狭山市議会 2019-09-06
令和 元年 9月 建設環境委員会(第3回)−09月06日-01号
◇欠席委員 な し
◇説明のための出席者
環境経済部長、
都市建設部長、関係部次長、関係課長
◇委員会に出席した事務局職員
佐 藤 宏 毅 事務局主査
午前 9時00分開会・開議
△議案第78号 平成30年度狭山市
一般会計歳入歳出決算認定について
△歳 入
△14款使用料及び手数料〜16款県支出金 21款諸収入
△歳 出
△4款衛生費 1項5目
環境対策費〜7目
上水道事業費 2項清掃費
△議案説明
◎
環境経済部長 それでは、4款衛生費のうち、
環境経済部の所管に係る決算についてご説明申し上げます。
初めに、歳入の主なものについてご説明申し上げます。
決算事項別明細書の18、19ページをお願いいたします。14款使用料及び手数料、1項1目総務使用料、1番
行政財産使用料のうち
奥富環境センターの
行政財産使用料は、施設における
飲料用自動販売機の設置に係るものであります。
22、23ページをお願いいたします。2項3目
衛生手数料、1節
環境衛生手数料中、1番
蓄犬登録手数料は、犬の新規登録や
狂犬病予防注射済票などの手数料であります。2節清掃手数料中、1番
廃棄物処理手数料は、
奥富環境センター及び
稲荷山環境センターへの
持ち込みごみや粗大ごみの収集、動物死体の
処理手数料であります。2番
一般廃棄物収集運搬業等許可申請手数料は、
収集運搬事業者及び
処理事業者の許可更新に係る手数料であります。3番
し尿収集運搬手数料は、普通世帯から排出されたし尿の
収集運搬手数料であります。
28、29ページをお願いいたします。15
款国庫支出金、2項3目
衛生費国庫補助金中、2節
清掃費補助金、1番
循環型社会形成推進交付金は、
稲荷山環境センター焼却設備の
基幹的設備改良工事に対する交付金であります。
36、37ページをお願いいたします。16款県支出金、2項3目
衛生費県補助金中、2節
環境衛生費補助金、1番彩の
国環境保全交付金は、県からの
権限移譲事務のうち埼玉県
生活環境保全条例に基づく事務に対する交付金であり、2番飼い主のいない猫の
不妊去勢手術推進事業補助金は、飼い主のいない猫の
不妊去勢手術に要する経費を補助する市町村に対して交付される補助金であります。
52、53ページをお願いいたします。21款諸収入、6項雑入、2目弁償金、1節弁償金中、2番
放射線測定費用損害賠償金は、
稲荷山環境センターの焼却灰及び
浄化センター脱水汚泥の
放射線量測定費用に関する東京電力からの賠償金であります。
歳入の説明は以上であります。
続きまして、4款衛生費の歳出の主なものについてご説明いたします。
決算事項別明細書の172、173ページと行政報告書152ページから179ページもあわせてお願いいたします。4款衛生費、1項
保健衛生費、5目
環境対策費中、1番
環境対策推進事業費は、環境に関する施策を総合的に推進するために要した経費であります。2番
環境パートナーシップ形成事業費は、市民、事業者、市が協働で省エネや
地球温暖化防止などの
環境保全活動を行った委託料であります。3番
地球温暖化対策推進事業費は、
温室効果ガスの排出抑制の推進及び
環境マネジメントシステム運用支援業務委託料等であります。4番
住宅用省エネルギーシステム設置補助事業費は、
太陽光発電システム、
太陽熱利用システム、蓄電池、
エネファーム等8つのシステムを補助対象とし、家庭から排出される
温室効果ガスの削減への取り組みを支援したものであります。5番
公害対策指導監督事業費は、産業型公害や
都市生活型公害の発生を防止するための規制事務に要した経費であります。6番
環境調査事業費は、大気、水質、騒音に関する各種の調査に要した経費であります。174、175ページをお願いいたします。7番
ダイオキシン類対策事業費は、
ダイオキシン類の大気調査に要した経費であります。
6目
生活環境衛生費中、1番
環境衛生事業費は、環境衛生に関わる経費に要した費用であり、13−2調査委託料は、生活排水に関する計画の見直しの基礎資料として
合併処理浄化槽の整備が困難である区域に関する調査を行ったものであります。3番
飯能斎場管理費負担事業費は、
広域飯能斎場組合の運営に要した経費の負担金であります。5番
不法投棄防止対策事業費は、ごみの
不法投棄防止事業を行った経費であります。176、177ページをお願いいたします。6番
水辺環境美化活動事業費は、河川の浄化に取り組む市民団体の活動を支援したものであります。
7目
上下水道事業費は、
水道事業職員の児童手当の支給に要する経費等、
水道事業会計のうち一般会計が負担すべき経費を支出したものであります。
2項清掃費、1目清掃総務費中、2番
清掃総務管理事業費は、
一般廃棄物処理全般に係る経費であり、1−3
非常勤職員報酬は、
廃棄物減量等推進審議会委員の報酬であります。178、179ページをお願いいたします。3番
一般廃棄物処理施設跡地利用事業費は、
浄化センターの井戸水の水質検査のための費用であります。
2目
ごみ減量推進費中、1番
ごみ減量推進事業費は、ごみの減量と
リサイクルを推進するための経費であり、8−1謝礼金は、
廃棄物等減量推進員の活動に対する謝礼金であります。2番
資源物集団回収促進事業費は、市民団体に対する補助金等であり、19−3
事業補助交付金は、日常生活から排出される廃棄物の中から再利用できる資源を回収する市民団体に対して補助したものであります。3番
家庭系生ごみリサイクル事業費は、生ごみを堆肥化するための経費であり、13−61
事業関係委託料は、家庭から排出される生ごみを収集し堆肥化する事業を委託したものであります。
3目
奥富環境センター費中、2番
奥富環境センター管理事業費は、ごみを安定的、衛生的に処理するための工場棟の管理運営に要した経費が主なものであります。180、181ページをお願いいたします。13−61
事業関係委託料中、
粗大ごみ処理施設運転委託料は、工場棟の処理施設の運転管理を委託したものであります。182、183ページをお願いいたします。3番
ごみ定期収集事業費から7番
廃プラスチック類リサイクル事業費は、ごみ及び資源ごみの収集を行うために要した経費であります。8番
リサイクルプラザ管理事業費は、
リサイクルプラザの運営に要した経費が主なものであります。このうち、13−61
事業関係委託料は、家具の修理・再生業務並びに不用品の展示・頒布業務及び
リサイクルの体験教室などを委託したものであります。9番
剪定枝等リサイクル事業費は、
環境センターに持ち込まれる剪定枝をチップ化し、
リサイクルするための業務を委託したものであり、剪定枝は発電用の資源としても再利用されております。
4目
稲荷山環境センター費は、
稲荷山環境センター及び最終処分場の運営管理に要した費用が主なものであります。184、185ページをお願いいたします。2番
稲荷山環境センター管理事業費は、焼却施設全体の維持管理に要した経費であり、13−22
施設維持管理等委託料は、法令で定められた計量器、クレーンなどの保守点検や維持補修のために要した経費であり、13−61
事業関係委託料は、施設に搬入されるごみの受け入れ及び施設の運転管理や排出ガス等の分析に要した費用であります。186、187ページをお願いいたします。4番
焼却セメント等資源化事業費は、ごみの焼却により発生する焼却灰を
セメント原料、人工砂化及び溶融固化など
リサイクルに要した経費であります。5番
稲荷山環境センター設備改修事業費は、焼却施設の
延命化事業として国の交付金を受け、施設の改修に要した経費であります。
5目
浄化センター費につきましては、
浄化センターの運営に要した経費であり、1番
浄化センター管理事業費のうち、189ページの13−61
事業関係委託料中、
し尿処理施設運転業務委託料は、
浄化センターの
運転管理業務を委託したものであり、
し尿収集運搬委託料は、市内し尿の収集運搬を委託したものであります。
説明は以上であります。
△議案質疑
◆大島政教 委員 175ページ、衛生費の
保健衛生費のうち、1番
環境衛生事業費の中の13−50訟務委託料52万9,200円、この件に関しては、きのう議場でおおまかな説明は聞いたんですが、この内容を説明していただければと思うんですけれども、そして、それがどういうことで訴訟になったのかもあわせて説明していただきたいと思います。時系列でできている資料がありましたら、それを提出をお願いしたいんですけど。
◎環境課長 ただいま資料のほうを用意させていただいておりますので、その資料が来る前に、まず現状を先に報告をさせていただきたいと思います。
ついせんだって、8月28日にこの訴訟案件の判決が言い渡されております。主文については、本件訴えをいずれも却下する。訴訟費用は原告の負担とするということで、まず、行政サイドに非はなかったという、判決文が示すとおりだというふうに考えております。現在は、この一審判決が出た以降の控訴期間ということになっておりまして、控訴が出るかどうか様子を見ている状況になります。
△(
大島政教委員要求の資料提出)
△平成30年(行ウ)第38号に係る経過概要
△資料説明
◎環境課長 それでは、お手元に
建設環境委員会資料として年表のほうを用意させていただきました。平成30年(行ウ)第38号が事件番号となっております。
まず、今回の原告となりました宗教法人との関係でございますが、平成24年8月27日までさかのぼることとなります。これ以降、宗教法人が選定している事業型の墓地を行いたいという相談地が2回ほど変更となっております。その間、表の真ん中からちょっと上、平成28年3月1日ですが、市としては、この
事業型墓地に関して総量規制を行いたいということで、
事務処理要領の改正を行っております。この相談と並行して、途中で市側が総量規制を行ったがために、現在宗教法人が新たに開設をしたいという事業型の墓地、これが総量規制によって開設が難しくなったということから、平成30年10月11日に宗教法人から埼玉地裁へ訴状が提出されました。以降、5回ほど口頭弁論を行いまして、冒頭申し上げました8月28日の判決に至るという経過でございます。
訴訟の内容につきましては、主に2点ございまして、経営許可の事務処理に係る事前協議、これに伴いまして不作為の違法確認が1点、もう1点が、経営許可を求める許可処分の義務づけ等の請求の2点ということになっておりまして、顧問弁護士への着手金として昨年度支払った金額ということになります。
△資料質疑
◆大島政教 委員 不作為の違法確認というのはどういうことですか。
◎環境課長 不作為の違法確認につきましては、本来、厳密的な解釈でいくと、法令に基づく申請に対して、相当期間内に何らかの処分または裁決をするべきにもかかわらず、これをしないことについて違法であるというのが不作為の違法確認という趣旨になりますので、今回の訴えの対象となっているものが、本来の許可申請以前に事前協議という手続をとっております。その事前協議の総量規制の数値に関して、
宗教法人側は、市が提示した数値に疑義があるということで、その事前協議がなかなか調わなかった。今現在も協議中なんですが、調っていないと。その部分に関して非常に時間がかかり過ぎているということで、不作為の違法確認という訴えを起こしたのではないかというふうに捉えております。
◆大島政教 委員 今総量規制と出ましたけれども、これはどういうことなんですか。
◎環境課長 先ほどの年表で言いますと平成28年3月1日、これは狭山市内の
事業型墓地の開発を一定限抑止していくという趣旨で、既に狭山市内で開設をされている
事業型墓地のあきが、全体を分母とするとおおむね20%以下、つまり、あきが減らなければ新たな
事業型墓地の許可をしないということを
事務処理要領で定めているものであります。
◆大島政教 委員 要は、墓地に関する
事務処理要領で20%ということは、狭山市内にある、お寺が持っているお墓ではなくて普通のお墓が、全体を足して80%になっているからもうだめだということなんですか、総量規制というのは。
◎環境課長 お墓が売れて80%以上埋まっていれば、残りが僅かになってしまいますので、そうした場合は新たな霊園の申請を認めるという仕組みになっておりまして、逆に言うと、現状ではまだ80%に達していない、つまり、あきのお墓がいっぱいあるので新たな霊園の許可を認めないという基準になっております。
◆大島政教 委員 そのことを相談に来たときに相手の業者に言わなかったんですか。
◎環境課長 少なくとも、私からも再三説明をしております。焦点となっている部分に関してなんですけれども、総量規制を行うに当たって、数字の捉え方です。狭山市に何区画の霊園があるのかという数字の調査の仕方について、
宗教法人側は疑義があるということで、今回の訴訟に至っているものというふうに考えております。
◆大島政教 委員 その数字の把握というのは、狭山市独自で、何とか墓地とか霊園等いろいろありますが、あの墓地は幾つあってそのうち幾つ埋まっているというのを何ヵ所か全部合計した数字が出てきていると思うんです。その数字に疑義があるということなんですか。
◎環境課長 そのとおりでありまして、これは、裁判の勝ち負けにかかわらず、そもそも、どうしてこういう疑義が生じてしまったのかという点を顧みますと、まず、その調査の仕方が、従来は各既存の霊園に対して市から照会の文書を出して、各霊園から出てきた数字をそのまま規制値の分母として捉えておりました。
宗教法人側は、その各霊園から出てきた数字と実態に差があるのではないかという疑義を抱かれて、実際に各霊園を回ってお墓の区画数をカウントされた結果、やはり、市のほうで捉えている数字と分母が違うのではないかというご指摘をいただきましたので、それを受けて市側でも現地と照合した結果、全てではないですが、若干数字のずれが生じました。結果的には総量規制80%に満たないという結論は変わらないんですが、顧みた結果、そういう差異が生じているということは、文書のやりとりだけではなく、やはり、市側も現状を確認して、なおかつ、台帳等照合をするという確認作業を行わなければならないという点が今回の反省点だというふうに思っております。
◆大島政教 委員 ということは、市の調査に対して相手は信用しなかった。市としても、若干疑義があったためにはっきりとだめだとも言えなかったという結果がこういうふうになっているということですかね。
◎環境課長 当初は、各
霊園事業者から出てきている数字が正しいものだというふうに捉えて、ずっと運用してきた経緯がございまして、それをもとに総量規制ができますというスタンスはとっております。
宗教法人側から疑義があるという申し出があって、我々も現地を確認したんですが、若干、かつてのような大きなお墓というのが売れにくくなってきておりまして、小さなお墓に区画の変更をして販売をしやすくするといった部分の
事業者サイドの漏れがありまして、そういったものの現地の確認をして、変更の手続をとっていただいております。いずれにしても、総量規制の結果については影響はなかったということであります。
◆大島政教 委員 わかったようなわからないような返事になってきちゃったんだけれども、要するに、これから、どっちにしても、狭山市の場合は、8割が埋まっていたら、それが欠けない限り新しい墓地はつくれないという前提でいいわけですね。
◎環境課長 現行の
事務処理要領では、そういった運用になります。ただ、将来的なことになりますと、今、お墓の形が非常にいろいろなスタイルに変わりつつあるという現状もございます。例えば、自然葬であるとか、散骨の霊園といったようなものも散見されるような時代になってまいりました。そういったお墓のスタイルになってきますと、今現在の区画数をベースとした総量規制というものがなじまなくなってまいりますので、そういった情勢も見据えて、将来的には、関係する
事務処理要領、あるいは条例、規則等に手を加えていく必要があるのかなというふうに考えております。
◆大島政教 委員 ということは、狭山市の場合、もし、どこかの山へ行ってばらまいちゃうとか、例えば、入間川にばらまいちゃうとかということは対象外になってくるということですか。
◎環境課長 これは、宗教に対する概念というのが難しい面もあるんですけれども、かつては、山の場合は霊峰に限っておりましたが、法律的には、どの山にまいていいのか悪いのか、あるいは、川、海で制限があるかというと、法律上の規制はないというのが国の見解であります。現時点では業界の自主規制に委ねておりまして、それが、住宅地、あるいは農地のほうにだんだん近づいてきているので、国のほうも今検討しているというふうに聞いております。
◆大島政教 委員 ということは、今後、いろいろな状態があるにしても、狭山市としては、今80という規制を持っていますよね。その把握をきちんとしていかなければいけないことと、それから、今後新たな対策も考えなくてはいけないということだと思うんですけれども、それをどのように考えてやっていくのか。それで、こういう問題が起きないようにしなければいけないと思うんです。それに対して回答をお願いしたいと思います。
◎
環境経済部長 今回の件に関しましては、狭山市のまちづくりとして霊園をどうするかというところだと思っています。その中で、総量規制という形で今担当課長から話がありましたが、おおむね未使用が20%以下にならなければ新しい墓地は認めないという話をしております。
これにつきましては、今回申請をしようとした宗教法人に対しては、再三、現実はそうじゃないという話をしてくる中で、やはり、どうしてもつくりたいという思いがあったと。ただ、その協議の中では、宗教法人からは、今市内に住んでいる方が高齢化が進む中で墓地の需要が高まっているのではないかという話があったんですけれども、実際に調べてみると、去年よりことしのほうがさらに減っていると。今言った埋葬の形が変わってきているということもありますし、最近は墓じまいというのもありますので、結局墓地は余ってきているわけです。そういう中で、使われない墓地が市内にどんどんふえていくということに関しては、やはり、まちづくりの観点からすればちょっと残念な部分があるのではないかと思っておりますので、そういった規制について設けたところについては、市としては問題はなかったと思っておりますし、所沢市は、さらに、95%というもっと高いハードルを立てておりますので、そういった観点からすれば間違っていなかったと。
そうは申しましても、今回裁判に至ってしまったということにつきましては、担当職員のほうも総量規制についてはちゃんと説明してきたんですけれども、
宗教法人側で、何としてもつくりたいというような意向があったものですから、自分たちで独自に調査して、その数値を出してきたわけでありますけれども、当然、市も調べた数値が、各
