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03月03日-03号

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  1. 鴻巣市議会 2021-03-03
    03月03日-03号


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    最終取得日: 2021-06-20
    令和 3年  3月 定例会         令和3年3月鴻巣市議会定例会 第8日令和3年3月3日(水曜日)        議  事  日  程     開  議日程第1 議事日程の報告日程第2 議案第23号から議案第26号までの質疑日程第3 議案第27号から議案第33号までの質疑日程第4 議案第34号から議案第38号までの質疑日程第5 議案第39号から議案第41号までの質疑日程第6 議案第42号から議案第44号までの質疑日程第7 議案第45号の質疑日程第8 議案第46号から議案第53号までの質疑     議案第23号から議案第53号までの各常任委員会への付託     散  会〇出席議員  26名   1番  諏 訪 三津枝 議員      2番  竹 田 悦 子 議員   3番  芝 嵜 和 好 議員      4番  坂 本 国 広 議員   5番  永 沼 博 昭 議員      6番  金 子 裕 太 議員   7番  小 泉 晋 史 議員      8番  市ノ川 徳 宏 議員   9番  菅 野 博 子 議員     10番  加 藤 久 子 議員  11番  頓 所 澄 江 議員     12番  野 本 恵 司 議員  13番  川 崎 葉 子 議員     14番  橋 本   稔 議員  15番  加 藤 英 樹 議員     16番  金 子 雄 一 議員  17番  羽 鳥   健 議員     18番  阿 部 愼 也 議員  19番  中 野   昭 議員     20番  坂 本   晃 議員  21番  大 塚 佳 之 議員     22番  秋 谷   修 議員  23番  潮 田 幸 子 議員     24番  織 田 京 子 議員  25番  田 中 克 美 議員     26番  金 澤 孝太郎 議員〇欠席議員   なし〇説明のため出席した者     原 口 和 久  市     長     原   光 本  副  市  長     武 藤 宣 夫  教  育  長     根 岸 孝 行  市 長 政策室長     榎 本   智  総 務 部 長     田 口 義 久  財 務 部 長     清 水   洋  市 民 生活部長     田 口 千恵子  こども未来部長     髙 木 啓 一  健 康 福祉部長     飯 塚 孝 夫  環 境 経済部長     山 﨑 勝 利  都 市 建設部長     福 田 順 一  都市建設部参与     細 野 兼 弘  吹 上 支 所 長     大 塚 泰 史  会 計 管 理 者     齊 藤 隆 志  教 育 部 長     野 本 昌 宏  教 育 部 参 与     佐々木 紀 演  市 長 政 策 室              副  室  長     藤 崎 秀 也  総 務 部副部長     岩 間 則 夫  財 務 部副部長     関 口 泰 清  市 民 生 活 部              副  部  長     小 林 宣 也  こ ど も未来部              副  部  長     木 村 勝 美  健 康 福 祉 部              副  部  長     堀 越 延 年  環 境 経 済 部              副  部  長     外 島 洋志男  環 境 経 済 部              副  部  長     三 村   正  都 市 建 設 部              副  部  長     清 水 千 之  教 育 部副部長     大 島   進  教 育 部副部長     小 林   勝  秘 書 課 長〇本会議に出席した事務局職員     岡 田 和 弘  事 務 局 長     小野田 直 人  書     記     中 島 達 也  書     記(開議 午前 9時02分) △開議の宣告 ○金子雄一議長 ただいまから本日の会議を開きます。 △議事日程の報告 ○金子雄一議長 日程第1、議事日程の報告を行います。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付してあります日程表のとおりであります。ご了承願います。 △議案第23号から議案第26号までの質疑 ○金子雄一議長 日程第2、議案第23号から議案第26号までの4件を一括して議題といたします。  既に議案に対する説明は済んでおりますので、これより質疑を求めます。  質疑はありませんか。  永沼博昭議員。 ◆5番(永沼博昭議員) 議案第23号 第6次鴻巣市総合振興計画基本構想の変更について質問いたします。  4点ばかりありまして、本基本構想の変更は、国立社会保障人口問題研究所の人口推計値を最新の値に更新することが説明されていました。この人口推計値は、平成30年3月30日に公表されているものでございます。今議会より早い時期に市長から鴻巣市総合振興計画審議会に諮問し、本基本構想の変更するということもできたのではないかと考えますが、その辺の検討はされたのかどうか伺います。  次に、2番として、この鴻巣市総合振興計画審議会条例により、令和2年10月28日に市長から諮問に応じ、審議会で本基本構想の変更について審議が3回行われました。このとき審議会委員10名でございましたが、市長がいつ委嘱されたメンバーなのか、またメンバーの構成として、知識、経験を有するものは何名で、公募による市民は何名なのか伺います。  3点目は、議案第23号の可決された場合、第6次鴻巣市総合振興計画基本構想部分のみを修正し、差し替え用のプリントを配付するという予定なのか、それとも本基本構想可決後の対応と、その周知について伺います。  4点目は、審議会の審議内容にはありませんでしたけれども、本基本構想の変更と同時に総合振興計画の表紙や、政策にある目標値などにある平成を令和にする修正をする考えはなかったのか、この4点についてお聞きいたします。 ○金子雄一議長 市長政策室長。 ◎根岸孝行市長政策室長 それでは、永沼議員のご質問にお答えいたします。  初めに、第6次鴻巣市総合振興計画の基本構想は、鴻巣市自治基本条例を策定根拠といたしまして、平成29年度から令和8年度までの10年間の本市のまちづくりの理念と方向性を示したものでございます。今回、基本構想の土地利用構想においては、産業団地の整備及び道の駅整備事業で具体的な進捗が見られたこと、また後期基本計画における政策展開の方向について議論を開始する時期であったことから、審議会を開催しました。将来人口における国立社会保障人口問題研究所の推計値の見直しについては、これらに併せて行うものでございます。  次に、まず審議会については、令和2年10月28日に委員の委嘱を行い、審議会は全部で3回実施いたしました。また、今年度の審議会委員は、識見を有する方が7名、公募による市民が3名の計10名で行われました。  続きまして、今回の基本構想の変更への対応でございますけれども、市政情報コーナー等に配置する総合振興計画に変更を行ったページのみを印刷して挟み込むことで対応してまいります。また、市のホームページに掲載することにより周知を図ります。なお、議員の皆様には該当のページを印刷して配付する予定でございます。  次に、基本構想以外の平成の表記を令和に変える修正につきましては、来年度の後期基本計画の策定において実施する予定でございます。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○金子雄一議長 これをもって質疑を終結いたします。 △議案第27号から議案第33号までの質疑 ○金子雄一議長 日程第3、議案第27号から議案第33号までの7件を一括して議題といたします。  既に議案に対する説明は済んでおりますので、これより質疑を求めます。  質疑はありませんか。  川崎葉子議員。 ◆13番(川崎葉子議員) では、議案第27号、鴻巣市敬老祝金支給条例の一部改正について、4点ほど質問をさせていただきます。  この要旨は、平均寿命が延び、高齢者が増加する中で、敬老祝金の支給対象年齢及び支給額並びに長寿者家族慰労金の支給額を見直し、改正するということですが、その経緯を伺いたいと思います。といいますのも、平成27年度に鴻巣市敬老祝金支給条例の一部を改正しております。このときの支給対象人数は約3,000人で、その10年前、18年度の1.5倍になっており、見直しの必要があるということで祝い金の減額を行っています。その際にも質疑、答弁のやり取りがありました。答弁では、他市では77歳、88歳、99歳の節目に支給する事例があるが、より多くの高齢者に深く敬意を表したいということで、75歳から5歳刻みの支給対象者は変えませんということでした。要するに支給対象年齢は変えずに、祝い金を減額したのが5年前であります。今回の改正では、対象年齢を絞り、祝い金を手厚くするということかと思いますが、5年経過して、この間、どのような分析を行ってきたのか伺います。  2点目です。市長の施政方針では、本市の高齢化率は2040年には38.3%になると推計されており、埼玉県の34.2%を上回っているというお話でありました。支給対象者のピークの見通しについて伺います。  3点目です。満77歳の喜寿、満88歳の米寿、満99歳の白寿、満100歳の百寿の対象者に祝い金を支給するということですが、対象年齢ごとの人数を伺います。  4点目です。改正前の対象人数は、満75歳、満80歳、満85歳、満90歳、満95歳、満100歳でございましたが、その対象人数と総支給額について伺います。そして、今回の改正、改正前とは総額でどれだけ違うのか、以上4点伺います。 ○金子雄一議長 健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 それでは、議案第27号の質問につきましてお答えいたします。  まず、今回の改正の経緯ということでございますけれども、前回改正した後、まず我々が今回改正するために検討したと、様々な要素を検討してきているところですけれども、その中でまず1点目といたしましては、高齢化、それから長寿命化、そういうところの流れの中で、長寿を祝うという意識が若干薄らいできているのではないかというところ、それから平均寿命が男性が81.41歳、女性で87.45歳という令和2年度の数値でございますが、このような状況の中で、それ以下の年齢の方を長寿というのかというのは、これは各市、町で検討しているところだと思っております。また、2025年には団塊の世代の方が全て75歳以上になるということも含めまして、敬老のお祝いというところの観点から検討してまいりました。  また、5歳刻みから今回は77、88、99という形になるのですけれども、そこはどういうことかというところですけれども、5歳刻みで対象者を広くということだったのですが、今回は昔からの長寿を祝う喜寿、米寿、白寿とする自治体が多い中で、本市もそこに倣いまして、また市民にとっても分かりやすいタイミングであるかなということで、このタイミングに変更させていただいております。  また、最終的にこの制度の持続可能な制度といいますか、継続していける制度としなくてはいけないということもございまして、こういう形で改正をお願いしたということでございます。  以上の様々なところを検討しまして、今回は長寿を祝うという本来の趣旨に鑑みまして、5歳刻み、一律5,000円を改めまして、対象者は減りますが、年齢を重ねれば重ねるほど祝い金の支給を増額するものとしているところです。  75歳から100歳までの祝い金の合計は、改正前で7万5,000円、改正後で7万2,000円と若干3,000ほど減りますが、男性の平均寿命81.41歳を超えた方、85歳以上の方につきましては祝い金を増額しておりまして、改正前と同額を確保させていただいているところでございます。  また、長寿者家族慰労金、こちらも減額をさせていただいておりますが、在宅で100歳の方の世話をしている家族に慰労金を渡していたものなのですけれども、現状では在宅で独力で元気に生活をする100歳の方が増えておりまして、本来のこの制度の目的にそぐわなくなってきているのかなというところもありまして、廃止ということも検討してまいりましたが、この制度、県内でも非常に珍しく、あまり数が例がない制度でしたので、できれば継続したいということもありまして減額にさせていただきましたが、今後もこれは続けていきたいなというふうに考えているところでございます。  いずれにいたしましても、様々な要素を検討した上での今回の改正案ということでございますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。以上です。  それと、人数と年齢ごとの対象年齢ということです。今回の対象人数につきましては、77歳が喜寿が1,457人、88歳、米寿が582人、99歳、白寿が55人、100歳が40人、計2,134人でございます。長寿者家族慰労金につきましては、100歳の方の6割を見込んでおりまして、24人と見込んでおります。  それから、改正前の現行の制度で令和3年度を試算した場合でございますけれども、75歳から100歳までの祝い金支給の対象者数は4,793名、家族慰労金は同じく24名ということでございます。  それから、改正前と後ではどのぐらい違うのかということでございますけれども、先ほどの令和3年度の改正前の試算と改正後の当初予算と比較いたしますと、570万ほどの減額になります。令和2年度の当初予算と今回の3年度の当初予算を比較いたしますと、マイナスの160万、160万ほどの減額、ただしこの中で160万の中で大きなウエートを占めているのは長寿者家族慰労金、こちらが130万の減でございますので、祝い金につきましては30万ほどの減ということでございます。  以上です。 ○金子雄一議長 川崎葉子議員。 ◆13番(川崎葉子議員) ちょっと確認なのですけれども、答弁の中で支給対象者のピークの見通しについては触れていただきましたでしょうか。 ○金子雄一議長 答弁漏れ。  健康福祉部長
    ◎髙木啓一健康福祉部長 申し訳ありません。現在の見通しについてということだと思うのですが、国立社会保障人口問題研究所が公表した将来推計人口を基に、将来の5歳階級別推計人口、こちらでは75歳以上の高齢者は2030年まで増加を続け、2万2,645人をピークとして、以降緩やかに減少していくということになります。現在の見通しといたしますと、2030年頃まで75歳以上の高齢者は増加傾向にありまして、令和3年度条例改正前の試算では対象者が4,793人となり、令和2年度当初予算の3,930人と比較して、863人の増ということになります。このまま2030年まで上昇を続け、以降緩やかに減少していくものと予想しており、今後も制度を維持する上での今回の改正をお願いするというところでございます。  以上です。 ○金子雄一議長 川崎葉子議員。 ◆13番(川崎葉子議員) 詳細に様々な議論を経てというところをご説明をいただきましたが、再質問といたしましては、1つには持続可能な制度にしていくというお話がありました。一方で、そのピークが2030年までは75歳以上の方が増え続けるというところを鑑みますと、いかにこの予算を確保しながら進めていかなければならないかということになるかと思いますが、今2年度ではあまり違わない、祝い金でいうと30万円ほどの違いだということでございましたけれども、570万という数字示されました。これは、3年度以降の推移でお話をされたのでしょうか、これは確認になります。令和3年度以降、ずっとこの数字ということでよろしいのかどうかということです。総額の違いです。  もう一点は、100歳以上の方、県内でもあまり例がないという在宅の家族に対しての慰労金ということで、これは10万円だったものが5万円ということで、減額という形にはなるのですけれども、その制度を何とか維持したいということは分かります。ただ、その祝い金、またその慰労金という、非常に今の説明でいきますと、何とかお祝いをしたいという気持ちを前面に出したもの、また100歳以上の方についても、在宅の方に対しても慰労をするというお気持ち、それは100歳以上の方を祝うという気持ちでもあろうかと思いますけれども、この100歳以上の方、1月29日現在、59人いるということなのです。これは、広報2月号に載っておりました。100歳以上の方がたくさん増えているということ、これは大変喜ばしいことであると思います。その喜ばしいということとともに、慰労金を10万円から5万円にするという、ここについてもう少し何とかならなかったのかなという思いもいたします。ちょっとここについてもう少し詳細にお伺いをしたいと思います。  以上、2点です。 ○金子雄一議長 健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 では、再質問にお答えします。  最初マイナス30万とマイナス570万の違いということでございますが、マイナス570万につきましては、3年度の今回の改正後の予算額と3年度の改正しなかった場合の仮の試算を比較した場合に、570万の減になるということでございます。また、30万円の減につきましては、2年度の当初予算ベースと比較した場合の祝い金の差でございます。それがマイナス30万円ということでございます。2年度と3年度の当初予算を比較した場合ということになります。  それから、100歳の長寿者家族慰労金の関係でございますけれども、確かにご家族には大変喜ばれておりまして、好評なところだったのでございますが、100歳の人数を申しますと、29年には17人、平成30年には19人、令和元年には23人、令和2年26人ということで、人数的にも増えてきております。施設に入る方が対象にはならないのですが、在宅で元気で暮らしている方、家族の世話にならずに独力で生活している方が大変多くなっておりますので、そこは今回の家族に対しての慰労金という趣旨ではそぐわなくなってきたのかなということで、ただなくしてしまうにはちょっと惜しい制度ですので、今回は半額ということですが、残させていただいたということでご理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○金子雄一議長 川崎葉子議員。 ◆13番(川崎葉子議員) では、再々質問になります。  今の議論でその思いは分かりました。ただ、お渡しをする方式なのですけれども、どのような形でお渡しするのか、またその際、こういうふうに節目の年齢の方には手厚い制度になったわけですけれども、そうしたねぎらうといいますか、本当にお祝いをするという気持ちにあふれた文章なりを添付するとか、そうした工夫がすごく大事なのかなというふうにも思いますし、在宅の長寿の方、ご家族の様々なご苦労もあるかと思うのですが、そうした慰労の気持ちについてもやはりねぎらうといいますか、そういう文章がすごく大事なのかなというふうに思うのです。そうした表し方というのはどのように考えていらっしゃいますか。要するにお祝いを支給するやり方です。そこについてお伺いいたします。 ○金子雄一議長 健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 再々質問にお答えいたします。  長寿家族慰労金のやり方、お渡しの仕方ということですけれども、基本的には100歳のお祝いをお渡しするときに、誕生日の前後になるのですけれども、在宅の方はコロナの前は、市長さんであったり私であったり、訪問した上で表彰の顕彰状と併せてご本人様への100歳のお祝いの金額と、ご家族へ慰労金としてお渡しをしておりました。今ちょっとコロナの関係でなかなか訪問するのが難しいということで、ご家族に市役所のほうまで出向いてきていただいて、その中で会議室のほうで私、あるいは課長のほうからお渡しをさせていただいているという状況でございます。  以上です。 ○金子雄一議長 答弁漏れ。  健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 メッセージの関係ですか。今のところ、今のやり方では、顕彰状をその場で読み上げさせていただいて、ご本人とお話ができればその中でお祝いをさせていただいているという状況でございます。メッセージというのは、特にお渡しはしていないというところでございます。  以上です。 ○金子雄一議長 答弁漏れですね。 ◆13番(川崎葉子議員) はい、確認です。77歳、88歳、いわゆるそういう節目年齢の方たちへのお渡しの仕方と、そういうふうな方たちへの文章なりメッセージということについては、どう考えているのかということで。 ○金子雄一議長 健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 100歳の方は、今申し上げたとおりなのですけれども、100歳以外の方につきましては、基本的には、すみません、通知を差し上げた上で確認をして、口座に振込という形を今回は取らさせていただいております。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。  竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) 私も通告を出していましたが、通告内容について川崎議員が聞かれたので、その後のちょっと発展で質問をさせていただきます。  まず、1点目ですが、先ほど5歳刻みで差し上げた場合、570万円違ってきますということでしたが、その570万円に対する評価です。先ほど高齢化が進んでいることと長寿というものに対する認識、持続可能な制度にしていくという中で、いわゆる77、88、99歳にしたのですけれども、でも従来でいえば570万円との差が出ますというご説明でしたが、570万円をこの数字に対してどう評価されているのですか。億単位ではないです。570万円違う、もちろん団塊の世代が年を重ねていきますから、もっと増える可能性はあると思うのですけれども、億単位で増えているわけではないのです。570万円、この数字を鴻巣市はもったいないと考えているのか、貴重な財源ですけれども、この数字に対するまず評価をお聞きしたいと思います。  それから2点目、生涯にわたっては、これから私どものようなものは、いわゆる今までは7万5,000円だったのだけれども、7万2,000円になるというご説明でした。長寿といいますが、男性は平均寿命、長寿が81歳、女性の87歳ということを考えると、77歳の人は増えたとしても、男性は88までいくのに数年かかるのです。女性も77歳はクリアできますけれども、平均寿命からいえば今87歳とおっしゃいました。そういう点からいうと、圧倒的には88、99まで到達しない今の人口動態です。それに光を当てた検討するということは、何をもってこの検討としたのか、例えば75、80までは基本的に多くの皆さんがクリアするわけです。そういう点でも敬老に対する、この敬老という言葉の中には、本当に長い間社会のために貢献してくださった皆さんへの感謝の気持ちがあるわけです。あると私は考えますが、その点の認識があるのかどうか、制度としてやっていますから、あると思うのですけれども、でも年を3段階にしてしまったことへの評価というのはどういうふうにご説明なさるのか、それをお聞きします。  それから、100歳になる方へのお祝いで、コロナだから訪問できないので、来ていただいているというふうにおっしゃいました。100歳になる方のもちろん来ることは難しいかもしれませんけれども、来ていただいたり、そのご家族の方も大体70代ですよね、想像するのに。そう考えたときに、元気な皆さんが公用車で出かけていってお話しされたほうがよほど私はコロナ対策になるのではないかと、もし公共交通機関を使わざるを得ないと、わざわざ高齢の方に出向いていただくという行為そのものが、私は敬老というこの精神に沿っていないのではないかというふうに考えます。その点をお尋ねします。 ○金子雄一議長 健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 それでは、竹田議員の質問にお答えいたします。  まず、マイナス570万の評価ということだと思います。ここにつきましては、先ほども申し上げましたけれども、長寿者家族慰労金の減が130万ほど入っておりますので、実際は祝い金に直しますと440万程度の減になるというところでございます。ただ、この減がどこの部分で減になっているかということでございますと、若い世代、75歳あるいは80歳というところの方たちに今回は減額の幅が大きく、人数も多いというところで、そこに影響が出ているということでございます。これにつきましては、担当部署でもその区分については盛んに議論をしたのですけれども、先ほど申し上げましたとおり、高齢化と長寿命化の流れの中で、敬老というもの、長寿というものをどういうふうに捉えるかというところを近隣の市町とも含めて盛んに意見交換をしているところなのですけれども、今回我々の結論といたしましては、より長寿の方に手厚くお祝いを送る、祝い金ということでございます。手当てですとか給付とはまた違いますので、祝い金ということで、より長寿を全うされている方に、長寿を年を重ねている方に手厚くという方向で考えてございます。85歳以上の方に対しましては、100歳まで長生きをしていただく、100歳以上を超えて長生きをしていただくということで、現在の改正前の金額と同じ額を確保しているというところでございます。ご理解をいただきたいと思います。  それから、喜寿、米寿、白寿にしたというところ、それも今申し上げましたとおり、長寿を祝うというところ、昔からの長寿を祝うという中で、そこが分かりやすいというところ、そういうご意見もございましたので、そこにしたというところ。その中で回数が減ってしまいますので、そこを年ごとの金額を手厚くして、そこをフォローさせていただいたということでございます。  それから、100歳の方に、家族も高齢な方に来ていただいているのかというお話なのですけれども、基本的にご家族にご連絡を差し上げた上で、訪問を希望する方については訪問ということも検討します。ただ、高齢の100歳ですので、もしもコロナにというところがあります。なかなか私どもも責任が持てないところもありますので、よくご家族と相談をして、ご家族がこちらに出向いていただけるということであれば出向いていただいて、本当に簡略化した内容で、15分程度でお渡しをして終わりにしているというところでございます。こちらについてもご理解をいただきたいというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) 理解できないので、再質問行います。  まず、長寿をお祝いするということですが、例えば先ほどの制度改正によって、これまで99歳まで生きたとすると7万5,000円だけれども、制度改正で7万2,000円になるのです。これを長寿を全うする方への感謝の気持ちを下げたというふうに私は受け止めますが、だから理解できないのです。そこの辺を個々にすれば、全体の予算は確かに変わらないとおっしゃるかもしれませんけれども、一人一人にとったら金額減るのです。そこが私は個々の皆さんへの長寿の気持ちを表すのだったら、同じ金額か増やしたっていいと思っているのですけれども、そういうところがちょっと違うのではないですか。市民目線ではないのです。皆さんは、全体の金額をどうやりくりするかということの発想の下でやるから、そこの個々への市民への気持ちというのは、どのように検討されてきたのか。  それと、またあと市役所に出向いていただくかどうか、どのように差し上げますかというご相談をされるということですけれども、接するということは、市役所でも15分間程度お話をされるわけです。先方に出向いて、例えばお互いに離れてやることと考えたら、出向いていただくということは相当いろいろな交通手段を確保しなければいけないわけで、その点で私は同じように接しているわけですから、もっと市民の目線で寄り添う、長寿をお祝いするということ、お祝いするときの立場の人が出かけていってやるというのが、私は立場として重要かなというふうに思います。  その2点について再質問です。 ○金子雄一議長 健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 質問にお答えいたします。  1点目の7万5,000円から7万2,000円に下がるというところになりますが、こちらにつきましては、先ほども申し上げましたけれども、平均寿命が男性で81.41歳、女性では87.45歳という中で、この3,000円の差というのは、70代で75歳と80歳、そこの辺りの支給額の差になってくるかなというふうに思っておりますので、今回は77歳、平均寿命より若いですけれども、77歳の部分を従来の5,000円から7,000円に上げさせていただいた上で、今回の対応を取っているということで、個々の方々に対しての敬老の気持ちがないということではなくて、そこの敬老の気持ちはしっかりと持ちながら、ただ平均寿命が81歳を超える中で、市としての敬老の長寿の祝い金というのはどういうものかというところをよく考えた中で、こういう結果になっているところでございます。  それから、出向いていただいて15分話すのも、行って15分話すのも同じではないかということだと思うのですけれども、基本的にはまず本人様にはなかなかお話ができないので、ご家族と相談をしながら進めているところなのですけれども、まずはご家族の希望に添ったやり方でやっているということでございますので、ここはもし足がなくて来られないということであれば、また何か方法を探さなくてはいけないですし、その辺は臨機応変に対応して、しっかり市民目線でやっているというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) 長寿をお祝いするということで、私どもは今回の制度改正について市民の皆さんに、全部ではないですけれども、私の知り得る限りの範囲の皆さんにお話ししたりいろいろすると怒りの声しか聞こえてこないのです。そこがよかった…… ○金子雄一議長 ちょっとマイクを近づけてください。 ◆2番(竹田悦子議員) すみません。私のところには怒りの声しか聞こえないのです。75歳まで頑張っていただくという、これまでの経緯からしたら、本当に大変な中、戦後の混乱の中で生き抜いてみた皆さん、そういう皆さんですから、一層思いが大事だというふうに思います。それと、そうした中で今の高齢者の皆さんは、全体としてどういう社会情勢の中で生きているかといったら、年金は減らされてきている、今回介護保険料も値上げになります。75歳以上の人の医療費の窓口の負担、2倍にすること閣議決定されています。そういう人たちの社会的な情勢の中で、せめて鴻巣は敬老祝い金、私たちは1万円に戻せとずっと主張し続けてきましたけれども、現行制度の中でやるということが必要だと思いますが、なぜ来年度の予算の中から減らそうとしたのか、制度改正をしたのか、この点を最後お聞きしておきます。 ○金子雄一議長 健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 今回、いろいろ介護保険が上がる、年金は減、医療費の負担も上がるという、こういう社会情勢の中で、今回なぜ祝い金をということなのだと思います。社会情勢の中の今回の高齢者に対しての負担が増えるということは十分理解しておりますけれども、この中でまず祝い金につきましては、5年前に制度見直しをさせていただいて、順次金額を減額させていただきながら5,000円というところまで、5年前かな、5,000円になるところまできたというところでございます。その中で、またそこから数年たちますので、社会情勢、先ほど申し上げた高齢化ですとか長寿命化、その辺の判断をした上でもう一度見直しをさせていただいたということでございます。社会情勢を判断してということでございますが、まずは祝い金という制度でございます。給付ですとか手当てというものとまた違う制度でございますので、そこはご理解をいただきたいと思っております。また、この祝い金につきましては、今後も5年程度を一区切りにして、さらに見直しをしていかなくてはいけないのかな、ある程度5年区切りぐらいでは見直しをしていく必要もあるのかなというふうには考えておりますが、その時々の社会情勢に合わせて、そういうところも反映させられるのであれば、また考えていきたいと思いますが、現状ではこのような判断をさせていただいたということでございます。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○金子雄一議長 これをもって質疑を終結いたします。 △議案第34号から議案第38号までの質疑 ○金子雄一議長 日程第4、議案第34号から議案第38号までの5件を一括して議題といたします。  既に議案に対する説明は済んでおりますので、これより質疑を求めます。  質疑はありませんか。  永沼博昭議員。 ◆5番(永沼博昭議員) 議案第35号 鴻巣市手数料徴収条例の一部を改正する条例について質問いたします。  省エネ基準への適合義務の対象となる特定建築物の規模について、延べ面積の下限が2,000平方メートルから300平方メートルに引き下げられ、基準適合義務の対象範囲が拡大され、本市においても建築物エネルギー消費性能適合性判定等を行うことになったとの説明でございました。本市における建築物エネルギー消費性能適合性判定等は、どのような事務を行うことなのか伺います。  そして、職員の事務量の増加につながらないかということをお聞きします。  