草加市議会 2016-02-24
平成28年 2月 定例会−02月24日-01号
平成28年 2月 定例会−02月24日-01号平成28年 2月 定例会
草加市告示第115号
地方自治法(昭和22年法律第67号)第101条第1項の規定により平成28年
草加市議会2月定例会を次のとおり招集し、同条第7項の規定により告示する。
平成28年2月17日
草加市長 田 中 和 明
1 期 日 平成28年2月24日
2 場 所
草加市議会議場
◇
応招議員 28名
1番 藤 家 諒 議 員 15番 切 敷 光 雄 議 員
2番 後 藤 香 絵 議 員 16番 鈴 木 由 和 議 員
3番 金 井 俊 治 議 員 17番 吉 沢 哲 夫 議 員
4番 佐 藤 利 器 議 員 18番 平 野 厚 子 議 員
5番 吉 岡 健 議 員 19番 西 沢 可 祝 議 員
6番 白 石 孝 雄 議 員 20番 飯 塚 恭 代 議 員
7番 佐 藤 憲 和 議 員 21番 宇 佐 美 正 隆 議 員
8番 斉 藤 雄 二 議 員 22番 松 井 優 美 子 議 員
9番 佐 々 木 洋 一 議 員 23番 佐 藤 勇 議 員
10番 広 田 丈 夫 議 員 24番 新 井 貞 夫 議 員
11番 田 中 宣 光 議 員 25番 浅 井 昌 志 議 員
12番 井 手 大 喜 議 員 26番 芝 野 勝 利 議 員
13番 中 野 修 議 員 27番 小 川 利 八 議 員
14番 関 一 幸 議 員 28番 小 澤 敏 明 議 員
◇不
応招議員 なし
平成28年
草加市議会2月定例会
議事日程(第1日)
平成28年 2月24日(水曜日)
午前10時 開 会
1 開 会
2 開 議
3
市長あいさつ
4
会議録署名議員の指名
5 会期の決定
6 諸報告
(1) 本
定例会提出の請願の報告
(2)
地方自治法第121条第1項の規定による説明員の報告
(3)
定例監査、
財政援助団体等監査及び
例月出納検査結果の報告
7
施政方針演説
8
市長提出議案の報告及び上程
9
市長提出議案の説明
10
市長提出議案に対する質疑(第14号議案)
11
特別委員会の設置及び議案の
委員会付託(第14号議案)
12
一般会計予算特別委員会委員の選任
13
一般会計予算特別委員会正・副委員長の互選結果報告
14
市長提出議案に対する質疑(第4号議案)
15
委員会付託省略(第4号議案)
16 討 論(第4号議案)
17 採 決(第4号議案)
18
選挙管理委員会委員及び補充員の選挙
19
次会日程報告
20 散 会
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
午前10時00分開会
◇
出席議員 28名
1番 藤 家 諒 議 員 15番 切 敷 光 雄 議 員
2番 後 藤 香 絵 議 員 16番 鈴 木 由 和 議 員
3番 金 井 俊 治 議 員 17番 吉 沢 哲 夫 議 員
4番 佐 藤 利 器 議 員 18番 平 野 厚 子 議 員
5番 吉 岡 健 議 員 19番 西 沢 可 祝 議 員
6番 白 石 孝 雄 議 員 20番 飯 塚 恭 代 議 員
7番 佐 藤 憲 和 議 員 21番 宇 佐 美 正 隆 議 員
8番 斉 藤 雄 二 議 員 22番 松 井 優 美 子 議 員
9番 佐 々 木 洋 一 議 員 23番 佐 藤 勇 議 員
10番 広 田 丈 夫 議 員 24番 新 井 貞 夫 議 員
11番 田 中 宣 光 議 員 25番 浅 井 昌 志 議 員
12番 井 手 大 喜 議 員 26番 芝 野 勝 利 議 員
13番 中 野 修 議 員 27番 小 川 利 八 議 員
14番 関 一 幸 議 員 28番 小 澤 敏 明 議 員
◇
欠席議員 なし
◇
地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者
田 中 和 明 市長 小 谷 明
市民生活部長
中 村 卓 副市長 前 田 明
都市整備部長
高 木 宏 幸 教育長 黒 須 俊 之
建設部長
小 林 勝 治
総合政策部長 和 気 敦 志
上下水道部長
小 野 秀 樹
総務部長 石 川 忠 義
病院事務部長
曽 合 吉 雄
自治文化部長 今 井 規 雄
教育総務部長
林 伸 行
健康福祉部長 浅 井 厚 紀 消防長
橋 本 吉 朋
子ども未来部長
◇本会議に出席した
議会事務局職員
臼 倉 敏 明
議会事務局長 檜 垣 理 恵
議会事務局庶務課課長補佐
押 田 安 治
議会事務局次長 武 田 一 夫
議事課主幹
福 島 博 行
議事課長 戸 賀 崎 格 男
議事課議事係長
◇傍 聴 人 3名
午前10時00分開会
△開会の宣告
○
飯塚恭代 議長 ただいまから平成28年
草加市議会2月定例会を開会いたします。
─────────── ◇ ───────────
△開議の宣告
○
飯塚恭代 議長 直ちに本日の会議を開きます。
─────────── ◇ ───────────
△
市長あいさつ
○
飯塚恭代 議長 市長から
あいさつのため発言を求められておりますので、これを許します。
田中市長。
〔
田中市長登壇〕
◎田中 市長 おはようございます。
平成28年
草加市議会2月定例会の開会に当たりまして、一言ご
あいさつを申し上げます。
本日は、2月定例会の招集をさせていただきましたところ、議員の皆様には御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。
また、日ごろから市政の充実、発展に御尽力をいただきまして、改めまして心から感謝を申し上げます。
さて、今定例会には平成28年度の
市政運営に臨む所信と
基本方針を申し述べ、あわせまして平成28年度
一般会計予算を初め、各議案を提出させていただいているところでございます。議員の皆様におかれましては、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして、本
定例会開会のご
あいさつとさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
─────────── ◇ ───────────
△
会議録署名議員の指名
○
飯塚恭代 議長 次に、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は
会議規則第88条の規定により、議長において
2番 後 藤 香 絵 議員
13番 中 野 修 議員
21番 宇佐美 正 隆 議員
25番 浅 井 昌 志 議員
を指名いたします。
─────────── ◇ ───────────
△会期の決定
○
飯塚恭代 議長 次に、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、本日から3月18日までの24日間といたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
飯塚恭代 議長 御異議なしと認めます。
よって、会期は24日間と決定いたしました。
─────────── ◇ ───────────
△諸報告
○
飯塚恭代 議長 次に、諸報告を行います。
◇本
定例会提出の請願の報告
○
飯塚恭代 議長 本定例会に提出されました請願につきましては、
請願一覧表としてお手元に配付しておきましたので、御了承願います。
◇
地方自治法第121条第1項の規定による説明員の報告
○
飯塚恭代 議長 次に、本定例会に説明員として出席通知のありました人の職氏名を一覧表としてお手元に配付しておきましたので、御了承願います。
◇
定例監査、
財政援助団体等監査及び
例月出納検査結果の報告
○
飯塚恭代 議長 次に、
監査委員から
定例監査、
財政援助団体等監査及び
例月出納検査の結果について報告がありました。
その写しを配付しておきましたので、御了承願います。
─────────── ◇ ───────────
△
施政方針演説
○
飯塚恭代 議長 次に、
施政方針演説を行います。
田中市長。
〔
田中市長登壇〕
◎田中 市長 平成28年
草加市議会2月定例会の開会に当たりまして、
市政運営に臨む所信の一端を申し述べ、議員の皆様をはじめとする市民の皆様のご理解を賜りたいと存じます。
本市が市制を施行してから、あと2年で60年を迎えようとしております。かつては、
人口急増都市であった本市も、今では
少子高齢社会を迎え、やがて
人口構成の変化、そして
人口減少に直面することが予想されます。
私は、その現実を直視しながら、新たに策定した第四次
総合振興計画をもとに、
