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  1. 草加市議会 2020-03-11
    令和 2年  3月 建設環境委員会−03月11日-01号


    取得元: 草加市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和 2年  3月 建設環境委員会−03月11日-01号令和 2年  3月 建設環境委員会         令和2年草加市議会建設環境委員会会議録(第1回) ◇開会年月日  令和2年3月11日(水曜日) ◇開催の場所  第3委員会室 ◇付議事件   第 1号議案 令和元年度草加市一般会計補正予算(第7号)第1条 歳出中、市民生活部都市整備部及び建設部に係る部分、第3条 繰越明許費の補正中、市民生活部都市整備部及び建設部に係る部分         第 2号議案 令和元年度草加市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)         第 3号議案 令和元年度草加市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)         第 4号議案 令和元年度草加都市計画事業新田西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)         第 8号議案 令和2年度草加市交通災害共済事業特別会計予算         第 9号議案 令和2年度草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計予算         第10号議案 令和2年度草加市駐車場事業特別会計予算         第11号議案 令和2年度草加都市計画事業新田西口土地区画整理事業特別会計予算         第15号議案 令和2年度草加市水道事業会計予算         第17号議案 令和2年度草加市公共下水道事業会計予算         第21号議案 草加市開発・建築関係手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について         第24号議案 草加市下水道条例の一部を改正する条例の制定について         閉会中の特定事件について
    午前10時01分開会 ◇出席委員  9名   金  井  俊  治   委員長          中  野     修   委員   田  中  宣  光   副委員長         関     一  幸   委員   小  川  利  八   委員           吉  沢  哲  夫   委員   斉  藤  雄  二   委員           新  井  貞  夫   委員   西  沢  可  祝   委員 ◇欠席委員  なし ◇説明のため出席した者   石  倉     一   市民生活部長       石  鍋     武   交通対策課長   鈴  木  博  幸   都市整備部長       芝  田  昌  明   都市計画課長   石  川  直  浩   建設部長         唐  澤  博  文   建築指導課長   中  原  勝  美   上下水道部長       岡  田  哲  弥   みどり公園課長   斉  藤  隆  史   建設部副部長       浅  井  裕 一 郎   新田駅周辺土地区画整理事務所長   阿  部  雅  一   上下水道部副部長     福  原     宏   水道総務課長   増  田  賢  一   水道営業課長       杉  峰  正  信   水道工務課長   舩  戸  房  夫   水道施設課長 ◇委員会に出席した議会事務局職員   贄  田  隆  史   総括担当主査       川  崎  瑠  衣   書記 ◇傍 聴 人  なし 午前10時01分開会 ○委員長 ただいまから建設環境委員会を開会いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 初めに、会議録署名委員の指名を行います。  会議録署名委員は、委員会条例第30条第4項の規定により、委員長において   小 川 利 八 委員   関   一 幸 委員 を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、審査日程について、御協議をいただきたいと思いますので、協議会に切り替えてよろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、協議会に切り替えさせていただきます。 午前10時02分休憩   〔協 議 会〕 午前10時03分再開 ○委員長 協議会を閉じまして、委員会を再開いたします。  ただいま御協議いただきましたとおり、審査日程については、お手元に配付してあります審査日程表(案)の順序で進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  また、ただいま御協議いただきましたとおり、本日の午後2時46分に委員会を開催中の場合は、黙祷をささげることといたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  ──────────◇────────── ○委員長 第15号議案 令和2年度草加市水道事業会計予算を議題といたします。  執行部の説明を求めます。  上下水道部長。 ◎上下水道部長 第15号議案 令和2年度草加市水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。  本市の水道事業は、昭和34年に給水を開始してから60年が経過し、水道普及率も100%に達しており、従来の施設構築を前提とした拡張の時代から、既設水道の基盤強化を図る維持管理の時代へと移行しております。  現在、首都直下型地震などの災害に備えるため、浄配水場施設や管路の耐震化事業を順次実施しており、新年度予算では前年度に引き続き避難所等の重要給水施設への配水管の更新工事を行うほか、2年間の継続事業として吉町浄水場薬品注入施設更新事業中根浄水場耐震化事業(第1配水池等解体工事)を実施してまいります。  これらの施設の耐震化には多額の費用が必要となりますが、主要な財源である給水収益は節水意識の定着と節水機器の普及により年々減少傾向が続いており、水道事業を取り巻く環境は大変厳しい状況となっております。  限られた建設資金での施設整備、水道の災害対策や施設の更新、維持管理などに取り組むため、草加市水道事業ビジョン(経営戦略)に基づく健全かつ効率的な事業運営により経営基盤の強化を図っていかなければなりません。今後も職員一人ひとりが企業職員としての自覚を持ち、経済性を発揮するとともに、公共の福祉の増進に努め、将来にわたり健全な事業継続が可能となるよう職員一丸となって取り組んでまいりますので、御審議のほどよろしくお願いします。  なお、予算概要につきましては、水道総務課長から御説明させていただきますので、よろしくお願いします。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 それでは、令和2年度草加市水道事業会計予算の概要につきまして御説明申し上げます。  初めに、第2条にございます業務の予定量につきましては、令和2年度における企業活動の基本目標を定めたものでございます。  給水戸数は12万5,000戸の予定で、水道料金収入の基本となります年間総給水量は2,620万立方メートル、1日平均給水量は7万1,781立方メートルの予定でございます。  次に、主要な建設改良事業につきまして申し上げます。  配水管整備事業は、草加八潮消防組合から依頼を受けて行う消火栓設置工事といたしまして880万円を計上したものでございます。  施設改良事業は15億8,145万4,000円の予定で、その主な事業内容といたしましては、吉町浄水場薬品注入施設更新事業中根浄水場耐震化事業浄配水場施設更新工事管路耐震化事業といたしまして、基幹管路更新工事などでございます。  次に、第3条、収益的収入及び支出につきまして申し上げます。こちらは水道水をつくり御家庭などに送るための収支でございます。  水道事業収益は46億6,962万2,000円を計上し、前年度予算との比較では3,216万5,000円の増収予算となっております。増収と見込みました主な収益は、営業収益のうち給水収益及び下水道受託料でございます。  次に、支出でございますが、水道事業費用は44億6,641万7,000円を計上し、前年度予算との比較では6,454万円の増額予算となっております。増額と見込みました主な費用は、営業費用のうち減価償却費でございます。  減価償却費の増額要因でございますが、主に令和元年度に吉町浄水場第2配水池が完成したことにより増額となったものでございます。  この結果、消費税込みで2億320万5,000円の利益を予定しております。  次に、第4条、資本的収入及び支出につきまして申し上げます。こちらは水道管や浄配水場を整備するための収支でございます。  資本的収入は3億7,757万6,000円を計上し、前年度予算との比較では1億9,260万4,000円の減収予算となっております。減収と見込みました主な収入は工事負担金でございます。  次に、資本的支出は19億6,045万9,000円を計上し、前年度予算との比較では10億9,136万2,000円の減額予算となっております。減額と見込みました主な支出は建設改良費施設改良費でございます。  水道事業は施設経営であり、配水管整備及び施設更新等に多くの財源を必要とし、毎年支出額に対する収入額が不足している状況でございます。  資本的収入額資本的支出額に対し不足する額15億8,288万3,000円につきましては、減債積立金建設改良積立金及び過年度分損益勘定留保資金等で補填するものでございます。  次に、第5条、継続費につきまして申し上げます。2事業ございます。  まず、令和2年度から令和3年度までの2年間の継続事業として、吉町浄水場薬品注入施設更新事業を行うものでございます。2年間の総額で1億906万5,000円を予定し、令和2年度の予定額は3,115万2,000円でございます。  次に、令和2年度から令和3年度までの2年間の継続事業として、中根浄水場耐震化事業(第1配水池等解体工事)を行うものでございます。2年間の総額で6億6,539万円を予定し、令和2年度の予定額は2億6,615万6,000円でございます。  次に、第6条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきまして申し上げます。  予算編成後の経済情勢の変化や経営計画の変更等に的確に対応し、弾力的な執行と円滑な事業運営を図るため流用できる範囲を定めるものでございます。  次に、第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございますが、前条で定めたように流動性のある予算執行の中におきましても、職員給与費5億5,099万6,000円、交際費10万円につきましては流用禁止といたしまして、流用する場合には議会の議決を経るものでございます。  最後に、第8条、たな卸資産購入限度額でございますが、企業は経営活動に支障を来さないよう、たな卸資産として一定の貯蔵品を保有しております。貯蔵品を購入するときは、収益的支出及び資本的支出の予算執行はございませんが、現金支出が発生することから、別にたな卸資産購入限度額7,310万8,000円を予算の適正な管理を行うために定めるものでございます。  なお、予算の詳細につきましては、予算に関する説明書に記載してございます。  説明は以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  まず、先ほど部長のほうで給水収益の減について、節水意識の向上という御説明がありましたけれども、そうした減少傾向がある中で、給水収益の予算額が1,724万9,000円増額となっております。この理由についてお伺いいたします。 ○委員長 水道営業課長。 ◎水道営業課長 給水収益増額の理由といたしましては、消費税率が10月から8%から10%に改正された影響により増額となっているもので、消費税抜き給水収益では2,900万円の減額でございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員