そして、条例施行後におけるこれの周知方法について伺います。  次に、議案第37号 鴻巣市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について、2点ばかりご質問いたします。自動運行補助施設とは、自動運転車の運行を補助する施設で、電磁誘導線や磁気マーカーを使用して運行を補助するものですが、自動運行補助施設による本市におけるビジョンについて伺います。  次に、別表に表としてあるのですけれども、その他のもの、上空に設けるもの、地下に設けるもの、また最下段にその他のものとありますが、どのようなものを言うのか伺います。  次に、議案第38号 鴻巣市市道の構造の技術的基準を定める条例(平成24年鴻巣市条例第41号)の一部を改正する条例について、これは3点ばかり質問いたします。1つとしては、道路空間をにぎわいのある歩行者中心の道路空間へと再構築するための歩行者利便増進道路の指定制度の創設の説明がありました。本市として、歩行者利便増進道路として考えられる場所について伺います。  2つ目は、自転車通行帯に関することが平成31年4月19日公布され、4月25日施行で道路構造令の一部を改正する政令が閣議決定されています。歩行者利便増進道路や自動運行補助施設については、令和2年11月20日公布、11月25日施行で、道路法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令が閣議決定されています。これで自転車通行帯については、今議会より前に条例の一部変更の検討がされていたのかどうか、それを伺います。  3点目は、本市として自転車通行帯を新設するお考えがあるのか、それを伺います。  以上です。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 お答えします。  まず、議案第35号、鴻巣市手数料徴収条例についてのご質問ですが、1点目、建築物エネルギー消費性能適合性判定は、平成27年に制定された建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律により、平成29年4月1日から、住宅以外の延べ面積2,000平米以上の建築物について、建築物のエネルギー消費性能の向上を図るための規制措置として、建築物エネルギー消費性能基準への適合性判定が義務づけられたものです。申請建築物の空気調和設備、機械換気設備、照明設備、給湯設備などの一次エネルギー消費量の設計値が省令で定める一次エネルギー消費量の基準値以内となっているかの判定を行います。本市が所管する建築物は、床面積が500平米以下であるため、この時点で適合性判定の対象とならないことから、申請手数料を設けておりませんでした。  しかし、令和元年、改正法等により令和3年4月1日から対象規模が延べ面積300平米以上へ引き下げられたことから、本市の所管となる範囲の建築物で適合性判定の義務化を要することとなったため、手数料条例を設けることとしたものであります。  適合性判定基準については、今まで延べ面積2,000平米以上の建築物で行われていたものと内容は同じでございます。対象規模から想定される建築物は、木造の二階建て、延べ面積300平米から500平米以下の事務所、診療所、工場等の特殊建築物以外の建築物となります。  職員の事務量の増にならないかとのご質問ですが、想定される申請件数に関して、既存の届出制度がございましたが、その届出制度の中で過去10年に同等の規模や用途の建築物の届出件数は1件であることや、適合性判定については、国に登録された民間の判定機関でも判定を行うことができるため、今後規制措置の対象となっても申請はほとんどなく、事務量は微増と考えております。  2点目の条例施行後の周知の方法についてでございます。条例施行後は、適合性判定に関する改正が令和3年4月1日から施行されることや既存の手数料が一部引下げとなることなど、ホームページ、あるいは窓口のチラシ等で周知をしてまいりたいと考えております。  続いて、議案第37号、鴻巣市道路占用料徴収条例についてお答えをいたします。こちらの自動運行補助施設については、全国各地で自動運転が実証実験をされている状況がございます。現在、国交省や経済産業省、民間企業、大学等で連携しながら、全国各地で実証実験が行われており、県内では川口市で自動運転バスの実証実験が実施をされている状況です。また、国の動向としまして令和元年の7月より、自動運転に対応した道路空間に関する検討会において議論が着手されまして、同年11月、2025年までの政府目標達成に必要となる今後の方針に係る提言として、中間取りまとめが公表されております。その中で将来的に2030年には約1割、2035年には2から3割が自動運転車、乗用車レベル3、これは条件付の運転の自動化のレベルですが、自動運転の普及予測の試算がされております。現在、本市における具体的なビジョンはございませんが、本市内で自動運転車、あるいは無人運転等を走行をさせたいといった中で、自動運転補助施設の設置を申請する場合の申請許可等事務がスムーズに行えるよう、基準等を整備するものでございます。  次に、別表にその他のもの等の説明でございますけれども、自動運行補助施設とは自動運転に必要な位置データ、運行データを電磁誘導線や磁気マーカーで補助し、自動運転車両を円滑に動作させるための施設であります。電磁誘導線は、限定された運行ルートに設置することで自動運転車の制御を行う、言わば磁気のレールと言われるものであります。磁気マーカーは、バスの運行など自立運転車両の補助的役割を担い、GPS位置情報の補正支援に使われています。ご質問のその他のもの、上空に設けるもの、地下に設けるものについては、磁気マーカーを想定しております。また、最下段のその他のものについては、道路法32条第1項第3号に掲げる施設のうち、自動運行補助施設を除いた鉄道、軌道、その他に類する施設、モノレール等が含まれると解釈をされてあります。  次に、議案第38号、鴻巣市市道の構造の技術的基準を定める条例についてお答えいたします。歩行者利便増進道路は、にぎわいある歩行者中心の道路空間を構築するため、歩行者が安心、快適に通行、滞留できる空間が整備され、占用を柔軟に認められる道路で、通称ほこみちと呼ばれる道路でございます。北本県土管内では、歩行者利便増進道路制度の創設及び道路の占用許可基準を緩和する特例、これはコロナ専用特例と言われておりますけれども、こちらの実施に伴いまして、北本県土整備事務所において管内市町の道路占用担当者、管内警察道路使用担当者より、コロナ対策による道路占用の取扱いに関する担当者の意見交換会を開催いたしました。この意見交換会の中では、県道、市、町道の中で物理的に考え、該当する場所があるとすれば各駅前のロータリーぐらいではないかという意見が出されております。本市における歩行者利便増進道路の指定場所につきましては、指定要件として歩行者の安全かつ円滑な通行を確保するための十分な有効幅員が確保できることや、沿道住民、警察署等関係機関との協議、理解が得られている等の要件を満たす必要があることから、これら諸要件と本市の都市機能の配置状況や沿道の利用状況等を勘案し、調査研究してまいりたいと考えております。  続いて、自転車通行帯に関するご質問でございますが、自転車通行帯について今議会より前に検討がなされたのかについてですが、埼玉県にもこの自転車通行帯と同様の条例がございます。県は、自転車通行帯に関して独自の基準を設けてございます。本市では、道路構造令の改正を受けて、他市の動向等を注視しながら検討を進めてまいりましたが、本市の条例は道路構造令を基本的に引用していることから、今回自動運行補助施設、歩行者利便増進道路の追加に合わせて改正をすることとしたものであります。  続いて、3点目です。自転車通行帯を新設する考えについてお答えをいたします。自転車の通行空間の確保については、自転車道に必要な幅員2メートルを確保できないなどにより、整備が進んでいない状況が生じておりました。他方、近年では道路交通法に基づく普通自転車専用通行帯、こちら幅員が1.5メートル以上という規定ですが、の設置が進んでおり、自転車関連の交通事故の減少や道路利用者の不安感の低減等の効果が確認をされております。このため自転車を安全かつ円滑に通行させるために設けられる帯状の車道部分として、自転車通行帯に関する規定を設けることにより、新たに整備する道路における自転車通行帯の設置の推進を図るため、道路構造令が改正されたものでございますが、本市におきましても、今後新たに道路、街路を築造する際に、既存道路とのネットワーク等を含めて、設計の段階で設置の検討をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 暫時休憩いたします。                             (休憩 午前 9時56分)                     ◇                   (再開 午前10時11分) ○金子雄一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑はありませんか。  諏訪三津枝議員。 ◆1番(諏訪三津枝議員) 議案第38号 鴻巣市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例についてございます。  こちらのほう条文がございますけれども、副道という括弧書きの道路なのですけれども、これと、それから自転車道、自転車通行帯、この2つの文言の定義をまず教えていただきたいということと、今回の条例改定によって、鴻巣市ではどんな影響が及ぶ場所があるかということの2点をお伺いいたします。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 ご質問にお答えいたします。  まず、副道についてなのですけれども、副道の定義としては、盛土、切土等の構造上の理由により、車両の沿道への出入りが妨げられる区間がある場合に、当該出入りを確保するため、当該区間に並行して設けられる帯状の車道部分を言うと定義をされております。自転車通行帯ですが、自転車を安全かつ円滑に通行させるために設けられる帯状の部分を言うと定義をされております。  改定による影響についてですが、今回の改正は自転車通行帯と自動運行補助施設、それと歩行者利便増進道路の追加が主な内容となりますけれども、これらにつきましては今後新たに道路を築造する際の基準として、今回制定をさせていただいたものとなります。  以上です。 ○金子雄一議長 諏訪三津枝議員。 ◆1番(諏訪三津枝議員) そうしますと、ただいま副道に関しては、鴻巣市においては今のところこの副道と呼ばれるものはないと思ってよろしいのかどうかということと、自転車道、自転車通行帯という少し違いがあるかと思うのですけれども、その違う点がちょっとご説明なかったように思うのです。もっと詳しく自転車道、自転車通行帯の違いをちょっと教えていただければと思います。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 まず、副道についてですけれども、今回の改正事項ではないのですが、市として副道として管理台帳が特にあるわけではないのですけれども、現行ですと国道17号熊谷バイパスの箕田交差点から箕田北交差点の熊谷バイパスの脇に植樹帯というか、緑地帯があって、その脇が副道であるというふうに考えています。今後、上尾道路の開通が今予定されていますけれども、上尾道路については、そういった副道の機能が備えられているといった状況です。  それと、次の自転車道、自転車通行帯ですけれども、自転車道というのは専ら自転車の通行の用に供するために車道と縁石等で分離された、工作物で分離された道路が自転車道といいます。これに対して自転車通行帯というのは車道と分離されておらず、路面に標示がされていると、そういった違いがございます。  以上です。 ○金子雄一議長 諏訪三津枝議員。 ◆1番(諏訪三津枝議員) そうしますと、自転車道と自転車通行帯では、縁石があるかないか、あとは幅や何かも違ってくるのかなと思うのですけれども、現在、市役所から17号に向かっての駅前通りが自転車通行帯が引かれているかと思うのですけれども、今後この延伸だとか、またそのほかの場所で自転車通行帯を少し計画があるのかどうかだけを伺います。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 現在、市にあります自転車通行帯と類するものなのですけれども、平成26年度に県の事業と併せて、今この市役所の前、免許センターから国道17号まで、県のほうでは県道鴻巣停車場線、17号から駅までと、こちらと併せて自転車通行帯といったものを整備されています。もう一つ、本町3丁目から中山道、駅停車場線から上り側にそれる道路、そちらにも一部同様な施設がございまして、現状では新しく道路を築造するときに周りの既存道路とのネットワーク等を考えながら、こちらの施設の整備に取り組んでいきたいというふうには考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。  竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) 議案の第35号の手数料徴収条例の一部改正について質問いたします。前任者もこの部分で質問されておられましたので、私、3点通告したのですが、2点のみ質問をさせていただきます。  まず1点目ですが、今回の条例改正の中の参考資料として、条例の改編の改正前と後の資料を見ますと、第2条の48のウのところに共同住宅の部分の費用が安くなるようにちょっとなっているのです。なぜこういう、費用が安くなるのはいいと思うのですけれども、その費用が安くなった根拠というか、それをまず1点目にお聞きします。  それから2点目が、変更により手数料がそれ以降減っている箇所が何か所かあるのです。手数料が下がる要因は何だったのかをお尋ねいたします。  以上です。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 では、お答えをいたします。  まず、1点目の条例第2条48号の手数料の区分の関係でございますけれども、共同住宅の共用部分の面積に係る改正が関係をしてきておりまして、全国で行われてきた共同住宅の省エネ性能評価において、共用部分が基準を満たしていないケースがほとんどないという中で、共用部分の省エネ性能により住棟全体が不適合になるケースもほとんどないことから、共同住宅の共用部分を評価しなくてもよいように、基準省令が改正されたことによるものであります。  2点目の手数料の額の下がった理由についてなのですけれども、こちらは現行の手数料の額というのが建築物の300平米から2,000平米以内の建築物を想定したもので手数料というのが算定をされておりますけれども、今回の改正に合わせまして、300平米から1,000平米ということで、2,000から1,000にもう一つ区分ができまして、そちらの面積による手数料を算定したところ、額が下がったというのが内容となります。  以上です。 ○金子雄一議長 竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) では、1点目の再質問を行います。  いわゆる共用部分は、省エネの関係では満たしているから、そこは対象としないよということだというのは分かりました。そうすると、そこの共有部分の面積というのは、申請する場合のいわゆる申請面積には加味されるのか、除外されるのかを再質問します。  2件目ですが、いろいろな計算式が2,000平米から1,000平米に変わったので、それによる手数料が計算式の中で下がってきているのだと思うのですけれども、その様々な計算式というのは、例えばもっと鴻巣市であれば基本的には500平米くらいまでの面積です。500平米にしなかった理由、2,000から1,000にはしたけれども、500にしなかったというのは何か理由があるのかお尋ねをします。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 まず、1点目の共用部分の面積ですけれども、こちら申請者が除外して申請があれば、その部分というのはそこの手数料計算上も除外されて面積をカウントします。  2点目について、なぜ500にしなかったかということですけれども、こちら基準となるものが国土交通省から技術的助言というものではありますけれども、そういった中で審査の所要時間ですとか、そういった基準が示されておりますので、本市もそちらを参酌して決定をさせていただいているという状況です。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○金子雄一議長 これをもって質疑を終結いたします。 △議案第39号から議案第41号までの質疑 ○金子雄一議長 日程第5、議案第39号から議案第41号までの3件を一括して議題といたします。  既に議案に対する説明は済んでおりますので、これより質疑を求めます。  質疑はありませんか。  中野 昭議員。 ◆19番(中野昭議員) それでは、議案第41号について伺っていきたいと思います。  この条例ですが、4条に職員のところなのですが、所長、その他必要な職員を置くというふうに条例になっております。したがって、この職員数、それと所長を含めて職員数が何人ぐらいになるのか、それともう一つは、来年度の令和3年度の予算は、後日また後で議題になりますけれども、これとも関連があるのですが、令和3年度は委託になっているのです、管理運営について。ところが、今言った所長以下何人になるのかということと、その身分はどういう身分なのかということについて最初1点伺います。  2点目は、職員の人件費総額、年間どのぐらいになるのかというふうに伺っているわけですが、令和3年度予算でまた詳細聞きますけれども、12節の委託料で2,389万6,000円になっているのです。令和3年度は、私の記憶では来年の1月から開園するということで、三月しかないわけです。その辺の関係、この年間の委託料、来年度予算で2,389万6,000円ですが、三月ということはあり得ないと思うので、この金額。その辺のものを含めて関連があるので、伺っておきたいと、以上2点です。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、議案41号の質問にお答えします。  最初に、コウノトリのこの施設に所長及びその他職員を置くということで、現在、コウノトリの担当職員は3名おります。その3名がこのコウノトリの施設のほうでも仕事をするというふうに考えております。  また、施設ですので、一般的に所長がおります。環境課の中にコウノトリ担当がいますので、所長というのは来年度は兼務の環境課長が所長になるのかなというふうにはちょっと考えております。  それと、人件費のところの質問でしたけれども、これは職員の人件費のことではなくて、委託のほうの人件費のことなのですね。上の流れからいうと、現在の職員の人件費のほうかなというふうにちょっと考えていたのですけれども、委託のほうは飼育員をおおむね常時2人ぐらいを入れておこうというようなことで考えておりまして、人件費はそれに法定の福祉費だとか、そういったものが入りますので、約1,800万ぐらいに見積りが出ております。  以上です。 ○金子雄一議長 中野 昭議員。 ◆19番(中野昭議員) 今答弁がございました。そうすると、令和3年度の予算については、そのときにまた詳しく聞きますが、少なくとも今言われた答弁でいうと、取りあえずこの条例に書いてある、第4条に書いてある職員というのは、所長は環境課長を今予定しているということ、兼務で。そのほかに現在3名、ここに携わっている方いるので、その3名の方が所長以下に入るのだということですから、身分については現在と同様の市の職員という身分であることは分かりました。もともと私は、このコウノトリというのは、市のシンボルであるのであれば、もっと人を集めるという意味で、逆に言えば吹上の体育館の横よりは、今度できる道の駅なんかに併設したほうがよっぽど人がそこに集まるというふうに、私はかねがねそういうふうに思っているのですが、それはもうかなわないことですので、そういう中でこの3名ないし所長を入れて4名、これについては兼務という話だったけれども、専従ではないのかどうか、兼務ということは環境課長は環境課長の仕事をし、なおかつ所長は所長ですから、そうではなくてこれが専属に、そこへ言わば吹上の明用のあそこに管理棟がありますが、あそこへ勤務すると、4名が4名ということなのか、それともう一つは、飼育2名ぐらいということですから、この飼育員2名と合わせて常時あの施設には6名程度人間がいらっしゃると、職員4名、委託の人2名というような形で答弁からいうと受け取れるのですが、そういう形でよろしいでしょうか。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 人の配置のことなのですけれども、職員は3名が現在もコウノトリの担当でやっております。ですので、今のところ3名は施設に行くのかなというふうに考えております。所長は、今もう環境課長との兼務ですので、環境課はほかの業務もございますので、課長は本庁のほうにいるというふうに考えております。  それと、飼育員は常時2人は必要だろうということですので、そういう面ではあちらに5人でしょうか、5人ぐらいになるのかなというふうには考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。  加藤久子議員。 ◆10番(加藤久子議員) 議案第41号のコウノトリの関係でお聞きしたいと思います。  今、職員関係とかありましたけれども、そうなると常時5名の職員があそこに配置されるというふうなことですけれども、その5名の職員さん、どの程度のどういった内容の仕事というか、やらなければならないことが、飼育員さんは飼育の関係でしょうけれども、それをまた2人ということですが、2人も常時あそこにいる必要があるのかないのかということを聞きたいと思います。  それと、先ほど来年度に向けては、来年度、先ほど前任者が今年度の予算はあれでということですけれども、今後においてのかかる費用というものは、その5名の職員さんを含め、飼育員さんを含めた中でしますと、どのぐらいの費用がかかるようになるのかをお聞きしたいと思います。  それと、3条のほうなのですけれども、博物館の事業に類する業務とあって、入館するには中学生以下は無料である、3か月間は無料というふうなことがここにも出されていますけれども、その他は100円という入館料が必要になるということなのですけれども、ただコウノトリを見ようと思えば外からでも、スズメみたいな小さなものではありませんので、見られると思うのです。私も多摩動物園とか東松山動物園とかでコウノトリは何度も見ていますけれども、そんなに近くで見るとか見ないとかではなくても十分に見られると思うのですが、100円の入館料を取ってということは、どういう100円を取る内容のものを何か展示をするという予定があるのかどうかということをお聞きします。  それと、今年もふゆみずたんぼには白鳥が来たというふうな情報もありますけれども、このコウノトリを飼うとやがて放鳥するということになるわけですが、白鳥とコウノトリがかち合うというか、同じふゆみずたんぼなんかにいた場合に何か問題が起きるのか起きないのかをお聞きしたいと思います。  以上です。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 まず、飼育員が2人必要かということでございます。2羽ということでコウノトリも少ないのですけれども、1人では何かあるとその後の対応ができないということで、2人体制ということを取っております。特別天然記念物ですので、それぞれの人が2人ついてやっていくということでございます。  それと、予算の関係は、実は一般会計のほうなのかなという感じもするのですけれども、一般会計のほうでいうと今回は、よろしいのでしょうか、当初予算のほうになってしまうかと思うのですけれども、当初予算には今回備品等が入っております。そういった面では、来年度、4年度以降は備品等のほうがなくなってくるのかなというふうに考えております。  それと、100円の入園料でどんなものを見せるか、外からも例えば南側にある公園の築山のほうから若干見えると思います。ただ、何重かにほかのものが入ってこないようにとか、天敵入ってこないようにとか、そういったものの柵とかがあります。中からは、一番分かりやすいのは水族館みたいな感じでガラス越しにコウノトリが見られるということです。それと、当然コウノトリに関する展示物であるとか、はく製であるとか、そういった他市の状況の資料であるとか、そういったものを見ていただきながら、コウノトリについて、そして環境について学習していっていただくというようなことが考えております。  それと、コウノトリと白鳥の関係なのですけれども、コウノトリはご存じのとおり、魚を食べる、虫を食べたり、昆虫を食べたりということで肉食です。白鳥は、藻だとか水草とか草食です。そういう意味では、食べ物のところで競合するというふうな状況ではありませんので、競合はしないのかなというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 加藤久子議員。 ◆10番(加藤久子議員) 飼育員が、2羽いるので、万が一何かあったときにはというふうなことで、2名の飼育職員が常時というふうなことだったと思うのですが、本当に何かあったら、それは生き物ですから、大変かもしれないのですが、緊急でもし1羽がとか2羽がなるかもしれませんけれども、おかしくなったときに本当に緊急の場合に限らなければ、例えば1人常時いていただいて、何かのときにはもう一人の方に来ていただくとかって、そういう方法も取れるのではないかなと思うのですけれども、その辺はどのように考えているのかと、あと職員さんが3人、所長さんが環境課長さんはその他にいろいろあるので、3名の職員を常時というふうなことですけれども、一般職員の方は毎日常時ということは、どんな仕事をされているのかということです。  あと、100円を取って見ていただくということですけれども、年間どのぐらいの人が見に来るというふうに予想されるのかをお聞きしたいと思います。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 まず、2人ということでということだったですか。天然記念物ということで、実際に動物園は相当な動物を見ていたりいろんな動物を見て、もっと人数が割合からいうと少ないと思うのです。ただ、やっぱりちょっと1人ですと、どこかに出かけたりしたときに、これは委託業務ですので、職員がコウノトリの飼育のところはできないのです、偽装請負になりますので。そういう面では、どうしてもやっぱり2人体制というのを確保したいというところです。  それと、今の職員3人は何やるのということ、今コウノトリを飼うところが今後プラスアルファでその全体を見ていくとかということがあるわけです。今職員は、当然生物多様性であるとか、こうのとりブランドの開発だとか、あとさっき言ったふゆみずたんぼだとかなつみずたんぼ、それとこうのとりブランドの開発を今やっていますけれども、それと関係団体との調整であるとか、コウノトリに関わる国から団体との事務局等も全部やっていますので、そういう面ではそういった仕事はあります。それプラス、今後はあそこには一定の学年の小学生を、あそこに全小学校の一定の学年の子どもたちを呼んで環境学習に使っていただきたいというふうに考えております。そういった手配だとか、やる仕事は相当増えてくるのではないかなというふうに考えております。以上です。  あと何でしたっけ、それで大丈夫ですか。100円がありましたっけ。 ○金子雄一議長 見込み、100円の。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 年間、そういう面では来年度は実際にオープンが令和4年の1月頃になるかなということなので、来年度はちょっと人数予想できないのですけれども、単純に小学生が1学年全部来るだけでも相当な人数になるのかなというふうに予想しています。現実に何万人とかというのは、数字がちょっと押さえていませんけれども、学生だとか、そういったものを含めて、あとは近隣の市にもぜひ環境学習として、なかなか本物がすぐそばで見られることもないので、そういったところにも近隣市にもそういったPRをしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 加藤久子議員。 ◆10番(加藤久子議員) 最初は珍しいかなというか、ちょっと見に行ってみようかみたいな人たちが近辺とか鴻巣市内の方たちも、確かにそれはいるかもしれません。例えば1年生の授業でというふうなことの勉強的なことでとなれば、1年生となれば毎年新1年生は出てくるわけですから、そういう定期的に毎年1年生が環境のための勉強するとなれば、毎年鴻巣の1年生の人口数が出てくるかと思うのですが、小学生なんかは無料です。そういう学習的なことだけでなくて、せっかくつくる中で、やっぱり一般の人が関心持って、興味を持ってくるような何かないと、だんだんと先細りになっていってしまうかなと思うのです。あそこの産業観光館なんかも今どのぐらいの入館者がいらっしゃるのか分かりませんが、そこもたしか3万人ぐらいとか何かという予想で駐車場も広げたりしていますけれども、だんだんと先細りになるような、毎年人を配置してやるわけですから、いろんな公共施設も全て費用がかかるわけです。ですから、もっと何かその中に一般の人が100円を出していこうかなという、それこそ魅力あるような、環境でコウノトリのことだけをただしても、ああ、何だ、こんなものかみたいなので、1回目行ってみても、例えば後はやっぱり行かなくなってしまうようなことではもったいないと思うのですが、何かその辺、将来を見据えた中での考えていることがありましたらお聞かせいただきたいと思うのですが。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 コウノトリを飼うというのは、一つにコウノトリでまちづくりをしていくということで、一つのシンボルとして飼っていくということです。コウノトリの、生き物ですので、当然その魅力というのも見ていただくとあるのではないかなと思います。そういった中、こうのとりブランドであるとか、鴻巣市内全域を事業者を含めてコウノトリでまちを盛り上げていくという流れで今仕事をしております。そういった中でコウノトリの魅力に、先例市でいくとコウノトリの持っている魅力というものに引かれる人というのが当然出てくるというふうに考えております。そういったものをぜひ盛り上げていきながら、入場者を増やしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。  潮田幸子議員。 ◆23番(潮田幸子議員) それでは、議案第39号について、1点だけお伺いをしたいと思います。  この議案第39号は、新型コロナウイルス感染症の文言の変更でありますけれども、ちょっとそれに関連してというか、お伺いしたいと思います。実際に疾病手当金の支給は行われているのか、その金額はどのくらいなのか、また市内の感染者約300人のうち、国民健康保険加入者もいると思いますけれども、この疾病手当金の申請の周知、行われているのか伺いたいと思います。 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 それでは、お答えいたします。  まずは、手当金の支給実績でございますけれども、本年2月4日現在、3名の方に合計33万392円を支給してございます。  それと、周知の関係でございますけれども、「広報こうのす かがやき」の令和2年7月号と令和2年8月に発行しました国保だよりの夏号、それとホームページで周知を図っております。  以上でございます。 ○金子雄一議長 潮田幸子議員。 ◆23番(潮田幸子議員) 今、市内の感染者約300人でありますけれども、全体の割合からいったら、この3名というのは非常に少ないのではないかと思うのですけれども、鴻巣市の全体の人口からさらにコロナにかかっている方、さらに割合からいくと、どのようだというふうに考えていらっしゃるのでしょうか。周知がまだ足りないのではないかというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 支給実績の状況でございますけれども、近隣等も北本市なんかはゼロ人であったり、上尾市さんでも3人というような状況でございます。  あと、周知につきましてですけれども、実は手当金の適用期間が3月31日までとなっておりますが、国から3年の2月19日付で6月30日まで延長するという通知がございましたので、この後、広報やホームページ、あるいはLINE等のSNSを活用しまして、周知を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。  竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) では、議案の第41号について質問をいたします。他の議員も聞いておりますので、通告した内容でダブるものは省きながら質問をしたいというふうに思います。  まず、1点目が野生復帰センターというふうになっています。どこまでの野生復帰という、そのスタンス、例えばつがいのコウノトリをお借りしてくると、秋以降に来年の1月1日以降オープンするということは示されているのですけれども、では放鳥する時期とか、コウノトリはどこに行くか分からないですけれども、鳥は帰巣本能があるというふうにも言われていますけれども、そうしたときに例えば帰ってきたとしてもどこに戻るか、田んぼがあって、かつ肉食ですから、ドジョウがいたりミミズがいたりフナがいたりとか、そういう環境があると戻らないと思うのです。