上尾市議会 > 2021-03-23 >
03月23日-08号

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  1. 上尾市議会 2021-03-23
    03月23日-08号


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    最終取得日: 2021-09-02
    令和 3年  3月 定例会               令和3年上尾市議会3月定例会                  議事日程第8号                         令和3年3月23日(火) 午前9時30分開議開議第 1 市長提出議案(議案第3号から議案第52号及び議案第54号)と請願(請願第6号から請願第    8号)の上程、委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決第 2 閉会中の特定事件閉会午前9時29分開議 出席議員(30名)   1番   田  島     純  議員     2番   原  田  嘉  明  議員   3番   尾  花  瑛  仁  議員     4番   津  田  賢  伯  議員   5番   佐  藤  恵 理 子  議員     6番   轟     信  一  議員   7番   新  道  龍  一  議員     8番   田  中  一  崇  議員   9番   小  川  明  仁  議員    10番   井  上  智  則  議員  11番   樋  口     敦  議員    12番   荒  川  昌  佑  議員  13番   矢  口  豊  人  議員    14番   秋  山  か ほ る  議員  15番   新  藤  孝  子  議員    16番   戸  口  佐  一  議員  17番   深  山     孝  議員    18番   渡  辺  綱  一  議員  19番   星  野  良  行  議員    20番   戸 野 部  直  乃  議員  21番   前  島  る  り  議員    22番   海 老 原  直  矢  議員  23番   鈴  木     茂  議員    24番   池  田  達  生  議員  25番   平  田  通  子  議員    26番   大  室     尚  議員  27番   長  沢     純  議員    28番   道  下  文  男  議員  29番   浦  和  三  郎  議員    30番   井  上     茂  議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人         市     長   畠  山     稔         副  市  長   石  川     稔         教  育  長   池  野  和  己         市 長 政策室長   石  川  孝  之         行 政 経営部長   小 田 川  史  明         総 務 部 長   須  田  博  和         子ども未来部長   柳     真  司         健 康 福祉部長   石  川  克  美         市 民 生活部長   西  嶋  秋  人         環 境 経済部長   柳  下  貴  之         都 市 整備部長   長  島     徹         上 下 水道部長   黒  木  政  彦         消  防  長   田  島  孝  一         教 育 総務部長   小  林  克  哉         学 校 教育部長   瀧  沢  葉  子 本会議に出席した事務局職員         事 務 局 長   石  井  孝  浩         次長兼議会総務   加  藤  浩  章         課     長         議 事 調査課長   谷  川  義  哉         議 会 総 務 課   中  川  真  里         副  主  幹         議会総務課主査   鳥  丸  美  鈴         議事調査課主査   鈴  木  知  哉         議事調査課主査   岡  野  隆  史         議会総務課主任   遠  藤  和  秀         議事調査課主任   東     愛  子         議事調査課主任   星  井  智  也         議会総務課主事   和  田  一  駿 △開議の宣告 ○議長(大室尚議員) ただいまから本日の会議を開きます。 △市長提出議案の上程 ○議長(大室尚議員) これより、日程に従い、本定例会に市長から提出されました議案第3号から議案第52号及び議案第54号の議案51件、請願3件を一括して議題といたします。 △各委員長報告 ○議長(大室尚議員) これより委員長報告を行います。  各常任委員長及び予算特別委員長から委員会の審査の経過と結果について報告願います。  報告の順序は、総務、文教経済、都市整備消防、健康福祉、予算特別委員会の順に行います。  まず最初に、総務常任委員長新道龍一議員。        〔7番 新道龍一議員登壇〕 ◆7番(新道龍一議員) 皆さん、おはようございます。議席番号7番、新道龍一でございます。ただいまから総務常任委員会委員長報告を行います。  本委員会に付託されました案件は、議案10件、請願1件であります。  以下、審査の過程で質疑、意見等のありました主なもの及び結果について順次申し上げます。  初めに、議案第3号 令和2年度上尾市一般会計補正予算(第13号)については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、収入印紙売捌収入が大きく減少した要因。コミュニティセンターの備品等移転及び保管委託料の執行残が多く生じた要因などについて質疑がありました。  次に、議案第15号 上尾市公の施設の指定管理者候補者選定委員会条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、委員の具体的な想定及び委員の構成比などについて質疑がありました。  次に、議案第19号 上尾市会計年度任用職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、夜間勤務手当の支給単位及び支給想定人数などについて質疑がありました。  次に、議案第20号 上尾市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、降給時のフォロー体制。降給時に公平性を担保するためのプロセス。制度の職員への周知方法、制度創設に至った理由。審査会の形態。失職の特例が適用されるような具体的事例はどんな場合かなどについて質疑がありました。  次に、議案第21号 上尾市職員の服務の宣誓に関する条例及び学校職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、任命権者が定めることのできる別段の定めの内容などについて質疑がありました。  次に、議案第22号 上尾市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、産業医の報酬の上限額を引き上げることとなった背景。産業医の稼働時間及び相談実績、利用状況の変化に応じた報酬金額の検討などについて質疑がありました。  次に、議案第23号 新型コロナウイルス感染症の影響に対応するための関係条例の整備に関する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、対象を5級以上の者に限定した理由と支給減額割合の根拠。実際に減給となる額は幾らか。コロナ禍の影響に対応するための給与条例の改正は、今後も繰り返し定めていくことを想定しているかなどについて質疑がありました。  また、賛成の立場からの討論が3件ありました。  次に、議案第24号 市長の給料及び教育委員会教育長の給料の減額支給に関する条例の制定については、賛成多数、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、市長の給与の減額割合の算定根拠。これまでの給与減額条例の上程経緯を踏まえた上で、今回の減額割合とした理由などについて質疑がありました。  次に、議案第25号 上尾市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定については、特に質疑、討論等はなく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  次に、議案第42号 第6次上尾市総合計画基本構想を定めることについては、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、将来展望人口の試算の根拠。将来都市構造における拠点の位置付け。拠点から離れた郊外に住む人に対する政策上の配慮はあるのかなどについて質疑がありました。  次に、請願第8号 上尾市コミュニティセンター改修後の、新「多目的室1」(旧子供室)の貸し出しに関する請願については、委員から継続審査とすべきとの動議が提出され、採決の結果、賛成多数、継続審査とすべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、使用者からの意見聴取。キッズスペースも含めた共用スペースの今後の運用方法及びキッズスペース等の利用が制限された際の代替案。コミュニティセンターの改修について、市民への周知計画はどのようになっているかなどについて質疑がありました。  以上をもちまして、総務常任委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大室尚議員) 次に、文教経済常任委員長、鈴木茂議員。        〔23番 鈴木 茂議員登壇〕 ◆23番(鈴木茂議員) 皆さん、おはようございます。議席番号23番、鈴木茂でございます。ただいまから、文教経済常任委員会委員長報告を行います。  本委員会に付託されたました案件は、議案7件、請願1件であります。  以下、審査の過程で質疑、意見等のありました主なもの及び結果について順次申し上げます。  初めに、議案第3号 令和2年度上尾市一般会計補正予算(第13号)については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  審査の過程で、中小・小規模事業者売上回復支援金事業の予算が執行残となった理由。地域経済・消費活性化事業におけるプレミアム付商品券キャッシュレス決済ポイント還元の結果。中学校給食調理業務委託事業における給食メニューの安全性のチェック方法などについて質疑がありました。  次に、議案第16号 上尾市幼児教育推進協議会条例の制定については、賛成多数、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  審査の過程で、協議会の所掌事務と開催頻度。保護者を委員に加えることを検討しているか。調査内容は市民に公開されるか。幼児教育が重要であると市が判断した時期などについて質疑がありました。  なお、反対の立場から討論が1件ありました。  また、議案第16号の採決後、委員より附帯決議案が提出されました。内容としては、1、幼児教育の推進に関する調査審議の内容は、協議会としてまとめ、広く市民に公開すること。2、協議会委員の選定については、上尾市の幼児教育や特別支援が必要な幼児教育に造詣の深い方、保護者なども広く選定対象として検討することを附帯決議として付するものであります。  附帯決議案については質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致により議案第16号に対し附帯決議を付することに決しました。  次に、議案第17号 上尾市就学支援委員会条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  審査の過程で、これまでの障害の程度判定から就学支援までの流れ。委員会の委員数を21人とした根拠と調査専門員の概要などについて質疑がありました。  次に、議案第18号 上尾の摘田・畑作用具保存活用検討委員会条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  審査の過程で、委員のうち各種団体を代表する者の想定。他自治体における重要文化財の保存・活用などについて質疑がありました。  次に、議案第31号 上尾市一般廃棄物処理施設建設基金条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  審査の過程で、補正予算における基金積立金の額と突発的な事故への対応について質疑がありました。  次に、議案第32号 上尾市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定については、委員より継続審査とすべきとの動議がなされたため、採決の結果、全会一致、継続審査とすべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、保護者への説明を充分に行った上で条例案を上程したのか。今後の平方幼稚園の職員体制と発達障害を持つ子どもへの対応。条例案の提出から閉園まで1年を必要と判断する根拠などについて質疑がありました。  次に、議案第38号 上尾市墓地等の経営の許可等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  審査の過程で、距離制限緩和に必要となる同意確認の方法について質疑がありました。  次に、請願第7号 「上尾市独自の学力テスト」の廃止を求める請願については、可否同数でありましたため、委員長裁決により採択すべきものとして決しました。  審査の過程で、埼玉県内の他自治体の状況と事業実施に係る予算。市の学力テストの活用方法や効果。国、県の学力テストとの違い。教職員や保護者、児童生徒からの意見などについて質疑がありました。  また、賛成の立場からの討論が2件、反対の立場からの討論が1件ありました。  以上をもちまして、文教経済常任委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大室尚議員) 次に、都市整備消防常任委員長、井上茂議員。        〔30番 井上 茂議員登壇〕 ◆30番(井上茂議員) 議席番号30番、井上茂でございます。ただいまから都市整備消防常任委員会委員長報告を行います。  本委員会に付託されました案件は、議案13件であります。  以下、審査の過程で質疑、意見等のありました主なもの及び結果について、順次申し上げます。  初めに、議案第3号 令和2年度上尾市一般会計補正予算(第13号)は、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、緊急輸送道路閉塞建築物耐震診断補助金の減額の理由。危険ブロック塀の件数と補助実績。大谷北部第二土地区画整理事業の国庫補助金の当初予算額と追加補助金の翌年度への繰り越しについて。埼玉県消防学校での養成教育等が一部中止になったことによる職務への影響及び訓練の補完。消防団員数の推移などについて質疑がありました。  