草加市議会 > 2019-06-20 >
令和 元年  6月 定例会−06月20日-付録
令和 元年  6月 定例会−06月20日-06号

  • 均等割(/)
ツイート シェア
  1. 草加市議会 2019-06-20
    令和 元年  6月 定例会−06月20日-06号


    取得元: 草加市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和 元年  6月 定例会−06月20日-06号令和 元年  6月 定例会                 令和元年草加市議会6月定例会                    議事日程(第15日)                                  令和元年 6月20日(木曜日)                                    午前10時   開  議  1 開  議  2 請願の特別委員会の閉会中の継続審査  3 議案の上程  4 各常任委員長報告   △ 総務文教委員長報告   △ 福祉子ども委員長報告   △ 建設環境委員長報告  5 各常任委員長報告に対する質疑  6 討  論  7 採  決  8 議員提出議案報告及び上程
     9 議員提出議案の説明 10 議員提出議案に対する質疑 11 委員会付託省略 12 討  論 13 採  決 14 議員の派遣 15 市長あいさつ 16 閉  会 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ 午前10時00分開議 ◇出席議員 27名    1番  矢  部  正  平   議 員    16番  西  沢  可  祝   議 員    2番  菊  地  慶  太   議 員    17番  松  井  優 美 子   議 員    3番  田  中  宣  光   議 員    18番  白  石  孝  雄   議 員    4番  吉  岡     健   議 員    19番  中  野     修   議 員    5番  大  里  陽  子   議 員    20番  関     一  幸   議 員    6番  藤  家     諒   議 員    21番  佐  藤  憲  和   議 員    7番  石  川  祐  一   議 員    22番  吉  沢  哲  夫   議 員    8番  金  井  俊  治   議 員    23番  佐 々 木  洋  一   議 員   10番  小  川  利  八   議 員    24番  飯  塚  恭  代   議 員   11番  井  手  大  喜   議 員    25番  切  敷  光  雄   議 員   12番  佐  藤  利  器   議 員    26番  芝  野  勝  利   議 員   13番  石  田  恵  子   議 員    27番  鈴  木  由  和   議 員   14番  斉  藤  雄  二   議 員    28番  新  井  貞  夫   議 員   15番  広  田  丈  夫   議 員 ◇欠席議員  1名    9番  小  森  重  紀   議 員 ◇地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者   浅  井  昌  志   市長           下  国  季  樹   子ども未来部長   小  谷     明   副市長          石  倉     一   市民生活部長   高  木  宏  幸   教育長          鈴  木  博  幸   都市整備部長   多  田  智  雄   総合政策部長       石  川  直  浩   建設部長   浅  井  公 三 郎   総務部長         中  原  勝  美   上下水道部長   高  橋  知  之   自治文化部長       岡  田  浩  春   病院事務部長   斉  藤  和  見   健康福祉部長       青  木     裕   教育総務部長 ◇本会議に出席した議会事務局職員   高  松  光  夫   議会事務局長       贄  田  隆  史   総括担当主査   武  田  一  夫   議会事務局次長      岩  元  裕  志   書記   古  賀  千  穂   総括担当主査 ◇傍 聴 人    なし 午前10時00分開議 △開議の宣告 ○関一幸 議長  ただいまから本日の会議を開きます。  ──────────◇────────── △請願の特別委員会の閉会中の継続審査関一幸 議長  請願の特別委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。    ◇請願第2号の継続審査関一幸 議長  多様性尊重社会実現調査特別委員長から、目下委員会において審査中の請願第2号は、会議規則第111条の規定に基づき継続審査申し出がありました。  よって、多様性尊重社会実現調査特別委員長申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立全員〕 ○関一幸 議長  起立全員であります。  よって、請願第2号は継続審査とすることに決しました。  ──────────◇────────── △議案の上程 ○関一幸 議長  次に、本定例会提出され、委員会審査が終了しました第48号議案から第57号議案一括議題といたします。  ──────────◇────────── △各常任委員長報告関一幸 議長  各常任委員長から審査の結果について報告がありました。  審査結果表をお手元に配付しておきましたので、御了承願います。  これより各常任委員長から審査の経過及び結果について順次報告を求めます。    ◇総務文教委員長報告関一幸 議長  広田総務文教委員長。   〔15番 広田議員登壇〕 ◎15番(広田丈夫議員) 御報告申し上げます。  本定例会におきまして、当委員会での審査が終了しました案件は、議案4件であります。  以下、審査の経過及び結果について、その概要を御報告申し上げます。  初めに、第48号議案 令和元年度草加一般会計補正予算(第2号)中、当委員会付託部分について申し上げます。  歳出中、2款1項総務管理費については、森林環境譲与税基金の対象として民間建築物への補助は想定していないとのことだが、具体的にどのようなものを対象とする想定なのかという質疑については、国からの通知で木造公共建築整備等が対象とされていることから、新たな公共施設の建設や建て直しの際の、国産材を使用した木造化木質化などを想定しているとのことであります。  2款8項スポーツ振興費については、コロンビア選手団事前キャンプの受け入れ時、小学校向けに行う交流事業の内容はという質疑については、希望した小学校3校に対して、選手たちが学校に赴いて講演会を行うとのことであります。  7款1項商工費については、今回の補正額を含めたプレミアム付商品券事業の総事業費及び事務経費はという質疑については、総事業費は12億3,596万9,000円で、そのうち事務経費は1億6,504万4,000円とのことであります。  次に、第50号議案 草加税条例等の一部を改正する条例の制定については、自動車取得税が廃止され、軽自動車税環境性能が新設されるのに当たり、取り扱いはどのように変わるのかという質疑については、これまで自動車取得税は、県が申告納付の方法により徴収し、自動車取得税交付金として市の歳入になっており、軽自動車税環境性能の創設後は、軽自動車税として市税収入となるが、当分の間は環境性能の賦課・徴収は県が行い、市へ払い込まれるとのことであります。  また、環境性能臨時的軽減として税率を1%軽減するとのことだが、それによる減収分に対して国からの補填はあるのかという質疑については、地方特例交付金により、全額国費で補填されるとのことであります。  次に、第57号議案 川柳中学校B−1棟大規模改造工事建築工事請負契約の締結については、トイレ改修の内容はという質疑については、トイレバリアフリー化とともに、和式トイレから洋式トイレに改修するとのことであります。  また、工期が12月9日までとのことだが、2学期の学校活動に支障が出ないのかという質疑については、生徒が学校活動を行う校舎内エリアについては、夏休み期間中に工事を行うことで、影響を最小限にするとのことであります。  また、工事期間中、職員室はどこへどのように移動するのかという質疑については、一時的に別棟の金工室に移動し、夏休み終了までに元の場所に戻すことを予定しており、移動作業については新たに業者と契約して行うとのことであります。  また、第52号議案 草加森林環境譲与税基金条例の制定については、執行部の説明を受け、了とした次第であります。  以上で質疑を終了し、討論に入りましたところ、1名の委員から反対の討論がありました。  討論終了後、直ちに採決を行いましたところ、お手元の委員会審査結果表のとおり決した次第であります。  以上、御報告といたします。    ◇福祉子ども委員長報告関一幸 議長  佐藤利器福祉子ども委員長。   〔12番 佐藤利器議員登壇〕 ◎12番(佐藤利器議員) 御報告申し上げます。
     本定例会におきまして、当委員会での審査が終了しました案件は、議案3件であります。  以下、審査の経過及び結果について、その概要を御報告申し上げます。  初めに、第48号議案 令和元年度草加一般会計補正予算(第2号)中、当委員会付託部分については、10月からの幼児教育・保育の無償化により、3歳児以上の保育料が無償となるが、多子世帯減免制度はどのようになるのかという質疑については、無償化後の多子世帯減免制度に変更はなく、ゼロ歳児から2歳児までの無償化の対象とならない第2子以降について、制度が適用となるとのことであります。  また、副食費が実費負担となるとのことだが、保護者負担はふえるのかという質疑については、幼稚園ではこれまでも実費負担をしているため変更はなく、保育園では今まで保育料に含まれていた副食費が、無償化によって4,500円の実費負担となるが、現行の保育料の金額を超えることはなく、低所得層減免制度等もあることから、無償化により負担がふえることはないとのことであります。  また、第49号議案 令和元年度草加介護保険特別会計補正予算(第2号)並びに第53号議案 草加放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、執行部の説明を受け、了とした次第であります。  以上で質疑を終了し、討論に入りましたところ、1名の委員から反対の討論がありました。  討論終了後、直ちに採決を行いましたところ、お手元の委員会審査結果表のとおり決した次第であります。  