羽生市議会 > 2019-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 羽生市議会 2019-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 羽生市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-08
    平成31年  3月 定例会羽生市告示第31号 来る2月25日に平成31年3月定例羽生市議会を招集する。  平成31年2月18日                           羽生市長  河田晃明応招議員(14名)    1番 野中一城議員      2番 阿部義治議員    3番 柳沢 暁議員      4番 斉藤 隆議員    5番 本田 裕議員      6番 峯嵜貴生議員    7番 中島直樹議員      8番 永沼正人議員    9番 奥沢和明議員     10番 根岸義男議員   11番 島村 勉議員     12番 保泉和正議員   13番 松本敏夫議員     14番 丑久保恒行議員不応招議員(なし)        平成31年3月定例羽生市議会会期日程表                      自2月25日 至3月20日日次月日曜時刻摘要12.25月午前9時30分開会 会議録署名議員の指名 会期の決定 諸般の報告 議案(第1号-第19号)の上程、提案説明22.26火 休会(議案調査)32.27水 休会(議案調査)42.28木 休会(議案調査)53.1金 休会(議案調査)63.2土 休会(土曜日)73.3日 休会(日曜日)83.4月午前9時30分議案(第1号-第8号)に対する質疑 議案(第9号-第19号)に対する質疑 議案(第1号-第19号)の委員会付託93.5火午前9時30分市政に対する一般質問  1  5番 本田 裕議員  2  1番 野中一城議員  3  3番 柳沢 暁議員  4  6番 峯嵜貴生議員  5  8番 永沼正人議員103.6水午前9時30分市政に対する一般質問  1  7番 中島直樹議員  2 11番 島村 勉議員  3 12番 保泉和正議員  4 14番 丑久保恒行議員113.7木 休会(議案調査)123.8金午前9時30分付託議案の審査  総務文教委員会 (第1委員会室)  都市民生委員会 (第2委員会室)133.9土 休会(土曜日)143.10日 休会(日曜日)153.11月午前9時30分付託議案の審査  総務文教委員会 (第1委員会室)  都市民生委員会 (第2委員会室)163.12火午前9時30分付託議案の審査
     総務文教委員会 (第1委員会室)  都市民生委員会 (第2委員会室)173.13水午前9時30分付託議案の審査  総務文教委員会 (第1委員会室)  都市民生委員会 (第2委員会室)183.14木 休会(事務整理)193.15金 休会(中学校卒業式)203.16土 休会(土曜日)213.17日 休会(日曜日)223.18月 休会(事務整理)233.19火 休会(事務整理)243.20水午前9時30分付託議案に対する各委員長審査報告、質疑、討論、採決 議案(第20号、第21号)の上程、採決 議案第22号の上程、採決 議案第23号の上程、採決 議案第24号の上程、採決 議案第25号の上程、採決 議案第26号の上程、採決 閉会          3月定例羽生市議会会議録 (第1日)   議事日程 平成31年2月25日(月曜日)午前9時30分 開会 開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 議案(第1号-第19号)の上程、提案説明 散会   本日の会議に付した事件 1、議事日程に同じ       午前9時30分 開会出席議員(14名)    1番 野中一城議員      2番 阿部義治議員    3番 柳沢 暁議員      4番 斉藤 隆議員    5番 本田 裕議員      6番 峯嵜貴生議員    7番 中島直樹議員      8番 永沼正人議員    9番 奥沢和明議員     10番 根岸義男議員   11番 島村 勉議員     12番 保泉和正議員   13番 松本敏夫議員     14番 丑久保恒行議員欠席議員(なし)説明のため出席した者  河田晃明   市長        三枝孝之   副市長  小菅芳和   総務部長      飯塚丈記   企画財務部長  宇都木一男  市民福祉部長    立花孝夫   経済環境部長  阿部幸夫   まちづくり部長   甲山 浩   会計管理者  鈴木順一   消防長       小礒行男   総務課長  秋本文子   教育長       佐藤敏之   学校教育部長  赤坂暁美   生涯学習部長    渡邉義弘   代表監査委員事務局職員出席者  事務局長   原田 透      総務課長   関根章典  総務課長補佐 岡田光弘      書記     秋山正代 △開会の宣告 ○斉藤隆議長 皆様、おはようございます。 