草加市議会 2020-09-18
令和 2年 9月 建設環境委員会-09月18日-04号
午前10時00分開会
◇出席委員 8名
田 中 宣 光 副委員長 中 野 修 委員
小 川 利 八 委員 関 一 幸 委員
斉 藤 雄 二 委員 吉 沢 哲 夫 委員
西 沢 可 祝 委員 新 井 貞 夫 委員
◇欠席委員 1名
金 井 俊 治 委員長
◇説明のため出席した者
石 倉 一 市民生活部長 浅 井 裕 一 郎 新田駅
周辺土地区画整理事務所長
鈴 木 博 幸 都市整備部長 宮 崎 嗣 久 河川課長
石 川 直 浩 建設部長 馬 場 啓 介 道路整備課長
横 川 竜 也 上下水道部長 福 原 宏
水道総務課長
石 鍋 武 交通対策課長 小 山 菊 夫 水道営業課長
三 浦 健 一 市民課長 小 林 幹 和 水道施設課長
芝 田 昌 明 都市計画課長 渡 邉 智 下水道課長
関 口 岩 生
みどり公園課長
◇委員会に出席した
議会事務局職員
贄 田 隆 史 総括担当主査 川 崎 瑠 衣 書記
◇傍 聴 人 なし
午前10時00分開会
○副委員長 ただいまから
建設環境委員会を開会いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 初めに、
会議録署名委員の指名を行います。
会議録署名委員は、委員会条例第30条第4項の規定により、委員長において
斉 藤 雄 二 委員
吉 沢 哲 夫 委員
を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、審査日程ですが、お手元に配付してあります審査日程表(案)の順序で進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○副委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
──────────◇──────────
○副委員長 第73号議案 令和元年度草加市
水道事業決算の認定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
上下水道部長。
◎上下水道部長 第73号議案 令和元年度草加市
水道事業決算の認定について、その事業概要を御説明申し上げます。
令和元年度の草加市水道事業は、市民生活や経済産業に欠かすことのできないライフラインとして、将来にわたり安定的に水道水を供給するため、施設の維持管理、老朽化が進行している
浄配水場施設更新工事及び水道管の耐震化工事などを重点的に進めてまいりました。これまでに施設の耐震化事業として継続事業で実施してまいりました吉町浄水場第2
配水池建設工事が完成し、耐震化予定の
中根浄水場更新実施設計も完成いたしました。
今後の水道事業運営につきましては、少子高齢化の進行や人口減少社会の到来といった社会環境の変化及び市民の節水意識の浸透や節水機器の普及などにより給水収益の増収が期待できない中で、災害に強い水道施設更新のための財源を確保していく必要があり、水道事業を取り巻く環境は年々厳しさを増してくることが予測されます。
水道事業は、常に市民の皆様の信頼に応えられるよう、安心安全な水道水を安定的に供給するとともに、
職員一人ひとりが企業職員として経済性を発揮し、草加市
水道事業ビジョン(経営戦略)に基づき、将来に向けて健全かつ効率的な事業運営を図り、経営基盤の強化に努めてまいります。
なお、決算報告書の詳細につきましては、
水道総務課長から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○副委員長
水道総務課長。
◎
水道総務課長 それでは、令和元年度草加市
水道事業決算につきまして御説明申し上げます。
初めに、令和元年度草加市
水道事業決算報告書につきまして御説明申し上げます。
こちらの金額は全て消費税込みで表示しております。
まず、収益的収入及び支出のうち収入でございます。水道事業収益は予算額46億3,745万7,000円に対しまして、決算額は45億8,378万4,797円となり、予算対比では98.8%の執行でございます。
次に、支出でございます。水道事業費用は予算額44億187万7,000円に対しまして、決算額は41億3,750万2,712円となり、予算対比では94.0%の執行でございます。
続きまして、資本的収入及び支出につきまして御説明申し上げます。
資本的収入は、予算額5億7,018万円に対しまして、決算額は3億1,905万7,004円となり、予算対比では56.0%の執行でございます。一方の資本的支出は、予算額43億1,104万円に対しまして、決算額は25億2,504万2,774円となり、予算対比では58.6%の執行でございます。
なお、
地方公営企業法第26条の規定による繰り越しとして、改良事業第1-6号、第1-7号、第1-8号、第1-9号、第1-10号、第1-12号、第1-15号について4億9,517万円を翌年度に繰り越しいたしました。
この結果、資本的収入額が資本的支出額に不足する額22億598万5,770円につきましては、
当年度分消費税及び
地方消費税資本的収支調整額、減債積立金、
建設改良積立金及び
過年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。また、たな
卸資産購入限度額の執行額につきましては5,619万468円でございました。
続きまして、令和元年度草加市
水道事業損益計算書に基づきまして経営成績を申し上げます。
こちらからは消費税抜きとなっております。
まず、営業収益は39億5,055万1,557円となり、これに対する営業費用は38億8,883万7,819円で、差し引きいたしました営業利益は6,171万3,738円でございます。これに営業外収益及び営業外費用を算入いたしました経常利益は2億9,743万4,261円となりました。さらに、特別利益及び特別損失を算入いたしました当年度純利益は2億9,706万9,098円でございます。
次に、令和元年度草加市
水道事業剰余金処分計算書につきまして御説明申し上げます。
未
処分利益剰余金の当年度末残高につきましては、先ほど御説明いたしました当年度純利益2億9,706万9,098円に減債積立金を使用して企業債を償還した金額1億9,370万2,600円と
建設改良積立金を使用して建設改良工事を行った金額5億円を加算した合計額9億9,077万1,698円になります。このうち当年度純利益2億9,706万9,098円につきましては、草加市水道事業の設置等に関する条例第4条に基づき、減債積立金への積み立てとして1億3,706万9,098円、
建設改良積立金への積み立てとして1億6,000万円をそれぞれ積み立てるものでございます。
また、企業債の償還に使用した減債積立金及び建設改良工事に使用した
建設改良積立金の相当額6億9,370万2,600円につきましては、同条例第4条に基づき、資本金に組み入れるものでございます。
次に、令和元年度草加市
水道事業貸借対照表に基づき、令和2年3月31日現在の財政状況を御説明申し上げます。
固定資産及び流動資産の資産合計は341億1,879万6,765円で、前年度と比較しまして1億2,294万5,293円、率にいたしまして0.4%の減少となりました。
固定負債、流動負債、繰延収益、資本金及び剰余金の負債資本合計は、資産と同額の341億1,879万6,765円でございます。
その他、財務諸表を作成するに当たり採用した会計処理の基準や手続について、注記として記載をしております。
以上が令和元年度決算の概要でございます。
