総合政策部長、
総務部長、
市民部長、
環境経済部長、
関係部次長、
関係課長
◇
委員会に出席した
事務局職員
久保田 智
事務局主査
午前 9時00分
開議
△
議案第86号
狭山市
市民交流センター及び
狭山市
駅西口市民広場の
指定管理者の
指定について
△
議案説明
◎
市民生活課長 先日の
審査では大変失礼いたしました。
議案第86
号参考資料につきまして、ご
指摘いただきました点を含めまして、改めて
内容を見直し、手直しを行い、本日、お手元に提示させていただきましたので、ご
説明いたします。
資料4の
団体概要をごらんいただきたいと思います。
団体概要のうち、
受託実績につきましては、ご
指摘もございましたが、他市での
指定管理者、あるいは
業務委託の
実績を記載することとしておりましたが、4番目の
株式会社エスアンドエスデベロップメントにつきましては、表記の中で「他市の」という文言が抜けていたため、「他市の」を加えまして、「他市の
指定管理者及び
業務委託の
実績なし」という記載といたしました。これにあわせまして、
資料5のほうの
受託事業実績概要書につきましては、他市での主な
指定管理者及び
業務委託の
実績を掲載することとしておりますので、
株式会社エスアンドエスデベロップメントにつきましては、他市での
指定管理者及び
業務委託の
実績がありませんので、
概要書は削除させていただきました。
なお、ほかの
構成団体の
受託実績につきましても、他市での
指定管理者及び
業務委託の
実績を記載するとともに、
概要書のほうにつきましては、主な
受託実績を記載いたしました。
今後、
参考資料提出に当たりましては、
十分注意を払いまして
チェックしてまいります。大変申しわけございませんでした。どうぞよろしくお願いいたします。
△
議案質疑
◆
高橋ブラクソン久美子 委員 どうしてこういうふうなことになってしまったのか。
◎
市民生活課長 団体概要につきましては、
先方から提出されました
資料をもとに、私
どものほうで
議案審査にかかわる
参考資料ということで調製させていただいたんですが、私
どもの
チェックのほうが甘かったということで、大変申しわけございませんでした。
◆
高橋ブラクソン久美子 委員 3日間ぐらいあったわけですけれ
ども、直してもらうに当たっては、どういうふうに直してもらったんですか。
向こうのほうに言って直したか、こちらが
向こうのヒアリングでもって直したのか、どういうふうに直したんですか。
◎
市民生活課長 今回の見直しにつきましては、時間がない
関係もございまして、
先方のほうに電話で確認いたしまして、
概要のほうを確認した上で、私
どもで手直しさせていただきました。
以上です。
◆
高橋ブラクソン久美子 委員 要するに、全ての
受託事業実績概要書に
変更があるように見えますけれ
ども、では、全ての会社というか、確認をとったわけですね。
◎
市民生活課長 受託事業実績概要書のほうにつきましては、主な
受託実績ということで記載しておりますので、それについて確認した上で、改めて本日提出させていただいたものでございます。
以上です。
◆
高橋ブラクソン久美子 委員 書類の
審査の
ミスですと言うけれ
ども、どうやって
書類を
審査して、1者しかないんだから、
比較ができないんだから、せめてそのぐらいはちゃんと
書類を見なければならないんだけれ
ども、どういう
体制でもって
書類を見ているのか。
◎
市民生活課長 これにつきましては、担当を初め、私、
課長職が
内容のほうを見させていただきまして実行した次第でございます。
以上です。
◆
高橋ブラクソン久美子 委員 だって、議長1人がぱっと見ただけでもってわかるような
ミスが、どうしてそんなにいっぱいでもって
チェックしているのに見つけられないのか。
そこら辺が、もしこれを通すにしても通さないにしても、やはり
チェック体制を変えないと、今後のこともあるし、これだけの問題では済まないような気がするんだよね。私たちも目を皿にしてこれから見なくてはいけないし、
部長に聞くけれ
ども、今回の
ミスだけでは済まないし、何人も見ているというのに、1人の
指摘であるわけでしょう。
そこら辺、どういうふうに考えているんですか。ちょっと聞かせてください。
◎
市民部長 お答えいたします。
本当に
議会のほうに提出させていただく
資料として
チェックが及んでいなかったということで、本当に
皆様に大変なご迷惑をおかけしたと思っております。
今後このようなことがないように、段階を経て、
幾つかの
チェックを経て、このようなことがないように対応してまいりたいと考えております。
以上であります。
◆
高橋ブラクソン久美子 委員 幾つかのところだと
競争性があるから、それでいろいろな面でもって
比較もできるけれ
ども、
一つのところでは
競争性がないし、そもそも
競争しないものを提示すること自体にも、ある程度の理由がなかったらいけないわけではないですか。それなのに、提示したものがずさんだったら、本当にここだけではなくて、よしとしたその