事業型墓地から出された数値があったんですけれども、その数値だけをうのみにすることではなくて、再度調査をする中で、結果的には8割を超えていなかったと。それについては、今回訴えを起こした相手方の弁護士に対しても、この数値が違っているのであれば、どう違っているのかお互い突き合わせをする中で確認しましょうと。もし、私たちの調査が間違っているのであれば、それはそれで謝罪して、それを認めざるを得ないというのはありますから、それをはっきり示してもらいたいという話をしたんですが、それについての回答はなかったという形になっておりますので、結果として、私たちが再度調査した数値が正しいと思っていますし、この調査については、毎年3月の上旬に調査をして、3月末の数値を押さえて、その翌年度において許可するかどうかというのを決めているわけですけれども、今回、それについては引き続きやっていきながら、市民の方がどれだけ墓地を必要としているかというところも判断しながら決めていかなければいけないと思っていますので、この総量規制については、ある程度維持すべきだと私は考えております。
今お配りした資料なんですけれども、本会議でも説明させていただきましたが、現在控訴期間中ということもありまして、内容についてひとり歩きすると危険なものですから、申しわけございませんが、資料については回収をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
(休憩)
△議案質疑(続き)
◆猪股嘉直 委員 175ページですけれども、
飯能斎場管理費負担事業費が5,500万円ということであります。先ほど、議会のほうでも、いろいろ今後のことは検討されているようなんですけれども、狭山市としてもこの斎場管理に年間5,500万円の支出が、相当老朽化してきて、今後どうなっていくのかという問題もあると思いますけれども、これについて、市執行部として、斎場組合に参加されている一組合員として、どのようなお考えを持たれているのか。要するに、議論されているのは、新しく建てかえるというような問題もあるかのように聞いているんですけれども、もう
焼却炉そのものをつくるのではなくて、焼いていただくときにその方々に補助金を出すとかいうふうなことなんかも考えておられる。要するに、施設をつくらなくて、どこかほかの斎場を使ってということなども考えているんですけれども、その辺、狭山市としてのお考えというのは今どういうふうになっているのかなと思いますが、いかがでしょうか。
◎環境課長
広域飯能斎場につきましては、今ご指摘がありましたとおり、施設の経年劣化、それから、社会情勢の変化の中で葬儀の形が多様化しているということ。あとは、プライバシーの確保であるとか、バリアフリーであるとか、さまざまな課題が斎場にはございます。このため、昨年度から、斎場のあり方について、構成市であり方会議というものを設置しまして、運営のみならず、補助金を出す方法等を含めて、ゼロスタートで、どういった方法がよいのか検討しております。参考までに、今年度、関係市の部課長だけではそういった専門的な知識が乏しい面もあるということで、専門のコンサルを委託して調査を進めることとしております。今年度中にその報告がまとまる予定になっております。
◆猪股嘉直 委員 そうすると、要するに、構成市の一つである狭山市としての現在の見解というふうなものは持っておらず、コンサルの意見を聞いてというふうなことと考えてよろしいですか。
◎環境課長 いずれにしても、施設の老朽化、これは喫緊の課題となっておりますので、建てかえた場合に経費が幾らかかるのか、あるいは、補助金を支出する方法、あるいは、ほかの組合のほうへお願いする場合というのを比較、考慮いたしまして、その結果を見て、市としての意見を取りまとめたいというふうに考えております。
◆猪股嘉直 委員 この項目で最後なんですけれども、どちらに転ぶかまだわからないという段階なので難しいかと思うんですけれども、総額で25億円とか、ほかの施設などを見るとかかっているようなので、そうすると、構成市の一つである狭山市としても大きな負担になる可能性がありますよね。そうしたときに、そういったことを選んだときに、基金とか、そういったことも含めて今から考えておく必要があるかというふうに思っているんですけれども、その辺については、現時点ではどうなんでしょうか。
◎環境課長 その調査の結果を踏まえて、施設の更新、建てかえということになれば、当然、今言われた巨大な費用がかかるということで、基金等の対応というのが必要になってくるかと思われますが、現時点では、まず、方向性が出ていないということで、まだ基金の要請、検討には至っておりません。
◆猪股嘉直 委員 次に、その下のほうに不法投棄防止対策事業がありますが、いろいろな経費として507万円上がっているわけなんですけれども、本当に目に余るものがあるなというふうに通っていて思うわけですけれども、この不法投棄の状況というのは、防止対策事業として努力されているという中で、傾向として改善されているのかどうか、その辺ついて伺いたいと思います。
◎環境課長 今ご指摘いただいているとおり、傾向としては、総量自体はかなり減っているという傾向にございます。一方、投棄されるものなんですけれども、処理がしにくい処理困難物等がございまして、そういった割合がふえているということで、質的には悪質になってきている部分もあるのかなというふうに考えております。
◆猪股嘉直 委員 いろいろなところで、捨てやすいというか、たまりやすいような場所というのはよく見受けるんですけれども、一例で、これはどういうふうになっているのかなと思うのは、圏央道なんかの側道ののり面に、結構ペットボトル関係とか、ぽんぽん落ちているんだけど、あれは車から放り投げるものなんですかね。そういうものというのはどういう。車からあんなことやるのかなというふうに思っているんですけれども、いかがなんですか。
◎環境課長 今言われたとおり、ほとんどが車だというふうに捉えております。よくあるケースといしては、近くにコンビニエンスストアがあって、なおかつ車をとめやすい道路があって、トラックの運転手さんなんかがお昼を食べながらぽいと捨ててしまうケースが多くて、環境課でも、パトロールと不法投棄防止の看板の設置だけではなくて、そういった根源となっている商店等にもお願いをして、なるべく不法投棄をもとから絶つということで、最近ではそういった商店の協力もいただいております。
◆猪股嘉直 委員 そういったものに対する対策、担当課としてはかなりいろいろ大変だろうというふうに思うんですけれども、どのような努力をされてきたのかという点では。
◎環境課長 今申し上げたとおり、不法投棄をする方を注意するだけではなくて、ごみのもととなっている商店等の協力もいただくこととあわせて、これは余り好ましくない状況なんですが、抑止力に最も効果があるのが監視カメラ等の設置という部分もありまして、そうは言っても、なかなかきちんとした監視カメラを設置する費用もないものですから、最近では、トレイルカメラといいますか、可搬型の小さなカメラもあるということで、そういうものの活用を考えて、なるべく抑止に効果的につなげていきたいというふうに考えております。
◆猪股嘉直 委員 そのカメラというのは移動式という意味、どういう。
◎環境課長 可搬型の、大きさとしてはこのぐらいのカメラで、本来の目的は、夜間の動物等の観察に使うカメラでございまして、そういったものを利用しながら、カメラの設置そのものよりも、監視中という表示をつけて、不法投棄の抑止につなげていけるかというふうに考えております。
◆土方隆司 委員 決算書のほうだと173ページで、行政報告書は156ページ、公害対策指導監督事業なんですけれども、事業所、工場への立ち入りということで、28の事業所等に44回立ち入りをし、うち4事業所の水質が基準を超過していたということなんですけれども、これは具体的にどういう超過だったのかお答えください。
◎環境課長 事業所の立ち入りにつきましては、4事業所につきましては、排水処理施設のうちのBOD(生物化学的酸素要求量)、これが基準値を上回っていた事業所が4ヵ所ございました。
◆土方隆司 委員 どういう指導をなされたのかお示しください。
◎環境課長 指導の内容でございますが、段階的に幾つかありまして、まず、注意レベルにとどめているものが2件。これは、基準超過が軽微なものであって、対応が比較的しやすいというものでございます。それと、勧告書を発送しているところが2件。2件といっても、これは同じ事業所なんですけれども、これは、基準値を超えておりまして、放流先の水域への影響が懸念されるという状況でありますので、文書で勧告書を送付しまして、改善計画をとっていただいております。
◆土方隆司 委員 その勧告の結果、改善の状況はどうですか。
◎環境課長 改善計画書と水質等の自主検査の結果については提出していただいておりますが、今手元にその結果についてはありませんので、また回答させていただきたいと思います。
◆土方隆司 委員 結構です。
決算事項別明細書183ページ、行政報告書171ページです。
奥富環境センター費中の古紙・古布
リサイクル事業ということで、新聞の持ち去りなどが最近よく言われるんですけれども、平成30年度において、そういった持ち去りがあったのか、なかったのか。あった場合はどういう対処をされたのかお答えください。
◎
奥富環境センター所長 資源物の横取り行為に関してでございますが、新聞紙や雑誌などの資源物の横取り防止のため、平成16年6月に狭山市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の19条の2に資源物の所有権は市に帰属するということで定めておりますので、それを根拠にして資源物の横取り防止パトロールを実施しております。この間、市民の方からの通報情報等を踏まえ、警察と協力してパトロールの実施及び警察による検挙などにより、相当の防止効果が発揮されているものと考えておるものでございます。
平成30年度の実績といたしましては、パトロール実施回数延べ8回行っております。また、市民等からの通報件数も17件ございました。平成30年から、市の庁内のホームページで職員が通勤途中にそういう行為を見つけたら報告してくださいということで呼びかけましたところ、新たに2件の通報があったものでございます。参考でございますが、平成30年度は2月に1件、警察に検挙がございました。平成29年は3件ございました。2件減少しているところでございます。以上でございます。
◆土方隆司 委員 最後になりますが、
決算事項別明細書は177ページ、上のほうです。
水辺環境美化活動事業費で、不老川をきれいにする会補助金が45万円出ています。こうした団体の活動に対して、市の評価をお聞かせください。
◎環境課長 団体補助につきましては、不老川をきれいにする会と根堀をきれいにする会の2団体がございまして、特に、不老川をきれいにする会につきましては、非常に頻繁に、精力的に清掃活動を行っていただいております。非常にありがたい存在だというふうに思っております。以上です。
◆加賀谷勉 委員 事項別明細書の175ページ、5目の
環境対策費中の
ダイオキシン類対策事業費ということで、実を言うと、決算でも分析委託料ということで数字が上がっているんですけれども、事業的には、そうした
ダイオキシン類というのを排出されるのを削減していく事業だというふうに認識しておるところで、私も、いろいろな住民の方から、野焼きに対しての苦情というんでしょうか、そういったことをいただいて、いろいろ覚えていただいたりしているケースがあるもので、確認をさせていただきたいんですけれども、説明書の159ページに野焼きに対してのパトロールを24回行っていますという形で書かれているわけなんですけれども、これは、定期でそういうパトロールをしていただいているものなのか、もしくは、そういった声をいただいてパトロールをするのか。もし定期であるならば、具体的にどういった形でパトロールをしているのか、その辺を確認させていただきたいと思います。
◎環境課長 パトロールにつきましては、不定期となっております。あとは、そういった苦情、あるいは野焼き等が頻繁に見られるエリアに関しましては、ある程度時期を見据えて、定期ではないんですけれども、定期的に巡回をして、行為者があればそこで注意をしていただくというふうに対応しております。
◆加賀谷勉 委員 そうした中で、やはり、排出源に対しての指導や勧告をしていただいているということだと思うんですけれども、具体的に、その辺のことはされているケースというのはあるんですか。
◎環境課長 野焼き行為につきましては、違法であるということで、直ちにその場で消火をしていただくところまで指導させていただいておりまして、場合によっては、消防と合同で指導に当たっていくという対応をとっております。以上であります。
◆加賀谷勉 委員 多分、同じようなところが繰り返してみたいなケースというのが非常に多いというふうに考えているんですけれども、そうしたところにしっかり、定期というまではいかないと思うんですけれども、やはり、そうした常に目を向けていく部分というのは非常に必要だと思うんですけれども、そうした意味で、この事業というのは、私の中では非常に大事な事業だというふうに認識しておりますので、引き続き、パトロールも含めて、そういった部分での
ダイオキシン類等の排出削減に対しての推進を取り組んでいただければというふうに思います。ということで要望させていただきますので、よろしくお願いします。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 全体的なことを聞きたいんですけれども、狭山市はごみの減量化に取り組んでいるし、稲荷山の焼却炉はかなり年数がたって、40年までは延ばすようにしているけど、今年度、資源循環推進課でもって計画を立てるための準備をしていますよね。だから、全体として、ごみの減量化が
リサイクルを含めてどうなっているのかというのを聞きたいんだけど、どうなっています。
◎資源循環推進課長 狭山市のごみの排出量の状況についてご説明申し上げます。
事業系ごみを含みます狭山市全体の年間のごみの排出量、まず、資源物を除いたところでは、もやすごみにつきましては、平成30年度が3万285トンということで、平成29年度と比べますと354トンのマイナス、率にいたしますと1.2%減少しております。また、もやさないごみにつきましては、平成30年度が2,091トン、これは平成29年度と比べますとマイナス114トンということで、率にすると5.2%の減少となっております。1つ気になるところでは、粗大ごみが平成29年度から増加の傾向にございます。平成30年度が年間で2,168トン、平成29年度と比べますと109トンの増加、率にいたしますと5.3%の増加となっております。この理由につきましては、これは現場のほうの推測といいますか、印象としては、遺品整理でありますとか、生前の家財道具の整理、それから、断捨離とかミニマリストという言葉にあらわされるように、不要な物を持たないというようなライフスタイルの変化ということが原因なのかと考えているところでございます。そうしたところで、全体の傾向としては、ごみについては減少傾向にあるというところでございます。以上であります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員
リサイクル関係はどうなの。
◎資源循環推進課長 資源物につきましては、収集量のほうも平成30年度は若干ふえている傾向にございます。資源ごみの排出量につきましては、平成30年度が年間で3,764トンということで、平成29年度と比べますと175トン、4.9%の増加となっております。以上であります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 今ごみは、本当に少しずつだけど減ってきているのはわかる。でも、大型ごみや何かは市民の高齢化や何かでもってふえてきてしまっていて、もしかしたら、この傾向は変わらないかもしれない。
それから、資源物に関しては、先ほど、土方委員が資源物が取られてしまっているのではないのと言っているけど、逆に、取られるよりもどんどん多くなってきて、収集が進んでいるような状況になってきていると思うんだけど、そっちのほうは、どうして資源物の収集がよくなってきていると思っているの。
◎資源循環推進課長 資源物の回収という観点で、1つ、集団回収事業がございますけれども、集団回収事業につきましては、回収量が年々減少傾向にございます。例えば、古紙の中で、新聞・雑誌などの購読量が減っているというようなことで回収量が減っているということが見受けられるんですけれども、それとは別に、集団回収事業を行っている団体数が平成30年度は2件減りまして、それから、申請をしなかった団体も4件ということで、減っております。それから、活動回数も減っているという状況が見られます。これは、例えば、子ども会が、会員数が減ったということで子ども会自体が解散をしてしまったりでありますとか、PTAなどでも、いろいろな活動をしている中で、なかなか役員の負担も大きい中で、そういった活動は減らしているという団体が見受けられるような状況にあります。
そうしたことが起こっているんですけれども、そういう集団回収をやらなくなったからということで、資源物がもやすごみに出されていってしまっているわけではなく、そういったものは、きちんと行政回収のタイミングで排出をされているというところで、行政回収の回収量は平成30年度については前年度よりも増加をしたというところでございます。資源物については、そのほかにも、大型店舗で回収ということで、今は、古紙については、店舗によってはポイントがつくようなところもございますので、市民の方それぞれがいろいろな排出方法を選択される中で、
リサイクルが進んでいるというふうに考えております。以上であります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員
リサイクルは、多方面において、さっきペットボトルが捨てられているとか言っているけど、そういうことも少なくなってきている、回収されるということは非常にいいことだと思います。ただ、1つ残念なのは、先ほど言ったみたいに団体の集団回収が少なくなってきているという。去年、促進のための方策も要望指摘事項に出しているんです。でも、それが実際のところなされていない現実で、今後、どう考えても集団回収のほうが費用がかからないわけで、できればそちらのほうにと二、三年ぐらい前までは言っていたわけで、それについてどういうふうに思います。不可能なのかな。これは部長に聞こう。
◎
環境経済部長 昨年に比べまして、実際の資源物の回収は、158団体から154団体と4団体減少しているわけなんですけれども、協力いただける団体の存在の減少とか、または高齢化とか、いろいろ人口の構成等も影響してきていると思うんですけれども、これにつきましては、引き続き、そういった協力を仰ぎながら。ただ、最近、マスコミ等では
