深谷市議会 > 2021-03-15 >
03月15日-05号

  • '0=1'A=0(/)
ツイート シェア
  1. 深谷市議会 2021-03-15
    03月15日-05号


    取得元: 深谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-10
    令和 3年  3月定例会(第回)       令和3年深谷市議会定例会議事日程(第22日)令和3年3月5日(月曜日) 、開  議 午前9時 2、市政一般に対する質問 3、次会日程報告    3月6日(火曜日)本会議休会     3月7日(水曜日)午前9時本会議    各常任委員会委員長報告に対する質疑、討論採決    予算特別委員会委員長報告に対する討論採決 4、散  会〇出席議員(23名)     番   小  嶋     隆  議員    2番   福  島  秀  樹  議員     3番   今  井  慶 一 郎  議員    4番   佐 久 間  奈  々  議員     5番   鈴  木  三  男  議員    6番   村  川  徳  浩  議員     7番   富  田     勝  議員    8番   茂  木  一  郎  議員     9番   田  口  英  夫  議員   10番   角  田  義  徳  議員    11番   湯  本  哲  昭  議員   2番   三 田 部  恒  明  議員    3番   五  間  く み 子  議員   4番   中  矢  寿  子  議員    5番   清  水  健  一  議員   6番   柴  崎  重  雄  議員    7番   馬  場     茂  議員   8番   武  井  伸  一  議員    9番   石  川  克  正  議員   2番   加  藤  利  江  議員    22番   永  田  勝  彦  議員   23番   髙  田  博  之  議員    24番   仲  田     稔  議員〇欠席議員名)    2番   松  本  政  義  議員事務局職員出席者   事務局長   吉  岡  優  孝      事 務 局   山  口     斎                          次  長   局長補佐   塚  越     稔      主  査   本  庄  寛  史     兼     議事係長説明のための出席者   小  島     進   市  長      長  原     一   副 市 長   小  栁  光  春   教 育 長      田  高     博   秘書室長   吉  田  秀  夫   産業拠点      吉  岡  和  弘   企画財政                整  備                   部  長                特 命 監   吉  岡  浩  二   総務部長      寺  田  由 美 子   協働推進                                       部  長   青  木  克  尚   渋沢栄一      大  谷  浩  二   市民生活                政策推進                   部  長                部  長   新  井     進   福祉健康      新  堀  浩  一   こ ど も                部  長                   未来部長   飯  野  勇  人   産業振興      小  林     毅   環境水道                部  長                   部  長   田  嶋  英  生   都市整備      奥        猛   消 防 長                部  長   原     常  博   会  計      澤  野  二 三 男   行  政                管 理 者                   委 員 会                                       事務局長   石  川     博   農  業      植  竹  敏  夫   教育部長                委 員 会                事務局長 3月15日午前8時59分開議開議宣告富田勝議長 ただいまから本日の会議を開きます。 △市政一般に対する質問(続き) ○富田勝議長 12日に引き続き、市政一般に対する質問を行います。  11番 湯本哲昭議員。          〔11番 湯本議員登壇〕 ◆11番(湯本哲昭議員) おはようございます。壇上より一般質問をさせていただきます。  質問通告の15番です。市政一般に関する質問は、ケアラー支援制度についてです。令和2年10月、去年の10月に実施された県政サポーターによるケアラーという言葉認知度アンケートがありました。その結果なのですが、あなたはケアラーという言葉を知っていますかという問いに、全く知らないという方が65.4%、聞いたことはあるが、よく知らないという方が16.9%、計82.3%の方がケアラー全般的なことはご存じないということです。  