次に、議案第7号 令和2年度上尾市水道事業会計補正予算(第3号)は、特に質疑、討論等はなく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  次に、議案第12号 令和3年度上尾市水道事業会計予算は、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、東部浄水場着水井工事進ちょく状況と今後の見通し。北部浄水場着水井更新工事の今後の見通し。1戸当たりの給水量の減少の理由。飲み水としての水道水の味と薬品。システム関係資産のリース終了による固定資産減価償却費への計上。水道事業年報における耐震管比率の直近の鈍化の理由などについて質疑がありました。  次に、議案第13号 令和3年度上尾市公共下水道事業会計予算は、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、下水道普及率の今後の見込み。水洗化率の推移。マンホールトイレの整備状況などについて質疑がありました。  次に、議案第26号 上尾市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第27号 上尾市建築基準法等関係手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定については、特に質疑、討論等はなく、いずれも全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  次に、議案第28号 上尾市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料徴収条例及び上尾市都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、国土交通省の事務連絡による拘束力について質疑がありました。  次に、議案第39号 上尾市都市公園条例の一部を改正する条例の制定については、特に質疑、討論等はなく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  次に、議案第40号 上尾市が管理する市道の構造等の基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、市道における自動運行補助施設設置想定場所。上尾市内の利便増進道路採用想定場所について質疑がありました。  次に、議案第41号 上尾市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定については、特に質疑、討論等はなく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  次に、議案第43号 市道路線の認定について、議案第44号 市道路線の廃止について及び議案第45号 市道路線の認定については、関連があったため一括して審査を行いました。いずれも全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、議案第45号における寄附を受けた道路について質疑がありました。  以上をもちまして、都市整備消防常任委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(大室尚議員) 次に、健康福祉常任委員長新藤孝子議員。        〔15番 新藤孝子議員登壇〕 ◆15番(新藤孝子議員) 皆さん、おはようございます。15番、新藤孝子でございます。ただいまから健康福祉常任委員会委員長報告を行います。  本委員会に付託されました案件は、議案15件、請願1件です。  以下、審査の過程で出されました質疑、意見等の中から主なもの及び結果について、順次報告いたします。  初めに、議案第3号 令和2年度上尾市一般会計補正予算(第13号)については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、予防接種事業における子どもの季節性インフルエンザ任意予防接種の接種率。新生児臨時特別定額給付金給付事業において、給付金の辞退者はいたのか。病児・病後児保育事業の予算が増額となった理由及び利用者数。母子生活支援施設入所委託事業の対象者及び予算の積算根拠などについて質疑がありました。  次に、議案第4号 令和2年度上尾市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、議案第29号上尾市国民健康保険出産費資金貸付事業条例を廃止する条例の制定について及び議案第30号 上尾市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、関連のある議案でありますので、一括審査いたしました。採決の結果、いずれも全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、貸付け制度及び基金の廃止後に事象が発生した場合の対応。出産育児一時金の支給要件などについて質疑がありました。  次に、議案第5号 令和2年度上尾市介護保険特別会計補正予算(第4号)及び議案第6号 令和2年度上尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、特に質疑、討論等はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  次に、議案第9号 令和3年度上尾市国民健康保険特別会計予算については、賛成多数、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、保健普及事業において、保養施設宿泊費補助金を廃止とする理由。特定健診の受診率及びあぴぽチャレンジへの応募数。糖尿病性腎症重症化予防対策事業における対象人数及び事業の効果。賦課限度額引上げにより影響がある世帯数及び金額。一般会計からの繰入金が増えている理由などについて質疑がありました。  また、反対の立場からの討論が1件ありました。  次に、議案第10号 令和3年度上尾市介護保険特別会計予算について、議案第35号 上尾市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第36号 上尾市介護予防・生活支援サービス事業手数料条例を廃止する条例の制定については、関連のある議案でありますので、一括審査いたしました。採決の結果、議案第10号及び議案第35号は賛成多数、議案第36号については全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、介護予防・生活支援サービス事業の実施において、委託による実施から指定事業者による実施に変更するに至った経緯。介護保険給付費等準備基金の取崩し額及び同基金を全額取り崩さなかった理由。滞納者の推移。定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所数及び課題。認知症初期集中支援チームの構成員。地域介護予防活動支援事業において、アッピー元気体操に関する予算が計上されていない理由などについて質疑がありました。  また、議案第10号及び議案第35号について、反対の立場からの討論が1件ありました。  次に、議案第11号 令和3年度上尾市後期高齢者医療特別会計予算については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、特例軽減が本来の軽減割合に戻ることにより影響を受ける人数及び金額について質疑がありました。  次に、議案第14号 上尾市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、個人番号を独自に利用する事務を追加するということは、マイナンバーカードとひもづけされるということなのかとの質疑がありました。  次に、議案第33号 上尾市立保育所条例の一部を改正する条例の制定については、賛成多数、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、耐震補強工事において、保育を継続しながら行う場合と継続しながらでは難しい場合の判断基準。建物の取壊しスケジュールと今後の跡地利用。大石保育所の耐震診断の計画。待機児童の状況及び見込みなどについて質疑がありました。  また、反対の立場からの討論が1件ありました。  次に、議案第34号 上尾市要介護高齢者手当支給条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、今回の改正により支給要件から外れる対象者はいるのかなどについて質疑がありました。  次に、議案第37号 上尾市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、市内の地域密着型サービスの現状などについて質疑がありました。  次に、請願第6号 学習支援事業に週2回以上の参加を可能とする請願については、全会一致、採択すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、学習支援事業の対象者及び参加率。高校への進学人数などについて質疑がありました。  また、賛成の立場からの討論が1件ありました。  以上をもちまして、健康福祉常任委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大室尚議員) 次に、予算特別委員長、深山孝議員。        〔17番 深山 孝議員登壇〕 ◆17番(深山孝議員) おはようございます。17番、深山孝でございます。ただいまから、予算特別委員会委員長報告を行います。  本委員会に付託されました案件は、議案第8号 令和3年度上尾市一般会計予算であります。  本委員会は、初めに昨年の決算特別委員会から市長に対して行った提言について、その予算措置などについて説明を受け、その後、部局別審査を行いました。  以下、その審査の経過及び結果について、その概要を報告いたします。  委員から、予算書25ページ、市税の滞納繰越し分について、前年度との比較はとの問いに対し、前年度と比較すると、個人市民税はマイナス4,100万円、法人市民税は前年度と同額、固定資産税はマイナス1,200万円、軽自動車税はプラス100万円、市たばこ税は滞納繰越分なし、都市計画税はマイナス300万円であるとのことであります。  委員から、52ページ、職員人件費について、職員の減給について職員組合との交渉においてどのような意見がなされたかとの問いに対し、団体交渉を2回ほど重ね、その前に意見交換会を3回程度行っている。その中では、市の立場も分かるが、拙速に決定し過ぎではないかとの意見があった。財政の状況を踏まえ、できる限り対応するという考えの下、管理職のみ減給としたとのことであります。  委員から、54ページ、広報誌等作製・発行事業について、広報誌配布の効果と配布漏れの対応はとの問いに対し、月に1回、定期的に最新の行政情報を届けることが可能であり、また今年度からシルバー人材センターを通じて全戸配布も行っており、情報の浸透には非常に効果があると考えている。昨年、一部のエリアにおいて配布漏れが発生したため、シルバー人材センターに対し2回文書注意を行った。その後、まとまった配布漏れは起きていないとのことであります。  委員から、56ページ、公共施設マネジメント推進事業のうち、上平地区複合施設基本設計委託料について、上平地区複合施設検討委員会は、多くの市民が委員となるよう、議会において修正議決した条例に基づいた委員会である。その検討委員会で答申が出ていない内容を議会に上程することは問題があると考えるが、見解は。また、基本構想ができていないのにもかかわらず、その先の基本設計が予算化されているのは話が合わないと考えるが、見解はとの問いに対し、検討委員会からの答申を終えてから議会に上程することが理想ではあるが、年度内に答申が出せる見込みのあるものを予算化している。この会期中に検討委員会の承認をいただけるように目指している。また、基本構想については、2年をかけて市民の皆様に意見をいただき、委員にも丁寧に対応してきた。その結果、答申を受けるめどが立っていると考えているとのことであります。  委員から、上平地区複合施設基本設計委託料について、市長は建築費とランニングコストが市に与える影響が大きいため、新図書館複合施設を見直ししたとされるが、今回の計画によるコストの見込みはとの問いに対し、見直し前の施設については建設費が約29億円、ライフサイクルコストが約250億円という試算であった。今回提案している計画では、建設費が約10億円、ライフサイクルコストが約101億円という試算であるとのことであります。  委員から、上平地区複合施設基本設計委託料について、仮に予算が可決され、この後、開催される検討委員会において承認がされなかった場合、予算の執行はされてしまうのかとの問いに対し、基本設計発注に向けた仕様書、設計条件等の資料を作成するためには、基本構想が策定されていることが条件となるため、基本構想が策定され、市長に答申がなされるまでは、基本設計を発注することはないとのことであります。  委員から、58ページ、情報系ネットワーク設備運用管理事業のうち、テレワーク環境の整備について、想定している業務内容はとの問いに対し、職員の自宅から市役所のファイルサーバーやグループウェアに接続し、職員のパソコンやスマホから文書の編集やメールの確認をすることを想定しているが、セキュリティーの観点から個人情報を含む業務は適さないと考えているとのことであります。  委員から、61ページ、人権啓発推進事業の予算額について、予算のポイントにおいて示されている金額と異なる理由は。また、パートナーシップ宣誓制度の予約件数はとの問いに対し、予算のポイントでは、人権啓発事業の予算額のほか、一般事務費において計上されている人権啓発リーフレットの印刷製本費が含まれている。パートナーシップ宣誓制度については現在1組の予約があるとのことであります。  委員から、63ページ、コミュニティセンター、文化センター、イコス上尾の管理運営事業について、利用料金制への変更に伴う公共施設における運営方針はとの問いに対し、指定管理者制度により民間活力を導入し、さらなるサービスの向上を図れるような運営をしていきたい。そうすることで利用者が増え、それにより増えた歳入を有効に市民のために活用していく、そのような考えで指定管理者と協議を進めていきたいと考えているとのことであります。  委員から、65ページ、運転免許証自主返納者支援事業について、次年度における運転免許証自主返納者の見込み件数と、その周知方法はとの問いに対し、650人を見込み件数としている。広報のほか自治会における回覧、パンフレットの作成、配布などにより周知を図っていきたいと考えているとのことであります。  委員から、71ページ、コンビニエンスストアにおける住民票等交付事業について、コンビニにおける住民票等の交付率は。また、手数料の見直しはあるかとの問いに対し、平成30年度は約1.7%、平成31年度は約2.6%、今年度12月までの時点で約4.2%の交付率である。手数料については今のところ見直す予定はないとのことであります。  委員から、81ページ、福祉タクシー券・自動車燃料費助成事業について、傾向と実績はとの問いに対し、福祉タクシー券は、平成29年度が2万8,638枚、平成30年度が2万7,061枚、平成31年度が2万5,391枚の利用があった。