○
委員長 今村委員。
◆
今村典子 委員 それから、
公園が災害のときに役立つ
場所というか、
防災公園としてしっかりつくっていくということは大事でしょうけれ
ども、
草加市も今、
綾瀬川左岸に
防災公園ということで設計が進んでいるようですけれ
ども、各
地域にある
公園も
防災の拠点となれるようなしつらえがとても大事かなと思うので、これからはそういう
計画も、例えば
尼崎市では
防災の観点での
公園づくりというのは、余りまだ進んでないかなという気がしましたけれ
ども、
ベンチが
かまどになったり、芝生の中にトイレがすぐに設営できるような
状況があったり、シートをかければすぐテントになるようなパーゴラが設置されていたりとか、そういう
公園づくりがこれからは求められると思うんです。
そういう
防災公園としてのしつらえを各
地域の
公園にという
考え方はどんなふうに進めていかれますか。
○
委員長 みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 今、
委員のおっしゃるように、最近
ワークショップ形式でやっておりますと、
市民の方も
防災意識がかなり高くなっております。一部谷塚の方の
地域ですけれ
ども、
防災に相当頑張られている
地域がございます。そこの
地域につきましては、
自治会として、少なくとも2日分、3日分の町会としての食料をキープしているんだと、そういう話を聞いたりしてますので、市から提案する前に、ほとんどが
かまど
ベンチだとか、
防災機能を備えた、そういうものが最初の
段階で出てきている
状況はございます。
積極的に
防災公園と言わないまでも、私
どもがそういう設備というものを紹介していく中で、同じ
ベンチをつくるにも、
委員さんがおっしゃいましたように
かまど
ベンチだとか、そういう
共用性のあるものを望まれるというか、選ばれる傾向が多くなってきております。
以上です。
○
委員長 今村委員。
◆
今村典子 委員 そうしますと、そういう
考え方のもとにこれから
公園をつくっていくわけですけれ
ども、
地域の町会の方から伺ったお話なんですが、新しくできる
公園について、
防災倉庫を置けないだろうかというようなことが私のところに
要望として来ていまして、
公園をどういう
公園にするかということで、
防災倉庫がどーんとそこにあると、やっぱり今
景観条例もできようとしているんですけれ
ども、その景観の面からということが出てきちゃったりするんですが、今ある
公園に
防災倉庫というのはどのぐらい設置されているんでしょうか。
──────────◇──────────
△
答弁の保留
○
委員長 みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 相当数の
公園に
防災倉庫をおいてありますが、今、数についてはちょっと調べさせていただきたいと思います。
○
委員長 今村委員、
答弁保留ということでよろしいですか。
◆
今村典子 委員 はい。
○
委員長 それでは、先に進めさせていただきます。
──────────◇──────────
○
委員長 ほかにございますか。
今村委員。
◆
今村典子 委員 これから
防災倉庫というのを設置するときに、
公園に
防災倉庫を置くという
考え方というのは、
都市公園法にはなじまないのか教えてください。
○
委員長 みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 私
どもは
公園の
担当課ですけれ
ども、
防災倉庫は消防の方が管轄しております。そういう中で、
皆さんからすれば相手は市役所なんですね。ところが、
公園をつくる
段階で
防災倉庫も一緒にできないかという御相談はたまに受けます。
ただ、その件につきましては、我々は市であっても、やっぱりセクション、セクションで動いておりますので、
公園については、
公園の
整備の中では
防災倉庫まではできませんと。ただ、
公園に置いている
現状はございますので、町会として置きたいという場合、相談に乗る中で、
公園のつくりのしつらえの中、一
部分景観等を配慮する中で、置く
場所を協力しております。
そして、
公園の場合、町会からあくまでもそちらに置きたいという占用の届けを出してもらう形になりますので、何でもかんでも
みどり公園課ではちょっとつくれない
現状はございます。その分はっきりできないものはできないということを