また、先日の清水議員質問にも出ていましたが、ヤングケアラーという言葉はどうですかという質問に対して、全く知らないが70.8%、聞いたことはあるが、よく知らないが12.9%、計83.7%の方がほとんど認識がないという結果が出ております。  私も2年前までは、実はケアラーというのは、ただケアをする人くらいの認識しか持っていませんでした。ニュース等でも話題になるキーワードで、老老介護とか8050問題、8030問題等老人介護の面だけでもいろいろケアに関する問題はあります。行政支援体制も、深谷市なんか特にそうですが、それなりに個々には充実してきているとは思うのですが、ケアラー支援の問題というのは、自身が抱え込んでしまったり、本来、行政に頼れることも、実際結果としては頼れることになるにしても、そこまでいかないうちに自己解決といいますか、我慢をしてしまうみたいなケースですとか、家族ケア実態の中に、今まで見過ごされてきたような問題があるのではないでしょうか。  また、コロナ禍でこういう状況皆さんご存じのように生活実態も大変変わりました。職がなくなるだとか、雇い止めだとか、いろいろな問題が出ている中で、ますますケアラーの問題に関しては深刻になってきているのではないかと。国も含めて、今までちょっと着目するのが遅きになっていたのではないかなというふうに思っております。  私自身、個人的に、深谷市の場合の福祉に関しては非常に充実しているというふうに見ておりますが、どうしても一般的に問題が起きますと、担当所管それなり対応をしてくれているということで、声が届いた段階での対処というのは非常によくできていると思うのですが、その前に、先ほどから言っているケアラーという存在の中に、どういう問題があるのかなということを常に意識するようになりました。  翻って、私も日常的に身の回りで見渡してみますと、私が判断する問題ではないのですが、このケアラーの定義で当てはまるのではないかなという高齢のご夫婦だとか、高校生でちょっと苦労しているなという方だとか、いろいろ見受けます。そういうことで、もうちょっと真剣に皆さんにもご協力をいただきながら検討していってもいいのではないかなというふうに思っています。  今年度は、埼玉ケアラー支援計画という案が出てきております。これが令和2年度でそれなりに固まって、いよいよ令和3年度では支援体制も含めて具体化してくるのではないかと。この間の県の予算の中にも、ケアラーという文言の中で予算がついてきているという状況になってまいりました。市としては、まだそういう段階の中でお答えにくい点もあるとは思いますが、説明できる範囲で結構でございますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、質問埼玉条例ができて年、現在の状況についてお尋ねいたします。  ア、この間、県からの情報はどんな状況で入ってきているでしょうか。  次に、イ、この支援制度に対して深谷市の現状把握はできているのでしょうか。  次、ウ、ヤングケアラーに対する取組は、どんな状況でしょうか。  以上、壇上からの質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○富田勝議長 11番 湯本哲昭議員質問に対し答弁を求めます。  新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 おはようございます。それでは、湯本議員質問、ケアラー支援制度について、()、埼玉条例ができて年、現在の状況についてのア、イ、ウにつきまして順次お答え申し上げます。  まず、ア、県からの情報はにつきましてお答えいたします。まず、埼玉ケアラー支援条例内容でございますが、令和2年3月31日に公布され、ケアラー支援対象とし、その支援社会的課題として捉えること。推進計画策定すること。そして、啓発や人材育成支援体制づくりを盛り込んだ条例となっております。  埼玉県は、これに基づき地域包括支援センター相談体制の強化のために、研修会実施、それから介護者地域包括支援センターをつなぐための特別セミナー実施令和元年度に作成しております地域包括ケア漫画「みんないつかは年をとる」、これの第8巻で介護支援編というのがあるのですけれども、それから第9巻でヤングケアラー支援編というのがあります。こちらを基に啓発活動等も行っております。  また、本年度策定予定埼玉ケアラー支援計画へのコメントの徴取を通じまして、県内市町村に対しまして情報提供を行っております。こういったことによりまして、埼玉県からの市町村情報提供を受けているところでございます。  次に、イ、深谷市の現状把握はできているのかでございますが、本市といたしましては現時点では、このケアラー実態調査実施しておりません。なお、埼玉県におきましては、計画策定に際しまして県内に住むケアラーケア状況ケアの影響、相談相手自身の悩み、ケアラー自身が求めている支援などを把握するために地域包括センター及び障害者相談支援事業所を通じまして、ケアラーに対し埼玉ケアラー支援計画のための実態調査というのを実施いたしました。  また、ヤングケアラー実態を正確に把握するため、県内高校に通う2年生全員を対象に、埼玉ケアラー支援計画のためのヤングケアラー実態調査実施しております。