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  1. 狭山市議会 2018-12-03
    平成30年 12月 文教厚生委員会(第4回)−12月03日-01号


    取得元: 狭山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-16
    平成30年 12月 文教厚生委員会(第4回)−12月03日-01号平成30年 12月 文教厚生委員会(第4回)                文教厚生委員会記録(第1日) ◇開催日時  平成30年12月3日(月曜日) ◇開催場所  第2委員会室付議事件  議案第102号 狭山市社会福祉会館指定管理者の指定について        議案第103号 狭山市立祇園保育所指定管理者の指定について        議案第104号 狭山市立狭山台児童館及び狭山市立広瀬児童館指定管理者の指                定について        議案第105号 狭山市立老人福祉センター指定管理者の指定について        議案第106号 狭山市ふれあい健康センター指定管理者の指定について        議案第109号 平成30年度狭山市一般会計補正予算(第3号)                歳入 (21)諸収入                歳出 (3)民生費 (4)衛生費         (採決) 午前 9時00分開会・開議 ◇出席委員 7名  金 子 広 和  委員長      矢 馳 一 郎  副委員長
     内 藤 光 雄  委員       笹 本 英 輔  委員  齋 藤   誠  委員       大 沢 えみ子  委員  新 良 守 克  委員 ◇欠席委員 な し ◇説明のための出席者  福祉こども部長長寿健康部長関係部次長関係課長委員会に出席した事務局職員  田 中 智 子  事務局主幹 午前 9時00分 開会・開議 △議案第102号 狭山市社会福祉会館指定管理者の指定について △議案説明福祉政策課長 それでは、議案第102号 狭山市社会福祉会館指定管理者の指定についてご説明申し上げます。議案書の9ページをお願いいたします。  本案は、狭山市社会福祉会館指定管理者として、特命により社会福祉法人狭山社会福祉協議会を指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づきましてご提案するものであります。また、指定の期間につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間とするものであります。  なお、指定管理者の選定に当たりましては、現指定管理者への特命により行い、福祉こども部所管公の施設の指定管理者選定委員会において申請内容を審議し、指定管理者候補者として選定したものであります。説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 △議案質疑大沢えみ子 委員 ここは特命でございまして、前回同じような形でずっと管理をしていただいております。ただ、他館との関係で幾つか確認をしたい点がございますので、お願いいたします。  まず、この社会福祉会館は、館は公のものであって、そちらを、社会福祉協議会さんのほうが管理運営をされているわけなんですけれども、この全体の利用率というのは平均でどれくらいであったのか、わかりましたらお願いしたい。  こちらの施設の耐用年数と、利用の状況はどうなのか。というのは、子ども学習支援などもこちらで始めていただいているかと思いまして、お子さんの利用などもあるかと思いますので、耐震の状態がどうなのかと。施設の修繕、耐震、それから、これだけ大きな災害が多発する中で、ここはボランティアセンターの拠点にもなる場所でもございますので、そういった観点から、災害時の対応、耐震等がどうなっているのか、分かる範囲でお答えいただければと思います。 ◎福祉政策課長 ただいまのご質問の利用率につきましては、現在資料を持ち合わせておりませんので、後ほどご答弁させていただきたいと思います。  また、社会福祉会館は昭和63年に竣工しておる施設でございます。建築基準法に定めます新耐震基準については、昭和56年建築の建物から適用されておりますことから、社会福祉会館においては、耐震基準に適合した建物となっておるところでございます。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 先ほど言ったように、ここは、お子さんの利用、それから障害者の団体さんも利用されているというふうに思うんです。そうした観点から、災害時の緊急対応マニュアル、それから、防災の拠点になるということでいうと、いろいろな資機材等の準備が必要かと思うんですが、そういった点は、何かこの指定管理者さんから、今度の5年間指定管理を受託するに当たって、そういう点でのご提案等はありましたでしょうか。 ◎福祉政策課長 ただいまのご質問につきまして、今回指定管理者を選定するに当たっては、プレゼンテーション等で判断をさせていただいておりますけれども、その際には、災害時における避難所としての機能ということは仕様のほうにもうたってありますし、それに応じたマニュアル等も整備されているということで、これはモニタリング等でもチェックはさせていただいております。  また、避難誘導ということに関しまして、障害者ということになりますけれども、例えば、聴覚障害者ですと館内放送が聞こえないといったようなことがありまして、現時点では職員等による避難誘導という形になりますけれども、今後は、避難に係るライトがつくといったようなことについては、利用者からの声も聴取しておりますので、可能な範囲で、今後建てつけ等ができるようにしたいと考えているところでございます。以上でございます。 ◆齋藤誠 委員 1点だけ確認をさせていただきます。議案第102号の参考資料のほうですが、7ページに責任分担表というものがございます。設備とか施設の損傷という種類の中で、内容的に小規模なものは指定管理者が負担をする。上記以外は狭山市ということなんですが、細かなことなんですけれども、これは何万円以上とか、そういう基準というものがあるのか。あれば、具体的に、この期間に実際に損傷等があったのか確認でございますが、わかる範囲で結構です。 ◎福祉政策課長 基本的に、20万円未満のものにつきましては指定管理者による修繕という形になっております。それを超えるもの、あるいは緊急を要するものについては市の負担で修繕を行うということになっておりまして、現在のところ、緊急事態等での修繕といったものは、トイレの改修につきまして、故障がありまして水が流れないといったことがありまして、それについては緊急時ということで、例えば、災害時等にトイレが使えないということがあってはならないということで、今年度対応させていただいた事案があります。以上であります。 ◆内藤光雄 委員 特命でずっと継続していて、管理期間が13年経過しているのかと思いますけれども、この施設において社会福祉協議会に特命で委託をしていくということについては否定するものではないですけれども、社協に特命で指定管理をお願いすることのメリット、優位性的なものとか、そういうところについてどのように受けとめているのかということと、長年同じところに指定管理をしていく中で、課題的なものを感じているものがあればお示しいただきたいと思います。 ◎福祉政策課長 まず、特命についてということでございますけれども、確かに、ここで13年が経過したということでありますが、まずは、社会福祉会館設置目的社会福祉協議会事業目的が合致しているといったところが非常に大きくございます。  社会福祉協議会につきましては、法的な位置づけにおいては、社会福祉法第109条に基づいて地域福祉の推進を図るといったことを目的に設置してるものでございますけれども、大きく3つ目的がございます。1つ目としては、社会福祉を目的とする事業の企画及び実施、2つ目として、福祉に関する活動への住民の参加のための援助、3つ目として、社会福祉を目的とする事業に関する調査、普及、宣伝、さらには、連絡調整及び助成といったようなものを目的としているところでございます。このように地域福祉の推進を目的とする団体ということについては、法令上においては社会福祉協議会のみといったところでございます。  また、社会福祉会館につきましては、その設置目的として、狭山市社会福祉会館条例にうたわれているんですけれども、地域福祉活動の推進を図り、もって市民の福祉を増進することとなっておりまして、それに加えて、この会館は地域福祉活動を行うさまざまな市民の方々の拠点となっていること、この方々と社協職員の関係性において、情報交換や、例えば、ご意見をいただくといったことを通しまして、利用者にとって顔が見える関係の構築といったことができているというふうに考えております。こういった点からも、社会福祉会館社会福祉協議会指定管理をするといったことについては、メリットがあると。さらに、効率的な面につきましては、別途指定管理者として指定することになりますと、会館の館長、職員ですとか、常時の見守りにおける人的な理想数を投入しなければならないといったところが、実際に社会福祉協議会がそこで活動している中で、兼務という形で担うことが可能ということになりますので、そういったコスト面からのメリットも非常に大きいと感じているところでございます。  一方で、課題というところでございますけれども、やはり、競争性といったものがどうしても特命といったものには働かないといったものがありますので、これにつきましては、先ほど申し上げましたメリットを生かさなければならない上で、さらに競争性ということに関して言いますと、競争性によってもたらされるものは、やはり、コスト削減であろうとか、あるいはサービスの向上といったものがあると思いますので、これは、競争によらなくても、モニタリングですとか、市と社会福祉協議会との毎月行っている事務連絡調整会議というのがあるんですけれども、そういったものを通じて、質の向上、コスト削減といったことをテーマに協議を進めていくことによって担保されてくるのかというふうに思っております。以上であります。 ◆笹本英輔 委員 社会福祉会館という施設の管理でございますが、近隣市、ないし埼玉県下も、同様、または類似する施設というのがあるわけですけれども、近隣市の状況といいますか、特命で同様の福祉団体に依頼をしているですとか、そのあたりの状況について把握している部分があればお聞かせいただきたいと思います。 ◎福祉政策課長 近隣市の状況でございますが、県内も含めてですが、必ずしも同じ形態の社会福祉会館といった施設があるとは限りませんので、その中で、近隣市の状況を把握しているところでありますと、まず、飯能市、日高市、川越市、この3市においては、いずれも社会福祉協議会が特命で指定管理者として施設の管理を行っているところでございます。所沢市と入間市については、指定管理者制度としては導入しておらず、形態も大分違いますので比較できるものではございませんけれども、やはり、社会福祉会館に似た機能を有するところにおいては、社会福祉協議会がスタンダードな形になっているのかというふうに考えております。