なお、決算附属書類を添付してございますので、よろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。
○副委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 では、まず給水収益が前年度に比べて約457万円減少しております。この理由について伺います。
○副委員長 水道営業課長。
◎水道営業課長 給水収益が減少した理由につきましては、給水戸数の増加による増加する要因があったものの、一般家庭や企業の節水意識の定着、トイレ等での節水機器の普及、単身世帯が増え、基本料金内の使用者が増加したことが主な原因と考えております。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 次に、給水停止ですね、お金を払わなかったら停止になってしまうかと思いますけれども、これ前年度比ではどれくらい件数があったのか伺いたいと思います。
また、止まってしまった後、市はどのような対応をしているのかも併せて伺います。
○副委員長 水道営業課長。
◎水道営業課長 令和元年度の給水停止件数は1,561件で、前年度対比では72件の増加、4.84%の増加でございます。
また、給水停止後の対応といたしましては、給水停止対象となる水道料金の全額をお支払いいただき、給水停止の解除を行うか、全額のお支払いができない場合は、一部をお支払いの上、納付相談を実施し、給水停止解除を行っております。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 次に、不納欠損が毎年ありますけれども、この処分の件数と金額を伺います。
○副委員長 水道営業課長。
◎水道営業課長 令和元年度の不納欠損処分は2,451件、715万1,107円でございます。前年度対比の件数では626件の減少、20.34%の減少、金額では35万526円の減額、4.67%の減少でございます。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 次に、通常受水率は85%を見込まれているかと思いますけれども、令和元年度受水率が高くなっております。この理由について伺います。
○副委員長 水道施設課長。
◎水道施設課長 受水率が高くなった理由についてお答えします。
吉町浄水場の第2配水池の建設工事に伴いまして、場内の井戸を休止する必要があり、その代替水として受水量を計画的に22万5,000立方メートル増やしたことと、分母となる総配水量も減少しましたので、受水量が87.2%となり、2.2ポイント高くなったものでございます。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 次に、職員について伺います。職員数、前年度対比でどうであったのかお伺いいたします。
また、56歳以上の職員の数と構成比率、またベテラン職員が退職したことによる技術の継承などができたのかどうかについても伺います。
○副委員長
水道総務課長。
◎
水道総務課長 令和元年度の水道事業の職員数は51人でございました。平成30年度から2人増となってございます。
56歳以上の職員数は9人でございました。前年度から1人減となり、率にいたしますと17.6%、割合といたしましては2.8ポイントの減となったところでございます。
技術の継承につきましては、経験年数の浅い職員に技術研修を受講させる等により対応をしたところでございます。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 水道は大変少ない職員の中で頑張られている部署でありますけれども、職員1人当たりの給水人口、営業収益、あと全国平均との差はどうなっているのか伺います。
○副委員長
水道総務課長。
◎
水道総務課長 令和元年度末の職員1人当たりの給水人口につきましては5,951人でございました。営業収益につきましては9,388万9,000円でございました。全国平均との差につきましては、こちらは平成30年度末の数値との比較になってしまいますが、給水人口につきましては2,279人、営業収益につきましては2,497万9,000円、それぞれ草加市が上回っている状況でございます。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 次に、有収率の前年度比と全国との比較はどうなっているのかお示しいただきたいと思います。
○副委員長
水道総務課長。
◎
水道総務課長 令和元年度の有収率につきましては94.15%でございました。前年度に比べますと1.17ポイントの上昇となってございます。全国との比較につきましては、こちらも平成30年度末の数値との比較になりますが、全国平均は90.2%でございますので、草加市のほうが約3.95ポイント上回っているといった状況でございます。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 次に、無効水量が総配水量に占める割合、前年度との対比で伺います。
○副委員長
水道総務課長。
◎
水道総務課長 無効水量につきましては82万6,075立方メートルでございました。前年度比で31万1,537立方メートルの減少でございます。また、無効水量が総配水量に占める割合といたしましては3.19%でございまして、前年度比で1.15ポイントの下落、こちら改善ということでございます。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 無効水量が出てしまう原因の中に漏水というものがあるかと思うんですけれども、漏水防止対策は令和元年度どのようなことを行ったのか。また、漏水箇所、何か所見つかったのか。また、漏水箇所の特徴がどのようなものがあったのか伺います。
○副委員長 水道施設課長。
◎水道施設課長 令和元年度の漏水防止対策につきましては、主な漏水の原因である老朽化した
ポリエチレン管を耐震性のある
水道配水用ポリエチレン管等に布設替えする修繕を約393m行いました。また、
漏水調査業務委託としまして、市内を4分割した調査区域のうち、例年1区域のところを2区域で調査を行いました。この調査により発見された漏水箇所は52か所で、速やかに修繕を実施しました。
なお、この箇所の特徴としましては、老朽化した
ポリエチレン管からの漏水が主な原因となっております。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 それでは、水道の供給単価と給水原価、販売利益について、前年度との対比についてお伺いいたします。
○副委員長
水道総務課長。
◎
水道総務課長 令和元年度の供給単価につきましては148円48銭で、前年度に比べますと21銭、0.1%の減少となっております。給水原価につきましては149円30銭で、前年度に比べまして3円67銭、2.5%の増加となってございます。この結果、その差し引きでございます販売利益はマイナス82銭となりまして、前年度に比べますと3円88銭、126.8%の減少となってございます。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 今御答弁いただいたとおり、販売利益がマイナス82銭ということで、売れば売るほど赤字になってしまうということであったんですけれども、これは改善の見込みはあるのか伺います。
○副委員長
水道総務課長。
◎
水道総務課長 まず、供給単価でございますが、こちらにつきましては世帯構成の変化や節水機器の普及等により、基本水量内の使用者、すなわち料金単価の安いゾーンの使用者が増加傾向にある状況にありまして、供給単価を大きく回復させるような要素は見当たらない状況でございます。
