深谷市議会 > 2020-03-13 >
03月13日-05号

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  1. 深谷市議会 2020-03-13
    03月13日-05号


    取得元: 深谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-10
    令和 2年  3月定例会(第1回)       令和2年深谷市議会第1回定例会議事日程(第22日)令和2年3月13日(金曜日) 1、開  議 午前9時 2、諸報告    o地方自治法第121条の規定による説明者の報告 3、市政一般に対する質問 4、次会日程報告    3月14日(土曜日)ないし3月16日(月曜日)本会議休会    3月17日(火曜日)午前9時本会議    各常任委員会委員長の報告に対する質疑、討論、採決    予算特別委員会委員長の報告に対する討論、採決 5、散  会〇出席議員(23名)     1番   小  嶋     隆  議員    2番   福  島  秀  樹  議員     3番   今  井  慶 一 郎  議員    4番   佐 久 間  奈  々  議員     5番   鈴  木  三  男  議員    6番   村  川  徳  浩  議員     7番   富  田     勝  議員    8番   茂  木  一  郎  議員     9番   田  口  英  夫  議員   10番   角  田  義  徳  議員    11番   湯  本  哲  昭  議員   12番   三 田 部  恒  明  議員    13番   五  間  く み 子  議員   14番   中  矢  寿  子  議員    15番   清  水  健  一  議員   16番   柴  崎  重  雄  議員    17番   馬  場     茂  議員   18番   武  井  伸  一  議員    19番   石  川  克  正  議員   21番   加  藤  利  江  議員    22番   永  田  勝  彦  議員   23番   髙  田  博  之  議員    24番   仲  田     稔  議員〇欠席議員(1名)    20番   松  本  政  義  議員〇事務局職員出席者   事務局長   吉  岡  優  孝      事 務 局   山  口     斎                          次  長   局長補佐   塚  越     稔      主  査   本  庄  寛  史     兼     議事係長〇説明のための出席者   小  島     進   市  長      長  原     一   副 市 長   小  栁  光  春   教 育 長      田  高     博   秘書室長   吉  田  秀  夫   産業拠点      吉  岡  和  弘   企画財政                整  備                   部  長                特 命 監   奥        猛   総務部長      寺  田  由 美 子   協働推進                                       部  長   島  崎  賢  二   市民生活      新  井     進   福祉健康                部 次 長                   部  長   新  堀  浩  一   こ ど も      飯  野  勇  人   産業振興                未来部長                   部  長   中  野  敏  宏   環境水道      飯  塚     勤   都市整備                部  長                   部  長   田  中     章   消 防 長      原     常  博   会  計                                       管 理 者   大  谷  浩  二   行  政      石  川     博   農  業                委 員 会                   委 員 会                事務局長                   事務局長   植  竹  敏  夫   教育部長 3月13日午前9時開議 △開議の宣告 ○清水健一議長 ただいまから本日の会議を開きます。 △諸報告 ○清水健一議長 最初に、諸報告を行います。  地方自治法第121条の規定による説明者でありますが、田村市民生活部長は都合により欠席のため、島崎市民生活部次長が出席しておりますので、ご報告いたします。 △市政一般に対する質問(続き) ○清水健一議長 昨日に引き続き、市政一般に対する質問を行います。  6番 村川徳浩議員。          〔6番 村川議員登壇〕 ◆6番(村川徳浩議員) おはようございます。議席番号6番、村川です。市政一般について質問します。  今回の質問は、ふかやeパワー株式会社、通称「ふっかちゃんでんき」についてです。「ふっかちゃんでんき」は、平成30年4月3日に設立された地域新電力の会社で、資本金2,000万円のうち1,100万円、55%を深谷市が出資しています。この出資金1,100万円は、平成30年第2回定例会、6月議会の議案第45号、一般会計補正予算の中で環境保全総合事務費として計上されましたが、この議案は補正予算の中にアンダーパスの地下埋設物切り回し工事が含まれていたこともあり、15対8で意見が分かれたという経緯があります。ちなみに私はアンダーパスに反対の立場でしたので、この補正予算には反対でしたが、「ふっかちゃんでんき」には賛成の立場です。市長の所信表明でも取り上げられていた「ふっかちゃんでんき」、深谷市にとっても重要な課題であるはずです。設立後2年近く経過した「ふっかちゃんでんき」について、その理念や経営状況、今後の展望について伺います。  (1)、ふかやeパワーの現状について、アとして、公共施設のふかやeパワー利用率はどの程度か。「ふっかちゃんでんき」に切り替えていない公共施設があるとすれば、その理由は。  イ、民間事業者一般家庭契約件数は。  ウ、太陽光余剰電力の買取りについては、どの程度契約が成立しているのか。  エ、東京電力との価格差はどうなっているのか。  (2)、市民サービスの展開について、アとして、ホームページには「電力の地産地消で得た収益で情報提供システムを運営し、防災情報からお買物まで暮らしに役立つ市民サービスの提供を計画しています」とあるが、いつからどのような形で提供が始まるのか。市はどのような形で協力するのか。  (3)、メガソーラーについて、アとして、浄化センターメガソーラーから電力が供給されていないと聞いたが、その理由は。  (4)、今後の展開について、アとして、PR活動が不十分だと感じるが、今後契約を増やすために何か対策はあるのか。市はどのような形で協力するのか。  以上、壇上よりの質問とします。 ○清水健一議長 6番 村川徳浩議員の質問に対し答弁を求めます。  中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 おはようございます。それでは、村川議員ご質問の1の(1)から(4)の4点にわたるご質問につきまして順次お答えいたします。  まず、(1)、ア、公共施設のふかやeパワー利用率はどの程度か。ふかやeパワーに切り替えていない公共施設があるとすれば、その理由はでございますが、当初事業計画に基づく契約率で申し上げますと、令和2年1月末現在において250件中122件で、約48%の利用率となります。また、ふかやeパワーに切り替えていない公共施設の理由についてですが、現在の契約において契約期間が定められ、契約期間中であることや、非常に安い単価で契約しているため、ふかやeパワーとして同程度の価格で供給することができないといった理由がございます。  次に、イ、民間事業者一般家庭契約件数は及びウ、太陽光余剰電力の買取りについては、どの程度契約が成立しているのかでございますが、令和2年1月末現在において、民間事業者99件、一般家庭20件、余剰電力の買取り7件となっています。  次に、エ、東京電力との価格差はどうなっているのかでございますが、東京電力エナジーパートナー従量電灯Bプランについてお答えいたしますと、基本料金及び従量料金全て3%引きで提供しています。具体例でご説明いたしますと、40アンペアで1か月の使用料が500キロワットアワーのご家庭の場合、1年間で5,220円、50アンペアで1か月の使用料が600キロワットアワーのご家庭の場合、1年間で6,420円安くなる料金設定となっております。契約容量や使用量が大きい家庭ほど割安となっております。  次に、(2)、ア、ホームページに「電力の地産地消で得た収益で情報提供システムを運営し、防災情報からお買物まで暮らしに役立つ市民サービスの提供を計画しています」とあるが、いつからどのような形で提供が始まるのか。市はどのような形で協力するのかでございますが、現在ふかやeパワーでは早期の黒字化を目指すべく、経営の安定化を第一に取組を進めているところであり、具体的な市民サービスにつきましては検討中でございますが、費用を必要とせず実施できるサービスとして、防犯協力店の登録を行い、地域の防犯活動の取組や固定価格での買取り期間が満了した方の余剰電力を買い取るサービスを開始しているところでございます。将来的には、子育て支援高齢者支援など市民が元気で笑顔にあふれるサービスが実施できるよう、ふかやeパワーと協力してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  次に、(3)、ア、浄化センターメガソーラーから電力が供給されていないと聞いたが、その理由はでございますが、メガソーラーで発電した電気は、無駄なく使用するためには、発電する電気以上の契約が必要になります。現在、平日は余すことなく活用することができますが、公共施設など土日、祝日は使用する電力が減り、発電した電気が余るため、浄化センターメガソーラーの活用ができていない状況でございます。ふかやeパワーからは、エネルギーの地産地消に向け契約件数を伸ばしていくと伺っております。  次に、(4)、ア、PR活動が不十分だと感じるが、今後契約を増やすために何か対策があるのか。市はどのような形で協力するのかでございますが、まず会社側といたしましては、契約を増やすために歩合制や紹介制度の活用を検討し、効果的かつ効率的な営業を行うとともに、ふかやeパワー取次店設置に向け調査、調整を図っていくことを確認しております。また、新たにツイッターやインスタグラムを開設して、積極的に周知を図ってまいります。市といたしましては、現在市ホームページにふかやeパワーホームページのリンクを張り、閲覧者に周知を図るとともに、今月の広報にもふかやeパワーについて掲載し、今後も可能な限り毎月掲載し、PRの強化を図ってまいります。また、市のイベント情報について、会社側に随時情報提供を行い、PRの機会を増やしてもらいたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) それでは、再質問させていただきたいと思います。  公共施設の契約率が約48%ということなのですけれども、その48%の電力量というか、使用料金といったものがもし分かれば、大体どのくらいになるのか教えていただきたいのですけれども。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 48%の電力量、それから使用料金につきましては、令和2年1月末現在の契約電力量で、高圧電力の合計が6,434キロワット、低圧電力の合計が1,345キロワット、合計で7,779キロワットでございます。使用料金につきましては、2019年4月から2020年1月の請求分で申し上げますと、約1億2,000万円でございます。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) 約1億2,000万円ということになりますと、4月から1月ということで10か月になるのかな、そうですね。10か月で1億2,000万円ということになると、月額にすると1,200万円ぐらいは公共施設からの売上げがあるということだと思うのですけれども、民間の部分というのは分かりますか。もし分からなければ、後でも。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 すみません。申し訳ございません。資料のほうが手元にございませんので、後ほどすみません、よろしくお願いします。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) すみません。多分民間の事業者の売上げに関することなので、市のほうが把握していないのかなというのは十分理解できますので、ちょっとそのような質問してしまって申し訳ございませんでした。  あと、そうしますと残りの52%というのは、要するに東電であるとか、あとは他の民間の新電力の会社と契約しているのだと思いますけれども、例えば他の新電力会社と契約している公共施設契約期間満了後、契約を見直すのでしょうか。見直すとすれば、どのような基準で見直すのか教えてください。
    清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 見直しの関係につきましては、公共施設の契約満了時期につきまして、市として把握しておりますし、会社側にもその時期をお知らせしております。契約満了時期が近づいたときに、直近の使用量を基に会社のほうでシミュレーションを行って、見直しの判断基準としております。その結果、「ふっかちゃんでんき」として利益が見込まれない施設につきましては、契約できない場合もございます。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) 利益が見込まれない場合というのは、要するに「ふっかちゃんでんき」の契約の基準価格より現在低い価格で契約されているというふうに、公共施設というふうに考えてよろしいのでしょうか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 お答えいたします。  公共施設の契約を切り替える際には、現在契約している金額よりも「ふっかちゃんでんき」のほうが安い場合に随意契約で契約をさせていただいております。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) これから、だから見直していく中で、そういった見直す可能性のある公共施設というのはどの程度ありますか。もし分かれば教えていただきたいのですけれども。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 今現在把握している施設では、全部で21施設が可能性があるということで承知しております。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) そういたしますと、やっぱり122件でしたっけ、それが143件になるということだと思うのですけれども、その場合、もし分かるようでしたらどのくらいの契約金額になるのか分かりますでしょうか。分からなければ、後ほどで結構ですけれども。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 大変申し訳ございません。資料のほうがございませんので、後ほど調べてご報告させていただきます。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) しかし、いずれにしても143件ということになると、かなり売上げも増して、1億どのくらいになるか分からないけれども、月当たりの契約もかなり増えると思うのですけれども、そうなった場合、ちょっと現在は赤字だという話も聞いているのですけれども、それだけでは黒字に転化するということにはならないのかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 議員おっしゃるとおり、この20件ぐらいの数が増えても、まだ赤字を解消することはできないと考えております。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) 当然公共施設、深谷市との連携ということであったとしても、一応「ふっかちゃんでんき」は民間の新電力会社でありますので、やっぱりそれに対して価格が高くても契約するということは、市としてはできないのかなというふうに考えていますけれども、やはり価格というのは一応深谷市の公共施設が「ふっかちゃんでんき」と契約する基準というか、そういった形になっているのでしょうか。それとも価格以外でも、何かこういう理由があれば「ふっかちゃんでんき」と契約するというようなことがあるのでしょうか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 お答えいたします。  現在公共施設につきましては、同程度というか、同じ金額か、それ以下でないと「ふっかちゃんでんき」とは契約しないということになっておりますので。  以上でございます。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) 「ふっかちゃんでんき」を設立して深谷市が出資する理由というのは、単純に価格ではないのだと思うのです。価格競争の中で一番安く提供できるからという理由で出資したのであれば、やっぱりそれにかなわない新電力の会社が当然あると思うのですけれども、とはいえ高い電気料金の会社から深谷市の公共施設が電力供給を受けるということはやっぱり望ましくないという、ちょっとそこのところに矛盾のようなものを個人的には感じるのですけれども、深谷市が連携してということだったら、多少高くても「ふっかちゃんでんき」と契約して、そのことによってもし電力料金が安くなって民間の企業や個人に対して安く電力供給ができれば、それはそれでいいのかなという、そういった発想もあると思うのですけれども、ちょっとそこら辺、私個人的にはちょっと矛盾に感じるのですけれども、その点に関してはどのようなお考えがあるのでしょうか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 公共施設の電気を、少しは高くてもこの事業の意義からいって入れたほうがいいのではないかということだと思うのですけれども、また一方で安い電気でちゃんと経費を抑えるということを言われる方もいらっしゃいますので、そういうことを考えた場合には、やはり同じ金額か、それ以下でないと「ふっかちゃんでんき」に切り替えることはなかなか難しいかなと考えております。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) よく分かります。一応民間業者なので、競合するやっぱり会社もあるわけで、高くても契約させたら、やっぱりそこら辺からいろいろ苦情もあるだろうし、やっぱり競争原理の中でそれはおかしくなるということはよく分かるのですけれども、でも一方でやはり皆さん一般の方等にもいろいろなサービスを提供するというのが、一つの「ふっかちゃんでんき」の理念というか、そういうものであると思うのです。そこら辺のところはちょっとどうなのかなというふうに、個人的には違和感を感じるわけでございますけれども、ちょっと次の質問行きたいと思います。  民間事業者が99件、一般家庭20件、余剰電力の買取り7件というのは、現在の1月末ですか、の数字だと思うのですけれども、これは当初の計画と比べてどうなのでしょうか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 現在の契約件数が当初の計画と比べてどうなのかというご質問かと思いますが、民間事業者につきましては、令和2年1月末現在において、当初の計画では130件を予定しておりました。達成率としましては、99件ですので76%でございます。なお、一般家庭余剰電力の買取り等につきましては、令和2年度からの計画となっておりましたので、これにつきましては全て計画以上の実績となっております。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) 一般家庭については、まだそういう予定ではなかったのを早めて、たしか昨年の9月ぐらいでしたっけ、だから9月ぐらいからということで契約件数が20件と、ちょっとかなり少ないのかなという気もしますが、当初始めていなかったものが20件契約できたということで、それは予定よりだと思うのですけれども、一方で民間事業者が130件のところ99件ということで76%、これ差し引いて一般家庭の分のプラスの部分を引いても、ちょっと民間事業者というと契約も一般家庭に比べれば大きいのかなというふうに感じますが、そういった単純に電力量であるとか契約金額的なものからすると、やっぱり予定に達していないというふうに思えるのですけれども、そこの点はいかがでしょうか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 議員おっしゃるとおり、民間事業者につきましては計画に達していないという状況でございます。この民間事業者のほうが予定どおり達成できれば、かなり赤字は解消できると考えております。