以上であります。 ◆矢馳一郎 委員 1点だけ確認なんですけれども、指定管理者の管理の範囲は駐車場も含まれるんでしょうか。 ◎福祉政策課長 駐車場につきましても同様で、管理の範囲でございます。以上であります。 ◆矢馳一郎 委員 伺うと、駐車スペースが少ないなといつも感じるわけなんですけれども、そのあたり、今回のプレゼンですとか、あるいはプレゼンではない場での、指定管理候補者とのやりとりの中で、その辺の改善要望ですとか問題意識というのは何か挙がっておりますでしょうか。 ◎福祉政策課長 今回のプレゼンテーションにおきましては、駐車場の不足ということについて特に発言はございませんでしたが、先ほど申し上げました事務連絡調整会議において、駐車場の混雑、ラインではないところまで詰め込んでやらないと利用できないというところがございますので、今後のあり方において、敷地以外のところで駐車場を確保するということは、今後社会福祉協議会として考えていくべきものかというふうに考えておりまして、その辺の意見交換というものは随時行っております。以上であります。 ◆矢馳一郎 委員 駐車場が少ないように見受けられるので、それだけ意見として申し上げておきたいと思います。以上です。                                         (休憩) △議案第103号 狭山市立祇園保育所指定管理者の指定について △議案説明保育幼稚園課長 議案第103号 狭山市立祇園保育所指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。議案書の11ページをお願いいたします。  本案は、保護者のさまざまな就労形態により保育ニーズが多様化する中、保育時間の延長や休日保育及び病後児保育の導入によりまして、保育ニーズに対応したサービスの充実を図るため、指定管理者といたしまして社会福祉法人杏樹会を指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づきご提案をするものでございます。  このたびの指定管理者の選定に当たりましては、保育所という特殊性を踏まえ、児童が健康、安全で情緒の安定した生活ができる環境を確保するため、継続的に保育が行われる管理運営が維持されることを基本といたしますと、現指定管理者であります社会福祉法人杏樹会は、極めて良好な運営管理を行っており、第三者評価、あるいは市のモニタリング及び保護者アンケート等におきましても高く評価されているところから、同法人を特命により指定管理者候補者として選定したものであります。なお、選定作業に当たりましては、狭山市の公の施設の指定管理者選定委員会の下に福祉こども部所管であります公の施設の指定管理者選定委員会を設置いたしまして、同委員会におきまして、受託能力提案内容及び管理運営費につきまして確認をいたし、指定管理者の候補者として選定をしたものであります。また、期間につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間とするものであります。説明は以上であります。 △議案質疑大沢えみ子 委員 本会議での答弁も含めまして、指定管理者が非常に良好な運営をしていただいているということで、それについてはありがたいなと率直に思っているところです。ただ、提案の中でも、幾つか事業について、例えば、病後児保育のあり方ですとか異年齢保育等について、事業所のほうからご提案といいますか、注釈のついている部分もあるというふうに思います。そのあたりについても含めて、具体的に市として評価する点、それから、事業者の提案に関して思うところというか、市としての方針等、どのような形で評価し、今後実施してもらう方針なのかというあたりを、まず確認をさせていただきたいと思います。 ◎保育幼稚園課長 まず、祇園保育所指定管理化するに当たりましては、特別保育ということで、先ほど委員がおっしゃいました病後児保育、休日保育、また、方針として、異年齢保育などの方針を掲げております。  休日保育及び病後児保育につきましては、これまでの実績の中では、必ずしも十分な人数が確保されていないという面は確かにございました。その件につきましては、この選定委員会の中で、また、事業者との協議の中で、利用率を上げるといいますか、利用しやすい環境づくりをするということで、例えば、申請書の書き方とか、各部署へのPR、ポスター作成、そういったものにも取り組むという姿勢、方針を示していただいておりまして、その点につきましては、市としては高く評価をしていきたいとしているところでございます。  また、異年齢保育につきましては、これまでは保育の環境を前提として行ってきたところを、これからは、生活面、つまり、年長の子どもたちが小さい子どもたちと一緒に散歩に行ったり、そういった活動の中で、いたわる気持ちとか、そういう子どもの活動面から異年齢保育を少し充実させていきたいという提案がございました。そういった意味でも、子どもの成長に伴う各年齢の違いというものを感じさせながら、小さい子どもは大きな子どもに憧れを抱く、あるいは、大きな子どもは小さい子どもをいたわる、そういった気持ちを育成させるという観点で、異年齢保育のやり方も、一部生活面ということを前提とした保育をしていきたいという提案がございました。そういったものにつきましても、高く評価しているところでございます。以上でございます。 ◆大沢えみ子 委員 病後児保育については、利用しやすい環境づくりの方向というのは、市のほうも考えているということでございました。具体的に、事業者の提案の中から、誤解を招く表現があるので、利用者の増加を促すためによりわかりやすい訂正版を作成しますということですとか、病後児保育受け入れ基準保護者の判断が曖昧になっているというようなことが書かれている。このあたりについては、現在市との協議の中では、具体的にこういうふうにするというような方向性というのはもう出ているのでしょうか。今後の協議であれば今後の協議で構わないのですけれども、何か変更点というものがはっきりと示されていればお示しいただきたいと思います。 ◎保育所担当課長 実際に、祇園保育所の園内では協議をしておりますが、まだ市との協議には至っておりません。今後協議をしていく方向で考えています。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 そこについては、かねてから完治しないと利用できないという状態で、本来の病後児保育としては、保護者としては利用しにくいかなというのは正直思っていましたので、そのあたりが柔軟になるような対応を、ぜひお願いしたいというふうに思います。  もう1点、異年齢保育については、祇園保育所は、公立保育園のときから異年齢保育は特色としてやっていた保育所のはずなんです。そこが、祇園になったときにどうなるのかというあたりは、当時の保護者の皆さんは非常にご不安に思われていて、移行直後はいろいろなご意見もいただいておりました。そこが改めてここに出てきたということについては、要望と現場の実態と法人さんの方針と、いろいろな方向性があるということで、これについては悪いことではないと思うんですが、あえて、ここで更新のところで出てきたというところで言うと、ちょっとうがった見方をすると、年齢を超えてやることで保育士の基準が曖昧になるのではないかという不安があります。3歳児には何人という基準があるはずですので、保育士のきちんとした確保というのは引き続きチェックをしていただきたいというふうに思いますので、これは要望をさせていただきます。  別な観点で幾つかお伺いいたします。こちらの法人さんは、ほかのところでは老人福祉センター等を運営されて、保育所としては、実績は初めてだったというふうに記憶しております。この間の保育士の退職の状況というのがどのようであったかお伺いいたします。 ◎保育幼稚園課長 平成26年4月1日に指定管理を始めましたが、そこから現在までで退職者は9名と聞いております。正規の職員が6名、臨時の職員が3名ということでございます。保育士の退職が多いというのはよく世間で言われておりますけれども、この法人につきましては、現在、指定管理をお願いしてから4年7ヵ月が経過しておりますけれども、保育士の平均の勤務年数が約3.8年ということでありますが、その中で、正規の職員が4年、臨時職員は3.6年ということであります。平均的には、保育所としては、定着率は高いというふうに判断しております。以上でございます。 ◆大沢えみ子 委員 もう一つ、こちらの保育所については、指定管理ではありますけれども、狭山市としての公立保育所でございます。そうした観点からいうと、障害児受け入れ、また、福祉的利用受け入れというのはどのような状態であったかお願いいたします。 ◎保育所担当課長 祇園保育所における障害児入所状況は、平成30年11月1日現在3名となっております。また、福祉的利用入所状況につきましては、平成30年10月31日現在6名となっております。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 これは、市内の公立保育所と比較してどのような状況でしょうか。同じような感じで受け入れているのか、多いのか、少ないのか。 ◎保育所担当課長 福祉的利用の状況につきまして、祇園保育所を除く公立保育所7園の状況は、31名の受け入れとなっております。ですので、祇園保育所における福祉的利用人数状況は、ほかの園と変わりはないと考えております。  また、祇園保育所を除く公立保育所7園の障害児受け入れ状況は、42名の受け入れとなっております。これに関しても、入所の申請の時点で、祇園保育所を申請して、そういったことを理由にお断りをするといったことはございませんので、人数の差はありますが、特に祇園保育所受け入れを少なくしているという状況ではないと考えています。以上でございます。 ◆大沢えみ子 委員 その点については、役割も担っていただいているんだろうというふうには思います。ただ、先日文教の協議会のほうでもご報告があったように、これまで幼稚園だったところが保育所になっていただいたところが、ここで譲渡というようなご説明の中で、今後、そういう民間の建物、運営をしているところについては改修費の補助なども国のほうから出るんだけれども、公立の館ということだと私立の園に対する補助は出ない。当然なんですけれども、そういったことを考えていくと、公立の保育所としての運営のあり方と、それから、実際には民間が運営しているあり方というのが、課題が出てくる時期というのがいずれ来るんだろうというふうに思っております。その点から、保育所が本当に指定管理がなじむのかどうなのかという観点は、やはり課題があるというふうに認識しています。  先ほど、冒頭のところで安定的な保育を一番にということで今回特命のわけですけれども、それでいうなら特命でなくてもいいのではないのと。いわゆる民間の保育園で本当に安定してもらっているところが、本来はきちんと運営する、そうでないならば、公立保育所なんですから、直営できちんと運営するというのが一番安定するわけですよね。