決定過程にも問題があるのではないかと思うではないですか。ここら辺の
決定過程、どうやってこれでよしとしたのか、もう一度話してもらいたい。この1者でいいんだ、これでいいんだと。
◎
市民部長 お答えいたします。
当初、
数者見えていただいたわけでありますけれ
ども、
市民交流センターにつきましては
複合施設ということで、多岐にわたる機能の中でそれに対応していかなくてはいけないということで、
数者に及ぶ
企業体というんですか、合同の
企業から
提案をいただくといった中で、ここで改めてまた
市民広場というものも追加した中で、さらに
困難性というものが加わってしまったのかなというふうなことであるのも
一つの要因なのかなと考えております。
そういった中では、分割して
指定管理をするといったことも
一つの
方法であるのかなと思っておりますので、今後につきましては、そのようなことも検討する中で、一番いい
方法というもので対応していきたいと思っております。
また、
書類の
審査等におきましては、先ほど申し上げましたように、数字の
チェックですとか
提案内容の
チェック、そういったところに重点が置かれた中で、他の分野の
部分について少しおろそかになってしまったといったところで、
皆様にご迷惑をおかけしてしまったところもありますので、今後におきましては、このようなことがないように、
複数の
チェックを経て、十分配慮してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
以上であります。
◆
町田昌弘 委員 今回のこの
指定管理者、ほかになかったということで、この1者ということなんですね。
それで今、
部長の答弁がありましたように、
市民広場を含めて、なおほかの
業者が入れない、そんな難しいようなお話があったので、やはりこれは
指定管理者を今後
指定するに当たりまして、
施設全部ではなくて、個々に少し
指定箇所を分けてやるような
方法も、
競争性という
意味では必要かなと思っているんですよ。
それで、先日もお話しした軽食の喫茶店なんですけれ
ども、
チェーン店ですと限界があるということなんですよね。
狭山市の駅前で
地場産のお茶もそうですし、野菜もそうですし、
里芋コロッケとかいろいろなものをそこで提供するには、やはり地元の
業者とかを入れてもらって提供したほうが、私は
柔軟性があるのかなというふうに思っています。その辺も含めて今後考えていただければなと思いますので、これは
意見として要望させていただきます。
◆
中村正義 委員 今、
部長の話の中に、
困難性が伴うので、問い合わせがあったけれ
ども、1者しかなかったという話ですけれ
ども、これは5年前に
募集したときには
複数あったわけですよね。何者ありましたか。
(
休憩)
◎
市民生活課長 お答えいたします。
前回、当初の
指定管理の
応募団体の
状況でございますが、合計で6
団体といいますか、
単独1を含めまして6つの
団体が
応募してきた
状況でございます。
以上です。
◆
中村正義 委員 そういう
状況からすると、
広場が加わったからといって、1者しかないというのはちょっと考えられないですよね、常識で考えれば。6者もあったという
実績から考えれば、いわゆる
募集に際してどういう
募集をされたのかなというのが
一つには課題になるのではないかと思うんですけれ
ども、改めて
募集の
方法についてはどういう形でやられましたか。
◎
市民生活課長 募集に当たりましては、今回特に
西口市民広場を新たに
指定管理に加えるということが大きな
変更点というんですか、付け加えられた点でございますので、そこもあわせてさらなる
狭山市
駅西口の
にぎわい創出等を調整していただくような形での
応募を期待するというようなところで
募集をかけたところでございます。
以上です。
◆
中村正義 委員 分割するという
方法が必要な
部分もあると思うんですよね。今、
町田委員が言われたような形の中で、いわゆる
地場の
業者が入れるような形に配慮するというのは、特に今の時代は必要になってくるんだと思いますけれ
ども、
西口市民広場という形の中からすると、いわゆる
市民交流センターと一体的な形で使わなければならないというのは理解できるんですよ。だから、そういう
意味では、
一つの
指定管理のほうが便利なのかもしれないけれ
ども、
そこら辺は連携しなければできない
エリアと
単独でもできる
エリアと。しかも
地域活性化のためにどういう形の区分けをしたらいいかというのは、やはり考えてもらわなければならないことではないかと思うんですけれ
ども、その点についてはどうですか。
◎
市民生活課長 確かに
市民広場を一体的にやっていただくのが一番よろしいかと思うんですが、それぞれの、
市民広場については屋外という
特性もございますので、
指定管理のほうでは市あるいは民間、
市民団体等と連携して、今まで以上の
にぎわいを創出できるような形で
提案もございますので、その辺はそれぞれの
特性を生かしながら、なおかつ
指定管理者だけでなく、それぞれいろいろな