市民の方にお伝えしております。
以上です。
○
委員長 今村委員。
◆
今村典子 委員 そうしますと、
都市公園法の中で、占用許可を取ると設置できるということなんですけれ
ども、
防災公園として位置づけると、この
防災倉庫というのは必ず置けるものなんでしょうか。法との関係ではどういうふうになっていくのか。
防災公園の位置づけとただの
公園の位置づけについて、ただ
防災のときに役立つものが置かれているから
防災公園という呼び方をするのか、それとも法的にきちっと決められていて何か違いがあるのか、その辺も教えていただけますか。
○
委員長 みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 委員さん方も
御存じのように、今、
綾瀬川左岸で
防災公園の
検討をしております。ただ、
防災公園の場合は
地域性を生かしてやりますので、例えば
防災公園の中に耐震貯水槽、そういうものをつくりたいとか、補助項目では設定はございます。それを使うか使わないかは各市の
地域性の
状況によります。
草加市の場合、今、
綾瀬川左岸広場、広く
市民まつりだとか、いろいろな使われ方をしております。広さを確保するのもやっぱり
防災公園という意識ですから、そのものによっては、それが補助になるかならないかというのは項目ごとに大きく分かれてますので、その相談によりけりですね。
草加市としてはどうしても云々ということであれば、
相談項目になりますが、それは補助事業であれば、補助になるかならないかというのは別です。
以上です。
○
委員長 ほかにございますか。
佐藤
委員。
◆佐藤勇
委員 先ほど課長の方からも予算の1%枠での
公園整備の再開に向けて頑張ると言っているわけですけれ
ども、せっかくいい政策的なものができたなと思って、なかったのでね、残念だなと思っているんですよ。
ですから、
草加市の中の緑の
基本計画と大規模
公園だとか、
予定地もあるんだけれ
ども、なかなかそこまでいかないという中で、私は1%枠でやったのかなと思ったので、ぜひこれはもう再開じゃなくてやってもらいたいと思っているので、ちょっと部長の方から
答弁もらいたいと思います。
○
委員長 都市整備部長。
◎
都市整備部長 初めに、10月22日から24日まで3日間
建設委員会へ随行させていただきまして、貴重な勉強をさせていただきました。まずもって、
委員長を初め皆様にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
1%枠の
公園整備についての御
質問ですが、これは
草加市内で
公園の数とかそういうものではなくて、1
公園からアクセスできる
市民の利便性ですね、そういうものをとらえて、その
一つひとつの
公園がどれだけの方たちに利用されているか。また、その中で利用できてない、いわゆる
公園不便
地域という言い方をしましたけれ
ども、そういう
地域につきましては、
草加市が積極的に
公園を
整備するのは
当たり前なんですけれ
ども、そういう中で、
住民の方に
地域の意識を持っていただきたい、
住民の方みずから、おれのところの土地を
公園に使ったらどうか、いい土地あるよと、こういう協働の作業の中で
公園整備ができていったらいいなということで、公募による
公園という方式をとりました。
今までの
整備状況は、第1、第2が終わりまして、吉町の第3、それと
草加市の南西部の第4ということで、ある面では
草加市内を大きく見て四つの
地域に
公募公園が
整備されてきている
状況でございます。
今年度まで4カ所の
公園の
整備ということで、公募第4
公園につきましても、これから設計、
整備という
状況に入っていきますけれ
ども、その間、確かに財政事情の悪化とか、いろいろな要因がございますけれ
ども、もう
一つはいわゆる
綾瀬川左岸の
公園計画ということで、相当大きな
公園計画が入ってきたりしてますので、今やめたということではなくて、一定の期間検証をしようということで、新たに生まれる大きな
公園と、それと今までやってきた四つの
公園の政策、これらをもう一度見定めまして、また将来の
草加市の財政の中で占める
公園整備費用というものも
検討した中で、この制度を続けていきたいんですけれ
ども、もう少し精査をして、なるべく早いところでまたこういう事業として進めていきたいということで、これはやめたということではなくて、今改めてその四つの検証をした上で、またこれから続けていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○