以上、御報告といたします。    ◇建設環境委員長報告関一幸 議長  金井建設環境委員長。   〔8番 金井議員登壇〕 ◎8番(金井俊治議員) 御報告申し上げます。  本定例会におきまして、当委員会での審査が終了しました案件は、議案4件であります。  以下、審査の経過及び結果について、その概要を御報告申し上げます。  初めに、第55号議案 草加地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定については、今回の改正により、松原団地駅西側地区地区計画区域のうち地区整備計画が定められた環境調和型住宅ゾーンB地区及びC地区、並びに生活交流拠点ゾーンにおいて建築物用途等に関して制限を受けることになるが、当該区域での建築が想定されている建築物はという質疑については、B地区共同住宅戸建て住宅が建築できる区域、C地区は基本的に戸建て住宅が建築できる区域で、10mの高さ制限を設けることで統一した街並みを形成するための規制を行い、生活交流拠点ゾーン商業施設、大学の教育関連施設、(仮称)松原児童センター等の整備を予定しているとのことであります。  また、環境調和型住宅ゾーンC地区では、10mの高さ制限を設けるとのことだが、既存の建築物の中で、今回新たに設けられる制限に該当する建築物はあるのかという質疑については、現時点で地区整備計画区域内において法律に不適合となるような建築物はなく、松原小学校のあるC地区では10mの高さ制限を設けるが、学校や児童福祉施設等適用除外の条文を定めているので支障はないとのことであります。  次に、第56号議案 橋りょう耐震化補強工事槐戸橋請負契約の締結については、今回の耐震化補強工事は、以前から計画していたものなのか、また、今回の工事によりどの程度の地震まで耐えられるようになるのかという質疑については、今回は計画に基づいて実施する工事で、この工事により平成7年の阪神・淡路大震災や平成23年の東日本大震災と同規模の地震にも大きな損傷なく耐えられるものになるとのことであります。  また、工事安全対策及び施工中の渋滞緩和の対策はという質疑については、安全性を考慮し、できる限り川の中での作業は避け、橋の桁下での作業を中心に行うことを考えている。  また、今回は車道部分工事は行わないが、歩道の施工時は、作業帯を小さくすることで、車が相互通行できるようにしていきたいとのことであります。  また、第51号議案 草加市開発・建築関係手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定については、執行部の説明を受け、質疑を行い、了とした次第であります。  また、第54号議案 草加市公害を防止し市民の環境を確保する条例の一部を改正する条例の制定については、執行部の説明を受け、了とした次第であります。  以上で質疑を終了し、討論に入りましたところ、討論なく、直ちに採決を行いましたところ、お手元の委員会審査結果表のとおり決した次第であります。  以上、御報告といたします。 ○関一幸 議長  以上で、各常任委員長報告を終了いたします。  ──────────◇────────── △休憩の宣告 ○関一幸 議長  暫時休憩いたします。 午前10時14分休憩 午前10時14分開議 △開議の宣告 ○関一幸 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  ──────────◇────────── △各常任委員長報告に対する質疑関一幸 議長  各常任委員長報告に対する質疑でありますが、発言通告はありません。  よって、各常任委員長報告に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── △休憩の宣告 ○関一幸 議長  暫時休憩いたします。 午前10時14分休憩 午前10時19分開議 △開議の宣告 ○関一幸 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  ──────────◇────────── △討論 ○関一幸 議長  討論を行います。  発言通告により発言を許します。  13番、石田議員。   〔13番 石田議員登壇〕 ◆13番(石田恵子議員) 日本共産党を代表して討論します。  今定例会提出された議案は13件です。そのうち、我が党は第48号議案及び第52号議案に反対し、その他の議案に賛成します。  それでは、第48号議案及び第52号議案について、関連しておりますので、一括して反対理由を述べます。  森林環境譲与税について、複数年分森林環境譲与税を効果的に活用する目的から、基金を創設するとの市の考えは理解できます。しかしながら、森林環境税東日本大震災を口実に導入された個人住民税均等割への上乗せ増税を看板をかえて継続するものにほかなりません。  個人住民税均等割は、所得が非課税の人も課税される逆進性の高い税です。復興増税については、東日本大震災被災地の再建と無関係な事業への流用などが問題となりました。  今回の森林環境譲与税についても、森林のない都市部については、木造公共建築の整備や民間建築物木造化木質化への補助、植林・育林活動森林機能に関する野外活動などに使えるとのことで、草加市における活用方法は昭和村での環境学習などが答弁されました。  