草加市議会 2016-09-14
平成28年 9月 建設環境委員会-09月14日-03号
閉会中の特定事件について
午前10時01分開会
◇出席委員 9名
中 野 修 委員長 斉 藤 雄 二 委員
田 中 宣 光 副委員長 飯 塚 恭 代 委員
広 田 丈 夫 委員 切 敷 光 雄 委員
吉 岡 健 委員 芝 野 勝 利 委員
後 藤 香 絵 委員
◇欠席委員 なし
◇説明のため出席した者
小 谷 明 市民生活部長 宮 崎 嗣 久 交通対策課長
前 田 明 都市整備部長 岩 城 宏 行 廃棄物資源課長
黒 須 俊 之 建設部長 上 野 恭 正
くらし安全課長
和 気 敦 志 上下水道部長 鈴 木 博 幸 都市計画課長
木 田 和 彦 都市整備部副部長 梅 田 正 義 新田駅
周辺土地区画整理事務所長
石 川 直 浩 建設部副部長 山 崎 浩 一 水道総務課長
増 田 賢 一 水道営業課長 阿 部 雅 一 下水道課長
末 次 晃 治 水道工務課長 杉 峰 正 信
水道施設課課長補佐
◇委員会に出席した議会事務局職員
石 垣 裕 子 主幹 井 上 倫 孝 書記
松 本 智 主査
◇傍 聴 人 なし
午前10時01分開会
○委員長 ただいまから
建設環境委員会を開会いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 初めに、
会議録署名委員の指名を行います。
会議録署名委員は、委員会条例第30条第4項の規定により、委員長において
吉 岡 健 委員
斉 藤 雄 二 委員
を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、審査日程ですが、お手元に配付してあります審査日程表(案)の順序で進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 第53号議案 平成27年度草加市水道事業決算の認定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
上下水道部長。
◎上下水道部長 第53号議案 平成27年度草加市水道事業決算の認定につきまして、その事業概要について御説明を申し上げます。
平成27年度の草加市水道事業は、市民生活や経済活動に欠かすことのできないライフラインとして、将来にわたり安定的に水道水を供給するため、施設の維持管理、老朽化が進行している
浄水場施設更新工事及び水道管の耐震化工事などを重点的に進めてまいりました。
今後におきましては、節水意識の浸透や節水機器の普及等による給水収益の増収が期待できない中で、災害に強い水道施設更新のための財源を確保していく必要があり、水道事業を取り巻く環境は年々厳しさを増してくることが予測されます。水道事業は、常に市民の皆様の信頼に応えられるよう、安心安全な水道水を安定的に供給するとともに、職員一人ひとりが企業職員として経済性を発揮し、健全かつ効率的な事業運営を図り、経営基盤の強化に努めてまいります。
なお、決算報告書の詳細については、水道総務課長から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 水道総務課長。
◎水道総務課長 それでは、平成27年度草加市水道事業決算につきまして御説明申し上げます。
初めに、平成27年度草加市
水道事業決算報告書につきまして御説明申し上げます。
こちらの金額は全て消費税込みで表示しております。
初めに、収益的収入及び支出のうち収入でございますが、水道事業収益は予算額45億5,053万1,000円に対しまして、決算額は45億8,285万6,783円となり、予算対比では100.7%の執行でございます。
次に、支出でございますが、水道事業費用は予算額42億4,943万4,000円に対しまして、決算額は40億2,904万1,227円となり、予算対比では94.8%の執行でございます。
続きまして、資本的収入及び支出につきまして御説明申し上げます。
資本的収入は、予算額1億5,446万3,000円に対しまして、決算額は1億7,103万7,180円となり、予算対比では110.7%の執行でございます。一方の資本的支出は、予算額13億6,601万3,000円に対しまして、決算額は9億4,275万7,665円となり、予算対比では69.0%の執行でございます。
この結果、資本的収入額が資本的支出額に不足する額7億7,172万485円に対しましては、当年度分消費税及び
地方消費税資本的収支調整額、減債積立金、
建設改良積立金及び
過年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。また、たな
卸資産購入限度額の執行につきましては、687万5,496円でございました。
続きまして、平成27年度草加市
水道事業損益計算書に基づきまして、経営成績を申し上げます。
こちらからは消費税抜きとなっております。
初めに、営業収益は40億1,709万9,929円となり、これに対する営業費用は36億8,056万2,158円で、差し引きいたしました営業利益は3億3,653万7,771円でございます。これに営業外収益及び営業外費用を算入いたしました経常利益は5億2,199万3,614円となりました。さらに、特別利益、特別損失を算入いたしました当年度純利益は5億1,994万8,826円でございます。
次に、平成27年度草加市
水道事業剰余金処分計算書につきまして御説明申し上げます。
未処分利益剰余金の当年度末残高9億9,200万266円のうち当年度純利益5億1,994万8,826円につきましては、草加市水道事業の設置等に関する条例第4条に基づき、減債積立金への積み立てとして2億1,994万8,826円、
建設改良積立金への積み立てとして3億円、それぞれ積み立てるものでございます。
また、企業債の償還に使用した減債積立金及び建設改良工事に使用した
建設改良積立金の相当額4億7,205万1,440円につきましては、同条例第4条に基づき、資本金に組み入れるものでございます。
次に、平成27年度草加市
水道事業貸借対照表に基づき、平成28年3月31日現在の財政状況を御説明申し上げます。
固定資産及び流動資産の資産合計は327億3,018万3,823円で、前年度と比較しまして1億4,427万7,237円、率にして0.4%の増加となりました。
固定負債、流動負債、繰延収益、資本金及び剰余金の負債資本合計額は、資産と同額の327億3,018万3,823円でございます。
その他財務諸表を作成するに当たり採用した会計処理の基準や手続について、注記として記載しております。
以上が平成27年度の決算の概要でございます。
なお、決算附属書類を添付してございますので、よろしくお願いします。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
後藤委員。
◆後藤香絵 委員 原発事故による東京電力からの補償額について伺います。
補償の費目と求償率をお示しください。
○委員長 水道総務課長。
◎水道総務課長 東京電力福島第一原子力発電所及び福島第二原子力発電所の事故による東京電力からの補償額につきましては、平成27年度は45万6,192円でございます。補償額の内訳は、
放射性物質濃度測定費用及び諸費用となっております。
また、求償率は請求額と同額を補償されましたので、100%でございます。
以上でございます。
○委員長 後藤委員。
◆後藤香絵 委員 現在、被災者に対して減免が行われていると思いますが、減免金額は幾らぐらいになるのか伺います。
○委員長 水道営業課長。
◎水道営業課長 平成27年度の減免金額は116万9,846円でございます。
以上でございます。
○委員長 後藤委員。
◆後藤香絵 委員 減免分の金額については、一般会計に交付税措置されていると思いますが、水道事業会計に繰り入れられているのか伺います。
○委員長 水道総務課長。
◎水道総務課長 平成27年度におきましても、
被災者減免分水道料金につきましては、一般会計からの水道事業への繰り入れはありませんでした。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
広田委員。
◆広田丈夫 委員 今のことに関連してなんですけれども、東京電力からの補償額と被災者に対しての減免金額というのは、前年と比べると若干減っていると思うんですけれども、それはどういったことだったでしょうか。
○委員長 水道総務課長。
◎水道総務課長 東京電力からの補償額でございます。平成26年度は60万4,800円でございましたが、これにつきましては算定の対象期間がございまして、平成26年度につきましては、平成25年4月1日から平成26年3月31日分ということでございました。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
後藤委員。
◆後藤香絵 委員
ポリエチレン管の更新延長と更新率、残延長を伺います。
○委員長 水道工務課長。
◎水道工務課長 平成27年度に実施しました
ポリエチレン管更新延長は522m、その結果、平成27年度末におきましては
ポリエチレン管更新延長合計4万3,007m、更新率は71.68%、残延長におきましては1万6,993mとなるものでございます。
以上でございます。
○委員長 後藤委員。
◆後藤香絵 委員
石綿セメント管の更新延長と更新率と残延長はどれくらいなのか伺います。また、残延長の箇所もあわせて伺います。
○委員長 水道工務課長。
◎水道工務課長 平成27年度実施しました
石綿管更新延長は39m、その結果、平成27年度末における更新延長合計は11万8,369m、更新率は99.1%、残延長は221mとなるものでございます。
残り221mの埋設箇所でございます。一つ目といたしまして、新田駅東口、ここは商店街通りになります。こちらに160m残っております。二つ目といたしまして、高砂一丁目、二丁目、これは県道足立越谷線の旧NTTビル脇、これが61mございまして、合計221mとなるものでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
広田委員。
◆広田丈夫 委員 先ほど
ポリエチレン管の更新延長が522mと御答弁いただいたわけなんですけれども、前年が376mということで、多分1.5倍ぐらいの延長になっていて、それは非常にありがたいことなんですけれども、それの達成できた理由というか、それをちょっとお示しください。
○委員長 水道工務課長。
◎水道工務課長
ポリエチレン管の更新延長におきましては、地域からの取水不良とか、漏水箇所がある、そういうものを拾う中で予算づけしておりまして、平成27年度につきましては、前年度より多くあったということでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
後藤委員。
◆後藤香絵 委員 漏水の防止策を毎年行っていると思いますが、平成27年度はどのようなことを行ったのか伺います。
○委員長
水道施設課課長補佐。
◎
水道施設課課長補佐 平成27年度に行った漏水防止対策は、老朽化した
ポリエチレン管を
耐衝撃性硬質塩化ビニール管に布設替えする
給水管等修繕を約552m行いました。また、
漏水調査業務委託としまして、草加市内の南西部地域の
県道さいたま草加線以南、東武伊勢崎線の以西の配水管142㎞の漏水調査を行い、37件の漏水を発見し、速やかに修繕を行い、安定供給に努めました。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 では、建設改良工事について伺います。
平成27年度の工事内容と落札率についても伺いたいと思います。
○委員長 水道工務課長。
◎水道工務課長 まず、
配水管整備事業といたしまして、消火栓設置工事を3件発注いたしました。この3件の中で、消火栓を5基設置いたしまして、工事費は554万2,560円でございます。
次に、施設改良事業といたしまして、八つの目的別で工事を発注いたしました。
一つ目として、配水小管工事7件を発注いたしました。配水管口径100㎜から200㎜を合計1,089.75m布設いたしまして、工事費は1億932万7,320円でございます。
二つ目は、
鋳鉄管更新工事といたしまして4件を発注いたしました。配水管口径100㎜から250㎜を合計609.26m布設いたしまして、工事費は1億2,514万9,320円でございます。
三つ目は、
石綿管更新工事といたしまして1件の工事を発注いたしました。配水管口径100㎜から150㎜を合計103.49m布設いたしまして、工事費は2,094万120円でございます。
四つ目は、水道管添架替え工事といたしまして1件を発注いたしました。配水管口径100㎜から150㎜を合計65.36m布設いたしまして、工事費は2,393万640円でございます。
五つ目は、他事業関連工事といたしまして11件を発注いたしました。配水管口径100㎜から200㎜を合計640.12m布設いたしまして、工事費は6,509万1,600円でございます。
六つ目は、耐震関連事業といたしまして平成27年・平成28年度継続事業、吉町
浄水場庁舎解体工事1件を発注いたしました。工事内容は、事務所兼配水池解体、電気室解体、