燃料費の助成については、平成29年度が802人、平成30年度が784人、平成31年度が844人の申請があったとのことであります。  委員から、83ページ、成年後見制度利用促進事業について、その概要はとの問いに対し、上尾市第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画の中に、成年後見に関する記載を盛り込んでいる。取組としては、成年後見制度の利用支援、成年後見制度利用促進を協議する機関の設置、権利擁護支援のためのネットワークづくり、中核機関の設置などを掲げているとのことであります。  委員から、86ページ、子どもの貧困対策計画策定事業について、事業のスケジュールはとの問いに対し、まず、アンケート調査等を実施し、その集計、分析等を行う。その結果を踏まえ、計画案を作成し、年末にかけて市民コメント等を実施する。計画の完成は年明けを考えているとのことであります。  委員から、93ページ、発達支援専門員巡回事業の実績はとの問いに対し、今年度1月現在、保育所等については延べ187名、学童保育所については延べ54名、幼稚園については延べ110名を対象にそれぞれ巡回を行ったとのことであります。  委員から、96ページ、生活保護事務事業について、コロナ禍による影響は。また、自動車の保有についての対応はとの問いに対し、申請時に41名の方からコロナの影響であるという話があった。また、生活保護の場合、自動車の保有は原則認められていないが、コロナ禍においては猶予期間を設けている。なお、この間の自動車の利用はできないとのことであります。  委員から、100ページ、新型コロナウイルス対策事業について、コールセンターからの指示により医療機関においてPCR検査を受けた場合、濃厚接触者ではなくても補助の対象となるのかとの問いに対し、行政検査として実施した検査について補助することとなっているため、一般の方が熱が出て検査が必要になったような場合も、補助の対象となるとのことであります。  委員から、102ページ、地球温暖化対策推進事業について、上尾市における温暖化対策の効果はとの問いに対し、国としても2050年度までにカーボンニュートラルという方針を打ち出しており、上尾市としてもそれに向けての対策を進めることとなる。太陽光発電等を進めることによって、再生可能エネルギーの拡大につながるため、そのような省エネ対策を進めることが肝要と考えるとのことであります。  委員から、105ページ、西貝塚環境センター一般事務費について、今年度の火災を受け、火災を防ぐために市民へのさらなる周知徹底が必要であるにもかかわらず、印刷製本費が削減されているのはなぜかとの問いに対し、広報やアプリ、ホームページ等で周知を図るほか、回覧等についても各地区に協力をいただくため、大規模な印刷製本費はかからないと考えているとのことであります。  委員から、113ページ、観光協会補助事業について、平成31年度決算から令和2年度予算にかけての変動は。また、今年度、イベント事業費や催事等協賛事業の中で実施していないものは何かとの問いに対し、平成31年度の決算額は4,714万8,000円で、令和2年度の予算額は2,769万6,000円である。令和2年度については、オリンピック・パラリンピックにより、花火大会の中止が決まっていたため、減額となっている。今年度においては新型コロナウイルス感染症により、上尾さくらまつり、花しょうぶ祭り、あげおイルミネーション、上尾夏祭りなどイベントがほぼ中止となっているとのことであります。  委員から、同ページ、産業振興推進事業のうち、パイロット企業支援の概要はとの問いに対し、地域の核となる企業の創出を目的に、専門のコーディネーターを企業へ派遣し、経営者とともに活動する伴走型の企業支援である。特徴としては、長期的な成長に必要となる課題の掘り起こしを行い、自発的な変革を促すように支援を進めるという点であるとのことであります。  委員から、122ページ、第二産業道路周辺整備事業について、次年度の工事予定はとの問いに対し、第二産業道路に接続する市道50167号線の舗装修繕工事を行う予定である。そのほか、沼南駅停車場線と第二産業道路の交差点に道路照明灯を1基設置する予定であるとのことであります。  委員から、124ページ、都市公園等管理運営事業について、遊具の老朽化問題に対する計画はとの問いに対し、上尾丸山公園、上平公園、平塚公園、戸崎公園の4公園については、上尾市公園施設長寿命化計画、それ以外の公園については上尾市公園施設維持管理更新計画を策定する。今後は重要性や社会情勢を鑑みながら、予算の範囲内で計画し、柔軟に対応していきたいとのことであります。  委員から、127ページ、AED普及整備事業について、AEDを設置した店舗等からAEDの取扱いについて、講習開催の要望はあるかとの問いに対し、現時点では、AEDを市民が借りに来たときの受け渡しのみをお願いしており、講習開催の要望はまだないが、要望があればAEDの取扱い、または普通救命講習会を実施する予定であるとのことであります。  委員から、129ページ、消防車両整備事業のうち感染症対策備品購入費の内容はとの問いに対し、オゾン除染システムを購入する予定である。8台購入予定で、救急車8台にそれぞれ備付け、救急車内を除染するものであるとのことであります。  委員から、132ページ、教職員人事及び就学事務事業について、AI―OCR・RPAツール導入による実証実験の結果はとの問いに対し、就学援助費申請書登録業務については、228時間20分ほどかかる業務が111時間削減され、49%の削減率であった。就学援助費請求書登録業務については、42時間55分ほどかかる業務が32時間30分削減され、76%の削減率であったとのことであります。  委員から、135ページ及び137ページ、小学校管理運営事業と中学校管理運営事業における空調設備設置工事について、電気式とガス式によるエアコンを災害時に避難所となる体育館に設置するとのことだが、災害時に電気とガスが同時に遮断された場合はどうなるのかとの問いに対し、その場合、エアコンは稼働できない。コスト面も踏まえ、どちらか一方が遮断された場合に全てのエアコンが停止してしまうことを避けるため、各地区内に電気式とガス式が半数程度ずつとなるように設置する方針に決定したとのことであります。  委員から、142ページ、公民館管理運営事業について、コロナ禍における公民館の利用方法はとの問いに対し、各施設の利用定員数に制限をかけ、ソーシャルディスタンスを保てる定員とし、利用されるサークルには消毒、体調管理、検温等をお願いしている。ロビー等の利用についても現在ご遠慮いただいており、徐々に利用を元に戻したいと考えているが、コロナ禍の現状では急には難しいとのことであります。  以上で、各部局への質疑を終結しました。  次に、総括質疑を行ったところ、委員から、コロナ禍の臨時財政運営方針において、各種団体への補助金が一律10%削減となったが、翌年度以降も削減が続くのか、市長に伺うとの問いに対し、本市においては、コロナ禍による市税の大幅減収や扶助費の増大により、これまでの財政運営を前提とすることができない状況となっている。今回の臨時財政運営方針に基づく補助金の削減については、持続可能な財政基盤の構築に向けて実施するものであり、原則として翌年度以降も継続するとのことであります。  委員から、平方幼稚園について、閉園ありきで進められてきた、令和元年12月定例会での廃園条例否決の際に示された条件を履行していないといった保護者の意見について、教育長の見解はとの問いに対し、教育委員会としては閉園ありきで進めてきたわけではなく、保護者からいただいた要望について真摯に受け止めて、何とか突破口を見出そうとしてきたことは事実である。しかし、保護者の皆様のご意向に沿えなかったという結果については非常に残念に感じている。地域への説明会を行い、保護者の皆様と積み上げてきた話合いの中のご意見については、幼児教育の充実に十分に反映させていきたいとのことであります。  委員から、部局別審査において、AI―OCR、RPAの導入による効果があった旨の説明がなされたが、市全体における職員業務の負担軽減効果について伺うとの問いに対し、今年度、AI―OCRとRPAの実証実験を実施した結果、所要時間が市民税課の業務で最大77%減、学務課の業務で最大76%減という大きな効果を得られた。AI―OCR、RPAについては、上尾市行政改革プランにおいても推進することとしており、今後も積極的にICT化を進め、業務の効率化と職員の負担軽減を図っていくとのことであります。  委員から、保育所への入所申込数は毎年増えており、保留児童の数は少しも減っていない。保育所に入れないために育休を延長している、コロナ禍による家計急変のために働きたいのに保育所に入れないという声をどのように認識しているかとの問いに対し、保育所定員を拡大するために、令和3年度と4年度、2つずつの民間保育施設を開設し、150名ずつの定員拡大を行う予定である。子育て世代が頑張れるまちとするために、今後も保育を必要とする世帯に対し、安心して子どもが預けられる環境を提供できるよう、待機児童対策に取り組んでいくとのことであります。  委員から、公共施設マネジメント推進事業のうち、上平複合施設基本設計委託料について、上平複合施設検討委員会の委員に対し、どのような思いで委嘱を行ったのか。また、予算計上したことに対する市長の見解はとの問いに対し、上平地区複合施設の検討を進めるに当たり、図書館分館機能を含む複合施設として、市民の皆様に喜んでいただけるような施設にしたいという思いで委員の委嘱を行った。予算計上については、上平地区複合施設検討委員会より答申をいただいてから、議会に上程することが理想ではあるが、年度内に答申をいただける見込みであったため、予算化を行ったとのことであります。  委員から、第6次上尾市総合計画において、妊娠から子育てまで切れ目ない支援の充実とある一方、予算書を見ると、妊娠・出産については横ばいあるいは削減という印象を拭い切れないが見解は。また、出産・子育て支援に対する市長の意気込みはとの問いに対し、令和3年度当初予算案においては、「さらに充実!子育て・教育環境」における各事業や、あげお版ネウボラに関わる事業について予算措置を行っている。財政的に非常に厳しい状況ではあるが、市民の皆様には安心して出産、子育てができるよう、施策を推進していくという思いは、今でも変わらない。来年度も将来にわたっても、子どもたちの笑顔あふれる上尾市の実現に向けて、最大限努力していくとのことであります。  以上で総括質疑を終結した後、委員より議案第8号に対する修正案の提出がなされました。修正案につきましては事前に皆様のお手元に配布させていただいておりますのでご覧ください。  内容としては、公共施設マネジメント推進事業のうち、上平地区複合施設基本設計委託料について、上尾市上平地区複合施設検討委員会において十分な検討がなされたとは言えず、またコロナ禍の臨時財政運営方針において事業を実施することの必然性が示されていないことを理由に、本事業についての予算を削減するものであります。  提出者から説明の後、修正案に対する質疑はなく、原案と修正案について一括討論を行ったところ、委員から、上平複合施設検討委員会で承認されていない計画を予算化したことは、議会を軽視し、大問題である。図書館サービス計画との整合性もなく、魅力やコンセプトが弱いものであり、市民アンケートやワークショップなどで出された要望は、公共施設マネジメントが大きな縛りをかけ、本当に市民が望むものになっていない。また、コロナ禍を受け、さらに慎重な検討が必要であり、市財政の緊急時に急ぐ理由はないと修正案に対し賛成の立場からの討論がありました。  また、ほかの委員から、コロナ禍の臨時財政運営方針において、市民の安全確保等以外の工事や設備整備の先送りが示されており、上平地区複合施設基本設計委託料は、この先送りに該当すると考える。基本計画の策定においては、ワークショップ等を開催するなど、幅広く市民の意見を聞く機会を設け、市民意見を実現した利便性の高い施設とすることとの附帯意見を尊重するためにも、基本設計を拙速に進めるべきではない。また、学校施設更新計画案の策定において、ほかの公共施設との複合化検討の考えが示されており、上平複合施設も併せて考えていく必要性を感じていると修正案に対し賛成の立場からの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、議案第8号に対する修正案については、全会一致により可決となり、修正部分を除く残りの原案については、賛成多数により可決となりました。  したがいまして、議案第8号 令和3年度上尾市一般会計については、修正可決として決したところであります。  以上をもちまして、予算特別委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大室尚議員) 以上で委員長報告は終了いたします。  暫時休憩します。        休憩 午前10時30分        再開 午前11時38分 ○議長(大室尚議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △各委員長報告に対する質疑 ○議長(大室尚議員) これより委員長報告に対する質疑を行います。  ただいま質疑の通告はありませんが、質疑はございませんか。        〔「なし」と言う人あり〕
