草加市議会 > 2020-02-28 >
令和 2年  2月 予算特別委員会−02月28日-03号

  • 742(/)
ツイート シェア
  1. 草加市議会 2020-02-28
    令和 2年  2月 予算特別委員会−02月28日-03号


    取得元: 草加市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和 2年  2月 予算特別委員会−02月28日-03号令和 2年  2月 予算特別委員会         令和2年草加市議会一般会計予算特別委員会会議録(第3回) ◇開会年月日  令和2年2月28日(金曜日) ◇開催の場所  第1・2委員会室 ◇付議事件   第7号議案 令和2年度草加市一般会計予算 午前10時00分開会 ◇出席委員 12名   井  手  大  喜   委員長          松  井  優 美 子   委員   金  井  俊  治   副委員長         吉  沢  哲  夫   委員   田  中  宣  光   委員           飯  塚  恭  代   委員   矢  部  正  平   委員           芝  野  勝  利   委員   石  田  恵  子   委員           鈴  木  由  和   委員   斉  藤  雄  二   委員           新  井  貞  夫   委員 ◇欠席委員  なし
    ◇説明のため出席した者   高  橋  知  之   自治文化部長       村  松     誠   生活支援課長   斉  藤  和  見   健康福祉部長       林     智  子   長寿支援課長   石  倉     一   市民生活部長       山  田  貴  裕   健康づくり課長   杉  浦  め ぐ み   自治文化部副部長     石  鍋     武   交通対策課長   今  野  禎  雄   健康福祉部副部長     小  関  隆  志   環境課長   森  田     健   みんなでまちづくり課長  山  田  賢  治   廃棄物資源課長   高  橋  浩 志 郎   産業振興課長       三  浦  健  一   市民課長   浅  川  俊  晴   スポーツ振興課長     後  藤  弘  造   くらし安全課長   伊  藤  寿  夫   福祉政策課長 ◇委員会に出席した議会事務局職員   岩  元  裕  志   書記           岡  崎     慧   書記   安  高  昌  輝   書記 ◇傍 聴 人  4名 午前10時00分開会 ○委員長 ただいまから一般会計予算特別委員会を開会いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 初めに、傍聴については、随時許可することにいたしますので、御了承願います。  ──────────◇────────── ○委員長 次に、審査順序についてですが、執行部から、新型コロナウイルス感染症への対応のため、子ども未来部及び教育委員会に係る審査は、本日は行わないこととしていただきたい旨の申入れがありました。  子ども未来部及び教育委員会に係る審査は、本日は行わないことにしたいと思いますが、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  ──────────◇────────── ○委員長 なお、本日の審査は、歳出中、自治文化部に係る部分からの審査となりますので、よろしくお願いいたします。  ──────────◇────────── ○委員長 自治文化部に係る部分の審査を行います。  初めに、自治文化部の予算概要について総括説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、自治文化部の令和2年度当初予算の概要につきまして御説明を申し上げます。  令和2年度における自治文化部の人件費を除く予算総額は18億3,801万8,000円で、前年度と比較いたしますと12億965万5,000円の減、率にして39.7%の減でございます。  令和2年度予算の総括的な概要でございますが、令和元年度に引き続き市民との協働、連携により強い市民力と地域力の持ち味を生かしながら、結束力を高める事業を展開し、第四次草加市総合振興計画基本構想における草加の将来都市像である、快適都市草加、地域の豊かさの創出の実現を目指すとともに、重点テーマである持続可能性の向上、ブランド力の向上並びにコミュニティ力の向上に取り組んでまいります。  それでは、令和2年度予算の主な内容につきまして御説明を申し上げます。  まず、2款1項総務管理費のうち自治文化部にかかわる部分につきましては、コミュニティセンター等の修繕や改修を計画的に行い、施設の適正な維持管理を確保するとともに、地域コミュニティの核である町会・自治会や市民団体の主体的な活動を支援し、市民同士、また市民と行政の結束力の強化につながるよう連携を深め、事業を進めてまいります。  次に、2款8項スポーツ振興費につきましては、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催にあわせ、機運醸成事業を行うとともに、7月8日に「おくのほそ道の風景地 草加松原」において開催されます聖火リレーの運営やパラリンピックコロンビア水泳選手団のホストタウンとして、選手たちのおもてなしや市民との交流事業を行い、半世紀ぶりに東京で開催されるオリンピック・パラリンピックを契機としたスポーツ振興を行ってまいります。  また、体育施設の管理運営や(仮称)松原テニスコートの整備など、引き続き草加市スポーツ推進基本方針に定めた、だれもが、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに取り組める環境づくりを目指してまいります。  次に、2款9項文化観光費につきましては、文化会館やアコスホールの施設の更新や改修を初め、市民の文化活動と草加らしい文化芸術の振興を促すために、おくのほそ道草加松原国際俳句大会事業に取り組んでまいります。  また、本年7月に始まる東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会にあわせ、市外からお越しになる方に草加市の魅力を知っていただけるよう、第二次草加市観光基本計画に掲げるおもてなしの心が息づく観光の実現を目指し、「おくのほそ道の風景地 草加松原」の魅力をさらに高め、ブランド力の向上に向けた観光施策に取り組んでまいります。  次に、6款1項農業費のうち自治文化部にかかわる部分につきましては、草加市の都市農業を持続的に発展させ、都市農業の振興に向けた環境整備が推進できるよう、都市農業振興課を設置し、新たに策定する草加市都市農業振興基本計画に基づき、事業を進めてまいります。  次に、7款1項商工費のうち自治文化部にかかわる部分につきましては、民間主導、公民連携によるリノベーションまちづくりを推進し、引き続き草加駅東口周辺のにぎわいを創出するとともに、足立区花畑への文教大学進出を契機としたにぎわい創出につながるよう、谷塚駅周辺への展開を進めてまいります。  また、改定作業を進めている草加市産業新成長戦略に基づき、引き続き創業支援の充実や、草加モノづくりブランド認定制度の活用、市内における労働力創出や産業デザイン力向上支援など、市内産業の直面する経営課題の解決を推進するほか、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のホストタウンとしてコロンビアのパラリンピック水泳競技選手団を受け入れることに伴い、コロンビア産コーヒーとのコラボレーションによる商店街活性化事業を進めてまいります。  また、草加の地場産業を代表する草加せんべいのブランド価値向上や販売促進を支援するなど、域内経済循環の活性化と域外収支の改善につながる産業の育成を推進してまいります。  以上が自治文化部における令和2年度予算の主な内容でございますが、そのほかにもこれまで継続して実施してきた事業をより一層効果的・効率的に推進するための予算を計上させていただいたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の総括説明が終わりました。  次に、2款1項総務管理費のうち自治文化部に係る部分の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、2款1項総務管理費のうち自治文化部にかかわります部分について御説明を申し上げます。  11目市民協働費について御説明します。  11目市民協働費につきましては6事業で、予算額は3億2,480万2,000円でございます。前年度と比較しますと2,990万9,000円、率にして10.1%の増となっております。増額となった主な理由としましては、コミュニティセンターの改修工事費の増によるものでございます。  主な内容としましては、コミュニティセンターなどの管理運営委託料、町会や自治会等の自治協力団体や草加市コミュニティ協議会などに対する補助並びに自主的なまちづくり活動草加ふささら祭りなどを主催する市民団体への助成、市民活動センターの管理運営に要する経費でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  町会・自治会活動促進事業自治協力団体補助金が前年度と比べて増額されておりますけれども、この内容についてお伺いいたします。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 自治協力団体補助金の増額の理由でございますが、自治協力団体補助金につきましては、地域の特徴や特性を生かした活動を活発に行う町会・自治会に対しまして財政的な支援を行いまして、住みよいまちづくり、地域コミュニティづくりに寄与するものでございます。  この補助金の内訳としましては、地域振興協力額と行政文書の回覧・配布の協力額からなっておりますが、このうちの行政文書の回覧・配布協力額につきまして、草加市の町会連合会から配布に係る回覧に係ります回覧板の用意など経費負担があるため増額の要望がございまして、これまで1世帯当たり170円でありましたが、そこを経費分としまして30円増額しまして200円としております。そのため、総額で2,581万5,000円、令和元年度費で161万5,000円増となっているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  町会に加入されている世帯数で30円アップということなんですけれども、加入されている世帯というのは、現状で何世帯でこの予算は見積もられているんでしょうか。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 令和2年度1月現在の町会・自治会の加入世帯でございますが、現在のところ5万9,118世帯でございます。予算の上では今後の町会加入の増加を見込みまして6万世帯で積算させていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  町会会館等建設事業補助金、令和2年度予定されている町会はどこなのか、また内容とあと補助率、何分の何になっているのか伺います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 町会会館等建設事業補助金についてでございますが、こちらにつきましては、あらかじめ町会から町会会館等の建設改修につきまして相談があったものでございます。  内容としましては、谷塚みどり町会の防災倉庫の建設、こちらにつきまして28万1,000円、それから稲荷南町会の空調設備の改修につきまして26万8,000円、弁天町会の外壁の改修で13万円、草加五丁目会の防災倉庫の外壁改修に25万円、そのほか対象とする町会は現時点ございませんが、空調設備の設置の相談が各町会さんからございますので、それにつきまして4件80万円を見込んでいるものでございます。  補助率につきましては、本事業は40万円の事業に対しまして、その対象経費の4分の1以内、500万円を上限に補助しているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  じゃ、次にコミュニティセンター管理事業についてお伺いします。  コミュニティセンター改修工事費が計上されておりますけれども、この内容とあと利用者の制限などがあればお伺いします。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 コミュニティセンター改修工事費の内容でございます。  令和2年度のコミュニティセンターの改修工事につきましては、八幡コミュニティセンターにつきまして、2件工事を予定しております。一つ目が八幡コミュニティセンターの外壁の改修工事でございます。もう一つが同じく八幡コミュニティセンターの空調設備の改修工事でございます。  利用者の制限につきましては、現時点では工事の実施時期ですとか、工事の工法などを公共建築課と検討を進めているところではございますが、利用者の皆様にはなるべく影響がないように工事を進めたいと考えているところでございますが、安全面、それから工事期間中に空調が使えないとか、そういった制限がございますので、必要に応じて最大で3カ月程度の休館を設ける必要があるものというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  八幡コミュニティセンターの空調について、3カ月休む可能性があるということなんですけれども、これいつごろ、工事の時期というものはわかるのでしょうか。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 工事時期につきましては、発注を含めまして公共建築課と協議しながら進めていきたいと考えておりますが、新年度になりまして工事発注しますと、例年ですと秋頃の工事、11月前後の工事になるかというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  現状において空調は使える状況であるのか、空調の工事ということで多分不具合が生じているのかなと思うんですけれども、夏場は問題なく使える状態なのか、その辺ちょっと確認しておきたいと思います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 八幡コミュニティセンターの空調設備につきましては、前回の改修工事が平成16年に行われておりまして、前回の改修から15年が経過しております。この間、不具合とかそういったものにつきましては、修繕で対応しておりましたが、耐用年数も過ぎておりますので、計画的な設備の更新工事を行う必要がございまして、今回実施するものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  じゃ、次にふるさとにぎわい創造事業についてお伺いします。  昨年度も令和元年度の予算にはありました宿場まつり、また花火大会の予算がなくなっておりますけれども、この理由についてお伺いいたします。
    ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 花火大会と草加宿場まつりでございますが、昨年度予算計上させていただいておりますが、令和2年度につきましては、オリンピック等の都合によりまして、花火大会につきましては開催がない予定でございますので、予算計上はございません。  草加宿場まつりにつきましては、実行委員会のほうで日程の変更を検討しておりまして、令和3年度の6月に現在のところ開催の予定でございまして、令和2年度につきましての開催はございません。そのため、予算計上はしていないところでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  よさこいサンバフェスティバルに関しては、夏の時期に毎年行われておりますけれども、オリンピックの時期の直前というか、重なる部分があるかと思うんですけれども、これは中止ではないということですね。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 よさこいサンバフェスティバルにつきましては、例年7月に開催しておりましたが、こちらにつきましてもオリンピックの開催と重なってしまうということで、警察等の警備の都合から令和2年度につきましては5月の開催で今のところ実行委員会のほうでは検討を進めているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  飯塚委員。 ◆飯塚 委員  草加ふささら祭りについても、今年度開催日程が変更していると思いますけれども、予定されている日程と変更した理由について伺いたいと思います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 草加ふささら祭りについてでございます。  こちらにつきましては、昨年11月3日に開催しておりましたが、令和2年度につきましては、これまで実行委員会の検討の中で令和2年度は10月18日の開催で予定しているものでございます。  理由としましては、草加ふささら祭りにおいても11月3日、例年商工会議所まつりがまつばら綾瀬川公園で行われますけれども、草加ふささら祭りについてもまつばら綾瀬川公園を利用した催しを計画したいということで、日程が重ならない日程ということで10月に変更しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  これまでよりも規模を広げてやるということなんでしょうか。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 催しの内容ですとか、具体的なところはこれからの実行委員会での検討になりますが、例年よりは規模を広げた形になるというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  ふささら祭りについて、開催日程が2日間であったり、1日になったりということがあるんですけれども、開催日程が短縮されても予算額が一緒なわけです、いつも。その理由についてちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 市制60周年の記念のおととしにつきましては2日間の開催で、令和元年度につきましては1日の開催でございましたが、基本的に市からの助成額につきましては同額で実行委員会のほうにはお願いしております。  助成額につきましては、今後のお祭りに係る経費、それからいろいろ協賛金などもございますので、そういった協賛金の収入の様子ですとか、繰越金がどのぐらい発生するかとか、そういった点を考慮しながら実行委員会と助成額については、今後減額するとか、そういったところも含めまして検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  田中委員。 ◆田中 委員  表彰事業についてちょっとお聞きしたいんですけれども、参考資料に書いてありますけれども、もう少し詳しく対象人数とか、あと選考方法なんかがわかれば教えていただきたいと思います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 表彰事業についてでございます。  こちら予算の中では草加市の文化賞の表彰、それから草加市の市政功労表彰に係る費用を計上させていただいております。  文化賞につきましては、お一人の方を対象とした予算でございまして、市政功労表彰につきましては、予算上は120人を予定した予算となっております。  それから、選考の方法についてでございますが、文化賞につきましては、まず市内の文化、スポーツ関係、それから市の全庁からの内申に基づきまして選考委員会を開きまして、その選考を経て、最終的に市長が決定するものでございます。  それから、市政功労表彰につきましては、市の各部局からの内申に基づきまして、草加市表彰審査委員会の審査を経まして、最終的に市長が決定しているというものでございます。  以上でございます。 ○委員長 田中委員。 ◆田中 委員  表彰のスケジュールというか時期を教えていただきたいと思います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 表彰の時期でございますが、文化賞につきましては例年11月頃を予定しておりますが、令和元年度につきましては1月の表彰となっております。  市政功労表彰につきましては、例年1月から2月の間の表彰を実施しております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款1項のうち自治文化部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、2款7項市民安全費のうち自治文化部に係る部分の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 2款7項市民安全費のうち、自治文化部にかかわる部分について御説明を申し上げます。  6目放射線対策費でございます。  6目放射線対策費につきましては、都市農業振興課が所管します放射線対策事業で、予算額は前年度と同額の1万円でございます。  内容としましては、農産物の安心・安全を確保するために農業者が自主的に行う放射性物質検査に対する補助金でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款7項のうち自治文化部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、2款8項スポーツ振興費の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 2款8項スポーツ振興費につきまして御説明を申し上げます。  1目スポーツ振興費につきましては5事業で、予算額は7億1,438万4,000円でございます。前年度と比較いたしますと1億4,619万4,000円、率にして25.7%の増となっております。増額となった主な理由としましては、本市の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関連する取り組みに要する費用や(仮称)松原テニスコート整備に要する費用などの増によるものでございます。  主な内容としましては、草加市オリンピック・パラリンピック推進委員会に支出する補助金や(仮称)松原テニスコート整備工事、体育施設等の管理運営、スポーツフェスティバル、市民体育祭などの大会開催にかかわる委託料、ロードレース大会実行委員会や全国大会等の参加にかかわる補助金、学校施設や地域グラウンド等の管理運営、スポーツ指導者の要請やスポーツ団体の育成、スポーツによる健康づくり事業の開催や健康づくりを推進している団体への助成などに要する経費でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  スポーツ振興事業の温水プール建替実施設計委託料なんですが、令和2年度の内容と今後のスケジュールについてお伺いいたします。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 温水プール建替実施設計業務委託でございますけれども、こちらは本年度と令和2年度にかけての継続費として設定させていただいているものでございまして、工期につきましては、本年度第4四半期から令和3年3月、令和2年度いっぱい、13カ月ほどの工期を想定しております。  設計業務のスケジュールにつきましては、今年度来年度をかけて実施設計業務を行うものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  その下にあります松原テニスコート設置工事費、こちらは工事でございますので、今後のスケジュールをお伺いいたします。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 松原テニスコート設置工事費のスケジュールでございますけれども、こちらは今回の議会に上程させていただいておりますけれども、令和2年度、令和3年度の2カ年で工事を行う予定でございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  令和2年度、令和3年度で市民の皆様にはいつごろ使えるようになる施設でしょうか。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 令和2年度、令和3年度かけて工事を進めていく予定でございますけれども、令和3年度中の供用開始を目指して進めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、オリンピック・パラリンピック事業4,339万6,000円がついていますけれども、この事業内容をお伺いいたします。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 オリパラ推進委員会補助金の内容でございますけれども、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けまして、次世代を担う子どもたちに将来に語り継がれるような本市ならではの取り組みを行うために、市と市民が一丸となりまして実現することを目的といたしまして、関係団体からの推薦者を委員といたしまして、草加市オリンピック・パラリンピック推進委員会を設立いたしまして、この委員会で実施するオリンピック・パラリンピック関連事業に対して市が補助金を支出するものでございます。  主な事業内容といたしましては、聖火リレー実施事業として、聖火リレーの出発式会場やコースの設営及び警備、あと出発式会場のセレモニーなどを行うとともに、選手応援事業として今年度に引き続いてコロンビアパラリンピック水泳選手団の事前合宿の誘致、パブリックビューイングの実施などを行います。  また、文化教育事業として、市内小・中学校の児童・生徒を対象としてオリンピック・パラリンピック関連のリーフレットを作成いたしまして、オリンピック・パラリンピック教育などの実施を行うものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、学校体育施設・地域グラウンド開放事業ですが、江戸川広域運動公園維持管理負担金とございます。江戸川のグラウンド、台風被害でしばらく使えていない状況だと思いますけれども、令和2年度はいつから使えるようになるんでしょうか。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 こちらは昨年10月の台風19号で大きな被害を受けまして、残念ながら今、復旧途中でございます。今、作業を進めているところですけれども、令和2年4月1日からの供用開始を目指して、今、作業をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款8項に対する質疑を終了いたします。  次に、2款9項文化観光費の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、2款9項文化観光費につきまして御説明を申し上げます。