    ◆斉藤 委員  給水戸数が1,500戸増となるということなんですけれども、その理由についてお伺いいたします。 ○委員長 水道営業課長。 ◎水道営業課長 令和元年度予算時には給水戸数を12万3,500戸と見込みましたが、平成30年度末及び令和元年度上半期の新設需要が多く、令和元年度の給水戸数を12万4,258戸と見直しました。令和2年度につきましても、低層の共同住宅の新設需要が多く見込まれるため、令和2年度の新設予定戸数として1,441戸を見込みまして、さらに中止・撤去分699戸を差し引き、増加数は742戸となり、令和2年度の給水戸数を12万5,000戸といたしました。その結果、前年度比較では1,500戸の増加となっているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  総配水量が減少しておりますけれども、県水受水費307万1,000円増額となっております。これまでの議会答弁では、県水単価は値上げしないという答弁があったかと思いますけれども、増額理由についてお伺いいたします。 ○委員長 水道施設課長。 ◎水道施設課長 こちらですけれども、増額になった理由につきましては、令和元年10月から消費税率が8%から10%に引き上げられたことに伴った6カ月分の増額となります。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  消費税の増税分だということがわかりました。  県水の単価が上がると水道料金に反映されますが、今年度はないにしても、今後の見通しがどうなるか、上下水道部として県にどう働きかけていくか、その辺の考え方をお伺いいたします。 ○委員長 水道施設課長。 ◎水道施設課長 県水の単価の動向につきましては、埼玉県から令和2年度、そこまで据え置くとの通知を受けておりますが、埼玉県水道用水供給事業全体会議におきましても、まだ明確な回答はないため、改めて近隣事業体とともに埼玉県へ料金値上げをしないことの要望等、早期の回答を求めていくことを考えております。  以上です。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、水道事業を安定的に経営していく上で、有収率ですか、この向上が大切だと思いますけれども、令和2年度の有収率は何パーセントを見込んでいるのか。また、前年度との対比と全国との比較もあわせてお伺いいたします。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 令和2年度の有収率でございますが、前年度から0.1ポイント減の93.5%を見込んでございます。全国平均との比較でございますが、こちらは平成29年度の数値となってしまいますが、地方公営企業年鑑における給水人口15万人以上30万人未満の都市の平均値が90.1%となってございまして、草加市は3.4ポイントほど上回っているような状況でございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  草加市の有収率は全国平均よりも高いということがわかりました。ただ、まだまだ上に上がる可能性はありますので、有収率向上対策というのは今後どのように行っていくのかお伺いいたします。 ○委員長 水道施設課長。 ◎水道施設課長 有収率向上対策としましては、常日ごろから対応しております事後保全となりますが、漏水修繕、予防保全として漏水調査業務を行い、発見した漏水につきましては速やかに修繕を実施し、有収率の向上を図っております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  今御答弁にありました漏水対策ですね、これまでの答弁だと、市内を四つのエリアに分けて行っているということであります。令和2年度はどこのエリアを対象に漏水の調査を行うのか。また、どれくらい漏水箇所が毎年見つかっているのか、あわせてお伺いいたします。 ○委員長 水道施設課長。 ◎水道施設課長 近年、漏水修繕箇所は減少してきておりますが、漏水水量が増加傾向であるため、令和2年度も前年同様に漏水防止策の強化として、市内を4分割のうち2区域を対象としたエリアとして、市内の南東部、県道草加流山線の以南と東武スカイツリーラインの以東の稲荷、瀬崎方面こちらと、北西部こちらは県道さいたま草加線の以北、東武スカイツリーラインの以西の新栄、長栄方面を行い、漏水防止の強化を図り、さらには有収率の向上に努めてまいります。  また、令和元年度実施しました調査では、52件の漏水を発見しまして、速やかに修繕を実施しました。  以上です。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、令和2年度の職員体制が何人体制になるのか、前年度との対比、増減をお伺いいたします。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 令和2年度の正規職員数は54人、会計年度任用職員数は15人で計69人を予定してございます。前年度予算との比較では、正規職員は1人の増を見込んでおります。会計年度任用職員につきましては、前年度は臨時職員、非常勤嘱託員という形でございましたが、その比較で申し上げますと増減はございません。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、減価償却費の予算額が6,481万4,000円と大幅に増額となっております。その理由についてお示しください。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 施設・管路の更新を順次進めているという理由のほかに、令和元年度には吉町浄水場の第2配水池が完成しました。それによる分といたしまして約4,900万円の増額を見込んだところから、大幅な増額となったものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、基幹管路更新事業ですね、令和2年度と今後の予定がどうなるのかお示しください。 ○委員長 水道工務課長。 ◎水道工務課長 令和2年度の施工延長は1,320m、総額で約4億1,011万4,000円を予定しているものでございます。重要給水施設への耐震化率についてでございますが、令和2年度末で28.7%を予定しているものでございます。  次に、今後の予定でございますが、2031年度までに施工延長約3万2,000m、概算工事費約83億円を予定しております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、耐震管についても令和2年度の布設延長と耐震化率についてお伺いいたします。 ○委員長 水道工務課長。 ◎水道工務課長 令和2年度の耐震管の布設延長は4,130mを予定しており、耐震化率は約0.6ポイント向上し、管路全体の耐震化率は約41.4%を見込んでいるところでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、応急給水栓の令和2年度の設置箇所ですね、あと進捗率についてもお伺いいたします。 ○委員長 水道工務課長。 ◎水道工務課長 令和2年度の設置箇所は、川柳中学校小山小学校八幡小学校の3校を予定しております。  令和2年度末での設置数は17校となり、市内全小・中学校32校中、設置率は53.1%を予定しております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、浄配水場の耐震化事業ですね、令和2年度と今後の予定がどうなるのかお伺いいたします。 ○委員長 水道工務課長。 ◎水道工務課長 吉町浄水場につきましては、平成29年度から3カ年の継続事業として、第2配水池建設工事が今年度で完成いたしました。令和2年度から吉町浄水場におきましては、場内整備工事を予定しており、次亜塩素酸ナトリウム注入室更新工事次亜塩素酸ナトリウム注入設備等移設工事を2カ年継続工事で予定しております。  またさらに、受電設備の更新を令和2年度の単年度工事で、また、場内外構工事を令和3年度から2カ年の工事で予定しております。  中根浄水場耐震化事業につきましては、2カ年の実施設計を終え、令和2年度から工事に着手していきます。令和2年度につきましては、第1配水池解体工事を2カ年継続工事で、次亜塩素酸ナトリウム注入室仮移設工事を令和2年度の単年度工事で予定しております。  中根浄水場耐震化事業につきましては、今後、工事期間を令和2年度から令和12年度までの11年間とし、税込みで総工事費約80億円を予定しております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、施設改良費の負担金が4,999万円増額となっております。この理由についてお伺いいたします。 ○委員長 水道工務課長。 ◎水道工務課長 吉町浄水場の耐震化事業におきまして、建築基準法に基づく敷地後退に対応するため、支障となる場内の受電設備の工事を予定していることから、それに伴って必要となる電力会社の送電設備の移設に要する負担金500万円を計上しております。同様に、県水受水管の水管橋についても、敷地の後退の必要性がありますので、橋台が支障となるため、改修工事を埼玉県庄和浄水場に委託することから、負担金4,499万円を計上しております。合わせまして、負担金4,999万円が増額になったものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  あと、補填財源となる内部留保資金の令和2年度末の見込額と内訳についてお伺いいたします。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 補填財源であります内部留保資金の令和2年度末の残高見込みでございますが、35億936万5,000円を見込んでございます。内訳といたしましては、損益勘定留保資金が23億6,433万7,000円、利益剰余金のうち減債積立金が3億7,751万4,000円、建設改良積立金が6億4,000万円、未処分利益剰余金が1億2,751万4,000円の見込みでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  先ほどもちょっと斉藤委員のほうから触れられましたけれども、業務状況の中で、令和2年度と令和元年度の給水戸数を比較すると1,500戸ふえた。それで、詳しく説明していただきたいんだけれども、年間の総給水量ね、令和元年度と令和2年度ですね。あれ何でこんなでかくなっちゃうんだろうなと思ってるんだけれども、10万立方メートルですね、これマイナスになっているということなんですね。この理由は、先ほどちょっと触れられましたけれども、詳細にちょっと説明していただけますか。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 まず、総配水量が10万立方メートル減少となった理由でございますが、基本的には横ばい傾向なんでございますが、令和元年度はうるう年でございましたので、1日平均ですと7万立方メートルぐらいの配水量がございますので、その分を含めますと、令和2年度につきましては10万立方メートルの減少を見込ませていただいたというところでございます。  給水量については以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、10万立方メートル減ったと。今の説明で、ああそうかなというふうに思ってるんですけれども、1日の平均の給水量は、これも大分77立方メートル減っちゃっていると。これはどういう状況なんでしょうか。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 1日の平均の給水量でございますが、これは過去からの推移を見てみますと、1日当たり7万立方メートル程度の水を出させていただいておるということでございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  はい、わかりました。  そうすると、営業収益のほうなんですけれども、前年度と比較すると、給水収益が1,724万9,000円プラスですね。これを見込んだのは、令和2年度については給水原価、それから供給単価が幾らで組んだのか。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 まず、供給単価でございますが、令和2年度予算ではこちらは税抜きで148円88銭で見込んだところでございます。令和元年度予算では149円33銭でございましたので、供給単価としては減少傾向でございます。予算額が増額となったことにつきましては、先ほど水道営業課長から申し上げた消費税の分がございまして、それで増額になっているということでございます。  あと給水原価、こちらは水をつくるための費用のほうの原価ということになりますが、給水原価につきましては、令和2年度は157円55銭、令和元年度が157円13銭で見込んでございました。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、販売利益は幾らもうかるんですか。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 販売利益は供給単価と給水原価の差ということになります。先ほど申し上げました供給単価が148円88銭、給水原価が157円55銭でございますので、販売利益といたしましては、予算上はマイナスの8円67銭ということでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  マイナスの8円67銭という、こういう例は前にはあったんですか。
    ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 予算編成上は、昨年度も7円80銭のマイナスということになってございます。予算編成上プラスになる要因といたしましては、営業収益、営業費用のほかに営業外の収益、営業外の費用、長期前受金戻入とか、そういった営業外の部分がございますので、プラスの予算計上になると、そういったところでございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そういう中で組み立てて、先ほど言った1,724万9,000円プラスになったという、そういう捉え方でいいわけですか。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 委員さんおっしゃるとおりでございまして、水の直接的な営業費用、営業収益の話ですと、予算上赤字なんでございますが、その他の費用を含めますと黒字の予算編成となっているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、草加市はそういう中で、先ほども利益剰余金を積み立ててなんかも答えていただいたけれども、安定した経営と、こういうふうな形で我々市民は水道行政については捉えていいのかどうか、その辺について。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 現時点におきましては、決算の段階になりますと、営業収支のほうも黒字という形になってございます。予算につきましては、どうしても余裕を見たり、そういった部分もございますので、少しのマイナスとなってしまっております。  現時点では、決算を見る限りは黒字となっておりますので、安定的な経営ができているというふうに御理解をいただいてよろしいのかとは思っておりますが、今後、耐震化事業とかを進めていく必要がございますので、そうした将来を見据えますと、必ずしもこのままの状態で安定しているとは言い切れませんので、そこにつきましては経営改善などなどをどんどん進めていかなければならない状況というふうに認識してございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  なぜそれを聞くかというと、毎年毎年黒字幅が減少しつつありますね。そこを心配しているんですね。ですから、県水単価、さらには供給単価等々を相当重視をしていかないと、じり貧になってしまうと。そうすると、先ほど言う基金の残高が少なくなってしまうと、こういうことなんですか。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 まさに委員さんおっしゃるとおりでございまして、近年の決算状況を見ますと黒字幅は減少をしている状況でございます。今後につきましても、県水単価の動向は令和3年以降不透明でありましたり、また、耐震化事業等を進めておりますので、減価償却費のほうも上がってくるというような状況もございますし、水道料金につきましても、供給単価が下がってきているというような状況もございますし、どんどん悪化していく可能性というのは否めない状況でございますので、今後とも気を引き締めて経営改善を進めていく必要はあろうかと思っております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  何で私はそれを聞くかというと、夕べも私ずっと見ていって、ああなるほどな、こういう状況なのかと思ったんですけれども、要するに給水収益、草加市の財務比率、これについて財務比率の草加市の流動性の一般的な指数は幾らで、そして草加市は今何パーセントの位置になっているのか。これが一番大事なんですね。それをちょっと示していただきます。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 流動比率ということでお答えを申し上げさせていただきます。  こちらは流動資産と流動負債の比率ということでございまして、直近で持っている全国的な数字といいますと、平成29年度決算になりますが、全国の人口の類似団体の平均値は307.8%でございまして、その当時の平成29年度の草加市の流動比率は512.4%、平成30年度決算が直近の決算でございますが、こちらが365.4%というふうになってございます。  また、一般的には200%以上であることが理想というふうにされてございますので、現状草加市水道の流動比率につきましては、一般的な安全と言われる数字よりも、また全国の平均的な数字よりもいい指標とはなっているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、一般的には200、そして年間の指標は先ほど言った307.8ですか、全国平均がね。草加市は512.4と。相当のまだ差があると。そうすると、草加市は今後水道行政を営んでいく上において余裕はあるよと。だから、市民の皆さん、安心してよと、こういうふうに捉えていいわけですか。 ○委員長 水道総務課長。 ◎水道総務課長 全国的な中の草加市というような見方をすると、優秀な成績は残せているというふうには思っておりますが、余裕があるのかと言われますと、決してそういうことではなく、やはり配水管の耐震化も進めていかなければなりませんし、浄水場の耐震化も進めていかなければなりません。また、人口減少社会を迎えると言われている中で、水道料金がこのままずっと伸びていくとも思えません。そういった意味では、必ずしも余裕があるというふうに断言はできないのではないかと思っております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  わかりました。そういう答えを聞いて、令和2年度については安心というような形になるんだろうと、こういうふうに思ってます。  そこで、先ほど来斉藤委員のほうから、管渠の耐震化の問題等触れられました。41.4%という形でありますね。これは水道ビジョンに沿った形の整合性を図った延長、さらには工事だというふうに思うんですけれども、管渠の延長、先ほど述べましたね。  管渠について、何本工事で、口径ね、大体同じような口径だろうと思うんですけれども。  そして、その工事の請負なんですけれども、A、B、Cに分けて何本なのか。Aが何本、Bが何本、今Cはないのかな、Cは何本なのかという形で。  そして、ここが一番大事なんですけれども、工事の平準化、これは図られているかどうか。市内業者育成になっているかどうか、今の時点でね。予算を組む上においてAランクを何本出しているのか、Bランクを何本出すのか、Cランクを何本出すのか。  私は前にも話をしているんですけれども、余り長いやつは切り飛ばして、それでAからBに落とすとか、BからCに落とすとか、そして平準化を図ったらどうだと、これが市内業者育成の立場じゃないのかと、こういうことを私は言ったという経験があります。決算では言いました。そういうような形で、それをちょっとお示しをしていただきたいと、こういうふうに思ってます。 ○委員長 水道工務課長。 ◎水道工務課長 まず、今御質疑にありました管路の総延長ですけれども、令和2年度末の見込みでいきますと56万5,536mでございます。そのうち令和2年度に予定しております工事の管路延長ですけれども4,130mでございます。令和2年度の4,130mの施工が完了したとして、その見込みとしまして耐震化率は41.4%を予定しております。  あと工事本数に関しまして、合計23本を予定しておりまして、工事のランク分けですけれども、これは私ども発注審査委員会のほうで最終的には決まるものでして、どのランクに何本という形では明確には申し上げることができませんが、令和元年度の取り決めのありましたランク分けでいきますと、Aランクで13本、Bランクで2本、Cランクで8本を予算上計上しております。  また、その比率ですけれども、Aランクで57%、Bランクで9%、Cランクで35%でございます。  あと、工事の平準化につきましては、債務負担工事を4本設定するなど、工事の平準化には努めております。  また、このランク分けにおきましては、委員さんのほうのおっしゃるとおり、工事のバランスをとりながら、工事箇所を決めながら、できるだけ市内業者育成になるように検討しております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  Aランクは57%、半分以上だよね、Aランクがね。それで、あとその他なんだろうと思うんですけれども、それで平準化なんですか。 ○委員長 水道工務課長。 ◎水道工務課長 工事の計画におきましては、交差点を起点としまして、およそ管路延長が平均化するような形で箇所づけをしております。今現在、令和元年度の基準でいきますと、確かにAランクという形でいきますと大きな比率を占めておりますが、実際、この後、令和2年度の発注審査委員会のほうでそういった市内業者育成という観点から、その比率が調整されるものと思われます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  発注審査委員会のほうで決めると、こういうふうに言っても、現場でそれは決めて上申をするんですよ。そうじゃないの。現場で積算をして、そして発注審査委員会に諮るんじゃないの。発注審査委員会のほうで箇所づけをして、そしてあなたのほうで試算をする、そうじゃないでしょう。  あなたのところで、例えば100mなら100m、ランクに合わせて、これはAランクだな、Bランクだなという形で、例えばでっかいあれになったときには発注審査委員会のほうで、これはどういう工法にするのか。例えばの話がジョイントにするのか、単独でするのか、それが発注審査委員会のほうの仕事でしょう。逆なことを言ってるんじゃないの。  ちゃんと箇所づけもできているわけでしょう。箇所づけできたら、積算をすれば、Aランク、Bランク、Cランクというのはわかるんじゃないの。金額が決まっているんだから。だから、先ほどあなた言ったでしょう。57%で、23本でと言ってるんでしょう。どうなんですか、その辺は。発注審査委員会は後の話だよ。 ○委員長 水道工務課長。 ◎水道工務課長 委員さんのおっしゃるとおりで、私どもで箇所づけをしておりますので、その中で、今大口径、比較的口径の大きいものの箇所がふえています関係で、その金額の調整をする中で、今のような予算申請となっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  もう1回、大きい声でもう1回。 ○委員長 水道工務課長。 ◎水道工務課長 委員さんおっしゃるとおりで、私どものほうで箇所づけをして積算をして、今回のような工事設定をしております。その中で、大口径が多く、金額の調整をする中で、このような形で申請をさせていただいております。  以上です。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第15号議案に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、第2号議案 令和元年度草加市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  執行部の説明を求めます。  上下水道部長。 ◎上下水道部長 第2号議案 令和元年度草加市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)のうち上下水道部に係る部分につきましては、阿部上下水道部副部長から御説明させていただきます。 ○委員長 阿部上下水道部副部長。 ◎阿部 上下水道部副部長  それでは、第2号議案につきまして御説明いたします。  この議案は繰越明許費の補正をお願いするものでございます。  2款1項事業費のうち公共下水道汚水整備事業(公共下水道第9処理分区汚水栄町幹線移設工事(31−1))でございますが、特殊工法による施工時期の調整及び特殊な管渠製品の工場製作などに不測の日数を要し、年度内完成が見込めないため、2,475万7,000円の繰越明許をお願いするものでございます。  また、公共下水道汚水整備事業(公共下水道第9処理分区汚水枝線工事(31−4))でございますが、これは後で御説明がございます公共下水道雨水整備事業(外環北側水路第7排水区枝線)との合併工事でございますが、入札の不調により契約の締結に遅れが生じ、また、雨水管渠築造工事において使用するコンクリート製品の製作について、ほかの工事などの製作と競合し、工場製作に不測の日数を要したことから1,222万9,000円の繰越明許をお願いするものでございます。  以上が上下水道部に関わる部分でございます。 ○委員長 建設部長。 ◎建設部長 第2号議案 令和元年度草加市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)のうち建設部に関わる部分につきましては、斉藤建設部副部長から御説明させていただきます。 ○委員長 斉藤建設部副部長。 ◎斉藤 建設部副部長  第2号議案のうち建設部に係る部分について御説明いたします。  2款1項事業費のうち公共下水道雨水整備事業(外環北側水路第7排水区枝線)でございますが、雨水管渠築造工事におきまして、入札の不調により契約締結が遅れ、また、コンクリート製品の製作について、ほかの工事などの製作と競合し、工場製作に不測の日数を要し、年度内完成が見込めないため、4,666万2,000円の繰越明許をお願いするものでございます。  また、公共下水道雨水整備事業(南後谷ポンプ場負担金)でございますが、八潮市において維持管理をしている南後谷ポンプ場の改修工事におきまして、工事に遅れが生じたことから、八潮市より繰り越しの協議があったため、6,897万円の繰越明許をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第2号議案に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、第17号議案 令和2年度草加市公共下水道事業会計予算を議題といたします。  ──────────◇────────── △資料の要求 ○委員長 初めに、例年提出いただいている工事の箇所づけの資料につきましては、委員会として資料を要求するということで、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  委員会終了後、箇所づけ図の各委員と各会派への取り計らいをお願いいたします。   〔3月13日配付(議員控室)〕  ──────────◇────────── ○委員長 次に、執行部の説明を求めます。  上下水道部長。 ◎上下水道部長 第17号議案 令和2年度草加市公共下水道事業会計予算につきましては、令和2年4月1日から地方公営企業法の一部である財務規定等を適用した予算となりました。  予算概要につきましては、阿部上下水道部副部長から御説明させていただきます。
    ○委員長 阿部上下水道部副部長。 ◎阿部 上下水道部副部長  第17号議案につきまして御説明いたします。  初めに、これまでの特別会計予算は官庁会計予算で作成しておりましたが、公営企業会計へ移行したことにより、収益的収支と資本的収支に区分し、現金の動きがない取引も予算に計上することから、前年度との比較ができない部分がございますが、あらかじめ御了承いただきたく存じます。  まず、第2条、業務の予定量でございますが、水洗化世帯数は11万世帯、総汚水量は2,810万立方メートル、有収水量は2,480万立方メートルの予定でございます。  主要な建設改良事業といたしまして、公共下水道事業(汚水)につきましては8億6,215万7,000円の予定でございます。  その主な事業内容でございますが、新田駅西口及び東口土地区画整理事業地内における管渠の移設及び整備工事、総合地震対策計画に基づく耐震化工事、老朽化した既設管渠の布設替え工事などを施工するとともに、埼玉県中川流域下水道事業に対する建設負担金の支出などでございます。  なお、公共下水道事業(雨水)につきましては、最後に建設部から御説明をさせていただきます。  次に、第3条、収益的収入及び支出でございますが、収入の下水道事業収益につきましては60億232万7,000円を計上しております。  なお、営業外収益のうち長期前受金戻入17億5,865万8,000円を現金の動きがない収入として計上しております。  次に、支出の下水道事業費用につきましては60億4,516万8,000円を計上しております。  なお、営業費用のうち減価償却費32億8,722万5,000円及び資産減耗費3,883万1,000円を現金の動きがない支出として計上しております。  また、特別損失といたしまして、固定資産売却損、災害による損失、過年度損益修正損を計上したほか、その他特別損失1億2,966万9,000円を地方公営企業法適用による会計制度変更に伴う初年度対応といたしまして、法適用以前に発生した費用で令和2年度に支払うものについては、特別損失で計上する必要があることから、消費税及び地方消費税、企業債償還金の支払利息、期末及び勤勉手当、法定福利費について、それぞれ対象となる期間について積算を行い予算に計上したものでございます。  この結果、当年度未処理欠損金として、消費税込みで4,284万1,000円を予定しているところでございます。  次に、第4条、資本的収入及び支出でございますが、資本的収入につきましては30億5,918万5,000円を計上しております。また、資本的支出につきましては46億9,557万3,000円を計上しております。  公共下水道事業は管渠整備及び施設更新等に多くの財源を必要とし、支出額に対する収入額が不足する状況でございますが、資本的収入額資本的支出額に対し不足する額16億3,638万8,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、引継金及び当年度分損益勘定留保資金等で補填するものでございます。  次に、第4条の2、特例的収入及び支出でございますが、公営企業会計へ移行する初年度に当たり、特別会計から債権債務を引き継ぐ内容を定めるものでございます。  次に、第5条、債務負担行為でございますが、水洗便所改造資金の令和2年度融資分にかかわる利子補助及び損失補償について、期間及び限度額を定めるものでございます。  次に、第6条、企業債でございますが、企業債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めるものでございます。  なお、公共下水道事業債の令和2年度末現在高見込額は約302億35万1,000円となるものでございます。  次に、第7条、一時借入金でございますが、限度額を10億円と定めるものでございます。  次に、第8条、予定支出の各項の経費の金額の流用でございますが、予算編成後の経済情勢の変化や事業計画の変更等に的確に対応し、弾力的な執行と円滑な事業運営を図るため、流用できる範囲を定めるものでございます。  次に、第9条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございますが、前条で定めましたように、流動性のある予算執行の中におきましても、職員給与費1億6,926万9,000円につきましては、流用禁止といたしまして、流用する場合には議会の議決を経るものでございます。  次に、第10条、他会計からの補助金でございますが、一般会計から公共下水道事業会計へ補助を受ける金額を16億8,718万6,000円と定めるものでございます。  これらの予算の詳細につきましては、予算に関する説明書に記載してございます。  なお、セグメント情報に関する注記がございますが、草加市公共下水道事業では、私費負担を原則とする公共汚水事業及び公費負担を原則とする公共雨水事業を運営していることから、公共汚水事業及び公共雨水事業の二つを報告セグメントと定めたものでございます。  以上が上下水道部にかかわる部分でございます。 ○委員長 建設部長。 ◎建設部長 第17号議案 令和2年度草加市公共下水道事業会計予算のうち建設部に係る部分につきましては、斉藤建設部副部長から御説明させていただきます。 ○委員長 斉藤建設部副部長。 ◎斉藤 建設部副部長  それでは、御説明いたします。  主要な建設改良事業といたしまして、公共下水道事業(雨水)につきましては6億9,233万8,000円の予定でございます。  その主な事業内容でございますが、雨水管渠築造工事、延長約790m、面積約5.84haの整備、また、南後谷排水機場の改修工事に対する建設負担金の支出などでございます。  説明は以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  1点確認しておきますけれども、来年度から公営企業会計になりまして、前年度との予算比較というのはなかなか難しい面になってしまったんですけれども、事業の進め方として、これまでどおり変わりはないのか伺います。 ○委員長 阿部上下水道部副部長。 ◎阿部 上下水道部副部長  事業の進め方といたしましては、従来と変更はないものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第17号議案に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、第24号議案 草加市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  執行部の説明を求めます。  上下水道部長。 ◎上下水道部長 第24号議案 草加市下水道条例の一部を改正する条例の制定については、阿部上下水道部副部長から御説明させていただきます。 ○委員長 阿部上下水道部副部長。 ◎阿部 上下水道部副部長  第24号議案 草加市下水道条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。  この議案は、公共下水道の事業の円滑な運営及び市民サービスの向上を図るため、公共下水道への排除を禁止するものを定めるとともに、排水設備に係る基準の見直しなどを行うものでございます。  主な内容といたしまして、管渠の内部で固まるものや危険物などの公共下水道への排除を禁止する規定の追加、排水管の内径に関する規定の見直し、宅内排水設備等の工事の完了検査が不合格となった場合等の手続の明確化、登録・指定の取り消し及び停止の手続の整備などでございます。  なお、施行期日につきましては、令和2年7月1日とするものでございます。  