基金を活用した事業が、温室効果ガス排出削減災害防止等を図るための地方財源を安定的に確保するとの森林環境譲与税の目的から乖離していくことなどが懸念されます。  我が党は国民に広く負担を求めるのではなく、CO2の排出量に応じた負担により、森林・林業における地球温暖化対策の実行に必要な財源を確保するよう求める立場であり、国の制度設計のあり方に抗議するものです。  補正については、消費税が8%から10%に引き上げられる前提のもと、プレミアム付商品券事業幼稚園保育園無償化による歳入の補正が計上されています。  幼児教育保育無償化の財源は、全国での批判を受け、今年度の自治体負担分を国が補助することとなり、当補正予算に10月からの半年分として1億8,655万9,000円が計上されました。しかしながら、来年度以降は自治体負担が重くのしかかってきます。国が進めた政策であり、我が党は国に対し、次年度以降の負担も継続するよう求めるものです。  とりわけ草加市のように公立保育園を存続させ、質の高い保育を提供してきた自治体ほど重い負担を強いられる仕組みに抗議し、反対するものです。  以上で、討論を終わります。 ○関一幸 議長  以上で、討論を終了いたします。  ──────────◇────────── △採決 ○関一幸 議長  直ちに採決を行います。    ◇第48号議案の可決 ○関一幸 議長  第48号議案 令和元年度草加一般会計補正予算(第2号)は、総務文教福祉子ども委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立多数〕 ○関一幸 議長  起立多数であります。  よって、第48号議案は原案のとおり可決されました。    ◇第49号議案の可決 ○関一幸 議長  次に、第49号議案 令和元年度草加介護保険特別会計補正予算(第2号)は、福祉子ども委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立全員〕 ○関一幸 議長  起立全員であります。  よって、第49号議案は原案のとおり可決されました。    ◇第50号議案の可決 ○関一幸 議長  次に、第50号議案 草加税条例等の一部を改正する条例の制定については、総務文教委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立多数〕 ○関一幸 議長  起立多数であります。  よって、第50号議案は原案のとおり可決されました。    ◇第51号議案の可決 ○関一幸 議長  次に、第51号議案 草加市開発・建築関係手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定については、建設環境委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立多数〕 ○関一幸 議長  起立多数であります。  よって、第51号議案は原案のとおり可決されました。    ◇第52号議案の可決 ○関一幸 議長  次に、第52号議案 草加森林環境譲与税基金条例の制定については、総務文教委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立多数〕 ○関一幸 議長  起立多数であります。
     よって、第52号議案は原案のとおり可決されました。    ◇第53号議案の可決 ○関一幸 議長  次に、第53号議案 草加放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、福祉子ども委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立全員〕 ○関一幸 議長  起立全員であります。  よって、第53号議案は原案のとおり可決されました。    ◇第54号議案の可決 ○関一幸 議長  次に、第54号議案 草加市公害を防止し市民の環境を確保する条例の一部を改正する条例の制定については、建設環境委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立全員〕 ○関一幸 議長  起立全員であります。  よって、第54号議案は原案のとおり可決されました。    ◇第55号議案の可決 ○関一幸 議長  次に、第55号議案 草加地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定については、建設環境委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立全員〕 ○関一幸 議長  起立全員であります。  よって、第55号議案は原案のとおり可決されました。    ◇第56号議案の可決 ○関一幸 議長  次に、第56号議案 橋りょう耐震化補強工事槐戸橋請負契約の締結については、建設環境委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立全員〕 ○関一幸 議長  起立全員であります。  よって、第56号議案は原案のとおり可決されました。    ◇第57号議案の可決 ○関一幸 議長  次に、第57号議案 川柳中学校B−1棟大規模改造工事建築工事請負契約の締結については、総務文教委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立多数〕 ○関一幸 議長  起立多数であります。  