     2款9項文化観光費につきましては7事業で、予算額は4億3,558万6,000円でございます。前年度と比較して1億6,691万2,000円、率にして27.7%の減となっております。  初めに、1目文化振興費につきましては4事業で、予算額は4億345万8,000円でございます。前年度と比較しますと1億6,413万4,000円、率にして28.9%の減となっております。減額となった主な理由としましては、アコスホール及び草加市文化会館の改修に係る経費などが減額となったことによるものでございます。  主な内容としましては、アコスホールや草加市文化会館の管理運営委託料を初め、アコスホールや文化会館の改修工事及びおくのほそ道草加松原国際俳句大会並びに国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」展、華道展などの開催に要する経費でございます。  次に、2目観光費につきましては1事業で、予算額は2,802万円でございます。前年度と比較しますと25万6,000円、率にして0.9%の増となっております。  主な内容としましては、国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」のPRに要する経費をはじめ、本市の観光推進に向けた観光協会や神明庵運営協議会の補助等に要する経費でございます。  次に、3目国際・都市山村交流費につきましては2事業で、予算額は410万8,000円でございます。前年度と比較しますと303万4,000円、率にして42.5%の減となっております。減額となった主な理由としましては、カーソン市青少年使節団受け入れ事業などが減額となったものによるものでございます。  主な内容としましては、国際姉妹都市などとの交流に関わる経費をはじめ、姉妹都市である福島県昭和村との交流事業に要する経費でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  文化会館維持管理・芸術文化振興事業ですが、文化会館関連の工事費が3本計上されております。この内容と利用者への影響などはあるのか伺います。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  文化会館の工事の内容について御説明申し上げます。  まず、空調設備改修工事でございますが、ホール棟の舞台事務所、楽屋、コミュニティ棟の伝統産業展示室、実習室、図書資料室などの空調設備を改修するものでございます。  次に、防火設備設置工事でございますが、今年度に実施しております法適合改修設計事業における設計を受けて、令和2年度に工事を行うものでございます。ホール棟舞台裏の階段に防火壁と防火扉を設置すること、コミュニティ棟伝統産業展示室入り口に防火シャッターを設置することなどを予定しております。  次に、コミュニティ棟テラス・ピロティ等防水工事でございますが、こちらのほうは昨年10月に発生しました台風19号とその後の大雨のときにかなりの量の雨漏りがありまして、ピロティの天井石膏ボードの一部が崩れそうになるほどぬれてしまって、雨漏りがしたという状況がございまして、それを受けて防水、排水設備を再確認いたしましたところ、一部排水機能がないことが判明したため整備し直すものでございます。  こちらのうち、コミュニティ棟テラス・ピロティ等防水工事につきましては、市民の安全確保というところも含めまして、できるだけ早いうちに、梅雨の前に行いたいと思っておりますが、空調設備改修工事と防火設備設置工事につきましては、令和3年1月から3月を予定しておりまして、その期間、ホール棟、コミュニティ棟の貸館業務を制限させていただく予定で考えております。  市民の皆様には今年度同様御不便をおかけいたしますが、アコスホールや中央公民館等の施設を御利用いただくようお願いしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、奥の細道・芭蕉企画事業、こちら令和2年度の主な事業内容についてお伺いいたします。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  奥の細道の事業についてでございますが、大きく三つございます。  まず一つ目でございますが、「おくのほそ道の風景地 草加松原」国際俳句大会を行いたいと考えております。  こちらは令和元年度、今年度国際俳句大会として、日本語俳句部門と外国語部門で、全世界にインターネット等で募集をして選考をしまして、先日、等賞等を決定させていただいたところでございますが、令和2年度につきましては、入賞者の表彰や選者の先生による吟行、講演などを行うイベントを開催する予定でございます。予定としましては、松尾芭蕉が深川を旅立った日と言われております5月16日に漸草庵を含む文化会館で開催したいと考えているものでございます。  二つ目でございますが、奥の細道文学賞、ドナルド・キーン賞の選考を行っていく予定でおります。  こちらにつきましては、令和元年度、本年度文学賞の作品を募集いたしましたが、令和2年度につきましては、第1次選考、第2次選考、最終選考という形で選考を行っていく予定でございます。  三つ目でございますが、こちらは毎年行っているところでございますが、全国の奥の細道に関連する自治体や団体が集まって奥の細道サミットを行っておりますが、こちらに参加をしていきたいと考えているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、文化芸術活動推進事業、こちら900万円ほど増額となっていますけれども、主な事業内容についてお伺いいたします。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  文化芸術活動推進事業が増額となっている主な理由でございます。  理由としては大きく二つございまして、一つ目が草加松原展という美術展を開催していくというものでございます。二つ目といたしましては、今年度まで観光推進事業に位置づけておりました初笑い草加演芸会の事業を文化芸術活動に位置づけて事務事業を移行したというところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  まず、神明庵運営協議会助成金、これ449万1,000円補助をされておりますね。全体の運営費はどのくらいだったのでしょうか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  令和元年度の事業予算ということでお答え申し上げます。  草加宿神明庵運営協議会の全体予算としては717万円が計上されているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、この449万1,000円もやっぱりそのぐらいかかるであろうという形で、これは補助金を計上したわけですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  こちらは草加宿神明庵、芭蕉庵の運営に要する費用でございまして、消耗品や光熱費、Wi−Fi通信費、ボランティアさんに対する謝礼金等々運営に必要と考えておりまして、その分を交付しようとするものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、先ほどの元年度の補助金を出して、全体で717万円かかったと。今年の場合には、449万1,000円という形で、例年このぐらいずっと推移して補助金を支出をしたということなんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  補助金額の推移という形でお答えをさせていただきたいと思います。  平成29年度までは運営に係る消耗品等の経費を対象として補助金を交付させていただいておりましたが、平成30年度からボランティアスタッフさんの謝礼金というところも補助対象とさせていただく、また、平成30年度から芭蕉庵の開設、オープンということで対象経費もさらに増額することを見込みまして、平成30年度から449万1,000円の予算を計上させていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  それから、都市山村交流推進事業の内容ですけれども、これをちょっと説明していただきたいというふうに思います。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  都市山村交流推進事業の内容でございます。  市内で体験できない四季折々の自然や生活を体験する機会を市民に提供し、市民生活をより豊かにするため昭和村との交流事業を行っていくものでございます。  内容でございますが、年3回、春、秋、冬の昭和村体験ツアー、宿泊補助による草加市民の自主的な昭和村訪問や交流事業、からむし織の里フェアへの参加、令和2年度につきましては、姉妹都市提携10周年を迎える年でございますので、この10周年の記念事業を行ってまいりたいと思います。  そのほか、年6回、昭和村から昭和村の産物を持って売りに来てくれますので、春の味覚フェア、田舎の野菜便などの事業を行っていくものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  皆様も御案内のとおり、市長の問題で大問題になったところです。大変恥ずかしい話なんでありますけれども、実は宿泊費の補助金、これについては、積算はどのように考えたらいいんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  こちらは草加市民を対象として宿泊に対しての補助金を交付するものでございますが、お一人当たり1泊、宿泊補助として2,000円を交付させていただくものでございます。1泊1人当たり2,000円の補助金を250人の方を対象として予定しているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  これはどういう判断でこういう市民に対して補助をするという基準を作って、補助をするようになったんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  この宿泊補助は今年度から始めさせていただいているものでございますが、昨年度までは春、秋、冬の1泊2日の宿泊ツアーを市のほうで事業として行ったり、日帰りツアーを行ったりという形で草加市民を昭和村にお連れするというような内容のものを行っておりました。  そういったものを行う中で、草加市民の方々に少しずつですが昭和村のよさ、昭和村がとてもいいところであるというような認識を持っていただいたというふうに考えておりますので、今年度からは市民の方に自主的に行っていただきたいということを考えまして、このような補助制度を設けたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  あなたのほうは課としては、これは教育委員会のほうなのか、子どもさんのほうは、教育委員会のほうですね。これは後で聞きます。  大分、山村交流について力を入れているようでありますけれども、評判はどうなんですか。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  昭和村を訪れた方からは、非常にいいところである、また行きたいというような御意見をいただいておりまして、参考までに今年度の補助金の交付実績でございますが、令和2年1月20日現在で交付決定数25件、延べ宿泊者数101人、執行額が20万2,000円というような状況でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  なぜ、私がそれ聞くかというと、うちの女房なんかも言っているんです。評判の問題についていうと、二度と行きたくないと、蚊は出るし、衛生的にもよくないし、何でこういうのに力を入れるんですかという話になるんですよ。  要するに補助金まで出して、なぜ泊まってもらう必要があるんですか。  だから、私は聞いているんですよ。何も山村交流したからといって、一都市に対してそういうような形でやるのはいかがなものかと、こういうふうに私は思っているんで、個人的に。だから聞くんですよ。住民の代表としてそこまでやるかと。  補助金を出さないで、それでやってみて、そしてどうにもならないんだとこういう形で、そして補助金をいかがですかというなら話はわかるけれども、今年からいきなり入れちゃって、行ってもらうことを前提でもっと知ってもらうんだという形はいかがなものかなと、こういうふうに思っているんです。  だから、この補助金については、これはどういう形で決まったんですか。決まり方としては、その辺を一つお願いします。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  今でもやっておりますが、1年間のうちに昭和村の体験ツアーという形で市民の方を昭和村のほうにお連れさせていただいております。  昭和村のほうでさまざまな農作物の収穫体験ですとか、自然にふれる体験等をしていただいている中で、行かれた方からはまた行きたい、とてもいいところだという意見を多数いただいているところでございます。ただ、一方で昭和村のそういう今、衛生的なというお話をいただきましたが、あまりお好きではないという方もいらっしゃるのは事実かなというところは、認識はしているところでございます。  ただ、やはり草加市にはないものを昭和村は持っておりますので、例えば今年は少ないですが雪がたくさん降って、雪まつりを毎年楽しみにしている市民の方もいらっしゃいますし、補助制度を始めたときに毎年昭和村の雪景色、雪遊びが大好きで、お子さんが行きたいとおっしゃっているというような御家族の方も何組かお申し込みにいらしているというような状況もございますので、今、委員さんがおっしゃられたような御意見もあるかと思いますが、今後もさまざまな御意見をいただく中で、やり方については検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  予算をこういうような形でつけて、そして草加市もプラス、向こうもプラスという形になるんなら、それはいいんですよ。いいけれども、どうも無理やりにこういう形で、例えばの話が広報等の発行の委託料だとか、いろいろこうやって一つのところに対して金をつけて、そしてやるのはいかがなものかと、こういうふうに考えているんですよ。そういう課があるから、あなた方が仕事でやるのかもわからないけれども、やっぱり草加市というのは、広範囲である中で、いろいろな人がいろいろなところに住んでいるわけ、それを合意形成をしながら、そして市役所が主導権を取って、そしていいものを施策として上げて、そしてやるんなら、これはいいというふうに私は思っているんです。  でも、最近、とにかくここのところに力を入れ過ぎると、こういうふうに私は思っているんですよ、だから言っているんですよ。それじゃなかったら取り上げませんよ、こんなことは。  先ほど言うけれども、二度と再び行きたくないと、こういうことまで言われていて、黙っているわけにはいかないんですよ。あなた方、真剣に聞いて。  だから、今後きちっと精査をして、予算を活用するんだったならばいいけれども、予算計上して、それで執行するにはいい方向でやってもらわなくちゃしようがないというふうに私は思っています。  もう1回答弁してください。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  委員さんのおっしゃることも大事な御意見だと思いますので、肝に銘じたいと思います。  それと、昭和村の村の職員のほう、それから住民のほうからもこの補助制度を使って草加市民の方が昭和村を訪れる機会がふえたということで、それでよかったというような御意見もいただいておりますし、特に昭和村の職員の方からは、市の事業として行きますと、草加市民の方が滞在する時間も非常に短い限られた中での対応になるということと、それから村の職員の手間も非常に大変なものになるというような状況もございますので、市民の自主的な宿泊というところは、非常にありがたいというような言葉もいただいております。  さまざまな御意見がありますので、今後いろんな御意見を伺いながら、昭和村とも話し合いながら検討してまいりたいと思います。
     以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  田中委員。 ◆田中 委員  都市山村交流推進事業でお聞きしたいんですけれども、少額なんですけれども、広報紙等配布委託料、これは草加市の広報紙を昭和村で配るということでよろしいんですかね。 ○委員長 杉浦自治文化部副部長。 ◎杉浦 自治文化部副部長  こちらは姉妹都市提携10周年というところがございますので、昭和村の御紹介等々を含めて草加市の広報「そうか」に草加市民の方に昭和村との交流の歩みですとか、10周年を迎えたというようなお知らせですとか、そういったことを特集号にして配布をするものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款9項に対する質疑を終了いたします。  次に、6款1項農業費のうち自治文化部に係る部分の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 6款1項農業費のうち自治文化部に係る部分につきまして御説明を申し上げます。  6款1項農業費のうち自治文化部にかかわる部分は、3目農業振興費と4目農地費で、予算額は2,461万9,000円でございます。前年度と比較しますと1,725万1,000円、率にして41.2%の減となっております。  初めに、3目農業振興費につきましては3事業で、予算額は1,247万9,000円でございます。前年度と比較しますと561万2,000円、率にして31.0%の減となっております。減額となった主な理由としましては、草加市都市農業振興基本計画策定業務委託料が皆減となったことによるものでございます。  主な内容としましては、農業祭運営協議会を初め、農業振興協議会、草加の枝豆倶楽部、草加都市農業フェア実行委員会等への補助金のほか、都市農業振興基本計画に基づくリーディングプロジェクトとして、地場農産物使用飲食店PR品作成業務委託料などを新たに計上したものでございます。  次に、4目農地費につきましては1事業で、予算額は1,214万円でございます。前年度と比較しますと1,163万9,000円、率にして48.9%の減でございます。減額となった主な理由としましては、農業用水路の整備工事費が皆減となったことによるものでございます。  主な内容としましては、農業用水路の維持管理や設備修繕に要する経費のほか、農業用水路を広域的に管理する関係団体への負担金等でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  都市農業育成・共生支援事業についてお伺いします。  今回新たに地場農産物使用飲食店PR品作成業務委託料など委託料が二つと、あと庭先販売施設改修等補助金が新たに計上されたと思いますが、この内容についてお伺いします。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 お答えいたします。  今おっしゃっていただきました3事業につきましては、現在今年度中の作成を進めております草加市都市農業振興基本計画を具現化していくために計画初年度にまず着手すべき事業を盛り込んだものでございます。  具体的には計画に掲げた方針に基づきまして、地産地消を推進する仕組みの創出と都市農業を未来につなぐ農業者の取り組みを支援していこうという観点から優先度の高い事業を盛り込んだというところでございますが、具体的な内容を御説明申し上げますと、まず地場農産物使用飲食店PR品作成業務委託料につきましては、地場農産物を使っていただいている飲食店などをPRすることで、農家さんと飲食店等のマッチングを促進するとともに、市民の皆様が地場農産物にふれる機会をふやそうというものでございます。  具体的には市内飲食店等で表示する地元の農作物を使っているという表示する看板などを作成し、配布することを想定しております。  また、二つ目の都市農業ワンストップ窓口PRパンフ作成業務委託料でございますが、農家の皆様が営農の継続、農地維持に向けて適切な判断ができるよう新設されます都市農業振興課内にワンストップ窓口を設けていきたいと考えております。こちらにおきまして関係機関等と連携をしながら、親身に相談を承るとともに、農家さんや新規就農等のニーズの把握を行い、今後の施策に生かしていくに当たりまして、こういう窓口ができましたというパンフレットを作成しまして、配布していこうということで委託料を計上してございます。  最後になりますが、庭先販売施設改修等補助金でございますが、市内に69カ所現在ございます庭先販売農家さん、こちら地産地消のかなめというふうに認識をしております。こちらの庭先販売の継続に向けて、施設の改修ですとか、冷蔵ロッカーの設置、防犯カメラの設置などの機能強化、こういったことを支援するための補助事業となっておりまして、補助率2分の1、上限20万円の補助を初年度ということでモデル事業として3件分盛り込んでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  それと、あと草加市農業振興協議会補助金575万6,000円ですけれども、前年度270万円ということで、300万円増額されております。その理由について伺います。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 草加市農業振興協議会補助金の増額理由につきましてですが、まず草加市農業振興協議会の機能につきましては、農業技術等の向上のための蔬菜、花卉などの研究部会のほか、朝顔市、商工会議所まつり等に参加して地場産業のPRなどを行っていただいております。  このたび策定を進めております草加市都市農業振興基本計画に基づきまして、この農業振興協議会に多様な立場の皆様、特に商工団体や事業所の皆様の参画を得ながら、各種PR事業などを行っていくための協議体、プラットフォームとしての位置づけをこの協議会に持たせていきたいというふうに想定しております。  この観点から、これまでにおきましても農商工の連携の体制で推進をしていただいておりました草加都市農業フェア事業、それから草加の枝豆振興事業を引き続き多様な皆様の参画を得ながら、草加市農業振興協議会に集約するということで、当該実行委員会の補助金を草加市農業振興協議会補助金に一本化したということの増額でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、6款1項のうち自治文化部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、7款1項商工費のうち自治文化部に係る部分の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 7款1項商工費のうち自治文化部にかかわる部分につきまして御説明を申し上げます。  7款1項商工費のうち自治文化部にかかわる部分につきましては、2目商工振興費と皆減となったプレミアム付商品券事業費となります。予算額は3億3,859万9,000円でございます。前年度と比較して12億159万5,000円、率にして78.0%の減となっております。減額となった主な理由としましては、プレミアム付商品券事業が終了したことによるものでございます。  2目商工振興費につきましては8事業で、予算額は3億3,859万9,000円でございます。前年度と比較しますと135万5,000円、率にして0.4%の増となっております。増額となった主な理由としましては、地域経済活性化事業やふるさと納税推進関連経費等が減額となる一方で、商店街街路灯のLED化推進やコロンビア産コーヒーとのコラボレーション事業等の実施に伴い、商店街元気倍増事業が増額となったことによるものでございます。  主な内容としましては、草加駅及び谷塚駅周辺の市街地の活性化を推進するためのリノベーションまちづくり事業を初め、商店街のにぎわいづくり事業や草加商工会議所などに対する補助、草加モノづくりブランド認定制度の充実、関係団体と連携した市内における労働力創出や競争力ある商品、サービスなどの創出につなげる産業デザイン力向上支援並びにインターネットを活用した情報提供や商工業融資利子補給などによる中小企業への支援、リフォーム補助やモノづくりダイレクトセール、事業所等への設備投資支援を行う草加地域経済活性化事業実行委員会への補助のほか、創業支援や草加せんべい等の地場産業の振興促進に要する経費でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  商店街元気倍増事業で、グルメ等を活用した市内商店街活性化事業補助金、先ほど部長の御説明の中でコロンビアコーヒーというお話がありましたけれども、その辺の説明、もう少し具体的にいただいてよろしいでしょうか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 グルメ等を活用した市内商店街活性化事業補助金、増額理由にもつながってまいると思いますが、今年度オリンピック・パラリンピックの開催に伴いまして、コロンビア選手団事前キャンプ地として選んでいただいております。このコロンビア選手団の歓迎機運を生かしながら、コロンビアコーヒーとのコラボレーション事業ということで、市内の飲食店、それから菓子店、小売店などにぜひコロンビアコーヒーを扱っていただきながら、こちらをお客様に回っていただくスタンプラリー、こういったものを通じてコロンビアの歓迎機運を活用しながらの商店街活性化事業、これをやってまいりたいというふうに考えております。  こちら、草加市商店連合事業協同組合さんが主体となっていただくことに関しての支援ということで考えております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  事業自体はよろしいかと思うんですけれども、スタンプラリーということで、いつごろからいつごろまで、期間です、1年を通してやるのか、それともオリンピック・パラリンピックの時期だけなのか伺いたいと思います。