートの調査対象についてでございますが、まず、国の基準で実施いたしますアンケートとしましては、一般高年者を対象とした介護予防・日常生活圏域ニーズ調査というものがございます。これを2,000件。それから、要介護1から要介護5までの認定を受けていて在宅介護を受けている方とその御家族、介護者の方を対象にいたしました在宅介護実態調査を1,500件する予定としております。さらに、市独自の調査といたしまして、第2号被保険者のうち55歳から64歳の方を対象とした調査を1,000件、併せて、医療介護事業所向けの調査を約470件実施することを想定しております。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  もう一つ、高年者敬老事業で、敬老会開催費用助成金が1,109万7,000円だったのが662万4,000円に減となっています。この理由を伺います。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 敬老会開催費用助成金が減額になった理由でございますが、敬老会の実施主体でございます草加市社会福祉協議会において、平均寿命が80歳を超えている社会情勢を踏まえまして、敬老会の対象者を今まで75歳以上であったものを80歳以上の方と変更するために、対象者が減ったことによりまして減額となったものでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  この前敬老祝金も対象年齢上がっちゃって、敬老会までまた今度上がっちゃうと何だか切ないんですけど、見直したことで影響人数というのがどういうふうになるのか伺います。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 令和4年度から80歳以上の方に見直したことによる影響人数でございますが、令和3年度予算積算は75歳以上が対象でして、そのときは3万4,606人としておりましたが、令和4年度の予算積算時は2万2,078人でございますので、1万2,528人の減少となっております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款1項2目に対する質疑を終了いたします。 次に、3款1項3目介護保険費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、3目介護保険費について御説明申し上げます。  介護保険費は9事業で、人件費を除く予算額は31億1,844万9,000円でございます。前年度と比較して2億9,640万6,000円、率にして10.5%の増となってございます。  主な内容といたしまして、保険給付費の市の負担分などの介護保険特別会計に対する繰出金でございます。  また、介護サービス利用者負担額補助事業は、利用料の独自軽減として、居宅サービス利用者及び介護老人福祉施設入所者のうち保険料賦課に係る所得段階が第1段階から第3段階の方に対し利用料の一部を補助し、利用者の負担軽減を図るものとなってございます。  なお、重層的支援体制整備事業の実施に伴いまして、住民主体の介護予防に対する取組を支援する地域介護予防活動支援事業や地域包括支援センター運営のための委託料、また生活支援体制整備事業の3事業が介護保険特別会計から移行したものとなってございます。  以上、審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  佐藤委員。 ◆佐藤 委員  説明の最後でありました三つの介護保険特別会計から移行した事業についてなんですけれども、こっちに移行してくることで何がどう変わるのか伺います。
    ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 三つの事業が重層的支援体制整備事業に伴って移行する理由でございます。  まず、移行する事業でございますが、重層的支援体制整備事業における包括的相談支援事業に地域包括支援センター委託事業が充てられます。また、重層的支援体制整備事業の地域づくり事業に地域介護予防活動支援事業、いわゆるジャンプ教室と生活支援体制整備事業がそれぞれ位置づけられます。  何がどう変わるかということにつきましては、重層的支援体制整備事業は、先ほどの質疑でもいろいろございましたが、全ての地域住民を対象として包括的支援の体制を整えていくという事業でございますが、介護保険特別会計から移行する三つの事業は、引き続き、専門性を持ちつつ、主に高年者を支援する事業として、大きく事業の内容に変更があるものではございません。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  現時点では事業にあまり変更ないということなんですけれども、これは、本来介護保険特別会計の中で介護保険料などでやりくりしていたものが、今度特別会計から一般会計になることで、入ってくる部分、出る部分というのが変わってくると思うんですが、繰出金のほうもここの目ですので、それを含めて影響というのが、変更する部分というのがあれば伺います。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 先ほどの繰出金の中に含まれる保険料についてなんですけれども、先ほど申し上げた三つの事業は、地域支援事業をやっていたときと国・県・市・被保険者の財源割合というのは変更がございません。ですので、繰出金の中に三つの事業で必要な介護保険料がございまして、それが一般会計のほうに繰り出されるということになります。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  草加市が、今回の歳出での繰出金の部分について、1回介護保険特別会計に繰り出して、介護保険特別会計からまた一般会計に繰り出し直されるという意味ですか。ちょっと意味が分からないのですけど。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 繰出金の中に含まれるのは、あくまでも介護保険料の分だけが介護保険特別会計から一般会計に繰り出されます。逆に、今までは、介護特会で事業をやっていましたので、市負担分が繰入金として介護特会に入っていたものでございますが、今回は事業そのものが一般会計に位置づけられておりますので、その分は、普通に、市負担分は一般財源として財源充当されているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  もう1点ですけれども、おむつについてなんですけれども、議会のほうに説明いただいた中では、今度、一般会計からやり方を変えて事業を実施するということだったんですけれども、予算書を見るとその項目というのがないんです。この繰出金に入ってくるのかなと思うんですけど、それで間違いないのかということと、一度廃止してしまったんですけど、仮に廃止しなかった場合でも、同じような形で繰出金として介護保険特別会計のほうに行くような流れで、仮にやっていた場合、同じようなことになっていたのか、その辺りを伺います。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 おむつの支給、今回、課税の方を支給対象外としたことによる見直しを令和3年度からさせていただき、さらに今年の2月支給分から前年合計所得金額が135万円の方までお出しをするという見直しをさせていただきましたが、その方々に支給する分のおむつの委託料につきましては、地域支援事業交付金には該当いたしませんので、その分を市の一般財源から介護保険特別会計に繰り出しをしておりまして、この繰出金の中に含まれております。その金額が198万円、この介護特会の繰出金の中に含まれております。  