リサイクルに対する放送が多くなってきておりますので、そういった意識が向上する中では、もう少し、そういった点も踏まえまして、その効果等をPRしながら、協力を引き続き仰いでいかなければならないなと考えております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 PRも大切だし、協働のまちづくりなんでしょう。だから、それも、もしかして、補助金が多くなればやってくれるところもあるかもしれないから、いろいろな手段を使ってやっていくべきかと思います。お店の回収も本当によく進んでいるし、やはりそういうことについても評価しつつ、お金はかかりますけど、
リサイクルをふやして、そうすれば、奥富も稲荷山も少し負荷が小さくなるから、いろいろなことを考えながらやってください。意見です。
◆猪股嘉直 委員 最近社会問題になっているストローの問題。私はよくわからないんだけど、狭山市では、いわゆる廃プラスチックというのは行政としても集めていただいていますよね。今問題になって、海の中にストローがやたらめったらあると、あの状態というのは、どんな経路でそういうふうに。例えば、狭山市の場合は、そういうふうには、廃プラでやっている上ではないでしょう。どうなんですか。
◎資源循環推進課長 狭山市は、廃プラスチック類
リサイクル事業ということで、プラスチックを全て回収しております。多くの自治体では、容器包装
リサイクル法に基づいてプラスチックの分別収集をしているという中では、ストローというのは、容器包装プラスチックには該当しないものなんです。商品を包装するための容器とか包装ではないので。ですから、ほかの自治体では、プラスチックは燃やすごみに入れてくださいというところや、ほかの固いプラスチックは不燃物に入れてくださいというような、そういった自治体もありますけれども、狭山市の場合には、プラスチックでできているものについては、全て同じ袋に入れて週に一度出してくださいということで収集をして、集まったものを容器包装のプラスチックとそれ以外のプラスチックに分けて、それぞれのルートで
リサイクルしているということになっております。
ただ、今問題になっている海洋汚染のプラスチックというものは、屋外でごみ捨てとかをされたものが河川に流れてということが起こっているという問題ですから、そういったものを減らしていきましょうということで、特に、ストローでありますとか、ワンウェイプラスチックと言って、一度限り、使ったらごみになってしまうようなプラスチックのカップであるとか、レジ袋もそういったものの一つでありますけれども、国もプラスチック資源循環戦略ということで、そういったものを減らしていきましょうということを掲げておりますので、狭山市の場合には、そういったものも含めて
リサイクルはしておりますけれども、そもそも、そういったものの使用を減らしていきたいというふうに考えております。以上であります。
△(土方隆司委員及び加賀谷勉委員の質疑に対する答弁保留分について)
◎環境課長 2点ほど追加報告をさせていただきたいと思います。
先ほど、土方委員からご質疑ありました
公害対策指導監督事業費の勧告を受けた事業所のその後でありますけれども、指導を続けてきましたが、排水設備の能力が限界であるということで、今年度中に排水設備そのものを新規のものに入れかえる予定ということになっております。
それともう1点、加賀谷委員からご質疑いただきました野焼きパトロールでございますが、定期かどうかということなんですけれども、時期的に野焼きの多くなる冬場、12月から2月の間、集中的にパトロールを行っている。この間、定期的にという表現になるかと思います。
△議案質疑(続き)
◆高橋ブラクソン久美子 委員 福祉サービスとかかわるんだけれども、高齢者の方々のところに戸別に取りにいってあげるという狭山市のサービスですけれども、今のところ何件ぐらいやっているのか。
◎
奥富環境センター所長 戸別収集とうちのほうは呼んでおります。高齢者福祉と障害者福祉とタイアップしまして、ご高齢の方ですとか障害のあるごみ出しできない方については、審査をして、戸別に取りに行くというのを職員が行っているものです。現在は、91件を取りに行っております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 狭山市の職員なんですけれども、
環境経済部の現業さんたちが主になさっているんでしょう。
◎
奥富環境センター所長 そうでございます。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 何人ぐらいの方でなさっているの。
◎
奥富環境センター所長 職員が、今いろいろな現業の業務をしておるところでございます。例えば、集積所の管理の巡視の業務であるとか、粗大ごみを収集に伺う業務等で、順番に行っているところでございます。今、細かい資料を持って来なかったんですが、定期収集で91件の方を、2人ずつ、延べ4人ぐらいの職員が回っているところでございます。以上であります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 どんどん現業の方がいなくなって、採用も補充しないではないですか。でも、高齢化が進んだり、団地の上に住んでいる方も高齢化してくる状況で、91件なんていうものではなくて、あっと言う間に100件、200件になってしまうのではないかと心配しているんですけれども、現業の方をそれなりに補充されなかったら、今後この福祉事業は頭打ちにするのかしら。100件ぐらいの人以外は行けないとか、そんなになってしまったら本当に困ると思うんだけど、どうするんですか。
◎
奥富環境センター所長 訂正をさせてください。91件の方を火曜、木曜、金曜日というふうに3日間を決めて、そのお宅では週に1回取りに行ってございます。職員が、もやすごみ、もやさないごみを一遍にお宅に取りに行くというシステムなんですが、委員の質疑の中で、技能員が減少はしていきます。それについては、事業は継続をしていかざるを得ないと考えております。また、さらに高齢の人もふえていくものですから、ますます戸別収集の人数もふえていくと考えております。そのためには、将来的には委託をせざるを得ないかと思っております。
今は清掃のサイドでやっておりますが、実は、取りに行ったときに、ただごみを取りに行くだけではなく、声がけをしてくるとか、その人がどのような状況であるのかというのを把握することも業務にしておりますので、取りに行った先の方がちょっと弱ってしまっているのではなかとか、そういうものも確認をして、ヘルパーさんと協力して、報告することになっております。いろいろ変化があったり。ということは、かなり福祉的な側面もございますので、委託するということになったら、委託先もいろいろ含めて、福祉と協力して、どちらがこの事業を実施していくのがふさわしいかというのも含めて、今後協議して、事業は継続していきたいと考えております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 今の福祉的な戸別収集に関しては、人数も今後多くなると思うし、やはり、続けていかないと、汚部屋とか汚家とか言われて、片づけることがなくてごみが積まれているような家がふえていくのではないかと心配していますので、今課長がおっしゃったように、今後維持可能なシステムにするように検討し、新しいシステムになると思いますけれども、構築してほしい。委託するのはいいんですけれども、委託は業者ですから、やはり、サービスがその事業だけになってしまうこともありますので、それは本当に注意してください。
要望としては、戸別収集、福祉的な収集が今後も持続可能なようなシステムを検討し、移行できるならそれに移行してほしい。
◆猪股嘉直 委員 2つだけ。1つは、173ページの住宅用省エネルギーシステム、簡単な問題なんですけれども、要するに、太陽光だけではないですけれども、太陽光が2019年から電気の販売ができなくなるのかな。そこから始まるんですよね。10年間というふうなことでね。そういうこともあって、この間の傾向として太陽光についてどうなのかということ。まず、それをお願いします。
◎環境課長 現在、家庭用省エネルギーシステムで太陽光エネルギーを含む8種類の補助メニューを設けておりまして、依然として太陽光が申請件数は一番多いんですけれども、平成15年以降、累計で1,492件となっております。近年、これだけの件数が出ておりますので、
太陽光発電システムから、今度そこでつくった電気をためておく定置用のリチウムイオン電池、そういったシステムに徐々にシフトしつつあるという状況にございます。以上であります。
◆猪股嘉直 委員 もう一つ、最後に、179ページの
ごみ減量推進費の家庭系生ごみ
リサイクル事業なんですが、この間の傾向を教えていただきたいのと、もしかしたら、ピーク時から見ると減ってきているのかなというふうに思うんですけれども、その辺についてお願いします。
◎資源循環推進課長 生ごみ
リサイクル事業の収集量につきましては、平成30年度は年間151トンということで、平成29年度と比較いたしますと7トンの減少。これは、ピーク時から毎年減少の傾向にございます。これは、参加世帯の高齢化ということも進んでおりまして、お子様もいた世帯でお子様が独立をするというようなことで、残された高齢者ご夫婦で、排出量も減ってしまったということをお伺いするようなこともございます。それから、ライフスタイルの変化に伴いまして、調理離れ、調理済みの食品、カット野菜でありますとか、それから、でき合いのお弁当とかを買ってきて、調理をしないで済ませてしまうというような家庭がかなりふえてきているということの中で、バケツに入れる調理くず、生ごみがとても減ってしまったんだというようなことも多く聞いております。そういったことが原因となりまして、収集量のほうは減少傾向にあるということでございます。以上であります。
◆猪股嘉直 委員 過去に、これをどんどん普及しましょうというときには、自治会単位か何かで講習会みたいなものを、私も参加したことがありますけれども、そういった活動などはやられているのかということと、それから、今課長がおっしゃられたように、世代が若い世帯になってきているという中で、そういう人たち向けのアプローチの仕方とか、そういったことというのは検討されているのか、また、実際にやられているのか、その辺についていかがでしょうか。
◎資源循環推進課長 生ごみ
リサイクル事業の普及啓発のために、説明会は実施をしております。推進員を対象とした説明会のときはもちろんですけれども、公民館で主催しております出前講座などにも行っております。それから、
リサイクルマーケット、スカイロードまつり、それから、地域の文化祭などのイベントにもお邪魔をして、生ごみからつくった一次生成品を無料配布しながら、この事業の説明をさせていただいて、新たな参加者を求めるということで、そういった事業もしております。また、今年度は、新茶まつりでありますとか、
リサイクルマーケットさやまでは、その場で展示と即売もできるように、環境団体の協力も得まして、その場でバケツの販売もするというようなことも行いまして、幸い、新茶まつりでは3個、
リサイクルマーケットでも3個、推進員の説明会でも1つということで、その場で販売することによって売れるということもふえてきている状態にあります。そうしたことを通じて、少しでも今後ふやせるような努力を継続してまいりたいと考えております。以上であります。
◆大島政教 委員 平成28年度に要望指摘事項でやった猫の不妊手術、今回は79件で39万5,000円ということなんですけれども、これは完全な市の予算ですよね。これは枠があるんですか。例えば、幾らでも、猫を捕まえたから不妊手術をするといって、どんどん受けた場合に、これは可能なのか。あるいは、何件、何匹というのがあるんだろうけど、そこまで指定されているのか、それをまずお聞きしたいんですけれども。
◎環境課長 平成30年度からは、補助対象を団体から個人へというふうに切りかえております。その結果、件数がふえておりまして、これは、今現在も県費の補助対象となっております。歳入のほうに設けられております。
◆大島政教 委員 枠は。
◎環境課長 歳入の枠が、40万円が限度となっております。
◆大島政教 委員 ということは、約80件ということ。大体1件5,000円だよね。80件までは受け入れるということなの。それ以上はやらないということ。
◎環境課長 現状ではその枠がマックスで、お待ちいただく、もしくは、キャンセルをお待ちいただくという対応をとらせていただいております。以上であります。
◆大島政教 委員 前回、平成28年度は、市独自の対応を検討されたいということで要望指摘事項になっているわけです。このときは、県費が平成29年度で終了するからということでやったわけです。県費の補助が続くならば、プラスアルファで、市の補助を出して、少し多く対策を練るような方法を検討してほしいということを要望します。
◆加賀谷勉 委員 要望のみになってしまうかもしれないですけれども、183ページ上段、2項3目
奥富環境センター費の中から、ごみ定期収集事業ということで、もやすごみ、あるいはもやさないごみということで定期収集を委託しているということで、毎年大きな金額で委託しているわけなんですけれども、行政サイドという部分ではないかも知れないので申しわけないですけれども、要は、地域によりまして、道路事情等で現状の収集車両が入れないというような地域がかなりあると思うんです。それによって、今の4トン車両だとなかなか入り切れないからということで、ある程度のところではないと収集業務ができない状況というのが非常にあって、そうした要望を受けるわけなんですけれども、それは、当然委託業者のほうで車両を管理しているからなかなか難しいかもしれないですけれども、やはり、多少2トン車両とかいう部分を導入していただくことによって、いろいろなところに入りやすくなるということで、収集日程とか、燃やす時間とかを含めて、いろいろ影響が出る可能性もあるんですけれども、その辺はちょっと考えていただきたいというふうに、これは市に対してという部分ではないですけれども、委託に際しては、そういった部分の視点もぜひお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。意見です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 猫の話が出たので、タヌキやアライグマとか、害獣の話なんだけれども、環境課もフルでやっているのはわかるんですけれども、環境課が来ないから自分たちで捕まえたのを環境課に持って行きたいという市民もいるのよ。そういうのはどういうふうに処理してくださるのかしら。ケージの中でとったもの以外は危ないから連れて来るなということなのかしら。
◎環境課長 アライグマ等、特定外来生物の対応に関しましてですけれども、昨年度、市のほうで、防除計画に基づいて、55頭ということで、非常に大量のアライグマを捕獲しております。これと並行して、有害鳥獣の捕獲許可という業務も行っておりまして、その許可を受けて3件の申請がございまして、アライグマ4頭、それから、ドバト6羽の有害鳥獣の駆除というのが行われております。つけ加えますと、この防除計画の55頭のほかには、捕獲機に錯誤捕獲されたハクビシンが7頭、タヌキが6頭ということで、非常に多くの特定外来生物、あるいは有害鳥獣というものが依然としてはびこっているという状況であります。以上であります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 私が聞きたいのは、それはこの前所管事務調査で聞いたからわかっているんですけれども、そでうではなくて、ケージもいっぱい出回っちゃっていて、なかなか借りられないし、自分たちで捕まえて、でも、捕まえたところで、そういうライセンスがないと自分たちで対応できないわけじゃないですか。でも、その捕まえたのを市に持ってくればいいのかしら。そういうのは、一応はお断りというシステムになっているんですか。伺いたい。
◎環境課長 みずから捕獲をされる場合は、資格が必要になりますので、そういった資格をご案内をさせていただいております。それ以外の方に関しては、野生動物等を捕獲して運搬等というのが制限されることとなっておりますので、こうした有害鳥獣が出た場合は環境課にご連絡いただければ、市のほうで捕獲機を設置させていただく対応というふうになっております。以上であります。
(休憩)
△歳 入
△8款土木費 1項土木管理費 2項道路橋りよう費
△歳 出
△14款使用料及び手数料 15
款国庫支出金 16款県支出金 21款諸収入
△議案説明
◎
都市建設部長 それでは、8款土木費のうち、1項土木管理費及び2項道路橋りよう費に係る決算についてご説明申し上げます。
初めに、歳入の主なものについてご説明いたします。歳入歳出決算書の20ページをお願いいたします。14款使用料及び手数料、1項5目土木使用料のうち、21ページに記載の1節1番道路占用料は、電柱やガス管などの占用料であり、3番狭山市駅東西自由通路使用料は、東西自由通路に設置したつり下げパイプ及びショーケースに有料広告を掲示する使用料であります。
24ページをお願いいたします。2項5目土木手数料のうち、1節1番建築確認申請等手数料は、建築確認、道路位置指定、長期優良住宅認定等の手数料であり、5番開発行為許可等申請手数料は、開発許可、建築許可、適合証明等の手数料であります。
28ページをお願いいたします。15
款国庫支出金、2項4目土木費国庫補助金のうち、1節1番社会資本整備総合交付金の住宅・建築物安全ストック形成事業費交付金は、民間建築物の耐震診断、耐震改修工事に対し交付されたものであります。2節1番防災・安全交付金の防災・安全道路計画事業費交付金は、道路修繕事業の舗装修繕工事、横断歩道橋等の点検業務委託及び橋りょう維持保全事業の橋りょう点検業務委託に対し交付されたものであります。
30ページをお願いいたします。2項7目特定防衛施設周辺整備調整交付金の1節1番特定防衛施設周辺整備調整交付金のうち、幹線整備事業費交付金は、道路修繕事業の舗装修繕工事に対し交付されたものであり、道路維持作業車整備事業費交付金は、道路維持作業車の老朽化による買いかえ購入に対し交付されたものであります。
34ページをお願いいたします。16款県支出金、1項5目土木費県負担金、1節1番入曽多目的広場(調整池)管理費負担金は、施設の維持管理に要する県の負担金であり、2番不老川橋りよう改修事業費負担金(明許)は、埼玉県が実施する不老川改修事業による中新田地内の橋りょう名石橋のかけかえ工事に対する県の負担金であります。
38ページをお願いいたします。2項6目土木費県補助金、1節1番地籍調査事業費補助金は、入間川、富士見1丁目、富士見2丁目及び中央4丁目地内で実施した地籍調査事業に対し交付されたものであります。
61ページをお願いいたします。21款諸収入、6項4目雑入、1節10番土木雑入(明許)は、中新田地内の橋りょう名石橋のかけかえ工事において、川越市が管理する水管橋の移設工事の一部を狭山市発注工事で実施した費用に対する川越市の負担金であります。