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 期間でございますが、今後草加市商店連合事業協同組合さんと相談をしながらというところになりますけれども、やはりオリンピックの開催時期、パラリンピック開催時期、その事前の部分でやっていくことがPR効果も大きくなるだろうと考えておりますので、6月、7月ごろを考えております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  コロンビアコーヒーなんですけれども、スイーツとか飲食店ということで、草加市商店連合事業協同組合さんのほうで考えられている商品開発というのは、どの程度まで具体的になっているのか、わかる範囲で結構ですので伺いたいかと思います。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 商品開発につきましては、まずは既存のコーヒー、通常のコーヒーですとか、コーヒーゼリーですとか、こういった既存の商品をまずPRするということを第一に考えながら、この機会に新たに開発をしたいというところについては、働きかけをしていきたいということでお話を伺っております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、商店街元気倍増事業補助金、こちら1,100万円ほど増額されております。この理由について伺います。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 商店街元気倍増事業補助金の増額の理由でございますが、新年度におきます各商店会さんの計画をお伺いする中で、大きな要素としては街路灯のLED化を予定されている商店街さんが2商店会さんありまして、こちらの補助事業ということで800万円ほど増額になっております。  また、各商店街さん等のにぎわいづくり事業の計画の中で、合計で272万円ほどの増額、これが大きな理由でございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  街路灯のLED化ということで、二つの商店会さんということで、差し支えなければお名前を伺いたいと思います。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 街路灯のLED化を想定しております二つの商店街でございますが、草加駅の西口の商店会さん、こちら既に一部街路灯をLED化しておりますが、残る街路灯についてのLED化を進められるということで伺っておりますし、もう一つが谷塚駅の東口のYESロード商店会さん、こちらの商店会を想定してございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、草加駅周辺等市街地活性化事業です。リノベーションまちづくりが行われているかと思いますが、新たな地域で行われるということで、これまでの進捗状況と令和2年度の計画、どのようになっているのかお伺いいたします。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 リノベーションまちづくりのこれまでの進捗状況と令和2年度の計画についてお答えいたします。  これまで講演会等を開催しながら旧日光街道沿道の草加駅東口周辺におきまして、事業の啓発、新たな担い手の発掘、育成を継続するとともに、特に令和元年度につきましては、平成30年度に開催をしました第3回リノベーションスクールの対象案件の事業化を支援いたしました。  こちらにつきましては、また11月末から12月にかけましては、新たな事業化及びエリア価値の向上を目指す公共空間のあり方も提案していこうということで第4回リノベーションスクールも開催しております。  令和元年度の具体的な事業化の成果としましては、平成30年度に開催しました第3回のリノベーションスクールの対象案件4案件のうち二つの案件が事業化し、これをもちまして過去3回のリノベーションスクールから合計9案件が事業化したところでございます。  さらに先ほど第4回の内容としまして、このようなコンテンツが次々生まれておりますので、これをエリア価値の向上につなげ、さらなるにぎわいを図っていこうということで、対象エリア内の道路空間の利活用について民間の方を中心に御提案を頂いたところでございます。  提案につきましては、歩きながら地域資源、地域のお店などにふれながら、愛着を深めていこうというイベントや社会実験を通じて、中心市街地の道路空間のあり方を歩行者目線で変えていこうという御提案でございまして、この提案を踏まえまして、市としましては受講生の皆様や地域の団体の皆様と連携を図りながら、今後の進め方について検討を行っているところでございます。  なお、新年度におきましてもこのように講演会等を開催しながら事業の啓発、新たな担い手の発掘育成、また事業を開始した家守会社のさらなる事業展開に向けた支援などをそうかリノベーションまちづくり協議会さんと連携をしながら継続をしつつ、対象エリアにつきましては、御案内のとおり、これまでの草加駅東口周辺の中心市街地に加えまして、足立区花畑への文教大学の進出を契機としたにぎわい創出につなげることを想定して、谷塚駅東口周辺への展開を開始し、新年度におきましても5回目となるリノベーションスクールを開催する予定でございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  今、御答弁にありました谷塚駅東口周辺、やっていただけるのは大変ありがたいんですけれども、範囲が大体東口といっても幅広いので、どのあたりか想定があるならば伺いたいと思います。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 範囲につきましては、今後詳細に地域に入りながら、いろいろ御相談をしてまいりたいと思っておりますが、文教大学からの通学路などを想定して考えていきますと、谷塚駅東口のYESロード商店街、ないしロータリー周辺のエリアというふうには、現時点では想定しております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、7款1項のうち自治文化部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、8款4項都市計画費のうち自治文化部に係る部分の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、8款4項都市計画費のうち自治文化部にかかわる部分につきまして御説明を申し上げます。
     8目今様草加宿事業推進費のうち自治文化部にかかわる事業は、文化観光課が所管します今様・草加宿推進事業で、予算額は前年度と同額の1万8,000円でございます。  主な内容としましては、関係機関との調整に要する旅費等の事務経費でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、8款4項のうち自治文化部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  以上で、自治文化部に係る部分の審査を終了いたします。  次に、健康福祉部に係る部分の審査を行います。  初めに、健康福祉部の予算概要について総括説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 令和2年度草加市一般会計予算に関する個々の説明に入ります前に、総括的に御説明をさせていただきます。  現在、本市におきましては急速な高齢化が進んでおり、高年者サービスだけでなく、生活保護、障がい者福祉、介護保険、医療保険などへも大きな影響が及んでおります。加えて高年者の介護予防、健康の維持増進、障がい者の自立支援など、取り組まなければならない事務事業は多岐にわたっており、本市の一般会計予算総額に占める健康福祉部の割合は人件費を除きますと27.9%となっております。  令和2年度予算編成に当たりましては、市民の皆様の生活を守り、地域福祉の向上を図るため、緊急性や必要性の高い事業を優先するとともに、将来への投資となるような予防や健康づくりなどにも留意して取り組んでまいりました。  一例として挙げますと、包括的な支援体制の構築としてコミュニティソーシャルワーカーを増員するとともに、庁内における横断的な相談支援体制を強化し、柿木町にある松楽苑の建て替えを踏まえた社会福祉施設エリアの調査を行います。また、つばさの森の利用者で自主的な通所が困難な方に対し、送迎サービスを開始いたします。そのほかにも、これまで継続して実施してきました事業をより一層推進するための経費を予算化させていただいたことにより、令和2年度の健康福祉部の予算総額は人件費を除きますと241億6,668万円となり、前年度と比較いたしまして16億6,647万9,000円、7.4%の増となっております。  以上でございます。 ○委員長 執行部の総括説明が終わりました。  次に、3款1項社会福祉費のうち健康福祉部に係る部分の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、3款1項社会福祉費につきまして御説明申し上げます。  社会福祉費につきましては、1目、2目、3目、4目、6目、7目、8目が健康福祉部の所管でございます。これらにつきましては、令和2年度予算額は130億1,029万6,000円、対前年度比では9億9,612万円、8.3%の増でございます。  最初に、1目福祉総務費について御説明いたします。  令和2年度予算額は1億2,036万5,000円、対前年度比では1,100万円、9.2%の増でございます。  内容といたしましては地域福祉活動推進事業など3事業でございます。  地域福祉活動推進事業では、主に民生委員・児童委員協議会を初め、福祉関係団体への事業補助や社会福祉活動センターの管理運営経費の委託を行うほか、地域福祉推進の取り組みといたしましてコミュニティソーシャルワーカーを配置する経費等でございます。  社会福祉法人運営事業につきましては、草加市社会福祉協議会の事業及び事務局運営費の一部に補助を行うものでございます。  社会福祉法人指導監査等関係事業は、社会福祉法人の設立認可及び指導監査等に関する事務執行上必要な経費を計上したものでございます。  次に、2目高年者福祉費について御説明いたします。  令和2年度予算額は30億973万9,000円、対前年度比では1億7,770万円、6.3%の増でございます。  内容は、老人施設入所委託事業など8事業でございます。  老人施設入所委託事業は、養護老人ホームへの委託料等の経費でございます。  高年者在宅生活支援サービス事業は、配食サービスや移送サービスなどのサービスを提供する経費でございます。  認知症検診事業は、認知症の早期発見や状況に応じた適切な治療につなげていくためのもので、健診委託料などの経費でございます。  その他、次期高年者プランを策定するための高年者プラン策定事業、高年者健康づくり推進事業、高年者団体支援事業、高年者敬老事業などを実施するための経費を計上しております。  また、後期高齢者医療広域連合事務事業では、後期高齢者医療制度の運営主体である埼玉県後期高齢者医療広域連合に対し、医療費の法定負担分及び運営に係る事務負担金を支払うとともに、被保険者の健康づくり支援といたしまして、健康診査や人間ドック等の助成を行うものでございます。  次に、3目介護保険費について御説明いたします。  人件費を除く令和2年度予算額は26億894万5,000円、対前年度比では2億9,829万5,000円、12.9%の増でございます。  内容は、介護保険特別会計繰出金など6事業でございます。  主な事業といたしましては、保険給付費の市の負担分などの介護保険特別会計に対する繰出金といたしまして23億8,493万2,000円を計上しております。  また、介護サービス利用者負担額補助事業は、利用者の独自軽減といたしまして、居宅サービス利用者及び介護老人福祉施設入所者のうち、保険料賦課に係る所得段階が第1段階から第3段階の方に対し、利用料の一部を補助し、利用者の負担軽減を図るものでございます。  次に、4目障害福祉費について御説明いたします。  令和2年度予算額は44億9,978万3,000円、対前年度比では5億9,479万4,000円、15.2%の増でございます。  内容といたしましては、自立生活支援事業など11事業でございます。  自立地域生活支援事業は、手話通訳者の派遣及びその養成を行う手話通訳者派遣養成事業、障がいのある方やその家族の方からの相談のほか、困難なケースへの対応など中核的な相談支援事業を実施し、相談支援体制の強化を図る基幹相談支援センター委託料、身体障害者日常生活用具の給付などに係る経費でございます。  自立支援給付事業は、障がいのある方が障がい福祉サービスを利用した際に必要となる費用や障がい福祉サービスに対するニーズを把握し、適切に利用するためのサービス利用計画を作成する費用などを給付するものでございます。  また、総合支援法施行事務は、次期障がい福祉計画を策定するための経費でございます。  次に、6目社会福祉施設費について御説明いたします。  令和2年度予算額は7億5,466万3,000円、対前年度比では2億5,388万9,000円、50.7%の増でございます。  内容は、社会福祉施設管理運営事業、社会福祉施設整備事業、障害社会福祉施設管理運営事業の3事業でございます。  社会福祉施設管理運営事業、障害社会福祉施設管理運営事業は、養護老人ホーム松楽苑、総合福祉センターであいの森、高年者福祉センターふれあいの里、在宅福祉センターきくの里、障害福祉サービス事業所つばさの森、障害者グループホームひまわりの郷及び障害者就労訓練農場の管理運営に要する経費でございます。  また、社会福祉施設整備事業は、地域密着型サービス事業所の開設を予定している事業者に、施設開所等に要する経費の一部を補助するものでございます。  次に、7目国民年金費について御説明いたします。  人件費を除く令和2年度予算額は774万8,000円、対前年度比では135万1,000円、21.1%の増でございます。  内容は、国民年金制度の推進の1事業でございまして、国民年金法に基づき法定受託事務を円滑に遂行し、年金制度の安定運営を図るものでございます。  次に、8目国民健康保険費について御説明いたします。  人件費を除く令和2年度予算額は20億905万3,000円、対前年度比では3億3,100万9,000円、14.1%の減でございます。  内容は、国民健康保険特別会計繰出金の1事業でございまして、法定の所要額等及び国民健康保険特別会計において歳入が歳出に対し不足する額を繰り出すものでございます。  3款1項社会福祉費につきましては以上でございます。どうぞ御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  石田委員。 ◆石田 委員  それでは、高年者在宅生活支援サービス全般について伺ってまいります。  高年者在宅生活支援サービス事業の各委託料について、令和2年度それぞれ増減があるようですが、主なものと増減理由についてお伺いいたします。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 高年者在宅生活支援サービス事業の各委託料の増減についてでございます。  主なものでございます。  初めに、予算額が増となっている主な委託料でございますが、まず配食サービスが366万8,000円の増額となっております。  また、生活管理指導短期宿泊委託料が78万5,000円の増額となっております。  増額の理由でございますが、配食サービスにつきましては平成30年度から複数の事業者から自由にお弁当を選んでいただけるようになったため、利用者が大幅に増加しておりまして、その実績を勘案して増額とさせていただいております。  生活管理指導短期宿泊サービスにつきましては、家族による虐待を受けている高齢者や身寄りがいなくて在宅生活が困難になる要介護認定を受けていない高齢者という方が非常にふえておりまして、利用件数が増加傾向にございます。そのため、平成30年度と令和元年度の利用実績を踏まえまして増額となったところでございます。  逆に、減額になった委託料についてでございますが、高年者・障害児(者)移送サービス委託料は45万7,000円の減額となってございます。これは、平成30年度と令和元年度の利用実績を基にいたしまして、平均利用件数を算出いたしまして、トータルで126件減ると見込んだところで、減額とさせていただいたものでございます。  1点、予算積算の方法を変更いたしましたものがございまして、サイドレール付きベッド購入費助成金についてでございます。この助成金は介護保険の福祉用具対応のうち、特殊寝台の利用対象とならない方が、サイドレールベッドを購入する際に、上限に2万5,000円の補助をするものでございますが、近年利用者がいない状況でございましたので、科目存置という形で積算を変更させていただいたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  次に、高年者プラン策定事業について、高年者プラン策定業務委託料566万5,000円が計上されていますが、令和2年度はどのようなことを行うのか、お伺いいたします。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 高年者プラン策定業務委託料の内容についてでございます。  こちらは令和元年度に実施いたしましたアンケート形式による介護予防・日常生活圏域ニーズ調査及び在宅介護実態調査の結果を踏まえまして、令和3年度から令和5年度までの3カ年を計画期間といたします第八次草加市高年者プランの具体的な策定に要する費用を委託料として計上しております。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  高年者敬老事業について、この敬老祝金の対象年齢と支給額、そして支給人数をそれぞれお示しください。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 敬老祝金についてでございます。  77歳、88歳、99歳の節目に祝い金を支給するものでございます。  令和2年度の各年齢ごとの支給額と支給人数についてでございますが、77歳は2万円を3,055人に支給いたします。合計が6,110万円です。88歳は3万円を853人に支給いたしまして、合計が2,559万円でございます。99歳は5万円を49人に支給いたしまして、合計245万円でございます。支給人数は合計で3,957人、支給額の合計は8,914万円となっております。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  障害者在宅生活支援サービス事業についてお伺いしますが、このおむつ支給委託料について、令和元年度当初予算と比較して193万3,000円の増額となった理由をお示しください。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  障害者在宅生活支援サービス事業のおむつ支給委託料が増額となった主な理由についてでございますが、これまで18歳未満の障がい児と18歳以上の障がい者等の一月当たりのおむつ支給枚数が異なっていたところでございます。このため令和2年度当初予算におきましては、在宅における障がい者の経済的負担の軽減を図ることを目的に、支給枚数と同一とするために1人当たりの支給単価を改定したことから、令和元年度当初予算と比較して増額となったものでございます。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  総合支援法施行事務について、これはどのような内容であるかをお示しください。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  総合支援法施行事務の事業内容についてでございますが、障害者総合支援法に基づきまして、平成29年度に策定をされました第5期草加市障がい福祉計画が令和2年度で計画期間が満了することに伴いまして、令和2年度当初予算につきましては、新たに令和3年度から令和5年度までの第6期草加市障がい福祉計画の策定に向けて業務委託を行うものでございます。  その予算の内訳についてでございますが、計画策定委員会の委員報酬としまして、報償費52万5,000円、基本計画策定委託料として225万8,000円、計画策定委員のうち視覚に障がいのある方のためのガイドヘルパー派遣委託料としまして4万8,000円などを計上をしたものでございます。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  次に、社会福祉施設管理運営事業についてですが、社会福祉施設エリア(柿木町)調査資料作成業務委託料、これが計上されておりますけれども、この内容についてお伺いいたします。 ○委員長 長寿支援課長。
    ◎長寿支援課長 社会福祉施設エリア(柿木町)調査資料作成業務委託の内容についてでございます。  こちらは建設後44年が経過している養護老人ホーム松楽苑の建て替えが喫緊の課題でございまして、高齢者福祉や障がい者福祉につきましても社会状況を鑑み、草加市としても積極的に推進していく必要がございます。そのため、松楽苑の建て替えの検討にあわせまして、都市計画マスタープランで社会福祉施設エリアに位置づけられております、であいの森周辺地におきまして、草加市として必要とされる社会福祉施設の精査を行うために、今回調査資料作成業務委託を行うものでございます。  委託の内容といたしましては、であいの森周辺地の現況測量ですとか、松楽苑を建て替える場合の規模の特定、それから候補地の選定、あわせて市内で必要とされる社会福祉施設の洗い出しなどを調査するものでございます。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  であいの森厨房エアコン改修工事費が計上されておりますが、この内容についてお伺いいたします。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 であいの森厨房エアコン改修工事の内容でございます。  であいの森の食堂の奥の厨房にございますエアコンが設置から26年経過する中で不具合が出ております。緊急的な対応ではもう部品の調達が間に合わないということでございまして、厨房内の4台を改修工事させていただくものでございます。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  そのエアコンの改修工事なんですけれども、これによって施設の利用に支障が生じないのかどうかお伺いいたします。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 であいの森の厨房では、施設の一般利用者への食堂の経営と、あわせてそこにございます地域支援活動センターの通所者への昼食の提供も行っております。そのため、実際の工事に当たりましては、受注者や指定管理者と協議をする中で、食道の営業時間終了後、例えば午後4時以降ですとか、土日などの時間を利用して、実際の作業を行っていこうというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  社会福祉施設整備事業について伺います。  令和2年度は社会福祉施設整備事業に地域密着型サービス等整備助成事業費等補助金、これが計上されておりますけれども、この内容についてお伺いいたします。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 地域密着型サービス等整備助成事業費等補助金の内容についてでございます。  この補助金は令和2年途中に地域密着型サービス事業所を開設する予定の事業者に対しまして、開設に要する費用の一部を補助するものでございます。  今年度、令和元年度に事業者の選定を行ったところでございまして、令和2年度に開所予定の地域密着型サービス事業所は、一つ目が定員29人以下の小規模な特別養護老人ホーム、こちらが1カ所でございます。そのほか、認知症高年者のグループホームが1カ所、それから定期巡回随時対応型訪問介護看護事業所が1カ所、看護小規模多機能型居宅介護事業所が1カ所、全部で4カ所開設でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井 委員  地域福祉活動推進事業のところをお聞きいたします。  ここで地域福祉連絡協議会に意見を聞きながらという説明がありますけれども、どういう形でどういう内容で意見を聞きながらという部分の開催をするのか。そして、頻度はどのぐらいやられるのか。そして、そこへ出席される地域福祉連絡協議会の方というのはどういう方なのかお伺いいたします。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 地域福祉連絡協議会についてでございますが、こちらにつきましては草加市の地域福祉を市民や関係機関とともに推進していくものでございまして、例えば現行であれば、地域福祉計画の素案の策定、今後ですが取り組みの進捗管理、評価、それからそのほかの計画等がございました場合には意見を聴取するものでございます。  開催期間につきましては、年2回、先ほど申し上げました対象者になる方は、関係機関、もしくは公募の市民等が対象となるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  地域福祉連絡協議会に御意見を聞きながらという形ですけれども、どういう形を取って開催をして、頻度のほうは年2回ということでしたけれども、そこへ出席される方をまたちょっと具体的にお示しいただきたいと思います。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 補足の説明をさせていただきます。申し訳ございません。  協議会のほうは委員12人をもって構成をさせていただいているものでございまして、具体的な関係者としましては、社会福祉関係者、知識経験者、それから地域市民団体等の代表者、それから公募による市民、4種類に分かれております。こういった方々に先ほど申し上げました内容につきまして、年2回集まっていただいて議論をしていただくものでございます。  よろしくお願いいたします。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  よくわかりましたので、御意見を聞きながらの内容に大変期待をしたいと思います。  それで、地域福祉活動推進事業の中のもう一つ避難行動要支援者支援計画に基づく名簿の作成等を行いますとありますけれども、昨年の時点で登録されている方が1,000名とお聞きしているんですが、高齢化が急激に進みまして、避難行動要支援者と思われる方が在宅で市内にたくさんおられるんですけれども、この事業といいますか、こういう登録をして支援をいただく段取りをしていただくんだということを周知されていない市民の方が非常に多くいらっしゃいまして、そういうのがあるんですかというお声が多いんです。  