民間さんも含めて、市内の保育園で、5年に一度こういう形で評価をされ、もしかしたら変わるかもしれないというような不安の中で保育をしている園はほかにはないと考えると、保育自体については頑張っていただいていると思いますが、形として、やはり、保育所指定管理がなじむのかというところでは、疑問があるというふうに思っています。これは意見として申し上げておきます。  最後に確認なんですが、本会議の答弁の中で、直営のときの5年間、現在の5年間、そして今後の5年間の指定管理料についてお話を伺いました。その中で、直営のときと比べて約3億円減額になっているというようなご答弁があったかというふうに思いますが、これの一番の要因となっているのはどういうことなのか。それについて、まずお答えをいただきたいと思います。 ◎保育幼稚園課長 こちらの指定管理の運営を直接市が行った場合ということで、本会議でお答えさせていただいたことがございますが、この金額の差というものの大きな要因は、やはり人件費でございまして、公立の保育士人件費、それから、いわゆる社会福祉法人保育士人件費では、約1.6倍の差がございます。そういったことから、人件費の占める割合が高いというところが大きな原因だと考えております。以上でございます。 ◆大沢えみ子 委員 一般論で結構なんですが、公立保育所保育士民間保育所保育士平均給与というのは具体的にどれぐらいになっているのかお願いしたいと思います。 ◎保育幼稚園課長 民間の保育士は月額で平均24万円、公立ですと36万円という金額でございます。以上でございます。 ◆大沢えみ子 委員 この保育所を受けてくださった指定管理者については、先ほども言ったように頑張っていただいているし、正直、ここはオープン当初に水の問題があって、1年間大変な保育もしていただいて、また、近隣住民との関係でも、いろいろな交渉等も含めて対応していただいているということでは、申しわけないという部分も含めてありがたいと思っているんですが、何度も言いましたが、ここは公立の保育所のはずなんです。それでこれだけ給与も違ってくるということについては、どうなのかなという思いが正直ございます。私どもは、指定管理者については、全てがだめだというふうには思っていませんけれども、そういうメリットが発揮される分野の館と、そうでない分野とあると思うんです。そこについては、いろいろな課題はあるというふうには思いますけれども、どこかの時点で見きわめをしていただきたい。これも要望と意見として申し上げます。以上です。 ◆新良守克 委員 1点だけ確認させていただきたいと思います。今まで祇園保育所さんは頑張っていただいて、高い評価を受けているというお話を聞いた中で、今後5年間に大きな期待をするものなんですけれども、大きな改正点、改善点等がありましたらお願いいたします。 ◎保育幼稚園課長 先ほどもご質問に出ましたけれども、病児保育・病後児保育がより利用しやすい環境を整えるということがございます。また、異年齢保育につきましても、子どもの活動というものを重点に置いた形に保育の仕方を変えていきたいという提案がございます。同時に、1つ大きな特徴といいますか、変更点につきましては、入所の受け入れ人数でございます。これまで、定員は120名なんですけれども、入所の円滑化という中で136名の定員を入れていただいておりました。今後の5年間につきましては、3名増加いたしまして139名ということで、保育所の中の待機児童は多いわけですが、祇園保育所の4月1日現在での待機児童が3名ということございますので、ここで3名の増員というのは、祇園保育所については効果のあるものではないかと考えているところでございます。以上でございます。 ◆新良守克 委員 139名の年齢別内訳をお願いいたします。 ◎保育幼稚園課長 139名という中で、まず、0歳が9人、1歳が18人、2歳が22人、3歳、4歳、5歳がそれぞれ30人ということで、合計139人ということで受けております。以上でございます。 ◆矢馳一郎 委員 公設民営という新しいスタイルで5年間やっていただいて、内容がよかったので、特命でさらに5年という議案であるということは重々承知はしておりますけれども、新しい形で5年やっていただいたので、保育所の公設民営ということに関して総括をお願いしたいのと、これは部長にご答弁いただければと思いますが、こちらがまた5年おやりになるということで、議案としては上程されているんですが、保育所の公設民営ということに関しての今後のお考えなどをお示しいただければと思います。以上2点、お願いしたいと思います。 ◎保育幼稚園課長 まず、これまでの総括といいますか、祇園保育所が5年間指定管理者によって運営をしてきた。これまでは公営でやってきたものが指定管理になったというところでの大きな差としては、保育所としての機能はしっかりしております。そして、利用者にとっても、保護者にとっても、子どもにとっても大変いい評価を受けている。これは事実でございます。  しかし、やはり、公立でやってきた保育所は、市の方針というものがあるわけです。その中で指定管理者になるということになりますと、やはり、法人としての考えもある。これは保護者子どもには関係のない部分ではあるんですが、やはり、市と法人でもう少し考え方をすり合わせないと、スムーズな市の方針との関係という意味では、改善の余地もあるのかというふうには考えているところでございます。ですから、指定管理をしたことによって、保護者子どもにとってのマイナスということはまずないとは思いますが、やはり、運営の面では、市とのある程度の考えの違いというものも、この5年間の中で感じてきたところでございます。以上でございます。 ◎福祉こども部長 保育所の今後の運営のあり方ということですけれども、特に、現時点でどういうふうに変更していくとかというような計画はございません。現時点で申し上げられる範囲ですと、民間は民間、公設は公設でそれぞれ役割があると思いますので、継続していくというような流れだと思います。ただ、これから子どもの数がどうなるかというのも、少子化傾向もありますので、今は待機児童が多い状況ですので、現状維持で、民間のほうで手を挙げていただける方がいれば、そちらを推奨して、支援をして、建設して運営していただくというようなことになっておりますけれども、今後その数がどうなるかというのも今のところは見えませんので、そこまでは計画とか検討は今のところしていないということですので、現状では、今の形を続けながら、民間のほうで保育園運営に手を挙げていただけるのであれば、そちらを協議して、設置に向けて協力させていただくというような状況でございます。以上です。 ◆矢馳一郎 委員 今部長がご説明いただいたような背景を踏まえて、公設民営に関しても今後いろいろ検討の余地があるという解釈で捉えてよろしいのでしょうか。 ◎福祉こども部長 公設民営がどうかというところですけれども、今、祇園保育所以外でそういう検討は行っておりません。以上です。                                         (休憩) △(議案第102号 狭山市社会福祉会館指定管理者の指定について、大沢えみ子委員の質疑に対する答弁保留分について) ◎福祉政策課長 先ほど、議案第102号におきまして、大沢委員よりご質問のありました社会福祉会館の利用状況という部分での答弁保留分がございましたので、答弁させていただきます。  平成29年度の数値になりますけれども、社会福祉会館は、午前、午後、夜間と3つの枠で貸し出しをしております。月の休館日が第4日曜日ということになっておりますのと、年末年始で休みがある関係で、こま数で考えますと1,000ちょっとといった分母になってまいります。それを前提に利用件数についてご答弁申し上げますと、大会議室におきましては、平成29年度1年間で400件の利用がございました。第1会議室につきましては421件、第2会議室については397件、研修室については491件、和室については239件、調理室については122件、録音室については41件ということでございまして、トータルでは2,111件の件数がございました。ざっくりではございますけれども、分母を1,000として見た場合には、4割ぐらいという形で考えているところでございます。以上でございます。 ◆大沢えみ子 委員 今回、12月定例会には協働事業の条例なども出されております。今後、地域福祉という点では、市民の活動もより活発になってくる部分もあるというふうに思いますし、現在は、多分障害者団体の方たちがご利用されていると思うんですけれども、逆に言うと、まだ4割ですので、あいている時間帯があるようですので、今後こうしたところがより活発に利用されるように、ぜひ、社協さんとも協議をいただきたい。
     社会福祉会館事業者提案を見させていただいたんですが、予算の収入のところが委託料という明記になっていたんです。通常であれば、こういう館については、指定管理料と明記をすべきものというふうに思います。認識としては、委託しているという認識なんだろうというふうに思っておりまして、やはり、指定管理の館ということであれば、館の関係という点からいうと、その館をより効率的に、それから、より高い利用率にというような意識をぜひ持っていただいて、自分のところは指定管理を受けている、委託を受けているわけではなくて館の管理運営を任されているという自覚をぜひ強く持っていただいて、より多くの方たちに開放していただき、今いろいろな事業を地域のほうでも企画をしているんだけれども、なかなか会場、場所の確保がないというのも課題の一つだと思うんです。社会福祉会館をこういう場合だったら使えるとか、こういうところで事業がやれるということの積極的な支援も、当該事業者のほうに働きかけていただきたい。これは要望しておきます。以上です。 △議案第104号 狭山市立狭山台児童館及び狭山市立広瀬児童館指定管理者の指定について △議案説明 ◎こども支援課長 議案第104号 狭山市立狭山台児童館及び狭山市立広瀬児童館指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本案は、狭山台児童館及び広瀬児童館の指定管理者の更新に当たり、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社を当施設の指定管理者として指定いたしたく、ご提案するものであります。  お手元の議案第104号議案参考資料に沿って説明させていただきます。  最初に、資料1の指定管理者選定に係る応募者団体一覧表につきましては、資料に記載の3団体から応募があり、指定管理者選定委員会において、提案資料及びプレゼンテーションの審査を行い選定した結果、資料2の指定管理者評価集計結果表のとおり、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社が評価点合計823点で第1位として選定され、指定管理者候補者となったものであります。特に評価された点につきましては、県内を初め、児童館や児童クラブの受託実績が多いことや、休館日を設けずに定期清掃実施日のみ休館とする利用者をふやす方策が提案されていることなどが評価されたものであります。  