配水池ポンプ井解体などで、平成27年度の予算額は1億8,856万8,000円でございます。
七つ目は、
浄配水場施設更新工事といたしまして1件を発注いたしました。更新工事費は1億6,990万5,600円でございます。
最後に、
新栄配水場内量水器置き場整備工事といたしまして2件を発注いたしました。工事費は453万6,000円でございます。
以上、建設改良事業といたしまして、
配水管布設延長は合計2,507.98m、工事費合計は7億1,299万1,160円でございます。
次に、落札率でございます。
平成27年度建設改良工事におきまして、
配水管整備工事3件、施設改良工事28件、合計31件の落札率でございます。最高落札率は99.73%、最低落札率73.31%、平均落札率88.47%でございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 では、次に量水器の口径別の収益ですね、前年度対比でお示しいただきたいと思います。
○委員長 水道営業課長。
◎水道営業課長 口径別収益の前年度対比でございますが、平成27年度における口径13㎜は6億3,583万7,548円で1,560万197円の減額、2.39%の減少でございます。口径20㎜は21億7,937万8,208円で2,278万2,150円の増額、1.06%の増加でございます。口径25㎜は1億5,221万2,910円で220万6,315円の減額でございます。1.43%の減少です。口径30㎜は2,410万1,190円で107万470円の減額、4.25%の減少でございます。口径40㎜は3億204万4,380円で236万8,000円の増加、0.79%の増加でございます。口径50㎜は2億4,251万250円で657万6,485円の減額、2.64%の減少でございます。口径75㎜は1億1,956万3,980円で47万850円の減額、0.39%の減少でございます。そして口径100㎜は2,469万5,370円で51万5,620円の増額、2.13%の増加でございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 では、平成27年度の企業債償還金と平成27年度末の企業債の残高について伺います。
○委員長 水道総務課長。
◎水道総務課長 平成27年度の企業債償還金は1億7,205万1,440円でございます。平成27年度末の企業債残高は20億3,145万2,648円となっております。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 平成26年度から会計制度が変更になったかと思います。平成27年度は新会計制度での当年度純利益というのが5億1,994万8,826円と先ほど御説明があったかと思うんですけれども、この金額、旧会計制度だと大体どれくらいになるのか、数字があれば伺いたいと思います。
○委員長 水道総務課長。
◎水道総務課長 新会計基準と旧会計基準の差でございますけれども、おおむね新会計基準のほうになりますと、長期前受金戻入というのが発生してございまして、この額が約2億4,100万円ございます。この額が主な差となりますので、旧会計で算定いたしますとその分を差し引きますので、約2億7,900万円の純利益が見込まれているところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
後藤委員。
◆後藤香絵 委員 災害発生時に備えて平成27年度はどのような防災訓練を実施したのか伺います。
○委員長 水道総務課長。
◎水道総務課長 平成27年度に実施した主な防災訓練でございます。
四つございまして、1番目には、災害等により断水した場合に応急的給水をするために、
応急給水設備給水車、応急給水袋等を使った資機材訓練を実施しております。2番目としまして、震度6強の地震が発生した場合を想定した防災訓練、こちらにつきましては、災害協定を締結しております民間事業者にも参加いただきまして、中学校の貯水槽確認訓練、浄配水場における応急給水訓練など、実際の災害を想定した訓練を取り入れました。3番目としまして、災害時等に用います給水タンクの設置方法及び
給水器具接続方法を取得するための訓練を実施しております。最後でございますが、火災時における避難訓練なども実施しました。
以上でございます。
○委員長 後藤委員。
◆後藤香絵 委員 平成27年度の停水処分の内容と件数、前年度比の増減をお示しください。また、停水処分を受けた人に対して、その後どのような対応を行ったのか、あわせて伺います。
○委員長 水道営業課長。
◎水道営業課長 水道未納者に対しまして、水道法第15条第3項及び草加市
水道事業給水条例第22条第1項の供給規定に定めるところにより、給水を停止するものでございます。平成27年度の通知件数は3,107件、給水停止件数は1,140件で、前年度比で通知件数が0.42%の減少、給水停止件数が12.84%の減少でございます。また、給水停止後に1,117件の世帯の方に水道料金のお支払いをいただきましたので給水停止解除をしております。解除率は97.98%となり、前年度対比では4.1%の増加でございます。
以上でございます。
○委員長 後藤委員。
◆後藤香絵 委員 水道水の安全性や利用を促進するためのPRとして、平成27年度はどのような取り組みを行ったのか伺います。
○委員長 水道総務課長。
◎水道総務課長 市民からの依頼がございました水道出前講座、これを6回開催しまして、水の汚れを浄化します凝集沈殿実験、草加市の水道に関するDVD上映等を行いまして、水道水の安全性をPRしております。また、きき水体験では、冷蔵庫や氷などで20℃以下に冷やすことによりまして、塩素のにおいも余り気にならなくなりまして、おいしく飲めると実感していただいたところでございます。
また、市政移動教室では、浄水場を見学していただき、水道をつくるための浄水場の機能について説明を行い、8月1日の水の日には、水とのふれあい広場を水道庁舎で開催しました。約490人の市民の参加をいただきまして、パネルや給水車展示、
応急給水設備等の各種体験を通じまして、水の安心と安全につきまして関心を深めていただきました。あとは水道だよりでは、低廉で安全安心な水道水をPRしたところでございます。
以上でございます。
○委員長 後藤委員。
◆後藤香絵 委員 水道水の水質について伺います。
原発事故後の水質検査で放射性物質の検査等を行っていると思いますが、水質検査等、放射能検査の内容と結果を伺います。
○委員長
水道施設課課長補佐。
◎
水道施設課課長補佐 放射性物質濃度の水質検査につきましては、現在、自己水を厚生労働省の通知に基づき、3カ月に1回の頻度で実施しており、放射性物質の不検出が続いております。また、草加市の水道水の85%を占める埼玉県から受水している県水におきましては、埼玉県の浄水場等で放射性物質の水質検査を毎週実施しておりますが、現在不検出が続いております。したがいまして、この
放射性物質濃度につきましては、検出されておりませんので、安全で良好であることを確認しております。
以上でございます。
○委員長 後藤委員。
◆後藤香絵 委員 水道庁舎の会議室の平成27年度の使用料をお示しください。
○委員長 水道総務課長。
◎水道総務課長
水道庁舎会議室の平成27年度の使用料でございますが、税込みで7万500円となっております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 水道料金の不納欠損というものが起きているときもあるかと思うんですけれども、その不納欠損処理額というのは平成27年度どうであったのか伺いたいと思います。
○委員長 水道営業課長。
◎水道営業課長 平成27年度の不納欠損処分額は1,012万7,839円でございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 それと、あと職員体制ですね、決算書の中には職員体制の合計数47人とあるんですけれども、前年度から比べると4人減少しているというところでは、これは大変なことなんじゃないかなというふうに伺います。平成27年度は4人減の中で大丈夫であったのか、ちょっとその辺の状況を伺えればなというふうに思います。
○委員長 水道総務課長。
◎水道総務課長 平成27年度は平成26年度に比べまして4人減ったという中で対応したところなんですけれども、実際は職員総がかりで、課内連携とかも含めまして対応したところなんですけれども、何とか乗り切ったというのが現状でございまして、事実上、平成27年度中に途中で退職された方も1人おりましたので、その分も含めての減なんですけれども、何とか協力体制を組んで乗り切ったというのが平成27年度の現状でございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 予期せぬ途中退職もあって、みんなで何とか頑張って乗り切ったということだと思うんですけれども、この4人減ということは、1課1人ぐらい少ない状況で頑張られたかなと思ったんですけれども、その後補充されているのか。また、平成28年度にもかかってしまうことなんですけれども、平成27年度中に増員を要請したのかどうか伺いたいと思います。
○委員長 水道総務課長。
◎水道総務課長 これはちょっと平成28年度にふれることになりますけれども、平成27年度の定数ヒアリング等の中で、水道事業の厳しい現状を総務部門にも説明しまして、平成28年度は現実的に特に営業課関係だとか、技術の関係、必要なところに対しての増員等図られておりますので、一定の増員効果があったというふうに考えてございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第53号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第45号議案 平成27年度草加市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
上下水道部長。
◎上下水道部長 第45号議案 平成27年度草加市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、上下水道部にかかわる部分につきましては、下水道課長から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 それでは、御説明申し上げます。
まず、歳入でございます。
予算現額は77億5,461万8,000円、収入済額は72億2,939万328円、収入率は93.2%でございます。
1款分担金及び負担金につきましては、受益者負担金でございますが、収納率は現年度が93.3%、滞納繰越分が8.5%でございます。
次に、2款使用料及び手数料でございます。1項使用料につきましては、下水道使用料でございますが、収納率は現年度が97.6%、滞納繰越分が40.9%でございます。また、2項手数料につきましては、内容は排水設備工事責任技術者の登録手数料及び指定排水設備工事店の指定手数料でございます。
次に、3款国庫支出金は社会資本整備総合交付金でございます。収入済額の内訳は汚水事業分5,250万円、雨水事業分4,958万円でございます。
4款繰入金につきましては、内容は一般会計からの繰入金でございます。
次に、5款繰越金につきましては、内容は平成26年度決算に基づく繰越金でございます。
6款諸収入でございます。1項延滞金、加算金及び過料につきましては、受益者負担金延滞金でございます。
2項貸付金元利収入につきましては、水洗便所改造資金貸し付けに対する返還金収入でございます。
3項市預金利子につきましては、歳計現金預金利子でございます。
4項雑入につきまして、主なものは取付管修繕負担金でございます。
次に、7款市債につきましては、収入済額の内訳は汚水事業分1億2,950万円、雨水事業分4億5,210万円、流域事業分1億9,240万円でございます。
引き続きまして、歳出でございます。
予算現額は77億5,461万8,000円、支出済額は69億8,740万3,206円、執行率は90.1%でございます。
歳出の主なものにつきまして御説明申し上げます。
1款総務費でございます。
1項1目下水道管理費の予算現額は1億3,552万3,000円、支出済額は1億3,098万6,433円、執行率は96.7%でございます。内容は、支出済額の98.4%が人件費で、その他につきましては、受益者負担金賦課徴収事業に関する経費でございます。
次に、2目維持管理費の予算現額は17億5,626万6,000円、支出済額は15億8,145万8,366円、執行率は90.0%でございます。内容は、下水道普及促進維持管理事業、下水道使用料賦課徴収事業、公共下水道管渠施設等維持管理事業に関する経費でございます。
2款事業費でございます。
1項1目公共汚水事業費の予算現額は3億3,544万5,000円、支出済額は1億7,315万5,334円、執行率は51.6%でございます。内容は、公共下水道汚水整備事業としまして、整備面積約0.8ha、延長約713.5mを施工いたしました。