次に、歳出の主なものについてご説明いたします。歳入歳出決算書の204ページからになります。
205ページをお願いいたします。8款土木費、1項2目建築指導費のうち、1番開発指導事業費は、開発行為の許可事務等に要した費用であり、13−30システム保守管理委託料は、開発許可等情報システムの保守管理を委託したものであります。2番建築審査事業費は、建築基準法などの法令に基づく事務に要した費用であります。
207ページをお願いいたします。13−61
事業関係委託料の定期報告業務委託料は、建築基準法の規定に基づく建築物などの定期的な維持管理報告について、受け付け業務などを委託したものであります。3番道路後退整備事業費は、狭山市建築行為に係る後退部分等の整備要綱に基づき、道路後退用地の寄附採納に要する経費の一部を補助したものであります。4番民間建築物耐震改修等促進助成事業費は、狭山市建築物耐震改修促進事業補助金交付要綱に基づき、旧耐震基準で建築された木造住宅の耐震診断、耐震改修工事費の一部を補助したもの及び狭山市危険ブロック塀等改修事業補助金交付要綱に基づき、道路に面する危険なブロック塀などの改修工事費の一部を補助したものであります。
次に、3目国土調査費、1番地籍調査事業費は、入間川、富士見1丁目、富士見2丁目及び中央4丁目地内で実施した地籍調査に係る現地測量及び地籍簿、地籍図等の作成を委託したものであります。
209ページをお願いいたします。2項1目道路橋りよう総務費のうち、2番道路橋りよう管理事業費、13−50事務関係委託料のうち、土地台帳整理等委託料は、法務局からの通知に基づく土地台帳の加除修正などに要した費用であります。3番道水路台帳整備事業費につきましては、211ページをお願いいたします。13−50事務関係委託料のうち、道路台帳整備委託料は、道路の認定や廃止、改良工事による道路の延長や幅員の変更など、道路台帳の作成及び修正業務を委託したものであり、水路台帳整備委託料は、水路台帳を整理するため、水路の現況測量成果等及び平面図の作成を行ったものであります。
次に、2目道路維持費中、1番道路維持補修事業費、11−8修繕料の道路修繕料は、道路パトロール、市民要望や苦情等により、道路のふぐあい箇所を早期に改善するための道路舗装、排水施設等の修繕を実施したものであります。13−22
施設維持管理等委託料のうち、狭山市駅西口駅前広場維持管理委託料は、狭山市駅西口駅前及び東西自由通路の清掃や昇降機の保守点検等の委託を実施したものであります。2番降雨降雪対策事業費、13−61
事業関係委託料の降雨降雪時応急対策等委託料は、集中豪雨による自然災害に対応するため、道路の安全対策に伴う委託を実施したものであり、予備費の充用は、昨年10月の台風24号による倒木処理により予算が不足したために行ったものであります。213ページをお願いいたします。3番道路修繕事業費、15−13道路修繕工事費は、道路修繕工事3件を実施したものであります。15−20舗装修繕工事費は、特定防衛施設周辺整備調整交付金と防災・安全交付金を活用した4件を含む計6件の舗装修繕工事を実施したものであります。
次に、3目道路新設改良のうち、2番一般市道整備事業費、15−10道路改良事業費は、整地工事1件を実施したものであります。17−81用地取得費(明許)は、市道C第8号線などの道路用地6ヵ所の取得に要した費用であります。22−1補償金は、市道C第8号線の用地取得に係る補償料など、5ヵ所に要した費用であります。22−80補償金(明許)は、市道C第8号線の用地取得に係る補償料2ヵ所に要した費用であります。3番道路改良事業費、15−10道路改良工事費は、道路改良工事4件を実施したものであります。17−1用地取得費は、市道B第425号線などの道路用地取得費であります。
次に、4目橋りよう維持費、1番橋りよう維持保全事業費、15−18橋りよう改良工事費は、埼玉県が実施する不老川改修事業による中新田地内の橋りょう名石橋のかけかえ工事の前払い金を支出したものであります。15−89橋りよう改良工事費(明許)は、橋りょう名石橋のかけかえ工事を実施したものであります。
215ページをお願いいたします。5目雨水対策費のうち、1番水路維持管理事業費、11−8修繕料の施設修繕料は、水路及び安全柵などの修繕を実施したものであります。13−21清掃委託料の水路等清掃委託料及び13−22
施設維持管理等委託料の除草処理委託料は、水路、調整池の清掃及び除草を実施したものであります。3番水路改良事業費、13−3設計委託料は、水野地内の水路改良に伴う設計業務を実施したものであり、15−15水路等改良工事費の用排水路等改良工事費は、市道幹第15号線沿いの水路の改良工事などを実施したものであります。4番雨水対策事業費、15−17いっ水対策工事費は、南入曽の雨水対策工事を実施したものであります。
以上で説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。
△議案質疑
◆猪股嘉直 委員 207ページです。民間建築物耐震改修のところのブロック塀の改修事業費、事故があって、あのときかなり大騒ぎをして、学校などもそういう危険な箇所がないかということで洗い出してやったと思うんですが、あの状況、最終的に、てんまつといいますか、やらなければならないところが全て完了したのか、まだ残っているところがあるのか、その辺について状況をお伺いいたします。
◎建築審査課長 昨年のブロック塀の対応ということで、本市では、昨年12月からブロック塀の要綱をつくりまして、今回もこういう形で決算の報告をさせていただいております。全体的に、公共建築物につきましては危機管理課のほうで把握しておるということで、私の知っているところでありますと、公共施設については、最後に水野公民館のところが、ブロック塀が今の基準に合っていないということで、改修をして、それも済んでいるという報告は受けております。ほかのところにつきましては、水道施設、それぞれ対応は終わっているという報告は受けております。
民間建築物につきましては、特に、通学路につきまして、昨年12月に小中学校でまず調査を行いまして、その後、教育委員会のほうでそれを取りまとめて、最終的に40ヵ所ほど、内容を見たところ、うちの建築審査課の職員と学務課の職員、あわせて40ヵ所ほど、早急にしたほうがいいのではないかと。その40ヵ所も、すぐに対応しなければならない部分というのはないのですけれども、その中でも、13ヵ所につきまして、うちのほうの要綱もできましたものですから、それに基づいて修繕のお願いを、文書でお渡ししてお願いをして、進めていただきたいということで、昨年3月にそれが終わっております。現在、それに対して、この要綱を使っての修繕の要望とか、修繕をしたいという話は伺ってないのですけれども、半年たったところでありますので、その13ヵ所については、もう一回、所有者さんに要綱を使っての早期の修繕をお願いしたいということを予定しております。
危険ブロックの改修事業費の実績ということで追加させていただきます。昨年12月から運用を開始しまして、平成30年度の実績としましては、補助の申請件数は12件出していただきました。そのうち10件に対して補助金を交付し、この決算にありますように218万5,000円ということで補助しております。内容につきましては、危険ブロック塀の撤去ということで、ブロック塀の撤去自体について68万1,000円、その後、安全なフェンス等築造ということに対しまして150万4,000円を支出しております。以上であります。
◆猪股嘉直 委員 先ほど、40ヵ所のうち13ヵ所云々という話もあったので、そのことについて確認なんですけれども、要するに、今すぐにということではなかったにしても、いずれやらなければならないというようなものがあったという感じの答弁だったかと思うんです。結局、いずれやらなければいけないということは、やらなければいけないわけなので、終わっているのか終わっていないのか。その辺はどうなんでしょうか。
◎建築審査課長 先ほど申し上げました13ヵ所につきましては、3月にそういう文書を出して、修繕いただきたいということで、現在確認したところ、それについては終わっていないということで、個人所有のブロック塀になりますので、補助金を活用しての修繕を早期にやっていただきたいということを今後やっていきたいと思っております。
◆猪股嘉直 委員 今後やっていきたいということですので、それでいいと思うんですけれども、事が、どの程度の地震が起きるのか本当にわからないものですから、そういった事故が起きたのでは遅いわけですので、急いでやっていくことを求めたいと思います。要望まではいいです。ちゃんとやっていただければということで、あとは、委員長報告の中にでも、そういう意見があったということをお願いいたします。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 行政報告書216ページ、道路橋りよう管理事業費、決算書209ページ、8款2項1目の2に関して、道水路売り払いに関する資料をお願いしたいんですが、もうできているでしょうか。
△(高橋ブラクソン久美子委員要求の資料提出)
△平成30年度 道水路売り払い位置図
△資料説明
◎管理課長 それでは、ただいま資料のご請求がございました道水路の売り払い位置図についてご説明申し上げます。
本資料は、平成30年度の道路水路敷地の売り払い実績11件につきまして、狭山市全図等を活用し記させていただいたものでございます。具体的には、表紙をめくっていただきまして、それぞれの所在、売り払い面積を、次のページ以降には、見開きになりますが、それぞれの箇所の位置図、公図の写しを、それぞれ箇所を記させていただいております。一番最後に狭山市全図の全体箇所を記したものをつけさせていただいております。以上で資料の説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。
△資料質疑
◆高橋ブラクソン久美子 委員 6月議会だったか、道路認廃のときに、やはり、道路の払い下げもしたのかな。着々と進んでいるのかもしれないけど、一方では草ぼうぼうで使っていない水路があったりして、どういうふうに見ていて、どういうふうに売ろうとしているのか伺いたい。
◎管理課長 水路については、基本的には維持管理ができていない部分が正直ございます。そうしたところについては周辺の方々に水路の除草等を要望されるわけですが、そうした機会を捉えながら売り払いについてお声がけをさせていただいているような状況でございます。以上でございます。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 見たところで、ではここを売ろうとか、そういうのはないということでいいでしょうか。申し出があれば売るということなのね。
◎管理課長 大変恐縮ですけれども、積極的に売り払いのほうを進めているわけではございません。これは、過去に道水路整備課というものがございまして、その時代にかなり多くのところを売り払いをさせていただきまして、現在残っているところが、その当時いろいろお話をさせていただきましたが、なかなか買い取れないと、そういったようなところでございまして、こちらのほうから積極的に、アポを取りながら進めていくという状況では今のところございません。ただ、それが、開発とかいろいろ、その部分を活用したほうがいいだろうとか、そういったような部分がある場合については、積極的に売り払いの働きかけをさせていただいております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 やはり、どこが売れて、どこを売ろうとしていたかというところをきちんと把握しておかないと、何かのときに売れなかったりすると思うんです。だから、大島さんも私もよく覚えているけど、20年近く前に一生懸命私たちだって見たし、猪股さんもいたかもしれないです。ですから、あれを調べたことをちゃんとチェックして、ここを売ったとか、ここは売れるかもしれないというのを頭に入れながら道路管理や水路管理をしてくださいね。
△議案質疑(続き)
◆高橋ブラクソン久美子 委員 もう一つ、道路維持補修事業費の修繕費1億9,710万円とか、道路修繕事業費とか、211ページや213ページにありますよね。委託もしているんだろうけど、今どんなふうにして修繕していますか。
◎道路雨水課長 現在、狭山市の舗装修繕計画という計画が立てられていまして、市内の重要路線、90キロ程度あるんですけれども、そこはその修繕計画にのっとって毎年修繕の計画を立てて行っております。それ以外の道路に関しましては、傷んだところ等の市民からの要望等がある箇所に対して修繕を行っているという状況です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 計画的に行っているところは委託か何かに出しているのでしょう。では、市民のニーズに応えるというのはどうやって修繕しているの。
◎道路雨水課長 現在、計画的に行っている工事も直営で設計を行っているところです。市民の要望に関しては、やはり、優先順位をつけざるを得ないところがあるんですけれども、とにかく傷んでいるところの優先順位を決めて、そこから取り組むという形になります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 伊丹市で視察して、市民からの要望をなるべくすぐにやるというシステムをつくったという話がありました。狭山市は、みずから優先順位をつけているんだろうけど、では、市民の要望との折り合いみたいなのはどうするんですか。
◎道路雨水課長 市内、地区が入間川とか水富とか分かれていると思うんですけれども、その辺をある程度均等に分けつつ、修繕のほうを実施しています。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 残念ね。電話をかけたからといって、すぐにではなくて、順位に従わなければならないから、待ってもらわなくてはならない状況が出てくる。
それから、ほとんどが委託しないで自分たちでやっていると言うんですけど、これも、先ほど環境のところでも言ったけど、現業員の人たちの状況というのはどんなふうなんですか。年々少なくなっている。
◎道路雨水課長 現場の職員の件だと思うんですけれども、現場の職員は、今道路雨水課には9名います。年間約1,500件から2,000件ぐらいの市民からの要望を受けるんですけれども、毎年1,300件から1,500件ぐらいは、現場の職員9名が、除草をやるとか、舗装の修繕をしたりとか、穴埋めしたりとかという作業を行っています。以上であります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 ちょっと心配なんですけど、作業員さんをふやすどころではなくて、減らす状況もある中で、今の9人体制、状況をどのぐらい維持できるんだろうか。
◎道路雨水課長 現在、一番若い職員が40半ばになります。50代の職員が多いことから考えますと、あと10年ぐらいで職員がほぼ半減すると考えられます。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 さっきも言ったんだけど、サステナブルというの、修理だってなくなることはないですよね。ずっと2,000件近いのはなくなることはなくて、それを大体職員で賄っていて、10年たてばほとんど職員がいなくなるということで、雇っていないわけでしょう。そうしたら、修繕というのは、職員だったら、頼めばぱっと行けるではないですか。どうなっていくんですか。これに対して、雇用をふやそうとか、そういう考えがきちんとシステムとしてあって、少なくとも同じ、10年後いなくなってしまうのなら5年後は半減してしまうのだろうし、これでも2,000件、道路はどんどん悪くなるわけでしょう。それをどういうふうにやっていこうというふうに考えているのか、そのシステムをどうやって構築していこうと考えているのか。こういうのは部長にお伺いしたほうがいいですかね。
◎
都市建設部長 それは、都市建設部として非常に憂いているところでもあるんですが、いわゆる現場の職員の採用が、私の記憶でありますけれども、10年ぐらい前から採用していないんです。そういう中で、今後そういう日々の修繕をどうやってやっていくかということについても、人事担当所管、あと定員管理をしている所管には常々申し上げているわけなんですが、基本的に採用していかないという方針がありますので、そういう中で、ではそれをどうするんだというと、外注に出すしかないんです。ところが、今、建設業界は人がいないんです。だから、外注に出しても、建設業界も人手がいない。市内の業者さんも人手が少ない、減っているという中で、そこは非常に苦慮しているところなので、今後も引き続き、我々は、人事担当所管、それから定員管理所管には、今後の日々の修繕ですとか、生活インフラですから、そういったもののメンテナンスをどういうふうにしていくんだということについては、今後も強く職員の配置等を要望していきたいというふうに考えております。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 こちらから要望するのではなくて、私も、道路の修繕等が迅速に、今の質を保ったままでやれるようなシステムの構築をやっていかなくてはいけないので、これは都市建設部だけでできることではないかもしれないけれども、やはり、それは早急に考えてやっていただきたい。これは強く要望します。
(休憩)
△歳 入
△8款土木費 3項都市計画費 4項住宅費
△歳 出
△14款使用料及び手数料 15
款国庫支出金 16款県支出金 21款諸収入
△議案説明
◎
都市建設部長 それでは、8款土木費の3項都市計画費及び4項住宅費に係る決算についてご説明申し上げます。
初めに、歳入の主なものについてご説明いたします。歳入歳出決算書の22ページをお願いいたします。14款使用料及び手数料、1項5目土木使用料のうち、23ページに記載の2節1番公園占用料は、公園内に設置する東京電力などの電力柱の占用料などであります。3節1番市営住宅使用料及び2番市営住宅駐車場使用料は、市営住宅及び市営住宅駐車場の使用料であります。
28ページをお願いいたします。15
款国庫支出金、2項4目土木費国庫補助金のうち、3節1番社会資本整備総合交付金の身近な生活道路の安心・安全を確保する市町村道の整備事業費交付金は、狭山市駅加佐志線整備事業の用地取得に対し交付されたものであり、2番防災・安全交付金の通学路安全対策の推進事業費交付金は、笹井柏原線整備事業の用地取得に対し交付されたものであり、3番社会資本整備総合交付金(明許)は、笹井柏原線整備事業の用地測量業務及び道路詳細設計業務に対し交付されたものであります。4節1番社会資本整備総合交付金の埼玉県市町村全域地域住宅計画事業費交付金は、市営住宅柏団地外壁等改修工事などに対し交付されたものであります。