もう一つの御質疑で、仮に対象者全部に支給をした場合におきましても、同じようにおむつ支給事業そのものを介護特会のほうで実施をいたしますので、地域支援事業に該当しない方の分を繰出金の中に含め、介護特会で事業を実施するというような形になるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  仮に、今までのやり方と同じ形で、おむつ支給事業に130幾つという制限を設けないでやっていたら、繰出金というのは大体幾らぐらいになっていたのかということと、具体的には、これは一般財源から出ているけど、事業の内容については介護保険特別会計のほうで質疑するのが適しているということでよろしいのか伺います。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 仮に、課税者を全て対象にする場合の金額ですが、これにつきましては、令和4年度予算編成では積算はしてございませんので、数字はございません。  あと、今までやっていたおむつの事業は、今までどおり介護保険特別会計のほうで実施していくということには間違いございません。  内容については、特別会計の中での質疑になるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  金額について積算しないというのですけれども、何人ぐらいという想定を出していたかと思うんです。それは議会で説明いただいていたので、大体このぐらいの額だったのが190幾らでしたっけ、繰出金になりますというのは試算として出ると思うんですけど。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 昨年の答弁でいろいろ言わせていただいた課税者を対象外にすることによる影響額というのが、638万円と当時は想定してございましたので、およそそのぐらいの金額になるのではないかと思っております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款1項3目に対する質疑を終了いたします。  次に、3款1項4目障害福祉費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、4目障害福祉費について御説明申し上げます。  障害福祉費は11事業で、予算額は48億8,585万6,000円でございます。前年度と比較いたしまして4,498万1,000円、率にして0.9%の増となってございます。  主な内容といたしまして、自立地域生活支援事業については、手話通訳者の派遣及びその養成を行う手話通訳者派遣・養成事業、障がいのある方やその家族の方からの相談のほか、困難なケースへの対応など、中核的な相談支援事業を実施し相談支援体制の強化を図る基幹相談支援センター委託料、身体障害者日常生活用具の給付などに係る経費となってございます。  自立支援給付事業は、障がいのある方が障がい福祉サービスを利用した際に必要となる費用や障がい福祉サービスに対するニーズを把握し、適切に利用するためのサービス利用計画を作成する費用などを給付するものとなってございます。  そのほか、障がい者計画及び障がい福祉計画の令和6年度改定に向けアンケート調査を実施する経費などとなってございます。  以上、審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  金井委員。 ◆金井 委員  福祉タクシー・自動車燃料費補助事業なんですけれども、以前、福祉タクシーの利用券において、100円券の導入と郵送での手続ということで議会でも取り上げられたと思うんですけれども、今回予算を組み立てるに当たって、その辺の部分の検討はされたのかどうかということをお伺いしたいと思います。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  タクシー券・自動車燃料費利用券につきまして、まず、100円券のほうの活用についてということなんですけれども、タクシー券につきましては、県とタクシー事業者との協定の中で運用しておりますので、こちらにつきましては、100円券の利用というのは話が出ていないものですから、草加市のほうとしても、100円券の利用というのは令和4年度についても見込んではおりません。  あと、郵送での対応ということなんですが、今年度まだコロナ禍ということもございますので、郵送での対応は継続をしております。ただ、どうしても直接窓口で説明を聞きながら交付を受けたいという方もいらっしゃいますので、一応、臨時窓口のほうも併用してやらせていただこうと考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  飯塚委員。 ◆飯塚 委員  今のタクシー券なんですけれども、確かに、埼玉県でやっているのは前の御答弁を聞いて分かっているんですけれども、やはり、利用者の利便性を考えると、埼玉県に市のほうから声を上げるということは、令和4年度も検討はされているのかどうか伺いたいと思うんですけど。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  県のほうに要望というのは、逐一、機会を捉えてさせていただいているというところです。100円券もそうなんですが、複数枚利用というところも要望としては多いところとなってございまして、そちらの部分につきましても、県のほうには機会を捉えて要望させていただいております。これは、今後も継続させていただきます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  佐藤委員。 ◆佐藤 委員  総合支援法施行事務の内容について伺います。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  総合支援法施行事務の内容についてでございますが、令和5年度に第三次草加市障がい者計画と第6期草加市障がい福祉計画が終了することに伴って、次期計画の策定を行う必要がございます。そこで、より市民ニーズを捉えたものとすることを目的としまして、アンケート調査を実施するための予算となっております。  内容としましては、まず、需用費としましてアンケート用紙や封筒代、役務費として郵便料や料金受取人払いの手数料、基本計画等策定委託料としまして、草加市障がい者計画及び草加市障がい福祉計画策定に係る基礎調査業務委託料を計上させていただいたものでございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  今、アンケート調査を行われるということだったんですけれども、その対象は、どういった方に何名ぐらいの規模でアンケートを想定されているのか伺います。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  こちらのアンケート調査の委託における調査対象者についてでございますが、まず、障がいのある御本人、当事者の方と、あとはその保護者、また一般の市民の方にもお送りさせていただくのと、あとは障がい福祉サービス事業所、それと、その他一般企業等を想定しておりまして、全体で7,000通ぐらいを予定しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  一番下のグループホーム整備費等補助金なんですけれども、科目存置として1,000円のっかっているんだよね。これは去年もそうなんだけれども、これは、公募か何か今かけているんですか。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  特に、公募というのは大々的にかけているわけではなくて、まず、建設をされたいという希望者の方がこちらに御相談をいただいて、そこで、建設をするというところで、整備をする必要があるというところであれば、そこで補正予算等の対応をさせていただくような手順でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  一定の理解はできるんですけれども、やりたいという形で役所に相談がある。すると補正をのせる。