3目流域下水道事業費でございますが、予算現額2億4,209万1,000円、支出済額1億9,245万4,284円、執行率は79.5%でございます。内容は、中川流域下水道の促進事業としまして、埼玉県中川流域下水道事業に対する建設負担金でございます。
続きまして、3款公債費でございます。
1項1目元金につきましては、予算現額32億2,817万4,000円、支出済額32億2,817万3,379円、執行率は100%でございます。内容は、地方債の償還元金でございます。
次に、2目利子につきましては、予算現額10億1,321万1,000円、支出済額10億877万7,938円、執行率は99.6%でございます。内容は、地方債の償還利子でございます。
なお、一時借入金の支出はございませんでした。
また、4款予備費につきましては、支出はございませんでした。
続きまして、実質収支に関する調書について御説明いたします。
平成27年度につきましては、歳入総額72億2,939万328円、歳出総額69億8,740万3,206円、歳入歳出差引額2億4,198万7,122円でございます。歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源944万6,000円を控除した額が実質収支額で、2億3,254万1,122円となるものでございます。
最後に、財産に関する調書について御説明いたします。
公有財産のうち土地及び建物でございますが、土地につきましては、手代町地内の汚水流量計の設置箇所4㎡に加えまして、平成27年10月1日付けで当時の総務部管財課との協議結果により、手代町地内の汚水管渠布設用地133㎡について、公共下水道事業用地として所管がえを行ったことから、平成27年度末の現在高は合計137㎡となったものでございます。次に、建物につきましては、平成27年度末の現在高は20㎡で、内容は吉町地内の東武鉄道高架下に設けました下水道資材置き場倉庫でございます。
公有財産のうち債権でございますが、平成27年度において水洗便所改造資金の貸し付けを実施したことから新たに計上したもので、平成27年度末の現在高は16万8,000円でございます。
以上が上下水道部にかかわる部分でございます。
○委員長 建設部長。
◎建設部長 それでは、第45号議案 平成27年度草加市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定のうち建設部にかかわる事柄につきましては、石川建設部副部長から御説明申し上げます。
○委員長 石川建設部副部長。
◎石川 建設部副部長 それでは、御説明申し上げます。
2款事業費、1項事業費でございます。2目公共雨水事業費の予算現額は10億4,340万8,000円、支出済額は6億7,239万7,472円、執行率は64.4%でございます。内容は、公共下水道雨水整備事業としまして、整備面積約2.95ha、管渠延長約401.4mを施工いたしました。また、中央ポンプ場の機械設備の改築を行い、排水機能の維持を図りました。
次に、継続費精算報告書につきまして御説明申し上げます。
2款事業費、1項事業費、公共下水道雨水整備事業の松江第2排水機場建設工事費でございます。平成26年度と平成27年度の2カ年にわたり実施した事業で、事業費の年割額の合計は2億6,676万円に対し、支出済額は1億7,506万8,000円、執行率は65.6%でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 平成27年度末の下水道の普及率及び水洗化率について伺います。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 平成27年度の下水道の普及率は92.3%、水洗化率は97.5%でございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 平成27年度末での下水道未接続世帯数がどれくらい残っているのかと、あとこういった世帯に対して啓発活動はどのように実施したのか伺いたいと思います。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 平成27年度末の下水道未接続世帯数は2,391世帯でございます。
また、啓発活動の実施状況といたしましては、職員により未接続世帯への訪問を行い、また、ふささら祭り等のイベントで市民に対して啓発を実施したところでございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 この下水道未接続世帯が2,391世帯ということで、なかなか応じていただけないという状況が続いてはいると思うんですけれども、借家の方が多いのか、それとも一戸建ての方が多いのかというデータはお持ちでしょうか。なかなかアパートの方が、大家さんがつけてくれないとか、そういう方が多いのかなというふうには思うんですけれども、その辺わかれば伺いたいと思います。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 今、手持ちで一戸建てとアパートの件数というものはちょっと持ち合わせていないところでございますが、やはりアパート、借家、特にアパートなんかは水洗化にかなりの費用がかかるということがございまして、相当数のまだ未接続があるものと認識はしております。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 次に、受益者負担金の現年度分及び滞納繰越分の件数について伺います。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 受益者負担金の現年度分の件数は4,326件でございます。滞納繰越分につきましては3,075件でございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 同じく受益者負担金について伺いたいんですけれども、不納欠損となっている件数と理由について伺います。あわせて、収納対策などはどのように行っているのか伺いたいと思います。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 受益者負担金の不納欠損の件数は495件でございます。理由としまして、主なものなんですけれども、破産や倒産、転出先不明、死亡等というものがございます。また、市税等の分納誓約の履行が精いっぱいであるというような経済的理由、それから土地や家屋が競売にかけられたりしまして、納付困難であるというような事例、あるいは職員が何回臨戸訪問しましても、常時不在であるというような理由が主な理由でございます。
それから、収納対策につきましては、文書による督促催告のほか、職員の臨戸・戸別訪問による徴収を実施したところでございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 では、次に下水道使用料についても同じようなことを伺いたいんですけれども、現年度分及び滞納繰越分の件数と、あと不納欠損となった件数及び理由、また収納対策も伺いたいと思います。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 下水道使用料の現年度分の件数は59万3,373件でございます。滞納繰越分につきましては1万769件でございます。次に、下水道使用料の不納欠損の件数でございますが、2,942件でございます。
理由でございますが、下水道使用料は水道料金と合同徴収となっている部分がございますけれども、例えば無断でそこの場所から転出されたりするケースというようなことがございます。また、下水道使用料だけの単独徴収につきましては、企業の破産や倒産、営業不振等による未納などが考えられるところでございます。
それから、収納対策でございますが、こちらも文書による督促、催告のほか、職員の臨戸・戸別訪問、納付啓発活動を実施しているところでございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 次に、平成27年度末の地方債残高とその内訳について伺います。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 平成27年度末の地方債残高でございますが、420億3,109万6,000円でございます。この内訳でございます。
まず、借入先別に財務省財政融資資金が204億2,308万8,000円ございます。このうち借入利率1%未満のものが5,379万1,000円、1%以上2%未満のものが61億419万7,000円、2%以上3%未満のものが96億562万7,000円、3%以上4%未満のものが1億5,838万7,000円、4%以上5%未満のものが45億108万6,000円でございます。
次に、地方公共団体金融機構でございますが、159億4,194万4,000円でございます。借入利率別に申し上げますと、1%未満が7億4,960万円、1%以上2%未満が53億3,376万円、2%以上3%未満が75億1,729万9,000円、3%以上4%未満のものが10億7,572万3,000円、4%以上5%未満のものが12億6,556万2,000円でございます。
次に、かんぽ生命保険でございますが、38億5,551万円ございます。借入利率別ですと、2%以上3%未満が29億1,442万3,000円、3%以上4%未満が9億4,108万7,000円でございます。
次に、埼玉りそな銀行でございますが、8億8,355万6,000円ございます。借入利率は全て1%未満でございます。
次に、武蔵野銀行が5億2,437万8,000円でございます。借入利率は全て1%未満でございます。
次はさいたま農業協同組合でございます。3億7,822万円でございます。借入利率は全て1%以上2%未満でございます。
最後に、埼玉縣信用金庫でございます。2,440万円で、借入利率は全て1%未満でございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 公債費については平成27年度、42億円返されているかと思うんですね。そのうち利子だけで10億円かかっているんですね。もう4分の1が利子で返されているところでは、これは大変なことなんですけれども、これは5%以上のものは借りかえして利子の低いものにたしか切り替えたかとも思うんですけれども、5%以下のものは借りかえができなかったですよね。
その中で、公債費は最終的に負担を軽くしていくという方法はほかにないのか。あるとすれば検討されているのか伺いたいと思います。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 現行の借りかえ制度におきましては、現在借り入れ残が残っている償還利子相当額を返済しなければいけないという制度になっておりまして、なかなかそれを実行するメリットがないものでございます。
そういう中で、我々としましては、日本下水道協会等を通しまして、何とか今までやってきました公的資金補償金免除繰上償還の要件を緩和していただくような要望を国等に行っているところでございます。ただ、現実そのような動きがあるかどうかというところは、今のところは耳にしていないところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
広田委員。
◆広田丈夫 委員 ちょっと話が戻って恐縮なんですけれども、先ほど受益者負担金で不納欠損の件数が495件と御答弁いただいたと思うんですけれども、前年が実は674件という形で昨年御答弁いただいているんですけれども、やっぱりそれが減少したというのは、職員の働きかけが大きかったかどうかということなんですかね、それをお示しください。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 平成26年度につきましては、平成19年度の賦課区域でございまして、こちらはかなり区域も広かったものでございまして、こういった不納欠損になったところが多かったものでございますが、平成27年度の不納欠損につきましては、平成20年度賦課区域ということで、多少面積が小さくなっておりまして、そういったことの影響によりまして、不納欠損の件数が減ったというのが主な理由でございまして、職員もかなり日常努力しているところはあるんですけれども、大きな理由はその対象区域の大小の差によるものでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 では、次に平成27年度に実施した工事等業務委託ですね、最高落札率、最低落札率と平均落札率がどうなのか、これは公共汚水整備事業、公共雨水整備事業それぞれ伺いたいと思います。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 それでは、公共汚水整備事業のものでございますが、工事は3件でございまして、最高落札率が99.7%、最低落札率が85.2%、平均落札率が92.3%でございます。
次に、委託でございますが、4件ございます。最高落札率は98.9%、最低落札率は88.1%、平均落札率は95.6%でございます。
以上でございます。