それで、要するにヘルパーさんやなんか入っているのとまた違う意味合いがありまして、非常に大事な事業であって、この登録というのはしっかりやっていただかなければ、これから高齢者とは言いませんけれども、障がい者の方も含めて命を守るという部分の大事な事業なんですが、令和2年度はどのぐらいの周知の部分と、それからどのぐらい名簿の登録をいただく予定でおりますでしょうか。お聞かせいただきたいと思います。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 令和2年度と直近の数字ということになりますが御了解いただけたらと思います。  今年1月31日現在で、平成29年度から実施している累計としましては、送付件数は4,378件、これに対しまして該当が先ほど委員さんがおっしゃっていただいた1,137件、また非該当に関しては1,641件、書類は上がってきましたが未記入の部分がある、もしくは未申請の方が1,600件ということで、1,600人の方が現在対象になってくるものと考えております。  また、在宅等に関しましては、施設入所の場合、住所が自宅に置いたまま入所ということがございますので、今後またそういった点についても精査できるところはしてまいりたいと思います。  送付に関しましては、先ほど申し上げました不備、未申請の方等を対象としました1,600件程度が目安になってくるものと考えております。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  本当に要支援者といわれる方でも結構施設入所の方もおられるし、在宅でという部分で、その辺の調査といいますか、その辺をしっかりやられていかないと、この登録までつながっていかないと思うんですが、令和2年度はどういう形でその辺の調査も含めて事業展開してくださる予定でおられるのかお聞きいたします。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 対象者の方はおっしゃっていただきましたように高年者、障がい者となります。  そうしますと、かかわっている段階、例えば介護保険事業者、もしくは障がい者の団体等、そういったところにお邪魔させていただいて会議の場で御周知させていただく中で、また委員さんがおっしゃっていただいた未登録の方等も含めて把握し直して、スポット的になってくる可能性はあると思いますが、できるだけ対象になる方で、現在埋もれている方を拾い上げるような方法、会議の場にお邪魔してそういった方をできるだけ把握したいと、そのように令和2年度においては考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  団体さんのほうへ出向かれてというのもとても大事なことで、口コミやなんかで広がるんですが、実際民生委員さんとか、そういう現場をやっていられる方へのやはり御協力のお願いといいますか、やっぱり在宅で拾えていない方が多いわけですよ。出前で行かれてお話しされているような方はむしろ登録している方が多いかもしれないんです。  だから、拾われない在宅の方たちを拾っていくという意味では、民生委員さんや現場を実際やられている方への御協力という部分ではいかがでしょうか。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 委員さんのおっしゃるとおりで民生委員、児童委員の役割として地域に住んでいる方の見守り活動がございます。その中で、民生委員自体が活動記録を残しておりますので、対象となる方について把握しておりますので、民生委員の理事会、もしくは調査研究委員会といった会議に参加させていただく中で、そういった情報についても引き続き集めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  飯塚委員。 ◆飯塚 委員  社会福祉施設費の中で、障がい福祉サービス事業所管理運営委託料で、つばさの森の送迎サービスが令和2年度からスタートすると思いますけれども、送迎サービスの内容と利用者がどのぐらいいらっしゃるのか伺いたいと思います。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  まず、つばさの森の送迎サービスにつきまして、その内容についてでございますが、こちらにつきましては隣接する生活介護事業所そよかぜの森の送迎バスにつばさの森の職員が同乗しまして、そよかぜの森の利用者と相乗りをする方法で送迎を予定しているところでございます。  こちらなんですけれども、本来であれば自主通所が望ましいというところなんですけれども、利用者の高齢化や障がいの重度化、また親などの介護者の方も高齢化をしまして、なかなか自主通所というのは難しいということになってきましたことから、サービスを開始するというところを考えております。  こちらにつきましては、指定管理を行っております社会福祉事業団と対象者や送迎ルートなどにつきまして詳細について協議をしてまいりたいと考えております。  あと、利用者、どのくらい対象となる方が何人くらいいるのかというところになりますけれども、まず対象となる方の条件といたしまして、おおむね50歳以上の方で身体障害者1級から3級、または療育手帳丸AからBの方で、かつ自主通所や介護者による送迎が困難な方ということなどとしております。  また、この条件に該当する方につきましては、施設の運営を委託している社会福祉事業団に確認をしましたところ、令和元年7月の時点では16人程度であると伺っております。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  送迎サービスについては、いつ頃からスタートする予定になっているのか伺いたいと思います。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  いつから送迎サービスを開始するかという御質問なんですけれども、こちらにつきましては、社会福祉事業団とまた今後詰めてまいりますが、4月からできれば開始をしたいということで予定をしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  地域福祉活動推進事業で、地域福祉推進委託料増額となっておりますが、この内容について伺います。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 こちらにつきましては、コミュニティソーシャルワーカーにつきまして、配置人数を2人から3人へと1人増員することによるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  10ブロック全てにこのコミュニティソーシャルワーカーを本来は配置すればいいと思うんですけれども、今回増員される1人というのはどういう立場の人なのか伺います。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 こちらにつきましては、コミュニティソーシャルワーカーの役割自体は2人、3人と人数的なところでは変更はございません。持ち地域に関しまして、今、委員さんがおっしゃっていただきましたように10圏域を3人でカバーするような形で、どこの地域においてもその役割を果たすように考えております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  市長の説明では、地域の生活課題等の解決に向けて庁内ソーシャルワーカーの設置及びコミュニティソーシャルワーカーを増員するというお話だったんですけれども、庁内ソーシャルワーカーというものと、この3人というのはまた別ということでしょうか。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 庁内ソーシャルワーカーにつきましては、課題としてはコミュニティソーシャルワーカーと共有する部分はございますが、同じく制度のはざまの中で課を横断したり、部を横断するものに関しまして庁内で連携を取って、市としての対応の役割を果たすものでございます。その点につきまして、コミュニティソーシャルワーカーとの違いがございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  あと、先ほど松井委員からも質疑がございましたが、避難行動要支援者支援計画、そもそもこれは何のためにつくられたか、そもそもですが伺ってよろしいでしょうか。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 こちらにつきましては、日常的に支援が必要な方で、見守る方がいない、単身、準単身者の方を対象として、一例でございますが、要介護認定で要介護3以上の方、身体障がい者の方で1級から3級の方、ただし上肢の方は除かせていただいております。知的障がい者でいえば丸AからBの方、精神保健福祉手帳を所持の方であれば1、2級の方といった方を対象としまして、先ほど申し上げました見守る方がいない方を対象として、緊急時の際の避難誘導、もしくは避難支援を行わさせていただくことを目的として情報を集めるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  昨年の台風のときに、草加市内は幸いに被害は出ませんでしたけれども、避難したほうがいいですよという地域がございました。そうしたときの対応というのは何かしら考えられているのか。地震のときであれば、力のある方、体力のある方は連れていけますけれども、雨の自主避難となって、ひどくなってきてからでは行動ができないじゃないですか。そういうときのこと、昨年の台風などを生かして、来年度改善されるようなことがあれば伺いたいと思います。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 まだ、具体的なところの避難行動に関しましては、私ども健康福祉部として申し上げるところができておりません。  また、委員さんがおっしゃっていただいた台風等昨年の災害でありますと、本部を立ち上げております。その中で、先ほど申し上げた部を横断するような内容となってきますので、関係部と協力をする中で、こういった方に対しての支援の仕方について今後協議してまいりたいと考えております。
     以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井 委員  高年者健康づくり推進事業のところでお聞きいたします。  毎年ゲートボール大会を実施するなどということで、高年者の健康増進を図るとなっておりますけれども、ゲートボールの対象者はもちろん、それから単純に素人が考えるとグラウンドゴルフの大会のほうが人数が多いのではないかとか、いろいろ考えるわけですけれども、高年者健康づくり推進事業の部分で、毎年どのような検討といいますか、考えられて、そして令和2年度の事業の部分でこういう御説明になっているのかお聞きしたいと思います。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 高年者健康づくり推進事業の中のゲートボール大会についてお答えいたします。  ゲートボール大会を支援している理由なんですけれども、委員さんおっしゃるようにゲートボール大会からおおむねグラウンドゴルフのほうが今は人気があるというところは実態としてお聞きしているところでございます。  ただ、いまだにトータルで10チームほどの方が、ゲートボール大会に参加していただいて、チームプレーという中でコミュニケーションを図りながらスポーツを楽しんでいただいているという実態がございますので、同じゲートボールとグラウンドゴルフ、グラウンドゴルフのほうが最近は参加される方が多いんですが、やはり引き続きゲートボールはゲートボールでコミュニケーションを取るとか、チームプレーとかそういうところで意義のあるものであると認識しておりまして、引き続き支援のほうをさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  その辺は存じ上げておりますが、ただ高年者健康づくり推進事業という名目で、この事業が毎年あるわけですけれども、そうした場合にゲートボールはゲートボールで対象になられる方たちがやっておりますので、含めまして高年者の健康増進という部分ではどのような検討をされて、また今年度も同じ形で出てこられたのかなという部分をお聞きしたいと思います。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 高年者健康づくり推進事業のもう一つの柱といたしましては、毎年すこやかクラブ連合会と草加市社会福祉協議会の共催で開いていただいています高年者のふれあい運動会、こちらのほうへの支援も行っております。参加者の方の幾つかの種目を実際、運動会でやっていらっしゃるんですが、そのうち2種目を草加市から記念品を提供するという形で、運動会の活動も支援しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  石田委員。 ◆石田 委員  障害社会福祉施設管理運営事業の需用費について1,239万7,000円とあるんですが、この内容についてお示しください。 ○委員長 今野健康福祉部副部長。 ◎今野 健康福祉部副部長  障害社会福祉施設管理運営事業の需用費につきまして1,239万7,000円の内容についてでございます。  こちら二つの修繕を予定させていただいておりまして、一つ目が障がい福祉サービス事業所つばさの森の給水設備修繕費として869万円を計上しております。こちらは平成元年の開所以来、周期的な修繕というのができておりませんで、県のほうの監査におきましても修繕の必要性を指摘されたものでございます。そのため、給水設備の老朽化による修繕を行うものというところでございます。  二つ目としまして、障がい者グループホームひまわりの郷の消防設備予備電源交換等修繕費としまして370万7,000円を計上しております、施設の経年劣化による自動火災報知機の誤報等の不具合を解消するために修繕を行うものでございまして、この二つの合計が1,239万7,000円というところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 3款1項のうち健康福祉部に係る部分に対する質疑中ですが、暫時休憩いたします。 午後 零時00分休憩 午後 1時00分再開 ○委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  引き続き3款1項のうち健康福祉部に係る部分に対する質疑を行います。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  何問か少々質問したいというふうに思っています。  民生費3款1項1目福祉総務費でございます。  福祉総務費は説明等をよく読ませていただきました。その中で、私は決算委員会で2回、予算委員会で1回、3回、決算委員会を生かして予算に反映させるという形で、そして反映されたのかなと、こういう観点から質問させていただきます。  まず、社会福祉法人運営事業の社会福祉協議会補助金6,276万8,000円でございます。これは、前年度対比較すると上がっているというふうに思いますけれども、どのくらい上がったのか。まず、どのくらい上がったのか、額にして。お願いします。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 御指摘いただいた事業についてでございますが、前年度と比べまして増減額としましては、107万9,000円の減額でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  上がっているんではなくて、減額なんですね。わかりました。  そうすると、全然決算に対する予算に反映をされていなかったという、こういう認識でいいわけですか。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 こちらの令和2年度の予算についてでございますが、まず前提となるところでございます。草加市社会福祉協議会で給与に関する昇格時の対表を作成していただいております。その際、委員さんが従来から御指摘いただいた職員の給与の見直しを行い、令和2年度から適用する方向でまず調整を図っているという前提がございます。  今回、この見直しを含めまして、私ども健康福祉部のほうの事業としましては、成年後見事業等の重点を置く事業につきましては、増額をしているところでございますが、一方で事務局の人件費につきましては、人事異動等によりまして平均賃金が減額になることに伴いまして、先ほど申し上げました金額の減額となっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、あなた方が社会福祉協議会の定款に対して、そして国家公務員に準ずるという形で答弁をいただいたけれども、そういう答弁でいいんですか。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 御指摘いただいたとおり、決算委員会の内容を踏まえて精査をさせていただいております。  繰り返しとなりますが、平均賃金が高い職員、従来ですと今年度では15人、来年度では16人を見込んでおりまして、このうち7人に関しましては、今年度、来年度と同じ職員になります。継続して配置される職員につきましては、賃金が上がっていることを確認取れておりますが、残りの人数、来年度でいきますと16人から7人を引いて8人に関しましては、先ほど申し上げました平均給与額が低い者が配置されている関係で、それに対する補助金の割合、いろいろあるんですが、人件費に関しましては0.6が一つの目安になります。その数字を掛けた場合には減額という形になっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  全く答弁になっていない。答弁になっていないんだよ、あなた。  どんな理由を述べようと、草加市は社会福祉協議会を守り発展をさせ、地域に貢献をさせるということになっているんだよ。  さて、そこで、社会福祉協議会の要するに給与アップ等に関する、要するに規約というのかな、条例というのかな、いってみれば役所でいえば条例だな、あそこでいえば定款を書き替えろということなんですよね。そっちのほうは理事会をやって通しておきながら、なぜそういうことになったの。話をして、そして社会福祉協議会のほうからこれでお願いしますと、こういうことになったんでしょう。それで、あなた方が、はい、わかりましたと、あるいはどうなりましたかということで、あなたのほうで決めているんじゃないですか。そうしたら通りましたと、こういうふうに言っているんですから、先ほど私が言った決算に対する予算というのは、当然それは調査をしながら反映をし、そしてそういうことで動いていたんじゃないの、そういうことでしょう。よろしくお願いします。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 おっしゃるとおり、決算ベースで確認取らさせていただきましたところ、令和2年度の予算の基になるものは平成30年度決算となります。金額で申し上げますと5,541万8,194円ということで、先ほど申し上げました令和2年度につきましては、おおむね734万9,806円の増額となっております。  まず、決算ベースで本来予算を組み立てることに関しましては増額という形を取らさせていただいております。  また、先ほど申し上げました増減に関しましては、人の配置等の関係がある関係で、委員さんが御指摘のとおり、それをどの程度まで反映させたかという点はございますが、予算上で社会福祉協議会からいただいた来年度の運営に対して人の配置として適切なものを置く、その際の人件費としましては、いただいた情報の中で精査をさせていただいて、今回減額という形になっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、今年は見送ったけれども、令和3年度は予算化すると、こういうことでいいわけ。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 令和3年度の予算でございますが、今年度、令和元年度の決算ベースが基本になります。これが先ほどの話ではないんですが、例えば今回作成させていただく令和2年度の予算6,276万8,000円と比べまして、令和元年度の決算額が多い場合には、委員さん御指摘のとおり、この金額をベースにして令和3年度の予算が伸びるということが見込まれます。  まだ正確な決算額が出ていませんので、予測という形になりますが、決算額を基にして、できるだけ精査して社会福祉協議会の財政面を支援してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  理由になっていないの。全くなっていないの。  だって、一番最初に私は決算のときも申し上げましたけれども、最初に我々が社会福祉協議会に行っているころは9,000万円出ていたんだよ、あなた。9,000万円。だんだん削られて、どうしてそういうふうになったかわからなかったんだけれども、そうしたら6,000万円、そういうふうになってきちゃったと。  それで、私が話したように職員のほうからこれじゃ生活できないよと、どういう基準でやっているのと。定款はどうなっているのという形で、いろいろあなた方にも調べていただきました。そうしたら、国家公務員に準じてその都度上げると、こういう形になっていると。  今、草加市の職員と比較すると大変な差ができている。国家公務員に準ずるというふうになっているにもかかわらず、これは事務的経費、職員経費として出すのが市役所としては当たり前の話なんだよ。  あなたは先ほどから決算ベース、決算ベースと言っているけれども、決算ベースと言ったって、プラスマイナスだって、あなたこれしかないんだよ。  もっと社会福祉協議会の手を伸ばして決算ベースを言っているの、そうじゃないでしょう。この6,000万円や7,000万円の中の決算ベースでしょう。これは当たり前のこと、いいんですよ、これは役所とさらには社会福祉協議会の協約なんだから。役所が違反しているんだから、だから私は正常に戻せと言っているだけなんだよ。なぜ、戻せないんですか。  それで、話が完全にできていて、できているということは双方が理解をしながら、そして合意に達して、そして理事会にまで諮って、給与アップの理事会まで諮って、それで大多数の人が全員賛成で、私は議事録見たけれども、全員賛成で、それでいいですよ、上げて、そんな安いんだったら上げていいですよと、こういうことだったんだよ。  そして、あなた方が社会福祉協議会に対してどうなりましたか。そうしたら、ああそれよかったですねと。  それで、私はそれを聞いたんで、もちろん幾ら要求したんですかなんて、そんなの聞きませんよ。それは人の内情を聞くことになりますから。  でも、そこまでいっていて、そうしてこういうふうになっちゃった。トップのほうが出しちゃ駄目だというふうに言ったのか。それとも、あなたは決算だけしたんだといっているけれども、どこをひっくり返したって決算はこれだけなんだよ。  あとは、運営費として事務経費として、人件費として、そこへ乗せて、そして国家公務員に準ずると、こういう形で、そして給料を出してやればいいんですよ。そうすれば、社会福祉協議会の職員だって、貢献できるという形で働けると、こういう形になるんですよ。これが当たり前の話じゃないですか。  それをけちって、けちるというの、こういうのは。けちって出さないというのは言語道断だ。どうするんだ。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 補足の説明になるかどうかですが、改めて御説明をさせていただきます。  まず、社会福祉協議会、委員さんがおっしゃっていただいている社会福祉法人運営事業、こちらに関しましては御指摘のとおり減額でございます。  一方で、社会福祉協議会は地域福祉の中核を担う団体でございますので、この事業に当てはまらない事業の中で社会福祉協議会に関しましては補助等をさせていただいております。具体的に申しますと、ただいま申し上げた事業の一つ手前の地域福祉活動推進事業。その中で、この同じ事業、地域福祉推進事業委託料、いわゆる先ほど議論出ておりましたコミュニティソーシャルワーカー、これは社会福祉協議会が先ほど申し上げた地域福祉の中核を担う職員として重要な役割を担っております。2人から3人に増員という形で600万円の増額。  また、もう一つ補足になりますが、今年度おりまして、来年度も引き続きいる職員7名ございます。この職員に関しましては、個別でちょっと総額という形になりますが、金額としましては、総額としましては補助金ベースで78万3,000円、1人当たり増額という形になっておりますので、同一の職員で見ました場合には、令和元年度から比べまして令和2年度におきましては、社会福祉協議会の総給与額の増額にあわせた補助額としましても増額という形で対応させていただいております。  ただ、これが説明が十分かどうかはありますが、人事異動等によりまして、先ほど申し上げました入れ替わりの職員の平均給与等が低い関係で、全体としては減額となってしまっております。御理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  全く理由にはなっていないんだけれども、要はこの金額で議会としては草加市の職員と同じように国家公務員に準ずると、こういう形でベースアップできると、こういう理解でいいんですね、それじゃ。そうしたら了承しますよ。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 御指摘のとおりラスパイレス指数等も勘案して、国家公務員に準ずる形で社会福祉協議会のほうで金額を上げておりますので、それを尊重させていただくところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、社会福祉協議会はそれでは足りないという形で、なんでこういうふうに安いんだと俺が言ったら、そうしたらとにかく金がないと。金がないということは、ない袖は振れないと、声は出せないということですよね。  そうすると、社会福祉協議会の企業努力で、そして先ほど言ったベースアップという形で百何万円マイナスだけれども、国家公務員に準ずる給料と同じような形で上げられるんだと、こういう判断でいいですか。企業努力。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 おっしゃるとおりでございます。  それに対しまして、私どものほうでも補助をさせていただくという形を取りたいと思っております。よろしくお願いします。
    ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  今までそれじゃ足りないというふうに言ってきて、こちらのほうもそうですかという形でいってきて、それは何だったんですか、それじゃ。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 中身を精査するところが決算委員会のときに申し上げたかもしれないんですが、十分できていなかった部分があると思います。  先ほど申し上げましたように、この事業にかかわっていて引き続き来年度もかかわる職員等で、要は中核を担う社会福祉協議会の職員に関しまして確認を取らさせていただく中では、社会福祉協議会自体の姿勢としても、賃金アップでその仕事に見合ったような形の給与体系を取っておりますので、それに対しまして私どもとして補助をするというのは当然のことですので、できるだけ精査をする中で、今後、社会福祉協議会に対しての支援をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  本来的には企業努力、これは定款にはないんだよ。ということは、事務経費、これについては草加市が補助をすると、こういう形になっているんだから、そういうことはしないのがいいんじゃないんですか。足りない分は前からやっていたように、これだけ足りないんだから、これだけ要りますよ。そして、これでやってくださいということではなくて、相手のほうは、相手というのは社会福祉協議会のほう、社会福祉協議会のほうはいただくほうですから、それは言えないですよ、なかなか。指導するのは役所なんだから、そうでしょう。だから、企業努力でやってくれなんて、そんな無理難題なことは言っちゃ駄目ですよ。  だから、これは元に戻して、そして先ほど私が言ったように定款にあるように、事務経費はきちっとこっちから出すというような形で、そして国家公務員に準ずる、金は補助すると、こういうような形でやると。こういうような形でやるようにしていただかなければならないんだろうと私は思うんです。  そうすると、繰り返すけれども、今年度はこういうような形でマイナスにはなったけれども、企業努力をさせて、そして国家公務員に準ずる給与が上げられるというような形で、そして何の職員に対するマイナスはないんだと、こういうような判断でいいんですよね。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 委員さん御指摘のとおりでございます。そのように来年度においても努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  今後、そういうようなことで一番重要な問題ですからね、社会福祉協議会がなかったら、草加市はやっていけないんですから、その辺、頭にずっとよく頭に置いておいて、そして政策に間違いのないようにやっていただければ、これは幸いだというふうに思います。  もう1回答弁してください。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 繰り返しとなりますが、地域福祉の推進の担い手、中心となる団体でございます。それに対して市として支援していくのは当然のことでございますので、社会福祉協議会の運営状況を見きわめながら財政支援は引き続きしっかりとやってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  それから、高年者福祉費のほうです。  高年者福祉費のほうですけれども、すこやかクラブ(老人クラブ)補助金です。これも地域を支えて、これから健やかに生涯を暮らしていくと、こういう人たち、いろいろな形でいろいろな角度で活動をさせていただいておりますね。272万6,000円計上をされています。  これも決算委員会の中で、こういうところに問題があるんだと、こういうところに問題があるから、ここをやり直せば、もっと人数はふえるし、そして生きがいある活動ができるんだと、こういうことを言ってきましたよね。  それは生かされているのかどうか。そして、生かされているということは、この金額は平成30年度と遜色はないのか、プラスマイナスはプラス・マイナス・ゼロではなくて、プラスになっているのかどうか、その辺を明らかにしていただきたいと思います。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 すこやかクラブ(老人クラブ)補助金についてでございます。  こちらの補助金につきましては、今年度、令和元年度と比べまして、金額が8万9,000円増額しております。決算委員会のときに申し上げたすこやかクラブの補助金の課題といたしまして、この補助金の算定方法が一つ課題とされておりました。  今年度までは各クラブの会員数が30人以上の団体と50人以上の団体と2段階で補助金を算出しておりました。この算出方法ですと、各クラブの団体さんの算出方法が非常に不公平だという御意見もございました。また、30人を下回ってしまうようなクラブに対しましては補助金の対象ではなくなってしまうと、その2点が活動を頑張っていくという意欲がなかなか出ないよというような御意見をいただいていたところです。  そのため、来年度の補助金に対しましては、団体の人数に応じた段階をなくしまして、会員1人当たりの単価掛ける各クラブの人数ということで、算出方法を変更させていただくものでございます。これで、会員をふやせば補助金額もふえる、しかも大きい団体も小さい団体もそういう意味では不公平感が解消できるということで、このような見直しをさせていただきました。  結果、トータルで8万9,000円の増額となったところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  なるほど、確かにこうなの。これが決算、そして来年度につなぐ見直しなんですよ。  福祉政策課長、これが本当のやり方なんですよ。企業努力をさせて、その中でやるなんていうのはおかしいんだよ、あなた。  だから、そういうような形で、そして長寿支援課長ね、1人頭、そうするとどのぐらいふえるんですか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 会員1人当たりの単価ですが、来年度は950円で計算をさせていただこうと思っております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  これは収支的というのはどういうふうにするんですか。連合町会、連合老人のほうに話をするんですか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 会員1人当たりの単価で見直した場合、一部団体の人数によっては今までの算定方式よりも減ってしまう人数層の団体もいらっしゃいます。その辺はすこやかクラブ連合会の役員会などを通じて、一定の説明をし、もともとの不公平感を解消するというところで、一定の御理解はいただいております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  頑張ってちょうだい。  それからもう一つ、社会福祉施設費のほう、実は社会福祉施設エリア(柿木町)調査資料作成業務委託料というやつが出ているんですけれども、この内容と、それから今後のあるべき姿、これをちょっと説明していただきたいというふうに思います。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 社会福祉施設エリア(柿木町)調査資料作成業務委託についてでございます。  こちらの内容は主に養護老人ホーム松楽苑の建て替えが最も喫緊の課題であることから、建て替えの検討にあわせて、市内でもまだ不足しているといわれている社会福祉施設、これが何があるのかなど、その辺のニーズなどをきちんと調べながら、社会福祉施設エリア全体の有効な活用ができないかということで、活用方法などを検討する委託となっております。  今後の見通しといたしましては、まずは松楽苑は44年たってございまして、非常に建物も老朽化しておりますので、それの建て替えは最優先かと考えているところなんですけれども、エリア全体の中でどのように建て替えなどを進めたら効果的なのか、費用も含めてなんですけれども、そういうところをまず一度検討して、最も有効な方法で今後建て替えを決めていくという、まずその調査をするための委託とさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  この調査の委託ですけれども、手法としては今、説明聞いたから大体もうわかるんですけれども、内容もいろいろお聞きしました。考え方としてはどういうところに、これはまだ新年度ですから、業者なんかも出せませんから、使うとするならばどういう業者を使おうとしているんですか、これは。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 この委託の発注に対してどのような業者を選定するかということについてでございますが、単純に建物を建てるということだけではなく、社会福祉施設の運営やもちろん建物の設計などにも精通した業者をプロポーザルなどを活用しながら選定してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  プロポーザルを利用すると、これいいことです。そうすると、プロポーザルに対する市のあり方というのもあるわけですよね。ただぶん投げちゃったんではわからないです。  だから、そういう点でその辺についてきちっと自前のほうは自前のほうで考える必要があって、そして合致してその中でプロポーザルという、こういう考え方なんかはどうなのかなと、こういうふうに思って、その辺はどうなんだろうかと思っています。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 まだ来年の事業なものですから、実際にプロポーザルの選定項目など細かいところは詰めていないんですけれども、やはり建物を建てるだけではなく、その後の施設運営などがきちんとわかっている事業者でないと、有効な土地活用の提案もできないと考えてございますので、まずはそのラインをちょっと検討しながら業者選定をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  一つ確認したいんですけれども、同じく社会福祉施設費のところで、先ほど石田委員からの質疑の答弁で社会福祉施設4カ所を述べられましたけれども、設置される地域、どの地域に、また事業者がどうなっているのか、わかる範囲でお願いいたします。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 来年度整備されます地域密着型サービス事業所でございます。  まず、1点目が定員29名以下の小規模な特別養護老人ホームでございます。こちらは、整備は草加市両新田西町でございます。運営法人ですが、(仮称)社会福祉法人親和会となっております。まだ、社会福祉法人の法人格を取っておりませんので、仮称という形で表現をさせていただきます。  このほかに認知症高年者のグループホームが1カ所、定期巡回随時対応型訪問看護介護事業所が1カ所、看護小規模多機能型居宅介護事業所が1カ所、この三つのサービス事業所は一つの運営法人さんが併設で整備をしていただくことになっておりまして、開設予定地は草加市草加一丁目でございます。事業予定者といたしましては、医療生協さいたま生活協同組合となっております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款1項のうち健康福祉部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、3款3項生活保護費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、3款3項生活保護費につきまして御説明申し上げます。  令和2年度当初予算額は75億3,380万3,000円、対前年度比では1億5,993万4,000円、2.2%の増でございます。  最初に、1目生活保護総務費について御説明いたします。  人件費を除く令和2年度予算額は1億3,209万4,000円、対前年度比では3,793万円、40.3%の増でございます。  内容は、生活保護関係事業と生活困窮者自立支援事業の2事業でございます。  生活保護関係事業は、面接相談や適正支給の推進、電算委託、レセプト点検委託、新規事業である被保護者健康管理支援に関する業務委託など、生活保護に係る扶助費以外の経費を計上しております。また、生活困窮者自立支援事業は、生活困窮者に対する自立相談支援や学習支援教室の開催に要する経費のほか、新たに就労準備支援に係る事業費を追加計上したものでございます。  次に、2目扶助費について御説明いたします。  令和2年度予算は74億170万9,000円、対前年度比では1億2,200万4,000円、1.7%の増でございます。  内容は、生活保護事業の1事業でございまして、生活扶助、医療扶助などの生活保護等の扶助費でございます。  3款3項生活保護費につきましては以上でございます。どうぞ審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  飯塚委員。 ◆飯塚 委員  それでは、生活保護関係事業のうちの生活保護被保護者健康管理支援業務委託料、生活保護システム改修業務委託料、そしてレセプト管理システムクラウドサービス改修業務委託料、この内容について、まず御説明いただきたいと思います。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 健康管理支援事業について御説明申し上げます。  被保護者の健康管理支援事業でございますが、こちら生活保護受給者の生活習慣病の発症予防や重症化予防等を推進する事業でございます。内容としましては、こちら基礎的な医療分析や指定難病者の対象の抽出とレセプトデータシステムの改修費、こちら25万3,000円と、あと健康管理支援対象者のリスト作成やレセプト分析による保健師派遣を受けて、受診対象者と病院同行、健康診断の受診勧奨等を行う生活保護被保護者健康管理支援業務委託として1,362万6,000円を計上しております。  また、生活保護システムをケースワーカーのほうがレセプトデータ等を閲覧するに当たりまして、そちらも改修が必要となりまして、こちらが319万円計上させていただいてございます。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  これは医療機関に同行するということなんですか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 こちら、保健師のほうを週2回程度業務委託として派遣していただく予定でございまして、こちらの受診勧奨等を実際健康診断していただきまして、実際生活習慣病とかのまだ病院とかにかかっていらっしゃらない方が発症されていたりとか、そういった方を実際健康診断にかかっていただくために受診勧奨をさせていただきまして、実際医療機関同行等、保健師等がさせていただく中で、市と本人、あと医療機関の3者で情報共有等を行いながら健康管理を行っていく予定でございます。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。
    ◆飯塚 委員  これ、対象をどのぐらいを見込んで予算組んでいらっしゃるんでしょうか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 頻回受診のまず対象者でございますが、こちら同一の診療機関に15日以上受診している方を対象にしておりまして、30人程度いらっしゃると考えております。あと、実際健康診断等していただきながら、実際生活習慣病にかかっている方とか、あと頻回受診が必要な方とかいるんですけれども、こちら訪問等、医療機関の未受診者という方が約100人程度いるんではないかと考えております。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  これ委託というふうになっておりますけれども、どのようなところに委託をされるというふうに考えていらっしゃるんでしょうか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 健康管理支援事業のこちらの事業も令和元年度から実施している自治体等がございますので、こちらの実績のある事業者等のほうに実際、競争入札等を考えているところでございます。  あと、保健師の派遣等もできる事業者等を選定していきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  それから、生活困窮者自立支援事業の中で、就労準備支援業務委託料が計上されておりますけれども、この内容について伺いたいと思います。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 就労準備支援事業でございますが、生活困窮者や生活保護を受給している方のうち、生活習慣等に課題があり、就労に向けた準備が整っていない方に対しまして、就労を阻害している要因の特定であったりとか、相談者のニーズの把握であったりとか、あと各種の生活支援と連動して実施するため、関係機関との調整などを行った上で、本人の状況に応じた日常生活上の基礎能力の形成であったりとか、あとコミュニケーション、あいさつとかそういった部分の能力の向上であったりとか、あとこちらの基本的な生活習慣の改善等を就労に向けた支援を計画的かつ継続的に行うことができるよう、就労準備支援事業として実施するものでございます。  こちらは生活保護法に基づいて、就労に関する情報の提供や助言についても、こちら保護者の自立促進としまして、今まで実施してきた就労支援事業とあわせて一体的に実施するものでございます。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  そうしますと、これまでやっていた就労支援にプラスして、これは委託となっていますからどこかに委託を考えて、さらなる就労支援を行っていくということなんでしょうか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 そのとおりでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  石田委員。 ◆石田 委員  今の件で引き続きなんですけれども、就労準備支援事業の対象者についてお伺いいたします。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 就労準備支援事業の対象者についてでございますが、被保護者を対象とした就労支援につきましては、まず就労を希望する方が対象となります。また、就労準備のための支援につきましては、一般に就労、就くことが可能であると見込まれた方のうち、事業を利用することをまず希望する方で、また被保護者と生活困窮者の方で原則住民税の均等割が非課税であること、また金融資産が一定額以下であることが対象となっております。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  引き続き委託料の積算内容についてお伺いいたします。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 失礼いたしました。委託料の積算内容についてでございますが、まず職員配置を3名程度考えておりまして、こちらの人件費、また事業に関わる交通費、消耗品費、印刷製本費、あと通信に関わる費用であったり、またこちらの就労準備の訓練等支援に当たりまして必要な教材費、あと研修費、あとこちらの事業所を賃借する物件の家賃代と、あとまた会議等で使う会場費、また事業を始める備品であったりOA機器のレンタル、あと水道光熱費等を事業者から参考に見積もりをいただきまして、予算を積算して計上しております。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  国の補助というのはあるんでしょうか、お伺いします。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 国等の補助でございますが、まず就労準備支援事業につきましては、生活困窮者就労準備支援事業費の補助金の対象事業でございまして、こちら国庫補助率は事業費の3分の2となっております。額にしまして855万円となっております。  また、被保護者の就労支援事業につきましては、負担金の対象となる国庫負担率は4分の3となっておりまして725万6,000円となっております。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  先ほどの飯塚委員と重なるところもあるかもしれませんが、この事業の実施方法と場所についてお伺いいたします。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 事業の実施方法についてでございますが、まず事業委託による実施を予定しておりまして、こちらプロポーザル方式により事業者選考を行う予定でございます。  また、事業実施場所についてでございますが、就労準備支援事業の実施場所に関しましては、生活支援課と生活困窮者の自立相談支援窓口であるまるごとサポートSOKAの連携が非常に重要となっております。こちらの課と相談窓口が所在しておりますNTTビルからあまり離れていない場所で実施してもらうことを検討しております。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  先ほど、まだ一部わからないんですが、生活保護被保護者健康管理支援業務委託料の積算内容についてお伺いしてよろしいですか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 積算内容でございますが、まず人件費でございますが、3人分で常勤換算しておりまして1,078万4,718円を積算しております。  また、事業運営費といたしまして、賃貸料で419万2,500円、水道光熱費54万円、インフラ整備料として26万2,500円、備品費としまして108万円、パソコンも職員用のレンタルで21万6,000円、パソコンレンタルの利用者分で108万円、あとその他に通信費といたしまして62万5,500円、消耗品費としまして99万円、案内用チラシとか周知用のもので9万、あとそのほかに求人の開拓員といった形で、こういった就労準備を使われる利用者の方が就労を見合わせる状況になったときに、各企業を回るための交通費としまして18万円、あとこちらのトレーにかかわるような関連費としまして27万円、あとそのほかに一般管理費としまして、10%程度の人件費と事業費の10%程度の218万8,782円で、こちら7月以降の実施を予定しておりまして、計2,250万円の予算の積算をしております。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  済みません、今、お聞きしたのを前に戻って、生活保護被保護者健康管理支援業務委託料の積算内容なんですか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 生活保護被保護者健康管理支援業務委託料の積算内容についてでございますが、まず委託内容としましては、レセプトデータの分析と、こちら帳票作成業務で236万4,200円を積算しております。  面接とか訪問、受診同行を行う保健師の派遣で、こちら週2回程度考えておりまして、こちら1,002万2,400円を予算積算させていただいておりまして、総額としまして、1,238万6,600円に消費税1.10を乗じまして、1,362万6,000円になったものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井 委員  生活困窮者自立支援事業の中で、生活困窮者及び生活保護世帯を対象とした学習支援教室を開催しとあるんですけれども、そもそも学習支援教室を開催しようと思った目的といいますか、それと令和2年度は対象となる子どもさんは何人ぐらいおられるのか。  それから、教室は何カ所行われるのか、そして対象となる子どもさんの中に不登校とかひきこもりの子どもさんがいらっしゃるのか、それで、この学習支援教室を生活困窮とか生活保護だから、必ずしも学習が遅れているとは言い切れない部分があるものですから、子どもさんのために支援教室をやっぱり開こうと思った目的といいますか、それで令和2年度、この教室を開いて、目標としてはこの子どもたちをどういう形までもっていってあげたいと思っているのか、その辺をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 まず、学習支援事業の効果という形でございますが、まずこちら中学生と高校生の方に対して、学習教室を開催してございます。こちら高校等への進学支援のほかに、入学後、中退、高校であれば中途退学しないような学力アップのフォローであったりとか、あとそのほかにも子どもたちの居場所づくりという効果もございます。  また、利用世帯の家庭訪問等させていただく中で、中学3年生の方が無事に実際高校に入学したという形で、学習支援事業を使った方の利用効果も伺っております。  こちら高校3年生の利用者の方が実際この学習支援事業を利用した後に、さらに学習支援事業のボランティア側という形で参加したりとか、実際考える力であったり、生きる力であったり、みんなで集団で一つの目的にやっていくような共有感であったり、自己肯定感を高めるような効果があるというふうに効果としては考えております。  また、利用対象と人数としましては、実際令和2年度の学習支援事業対象者にいたしましては、今、対象世帯として特定できるのは、生活保護の受給世帯の中では小学生が113人、中学生が68人、高校生が80人となっておりまして、合計261人と見込んでいるところでございます。  こちらはそのうち生活保護世帯の方と生活困窮者世帯の方が小学生が30人、中学生が50人、高校生が30人程度の合計110人の方の利用を見込んでいるところでございます。  続きまして、教室は何校開催しているのかでございますが、教室につきましては、現在草加市内では一つ開催をしているところでございます。こちらは中学生が週2回という形になっておりまして、高校生が週1回という形で開催しておりますが、開催場所は一つとなっております。  続いて、不登校、ひきこもりは何人程度いらっしゃるかでございますが、今年度に関してでございますが、私のほうで担当から聞いている内容としましては、1人程度いらっしゃるというふうに伺っているところでございます。  