少子高齢社会の中でも地域の豊かさを実感していただける
まちづくりを進めてまいります。
平成28年度は、その初年度となりますが、私は、これからの草加の
まちづくりに何よりも欠かせないものは、市民力・地域力であると考えております。
市民の皆様には、日頃から、イベントや
地域活動、まちの
魅力づくり、
市民同士の支え合い、地域の
防災活動など様々な分野で、市民の力、地域の力を発揮していただいております。
市民同士の
つながりや支え合いによりつよまる
コミュニティの力、様々な団体や
事業者同士の
つながりによりつよまる
社会活動や産業の力こそが、まちの力です。
新たな
総合振興計画に基づく
まちづくりにおいては、特に、こうした市民力・地域力をこれまで以上にいかし、行政としては職員力をつよめ、市民と行政との結束力をつよめて、施策の推進につなげてまいります。
さて、本市においては、いわゆる
団塊ジュニア世代が団塊世代よりも
人口構成上大きな規模を持つという特徴があるため、今からおおむね20年後に、
人口構成の大きな変化を迎えると想定しております。こうした状況を踏まえ、新たな
総合振興計画の
基本構想では、
計画期間を20年と定め、誰もが安心できる、持続可能な社会をつくっていくことを目標としております。
この20年間には、急速な高齢化・少子化の進展のほか、
高年者単身世帯の増加、
地球温暖化の深刻化、近い将来に起こると予想される地震等の大
規模災害への備え、持続可能な財政の確立、老朽化した
公共施設の維持・更新など、社会、環境、経済面での様々な課題が想定されます。
これらの課題に対しては、
行政分野の枠を超えて、
市役所内外の様々な機関、団体、個人などが一丸となって取り組まなければ解決できないものと考えております。
そのため、新年度からスタートする
総合振興計画をもとに、各分野別の様々な計画の実施に当たっても、これらを市民の皆様、地域の諸団体との連携のもとに、全庁的、組織横断的に推進することで、成果を生み出してまいりたいと考えております。
新たな
都市計画マスタープランについても、
総合振興計画を踏まえ、
地域コミュニティの維持・発展を図るとともに、
地域特性をいかしながら「
持続可能性」と「安心」を向上させていくことをめざした計画として策定します。
また、我が国全体の課題ともなっております
公共施設の老朽化や
地方創生につきましても、それぞれ
公共施設等総合管理計画と
人口ビジョン・
総合戦略を策定いたします。
公共施設等総合管理計画につきましては、平成27年度中に市の考え方を取りまとめ、新年度は、新たに
資産活用課に
公共施設マネジメント室を設けるとともに、市民の皆様との意見交換を行いつつ、内容の充実に努めてまいります。
様々な分野の
行政計画がありますが、ただつくるだけでは意味がありません。これらの計画を通じて本市の進むべき方向性を明示し、それを市民や関係機関の皆様と共有し、ともに取り組んでいくことが必要であると考えております。
そのためには、
市民同士、また市民と行政の結束力をつよめるとともに、行政としても、つよい組織と財政力を備えることが必要です。これまで本市が進めてきた、「つよい市役所」、「つよい財政力」を実現するための
地域経営の取組についても、さらに前進させていかなければなりません。
現在、
公共施設整備におけるPFIの導入など、市民の力や民間の力といった、様々な
地域資源を活用し、限られた財源の中で質の高い
公共サービスを提供するための検討を進めております。
地域経営委員会からのご意見をいただく中で、新年度もこうした
地域経営の取組を進めてまいります。
人口ビジョン・
総合戦略につきましては、
合計特殊出生率を2030年に1.66、2047年に
人口置換水準である2.07にするとともに、人口の
社会移動率を維持することで、
人口減少を抑制することを目標として策定しようとしているところです。今後は、この戦略に基づき、新たな
企業誘致促進策の展開など、産業の活性化と安定した雇用の創出、若い世代の結婚・出産・子育ての希望の実現、時代に合った
地域づくり、安全な暮らしの実現、地域の連携といった取組を、市民の皆様とともに進めてまいります。
さて、新年度からは、新たな
総合振興計画に基づいた
快適都市づくりが始まります。今後20年間には解決の難しい様々な課題が想定され、解決のための取組も多岐にわたるものと思われます。また、これらの対応は短期間で終わるものではなく、長期的、継続的に進めていく必要があります。
そのため、今後の
予算編成においては、将来にわたって、その時代に必要となる施策にきちんと対応できる持続可能で健全な財政を引き継いでいくことが、ますます重要になってくるものと認識しております。
新年度の
予算編成に当たっては、
財政調整基金の残高や将来世代の負債となる
地方債残高に目を配るとともに、経常的に実施している事業についても精査を行い、財源のねん出に努めましたが、今後も、こうした考え方は、
予算編成に必要なものと考えております。
また、この先、劇的な
経済成長が望めない中、
人口減少や高齢化、
社会資本の老朽化など、
財政運営を取り巻く状況は厳しさを増していくことが予想されます。こうした時代にあっては、限られた財源を最も効果的に活用するために、行政評価などに基づきメリハリのある
予算編成を行うなど、
快適都市の実現に向けて効果の高い取組を集中して進めていく必要があります。
こうした考えから、新たな
総合振興計画の第一期
基本計画においては、
快適都市の実現に向けて重要と思われる3つの
重点テーマを設定し、より効果の高い、先導的な役割を果たす取組を優先して実施することとしております。
それでは、新年度の
主要事業について、この
重点テーマに沿って申し述べてまいります。
重点テーマの一つ目は、「
持続可能性の向上」です。
世界的にも類を見ない高齢化の進行や
人口減少、
地球環境の変化などが進む中で、多くの方が将来に対する不安を抱えていることと思います。これからの
快適都市づくりには、
持続可能性と安心の向上という視点がますます重要になるものと考えており、そのためにも、近い将来に予測される大
規模災害や高齢化の進行など、地域が抱える様々なリスクへの対応を計画的に進め、まちの
持続可能性を高めていくことが必要です。
そのため、防災に関する取組や市の財政に影響を及ぼす
地域経済の活性化、高齢化に対応した
健康づくりなどの取組を進めてまいります。
まず、市民の命と財産を守るつよいまちの構築に向け、防災に関わる取組について申し上げます。
災害時の
対策本部となる市役所については、これまで
建て替えを進めてきた第二庁舎を、現行の耐震基準に適合した安全・安心な庁舎として、供用を開始するとともに、老朽化した本庁舎についても、
建て替えに向けた
基本計画の策定を進めてまいります。
また、まちの基盤となるインフラの安全性を高めるため、橋りょうについて計画的な修繕などを実施するとともに、浸水常襲地区における排水機場などの整備や、
下水道総合地震対策計画に基づく
地震対策を進めてまいります。
また、
子どもたちの学習の場であるとともに、災害時には避難所として重要な役割を担う
中学校体育館について、窓ガラス、照明、
バスケットゴールなどの非構造部材の耐震化に取り組んでまいります。
また、
災害発生時の対策として、
再生可能エネルギー等導入推進基金を活用し、避難所となる
谷塚小学校・
谷塚文化センターに
太陽光発電システムと蓄電池を設置してまいります。
さらに、増加する救急要請や多様化する災害に適切に対応するため、平成25年4月から八潮市と協議してきた
消防広域化について、平成28年4月1日から、
草加八潮消防局として業務が開始され、消防力が強化されます。
次に、
地域経済の活性化に関わる取組について申し上げます。
本市では、
産業振興に関する新たな計画として、産業新
成長戦略の策定に向けた手続きを進めています。本市の
持続可能性を支える
産業構造の構築をめざし、
域内経済循環の活性化と市域外の需要の獲得につながる産業の育成を重視した取組を進めてまいります。
この一環として、年々減少する
事業所数に歯止めをかけ、
市内産業の振興や雇用の拡大を図るため、新たな
企業誘致や
市内事業所の新たな設備投資を促進するとともに、本市の
企業活動支援に係る施策のPRを強化してまいります。
また、本市への
ふるさと納税を促進するため、
ふるさと納税ポータルサイトを通じたPRを行うとともに、寄附者に対する
市内特産品の贈呈を引き続き行ってまいります。
次に、誰もが安心できる
まちづくりに関わる取組について申し上げます。
生涯を通じた
健康づくりに向け、平成26年度に策定したそうかみんなで