○委員長 石川建設部副部長。
◎石川 建設部副部長 続きまして、公共下水道雨水整備事業の工事請負費及び委託料の落札率について御答弁申し上げます。
工事の落札率につきましては、件数が9件ございまして、最高落札率が95.4%、最低落札率か53.7%、平均落札率が85.1%でございます。
次に、委託料の落札率につきましては、委託件数22件で、単価契約等の13件を除きまして9件ございます。最高落札率が99.5%、最低落札率が54.6%、平均落札率が81.9%でございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第45号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第56号議案 平成28年度草加市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
上下水道部長。
◎上下水道部長 第56号議案 平成28年度草加市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、下水道課長から御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 それでは、第56号議案につきまして御説明申し上げます。
この議案は、歳入予算の補正を行うものでございます。
補正予算事項別明細書を御参照ください。
歳入のうち4款1項他会計繰入金でございますが、平成27年度決算の確定に伴い繰越金が生じたことにより、この繰越金相当額の1億5,254万1,000円を一般会計繰入金から減額するものでございます。
次に、5款1項繰越金でございますが、平成27年度決算の確定に伴い平成27年度の実質収支額が2億3,254万1,122円生じたことにより、平成28年度当初予算に計上しております8,000万円を差し引きました1億5,254万1,000円を追加補正するものでございます。
これらの補正額を合計しまして、歳入総額につきましては変更はないものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第56号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第66号議案 草加市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
上下水道部長。
◎上下水道部長 第66号議案 草加市下水道条例の一部を改正する条例の制定につきましては、下水道課長から御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 それでは、第66号議案につきまして御説明申し上げます。
草加市から排出される汚水は、埼玉県の中川流域下水道幹線に流入した後、公益財団法人埼玉県下水道公社が運営する三郷市の中川水循環センターで処理されておりますが、その処理に係る経費を中川流域下水道維持管理負担金として埼玉県に支払っているものでございます。
この維持管理負担金につきましては、平成27年4月から単価が従来の1立方メートル当たり32円から37円に5円の引き上げが行われました。埼玉県からは単価の引き上げ根拠としまして、処理場など施設の老朽化に伴う更新費用の増加、施設の耐震化に伴う費用の増加、東日本大震災以降の電気料金の値上げ、労務費の増加などの理由により改定を行ったとの説明を受けております。
この単価改定を受け、対応について検討を行いました結果、汚水処理に係る経費は市費負担が原則である一方で、草加市の公共下水道事業は平成27年度決算で約420億円の起債償還金残高があり、毎年高額の元利償還金を負担していることなどの状況を総合的に勘案し、市民生活への影響を十分に考慮する中で、草加市下水道事業運営審議会での審議、答申を踏まえまして、公共下水道使用者の負担の適正化及び下水道事業の健全な運営を図るため、下水道使用料を改定するものでございます。
具体的な改定内容につきましては、料金体系は現行と同じ7区分とし、維持管理負担金の増加分を全ての区分で公平に負担していただくため、排除汚水量1立方メートルにつき5円の改定とし、基本料金は10立方メートルまでとしておりますので、10立方メートルに5円を乗じた50円を改定するもので、今回の条例改正による平均改定率は5.1%でございます。
なお、条例の施行期日につきましては、平成29年4月1日とさせていただくものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 本会議の中で一定詳しく聞いておりますので、重なる部分があるかと思うんですけれども、よろしくお願いいたします。
本会議の中では、埼玉県が9円上げて41円としたいと言ってきたものを、中川流域下水道事業推進協議会というところで、たび重なる交渉の上で5円に抑えてきたということで、4円も抑える努力をされていた部分ですね。この平成27年度と平成28年度において、引き上げ幅を4円抑えたことによって、草加市の水道事業への影響額、負担が減った分は幾らと見込まれるのか伺いたいと思います。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 引き上げ幅を9円から5円ということで4円抑えたことによりまして、平成27年度及び平成28年度それぞれ年間約1億1,200万円の負担が抑制され、合計しますと約2億2,400万円が軽減されたと見込まれているところでございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 2億2,400万円ということでは、すごく努力されたなということがよくわかると思います。
下水道の使用料金というのは、水道料金と一緒に徴収するために、なかなか市民からはわかりづらいかと思うんですね。一番高い下水道の料金は越谷市が1,050円、最低が三郷市と幸手市で700円と本会議答弁があったかと思うんですけれども、水道料金と一緒になってしまうのでわかりづらい部分があるかと思うので、草加市の水道料金は基本料金20立方メートルまでは同一料金ですね。これで比較した場合、最高と最低がどれぐらいになるのか、数字があれば伺いたいと思います。
○委員長 下水道課長。
◎下水道課長 今20立方メートルまでが基本料金ということで、これは2カ月当たりなんですが、1カ月当たりにしますと10立方メートルでございますので、そちらの消費税抜きの使用料及び料金でお答えをいたしますと、下水道使用料の最高、越谷市が1,050円でございますが、水道料金は950円でございますので、合計いたしますと2,000円となります。次に、下水道使用料の最低が三郷市と幸手市ということで、こちらはともに700円でございますが、三郷市の水道料金は700円でございますので、合計は1,400円、幸手市の水道料金は1,100円でございますので、合計いたしますと1,800円となります。
草加市につきましては、改定後の下水道使用料820円でございますが、水道料金は750円でございますので、合計いたしますと1,570円となるものでございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 そうすると、草加市が引き上げたとしても、幸手市よりも水道と合わせると安いということになりますね。この辺では努力はよく見られているなというふうに思います。
あと部長にちょっとお伺いしたいんですけれども、本会議の中で答弁もされておりましたが、またさらに県は値上げを検討されているというところで、草加市がまた下水道料金を引き上げることがないのかどうか確認しておきたいと思います。
○委員長 上下水道部長。
◎上下水道部長 本会議でも一応御答弁させてもらいましたけれども、再度、埼玉県のほうが負担金を値上げするという説明がございました。ただ、一応草加市としましては、現時点におきましては、そういう改定ということは考えておりません。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第66号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第47号議案 平成27年度
草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 第47号議案につきましては、新田駅
周辺土地区画整理事務所長から御説明申し上げます。
○委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 それでは、第47号議案につきまして御説明申し上げます。
初めに、歳入の1款分担金及び負担金でございます。本事業につきまして、平成26年11月21日に換地処分の公告を行い、清算金が確定したことから、清算金徴収・交付事務を平成27年度から開始いたしました。
1項1目清算徴収金につきましては、納付者は2,151人で12億4,152万1,297円でございます。
1項2目保留地清算徴収金につきましては、保留地の契約時の面積と出来形確認測量による確定面積に差異が生じた場合に清算するもので、納付者は143人で323万4,374円でございます。
次に、2款1項1目土地区画整理事業手数料につきましては、換地処分証明等手数料で、発行件数は51件、1万1,000円でございます。
次に、3款1項1目一般会計繰入金につきましては7億4,136万6,000円でございます。
次に、4款1項1目繰越金につきましては、平成26年度決算に伴います繰越金で1,318万4,492円でございます。
次に、5款諸収入でございます。
1項1目市預金利子につきましては1,670円でございます。
2項1目雑入につきましては、平成26年度公務災害確定負担金過納分で1,571円でございます。
3項1目清算徴収金延滞金につきましては6万4,866円でございます。
4項1目清算徴収金分割納付利子につきましては50万5,734円でございます。
歳入合計でございますが、予算現額19億6,297万6,000円に対しまして、収入済額が19億9,989万104円で、収入率としまして101.9%でございます。
次に、歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。
初めに、1款総務費につきましては、94.7%の執行率でございます。主な内容としましては、支出済額の84.4%が人件費で、その他としましては事務所及び公用車の維持管理などに関する経費でございます。
次に、2款事業費につきましては、95.0%の執行率でございます。主な支出項目としまして、委託料及び補償費でございます。
初めに、13節委託料から御説明いたします。主な内容としましては、清算金決定通知書や竣工記念碑などの作成及び竣工記念碑製作、設置などの委託でございます。
次に、22節補償、補填及び賠償金でございます。清算交付金として交付済み者が1,589人、15億4,904万1,034円、保留地清算交付金として交付済み者が153人、352万4,600円、合計しまして15億5,256万5,634円でございます。
次に、3款公債費でございます。
1項1目元金及び1項2目利子につきましては、国庫補助金等に係る市債の償還金でございます。
次に、予備費につきまして、支出はございませんでした。
以上、歳出合計の予算現額19億6,297万6,000円に対しまして、支出済額が18億7,605万4,366円、執行率は95.6%でございます。
次に、実質収支に関する調書でございます。
歳入歳出差引額が1億2,383万5,738円、翌年度へ繰り越すべき財源がないことから、実質収支額につきましては1億2,383万5,738円でございます。
次に、財産に関する調書でございます。
公有財産の土地につきましては、処分できなかった保留地が換地処分により施行者草加市の土地となったことから、引き続き本特別会計で所管するものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 新田西部土地区画整理事業の清算徴収金の徴収率ということで、参考資料のほうにはデータが載っているんですけれども、そのうち分割納付のところで伺いたいんですけれども、3億9,265万7,773円が総額としてあって、収入済額も8,465万4,948円ということで、徴収率21.56%と書いてあるんですけれども、これは予定どおり支払われているのか、それともおくれてしまっているのか伺いたいと思います。
○委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 収入済額の内訳でございますけれども、納付者が2,351名、対象者が2,194名ですので、未納の方が43名ございます。納付された方の内訳としましては、分割納付の方が470名、全体納付者の21.8%でございます。未納の43名の方につきましても、6月以降から戸別訪問等しまして、分納するというような申請の方もかなり出てきまして、最終的に7月末時点での分納申請してない方が、未納者は22名です。全体2,194名に対します22名ですから、1%が純粋な未納ということでございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 この22人の方というのは、一度お会いすることができて、話し合いの上払ってないのか、それとも1回も会うことができていないのか、その辺の状況がわかれば伺いたいと思います。
