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03月23日-委員長報告・討論・採決-04号

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  1. 上尾市議会 2020-03-23
    03月23日-委員長報告・討論・採決-04号


    取得元: 上尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-02
    令和 2年  3月 定例会               令和2年3月定例会 第33日令和2年3月23日(月曜日)第4日 議 事 日 程 1 開  議                                          2 請願第2号に対する紹介議員の紹介取消しの件                         3 議案の上程                                         4 各委員長報告                                        5 修正動議の上程、説明                                    6 各委員長報告及び修正案に対する質疑                             7 討  論                                          8 採  決                                          9 附帯決議案の報告                                     10 附帯決議案の上程及び説明                                 11 附帯決議案に対する質疑                                  12 附帯決議案の委員会付託省略                                13 討  論                                         14 採  決                                         15 追加提出議案の報告                                    16 追加提出議案の上程及び説明                                17 追加提出議案に対する質疑                                 18 追加提出議案委員会付託省略                               19 討  論                                         20 採  決                                         21 石川稔氏挨拶                                       22 追加提出議案の報告                                    23 追加提出議案の上程及び説明                                24 追加提出議案に対する質疑                                 25 追加提出議案委員会付託省略                               26 討  論                                         27 採  決                                         28 政治倫理条例制定特別委員会設置の件                            29 市長の挨拶                                        30 議長の挨拶                                        31 閉  会                                         午前10時43分開議 出席議員(30名)   1番   田  島     純  議員     2番   原  田  嘉  明  議員   3番   尾  花  瑛  仁  議員     4番   津  田  賢  伯  議員   5番   佐  藤  恵 理 子  議員     6番   轟     信  一  議員   7番   新  道  龍  一  議員     8番   田  中  一  崇  議員   9番   星  野  良  行  議員    10番   井  上  智  則  議員  11番   樋  口     敦  議員    12番   荒  川  昌  佑  議員  13番   矢  口  豊  人  議員    14番   小  川  明  仁  議員  15番   新  藤  孝  子  議員    16番   戸  口  佐  一  議員  17番   大  室     尚  議員    18番   渡  辺  綱  一  議員  19番   深  山     孝  議員    20番   戸 野 部  直  乃  議員  21番   前  島  る  り  議員    22番   海 老 原  直  矢  議員  23番   鈴  木     茂  議員    24番   秋  山  か ほ る  議員  25番   池  田  達  生  議員    26番   平  田  通  子  議員  27番   長  沢     純  議員    28番   道  下  文  男  議員  29番   浦  和  三  郎  議員    30番   井  上     茂  議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人         市     長   畠  山     稔         副  市  長   松  澤  純  一         教  育  長   池  野  和  己         市 長 政策室長   石  川  孝  之         行 政 経営部長   粟  野  昭  夫         総 務 部 長   須  田  博  和         子ども未来部長   柳     真  司         健 康 福祉部長   本  橋  宜  臣         市 民 生活部長   山  本  由 起 子         環 境 経済部長   柳  下  貴  之         都 市 整備部長   長  島     徹         上 下 水道部長   黒  木  政  彦         消  防  長   田  島  孝  一         教 育 総務部長   小  林  克  哉         学 校 教育部長   伊  藤     潔 本会議に出席した事務局職員         事 務 局 長   石  井  孝  浩         次長兼議事調査   塚  越  俊  久         課     長         議 会 総務課長   加  藤  俊  市         議事調査課主幹   谷  川  義  哉         議 会 総 務 課   中  川  真  里         副  主  幹         議会総務課主査   吉  川  抄  織         議事調査課主査   岡  野  隆  史         議事調査課主任   川  村  明 日 香         議会総務課主任   遠  藤  和  秀         議事調査課主任   星  井  智  也 △開議の宣告 ○議長(大室尚議員) 定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。 △日程の追加 ○議長(大室尚議員) お諮りいたします。  請願第2号 事務区長制度廃止に伴う広報等の配布を自治会に委託することを求める請願に対する紹介議員の紹介取消しの件を日程に追加し議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。        〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 異議なしと認めます。  したがって請願第2号に対する紹介議員の紹介取消しの件を日程に追加し議題とすることに決定いたしました。 △請願第2号に対する紹介議員の紹介取消しの件 ○議長(大室尚議員) これより、請願第2号 事務区長制度廃止に伴う広報等の配布を自治会に委託することを求める請願に対する紹介議員の紹介取消しの件を議題といたします。  樋口敦議員から請願第2号の紹介者となりましたが、都合により紹介を取消したいとの申し出がありました。  お諮りいたします。本件は申し出のとおり、紹介取消しを許可することにご異議ございませんか。        〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 異議なしと認めます。  よって、紹介取消しを許可することに決定いたしました。 △議案の上程 ○議長(大室尚議員) これより、本定例会に市長から提出されました議案第3号から議案第34号までの議案32件及び請願2件を一括して議題とします。 △各委員長報告 ○議長(大室尚議員) これより委員長報告を行います。  各常任委員長及び予算特別委員長から委員会の審査の経過と結果について報告願います。  報告の順序は、総務、文教経済、都市整備消防、健康福祉、予算特別委員会の順に行います。  まず最初に、総務常任委員長、新道龍一議員。        〔7番 新道龍一議員登壇〕 ◆7番(新道龍一議員) 皆さん、おはようございます。7番、新道龍一でございます。ただいまから総務常任委員会の委員長報告を行います。  本委員会に付託されました案件は、議案8件、請願2件であります。  以下、審査の過程で質疑、意見等のありました主なもの及び結果について順次申し上げます。  初めに、議案第3号 平成31年度上尾市一般会計補正予算(第8号)については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、歳入について、家屋に対する固定資産、都市計画の積算内容、プレミアム付き商品券の販売冊数の見込みと実際の件数。歳出について、公務災害補償事業の対象者数、協働のまちづくり推進事業の応募数と補助金の内容、今後の予定。戸籍・住民基本台帳事務事業について、マイナンバーカードの交付数と更新頻度。繰越明許費の内訳などについて質疑がありました。  次に、議案第13号 上尾市表彰審査会条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第14号 上尾市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定については、特に質疑、討論等はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  次に、議案第15号 上尾市監査委員に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、監査の結果に関する報告等の期限の改正について、各自治体の対応。上尾市において監査請求がなされた事例は今までにあるかについて質疑がありました。  次に、議案第21号 上尾市多文化共生推進計画策定委員会条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、策定委員会の組織メンバーについて質疑がありました。  次に、議案第23号 上尾市職員倫理条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、コンプライアンス担当部署の設置と独立性の担保、人事考課、情報の保持について。不当要求行為に対する記録の公表と保存年限について。コンプライアンス審査会の委員数。匿名で公益通報を行う方法。通報者本人に対する通知と保護について。ガイドラインの公開などについて質疑がありました。  次に、議案第24号 上尾市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、職員の有給休暇の平均取得率。子の看護休暇の平均取得日数と今後の見込みについて。子の看護休暇の年齢要件を拡大する背景、県内他市の状況などについて質疑がありました。  次に、議案第25号 市長の給料及び副市長の給料の減額支給に関する条例の制定については、委員から、この条例に対する修正案が提出され、採決の結果、賛成少数、否決すべきものとして決しました。  次に、原案について採決した結果、賛成少数、否決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、前回否決された内容と同じ内容の議案を提出した理由。管理監督責任の内容について。不適正な事務執行に対する職員の停職、降格処分により減額された1年間の給与の額などについて質疑がありました。  また、反対の立場からの討論が1件ありました。  次に、請願第1号 国会での「憲法改正発議」を慎重に取り扱うよう求める意見書の提出を求める請願については、賛成少数、不採択すべきものとして決しました。  なお、審査の過程では、質疑はなく、賛成の立場からの討論が1件ありました。  次に、請願第2号 事務区長制度廃止に伴う広報等の配布を自治会に委託することを求める請願については、賛成少数、不採択すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、区長会における検討経緯について。検討部会の構成メンバーと出された意見について。同様の要望がなされた時期とその対応などについて質疑がありました。  また、賛成の立場と反対の立場からの討論がそれぞれ1件ずつありました。  なお、委員から、閉会中の継続審査を求める動議が提出されましたが、賛成少数により、閉会中の継続審査としないものとして決しました。  以上をもちまして、総務常任委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大室尚議員) 次に、文教経済常任委員長、鈴木茂議員。        〔23番 鈴木 茂議員登壇〕 ◆23番(鈴木茂議員) 皆さん、おはようございます。議席番号23番、鈴木茂でございます。ただいまから、文教経済常任委員会の委員長報告を行います。  本委員会に付託された案件は、議案4件であります。  以下、審査の過程で質疑、意見等のありました主なもの及び結果について順次申し上げます。  初めに、議案第3号 平成31年度上尾市一般会計補正予算(第8号)は、賛成多数、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、西貝塚環境センターの定期点検の状況。プレミアム付き商品券事業の委託料や交付金がかなりの減額となった理由。学校施設更新計画の進ちょく状況。GIGAスクール構想で定める国の基準やPC・タブレットの整備状況。平方土地改良区の農地の災害復旧状況などについての質疑があり、反対の立場からの討論が1件ありました。  次に、議案第22号 上尾市立小・中学校通学区域審議会条例の制定については、特に質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  次に、議案第31号 損害賠償の額を定め、和解することについては、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、工事請負契約解除後の業者との協議状況。新図書館複合施設整備事業に要した今までの支出額などについての質疑がありました。  次に、議案第32号 専決処分の承認を求めることについては、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程において、質疑はなく、賛成の立場から討論が1件ありました。  採決後、委員から、委員会提出議案として附帯決議案を本会議に提出したい旨の動議が提出されました。  採決の結果、可否同数となったため、委員長裁決により、原案のとおり可決と裁決いたしました。  この後、本会議において議案第32号が可決された場合、附帯決議案を委員会提出議案として提出する予定ですので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。  以上をもちまして、文教経済常任委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大室尚議員) 次に、都市整備消防常任委員長、井上茂議員。        〔30番 井上 茂議員登壇〕 ◆30番(井上茂議員) 皆さん、おはようございます。30番、井上茂でございます。ただいまから都市整備消防常任委員会の委員長報告を行います。  本委員会に付託されました議案は6件であります。  以下、審査の過程で質疑、意見等のありました主なもの及び結果について、順次申し上げさせていただきます。  初めに、議案第3号 平成31年度上尾市一般会計補正予算(第8号)については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、沼南駅停車場線整備事業について、事業が実施できなかった主な理由。丸山公園整備事業のパークPFIを見直した理由。西宮下中妻線整備事業の用地購入における残りの地権者数。コンビニエンスストアに配備したAEDの使用実績などについて質疑がありました。  次に、議案第11号 令和2年度上尾市水道事業会計予算は、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、東部浄水場の工事の進ちょく状況と全体の工期。県水と自己水の割合。1戸当たりの給水量の減少の背景などについて質疑がございました。  次に、議案第12号 令和2年度上尾市公共下水道事業会計予算については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、災害用マンホールトイレの設置状況とPRについて。水洗化人口の増加率。水洗化普及率の目標値などについて質疑がありました。  次に、議案第29号 上尾市が管理する市道の構造等の基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、市内で自転車通行帯の幅員を1.5メートルから1メートルに縮小することが想定される場所。市内の自転車道の有無。