次に、資料3の基本協定書につきましては、指定管理を行うに当たっての基本的な取り決めを規定したものであり、指定管理者として行う管理の基準や指定期間、指定管理料、事業報告書の作成及び提出、財産の管理、基本協定の解除及び権利譲渡の禁止などについて規定しております。なお、議会の議決に基づき指定がなされるまでは、本協定は仮協定となります。  次に、資料4の狭山台児童館及び狭山市立広瀬児童館指定管理者募集要綱につきましては、指定管理者の募集に当たり、施設の概要を初め、指定管理者が行う業務、指定期間、指定管理料、応募資格、責任分担などについて明らかにするとともに、応募に当たって提出すべき書類、選考方法等について示したものであり、本年7月に公式ホームページにおいて公表したものであります。  続きまして、資料5の団体概要書につきましては、狭山台児童館及び広瀬児童館の指定管理者候補者となったシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社の会社概要を示したものであります。当事業者は、昭和61年に設立され、資本金1億円、従業員数約2,500名、事業内容は、学校等の給食業務を初め、児童館や学童クラブの管理運営業務などに取り組んでおります。  次に、資料6の受託事業実績概要書につきましては、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社がこれまでに受託した県内の主な児童館等の実績について概要を示したものであります。  次に、資料7の指定管理者候補者評定表につきましては、受託能力管理運営費の各評価の評価項目、配点などを示したものであり、1番の受託能力につきましては、財務内容及び管理実績に40点の配点を、また、2番の提案内容については、管理運営方針に20点、運営及び維持管理に関する提案に65点、事業に関する提案に25点、計110点を、最後に、3番の管理運営費については50点を配し、総計200点の中でAからEの5段階により採点を行ったものであります。  次に、資料8の提案内容説明資料につきましては、管理運営及び維持管理、事業についての提案内容を記載したものであります。  なお、本日お配りしました追加資料は、さきに議会会議室において閲覧をしていただいた資料でありまして、委員会審査の参考としてごらんいただくものであります。  1点目の資料は、提案内容等比較表であり、各応募団体から示された提案について、基本方針、運営及び維持管理、事業に関する事項、指定管理料等を記載したものであります。  2点目の受託能力の評価については、1点目の資料の4ページ下段に記載してあります自己資本比率、固定比率及び流動比率の説明をそれぞれ記載したものであります。  3点目の評価点集計表は、今回応募のありました3団体について、選定委員会の審査における評価点の集計結果を、受託能力提案内容管理運営費の区分に沿って評価項目ごとに示したものであります。  議案第104号 狭山市立狭山台児童館及び狭山市立広瀬児童館指定管理者の指定についての説明につきましては以上であります。よろしくお願いいたします。 △議案質疑大沢えみ子 委員 まず、この児童館につきましては、公募で3社入っていただいた中で、結果的には同じところが受託をしていただいたわけなんですが、まず、現在の指定管理料5年間の総額と今後の5年間の指定管理料の総額がどのようになっているかお願いいたします。 ◎こども支援課長 平成26年度から平成30年度の狭山台児童館の指定管理料につきましては9,767万4,000円、広瀬児童館におきましては1億1,656万円、合計で2億1,423万4,000円であります。今回の平成31年度から平成35年度につきましては、2館合わせまして2億4,859万円であります。今回の提案額から3,435万円、5年間で増額となり、年間では687万円ほどの増額になっております。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 その差額についての一番大きな要因というのはどのようなことなのか。消費税分ぐらいなのか。広瀬については児童館に学童保育が入っていたかと思うんですが、その分についても全部まとめての委託になっているのか、その部分の指定管理が含まれているのか、それについても確認させてください。 ◎こども支援課長 今回の増額につきましては、広瀬にあります子育てプレイス広瀬の職員につきまして、常勤職員ということで設置するように市のほうで要望しておりますので、その分の賃金の増が年間約300万円ほど。あと、広瀬児童館の2階に学童保育室が来年度から開設されますけれども、そちらについては、今回は指定管理料には入っていないのですけれども、光熱水費につきましては児童館のほうで支払いをするということで、年間40万円ほどの増を見込んでおります。あとは消費税分の増額があります。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 学童は入っていないということなんですが、当初やっていたときに、一旦まとめて受託をしてもらったような記憶があるんですが、ずっとこの間、学童は別途の運営でしたでしょうか。分室になると思うのであれなんですけれども、今回入れなかった理由というのは、何か特別なものというのはあるんですか。 ◎こども支援課長 広瀬児童館の上の学童の設置につきましては、今年度に入ってからお話がありまして、教育委員会で9月議会で児童館の設置について採択をいただいてからということになりましたので、今回の指定管理の中には、事務的に含めることができませんでした。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 先ほど言ったように、こちらの館につきましては、実質的には同じところがとられたということなんですけれども、事業者側の提案の中で特に評価された点、特徴的な事業提案、また課題の部分などがありましたらお示しいただきたいと思います。 ◎こども支援課長 引き続きの事業者ということで、地域についてかなり連携がとれるような形になってきております。その中で、狭山台児童館につきましては、保護者支援といいますか、そういう面も含めまして、保育つきの講座を幾つか新しくやっていきたいという話がありました。主なものとしては、保護者向けですけれども、骨盤体操とか、乳幼児向けの救命救急講習とか、保護者にとって、保育つきですので、お子様を預けた中で、ちょっとリフレッシュしながら、自分の知識なり、自分のための時間を持っていただけるような提案になっております。  あと、広瀬児童館につきましては、館長さんは男性の方なんですけれども、パパコミといいまして、お父さんが利用できるように、また、男性だということで利用しやすいような形になっているという経験があるので、その辺の提案と、体を使う遊びが多く、中高生向けの卓球教室とか、功技台で遊ぼうとか、そういう点が主に目立った点であり、評価されたところであります。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 やはり、長年受けていらっしゃるということで、地域の実情、実際にいらっしゃる親御さんの状況なども把握をされていらっしゃるということは強みだろうなと思っております。先ほど保育のほうでも言ったんですが、保育や子育てに関する分野というのは、やはり、市のいろいろな重要な施策にフィードバックをするさまざまな課題が見える最前線なんだろうと思うんです。そういった点では、非常にいい事業はしていただいていると思うんだけれども、本当にそれでいいんだろうかと、そういった部分を市が手放してしまっていいんだろうかという疑問は持っているところでございます。  そうした点で、先ほど、プレイスのほうでは常勤職員を置くというような話がありましたけれども、本会議の質疑の中で、児童館の役割も非常に大きくなってきているという中で、市が今後こうした児童館の中で課題として捉えていること、期待をすべきこと、市として今後児童館に何を求めていくものがあるのかというあたりを改めてお示しいただきたいというふうに思っています。というのは、例えば、虐待の兆候であったり、保護者の悩みであったり、現在社会の中で子育て家庭が抱えている課題というのをそこから拾って、市が今何をしなければいけないのかというのを考えるべきだというふうに思っているんですけれども、そうした点で具体的な取り組みがありましたらお示しいただきたいと思います。 ◎こども支援課長 今お話がありましたように、児童館は狭山市内で4ヵ所ありまして、それぞれの地域で地域に一番近いところにありますので、子どもの遊びを中心に、地域の課題等も見えてきやすいところだと認識しております。そのような中で、民間ではありますけれども、全国で事業を展開しているという強みで、いろいろな点でのノウハウがあるということと、職員が、保育士や幼稚園・学校教諭等の資格がある専門職の職員がほとんどであるという点で、対応についても問題なく行っていただいているところであります。  ただ、その地域の課題が、市のほうにどういうふうにしたら上がってくるかというところは、やはり、仕組みづくりではないかというふうに認識しております。そのような中で、各児童館においては地域懇談会を実施しておりまして、そちらに私どもの子ども支援課の総合子育て支援センターの職員も参加しておりますので、そこで、いろいろな懇談会の中での話を聞きまして、地域の課題を拾い上げたりとか、利用者支援事業の一環としまして、今年度から、各地域での利用者を支援しやすいように、利用者サービスを利用しやすいような支援についてはどんなものかということも考えているところがありますが、そのあたりの地域の課題を洗い出そうということで、市のほうも動き出しておりまして、地域ごとにそのような課題を取り上げているんですけれども、その点についても、今後児童館の職員については、その辺についての指導といいますか、お願いはしていく予定でおります。また、気になる家庭や子どもについても、やはり、児童館に来るお子さんはそういう家庭のお子さんもおりますので、職員の方が、そのときにはすぐに子ども支援課のほうに連絡をくださり、うちのほうでしかるべき、学校に相談、連絡をしてほしいとか、総合子育ての相談員のほうに対応について相談をしてもらうような役割も市のほうでしております。  また、プレイス広場につきましては、つどいの広場会議というものを毎月やっておりますので、そこでの情報共有をしまして、児童館として、遊ぶとか、居場所づくりに加えまして、虐待防止の観点でも今後の運営が必要だということを改めて市としても伝えていきたいと考えております。以上であります。 ◆矢馳一郎 委員 今回、現指定管理者さんが継続という形での議案になっておりますので、あえて質問いたしますが、現指定管理期間において、市として何か問題点ですとか改善点を確認して、それに対して何か改善を求めた結果、改善されたとか、そういったことがこの5年間であればお示しいただきたいと思います。 ◎こども支援課長 特に、広瀬児童館につきましては、大通りに面したところでありまして、常に安全面を考えて門扉が閉まっているんですけれども、門扉をあけてドアをあけて来館するということがお子さんにとってちょっと大変なところがあるようなんですが、安全面において門扉を閉めておかざるを得ない。そういう点で、中に入ったときに、ウエルカムといいますか、温かく迎え入れてほしいとか、そういうことで、掲示物とか、音楽を流すとか、そういうところを工夫してもらい、利用者が居心地のいい場所にしてほしいという依頼をしており、少し改善されているところです。以上であります。 ◆矢馳一郎 委員 狭山台のほうは、特にこの5年間はないということでよろしいでしょうか。 ◎こども支援課長 狭山台につきましては、いろいろな地域の方との懇談会が非常にスムーズにいっているところでありますが、建物が古いところもありまして、安全確認とか、何かあったときの対応についてはきちんとしてほしいということで依頼はしております。以上であります。                                         (休憩) △議案第105号 狭山市立老人福祉センター指定管理者の指定について △議案説明 ◎長寿安心課長 議案第105号 狭山市立老人福祉センター指定管理者の指定についてご説明申し上げます。議案書の15ページをお願いいたします。  本案は、狭山市立老人福祉センター指定管理者の宝荘、寿荘、不老荘の指定管理者として社会福祉法人狭山社会福祉協議会を指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づきご提案するものであります。指定の期間につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間とするものであります。  このたび、狭山市社会福祉協議会を非公募特命により指定管理者候補者として指定いたしましたが、その理由といたしましては、まず、施設管理において、長年の安定した施設設備の管理実績から、利用者の安心・安全確保のためのノウハウを有していること、また、利用者のニーズの把握において、地域に根差した社会福祉法人として地域福祉活動や介護保険サービスなどの提供を通した優位性があること、さらには、来館者からの生活相談、健康相談などの求めに応じて、これに円滑に応じることができる組織体制であることなどであります。  次に、議案第105号参考資料をごらんください。  最初に、資料1の基本協定書は、指定管理の基本的事項を定めたものであり、指定管理者として行う管理の基準、指定期間、指定管理料、基本的な業務の範囲、個人情報の保護などについて規定しております。その中におきまして、第5条の指定期間につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間とし、第6条の指定管理料は、5年間総額321万8,000円増の4億2,321万8,000円とするものであります。なお、本協定は、議会の議決に基づき指定がされるまでは仮協定の扱いとします。  次に、資料2の実施要綱につきましては、指定管理者の指定に関し必要な事項を定めたものであり、対象施設の概要、業務の内容、指定期間、管理運営経費などについて規定しております。  次に、資料3は、社会福祉法人狭山社会福祉協議会の概要、資料4は、当法人のこれまでの受託事業実績の概要を示したものであり、資料5は、提案内容説明資料であります。  以上で説明を終わりますが、よろしくお願い申し上げます。 △議案質疑大沢えみ子 委員 本会議の質疑の中で耐用年数等をお聞きいたしまして、不老荘についてはまだ新しいものですけれども、宝荘、寿荘については、一定の年数が経過する中で、さまざまな課題も建物自体に出てきているかというふうに思っているところです。本会議でもお聞きしたように、現在の指定管理料と今後についても、そんなに大きく変わっていないんです。ここについては、消費税の引き上げ分と賃金の引き上げ分等は見込んでいるけれども、それ以外については基本的に同じような内容というふうに認識をしております。修繕料についても、年間100万円程度は持っていただいているということですが、やはり、ある程度きちんとした改修をかけないと回らないかなというふうに感じているところもあるんですけれども、そのあたりのお考えはいかがでしょうか。  といいますのは、指定管理料は変わらないんだけれども、多分、寿荘でいうと、全館の一定の空調であったり、ボイラーであったりというような管理だと思うんです。今、例えば、クーラーなんかも個別につけたほうが電気料もものすごく安くなっていますし、逆に言うと、指定管理料を浮かすような、経費の削減ということも含めて対応できるものもあるのではないかというふうに感じているんですけれども、そのあたりで、市のほうとしては何か方針をお持ちなのか。古い中、大量に光熱水費もかかる中、管理者さんの運営だけにお任せをしているのはかなり厳しいかなというふうに正直感じているんですけれども、何か方針がありましたらお示しいただきたいと思います。 ◎長寿安心課長 1回の修繕が20万円未満のものは指定管理者のほうが行うということで、3センター合計で年間約100万円をとっております。それ以外のものについては市のほうで修繕を行うということで、分担表のほうでもそのような振り分けになっております。これも、毎年同額ではあるわけでありますが、その中で優先順位をつけて、市の予算のほうも同額以上を確保できるように努力し、先ほど申しましたように、長く社会福祉協議会が使っておりますので、その辺のぐあいも、機械の小さい、かゆいところもよくわかるようなところもあるかと思いますので、そういったところに頼るところもあるかと思いますが、そういった中で、利用者に支障がないように今後も努めていきたいと考えております。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 この5年間で、そういう緊急のふぐあい等で何か対応をした事例等はありますでしょうか。ことしの夏も非常に暑かったこともありまして、こういったところで、例えばクーラーが故障なんていうことになると、利用者さんにも影響が出るかというふうに心配をしているんですけれども、そうした事例がこの5年間にあったのか、なかったのか、あれば主なものをお示しいただきたいと思います。 ◎長寿安心課長 過去2年間でございますけれども、平成28年度は、宝荘の浴室の引き戸修繕は緊急ということでもないですけれども、あと給湯器の修繕、不老荘の受水槽の水位弁交換修繕、コンプレッサー交換修繕、室外機部品交換修繕、雨水ポンプ等交換修繕、以上6ヵ所の修繕を行いました。平成29年度におきましては、寿荘の冷温水発生機修繕、図書室空調機更新修繕、配膳室給水管修繕、不老荘の加圧ユニット交換等修繕、以上4ヵ所の修繕を行ったところでございます。引き続き、緊急な場合、施設運営に支障がないように計画的に修繕を実施してまいりたいと考えております。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 今いただいた宝荘6ヵ所、寿荘4ヵ所というのは、計画的に予定をしていたものですか、それとも緊急対応が必要で対応したものでしょうか。この夏、寿荘だと、一部の部屋のクーラーがなかなかきかなくて、ほかの部屋を開け放して対応していたというようなことをお伺いをしているんですが、そうした緊急の対応みたいなものがあったのかどうなのか。 ◎長寿安心課長 今申し上げた中で、平成28年度の不老荘の受水槽水位弁交換修繕というのは緊急でございまして、この年度は総トータルで298万3,200円になりました。200万円しか当初とってありませんので、そこは、緊急ということで、予備費を充用して対応しております。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 そういったところは多分例年出てくるのかというふうに思います。  公共施設総合管理計画の中でも、この第1期に相当する再編計画の中でも、この10年間について言えば、具体的に除却という方向にはなっておりません。基本10年使うということを考えれば、水回りですので、一定程度の改修は、やはりこの中でしていただきたい。積み立て等も含めまして、思い切ったことをやることで、むしろ、指定管理料、光熱水費などは削減できる可能性があるかというふうに思いますので、そういうところなどはぜひ試算をしていただいて、調査をしていただければと思います。これは要望しておきます。  それと、ここについても特命ということで実施をしていただいているんですが、今度の5年間で特徴的なご提案等がございましたら、改めて説明をお願いしたいと思います。 ◎長寿安心課長 この3施設につきましては、緊急避難場所、あるいは緊急避難所と指定されておりますので、災害発生時における、市と連携し、対応に協力するという一文を仕様書に追加したところであります。仮基本協定書のほうにも、災害時の施設利用として、市は、災害等の発生により必要があると認めるときは、施設を避難所等として使用できるものとするという条文を追加しております。これが新たなところでございます。  また、次のときというわけではありませんが、今年度からの新たな取り組みとはなりますけれども、11月3日の入間航空祭の日に開催した不老荘秋祭りを来年度以降も引き続き実施していくというものでございます。また、ことし、智光山わくわく公園まつりにあわせて新鮮朝とれ朝市というものをやったり、寿荘で夏祭りを行ったり、そういった地域密着で地元の人との交流を図るといったようなところも、新たな取り組みとしてやっておるものでございます。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 ここについては、災害の対応というのはこれから特に大きくなるかというふうに思って、行政がお風呂の施設を持っているということが非常に大きいというふうに、災害の現場では最近言われております。こういったところが、いざというときに開放される、あるいは避難所として利用されるということについて、十分に機能するような、そうした意味でも、設備もきちんとしていただきたいというふうに思います。  もう一つお願いしておきたいのは、ここを市民の方がよく認知するといいますか、どういう施設なのかというところを、ぜひわかりやすくしていただきたい。緊急のときにそういったところが使えるというのは、事前から知っていないと使えませんので。具体的に言うと、例えば、寿荘は看板がよくわからないんです。ぱっと行ったときに、入り口で、ここは何の施設なんだろうというところが一般の人にはわかりにくい。ちょっとへんぴな場所にありますので、入り口自体がわかりにくいということもあるんですが、まず、ここに入っていいものなんだろうかというような入り口の状態になっておりますので、やはり、看板等を更新するですとか、高齢者のための施設なんですということをもっとPRしていただくですとか、ふだんからご利用いただいておいて、いざというときに、何かあったらここで対応できるんですというようなことが、利用できますように、その辺についても改めて検討して、事業者さんと協議をしていただけたらというふうに思います。よろしくお願いいたします。