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) 黒字になってもらわないと困るわけなのですけれども、そういった努力はされているのだと思います。一般家庭に対して予定より早く営業開始したというのは、そういった意味の表れなのかなとは思います。  ちょっと話がいろいろ前後してしまうのですけれども、そんな中で浄化センターメガソーラーと契約する、現在できていないということなので、それは消費する側の契約量が足りないからということなのですけれども、メガソーラーとそれでは契約するには、あとどの程度の契約が必要になるのか教えていただきたいのですけれども。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 メガソーラーを受け入れるのにどの程度必要かというご質問かと思いますけれども、メガソーラーを受け入れるには契約容量の合計で1万8,000キロワット、これだけ必要でございます。令和2年1月末現在の契約電力が約1万1,000キロワット、差引き約7,000キロワットあと必要だということになります。  以上でございます。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) かなりこの数字をどういうふうに理解したらいいのか、ちょっとあれなのですけれども、余剰電力の買取り、メガソーラーに限らず一般の家庭で今7件でしたっけ、余剰電力の買取りは7件ということなのですけれども、この7件というのは、金額的にというより、全体のそれでは地産地消というふうに訴えている中で、パーセントというのは非常にやっぱり低いと思うのです。どの程度の割合になるのか、ちょっと分かればお伺いしたいのですけれども。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 再エネ比率で申し上げさせていただきますけれども、まだメガソーラー入っていませんので、0.1%ぐらいの比率でございます。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) そうすると、メガソーラーが入った場合ですと、どの程度の割合になるのでしょうか。あとメガソーラーだけではなくて、深谷市の公共施設の上には結構太陽光発電のパネルが載っかっていると思うのですけれども、そこら辺のところも含めてちょっと分かれば。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 大変申し訳ございません。ちょっと今手元に資料ございませんので、後ほど報告させていただきます。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) 分かりました。現在の状況が何となく見えてきたかなという感じだと思うのですけれども、やはり単純に「ふっかちゃんでんき」は価格差で勝負するということではなくて、いろいろなその他の部分で勝負する。それが「ふっかちゃんでんき」の理念でもあると思うのですけれども、ホームページに電力の地産地消データという、その答えの中でいろいろあれしていただいたのですけれども、現在具体的にそれでは何らかの市民サービスの提供ということに関しては、ちょっとお答えはあったのですけれども、具体的なものがまだ何もないというふうに個人的には受け取れるのです。その点に関してはいかがでしょうか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 市民サービスの提供について、具体的に何かあるのかということでございますけれども、先ほど申し上げましたのは市民全般というか、防犯協力店とかそういうものであって、契約者等に対しての市民サービスというのは、現在のところないのが現状でございます。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) そうすると、価格的には一番安くない価格、そして具体的な市民サービスの提供を何もしていないということになると、これはやっぱり契約獲得するのは非常に難しいのかな。ただ単に「ふっかちゃんでんき」という名前があるからどうなのですかと言っているように感じてしまうのですけれども、どうなのですか。深谷市の予算というか、要するに1,100万円を出資しているわけです。そのような中で、具体的な市民サービスの提供ということが何もなされていなくて、ただ単に営業をといっても、それは知っている方が協力していただけるということはあるかもしれないけれども、何もない方にとっては何も魅力を感じないというか、ただ単に名前だけで売っているというようなふうにイメージ受け取ってしまうのですけれども、その点に関してはどうなのでしょうか。  まず、一応理念の部分でありましたよね。利益の部分を市民サービスとして提供するという部分を挙げている以上、それがまず一番最初になければ、「ふっかちゃんでんき」の存在意義というか、深谷市が出資した意味というのはないのではないかなと思うのです。その点に関してはいかがでしょうか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 市民サービスの提供をまず真っ先に考えるべきではないかというご質問かと思いますけれども、議員おっしゃるとおり「ふっかちゃんでんき」としても、いずれはこういったこともやっていきたいという将来的な取組、こういうものをなるべく早くお示しして契約を増やすようにしていきたいと、会社側とともに考えていきたいと考えております。  以上でございます。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) 黒字化しないとサービスが提供できないということになると、ちょっと違うのではないのかなと。やはりパンフレットとか見ても、いろいろうたっているのですよね、いいことを。それを見て、やっぱり、ああ、それでは多少高くても「ふっかちゃんでんき」と契約しようという気になると思うのだけれども、黒字化したら市民サービスを提供するけれども、今現在では具体的なサービスが提供されていないということになると、ちょっとそれは個人的にはどうなのかなという、では黒字化しなかったら、ずっとそういう市民サービスの提供というのができないのかなというふうに感じてしまうのです。  そんな中で、このパンフレット、ホームページ等では「ふっかちゃんでんき」の供給の仕組みの中でメガソーラーというものが、もう既に入っているのです。だけれども、まだいろいろな諸事情があってメガソーラーの電気も提供されていないという今の状況ですと、一体それは何なのだというふうに個人的に感じてしまうのですけれども、物理的な理由というか、そういうことでメガソーラーの電気は今供給されていないということなのですけれども、今後どの程度、逆にそれでは契約できたらメガソーラーと契約できるのかという、そこら辺のところの目安。いつ頃それが実行できるのかというのをちょっと伺いたいのです。それがないと、だってこの資料に書いてあることは、うそと言ってはなんですけれども、メガソーラーがもう既に組み込まれているのですよね、この資料の中には。やっぱり一刻も早くそれは達成すべきだと思うのですけれども、ちょっとそこら辺の件について、分かる範囲でお願いします。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 それでは、メガソーラーにあとどのくらい契約があれば入れることができるかということでございますけれども、これは参考なのですけれども、学校や公民館程度の高圧であればあと70件、一般家庭であればあと1,400件の契約が取れれば、契約容量として1万8,000キロワットになる見込みでございます。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) そうすると、これから様々な営業をかけていくのだと思うけれども、かなりこれから苦労する数字なのかなというふうに思うのですけれども、そういったときに、ちょっと話が戻ってしまうのですけれども、これを公共施設をというのはやっぱり無理な話なのですよね。というのは、やっぱり虚偽と言ったらちょっとあれなのかもしれないけれども、ここで具体的にもうメガソーラーの電気ということが入ってしまっているのです。ここら辺のところについて、やっぱりちょっとそれは達成されていないというのは問題があるというふうに私は感じるのですけれども、公共施設のというのはやっぱり様々な要因があって、それは無理だというのも理解できるのですけれども、すぐにでもやっぱりそういった計画ができるように営業を進めていただきたいと思うのですけれども、そんな中でいろいろ「ふっかちゃんでんき」のPRポイントとして、民間ではない「ふっかちゃんでんき」ならではのサービスということで、まだ実現できていないけれども、今後いろいろなことを予定としてと言っているのですけれども、それと同時に電力の地産地消ということをうたっているのですね、「ふっかちゃんでんき」。  地産地消というのは、農産物とかだったら非常に分かりやすいのですけれども、例えば流通コストの削減だとか、農産物だと新鮮なものがすぐ手に入るとか、生産者の顔が見えるとか、消費者ニーズが分かるとか、規格外れでも販売ができるとか、いろいろそういった地産地消というのはメリット分かるのですけれども、電力の地産地消というのは、それでは何かすごく響きはいいのだけれども、何らかのそういったメリットというのが具体的にあるのかなというのがちょっと疑問なのですけれども、その点に関していかがでしょうか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 電気の地産地消についてというご質問でございますけれども、メリットとして地産地消について2点ほどあります。  1点目は、電力は発電方法と発電場所と使用場所の距離により発電ロスが発生します。送電距離が長くなるほど無駄になる電力も発生するということで、市内で作られた電力を市内で消費することは、エネルギーを無駄なく効率的に利用することにつながります。また、市内で作ったエネルギーを市内で使うことによって、市外に流出していた電気料金が市内にとどまるということで、資金が市内で循環するということで、地域経済の活性化につながるということが考えられます。以上がメリットとして考えられます。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) 野菜ほど分かりやすくはないけれども、そういったメリットがあるというのは分かるのですけれども、でも今現在の状況で地産地消というふうなことが言える状況なのでしょうか。要するに地元の電力がどのくらい使われて、メガソーラーが使えないということは、ちょっと地産地消という言葉もそれでは使っていいのかというふうに個人的には思ってしまうのですけれども、そこまであまり意地の悪いことは言いたくないのですけれども、それにしてもやはりメガソーラーがあって初めて地産地消という言葉が使えると思うのです。  そんな中、また分かればなのですけれども、現在公共施設の上に載っかっている太陽光発電、これはどの程度「ふっかちゃんでんき」で買取りというのはされているのでしょうか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 市内の公共施設の上にある太陽光発電でございますけれども、今買取りを行っているのは深谷小学校にある太陽光だけでございます。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) それは、やはり東電との契約が終わったからということなのでしょうか。そういう経過を経ないと、やはり買取りというのは対象にならないから少ないというふうに考えてよろしいのですか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 お答えいたします。  深谷小学校の太陽光につきましては全量売電ということで、契約期間とか関係なく売電ができるということで、そこだけが早く、深谷小学校だけ早く買取りをしているということでございます。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) 「ふっかちゃんでんき」、非常に黒字化した部分があったらそれを市民サービスに提供だとか、地産地消だとか、すばらしいことを訴えているのですけれども、でも実際のところを見ると民間の会社とあまり変わらないのではないかというふうに、どうしても現状だと感じてしまいます。やっぱりそんな中でも、黒字化しなくてもできるサービスというのもあると思うのです。何らかの形で、今現在取り組んでいる部分というのは先ほど答弁の中にあっただけなのでしょうか。私は、個人的にできることもあると思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 お答えいたします。  先ほど答弁した内容では、防犯協力店というのを活動として行っております。そのほかには、営業中における下校時の児童生徒の見守りや道路の陥没、カーブミラーやガードレール等の破損について市へ連絡するなど、そういうものを実施しております。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) そういった活動をしているのであれば、やっぱりそういったことをもっと前面に押し出してPRする必要があるのかなというふうに思うのです。やっぱり具体的にどんなことでも、その姿勢というか、企業の姿勢というものを一般の市民の方に、要するに言葉だけではなくて具体的にこういうことをしているのだということをPRするということが非常に重要だと思うのですけれども、そういったことをしている中で、例えばそういうサービスというか、そういうことを頑張っている「ふっかちゃんでんき」の社員、何らかのアピールしているのかなと思うのですけれども、要するにどこかに「ふっかちゃんでんき」の腕章をしていたりなんか、ああ、「ふっかちゃんでんき」の社員がこういうことをやってくれているのだというようなことが分かるような、そういうものというのはあるのでしょうか。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 お答えいたします。  今現在はそういうものがございませんので、議員さんおっしゃる、そういうのをしたほうがいいというのを会社のほうには伝えていきたいと存じます。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) やはり私は営業というか、本当にすばらしい理念があるのだと思います。実現できていなくても、こうしたいという、そういう思いがあると思うのですけれども、そういったものをやっぱり一般の人にアピールする、そういったことでやっぱり契約を獲得していくという、そういう社員の熱量というか熱さというか、そういったものが必要なのではないかな、今実際にサービスが提供できていない現状ではというふうに非常に強く思っているのです。そういった具体的にやっているのであれば、もう本当にそういったことをやっていますよということが市民に伝わるぐらい積極的にやっぱりアピールしていく必要があると思うのです。というのは、やはり価格ではかなわないのだったら、それでは一体何で、それではふっかちゃんだという、そのふっかちゃんということだけで獲得しようというふうに考えているのだったら、やっぱり非常に甘いと思うし、私がなぜ今回こういった質問をしているかといったら、やはりそういった理念とかでもすばらしいと思うし、そういったことを環境課に行ったときに職員と話をして、ああ、本気でやっぱり何とかしようという思いを持ってやっているのだなということが通じたのです。だからこそ自分も何とか応援したい、何とかしたいなと思っているし、実際私も「ふっかちゃんでんき」と契約しました。  やっぱりそういった部分がなくて、ただ単にふっかちゃんという名前を借りてのアピールというのだと、ちょっと私は個人的にはすごく甘いというか、そういうふうに感じます。もっとそういう熱量を持って取り組んでいただきたい。何としても深谷のためになるのだということを前面に押し出して、やっぱり頑張っていただけるようお願いしたいというのが私の思いです。  そういった中で、現在ちょっと「ふっかちゃんでんき」の職員というか、何人いるのか。例えば、あと契約社員とかもいるかなと思うのですけれども、ちょっと人数的なものが分かれば教えていただきたいのですけれども。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 現在の職員数でございますが、令和2年末現在で常勤が8人、パートの方が2人、合計で10人いらっしゃいます。 ○清水健一議長 6番 村川議員。 ◆6番(村川徳浩議員) そういった方に、やはりさっきおっしゃっていた市民サービス、お金をかけなくても構わない市民サービスということがあるのであれば積極的に働きかけていただいて、PRしていただきたいと思います。このライブ中継を聞いているかどうか分かりませんけれども、元事務局長でありました柿沢さんもここにいるということなので、私は強く頑張っていただきたいということを申し上げて、何としても、すみません、こんなことを言ってしまっていいのかどうか分からないですが、頑張っていただいて、深谷市のためになる、深谷市民から愛される「ふっかちゃんでんき」をぜひ実現させていただきたいと思います。私も見守っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○清水健一議長 6番 村川徳浩議員の質問を終結いたします。  8番 茂木一郎議員。          〔8番 茂木議員登壇〕 ◆8番(茂木一郎議員) 議席番号8番、茂木一郎。「「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。されば天より人を生ずるには、万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働きをもって天地の間にあるよろずの物を資りて、もって衣食住の用を達し、自由自在、互いに人の妨げをなさずしておのおの安楽にこの世を渡らしめ給うの趣意なり。されども今、広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥との相違あるに似たるはなんぞや。その次第はなはだ明らかなり。「実語教」に、「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」とあり。されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものなり」。これは、福沢諭吉先生の「学問のすゝめ」ですが、この福沢諭吉が少年期から青年期まで過ごした中津市へ2月の上旬、深谷市同志会11名で行政視察に行ってまいりました。  行政視察先として中津市を選んだ理由は、中津市の文教産業委員会が昨年の10月に我がまち深谷の渋沢栄一翁の関連施設を訪れた際に、歓迎の挨拶を本来ならば清水議長がするべきところでありましたが、議長公務が重なり、代わりに角田副議長が対応しました。新旧一万円札の肖像や、中津市の委員長の苗字が角田君の角を取った角さんという方でありました。そんなことが縁で、当会派として視察先選定委員の角田副議長を中心に、中津市の文教産業委員会と段取りを取っていただき、福沢諭吉関連施設のある中津市への訪問が実現した次第であります。  そこで、まず1番として岡部浄水場について、岡部浄水場の緑地帯の有効活用について、ア、現在、敷地内にかんきつ類の実がたわわに実っているが、その実をどのように処分するのか。  イ、他の浄水場の緑地帯はどのようになっているか。  2番として、先ほどの中津市との交流について、(1)、深谷市と中津市の交流について、ア、渋沢栄一生誕の地、我が深谷市と福沢諭吉の青年期を過ごした中津市の今後の交流について、どのようなお考えがあるかお伺いしたいと思います。  壇上での質問を終わります。 ○清水健一議長 8番 茂木一郎議員の質問に対し答弁を求めます。  中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 それでは、茂木議員ご質問の1、岡部浄水場について、(1)、岡部浄水場の緑地帯の有効活用について、ア、現在、敷地内にかんきつ類の果実がたわわに実っているが、その実をどのように処分するのかについてお答えいたします。  岡部浄水場敷地西の上原陸橋側になっているかんきつ類の果実ですが、現在ナツミカンが今年はたくさん実っております。浄水場内のかんきつ類は自然のままの状態で、間引きや追肥などを行っておりませんので、実が多い年、少ない年があり、店舗で売っている果実と比べ、酸っぱさが強かったり、品質が落ちるものでございます。このことから、味や実の量も毎年異なるため、小中学校の給食への提供は困難と考えております。なお、浄水場等の施設は安全確保、衛生管理上の観点から、原則として関係者以外は立ち入ることはできません。ミカン狩りなどの一般開放は行えませんので、ご理解を賜りたいと存じます。実の処分につきましては、今年のような状況においては、浄水場の施設見学者や水道庁舎の窓口に来られた市民などに自由に持ち帰られるよう検討してまいります。  次に、イの他の浄水場の緑地帯はどのようになっているのかについてお答えいたします。市内には10か所の浄配水場があります。そのうち川本浄水場、新仙元山配水場、本田配水場内の緑地帯にかんきつ類等の実がなっております。