○委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 一括納付で未納の方につきましては、職員のほうで電話をするとか、戸別訪問、場合によっては当然催告書も出してまして、今差し押さえ予告通知も送付しております。その中で、分納する方も徐々にふえてきてますので、今後とも収入確保に努めるよう、滞納処分してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 では、次に記念碑についてなんですけれども、135万円かけてつくるということなんですが、これはどこに設置されるものなのか、場所を伺いたいと思います。
○委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 竣工記念碑につきましては、新田西部地区の中で一番大きな長栄中央公園の道路北側に設置をいたしました。内容としましては、稲田石と言いますけれども、これは御影石の一種で、丸いおにぎりのような形をしております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第47号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第57号議案 平成28年度
草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 第57号議案につきましては、新田駅
周辺土地区画整理事務所長から御説明申し上げます。
○委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 それでは、第57号議案につきまして御説明申し上げます。
初めに、3款繰入金につきましては、繰越金の増額に伴います財源調整としまして6,883万5,000円を減額するものでございます。
次に、4款繰越金につきましては、平成27年度の決算に伴いまして6,883万5,000円を増額するものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第57号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第49号議案 平成27年度
草加都市計画事業新田駅
西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 第49号議案につきましては、新田駅
周辺土地区画整理事務所長から御説明申し上げます。
○委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 それでは、第49号議案につきまして御説明申し上げます。
初めに、歳入の1款1項1目土地区画整理事業手数料につきましては、仮換地証明等手数料で証明発行件数38件、1万3,750円でございます。
次に、2款1項1目土地区画整理事業費国庫補助金につきましては、社会資本整備総合交付金5,185万円でございます。
次に、3款1項1目財産貸付収入につきましては、事業地区内の施行者草加市が管理する土地について、街路築造工事などの請負業者に資材置き場等として貸し付けた土地の貸付収入3万2,000円でございます。
次に、4款1項1目一般会計繰入金につきましては、一般会計からの繰入金1億2,704万3,000円でございます。
次に、5款1項1目繰越金につきましては、平成26年度決算に伴います繰越金6,565万9,539円と事故繰り越し分として充当します一般財源1,546万5,000円、合計しまして8,112万4,539円でございます。
次に、6款諸収入でございます。
1項1目市預金利子につきましては、154円でございます。
2項1目雑入につきましては、収入はございませんでした。
次に、7款1項1目土地区画整理事業債につきましては1億2,410万円でございます。
歳入の合計でございますが、予算現額5億2,019万8,000円に対しまして、収入済額が3億8,416万3,443円となり、収入率は73.8%でございます。
続きまして、歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。
初めに、1款総務費につきましては93.3%の執行率でございます。主な内容としましては、支出済額の93.4%が人件費で、その他といたしましては、事務所の維持管理に関する経費などでございます。
次に、2款事業費につきましては65.3%の執行率でございます。主な支出項目といたしましては、委託料、工事請負費、工事費負担金及び補償費でございます。
初めに、13節委託料から御説明申し上げます。主な内容としましては、土地区画整理事業を推進するための仮換地修正等業務委託及び9カ所、9棟の建物等調査・積算業務などの業務委託でございます。
次に、15節工事請負費の主な内容としましては、都市計画道路新田駅前旭町線及び幅員9mなどの区画街路築造工事でございます。
次に、19節負担金、補助及び交付金の主な内容につきましては、上下水道部で施工しました都市計画道路新田駅前旭町線の下水道本管布設工事及び区画街路の水道管布設工事等に係る工事費負担金でございます。
次に、22節補償、補填及び賠償金の主な内容につきましては、建物移転7棟などでございます。平成26年度から始まりました建物移転の進捗率につきましては、全体計画114棟に対しまして16棟が移転完了し、平成27年度末の移転率は14.0%でございます。
次に、3款予備費につきましては、支出はございませんでした。
以上、歳出の合計でございますが、予算現額5億2,019万8,000円に対しまして、支出済額3億5,804万3,549円となり、執行率は68.8%でございます。
次に、実質収支に関する調書でございます。
歳入歳出差引額が2,611万9,894円でございます。翌年度へ繰り越すべき財源が1,165万9,000円、実質収支額は1,446万894円でございます。
最後に、財産に関する調書でございます。
土地につきましては、平成12年度と平成16年度にまちづくり用地として草加市土地開発公社が先行取得し、平成24年度に草加市が買い戻しを行いました土地1万1,679㎡と新田駅西口のパトロールステーションとして利用している用地249㎡、合計しまして1万1,928㎡でございます。
建物につきましては、平成24年度に建築しました延べ床面積219㎡の新田駅周辺土地区画整理事務所でございます。
また、物品につきましては、乗用車1台で、増減はございませんでした。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 先ほど建物移転の進捗率14%とありましたけれども、道路整備及び仮換地指定の進捗率はどうでしょうか。
○委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 道路整備率につきましては、道路延長2,860mに対しまして、平成27年度は約79mの工事が完了し、整備延長の累計が約311m、執行率は10.9%でございます。
次に、仮換地指定率につきましては、地区内全体の仮換地地籍7万3,630㎡に対しまして、平成27年度は1万6,787㎡の仮換地指定をし、仮換地指定地籍の累計が6万2,784㎡、指定率は85.3%でございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第49号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第58号議案 平成28年度
草加都市計画事業新田駅
西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 第58号議案につきましては、新田駅
周辺土地区画整理事務所長から御説明申し上げます。
○委員長 新田駅
周辺土地区画整理事務所長。
◎新田駅
周辺土地区画整理事務所長 それでは、第58号議案につきまして御説明申し上げます。
初めに、4款繰入金につきましては、繰越金及び市債の減額に伴います財源調整として2億1,683万円を増額するものでございます。
次に、5款繰越金につきましては、平成27年度決算に伴いまして554万円を減額するものでございます。
次に、7款市債につきましては、市単独事業分に係る一般単独事業債2億1,129万円を減額するものでございます。
次に、歳出の2款事業費につきましては、財源振替を行うものでございます。
最後に、地方債の補正に関する調書につきまして御説明申し上げます。
平成27年度中、起債見込額につきましては、繰越金等に係る今年度借り入れ750万円を含めた補正前の額2億8,010万円から2億1,129万円を減額しまして6,881万円とするものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第58号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第48号議案 平成27年度草加市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 第48号議案につきましては、都市計画課長から御説明を申し上げます。
○委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長 第48号議案 平成27年度草加市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、事項別明細書から御説明申し上げます。
初めに、歳入につきまして御説明申し上げます。
まず、1款使用料及び手数料でございます。これは駐車場使用料でございまして、収入済額2億1,953万310円で、約103.1%の収入率でございます。
次に、2款財産収入でございます。これはシティパーキングアコス整備基金の利子でございまして、収入済額1,371円でございます。
次に、3款繰入金でございます。これは当初シティパーキングアコス整備基金からの繰り入れを予定しておりましたが、当該年度の歳入歳出の状況を勘案し、財源が充足したことから、繰り入れをしておりません。
次に、4款繰越金でございます。これは平成26年度決算に基づく繰越金でございまして、収入済額1,638万7,155円でございます。
次に、歳入の最後になります5款諸収入でございます。これは市預金利子でございまして、収入済額66円でございます。
以上、歳入合計は予算現額2億2,939万円に対し、収入済額が2億3,591万8,902円となっており、収入率は約102.8%でございます。
続きまして、歳出の主なものにつきまして御説明申し上げます。
初めに、1款事業費でございます。約92.5%の執行率でございます。主な内訳といたしましては、アコス地下駐車場管理委託料として1億2,888万292円、駐車場改修工事費として2,539万800円、全体共益費等負担金として3,215万8,571円、積立金として2,417万9,000円、公課費として155万8,800円でございます。
次に、歳出の最後になります2款予備費につきましては、支出済額はございません。
以上、歳出合計は予算現額2億2,939万円に対し、支出済額は2億1,220万3,908円となっており、執行率は約92.5%でございます。
続きまして、実質収支に関する調書でございます。
歳入総額2億3,591万8,902円、歳出総額2億1,220万3,908円、歳入歳出差引額が2,371万4,994円でございます。翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額は2,371万4,994円でございます。
最後に、財産に関する調書でございます。
公有財産につきましては、決算年度末現在高としまして、土地が1,049㎡、建物が2万3,112㎡でございます。土地、建物とも前年度末現在高に対しまして増減はございません。
次に、物品及び債権につきましては、該当はございませんが、基金といたしまして、シティパーキングアコス整備基金がございます。前年度末現在高2,771万円に対しまして、決算年度中増減高1,000円、決算年度末現在高2,771万1,000円、出納整理期間中に2,417万8,000円積み立てし、現在高5,188万9,000円でございます。
説明については以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 まず、駐車場使用料について伺います。
先ほどの御説明の中で2.8%ほど伸びたということがあったかと思うんですけれども、この伸びた理由についてどういうことがあったのか伺います。
○委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長 平成26年度の駐車場台数は47万6,244台に対しまして、平成27年度は48万181台となり、3,937台の増となってございます。