一方の給水原価につきましては、施設の老朽化に伴う更新工事や耐震化工事の経費が今後減価償却費として計上され続けることになりますので、給水原価の上昇傾向というのも避けられない状況でございます。
したがいまして、販売利益に関しましては厳しい状況が続いていくものと認識をしているところでございます。
以上でございます。
○副委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、第73号議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、第65号議案 令和元年度草加市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
上下水道部長。
◎上下水道部長 第65号議案 令和元年度草加市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、上下水道部に関わる部分につきまして、下水道課長より御説明させていただきます。
○副委員長 下水道課長。
◎下水道課長 それでは、第65号議案につきまして御説明申し上げます。
初めに、草加市
公共下水道事業特別会計は、下水道事業が令和2年4月1日より
地方公営企業法の財務規定等を適用したことにより、
地方公営企業法施行令第4条に基づき、令和2年3月31日、出納が閉鎖され、打ち切り決算となっております。
そのため、通常は5月31日まで設定されておりました出納整理期間が存在しないため、その期間における歳入歳出は令和元年度の決算には含まれておりませんので、前年度との比較ができない部分がございますが、あらかじめ御了承いただきたく存じます。
まず、歳入でございます。
予算現額は73億6,759万4,000円、収入済額は66億4,007万7,380円、収入率は90.1%でございます。
1款分担金及び負担金でございますが、受益者負担金につきましては、調定額に対する収納率は現年度が80.2%、滞納繰越分が3.2%でございます。また、
草加都市計画事業新田駅
西口土地区画整理事業の施工に起因する事業区域内の管渠移設工事の設計委託及び水道の切り回し工事に要する費用として、
公共下水道管渠移設工事費負担金を収納いたしました。
次に、2款使用料及び手数料でございますが、1項使用料につきましては、これは下水道使用料でございます。調定額に対する収納率は、現年度分が88.6%、滞納繰越分が43%でございます。また、2項手数料につきましては、内容は
排水設備工事責任技術者の登録手数料及び
指定排水設備工事店の指定手数料でございます。
次に、3款国庫支出金、これは
社会資本整備総合交付金でございます。収入済額の内訳は、汚水事業分4,475万円、雨水事業分は
繰越明許費財源充当額を含めまして4,809万6,000円でございます。
4款繰入金につきましては、内容は一般会計からの繰入金でございます。
次に、5款繰越金につきましては、内容は平成30年度決算に基づく繰越金でございます。
6款諸収入でございますが、1項延滞金、加算金及び過料につきましては、
受益者負担金延滞金でございます。2項
貸付金元利収入につきましては、収入はございませんでした。3項市預金利子につきましては、
歳計現金預金利子でございます。4項雑入につきましては、主なものは複写交付料でございます。
7款市債でございますが、収入済額の内訳は、汚水事業分1億5,550万円、雨水事業分は
繰越明許費財源充当額を含めまして1億3,230万円、
流域下水道事業分3億9,350万円でございます。
引き続きまして、歳出でございます。
予算現額は73億6,759万4,000円、支出済額は63億9,937万2,727円、執行率は86.9%でございます。
歳出の主なものにつきまして御説明申し上げます。
1款総務費でございます。
1項1目下水道管理費の予算現額は1億4,548万円、支出済額は1億3,525万6,905円、執行率は93%でございます。内容は、支出済額の99.7%が人件費で、その他につきましては
受益者負担金賦課徴収事業に関する経費でございます。
次に、2目維持管理費の予算現額は20億4,360万5,000円、支出済額は15億3,359万3,401円、執行率は75%でございます。内容は、
下水道普及促進・維持管理事業、
下水道使用料賦課徴収事業、
公共下水道管渠施設等維持管理事業、
公共下水道事業(汚水)
地方公営企業法適用化事業に関する経費でございます。
2款事業費でございます。
1項1目
公共汚水事業費の予算現額は1億8,897万5,000円、支出済額は9,688万4,980円、執行率は51.3%でございます。内容は、
公共下水道汚水整備事業としまして、整備面積約1.1ha、延長約535.5mを施工いたしました。
次に、3目
流域下水道事業費でございますが、予算現額4億7,469万6,000円、支出済額が3億9,359万8,039円、執行率は82.9%でございます。内容は、
中川流域下水道の促進事業としまして、埼玉県
中川流域下水道事業に対する建設負担金でございます。
3款公債費でございます。
1項1目元金につきましては、予算現額32億6,235万2,000円、支出済額32億5,821万1,170円、執行率は99.9%でございます。内容は、地方債の償還元金でございます。
次に、2目利子につきましては、予算現額6億8,995万円、支出済額は6億8,635万3,403円、執行率は99.5%でございます。内容は、地方債の償還利子でございます。
なお、一時借入金の支出はございませんでした。
また、4款予備費につきましては、支出はございませんでした。
続きまして、実質収支に関する調書について御説明いたします。
令和元年度につきましては、歳入総額66億4,007万7,380円、歳出総額63億9,937万2,727円、
歳入歳出差引額2億4,070万4,653円でございます。
歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源8,119万8,000円を控除した額が実質収支額で、1億5,950万6,653円となるものでございます。
最後に、財産に関する調書について御説明いたします。
公有財産のうち、土地及び建物でございますが、土地につきましては、令和元年度末の現在高は137㎡で、内容は手代一丁目地内の
汚水管渠布設用地及び手代三丁目地内の汚水流量計設置箇所でございます。次に、建物につきましては、令和元年度末の現在高は40㎡で、内容は氷川町地内の
東武鉄道高架下に設けました下水道資材置場倉庫でございます。
以上が上下水道部に関わる部分でございます。
○副委員長 建設部長。
◎建設部長 それでは、第65号議案 令和元年度草加市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、建設部に関わる事柄につきまして、河川課長から御説明申し上げます。
○副委員長 河川課長。
◎河川課長 それでは、御説明申し上げます。
2款事業費、1項事業費でございます。2目公共雨水事業費の予算現額は5億6,203万6,000円、支出済額は2億9,547万4,829円、執行率は52.6%でございます。内容は、公共下水道雨水整備事業としまして、管渠の布設と管渠布設に伴う舗装復旧工事を行ったものでございます。
以上でございます。
○副委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 歳出の