浄配水場は水道水を作る施設でございますので、関係する薬品以外の使用が禁止となっており、樹木に消毒ができないため、害虫がつきづらい樹木の選定となり、現在の状況となっております。議員からのほかの施設の緑地帯へのかんきつ類を植えられないかとのご提案ですが、現段階では既存の施設内の緑地帯において新たに実のなる樹木を増やす予定はございませんが、今後施設の更新時に新たに緑地を整備する際は、植樹について検討してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○清水健一議長 寺田協働推進部長。 ◎寺田由美子協働推進部長 それでは、茂木議員ご質問の2の(1)のア、渋沢栄一生誕の地、我が深谷市と福沢諭吉の青年期を過ごした中津市との今後の交流につきましてお答えいたします。  まず、国内の地域間交流についてご説明させていただきます。市では、新潟県南魚沼市、岩手県田野畑村、静岡県藤枝市、群馬県富岡市の3市1村と友好都市の関係がございます。このうち新潟県南魚沼市、岩手県田野畑村、静岡県藤枝市におきましては、旧深谷市、旧川本町、旧岡部町における民間交流や産業交流などを契機とした友好都市締結を合併後も引き継いでいるものでございます。また、群馬県富岡市につきましては、深谷市出身の渋沢栄一、尾高惇忠、韮塚直次郎が富岡製糸場の建設及び初期の経営において深い関わりを持ったことを縁として、平成25年に友好都市の締結をしたものでございます。  続きまして、国際交流についてご説明させていただきます。市では、アメリカ合衆国・カリフォルニア州フリーモント市と姉妹都市提携を、また中華人民共和国・北京市順義区と友好都市締結を行っております。いずれも旧深谷市における民間交流や行政間交流などを契機とした友好都市締結を合併後も引き継いでいるものでございます。  議員ご質問の中津市との交流につきましては、現在友好都市締結に至るような交流や歴史的な背景はございません。このことから、市といたしましては友好都市の締結を初めとする交流を進めていく考えは現時点ではございませんので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○清水健一議長 8番 茂木議員。 ◆8番(茂木一郎議員) 岡部浄水場のかんきつ類については、ご説明分かりました。なぜこの質問をしたかというと、上原陸橋を渡ると、すごくかんきつ類のオレンジ色のが目につくのです。目についたのは私だけではなくて、やっぱり地域住民の方もそういう意見がありまして、そんな関係でお聞きしまた、以前私がイタリアとトルコを訪れた際に、あちらの国では街路樹にオレンジが植えてありました。かなりの量がなっているなと、どうするのかなという思いをした記憶があります。それからしばらくして、NHKの「世界ふれあい街歩き」というやつで、私が見た場所ではないのですけれども、そこをカメラが歩きながら撮影する番組なのですが、ちょうどそこを街路樹のオレンジを取っているのを見ました。そこでやっぱりインタビューで、「この実はどうするのですか」という質問を番組の方がしている。「これは福祉施設や学校の給食に使うのですよ」ということを言って、そのかんきつ類を見たとき、また住民の方からその質問を受けたとき、それが頭をよぎりまして今回の質問になったわけですが、今ご説明の中に安全確保のために中には人を入れない、もちろん消毒はできない。消毒までは私思いつきませんで、これは水と空気の世界と遮断はしてあるのでしょうけれども、間違えて消毒液が混入したりすると危険なので、まさしくそういう消毒などはしないほうがいいなと思いました。  今後は、その緑地帯も更新する際に植樹を検討しているという話ですが、味のほうは酸っぱかったり甘かったりいろいろしているそうですが、今品種のいいのを植えると各家庭でもほとんどウンシュウミカンなんか甘くできますので、ぜひ次回の更新の際には、そういう別の種類のかんきつ類も植えたらいかがかなと。今日、私のこの質問のまいた種が、大きな木になって実をつけて配られるようになれればいいなと思いながら、この質問を終わります。どうもありがとうございました。中野さんとは、これが最後の質問になりますが、お元気で。  続きまして、中津市との交流ですが、先ほど壇上で説明したように、そんな関係で11人で中津市へ行ってまいりました。角委員長の歓迎の挨拶を受けた後、現地のほうへ案内してもらいまして、いろいろ説明を受けました。それで、そのときもらった資料の中に、福沢旧居・記念館入場者数推移というのがありまして、昭和59年のときに一万円札の、これ一万円札D号というのです。一万円札、途中で変わったのですね。ホログラムが入って、そちらがE号というらしいのですが、この第1号ができた昭和59年には21万2,000人が訪れたと。これが、御多分に漏れず順調に人数が減ってきまして、それで途中で映画「福沢諭吉」というのが平成3年にできたときはまたぶり返して11万人以上訪れまして、また順調に減っていきまして、平成16年一万円札の新しいホログラムつきのE号というのができたときに3万5,000人にまたぶり返して、それからまたこうやって平成26年、官兵衛ブームで8万人に回復しましたが、またそのまま右肩下がりで減っていきまして、やっぱり今3万人ぐらいということで、それでその中にやっぱり話聞いたら、向こうもこのまま衰退していくのではしようがないということで、今後5か年の計画を立てたいようなことを言っていましたが、具体的には何も決まっていないというお話でした。  深谷市のほうは今後5年間に、今年はアンドロイドが、これいつできるのでしたっけ、アンドロイドは。 ○清水健一議長 田高秘書室長。 ◎田高博秘書室長 それでは、茂木議員のご質問にお答えします。  アンドロイドのお披露目なのですけれども、去年の一万円札が発表になった、今年の4月9日に記者発表のほうをしたいと思って考えております。  以上です。 ○清水健一議長 8番 茂木議員。 ◆8番(茂木一郎議員) ありがとうございました。ちょっと質問通告をしていなかったのですが、今年はそれで深谷市をアピールできます。多分アンドロイドを、恐らくNHKが取材に来ると思います。来年は大河ドラマが始まると。大河ドラマ館が1年間続くと。その次の年にはアウトレットが、その年の後半には出来上がるのかなという、そうすると2024年が、一万円札が渋沢栄一翁の新券に切り替わるというスケジュールだと思うのですが、中津市のほうもいろいろ5年間に計画を立てる中に、於順さんという福沢諭吉先生のお母さん、これが先日小嶋議員のほうがお話にありましたが、渋沢栄一翁のお母さんと福沢諭吉先生のお母さんは共通点があるというお話で、2人とも非常に慈悲深く、貧しい方に対して、恵まれていない方に対して大変親切にしていたと。  諭吉のお母さんは、女乞食というのが当時はいた。乞食というのはちょっと禁止用語なのかなという、そういう表現がしてありましたので言いますが、そういう方にも食事を提供したり、シラミやノミが湧いていると取ってやったりして、シラミを取ったのを石の上に置いた。それを諭吉翁は石で潰す役だったと。それは非常に嫌だったみたいな話を、説明を受けました。片や渋沢栄一翁のお母さん、えいさんでしたっけ、らい病を患っている方に、一緒にお風呂に入って背中を流してやったり、当時のらい病というのはすごい伝染病で、みんなに恐れられた時期に、そういうことも顧みずにやったと。現在は、らい病は伝染性はほとんどないということで、皆さん周知のことだと思いますが、そういうふうに2人の共通点があると。向こうは、中津市のほうは於順さんをぜひ映画化したいということで、盛り上げようというつもりでいるという話を聞きました。  そこで2024年、深谷市も中津市も両方盛り上がるように、新旧一万円札が入れ替わるときに、一過性のものでいいですけれども、何かイベントができればいいなと思っているのですが、その辺はどうお考えでしょうか。 ○清水健一議長 寺田協働推進部長。 ◎寺田由美子協働推進部長 それでは、茂木議員の再質問にお答えいたします。  新一万円札の発行は2024年度、令和6年度になりますが、上期というふうに聞いております。来年度は、市にも新しい専門部署ができますし、今後様々な展開があると思われます。新札発行を盛り上げるイベントにつきましても、そういった中で行政、民間、様々検討がなされることと思いますので、その中でいろいろなそういった盛り上げるようなイベントについても検討されると考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○清水健一議長 8番 茂木議員。 ◆8番(茂木一郎議員) では、イベントを考えているという方向でよろしいわけですね。それでは、向こうの中津の委員長のほうに会派の幹事長を通じて、市のほうとしては令和6年度に向けて、新旧交代に向けて検討しているというご報告をさせていただきます。どうもありがとうございました。
    清水健一議長 8番 茂木一郎議員の質問を終結いたします。 △休憩の宣告 ○清水健一議長 この際、暫時休憩いたします。  午前10時6分休憩  午前10時20分開議 △開議の宣告 ○清水健一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 △市政一般に対する質問(続き) ○清水健一議長 市政一般に対する質問を続行します。  3番 今井慶一郎議員。          〔3番 今井議員登壇〕 ◆3番(今井慶一郎議員) おはようございます。世間は新型コロナウイルスの話題で持ち切りです。いろいろな情報が飛び交っていますが、何が正しいのか、何がデマなのか、はっきり言えば行政の皆様も、そして医療従事者でさえ判断がつきません。このようなときはマスクがないと悩まずに、私たちが子どもの頃に親や祖父母、学校の先生に教わってきた手洗い、うがいを徹底して自己衛生に取り組みましょう。トイレットペーパーが品薄と焦らずに、まず家の掃除をしましょう。また、既に花粉症の時期となりました。目をこすったり鼻をかむなどの行為も飛沫感染のルートとなります。花粉症の方は、なるべく行うことのないよう早めに対策を取りましょう。花粉症がピークの時は、耳鼻咽喉科もたくさんの患者様が来られて時間がかかることも多いようです。花粉症は、内科でも診断や処方が可能ですので、症状が重くなければお仕事帰りにも寄りやすいお近くの内科を受診いただくのはいかがでしょうか。オール深谷は、PR活動に取り組むだけではありません。ここでもオール深谷で感染症に負けないよう予防に取り組んでいきましょう。  議席番号3番、今井慶一郎でございます。議長からのご指名をいただきまして、質問通告に沿いまして市政の一般質問をさせていただきます。今回は、3点質問させていただきます。  1点目、小学生児童の通学用ヘルメット、以下ヘルメットと省略いたします、について質問いたします。(1)、ヘルメット使用の指導、管理について、ア、本市は児童の通学の安心安全を守るべく、ふっかちゃん福祉基金を利用し、ヘルメットを小学生児童に配付し、着用してもらっています。保護者からは、上から物が落ちてきたとき、ふいに転んだとき、ヘルメットで頭を助けられたとの評価も頂いております。医療従事者からの聞き取りでは、現在320グラムから400グラムあるヘルメットの重さについて、子供の成長、特に首への負担については、児童の体の柔軟性を鑑みれば心配するほどではないとも意見を聞いております。総じてこの取組が大変に有意義なものと感じております。  ただ、ヘルメットについて、皆様にお配りいたしましたが、こちらが取扱説明書になります。製造元の株式会社大嶋電機製作所様に話をお聞きしました。そのところ、一度でも衝撃を受けると性能の維持が難しいこと。この衝撃というのが、目安はお子様の頭からヘルメットがぽろっと落ちた、これぐらいです。性能の維持は難しいこと。また、材料は樹脂でありますゆえ、性質上、正常に使っても性能の維持は3年間であるということです。こちらが、お配りしたホープヘルメット取扱説明書と書いてある裏の警告という覧が右側にございます。こちらの①と⑤にその説明が書かれておりますので、後ほど御覧ください。  とのことなのですが、そこで質問です。小学校入学時に児童に配付いただいたヘルメットについては、各小学校で利用方法や定期的なチェック、必要に応じた交換などどのように児童に伝え、それを管理されているかを教えてください。  2点目の質問です。本市の公共施設等総合管理計画及び公共施設適正配置計画について質問いたします。(1)、本計画の進捗状況について、ア、平成25年度から令和4年度までの公共施設適正配置計画は、面積ベースで2万4,400平米、割合にして7%減の目標が掲げられております。令和元年度までの進捗率を予定を踏まえて教えてください。  イ、平成25年度から令和元年度までに閉鎖をした施設の数を予定を踏まえて教えてください。  ウ、閉鎖した公共施設の令和元年度の維持管理等の費用を予定を踏まえて教えてください。  エ、昨年の台風19号では、高台に位置し、その容量、規模が大きいビッグタートルがもっともな避難場所となり、結果1,500人以上の方を収容できたと聞いておりますが、それでも希望する市民が入り切れなかったという課題があります。例えば、小さい施設ながらも近隣に位置する仙元荘などは今月閉鎖いたしますが、緊急時には一時避難場所として利用できるのではないでしょうか。閉鎖した施設も、費用をかけて維持管理をしているわけです。であれば、こういった高台のような場所に位置する閉鎖した公共施設につきましては精査をいただきまして、本年も予想される大雨や台風などの災害時には緊急避難場所として一時的な利用ができるよう調整をお願いしたいと思いますが、市のお考えをお聞きしたいと思います。  (2)、続きますが、その仙元荘についてお聞かせください。ア、特にこの地元の方からこよなくご利用いただきました仙元荘ですが、公共施設適正配置計画に伴いまして今月閉鎖となります。振り返りの質問ですが、仙元荘の平成30年度の年間利用者数を教えてください。  イ、私も昨年、仙元荘の内見に伺いました。私も、もともと不動産屋でございますので、若干の建築の知識はあります。それを基に、築48年の経過ということは聞いております。ただ、その割にはやはり、はりや柱はしっかりされている感じがありました。内部も全体的に劣化は進んでいますが、補修可能なレベルで、まだまだ利用できるのではないかなと感じました。また、仙元荘、本建物は耐震補強がされているということを聞いております。公共施設適正配置計画によると、この仙元荘の廃止の方針内容が、老人福祉センターなどは市内に5か所あるが、利用者の減少も見られるため、比較的新しい2か所に機能を集約する。本施設は、建築年が一番古く、設備の老築化が進んでいるため廃止するとあります。この質問は、理解をさせていただきたい趣旨でご質問いたします。補修が十分できるような建物のように思えるのですが、市が考える老朽化の考え方を教えてください。  ウ、仙元荘の利用者が、今後はもくせい館を利用して、今まで以上の楽しみを味わっていただけるよう、これを重要課題として認識いただき、担当部課の方々がいろいろな企画を考えていただいていることに大変感謝をいたします。一方で仙元荘をこよなく利用した方の中には、楽しみの場を失うことで、自分が家へのひきこもりになるのではないかなど、コミュニケーションがなくなるだろうという悲壮感を持つ方も多くいらっしゃいます。この状況を踏まえて、昨年私も担当課の方とお話をさせていただき、担当課の方がバス見学ツアーなどを企画開催してくださいました。誠にありがとうございました。残念ながら期待した成果にはつながらなかったと思いますが、新たな課題も見えてきました。今後、仙元荘の利用者の方はもとより、特にお年寄りの方々の憩いの場としてもくせい館の利用促進のために、そしてもっと具体的に言えばもくせい館に利用者をどうやって連れてくるか、市として取り組む活動策をお聞かせください。  3つ目、公共施設の有益的な利用について質問いたします。(1)、ネーミングライツ制度の利用について。私も都内に用事で行くことが多々あるのですが、関係者には深谷市を自分なりにPRすることに努めております。1年前は、深谷市と言っても熊谷市と間違えられたり、熊谷市の隣なので「ふかがや市」と読み間違えられることもありました。しかし、渋沢栄一翁の一万円札刷新決定から1年を迎えようとしている今、本市は全国区で正しく認知されたと感じます。今後、渋沢栄一顕彰事業の加速、あるいはアウトレットモール開業で年間数十万人の観光客も見込めて、経済への刺激も十分に期待できる。この効果を利用して、あらゆる戦術で本市の価値をもっと高めていこうではありませんか。  そこで、今回は公共施設を利用したネーミングライツ制度の取組を提案させていただきます。本制度については、議会にも過去に2度ほど一般質問で議論されているようです。簡単に説明しますと、例えば本市であればビッグタートル、公民館、運動公園、多目的広場、総合施設などの公共施設に企業などが企業名や商品名を冠した愛称を付与させる、その代わりに施設側は企業から対価を得ます。その対価によって、施設の運営維持と利用者のサービス向上を図るというスキームになります。一方、企業側としても、例えば自社の実業団や文化活動について、ネーミングライツでパートナーとなった施設を積極的に利用することで、地域に対して密度の濃い企業宣伝や広告ができたり、自社製品を地域に提供しやすく、売りやすく、売れやすくなるといった効果が期待できます。いわゆるウィン・ウィンの関係が構築できるということです。  取組例といたしましては、横浜国際総合競技場、こちらが日産スタジアム、大宮公園サッカー場、こちらがNACK5スタジアム大宮、先日会派で行政視察に行きました中津市では、総合体育館がダイハツ九州アリーナ、お隣の本庄では、総合公園市民球場がケイアイスタジアムなどです。また、取組例のように地域になじみのある企業がネーミングライツのパートナーとなっていただけている傾向があります。ただし、この制度、全国的にはもう既に財源確保の手法としては浸透しております。したがって、募集している施設も多いため、パートナー企業が見つからないということも多々あります。本市にとっても、もしかしたら以前は期待薄の制度だったのかもしれませんが、全国区になり注目が高まったこの時期です。ぜひ本制度を利用して、広く世間はもとより地元企業、そして渋沢栄一翁に関連する企業様とパートナーを組めるよう動くときではないでしょうか。本制度について、市のお考えをお聞きしたいと思います。  以上、壇上よりの質問とさせていただきます。桜が開花しそうな本日でございます。今日のような春の陽気のように、執行部の皆様には温かいご答弁を頂きたくよろしくお願いいたします。失礼いたします。 ○清水健一議長 3番 今井慶一郎議員の質問に対し答弁を求めます。  植竹教育部長。 ◎植竹敏夫教育部長 それでは、今井議員ご質問の1、小学校児童の通学用ヘルメットについての(1)、ヘルメット使用の指導、管理についてお答えいたします。  今年度も深谷市では、小学校1年生児童を対象に、ヘルメットの購入を補助する取組を行っております。この補助は、ふっかちゃん子ども福祉基金から、ヘルメット購入実費として保護者に対し全額補助するものでございます。  初めに、市内小学生がヘルメットを着用しての登下校となった経緯を申し上げます。平成28年、深谷市は交通事故多発ということで、2年連続交通事故防止特別対策地域に指定される状況がございました。そこで、安全安心の確保の観点に立ち、学校、保護者、地域等で大切な子供たちの命を守るために様々に協議を重ねてまいりました。5月の深谷市通学路安全対策連絡会での意見交換を皮切りにして、8月には市長を議長とする深谷市総合教育会議での意見集約、そして9月の深谷市PTA連合会研修会の中で、ヘルメットの有効性について話し合っていただきました。そのような中で、深谷市PTA連合会からの要望もあり、深谷市といたしまして、ふっかちゃん子ども福祉基金を活用して、平成29年度から深谷市の小学生がヘルメットをかぶって登下校できるよう対応した次第です。  全児童に指導や管理を行っているかについてでございますが、現在深谷市内の全19校の小学校では、ヘルメットの使用方法を含めた安全指導を日常的に行っております。ヘルメットの指導基準は特になく、定期点検を行っておりませんでしたが、子供たちは毎日の安全指導を受ける中で、自分の命は自分で守るという気持ちが芽生えております。  次に、ヘルメットの性能を維持するには3年程度での交換が推奨されており、小学校4年生でのヘルメットの再配付が必要というようなお考えもあるかと思います。議員のお話のとおり、ヘルメットの素材が樹脂であるために、時間の経過に伴い劣化が生じてしまうことや、衝撃による傷やへこみにより衝撃吸収力を低下させてしまうということが取扱説明書には記載されております。ヘルメットを使用し、管理する上では、このようなヘルメットの性質を正しく理解することが大切であります。現在、学校からの保護者等への周知は十分ではございませんことから、教育委員会としてはヘルメットと一緒に配付される取扱説明書について、例えば入学説明会で説明する機会を設ける等ふだんから子供たちのヘルメットの管理を周知できるよう対策を検討してまいります。  深谷市教育委員会といたしましては、未来を担う大切な子供たちの命を守るために、ヘルメットの使用方法、ヘルメットの管理の仕方などの周知徹底に努め、今後とも安全指導を充実してまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○清水健一議長 吉岡企画財政部長。 ◎吉岡和弘企画財政部長 続きまして、ご質問の2、公共施設等総合管理計画及び公共施設適正配置計画についての(1)、本計画の進捗状況についてのア、イ、ウの3点にわたるご質問につきまして順次お答えいたします。  