こういうことでいいの。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  そのとおりでございます。 ○委員長 ほかにございますか。  石田委員。 ◆石田 委員  自立地域生活支援事業で障害者相談支援事業委託料が前年度と比較し増額となっている主な理由についてお伺いします。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  こちらの自立地域生活支援事業の障害者相談支援事業委託料が令和3年度当初予算と比較しまして増額となった主な理由についてでございますが、年々増加をしております精神障がい者のさらなる相談支援体制整備に必要な人員の確保のための人件費となっております。必要な精神保健福祉士等の増員を行いまして、国が進めている地域移行支援並びに地域定着支援、また、心身喪失者等医療観察制度の対応などの充実を図ることで、障がい者の安心した地域生活を促進させることが期待できるものと考えているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  今の説明にありましたところのPSWの方は、どこの法人や事業者に配置されるお考えなのでしょうか。見込みを教えてください。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  これまで相談支援事業の精神障がいに関わる部分につきましては、ふらっと草加というところ、東京足立病院が運営母体なんですが、そちらにお願いをしていたものなんですが、今回、そちらの事業所のほうが、病院の経営方針といいますか、今後対象が増えてくると見込まれます高齢者の認知症への対応のほうに、高齢者分野に事業の転換を図るというところで、今年度いっぱいでの事業からの撤退の申し入れがございました。  来年度は、また別の事業者を探して、今調整をしているところなんですが、当然利用者の方が不安になると思われるというところも出てきますので、一人ひとりに今ワーカーがお話を聞きまして、どういったところの利用が望ましいのかというところも、今調整をしながら、事業者に当たっての調整を来年度しようと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款1項4目に対する質疑を終了いたします。  次に、3款1項6目社会福祉施設費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、次に、6目社会福祉施設費について御説明申し上げます。  社会福祉施設費は2事業で、予算額は4億8,234万2,000円でございます。前年度と比較して2,817万4,000円、率にして6.2%の増となってございます。内容といたしましては、養護老人ホーム松楽苑、総合福祉センターであいの森、高年者福祉センターふれあいの里、在宅福祉センターきくの里、障害福祉サービス事業所つばさの森、障害者グループホームひまわりの郷及び障害者就労訓練農場の管理運営に要する経費となってございます。  以上、御審査のほどよろしくお願い申し上げます。
    ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  吉岡委員。 ◆吉岡 委員  去年も聞いたんですけど、社会福祉施設管理運営事業の中でふれあいの里の委託料なんですけれども、この中に送迎バスの委託料が入っていると思うんですが、令和4年度の予算と令和3年度の見込みと、増減があると思うんですけど、増減の金額と増減の理由を教えてもらえますか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 ふれあいの里の送迎バスの委託料についてでございますが、まず、令和3年度の見込みでございますが、1,284万8,000円でございます。令和4年度のバスの運行委託料は1,160万5,000円でございますので、124万3,000円の減額となっているものでございます。  変更理由でございますが、送迎バスの規格を大型バスからマイクロバスに変更したことによるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉岡委員。 ◆吉岡 委員  マイクロに変えるということなんですけど、令和4年度の予算を組む際の予想される乗車数というのはどれぐらいを見込んでいるんですか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 令和4年度のバスの乗車の見込みについてでございますが、コロナの影響もございまして、令和4年度の利用の数字としては出しておりませんが、コロナの前、平成31年3月から令和元年8月まで、バスの運行状況のアンケート、利用実績をとりましたところ、平均乗車率というのは20%程度になってございますので、バスの定員が43人ですので、平均して8人から9人の乗車ということになってございます。  以上でございます。 ○委員長 吉岡委員。 ◆吉岡 委員  ということは、令和4年度の予算が1,100万円ちょっとぐらいということと令和3年度の実績を見ると、大体月8人ぐらいということは、月100万円かけて8人を運んでいるということでいいですか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 利用実績は、先ほど申し上げたのは1日当たりの人数でございますので、委員さんのおっしゃるとおりでございます。 ○委員長 吉岡委員。 ◆吉岡 委員  今の数字で合っていますか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 すみません、訂正をさせていただきます。1日が8人から9人でございますので、1か月だと250人程度の利用ということでございます。失礼いたしました。 ○委員長 吉岡委員。 ◆吉岡 委員  月250人運ぶために100万円をかけるというのは、予算の編成上、これだけ厳しい厳しいという中で、それは行政として正しいのでしょうか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 今のアンケートの実績は、あくまでも当時のルートの中での平均利用ということで数字を出してございます。委員さんから御指摘がございましたように、やはり、同じ走らせているのであれば、利用していただけるところを結ぶということで、令和4年度については、ルートの見直しも含めて、より多くの方に利用していただけるようなことを現在検討しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉岡委員。 ◆吉岡 委員  今、ルートを変えて、もっといろいろな人に乗っていただきたいという話だったんですけど、ということは、多分こちらのルートだったら人がいっぱい乗るだろうなということを考えてやると思うんです。1日8人以上乗るとか。さっき答弁がありましたけれども、令和4年度の計画もないのに、そっちに回ったらどれぐらい増えるかということも考えていないのに予算を組んだということでいいのですか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 すみません、バスの委託料につきましては、まず、ルートがどことか、何人を運ぶというのとは別に、施設の送迎バスということで、特定旅客自動車運送事業というものに該当いたしますので、365日を通じて1台の車両と運転手の方を登録する必要がございますので、運行状況にかかわらず、委託料については変わらないものでございます。  なお、より多くの人に乗っていただけるルートですが、やはり、市内のあちこちを、停留所を幾つも回るとかしておりましたので、例えば、最も利用の多い駅から施設への直行便に絞るですとか、そのようなことを現在検討しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  でっかいバスから小さいバスにしたと。