ただいまより平成31年3月定例羽生市議会を開会いたします。 △開議の宣告 ○斉藤隆議長 これより本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○斉藤隆議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において14番、丑久保恒行議員、1番、野中一城議員、2番、阿部義治議員を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○斉藤隆議長 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 本定例会の会期及び日程等につきましては、議長から議会運営委員会に対し諮問を申し上げておりますので、その結果について議会運営委員長から報告を求めます。 議会運営委員長。     〔奥沢和明議会運営委員長登壇〕 ◆奥沢和明議会運営委員長 改めまして、おはようございます。 ただいま議長から報告を求められました議会運営委員会の協議の概要並びに結果について申し上げます。 3月定例市議会が本日招集されたことに伴い、2月18日付で議長から会期及び日程等について諮問がありましたので、去る2月21日、午前9時30分から第2委員会室において本委員会を開催いたしました。 今期定例会における市長提出議案は19件、市政に対する一般質問の通告者は9名であります。これらの内容を勘案し、会期については本日から3月20日までの24日間とすること、日程についてはお手元に配付の会期日程表のとおりとすること、以上のとおり各委員の了解をいただいたところであります。 なお、上程議案に対する質疑の通告は2月27日の午後3時まで受け付けることといたしましたので、ご了承ください。 以上で、本委員会に諮問のありました3月定例市議会の会期及び日程等に対する協議の概要並びに結果についての報告を終わります。 ○斉藤隆議長 お諮りいたします。本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から3月20日までの24日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○斉藤隆議長 ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は24日間と決しました。 △日程第3 諸般の報告 ○斉藤隆議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 △地方自治法第121条の規定による説明者 ○斉藤隆議長 地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明等のため市長、教育長及び代表監査委員に出席を求めたところ、次の方が出席する旨の通知がありましたので、ご報告いたします。 市長部局から市長、副市長、総務部長、企画財務部長市民福祉部長経済環境部長まちづくり部長、会計管理者、消防長及び総務課長。 教育委員会から教育長、学校教育部長及び生涯学習部長。 監査部局から代表監査委員であります。 △定期監査及び例月出納検査結果の報告 ○斉藤隆議長 次に、監査委員会から定期監査及び例月出納検査の報告書が提出されておりますので、お知らせいたします。 △専決処分の報告 ○斉藤隆議長 次に、市長から地方自治法第180条第2項の規定に基づき、専決処分の報告が1件ありましたので、お知らせいたします。 なお、報告書等につきましては、写しを印刷の上、お手元に配付しておきましたので、ご了承ください。 以上で諸般の報告を終ります。 △市長の挨拶 ○斉藤隆議長 この際、挨拶のため市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。 市長。     〔河田晃明市長登壇〕 ◎河田晃明市長 皆さん、おはようございます。 本日、平成31年3月定例羽生市議会を招集申し上げましたところ、議員皆様には年度末の極めてご多用の折にもかかわらず多数のご出席を賜りまして、厚くお礼申し上げます。 本定例会にご提案申し上げます議案は、ただいまのところ平成31年度一般会計予算など19議案でございます。慎重ご審議いただき、いずれもご可決賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。 △日程第4 議案(第1号-第19号)の上程、提案説明 ○斉藤隆議長 次に、日程第4、議案第1号から同第19号までの19議案を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長。     〔河田晃明市長登壇〕 ◎河田晃明市長 上程議案の説明に先立ちまして、平成31年度の市政運営に関する基本的な考え方について申し上げます。 まず、世界情勢に目を向けますと、かつてないほど混迷の色を深めております。米中による大規模な貿易摩擦、中国経済の減速、イギリスのEU離脱に関する混乱など、世界経済に大きく影響する諸問題が発生しており、日本もまたロシア、北朝鮮、韓国との外交問題を抱えております。 そして、国内では、来る4月30日に天皇陛下がご退位され、皇太子殿下が翌日5月1日に新天皇にご即位され、平成から新しい元号にかわる歴史的な年となります。 日本の経済面においては、1月の内閣府による月例経済報告によると、現状では「景気は、緩やかに回復している」とされております。先行きについては「雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、中国経済の先行きなど海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある」と分析されております。一方で10月には、消費税が8%から10%に引き上げられ、経済の回復基調への影響も懸念されております。 このような中、国の平成31年度予算案は、10月の消費税増税に備えるために計2兆280億円の景気対策を盛り込み、さらに、少子高齢化に伴う社会保障費が膨らんだことに加え、防衛費も増大し、一般会計総額で前年度比3.8%増の101兆4,571億円と過去最大規模となりました。 地方財政における運営の指針となる国の平成31年度地方財政対策では、一般財源総額の確保と質の改善が示されました。地方税を対前年度比で1.9%の増収と見込み、地方の財源不足を補う地方交付税についても1.1%増額する一方で、臨時財政対策債は18.3%の大幅な減額となりました。 国の方針を踏まえて編成しました平成31年度羽生市一般会計予算は、「第6次羽生市総合振興計画」の2年目の年として、『誰もが幸せを感じる、住み続けたいまち 羽生』を目指し、180億7,000万円を計上しました。平成30年度予算に比較して4億6,000万円、2.6%の増額です。 また、6つの特別会計につきましては、総額で約124億2,000万円となり、前年度に比較して約7億2,600万円、5.5%の減額となりました。これは主に、下水道事業特別会計において、平成28年度から平成30年度の3年間で実施しました水質浄化センター改修工事が終了したことにより、前年度に比較して約8億5,700万円、率にして44.1%と大幅な減額となったことによるものです。 なお、水道事業会計は約17億6,600万円で、前年度に比較して約7,700万円の増額となりました。 はじめに、一般会計の歳入について申し上げます。歳入の根幹となる市税は、平成30年度予算に比較して6,667万円、率にして0.9%の増額となり74億3,628万円を計上しました。 市民税については、経済状況の改善により個人市民税、法人市民税ともに増収が見込まれます。 固定資産税においては、土地、家屋について増収が見込まれる一方で、企業の設備投資による償却資産は減収が見込まれますが、固定資産税全体としては増収が見込まれ、市税全体では若干の増収を見込んでおります。 そして、さきにも述べました平成31年度地方財政対策において地方税等が増収となる中で、地方交付税の法定率分となる国税の増加に伴い、7年ぶりに地方交付税が増加し、臨時財政対策債は2年連続の減少となることが示されました。これを踏まえて当市では、地方交付税を18億5,200万円の計上とし、5,400万円、率にして2.8%の減額としましたが、平成30年度の普通交付税の確定額に対しては、4,900万円、率にして2.7%の増額となっております。臨時財政対策債については、1億5,510万円、率にして19.7%の減額となる6億3,100万円を計上しました。 国税から配分される地方譲与税、地方税である県民税から配分される各種の税交付金及び地方特例交付金が、13億9,700万円を計上し、7,700万円の増額となりました。 また、財政調整基金からの繰入金は、前年度比1億5,000万円の増となる5億5,000万円を計上しました。 一方、一般会計の歳出においては、社会保障をはじめとする扶助費など経常的経費や、公共施設の修繕費などの臨時的経費が増加し財政を圧迫しておりますが、その中で事業の選択、費用対効果を精査し、限られた財源の効率的な配分に努めました。 平成31年度も引き続き厳しい財政環境の中での市政経営となりますが、市民生活の安定と活力ある羽生市を築くため、全職員が一丸となって市政運営に邁進する所存でございます。 