公共下水道汚水整備事業についてお伺いします。令和元年度の主な工事内容と普及率について伺いたいと思います。
○副委員長 下水道課長。
◎下水道課長
公共下水道汚水整備事業の工事内容と普及率でございますが、まず、工事でございますが、汚水枝線工事及び幹線移設工事としまして、合計で4件発注しまして、工事延長、これは繰越分を除きますと、302.9mを施工しました。また、取付管設置工事として2件、取付管を3か所設置し、単価契約工事として舗装道の部分補修工事を2件、180㎡の舗装を実施いたしました。また、本管工事としまして7件、合計232.6mの本管布設を行いました。取付管工事としまして14件、26か所の取付管の設置を行っております。
最後に、普及率でございますが、令和元年度末で普及率は97.9%でございます。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 では、続きまして、公共下水道雨水整備事業の工事内容と整備率について伺います。
○副委員長 河川課長。
◎河川課長 公共下水道雨水整備事業につきましては、管渠工事3件、排水機場に関わる改修工事1件の合計4件、平成30年度繰り越し1件で、工事延長は244.0mでございます。
なお、令和元年度の繰り越し1件につきましては、前払い金のみの支出、残り1件は支出がなく、予算全額の繰り越しでありましたことから、行政報告書にも記載がなく、延長には加算されてないものでございます。
主な工事内容といたしましては、公共下水道雨水整備事業認可区域内における排水能力を高め、浸水被害の軽減を図るため整備を行ったものでございます。
整備率につきましては、事業計画区域2,474haに対して約574haが完了しておりますので、整備率は約23.2%となります。
以上でございます。
○副委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、第65号議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、第82号議案 令和2年度草加市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
上下水道部長。
◎上下水道部長 第82号議案 令和2年度草加市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、下水道課長より御説明させていただきます。
○副委員長 下水道課長。
◎下水道課長 それでは、第82号議案につきまして御説明申し上げます。
この議案は、事業開始時の資産、負債及び資本が確定したことにより、収益的収入、支出、資本的支出及び特例的収入、支出の補正を行うものでございます。
第2条収益的収入及び支出の補正でございますが、これは令和2年度草加市
公共下水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出を補正するものでございます。
収入のうち1款2項営業外収益につきましては、既決予定額28億5,359万9,000円から補正予定額2,238万8,000円を増額し、28億7,598万7,000円とするものでございます。
次に、支出のうち1款1項営業費用につきまして、既決予定額51億8,140万5,000円から補正予定額2,397万9,000円を増額し、52億538万4,000円とするものでございます。
次に、第3条資本的収入及び支出の補正でございます。
支出のうち1款2項企業債償還金につきまして、既決予定額31億4,067万8,000円から補正予定額54万7,000円を増額し、31億4,122万5,000円とするものでございます。
また、令和2年度草加市
公共下水道事業会計予算第4条本文括弧書き中の資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額16億3,638万8,000円を16億3,693万5,000円に、引継金1億6,431万2,000円を2億4,070万4,000円に、当年度分損益勘定留保資金13億3,698万4,000円を12億6,113万9,000円にそれぞれ改めるものでございます。
最後に、第4条特例的収入及び支出の補正でございます。
令和2年度草加市
公共下水道事業会計予算第4条の2中、未収金につきましては6億7,490万5,000円を3億4,158万円に、未払金につきましては6億9,814万7,000円を4億96万8,000円に改めるものでございます。
以上でございます。
○副委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、第82号議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、第67号議案 令和元
年度草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 第67号議案につきましては、新田駅
周辺土地区画整理事務所長から御説明申し上げます。
○副委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 第67号議案について御説明申し上げます。
初めに、歳入の1款分担金及び負担金でございます。本土地区画整理事業につきましては、平成26年11月21日の換地処分の公告により清算金が確定したことから、平成27年度から清算金の徴収・交付事務を行っているところでございます。
1項1目清算徴収金につきましては、納付者は231人で4,955万4,170円でございます。
1項2目保留地清算徴収金につきましては、保留地の契約時の面積と出来形確認測量による確定面積に差異が生じた場合に清算するものでございますが、令和元年度の納付はございませんでした。
次に、2款1項1目土地区画整理事業手数料につきましては、換地処分証明等手数料で、発行件数は6件、1,200円でございます。
次に、3款1項1目不動産売払収入につきましては、換地処分に伴い生じた市有地を売却したことによる収入で、267万7,000円でございます。
次に、4款1項1目一般会計繰入金につきましては、1億1,106万9,000円でございます。
次に、5款1項1目繰越金につきましては、平成30年度決算に伴います繰越金で、1,193万9,614円でございます。
次に、6款諸収入でございます。
1項1目清算徴収金延滞金につきましては19万9,829円でございます。2項1目清算徴収金分割納付利子につきましては34万5,209円でございます。3項1目市預金利子につきましては145円でございます。4項1目雑入につきましては、平成30年度公務災害確定負担金過納分で7,042円でございます。
歳入合計でございますが、予算現額1億6,171万8,000円に対しまして、収入済額1億7,579万3,209円で、収入率といたしましては108.7%でございます。
続きまして、歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。
初めに、1款総務費につきましては、約77.3%の執行率でございます。主な内容としましては、支出済額の約88.6%が人件費で、その他といたしましては、臨時職員賃金及び公用車の維持管理などに要した経費でございます。
次に、2款事業費につきましては、約76%の執行率でございます。主な内容といたしましては、事業計画の変更や市有地公売に係る委託料、水路構造物の撤去に係る工事請負費、清算金納付通知書の郵便料などでございます。
次に、3款公債費でございます。1項1目元金及び1項2目利子につきましては、国庫補助事業等に係る市債の償還金でございます。
