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  1. 狭山市議会 2019-02-27
    平成31年  2月 建設環境委員会(第1回)−02月27日-01号


    取得元: 狭山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-16
    平成31年  2月 建設環境委員会(第1回)−02月27日-01号平成31年 2月 建設環境委員会(第1回)                建設環境委員会記録(第1日) ◇開催日時  平成31年2月27日(水曜日) ◇開催場所  第3委員会室 ◇付議事件  議案第 9号 狭山市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例        議案第17号 平成30年度狭山市一般会計補正予算(第5号)               歳出 (4)衛生費        議案第23号 平成31年度狭山市一般会計予算               歳入 (15)使用料及び手数料 (17)県支出金 (22)諸収入               歳出 (4)衛生費        議案第17号 平成30年度狭山市一般会計補正予算(第5号)(※続き)               歳入 (15)国庫支出金 (16)県支出金               歳出 (8)土木費        議案第23号 平成31年度狭山市一般会計予算(※続き)               歳入 (15)使用料及び手数料 (16)国庫支出金 (17)県支出金                  (22)諸収入               歳出 (8)土木費        議案第14号 狭山市布設工事監督者が監督義務を行う水道の布設工事及び布設工
                  事監督者の資格並びに水道技術管理者の資格を定める条例の一部を               改正する条例        議案第13号 狭山市水道事業給水条例及び狭山市下水道条例の一部を改正する条               例        議案第21号 平成30年度狭山市水道事業会計補正予算(第1号)        議案第27号 平成31年度狭山市水道事業会計予算        議案第22号 平成30年度狭山市下水道事業会計補正予算(第1号)        議案第28号 平成31年度狭山市下水道事業会計予算 午前 9時00分開会・開議 ◇出席委員 7名  綿貫伸子     委員長      千葉良秋  副委員長  高橋ブラクソン久美子 委員       土方隆司  委員  望月高志     委員       大島政教  委員  町田昌弘     委員 ◇欠席委員 な し ◇説明のための出席者  環境経済部長、都市建設部長、上下水道部長、関係部次長、関係課長 ◇委員会に出席した事務局職員  佐 藤 宏 毅  事務局主任 午前 9時00分開会・開議 △議案第9号 狭山市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例 △議案説明 ◎資源循環推進課長 議案第9号 狭山市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  議案書の19ページをお願いいたします。  本案は、本年4月1日施行予定の学校教育法の改正により、専門職大学が新たに設置されることに伴い、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則が改正され、同施行規則に規定する一般廃棄物処理施設に置き、施設の維持管理に関する技術上の業務を担当する技術管理者の資格要件について、専門職大学の前期課程を修了した者は短期大学を卒業した者に相当することとなることに鑑み、所要の改正を行うものであります。  改正の具体的な内容につきましては、議案第9号参考資料、狭山市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の新旧対照表によりご説明いたします。  市が設置する一般廃棄物処理施設に置く技術管理者の資格要件として、短期大学卒業者に専門職大学の前期課程修了者が含まれる旨を追加するため、第36条第1項第6号及び第7号中「短期大学」の次に「(同法に基づく専門職大学の前期課程を含む。)」を、「卒業した」の次に「(同法に基づく専門職大学の前期課程を修了した場合を含む。)」を加えるものであります。  次に、議案書の19ページにお戻りいただきまして、附則についてご説明いたします。  附則につきましては、条例の施行日を平成31年4月1日からと定めるものであります。  以上で説明を終わりますが、よろしくお願い申し上げます。 △議案質疑 ◆土方隆司 委員 前期課程修了ということですので、仮に前期課程修了後に一身上の都合でその大学を退学されたしまったという場合でも、前期の課程だけ修了しておけば資格者という解釈でいいんですか。 ◎資源循環推進課長 前期課程のみで退学となっても、前期課程修了ということになっておれば、短期大学の卒業の資格、短期大学士の資格が与えられますので、この要件には当たる形になります。 ◆大島政教 委員 基本的なことで申しわけないんだけれども、短期大学って書いてあるけれども、処理施設のどんな仕事をさせているわけ、これ。 ◎資源循環推進課長 この条例に規定している資格要件の中での大学の卒業については、技術管理者に値する専門的な知識を学んだ場合と、そうではなくて一般的な通常の技術系ではない短期大学であっても、大学であっても、あるいは高校であっても、そういった方も対象となります。その場合に、それぞれ実務経験年数の規定がございまして、それをクリアすれば資格要件が与えられるということですので、どのような短期大学というところは、専門のものを学んだ場合には実務経験年数がその分短くなるということで、どのような短期大学でも対象となるものであります。以上です。 ◆大島政教 委員 例えば、どういう短期大学……。 ◎資源循環推進課長 短期大学の場合ですと、大学において理学、薬学、工学、農学、もしくはこれらに相当する課程で衛生工学もしくは化学工学に関する科目をおさめて卒業した者、この場合には実務経験年数を4年以上としております。これに対して、今申し上げたような専門科目以外のものを履修した者については5年以上の実務経験年数を要するということになっております。以上です。 ◆大島政教 委員 5年の実務経験というのは、処理施設に勤めてから5年間の実務を経験すればいいということ、それとも、どこか別のところで経験してきてやるのか、その辺、教えてくれる。 ◎資源循環推進課長 実務経験年数につきましては、廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経験を有する者ということで、民間の施設であっても、あるいは市の施設であっても、そういった関係の実務にかかわった年数ということで判断するものであります。以上です。 ◆大島政教 委員 卒業してきて入社するよね、短期大学卒業して入社する、それから5年たてばいいわけ……、そこから正規に採用されるの。 ◎資源循環推進課長 卒業してから、そういった実務経験を積んだ後に技術管理者の資格を与えるということでありますので、例えば現在狭山市の職員の中でも、実務経験を積んだ上でこの要件に当たる者というのはたくさんおりますけれども、その中から技術管理者として任命するということで配置するという形になります。 ◆大島政教 委員 それまでは、技術管理者じゃないわけだ。 ◎資源循環推進課長 それまでは技術管理者という形では任命はしておりませんので、実際に狭山市の場合には、稲荷山環境センター奥富環境センターに職員の中から1名ずつを技術管理者として任命しております。  それから、1点、先ほどの要件の中で、条例の中で学歴と実務経験年数について申し上げましたけれども、それからもう1点は、一般財団法人日本環境衛生センターが実施する廃棄物処理施設技術管理者講習を受講し、技術管理士の認定を受けている者というものの条件もつけまして、その中から任命しておりますので、その認定を受けている者は市の職員の中には12名おります。その中から、現在は2名を任命しているという形になっております。以上です。                                         (休憩) △議案第17号 平成30年度狭山市一般会計補正予算(第5号) △歳 出 △4款衛生費 △議案説明 ◎奥富環境センター所長 議案第17号 平成30年度狭山市一般会計補正予算に係る奥富環境センター費に関する歳出についてご説明申し上げます。別冊の狭山市一般会計特別会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の22ページ、23ページをお願いいたします。  4款衛生費、2項3目奥富環境センター費の1番ごみ定期収集事業費中、13節−61ごみ収集委託料は、随意契約による見積もりの結果、予定価格を下回る金額により契約を締結することができたため、執行残である120万円を減額するものであります。以上です。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 このごみってどういうもの。 ◎奥富環境センター所長 もやすごみともやさないごみの収集でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 もやすごみに関しては、従量制でもって委託するんじゃなかったなと思うんだけれども、2月ですからあれですけれども、今の時期でもって急激に3月にふえたりなんかして、これでもって足りなくなるようなことがあると嫌だなと思うんです、120万円を落として。従量制と、落とすのと大丈夫ですか。 ◎奥富環境センター所長 今現在、狭山市内、集積所が3,856ヵ所ございます。人口は多少減になっておるんですが、開発ですとかアパートができて、集積所の数自体はふえてございます。もやすごみは週2回、もやさないごみは週1回収集しておるわけなんですが、収集車が出ていって、従量制だけではなくて、何ヵ所も回るとかそのルートの時間等を勘案して設計して予定価格を出してございます。それで見積もりをとっておるわけなんですが、もともと集積所(A・B・C)というふうに分けて市内3ヵ所で集めていたところなんですが、それが委託と直営でやっていたところなんですけれども、直営箇所がなくなって委託に回した結果、同じ業者がとったので経費等が下がったという理由で、入札残というか、委託価格、契約価格が少し下がったものだと考えております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 上がったら上がったで、引っ越しするシーズンだからどういうことになるかわからないけれども、上がったときは、注意して見ていってください。 ◆大島政教 委員 120万円って、でかいよね。何者がごみ収集の見積もり出しているのか。           (「1者」と言う者あり) ◆大島政教 委員 1者じゃないでしょう。1者じゃないと思うよ。1者でやったら、120万円ってでかいものな。 ◎奥富環境センター所長 もともとの予算が2億7,000万円ぐらいでございます。ですから、120万円は、パーセントでいくとそんなに大きくなくても、大もとが大きいものですから、120万円予算残があったということで。2者の見積もり合わせでございます。                                         (休憩) △議案第23号 平成31年度狭山市一般会計予算 △歳 入 △15款使用料及び手数料 17款県支出金 22款諸収入 △歳 出 △4款衛生費 △議案説明 ◎環境経済部次長 議案第23号 平成31年度一般会計予算に関し、環境経済部にかかわる歳入の主なものについてご説明いたします。  予算に関する説明書の38ページ、39ページをお願いいたします。15款使用料及び手数料、1項1目総務使用料、1番行政財産使用料のうち、上から7番目奥富環境センター行政財産使用料は、飲料用自動販売機の設置にかかわるものであり、その下の浄化センター行政財産使用料は、私立学校の案内看板設置にかかわるものであります。  42ページ、43ページをお願いいたします。15款使用料及び手数料、2項3目衛生手数料、1番畜犬登録手数料は、狂犬病予防法により飼い主に義務づけられている犬の登録による鑑札の交付及び予防注射済票の交付の際の手数料であります。次に、2節清掃手数料、1番廃棄物処理手数料は、奥富環境センター及び稲荷山環境センターに持ち込まれる可燃ごみ、不燃ごみ及び収集した粗大ごみの処理手数料であります。次に、その下の2番一般廃棄物収集運搬業等許可申請手数料は、許可申請及び更新申請の際の手数料であります。また、3番し尿収集運搬手数料は、一般家庭からのし尿の収集運搬手数料であります。  52ページ、53ページをお願いいたします。17款県支出金、2項3目衛生費県補助金のうち、55ページをお願いいたします。2節環境衛生費補助金、1番彩の国環境保全交付金は、知事の権限に属する事務処理の特例に関する条例により、本市が処理することとされた埼玉県生活環境保全条例に基づく事務の執行に要した費用について交付を受けるものであります。次に、2番飼い主のいない猫の不妊去勢手術推進事業費補助金は、飼い主のいない猫への不妊去勢手術事業に対して県より補助金の交付を受けるものであります。  66ページ、67ページをお願いいたします。22款諸収入、6項4目雑入のうち、69ページをお願いいたします。3番衛生雑入のうち、不法投棄未然防止事業協力助成金は、不法投棄監視パトロール及び監視カメラに係る費用の一部について、一般財団法人家電製品協会から助成を受けるものであり、71ページをお願いいたします。一番上の回収有価物売払収入は、奥富環境センター及び稲荷山環境センターで回収した缶や新聞紙など有価物の売払収入であります。また、次のリサイクルプラザ展示品売払収入は、リサイクルプラザで実施する不用品や再生家具類の売払収入であります。また、次の再商品化合理化拠出金受入金は、容器包装ごみのリサイクルが合理的・効率的に進められ、想定よりも実際にかかったリサイクル費用が少なく済んだ際に、事業者側から市町村側へ拠出されるものであります。また、次の電気使用量通信端末装置消費電力代金は、電気使用量を電気会社が現地で確認することなく、有線で送信するために設置した通信端末装置に係る電気使用料分が返還されるものであります。また、次の稲荷山環境センター自動販売機電気料は、自動販売機の設置に伴う電気料であります。  環境経済部にかかわる歳入の主なものは以上であります。 ◎環境課長 環境課にかかわる歳出予算についてご説明いたします。  予算に関する説明書の199ページをお願いいたします。  4款衛生費、1項保健衛生費、5目環境対策費の主なものについてご説明いたします。  初めに、1番環境対策推進事業費は、環境保全に関する施策を推進するための一般管理費的な経費であり、1−3非常勤職員報酬は、環境の保全に関する基本的事項について審議していただく環境審議会の委員の報酬であります。次に、2番環境パートナーシップ形成事業費は、市民、事業者、行政が協働で省エネルギーや地球温暖化防止などに取り組むための環境保全活動に係る委託料であります。次に、3番地球温暖化対策推進事業費は、地球温暖化対策を推進するための経費であり、13−61事業関係委託料は、本市の事務事業を対象として実施する環境マネジメントシステムの運用に関し、専門的な見地に基づく支援を受けるために要する経費であります。201ページをお願いいたします。4番住宅用省エネルギーシステム設置補助事業費は、再生可能エネルギーの活用を促進するため、住宅用の太陽光発電システムのほか、蓄電池や太陽熱などを利用した設備を設置する市民に対して、費用の一部を補助するものであります。次に、5番公害対策指導監督事業費は、水質汚濁防止法に基づき、工場、事業所等への立入調査と指導を実施し、規制基準の遵守を促し、事故を未然に防止するための経費であります。次に、6番環境調査事業費は、大気や河川などの環境調査、道路騒音、航空機騒音を定期的に測定するための経費であり、13−61事業関係委託料は、一般大気、自動車排気ガスの調査や、入間川、不老川の水質調査等における分析委託料であります。次に、7番ダイオキシン類対策事業費は、大気中のダイオキシン類の調査を実施するための経費であります。  続きまして、4款衛生費、1項保健衛生費、6目生活環境衛生費の主なものについてご説明いたします。1番環境衛生事業費は、環境衛生の向上を図り、快適な環境づくりを推進するための一般管理費的な経費であります。1枚めくりまして、203ページをお願いいたします。19−3事業補助交付金のうち、飼い主のいない猫の不妊去勢手術事業補助金は、飼い主のいない猫に不妊去勢手術を受けさせた市民に対して、その費用の一部を補助するものであります。次に、2番畜犬管理事業費は、狂犬病予防法に基づく畜犬管理に要する経費であり、14−2機器等借上料は畜犬管理システムの使用料であります。次に、3番飯能斎場管理費負担事業費は、飯能市及び日高市と共同運営している広域飯能斎場組合に対する負担金であります。次に、4番環境美化推進事業費は、環境美化に対する市民意識の高揚を図るために要する経費であり、アダプトプログラム参加団体に支給する軍手やビニール袋などの消耗品の購入費用や傷害保険料が主なものであります。次に、5番不法投棄防止対策事業費は、不法投棄されにくい環境づくりをするための経費であり、13−61事業関係委託料のうち、不法投棄防止対策委託料は、不法投棄されやすい河川敷や平地林などのパトロールと不法投棄されたごみの回収などの業務を委託するものであります。次に、6番水辺環境美化活動事業費は、水辺環境の美化に対する市民意識の高揚を図るために要する費用であり、入間川クリーン作戦の事業費と河川の浄化活動に取り組む市民団体の活動を支援するための補助金が主なものであります。  続きまして、4款衛生費、1項保健衛生費、7目上水道事業費の主なものについてご説明いたします。1番上水道事業費は、専用水道、簡易専用水道の設置者への指導等及び水道事業会計職員への児童手当支給に要する経費を計上したものが主なものであります。  説明は以上であります。 ◎資源循環推進課長 資源循環推進課にかかわるものについてご説明申し上げます。  予算に関する説明書の205ページをお願いいたします。1目清掃総務費のうち、2番清掃総務管理事業費は、清掃行政全般にかかわる経費で、説明番号の1−3非常勤職員報酬は、廃棄物減量等推進審議会の委員報酬であります。8−1謝礼金は、清掃事業職員に対する産業医による健康相談への謝礼であります。13−50事務関係委託料は、稲荷山環境センターの整備検討を行うための基礎調査業務委託料であります。3番一般廃棄物処理施設跡地利用事業費、15−30の跡地整備工事費は、浄化センター敷地内の地下構造物を雨水抑制施設として再利用するための工事に要する費用です。  次に、2目ごみ減量推進費につきましては、ごみの減量とリサイクルを推進するための経費で、1番ごみ減量推進事業費は、ごみを減量するための諸施策にかかわるものです。8−1の謝礼金は、市内各自治会から推薦された廃棄物減量等推進委員の活動への謝礼であります。19−3事業補助交付金は、生ごみバケツ等の生ごみ処理機器を購入した市民に機器購入費の一部を補助するものであります。説明書の207ページをお願いいたします。2番資源物集団回収促進事業費につきましては、資源物を回収する市民団体に対する補助金であり、19−3事業補助交付金は、自治会や子ども会等による集団回収を実施する市民団体等に交付する補助金であります。次に、3番家庭系生ごみリサイクル事業費については、生ごみリサイクルにかかわるもので、13−61事業関係委託料は、もやすごみを減量するため家庭から排出される生ごみを収集し、堆肥化、リサイクルする業務に要する委託料であります。  説明は以上であります。