それでは、平成31年度予算に反映させた主な施策について、順次ご説明申し上げます。 「当初予算の概要」の9ページから「施策の概要」をご覧ください。 平成31年度予算は、「第6次羽生市総合振興計画」に即した予算とし、実効性のある施策に取り組んでまいります。 初めに、政策1 協働・文化(地域とともに生きるまちをつくる)です。 本市は、昭和29年9月1日、1町6村が合併し県下16番目の市制を施行しました。その後、千代田村との合併を経て現在の羽生市が形成されております。本年、記念すべき市制施行65周年を迎えるに当たり、市民の皆様とともに市制施行を祝う記念式典を開催しますので、今後の展望について考える機会にしていただければと思います。 これまでも、市民座談会の開催によって市政や地域の問題について市民の皆様とともに考え、意見を交えてまいりましたが、そうした中で一つずつ課題を解決し改善してまいりたいと思います。 また、自治会や地域協議会が地域活動を主体的に展開しながら、地域のことは地域で解決できるような体制づくりを推進するため、地域を支える自治会活動や自発的な市民活動、各地区の地域協議会に対して支援を行います。 「岩瀬グローバルタウン構想」では、岩瀬土地区画整理事業による新市街地の魅力を向上させ、住みやすく、子育てや就労がしやすい、選ばれるまちづくりを目指します。 また、岩瀬地区において、英会話教室や岩瀬グローバルスクール事業など先進的な英語教育を引き続き実施するほか、「岩瀬グローバルタウン構想提言書」に基づき、まちづくりのコンセプトの公募事業や道路の植樹事業などを実施します。 平成30年の訪日外国人客数は3,100万人と、初めて3,000万人を突破しました。さらに、国は東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年に、4,000万人を目指しております。また、外国人材の受け入れ拡大を目指す入国管理法(出入国管理及び難民認定法)の改正により、日本で働く外国人も増加していくものと思います。このような中、地域における多文化共生を進めるには都市交流、国際交流の推進は欠かせません。 昨年は青少年交流として、市内3中学校から各4人の計12人の生徒がフィリピン、バギオ市を訪問し、ホームステイを通じて国際感覚や異文化を学んできました。生徒たちはこの経験を今後の人生に活かしていくだけでなく、仲間たちにも広く伝えてもらいたいと思います。 また、ベルギー、デュルビュイ市から青少年を迎え、ホームステイによる市民交流を通じて日本文化を体験していただきました。 私も市制施行70周年記念式典への招待を受けて、アメリカ、ミルブレー市を訪問し国際交流を深めてまいりました。 今年は、市制施行65周年記念式典に姉妹都市、友好都市などから代表団をお招きし、市民の皆様とともに国際交流を深めてまいりたいと思います。 文化の継承振興では、引き続き宝蔵寺沼ムジナモ自生地植生回復事業、第12回となる「ふるさとの詩」の募集、郷土芸能の振興・支援に努めます。 人権に関しては、意識調査を実施するとともに、いじめ、児童虐待、DV等に対する相談・支援に努めます。 次に、政策2 子育て・教育(子どもを育て学びを高めるまちをつくる)です。 新たな取り組みとして、子育て世代包括支援センターを開設します。妊娠初期から出産、子育てまで一貫した支援を行い、さらに、情報の共有や関係機関との連携を図り妊産婦や子育て世代へ継続した支援を行うものです。 「まち・ひと・しごと創生総合戦略」で重要業績評価指標(KPI)として位置づけている児童館開設について、市民プラザに児童館的機能を備えた子育て支援拠点施設を整備します。子育てに関する相談業務や情報提供を充実させるとともに、未就学児とその保護者や児童が気軽に集える場所を提供するものです。 子ども子育て支援事業計画は、第1期計画が平成31年度に終了するため、第2期となる計画を策定するものです。計画には、新たな社会問題となっている子どもの貧困対策などを追加します。 義務教育施設では、地震の際の二次被害防止のため、屋内運動場における非構造部材の落下防止等の改修工事を計画的に実施しており、平成30年度の国の補正予算を活用した繰越事業で、新郷第二小学校と西中学校の屋内運動場の改修工事を行います。 平成32年度から小学校での英語教育の必修化に向けて小学校のALTを4名増員し11名を配置します。中学校の3名と合わせて14名となり市内小中学校に常駐配置されることになります。外国語学習(英語力)の一層の充実を図ります。 また、市内全ての小中学校に配置が完了したタブレットパソコンを活用し、英語4技能(読む、書く、聞く、話す)テストGTEC(ジーテック)を全小学校の6年生を対象に実施します。ALTの全校常駐配置とあわせて実施することで相乗効果を期待します。 