主な理由でございますけれども、3時間超え駐車台数が7,705台の増で、前年度比で14.2%の増、定期券の販売数でございますけれども、209枚の増で、前年度比約28%の増となっております。総額でございますけれども、632万1,570円の増額となってございます。
要因でございますけれども、1点目といたしましては、平日通勤定期券ですね、月曜日から金曜日の販売枚数が167枚ふえてございます。平日の駐車場台数も前年度に対して4,500台ふえていることから、通勤として活用しているものがふえたものと想定されてございます。
2点目といたしまして、3時間を超える駐車場台数が増加してございます。こちらも前年度に対して7,700台ふえてございまして、これにつきましては、平成25年4月に3時間を超えた場合の最大24時間までの1,000円という改定料金が浸透してきたものと想定されます。
3点目といたしましては、買い物駐車料金サービスのうちイトーヨーカドー、アコス専門店の部分が281万7,410円ふえているということに対して、昨年度に対してお客様の滞在時間がふえたことによるものと想定してございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 では、次に歳出について伺います。
駐車場の改修工事費、また全体共益費等負担金、この内容を伺いたいと思います。
○委員長 都市計画課長。
◎都市計画課長 まず初めに、工事の内容でございます。工事につきましては、シティパーキングアコスの施設全体に漏水箇所が多く点在しており、駐車場への躯体の影響が考えられたことから、平成24年度、平成26年度に引き続き止水対策工事を実施したものでございます。
なお、計画につきましては、昨年度で完了しているところでございます。
平成27年度につきましては、地下3階部分の壁、床、天井などの止水工事を行いました。工法につきましては、水分を触媒に硬化する薬剤をクラックに高圧で注入して止水する工法を採用してございます。
また、シティパーキングアコスの北館地下2階のスロープのジョイント部分からの漏水対策といたしまして、排水機能を確保するため、排水側溝及び防水処理の工事を行いました。
次に、負担金でございます。こちらにつきましては、内容につきましては、アコス南館区分所有といたしまして、共有部分に係る維持管理費の一部を負担するもので、負担割合につきましては、草加市については約17.95%でございます。内容といたしましては、清掃費用や保安警備費用、設備管理費用、修繕、材料費、業務管理、損害保険料などに要する経費でございます。
済みません、今の答弁の中で、草加市の持ち物ではなくて、草加市の駐車場にかかわる割合ということで訂正させていただきます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第48号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第55号議案 平成28年度草加市
一般会計補正予算(第2号)中、当委員会付託部分のうち都市整備部に係る部分を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
都市整備部長。
◎都市整備部長 第55号議案のうち都市整備部にかかわる事柄について御説明申し上げます。
初めに、8款4項1目都市計画総務費についてでございます。柿木地区まちづくり推進事業につきましては、埼玉県が実施している産業団地整備に伴う可能性調査を支援するための業務委託及び関係機関協議などを行うために必要な経費として1,051万3,000円の増額をお願いするものでございます。
次に、8款4項3目土地区画整理費についてでございますが、新田駅西口土地区画整理事業特別会計繰出金につきましては、
草加都市計画事業新田駅西口土地区画整理事業特別会計において、決算に伴う繰越金の減額により、一般会計繰入金を増額すること及び土地区画整理事業債の起債を取りやめ、一般財源への財源振替を行うため、繰出金2億1,683万円の増額をお願いするものでございます。
新田西部土地区画整理事業特別会計繰出金につきましては、草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計において、決算に伴う繰越金の増額により一般会計繰入金を減額することから、繰出金6,883万5,000円の減額をお願いするものでございます。
次に、8款4項6目街路事業費の広域幹線道路整備促進事業につきましては、街路整備負担金事業債の起債の一部を取りやめ、一般財源への財源振替を行うものでございます。
次に、8款4項8目公園緑化費の公園広場等整備事業及び公園広場等維持管理事業につきましては、公園整備事業債の起債を取りやめ、一般財源への財源振替を行うものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 柿木地区まちづくり推進事業について伺います。
まちづくり検討業務委託料として648万円、これはアンケートを行うということなんですけれども、対象者と、あと柿木地区全体でやるのか、それとも部分的にやるのか、面積などもわかれば伺いたいと思います。
○委員長 都市整備部副部長。
◎都市整備部副部長 アンケート調査にかかわるところでございますけれども、今回まちづくり検討業務委託につきましては、権利者の同意を得るために、埼玉県土地開発公社に契約をお願いしようというふうに考えておりまして、そちらの予算でございます。
アンケートにつきましては、これから企業局が産業団地の区域を決定していきますので、その区域が決定した中で、権利者の意向を確認していきたいと思っております。今回アンケート調査を実施しておりますけれども、こちらについては想定の区域でアンケート調査を行っております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第55号議案中、当委員会付託部分のうち都市整備部に係る部分に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第55号議案 平成28年度草加市
一般会計補正予算(第2号)中、当委員会付託部分のうち建設部に係る部分を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
建設部長。
◎建設部長 それでは、第55号議案 平成28年度草加市
一般会計補正予算(第2号)、第1条歳出中、建設部にかかわる事柄につきまして御説明申し上げます。
初めに、8款土木費、2項道路橋りょう費についてでございます。
3目道路新設改良費の道路舗装改良事業でございます。道路舗装改良事業につきましては、事業費の補正はございませんが、財源として予定していた道路整備事業債の起債を一部取りやめ、一般財源へ財源の振り替えをお願いするものでございます。
4目橋りょう新設改良費の橋りょう整備事業でございます。橋りょう整備事業につきましては、事業費の補正はございませんが、財源として予定していた橋りょう整備事業債の起債を取りやめ、一般財源へ財源の振り替えをお願いするものでございます。
次に、8款土木費、3項河川費についてでございます。
3目排水路整備費の水辺環境整備事業でございます。水辺環境整備事業につきましては、事業費の補正はございませんが、財源として予定していた水辺環境整備事業債の起債を取りやめ、一般財源へ財源の振り替えをお願いするものでございます。
4目排水施設費の排水施設整備事業でございます。排水施設整備事業につきましては、事業費の補正はございませんが、財源として予定していた排水施設整備事業債の起債を一部取りやめ、一般財源へ財源の振り替えをお願いするものでございます。
次に、8款土木費、4項都市計画費についてでございます。
6目街路事業費の都市計画街路整備事業でございます。都市計画街路整備事業につきましては、事業費の補正はございませんが、財源として予定していた谷塚松原線街路整備事業債の起債を一部取りやめ、一般財源へ財源の振り替えをお願いするものでございます。
9目下水道費の公共下水道事業特別会計繰出金でございます。平成27年度公共下水道事業特別会計の決算に伴い、繰出金の減額をお願いするものでございます。
10目今様草加宿事業推進費の今様・草加宿道路整備事業でございます。今様・草加宿道路整備事業につきましては、事業費の補正はございませんが、財源として予定していた今様・草加宿道路整備事業債の起債を一部取りやめ、一般財源へ財源の振り替えお願いするものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第55号議案中、当委員会付託部分のうち建設部に係る部分に対する質疑を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午後 零時02分休憩
午後 1時02分再開
○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 第46号議案 平成27年度草加市
交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 第46号議案 平成27年度草加市
交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、交通対策課長から御説明申し上げます。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 それでは、第46号議案 平成27年度草加市
交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定につきまして事項別明細書から御説明申し上げます。
初めに、歳入につきまして御説明申し上げます。
予算現額4,216万4,000円に対しまして、収入済額は9,096万5,349円で、収入率は215.7%でございます。
次に、内容につきまして御説明申し上げます。
1款1項1目共済会費の収入の収入済額につきましては2,853万2,600円でございます。加入者につきましては4万2,890人でございました。人口に対する加入率につきましては、平成28年4月1日現在の人口24万6,226人に対しまして17.42%となります。
続きまして、2款1項1目一般会計繰入金の収入額につきましては555万6,600円でございます。これにつきましては、草加市交通災害共済条例第7条に基づきまして、小学校新入学児童、生活保護者、身体障害者手帳の交付を受けている方などの共済会費の全額または半額を市が負担するために一般会計から繰り入れた金額でございます。
次に、3款1項1目繰越金5,687万4,753円につきましては、平成26年度からの繰越金でございます。
最後に、4款1項1目市預金利子の1,396円でございますが、共済会費の預金利子でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
予算額4,216万4,000円に対しまして、支出済額は2,848万6,462円で、執行率は67.6%でございます。
事業費の内容につきまして主なものを御説明申し上げます。
交通事故に遭われた方への交通災害共済見舞金、交通災害共済の申し込みの取りまとめなどをお願いしている町会・自治会への報償費、交通災害共済申込書の配布にかかわる郵便料が主なものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
広田委員。