健康づくり計画を市民の皆様に周知するとともに、SKT24
推進事業などの
身体活動・
こころ領域の事業のほか、栄養・食生活、
健康管理の各領域で、計画に基づく事業を進めてまいります。
また、平成26年度から実施している
認知症検診事業について、65歳以上の奇数年齢で行っていた対象枠を取り除き、受診機会を増やすことで、より早期に発見し、適切な対応を図れるようにしてまいります。
また、
認知症カフェ事業を展開することで、認知症に対する正しい理解を深め、認知症の方やその家族の方の生活を地域の中で支援してまいります。
さらに、病気の予防を積極的に推進するため、
小児予防接種の
モバイルサービスを導入し、子どもの
予防接種が年々複雑化する中でも、円滑で遅滞なく確実に
予防接種を受けていただけるよう
配信サービスを展開してまいります。
障がいのある方が安心して暮らせるための取組としては、柿木町に
障害者生活介護事業所を整備し、
日中活動の場を確保してまいります。
高年者の
就労支援の取組としては、福祉課内に
シルバー人材センターの出張窓口を設け、入会案内や相談の受付などを行ってまいります。
生活困窮者の
自立支援の取組としては、
生活困窮世帯の子どもの
学習支援をさらに充実させるとともに、ハローワークや
社会福祉協議会と連携した
自立支援窓口を、引き続き福祉課内に設置してまいります。
高年者支援、
自立支援といった窓口を集約することで、総合的な
支援体制の構築を図ってまいります。
高齢化の進行に伴い、通院や買い物など日々の生活の中で利用可能な、利便性の高い
交通手段を提供する必要性が高まっていることから、
公共交通再編計画に基づき、
交通不便地域の解消をめざして、2路線の
コミュニティバスを導入してまいります。
まちの安全性を高めるための取組としては、
防犯カメラを谷塚駅西口、新田駅東西口に設置してまいります。これにより、市内4駅の東西口すべてに設置が完了いたします。
また、
都市照明施設につきましては、不点灯箇所の解消を図るとともに、
電気料金等の
維持管理費の削減を図るため、
市内全域の
LED化を集中的に実施します。
重点テーマの二つ目は、「
ブランド力の向上」です。
まちの活力を将来にわたって維持していくことも、まちの
持続可能性を向上させるために必要です。そのためには、市民の皆様が「いつまでも住み続けたい」と思えるまち、そして、市外の方に「訪れてみたい」、「住んでみたい」と思っていただけるような魅力あるまちをつくらなければなりません。つまり、「草加」という
ブランド力の向上が必要です。
そのため、
都市基盤整備などの魅力ある
都市づくりや
にぎわいの創出とともに、こうしたまちの魅力を積極的に発信する取組を進めてまいります。また、居住環境としての魅力を高めるため、子育て・
教育環境の充実につながる取組を進めてまいります。
まず、魅力ある
都市づくりに関わる取組について申し上げます。
老朽化した
市民温水プールを、民間の力を活用しながら魅力ある地域の拠点として
建て替えるため、具体的な検討を進めてまいります。
また、亀裂や陥没等により利用に支障が出ている吉町
テニスコートについて、快適に利用できるよう、全面改修を実施してまいります。
また、市民の
文化活動の重要な拠点の一つである
文化会館については、老朽化が進んでいることを踏まえ、躯体や設備の状態を把握するとともに、大規模改造や
建て替えを行う場合の
ライフサイクルコストを含めた投資効果を検証するための調査を実施し、
改修計画の策定を行ってまいります。併せて、松原大橋からの
アクセス道路の拡幅等を進めてまいります。
また、桜の名所となっている
葛西用水沿いの桜並木について、将来を見据えた
保全管理計画を策定するための
基礎調査等を実施してまいります。
さらに、まちの魅力を高める
都市基盤整備として、新田駅周辺の
土地区画整理事業を引き続き進めるとともに、谷塚駅西口の
まちづくりについて、谷塚駅
西口地区まちづくり権利者協議会と協働で推進してまいります。
次に、
にぎわいの創出に関わる取組について申し上げます。
市内での創業を促し、まちの
にぎわいづくりにつなげるため、
創業支援事業計画に基づく
創業啓発講演会、
創業ワンストップ相談窓口、創業塾の実施に加え、関連する
女性創業スタートアップ事業などを引き続き実施してまいります。
また、民間主導・公民連携の視点から草加駅東口周辺の
にぎわいを創出するため、
遊休不動産等を活用したリノベーション
まちづくりを推進してまいります。新年度は、担い手の発掘・育成の継続と事業化のため、リノベーション
まちづくり構想の策定を行うとともにまちのトレジャーハンティングやリノベーションスクールを開催してまいります。
次に、まちの魅力の発信に関わる取組について申し上げます。
本市の観光資源や歴史、
地域特性などを積極的に外部に発信するため、広報課の事務分掌にシティプロモーションを明示し、市の情報の出し方を変えていく取組を進めてまいります。
また、広報そうかをより多くの方に読んでいただき、市政やイベントに係る情報を確実に伝達できるようにするため、紙面のカラー化を行ってまいります。
また、おくのほそ道ゆかりの地としての草加の魅力を発信するとともに、文化・芸術の振興につなげるため、第8回奥の細道文学賞、第2回ドナルド・キーン賞の作品選考を実施してまいります。
また、昨年のイタリア・ミラノ万博に草加せんべいを出品し、大変好評を博したことを受け、外国人観光客にお土産として草加せんべいを買っていただけるような商品開発、販路開拓等を支援してまいります。
さらに、新年度はリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催されますので、本市に関わる選手に対する様々な応援企画などの事業展開を図ってまいります。
次に、希望を持てる子育て環境の充実に関わる取組について申し上げます。
放課後の子どもの居場所である放課後子ども教室について、新たに瀬崎小学校で実施してまいります。
また、保育園に通う
子どもたちの安全を確保するため、平成27年度から実施している園舎の耐震化を引き続き実施してまいります。新年度は、やつかかみ保育園の補強工事、こやま保育園の補強設計、あおやぎ、やはた、しんえい保育園の耐震診断を実施してまいります。加えて、きたや保育園については、新しい園舎の建設工事を進めてまいります。
さらに、保育園の待機児童を解消するとともに子育て環境の整備を行うため、新たに保育施設等の整備、改修を実施する事業者に対し、支援を行ってまいります。
次に、はつらつとした学校生活の実現に関わる取組について申し上げます。
安全で快適な
教育環境の充実を図るため、これまで進めてきた計画的なトイレ環境の改善について、新年度は実施設計を9棟、改修工事を3棟とこれまでよりも整備する棟数を増やし、整備を加速してまいります。
児童生徒の学力向上を図るための取組としては、市独自の学力学習状況調査による児童生徒の学力把握や、学力向上推進校への学力向上推進補助員の配置、土曜授業の実施、タブレット型コンピューターや電子黒板などを活用した教育内容・方法の充実など、総合的な対策を進めてまいります。
また、児童生徒の読書への関心や学習意欲を高めるため、学校図書の充実を引き続き進めてまいります。新年度には、すべての小中学校において国が定める図書標準を100%充足してまいります。
支援を必要とする児童生徒への対応としては、スクールソーシャルワーカーを増員し、不登校や虐待、いじめ問題の防止や解決など、悩みを持つ児童生徒への支援を充実してまいります。
また、障がいのある児童生徒の教育的ニーズに対応できるよう、特別支援学級の全校設置と、障がい種別の特別支援学級設置に向けた取組を進めてまいります。
さらに、本市の特色ある子ども教育連携の取組につきましては、第二次教育振興
基本計画と、第二次子ども教育連携推進
基本方針・行動計画に基づき、幼稚園・保育園・認定こども園・小学校・中学校や家庭・地域との連携を推進し、
子どもたちの育ちにふさわしい、柔軟かつ効果的な教育を実施することで「自ら学び、心豊かに、たくましく生きる」草加っ子を育んでまいります。特に小中学校におきましては、モデルとなる中学校区で小中一貫教育に取り組んでまいります。
重点テーマの三つ目は、「
コミュニティ力の向上」です。
まちの
持続可能性、安心を高めていくための取組は、行政だけで進めることはできません。市民の皆様一人ひとりに力を発揮していただき、それを
まちづくりにいかしていくことがますます必要となっています。そのため、町会・自治会など地域の
コミュニティや、様々な関心に基づくネットワークに対して、時に支援し、時に協力していくことが重要になっています。