よって、第57号議案は原案のとおり可決されました。    ◇第58号議案の同意 ○関一幸 議長  次に、第58号議案 不当要求行為等公益通報委員会委員の委嘱につき同意を求めることについては、同意することに賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立多数〕 ○関一幸 議長  起立多数であります。  よって、第58号議案は同意されました。    ◇第59号議案の同意 ○関一幸 議長  次に、第59号議案 不当要求行為等公益通報委員会委員の委嘱につき同意を求めることについては、同意することに賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立多数〕 ○関一幸 議長  起立多数であります。  よって、第59号議案は同意されました。    ◇第60号議案の同意 ○関一幸 議長  次に、第60号議案 不当要求行為等公益通報委員会委員の委嘱につき同意を求めることについては、同意することに賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立多数〕 ○関一幸 議長  起立多数であります。  よって、第60号議案は同意されました。  ──────────◇────────── △議員提出議案報告及び上程 ○関一幸 議長  次に、26番、芝野議員及び24番、飯塚議員から議案提出がありましたので、御報告いたします。  議案はお手元に配付しておきましたので、御了承願います。  議第5号議案から議第7号議案一括議題といたします。  ──────────◇────────── △議員提出議案の説明 ○関一幸 議長  提案理由の説明を求めます。  26番、芝野議員。   〔26番 芝野議員登壇〕 ◎26番(芝野勝利議員) 議第5号議案 小森重紀議員に対する糾弾決議。  平成30年度政務活動費における小森重紀議員収支報告書について、草加市議会政務活動費の交付に関する条例で定められた期日である4月30日までに提出がされないという、議員としてあるまじき実態が明らかとなり、5月17日に市長から全額返還請求を受けるという事態に陥った。  地方議会において政務活動費私的流用や不適切な使用などの事案が相次いでいる中で、そもそも収支報告書の未提出という事態は想定外のことであり、全国でも例を見ない事例である。市議会議員政務活動費使途基準を遵守するとともに、支出については、市民に対し説明責任をしっかりと果たしていかなければならない。  これまでも草加市議会は、政務活動費に係る領収書等の公開などにより透明性の確保に努めており、今回の収支報告書提出草加市議会の品位を低下させたのみならず、市民の信用を失墜する行為で、断じて許すことはできない。  小森重紀議員は、たび重なる議会事務局からの連絡に、相談のため来庁する及び既に使用した領収書提出すると言いながら、結局4月30日の期日までになんら手続を行わず、SNSでは自主返納したなどと投稿している。そもそも自主返納は寄附行為であり、公職選挙法に抵触するもので、認識不足も甚 だしい。  さらに、本人の説明によると、選挙の応援が忙しかった、失念していた、認識不足という説明のみで、自覚と責任感が欠如していると言わざるを得ない。  また、市民に対しては、SNSにおける誤解を招く投稿や不適切な投稿により混乱を招いた。  法令、条例を遵守し、良識を持って市民の模範となるよう行動することが求められている市議会議員として、地方自治体及び条例を守らない行為は議員としての資格に欠けるものであり、小森重紀議員は事の重大性を認識すべきである。同時に事実に基づいた説明責任を果たすべきである。  よって草加市議会は、小森重紀議員を糾弾し、直ちに自ら進退について判断するよう促すものである。  以上、決議する。  令和元年6月20日、草加市議会。 ○関一幸 議長  24番、飯塚議員。   〔24番 飯塚議員登壇〕 ◎24番(飯塚恭代議員) それでは、議第6号議案 児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書について提案理由を申し上げます。  暴力を振るう、食事を与えない等の行為によって保護者が我が子を死に追いやるといった深刻な児童虐待事件が相次いでいる。  特に、昨年3月の東京都目黒区での女児虐待死事件を受け、政府は同年7月に緊急総合対策を取りまとめ、児童相談所の体制強化などを図る法改正案を今国会に提出することになっていたが、その直前の今年1月、野田市で再び痛ましい虐待死事件が発生した。児童相談所も、学校も、教育委員会も、警察も把握していながら、なぜ救えなかったのか悔やまれてならない。  よって政府においては、児童虐待防止対策の強化を図るため、次の事項について取り組むよう強く求めるものである。  1、「しつけによる体罰は要らない」という認識を社会全体で共有できるよう周知啓発に努めるとともに、法施行後必要な検討を進めるとしている民法上の懲戒権や子どもの権利擁護のあり方についても速やかに結論を出すこと。  2、学校における虐待防止体制の構築や警察との連携強化、スクールソーシャルワーカーやスクールロイヤー配置のための財政的支援を行うこと。  3、虐待防止のための情報共有システムを全ての都道府県・市町村で速やかに構築ができるよう対策を講じるとともに、全国統一の運用ルールや基準を国において速やかに定めること。  