    奥富環境センター所長 続きまして、207ページの奥富環境センターに係るものについてご説明申し上げます。  3目奥富環境センター費のうち、2番奥富環境センター管理事業費は、ごみの資源化処理及び施設全体の維持管理に要する経費であります。7節臨時職員賃金は、粗大ごみ個別収集サービスの電話予約受付事務に臨時職員を雇用しているものであります。11節−6光熱水費は、工場等の運転に要する電気料金と上下水道料金等であります。11節−8修繕料は、工場が稼働してから約11年が経過した設備機器の修繕が主なもので、破砕機や粗破砕機等の修繕料であります。209ページをお願いいたします。13−61事業関係委託料は、粗大ごみ、瓶・缶等を処理する工場の安定的な運転処理を図るための経費、破砕不燃物を埼玉県環境整備センターへ運搬するための経費、破砕可燃物を稲荷山環境センターへ運搬するための経費及び稲荷山環境センターで発生した焼却灰を運搬するための委託経費が主なものであります。3番のごみ定期収集事業費は、もやすごみ、もやさないごみなどの収集運搬に要する委託料であります。4番のびん・缶等リサイクル事業費、5番古紙・古布リサイクル事業費、次のページ、211ページ、6番のペットボトルリサイクル事業費は、それぞれ資源物の収集運搬に要する経費であります。7番の廃プラスチック類リサイクル事業費は、プラスチック類の収集運搬、選別処理に要する委託料であります。8番のリサイクルプラザ管理事業費のうち、13節−61事業関係委託料は、再利用可能な家具類の修理再生業務及び展示品の頒布等を直接行う展示コーナー運営業務並びにごみの減量とリサイクル等に関する啓発業務を実施するための委託料であります。9番の剪定枝等リサイクル事業は、剪定枝等を資源化するための委託料であります。  3目奥富環境センター費については以上であります。  次に、稲荷山環境センターに係るものについてご説明申し上げます。  213ページをお願いいたします。4目稲荷山環境センター費のうち、2番稲荷山環境センター管理事業費は、ごみの焼却処理及び施設全体の維持管理に要する経費であります。11節−1消耗品費は、焼却施設の整備にかかわる薬品や焼却設備の交換部品などの購入費用であります。11節−2燃料費は、焼却炉の立ち上げ、立ち下げ時に使用する灯油や車両の燃料購入費であります。11節−6光熱水費は、稲荷山環境センターの運転に要する電気料や上下水道料金であります。11節−8修繕料は、設備機器の更新及び故障等の修繕費用であります。委託料のうち、13節−22施設維持管理委託料は、法で定められた計量器、クレーン、ボイラーなどの設備の点検に要する費用や電気設備の年次点検等に要する費用であります。13節−61事業関係委託料は、年間約3万4,000トン搬入されるもやすごみを安定的に処理するため、施設の運転を委託し行うための費用と、施設から排出される排気ガスの分析等に要する費用であります。次に、3番最終処分場管理事業費は、最終処分場の保全及び浸出水の処理等、施設の維持管理に要する費用であります。215ページをお願いいたします。4番焼却灰セメント等資源化事業費は、ごみの焼却により発生する焼却灰を全量資源化するための費用であります。具体的には、セメント、人工砂、路盤材の一部に再生するための処理と運搬に係る経費であります。5番稲荷山環境センター設備改修事業費は、平成40年度を目標とした施設の長寿命化計画に基づき行う改修事業であります。11節−8設備修繕料は、焼却炉の改修を行う費用であります。  次に、5目浄化センター費についてご説明させていただきます。1番浄化センター管理事業費のうち、主なものについてご説明いたします。11節−6光熱水費は、浄化槽汚泥等の処理水を公共下水道に排水するための下水道使用料等であります。217ページをお願いいたします。13節−61事業関係委託料は、浄化センターの安定的な運転管理業務、処理後に生ずる脱水汚泥等の運搬処理業務及びし尿収集運搬業務に要する委託料であります。  説明は以上であります。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 43ページ、15款2項3目衛生手数料1節の畜犬登録手数料がありますけれども、現在と来年度はどのくらいの、新規も含めて登録があるというふうに考えたんですか。 ◎環境課長 畜犬登録手数料につきましては、前年の申請件数をもとに算出しておりまして、平成27年度につきましては483件、平成28年度につきましては451件、平成29年度が442件と、若干数が減っている傾向にございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 事業としては集団登録しているんですが、あれは予防注射のためですか。環境課としては、登録関係にはどんな事務をしていますか。 ◎環境課長 畜犬の登録並びに狂犬病予防注射を集団で行っているものであります。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そうしますと、集団でやっている事業ありますし、きっと獣医さんの経由で来ると思いますけれども、全ての登録は環境課でもって、登録された犬については環境課で把握されていらっしゃるという状況でいいんですね。 ◎環境課長 登録につきましては市のほうで行っておりますが、狂犬病の予防注射に関しましては、必ずしも集団で行っているとは限らず、それぞれの動物病院で受けられるケースもございます。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 その下の廃棄物処理手数料がありますし、稲荷山も奥富もありますけれども、この積算根拠というのかな、随分値上げしているわけだけれども、積算根拠と値上げの影響って、どんなふうになっていますか。 ◎奥富環境センター所長 積算の根拠なんですが、事業系手数料、家庭系手数料が2段階に上げて価格改定をさせていただいております。特に平成31年10月1日から、現在事業系手数料は10キロ当たり210円のものを240円にさせていただいて、あと家庭系の手数料は10キロ当たり60円のものを90円にさせていただくということでございます。そのために、前年度も30円上げたんですが、それと同じくらいの値上げがあるのではないかと思って増額をさせていただいて、料金改定に比例して増額になるだろうということで増額をさせていただいております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 事業系ごみの価格を上げたときに、周りのところと値段が上がるから持ち込みごみが少なくなるんじゃないかなというもくろみもあって上げたんだけれども、じゃ、そのもくろみはうまくいかなかったと。同じぐらいというか、それ以上の事業系のごみが来るんじゃないかという、そういうことでいいのかな、がっかりだけれども。 ◎奥富環境センター所長 事業所の持ち込み量なんでございますが、平成27年度、平成28年度、平成29年度、平成30年度積算してとっているところなんですが、平成27年度には9,066トン、稲荷山と奥富合わせてございました。それが平成28年度には8,531トン、平成29年度には7,882トンで、平成30年度はまだ終わっておりませんので見込みなんですが、7,813トンぐらいをトレンドで計算するとなっております。ということで、総量自体は減少傾向でございます。 ◆大島政教 委員 今さらという話なんだけれども、39ページの奥富環境センター行政財産使用料、自動販売機の使用料だという話だったよね。もう一つ、71ページの稲荷山環境センター自動販売機電気料って書いてあるんだよね。どこが違うの、これ。 ◎奥富環境センター所長 奥富環境センターの自動販売機は、一般の公共施設と同じ形で使用料をいただいておるところなんですが、稲荷山環境センターは国有地でございますので、要は地代というんですか、占用料をいただけないものですから、そのかわりに電気代をいただいているというところでございます。 ◆大島政教 委員 市有地と国有地の違いということか、そういうことね。 ◎奥富環境センター所長 はい。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 55ページの環境衛生費補助金の2飼い主のいない猫の不妊去勢手術推進事業補助金、これって、前、県からのだけれども、市も同額出してやっているけれども、制度が変わったのかしら。やり方が変わって不便しているって自治会の人たちが言っているんだけれども。 ◎環境課長 飼い主のいない猫の不妊去勢手術につきましては、以前、智光山公園を限定してモデル事業として実施してきた経緯がございます。その中で一定の効果が得られましたことから、平成30年度からは狭山市全域の市民に対して補助する制度に切りかえて、現在実施しております。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 手続等が大きく変わったんですか。何で使い勝手が悪いとか、先にお金出してその領収書を出さなくちゃいけないとか、そこら辺、何かどういうふうに変わったんですか。何で市民からの不満が聞こえるんだろう。 ◎環境課長 実際に手続の中で不満の声というのは環境課のほうには届いていないんですが、以前はモデル事業としてっていたときには特定の団体に対する補助でありまして、現在は団体補助ではなくて、個々の市民に対する助成ということで、去勢手術をしようとする市民の方がそれぞれ申請を環境課のほうへしていただくということで手間がふえてしまっているのかなというふうに思われます。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 リサイクルプラザ展示品の売払収入が上がっているにもかかわらず、それはいいんですが、再商品化合理化拠出金受入金が、一番初めの何百万円に比べて、5万円というのは余りにもあこぎというか、予算ほとんどつけられないという、そういう状況でしょう。まずはリサイクルプラザ展示品売払収入、これと、再商品化合理化拠出金受入金の、これについて説明をもっとしてください。 ◎奥富環境センター所長 まず、リサイクルプラザ展示品売払収入の件なんですが、リサイクルプラザの売払品の売り払う頒布価格等を全面的に見直した結果、数年前より三百数十万円のが600万円ぐいになっているところだと思います。それの原因としては、持ってきていただいたものを安く販売していた、10円とか100円だったものを、かなり100円のものを多くしたり、それは物を厳選して売ったということもあります。あとは、粗大ごみで出た家具等をリサイクル工房できれいにして売っていたところでありますが、まずは15点ぐらい1回に出していたところを、今は22点ということで点数をふやしてございます。あと、粗大ごみは家庭から収集しているところなんですが、収集に当たって、ごみとしてではなく、その場でリサイクルすればきれいに売れるという、いい物がございましたら、積極的に工房のほうに回して売り払いをしているというところであります。あとは、フェアと申しまして、現在テーブルに関するフェアをやっているんですが、着物ですとか子ども用品ですとか、そういう売り払うものを目的を持ってとっておりまして、それに以前よりも、程度のいいものをいい値段をつけて、フェアという形で広報して開催しますと、かなり1回のフェアで売り上げがあるものですから、それで上がっているというところが幾つか原因でございます。  次に、再商品化合理化拠出金の説明でございますが、再商品化合理化拠出金というのは、平成20年4月1日に施行されました改正容器包装リサイクル法で、特定事業者から市町村への支出拠出制度が創設されました。業者からリサイクルのためのお金を集めるということでございます。資金拠出制度については、リサイクル(再商品化)に実際にかかった費用が、当初の想定再商品化費用総額を下回った場合に、下回った額の2分の1を再商品化合理化拠出金として支払われるもので、特定事業者が拠出委託料を日本容器包装リサイクル協会に支払って、協会から市町村に支払われるものでございます。そのために、当初のリサイクルに実際に係る費用が上がったのと、積算のほうが当初はかなり高く事業者から集めていたものが実際の価格に合ったということで、市町村に歳入として拠出金が来るのが少なくなったということは聞いてございます。以上でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 199ページ、環境対策費の3地球温暖化対策推進事業費ですけれども、現実に25万5,000円でしょう。本年度、平成31年度、何するんですか、25万円で。 ◎環境課長 一義的には啓発活動、市の中での環境マネジメントシステムの運営という2点になります。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 庁舎内で環境部が去年は何キロカロリー使ったとか、CO2何トン使ったとかというのを集めているのはわかるわよ。建設環境の要望書の話はここでしちゃいけないことになっているからしませんけれども、温暖化対策をするキープレイスとして、実際にそういうマネジメントで出てきた調査の結果をどうやってフィードバックして、少しは何とかしようとか、例えば一番使っていた稲荷山なんかは、電気化することによってCO2を少なくするとかという改善を図ろうとしているわけじゃない……。ほかのところに対して、どういう指導というのかな、給食センターなんか特に使っているわけだし、キープレイスとしてやっているのか、それが知りたい。 ◎環境課長 環境基本計画の中に地球温暖化対策実行計画、いわゆるアクションプランを定めておりまして、現時点ではアクションプランをもとに環境マネジメントシステムの中で検証を行っていると。その目標値でありますけれども、2013年度を基準年として、2050年度までの長期目標では80%減という、非常にハードルの高い数値を掲げておりますが、2030年度までの中期目標では28%、来年度2019年度までの短期目標としては、温室効果ガス削減量は9%という数字を掲げておりまして、まだこの9%は、実は達してはおりませんが、現時点では9%に向けて非常に順調に推移しておりますので、来年度には目標値、短期目標については達成できるものというふうに見込んでおります。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 数字を見て、ああそうかと言っているのは、私、環境課の仕事じゃないと思うんですよね。先ほども言いましたように、稲荷山環境センターであんなに電気使っているのを自分たちでもって賄うようにしたり、財産管理課がLED化したりしているわけでしょう。ほかの施設だってたくさんあるのに、そこに対して、何の指導、助言もしないというのはいかがなものかと思うんですけれども、部長にお聞きします。地球温暖化対策推進事業をもっときちっと私たち議員の目でもってわかるように、何をどうしたかというそういうものを、どこの課に対してはこういうふうにしたかというものをわかりやすく透明に見える化してほしいんだけれども、それについてはどう思いますか。 ◎環境経済部長 今、委員からお話がございましたとおり、今まで実際に地球温暖化対策について、まずは見える化しなきゃいけないということで、現状の数値をちゃんと認識してもらうことはまず必要だと考えています。その数値をもとに、それが改善されたかどうかというところについては、当然環境セクションとしては働きかけていかなければいけないことですので、そういったことについては、今後、より具体的な形で指導に当たっていきたいというふうに考えております、以上あります。 ◆望月高志 委員 201ページの環境衛生事業費中に、路上喫煙禁止ステッカー張替修繕料があるんですけれども、平成31年度はどこの張りかえを行う予定なのか。 ◎環境課長 特にどこの場所というのは、まだ決定はしておりませんが、現地を全て確認しまして、はがれているものあるいは見えにくくなっている場所について、順次張りかえをしてまいりたいというふうに考えております。以上であります。 ◆望月高志 委員 これ、目立つようにとか、今のは目立ちにくいので、より啓発効果のあるようなものという検討というのは、今までされているのかどうか教えてください。 ◎環境課長 既存の位置に加えて、路上喫煙の行為が見受けられるような場所については、設置箇所を工夫するとか数をふやす等、対応してまいりたいと考えております。以上であります。 ◆望月高志 委員 要するに、デザインに関しては、余り変更はしないということでいいんですか。 ◎環境課長 現時点では、デザイン、あと張るステッカーについては従来のものを踏襲する予定であります。以上であります。 ◆望月高志 委員 205ページの3番一般廃棄物処理施設跡地利用事業費、これ、跡地整備工事費で先ほど説明あったんですけれども、もう少し具体的に内容を教えてください。 ◎資源循環推進課長 一般廃棄物処理施設跡地整備事業でありますけれども、こちらの工事は平成20年度から平成22年度に実施した旧汚水処理施設の構造物撤去工事に際して、地下部分の構造物については、それらの構造物の形状や特性を生かした再利用方法を検討いたしまして、地下構造物を当該敷地の浸水等の防災対策用の雨水抑制施設として活用できるように、側壁及び底部補強工や排水設備工による改良工事を実施しようとするものであります。  地下構造物は、その大きさが縦26.2メートル、横37.1メートル、深さ5.1から8.6メートルの構造物で、その内部は調整槽、曝気槽、沈殿槽が横に並ぶ3層構造になっております。これらの躯体をできるだけ生かしたまま、雨水抑制施設として再利用するものであります。以上です。 ◆望月高志 委員 どれぐらいまでやっている予定なんですか、期間的には。 ◎資源循環推進課長 こちらの雨水抑制施設としての整備の工事につきましては、平成31年度1年間の中で終わらせる予定であります。以上です。 ◆望月高志 委員 その次のページの207ページに、2節の資源物集団回収促進事業費、昨年度より若干額が減っているんですけれども、減っている理由をお願いします。 ◎資源循環推進課長 前年度予算との比較では80万円の減額となっておりますけれども、平成29年度の実績、決算額との比較では121万7,000円の増額、率にすると10.4%の増ということで、この予算を組んでいるものでございます。以上です。 ◆望月高志 委員 その下の奥富環境センター費の中の1番一般職人件費、昨年23名だったのが今回20名になっています。これまで戸別収集なんかで、退職後の方がとってくれたり、戸別収集に向かってくれたり、高齢者の方にこうしたことを行っていただいてくれていたんですけれども、そうした戸別収集への職員が減ってしまうというのは、影響がないのかどうか教えてください。 ◎奥富環境センター所長 前年度が23名が20名ということで、3名ほどここの見立てからは減っているものでございますが、フルタイムで働いていた職員が、今度フルタイムでなくなるということになりますと、一般職員給料の人数から減るというものでございます。ですから、フルタイムで3年目になくなるんですが、来年度は2人の職員はやめるわけではなくて、30時間、9時−4時ということで働いていただく人が1人、あと、週3回、半分で働いてくれるという人が1人ございますので、実質2名はまだ奥富環境センターのほうに残っていただけると。1名は退職していなくなるのですが、所内の事務の効率化ですとか、作業の流れ等を見直して対応していくということで考えてございます。 ◆望月高志 委員 対応するということで、影響ないという考えでいいですか。 ◎奥富環境センター所長 はい。 ◆町田昌弘 委員 201ページの一番上なんですけれども、住宅用省エネルギーシステム設置補助事業費の補助金出しているということなんですけれども、もうちょっと具体的に何件とか、その辺の具体的な説明をお願いしたいんですけれども。 ◎環境課長 住宅用省エネルギーシステム設置補助につきましては、市民が居住する市内の住宅にシステムを設置する場合の補助でありまして、対象は8つのシステムがございます。一番多いもので太陽光発電システム、これ従来から行っておりますが、そのほか、エネルギーの管理システムあるいは蓄電池のシステム、燃料電池のシステム等をつけ加えております。ことし1月現在、今年度の実績でいいますと、太陽光システムが件数が一番多く85件になっておりますが、近年太陽光発電システムの需要が満たされつつあるということで、定置用リチウムイオン電池の蓄電池のシステムが31件、あるいは家庭用のエネルギー管理システム、これはエネルギーの消費の見える化のシステムでありますが、それが26件ございます。以上であります。 ◆町田昌弘 委員 205ページの清掃総務管理事業費の中の13−50施設整備計画基礎調査業務委託料、本会議でも質問があったんですけれども、平成40年度から先の今後の取り扱いについての基礎調査をするということで、今後の整備方法なんかをこの調査によって決めていくのかなと思うんですけれども、この調査は来年度終わるんですけれども、その後の調査があるのか、スケジュール的にはどんなことが決まっているのか、今の時点でわかればお伺いしたいんですけれども。 ◎資源循環推進課長 こちらの施設整備計画基礎調査業務委託によりまして、さまざまな整備方法についての比較検討をするための基礎資料を作成いたします。この業務委託をおおむね平成32年1月末の完了を目途に進める予定でございます。その資料に基づきまして、庁内あるいは審議会等で比較検討をしていこうという考えであります。以上であります。 ◆町田昌弘 委員 ということは、まだその調査が出ないと、その後の具体的に幾つかいろいろな延命化していくにも、施設を建てかえるとか、いろいろこれから決めていくんでしょうけれども、そのものはまだ全然今の中では決まっていないという感じでよろしいんですか。 ◎資源循環推進課長 現在も比較検討を進めているところではございますけれども、まずは現況の施設の状況なども確認を専門的な見地からしなければいけませんので、そういったものをお願いする。それから、比較検討のコストでありますとか整備方法によってのスケジュールなどにつきましても、専門的な見地からの調査がございませんと比較検討が難しいものですから、そういったものを業務委託でお願いしようとするものであります。以上であります。 ◆大島政教 委員 関連もあるんじゃないかと思うんですけれども、稲荷山環境センターの設備改修事業で、今回、平成31年度ということで焼却炉の修繕しますよね。これはもみんな長寿化、延命化ということでやっていますよね。これをさらにまだ延命化しないと、交換しなきゃならなくなりますよね。そのために延命化していると思うんだけれども、この中で、213ページで11−8で設備修繕料があるよね、1億円。さらにその下で、今度は13−3で焼却処理施設設備設計積算委託料というのがあるよね。これは平成31年度以降のものを検討しているのか、修繕の場所、直す場所を検討するのか、その辺はどういうような状況なのか。さらに、その後で215ページに設備修繕料で7,128万円の焼却炉の変更もあるわけだよ。この辺の関係というのはどうなってくるんだろう。 ◎奥富環境センター所長 先ほど資源循環推進課長が説明したとおり、今の稲荷山環境センターの長寿命化計画は平成40年までの計画でございます。来年度、設備改修事業費で7,128万円計上させていただいているのは、まだ実施しておらなかった1号炉の炉内の耐火物、耐火れんがが主になるんですが、それの改修ということでございます。そうすると、2号、3号、1号ということで、3炉、内部がきれいになるということでございます。  213ページの焼却処理施設整備設計積算委託料というのは、平成40年以降ではなくて、平成31年度に行う工事、修繕等の設計等を行うものでございます。 ◆大島政教 委員 ちょっと待って、平成31年度には焼却炉やるわけでしょう、やるよね。同時に、平成31年のときに工事を、延命化の何かをする設計をするということ、平成31年以降のことじゃなくて、平成31年度のやつをやるということ、これは。 ◎奥富環境センター所長 設計積算等を行ってもらうということでございます。平成31年度のです。 ◆大島政教 委員 平成31年度のやつを。その後、工事に入るのが平成32年以降に工事やっていくということ……。                                         (休憩) ◎奥富環境センター所長 では、13−3設計委託料の中、焼却処理施設整備設計積算委託料についてご説明させていただきます。  この委託料は、これから申し上げる3つについて設計積算をしてもらうものでございます。  1つ目が、213ページ、設備修繕料でございます。