だから、白鳥が飛来するということとコウノトリが来るということは、全く食べるものが違いますから、ちょっと本質的には違ってくるかなというふうに考えますが、野生復帰をしているという、このイメージ、どこに行くか分からないけれども、とにかく飼育して放鳥するということのみの施設でいいのかどうか、それをまず1点目にお聞きします。  それから、つがいでやって、もちろん飼育員はプロパーの方だと思うのですけれども、そうしたときにうまくいけばいいですけれども、いろいろな事情があると、鳥にも鳥の事情があると思うのですけれども、そうしたときへの対応というのは、今の時点でどのように考えているのか伺います。  それからあと、先ほどの職員体制と、あと飼育員は2名にするということですが、夜間も2名で配置することなのかということと、あと3点目が、見学される場合、自然観察、コウノトリはこういう成育をもって、はく製も置きますよということは、職員が説明するのか、飼育員が説明するのか、例えば見学に行ったときに、このコウノトリは今どういう状況ですかというふうに尋ねられたときに、飼育員が説明するのか職員が説明するのか、プロパーとしての役割を担っていただくようになると、飼育員の出番が出ると思うのですけれども、そうしたときに説明してくださいと飼育員にお願いする場合は、業務委託で指揮命令権がありませんので、その点の関係について、指揮命令権との関係でどうなっていくのかお尋ねをします。  あと、周辺環境の問題で、先ほど外から見れるって、確かに今の環境では外壁工事もやっていませんし、外構工事もやっていませんから、私も見学してきましたけれども、見れますけれども、今後外構工事したりとかすると、遊具の高いところに上れば見えると思うのですけれども、そうしたところに子どもたちの声が聞こえる、いろいろなにぎやかに車が出入りする場所、そういうところでのコウノトリに及ぼす影響というのはどうなのか、この点をお聞きしたいと思います。  あと、兵庫県の豊岡では、鳥インフルエンザの影響で、かからないようにということで外で飼育していたコウノトリを今施設の中で飼育しているのだというのが、この間インターネットでちょっと見たのですけれども、鳥インフルエンザとの関係では、この施設というのはどのように施されているのか、コウノトリは高いところにいるのですけれども、あそこの施設そのものは、そんなに高くないなというふうに私は感じたのですけれども、ふだんいる場所のところはどういう形態になるのか、以上お聞きします。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、議案第41号についてお答えします。  まず、野生復帰ということで、どんなふうになっていくのかなということです。つがいをお借りして産卵して放鳥というのを一つのプロセスというか、目指しております。そういった中で放鳥をするときに、実は放鳥できる条件というのがあるのです。それは、野田市もそうだったのですけれども、鴻巣市内の中の採餌環境、要するに餌がいるのかいないのかということを調べて、その条件が合ったときに初めて放鳥の許可が出ます。そういう面では、その許可が出たということは、それなりに住める環境があるというふうな下に放鳥されるということです。野田市のケースでいうと、そうはいっても採餌環境がありながらも、放鳥して野田市にすみ着いている鳥がいないです。議員がおっしゃったとおり、帰巣本能があるということで、最近野田の近辺に戻ってきています。そういう面では、鳥というか、野生の鳥の習性の中にもそういった、鳥の中の習性にそういうことがあるので、鴻巣もぜひそこら辺を期待していきたいなというふうに考えております。  それと、次に非常時の対応ということで、ここ飼育員で、実は獣医はおりません。非常時何か事故、けががあった場合には、獣医との連携の委託のほうもしていきますので、そういったところの獣医のほうで対応していくということです。  また、夜間に飼育員がいるのかということで、動物園へ皆さんも行かれていると思うのですけれども、私たちもこのコウノトリの関係で動物園の関係者の方といろいろお付き合いがありました。大きい上野動物園とかでも夜間は人はいないそうです。警備員はいるかもしれないです。飼育員だとか獣医さんはいないそうです。非常時、産卵があるとかけがした動物がいるときはいるのでしょうけれども、そういったことではこのコウノトリの関係でも、夜間に飼育員が配置する予定はございません。  それと、職員とこの委託業者の例えばコウノトリに対する説明のところ、ある面では飼育に関わっているところだとかというのは、当然飼育員が一番様子が分かっているわけですので、そういう面では委託の中にそういった説明、委託の部分を入れていく必要があるのかなというふうに考えております。  それと、コウノトリ、あそこは道路がすぐ前にある、横にもありますけれども、兵庫県の関係でいうと、例えば小学校の敷地のすぐ横にコウノトリの巣塔があって、そこで産卵をしてひなを育てるケースであるとか、巣塔を建てるに当たっては、道路がすぐそばにないと巣塔が建てられないので、ほとんどが道路のすぐそばに巣塔は建っています。そういう面では、ある程度環境に順応していくのかなというふうに考えております。  それと、鳥インフルエンザ、これはほかの鳥も全部そうだと思うのですけれども、今回の飼育施設、後で皆さんにも見ていただくことになると思うのですけれども、上に屋根というのはないです。網がかかっているのですけれども、全国的に、もしくはこの地域に鳥インフルエンザがはやった場合は、大きなゲージのところからちょっと小さいゲージに追い込んで、その上にブルーシートであるとか屋根をかけて、一般的に鳥のふんからうつってくるというようなこともあるので、そういった対応をしていくというのが全国的にも鳥を飼っている施設は、そういった形で施設の鳥インフルエンザからの予防をしていくというようなことで考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) 分かりました。野生復帰のちょっとイメージはよく分かったのですけれども、ということはいわゆる帰巣本能はあるけれども、餌がなければ帰ってこないということで、先ほど野田市の例などもご説明いただきましたけれども、ということは鴻巣市に放鳥して野生復帰をする環境がない限り放鳥しないということの解釈でいいわけですよね。そこをちょっと確認しながら、そうすると例えばふゆみずたんぼ、なつみずたんぼしてフナとかドジョウとかミミズとか、そういうものがいることが餌となるわけですけれども、そういうゴーサインが出せれる時期というのは、やってみないと分からないというふうなことになるかもしれませんけれども、そうした展望を持ちながら野生復帰センターということをあえて書いているわけですよね。そういったところでは、ふゆみずたんぼ、なつみずたんぼ、この間他の議員が外来の説明を写真でしてくださいましたけれども、そういう点からいうと、本当にミミズ、ドジョウ、フナなどが飼える環境になっていく見通しというのは、担当者がこの間いろいろご苦労されたと思うのですけれども、いつ頃を見ているのか。ということは、卵を産卵してあの中でずっとコウノトリはたくさん行くようになると、そのための様々な環境をまたつくらなければいけないと思うし、高さとして私は足りないのではないかと、いる場所のあの高さとして、狭くなっていくのではないかというふうに考えるのですが、そこら辺の見通しも含めてお答えいただきたいと思います。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それと、先ほどちょっと答弁漏れがありました。ケージの中のコウノトリの巣は、駅前にあるコウノトリの塔があります。あれちょっと微妙に違うのですけれども、あれが低く下に50センチぐらいですか、1メーター以内でしょうか、そこのところに下に置いてあります。その上で産卵しています。動物園とかもそういった巣を地上につけたりとか、ちょっとした建物の上にのっけたりとか、そういうことで巣をつくっています。  それと、野生復帰の関係ですけれども、野生復帰というか、放鳥の条件として採餌環境というのが文科省のほうが求めています。ですので、その採餌の要するに餌の量、動物だとかの量で、外に放していいよという、これは条件です。それは、イコール住める条件があるだろうなというふうに取っていいのではないかなとは思います。  それと、実際にコウノトリがそこにすみ着くかすみ着かないかというのは、やっぱりいろいろな条件があるのだと思うのです。鳥のほうの事情があるのだと思うのです。ここが好きなのか好きではないのか。ただ、その中で野田市も残念ながらなかなか自分のところに来なかったのですけれども、帰巣本能で戻ってきている事実がちょっとあるということで、野田市さんもすごく安心をしてきているのです。そういう面では、鴻巣に取りあえず放鳥するための条件がそろっていて、放鳥したとしてもすみ着くとは限らないです。ただ、やっぱりそれなりの魅力的なものをつくっていく。また、コウノトリ、川里のほうを見ると、すごく白鷺とかが増えているのです。そういったことを思うと、今の自然の状態の中にもそれなりの採餌環境というのはそろってきているのかなというふうには感じております。  以上です。 ○金子雄一議長 竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) 再々質問します。  私ども豊岡に行ってまいりまして、いろいろな歴史的な経過も含めて大変ご苦労された経験も聞いたのですけれども、約半世紀かかったということもありました。そこはまた豊岡は豊岡としての自然環境とかいろいろご苦労があったというふうに思うのですけれども、そういう点からいうと、この野生復帰センターで放鳥する、またすみ着ける環境がない限り、産卵をして飛ばさないわけですから、あの中で何羽かすむという点でのあそこの飼育センターの規模は、何羽までが可能なのか、それと私の感じだと、先ほどの放鳥してから30年、40年、半世紀ぐらいかかるのではないかという私は受け止めをしていますが、この受け止めでよいかどうか確認します。
    金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 施設の規模でちょっとあれは、ただ2羽ではないです。たしか6羽ぐらいは飼える状況になっていると思います。動物園行かれたことありますけれども、動物園いっぱい、うちと大して変わらないところに何十羽っているのです。ですので、たしか6羽か8羽だったかな、そのぐらいは飼えるような状況、すみません、6羽ぐらいは絶対飼えるような状況になっております。  それと、復帰の何でしたっけ。        〔何事か言う人あり〕 ◎飯塚孝夫環境経済部長 半世紀近く、それは放鳥して鴻巣市にすみ着くかすみ着かないということですか。それは、議員の主観的なものもあると思うのですけれども、どのぐらいかかるかというのは、ちょっと私たちのほうもお話ができません。ただ、今ふゆみずたんぼ、なつみずたんぼとか、それでフナを飼育したりであるとか、あとは低農薬の農業をやっていくであるとか、いろんなことの条件をそろえていって、とにかく鴻巣にすみ着いてもらいたい、鴻巣生まれのコウノトリが鴻巣市にすみ着いてもらいたいということで頑張っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○金子雄一議長 これをもって質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                             (休憩 午前10時59分)                     ◇                   (再開 午前11時20分) ○金子雄一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 △議案第42号から議案第44号までの質疑 ○金子雄一議長 日程第6、議案第42号から議案第44号までの3件を一括して議題といたします。  既に議案に対する説明は済んでおりますので、これより質疑を求めます。  質疑はありませんか。  中野 昭議員。 ◆19番(中野昭議員) それでは、議案42号について、5点について伺っておきたいと思います。  最初に、29ページですけれども、2款総務費、3項戸籍住民基本台帳、1目戸籍住民基本台帳の10節の需用費についてお聞きします。パスポートセンター管理運営事業で、消耗品費がマイナス4,308万9,000円となっておりますが、この考えられる要因としては、当然コロナ禍において利用人員の減少による各種収入印紙の売上げ減かというふうに思いますが、これについて平成30年度及び平成31年度比で、どの程度減になったのか伺っておきたいと思います。  次に、35ページ、4款衛生費、2項清掃費、2目塵芥処理費の12節の委託料の中で、不燃ごみの処理委託料1,037万3,000円の増額補正が出ておりますが、これについてのなぜ増額になったのかについてお聞きします。  3点目、37ページ、6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費の12節、やはり委託料において、設計委託料をはじめ多くの委託料が減額補正となっておりますが、その要因について伺っておきたいと思います。  4点目、47ページ、10款教育費、3項中学費、2目学校給食費の14節工事請負費が9,100万の減額補正となっています。その内容をよく見ると、一般財源からマイナス372万2,000円、それから中学校給食センター整備事業債の1億2,000万円の減及び学校施設環境改善交付金の3,312万2,000円の増額というふうになっていますが、この事業費の2か年予算は、8ページの中で第2表、継続費補正の1、変更から分かるように、当初は16億741万3,000円だったのです、工事費。ところが、今回の減額補正によって15億1,641万3,000円となっています。この差の9,100万円なのですが、これをさらに見ると、令和2年度で事業費に差が出ているのです。令和元年度は当初予定どおり、令和2年度で9,100万円の差が出ている、この主な2年度にこれだけ減ったという理由は何なのかお聞きしておきたいと思います。  5点目、同じく47ページの10款教育費、5項保健体育費、3目体育施設費の、これも12節委託料において、鴻巣地域体育館施設指定管理料427万4,000円、それから吹上地域の体育施設指定管理料258万2,000円が増額補正されていると思います。これは、質問者の推定では、恐らくこれもこのコロナ禍において利用客数が減ったということによる利用料の減だというふうに主に分かるわけでありますが、そうではなかろうかという想定はつきますが、なぜ先ほど申し上げましたおのおの金額を増額補正しなければならないのかについての5点伺っておきたいと思います。  以上です。 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 それでは、パスポートセンター管理運営事業の減額補正についてお答えいたします。  パスポートには、10年間の有効なものと5年間、また子ども用のパスポートがございます。平成30年度の2月での10年、5年及び子どものパスポートの交付件数が2,746件、それと平成31年度、令和元年度の2月末での交付件数が2,643件となっております。今年度、今年の2月末現在での交付件数が257件となっておりまして、平成30年度及び平成31年度と比較しますと、それぞれ約9割ほど減少してございます。  以上でございます。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、まずは環境の可燃、不燃物の処理量の事業費の補正の増額について、こちらの恐らくご想像のとおりだと思うのですけれども、2回にわたる緊急事態宣言に伴って外出自粛やステイホーム等の要請があったことから、家庭に過ごす時間が増えたというような中で、不用品の片づけだとか、そういったものが多くなったということで、排出量が増えたということでございます。  それと次に、道の駅の減額補正の関係です。これは幾つかあります。その中にまず1つ目は、入札に伴う執行残、測量、物件調査等の入札の執行残があります。それと、不動産鑑定等を今年やる予定だったのですけれども、国道事務所のほうで一体型でやるということで、国道事務所のほうがその鑑定をするということなので、鑑定料、評価料のほうが不足になった、要らなくなったということです。  それと、アクセス道路、交差点の実施設計というものがちょっとコロナの関係もあって、関係機関との調整が若干遅れたということで、実質来年度に延ばしたということで、その減額です。また、多数集めるシンポジウムというものをキックオフというような形で始めようと思ったわけですけれども、そのシンポジウムができなかったというようなことで、その経費の見送りです。  それと、土地の地質の調査ですか、CBRの調査というのを5か所予定していたのですけれども、それを3か所にしたということで、その分金額が減額になったという減額の明細でございます。  以上です。 ○金子雄一議長 教育部長。 ◎齊藤隆志教育部長 続きまして、給食センター整備事業の減額補正9,100万円ですが、これは本市の建設工事請負契約約款の中で規定されておりまして、急激な物価変動に伴う請負代金額の適切な変更、いわゆるインフレスライドということで設定したところですが、この工期期間において著しい物価上昇がなかったことから、未施行の状況となっております。  続きまして、指定管理の関係ですけれども、議員ご指摘のとおり、指定管理者制度導入施設のうち、新型コロナウイルスの影響により利用料金の収入の減少に伴いまして、今回は全庁的に整理の上、指定管理料を追加で行うものです。適正に指定管理を継続していただくためのものと考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 中野 昭議員。 ◆19番(中野昭議員) それでは再質問ですが、まず最初のパスポートセンター管理運営事業ですが、答弁では30年、31年、令和元年度比べると、9割ダウンだということの答弁がございました。そういう中で、現在あるいは今後、その見通しというのは、コロナ禍続くわけですが、そうすると令和2年度の予算書まだここを見ていませんけれども、こういうものについて今後もこうした9割減なんて大変厳しい減になったわけですけれども、それを今後どういうふうに見通していくのかということをちょっと再質問していきます。  次に、35ページの委託料の減、これについては分かりましたので、了といたします。  それから、37ページ、この委託料について、5点述べておりました。そういう点の中で、幾つかの理由の中にあるのですが、例えばシンポジウムを行う予定だったものができなかったというのも一つの理由になっていますけれども、これはなぜできなかったのか。  さらには、地質調査、当初5か所予定をしていたけれども、結果的には3か所で済んだというようなことがその理由の中にございました。これらについて、当初予算で5か所やったもので、結果的に3か所で済んだという、その理由についても伺っておきたいと思います。  それから、④については結論から言うと、要するに物価上昇がなかったという答弁がございましたけれども、ということになると、私の記憶では令和元年度については、当初予定どおりの金額だったのです、令和元年度。これは、7ページに出ていると思いますが、ところが2年度でこれだけの差異が出たということの中で、今言ったインフレスライド制ですか、ということによる物価上昇がなかっただけでこれだけの金額になるのか、約1億円になるわけですけれども、なるのかどうか、16億のうちの1億です。というふうになるのかちょっと理解し難いので、この辺もう少し詳細にお願いをしたいと思います。  5点目は、私の記憶では、吹上のパークゴルフ場、これについては度々の台風と水害によって、やはり利用料の減収になるということにおいて、その利用料減の補償を指定管理者に行うという指定管理の契約を結び直すときにそういう条件が入ったというふうに記憶しています。したがって、パークゴルフ場については、台風等々による水害によって、あそこが陥没した、水浸しになったときに、その間の利用料金については補うというような契約に入っているわけだから、それは理解できるのですが、ここはコロナ禍といえども屋内なのです。屋内かということになると、少なくともパークゴルフ場と同様の指定管理者の委託に際して、そうした利用料収入減による補償というものについての契約には入っていないと思うのです。なのになぜこうした補償をしていかなければならないのかという点についてお聞きします。 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 それでは、パスポートの発行の今後の見通しというようなご質問だったかと思いますけれども、緊急事態宣言が今2回目が発出されておりまして、なかなか緊急事態宣言の解除も難しいような状況になっております。しかし、この後4月からは、新型コロナウイルスのワクチン接種等開始されるということで、見通し難しいところはございますけれども、来年度につきましては、今年度よりは若干抑えておりますけれども、4,000万円を超えるような予算で計上しております。  以上でございます。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、道の駅の減額の再質問にお答えします。  まず、シンポジウムですけれども、人を集める文化センターだとか、そういった事業だったので、なかなかちょっと実施ができないなということで今回は延べさせていただきました。来年度にまた今度は違う意味でやっていきたいということです。  それと、この地質の調査のところは、今回国との合同で一体でやっていくという中で、国と協議した中でこの箇所数、そこまでやらなくていいのかなというふうなことで5か所を3か所にしております。  以上です。 ○金子雄一議長 教育部長。 ◎齊藤隆志教育部長 中学校給食センターの9,100万円の根拠ということでございます。継続費につきましては、本年の3月議会で継続費の変更を行っております。予算額からして契約額に変更しておりまして、その中で15億1,600万というのが今回のまず補正額総額になっております。インフレの上昇というところで、県単価を用いて積算するわけですけれども、その中でどのくらい見込んだらいいかというところでこの15億6,000万に対しまして、おおよそ6%の金額をその上昇分として見込んだところで約9,100万という数字が算出されております。  続きまして、パークゴルフ場の関係でよろしいでしょうか。指定管理の関係は、パークゴルフ場の中で、議員がおっしゃるとおり協定書の規定では、パークゴルフ場については、その協定書の中でうたってあるわけですけれども、今回のコロナウイルス感染症に関しましては、基本協定のパークゴルフ場とはまた別に38条のところで、不可抗力の発生した場合というという記載がありまして、今回の新型コロナウイルスに関しましては、この不可抗力に起因する部分として捉えておりまして、その分で補填をするということに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 中野 昭議員。 ◆19番(中野昭議員) それぞれ再質問に対して答弁ありましたので、この辺は分かりました。  ただ、5点目の屋内競技に対して不可抗力ということを根拠に補填したということでありますが、こうしたことについては、例えばここに限らず、鴻巣の指定管理を行っているに加えて、使用料ではなくて利用料として取っているところについては、全てそうしたものが含まれているのですか。ここだけですか。ここだけというのは、要するにスポーツ関係は全て委託、指定管理者が同じですよね。シンコースポーツだったかな、ということですから、言わばそうしたものが入っているのかどうか、あくまでもシンコースポーツとの指定管理の関係のところだけなのか、あるいはそうではなくて、他のところについても利用料として取るところについては、そうした不可抗力というのは全てのところに入っているのかどうかについてお伺いします。 ○金子雄一議長 教育部長。 ◎齊藤隆志教育部長 私が知る限りですと、不可効力という項目は入っていると思っております。確かに吹上の体育施設全体におきましては、屋外が多いわけですけれども、その中でコスモスアリーナも含まれておりまして、全体的に通してみたときの赤字の補填として、今回不可抗力という規定を用いて算出しているところでございます。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。  潮田幸子議員。 ◆23番(潮田幸子議員) 6点のうち、幾つかほかの議員がやりましたので、少なくなりますけれども、質問させていただきます。  42号の一般会計補正予算(第13号)についてです。10ページ、債務負担行為補正、これは予算のほうでも、歳出のほうでも47ページにも載っているのですけれども、図書館情報システム保守委託料の減額理由と、コロナ対応地方創生臨時交付金がどのように使われるのか、この図書館情報システム保守委託の詳細についてまず伺いたいと思います。  次に、29ページ、3款1項3目自立支援医療給付事業が増える原因は何か。私が思うのは、コロナの影響によるものかな、心療内科等にかかる新規の増が考えられるのではないかというふうに思っているのですけれども、これについての原因を伺いたいと思います。  あと、33ページ、3款3項1目生活保護システム改修委託料、これは今までずっと紙ベースだったものがデジタル化するというふうに聞いております。現在もそこの生活保護の担当のところは、本当に紙の文書がすごく多くなっておりますけれども、この資料、全部入力し直すとかということになるのか、どういった作業を必要とするのか伺いたいと思います。  次が35ページ、4款2項2目の部分で、これについては先ほど説明もありました。前任者も質問しておりましたけれども、可燃、不燃ごみの処分、あとは資源物収集運搬事業、資源物処分事業の昨年比の増加率を教えていただきたいと思います。この中には、委託料の増にはコロナ対応の配慮という部分も入っているのか、単純に処分が多くなった以外の配慮の部分についての予算が入っているのかです。  あと、41ページ、8款4項3目大間近隣公園整備事業です。今、インクルーシブ遊具というのが注目をされております。新年度予算では、せせらぎ公園に大型遊具が入るということで、提案説明のほうでもあったかと思うのですけれども、この大型複合遊具施設のほうには、特にインクルーシブとかというのを聞いていないのですけれども、今回のこの大間近隣公園のほうの大型複合施設の複合遊具には、こうしたインクルーシブの遊具は期待できるのかというのを伺いたいと思います。これを私、一昨年の3月議会でバリアフリー、またはユニバーサルデザインの遊具について質問させていただきました。そのときに市民の皆様からご意見を伺い、集約したご意見などを公園整備のコンセプトや整備予算、さらにバリアフリーやユニバーサルデザイン化などの観点を基に、可能な限り反映させ、公園整備に努めてまいりたいという答弁をいただいております。そういったことが反映されるのか伺いたいと思います。  次が47ページです。10款5項のコロナの影響による利用額、先ほど前任者のほうでも質問がありましたけれども、スポーツ施設以外の指定管理料で影響出てくるものもあると思うのですけれども、現時点でこの指定管理料等に影響が出てくるもの、要はコロナの影響で使うことができなかったがために、指定管理料のほうに影響が出てくるものが総額がどのくらいになるのか、またここの部分とは少し違うかもしれないのですけれども、直営の公民館等も使用料等がかなり減額になってくるかと思うのですけれども、どのくらいになると想定しているのかを伺いたいと思います。 ○金子雄一議長 答弁を求めます。  教育部長。 ◎齊藤隆志教育部長 それでは、図書館システムの関係でございますけれども、保守委託料につきましては、昨年末にプロポーザルで業者の選定を行いました。そのときに見積りが当初予定していました予算額に対しまして、プロポーザルで出てきました見積額が減少したことによりまして、保守料の減額となっているところです。  それと、2点目ですけれども、図書館システムについては、補正予算書の第13号の9ページを御覧いただければと思うのですけれども、繰越明許費の補正で変更ということで、一番表の下段の図書館管理運営事業、補正前が1億7,250万9,000円だったものを1億2,809万4,000円ということで変更させていただいております。これもプロポーザルの結果によるものですけれども、この1億2,800万円の中で地方創生交付金を充てていく予定となっております。  それと、システム保守委託の詳細というところですけれども、これにつきましては、ハード部分とソフト部分の保守の部分がやはり5年間になっております。そのほかにもクラウドデータセンターの回線の保守料ですとか、そういうのを含めますと、月額53万1,300円かかってくるという状況になっております。  以上です。 ○金子雄一議長 健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 それでは、29ページ、自立支援医療の関係のご質問にお答えいたします。  補正の今回の自立支援医療には、更生医療、育成医療、精神通院医療というものがございます。今回の補正につきましては、更生医療の増額によるものでございます。主な理由につきましては、生活保護受給者に係る給付費の増加ということでございます。更生医療給付費の約7割は、生活保護受給者の利用によるものとなっておりまして、また、生活保護受給者に係る対象医療は、その全額を更生医療で賄うことになっております。このようなところで今回大きな要因として生活保護の給付の増ということになっております。  また、ご質問のコロナの影響による心療内科にかかれる新規の人が増えたのではないかというご質問でございますが、自立支援医療で精神通信通院医療というのがあるのですが、こちらの増加の理由の一つには、コロナの影響もあるというふうに考えられるのですが、令和元年度では1年間で114人増加しているのに対しまして、令和2年度では9か月、12月現在で194人増加しております。人数的には増加をしているところでございますが、精神通院医療につきましては、医療費の負担割合が国と県それぞれ2分の1になっておりまして、市のほうでは負担をしておりませんので、この面では予算に影響はございません。  それから、生活保護のシステムの関係になりますけれども、まずどのような部分がデジタル化されるかと申し上げますと、生活記録や収入申告書、挙証資料、決定調書などがつづられている生活保護台帳、こちらをデジタル化し、ペーパーレス化を図ります。今まで紙で回していた生活保護台帳の事務決裁なども電子決裁化をする予定でございます。現在の保存している紙の資料は、しばらく保存することになろうかと思いますが、保存年限に応じまして順次廃棄をしていく予定で考えております。  それから、再入力する必要はあるのかということでございますが、基本的には再入力作業はございませんけれども、デジタル化が必要な紙資料については、その都度PDF化をしてシステムに取り込むような予定で考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、35ページの環境課のごみの処分費等の増額についてのパーセント、どのぐらい増えたのかということでご説明させていただきます。  まず、ごみが何種類かあるわけですけれども、可燃、不燃の処分のところ、こちら積算のベースというのは4月から1月の実績です。そこがこれに関しては107%の増、そして資源物の収集運搬事業、こちら鴻巣・川里地域と吹上で分かれますけれども、鴻巣・川里地域の4月から1月で116%、吹上部分が108%ということです。粗大ごみ収集運搬事業も鴻巣・川里分で4月から1月の関係で128%、吹上地域分が134%、また容器包装処分事業に関しては103%の増ということでございます。  以上です。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 41ページ、大間近隣公園整備事業についてお答えをいたします。  大間近隣公園につきましては、平成30年度に基本設計を行いまして、その後パブリックコメントを行い、令和元年度に実施設計を実施しております。設計に当たっては、パブリックコメントでいただいた意見を反映した施設やバリアフリー化やユニバーサルデザインの視点を取り入れた公園施設として設計をしております。公園に設置する遊具につきましては、大型複合遊具やブランコなどを予定しておりますが、インクルーシブ遊具については採用をいたしておりません。インクルーシブの考え方を取り入れていくことは、今後の公園に必要な視点であると考えます。予定している全ての遊具についてインクルーシブ遊具に替えるとなると、遊具の配置計画など設計の見直しが必要となってまいりますことから、一部の小型遊具についてインクルーシブ遊具を取り入れることができるかについては、検討をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 財務部長。 ◎田口義久財務部長 スポーツ施設以外の公共施設で、コロナの影響で指定管理料に影響が出ているものについてというご質問でしたけれども、市のほうで施設の利用中止とか自粛要請といったことで、利用料金制を採用している施設、先ほど中野議員のほうからもご指摘ありましたけれども、利用料金制を採用している施設の中で、5施設について今回補正予算で指定管理料の追加をお願いをしているところでございます。総額といたしまして、鴻巣体育施設、吹上体育施設も含めまして、2,207万8,000円を補正でお願いしているところでございます。  