そうしたら123万円安くなったと、こういうことですよね。  これについては経過がありまして、アンケートをとったと。批判がいろいろなところから出ているからやらなくちゃならないと、こういう形で。それは、利用者じゃなくて利用者以外の人から出ていたんですよね。だから、どの辺まで、どういうふうにアンケートを取ったのか。例えば、あの中の乗る人に取ったんじゃ意味がないんだよね。そうでしょう。役所は株式会社じゃないんだからコストを考えちゃいけないんだけれども、住民の皆さんというのは、最少の経費で最大の効果を上げる。役人と同じですよ、商売と同じですよ。  そういう形で、あんなでっかいバスを使って、言ったように、五、六人じゃしようがないだろうと。それで、いろいろ問題が出たら、今度は窓を蓋しちゃって、誰も乗っていないような感じで、そういう工夫をしているんだよ、相手は。  俺も松原団地へ乗っていってみた。あそこに並んでいるから、どちらへ行くんですかと言ったら、ふれあいの里とかであいの森とか言っているわけですよ。「何人ぐらい乗っているんですか」「いや、ここで乗ったらもう乗らない」。松原団地で乗ったらもう乗らないんだと、こういう状況でしょう。市民の皆さんは、とにかくあんなでっかいバスを、松原団地の駅、今は獨協だけどね、そこにでっかいバスなんか止められちゃ困るんだと。  こういういろいろな問題が出て、そして、あなた方のところへ行ったりもして、我々も来たりしてそしてアンケートとったわけだよな。今度、たまりかねて小さいのにしたんだ。本会議でやったし。それはいいんだけれども、積算根拠はどうやって出してるの、これ。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 指定管理者でございます社会福祉事業団のほうで見積もりを取りまして、指定管理料の中に委託料という形で積算をしてございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  それじゃ駄目なんだよ、あなたは担当なんだから。向こうへ任せているからというんじゃ駄目なんだよ。出しているのはあなたなんだよ。だから、積算根拠はどうやって出しているんですかと聞いているんだから。それをきちっと整理整頓をして、そして答えなくちゃいけないんだよ、本当は。そうでしょう。それを他力本願と言うんだよ。どうなんですか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 今御指摘のございました見積もり自体は指定管理として事業団がやっているところですが、今回のバスの見直しに関しましては、何度か議会で御質問をいただいたこともございますし、アンケートを取った結果、やはり必要だという声が4割から5割あるので、すぐに廃止というのは正直難しいのかなということで、何度も事業団のほうと協議をいたしまして、まずは小さいバスに変えてみようということで、こちらのほうで協議をした結果、最終的に事業団のほうで見積もりを取ったというところになります。答弁がちょっと分かりにくくて申し訳ございませんでした。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  いろいろ工夫しているよね、確かにね。  こういう話もあったでしょう。これはどういうふうに取り入れたのか。小さいミニバスが走っているんだから、それに切り替えたらどうだ。そういう意見は入れているのかな。コミュニティバスか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 パリポリくんバスも併せて使っていただけるようなバスの全体のルートということの御質疑かと思いますが、まずは、今申し上げたように、大型のものを中型にするということが1点と、どうしても、コロナの状況もございまして、実際の利用者がかなり減っている状況ということもございます。本当でしたら、パリポリくんバスがもう少し安いお金で使えるとか、あとは、例えば補助を考えるとか、いろいろなそういう調整も必要かとは思ってはいるんですけれども、まだ、実際の指定管理の中の協議にそこまで整理ができていない状況でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  何ていうのかな、恐らく、その積算の問題については、難しいからなかなか出せないだろうというふうに思いますけれども、正直言って、私も計算してやったほうだから分かるんですけれども、何じゃこりゃ、こんなに高いのかよと。今燃料が上がっているけどね。1台のバスで、そんなにでっかくしたって、小さくしたって経費は変わらないんだよ、燃料代が少し変わるというような形で。今は性能がいいですから、恐らく今度新しく買ったんだろうと思うんですけれども、こっちのほうが燃料を食わないと思っています。  いずれにしても、この問題については再考する必要があるし、そして、市民に対して、とにかくいい影響を持っていないんですよ。悪影響なんですよ、正直言って。やめろとは言っていない、いろいろあるんです、方法としては、道路も含めて。例えばの話が、デマンドバスとか、もっと小さいやつがあるんだ。そういうやつも含めて考える必要もあるし、経費節減という形になれば、もっともっといろいろな問題が起きてくるというような状況ですよ。  何ていうのかな、受託者と双方でいい考えを持つ必要があるというふうに思うんです。必ず知恵が出るから、それを念頭にやっていただけばいいのかとこういうふうに思っているけれども、この予算を組んだときにはどうだったのか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 吉沢委員の御指摘のとおり、我々の考え得る中では一生懸命考えたつもりではおりますが、やはり、一気にバスを大きく見直すというところが非常に難しい状況でございましたので、今いただいた御意見などを基に、今回ルートもちょっと見直しを検討しておりますので、令和4年度の実績を見ながら、令和5年度、本当にバスがどこまで必要なのかということなどを含めて検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  それはそういうことで、違うほうに。  それから、障がいのほうのつばさの森改修基本構想・基本計画作成業務委託料です。主な内容的にはどういうふうな形でするんですか。その辺をよろしくお願いします。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  つばさの森改修基本構想・基本計画作成業務委託料の内容なんですけれども、令和5年度から実施を予定しております障がい福祉サービス事業所つばさの森の生活介護事業におきまして、重症心身障がい者の方の受け入れを行うために施設の改修を行う必要がございます。改修に当たりましては、既存建物の現行法との整合性の確認や劣化診断調査、また、設備の更新計画や改修に伴う関連工事の必要性など、専門的な調査を行う必要がありますので、こちらの業務を建築コンサルタントに委託をするものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  ただ委託ということでぶん投げるんじゃなくて、きちっとあなたのほうでも把握をして、そして、職員の意見を聞いて委託業者にお願いをする。後でまた直すようなことになっちゃしようがないからね。そういうような形で、職員も委託業者とともに汗をかいて、そして、いい基本構想をやるような形の方針をとらなくちゃいけないというふうに思うんだけども、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  今御指摘のとおりでございます。