説明は以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  この条例を審査するに当たり、まず条例が通った場合には、市民に対するプラス、マイナスの影響だね、これはどういうふうな形で捉えていけばいいのか。 ○委員長 阿部上下水道部副部長。 ◎阿部 上下水道部副部長  この条例を改正するに当たりまして、メリットといいますか、市民に対してプラスになる部分でございますけれども、汚水の排除を円滑に行うということで、当然我々のほうで管渠の維持管理をするわけでございますけれども、そういったものの妨げになるようなものを流す行為を、今まではパンフレット等でいけませんよということでお示ししていたんですけれども、これを条例に明示するということで、そういったものを流すという抑止の効果を図るということでございます。  逆にマイナスということにつきましても、当然こういったものについては、おおむね事業者がそういったものを流すものが多いものですから、特に通常生活している市民の方については、特段支障は生じないものと考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  なぜ私は聞くかというと、両立することは言ったんですね。  確かに上下水道部副部長が言ったように、危険なやつを流されたりすると困ると。特に、大雨、豪雨があったときに、マンホールをあけて、そこへ雨水を流し込んじゃうと、こういうことが日常茶飯事行われていると、こういうことについては、これは適用されないのか。  それから、もう一つは、管渠の問題についてこれ書いてありましたね。一つにする、統一するとかどうのこうのとね。  今までは1宅地というか、1軒の家に一つつくると、雨水管をね。ところが、平米によっては2カ所までいいと、こういうことだったんだよね。それはどうなるのかということ。これだと統一して一つにするというようなことを書いてあるけれども、今言った一つはいいんだけれども、もう一つについては、二つまではいいと、こういうふうな形で入れているところがいっぱいありますよね。それはどうするのかということなんですね。それをちょっとお示ししていただきたいと。 ○委員長 阿部上下水道部副部長。 ◎阿部 上下水道部副部長  今の御質疑、まず最初の雨水を大雨が降ったときに汚水のますをあけて流している例があるということでございますけれども、これは我々といたしましてはあってはならないことと認識しておりますので、当然そういったものを見た場合には、やめていただきたいということで指導する。今回のこの規定にはそれはないものでございますけれども、これは分流式下水道としては当然のことと考えておりますので、万一そのような事例が発覚した場合には、当然これはやめさせるということでやっていきたいと考えております。  次に、汚水の取付管の設置基準かと思われますが、これにつきましては、今委員さんが御説明のとおり、敷地の一定条件を満たす部分については、もう1カ所出すということは今までもやっておりましたので、今後もそちらにつきましては変更はないものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第24号議案に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、第9号議案 令和2年度草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計予算を議題といたします。  執行部の説明を求めます。  都市整備部長。 ◎都市整備部長 第9号議案につきましては、新田駅周辺土地区画整理事務所長から御説明申し上げます。 ○委員長 新田駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎新田駅周辺土地区画整理事務所長 第9号議案について御説明申し上げます。  令和2年度の予算につきましては、歳入歳出の総額それぞれ1億2,873万8,000円でございます。  それでは、予算書に従いまして、歳入予算から御説明いたします。  初めに、1款1項1目清算徴収金でございます。平成26年11月21日に換地処分の公告を行いまして、平成27年度から清算金の徴収を行っております。令和2年度につきましては、前年度に引き続き清算徴収金の分割納付申請をされた方及び未納の方からの徴収について2,300万円を計上しております。  次に、1款1項2目保留地清算徴収金につきましては、令和元年度の未納額についての徴収を見込み2万1,000円を計上しております。  次に、2款1項1目土地区画整理事業手数料につきましては、換地処分等証明手数料として1,000円を計上しております。  次に、3款1項1目不動産売払収入につきましては、科目存置として1,000円を計上しております。  次に、4款1項1目一般会計繰入金につきましては、公債費、人件費及び事業費の財源といたしまして1億553万8,000円を一般会計から繰り入れるものでございます。  次に、5款1項1目繰越金につきましては、科目存置として1,000円を計上しております。  次に、6款1項1目清算徴収金延滞金につきましては、科目存置として1,000円を計上しております。  次に、6款2項1目清算徴収金分割納付利子につきましては、新田西部土地区画整理事業施行規程第28条第2項に基づき分割納付される清算金について、年利0.3%、元利均等半年賦償還で計算した分割納付利子について、収納率を80%と見込み、17万3,000円を計上しております。  次に、6款3項1目市預金利子、6款4項1目雑入につきましては、それぞれ科目存置として1,000円を計上しております。  次に、歳出につきまして御説明申し上げます。  まず、1款1項1目一般管理費につきましては、施設等維持管理事業と人件費でございます。  施設等維持管理事業につきましては、車両の維持管理費や会計年度任用職員1名に対する給料などでございます。  人件費につきましては、職員2名の給料などで、総務部職員課の積算により計上しております。  次に、2款1項1目土地区画整理事業費につきましては、清算金等事務事業でございます。主な内容といたしましては、清算金に係る経費などでございます。  次に、3款1項公債費のうち1目元金につきましては、国庫補助事業等の財源に充当いたしました地方債などの償還元金9,259万8,000円を計上しております。  次に、公債費のうち2目利子につきましては、地方債償還等利子395万9,000円を計上しております。  次に、4款1項1目一般会計繰出金につきましては、特別会計の決算等の財源調整のため科目存置として1,000円を計上しております。
     次に、5款1項1目予備費につきましては、10万円を計上しております。  給与費明細書につきましては、総務部職員課で積算しておりますので、説明は割愛させていただきます。  最後に、地方債に関する調書でございます。  土地区画整理事業債の令和元年度末現在高見込額は2億7,688万3,000円、令和2年度末現在高見込額は1億8,428万5,000円でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  西沢委員。 ◆西沢 委員  1点お聞きします。  清算徴収金ですけれども、2,300万円計上しているということですが、分割納付、未納分ということなんですけれども、現状何件、幾ら残っていてこの2,300万円をどう見込んだかというところを詳しくお示しいただけますか。 ○委員長 新田駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎新田駅周辺土地区画整理事務所長 令和2年度の清算徴収金につきましては、主に第11回及び第12回の分割納付清算徴収金の合計額約2,800万円に対し、収納率80%を見込み、2,300万円を計上させていただいております。  なお、その他清算徴収金の過年度滞納分として60万円を見込んでおります。  また、令和2年度末での収納率は95.2%になりまして、残金としましては7,441万3,880円見込んでいるところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第9号議案に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、第4号議案 令和元年度草加都市計画事業新田西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  執行部の説明を求めます。  都市整備部長。 ◎都市整備部長 第4号議案につきましては、新田駅周辺土地区画整理事務所長から御説明申し上げます。 ○委員長 新田駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎新田駅周辺土地区画整理事務所長 第4号議案につきまして御説明申し上げます。  初めに、歳入について御説明いたします。  5款1項他会計繰入金につきましては、歳入における土地区画整理事業債の減額及び歳出における土地区画整理事業費の減額に伴いまして280万円を減額するものでございます。  8款1項市債につきましては、歳出における土地区画整理事業費の減額に伴いまして8,720万円を減額するものでございます。  続きまして、歳出について御説明いたします。  2款1項事業費につきましては、物件調査積算等委託料、換地設計等委託料、街路等整備工事費及び物件補償費における契約額の決定等により減額するものでございます。  以上、9,000万円の減額補正によりまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億928万6,000円とするものでございます。  次に、繰越明許費についてでございます。  繰越明許費につきましては、2款1項事業費の公共施設整備等関連事業の街路等整備工事費として6,016万円、水道布設等工事費負担金として4,000万円、物件補償費として1億1,447万6,000円、総額2億1,463万6,000円の繰越明許をお願いするものでございます。  街路等整備工事費につきましては、ボックスカルバートの工場製作等に不測の日数を要したことによるものでございます。  水道布設等工事費負担金につきましては、下水道工事の負担金で、当該工事で繰り越す予定によるものでございます。  物件補償費につきましては、移転先での建物の再建築に時間を要したことなどにより、年度内に既存の建物の解体が完了しないことによるものでございます。  以上の理由により繰越明許をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第4号議案に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、第11号議案 令和2年度草加都市計画事業新田西口土地区画整理事業特別会計予算を議題といたします。  執行部の説明を求めます。  都市整備部長。 ◎都市整備部長 第11号議案につきましては、新田駅周辺土地区画整理事務所長から御説明申し上げます。 ○委員長 新田駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎新田駅周辺土地区画整理事務所長 第11号議案について御説明申し上げます。  令和2年度の予算につきましては、歳入歳出の総額それぞれ10億9,256万2,000円でございます。  それでは、予算書に従いまして、歳入予算から御説明いたします。  初めに、歳入につきまして御説明申し上げます。  1款1項1目保留地処分金につきましては、科目存置として1,000円を計上しております。  次に、2款1項1目土地区画整理事業手数料につきましては、仮換地等証明手数料として、1件当たり200円、25件の発行を見込んでおります。  次に、3款1項1目土地区画整理事業費国庫補助金につきましては、社会資本整備総合交付金として4,060万円を計上しております。  次に、4款1項1目財産貸付収入につきましては、土地貸付収入と建物等貸付収入、それぞれ科目存置として1,000円を計上しております。  次に、5款1項1目一般会計繰入金につきましては、人件費、公債費及び事業費の財源として5億2,465万2,000円を一般会計から繰り入れるものでございます。  