次に、4款諸支出金につきましては、財源調整として一般会計へ繰り出すもので、令和元年度の支出はございませんでした。
次に、5款予備費につきましては、支出はございませんでした。
以上、歳出合計でございますが、予算現額1億6,171万8,000円に対しまして、支出済額は1億5,473万5,997円で、執行率は約95.7%でございます。
次に、実質収支に関する調書でございます。
歳入歳出差引額が2,105万7,212円、翌年度へ繰り越すべき財源がないことから、実質収支額につきましては2,105万7,212円でございます。
最後に、財産に関する調書でございます。
公有財産の土地につきましては、換地処分に伴い生じた市有地45㎡を売却したものでございます。また、物品につきましては、貨物自動車1台で増減はございません。
以上でございます。
○副委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 歳入の不動産売払収入、科目存置の1,000円だったところが267万7,000円ということで、行政報告書には45.38㎡の土地が市有地として処分されたとありますけれども、この推移についてもう少し御説明いただいてよろしいでしょうか。
○副委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 令和元年度に売却いたしました市有地につきましては、事業の中で処分できなかった保留地、1区画45.38㎡を換地処分に伴い、市が原始取得したもので、令和元年度において売り払い手続を進めた結果、入札参加申し込みがあり、令和2年1月31日に土地売買契約を締結したものでございます。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 歳出の中で、水路構造物撤去等工事費163万9,000円が計上されておりますけれども、この工事は一体何であったのか伺います。
○副委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 水路構造物撤去等工事についてでございますが、新田西部土地区画整理事業区域内において、土地の売買に伴う建物解体を行った際、水路構造物が出土いたしました。これは市が管理していた水路構造物であったことから、緊急的に撤去工事及びブロック塀復旧工事、延長約16mを実施したものでございます。
実施理由についてでございますが、当該水路構造物は平成16年度の使用収益に合わせ撤去する必要がありましたが、建物移転がない区画である上、隣接建物と近接していたことから、水路構造物を撤去することが難しく、土地所有者との協議により、建て替え等に合わせて撤去するため存置することとなったものでございます。
以上でございます。
○副委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、第67号議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、第76号議案 令和2年度
草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 第76号議案につきましては、新田駅
周辺土地区画整理事務所長から御説明申し上げます。
○副委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 第76号議案につきまして御説明申し上げます。
初めに、歳入の4款繰入金につきましては、繰越金の増額に伴います財源調整などといたしまして2,105万6,000円を減額するものでございます。
次に、5款繰越金につきましては、令和元年度の決算に伴いまして2,105万6,000円を増額するものでございます。
以上でございます。
○副委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、第76号議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、第69号議案 令和元
年度草加都市計画事業新田駅
西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 第69号議案につきましては、新田駅
周辺土地区画整理事務所長から御説明申し上げます。
○副委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 第69号議案について御説明申し上げます。
初めに、歳入の1款1項1目保留地処分金につきましては、収入はございませんでした。
次に、2款1項1目土地区画整理事業手数料につきましては、仮換地等証明手数料で、証明発行件数58件、1万1,950円でございます。
次に、3款1項1目土地区画整理事業費国庫補助金につきましては、
社会資本整備総合交付金で
繰越明許費財源充当額を含めまして1億2,650万2,000円でございます。
次に、4款1項1目財産貸付収入につきましては、収入はございませんでした。
次に、5款1項1目一般会計繰入金につきましては、一般会計からの繰入金2億1,375万8,000円でございます。
次に、6款1項1目繰越金につきましては、平成30年度決算に伴います繰越金3,324万8,538円と、繰越明許費に充当します一般財源2,627万9,000円、合計しまして5,952万7,538円でございます。
次に、7款諸収入でございます。
1項1目市預金利子につきましては126円でございます。2項1目雑入につきましては、平成30年度公務災害確定負担金過納分で9,438円でございます。
次に、8款1項1目土地区画整理事業債につきましては、
繰越明許費財源充当額を含めまして2億5,360万円でございます。
歳入の合計でございますが、予算現額8億4,871万7,000円に対しまして、収入済額が6億5,340万9,052円となり、収入率は約77%でございます。
続きまして、歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。
初めに、1款総務費につきましては、約86.8%の執行率でございます。主な内容としましては、支出済額の約96.4%が人件費で、その他としましては、非常勤嘱託員報酬及び公用車の維持管理などに要した経費でございます。
次に、2款事業費につきましては、約65.5%の執行率でございます。主な支出項目といたしましては、委託料、工事請負費、工事費負担金及び補償費でございます。
初めに、13節委託料から御説明申し上げます。主な内容としましては、土地区画整理事業を推進するための事業推進や物件調査・積算、実施設計などの業務委託でございます。
次に、15節工事請負費の主な内容につきましては、都市計画道路新田西口停車場線及び区画街路の街路築造工事などでございます。
次に、19節負担金、補助及び交付金の主な内容につきましては、上下水道部で実施した都市計画道路新田駅前旭町線の水道管移設工事等に係る工事費負担金でございます。
次に、22節補償、補填及び賠償金の主な内容につきましては、建物移転9棟などでございます。
次に、3款公債費でございます。
1項1目元金及び1項2目利子につきましては、国庫補助事業に係る市債の償還金でございます。
次に、4款予備費につきましては、支出はございませんでした。
以上、歳出の合計でございますが、予算現額8億4,871万7,000円に対しまして、支出済額5億6,975万1,234円となり、執行率は約67.1%でございます。
次に、実質収支に関する調書でございます。