この設備修繕料は、稲荷山環境センターが20年経過していることから、計画的に修繕をしている蒸気タービンであるとか、ガス再加熱エレメント、大きな設備がございます。それを修繕するための予算でございます。  2つ目が、213ページ、13−22の中に焼却処理施設維持管理委託料というのがございます。維持管理委託料は、焼却処理施設の中にごみクレーンですとかボイラー、水管、上下ドラム等大きな設備がありまして、これは法律に基づいて保守点検整備をしているところでございますが、それもかなりの設計積算が必要でございます。  あと、3点目が、215ページ、稲荷山環境センター設備改修事業費の中にあります設備修繕料ということで、これは1号焼却炉の耐火物等の修繕を行うものでございます。  その3つの項目に分けられているものでございますが、これらの修繕、整備点検等は、全て高度な知識を持った人が設計積算しないとできないものですから、それを平成31年度、合わせて13節焼却処理施設設備設計積算委託料ということで計上させていただいているところでございます。以上でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 これも町田委員の関連になりますけれども、205ページの13−50なんです。ようやく環境部も腰を上げて、平成40年以降のことを見据えようかということを始めたわけね。議会は基金をつくったりなんかして、それを見据えた動きをしてちょうだいというのは、平成27年度の要望書も含めて前から言っていたのに、3年かかってようやく腰を上げたわけだけれども、基礎調査するでしょう、まずは来年度まで。その後の予定というのは、頭の中にあるからこそ、基礎調査に入るんだと思うけれども、今後、平成40年を見据えての動きというのはどういうふうになってくんですか。 ◎資源循環推進課長 先ほど申し上げましたように、基礎調査業務委託については、平成32年1月末の業務完了を目途にしておりますので、それ以降に基礎資料に基づきまして、できるだけ早期に新たな整備手法について検討してまいりたいと考えております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そうしますと、できるだけ早くにするに決まっていると思うんだけれども、施設整備計画そのものというものは、稲荷山焼却炉の施設を移転の場合もあるかもしれないし、設備のまた長寿命化も、今までことしまでやってきたみたいのをつくるということもあるし、どんな計画になるんじゃないかなと思っているんですか。 ◎資源循環推進課長 手法については、現有施設・建物を生かした、例えば焼却炉の入れかえ等による大規模改修でありますとか、再度の基幹的設備の改良工事による延命化対策という方法もあります。それから、あるいは新たな焼却施設を建設するという考え方、あとはバイオ発電などの新たなごみ処理方法についてというようなことも検討の中に加えながら、さまざまな選択肢の中から検討していかなければなりませんので、そういったものの基礎資料を作成しようとするものであります。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 意見として言わせていただきますけれども、基礎資料をとるということは、今後の方針の、今幾つかの方針言われましたけれども、それがきちんとできるかどうかという、そういうものをとることが、ある面での基礎資料ということだと思うんです。何の方針もなくて、アンケート調査だって、資料の収集だって同じだけれども、目的意識がきちんとないと、結局調査はしたけれども、どうしていいかわからないなんていうことになるんだから、こういう場合、こういう場合を想定して、その場合はどうなるかということを、初めからよ、想定の上でやってほしい。ただ漠然と基礎調査なんかするとは思えないけれども、そこは一番必要なところじゃないかと思いますので、意見として言わせていただきたい。  次いきます。いいでしょうか。  来年度の話をしていますから、予算なんですけれども、来年度入った途端に10連休がありますけれども、稲荷山それとも奥富、両方とものごみ収集の関係はどうなっていくのか。事業系、一般ごみ、持ち込み、いろいろ10日間だと支障が出てくると思いますけれども、どうなりますか。 ◎奥富環境センター所長 平成31年5月は10連休がございますが、集積所から収集する家庭ごみに関しましては従来どおりでございます。市民の生活に支障がないようにもやすごみ、もやさないごみ等、3月の広報に合わせて配布させていただきますが、収集は通常どおり行うものでございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 一般家庭系のごみだけれども、事業系のごみ、持ち込み、いろいろあると思いますけれども、それに関しては。 ◎奥富環境センター所長 持ち込みごみにつきましてはカレンダーどおりで、特に一般家庭の持ち込みは実施しないと考えています。あと、事業系の一般廃棄物につきましては、会社等もやっておって普通のごみが出る場合もございますので、10日のうち1日、持ち込みをしていただいて、それを処理しようと考えております。以上でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 大体12月と5月って、連休のころって、どういうわけか掃除のころらしくて、毎年持ち込みごみが多くて、下手したら16号近くまで行っちゃったということもあるんですけれども、その間、一回も開くことなく、10日間、センターとしては、稲荷山もこっちもお休みするわけですか、持ち込みは。 ◎奥富環境センター所長 委員のおっしゃるとおり、連休の後は片づけて持ち込まれるというのが多いということでありますが、去年の年末の例を申しますと、かなり列が長くなる日もあったんですが、例年よりは少なくなってきた。かなり1時間ぐらいたつと列もはけて、処理できているという状況がございますので、そういうのも勘案して、カレンダーどおりに持ち込み等は対応させていただきたいなと考えております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 これも意見になりますけれども、3月でやると言いますけれども、その点については、しっかりと広報しないと、せっかくお父さんがいるのに、大きなごみを出してもらえるいいチャンスだと思っているのに、出したところでもって行くところがないんじゃ困りますから、そこの点はちゃんと広報しておいていただきたいと思います。  もう1点だけ聞きたいんですけれども、これに関して言えば。現場の人たちは、焼却炉も動いているし、持ち込みはしないだろうけれども稲荷山は動いているわけですよね。その場合、職員体制はどうするんですか。 ◎奥富環境センター所長 奥富環境、稲荷山環境も土曜日は実施しているところなんですが、そういう体制、あとは祝祭日の体制は職員が交代で出ているんですが、それは同じような体制で出勤する予定でございます。 ◆土方隆司 委員 201ページの公害対策指導監督事業費についてお伺いします。  一口に公害と言ってもさまざまあるんですが、野焼きが多く見受けられるかなというふうに感じております。まず、平成30年度の状況と、それに基づく平成31年度の方針についてお答えください。 ◎環境課長 委員ご指摘のとおり、野焼きの苦情につきましては、年間100件前後の苦情が市のほうに寄せられております。ただ、現場のほうを回りますと、行為者の方たちは野焼き行為が原則禁止であるということはおおむね周知されつつありまして、それだけに、今度野焼き行為をする場所であるとか時間帯であるとか、あえて休日等を狙ってという方もいらっしゃいますので、引き続き、大気汚染の観点だけではなく、火災の予防ということもありますので、消防署と連携しながら、あるいは県の西部環境管理事務所と連携を密にして、速やかに対応してまいりたいと考えております。以上であります。 ◆土方隆司 委員 もう1点です。次が209ページで、古紙・古布リサイクル事業費なんですが、こうしたリサイクルを推進していくことは大変よいことだと思うんですが、一方で、古紙に関して言うと、持ち去りというのが近年問題になっているかなと思います。平成30年度の状況と平成31年度、古紙の持ち去りに対してどのように防止をしていくのかお答えください。 ◎奥富環境センター所長 横取り防止対策についての結果等をご報告させていただきたいと思います。  まずは、各戸に配布しております「ごみの分け方・出し方」にも、横取りを見たらご通報くださいということで載せてございます。
     あと、今年度新たになんですが、職員が通勤する時間帯に収集も始まって横取りも多いということですから、ポータルサイトで、特に職員は通勤の時間に見つけたら通報してくださいというふうに呼びかけたところ、2件の通報が市職員からございました。  あと、横取りパトロールの実施ということで、年度末に近いところにかなり横取りが多いものですから、平成30年11月26日から12月14日に2名一組一班で、横取り防止パトロールというのを8回行いました。パトロールをして、横取り防止のパトロールをしていますよという啓発も含めて行っており、その最中に横取り行為は確認はできませんでした。  あと、廃棄物減量等推進員にも横取り防止は、横取りがあった場合には通報をお願いしております。結果、横取り行為の通報が、2月20日現在なんですが、通報が16回ございました。今ちょうど進行中なんですが、入曽の集積所に横取りがあったということで、現行犯で警察のほうが検挙したということで、きょうかあすぐらいに警察が来て、市のほうから被害届を出して検挙するという予定になっております。以上でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 まずは、今のリサイクルのことでもって、ペットボトルのリサイクルに3,319万円、廃プラスチックに1億2,400万円かかっているわけですね。古紙・古布も6,752万円、びん・缶は別として、有価物が大体8,000万円ぐらいの収入というか、なっていて、その収入があるからこそ、今の横取りという話も出てくるわけですよね。私たちは一生懸命やっているし、今までもやっていたし、でも、先ほど収入のところでもってやったけれども、実際は民間がやるべきようなものをちゃんと私たちがリサイクルして、そういう場所に持っていってあげて、運搬までしてあげているのが現状ですよね。リサイクルの、市がやらなければならないごみの処理というのはありますし、それは責任あるんですけれども、そういうものに対しての見直しと、例えば、古紙・古布なんて、地域にやってもらえば、できる限り6,700万円を、お金をあげることにしてやってもらうことも可能だし、ペットボトルだって、拠点事業にして、そこにやってもらうのもいいし、そういうふうな全般的な改良というのかな、リサイクルに対する考えを考えてみようという、そういう機運というのはないんですか、環境部の中に。これは部長に聞きます。 ◎環境経済部長 実際、かなりごみの処理に関しては、非常に費用がかかっていまして20億円超える費用がかかっているということ、ごみ系についてはですね。1人当たりも1万五、六千円という形、年間かかっているということで、そういった認識をちゃんと市民の方一人一人に理解していただくことはまず必要だと思っています。そういったことがちゃんと認識できれば、その辺について、なるべくそういった費用を軽減しなきゃいけないとか、あるいは焼却施設に対しても、もう少し出す量が減れば長く使えるということを認識してもらうことは必要だと思いますので、そういったことの啓発活動とともに、今、委員のほうからお話ございましたが、なるべく市が負担をしない形で、つくる責任、使う責任という言葉もありますけれども、そういったつくる企業に対しても、そういった負担を求めていくような新たな手法があれば、そういったものも検討していきたいと思っておりますし、他市の事例等についても好事例があれば、そういったことを参考に、なるべくコストをかけないような形でごみ処理に対応していきたいというように考えております。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 213ページの稲荷山環境センターの中で、11−6光熱水費になりますけれども、電気が、発電が稼働し始めたのかな。その効果みたいなのが出ているのでしょうか。まだ発電していないのかしら。 ◎奥富環境センター所長 今年度、平成30年度で基幹改良工事の5年目の総仕上げとして、小型発電機を導入したところでございます。  現在の稼働状況でございます。昨年末に設置して1月から運転しているところでございますが、発電量、1月の実績といたしましては、18万121キロワットアワーということで発電をしてございます。目的としては20%削減を目指しているところですが、今、試運転も兼ねて数字を積み上げているところでございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そうすると、今回の光熱費は、20%減の、電気代9,260万7,000円というのはそれを加味した減額をしてあるということでいいんですね、20%減で。 ◎奥富環境センター所長 減額を加味してございます。 ◆大島政教 委員 さっき言った中で、ごみの収集の経費がかなりかかっているということで、ごみの有料化、例えばごみ袋に大中小あって、小さいので幾ら、中ので幾らという、そういうことも検討はされたことあるのかな、しないのかな。 ◎資源循環推進課長 ごみの有料化につきましては、ごみの減量化を進めるための一つの方法として有効な手段であるとも考えておりますので検討はしておりますけれども、なかなか埼玉県内での実施している市町村はまだ数も少なく、有料化ということになりますと、市民生活への影響が大きいことになりますので、社会経済情勢や廃棄物の処理状況等を踏まえた上で慎重な検討が必要だなというふうに捉えております。以上であります。 ◆大島政教 委員 ごみ袋といっても、そんな金額じゃないんだよね。何円という感じなんだよ。それだったら、そんなみんな負担にならないと思うの。同時に、それを使うことによって、皆さんが捨てる量というのは変わってくるのよ。そうすると、古紙・古布のほうにも多く出てくるし、本当に焼却するものとかリサイクルするものというのを分けてみんな出すようになるから、かなりごみの量減ってくると思うんだわ。もうそろそろ検討してもいいんじゃないかと思うんだわ、真剣に。別に埼玉県内でやっているところが少ないからというんじゃなくて……           (「決算でやってください」と言う者あり) ◆大島政教 委員 決算のほうか。だけれども、そういうことも検討してもいいんじゃないかなと思いますので、今いろいろ聞いたけれども、私もいろいろなところでやっていても、出さないもの、有料化だと。自分で処理するようになるから、それはごみに何億円かかっているということを考えたら、早急に検討されたらいいんじゃないかということで、これは意見。 ◎環境経済部長 ごみを削減する中では、有料化というのが一番確かに数字的には効果出ると思います。そうすることによって、東京都下等は焼却施設の延命化のために有料化に踏み切ったということもありますので、そこでごみが減れば、そこに関する費用が軽減される分だけ、例えばほかの費用、福祉に回せるとか、そういうのも出てきますので、トータルで考える中では、検討しなければいけない一つの課題だというふうに捉えてはおります。以上であります。                                        (休憩) ◆千葉良秋 委員 1個だけ、205ページのさっきの基礎調査のところ、これは平成32年1月末でとりあえず完了するということになっていますけれども、その間、完了してから、またさらに検討を加えますという先ほどの答弁だったと思うんですが、それを例えば、もっと短く平成31年末だとか、そういった長いスパンじゃなくて、もっと短いスパンの中で、いろいろな調査項目があると思うんです。その調査項目が一区切りついたところで、さらに次の検討を加える、基礎調査も並行して進める、そういったお考えはないのかどうか、そこをお伺いしたい。 ◎資源循環推進課長 基礎調査のまず内容としては、大きなところで、現況調査をしなければ実際にどういった整備ができるかというところを検討することが難しいものですから、まず基礎調査にかかる期間というのは相当な期間があると思います。最終的な基礎調査ができ上がるのは、申し上げましたように平成32年1月末でありますので、基礎調査資料に基づいての検討というのはあくまでもそれ以降になりますけれども、それ以前にできるものについては、我々の中での検討というのは当然進めてまいりたいと考えております。以上です。 ◆千葉良秋 委員 要望させていただきます。ぜひ全部が終わってから、そこでさらに検討を加えるということではなくて、区切り区切りがついた時点でさらに検討していくというような、そういった体制をぜひ早くとっていただきたい。早く進めるためにそのように思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 205ページの、先ほど望月委員が言った一般廃棄物処理施設跡地利用事業費なんです。これは、私は長いこと、大島さんもそうだけれども気にしていて、裁判になったのかな、とても大変な事件になったものの後処理なんです。法的に問題がないと言われて、私たちは予算も通したし決算もした覚えがあるにもかかわらず、問題が出てきたような場所です。この設計も含めて、この措置でもって、今後法的な問題、裁判沙汰なんかにならないような工事と考えていいんですね。私たち、そうじゃなかったら通せない。 ◎資源循環推進課長 当該整備工事につきましては、その工事方法、雨水抑制施設として再利用するという方法につきましては、埼玉県の西部環境管理事務所にも相談いたしまして了解をいただいているところであります。以上であります。                                         (休憩) △議案第17号 平成30年度狭山市一般会計補正予算(第5号)(※続き) △歳 入 △15款国庫支出金 16款県支出金 △歳 出 △8款土木費 △議案説明 ◎都市建設部次長 それでは、ご説明させていただきます。  議案第17号 平成30年度狭山市一般会計補正予算(第5号)のうち、都市建設部の所管にかかわります歳入補正予算についてご説明申し上げます。  別冊の平成30年度狭山市一般会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の12ページ、13ページをお願いいたします。  15款2項7目特定防衛施設周辺整備調整交付金、1番特定防衛施設周辺整備調整交付金のうち、柏原幼稚園跡地整備事業費交付金の追加につきましては、柏原地区地域住民の交流の場としてトイレや水飲み場の設置を初め、園路の整備工事の実施に際し、一般財源の縮減を資するため防衛省の調整交付金を活用するものでございます。  次に、16款2項6目土木費県補助金、1番地籍調査事業費補助金につきましては、入間川、富士見1丁目、富士見2丁目、中央4丁目を区域とする地籍調査にかかわる事業費が確定したことに伴い、減額補正するものでございます。  以上で歳入に関する説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。 ◎管理課長 続きまして、議案第17号 平成30年度狭山市一般会計補正予算(第5号)のうち、都市建設部管理課にかかわります歳出補正予算についてご説明申し上げます。  別冊の平成30年度狭山市一般会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の24ページ、25ページをお願いいたします。8款1項3目国土調査費、1番地籍調査事業は、本年度の調査対象区域である入間川、富士見1丁目、富士見2丁目、中央4丁目の事業費が確定したことに伴い、13−1地籍調査現地測量等委託料155万円を減額補正するものでございます。以上であります。 ◎道路雨水課長 続きまして、道路雨水課にかかわる歳出補正予算についてご説明申し上げます。  初めに、8款2項3目道路新設改良費の道路改良事業費は、今年度の事業が確定したことに伴い不用額となります17−1用地取得費300万円を減額するものであります。  次に、8款2項5目雨水対策費の雨水対策事業費は、南入曽地内の不老川に近接した場所において、民有地を借地し雨水排水管を設置した箇所の借地契約を解消するため、以前より地権者と調整を図りながら雨水排除工事の準備を進めておりましたが、不老川の緊急対策事業が発表され、河川改修事業が目に見えて進展している状況となり、地権者から河川改修事業の進捗を見きわめてから判断したい旨の要望が出され、予定していた工事の実施時期の見直しに伴い、不用額となります15−17いっ水対策工事費2,150万円を減額補正するものであります。  以上で説明を終わります。 ◎都市計画課長 続きまして、27ページをお願いいたします。8款土木費、3項都市計画費、1目都市計画総務費の1番入曽駅周辺整備事業費(総合戦略事業)は、今年度の事業費が確定したことに伴い、13−1測量委託料100万円、13−61事業関係委託料350万円を減額するものであります。以上です。 ◎みどり公園課長 続きまして、6目公園費は、柏原幼稚園跡地整備事業交付金の補助額増加に伴い、財源振替を行うものであります。以上です。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 まず、13ページ今の600万円の話なんだけれども、国の防衛の補助がほかのところは減額されて、その分、余ったからっておかしいけれども、柏原の公園でもって使えるということがわかって使うことになったんだけれども、公園事業ってかなりお金かかったと思うんだけれども、600万円しか繰り入れられなかったというのは、何か根拠があったんですか。 ◎みどり公園課長 柏原幼稚園跡地公園なんですが、当初は2年間で事業をする予定でありまして、当初予算にも計上していたんですけれども、地元との調整の結果、単年度で行うことで、9月の補正で補正増ということで承認をいただきました。それに伴いまして、事業費が1,582万2,000円になりました。