うちの職員、担当としましても、事業団の職員と常に調整というか、協議をしておりまして、また、業者のほうにつきましても、福祉の建築に携わる経験のあるような業者を、見積もりを取りまして今回の予算を積算させていただきましたので、今後につきましても、様々な関係の職員とは調整をさせていただいて、失敗のないような改修にしたいと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  グループホームの管理委託料なんですけれども、これについては既存のやつだろうと私は思うんですけれども、間違いなくこの積算でいいのかどうか、間違っていないのか、正常なのか、その辺についてお尋ねしたいというふうに思っています。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  障害者グループホーム管理運営委託料についてでございます。こちらは、グループホームひまわりの郷に関しまして、夜間における支援体制の強化を目的に、生活支援員の3人分の人件費を積算したものでございまして、こちらの金額につきましては、事業団のほうと調整をして金額を出したものとなっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  人件費だけなんですか。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  申し訳ございませんでした。人件費、あと一般管理費ということで、法人の本体の部分の管理費も含んだ金額となっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  内訳を出しなさいよ。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  3人分の人件費といたしまして1,201万6,000円、一般管理費としまして1,215万2,000円となっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  それで間違いありませんね。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  はい、間違いございません。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款1項6目に対する質疑を終了いたします。  次に、3款1項7目国民年金費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 では、7目国民年金費について御説明申し上げます。  国民年金費は1事業で、人件費を除く予算額は795万8,000円でございます。前年度と比較して93万6,000円の減、率にして10.5%の減となってございます。  内容としましては、国民年金法に基づく法定受託事務を円滑に遂行し、年金制度の安定運営を図るものとなってございます。  以上、審査のほどよろしくお願い申し上げます。
    ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款1項7目に対する質疑を終了いたします。  次に、3款1項8目国民健康保険費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 次に、8目国民健康保険費について御説明申し上げます。  国民健康保険費は1事業で、人件費を除く予算額は20億756万8,000円となってございます。前年度と比較して1,522万8,000円の増、率にして0.8%の増となってございます。  内容といたしましては、法定の所要額及び国民健康保険特別会計において歳入が歳出に対し不足する額を繰り出すものとなってございます。  以上、審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款1項8目に対する質疑を終了いたします。  次に、3款3項1目生活保護総務費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、まず、3款3項生活保護費につきまして御説明を申し上げます。  3款3項生活保護費につきましては、予算額は78億288万7,000円、前年度と比較して5,021万8,000円、率にして0.7%の増となってございます。  1目生活保護総務費について御説明を申し上げます。  生活保護総務費は2事業で、人件費を除く予算額は2億985万4,000円となってございます。前年度と比較して4,694万9,000円、率にして28.8%の増となってございます。  主な内容といたしましては、生活保護関係事業においては、面接相談や適正支給の推進、電算委託、レセプト点検委託、また、被保護者健康管理支援に関する業務委託など、生活保護に係る扶助費以外の経費を計上してございます。また、生活困窮者自立支援事業は、生活困窮者に対する自立相談支援や学習支援教室の開催に要する経費、また、就労支援及び就労準備支援に係る事業費及び生活困窮者自立支援金に係る経費などを計上させていただいたものとなってございます。  以上、審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  佐藤委員。 ◆佐藤 委員  行政報告書で子どもの学習支援が書かれておりますが、令和4年度はどのように実施するのか、変更点などがあれば伺います。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 子どもの学習支援事業でございますが、令和4年度の変更点といたしましては、子どもの学習支援の受け入れ人数の変更を考えております。具体的には、小学生を令和3年度は40人だったのが、令和4年度は60人に増やす予定でございます。中学生におきましては、40人から50人に増やす予定でございます。高校生に至りましては、30名変わらずという形で、総数では合計30名増える形でございます。  あと、追加で心理カウンセラーなどの配置もして、心理面での安定という形でのことも図る予定でございます。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  住居確保給付金についてなんですけれども、これは補正でも増額があったかと思うんですけれど、令和2年度、令和3年度見込み、令和4年度の積算における見込みという数字が、件数がどういうふうに見込んでいるのか伺います。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 住居確保給付金の見込みでございますが、令和2年度が、申請者が194件ございまして、そのうち189件決定をして、給付したものでございます。金額は3,459万6,700円と、非常に大幅に、例年1桁台の申請者だったのが約25倍増えた状況がございました。令和3年度におきましては、令和3年12月末時点の数字でございますけれども、新規申請者が45件という形でございまして、実際、金額としましては1,100万円ぐらいの執行額が出ている状況です。こちらは、補正を組んだ後に件数としてはちょっと伸びていない状況がございまして、令和4年度におきましては、令和3年度の当初予算は1,073万円で組ませていただいたんですけれども、それよりは325万8,000円多い金額を見込んでいるところでございます。  利用実績の件数の見込みでございますが、令和3年4月から9月までの上半期における利用実績から、令和4年度の支給件数を292件という形で推計をさせていただきました。その中で、今までの実績等の割合を勘案させていただきまして、単身世帯を164件、2人世帯を58件、3人以上世帯を70件と見込みまして、単身世帯につきましては、給付金の上限額であります4万3,000円に164件を乗じまして705万2,000円、2人世帯の給付金の上限額5万2,000円に58件を乗じまして301万6,000円、3人以上世帯につきましては5万6,000円の上限額に70件で積算して92万円という形の総額1,398万8,000円でつくっております。  以上でございます。 