委員長 ほかにございますか。
浅井康雄
委員。
◆浅井康雄
委員 尼崎市の
公園も見させていただいたんですが、やはり
草加市と1人
当たりの平米数が大変違う。
草加市は埼玉県で下から2番目という
場所ですから、よそと比べると大変
公園の数が少ないんですけれ
ども、
草加市も
借地公園があると思います。
借地公園の中でも、やはり地主から返してほしいとか、そういう土地があって、それは返す土地とか、どうしてもここの
地域には欲しい、いざとなったときに買うという位置づけはしてあるんですか。
○
委員長 みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 内部的には位置づけはしておりますが、なかなか
現状の予算とかいろいろ加味する中では、全部が全部私
ども担当課の
意見が通らなくて取得できない場合もございます。
以上です。
○
委員長 ほかにございますか。
今村委員。
◆
今村典子 委員 もう
一つ聞きはぐっていたんですが、
公園事業ですね。
尼崎市のところですごく感動したのがあったんですよ。
これは県の基本事業と一体になっていると説明されていたんですけれ
ども、100年かけて森をつくる運動という、官民が一体になって
尼崎21世紀の森づくりというのをやっているんですね。
草加市の場合は緑の
基本計画ありますけれ
ども、改めてこういう何か長い年月かけて
草加市を緑豊かにしようという
計画を新たに立てるような
計画というのはあるんですか。
○
委員長 みどり公園課長。
◎
みどり公園課長 大変きつい
質問でございますが、一応
草加市の緑の
基本計画も、本来ですと
平成11年に作成しまして、5年で見直しをかける
予定でございます。
ところが、実際にはこれで約10年近くたちますが、なかなか思うように進まない
状況の中、本当に100年の計で私
ども報告書を見せていただきましたが、うらやましい限りです。
草加市としてもそういう
目標を持てるように我々もちょっと頑張っていきたいと思っております。
以上です。
○
委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○
委員長 ないようでございますので、
答弁保留部分を残しまして、次に、
視察に随行していただいた執行部からの感想をお願いいたします。
都市整備部長。
◎
都市整備部長 それでは、3市の
視察につきまして、随行職員を代表しまして感想を述べさせていただきます。
まず、広島県呉市でございますが、広島県南西部に位置しておりまして、瀬戸内海に面した温暖な気候と自然環境に恵まれ、陸地部と大小45の島々から成り立ち、面積約353k㎡、人口25万人の都市でございます。
明治35年に市制を施行しまして、軍港として栄え、昭和18年には人口40万人を超える日本一の海軍工廠を擁するまちとして発展してまいりましたが、終戦による海軍の解体で人口が激減し、その後、平和産業港湾都市として、瀬戸内海有数の臨海工業都市としての基盤を確立し、広島県の産業を牽引してきたところでございます。また、土地利用上の特徴として、急斜面に民家が密集した特異な土地利用形態をとっております。
さて、
視察のテーマであります
共同住宅の
状況でございますが、
住宅総数約7万7,000戸のうち
共同住宅が2万4,340戸、そのうちマンションが1万6,830戸でございます。
住宅の特徴としましては、平たん部が少なく、急斜面に多くの木造
住宅が建設され、戦前には海軍関係者、戦後は海上自衛隊関係者が多く住み、低層の
共同住宅も多く、マンションにつきましては高層
住宅が建設できる
場所が限られておりまして、市街地中心部に建設され、増加傾向にあるとのことでございました。
なお、持ち家率は64.2%とのことでございました。
次に、
市営住宅の
現状につきましては、昭和20年代から40年代にかけて建設され、
老朽化による
維持管理、
建て替えが課題となっており、近隣の
市営住宅を
統廃合し高層化する管理活用
計画を策定しまして、用途廃止、
統廃合を進め、適正規模の
住宅供給を行っていくとのことでございました。
また、呉市の
市営住宅戸数は周辺8町を合併し、90団地、3,650戸でございます。
市営住宅の入居率につきましては93.3%、うち高齢世帯46.3%、母子世帯、