以上です。 ◆笹本英輔 委員 本会議の中で、特命でやるというのは、他の社会福祉法人の進出や成長を阻害するおそれがあるといったようなご意見が聞こえてきた部分がございましたが、これについて、狭山市の老人福祉センターを管理運営してみたいとか、そうするにはどうすればいいのかとか、そういったような他の社会福祉法人さんのご意見やお問い合わせが現状寄せられているか。または、そうした取り組みが近隣市で実際に行われているのかということについて、把握していらっしゃる範囲でお答えいただきたいと思います。お願いいたします。 ◎長寿安心課長 ほかの社会福祉法人等が老人福祉センターの指定管理を希望するという声は、私たちを含め届いておりません。  あと、他市における老人福祉センターの指定管理者の指定の状況でありますけれども、近隣市である西部地区11市の状況についてお答えいたしますと、ことしの4月の調査の時点ですが、指定管理者が延べ16団体ある中、社会福祉法人が8団体、公益社団法人が5団体、NPO法人が2団体、株式会社が1団体という状況となっております。以上であります。 ◆笹本英輔 委員 特命でこうした施設の指定管理をお願いするということについては、リスクの一つとして構えておかなければいけないというのは、ある時に、今後継続していくことが難しくなったのでここで指定管理を終わらせてほしいというようなことがあった場合に、今まで慣例として、運営がよかったわけですから特命でお願いしてきましたと。それから、新たに十数年ぶり、二十数年ぶりに指定管理をお願いしようといったときに、先ほど大沢委員から話がありましたが、常態的に施設の老朽化が進んでくるところについて、新たに応募してくるということについては、今後検討していかなければならない事項でございますので、特に、今、特命で運営をしていただいている指定管理者でございますけれども、そうしたリスクも踏まえて、今後、所管の担当課でそうしたリスクについてもご検討を並行して行っていただくということを意見として申し上げておきます。以上です。 ◆矢馳一郎 委員 今の笹本委員の質疑の関連で伺いたいんですけれども、実施要綱を拝見いたしますと、資格要件として、老人福祉センターを安全円滑に管理運営できる法人ということで、その法人の中で以下に該当しないものということで、幾つか一般的なことは記載があります。この老人福祉センターの指定管理者となるのに、要件としては今のところだけなんでしょうか。 ◎長寿安心課長 基本的には、その資格要件に書いてあるものが応募できる要件となります。ただ、なぜ狭山市社会福祉協議会かというところがありますが、狭山市を所在地とする社会福祉法人が21団体ありまして、そのうち特別養護老人ホームなどの高齢者福祉に係る社会福祉団体が10団体あり、そのうち相談事業を実施しているというのが狭山市社会福祉協議会のみでございますので、そういったところでも、狭山市社会福祉協議会がいいというふうに考えているところではございます。 ◆矢馳一郎 委員 今の課長が最後にご説明いただいた部分が資格要件だと考えていいですか。 ◎長寿安心課長 原則というところではございますので、その中で、狭山市が特命としてやった理由としては、私が今申し上げたところでございます。                                         (休憩) ◎長寿健康部長 まず、国の老人福祉センター設置運営要綱というのがございまして、この中には、運営主体は地方公共団体または社会福祉法人が運営することを原則とするとうたってございます。これはあくまで原則でございますので、先ほど長寿安心課長が答弁しましたように、社会福祉法人ではない法人格、一般企業的なところが他市では運営している状況がございます。そういったことなので、基本的には、法人格を持っていれば、申請に係る資格要件には該当するという考えであります。ただし、ここにありますように、安全円滑に、しかも老人福祉センターという施設を管理運営していくわけなので、全く畑違いのところがというようなことは、現実問題としては余りないのかなというふうには考えております。以上であります。 ◆矢馳一郎 委員 そうすると、先ほどの課長のご説明に戻りますが、今の部長のご答弁を含めても、相談事業というのができればという前提で、候補となり得る法人というのは、市内に幾つかはあるというふうに考えてよろしいですよね。 ◎長寿安心課長 法人が他にもあるということで考えていただいて大丈夫です。 ◆矢馳一郎 委員 それを考えますと、先ほどの笹本委員の質疑と同じ意見になるんですけれども、今回特命とされた理由として、本会議場では、安定した運営ですとか、地域福祉を推進されているとか、幾つかの理由が挙げられてはおりますが、そのあたりが特命とする理由の決定打になるのかという部分に関しては、またいろいろな検討の余地もあろうかと思いますので、それだけ意見として申し上げておきたいと思います。以上です。                                         (休憩) △議案第106号 狭山市ふれあい健康センター指定管理者の指定について △議案説明 ◎健康づくり支援課長 それでは、議案第106号 狭山市ふれあい健康センター指定管理者の指定についてご説明申し上げます。議案書の17ページをお願いいたします。  本案は狭山市ふれあい健康センター指定管理者として、特命によりオーエンス・アイルグループを指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づきご提案するものでございます。なお、指定管理の期間につきましては、平成31年4月1日から平成33年3月31日までの2年間とするものであります。  なお、指定管理者の候補といたしまして、当該団体を非公募、特命により選定した理由につきましては、現在、狭山市ふれあい健康センターにおいて、民営化に向けた取り組みを進めているところであり、こうした取り組みを理解し、協力が得られる団体であり、現行の指定管理期間においても安定した管理実績を上げていることによるものでございます。  また、指定の期間を2年間とする理由につきましては、今後の民営化に向けた取り組みに要する期間を2年間と見込んだことによるものでございます。なお、本協定は、議会の議決に基づきまして、指定がなされるまでは仮協定の扱いといたしております。  次に、議案第106号参考資料のほうをお願いいたします。  初めに、資料1でございますが、狭山市ふれあい健康センター指定管理者基本協定書の写しであります。  第1条では目的を、第5条では指定管理者としての行う業務の範囲を、第11条では指定管理期間を、第17条では指定管理料について2年間の各年度における指定管理料の上限額を定めており、消費税につきましては、平成31年10月からの10%、平成32年4月からの10%を見込んだものでございます。  また、第21条では、自主事業の実施計画書のほうを参考につけております。  また、第23条では施設の改築、修繕等の実施区分のほうを、また、第24条におきましては、モニタリングについてお示しをしてございます。  第25条におきましては、個人情報の取り扱いについて明記をさせていただいております。
     また、第31条につきましてはリスクの分担につきまして、また、第34条におきましては指定の取り消し等、また、第40条におきましては権利の譲渡の禁止を、第42条では、指定管理業務の引き継ぎに関することを規定しているものでございます。  なお、第23条から第25条まで及び第31条の詳細を記した別紙につきましては、資料1の巻末に添付をしているところでございます。  次に、資料2につきましては、指定管理者実施要綱であります。  2番の施設の概要を初め、2ページの3番で指定管理業務の実施に係る基本的な考え方をお示ししているところでございます。また、4番では指定管理者が行う業務の内容を、5番では休業日、利用時間についてお示ししているところでございます。  7番では、管理運営に要する経費についてお示ししまして、9番におきましては、資格などの事項について明らかにすることを明示しております。  13番では、審査といたしまして、選考方法等について規定をしてございます。  15番は指定管理者の指定及び協定の締結についてお示ししたものでございます。  別紙1以降につきましては、本日視察をしていただきました施設の図面のほうが添付されている状況でございます。  次に、資料3のほうをお願いいたします。  資料3につきましては、団体概要書でございます。今回、狭山市ふれあい健康センター指定管理者候補者となったオーエンス・アイルグループを構成いたします株式会社オーエンスとアイルコーポレーション株式会社の会社概要をお示ししたものでございます。1ページ目がオーエンスでございまして、2ページ目でございますけれども、アイルコーポレーション株式会社のほうの団体概要書を添付してございます。  資料4につきましては、受託事業の実績概要書であります。株式会社オーエンスとアイルコーポレーション株式会社がこれまで受託した事業の実績についての概要をお示ししたものでございます。構成2団体のグループとして公の施設の埼玉県内での受託実績では、吉川市民交流センターのおあしすを初めといたしまして12件が、狭山市内では、受託実績としまして狭山市ふれあい健康センターサピオ稲荷山1件と、株式会社オーエンスとは別のグループではございますが、富士見公民館を初めとした市立公民館3館のほうの受託実績がございます。  資料5につきましては、提案内容の説明資料であります。これから2年間の指定管理を行っていく上で、基本方針として施設の管理運営を行う上での基本的な考え方、達成目標や平等な利用の確保、コスト削減などについてうたってございまして、1枚めくっていただきまして、こちらにつきましては、運営及び維持管理につきまして、利用者に対するサービスの向上及び利用者の安全対策、個人情報の保護、運営体制、職員の配置等についてお示ししているところでございます。  次ページの事業につきましては、事業概要と利用者の声を反映させる仕組みについて、最後にその他といたしまして、企業としての特記事項をお示ししたものでございます。  以上で説明を終わりますが、よろしくお願い申し上げます。 △議案質疑大沢えみ子 委員 ふれあい健康センターサピオについて、本会議でもるるご質疑がございましたとおり、2年後に向けて民営化というような方針で、そこに向かって当面延長するというような認識でおります。ただ、当初この施設については、売却の相手先が見つからなければ除却というような話もある中で、現在では健康増進の機能は残すというような方針になってきているというふうに思います。改めてこの施設の意義や、ここで民間売却に向けて2年延長されたということも含めまして、この施設の必要性について現在どのような認識なのか、改めてお示しください。 ◎健康づくり支援課長 先ほどお話がございましたように、健康増進施設としての機能のほうは維持していくということは、いまだ変わっていない状況でございます。民営化ということで今動いている状況もございますけれども、基本的にはこの機能のほうを維持した上での売却、または民営化を進めているところでございますので、今の状況の変更等はないと考えているところでございます。