目標としましては、学習支援事業の内容については、実際市内において生活保護を受給している世帯の方であったり、生活困窮世帯の小学生や中学生、高校生を対象にしている方がちゃんと高等学校まで進学できるようなという形の学習支援の本来の事業目的以外にも、やはり居場所づくり、先ほども申し上げたとおり、みんなで集まって、実際この学習であったりとか、あとさまざまなイベントとかをやらせていただいているんですけれども、そちらで楽しむ中で横のつながりを広げてあったりとか、あとこちらの小学校のほうは家庭訪問という支援をさせていただいておりまして、養育の支援だったりとか、家庭内での学習環境の確保であったりとか、学校から持ち帰った宿題とか、あと学校の準備であったりとか、こちらの支援をする形で、実際貧困の連鎖をこのような学習支援事業をやる中で、最終的には断ち切るということを目標にやらせていただいている事業でございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井 委員  今、内容を聞かせていただきまして、大変支援教室で指導をされている、どなたが指導されているかわかりませんが、非常にいい御指導をされて、やはり成果といいますか、効果が非常に出ているという部分では、すごいいい事業ではないかなと思うんです。  時間をかけながらの事業ですから、そんな数値的にぽんぽん出るというものではないと思うんですけれども、ただそういうふうに成果が出て、またそういう指導をしてくださるいい先生といいますか、おられる。  そして、まだまだこの教室に通うことが必要な子どもさんがいらっしゃるという部分では、今、1カ所ということなんですけれども、今年度は1カ所、草加市内といっても広いですから、その辺でこういう教室をもう少し数をふやしていただくとか、また今年度、今回そういう効果が出ているんであれば、来年度の予算を決めていく上で、そういう御検討とか、そういうのはいかがだったんでしょうか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 令和2年度におきましても、実際会場場所は現在一つという形で進めさせていただいているところでございまして、利用定員も現在110人という中で、実際70人ぐらい、今、利用されているところで、まだ利用定員は埋まっていない状況ではございますが、やはり委員さんがおっしゃられたとおり、実際今、中央の松原地区のほうに場所を確保させていただいてやっているんですけれども、そのような御希望も聞かれたら検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  いよいよ生活が皆さん苦しいんだなというふうに思います。全体で扶助費が74億170万9,000円と膨大なお金になってしまいましたね。  その中で、草加市は一般会計からの繰り出しが17億4,800万円です。それも正直言って生活支援課のほうで相当頑張っても決算の内容で200万円以下の所得の人が5割もいると、6割もいると、大変な思いをして生活をしている。そういう中で、これでは生活できないのは当然だというふうに私は思っています。  しかし、我々は市議会議員ですから当然こういうのは予算措置をしなくちゃ、それを審議しなくちゃならない。残念なんです。  そういう中で、令和元年度における生活世帯、要するに扶助費の方が、延べ世帯でどのぐらい予定見積もったのか。そして、延べ人員ではどのくらいなのか。それをまずお知らせをしていただきたいなと、こういうふうに思っております。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 延べ世帯でございますが、こちら昨年度より実際20世帯減という形にはさせていただいているんですが、昨年度3,113世帯で当初予算としては組ませていただいておりましたが、令和2年度に関しましては3,093世帯と見込んでおります。  実人数といたしましては、こちら令和元年度に関しましては3,915人と予算上組ませていただいておりましたが、こちらマイナス33人と減という形になっておりますが、3,882人として、こちら予算を積算してございます。  あと、費用の費目別の伸び比でございますが、まず生活扶助費でございますが、こちら平成31年度から令和2年度に関しましては、6,150万5,316円のマイナスという形になっております。 ○委員長 質問をしていないところまで答弁いただいています。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  聞いただけ、あんた答弁してよ。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、延べ世帯と、さらには延べ人員を今、聞いたわけね。マイナスになっているわけですね。これはいい傾向です。  したがって、それに準じて、先ほどあなたが答弁しようとしたやつがそれぞれあるわけですよね。  そういう中で、草加市の保護率、これは令和元年度は何パーセントになったのか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 令和元年度12月末時点の保護率でございますが、現在1.55%となっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。
    ◆吉沢 委員  そうすると、平成30年度と比較すると何パーセントマイナスになったんですか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 平成30年度におきましては1.57%という形になっておりましたので、令和元年度12月末時点では0.02ポイントのマイナスとなっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  草加市は、級地は2級ですか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 2級地となっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、大体先ほど延べ人員、それで生活保護率が1.55%で、県内で何番目の位置に位置する。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 県内で市町村福祉事務所の44あるうち、県内順位といたしましては、保護率が高いほうから7番目となっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  予算を組む中でどのような形で予算を組みましたか、この7番目という形を見たときに。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 生活保護事業費でございますが、こちら高年者の割合が非常にふえている状況でございまして、実際医療扶助費の伸び、また葬祭扶助費の伸び、介護扶助費の伸びが多くなっていることから、前年度等の扶助費を実際考えながら、こちらのほうは増額にさせていただきまして、生活扶助費や実際住宅扶助費、あと少子化に伴いまして教育扶助等は減額という形になっている状況でございます。  こちらのほう、総合的にさせていただいたところ、実際74億170万9,000円という形で予算を積算しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そういう状況になるんだろうと思います。  そこで、課長、先ほど高齢者と言いましたね、確かに高齢者、その中でこの先ほどの延べ人員と、それから世帯数も余裕ありました。その中で、私一番危惧しているのは、あなた方がこの辺はどうなんだろうという着目点があるんだろうと私は思っています。これによって全部変わってくるんです。  それは、医療扶助の問題。この医療扶助は74億1,070万9,000円の中で、額とパーセンテージを示してくれる。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 医療扶助費につきましては、こちら34億3,808万5,536円となっておりまして、こちらパーセンテージといたしますと、全体の中で46.45%となっています。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  ここに着目すればいいんです。ここが一番大事なんですよ。健康管理の問題で、医療扶助の問題で。ここに着目をすれば、私は下げろというふうには言いません。いろいろな問題、いろいろな角度からすれば、当然これは7番目どころか、どんどん下がってくるんですよ。例えば、医療費のレセプトの問題を整理したり、いろいろこうやったりして、健康管理の問題含めて、そうすると必ず落ちてくる。そうすればもっと下にどんどん下がっていく。  その辺についての予算はどう組み上げてきたんですか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 医療扶助費でございますが、先ほど委員さんがおっしゃられたとおり、かなり毎年増額になってきていまして、私たちも今まで健康管理というところで、医療保険等支給させていただきながら適正な医療扶助費の執行に伴いまして、実際ジェネリックの医薬品への切り替えであったりとか、その辺を受給者さんにも御同意いただきながら、医療機関と調整しながら変更していただいたりとか、また医療扶助費に必要な適正化に向けて、実際今回健康管理支援事業という事業を実施させていただく予定でございます。  こちらの中で、実際保健師の派遣とかしていただきながら、実際自分の健康状態がどうなのかとか、今まで生活習慣病、生活保護受給者の方は8割程度、全国平均で見ると、大体生活習慣病になっていらっしゃるという統計もあるぐらい、皆さん体がお弱りになられて疾病を持っていらっしゃる方も非常に多いかと思います。  実際、このような事業をしていただく中で、医療機関未受診な状況もあることから、実際本人は病気が進んでいるのがわからず、実際わからない状態で健康を害してしまって、生活習慣病を進めてしまい、もし糖尿病とかであれば、糖尿病性網膜症で目が見えなくなってしまったり、あと糖尿病性腎症で人工透析になってしまったりとか、本人の健康状態も阻害する形で、実際日常生活動作もままならないといった状態にならないような形で、こちら保健指導も含めまして生活習慣の改善をすることによって、医療費の抑制、必要な方には必ず医療扶助につなげていくという形は変わらないんですけれども、こちらの部分も保健事業の中で進めていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。  ──────────◇────────── △資料の要求 ○委員長 ほかにございますか。  矢部委員。 ◆矢部 委員  生活保護の扶助費の費目別の資料はあるんでしょうか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 扶助費の費目別の内訳であればございます。 ○委員長 矢部委員。 ◆矢部 委員  資料をいただきたいんですけれども。 ○委員長 執行部、ただいま要求のあった資料は提出できますか。  生活支援課長。 ◎生活支援課長 こちらの費目別の資料を用意してございますので、配付させていただければと思います。  以上でございます。 ○委員長 お諮りいたします。  ただいま、矢部委員から資料の要求がございましたが、委員会として資料を要求するということで、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  よろしくお願いいたします。   〔3月2日配付(委員会)〕  ──────────◇────────── ○委員長 ほかにございますか。  石田委員。 ◆石田 委員  生活困窮者自立支援事業についてなんですが、この参考資料を見ますと、住居確保給付金というのがありますけれども、今、新型コロナウイルスの汚染で経済的な影響とか取り沙汰されていて、職を失うとかという方も出てくるのではというのがあるんですけれども、こうした事態にも対応できるようなものなのかどうかお伺いします。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 住居確保給付金でございますが、こちら新型コロナウイルスの関係で、まだまるごとサポートSOKAとか、生活支援課に配置しておりますジョブスポット草加のほうには、そのような関係で離職とか、失職とか、収入減といった情報、相談はまだ受けていないんですけれども、そのような方が実際住宅を失ってしまった場合であったりとか、そのおそれが高い方、生活困窮されていることが見込まれる方とか、収入等が一定水準以下のものに対して、こちら有期で家賃相当額を支給するものになっております。  申請の相談の受付事務につきましては、生活支援課の横にあります生活困窮者自立相談支援窓口まるごとサポートSOKAで相談を受けさせていただきまして、審査、支給決定等につきましての事務は市のほうで行っていく形になりますので、こちらのほうに早急に御相談いただければと考えております。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  同じくなんですけれども、その給付金の支給期間等についてもお願いしたいと思います。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 住居確保給付金の支給期間についてでございますが、こちら原則3カ月の支給となっておりまして、支給期間中に常用の就職ができなかった場合につきましても、引き続き給付金の支給が就職の促進に必要であると認められた場合に関しましては、申請によりまして3カ月の支給を最大2カ月という形になりまして、最長で9カ月まで延長、再延長をすることができる給付金となっております。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  こういう事業を含めて大変頑張っていらっしゃるのはわかるんですけれども、プラン作成件数などの実績が伸びているので、今、職員体制が十分なのかどうかをお伺いしたいと思います。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 まるごとサポートSOKA、こちら自立相談支援窓口の職員配置体制でございますが、今現在4人という形で予算も積算しているところでございます。  こちら相談件数としましては、平成29年度437件ありましたのが、平成30年度に517件と比較すると80件ふえている状況でございまして、プラン作成件数につきましても、平成29年度は132件が286件と134件ふえている状況でございまして、今年度の実際相談件数やプラン件数に関しても、昨年度を超えるプランと相談の件数の見込みとなっています。  こちらの相談支援を行う職員体制につきましても、実際御相談がふえていることから、今後の支援状況を鑑みまして、相手に寄り添ったきめ細やかな支援を継続していけるよう職員の資質向上等も含めまして、安定した支援を生み出していきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  扶助費の内容について、この受けていらっしゃる被保護人員の数についてなんですけれども、高齢者の方がふえていると先ほどおっしゃっていますけれども、20歳未満、20歳から60歳、60歳以上というふうに分けて、人数と割合をお伺いしたいんですが。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 今、被保護人員の世帯別の20歳未満と20歳以上60歳未満、60歳以上の区分ごとの人数と割合でございますが、こちら20歳未満では347人で割合は8.9%となっております。20歳以上60歳未満に関しましては、1,144人となっておりまして、割合は29.5%となっております。60歳以上に関しましては2,391人で、割合は61.6%となっております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款3項に対する質疑を終了いたします。  次に、3款4項災害救助費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、3款4項災害救助費につきまして御説明申し上げます。  1目災害救助費について御説明いたします。  令和2年度予算額は114万4,000円で、対前年度比では44万円、62.5%の増でございます。  内容は、災害救助関係事業の1事業でございまして、火災等の被災世帯に対するお見舞金等の支給に要する経費でございます。  3款4項災害救助費につきましては以上でございます。どうぞ御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款4項に対する質疑を終了いたします。  次に、4款1項保健衛生費のうち健康福祉部に係る部分の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、4款1項保健衛生費につきまして御説明申し上げます。  保健衛生費につきましては、1目、2目、4目が健康福祉部の所管でございます。  これらにつきまして令和2年度予算額は16億2,143万7,000円、対前年度比では3億998万5,000円、23.6%の増でございます。  最初に、1目保健衛生総務費について御説明いたします。  人件費を除く令和2年度予算額は9,763万7,000円、対前年度比では4,476万2,000円、84.6%の増でございます。
     内容は、健康づくり啓発事業と救急医療体制・地域医療環境整備事業の2事業でございます。  健康づくり啓発事業は、本市の健康づくりの指針となります、そうかみんなで健康づくり計画に基づき、健康マイレージ事業への参加や各種健康づくり講座の開催、食育レシピの発行などを引き続き行ってまいります。  救急医療体制・地域医療環境整備事業は、草加八潮医師会及び草加歯科医師会に委託しております休日等における在宅当番医制事業、また県東部南地区6市1町で実施している第二次救急医療運営事業への負担金等の経費でございます。  次に、2目予防費について御説明いたします。  令和2年度予算額は14億5,742万2,000円、対前年度比では2億6,481万1,000円、22.2%の増でございます。  内容は、母子保健事業など6事業でございます。  母子保健事業は乳幼児健康診査、妊婦健康診査、マタニティクラスの開催、こんにちは赤ちゃん訪問、未熟児養育医療費の給付、早期不妊検査・治療費助成、発育発達等の育児相談などを実施しております。  予防接種事業は、予防接種法に基づく四種混合、ヒブ、日本脳炎、BCG、水痘、小児B型肝炎等の予防接種のほか、新たにロタウイルス予防接種を実施するものでございます。  子育て世代包括支援センター運営事業は、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を行う子育て世代包括支援センターの運営に必要な経費を計上したものでございます。  健康増進事業は、健康教育、健康相談、疾病の早期発見・早期治療を図るための肺がん検診や胃がん検診などの各種検診や成人歯科検診等を実施するものでございます。  次に、4目診療所費についてでございます。  令和2年度予算額は6,637万8,000円、対前年度比では41万2,000円、0.6%の増でございます。  内容は、救急医療体制整備事業の1事業でございまして、子ども急病夜間クリニックの運営委託料等でございます。  4款1項保健衛生費につきましては以上でございます。どうぞ御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  石田委員。 ◆石田 委員  保健センター管理運営事業でお尋ねいたします。  ここで空調改修工事費と3階改修工事費が計上されていますけれども、この内容についてお伺いいたします。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 保健センターは昭和62年3月に竣工してから30年以上が経過しておりまして、施設の老朽化が進んでおります。  空調設備におきましては、委託業者による保守点検にて報告された作動不良の機器について、その都度修繕を行いながら使用を続けてまいりましたが、老朽化が激しいことから、修繕では対応ができなくなる可能性が高くなってきたため、抜本的な工事が必要となったものでございます。  計上させていただきました予算額は6,091万8,000円でございます。  さらに、3階の改修工事におきましては、機能訓練室及び遊戯室の床がじゅうたん敷きとなっておりまして、靴を脱いでの使用となっております。乳幼児健診等では、項目ごとに部屋が必要であり、靴を脱いだり履いたりすることで、利用者に不便をかけるとともに、健診時間が長くなることからも、限られた施設規模で効率的に健診を行うために、各部屋を機能的に改修することにするものでございます。  計上させていただきました予算額は544万4,000円でございます。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  子育て世代包括支援センターが3月に開設の運びと聞いておりますけれども、その概要についてお伺いいたします。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 子育て世代包括支援センターにつきまして御答弁申し上げます。  子育て世代包括支援センターは、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援のために保健師等を配置し、きめ細やかな相談支援等を行うものでございます。  開設に当たりましては、子育て世代包括支援センターという名称が子育て支援センターや地域包括支援センターなどと混乱しやすいことなどを考慮するとともに、市民に親しみやすいように「にんしん出産相談室ぽかぽか」と愛称をつけさせていただきました。  4月からは市内9カ所で行っていた母子健康手帳や妊婦健康診査助成券の交付をぽかぽかに一本化し、交付時には原則全ての妊婦に面談を行います。面談では妊婦の体調面や心理面などの状況を確認するとともに、家庭全体の情報が把握できるようアンケートも行ってまいります。  そのほか母子保健、子育て支援サービスの情報提供や赤ちゃんの身長体重の測定ができる体制を整えております。  令和2年度予算では、今年度開設に必要な経費だった施設改修工事や電算システムの改修、備品購入の費用など955万6,000円の減額となり、会計年度任用職員として配置する専門職に係る給料や各種手当等代として341万9,000円の増額を計上させていただいたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 石田委員。 ◆石田 委員  予防接種事業についてお伺いします。  新たな事業があるのかどうか、お伺いいたします。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 予防接種事業におきまして新たな事業でございますが、令和2年10月から感染性胃腸炎の原因菌となりますロタウイルスワクチンを定期接種にすることが決まりました。ロタウイルスは感染力が強く、5歳未満の乳幼児に多く見られ、まれに重症化して死亡する例がございます。  現在、任意接種でございますが、定期接種になったことに伴いまして、草加八潮医師会の御協力をいただきながら実施するものでございます。  計上させていただきました予算額は医薬材料費や電算システム改修費、医療機関への支払う委託料等で5,030万5,000円でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  田中委員。 ◆田中 委員  保健センター管理運営事業の備品購入費の内訳を教えていただけますか。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 保健センターでは、3階の集団指導室に設置をさせていただいております大型スクリーン、電動でございますが、こちらのほうが経年劣化により故障しまして、電動でスクリーンが広がらず使用できない状況となっております。  現在はスクリーンをフックにかけ、手動で広げていますが、設置に時間がかかってしまっていることから、現在のスクリーンを撤去し、新たに手動のスクリーンを設置するものでございます。  計上させていただきました予算は45万1,000円でございます。  以上でございます。 ○委員長 田中委員。 ◆田中 委員  ちなみに保健センターの入り口の時計は壊れたままですよね。来年度修繕する予定というのはあるんですかね。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 保健センター施設の入り口の時計でございますが、現在止まっておりまして、修繕にはかなりの費用がかかるというふうに伺っておりまして、まだそちらのほうの備品というか、修繕のほうは取り組みができていない状況でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、4款1項のうち健康福祉部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、4款3項病院費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 4款3項病院費について御説明申し上げます。  1目病院費でございます。内容は病院事業会計繰出金の1事業でございまして、病院事業会計への繰出金でございます。  令和2年度予算額は20億円、対前年度比では2億円、11.1%の増でございます。  4款3項病院費については以上でございます。どうぞ御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  こちらのお金は法定内でしょうか、法定外でしょうか。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 全て法定内ということでございます。  以上です。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  詳しくは市立病院のほうの予算で審議するんですけれども、市立病院に手持ち資金が大分少なくなっていて、経営も危ぶまれるという中で、新型コロナウイルスなど新たな病気が発生して、多分この予算には反映されていないんですけれども、市立病院がピンチになったときは法定外の部分も考えざるを得ない状況が来るかと思うんですけれども、その辺の考え方はどうでしょうか。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 現在、法定内の20億円ということで予定をしておりますけれども、その後今回の新型コロナウイルスの関係が別枠でということでお話をいただけるのであれば、病院とそれから財務当局とよく調整をしまして、支出のほうを考えて行きたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  今まで1億ずつ伸びていたんだよね。今回2億になっちゃった。残念だな。全く残念だ。  あなたのところは病院じゃないから、詳細はわからないと思うけれども、病院のほうからどんな形で2億円頂戴というふうに言ってきたのか。その辺をちょっと明らかにしてくれる。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 毎年病院事業への繰り出しにつきましては、これまで市の財政事業や市立病院の経営状況を踏まえまして、国が示す基準により算出した額よりも低い額で繰り出しを行ってきたところでございます。  しかしながら市立病院からの報告では、一般会計からの繰入金を除いた令和元年度の資金収支ベースで令和2年度の資金収支を試算したところ、現金預金残高をすべて投入しても、約23億円の資金不足が生じるという状況でございました。市立病院が経営改善していくことは、地方公営企業として当然の責務でございますが、一方市立病院は市民の生命を守り、不安なく安心して医療が受けられる体制を整える必要がございます。  また、市立病院としましても経営改善委員会の設置や病院機能評価の実施によるガバナンスや体制の見直しなど、職員が一丸となって病院運営の改善に努めているところではございますが、財務数値に反映するには時間を要することから、令和2年度は20億円の繰出金を予算計上することで市立病院の経営基盤を強化させようとするものにしたものでございます。  説明は以上になります。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  課長が今、説明したように、言葉ではどうにも言える。実際に経営改善に乗り出していると。本当にやっているのかなと私は思うんです。私も病院にはかかっています。  行ったときには、どしどし私言っているんです。こういうところまずいよ、こういうところを改善したほうがいいよ、これ委託に出したほうがいいよ、これはほとんど他の公共病院でも委託で出しているんだと、そうすればここで5,000万円浮くんだよ。経営改善の考え方がないんだよ。人を患者を呼ぶ、そういう考え全く持っていない。頭は確かに今、一生懸命やっています。  この間、私、8時に行ったんです。そうしたら白い服着た管理者がいらっしゃいませという、これが本当の患者を呼び込む体制なんですよ。こういう形になればいいんですよ。今、経営改善の方法も出しているらしいけれども、私言っているんです。  言葉、文書、誰でも書けるんです。静じゃないんだよ、動なんだよと言っている。動。動かなかったら金は入ってこないんだ。俺様じゃ駄目なんだ。  だから、2億円出してくれというのは、来年度の令和元年度の赤字、これが大幅にふえちゃうから、こうやって2億円になっちゃったんだよ。大体わかる。だから2億円入れてくれということになる。資金不足は当たり前なんですよ。大体働かないんだから、働かなければ入らないんだよ、金が。企業会計だよね、あそこは。  そういうような形で一丸となってやらないから、あなた方が指導しなくちゃいけないんだよ。任せっきりじゃ駄目なんだよ。  市長は援助体制はすると言ったって、言葉だけじゃ駄目なんだ。行って、自分みずから陣頭指揮を取らなくちゃ駄目なんですよ。  そういう中で、予算を計上したんだろうと私は思うんだけれども、そこで先ほど斉藤委員が質問したように、正直言って法定外出されちゃ困るわな。なぜ困る。それは法定内だって近隣の公立病院は出していないんです。越谷市、春日部市、8億円ぐらいしか出していないんだよ。黒字なんだよ。俺は公立病院ですから赤字はいいと思っているんです。あまりにも大きくなっちゃっているんです。もう立て直すことできないんだよ。どうやって立て直すんですか。  まだまだ法定内、法定内の限度、何パーセントなんですか。あとどのぐらいあるんですか。だからいいんだということじゃないんだからな。 ○委員長 執行部、答弁はできますか。  健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 法定内の金額でございますが、令和2年度が22億3,247万2,000円となっております。割合のほうが89.5%となります。