まず、ア、令和元年度までの進捗率についてお答えいたします。本市においては、深谷市公共施設等総合管理計画に基づき、平成25年度から令和4年度までの10年間に取り組む短期方針として深谷市公共施設適正配置計画を策定し、将来を見据え、計画的に施設の再編を進めているところでございます。適正配置計画策定から7年目に当たる令和元年度末の進捗率を申し上げますと、削減面積はおよそ1万6,600平方メートルで、削減率は適正配置計画で掲げている削減面積のうち68.2%の見込みでございます。このことから、公共施設適正配置計画の進捗は、7年目でおおむね7割進んでいる状況でございます。  次に、イ、令和元年度までに閉鎖した施設数についてお答えいたします。平成25年度から令和元年度までに適正配置計画の方針に基づき、公共施設の集約化、複合化などにより廃止した施設数は28件の見込みでございます。なお、廃止した施設数には、民営化した保育園など4件が含まれております。  次に、ウ、閉鎖した公共施設の令和元年度の維持管理費などの費用につきましてお答えいたします。令和元年度の単年度ベースの費用で申し上げますと、廃止した公共施設の維持管理費は主に除草業務に係る費用となりますが、対象は売却した物件などを除きまして17件で、総額およそ年間326万円でございます。  続きまして、3、公共施設の有益的な利用についての(1)、ネーミングライツ制度の利用についてのア、ネーミングライツ制度に取り組み、公共施設の有益的な利用につきましてお答えいたします。ネーミングライツ制度は、先ほど議員からも壇上でご説明があったとおり、公共施設などに企業名や商品ブランド名などを通称名として命名する権利を付与することにより、その対価が市の財源確保につながるとともに、事業者側にも宣伝効果などが期待できる制度であると認識しております。議員ご質問のとおり、渋沢栄一翁が全国的に注目されている状況を好機と捉え、さらなる自主財源の確保のため、他自治体の事例などを参考に、ネーミングライツ制度についてのメリット、デメリットを十分調査し、検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○清水健一議長 奥総務部長。 ◎奥猛総務部長 それでは、議員ご質問の2の(1)のエ、閉鎖した公共施設で高台に位置するものについては、本年も予想される大雨や台風などの災害時の緊急避難所として一時的利用ができるよう調整をにつきまして、総務部よりお答えいたします。  初めに、市内には公共施設等適正配置計画に基づき、老朽化などの理由から廃止された施設や、今後廃止予定の公共施設が複数ございます。議員から、こうした公共施設を災害時の緊急避難所として一時利用ができないかとのことでございますが、公共施設を廃止する場合、他の目的で再使用しない限り、一般的には電気や水道などの契約を解約し、解体までの期間、最低限の維持管理をすることとなります。災害時の避難所として緊急的に使用する場合でも、電気や水道などのライフラインは欠かせないものでございます。災害時に避難所として使用するために、電気や水道契約を継続しておくことは難しいものと考えております。  また、長期間十分な換気等がされていないとカビやダニなどが発生し、避難所としての利用は衛生面からも難しいと考えます。また、市民に対し一時的利用が可能な避難所として周知した場合、施設取り壊し後に再度一時避難所としての利用が終了したことを市民に周知する必要があり、市民に混乱を来す要因にもなります。こうしたことから、廃止された公共施設を緊急の避難所として一時的に利用することには多くの課題がございますので、ご理解賜りたいと存じます。  以上です。 ○清水健一議長 新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 続きまして、今井議員ご質問の2の(2)、仙元荘についての3点にわたるご質問につきまして順次お答え申し上げます。  アの仙元荘の平成30年度の年間利用者数を教えてくださいでございますけれども、平成30年度の仙元荘の年間利用者数につきましては、合計で2万4,374人、1日当たり平均しますと102人になります。  続きまして、イの本建物については耐震補修はなされているようだが、市としての「老朽化」の考え方を教えてくださいでございますけれども、仙元荘を廃止する経緯、議員からも冒頭ありましたけれども、それも含めて、経緯を含めてご説明させていただきたいと思います。老人福祉センターにつきましては、平成28年3月に策定いたしました公共施設適正配置計画におきます公共施設適正配置の短期方針に基づきまして、市内にある4つの老人福祉センターと、高齢者福祉青少年活動複合施設もくせい館につきまして、従来の施設設備の集約を図りつつ、さらに機能強化を図ることで、より多くの高齢者のニーズに対応できる施設としていくものとして、相対的に建築年が新しいもくせい館及び福寿荘を存続させること。一方、それらに比較して古い仙元荘、岡部荘、花園荘につきましては段階的に廃止することで、類似施設の集約化としての作業を進めてまいった次第でございます。  仙元荘につきましては、昭和47年3月と、建築から48年が経過しようとしております。施設の耐震性は確保している状況でありますが、屋根、天井、内外壁あるいは床等の劣化は著しく、設備などは約50年前に製造されたものがほとんどの状況であり、既に修繕に要する部品などの調達なども大変困難になっている状況でございます。すなわち、今後は小規模な修繕、改修では対応し切れず、設備の入替えや全面入替えや相当な大規模修繕、あるいは建て替えを行わないと施設の運営を継続していくことが非常に困難であるものと考えている次第でございます。以上のような状況を総じまして、老朽化の状態にあるものと考えてございます。  続きまして、ウの仙元荘の利用者がもくせい館の利用促進のため、市としての今後の促進活動策をお聞かせくださいでございますけれども、去る平成30年第2回定例会におきまして、花園荘、岡部荘、仙元荘、これの廃止の議決を頂き、これまで老人福祉センターの利用者の皆様には、今後ももくせい館及び福寿荘をご利用していただけるよう周知してまいりました。特に今年度につきましては、先ほどもありましたとおり、今井議員のご提案も頂きまして、仙元荘と岡部荘の利用者の皆様に対しまして、くるリンを利用してもくせい館や福寿荘に行くための乗り方、乗り継ぎ方を分かりやすく示しましたチラシの作成、それの配布。さらに、もくせい館をよく知っていただくために、送迎バスの利用方法も理解していただくために、もくせい館体験バスツアーを実施するなど、これまでの老人福祉センター利用者が、これからももくせい館や福寿荘を利用していただけるような取組を行ってきたところでございます。  さらに、もくせい館では平成30年度から、深谷市第2次総合計画の中の「シニアが輝くふかやプロジェクト」の実現を目指しまして、「もくもくカフェ」の運営あるいは介護予防、健康づくり、シニア世代による交流などの事業を実施しており、施設利用の促進に努めているところでございます。今後ももくせい館などにおきまして、無料送迎バス事業を継続していくとともに、老人福祉センターをこれまで利用していた方のみならず、これまで利用してこなかった方々にとりましても関心を持っていただけるよう、魅力的な事業の実施に積極的に取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○清水健一議長 3番 今井議員。 ◆3番(今井慶一郎議員) ご質問に対するご答弁、大変ありがとうございました。ちょっと再質問を幾つかさせていただきます。  1、ヘルメット使用の指導、管理についてご答弁ありがとうございました。ぜひ使い方の管理徹底、そして児童たちが自らの体をこのヘルメットが守ってくれているということの認識を持っていただけるよう、何とぞPRのほうはお願いしたいなと思います。おひもというか、一つかけ方を間違えるだけで、ヘルメットの性能は著しく落ちてしまいます。  1点だけご質問させてください。平成29年から本格的な配付が始まったということで聞いておりますが、そうするとちょうど3年目を経過するわけです。今後、入学時1年生に配ったヘルメットが3年を経過いたします。4年生に対してはどういったご指導をしていただけるのでしょうか、教えてください。 ○清水健一議長 植竹教育部長。 ◎植竹敏夫教育部長 それでは、今井議員の再質問にお答えいたします。  先ほど答弁の中でちょっと触れたことでございますけれども、一つの考え方として、3年たつことになります4年生のヘルメットはどうなるのだろうかということでございますけれども、取扱説明書のほうでは、この中でヘルメットの交換目安として3年というのが記載されてございます。この取扱説明書については購入者の方全てに配られるものでございますので、親御さんはこの取扱説明書を見ていらっしゃいます。そのような状況の中で、お子さんの利用状況等を踏まえて適切に各ご家庭でご判断いただきたいなと思っております。引き続き教育委員会といたしましては、ヘルメットのこのような性質といいますか、警告内容についても周知できるような取組を進めてまいりたいと思います。  以上です。 ○清水健一議長 3番 今井議員。 ◆3番(今井慶一郎議員) ちょっとご回答が分かりません。簡単に言うと、4年目以降はご自分で買ってくださいということですか。 ○清水健一議長 植竹教育部長。 ◎植竹敏夫教育部長 それでは、お答えいたします。  私ども補助については1回だけ、1回補助を全額させていただく。具体的には新1年生に対して行うという形で取り組んでおります。この制度を導入するときも、一つが3年というのが明記されているということも踏まえて協議をさせていただきました。今、3,100円全額補助させていただいています。導入当時は、平成29年度の新1年生から6年生まで全員に対して一度に提供できると。以降は新1年生に対して全額という形で運用させていただいておるものでございます。その財源は、ふっかちゃん子ども福祉基金ということでありますので、結果的には皆さんに一度は提供させていただく。  ストレートなご質問を頂いておりますので、それにお答えしますと、以降の更新については保護者の方でお考えいただきたいということで、私どもとすれば引き続き1回全額を補助できるように取り組んでまいりたいと、そのように考えております。  以上です。 ○清水健一議長 3番 今井議員。 ◆3番(今井慶一郎議員) 3年経過したヘルメットを、4年目はご自分で用意してくださいというのが、保護者の皆さんに本当に周知されていることだったのでしょうか。そこが、ちょっと私は不思議に思っているのです。もう一度お聞きします。4年目に、こういう取扱説明書に警告、取扱説明書は注意と警告が必ずあると思います、製品であれば。注意は分かるのですけれども、警告は駄目ですよ、メーカーは保証しませんよ、何かあっても保証しませんよと言っているのです。なので、だから3年目が経過したら、4年目からは自分で買ってくださいというのを保護者の方は、例えば1年生のときに配られたら、そういう説明があるのでしょうか。それであれば、買わない方はどうなるのですか。このヘルメットは6年間かぶっていただきたいですし、かぶっていただくということですよね。そうなると、分かっていればいいのです。  またストレートに質問します。皆様、この使用期間は有効は3年間、4年目以降は自分で買いますということは分かっていらっしゃるのでしょうか。 ○清水健一議長 植竹教育部長。 ◎植竹敏夫教育部長 それでは、お答えいたします。  まず、ヘルメットについて3年経過したものについては、各保護者の方にご判断いただきたいということで、買い換えなさいとか、そういうふうに私ども申し上げているものではございません。あくまでご家庭の中でご判断いただくということが基本かと思います。  根底にありますのは、大切な命をぜひとも守りたい。そのために、これまでなかったヘルメットについての全額補助制度というのを平成28年度、様々な関係者に議論いただきまして、私ども行政としても平成28年度中に、比較的短期間の中でこの補助制度を立ち上げさせていただきました。それは、保護者の方も私たちも、PTA連合会、あるいは関係者の方も一貫して子供たちの命を守るためにはどうしたらいいのか、ヘルメットの有効性を認識し、取り組んだものでございます。以降の更新については、そのことを踏まえて各ご家庭で判断していただきたいなというのが私たちの考えでございます。  以上です。 ○清水健一議長 3番 今井議員。 ◆3番(今井慶一郎議員) もう一度お聞きします。1年生のときにヘルメットを無償で配付いただきました。大変ありがたいですが、このヘルメットは性能を維持する観点で見れば3年間が有効的な利用です。4年目以降は、ご自分でご用意をしていただきたいと思います。しかしながら、ヘルメットは6年間かぶっていただくことを推奨いたします。推奨ではなくて、かぶるのですよね。 ○清水健一議長 植竹教育部長。 ◎植竹敏夫教育部長 それでは、お答えいたします。  現在、全ての小学校で登下校時についてはヘルメットを着用ということでお願いしています。繰り返しますけれども、その根底にありますのは、ぜひとも子供たちの命を守りたいという思いからでございます。  以上です。 ○清水健一議長 3番 今井議員。 ◆3番(今井慶一郎議員) 時間の関係もありますので、これ以上の討論は今日はやめておきます。傍聴に来ていただいている方にも保護者の方がいらっしゃいますので、聞いてみます。また、周辺の保護者の方にもそういったことが分かっていらっしゃるかを聞いておきます。それは、またその結果をお伝えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。もし周知徹底されていないようであれば、これは危険なことだと思います。というのは、製品メーカーにそれをお聞きしたところ、保証はしないとはっきりおっしゃっていましたので、もしあれだったら一緒にお聞きいただいても構いません。私、確認をしておりますので。ちょっとこの辺りは、私はちょっと警告事項でございますので危険を感じております。ここは、一つ今後の課題というか、継続課題とさせてください。  これから各小学校には4月、1年生の児童が本当に元気に入学してきます。特に5月、6月は、確率的にも交通事故の発生率がぐっと上がる時期なので、私も一市民として、自治会の立場として、この時期は児童の通学を見守りながら、ヘルメットをちゃんとつけているかなとかいう、そういったところを注視したいと思います。とてもありがたいこの取組なのです。なので、有意義なものにしていきたいなと思います。ただ、くどいようですけれども、ヘルメットの性能を維持できなければ、これただの重い帽子と言われかねません。製造元の株式会社大嶋電機製作所様からは、今後も改良を重ねてヘルメットのさらなる軽量化と性能維持を目指すという力強いお言葉もお聞きできております。製造メーカー、そして提供者皆様の思いの籠もったヘルメットなので、重い帽子にならないよう、児童の体を守る軽いヘルメットであるよう、今後も各小学校が窓口となってヘルメットの管理に取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○清水健一議長 小栁教育長。 ◎小栁光春教育長 お許しを頂きましたので、追答弁させていただきます。  確かに議員ご指摘のとおり、徹底していたかといえば、完全に徹底していたとは言い切れない面も実際ございます。現実問題として、子供たちは3年生以降になりますと自転車に乗って遊びに行っても構わないというルールが各学校でございます。ただし、その際には必ずヘルメット着用という決まりがあります。したがって、現実問題として小学生は3年生以降になり自転車に乗る際にはヘルメットをかぶるということが、保護者の皆様にはルールとして行き渡っていると思います。したがって、これまでもヘルメットをかぶって登下校していない学校におきましても、3年生以降はヘルメットを各自購入して自転車に乗って遊びに行っている、こういう実態がございましたけれども、全部の19校にヘルメットを導入という形でスタートして、今こうした性能についてご懸念がありますことから、課題として受け止め、学校、PTA等でもう一度話し合いながら、どういう方向がいいのか、少し検討してみたいと思います。  子供の安全は、行動と環境を改善することで図ることができるということからヘルメットを導入いたしました。この効能について今ご指摘ありましたけれども、費用対効果、様々な面もございますけれども、何としても命が一番かけがえのないということでございますので、その点を訴えて、どうしたらいいか、学校、ご家庭、PTAと話し合っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○清水健一議長 3番 今井議員。 ◆3番(今井慶一郎議員) ありがたいお言葉、大変にありがとうございます。教育長は、人生の先輩としても大学の先輩としても、大変ありがたく存じております。ぜひ取扱いに関しましては精査していただいて、管理に取り組んでいただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  2点目の公共施設等総合管理計画及び公共施設適正配置計画についてでございます。ご答弁たくさん頂きまして、ありがとうございます。(1)、本計画の進捗状況のエにつきましては、なかなか管理という性質上難しいというご回答でございました。確かにそうだと思いますので、私もそうは思います。しかしながら、閉鎖した施設でございますので、何か緊急時にという考えが一つあってもいいかなと思いましてご質問させていただきました。管理費用というのはすごく膨大になりますので、なかなか難しいかなとは思いますが、ここは理解できました。ありがとうございました。  (2)の仙元荘についてご質問させていただきました。これは感想です。部長には何回もお伝えしたと思いますが、1日平均100人を超す方々がお風呂、カラオケ、囲碁、将棋など、コミュニケーションをとても楽しく利用いただいた施設です。公共施設というのは、こういった形があるべき姿ではないかなと思いましたもので、名残惜しくはございますが、皆様のお声を一度お届けさせていただきたく、今回ご質問させていただきました。こちらは感想でございます。  老築化の話に関しましては、勉強させていただきましたのでありがとうございます。施設管理料を考えれば、1施設であれば年間20万円ぐらいのやっぱり維持管理費がかかっておるようでございますので、なるべく閉鎖した施設の、ちょっとさっきの話のぶり戻しになりますけれども、閉鎖した施設をまたリケーション的に何か使えればいいかなと思いまして、お話をさせていただきました。老朽化のお話に関しましては確認できましたので、ありがとうございます。  仙元荘の利用者の方、ぜひもくせい館を利用していただきたいなと私も思います。コミュニケーションは、本当に今後お年寄りの健康寿命を、私たちも含めて健康寿命を延ばすことに絶対につながります。これは間違いがないと思います。ぜひ元気なお年寄りが元気でい続けられるために、今後もこちらを重要な課題として取り組んでいただければと思います。こちら、私はいろいろお話をさせていただいておりますので、今後も一人の市民として積極的に協議、協力をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ネーミングライツ制度の件に関しましては、ありがとうございます。ぜひ前向きにご検討をお願いできればと思います。本制度は、しかしながら成果を上げるには本当に地道なPR活動が必須なものと聞いております。物すごく難しくて、簡単なことではないとも聞いております。しかしながら、繰り返しますが、もう本市としては千載一遇のチャンスのときです。本制度に限らず、質問の締めとさせていただきますが、より今後は旬の時を逃さず、スピードを持って、ありとあらゆる戦略、戦術を利用しまして、公・民・学、こちらが大胆に先頭に立って、オール深谷で本市の価値を高められるよう盛り上がっていければよろしいかと思いますので、ぜひとも前向きご検討をよろしくお願い申し上げます。  こちらをもって私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○清水健一議長 3番 今井慶一郎議員の質問を終結いたします。 △休憩の宣告 ○清水健一議長 この際、暫時休憩いたします。  午前11時6分休憩  午前11時20分開議 △開議の宣告 ○清水健一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 △市政一般に対する質問(続き) ○清水健一議長 市政一般に対する質問を続行します。  2番 福島秀樹議員。          〔2番 福島議員登壇〕 ◆2番(福島秀樹議員) 東日本大震災より、3月11日で9年が経過いたしました。お亡くなりになられた方々へ心からご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。そして、早期の福島復興を願い、私も努力してまいりたいと思います。  通告番号18番、議席番号2番、福島秀樹です。市政一般質問の通告に基づき、発言をさせていただきます。  1、渋沢栄一翁顕彰事業、(1)、お土産品の作成について。先日、同志会の視察で大分県中津市に行政視察に行ってまいりました。中津市では、福沢諭吉先生の顕彰事業について、中津市職員の方々、また中津市議会の議員の方々からご説明をいただきました。渋沢栄一翁の顕彰事業については、本市も現在力を入れているところでございますけれども、その中でもお土産については急務であると考えております。市民の方からも、観光客が増えてくるのにお土産の品数やお勧めできるお土産が少ないとの声を頂くこともございます。