以上です。 ○金子雄一議長 教育部長。 ◎齊藤隆志教育部長 続きまして、公民館の使用料の関係です。公民館の使用料については、令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止により、令和2年4月9日から5月31日までを休館とし、準備期間を経て6月15日から貸し館を再開したところです。このような状況から、今年度の公民館と生涯学習センターの計9館の使用料の合計は、令和3年2月末時点で約690万円となっております。残り1か月、3月分については、緊急事態宣言の影響もあり、通常どおりの貸し館が始まったとしても、使用料は10万円程度になるのではないかと見込んでおりまして、今年度の使用料は全体で約700万円程度、当初予算が1,290万2,000円ですので、その差590万2,000円、率にして45.7%の減となると見込んでおります。  以上です。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 先ほどの35ページのごみ関係で答弁漏れがございました。この委託料の増には、コロナ対応の配慮がされているのかということですけれども、配慮というのはどういう意味かちょっと分からない。これは、あくまで委託の処分費だとか運送費だとか、そういう金額の増額です。  以上です。 ○金子雄一議長 暫時休憩いたします。                             (休憩 午前11時52分)                     ◇                   (再開 午後 1時00分) ○金子雄一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  潮田幸子議員。 ◆23番(潮田幸子議員) 今、議長のほうから、大枠でということでございましたけれども、少し再質問、ほんの少しですけれども、やりたいと思います。  債務負担行為補正のところでの図書館情報システム保守委託料のところです。電子図書館のほうでよろしいのか、すみません、ちょっとそこら辺のそこの意味での詳細を確認をしたいと思っております。これは、地方創生臨時交付金を使ってやる予定だったかと思いますので、これについての確認をしたいと思います。  あとは、29ページの自立支援医療給付事業の件でございます。予算が国と県ということでございますけれども、実際に先ほどは増加の人数を教えていただきましたが、全体の現在の人数、要はこのコロナの影響でたくさんの方がやはり鬱の傾向になっているかなというふうに思っております。市民の皆さんの鬱であったりとか、ひきこもりになる可能性を持っているものでございますので、そこら辺の状況を確認したいと思っております。  あとは、47ページの10款5項の関連でございます。先ほど指定管理料のほうに影響があるのは、今回の補正で出ているのは5施設ということでございました。確認すると、青少年ホームと体育施設2つと花と音楽の里と、あと文化センターの5つかなと思うのですけれども、これ以外に市民活動センターとかコミュニティセンター関係が指定管理であったかと思います。これに関しては、希望が出てきた場合、どのようになっていくのか伺いたいと思います。 ○金子雄一議長 教育部長。 ◎齊藤隆志教育部長 それでは、図書館情報システムの保守委託ということで債務負担行為補正が出ている関係です。これは、保守委託でして、電子図書館ということではなくて、図書館システム全体のことを指しております。もちろんその中に電子図書館システムも入りますけれども、大本としましては、図書館情報システム全体のものを指しているところです。  それと、地方創生交付金なのですけれども、これは先ほども答弁させていただきましたけれども、9ページの繰越明許費補正で一番下段の補正後の額1億2,809万4,000円とありますが、これはシステムの構築料になっておりまして、このシステムを構築する費用1億2,800万の範囲内で地方創生交付金を充当するような予定となっております。  以上です。 ○金子雄一議長 健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 自立支援医療の関係の人数ということでお答えします。  まず、更生医療についてでございますけれども、平成30年度が74人、令和元年度が89人、令和2年12月時点で106人でございます。それから、国、県で2分の1ずつ負担していただける精神通院医療の関係でございますけれども、こちらが平成30年度末ということで1,731人、2年度末ということで1,845人、今年度の12月末ということで2,039人でございます。育成医療につきましては、ちょっと最新の数字しかありませんので、今29名ということになっております。  以上です。 ○金子雄一議長 財務部長。 ◎田口義久財務部長 市民活動センターとコミュニティセンターについてのご質問でしたけれども、両施設につきましては、利用料金制ではなくて使用料金制で取り扱っておりますので、利用が少なかったからといって、運営団体のほうにあまり影響はないかなというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。  諏訪三津枝議員。 ◆1番(諏訪三津枝議員) 議案第42号の今年度の一般会計補正予算の21ページです。21ページの土地売払収入でございますけれども、1億1,611万1,000円なのですが、こちらの物件と、それから売払いの目的、また相手先の3点をお願いいたします。 ○金子雄一議長 財務部長。 ◎田口義久財務部長 土地売払いについての目的と相手先ということでよろしいでしょうか。目的につきましては、市のほうで今後利用の見込みのないものについて、売払いということで処分をしているところでございます。また、相手先につきましては、令和2年度につきましては18件ございましたけれども、個人が8件、法人が9件、それと県に対して1件が内容でございます。  以上です。 ○金子雄一議長 諏訪三津枝議員。 ◆1番(諏訪三津枝議員) ただいま利用のないものということでございましたけれども、具体的にどこというのはお示しはいただけないのでしょうか。 ○金子雄一議長 財務部長。 ◎田口義久財務部長 18件全てでよろしい、それとも主立ったものということ。それでは、大きなものということでお答えいたしますけれども、1件としては人形町の法務局の跡地、それからあと大きなものとしては、すみれ野、宅地だったものを処分をいたしました。あと大きなものとしては、上谷の土地です。今病院の建設しているところになります。主立ったものとしては、大体そんなところだと思います。  以上です。 ○金子雄一議長 諏訪三津枝議員。 ◆1番(諏訪三津枝議員) こういったものの一覧表というのは、後で何かしらお示しがいただけるものなのかどうかを最後に伺います。 ○金子雄一議長 財務部長。 ◎田口義久財務部長 申し訳ありません。ちょっと検討させてください。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○金子雄一議長 これをもって質疑を終結いたします。 △議案第45号の質疑 ○金子雄一議長 日程第7、議案第45号を議題といたします。  既に議案に対する説明は済んでおりますので、これより質疑を求めます。  質疑はありませんか。  坂本 晃議員。 ◆20番(坂本晃議員) それでは、第45号の235ページのコウノトリの里づくり事業について伺います。  先ほどからいろいろ出ていますので、あまり詳しいことは聞かなくても大丈夫かなと思っているのですけれども、この中の12の委託料、生きもの等調査業務委託料でございますけれども、これについて業者はもう決定しているのでしょうか。  また、その調査期間というのはどのくらいを持っているのか。  それと、調査の範囲は、鴻巣市市内全域を見るのかどうか、この3つお願いします。  次に、237ページのコウノトリ飼育施設管理運営事業ですけれども、先ほどのやり取りの中で、常勤5名になるのです。取りあえずあそこにいるのが5名ということになったのですけれども、それはいいのですけれども、取りあえず4月から9月頃まではまだコウノトリはいないという中で、そこがもう既に業者が入って、管理はしないけれども、それなりの準備とか、そういう作業をするのかどうか。  また、例えば9月頃に入ってきたとして、それからの業務はどのような状況になるのか、それをお聞きしたい。  それと、先ほどのやり取りの中で、子どもが見えるようにということで、小学生が見るような感じで話が出ていましたけれども、もしそうなった場合に、各小学校の1年生なら1年生が見に行くというふうになると、近くはいいですけれども、市内全域になると結構距離があると思うのです。そうした場合に市がバスだとか、そういうのを用意してくれるのかどうか、その辺もお聞きしたいと思います。  次に、255ページ、新ごみ処理施設整備推進事業ですけれども、この中に報償費として、新ごみ処理施設整備推進懇話会委員お礼という、これが入っているのですけれども、今までも何回かやっていると思うのですけれども、懇話会の取り上げる協議内容というのはどういうものなのか。  また、この前は傍聴させませんでしたけれども、これからの会議は傍聴させるのかどうか。  次に、委託料の規模等調査検討業務委託料でありますけれども、これはどのような調査をするのか。規模等というところで、規模、大きさとか、そういうのを調査するということになると、これ鴻巣市だけでやるのならまだいいけれども、広域でやろうとしたときに、鴻巣市だけ調べても何の意味もないのではないかなと思うのです。その部分どうなのかと、それと白紙解消になった3市で協議してきた内容の中で、こういう部分については参考になるのかならないのか、それをお聞きしたいと思います。  次に、267ページ、道の駅整備事業ですけれども、16の公有財産購入費、全体の用地買収になるのでしょうか。これは鴻巣市で使う分だけを買収するのか、それとも国交省が使う分も含めて買収になるのか、もし国交省が別になるのであれば、国交省が買う単価と市が買う単価は同じなのかどうか。  また、21として補償、補填及び賠償金ってありますけれども、600万円、これは多分池の補償かなと思うのだけれども、それについて詳しいことをお聞かせいただきたい。  次に、339ページ、人権教育推進事業でありますけれども、1の報酬として、いじめ問題対策連絡協議会委員報酬とあります。それと、その次にいじめ問題調査委員会委員報酬5人分ということでありますけれども、今までに議会報告として、いじめ問題が発生したということを一度も聞いていないような気がするのです。現実、教育委員会の中で把握しているものを議会のほうに一度も報告していないように思っているのですけれども、あったのかどうか。そのいじめ問題は、大きな学校で起きたのか小規模の学校で起きたのか、その辺を過去5年間ぐらいのところで、もし調べられればお願いしたいと思います。  そのいじめ問題は、どのように把握したのか。また、教育委員会による学校調査の方法はどうやっているのか、これをお聞きします。  それと、395ページの総合型地域スポーツクラブ育成事業ですけれども、補助金及び交付金、運営の補助だと聞いているのですけれども、どのぐらいの団体数があるのか。同じ団体には1年に1回だけだと思うのですけれども、そういうのが何回かあるのであれば、お知らせ願いたい。  以上です。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、コウノトリ関係から始まったと思います。そちらのほうです。まず、235ページのコウノトリの里づくり事業の生き物調査に関してですけれども、業者のほうは決定をしておりません。範囲は、今後のこともあるので、市内全域である程度範囲を決めてということでやってきます。2か月に1回ぐらい調査をしていくということです。  そして、次の飼育の業務委託の関係ですけれども、施設が3月にできて、秋頃、コウノトリが譲り受けるというタイミングですので、そのちょっと前、2か月、3か月ぐらい前から業務委託は実際始まるのかな。ただ、飼育員というのもやっぱり人ですので、委託をお願いするところも、6月からという人を抑えるというわけにもいかないので、そういう面では4月から人を抑えていかなくてはいけないというところがあります。ただ、委託のほうは、そういった面では1年間丸々ということではないのですけれども、ある程度早めに、施設の準備とかもあるので、そういう時期では始まってくるのかなというふうに感じております。  それと、小学校、当然近いところは歩いていけるところもあるのですけれども、こちらはどんな形で、バスか何かで当然来なくては駄目だと思いますので、その関係は教育委員会とまた調整をさせてもらいたいなというふうに思っております。実際に来年度の公開も1月とかなので、その年はある一定の学年の見学というのをちょっと組めないと思うのです。来年度、教育委員会と4年度の予算についてどうやっていくのかというのを考えていきたいというふうに考えております。  その次、ごみ関係です。255ページです。新ごみ処理施設の整備の推進、懇話会の謝礼の関係です。こちらは、現在の鴻巣の、北本と調整をしているとか、そういった進捗状況について地元の懇話会のほうで報告をさせていきたいというふうに思っております。  また、傍聴のほうは、前回傍聴規定のほうを承認を得ていますので、次からは傍聴ができます。傍聴は大丈夫です。  それと、規模等調査に関しましては、実際鴻巣は北本がやっていくというようなことで考えております。その中で、1つには中部の枠であるとか、それに例えば桶川が入るであるとか、そういった規模でどのぐらいの事業費がかかるのかということをやっぱり検証する必要があるだろうということで行うものです。それと一緒に、単独では幾らぐらいの経費でできるのかなというふうなことを考えていきたいなというふうに考えております。前のやったのは、そういう面では人口がその3市ですので、少なからず参考になるというふうに思っています。  それと、次の道の駅の整備事業に関してですけれども、公有財産の購入、今回国との一体型ということで、整備計画の中でも面積が4ヘクタールということで出ております。持ち分の部分が、持ち分というか、割合の部分が約2.ちょっと、半分よりちょっと多いぐらいが市です。国が1.9幾つというようなことで、それで4になっています。それで、それと国道から入ってくる道路が0.2ぐらいあるということで、実際は2.2ちょっとぐらいの面積が市の負担分の面積になります。それで、単価のほうは取りあえず1万円で予算を計上しています。ちょっと多いのですけれども、実際実測、公募の面積ですので、実際の面積になると分かりませんので、ちょっと多く含まれています。  それと、補償の関係です。こちらの今購入を考えている土地に看板と物置小屋があるのです。それの補償の関係を予算のほうで計上しております。  以上です。 ○金子雄一議長 補足、ほかは。回答漏れ。  教育部参与。 ◎野本昌宏教育部参与 いじめ問題についてお答えいたします。  いじめ調査委員会ですけれども、平成30年度に2件、それから令和元年度に1件調査のほうを行っております。大きな学校かということですけれども、全て対象は中学校となっております。また、どのように把握をしたのかということですけれども、こちらは保護者の訴えにより把握をしている状況でございます。調査の方法ですけれども、こちらにつきましては関係者、被害のあった生徒、また保護者、それから加害とされる側、生徒、そして関係している教職員から聞き取りということを調査委員会のほうで行っております。  以上でございます。 ○金子雄一議長 教育部長。 ◎齊藤隆志教育部長 続きまして、総合型地域スポーツクラブの関係です。補助金の30万円につきましては、これはクラブを設立した年度、またはその翌年度から3年以内ということになっております。今市内の総合型地域スポーツクラブは4団体ありまして、NPO法人鴻巣ブレス総合型スポーツクラブ、かさはらいきいきスポーツクラブ、川里スポーツクラブ、NPO法人ウォーターワイズの4団体となっております。  以上です。 ○金子雄一議長 坂本 晃議員。 ◆20番(坂本晃議員) それでは、少し確認していきたいと思いますが、地域全体の調査ということでございますけれども、ただ単に全体だといってもなかなかイメージとして湧いてこない。例えば川の周辺だとか、川里のほうにしてみればゴルフ場の近辺だとか、そういうところあると思うのです。主立ったところ、そういうの幾つか、どういうところを調査するのかを挙げていただきたい。  それと、前に荒川の河川敷の中に池をつくるような話ししていたと思うのです。国交省か何か入って、それについてはどうなっている、そこもそういう対象になるのかどうか。期間は、2か月に1回というようなことを繰り返しそれを調査していくのか、多分1回やってある程度のことが分かれば、そんなに何回もやらなくても済むのかなと、季節ごとに夏とか冬とかというような形に変えれば、生物の生態というか、そういうのもあると思うのですけれども、2か月に1回ということはないような気がするのです。その辺はどうしていくのかとか、業者決定はいつになるのかと、その3つをまずそこで聞きたいと思います。  次に、コウノトリのほうです。業務内容、業者はまだ決定していないって言っていましたけれども、施設管理のほうですけれども、これもいつ頃決めることになるのですか。  それと、次にごみ処理のほうですけれども、北本市との協議の進捗というような形でやるのであれば、当然公開は十分できると思うので、今回公開させるということなので、いいと思うのですけれども、ぜひ議会でも必ず関わることなので、きちんといつどういうふうな懇話会ありますよということを出していただければありがたいのですけれども、その辺はどうでしょうか。  あとは、次の規模等調査のほうなのですけれども、何か今の答弁だと広域化に、要するに北本と鴻巣でやる以外に桶川とか、そういう中部のほうの関わりも見てというような話があったと思うのですけれども、ということは今の桶川と北本だけの広域化ではなく、そっちのほうも桶川も吉見も含めての広域も考えているということなのですか。北本、鴻巣の2つの、今市長が言っていたのは2つだったと思うのです。それをさっきの答弁だと、桶川も中部環境もって入っていたので、そうなると桶川と吉見も入ってくると思うのです。それを含めての規模の調査になるのかどうか、その辺はもうちょっと詳しくお聞きしたい。  あと、道の駅のほうですけれども、先ほどの答弁は多分鴻巣市が関わる部分だけの買収で話が出ていたと思うのですけれども、単価1万円というのは坪ではなく平米ですよね。平米1万円ということですね。大体これは単価あまり気にしなくてもいいと思うのですけれども、それは国はまたいつ買うか、買収に入るか分からないのでしょうか。鴻巣市だけ買って、国交省は何か都合悪くて何年か遅れるよとなると、整備そのものも遅れてしまうと思うのです。そうすると、そのまま今の計画どおりやっていければいいのですけれども、もしそういうふうな事態になったときに、また先行投資はしていても全然進まないというような状況になってしまったら、これもまた大変かなと思うのです。だから、その辺はどうなのか、もうちょっと確認したい。  あと、物件移転補償のほうは600万になっているのですけれども、物置があると聞いたのですけれども、物置というのはどの程度の物置なのか、私は池なのかなと思ったのです、養魚場の。そっちは入っていないのでしょうか。  あと次、人権教育のところですけれども、今までに3件あったということで、全て中学校だったと、教育委員会、今まで笠原小学校の問題で、小規模校はクラス替えができないといじめが大変だというようなことをさんざん言ってきたのだよ。だけれども、鴻巣の市内の学校の中では、そういうことは起きていなかったと、現実に。一度もないのですよね、報告にないのだから。今の報告も5年以内にはなかったということだと思うのです。小学校というのは、いじめは現実には起きていなかったということを我々はいいわけですよね、確認して。その辺はどうなのかなと思っているのですけれども、やっぱり小学校はそれなりに先生が細かく見れば、こんないじめが大変なことになるようなことはないのではないのかなと思っているのですけれども、この間の笠原小学校の問題で随分言われました。これからもまだ単学級で6年間という学校もいっぱいあるので、その辺のこともやっぱり考えなくてはいけないなと思うのです。取りあえず小学校で今まであったのか、なかったのかというのは、確認をもう一回させてください、そこだけは。  調査方法なのですけれども、県のほうからのそういういじめ問題の調査とかも、あったかどうかってくると思うのです。そういうものは、きちんと報告してあったのですか。県の教育委員会のほうに中学校で30年に2件、元年に1件ということで、これはきちんと報告してありますか、そこを確認したいと思います。  あとは、クラブ側で、スポーツクラブはクラブの名前まで言っていただきましたので、これはこれで結構だと思います。  以上です。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、再質問にお答えします。  まず、コウノトリ関系の生き物調査の委託の関係です。どんなところでやるのか、コウノトリが餌を取るようなところなので、やっぱり田んぼであるとか川だとか、水辺関係のところです。同じところをやらないと生き物調査、季節1年を通して、どのぐらいいるかということを調査していくので、同じところをやっていくということです。それで、これは1年以上、1年間をかけて年間で生物がどんないるのかと測るので、早々にやって1年間、実は債務負担を組んで来年まで含めてやっていくということで、6月ぐらいからはやっていくようにするのかなというふうに。ここは、素人ではなかなかできないので、専門のそういった監修できる人にちょっとお願いをしていくということでやっていきたいと思います。国交省のほうは、河川敷の中にそういった、若干掘っているということで言っていますけれども、なかなか予算のつきが悪いようで、ちょっと長い年月になってしまうのかもしれないのですけれども、水辺空間をつくるということで少しずつ掘っているということを言っております。  それと、飼育体制のほうは、こちらのほうも実際にこれからコウノトリを文化庁のほうに申請をする。施設ができないと申請できないので、施設ができて、もらえる(P.221「譲り受ける」に発言訂正)という日程が決まらないと、この委託のところも実際は始まらないのですけれども、そうは言っても早々にその辺の委託の契約のほうをしていきたいなというふうに考えております。  新ごみ処理施設の懇話会のほう、現在のところ北本等の打合せをしていっていく中での進捗ということなので、今のところ何月にやるということをまだはっきりしておりません。ある程度進展なり、1年間の報告をしていかなくてはいけないのかなということで考えております。規模等に関しては、鴻巣、北本とやっていきますということで、北本のほうも鴻巣とやりますというお話ありましたけれども、当然吉見を含めるあちらのほうの団体も、ごみのほうは止まっています。そういう面では、吉見というのはある程度、改めて向こうも動きはありませんけれども、中部という枠の中で私たちもごみの話をしていますので、そういう面ではやっぱり吉見の動きというのは捉えていかなくてはいけないのかなということで、吉見のほうを今回範囲に入れています。それで、桶川というのは県央の枠というのがありますし、吉見と同じように桶川のほうも、そういう意味ではごみ行政というのは止まっていますので、そういう面でかつ市長選がこの春あるというようなことで、ごみのほうがもしかすると争点になるのですと、やっぱり少し気にしておかなくてはいけないのかなということで、今回その範囲に入れております。  それと、当初予算、国のほうも、国のことなので、予算つける、つけないというのは、ちょっと私たちのほうで分からないのですけれども、来年度予算を計上するということで聞いております。市と国が一緒に用地買収をしていくというふうに考えております。  それと、補償の関係です。建物のほうは、約36平米の物置だと、物置が敷地の真ん中ぐらいだったですか、あります。それが農作業のものを置いておくような物置が建っているということです。  以上です。 ○金子雄一議長 教育部参与。 ◎野本昌宏教育部参与 それでは、人権問題についてお答えさせていただきます。  先ほどの30年度に2件、それから令和元年度に1件と申しましたのは、ちょっと言葉が足りず申し訳ございませんでした。調査委員会の対象となった案件が先ほどの件数でございます。調査委員会の対象となる案件につきましては、いじめ防止対策推進法に規定されている重大事態ということで規定をされておりまして、重大事態というのは、いじめにより児童生徒の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるときと、それからいじめにより児童生徒が相当の期間欠席することを余儀なくされているという疑いのあるときということで先ほどの調査委員会の対象となって、それが合計3件ということになります。  なお、いじめはないのかということですけれども、いじめの認知件数ということで、平成30年度につきましては、小学校で34件、中学校で36件の計70件、令和元年度につきましては、小学校32件、中学校49件の計81件ということになっております。いじめがないということではなくて、先ほど申しました3件につきましては、調査委員会の対象となったいじめ事案が3件ということになります。  それから、県への報告ということでございますけれども、先ほどの件数、それから調査委員会の対象となったいじめに関しましては、詳細も含めて県のほうには報告をしております。  以上です。 ○金子雄一議長 坂本 晃議員。 ◆20番(坂本晃議員) 先ほどの質問は大体分かってきたのですけれども、ごみ処理の整備のところですけれども、この中で基本は北本とやると、でも中部環境があるので、吉見も考えるよと、県央があるので、桶川もあると、こういう関わりがどこだってあるのです。例えば行田はどうなのだと、行田も今ごみでお世話になっていると、私はこういう問題の中で一番中心に考えるのは、やっぱり鴻巣本体がお世話になっている中部環境が中心で整備するのが本当かなと思っているのです。そこに吹上分をきちんと入れられるような、そういう枠組みの広域が一番いいのかなとは思っているのですけれども、今回本当は行田も来ればよかったのだけれども、行田とはもう駄目になってしまいましたから、一応北本、鴻巣は基本で、吉見も入れると、その枠組みでやるのが、中部環境を本当は整備し直して、そこで全部含めていくということが一番いいかなとは思っているのですけれども、それがなかなか難しいと、お世話になってきた吉見をもう今回は要らないよと、行田行くよということで吉見を切ったので、それで今度はまたここで吉見も関わりがあるから含めるのだということになると、吉見のほうの行政の信頼が鴻巣自体がなくなっているのではないかなと思っているのです。よほど努力をしなければ、その広域化というのは成就しないと私は思っています。そのために建設場所だとか、そういうことまで全部含まれて協議になってくると、今の鴻巣のかたくなな安養寺・郷地だと言っていると、それはなかなかできないのではないかなと思うのです。だから、その辺も含めてある程度弾力化でできるのかどうか、その辺を確認したい。  それと、先ほどの用地買収、国交省の道の駅なのですけれども、国交省はまだいつになるか分からないということですけれども、来年予算を組むと言ったのはそれだったかな、きちんとこれは組んでもらって買収できればいいけれども、多分今年と来年だと価格が違ってくるのかなと思うのです。その辺の心配はないのですか(P.204発言訂正あり)。国が買うとの市が買うのと土地の値段が違ってしまったりすると、ちょっとこれも不公平かなと思うのですけれども、実際1年ずれがあると、その辺のことが出てくるのかなと思うのです。評価も上がるか下がるかあると思うのです。この辺は、どういうふうに判断しているのか。先ほど何か補償のほうですけれども、物置はあると言って、私ちょっと分からなかったのだけれども、池は当たらないのですか。あそこに養魚場があって、先のほうまで池がきているのです。そこまでは当たらないということ、それをちょっと確認したいと思います。  それと、次の人権教育のところですけれども、聞くといじめで察知したのが小学校で34件、中学校で36件、また次の元年には32件と49件と、なぜこういうのを報告しないのですか。最初からこれを言ってくれるとありがたいです。重大なことだけは言うけれどもって、その重大なのは誰が判断したのだって言いたくなってしまう。いじめはいじめなのだよ。いじめなのです。それを認知したからこれだけの数を言っているのだから、なぜ最初から出てこないのですか、こういうことが。私は、過去5年間にと言ったのだから、そういう中にきちんと含めてくれればいいでしょう。その前の3年間はないのですね。その前の30年の前、2年ぐらいあるわけだよね、5年間と。そういうところはないのですか。隠しているのではないでしょう。調査してあるのだろうから分かるはずです。それ以外のが結構あると思うのです、そういう意味だったらば。今まで聞いている中で3件しかなかったと、実際に聞いたらもっといっぱいあるのだよと、そういうのないでしょう。多分私は、議会にいていじめがこういう問題になって大変だったと、こういう解決をしましたというのを報告受けていないような気がするのだけれども、報告していましたか、教育委員会は。議会は、やっぱりそれなりのことを対応しなくてはならない、地域によってその声も聞かなくてはならないし、地域に説明もしなくてはならない、そういう中でこういう事実を知らなかったということできないのです。今までどれを報告したか、議会に。それをちょっと確認したい。  以上です。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、再々質問にお答えいたします。  まず、ごみの規模調査の関係のところです。吉見のほうを私たちのほうは今回この調査で、吉見と中部でやると幾らなのかというのをはじくということで、改めて吉見のほうに、今北本ととにかくこの枠をしっかりと組むということに集中していて、吉見のほうに一緒にやりましょうという声はかけておりません。ですので、そういう面では、同じ地域でやっているので、ごみの話はやっぱりしますけれども、まだ北本と鴻巣のこの枠もしっかり出来上がっているわけではないので、そういった面ではそういった意味では吉見さんを誘ってはいなくて、ただ吉見が入ったとき幾らなのかということを今回算出したいなということで委託を組んでおります。  それと、道の駅の国の場合、国の予算の関係ですけれども、これはかなり細かく一緒に仕事をしています。その中で、市のほうも来年度予算を計上すると、国のほうも来年度に予算を計上する予定ですと、違う団体ですので、はっきりその辺はあれですけれども、そういう打合せの下で始めていることですので、国のほうも予算が組まれるのかなというふうには考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 教育部参与。 ◎野本昌宏教育部参与 それでは失礼いたします。申し訳ございません。過去5年間ということで、調査委員会の関係かと思いまして、調査委員会の対象となることを先にお答えさせていただいてしまいまして、大変申し訳ございませんでした。27年度からお答えさせていただきますと、27年度につきましては、小学校14件、中学校12件の26件、28年度につきましては、小学校25件、中学校10件の35件、29年度につきましては、小学校17件、中学校10件の合計27件、30年度、元年につきましては、先ほど申し上げたとおりでございます。  こちらのいじめの認知件数につきましては、こちらは定例の教育委員会のほうでは報告はさせていただいておりますけれども、議会のほうでは報告はさせていただいていないという状況でございます。  以上です。 ○金子雄一議長 終わりました。 △発言の訂正 ◆20番(坂本晃議員) ちょっと修正だけ。私、先ほど国交省と鴻巣市の要するに買収の年度が違った、そこだけちょっと、来年と言ったので、勘違いしてしまったのですけれども、こちらの予算も来年、国交省の予算も来年です。ということは、同一の年度ということで、そこだけ修正をお願いします。間違えました。 ○金子雄一議長 分かりました。ただいまの発言の訂正の申出についてはご了承願います。  なお、字句その他の整理については、議長に一任願います。 ○金子雄一議長 それでは、ほかに質疑はありませんか。  加藤久子議員。 ◆10番(加藤久子議員) では、何点か質問させていただきます。  まず、1点目ですけれども、267ページの農業水産業費です。道の駅のプロジェクトの関係ですけれども、16節の公有財産購入費の関係で、道の駅用地購入費2億3,000万円が計上されておりますが、地権者全体のもうこの土地の協力が得られている状況なのかをお聞かせください。 ○金子雄一議長 加藤議員、マイク大きな声で近づけてください。お願いします。 ◆10番(加藤久子議員) 分かりましたか、今の。大丈夫ですか。  それと、すみません、ちょっと順番が狂ってしまいました。まず最初に、99ページの12節委託料の関係です。笠原小学校跡地利活用調査委託料ということで900万円が計上されておりますが、廃校するに当たり跡地は、地域の方々の意見を聞いてというふうなことがあったかと思うのですけれども、今までに地域の方々とどの程度話合いがされたのか、まずこれ1点お聞きしたいと思います。  それと、この委託をするということですが、どのような委託をして、どのような調査をするのかを伺います。  次が101ページ、12節委託料の関係です。フラワーギフト引換業務委託料ですが、この490万ということで計上されております。転入世帯や新婚家庭などにフラワーギフトの贈呈ということですけれども、花にはいろいろと種類があると思いますが、ギフトとして考えていますお花の予算は、幾らというふうに考えているのでしょうか。  また、このギフトをいただいた方は、どこのお店でも交換することができるのか伺いたいと思います。  さらに、新築された方に苗木をプレゼントするというふうなこともありますけれども、何の苗木を考えているのかをお聞きしたいと思います。  次、衛生費の225ページです。これは、すみません、委員会のほうでした。  次がただいまの農業水産費の道の駅の用地の関係です。  それと、281ページ、花いっぱいのまちづくり事業ですが、12節委託料のフラワーロードなどのいろいろと委託するというふうになっておりますけれども、どこに委託をする考えなのかをお聞きしたいと思います。  以上です。 ○金子雄一議長 市長政策室副室長。 ◎佐々木紀演市長政策室副室長 それでは、初めに笠原小学校の跡地利活用研究事業の調査委託料ということでご質問いただきました。どのぐらいの地域の人と話合いを持ったのかということですけれども、こちらにつきましては、令和3年度に業務委託の中で笠原地域の方へのアンケート調査やワークショップ等を実施し、地域の意向を把握する予定としております。  2点目のどこにどのような調査依頼をするのかという件でございますけれども、委託業者の選定につきましては、学校跡地利活用の検討や民間活力導入可能性調査の実績のあるコンサルタント会社を想定しております。委託業務の内容としましては、利活用基本計画の策定に関する業務、また閉校後の暫定利用方針の策定に関する業務、それと先ほどお話ししました地域住民関係団体等とのアンケート調査やワークショップ等の開催に関する業務、それと民間事業者へのヒアリングに関する業務等を想定しております。  2つ目の花のある暮らし応援事業のフラワーギフトの引換業務委託料というご質問についてですが、1点目の1枚幾らの予算かということでございますが、一応こちらの花のギフトについては、単価2,000円を想定しております。  2つ目のどこのお店でも交換できるのかということですが、今後市内の花のお店、そちらと協力していただけるかどうかと確認した中での契約という形になると思いますが、現時点でちょっと事前に打診を取ったところ、市内今9件ほどのお店で協力をいただけるということで想定しております。  3つ目の苗木のプレゼントは何を考えているのかということですが、こちらのほうが花のある暮らし応援事業とは別の緑化推進事業に係る部分でございますが、こちらのほうをこちらでお答えさせていただきます。苗木のプレゼントにつきましては、まだ例といいますか、想定でございますけれども、オリーブ、ブルーベリー、コニファーなどを考えているところでございます。  以上です。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、道の駅のところの土地の購入、全員できるのかということですけれども、地権者にはこの道の駅の事業の説明会等も行っております。その中では、反対の方は一人もおらなかったということです。また、除外の同意のほうも全員からいただいているということなので、そういう面では皆さん今後、まだ当然土地の単価を示していませんので、土地の売ってくれという交渉をしているわけではないのですけれども、皆さんそういう面での合意を得られているので、よい方向に進むのではないかなというふうには考えております。  それと、281ページの花いっぱいづくりの中で、フラワーロードの委託先ということですけれども、警察から免許センターまで、もしくは駅から、中山道から警察までのところというのは、けやき通り実行委員会のほうがプランターを置いたりして花の飾りをしているのです。警察から免許センターまでというのがなかなか花が飾っていないところなのです。そういう中、代表者質問の回答の中にも、陸上競技場であるとか小学校とかに花を飾っていこうということを言っているわけですけれども、そういった場合にどうしても専門的な業者の指導があるかけるやつ、すみません、ちょっと度忘れしてしまいました。ハンギングをやる場合にやっぱりちょっと専門的な業者の指導とかというのもあるので、一部こういった委託ということも考えていかなくてはならないのかなというふうには考えています。  あとは、水くれとかというのもなかなか手間が食うところでもあるので、免許センターからこっち側って家が結構張りついていないのです。そういうところもあって、水くれ等も多少なりともそういった委託とかを考えなくてはいけないのかなと思っています。現在、駅前であるとか、そういったものでやっているのは、フラワーピースというNPOのほうがやっていますので、それが一つの候補なのかなというふうには考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 加藤久子議員。