訪日外国人や外国人労働者の増加が見込まれる中、外国語、特に英語の必要性が増してきます。子供たちにはグローバルな社会に対応できるよう成長してほしいと願っております。 羽生市学力アップテストは対象を1学年早くして、小学校3年生から6年生及び中学1年生、2年生を対象として実施します。児童生徒の学力と学習意欲の調査、分析を早いうちから行い、一人一人の課題発見に活用し個々の基礎学力の向上を図るものです。 全国プレゼンテーションコンクールの開催は第3回となります。市内外の児童生徒が切磋琢磨をしながら多様な表現方法を活用してプレゼンテーション技術を競うことで、自分の思いをしっかりと発信する能力の育成を図ります。 次に、政策3 福祉・健康(元気で助け合えるまちをつくる)です。 地域における助け合い、支え合いを豊かにし、誰もが住み慣れた地域で安心して自立した生活が送れるよう地域福祉の充実した社会を作ります。 災害時等の緊急時に支援を要する避難行動要支援者については、自治会や民生・児童委員や地域による避難支援体制を強化します。 障がい者支援の推進では「第3期障がい者計画」などに基づき、障がいのある方が地域で安心して暮らせるよう引き続き生活支援センター就労支援センターでの相談業務を推進するとともに、移動支援など福祉サービス日常生活用具の給付等により障がい者の自立した生活を支援してまいります。 また、重度心身障がい者の福祉の増進を図るため医療費について一部を助成します。 高齢者が住みなれた地域で健康を維持しいつまでも安心して生活できるよう支援体制を整えなくてはなりません。 在宅で医療と介護を必要とする高齢者に対して、それぞれの実情にあった支援を行うため、加須市と共同で北埼玉医師会へ委託し設置した北埼玉在宅医療連携室を拠点とし、地域における医療関係者と介護関係者の密接な連携を図り、高齢者に対する最適な医療・介護サービスを提供してまいります。 また、各地域で運営する「いきいき百歳体操」を推進します。体力の維持、向上は介護予防、認知症予防にも効果があり、現在市内の7地区・30会場で実施しております。新たに体操実施にかかる活動費用の一部を補助し、活動を支援するサポーターを養成するなどさらなる普及・啓発に努め市民による介護予防活動を支援します。 「笑顔で 楽しく 健康に!」を基本に誰もが健康に過ごせるよう、自発的健康意識の向上を促す健康チャレンジ事業をはじめ、生活習慣病予防対策定期予防接種、がん検診、母子保育事業成人歯科保健事業等を実施します。 生涯スポーツの振興として、市体育館のメインアリーナ照明器具LED化工事とテニスコートの人工芝修繕工事を行い利用者の利便性の向上を図ります。 トップアスリート育成事業を引き続き実施し、専門的な知識を持つ指導者を迎え、小中学生の競技力の向上と指導者の育成を図り、優秀なスポーツ選手の育成を目指します。昨年は、羽生市出身の渡邉勇太朗さんがプロ野球選手という夢をかなえ、また、野本怜菜さんが7月に競輪選手としてデビューし優秀な成績をおさめるなど、うれしいニュースが続きました。これからも羽生市から新たなアスリートが登場することを期待しております。 次に、政策4 安全・安心(いのちと暮らしを守るまちをつくる)です。 昨年は、6月に大阪北部地震、7月には西日本豪雨、9月には北海道地震など日本列島の各地で災害が発生し、我が国の自然災害リスクの高さを考えさせられました。また、過日の防災講演会では平成27年9月に発生した関東・東北豪雨での体験を聞き、行政は何をすべきか改めて感じたところです。利根川を背負う羽生市にとって洪水は一番の脅威となる災害であり、防災・減災に向け自助、共助、公助の取り組みを進めます。 平成31年度は雨水浸水対策の推進として、羽生南小学校校庭貯留工事を行います。校庭を活用した貯留施設を整備し市街地の浸水対策を軽減するものです。 さらに、国が進める利根川堤防強化事業、埼玉県が進める中川河道改修事業などの早期完成に向け、国・県と連携してまいります。 消防・救急・救助体制の充実により火災や急病・事故等に迅速に対応し、市民の安全・安心を守ります。 平成31年度は、羽生第2消防センターの整備工事を行い地域の消防力の向上を図ります。 地域医療の充実では、昨年5月に最新の医療設備を完備する新羽生総合病院が開設し、より高度な医療が受けられるようになりました。引き続き医師会や羽生総合病院と連携を密にし、休日医療体制の確保や小児医療を含む第二次救急医療体制の推進など地域医療の充実を図ります。 通学路の安全対策は平成28年度に県下一斉で行った通学路安全点検による「第4期通学路整備計画」に基づき、引き続き通学路の拡幅整備やグリーンベルト新設等通学路の安全対策を推進します。 次に、政策5 産業・雇用(活気と魅力のあるまちをつくる)です。 