市内で時速60キロメートルの設計速度に該当する場所などについて質疑がありました。  次に、議案第30号 上尾市水道事業の設置等に関する条例及び上尾市公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第33号 市道路線の認定については、特に質疑、討論等はなく、採決の結果、いずれも全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  以上をもちまして、都市整備消防常任委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大室尚議員) 次に、健康福祉常任委員長、新藤孝子議員。        〔15番 新藤孝子議員登壇〕 ◆15番(新藤孝子議員) 皆さん、おはようございます。15番、新藤孝子でございます。ただいまから健康福祉常任委員会の委員長報告を行います。  本委員会に付託されました案件は、議案15件です。  以下、審査の過程で出されました質疑、意見等の中から主なもの及び結果について順次報告をいたします。  初めに、議案第3号 平成31年度上尾市一般会計補正予算(第8号)については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、認定こども園移行支援事業について、移行しなかった理由や待機児童への影響。母子生活支援施設入所委託事業について、退所した件数と理由。生活保護世帯扶助事業について、介護扶助費と医療扶助費が増えた世帯数などについて質疑がありました。  次に、議案第4号 平成31年度上尾市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、出産育児一時金の出産児1人ごとの支給額と件数について質疑がありました。  次に、議案第5号 平成31年度上尾市介護保険特別会計補正予算(第4号)については、特に質疑、討論等はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  次に、議案第6号 平成31年度上尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、埼玉県後期高齢者医療広域連合の財政規模について質疑がありました。  次に、議案第8号 令和2年度上尾市国民健康保険特別会計予算については、賛成多数、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、賦課徴収限度額の医療分が引き上げられた影響額と世帯数。保険者努力支援交付金の積算根拠。国保健康ポイント事業によってどのくらいの健診受診率のアップを見込んでいるのか。特定健康診査・特定保健指導事業について、健康増進課と連携していることはあるのか。生活習慣病重症化予防対策事業の概要と、どのような目標を掲げているかなどについて質疑がありました。  また、反対の立場からの討論が1件ありました。  次に、議案第9号 令和2年度上尾市介護保険特別会計予算については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、地域包括支援システム運用管理事業について、予算が昨年度より大幅に減額となっている理由。新型コロナウイルスの影響で各種予防事業が中止等になった際の補助金や委託料の支払い。成年後見制度利用支援事業について、報償費の積算根拠。保険料過誤納還付事業について、例年どのくらいの件数があるのか。認知症カフェの事業内容と委託料の積算根拠、事業の効果検証を行っているかなどについて質疑がありました。  次に、議案第10号 令和2年度上尾市後期高齢者医療特別会計予算については、賛成多数、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、保険料の軽減措置について変更はあったかなどについて質疑がありました。  また、反対の立場からの討論が1件ありました。  次に、議案第16号 上尾市老人ホーム入所判定委員会条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、組織にある医師や地域包括支援センターの代表者、老人福祉施設の代表者とはどのような方を想定しているのか。この条例で言っている老人ホームの定義。入所判定される対象と委員会の開催回数などについて質疑がありました。  次に、議案第17号 上尾市認知症初期集中支援チーム検討委員会条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、この委員会は既に存在していて運営をしているのか、それとも今回新たに設置されるものなのか質疑がありました。  次に、議案第18号 上尾市地域包括ケアシステム推進協議会条例の制定については、特に質疑、討論等はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  次に、議案第19号 上尾市成年後見制度利用促進審議会条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、所掌事務にある実施機関の設立とはどういうことなのか。成年後見制度に関し識見を有する者とは、どういった方を対象と考えているのか。今回条例が設置されることになった経緯などについて質疑がありました。  次に、議案第20号 上尾市予防接種健康被害調査委員会条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、委員報酬の算出根拠。過去に健康被害があり、委員会が開かれたことはあるのか。委員会の内容や仕組み。今回条例化される理由などについて質疑がありました。  次に、議案第26号 上尾市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、今回条例を制定する経緯について質疑がありました。  次に、議案第27号 上尾市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、放課後児童支援員の資格について、新たに要件を加えたのは、人材不足でなり手がいないからなのか質疑がありました。  次に、議案第28号 上尾市敬老祝金条例の一部を改正する条例の制定については、賛成多数、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  なお、審査の過程で、今回、75歳の方及び101歳から最高齢までの間をゼロ円とした理由。101歳以上の人数。改正前と改正後の金額。敬老祝金をもらっている方の声や意見。他市の状況などについて質疑がありました。  また、反対の立場からの討論が1件ありました。  以上をもちまして、健康福祉常任委員長報告とさせていただきます。
    ○議長(大室尚議員) 次に、予算特別委員長、田中一崇議員。        〔8番 田中一崇議員登壇〕 ◆8番(田中一崇議員) おはようございます。8番、田中一崇でございます。ただいまから、予算特別委員会の委員長報告を行います。  本委員会に付託されました案件は、議案第7号 令和2年度上尾市一般会計予算であります。  以下、審査の経過及び結果について、その概要をご報告いたします。  委員から、予算書54ページ、広報誌等作製・発行事業について、市が業者に委託して広報誌の配布を行うということだが、開始時期は5月号からか。また、契約の相手先や契約方法、単価、数量などについて伺いたいとの問いに対し、業者委託は、令和2年5月号から行う。契約については、シルバー人材センターとの随意契約を検討している。単価と数量は、予算の積算段階であるが、1件当たり13円で、発行部数は10万6,000部を予定しているとのことであります。  委員から、同ページ、シティセールス推進事業について、今年度はバナー広告を利用していたと思うが、令和2年度で予算を減額したのは、広告の効果が低かったのか。また、シティプロモーションムービーについては、新たに作成するのかとの問いに対し、令和2年度はバナー広告とは別のツールを利用する予定である。1つは、ユーチューブのCMでシティプロモーションムービーを放映すること、もう一つは、リスティング広告という検索ワードを入れたときに広告を表示するものである。なお、シティプロモーションムービーは、平成31年度に作成したものを活用する予定であり、新たにつくる予定はないとのことであります。  委員から、同ページ、ホームページ作成支援システム更改委託料について、ホームページをどのように変えるのかとの問いに対し、現在、ホームページのリニューアルについて、市民向けアンケートと職員向けアンケートを行っている。アンケートでは、ホームページのデザインや改善事項などについて調査しており、これらを活用して、今後のリニューアルにつなげる予定である。特に、スマートフォンの利用者が多いため、スマートフォンで見やすい画面構成など、工夫をしていきたいとのことであります。  委員から、58ページ、シビックプライド醸成事業について、今回、中学生にシビックプライドを高める取組を企画してもらうとのことだが、中学生を対象とした経緯と、今後の展開をどのように考えているのかとの問いに対し、この事業は転出抑制の一環として行うもので、本市への愛着や誇りなどのシビックプライドを高める取組を、将来を担う中学生に企画してもらうものである。中学生には市民参加ができるような事業を企画してもらい、令和3年度以降は、それを事業化していく予定であるとのことであります。  委員から、61ページ、非核平和事業について、令和2年度に予定している事業の内容はとの問いに対し、憲法手帳の作成やパネル展を実施予定である。パネル展は市役所ギャラリーをはじめ、大石・上平公民館で実施する。また第三別館と上尾駅東西のペデストリアンデッキに懸垂幕を掲示予定であるとのことであります。  委員から、同ページ、外国人市民支援事業の中で、電話通訳が18言語で対応可能になるということだが、市民相談など、どの窓口でも利用可能なのかとの問いに対し、市のどの窓口からでも利用できるため、市民相談窓口も利用可能であるとのことであります。  委員から、63ページ、DV被害者支援宿泊施設借上料について、利用者はどのぐらいいるのかとの問いに対し、この借上料は、緊急でシェルターへの入所手続が間に合わない場合の一時的な避難場所の確保のために予算計上しているものであり、過去5年間の利用実績としては、平成26年度に1名分支出したのみであるとのことであります。  委員から、66ページ、空家等対策事業について、空き家数と、特定空家として認定されたもの及び空き家バンクの利用状況を伺いたいとの問いに対し、空き家数については、職員の現地調査数によると令和元年12月末現在で1,362件である。法律に基づく特定空家に認定した空き家はない。空き家バンクの登録状況は、物件登録については、申請が4件あるうちの1件を登録している。利用登録としては10件、空き家バンク事業としての活用相談は2件であるとのことであります。  委員から、67ページ、防災行政無線デジタル化事業について、防災無線が聞こえないという声が多く寄せられているが、このデジタル化によって改善される見込みなのかとの問いに対し、デジタル化によりクリアな音質が確保できるということが期待されているとのことであります。  委員から、同ページ、災害対策本部設置運営訓練委託料について、訓練の内容はどのようなものなのかとの問いに対し、災害時に職員がどのようにして連絡を取り合い、災害対策本部を設置して、情報をどのように流すかという訓練を行う。令和2年度は水害を想定した訓練を行い、委託業者から意見や報告書などを出してもらう予定であるとのことであります。  委員から、80ページ、障害者就労支援センター運営事業について、肢体不自由の方が就労につながった件数はとの問いに対し、平成30年度に就労につながったのは293人で、そのうち肢体不自由の方は3人であるとのことであります。  委員から、同ページ、手話通訳等意思疎通支援事業について、利用件数を伺いたい。また、対象者は全く聞こえない方だけなのかとの問いに対し、平成29年が1,415件、平成30年度が1,369件となっている。対象者は、全く聞こえない方だけではなく、必要な方から申し込みがあれば、手話通訳者を派遣しているとのことであります。  委員から、同ページ、福祉タクシー券・自動車燃料費助成事業について、タクシーの初乗り料金が変更になったが、それに伴い変更があったのか。また、タクシー券、自動車燃料費それぞれの1人当たりの年間助成金額はとの問いに対し、福祉タクシー券の助成額については、年間で740円の券を24枚助成していたが、令和2年から初乗り料金が500円となったため、500円の券を36枚助成することとなり、助成額は年間1万8,000円となる。なお、自動車燃料費の助成額に変更はなく、年間6,000円で、18歳未満の方については年間1万2,000円であるとのことであります。  委員から、82ページ、敬老祝金及び祝品贈呈事業について、75歳の方への支給がなくなった経緯はとの問いに対し、高齢者の人口が増えていることが一番の要因である。今までは、75歳と77歳に祝金を贈呈していたが、その年代の人口が今後も増えていくことが予想されたため削減となったとのことであります。  委員から、同ページ、緊急通報システム設置事業について、利用条件と利用人数はとの問いに対し、利用条件は、市内に在住の65歳以上で、日常生活を営む上で常時注意を要する人、持病等があり、いざというとき救急車を呼ばなければいけないような人や、外出困難な在宅の重度身体障害者が対象となる。利用人数は、令和2年1月31日現在で301人であるとのことであります。  委員から、86ページ、子育て三世代同居・近居応援事業について、実績と令和3年度以降に事業費が示されていない理由を伺いたいとの問いに対し、平成31年度11月申請分までの実績として、申請数が40件のうち交付決定が38件、不交付決定が2件である。不交付となった2件は、市の完納がされていないことが理由である。令和3年度以降に事業費が示されていないのは、当該事業は3年間の時限の事業となっており、令和2年度がその3年目に当たるためであるとのことであります。  委員から、90ページ、児童虐待対策事業について、3年間の件数の推移と、どのような対応をしているか伺いたいとの問いに対し、上尾市子育て支援ネットワークで見守りを行っている件数は、平成28年度が163件、平成29年度が206件、平成30年度が231件である。これらの情報を中心実務者会議などで共有し、関係各課が連携するとともに、訪問や指導を行い、虐待防止に努めているとのことであります。  委員から、96ページ、生活困窮者自立支援事業について、生活再建につなげるなどの家計相談も行っているが、市独自の取組はあるのかとの問いに対し、ファイナンシャルプランナーの資格を持った常勤の職員2人と非常勤の職員2人を配置し対応していることが特徴的と考えているとのことであります。  委員から、99ページ、予防接種事業について、3年間の時限実施として風疹の追加的対策が行われているが、今年度対象とした人がまだ検査や接種を行っていない場合の対応はとの問いに対し、再勧奨を行い、検査と接種ができるクーポン券を送付する予定であるとのことであります。  委員から、同ページ、精神保健事業について、統合失調症やパニック障害の講座の開催頻度は。また、この講座は誰でも参加できるのかとの問いに対し、基本的には、月1回、年12回の事業がメインであり、誰でも参加できるとのことであります。  委員から、101ページ、環境基本計画策定事業について、市民アンケートを取ったとのことだが、概要はとの問いに対し、アンケートは環境に対する市民の満足度を調査し、計画策定の参考とするため実施している。昨年11月に実施し、住民票から無作為抽出で市民1,500人を対象としたほか、市内の事業者500件を対象とした。回収率は、市民が34.2%、事業者は22.6%であるとのことであります。  委員から、102ページ、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術支援事業について、年間の手術の件数はとの問いに対し、今年度は1月末現在で89件対応しているとのことであります。  委員から、103ページ、路上喫煙防止事業について、北上尾駅西口の喫煙所にパーティションを設置するとのことだが、平成31年度に上尾駅東口に設置したものと予算額が大きく異なる理由は。また、未実施の上尾駅西口や北上尾駅東口の今後の予定はとの問いに対し、上尾駅東口は、植栽の撤去やアリコベールの記念碑の移設があったこと、また上尾駅のパーティションのサイズより北上尾駅のサイズが一回り小さいことから金額の差が発生している。今後の計画としては、上尾駅西口は、現在、日本たばこ産業がパーティションの設置に着手して現地調査を行っている。北上尾駅東口に関しては、今後も予算要望等をしていく予定であるとのことであります。  委員から、113ページ、産業振興推進事業のうち、産業振興推進会議の今年度の取組として、先導的な企業、いわゆるパイロット企業の支援の推進とあったが、パイロット企業は市内に何社あるのか。また、創業支援はどのようなことを行っているのかとの問いに対し、パイロット企業は主に製造業の会社で、現在3社である。創業支援としては女性創業セミナーなどを実施しているとのことであります。  委員から、116ページ、地下道ポンプ設備等管理事業について、地下道にカメラを2台つけるとのことだが、設置場所はどこか。また、河川監視カメラと同様にホームページで見られるようになるのかとの問いに対し、カメラの設置場所は小敷谷吉田通り線の地下道と、小敷谷向山線地下道であり、ホームページで公開予定であるとのことであります。  委員から、121ページ、大谷北部第二土地区画整理事業と大谷北部第四土地区画整理事業について、第四の方が早く進行している理由はとの問いに対し、大谷北部第四地区については、昭和時代から行ってきた土地区画整理事業を参考に、保留地の公売や区域の設定など、スピーディーに終わらせる工夫をしていることから、進ちょく度合いに差があるとのことであります。  委員から、122ページ、西宮下中妻線整備事業について、令和2年度の実施内容と事業の終了の見通しはとの問いに対し、現在第1工区を整備しており、区間は390メートルほどである。また、西宮下中妻線事業全体としては令和11年度に終了の予定であるとのことであります。  委員から、同事業について、地盤改良工事を行うとのことだが、どのような経緯で地盤改良が必要となったのか。また、どのぐらいの範囲で行うのかとの問いに対し、都市計画道路で交通量が多く見込まれることから、地盤改良を全線にわたって行う予定であるとのことであります。  