以上でございます。 ◆大沢えみ子 委員 ここについては、2年間ではありますけれども、さまざまな新規事業の提案もあるかというふうに思います。特徴的な事業者からの提案がありましたらお示しいただきたいと思います。 ◎健康づくり支援課長 新たな事業の取り組みでございますが、2年間という中で、自主事業の中で大きな変化はございませんが、今回の提案事項の中では、ストレッチとスイムによります泳ぐ前の体幹の強化ストレッチの学び、またプールで泳ぐフォームの学びの教室、また親子救急法といいまして、簡単な応急処置の方法を、訓練用のAEDを使いまして心肺蘇生等を学ぶ教室の提案をされているところでございます。以上でございます。 ◆大沢えみ子 委員 このほかにも、新しく古式泳法でしょうか、何か新しいこれまでにないようなところも提案で見受けられたんですが、もう一つ、利益の20%が上がった場合については、それについては、市のほうに還元したいというご提案もあったかというふうに思うんですが、これは新規ではないですか。前回もあったんでしょうか。 ◎健康づくり支援課長 新たな事業でございまして、今回は全体の事業の収益状況によりまして、利益が上がった場合については、その20%を還元して工事費、または修繕のほうに充てていただくという形の提案が新たに出ているところでございます。以上でございます。 ◆大沢えみ子 委員 収益というか、基本的には余り上がらない部分だとは思いますけれども、ただ上がった場合には、そういった形で自社のほうではなく、地域のほうに還元していただけるという提案についてはすごくありがたいなと思っています。提案書を見ますと、ほかのところではそういったものを原資にいろいろスポーツ講座ですとか、そういったところに、イベントとか事業として実施して還元をしているというところが多いようなんですけれども、狭山のサピオに関していうと、修繕料が非常に大きいというようなことから、そういったところの積み立てにという点では、状況もよく把握されておられるんだろうなという気がしています。  私も提案書を拝見させていただきましたけれども、先ほど課長、それから本会議で部長のほうも、特命にした理由としては、民営化に向けた協力が得られるというふうにおっしゃいましたけれども、私は民営化というか、売却に向けた準備というよりは、この2年間、できれば多分この先もここを健康増進機能として頑張ってやっていきたいという、事業者さんの非常に強い決意をやはり感じる内容だったかなというふうに認識しているんです。そういう点では、民営化に向けた協議というのが具体的に今後どのように進められていくのか、2年間ですので、この間は民営化に向けた協議をしながらも、当然その中の事業はきっちりやっていかなければいけないんですけれども、具体的にどのような協議がどのようなスケジュールで進められていくのか、また、指定管理料についても大きな変更はないと思うんですけれども、そういった民営化に向けてさまざまな準備等もあるかと思うんですが、そのあたりはどのようなスケジュールと配慮はされているのか、お願いします。 ◎健康づくり支援課長 まず、2年間のスケジュールでございますが、来年の2019年におきましては、4月以降からまた新たな利活用調査の業務委託を再度締結させていただいて、民営化に向けた内容のほうを詰めていく予定で考えてございます。このあとにまたご審議いただきます補正予算の中で、その分の予算をとらせていただいていますけれども、その中の診断の結果に基づきまして、業者のほうと調整をしていきたいと思ってございます。その後、ある程度方向が決まった場合におきましては、民営化に係る公募の要領の作成、また10月以降については、民営化に係る公募の実施をしていきまして、優先交渉権者の決定まで来年の年内中には持っていければというスケジュールを考えてございます。  1月以降3月までにつきましては、仮協定まで行ければ仮協定をした段階で、優先交渉権者と内容等協議を進めていきたいと思ってございます。2020年におきましては、具体的な内容のほうの取り組みを進めていく中では、各地元の自治会の方々、また施設を利用する方々等に継続的なご説明のほうをしていくという状況を考えてございまして、あと、修繕等が発生する場合も出てきますので、そちらの分の金額の割り振り、あといつごろやるかという時期的な内容につきましても、2020年において詰めていきたいと考えております。以上でございます。 ◆矢馳一郎 委員 狭山市の指定管理者制度運用指針のほうには、指定管理者選定に係る基本的な考え方ということで、指定期間は原則5年ですよと、ただし、施設の特性や事業などにより相応の理由がある場合は、その理由による適正な期間としますとうたってありまして、今回は民営化の方針という中で、2年という契約期間が示されているので、この2年の契約期間について幾つか質問させていただきたいと思います。  まず、その民営化の方針が出てから、現在までもいろいろなご活動をされているかと思うんですが、その期間というのはどれぐらいの期間が経過しているのか、ご説明いただきたいと思います。 ◎健康づくり支援課長 具体的には、28年度から庁内でも協議を始めさせていただいて、具体的に自治会へも29年度から本格的にご説明している状況だと思います。以上でございます。 ◆矢馳一郎 委員 そうすると、2年弱というのか、1年半強というのかちょっとわかりませんが、それぐらいの期間が経過しているわけです。これまでの民営化に向けた取り組みの中での成果はどういうものが上がってきているのか、また、最終的な決着がつくまでの中での手応えというのは、所管としてはどういうふうに感じていらっしゃるのか、この1年半を考えていただいてご答弁いただきたいと思います。 ◎健康づくり支援課長 まず、2年間の取り組みにつきましては、各地元の自治会等におきましても数回、関係します上諏訪自治会と鵜ノ木第二・第三自治会のほうの関係者に、ご説明をしてきている状況でございます。その中では、いろいろご意見はございますけれども、ある程度そういう状況であれば、どういう状況になるのかわかりませんけれども、協力していただけることもお話が出ています。一部は反対等の意見もございましたけれども、そういう状況で今は来ているところです。それに基づきまして、今年度委託契約を結びまして、実際にそういう事業者があるのかどうかというのを今判断させていただいている状況の中で、十数社の中で今委託会社のほうから事業者に当たっていただいている状況でございますけれども、その中では、具体的な詳しい劣化の状況等をもう少し欲しいという意見がございまして、そこで今とまっている状況がございます。そういうものを含めまして、来年度も継続的に実施していく中で、来年度中には新たな方向が見出せると考えているところでございます。以上でございます。 ◆矢馳一郎 委員 今ご説明の中で、コンサルに十数社当たってもらっているという話だったんですけれども、もう少しそのコンサルにどういう形でどういうことをやっていただいているのか、ご説明をお願いしたいと思います。 ◎健康づくり支援課長 まずは、説明の中で施設の維持管理の状況ですとか、運営の利用状況、あと現地の調査の既存の資料からその調査のほうの内容をまとめさせていただいて、それをもとに民営化に向けた手法としまして、施設の譲渡、あと施設の運営権の譲渡、コンセッション方式と呼ばれる方法も含めてなんですけれども、あと施設の賃貸借の3つの項目について、その民間の業者のほうと話し合いをさせていただいたところでございます。以上でございます。 ◆矢馳一郎 委員 本会議のお話の中では、このコンサルタントの調査報告の最終的な結果というのがまだ受領できていないというようなご説明だったかと思いますけれども、この106号の議案で今回もうタイムリミット的に指定管理者の更新等について話し合わなければいけないのに、何ゆえにそのコンサルタントの調査報告が間に合っていないのか、それはどういう原因なんでしょうか。 ◎健康づくり支援課長 おっしゃるとおりです。当初の予定でございますと、10月末までに報告が出る予定でございましたけれども、先ほどの十数社の民間業者のほうとの話し合いの中では、やはり疑問的な要素が出てくるところがありまして、委託契約のほうを今年度末まで、期間だけ延ばさせていただいた状況でございます。その関係におきまして、まだ最終的な報告のほうが上がっていないという状況でございます。以上でございます。 ◆矢馳一郎 委員 先ほどのお話の中で、コンサルタントが十数社の民間企業と話し合う中で、もう少しこの詳細が欲しいと、これはちょっとこの後の109号にかかわってきますけれども、そういうお話がありました。逆に言えば、そのコンサルタントはそういった詳細を持ち合わせない中で、十数社と今まで何ヵ月もかけて話してきたという、そういうことになるんでしょうか。 ◎健康づくり支援課長 こちらの件につきましては、委託契約をする前に、現在の指定管理者のほうで、修繕内容について以前からの提案もあった状況もありまして、それを加味しますと、今のふれあい健康センターサピオにつきましては、まず中央監視室のほうがもう20年経過しているということで、その分の修繕が、約2,000万円程度の予算の計上が上がっています。あとは、さっき見ていただきました地下の配管におきましても、かなり修理をしているところは全て取りかえなくてはいけないという提案がありまして、そこが大ごとになってございますので、そちらのほうで判断して委託をして、民間のほうの企業と交渉はしていただいたという状況でございますので、当初から材料がなかったというわけではございませんので、そういう材料をもとに調査ができるという判断の中でお願いした経緯がございます。以上でございます。 ◆矢馳一郎 委員 そもそも論としては、当初の民営化に関する話としては、今年度中にある程度めどがつくような形で進めていくというのが一番最初の話だったかと思います。もちろん私も今日見させてもらって、あれだけいろいろな設備が複雑にかかわり合っている施設ですので、そんなに一足飛びにいろんなことが進まないのはもう十分理解しています。とはいえ、最初の予定というか、目標どおりにスケジュールが進まなかったのは事実だと思うんです。例えば、今回もそのコンサルタントの調査報告も間に合っていないと、それもいろんな事情があるのはわかります。ということであれば、ここでその契約期間を無理に2年に設定する理由について、若干疑問を感じてしまうというか、狭山市の指定管理の基本的な考え方であれば原則5年、今まで3年というのは指定管理の期間として実績として実際にあるという中で、それをさらにもう一年短くして2年にすると、それをどうしてもここでしなければいけない理由というのは、どういう理由でこの2年というさらにイレギュラーな契約期間を設定するんでしょうか。 ◎健康づくり支援課長 今まで当初の予定では、今年度中に方向を決めるということを前提としまして、まずは委託契約の中で動いてきた経緯がございます。議員おっしゃるように、予想が甘かったといえばそれまでかもしれませんけれども、あくまでも早急な対応の中で結論を出したかったというのはございます。