こうしたことから、市民の皆様と協働した災害につよい
地域づくり、まちの魅力の創出などを積極的に進めるとともに、市民活動を活性化するための様々な支援を進めてまいります。
まず、自助・共助・公助による災害につよい
地域づくりに関わる取組について申し上げます。
本市独自の洪水や地震の被害想定に基づきハザードマップを全面改訂し、全戸に配布するとともに、この地震被害想定に基づく地域防災計画の改訂を併せて進めてまいります。
また、このマップを活用し、各町会・自治会等で防災訓練などの
地域活動を行っていただくことで、防災意識の向上と地域の結束力強化につなげてまいります。
次に、市民協働によるまちの魅力の創出に関わる取組について申し上げます。
国指定名勝である草加松原の魅力をさらに高めるとともに、末永く保存・継承していくための取組を、市民の皆様との協働で進めてまいります。具体的には、市民団体が中心となって実施している和舟の舟行や松並木のライトアップ事業を支援するとともに、観光協会と連携した簡易なお休み処の運営を行ってまいります。加えて、行政としても草加松原の魅力をさらに高めるため、松原遊歩道の照明施設の改修に向けた検討や松原大橋などのライトアップのほか、草加松原魅力アップ事業計画の策定を進めてまいります。
また、草加松原を計画的に保存していくための保存活用計画を策定するとともに、平成27年度に実施した樹木診断に基づく松保全工事を実施してまいります。
次に、市民活動や支え合いへの取組について申し上げます。
市民同士の
つながりの基礎である
地域コミュニティの維持・発展を図るため、町会・自治会の活動に対する財政的支援を充実してまいります。
また、
市民同士の支え合いの進展に向け、
社会福祉協議会をはじめ、様々な団体との連携を強化しながら、地域福祉のネットワークづくりを進めてまいります。
最後に、行政全体に関わる取組について申し上げます。
今後想定される少子高齢化や、就労人口比率の減少による市税収入等の減少に伴い、予算規模の縮小や民生費増大などが深刻な課題となってくることを踏まえ、限られた予算の中で「地域の豊かさ」を創出できるつよい市役所を実現するための組織改正を実施してまいります。これにより、インフラを含めた
公共施設の老朽化への対応や、よりきめ細かで、組織横断的な福祉施策の展開、今後の
市政運営のカギとなる市民協働に取り組んでまいります。
また、平成28年1月から発行が開始された個人番号カードを活用し、市民の利便性の向上を図るため、住民票の写し等の証明書をコンビニで交付するサービスを開始してまいります。
さて、新たな
総合振興計画の
計画期間である、平成28年度からの20年を考えると、2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催が控えており、また、2025年には団塊の世代の方が全員75歳以上となり、医療・介護などの負担がこれまで以上に大きくなることが想定されるなど、我が国にとっても、重大な節目が待ち受けております。
こうした課題に対して、国や県の動きを待つ受け身の姿勢ではなく、創意工夫を重ねて主体的に対応し、困難を乗り越えていくことが必要になると考えております。
例えば、これまでも、ゼロ歳から15歳までの一貫性のある子育て・教育プログラムの開発・推進を通じた、未来を担う次世代の育成、また、国の規制改革を通じて
シルバー人材センターの活性化を図ることによる、高年者が自分に合った仕事に就き、元気に働ける社会づくりなど、本市独自の取組を進めてまいりました。今後も、こうした草加ならではの取組を主要施策に組み込みながら、
少子高齢社会でも持続可能な「つよいまち」づくりを推進してまいりたいと考えております。
基礎自治体である市町村は、市民の皆様に最も近いところで仕事をしている組織であり、直接接してその声を聞いたり、迅速に行動し、多様なニーズにお応えできるというつよみを持っております。様々な課題に対し、地域の実情に合った解決策を市民の皆様とともに考え、ともに実行していくために、市町村は最も適した組織であると考えております。
草加における高い市民力と、これまで培ってきた職員の力、さらには草加に関わる様々な主体の力を合わせれば、前例のない時代を切り開いていくことができるものと信じております。
新年度も、こうした認識のもと、市民の皆様、議会の皆様と手を携えながら、職員一丸となって
市政運営に取り組んでまいりますので、ご理解・ご協力を賜りますことをお願い申し上げ、平成28年度の
市政運営に臨む所信とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○
飯塚恭代 議長 以上で、
施政方針演説を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
△
市長提出議案の報告及び上程
○
飯塚恭代 議長 次に、市長から議案の提出がありましたので、御報告いたします。
議案はお手元に配付しておきましたので、御了承願います。
第4号議案から第38号議案を一括議題といたします。
─────────── ◇ ───────────
△
市長提出議案の説明
○
飯塚恭代 議長 市長から提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〔
田中市長登壇〕
◎田中 市長 ただいま提出いたしました議案35件につきまして、その概要並びに提案理由の御説明を申し上げます。
第4号議案から第13号議案につきましては、平成27年度の
一般会計予算及び特別会計予算並びに公営企業会計予算、合わせて10件の補正をお願いするものでございます。
初めに、第4号議案 平成27年度草加市一般会計補正予算(第6号)について申し上げます。
この議案は、歳入歳出予算及び継続費の補正を行うものでございます。
歳入歳出予算の補正は、既定の予算総額に540万円を追加し、予算の総額を723億8,873万7,000円とするものでございます。
歳入につきましては繰入金を追加し、歳出につきましては草加駅西口駅前広場改善事業費の追加を行うものでございます。
継続費の補正につきましては草加駅西口駅前広場改善事業(草加駅西口駅前交通広場改修工事)の変更を行うものでございます。
次に、第5号議案 平成27年度草加市一般会計補正予算(第7号)について申し上げます。
この議案は、歳入歳出予算、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正を行うものでございます。
歳入歳出予算の補正は、既定の予算総額に3億5,656万5,000円を追加し、予算の総額を727億4,530万2,000円とするものでございます。
歳入につきましては、主に、市税及び諸収入の追加並びに国庫支出金、繰入金及び市債の減額を行うものでございます。
歳出につきましては、主に、収納管理事務事業費、後期高齢者医療広域連合事務事業費及び国民健康保険特別会計繰出金の追加並びに児童手当事業費、幼稚園就園奨励
推進事業費及び都市計画街路整備事業費の減額並びに給与改定等に伴う人件費の調整を行うものでございます。
繰越明許費の補正につきましては、総務費、民生費及び土木費の事業を平成28年度へ繰り越しを行うものでございます。
債務負担行為の補正につきましては、社会福祉施設管理運営事業(養護老人ホーム松楽苑)の設定及びアコス株式会社に対する損失補償の廃止を行うものでございます。
地方債の補正につきましては、谷塚松原線街路整備事業債の限度額の変更を行うものでございます。
次に、第6号議案 平成27年度草加市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。
この議案は、歳入歳出予算の補正及び繰越明許費の設定を行うものでございます。
歳入歳出予算の補正は、既定の予算総額に97万6,000円を追加し、予算の総額を76億5,590万6,000円とするものでございます。
歳入につきましては繰入金を追加し、歳出につきましては総務費の追加を行うものでございます。
繰越明許費の設定につきましては、公共下水道雨水整備事業を平成28年度へ繰り越しを行うものでございます。
次に、第7号議案 平成27年度草加都市計画新田西部
土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。
この議案は、歳入歳出予算の補正を行うもので、既定の予算総額に17万4,000円を追加し、予算の総額を19億6,297万6,000円とするものでございます。
歳入につきましては繰入金を追加し、歳出につきましては総務費の追加を行うものでございます。