ただ、これは一部の方のご意見ということもございますけれども、そのようなご意見を頂くことがございます。  中津市では、たくさんのお土産の中で、福沢諭吉先生の生涯にちなんだかるたや漫画がございました。議長のご承認をいただきましたので、ここでちょっとご披露させていただければと思いますが、こちらが福沢諭吉先生の漫画、生涯を描かれている漫画になります。大変薄くて、非常に読みやすいです。そして、金額も400円だったと思いますけれども、手に入れやすいというか、買いやすいものでございます。そして、こちらが福沢諭吉先生の生涯のかるたということでございます。私も全ては読んでいませんけれども……ちょっとこういうことになるかなと思ったので、今持っていたのですけれども、すみません。こちらがかるたになりますけれども、非常によく監修されているというふうに思います。そして、一つこちらが「い」になっているのですけれども、「い」でいうと「一月十日は生誕記念日」ということで、こちらに読むほうがありまして、その横に福沢諭吉先生の生誕の何月に生まれてとか、いろいろな内容が書かれております。こういったものを深谷の同志会の皆さん、全員に近い方が購入をさせていただいたというふうに思ってございます。ちょっとすみません。人数を数えていないのですけれども、全員だったかもしれませんけれども、そういうような状況でございました。  福沢諭吉記念館の解説員の説明を聞いた後、視察に参加した議員の皆様もかるた、漫画を、先ほど言ったように購入させていただきました。福沢諭吉先生の生涯を描いたかるたと漫画は、見て楽しい、遊んで楽しい、実に上手な監修がされていると感じております。ぜひこのかるたと漫画を、中津市に倣って渋沢栄一翁の生涯を描いたかるた、漫画を作成してはいかがでしょうか。観光客の皆様にも、心に残るお土産になるというふうに思ってございます。  そこで、質問でございます。アとしまして、中津市の行政視察で福沢諭吉翁の顕彰事業について学んできました。かるた、漫画をお土産として作成していただくことを提案させていただきます。  そして、(2)番、「渋沢栄一翁かるた大会」の開催の提案でございます。かるたは、お子様からお年寄りまで誰もが一度は触れたことがあり、友達や家族で遊べるコミュニケーションの取りやすい遊具であると思います。かるたを読み上げるのを耳で聞いて、その言葉を関連する語句や絵などを連想して探す言語力、記憶力、反射神経、そして適度な競争力など様々な能力が磨かれるというふうに思います。埼玉県では「彩の国21世紀郷土かるた」、熊谷市では文化財を描いた「くまがやかるた」、「めぬまかるた」、深谷市でも川本地区では季節を描いた「かわもとかるた」などが慣れ親しまれております。  そこで、質問です。アとしまして、「渋沢栄一翁かるた」を利用した、子供からお年寄りまで楽しめるかるた大会の開催を提案いたします。  続いて、2番、「福祉のまちづくり」深谷市を目指してでございます。渋沢栄一翁は資本主義の父と言われ、500もの企業の設立に関与されたことはあまりにも有名なことでございますけれども、600以上の社会福祉事業に関与されたことは、意外と知られていないというふうに思います。今後の2025年問題、超高齢化社会を迎える今こそ、渋沢栄一翁の考えが必要ではないでしょうか。  そこで、質問としてア、深谷市は様々な福祉の充実に取り組んでおります。渋沢栄一翁の教えでもある「忠恕の道」、「忠恕のこころ」を取り入れて、深谷市地域福祉計画を策定していると思いますが、深谷市が目指す「福祉のまちづくり」の構想について伺いたいというふうに思います。  3、高齢者の移動支援についてでございます。アとしまして、深谷市コミュニティバス「くるリン」の利用が本年4月より新たに改定され、既に市民の皆様へ改訂版が配布されてございます。多くのお年寄りからは、乗り方や予約の仕方が分からないなど多くのご意見を頂いております。コミュニティバス「くるリン」の乗車率向上への取組及び車椅子や障害者の方々への利用方法について伺いたいというふうに思います。  以上、壇上からの質問を終わります。ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○清水健一議長 2番 福島秀樹議員の質問に対し答弁を求めます。  田高秘書室長。 ◎田高博秘書室長 福島議員ご質問の1、渋沢栄一顕彰事業の(1)、お土産品の作成についてのア、かるた、漫画をお土産品にして作成することを提案しますにつきましてお答えいたします。  渋沢栄一翁の商品に関しましては、既に民間の事業者の方が様々な商品を販売しておりましたが、昨年の4月9日に新一万円札の肖像になることが決定してからは、さらに多くの商品が販売され、お土産品となっております。また、市内商工関係団体の一部では、大河ドラマの放送に合わせて渋沢栄一翁にちなんだ商品を1事業者で1品ずつ作ろうという動きがあることも伺っております。かるた、漫画につきましても、それらの商品と同様に、民間の事業者などが中心となり作成していただくことがより効果的であり、継続した取組につながると考えております。市といたしましては、事業者などからアイデアが持ち上がってまいりましたら、必要な支援を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。  以上でございます。 ○清水健一議長 植竹教育部長。 ◎植竹敏夫教育部長 続きまして、福島議員の(2)、「渋沢栄一翁かるた大会」開催の提案についてのア、「渋沢栄一翁かるた」を利用したかるた大会を開催を提案。子供からお年寄りまでが楽しめるイベントを創造したいについてお答えいたします。  全国には、郷土かるたとして楽しく遊びながら郷土の歴史や人物、重要な産物、雄大な山や川等をよく知り、郷土を愛し、郷土のために力を出し合える人物になってほしいという願いが込められ作成されたかるたがございまして、子供から大人まで学びながら楽しめるものが多くございます。埼玉県にも、埼玉県教育委員会が平成14年3月に作成した「彩の国21世紀郷土かるた」がございまして、この中には渋沢栄一翁に関する札として、「え」で始まる「栄一も 食べたネギ入り にぼうとう」という札がございます。深谷市においては、埼玉県教育委員会及び一般社団法人埼玉県子ども会連合会が共催する彩の国21世紀郷土かるた県大会の予選会を兼ねた大会として、子ども会の主催により、かるた大会が毎年実施されております。県大会出場を目指して、たくさんの小学生が参加し、熱戦を繰り広げておるところでございます。  さて、議員ご提案の「渋沢栄一翁かるた大会」の開催についてですが、新たな「渋沢栄一翁かるた」が出来上がった際には、渋沢栄一顕彰事業の一つとして、渋沢栄一記念館主催または市民団体主催のイベントへの支援を行うなど、子供からお年寄りまで幅広く楽しめるものとして、広くPRしてまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○清水健一議長 新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 続きまして、福島議員ご質問の2、「福祉のまちづくり」深谷市を目指してについてお答え申し上げます。  去る12月議会におきまして議決を頂き、本年4月からスタートいたします第3次深谷市地域福祉計画・地域福祉活動計画では、基本理念に渋沢栄一翁が生涯の規範とされた「忠恕のこころ」を盛り込み、「みんなで創る地域共生社会~まごころと思いやりのふかや~」といたしました。計画の中では、地域福祉を進めていく上で重要なこととしまして、自助、共助、公助の考え方をお示ししておりますが、自助とは自分でできること、ご近所付き合いや健康づくりなど、また共助とは住民同士の交流、見守り活動、ボランティアや市民活動など、そして公助とは行政の福祉サービスとなります。近年、独り暮らし高齢者の増加や少子化等によりまして地域のつながりが希薄化している中で、地域での住民同士の助け合い、支え合い、すなわちこれが共助になりますけれども、これが一層重要となっているところでございます。高齢になりましても、住み慣れた地域で自分らしく生き生きと暮らしていけるよう、地域で様々な取組がされているところでございます。  この地域福祉計画の中でもご紹介させていただいておりますが、その中から幾つか紹介させていただきます。ふれあい・いきいきサロンでは、身近な地域で誰もが気軽に参加でき、サロンに通うことで外出の機会が増え、生活に張りができ、楽しみが増えることで介護予防につながっております。そして、最近の新たな取組として住民主体の通いの場では、深谷ふっかつ体操、体を動かして楽しみながら健康づくりに取り組んで、住民同士の交流も図っていただいていると。地域住民を中心に、自治会の支会ごとで今構成されております住民主体の話合いの場がございます。第2層協議体という、国のほうはこういう言い方なのですけれども、第2層協議体がございますけれども、そこで地域の課題について住民の方同士で話合いの場を持っていただいています。こういった話合いの結果としまして、その成果として、要は様々な事情で買物に出かけることが難しい方の移動支援として、買物支援サービス民間事業者と自治会との協力で実施されているところでございます。市では、これまでも介護保険サービスあるいは地域包括支援センターの充実、また様々な高齢者向け福祉サービスの充実に取り組んできているところでございますが、こういった行政によるものだけでなく、地域の方やボランティア、事業者の方の共助の取組が盛んになること、そして自立支援を充実していくことが、誰もが暮らしやすい福祉のまちづくりを推進していく上で非常に大切なことと考えているところでございます。  以上でございます。 ○清水健一議長 飯塚都市整備部長。 ◎飯塚勤都市整備部長 続きまして、ご質問の3の(1)のア、深谷市コミュニティバス「くるリン」が改定され、お年寄りから利用方法が分からないなどご意見を頂く。乗車率向上の取組、車椅子等の利用方法を伺いたいに関しましてお答え申し上げます。  ご質問にもございますように、深谷市コミュニティバス「くるリン」は、令和2年4月1日より運行改定いたします。運行の変更点等は、鈴木議員へのご答弁でもご説明いたしましたが、再度ご説明いたしますと、今回コミュニティバスの運行再編は大きく4項目を変更いたします。1つ目は、運行ルートです。これまでの運行を見直し、1運行にかかる時間を短縮し、乗り継ぎや利用ニーズが高い場所に停車するよう変更いたします。  2つ目は、運賃です。受益者負担の原則や公平性、事業性の観点から、定額乗り放題サービスを改め、乗車距離に応じた料金体系に変更いたします。  3つ目は、運行時間です。深谷市コミュニティバスは、通院や買物などの日常生活での使用を主な目的としています。そのため、これらの施設が閉じ、バスの利用がほとんどない時間帯を短縮いたしました。現行ですと、朝7時台から夜8時台までを、朝7時台から夜7時までといたしました。  4つ目は、割引サービスです。これまで、他の民間バスや鉄道との乗り継ぎ割引を行っておりました。これは、公共交通が市民皆様に定着するようにと行っていたものですが、利用率も向上し、一定の定着が図れたとして廃止いたします。  デマンドバスは、今後も予約を行うバスとして運行いたします。こちらの予約方法に関しましては、現在の運行と今後の新運行を比べましても、何ら変更はございません。受付センターの電話番号、予約の手順にも変更はございません。予約方法は、実際に利用された方に伺いましたところ、思っていたよりも簡単であったというご意見も頂いておるところでございます。  また、乗車率向上の取組といたしましては、まごころ出張講座による周知業務は、今後も要請がございましたら随時対応いたしますし、開催を促す連絡も積極的に行ってまいりたいと存じます。これまでも包括支援センター職員様などを集めた出張講座を行い、受講されたケアマネジャー等の皆様が各会員さんを訪ねた際に利用方法を伝達していただくなど、単に団体、グループ様に説明するのみという手法と比較いたしますと、一歩踏み込んだ出張講座を行っているものと考えております。今後もPR活動に鋭意努力してまいります。  次に、コミュニティバス「くるリン」への車椅子搭乗に関しましてご説明いたします。バスの車内には、手荷物を持ち込める基準がございまして、規定寸法も決まっており、最大値が設けられております。深谷市のコミュニティバスでは、車椅子の取扱いを、この規定寸法に限らず1台搭乗できるような車両仕様となっております。車椅子を搭乗するには、入り口ドアを全開にし、常時車載している鋼板製のスロープを入り口フロアに設け、乗務員が人力で入れる方法となります。搭乗した際は、所定の場所に専用の安全ベルトにより車椅子を固定することが必須となります。車椅子と同様に、ベビーカーも搭乗できます。ただし、ベビーカーも台数に制限がございまして、1台のみ搭乗できます。同一車両内に車椅子またはベビーカーのどちらか1台が搭乗できます。2台目からのご利用につきましては、次の便をお待ちいただくこととなります。また、折り畳んでの乗車につきましては、先ほどご説明したように手荷物として取り扱いますので、規定にございます最大寸法を超過することから、車内に持ち込むことができません。深谷市コミュニティバスは、あくまでも車椅子やベビーカーに特化した輸送車両でないことをご理解賜りたいと存じます。  続きまして、障害者の方のご利用に関しましてご説明申し上げます。深谷市のコミュニティバスは、全てワンマン運行でございますので、障害者であっても自力乗車をお願いしております。自力で乗車が困難な方においては、介助者の同乗をお願いしております。乗務員は、車椅子搭乗時の設備操作は行いますが、それ以外は運転業務に専念させていただくこととなっております。また、ご利用の際は、障害者本人様に限らず、同乗されます介助の方1名まで障害者割引が適用となります。深谷市コミュニティバスはこのような仕組みでございますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○清水健一議長 2番 福島議員。 ◆2番(福島秀樹議員) ご説明ありがとうございました。それでは、渋沢栄一翁の顕彰事業の(1)番のア、かるた、漫画をお土産として作成ということでご提案をさせていただきたいと思いました。内容としては、市内の商工団体の方が作成をしてやることが、今後の事業にも効果的だというお話を頂きました。そういうことにつきましては理解をできましたので、ちょっと質問のほうをさせていただければというふうに思います。  昨年4月9日に一万円札の肖像になることが決定してからは、こちらにお話があったようにさらに多くの商品が販売され、お土産になっているというご回答がございました。現在、何種類ぐらいの品数と、お客様のお土産に対する印象とか意見等が分かれば、分かる範囲でお聞かせ願えればというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○清水健一議長 田高秘書室長。 ◎田高博秘書室長 それでは、福島議員の再質問にお答えいたします。  お土産品につきましては、以前から発売されているものなどもございまして、全てを把握し切れているわけではございません。4月9日の発表以降、秘書課で作成しておりますロゴマークを使用したものが57商品、渋沢栄一翁の肖像を使用したものが39商品、合計で96商品が増えたものと考えております。具体的なお土産品ですが、キーホルダーやタオルといったものから菓子などの商品、お酒など様々な商品がお土産品となっております。  また、2点目のお土産品に対する印象、意見等に関しましては、道の駅などの販売店に確認しましたところ、品ぞろえが増えたことなどに対しまして、おおむね良好なものというふうに伺っております。さらに、渋沢栄一に関する本が欲しいとの意見もございまして、観光協会と深谷青年会議所にご協力いただきまして、平成9年に深谷青年会議所が発行しました「なるほど渋沢栄一」という冊子、こちらの冊子になるのですが、こちらを再編集いたしまして、作成しまして販売しているような状況でございます。  以上でございます。 ○清水健一議長 2番 福島議員。 ◆2番(福島秀樹議員) ありがとうございました。ただいま合計で96商品ですか、ということで商品の増加がしたということで、印象とか意見についても品ぞろえが増えたことに対しては良好な印象だということでございます。ちょっと私もいろいろ意見を頂いた中で質問させていただきましたが、こういったことが、着実にこういったお土産が増えているということについて、そしてまた好印象を与えているということについては理解いたしましたので、そちらのほうは理解いたしました。  ちょっと私も、青年会議所さんが「なるほど渋沢栄一」という冊子を再編集して作成して200円で販売というのをお恥ずかしながら知らなかったので、ちょっと購入して引き続き勉強させていただければというふうに思います。  続いて、2点目に移りたいと思いますけれども、質問です。必要な支援を行っていきたいというふうにご回答あったというふうに思いますけれども、この必要な支援を行っていきたいと考えているというのは、どういった支援を考えているのかお伺いしたいというふうに思います。 ○清水健一議長 田高秘書室長。 ◎田高博秘書室長 それでは、福島議員のどのような支援を行っていくかにつきましてお答えいたします。  想定しておりますのが、写真などの関係資料や情報の提供、助言などを想定しております。協力の依頼がございましたら、積極的に支援してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。  以上でございます。 ○清水健一議長 2番 福島議員。 ◆2番(福島秀樹議員) ありがとうございました。ぜひとも民間事業者の皆様へ、この渋沢栄一翁さんのかるたと漫画の作成について強力な助言をお願いできるよう、実現できるようお願いをさせていただきたいと思います。  続いて、2点目の「福祉のまちづくり」深谷市を目指しての関係に移らせていただきたいというふうに思います。質問としまして、これ全体的な構想についてというのは理解をいたしました。そして、質問としましては、車に乗れないなど移動手段の高齢者にとっては、日常生活の中で買物へ行くことも不便である、このように思います。このような高齢者を支援する取組、買物支援サービスについて具体的にお聞きできればと思います。お願いします。 ○清水健一議長 新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 買物支援サービスの具体的な内容ということでございます。こちらは、先ほど言ったとおり社会福祉協議会がコーディネーターにはなっているのですけれども、地域の社会福祉法人、特別養護老人ホーム等がやっている社会福祉法人さんはバスをお持ちでございますので、それを運転する方もいらっしゃいますので、そこと地域の自治会、勝手に乗せるわけにいかないですから、地域の人たちが声かけて、そういう高齢者の方、買物に行きたいという、そこを協力していただいて、スーパーのさらに協力と、この3つがないとできないのですけれども、スーパーのほうも買物に来てもらって、かつその後にイートインスペースとかが最近多いのですけれども、ああいうところにスーパーとかに、あそこをちょっと1時間とか貸していただいて交流もやっているわけです。買物を行うだけではなくて交流もやっていると、そういった取組でございます。  そういった内容が、去年の一番初めは平成31年2月に第1回始められたのですけれども、そういったことがこういう話合いの中で、やっぱりさっき言ったように買物の難民と言っては悪いのですけれども、そういったところの解決で田舎のほうでできればということで、明戸地区で一番初め始められました。よろしくお願いいたします。 ○清水健一議長 2番 福島議員。 ◆2番(福島秀樹議員) ありがとうございました。こちらの今ご回答あった中で、社会福祉法人さんの協力、また自治会さんとの協力でそういった送迎サービスが実現したということは分かりました。  明戸地区でというお話を理解いたしましたけれども、これ例えばそれ以外の実績が分かればお願いできればと思います。 ○清水健一議長 新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 実績ということでございますけれども、昨年度の実績ですと明戸地区の関係で3回やっていただいております。今それぞれの社会福祉法人同士声をかけていただいて、今の状況を申し上げますと、社協のほうに確認しましたところ、市内8法人が一応そういった送迎の協力をできるよということを言っていただいています。あとはスーパーのほうでは市内の7店舗のほうが、やはり買物、それから交流の場所も提供できるよという話をしていて、あと今地域の自治会の協力がないとできないので、そこの調整を今しているところだということでございますので、今後、一遍にぱっと増えるかどうか、それは分からないのですけれども、いずれにしても地域との協力を得られれば増えていくものだと考えているところでございます。よろしくお願いいたします。 ○清水健一議長 2番 福島議員。 ◆2番(福島秀樹議員) ありがとうございます。私の地区も、岡部地区になりますけれども、非常にやはり駅からちょっと離れた地域においては、やはり核家族化も進んだり、高齢者の方々も独り暮らしや少ない人数で、非常に不便を感じている方も多くあります。ぜひともこの内容について、自治会と協力だとか、いろいろ社会福祉法人さんとの協力のタッグというものもあると思いますけれども、お願いできればと思います。これは、引き続き来年というか、今年度以降も継続して増やしていく方向ということで理解してよろしいでしょうか。 ○清水健一議長 新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 できるだけ増やしていければなとは思っていますけれども、議員お分かりのとおり、これ市が強制でやってくれという話ではないので、非常にありがたいということでは、お願いは私のほうもかけていますけれども、それぞれ社会福祉の代表の方には、ただやはり地元と法人等が話し合いながらうまくいければと。それを社協のほうが今コーディネートしていただいていますので、できるだけ確かに増えていくのが、先ほど言ったとおり共助を増やしていきたい一つですので、そういったところは頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○清水健一議長 2番 福島議員。 ◆2番(福島秀樹議員) 私たちもそういった地域で、少しそういうお話をしていきながらやっていかなくてはいけないというところもあると思いますので、ぜひ実現に向けてお願いできればというふうに思います。  そして、続いて3番の高齢者の移動支援についてに移りたいと思います。こちらの内容、鈴木議員のご質問にもございましたとおり、いろいろ改定した内容については理解をいたしました。ちょっとお聞きしたいことがありますので、再質問させていただきます。まごころ出張講座というお言葉が出ていましたけれども、このまごころ出張講座について、詳細についてお伺いできればというふうに思います。 ○清水健一議長 飯塚都市整備部長。 ◎飯塚勤都市整備部長 それでは、福島議員の再質問にお答え申し上げます。  まごころ出張講座の詳細をということでございます。まず、まごころ出張講座と申しますのは、市民の皆さんが自主的に開く勉強会や研究会などの場に市の職員を講師として派遣させていただきまして、様々な情報を提供するとともに、市民と職員の信頼関係を深め、心豊かなまちづくりを推進することを目的として開いておるものでございます。  行っております講座につきましては、暮らし、子育て、福祉、健康、防犯などの分野別に多数ございまして、現在開催している講座は全種類で23種類を実施しておるというところでございます。この講座のうち、コミュニティバスに関する講座としまして、「コミュニティバス「くるリン」の活用術」という講座を行っているところです。講座の内容といたしましては、公共交通の仕組みですとかコミュニティバスの目的、講座が開催されます地区住民の皆様の利用方法などをご説明するほか、参加者の皆様へ個別に利用方法のアドバイスなどを約90分程度ご説明させていただくという内容になっております。各回の講座にご参加いただきました皆様から、建設的なご意見もございますし、今後はぜひ利用してみたいというご意見も伺っているところでございます。  以上でございます。 ○清水健一議長 2番 福島議員。 ◆2番(福島秀樹議員) ありがとうございます。  それでは、まごころ出張講座の今までの実績が分かれば、ちょっと教えていただければと思います。 ○清水健一議長 飯塚都市整備部長。 ◎飯塚勤都市整備部長 お答え申し上げます。  コミュニティバスに関するまごころ出張講座につきましては、平成26年度より継続して対応しているところでございます。毎年全体として、派遣要請が約30回程度ございます。このうちコミュニティバスに関しましては約8回、全体の約3割に当たると思います。開催規模も、10名様程度の地区住民のグループ様から、100人以上の市民大学まで様々でございまして、今後につきましても様々なこういった場にぜひ呼んでいただければと考えております。令和2年4月に、コミュニティバスも新運行へと移行してまいりますので、今後とも積極的にPR活動に努めてまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○清水健一議長 2番 福島議員。 ◆2番(福島秀樹議員) ありがとうございます。まごころ出張講座の実績についても分かりました。  先ほども述べさせていただいたのですけれども、駅から離れたまちで、やはり公共のバス等もないところについては、非常に思った以上に、やはり病院に行くとか、それから買物に行くというようなところも非常に不便なところがございます。そして、最初に質問で述べさせていただきましたように、本当は簡単なのだと思うのですけれども、やっぱり予約の仕方、そして実際乗ってどういうふうに乗り継げばいいのだろうというような、そういった不安とか、いろいろそういうことがありますと結果として、だったら面倒だからとか、分からないからいいやということにつながっている事実もございますので、ぜひそういったところも取り組んでいただきまして、今後そういった方を助けていただく面も含めて、乗車率向上について取り組んでいただければありがたいと思います。障害者の方々の乗車の仕方だとか、そういうことは分かりましたので、よろしくお願いします。  最後になりますけれども、幼児をお持ちの方、そして小中学生をお持ちの方、若い世代の方、高齢者の方、障害者をお持ちの方など、それぞれ皆さんがいろいろな思いを持っているというふうに思います。本日の深夜2時18分頃にも、石川県で震度5強の地震が発生いたしました。特に高齢者の独り暮らしの方や車椅子の方々は、災害時の避難のことを考えれば大変不安になる、こういったことだというふうに思います。例えば、車椅子の方々を災害時に避難誘導等をする装具もございます。また、電気自動車から避難所の電源をバックアップするパワー・ムーバーという機器もございます。これは、少しお金はかかる話でございますけれども、今後災害の備えを少しずつ優先順位をつけて整備することが必要であるというふうに感じます。  先ほど自助、共助というお話ありましたけれども、自助、共助の努力だけでは足らないことも多くあると思います。公助により、場合によっては公助でお金を要することも多くあるというふうに思いますけれども、今回深谷市の来年度予算が提案をされております。その全てが必要な事業であるということで提案をされていますので、私はそのように理解をしております。ぜひともこの深谷市に住んでよかった、住み続けたい、そして市外の方から深谷市に住んでみたい、そのような本市となるよう今後取り組んでいければというふうに思いますので、一緒に力を合わせてお願いできればというふうに思います。  以上で私の質問を終わりにいたします。ありがとうございました。 ○清水健一議長 2番 福島秀樹議員の質問を終結いたします。 △休憩の宣告 ○清水健一議長 この際、暫時休憩いたします。  午前11時59分休憩  午後1時20分開議 △開議の宣告 ○清水健一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 △市政一般に対する質問(続き) ○清水健一議長 市政一般に対する質問を続行します。  23番 髙田博之議員。          〔23番 髙田議員登壇〕 ◆23番(髙田博之議員) 23番、髙田博之です。質問通告に基づきまして、質問をさせていただきます。  まず初めに、皆さんご存じの上敷免の煉瓦工場なのですけれども、ここが煉瓦工場が撤退するときに、ほとんどの面積を民間の工場に売却いたしました。そして、重要文化財になっているものを深谷市に無償譲渡するということで、深谷市が頂いたわけです。今、渋沢栄一の一万円札、そしてまたいろいろな方面で皆さんの関心を得ているわけでございまして、それにつれて煉瓦工場も有名になってくるのではないか、そしてまた集客もできるのではないかということで、深谷市も大変力を入れて取り組んでいるかと思いますけれども、ここのところは皆さんご存じのように北側と南側に、それぞれ南側にはホフマン輪窯が今工事中で始まっています。北側に事務所があるのです。事務所のちょっと裏に電気室があるのだけれども、このところはネットで区切られていまして、途中が民間の会社の入り口になっているのです。深谷市は、これ工場のほうから頂いたものだから、とやかく言わなかったのでしょうけれども、今になってみると北と南が一体した建物なのです。こういったものを今、皆さんが訪れてくれるのに、何とかここのところのネットを取り外して、西側のネットをずっと一直線に結ぶところに、深谷市に県道に面したほうを分けてもらえれば大変ありがたいなと思うわけで、何か民間の土地なので、こちらで幾ら希望しても、なかなか相手があることですから分かりませんけれども、ぜひ努力をして、何とかここのところを一体的に深谷市、そしてまた工場もですけれども、公共の土地にしていただいて、県道からすぐ入れるような、そんなようなものでもしてもらえればありがたいなと思って、今提案をさせていただいたわけでございます。  それから、2つ目、渋沢栄一政策推進事業についてでございますけれども、いつも市長も大変ありがたい機会を一過性に終わらせたくないと言っているのです。私もそう思います。ぜひその辺のところを、具体的に皆さんにお示しできるのだったら示していただきたい。我々も議会の人間として、また深谷市を一緒に盛り上げていく一人の市民としてお手伝いをさせていただければ大変ありがたいと思っています。一緒に頑張っていきたいと思っています。  イに、大河ドラマ館が閉館してからは特に仕掛けるものはあるのか。  それから、ウ、花園拠点事業とは手は組めないか。  エ、新庁舎も大いに利用すべきと思うが。  ここに書きましたウとエは、説明をしないとちょっと意味が伝わらないかなと思うのですけれども、花園に今度アウトレットができますけれども、そこに来るお客さんにも渋沢栄一のふるさとがこちらにあるのですよということをアピールしていただいて、ここに来たお客さんを市内に呼び込むという方法で、何とかこういった方たちをいろいろな方法を使って市の中心部に導いていただくような方策を考えられないかということでございます。  それから、レンガをたくさん使った新庁舎が今年オープンします。そういったことで、深谷へ来る、渋沢栄一翁を見に行くというと、一番初めにどこへ行くかというと、いろいろなメディアを使って下調べをすればいいのですけれども、ふらっと寄った方はどこへ行けば分かるのか分かりません。そういったときに、真っ先に目に飛び込んでくるのが深谷の市役所なので、この市役所の中にも、ふらっと飛び込んでもすぐ案内できるようなものを、それを常設していただければありがたいなと思っています。この辺についてお尋ねをいたします。  それから、3番目に移ります。新型ウイルスの発生について現状を聞きたい。これは、ア、イ、ウ、エ、オ、カといろいろ書きましたけれども、現在のようにこんなに蔓延する、日々メディアで取り上げられるほど、まだはやっていなかったときの通告でございましたので、その後、刻一刻と状況が変わってきております。また、深谷市だけではなく日本中あるいは世界中が大変な苦労をされているところでございまして、私がこの議場で質問をしても、答弁のほうも限られてくると思いますけれども、一応このア、イ、ウ、エ、オ、カ、6つ羅列しましたけれども、ご理解をいただきまして、できれば分かりやすいご答弁をお願いしたいと思います。  以上、壇上から質問させていただきます。 ○清水健一議長 23番 髙田博之議員の質問に対し答弁を求めます。  植竹教育部長。 ◎植竹敏夫教育部長 それでは、髙田議員ご質問の1の(1)のア、上敷免煉瓦工場跡の文化財公開についての事務所とホフマン輪窯との連係が悪いにつきましてお答えいたします。  重要文化財日本煉瓦製造株式会社旧煉瓦製造施設は、平成18年に日本煉瓦製造株式会社が会社を清算した後、重要文化財を構成する施設であるホフマン輪窯6号窯、旧事務所、旧変電所及びその土地が平成19年に市へ寄贈されました。それ以外の会社所有地は民間企業に売却され、その結果としてそれぞれの施設が飛び地のようになっております。市では、これまで曳家により施設を1か所に集めることについて、文化庁を交え検討もしましたが、工場が稼働していたときの様子を示すものとして、場所という要素も文化財としての価値の一つであると指導され、曳き家については認められなかったという経緯もございます。そこで、今後は誘導標識などにより、点在するそれぞれの施設を結びつけて理解できるような活用方法についても検討したいと考えております。  現在、渋沢栄一翁への関心が高まっておりますので、ホフマン輪窯の保存修理工事が完了した後には、多くの方が見学に訪れることが予想され、来訪者が回る動線や駐車場確保などが課題となっております。ホフマン輪窯を安全に公開活用できるよう、保存修理工事を行っているところでございますが、これと併せて隣接する民間企業との協議を進めていく必要があると考えております。今後の公開に向け、多くの方に何度も訪れていただけるような魅力ある場所になるよう検討してまいります。  続きまして、3の(1)のウ、ハーフマラソンを中止にしたが、卒業式、入学式等は通常どおり実施するのかにお答えいたします。2月27日、政府より新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、3月2日から春休みが明けるまで、全国の小中高校や特別支援学校を臨時休校にするよう要請する表明があり、埼玉県教育委員会からも同様の通知がありました。このため、深谷市では3月3日から4月7日まで休校としたところです。このような状況の中での卒業式や入学式の開催については、感染拡大の防止という観点と、学校や児童生徒、保護者にとって重要な行事であるという観点を踏まえ、感染の広がり、会場の状況等を見極めつつ、教育委員からの意見を聴取するとともに、臨時園長、校長会、学校運営に係る連絡会議を開催の上、深谷市PTA連合会長からの意見などを伺い、その都度協議を重ねてまいりました。その結果、卒業式については必要最小の規模かつ万全の感染予防を講じた上で実施することとなりました。入学式については、今後の感染状況を見極めて検討してまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○清水健一議長 田高秘書室長。 ◎田高博秘書室長 それでは、髙田議員ご質問の2、渋沢栄一政策推進事業についての(1)、渋沢栄一翁の新札と大河ドラマをどう生かしていくのかの4点にわたるご質問につきまして順次お答えいたします。  まず、ア、一過性に終わらせたくないと言っているが、具体的な方策を聞きたいとイ、大河ドラマ館が閉館してからは特に仕掛けるものがあるのかにつきましては関連がございますので、一括してお答えいたします。大河ドラマ館は、大河ドラマの放送に合わせて設置され、放送終了に合わせて閉館するのが他自治体の一般的な事例でございます。現在のこの盛り上がりを大河ドラマの放送期間だけの一過性で終わらせることなく、新札の発行、そしてそれ以降も継続するために様々な取組を検討し、実施することが必要であると考えております。具体的には、渋沢栄一アンドロイドの活用や渋沢栄一記念館、旧渋沢邸「中の家」や旧煉瓦製造施設ホフマン輪窯6号窯など、論語の里の整備等を継続して進めてまいります。  また、本年1月に設置いたしました大河ドラマ「青天を衝け」深谷市推進協議会におきまして、今後民間も含めた商品開発や来場者対応、回遊ルートの検討等を進めていく予定ですが、そこで構築したノウハウを、行政だけではなく市民、民間事業者、関係団体等それぞれが活用して継続的に取り組む体制を築いていきたいと考えております。  次に、ウ、花園拠点事業とは手を組めないかでございますが、民間ゾーン、公共ゾーンともに渋沢栄一翁関連施設の案内はもちろん、市内全域で深谷の野菜を楽しむベジタブルテーマパークフカヤなど、深谷市の魅力をたっぷりと味わっていただけるような案内をしていきたいと考えております。  次に、エ、新庁舎も大いに利用すべきと思うがでございますが、7月に開庁いたします新庁舎におきましても、1階フロアの東西にそれぞれ総合案内を配置いたしますので、栄一翁関連施設やイベント紹介などの情報提供を来庁される皆様へご案内していきたいと考えております。また、庁舎1階西側の多目的ホールでは、栄一翁や大河ドラマなどの紹介コーナーの設置も可能でございますので、積極的にPRしてまいります。  なお、ウの花園拠点及びエの新庁舎での案内等の具体的な内容につきましては、今後関係部署等と検討してまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○清水健一議長 新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 続きまして、髙田議員ご質問の3、新型ウイルス発生についての(1)、ウイルスの現状を聞きたいの6点のご質問のうち、福祉健康部に係るア、エ、オ、カの4点につきましてお答え申し上げます。既に柴崎議員、佐久間議員のご質問にお答えいたしました内容と同様となることもございますけれども、ご理解いただければと思います。  初めに、ア、深谷市に入っている情報はどこまでかでございますが、感染症対策につきましては、国と都道府県がその役割を担っておりますことから、市町村は詳細を把握できる立場ではございません。このため、現時点の市内の発生状況等について、直接国県から情報提供による把握はしておりません。今後、感染拡大を防ぐために県等が必要と判断した場合、多分市内でということがもし仮にあれば、ないほうがいいのですけれども、あれば市町村のほうには連絡が来ると考えております。  次に、エ、市内の病院でも陽性患者を収容しているのではないかでございますが、先ほどの今のご質問でお答え申し上げましたとおり、現在市では情報を把握しておりませんので、ご理解いただければと思います。  続きまして、オ、予防方法を周知させ、市民に正確な情報を伝えるべきと思うがでございますが、佐久間議員のご質問でもお答え申し上げましたとおり、本市におきましては市民の皆様への予防方法の周知と情報の提供は重要と考えており、本年1月29日より市ホームページあるいはメール等において発生状況や新型コロナウイルス感染症に関する知識と感染防止の対応、それから何かあったときの、心配なときの相談窓口等についての情報提供と注意喚起を行ってまいりました。また、市のツイッターでの周知、「広報ふかや」3月号での啓発を行ったところでございます。併せまして、高齢者や基礎疾患を有する方は重症化するリスクが高いことから、市で作成した啓発チラシを活用し、障害者の関係者の会議での配布や、あるいは介護事業者などを通じまして高齢者へ配布いたしました。今後も関係機関のご協力を頂きながら周知啓発は行ってまいりたいと考えております。  最後に、カ、市内で発生者が出た場合の手順でございますが、こちらも既にお答えしたとおりでございますけれども、県等より情報提供があった場合には県等と協議をしながら、深谷市新型コロナウイルス対策会議を設置しておりますので、こちらで迅速に市としての対応を調整し、取組を進めてまいりますので、ご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○清水健一議長 奥総務部長。 ◎奥猛総務部長 それでは、議員ご質問の3の(1)のイ、深谷市で実行している対策はにつきまして総務部よりご答弁申し上げます。  新型コロナウイルス対策につきましては、令和2年、今年の1月29日以降、市ホームページや啓発チラシ等により、その感染防止及び相談窓口などの周知を行ってまいりました。その後、国内外での感染拡大を受け、市では新型コロナウイルスに係る全庁的な情報共有、連絡調整等を図り、迅速かつ的確な対策の実行につなげることを目的として、2月25日に深谷市新型コロナウイルス対策会議を設置いたしました。この会議は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に関する市としての統一的な考え方や方向性を示す役割を主としています。第1回目の会議は2月26日に、第2回目を28日に、第3回目を3月10日に開催いたしました。  第1回の対策会議では、市主催イベント等の実施可否の考え方や、市の業務に従事する者への注意喚起についてを決定いたしました。市主催のイベント等につきましては、多数の人が参加し、密着する状況が見込まれるか、並びに感染した場合に重症化リスクが高い高齢者や妊産婦の参加が見込まれるかの2点を判断基準とすることを定めました。この判断基準につきましては、当面令和2年3月31日までとしたところでございます。また、職員に対しましては、一人一人の感染防止策の徹底や、症状がある場合は積極的に自宅療養とすることなどを周知したものでございます。第2回の対策会議では、引き続き市主催のイベント等の対応方針などにつきまして、より具体的な協議を行いました。第3回の対策会議では、各部署における対応状況についての情報共有を行ったところでございます。今後も日々変化しておりますので、引き続き国、県の最新情報を注視し、新型コロナウイルス感染に関する状況が変化した場合には随時速やかに対応できるよう努めてまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。