高齢者世帯、障がい者世帯など特組枠を設け優先的に入居申し込みを実施しているとのことでございました。
さらに、滞納
状況及びその対応につきましては、収納率が97%、催告に応じない場合は簡易裁判所あるいは地方裁判所に提訴し、強制退去等を実施しているとのことでございました。
次に、福祉施策との関連についてでございますが、
高齢者向け優良賃貸住宅の
整備及び管理費の一部について補助を行っており、家賃について10年間の家賃補助を行っております。
しかし、10年目以降補助金がなくなることから、入居されている方は厳しい
状況になってしまうとのことでございました。また、市の財政
状況が厳しい今日、補助の負担が大きく、今後はこの事業での
住宅建設はやめたいとのことでございました。
また、
市営住宅の
維持管理につきましては、広島県で指定管理者制度を実施するので、その動向を見守り実施について
検討するとのことでございました。
さらに、現地
視察として、
市営坪ノ内団地建て替え事業を
視察いたしました。五つの
市営住宅を
統廃合し、
建て替え前260戸から
建て替え後200戸とし、建設をしたものでございます。鉄筋コンクリートづくり8階及び9階建ての
住宅で、居室面積が60㎡以上で、
シルバーハウジングを設置し、
高齢者相談や
緊急通報装置を
整備した
住宅でございました。
呉市は昭和40年代以前の
市営住宅が50%以上あり、
建て替えが必要となっていること、それに対応するため、呉
市営住宅管理活用に係る基本方針により、適正規模な
住宅供給を実施するものとのことでございます。
本市におきましても、
建て替え時期が迫っている
市営住宅もございます。今後、本市の
市営住宅のストック活用などに大いに参考となるものでございました。
次に、
尼崎市についてでございますが、大阪平野の西部、兵庫県の東南部に位置しておりまして、周辺を大阪市、
豊中市、西宮市、伊丹市と、それぞれに接し、南側を大阪湾に面し、市域の大
部分が沖積層の平地となっており、市域の約30%が海面下となっております。また、大阪に近いことや、阪神工業地帯の重要な拠点であることから、
住宅と産業の二つの性格を持つ都市となっております。
市域面積が49.77k㎡、人口が45万8,000人となっておりますが、人口は昭和46年の55万人をピークに減少に転じているとのことでございました。
さて、
視察のテーマであります
公園行政についてでございますが、
尼崎市における
公園の
現状につきましては、
公園数が327カ所、1人
当たり3.94㎡、土地区画整理事業で街区
公園の
整備をし、近隣
公園、地区
公園がまだまだ不足している
状況にあるとのことでございました。また、市の財政
状況から、新たな
公園整備については厳しい
状況にあり、予算が不足気味であるとのことでございました。
次に、
住民参加による
公園づくりにつきましては、
平成11年度から
ワークショップ方式による
公園の
整備を実施し、
市民の
意見から
公園づくりの素材を集め、まとめ上げる手法として導入しており、問題点として、参加者の年齢が偏ってしまうこと、
高齢者が多く参加をしているが、子育て世代の参加が少ないことなどから、一定の
年齢層になりやすいとのことでございました。また、この
ワークショップにより、地元の
公園に対する愛着が芽生えてきたという利点があるとのことでございました。
次に、
公園の
維持管理の
状況につきましては、
維持管理を土木事務所が担当し、現業を2班に分け、
公園の
点検を行い、
公園ごとに報告書をまとめているとのことでございました。
次に、今後の課題として、現業職員の高齢化や技術継承が問題となっていることや、樹木が育つことで大木となり、視線を遮ることや防犯上問題となってきていることがあるとのことでございました。また、ホームレスが非常に多く、指導を行っているが、管理者対応に限界があるとのことでございました。さらに、昭和40年代の
遊具が多く、
老朽化や安全基準の問題、また
公園計画があるが、予算がなく
整備できない
状況などが課題であるとのことでございました。
次に、
公園管理の特徴につきましては、1点目として、
公園巡視員を活用し、2名で各
公園を回り、
遊具の
点検を実施していること。2点目として、
公園の看板による担当の電話番号を明記し、利用者から異常があれば直接連絡を受けるようにしているとのことでございました。
次に、現地
視察として、開明中