次に、第8号議案 平成27年度草加市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
この議案は、歳入歳出予算の補正を行うもので、既定の予算総額に426万2,000円を追加し、予算の総額を2億2,939万円とするものでございます。
歳入につきましては、繰越金の追加及び繰入金の減額を行うものでございます。
歳出につきましては、事業費の追加を行うものでございます。
次に、第9号議案 平成27年度草加都市計画事業新田駅西口
土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。
この議案は、歳入歳出予算の補正及び繰越明許費の設定を行うものでございます。
歳入歳出予算の補正は、既定の予算総額に44万2,000円を追加し、予算の総額を5億473万3,000円とするものでございます。
歳入につきましては繰入金を追加し、歳出につきましては総務費の追加を行うものでございます。
繰越明許費の設定につきましては
公共施設整備等関連事業を平成28年度へ繰り越しを行うものでございます。
次に、第10号議案 平成27年度草加市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
この議案は、歳入歳出予算の補正を行うもので、既定の予算総額から1億4,683万6,000円を減額し、予算の総額を307億6,358万4,000円とするものでございます。
歳入につきましては、主に、繰入金の追加並びに国民健康保険税、国庫支出金及び療養給付費等交付金の減額を行うものでございます。
歳出につきましては、主に、諸支出金の追加並びに保険給付費及び共同事業拠出金の減額を行うものでございます。
次に、第11号議案 平成27年度草加市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
この議案は、歳入歳出予算の補正を行うもので、既定の予算総額に368万1,000円を追加し、予算の総額を22億1,043万2,000円とするものでございます。
歳入につきましては繰入金を追加し、歳出につきましては後期高齢者医療広域連合納付金の追加を行うものでございます。
次に、第12号議案 平成27年度草加市水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。
この議案は、資本的支出及び継続費の補正を行うものでございます。
資本的支出の補正につきましては、建設改良費の既決予定額から1億1,448万円を減額し、総額を13億6,601万3,000円とするものでございます。
継続費の補正につきましては、吉町浄水場庁舎解体工事の総額及び年割額をそれぞれ変更するものでございます。
次に、第13号議案 平成27年度草加市立病院事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。
この議案は、収益的収入及び支出の補正を行うもので、収益的収入につきましては、既決予定額に7,850万円を増額し、総額を122億5,065万5,000円とするものでございます。
収益的支出につきましては、既決予定額に5,000万円を増額し、総額を127億7,222万4,000円とするものでございます。
主な内容といたしましては、収益的収入は外来収益を追加するものでございます。
収益的支出は材料費を追加するものでございます。
続きまして、第14号議案から第24号議案の11件につきましては、平成28年度の一般会計及び特別会計並びに公営企業会計の当初予算につきまして、御審議をお願いするものでございます。
平成28年度の主要施策及び
予算編成につきましては、
施政方針演説の中で述べさせていただいたところでございますが、厳しい財政状況のもと、できる限り財源を確保し、事務事業の執行管理、経費節減の徹底を図る一方で、「地域の豊かさ」の創出を目指し、そのために必要な投資を適切に実施するという意識を持って
予算編成に努めてきたところでございます。
まず、第14号議案 平成28年度草加市
一般会計予算について申し上げます。
予算総額につきましては714億8,400万円で、前年度と比較して1.6%、金額にして11億4,600万円の増となっております。
歳入の主なものは、市税349億9,813万6,000円、地方交付税36億円、国庫支出金123億6,615万3,000円、県支出金39億606万9,000円、繰入金31億2,727万5,000円、市債51億9,890万円をそれぞれ計上いたしました。
歳出につきましては、先ほどの
施政方針演説の中で申し上げました主要な施策を中心に、それぞれ必要な経費を計上させていただいたところでございます。
次に、第15号議案 平成28年度草加市公共下水道事業特別会計予算について申し上げます。
予算の総額は72億7,891万9,000円で、前年度と比較して3億9,688万3,000円の減となっております。
歳入の主なものは、使用料及び手数料24億3,697万1,000円、国庫支出金2億6,570万円、繰入金35億8,427万8,000円、市債8億4,100万円でございます。
また、歳出の主なものは、総務費19億402万1,000円、事業費11億5,768万9,000円、公債費42億1,670万9,000円でございます。
次に、第16号議案 平成28年度草加市交通災害共済事業特別会計予算について申し上げます。
予算の総額は4,221万1,000円で、前年度と比較して4万7,000円の増となっております。
歳入の主なものは、共済会費収入3,534万6,000円、繰入金686万3,000円でございます。
また、歳出につきましては、事業費4,221万1,000円でございます。
次に、第17号議案 平成28年度草加都市計画新田西部
土地区画整理事業特別会計予算について申し上げます。
予算の総額は2億5,033万2,000円で、前年度と比較して17億2,803万4,000円の減となっております。
歳入の主なものは、分担金及び負担金6,402万1,000円、繰入金1億3,072万4,000円でございます。
また、歳出の主なものは、総務費4,056万1,000円、公債費1億9,206万1,000円でございます。
次に、第18号議案 平成28年度草加市駐車場事業特別会計予算について申し上げます。
予算の総額は2億1,600万3,000円で、前年度と比較して912万5,000円の減となっております。
歳入の主なものは、使用料及び手数料2億1,600万円でございます。
また、歳出の主なものは、事業費2億1,580万3,000円でございます。
次に、第19号議案 平成28年度草加都市計画事業新田駅西口
土地区画整理事業特別会計予算について申し上げます。
予算の総額は5億2,861万7,000円で、前年度と比較して255万6,000円の減となっております。
歳入の主なものは、国庫支出金4,194万円、繰入金1億9,359万6,000円、市債2億7,260万円でございます。
また、歳出の主なものは、総務費7,367万2,000円、事業費4億5,207万3,000円でございます。
次に、第20号議案 平成28年度草加市国民健康保険特別会計予算について申し上げます。
予算の総額は306億3,516万1,000円で、前年度と比較して1億3,306万7,000円の減となっております。
歳入の主なものは、国民健康保険税64億4,167万8,000円、国庫支出金54億6,280万5,000円、前期高齢者交付金70億7,291万2,000円、県支出金13億5,117万5,000円、共同事業交付金64億5,655万4,000円、繰入金33億5,883万6,000円でございます。
また、歳出の主なものは、保険給付費182億9,382万6,000円、後期高齢者支援金等34億8,938万1,000円、介護納付金14億7,587万5,000円、共同事業拠出金68億5,579万3,000円でございます。
次に、第21号議案 平成28年度草加市介護保険特別会計予算について申し上げます。
予算の総額は137億6,342万4,000円で、前年度と比較して12億1,988万1,000円の増となっております。
歳入の主なものは、保険料36億1,699万8,000円、国庫支出金25億7,857万5,000円、支払基金交付金37億261万6,000円、県支出金19億6,568万6,000円、繰入金18億9,910万円でございます。
また、歳出の主なものは、保険給付費131億8,876万5,000円でございます。