羽生市が活力を持って成長し、より豊かな市民生活を実現していくためには、農産物や繊維製品などの地場産業の振興に加え観光産業の展開によって経済活動を活性化する必要があります。 羽生水郷公園南側エリアにおいて観光農園を核とする農業団地、「羽生チャレンジファーム」の実現に向け、参入事業者の募集を開始し、次世代につなげる農業モデルへの転換や観光交流人口の拡大のための事業が動き出しました。去る2月8日には先進農業者を講師に迎え、本構想の一層の理解と事業者間の交流を目的とした、勉強会及び交流会の開催をしたところ、28もの事業者に参加をいただき、その関心の高さと農業の可能性を感じました。 平成31年度は羽生市観光農園等基本構想に基づき畑地化が完了する2.5ヘクタールを中心に、順次、参入企業の選定を行うなど本構想の実現に向け全力で取り組んでまいります。 農業生産の向上と営農条件の改善や農地の有効活用を図るため、区画拡大や水路改修等を含めた基盤整備と農地中間管理事業を組み合わせて、農地の大型化と集約化を引き続き推進してまいります。平成31年度は新たに本川俣地区において埼玉型・圃場整備事業を実施するとともに、井泉大房地区及び村君地区において基盤整備の事業化に向けた基礎調査に着手します。 また、農地や水路等の多面的機能が十分に発揮されるよう、地域の共同活動に対する支援を継続してまいります。 創業支援事業は市内経済の活性化及び雇用の確保を図るため、市内で新たに創業する方を支援するものです。商工会と連携した創業に対するセミナーやフォーラムの開催、ワンストップ相談窓口の設置、そして創業を決断された方に対しては助成を行います。新たに女性向けセミナーも行います。 また、羽生市の魅力をアピールするため武州正藍染などの特産品、ムジナモや利根川などの地域資源を最大限に活用してまいります。 「観光交流人口100万人」は、私のマニフェストの一つであります。全国に「笑顔」と「元気」を届けるまちおこし事業として定着した「世界キャラクターさみっとin羽生」は、第10回を迎えます。回を重ねるたびに、羽生市の知名度が上がり市内飲食店等の参加も増え、中学生を含むボランティアの協力により市民挙げての郷土愛を育むお祭りとして市の発展につながっております。 また、昨年行われました第9回では友好・交流の絆を深め、それぞれの地域がWin-Winの関係で発展し、日本各地に幸せを感じてもらう活動を続けるためキャラクターでつながる友好・交流宣言を行い、215の団体に賛同いただきました。平成31年度も実行委員会で検討を重ね、イベント内容を工夫し、より多くの方にご来場いただき、来てよかったと思える「さみっと」にしてまいります。 復活した毘沙門堂での節分会、羽生の風物詩となっている夏まつり、昨年の新たなチャレンジである「いす-1グランプリ」など観光協会事業を引き続き支援し、羽生市の魅力を発信してまいります。 また、より幅広い観光事業ができるよう観光協会の法人化を進めます。 埼玉県が本格的に企業誘致を始めた平成17年1月以降の県内の企業誘致累計は、圏央道開通の効果等により着実に増加しております。羽生市を含む北埼玉地区の産業拠点としてポテンシャルも上昇しており、ここ5年の本市の企業立地数は30件となっております。引き続き埼玉県企業局と共同で、上岩瀬産業団地構想を推進するなど企業誘致を推進し、雇用の創出、税収の確保、市内経済の活性化、定住者の増加を図ります。 シティプロモーションでは、「世界キャラクターさみっとin羽生」などでの友好、交流を活かし、戦略的な情報発信により観光としての訪問などを契機とし、羽生の特産物の購入やふるさと応援寄附をしていただける仲間(サポーター)を増やしていきたいと思います。 次に、政策6 都市基盤(インフラを整え生活を支えるまちをつくる)です。 組合施行の岩瀬土地区画整理事業については、引き続き南工区において大型商業施設用地、住宅地、道路、水路などの整備促進に対して支援をします。 大型商業施設用地については、本年12月には造成工事が完了し、組合から住友商事へ土地の引き渡しを予定しております。また、同じく南工区において新たに優良住宅街区の整備を進めてまいります。北工区については羽生総合病院跡地を含めた区域の工業用地創出に向けた設計業務等を行います。 企業誘致や開発によって市の活力を市内外にアピールし、新たな雇用の創出、定住者の増加や固定資産税及び法人市民税の増収を図り市民サービスを向上させていく、この好循環を生み出し続けることが行政の大きな使命だと考えております。 道路整備においては引き続き主要幹線道路の整備に加え、通学路の安全対策の充実と地区要望道路の整備を鋭意推進し、道路の安全性と利便性の向上を図ります。また、改正道路法により橋梁点検結果に基づき橋梁長寿命化修繕計画を策定します。 上水道の整備では、第1・第2浄水場設備や老朽管の更新工事、配水管の整備工事などを行い、安全で安心な水道水を継続的に供給します。