委員から、123ページ、丸山公園整備事業のうち、大池のモニタリングに関して、今定例会では上尾丸山公園での釣り存続に関する陳情が提出されている。市は12月定例会の後に大池にアンケートを設置し、意見聴取を始めているようだが、現在どのくらい集まっているのか。また、アンケート設置場所として、市役所のロビーや市ホームページへの展開が必要と思うが、見解はとの問いに対し、アンケートの回答件数は200件を超えている。アンケートについては、現在はホームページの記載を考えておらず、今後、無作為抽出による調査を実施予定であるとのことであります。  委員から、近隣のさいたま市では、公園遊具修繕更新費として1億9,000万円もの予算を計上しているが、本市で該当する予算はあるのかとの問いに対し、遊具の改修工事は、都市公園等管理運営事業の中の都市公園等整備工事費として500万円を計上しているとのことであります。  委員から、129ページ、東消防署原市分署庁舎耐震化事業のスケジュールはとの問いに対し、今年度実施した耐震診断において、庁舎の一部の箇所に耐震性の数値が低い部分があるという指摘がされたことから、令和2年度に耐震補強に向けて設計委託を行う予定であるとのことであります。  委員から、131ページ、入学準備金・奨学金貸付事業について、返済の滞納状況は把握しているかとの問いに対し、令和2年2月現在、入学準備金が23人、奨学金が4人滞納しているとのことであります。  委員から、134ページ、ALT活用事業のうち、夏休みイングリッシュキャンプについて、参加に伴う自己負担はあるのか。また、今年度の募集人数と申込み者数はとの問いに対し、自己負担は4,000円程度である。今年度の募集人数は60人、申込み者数は206人である。なお、辞退者が出たため実際の参加者は57人であったとのことであります。  委員から、同ページ、魅力ある学校づくり事業の内容はとの問いに対し、この事業は道徳、体育、外国語活動など、各校の課題研究に対する補助をするものである。課題研究は2年間取り組むもので、1年目には5万円、研究を発表する2年目には15万円を各学校に交付するとのことであります。  委員から、136ページ、小学校コンピューター整備事業について、何人に1台支給しているのかとの問いに対し、パソコンは今年度終了時点で、小学校、中学校合わせて、7人に1台のパソコンを整備することになるとのことであります。  委員から、関連で、パソコンとタブレットのどちらを整備していくのか、現状と将来構想があれば伺いたいとの問いに対し、将来的なことは予算との兼ね合いがあるため明言できないが、現状、教育用パソコンは持ち運びをして学習できることから、ほぼタブレットを使っているとのことであります。  委員から、137ページ、小学校費及び139ページの中学校費における、それぞれの体育館空調設備設置工事設計委託料に関しては、避難所としての機能整備が一つの目的であり、停電時の電力供給が必要と考えるが、太陽光パネルの設置は検討したのかとの問いに対し、太陽光パネルの設置については、今の時点では検討に上がっていないとのことであります。  委員から、138ページ、小学校就学援助費補助事業と140ページの中学校就学援助費補助事業における就学援助の認定の割合はとの問いに対し、上尾市の就学援助の認定割合は、平成30年度は小学校9.5%、中学校10.9%であるとのことであります。  委員から、138ページ、中学校特別支援学級設置事業について、中学校の特別支援学級の設置状況と今後の予定はとの問いに対し、現在、中学校11校中6校設置している。今後は、令和2年度に東中学校、令和3年度に大谷中学校に設置し、8校となる予定であるとのことであります。  委員から、145ページ、図書館運営事業のうち、カウンター業務の委託料について、何人分を想定しているのか。また、図書館司書の資格保有者は何人いるのかとの問いに対し、市職員などを含め、全体では113人で、そのうち委託スタッフは延べ85人いる。有資格者は、延べ人数で、本館13人、駅前分館2人、大石分館6人、瓦葺分館1人、平方分館3人、たちばな分館1人、上平分館3人、原市分館2人、大谷公民館1人であるとのことであります。  委員から、150ページ、学校健康診断及び健康管理事業の中で、全小・中学校でフッ化物洗口を実施するとのことだが、これを新規事業として実施することにした理由はとの問いに対し、理由は主に3点あり、1点目は、学校歯科保健を充実させたいということ、2点目は、フッ化物洗口が虫歯予防に対して効果的であるということ、3点目は、歯科保健の各学校間の取組に差があるため、平準化をしたいということが挙げられるとのことであります。  委員から、151ページ、学校安全パトロール事業について、ご協力いただいている地域の方の人数はどのくらいか。また、パトロールを行うリース車について、安全装置付きのものにする検討はしているのかとの問いに対し、今年度7月時点の学校安全パトロールカーの実施者証所持者は1,088人となっている。リース車を安全装置付きのものにすることについては、現在のリース期間満了の際に検討していきたいとのことであります。  委員から、同ページ、通学路安全対策事業で整備する場所は。また、どのような基準で整備をしているのかとの問いに対し、令和2年度は大谷小学校の正門から南側の通学路を予定している。整備基準は、毎年上尾市PTA連合会から出される通学路の改善要望に基づき、緊急性・重要性を勘案して整備箇所を決めているとのことであります。  以上で各部局への質疑を終了した後、総括質疑を行ったところ、委員から、本庁舎や市の施設におけるテレビの設置台数は。また、必要のないBS放送の契約を解除すれば予算の削減ができると考えるが、契約状況について伺いたいとの問いに対し、テレビの設置台数は、令和2年4月1日時点で、合計1,040台となる。設置場所は、本庁舎32台、保育所15台、消防関係17台、小中学校875台、公民館等その他の施設で101台となる。令和2年度のBS受信料の支払い対象となっているものは1台のみで、BS放送設備を設置した経緯は不明であるが、現状を踏まえ、令和2年度中にBSアンテナ設備を撤去し、解約予定であるとのことであります。  委員から、西上尾第一保育所・第二保育所について、耐震診断や耐震改修はしないとのことだが、その方針の詳細は。また、今後の方針について市長の見解はとの問いに対し、今回のしらこばと保育所の耐震診断結果を受けて、西上尾第一保育所・第二保育所においても、短期間で耐震性の有無を確認する方法があるかをしっかり検討した上で、方針を示したい。また、市所有の建築物でない大石保育所についても、建物の所有者と話合いを進めている。今回のしらこばと保育所の耐震診断結果に伴う方針により、大変短い期間の中で、上平保育所へお子さんの移動をお願いしたことで、しらこばと保育所のみならず、上平保育所の利用者も含め、大変な不安や心配を与えてしまった。市としては、今後も引き続き、上平保育所で安全・安心な保育を提供できるよう、しっかり対応したいと考えているとのことであります。  委員から、コンプライアンス推進事業について、トップの意識が現場の意識につながると考えるが、コンプライアンスに対する市長の見解はとの問いに対し、これまでの事件を受け、職員のコンプライアンス、市政の在り方が問われていると認識している。本定例会で上程した職員倫理条例は、本市がこれからの市政運営に向けて一歩踏み出すための一つのシンボルとなるものであり、今後、同じようなことを繰り返さないためにも、本条例に基づき職員のコンプライアンス意識の徹底を図るよう、認識を共有していきたいとのことであります。  委員から、放課後児童健全育成事業について、平成27年度以降、4つの学童保育所を移設してきたとのことだが、現在でも学校敷地内に設置されていない公設学童保育所が22校中5校ある。喫緊の課題として、市長部局と教育委員会との壁を越えて計画を立て、着手すべきと考えるが見解はとの問いに対し、学童保育所の整備については、部局を横断し協議していくとのことであります。  委員から、児童虐待対策事業について、児童虐待は全国でも近隣自治体でも悲惨な事件が起こり、大きな問題となっているが、なぜ昨年より予算を減額したのかとの問いに対し、予算の減額については、子育て相談を行っている相談員に対する謝礼の実績を踏まえて計上したものであり、相談体制の変更はない。なお、市民向けの啓発の経費については増額しているとのことであります。  委員から、丸山公園大池のかいぼりで外来種の駆除を行ったが、学術的に評価されたものだけ残すのではなく、市民の憩いの場としての公園を目指してほしい。かいぼりにおける生き物処分の状況はとの問いに対し、かいぼりにより水辺の再生をするためには、外来種の駆除は避けられないと考えている。かいぼりイベントで捕獲した外来種は、魚粉飼料会社に12月末に引き渡し、飼料とした。また、事前調査や日干し期間中の作業で捕獲した外来種は、園内の管理地に埋葬したとのことであります。  以上で総括質疑を終結した後、討論を行ったところ、委員から、自衛隊募集事務委託金については、自衛官募集に市が関わることに反対する。次に、マイナポイント予約・申込支援事業について、マイナンバーカード取得を促すものであり反対する。次に、国民保護計画推進事業について、国民に有事をあおるJアラートの配信が含まれるものであり反対する。次に、敬老祝金及び祝品贈呈事業の75歳への祝金削減に対し反対する。次に、同和対策関連予算については、部落差別をかえって再燃させるものであり反対する。次に、学力向上支援事業及び英語教育推進事業については、普段の授業の中でサポートすることを優先すべきと考えるため反対する。次に、GIGAスクール構想関連予算については、教育のICT化や1人1台端末が子どもと教育にもたらす影響に関する十分な研究がなされていないままであるため反対する。次に、学校健康診断及び健康管理事業のうち、フッ化物洗口については安全性の追跡調査がされていないという指摘もあり、反対すると反対の立場から討論がありました。  また、他の委員から、予算審査に当たり、工事費の金額が妥当かを判断するため必要な資料を要求したが、執行部からは提供されなかった。これでは市民に対して予算の妥当性を説明できない。また、西上尾第一・第二団地内保育所の縮小を前提とする子ども・子育て支援複合施設整備事業に反対すると反対の立場からの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、議案第7号については、賛成多数、原案のとおり可決すべきものとして決しました。  以上をもちまして、予算特別委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大室尚議員) 以上で委員長報告は終了しました。 △修正動議の上程、説明 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第25号に対しては、池田達生議員ほか4人から、お手元に配布いたしました修正の動議が提出されております。  この際、提出者の説明を求めます。  25番、池田達生議員。        〔25番 池田達生議員登壇〕 ◆25番(池田達生議員) 皆さんこんにちは。議席番号25番、池田達生です。議案第25号 市長の給料及び副市長の給料の減額支給に関する条例の制定についてに対する修正案の提案と提案説明を行います。  修正内容は、第1条の令和2年4月から同年6月分までの部分の、同年6月分までの部分を、令和3年3月までと改める修正提案をします。以下、提案説明を行います。  今議会に提案された市長の給料及び副市長の給料の減額に関する条例の内容は、昨年、令和元年9月議会に提案されたものと全く同じ内容です。昨年9月議会では否決されています。その理由は、百条委員会の開催中であり、12月の百条委員会の結果を見て判断するべきという理由などでした。12月に百条委員会が終結し、その報告書及び3氏の告発の件が、全会一致で議決しています。  その告発の3氏の中に畠山市長も含まれています。証言拒否による告発でした。また、この事件では部下への管理監督責任も問われています。小敷谷地内フェンスブロック擁壁撤去・新設工事の経緯に関する調査特別委員会の調査報告書では、市長の責任について次のように結論づけています。引用します。  「本調査では、畠山市長、松澤副市長の本件工事に関して、直接の関与は認められなかった。しかしながら、畠山市長は西貝塚環境センターの入札不正事件後の市長選挙で市民の信託を得て市長に就任し、現在も公正な政治、公平な行政を市政の方針に掲げているにもかかわらず、委員会において、新井元市長、小林議員との会食場所やその支払いについて証言拒否を行ったことは、委員会のみならず、市民への説明責任を果たしていない、極めて不誠実な行動である。さらに、監査委員による監査報告について、必ずしも従う必要ない旨発言していることについても、行政の信頼性を損なう言動であり、大きな問題があったと言える」と百条委員会報告書で結論づけています。  市民からこの事件に関して起こされた住民監査請求では、監査委員会の結論として、請求人の主張の一部に理由があると認め、市長に対し、地方自治法第242条第4項の規定により、次のとおり勧告するとし、市長び関係職員に対して、市が本体工事費用を支出した日から、地権者が工事費用相当額として市に納付した日までの間に生じた遅延損害金6万9,810円を市に返還するよう措置を講ずることと一定期間内に納付するよう勧告されていました。しかし、関係した当時の部長、課長はそれぞれ6万9,810円を市に納めているにもかかわらず、畠山市長は納めていません。百条委員会の証人喚問でこの件について問われた畠山市長は、「監査結果に基づいてやらなければいけないということでもないようにも私は理解しております」と述べ、監査委員会の決定には必ずしも従う必要がない旨の発言をしています。  9月議会に提案された3か月の減額と同じ内容での条例案は、12月の百条委員会報告、そして住民監査請求での勧告を全く顧みていないことは明らかです。公平公正な政治を目指す畠山市長は、責任を重く受け止めるべきと考えます。よって減額12か月が相当すると判断いたします。  次に、12か月の減額の根拠です。直接、今回の事件に関係した元部長職の職員は1か月の停職、部長職から次長職への降格処分になりました。一般的に部長職から次長職への降格と、1か月の停職で受ける給与の減額は、1年で約150万円であると当局が試算しております。これらを参考に、12か月分減額が妥当と判断いたしました。  以上、修正案の提案とその説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(大室尚議員) 暫時休憩します。        休憩 午前11時50分        再開 午後 2時23分 ○議長(大室尚議員) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △各委員長報告及び修正案に対する質疑 ○議長(大室尚議員) これより委員長報告及び修正案に対する質疑を行います。  ただいま質疑の通告はありませんが、質疑はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 質疑はないものと認め、質疑を終わります。 △動議の提出         〔「動議」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 何の動議でしょうか。 ◆22番(海老原直矢議員) 動議を提出いたします。  今回議題となっている請願第2号 事務区長制度廃止に伴う広報等の配布を自治会に委託することを求める請願について、区長制度から自治会制度への移行に当たって、広報の配布を4団地の自治会で行うことを求めるものですが、今回の請願にある広報の配布の委託については、これまで区長会で議論が重ねられ、市としても一定の時間をかけて進めてきた内容であることは議会としても尊重すべきであると考えます。その一方で、長きにわたって続いてきた区長制度からの移行により生まれる課題があることもまた事実です。このような状況において、議会としても当事者である団地自治会や区長会の方々から意見聴取をするとともに、同じように制度の移行を行う自治体の例などを調査することが必要であると考えます。  以上のことから、会議規則第46条の規定により、総務常任委員会に再付託の上、閉会中の継続審査とすることを求めます。 ○議長(大室尚議員) ただいま、22番、海老原直矢議員から動議が提出されました。  動議の提出には2名以上の賛成者が必要となります。  お諮りします。請願第2号 事務区長制度廃止に伴う広報等の配布を自治会に委託することを求める請願を、総務常任委員会に再付託の上、閉会中の継続審査とすることの動議に賛成の方の挙手を願います。        〔挙手6名〕 ○議長(大室尚議員) 賛成者2名以上であります。  したがって、所定の賛成者がありますので、22番、海老原直矢議員から提出された動議は成立いたしました。  本動議を直ちに議題とし、採決いたします。  お諮りします。本動議のとおり、請願第2号 事務区長制度廃止に伴う広報等の配布を自治会に委託することを求める請願を、総務常任委員会に再付託の上、閉会中の継続審査とすることに賛成の方は起立願います。        〔起立少数〕 ○議長(大室尚議員) 起立少数です。  したがって、本動議は否決されました。 △討論 ○議長(大室尚議員) 会議を続行します。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許します。  24番、秋山かほる議員。        〔24番 秋山かほる議員登壇〕 ◆24番(秋山かほる議員) こんにちは。秋山かほるです。通告順に従いまして、反対討論いたします。  まず、議案第7号、一般会計予算です。区分14の項目であります工事請負費に関する事項です。たくさんの請負工事費の予算について、私が詳細の説明を求めますという資料請求に対し、私が判断できるものは何一つ示されませんでした。皆さんもそうですが、市長もそうですが、上尾市は不幸なことに、議長と市長が同時に逮捕されるという事件がありました。全国に報道されました。その中で、入札をめぐる、入札に便宜を図るために裏金が渡っていたのです。その後の調査で、業者から渡ったお金は7,000万円という調査報告が出されました。多くの市民は、新しい市長と新しい市議会議員を選び、何とかこの仕組みを変え、税金が正しく使われることを望み、私たちはそこで選ばれて、この議場に来ています。市長もまた、選ばれて、新しい市政をつくるためにこの場におります。  市長室に監視カメラをつけたらこの事態は防げるのでしょうか。我々議員は、例えば工事予算がついたとき、これはもっともだと言える資料を提示するのは、市側の義務ではないでしょうか。