    清水健一議長 23番 髙田議員。 ◆23番(髙田博之議員) 随時再質問をさせていただきます。  初めに、1番の煉瓦工場跡の文化財公開についてでございますけれども、大変なお金をかけて、今窯の修理をしております。新しい一万円札ができる頃には出来上がるだろうということなのですけれども、この窯を公開しても、窯も何回見ても、同じものを見るのは1回か2回見ればもういいのです。同じ仲間ではなく、あなたは何回か行ったのだから案内してくれよと言えば案内をするかもしれませんけれども、私は1度行ったところをまた行きたくなるような、そんなところにしてもらえればありがたいなと思うのです。  具体的には、いつも11時頃になると貨物のディーゼルカーが深谷の駅のほうから、一番先頭に旗を掲げた車窓さんが乗り込んで、裸でですね、裸というより、着物を来ていないという意味ではなくて、前のほうに乗り出して先端で警戒しながら煉瓦工場まで乗ってきたのです。そういったことで毎日目にしていましたけれども、それと同時に、その後トロッコで補修の方たちも線路の補修に従事していました。我々も子供たちも、たまにはそのトロッコにも乗せてもらったのです。そういったこともありますので、ここのところへ幾らか人が寄りつくような、また来たくなるような、そんなものをやるのだったら、ぜひその辺のところも何か遊歩道にトロッコを流すとか、人力、自転車みたいなもので踏んで、動力だと危ないですから人力でいいのですけれども、そんなようなトロッコのものだとか、あるいはまた小山川のすぐ近くで、民間で今ミニSLで、庭でやっている人もおりますけれども、そういったものでも、今煉瓦工場の跡のぐるの周りが深谷市の遊歩道になっているのですけれども、そんなところを利用してSLでも走らせるとか、そんなようなことができたら大変すばらしいものになるのかなと、そんなふうに思っております。ですから、今のままの公開をして、人が来ないと言って嘆くのより、また来たくなるようなものを仕掛けるのも一つの手だと思います。  そしてまた煉瓦工場の窯というものが、いつも火を一年中燃していたのです。順繰り順繰りに窯を、仕切りをずらして火をたいて、冷めたら出すという形で、200メートルのトラックみたいな、そんなような感じの窯だったのです。ぐるの周りが入れるのかなと思うのですけれども、冗談とも取れるのですけれども、この中で火事の心配がないから、深谷牛の焼き肉をしながらネギと一緒にやってもらえる、そんなようなものでもしたら、文化財のほうは許可しないとかということを前提にしていると何も始まらないのだけれども、泥とレンガと、塊ですから、今まで火を燃していたところなので煙の出る装置もありますから、そういうようなところで、できれば深谷のアピールにもできるし、深谷牛の宣伝もできるし、皆さんがまた行きたいという、1キロ1万円ぐらいの肉がどんどん売れるのではないかなと、そんなふうに思います。ぜひいろいろアイデアはありますけれども、取りあえずこの質問に対しての答弁をお願いいたします。 ○清水健一議長 植竹教育部長。 ◎植竹敏夫教育部長 それでは、再質問にお答えいたします。  トロッコですとかミニSL、あるいは飲食等様々なご提案をいただき、ありがとうございます。文化財は、まずは保存が大切ですけれども、併せていかに活用するかというのが大切なことだということは認識しております。そのために、まずは答弁申し上げましたけれども、今各施設をつなぐような仕掛としまして、まずは誘導看板などで見学者の方をご案内したいなと思っています。また、活用の中で先ほどお話もありましたけれども、飲食とかについても活用の上の一つのアイデアかと思います。可能性について探ってまいりたいと思います。  以上です。 ○清水健一議長 23番 髙田議員。 ◆23番(髙田博之議員) 先ほど答弁の中で、今の答弁ではなくてその前の答弁の中で、事務所と窯のほうの連係も今後会社とも詰めて、相談しながら進めたいというお話でございました。今2回目の答弁で、前向きの姿勢もうかがえます。その辺のところで、ぜひ何とか、文化財なのだけれども、渋沢栄一なのだけれども、あまり人が来なくなってしまったよと嘆くのより、その前にぜひ長続きするように手配していただければありがたいなと思います。1番のほうは結構です。  2番に移ります。渋沢栄一政策推進事業について、この件について先ほど壇上で質問しましたけれども、今年の1月1日で、深谷市ができてちょうど65年たつのです。1市3町が合併をして15年がたちます。そういったことで長い歴史はあるのですけれども、その中で今振り返ってみますと、私、今年大寄公民館の賀詞交換会で説明させてもらったのですけれども、昭和30年には安部彦平初代市長が2期就任をされました。これは1町4村、藤沢村、幡羅村、明戸村、大寄村、深谷町と、その市の仲よくなる、深谷市としての仲よくなる醸成をしてくれたのかなと思っています。  その後、2代目の市長の木村一郎さん、この方が3期お務めになりました。それで、この方が就任をされたのが昭和38年、就任が昭和38年なのですけれども、そして昭和40年に豊里村へ合併の申し入れを行っているのです。それで、やはり豊里村も昭和30年に八基と新戒が合併をして、新しい豊里村ができました。これが11月なのですね、前の年の。それで、その次に中瀬が一緒になって新しい豊里村が、3つの村が合併をして初めてできたのです。それで、それから幾年もたたないで、木村市長のほうから深谷市として豊里村へ合併を申入れをしました。これが実現したのが、その後幾年もかかって昭和48年なのです。昭和48年に、初めて深谷市の渋沢栄一になったのです。それまでは八基の渋沢さんだったのだけれども、やっと、今深谷市が渋沢栄一、渋沢栄一と言って喜んでおりますけれども、豊里村が合併をしてくれなかったら深谷の渋沢栄一にはならなかったのだけれども、今豊里の方たちも深谷と合併をして深谷の渋沢になったということで喜んでいるのではないかなと思いますけれども、そういったことでございます。それで、木村一郎さんも渋沢栄一には大変関心がありまして、昭和45年の成人式の式辞の中で、渋沢栄一のように青雲の志を持って皆さんも一生懸命やれという、そんなような式辞を送ったという話も聞いております。  その後、昭和50年、小泉仲治さんが第3代の市長になって、この方が4期お務めになりました。深谷の駅のところにある銅像がありますけれども、今の銅像は座っている銅像なのです。その前のは立っている銅像です。この銅像が、今渋沢記念館にありますけれども、この立っている銅像を作ったのが小泉仲治さんのときなのです。その後、橋上駅ができたりして上から見下ろすようになって、その後座っている銅像と取り替えて、立っているほうの銅像は渋沢記念館のほうへ行ったという話を伺っていますけれども、そんなようないきさつがあります。小泉仲治さんのときには、新しい深谷市ができる真っただ中で、新生の深谷市誕生ということを超えて、新しい深谷が活躍をする、発展をするという中の4期だったと思います。  その次に、福嶋健助さんが平成3年、福嶋市長は2期お務めになりましたけれども、一番目立って渋沢栄一に目に見えるものができたのがこのときだったのです。大寄中学校が火事になって、その後仮校舎ができました。深谷と合併をして、深谷中学ができました。新しい中学ができて、古いプレハブの大寄中学は要らなくなったので、ここのところへ誠之堂・清風亭の壊した、東京から持ってきた材料をみんなそのプレハブの中へしまってあったのです。そういったことで、大寄公民館には誠之堂・清風亭がございますけれども、そういったことの始まりで、平成11年に大寄公民館の完成と同時にこれが披露されました。その前に、平成7年、福嶋健助さんのときに、平成7年のときに渋沢栄一の記念館もできました。そして、深谷の橋上駅もできました。そしてまた、ガット・ウルグアイ・ラウンドでできた渋沢栄一の記念館なのですけれども、同じようにビッグタートルもできました。いろいろな目に見えるものができたのですけれども、そういったことが今につながっております。  また、新井市長になりました、その後。これが平成11年です。新井市長は、自分が当選をしてここで所信表明をするときから「忠恕のこころ」ということで、「まごころと思いやり」、これを深谷市政の根本に据えて皆さんに広めてくれた、そういった方でございます。  そういった先人のいろいろな積み重ねが、今小島市長のところで花が咲いたと私は思っております。これをぜひ一過性のものに終わらせたくないと市長も言っていますけれども、今のある我々が、今の人たちだけではないのです。先人のいろいろな積み重ねが、今ここに出てきたのです。ですから、それをありがたく受け止めて、さらにさらに深谷市民のためにこれを盛り上げていっていただけたら大変ありがたいなと思っています。  それで、今14万、昨日は市長が14万3,000人と言っていたけれども、深谷市ができたときは5万人だったのです。昭和30年は5万人、豊里が合併した昭和48年は7万3,000人だったのです。それが、平成の合併を超えて14万以上の大きなまちになりました。この中で花開かせた渋沢栄一関連の事業がどんどん全国に発信できれば、大変ありがたいわけです。  それで、先ほどの答弁の中で深谷の新しい庁舎も利用する、そしてアウトレットのほうも利用するということなのですけれども、具体的に分かればどんなようなことで、この一過性に終わらせたくない、これ議場で言ってはどうか分からないのだけれども、各方々のところへ行っても、当座は1年、2年はにぎやかなのだけれども、その後はいなくなってしまうよという話が多いのです。ただ、大河ドラマ館は1年限りで、みんなどこでも閉館していますから構わないのだけれども、渋沢栄一さんの場合には、ドラマ館は終わるのだけれども、それがお札になったりするわけです。それをずっと引き継いで、深谷市のために何とか役立てて使っていくというのか、役立ててこれを継承して、市民の皆さんと一緒に盛り上げていっていただければありがたいわけです。もう少し具体的に、これをお願いいたします。 ○清水健一議長 田高秘書室長。 ◎田高博秘書室長 それでは、髙田議員の再質問にお答えいたします。先ほどの答弁と重なるところがございますけれども、ご容赦ください。  まず、渋沢栄一関連施設、先ほども答弁したのですが、それから渋沢栄一翁のアンドロイドの活用による誘客、また大河ドラマ館1年なのですが、それを核としました回遊ルートの開発、さらに花園拠点、アウトレットやキユーピーなどを通じた深谷を循環できるようなベジタブルパークですか、野菜の、その辺も活用しながら行っていきたいというふうに考えております。また、令和6年の新一万円札発行まで様々な取組をオール深谷のほうでやってまいりたいというふうに考えています。一番大事なのは地域資源の活用と、それからオール深谷での持続性、持続的に、体制でやっていくというのが一番大切だというふうに感じております。  先ほども答弁したのですけれども、花園拠点と、また新庁舎の具体的な内容につきましては、今後関係部署と詰めていきますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○清水健一議長 23番 髙田議員。 ◆23番(髙田博之議員) 2番は了解いたしました。  3番、少し質問させてください。3番のウイルスの関係について、大変日本中が慌てふためいて、そしてまたなかなか対策も見つからないという中で、深谷市で幸いにして感染した方が出ないということは大変ありがたいのです。今、埼玉県で11の病院が感染症の皆さんを受け入れるということで、ベッドが70あるというのです。深谷市でも、感染症の指定病院があるわけです。私が質問しても、どこに幾人入っているとかというのは答弁できないと思うのだけれども、昭和25年に日赤ができました。昭和28年に深谷町など1町11か村で伝染病隔離病舎竣工いたしました。それがつながって、今でも深谷日赤はその機能を担っていると思います。  一番初めに、このウイルスにかかったかなと思ったときに、私がお尋ねしたいのは、かかったかなと思ったときにどういうふうにしたら健康を回復できるのでしょうか。どこに行っても、何か邪魔者扱いされて、あっちへ行けこっちへ行けと言われているらしいのですけれども、深谷市民がかかったかなと思ったときにどんなことをしたらいいか、ぜひ教えてください。 ○清水健一議長 新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 かかったかなというふうに思ったとき、基本的には今国とか県とかから来ているのは、ご自宅で療養していただきたいということでございます。医者に勝手に行かれても、そこでクラスターになりますので、下手すると。だけれども、医者に行ってはだめだということは、法律はまだできていませんので、行ってもらってはいいのだけれども、やはり自宅療養がまず先だと。その上で、やはり先ほど言ったように健康な方だったら4日以上37.5度以上の話だとか、あるいは強いだるさだとか、そういうのがあった場合には、必ず保健所のほうに相談センターありますので、そちらに連絡していただきたい。そこで判断させていただいて、必要な場合には専用外来、この間も話したとおり専用外来。これ県内に24あると言っていますけれども、どこだというのは教えていただけません、県に言っても。そこを紹介すると。そちらに行って、医師のほうにまた診ていただくということになります。検査が必要かどうかは、そこでまた判断していくというような格好になりますので、まずはいたずらに不安というのではなくて、まず自分で少し様子を見るということです。あまり、もちろん外出とか控えてもらって、その上で、やはりでもこれは厳しいかな、ちょっとどうかな、治らないなといったときには、やはり保健所のほうに行ってもらうと。  その前にかかりつけ医に行っていただくのは、当然だめだというわけではありませんから、行っていただくのも大丈夫なのですけれども、一応かかりつけ医に聞いていただいた上で行っていただければと思います。大体受け入れてくれると思うのですけれども、なかなか医者のほうも必ずしも全部の医者が受けているわけではないということも聞いておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  一応以上でございます。 ○清水健一議長 23番 髙田議員。 ◆23番(髙田博之議員) 次から次へ来て、検査する薬もないというような時代で、なかなか大変だろうと思うのだけれども、部長の答弁で、取りあえず自宅待機で様子を見てみるということなのですけれども、その様子を見る自分がどういう状態だかよく分からないわけです。風邪引いたかなと思うと、インフルエンザかもしれない、普通の風邪かもしれない、ではかかりつけのお医者さんへ行こうといって、行ってしまってもいいのですか。 ○清水健一議長 新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 議員さん、行きたいということを止めるという法律できていないのですけれども、やはり電話連絡とかでまず確認すればいいのではないですか、お医者さんのほうに。かかりつけ医へ行くなということはないです、確かに。ただ、コロナウイルスの場合だと、やはり相当防疫の問題を考えていただかなければならないということは県から言われておりますので、保健所なり、今言ったようにかかりつけ医にまずは連絡取っていただくというような格好になると思います。よろしくお願いいたします。 ○清水健一議長 23番 髙田議員。 ◆23番(髙田博之議員) さっき受け入れる場所が決まっていて、感染が分かったときにはそういうところへ入ってもらうという話なのだけれども、深谷市にはそういうのがないのですか、あるのですか。 ○清水健一議長 新井福祉健康部長。 ◎新井進福祉健康部長 先ほど言いましたとおり、今あるのかと、専用外来という、外来専用のそこなのですけれども、そこは先ほど言ったように県内24か所あるとは聞いています、うちのほうも確認したところ。だけれども、どこだということは、全く情報としては頂けません。だから、市内にあるかどうかは分かりません。すみません。 ○清水健一議長 23番 髙田議員。 ◆23番(髙田博之議員) 保健所は深谷にあったのだけれども、今深谷にないのだよね。そうすると深谷市の福祉健康部のほうで、何とかそういった市民からの問合せがあった場合には、ぜひいい方向へ導いてくれて、すぐに治るように手助けしていただけたらありがたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。 ○清水健一議長 23番 髙田博之議員の質問を終結いたします。 △休憩の宣告 ○清水健一議長 この際、暫時休憩いたします。  午後2時1分休憩  午後2時15分開議 △開議の宣告 ○清水健一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 △市政一般に対する質問(続き) ○清水健一議長 市政一般に対する質問を続行します。  22番 永田勝彦議員。          〔22番 永田議員登壇〕 ◆22番(永田勝彦議員) 先頃WHOにてパンデミックか、世界的大流行といわゆる知らされました。  新聞各紙にコロナが躍っていますね。見出しを見ると、経済に影響あり、金融市場大揺れ、中小企業の返済猶予を、景気後退、企業活動へ影響大、枚挙にいとまがないのです。麻生金融大臣は、中小企業への返済猶予を求めています。バンクに、金融機関にね。一昨昨日、某金融機関の支店長が私のところに見えました。コロナ関連につきまして、つまり弊社は、支店長が緊急相談窓口、休日融資相談窓口、加えて様々な開設をいたしましたということです。その際、実は大変お褒めをいただいてしまったのですよ、深谷市が。商工振興課で、実はホームページに、承知ですよね、こうあるのです。委任状(金融機関が代理申請する場合)、これなのです。これ重要なことで、ほかの市はないのですよ、これが。もういたく感動されまして、何て深谷市はすごいのだろうなということでありました。市長の指導が最高であると、そんなことでございます。  議席番号22番、通告番号20番、議長のお許しを得て一般質問をさせていただきます。  質問事項参ります。深谷市発行の地震ハザードマップについて、(1)として、市発行の「地震ハザードマップ」と民間発行の「災害列島危険情報地図」を比較すると未記載がある。アとイとありまして、質問要旨として、災害列島危険情報地図には活断層の場所の記載があるが、市の図には記載なしということでございます。  イとして、深谷市北東地区の揺れの大きい地域の記載に若干相違があるということでございます。  2として、空き家(空き店舗)について、空き家の増大が顕著であると。脅威ですね、これは。解消等は急務であります。アとして、少子高齢化、都市一極集中、種々原因はあります。日本国中各行政体も苦慮している。この事案について、具体的にどのような対策を講じていますか。県の不動産協会等に強力に働きかけることを質問要旨としては記載いたしました。埼玉北支部ですね。  質問事項3、某深谷市企業によるコンプライアンスを逸脱した行為による健康被害について、(1)として、深谷市瀬山地区北側高台に存する、通称工業団地の焼却の煙が地形的に瀬山に吹きだまるため、地区住民は病死が多発しているのです。病名は肺がん、住民は困窮ということなのです。手元に図面というか、若干記載があると思うのです。これが瀬山地区です。余談になるのですけれども、私に同級生が7人いますが、5人肺がんで亡くなっています。これは事実であります。闘病中が1人いたか、もう一人加えてね。まあ余談です。アとして、瀬山地区民のがん発生状況は異常である。病気療養中や死者が多い。病名は肺がん。皮膚がんもおります。高台の工業団地は焼却等をなりわいとしている企業がございます。早期な抜本対策を取っていただきたいと、こんなふうでありますが、そういうことです。  それから、4として、川本中学校のグラウンド復旧工事について。台風第19号による川本中学校グラウンド被災、このグラウンドは荒川の河川敷を占用している。増水のため、土砂が流出ということです。アとして、地球温暖化が叫ばれる昨今、またいつ発生するか分からない。高額な復旧費を再三にわたり負担するには課題が多いと思える。特急で運動場の移設を考慮すべきというふうに質問させていただきます。  先ほど、くどいのですけれども、戻りまして3に行きまして、これもやはり皆さんのお手元にこのように写真ですね。これは10年前から撮られた写真なのです。私にこんな形で、永田議員、ぜひ周知を頼むということで頂いております。  以上、議長の裁可を頂き、一般質問といたします。よろしくお願いします。 ○清水健一議長 22番 永田勝彦議員の質問に対し答弁を求めます。  奥総務部長。 ◎奥猛総務部長 それでは、議員ご質問の1、深谷市発行の地震ハザードマップについての(1)のア、災害列島危険情報地図には活断層の場所の記載があるが、市の図には記載がない並びにイの深谷市北東地域の揺れ方の大きい地域の記載に相違があるにつきまして、一括でご答弁申し上げます。  初めに、市の地震ハザードマップに活断層の場所の記載がないとのことでございますが、ハザードマップに掲載しております深谷市全図の地域の危険度マップの右下に別段として、活断層として関東平野北西縁断層帯、いわゆる深谷断層と綾瀬川断層を一体とした断層の場所を記載しておりますので、ご確認をお願い申し上げます。  次に、深谷市北東地域の揺れ方の大きい地域の記載に相違があるとのことでございますが、市で作成した地震ハザードマップに掲載している揺れやすさマップにつきましては、平成25年埼玉県地震被害想定調査の結果をもとに、関東平野北西縁断層帯によるマグニチュード8.1、震源地を断層の北側を想定した場合の最大級の揺れをお示ししたものでございます。議員ご指摘の災害列島危険情報地図と市の地震ハザードマップを比較した場合に、想定のマグニチュードや震源地などが異なりますと揺れやすさも異なってまいります。このことから、記載内容に相違が出るのではないかと思われます。ご理解をお願い申し上げます。  なお、令和2年度から深谷市地域防災計画の改定を行う予定でございます。防災計画改定後、地震ハザードマップもより市民に分かりやすい表記となるよう努めてまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○清水健一議長 寺田協働推進部長。 ◎寺田由美子協働推進部長 それでは、続きまして、永田議員ご質問の2の(1)のア、空き家に関するご質問につきましてお答え申し上げます。  