4、児童相談所とDV被害者支援を行う婦人相談所等との連携を強化し、児童虐待とDVの双方から親子を守る体制強化を進め、児童相談所や市町村の体制整備を図るための必要な財源措置を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和元年6月20日、埼玉県草加市議会、内閣総理大臣初め関係各大臣に提出するものであります。  続きまして、議第7号議案 信頼される政府統計を目指してさらなる統計改革を求める意見書。  我が国の基幹統計である毎月勤労統計調査に係る不正調査案件や、それに続く賃金構造基本統計調査に係る不適切な取り扱いは、政府統計に対する国民の信頼を著しく失墜せしめる結果となった。  その結果、雇用保険の給付について、平成16年以降過小給付を行っていた等、2,000万人近い国民に経済的損失を与えることとなっており、一日も早い追加給付が求められるところである。  政府統計に対する国民の信頼失墜は、すなわち政府に対する不信につながることから、さらなる徹底的な点検・検証作業と、具体的な再発防止策を明確にする必要があると考える。  よって政府においては、信頼される政府統計を目指して、さらなる改革が必要であるため、次の事項について取り組みを進めるよう強く求めるものである。  1、統計委員会における基幹統計及び一般統計に係る徹底した総点検と再発防止策の策定を進めること。  2、統計に係る予算・人材について見直しを行うこと。  3、統計に係るガバナンス、コンプライアンスのあり方について見直しを行うこと。  4、必要に応じて法律改正を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。  令和元年6月20日、埼玉県草加市議会、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣宛てに提出するものです。  議員の皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○関一幸 議長  以上で、提案理由の説明を終了いたします。  ──────────◇────────── △休憩の宣告 ○関一幸 議長  暫時休憩いたします。
    午前10時37分休憩 午前10時38分開議 △開議の宣告 ○関一幸 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  ──────────◇────────── △議員提出議案に対する質疑関一幸 議長  議員提出議案に対する質疑でありますが、発言通告はありません。  よって、議員提出議案に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── △委員会付託省略関一幸 議長  次に、委員会付託の省略を議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議第5号議案から議第7号議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○関一幸 議長  御異議なしと認めます。  よって、議第5号議案から議第7号議案につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  ──────────◇────────── △休憩の宣告 ○関一幸 議長  暫時休憩いたします。 午前10時39分休憩 午前10時42分開議 △開議の宣告 ○関一幸 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  ──────────◇────────── △討論 ○関一幸 議長  討論を行います。  発言通告により発言を許します。  21番、佐藤憲和議員。   〔21番 佐藤憲和議員登壇〕 ◆21番(佐藤憲和議員) それでは、日本共産党草加市議団を代表して、議第5号議案 小森重紀議員に対する糾弾決議に賛成の立場から討論いたします。  日本維新の会公認の小森重紀議員が2018年度に支給された政務活動費25万円、改選後の5カ月分の収支報告書条例で規定されている4月末日の期限までに提出しませんでした。それにより、草加市長から小森議員に対して全額の返還請求が通知される事態となりました。  決議で指摘されているとおり、政務活動費については、不正支出などの問題が報じられることはありますが、その前提となる収支報告書すら提出しない事態は全国的にも例がありません。  これまで草加市議会では政務活動費のホームページ公開やマニュアルを作成し、案分規定を取り入れるなどの議会改革に取り組んできました。政務活動費の取り扱いについても、2001年度から制度ができて以降18年の間、このようなことがなく、それぞれが責任を果たすべく対応してきたところです。  小森議員が起こした今回の問題は、市民の信託に応えるべく進めてきた議会改革と情報公開の流れに逆行する行為であり、市議会の信頼を大きく失墜させるものです。  また、小森議員条例を規定する議決機関の一員でありながら、みずからを対象とする条例に、選挙の応援が忙しかった、準備がおくれた、認識不足などの理由で違反を合理化することは許されません。