私たちはどうやって市民に対し、上尾市のこの予算が妥当であるというふうに説明するのでしょうか。私は、できれば市側に資料を頂いて、大体こんなものはこのぐらいのお金がかかるのは常識ですからという説明をしていただきたかった。それがルールではないかなというふうに思っていました。決して市長室に監視カメラをつけただけでこのような問題が解決するわけではありません。私は、無理なものまで出してほしいとは言いません。支障のないものまで出してほしい、入札のときにこれは必要になるということを出してほしいと言いません。せめて私たちが市側から提案された金額に大丈夫ですと胸を張って言えるような資料は提示するべきだと私は思います。  以前は頂いていたのです。聞きに行けば教えてくれました。大体の工事費というのは、世の中こんなものですよということが分からない私にも、歴代の方々は、私に分かるように丁寧に説明してくれました。今は門前払いですからね。そんなに知りたければ、工事が終わった後、情報公開請求をしてくれと言われました。私は、議員をばかにするなと思いました。それはあんまりではないですか。何のために私たちがいるのか。私は、これから出てくるであろう工事請負契約の締結に関して、今回は駄目でしたが、それについてはなから反対しようと思いませんので、どうぞ市長、出してください。それが私たちが判断できるものであれば、やっぱり一緒に努力をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  よって、今回の予算で一つも資料が頂けませんでしたので、反対いたします。  2番目は、79ページの福祉課です。社会福祉協議会補助金、1億9,340万5,000円、説明いただきました。人件費がたくさんかかるということはよく分かりました。経費もかかるなということはよく分かりました。しかしながら、地域福祉というのはとても今大事な問題になっておりまして、上尾市は地域福祉計画というのをつくります。そして、その実働部隊として社会福祉協議会が地域福祉行動計画というのをつくります。私は、最初にこのことが出てから、この問題をずっと追いかけてきました。しかし、社会福祉協議会の補助金に反対したことは一度もありません。私は、あえてこの今回の補助金に、私は異論がありますと言いたくてここに書きました。  地域福祉行動計画というのはとても重要なことで、人件費かかるのは分かりますが、これは当然です。ただ、事業が必要なのですよ、事業が。ここでどういう事業をやっていくのか、その事業に対しての補助金が欲しいのです。地域でいろんな人たちが助け合って活動していくということに市が補助金を出すのは私は当然のことだと思っています。ずっとそのことを見てきて、いつかここに補助金がついて、地域でみんなで助け合う事業にお金が下りるということをいつも希望しておりました。市長が代わったので、私は、市長は代わって初めてこの議会と、初めてこの予算なのです。多くの希望を込めて、この社会福祉協議会の補助金にどうぞ地域福祉行動計画を実行するだけの予算をつけていただきたいと思ってお話し申し上げました。  続きまして、89ページ、子ども・子育て支援事業、複合施設整備の金額について、第一団地・第二団地の保育所の移転・統合・縮小を含む予算が入っておりますので、反対いたします。  この間、昨日電話がありまして、同じ年代の人です。さいたま市までは、家を借りようと思っても、公共施設でも家賃が高いそうです。ただ、自分の息子が将来たくさん給料をもらうような、今の時代だからそういう時代だとは思わない。どこか上尾の団地がいいというふうに思っているという話でした。私は、彼女が言った団地に将来保育所がなくなると言えませんでした。今、若い人たちはたくさんの給料をもらっているわけではありません。今、若い人たちの約4割が非正規雇用と呼ばれる人たちです。共働きでもなるべく家賃は節約しながらでも子育てをしていきたいという希望者がたくさんいます。皆さんもご存じのとおり、少子化は社会によってつくられたものです。非正規雇用の人たちは、望む人たちも多少はいますが、多くの人たちは、将来結婚を望むかといえば、望んでも不可能だと思う人たちがたくさんいるから、今少子化があるのです。団地の人たちは、私もよく存じていますが、団地に若い世代がなぜ住んでくるか。それは遊び場があるから、公園があるから、小さいときは。あと、やっぱり保育所があるからなのです。だから、団地に住むのです。そして、この人たちが高齢化した団地のその居住する団体の中で一定の役割を果たしてきています。団地から保育所を奪ってはいけません。  私は、大谷地区に保育所ができるのはいいことだと思います。市側から提案がありました。健常で生活をする人たちと、多少障害のあるADやADHDや、そういう人たちと一緒に学ぶことが子どもたちの成長にとってよいことであるというふうに私もそう思います。ですから、そういう子育て支援施設ができることを心から歓迎します。  つくし学園は、上尾市の顔でございますから、ここが定員が増加し、上尾市の顔として新しく登場することにとても期待をしています。しかし、なぜ第一団地・第二団地の保育所をなくさなければならないのでしょうか。大谷地区は、子育て支援計画も出ました。今日机の上。大谷地区は減らないでしょう。保育所需要はあるのです。新しい保育所を、保育所定員を増やすように、新しい保育所、ここに造ればいいと思います。ですから、第一団地・第二団地から保育所をなくすということを前提にした、ここに統合・縮小するということを前提にした予算には反対です。  もう一つ、同じことで言えば、しらこばと保育所の児童と上平保育所に移転させるための上平保育所を改修するための予算があります。私は、なぜ反対かと言えば、これによって上平地区の保育環境が悪化するからです。新しく保育所に入ろうと思った人たちが入れない状況になります。1人当たりの活動できるスペースも狭くなります。上平地区は、これから先、保育需要がなくなっていくとは思えません。上平で子どもを育てたいと思う人が、ゼロ歳から預けられない、行こうと思っていた人が行けない。これは、保育環境の悪化です。  私が尋ねました。あそこの土地は県の土地です、しらこばとは。周りも全部県の土地でしょう。私がなぜこういうかと言えば、埼玉県に周りの土地を借りることができるでしょうかというふうに県に電話したかと私は尋ねました。していないのです。つまり、眼中になかったのでしょう。そうやって保育事業を存続するための苦労が一つも感じられませんでした。  少子化です。上尾市は、公営の保育所を減らして、民間にというふうにお考えのようです。ですので、認定こども園というふうにお考えのようです。これ、保育所は昔全部公共だったのです。そのうち民間という名のもとに、この公共を目標にした社会福祉法人がここに参入してきました。今はどうですか、皆さん。企業型保育所ですよ、企業型。なぜ、公共が必要なのか考えていただきたい。  学校給食も以前これがありました。民営化したところがどうなっていますか。給食費が上がって、給食の内容が悪くなっているでしょう。異物の混入とか事故が起こる。そういうのは、民間に移管したところが多いのです。最近もそれが神奈川県でありました。皆さん、企業が営利を追求するのは当然なのです。権利です。営利を追求しようと思えば、ここで金もうけをしようと思えば、経費の節減は当たり前なのです。私は、子どもたちで金もうけするべきだと思いません。そして、社会の流れが、保育所が、大きな企業が企業型保育所として押し寄せてきたときに、上尾市の公共と、そして公共を見倣う社会福祉法人の皆さんがどういう波にさらわれるかということは、火を見るより明らかです。そして、その波の先に一体何があるのかということをよく考えるべきだと思います。それは、子育てする人たちのためになりますか、事故は起こりませんか、中身が悪くなりませんか、働く人たちが不安定になりませんか。守るべきは公共であり、そして公共とともに地域でともに歩いてきた社会福祉法人の皆さんたちです。  私は、市長は市民を守るべきだというふうに思っておりますし、この歯止めになっている公共の保育所は、上尾のよい保育条件を守る歯止めにもなっています。どうぞこの公共の保育所、私も2人ここに入れてきました。全国的に事故が少ないのは公共の保育所であり、利用負担も少ないのも公共の保育所です。どうぞ市長、公共の保育所をなくさないでください。増やせとは言いません、この時代ですから。なくさないための努力をしていただきたいと思い、この統合の予算に反対いたします。  続きまして、123ページ、丸山公園大池かいぼり費用、この予算に反対します。今まで約1,374万円、このかいぼりにかけています。そして、私は地域からいろんなことを言われました。あそこは、子どもが小さいころから近所の子供たちと一緒に散歩に行っていたところなのです。コイがいればみんなで見て、時間を潰すのにえさをやったりしていました。きれいなコイがいるねってみんなで眺めていました。子どもたちは喜んであそこの池のへりに、しばらくそこで子どもたち一緒に遊ぶのです。そのかいぼりの風景を見て、何人もの方が私に電話してきました。あの生き物をみんな殺すのをやめてくれということです。在来種と外来種は誰が決めたのでしょうか。学者の先生がこれは外来種です、これは在来種です。どうしてそこのコイが外来種なのか。どうしてそこのフナが外来種なのか。どうして丸山公園で育った魚たちが、魚のえさに、魚粉に替えられるのですか。どうして小魚たちを殺して公園に埋めるのですか。それを見て悲しむ子どもたちがたくさんいるということを分かっていただきたい。  丸山公園は、一部の学者さんたちが研究施設として持つものではありません。あそこの公園の池は、多くの生き物が共存して成り立っています。そして、上尾以外にもそういう池がたくさんあります。もしこの予算が執行されて、在来種、外来種ということを厳格に決めて、殺してしまうような予算であれば、私は賛成できません。  そして、この金額をかけてでも、その事業が必要ならば、どうぞ実行していただいて、私にこれは正当なことであるというふうに説明してください。今の当局の説明では、私はこの予算に納得できません。  もう一つ、137ページ、教育費、137ページの小学校及び139ページの中学校です。ここに体育館の空調設備設置工事費、小学校22校、中学校11校分の予算が計上されました。いろいろ委員会でお尋ねしましたら、将来的には1校当たり4,000万円だそうです。空調入れるのに4,000万円。22校プラス11校です。幾らになると思います。12億8,000万円です。  もう一つ必要なのは、これは非常電源がないと動かないのです。その非常電源をどうするかもやらなくてはいけない。これは、この予算を執行するための調査でございます。今必要ですか、皆さん。上尾市は、その予算を割く必要がありますか。補助金がありますから全額出すことはないのです。結構な補助金つきます。しかし、それ以外は上尾市が負担するものです。では、今の上尾市の防災体制がこのことに予算を割いても大丈夫だというそういう防災体制だと思いますか。市民はこれを一番望んでいると思いますか。例えばこの避難所、何が必要だと思いますか。言われているのはTKB、トイレ、キッチン、それにベッド。今、様々な自治体で論議されているのは、避難所の居住空間なのです。例えばお隣の川越市、どうしたと思いますか。川越市は、段ボール製品を販売するモスト技研、避難場に向けて段ボール製のパーティション、簡易トイレを迅速に提携できるように、接着剤を使わなくても組み立てられるベッドとか、仕切りとか、それに力を入れているのです。  あと、前例を入れるといろいろあるのですが、段ボールベッド、東京都は2,000組、2020年5月までに自前で整備するのです。避難所ってクーラーとか換気だけではなくて、あの板の上にみんな寝るのです。そこをみんな歩くわけです。仕切りがないわけです。着替えもできない。だから、何を今やろうとしているのか、その仕切りや段ボールや簡易ベッドや、そういうことに、とにかくここに避難してきて避難所で死んでしまうとか、避難所で病気になってしまうとかいうことがないように、各自治体は物すごく気を使いながら、これを整備しているのですよ、皆さん。  今日机の上に上尾市防災計画来ましたでしょう。防災の事業ですよ。あれ、インターネットでもう見られますから、上尾市が何を、そういうものを整備されているのか私一生懸命調べました。ありません。ないのです。それで、こういうコンサートホール、これは上尾市が提携したコンサートホールと、では何があるのか、これも私調べました。もしかしたらここにあるかもしれない。残念でした。飲料水と保存食、アルミブランケットに携帯のトイレです。  そんなことも含めて、申し訳ありません。少し長くなりました。もうちょっと、この予算がこのまま執行されて、12億8,000万円、もう少しどこが必要でどこがどうなのかということを検討していただいて、何が市民に必要なのかというところに予算も回すことも検討していただきたい。これだけのお金を気前よくお出しになるわけですから。私は、これが必要なのかも含めて、もう少し精査していただいて、本当に避難所に必要なのは何かということを、これを検討していただきたいと思います。  続きまして、小学校給食衛生管理推進事業費、文部科学省が学校給食衛生管理基準というのを出しておりまして、つまり、私これ問いました。よく分かっています。これO-157とか細菌に対するあれなのですけれども、給食室は、衛生管理をこんなふうにきちんとしなくてはいけないのですよというのを出しているのです。私、前からこれ取り上げています。ただ、とても細かいので、上尾市は順番にやりますと昔から言われたのです。だから、問いました。久しぶりに来ましたからね。ところが、文部科学省の学校給食衛生管理基準を満たしている学校を聞きました。小学校22校、たった1校ですよ、皆さん、満たしているのは、富士見小学校だけ。あとの21校は、国の基準を満たしていない。今、コロナウイルスで学校は閉じています。子どもたちの安全を考えて、健康を考えて、国はそういう方針を出しました。これから何が分かるか、分からないです。コロナウイルスって今4番目ね。4番目は普通にあって、5番目と6番目がSARS、MERS、7番目が今回の新型です。いろんなことが起こって今当たり前になっています。給食室の最低限の安全を確保するために予算を割くのは当然だというふうに思っております。いいですか。私は、初めて担当課にこのことを言ったわけでありません。たとえ1校でも2校でも、お金がなくても、1校でも2校でもこの安全基準をクリアしていくだろうと思いながら、2年ぶりにここに来ました。そして、コロナウイルスが蔓延しながら、どうやって健康を保つかみんな考えているときに、一つもこの予算が計上されていなく、たった一つの富士見小だけにしか給食室の安全管理がなされていないということに対して、この費用に対して反対します。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(大室尚議員) 21番、前島るり議員。        〔21番 前島るり議員登壇〕 ◆21番(前島るり議員) 皆様、こんにちは。議席番号21番、前島るりです。議長のお許しをいただきましたので、公明党上尾市議団を代表して、上程されております議案第7号 令和2年度上尾市一般会計予算について賛成の立場で討論させていただきます。  上尾市の一般会計予算は657億4,000万円で、前年度予算に比べ約6億4,000万円、1%の増額であります。限られた財源の中、私ども公明党上尾市議団が昨年の9月11日、畠山市長に提出させていただいた85項目にわたる要望事項も大きく反映されており、市民にとって期待の持てる内容となっております。  令和2年度の当初予算は、3つの基本方針の下、大きく5分野の重点事項による編成がなされました。その中から重点事項に沿ってポイントを絞り、述べさせていただきます。  重点事項の1、「危機管理・防災力のさらなる強化」の中で、特筆すべきは、全小・中学校の体育館へのエアコン整備の実現です。この事業は、指定避難所における避難者の生活環境の改善はもちろんのこと、教育環境の改善など、安心安全で快適な市民生活に寄与することは間違いありません。市長のご決断はもとより、学校施設を管理する教育委員会と市の危機管理部門との部局を超えての連携は大きく評価されるところであります。今後は、非常用発電機や太陽光発電の設置など、災害時における具体的な電力の供給対策をお願いいたします。  また、災害時の適切な避難行動を市民一人一人が時系列で整理できるマイ・タイムライン作成キットの導入につきましても、体育館のエアコン設置とともに、私ども公明党市議団が継続して要望してきた事業であり、市民の危機管理意識の向上に大きく寄与できるものと考えます。  重点事項の2、「さらに充実!子育て・教育環境」では、公立保育所において、今まで紙おむつを持ち帰らなければならなかった保護者の負担を軽減するため、紙おむつの持ち帰りをなくす事業が開始されます。働くお母さんの負担軽減はもちろんのこと、衛生管理の面でも大変有効であると考えます。  さらに、子育て世帯へは、専門職によるアウトリーチを実施するなどの事業が開始され、教育現場においても、不登校児童生徒数の増加を踏まえ、スクールソーシャルワーカーが増員されます。福祉と教育の両面で家庭訪問によるきめ細かな支援が行われることで、子育て世代への切れ目ない支援が期待されるところです。  さらに、ひきこもりや不登校など困難を有する若者の居場所づくりとして、自立支援ルームの設置が予定されています。上尾市の将来を担う若者の支援が重要であることは言うまでもありませんが、県内でもさいたま市に次ぐ先進的な取組は高く評価できるものであります。  また、放課後児童クラブの整備においては、利用児童数の増加に伴い、2つの学童保育所が新たに整備されたことは評価するものであります。しかしながら、学校からの通学路が非常に危険な学童保育所がいまだ複数存在したまま整備されていません。子どもたちの安全確保のために、学童保育所の学校敷地内への設置は喫緊の課題と考えます。教育委員会と子ども未来部の部局を超えての連携と、上尾市の思い切った予算配分で、安心安全な学童保育所の整備がいち早くなされることを要望いたします。  重点項目の3、「誰もがいきいき元気なあげお」では、私ども公明党が以前より推進しておりました手話言語条例推進事業の中で、手話の普及や聾者への理解を深めるべく、小・中学校で手話学習を実施されることは大変有意義なことであります。  また、75歳以上の運転免許証返納者に対して、運転経歴証明書交付申請手数料の1,100円を補助し、市内循環バスぐるっとくんのお試し乗車回数券を交付する事業は、県内でも大変先進的な取組であると伺っております。今後も障がい者や高齢者などの政策課題にさらに力を入れて取り組まれることを望みます。  