     以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  今、ぐじゅぐじゅと言って、最後に85%と言ったように聞こえたんだよ。85%ということは聞こえた。2億を入れて85%なの。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 率でございますが89.5%でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  89.5%、あと幾ら残っているんだ。単純計算で。だから入れろと言うんじゃないぞ。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 残りの数字でございますが2億3,247万2,000円でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  もう1回。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 2億3,247万2,000円でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  それが精いっぱいね。  とにかく法定内、まだ入るんだからという、そういう楽観があるんです。私が医者へ行って聞いたら、前回、私行っているんですけれども、議員さん、もう草加市立病院はこれですか、駄目なんですか。よくも悪くもあなた方だと私言ったの。よくも悪くもあなた方次第、特に改革精神を出して、そして改革しようと思って上に持っていったら、消されたんだぞ。消されたんですよ。なんだそんなものは駄目だよ出しちゃ。これが現実なんですよ。それだもの金なんか入ってくるわけないんです。  先生は見立ては悪い、口は悪い、サービスは悪い、古い先生はいいんです。だけれども、新しい先生は、聞くとあんたに言ってもしようがないでしょう、俺は専門家だと言われちゃう、そういう状況があるということですから、十分に草加市が指導して、そして改革精神を出して、そしてこうなんだということを訴えて、そして企業努力をしてもらって、そしてやるような形をやって、予算編成に臨んでいただきたいということをいって、ぜひ予算計上しながらやっていただきたい、こういうように私は思います。  もう1回答弁してください。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 委員さんからお話しいただきました内容、重々肝に置きまして、予算の交渉というかお話をさせていただきたいと思います。  20億円という市民からお預かりさせていただいている貴重な税金、こちらの意識をしっかり病院の職員に伝えて、適切に無駄なく執行していただくようにお願いするように申し入れをしっかりしていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、4款3項に対する質疑を終了いたします。  以上で、健康福祉部に係る部分の審査を終了いたします。  暫時休憩いたします。 午後 2時47分休憩 午後 3時05分再開 ○委員長 休憩前に引き続き委員会を開きます。  市民生活部に係る部分の審査を行います。  初めに、市民生活部の予算概要について総括説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長 令和2年度市民生活部の予算概要について申し上げます。  市民生活部の予算額、人件費を除きまして31億3,162万5,000円をお願いするものでございます。令和元年度と比較をして3億5,559万6,000円、12.8%の増額でございます。  令和2年度の主な取り組みにつきましては、交通行政ではパリポリくんバス新田ルートの開通に伴い、バス事業者に対し運行費補助を行うとともに、利用状況調査を実施してまいります。また、自転車の事故を抑制するため、自転車通行区間を整備してまいります。  環境行政では、第二次草加市環境基本計画に基づき、社会情勢や課題に適切に対応してまいります。  また、防犯行政では、特殊詐欺につきましては、市内での被害の減少傾向が見られておりますが、引き続き被害撲滅に向け、警察との連携を密に取り組みを進めてまいります。また、空家対策におきましては、財産管理人制度を活用し、危険空き家の対策を進めてまいります。  市民生活では、常に市民サービスの観点から、現場第一、スピード感をモットーに社会変化にしっかり対応するため、計画的かつ効果的な事業運営を図ることにより、誰もが安心できる支え合いのまちが実現できますよう取り組んでまいります。  以上でございます。 ○委員長 執行部の総括説明が終わりました。  次に、2款1項総務管理費のうち市民生活部に係る部分の説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長 それでは、市民生活部にかかわる部分について申し上げます。  14目支所及び出張所費は1事業、予算額603万3,000円、前年度比で29万5,000円、5.1%の増額でございます。増額理由として、松原サービスセンターの自動ドア装置の修繕費による増額でございます。  また、事業内容としましては、谷塚、松原、新田、3カ所のサービスセンターの旅費、需用費及び松原サービスセンターの施設管理費を計上させていただいております。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款1項のうち市民生活部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、2款3項戸籍住民基本台帳費の説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長 2款3項戸籍住民基本台帳費について申し上げます。  1目戸籍住民基本台帳費は4事業、予算額3億1,045万6,000円、前年度比で1億4,748万2,000円、90.5%の増額でございます。増額の理由としまして、戸籍システムの再構築に伴う電算委託料及び個人番号カード交付事業費交付金の増額によるものでございます。  また、事業内容としましては、戸籍住民基本台帳総合窓口、市民福祉葬祭、各事業にかかわります費用を計上させていただいております。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  飯塚委員。 ◆飯塚 委員  個人番号カード交付事業費交付金が大変大きな金額になっておりますけれども、交付枚数がどれぐらいの見込みの予算額となっているのか、現状の枚数と比較してどれぐらいふえるのか、ちょっとお示しをいただきたいと思います。 ○委員長 市民課長。 ◎市民課長 個人番号カードの交付見込み枚数でございます。  こちら増額の要因となっているものは、まず国の想定枚数がふえていることが主たる要因となってございますので、国の見込みのほうから申し上げたいと思います。  令和元年度におきましては、国は500万枚を想定しておりまして、それに対して令和2年度は3,599万枚を想定しております。それに対しまして、本市の交付見込み枚数でございます。平成31年度につきましては約8,200枚、令和2年度におきましては約2万5,700枚を想定してございます。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  かなり多い枚数だと思いますけれども、以前このマイナンバーカードを始めた当初は、特別にたしか窓口を設けたと思うんですけれども、令和2年度はどのような体制で取り組むのかお示しいただきたいと思います。 ○委員長 市民課長。 ◎市民課長 窓口の体制につきまして御答弁申し上げます。  マイナンバーカードが始まった当初は、最大で委託事業者13人、また、臨時職員17人とで9窓口体制で臨んでございました。しかしながら、実際の想定より大幅に交付実績が下回った経緯がございます。予算の適正執行の観点から、今後の窓口体制につきましては、国の想定枚数のほか、交付実績の推移と各種情報を見きわめさせていただきまして、安定的な窓口運営を図る体制を維持してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  安定的な窓口体制というのを現状でやるということですか。 ○委員長 市民課長。 ◎市民課長 現状、臨時職員9人で3窓口体制となってございますが、引き続き経緯を見ながら現状の体制を維持してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  矢部委員。 ◆矢部 委員  市民福祉葬祭事業で市民福祉葬負担金があると思うんですけれども、これの内訳の御説明お願いします。 ○委員長 市民課長。 ◎市民課長 市民福祉葬負担金の内訳についてでございます。  予算総額としましては4,663万5,000円を計上させていただいておりまして、そのうち葬儀式ありが207件、予算が4,243万5,000円。続きまして、火葬式でございますが、40件、金額といたしましては420万円となってございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款3項に対する質疑を終了いたします。  次に、2款7項市民安全費のうち市民生活部に係る部分の説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長 2款7項市民安全費のうち市民生活部にかかわる部分について申し上げます。  市民安全費は12事業、予算額5億8,894万9,000円、前年度比で7,360万1,000円、14.3%の増額でございます。増額の理由としまして、市内4駅に設置予定のホームドア設置に伴う設計費の補助、また、コミュニティバスの運行補助、非常勤嘱託員であった防犯パトロールアドバイザーが会計年度任用職員への以降に伴う報酬、手当等、自転車通行区間の整備などにより増額となったものでございます。  1目市民安全総務費は4事業、事業内容としまして、コミュニティバス運行費補助金、防犯パトロールアドバイザーの報酬、自主防犯活動補助金に係る費用でございます。  2目交通安全対策費は3事業、事業内容としまして、交通指導員の報償金、各種交通事故防止啓発事業に係る費用、交通団体への補助金、路面表示や道路反射鏡等の設置工事費、放置自転車対策等に係る費用でございます。  5目環境政策費は4事業、事業内容としまして、環境用水の導水、太陽光発電システム等の設置補助金、河川の水質等分析調査に係る費用でございます。
     6目放射線対策費は1事業、事業内容としまして、給食の放射性物質検査に係ります会計年度任用職員の報酬等、また、検査機器保守点検委託にかかわる費用を計上させていただきます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  飯塚委員。 ◆飯塚 委員  鉄道駅ホームドア設置促進事業補助金について、さっき部長から市内4駅の設計についてということでありましたけれども、令和2年度は設計までの事業なのか。この市が補助する補助額をお示しいただきたいと思います。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 令和2年度の予定としましては、設計までとなっております。補助率につきましては、対象事業費の3分の1になります。また、その3分の1のうち県のほうから2分の1の補助がありますので、実質的には6分の1という形になります。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  もしわかればなんですけれども、令和2年度が設計ということで、ホームドアが完成する予定がもしわかりましたら教えていただきたいと思います。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 鉄道事業者からの情報では、市内4駅につきましては、令和3年度以降順次整備をしていくと、一応出ているのはそれだけの情報になっております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  矢部委員。 ◆矢部 委員  バス路線網整備推進事業で、新たに新田駅東口バス回転広場交通誘導委託料を計上されていますが、その内容についてお伺いいたします。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 新田駅東口バス回転広場につきましては、区画整理の進捗に伴いまして、バス回転広場自体が縮小されるとともに、回転広場北側に宅地や店舗の建設が進む中で、今後さらなるバスの乗降客と一般車両が交錯する状況が想定されることから、バス利用者などの安全性を確保するために、交通誘導員を配置するものでございます。  以上でございます。 ○委員長 矢部委員。 ◆矢部 委員  交通誘導員は何名ぐらい予定されていますか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 バス利用者の多い朝夕の通勤時間帯を含めまして、1名を配置する予定でございます。  以上でございます。 ○委員長 矢部委員。 ◆矢部 委員  ノンステップバス導入促進事業費補助金の内容とノンステップ化率についてお示しください。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 当補助金につきましては、民間バス路線におけます乗降の利便性向上のため、事業者がノンステップバスを導入する際、車両購入費の一部を補助しているものでございます。  令和2年度におきましては、大型バス6台と小型バス3台の計9台を予定しているところでございます。  また、市内を走る路線バスのノンステップ化率につきましては、最新のデータであります平成30年度末現在で前年度から1.7ポイント上昇し、約86.8%となっております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  鈴木委員。 ◆鈴木 委員  ちょっとバスのところでお聞きします。  まず一つ、コミュニティバス利用状況調査等委託料、調査内容は何でしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 コミュニティバス利用状況調査等委託の内容でございます。  新田ルートの利用状況調査を実施するとともに、コミュニティバスの利用促進策の実施支援、地域の実情に応じた公共交通のあり方等について協議を行う地域公共交通会議の運営支援などを行うものでございます。  以上でございます。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木 委員  では、もう一つ、参考資料のバス路線のところで、路線の新設、再編成に関しバス事業者及び関係機関との協議調整を行っていくということで載っています。多分結構な議員さんから、また、市民の方からレイクタウンへのバス路線等も要望が多いと思うんですが、この新設、再編成というのを具体的な内容を教えていただきたいんですけれども。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 例えば、今、委員さんのほうからお話がありましたレイクタウン方面のお話しでしたり、東川口駅方面のお話しでしたり、そちらに対しましてバス事業者のほうと協議調整を進めておりますので、そういったお話になっております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  生活安全推進事業、昨年度までありましたが、安全安心パトロール委託料がなくなっておりますが、どこかの委託料などになって、事業が振り替えられているのかどうか、令和2年度どうするのか、考え方を伺います。 ○委員長 くらし安全課長。 ◎くらし安全課長 安全安心パトロール委託料がなくなっている理由に関しましては、現在、新田パトロールステーションの夜間パトロールなどに関し、民間の警備会社に委託しておりましたが、新年度からほかのパトロールステーションと同様に、防犯パトロールアドバイザーに切り替えることによるものの減でございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  パトロールステーションから防犯パトロールアドバイザーに切り替えるということなんですけれども、このパトロールアドバイザーという方は、どういった方がやっていて、業務内容的にはこれまでと変更があるのかどうか伺います。 ○委員長 くらし安全課長。 ◎くらし安全課長 パトロールアドバイザーに関しましては、警察のOBを採用しております。業務内容に関しましては、強引な客引き防止及びその他市民の皆様方からの防犯に関する問い合わせ等に対応しております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、環境政策費のうちの環境施策推進事業についてお伺いします。  地球温暖化防止活動補助金がございますけれども、この内訳などに変更などがあればお伺いしたいと思います。 ○委員長 環境課長。 ◎環境課長 地球温暖化防止活動補助金の内訳についてでございます。  令和2年度につきましては、補助金のメニューの種類、それから補助金総額の変更についてはございませんが、予算の積算に当たりましては件数の内訳につきまして、今年度の執行状況を鑑みて変更を一部行っております。  具体的に申し上げますと、今年度に対しまして太陽光発電システムを135件から130件、災害時などのためのお裾分け分を60件から55件、コージェネレーションシステム燃料電池給湯器を45件から40件に減らしまして、家庭用蓄電池を40件から65件にふやしているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  金額そのものは変わらないんですけれども、内訳が変わっているという要因が何かあるかと思うんですけれども、その要因について伺います。 ○委員長 環境課長。 ◎環境課長 背景といたしましては、太陽光発電システムによる買い取り価格、こちらが年々下がっていることから、売電するための設備から、みずから消費するための設備の設置への志向が高まっているというものが考えられると思います。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  矢部委員。 ◆矢部 委員  交通安全推進事業で、交通事故再現スタント委託料について、交通事故再現スタント教室がどこの学校で行われるのかお示しください。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 令和2年度におきましては、川柳中学校、新栄中学校、瀬崎中学校、花栗中学校の4校での実施を予定しております。  以上でございます。 ○委員長 矢部委員。 ◆矢部 委員  道路交通安全施設整備事業の交通安全施設整備工事費の内容についてお伺いいたします。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 安全かつ快適な交通環境を実現するために、主に市民の皆様からの要望に基づきまして、道路反射鏡や道路路面標示などの設置を行うとともに、ゾーン30としまして栄町二丁目地内においての整備を予定しているところでございます。  また、草加市自転車ネットワーク計画に基づきまして、自転車通行空間の整備を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  今の関連なんですけれども、自転車通行帯ですかね、これはどこの地域に予定されているのか、場所をお伺いいたします。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 自転車通行空間の整備の場所でございます。2カ所ございます。  1カ所目が市道30893号線になりまして、場所的に谷塚駅の南側にございます谷塚駅東口商店会のあるところの通りになります。整備延長が約200mを予定しているところでございます。  2カ所目が市道1020号線、通称松原文化通りになります。整備延長が1,200mを予定しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  文化会館の前の通りは1,200mと大変長く、あそこは道幅も広いので、自転車通行帯はつくれると思うんですけれども、谷塚駅東口の商店会というのはそもそもが狭い中で、どういったふうに自転車の通行帯を確保していくのか、整備方法を伺います。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 車道の端というんですかね、自転車が左側を通行するように路面表示を設置してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  矢部委員。 ◆矢部 委員  環境政策費の中で、毎年、市民の方から言われていたのが、綾瀬川の異常排水、水路から色水とか流れ出てきているというところで、今までくらし安全課のほうか環境課さんのほうにお知らせして、成分分析というか行ってほしいという旨を伝えていたんですけれども、いままでは危険物、有毒、有害な物質が含まれていないからということだったんですけれども、来年度の予算として詳しい成分分析をするような予算というのは盛り込まれているのかどうか、教えてください。 ○委員長 環境課長。 ◎環境課長 河川の水質の御指摘等度々市民の方からお受けして、その都度参っているところでございます。実際にそういった水質の事故に遭った場合につきましては、委託を行っておりまして、異常な水質の事故に遭った場合などにつきましては、有害物質の測定委託料というものを活用させていただきまして、そういった案件があった場合につきましては、業者に分析のお願いをするような、そういった形を取っております。  以上でございます。