公園を
視察いたしました。
統廃合により廃校となった中学校の運動場を
公園として活用し、
公園の
計画づくりを
ワークショップにより行い、学校のモニュメント等を残し、当時の歴史がわかるようにしていること。芝生広場を
整備し、
地域で守るようになっているとのことでございました。
尼崎市において
視察させていただいた
公園行政につきましては、
維持管理の方法など、今後の
草加市の
公園施策の推進に向け大いに参考になるものでございました。
次に、
豊中市でございますが、千里丘陵が大阪湾に向かって傾斜する斜面に位置しまして、北側が丘陵部、中央が台地部、南側が低地部と市域がほぼ三つに分かれ、周辺を大阪市、
尼崎市、伊丹市に接し、市域面積36k㎡、人口38万6,000人の都市でございます。
昭和30年代から人口が増加し、昭和40年代前半には日本で最初の大規模ニュータウンである千里ニュータウンが開発され、昭和45年の日本万国博覧会の開催を契機に交通アクセスが
整備され、利便性が高まり、急激に市街化が進行したとのことでございました。
また、近年は昭和62年に人口41万7,000人をピークに
平成16年まで減少を続け、最近は下げどまりの
状況にあるとのことでございました。
さて、
視察のテーマであります
共同住宅の
状況でございますが、
豊中市における
共同住宅の
現状及び施策につきましては、大阪市のベッドタウンとして
住宅建設が急激に伸び、民間
住宅への市の施策として優良建築物等
整備事業のマンション
建て替え制度を実施し、マンション
建て替え事業を過去に5件、事業中が1件あるとのことでございました。
次に、
公営住宅の
現状につきましては、
市営住宅が2,637戸、阪神・淡路大震災以降、災害復興のため
住宅が必要であったことから、
市営住宅約800戸の
整備を行い、その結果、同規模の市と比較して管理戸数が多くなっている
状況にあるとのことでございました。
また、
豊中市営住宅ストック総合活用
計画により事業を推進していきたいが、財政的に厳しく、緊急修繕で対応している
状況にあり、この
計画が策定後5年が経過し、現在見直し作業を実施しているとのことでございました。
次に、入居の
状況につきましては、空き家は4月に各住居ごとに
現状空き家戸数と1年以内に退去される数を予想して募集を行っているとのことでございました。
次に、滞納
状況及びその対応につきましては、退去者の滞納が全滞納額の約6割を占めることから、民間債権回収業者との契約を
検討しており、督促などに応じない悪質な場合には、
住宅明け渡し訴訟を実施し、勝訴している
状況にあるとのことでございました。
次に、
都市再生機構からの借り上げ
市営住宅の
状況につきましては、
都市再生機構から2団地、185戸の20年間借り上げを実施しているとのことでございますが、構造改革により
都市再生機構となってから、対応が厳しくなったとのことでございます。
次に、福祉施策との連携につきましては、
豊中市
地域高齢者住宅計画に基づきまして、震災後供給した団地に
シルバーハウジングプロジェクト事業として223戸を
高齢者世話付
住宅として
整備を行ったとのことでございました。
また、特定
優良賃貸住宅につきましては、震災復興
計画により400戸を供給
目標とし、現在352戸を供給しており、家賃補助を実施し、入居者の確保を図っているとのことでございました。
次に、今後につきましては、公的
住宅の建設戸数重視から、豊かな住生活実現のためのストック重視型に移行するとのことでございました。
次に、現地
視察として、UR
都市再生機構からの借り上げ
市営住宅の生活支援室と新千里桜ヶ丘
住宅建設事業を
視察いたしました。4階建ての公社
住宅を19階建てのマンションに
建て替えを行い、既存
住宅が建ぺい率や容積率に大変余裕があったため、新たに分譲できる
住宅を確保し、従前の居住面積57㎡を
建て替え後74㎡に増床し、免震構造
住宅として
建て替え、従前の居住者
住宅の
建て替えの負担なしで事業化ができたとのことでございました。
豊中市の福祉と連携した
住宅の取り組みやマンション
建て替えの事例など、今後の本市の
住宅政策に大きく参考になるものでございました。
以上が3市の
視察の感想でございますが、これらの内容を今後
草加市の行政運営に生かしてまいりたいと考えております。
ありがとうございます。以上でございます。
──────────◇──────────