    ◆10番(加藤久子議員) 笠原小学校の件では、ちょっと私も今回一般質問も出してありますので、これはこれ以上の再質問はありません。  次のお花の関係なのですけれども、これから話合いをして9件の方が協力を得られるような今体制になっているということなのですが、鴻巣市内には何店舗のお花屋さんがあって、そのテナントの方にそういうお願いというか、そういう形というのは全店舗にお願いはしているのでしょうか。  あと、次の、これは担当がちょっと違うということですけれども、苗木のプレゼントでオリーブとかブルーベリーとかというふうなことの苗木というふうなことなのですけれども、今新築されているおうちを見ますと、庭木を植えるような建屋ってほとんど新築の家庭って見かけることあまりないのです。大体車が3台も4台も置けるような、そういう環境がほとんどということもないのですが、大体新しい家を見るとそうなのですけれども、ブルーベリーとかオリーブ、普通であれば庭に植えて新築記念にって喜んでいただけると思うのですが、何か今の新築家庭環境では、こういう苗木というのはどうなのかなってちょっと思うのですけれども、その辺何か、私なんかの感覚ですと、家があれば庭があるというのが当たり前だったかと思うのですが、今コンクリート敷きの家がほとんどかと思うのです。苗木をプレゼントするに当たってのそういう検討をすることで、それならまだお花とか観葉植物とかいろいろ方法というか、内容的なものあると思うのですけれども、その辺どのように考えられて苗木というふうになったのかをお聞かせいただきたいと思います。  それと、道の駅の関係ですけれども、まだこれから用地交渉というふうなことというふうな答弁であったのですけれども、今回3年度の中で2億3,000万円が計上されているわけですので、今年度のうちに一応購入予定というふうになるのかを確認をさせていただきたいと思います。  あと、最後の花いっぱいのまちづくりでフラワーロードの関係もあるのですけれども、先ほどハンギングバスケット的なものを考えているというふうなことなのですが、確かにハンギングバスケットはきれいで私も大好きなのですが、ただ私も実際見たわけではないのですけれども、吹上の駅前でハンギングバスケット的にかけていたそのものが落ちたというふうなことを聞いたのですけれども、ハンギングバスケットはつるすとかどこかにかけるとか、そういう地面上に置いておくわけではないです。そうなので、きれいでいいのは確かに分かるのですが、その辺の気をつけていただかないとというふうに思うのですけれども、その辺の危険性なんていうことは考えたことがあるのかないのか。ただきれいだというだけで、人の通るところですから、やっぱりそういうことも考えながらやっていただいたほうがいいと思うのですけれども、その辺どのように受け止めてやっていらっしゃるのかをお聞かせください。  以上です。 ○金子雄一議長 市長政策室副室長。 ◎佐々木紀演市長政策室副室長 それでは、花のある暮らしの応援事業のフラワーギフトの関係の再質問についてお答えいたします。  まず、1点目の全部で今お店のほうが9件かどうかというご質問をいただきましたけれども、まだ事前の調査ということで、電話帳などから職員がお店のほうへ打診をして、今現在、取りあえず9件ご理解をいただいているというところでございます。今後、またよく調査しまして、なるべく市内で数多くの店に参加していただきたいとは考えております。  2点目の苗木の関係です。庭が今少ないのではないかということで、植える場所がというお話ですけれども、一例として今3つぐらいの種類を挙げさせていただきましたけれども、それほど大きくならないような木とかというのもあると思いますし、プランター等でも十分育てることもできると思いますので、庭のあるなしにかかわらず、楽しんでいただくことができるかなというふうには考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、再々質問にお答えとします。  まず、道の駅のほうの用地の関係ですけれども、そういう面では今年、皆さんから土地を買っていきたいというふうに思っております。  それと花のほうです。免許センターから警察までのお話をしましたけれども、皆さんご承知のとおり、駅前も鴻巣はほかの市より圧倒的に花の量が多く飾られていると思います。特に花まつりであるとか、今のびっくりひな祭りの時期というのは、鴻巣駅の周りの駅ロータリーの周辺もかなり多く飾られています。今年は、新しくできたおおとり公園のほうも、今の時期は花を飾っていくということで、ここからずっと駅から免許センターまでのこの通りを、鴻巣市のメインの通りを花で飾っていくというのが今回の花いっぱい事業のメインであります。そういった中で、今の駅の広場とかというところもハンギングバスケットを飾っていますけれども、当然ハンギングバスケットって下に地植えではないので、水もちも悪いので、水くれもそれなりに頻繁にやっていくわけです。そういう面では、そういうときにそういったメンテナンスというところもしっかりやっていけるのかなということで考えております。当然ぶら下がっているもので、落ちることもあるので、その辺注意してやっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 環境経済部長、今答弁の中で再々質問にお答えしますというふうに、再質問ですよね。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 再質問でした。失礼しました。 ○金子雄一議長 お願いします。  加藤久子議員。 ◆10番(加藤久子議員) 花の関係ですけれども、これからであれば、まだプランターでも鉢でもというふうにおっしゃっていましたけれども、まだギフト券をつくっているわけではないかと思うので、もっとやっぱり、今、緑のことと花と緑とというふうなことで都市宣言もしたぐらいで、こちらにはお花、こっちには緑の苗をみたいなことを考えられて、こういう結果なっているのかなと思うのですが、なかなか皆さん、若い方々は新しいおうちに住むことが多くて、お花とか苗木に水をやったりなんていうのは本当には大変だと思いますので、なるべくこれからもう一回苗木にしても種類をもう一度考え直して、せっかくあげても、こんなものもらってなんて言われるようなものでは残念ですので、もう一回種類を考えてはと思うのですけれども、その辺考える余地があるのかどうか。  それと、お店もまだまだこれからというふうなことなのですけれども、鴻巣市内にあるお花のテナントに、お店に全部きちんと声かけができるようにぜひしていただきたいと思うのです。そこに協力できるとかできないということは別問題だと思うのですけれども、やっぱり知らなかったなんていうことのないようにして、周知をきちんとしていただいて、協力していただくようなことをしていただきたいと思うのですけれども、その2点だけお聞きします。 ○金子雄一議長 市長政策室副室長。 ◎佐々木紀演市長政策室副室長 再々質問にお答えいたします。  品種ですとか、あと店舗の部分については、これからしっかりと対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○金子雄一議長 暫時休憩いたします。                             (休憩 午後 1時59分)                     ◇                   (再開 午後 2時15分) ○金子雄一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑はありませんか。  中野 昭議員。 ◆19番(中野昭議員) それでは、議案第45号、7点伺いたいと思います。  1点目は、予算参考資料10ページに放課後児童クラブ運営事業の中に公設民営が16、公設公営2か所、民設民営6か所というふうに記載をされています。私、古い人間かどうか知らないけれども、学童保育、放課後児童クラブは20だとばかり思っていたのです、昔20でしたから。それ今数えると24、これは民設民営が増えたからだというふうには理解はしておりますが、そこでこの予算書の173ページに、これは公設公営の経費が会計年度任用職員報酬3,034万8,000円、この中に含まれていると思うのです。それから、その次の民設民営は、175ページの民間放課後児童クラブ運営委託料、金額にすると1億4,400万です。この中に含まれているというふうに思っております。  そこで、公設民営16か所は分かっていますからいいのです。問題は、民設民営6か所、これは一つは小谷児童クラブ、それからふくろうの森児童クラブ、これは分かっています。残り4か所がどこなのか、そしてその定員はどうなのか。加えて、公設公営の2か所についても同様のことをお聞きしたいと思っております。  それから、2番目、予算書のページ237、4款衛生費、1項保健衛生費、3目環境衛生費、コウノトリ飼育施設管理運営事業の中の委託料等についてお聞きしたいのです。まずその前に、環境経済部長は先ほどのこの項のやり取りで、借り受けるとか譲り受けるとかもらうとかいう3つの言葉を使っていましたけれども、どちらなのか、全然違いますよ、譲り受けるの。その辺どうなのか、まずそれを確認したいのでありますが、それが1つと、それから質問は、12節委託料で2,389万6,000円であります。この2,389万6,000円、坂本議員の質問に対して、コウノトリは秋頃に鴻巣市のほうに入ってくると、大体その2か月前ぐらいとなるのだけれども、委託先等の関係も含めて4月からの委託料となると、業者はまだ決まっていないのだけれども、4月から委託料になると、これはちょっとあまりにもおかしいのではないかと思うのです。やっぱりそういうところは、税金を使うわけだから、シビアにすべきだと思うのです。そういう点では、4月からの委託料計上というのはおかしいということで、この辺どうなのか。  それと、もう一つは確認の意味で、令和4年度以降はこの委託料、基本的には年間2,389万6,000円でいいのか確認をさせていただきたいと思っております。  そしてもう一つは、今年度初年度ということで、2,000万円の17節で備品購入費が計上されていますが、この2,000万円、主なものはどのようなものを購入しようとしているのか伺っておきたいと思います。  それから、3点目は267ページです。6款農林水産費の1項農業費、4目畜産業費、道の駅整備事業の12節委託料です。先ほどの中で、この設計委託の業者名はどうなのか、ちょっと聞き落としたかもしれませんけれども、決まっていればお知らせいただきたい。  それから、用地購入について、17節の公有財産購入費、道の駅購入2億3,000万、これも先ほどの坂本議員の質問に対しての答弁が、道の駅全体として4ヘクタール中、これは一体型ですから、開発が。本市が負担する部分が取りつけ道路を含めて2.2ヘクタールぐらいになるだろうということですから、そしてなおかつ土地単価が平米1万円という計算ですから、確かにこれでいうと2億3,000万になる。そこで1反に直しますと1,000万円なのです。これは、あまりにも私は高過ぎるというふうに言わざるを得ないです。例えばつい最近やったところを見てください。郷地・安養寺のごみ予定地だって、一説には600万という話があるし、それからカントリーエレベーターだって、あれだって800万ぐらいだったでしょう。1,000万というのはあまりに高過ぎるというふうに言わざるを得ないのです。そこで、これについて不動産鑑定士を入れて、どのような評価になったのかお聞きしたいというふうに思っているわけです。  それから4点目、ページ291、8款土木費、2項道路橋りょう費、2目道路維持費の14節工事請負費6億6,935万、これ新規事業です。予算参考資料14ページに、舗装の個別施設計画に基づき主要幹線道路の改修工事を計画的に行い、長寿命化を図るとともに、適切な管理により安全かつ快適な道路環境を確保しますというふうに書いてあります。私もこの舗装の個別施設計画に基づきという舗装の個別施設計画をネットで見ました。確かに302の路線が載っておりました。一番道路としてよくない、これはがたがたしているとか舗装にひび割れが入っているとか、あるいはたわみが道路にあるとかいうようなことで書いてありました。確かにこのA―1011は、302路線の中で一番道路環境がよくないというところで載っておりました。そういう点では、ここを令和3年度改修というのは分かるのですが、私が質問したいのは、このA―1011号線を含めて令和3年度は40路線を改修を行うということでありますが、この40路線の中に吹上団地内に入っている、通称でありますが、筑波通線及び富士見通線、これも大変凸凹が多いのです。コンクリートが剥がれているところもありますが、これが入っているのかどうかについて伺っておきたいと思います。  それから5番目、321ページ、9款消防費、1項消防費、4目防災費の12節委託料の地域防災計画修正業務委託料684万が計上されています。予算参考資料7ページには、埼玉県地域防災計画の修正計画との整合性を図りつつ、近年発生した自然災害対策を踏まえ、鴻巣市防災計画修正しますというふうに事業内容が書いてありました。近年発生した自然災害といえば、一昨年の台風19号をはじめ、近年ゲリラ豪雨、あるいは国内あちこちで地震等が考えられますが、危機管理課は委託業者に発注する際の修正を含めた基本的な指針、こういう形で修正し、そしてそれを地域防災計画に反映してくれというような、その指針というかな、こういうものを危機管理課として委託業者にそういうようなことをきちっと伝えてあるのか、またこの修正版の納期はいつ頃になるのかについて伺っておきたいと思います。  それから6点目、ページ323、10款教育費、1項教育総務費、1目教育委員会費の小・中学校適正規模及び適正配置事業の中の1節適正配置等審議会の委員報酬、7節小・中学校のあり方研究懇話会委員謝礼というふうになっておりますが、予算参考資料13ページを見ますと、鴻巣市立小・中学校のあり方研究懇話会並びに鴻巣市の小・中学校適正配置等審議会を開催し、市内全域の小中学校の適正配置等に関する方向性を具体的に定めるというふうに予算参考資料13ページに記載してあります。  最初に、小・中学校のあり方研究懇話会の任期は2年であります。2年ですよね。この懇話会にはどのような、2年ですけれども、現在の委員の任期が来年の4月の末まで、来年というか、令和4年の3月末までが懇話会委員の任期満了のときになるのです。そういうことを前提にして、小・中学校のあり方研究懇話会の各委員に対して、どのような角度から意見を聞こうとしているのか。  次に、小・中学校適正配置等審議会からは、平成29年8月6日に答申を既に受けております。教育委員会は今回の小・中学校適正配置等審議会に対し、適正配置審議会にどのような内容の諮問を行うのか、教育委員会として。どういう方向性でこの適正配置等審議会に諮問を行うのかということ。  それから次に、教育委員会は小・中学校適正配置等審議会の令和3年度の開催回数をどのように考えているのか。  そして、答申を受ける時期をいつ頃設定しているのか。  さらには、小・中学校適正配置等審議会委員12名の選定基準、これまでの行ってきた審議会委員とは違うと、入れ替えるというふうに私は聞いておりますので、この12名の委員の選定基準、これをどのように考えているのかお聞きしたいと思います。  最後に7点目、予算参考資料、ページ13、図書館管理運営事業、令和4年1月の稼動に向けて電子図書館と連携した新図書館システムの構築を行いますというふうに予算参考資料の13ページに書いてあります。13ページです、今言った予算参考資料の。この事業の予算は、385ページ、10款教育費、4項社会教育費、3目図書館費の12節の委託料159万4,000円かと思います。電子図書館システムの構築は、令和2年度の予算の繰越明許によって令和3年12月までに完了し、そして新図書館システムは令和4年1月から可能になるというふうに思っておりますが、電子図書館システムには、図書そのものの電子図書が当然必要になってくると思います。そこで現在の鴻巣中央図書館、吹上図書館、川里図書館のそれぞれの蔵書数と、それに対する電子図書の割合について伺っておきたいと思います。  以上であります。 ○金子雄一議長 こども未来部長。 ◎田口千恵子こども未来部長 それでは、議案第45号、放課後児童クラブ管理運営事業、予算書173ページから5ページにわたってになりますが、175ページ、民間放課後児童クラブ、議員のおっしゃいました小谷とふくろうの森のほかの4か所を申し上げます。どんぐり学童保育室、定員が80名になります。それから、南よつばの願い学童が定員72名でございます。また、今年度、令和2年4月開設いたしました吹上もろっ子児童クラブ、ここは定員36名でございます。また、この令和3年4月に開設するなのはな学童保育が40名となっております。また、直営というか、公設公営2か所になりますけれども、田間宮放課後児童クラブ、こちらが124名の定員となっております。もう一つが馬室放課後児童クラブ、こちら定員が100名となっております。  以上でございます。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、まずはコウノトリのところからです。大変申し訳なかったです。譲り受けるとか借りるみたいな表現でしたけれども、今後コウノトリを譲り受けるということで統一をしていきたいというふうに考えております。  それと、この飼育の委託なのですけれども、そこはまるっきり何もないところから始まるということで、飼育員さんから実際に飼うところの何をそろえていったらということのアドバイスももらっていかなくてはいけないということで、事務所のほうは職員でできるのですけれども、飼育施設の準備というのはやっぱり専門的な知識が相当必要なのかなということがあります。そういったことで、4月早々に契約をしていきたいというふうに考えております。  それと、次の道の駅のほうですけれども、設計委託が何本かあるのですけれども、埋立て、造成と調整池の設計、それとアクセス道路の設計があるわけですけれども、業者は決まっておりません。  それと、単価のほうです。こちらは、不動産鑑定を国のほうが、一緒に買いますので、国が不動産鑑定を今行っているということです。ですので、不動産鑑定で出た金額を基に買収価格が決定すると、今回の予算取りに関しましては、その近くを走っている市道1004号線の買収価格というのが1万円ちょっとなのですけれども、それを参考に予算取りに使わせていただいたということでございます。  以上です。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 291ページの幹線道路等整備事業についてお答えをいたします。  こちらは、ご質問のありました筑波通線、路線番号で言いますと市道吹734号線、富士見通線の路線番号が市道吹691号線となっております。ご質問のあった路線については、令和3年度に予定します40路線の中には入ってございませんが、安全安心の道路通行のため、部分的な補修については、この幹線道路整備事業とは別に現場状況や危険性、緊急性を判断しながら対応してまいります。  以上です。 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 続きまして、地域防災計画修正業務のご質問にお答えいたします。  初めに、業者に発注する際の基本的な指針を示すのかというご質問でございますけれども、地域防災計画の修正に当たっては、ご質問のとおり入札により業者を選定する予定です。そうしますので、仕様書を作成しますが、その中には令和元年東日本台風の災害の対応として、総合体育館やコスモスアリーナふきあげ、市民活動センターを補助避難所で追加したほか、防災情報の関係では、現在、防災行政無線の整備を進めております。また、現在の地域防災計画の推進区域についても、新たに作成した水害ハザードマップと異なっていることや、今議会で議決いただいた防災備蓄センター工事も実施することから、これらの内容を踏まえた修正が必要かと考えております。  また、納期の関係でございますけれども、この予算ご承認いただきますと、5月頃までには入札契約を行いまして、その後、庁内検討委員会を設置しまして各課のヒアリングを行い、その後、秋頃には県との事前協議、それが終わった後、パブリックコメントを実施しまして、3月の上旬ぐらいの納期になろうかと、今のところそういう予定でございます。  以上です。 ○金子雄一議長 教育部長。 ◎齊藤隆志教育部長 小中学校の適正規模、適正配置の関係で4点ほどご質問いただきました。  1点目につきましては、どのような角度から意見を聞こうとしているのかについてということですが、まずあり方研究懇話会については、これまで実施してきた適正配置等審議会や通学区域審議会、意見交換会等で上げられた適正規模及び適正配置に関してのご意見をいただきながら、関係団体と連携し、検討していただくために設置したものです。任期は2年間で、構成委員は11名となっております。内訳としましては、自治会連合会から2名、PTA連合会から2名、市内小中学校長3名、市内の私立幼稚園の園長1名、市内の幼稚園の園長1名、識見者2名で、市内各地域から参加いただいているところです。小中学校の適正配置に関する考え方は、地域や年代等によって異なるため、懇話会委員にはそれぞれの立場からご意見をいただきたいと考えているところです。 次に、適正配置等審議会にはどのような諮問を行うのかについてですが、諮問内容については現在検討中となっております。ただし、笠原地域の適正配置を進める中で、教育委員会としての方針を早めに示してほしいといった意見をいただいていることから、今後は市内全地域を対象として、各種審議会や意見交換会等、学校関係者などからご意見をいただきながら、児童生徒に対してよりよい教育環境が提供できるよう、諮問内容についても検討していきたいと考えております。  3点目が審議会の開催回数や答申を受ける時期についてですが、いま一度市内全地域を対象として検討することを考えていることから、まずは何よりも子どもたちの将来ためによりよい教育環境を提供するといったことを第一に考え、慎重に検討する必要があると考えております。このことから、現在のところ明確な改正や答申をいただく時期については、何度も申し上げていますが、検討しているところですので、審議会条例により、委員の任期は2年となっておりますので、任期中には一定の結論をいただけるよう取り組んでまいりたいと考えております。  それと4点目、12名の選定基準についてですけれども、委員の選定に際しては、前回の審議会を参考に同様の基準での選定を考えております。鴻巣市立小・中学校適正配置等審議会は、平成27年4月1日に施行されました鴻巣市立小・中学校適正配置等審議会条例により設置され、同条例第3条第1項により、委員15人以内をもって組織すると定められております。委員構成は、同条第2項により、自治会推薦、PTA連合会推薦、小中学校校長会推薦、青少年関連団体、学識経験者、公募による市民、教育委員会が必要と認める者と定められており、前回の15名の居住地の地域別内訳としましても、鴻巣地域は10名、吹上地域3名、川里地域は2名というふうになっていた状況となっております。今後の適正配置等の取組においては、市内の全ての小中学校を対象として実施したいと考えていることから、次回実施の選考の際にも、前回と同様に様々な方にご協力いただければと考えております。  それと、次の図書館管理運営事業の委託料159万4,000円ですけれども、これは図書館システムが来年1月から運用開始になりまして、その部分の保守料が159万4,000円、3か月分となっております。1か月が53万1,300円になります。それを3か月分ということです。それは、電子図書館だけではなくて、電子図書館システム全ての保守委託料という形になっております。  それで、蔵書数ですけれども、令和3年1月末現在の蔵書数でいいますと、鴻巣図書館が15万7,207冊、吹上が11万9,019冊、川里が9万9,249冊、合計で37万5,475冊となっております。電子書籍につきましては、令和3年度内で約1,000冊を予定しておりますので、それを含めますと37万6,475冊となる予定になっております。  以上です。 ○金子雄一議長 中野 昭議員。 ◆19番(中野昭議員) それでは、それぞれ答弁がございましたので、幾つか再質問したいと思っております。  最初の放課後児童クラブについては、内容分かりましたので、了といたします。  それから、2点目のコウノトリについてですが、どうも先ほど言いましたように委託料について、やっぱり前からの作業があるというけれども、それは逆に言うと、正規職員3人張りつくわけだから、その正規職員3人でやれる内容ではないですか。実際飼育の委託というのは、コウノトリが入ってきてからの話だから、そういう点では今の質問ではちょっと私もまだ合点がいかないので、それをやっぱり明確にしていただきたいと思います。何のために正規職員が、市の職員が3名向こうに行くのか、なぜならば前準備、前段階は、それぞれの職員でできると思うのです。要はコウノトリが入ってからの話では、飼育員がいないとできないというのは私も理解できます。それは今言ったように秋に入ってくるというのだから、1年間の委託料を使う必要ないと思うのです。これは、私の聞き落としたかもしれないけれども、令和4年度から毎年この委託料2,400万程度年間かかるのかということについての答弁がなかったような気がするので、申し訳ないですが、それを再度お聞きしたいと思います。  それから、3点目ですが、先ほどの答弁では、不動産鑑定士が市はやっていないと、国がやっていると、その国の不動産鑑定士が現在やっているので、まだ価格は出ていないということでありますが、ここで確認しておきたいのは、国が出してきた不動産鑑定士による評価額、これと当然市では購入する金額と同一でなければ、地権者の間で国のほうと市のほうでは違うなんてことはあり得ないと思うので、当然確認しておきたいのは、予算計上は1反1,000万円とはなっておりますが、この国の不動産鑑定士の評価額が出た段階で、それに合わせて行うということでいいと思うのですが、その点確認をしておきます。  4点目は、今回のこの新規事業6億6,935万の中には入っていないということですが、あとこのほかに道路については道路維持管理料とかありますから、そういう中で傷んでいる部分については、令和3年度で改修、補修を行うという答弁がございましたので、これについては了といたします。  5点目、これも今言ったようにいろいろ納期等も含め、3月上旬に納期されるだろうということであります。防災倉庫ができたり、あるいはハザードマップも変えなければいかぬとか、そういうものが当然この新たな地域防災に掲載されるということなので、これについても了といたします。  その次、6番目、もう少し私はきちっとしてほしいのは、さっき言ったように、まだ適正配置の審議会委員のほうについては、どういう形で諮問するかということについてまだ検討しているという答弁だったと思います。それは、私はこの時点でないのではないかと思います。令和3年度にちゃんと予算を組んだわけですから、当然審議会としてどういう内容のものを諮問するのかというのは教育委員会で精査された上で、この予算を組んでいるというふうに思うのです。そうでないと、これから検討ということになれば、取りあえず適正配置等審議会を設置する、立ち上げることにしようということの予算を組んだとしか、今の答弁では思えないのです。加えて、この納期についても、納期というか、回数、開催回数についても令和3年度の回数なんかは分からない、それはそうだと思います。諮問内容がはっきりしていないのだから、していなければ答申にどの程度検討期間が必要かということによって、大体回数はどのぐらいというのを答弁できると思うのだけれども、根本となる諮問内容がどうかというのが分からないで、それで予算だけ組むというのは、私はいかがかと思うのですが、その点についてお聞きしておきたいと思います。  それから最後、電子図書については、1,000冊という答弁がありました。これは、今言ったように図書館3つあるわけですから、1,000冊というのは分かりましたけれども、大体鴻巣、吹上、川里のそれぞれの図書館にどの程度割当てをするのかというのがあったらお知らせいただきたい。  以上であります。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、再質問にお答えします。  まず、コウノトリの委託の関係ですけれども、正規職員も当然向こうへ行ってその準備を手伝うわけですけれども、飼育員が今回委託をするというところがもともとコウノトリ等を飼って経験があるというところを想定しているわけですけれども、途中から人を増やすということではないのです、そちらの業者のほうも。そういうこともあって、準備のところからしっかりとうちのほうで委託の中で準備に関わってもらうと、人を確保するという部分もありますので、そこの部分で年間を通してやっていくということで考えております。  