次に、6款1項1目繰越金につきましては、500万円を計上しております。  次に、7款1項1目市預金利子、7款2項1目雑入につきましては、それぞれ科目存置として1,000円を計上しております。  次に、8款1項1目土地区画整理事業債につきましては、5億2,230万円を計上しております。  次に、歳出につきまして御説明申し上げます。  初めに、1款1項1目一般管理費につきましては、施設等維持管理事業と人件費でございます。  施設等維持管理事業につきましては、会計年度任用職員1名に対する報酬及び事務所の公用車の維持管理費などでございます。  人件費につきましては、職員7名の給料などで、総務部職員課の積算により計上しております。  次に、2款1項1目土地区画整理事業費につきましては、事業推進関連事業と公共施設整備等関連事業でございます。  事業推進関連事業につきましては、土地区画整理事業の推進を図るための物件調査積算等委託料や実施設計等委託料などでございます。  公共施設整備等関連事業につきましては、都市計画街路新田西口停車場線、新田駅前旭町線及び区画街路等整備工事費、建物移転等補償費などでございます。  次に、3款1項公債費のうち1目元金につきましては、国庫補助事業の財源に充当いたしました事業債などの償還元金2,218万1,000円を計上しております。  次に、公債費のうち2目利子につきましては、地方債償還等利子386万3,000円を計上しております。  次に、4款1項1目予備費につきましては、20万円を計上しております。  給与費明細書につきましては、総務部職員課で積算しておりますので、説明は割愛させていただきます。  最後に、地方債に関する調書でございます。  土地区画整理事業債の令和元年度末現在高見込額は10億328万1,000円、令和2年度末現在高見込額は15億340万円でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  土地区画整理事業の主な事業内容と年度末の見込み進捗率ですね、どの程度になるのかお伺いいたします。 ○委員長 新田駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎新田駅周辺土地区画整理事務所長 令和2年度の主な事業内容でございますが、街路整備工事費につきましては、令和元年度に引き続き新田西口停車場線、延長約70m、新田駅前旭町線、延長約120m、地区南西部の区画街路築造工事、延長約161mなどを行ってまいります。  物件移転補償につきましては、建物移転5棟を行ってまいります。  また、令和2年度の予算の執行により見込んでいる令和2年度末の事業の進捗の見通しでございますが、建物移転につきましては、全体の建物移転棟数114棟に対し、令和2年度に予定している移転建物棟数5棟、令和2年度末の移転建物棟数の累計は48棟を見込んでおりまして、建物移転率は42.1%を予定しております。  また、道路整備につきましては、道路総延長2,860mに対しまして、令和2年度は新田西口停車場線、区画街路等約414mの工事を予定しており、令和2年度末の整備延長の累計は約1,154mを見込んでおりまして、道路整備率は40.4%を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第11号議案に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、第1号議案 令和元年度草加市一般会計補正予算(第7号)中、当委員会付託部分のうち都市整備部に係る部分を議題といたします。  執行部の説明を求めます。  都市整備部長。 ◎都市整備部長 第1号議案 令和元年度草加市一般会計補正予算(第7号)のうち都市整備部に係る事柄につきまして御説明申し上げます。  初めに、8款4項2目都市整備推進費のうち柿木地区まちづくり推進事業につきましては1,800万円の減額補正をお願いするものでございます。  内容につきましては、産業団地整備事業において、嘱託登記委託料、測量委託料及び工事設計委託料の作業区分において、埼玉県との調整により市の業務量が減となったことにより減額するものでございます。  これによりまして、8款4項2目都市整備推進費の全体事業費として、補正前が1億8,678万7,000円、補正後が1億6,878万7,000円となるものでございます。  次に、8款4項3目土地区画整理費のうち新田駅東口土地区画整理事業につきまして、6,000万円の減額補正をお願いするものでございます。  内容につきましては、物件調査積算等委託料、実施設計等委託料及び道路整備等工事費において、契約額の決定や工事内容の精査などにより減額するものでございます。  また、新田駅西口土地区画整理事業特別会計繰出金につきまして、280万円の減額補正をお願いするものでございます。  内容につきましては、特別会計において事業費の減額に伴い、繰出金を減額するものでございます。  これによりまして、8款4項3目土地区画整理費の全体事業費として、補正前が22億7,501万9,000円、補正後が22億1,221万9,000円となるものでございます。
     次に、8款4項5目公園緑化費のうち公園広場等整備事業につきまして、500万円の減額補正をお願いするものでございます。  内容につきましては、吉町一丁目の公園の移転において調整に時間を要したことから、設計業務の一部を令和2年度に実施することにしたため減額するものでございます。  また、公園広場等維持管理事業につきまして、3,000万円の減額補正をお願いするものでございます。  内容につきましては、緑地・樹木等維持管理委託料及び清掃作業等委託料において、契約額の決定などにより減額するものでございます。  これによりまして、8款4項5目公園緑化費の全体事業費として、補正前が8億7,551万7,000円、補正後が8億4,051万7,000円となるものでございます。  続きまして、第3表、繰越明許費補正についてでございます。  8款4項都市計画費のうち、初めに新田駅東口土地区画整理事業につきましては4億3,681万3,000円の繰越明許をお願いするものでございます。  理由につきましては、道路整備等工事費において工事に支障となる補償物件の移転に不測の日数を要したこと、また、入札の不調のためで5,869万6,000円、助成金において、助成対象となる移転先の建築工事のおくれにより実績まで至らなかったため、新田駅東口地区景観づくり推進市民助成金として592万円、負担金において水道布設等工事が繰り越す予定のため2,900万円、物件補償費において移転先での建物の再建築に時間を要したことなどにより、既存建物の解体が完了しないためで3億4,319万7,000円となります。  次に、氷川町第二次土地区画整理地内環境整備事業につきまして、工事請負費として3,984万8,000円の繰越明許をお願いするものでございます。  理由としましては、旧赤堀用水沿い道路整備工事において、使用する二次製品の調達に不測の日数を要したためでございます。  次に、公園広場等整備事業につきまして、工事請負費で540万円の繰越明許をお願いするものでございます。  理由としましては、公園建設工事、(仮称)谷塚町都市公園整備工事において、入札の不調による事務手続に不測の日数を要したためでございます。  また、公有財産購入費で9,310万円の繰越明許をお願いするものでございます。  理由としましては、用地取得において西町第2ちびっ子広場の土地所有者との交渉に不測の日数を要しているためでございます。  最後に、草加松原魅力アップ事業につきまして800万円の繰越明許をお願いするものでございます。  理由としましては、草加松原遊歩道のトイレ改修工事において、草加松原保存活用委員会の最終的な了解に時間を要したこと及び入札の不調のためでございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  8款4項5目の公園広場等整備事業ですね、参考資料には吉町一丁目都市公園整備に係る都市公園等設計業務委託料について、委託業務の一部を令和2年度以降に行うこととしたため、減額するものですと書いてありますけれども、これがどういうことなのか。また、今後の公園整備の全体スケジュールへの影響がどうあるのかお伺いいたします。 ○委員長 みどり公園課長。 ◎みどり公園課長 当委託は、既存の吉町第2児童遊園の移転による公園整備となりますが、移転に伴う事務処理に時間を要したこと、また、地元町会や地域の皆様と公園整備の基本コンセプトの策定に向け、丁寧に行う必要があると判断し、実施設計については令和2年度に実施するという計画に変更したものでございます。  また、全体スケジュールにつきましては、既に地元町会において公園整備に関する今後の進め方ですとかスケジュールについて説明を行ってございまして、御了解いただいておりますので、事業への支障はございません。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  まず、繰越明許費の補正なんですけれども、先ほど説明を受けました。公園広場等整備事業、用地取得の件についてですけれども、地主の了解を得られなかったということで難儀をしているんだろうというふうに思うんですけれども、概略を示していただけますかね。  それから、もう一つは、氷川町第二次土地区画整理地内環境整備事業、これは水路の件ですけれども、3,984万8,000円ですね。これは出来高はどのくらいになっているのか、お願いします。 ○委員長 みどり公園課長。 ◎みどり公園課長 用地取得についてでございますが、対象となる西町第2ちびっ子広場につきましては、昭和53年から開設しておりまして、借地により開設しております。そのうち一部は既に平成3年に取得させていただいておったんですけれども、残りの部分につきまして相続が発生いたしまして、それについても取得の申し出がありました。それを受けて、12月定例会で補正予算をお願いしまして、取得の交渉を行っているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長 都市計画課長。 ◎都市計画課長 氷川町第二次土地区画整理地内環境整備事業における出来高でございますが、現在、既設水路内にある汚泥の掘削処理が完了したところでございまして、進捗率が約10%となっているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  西町第2ちびっ子広場の件について、大分予算は計上したけれども、なかなか進まないと。異例的な形だというふうに私は踏んでおります。これは見通しが甘かったという、そういう考えはなかったのかどうか。  それから、氷川町の区画整理の旧赤堀用水の整備のことですけれども、今さらいをやっていると。工事をしているんだかなんだか全然わからない。したがって、確かに私もあそこを年中通っているからわかっているんですけれども、電柱のほうを見ては写真撮ってみたり、測量だかなんだかみたいなこともやっているし、これは入札をして決定したのはいつなんですか。どのくらいの工期をとったんですか。 ○委員長 みどり公園課長。 ◎みどり公園課長 西町第2ちびっ子広場の土地購入についてでございます。  予算積算につきましては、通常どおり路線価等を参考に積算させていただいておりまして、その後、不動産鑑定をさせていただいた価格を提示させていただいております。あわせて、譲渡所得の課税の特例を受けられるという状況がございます。いわゆる5,000万円控除ですね。それらも含めて提示させていただいております。  民間に比較すると若干安いというようなことは、土地所有者の方はおっしゃっておりますけれども、鑑定額については適正であると考えております。  以上でございます。 ○委員長 都市計画課長。 ◎都市計画課長 旧赤堀用水の入札参加期限ですが、10月8日となっておりました。それから、契約締結日でございますが、11月15日になっております。  また、工期でございますが、当初は年度内完了としまして、約140日間を見込んでおりました。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  公園のほうですけれども、大分難儀をしているみたいですね。