    ○議長(大室尚議員) 質疑はないものと認め、質疑を終わります。 △討論 ○議長(大室尚議員) これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  16番、戸口佐一議員。        〔16番 戸口佐一議員登壇〕 ◆16番(戸口佐一議員) こんにちは。16番、戸口佐一です。議案第8号 令和3年度上尾市一般会計予算予算特別委員会での修正案に日本共産党を代表して、賛成の立場で討論します。  これは、上平地区複合施設基本設計費の委託料の修正についてであります。1月27日の上平地区複合施設の検討委員会では、基本構想案が承認されず、3月2日の再度開いた検討委員会では、様々な附帯意見がつけることになりました。検討委員会での承認されていない中、次の段階の基本設計を予算化、計上したことも議会の審議する上で前提条件として大きな問題です。  上平複合施設計画への市民パブコメは56人から199件と様々な意見が寄せられました。上平公民館図書室より広い図書館を、図書館サービスの充実を、コロナ禍において複合施設建設を慎重に進めるべきなどの意見が出されました。  上平支所と上平公民館図書室の移転では、上平地区以外の市民の利用は考えられない上に、公共施設マネジメントの観点からも、2つの施設を緊急に移転する必要がないと予算委員会での答弁もありました。  さらに、コロナ禍の臨時財政運営方針は、安全確保等以外の工事や設備の先送りを決めました。複合施設の建設計画は緊急の必要性もなく、認められないものです。以上の理由により、修正案に賛成します。 ○議長(大室尚議員) 次に、12番、荒川昌佑議員。        〔12番 荒川昌佑議員登壇〕 ◆12番(荒川昌佑議員) 議席番号12番、荒川昌佑でございます。政策フォーラム・市民の声あげおを代表して、議案第8号 令和3年度上尾市一般会計予算、修正部分を除く原案について、賛成の立場から討論をいたします。  今回の予算については、予算特別委員会の総括質疑でも会派の見解として述べたとおり、私たちの会派として提案をしてきた子育て関連施策をはじめとした各種事業が計上されたという点では、一定の評価をするものであります。その中でも、課題を抱える市民の支援につながる子ども家庭総合支援センターや成年後見センター及び中小企業サポートセンターの設置、そして新しい生活様式に対応する図書館への電子書籍の導入や、がん検診オンライン予約システムなどの導入などは、このコロナ禍の中で求められる行政の役割を果たすのに寄与するものであり、今後、事業の拡大も含めた検討を継続していただくよう要望いたします。  その一方で、補助金の一律カットや市職員人件費の削減が財源捻出のための手段とされていることについては、既に繰り返し指摘しているとおり、歳入が大幅に減少するとしている積算根拠が削減ありきと受け取られかねないものであることなどから、大いに問題があると考えます。  本予算を当然のものとせず、来年度以降は、補助金カットなど社会において重要な役割を担っている各種団体の活力を奪う方法を取ることは、最後の手段とするよう強く強く要望いたします。  この上尾市の行政組織というのは、私たち議員も含め、市民の命と暮らしを守るために、市民の方々の払う税金によって存在することが許されています。また、その遂行に当たっては、市職員の方々が熱意を持って取り組むことが不可欠であります。市長におかれましてはそのことを改めて再確認し、市民の協力と職員の熱意を引き出すことができる予算の在り方を検討していただくようお願いし、討論といたします。 ○議長(大室尚議員) 20番、戸野部直乃議員。        〔20番 戸野部直乃議員登壇〕 ◆20番(戸野部直乃議員) 議席番号20番、戸野部直乃でございます。議長の許可をいただきましたので、公明党上尾市議団を代表して、議案第8号 令和3年度一般会計予算の修正部分を除く原案について及び議案第16号 上尾市幼児教育推進協議会条例の制定について、賛成の立場から討論させていただきます。  令和3年度予算は、コロナ禍の危機対応モードとした臨時財政運営方針に基づき編成されました。例年と比較してより一層限られた財源の中ではありましたが、私ども公明党上尾市議団が昨年の9月9日、畠山市長に提出させていただいた要望事項や、これまでの一般質問等で要望してきたものが大きく反映されており、市民にとって期待の持てる内容となっております。  予算編成における3つの基本方針の下、5つの重点項目による編成がなされました。その中から、特筆すべき重点事項に沿ってポイントを絞り、述べさせていただきます。  重点項目1、「コロナ対策 新しい日常・スマート社会の確立」では、図書館に電子書籍が導入されることとなります。現在、図書館において不特定多数の方が触れる本からの感染の懸念が拭えない課題があります。電子書籍の導入は、自宅にいながらにして読書を楽しむことができるようになり、感染リスクの軽減にもつながります。また、中小企業サポート体制の強化の一環として、中小企業サポートセンターが設置されます。コロナ禍での不安やご相談事に対応していただくことは、事業者の方々の大きな安心につながるものと考えます。  重点項目の2、「危機管理・防災力のさらなる強化」では、全小・中学校の体育館にエアコンの整備工事が実施されるとともに、指定避難所が新たに6か所増設されることとなります。これらの予算は、いつ来るか分からない災害に備え、市民の命を守ることになります。一方で、災害時のエネルギー供給につきましては、どの避難所でも安定供給されるよう、引き続き調査研究していただくことを要望いたします。  重点事項3、「さらに充実!子育て・教育環境」では、子ども家庭総合支援センターが設置されます。子育てや児童福祉に関する相談窓口が一本化されることにより、上尾市の未来を担う大切な子どもたちへの支援がより促進されるとともに、子育てに悩む保護者の方々の心強い支えになると大いに期待するものであります。  また、長年の懸案でありました東町学童保育所の校内への移設については、子どもたちの安全確保の観点から、大変有意義なものであると考えます。しかしながら、市内には校外の学童保育所がまだ6か所あるとのことですので、全学童保育所が校内への移設に向け、部局を横断した連携体制で尽力していただきますよう要望いたします。  重点項目4、「誰もがいきいき元気なあげお」では、北上尾東口に喫煙所が整備されることにより、受動喫煙防止の観点から市民の健康が守られることが期待されます。また、私ども公明党は、これまで市内街路灯のLED化を推進してきておりましたことから、さらに商店街街路灯がLED化されることは評価するものであります。  重点項目5、「公共施設マネジメントの推進」では、子ども・子育て複合施設工事がいよいよ着手されることとなります。施設完成後に日常的に行われることとなる健常児と障害児のお子さんの交流保育は、相互の発達が促されるという観点から期待できるものであります。  そのほか、予算のポイントには掲載されておりませんでしたが、新たに開始される障害者乳がん検診助成や、新生児聴覚スクリーニング検査助成は、誰一人取り残さないというSDGsの理念にのっとった事業として大いに評価するものであります。  また、臨時財政運営方針に基づき、各種補助金の原則一律10%削減がされましたが、団体によっては大変厳しい運営が強いられるものとなります。引き続き、各団体には丁寧な説明を行うとともに、今後のコロナの収束状況を見据え、再度ご検討いただくよう要望させていただきます。  議案第16号 上尾市幼児教育推進協議会条例の制定については、幼児教育について真剣に考えてほしいと強く願う市民からの声を上尾市教育委員会がしっかりと受け止めてくださった結果、条例制定に至ったと捉えております。上尾市の幼児教育をさらに充実させるために、今後は、幼保・小の連携をしっかりと取っていただき、幼児教育とはどうあるべきかという視点に重点を置き、これまでの成果や幼児教育の課題に対する施策を具体化していただくことを大いに期待しております。  以上をもちまして、公明党上尾市議団の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(大室尚議員) 4番、津田賢伯議員。        〔4番 津田賢伯議員登壇〕 ◆4番(津田賢伯議員) 議席番号4番、日本維新の会、津田賢伯でございます。議長の許可をいただきましたので、議案に対する討論をさせていただきます。  議案第8号 令和3年度上尾市一般会計予算の修正部分及び修正を除く原案、そして議案第20号、議案第23号、議案第24号について賛成の討論をいたします。そして最後に、議案第32号についての継続審査について、反対の立場から討論をさせていただきます。  まず、議案第8号 令和3年度上尾市一般会計予算修正案について、賛成の立場から討論をいたします。上平複合施設に関しては、行政側と市民の方々との手続の順番を前後させて、予算に盛り込んでしまった点、検討委員会の答申も多くの附帯意見という条件つきであった点などの理由から、当初予算からは一旦外し、仕切り直しの上、煮詰め直してから計上いただきたいというふうに考えております。  次に、議案第8号 令和3年度上尾市一般会計予算修正部分を除く原案について、賛成の立場から討論をさせていただきます。5つのポイントを指摘をさせていただいて、最後、全体的なものを述べさせていただきます。  まず1つ目、市債の増加について、市債は前年比46.5%の増加、約23億円の増加となっております。その中で、多くの割合を占めるのはコミュニティセンター大規模改造事業債の15億円余りとなっております。この負担に関しては、将来負担が増えるという懸念がありますが、その懸念については、受益者負担であるという説明で足りるかと思います。しかしながら、コミュニティセンターに係る市民の声を聞きますと、従業員の応対や利用者の人数について否定的な見解をよく耳にします。長年にわたって費用を負担する市民の皆様が負担に見合った便益を受ける、本当の意味において受益者になるか否かは、その後のサービスの向上及び利用者の増加という結果でお示しいただくしかありません。その点よろしくお願いを申し上げます。  2つ目、委託費用の増加が目立つ点について指摘をさせていただきます。本庁舎、第三別館管理事業などの市が保有する施設の管理運営について、委託料が増大している例、あるいは利用料金制に移行して歳入が減収するにもかかわらず、委託料が横ばいとなり、実質的に市の費用負担が増大する例が散見されます。市の関連事業者や市内の事業者の健全な経営を守ることは大切ではありますが、一方で逆の考え方、市の支出を減らし、市民からお預かりしている税金を守るという考え方も重要になります。その点について、より慎重な配慮をお願いいたします。  3つ目、ICT化の推進について意見を述べます。本予算案においてICT化に対する予算が十分であるかどうかは意見が分かれるところであり、小職としては物足りないというふうに考えております。しかし、市民サービスの向上や行政の効率化は一朝一夕にできることではありません。一歩目、スタートの速さが重要となります。そのスタートの土台となるICT化推進計画の立案については、今後も注視をしてまいります。  4つ目、出産と子育てについて述べさせていただきます。保育所整備などの子育て施策は評価します。その一方、妊娠、出産については手薄であるとの印象を受け、上尾市の将来が先細りになってしまうという懸念を感じました。しかしながら、総括質疑において、市長から最大限努力していくというご答弁をいただきました。新型コロナに対するワクチンの接種がある程度広まった段階で、妊娠、出産に対する支援が一層強化されることを期待いたします。  5つ目、扶助費の増大について述べさせていただきます。新型コロナウイルス感染症の拡大による経済不安が広がっている昨今、生活保護などセーフティーネットに対する考え方を結果としての受け皿という考え方から、再チャレンジのための踏み台とするという考え方に変え、扶助費を将来への投資として生かせるように、考え方を変えていっていただくようにお願いを申し上げます。  最後に、予算案全体について述べさせていただきます。本予算案は、国の方針に左右されてしまう地方の実態を現しております。しかし、新型コロナウイルス感染症による財政の危機的状況に対応し、自粛だけでなく、できる限り地域経済を活性化させる施策を盛り込むなど、全体のバランスを取った予算案であり、高く評価をさせていただきます。  令和2年度に続き、より緻密な取り回し、補正が必要となりますが、議会や市民に対する報告・連絡・相談を密に行っていただく限りにおいては、小職も全力で協力をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。  続きまして、次に、議案第20号 上尾市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場から討論させていただきます。失職の特例の新設について、職員が禁錮刑以上に処された場合、地方公務員法第16条の欠格事項に該当し、自動的に失職をしてしまうという取扱いは、業務に精励している職員にとっては苛酷であるという考え方に基づき、また特例の適用については、慎重かつ厳正な取扱いをするとのご答弁もありましたので、本案について賛成をさせていただきます。  余談となりますが、小職が所属している日本維新の会は、公務員を目のかたきにしていると思われております。しかし、それは当時の大阪市役所が理髪や散髪、スーツのオーダー、仕立てまでもが税金によって賄われていたことなど公務員の天国と呼ばれる状態であり、そして地域業者と結託して税金を浪費している利権の巣窟であったため、その改革のために注力をしていたからだと思います。この上尾市が利権の巣窟であるか否かはいまだ判断しかねるところではありますが、上尾市職員の皆様が市民の幸福を追求するために、市民に寄り添い、業務に精励していただける限りにおいては、職員の皆様ご自身がご自身の幸福を追求されることについて、全力で協力をさせていただく所存でございます。  次に、議案第23号 新型コロナウイルス感染症の影響に対応するための関係条例の整備に関する条例の制定について、その中でも職員及び市長等の給与の臨時特例について述べさせていただきます。賛成の立場から討論させていただきます。市長、副市長、教育長、そして5級以上、管理職以上の職員の皆様が給与を減額し、身を切る覚悟を示すことで、このコロナ禍という難局に立ち向かっておられる市民の皆様に寄り添う姿勢を示されることに対し、率直に敬意を表させていただきます。  次に、議案第24号 市長の給料及び教育委員会教育長の給料の減額支給に関する条例の制定について、賛成の立場から討論をさせていただきます。市長は、ブロック塀事件に係る不適正な事務執行に対しての管理監督責任で10%、そしてそれに関連してそのほかの不適正な事務執行に対しての管理監督責任で5%上乗せをなさいました。しかし、この後半の5%部分については、先日の質疑において、同じような状況において市長が給与を減額したという他市の事例はないとの答弁をいただいております。したがって、今回の市長給与15%減額の案は、市長ご自身が管理監督責任の取り方を先進的に示されているものであると捉え、ちょうど1年前の令和2年3月定例会、小職の反対討論において、「市長、もう一声であります」と言わせていただいたことに対する前向きな回答であると受け止め、敬意を表し賛成をさせていただきます。  最後に、議案第32号 上尾市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定についての継続審査に反対の立場から討論をさせていただきます。質疑において示された平方幼稚園存続の経費は年間4,000万円、園児1名当たりの受益と負担のバランスは極めて大きく崩れており、また民間幼稚園の数が充実しているという状況を考えますと、公立幼稚園の存続は難しいとの執行部の判断が合理的であるというふうに考えます。  また、この決断を先延ばしにする弊害、当幼稚園職員の処遇や跡地利用の方向性の確定が遅れてしまう、後ろ倒しになってしまうことについての懸念がございますので、継続審査として扱うことには反対をさせていただきます。  上尾市の幼児教育に関する皆様のご懸念は理解しているつもりです。他方、当局が取組を怠っているとも小職は言えません。しかし、取組の努力を市民に伝える努力、伝わるまで伝えるという努力は足りていたわけではないと感じますので、今後、一層の取組をお願いいたします。  以上をもちまして、小職の討論とさせていただきます。 ○議長(大室尚議員) 24番、池田達生議員。        〔24番 池田達生議員登壇〕 ◆24番(池田達生議員) 議席番号24番、池田達生です。日本共産党上尾市議団を代表いたしまして、議案第8号 令和3年度上尾市一般会計予算及び議案第9号、同10号、同33号、同35号について、反対討論を行います。  新型コロナ感染症で4都県に発令されていた緊急事態宣言は先日3月21日に解除されましたが、感染の勢いは止まっていない状況です。自粛時短要請等長引くコロナ禍で市民の暮らしと営業は深刻な打撃を受けています。無症状者を含めた検査の抜本的拡充、医療機関への減収補填、事業者への十分な補償、雇用と賃金の保障など、まだまだ国の強い支援が必要です。  上尾市においては、この1年間、地方創生臨時交付金などを活用し、新型コロナウイルス感染拡大防止と経済対策など、様々な市民支援に取り組んできましたが、引き続き支援対策を強化することが緊急に求められています。  令和3年度の一般会計は、市税では15.7億円の減収予測ですが、国庫補助金が13.9億円の増、コミセンなど建設事業債、臨時財政対策債で22億9,000万円の増額など、上尾市の一般会計予算は前年比32.4億円と大幅に増えて689億8,000万円となりました。