◆広田丈夫 委員 交通災害の申し込み、先ほど御説明いただきましたが、町会・自治会を通じてされている方もいらっしゃると思うんですけれども、その配布と取りまとめも町会がやられているところがあると思うんですけれども、それの何団体がそういうふうな形で対応しているかお示しください。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 配布、取りまとめにつきましては39団体、取りまとめのみを行った団体につきましては10団体の合計49団体でございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 歳入の部分の共済会収入ですね、当初3,578万8,000円見込んでいて、収入済額というのが2,853万2,600円ということで、大分差があるかと思うんですけれども、この理由について伺います。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 前年度からの繰越金が多かったためのものでございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 それは歳入全体のお話だと思うんですけれども、共済会費の収入としては、予算に対して入ってくる額が少なかったというこの理由についてはどうでしょうか。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 当初見込みが少なかったためのものでございます。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 加入者は行政報告書だと4万2,890人ということになっているんですけれども、それでは平成26年度は何人で、増減がどうであったのか伺いたいと思います。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 平成26年度につきましては4万3,066人でございます。平成27年度につきましては4万2,890人となっております。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 この共済会費収入としては1年間だと800円で、たしか10月だと400円になるかと思うんですね。それはそれぞれ何件あるのか伺いたいと思います。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 前期につきましては4万2,332人、後期につきましては558人になっております。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 それと、見舞金の支給状況ですね、一番多いのが治療見舞金ということで、入院、通院ともで368件というふうに報告がされているんですけれども、この入院、通院で合わせて368というのはどういうふうに解釈したらいいのか。入院は入院で何人とか、通院は通院で何人とかいう数字があれば伺いたいと思います。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 入院見舞金につきましては19件、入院・通院見舞金につきましては30件、通院見舞金につきましては319件となっております。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 圧倒的に通院が多いということがわかりました。
聞くところによると、この見舞金を毎年のように受けておられる方が残念ながらいらっしゃるということを聞いたことがあるんですけれども、こうして毎年のように受けている方というのは、感覚なものでいいんですけれども、どれくらいいるかわかりますか。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 感覚的なことで申しわけありませんが、2~3人というふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第46号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第55号議案 平成28年度草加市
一般会計補正予算(第2号)中、当委員会付託部分のうち市民生活部に係る部分を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 第55号議案 平成28年度草加市
一般会計補正予算(第2号)のうち市民生活部にかかわる部分につきまして、交通対策課長から御説明申し上げます。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 歳出2款7項1目市民安全総務費、バス路線網整備推進事業につきまして御説明申し上げます。
コミュニティバスであるパリポリくんバスの運行車両の7台のうち、2台には運行事業者の提案、負担により、公募で決定いたしましたパリポリくんをイメージしたデザインをラッピングいたしました。運行開始当初からこのラッピング車両は好評を博し、利用促進を図る施策として一定の評価を得ています。その一方で、運賃収入につきましては、現在増額傾向にございますが、運賃収入で全ての運行経費を賄うだけの利用はいまだに見込めない状況にございます。
このため、今回の補正につきまして、市民の皆様にコミュニティバスであるパリポリくんバスに関心を持っていただき、さらなる利用の促進を図るため、全ての車両に御好評をいただいております同じオリジナルラッピングを行う経費を計上させていただいたものでございます。
その内容でございますが、現在7台の車両で運行しておりますが、そのうち北東ルートと南西ルートのそれぞれ1台、合計2台のみをラッピング車両で運行しており、残り5台については、運行事業者である東武バスセントラル株式会社の共通デザインの車両で走行しております。
今回のラッピングの制作にかかわる東武バスセントラル株式会社への補助経費は、残り5台分の車両に対しラッピングを行うもので、車体への全面塗装、シールの制作及びシール張りに要する経費として1台当たり150万円の750万円を計上し、また、制作期間中に代車が1台必要となりますことから、車両のリース費用として100万円を加えた合計850万円の増額をお願いするものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 現在7台のうち2台がこのラッピングバスで走っているということであるんですけれども、これがなぜ運行当初から全部ラッピングするという判断に至らなかったのか。もう運行が始まって半年がたとうとしているんですけれども、なぜこの時期にやろうと思ったのか、その理由について伺います。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 運行するに当たりまして、運行事業者の募集の際の条件といたしましては、利用促進策は既存路線と同程度とするものという形で対応していたものですから、当初2台という形のもので設定させていただいているものでございます。
以上でございます。
○委員長 市民生活部長。
◎市民生活部長 ちょっと補足させていただきます。
今回、コミュニティバスを4月から運行するに当たりまして、市からの補助金を出していきますので、なるべく補助金経費を削減するということで、当初は2台という形でバス事業者のほうの御負担でやっていただいたということです。
ただ、運行した後、かなりお子様を中心にすごい好評を得ていまして、そのバスに乗りたいという声が市のほうにもかなり寄せられるようになりました。そういったことで、この時期に7台全てやらせていただきたいということで、今回お願いしたものでございます。よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 確かにラッピングされたバスは当たりが来たと言って、それ以外だと外れだと言う子どもたちは非常に多いので、ラッピングすること自体はいいと思うんですね。
今回補助金という形で支出されるんですけれども、これは補助率はもう全て草加市の経費ということでいいのかどうか伺いたいと思います。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 全て草加市負担という形でお願いしたいと考えております。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 それと、あと今回シールということで、5年間の試験運行という形でこのコミュニティバスが始まっていると思うんですけれども、その後、残念ながら廃止になってしまった場合、またもとに戻さなければならないと思うんですが、その際は、この金額の中でやっていただけるのか、それともまた別に経費がかかってくるのか、そこら辺確認しておきたいと思います。
○委員長 交通対策課長。
◎交通対策課長 試験運行といえども、私どものほうとしましては、比較的継続していきたいという考えもありますのと、あとはそのラッピングに対する費用の増額についてはないものと考えているところでございます。
以上でございます。
○委員長 撤退したときに費用が発生しますか、しませんかという質疑だと思うんですけれども。
◎交通対策課長 それは発生いたしません。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第55号議案中、当委員会付託部分のうち市民生活部に係る部分に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第63号議案 草加市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 それでは、第63号議案 草加市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、
くらし安全課長及び廃棄物資源課長からそれぞれ御説明申し上げます。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 それでは、第63号議案のうちくらし安全課に関する内容につきまして御説明申し上げます。
動物の死体の処理に係る手数料の額につきましては、現在、草加市廃棄物の処理及び再利用に関する条例におきまして、1体につき3,800円と定められております。しかしながら、市がその処理に要する委託料につきましては、手数料との金額に乖離が生じている状況でございます。受益者負担の観点から、手数料の額につきまして、委託業者への委託料との整合を図ろうとするものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。
くらし安全課に関する内容につきましては以上でございます。
○委員長 廃棄物資源課長。
◎廃棄物資源課長 それでは、第63号議案のうち廃棄物資源課に関する内容につきまして御説明申し上げます。
粗大ごみの処理に係る手数料の額につきましては、現在、草加市廃棄物の処理及び再利用に関する条例において、10㎏につき120円と定められておりますが、市民の利便性の向上を目的として、粗大ごみとして出されます品目ごとの料金表を定めようとするものでございます。
施行期日につきまして、粗大ごみの処理手数料については平成28年10月1日とするものでございます。
廃棄物資源課に関する内容につきましては以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 動物の死体処理について伺いたいと思います。
この動物の死体処理、本会議の中で詳しく聞いてますので、聞いてないところを伺いたいんですけれども、動物が亡くなったという際、どういう手順でその動物が焼却されるまでになるのか。電話をしてどこかに持っていくのか、それとも引き取りに来ていただけるのか、その辺をわかりやすく御答弁いただければなというふうに思います。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 まず、市民の方から引き取りの電話がかかってきます。それで、課としましては、受けた電話で住所と、それから合同火葬、合同埋葬になりますので、墓参りとか、そういうのはできませんということをお伝えした中で、それでもいいですという場合には、関東委託事業という委託会社がございまして、そちらの会社が引き取りに行って合同火葬、合同埋葬をするという手順になっております。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 委託会社が引き取りに来ていただけるということなんですけれども、本会議の中では大きさは問わないというお話でした。馬とか牛とかはいないと思うんですけれども、どれくらいまでの大きさだったら引き取ることができるのか、わかれば、大きい犬だと70㎏ぐらいになっちゃうワンちゃんもいますので、そういうワンちゃんは引き取ることは可能なのか、その辺確認しておきたいと思います。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 委託会社とは、そういった取り決めは特にございませんので、よほど大きい場合にはちょっと協議になるかと思いますが、もう一つ、牛、馬、豚については、化製場の関係で、一応処理できないことになっておりますので、それは入らないという形になります。
また、犬ですけれども、2人で運ぶぐらい大きいものがあったということは一度ありましたということでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第63号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第64号議案 草加市
安全安心まちづくり推進条例の制定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 それでは、第64号議案 草加市
安全安心まちづくり推進条例の制定につきまして、
くらし安全課長から御説明申し上げます。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 それでは、第64号議案につきまして御説明申し上げます。
本議案につきましては、犯罪を防止し、地域の防犯力を向上させる環境の整備に関し、施策の基本となる事項及び迷惑行為の防止に関し必要な事項を定めるものでございます。
なお、具体的事項につきましては、規則で定めようとするものでございます。
施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 埼玉県の迷惑行為防止条例ができて、草加駅西口の客引き行為というのは一時すごく減ったんですね。ただ、その後、やっぱり戻ってきてしまっていて、今でも迷惑行為等が行われているんですけれども、その中でこの条例ができるということではよかったなと思う反面、どこまで効果があるのかなという不安があります。