団体との
協働も含めて、
イベント等、あるいは
管理運営について
にぎわいをより創出できるような形で進めていただければというふうに考えております。
以上です。
◆
中村正義 委員 5年間で今度の計画だと6億6,000万円あまりの
金額を計上しなければならないわけですよね。そうした中で、それだけ多額の
金額を使わなければならない
事業に対して、1グループしか
応募がなかったという形の中では、
公平性という言葉だとおかしいかもしれないけれ
ども、
競争の
原理が働かなかったという
意味では、公共的な
やり方としては好ましいことではなかったのかなというふうに感じます。
そういう
意味では、今後、仮に今回みたいに1者しか
応募がなかったときに、また1者でやるのかどうか、そうではなくて、
複数が出るような努力をするのかどうか、それをお聞きしておきたいと思います、
部長。
◎
市民部長 お答えいたします。
今回1者ということで、やはり
競争性の問題ですとか、そういったところの問題というのは実際にあると考えられます。
ただ、
広域施設として
効率性ですとかメリット、また
コスト削減といったところで、今回
応募していただいたところでこのような結果になってしまった
状況ではありますけれ
ども、先ほ
ども申し上げましたように、
エリアを分割して
公募をするですとか、その辺の
方法も十分考えられるかと思いますので、今後におきましてはそういうことも含めて、
競争原理が働く
方法の中で検討してまいりたいと考えております。
以上であります。
◆
中村正義 委員 仮にこれが通過するとして、次は5年後になるわけです。5年後は恐らく
部長も
次長も
職員としてはいらっしゃらないという形になろうかと思うので、それがきちっと5年後に伝わるように、
事務引き継ぎができるように、文書で
引き継ぎができるように、今答弁していただいたことをできるように、それはお願いしておきたいと。要望ですが、どうですか。
◎
市民生活課長 この点も含めて、多々引き継いでいかなくてはいけないこともございますので、しっかりした形で引き継いでいきたいと思います。
以上です。
◆
高橋ブラクソン久美子 委員 今の話の
引き継ぎの
部分ですけれ
ども、分割して
募集したところで1者しかなかったと。次だってそういうことがあると思うんですよね。そうなったときに、その後でもって分割して業務発注するなりしていくんでしょうけれ
ども、やはり時間的な余裕を持ってやらないといけないというのが1点目、
指定管理者の
指定に関しては。
2点目は、
契約の
状況で1者しか来なかったときに、5年
契約でやったけれ
ども、
競争の
原理が働かなかったので、とりあえず前のところを1年業務延長して、その間に新しい
業務委託の形とかそういうものを検討して、次の年にもう一度仕切り直しをするとか、そういう立ちどまって考える勇気というのかな、それも視野にこういう
指定管理者制度を運営しなくてはだめかもしれない。これが
一つの他山の石ではなくて、みずからの経験として
競争原理が働かないときにはどうやっていくかについて、ちゃんと
当該指定管理者だけではなくて、上とも相談して、1年早くにするか、1者の場合は
契約して、その間に
変更の余地もあるという形での
指定管理の
やり方をするというのを初めから明らかにしなければならないと私は感じています。これは私の
意見なんですけれ
ども。そうでないと、12
月議会でもってこれを否定したとしたら、次はもうどうなるのかしらと心配で、これは否決できませんよ、したくたって。ですから、
公募をするときに、もっと前からやるか、それでなかったら、1者の場合は前のところに引き続いて1年やってもらうけれ
ども、その間にもう一度
指定管理の
やり方とか
業務委託の
やり方を考えて仕切り直すんだと、そういう
制度をつくっておかなければだめだね。それでなかったら、こんな
資料と言ったら悪いけれ
ども、差しかえがあるような
資料だって、私は本当は自分の態度を決めかねますもんね。私の
意見です。
○太田博希
委員長 最後に、
委員長から一言。
今回の件につきましては、
審査を延長してきょうに至っているという中で、提出された
資料等について、きちっと正確なものをとなると、やはりこういったことの
再発がないような
再発防止策、具体的に今回の
問題点を出して対策を練ってそれを実践してということで、これは市民部問わず、全庁的にそういったきちっとした
体制、習慣をつけていただきたいなと思いますので、強く私のほうからも要望しておきますので、よろしくお願いいたします。
(
休憩)
△採 決
議案第75号
総員 原案可決
議案第76号
総員 原案可決
議案第77号
総員 原案可決
議案第78号
総員 原案可決
議案第85号
総員 原案可決
議案第86号 多数
原案可決
議案第88号 多数
原案可決
以上をもって閉会。午前 9時57分
署 名
総務経済委員長 太 田 博 希
総務経済委員会要求資料
1.
平成28年度
基金増減表
2.
住民票(見本)
3.
総務省パンフレット...