今期の予算では、新型コロナ対策では、PCR検査センターへの補助、また図書館に電子書籍を導入、がん検診のオンライン予約、コロナで苦しむ中小企業サポート体制の強化、防災対策としても有効な市内全小・中学校体育館へのエアコン整備、地域防災計画、ハザードマップの策定、指定避難所の増設や備蓄の増強など評価するものです。  また、児童虐待防止に一体的に支援を行う子ども家庭総合センター、子どもの貧困対策計画の策定、放課後学童施設整備など、子育て環境を充実、前進させる予算も私たち日本共産党市議団がかねてから求めてきた施策であり、評価をいたします。  しかし、市長はコロナ禍の臨時財政対策を大きく掲げ、全ての部局に費用の削減をするよう求めました。各種イベントの見直し、安全確保以外の工事や施設整備の先送りだけでなく、人件費の削減、補助金の一律10%カット、市独自の福祉制度や独自事業の見直しを行い、その総額は約2億円となっています。補助金の10%カットは、社会福祉協議会や医師会にも及んでいます。高齢者や貧困問題など地域福祉を担う社会福祉協議会の役割は、地域の安心をつくっています。補助金削減が人件費の削減につながり、住民福祉を後退させることにつながる懸念があります。医師会には、今年も来年度もコロナの診療や検査、ワクチン接種など市民の命を守るために多大なご尽力をいただいています。削減ではなく拡充こそが必要です。  市長は、当選以来、市民の力を生かすと市民協働を掲げて市民活動を応援してきました。市内の市民団体は、子育て支援、高齢者福祉、障害者福祉、環境保護、地域防災など様々な分野で活動し、市の施策実現に協働をしていただいているものです。質疑の中、単年度の削減でなく、来年以降も削減するとの説明も十分されてないことが明らかになりました。恒久的な補助金カットが活動を停滞させ、市民福祉の後退になると考えます。  また、福祉施策の削減は、市民の暮らしにとって影響が大きいものです。上尾市独自に障害者や難病の方にお見舞金と手当を支給していました。市独自の温かい制度で障害者にとっては生活に欠かせない手当です。今回、難病見舞金、重度身体障害者手当の削減は見送られ、ほっとしたところですが、来年は再検討するとのことです。コロナ禍にある市民の生活の土台を壊しかねないと考えます。来年以降においても継続をするよう強く求めます。  来年度、上尾市は介護保険料を値上げしようとしております。政府は、後期高齢者医療制度の自己負担の2割導入を決めようとしています。新型コロナ禍で市民の暮らしが大変厳しくなっている今だからこそ、市民の暮らしを支え、応援していく役割を地方自治体が果たさなければなりません。  また、行政サービスは主人公である住民、市民のためにあるものです。必要以上の補助金等の削減とサービスの後退になり、これについては反対いたします。上平複合施設整備計画については、市民アンケート、ワークショップを行い、検討委員会で話し合ってきましたが、最終的に6つの附帯意見がつくなど、とても合意したとは言えない状況と考えます。時間をかけて市民から徹底的に意見を聞き、基本構想も含め再構築すべきと考えます。  市は、公共施設等総合管理計画で、今後35年間で経費の35%を削減するとしています。特に学校施設更新計画基本計画案では、小・中学校の大幅な統廃合を発表しました。通学時間が1時間を超えるマンモス校化の弊害、小学校区での市民の交流がなくなるなど、たくさんの懸念する声が寄せられています。公共施設等総合管理計画の中心は、長寿命化を軸に検討すべきと考えます。  上尾市では、近年様々な入札に関する不正事件が繰り返されています。畠山市長におかれましては、文字どおり公平公正な市政の運営をするよう改めて強く求めます。  それでは、順次述べてまいります。議案第8号 令和3年度上尾市一般会計予算、歳入について、15款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、社会保障・税番号制システム整備補助金及び個人番号カード交付事業費補助金及び環境整備補助金など、マイナンバーカードに係る補助金、政府は個人情報の流出が心配なマイナンバーを使って個人情報を一元管理し、保険証にひもづけるなど管理を強化しています。デジタル化の名の下に、社会保障の削減を進めようとしており、これには反対します。  歳出について述べます。2款総務費、1項総務管理費、19目防災対策費、国民保護計画推進事業、弾道ミサイルや大規模テロの緊急情報で市民に有事をあおるものであり、これについては反対します。  3款民生費、1項社会福祉費、3目老人福祉費、敬老事業交付金支給事業、地域の高齢者の皆さんの敬老事業費補助を1人2,000円から1,000円に半減しました。1年に1度だけこの日を楽しみに来る高齢者の皆さんの楽しみを取り上げることになってしまいます。よって、反対します。  3款民生費、1項社会福祉費、3目老人福祉費、後期高齢者保健普及事業、従来の保養所宿泊費の3,000円、2日分の補助が廃止となります。今年はコロナで行かれないから来年はと思っていた市民のささやかな楽しみを奪うことになります。高齢者が元気で旅行に行けることが医療費の削減につながるものであり、削減に反対です。  続いて、同和関連予算についてまとめて述べます。2款総務費、1項総務管理費、人権男女共同参画課一般事務費、3款民生費、2款児童福祉費、保育士研修事業、9款教育費、5項社会教育費、人権教育推進事業、人権教育集会所運営事業の同和関連の予算について、一括して反対の理由を述べます。  1969年に始まった同和対策事業特別措置法は、2002年に失効しました。ところが、平成28年、部落差別解消推進法が議員立法で可決成立し、再び同和対策事業を復活させました。この法を根拠とした同和事業の拡大や実態調査は、新たな差別を生むことになり、かえって部落差別を固定化させる法律です。この法律に過去の民間団体の行き過ぎた言動や差別解消を阻害してきた要因を踏まえ、新たな差別を生むことがないように留意し、配慮すべきとして附帯決議がつけられました。市は、この附帯決議を守り、同和事業の廃止に向けて努力すべきであると考え、反対します。  9款教育費、1項教育総務費、学力向上支援事業について、コロナ禍で教師は多忙をきわめ、子どもたちも大変な1年でした。今回、国は学力テストを実施しませんでした。県及び市は学力テストを実施しました。市の学力テストでは、テストの点数のみの返却で、内容については指摘がありませんでした。指導に生かすとしていますが、点数だけでは指導にもなりません。点数だけの返却で学校間、クラス間の差が論じられ、学校も教師も生徒も点数だけで競争に追い立てられているのが現状です。県内でも実施している学校が減少しています。学力向上ということであれば、国も35人学級へかじを切っている小人数学級の実施や、アッピースマイルサポーター支援員を増やすなど、一人一人に寄り添った事業ができるように予算を使うべきであり、反対いたします。  議案第9号 令和3年度上尾市国民健康保険特別会計予算について、この予算は、保養施設の宿泊費補助を削減する予算になっているため反対します。市民からなぜなくすのか、体力がなければ旅行もできない、旅行ができるようにと体力づくりをしている。高齢者はネットでの申込みができないので、格安の旅行を探すことができないなどの多くの声が寄せられています。市民の福祉を後退させるものであり、到底賛成することはできません。  さらに、市独自の多人数世帯への保険料軽減が廃止されているため、この予算に反対いたします。  議案第10号 令和3年度上尾市介護保険特別会計予算と議案第35号 上尾市介護保険料条例の一部を改正する条例の制定について、一括して述べます。介護保険の利用料は当初1割負担でしたが、2015年に2割負担、2018年に3割負担が導入されました。補足給付についても預貯金が一定額を超えると対象から除外されるなど、負担を押しつけてきました。令和3年度の第8期は5,603円で、前期比で715円の値上げとなり、第1期の介護保険料2,512円と比べると2倍を超えました。さらに、滞納者や介護サービスを受けられない人が出ることにもなり、いざというときに使えない仕組みとなってしまうことが懸念されます。よって、この議案には反対いたします。  議案第33号 上尾市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について、待機児童のいる中で保育所を廃止することは、子育てを応援する姿勢に欠けるものです。また、耐震診断の遅れから児童を他の保育所へ移動を余儀なくすることになりました。民間の認可保育所でカバーする配慮はあるものの、私立での受入れが困難な児童などを受け入れるなど、重要な役割を果たす公立保育所を廃止することには反対いたします。  以上をもちまして、日本共産党上尾市議団の反対討論といたします。 ○議長(大室尚議員) 14番、秋山かほる議員。        〔14番 秋山かほる議員登壇〕 ◆14番(秋山かほる議員) 14番、秋山かほるです。反対討論します。  まず最初に、一般会計予算についてです。上尾市は、過去最大の予算を組みました。前年度4.9%増の689億8,000万円というふうに新聞で報道されています。そこで、私たちが最初にいろいろ言われたときに、いろいろな議員の皆さんが懸念を表明しましたが、一律10%削減の問題です。一律10%削減で、議員の方が資料請求をされて、私たちは初めて知った134項目のその削減、要するに市民、団体とかいろんな補助金とかが134項目の削減で1億6,116万8,000円という合計金額が浮くような予算編成をされております。何でも収入が減ってしまうのでなかなか大変なのだなというふうに見ておりましたが、述べましたように、普通建設事業費という上尾市の公共事業です。補助金がつくのはあれでも、単独事業といって、上尾市単独で公共事業をやるという、これが非常に大きな金額を占めています。これは、皆さんにお示ししたとおり、議案書の中で書かれておりますが、単独事業は40億円を超えています。これは、どうしても必要な事業だというふうに当局は説明されました。ところが、コロナ禍でございますから、この単独事業を繰延べにすると、繰延べしてこのコロナに対する市民の市民生活を支えるような政策に予算を割くところがあちこちにあります。  では、この40億円には全て必要な事業なのかといったら、全て必要な事業だというふうにおっしゃいましたので、出していただきましたが、これは評価は様々であるというふうに思いますが、例えば大きな予算を占めているコミュニティセンターも、先ほど懸念を表明される方がおりましたが、小学校、中学校体育館空調設備工事も一昔前ならこれは過去の震災において、体育館が避難所として非常に劣悪な条件でした。そこで、国は考えて、ここに暑いときにはエアコンを入れたらいい、これが出ました。今違うでしょう。コロナですよ、コロナ。換気が一番大事でしょう、換気。締め切ってクーラー入れてどうするのですか。今一番大事なのは、地べたに寝ないことです。ですから、段ボールベッドとパーティション、仕切りなのです。これは用意されているかと言えば、用意されていません。業者と契約しているから、いざというときには運んでもらえます。いざというときどこから運ぶのですか。ヘリコプターで持ってくるのですか。いざというときに道路が通れるのですか。各避難所にすぐに配送されるのですか、皆さん。いいですか。私は、このエアコンの整備より、まず先にコロナということを考えれば、やる順番が違うというふうに思っております。各教室も使うのですよ。だって、密にならないでしょう、できないでしょう。教室にはクーラーは入っています。それでも窓を開けなくてはいけないのです。  そういうこの時代に、そういう今、そういうことを論議しているときに、どうして各いろんな方々の補助金やら交付金やらを10%削って、何でこれを強行してやられるのかということに対して、非常に懸念を持っています。コロナだからこそやらなければならないこと、コロナだからこそ検討をし直さなければならないことを今考えるべきだというふうに思いますので、この一般会計予算に対して反対いたします。  同時に、ここに提案されております、私は退席する予定でおりますが、議案第42号の第6次上尾市総合計画基本構想を定めることについてというのがあるのです。これは、もう何年もかけてやられるのです。非常に検討を重ねて出してこられる、文章は非常によい文章だな、いいなというふうに見えます。ところが、今の時代ですから、今の時代は、このコロナは来年には収まりません。再来年だって無理だというふうに、いろんな方が言っております。ですから、上尾市をどうするかということについて、この問題を精査する必要があるのです。ですから、ここを触れていただいて、というのは、みんなすごい変わっているでしょう。テレワークなんておととしあたりは誰も考えていなかった、半分テレワークなんていうのはね。だけれども、今、企業だってどんどん変わっているのですよ、やり方が。それに、そこに市民がいるのです。この市民ニーズに合わせるような政策ができなくてどうするのですかというのが私の考えです。ですので、退席します。  そこで、あと議案第10号についての介護保険特別会計なのですが、これも共産党の方々も言っていらっしゃいますが、私が審議会で説明を受けたのは、この1泊3,000円というのは、60歳以上の高齢者が多いのですって、だから不公平だって言うのですよ、整合性を欠くと言うのです。大体、若い人たちが役所に行って3,000円の補助を調べてもらってなんてあまりやらないです。高齢者で、高齢者って収入が限られていますからね。温泉に行くのだって1泊3,000円だって楽しみにしながら手続をしながら行くわけです。若い人たちは、なかなか温泉でゆっくりしたいなんてあまり思わないです。子ども連れてわっと遊びに行くところが多いですけれども、温泉ついでなのです。だから、年を取って年金で暮らすときに、女房と一緒に1年に2回3,000円の補助をもらって温泉に行こうというのは、高齢者が多いのは当たり前なのです。これを整合性に欠くというのは間違いです。若い人だって年配になって年金で暮らすようになって、それが足らなくても1泊3,000円の補助、市のパンフレットを見るというのは、これはやっぱり偏っているからではないのです。年を取ればみんな条件は同じなのですから、こういうものをなくしてしまっていいとふうには私は思いません。  続きまして、上尾市幼児教育推進協議会だったかな、議案第16号です。これ一般質問でもやりました。幼児教育です。また、平方幼稚園かと、そうではないです。これは継続ですからね。幼児教育は、いいですか、幼児教育は、ここで見ると一から頑張りますというふうに見えるのです。国の文科省の指示がありますから、造りなさいというふうになっていて、今までは福祉だったのが教育に重点を置くというふうに変わっているのは分かるのですけれども、例えば上尾市は、幼児教育の実践があるわけです。言いましたけれども、平成18年、19年には、県の教育委員会から幼稚園、保育所と小学校の連携推進事業の研究指定、そして平成24年には、また埼玉県から親支援モデル施設育成事業の委託、研究発表やっています。平成30年度には、健康な心と体を育てる環境や活動の工夫、令和元年には、幼児が充実感を味わうための戸外遊びの環境や活動の工夫、令和2年度は、協調性を育む保育の在り方、これ研究しているのです。ずっと実践と研究を繰り返しているのです。この土台をどうするか一般質問で問いました。今後1年かけて、この研究を1年かけて検証するという答えをもらっているのです。それを基に幼児教育を論議しても遅くないですよ、皆さん。この宝物を捨てることはないのです。4月1日からですよ、この条例が施行されれば。  