また、平成32年度に改訂予定の新羽生市水道ビジョンや経営戦略などの策定のため検討業務を行います。 公園整備においては、岩瀬土地区画整理事業地内の南工区に計画しております街区公園の実施設計を行います。新たに計画しております優良住宅街区の緑道から公園、大型商業施設を結ぶネットワークづくりを進めるものです。 次に、政策7 生活環境(きれいで自然を感じるまちをつくる)です。 下水道事業においては昨年に続き、国の方針に基づき平成32年度からの地方公営企業法の一部適用に向けて準備を行ってまいります。 将来にわたり安全かつ確実なごみ処理を続けるため、清掃センターや汚泥再生処理センターなどの廃棄物処理施設について設備の改修と維持管理を適正に実施するとともに、「一般廃棄物処理施設整備基金」の積み立てを行い今後想定されるごみ処理施設の整備に備えます。 また、将来にわたる安全・安心な廃棄物処理能力を確保するため、老朽化が進む清掃センターについて今後の焼却方法や運営方式など検討を進め、基本構想を作成します。 下村君地内に設置した太陽光発電施設(サンパーク村君)のリース期間が、今年1月で終了し、その後市に譲渡されました。引き続き適正な管理・運営を行い地球温暖化対策となるCO2削減に貢献します。この施設の売電収入は年間約3,000万円を見込んでおります。 最後に、政策8 行政経営(健全な経営で自律するまちをつくる)です。 市民の生命、身体、財産及び市政に重大な影響を及ぼす全ての危機事象に対して、迅速かつ的確に対応できるよう国・県、企業及び市民の皆様と連携し、危機管理体制の充実を図ります。 防災行政無線、全国瞬時警報システム(Jアラート)、メール配信サービス、ホームページなどの適正な管理・運用を行い、市民の皆様に必要な情報を正確かつ迅速に伝えてまいります。 持続可能な財政運営では公共施設総合管理計画に基づき、長期的な視点で財政負担の軽減、平準化を図ってまいります。平成31年度は旧し尿処理場を解体し、跡地を隣接する中央公園などの臨時的な駐車場などとして活用します。 また、ふるさと応援寄附事業や未利用地の処分、貸付を促進し歳入の確保に努めます。 行政運営の効率化としては、「第6次行政改革大綱・前期行政改革プログラム」の着実な実施に向けた進行管理があげられます。このプログラムに位置づけされている実施項目に対し行政改革を推進します。 市民サービスの向上の点では、2月から住民票の写し等のコンビニ交付を開始しましたが、7月からは保育料、学童保育料、介護保険料、後期高齢者医療保険料をコンビニで収納できるサービスを開始します。 働き方改革も進めなくてはなりません。職員の時間外勤務の抑制などワークライフバランスの実現を図ります。 以上、市政運営の基本的な考え方と平成31年度予算の主な施策について申し上げましたが、各種施策の推進に当たりましては議員各位のご理解と市民の皆様のご協力が不可欠でございます。 何とぞ諸事情をご賢察の上、市政の推進に変わらぬご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。 引き続き上程議案の説明をさせていただきます。 議案第1号 平成31年度羽生市一般会計予算から同第8号 平成31年度羽生市水道事業会計予算については、先ほどの考えに基づき各会計における新年度の当初予算として所要の措置を講じるものです。 引き続き上程議案の説明をさせていただきます。 議案第1号 平成31年度羽生市一般会計予算から同第8号平成31年度羽生市水道事業会計予算については、先ほどの考えに基づき各会計における新年度の当初予算として所要の措置を講じるものです。 次に、議案第9号 平成30年度羽生市一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。 お手元に配付してあります別冊3の補正予算書をご覧ください。 まず、第1条「歳入歳出予算の補正」におきまして、歳入歳出それぞれ4,822万6,000円を追加するものです。 8ページ、9ページの歳出事項別明細書をご覧ください。 第2款総務費、第4項選挙費、第3目県議会議員選挙費につきましては、県議会議員選挙の日程の確定に伴い所要の措置を講じるものです。 第4款衛生費、第1項保健衛生費、第2目予防費につきましては、国の補正予算を活用した風疹の蔓延防止対策として実施される抗体検査の無料化に伴う経費について、所要の措置を講じるものです。 第10款教育費、第2項小学校費及び第3項中学校費の第3目学校建設費につきましては、国の補正予算を活用して、新郷第二小学校屋内運動場及び西中学校屋内運動場の改修工事を実施することについて所要の措置を講じるものです。 次に、歳入のうち主なものを申し上げます。 