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  次に、生活困窮者自立支援事業で生活困窮者自立支援金支給についてなんですけれども、令和3年度税制改正で、支給事業が令和4年6月末まで実施に変わっているかと思うんですが、その対象者と申請の数というのがどうなのか伺います。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 こちらは、令和4年6月末まで支給をするという形で制度改正がございました。令和3年2月25日にまた制度改正があったんですけれども、現状、支給者数なんですが、こちらは令和3年12月末時点の数字で申し上げますと、1,912件の対象者がいらっしゃいまして、その中から申請が375世帯ございました。こちらの実績から、令和4年度におきましては154世帯ぐらいの申請があるという形で見込んでおりまして、154世帯の中から令和3年度の利用割合の実績を勘案しまして、単身世帯からは77世帯、2人世帯を31世帯、3人以上世帯につきましては46世帯と積算しているところでございます。こちらは3,510万円という形で金額を予算計上させていただいております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井 委員  生活困窮者自立支援事業のところで、コロナ禍も3年目を迎えまして、就労の部分とか、本当に、努力をされてもなかなかないというお話がすごく多いんです。まだまだ経済的な部分が決して回復しているとは思えないんですけれども、就労とか就労準備の支援に関して、令和4年度で、今までより何か就労支援なり準備の部分で考えて、新しく事業として、取組としてされることがあるのかどうか。事業の継続だけでは決して結果が出て行かないと思うんですけれども、令和4年度の予算を組んでいく上で、どのような検討をされてお考えになられたのかお伺いいたします。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 おっしゃるとおりでして、就労準備支援事業は、令和2年11月から高砂地区でスタートさせていただいたんですが、ちょうどコロナ禍での開設ということもございまして、利用対象者は、生活保護を受給されている方のうち就労のできる稼働世帯と言われる世帯に対したりとか、あと就労が見込める方、まるごとサポートSOKAなどにおいて一般就労に向けた準備が必要な方などを対象にしているんですけれども、こちらは利用定員が、生活保護の被保護者の方が90人、一般就労に向けた準備支援事業が90人、生活困窮者の方が20人という形の利用定員の割合ですが、コロナ禍で密にならないような形で、コロナ対策もしながら運営をしたところで、利用定員を満たすような形で、日々、午前中であったりとか、午後であったりとかを組み替えながらプログラムをして、実際に生活習慣の定着ができるように、朝起きるとか、朝昼晩御飯を食べるとか、サラダから食べて炭水化物は後にとるとか、そのような支援から、どのように面接を受けたら実際に会社に採用されるといった面接の技法であったり、履歴書の書き方などのプログラムを行っております。  こちらの利用者数の母数を増やすことが令和4年度の一番の私たちの課題と考えておりまして、特に、ケースワーカーが、今コロナ禍で申請者数もずっと増えている状況ではございますが、こちらの就労支援、一般就労に向けた準備、こちらのほうを積極的に取り組んでいくという形をやっていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  石田委員。 ◆石田 委員  自立相談支援委託料の積算内容について教えてください。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 自立相談支援委託料の積算内容でございますが、こちらは、NTTビルの生活支援課と併設しております、まるごとサポートSOKAの運営業務委託料になっております。こちらは草加市社会福祉協議会に業務委託をさせていただいておりまして、見積もりを徴しまして、人件費としまして3,625万5,000円、備品修繕費としまして12万9,000円、交通費としまして5万6,160円、車両費としまして9万円、研修費としまして14万400円、消耗品費としまして21万3,030円、通信費としまして15万2,400円、印刷費としまして15万2,000円、補修費としまして3万6,000円、会議費としまして8,200円、使用料及び賃借料としまして45万4,596円の総額3,778万4,546円に消費税1.10を乗じました4,156万3,000円を積算しております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  医療のレセプト点検等委託料なんですけれども、160万2,000円です。こんなものできちっと再審査請求する、病状調査とか、そういうものができるのかなと。  これは一番でかいんですよ。あなた方も御案内のとおり、どこへ行っても生活保護者はロハですから、サロン化しているような状況ですよ。病院へ行ってサロン化、分かる、私の言っているのが、遊びに行っているんだよ。それは、どうしてもという人はしようがない。当たり前なんだ、これは最後のセーフティーネットなんだから。でも、遊びに行っているような状況じゃどうしようもないでしょう。レセプトなんですよ。これをきちっと割り出せば、70億円の中で医療費が3分の1以上でしょう。どのぐらいかかるかというんだよ問題は。あなた方は、これできちっと点検をして、経費節減というか、そういうふうな形で捉えて予算化したのか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 こちらのレセプト点検等委託の積算を含めてなんですけれども、実際、今、医療費はおっしゃるとおりでして、非常に増えている状況があり、レセプトの点検というのは非常に重要な業務となっております。  レセプト点検等委託料160万2,000円で計上させていただいていますが、こちらのほうで、いろいろな、再審査請求とか、診療報酬の明細、レセプトの総縦覧点検という形でこなしていただいておりまして、この縦覧点検というのが、過去に請求があったものであったり、一月に複数回同じ医療機関から来ていたものであったり、他の医療サービスとの併求の問題であったり、こちらの整合性を併せて突合させて、実際に診療報酬が合っているのか合っていないのかという点検ができる形で積算しているものでございます。  そのほかにも、医療扶助費の抑制という形ではないですが、必要な方には医療扶助というのは必要かと思われるんですけれども、健康管理支援事業というのをやっておりまして、こちらは、生活保護被保護者の生活習慣病の改善というのがやはり重要というふうに考えておりまして、発症予防であったり、重症化を防ぐという形で事業を進めさせていただいております。  健康管理支援事業の内容でいいますと、まず、レセプトデータの分析です。どのような傾向の傷病の方がいらっしゃるのかとか、どのような高額医療にかかっている病気があるのかとか、そういったものを分析したり、あと、健康管理という形になりますので、被保護者の方が生活習慣病にならないために、医療機関に受診をしていない方もいらっしゃいますので、健康診断の受診勧奨などを行う形も事業としてやっております。  その中で、医療費がどれぐらいかからないかという形になるんですけれども、実際、こちらの中で行動の変容というのが一番で、生活保護を受給されている方の有病率は8割を超えておりますので、皆さん大体病気を持っているんですけれども、それをなるべく未然に防ぐとか、重症化させないという形で、栄養面の指導であったり、運動面の指導という形も行わせていただいたり、あと受診勧奨で、令和4年度に関しては200件ぐらい、人を選んで、40歳から65歳未満の方を中心に面接指導等を行う予定でございます。こちらのほかにも、頻回受診指導というのも行っておりまして、こちらにつきましては、月1回、同一診療科目のところに月15回以上通う方が頻回受診というふうに言われているんですけれども、その方も6人から8人ぐらいまでの間でいらっしゃることですから、そういった方に関しても面接させていただきながら、サロン化しないような形で。