次に、第22号議案 平成28年度草加市後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。
予算の総額は24億606万7,000円で、前年度と比較して2億445万4,000円の増となっております。
歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料20億74万8,000円、繰入金3億9,502万7,000円でございます。
また、歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金23億6,225万9,000円でございます。
次に、第23号議案 平成28年度草加市水道事業会計予算について申し上げます。
水道事業における業務の予定量につきましては、給水戸数12万3,000戸、年間総給水量2,620万立方メートル、1日平均給水量7万1,781立方メートルを予定させていただきました。
これに基づく収益的収入及び支出の予定額として、事業収益の総額は45億3,397万5,000円でございます。
これに対する事業費用の総額は41億8,240万6,000円となり、差し引き3億5,156万9,000円の利益を計上いたしました。
次に、資本的収入及び支出につきましては、資本的収入は1億3,775万9,000円でございます。
これに対する資本的支出は17億6,611万4,000円でございます。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額16億2,835万5,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金、建設改良積立金及び過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。
次に、第24号議案 平成28年度草加市立病院事業会計予算について申し上げます。
病院事業における業務の予定量につきましては、病床数380床、年間の入院延べ患者数11万7,895人、1日平均の入院患者数323人、年間の外来延べ患者数24万2,302人、1日平均の外来患者数907人を予定させていただきました。
これに基づく収益的収入及び支出の予定額としまして、事業収益の総額は130億3,591万5,000円でございます。
これに対する事業費用の総額は135億3,494万4,000円となり、差し引き4億9,902万9,000円の損失を計上するものでございます。
次に、資本的収入及び支出につきましては、資本的収入が8億1,417万5,000円でございます。
これに対する資本的支出は15億3,665万3,000円でございます。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額7億2,247万8,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。
次に、第25号議案 草加市行政不服審査法施行条例の制定について申し上げます。
この議案は、行政不服審査法の全部改正に伴い、同法の規定に基づき設置する行政不服審査会の組織、運営その他同法の施行について必要な事項を定めるものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成28年4月1日とするものでございます。
次に、第26号議案 行政不服審査法及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について申し上げます。
この議案は、行政不服審査法及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い、情報公開制度及び個人情報保護制度における審査請求に対する審理員の審理手続の適用を除外し、固定資産評価審査委員会に提出された証拠書類の写しの交付手数料等を定めるとともに、関係条例の条文の所要の整備を行うものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成28年4月1日とするものでございます。
次に、第27号議案 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について申し上げます。
この議案は、地方公務員法の一部改正に伴い、人事行政の運営等の状況の公表事項を見直すとともに、関係条例の条文の所要の整備を行うものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成28年4月1日とするものでございます。
次に、第28号議案 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
この議案は、地方公務員災害補償法施行令の一部改正及び草加八潮消防組合の設立に伴い、条文の所要の整備を行うものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成28年4月1日とするものでございます。
次に、第29号議案 市長等の給与等に関する条例及び議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
この議案は、一般職の職員の勤勉手当の支給率の引き上げに準じて、市長、副市長、病院事業管理者及び教育長並びに議会の議長、副議長及び議員の期末手当の支給率を引き上げるとともに、行政不服審査法の全部改正に伴い、条文の所要の整備を行うものでございます。
なお、施行期日につきましては、公布の日からとするものでございますが、行政不服審査法の全部改正に伴う条文の所要の整備については、平成28年4月1日から施行し、期末手当の支給率の改定については、平成27年12月1日から適用するものでございます。
次に、第30号議案 職員の給与に関する条例及び草加市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
この議案は、平成27年度の人事院勧告に鑑み、一般職の職員の給料月額及び勤勉手当の支給率並びに特定任期付職員の給料月額及び期末手当の支給率を引き上げるとともに、地方公務員法の一部改正等に伴い、等級別基準職務表の追加等を行うものでございます。
なお、施行期日につきましては、公布の日からとするものでございますが、地方公務員法の一部改正等に伴う条文の所要の整備については、平成28年4月1日から施行し、職員の給料月額の改定については、平成27年4月1日から適用し、職員の勤勉手当の支給率の改定及び特定任期付職員の期末手当の支給率の改定については、平成27年12月1日から適用するものでございます。
次に、第31号議案 草加市開発・建築関係手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
この議案は、建築基準法等の一部改正及び建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い、既存不適格建築物の移転、既存住宅の増築又は改築に係る長期優良住宅建築等計画、建築物エネルギー消費性能向上計画等の認定申請に対する審査手数料を定めるとともに、条文の所要の整備を行うものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成28年4月1日とするものでございます。
次に、第32号議案 草加市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例及び草加市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
この議案は、介護保険法等の一部改正に伴い、新たに創設される地域密着型通所介護の人員、設備等に関する基準等を定め、認知症対応型通所介護事業者に対し運営推進会議の設置を義務づけるとともに、条文の所要の整備を行うものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成28年4月1日とするものでございます。
次に、第33号議案 草加市立児童クラブ設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
この議案は、草加市立小学校の休業日の変更に伴い、条文の所要の整備を行うものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成28年4月1日とするものでございます。