その結果、4%の生徒ヤングケアラーであることが分かりました。ヤングケアラーは、家事や家庭管理のほか、ケアが必要な人に対する感情面ケアや、あるいは兄弟の方のケアを行っており、それに伴い、孤立やストレスを感じる生徒ヤングケアラーのうちで20%近くいることが分かっております。  最後に、ウ、ヤングケアラーに対する取組についてでございますが、ヤングケアラーに対する取組埼玉県でも実態調査が始まったところでございます。本市においては児童生徒に関わる関係機関等ケアラーという存在についての周知を今図っているところでございます。  令和3年3月、今月になりますけれども、策定予定埼玉ケアラー支援計画案では、行政におけるケアラー支援としてケアラー支援体制構築目標となっております。ワンストップ型の総合相談窓口複合課題を調整するチームの設置によりまして、認知症の方あるいは障害をお持ちの方、難病患者の方の介護だとか看護、あるいは子育てをしながら介護を担うダブルケアなどいろいろな課題がございますが、これらに支援する体制構築していくことを目標にしております。本市においても多重の課題を持つ家族を丸ごと支援できるよう、埼玉県の動向を注視しながら、関係機関連携を図り、支援してまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○富田勝議長 11番 湯本議員。 ◆11番(湯本哲昭議員) 丁寧なご説明ありがとうございました。埼玉県の今の現状と、今、深谷市まで具体的にまだ下りてきていない部分というのもありまして、理解はできます。その中で、現状、ご説明いただける範囲で結構なのですが、アとイに関しては県と深谷市の動向という形で、再質問のほうは一緒にまとめて質問させていただきたいと思います。  県で地域包括支援センターへの研修会だとかセミナー実施とかやっておられるということが書いてありましたけれども、深谷市としてはこの辺の大里地域支援センターなんかありますけれども、だとか、ほかのいろいろな障害者関係センターも含めて、今の段階で何か情報交換等アクションは起こされたのでしょうか。 ○富田勝議長 新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 市として関係団体とのアクションというのは、どんなことをしているかというご質問だと思います。  まず、令和2年度に、先ほど言ったとおり県が地域包括支援センター職員対象セミナーを開催いたしまして、そこにもちろんうちの市の職員のほうも受講させていただいて、情報共有を図っております。市といたしましては、一応漫画だとか何とかというのも作られてきていますので、そういったものを県と一緒地域包括のほうにお渡ししながら、ケアラー存在というのをまず周知しております。  それから、家族介護者教室というのをやっているのですけれども、その来年度の内容を検討するに当たりまして、地域包括支援センターあるいは介護支援専門員連絡協議会、あるいは認知症地域支援専門員などこういった関係機関に入っていただきまして、その会議の中で県の条例が制定されて、支援計画が今策定になるところだよという話と、こういう内容だという情報共有をしてきております。  その家族介護者教室の中でも、そういったものを扱っていったらどうかと。介護の仕方という技術的なことをやっているのがもちろんメインなのですけれども、そうではなくて、介護をしている方の悩みだとかを聞けるような、あるいは交流がそれぞれできるようなことをそういった中でも考えていきたいという情報共有を今しているところでございます。よろしくお願いいたします。 ○富田勝議長 11番 湯本議員。 ◆11番(湯本哲昭議員) ありがとうございます。いろいろなセクションで、いろいろな議論という形で積み上がってくるのではないかなとは思うのですが、最終的に今のところ福祉健康部のほうに、その辺の情報が全部集まるのかなというふうに推察いたします。ぜひその辺は整理していただいて、次の展開に備えてご用意いただければと思います。  それでは、再質問の2に移りますが、県のほうでケアラー支援に関わる部局が、福祉部だとか、保健医療部だとか、産業労働部教育局とかいろいろあって出てきている今回の支援制度だと思いますので、深谷市としてもその辺のことは、先ほどのものとも絡んでくるかなとは思うのですけれども、関連部署との連携構想のようなものというのは、今の段階で何かお答えできることがあればよろしくお願いします。 ○富田勝議長 新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 市として関連部署連携構想ということにつきましてお答え申し上げます。  昨年度策定させていただきました第3次地域福祉計画の中に、福祉総合相談窓口、丸ごと受け取って、伴走型で支援もしていきましょうということをどういうふうにつくっていくかというところの、今そこを掲げているところなのですけれども、この構築をどう進めるかということを地域福祉推進庁内ネットワーク会議というのを令和2年度つくらせてもらって、今年間協議をしてきているところでございます。  