30ページをお願いいたします。2項7目特定防衛施設周辺整備調整交付金の1節1番特定防衛施設周辺整備調整交付金のうち、智光山公園アスレチック遊具改修事業交付金は、アスレチック遊具改修工事に対し交付されたものであり、柏原幼稚園跡地整備事業費交付金は、柏原幼稚園跡地を活用した公園整備に対して交付されたものであります。
次に、歳出の主なものについてご説明いたします。歳入歳出決算書の217ページをお願いいたします。8款土木費、3項1目都市計画総務費、2番都市計画管理事業費、13−50事務関係委託料のうち、都市計画情報更新委託料は、都市計画に関する調査及び土地に関する都市計画情報の照会に対応するために導入しております都市計画支援システムの更新業務を委託したものであります。23−40償還金は、狭山市駅西口再開発事業に係る費用を独立行政法人都市再生機構から借り入れたことに伴う償還金として支出したものであります。3番入曽駅周辺整備事業費(総合戦略事業)は、土地区画整理事業により整備する区域において必要な測量及び基本設計を行い、概略換地設計や事業計画書の作成に要した費用であります。4番都市計画マスタープラン推進事業費は、現行の都市計画マスタープランが策定から約19年を経過し、この間に大きく変化した社会経済情勢を踏まえ、都市計画に関する基本的な方針となる第2次狭山市都市計画マスタープランの策定に要した費用であります。
次に、2目都市基盤整備費、1番狭山市駅東口土地区画整理繰出事業費は、狭山市
駅東口土地区画整理事業特別会計への繰出金であります。219ページをお願いいたします。2番狭山工業団地拡張地区基盤整備事業費は、都市計画の変更手続に係る県との協議に要した費用であります。
次に、3目街路事業費のうち、1番街路管理事業費、13−22
施設維持管理等委託料は、都市計画道路用地などの維持管理に係る除草業務及び樹木管理業務に要した費用であります。2番狭山市駅上諏訪線整備事業費、13−61
事業関係委託料は、道路台帳作成業務に要した費用であります。3番狭山市駅加佐志線整備事業費、13−2調査委託料は、物件調査業務などに要した費用であります。17−1用地取得費は、道路用地7ヵ所の取得に要した費用であります。22−1補償金は、用地取得に係る補償料8ヵ所に要した費用であります。4番笹井柏原線整備事業費、13−2調査委託料は、用地取得に伴う物件調査業務を委託したものであり、221ページ、13−4調査設計委託料は、道路詳細設計業務に要した費用であります。13−80測量委託料(明許)は、用地測量業務を委託したものであり、13−82設計委託料(明許)は、道路詳細設計業務に要した費用であります。17−1用地取得費は、道路用地1ヵ所の取得に要した費用であります。22−1補償金は、用地取得に係る補償料1箇所に要した費用であります。
次に、4目公共下水道費、1番公共下水道事業費、19−72下水道事業負担金及び19−73下水道事業補助金は、下水道事業特別会計への負担金であります。
次に、5目緑地保全費のうち、1番緑地保全管理事業費、13−22
施設維持管理等委託料は、公有地化した緑地の除草や樹木剪定などに要した費用であります。2番緑地指定公有地化事業費、17−1用地取得費は、堀兼・上赤坂ふるさとの緑の景観地内の保全を目的とした山林の取得に要した費用であります。3番斜面緑地樹木更新等事業費、13−61
事業関係委託料は、柏原斜面緑地の樹木の更新を目的とした伐採などに要した費用であります。4番身近なみどり保全活用事業費、13−22
施設維持管理等委託料のうち、借地林等委託管理委託料は、ふれあい緑地として指定している7ヵ所の維持管理に係る除草や樹木剪定などに要した費用であります。
223ページをお願いいたします。次に、6目公園費、2番公園管理事業費、13−22
施設維持管理等委託料のうち公園管理委託料は、市内の192の街区公園や河川敷公園などの維持管理などに要する経費であり、225ページの13−60指定管理料は、新狭山公園ほか4公園に係る指定管理料であります。3番智光山公園管理事業日、13−60指定管理料は、智光山公園内の都市緑化植物園、こども動物園、前山の池及びテニスコートなどの一括指定管理に要した費用であります。4番身近な公園整備事業費、15−30諸工事費は、柏原幼稚園跡地公園と狭山市駅東口土地区画整理地内にあります3公園のうちの2号公園の整備工事費であります。5番狭山稲荷山公園整備事業費、17−1用地取得費は、県営狭山稲荷山公園に隣接した国有地である公園用地の一部を取得したことから、取得に要した費用を10年間、10回に分けて支払ううちの第2回分であります。
次に、4項1目住宅管理費のうち、2番市営住宅管理事業費は、市営住宅16団地の維持管理に要した費用であります。227ページをお願いいたします。3番既存市営住宅改修等事業費、15−4住宅改修諸工事費は、柏原団地外壁等改修工事及び中平野団地給配水設備改修工事並びに入居者の転居により空室となった住戸の改修工事などを実施したものであります。4番公共建築物解体事業費は、旧市営住宅上諏訪団地及び鵜ノ木団地、旧集会所の解体工事に要した費用であります。
以上で説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。
△議案質疑
◆高橋ブラクソン久美子 委員 去年台風が来て、みどり公園課の話なんですけれども、家に倒れたのを切ったりしましたよね。それから、公園地内でも多くの木が倒れたり何かしましたけれども、あの台風の後始末は当該年度で終わったのかしら。10月だったよね。
◎みどり公園課長 台風による倒木の処理につきましては、公園内で倒れかかっているやつは全て撤去が終わりました。ただ、まだ公園の端に仮置きして処分待ちというのが若干ですが残っている状況であります。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 伐採した木はどういうふうにして処理したの。
◎みどり公園課長 伐採した木は、処分ということで、チップに変えることもあるんですけれども、大体が焼却処分となっております。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 チップに変えてください。CO2の削減のためにも、なるべく燃やさないようにしてほしいと願います。これは意見でいいです。
もう一つ、みどり公園課の身近な公園というか、児童公園みたいなものがたくさんあると思うんですけれども、よく、ペンキをきちんと塗ってくれたり、修理してくれたりしてはいますけれども、市民からの要望について、誰がどういうふうに修繕していますか。
◎みどり公園課長 市民からいただきましたご意見とかご要望につきましては、現地を確認して、直営でできるものは直営、なるべくお金をかけないように。ただ、かなり難易度の高いものについては、委託して修繕ということで、業者さんにお願いしているところです。以上であります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 修繕のできる職員というのは、作業員さんを含めて何人ぐらいいますか。
◎みどり公園課長 現業職員さんが5名、あと臨時職員さんが1名ですが、一般事務職、私たち3階にいる者でも、直接、チェーンソーを使って木を切ったりはしております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 今回ずっと作業員さんの話をしていますけれども、補充がない状況があるとか聞いていますけれども、今後台風だってあるかもしれないし、本当に人手が必要なときがあると思いますけれども、今の体制を維持できるわけでもないし、だんだん年をとる。それに対してはどういうふうに考えていますか。
◎みどり公園課長 現業員以外の職員でも作業できるように、一緒に現場に行ったりすることもありますので、それで今後も対応できればいいかなとは感じております。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 次にいきます。決算書の225ページ、市営住宅管理費なんですけれども、平成30年度の市営住宅の入居状況、管理戸数などについての資料を請求したいと思います。
△(高橋ブラクソン久美子委員要求の資料提出)
△平成30年度市営住宅入居募集の応募及び入居状況等について
△資料説明
◎住宅営繕課長 ただいまお手元に配付させていただきました資料の平成30年度市営住宅入居募集の応募及び入居状況等について、2枚1組の資料となっております。まず、資料の1枚目をごらんください。
平成30年度は、定例募集を7月17日火曜から20日金曜までの4日間、追加募集に関しましては、本年1月15日火曜から18日金曜までの4日間入居募集を行いましたので、その結果をまとめたものであります。
(1)の入居登録及び入居世帯状況についてご説明いたします。7月の定例募集と1月の追加募集の状況を示しております。まず、7月の定例募集では、登録世帯数は47世帯あり、そのうち28世帯が入居となっており、入居率は約6割となっており、辞退等が19世帯ございます。次に、1月の追加募集においては、登録世帯数が18世帯あり、そのうち12世帯が入居しており、入居率は67%程度となっており、辞退等が6世帯ございました。
次に、(2)の入居登録世帯の内訳についてご説明申し上げます。こちらは、(1)の世帯の内訳を示したもので、こちらも、定期募集、追加募集と分けて表記しております。定期募集におきましては、登録世帯は47世帯で、優先世帯といたしまして、高齢者世帯21世帯、障害者世帯4世帯、母子世帯15世帯、低所得者世帯1世帯、多子世帯1世帯の計42世帯となっており、一般世帯の登録者数は5世帯となっております。次に、追加募集についてですが、登録世帯数18世帯で、内訳としては、優先世帯に関しまして、高齢者世帯9世帯、障害者世帯1世帯、母子世帯5世帯、低所得者世帯1世帯、多子世帯1世帯の計17世帯で、一般世帯の登録世帯数は11世帯でございました。昨年度は、両募集をあわせ65世帯の入居登録がございました。
次に、(3)の入居決定世帯の内訳についてご説明申し上げます。定例募集の入居世帯総数は28世帯でありましたが、内訳は、優先世帯といたしまして、高齢者世帯18世帯、障害者世帯1世帯、母子世帯7世帯、低所得者世帯ゼロ世帯、多子ゼロ世帯の計24世帯であります。一般世帯の入居世帯につきましては、4世帯でございました。次に、追加募集についてですが、入居世帯12世帯の内訳は、優先世帯に関しましては、高齢者世帯7世帯、障害者世帯1世帯、母子世帯2世帯、低所得者世帯1世帯、多子世帯1世帯の計12世帯となっております。一般世帯の入居はございませんでした。両募集をあわせますと40世帯の入居となりました。
次のページをごらんください。こちらは、平成31年4月1日現在の市営住宅団地別の管理戸数と入居者数についてご説明申し上げます。
団地数につきましては、16団地となっておりまして、管理戸数は全部で807戸となっております。入居世帯数は716世帯であり、空室が91世帯となっており、上ノ原団地、笹井団地、柏団地に空室が多い状況となっております。
△資料質疑
◆高橋ブラクソン久美子 委員 昨年度、1月に追加募集しましたけれども、これについてどういうふうに評価していますか。
◎住宅営繕課長 定例募集では吸収できなかった層も市営住宅のほうに入れるようになりまして、18世帯の応募者があったということは、その方たちの入居を促進するという意味を考えますと、効果があったかと思われます。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 追加募集を見ると、割と母子家庭の人や何かもパーセントとして大きいような感じがして、学校に入る前、4月に入れるようにしたこともとても大きかったと思うんですけど、7月、1月、許可というか、登録してからどのぐらいで入れるようになっていますか。なるべく早かったりしたほうがいいと思うんだけど。その辺どうですか。
◎住宅営繕課長 基本的には、こちらの受け付けをいたしまして、入居の決定をしまして、それから
空き家の改修を行いますので、一般的には3ヵ月ぐらいかかりますが、ただ、本年度より、そのあたり、4月1日なり、夏休み明けに入居できるように、一月前倒しで募集のほうは行おうと思っていまして、実際、定例募集は一月ずらして6月に募集いたしましたので、9月1日からの、お子様の入学等には間に合うような状況にはなったかと思います。以上であります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 もう少し、3ヵ月もかからないほうがいいと思います。同じ業者に頼むのではなくて、なるべくたくさんの業者を使って早くやらないと、切羽詰まったことがありますから、そこは、多くの業者を使って早く入れるようにしてあげてください。これは意見にしておきます。
それで、伺いたいんですけど、辞退等の世帯が25もあるじゃないですか。38%が辞退しているわけね。これの理由みたいなものはどういうふうに捉えていますか。
◎住宅営繕課長 さまざまな理由がございますが、まず、理由として8個ぐらいに大きく分けることができまして、仮の受け付けをしまして調査をしたところ住宅を所有していたと。条件違反になるんですが、そういう方がいらっしゃるとか、同時に県営住宅等を申し込みをやっておりますので、そちらで見つけた方、また民間で見つけた方、また、税金の滞納がわかりまして、そちらも条件違反ということで辞退した方、また、体調が悪くて引っ越しをしなかった方、あと、親の持ち家で同居を継続するようになった、それから、離婚を取りやめてそのまま同居することになったという、平成30年度の理由を調べましたところ、そういう結果が出ました。以上であります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 入居しようと思っても、いろいろな事情が後から出てくるし、3ヵ月も待っていればその間にいろいろなことが起こると思うんですけれども、入りたいというときに、できる限り早くしてほしいと思います。
次のページなんですけれども、上ノ原、笹井、柏団地、ちょっと桁違いに多いでしょう。これをどういうふうに分析しているんですか。
◎住宅営繕課長 昨年までの結果ですと、こういう偏っているという。鵜ノ木団地が新しいものですから、そちらを応募する方が多かったり、さくら野団地が、エレベーターがついて新し目ということで、そちらに申し込んでくる方が多かったんですが、ことしの定例募集の話になるんですが、今年度の定例募集を分析するんですけれども、職場に近い方、それから子どもの学校に近い方ということで、今年度は笹井、上ノ原に関しても応募数がふえまして、昨年まではこういう状況だったんですが、今年度は今まで入れなかった住宅まで応募があるようになったところで、今後もこの傾向が続くのではないかと思います。以上であります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 では、平成31年4月1日現在の3団地の空きが多かったというのは、たまたまで。上ノ原なんてお風呂がありませんからね。ついてないと思うんですよね。特別この団地のために何かするとかいうことはあったのかしら。
◎住宅営繕課長 昨年度から、浴室設備につきましては全てつけるようになりましたので、その影響もあったのかもしれません。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 ほかに何か特別に、きれいに見えるようにするとか、リノベーションみたいなもの。それから、駐車場もないところもあるでしょう。そういうふうな工夫は、当該年度は何もしなかったのかしら。
◎住宅営繕課長 昨年度は長寿命化にうたわれております改修工事のみでございます。ただ、ことしの話になってしまうんですが、狭山市駅から遠い笹井団地なんですけれども、そちらのほうで今受水槽の工事を発注しておりまして、そのスペースがあくものですから、私どもとしては、そこに駐車場を設置できればということを考えて、今工事を進めております。以上であります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 要望します。古い団地があって、そこを単に長寿命化というか、長く使えるようにするのではなくて、やはり、リノベーションして現代式にしてほしいし、先ほど駐車場の話もありましたけれども、ちょっと植栽を変えれば駐車場もできるようなところもありますし、そういうことも考えて、それから、電気のこともありますよね。現代的な生活がちょっと難しくなっているようなところもありますから、市営住宅は2億円も収入があるんですから、少しはリノベーションのために、外壁の修繕だけではなくて中の改装も、住んでいる人も含めてやっていただきたい。これは強く要望します。
△議案質疑(続き)
◆土方隆司 委員 決算の事項別明細書の22、23ページの市営住宅の関係です。住宅使用料で収入未済額が約713万円出ていると思うんですが、それの要因を教えてください。
◎住宅営繕課長 お答えいたします。まず、平成18年度から3名高額の滞納者がいるんですが、そちらの方は引き続き、こちらのほうから督促なり、催告なりをしている状態で、まず、そちらの3名の方に関しては、343万円の未済額がございます。それ以外なんですが、平成30年度に関しましては269万2,000円を繰り越すことになります。前年から比べますと、滞納額は20万8,000円ふえているんですが、滞納者数としては、平成29年度が29名であったものが当該年度は25名、4名減している状態でございます。極力、滞納が進み始めたところ、一月、二月ぐらいのときに、これ以上滞納がふえないように、うちのほうで注意しまして、家賃徴収のほうは昨年度からかけておりますので、滞納者数は減ってると思います。今後もそれは続けていきたいと思います。なお、今年度、滞納の25名のうち、4月から8月まで5ヵ月経過したんですが、そのうち9人が完納しまして、110万円歳入がありました。以上であります。
◆土方隆司 委員 今、大口の滞納者がいるとおっしゃっていたんですけど、月数で言ったらどれぐらい滞納されていますか。
◎住宅営繕課長 まず、鵜ノ木台、これは、明け渡しの訴訟を終わりまして、退去のほうは進んでおりますが、53ヵ月で106万7,000円、それから、さくら野団地で、これも明け渡し済みですが27ヵ月で71万3,500円、鵜ノ木団地で112ヵ月165万3,300円となっております。これが大口3人となっております。
◆土方隆司 委員 いろいろ難しいとは思うんですけれども、引き続き、粘り強く収入未済額の減額に努めていただきますよう、これは意見で結構です。
次に、公園のほうをお伺いします。