市議会として厳格に対処するのは当然であり、市民に対する責任であります。  市議会正・副議長、各会派団長が集まる交渉会が6月10日に行われ、小森議員からの弁明を受けました。その要点については、次のとおりです。  御迷惑をおかけして申しわけなかった。1年生議員でよくわかっていないことを土台に話させていただく。  4月は統一地方選挙の手伝いにフルで駆り出された。特に4月後半、川口の市議選が担当だったので、時間をとられてしまった。手伝いに行った候補者は落選してしまい、その事務所の片づけがあり、自分の気持ちも落ち込んでしまった。  政務活動費の見つからなかった領収書も4月23日には見つかっていた。4月25日の議会事務局からの連絡も気づかず、4月30日には、これはゴールデンウィーク中です、市役所に来たが、閉まっていた。締め切り日の認識の甘さで皆さんに迷惑をかけた。他の無所属議員は忙しそうで、相談を遠慮してしまった。議会事務局も忙しいようなので、遠慮して相談できなかった。他会派の先輩議員に甘えさせていただける下地をつくって、再発防止に努めさせていただきたいとの内容です。  こうした弁明を踏まえ、主な問題点を指摘していきます。  まず、提出期限についてです。  草加市議会では、収支報告書提出期限を条例により4月末日までと定めています。議会事務局が小森議員に対して、期限までに収支報告書提出するよう再三伝えていたにもかかわらず、提出しませんでした。収支報告書提出する責務は議員個人が負うものであります。統一地方選挙の応援が忙しかったなどの言いわけが成り立つ余地はありません。  次に、事実をねじ曲げる弁明についてです。  小森議員は自身のホームページなどで、政務活動費の自主返納を掲げ、当選しました。ところが、選挙後は政務活動費の交付を受けた上、政務活動費の不正支出、横領ともとられかねない報告書未提出という前代未聞の事態を招きました。  さらに、小森議員は返還請求に応じたことをもって自身のツイッターで、政務活動費については、今回1円も使わないことといたしましたと書き込みました。しかしながら、実態は政務活動費で次の項目に支出していたことが交渉会において明らかになっております。  一つ、書籍、ドラえもんはじめての英語図鑑、二つ、山崎通郡山宿椿之本陣宿帳、三つとして、ゼンリン住宅地図、四つ、ノートパソコン、五つ、駐車場代、六つ、文房具、七つ、コピー用紙、八つ、コピー代、九つ、大津市において1泊2日で行われた研修会の研修費、10項目としてその宿泊費、11項目としてその交通費、以上11項目です。自分の都合のよいように事実をねじ曲げる弁明にほかなりません。  次に、公職選挙法についてです。  収支報告書提出期限が過ぎたため、5月1日以降に政務活動費の残額を返金する行為は、市への寄附行為に当たり、公職選挙法により罰せられます。そのため、5月1日以降は市長からの返還請求が出されない限り、政務活動費の返還すらできません。収支報告書の未提出とは、税金の横領と疑われても仕方ない行為と言えます。  仮に市役所の仕事を受注した事業者が収支報告書などの提出を怠れば、事業者は指名停止などの厳しい対応がなされ、市議会において執行部の責任問題などに問われる重大な事態であります。議員だけが許されるなどあり得ません。  小森議員は5月22日付け東京新聞において、手続で迷惑をかけたが、当初の公約を果たせることになるので、ほっとしているとコメントしております。決してほっとしている事態ではありません。市に税金を返さず、市長から返還請求され、その後返還したから当初の公約を果たせたとの認識は、事の重大さを全く理解していないあらわれです。小森議員自身のホームページの言葉を借りれば、議員だけ甘い汁なんて絶対に許されないんです。  次に、公約についてです。  小森議員のホームページでは、身を切る改革として政務活動費の自主返納が掲載されておりました。確認できる限り、ことし5月15日まで掲載されておりましたが、その後削除されております。  5月24日に同ホームページで掲載された日本維新の会埼玉県総支部よりおわびと御報告では、選挙公報で記載した内容と選挙中に行った街頭演説や個人演説会等で皆様にお話しした言葉が公約に当たるとした上で、そうした場で今回、小森議員から政務活動費の自主返納という言葉を記載、発言はございませんでしたなど論点のすりかえに終始し、問題の背景や事実関係を明らかにしようとしておりません。  公約とは、政治家や政党が公衆に訴え、約束した全てのことであり、その約束の一つひとつを実行することが政治家としての責任です。おわびと御報告の見解は、選挙期間中の1週間の発言のみが公約であり、それ以外は公約ではないと読み取れる内容です。認識が厳しく問われるものです。  次に、公党としての責任についてです。  小森議員は5月22日付け東京新聞において、党の方針が政務活動費の自主返納から議員報酬の一部返還に切りかわったことなどの影響で収支報告書の準備がおくれたと弁明しております。党のせいだと言わんばかりの言いわけであります。党の方針云々ではなく、市民からの信託を得た市議会議員としての責任、市民との約束に対する責任についての視点がうかがい知れないものです。  日本維新の会においては、公党として小森議員を公認し、市議会議員にした責任や、今回の件に対する説明責任、本人が収支報告書提出の理由に挙げた党の方針の転換に対する見解を市民に示す責任があります。  