値段の問題ですね、そうすると。値段は、これはまず通常のプランとして、不動産鑑定士を入れて、そして2者入れて、それで高いほうと安いほうの間をとって価格を決めていくと、そういう形で草加市は買収の方法としてはやっていると思うんですね。  したがって、先ほどの話を聞くと、どうも安いから売らないよというような感じにとられてしようがないんですけれども、その辺についてはどうなんでしょうか。  それから、区画整理の事業の問題ですけれども、11月15日で、それで工期の前提とする期間ですけれども、これは年度内に終わると、こういう形で契約をしたんだろうというふうに思うんです。先ほど部長の話だと、コンクリートの箱、ボックスがなかなかできないと、こういうような形だそうですけれども、この辺については、その工期の問題も含めてどうなのかという疑念を持たざるを得ないというふうに私は思っているんです。その辺についてはどうなんだろうか。 ○委員長 みどり公園課長。 ◎みどり公園課長 では、西町第2ちびっ子広場の土地についてでございます。  まず、鑑定につきましては、国家資格を有する不動産鑑定士が、法律であります不動産の鑑定評価に関する法律に従って適正な価格を示すとされておりまして、今回は1者の鑑定で進めております。  以上でございます。 ○委員長 都市計画課長。 ◎都市計画課長 旧赤堀用水の工事でございますが、本工事を発注した時期には、コンクリート製品製造業界もフル稼働で製造をしておりましたが、需要に対する供給が間に合っていないような状況にございました。また、本工事で使用するボックスでございますが、規格サイズではなくて、池の型枠を組む必要があり、打設、養生で一定の製造日数が限られてしまうこと、ある程度の本数をまとめて運搬するために、全体的に材料の納品に時間を要してしまったというような経緯がございます。  この本工事の繰り越しの判断でございますが、令和元年11月28日に受注者と工事の進捗等を確認した後、改めて12月24日に再度受注者と協議を行う中で、コンクリート製品の納入に不測の日数を要するというふうな判断に至ったため、今回の繰り越しをお願いしたものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  公園のほうですけれども、予算書まで上げて、そして今までは借地だったけれども、買収という形で、相手の了解を得て、そして予算を組んだんだろうと思うんですね。それじゃないと予算は組まなかったんだろうと思うんですよね。  先ほど言う、私は2者というふうに言ったけれども、1者だと。なぜ1者なんですか。 ○委員長 みどり公園課長。 ◎みどり公園課長 2者鑑定とした場合、当然のことながら2種類の鑑定の額が得られますが、基本的にはそういった場合、低いほうで取得を進めるということになると思います。また、そうなりますと、高いほうは交渉には用いないということになります。  先ほどもお答えさせていただきましたとおり、不動産鑑定士の鑑定は、算出した額は適正な価格であるというふうなことによりまして、1者による鑑定としております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  これはなかなか難しいんですけれども、やっぱり1者よりも2者のほうが高い場合もあるんですよ。1者だと話にならない。2者をとって、その間という形になっているんだから、それで相手に納得、説得をさせるというのが本来の姿じゃないですか。1者だと、これ以上つり上げろよ、これ以上どうなんだという形でやってくると思うんですよ。  その辺について、やっぱり交渉のテクニックというのは、そういう形にならないと駄目なんですね。だから、最善の努力をして、そして繰越明許だったならばいいんですけれども、手法をとらないで、それで繰越明許というのはあり得ないんですよ。市民の皆さんに納得してもらえないんだよ、これじゃ。だから、私は言っている。その辺についてはどうなんですか。もう1回説明してください。 ○委員長 みどり公園課長。 ◎みどり公園課長 2者鑑定して、委員さんのおっしゃるとおり間の値というふうなやり方もございます。ただし、間の値となりますと、その値は鑑定士が算出した価格ではございません。したがいまして、その価格が適正であることの整理を行う必要がございます。そのためには不動産鑑定士と同等の知識が必要であるということなので、難しいと考えております。  また、価格につきましては、不動産鑑定を行う段階で、鑑定士さんともいろいろ相談をさせていただいた中で、その評価を提示させていただいておりますので、ある程度の交渉の材料としては得られるものと考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第1号議案中、当委員会付託部分のうち都市整備部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、第3号議案 令和元年度草加市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  執行部の説明を求めます。  都市整備部長。 ◎都市整備部長 第3号議案につきましては、都市計画課長から御説明申し上げます。 ○委員長 都市計画課長。 ◎都市計画課長 第3号議案につきまして御説明申し上げます。  歳入についてでございます。  2款1項1目繰越金につきましては、平成30年度決算に伴い繰越金が生じたことから、1,099万2,000円の増額補正をお願いするものでございます。  次に、歳出についてでございます。  1款1項1目アコス地下駐車場事業費につきましては、積立金について、シティパーキングアコスの修繕、改修に必要な資金として、シティパーキングアコス整備基金に積み立てるため1,099万2,000円の増額補正をお願いするものでございます。  歳入歳出予算の補正につきましては、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ1,099万2,000円を増額し、総額5,099万1,000円とするものでございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第3号議案に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、第10号議案 令和2年度草加市駐車場事業特別会計予算を議題といたします。  執行部の説明を求めます。  都市整備部長。 ◎都市整備部長 第10号議案につきましては、都市計画課長から御説明申し上げます。 ○委員長 都市計画課長。 ◎都市計画課長 第10号議案について御説明申し上げます。
     令和2年度の予算につきましては、歳入歳出総額それぞれ5,045万3,000円でございます。  初めに、歳入につきまして御説明いたします。  1款1項1目利子及び配当金につきましては、シティパーキングアコス整備基金利子の科目存置として1,000円を計上しております。  2款1項1目繰越金につきましては、科目存置として1,000円を計上しております。  3款1項1目市預金利子につきましては、科目存置として1,000円を計上しております。  3款2項1目雑入につきましては、基本納付金として5,045万円を計上しております。  また、令和2年度はシティパーキングアコス整備基金からの繰り入れはございません。  次に、歳出につきまして主なものを御説明いたします。  1款1項1目アコス地下駐車場事業費につきましては、全体共益費等負担金3,300万円、積立金1,355万1,000円などで、合わせて5,025万3,000円でございます。  次に、2款1項1目予備費につきましては20万円を計上しております。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第10号議案に対する質疑を終了いたします。  暫時休憩いたします。 午前11時59分休憩 午後 1時12分再開 ○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 第21号議案 草加市開発・建築関係手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  執行部の説明を求めます。  都市整備部長。 ◎都市整備部長 第21号議案につきましては、建築指導課長から御説明申し上げます。 ○委員長 建築指導課長。 ◎建築指導課長 第21号議案について御説明申し上げます。  本議案につきましては、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律及び基準省令の一部改正に伴い、低炭素建築物新築等計画の認定申請等に対する審査手数料の算定方法を見直すとともに、建築物エネルギー消費性能適合性判定の申請、建築物エネルギー消費性能にかかわる認定申請及び建築物エネルギー消費性能確保計画の軽微変更該当証明書の交付申請において、新たに審査手数料を設定するものでございます。  主な内容としましては、低炭素建築物新築等計画の認定申請及び変更認定申請、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定申請及び変更認定申請並びに建築物エネルギー消費性能に係る認定申請において、共同住宅の一次エネルギー基準の評価において、合理化を図る目的から共用部分の評価を行うかどうかを選択できることとなったため、当該審査手数料の算定方法を見直すものでございます。  次に、建築物エネルギー消費性能適合性判定の申請及び軽微変更該当証明書の交付申請において、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定を複数棟で受けた場合の他の建築物に対する適合性判定申請及び軽微変更該当証明書の交付申請が追加されたことから、新たに審査手数料を設定するものでございます。  手数料額につきましては、国土交通省からの通知に基づき、既に設定しております建築物エネルギー消費性能向上計画の認定申請手数料及び変更認定申請手数料のうち、適合証を提出した場合の手数料と同額とするものでございます。  最後に、建築物エネルギー消費性能に係る認定申請において、申請者側及び審査側の負担を軽減する簡易な評価方法として、モデル住宅法及びフロア入力法が追加されたことから、新たに審査手数料を設定するものでございます。  手数料額につきましては、国からの説明等に基づき、既に設定しております建築物エネルギー消費性能に係る認定申請手数料のうち、仕様基準に基づいて評価した場合と同額とするものでございます。  なお、施行期日につきましては、この条例の公布の日から施行するものでございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第21号議案に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、第1号議案 令和元年度草加市一般会計補正予算(第7号)中、当委員会付託部分のうち建設部に係る部分を議題といたします。  執行部の説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長 それでは、第1号議案 令和元年度草加市一般会計補正予算(第7号)、第1条歳入歳出予算の補正のうち建設部に係る部分について御説明させていただきます。  8款土木費、2項道路橋りょう費についてでございます。  3目道路新設改良費の道路舗装改良事業でございます。  これにつきましては、債務負担行為を設定している道路整備工事費におきまして、契約額が決定したため及び入札不調により工事1件について取りやめたことにより減額をお願いするものでございます。  また、建設事業補償金におきまして、土地所有者等との交渉に時間を要していることから、令和元年度での契約が困難な用地に関わる事業費の減額をお願いするものでございます。  次に、4目橋りょう新設改良費の橋りょう整備事業でございます。  これにつきましては、橋りょう整備工事費に見込んでいた令和元年度社会資本整備総合交付金の交付決定額が要望額より減額となったことから財源振替をお願いするものでございます。  続きまして、8款土木費、3項河川費についてでございます。  