狭山市議会 > 2016-12-05 >
平成28年 12月 総務経済委員会(4回)−12月05日-02号

ツイート シェア
  1. 狭山市議会 2016-12-05
    平成28年 12月 総務経済委員会(4回)−12月05日-02号


    取得元: 狭山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-16
    平成28年 12月 総務経済委員会(4回)−12月05日-02号平成28年 12月 総務経済委員会(4回) 総務経済委員会記録(第2日) ◇開催日時  平成28年12月5日(月曜日) ◇開催場所  第1委員会室付議事件  議案第86号 狭山市民交流センター及び狭山駅西口市民広場指定管               理者指定について         (採決) 午前 9時00分開議出席委員 8名  太田博希       委員長      三浦和也  副委員長  高橋ブラクソン久美子 委員       加賀谷 勉 委員  猪股嘉直       委員       中村正義  委員  田村秀二       委員       町田昌弘  委員欠席委員 な し ◇説明のための出席者
     総合政策部長総務部長市民部長環境経済部長関係部次長関係課長委員会に出席した事務局職員  久保田   智  事務局主査 午前 9時00分開議議案第86号 狭山市民交流センター及び狭山駅西口市民広場指定管理者指定について △議案説明市民生活課長 先日の審査では大変失礼いたしました。  議案第86号参考資料につきまして、ご指摘いただきました点を含めまして、改めて内容を見直し、手直しを行い、本日、お手元に提示させていただきましたので、ご説明いたします。  資料4の団体概要をごらんいただきたいと思います。  団体概要のうち、受託実績につきましては、ご指摘もございましたが、他市での指定管理者、あるいは業務委託実績を記載することとしておりましたが、4番目の株式会社エスアンドエスデベロップメントにつきましては、表記の中で「他市の」という文言が抜けていたため、「他市の」を加えまして、「他市の指定管理者及び業務委託実績なし」という記載といたしました。これにあわせまして、資料5のほうの受託事業実績概要書につきましては、他市での主な指定管理者及び業務委託実績を掲載することとしておりますので、株式会社エスアンドエスデベロップメントにつきましては、他市での指定管理者及び業務委託実績がありませんので、概要書は削除させていただきました。  なお、ほかの構成団体受託実績につきましても、他市での指定管理者及び業務委託実績を記載するとともに、概要書のほうにつきましては、主な受託実績を記載いたしました。  今後、参考資料提出に当たりましては、十分注意を払いましてチェックしてまいります。大変申しわけございませんでした。どうぞよろしくお願いいたします。 △議案質疑高橋ブラクソン久美子 委員 どうしてこういうふうなことになってしまったのか。 ◎市民生活課長 団体概要につきましては、先方から提出されました資料をもとに、私どものほうで議案審査にかかわる参考資料ということで調製させていただいたんですが、私どもチェックのほうが甘かったということで、大変申しわけございませんでした。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 3日間ぐらいあったわけですけれども、直してもらうに当たっては、どういうふうに直してもらったんですか。向こうのほうに言って直したか、こちらが向こうのヒアリングでもって直したのか、どういうふうに直したんですか。 ◎市民生活課長 今回の見直しにつきましては、時間がない関係もございまして、先方のほうに電話で確認いたしまして、概要のほうを確認した上で、私どもで手直しさせていただきました。  以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 要するに、全ての受託事業実績概要書変更があるように見えますけれども、では、全ての会社というか、確認をとったわけですね。 ◎市民生活課長 受託事業実績概要書のほうにつきましては、主な受託実績ということで記載しておりますので、それについて確認した上で、改めて本日提出させていただいたものでございます。  以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 書類審査ミスですと言うけれども、どうやって書類審査して、1者しかないんだから、比較ができないんだから、せめてそのぐらいはちゃんと書類を見なければならないんだけれども、どういう体制でもって書類を見ているのか。 ◎市民生活課長 これにつきましては、担当を初め、私、課長職内容のほうを見させていただきまして実行した次第でございます。  以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 だって、議長1人がぱっと見ただけでもってわかるようなミスが、どうしてそんなにいっぱいでもってチェックしているのに見つけられないのか。そこら辺が、もしこれを通すにしても通さないにしても、やはりチェック体制を変えないと、今後のこともあるし、これだけの問題では済まないような気がするんだよね。私たちも目を皿にしてこれから見なくてはいけないし、部長に聞くけれども、今回のミスだけでは済まないし、何人も見ているというのに、1人の指摘であるわけでしょう。