当局のおっしゃるとおり、教育委員会がおっしゃるとおり、1年かけてこの成果を検証して、それから市の条例をいいものをつくる、そのほうがよっぽどいいものができるのです。ですから、4月1日から施行されるこの条例案に対しては反対します。どうぞいいものをつくっていただきたいというふうに思います。これは財産です。  続きまして、上尾市、びっくりしましたが、職員が降給する。私、いろんな会社見ています。いろんなところを見ています。人事評価というのは、いろんなレベルがあるのです。詳しくいろいろ書かれているところもありますけれども、部下が働かない原因は上司にあるというのが、大体そこが多いのです。この上司に当たるとみんな生き生き働くけれども、あの上司に当たると大体病気になるやつが出るとか、人をうまく使うのは、人を上手に使って人の力を引き出すのは上司の責任です。  今、職員の皆さんはコロナで忙しい。なぜか突然国から降ってくるのがいっぱいあるのです。だから、今までは5時で帰れたのに、5時半なりに帰れたのに、今は7時でしか帰れないという仕事の多さもあるのです。これを、この職員をどういうふうにみんな頑張れと使うかと言えば、これは上司がいかに上手に皆さんの力を引き出すかという問題です。言うことを聞かなければ降格だぞ、これが一番下手くそのやり方です。と思いますね、畠山さん。ですから、私は、職員の皆さんが市民のために頑張らなくてはいけないのだというふうに思ってやってほしいと思うので、このちらちら降格だぞということをちらつかせないでいただきたい。そういうことは検討課題としていろいろやられるのはいいかと思いますが、今この時期ですから、これから1年間、コロナに対して職員の皆さんが、またワクチンだの秋山かほるが余計なこと言いますから、コロナ患者を、コロナにかかった人たちをフォローする仕組みもつくってほしいというふうに言っておりまして、そういうところで大変たくさんの方々に、職員の皆さんにご足労かけるなというふうにしんから思っておりますので、頑張っていただきたいというふうに思いますので、この降格というやり方ですね、これは。やり方には反対します。  続きまして、市長の給料、教育長、ブロック塀の問題です。私も一般質問でやりましたが、これはやっぱりきっちり片をつけてからやっていただきたい。これが片のつけ方だと私は思っておりません。なぜならば、このブロック塀や随意契約や入札の件、いまだガタガタしています。ちょっとこの問題は、選挙もあるからここでけりをつけたいというそういうお気持ちはすごく理解できます。しかしながら、議会と当局との間では、全て決着がついたというふうには、今回の全員協議会のやり取りやいろいろなことを通じて収まっていると、もうこれでいいというふうに私は思いませんので、議案第24号には反対します。  もう一つ、保育所は、おっしゃられている、皆さん討論でやっていらっしゃいます。来年できるからいいというものではないのです。ここ7か月で東京から人がどんどん来ているのですよ、7か月。7か月で流出しているのですよ、東京の人口は。いいですか。4月1日から東京にそのまま会社を置いて、地方に移住する人、東京以外に移住する人、東京都100万。これからです。それを来年からは保育ができますとか、再来年から保育ができますという問題ではないのです、これは。今ある資源を有効利用して、さっさと待機児童を解消するようにしないと、やっぱり上尾は駄目なのだよねと言われてしまいます。いいですか。今、さいたま市は保育需要がパンク状態ですから、それでも駅前にだっていっぱい保育所はあります。数はいっぱいある。そういうのが上尾に流れてくるという傾向もありますから、流れたときに、駄目です、この保育所は閉じますからとそんなことを言わないでください。なるべく頑張って保育を受け入れますというふうな姿勢を示していただきたいな、そうでないとこの時代の波をうまくつかんで、上尾の人口、子育て世代を呼び込むというふうにならないというふうに思います。ですから、もうこの辺はよくよく考えて、上尾市の将来を思うのだったら、こういう世代を呼び寄せるために、再来年はよくなりますとか言わないで、今閉じようとする保育所をどうやって生かすかということを、来年度使えるかということをやっぱり考えるべきだというふうに思いますので反対です。  続きまして、これ皆さん知っていると思うのですけれども、今コロナですから、高齢者って年金の足らない分だけ働いている人がいっぱいいるのです。年金足らない分だけ。そんなに就職していないのです。これ失業者に数えられていないのです。ちょっと今社会で問題になっていますけれども、これが稼げないのですよ、今。年金が足らなくて働いていて、月何万かをもらっていたのに、今コロナでこれができないという人たちは山ほどいるのです。その人たちどうしていると思いますか。預金取り崩して暮らしているのです。取り崩す預金が心配なのです。病気になったらどうしようか、こういうふうに不安になっている人たちがいっぱいおります。  以前値上げしたときに、当局の答弁は、基金を積んでいなかったから露骨に値上げになったって言ったのです。私はそのときに、とにかく一気に上がらないように基金を積んでくださいと言ったのです。それでちゃんと基金を積むようなったのですが、やっぱり基金ですから、こういうコロナの非常事態は、少し値上げを抑制するような手段があってもいいのではないかな、その3年に1回の改定ですから、介護保険制度そのものを認めていれば、これは来る問題なのです。ただ、ちょっと今の状態では考慮すべきところが多いのではないかなというふうに思います。  続きまして、議案第41号の上尾市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について、うまく読めました。これは、非常に誰も何もおっしゃいませんが、私のところには富士見住宅のほうの方から何人かにお話を聞いております。そうすると、役所では、これ西宮下中妻線の工事中なのです。これに合わせた用途地域の問題だというふうに思います。第一種低層住居専用地域から第一種中高層住居専用地域への変更を考慮している。その中で出てきた問題だというふうに思うのです。今コロナですから、住民の皆さんはどういうふうに考えているのかと、ほとんどの住民は賛成ですよと、そういうふうに実はなっていません。コロナですから、みんなが集まってわあわあ論議するというふうにはなっていないのです。アンケート結果というのがあります。このアンケートは回収率43.9%、その中で項目によって賛成とかいろいろあるのですが、その賛同者は全体の3割、回収結果の中の何%と言うと高いように見えますけれども、要するにこれ建築制限がかかるのですね、私物ですよ。条例ですから建築制限がかかると、恐らくこの富士見住宅と一般には言いますが、価値は下がるだろうというふうに言われています。価値が下がる、要するに今までより高くは売れないだろうということです。売る人は少ないと思いますが、高齢者が多いですから、それからどうなるかということはよく分かりません。ただ、やはり最低限、コロナであっても最低限6割の人たちぐらいが賛成するものでなければ、非常に将来にわたってかなりきつい制限がかかりますから、もう少し話合いをするべきではないかなというふうに私は思いまして、複数の方からいろんな意見を伺いましたが、これはちょっと待てよというふうに思いますので、議案第41号には反対いたします。  ということでつらつらとしゃべりましたが、言い忘れたことはないでしょうか、と思います。反対討論資料たくさん持ってきました。やっていただきたいなということで、幾つもやっていただいているのはよく存じております。しかしながら、市のことを考えて、市民のことを考えると、どうしてもここのところは言っておかなくてはいけないということだけを申し上げました。ありがとうございました。 ○議長(大室尚議員) 13番、矢口豊人議員。        〔13番 矢口豊人議員登壇〕 ◆13番(矢口豊人議員) 議席番号13番、矢口豊人です。政策フォーラム・市民の声あげおを代表して、議案第32号 上尾市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定についての継続審査の申出について、賛成の立場から討論いたします。  今回の議案は、令和元年12月議会に提出された同内容の議案について、今後の幼児教育の展望が見えないなどの理由から否決され、再度上程がなされたものです。しかしながら、さきの議会で否決の理由となった今後の上尾市幼児教育の展望がどのように示されるのかいまだ明確になってはおりません。また、平方幼稚園は、市内で唯一の公立幼稚園として1965年に開園され、旧平方町の頃から地域の方々に支えられながら、上尾市の幼児教育に多大な役割を果たしてきた上尾市の財産とも言える施設です。  現状は、その地域の方々に対しても説明責任が果たされているとは言えません。以上のことから、地域の方々や市民に対し平方幼稚園の廃園や今後の幼児教育の在り方を説明することは、審査を行う上での前提条件であり、継続審査とすることが妥当であると考えます。  一方で、平方幼稚園廃園の理由として掲げられている諸課題については、上尾市としての大きな課題であり、議会としても早急に結論を出すべきものと認識しております。市当局の誠実かつ迅速な対応を求めて、賛成討論といたします。 ○議長(大室尚議員) 23番、鈴木茂議員。        〔23番 鈴木 茂議員登壇〕 ◆23番(鈴木茂議員) 議席番号23番、鈴木茂です。政策フォーラム・市民の声あげおを代表して、議案第48号から議案第52号 政治倫理審査会委員の委嘱について、賛成の立場からではありますが、課題について述べるため討論をいたします。  今回の政治倫理審査会委員の委嘱に当たっては、埼玉弁護士会、埼玉県行政書士会上尾支部、関東信越税理士会上尾支部、聖学院大学に対して委員の推薦依頼が出されておりますが、その依頼文には、第三者制の担保や市民から疑念を持たれないように配慮することといった内容が全く含まれておらず、この点について担当課である総務課から聞き取りをした結果からも、そのような視点が欠如していたことは明らかです。いずれの団体も、当然ながら市と一定の関わり合いがありますが、特に行政書士会及び税理士会については、埼玉県行政書士会や関東信越税理士会埼玉県支部連合会ではなく、直接上尾支部に対して推薦依頼が出されており、ふだんから市長と接触のある役員が委員として選ばれることになれば、中立性が害される懸念が生じかねません。現に今回、この市からの推薦依頼を受けて委員として団体から推薦を受けたのは、行政書士会については上尾支部長、税理士会については上尾副支部長であり、あえて申し上げれば全く私的な便宜を図らなかったとしても、仮に市長が審査の対象となることがあれば、市民から中立性について疑念を持たれることが十分に想定されます。この政治倫理審査会は、これまでの上尾市における様々な政治の信頼を損なう事案を受けたものであり、審査会委員については一点の曇りもない人物であることが切望されることは言うまでもありません。  今回の議案については、反対することで審査会が開始当初からつまずくことは、それ自体望ましくないという観点から賛成をいたしますが、今後、実際の委嘱に当たっては、委員に対しては改めて中立性を阻害することのないよう申し伝えるとともに、仮に疑念を持たれるような行為があった際には、しかるべき対応を行うよう強く求めまして、討論といたします。 ○議長(大室尚議員) 次に、6番、轟信一議員。        〔6番 轟 信一議員登壇〕 ◆6番(轟信一議員) 議席番号6番、轟信一です。日本共産党上尾市議団を代表して、請願第6号と請願第7号について賛成の立場から討論します。  まず、請願第6号 学習支援事業に週2回以上の参加を可能とする請願について、経済的困難を抱える家庭の子どもたちは、集中して学習ができる環境がない家庭が多く、現在の週1回の学習支援だけでは学習の遅れを取り戻すことがとても困難です。そのためには一人一人の学習進度や家庭環境に合わせた支援が丁寧にできるよう、週2回以上学習支援に参加できる環境整備が必要不可欠であると考えます。よって、この請願に賛成します。  続いて、請願第7号 「上尾市独自の学力テスト」の廃止を求める請願について、市学力テストは子どもの学力の傾向を診断し、指導に生かすためと実施しています。しかし、通常の授業の範囲を超えて習っていないことが発展問題として出題されることもあり、子どもたちを不安にさせています。塾に通う子どもが多い学校は点数が上がることになり、正確に子どもの理解度をはかるテストではないのが実態です。また、学力テストの答案が返却されないため、間違えを直し改善させる指導をすることもできません。  さらに、問題なのは、各学校の平均点が通知されるため、学校間の競争をあおり、テスト対策のためと過去の問題を繰り返し練習させることも生まれていると聞きました。国や県の学力テストが導入され、春日部、狭山、新座、入間、熊谷市など市独自のテストをやめているところが増えています。市学力テストは、約800万円をかけて実施していますが、子どもたちの発達、教育にとってマイナスであると考えます。よって、この請願に賛成します。 ○議長(大室尚議員) 22番、海老原直矢議員。        〔22番 海老原直矢議員登壇〕 ◆22番(海老原直矢議員) 議席番号22番、海老原直矢です。政策フォーラム・市民の声あげおを代表して、請願第8号 上尾市コミュニティセンター改修後の、新「多目的室1」(旧子供室)の貸し出しに関する請願について、継続審査の申出に対し賛成の立場から討論いたします。  今回の請願は、上尾市コミュニティセンターの改修後の利用について、改修工事前にあった子ども室が担っていた機能、多目的室1の貸出し方法における配慮によって担保することを求めるものです。  これについて、その手段として優先予約、利用料の減免といった方法を取ることがそのほかの公益性の高い活動を行っている各種団体との区別や、市民全体から見た場合の公平性の観点から精査が必要であるとともに、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、市としては子ども室の機能を代替するものとして考えていたキッズスペースについて、当初の予定どおりに利用することが事実上困難である中で、議会としても子ども室の存続も含めた子育て世代の活動を支援する施設の在り方について調査を行うことが必要であるとの考えから、継続審査とすることが妥当であると考えます。  以上、討論といたします。 ○議長(大室尚議員) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 討論はないものと認め、討論を終わります。 △採決 ○議長(大室尚議員) これより採決を行います。         ◇ 議案第3号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 初めに、議案第3号 令和2年度上尾市一般会計補正予算(第13号)について、各常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第8号の修正案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第8号 令和3年度上尾市一般会計予算について採決を行います。  採決は、まず最初に修正案、次に原案の順で行います。  まず、本案に対する予算特別委員会の修正案について採決をいたします。  予算特別委員長の報告は修正であります。  修正案に賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、修正案は可決されました。         ◇ 議案第8号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、ただいま修正議決をした部分を除く原案について採決をいたします。  修正部分を除く部分については、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。  これをもちまして、予算特別委員会を解散いたします。         ◇ 議案第15号、議案第19号、議案第21号~議案第23号、議案第           25号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第15号 上尾市公の施設の指定管理者候補者選定委員会条例の制定について、議案第19号 上尾市会計年度任用職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第21号 上尾市職員の服務の宣誓に関する条例及び学校職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第22号 上尾市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第23号 新型コロナウイルス感染症の影響に対応するための関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第25号 上尾市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についての議案6件について、総務常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第20号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第20号 上尾市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例の制定について、総務常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第24号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第24号 市長の給料及び教育委員会教育長の給料の減額支給に関する条例の制定について、総務常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第42号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第42号 第6次上尾市総合計画基本構想を定めることについて、総務常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第17号、議案第18号、議案第31号、議案第38号の原案可           決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第17号 上尾市就学支援委員会条例の制定について、議案第18号 上尾の摘田・畑作用具保存活用検討委員会条例の制定について、議案第31号 上尾市一般廃棄物処理施設建設基金条例の一部を改正する条例の制定について、議案第38号 上尾市墓地等の経営の許可等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての議案4件について、文教経済常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第16号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第16号 上尾市幼児教育推進協議会条例の制定について、文教経済常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第32号の継続審査 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第32号 上尾市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について、文教経済常任委員長からは、上尾市議会会議規則第104条の規定により、閉会中の継続審査としたい旨の報告であります。  文教経済常任委員長報告のとおり閉会中の継続審査とすることに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は文教経済常任委員長報告のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。         ◇ 議案第7号、議案第12号、議案第13号、議案第26号~議案第           28号、議案第39号、議案第40号、議案第43号~議案第45号           の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第7号 令和2年度上尾市水道事業会計補正予算(第3号)、議案第12号令和3年度上尾市水道事業会計予算、議案第13号 令和3年度上尾市公共下水道事業会計予算、議案第26号上尾市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案第27号 上尾市建築基準法等関係手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案第28号 上尾市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料徴収条例及び上尾市都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案第39号 上尾市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、議案第40号 上尾市が管理する市道の構造等の基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第43号 市道路線の認定について、議案第44号 市道路線の廃止について、議案第45号 市道路線の認定についての議案11件について、都市整備消防常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第41号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第41号 上尾市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について、都市整備消防常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第4号~議案第6号、議案第11号、議案第14号、議案第29           号、議案第30号、議案第34号、議案第36号、議案第37号の原           案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第4号 令和2年度上尾市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第5号 令和2年度上尾市介護保険特別会計補正予算(第4号)、議案第6号 令和2年度上尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第11号 令和3年度上尾市後期高齢者医療特別会計予算、議案第14号 上尾市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第29号 上尾市国民健康保険出産費資金貸付事業条例を廃止する条例の制定について、議案第30号 上尾市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第34号 上尾市要介護高齢者手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、議案第36号 上尾市介護予防・生活支援サービス事業手数料条例を廃止する条例の制定について、議案第37号 上尾市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定についての議案10件について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第9号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第9号 令和3年度上尾市国民健康保険特別会計予算について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第10号、議案第33号、議案第35号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第10号 令和3年度上尾市介護保険特別会計予算、議案第33号 上尾市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について、議案第35号 上尾市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての議案3件について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第46号の同意 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第46号 公平委員会委員の選任について同意することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は同意することに決しました。         ◇ 議案第47号の同意 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第47号 教育委員会委員の任命について同意することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は同意することに決しました。         ◇ 議案第48号の同意 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第48号 政治倫理審査会委員の委嘱について同意することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は同意することに決しました。         ◇ 議案第49号の同意 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第49号 政治倫理審査会委員の委嘱について同意することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は同意することに決しました。         ◇ 議案第50号の同意 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第50号 政治倫理審査会委員の委嘱について同意することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は同意することに決しました。         ◇ 議案第51号の同意 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第51号 政治倫理審査会委員の委嘱について同意することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は同意することに決しました。         ◇ 議案第52号の同意 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第52号 政治倫理審査会委員の委嘱について同意することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は同意することに決しました。         ◇ 議案第54号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第54号 訴えの提起について原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 請願第6号の採択 ○議長(大室尚議員) 次に、請願について採決いたします。  初めに、請願第6号 学習支援事業に週2回以上の参加を可能とする請願について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの請願は採択と決しました。         ◇ 請願第7号の不採択 ○議長(大室尚議員) 次に、請願第7号 「上尾市独自の学力テスト」の廃止を求める請願について、文教経済常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立少数〕 ○議長(大室尚議員) 起立少数です。  したがって、ただいまの請願は不採択と決しました。         ◇ 請願第8号の継続審査 ○議長(大室尚議員) 次に、請願第8号 上尾市コミュニティセンター改修後の、新「多目的室1」(旧子供室)の貸し出しに関する請願について、総務常任委員長からは、上尾市議会会議規則第104条の規定により、閉会中の継続審査としたい旨の報告であります。  総務常任委員長報告のとおり閉会中の継続審査とすることに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は総務常任委員長報告のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。  暫時休憩します。        休憩 午後 1時12分        再開 午後 4時52分 ○議長(大室尚議員) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △会議時間の延長 ○議長(大室尚議員) 時間を延長いたします。 △追加提出議案の報告 ○議長(大室尚議員) ただいま議員から議案4件、議会運営委員会から議案1件が提出されましたので、ご報告申し上げます。 なお、議案はお手元に配布しておきましたので、ご了承願います。 △日程の追加 ○議長(大室尚議員) お諮りします。  議第1号議案から議第4号議案及び委第1号議案の議案5件を本日の日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。        〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 異議なしと認めます。  したがって、ただいまの議案を本日の日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 △追加提出議案の上程及び説明 ○議長(大室尚議員) 議第1号議案から議第4号議案及び委第1号議案の議案5件を一括して議題といたします。  これより提出者の説明を求めます。  初めに、議第1号議案について、16番、戸口佐一議員。        〔16番 戸口佐一議員登壇〕 ◆16番(戸口佐一議員) 16番、戸口佐一です。議第1号議案は、案文の朗読をもって提案説明といたします。  