    ○委員長 矢部委員。 ◆矢部 委員  今の答弁ですと、今後はちゃんと成分分析もやっていただいて、河川に色水というか異常排水が流れているということは、やはり草加市関連してどこかから流れ出ているということは、これはもう間違いないわけで、それはもう厳重にやっていただけるという解釈でよろしいんですか。 ○委員長 環境課長。 ◎環境課長 委員さん御指摘のとおり、水質の事故、有害、パックテスト等を行って、簡易的なテストを行って、まず速報という形でお調べするんですけれども、有害性があると認められた場合につきましては、即対応するような形を取らさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井 委員  道路の標識は県でしたでしょうか。道路の標識、止まれだとか、県の担当。  警察、そうですか。  道路の標識が消えちゃって、それで止まれも何も消えちゃって、止まらないで車が通ったりとか、ぶつかりそうになったとか、接触したとか、そういうのがすごく多くて、それで市の担当のものはよくやってくださっているんです。私、交通量調査、この辺にちょっと入れていただいて、草加市のちょっとその辺の現状とかを調査していただくというのを毎年その話がすごく出るので、ごめんなさい、ちょっとこの予算のような予算でないような感じなんですが、どうしても市民の危ないという声が多いものですから、済みません、ちょっと予算のような予算でないような、警察かもしれないんですが、済みません。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 区画線が消滅しているというお話は御要望でもよくいただいているお話でございます。  私どもとしましても、職員がパトロールしていまして、現場を発見すれば直ちに警察のほうに要望していくような対応を取っているところでございます。  引き続きパトロールをしながら、やっぱり区画線が消えているのは危ないので、随時警察のほうに要望していきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  都市照明施設整備工事費なんですけれども、1,668万5,000円、工事費、これは何基新設をするのか。それから、電灯の補助金が大分少なくなっていますね。これは町会に対する補助金だろうというふうに私は思うんですよ。これはLEDが新設をして、そして、それとも私のところに公道が新設をされて、そこのところに草加市のやつが入ったから、こういうふうにどんどん縮小されて、電気料が少なくなっているのかどうか、その辺についてちょっとお知らせをしていただきたいと思います。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 まず、最初の都市照明の施設の工事の設置基数でございます。  令和2年度におきましては100基の設置を予定しているところでございます。  続きまして、電灯料等補助金の減額の理由でございますが、主な理由としましては、松原団地D地区に設置されております照明が、開発によりまして、UR都市再生機構の申請がなくなったことで補助金の金額が減額となったものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると、補助金のほうはわかりました。  100基の新設なんですけれども、これは草加市が計画的に市民等から要望があり、そして設置するもの、さらには市民から直接役所のほうに連絡をしてやるのか、その内訳はどうなっているのか、その辺をお知らせをしていただきたいなと、こういうふうに思っております。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 設置に当たりましては、市民の方々からいただいた要望による設置のものが主なものでございます。  設置に当たりましては、現地のほうを我々で確認いたしまして、明るさの確認をして、暗いようであれば設置をすると、そういった形を取っております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  そうすると大分計画的に市民の要望とさらには市のほうが直接見てつけるやつもあります。その中で、相当進んでいるというふうに思うんです、市内全体では。  市内全体では相当進んでおります。したがって、電気料なんですけれども、今までの設置に代わるLEDに変えたときの電気料の差、おおよそでいいんですけれども、どのぐらい節約ができているのか、その辺についてお知らせいただきたいなと思います。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 平成28年度にLED化を大きく図りましたので、その前後の年で比較させていただきますと、平成27年度の電気料金が約1億2,600万円でございました。平成29年度につきましては、電気料金が約4,930万円でございましたので、差し引きしますと約7,700万円ほどになるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  7,700万円の減額、これはすごいな。  7,700万円の減額ということは、今、現在つけた中での電気の新設を図ったとするならば、どのくらいの新設ができたのかということをちょっとお尋ねしたい。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 電気料金の減額7,700万円ということで、過年度の実績から照明1基当たり設置するのに約16万円程度かかります。それなので7,700万円から16万円を割り算いたしまして、約480基設置できることになります。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  480基に対する電気料金はどのぐらいなの。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 480基の電気料金といたしまして11万5,200円ほどでございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  なぜ聞くかというと、これは市民に対する還元なんですよね。ということはこういうような形でこういうのをつくったから、こういうふうな形で出てきているんだと。我々は口外的にも非常にプラスになっているんだということで訴えることができるんです。  だから、私は聞いているの。だから、予算かなということで、頑張っていただきたいなと、こういうふうに思っております。 ○委員長 交通対策課長。 ◎交通対策課長 頑張ります。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款7項のうち市民生活部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、4款1項保健衛生費のうち市民生活部に係る部分の説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長 4款1項保健衛生費のうち市民生活部にかかわる部分について申し上げます。  3目環境衛生費は2事業、予算額1,541万3,000円、前年度比で513万5,000円、25%の減額でございます。減額理由としまして、路上喫煙対策事業が生活安全推進事業に統合されたことに伴い減額になったものでございます。  その事業内容としましては、スズメバチ等の駆除に係る委託費用、また狂犬病予防事業に係る費用を計上させていただいております。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  飯塚委員。 ◆飯塚 委員  環境衛生事業の猫不妊・去勢手術補助金、若干令和2年度は上げていただいたと思いますけれども、獣医師会との契約で手術を行っていただいていると思うんですが、年度が変わるごとに契約をされるのかどうかを伺いたいと思います。 ○委員長 くらし安全課長。 ◎くらし安全課長 獣医師会との契約に関しましては、年度ごとに契約を行っております。  以上でございます。 ○委員長 飯塚委員。 ◆飯塚 委員  これ補助額を上げていただいたおかげで、非常に使い切っていただいて、今、待ちの状態の方が多いようなんですけれども、いつごろ、令和2年度はスタートできるんでしょうか、その契約を終えて。 ○委員長 くらし安全課長。 ◎くらし安全課長 新年度におきましては、ゴールデンウイーク明けを計画しております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、4款1項のうち市民生活部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、4款2項清掃費の説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長 4款2項清掃費について申し上げます。  清掃費は6事業、予算額21億6,808万5,000円、前年度比で1億2,742万4,000円、6.2%の増額でございます。増額の理由としまして、東埼玉資源環境組合の負担金、一般廃棄物収集運搬業務委託料の増額によるものでございます。  初めに、1目清掃総務費は3事業、その内容としましては、古紙類等回収奨励金、生ごみ処理容器等購入補助、環境業務センター施設管理運営費、クリーンふるさと推進協議会補助に要する費用でございます。  2目塵芥処理費は2事業、その内容としましては、リサイクルセンターの維持管理に係る費用、可燃ごみ、不燃ごみ、資源物の収集運搬に係る費用、動物死体処理に係る費用、東埼玉資源環境組合負担金などに要する費用でございます。  3目し尿処理費は1事業、その内容としましては、し尿のくみ取りに係る委託費用及び東埼玉資源環境組合負担金などに要する費用を計上させていただいております。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  では、クリーンふるさと運動推進事業についてお伺いいたします。  この補助金の内容、どういうものなのかお伺いいたします。 ○委員長 廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 クリーンふるさと推進協議会に出しております補助金の内容でございますが、主に春と秋に実施しております美化運動に対する費用、それと年に1回発行しておりますクリーンふるさと情報誌の作成に対する費用でございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  年に春と秋に清掃活動をやっておられますけれども、効果というものはどのようにお考えなのか、予算計上されておりますので、多分効果があって、令和2年度もやるかと思いますけれども、その辺の考え方伺います。 ○委員長 廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 たくさんの活動団体の方が、市内をきれいにするというところから、まちをきれいにするというところ、意識の醸成が高まるということで効果があるものと考えております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  次に、環境業務センター施設管理運営事業、この中に施設改修工事調査業務委託料、また施設改修工事が費含まれております。この内容についてお伺いいたします。 ○委員長 廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 施設改修工事調査業務委託料でございますが、こちら施設改修工事ということで空調機改修工事、給排水管の改修工事を設計するのですが、その設計をするに当たりアスベストが建材にどれだけ含まれているかどうかの検体を調べるための委託となります。その結果を設計のほうに反映するものでございます。
     続きまして、施設改修工事費の内容についてでございます。  令和2年度において、環境業務センター内の改修工事を二つ行うものです。  一つ目は環境業務センター側の空調機の改修工事を行うものでございます。事務室や会議室の空調機、合計で10基を入れ替えるものでございます。  二つ目は青柳分署側も含めた給水管及び給湯管の改修工事で、現在も水漏れが繰り返し行われている水漏れの原因と考えられる1階浴室配管及びシャワー設備、浴室等の配水管、給湯管の新たな配管接続設置をするものでございます。  なお、環境業務センターにつきましては、昭和54年から設置されているものですが、大規模な工事が行われていないままきておりまして、二つの改修工事を行うものでございます。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  聞くところによるとこの環境業務センター、エアコンがつかなかった状態にあったということなんですけれども、夏場外で作業されている皆さんが大変な思いをされているということで、この工事は一日も早くやっていただきたいんですが、工事時期、いつごろになりますでしょうか。 ○委員長 廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 空調の改修工事の時期でございますが、こちらのほう夏の暑い時期、また、寒い時期は避けたいと考えておりますので、9月の中旬から11月末までに完成できればと思っております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  ということは、今、エアコンがつかないところで、今年の夏も我慢して、秋の時期の工事を待つしかないということなんでしょうかね。 ○委員長 廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 何とか今の状態では動いているところでございますので、ただ早急に工事のほうには入りたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 斉藤委員。 ◆斉藤 委員  できるだけ早くお願いいたします。  あと、次に廃棄物処理事業、東埼玉資源環境組合負担金が上がっているのと、し尿処理事業、こちらは大幅に減っている、この辺の関係がどうなっているのか、増と減の理由についてそれぞれ伺います。 ○委員長 廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 東埼玉資源環境組合負担金でございますが、東埼玉資源環境組合の予算割合に対しまして算出されるものでございます。長らくごみのほうの割合が9割、し尿の割合が1割というような形で来ておりましたが、平成30年度と令和元年度におきまして、し尿処理の施設の改修工事等がございました関係で、経費負担を決める割合の中にし尿工事のし尿処理に関する予算の割合が多く占めた時期、2年間ございまして、9対1の割合が、平成30年度が81対19、令和元年度につきましては70対30という割合に2年間だけ変更がございました。  草加市の場合は、下水道の普及が進んでおりまして、し尿の処理量のほうがほかの構成市町より低いことから、し尿のほうの経費の割合が上がると、一時的に負担金のほうが低くなる傾向がございます。  今回し尿処理に対する工事の負担がなくなったことから、長らく従来続いておりました9割、1割に近い経費割合になったことから、本来払うべき額になったということで、増額となっておりますが、もともと昨年までの2年間がちょっと低かったということで、数字上増額になっているということでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  ちょっと気にかかることです。  気にかかることということは何言い出すんだろうと、こういうふうに思うかもしれないけれども、実はこれは機械的に予算を上げているのかなと、私思っているんです。残念に思っているんですよ。  権限がこの人にあるのかないのかということなんですけれども、何のために走らせているのかなと私思うんですけれども、今、申し上げます。  資源物持ち去り・不法投棄防止パトロール業務委託料なんですよ。御案内のとおり、私は毎日まちじゅううろうろしているから、俺より知らない人はいないという自負があるんです。  したがって、嫌なこと言ってあげましょうか。持ち去りをしようとしている、一生懸命詰め込んでいるにもかかわらず、そこのところ通り去っちゃう。それは何なの。走るだけだったならば、機械的に予算をのせてもしようがないんだよ。例えば、797万6,000円も上げているんだ。積算根拠をどうやって出しているんだ。  何キロぐらい走っているの。タコメーターもくっつけないで、ただ走られているだけじゃ何にもならない。税金を700万円も800万円もぶん投げ出しているのと同じなの。何台で走っているのかわからないけれども、軽自動車なんだよな。  前はよく職員が、課長みずからが出てやっていたこともあるんだよ。今もやっているというふうに私は思いますけれども、とにかくそういうことじゃ困るんだよ。  だから、どういうことで予算を計上し、予算を消化させている、予算を来年度はのせたのか。その辺を明らかにしてください。 ○委員長 廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 パトロールの内容でございますが、月曜日から金曜日まで行っており、時間帯も月曜日から木曜日及び金曜日の1班の時間、業務時間は4月から10月までは午後5時から8時まで、11月から3月までは午後6時から9時まで、金曜日2班は午後3時から6時まででございます。  積算、増額ということなんですけれども、人件費のほうで見積もりを取ったところ上がったということから、増額のほうの提示が出ております。  また、持ち去りのほうなんですけれども、委託のほうで出していただいたデータを基に、職員のほうでも月に1回から2回、持ち去りのパトロールを実施しておりますが、車と車の追いかけっこになってしまいますと、なかなか難しい部分がございますので、特に委託のほうではどんな車両ナンバーがいたかということを中心に、今、委託のほうをお願いしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  答弁になっていないよ、あなた、そんなんじゃ。答弁になっていませんよ。  うちのほうでこういうふうにして、こういうふうな形で調べて、なおかつこういうことだから、距離はこのぐらい走って、何時から何時まででこうなんだと、今は人件費もずっと高騰しているから、それにのせたんだというんだったら話になるけれども、あなたは言葉を並べてただ我々に話しているだけだよ、それじゃ。  理解力というか、要するに説得力がないよ、それじゃ。市民の税金を使っているんだから、もっとよく説明して。 ○委員長 廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 毎日、資源物の回収日のところを動いておりますので、おおむね2台で動いておりますが、キロ数にしてはおおむね50〜100kmぐらいの走行距離があるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  それはその都度調べているのか。 ○委員長 廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 キロ数の報告までは提出してもらっておりませんが、資源物の回収地域をおおむね回るとそのぐらいの距離が出てくるものと考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  理由にならない、そんなの。  きちっとね、自分たちが走って、相手が持ってきたやつをやるんではなくて、自分たちが走って、それで相手に走らせて、タコメーターをつける。そして、どこで止まったというのもわかるんだって、時間的に。  そういうことをやって、そして間違いないと思ったら、委託をするとか。これは例えば、委託をするのに競争させているのか。 ○委員長 廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 年間業務委託のほうとさせていただいておりますので、見積もり合わせというような形になっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  委託ですから、当然300万円以上ですから、これは競争するわね。  じゃ、この委託料の競争というのを片方は、両方、何社選んだのか知らないけれども、片方はどこの業者で、そしてどのぐらいで、そして落ちた業者は幾らで、この業者なんだということを、それを示してください。 ○委員長 廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 令和元年度の入札結果ということでよろしいでしょうか。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  それは実績だから、そんなのわかっているの。令和元年度でしょう。  それ言わせるな、そういうことは。これ予算でしょう。今年度のやつ出せって言っていないよ、あなた。  これは実績で、その前のやつなんだ。 ○委員長 執行部、答弁は出ますか。  廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 ただいま令和元年度の結果のほうの手持ち資料がございませんので、今から調べて答弁させていただきます。 ○委員長 吉沢委員、答弁保留ということでよろしいでしょうか。  吉沢委員。 ◆吉沢 委員  よろしいですかって、あんた。俺が決めるんだよ、そういうのは。  ずさんだね。  いいと思う、保留で。 ○委員長 市民生活部長。 ◎市民生活部長 よろしいでしょうか。  一つ補足を説明させていただきます。  資源物の持ち去りにつきましては、平成18年頃から職員が一生懸命毎朝毎晩回っていたような状況。その当時は古新聞の持ち去りですとか、アルミ缶の持ち去りが非常に多かったという状況でありました。  職員数にも限りがある中で、その部分をできれば委託したいという思いの中で、委託がスタートしたという背景がございます。  その中で、近年におきましては、古新聞の市場が売却金額がかなり下がっているというところで、持ち去りが大分減ってきたという事情、あと委託をするときには軽自動車で回るほうがより安く回れるというところもありますので、毎日、今、前段で課長が説明したとおり、軽自動車2台で職員2人つけて計4人で回っていただいているという状況でございます。  走行距離、あるいは実績につきましては、職員がもともと平成18年からパトロールをしてまいりましたので、その実績に基づいて回っていただいているというような状況でございます。  以上でございます。  ──────────◇────────── △資料の要求 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢 委員  じゃ、それは部長、話してくれたから、資料で出していただければいいから、取り計らってくれる。業者の競争内容。 ○委員長 執行部、ただいま要求のあった資料は提出できますか。  廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 調べまして、資料のほう提出させていただきます。 ○委員長 お諮りいたします。  ただいま、吉沢委員から資料の要求がございましたが、委員会として資料を要求するということで、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  よろしくお願いいたします。   〔3月2日配付(委員会)〕  ──────────◇────────── ○委員長 ほかにございますか。  田中委員。 ◆田中 委員  廃棄物減量化推進事業でちょっとお聞きします。
     私、ごみ分別アプリを使っていまして、非常に使うとすごい便利なんですけれども、ここにごみカレンダーが上がっていますが、ごみ分別アプリの利用促進、令和2年度、何か考えられていることありますか。 ○委員長 廃棄物資源課長。 ◎廃棄物資源課長 ごみ分別アプリの利用促進でございますが、ごみ収集カレンダーのほうにもQRコードのほうを載せまして、利用促進を図っております。また、チラシのほうも作成いたしまして、各公共施設、またイベント等のときに配布をさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、4款2項に対する質疑を終了いたします。  次に、5款1項労働諸費の説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長 5款1項労働諸費について申し上げます。  労働諸費は2事業、予算額2,430万3,000円、前年度比で341万6,000円、16.4%の増額でございます。増額の理由としましては、勤労福祉会館空調機改修工事などによる増額でございます。  初めに、1目労働諸費は1事業、その内容としましては、労働セミナー、内職相談等の費用、草加八潮地区労働組合協議会への補助金、草加地区雇用対策協議会への負担金に要する費用でございます。  2目勤労福祉会館費は1事業、その内容としましては、勤労福祉会館の運営並びに各種維持管理等に要する費用を計上させていただいております。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  斉藤委員。 ◆斉藤 委員  今の御説明の中で、勤労福祉会館空調機改修工事、こちらも空調の工事があるということでございます。勤労福祉会館の部屋がたくさんあるんですけれども、どこのお部屋の空調を工事されるのか伺います。 ○委員長 くらし安全課長。 ◎くらし安全課長 勤労福祉会館にあります応接室及び併設しております新田サービスセンターの事務室、消費生活相談室の3ルームに関し空調の改修工事を実施する予定でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、5款1項に対する質疑を終了いたします。  次に、7款1項商工費のうち市民生活部に係る部分の説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長 7款1項商工費のうち市民生活部にかかわります部分について申し上げます。  3目消費生活対策費は3事業、予算額1,838万6,000円、前年度比で851万3,000円、86.2%の増額でございます。増額の理由としまして、会計年度任用職員制度に伴う報酬、手当等による増額でございます。  その事業内容としましては、消費生活講座、消費者団体に対する事業費補助、消費生活相談員にかかわる費用、また、はかりの定期検査等に要する費用を計上させていただいております。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、7款1項のうち市民生活部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  以上で、市民生活部に係る部分の審査を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 本日の日程について協議会に切り替えてよろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、協議会に切り替えさせていただきます。 午後 4時10分休憩   〔協 議 会〕 午後 4時14分再開 ○委員長 協議会を閉じまして、委員会を再開いたします。  ただいま御協議いただきましたとおり、本日は以上で終了したいと思いますが、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  次回は、3月2日午前10時から委員会を開催し、審査となりますので、よろしくお願いいたします。  ──────────◇────────── ○委員長 以上で、本日の一般会計予算特別委員会を終了いたします。 午後 4時15分閉会...