当初の調整交付金は800万円でしたので、1,500万円に対して800万円、残りが一般財源負担だったのを600万円追加して、1,588万2,000円のうち1,400万円まで調整交付金をいただくことになったということになります。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 わかりました。たくさんいただけてうれしい。これからも、なるべくもらえるものは頑張ってもらっていただきたいと思います。  それで、次にいきますけれども、説明してほしいんだけれども、27ページの都市計画費総務費の中の民間施設誘致支援業務委託料350万円も減しますけれども、減大好きだけれども、実際のところ、幾らのものを350万円減できたんですか。 ◎都市計画課長 民間施設誘致の支援業務ということで今年度予算化していたんですけれども、民間企業の選定という重要な内容であることから、募集要項の策定から選定委員会の運営、事業者との協定まで全部含めて次年度に実施するということで、来年度に先送りさせていただいたという内容になります。以上です。 ◆望月高志 委員 25ページの雨水対策事業費、溢水対策なんですが、地権者が今後の進捗を見てという話が、今後どう進めていくお考えなのか教えてください。 ◎道路雨水課長 今後は、不老川の改修事業の進捗を見きわめて、地権者とさらなる交渉を進めていく予定でいます。                                         (休憩) ◆高橋ブラクソン久美子 委員 25ページ、私、すごいけちで、予算はついたものはなるべく消化して、道路改良事業なんかやってほしいと思うんだけれども、これ土地買えなかったし、買えなかったら、ほかのを買えばいいんだし、どんどんそんな予算を削るなんていうことをしないで、がんがんとやるべきじゃないかと思うんだけれども、それはなぜがんがんとできないんですか。           (「質疑じゃないので」と言う者あり) ◆高橋ブラクソン久美子 委員 だって、予算落とさないで、ほかのところもやればいいんじゃないかということよ。 ◎道路雨水課長 おっしゃるとおりで、できるところは誠意努力して、今後も用地を取得していくつもりでいます。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 じゃ、計画したところは全部終わったから、来年度のところ前倒ししてやるとかという気はなかったということなんだね。 ◎道路雨水課長 今年度予定していたところは全て買わせていただきまして、誠意努力、用地交渉を進めてきた場所もあるんですけれども、地主さんとの交渉が難航したというところもありまして、今回取得ができなかったという状況です。また来年度に向けても誠意努力して、取得に向けて頑張っていきたいと思っています。以上です。                                         (休憩) △議案第23号 平成31年度狭山市一般会計予算(※続き) △歳 入 △15款使用料及び手数料 16款国庫支出金 17款県支出金 △歳 出 △8款土木費 1項土木管理費 2項道路橋りよう費 △議案説明 ◎都市建設部次長 それでは、歳入につきましてご説明申し上げます。  議案第23号 平成31年度狭山市一般会計予算の歳入のうち、都市建設部の所管に係る予算について、歳出8款1項及び2項に関連する主なものについてご説明申し上げます。  予算に関する説明書の41ページをお願いいたします。初めに、15款1項5目土木使用料の1節道路橋りよう使用料のうち、1番道路占用料は、道路上の電柱やガス管などの埋設物の使用料であり、3番狭山市駅東西自由通路使用料は、東西自由通路に設置した広告用つり下げパイプ7ヵ所及びショーケース2ヵ所の使用料であります。  43ページをお願いいたします。2項5目土木手数料、1節土木管理手数料、1番建築確認申請等手数料から5番開発行為許可等手数料は、建築確認及び開発許可などの審査・検査及び証明などに係るものであります。2節道路橋りよう手数料、1番公図閲覧等手数料は、公図や道路台帳などの閲欄や写しの交付に係るものであります。  47ページをお願いいたします。16款2項5目土木費国庫補助金、1節土木管理費補助金、1番社会資本整備総合交付金の住宅・建築物安全ストック形成事業費交付金は、建築物の耐震化等に係るもので、2節道路橋りよう費補助金、1番防災・安全交付金は、市道幹第34号線のほか2路線の舗装修繕工事に伴う事業費及び市道C第8号線の整備に伴う事業費を過去の交付金実績額を考慮し計上したものであります。  49ページをお願いいたします。8目特定防衛施設周辺整備調整交付金のうち、幹線整備事業費交付金は、市道幹第57号線のほか1路線の舗装修繕に伴う事業費を見込み、本年度と同額を計上したものであります。  51ページをお願いいたします。17款1項5目土木費県負担金、1節道路橋りよう費負担金、1番入曽多目的広場(調整池)管理費負担金は、埼玉県から管理委託を受けている入曽調整池の維持管理に要する事業費の負担金であります。  55ページをお願いいたします。2項6目土木費県補助金、1節土木管理費補助金、1番地籍調査事業費補助金は、地籍調査事業に係るものであります。  歳入の説明は以上であります。 ◎住宅営繕課長 8款土木費、1項土木管理費中、住宅営繕課に係る予算についてご説明申し上げます。予算に関する説明書の235ページ、こちらをお願いいたします。  1目土木総務費、2番施設設計管理事業費は、小・中学校、市営住宅など公共建築物における改修設計や工事監理による適切な工事や補助事業の執行を行うための事務経費であります。以上であります。 ◎開発審査課長 続いて、同じく235ページをお願いします。  2目建築指導費中、1番開発指導事業費は、開発行為等の許可事務などに係るものであります。13−30システム保守管理委託料は、開発許可等情報システムの元図である公図、航空写真データなどの更新及び保守管理業務を委託するものであります。以上であります。 ◎建築審査課長 続きまして、同じく235ページをお願いいたします。  2番建築審査事業費は、建築基準法などの法令に基づき指導及び助言を行うとともに、申請に対する許認可事務に係るもので、13−30システム保守管理委託料の指定道路管理システム更新業務委託料は、建築基準法で指定した道路などの適切な情報管理や事務事業の効率化を図るために導入した指定道路管理システムに新たな管理機能を追加するなど、システムの更新に係る経費であり、18−1庁用備品購入費の事業用備品購入費は、指定道路管理システムを使用している職員用及び窓口閲覧用の事務機器などの更新に係る経費であります。237ページをお願いいたします。3番道路後退整備事業費は、狭山市建築行為に係る後退部分等の整備要綱に基づき、建築主などに建築基準法第42条二項道路の後退部分や隅切り用地の寄附をお願いしており、分筆費用及び工作物などの撤去費用の一部を補助する経費であります。次に、4番民間建築物耐震改修等促進助成事業費は、狭山市建築物耐震改修促進事業補助金交付要綱に基づき、旧耐震基準で建築された建築物の耐震診断、耐震改修工事費の一部を補助する経費であり、及び昨年10月に新たに創設した狭山市危険ブロック等改修事業補助金交付要綱に基づき、道路に面した危険なブロック塀などの撤去費用及び撤去後の安全なフェンスなどの築造費用の一部を補助する経費であります。以上であります。 ◎管理課長 続きまして、同じく237ページをお願いいたします。  3目国土調査費の1番地籍調査事業費につきましては、国土調査法に基づく土地の測量などにかかわる経費を計上したものであり、平成31年度は入間川地内、富士見2丁目地内の約10ヘクタールを調査区として予定しております。13−1測量委託料の地籍調査現地測量等委託料は、補助対象事業で、土地の所有者と境界の確認、現地測量及び成果簿や成果図の作成などにかかわる経費を、また、13−61事業関係委託料の地籍調査附帯業務委託料は、主に補助対象外の業務であり、調査区境の道路測量などにかかわるものでございます。  239ページをお願いいたします。次に、2項1目道路橋りよう総務費の2番道路橋りよう管理事業費につきましては、道路及び水路に係る経費を計上したものであり、13−30システム保守管理委託料の道路管理システム保守管理委託料につきましては、業務効率と窓口サービスの向上を図るため、個別に契約をしておりました道路占用管理システム保守管理委託の統合と、ハードウエアの入れかえ及びデータの更新とメンテナンスにかかわるもので、13−50事務関係委託料の土地台帳整理等委託料は、法務局からの登記済み通知書に基づく土地台帳の加除訂正、公図の訂正及び地籍調査図などの整備にかかわるものであります。次に、3番道水路台帳整備事業費につきましては、道水路の適正な管理に必要である道路台帳の更新及び図面の作成と、水路の管理台帳の整備に向け、現況調査、測量及び図面の作成にかかわる委託料を計上したものでございます。以上でございます。 ◎道路雨水課長 同じく239ページをお願いします。  2目道路維持費中、1番道路維持補修事業費は、市道のふぐあい箇所の修繕など、道路施設の維持管理にかかわる費用であります。241ページをお願いします。3番道路修繕事業費は、舗装の状態の悪い市道について、狭山市道舗装修繕計画に基づき修繕工事を計画的に実施する事業であります。 ◎街路整備課長 続きまして、242、243ページをお願いします。  3目道路新設改良費中、2番一般市道整備事業費は、都市計画道路を補完する道路の整備を行うための経費であり、15−10道路改良工事費は、市道C第8号線整備に要する経費であり、22−1補償金は、市道C第8号線整備に係る支障物件の移設に要する経費であります。 ◎道路雨水課長 次に、3番道路改良事業費は、市道の交差点などの道路改良工事を実施するものであります。13−2調査委託料、13−3設計委託料は、入曽駅周辺整備事業に伴い、入曽駅入り口、市道B第296号線道路拡幅工事を実施するための物件調査測量設計に要する費用であります。  次に、4目橋りよう維持費、1番橋りよう維持保全事業費は、市内の橋梁の維持修繕及び改良に要する費用であり、19−1負担金は、県が実施する不老川改修事業に伴い、市が管理する橋梁のかけかえ、拡幅工事に要する建設負担金であります。  次に、5目雨水対策費中、1番水路維持管理事業費は、県から委託を受けている不老川の入曽多目的広場や市内の水路、調整池等の維持管理に要する費用であります。245ページをお願いします。次に、2番雨水貯留浸透施設設置補助事業費は、個人住宅への貯留浸透施設の設置に対し補助金を交付するための費用であり、近年の降雨状況を踏まえ、さらなる促進が図られるよう所要の予算を計上したものであります。次に、3番水路改良事業費は、市内の用排水路の改良工事に要する費用であります。次に、4番雨水対策事業費は、溢水被害の緩和や解消を図るため、不老川などの改修等について関係機関へ要請するとともに、河川などの流域対策や雨水対策等にかかわる費用であります。
     以上で説明を終わります。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 59ページの財産収入の不動産売払収入の1の下のほう、道水路敷地売払収入が管理課のもとで行われているとなっていますよね。600万円売りたいと言うんだけれども、どのくらいの広さで、どこら辺を中心に売りたいの、まずはそこだ。 ◎管理課長 現在、水路等の要望がある箇所について今回計上させていただいておりまして、今のところ予定しておるところは、入間川地区2件32平方メートルと─今の道路敷でございます。あと、水路敷が笹井地内が3件37平方メートル、同じく水路敷でございますけれども南入曽地区2件150平方メートル、以上のところでおおむね600万円程度の収入を見込んでいるというところでございます。以上でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 市民が、水路敷が雑草生えていて、売ればいいのにというふうにビラでなんかまいている人もいる状況があるんですけれども、明らかに売れる状況があるところには、周りに肩たたきで買っていただけませんかとか、そういう販売促進事業はどのくらいしていますか。 ◎管理課長 実際、こちらのほうから調査をしながら、そういう売れる箇所を見つけているというのは、残念ながら今のところ取り組んではおりません。ただ、その周辺に土地利用が発生した場合、私どもにも手続が出てまいりますので、ここの部分についてもご利用いただけそうだとか、そういったものがあった場合は、まずお声がけをさせていただくというような流れで進めております。ですから、そういうような、実際に今、委員おっしゃられたような情報が得られれば、私どものほうでも積極的に動いてまいりたいというふうには考えております。以上でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 245ページ、水路改良事業費と雨水対策事業費なんですけれども、どこをやりますか。水路を改良してくださると、うちの水富地区の溢水もちょっとよくなるんじゃないかなと思いますので伺います。 ◎道路雨水課長 水路改良事業費の用排水路改良工事費は、水野地内の市道幹第15号線沿いの用排水路の改良工事を行います。以上であります。           (「雨水対策」と言う者あり) ◎道路雨水課長 もう一つ、雨水対策費のほうなんですけれども、今年度は工事費が計上されていませんが、東三ツ木地区の雨水対策工事の設計業務に取り組んでまいります。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 水富地区は非常に難しいということで、漏れているんですかね。どうして、毎年やっているところなのに、溢水対策に直接手が出ないんでしょうか、伺います。 ◎道路雨水課長 委員ご指摘のところなんですけれども、溢水しているというところというのは、かなり各市内あるんですけれども、まず取り組むべきところを取り組みまして、水富地区もわかっているんですけれども、なかなか取り組めない状況もありまして、予算化できていない状況であります。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 意見として言わせてください。取り組むべきところをやっていますと言われると、あそこは取り組むべきところじゃないのかと、おへそが曲がる気持ちがするんです。あそこは毎年溢水しているんですから、もう少し何かできるか考えていただきたいし、地元の人たちの意見も聞いていただきたい。難しいとところだということも私も認識はしていますけれども、取り組むべきところではないとは、私は絶対言えませんので、よろしくお願いします。意見です。 ◆望月高志 委員 237ページの民間建築物耐震改修等促進助成事業費なんですけれども、先ほど説明にあったとおり、昨年10月からブロック塀も入ったということで、これ、何件ぐらい見込んでいるのかと、あと昨年10月からで、実績というのは今どういう状況にあるか。あとそれと、そのほかのアスベストと耐震のほうも、それぞれどの程度見込んでいるのかご説明をお願いします。 ◎建築審査課長 まず、危険ブロックの改修事業ということで、見込みにつきましては、今年度10月に補正予算で計上させていただきました同じ300万円というのを計上しております。件数的には、同様に1件当たり最大で30万円ということで10件ということで考えております。  今年度の10月からの状況ということなんですけれども、一応事前相談という形で始めに受け付けております。件数的には、きょうまででありますと、受け付け済みが15件、相談を受けております。そのうち、補助金の交付申請ということで、実際の工事をしたいという申請につきましては11件、現在までに受け付けております。実際の支払いという話になまりすと、そのうち、11件のうち8件、お支払い済みと。300万円のうち約160万円ほど執行していると。残りの3件については、今後、今年度中に出てくるのか、来年度になるのかわかりませんけれども、それについての支払いをしていくという形になります。  次に、耐震事業の予定ということと思いますけれども、耐震の予定につきましては、予算的には平成30年度は400万円ということで計上したものが、平成31年度は300万円ということで、100万円を減額してもらっています。最近、なかなか申請が伸びないという現状も踏まえて、あとブロック塀の関係で予算を使っていますので、その中で考えております。以上であります。           (「アスベストは」と言う者あり) ◎建築審査課長 申しわけありません。アスベスト調査につきましては、平成30年度と同様に1件25万円ということで計上させていただいております。以上であります。 ◆望月高志 委員 ありがとうございます。仮に足りなくなった場合、ブロック塀とかが。流用して使うのか、それとも補正組むのか、それとも、ここで10件見込んでいるところと、もしくは300万円で打ち切ってしまうのか、そこについてお願いします。 ◎建築審査課長 ブロック塀の予算につきましては、現在のところ足りているという状況なんですけれども、来年度以降、事業費内的にはこの範囲では執行できると見込んでおりますけれども、ただ、ほかの耐震のほうも大きい物件が出た場合、共同住宅とか大きい建築物が出た場合に、そこで執行で足らなくなったということが見込まれる場合については、補正予算を組んで支出については対応していくということを考えております。以上であります。 ◆望月高志 委員 245ページの雨水貯留浸透施設設置補助事業、これも同じように、どの程度見込んで行っているのかと、あと啓発はどう考えているのかお願いします。 ◎道路雨水課長 平成31年度の予算におきましては、貯留施設設置補助金として24件、浸透施設設置補助金として6件、以上を見込んでいます。以上です。           (「啓発はどうしているか」と言う者あり) ◎道路雨水課長 昨年度におきましては、広報紙に年4回載せまして、あとは管工事組合に依頼、それとホームセンターに設置、イベント等で配布を行い、あと、もう一つ、各自治会への回覧等で周知をしています。以上であります。 ◆望月高志 委員 これは、要は来年度も同じように、同じぐらいのことはやっていくという考え持っているんですか。 ◎道路雨水課長 平成31年度も同じ形、もしくは、もう少し考慮してやっていく予定でいます。以上であります。                                         (休憩) △歳 入 △15款使用料及び手数料 16款国庫支出金 17款県支出金 22款諸収入 △歳 出 △8款土木費 3項都市計画費〜4項住宅費 △議案説明 ◎都市建設部次長 それでは、ご説明させていただきます。  議案第23号 平成31年度狭山市一般会計予算の歳入のうち、都市建設部の所管に係る予算について、歳出8款3項及び4項に関連する主なものについてご説明申し上げます。  予算に関する説明書の41ページをお願いいたします。15款1項5目土木使用料の2節都市計画使用料のうち、1番公園占用料から3番行為許可使用料は公園に係る占用料や使用料であり、3節住宅使用料のうち、1番市営住宅使用料は市営住宅16団地の家賃であります。  47ページをお願いいたします。16款2項5目土木費国庫補助金の3節都市計画費補助金、1番社会資本整備総合交付金の身近な生活道路の安心・安全を確保する市町村道の整備事業費交付金は、都市計画道路狭山市駅加佐志線の用地取得及び笹井柏原線の道路改良工事に対するものであり、2番防災・安全交付金の通学路安全対策の推進事業費交付金は、都市計画道路笹井柏原線の用地取得に対するものでございます。次に、4節住宅費補助金、1番社会資本整備総合交付金の埼玉県市町村全域地域住宅計画事業費交付金は、既存市営住宅の改修工事などに対するものでございます。  55ページをお願いいたします。17款2項6目土木費県補助金の2節都市計画費補助金、1番身近なみどり市町村支援事業補助金は、斜面緑地の間伐などによる樹木の更新に対するもので、2番里山・平地林再生事業補助金は、斜面緑地の枯れ木の除去や草の刈り払いに対するものでございます。  71ページをお願いいたします。22款6項4目雑入、1節6番土木雑入のうち、狭山市駅東口土地区画整理事業清算徴収金につきましては、平成30年度をもって特別会計が閉鎖されたことに伴い、清算徴収金を新たに計上したものでございます。  歳入に関する説明は以上でございます。 ◎都市計画課長 続きまして、247ページをお願いいたします。  3項1目都市計画総務費中、2番都市計画管理事業費は、都市計画及び市街地整備等の事務にかかわるものであります。1−3非常勤職員報酬は、空家等対策評議会及び都市計画審議会の委員報酬に要する経費であります。13−50事務関係委託料は、都市計画に関する調査及び土地に関する都市計画情報の照会に対応するために導入している都市計画支援システムの更新業務に要する経費であります。19−3事業補助交付金は、入間川商店街地区の歩行者空間整備に伴う壁面後退に係る補助金等に要する経費であります。23−40償還金は、狭山市駅西口再開発事業に係る費用を独立行政法人都市再生機構から借り入れしたことに伴う償還経費であります。次に、3番狭山市駅土地区画整理事業管理事業費は、土地区画整理事業に伴う清算事務や事務所にかかわる経費等にかかわるものであります。13−61事業関係委託料は、事業区域内の公園用地に仮置きされている土砂の処分に要する経費であります。249ページをお願いいたします。4番都市計画マスタープラン推進事業費は、都市の将来像や土地利用、都市施設の整備等について、都市計画に関する基本的な方針である都市計画マスタープランの推進を図る事務に係るものであります。13−50事務関係委託料は、平成30年度から引き続き第2次都市計画マスタープランの策定に要する経費であります。次に、5番土地利用転換推進事業費は、土地利用転換構想の候補地として位置づけられた圏央道狭山日高インターチェンジ周辺地区や狭山市駅に隣接する入間川地区などにおいて、関係権利者の意向を踏まえながら土地利用を図るための整備手法等を検討する事務にかかわるものであります。13−2調査委託料は、土地利用転換構想地区の調査等の作業に要する経費であります。次に、6番公共建築物解体事業費は、狭山市駅東口土地区画整理事務所の廃止に伴い、事務所を除去するための事務に係るものであります。