また、令和4年度の予算というのは、おおむねこれがベースになってくるかなとは思いますけれども、1年間、半年ですけれども、その実績によっていろんなものが変わってくるので、多少変わってくるのかなというふうに考えております。  それと、道の駅のほうです。国の鑑定をして、同じ土地で場合によると、同じ地権者で国と市で分かれてしまう人もいるわけです。ですので、国と同じ同額で買うということでやっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 教育部長。 ◎齊藤隆志教育部長 適正配置等審議会の関係ですけれども、予算上は3回の審議会の開催分を計上させていただいておりますけれども、いきなり例えば年度当初から審議会を開いてすぐに答申ということは、なかなか難しいのかなというふうに思っています。その前段にあります、あり方研究懇話会も並行して行っていくということ、並行してというか、来年度予算を取っておりますので、その部分と含めて、本当に全市的となるとちょっと範囲が広くなりますので、27年に行った適正配置等審議会をベースにしながら、今の現状、児童数等いろいろ状況を確認しながら、慎重にやっていかなければならないかと思うと、先ほど答弁申し上げましたとおり、委員の任期2年間ありますので、例えば令和3年度で答申まで持っていけるのか、もしくはまた翌年度に予算を計上させていただいて、もう少しかけてやるのかというところがまだ見えてきていないところですので、今申し上げたとおり、27年のをベースにしながら、また考え直していくというところは慎重に行っていかなければならないというふうに考えているところで、検討中だという話を、大枠として検討というふうに申し上げてしまったのですけれども、今そういう予定になっています。  それと、図書館の電子図書の関係ですけれども、各館に割り振るということではなくて、電子図書ですので、委託してそれをまとめて、それを市民の皆さんがそこからダウンロードといいますか、そこから活用していただくということになります。  以上です。 ○金子雄一議長 中野 昭議員。 ◆19番(中野昭議員) それでは、再々になるわけですが、まずコウノトリの委託についてですか、飼育の。先ほどの答弁で、向こうの派遣先もやっぱり途中ではなくて年度当初からということの答弁がありましたけれども、ということは簡単に言えば今年の4月から8月ぐらいまでは、実際飼育員はこちらに来ないけれども、年間の委託料は払うのだと、実際こちらへ来て飼育員が実務をするのは、コウノトリが入ってからやるのだという受け止め方でいいのかどうか、来ないけれども、払うのだと、年間委託料として。というふうに先ほどの答弁では、そのように聞き取れるのですけれども、そうした形でいいのかどうかということについて伺っておきたいと思います。  次に、先ほどの教育委員会の件でありますが、そうすると順番を言うと、まず懇話会の委員からいろんな意見を聞いた上で、その意見を集約して諮問内容を盛るのか、したがって懇話会と適正配置の審議会とは並行してはやらないと、懇話会がやって一定の懇話会の意見を聞いた上で、それに基づいて審議会のほうに諮問をするというふうになると、先ほどの答弁で合うのです。同時に並行してやるということになると、懇話会は何なのだと、逆に審議会とは何なんだという疑問が生じるのです。そうやって順序として懇話会をやって、そこで皆さんの意見を聞いて、それを集約して、その結果教育委員会として諮問はこうだと、これにしようというふうになれば、諮問は遅れるから、当然審議会のほうは少なくても2年あるわけだから、懇話会はあと1年しかないのだから、ということでその後つじつまが合うのですけれども、そういう形で受け取っていいのか、懇話会を先にやって、その後適正配置審議会のほうへ移るということなのか、この点についてお答えください。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、コウノトリの飼育について再々質問にお答えします。  実際にコウノトリを譲り受けるに当たって、IPPM―OWSというコウノトリに関連する団体があります。そこから、今回は文化庁のまだ申請をしていないので、もらう(P.221「譲り受ける」に発言訂正)、もらえないというところの判断がついていないのですけれども、IPPMのところでは、もう鴻巣にあげる鳥を実は確保してあります。カップリングといって相性がいい鳥というのを合わせています。私たち、まだどの鳥か見ていませんけれども、申請もしていませんから。そういう中では、動物園にその鳥がいるわけです。この動物園関係のところで今回委託をかける予定です。そういう面では、その鳥をその飼育員が慣れるというところも実はあるのです。なので、中野議員は8月まで来なくてもやるのかということを言いましたけれども、8月ということはさすがにないと思うのですけれども、一、二か月来なくても、そちらで飼育に慣れる、今度持ってくる鳥に慣れていくことかという、そういった業務も実はあるのではないかなというふうに考えております。そういうことで4月早々からの契約にしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 教育部長。 ◎齊藤隆志教育部長 適正配置の関係でございますけれども、その前にすみません、1点修正といいますか、先ほど図書館の関係で電子図書をダウンロードと申し上げましたけれども、恐らくサーバーに見に行くような状況になろうかと思いますので、すみません、ダウンロードではございません。  それで、適正配置についてですけれども、あり方研究懇話会、これ条例に規定されていません、任意の懇話会ですので、これについて例えばそこで答申をもらうとか、そういうものではございません。あくまでも皆さんからご意見をいただくという組織でありますので、適正配置等についていろいろ審議といいますか、意見をいただきたい。ただ、いきなり例えば枠組みとして、平成27年の諮問のときに例えば笠原小学校と中央小学校と常光小学校の枠組みがあったり、小中一貫で川里の3小学校と川里中学校があったり、そういう絵をいきなり出すことはちょっと難しいと思うのです。ですので、そういうところに至るまでのいろいろな計画等を時間をかけて考えていって、その後に審議会が行われるというところかなというふうに今想定していますので、あり方研究懇話会と審議会が一緒に動いていくということは、想定としてはありません。 △発言の訂正 ○金子雄一議長 ちょっとすみません、確認ですけれども、環境経済部長、先ほど字句のほうの関係ですけれども、譲り受けるということで統一するということでよろしい……ちょっとご意見がありましたら。  環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 先ほどの中野議員の中で、コウノトリに関しては譲り受けるに全て修正をさせていただきたいと思います。修正のほうよろしくお願いいたします。 ○金子雄一議長 ただいまの発言の訂正の申出については、ご了承願います。  なお、字句その他の整理については、議長に一任願います。 ○金子雄一議長 それでは、ほかに質疑ありませんか。  川崎葉子議員。 ◆13番(川崎葉子議員) では、議案第45号、令和3年度一般会計予算につきまして、9点ほどございます。  まず、ページ数、89ページから91ページですが、公有財産管理事業、設計委託料といたしまして281万6,000円が計上されております。新たに鴻巣地区における複合施設の整備に向けて、旧第2庁舎の解体設計が計上されているわけですが、今後の流れを伺います。  2点目です。ページ数は97ページです。シティプロモーション事業、内容についてお伺いをいたします。明確なビジョンを持って効果的なプロモーションを行うということですが、その目的はさらなる定住促進を図るためと考えていいのでしょうか。どこに向けてのどのようなプロモーションになるのかを伺います。  続きまして、99ページです。賑わい創出交流拠点整備事業について、1億7,000万円が計上されております。食と健康をテーマとした新しいにぎわいを創出するということで、令和4年1月オープンに向けて1階、2階、建物、これはカフェということかと思いますけれども、その前など、全体的な空間イメージがもう定まっているものと思います。どのようなイメージなのか具体的に伺います。  続きまして、同じページです。笠原小学校跡地利活用研究事業についてお伺いをいたします。跡地活用基本計画を策定するということですが、今後のスケジュールまで示すものなのか、令和3年度中に基本計画策定ができるのか、どこまで行う考えなのかを伺います。  続きまして、127ページ、結婚支援事業について伺います。対象者が34歳以下から39歳以下へ、補助上限額につきましては30万円から最大60万円に拡大する予算の計上がされております。これは、埼玉県がモデル事業に手挙げをしたことで、本市の事業は国の示す最大規模で行えるようになったと考えます。また、60万円というこれまでの倍の額になります。どのようなことに使えるのかという周知も重要でありますので、改めてその要件について伺います。  また、これらの事業についての周知についても伺います。  さらに、対象件数の見込みを伺います。  続いて、181ページです。ひなちゃん応援特別給付金支給事業2,100万円が計上されております。1人3万円ということでございますので、およそ700人ということになり、1年間に生まれた赤ちゃんにということかと思いますけれども、この対象期間について伺います。  また、申請を行うのか、この方法についても伺うものです。  続いて、273ページ、商店街にぎわい促進事業について伺います。この詳細を伺います。特にパーキング・こうのす廃止に伴って、これまで利用していた店舗など、何か対応策を考えているのかについてお伺いをいたします。  275ページ、空き店舗の実績を具体的に伺います。これは、市がマッチングしているのかについても伺います。  最後でございますが、281ページ、花いっぱいのまちづくり事業、特にフラワーロード花装飾委託料について730万7,000円が計上されております。花壇整備は年2回くらいと聞いておりますが、今年度だけの事業なのかをまず伺います。  また、周辺にお住まいの方からも、免許センターまで統一感のある花のまちにという要望をいただいておりましたので、この事業趣旨には賛同をいたします。花のまちとしてのブランディングを図るとともに、これまでの事業を組み直すとの説明もございました。具体的にはどのようなことを指し示すのか伺います。  以上です。 ○金子雄一議長 市長政策室副室長。 ◎佐々木紀演市長政策室副室長 それでは、公有財産管理事業を含めまして、最初の4点、4事業につきまして市長政策室のほうからお答えさせていただきます。  初めに、公有財産管理事業で旧第2庁舎の関係でございます。今後の流れをというご質問だったと思いますけれども、令和2年度に今年度鴻巣地区複合施設整備研究事業として、中央公民館エリア再編研究事業を引き継ぎまして、第2庁舎跡地のエリアを対象とした民間活力導入可能性調査を行いました。この調査の中で中央公民館エリアと比較して民間活力の導入可能性が高く、また市民ワークショップでの意見、事業者の意向や経済的効果を考慮しまして、第2庁舎エリアで整備を進めることといたしました。その中で本エリアは生出塚遺跡がありまして、試掘、発掘調査が必要であることや他事業の進捗状況等を勘案しまして、まずは令和3年度に解体設計を実施したいと考えております。なお、令和4年度以降につきましては、まずは解体工事を行うことと併せまして、試掘、発掘調査やその後の設計工事等の一括発注のための準備などを国や県の補助金の活用の可能性を考慮しながら、発注時期ですとか方法については、今後検討してまいりたいと考えております。  続きまして、シティプロモーション推進事業、こちらの目的と対象はというご質問だったと思います。それにつきましては、シティプロモーションの目的でございます、市内外に鴻巣市の魅力、観光ですとか産業、子育て等を積極的に発信をし、そのことで地域住民の愛着度の形成を図るとともに、地域イメージの向上、ひいては移住人口、定住人口の促進に努めることを目的としております。対象は、市民の方、それと市外の方全てでございます。  続きまして、賑わい創出交流拠点事業の1階、2階、建物前面など、全体的な空間イメージはどんなものかというご質問に対しまして、施設の1階につきましては、地元の食材を使用したメニューを提供するカフェ機能を中心に、特産品の販売や情報発信コーナー等の配置を考えております。2階につきましては、多目的室と食品加工室を整備いたします。また、建物の前面は、看板や植栽を整備するほか、ペットと一緒に食事ができるようなオープンカフェスペースとして、週末にはイベントが開催できるような空間としていきたいというふうに考えております。  続きまして、笠原小学校跡地利活用研究事業でございますが、スケジュール的なものということで、特に基本計画が3年度中にできるのかどうかというところでございますが、基本計画の策定内容としましては、住民アンケートですとか地域懇談会、それと民間の導入可能性調査を実施いたしまして、利活用案、あるいは暫定利用の方針等を策定ということで、令和3年度中に基本計画のほうは策定したいというふうに考えております。令和4年度以降のスケジュールにつきましては、跡地活用計画の内容を基に、それ以降決定していく予定というふうに考えております。  以上でございます。 ○金子雄一議長 総務部長。 ◎榎本智総務部長 続きまして、結婚新生活支援補助金について3点ご質問いただきましたので、順次お答えいたします。  まず1点目、どのようなことに使えるのかということですが、住宅を購入する場合の取得費用や、または住宅を借りる場合の賃料や敷金などの賃貸費用、また引っ越しにかかる費用が対象となります。  続きまして、2点目、周知についてお答えいたします。本事業の内容を記載いたしましたパンフレット、ポスターなどを本庁新館、吹上、川里支所の両支所、また各公民館などの公共施設や、結婚に当たっては、住宅等の準備を行うということから、市内の不動産業者、また埼玉県宅地建物取引業協会彩央支部に配布、設置をしていただくほか、市のホームページやツイッター、インスタグラム等のSNS、また鴻巣駅のデジタルサイネージ、さらには「広報こうのす かがやき」に掲載し、周知を行ってまいります。  3点目、対象件数はについてですけれども、支給件数につきましては、20件を想定して積算をさせていただいております。これは、これまでの過去4年間、年10件程度で推移をしておりましたが、国等により来年度から支給対象者の要件が拡充されたこと、さらにはこれらが新聞などで報道されたことにより、本市にも問合せ等が多く寄せられ、反響が大きかったかなということなどを考慮して、20件ということで積算をさせていただいております。  以上です。 ○金子雄一議長 こども未来部副部長。 ◎小林宣也こども未来部副部長 ひなちゃん応援特別給付金支給事業についてお答えいたします。  この給付金につきましては、新型コロナウイルス感染拡大が長期化する中、不安を抱えながら妊娠期間を過ごされてきた保護者の方に対して、令和3年4月2日以降に誕生したお子様を祝い、健やかな成長を願って、新生児1人につき3万円の特別給付金制度を創設したものでございます。ご質問の対象期間については、同学年、同じ学年という考え方によりまして、出生日が令和3年4月の2日から令和4年4月1日までのお子様を対象といたします。  また、手続の方法につきましては、出生の届出後、子育て支援課において児童手当や子どもの医療費などの手続をする際に、併せて給付金の申請をしていただく予定です。  以上でございます。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、まず273ページの商店街のにぎわい促進の事業です。パーキング・こうのすが廃止になった後の対応策はということでございます。1月31日から閉鎖をしたということで、現在、裏からなのですけれども、自由な開放をしておりまして、止められる状態になっております。若干工事がありますので、規制はありますけれども、自由に止められるようになっております。来年度は、そういった中で駐車場を確保したりとするようなことで、事業者、お店のほうも必要な時間があると思います。そういった中で、パーキング・こうのすのサービス券を購入されていた人を地図上に落としてみると、おおむね200メーターぐらいの範囲におられるのです。それですので、おおむね半径200メートル範囲の事業者に対して、今既設のパーキングを行っている事業者の1時間の無料券というものを1事業者一月20枚を半年間配付しようというふうに考えております、新年度予算です。  それと次、空き店舗の実績を具体的にということですけれども、こちらは30年から空き店舗の改修費という補助金を出すということでやっております。今年は、商工会のほうに相談に行くのですけれども、そこの補助金を使うところまでなかなかたどり着かなかったりもしているのですけれども、そうは言っても鴻巣市内に相談をして、自分でお店を買ってという方もおられるわけですけれども、本年度は6件の相談がありまして、2件、空き店舗の解消につながったという。塾とエステの2件でございます。このマッチングのところ、商工会のほうも当然、やっぱりまずは商工会のほうに相談に行くというようなこともありますし、私たちのほうもこうやっているというようなことで、マッチングのほうもそういう面では積極的に行っているというところでございます。  それと、花いっぱいまちづくり事業ということで、花壇整備、年2回ということでやっていますけれども、毎年これから花を整備していますので、これからも毎年この予算を計上して、花のまちを盛り上げていきたいというふうに考えております。鴻巣駅のところ、特に花まつり、びっくりひな祭りのときをメインに、鴻巣駅からおおとり公園までの花の装飾をしていると、またそこから中山道から警察まで、17号まではけやき通り実行委員会のところとまた協力しながら花を植えていくと、警察から免許センターまで、そちらのほうは先ほども言ったハンギングバスケット等々、花を飾っていくということで、夏場もなるべく花を飾っていきたいというふうに考えております。  そういった中で、花のまちとのブランディングをどう図るのかということで、商工観光課のほうは商工担当と観光担当ということでありましたけれども、観光のところに当然花の事業というのがあるわけです。皆さんご承知のとおり、花まつりであるとかコスモス祭りだとか、そういったものを含めての花観光事業とやってきたわけですけれども、それを観光に伴うそういった花のものと、花のまちづくりの部分というのをちょっと分けていこうということで、花PR事業と花いっぱいまちづくり事業というのを分けて、かつ担当も今回、来年から課内ですけれども、担当分けもしっかりして、そういった所在をしっかりして花のまちづくりをやっていくということでございます。  以上です。 ○金子雄一議長 川崎葉子議員。 ◆13番(川崎葉子議員) では、何点か再質問を行います。  まず初めに、97ページ、シティプロモーション事業内容についてお伺いをいたします。これまでも花と緑、コウノトリ、子育てしやすいまちなど、市ではPRをしてきたと思います。さらに効果的なプロモーションをということでありますが、具体的なことがあればお聞かせ願いたい、これ以外に何か行うということなのか、それとも今までPRしてきたことを効果的に行うという考えなのかについてお伺いをいたします。  続きまして、99ページ、賑わい創出交流拠点整備事業について再質問を行います。こちらについてでは、全体的な空間イメージは分かりました。代表質問の答弁の中で市長がおっしゃっていたかと思いますけれども、学生など関係人口の創出にも期待し、イベントを行うというようなことも言っていたかと思います。この拠点でもイベントを行うという意味なのか、またイベントを行うことが可能な空間活用ができるのかについてお伺いをいたします。  続きまして、127ページ、結婚支援事業について再質問をいたします。結婚新生活に係る転居等の費用の軽減が第一義的な目的であります。結果的に定住につながれば一番いいわけであります。1年後、2年後、これだけの費用をかけて転居をされるわけですので、一般的には2年ぐらいは住んでいただけるのかなというふうに私は考えるのですが、ここから先、定住、鴻巣を選んでいただけるのか、それともほかに引っ越してしまうのか、大事な基点でもあると思います。そこで、この1年、また2年後、こういう方たちについて定住を図るような具体的な策、何か検討できないかを伺います。  続いて、273ページ、商店街にぎわい促進事業についてお伺いをいたします。今、パーキング・こうのす半径200メートル、半径ではないです。200メートルの範囲の事業所の方たちに言わば激変緩和措置というふうにも取れますが、半年間、1時間の無料券を一月20枚お配りをするということでございました。そうしますと、この周知、これは事業所の方たちに丁寧に行っていただく必要があるかと思います。どのように周知を行っていくのか伺いたいと思います。  続いて、最後281ページの花いっぱいのまちづくり事業、フラワーロード花装飾委託料についてお伺いをいたします。今年度だけの事業ではなく、毎年予算計上するというお話でございました。また、そのためには担当も分け、しっかりと花のまちづくり事業ということを目指していくということであったかと思います。そうしますと、今回この730万7,000円が計上されているわけですが、毎年この同額の予算を計上する考えなのかどうか伺います。  以上です。 ○金子雄一議長 市長政策室副室長。 ◎佐々木紀演市長政策室副室長 それでは、再質問にお答えいたします。  シティプロモーションの具体的な事業内容という再質問だと思います。大きく令和3年度、4点ほど申し上げますと、1つ目が鴻巣市のシティプロモーション推進方針を策定していきたいというふうに考えております。花と緑の都市宣言制定を契機にシビックプライドを高め、市民協働、官民協働で市を広くPRしていくための指針となる推進方針、これを策定したいと考えております。  2つ目が、鴻巣駅の自由通路にフラワーデザインアートを作成したいと、こちらのほうはやはり花と緑の都市宣言の制定を契機として、花のまち鴻巣を市民や来訪者により一層浸透させ、市のイメージアップを図ることを目的として花や緑、またコウノトリ等をテーマにしたフラワーデザインアート、これを自由通路のほうに設置したいというふうに考えております。また、ここ2年ほど実施してきましたリーフレット「こうのすLIFE」2021年版の発行ということで、こちらのほうも令和3年度版の内容に修正等をしまして、またリーフレットの作成をしていきたいというふうに考えております。  4つ目でございますけれども、こちらのほうが動画制作ということで、ここ何年かやはり動画制作のほう力を入れてきましたけれども、今回も推進方針を作成するということに当たりまして、本市の魅力を盛り込んだ動画の制作をして、発信していきたいというふうに考えております。  それと、賑わい交流拠点整備事業のほうでございますけれども、イベントが内部で、この施設でできるのかどうかという再質問だったと思うのですけれども、例えばですけれども、ワークショップとか料理教室とか、そういったものがイベントに含まれるのかなと、それとあと例えば食をテーマとした婚活イベントですとか、あとはレシピコンテストとか、そういったものが可能性としてあるのかなというふうには考えております。  以上でございます。 ○金子雄一議長 総務課長。 ◎榎本智総務部長 それでは、結婚新生活支援事業の再質問にお答えいたします。  定住を図る事業ということですが、各課、各部において様々なすばらしい事業を現在実施をしております。その中でも子育て支援、あるいは学校ICTの学校教育、あるいは花と緑というところで住環境の整備等々、様々なすばらしい事業を行っておりますので、そちらのほうにつなげていけたらなというふうに考えております。  また、現在、我々のほうでは、補助金の申請時においてアンケートのご協力をお願いをしております。このアンケートの内容につきましては、ちょっと一例ですけれども、周知は十分であったかどうか、あるいは経済的不安の軽減に役立ったかどうか、あるいは結婚へのきっかけになったかといったようなアンケートをさせていただいております。これは、いずれもいわゆる入り口のアンケートになるのかなというふうに思います。議員ご指摘のとおり、1年後、2年後一体どうなるのかといったところにつきましては、追跡ではありませんけれども、アンケートのご依頼をさせていただきたいなというふうに考えております。そういった事業のほうをしっかりと進めていきたいなと思っております。  以上です。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、再質問にお答えします。  まずは、パーキング・こうのすの関係のパーキングの無料の件です。どのように周知していくのかということですけれども、この半径200メートル以内には商工会の会員さんというのが相当数おられるのです。商工会のそういった方を中心にまずは配布していくと、あとは回覧等ができるのかというのをまた検討していきたいなというふうに考えております。  それと、花いっぱいのところですけれども、今年度の予算がこういった形で入っております。今年やっていって、この商工観光課の花の事業自体も全体をまた動かすということがあるのではないかなと思います、予算を。どこか事業の組替え。そんな中で、ぜひ来年も同じような予算を確保しながら、こういった事業を充実させていきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 訂正ですね。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 今やっているのは来年度予算なので、再来年度以降ということです。 ○金子雄一議長 よろしいですか。  暫時休憩いたします。                             (休憩 午後 3時22分)                     ◇                   (再開 午後 3時45分) ○金子雄一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに質疑はありませんか。  竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) では、議案第45号について、7点質問をさせていただきます。  まず、31ページの住宅使用料です。これは、市営住宅だというふうに思いますので、市営住宅のいわゆる滞納世帯数と滞納した場合、どのような対応をしているのか、1点目にお聞きします。  続いて、2点目が155ページの難病患者手当です。毎年減らされて、今年は750万円の予算でしたが、新年度は740万円に削減された予算になっています。特定疾患数の経年変化と受給者数の経年変化についてお尋ねをします。  3点目が237ページのコウノトリ飼育施設管理事業で、先ほどからるる他の方もご質問をされていました。その中で飼育業務委託で、なぜ4月からかという点では、いわゆるコウノトリの飼育に慣れるということで、動物園に行ってコウノトリに接するというふうなお答えでしたが、ちょっとイメージとして、動物園に行っていわゆるつがいで譲り受けるコウノトリだけにどうやって飼育員が接することができるのか、動物園には動物園としての管理の方法とかやり方があると思うのです。そこにあえて飼育員が2名行って何をするのか、私が飼育係ですよといってコウノトリに毎日エールを送るのか、そうしたことも含めて具体的にお答えいただきたいと思います。  また、飼育の業務委託の中にこのコウノトリの餌代が含まれているのか、先ほど飼育に当たって飼育員は飼育員の目線でコウノトリの小屋のいろいろ準備をするというご説明もありましたが、そうすると新年度予算の中には、これはあくまで行政側、鴻巣市の準備すべき中身だというふうに思うのですが、飼育員がこういうものが必要ですというふうに要望されたら、補正などでコウノトリに関わる部分の、いわゆる飼育に関わる部分の補正など、主要な部分が出てくるのか伺いたいと思います。  それから、4点目が255ページのごみ処理施設整備事業で、先ほどから他の議員も質問をされていましたが、北本とこういう関係で、今こういうふうになっていますよというのを地元懇話会では説明するということでしたが、なぜ地元懇話会だけにしか説明しないのか、何かこっそりとやらなければならない理由があるのか、市民の皆さんに堂々とお話しすべきだというふうに思いますので、その考え方が持てるか、また規模について、例えば2市でやった場合、それから吉見とか桶川の話も出ましたけれども、そういう規模でやった場合はどうなのかという検討はすると言いますが、ではどういうものを前提に規模を検討するのか、これまでの中身についても少なからず参考にするというふうにおっしゃっていましたので、そうした点からいうと、余熱利用施設を含んだ施設なのか、これまでの焼却施設なのかということもこの中では出てくるのかなというふうに考えますので、この点はどういう施設を前提とした規模を検討するのか、お答えをいただきたいと思います。  それから、275ページのパーキング・こうのす、前任者が質問されました。なぜ半年なのか、先ほど上限を20枚ずつだから100券くらいだと思うのですけれども、半年間というふうにおっしゃいました。なぜ半年間なのでしょうか。それは、何を意味するのかお尋ねをします。  それから、291ページの三谷橋大間線の工事の、これは予算説明書を見ますと、令和4年度末完成を目指すと書いているのです。ということは、これまでにない事業の進捗が図られるということですが、令和4年度末を完成を目指すとした根拠、これは何か。何かが変化があったのかなというふうに考えますので、この点を伺います。  それから、7点目です。317ページの消防団の費用弁償です。この費用弁償の中には、出動手当の増額など含まれているのか、増額分があるのかということと、駐車場のない団、例えば第2分団ですけれども、あそこは一方通行のところに団の詰所のようなものがありますが、一切駐車場がないのです。ですので、第2分団のような駐車場のない団への対応については、どのようにされるのか伺います。  以上です。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 では初めに、31ページ、住宅使用料、こちらは市営住宅の使用料ですけれども、滞納世帯数とその対応についてお答えをいたします。  2月末時点で令和3年1月分までの家賃を滞納している世帯は13世帯ございます。このうち7世帯は、滞納月数が1か月ないし3か月ですので、督促状の送付や電話による催告で納付をしていただけると考えております。残りの6世帯につきましては、過年度分の滞納がある方もいらっしゃいますので、これらの方については返済計画を立てていただいて、少額でも計画にのっとって返済をいただいている状況にございます。このような対応につきましては、平成26年度から鴻巣市営住宅家賃等滞納整理事務処理要綱を設けまして、こちらの要綱にのっとって対応をしている状況でございます。  以上です。 ○金子雄一議長 健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 それでは、155ページ、難病患者手当に関しましてのご質問にお答えいたします。  県の保健所から発行されております指定難病医療受給者証と小児慢性特定疾病医療受給者証をお持ちの方につきましては、市内で平成29年度は889名、平成30年度は905名、令和元年度は941名となっておりまして、緩やかな増加傾向となっております。  また、本市の難病患者手当を受給している人数につきましては、平成29年度は516名、平成30年度も516名、令和元年度は539人ということで、こちらも同じく緩やかな増加傾向であるというふうに考えております。  また、当初予算につきましては、740万ということで減額をしておりますが、これはあくまでも実績に基づいて、増員を見込んだ上での減額ということでございます。月額1,000円、年間1万2,000円という額は同じでございます。ここがもし仮に不足をした場合には、補正予算等を検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、まずは237ページ、コウノトリの飼育施設の関係です。飼育委託の関係なのですけれども、飼育員が動物園へ行ってどうするのということなのですけれども、飼育の委託を実は動物園にお願いしようと思っています。ですので、動物園にいる人です。ただ、飼育員というのは実は特別な資格がなくて、その動物園であるとか、そこに勤務しながら飼育員としてのスキルを高めているというところです。そういう中で、そこの動物園にいる人が鴻巣に来てもらうという流れで今考えていますので、そうは言っても鳥を完全にやっている人が全員来るということも限らないので、そういった面ではコウノトリのところで、かつ鴻巣市に譲り受ける鳥の飼育をそこでやってくれると、飼育員としての慣れができるのではないかなというふうには考えております。それで、餌代は飼育業務委託の中に入っております。  それと、追加の備品が必要なのではないか、そういった話を聞くと、この施設を造るに当たっては、当然コウノトリの個体群の管理に関する機関・施設間パネル、要するにIPPMの意見を聞いている。そして、当然動物園もそこのIPPMのメンバーなのですけれども、動物園の人たちにもそれを聞いて備品の準備をしています。ですので、おおむね大丈夫なのかなというふうには考えております。  それと、255ページ、懇話会の関係です。地元の懇話会には用地の候補地の関係で同意をいただいているというようなこともあって、全体の大きな動きはないのですけれども、細かいところではお知らせする必要があるのかなというふうに考えております。