次に、第34号議案 草加市開発事業等の手続及び基準等に関する条例の一部を改正する等の条例の制定について申し上げます。
この議案は、安全で快適な
まちづくりをより効率的に推進するため、特定開発事業の要件、市街化調整区域(既存集落内)における
建て替えの基準、駐車場施設の基準等を本市の実情に則した内容に見直すとともに、開発事業及び小規模開発事業の手続及び技術基準の明確化等を行うものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成28年7月1日とするものでございますが、市がその組織に加わっている一部事務組合が行う開発事業等の条例適用除外規定については、平成28年4月1日とするものでございます。
次に、第35号議案 草加八潮消防組合の設立に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について申し上げます。
この議案は、平成27年10月1日に設立した草加八潮消防組合において、平成28年4月1日から市の消防事務が共同処理されることに伴い、関係条例の条文の所要の整備を行うものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成28年4月1日とするものでございます。
次に、第36号議案 情報公開・個人情報保護審議会及び情報公開・個人情報保護審査会並びに行政不服審査会に関する事務の受託について申し上げます。
この議案は、草加八潮消防組合の情報公開・個人情報保護審議会及び情報公開・個人情報保護審査会並びに行政不服審査会に関する事務を受託することについて協議したいので、
地方自治法第252条の14第3項において準用する同法第252条の2の2第3項本文の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
なお、事務の受託につきましては、平成28年4月1日からとするものでございます。
次に、第37号議案 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更について申し上げます。
この議案は、平成28年4月1日から埼玉県市町村総合事務組合に草加八潮消防組合を加入させること及び同日から皆野・長瀞上下水道組合が名称を変更することに伴い、埼玉県市町村総合事務組合規約を変更することについて協議したいので、
地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成28年4月1日とするものでございます。
次に、第38号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて申し上げます。
この議案は、固定資産評価審査委員会委員の浅野典久氏が平成28年5月31日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を委員に選任いたしたく議会の同意を求めるものでございます。
なお、経歴につきましては、議案に添付しております参考資料のとおりでございます。
以上、議案35件につきまして、その概要並びに提案理由の御説明を申し上げましたが、議員の皆様の御理解をいただき、原案どおり議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
なお、別に提出いたしました第1号報告につきましては、公務による車両事故につきまして、損害賠償の額を定めるため、専決処分を行いましたので、議会に報告するものでございます。
また、第2号報告から第4号報告につきましては、平成28年度における草加市土地開発公社ほか2法人の事業計画書等につきまして、それぞれ議会に提出するものでございます。
以上でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
飯塚恭代 議長 以上で、提案理由の説明を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
△
市長提出議案に対する質疑(第14号議案)
○
飯塚恭代 議長 次に、第14号議案に対する質疑でありますが、発言通告はありません。
よって、第14号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
△
特別委員会の設置及び議案の
委員会付託(第14号議案)
○
飯塚恭代 議長 次に、
特別委員会の設置及び議案の
委員会付託を議題といたします。
お諮りいたします。
第14号議案 平成28年度草加市
一般会計予算は、13名の委員をもって構成する
一般会計予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
飯塚恭代 議長 御異議なしと認めます。
よって、第14号議案 平成28年度草加市
一般会計予算は、13名の委員をもって構成する
一般会計予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
─────────── ◇ ───────────
△
一般会計予算特別委員会委員の選任
○
飯塚恭代 議長 次に、
一般会計予算特別委員会委員の選任を行います。
ただいま設置されました
一般会計予算特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、
2番 後 藤 香 絵 議員
3番 金 井 俊 治 議員
6番 白 石 孝 雄 議員
7番 佐 藤 憲 和 議員
8番 斉 藤 雄 二 議員
9番 佐々木 洋 一 議員
11番 田 中 宣 光 議員
13番 中 野 修 議員
15番 切 敷 光 雄 議員
16番 鈴 木 由 和 議員
21番 宇佐美 正 隆 議員
23番 佐 藤 勇 議員
25番 浅 井 昌 志 議員
以上13名を指名いたします。
─────────── ◇ ───────────
△休憩の宣告
○
飯塚恭代 議長 暫時休憩いたします。
午前11時11分休憩
午前11時24分開議
△開議の宣告
○
飯塚恭代 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────── ◇ ───────────
△
一般会計予算特別委員会正・副委員長の互選結果報告
○
飯塚恭代 議長
一般会計予算特別委員会の正・副委員長が決まりましたので、御報告いたします。
一般会計予算特別委員長
宇佐美 正 隆 議員
一般会計予算特別副委員長
中 野 修 議員
以上のように決定されました。
─────────── ◇ ───────────
△
市長提出議案に対する質疑(第4号議案)
○
飯塚恭代 議長 次に、第4号議案に対する質疑を行います。
発言通告により発言を許します。
7番、佐藤憲和議員。
◆7番(佐藤憲和議員) 通告に従いまして議案質疑を行います。
第4号議案 草加市一般会計補正予算(第6号)についてです。
これは、現在工事が行われている草加駅西口駅前広場改善事業において、工事中の交通処理の円滑化等を図るために、交通機関の降車場等の仮設対策及び路面の排水対策として、歩道舗装の増設等を行うことから、工事費を540万円増額するとの補正理由が補正予算書にあります。
事前に調査したところによりますと、排水対策云々については、このまま工事を行うと、今度は水たまりが完成後に発生してしまう箇所が見つかって、その対応を行うとのことのようでありますが、直近では、前回の臨時議会で松原大橋を建設した40数年前の当時の手抜き工事と言われてもおかしくないような事態が発覚した直後であっただけに、また何かあったのかなと気になってしまう部分ではありますが、そういう問題とは、前回のようなこととは今回は違うのかという部分を確認しておきたいのと、また、こうした工事の補正は、設計段階など、当初の早い段階でこれを想定できなかったのかということも疑問に思うわけです。
それで伺いますが、今回の契約変更に至った経緯について、当初に想定できなかったのか、理由を含めてお示しください。
2点目に、今回の補正を出す時期についてでありますが、先日の臨時議会、また、今議会で他の補正と同様に提案する方法もあったかと思いますが、今2月定例会で先議として今回提案することになった、この理由をお示しください。
3点目に、補正予算額540万円、この積算方法を伺います。
4点目、今回の変更により一番影響が懸念されるのは、工事が延びたりしてしまったり、また、大きく囲ってしまったりというのが心配されるのですが、駅前広場の改修工事の工期に影響はないのかお示しください。
以上、よろしくお願いします。
○
飯塚恭代 議長 小谷
市民生活部長。