決算事項別明細書223ページ、行政報告書234ページです。
市内各公園の維持管理ということで、運営業務を指定管理で行っていますということで、まず、この指定管理に対する市の評価をお聞かせください。
◎みどり公園課長 こちらの指定管理は5つの公園の管理をお願いしているんですけれども、いろいろと自分たちで考えてお客様がふえるような努力をしているということで、行政報告書の234ページをごらんになっていただきますと、去年よりかなり利用率も高くなっているということです。特に、堀兼・上赤坂公園の多目的グラウンドは、オーバーシードといって、冬でも芝生が緑で生えるようなことをやっていただいたことで、利用日数がふえて、平成29年度は1,545回の利用回数だったのが4,523回とかなり多くなっているので、指定管理者としては十分だと考えております。以上です。(※後ほど答弁の一部訂正あり)
◆土方隆司 委員 これは要望です。この行政報告書にあるとおり、公園と河川敷公園、多目的広場、運動公園があるんですけど、こうした屋外のスポーツ施設については、グラウンドの劣化、附帯する施設の老朽化が激しいと思いますので、ぜひ、改修を強く要望したいと思います。加えて、もう1点要望させていただきます。隣接するトイレについても、衛生面、あと景観面から見ても使用者が大変不便を来しているというような声が聞かれます。ぜひ、これも改修を強く要望したいと思います。
もう1点、公園についてお聞きします。智光山公園の管理事業についてです。これは、スケールメリットを生かした効果的な管理業務ということで、これまでは市が管理していた釣場も一括管理で入ってきたりしています。そうした中で、この管理事業に対する市の評価をお聞かせください。
◎みどり公園課長 全体といたしましては、まず、釣場なんですけれども、釣りざおの貸し出しとか、餌の販売とか、ヘラブナ釣り教室とか、初心者に向けても、お客様がふえるような努力はしております。また、みどりの相談所とかも自主事業としてかなりの講座をやっていたり、数多くのバラとか花菖蒲が咲く時期にはおまつりを主催して、お客様が集まるようにはしております。それと、一番大きいのが、こども動物園ですけれども、開園30周年記念事業ということで、この6月の終わりにケープペンギンというのが来まして、この影響でかなりお客様がふえているということで、こちらも努力して集客を見込めているということで、いい事業だと考えております。以上です。
◆大島政教 委員 市営住宅の件で、鵜ノ木団地で1人だけ立ち退きしていない人がいる。それをちょっと説明してもらえますか。まだいるんですよね。出ていないものね。その辺の状況。
◎住宅営繕課長 昨年、月に一度以上、私どもの課と、それから生活保護のほうで訪問をしておりまして、体調等どうであるかということを確認している状態です。最近の状況では、体調がよくないというお話を聞いております。それとは別に、私どものほうも、今後あそこの場所について退去していただきたいというのは重々話しておりますが、それ以外に、保証人のほうを探して、ご本人さんが動かない場合は、連帯保証人、そちらを使って退去してもらったりということをやっているんですが、そちらの方について戸籍等で追っていったんですが、従前いただいていた保証人に関して全て亡くなっておりまして、実際のところ、身内の方を巻き込んだ形で外に追い出すというのはちょっとできない状態で、このような状態をまだ続けなければならないのかと思っております。今後、生活保護のほうと連携して、本人には退去を求めていきたいと思います。以上であります。
◆大島政教 委員 あの状態でいつまでも置くというのは、やはり、よくないと思うんだ。周りの環境も、いろいろ状態で、それを、いつをめど、やはり限度をつけなければいけないと思うんだよね。だらだらやっていてもしようがないと思うんです。その辺はどうするの。最終的に、部長のほうでどうなんだろう。
◎
都市建設部長 これについては長年の懸案になっていまして、この委員会でも再三ご指摘をいただいているというのは十分承知しています。そういう中で、やはり、今そこに退去しないでいる人というのは、鵜ノ木団地に住めるところをちゃんと手当てしてあるんです。だから、そっちに行ってもらえればいいだけの話なんです。だから、セーフティーネットの観点からしても、行ってもらえばいいだけの話なんですが、今のところがいいと言っているわけなので、これについては、前にも申し上げたかもしれないですが、担当にも話はしているんですが、結構、建物全体を残しちゃっているんです。だから、退去しないなら、その方が住んでいるところは残してでも壊せと、そういうことも考えていかなければいけないんだと。だから、その人を出すことによって、その人の生活が成り立たないということになってしまうのであれば、それはなかなかできないですが、新しい鵜ノ木団地に住まいはもう用意してあるので、何としてもそっちに行ってもらうように。生活保護の担当も、一時生活保護とも縁が切れてしまっているような時期もあったんですが、再度生活保護のほうも協力をしていただけていますので、そういう中では、大島委員がおっしゃられるように、ある程度期間を切って一部取り壊しを始めるべきだというふうに所管部としては考えています。ただ、それがいつかということは今申し上げられないですが、本当に長年の懸案になっていると思いますので、これは何としてもやっていかなければいけないと思います。
◆大島政教 委員 もうそろそろだと思うんだよね。それは、ある程度強制というのはできないの、強制的に移しちゃうというのは。
◎
都市建設部長 法律的にはできると思うんです。いわゆる、借りているという契約があって、その契約条項の中で、民法上の形の中ではできると思います。ただ、住んでいる方も、生活保護を今は受けていないのですが、かつて受けていたというような状況もある中で、いずれにしても、いわゆるセーフティーネットというのは、憲法で保障されている生きる権利のところも視野に入れてやっていかなければいけないというふうに思いますけど、でも、それは、法律的にはやれないことではないというふうには認識をしています。
(休憩)
△(土方隆司委員の質疑に対する答弁訂正)
◎みどり公園課長 委員長の許可をいただきまして、先ほどの議案第78号、8款3項公園費の審査中、土方委員の質疑に対する答弁の中で、行政報告書の234ページで、堀兼・上赤坂公園の多目的グラウンドの利用可能回数について答弁させていただきましたが、この比較ではちょっと利便性の向上についてわかりづらいので、改めて答弁させていただきます。
この多目的グラウンドは、オーバーシードを実施したため、前年度と比較して利用回数が550回から775回に、利用者数が9,431人から1万389人に大幅に増加したことから、指定管理者としての努力が認められるところであります。
以上、謹んでおわび申し上げ、訂正させていただきます。以上であります。
△議案質疑(続き)
◆猪股嘉直 委員 では、まず最初に、225ページの智光山公園のところで、管理事業関係ですが、前年度までの決算書類でいくと、歳入のところに前山の池の使用料というのかな、料金、入っていたと思うんです。ことしはそこではなくなっているので、当該年度どうなっているのかというのが一つお聞ききしたいところです。釣場使用料というのが前年度のものには1,530万円あったんです。
◎みどり公園課長 平成30年度から智光山公園の指定管理がまた新たに5年間入りました。それで、前回までの指定管理では前山の池というのは別に計上していたんですけれども、平成30年度からの指定管理では前山の池の管理まで含めた指定管理ということで、ちょっとお金の流れが変わったということになります。以上であります。
◆猪股嘉直 委員 そうすると、具体的に言うと、前年度までの1,530万円というのが今回は狭山市に直接入るというふうにならなかったわけですよね。指定管理料の、狭山市から智光山公園を管理されている業者に対して管理料を払うわけですけれども、この1,530万円、その金額かどうかは別としてですけれども、それに類するようなお金が何かやりとりというか、例えば狭山市駅西口の駐車場管理について言えば、たくさんお金が入っている状況の中で、年間3,000万円ぐらいのお金が狭山市に入っているじゃないですか。そんな形かどうかはわからないんですけれども、使用料として入ってくるお金の処理というのは、狭山市の関係ではどうなっているのかお願いします。
◎みどり公園課長 指定管理料の中で前山の池の収入も含めた管理をお願いするということで、前回の指定管理料より減額となっているという状況であります。以上です。
◆猪股嘉直 委員 それと、あと、やはり智光山公園管理事業のところで、園内の施設修繕工事費というのが1,700万円余り、これはどういう内容なのかということをお尋ねします。
◎みどり公園課長 園内の修繕費なんですけれども、まず特定防衛施設の補助金を使ったアスレチック遊具の改修工事と、あとは前山の池の井戸のポンプの修繕工事費が主なものとなっております。以上であります。
◆猪股嘉直 委員 今、課長おっしゃるように、防衛のほうからもお金がおりているようです。
それで、このアスレチック遊具の修理については、この間、何年間かかけて経年的に修理がされてきたと思うんですが、当該年度で終わったんですよね。その辺はどうですか。
◎みどり公園課長 平成27年度から4年間の計画で、平成30年度で終了ということで、全面改修が終わりました。以上であります。
◆猪股嘉直 委員 住宅のところで、市営住宅を利用されている方が、ご承知のように高齢の方が非常に多いという状況の中で、住宅敷地内の樹木の管理というのも大きな問題かなというふうに思っているんです。
実際問題、自分のうちの窓のところに樹木が繁茂していて、前が全然暗くなってしまったというようなところもあって、そういうことを住宅営繕課の中でお話しする中で、伐採していただいたところもあるんだけれども、ただ、十分じゃないというふうなご不満も何か持たれているような方もいらっしゃるんですよね。その辺の樹木管理についてはどんなふうになっているんでしょうか。
◎住宅営繕課長 各団地に管理人がいらっしゃいまして、住んでいる方はその管理人を通して電話していただいても結構ですし、ご本人から直接うちの課の住宅担当まで電話していただいても結構です。そちらいただければ、外部委託になってしまいますので、ちょっと時間はかかるとは思うんですが、なるべくご要望に沿えるような形の伐採等はさせていただくようになります。以上です。
◆猪股嘉直 委員 たまたまその方からは、ここを切ってもらったんだけれども、こっちも言ったんだけれども、こっちはだめだと言われたとかと、そんなちょっと苦情みたいなものもあったので、それは細かなことではあるんですが、ぜひ今課長がおっしゃられたような形でよろしくお願いしたいと思います。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 今の市営住宅の話なんですけれども、管理費は一律じゃないんですよね。それぞれ違うんですか、団地によって。
◎住宅営繕課長 団地によって異なります。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 先ほどの樹木のことや何かはその管理費から払われるのかしら。それとも修繕費から払ってくださるのかしら、そこら辺。私が知っている子は1,000円ずつ1万2,000円、かなり低所得者なのにもかかわらず払っていますけれども、そういうものはどういうふうに使われているんですか。
◎住宅営繕課長 基本的に、皆様の手の届く範囲は管理費等、皆さんでやっていただいて、高木等、あと傾斜地に生えている樹木、危険なものに関しましては私どものほうで処理のほうはさせていただいております。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 管理費については、その明細みたいなものが各団地でもって示されるんですか、年度ごとに。管理費の使い方。市営住宅の、おたくの課がそれに関与することはほとんどないんですか。
◎住宅営繕課長 こちらのほうは基本的には関与しておりません。住宅で集めている共益費のほうですよね。それに関しては関与はしておりません。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 関与しないで、じゃ、どういうふうに使っているかという監査みたいなのも基本的にはやらないということなんですか。
◎住宅営繕課長 毎年4月、5月に決算書のほうは見せていただいて、内容が適切か、どういう内容に使われているかという、あとはその精算ちゃんとされているかどうかというのは、うちのほうでは確認させていただいております。以上です。
◆加賀谷勉 委員 217ページの上段、3項1目都市計画総務費中の都市計画管理事業費ということなんですけれども、ここで
空き家対策というのをやっていただいていると思うんです。説明書にありますように、ちょうど平成30年4月1日から条例の施行がされまして、11月、対策協議会というのが設置されているんですけれども、この決算年度、具体的にこの対策協議会を持たれたとは思うんですが、当然この対策協議会が設置されることによって、特定空家等の判定をするんですよと。プラス、それに基づいた部分で、いわゆる勧告だったり命令だったり、その先の強制代執行という部分というような内容の流れだと思うんですけれども、平成30年度としてはその辺の進捗というか、どのようになっているか、まずお話しいただきたいと思います。
◎まちづくり推進担当課長 平成30年度の空家等対策協議会の開催の内容につきましては、まず第1回目の開催ということがございまして、協議会の設立の趣旨でございましたり、市内の
空き家の状況、あと今後のスケジュールなどについて説明を申し上げたところでございます。
今年度、空家等対策計画のほうを、その協議会にもお諮りしながら内容を確定しまして、年度内の策定、公表というのを目指しているところでございます。その空家等対策計画の中で、特定空家等の指定基準等についても、学識経験者等の委員の方からのご意見をいただきながら確定してまいりたいと考えているところでございます。以上であります。
◆加賀谷勉 委員 そうしますと、確認ですが、この決算年度的には、具体的なところというのは、まずは設置はできましたよという部分で終わっているという部分で、これから、もう今年度という形の中で、具体的な
空き家等の対策の計画を立てる、そして、その中にいろいろな判断基準を盛り込んでいくんだという、そこで具体的な実効性を持ったものになってくるというと、具体的なというとまだ1年、2年とか先になるというような感じになるんでしょうか。
◎まちづくり推進担当課長 特定空家等の判断基準につきましては、既に国のほうからガイドライン等で示されているものもございまして、そちらを参考にしながら、あと協議会の中でお諮りして、学識経験者等の専門家の方のご意見もいただきながら、今年度中には確定をさせていきたいと思っております。
ただし、空家等対策計画の中で特定空家等の指定基準を定めることにはなるんですけれども、やはり個人の財産ということですので、なかなか一律に基準で定められない部分もございますので、そのあたりは委員の方にお諮りしながら、個人の財産をどのように特定空家等指定して、その後、代執行などを行っていくかということについても協議しながら進めていきたいと考えてございます。以上であります。
◆加賀谷勉 委員 わかりました。状況的にはこれからという部分が非常に強い部分ですけれども、ずっと
空き家に対してのというのは、この委員会でもいろいろな所管事務調査等を通してずっと注視されてきた部分でありますので、これからそういった部分でしっかり、それに対しての対応がしっかりできるような形で、平成30年度はそういった状況でということは理解しましたので、その辺またこれからしっかり注視してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
◎
都市建設部長 この
空き家対策につきましては、これもう特措法が平成27年にできていまして、もう狭山市でもある意味、待ったなしの
空き家もあることが事実なんです。そういう中では、確かに協議会は去年、平成30年に立ち上がりましたけれども、もう日々、
空き家の相談、市民からの相談だとかは担当のほうに来ています。
そういう中では、やはりまだしっかりした基準だとかそういったものは、この協議会でこれからやっていくわけなんですけれども、実態としてはもう既に、担当がそういう
空き家になっているところも出向いて、その特定空家等、見ると特定空家等に見えてしまうようなものもあるんですけれども、特定空家等の判定はしていませんけれども、これから特定空家等になってしまいそうだとか、もうこのままにしておくと本当に周りが迷惑するというようなものについては、もう昨年は相当数の対応をしていますので、確かに協議会はできたばかりなんですが、もう平成27年に法律はできていますので、そういう中では運用としては、実態としては運用をもう既に行っているというふうに所管としては捉えています。
ですから、確かに待ったなしのものについてはもう対応をしているということでご理解いただければありがたいというふうに思います。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 同じところの都市計画マスタープラン推進事業費ですけれども、ここで727万560円をかけて委託しましたけれども、その後、これはどうなっていますか。
◎都市計画課長 昨年度、平成30年度から今年度にかけて2ヵ年、債務負担を組みまして、都市計画マスタープランの作成事業ということで委託をしております。30年度の事業の内容としましては、本市の現況の整理であるとか都市計画の特性の分析、あと市民アンケートの調査のお願いだとかを委託させていただいております。
今年度、全体構想を作成する形で同じような委託業務を引き続きやっておりますけれども、ことしの9月から住民説明会のほうに入っていって、住民の意見をちょっと吸い上げるようなことを今考えております。状況としては、今年度中になるべく策定を完了させるような形で動いております。以上でございます。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 ここでもって、やはり委員の謝礼金がありますけれども、委員はどういう方がなっていて、このマスタープランに関してはどういうふうにかかわっていらっしゃるの。
◎都市計画課長 市民検討委員会の構成メンバーですけれども、1号委員として知識経験者、2号委員として関係団体、関係機関の代表者、それぞれ5名程度、3号委員として市民の代表ということで、各地区の代表者含め、あと2名は公募によって計10名、15名の市民検討委員会のメンバーを構成させていただいております。