ただ、必要な方には医療扶助は受けていただいて、必要じゃない方にはほかのサービスに振り替えるとか、そういったこともできればとは考えております。  あと、保健師も派遣業務という形で委託しておりまして、月1回程度来ていただいて、面接を行ったり、健康診断の受診勧奨を行うという形でやっておりますので、なるべく、吉沢委員さんのおっしゃるとおり、医療扶助費の点検という形のレセプト点検と併せて、こちらの健康管理支援事業で、医療扶助費が、なるべくなだらかな変わらないような形で事業を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  いろいろ言っているけれども、要は一本化なんだよ。病院でやろうと、あなたのところでやろうと、点検は同じなんですよ。私も3か月に一遍病院に行っているんだ。よく言っていることは、レセプトをきちっとしろよと。だから草加市はこんなに赤字なんだよと。何やっているんだ、あなた方はという形で。一般論でいうとそういう形なんだ。  あなたのほうについても、レセプトを点検し、再審査請求のほか、病状調査による受診指導で医療扶助の適正化を図りますとここに書いてあるじゃないのよ。だから、私は、どこでやっても同じだけれども、この百何十万円できちっとしたやつができるのかということを主眼に置いて言っているんだよ。だから、そういう点で、あなたはいろいろな形で、いろいろな角度から言っているけれども、くどいんだよ。一本でいいんですよ、はい分かりました、そのとおりですという形になればそれで終わる。時間ばかりとっちゃって。そういうような形でやっていただきたいと思っております。どうですか、部長。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 まずレセプトの点検から始まって、そこからいろいろな生活指導とかが入ってまいりますので、しっかりとレセプト点検を行っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款3項1目に対する質疑を終了いたします。  次に、3款3項2目扶助費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 次に、2目扶助費について御説明申し上げます。  扶助費は1事業で、予算額は75億9,303万3,000円でございます。前年度と比較して326万9,000円、率にして0.04%の増となってございます。  内容といたしましては、生活扶助、医療扶助などの生活保護等の扶助費となっております。  以上、審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  松井委員。 ◆松井 委員  生活保護事業のところですけれども、この事業の対象者といいますか、大変いろいろなパターンの対象者がおられて、担当されている方は大変御苦労されていると思います。  ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────本当に大変な人もいればいろいろで、その辺がこの事業に関してはずっと課題になってきたと思うんですけれども、コロナ禍のこともありますけれども、今、対象の方が増加していますよね。そういう意味では、コロナ禍で増加もする、今までと形態が違う対象者も去年ぐらいから出てきていると思うんです。  そういう意味で、令和4年度に向けて、生活保護事業も、その辺はしっかり担当されているところがお考えになったり、検討されたりしながらこの事業を進めていかないと、膨らむ一方というか、非常に危険と言ってしまってはいけないんですけれども、その辺があると思うんですけど、令和4年度これだけの予算ですけれども、御検討なり、やっぱりその辺の、申請されていたり、今まで対象者だった部分でも、きちっと審査と言ってはいけないかもしれませんけれども、その辺の部分とか、御検討されての数だけのこういう予算で上がってきているのか、その辺をお伺いいたします。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 生活支援課の令和4年度の予算積算も含めた考え方なんですが、実際、私たちのほうで、当然、生活保護を受給されている方に担当のケースワーカーがいまして、────────────────────────────当然、生活保護費の中でやっている中でお暮らしできれば問題はないですけれども、そこで足りなくなってしまったので食料をもらえませんかという方に関しては、当然指導とか、こういう形のお金の使い方をしたほうがいいんじゃないですかというのは、ケースワーカーのほうから相談があった際には、逐一、ちゃんと指導させていただいているところでございますが、基本的には、扶助費、生活保護費の支給の中で皆さんやりくりされている方が全体的には多いのかというイメージはございます。  その中で、予算の積算の考え方は、総数はございますけれども、こちらの年間の平均というのを、前年度の予算を執行する中で、平均何人いて、何世帯ぐらい受給されているのか、これは各月でやっぱりばらつきがございますので、廃止になる方、新規に申請される方、相殺される部分もございますので、平均値で予算を積算しているところでございます。  その中で、やはり増えないような取組というところもありますけれども、私たちのほうでは、就労支援というのが、就労準備支援事業も始めたところでございますし、ジョブスポット草加というハローワークと一体的にやっている自立助長に向けた支援事業もございます。また、まるごとサポートSOKAのほうでも、生活保護に陥る前に早期的に解決できるような仕組みというのがございまして、一体的に生活困窮者に対する自立助長というのをやらせていただいている中での予算積算となっているものでございます。  先ほど申し上げた医療扶助費の部分もあったり、そういった中でも健康管理支援事業を実施したり、あと、ジェネリック医薬品を使うという形で、こちらのほうも9割ぐらい使っていただいているなど、医療費の部分に関しても全体的な。ただ、必要な方には扶助費は支給させていただいて、その中で予算の積算をしていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  ケースワーカーの方が担当されて、本当によくお世話をしてくださっているんですけれども、身体検査と言いますよね、体を検査するんじゃなく。そういう部分では、ケースワーカーさんだけで充足されて、それでこの事業をやっていかれるのかどうかとか、そういう意味で、令和4年度はこの事業がちゃんとした事業でいくような部分で、その辺はどうでしたでしょう。検討されたり、対策的な部分はされたのかと思いますので、お願いします。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 実際、ケースワーカーが全ての対応というのは難しいものですから、こちらは生活保護関係事業になってしまうのですけれども、資産調査をする職員が、別に会計年度任用職員を雇っていたりとか、あと適正化という部分に関しては、警察OBの方を2名配置していたり、お金の使い方とか、保護を受けているのに就労しているんじゃないかといった不正の通報があった場合には、調査をさせていただいているところでございます。  ケースワーカーも担当件数が非常に多い状況がございますので、こちらのほうと会計年度任用職員を活用させていただきながら、職員数は限られておりますので、工夫して、協力し合って、一人だけで相談とか悩みを抱えないような職場体制づくりを行いながら、みんなの知識を結集して効率的に進めるとか、知識の集積をみんなで共有するとか、そのような形でやっていければと考えております。  以上でございます。  ──────────◇──────────