委託契約の中でいろいろ業者のほうの打ち合わせの中で、いろんな疑問が出てきている状況なので、まずそれを払拭しまして、また改めて交渉した段階である程度方向が見えるということの中で、その短期間の中でできる最低限の期間を2年間として、今回は設定をさせていただいたという状況ではございます。 ◆矢馳一郎 委員 私としては、決して見込みが甘かったとか言いたいわけではありませんで、さっきも言いましたけれども、やはりあれだけの設備が複雑な施設で、さまざまなプールもあればスポーツクラブもあって、入浴施設もあったり、大型の複合施設なので、そんなに簡単に物事が進んでいかないのではないかなということを申し上げたかったんです。そういう中で、実際、さっきも言いましたけれども、今まで幾つか予想を立ててきた、例えば今年度末までにめどがつくのではないかとか、今の段階でコンサルタントから調査報告をもらえているのではないかとか、そういったものが予想どおり進んでいかない中で、私としてはここを無理に2年という形で進めなくても、5年とは言いませんが、3年の指定管理期間とかいうのは今までも実績があるわけですから、そういったものも踏まえて検討すべきではないかということは、これは意見を申し上げておきたいと思います。                                         (休憩) △議案第109号 平成30年度狭山市一般会計補正予算(第3号) △歳 入 △21款諸収入 △歳 出 △3款民生費 4款衛生費 △議案説明 ◎長寿健康部次長 議案第109号 平成30年度狭山市一般会計補正予算(第3号)の歳入についてご説明申し上げます。別冊の平成30年度狭山市一般会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の16ページ、17ページをお願いいたします。  21款諸収入、4項1目民生費受託事業収入、1節社会福祉費受託事業収入の1番後期高齢者保険事業受託収入につきましては、埼玉県後期高齢者医療広域連合からの受託事業として実施している後期高齢者健康診査において、健診結果が一定基準の方に対し、心電図検査等の追加項目として実施している詳細な健診に関して該当基準が改正されたことにより、詳細な健診の対象者の増加が見込まれることから、広域連合からの受託収入を増額するものであります。以上であります。 ◎長寿安心課長 続きまして、長寿安心課が所管する一般会計補正予算の歳出についてご説明申し上げます。同じく補正予算に関する説明書の18ページ、19ページをお願いいたします。  3款民生費、1項2目高齢者福祉費の1番高齢者支援事業費、13−50事務関係委託料の高齢者福祉システム更新委託料減につきましては、在宅高齢者の支援事業である緊急通報システムや在宅介護手当などの事業を運用しているシステムを更新する費用となります。システムを更新する理由といたしましては、現行の高齢介護・障害福祉システムは、8年が経過する中で、たび重なる改修によりシステムが煩雑化しており、今後法改正に伴うシステム変更に対応できないおそれがあることなどから、同システムを更新しようとするものです。  このシステム更新につきましては、平成30年度末の稼働を目指して公募型プロポーザル方式による募集を行いましたが、契約が不調となりました。そのため、システムの構築期間など一部仕様を見直し、再募集するに当たり、完了が来年度になる見込みのため、債務負担行為を設定の上進めることとし、本年度の予算額については全額の1,556万円を減額するものであります。  次に、13−61事業関係委託料の自立支援ショートステイ事業委託料増につきましては、在宅での養護が一時的に受けられないなどの理由により、自立の高齢者を養護老人ホームなどにショートステイさせ、日常生活の支援または指導を行うために要する費用であります。  増額の理由といたしましては、在宅での生活が困難となった高齢者を保護し、自立支援ショートステイの利用が増加したことによるものであります。自立支援ショートステイ事業委託料の今年度末までの支出予定額は約213万円となっており、当初予算額98万1,000円に対する不足額といたしまして115万円を増額しようとするものであります。以上であります。 ◎保険年金課長 続きまして、保険年金課が所管する歳出補正予算についてご説明申し上げます。  7目後期高齢者医療事業費、1番後期高齢者医療事業費、19−1後期高齢者健康診査等負担金は、健診結果が一定基準に該当する方に対し、心電図検査等、追加項目として実施している詳細な健診に対して該当基準が改正されたことにより、詳細な健診の対象者の増加が見込まれることから増額するものであります。以上であります。 ◎健康づくり支援課長 続きまして、健康づくり支援課が所管します歳出補正予算についてご説明いたします。予算書の20ページ、21ページをお願いいたします。  4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費の1ふれあい健康センター管理事業費の13−50事業関係委託料の劣化状況調査委託料は、ふれあい健康センターの民営化に向け、施設設備の詳細な劣化状況を確認し、改修費用を把握する必要が生じたため、劣化状況調査業務委託料を追加するものであります。説明は以上でございます。 △議案質疑大沢えみ子 委員 19ページの高齢者支援事業の中でお伺いをいたします。  高齢者福祉システムの更新委託料、先ほど説明していただいたように、プロポーザルで行ったんだけれども不調であったということなんですが、これは一番大きな原因というのはどのような点だったのか、それが一つ、それから、緊急通報システム等のものが今後の改正に対応できなくなるのを見越してというご説明でいえば、緊急的に対応しなければいけないものではないのかなというイメージは持っているんですが、来年以降に予算を申し送るということで、対応に不備が出るようなことがないのかどうなのか、そのあたりをお願いします。 ◎長寿安心課長 まず、当初の予定では、募集から決定までのスケジュールといたしましては、10月に実施の公表、それから参加の表明、そしてプロポーザル関係書類要請書の交付、質問書の提出、質問の回答書の交付、提案書の提出までで、11月の冒頭を予定しておりました。この中で、参加の表明まではあったわけなんですが、その後辞退の届け出があったものでございます。辞退の内容は、年度末までに構築ができないということでございましたので、それを今度債務負担行為でやるものにつきましては、ここの時点でも5ヵ月間ぐらいの期間はとれるというふうに見込んでおったんですが、そこではできないということですので、6ヵ月を見込んで今後の事務を進めてまいりたいと思います。緊急通報サービスとかそういった業務についてやっているということを申し上げましたが、その辺は現在のところでも対応できておりますし、そこで支障が出るようなことはございません。大丈夫でございます。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 わかりました。参加表明まではあったけれども、期間の問題で辞退になったということなのであれば、期間が延びれば可能であるというご判断のもと、来年にということなんだと思うんですけれども、今後こういったことというのは想定をされるのでしょうか。いわゆるシステム改修はすごいいろんなところで出てきていると思うんですけれども、今回に限ったことというふうなイメージなのか、それとも例えば今後さまざまなシステム改修を行っていくに当たって、年度当初から要は1年ぐらいのそういう構築期間を見越した上で募集をかけるですとか、そういったことが必要になってくるという想定があるのかないのか、それから想定価格等については、何か大きな変更や減少というか、そういったものがあったのかどうなのか、そのあたりももう一度確認させてください。 ◎長寿安心課長 期間がどれくらいというのは、改修する、あるいは更新する業務によって違うかとは思います。今回は高齢介護、障害と同じシステムを今まで運用しておりまして、その中での予算でもありました。障害のほうのシステムの業者が決まった後からの動きではありましたが、そういった意味では、準備ができるものは早目に進めるというようなことは今後必要になってくるかと思います。あと、ぎりぎりではなく、余裕を持って事務を進めるというような、当たり前のことですが、そういったところは頭に入れてやっていきたいと思います。  あと、ちょっと業者から聞いた中では、SEが不足しているようなところもありまして、東京オリンピックまでは厳しいみたいな話もちょっと聞いているところではございます。それが理由とは限りませんが。価格につきましては、参考見積もりに基づいて設定しておりますので、特段の差があるというようなことはないものではないかと考えております。以上であります。 ◆大沢えみ子 委員 もう一点、21ページの保健衛生総務費の中のふれあい健康センター管理事業費についてお伺いをいたします。劣化状況調査をやっていただけるということで、本会議の質疑の中でも、具体的にはエックス線とか配管内の調査とか、コンクリートの強度等をチェックするということでございますが、期間としてはどれぐらい必要なものなのか、今日視察の中で下のボイラー室等も見せていただきましたけれども、かなり詳細な検査を行うとなると、館の休館とかそういったものが必要になってくるのかどうなのか、利用者さんのほうについては影響がないのかどうなのか、もう一度具体的な検査内容等も含めましてご説明をお願いしたいと思います。 ◎健康づくり支援課長 今回の劣化診断の調査内容につきましては、今議員おっしゃるとおり、建物の設備、現況の調査、エックス線等によりまして館内でカメラ等を使うということとなっておりますけれども、詳細につきましては、外壁におきましてもコア抜きということで、予定どおり8ヵ所コア抜きをしまして、コンクリートの強度の状況を確認させていただく内容も入ってございます。  また、エックス線等についての内容につきましても、館内のカメラ、先ほど地下のほうはごらんいただいたんですけれども、見られるところは確認しまして、中がどうなっているのかというのも、把握していくということの調査も入ってございます。  あと、手の届く範囲の中で確認をしていくという業務のほうも入ってございます。期間的には2週間弱程度で完了はできるという話を伺っておりますので、来年の2月にちょうどボイラーの点検により休館がございますので、その期間に調査のほうを実施し、3月末までには報告を上げていただくというスケジュールになってございます。以上でございます。                                         (休憩) △採 決   議案第102号   総員   原案可決   議案第103号   多数   原案可決   議案第104号   多数   原案可決   議案第105号   総員   原案可決   議案第106号   総員   原案可決(※退室した委員を除く)   議案第109号   総員   原案可決  以上をもって閉会。午後 1時16分 署 名  文教厚生委員長    金 子 広 和...