第19款諸収入のうち、第5項雑入、第1目雑入につきましては、羽生総合病院新病院建設支援基金の廃止に伴い、これまでの利子積み立て分について、一般会計への繰入措置を講じるものです。 第20款市債のうち、第5目教育債につきましては、国の補正予算を活用し新郷第二小学校屋内運動場及び西中学校屋内運動場の改修を実施することに伴う、市債の追加措置を講じるものです。 次に、予算第2条「繰越明許費の補正」につきましては、風疹予防対策事業、道路新設改良事業、岩瀬土地区画整理組合活動支援事業、上岩瀬地区産業団地整備事業、新郷第二小学校屋内運動場整備事業、西中学校屋内運動場整備事業について、事業期間が平成31年度にかかることから予算の繰越措置を講じるものです。 予算第3条「地方債の補正」につきましては、新郷第二小学校屋内運動場整備事業債、西中学校屋内運動場整備事業債を追加することについて所要の措置を講じるものです。 次に、議案第10号 羽生市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、同第12号 羽生市廃棄物の処理及び再利用等に関する条例の一部を改正する条例及び同第16号 羽生市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例につきましては、関連がございますので一括して申し上げます。 これら3議案は、学校教育法の一部改正により専門職大学の制度が設けられたことに伴う法令等の改正に合わせ、技術者等の資格要件に専門職大学の前期課程修了者を加えるほか、所要の整備を行うため案文のとおり改めようとするものです。 次に、議案第11号 羽生市子ども・子育て支援会議条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、羽生市子ども・子育て支援会議において、子どもの貧困対策等の新たな施策を検討するに当たり、委員の人数を増員するため案文のとおり改めようとするものです。 次に、議案第13号 羽生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、国の方針及び埼玉県国民健康保険運営方針を踏まえ、地方税法の規定に基づき賦課限度額を案文のとおり改めようとするものです。 次に、議案第14号 羽生市企業立地促進条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、都市計画法第34条第12号(工業系)区域の新規指定については、オーダーメイド型での運用を予定していることから、優遇制度については平成17年羽生市告示第57号において市長が指定した区域に限り適用することとするため、案文のとおり改めようとするものです。 次に、議案第15号 羽生市工場立地法地域準則条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、上岩瀬地区産業団地構想予定地内の用途地域に工業地域を指定する見込みであることから、本条例を適用する区域に工業地域を新たに追加するため、案文のとおり改めようとするものです。 次に、議案第17号 埼玉医療生活協同組合羽生総合病院の新病院建設支援基金条例を廃止する条例について申し上げます。 本案は、羽生総合病院の新病院開院に伴い建設支援基金を補助金として交付したことにより、基金の目的を果たしたため条例を廃止しようとするものです。 次に、議案第18号 市道路線の認定について及び同第19号 市道路線の廃止については、関連がございますので一括して申し上げます。 これら2議案は、開発行為、道路用地の寄附採納及び道路新設改良工事に伴う市道路線の認定並びに利根川の堤防強化事業に伴う市道路線の認定及び廃止などを行うため、案文のとおり提出するものです。 以上、慎重ご審議いただき、いずれもご可決賜りますようお願いを申し上げ、説明を終ります。 ○斉藤隆議長 以上で提案理由の説明を終わります。 △次会日程報告 ○斉藤隆議長 次に、次会日程報告を申し上げます。 明26日から3月3日までは議案調査等のため休会とし、上程議案に対する質疑の通告は2月27日の午後3時まで受け付けいたします。 3月4日は、午前9時30分に本会議場に会議を開き、上程議案に対する質疑を行った後、議案の委員会付託を行う予定であります。ただいま出席の方には改めて通知いたしませんから、ご了承を願います。 なお、上程議案に対する質疑については、便宜上2回に分けて行います。初めに、議案第1号から同第8号までの平成31年度各会計予算の議案質疑を行い、次に議案第9号から同第19号までの補正予算、条例等の議案質疑を行います。質疑のある方はこの順序に整理の上、通告を願います。 △散会の宣告 ○斉藤隆議長 以上で本日の議事全部を終了いたしました。 これをもって散会いたします。     午前10時24分 散会...