なお、政策が政務活動費の自主返納から議員報酬の一部返還、1の報酬を受け取らないとの内容に切りかわったことについて、小森議員は報酬の自主返納は公職選挙法に差しさわらない団体に還元していきたい、その部分についてはもう少し勉強させていただきたいと6月10日の交渉会で説明していました。そういうものは返還、受け取らないとは言いません。公約自体が公職選挙法の寄附行為に抵触する行為であります。公職選挙法や条例に対する認識が問われるものです。  次に、再発防止策について。  冒頭でもふれましたが、小森議員は6月10日の交渉会で再発防止策について、次のように述べております。  他の無所属議員は忙しそうで相談を遠慮してしまった。議会事務局も忙しそうなので、遠慮して相談できなかった。他会派の先輩議員に甘えさせていただける下地をつくって、再発防止に努めさせていただきたいと。先輩議員に甘えられなかったから、今回の問題が起きたとでも言うのでしょうか。  小森議員はホームページで、一部の特権階級を許さない。不公平、腐敗の原因であるしがらみを根絶、覚悟の改革を進めていきますと訴えております。小森議員の態度こそ、まさに一部の特権階級だけ許してもらおうとする態度であります。  前代未聞の政務活動費収支報告書の未提出という条例違反を起こして、再発防止はしがらみの根絶どころか、先輩議員に甘えることで、草加市議会での議会改革、情報公開の流れを進めるどころか、大きく後退させるものであります。あいた口が塞がらないものであります。  小森議員は決議で指摘されているとおり、自覚と責任感が圧倒的に欠如していると言わざるを得ません。これら問題点を踏まえ、我が党は議員辞職に値するものと考えます。小森議員はみずからの責任において、速やかに記者会見などで市民への説明責任を果たし、みずからの進退について即刻明らかにすべきです。  以上で、討論を終わります。 ○関一幸 議長  以上で、討論を終了いたします。  ──────────◇────────── △採決 ○関一幸 議長  直ちに採決を行います。    ◇議第5号議案の可決 ○関一幸 議長  議第5号議案 小森重紀議員に対する糾弾決議は、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立全員〕 ○関一幸 議長  起立全員であります。  よって、議第5号議案は原案のとおり可決されました。    ◇議第6号議案の可決 ○関一幸 議長  次に、議第6号議案 児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書は、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立全員〕 ○関一幸 議長  起立全員であります。  よって、議第6号議案は原案のとおり可決されました。    ◇議第7号議案の可決 ○関一幸 議長  次に、議第7号議案 信頼される政府統計を目指してさらなる統計改革を求める意見書は、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔起立全員〕 ○関一幸 議長  起立全員であります。  よって、議第7号議案は原案のとおり可決されました。  ──────────◇────────── △議員の派遣 ○関一幸 議長  次に、議員の派遣を議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に配付いたしました議員の派遣に記載のとおり、地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、議員を派遣いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕
    関一幸 議長  御異議なしと認めます。  よって、議員の派遣に記載のとおり、議員を派遣することに決しました。  以上で、本定例会の議事は全て終了いたしました。  ──────────◇────────── △市長あいさつ関一幸 議長  市長からあいさつのため発言を求められておりますので、これを許します。  浅井市長。   〔浅井市長登壇〕 ◎浅井 市長  令和元年草加市議会6月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様には今定例会中、市政全般にわたり御審議をいただき、提案いたしました全ての議案につきまして、原案どおり議決を賜り、深く感謝を申し上げます。  6月も半ばを過ぎ、暑さが日ごとに増しております。議員の皆様には健康に御留意され、今後とも変わらぬ御指導、御助言を賜りますようお願いを申し上げまして、6月定例会閉会のあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。  ──────────◇────────── △閉会の宣告 ○関一幸 議長  これにて、令和元年草加市議会6月定例会を閉会いたします。 午前10時56分閉会       議     長   関       一   幸       副  議  長   白   石   孝   雄       署 名 議 員   大   里   陽   子       署 名 議 員   佐   藤   利   器       署 名 議 員   佐   藤   憲   和       署 名 議 員   飯   塚   恭   代...