    △資料の要求 ○委員長 佐藤委員。 ◆佐藤 委員  資料要求をしたいんですけれども、コロナで減少傾向だった生活保護率が上がってきていますので、平成30年度から令和4年度見込みまでの5年間の月平均の生活保護受給人数、世帯数、それと生活保護率。あと、12月末が最新で出るかと思うんですけれども、12月末時点の年齢層ごとの人数の各年の推移というのを一覧表としていただけたら今の草加市の見通しが見えると思うのでお願いします。 ○委員長 執行部、ただいま要求のあった資料は提出できますか。  生活支援課長。 ◎生活支援課長 こちらは準備してやる形でも大丈夫ですか。あと、令和4年度に関すると見込みの保護率という数字でも大丈夫でしょうか。後で資料を作成して準備させていただきたいと思います。 ○委員長 お諮りいたします。  ただいま、佐藤委員から資料の要求がございましたが、委員会として資料を要求するということで、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  よろしくお願いいたします。   〔3月4日配付(委員会)〕  ──────────◇────────── ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  ここのところ二、三年、コロナ禍で大変苦しんでいて、就職もなかなか見つからないという形で、市役所に相談をして、そして生活支援課へも行ったりして、生活保護費が来年も大変だなと、こういうふうに思ったんですけど、予算書を見てびっくりしたんです。全体で326万9,000円しか伸びていないんです。幸か不幸か分かりませんけれども、これは控えちゃったのかなと、こういうふうに思っているんです。県でも、さらには国でも、照会の問題について、そういうことをやっちゃ駄目だよという形で通達が来ていると思うんですよね。そういうことをやったからなと思ったりして、心境は穏やかじゃないんですけれども。  そこで、前年度と来年度は、人数、要するに、まだ確定はしていないが、予定される種別は何人なんだろうか。具体的にもう出ているでしょう。継続なんだから出ているわけですよ。種別は、例えば、生活保護が何人とか、医療保護が何人とか、住宅保護が何人とか、こういう形で今すぐ出れば出してもらいたいし、すぐ出なければ資料で結構です。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 各扶助費ごとの数字を申し上げますと、生活扶助費につきましては、前年度より48人少ない3,973人で積算しているところでございます。 住宅扶助費につきましては、前年度より15世帯少ない3,292世帯で積算をしております。  教育扶助費につきましては、こちらは児童・生徒数の減等により14人のマイナスという形で積算をさせていただいております。  介護扶助費につきましては、6人のマイナスという形で積算をしておりますが、こちらは、月額1人当たり単価が増額という形で、介護扶助費は増となっております。  医療扶助費につきましても、延べ人数では29人増の単価増という形で、増額になっております。人数が、医療扶助費につきましては3,223人で積算をさせていただいております。  出産扶助費につきましては、年間1件ぐらいありますので、こちらは1件で積算しております。  次に、生業扶助費につきましては、61件のマイナスという形で積算をさせていただいております。  葬祭扶助費につきましては、プラス24件という形で積算をさせていただいております。  あと、進学準備給付金といった大学に進学された方に対して出す給付金なんですけれども、こちらのほうは4件減という形で、14件分で積算をしております。  施設事務費につきましては、現在入所されている方が2名という形になりますので、2名分で積算をしております。  就労自立給付金に関しては、前年度30人のところを1人減という形で、29人で積算をさせていただいております。  中国残留邦人等支援給付金に関しては、現在いらっしゃる2人の方で積算をさせていただいております。  最後に、無料低額宿泊所の部分ですが、こちらの日常生活支援の住居施設委託事務費につきましては24人で予算を積算させていただいております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  今種別ごとに出してもらったんです。私は、生活保護のほうが主に増えているのかなと、こう思ったんだけれども、マイナスですね。ということで、これはどういう現象なんでしょうか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 令和3年度の当初予算を積算させていただいたときでございますけれども、令和3年度におきましては75億8,976万4,000円で組みまして、こちらの考え方なんですけれども、当初予算は令和3年度は非常に多く組ませていただいたんですが、実際の人数と世帯数というのが、廃止の方も非常に多い状況で、相殺されていく中で、人数が現時点で伸びていないという状況がございまして、現在、令和3年12月末の数字で申し上げると3,971人という月平均の受給者数で、世帯数につきましては3,244世帯という形になっております。こちらは、令和2年度から53世帯増えて、受給者数としては3,971人で28人増になっている状態がございます。ただ、令和3年度の当初予算と比較しますとまだ減という形で今の推移がいっているものですから、令和4年度の当初予算につきましては、現在の実績値に近い形で積算をさせていただいたことから、世帯数と受給者数の減という形での積算になっているものでございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  分かりました。そうすると、おおよそやったからそういう形で出てくるということですね。最終的に、令和3年度も75億幾らですよね。そういう形で積算をすると、最終的に余剰金が相当出るというふうに私は思うんだけども、その辺は5月31日にならないと、出納閉鎖がないから分からないんだけれども、その予測はどうなんですか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 現在、2月22日時点での予算執行状況で残額が10億5,013万5,213円ございまして、あと1か月ちょっとという形で残っているので、大体1億円前後の残額が出る可能性があるかと考えております。執行率で申し上げますと、全体の割合が76億円弱ぐらいを予算としては取っておりますので、予算執行率としては98%以上は行く形。1%が大体7,500万円ぐらいございますので、98%以上の執行率は見込めるかと考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款3項2目に対する質疑を終了いたします。  次に、3款4項1目災害救助費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、3款4項災害救助費について御説明を申し上げます。  1目災害救助費について御説明申し上げます。  災害救助費は1事業で、予算額は前年度と同様の93万1,000円となってございます。  内容といたしましては、火災などの被災世帯に対するお見舞金等の支給に要する経費となってございます。  以上、審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款4項1目に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 お諮りいたします。  本日は以上で終了したいと思いますが、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  明3月4日は、午前10時から委員会を開催し、歳出中、健康福祉部に係る部分のうち4款1項1目からの審査となりますので、よろしくお願いいたします。  ──────────◇────────── ○委員長 以上で、本日の一般会計予算特別委員会を終了いたします。 午後 5時32分閉会...