そこら辺、どういうふうに考えているんですか。ちょっと聞かせてください。 ◎市民部長 お答えいたします。  本当に議会のほうに提出させていただく資料としてチェックが及んでいなかったということで、本当に皆様に大変なご迷惑をおかけしたと思っております。  今後このようなことがないように、段階を経て、幾つかのチェックを経て、このようなことがないように対応してまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 幾つかのところだと競争性があるから、それでいろいろな面でもって比較もできるけれども一つのところでは競争性がないし、そもそも競争しないものを提示すること自体にも、ある程度の理由がなかったらいけないわけではないですか。それなのに、提示したものがずさんだったら、本当にここだけではなくて、よしとしたその決定過程にも問題があるのではないかと思うではないですか。ここら辺の決定過程、どうやってこれでよしとしたのか、もう一度話してもらいたい。この1者でいいんだ、これでいいんだと。 ◎市民部長 お答えいたします。  当初、数者見えていただいたわけでありますけれども市民交流センターにつきましては複合施設ということで、多岐にわたる機能の中でそれに対応していかなくてはいけないということで、数者に及ぶ企業体というんですか、合同の企業から提案をいただくといった中で、ここで改めてまた市民広場というものも追加した中で、さらに困難性というものが加わってしまったのかなというふうなことであるのも一つの要因なのかなと考えております。  そういった中では、分割して指定管理をするといったことも一つ方法であるのかなと思っておりますので、今後につきましては、そのようなことも検討する中で、一番いい方法というもので対応していきたいと思っております。  また、書類審査等におきましては、先ほど申し上げましたように、数字のチェックですとか提案内容チェック、そういったところに重点が置かれた中で、他の分野の部分について少しおろそかになってしまったといったところで、皆様にご迷惑をおかけしてしまったところもありますので、今後におきましては、このようなことがないように、複数チェックを経て、十分配慮してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  以上であります。 ◆町田昌弘 委員 今回のこの指定管理者、ほかになかったということで、この1者ということなんですね。  それで今、部長の答弁がありましたように、市民広場を含めて、なおほかの業者が入れない、そんな難しいようなお話があったので、やはりこれは指定管理者を今後指定するに当たりまして、施設全部ではなくて、個々に少し指定箇所を分けてやるような方法も、競争性という意味では必要かなと思っているんですよ。  それで、先日もお話しした軽食の喫茶店なんですけれどもチェーン店ですと限界があるということなんですよね。狭山市の駅前で地場産のお茶もそうですし、野菜もそうですし、里芋コロッケとかいろいろなものをそこで提供するには、やはり地元の業者とかを入れてもらって提供したほうが、私は柔軟性があるのかなというふうに思っています。その辺も含めて今後考えていただければなと思いますので、これは意見として要望させていただきます。 ◆中村正義 委員 今、部長の話の中に、困難性が伴うので、問い合わせがあったけれども、1者しかなかったという話ですけれども、これは5年前に募集したときには複数あったわけですよね。何者ありましたか。                                      (休憩) ◎市民生活課長 お答えいたします。  前回、当初の指定管理応募団体状況でございますが、合計で6団体といいますか、単独1を含めまして6つの団体応募してきた状況でございます。  以上です。 ◆中村正義 委員 そういう状況からすると、広場が加わったからといって、1者しかないというのはちょっと考えられないですよね、常識で考えれば。6者もあったという実績から考えれば、いわゆる募集に際してどういう募集をされたのかなというのが一つには課題になるのではないかと思うんですけれども、改めて募集方法についてはどういう形でやられましたか。 ◎市民生活課長 募集に当たりましては、今回特に西口市民広場を新たに指定管理に加えるということが大きな変更点というんですか、付け加えられた点でございますので、そこもあわせてさらなる狭山駅西口にぎわい創出等を調整していただくような形での応募を期待するというようなところで募集をかけたところでございます。  以上です。 ◆中村正義 委員 分割するという方法が必要な部分もあると思うんですよね。今、町田委員が言われたような形の中で、いわゆる地場業者が入れるような形に配慮するというのは、特に今の時代は必要になってくるんだと思いますけれども西口市民広場という形の中からすると、いわゆる市民交流センターと一体的な形で使わなければならないというのは理解できるんですよ。だから、そういう意味では、一つ指定管理のほうが便利なのかもしれないけれどもそこら辺は連携しなければできないエリア単独でもできるエリアと。しかも地域活性化のためにどういう形の区分けをしたらいいかというのは、やはり考えてもらわなければならないことではないかと思うんですけれども、その点についてはどうですか。 ◎市民生活課長 確かに市民広場を一体的にやっていただくのが一番よろしいかと思うんですが、それぞれの、市民広場については屋外という特性もございますので、指定管理のほうでは市あるいは民間、市民団体等と連携して、今まで以上のにぎわいを創出できるような形で提案もございますので、その辺はそれぞれの特性を生かしながら、なおかつ指定管理者だけでなく、それぞれいろいろな団体との協働も含めて、イベント等、あるいは管理運営についてにぎわいをより創出できるような形で進めていただければというふうに考えております。  以上です。 ◆中村正義 委員 5年間で今度の計画だと6億6,000万円あまりの金額を計上しなければならないわけですよね。そうした中で、それだけ多額の金額を使わなければならない事業に対して、1グループしか応募がなかったという形の中では、公平性という言葉だとおかしいかもしれないけれども競争原理が働かなかったという意味では、公共的なやり方としては好ましいことではなかったのかなというふうに感じます。  そういう意味では、今後、仮に今回みたいに1者しか応募がなかったときに、また1者でやるのかどうか、そうではなくて、複数が出るような努力をするのかどうか、それをお聞きしておきたいと思います、部長。 ◎市民部長 お答えいたします。  今回1者ということで、やはり競争性の問題ですとか、そういったところの問題というのは実際にあると考えられます。  ただ、広域施設として効率性ですとかメリット、またコスト削減といったところで、今回応募していただいたところでこのような結果になってしまった状況ではありますけれども、先ほども申し上げましたように、エリアを分割して公募をするですとか、その辺の方法も十分考えられるかと思いますので、今後におきましてはそういうことも含めて、競争原理が働く方法の中で検討してまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆中村正義 委員 仮にこれが通過するとして、次は5年後になるわけです。5年後は恐らく部長次長職員としてはいらっしゃらないという形になろうかと思うので、それがきちっと5年後に伝わるように、事務引き継ぎができるように、文書で引き継ぎができるように、今答弁していただいたことをできるように、それはお願いしておきたいと。要望ですが、どうですか。 ◎市民生活課長 この点も含めて、多々引き継いでいかなくてはいけないこともございますので、しっかりした形で引き継いでいきたいと思います。  以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 今の話の引き継ぎ部分ですけれども、分割して募集したところで1者しかなかったと。次だってそういうことがあると思うんですよね。そうなったときに、その後でもって分割して業務発注するなりしていくんでしょうけれども、やはり時間的な余裕を持ってやらないといけないというのが1点目、指定管理者指定に関しては。  2点目は、契約状況で1者しか来なかったときに、5年契約でやったけれども競争原理が働かなかったので、とりあえず前のところを1年業務延長して、その間に新しい業務委託の形とかそういうものを検討して、次の年にもう一度仕切り直しをするとか、そういう立ちどまって考える勇気というのかな、それも視野にこういう指定管理者制度を運営しなくてはだめかもしれない。これが一つの他山の石ではなくて、みずからの経験として競争原理が働かないときにはどうやっていくかについて、ちゃんと当該指定管理者だけではなくて、上とも相談して、1年早くにするか、1者の場合は契約して、その間に変更の余地もあるという形での指定管理やり方をするというのを初めから明らかにしなければならないと私は感じています。これは私の意見なんですけれども。そうでないと、12月議会でもってこれを否定したとしたら、次はもうどうなるのかしらと心配で、これは否決できませんよ、したくたって。ですから、公募をするときに、もっと前からやるか、それでなかったら、1者の場合は前のところに引き続いて1年やってもらうけれども、その間にもう一度指定管理やり方とか業務委託やり方を考えて仕切り直すんだと、そういう制度をつくっておかなければだめだね。それでなかったら、こんな資料と言ったら悪いけれども、差しかえがあるような資料だって、私は本当は自分の態度を決めかねますもんね。私の意見です。 ○太田博希 委員長 最後に、委員長から一言。  今回の件につきましては、審査を延長してきょうに至っているという中で、提出された資料等について、きちっと正確なものをとなると、やはりこういったことの再発がないような再発防止策、具体的に今回の問題点を出して対策を練ってそれを実践してということで、これは市民部問わず、全庁的にそういったきちっとした体制、習慣をつけていただきたいなと思いますので、強く私のほうからも要望しておきますので、よろしくお願いいたします。                                       (休憩) △採 決   議案第75号   総員   原案可決   議案第76号   総員   原案可決   議案第77号   総員   原案可決   議案第78号   総員   原案可決   議案第85号   総員   原案可決   議案第86号   多数   原案可決   議案第88号   多数   原案可決  以上をもって閉会。午前 9時57分 署 名  総務経済委員長   太 田 博 希 総務経済委員会要求資料 1.平成28年度基金増減表 2.住民票(見本) 3.総務省パンフレット...