初めに、本市の空き家対策についてでございますが、平成29年度に深谷市空家等対策計画を策定し、その計画に基づき、総合的かつ計画的に取り組んでおります。その取組につきましては、副市長を会長とし、関係する部課長を構成員とする深谷市空家等対策会議において協議するとともに、外部有識者を構成員とする深谷市空家等対策審議会のご意見を伺いながら進めているところでございます。  空き家の発生抑制と適正管理の促進といたしまして、毎年市で把握しております空き家所有者に対し、適正な管理を依頼する通知を送付するとともに、空き家の啓発冊子なども同封しております。また、資産税課と連携いたしまして、固定資産税の納税通知書を送付する際に空き家に関する情報を掲載したチラシを同封し、空き家問題に対する啓発も行っております。さらに、昨年度より自治振興課に空き家対策相談員を配置し、空き家の相談や苦情に迅速に対応できる体制を整備いたしました。そのほか専門家による無料空き家総合相談会を開催しており、今年度は2回を開催し、合計46組の相談に対応いたしました。  次に、空き家の利活用の促進といたしまして、平成28年4月より深谷市空き家利活用ネットワーク制度を開始しております。この制度では、空き家の所有者等に対し、市から働きかけを行い、市と協定を締結した不動産関係団体の協力による活用相談や、空き家バンクによる物件紹介などを行っております。さらに、空き家の発生原因の半数以上が相続でありますことから、来年度から埼玉司法書士会のご協力を頂き、相続や登記に精通している司法書士による無料の相談会を新たに開設する予定です。今後も関係団体と連携し、空き家対策に取り組んでまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、不動産関係団体でございます埼玉県宅地建物取引業協会埼玉北支部及び全日本不動産協会埼玉県本部との連携でございますが、空き家の売買や賃貸などの有効活用につきましては、市でできることが限られておりますので、大変重要なパートナーであると考えております。先ほどもご説明いたしました空き家の活用相談や空き家バンクへの協力、深谷市空家等対策審議会の委員の推薦、深谷市空き家総合相談会への相談員の派遣など様々なご協力を頂いておりますが、両団体と連携していく上で一番の課題となることが、個人情報でございます空き家所有者の情報の取扱いでございます。個人情報の外部提供につきましては、本人の同意や提供の範囲など課題も多いことから、今後調査研究し、空き家所有者情報を問題なく外部に提供できるような体制を構築し、空き家の有効活用の促進を図ってまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 ○清水健一議長 中野環境水道部長。 ◎中野敏宏環境水道部長 それでは、永田議員のご質問の3、某深谷市企業による法令遵守を逸脱した行為による健康被害についてお答えいたします。  深谷市では、市内各所で大気中のダイオキシン類濃度測定を行っており、瀬山地内においても瀬山集会所において年に4回測定を実施しているところでございます。ダイオキシン類は、焼却に伴って発生するため、その濃度は焼却による大気環境への影響として考えていただくことができます。瀬山地区での測定結果につきましては、平成20年の測定開始から規制値を大幅に下回って推移しており、市内のほかの箇所と比較しても同様の数値となっております。なお、がんの発生状況につきまして、埼玉県保健医療部疾病対策課がん対策担当などの関係機関に問い合わせたところ、深谷市全体の死亡数は把握しているものの、各地区ごとでは把握していないとのことでございますので、瀬山地区での発生状況が特に多いかどうかは分かりかねますので、ご理解賜りたいと存じます。  今回ご指摘の工場等への対策ですが、煙とほこりに関しましては、これらを規制する大気汚染防止法の指導権限は埼玉県にございますことから、深谷市といたしましても埼玉県北部環境管理事務所と連携して対応しているところでございます。また、当該工場のうち2つは熊谷市内に位置していることから、熊谷市にも情報提供を行い、対策を取っていただくよう対応しております。市内にある工場に関しましては、過去に廃タイヤの投入口から煙が逆流して黒煙が大量に発生してしまうことがあり、県の北部環境管理事務所が指導を行ってきた経緯があります。この件につきまして県に確認したところ、今年の1月に行った立入調査で、炉が改善されて黒煙が流出しないようになっているのが確認できたとのことでございます。当該事業所に対しましては、今後も埼玉県北部環境管理事務所及び熊谷市と協力して、法令に基づく適正な監視、指導を行って対応してまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○清水健一議長 植竹教育部長。 ◎植竹敏夫教育部長 それでは、永田議員ご質問の4の(1)のア、地球温暖化が叫ばれる昨今、またいつ発生するか分からない。高額な復旧費を再三にわたり負担するには課題と思える。特急で運動場移設を考慮すべきについてお答えいたします。  小嶋議員のご質問に答弁いたしましたとおり、昨年の台風19号により被災した川本中学校のグラウンドの復旧工事を現在進めております。川本中学校のグラウンドの移設等につきましては、中学校グラウンドの設置基準に基づき、その代替地を検討しておりますが、必要とする面積や授業時間内での移動等の問題があり、学校グラウンドとしての条件を満たす場所の選定は難しい状況です。今後につきましても、川本中学校のグラウンドの移転等について、引き続き検討を行ってまいりたいと考えております。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○清水健一議長 22番 永田議員。 ◆22番(永田勝彦議員) それでは、再質問をさせていただきます。  まず1、近年の異常気象を捉えてみたときに、これらの事項に注意を払うことが求められます。市民の安全安心を担保すべく、緊張感を持って対処、臨んでいただきたいと思います。答弁は求めません。よろしくお願いします。  2の空き家(空き店舗)について、立派な完璧な答弁を頂きました。空き家(空き店舗)のあることは、火災発生あるいは景観の悪化。原因はどこにあるか、少子高齢化と住まいの多様性なのです。一括で住んでいた、そうでなく親御さんは親御さん、子供さんは子供さんという、そういうことでどうすべえと言って増えていったのです。それがあるのかなと思います。それから、もう一つは都市への集中、これが移動、集中がある、これも発生原因かなと思います。このことはありがたい、視察に参りますと学べるのです。離島でも、列島それから各島々でも全てに言えるのです、同じことが。だから、日本全体でこのことが各行政体の悩みというかなのです。ですから、つぶさに長くなりますからあれですけれども、島へ行きますと、「タクシーの運転手さん、あんたは」と言うと、「いや、必ず本土へ行くんだよ。それで、ほどなく帰ってくるんだよ。母ちゃんもらって帰ってくるんだよ」。これは余談ですけれども、そんな中で、本当に出ていった方が全部戻るわけではございませんので、これは大問題なのかなということなのです。  このことは、所有者の早期の決断が一番求められているのですね、持ち主。先送りすると修繕費が膨らみ、買うよ、借りるよという方のマッチングができないです。そうすると解体しなければならない。そうすると、いろいろな税制面もあるから放置してしまう。だから、求められるのは速やかな流通、こういうことかなと思うのです。解決に向けて、先ほどもご答弁頂きましたけれども、深谷市の大きな情熱が求められることかなというふうに思います。  そこで、先ほどお話に出ました埼玉県の不動産協会、私も相談というか、お声がけしたところ、「大いに汗をかかせていただきます。ぜひアプローチ、お声がけをしていただきたい」と。もうそれこそ平たく言えば、照る日を潰しても頑張りますと。裏返せば仕事でもあるということです。ですから、ぜひそのことについては真ん中に据えて、接触を密にして、幸いちょっと半分ぐらい私的かなと思うのですけれども、今埼玉北支部の支部長さんが前の深谷市の議員でございます。そのことも踏まえて、熱心ですから、困ったことはみんなでやろうよということのコンセンサスができていますから、「おい、来いよ」で来てくれますから、そんなことでぜひお声がけを怠ることなく、遠慮しないで身内のつもりで声かけてください。これ答弁いいです。了解、オーケー、オーケー。 ○清水健一議長 寺田協働推進部長。 ◎寺田由美子協働推進部長 どうもありがとうございます。大変心強く思っております。  最初の答弁でも申し上げましたけれども、特に埼玉県宅地建物取引業協会埼玉県支部さんにおかれましては、今年独自に空き家に関するパンフレットを作成していただきまして、それを市に無償で提供していただきました。私どもとしましても、空き家の相談会のご案内を所有者に1,300通ぐらいなのですけれども、発送したときに同封させていただきました。そういったこともありまして、宅建協会さんとは市と良好な関係にあるというふうに認識しております。  議員さんがおっしゃっているのは、いろいろな連携をしているけれども、もう一歩踏み込んだ連携といいますか、情報提供がということがご趣旨なのかなというふうに思っております。市でもそういったことを、今もう少し何とかできないかなということで検討しております。空き家の所有者の方の同意ということがやはり前提になるのですけれども、空き家の所有者は市で把握している1,400ぐらいありますが、その所有者の半分というのが市外の方なのです。それと、また所有者が複数いる、共有名義だったり、相続人がたくさんいるとか、それが未相続とか未登記という物件も結構あります。そうしたことを踏まえまして、そういった情報を収集して提供するに当たっては、空き家の所有者の同意をどうやって取得するか、その取得方法ですとか、市が保有する情報を外部に提供する範囲、それと提供する方法、こういったことを具体的に検討していく必要があると考えております。また、トラブルがあっては困りますので、未然に防止するような配慮も必要になるかなというふうに考えております。  市といたしましては、空き家の利活用につながる効果的な制度とするためには、空き家所有者が安心して市に情報提供に対する同意をしていただきまして、提供を受ける不動産関係団体の皆さんが動きやすい体制をつくることが非常に重要かなというふうに考えております。今後、国のガイドラインなども出ておりますので、そういったことを参考にしまして、所有者情報の提供に当たっての仕組みづくりにつきまして具体的に検討してまいりたいというふうに考えております。その際は、永田議員さんを初め、宅建協会の埼玉北支部さんと情報交換ですとかご意見を頂きたいなというふうに考えておりますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。 ○清水健一議長 22番 永田議員。 ◆22番(永田勝彦議員) いや、しかし力強いすばらしいご答弁を頂きました。託して安心かなという感じもいたしました。ぜひただいま頂いた言葉の形で臨んでいただければありがたいかなと低頭いたします。もうご答弁はよろしいですが、次いいですか。 ○清水健一議長 はい。 ◆22番(永田勝彦議員) 続けて、では3番です。某深谷市企業によるコンプライアンス、このことについては、実は結果として野菜のまちということが大変問題視されるのではないかというのです。例えば、川本の道の駅へ私ちょくちょく出かけます。おいしいうどんがあるものですから。そこで食べて北をのぞくと、もくもくと大きく煙が出ているのです。こういうのを見た外部の方たちはどう感じるか、やはり野菜のまちですから、そういうのはあまり好ましくないのではないかなと。風評被害といいますか、そういうものが起きる前に、やはりこれはしっかり企業として対峙していかなくてはいけないのではないかなと私は思うのです。  先ほどの瀬山の事案なのですが、これ10年前に私がやはりきついなと思って訪問しました。若宮商事という会社なのです。訪問しましたら、私に「いや、これは道路のほこりなんですよ」と言うから、ああ、この人と話しすることはないなと言って私は退去しました。10年後、これは地元の方たちの皆さんの、お写真にありますけれども、「永田君、困っちゃったよ」と。ぜひこれお話し進めて、しかしながら深谷市の責任はないです。発生源が熊谷市、たまたま企業が深谷市、こういうことですよね。これは難しいので、どう対処したらいいか。ただ、やはりこのことについては深谷市さんとしても承知というか、あるのかなと。  先ほどの答弁の中で、全くダイオキシン類等々の問題はございませんと。測定地がもっと北なのです。あの土地の形状は、工業団地から8メーター下がったところが瀬の山というところです、瀬山。そこによどんでいるのです、煙が。ですから、風が吹いていると、そのまま河原のほうに流れていってしまって希薄になってしまう。ところが、普通はずっと落ち込んでいるのですね。このことは大変難しいのです。お断りしますが、深谷市の皆さん、あるいは執行部の皆さんに税金とかというのはございませんで、ただ対応すべき突破口、事案があったときには認識しておいていただいて、ああ、そうなのかと。異常値なのですよ。見てもらっても分かります。あれが全世帯の中で、私ごとになりましょうか、同級生が7人います。5人亡くなっています。肺がんです、全員。これは1人が闘病中で、1人は元気ですけれども、ですから全員ですよね。だから、やはりこれは目に見えない、測定では場所が違うのですよ。平地、風が流れてたなびいた終わりの下のところに測定地があります。あそこは八幡様のところです。そうでなくバイパス、あれに面したところが先ほどの地図ですから、測定値はそこでは取れないというふうに思います。らちするべきではないのかなというふうで、これはご記憶していただいて、ぜひこういうことが深谷市瀬山に招来しているということだけを捉えてもらって、先ほどの答弁の中で県、熊谷市に働きかけて、あるいは報告して、先ほどのものを持参していただくべきでありましょう。そのような形で対応していただきたいと思います。これは、風評被害というのがまず怖いです。このことについては真ん中に据えてください。これについては答弁求めません。  それから、4へ行ってしまっていいですか。 ○清水健一議長 はい、どうぞ。 ◆22番(永田勝彦議員) 4にグラウンドなのですが、大変多額な修復費用をおかけしました。記憶ですと、平成17年にも流れてしまった。これは河川敷ですから、埋めるわけにいかないというところでございます。ですから、いつまた招来するか分からない、温暖化に向かっていますから。ですから、このことについて私、徒歩であの周りを回ってみました。候補地をワン、ツー、スリーと考えてみました。これは聞き流してもらいたいのですが、1は北方です。つまり、運動場の北です。あの高台です。ところが、私が2町あそこへ用意しますと、仮に2町用意しますと生活圏が脅かされてしまうのです。ですから、難しいと思います。  では、さらに西、名前を申し上げていいかと思うのですけれども、日本高圧コンクリートさんの下、あそこに十分あります。しかしながら、あまりにも寄り過ぎ、あるいは視認性が悪いのです。失礼ですけれども、見た目が悪い場所。周りじゅうがどうもコンクリの塊みたいなイメージで。  3つ目考えました。そうすると、先ほどお話しした、お子さんがそちらへ行くということなのですが、歩いて行っても数分のところです。そこはどこだといいますと、もくせい館の東なのです。あそこに50町あります。あそこなら50町ありますから、やりくりしても、どういうふうでもまとまるのではないかなと私は思うのです。  では、もう一つ踏み込んでみます。1反、今ただです、売買が。しかしながら、下世話では10万円か20万円です、1反。そうすると、これは2町なのです。20万円で買っても400万円なのです。しかしながら、やはり鑑定評価しますと100万円出るでしょうね。100万円でも2,000万円なのですよ、2町でね、当面積。そういうことで、このことは考慮してもいいのではないかなというふうに私は思うのです。そこまで歩いていくのにどれだけかかるといったら、5分でしょう。中学から5分。ですから、候補だったら言ってよと。今使っているのは、そうそう、それの下の天神グラウンドか何か使っているのではないかな、今。運動場として、深谷市のほうでお世話になって今修復しているあの場所が出来上がらないから、そこまで歩いていって、それにより近い場所ですね。だから、そういうこともお考えいただくと、温暖化ですから、いつまた事故というか、また流されてしまうということもございますので、そういう形も視野に入れてご検討いただければありがたいかなと思っています。このことについては、答弁いただきたいと思います。 ○清水健一議長 植竹教育部長。 ◎植竹敏夫教育部長 それでは、お答えいたします。  現在、中学校のグラウンドについては復旧工事に努めているところでございますけれども、議員ご懸念のとおり、私どもとしましても今回2回目ですので、今後温暖化する中で同じような心配がされるということで、この際、移転の可能性とかについても、限られた時間の中ですけれども、検討させていただきました。その中で、なかなか場所の選定について適切なものが見当たらなかったという状況です。現在、いろいろなところについて議員さんのほうからご提案等も頂きましたけれども、引き続き議員おっしゃるとおり、行政ですと土地を取得するときは不動産鑑定とか、また整備に当たっては国の補助事業があるのかないのかとか、あるいは地権者の方の協力が得られるのかとか、様々な要因があります。また、中学校の体育の時間というのは1こま50分です。歩いてもそれほど時間がかからないよというお話もありましたけれども、そういうことも含めて、あるいは天候のこともございます。雨の日とかの授業をどうするのかとか、様々ありますので、いろいろな要因も含めながら、ご提案頂いたところ等もいろいろ考えさせていただきたいと思います。  私ども限られた時間の中でやっているのは、あくまで机上の上でしたので、今後はもうちょっと時間を取りながら、おっしゃったとおり、まずは現地へ行って歩いてみたりとか、そういうことも含めて様々にこの問題につきましては移転の可能性も含めて、どのような災害時の復旧等に当たることがいいのか、検討をちょっとお時間を頂き、引き続き取り組ませていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○清水健一議長 22番 永田議員。 ◆22番(永田勝彦議員) ご答弁ありがとうございました。つらつら考えるのに、やはり3場所私歩いてみて、これかなというふうなことで、私自身はそんなふうに感じたわけでございます。それで、やはり将来にわたって多額なご負担を、それも実りある金銭の利用ではないですよね。被害に遭ったので直した、こういうことで全く不能な形なのです。ですから、できましたら検討いただき、また私、余談なのですけれども、余談が多いのですが、新年会に招かれましたり、地元の天神まつりに招かれましたときに、地主さんが七十数名いましたからお話ししました。「将来どうだな」なんて威張ってはいませんけれども、「どうでしょう、皆さんの将来の子供たちのためにどうかね」と。50町ありますから、やりくりすれば、これより下ではないといったらよろしいのではないですか。あっちへ行って、あっちというのは分かりにくいでしょうけれども、A点からB点へ行ってもらって、まとめて2町にしてしまう。あまり難しいことではないのではないかなというふうに感じるわけで、これはまた超余談ですが、そっくり学校を持っていってしまえばいいかななんて、これは余談ですよ。  そういうことの中で、私の浅知恵ですが、この場所に進めるべくお考えを進めてもらうとうれしいかなというふうに思っています。せっかくの機会ですから、大教育長にも一言お言葉を頂きたい。よろしくお願いします。 ○清水健一議長 小栁教育長。 ◎小栁光春教育長 川本中学校の台風被災に伴う永田議員のご所見を伺いました。また、過日は小嶋議員からもご質問を頂きました。改めて学校が、地域の皆さんが毎日通い、学んだ、いわばそういう心のふるさとである、そんなことに思いを致しますと、今の川本中学校の生徒の心情をおもんぱかってのご提言だと思い、一生懸命やらなければならないなと改めて思います。  私どもは、先ほど植竹部長が申し上げましたが、まず短期的な対応、したがって復旧、そして中期的な対応、グラウンドの移転、いろいろ候補地を探しました。そして、10年、20年のスパンでの長期的対応は学校自体の移転も考える必要があるだろう、それは人口の推移等を見ながらです。短期、中期、長期、いろいろワーキングでありますけれども、検討いたしましたが、まずは短期的な対応で、なおそれに一生懸命やっていこうと、こう思っております。今後ともこの検討を進める中で、いろいろ対応してまいりたいと存じますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 ○清水健一議長 22番 永田議員。 ◆22番(永田勝彦議員) どうもご答弁ありがとうございました。  私の一般質問を終わります。 ○清水健一議長 22番 永田勝彦議員の質問を終結いたします。 △次会日程の報告 ○清水健一議長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  明14日ないし16日は本会議を休会とし、17日は午前9時から本会議を開き、委員会の審査経過並びに結果の報告、同報告に対する質疑、討論、採決を行います。 △散会の宣告 ○清水健一議長 本日はこれにて散会いたします。 3月13日午後2時55分散会...