13−2調査委託料は、事務所解体に伴う周辺家屋への影響調査に要する経費であります。15−1緒工事費は、事務所解体をするために要する経費であります。  次に、3項2目都市基盤整備費中、1番入曽市駅周辺整備事業費(総合戦略事業)は、入曽駅周辺の安全性や利便性を高めるため、入間小学校跡地などを利活用し、駅前広場の整備や駅周辺の活性化に資する民間施設の誘導などを内容とする新たな拠点づくりを進める事務にかかわるものであります。13−1測量委託料は、土地区画整理事業の事業計画に基づく測量作業に要する経費であります。13−4調査設計委託料は、駅前広場を初めとする各公共施設の実施設計や建築物などの移転または除去に伴う補償費の算出に要する経費であります。13−61事業関係委託料は、土地区画整理事業に基づく換地設計や民間施設誘致の支援に要する経費であります。19−1負担金は、入曽駅橋上駅舎、東西自由通路整備にかかわる基本設計に要する経費を鉄道事業者に負担するものであります。2番狭山工業団地拡張地区基盤整備事業費は、圏央道狭山日高インターチェンジ周辺の狭山工業団地に隣接する2地区において、土地区画整理組合及び民間事業者により実施される産業基盤整備の支援に要する経費であります。以上であります。 ◎街路整備課長 次に、3項3目街路事業費についてご説明申し上げます。  251ページをお願いいたします。2番狭山市駅加佐志線整備事業費は、狭山市駅東口土地区画整理区域境から東京狭山線までの延長約930メートルの整備に向け、昨年度から4,980万5,000円を増額し事業を推進するものであります。13−3設計委託料は、狭山市駅加佐志線と接続する交差点及び雨水排水処理に係る設計に必要な経費であります。17−1用地取得費は、当該都市計画道路整備に必要な用地を取得するための経費であり、22−1補償金は、用地取得に伴って生じる家屋及び工作物の物件移転補償料に要する経費であります。3番笹井柏原線整備事業費は、国道407号から上広瀬土地区画整理事業区域境までの延長約590メートル及び工業団地日高線から東京狭山線の一部区間、延長約420メートルの整備に向け、昨年度より事業費を7,491万4,000円増額し事業を推進するものであり、13−4調査設計委託料は、国道407号から上広瀬土地区画整理事業区域境までの区間における雨水排水処理に係る設計に必要な経費であり、15−10道路改良工事費は、工業団地日高線から東京狭山線の一部区間の整備に要する経費であります。17−1用地取得費は、国道407号から上広瀬土地区画整理事業区域境までの区間に係る整備に必要な土地を取得するための経費であり、22−1補償金は、同区間の用地取得に伴って生じる工作物などの物件移転補償料に要する費用であります。 ◎都市計画課長 続きまして、1番公共下水道事業費は、公共下水道事業に係る事業費の一部を一般会計から負担するもので、下水道事業会計への負担金及び補助金であります。 ◎みどり公園課長 同じく251ページの5目緑地保全費中、1番緑地保全管理事業費は、斜面緑地の管理や保存樹木の管理に係る助成金に要する経費であります。253ページをお願いいたします。13−22施設維持管理等委託料は、公有地化したふるさとの緑の景観地及び柏原、広瀬、笹井、稲荷山の斜面緑地の除草や樹木剪定などに要する経費であります。2番緑地指定公有地化事業費は、市内に残された緑地を公有地化し、恒久的に保全するための経費であり、17−1用地取得費は、堀兼・上赤坂公園周辺など保全する必要性の高い山林を取得するために要する経費であります。次に、3番斜面緑地樹木更新等事業費は、斜面緑地の樹木の更新を図る事業に要する経費であり、13−61事業関係委託料は、公有地化した斜面緑地において過密化した樹木の萌芽更新を図るため、間伐等を実施するための経費であります。次に、4番身近なみどり保全活用事業費は、市街地に残された緑地を保全し良好な都市環境の形成を図るとともに市民の憩いの場とする経費であり、13−22施設維持管理等委託料は、ふれあい緑地及び緑のシンボルゾーンの除草や樹木剪定などに要する経費であります。次に、6番市街地緑化推進事業費は、市街地の緑化を推進するのに要する経費であり、19−3事業補助交付金は、緑化の推進と災害防止のため、生け垣などの設置に対し補助金を交付し、住みよい都市環境をつくるための経費であります。  255ページをお願いいたします。6目公園費中、2番公園管理事業費は、市内194ヵ所の公園のうち、指定管理となっている智光山公園を除く街区公園や河川敷公園などの維持管理及び指定管理に要する経費であります。11−8修繕料は、各公園に設置してあります照明やトイレなどの便益施設、遊具類や維持管理に要する作業機械や車両などの修繕に要する経費であります。13−22施設維持管理等委託料は、河川敷公園内の除草作業や公園内の樹木管理、遊具の安全点検等に要する経費であります。13−60指定管理料は、新狭山公園、狭山台中央公園、上奥富運動公園、鵜ノ木運動公園、堀兼・上赤坂公園の5ヵ所の都市公園の指定管理に要する経費であります。257ページをお願いいたします。3番智光山公園管理事業費は、智光山公園の管理に要する経費であり、13−60指定管理料は、テニスコート、子ども動物園、釣場、都市緑化植物園の施設を含む公園全体の指定管理に要する経費であります。次に、4番狭山稲荷山公園整備事業費は、狭山稲荷山公園の一部を取得したことに対する経費であり、17−1公園用地取得費は、稲荷山公園駅周辺基地跡地利用計画に基づき公園用地である国有地を取得し、平成38年度までの延納としたことから、国に支払うに延納代金及び延納利息であります。 ◎住宅営繕課長 続きまして、同じ257ページをお願いいたします。  4項住宅費1目住宅管理費、2番市営住宅管理事業費は、市営住宅16団地の施設の維持管理に係るもので、消防設備やエレベーターなどの保守点検や、市営住宅の敷地管理、建物の構造、建築設備の定期点検などに係るものであります。次に、259ページをお願いいたします。3番既存市営住宅改修等事業費は、高木の植栽管理や給排水管改修工事などにより、市営住宅の居住環境の維持向上及び建物の長寿命化を図るための費用であります。15−4住宅改修諸工事費中、市営住宅団地各種改修工事費は、笹井団地の給排水管改修工事等を実施するものであります。4番公共建築物解体事業費は、平成29年度まで進めてまいりました鵜ノ木団地への集約建てかえ事業のため、耐用年数が経過し老朽化しているため、政策空き家としている市営住宅等を解体し除却するための費用であり、15−1市有建物等諸工事費は、旧榎団地の解体工事を実施するためのものであります。  説明は以上であります。                                         (休憩) △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 41ページ、市営住宅使用料ですけれども、市営住宅も古くなったりして、40年以上たっているところもある。使用料の改定、その他については、今回は何の検討もしなかったのかしら。減価償却に関して言えば、もうほとんど終わっているところも多いわけだし。 ◎住宅営繕課長 毎年の家賃の算定の中で、年数がたっているということで、それを含んだ数字で算出しておりますので、それの積み重ねでこの数字が出ております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 それはそうでしょうよ。というのは、毎年住宅使用料を改定しているというふうに考えていいんですか。 ◎住宅営繕課長 おっしゃるとおり、毎年決めて、皆さんに通知しております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 具体的には、例えば、広瀬団地が一番古いわけだけれども、どのくらい家賃が少なくなっているんですか。収入によって違いますけれども、どのぐらいの家賃を減らしてきているんですか。 ◎住宅営繕課長 すみませんが、この場ではすぐ出ないものですから、申しわけございません。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 では、保留でいいです。 ◆町田昌弘 委員 249ページの都市計画マスタープラン推進事業費で、来年度、策定支援委託料700万円の予算を計上しているんですけれども、まず、委託内容についてお伺いいたします。 ◎都市計画課長 都市計画マスタープランの策定につきまして、今年度から2年間の契約内容で、策定の支援ということで委託業務を発注しております。平成30年度につきましては、全体構想の案の検討を行います。平成31年度については、地区別構想案や全体構想、地区別構想案の実現方策などの検討を行います。それで、最終的に、マスタープランの策定の公表を平成31年度に行っていくという形になります。以上です。 ◆町田昌弘 委員 すると、来年度は地区別構想案や全体構想をやっていくということなんですけれども、委託の内容としては、委託された会社がどういった調査をするのか、その辺をもうちょっと細かくわかるようにお伺いしたいんですけれども。 ◎都市計画課長 実際に、近隣市で都市計画マスタープランを策定している内容とか、いろいろな狭山市の状況を踏まえた形で調査を進めておりまして、それについて、関係部署や地域の検討委員会というのを立ち上げまして、その内容をもとにそれぞれ協議させていただくという形で、それについての支援も行っていただくというような内容になっております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 調査をいたしまして、それについて各課と話すというけれども、その調査の内容を町田委員は聞いているんだと思うのね。委託する調査の内容は何ですか。わからない。 ◎都市計画課長 まず、今年度は市民アンケートを実施して、市民に対してアンケート調査をもう既に行っております。その中で、市全体の現状の把握を、関係課を含めてそれを取りまとめた形での検討を行って、課題の整理を行う形になります。それについて、今度は現況のマスタープランの評価というのを行った後に、全体構想について取りまとめの作業を今行っているところでございます。今年度は、政策会議や市民検討委員会の会議を1回開催して、方向づけをしていきたいと考えております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そうすると、アンケート調査は平成30年度にしているわけでしょう。その取りまとめもして、各地区別に課題も抽出したと。来年度は、それについて前のマスタープランの評価をして、それとすり合わせるというんでしょう。そうしたら、どこにコンサルの入る余地があるのか。ほとんど行政としてやっていかなければならないことばかりではないですか。あるとしたら、地区の説明会に行く資料をつくってもらうぐらいで、何で700万円もかかるのか。ちょっと今の説明では理解できない。 ◎都市計画課長 基本的に、庁内の調整の資料の作成とか、今おっしゃいました地区別構想の案を作成していただく内容とか、説明会に基づく住民の説明の資料を作成していただくとか、そのような形の業務をお願いしているところです。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 都市計画課はそんなに多くのスタッフを抱えているとは思わないけれども、そんなの行政の仕事のような感じが。資料の作成みたいなのは、こうしてくれといったら、それは委託になるかもしれませんけれども、基本的なところはみんな行政がやるべき仕事のように聞こえるんだけど、では、どういうふうに主導権を持ってやっていくの。 ◎都市計画課長 都市計画マスタープランに対する全体構想とか地区別構想の案を委託業者に作成してもらって、それを踏まえた形で、庁内調整、都市計画審議会、政策調整会議などを踏まえた形で修正や検討を重ねていくというような形になります。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 確認だけど、データも出ているんだろうから、案はコンサルにつくってもらって、それをああだこうだと言うのが行政の仕事で、言った挙げ句に、今度は審議会に回したり何かするんだということなの。そうしたら、行政の主体性ってどこにあるの。 ◎都市計画課長 その案をそのまま認めるわけではなくて、案の段階で、それぞれコンサルとやりとりをして、まず、案をつくり上げてから次のステップに行くというような感覚で仕事しております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 よくあることだけれども、言葉は悪いけれども許してね。コンサルにみんな丸投げして、地図は違うけれども、どこもかしこも同じような内容で、駅の近くが拠点で、何とか何とかでというようなマスタープランが随分多いですよ。同じコンサルタントがやっていれば同じようになってしまうような。そうではなくて、やはり、我がまちのをやるんだから、役人というか、都市計画課の方なんて、長いこと狭山市でやっているんだから、もっと主体性を持って案をつくってくださいよ。そうじゃないと、私が、決算のときに、また丸投げして、丸投げのとおりにやったわねなんていう批判をしないで済むようにしっかりやってください。これは私の意見です。 ◎都市建設部長 今回、都市計画マスタープランにつきましては、今のマスタープランがあるんですけれども、今のマスタープランの悪いところを言うわけではないですけれども、非常に実効性が伴っていないというところを、かなり執行部としてもそれを感じていまして、今回の都市計画マスタープランは、実効性のある計画をつくろうというのが1つの目標なんです。それに向けて、今高橋委員がおっしゃられるように、やはり、地域性というか、狭山の地域をどうするんだということに主眼を置いた計画をつくろうということで、2年間の債務負担行為によって、平成30年度と平成31年度でこれをつくるということですので、今高橋委員がおっしゃられたような、やはり、狭山市らしいというんですか、そういう計画になるようにしていきたいと思っています。  あと、業務の内容についても、やはり上位計画があるわけです。例えば、総合計画もそうですけれども、狭山市人口ビジョンも示されていますし、まち・ひと・しごと創生総合戦略ですとか、あと県の計画、これらの計画と整合性、こういったものも図っていく必要があるということで、そういったことも含めて、そういった計画も踏まえた上で計画づくりに取り組んでいきたいと。ですから、狭山市の都市計画部門が主体性を持ってやらないと、その辺の整合性をとる計画はできないと思いますので、その辺はしっかりやっていきます。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 よろしくお願いします。 △(高橋ブラクソン久美子委員の質疑に対する答弁保留分について) ◎住宅営繕課長 先ほど高橋委員のお話がありました広瀬団地を例にとって計算しましたところ、家賃の高い低いはあるんですが、一番低い方を例にとりまして計算したんですが、1件当たり月に100円ぐらい毎年下がっていきまして、全体では年間約4万8,000円ぐらい下がっていくような計算になっております。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 2億円幾らもいただいているけれども、その中の幾つかは、もう減価償却が終わっているような建物ですよね。ここにセットになっているのは、今、入りは入り、出は出で話していますけれども、減価償却が終わったようなものをお金をいただく限りにおいては、家賃のことも含めてそれなりのことを考えてやってほしいし、減価償却が終わったようなものについては、家賃の負担についても真剣に、少なくしてもいいと思うんで、そこら辺も考えてください。これは私の意見です。 ◆大島政教 委員 251ページ、狭山市駅加佐志線整備事業費、先ほど図面で表示いただいたんですが、平成30年度の取得予定が赤いところだと。平成30年度というか、もう終わるんだから、これはもう全部取得済みということでいいの。 ◎街路整備課長 資料のご説明をさせていただきます。黒い部分は平成29年度に取得済みでございます。平成30年度取得予定としておりますうち、左側のところに小さい赤いところが2ヵ所あるかと思います。こちらのところがまだ未契約というところで、あとは契約を済ませておる状態でございます。あとは引き渡しを受けるという状況になっておりまして、緑の部分が平成31年度に取得を予定するというようなところでございます。これを取得することによりまして、用地としては約3割を取得することになっております。以上です。 ◆大島政教 委員 少しペースが遅くない。 ◎街路整備課長 平成35年の供用を目途ということで、用地につきましては、平成34年度まで用地取得を行う予定です。職員も頑張って用地交渉に臨んでいるところでございます。鋭意努力させていただきたいと考えております。 ◆大島政教 委員 というのは、これを早くしないと、恐らく東京狭山線の入り口のほうが工事が進まないと思うわけ。だからここを、学校の用地があるから、学校の用地なんていうのは、理事会がかかったらオーケーだという話も出ていたんだから、その辺を早くすることによれば面積が広くとれるわけ、どんどん買い取りが。そうすると、ほかの人たちも、そこまでいっているのならば協力しようということになってくるわけよ。そうすると、この入り口のほうもできてくると思う。だから、今大変だと思うんだけれども、やはり、そういう大きくとれるところを早くやれるような、買い取りができるようにみんなで頑張ってほしいと思う。そうじゃないと工事が進まないと思う。その意欲がどんな雰囲気なのか、もう一回。 ◎街路整備課長 東京狭山線側からの整備につきましても、現在検討をしております。ごらんのように、緑のところも来年度用地取得に向けて交渉をしているところでございます。職員全員で頑張っておる次第でございます。大型商業施設のところにつきましては、ある程度、交通を呼び寄せたときに処理できるような状況でないと供用ができなくなるかと思いますので、今後、現在予定しているところの推移を見て、供用ですとか工事の進捗は図っていくと考えております。以上であります。 ◎都市建設部長 この色の塗り方を見ると、確かに、大島委員がおっしゃるように、これしか進んでいないのかというふうに見られるかなと思います。ただ、今課長が申し上げましたけれども、この大型商業施設のところは、今、地主さんが土地を大型商業施設のほうに貸してあるんです。そうすると、ここを用地を先に買えるからといって取得してしまいますと、地代が入ってこなくなってしまうんです。なので、最終的に、工事ができるような段階になってから買ってもらいたいという意向が示されているんです。ですから、今度色づけをちょっと考えたほうがいいと思うんですけれども、一応、目途と、ここはもう大丈夫だというところも何か色をつけておかないと、そこは時期が来れば確実に買えるというところはちゃんと色をつけておかないと、まだここを買わないのかということになってしまうと思うんです。  先ほどおっしゃっていましたけれども、学校法人さんについても、先日理事長さんともお会いしているんですけれども、この整備については協力をしますと言っていただいております。ただ、その時期については、やはり、学校の施設として一部使っていますので、本当に道路工事の整備をするときに売却をしたいと。それまでは使いたいんだというような意向を示されていますので、取得の予定の年月日はこういう形でしか出せませんけれども、めどが立っているところをもうちょっと色をかけるとか、あとはどこの用地交渉ができれば道路ができるんだということがわかるようなものを考えたいと思いますので、今回の説明はそういうことでご了承願います。以上です。 ◆大島政教 委員 今部長が言われたように、恐らく、道路が開通する目鼻がつけば売ると。両方ともそうだよね。結局、それをやっていると、ほかができていないのに何でうちだけやらされちゃうのと、逆にとられるわけだよ。だから、そういったことをすると、やはり、できるところはどんどんやっていって、色を塗っていってもらっておいて、こういう状況だからぜひやってください、そうすればもっと話が進みますというふうに話を持っていかないと進まないと思うんだ、これ。みんなが待っている、ここも待っているといったら、大きいところが2つも待っていたら工事が進まない。その辺をやはり急かして、ここで終わりましたから、ぜひ早くやってくださいと言わないと、この工事は最後まで進まないと思うんだよね。ぜひ、その辺は検討してください。 ◆望月高志 委員 説明でよくわかったんですけれども、仮に東京狭山線側から通そうとなるときに、中学校部分まででネックになることは何なんですか。交通量、東京狭山線の関係とか、ネックになりそうなところというか、問題点はあるんですか。