歳入歳出差引額が8,365万7,818円でございます。翌年度へ繰り越すべき財源が4,639万6,000円、実質収支額は3,726万1,818円でございます。
最後に、財産に関する調書でございます。
土地につきましては、平成24年度に草加市土地開発公社から草加市が買い戻しを行いました土地1万1,679㎡と、新田駅西口パトロールステーションとして利用している土地249㎡など、合計しまして1万1,936㎡でございます。
建物につきましては、平成24年度に建築しました延べ床面積219㎡の新田駅周辺土地区画整理事務所でございます。
また、物品につきましては、乗用車1台で増減はございません。
以上でございます。
○副委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 では、令和元年度に行った主な事業についてお伺いいたします。
○副委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 令和元年度の主な事業内容でございますが、工事につきましては、県道金明町鳩ヶ谷線から新田西口停車場線に接続する区画街路区6-4号線の築造工事、工事延長約77.6mなどを行ったものでございます。
また、建物移転補償につきましては、新田駅前旭町線の街路築造工事などに向けて9棟の建物移転を行ったものでございます。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 次に、令和元年度の建物移転棟数、道路整備延長、仮換地が使用または収益ができる状態となった面積、これは使用収益開始面積と言うかと思うんですけれども、これについてお示しいただきたいと思います。
○副委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 令和元年度の建物移転につきましては、全体計画114棟に対しまして、令和元年度の建物移転完了棟数が7棟、令和元年度末の建物移転累計が40棟、令和元年度末の建物移転率は約35.1%でございます。
道路につきましては、道路総延長2,860mに対しまして、令和元年度の整備完了延長が約152m、令和元年度末の整備延長の累計が約746m、道路整備率は約26.1%でございます。
使用収益開始につきましては、地区内全体の仮換地面積7万3,630㎡に対しまして、令和元年度の使用収益開始面積はゼロ㎡、累計使用収益開始面積は1万8,219㎡で、使用収益開始率は約24.7%でございます。
以上でございます。
○副委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、第69号議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、第77号議案 令和2
年度草加都市計画事業新田駅
西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 第77号議案につきましては、新田駅
周辺土地区画整理事務所長から御説明申し上げます。
○副委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 第77号議案につきまして御説明申し上げます。
初めに、歳入の5款繰入金につきましては、繰越金の増額に伴います財源調整としまして3,226万1,000円を減額するものでございます。
次に、6款繰越金につきましては、令和元年度決算に伴いまして3,226万1,000円を増額するものでございます。
以上でございます。
○副委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、第77号議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、第68号議案 令和元年度草加市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 第68号議案につきましては、都市計画課長から御説明申し上げます。
○副委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長 第68号議案について御説明申し上げます。
初めに、歳入について御説明申し上げます。
まず、1款財産収入でございます。これはシティパーキングアコス整備基金の利子でございまして、収入済額595円でございます。
次に、2款繰越金でございます。これは平成30年度決算に基づく繰越金でございまして、収入済額1,099万2,962円でございます。
次に、3款諸収入でございます。
初めに、市預金利子につきましては、収入済額138円でございます。
次に、雑入につきましては、指定管理者が市へ納付する基本納付金でございまして、収入済額6,780万7,920円でございます。
以上、歳入合計は予算現額5,099万1,000円に対し、収入済額が7,880万1,615円となっており、収入率は約154.5%でございます。
続きまして、歳出の主なものについて御説明を申し上げます。
初めに、1款事業費でございます。主な内容としましては、全体共益費等負担金として3,074万3,308円、積立金として1,214万9,595円、公課費として122万8,700円でございます。
次に、2款予備費につきましては、支出済額はございません。
以上、歳出合計は予算現額5,099万1,000円に対し、支出済額は4,412万2,821円となっており、約86.5%の執行率でございます。
続きまして、実質収支に関する調書でございます。
歳入歳出差引額が3,467万8,794円でございます。翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額は3,467万8,794円でございます。
最後に、財産に関する調書でございます。
公有財産につきましては、決算年度末現在高としましては、土地が1,049㎡、建物が2万3,112㎡でございます。土地、建物とも、前年度末現在高に対しまして増減はございません。
物品及び債権につきましては、該当はございませんが、基金といたしまして、シティパーキングアコス整備基金がございます。前年度末残高1億568万6,553円に対しまして、決算年度中増減高2,598万9,595円、決算年度末現在高1億3,167万6,148円でございます。
以上でございます。
○副委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、第68号議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、第75号議案 令和2年度草加市
一般会計補正予算(第11号)中、当委員会付託部分のうち都市整備部に係る部分を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 第75号議案 令和2年度草加市
一般会計補正予算(第11号)のうち、都市整備部に関わる事柄につきまして御説明申し上げます。
初めに、8款4項3目土地区画整理費についてでございますが、新田駅
西口土地区画整理事業特別会計繰出金につきまして、
草加都市計画事業新田駅
西口土地区画整理事業特別会計において、繰越金増額に伴い一般会計繰入金を減額することから、繰出金3,226万1,000円の減額をお願いするものでございます。
次に、新田西部土地区画整理事業特別会計繰出金につきまして、草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計において、繰越金増額に伴い一般会計繰入金を減額することから、繰出金2,105万6,000円の減額をお願いするものでございます。