北本とやっていくというのは、今までの流れの中で変わっておりません。そんな中で枠が決まって、新しい枠が決まるとか、大きなことが決まって方向性が決まったときには、市民に対する説明会をする必要があるというふうに考えております。規模等調査に関しては、前の質問者の方にもお話ししましたけれども、例えば中部の組合せであるとか、中部プラス桶川が入った組合せだとか、そういった具体的なものを見て、そのメリットだとか、これは焼却施設です。焼却施設の金額が幾らぐらいかかるのかということを算出していくということです。そんな中に単独というものも考えていかなくてはいけないのかなというふうに考えております。  あとは、275ページのパーキング・こうのすの半年間ということですけれども、先ほどの前の質問者のときもちょっと答弁をさせていただきましたけれども、駐車場がなくなる中で次の駐車場等を確保する必要があるだろうという中で、半年間で当然何かの形で駐車場を確保していくというようなことが見えてくるのではないかということで、半年間というふうな期間を決めさせていただきました。  以上です。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 続きまして、三谷橋大間線の工事の関係についてお答えをいたします。  三谷橋大間線の2期工事整備事業については、平成24年の2月に事業認可を取得し、同24年度より拡幅道路用地の買収や物件移転補償を行い、ライフラインの移設等が完了した箇所から工事を進めてまいりました。現在の事業認可期限でありますが、令和5年3月末日までとなっており、あと2年となってきたところでございます。目標年度は令和4年度末としているのは、現在の事業認可の期間、これをお示しさせていただいたところであります。  以上です。 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 それでは、消防団の出動手当についてのご質問ですけれども、消防団の出動手当につきましては、現在消防団の企業条例で1回の出動につき2,000円と規定されておりますので、令和3年度につきましても、1回出動したときは2,000円を支給したいと考えております。  それと、第2分団の場合、駐車場がないような団員の手当といいますか、対応ということでございますけれども、第2分団のほうに一応確認しましたところ、現在自転車やバイクで参集しているということです。また、団員の中には商工会員の方もいらっしゃるということで、そういった方は商工会館の駐車場を利用していると伺っております。  以上です。 ○金子雄一議長 竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) では、再質問を行います。  まず、1点目の市営住宅です。31ページですが、市営住宅の事務処理要綱に基づいてやっているということは、具体的にどういうことなのかお伺いをしておきます。  それから、2点目の155ページ、難病患者手当のここは答弁漏れを指摘します。私は、受給者の経年変化を挙げましたけれども、通告では特定疾患の経年変化というのもしていますので、これは答弁漏れでまず指摘をしておきます。 ○金子雄一議長 答弁していますって。 ◆2番(竹田悦子議員) したの。889というのは、ごめんなさい、特定疾患の数というふうにして受け止めていいですか。違いますよね。県にしているというふうに私受け取った…… ○金子雄一議長 今確認ですか、そこは。 ◆2番(竹田悦子議員) はい、確認です。 ○金子雄一議長 では、それは1回目の質問の。 ◆2番(竹田悦子議員) はい。  それから…… ○金子雄一議長 ちょっと、その確認はいいのですか。  健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 確認ということでお答えさせていただきます。  先ほど答弁の中で、県の保健所からの受給者証を所持している方ということで、これが29年度889名、30年度905名、元年度が941名ということで答弁させていただいたと思います。  以上です。 ○金子雄一議長 では、再質問を続けてください。 ◆2番(竹田悦子議員) では、先ほど受給者証を受け取っているということですので、それは県の難病の特定疾患の数とは違いますよね。いわゆる特定疾患は三百幾つとか350とか、そういう多分数値だと思うのです。ですので、特定疾患の数が増えるから、難病患者手当を5,000円から1,000円にするのだというのが当時の説明でした。ですので、難病患者、いわゆる特定疾患と指定されている数を再度お答えいただきたいというふうに思います。  それから3点目が、先ほどからいうと、ちょっと答弁が矛盾してくるのではないかと思うのです。私は、なぜ動物園の人に、だから動物園の人が来るということがもう決まっていますというお答えでしたよね。ほかの議員が聞いたときには、まずどこと業務委託するか決まっていませんというふうにお答えになっていたと思うのです。だけれども、今の答弁を伺うと、もう動物園の飼育をしている人が来るということで、動物園でコウノトリと4月以降、面倒見てもらっている人をこちらに来ていただくというふうなことですので、だけれども、動物園の飼育というのは、2羽だけに関わって動物園の飼育員はいるわけではないです。だけれども、この契約そのものは、2名がコウノトリに関わる期間としてやっているわけだから、その4月から例えば9月までは、給料の案分とか仕事量に見合った契約の中身になっているのか、この点を伺います。  それからあと、この飼育業務委託料の中には餌代は入っておられるのか、幾らを餌……入っていない。入っているのかどうか。餌代は、どこの部分で餌代として年間のコウノトリの餌代は幾ら見込んでいるのか伺います。  それからあと、ごみ処理施設の問題ですが、地元懇話会の人に地権者として合意をしていただいているということで報告しなくてはいけないと、報告のところでいろいろな質問を受けて、懇話会としての謝礼も出すようになっていますけれども、ほかの地域の人にもちゃんと説明すべきだというふうに考えますが、その考えが持てるかどうかということと、それから焼却施設を考えていると、それあと単独のものも考えているというふうなことが出てきました。ということは、余熱利用施設がどうしても必要だということでずっと地元の方がおっしゃっていましたが、そうすると余熱利用施設などもこの規模等調査検討委員会の中では含まれているのかどうか、これを伺うのと、焼却施設というのはCO2との関係では矛盾するというふうに考えますので、これを伺います。  それからあと、パーキング・こうのす275ページですけれども、半年間で自分で駐車場を確保してくださいよということを言っているわけですけれども、しかも一律20枚という対応でしたけれども、でも利用券を購入している方は、100枚購入している人もいれば300枚購入している人もいる。また、自分のうちの前に駐車場あるので、駐車券を買っていない人もいたわけです。そういう点では、実績に応じた対応をすべきではないかと考えます。  それからあと、291ページの三谷橋大間線では、事業認可期間が令和4年度末ということでありました。ということは、逆に言えば令和4年度末までに完成する見通しがついたと、地権者との合意が得たということの受け止めでよいかお聞きします。  さらに、そういうふうにしていくならば、県道の中山道の拡幅のための都市計画道路として鴻巣は指定していますので、事業認可を取っていく考えが、この三谷橋大間線との関係で出てくるのかどうかお聞きをしておきます。  あと、消防団の費用弁償、317ページで出動手当を2,000円としていますが、今回足利市の山火事の事例を見ると、もちろんいろいろなところから消火活動に携わっていただいて、鎮火したのはよかったと思うのですが、そこにも地元の消防団の皆さんがずっと地域の人たちの安全を守っていたというところを見れば、本当昼夜分かたぬ活動をしていたという事例も見て、この消防団の出動手当を増やしていくことが考えられるのかどうか。  以上です。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 では初めに、住宅使用料の滞納の対応について、事務処理要綱に基づいてその対応についてお答えをいたします。  期限までに納付のない方については、訪問や電話で催告、納付指導を行うとともに、督促状を送付をしています。滞納月数が3か月になりますと、納付誓約書の提出を求め、その後連帯保証人に対して協力依頼書や履行請求書を送付することになります。それでも納付がない場合は、法的措置や明渡し請求に移ることとなります。ただし、滞納者には病気や失業などの個々の事由がございますので、滞納の理由を確認し、家賃の減免や徴収猶予など、適切な対応を取っております。  なお、令和2年4月以降に入居された方につきましては、連帯保証人が不要となりましたので、滞納が続くようであれば、緊急時等連絡先となっている方に協力をしていただきながら、納付指導を行っていくことになります。  以上です。 ○金子雄一議長 健康福祉部長。 ◎髙木啓一健康福祉部長 それでは、難病患者手当の再質問にお答えします。  先ほど特定疾患と勘違いをいたしまして、疾患の受給者数の人数を申し上げました。疾病の数を改めて申し上げさせていただきます。申し訳ございませんでした。まず、医療費の対象疾病の数でございますけれども、平成27年1月の段階では110でございました。それが平成27年7月で306、令和元年7月以降は333でございます。  また、これと合わせて障害者総合支援法のサービスを使える疾病数も増えておりますので、そちらもご報告させていただきます。まず、平成27年1月現在で151疾病であったところが、平成27年7月時点で332、令和1年7月以降361ということで増えているということでございます。  以上でございます。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、コウノトリ施設の管理の関係です。まず、委託先が決まっているとか決まっていないとかというお話を答弁でした覚えはございません。それで、委託先等を動物園ということで交渉はしております。いきなり4月から、どこかにぽんっと頼むというわけではなく交渉をしております。その動物園の方を9月までそちらでやるとかということもちょっと答弁した覚えはないのですけれども、数か月こちらに来るまでの間に、そちらでそういった研修ができるのかなというふうに考えております。市の職員が全ての準備をして、鳥が来ました、はい、では飼育員来てねということでは考えておりません。その前段のところから飼育員さんのほうにも準備に関わってもらうと、飼育員さんの仕事の中には、コウノトリの給餌だとか繁殖だとか健康管理ということがメインにあるわけですけれども、当然この施設の施設周りの整備であるとかケージの点検だとか、いろんな点検部分もあるわけです。また、コウノトリの譲渡だとか受入れの部分も当然この飼育員さんのほうにもやっていただく部分があるということで、そういった業務もこの事前準備としてやっていただくというふうに考えております。  餌代に関しては、先ほどちょっとお話をしましたけれども、飼育の業務委託の中に入っております。餌代は、今のところ100万円ぐらいを予想しております。  それと、懇話会の関係です。先ほどもお話ししたとおり、現在北本との枠で頑張って詰めていこうということで、大きくその枠であるとか、この調整事項が変化しているというふうには考えておりません。そういった中で、枠組みがしっかり決まる、もしくはまた大きな枠組みになるとかいう大きな変更点があって、方向性がはっきりした時点で市民の皆さんにはお話をすると、説明をするという機会をつくっていくというふうに考えております。規模等の調査、先ほど焼却施設に限るというお話をしました。余熱に関しては考えておりません。  パーキング・こうのす、こちらは駐車場を皆さん自分たちでどうにか確保する、もしくは自然に確保されている方というのもお見えになると思います。そういった面では、半年間があれば十分なのかなと、あくまでこれは営業補填だとか、そういったものではありません。今までもそういったところを使っている方の緩和措置というふうなことを考えておりますので、1件当たり定額で一月20枚ということで配布するということを考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 続いて、三谷橋大間線の再質問にお答えします。  1点目の地権者との協議でありますけれども、こちらについても一歩一歩前進していると受け止めております。  次に、県が実施しています中山道の工事の関係ですけれども、こちらにつきましては県のほうで令和2年3月2日に国の事業認可を取得し、令和2年度から道路拡幅用地買収に着手をしております。また、市が進めている三谷橋大間線2期工事の完成を目指す令和4年度末には、まずは車線に少し膨らみを持たせた右折非常帯をつくるなど、暫定的な交差点改良を実施する計画と伺っているところでございます。  以上です。 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 消防団の手当の再質問にお答えいたします。  現在、国において手当等の見直しの検討がされておりますので、その動向に注視してまいります。  以上です。 ○金子雄一議長 竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) では、コウノトリの飼育について再質問を行います。  今、4月以降については、動物園で研修をしていただくということですが、その予定している飼育員というのは、今は動物園に雇用されているのか、いないのか、新たに4月以降、飼育員として配置される人については、どういう状況なのか確認をします。  それから、餌代ですが、100万円計上されているということですが、ということは9月以降、秋以降来るということですから、約7か月間の餌代が100万円なのか、年間の餌代が100万円なのか、この来年度の予算を見る限りは9月以降の餌代かなというふうに思うのです。そうすると、非常にリッチな、私どもの日々の生活と比べると、餌がいい餌代になるかなと思いますが、その餌というのはドジョウとかフナとかミミズなのか、そこら辺の中身についてお尋ねをしておきます。  以上です。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 飼育員は、それだともう契約しています。どういう人が来るかというのは、あくまで鳥の飼育ができる人という人を確保してほしいということでお願いしているのであって、その人がどういう人なのかというのはまだ全然分からない状態です。ただ、委託の打合せをしていく、そういった人をお願い今後していきたいのだよねというような打合せの中では、鳥の飼育に慣れている人ということでお願いしていると、お願いというか、こういう人をお願いすることを前提にちょっと交渉をしているという状況です。  餌代に関しては、今回の見積りは年間でということなので、年間で100万円というふうに見ています。だから、初年度はここまでかからないかもしれません。餌は、生まれたばかりのはドジョウとかがすごく栄養価がよくていいと言われています。ただ、ドジョウは物すごく高いようですので、一般的には冷凍のアジが餌としてあげているということでございます。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質問はありませんか。  永沼博昭議員
    ◆5番(永沼博昭議員) 議案第45号について質問いたします。  まず、93ページ、本庁舎維持管理事業、工事請負費、空調機器整備工事でございます。予算参考資料では、老朽化した空調設備を改修するとともに、従前の全館集中運転仕様からエリアごとの個別運転仕様に変更し、空調運転の省エネ化、効率化を図るとの説明でございました。個別運転仕様のエリアの範囲をまずお聞きしたいと思います。  次に、空調設備保守点検業務委託料は、今後変わってくるのか、または変わらないのかお聞きします。  次に、95ページ、若手職員政策研究事業、本年度、令和2年度予算では8万7,000円だったのです。ところが、来年度は23万1,000円ということで、ほとんど印刷製本費が予算に占めていることが多くて、何を印刷製本するのか伺います。  次に、97ページ、まち・ひと・しごと創生総合戦略推進事業、予算参考資料では、市職員がSDGs公認ファシリテーターの資格を取得し、出前講座を実施するなど、SDGsに対する市民の理解を深め、SDGsを原動力とした地方創生の一層の推進を図るとありました。公認ファシリテーターの資格の内容についてまず伺います。  次に、資格を取るための方法について伺います。  次に、市職員の資格取得者数をどのように考えているのか伺います。  次に、303ページのひなちゃん子育て応援基金公園遊具整備事業でございます。予算参考資料には、ひなちゃん子育て応援基金を活用し、子どもたちの成長と学びにつながる花いっぱい、緑いっぱいの花のまちをイメージした大型複合遊具をせせらぎ公園内に設置するというご説明でございました。どんな大型複合遊具なのか伺います。  そして、せせらぎ公園のどの場所に設置するのか伺います。  また、遊具使用には年齢制限というのがあると思いますが、何歳までの子どもを対象にしているのか伺います。  以上です。 △会議時間の延長 ○金子雄一議長 その前にすみません。本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたしますので、ご了承願います。 ○金子雄一議長 それでは、答弁をお願いします。  財務部長。 ◎田口義久財務部長 それでは、本庁舎空調機器整備工事で個別運転仕様エリアの範囲ということでお答えいたします。  まず、本庁舎各フロア、執務スペース、それから間仕切りのある会議室と、全て個別運転というふうになります。  それから、空調設備保守点検業務委託料、今後変更があるのかということですけれども、新しい空調設備と合わせまして空調機器の数が増加いたしますので、委託料につきましては増加を見込んでおります。一方で、新しいシステムに変えたことによって、冷暖房にかかる光熱水費、これにつきましては削減がなりますので、トータルといたしまして、運転維持管理に係るコストにつきましては、削減されるというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 市長政策室長。 ◎根岸孝行市長政策室長 それでは、若手職員政策研究事業の来年度の事業内容についてお答えいたします。  まず、若手職員政策研究事業の目的といたしましては、若手職員の政策立案能力の向上と改革の原動力となる職員の育成を図ることにより、組織の活性化を促進するという目的の事業でございます。来年度の事業といたしましては、現在、外国人への対応をテーマに研究しておりまして、令和3年度は本市に転入する外国人向けに本市の情報や外国人向けのホームページ等に誘導できるようなパンフレットの作成を予定しております。  次に、まち・ひと・しごと創生総合戦略推進事業の中での市職員がSDGsの公認ファシリテーターの資格を取得するということでございます。これまでにSDGsのファシリテーターの公認取得をするには、カードゲームを通してSDGsとまちづくりを体験し、短い時間で理解を深めることができるSDGsで地方創生を開催することはできます。この取得によりまして、職員に取得を取りまして、広く市民の皆さんに周知、啓発を進めていきたいと思っております。資格を取るための方法についてでございますけれども、これまでにSDGsで地方創生ゲームを体験したことを条件に、運営事務局が主催するファシリテーター養成講座に参加することで資格を取ることができます。そして、市職員の資格取得者数、今後どのように考えているかということでございますけれども、現在のところ、市職員での資格取得者はございません。来年度、まず1人資格取得者をしまして、その後、職員のほうについては取得者を増やしていきたいと思っております。これによりまして、SDGsを市民の皆さんに周知する出前講座とか、それからあとは小中学校にもこういう講座をつくりまして、広めていきたいと考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 こども未来部長。 ◎田口千恵子こども未来部長 それでは、ひなちゃん子育て応援基金公園遊具整備事業についてお答えいたします。  まず、どんな大型複合遊具なのかということですが、子どもの遊び、バラエティー豊かな遊びができるように、滑り台が3か所、そして3種類のクライムやアップダウンのあるブリッジなど、18種類の遊具が一体化した大型複合遊具となります。  また、設置場所ですが、せせらぎ公園のほぼ中央に当たると思うのですが、時計のあるエリアです。あの辺に設置する予定で今進めております。  また、何歳までの子どもということ、対象児童ということですが、保護者同伴の未就学児から小学生までを想定しております。  以上でございます。 ○金子雄一議長 永沼博昭議員。 ◆5番(永沼博昭議員) 再質問いたします。  個別運転仕様の空調機器整備なのですけれども、これの予定工期について…… ○金子雄一議長 ちょっと大きい声でお願いします。 ◆5番(永沼博昭議員) 本庁舎維持管理事業の空調機器整備工事でございますが、エリアごとの個別運転仕様に切り替えるということでございますが、これの予定工期、いつ頃までにできるものなのかというのをまず再質問します。  次に、ひなちゃん子育て応援基金公園遊具整備事業でございますが、これも遊具ができるのがいつ頃で、そして所管替えが必要になるのかなというふうに思います。こども応援課から公園課への所管替えについて、その時期について伺います。 ○金子雄一議長 財務部長。 ◎田口義久財務部長 それでは、工期についてですけれども、工期につきましては年明け令和4年1月と考えております。ただ、暖房に切り替わる12月に新しい設備で運転できるよう目指して工事を図りたいと思います。  以上です。 ○金子雄一議長 こども未来部長。 ◎田口千恵子こども未来部長 それでは、公園遊具の再質問にお答えいたします。  設置のスケジュールということだと思うのですが、新年度早々に入札によりまして業者選定を予定しております。また、工事になるのですが、契約後に夏から秋にかけて設置工事ができればと思っております。予定では、令和3年10月1日、市民の日の供用開始を目指しております。  また、所管替え、このタイミングということだと思うのですが、設置工事が完了いたしまして、引渡し後になりますが、供用開始までには所管替えをする予定でおります。  以上でございます。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。  諏訪三津枝議員。 ◆1番(諏訪三津枝議員) では、315ページの住宅リフォーム支援事業について、1点だけお伺いいたします。  こちらは、前年度の予算よりおよそ200万円、予算で増額となっております。非常に市民の方からは要望が強かったり、また建設業者さん、仕事がないと、市内の業者さんのほうからも声が上がっている中で、昨年は9月で予算に達したために、後が使えなかったというふうに伺っているのですけれども、新年度200万円の増額で、前年度予算オーバーで使えなかった方々が新たに使う予定もあるかと思うのですけれども、その辺の見込みをお伺いします。700万円とした根拠をまずお伺いしたいと思います。 ○金子雄一議長 都市建設部長。 ◎山﨑勝利都市建設部長 住宅リフォーム支援事業についてお答えをいたします。  本事業につきましては、平成27年度以降、補助金の予算額を500万円行ってまいりました。平成30年度から今年度までの3年間は、9月下旬あるいは10月上旬に予算額に達していた状況にあります。こういった点を受けて、市内業者の利用に伴う経済効果や市民の住環境向上につながると考えて、令和3年度は今年度より200万円を増額をいたしまして、700万円としました。  その700万円の積算についてですけれども、補助申請の件数から、4月はほかの月よりも多く、30件ほどありまして、補助額が約200万円ございます。5月以降については、月平均10件程度、約60万円、これが令和2年度の状況でございます。この実績を基に補助金の支出が年度内に工事が完了することに要件がありますことから、令和3年度については12月末までの分を計上しまして、4月分が約200万、5月から12月まで、これを500万、合計で700万円として積算をして予算案としております。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。  秋谷 修議員。 ◆22番(秋谷修議員) 1点だけ通告していますので、議案第45号の鴻巣市一般会計の中の255ページの新ごみ処理施設の整備推進事業の中の規模等調査検討業務委託料の220万についてお伺いしたいのですけれども、3点通告したけれども、1つ目はもう答弁の中で分かったのでいいので、2つ目の、通告してあるやつで2つあるので、1点がまずその委託料が今回予算化された経緯、あと鴻巣と北本で勉強会をやっているのだけれども、要は北本市とこの予算案を上げることをすり合わせをちゃんとしたのかどうか、それがまず1点、もう一つがこの検討業務の検討の結果、それがいつ頃示されて、あとはその結果が一番気になるところなのだけれども、その結果によって構成市町の枠組みというものにどの程度その内容が影響が出るのかどうか、あくまで試算的に出すだけで影響がなければないで、そう言ってもらえれば結構なのだけれども、その2点だけお願いします。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 それでは、255ページ、新ごみ処理施設の関係の質問にお答えします。  まず、委託料の予算化の経緯、鴻巣市は北本市を軸に合併の枠組みというものを進めています。本業務が両市で進めていく上で、それがこの業務の出てきた数字というのが検討材料の一つにしていきたいということで予算を組ませていただきました。また、北本市にはこのような予算を、このような業務委託を組むよというお話をしてあります。ただ、北本市のほうは、あちらはあちらで議会のほうが決議を受けたというようなことで、それを受けてまたこういった単独の処理だとか、脱炭素化といったような予算を組んだと、上程しているというようなお話は聞いております。  それと、検討の結果なのですけれども、この委託自体が半年ぐらいかかるのかなというふうに考えております。その中で早めに発注をしたいというふうに考えておりますが、この結果というのは、枠組みというのはある程度首長なり、そういった政治的判断とかが大変大きいものかなというふうに思います。ある面では、この結果というのは判断材料の一つにはなるのかなと、そういう判断をしていくときの首長なり、行政の判断の材料の一つにはなるかなというふうには考えていますけれども、これで決まるということではないというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 秋谷 修議員。 ◆22番(秋谷修議員) まず1点目については、北本とちゃんとすり合わせした結果、こういうものが出ているというのであれば、私的には安心したので、よかった。というのは、北本のほうで12月にごみ処理関係の決議が出たことによって、例えば先ほど周辺市、町の名前が出たけれども、この検討の中で検討していく対象に。ただ、そういうところのやっぱり関心のある議員も含めて、職員というのは、例えば北本でああいう決議出てしまったから、もう鴻巣と北本は駄目なのではないか、そういうふうに思う人間も中にはいるのです。ただ、そういうふうに思われると、いろんなことでちゃんとしたご理解を、こちら側の考えていることが伝わっていれば、そういったふうにはならないと思うのだけれども、しっかりと鴻巣と北本がちゃんとすり合わせをした上で、一緒に物事を計っているということだけ、これは再確認。  それで、もう一つのほうなのだけれども、今の答弁だとあまりこの検討の結果自体で全てが決まるものではないというお話だったと思うのだけれども、ちょっと私は小針のほうの経緯というのはあまり深く勉強していないから分からないけれども、今の事中部環境でいうと、もともと鴻巣に当時施設を建てなければならなかったのに、その当時は適切な候補地が市内で見つからなくて、吉見町に面倒を見てもらったという経緯だけは聞いているのだけれども、逆に言うと何十年も吉見町のほうに厄介になってしまっているのです、鴻巣は。個人的にはそういったその過去の経緯も含めて、あるいは後々の要は今後のことなのだよ。さっき単独での検討もするみたいな話をしたけれども、一番最初建てるための検討の例えば数字的なものを出したとしても、最終的にはまた今後我々が生きているかどうか知らないよ、知らないけれども、30年後か40年後にはまたその施設のことを考えなければならないわけだ。そのときにもし単独になってしまったとしたらば、もう引き戻せないのだよ。おたくはもう単独でやっているのだからって、ほかで組合組まれてしまうと。だから、本当に構成の枠組みというものは、しっかりと鴻巣市側もいろいろアプローチを、いろんなことを段階踏んでやっていくのだろうけれども、やって、それでももうどうしようもない段階になって初めてそういうような言葉が私としては出てきてほしいのだ。単独なんていうのは、もう本当の最後の最後の最後の手段、それぐらいでいかないと40年後責任取れないよ。だって、それは廃炉しなければならないのだから、最後は。廃炉の予算なんてある程度大きくたって小さくたって、そんなに金額が大きく変わるものではないと思う。逆に言うと、単独なんかでやったらすごく負担がでかくなる、廃炉するときは。その辺りをよくよく考えて検討の結果を加味していただけるのか、最後までの要は予算的なものを考えなければ駄目なのです、もし検討するのであれば、建てるときだけではなくて最後まで。その辺りまで、もし検討ができるのかどうかお伺いしたいと思います。 ○金子雄一議長 環境経済部長。 ◎飯塚孝夫環境経済部長 では、再質問にお答えします。  まず、今回の委託の関係、北本とお話をしていますということであります。今後も勉強会のほうを続けていますので、この辺の業務委託に関しても、お互い情報交換をしながらやっていきたいなというふうに考えております。  それと、この枠組みの関係、とにかく鴻巣市は北本にずっとラブコールを送っています。北本との枠というのをしっかりと組んでいくということを最優先にして、業務を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。  菅野博子議員。 ◆9番(菅野博子議員) 小中学校パソコン建設事業につきまして、議案45号、小学校は343ページの1億8,620万という部分です。ページは343ページ、予算書です。小学校分が1億8,620万で、中学校部分は351ページです。7,830万5,000円となっています。この2つ合わせたのが事業ですので、小中学校パソコン設置事業というのは。教育現場の声を問うということで質問をいたします。今予算2億6,434万5,000円が計上されました。小学校パソコン設置事業が、準備が進められているわけです。国と教育委員会、学校での意識の統一はどうなっているのかも含めて、以下をお聞きをします。  学校は、忙しい中、トラブルや事業展開上の課題の共有がされているのか。  イとして、子どもたちが文房具のように自由に使える機械なのか。この点でいうと、個人の経費はどうなるのかということです。  ウとして、年460億円かけて無償給与されている紙の教科用図書をどうするのか。紙もデジタル教科書も推進となると、どうコストダウンするのか。  エとして、発達段階として紙で広げて読む、書き込んでみるの体験は大切であると思います。書くことは、物事を正確にするとも言われていますわけですから、小1から全てデジタルは無理の声が現場にあります。どのように方向性を示すのか。  オとして、初期不良や今後の修繕もあります。使い慣れる2年目以降は、オンラインの教材やドリル活用も増えます。端末更新も見据えて予算も5か年で考えていると、中国地方の市教育委員会担当者は声も聞かれるわけです。さらに、1クラスにしても35人以下学級の実現が前提にあるということです。そして、文科省の検討会議の座長を行いました堀田龍也東北大大学院情報科学研究科教授は、21から23年度に1教科もしくは教科のデジタル教科書をまずは国が無償で配布して学校現場で使ってみる必要がある、どんな制度改革が必要なのか、現場から声を上げることが不可欠だということを述べています。今回、自治会の回覧で、市長がICTパイロット校市長訪問ということで、中央小を訪問なさった記事が写真入りで載せられまして、中央小の便りが自治会に、中央小に子どもやっている自治会の班ごとの配布に入ってくるのです。ここにも出されているわけですので、市長の意気込みもうかがえるわけですけれども、以上についてお聞きをします。GIGAスクール構想についてお聞きをするものです。 ○金子雄一議長 よろしいですか。  教育部参与。 ◎野本昌宏教育部参与 それでは、順次お答えしたいと思います。  まず、アについてですけれども、4月からの全小中学校での本格稼働に先駆けまして、現在パイロット校で児童生徒1人1台の学習用端末の先行実施のほうを行っておりまして、活用上のポイントであるとか、課題であるとか、トラブル回避の方法などを検証しております。パイロット校での先行実施の状況につきましては、各学校に提供しながら共有をしております。  それから、文房具のようにということですけれども、こちらは例えば学習者用端末の1人1台環境を生かしながら、学習課題を解決するために、まず一人一人が調べたり、それからまとめたりするようなもの、そしてそれらを基に話合いを深めるなどの活動の中で使えるような、そういったものの機能が入ってございます。