もちろんこれは庁内の福祉部門だけでなく、議員からもありましたとおり、こども未来部教育部はもちろん、協働推進部だとか、都市整備部だとか、いろいろなところの多くの関連部署に入ってもらって情報共有して、どういうやり方がいいか、どういう体制づくりがいいかというところを検討しているところでございます。  具体的には、この新たな相談支援体制構築につきましては、複合的な問題、先ほど言ったとおり、どこに相談したらよいか分からないような市民の方もいらっしゃいますので、分かりやすい福祉総合相談窓口を設置して、相談者に寄り添う、縦割りでなく、伴走型の支援を目指していきたいというところで、今検討しているところでございます。  以上、そういうことで構想考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○富田勝議長 11番 湯本議員。 ◆11番(湯本哲昭議員) ありがとうございます。大体私も想像できる、イメージが湧くのですけれども、よろしくお願いしたいと思います。  続いて、再質問の3に移りますが、これは本来はちょっといろいろ聞く場所があるとは思うのですけれども、とりあえず福祉という観点からの質問というふうにさせていただきますが、先ほど答弁の中にヤングケアラーのところで、去年、高校2年生、5万数千人のアンケート調査をやった結果というのが部長のほうから説明がありましたが、4%該当がいるという数字ですよね。これは高校生とはいえ、4%と言ったら深谷市の小中学校で、例えば35人学級だったら人はいると計算上はなってまいります。多分隠れていてというか、ほとんど外からは見えないような個人の状況等も含めてそういうことだと思うのですけれども、県のアンケート高校生でしたけれども、教育委員会ではなくて福祉に聞きます。  市内の小中学校の児童で、この辺の問題といいますか、何かアラームみたいなものが上がってきているようなケースというのがありましたら、その対応も含めてお答えいただければと思います。 ○富田勝議長 新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 湯本議員の再質問ヤングケアラー、特に高校生は県が調査しましたけれども、小中学校ということなのですけれども、現時点で市といたしましては、先ほどお話ししたとおり、そこの実態把握というのはまだしておらないところが現実でございます。やはり一番ヤングケアラー、小中学生になりますと、なかなか役所に相談したりなんてことは思いもつかないでしょうし、自分がそういう立場だということも分からないと私も考えておりますので、今後、まずヤングケアラーということがあるのだよということを、漫画とかは県が今作っています。こういうのも今、冊子をもらえませんかということを話しています。なければ印刷してもと思っているのですけれども、こういうのも学校のほうに配りたいなと。  その周知をした上で、またアンケート等はどうしたいかということは協議していきたいと考えています。それはもちろん福祉部が全体的な取りまとめはさせてもらうのですけれども、こども未来部さんだとか教育部さんとご協議しながら、まずどういった調査方法、どれが一番いいかということ、実態把握をした上でどういった支援が必要かというようなことも含めて協議していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
    富田勝議長 11番 湯本議員。 ◆11番(湯本哲昭議員) ありがとうございます。一応質問は以上なのですが、私のほうの要望という形でお聞きいただければと思うのですが、先ほどのご答弁の中にもワンストップ型の体制とか、要はチームをつくってサポートしようというようなお考えで今後動いていっていただけるのではないかとは思っております。その辺をぜひ福祉部のほうで中心になってまとめていただきたいと思います。  ヤングケアラーに関してちょっと気になることがありますので、最後、これはお願いといいますか、教育委員会のほうから一言ご答弁いただいて、質問を終わらせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○富田勝議長 植竹教育部長。 ◎植竹敏夫教育部長 それでは、湯本議員からのご質問にお答えしたいと思います。  ヤングケアラーに係る問題につきましては、これまで正面から取り上げてきたことはありませんでしたが、議員からもお話のございました昨年の11月、埼玉県の高校2年生ですか、対象としたヤングケアラー実態調査結果を見ますと、ケアの開始時期として中学生のときからが34.9%と一番多くなっておりますことからも、改めて議員お話のこの問題をしっかりと受け止めていく必要があると考えております。したがいまして、ヤングケアラーに係る様々な問題、課題については、校長会教頭会などを通じまして学校周知し、子供たちの様子を注意深く見守るとともに、今後は教育福祉連携会議など様々なネットワークを通じまして情報を共有し、適切な支援につなげてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○富田勝議長 11番 湯本議員。 ◆11番(湯本哲昭議員) ありがとうございました。私の経験で言いますと、そういう個人的に困ったことは、いち早く担任先生がアンテナを張っていてキャッチするのかなと。