    ◎街路整備課長 東京狭山線からの交通流入を考えた場合、流入してくる車両がどこではけるのかというところが問題になってくると思います。旧東中学校の前の道路にするのか、それとも、旧東中学校のプール側の道路にするのか。交通協議の中では、東京狭山線の信号がつくのが東口の土地区画整理事務所まで開通した場合というような条件がつけられておりますので、用地買収の進み方と合わせて、暫定供用のやり方も考えていかなければいけないというようなことになってくるかと考えております。以上です。 ◆望月高志 委員 暫定供用というのは、この部分だけというときで、旧東中学校は、来年解体の設計が始まって、解体の工事というのが入ってくるかと思うんです。そうすると、そこには暫定供用としては間に合うんですか。はっきり言えないと思うんですけれども、ある程度めどが立ちそうなものなのか。解体までは無理で、開発から使えるぐらいかなとは……。 ◎街路整備課長 現在用地交渉を進めている段階なので、具体的に間に合う、間に合わないということはちょっと言えない状況です。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 249ページ、土地利用転換推進事業費。本当に闇雲に、どこがいいかというのを調査するの。それとも、この地区だというのがあるのか。本会議でも聞いたけれども、もう一度聞かせて。 ◎都市計画課長 土地利用転換構想地区は当然数ヵ所ありまして、その中で、次期土地利用転換地区をどうしていくか、どこを抽出していくかということについて、課題とか優先順位を決める形で検討していきたいという形であります。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 それは知っていると思う。今の柏原と広瀬の土地区画整理をして、農転から市街化に入れた。その前の段階で、今から15年ぐらい前、1筆1筆、土地構想でもないけど、考えて、ここは流通系にしようとか、そういうふうに言っていたときもあったじゃない。そういうところは、順番としては早いに決まっていると私は思っているわけ。そうしたら、土地利用転換推進といったら、ほかにどういうところがあるの。今まで流通にしようとか言っていたところ、例えば、圏央道のインターチェンジの周りとか、さっきのショッピングセンターの周りとかいうのは、もう決まっているみたいなものだよね。県だって了承されたんじゃなかったかしら。それで、市街化調整区域だったけれども、流通にしているから、大型ショッピングセンターが、1、2の3でもって、時間に合わせて出てきたという経緯もあるでしょう。そうしたら、ほかにどこを想定するの。言っている意味わかりますか。 ◎都市計画課長 やはり、優先的に整備を進めなければいけないところとして、まだ残されているインター周辺のエリアがございます。あと、これは、当然委託をかけて、ある程度全体的な方向性を見た上でですけれども、東口の土地区画整理事業地に隣接している入間川地区、あの周辺についても合わせた形で検討を進めていきたいと考えております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 転換しようじゃないのと前に決まっている。あのときは流通系に限ったわけだけれども、そんなの決まっていることだから、新たな土地利用転換なんていうのは考えていないということなのね。前から考えていたところをどうやって自分たちの利用に合わせていくかと、そういうことを調査委託するのね。では、狭山市に、圃場整備をしたけれども、ここは変えていこうとか、そういう新たな発想というのは全然ないわけか。 ◎都市建設部長 土地利用転換構想の地区というのは、総合計画の中で、今おっしゃっていたように、インターの周りは来年で確保ができて、入間川地区、今回民間医療施設ができた隣の田んぼとか、あとは東中学校、あの周りの沢地区も含めて。それから、青柳のほうにも一部土地利用転換構想は、それは総合計画で見てもらえばわかることなんですけれども、そういうところがついています。  ただ、おっしゃっていただいたように、十数年前にそれらを検討したときと、実は、農地法の改正がございまして、例えば、広瀬地区の電子機器の工場の周りも12号の指定をしたんですけれども、あそこは、もともと、農地法は、20ヘクタール以上は第1種農地という考え方を、平成23年だったと思うんですけれども、第1種農地を10ヘクタールにしますと、面積要件のハードルを高くされてしまったんです。10ヘクタール以上あると1種農地ですと。そうなると、特にあそこの周りなんていうのは、隣接している土地と合わせると10ヘクタール以上あるんです。そうすると、1種農地だということになると、そこが、12号の指定をしていながら開発ができないようなスキームになってしまったんです。そうすると、十数年前に決めたものが、土地利用転換するのにはいろいろな法律のかかわりがございますので、そういう中で、今までそこはやろうとおもっていたけれども、法律の規制でできなくなっているようなところもあるんです。  なので、今、柏原と広瀬を田園の手法で19ヘクタールを土地利用転換しましたけれども、それをやっていくうちに、次のところをどうしようかという議論は、必ず農地を使うわけですから、農地を使うということは、1つのエリアが終わらないと、どこの農地をやるかということについても国とか県になかなか相談ができないんです。そういう中で、その両地区がめどがつきましたので、次はどこをやるかということを平成31年度にめどをつけたいということで、法律の変遷によってできなくなったところも含めて、次はどこを一番先にやるべきかというための調査をやらせてもらいたい、こういうことなんです。以上でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 とすると、12号の2だったか、あそこら辺で1筆ずつ調べたりしたじゃない。沢のほうもそうだったよね。一生懸命調べた。それが頓挫したから、今度は法の目をくぐると言ってはいけないけれども、法に従いながらも転換する方法を探していくというのがこの調査委託料なの。 ◎都市建設部長 法の裏を通るということではなくて、柏原と広瀬のように、いわゆる12号の指定ではなくて土地利用転換をする手法もあるわけです。だから、そういったことも含めて検討していかなくてはいけないということだと思うんです。先ほど申し上げた電子機器の工場の周りというのは、もともと12号にはしてありますけれども、今、12号ではなかなか土地利用転換が図れないということになると、いわゆる田園の手法を使ったやり方も含めて、どこを優先的にやるべきかというのを検討させてもらいたいというのがこの事項になります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 自分たちでやればいいじゃない。何で委託しなくてはいけないの。そこまでしっかりわかっているんだったら、都市計画課が率先してやっていけばいいんじゃない。誰に委託するのか知らないけど、そんなので何でコンサルが必要なの。 ◎都市計画課長 前回の狭山工業団地拡張地区のときもそうだったんですけれども、やはり、関係法令とか、農業関係のそういう法令、農林調整の大変さだとか、その辺は、私たちで把握できない部分も持っているコンサルにお願いしている経緯もあります。そういうところを踏まえて、多方面からのアプローチを得るために、今回は委託を出させていただいて、検討しようというところでございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 委託は公募するんですか。 ◎都市計画課長 現段階では、入札にするのか随意契約にするのかというのは決定しておりませんが、検討はしていきたいと思います。 ◆望月高志 委員 247ページの都市計画管理事業費の中に空家等対策協議会の委員の報酬が入っているんですけれども、来年度の対策協議会のスケジュールと内容を教えてください。 ◎都市計画課長 空家等対策協議会については、今年度協議会を立ち上げることができまして、1回協議会を開催しております。次年度の予定としては、2回予定しておりまして、6月か7月ぐらいに、まず、空家等対策計画の策定案を示せるような形でご協議をいただきたいと考えております。その後、もう1回の協議会の中で、計画の確定を目指して取り組んでいきたいと考えております。以上です。 ◆望月高志 委員 249ページの入曽駅周辺整備事業、これは来年度協定を結んでいくことが施政方針でもあったんですけれども、大体いつぐらいに鉄道事業者との協定を結ぶお考えなのかというのを教えてください。 ◎都市計画課長 基本協定の締結につきましては、平成31年度の前半早目に締結したいと考えております。以上です。 ◆望月高志 委員 前回協議会か何かで説明いただいて、一部手法が変更されたと思うんですけれども、改めて、昨年度行ったような自治会を通しての市民への説明会、ああいったのを、変更したんですから、来年度については考えているのかどうか。 ◎都市計画課長 今年度の3月の中盤に、入曽の連合自治会に対して計画の変更の概要を説明したいと考えております。それを行った後に、市民に周知できるような形の、ホームページとか、そのような周知を検討していきたいと考えております。以上です。 ◆望月高志 委員 ということは、去年みたいに入曽地区全体の各自治会を回るというお考えは、現段階ではないということでいいですか。 ◎都市計画課長 現段階では、そこまでの周知は考えておりません。以上です。 ◆望月高志 委員 257ページ、智光山公園管理事業費です。今年度の予算が公園施設等修繕工事費で、たしかアスレチックのものとして1,700万円で、終了したから、今回施設修繕料としては620万円ほどになっていますけれども、今回やる修繕内容についてお願いいたします。 ◎みどり公園課長 智光山公園の修繕の内容ですが、こども動物園の浄化槽の修繕と前山の池のポンプの修繕を予定しております。以上であります。 ◆望月高志 委員 今年度アスレチックのほうを終わって、古いアスレチックが数ヵ月前に見たときにまだ残っていたんです。昔のアスレチックのものが、ぼろぼろの状態で、ロープとかを張ってある状態なんですけれども、あれは平成31年度には撤去できるのか。現在もう終わっているならいいですが、説明をお願いします。 ◎みどり公園課長 同じ場所に新たなアスレチック用具を置いていますので、当然撤去しておりまして、この工事の完成も今年度中には終わる予定であります。以上です。 ◆望月高志 委員 最後に市営住宅でお聞きしたいんですけれども、新たにことし1月に追加募集を行っていただきましたけれども、説明ありましたけれども、今後についても、来年度どのようにするのか説明をお願いします。 ◎住宅営繕課長 今回、想定以上の人数の方が申し込みにいらっしゃいました。これを受けて、市営住宅がこれで全部埋まったか、団地が埋まったかと言われれば、かなりまだあいているものですから、来年度も引き続き、最低限年2回、募集のほうは進めたいと思っております。以上です。 ◆望月高志 委員 そうしたら、今後、通年という考えはあるのかないのか、お願いします。 ◎住宅営繕課長 とりあえず、今のところ、まだ通年は考えておりません。以上です。 ◆望月高志 委員 それと、前回所管事務調査で目的外使用の場所が一部あるというのを教えていただいたんですけれども、現在でも2回募集してあきがあるなら、例えば、要保護施設とかも、キャパシティーの問題で、今、児童虐待で入ってもすぐ出されてしまうとか、シェルターなんかに関しても、女性しか入れなくて、小学6年生以上の男のお子さんがいると一緒に入れないというのがあると思うんです。  そうしたところで、狭山市でもシェルターが必要だと思うんですけれども、今後、一部目的外利用を、目的外なので、あくまでも住む場所がないところなので、保護の対象ではないと思うんですが、そういうところのシェルターのような使い方ができる場所を今以上にふやすというのもありますし、新たにつくるという考え、空き室のそうした利用方法はお考えにあるのかお願いします。 ◎住宅営繕課長 かなり縛りの強い法律でして、基本的には、そういう目的外の方を入れるには、財産処分をしたりという作業が出てくるんです。財産処分をするということになりますと、そこが間違いなく要らないという状況を国のほうに報告するなどという話が出てきますので、今後とも、高齢人口もふえてきますので、今早急にそちらの市営住宅は要らないというような状況では見られないと思っておりますので、そちらのほうはちょっと難しいかと思われます。以上です。                                         (休憩) ◆土方隆司 委員 249ページの入曽駅周辺整備事業ですけど、平成31年度の事業内容を確認のため教えてください。 ◎都市計画課長 入曽駅周辺整備事業につきましては、まず、測量の委託料として、画地確定測量や路線測量をさせていただきます。それと、実施設計として、公共施設の実際の設計業務を行わせていただきまして、あと建物調査についても、10棟分の建物調査をやらせていただいて、補償の算定をしたいと考えております。それと、先ほどご説明いたしました民間施設の導入支援事業として、複合商業施設の事業者を決定するための事務手続、選定委員会等を立ち上げてその業者を決定していきたいと考えております。それと、鉄道事業者の負担金として、橋上駅舎と東西自由通路の基本設計分について、負担金を支払って基本設計を実施していただくような調整を図っていきます。以上でございます。 ◆土方隆司 委員 もう一回確認ですけれども、負担金がありますけれども、これは市が全額負担ということでよろしいですか。 ◎都市計画課長 入曽駅橋上駅舎の基本設計負担金と東西自由通路基本設計の負担金については、市が全額負担して、実施をお願いしていきます。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 今のに関連して、協定書の内容はどういうふうになるのかというのが1点。それと、協定書をしたと同時に、入曽駅の橋上駅舎の基本設計負担金と入曽駅東西自由通路基本設計負担金をお支払いするという考えでいいのかな。 ◎都市計画課長 基本協定の中では、全体の事業費の負担に係る基本的な役割などの大枠の協定をまず結んでから、それぞれの設計に伴う設計の協定も同じように結びます。それを結んだ後で、基本設計についてお願いして、鉄道事業者のほうに実施していただくと、そのような流れになっております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 わかりました。協定は結局3本結ぶんだと。1つは全般的なところで、次は入曽駅橋上駅舎の基本設計と自由通路の基本設計の協定を結ぶんだと、それでいいですか。 ◎都市計画課長 東西自由通路と橋上駅舎に伴う基本協定をまず結びます。それと、基本設計に伴う協定を1つ結びます。合計2つ結ぶような形になります。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 請願駅だから、こちらからお願いしてつくってもらうことも当然だけれども、基本設計の中でこういうふうにしてほしいとかという要望をどれぐらい入れられるものなのだろうか。市での要望とか、市民からの要望といろいろあると思うんだけれども、議会の私個人としての要望もありますし、設計に当たってそういうものが入る余地というのはあるんだろうか。 ◎都市計画課長 基本的な細かい内容については、基本協定の中では多分うたわない形になると思います。ただ、その協定を締結する際に、市の考え方とか、その辺を整理して鉄道事業者のほうにお話はする予定ではあります。以上です。 ◆大島政教 委員 今の自由通路についてなんだけれども、できたら管理はどこでやるの。狭山市でやるんですか、それとも鉄道事業者がやるんですか。今、狭山市駅の場合は狭山市が管理していますよね。入曽の場合はどうなるんですか。 ◎都市計画課長 基本的には狭山市駅と同等に、市でやる方向で今検討は進めております。以上です。 ◆大島政教 委員 となると、その通路に関しては、狭山市が管理するならば、狭山市の希望が入っていいわけだよね。その辺はどうなります。 ◎都市計画課長 自由通路の規模ですとか、その辺については、当然工事費にはね返ってくるものもありますので、最適な幅でつくるような形になると思います。その施設、例えば、東西自由通路の施設の中に何かを入れるという形になると、これは話が別になりまして、狭山市駅もそうなんですけれども、現在は通路部分だけを市で管理する形になりますので、それ以外については、鉄道事業者の考えになると思われます。 ◆大島政教 委員 だって、狭山市が管理するんだから、狭山市の希望で、例えば、この通路は幅何メートルにして、こういうふうな形にしてくれということは言えるのではないですか。 ◎都市計画課長 当然、希望を言うことは可能だと思いますけれども、駅を利用する利用者数の考え方や、例えば、補助金をいただくときの規模の状況等を踏まえますと、やはり、最低限の形の規模でしかつくれないというところはあります。それを踏まえた形で、規模をもっと大きくするとか、そういうことは、市の負担でやるということであれば可能ではあるかとは考えますけれども。 ◆大島政教 委員 市の負担でやるというか、基本設計もみんな市が金を出してやる。だったら、狭山市が、今の東口を見ながら、こういう状況にしたいと。狭山市駅の自由通路を見て、今の状況だったらだめだ、このぐらいにしたい、ここはこういうふうにしたいとかいうのは、ある程度状況を見て言わなきゃ、相手のほうが状況でここを狭くしてくれと言われたんじゃ、何かあったときに今度はどっちが責任をとれるわけ。 ◎都市建設部長 おっしゃるように、東西自由通路は狭山市道なんです。管理は、課長が申し上げたように狭山市です。ただ、普通の狭山市道と違うところは、鉄道の軌道敷の上を通るということになりますので、そこは、鉄道事業者との協議は必要になるというふうにご理解をいただければいいのかと。狭山市道ですから、考え方からすると、4メーター以下の通路にするということはないんです。市道ですから、最低でも4メーターとか4メーター20とか。ただ、それより広いものが必要なのかどうかも含めて検討して、協議をしないとそこは決められない、こういうことです。以上です。(※後ほど答弁の一部訂正あり) ◆大島政教 委員 今言われたように、やはり、狭山市としては最低のことは言わないといけないと思う。やはり、自由通路は狭山市の管理だから、課長も交渉するときに常に頭に入れておいてもらって、言うこと言う。きちんと言ってやってもらわないと、できてしまってからでは遅いと思うんだ。言ってもらう。言うといったって、ころっと変わっちゃうから。 ◎都市建設部長 課長もそうですけれども、交渉に当たっては、私も含めて、次長も責任を持ってやりますので。その辺の内容については、詳細設計が決まった際には、委員会のほうにもそういった決まり事の前に報告をするということで所管事務調査もやらせていただいておりますので、その辺は、そういう報告はさせていただきたいというふうに考えます。                                         (休憩) △(大島政教委員の質疑に対する答弁の一部訂正) ◎都市建設部長 先ほど、大島委員の質疑に対する答弁の中で、自由通路のことを「市道になる」と申し上げましたが、正しくは、「条例管理の通路となる予定」ということで、謹んで訂正させていただきます。よろしくお願いします。                                         (休憩) △議案第14号 狭山市布設工事監督者が監督業務を行う水道の布設工事及び布設工事監督者の資格並         びに水道技術管理者の資格を定める条例の一部を改正する条例 △議案説明 ◎水道施設課長 議案第14号 狭山市布設工事監督者が監督業務を行う水道の布設工事及び布設工事監督者の資格並びに水道技術管理者の資格を定める条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  議案書の31ページをお願いいたします。あわせて、議案第14号参考資料につきましてもご参照いただきますようお願いいたします。  本案は、学校教育法の改正により専門職大学が新たに設置されることに伴い水道法施行令が改正されたことから、布設工事監督者及び水道技術管理者の資格要件に係る規定を改めたく、ご提案するものであります。改正の具体的な内容につきましては、議案第14号参考資料の新旧対照表によりご説明申し上げます。参考資料をお願いいたします。表中の下線部分が改正箇所であります。  初めに、第3条第3号は、水道施設工事の施工に関する技術上の監督業務を行う布設工事監督者の資格について、専門職大学の前期課程において、土木科またはこれに相当する課程を修了した者の資格要件5年を追加するものであります。  次に、第4条第2号は、水道の管理に関する技術上の業務を担当する水道技術管理者の資格について、専門職大学の前期課程において土木工学以外の学科を修了した者の資格要件6年を追加するものであります。  次に、議案書の31ページにお戻りいただきまして、附則についてご説明いたします。  附則につきましては、施行日を平成31年4月1日とするものであります。  以上で説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。 △議案質疑  (質疑なし)                                         (休憩) △議案第13号 狭山市水道事業給水条例及び狭山市下水道条例の一部を改正する条例 △議案説明 ◎経営課長 議案第13号 狭山市水道事業給水条例及び狭山市下水道条例の一部を改正する条例について申し上げます。  議案書の29ページをお願いいたします。あわせて、議案第13号参考資料につきましてもご参照いただきますようお願い申し上げます。  本案は、消費税法及び地方税法の改正に伴い、平成31年10月1日に消費税率等が8%から10%へ引き上げることを受け、関係する水道利用加入金、水道料金及び下水道使用料に係る条例の一部を改正するものであります。改正の具体的な内容につきましては、議案第13号参考資料の新旧対照表によりご説明申し上げます。  参考資料の1ページをお願いいたします。表中の下線部分が改正箇所であります。  初めに、狭山市水道事業給水条例の一部を改正する条例について申し上げます。  第5条第1項は、新規に水道を利用する際や、増径し水道を利用する際にご負担いただく水道利用加入金に乗ずる消費税率等を「100分の108」から「100分の110」に改めるものであります。  次に、第22条第2項は、水道料金に乗ずる消費税率等を「100分の108」から「100分の110」に改めるものであります。  参考資料の2ページをお願いいたします。第25条第1項は、定例の検針の中途において水道の開始や中止をした場合における水道料金に乗ずる消費税率等を「100分の108」から「100分の110」に改めるものであります。  参考資料の3ページをお願いいたします。次に、狭山市下水道条例の一部改正についてご説明いたします。先ほどの狭山市水道事業給水条例の一部改正のうち、第22条第2項及び第25条第1項と同様な内容となっておりまして、下水道条例第25条第1項につきましては、下水道使用料に乗ずる消費税率等を「100分の108」から「100分の110」に改めるものであります。  第4項については、定例の検針の中途において下水道の開始や中止をした場合における下水道使用料に乗ずる消費税率等を「100分の108」から「100分の110」に改めるものであります。  次に、議案書の29ページにお戻りいただきまして、附則につきましてご説明いたします。  第1項は、改正に係る施行日を平成31年10月1日とするものであります。