また、個人でドリルを使ってやるドリル教材のそういったものも入っているものになっております。  それから、ウになりますけれども、こちらはデジタル教科書、特に児童生徒が活用する学習者用デジタル教科書のことかなというふうに思いますけれども、こちらにつきましては、この在り方については現在、文部科学省の有識者会議にて議論はされているところですので、今後、有識者会議での議論などを経て、国により方針が示されるものというふうに考えております。  それから、1年生から全てデジタルへのことでございますけれども、こちらは鉛筆やノートがなくなって、全てデジタル上でやるということではございませんし、また先ほども答弁させていただきましたが、学習者用デジタル教科書に関しましては、どういった導入にされるかということは、現在まだはっきりしてはおりませんので、国の議論のほうの行方などを注視していきたいなというふうに思っています。  なお、令和3年度につきましては、国の学習者用デジタル教科書の実証研究としまして、全国の義務教育段階の半分程度の学校を対象にして、実証研究のほうが行われるというふうになっておりますので、そういった実証研究の結果も踏まえて、今後議論が進んでいくものかなと考えております。  それから、オ、初期不良等々のことですけれども、初期不良につきましては、メーカー側の保守で対応していただきます。なお、1年間メーカーの無償保守がついております。学習者用端末の修繕につきましては、他の備品と同様に修繕費での対応をいたしますけれども、児童生徒数の減少に伴う予備機の増加等を考慮して、柔軟に対応していきたいというふうに考えております。  それから、1クラス35人以下のということでしたけれども、こちらは学級編制基準の見直しにつきましては、国のほうでやっていくことかなというふうに思いますので、国のほうの状況を見ながらということになるかと思います。  以上です。 ○金子雄一議長 よろしいですね。  これをもって……        〔何事か言う人あり〕 ○金子雄一議長 時間ですので、再質問の前にちょっと暫時休憩いたします。                             (休憩 午後 4時48分)                     ◇                   (再開 午後 4時48分) ○金子雄一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  再質問ですね。  菅野博子議員。 ◆9番(菅野博子議員) プログラミング教育は、今後の方針ということで、全学年を入れたわけではない、何学年かを入れたということですので、市長さんが2月19日にパイロット校ということで中央小を訪問していただいたわけですけれども、その様子を見て、今後この事業についてどのように感じたかというのを最後にお聞きしたいのですが。 ○金子雄一議長 市長。 ◎原口和久市長 先日、私も中央小学校にどんな状況なのか見させていただきました。学年では、1年生から6年生まで全部ではなかったのですけれども、4学年見させてもらいました。その中で、まずは1年生を見ましたけれども、非常に今の子どもというのは大したものだなというのが率直な感想でありまして、皆さんが本当にこの端末を、よく言われるように文房具のように使っていると、これは当然これからのICTの時代の中でしっかりとこういう端末、こういうコンピュータに慣れていくというのは大変重要なのだなという改めて気づかさせていただきました。特にもう少し高学年のほうのクラスでは、この端末からロボットを動かすような、そういうこともやっていまして、本当に1月、2月、約一月ぐらいの間でそのぐらいのことまでやれるのだなという、やはり将来ある、未来ある子どもは、鴻巣の子というのはすばらしいという、そんな率直な実感でありまして、今後4月からは全ての小中学校に導入をされるわけですけれども、教職員もちろん大変な部分あるかなというのは思いますが、しっかりとこのコンピュータ教育、これは実践をしていただければなと改めて思ったところです。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○金子雄一議長 これをもって質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                             (休憩 午後 4時50分)                     ◇                   (再開 午後 5時05分) ○金子雄一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 △議案第46号から議案第53号までの質疑 ○金子雄一議長 日程第8、議案第46号から議案第53号までの8件を一括して議題といたします。  既に議案に対する説明は済んでおりますので、これより質疑を求めます。  質疑はありませんか。  竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) では、議案の第46号、国保特別会計と農集の特別会計について何点か質問いたします。あと、国民健康保険特別会計についてであります。6点質問いたします。  1点目が、445ページの保険者努力支援分の前年度と比べても増額になっています。保険者努力支援のこの項目がまた変わったりとかしていますが、なぜ増えているのか、その内訳についてお尋ねをします。  それから2点目が、445ページの一般会計からの繰入れ分が令和2年度には1億円だったのが9,700万円に、300万減額になっています。その減額の要因は何かお尋ねをします。  3点目が、447ページの運営基金繰入金が4億7,000万円になっています。この会計時の最後の令和3年度の基金残高が幾らになるのかお尋ねをします。  それから4点目が、461ページの後期高齢者医療支援金の減額です。令和2年度と比べて146万8,000円が減額になっています。介護保険への支援分は増えているのに、後期高齢者分の支援金が減っているというのはなぜかお尋ねをします。  それから5点目が、ここには多分数字としてはなかなか出てこないと思うのですけれども、18歳までのお子さんで第3子の均等割は行っていると思うのですけれども、均等割減免の対象者数と金額についてお尋ねをします。  この3月からマイナンバーカードのひもづけが国保においてもされるというふうに伺っていますが、この予算上ではマイナンバーカードのひもづけに関する予算というのは、どこかに出てきているのか、またマイナンバーカードを取得した方についてのいわゆる保険証は、今後どうなるのかお尋ねをしておきます。  それから、議案第47号です。農業集落排水事業の特別会計で、説明の中では、公営企業会計にするためにいろいろ準備を始めるというふうに説明がされていますが、公営企業会計にすることによるメリット、デメリット、いわゆる事業体である鴻巣市にとれば、どんなメリット、デメリットがあるのか、また加入者、接続者にとれば、どんなメリット、デメリットがあるのかお尋ねをします。  それから2点目が、この公営企業会計にすることによって、将来的に接続使用料の値上げになる可能性はあるのかどうか、2点目にお聞きします。  3点目が、現在、接続可能世帯数と実際に接続している世帯数、それぞれ笠原第一、第二、安養寺・郷地とかというところで教えていただきたいと思います。  これは、農業集落排水事業ですので、今後の接続が増えていくのか、これも含めて最後4点目にお尋ねをします。  以上です。 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 それでは、国保の特別会計につきましてご質問いただきましたので、お答えいたします。  まず初めに、保険者努力支援分の前年度増の内訳ということでございますけれども、保険者努力支援につきましては、国保広域化により保険者インセンティブの下、新設された制度であり、令和3年度につきましては、保険者努力支援として5,792万2,000円を計上しております。平成30年度や令和元年度の本市の事業実績や令和2年度の実施状況などの評価を基に算出されたものでありまして、令和3年度は特定保健受診率や保険証、高齢者受給者証の一体化などが評価されたことによって増額となっております。  続きまして、一般会計からの繰入れ分減額の要因でございますけれども、保険基盤安定繰入金や財政安定化支援事業繰入金が増加する一方で、職員給与等の繰入金や出産育児一時金などの繰入金、その他一般会計繰入金が減少しておりますが、一般会計繰入金全体としましては、令和2年度予算に対しまして3,195万3,000円の増額となっております。  続きまして、運営基金繰入れ後の残額というご質問でございますけれども、現在のところ、令和3年度の運営基金繰入れ後の残額は約3億1,800万円を見込んでおります。  それと、後期高齢者医療支援金の減額の要因というご質問でございますけれども、これにつきましては、県が予算編成を行うに当たりまして、後期高齢者医療の被保険者数を令和2年度と比較いたしまして2万7,763人、1.8%減少と見込んでおりましたことから、減額となっております。  それと、均等割減免の対象者と金額ということですけれども、これは全体になりますけれども、対象者数につきましては1万3,241人、金額につきましては2億1,131万3100円となっております(P.260発言訂正あり)。  それと、マイナンバーカードのひもづけでございますけれども、これにつきましては、令和3年度で予算を措置しておりまして、タブレットを2台購入する予定となっております。  それと、保険者証の取扱いですけれども、マイナンバーカードを保険者証として利用するということであれば、そのマイナンバーカードを保険者証として利用していただければと考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 都市建設部副部長。 ◎三村正都市建設部副部長 それでは、続きまして農業集落排水事業特別会計のご質問につきまして、お答えさせていただきます。  初めに、公営企業会計にすることによるメリット、デメリットということで、事業者側、それと加入者側ということでございますけれども、まず事業者側のメリットとしましては、減価償却の考え方、こちらを導入することで資産の老朽化の状況が把握でき、また更新費用の試算もできやすくなると、あと次に損益計算書、また貸借対照表など財務書類を作成することで経営状況が明確化となり、これらを基に事業運営、経営改善が図れるものと考えております。また、さらに職員のコスト意識が向上、また経営意識を持った職員の育成につながると考えております。  次に、デメリットでございますけれども、移行事務に膨大な時間と労力、それと費用を要することかなと考えております。  次に、加入者側のメリット、それとデメリットでございますけれども、事業体側が経営状況やストック情報を把握しやすくなるため、施設等の老朽化などに対応するストックマネジメント等の推進が図りやすくなり、経営の自由度の向上に伴う住民ニーズへの迅速な対応やサービスの向上が考えられます。これによりまして、今後も安定した農業集落排水の使用ができることが加入者のメリットになるかなと考えております。デメリットにつきましては、特にないと思われます。  続きまして、将来的に使用料の値上がりにつながる可能性とのことでございますけれども、公営企業会計にすることで、直接使用料の値上げにつながることはございません。  続きまして、現在の接続可能世帯数と実際に接続している世帯数ということでございますが、令和元年度末の4地区のそれぞれの値は、笠原地区が360世帯に対しまして349世帯、笠原第二地区が322世帯に対しまして304世帯、郷地・安養寺地区が277世帯に対しまして266世帯、上会下地区が101世帯に対しまして75世帯となってございます。  次に、今後の見通しでございますが、農業集落排水事業に関しましては、今後新たに処理施設の築造や管渠の延伸等、農業集落排水を新規に整備する予定はございません。現在の処理施設や管渠等の維持管理を適切に行い、必要に応じて補修、修繕等を行い、引き続き施設の運用を行ってまいります。使用料につきましては、市内も含めて人口減少ではございますが、農業集落排水への接続世帯数に関しましては微増となっている状況で、現在の水準を維持できるものではないかと見込んでおります。今後、収益的収支比率や経費回収率等の財務指標から経営状況を慎重に判断しまして、安定的な事業運営に努めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○金子雄一議長 竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) では、議案の46号の国保特別会計から再質問を行います。  まず、1点目の保険者努力支援の部分ですけれども、これはいわゆる相対的に多分評価されるものだというふうに思います。そういう点からいうと、インセンティブでお互いに自治体同士を競争させるというか、やるというふうになっていくと思うのですが、今後はどうなのでしょうか。例えば先ほどの増えた要因の中での保険者努力支援として評価された部分も総体的なものですから、そのまま財源として確保されるという見通しというのは非常に薄いのかなというふうに考えますが、この点では私は本当にインセンティブ制度を導入することそのものがちょっと大変かなというふうに考えますが、市としての全体的な受け止めについてお尋ねをいたします。  それから、あと一般会計からの繰入れについてですけれども、1人当たり減らして、国保に加入者とか加入世帯というのは減ってきているというふうに考えるのです。そういう点からいうと、1人当たりの一般会計からの繰入れというのは、どんな傾向なのかをお尋ねをしておきます。  それから、あと後期高齢者支援金の、これは県から要請されている分だということの受け止めてよいのかどうか、これを確認をします。  それからあと、均等割の対象者は18歳までで1万3,241人おられるということで、鴻巣では第3子以降の減免をやっているわけです。だけれども、国では均等割の部分について、再来年から国が未就学児については面倒を見るよというふうな方向ですので、今後の見通しとして、約2億円ですけれども、国がどのくらい面倒を見てくれるのかも含めて、所得のない人から国保税を払っていただくというのはやはり問題だというふうに考えますので、今後の均等割のその範囲の減免というのですか、その範囲を広げるお考えが持てるかどうか確認をします。  それから、マイナンバーカードのひもづけは、タブレットを2台分買って、それでやるということですけれども、実際にマイナンバーカードに国保の情報をひもづけしたとしても、受け入れる側の医療機関の準備状況というのはどうなのでしょうか。結局医者によってひもづけされてきたとしても、受け入れる側が整備ができなければちょっと難しい可能性があると思うし、マイナンバーにまた個人のいろいろな情報がまた集積されていくわけです。その点での危険性というか、リスクはどのようにお考えかお尋ねをしておきます。  それから、議案の47号の公営企業にすることのメリットについては分かりました。事業体としてのデメリットで、移行に膨大な費用と時間がかかるということですけれども、メリットとデメリットの相対的に見ても、公営企業にする法的な義務というか、国からのこうしたことが指導なのか、これをちょっと確認をしておきたいというふうに思います。  それから、接続に関わる部分として、先ほど接続可能世帯数と実際に接続している世帯数というのをお示しいただきました。ちょっとお伺いしますが、白紙になりましたけれども、市長の土地に特別養護老人ホームの建設を行う上で、1月12日に法人側から、この農業集落排水事業に接続したいという申請があったというふうにも伺いました。実際に接続可能だったのかどうか、今の数字を見ると、可能世帯と接続世帯を見ると、難しいのではないかというふうに私は読み取ったのですが、その状況はどうだったのかです。  以上です。 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 それでは、再質問にお答えいたします。  最初、インセンティブの今後の動きはということでございますけれども、国のほうでは医療費の削減と、あるいは被保険者の健康を進めるということから、いろんなインセンティブを使って受診率を上げるとか、そういったところを考えているかと思いますけれども、実際ほかの団体もある程度同じような達成率になれば、また違った方向でインセンティブをつけていくのではないかというふうに考えております。  それと、繰入金の関係でございますけれども、繰入金につきましては、埼玉県の国民健康保険運営方針につきまして、解消すべき赤字の定義として法定外の繰入れの削減が示されております。また、一般会計から法定外を繰入れすることになりますと、市の財政、あるいはほかの方から、一部のところに繰入れをするのは理解が得られない場合もありますので、今後は繰入金は減少していくのではないかというふうに考えております。  それと、高齢者医療支援金の関係でしょうか。これは、県のほうから納付金のほうで示されておりますので、県から示されたものでございます。  それと、均等割の減免の関係でございますけれども、これにつきましても先ほど竹田議員がおっしゃっていたとおり、国のほうでは現在、就学前のお子さんについては、均等割を半額するというような法案を国会へ提出しておりまして、それが通れば自治体のほうで条例を改正すれば、そういったことができるというふうに規定されておりますけれども、均等割の減免の拡大については、来年度につきましては多子減免で3人目は減免するということで考えておりますけれども、それ以降については、その法律等を踏まえて、また今後検討したいと考えております。  それと、マイナンバーカードの医療機関の機器の導入状況でございますけれども、病院ではカードリーダーの申込み機器が約30%、医科診療所につきましては20%、歯科診療所については15%、薬局については43%程度というふうな状況になっております。マイナンバーカードにつきましては、今までも既に多くの市民の方に交付といいますか、お渡ししておりますけれども、特にそういう情報漏えいではないですけれども、悪用されたという情報はありませんし、国あるいはJ-LISのほうでも安全対策を施してありますので、問題ないというふうに認識しております。  以上です。 ○金子雄一議長 都市建設部副部長。 ◎三村正都市建設部副部長 それでは、再質問にお答えさせていただきます。  初めに、公営企業の移行の関係だと思いますが、総務省から平成27年に通知があった時点では、農業集落排水に関しては、できる限りという位置づけで公営企業に移行するというところであったのですが、平成31年の通知、こちらでは令和元年度から令和5年度までの5年間に拡大集中期間として、農業集落排水について公営企業会計に移行することを要請されております。そのため市では、令和3年度から5年度までに移行作業を終えて、令和6年度の4月から適用できるよう今後進めていきたいと考えております。  それから、特養の関係だと思いました。この件に関しましては相談がございました。検討の段階で取下げということになってしまいましたので、最終的な判断というまでは至っておりません。  以上です。 ○金子雄一議長 竹田悦子議員。 ◆2番(竹田悦子議員) では、再々質問を行います。  保険者努力支援のインセンティブの件ですが、総体的にみんなが達成すると、またどこかで査定をかけてくると、そういう点からいうと、先ほど医療費の削減をどう行っているかというところが、今後、インセンティブの基準にもなってくるかなというふうに私は考えますが、県からはインセンティブの基準について、今何か示されているのかどうか、それを確認したいというふうに思います。  それから、一般会計からの繰入れについても、インセンティブのいわゆる対象に多分今後なってくると思うのです。そうすると、国はとにかく赤字分というふうによく言いますが、その赤字分をどう削減するかと、県もそれに合わせて赤字分を削減しなさいと、ですからそれは最終的には受益者負担になってくるというふうに考えますが、そうすると国保を上げないように、各自治体の努力している一般会計からのいわゆる法定外繰入れについては、今後減らさないと、減らしていくとインセンティブとしてプラスの金額が増えるけれども、減らさなければ減額されるということで、地方地自体は非常に自己矛盾に陥ってくる可能性があるというふうに思います。そういう点からいうと、どうなのでしょうか。国保税を過剰に負担させないという点で、インセンティブはあるけれども、負担能力に応じた保険税にしていこうというお考えが持てるのかどうか、この点を確認をしたいと思います。  それからあと、マイナンバーカードの活用で、実際に今は医療機関にひもづけしていませんから、情報が漏れるということがないというふうにご説明されましたけれども、今後医療機関にマイナンバーカードを使って、これが保険証代わりでやっていくということは、活用の範囲が広がるということは、セキュリティー部分でまたリスクも増えると思うのですけれども、そこら辺ではどうなのでしょうか。絶対大丈夫と言えるのかどうかだけ確認をしておきたいと思います。あわせて、医療機関へのマイナンバーカードを活用したときの補助金が出るのかどうか、マイナンバーカード対応のいわゆる受付の場所というのですか、そういうのをつくらなければいけないわけで、国はこのマイナンバーカード、市が出すのか国が出すのか分からないですけれども、マイナンバーカード対応の医療の現場での受付に対して補助が出るのかどうか確認しておきます。  それから、議案の第47号の公営企業会計にすることは、もう国から令和5年度までにはやりなさいという指示が出たということですが、そうすると国から指導が入ったわけですから、国からは財政的な援助があるのかどうか、その点をお聞きをしておきます。  それから、白紙になった特養ホームの建設で、接続可能か否かということを判断する前に取消しがあったから、それはなしになったということですけれども、もし引き続きやっていたとすれば接続可能だという判断ができる数字というのは、私は先ほど聞いた中からいうと、できないというふうにならざるを得ない。例えば安養寺・郷地でいうと、277世帯が接続可能でしたけれども、実際接続しているのは266世帯だというふうにすると、11しか残っていないわけですから、不可能ではなかったかというふうに判断しますが、私の判断でいいのか悪いのかだけお答えください。 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 それでは、再々質問にお答えいたします。  最初に、インセンティブの関係で県のほうから順次示されているのかということですけれども、それはお待ちちょっといただければと思います。  次の一般会計からの繰入れの関係で、被保険者の負担能力に応じた対応が今後できるのかというお話でございますけれども、これにつきましては、令和3年度につきましては基金のほうから取り崩してやりましたけれども、基金のほうも先ほど申し上げましたように、来年度は3億1,000万ちょっとということでございますので、今後につきましては県の納付金の算定状況とかを踏まえて、国保の運営協議会等々でご意見をいただきながら検討してまいりたいと考えております。  それと、マイナンバーの関係で、セキュリティーは絶対大丈夫かということでございますけれども、機器的には問題ないというふうに考えております。  それと、マイナンバーの対応の補助でございますけれども、購入とシステムの改修に当たっては、国のほうから補助が出ておりまして、市のほうでは直接出るというような状況ではないと考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 都市建設部副部長。 ◎三村正都市建設部副部長 それでは、再々質問にお答えします。  補助金の関係だと思いました。実際には補助金というのではなくて、移行業務につきましては充当率100%の企業債、これが借入れができるということでございますので、こちらを活用したいと思います。また、この企業債の元利償還金の一部を一般会計からの繰り出しの対象としまして、当該繰り出しにつきましては地方交付税の措置がございます。  それと、2点目の農振の特養の関係の取れるか取れないかというところでございますが、世帯数だけでは判断できないものでございます。  以上です。 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 先ほどのインセンティブの基準が示されたかというご質問でございますけれども、令和4年度分につきましては、まだ県からの基準は示されてございません。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。  中野 昭議員。 ◆19番(中野昭議員) 議案第52号 令和3年度鴻巣市水道事業会計予算について1点だけ伺います。  予算参考資料6ページに政策1、安全・安心に関する政策の中に、上水道事業(建設事業関連)ですが、7億930万円が計上されています。その事業概要では、配水管路では老朽化に伴う耐震性を備えた管へ布設替えをすると、これを中心に実施するのだというふうにあります。この7億930万円は、議案第52号の鴻巣市水道事業会計予算7ページに4条予算、つまり資本的支出です、4条予算ですから。経常予算ではなくて資本的支出、特に配水設備拡張費1億7,500万、配水設備改良費4億1,800万、3番目が原水及び浄水設備改良費1億1,900万という予算が計上、その合計が7億930万になっているわけであります。  そこでお聞きしたいのが、今回のこの配水管設備改良費4億1,800万という数字によって、距離を含めて何か所ぐらい老朽管の布設替えを予定しているのか、これが1点。  もう一点は、私のところの団地は、昭和51年から56年にかけて入居していますので、団地内の水道本管は既に46年から40年が経過して、これも結構老朽化が進んでいるのです。市の水道指定業者が、漏水が多いものですから年中来るのです、指定業者が。その指定業者が私に言ったことが、中野さん、もうそろそろ本管布設替えしてもらったほうがいいよと、どんどん漏水が増えるよというふうに言われているわけですが、先ほど申しました4億1,800万の中に老朽化した配水管何か所布設替えを計画しているのか、距離を含めて。  それと、団地の中の水道管の布設替えがこの予算の中に計上されているのかどうかについて伺います。  以上です。 ○金子雄一議長 都市建設部副部長。 ◎三村正都市建設部副部長 それではお答えいたします。  配水設備改良費は、主に老朽化した配水管の布設替えの費用になってございまして、令和3年度は工事延長で2,572メートル、10工区に分けて工事をする予定でございます。  また、吹上団地内では、吹上富士見1丁目地内、こちらで約45メートルの布設替え工事を予定してございます。  以上です。 ○金子雄一議長 中野 昭議員。 ◆19番(中野昭議員) 今副部長のほうから答弁があって、全体的には2,573メートルと、それで工区としては10工区だと、団地の場合には富士見1丁目地内45メートルということは、一応工事、老朽管の布設替えを行うということは分かりました。聞くところによると、ここの団地の場合には、年次計画でやってきているのです。今回、令和3年度については、1丁目地内45メートルが出ました。したがって、今後老朽管の布設替え、特に団地内の場合、完了するまでに何年ぐらいかかるのか、その見通しについて伺っておきます。 ○金子雄一議長 都市建設部副部長。 ◎三村正都市建設部副部長 吹上団地内のまず配水管の関係なのですけれども、昭和49年から当時の埼玉県住宅供給公社、これによりまして宅地造成が開始されまして、この事業で配水本管、当時整備した延長が約8,200メートルとなっております。近年、その当時入れたポリエチレン管の老朽化が進行しまして、漏水が多かったということで継続して布設替え工事をずっとやってまいりました。ポリエチレン管の布設替え工事というのが、今現在終わっているのが1,816メートル終わってございます。令和3年度の布設替え工事が完了しますと、ポリエチレン管自体は団地内にはもうなくなったというふうに考えております。  今後、布設替えの考え方なのですけれども、吹上団地内に限らず、鴻巣市内の布設替え工事につきましては、管路更新計画で定めました基幹管路や市役所、それから指定避難所、救急病院など、これらへの重要給水施設への供給ルートから優先的に順次実施する計画でございます。また、その他の管路につきましては、鴻巣市水道事業ビジョンで策定しました財政資産から、管路更新年数を法定耐用年数が40年なのですけれども、1.5倍の60年で更新するということを基準としておりまして、今後その吹上団地の配水管を含めて、管路の状況を見ながら、重要給水施設との供給ルートと並行しまして行っていきたいと考えております。  以上です。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。  諏訪三津枝議員。 ◆1番(諏訪三津枝議員) 議案第49号の吹上の北新宿の第二区画整理の議案です。ページで565ページなのですけれども、工事請負費の中で区画道路築造工事の予算額なのですが、今年度から大幅に減少しているように思うのですけれども、道路の工事が進捗が進んでいるためにこのように減額をするのか、その辺の詳細をお伺いしたいと思います。 ○金子雄一議長 都市建設部副部長。 ◎三村正都市建設部副部長 令和3年度の区画道路築造工事の詳細でございますけれども、来年度予定しているのは、北新宿3号幹線といいまして、現在の屋敷通と言われている通りなのですけれども、そこのほか9路線で、総延長が約803メートルの道路築造工事を今のところ予定してございます。これらの路線につきましては、今年度までに仮換地等の関係上、物件の移転とか、そういったところが終わった箇所で道路工事ができるような、また使用収益の進捗率が向上できるよう、整備済みの道路と接続できるような道路、こういったところを選定しまして、道路工事をやる計画でございます。  以上です。 ○金子雄一議長 諏訪三津枝議員。 ◆1番(諏訪三津枝議員) 区画整理地内の道路が工事中のような止めが入っていたり、あと道路標示、路面標示というのですか、がなかったりして非常に危険だなと思うときがよくあるのですけれども、こういった交通の標示だとか標識だとかというのは、どういったタイミングで行うのかをお伺いします。 ○金子雄一議長 都市建設部副部長。 ◎三村正都市建設部副部長 お答えいたします。  路面標示、交通規制の標示なり標識なりにつきましては、まず道路認定がしていないと立てられないものなのです。区画整理事業地内では、まだ実際に舗装していないようなところも当然ある中で、ある程度事業を進んで、最終的に道路認定をするような形で今進めておりますので、今現在はまだ道路はできているけれども、道路認定がかかっていない道路なものですから、標識等は今立てられないような状況になっております。それなので、例えばバリケードを置くですとか、そういったところで減速を促すとか、そういった措置を今させていただいているところです。 ○金子雄一議長 諏訪三津枝議員。 ◆1番(諏訪三津枝議員) そうしますと、道路認定というのはいつぐらいに行えそうなのかを伺います。 ○金子雄一議長 都市建設部副部長。 ◎三村正都市建設部副部長 今考えているのは、その事業が終わる頃、区画整理事業が終わる頃に一括して道路認定をするような形、ただ一部今南北線と言われているところですとかというのは、もう既に認定はかかっているところも実際にはございます。  以上です。 △発言の訂正 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 申し訳ございません。先ほどの竹田議員の国保の特別会計の質疑の中で、私、均等割の減免の関係で、令和3年度全体の減免対象者が1万3,241人と申し上げたのですけれども、竹田議員のご質問は、子どもの部分ということでのご質問だったのでしょうか。        〔何事か言う人あり〕 ○金子雄一議長 市民生活部長。 ◎清水洋市民生活部長 申し訳ございません。単純に今年の2月28日現在で、18歳以下の被保険者が1,569人います。均等割額から2万9,000円ですので、合計ですと4,550万1,000円です。訂正をお願いいたします。 ○金子雄一議長 都市建設部副部長。 ◎三村正都市建設部副部長 先ほどのご質問のところでちょっと補足させていただきます。実際に今区画整理事業地内で全ての道路が市道認定かかっていないわけではなくて、一部道路認定がかかっているところはございますので、そこにつきましては規制等はかけているところもございます。  以上です。 ○金子雄一議長 ただいまの発言の訂正の申出については、ご了承願います。  なお、字句その他の整理については、議長に一任願います。 ○金子雄一議長 ほかに質疑はありませんか。        〔「なし」と言う人あり〕 ○金子雄一議長 これをもって質疑を終結いたします。 △議案第23号から議案第53号までの各常任委員会への付託 ○金子雄一議長 これより各議案について常任委員会への付託を行います。  議案第23号から議案第53号までの31件につきましては、お手元の付託表のとおり各常任委員会へ付託いたします。 △散会の宣告 ○金子雄一議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  なお、次の本会議は3月12日に開きます。  本日はこれをもって散会いたします。  ご苦労さまでした。                              (散会 午後 5時48分)...