これによりまして、8款4項3目土地区画整理費の全体事業費といたしましては、補正前が36億5,438万3,000円で、補正後が36億106万6,000円となるものでございます。
次に、8款4項5目公園緑化費のうち、公園広場等整備事業につきまして、平成28年に開設した八幡中公園の隣接地において、広場整備用地としての活用の意向が示され、土地の無償使用貸借に関わる条件等について内諾を得たことから、八幡中公園の拡張整備工事を行うため、工事請負費880万円の増額をお願いするものでございます。
これによりまして、8款4項5目公園緑化費の全体事業費といたしましては、補正前が8億8,822万7,000円で、補正後が8億9,702万7,000円となるものでございます。
以上でございます。
○副委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 公園広場等整備事業で、今御説明の中で八幡中公園の拡張整備工事ということであったんですけれども、この内容とスケジュールについてお伺いいたします。
○副委員長
みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 公園施設等整備工事の内容についてですが、現在、市内の公園においてボール遊びを原則禁止している中で、ボール遊びができる公園の増設が課題となっております。
このような状況の中、令和元年8月に八幡町会からボール遊び場の整備に関する要望書が提出されました。また、八幡中公園におきまして、子どもがボール遊びを行っていて危険との御意見が寄せられましたことから、町会の皆様を中心に既存の八幡公園の利活用や新たな用地の確保など、ボール遊び場の整備に向けた協議を進めていましたところ、八幡中公園、面積約2,300㎡でございますが、この隣接地におきまして、土地所有者の方から広場整備用地としての活用の意向が示されたものでございます。
このため、当該広場整備用地におきまして、ボール遊び場の整備を含めました土地の無償使用貸借に係る条件などについて内諾を得ましたことから、八幡中公園の拡張整備工事を行うものでございます。
次に、スケジュールでございますが、令和2年内に土地の無償使用貸借契約を行いまして、工事発注をさせていただき、年度内に工事完了予定でございます。
以上でございます。
○副委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、第75号議案中、当委員会付託部分のうち都市整備部に係る部分に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、第84号議案
橋りょう耐震化補強工事(槐戸橋)請負契約の変更契約の締結についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
建設部長。
◎建設部長 それでは、第84号議案
橋りょう耐震化補強工事(槐戸橋)請負契約の変更契約の締結については、道路整備課長から御説明申し上げます。
○副委員長 道路整備課長。
◎道路整備課長 それでは、御説明申し上げます。
この議案は、令和元年6月20日に請負契約を締結した
橋りょう耐震化補強工事(槐戸橋)につきまして、使用する鋼材の重量などに変更が生じたため、変更請負契約を締結するものでございます。
主な変更内容としましては、チェーンのついた落橋防止装置を設置する際に、橋を削孔してボルトで固定しますが、既設の鉄筋が干渉したことから、ボルトの設置位置を変更する必要が生じ、併せて装置の形状が大きくなり、鋼材が重くなったこと、また、そのことに伴い橋上部の重量を軽量化する必要が生じたことから、既設歩道部分のコンクリート取り壊し量が増えたため、462万円の増額が生じたものでございます。
以上でございます。
○副委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、第84号議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、第66号議案 令和元年度草加市
交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 第66号議案 令和元年度草加市
交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について、交通対策課長から御説明申し上げます。
○副委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 それでは、第66号議案につきまして、事項別明細書から御説明申し上げます。
初めに、歳入につきまして御説明申し上げます。
予算現額993万8,000円に対しまして、収入済額は6,696万6,482円で、収入率は673.8%でございます。
次に、内容につきまして御説明申し上げます。
1款1項1目繰越金6,696万5,945円につきましては、平成30年度からの繰越金でございます。
次に、2款1項1目市預金利子の537円でございますが、共済会費の預金利子でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
予算額993万8,000円に対しまして、支出済額は254万7,506円で、執行率は25.6%でございます。
事業費の内容につきまして、主なものを御説明申し上げます。交通事故に遭われた方への交通災害共済見舞金、事務作業を行います臨時職員の賃金が主なものでございます。
以上でございます。
○副委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、第66号議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、第75号議案 令和2年度草加市
一般会計補正予算(第11号)中、当委員会付託部分のうち市民生活部に係る部分を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 第75号議案中、市民生活部に関わる部分につきまして、歳出2款3項1目戸籍住民基本台帳費につきましては市民課長のほうから、2款7項2目交通安全対策費につきましては交通対策課長から申し上げます。
以上でございます。
○副委員長 市民課長。
◎市民課長 歳出2款3項1目戸籍住民基本台帳費のうち戸籍事務につきまして申し上げます。
戸籍事務へのマイナンバー制度導入に伴う戸籍情報連携システムの構築に当たり、市区町村から戸籍副本データ管理システムへの戸籍情報の全件送信や、法務大臣から市区町村に通知される情報提供用個人識別符号の取得に係る機能の追加をするために必要な戸籍システムの改修費について1,109万7,000円の増額をお願いするものでございます。
同じく歳出2款3項1目の住民基本台帳事務でございます。
国外転出者によるマイナンバーカード等の利用の実現を図るために必要な住民記録システムの改修費について605万円の増額をお願いするものでございます。
以上でございます。
○副委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 歳出2款7項2目交通安全対策費のうち
交通安全推進事業につきまして申し上げます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応により、市内中学生に対する交通事故再現スタントの開催を中止する必要が生じたことから、委託料114万4,000円の減額補正をお願いするものでございます。