3目排水路整備費の排水路整備事業でございます。  これにつきましては、債務負担行為を設定している排水路整備工事費におきまして、契約額の決定により減額をお願いするものでございます。  また、公有財産購入費におきまして、土地所有者等との交渉に時間を要していることから、減額をお願いするものでございます。  次に、4目排水施設費の排水施設維持管理事業でございます。  これにつきましては、需用費におきまして、ポンプ場のゲート等の修繕について、契約額の決定や修繕内容の見直しにより減額をお願いするものでございます。  続きまして、8款土木費、4項都市計画費についてでございます。  4目街路事業費の都市計画街路整備事業でございます。  これにつきましては、物件調査委託料等におきまして、土地所有者等との交渉に時間を要していることから、令和元年度での契約が困難な用地にかかわる事業費の減額をお願いするものでございます。  また、工事請負費におきましても、買収を予定した土地の舗装面積が予定より少なかったため、事業費の減額をお願いするものでございます。  次に、8目今様草加宿事業推進費の今様・草加宿道路整備事業でございます。  これにつきましては、土地購入費及び建設事業補償金などにおきまして、土地所有者等との交渉に時間を要していることから、令和元年度での契約が困難な用地にかかわる事業費の減額をお願いするものでございます。  続きまして、第3条繰越明許費の補正のうち建設部にかかわる部分について御説明させていただきます。  8款3項河川費でございます。  排水路整備事業(D−143号水路)につきましては、入札の不調により契約締結が遅れたため、また、排水路整備事業(移設切廻工事費負担金)につきましては、水道管の切り回し工事に不測の日数を要したため、年度内の完成が困難となったことから、それぞれ繰り越しの承認をお願いするものでございます。  次に、8款4項都市計画費でございます。  都市計画街路整備事業につきましては、用地取得に伴い、権利者が移転先の検討に時間を要しているため、また、今様・草加宿道路整備事業につきましては、用地取得に伴い、権利者が建築物の撤去、再築等に時間を要しているため、年度内の完成が困難となったことから、それぞれ繰り越しの承認をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第1号議案中、当委員会付託部分のうち建設部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、第8号議案 令和2年度草加市交通災害共済事業特別会計予算を議題といたします。  執行部の説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長 第8号議案 令和2年度草加市交通災害共済事業特別会計予算につきまして、交通対策課長から申し上げます。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 第8号議案につきまして御説明申し上げます。  初めに、総括でございますが、歳入歳出とも6,442万円としており、前年度と比較いたしますと5,448万2,000円の増額で、増減率につきましては548.2%の増となっております。  次に、歳入歳出の内容について御説明申し上げます。  初めに、歳入についてでございますが、1款繰越金につきましては6,442万円でございます。これは令和元年度歳入歳出差引見込額を計上したものでございます。  次に、歳出についてでございます。  1款1項1目一般会計繰出金につきましては6,442万円でございます。  草加市交通災害共済事業につきましては、平成29年度をもちまして加入受け付けが終了し、また、草加市交通災害共済条例第3条に基づく見舞金の支払いにつきましても、令和元年度をもって終わることで事業が終了するものでございます。  そのため、歳入における繰越金6,442万円につきまして、歳出において一般会計繰出金として一般会計に繰り出すものです。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第8号議案に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、第1号議案 令和元年度草加市一般会計補正予算(第7号)中、当委員会付託部分のうち市民生活部に係る部分を議題といたします。  執行部の説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長 第1号議案 令和元年度草加市一般会計補正予算(第7号)のうち市民生活部に係る部分について申し上げます。  歳出2款3項1目の住民基本台帳事務について申し上げます。  マイナンバーカードの作成等を行うJ−LIS、いわゆる地方公共団体情報システム機構への負担金である個人番号カード交付事業費交付金の上限額が増額になるとの通知に基づきまして、その不足分として995万3,000円の増額をお願いするものでございます。
     次に、歳出4款2項2目の廃棄物処理事業から申し上げます。  東埼玉資源環境組合における売電収入の入札結果により分担金の調整が行われ、本市では435万1,000円の減額となりました。また、東日本大震災における原子力発電所の事故に伴う平成30年度分の損害弁償金額が確定をし、構成市町が負担をする分担金の総額が3,600万円の減額となり、本市の負担金では628万円の減額となることから、合計1,063万1,000円の減額をお願いするものでございます。  次に、4款2項3目のし尿処理事業につきましても、損害弁償金額の確定に伴いまして、負担金112万5,000円の減額をお願いするものでございます。  続きまして、繰越明許費の補正のうち2款3項の住民基本台帳事務でございます。J−LISへの負担金である個人番号カード交付事業費交付金の財源となる国の補助金について、令和2年度へ繰り越しされるとの通知に基づきまして、財源確保の観点から3,901万8,000円を令和2年度へ繰り越しをお願いするものでございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、第1号議案中、当委員会付託部分のうち市民生活部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  暫時休憩いたします。 午後 1時30分休憩 午後 1時31分再開 ○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 討論を行います。  討論のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、討論を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 直ちに採決を行います。  なお、採決につきましては、委員会付託表のとおり、議案番号の順序で行ってまいります。  初めに、第1号議案 令和元年度草加市一般会計補正予算(第7号)中、当委員会付託部分は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○委員長 挙手全員であります。  よって、第1号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第2号議案 令和元年度草加市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○委員長 挙手全員であります。  よって、第2号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第3号議案 令和元年度草加市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○委員長 挙手全員であります。  よって、第3号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第4号議案 令和元年度草加都市計画事業新田西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○委員長 挙手全員であります。  よって、第4号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第8号議案 令和2年度草加市交通災害共済事業特別会計予算は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○委員長 挙手全員であります。  よって、第8号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第9号議案 令和2年度草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計予算は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○委員長 挙手全員であります。  よって、第9号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第10号議案 令和2年度草加市駐車場事業特別会計予算は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○委員長 挙手全員であります。  よって、第10号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第11号議案 令和2年度草加都市計画事業新田西口土地区画整理事業特別会計予算は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○委員長 挙手全員であります。  よって、第11号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第15号議案 令和2年度草加市水道事業会計予算は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○委員長 挙手全員であります。  よって、第15号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第17号議案 令和2年度草加市公共下水道事業会計予算は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○委員長 挙手全員であります。  よって、第17号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第21号議案 草加市開発・建築関係手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○委員長 挙手全員であります。  よって、第21号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第24号議案 草加市下水道条例の一部を改正する条例の制定については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○委員長 挙手全員であります。  よって、第24号議案は原案のとおり可決されました。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、閉会中の特定事件についてを議題といたします。  閉会中の特定事件の取り扱いについて御意見をいただきたいと思います。  意見のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、今定例会においては、閉会中の特定事件について付託を受けないということでよろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  ──────────◇────────── ○委員長 以上で、建設環境委員会を終了いたします。 午後 1時35分閉会       委 員 長   金   井   俊   治       署名委員   小   川   利   八       署名委員   関       一   幸...