重点項目の4、「ますます便利・魅力ある都市へ」では、AIなどの導入によって、ごみの収集日や分別方法などがアプリで確認できるようになり、RPA、AI―OCRの導入によるスマート自治体への転換は、業務の効率化とともに市民サービスの向上が大きく期待できるところであります。  以上の評価と要望を踏まえつつ、公明党上尾市議団は、令和2年度一般会計予算案に賛成をいたします。  上尾市には不祥事も含め、市民生活に影響を及ぼす幾つかの出来事が起こりました。台風19号によるかつてない被害もその一つです。私も幾つかの避難所を視察させていただきましたが、課題は様々あるにせよ、そこには地域の皆様をはじめ、多くの職員の方々の献身的に働く姿がありました。  次に、保育所の耐震問題も公共施設マネジメントに大きな課題を投げかけました。不安を抱える保護者や子どもたち、そして現場の保育士や担当者の方々の思いはいかばかりかと思われます。  さらに、今回の新型コロナウイルス感染症、これは日本のみならず世界中を巻き込んだ大きな問題となっています。このようなときこそ私たち議会はもちろんのこと、畠山市長、市長がどうか先頭に立って、より顔の見えるリーダーシップを取っていただきたいと考えるのです。今こそ市長をはじめとする執行部と議会がお互いに尊重し合い、市民の安心安全のために心を一つにして進んでいくことを切にお願い申し上げ、公明党上尾市議団の賛成討論を終わります。ありがとうございました。 ○議長(大室尚議員) 26番、平田通子議員。        〔26番 平田通子議員登壇〕 ◆26番(平田通子議員) 26番、平田通子でございます。日本共産党市議団を代表いたしまして、議案第7号 令和2年度上尾市一般会計予算をはじめ、第3号、第8号、第10号、第27号について反対討論を行います。  消費大増税の影響で、昨年10月から12月までのGDP国内総生産は前年度比マイナス7.1%となりました。今年に入ってからは、景気悪化は新型コロナウイルス感染症による打撃も加わって、さらに深刻な大不況に陥りつつあります。国民の命と健康、暮らしや雇用を守るためにも、新型コロナウイルス感染拡大防止と経済対策に思い切った予算を取ることを国、県、市においても求められます。そのためにも、消費は5%に引き下げ、内需の拡大、家計を応援することを求めるものです。  令和2年度の上尾市の予算は、一般会計が657億4,000万円、特別会計と企業会計を含めると1,200億円です。昨年よりも消費の増税と幼児教育の無償化による予算が追加されて、約7億円と大幅増になっています。  台風が頻発する中で、河川カメラの整備や学校体育館のエアコン整備など、防災力の強化につながる予算や住宅リフォーム助成補助金など、市内産業活性化につながるものなど私どもも一定評価するものです。しかし、今年度、市は国民健康保険を約8割の世帯に平均6,000円と大幅に値上げを実施をしました。後期高齢者医療制度の保険料も軽減の縮減などで、可処分所得は市民の暮らしはますます使えるお金は少なくなっています。市民の暮らしがかつてなく大変な状況にある今こそ、市民の暮らしを支え応援していく役割を地方自治体が果たさなければなりません。  また、行政サービスは、主人公である住民、市民のためにあるものです。畠山市長にはブロック塀事件など不正事件が繰り返される上尾ではなく、一部の人のための市政ではなく、公正な市政の運営にするよう強く求めるものです。  それでは、議案第7号 令和2年度上尾市一般会計予算と関連する条例を一括して反対討論を述べます。  まず、歳入について、14款使用料及び手数料、住民票などの手数料と公民館などの公共施設の利用料、斎場つつじ苑の火葬料金など、受益者負担の名のもとに4月から一気に値上げとなるものです。公民館、コミセンなどでは、子育てサークル、趣味やスポーツを通じて健康増進や介護予防や、そして地域の中でのコミュニティーの増進を図ってきたところです。使用料の値上げなどは、市民活動、市民生活に大きなマイナスであり、反対します。  15款国庫支出金、3項委託金、1目総務費委託金、自衛官募集事務委託金、安倍政権の下で安保法制が強行されて、自衛隊は集団的自衛権の行使が容認されて、海外で戦争する組織へと変えられてきています。専守防衛の組織ではなくなっています。自衛官募集を市が積極的に行うべきではないと考えます。  そして、歳出について述べます。2款総務費、総務管理費、マイナポイント予約申込み支援事業、マイナポイントは消費の増税の軽減対策として、多額の税金を使ってマイナンバーカードを使っての消費拡大効果を狙おうとしています。マイナンバーは5年たっても市民の15%の人しか持っておりません。個人情報の流出が心配なマイナンバーカードを使って、増税対策に結びつけるということがそもそも問題であり、反対いたします。  同じく総務管理費、19目防災対策費、国民保護計画推進事業、この中のJアラートは、国が発信する弾道ミサイルの情報や大規模テロの緊急情報などを発信しているものです。市民に有事をあおるものであり、反対です。  3款民生費、1項社会福祉費、3目老人福祉費、敬老祝金及び祝品贈呈事業と、議案第27号 上尾市敬老祝金条例の一部を改正する条例の制定については、これも関連するものなので一括して反対します。  75歳のお祝い金は、高齢者としての入り口で長寿を祝うお祝い金です。75歳の5,000円を廃止し、88歳の2万円、99歳の3万円をそれぞれ1万円に削減など、少ない年金で暮らす高齢者のささやかな楽しみを冷たく削りました。市は、地域包括ケアシステムを推進していますが、民生委員が高齢者にお祝い金を届けて、地域でつくってきている安心のコミュニティーを減少させることにつながり、反対します。  同じく民生費、2項児童福祉費、子ども・子育て支援総合施設整備事業についてです。つくし学園、発達支援相談センター、西上尾第一・第二保育所の4つの施設を統合し、壱丁目地内に新設する予算でありますが、今年、保育の無償化に伴い、保育需要が急増しているとの報道がありました。第一・第二保育所の定員を合わせて185人のところを統合によって半分の90人になるという予算であり、反対です。  働きたい、または働かざるを得ない、そういった親が大変増えています。そうした待機児童が増えている状況の中で、しらこばと保育所の突然の休園で入所できない状況がつくられてしまったことは大問題です。保育所の定員を減少させる統合ではなく、公立でしらこばと保育所を建て替えることを、そして公的な保育を保障することを強く求めます。  市は、公共施設総合管理計画で、維持管理費用が今後増大する。そのために床面積の抑制、削減を掲げ、統廃合を進めています。このことが大きな壁になって、市民が必要とする公共施設の整備を抑制しています。総合管理計画を見直して、市民が必要とする保育所建設を進め、待機児童解消し、子どもたちが安心して育てられるまち上尾にすることが必要と考え、反対します。  次に、2款総務費、総務管理費、人権男女共同参画一般事務費と、3款民生費、児童福祉費、保育士研修事業、そして9款教育費の中の5項社会教育費、人権教育推進事業、人権教育集会所運営事業について、同和関連の予算について、一括して反対の理由を述べます。  2002年に同和対策特別措置法は失効しましたが、にもかかわらず、市はいまだに特定の団体に必要以上の同和関連の予算を計上し続けています。同和事業廃止を求める立場から、反対をいたします。  9款教育費、1項教育総務費、学力向上支援事業と英語教育推進事業についてです。4月、国と県が学力テストを実施しております。来年度については延期をするという報道がありました。市の学力テストは1月に実施をしています。さらに、英語4技能を評価する検定試験が追加されています。学力テストは、点数による結果で、学校も教師も生徒も競争に追い立てられます。学力向上を目指すというのであるならば、30人程度学級の復活や、アッピースマイルサポーター、そして先生たちをサポートするスクールサポートスタッフなど、支援員、補助員を増やして、一人一人に寄り添った授業をするために使うべきと考えます。一斉休校で授業時数が大幅に不足する中で、こういった学力テストは中止をするよう国、県にも申入れを行うよう求めます。  議案第3号 平成31年度一般会計補正予算(第8号)の中の予算と、一般会計予算の中でともに9款教育費、2項小学校費と、3項中学校費の学校管理費、コンピュータ整備事業について述べます。これは、GIGAスクール構想関連予算です。GIGAスクール構想は、昨年12月に経済対策として閣議決定がされました。令和5年までに、小・中学校で児童生徒に1人1台のパソコンの端末と、そして高速大容量の通信ネットワーク環境を令和2年度までに完備をするというのが関連づけられた予算です。パソコンは、より効果的で個別的な学習効果が得られるものであり、また必要なものだとは私どもも思っております。そして、無線LANの整備なども求めてきたものです。しかし、教育のICT化や1人1台の端末が子どもと教育に及ぼす影響についての研究や検証も十分行われていない中で、拙速に導入を強行しようとするものであり、学校現場からも懸念する声が上がっています。学校や市民に十分な説明をして、理解を得た上で検討することが必要であると考え、反対します。  同じく教育費、6項保健体育費、学校健康診断及び健康管理事業について、児童生徒にフッ化物洗口をする予算が含まれています。フッ素は劇薬として有効性、安全性について追跡調査がされていないとの指摘もあります。2011年には日本弁護士連合会から安全性予防効果の有効性、実施上の使用薬剤の安全管理など問題点が指摘されております。学校等での集団的な実施の中止を求める意見書が提出されております。安全管理上問題であり、反対します。  続きまして、議案第8号 令和2年度上尾市国民健康保険特別会計予算について述べます。賦課限度額の基礎課税額が、これは医療分ですけれども、3万円引き上げられました。この引き上げで対象世帯は435世帯が負担増となるものであり、反対です。国庫補助金の増額を求め、そして国保の赤字負担は法定外繰入れをやめずに、国保の軽減を図るよう求めるものです。  議案第10号 令和2年度上尾市後期高齢者医療特別会計予算について述べます。令和2年度から8割軽減だった人が7割に、8.5割軽減だった人が7.75割に引き下げられ、軽減率の引き下げによって多くの人が影響を受けて、保険料が引き上げとなります。高齢者の負担増となる予算であり、反対をいたします。  以上で、私の反対討論といたします。 ○議長(大室尚議員) 4番、津田賢伯議員。        〔4番 津田賢伯議員登壇〕 ◆4番(津田賢伯議員) 4番、津田賢伯でございます。発言のご許可をいただきましたので発言させていただきます。  議案2件に関して反対の立場から討論をさせていただきます。まず、議案第25号 市長の給料及び副市長の給料の減額支給に関する条例の制定について、反対の立場から討論させていただきます。  先年のダブル逮捕以降、その後の上尾市政が立ち直ろうとしていた矢先に起きたブロック塀疑惑でございますけれども、それによって市民の市政への落胆ははかり知れないものがあります。今後の行政への信頼回復に対しての決意を身を切ることによって示すことが、本議案の趣旨であると考えます。  不明瞭な工事発注から市民の税金を守ること、不当な要求から市の職員を守ること、そういう決意表明をなさる本議案に対しては敬意を表します。しかし、市長、もう一声であります。もう一声、もう少し市民感情、数値化できない市民感情でありますけれども、内容を再考をいただくことを求めまして、反対の討論とさせていただきます。  もう一つ、議案第32号 専決処分の承認を求めることについて、反対の立場から討論させていただきます。平塚サッカー場工事における助成金の獲得は必ず達成いただきたいというふうに考えております。そのために専決処分を活用なさることは、ある程度やむを得ないかもしれません。しかし、工事増額の大きな金額を占めるアスファルト舗装のやり直し工事は、台風等の自然災害とは余り関係なく、事前調査及び見積り依頼時の漏れであると小職は考えております。したがって、1月臨時会への議案提出、間に合わせることができたのではないかというふうに考えております。今後の専決処分を議会との情報共有を密にしながら適切に行っていただくために、今回の承認には反対をさせていただきます。  以上でございます。 ○議長(大室尚議員) 19番、深山孝議員。        〔19番 深山 孝議員登壇〕 ◆19番(深山孝議員) 19番、深山孝でございます。請願第2号に対し反対討論を行います。  今回提出された請願の内容は、約1年前から、区長会でのたび重なる会議を経て、念入りに協議を重ね、結論が出されたものであります。区長会は、これまで半世紀以上にわたって地域と行政との連携協力の体制を構築してまいりました。この組織の中で出された結論をこのように請願の形で市議会が関与することについて、大いに疑問であると感じております。今まで多くの区長が携わって協議してきた経緯を踏まえれば、その決定事項については尊重すべきものと考えます。  以上で本請願の反対討論といたします。 ○議長(大室尚議員) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 討論はないものと認め、討論を終わります。 △採決 ○議長(大室尚議員) これより採決を行います。         ◇ 議案第3号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 初めに、議案第3号 平成31年度上尾市一般会計補正予算(第8号)について、各常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第4号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第4号 平成31年度上尾市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第5号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第5号 平成31年度上尾市介護保険特別会計補正予算(第4号)について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第6号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第6号 平成31年度上尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第7号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第7号 令和2年度上尾市一般会計予算について、予算特別委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。  これをもちまして、予算特別委員会を解散いたします。         ◇ 議案第8号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第8号 令和2年度上尾市国民健康保険特別会計予算について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第9号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第9号 令和2年度上尾市介護保険特別会計予算について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第10号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第10号 令和2年度上尾市後期高齢者医療特別会計予算について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第11号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第11号 令和2年度上尾市水道事業会計予算について、都市整備消防常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第12号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第12号 令和2年度上尾市公共下水道事業会計予算について、都市整備消防常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第13号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第13号 上尾市表彰審査会条例の一部を改正する条例の制定について、総務常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第14号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第14号 上尾市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について、総務常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第15号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第15号 上尾市監査委員に関する条例の一部を改正する条例の制定について、総務常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第16号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第16号 上尾市老人ホーム入所判定委員会条例の制定について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第17号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第17号 上尾市認知症初期集中支援チーム検討委員会条例の制定について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第18号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第18号 上尾市地域包括ケアシステム推進協議会条例の制定について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第19号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第19号 上尾市成年後見制度利用促進審議会条例の制定について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第20号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第20号 上尾市予防接種健康被害調査委員会条例の制定について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第21号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第21号 上尾市多文化共生推進計画策定委員会条例の制定について、総務常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第22号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第22号 上尾市立小・中学校通学区域審議会条例の制定について、文教経済常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第23号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第23号 上尾市職員倫理条例の制定について、総務常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第24号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第24号 上尾市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について、総務常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第25号の修正案否決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第25号 市長の給料及び副市長の給料の減額支給に関する条例の制定についての採決を行います。  