以上でございます。
○副委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 では、戸籍事務の電算委託料についてお伺いいたします。
今回新たにマイナンバー制度導入ということなんですけれども、この内容について伺います。
○副委員長 市民課長。
◎市民課長 国は戸籍事務へのマイナンバー制度導入に向け、新たに戸籍情報連携システムの構築を目指しております。具体的には、データ化された戸籍情報、いわゆる戸籍副本データを利用いたしまして、戸籍情報連携システムに戸籍情報を蓄積して、各行政機関は情報提供用個人識別符号を用いまして、このシステムから戸籍情報の提供を受ける仕組みとなっております。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 次に、
交通安全推進事業についてお伺いいたします。
今回中止となった学校はどこなのかお伺いいたします。
○副委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 川柳中学校、新栄中学校、瀬崎中学校、花栗中学校の4校になります。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 この教室は、予定していた生徒というのは何年生だったんでしょうか。
○副委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 1年生から3年生までの全校生徒を対象にしております。
以上でございます。
○副委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 ということは、3年生なんかはもう卒業してしまうので、今年度やらないということは受けられないことになってしまうかと思うんですけれども、今回中止したことによって、学校への対応というのは今後どうしていくのかお伺いします。
○副委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 来年度の交通事故再現スタント教室の実施に向けて、今後、教育委員会と協議、調整を図ってまいりたいと考えております。
また、今年度で卒業してしまう3年生に対しましては、教育委員会と調整の上、交通安全教育用のDVDを用いた交通安全教育を行うように各学校に依頼しているところでございます。
以上でございます。
○副委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、第75号議案中、当委員会付託部分のうち市民生活部に係る部分に対する質疑を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午前11時27分休憩
午前11時28分再開
○副委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 討論を行います。
討論のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、討論を終了いたします。
──────────◇──────────
○副委員長 直ちに採決を行います。
なお、採決につきましては、委員会付託表のとおり、議案番号の順序で行ってまいります。
初めに、第65号議案 令和元年度草加市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○副委員長 挙手全員であります。
よって、第65号議案は認定されました。
次に、第66号議案 令和元年度草加市
交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○副委員長 挙手全員であります。
よって、第66号議案は認定されました。
次に、第67号議案 令和元
年度草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○副委員長 挙手全員であります。
よって、第67号議案は認定されました。
次に、第68号議案 令和元年度草加市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○副委員長 挙手全員であります。
よって、第68号議案は認定されました。
次に、第69号議案 令和元
年度草加都市計画事業新田駅
西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○副委員長 挙手全員であります。
よって、第69号議案は認定されました。
次に、第73号議案 令和元年度草加市
水道事業決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○副委員長 挙手全員であります。
よって、第73号議案は認定されました。
次に、第75号議案 令和2年度草加市
一般会計補正予算(第11号)中、当委員会付託部分は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○副委員長 挙手全員であります。
よって、第75号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第76号議案 令和2年度
草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○副委員長 挙手全員であります。
よって、第76号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第77号議案 令和2
年度草加都市計画事業新田駅
西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○副委員長 挙手全員であります。
よって、第77号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第82号議案 令和2年度草加市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○副委員長 挙手全員であります。
よって、第82号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第84号議案
橋りょう耐震化補強工事(槐戸橋)請負契約の変更契約の締結については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○副委員長 挙手全員であります。
よって、第84号議案は原案のとおり可決されました。
──────────◇──────────
○副委員長 次に、閉会中の特定事件についてを議題といたします。
閉会中の特定事件の取り扱いについて御意見をいただきたいと思います。
意見のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○副委員長 ないようでございますので、今定例会においては、閉会中の特定事件について付託を受けないということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○副委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
──────────◇──────────
○副委員長 以上で、
建設環境委員会を終了いたします。
午前11時32分閉会
副委員長 田 中 宣 光
署名委員 斉 藤 雄 二
署名委員 吉 沢 哲 夫...