     第2項及び第3項は、狭山市水道事業給水条例の経過措置を定めたものであり、第2項の水道利用加入金に係る規定につきましては、平成31年10月1日以降の給水装置工事申込者に対して新税率10%を適用するものであります。  第3項の水道料金につきましては、施行日である平成31年10月1日現在において継続して使用する利用者の平成31年10月及び11月の消費税率等の取り扱いについて国の取り扱いに準じて定めたもので、これまでの税率8%を適用することができる取り扱いを経過措置として定めたものであります。  第4項は、狭山市下水道条例の経過措置を定めるもので、第3項と同様に、施行日現在の継続使用者の平成31年10月及び11月の消費税率等の取り扱いについて国の取り扱いに準じて定めたものであり、これまでの税率8%を適用することができる取り扱いを経過措置として定めたものであります。  第5項は、第3項及び第4項に規定する月数の取り扱いを国の取り扱いに準じて定めたものであります。  以上で説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。 △議案質疑 ◆望月高志 委員 消費税の改定によってということになると思うんですけれども、本会議でも質疑があったと思うんですけれども、今回、例えば、ペットボトルの水がそのままに抑えられて、水道が10%になってというところじゃないですか。そうしたところは、協会だったり、市独自でもいいですし、軽減税率というところがどの品目をするかというときに、多分協議があったと思うんです。そうしたときに、狭山市として何か声を挙げていったのか。もしくは、協会でもいいですけれども、要は、8%に据え置いてくれみたいな、そういった動きというのはあったんですか。 ◎経営課長 実際の軽減税率の制定に当たって、水道協会とか、そういった団体から、軽減税率にしようというような声というのは、特になかったと思います。 ◆望月高志 委員 水道法から見ると、低廉で安心・安全な水を供給するというところもありますし、確かに、水道水というのは飲み水だけではないですけれども、お風呂に使ったりとかだって、憲法25条から照らし合わせれば、文化的で最低限度の生活だと思うんですよね。そうしたところでは、本来ならば、水道には、消費税をかけること自体が、そもそも水道法と合っていないと思うんですけれども、そこについて市としてはどのような見解を。企業会計上、いたし方ないとは思うんですけれども、そこについてはどういった見解をお持ちなのかお願いいたします。 ◎経営課長 やはり、水道水については、飲み水以外にも企業で生産活動に使われている場合もありますし、恐らく、生活で使っている水のほとんどというのは、洗濯であるとかお風呂、そういった水に使われている部分のほうが多いものですから、こちらについては、国の定める考え方に従いまして、消費税率については10%ということで考えています。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 10月1日から施行するという附則があるけれども、もしかしたら、景気ががーっと下がって、GDPががーっと悪くなっちゃったりして、安倍首相がやめたと言うことだってあり得るでしょう。条例改正ちょっと早過ぎない。消費税が上がらなかったらどうするの。 ◎経営課長 国のほうで消費税の増税については延期ということが正式決定された場合については、10月1日の施行日を改めて変更ということで、施行日の変更の条例改正を行うということ。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 では、9月に附則のところを直すような、本当に10%にならなかったら全部の条例は要らないわけだからね。改正の改正条例を出すということでいいんですか。 ◎経営課長 10月にならなかった場合については、改正の条例を再度提出する予定です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 この周り近所を見て、予算があるからやらざるを得ない部分もあるのかもしれないけれども、3月議会にみんなやっているんですか。 ◎経営課長 近隣ですと、川越市、所沢市、入間市は3月議会に上程するということを聞いております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 決まらなかったら直すよりしようがないんだろうけど、もし決まったとなったら、もしかしたら、駆け込み需要も物すごくあるんじゃないかと思うんです。実際のところ、マンションが建つという話もあって、売るのが、10月以降そこに入るという話もあるから、そうしたときの水道部の体制というのか、引き込みや何かの、そういうものは大丈夫ですか。この前だってすごく駆け込み需要みたいなものがあったんだよね。 ◎水道施設課長 加入金の話だと思いますが、加入金の賦課は給水施設工事の申し込みをした日にちをもって決めますので、例えば、今考えているのは、10月1日以前、9月30日に駆け込みがあるということも予想されますので、そのときには窓口対応の強化を図るということを今考えております。                                         (休憩) △議案第21号 平成30年度狭山市水道事業会計補正予算(第1号) △議案説明 ◎水道施設課長 議案第21号 平成30年度狭山市水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。別冊の平成30年度狭山市公営企業会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の5ページをお願いいたします。  今回の補正予算は、第2条資本的支出の予定額の支出総額を13億7,633万7,000円とし、本文括弧書き中の収入額が支出額に対し不足する額を9億7,994万6,000円に、不足する額の補填財源について、過年度分損益勘定留保資金を6億8,057万9,000円に、減債積立金を2億2,512万4,000円に改めるものであります。補正の内容につきましては、過年度国庫補助金返還金は、平成29年度の消費税額が確定したことにより、国庫補助金に係る消費税仕入れ控除税額相当額を返還するものであります。  なお、詳細につきましては、7ページからの平成30年度狭山市水道事業会計補正予算に関する説明書により説明させていただきます。  10ページの補正予算実施計画から17ページの財源諸表等注記までにつきましては説明を省略させていただき、18ページからの補正予算実施計画説明書によりご説明申し上げます。  資本的支出の3項1目1節過年度国庫補助金返還金につきましては、平成29年度に実施した稲荷山排水場工区排水池等撤去工事の補助金であります生活基盤施設耐震化等補助金には消費税相当額が含まれて交付されておりますが、水道事業は特定収入割合が5%以下のため、消費税の会計処理として特定収入に係る課税仕入れ等の消費税額を仕入れ控除税額から控除する調整の必要はなく、通常の計算方法によって算出した仕入れ控除税額の全額をその課税期間の仕入れ控除税額とします。そのため、平成29年度の消費税額が確定したことにより、結果的に国庫補助金に含まれていた消費税相当額が還付されたことから、この消費税相当額を返還する必要が生じたため追加するものであります。  以上で説明を終わりますが、よろしくお願い申し上げます。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 2条で9億7,971万円を9億7,994万6,000円に変えたんですよね。それぞれを内部留保資金やら減債積立金やらを変えていったということなんだけど、内部留保資金と減債積立金の残額を教えて。 ◎経営課長 今回の第2条におきましては、高橋委員がおっしゃるとおり、今回の補正について22万8,000円の不足する額を過年度損益勘定留保資金と減債積立金で補填するという内容でございます。残額につきましては、減債積立金が、これは平成30年度残高でございますが、2,885万3,295円、損益勘定留保資金が19億3,497万9,575円となっております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 金額が少ないからあれなんだけど、どうして内部留保資金だけで処理しなかったの。小さいお金だったら、何も減債積立金までしなくたってよかったのに。 ◎経営課長 今回、減債積立金の財源を減額した理由につきましては、平成29年度の決算によりまして減債積立金が増加したことから、平成30年の企業債償還元金全額を優先して補填とするため、この減債積立金のほうを314万3,000円増額したものです。減債積立金のほうを優先して使って、内部留保資金は使わずにお金としてとっておこうということにしたものです。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そういう経営判断ね。わかりました。 △議案第27号 平成31年度狭山市水道事業会計予算 △議案説明 ◎水道施設課長 議案第27号 平成31年度狭山市水道事業会計予算についてご説明をさせていただきます。  初めに、予算編成に当たりまして留意したことについて申し上げます。水道事業は、市民生活に欠くことのできない安全・安心な水を安定的に供給する責務があり、安全・強靱・持続を旨とした安全で良質な水の供給、安定的な給水体制の確立、経営基盤の強化を重点目標といたしまして、限られた経営財源で最大限の効果を発揮させることを念頭に置き、予算編成を行ったところであります。  それでは、別冊の平成31年度狭山市公営企業会計予算書及び予算に関する説明書の5ページをお願いいたします。第2条業務の予定量は、水道事業の具体的な経営活動の目標を定めるもので、1号は給水戸数を6万7,600戸に、2号は年間総給水量を1,686万5,000立方メートル、3号は1日平均給水量を4万6,079立方メートルとするものであります。また、4号の主要な建設改良事業は、鵜ノ木浄水場を初めとする浄配水施設更新事業として5億3,120万円を、老朽管更新事業として4億4,375万円を予定するものであります。  第3条収益的収入及び支出の予定額は、水道事業収益を前年度対比0.8%減の31億6,261万円に、水道事業費用を前年度対比0.7%増の28億7,023万4,000円とし、収入から支出を差し引いた税込み損益は2億9,237万6,000円の利益とするものであります。  第4条資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入の総額を前年度対比10.3%増の4億3,713万8,000円に、また、6ページの資本的支出の総額を前年度対比10.8%増の15億2,405万円とするものであります。なお、5ページに戻りまして、第4条の本文に括弧書きされておりますが、収入が支出に対して不足する額10億8,691万2,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び建設改良積立金で補填するものであります。  6ページをお願いいたします。第5条は、施設改良事業費の企業債の限度額等について、表に記載のあるとおり定めるものであります。  第6条は、一時借入金の限度額を前年度と同額の1億円と定めるものであります。  第7条は、主に、消費税及び地方消費税の支払いにおいて不足が生じた場合に備え、営業費用、営業外費用及び特別損益の間で流用ができるよう定めたものであります。  第8条は、議会の議決を経なければ予算の流用ができない経費といたしまして、職員給与費を定めるものであります。  第9条は、他会計が負担する消火栓の新設や維持管理に係る費用、児童手当に係る費用を定めるものであります。  第10条は、量水器等の棚卸資産の購入限度額を定めるものであります。  それでは、詳細につきましては、12ページをお願いいたします。(参考)平成31年度狭山市水道事業会計実施計画説明書によりご説明申し上げます。  初めに、収益的収入でありますが、1款1項1目給水収益の1節水道料金は、過去の実績や平成30年度決算見込みをもとに積算し、前年度対比で116万7,000円減額の26億6,863万3,000円としたものであります。  2目受託給水工事収益の1節給水工事収益は、下水道事業などからの受託工事に伴う給水管布設工事収益等を予定するものであります。  3目その他営業収益の2節下水道使用料徴収事務等負担金は、人件費以外で下水道事業と共同運用としている部分について負担金として計上したものであります。  2項2目1節水道事業加入金は、加入金収入の70%を計上したものであります。  4目1節長期前受金戻入益は、償却資産の取得財源に係る減価償却相当分を収益化するものであります。  14ページをお願いいたします。次に、収益的支出でありますが、1款1項1目原水及び浄水費の31節委託料は、安全な水を安定供給するため、各浄水場の運転管理や点検、水質検査などの業務に係る費用を計上したものであります。また、68節受水費は、年間総給水量の95%に当たる1,602万1,750立方メートルに、鵜ノ木浄水場耐震改修工事のため浄水施設の運転を一時停止することに伴う受水量の増量分21万1,200立方メートルを加えた1,623万2,950立方メートルの水を埼玉県から購入する予定の経費であります。  2目配水及び給水費でありますが、17ページ、31節委託料中、保守点検委託料等業務委託料は、配水場の維持管理費用であります。漏水修理等業務委託料は、漏水等による緊急修繕に対応するもので、量水器交換委託料は、計量法上の検定満期に伴う交換が主なものであります。配水管洗浄作業業務委託料は、良質な水を供給するため、12ブロックの洗管を予定するものであります。45節修繕費は、配水施設の適切な管理を行うための所要の経費や、浄水を有効に配水するための配給水管の修繕に要する費用を計上したものであります。  18ページをお願いいたします。3目受託給水工事費でありますが、42節給水工事費は、下水道事業などから受託する給水管の布設及び布設がえに要する費用を計上したものであります。  4目業務費は、上下水道料金などの算定及び徴収などに要する経費を計上したものでありまして、21ページ、31節委託料は、お客様サービスセンター運営の業務に係る費用を計上したものであります。  5目総係費は、経理事務や水道事業全般に係る諸経費を計上したものであります。22ページをお願いいたします。75節貸倒引当金繰入額は、水道料金等の翌年度以降の不納欠損による損失に備えるものであります。  6目減価償却費は、建物や設備、配水管等の構築物などの減価償却費を計上したものであり、7目資産減耗費の1節固定資産除却費は、配水管や淨配水施設の改良工事に伴う資産の除却費用を計上したものであります。  2項1目支払利息及び企業債取扱諸費の1節企業債利息は、財務省及び地方公共団体金融機構からの借入金利息を計上したものであります。  3項1目1節過年度損益修正損は、水道料金等の過年度還付金などの予定額を計上したものであります。  次に、24ページをお願いいたします。資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。  初めに、資本的収入でありますが、1款1項1目1節企業債は、施設改良事業費に係る起債の借入を計上したものであります。  2項1目1節消防施設設置負担金は、埼玉西部消防組合からの消火栓新設工事に伴う負担金収入であります。  3項1目1節本管布設負担金は、下水道事業などから受託する配水管布設工事や布設がえ工事の負担金収入であります。  4項1目1節水道利用加入金は、加入金収入の30%を計上したものであります。  5項1目1節設計管理料は、下水道事業などから受託する配水管布設工事や布設がえ工事分の負担金収入であります。  26ページをお願いいたします。次に、資本的支出についてでありますが、1款1項1目施設建設工事費は、配水管網の整備や道路整備等に関連した配水管布設工事に要する費用を計上したもので、41節工事請負費は、配水管布設等工事を300メートル予定するものであります。  2目施設改良工事費は、老朽管や浄配水施設の改良に要する費用を計上したもので、29ページの41節工事請負費は、塩化ビニール管等の老朽管2,964メートルの改良工事費や浄配水施設更新事業に伴う浄配水施設の改良工事費を計上したものであります。  28ページをお願いいたします。3目受託配水管工事費は、下水道事業などから受託する配水管の布設及び布設がえに要する費用を計上したものであります。  2項1目1節企業債償還金は、財務省及び地方公共団体金融機構から借り入れた企業債の償還に係る元金を計上したものであります。  以上で説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 56ページのキャッシュフローを見ると、平成30年度と平成31年度の一番最後の5番、6番を見ていくと、平成31年度は浄水場の工事もあったりするわけだけれども、1億5,000万円ぐらいのお金を使うだけというのかな、3億円、4億円のものを出すにもかかわらず、割ときちんと期末残高も残る計算じゃない。これはどうして、出ていくものも多いけれども、残りもきちんとできるというふうなんですかね。 ◎経営課長 資金残高につきましては、収支の状況であるとか、企業債残高の状況を見ながら、残高が少なくなる場合については、企業債の借り入れをふやしたりとか、そういった調整をしながら運営しておりますので、資金残については特に留意しながら運営していることから、それほど大きな波は起きないようにしております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 企業債の話ですけれども、水道事業の営業外費用で多少の利息を払っているし、2,476万8,000円だから、5億円ですから、大きくないとは言わないし、後ろのほうに、29ページだと2億2,257万1,000円と借入金の償還額もあるけれども、実際のところ、今どのくらいの借り入れをしていて、利息も含めてこのぐらいずつの償還になっているんですか。 ◎経営課長 平成31年度の企業債残高の末といたしましては、27億円程度の残高がございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 もう一つ聞きたいんですけれども、4条の10億8,691万2,000円、資本的収入が資本的支出に対する不足額を過年度損益留保資金と減債積立金などで相殺しているけれども、それぞれの残りはどのくらいになりそうですか。 ◎経営課長 平成31年度の残高につきましては、まず、減債積立金がゼロ円でございます。建設改良積立金が1億5,000万円、損益勘定留保資金が18億3,358万6,870円であります。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 減債積立金もゼロ。 ◎経営課長 ゼロでございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 全部使っちゃうんだ。  今回見て、やはりしようがないのかなと思っているところは、受託給水工事ではなくて、その前の水道事業収益が下がっていますよね。2条のところで給水戸数や何かが全部出ていますけれども、今年度に比べてどんな感じなんですか。給水戸数は伸びているか、それとも、平均給水量みたいなものは、人口減で、もうずっと下がってきているんですか。 ◎経営課長 給水戸数につきましては、増加傾向でございます。給水人口につきましては、今回100人増ということでなっておりますけれども、人口自体は減少しておりますので、減少傾向でございます。また、総配水量でございますけれども、年間総給水量、予算の5ページ、こちらにつきましても減少傾向となっております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 給水戸数はふえていて、だけど1戸当たりの人数が少なくなっていて、でも給水人口は100人ふえていて、理解不能なんだけれども、どういうことなの。 ◎経営課長 今回の給水人口を出すに当たって、市の総人口につきましては、総合政策部のほうで今年度についてはこの人数でいくということで出しておりますが、その人口が前年と比較してほぼ同数だったということと、給水人口を出すに当たって、給水区域外である自衛隊と井戸の人数を引くんですが、自衛隊の人数が今年度約100人程度減るということですので、実質、結果的に100人ふえたということになります。ただ、トレンドとしては、人口は下がっていますので、予算で100人はふえていますけれども、決算においては、恐らく人口は減るのではないかと見込んでいます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 もう一つ聞かせて。4億円の浄化センターの改修をするでしょう。これに当たって、補助金とか、前期戻入益の中に入っていると言われればそのままかもしれないけど、そういうものは全然当てにできないのかしら。少しはあってもよさそうな気がするんですけれども、どうなんですか。 ◎水道施設課長 来年度予定しております鵜ノ木浄水場の国庫補助金につきましては、国庫補助金の対象としておりましたが、今回工事する内容が国庫補助金の対象でなくなる。細かく言いますと、平成31年度に、鵜ノ木浄水場の耐震化は、ろ過池を耐震化する予定だったんです。ろ過池の耐震について調査したところ、ろ過池の底盤と地盤との間があいていることによって耐震性がないということが判明しまして、それを充填する工事を平成31年度に予定するんですが、補助対象となるかどうか埼玉県と協議したところ、それは耐震工事ではなくて修繕工事の一環だということで、補助対象でないという結果が出まして、平成31年度については補助対象の予定はありません。平成32年度につきましては、補助対象を予定しております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 全部で4億円ぐらいかかるのかな。さっきの浄化センターの修繕費が計上されていたけれども、29ページの上から3つ目、浄水施設改良工事費3億3,953万5,000円がありますが、この財源というのは、全部給水費から出るということでいいんですか。 ◎経営課長 こちらについては、水道料金ではなくて、内部留保資金のほうでやるということになります。 ◆望月高志 委員 全体的なことで聞かせてください。この予算は消費税引き上げを加味されて組まれているのか。 ◎経営課長 こちらの予算につきましては、消費税について全て10%を加味している。