まず、本案に対する池田達生議員外4人から提出されました修正案について採決します。  本修正案に賛成の方は起立願います。        〔起立少数〕 ○議長(大室尚議員) 起立少数です。  したがって、修正案は否決されました。         ◇ 議案第25号の原案否決 ○議長(大室尚議員) 次に、原案について採決します。  原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立少数〕 ○議長(大室尚議員) 起立少数です。  したがって、ただいまの議案は否決されました。         ◇ 議案第26号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第26号 上尾市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第27号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第27号 上尾市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第28号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第28号 上尾市敬老祝金条例の一部を改正する条例の制定について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第29号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第29号 上尾市が管理する市道の構造等の基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、都市整備消防常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第30号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第30号 上尾市水道事業の設置等に関する条例及び上尾市公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、都市整備消防常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第31号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第31号 損害賠償の額を定め、和解することについて、文教経済常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第32号の承認 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第32号 専決処分の承認を求めることについて、文教経済常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は承認することに決定しました。  暫時休憩します。        休憩 午後 3時36分        再開 午後 3時37分 ○議長(大室尚議員) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △附帯決議案の報告 ○議長(大室尚議員) ただいま文教経済常任委員会から議案第32号に対する附帯決議案が提出されました。  なお、附帯決議案はお手元に配布しておきましたので、ご了承願います。 △日程の追加 ○議長(大室尚議員) お諮りします。  この際、議案第32号に対する附帯決議案を日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。        〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 異議なしと認めます。  したがって、ただいまの附帯決議案を日程に追加し、議題とすることに決定しました。
    △附帯決議案の上程及び説明 ○議長(大室尚議員) これより、議案第32号に対する附帯決議案を議題とします。  この際、提出者の説明を求めます。  文教経済常任委員長、鈴木茂議員。        〔23番 鈴木 茂議員登壇〕 ◆23番(鈴木茂議員) 23番、鈴木茂です。「議案第32号 専決処分の承認を求めることについて」に対する附帯決議については案文の朗読をもって提案とさせていただきます。  「議案第32号 専決処分の承認を求めることについて」は、平塚サッカー場改修工事の進捗状況、諸般の状況を考えると、追認せざるを得ないと判断したための選択結果である。  専決処分を行ったのは、スポーツ振興くじ助成事業の助成金交付要件となる事業実施期間内(令和2年3月31日まで)の工事完了のために、必要な措置との理由であった。  しかし、アスファルト舗装工事の追加、バンガロー前面の排水整備及び舗装工事の追加、見学席のシート交換など、工法変更以外の追加工事については、工期内の工事完了との関連性、実施根拠に乏しいと考える。依って、議案第32号に下記の意見を付すものとする。                       記 1 工事請負契約の締結、発注にあたっては、事前調査、設計の作成や工期の設定において、中身を十分  に精査して契約を行うと共に、工事内容の安易な変更は行わないように努めること。 2 議会の承認が必要な工事請負契約変更については、変更が生じることが明らかになった時点で、速や  かに議会への説明を行うと共に、安易に専決処分を行うことが無いように最善を尽くすこと。  以上、決議する。 ○議長(大室尚議員) 暫時休憩いたします。        休憩 午後 3時40分        再開 午後 3時40分 ○議長(大室尚議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △附帯決議案に対する質疑 ○議長(大室尚議員) これより附帯決議案に対する質疑を行います。  ただいま質疑の通告はありませんが、質疑はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 質疑はないものと認め、質疑を終わります。 △附帯決議案の委員会付託省略 ○議長(大室尚議員) ただいま議題となっております附帯決議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。 △討論 ○議長(大室尚議員) これより討論を行います。  ただいま討論の通告はありませんが、討論はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 討論はないものと認め、討論を終わります。 △採決 ○議長(大室尚議員) これより採決を行います。  議案第32号に対してお手元に配布した附帯決議を付すことに賛成の方は起立願います。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがいまして、議案第32号に附帯決議を付することに決しました。         ◇ 議案第33号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第33号 市道路線の認定について、都市整備消防常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第34号の原案同意 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第34号 公平委員会委員の選任について同意することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は同意することに決しました。         ◇ 請願第1号の不採択 ○議長(大室尚議員) 次に、請願について採決いたします。  請願第1号 国会での「憲法改正発議」を慎重に取り扱うよう求める意見書の提出を求める請願について、総務常任委員長の報告は不採択であります。  原案について採決します。  請願第1号について、採択することに賛成の方は起立願います。        〔起立少数〕 ○議長(大室尚議員) 起立少数です。  したがって、ただいまの請願は不採択と決しました。         ◇ 請願第2号の不採択 ○議長(大室尚議員) 次に、請願第2号 事務区長制度廃止に伴う広報等の配布を自治会に委託することを求める請願について、総務常任委員長の報告は不採択であります。  原案について採決します。  請願第2号について、採択することに賛成の方は起立願います。        〔起立少数〕 ○議長(大室尚議員) 起立少数です。  したがって、ただいまの請願は不採択と決しました。 △追加提出議案の報告 ○議長(大室尚議員) ただいま市長から追加議案の提出がありましたので、ご報告いたします。  なお、議案はお手元に配布しておきましたので、ご了承願います。 △日程の追加 ○議長(大室尚議員) お諮りします。  議案第35号から議案第38号の議案4件を本日の日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。        〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 異議なしと認めます。  したがって、ただいまの議案を本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。 △追加提出議案の上程及び説明 ○議長(大室尚議員) 議案第35号から議案第38号の議案4件を一括して議題とします。  市長から提出議案に対する説明を求めます。  畠山市長。        〔市長 畠山 稔登壇〕 ◎市長(畠山稔) ただいま議案の追加をお願いしましたところ、ご理解を賜り、厚く御礼を申し上げます。追加いたします議案についてご説明をいたします。  議案第35号から第37号まで、小学校教師用指導書及び小学校デジタル教科書を取得するためご提案するものでございます。  議案第38号は、副市長の選任についてでございます。松澤副市長が令和2年3月31日をもって辞職するため、後任に石川稔氏を選任いたしたく、ご提案するものでございます。なお、ご同意いただければ、就任は令和2年4月1日を予定しております。  以上よろしくご審議、ご決定を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(大室尚議員) 続いて、提出議案に対する担当部長の細部説明を求めます。  伊藤学校教育部長。        〔学校教育部長 伊藤 潔登壇〕 ◎学校教育部長(伊藤潔) 議案概要の1ページをご覧ください。議案第35号 財産の取得についてご説明いたします。  提案理由でございますが、令和2年度の小学校教科書の全面改訂に伴い、教員が児童に授業内容を指導する際に使用する小学校教師用指導書を購入するものでございます。  内容でございますが、1の物品の数量は2,295冊でございます。2の取得の方法でございますが、教師用指導書の購入は、教科用図書の供給の規定に準じ、各学校が埼玉県教科書供給所が割り振る教科書取次店から購入することとなっているため、随意契約となります。3の取得価格は4,260万7,400円で、4の契約の相手方は、上尾市立大石小学校ほか12校を受持ち校とする株式会社高砂屋書店となります。  続きまして、議案概要の2ページをご覧ください。議案第36号 財産の取得についてご説明いたします。  提案理由でございますが、議案第35号と同様に、小学校教師用指導書を購入するものでございます。  内容でございますが、1の物品の数量は1,351冊でございます。2の取得の方法でございますが、第35号と同様の理由から随意契約となります。3の取得価格は2,536万2,370円で、4の契約の相手方は、上尾市立上尾小学校ほか6校を受持ち校とする有限会社三協堂書店でございます。  続きまして、議案概要の3ページをご覧ください。議案第37号 財産の取得についてご説明いたします。  提案理由でございますが、令和2年度の小学校教科書の全面改訂に伴い、教員が児童に授業内容を指導する際に使用するデジタル教科書を購入するものでございます。  内容でございますが、1の物品の数量は、小学校デジタル教科書22校分でございます。2の取得の方法でございますが、デジタル教科書の購入につきましても、教科用図書の供給の規定に準じ、教科書取次店から購入することとなっているため随意契約となります。3の取得価格は4,958万960円で、4の契約の相手方でございますが、物品形態がソフトウエアであり納入が容易であること、またインストール作業を伴うことから、市内の教科書取次店2店で構成する上尾書店組合との契約となります。  説明は以上でございます。 ○議長(大室尚議員) 須田総務部長。        〔総務部長 須田博和登壇〕 ◎総務部長(須田博和) 議案概要の4ページをお願いいたします。議案第38号 副市長の選任についてご説明申し上げます。  提案理由でございますが、副市長松澤純一氏から、令和2年3月31日限りで副市長を辞職する旨の申出を受けたため、後任として、現在、社会福祉法人埼玉県社会福祉協議会副会長の石川稔氏を選任することについて、地方自治法第162条の規定により同意を得たいので、ご提案するものでございます。  住所、生年月日、履歴については記載のとおりでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(大室尚議員) 以上で提出議案に対する説明は終わりました。  暫時休憩します。        休憩 午後 3時53分        再開 午後 4時53分 ○議長(大室尚議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △会議時間の延長 ○議長(大室尚議員) 時間を延長します。 △追加提出議案に対する質疑 ○議長(大室尚議員) これより提出議案に対する質疑を行います。  質疑の通告がありますので、随時発言を許します。  14番、小川明仁議員。        〔14番 小川明仁議員登壇〕 ◆14番(小川明仁議員) 議席番号14番、小川明仁です。貴重な時間頂きます。  議案第38号副市長の選任について、議案質疑させていただきます。2点お伺いさせていただきます。  1点目、今回の人選に至った経緯についてお答えいただきたく存じます。畠山市長は、今回の人選に当たり、市政運営における補佐役として、3月31日で松澤副市長が辞職されることということでございますが、お疲れさまでした。まだしばらくあります。職務を全うしていただきたいと思います。その補佐役の副市長に対し、どのようなことを期待し望んでいるのでしょうか。  そして、2点目、今回の人選に至った協議の経緯について教えていただきたいと思います。これ議案になる前に一部報道がなされました。それをご覧なった方もいらっしゃるわけです。私が申し上げたいのは、今回の人選に至った前に、例えば上尾市の職員出身の人は検討されたのでしょうか。そしてまた、市長はマニフェストで、この12月で市長の任期の折り返しを迎えております。市長は、防災日本一の上尾を目指すと、そういうこともおっしゃっておりますので、例えば昨年の台風の影響で荒川の増水により、一部の地区で大変な被害を受けたこともあります。避難所に関して新聞報道もなされました。そのような中、自分のマニフェストを完遂させると、そういう意味で、その防災の観点から、それに関連したところから副市長を持ってくるということも含めて検討されたかどうか、そこら辺の協議の経緯について教えていただきたく存じます。  そして2点目、報道についてであります。今回、人事の同意後の報道でなく、今議会の上程前の報道に関して、近年こういうことがあったかどうか、それについて当局はどのように認識しておりますか、お答えをいただきたいと思います。  以上よろしくお願いいたします。 ○議長(大室尚議員) 14番、小川明仁議員の質疑に対する当局の答弁を求めます。  須田総務部長。        〔総務部長 須田博和登壇〕 ◎総務部長(須田博和) 議案第38号につきまして、小川議員よりご質疑いただきましたので、順次お答えいたします。  今回の人選に至った経緯についての中でどのようなことを期待しているかにつきましては、石川氏は、長く地方公務員として地方行政に携わり、埼玉県で要職を務められたほか、市町村行政にも精通されておりますことから、上尾市の発展に貢献いただけるものと考えたものでございます。  