検討の内容としては、今まで3回検討委員会をやらせていただいていますけれども、都市計画マスタープラン、本市の現状の課題だとか、課題に対するワークショップ形式で意見を出し合うようなことを現在はやっております。以上でございます。
△(
建設環境委員会要求の資料提出)
△狭山市駅上諏訪線整備事業 総事業費内訳
△狭山市駅加佐志線整備事業 進捗図
△笹井柏原線整備事業 進捗図
△資料説明
◎街路整備課長 資料請求をいただきました都市計画道路3路線に係ります資料についてご説明をさせていただきます。
最初に、狭山市駅上諏訪線整備事業総事業費内訳、こちら昨年も同じような資料を出させていただきましたが、平成30年度の道路台帳作成業務委託が完了いたしましたので、その決算額766万3,200円を反映いたしまして、総額19億4,561万1,798円となっております。これに対しまして、一番右の上の段になりますが、国費につきましては3億492万6,000円ということで、国費の補助率、約15.67%となっております。
続きまして、狭山市駅加佐志線整備事業進捗図のほうをお願いいたします。
こちらに示させていただきました黒色で塗り潰した部分、平成30年度末の用地取得済み箇所でございます。もう一方、赤く塗り潰しました令和元年度用地取得の予定箇所もあわせて示させていただきました。平成30年度末における用地の取得率につきましては約17.38%となっております。
続きまして、笹井柏原線整備事業進捗図のほうをお願いいたします。
こちらも図面のほうに黒く塗り潰させていただきました箇所が平成30年度末の用地取得済み箇所になります。もう一方、赤く塗り潰したところが令和元年度の用地取得予定箇所になっております。こちらも黒く塗り潰しました平成30年度末ではまだ8.02%となっておりますが、一部、年度を繰り越しまして、赤く塗り潰したものの中に含まれております明許繰越分につきましては既に加入をしておりまして、それを合わせますと約20.56%になっております。以上であります。よろしくお願いいたします。
△資料質疑
◆高橋ブラクソン久美子 委員 事業の完了を見た上諏訪線ですけれども、普通、都市計画道路ですよね、これ。だから55%の補助率じゃなかったっけ。それがなぜ15%になって、こんなに少なくなってしまったの。
◎街路整備課長 補助事業に関しましては、国費の配分率につきましては55%ということになっておりますが、要望額に対しまして現在、国費のほうの配分の状況がなかなか厳しいものがありまして、要望枠に対して満額の支給がされておりません。
そういう状況から、対象とする事業費が絞り込まれているということがありまして、結果としまして、総事業費19億円に対しまして15.7%というふうになっておりますのと、あと、全てのものが国費の対象事業になっておりませんので、基本的に用地、上諏訪線につきましては用地、工事費を中心に国費をできるだけとるように努めまして、このような結果になっております。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 当該年度に開通しましたけれども、交通事情が非常に悪くなって、渋滞は激しいし、右折というか左折もしにくいしという状況が出てきていますけれども、それについては警察や道路はどういうふうに考えているんですか。
◎街路整備課長 開通をいたしまして、しばらくは皆様から好評をいただいておりましたが、一時、朝夕に関しましては、交差点付近で、長時間ではないと思いますが渋滞の状況も伺っております。ただ、ここで西側の区間でしょうか、押しボタン信号がつきましたりですとか、通学路等を中心に交通の安全等も図られております。そういった状況を見て、今後ももしそういうふうな状況があるのであれば、機会を捉えて警察との協議も含め、検討してまいりたいと思っております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 幾つか要望します。
まずは、上諏訪線が入っていく16号のところに接続するわけなんですけれども、16号接続して出ていくときに、広瀬橋のほうから来る右折車が右折できない状況なんです。それは上諏訪線から直線でもって広瀬橋のほうに行く状況がありますから、悪いですけれどもっておかしいけれども、右折の信号を警察と協議してほしい。これは要望でも何でもなくお願いします。
それと、市役所から出て上諏訪線とぶつかるところあるじゃありませんか。あそこの信号の長さを少し考えていただくように警察と協議してほしい。右折できませんもの。ですから、それもよろしくお願いします。
非常によい道路でしょっちゅう使っていますけれども、使う車が多くなると、やはり交通事情が変わってきますので、よろしくお願いします。
◆猪股嘉直 委員 加佐志線にしても、それからまた笹井柏原線にしても、用地取得の状況がなかなか厳しいのかなと、パーセンテージ的には。この辺についての見通しというのはどんな感じになっているのかなというふうに思うんですが、いかがですか。
◎街路整備課長 今お示しをしました図の中では、主に平成30年度の決算を中心に状況を示させていただいております。
加佐志線につきましては今年度も計画的に用地の取得を進めておりまして、今年度末の見込みでは約30%を超えるようなことを見込んでおります。
さらに、笹井柏原線につきましては、先ほども申し上げましたが、繰り越しの用地のほうにつきましてはもう既に完了しております。今年度の計画分につきましても、今鋭意取得に努めておりまして、今年度末での目標といたしますと、約50%に近づこうというところで見込んでおります。
◆猪股嘉直 委員 大体両方についてなんだけれども、完成年度というのをどのように見ているのかなと。
◎街路整備課長 狭山市駅加佐志線につきましては、平成35年度を目標に事業のほうを進めさせていただいております。また、笹井柏原線につきましては、平成34年度の供用に向けて事業を進めさせていただいております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 当該年度、平成30年度にもう測量も終わっているし、それから設計、明許が入りましたけれども、詳細設計もできているわけでしょう。ある程度の土地もできている。国道407号にかけての土地の取得はもう終わっているんです、ここら辺。そうすると、そろそろ工事始まってもいいんじゃないですか。ここら辺の見通しはどうなんですか。
◎街路整備課長 こちらにつきましては、今の赤く示させていただきましたところは、今年度末までに実施をしようとしているところでございます。工事につきましては、来年度から占用工事等を含めて着手させていただく予定でおります。
◆大島政教 委員 これは加佐志線もそうなんですが、これは、これ以前のものというのは取得してあるものはないの。
◎街路整備課長 黒く示させていただきましたところは、過年度のものも含めて表示をさせていただいております。
◆大島政教 委員 たったこれだけだっけ。もっといっていなかったの。
◎街路整備課長 こちらに示させていただきまして、このほかに、今まさに進めているものもありますので、今年度末にはこれよりも少し図面のほうには反映させていただける部分も出てこようかと思います。
◆大島政教 委員 というのは、それをなぜ質問したかというと、この工事をやるには東京狭山線からの入り口の問題があるよね。この問題と、要するにこの人たちの問題は、こっちをやらなければこれなかなか進まないという話だったでしょう。これでいっていたら、ずっとこの人なかなかオーケーしないんじゃない、この状態でいったら。
◎街路整備課長 こちらの東京狭山線に近い商業施設の裏側につきましては、事業に入るときに、事業の地権者の意向調査ですとか交渉等を進める中で、借地契約が結ばれていることもありまして、事業の後半で取得をさせていただくということになっていまして、ただし、そこにつきましては工作物等がほとんどない状況ですので、契約合意さえできれば、そこについてはすぐにも引き渡しが受けられるような状態になっておりますので、事業については、この方々については時期が来れば契約に応じていただけるというふうなことで意向を承っております。
◆大島政教 委員 気が変わることはないの。
◎街路整備課長 これまで事業計画の説明、用地測量、それから用地取得に入るときに、常々関係者の方々にはお知らせ、それからごあいさつ、意向の確認をさせていただいておりますが、現在のところご理解は変わっておりません。
◆大島政教 委員 仮契約とかそういうのをしなくてもいいの。
◎街路整備課長 先ほど申し上げましたが、地権者さんとの信頼関係もこれまでの取り組みの中で構築されておりますので、そちらを大切に、これからの事業のほうは進めさせていただきたいと考えております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 加佐志線ですけれども、旧東中学校のほうから工事用にトラックを入れるために、商業地域のほうは補償金いっぱい払わなくてはいけないから嫌なんでしょう。後のほうがいいんでしょう。そういう話でしたけれども、この東中学校の北側というのかな、そこら辺は区画整理もそうだったけれども、飛び飛びに道路をつくったわよね。それと同じようにつくれないものかしら、これ。当該年度の平成30年度を見ても、詳細設計とか書いていないから、道路の詳細な設計ができていないのかもしれないけれども、どうなんですか。土地があるところからやっていけばいい。
◎街路整備課長 現在、加佐志線につきましては、令和元年度詳細設計業務のほうを今まさに進めさせていただいている状況でありまして、道路の計画設計のほうは検討は進めさせていただいております。
用地のほうにつきましては、先ほども少し触れましたが、計画的に地権者さんの意向を伺いながら、計画的に進めさせていただく予定でおりますので、その中では、今現在、東中のすぐ裏にすぐに工事着手をするような計画では現在のところはございません。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 どうして、何か道路を先に北のほうつくらなければ工事はできないから、私たち要望指摘事項にも入れたよね。だから、ありませんなんてすがすがしく言われると、あなたたちは私たちの要望をどこに聞いているのという感じがするんだけれども。
◎街路整備課長 恐れ入ります。そのような考えで申し上げたのではないんですけれども、こちら既に工事の計画年度につきましては、この解体工事とは別に、あくまで都市計画道路の整備計画として以前にも計画をお示ししたこともございますが、その計画どおりに進めるということで、解体工事のほうにつきましては、そちらの事業の中で搬出入路の検討はしていただいているように伺っております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 言っている意味がよくわかりません。解体工事というのは、東中の解体工事をやらなかったら道路は工事ができないから、そっちはそっちでもってやってちょうだいよ、そうしたら、やってもらったらこちらは工事を考えてみるよと、そういうこと。理解できない。
◎都市建設部次長 ただいまのこの箇所については、解体工事ということがあったんですけれども、解体工事のスケジュールが先行していくような形になっています。というのは、ここについてはまだ、要は雨水排水の問題ですとか水道の問題ですとか、そういったものをやっていかなければなりません。特に排水のことについては、ある程度の区間をもって考えていかなければいけない。また、さらに下流にどうやって流していくかということが出てまいりますので、まずここを先に道路の形態という形でつくるわけにはいかないということで、街路整備課長が申し上げたかったんだというふうに思っています。
ですので、そういったところで、ここの部分を今、先に整備をしたらどうかというお話でしたけれども、ここにはまず用地を確保できても、まずは埋設物の関係ですとかを先に整備をさせていただく必要がございますので、すぐにここが直ちに着手することはできないということでご理解いただければと思います。以上でございます。
◆大島政教 委員 去年、要望指摘事項を出しているんだよ、これに対して。要するに、狭山加佐志線のほうから、接続部分ほうから整備をしてほしいという要望を出しているわけだよ。そのときそんな話は出ていなかったよ。
◎都市建設部次長 確かに昨年度いただいたわけですが、昨年度の中で、埋設物調整会議ですとか、そういったところがまだそこまで反映できませんでした、まず。あと、雨水排水の関係が、申しわけございません、私どもできるだけここの部分については早く進めていこうという気持ちはございます。ただ、そういったものがまだ整っていなかったというところがございます。その辺でご理解をいただきたいと思います。以上でございます。
◆大島政教 委員 この辺の地権者の人からすると、やはり1メートルずつでもできていけばその気になるんだよ。いろいろな工事、あちこちのいろいろなところ、狭山市じゃなくても、よその市のいろいろ見ていると、でこぼこしながらもどんどん道路をつくってしまっているわけだ、最初。そうすると、その間に残った人というのは、意外と周りからやはり変な目で見られるものだからやらざるを得なくなるわけだよ。それがやはり一つの作戦だと思うんだよね。
だから、そういうことからすると、やはり今のこの地図で、とれたところはどんどんしていって、道路の形をしていかないと先に進まないと思うんだ。それを言っているわけ。それで、雨水がなければできない、道路ができない、わかるよ、それは。ただ、道路の形的にものを持っていけば、その人もやはり真剣にやっているんだなと考えてくれるんだよ、と思うんだ。
◎
都市建設部長 いろいろご意見いただいてありがとうございます。
昨年の決算の中でもそういう要望をいただいているというのは十分承知しております。そういう中で、具体的にお話を申し上げますと、この加佐志線につきましては、この地図で入間川入曽線と書いてある点線の破線の部分あるじゃないですか。これよりも駅寄りは難航権利者がいるんですね。どうしても土地を売らないと言っている権利者がいらっしゃいます。
ただ、この入間川入曽線から東中のほうに向かって東京狭山線までの間につきましては、小さいところでまだちょっと同意いただけない方もいらっしゃるんですが、今回このピンクで、令和元年度用地取得予定箇所でピンクで長く色を塗らせていただいたところがあると思うんですが、これは、よく大島委員からご指摘もいただきますこの方も難航権利者だったわけですけれども、おかげさまをもちまして契約がこれ終わったんです。
◆大島政教 委員 すごいじゃない。
◎
都市建設部長 言ってやらないと担当かわいそうなので、おかげさまでこれ契約、ご存じだと思いますけれども、なかなか契約できない方だったんですが、年度が明けまして、令和元年度になりまして、契約をいただけましたので、そうすると、東京狭山線から一応この東中学校ぐらいまでの用地取得のある程度のめどはできたのかなというふうに所管部としては考えています。
そういう中で、さっき担当課長のほうが申し上げましたけれども、道路工事については、令和2年度以降、工事に着手すべく用地交渉を進めたいと、そういうふうに申し上げていますので、それは用地取得の、どういう形で用地取得が進んでいくかということも想定して、工事の工程を議会のほうにもいずれ報告をさせていただく場面が来ると思うんです。
だから、そうでないと、確かに虫食いでもやれというのは確かにあるんです。私もさんざんやりましたけれども、そういうのもあるんですが、一応この路線を、できればこの入間川入曽線までは早期に工事を完了させたいと。それは、議会のほうからも、東京狭山線のほうから整備したらいいんじゃないのかということも要望でいただいているということも我々も十分承知していますので、そういう中で、やはり全線開通する前に、まずはこの入曽線までを整備していきたいというスケジュール感を持ってやっておりますので、工事をこんなふうに進めますということについても、いずれ委員会のほうには報告をさせていただくことになると思いますので、現時点では、まず用地交渉のめどを立てるというところに重きを置いて仕事を進めたいというふうに考えております。以上です。
◆大島政教 委員 東京狭山線にこういう何かあれがあるよね、出るところに。これの移動については交渉を始めているの。
◎街路整備課長 こちらにつきましては交通協議の中で調整を進めさせていただいておりまして、こちらについての移設についても、事前の調整というか協議はしております。具体的な時期等が決まりました段階で、早目に申し入れをするということでの調整を図っております。
◆大島政教 委員 今なぜそれを言うかというと、結局それでも動かしてくれれば、地元の人たちも、ああ、やる気になったんだなということ、何か一つでも動いていけば、狭山市の態度が出てくるわけよ。だから、やはり一つでも動かせるところは早く動かしていってやれば、やはり全体が動きやすくなると思うんだよね。ひとつそれを早目に調整してください。要望しておきます。強く強く要望します。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 用地取得済みの箇所、草ぼうぼうとか、そんなことなくてきちんと管理して、せっかく売ってあげたのに2年も3年も使わずに草ぼうぼうにしておくと言われれば本当に嫌でしょう。だから、草ぼうぼうにしない手はずはちゃんとつけてあるの。
◎街路整備課長 こちらの取得済みの都市計画道路用地につきましては、年間の業務委託も発注をしております。ただ、時期によりますと、どうしてもその委託業務だけでは追いつかない部分もございまして、特に繁茂状況がひどいところにつきましては、職員による一部直営で対応させていただいているところもございます。基本的には年間での業務委託ということで管理のほうを実施させていただいております。
△議案質疑(続き)
◆土方隆司 委員 入曽駅周辺整備事業について、平成30年度に行いました事業についてご説明ください。
◎都市計画課長 委託料の内訳という形で説明させていただきます。
測量業務として、区画整理の地区界の測量を行った、それと、その区画整理内の街区の確定測量を行いました。それと、基本設計業務というところでございますけれども、道路設計や整地設計、排水設計などの基本設計、概略設計、それを実施させていただいております。
それから、事業計画の作成業務ということで、事業計画書、認可図書ですけれども、その辺の作成業務、それと、概略換地の設計業務ということで、概略換地もあわせて設計させていただいております。
それと、手数料というところになりますけれども、不動産鑑定手数料ということで、事業計画を作成するために、基礎資料として3ヵ所、不動産鑑定を行っております。以上でございます。
(休憩)
△議案第80号 平成30年度
狭山都市計画事業狭山市
駅東口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算