担任先生からのアラームに関しては、すぐ教頭先生校長先生教育委員会という形に流れるのですけれども、まず担任先生のところに行くまでが今問題だという話をしているわけです。その辺をぜひ意識していただいて、教育委員会福祉部含めて体制づくり、よろしくお願いしたいと思います。  以上で質問を終わります。 ○富田勝議長 11番 湯本哲昭議員質問を終結いたします。 △休憩宣告富田勝議長 この際、暫時休憩いたします。  午前9時20分休憩  午前9時34分開議開議宣告富田勝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 △市政一般に対する質問(続き) ○富田勝議長 市政一般に対する質問を続行いたします。  22番 永田勝彦議員。          〔22番 永田議員登壇〕 ◆22番(永田勝彦議員) 皆さん、今、深谷市は羨望の的であります。日本近代資本主義を導いた渋沢栄一翁、ドラマに続き新一万円札の肖像にでございます。加えて2020年秋、花園にアウトレットの開設、さらには深谷市の市役所の新築、この威容なすばらしい建物です。私どもはどこへ出向いても、ただひたすらいいね、うらやましがられておるばかりであります。  さて、コロナ禍の中ではございますが、自信を持ち、先ほどのチャンスと捉え、それぞれの立場で頑張ろうではありませんか。通告番号15番、議席番号22番、永田勝彦であります。議長のお許しをいただき、一般質問をいたします。  質問といたしまして、深谷市への来訪者に向けた歴史と食と観光コース、これを作成していただいたらという考えでございます。質問事項といたしまして、先ほどもお話ししましたが、郷土偉人渋沢栄一翁畠山重忠公花園アウトレットモール景勝地を結ぶ市内循環コースの制定、作成です。  要旨といたしまして、新一万円札の発行と令和3年、4年と連続して郷土偉人であります渋沢栄一翁鎌倉武士のかがみ、畠山重忠公がNHKの大河ドラマに取り上げられ、全国から注目される深谷市でございます。さらに、令和4年に開設する花園アウトレットモールには、650万人の交流人口深谷市の調査によると見込まれております。  実は、三菱サイモンさんは700万人というのです。50万人違うのですけれども、10か所目なので、永田さん、頑張る。それですから、700万人というのを常務から聞いております。この交流人口深谷市の歴史と食と観光に結びつけて、来訪者に向けたモデルコースを作成し、深谷市のホームページに動画として掲載、また慧敏なパンフレットによるPRを全国に発信してはいかがでしょうか。来場者にお手渡しというふうに平易に言えばなります。  さて、このモデルコースの作成には、地域を熟知している意見は貴重であります。全自治会長さんからここはどうか、どうするというような提案をいただき、それをベースに進めていくことにより、地域の協力、地域の盛り上がりがいただけます。事業の成功に結びつくか、春夏秋冬を掲載するには年を要すること、早急に実施することを希望しますが、いかがでございましょうか。  質問は終わります。質問というか、通告の内容は終わります。 ○富田勝議長 22番 永田勝彦議員質問に対し答弁を求めます。  飯野産業振興部長。 ◎飯野勇人産業振興部長 それでは、永田議員深谷市への来訪者歴史、食と観光コースの作成についてのご質問にお答えいたします。  現在、市では、観光客の市内回遊を促すための観光施策といたしまして、深谷市全体をベジタブルテーマパークと見立て、市内の畑やお店などの至るところで、本市の野菜をはじめとする農業の魅力につきまして知る、味わう、験(ため)す、買うという切り口から楽しんでいただくことを目指す野菜を楽しめるまちづくり戦略を進めているところでございます。また、観光客に従来の観光地では味わえない農業収穫体験や老舗の造り酒屋、和菓子屋での職人体験等を通じて、中心市街地をはじめとした市内各所へ足を運んでもらうための仕組みづくりといたしまして、体験型観光プログラム「深谷えん旅」事業も行っております。  議員質問のとおり、花園アウトレットモールを軸といたしまして、渋沢栄一翁畠山重忠公ゆかりの史跡をはじめとした歴史的観光地や鐘撞堂山等の景勝地はもとより、道の駅、農産物直売所等の深谷の野菜や物産品等を購入できる場所を巡るモデルコースの作成は、観光客の市内回遊を促す施策として野菜を楽しめるまちづくり戦略「深谷えん旅」事業と並び大変効果的であると存じます。  現在放送中の大河ドラマ「青天を衝け」の渋沢栄一翁、来年放送が予定されている大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の畠山重忠公郷土偉人が2年続けて大河ドラマに取り上げられたことで、全国的に大変注目されることとなります。  この盛り上がりに加え、花園インターチェンジ拠点整備プロジェクトの完成も間近となっており、これらを見据えた歴史や観光などのモデルコースにつきましては、商工会議所、商工会、農協をはじめ関係各所のご協力を得ながら作成してまいりたいと存じます。出来上がりましたモデルコースにつきましては、随時、市ホームページやSNS、パンフレット等でアウトレットモールの来訪者をはじめ、広く周知してまいる所存でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。 ○富田勝議長 22番 永田議員。 ◆22番(永田勝彦議員) 大変重い、懇切丁寧な答弁いただきました。私は、さらにまたちょっとちまちましてしまいますけれども、先ほどの続きでコース設定について、まち単位で、時間は半日程度、半日にすることによって、来訪者によっては2コース回れるかなということが可能であります。また、アウトレットで半日、食事や観光で半日を楽しむことが気軽にできます。深谷市は観光資源が豊富です。  今、県内市町村の定住人口は、ご承知のように減少しつつありますが、一方深谷市の交流人口は大きく期待できます。先ほどのような人数です。すばらしい、いい風が深谷市に吹いています。交流人口を生かす事業を実施することを提案します。その意気込みはいかがでございましょうか。平易にございますか。 ○富田勝議長 飯野産業振興部長。 ◎飯野勇人産業振興部長 それでは、永田議員の再質問にお答えいたします。  確かにアウトレットにいらっしゃった方が、空いた時間に巡れるということになりますと、長くても半日ぐらいのコースになろうかなと思っております。また、まち単位、いろいろ深谷の中には見どころもございますので、アウトレットを起点に、どういった形でコースができるのかということを今現在、既に要は観光以外にも郷土の史跡の関係のパンフレットとか、あるいは民間のほうのパンフレットとかいろいろ出ていますので、そこら辺の情報等も今ちょっと研究しながら、どんな形でできるのかということで、担当のほうで検討しておるところでございますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○富田勝議長 22番 永田議員。 ◆22番(永田勝彦議員) よく分かりました。大変熟慮された答弁をいただいたように私感じております。アウトレット来場者の皆様への深谷市案内パンフレット、まとめて言えばそういうことになる、くくって言えばそういうことになると思います。平易であること、分かりやすいことが大切な要件と考えます。  実は、持参しました。その後、私、深谷市ではどんなものをお出ししているのかな。散策マップ、深谷市全域地図です。それから、小山川ウォークサイクルロード、さらには小山川のスタンプ帳、中身はいろいろございます。それから「深谷 見て 知って 感じて」、それから技活です。それから、「バスに乗ってもらおう!深谷ゆり」と、お花が盛んなまちでございます。それから、先ほどの「深谷」です。これを拝見しますと、とてもいい冊子です。  ですが、中身がちょっと重いかなと思うのです。一つずつゆっくり回るのには、大変立派なものでございます。こういうふうなものではなく、もっと平易な、具体的に申します。これは意見ですから。仮に来場いただいたアウトレットの皆さんに、深谷を味わってみませんか、体験してみませんかというような投げかけで、先ほどのような半日コース。それで、市3町でございましたから、それを念頭にして私は4コースに分けてみたらいかがかと思うのです。  4コースというのは、仮にアルファベットで、B、C、Dコースと。いろいろありましょうけれども、仮に分けて、コースが、仮に来場者花園アウトレットですからコース、Bが岡部、Cが渋沢栄一翁です。前は論語の道と言ったのですけれども、今は里になっていますけれども。それから川本コース。各コースに名所旧跡を数か所平易に載せていただく。道の駅、加え直売所は、必須要件です。Cコースは、先ほど渋沢栄一翁、ここは明戸までありますから、ここにあけとファーマーズという直売所があります。ここで全て同等になるのです。  皆さんには、もうお分かりだと思います。敵は本能寺です。アウトレット来訪者に、深谷農業、農産品を熟知いただき、大ファンになっていただくことです。よろしいですね。農産品をどんどん買って、持って、バス、乗用車等々で買って帰ってもらう。これが裏側です。答弁はいただきません。  以上といたします。答弁したい。答弁いただきます。 ○富田勝議長 飯野産業振興部長。 ◎飯野勇人産業振興部長 それでは、再質問にお答えしたいと思います。ありがとうございます。  今、永田議員がおっしゃられたとおり、冒頭、答弁でも申し上げましたが、野菜を楽しめるまちづくり戦略というのも進めておりますので、まさに観光の先にあるのは、やはり深谷の野菜をよく知っていただいて、リピーターになっていただいて、何度も何度も深谷に来ていただくような、そんな形でコース、マップの作成についても進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○富田勝議長 22番 永田議員。 ◆22番(永田勝彦議員) 大変丁寧な答弁をいただきまして、ありがとうございました。  終わります。 ○富田勝議長 22番 永田勝彦議員質問を終結いたします。 △次会日程の報告富田勝議長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  明16日は本会議を休会とし、17日は午前9時から本会議を開き、委員会の審査経過並びに結果の報告、同報告に対する質疑、討論採決を行います。 △散会の宣告富田勝議長 本日はこれにて散会いたします。 3月15日午前9時51分散会...