次に、今回の人選に至った協議の経緯についてでございますが、こちらにつきましては、人事に関する具体的な経緯についてのつまびらかな協議の内容につきましてはお答えできません。ご理解を賜りたいと存じます。  続きまして、報道についてでございますが、近年、同意後の報道でなく上程前の報道の有無についてでございますが、少なくとも近年はこのような事例はなかったものと認識してございます。 ○議長(大室尚議員) 以上で14番、小川明仁議員の質疑を終わります。  以上で通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 質疑はないものと認め、質疑を終わります。 △追加提出議案委員会付託省略 ○議長(大室尚議員) お諮りします。  ただいま議題となっております議案第35号から議案第38号の議案4件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。        〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 異議なしと認めます。  したがって、ただいまの議案は委員会付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(大室尚議員) これより討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許します。  14番、小川明仁議員。        〔14番 小川明仁議員登壇〕 ◆14番(小川明仁議員) 議席番号14番、小川明仁です。度々恐れ入ります。  いろいろお答えありましたが、賛成の立場ということで討論をさせていただきたいと思います。  知りたいこと全て答弁で分かったわけではありませんでした。しかしながら、端的に申し上げます。先ほどの採決で、議案第7号、令和2年度、来年度の予算は可決いたしましたが、議案第25号、市長、副市長の給与の減額条例については否決されたところであります。これから我々が注目すべきところは、市長の市政運営、そして市政運営に係る市長の政治姿勢であると、このように思っております。  今回、市長がご指名し、そして上程いただきました石川稔氏におかれましては、このような大変な状況の上尾市でありますが、市長の補佐役の副市長として、私は議員としてその活躍ぶり、そして補佐ぶり、そして市長がどのように先頭に立ってこの市政運営に当たっていくのか、これを議員という立場で見守らせていただきたいと、こういう期待を申し上げまして、賛成の討論とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(大室尚議員) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 討論はないものと認め、討論を終わります。 △採決 ○議長(大室尚議員) これより採決を行います。         ◇ 議案第35号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 議案第35号 財産の取得について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第36号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第36号 財産の取得について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第37号の原案可決 ○議長(大室尚議員) 議案第37号 財産の取得について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。         ◇ 議案第38号の同意 ○議長(大室尚議員) 次に、議案第38号 副市長の選任について同意することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は同意することに決しました。 △石川稔氏挨拶 ○議長(大室尚議員) ここで、ただいま副市長に選任同意されました石川稔氏から発言を求められておりますので、これを許します。        〔石川 稔氏登壇〕 ◎石川稔氏 議長からお許しをいただきましたので、一言御礼のご挨拶を申し上げます。  本日は、私石川稔の上尾市副市長選任に係ります人事案件にご賛同賜りまして、誠にありがとうございます。心から感謝を申し上げます。もとより浅学非才の身ではございますけれども、議員の皆様のご指導、ご協力を賜りながら、畠山市長を補佐し、上尾市民の皆様の安心安全、市民サービスの向上、そして市政に対する信頼回復に全力を尽くす覚悟でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  以上、甚だ簡単ではございますけれども、御礼のご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。 ○議長(大室尚議員) 暫時休憩します。        休憩 午後 5時04分        再開 午後 7時02分 ○議長(大室尚議員) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △追加提出議案の報告 ○議長(大室尚議員) ただいま議員から議案8件が提出されましたので、ご報告をいたします。  なお、議案はお手元に配布しておきましたので、ご了承願います。 △日程の追加 ○議長(大室尚議員) お諮りいたします。  議第1号議案から議第8号議案の議案8件を本日の日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。        〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 異議なしと認め、したがってただいまの議案を本日の日程に追加し、議題とすることに決定しました。 △追加提出議案の上程及び説明 ○議長(大室尚議員) 議第1号議案から議第8号議案の議案8件を一括して議題とします。  これより提出者の説明を求めます。  まず初めに、議第1号議案について、10番、井上智則議員。        〔10番 井上智則議員登壇〕 ◆10番(井上智則議員) 議席番号10番、井上智則でございます。議第1号議案につきましては、案文の朗読をもって提案理由とさせていただきます。  議第1号議案         中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書  従来、ひきこもりは主として若年・青年層の課題としてイメージされてきた。しかし最近では、就職氷河期世代も含め中高年層に及ぶ大きな社会問題としてクローズアップされてきている。  政府が中高年層を対象に初めて実施した全国規模の調査が、昨年3月に公表されたが、40~64歳のひきこもりが全国で約61万人にのぼるという推計は社会に大きな衝撃を与えた。ひきこもり期間の長期化や高齢化により、高齢者の親とともに社会的に孤立するケースも少なくない。  政府としては、これまで都道府県・政令市への「ひきこもり地域支援センター」の設置や「ひきこもり支援に携わる人材の養成研修・ひきこもりサポート事業」を行ってきたが、今後は、より身近な場所での相談支援の実施や社会参加の場の充実など、就職氷河期世代も含めた中高年のひきこもりに対して、これまで以上に実効性ある支援と対策を講じるべきである。  よって、国及び政府においては、中高年のひきこもりは、個々人やその家族だけの問題ではなく、社会全体で受け止めるべき大変重要な課題と捉え、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。                       記1 より身近な場所での相談支援を行うため、自立相談支援機関の窓口にアウトリーチ支援員を配置し、訪問同行や信頼関係の構築といった対本人型のアウトリーチ支援を実施すること。また、自立相談支援の機能強化に向けたアウトリーチ等を行うための経費については、新たな財政支援の仕組みを創設すること2 中高年のひきこもりにある者に適した支援の充実を図るため、市区町村による「ひきこもりサポート事業」のさらなる強化を図ること。具体的には、中高年が参加しやすくなるような居場所づくりや、ボランティア活動など就労に限らない多様な社会参加の場を確保すること。さらには家族に対する相談や講習会などの取り組みを促進すること3 「8050問題」など世帯の複合的なニーズやライフステージの変化に柔軟に対応できるよう、「断らない相談支援」や「伴走型支援」など、市区町村がこれまでの制度の枠を超えて包括的に支援することが出来る新たな仕組みを構築すること  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。   令和2年3月23日                                   上 尾 市 議 会   令和2年3月23日     提出者 上尾市議会議員  井 上 智 則     賛成者 上尾市議会議員  尾 花 瑛 仁      〃     〃     鈴 木   茂  議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大室尚議員) 次に、議第2号議案について、15番、新藤孝子議員。        〔15番 新藤孝子議員登壇〕 ◆15番(新藤孝子議員) 議席番号15番、新藤孝子でございます。議第2号議案につきましては、案文の朗読をもって提案理由とさせていただきます。  議第2号議案           選択的夫婦別姓制度について国会審議を求める意見書  平成27年12月、最高裁判所は夫婦同姓規定自体を合憲と判断したが、同時に選択的夫婦別姓制度については「合理性がないと断ずるものではない」と言及し、制度のあり方については、「国会で論じられ、判断されるべき」とした。それから約4年が経過し、夫婦の姓をめぐる環境はさらに大きく変化している。平均初婚年齢は年々上がり、現在30歳前後となっている。男女ともに生まれ持った氏名で信用・実績・資産を築いてから初婚を迎えるケースが多いため、改姓時に必要な事務手続きは確実に増えている。戸籍姓でのキャリア継続を望むゆえに事実婚を選ぶ夫婦も少なくない。また、少子化により一人っ子同士のカップルが増えたことで、「改姓しなくていいなら結婚したい」という声も聞かれる。さらに人生100年時代、子連れ再婚や高齢になってからの結婚・再婚も増加傾向にある。  選択的夫婦別姓制度の導入は、「家族で同じ姓の方が一体感が深まる」と考えるカップルが引き続き夫婦同姓で結婚できる一方で、必要なカップルは夫婦別姓を選べるようにするものである。これは男女が改姓による不利益を案ずることなく結婚・出産し、老後も法的な家族として支え合える社会を実現することにつながり、少子化対策の一助にもなる。 また、災害時の本人確認など、2つの「姓」を使い分けることによる混乱や、事実婚増加による婚姻制度の形骸化を防ぐこともできる。さらに、法的根拠のある生まれ持った氏名でキャリアを継続できることから、「女性活躍」の推進にもつながる。  よって、国及び政府においては、男女がともに活躍できる社会実現のためにも、選択的夫婦別姓について、戸籍制度等の社会的な影響範囲も含めて、各方面に配慮しながら丁寧な議論を進めるよう要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。   令和2年3月23日                                   上 尾 市 議 会   令和2年3月23日     提出者 上尾市議会議員  新 藤 孝 子     賛成者 上尾市議会議員  轟   信 一      〃     〃     平 田 通 子  議員各位のご賛同をお願いいたします。 ○議長(大室尚議員) 議第3号議案及び議第4号議案について、16番、戸口佐一議員。        〔16番 戸口佐一議員登壇〕 ◆16番(戸口佐一議員) 議席番号16番、戸口佐一です。議第3号議案、議第4号議案は、案文の朗読をもって提案します。  議第3号議案              消費税率5%への引き下げを求める意見書  昨年10月から消費税率10%への引き上げで、国民の暮らしと経済は大変な状況におかれている。令和元年10月~12月の家計消費は前年同期比で4.7%のマイナスとなり、景気動向指数は4カ月連続の「悪化」、日銀の世論調査でも個人の景況感は6年連続で悪化し、5年ぶりの低さである。実際に、売り上げの低迷や複数税率による事務負担の増加などに耐えられず、閉店するスーパーや小売店が相次いでいる。  政府は昨年12月に、事業規模26兆円、国や地方からの財政支出13.2兆円もの経済対策を発表したが、消費増税で景気を悪化させ、経済対策と称して国債を増発して財政を悪化させるという出口のない悪循環に陥っているのが現状である。  消費は所得の少ない人ほど負担が重く、赤字経営の事業者にも容赦なく納税させるなど極めて不公平な税制である。日本経済を再生させるには、国内総生産(GDP)の約6割を占める個人消費が活発になることが不可欠である。そのためには、消費の減税で国民の負担を減らし、最低賃金の引き上げや社会保障の拡充で暮らしを応援することが必要である。  財源は、460兆円もの内部留保を蓄え、巨大な儲けを上げる巨大企業や、株で大儲けしている富裕層に応分の負担を求めることで生み出せる。また、米国製兵器の大量購入や不要不急の大型公共工事に充てられる予算を、子育てや教育、社会保障、災害復旧など、暮らしを支えるために使えば、格差と貧困の是正にもつながる。  よって、国及び政府においては、消費税率を第二次安倍晋三政権発足前の5%に引き下げるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。   令和2年3月23日                                   上 尾 市 議 会   令和2年3月23日     提出者 上尾市議会議員  戸 口 佐 一     賛成者 上尾市議会議員  轟   信 一      〃     〃     新 藤 孝 子  議第4号議案           後期高齢者の医療費窓口負担の現状維持を求める意見書  昨年12月19日、政府の「全世代型社会保障検討会議」が中間報告をまとめた。その中で、75歳以上の後期高齢者医療の自己負担割合の在り方について「負担能力に応じたものへと改革していく」とし、一定所得以上の人は医療費の窓口負担割合を2割とすることや、団塊の世代が75歳以上の高齢者入りする2022年度始めまでに改革を実施できるよう法制上の措置を講ずることとしている。  全国後期高齢者医療広域連合協議会は昨年6月12日に、「後期高齢者医療制度に関する要望書」を政府に提出し、「制度の根幹である高齢者が必要な医療を受ける機会の確保という観点から現状維持を基本とし、検討を慎重に進めること」と表明している。また、老人クラブや医療関係団体からも負担増についての検討中止を求める意見が相次いで出されている。  窓口負担増が実施されれば、高齢者の生活はますます苦しくなる。高齢者の所得の約6割は公的年金が占め、約5割の世帯は公的年金のみで生活している。その公的年金も減らされ続けて、1996年の公的年金の平均支給額は年約210万円から2016年には約180万円へと15%も減っている。さらに、高齢者の貧困の深刻化で、生活保護を利用している高齢者世帯は、安倍晋三政権下で1.2倍以上に増えている。これ以上の負担増は大幅な受診抑制を引き起こし、高齢者の暮らしといのち、健康を守る上で大きな影響を及ぼしかねない。  よって、国及び政府においては、後期高齢者の医療費窓口負担の現状を維持するよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。   令和2年3月23日                                   上 尾 市 議 会   令和2年3月23日     提出者 上尾市議会議員  戸 口 佐 一     賛成者 上尾市議会議員  轟   信 一      〃     〃     新 藤 孝 子  議員各位のご賛同をお願いいたします。 ○議長(大室尚議員) 次に、議第5号議案及び議第6号議案について、6番、轟信一議員。        〔6番 轟 信一議員登壇〕 ◆6番(轟信一議員) 議席番号6番、轟信一です。議第5号議案、議第6号議案は、案文の朗読をもって提案いたします。  議第5号議案          IR関連法を廃止し、カジノ疑惑の徹底究明を求める意見書  安倍内閣が「成長戦略の目玉になる」と推進してきた、カジノを中核とするIR(統合型リゾート)事業をめぐり、IR担当副大臣を務めた秋元司・衆議院議員が、中国のカジノ企業からの収賄容疑で逮捕・起訴された。現職の国会議員が逮捕されるのは約10年ぶり、収賄などの国会議員の職務に関わる容疑での国会議員の逮捕は17年ぶりという、異例の事態である。その後、カジノ解禁に積極的だった国会議員らに、中国企業から資金が渡っていたことも明らかになった。  平成28年にIR推進法(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律)が国会で審議された際には、国民の多くから反対や疑問の声が上がった。秋元衆議院議員はじめ中国企業からの資金を受け取っていた国会議員らは、いずれもIR推進の中心を担ってきた人物であり、贈賄側の中国企業に有利な制度づくりが行われたのではないかとの疑惑が出ている。IR推進法やIR実施法(特定複合観光施設区域整備法)の策定過程や、贈賄側からの要請や制度づくりへの影響について、検証する必要がある。また、これらの疑惑がある以上、カジノを中心とするIRの実施は中止すべきである。  加えて、この間の国会審議を通じて、カジノ事業者の規制・監督などを行う「カジノ管理委員会」の事務局に、カジノ誘致のコンサルタントを担う大手監査法人の職員が出向していることが明らかになった。  もともとカジノは、刑法で禁止されている賭博を行う場である。他国のIR型カジノで、成功していると言えるものは一部に限られており、むしろ病的なギャンブル依存症患者の増加や反社会的勢力の関与などの問題点を抱えている。カジノを経済成長の目玉にするという発想そのものを、見直すべきである。  よって、国及び政府においては、国内でのカジノを解禁するIR推進法とIR実施法を廃止するとともに、IRをめぐる疑惑を徹底的に究明されるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。   