認定について
△(
建設環境委員会要求の資料提出)
△狭山市駅東口土地区画整理事業における事業費の推移(決算ベース)
△狭山市駅東口土地区画整理事業 清算金一覧表
△議案説明
◎都市計画課長 議案第80号 平成30年度
狭山都市計画事業狭山市
駅東口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。
狭山市一般会計・特別会計歳入歳出決算書の313ページをお願いいたします。また、あわせて行政報告書の339ページから344ページをご参照いただきたいと思います。
初めに、歳入からご説明申し上げます。
318ページをお願いいたします。1款事業収入、1項1目保留地処分金は、平成28年度までに売却した保留地の面積と出来高確認測量結果との誤差の精算を行ったものであります。
2款繰入金、1項1目一般会計繰入金は、その科目名のとおり一般会計からの繰入金であり、3款繰越金、1項1目繰越金は、前年度決算に基づく繰越金及び平成29年度繰越明許費充当繰越金であります。
次に、4款諸収入、2項1目雑入は、換地処分による清算徴収金であり、232件を徴収したものであります。予算現額との差額1,277万円の主なものにつきましては、2款繰入金において、平成30年度で東口特別会計が廃止となり、全体の不用額を次年度に繰り越しできないため、不用額が生じないように一般会計繰入金で調整したものの差額であります。
以上、歳入総額は3億1,529万2,247円であり、予算現額に対し96.11%の収入割合となっております。
次に、歳出について申し上げます。
320ページをお願いいたします。1款総務費、1項1目一般管理費は、人件費及び事務所の維持管理経費などであり、支出合計は4,126万4,917円で、執行率は約92.06%となっております。なお、各節の説明は省略させていただきます。
次に、322ページ、2款事業費、1項1目事業費の主なものについて申し上げます。まず、12節役務費でありますが、12−1通信運搬費につきましては、清算徴収金、清算交付金関係通知、登記関係通知などを通知した郵送費などであり、12−80通信運搬費(明許)は、登記識別情報の通知などの郵送費であります。12−81手数料(明許)は、換地処分通知について受け取りの確認がとれなかった権利者に対する官報に報告した際の掲載手数料であります。次に、13節委託料のうち、13−22
施設維持管理等委託料は、事務所管理用地の除草作業を業務委託として執行したものであります。13−83調査設計委託料(明許)は、換地処分業務委託料及び清算金徴収交付事務などの委託料であります。次に、15節工事請負費でありますが、15−30諸工事費につきましては、東口事業完了に伴い、記念碑製作設置工事及び私道の寄附採納に伴う下水道移設工事を実施したものであります。次に、22節補償、補填及び賠償金の22−1補償金の物件補償料につきましては、物件移転補償1件や費用負担補償4件、土地使用補償2件であります。清算交付金につきましては、事業施工地区内の宅地などを権利者に配分した場合に生じる不均衡を是正するために行った清算交付金であります。保留地売却精算金につきましては、平成28年度までに売却した保留地の面積と出来高確認測量結果との誤差の精算を行ったものであります。供託金につきましては、支払いができなかった清算交付金5件、物件補償料1件について法務局へ供託を行ったものであります。次の22−80補償金(明許)の物件補償料(明許)につきましては、平成29年度からの繰越明許として、費用負担補償2件、その他補償2件を執行したものであります。
以上、2款事業費の支出合計は1億9,182万3,890円で、執行率は96.21%となっております。
次に、3款公債費でありますが、これは起債借り入れに係る償還元金及び利子であります。
次に、4款諸支出金でありますが、東口特別会計を廃止するため、歳入の剰余金を一般会計へ支出したものであります。
324ページをお願いいたします。以上、歳出総額は3億1,529万2,247円であり、予算現額に対し96.11%の執行率となっております。
326ページの実質収支に関する調書は説明を省略させていただきます。
△資料説明
◎都市計画課長 続きまして、今回の決算の主な内容について、お手元の図面によりご説明申し上げます。
歳入につきましては、保留地処分がありませんでしたので省略させていただきます。
歳出の主なものについてご説明申し上げます。
2款事業費、1項1目事業費のうち、15節工事請負費でありますが、図面中央の赤で丸く塗り潰した箇所が、その他工事として、東口完了に伴い記念碑製作設置工事を実施し、設置した場所となっております。また、図面中央やや右寄りの赤い色で細長く四角に塗り潰した私道寄附採納に伴い、下水道移設工事を実施した箇所であります。
次に、22節補償、補填及び賠償金の主なものでございますが、工作物等の移設補償や費用負担補償として契約を締結した箇所が、図面左下の赤色の塗り潰した3ヵ所であります。
また、平成29年度から繰り越しし、費用負担補償やその他補償として契約を締結した箇所が、図面下、左下の黄色の塗り潰しの箇所であります。
続きまして、お配りしております委員会請求資料の狭山市駅東口土地区画整理事業における事業費の推移(決算ベース)につきましてご説明申し上げます。
狭山市駅東口土地区画整理事業の事業計画につきましては、平成30年度までに6回の事業の変更を行っており、平成29年10月に行った最終の事業計画上の事業費が125億5,000万円となっております。内訳といたしましては、資料1枚目、左側になりますが、収入として、国庫補助対象事業費が21億2,300万円、地方特定道路整備事業費が5億2,580万円、市単独費が93億4,920万円、保留地処分金が5億5,200万円となっております。支出として、工事費が16億1,073万9,000円、移転、移設補償費が71億5,404万3,000円、負担金、委託料が13億1,544万3,000円、事務費が24億6,977万5,000円となり、合計が125億5,000万円となっております。表の内訳といたしましては、平成元年から平成30年度までの決算における数値を記入しております。
資料3枚目の右側になりますが、最終年度の平成30年度までの執行額の合計が125億3,109万3,000円となっております。事業計画に対し若干の増減はありますが、ほぼ計画どおりの収支となっており、事業費に対する執行率は99.8%となっております。
続きまして、お配りしております委員会請求資料、狭山市駅東口土地区画整理事業清算金一覧表につきましてご説明申し上げます。
清算徴収金につきましては、平成31年1月より第1回目の徴収を進めており、令和元年7月に第2回目の徴収を行いました。清算交付金においては、平成30年3月から交付事務を行い、4月に終了しております。
資料の清算金徴収一覧(元金)につきましては、条件にもよりますが、条例により最長5年間の分割納付が可能となっており、当一覧表は、平成30年度の第1回から令和5年度の第11回の徴収予定までの金額と件数の内訳になります。
清算金の徴収額の総合計は、241人分で1億3,129万4,221円となります。
資料左下の2つの表は、清算金の徴収及び交付の法人と個人の件数と金額の内訳になります。
以上で議案第80号の説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。
△議案質疑
◆高橋ブラクソン久美子 委員 もうここなんか何回明許したかわからないけれども、ここも含めて全部工事は終わり、そして清算だけになったんですよね。確認させてください。
◎都市計画課長 平成30年度の状況の図面でありますけれども、今年度、東口の土地区画整理事務所の解体工事を行う予定でおります。その解体工事が終わった後に、3号公園というところがあるんですけれども、そこに今、若干の残土が残っておりまして、その残土を解体工事に伴って、そこにある程度ならす工事を考えております。その工事が終わった後に、公園の予定箇所に今後公園を、所管はみどり公園課になるんですけれども、そちらのほうで公園を建築する工事を予定させていただいております。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 それで全ての工事が終わる。
◎都市計画課長 そうでございます。
◆大島政教 委員 私も今まで全然気がつかなかったんだけれども、ここにあるこの赤は何なの、この小さい赤というのは。パチンコ屋の駐車場のところ、これは。
◎都市計画課長 換地に伴ってフェンスが一部、現況のフェンスと位置がずれていまして、それの補償を行った箇所でございます。
◆大島政教 委員 何か影響があるの、これ。
◎都市計画課長 人の土地に換地された部分が入っている形になりますので、そこを撤去してもらうような形の補償です。
◆大島政教 委員 補償したわけだ。
◎都市計画課長 そうです、平成30年度に。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 125億5,000万円でしょう。私、平成11年から見ているけれども、そもそも幾らでもってやろうとした事業だったっけ、そもそも。
◎都市計画課長 事業計画の中で、計画6回変更しているんですけれども、一番最初の事業計画の数字としては35億円でございます。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 蛇足だけれども、なぜこんなに膨らんでしまったかね。だって、バルルだって平成3年度にピークでしぼんだじゃない。平成元年ぐらいのは一番バブリーな計画だったと思うけれども、大きいからそうですけれども、なぜ35億円が125億円になってしまったの。
◎都市計画課長 35億円が125億円になって、90億円程度増額になっておりますけれども、まず、一番大きな要因が、移転補償費が物価の上昇に伴って非常にふえていると。あと戸数もふえているという形もございます。それとあと、当然30年程度の長い期間をやっているということになりまして、事務費がかさんでおるというところが一番の要因だと思われます。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 歯科医院と言っていいかどうかわからないけれども、あそこのところを訴訟か何かになったのかしら。あれどうなったの。もう全然平気。
◎都市計画課長 県に対して審査請求を今まで9件ほどやっておりまして、そのうち7件は棄却されておりますが、まだ2件審査中でございます。その2件についても、換地処分通知と清算金の納付通知の2件の審査請求がまだ県から審査の完了というか、そういうのが出てきていない状況なので、それが出てくることによって、そういう争い関係がなくなってくるということでございます。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 でも、まだ続く状況なんですね、それは。
◎都市計画課長 その2件については続いている状況でございますので、その結果が出た段階で、請求されるものは特段なくなってくると思っております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 その手の補償料はちゃんと積み立てていて、この特会なくなるけれども、お金もちゃんと払えるようになっているんですか。
◎都市計画課長 平成30年度の予算の中で供託金というのがございます。法務局のほうにその補償料等清算金については供託させていただいておりますので、特会の閉鎖については影響はないと考えております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 そこの供託金はいいんですけれども、通信費のところでもって、宛て先に届かなかったのがあってとかという説明があったけれども、そういう人たちに対して今後はどうするの、閉めてしまったら。係争中なのはわかったけれども。
◎都市計画課長 先ほど、公告、官報に載せて換地処分を行いましたという、官報に載せた経緯というのは、連絡がつかなかったとかそういうような状況で、事業に反対するというような形ではございませんでしたので、特段問題なく事務は進んでおりまして、問題ないと考えております。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 問題ないというのは、お手紙が届かないけれども、補償金や何か、誰かどこかの人にあげたり、それとも供託したりしているのかしら。お金払わないのに全然。
(休憩)
◎都市計画課長 先ほどの供託した内容は、換地処分通知の配達証明がとれなかったお宅でございまして、基本、その事業に対する清算金の受け取りができないというような形の人に対しては、当然供託の手続をとっておりますし、事業としては問題なく済んでおりますので、そのまま特別会計は閉められるような形になります。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 供託したのはいいよ。そして係争中の人も相手がわかっているからいい。でも、わからない人のものを供託したら、永遠に法務局に供託しておくことになるの。それはどういうふうな処理になるの。
(休憩)
◎都市計画課長 供託の内容として、5人に対して供託をしているんですけれども、物件補償料は1人、清算金は5人いますと。その5人の内容について、その供託をすることによって後々問題になるような形の供託ではなくて、それぞれ本人が納得している形の供託というようなことで、先ほどの官報に掲載した件とは切り離して考えて大丈夫な状況でございます。
◎
都市建設部長 この供託している内容が、未来にわたって供託をしっ放しにするという内容ではなくて、相続が確定していないので、相続が確定するまで供託にしておいてくださいだとか、担保に入っている物件で、銀行が、債権者が供託にしておいてくれと言っているので供託をしているとかということなので、相手方が特定できなくて供託していたりという物件はないということなので、もうこれは、いずれ法務局のほうに何がしかの人が、権利を受けた人がとりに行ってもらえるという内容のものなので、将来にわたってこの供託がずっと続くということはないというふうに現時点では判断しているということです。
(休憩)
◆高橋ブラクソン久美子 委員 これは狭山市の土地もあったわけですよ、道路や何かも。だから狭山市もこの事業から清算金をもらっているんだよね。どれについてどんな清算金をもらったんですか。
◎都市計画課長 区画整理の完了に伴って財産管理課に対する普通財産に対するものが清算金として383万1,452円、交通防犯課で管理する行政財産については107万7,002円、保育幼稚園課で管理する行政財産に対するものが217万1,737円、都市計画課で管理する行政財産に対するものが136万9,418円、合計で844万9,609円受け入れるという形になっております。それを財産管理課で一括して今回歳入で受け入れているという形になっております。以上です。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 この清算金一覧表の元金というのを見ているんですけれども、この支払い回数が1回、11回、10、9、8とありますけれども、これは施工者がするんじゃなくて、市に入れてくれるお金ですよね。まず、確かめさせてください。
◎都市計画課長 市に納付していただく清算金という形でございます。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 順調ですか、清算の業務は。
◎都市計画課長 現在、第1回目の清算金の徴収ということで、平成31年1月に行ったんですけれども、この表でいう3番目の第1回という項目になります。総清算金の額が1億803万1,521円という形ですけれども、これのうち滞納されている分が6件ございます。6件が86万1,496円ございまして……
◆高橋ブラクソン久美子 委員 どこを見ればいいんだろう。
◎都市計画課長 滞納額については入っておりませんが、第1回の徴収分の納入率としては99.2%入っております。
それと、令和元年7月に第2回を徴収させていただいておりまして、これについての徴収の状況については、384万1,600円のうち滞納分は4件、33万1,800円の滞納分がございます。納付率としては91.36%。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 何しろ九十何億円もつぎ込んだ事業だから、全部でもって1億3,000万円ぐらいは、さっきの800万円も入れて1億4,000万円ぐらいは市の財政に入ってきてほしいものだと思うんだけれども、滞納している人たちに対してはどうしているの。そして延滞金とかというのは。
◎都市計画課長 第1回、第2回含めて、滞納者に対しては督促状を送付し、それでも納入がない場合は催促状を送るような形の措置で今のところ対応はしておりますけれども、それによって3件程度納付された例もございます。
そういうことをまず続けていくことが一つと、あと今後、督促状とか送付しても納入がない場合は、じかに戸別訪問してお話をお伺いに行ったり、電話連絡をして納入を促していると、そういうような形で今後事務を進めていきたいとは考えております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 税金と同じような形になるのかしら。そうしたら差し押さえもありの、それこそ財産の処分もありのと、そういうことになるんですか。
◎都市計画課長 税金の徴収と同じように土地区画整理法によりまして差し押さえだとかそういうような手続に入っていけるような徴収事務は可能でございますので、最終的にはそういうことも頭に入れてやっていきたいとは考えております。
◆高橋ブラクソン久美子 委員 延滞金はどのくらい。
◎都市計画課長 延滞金については、徴収金に関する条例の規定で、年10.75%の延滞金がつきます。以上でございます。
◆猪股嘉直 委員 さっき当初計画から相当額が多くなって、35億円だったのが90億円ふえたんだけれども、工事期間の計画というのはどうだったんだっけ。何年が何年になった。
◎
都市建設部長 都市区画整理法による区画整理、大体国土交通省が考えているのは、5年で終わらせるというのを基本にしているんです。だから、当初計画というのはまず5年で終わるような計画をつくらざるを得ないんです。それをまた何回にも分けて、変更して、期間を延ばしたということになって、さすがに最後のほうは国交省も10年ぐらい延ばしていいよというのが出てきまして、だから最後のほうは何か1回で10年延ばしたりというのもあったんですけれども、当初、事業認可されたころは5年というのが一つの区切りということです。以上です。
(休憩)
以上をもって本日の審査を終了し散会。午後 2時33分...