    高橋ブラクソン久美子 委員 ことし、企業債も国や何かから借りるのではないかと思うけれども、起債するものというのはどこに載っていますか。どういうものを起債していくつもりなんですか。 ◎経営課長 今回起債で借りる予定のものにつきましては老朽管の配水管の改良工事に借りる予定でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 幾ら。 ◎経営課長 額につきましては、2億4,000万円でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 どれぐらいの利率ですか。水道事業や何かは、かなり高い、7%の利率のものもあるし、安くなってきていると思うけれども、利率はどうなんですか。 ◎経営課長 予算上では4%以内というようなことで上限はつけたのですけれども、実際、今年度の借り入れ状況を見ますと、0.5%程度借り入れとなっています。                                         (休憩) △議案第22号 平成30年度狭山市下水道事業会計補正予算(第1号) △議案説明 ◎下水道施設課長 議案第22号 平成30年度狭山市下水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。  別冊の平成30年度狭山市下水道事業会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の23ページをお願いします。今回の補正予算は、第2条資本的収入及び支出の予定額のうち、収入総額を7億8,813万3,000円とし、支出総額を20億9,082万1,000円とするもので、本文括弧書き中の収入額が支出額に対して不足する額を13億268万8,000円に、不足する額の補填財源について、当年度分損益勘定留保資金を1億6,184万1,000円に改めるものであります。  補正の内容につきましては、国庫補助金の増額は、防災・安全交付金が増額となったことによるものであります。建設改良費の増額は、国庫補助金の増額に伴い下水道施設の長寿命化及び総合地震対策事業を実施するものであります。詳細につきましては、25ページからの狭山市下水道事業会計補正予算に関する説明書により説明させていただきます。28ページの補正予算実施計画から35ページの財務諸表等注記にまでつきましては説明を省略させていただき、36ページからの補正予算実施計画説明書によりご説明申し上げます。  初めに、資本的収入及び支出のうち、収入について申し上げます。  3項1目1節国庫補助金の増額につきましては、国の平成30年度第2次補正予算が成立し、防災・安全交付金が増額となったことによるものであります。  次に、資本的支出について申し上げます。1項2目31節委託料につきましては、国庫補助金の増額に伴い、下水道長寿命化対策事業及び下水道総合地震対策事業として予定していた管路の修繕改築計画策定業務及び耐震診断業務を繰り上げて実施するため、増額するものであります。  以上で説明を終わりますが、よろしくお願い申し上げます。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 下水道事業における内部留保資金は補正後幾らになりますか。 ◎経営課長 まず、減債積立金が平成30年度末で2,101万7,414円でございます。損益勘定留保資金が11億696万4,153円でございます。建設改良積立金が1億8,000万円でございます。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 最後の36、37ページなんですけれども、防災・安全交付金増と、長寿命化と総合地震対策は、計画業務そのものはいつできるんですか。今年度にできるんですか。前倒しでやると言っていたけれども、長寿命化計画業務委託料増をしたり、総合地震対策計画業務委託料がふえて、それを前倒しで進めるという話だったでしょう。今年度中にできるんですか。 ◎下水道施設課長 今回の補正の増額に伴う業務の内容につきましては、繰り越しということを考えておりまして、平成31年度中に発注して、9月ぐらいに完了する予定にしております。以上です。 △議案第28号 平成31年度狭山市下水道事業会計予算 △議案説明 ◎下水道施設課長 議案第28号 平成31年度狭山市下水道事業会計予算についてご説明させていただきます。  初めに、予算編成に当たりまして留意いたしましたことについて申し上げます。下水道事業は、市民の健康で快適な生活環境を実現するとともに、環境衛生の向上、公共用水域の保全、市街地における浸水被害の解消を図るため、公共下水道の計画的整備、持続的な施設機能の維持、経営基盤の強化を重点目標といたしまして、限られた経営財源で最大限の効果を発揮させることを念頭に置き、予算編成を行ったところであります。  それでは、別冊の平成31年度狭山市公営企業会計予算書及び予算に関する説明書の59ページをお願いいたします。第2条業務の予定量は、下水道事業の具体的な経営活動の目標を定めるもので、1号は水洗化戸数を6万2,393戸に、2号は年間総排水量を1,890万立方メートルに、3号は1日の平均排水量を5万1,639立方メートルとするものであります。また、4号の主要な建設改良事業は、市街化調整区域第4期整備事業として4億2,156万7,000円、雨水管渠整備事業として3,298万8,000円、雨水管渠改良事業として3,300万円を予定するものであります。  第3条収益的収入及び支出の予定額は、下水道事業収益は前年度対比5.2%増の35億2,761万2,000円に、下水道事業費用を前年度対比0.2%増の31億8,613万8,000円とし、収入から支出を差し引いた税込み損益は3億4,147万4,000円の利益とするものであります。  第4条資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入の総額を前年度対比2.8%減の7億4,145万4,000円に、また、60ページ、資本的支出の総額を前年度対比1.5%増の20億5,814万9,000円とするものであります。なお、59ページに戻りまして、第4条の本文に括弧書きされておりますが、収入が支出に対して不足する13億1,669万5,000円は、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び建設改良積立金で補填するものであります。  60ページをお願いいたします。第5条は、下水道整備事業費及び流域下水道整備事業費に係る起債の限度額等について、表に記載のとおり定めるものであります。  第6条は、一時借入金の限度額を8億円と定めるものであります。  第7条は、主に消費税及び地方消費税の支払い等において不足が生じた場合に備え、営業用費用と営業外費用及び特別損失の間で流用ができるよう定めたものであります。  第8条は、議会の議決を経なければ予算の流用ができない経費といたしまして、職員給与費を定めるものであります。  第9条は、一般会計から補助を受ける金額を4億6,100万円と定めるものであります。  第10条は、マンホールふたの棚卸資産の購入限度額を定めるものであります。  それでは、詳細につきましては、66ページをお願いいたします。(参考)平成31年度狭山市下水道事業会計予算実施計画説明書によりご説明申し上げます。  初めに、収益的収入でありますが、1款1項1目1節下水道使用料は、過去の実績や平成30年度決算見込み等をもとに積算しており、平成31年度からの使用料改定を踏まえて、前年度対比9.2%、1億5,999万7,000円増の18億9,184万2,000円としたものであります。  2目1節雨水処理負担金は、国の負担基準に従い、一般会計が負担する雨水処理経費を計上したものであります。  2項1目他会計負担金の1節一般会計負担金は、雨水処理経費を除いた流域下水道の建設に要する経費や不明水処理に要する経費等の負担金収入を計上したものであります。  3目他会計補助金の1節一般会計補助金は、経営基盤の強化や収支の均衡を図るため、補助金の助成を受けるものであります。  4目1節長期前受金戻入益は、償却資産の取得財源にかかわる減価償却相当分を収益化するものであります。  68ページをお願いいたします。収益的支出でありますが、1款1項1目管渠費は、主に管渠の維持管理費を計上したもので、31節委託料は、汚水管渠及び雨水管渠の清掃委託料や接続点水質、除害施設及び特定事業場の排水検査委託料などを計上したものであります。45節修繕費は、汚水管渠及び雨水管渠等の修繕を計画的に実施するための費用を計上したものであります。  2目流域下水道管理費の65節負担金補助及び交付金は、荒川右岸流域下水道への汚水処理費として1,890万立方メートルの排水量に対する負担金を計上したものであります。  3目普及促進費は、水洗化を図るもので、70ページをお願いします。65節負担金補助及び交付金は、水洗化改造費補助金や私道排水設備整備事業費補助金の経費を計上したものであります。  4目業務費は、下水道使用料の賦課及び徴収等に要する経費を計上したものであります。  5目総係費は、経理事務や下水道事業全般に係る諸経費を計上したものであります。72ページをお願いいたします。55節負担金補助及び交付金は、日本下水道協会などの各種負担金であり、下水道使用料徴収事務等負担金は、水道事業が水道料金と同時に徴収する下水道使用料の事務費及び上下水道事業共通の経費を負担金として計上したものであります。  6目減価償却費は、建物や汚水管渠等の構築物の減価償却費を計上したものであり、7目資産減耗費は、更新事業等に伴う管渠の撤去等に伴う構築物の除却費用を計上したものであります。  2項1目支払利息及び企業債取扱諸費の1節企業債利息は、財務省及び地方公共団体金融機構等からの借り入れ利息を計上したものであります。  3項2目1節過年度損益修正損は、下水道使用料等の過年度還付金等を予定するものであります。  74ページをお願いいたします。資本的収入及び支出について申し上げます。  初めに、資本的収入でありますが、1款1項1目1節企業債は、汚水管渠及び雨水管渠築造工事費及び荒川右岸流域下水道事業に係る起債の借り入れを計上したものであります。  2項1目他会計負担金の1節一般会計負担金は、国の基準に基づく、一般会計が負担すべき臨時財政特例債等に係る償還元金を計上したものであります。  3項1目1節国庫補助金は、汚水管渠築造工事費及び雨水管渠築造工事費に係る国土交通省所管の社会資本整備総合交付金、また、下水道総合地震対策事業費や管路施設の長寿命化事業に係る防災・安全交付金の交付を予定するものであります。  4項1目工事費負担金の1節受益者負担金は、市街化調整区域第4期整備事業負担区分受益者負担金を計上したものであります。  5項1目1節寄附金は、下水道処理区域外における受益者負担金相当額を計上したものであります。  76ページをお願いいたします。資本的支出についてでありますが、1款1項1目管渠建設費は、汚水管渠や雨水管渠築造工事に要する費用を計上したもので、31節委託料中、実施設計委託料は、市街化調整区域第4期整備事業や入曽地区の雨水幹線整備事業の平成32年度工事予定箇所等の実施設計業務委託料を計上したものであります。41節工事請負費中、荒川調整区域汚水管渠築造工事費は、第4期整備事業として堀兼、入間川、入曽地区で実施する約3,050メートルの管渠整備を予定するもので、雨水管渠築造工事費は、新狭山地区で実施する約146メートルの雨水管渠整備を予定するもので、附帯工事費は、主に平成30年度施工箇所の道路舗装復旧工事費を計上したものであります。57節補償金は、汚水管渠及び雨水管渠築造工事に伴う水道管の切り回し等にかかわる経費を計上したものであります。  2目管渠改良費は、汚水老朽管等の改良に要する経費を計上したもので、79ページの31節委託料中、実施設計委託料は、ストックマネジメント対策事業及び下水道総合対策事業の計画に基づき、平成32年度工事予定箇所の管渠施設の更生に係る実施設計業務を委託するものであります。41節工事請負費は、主に入間川地区のマンホール更生工事を計上したものであります。  3目流域下水道費の65節負担金補助及び交付金は、埼玉県施行の荒川右岸流域下水道に係る新規増設事業、改築更新事業、地震対策事業及び処理場更新事業に要する負担金を計上したものであります。  4目1節土地購入費は、不老川の雨水幹線整備に係るはけ口などの用地取得を予定するものであります。  2項1目1節企業債償還金は、財務省及び地方公共団体金融機構等から借り入れた企業債の償還に係る元金を計上したものであります。  以上で説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。 △議案質疑 ◆土方隆司 委員 全体的な業務の予定量で少しお伺いをしたいと思います。  100ページなんですが、処理区域内人口というのが243人ふえています。水洗化戸数についても212戸、水洗化人口についても496人ふえているんですが、年間の総排水量と有収水量が減っているんです。なぜこういうふうになるのか教えてもらっていいですか。 ◎経営課長 処理区域内人口と水洗化戸数、水洗化人口につきましては、現在市街化調整区域の整備事業を行っていることから、人口、戸数については増加しているものでございます。また、年間総排水量と年間有収水量につきましては、人口がふえていたといたしましても、節水機器の普及であるとか、あるいは、企業が水をリサイクルしたことによって排水量を抑えているということもありまして、総排水量と有収水量につきましては、減少というような状況となっております。以上でございます。 ◆土方隆司 委員 もう1点なんですけれども、同じページの13番のところで、経費の回収率が約7%、大変大きく飛躍しているかと思うんですけれども、これがふえた要因は何でしょうか。 ◎経営課長 ふえた要因といたしましては、平成30年度と平成31年度に実施いたしました使用料改定によるものであります。 ◆土方隆司 委員 最後に、次のページですが、毎年聞いているんですが、一番最後の不明水対策です。今回、マンホールの目視調査とマンホールふたの修繕ということで予定をしておりますが、マンホールふたをかえることによってどれぐらい抑制できるんですか。細かい数字はいいです。 ◎下水道施設課長 マンホールふたを交換することによっての不明水の水量なんですが、具体的な数字は把握できていないのですが、古いマンホールにつきましては開口部がありますので、効果は必ず上がるものと考えます。 ◆望月高志 委員 下水に関しても消費税引き上げ分が加味されているのか、これについてお願いします。 ◎経営課長 下水道の予算につきましても、水道事業と同じく、消費税10%ということで計上させていただいております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 下水道は、去年、ことし料金改定をしていますよね。2年間でそれぞれ幾らぐらいずつ収入が上がったんですか。 ◎経営課長 平成30年度で約1億円程度でございます。平成31年度で1億4,000万円の予定でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 ことし1億4,000万円ぐらい上がって、収益を考えると3億何千万円の収益を予定しているわけだけれども、料金を上げる必要性があったのかしら。随分収益が上がりそうじゃない。 ◎経営課長 下水道事業においては、使用料以外に一般会計からの基準に基づかない繰り入れというのが約4億円入っておりますので、それがないとすると、実質、利益としてはないような状況になりますので、改定については必要であったものと認識しております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 5億円ぐらいなのは、全体で10億円ぐらい、負担金も含めて前からあった話で、ほとんど全員が下水を使っている状況においては、税金から入ったって、使用料から入れたとしたって、市民の負担になるから全然構わないと思うけれども、104ページのキャッシュフローを見るとかなりいいですよ。資本金期首残高と期末残高を見ると2億5,000万円も上がっている。そうすると、先ほどの話ですけれども、何でこんなふうに上げる必要があったのか。今までぐらいのもので、ちょうど同じような決算を迎えることができたのではないかと思います。私は受入金を当然だと考えているからそういう考えもあるんですけれども、それについてどう思います。 ◎経営課長 今回、2億4,000万円ほど資金としては残っているんですけれども、実際に、料金改定に伴う業務活動によるキャッシュフローといたしましては2億円程度の残がございます。それ以外に、未払い金として1億5,000万円程度ありますので、実質、これを差し引くと、それほど残としては残らないような認識ではいます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 私と認識の違いはしようがないですね。  100ページですけれども、業務の予定量について、土方委員が先ほど聞いてくださったけど、14の使用料単価が8.91円も上がるというのは、経営努力はどうしたのかなという気がするんですけれども、これはどうなったんですか。それから、汚水処理原価も上がりぎみでしょう。これはどういうことなの。 ◎経営課長 この使用料単価が上がった原因といたしましては、料金改定に伴いまして8.77円上がっているものでございます。汚水処理原価につきましては、やはり、減価償却費等の維持管理費が上がっている関係で、前年に比べて0.84円ほど上がっているというような状況です。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 テクニカルなことかもしれないけれども、重点目標の2番が6,452万円となっていますけれども、先ほどの補正で随分前倒しして計画などを立てたりなんかしますよね。これについては、後ほど補正が出てくるということでいいのかしら。それとも、これはこれでもって、両年度というとおかしいけれども、やっていくのかしら。これはどうするんですか。 ◎下水道施設課長 当初予算に計上させていただいている重点目標の持続的な施設機能の維持の業務量につきましては、平成32年3月までの完了を予定しているものであります。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 さっきのは設計だから、設計ができた段階で次の対策をして、今年度は粛々とこれでもってやっていくということでいいのかな。そういう考え方かな。 ◎下水道施設課長 実際に補正予算で対応する業務量と当初予算でやる業務とダブる期間はございますけれども、補正予算でやったものも継承して、それを生かして当初予算の業務量もやってきたというようになっております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 いつものことを聞いてごめんね。内部留保資金とか減債積立金とか、これは平成31年度が終わった段階でどのぐらいの金額がまだあるかな。改良積立金もありますけれども、下水道の場合、それはどのぐらいになりますか。 ◎経営課長 まず、減債積立金の残高でございますが、1,101万7,414円でございます。建設改良積立金が1億3,000万円、損益勘定留保資金が9億6,598万8,716円。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 今たくさんあると思うけど、返すお金があって、2億円も3億円も返しているんですから、たくさんあると思いますけれども、企業債残高はどこかに書いてありますか。 ◎経営課長 ページで申し上げますと、87ページの負債の部の固定負債の企業債、これが111億6,397万8,883円と、4の流動負債の企業債、これが10億7,707万9,798円、この合計したものが平成31年度の残ということでございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 要するに、固定負債と流動負債合計が企業債になるのかな。 ◎経営課長 負債として残っているのですから、足したものでございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 足したものがそうなるんですか。  企業債も大きい状況で、また3億5,800万円、水道事業の起債をするわけだけれども、返しているお金も3億円ぐらいあるから、とんとんと言えばとんとんかもしれないけれども、企業債は今までも少なくなってきているけれども、それに関して部長はどういうふうに考えていますか。
    ◎上下水道部長 当然、企業債の残高については、今後人口が減っていく状況にある中で、余り大きな額を残していることはよろしくない。そういった中では、今、29年に作りました経営戦略計画の中で企業債残高も限られた中で借りていくという感じで予定していますので、それに沿って、今後計画なり運営をしていくということで考えております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 4期の市街化調整区域が終わらない限りは、企業債というのは、元金の償還もあるかもしれないけれども、ふえていかざるを得ないではないですか。そういうことも加味すると、10年とかそういうスパンで、どのぐらいまで減らしていこうということなんですか。10年と言わない、去年からことしにかけてどのぐらい企業債残高が減るんですか。 ◎経営課長 平成30年度の残高が127億円でございます。平成31年度が121億円ですので、6億円。                                         (休憩)  以上をもって本日の審査を終了し散会。午後 3時42分...