令和2年3月23日                                   上 尾 市 議 会   令和2年3月23日     提出者 上尾市議会議員  轟   信 一     賛成者 上尾市議会議員  新 藤 孝 子      〃     〃     戸 口 佐 一  議第6号議案             中東への自衛隊派遣の見直しと撤退を求める意見書  米国のトランプ政権が「イラン合意」から一方的に離脱したことをきっかけに、イランと米国との緊張が激化している。今年1月には、米軍によるイラン革命防衛隊司令官殺害事件が起こり、中東情勢がさらに激化し、軍事的衝突から戦争に発展する危険が続いている。  こうした中、日本政府は昨年12月27日、情報収集の強化を図るためとして自衛隊の派遣を決定し、今年1月11日には海上自衛隊のP3C哨戒機がアフリカ東部のジブチに派遣され、2月2日には護衛艦も横須賀基地を出発した。  今回の中東への自衛隊派遣決定の発端となったのは、米トランプ政権が昨年7月、「合意」をめぐって対立するイランに軍事的圧力を加えるため「有志連合」の結成を呼びかけ、同盟国や友好国に参加を求めたことにある。  閣議決定では、日本は有志連合のような「特定の枠組みには参加せず、自衛隊の情報収集活動はわが国の独自の取り組み」だと強調しているが、米国などとの「必要な意思疎通や連携を行う」と明記し、有志連合の拠点となるバーレーンの米中央軍司令部に情報共有のため連絡要員も派遣した。米軍の活動と一体化する恐れが強く、事実上の有志連合への参加に他ならない。  また、自衛隊の活動海域については、ホルムズ海峡を除外しているが、イランに接するオマーン湾を含んでいる。閣議決定も「不測の事態の発生」を想定しており、その場合は「自衛隊法第82条の規定に基づき、海上警備行動を発令して対応する」としている。海上警備活動は武器の使用が認められており、武力行使する危険はさらに大きくなると言わざるを得ない。  イランをめぐる今日の問題は、トランプ政権が合意から一方的に離脱し、軍事的緊張をつくり出したことに始まる。日本がなすべきことは中東地域の緊張を高めるような自衛隊派遣ではなく、トランプ政権に合意への復帰を求めるとともに、イラン政府にも自制を促し、対話による外交的解決に力を尽くすことである。  よって、国及び政府においては、中東への自衛隊派遣を見直し、ただちに撤退させるよう強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。   令和2年3月23日                                   上 尾 市 議 会   令和2年3月23日     提出者 上尾市議会議員  轟   信 一     賛成者 上尾市議会議員  新 藤 孝 子      〃     〃     戸 口 佐 一  議員各位の賛同をお願いいたします。 ○議長(大室尚議員) 次に、議第7号議案について、9番、星野良行議員。        〔9番 星野良行議員登壇〕 ◆9番(星野良行議員) 9番、星野良行でございます。議第7号については、案文の朗読をもって提案説明とさせていただきます。  議第7号議案        屋内50メートルプール及びスポーツ科学拠点施設の誘致を求める決議  さいたま水上公園は、埼玉県の施設として昭和46年7月にオープンして以来、埼玉県民にとって人気のスポットとなり、平成、令和と時代が移り行く中においても、市民・県民にとって大切な憩いの場となっている。  現在、埼玉県スポーツ推進計画の中では、「スポーツがつくる活力ある埼玉」を基本理念として、「スポーツ参画人口の拡大」、「子どものスポーツ活動の充実」、「スポーツを通じた地域の活性化」、「世界に羽ばたくトップアスリートの輩出」を施策に掲げ、計画を推進している。  特に、「スポーツ参画人口の拡大」の施策においては、屋内50メートルプール整備の推進が位置づけられており、国内の主要大会を誘致できる屋内50メートルプールの整備は、健康長寿社会の実現、スポーツを通じた地域活性化、経済活性化にもつながり、スポーツを通じた埼玉県の更なる魅力アップにつながる大事業である。  屋内50メートルプールが、上尾運動公園・さいたま水上公園内に整備され、さらに県内アスリートに対してスポーツ科学による支援を受けられるスポーツ科学拠点施設が併設されることになれば、スポーツ都市宣言を掲げ、健康で活力に満ちたスポーツ活動を推進している上尾市にとって、またとない地域振興のチャンスである。  よって、本市議会は、屋内50メートルプール及びスポーツ科学拠点施設の整備について、下記のとおり埼玉県に強く求める。                       記1 アスリートのみならず多くの県民が利用できる「屋内50メートルプール」を、多くのスポーツ関連施設が集積している上尾運動公園・さいたま水上公園内に整備すること2 アスリートのみならず多くの県民が利用できる「スポーツ科学拠点施設」を、多くのスポーツ関連施設が集積している上尾運動公園・さいたま水上公園内又は近郊に整備すること3 「さいたま水上公園」を、にぎわいの創出ができる拠点となるよう再整備を兼ねたリニューアルに向けて検討すること  以上決議する。   令和2年3月23日                                   上 尾 市 議 会   令和2年3月23日     提出者 上尾市議会議員  星 野 良 行     賛成者 上尾市議会議員  平 田 通 子      〃     〃     道 下 文 男      〃     〃     浦 和 三 郎  議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大室尚議員) 次に、議第8号議案について、7番、新道龍一議員。        〔7番 新道龍一議員登壇〕 ◆7番(新道龍一議員) 7番、新道龍一でございます。議第8号議案については、案文の朗読をもって提案説明とさせていただきます。  議第8号議案          新型コロナウイルス感染症対策の強化拡充等を求める意見書  日本国内において感染ルートが特定できない罹患者が散発的に発生し、感染拡大が続いている。誰もが感染の可能性がある段階に入っており、国民の生命や健康・生活や経済にも深刻な影響を及ぼす可能性が増大している。このような危機に対し、国や地方自治体、医療関係者、事業者、国民は連携して協力することが求められる。  国民の命や健康を守ることを最優先に感染拡大防止策、及び医療体制の充実を図るとともに、生活や生業、経済への影響を最小限に抑えるため、迅速かつ柔軟な対策強化が必要である。  よって、国及び政府においては、次の事項について措置を講じられるよう強く要望する。                       記1 感染の早期終息を目指し、検査医療体制の充実、クラスター感染への対策・対応を強化するとともに、高齢者・障害者施設等の施設内感染対策など感染拡大防止策の強化・徹底を図ること2 地方自治体の新型コロナウイルス感染症対策に対し、国の責任において十分な財政的支援を行うこと3 今後懸念される景気後退リスクを深刻に受け止め、内需と雇用に重点を置いた根本的な経済対策を講じること4 共働き家庭、ひとり親家庭などを始め、病院・高齢者福祉施設勤務など、親が仕事で家を離れざるを得ない世帯への支援を十分に行うこと5 休業要請や利用者減少により経済的損失を被っている市内中小企業・小規模事業者や農業者や個人に対し、財政的支援を行うこと  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。   令和2年3月23日                                   上 尾 市 議 会   令和2年3月23日     提出者 上尾市議会議員  新 道 龍 一     賛成者 上尾市議会議員  田 中 一 崇      〃     〃     平 田 通 子      〃     〃     道 下 文 男      〃     〃     浦 和 三 郎  議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大室尚議員) 以上で議案の説明を終わります。  暫時休憩いたします。        休憩 午後 7時37分                再開 午後 7時40分 ○議長(大室尚議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △追加提出議案に対する質疑 ○議長(大室尚議員) それでは、これより議員提出議案に対する質疑を行います。  ただいま質疑の通告はありませんが、質疑はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 質疑はないものと認め、質疑を終わります。 △追加提出議案委員会付託省略 ○議長(大室尚議員) お諮りします。  ただいま議題となっております議第1号議案から議第8号議案の議案8件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。        〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 異議なしと認めます。  したがって、ただいまの議案は委員会付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(大室尚議員) これより討論を行います。  ただいま討論の通告はありませんが、討論はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 討論はないものと認め、討論を終わります。 △採決
    ○議長(大室尚議員) これより採決を行います。         ◇ 議第1号議案の原案可決 ○議長(大室尚議員) 初めに、議第1号議案 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。◇ 議第2号議案の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議第2号議案 選択的夫婦別姓制度について国会審議を求める意見書について、原案のとおり決することに賛成の方の起立をお願いします。        〔起立多数〕 ○議長(大室尚議員) 起立多数です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。◇ 議第3号議案の原案否決 ○議長(大室尚議員) 次に、議第3号議案 消費税率5%への引き下げを求める意見書について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立少数〕 ○議長(大室尚議員) 起立少数です。  したがって、ただいまの議案は否決されました。◇ 議第4号議案の原案否決 ○議長(大室尚議員) 次に、議第4号議案 後期高齢者の医療費窓口負担の現状維持を求める意見書について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立少数〕 ○議長(大室尚議員) 起立少数です。  したがって、ただいまの議案は否決されました。◇ 議第5号議案の原案否決 ○議長(大室尚議員) 次に、議第5号議案 IR関連法を廃止し、カジノ疑惑の徹底究明を求める意見書について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立少数〕 ○議長(大室尚議員) 起立少数です。  したがって、ただいまの議案は否決されました。◇ 議第6号議案の原案否決 ○議長(大室尚議員) 次に、議第6号議案 中東への自衛隊派遣の見直しと撤退を求める意見書について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立少数〕 ○議長(大室尚議員) 起立少数です。  したがって、ただいまの議案は否決されました。◇ 議第7号議案の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議第7号議案 屋内50メートルプール及びスポーツ科学拠点施設の誘致を求める決議について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。◇ 議第8号議案の原案可決 ○議長(大室尚議員) 次に、議第8号議案 新型コロナウイルス感染症対策の強化拡充等を求める意見書について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。        〔起立全員〕 ○議長(大室尚議員) 起立全員です。  したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。  ただいま可決した議案の取り扱いについては、議長に一任願います。 △政治倫理条例制定特別委員会設置の件 ○議長(大室尚議員) 次に、特別委員会設置の件を議題といたします。  お諮りします。私たち議員は、市民からの厳粛な信託を受けており、市民の代表として高い倫理観と深い識見が求められております。より一層の政治倫理の確立を目指し、議員自らが守るべき規範となる政治倫理条例の制定に向け、調査検討を行うため、議長を除く全議員をもって構成する政治倫理条例制定特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査としたいと思います。これにご異議ございませんか。        〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大室尚議員) 異議なしと認めます。  したがって、本件については議長を除く全議員をもって構成する政治倫理条例制定特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決定しました。  なお、本特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く全議員29人を指名いたします。  なお、正副委員長につきましては、委員の互選の上、議長まで報告願います。  以上で本定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。 △市長の挨拶 ○議長(大室尚議員) この際、市長から挨拶のため発言を求められておりますので、これを許します。  畠山市長。        〔市長 畠山 稔登壇〕 ◎市長(畠山稔) 議長よりお許しをいただきましたので、御礼のご挨拶を申し上げます。  去る2月20日に本定例会が開催されて以来、全国で新型コロナウイルスの感染が広がっております。上尾市でも2月末に対策本部を設置し、情報の共有及び市民への注意喚起など、感染拡大防止に向けた対応を行っておりますが、今後も感染拡大防止に向けて、迅速かつ正確な情報提供などに努めてまいります。  議会におかれましては、休会、一般質問の中止の決定など、危機管理の観点からのご配慮いただき、またそのような状況の中、様々な感染拡大防止の措置を講じられた上で慎重なるご審議を賜りましたことにつきまして、感謝を申し上げます。  提出議案のうち、市長の給料及び副市長の給料の減額支給に関する条例の制定については否決となりましたが、議案の審議を通じて頂いた多くのご提言、ご指導につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。  なお地方自治法に基づく報告につきましては、別冊にその内容を記載し、配付させていただきましたので、よろしくお願いを申し上げます。  この機会に何点かお願いとご報告を申し上げます。  最初に、条例を専決処分することについてでございます。現在開会中の国会において地方税法の改正法案が審議されております。この法案が可決され公布された場合は、上尾市条例及び上尾市国民健康保険条例において、令和2年4月1日施行の改正規定がございますことから、これらの条例の一部を改正する条例を専決処分させていただきますので、ご了承いただきたいと存じます。  2点目は人事異動についてでございます。職員の適正配置と事務の効率化を図り、市民満足度の高い行政を実現するため、4月1日付で定期人事異動を行いますので、ご報告を申し上げます。  3点目は、6月定例会についてでございます。6月8日月曜日の開会で準備を進めておりますので、よろしくお願いを申し上げます。  最後に、本日追加提案させていただきました、副市長の任命についてでございますが、ご同意をいただきまして誠にありがとうございます。石川稔氏については、4月1日付で任命したいと考えております。なお松澤副市長におかれましては、平成30年4月から2年間にわたり本市行政の推進に多大なご尽力をいただきました。この間、上尾市では多くの課題を抱える中、それまでの経験と見識を生かし、社会情勢を捉えた的確な判断をもって職務に精励されました。とりわけ上尾市政に対する市民の信頼回復に向けてご尽力いただいたご功労に深く敬意と感謝を申し上げます。今後も健康にご留意され、本市政にお力添えを賜りますようお願いを申し上げます。  以上、御報告を申し上げさせていただきましたが、今後とも、上尾市への進展のため全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。議員各位の一層のご理解とご協力をお願い申し上げまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。 △議長の挨拶 ○議長(大室尚議員) この際、私から申し上げさせていただきます。  今年度をもって退職をされます松澤副市長、粟野行政経営部長、本橋健康福祉部長、山本市民生活部長、そしてこの議場においでにはなりませんが、今年度をもって退職をされる31名の職員の皆様におかれましては、市民福祉と市政進展のため長年にわたりご尽力を賜り、誠にご苦労さまでございました。これまでの多大なるご功労に対しまして、議会を代表いたしまして深く敬意を表しますとともに、今後とも健康には十分留意され、それぞれ新たな分野でのご活躍を心からご祈念申し上げ、感謝の言葉とさせていただきます。  なお、新型コロナウイルス感染症が国内をはじめ世界各地で拡大を続けております。議員各位におかれましては、引き続き感染拡大防止のため、市の対策本部と連携を取りながら、情報収集や対策強化にご協力をお願い申し上げます。 △閉会の宣告 ○議長(大室尚議員) これにて令和2年上尾市議会3月定例会を閉会いたします。  長時間にわたり大変ご苦労さまでございました。        閉会 午後 7時53分...