本会議答弁では、平成26年度までに59市町が同様の条例を制定したということであるんですけれども、この草加市の条例は他市と違ってここら辺がすぐれているという点があれば伺いたいと思います。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 まず、今お話の出ました客引き行為等の項目というのは、他市においてはたしか数市しか定めてございません。ですから、これはもう草加市としては独自というか、かなりいい項目であるというふうには考えております。
それから、風俗営業を禁止されている部分の項目について、要するにテナントを貸すほうの貸主に対して、一応そういうものを貸さないでくださいということを項目として入れております。これもたしか他市では1市ぐらいであったというふうに記憶しております。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 今回、テナントのオーナーに対しても、そういう方にはできるだけ貸さないようにということが言えるようになったということでは、一歩前進かなというふうに思います。
ただ、このテナントオーナーに対しては、あくまでお願いという形になるのか、それとも指導まで踏み込めるのか、どうしてもテナントオーナーさんはテナントが入っていたほうが収入としては安定するというところでは、ちょっと客引き等する人が入っているとはわかっていても、出ていけとは言うかなという疑問はあるんですけれども、そこら辺はいかがでしょうか。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 基本的には努力義務という形になります。ただし、今考えている方向としましては、本会議のほうでも申し上げさせていただきましたが、不動産業界の方に、例えば契約時に本条例の規定を記載していただいたり、もしくは条例の趣旨を借り主に説明していただくなどして周知、啓発をお願いしてまいりたいと考えておりますので、効果があるかなというふうに考えております。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第64号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、第65号議案 草加市家屋及び土地の適正管理に関する条例の制定についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長 それでは、第65号議案 草加市家屋及び土地の適正管理に関する条例の制定につきまして、
くらし安全課長から御説明申し上げます。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 それでは、第65号議案につきまして御説明申し上げます。
本議案につきましては、市内にある家屋または土地が管理不全な状態または不良な状態となることを防止することにより、地域の生活環境の保全及び安全で安心な暮らしの実現に寄与することを目的に必要な事項を定めるものでございます。
また、具体的事項につきましては、規則で定めようとするものでございます。
なお、草加市空き地の環境保全に関する条例につきましては、規定する内容が本議案に包含されるため、本議案の施行に合わせて廃止をするものでございます。
施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 この委員会でも大阪市などに視察に行きまして、不良状態物件ですね、いわゆるごみ屋敷と呼ばれているおうちに対する対策をどうするかということを調査してまいりました。その条例が制定されるということは大変喜ばしいことだと思います。
この不良状態に至るまでに、やはりちょっと心を病んでしまったり、何かしら事情があってため込むという行為に結びつくことが多いということがわかっているんですけれども、大阪市などは福祉の分野だとか、精神的なケアだとか、ほかの課と連携して、その方の解決、一度きれいにしたら、その不良な状態に戻さないという取り組みがされているかと思うんですけれども、この条例では草加市役所内で課の連携だとか、一度片づけたものをまたごみ屋敷にしないという取り組みがされるのかどうか伺いたいと思います。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 現在におきましても、実際にそういった不適正管理の家屋へ行く場合には、連携して庁内各課で関連課が一緒に行って、そちらでお話を一緒にするという形をとらせていただいております。今後もそういった取り組みは進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○委員長 斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 最終的には行政代執行ができるとされているんですけれども、この行政代執行に至る判断というものは、市民生活部なのか、最終的には市長なのか、この最終決断者は誰になるのか確認したいと思います。
○委員長
くらし安全課長。
◎
くらし安全課長 最終決断ということでございますが、今回条例の中に項目としてありますが、草加市家屋土地適正管理審議会というものを設けまして、そちらの意見を伺った中で、必要性を判断してまいりたいというふうに考えているところでございます。最終的には市長の判断という形になるかと思います。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第65号議案に対する質疑を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午後 1時32分休憩
午後 1時33分再開
○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 討論を行います。
討論のある方は挙手をお願いいたします。
斉藤委員。
◆斉藤雄二 委員 それでは、日本共産党を代表し討論を行います。
当委員会に付託された議案は14件です。そのうち我が党は第66号議案 草加市下水道条例の一部を改正する条例の制定について反対し、残りの議案には賛成といたします。
それでは、理由を述べます。
今回、値上げの理由となったのは、埼玉県が中川流域下水道維持管理負担金を平成27年4月から1立方メートル当たり32円から37円に5円引き上げたためです。埼玉県下水道局中期経営計画によると、施設の老朽化に伴う修繕費の増、電力料金や消費税率の引き上げ、労務単価の上昇により増大することが見込まれるため、全流域で収支が悪化するおそれがあるとし、今回の値上げの理由となったわけであります。
どの理由も国や県の責任で行うべきものであり、値上げの根拠そのものが国・県の責任転嫁と言わざるを得ません。市民は県民であり、国民として、国税、県民税、市民税を支払っています。
理由の一つとしている消費税の増税によって下水道料金を上げ、その下水道料金に対し、上下水道合わせた金額にさらに消費税を加算することになります。消費税率8%以上の負担を市民に押しつけていることになります。
また、あわせて埼玉県下水道局中期経営計画には、2020年の東京オリンピックまでに水質改善が必要だとして、中川水循環センターでも来年度から段階的高度処理への移行が示されており、今回の値上げとリンクするものです。
今回、草加市は、当初埼玉県から示された維持管理負担金の値上げ幅を流域自治体で協力して交渉し、9円から5円まで4円も抑える努力がありました。この努力は市民負担を抑えるという意味でも大変評価できるものであります。
しかし、国・県の自治体いじめ、市民いじめと言っても過言ではないこのやり方に抗議し、反対とするものです。
以上、討論を終了いたします。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、討論を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 直ちに採決を行います。
なお、採決につきましては、委員会付託表のとおり、議案番号の順序で行ってまいります。
初めに、第45号議案 平成27年度草加市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第45号議案は認定されました。
次に、第46号議案 平成27年度草加市
交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第46号議案は認定されました。
次に、第47号議案 平成27年度
草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第47号議案は認定されました。
次に、第48号議案 平成27年度草加市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第48号議案は認定されました。
次に、第49号議案 平成27年度
草加都市計画事業新田駅
西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第49号議案は認定されました。
次に、第53号議案 平成27年度草加市水道事業決算の認定については、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第53号議案は認定されました。
次に、第55号議案 平成28年度草加市
一般会計補正予算(第2号)中、当委員会付託部分は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第55号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第56号議案 平成28年度草加市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第56号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第57号議案 平成28年度
草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第57号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第58号議案 平成28年度
草加都市計画事業新田駅
西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第58号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第63号議案 草加市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第63号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第64号議案 草加市
安全安心まちづくり推進条例の制定については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第64号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第65号議案 草加市家屋及び土地の適正管理に関する条例の制定については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第65号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第66号議案 草加市下水道条例の一部を改正する条例の制定については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
○委員長 挙手多数であります。
よって、第66号議案は原案のとおり可決されました。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 次に、閉会中の特定事件についてを議題といたします。
取り扱いについて御協議をいただきたいと思いますので、協議会に切り替えてよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○委員長 御異議がないようですので、協議会に切り替えさせていただきます。
午後 1時44分休憩
〔協 議 会〕
午後 1時45分再開
○委員長 協議会を閉じまして、委員会を再開いたします。
ただいま御協議いただきましたとおり、今定例会においては、閉会中の特定事件について付託を受けないということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
─────────── ◇ ───────────
○委員長 以上で、
建設環境委員会を終了いたします。
午後 1時45分閉会
委員長 中 野 修
署名委員 吉 岡 健
署名委員 斉 藤 雄 二...