◎小谷
市民生活部長 第4号議案にかかわる御質疑につきまして、順次御答弁申し上げます。
初めに、今回の補正予算の計上に至った経緯について、当初に想定できなかったのか、理由も含めてお答えを申し上げます。
草加駅西口交通広場の改修に当たりましては、駅利用者の皆様の安全性及び利便性向上のため、バリアフリー化や交通処理の円滑化を図ることを目的に、平成25年度に詳細設計業務委託を行い、平成26年度及び平成27年度の継続事業により対応を図っているところでございます。
今回補正予算の計上に至った経緯でございますが、二つの変更によるものでございます。
一つ目として、歩道部分の舗装範囲の変更についてでございます。
当初の設計では、広場内の点字ブロックから内側を舗装範囲としておりましたが、改めて詳細な調査を行ったところ、点字ブロック外側のれんが舗装の平たん性が一定ではなく、路面排水に支障が出ることが判明をいたしました。このため、受注者と改善方法について再度検討、協議を重ねたところ、当初改修を予定していなかった点字ブロックの外側部分につきましても改修する必要性があると判断したものでございます。
次に、二つ目として、バス降車場の移設に伴う変更についてでございます。
バス降車場につきましては、施工前にバス事業者と現場確認を行った上で、既存のバス降車場を使用することを前提に設計を行ったところでございますが、改めて受注者及びバス事業者と施工手順について協議を行ったところ、特に、通勤・通学時間帯におきまして、想定以上に広場内の交通障害が発生してしまうことが判明をいたしました。そのため、工事中の円滑な交通処理を図る上で、駅前交通広場に接する草加西口停車場線に仮設のバス降車場の設置が必要であると判断したものでございます。
これら二つの変更により増額が生じましたことから、今回補正予算を計上させていただいたところでございます。
次に、2月定例会において先議いただくことになった理由についてでございます。
先ほど御答弁させていただきました変更内容により、今回増額が生じたことで当初予算を上回ったこと、また、工期が本年3月31日までとなっておりますことから、契約にかかわる議案を提案するに際しましては、変更契約の仮契約を締結することとされております。
この仮契約につきましては、予算執行の性格を有するものと解され、
地方自治法第232条の3に規定する支出負担行為の一連の事務に当たるものでございます。また、仮契約は、予定価格を設定し、見積もり等により請負額を定めた上で締結することになりますので、あらかじめ所要の予算措置がなされている必要がございます。このことから、当該補正予算の成立後、速やかに仮契約の準備を整え、契約案件の議案提出の準備を進めてまいりたいと考えておりますことから、今議会におきまして補正予算の先議をお願いするものでございます。
次に、補正予算額540万円の積算方法についてでございます。
補正予算額540万円の内訳につきましては、当初予算額2億2,572万円に対し、変更内容として、舗装工において歩道の舗装範囲の増加、また、仮設工において仮設のバス降車場の設置、それぞれの経費を今回計上したことによりまして2億3,112万円となり、540万円の不足が生じたところでございます。
最後に、今回の変更による工期への影響についてでございますが、国からの通知では、工事設計変更の見込額が請負代金の20%を超えないものは、工期の末に行うことをもって足りるという規定が示されており、今回の変更につきましては、軽微な変更であると認められております。そのため、変更内容以外の未施工の部分も含め、本年3月31日までの工期には、全ての工事が完成となります。
以上でございます。
○
飯塚恭代 議長 以上で、発言通告者の第4号議案に対する質疑を終了いたします。
ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○
飯塚恭代 議長 ないようでございますので、第4号議案に対する質疑を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
△
委員会付託省略(第4号議案)
○
飯塚恭代 議長 次に、
委員会付託の省略を議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております第4号議案につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
飯塚恭代 議長 御異議なしと認めます。
よって、第4号議案につきましては、
委員会付託を省略することに決しました。
─────────── ◇ ───────────
△休憩の宣告
○
飯塚恭代 議長 暫時休憩いたします。
午前11時34分休憩
午前11時34分開議
△開議の宣告
○
飯塚恭代 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────── ◇ ───────────
△討論(第4号議案)
○
飯塚恭代 議長 討論でありますが、発言通告はありません。
よって、討論を終了いたします。
─────────── ◇ ───────────
△採決(第4号議案)
○
飯塚恭代 議長 直ちに採決を行います。
◇第4号議案の可決
○
飯塚恭代 議長 第4号議案 平成27年度草加市一般会計補正予算(第6号)は、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
飯塚恭代 議長 起立全員であります。
よって、第4号議案は原案のとおり可決されました。
─────────── ◇ ───────────
△
選挙管理委員会委員及び補充員の選挙
○
飯塚恭代 議長 次に、
選挙管理委員会委員及び補充員が3月6日付けをもって任期満了となりますので、
地方自治法第182条の規定により、選挙されたい旨の通知がありました。
これより、
選挙管理委員会委員の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
飯塚恭代 議長 御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
飯塚恭代 議長 御異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
選挙管理委員会委員に、
本 多 惠 子 氏
鈴 木 眞 治 氏
中 村 道 明 氏
青 羽 章 氏
以上4名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました各氏を
選挙管理委員会委員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
飯塚恭代 議長 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました各氏が
選挙管理委員会委員に当選されました。
次に、
選挙管理委員会委員の補充員の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
飯塚恭代 議長 御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
飯塚恭代 議長 御異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
選挙管理委員会委員の補充員に、
第1順位 岡 本 健 二 氏
第2順位 関 口 健 一 氏
第3順位 甲 信 節 子 氏
第4順位 浅 井 秀 雄 氏
以上4名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました各氏を
選挙管理委員会委員の補充員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
飯塚恭代 議長 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました各氏が
選挙管理委員会委員の補充員に当選されました。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
─────────── ◇ ───────────
△
次会日程報告
○
飯塚恭代 議長 明2月25日、26日は議案調査日、27日、28日は休会とし、2月29日は午前10時から本会議を開き、代表質問を行います。
─────────── ◇ ───────────
△散会の宣告
○
飯塚恭代 議長 本日はこれにて散会いたします。
午前11時38分散会...