議第1号議案             75歳以上の医療費窓口2割負担に反対する意見書  政府は2月5日、75歳以上の医療費の窓口負担を、単身世帯で年収200万円以上を対象に現行の1割から2割に引き上げる医療制度改革関連法案を閣議決定した。  これにより、単身で年収200万円以上、複数人世帯で75歳以上の後期高齢者の年収合計が320万円以上の場合、約370万人、実に約20%の人が影響を受けることになる。開始時期は、2022年10月から2023年3月の間で決めるとしている。  高齢者は年齢が進むにつれて、複数の診療科や医療機関にかからざるを得ず、受診回数も増えるため、年収に対する窓口負担割合が75歳以上の高齢者は40歳から50歳代の2倍から6倍近い負担をしているのが実態である。コロナ禍での受診控えで、高齢者の健康への影響が懸念される中での窓口負担増については、日本医師会などからも「さらなる受診控えを生じさせかねない政策をとり、高齢者に追い打ちをかけるべきではない。」との批判がでている。  よって、国及び政府においては、高齢者が安心して医療機関にかかれるよう、75歳以上の医療費窓口負担の引き上げを行わないよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。   令和3年3月23日                                   上 尾 市 議 会   令和3年3月23日     提出者 上尾市議会議員  戸口 佐一     賛成者 上尾市議会議員  新藤 孝子      〃     〃     平田 通子  議員皆さんのご賛同をお願いいたします。 ○議長(大室尚議員) 次に、議第2号について、6番、轟信一議員。        〔6番 轟 信一議員登壇〕 ◆6番(轟信一議員) 議席番号6番、轟信一です。議第2号議案は、案文の朗読をもって提案説明とさせていただきます。  議第2号議案           生活保護申請における扶養照会の見直しを求める意見書  新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、仕事も住居も失い、日々の食事にも事欠く失業者・生活困窮者が増え続けている。厚生労働省の調査によれば、コロナ禍の影響で解雇・雇い止めの人数は累計8万人(見込みを含む)を超えた。全日本民主医療機関連合会が、昨年10月に発表した「コロナ禍を起因とした困窮事例調査報告」では、患者の受診控えが数多く報告されている。こうした中、「最後のセーフティーネット(安全網)」である生活保護の役割がますます重要になっている。  ところが、生活保護の利用に当たって「扶養照会」が大きな障害となり、申請をためらうケースが少なくないのが現状である。生活困窮者を支援する一般社団法人「つくろい東京ファンド」が、年末年始に生活困窮者向け相談会の参加者を対象に行ったアンケート調査によれば、生活保護を「一度も利用していない」と答えた人が64%を占め、その理由では約35%の人が「家族に知られるのが嫌」と答えている。  厚生労働省はホームページなどで「生活保護の申請は国民の権利です。生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですので、ためらわずにご相談ください。」というメッセージを発しているが、扶養照会が生活保護を利用する際の大きな障害となっている。  よって、国及び政府においては、それらの実情を踏まえ、生活保護申請に当たっては扶養照会を直ちにやめ、運用を見直すよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。   令和3年3月23日                                   上 尾 市 議 会   令和3年3月23日     提出者 上尾市議会議員  轟  信一     賛成者 上尾市議会議員  新藤 孝子      〃     〃     池田 達生  議員の皆さんのご賛同をお願いいたします。 ○議長(大室尚議員) 次に、議第3号について、17番、深山孝議員。        〔17番 深山 孝議員登壇〕 ◆17番(深山孝議員) 17番、深山孝でございます。議第3号議案につきましては、案文の朗読をもって提案説明とさせていただきます。  議第3号議案                適正な指名業者の選定を求める決議  市が令和2年11月19日に契約を締結した「太平中学校他2校屋上一部防水改修工事」は、指名競争入札に付されたものであるが、同入札の指名業者の選定に当たり、準市内業者を指名していた。これは、上尾市指名業者選定要綱第3条に定める市内業者から選定するとした規定に則していないものである。  また、市は、同入札で落札した準市内業者について、「競争入札参加者に係る市内事業者の認定について」に記載されている市内営業所等事業者の営業実態を確認しないまま契約を締結したものである。  よって、適正な指名業者の選定を図るため、下記の措置を講ずるよう求める。                       記 1 「競争入札参加者に係る市内事業者の認定について」を要綱等に定めること。 2 準市内業者の営業実態を把握するため、具体的な書類の添付を定めるなど、上記要綱等に基づく調査  の充実・強化を図ること。 3 指名競争入札の運用を確実にするため、職員に対し研修を実施すること。  以上、決議する。   令和3年3月23日                                   上 尾 市 議 会   令和3年3月23日     提出者 上尾市議会議員  深山  孝     賛成者 上尾市議会議員  小川 明仁      〃     〃     平田 通子      〃     〃     道下 文男      〃     〃     浦和 三郎  議員皆様のご賛同をお願い申し上げます。 ○議長(大室尚議員) 次に、議第4号議案について、29番、浦和三郎議員。        〔29番 浦和三郎議員登壇〕 ◆29番(浦和三郎議員) 議第4号議案につきましては、案文の朗読をもって提案理由とさせていただきます。  議第4号議案        上平地区複合施設に配置される各機能を再度見直すことを求める決議  上平地区複合施設基本設計委託料について、上尾市自らが設置した市長の諮問機関である「上尾市上平地区複合施設検討委員会」における答申がなされたものの、付帯意見が付されており、十分な検討がなされたとは言えない。  また、「コロナ禍の臨時財政運営方針」下である現状において、事業実施の必然性については、詳細な根拠が示されていない。  よって、よりよい複合施設にするため、下記の措置を講ずるよう求める。                       記 1 上平地区複合施設に配置される各機能を再度見直すこと。 2 配置される各機能を見直した内容を議会に提示すること。 3 コロナ禍における社会情勢や財政状況を考慮し慎重に進めること。  以上、決議する。   令和3年3月23日                                   上 尾 市 議 会   令和3年3月23日     提出者 上尾市議会議員  浦和 三郎     賛成者 上尾市議会議員  小川 明仁      〃     〃     深山  孝      〃     〃     平田 通子      〃     〃     道下 文男  議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大室尚議員) 次に、委第1号議案について、議会運営委員長、前島るり議員。        〔21番 前島るり議員登壇〕 ◆21番(前島るり議員) 議席番号21番、前島るりです。委第1号議案 上尾市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について説明いたします。  提案理由ですが、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本会議や委員会への欠席事由として育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について産前・産後期間にも配慮した規定の整備を図るため、改正したいので提案するものです。  なお、附則といたしまして、施行期日につきましては、公布の日から施行するものであります。  以上、提案説明とさせていただきます。  議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大室尚議員) 以上で議案の説明を終わります。  暫時休憩いたします。        休憩 午後 5時10分        再開 午後 5時10分 ○議長(大室尚議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △追加提出議案に対する質疑
    ○議長(大室尚議員) これより議員提出議案及び委員会提出議案に対する質疑を行います。  ただいま質疑の通告はありませんが、質疑はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 質疑はないものと認め、質疑を終わります。 △追加提出議案の委員会付託省略 ○議長(大室尚議員) 議員提出議案についてお諮りいたします。  ただいま議題となっております議第1号議案から議第4号議案の議案4件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。        〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 異議なしと認めます。  したがって、ただいまの議案は委員会付託を省略することに決しました。  次に、ただいま議題となっております委第1号議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。 △討論 ○議長(大室尚議員) これより討論を行います。  ただいま討論の通告はありませんが、討論はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 討論はないものと認め、討論を終わります。 △採決 ○議長(大室尚議員) これより採決を行います。         ◇ 議第1号議案の原案否決 ○議長(大室尚議員) まず初めに、議第1号議案 75歳以上の医療費窓口2割負担に反対する意見書について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立少数〕 ○議長(大室尚議員) 起立少数です。  したがって、ただいまの議案は否決されました。         ◇ 議第2号議案の原案否決 ○議長(大室尚議員) 次に、議第2号議案 生活保護申請における扶養照会の見直しを求める意見書について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立少数〕 ○議長(大室尚議員) 起立少数です。  したがって、ただいまの議案は否決されました。         ◇ 議第3号議案の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議第3号議案 適正な指名業者の選定を求める決議について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議第4号議案の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議第4号議案 上平地区複合施設に配置される各機能を再度見直すことを求める決議について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 委第1号議案の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、委第1号議案 上尾市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。  ただいま可決した議案の取扱いについては、議長に一任願います。 △閉会中の特定事件について ○議長(大室尚議員) 次に、議会運営委員長及び各常任委員長から特定事件について、閉会中に審査を行いたい旨の申出がありましたので、特定事件一覧表としてお手元に配布してあります。  この際、特定事件の件を議題といたします。  お諮りします。特定事件については、議会運営委員長及び各常任委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査として各委員会に付託し、令和4年3月31日まで有効としたいと思います。これにご異議ございませんか。        〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 異議なしと認め、そのように決定いたしました。  以上で本定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。 △市長の挨拶 ○議長(大室尚議員) この際、市長から挨拶のため発言を求められておりますので、これを許します。  畠山市長。        〔市長 畠山 稔登壇〕 ◎市長(畠山稔) 議長からお許しをいただきましたので、閉会に当たりまして一言御礼のご挨拶を申し上げます。  去る2月19日に本定例会のご参集をお願い申し上げて以来、議員の皆様には慎重なるご審議を賜り、誠にありがとうございました。ご提案いたしました議案につきましては、一部を除き議決を賜りました。議案の審議を通じていただいた多くのご提言、ご指導につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。  この機会に何点かお願いとご報告を申し上げます。最初に、条例を専決処分することについてでございます。現在、開会中の国会において、地方税法の改正法案が審議されております。この法案が可決され公布された場合、上尾市税条例を速やかに改正する必要がございますことから、専決処分により改正させていただきますので、ご了承をいただきたいと存じます。  2点目は、人事異動についてでございます。職員の適正配置と事務の効率化を図り、市民満足度の高い行政を実現するため、4月1日付で定期人事異動を行いますので、ご報告を申し上げます。  3点目は、6月定例会についてでございます。6月8日火曜日の開催で準備を進めてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。  以上ご報告を申し上げさせていただきましたが、今後とも上尾市政の進展のため全力を挙げて取り組んでまいる所存でございますので、議員各位の一層のご理解、ご協力をお願い申し上げまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。 △議長の挨拶・閉会の宣告 ○議長(大室尚議員) この際、私からも議会閉会に当たり一言申し上げます。  最後になりますが、この3月で退職される本議場にご出席の部長方をはじめ、長年本市発展にご尽力をいただきました職員の皆様に対しまして、議会を代表して心から厚く御礼を申し上げます。どうか今後とも健康にご留意され、それぞれのお立場でご活躍をされることをお祈り申し上げ、令和3年上尾市議会3月定例会を閉会といたします。 長時間にわたり、大変お疲れさまでございました。        閉会 午後 5時17分...